日常のページ

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6/1() 一昨日の新聞で浮島丸事件の判決が出ていた。戦後、連行されてきた朝鮮人を北海道から乗せ、舞鶴港で米軍の機雷に触れ爆発、沈没した4700トンの船に乗り合わせた朝鮮人が日本政府を相手に謝罪と補償を求めて起こしていた裁判で、高裁は請求を棄却した。この朝鮮人の息子さんが原告となっているのだが、何か違和感を感じる。原告の言い分によると、この船は自爆したとのこと。戦後、朝鮮人の暴動を恐れた日本政府が早く本国に朝鮮人を帰してしまおうと、政策的に船を出していたのだが、この船が沈没したのである。50年前の日本政府に謝罪しろと言うのならわからん話でもないのだが、亡くなった方の息子さんが謝罪を現在の日本政府に求めて、補償せよというのは、何かおかしい。われわれの税金がそれに使われるのなら反対と言わざるを得ない。謎の事件は謎のままになって、真相究明は50年の日々に大きく遮られている。

 

6/2(月) フランスのエビアンでG8サミットが開催されている。小泉首相はロシア訪問の後、これに参加するスケジュールなので、他の首脳とも事前に会談が出来て良い雰囲気づくりが出来たようである。どうも日本人の首相は、こういう場では、背の低さや、言葉の問題もあり、なかなか劣等感を感じる場面が多かったが、この直前にブッシュ大統領の別荘に招かれたり、中国の新主席と会談したり、外務省のお膳立ての良さのおかげで、成功したようなもので、このごろスカタン続きの外務省にとっては、少しだけ名誉回復といったところだろうか・・・。アメリカと仏独の仲直りは少し難しいようだが・・・。

 

6/3(火) 自民党の麻生氏が、朝鮮人の創氏改名は朝鮮人の要望で始まったことだと言って、物議を醸している。もともとこの麻生氏は少し鷹派的な発言が多い人だったけど、今回の発言の注目点は、まんざら氏の言ったことも嘘ではなかったという点においては、注目すべき部分があった。事実、満州なんかでは、朝鮮名だと差別を受けたので、そのことを隠して、仕事をしていた人も多かったのである。もともと「氏」という概念が朝鮮では全く無かった。金さんと朴さんが結婚しても、このお国では一生、姓が変わらなかったので、家族概念を氏という形で強要したのは、確かに日本の統治政策のせいである。事実、80%もの朝鮮人が日本的な名前に改名されたのは事実で、現在でも在日朝鮮人の方の多くが通名を使用している。麻生氏の発言は、その根っこに人間として互いを認め合うという視点が薄いという部分が問題なのである。その反面、あまりにも戦後韓国で現在も行われている反日捏造教育の行き過ぎも、同盟国として日本政府は指摘すべき時期に来ているのかも知れない。そうでないと、日本と韓国の関係はゆがんだまま、正常化するのにまだ半世紀以上の時間がかかってしまうと思う。

 

6/4(水) 韓国のお年寄りは、よく昔のことを知っているはずである。日本が併合する以前の朝鮮は確かに世界最貧国の一つで、衛生概念も低く、疫病も流行り、どん底の国だった。李氏朝鮮の時代は、典型的な封建主義のお国で、人種差別は酷く、多くの農民は飢餓に苦しんでいた。文盲率も高く、文字の読み書き出来ない人が9割9分以上。日本でも大昔、田舎にゆけば恐らくそんなものだっただろうが、それと似たような状況であったと思う。日本は、江戸末期のペリーの来航によって少し早く開国したお陰で、いろいろな分野で近代化が進んだが、昭和10年代の朝鮮は、まだまだひどい状況であった。もともと中国の属国であることが多かったこの地域にはなかなか国としての自覚が無く、一部の豪族がその地域を支配して、民を働かせ搾取をしていたというのが、そのころの実状だったのである。日本はそんな朝鮮に進出して、日本独特の支配政策をしている。イギリスやオランダ、アメリカなどの欧米列強は、植民地からは搾取するだけの政策だったのだが、日本は朝鮮に傀儡政権を建てて、その後、併合するという、朝鮮の日本化政策を行ったのである。このことが今の朝鮮の人々には屈辱に耐えないというところなのかも知れないが、実際のところ酷かった朝鮮を日本的にしたおかげで、朝鮮はいろいろに面で、飛躍的に近代化していく。朝鮮戦争後、米露両国の代理戦争の狭間で、朝鮮半島は真っ二つに割られることになるが、日本やアメリカの援助のおかげで、軍事政権下を経て、飛躍的な発展を遂げた韓国。遅れたままの北朝鮮の差はもう埋めようもないほどになっている。今の北朝鮮の酷い状況は昔の最貧国であった朝鮮そのもの。韓国のお年寄りは良い朝鮮と酷い朝鮮の両方を良く知っている。残念ながら、今の60代より若い韓国の人々は、良い時代のことしか知らない。偏った教育のおかげで、反日感も若い人ほどキツイ。日本海を東海と名前を変えよと要求したり、首相の靖国神社参拝を批判したり、従軍慰安婦問題やら、何かにつけて謝罪しろ、賠償しろ。と、日本に言うお国柄。一部の人が、日本への感謝の気持ちを少しでも表現したら非国民扱い。やはり日本人の感覚とは本当に異なるお国柄である・・・。

 

6/5(木) 昨夕は、中央運輸という運送会社の会合の集まりで、嵯峨にある大覚寺というお寺に行ってきた。大覚寺といえば、大沢池が境内にある大きなお寺で、天皇家とも縁が深い。もともと、皇室の別邸だったので、嵯峨御所という別称もある。華道と写経で有名なお寺で、所蔵品の中にも国の重要文化財の指定を受けている物も多い。その大覚寺のご住職の法話を聞いてから、純精進料理をいただくという趣向なのだが、この精進料理。当たり前なのだが、魚や肉などのなまぐさものは一切使ってない。刺身の代わりが胡麻豆腐。天ぷらも野菜のみ。煮物も全部が野菜やこんにゃく。どうも食べた気がしないのは、現代人の豊かな食生活のお陰か・・・。俗世から離れた嵯峨の地で、少しだけ考えさせられた日だった。

 

6/6(金) 盧大統領が今日来日。北朝鮮ともともと同じ民族である韓国は、北朝鮮に対しては当然、強行政策は採れないし、採らない。北朝鮮の核ミサイルも、韓国民のほとんどは韓国に向けたものでなく、日本に向けたものとして安心しているとの認識があるというから驚く。同胞には核ミサイルを撃たないだろうというのである。一方、日本人は、いつ暴発するかも知れない北朝鮮の核ミサイル、テポドンやノドンに、枕を高くして眠れない状況。何せ、日本は北朝鮮にとって、アメリカと並んで最大の敵と国民に徹底的に刷り込んでいるお国なのである。日韓二国間にはこんな意識の差がある。有事立法もこんな不安定な要素から立法化されつつある。ただ、これから夏に向かって北朝鮮では、一層の食糧危機が予想される。もともと穀物が収穫されるのは秋が多い。つまり夏場は昨年の食料が底をつく時期。つまり、北も柔軟な体制を採らないと、何十万の人が餓死してしまうし、食料難民、経済難民が中国や韓国に逃げ出す可能性も高くなる。腹が減っては戦は出来ぬ・・・。

 

6/7(土) いよいよお中元セールが本番。何か毎年早くなっているみたい・・・。今年は百貨店の早期攻勢が著しい。もちろんシャディの方が安くて有利なのだが、百貨店の外商部が年間100万以上お買い上げされる方は全て廻っているからやりにくい。それだけ必死な証拠である。さてはて、吉岡さん出題の目で見るクイズ。140の問題の第一ヒントで見事2番で答えて、ラッキーポイントを使ったので、1番の方が間違われたという幸運もあって、見事トップになった。少し早すぎたか・・・、これから逆転されないようにトップを維持する方が難しそう・・・。

 

6/8() それにしても、もう夏という感じ。どうやら今週ぐらいから梅雨入りになるという予想である。長い梅雨までの少しだけの夏を楽しめるのが今のこの僅かな数日だけ。今年の夏も暑くなりそうな予感・・・。

 

6/9(月) 今の時期というのは、建築には都合の良い時期なのだろうか・・・。ウチの近くでけっこう新築中の家が多い。比較的都心部なのでほとんど3階建ての小さな家が多いのだが、近くだけで、少し見渡せば3軒もある。今度、ウチの町内の増善さんという呉服屋さんが、縮小されて移転されるのを期に、ご多分に漏れず、跡地を業者がミニ開発を行って、4軒の建て売り住宅を建築するらしい。バブル時代の空き地があちこちにある中で、この手のミニ開発は業者にとってもうまみのある商売らしく、比較的大きな、といっても100坪弱程度だが・・・の土地は駐車場になるか、ミニ開発かどちらかである。町内に住人が増えるのは歓迎で、特にマンションと違って一軒家は仲間が増えるという感じだから余計良い。ただ、京都らしい町並み、といった辺はミニ開発の業者に望むべくも無く。実質、無秩序と言っても良いほど。なかなかカラフルな今風な住宅が、町家の横にどんどん出来るのだろうなぁ・・・やっぱり。。。

 

6/10(火) 北朝鮮のマンギョンボン号という貨客船が新潟への昨日の入港を断念した。一昨日のニュースでは、「sorry 出航できなくなった。なんとかかんとか」と何故か英語で、朝鮮総連へ電話で船長から連絡があったという報道だったが、昨日の報道では何故かFAXで連絡があったに変わっていた。政治的な何かが入ったのだろう。朝鮮総連は早速、政府への批判会見を開き、日本側の厳戒態勢のせいで、船の寄港ができない状況にしたと、いつものように吠えたてている。アメリカの元工作員の聴聞会発言で、この船でミサイルのための部品を運んだという証言がされたり、覚醒剤の密輸ルートになっているとか、北朝鮮からの工作員への指示のためこの船が使われているとか。疑惑のここまで膨らんだ現在、日本政府もだまって見過ごしていたのでは、国民の批判を浴びることになり、今回の措置は、当然といえば当然のなりゆきである。それより、今回のことで公になったことは、北朝鮮の貨物船が年間1300回も、日本の港に入港しているという事実である。そのうち300回以上は舞鶴港。次が境港だという。これらの貨物船が北朝鮮の生命線となっている可能性もあり、覚醒剤で不当にあげた利益で、北朝鮮は日本で食料の買い付けをしていると言う批判も、あながち嘘とは言えないだろう。これら北朝鮮の貨物船は、日本の中古自転車や、電気冷蔵庫の古いものや、あらゆる家電製品や食料品が積み込まれている。これらが、北朝鮮の大勢維持に大きな役割を果たしているという可能性も、否定は出来ない。日本は手ぬるい。日本のチェックは甘い。総連が大勢の団体で役所に押しかけて、文句を言って威嚇威圧すれば、税関なんてノーチェックになる。日本は差別するのか!という恫喝手法は、ずっとずっと続いていたようである。ゆがんだ在日朝鮮人と一部政治家、暴力団等の関係を絶たないと、この問題は解決しない。

 

6/11(水) 早起きの私は朝からニュース番組をよく見る。各番組とも、新聞各紙をざっと見せてくれるので、なかなか便利な番組である。ただ6時台のニュースと7時台のそれは内容が若干異なっていて、朝日放送は6時台によく怒ってばっかりいる「○○ケン」とかいうオッサンがなかなか面白い。いつも、何でもかんでも怒ったはるのだが、今朝はどうもトーンが低い。万景峰号に乗せるはずだった荷物が舞鶴港に移送されて、北朝鮮籍の貨物船に乗せたのだが、国土交通省がこの船に乗り込み検査したことを、こんなことはいつもやっておけ。こんな時だけやるなと、おっしゃっているのである。「いつもは何をやっていたんや」と怒ってられるのだが、そのトーンがいつもより1/100ほど低いのである。おまけに在日の人たちからの大事な荷物を送るのを邪魔するのは、とんでもないことやと、やけに養護されるのである。朝日は伝統的に朝鮮総連などの左翼系とは仲良しで、北朝鮮の共和国政策に異様に寛容で、ニュースステーションも何故か、韓国の主張である日本海を東海という呼称に替えようと言う不当なキャンペーンも黙認して支持したり、少し偏向した報道が最近目立つ。在阪キー局を順番に並べると、朝日(6)>毎日(4)>関西(8)>読売(10)という感じか・・・。少しづづ、戦後の日本の向かった方向性の揺り戻しで、日本は少し右傾化してゆくのかも知れない・・・。左翼はインテリで、右翼はアホという昔じみたイメージは、もう過去のものになりつつあると思うのだが・・・。

 

6/12(木) サラダ館では、出産内祝に赤ちゃんの写真付きのメッセージカードを無料で付けるサービスをしている。内祝の品に付けるのだが、このサービスが好調で、なかなか希望者も多い。赤ちゃんの写真をお預かりして、それをスキャナーで撮り、加工してハガキ大のカードにして、インクジェットプリンターでプリントアウトするだけなのだが、これがなかなか難しくて編集にセンスがいる。京都地区のサラダ館の集まりであるトマト会で、新聞広告を打とうという話になったが、このメッセージカードを作るフォーマットが各店バラバラで、あまり上手でない店もある。均一的なサービスを、という要望を出しているのだけどなかなかね・・・。

 

6/13(金) おっと、13日の金曜日。西洋では忌み嫌う日か・・・。さて、昨日私の家の3軒南にある元格致小学校で、グランドの端にある砂場を改良して、田んぼをつくり、そこに古代米の一つである赤米を田植えした。参加者は洛央小の6年生72人。ほとんどの子は、都会っ子だから当然だけど田植えは初めて。大騒動の田植え教室となった。この模様は今朝の京都新聞にも大きくカラーで載り、久しぶりに格致の話題が新聞に載った。

 

 6/14(土) アメリカの中東担当者が、イラクの原発攻撃実績を例に取り、北朝鮮の核開発施設への部分的な攻撃も選択肢から削除すべきでないと発言して、物議をかもしている。これには北朝鮮の放送も敏感に反応して、もし平壌に1発でも弾丸が落とされたら総攻撃に出るぞとのいつもの脅し。実際、そうなることは無いだろうが、追いつめると何をしでかすか判らない国だけに、ほんと困ったものである。隣接している韓国はもちろん、近くの日本は、出来るだけ事を荒立てないで、武力攻撃は避けたいのだが、アメリカは対岸の火事で、北朝鮮がイラクに大量破壊兵器を輸出している可能性がある限り、厳しい態度で臨むことが予想される。戦争せずに金体制を民主的な方向に向かわせる手は無いのだろうか・・・。北朝鮮も中国のように、市場経済主義に政策変更してくれれば良いのだが・・・。

 

6/15() 自衛隊をイラクに派遣するための法律が山場を迎えつつある。軍事力世界一のアメリカに次いで、実質世界第二位の軍事力を持つ日本が戦後50余年を経て、初めて海外に実質派兵する形になるだけに、議論も大きい。自民党のハト派は大量破壊兵器の除去などの仕事はしない等の条件を付けて、いわばメンツだけ立てて、了承した模様。ただ、現在のイラクは無政府状態で、イラク昔は親日派と呼ばれた方のお国柄なのだが、反米感情の中で日本軍が現地に進駐したら、どうなるのか・・・。反日国にこの国がならなければ良いのだが・・・。

さて、今日は父の日だが、しっかりお仕事が入っている。お通夜から帰ると夕食用に買っておいたお寿司は、子供に既に食べられていて、食べるものがない・・・。冷蔵庫の残り物でええや。少し寂しい日曜日か・・・。

サラダ館の事をこの日常のページで書いたら、千歳というから北海道だろうか・・・。サラダ館をやっておられる方からメールを頂戴した。出産内祝いの写真付きメッセージカードに関してである。最近お店をオープンされたばかりだそうで、ご夫婦でがんばっておられるとのこと。同じ仕事をされている仲間からのメールはありがたいもの。またお便りくださいね。

 

6/16(月) 私は格致という旧学区の広報委員長をやっている。その広報誌の集稿が土曜日あった。毎年7月25日に発刊している広報誌は、小学校の時の名残でこの時期に毎年発刊している。今年のメイン記事は中学の統合記事。下京区の町中は毎年子供の数が減り続け、今では1クラス20名以下のクラスもある惨憺たる状況。小規模校を5つまとめて統合するというのは全国的にも例がないほどの大改革。今地域では一番の関心事である。

さて、今日のニュース。滋賀県の豊郷町の小学校建設に絡むゴタゴタ騒動。それにしてもすさまじいのは、大野さんという町長と反対派住民との確執。ほんと見苦しい限りである。私はこの件に限っては、どうも「わけのわからん」ことが多すぎる。普通の感覚で行けば、100年も経った小学校を安全上の見地に経って、建て替えるという普通の話である。その建て替えに国から補助が出て、それが利権に絡んでいると建設反対側の人たちは主張している。その建物の歴史的価値があるのかどうかなのだが、それは評価する人によって、意見が異なる。古くて危険だという町長側の主張も管理者からしたら当然だし、取り壊しを阻止するために校舎内で座り込みまでして、反対するのが私には異常に見えるのだが・・・。、不思議とマスコミの報道にはこの反対側住民の肩を持つものが多い。判官贔屓。弱いものの見方というスタンスを取りたがるマスコミなのだが、結局この建物が残ることになって、新校舎の建築が進むと、今度はグランドの日当たりが悪くなると、大野町長側を批判する論評が目立つ。どうも、この町長さん昔の時代劇で言えば悪代官顔で、悪役っぽい顔つきをされているからイメージが悪いのだろうか。しかし、正当な選挙で、当選されたのだから、それに反対することは、少し大げさに言えば民主主義に反対すること。いくら自分たちの意見が受け容れられないと言って、正当な選挙に勝った町長の公約である新校舎建設を阻止するのは、いささか行き過ぎであると私は思うのであるが・・・。

 

6/17(火) 昨晩は私が10年前、平安建都1200年の時に関わった東海道五十三次お茶壺道中の同窓会。懐かしい人たちと良い時間が持てた。さて、今日の気になるニュース。古本屋さんの店主が頻発する中学生の万引きに手を焼いていて、ある中学生の万引きを警察に通報したことから話は始まった。警官に追いかけられたその中学生は、警報機の鳴っている踏切に進入、あえなく命を落としてしまった。この事件に関して、いろいろな人からその店主に「人殺し」とか「何も警察に通報までしなくても」というような批判が集中した。店主はしばらく古書店を閉店していたが、逆に「本当に悪いのは中学生」「批判に負けるな」という励ましの手紙やFAXに支えられて、何とか店を再開していたという。ところが、またまた中学生の万引きがあり、この子を通報するかどうかで、悩みに悩み、結局、通報出来なかったことから、この店主は「泥棒されても、告発することができない」という矛盾を感じ、古書店を廃業することになったとの事である。このニュースのポイントは、「何が正義か」という点に尽きる。万引きをして、追いかけられた中学生の親は、この店主を恨むだろうが、それは全くの逆恨み。人のものを盗むということが、本当の罪であるという大原則を忘れてはならないし、その親が文句を言う資格は無い。自らの子供に対するしつけのまずさを反省すべきであったろう・・・。

 

6/18(水) 目で見るクイズは、現在早押しの160点問題が出題中。現在第2ヒントが出されたところであるが、幸いにもタイミング良くラッキーポイントを使って第一ヒントで、それも一番に答えられたので得点は4倍。このおかげで現在私は何と、トップ。問題もついていて、たまたま、ピンとくる問題が多いのが今の好調の理由なのだろう。まだまだ最後の大逆転があるので、油断は出来ないが・・・。結局テレビのクイズ番組みたいに、最後の1問で大逆転なんて、あり得るから、最後のスペシャルで勝てないとなかなか優勝は難しい。

そのクイズで一緒に参加されている森さんの奥さんから昨晩電話があって、どうもウイルスに感染しているみたいとのご相談。試しに私にメールを入れてもらったら、案の定「ウイルス感染のため、ディレートとましたよ」との英語のメッセージ。私は、自分のメルアドから富士通系のプロバイダーに転送させて、それを全部ウィルスチェックがかかるようにしているので、この手のウィルスには感染しないようになっている。まぁ、ホームページを持っているものの常識というか、安全弁にしている。万一感染しているメールが来ると、どこそこからのメールはこういう種類のウイルスに感染していましたので、削除しましたという連絡が来る。よく流行っていたころには毎日のようにウィルスメールが来るので、助かっていたが、今回森さんからのはまたまた新種のウイルスの様子。聞けば、添付ファイルは開けた覚えがないし、それらしいメールも記憶がないという。ただ、ウィルスチェックのソフトは未導入で、メールではなくてもホームページの閲覧でもウイルスはいわば簡単に入る無防備な状態。まして、ご主人がヤフーのオークションをやっておられるとかで、メルアドをオープンにすると、たちの悪いヤツの標的になるケースがあると、ご忠告しておきました。やっぱり、そんな時はフリーメールのアドレスでないと、怖いからね・・・。

 

6/19(木) 今週はバレーボールウィーク。重なるときは重なるもので、今週はホントバレーボールに関するイベントが集中している。昨晩はいつもの格致体振のバレーボール。今晩は嫁さんが郁文で4校親睦バレーの練習。土曜がその4校バレーで、午後からは私が洛央小のパパさんバレー。その次の日曜日が格致の町内対抗バレーボール大会と、バレーバレーとひっきりなし。腰が痛いとか、体力の限界とか、言ってられない。とりあえず、バレーやってるときは楽しい。

 

6/20(金) あまりマスコミは騒がなかったが、小泉首相が社民党の田嶋議員辞職で繰り上げ当選になった比例議員の田英夫さんと会談した中で「奴隷の平和」という発言をしていた。以下引用。

<田>戦争体験者が少なくなった、そういう中でそろそろ憲法改正していいんじゃないかという考えが総理達の中にあるなら、私は死ねない、いつまでも生き続けなきゃならない。戦争体験者の体験を大事にすべき。
<小泉>憲法については様々話し合いがあった。自民党も結党以来自主憲法制定を言っている。非武装だから平和を守れるという考えもあるのは承知している、しかし同調できない。日本は武力を持てない、いざ侵略行為があったら非武装でと言うのは守れない。イラクも、クウェートを侵略した。様々な国が戦争を繰り返している。だから、日本が戦力を持たなければ、相手も安心して武力を持たないと言うのは安易。一度侵略されたら、と試すわけにはいかない。ひとたび全体主義、独裁主義に羽交い締めにされた国はどれほど自由を失ったか。奴隷の平和では行けない。戦争はイヤだ、侵略されるほうがいい、それは「奴隷の平和」。私は奴隷の平和は選ばない。断固たる決意を持って抵抗する。

 

以上が発言要旨なのだが、本当に考えさせられる部分がある。日本は、憲法第9条により集団的自衛権は持つが、もし北朝鮮が日本に核ミサイルを撃ち込んでも、この反撃のため自衛隊が北のミサイル基地を攻撃できない。これを同盟国であるアメリカや韓国に頼まなくてはならない。もし、仮に他国が軍隊を派兵してきて、非武装で無抵抗の戦争は嫌だという平和主義を貫いて、日本に侵攻してきた国に侵略されてしまうことになる。それでよいのかと言われれば、それは困る。自前の軍隊で自国の独立を守るというのは、永世中立国スイスでもやっていること。日本は安全保障に関しては戦後50年余り、アメリカにただ乗りしてきた。お金を払うように最近はなってきたが、これからどうするねん。いつまでもそんなことで世界に通用するのか、国連の常任理事国にもしなるんだったら、相応しいだけの国際平和に貢献せよと世界から突きつけられたらどうするねん。今、そんなところなのかも知れない。

 

6/21(土) 梅雨の中休みというか、よ〜く降ったけど、久しぶりに少しだけ晴れ間が見える。「シンク・グローバル・アクト・ローカル」という言葉がある。たとえ住んでいるのが世界の片田舎であっても、世界のことを考えて、実際の活動はその地域に密着して、世界に誇れることをする。というような意味になるだろうか・・・。日本で、イラクのことを考えるのは実感がなかなか無いが、意外と世界は繋がっているものである。イラクは親日的な人も多いお国だが、今度の戦争でそれが変わるのか。自衛隊は派兵されて、イラクの国民と直に接して、いろいろな問題が起こったときに対処するための地位協定を当事国と結ぶとする新聞報道があった。この地位協定と言えば、どうも米軍と沖縄県民といったようなイメージになるが、今度は立場が逆。日本がどう受け止められるのか未知数なまま、話は進んで行く・・・。

 

6/22() 朝から格致区民バレーボール大会。僅か7チームの出場で賞品はシューアイス。綾西町が今年の優勝候補。こことうちは2回戦で当たってしまうという悪いクジ。でも、エンジョイ、バレーボール。がんばろう・・・。

 

6/23(月) 昨日のバレーボール大会で少し身がいっていて、そこいら中が痛い・・・。珍しく1週間に3回も、それも濃いめにバレーボールしたしなぁ・・・。昨日の試合結果、綾西町にフルセットの末、惜敗。大接戦だったけど負けは負け。でも、マンションの鈴川さんをはじめ、秋川さんご夫婦も出てもらって、中田さんも応援に来て頂いた。朝一は田村君もクラブの前に出てくれたし、井藤君と私とヨメさんと、メンバーは余るぐらい揃って、ありがたかった。何より、いつも加減してやっていたバレーをこの日ばかりは思いっきり出来るのが楽しい。年に一度のお楽しみである。

 

6/24(火) 今年の梅雨は、雨はかなりたっぷりめ。これだけ、しっかり雨量のある梅雨も最近では珍しいのではないだろうか。今朝方も、昨夜も大雨続きで、庭も玄関前も池のように水たまりができている。まだ20日ほど梅雨の時期。じめじめ度とともに、気温も上がり、むしむし度も日々増してくる。さて、最終ステージに入った目で見るクイズ。だんだん難しくなってくるので、そう簡単に答えられない。「ピン」と、思いついた場合は、正解が出やすいが、このピンとくるまでがなかなか長い・・・。現在170の問題も屈辱の第四ヒントまで答えがわからなかった。あぁ情けない・・・。現在の首位がいつまでキープできるかは、これ以降にかかっている。高田さん早いしなぁ・・・。がんばろっ!

 

6/25(水) うちの会社は名神高速道路の真南にあり、高架の下3スパンほどを、トラックの車庫や社員の駐車場、また、コンテナやら部材の保管場所として、家賃80万ほど支払って借りている。そこの鉄製の両引き式の扉がとてつもなく重くて、おまけに古くて錆がでて、大の大人が全体重をかけても、うんともすんとも動かない状態になってしまった。この現象は、1年以上前からで、道路施設協会と言っていた時分から少しはあったのだが、なんせ相手はお役所。いくら言ってもナシのつぶてだった。ところが、ここ2年ほど、小泉改革のお陰か、道路公団も民営化が目前になったためか、担当者が変わったためか、いろいろ要望を聞いてもらえるようになった。公団の都合で壁の工事をした後、まんだらになっている部分をやっと塗り替えてくれたり、鉄扉の台輪を取り替えて動きやすくしてくれたり、名前が道路サービス機構とかいう、名前はまだまだお役所気分の抜けないものだが、少しづつ、少しづつだが変わってきているようである。前まで、は1つ工事をするのに黒塗りの運転手付の車で公団職員が来て、下請け業者も10人ほども来たり、何度も何度も写真を撮ったり打ち合わせをしたり、あげくに始まる工事が半年後という、民間では信じられないペースでお役所仕事が続いていたが、今度は珍しくスピーディ。今までがおかしかったのだけれどね・・・。

 

6/26(木) 昨夜はお通夜、今日はお葬式の仕事。夜は広報委員会の予定。店も忙しい。ありがたいありがたい・・・。

 

6/27(金) 少しだけバタバタの週末。また今晩から雨になるそうな。さて、どこかの衆議院議員が早稲田の集団レイプ事件の犯人を、今時の若者にしては、なかなか元気がよいと言って、またまた顰蹙を買っている。(ひゃ〜、ヒンシュクは難しい字。)近頃の若者が元気がないことを、この事件の犯人と比較して、まだこんな悪さをする子の方が、元気があって良いと言いたかったのだが、ただこの事件がレイプ事件だけに、まずかった。ただ、この議員のオッサンのボヤキも別の意味では、言いたいことは判る。マスコミはこの発言だけ捉えて、総タタキだが、このごろの若者の元気の無さも、かなり深刻な問題である。

アメリカの機関投資家は日本に投資資金が集まらない理由を、「人口の増加が見込めない国、人口が減って行く国に投資するのはどぶにカネを捨てるようなもの」であると言っていた。確かに日本は、戦後の高度成長期を経て、バブルが崩壊。もう数年先を頂点にして人口がどんどん減って行くという恐ろしい人口統計予想が出ている。人が減るということは市場が小さくなるということ。物が売れる数が減るということ。これは経済上の致命傷である。少子高齢化。子供を欲しがらない親。結婚という形を望まない若者。ちゃんと就職しなくても、なんとかフリーターで食ってゆけるという豊かさ。戦後何が何でもと、歯を食いしばって成長してきた日本はここには無い。「衣食足りて、礼節を重んず」という諺があるが、今は「衣食住足りて、自分探し、欲望探し」といったところか。若者にハングリー精神が無くなれば、向上心も低くなる。競争する気力も無ければ、目立って、頑張るための燃料も必要ない。いつか、誰かがこんな日本を変えないと、えらいことになるという危機感がみんなに無い・・・。

 

6/28(土) 先週から中元セールに入っていて、土日ももちろん休み無し。盆前までずっと営業が続く。とは言っても、天敵は雨。お客さんは雨のやみ間に来られるから、ご来店客数は天候にかなり左右される。今朝は雨だから今日は少し暇かなぁ。

大阪教育大学附属小学校に乱入して児童5人の命を奪った詫間容疑者が、「幼稚園ならもっと殺せた。死ぬのはびびってない。」と、公判で述べたそうである。こいつは、誰に対して虚勢をはりたがっているのだろうか。裁判官に向かってなのか、殺されたこどもたちの遺族に向かってなのか、それとも自分に対してなのか・・・。こんなのに殺された子供の親ごさんの身になれば、ほんといたたまれない。

 

6/29() お中元の早期割引セールも明日の6/30が最終日。いよいよお中元本番に入る。何か、毎年早くなって行く感じがするが、やっぱりお中元はお盆前7月末か8月初めがピークのものだと思うのだが・・・。

さて、北朝鮮の高官がアメリカに、4段階での要求を出しているそうである。まず、北を攻撃しないという確約をせよ。つまり不可侵条約まで行かなくても、覚え書きを出せと言っている。次に日本や韓国からの金銭や食料の援助をするのに邪魔をするな。そして、軽水炉型発電所の建設を進めよ。完成と引き替えに核を凍結するとのこと。発電所を作るのがが遅れたのはおまえの国の横やりのせいだ。遅れた事に謝罪して、その分を金で補償せよ。と好き放題言っている。これに対してアメリカは、「遅れて困るのは北朝鮮」。「核廃棄に譲歩は付けない」。との当たり前のコメント。アメリカの経済封鎖、日本の北朝鮮船籍の船への規制強化を、宣戦布告とみなすと、いつもの論調。この国の中には、内紛を起こすだけの気概のある人材はいない。もしいても、国を挙げて押さえ込むから、ほんと歪んだ思想の人しかいない。日本の富山港沖で2週間がんばってた北の貨物船の船長でさえも、「偉大なる金主席のおかげ」なんて言葉を必ず使わなければ殺されてしまうような国。共産主義でなければこの国は保たなかったのかも知れないが、もはや世界はそんな時代ではない。独裁の限界に早く気づいて、民主国家への道を歩いてほしいものである。

 

6/30(月) 昨日、今日とウチみたいな小さい店にとっては嘘みたいに、お客さんが押し寄せた。昨日が今年に入って最高と思っていたら、あっさり今日その記録を更新。6/30まで早期割引セールだったため、この集中になったのだが、それにしてもたくさんのお客さん。こんなの開店以来である。ぼちぼちこの地域に認知度が上がったからだろうか・・・。あぁ、忙しぃ・・・。

 

 

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