日常のページ

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9/1(月) ポンカスみたいな夏が終わって、今日から9月。冷夏の反動で、残暑が今年は厳しいとか。天気予報の的中率がとても悪くて気象庁にクレームが相次いでいるとか。考えてみれば、天気予報というもの自体、未来予想なので、いくらスーパーコンピューターを駆使しても外れるときは外れる。相手は自然、たかが人間が、大自然に刃向かうのは、まだまだ難しいものである。

さて、先日綾戸千絵さんというジャズシンガーのコンサートの大阪公演のチケットをヨメサンが予約したのだが、あえなく抽選に外れましたという連絡ハガキが来た。それならばと、いろいろ調べると、この人、ほとんど毎日コンサートツアーをやっているほど売れっ子。今、日本で一番チケットが取れないアーティストなんだそうである。8/30が宇治の分と大津の分のチケット発売日だったので、娘二人が午後7時の電話予約開始日に携帯やコードレスホンを駆使して挑戦してくれた。30分ほど電話をかけてかけて、かけ続けて、下の娘がかけた電話がうまくやっと音声対応の電話にかかり、見事チケットをローソンでゲット。17列目の1と2だから、端っこやなぁ・・・。でも文句は言えない。コンサートなんて何十年ぶりやろうか・・・。あっ去年、加山雄三のコンサート、シャディで行ったか・・・。まぁ、漫談みたいなジャズコンサート。楽しみにしています・・・。

 

9/2(火) しかし、京都はいろいろなミュージシャンの公演が少ない。この原因はハコモノ、器にある。京都会館は席数も少ないし、施設もくたびれている。昔は烏丸通に、そんなのによく使われていた会館があったけど、もう無くなったし、シルクホール、KBSホール、コンサートホール、文化芸術会館、南座、稲森ホール、どこも小規模で、大物アーティストがコンサートをするような2500〜3000席規模の会場が無い。西京極球場をドーム化するとか、洛西口駅近くのキリンビール跡地に南座に対抗して西座ホールとかいうネーミングで大規模会館を造るとか、一向に進まない二条駅前開発なんかのどこかに、京都の街のサイズに合った3000人規模のホールは出来ないものだろうか。学生の街京都の割には、外タレは大阪厚生年金会館や、大阪城ホール、大阪ドーム、なんかに行かないとならない京都の人は不幸である。これでは京都人は、他の街にコンプレックスを持つし、京都の日本の中での相対的な力も下がってくる。今に、さいたまや千葉にも人口で抜かれたりして、寂しい限りである。京都の没落を見るに忍びない・・・。何とかならへんやろうか・・・。

 

9/3(水) 昨日、大阪ではこの夏の最高気温を記録したとか。もう9月だというのにね。さて私は、今日はサラダ館の集まり、トマト会で舞鶴に行く予定。久しぶりの遠出だが、お通夜の仕事が入っているので、これは他のメンバーにお願いする。

さて、今日お邪魔するサラダ館さんは、京都で一番売上がよいサラダ館さん。もともとホリエさんという酒の小売店さんだったのだが、サラダ館にされてから売上は好調。今年は今のところ京都府下の全チェーン店のトップの売上。全国でも120位台である。もともと京都はあんまり大手のチェーン店が少ないお土地柄。田舎に強いシャディとしては、百貨店が強い京都市内などはなかなか売上が増えないネックポイントだったが、15年前にアズユーライクというカタログギフトを開発してから、やっと百貨店と対抗出来る商品が出来たという感じ。小さいお店が如何にして、大百貨店やスーパーと対抗して行くかというモデル地区のようなところ。地域密着型のシャディの方策が果たして都市部のお客様に通じるかどうか・・・。われわれ都市部のサラダ館は、この実験をやっているようなところがある。

実際、チラシ1つとっても、田舎とは雲泥の差がある。都市部では新聞折り込みのチラシの数は、無茶苦茶多い。電気量販店、マンション販売、ダイエット、大手スーパー、ダイエット、エステ、ドラッグストア、地元スーパー、求人広告、不動産販売、家の改築、ペット、ヘアーサロン、雑貨の安売り、スポーツ用品、ホームセンター・・・。ありとあらゆる業種の折り込みチラシが週末の金曜日土曜日などは、軽く新聞本紙の厚みを上回るほど入る。こんな中に1枚、サラダ館のギフトのチラシが入ったって、なかなかじっくり見てもらえないのが現実。実際、10000枚も折り込みして、反応があったのが3件なんて事もしばしば。ところが田舎では、折り込みチラシの数も当然少ない。毎月1度、折り込みを続けていれば、地域の認知度も格段に上がるし、店主の顔も売れている。ライバル店になるべき、スーパーや百貨店も山一つ越えなければ何にもない。こんなところにあるサラダ館は独占的に売上ができる。実際、シェディの全国で一番売っている奥宇陀店さんは、何と奈良県のとんでもないような山の中、他にお店なんかありゃしない。そこらの集落の人は、そのお店しか、店らしい店が無いモノだから、何でもかんでも揃うそのお店で必然的に買うことになる。そのような所では、毎日1便、佐川急便のトラックが荷物を運んでくるというだけで、集荷や配達のポイントとなる。つまり、注文してから1〜3日でどんなものでも売っていて、どんなものでも買えるという絶対的な利便性がそういう店にはある。これが、シャディが田舎に強い仕組みである。田舎の人も都会の人と同じように欲しい商品が比較的早く手に入れることが出来る。これは、ある意味革命的なことである。

 

9/4(木) 朝からお葬式の仕事でバタバタ・・・。今年の夏はあまり暑くなかったので、お葬式も少し少なかったか・・・。その分、これから忙しくなるかも・・・。さて、昨日は久しぶりに舞鶴まで遠出した。京都縦貫道は、沓掛から丹波インターまで僅か20分ほどで行ける。昔は1時間以上かかった区間だけど、今はアッという間。丹波町からは国道27号線をトロトロと50〜60q。これはゆうに一時間はかかった。少し早く着いたので、昼飯を食べるところを探す。さすがに昔と違って舞鶴でもいろいろな外食産業が出来ている。私は海が近いからと、回転寿司のお店に入ったが、これが大失敗。お昼時だというのに、客が私一人。寿司をにぎっている人が1人。レジ兼厨房の女の人が1人の計2人だけ。広い店内で、私一人のために皿がからからと回る。店長さんとおぼしき人とサシで食べるのは、普通の寿司屋なら良いのだが、回転寿司ではごめん被りたい。ほとんど全ての皿にネタの乾燥防止のための透明のカップのようなものがかぶせてある。客も少ないので当然回っている品数も少ない。普通ならぎっしりと回っている皿も、とびとびにしか回ってこない。客としては、居心地が大変悪いこと、この上無い店内の雰囲気・・・。無言で皿を数皿取って、ちょこっと食べて、あまりの気まずさのために、早々に出てきた。魚も、もうひとつ。シャリも酢が強過ぎ。値段は100円皿が3〜4種類位しかなく、160円皿、220円皿がほとんどと、ちと高い目。こりゃ流行らんわ・・・。今度もココ来た時には、多分つぶれているやろうなぁ・・・と予感したようなお店だった・・・。

 

9/5(金) 先日、八幡へ配達行った帰りに、御幸橋辺りを通ったら、道がごろっと変わっていた。京滋バイパスと下道が通っていて、それに府道京都守口線が交差。なかなか複雑な交差点になっていた。これがT字路になっていて、八幡から右折したら、久御山方面へ新しい下道が出来ていた。道を一度通ってみたら、信号は少ないし、車は少ないし、スイスイと快適。久御山まであっという間に着いた。そのまままっすぐ行って、堀川通を左折すれば、全く混むことなく会社へ帰れる。こりゃ良いわ。今、京都府南部地域では、やっとのことでインフラ整備が進み、道路やら橋の建設がいろいろ進んでいる。どんどん、便利になる京都市南部。どうなるかが、たのしみである。

 

9/6(土) 来週の14日、15日の連休。キャンプへ行く予定が決まった。ほんと、久しぶりのオッチャンばかりのキャンプの予定である。子供たちが大学や高校に行くようになると、こんなイベントにはなかなかついてこないようになる。友達やクラブを優先するのはこの年の子なら当然と言えば当然。親からすれば少し寂しいモノではある。ただ、そんなのでも、海外へ行くとかいうイベントなら、まだ付いてくる。その辺は心得ているいうことか・・・。行き先は未定だが、そんなに遠くない久多辺りにする予定。アマゴでも釣ってまた焚き火で焼こうか・・・。遅れてやってきたつかの間の夏を惜しんで、マッタリする予定。。。

 

9/7() テニスのアメリカオープンが毎朝テレビで中継している。先日負けちゃったけど、ワコール所属の杉山愛は、ベスト8で試合して、勝つ寸前まで行ったのだが、降雨による中止と、審判にボールが当たってゲームが中断したり、全く不幸としか言いようのないゲームで敗退した。足かけ4日間も1つのゲームをやるというのは、選手にとって、集中出来る限界を超えてしまっている。あと、1ポイントでゲームが決まるのに降雨のためにゲームを止められて、次の日またその続き。調子が戻って、流れがこっちに来たとせっかくなったのに、またまたアクシデント。選手にとって、同じ条件だからフェアーといえば、フェアーなのだが、そのゲームを止めるタイミングを決めるのは人間。どちらに有利に働くかは不明だが、そこに何らかの審判の意志が介在しないとは断言出来ない。このゲームの主審を務められていたのは白人の女性。杉山の相手選手はランキングでは杉山より格下のイタリア人の白人選手。審判の女性にボールボーイの放ったボールが当たって出血してしまった時、その選手は審判に声をかけて、気遣いを見せたが、東洋人である杉山選手は、英語はもちろん話されるのだろうが、文化の見えない壁がそこにはあったのは間違い無い。流れを変える意図は無くても、結果的に変わってしまった流れ。意図は無いが、杉山には少し可哀想すぎる結果となった。人種差別は無かったと思うが、微妙な問題ではあった。。。

 

9/8(月) 大事件!昨日の朝早くに電話があり、あわてて会社へ行った。土曜の夜から朝方にかけて、会社の事務所に泥棒が入った。事務所荒らしは事務所の棟と倉庫の棟の間にあった扉の南京錠をこじ開けて、建物と建物の間に進入。網入りの磨りガラスの鍵の部分だけをハンマーか何かでたたき割って、事務所内に進入、机の中などを一通り探したが、金目のモノがないので、私の使っていた個人用のレーザープリンター1台だけ持って、逃げた模様である。被害は幸いにも、割られた窓とこじ開けられた鍵と、このプリンターだけ・・・。不幸中の幸いか・・・。

人ごととしか思っていなかった窃盗事件。まさか、自分の身の回りに起こるとは思わない。もともと、会社に金品は置かないという方針だったので、被害は最小限にとどまったが、うちの会社は交番のとなりのとなり。犯人もこんなに交番が近いとは思っていなかっただろう。ここの交番には24時間常時二名の警察官が常駐していて、いつもウチに置いてある自販機を買って頂いたり、よくよく解っておられる場所。こんなところに入られるとは・・・と、警察官の方もなめられたモノやなぁと悔しがっておられた。指紋や足跡の採取で鑑識の係の方がいろいろ写真や証拠を取っておられたが、素人目には物珍しいものばかり。へぇ〜こうして指紋採るのか・・・。黒いゴミ袋みたいなシートでわずかな靴の裏の模様を見つけられたり、驚くことばかり。聞けば、この近くの竹田段ノ川原町でも事務所荒らしがあった模様。犯人は手袋をしていたらしいこと。特殊な工具で南京錠を外していることなどから、手慣れたモノの仕業とか。ホント、恐ろしい世の中になったものである。

 

9/9(火) 事務所荒らしから1日して、いろいろ無くなったモノが無いか調べていたら、いろいろ出てきた。父の机の中にあった小銭入れ。なんと中身は1円玉ばっかり40枚ほど。パンパンに入っていても40円か・・・。使い残しの小切手帳1冊。半分未使用の領収書1冊。プラスチックの引き出しトレイ1つ。いったい何に使ったんだろう・・・。細かい金目のモノでも集めるお盆代わりに使ったんだろうか・・・。いずれにしてもあんまり大したもの取られて無くて安心した。小切手は銀行に連絡すれば良いし、第一使ったら足がつく。割られた窓は、ガラス屋さんにお願いして早速はめてもらったし、鍵は別のモノを付けたし、レーザープリンターは新しいモノを21800円で買ってきた。何とか仕事は出来る状況は戻ったが、一度入った泥棒が捕まっていないのが、一番気持ち悪い。あまりにも金目のモノが無かったので、もう入らないとは思うが、進入方法が判っていると、またということにもなりかねない。少しは防犯対策しなくては・・・。保険の手続きやら、指紋の提出やら、被害届の提出やら、何かと気ぜわしい。。。

 

9/10(水) おかげさまで私のホームページも毎日100ビューを越える人に見て頂いているようになり、毎日カウンターが増える楽しみを頂いています。そのカウンターも現在97000ほど、大台まであと少し。1万毎のスプリットもだんだん早いペースになってきているのを考えると、インターネットをしている人口の増加を実感する今日この頃です。いろいろな方から、メールもいただき、励まされたり、後悔したり、少し恥ずかしくなったり・・・。昨日も、見知らぬ娘の年代に近い東京の男の方から、「ほんと同感です」なんてメールいただいて、うれしいやら、恥ずかしいやら。ありがとうございました。

さて、野中元自民党幹事長が、今期限りで引退という宣言をした。もともとこの野中さん。京都府の中にある園部町という小さい町で、町長さんをやっておられた方。園部町は京都市から50qほど北へ行った山あいの小さな町。ここの町長さんから、京都府の副知事を経て、京都4区から衆議院議員に57歳で初当選。自民党の最大派閥の中で実力を発揮。郵政属議員のドン。同和問題のドンとも呼ばれた人。小泉政権下では、抵抗勢力の急先鋒と呼ばれて、道路属の古賀、外務省の鈴木と共に、悪役3羽カラスといったところの役回りではあるが、その割には、平和主義者であるという一面も。一本筋の通った、政治姿勢で、社民党や左翼陣営には一目認められた存在であった。橋本派という、田中角栄の後を継ぐ、自民党最大派閥の中で、ここの金庫番、青木氏との抗争に敗れたとも受け取れる今回の行動。自民が割れて、民主党が絡み、二大政党時代が実現するほどの大きな流れになるのか。自民党総裁選に一石を投じることが出来たのかどうか。退路を断つという古くさい戦法が、どう影響するのか・・・。結局、政治家さんの政治家のための政治ごっこに振り回されて、本当に必要な公務員を減らして、コンパクトな政府にするという構造改革が本当に小泉さんに出来るのか。いったい、どうなることやら・・・。

 

9/11(木) 奈良県で、車上狙いを追っかけて、パトカー15台が1台の車を18q追跡する騒ぎがあった。犯人の車は国道24号線を、他の車4台ほどに追突しながら、信号無視を繰り返しながら、さながら映画のカーチェイスよろしく、逃げ回った。道をふさいだパトカーに追突。周りを警察車両に取り囲まれながら、それでもまだ逃げようと、警官に向かって発進後退を繰り返したという。仕方なく、奈良県警の警官3人が威嚇を含めて8発、発砲。犯人のうち、1人が重傷、2人が軽傷を負った。

この事件を報道各社はどう報道したか。NHKや日本テレビなどは、ちゃんと前後のいきさつを含めて全容を報道。ところが朝日放送は、犯人の非はさておいて、警察官が発砲して、犯人が重傷を負ったことを強調。カーチェイスの部分を完全にカットして報道した。まるで警察が罪のない市民に向けて発砲したかのような姿勢はいかがなものかと思う。

車上狙いの常習犯が、逃げまくって、無茶苦茶な運転をして、手の着けようもないヤツであったのは容易に想像出来る。やっと追いつめて、取り押さえようとしたら、窓を閉めて出てこないばかりか、急発進、急後退を繰り返し、警察官をひき殺そうとまでする。これは、殺人未遂罪に近い行為。警官が警棒で車の窓をたたき割ろうとまでしている。それでもまだ警官に向かって車を発進させ、あわよくば逃げようと、パトカーに体当たりを続ける。こんなやつらを止めるためにやむを得ず、拳銃を使用した。この行為がなぜ批判されなければいけないのか。警察官自身の生命はもちろん、これを放置したら一般市民にも危害が加わることは明白である。

元来、お上に反抗すると、庶民に受けるいう性格をマスコミは持っている。それは、それが昔からの弱きを助け、悪を懲らしめるという日本人に一番好まれるパターンだったからである。ここではお上は常に悪役で、庶民は弱いモノという固定観念があった。しかし、このパターンは崩れつつあるのではないか。誰が一番悪いねん。庶民の側にいたはずの犯人が度を超して、悪くなっている今、この犯人に利はない。悪いのはどっちだ・・・。糾弾すべきは犯人やろう。。。

 

石原都知事が、外務省の北朝鮮担当の石井均氏のことを、爆弾をしかけられても当然と言って物議を醸している。石井氏がどこの誰ともわからないミスターXなる人物と交渉して、一人、日本の国を代表して北朝鮮と交渉している。それも、朝鮮総連や北朝鮮のいいなりになっている。日本の国益にこれがかなっていないとの趣旨であった。アメリカと日本が北朝鮮に圧力をかけることでせっかく合意したのに、石井氏がこれを骨抜きにして、北朝鮮よりの方針に替えてしまった。との主張である。

このコメントに対する小泉首相のコメント。悪いのは爆弾を仕掛けられた人なのか、爆弾を仕掛けた人なのか。もちろん、仕掛けた人でしょう。と。石原氏は、もちろんジョークで、「爆弾を仕掛けられても仕方ない」と言ったのは明白で、マジに反応したメディアは、「テロを容認する発言だ」とか、「問題発言だ」とか、そればっかり・・・。いつもの揚げ足取りに終始している。こんな石原都知事は、知事として相応しくないとまで朝日新聞には社説で書いてある。新聞社というのは、1200万都民の選んだ都知事を否定して首にできるほど、いつからお偉いものになったのだろうか。報道の自由という盾を掲げて、強大な権力まで握ったと勘違いしているかのような傲った態度は、報道機関としての資格が問われるようにも思えるほどひどい。石原都知事は、外務省の独りよがりな勝手な体質や、政治家の無力さ、無能さを問題にしている。本当に問題なのは、いったい、どっちだ!・・・。

 

9/12(金) 朝の日本テレビの番組に、大阪の読売テレビで活躍されていた辛坊治郎というアナウンサーさんが出ている。私はこの人のファンである。私は、早寝早起き。年寄りみたいな生活時間帯なので、夜は8時30分か9時。遅いときでも10時には寝ることが多い。当然、朝起きるのは早い。普段は4時30分くらいには目が覚める。遅くても今の日の出、5時過ぎぐらいには、起きている。そこで、新聞が来るまで暇だから、インターネットや、朝のニュース番組を欠かさず見ているのだが、関西での10チャンネル。日本テレビの辛坊さんの「新聞のミカタ」というコーナーが特にファンである。

少し前まで、新聞なんて、どこも同じニュースが載っているモノとも信じて疑わなかった。実際、各紙はお互いを意識してか、他紙を熟読し、研究し、外れ、漏れの無いようにニュースをまんべんなく掲載していれば良かったという時代もあったかも知れない。しかし時代は大競争時代。新聞もご多分に漏れず、社説にも力が入り、欧米型の新聞を目指すようになってきた。

ここで出てくるのが、新聞各社の姿勢の差。これを話題にしたのが辛坊さんのこのコーナーである。同じ石原慎太郎発言を取り上げても、朝日放送は、石井審議官は「爆弾を仕掛けられても仕方ない」と、エスカレートしたという部分だけ取り上げているのに、この番組は、「北朝鮮対策への外務省の取り組みのまずさ」に焦点をあてている。もちろん、爆弾を仕掛けるという過激な表現は批判しているけどね・・・。

もともと日本のマスコミは、朝日放送・テレビ朝日(朝日新聞)が一番左よりで、次に毎日放送・TBS(毎日新聞)、フジテレビ・関西放送(産経新聞)、NHK、日本テレビ・読売放送(読売新聞)ぐらいの順番でだんだん保守右翼的になる感じの位置づけになっているような気がする。実際、左翼的な新聞は北朝鮮や中国には友好的な記事が多いし、アメリカには批判的な記事が多くなる傾向がある。今度の北朝鮮のことで雰囲気は一変した感がある。

終戦後の昭和20年代当初、国+朝鮮総連+朝日新聞社+社民党は「北朝鮮は地上最後の楽園」と偽って、在日韓国朝鮮人の帰国事業を実質上推進してきた。旅費はもちろん、お金まで持たして・・・、国費で帰還事業は続いた。ところが、戦後のひどい状況の日本から北朝鮮に渡った人たちを待っていたのは、日本より厳しい貧困という現実である。北朝鮮は、この時の帰国者の人たちの持ち帰ったお金や物資、開墾のための労力が目的だったのである。それでも、資源があり、工業化が進んだ北朝鮮は南よりは豊かな国と、私は中学の教科書では習った記憶がある。ところが数十年経って、荒れた山野は入植者の努力で、棚田等に開墾されたのは良いが、木が多く切られたおかげで山の保水力が落ち、土砂崩れが多くなり、災害が増えた。食料は慢性的に不足し、さして経済力もなく、中国やロシアの属国的に生きてきた軍事政権はその息子に引き継がれている・・・。

騙されて、この帰国事業で帰ったとされる人たちの多くは、北朝鮮ではなく昔は流刑の島だった済州島やら南朝鮮から、徴用されたり、貧困のため出稼ぎに日本に来ていた人たち。また、朝鮮でも差別されていた白丁と呼ばれる下級階級の人たちも多く、つまり、故郷に帰ったのではなく、新天地を求めて差別のない地を求めて北へ「帰った」というのが本当だったのではないだろうか・・・。

このことが、後の北朝鮮問題を複雑にさせている。先に帰国した人たちの便りにより、あまりにもひどい北朝鮮の経済状況のため、全員帰国するはずだった韓国朝鮮の人たちの多くが日本に居残り、今の30〜40万人とも言われる在日朝鮮韓国人となったのである。また帰国事業の頓挫により、日本に残った在日たちは、北へ渡った親戚からの無心で、50年以上に渡って、金や食料を送り続けさせられているのが現状である。これが金体制を長らえさせたし、日本に向けた核ミサイルを配備するようなのに、この在日資金が使われている。日本やアメリカを敵にしておかなければ、批判が内に向いて体制が保てないお国柄なのだからしょうがない・・・。

戦後50年以上もたって、初めて実現した日朝首脳会談で、金首領様があっさりと「国家による拉致」を認めて謝罪してしまったことで、今まで「拉致は無かった。」「拉致被害者の会は右翼主義者の偏向した団体」と言いつ続けてきた朝日を先頭にした、彼ら左翼マスコミ、社民党、朝鮮総連などは、根底から今までのことを全部ひっくり返された感じになった。どんな顔して、今、北朝鮮を批判しているのだろうか・・・。つい去年まで必死で北を養護して、日本政府やアメリカを批判していたのにね・・・。

外務省の中のチャイナグループと呼ばれる親中派や親朝派がいる。その中で特出して、いつも名前が出るのが石井均審議官。野中元自民党幹事長と並んで、個人的パイプが北朝鮮や中国にあるとされている。その大本は何か。ミスターXとは何者か・・・。恐らく朝鮮総連という、在日朝鮮人の団体との関係が深いと目されている。

この団体は、拉致の実行犯であったり、秘密工作をやったり、北朝鮮本国の意のままに行動する。このため、これらの役人や政治家たちの出す政策は非常に北朝鮮に配慮しすぎたものになる。こいつらは「どこの国の役人か。」「どこの国の政治家か。」と、声高に叫ぶ石原発言の裏側には、こういう流れがあるのに、何故かマスコミは口をつぐむ。

朝鮮総連は、戦後50年以上に渡って、自分らの意に添わない報道に対して、やれ差別だ!謝罪だ!賠償だ!と、徹底的に抗議の電話や、いやがらせのために何十人もで大声で威圧しながら押しかけたり、を繰り返してきた暴力団体。終戦直後は、南朝鮮出身者の団体「民団」とは別団体として、勝戦国だと主張して悪事の限りを尽くしてきた愚連隊の総元締めみたいなところだった。日本の一般庶民は、この恐ろしさに震え上がっていた。謝罪と賠償をせよ。。かの国の人たちはいつもこれだ・・・。あげく、暴力団員に多くの在日韓国朝鮮の人たちが流れたという過去もある。暴対法施行後は、経済ヤクザか、エセ右翼かに多くの人材を提供してきた朝鮮総連。。。。

あまりにも仕事が手に付かないほどの酷い妨害をしてきたために、これに折れて、口をつぐむどころか、助けてきたのが左翼系の朝日などのマスコミである。この構図は、まだまだずっと続いて行くのだろうか・・・。いつまでもこんな人たちの言いなりにならないような健全なマスコミは出来ないものだろうか。。。在日朝鮮人の人は何故あるところを通すだけで税金が安くなるのか・・・とか、不法占拠し続けている国有地や他人の土地に何故ベンツの置いてある立派な家が建っているのか。とか、マトモなことがはっきり言える健全なマスコミはどうして出てこないのか。。。ええかげん、この悪い連鎖を食い止めないと、日本はそのうち乗っ取られる。。。ここ10年近く、毎年10000人もの在日韓国朝鮮人が日本に帰化しているのも気になる・・・。いったい日本はどうなるのか・・・。何かつかみどころのないような不安にかられる時がある・・・。

 

9/13(土) 今夜はお通夜の仕事。明日は葬儀ということで、私だけキャンプは遅刻してゆくことに・・・。葬儀のお仕事は予定が組めないから、いた仕方ない。。。それより、仕事があることに感謝しなくっちゃ・・・。

さて、柔道の世界選手権が大阪で開催されている。昨日、日本代表で出場した選手は、無名だが、在日韓国人4世の人だった。大阪に生まれ、近大を卒業して、釜山に渡った彼は、柔道の韓国代表として活躍した後、生まれ故郷の大阪に戻り、帰化して、日本人として生きて行くという選択をした。日本国内の厳しい予選を勝ち抜き、日本代表として、この大会に出場した。準決勝、3位決定戦で敗れ、惜しくもメダルには届かなかったが、その健闘には拍手を送りたい。

ところが、変なニュースが今朝の新聞に載っていた。この選手の柔道の上着が、どうも滑る生地で出来ていたというので、相手国からクレームになり、準決勝、3位決定戦とも、ユニフォームを着替えさせられていたというのである。そういえば、昨日の試合、テレビで映っていた限りでは、準決勝から、背中のゼッケンに書いてあるはずの、PNというAPANの略称の文字が無かったのである。厳しいもみあいで、相手選手に引きちぎられたか、元韓国の人だから、わざと取ったのかなぁぐらいに思っていたのだが、違った。上着を交換させられていたのか・・・。

ユニフォームの生地というのは、柔道選手にとって、神経質になるのは当然。この生地一つで、勝敗に大きく影響することは必至。この選手が勝ち上がって来たのは、この生地のおかげというのは、是非とも解すの勘ぐりであってほしいと思う・・・。

 

9/14() 朝からお葬式の仕事をして、息子の野球の新人戦の観戦を少しして、先に行った今井、池田、吉川を追いかける。ゴルフ&キャンプ。子供たちが大きくなり、ヨメさん連中もキャンプはちょっと。。。という感じなので、オッサン4名で9月の連休を遊ぶことにした。京都大原パブリックコースへは市内から1時間もかからない。ちゃんとしたゴルフ場−といってもパブリックだけれど−は、何年ぶりだろう。ここは4人乗りのカートで回るコース。山の中にあるのでコースは幅が狭く、すぐOBになる。午後3時スタートはほとんど人もいなくて薄暮プレーというのだそうだが、ハーフで5000円ちょっと。初めは勝手がわからずに、カートを先に行かせてしまったおかげで、ものすごい坂道を必死で登る羽目にも陥ったが、和気藹々のゴルフはのんびり出来る。スコアはボロボロだが、上がってからのお風呂も良いお風呂で、これもキャンプ場や「てんくう」なんかのスーパー銭湯なんかと違って4人で貸し切り。あ〜のんびりした。久多のキャンプ場は連休とあってなかなかのにぎわいであったけど、そんなに大混雑ではなく、ゆっくりとテントを張れる感じで良かった。

 

9/15() 久多のキャンプ場のスグ横には川が流れていて、この川原でゆっくり昼寝を楽しむ。ついでに残っていた肉や魚をバーベキューして、4時ごろまでのんびりする。お昼過ぎにはあれだけいたキャンプ客がほとんど帰ってガランガラン。4時に出ても、5時には家に着ける。この極楽度は市内ならでは。のんびり、ゆっくりの秋キャンプだった。

街へ帰ってきたら、えらいことになっていた。阪神タイガース18年振りの優勝である。全部のテレビはタイガースばっかり。大騒ぎは朝まで続くのだろう・・・。

 

9/16(火) 朝の毎日系ニュースで、朝鮮半島を2つに分けたのは、日本にその原因があると、恰幅の良い女性のコメンテーターの方がおっしゃっていた。ここまでその捏造した歴史観を押しつけられると、私は「それは違うのとちがうか・・・」と、反対したくなる。このコメントは、北朝鮮の金正日が拉致を認めて謝罪した時から、在日朝鮮人の人のうち、朝鮮籍の人がどんどん韓国籍に国籍の変更をする人が増えているというニュースのコメントとして発言された。

もともと、第二次世界大戦の前に日本が朝鮮を実質統治していた時、朝鮮半島は1つの国であった。この朝鮮国は、中国の浮浪人らをやっとのことで排除して、日本が植民地にしたもの。しかし日本の敗戦によって、旧日本軍や、満州に全ての資産を置いたまま、ロシアに殺される〜と、多くの日本人が必死で本国に逃げてきた。いわば空き家になった朝鮮半島を目指して、ずるいロシアが、どさくさまぎれに侵攻していった。(北方領土もこの時、どさくさまぎれにロシアが不法占拠してとってしまったもの)ロシアは冬に凍らない港を極東にどうしても欲しかったのである。朝鮮国までロシアの同盟国、つまり共産主義国になれば、アジアでの自国の利権が確保できないと、米国が必死になり、この2つの勢力がぶつかったのが朝鮮戦争である。

もし、アメリカが放っておけば今の韓国(大韓民国)や日本の北海道なんかもロシアの植民地になってしまっていたかも知れないし、アメリカがもっと徹底的に戦い続ければ今の北朝鮮の政権は無かったかも知れない。この戦争の当事者は米国とロシア。日本は敗戦で全く関与出来ない状態。なのに、朝鮮半島を2つに分けたのは日本のせいとするのは、朝鮮総連などが自分の都合の良いように捏造した勝手な主張だと私は思う。もちろん、日本は朝鮮半島を植民地にしていたのだから、全く責任がないとは言わない。しかし、もし日本が朝鮮を統治していなければどうなっていたか。歴史に仮想を持ち込むのは不適切だが、ロシアやイギリス、アメリカの列強各国が草刈り場となったこの半島を放っておくハズはない。日本が統治しなければ、他の国が侵略しただけのこと。いずれ、自前の軍隊も全く無い、低開発国だった朝鮮半島は、どこかのものになっていたのは、全ての歴史家の史観の一致するところであると思う。どうすれば2つに分かれずにすんだか。ロシアが手を引くか、アメリカが手を引くかどちらか。日本には、直接の選択権や、意図も無かったとするのが明白である。

もともと、北朝鮮民主主義人民共和国の初代領主金日成は朝鮮国の盗賊の親分。いろいろな豪族のところから娘や子供をさらってきては、身代金を奪うのが本業だった血筋である。拉致のプロといえば近いだろうか・・・。その親分をうまくたらしこんで、ロシアがそのバックに付いて、軍事政権を作らせたのが今の北朝鮮の体制。ロシアも中国も共産主義というイデオロギーの世界はもう終わり、冷戦は終結し、他の国々は現実的な市場経済に移行しているのに、実質上鎖国に近い北朝鮮は未だに50年以上前の日本と同じ。竹槍でB29は落とせないが、天皇陛下のためなら命を捨てて、お国のために・・・。まるでそっくり。。。

さて、日本の敗戦が決まると、朝鮮に住んでいる人は、今までの日本国籍から、全員、朝鮮国籍に戻ったはずであったはずである。大韓民国の成立で南朝鮮は韓国籍になったが、在日の人もこの2つの籍を選択出来たようである。つまり在日の人は日本に帰化する道を含めると3つの国籍を、選べることになる・・・。

昨年の9月17日、平壌宣言から明日で1年。昨年のこの日を境に北朝鮮籍(正しくは韓国籍にも日本籍にもしていない朝鮮国籍)の人たちは、日本中の悪者になってしまった。日本人にとって北朝鮮は拉致を実際に実行した国家犯罪国であることが確定になったのである。在日の人には何の罪もないのだろうが、今まで日本人の中でタブー視されてきた朝鮮半島出身の人たちへの様々な思いが、この日を境に一気に吹き出している。北朝鮮籍の人は今まで信じていた金主席が自分のやった犯罪を認めたのだから、拉致はないと信じて疑わなかった人にとっても裏切られた気持ちになるのは無理もない。まして、多くの朝鮮人の人は祖国のためにと、毎年毎年、今も朝鮮総連を通して膨大なお金や援助を本国にし続けている。そのお金が、第二の祖国である今自分たちが住んでいて、生活の基盤のある日本を狙った核ミサイルに使われていると、判った人たちには、ご同情申し上げる。いったい自分は何人か在日の人たちの自問自答は続く。北朝鮮籍に嫌気をさして、国籍を変える人が増える。この傾向はしばらく続くかもしれない。。。

 

9/17(水) 名古屋のビルに立て籠もった男が、ガソリンに火を付けて、本人を含め、支店長と警察官の計3人が死亡。多くの人がけがをするという、どえりゃ〜大惨事となった。事の原因が、この男。このビルに入っていた軽貨物の運送会社の契約社員。とはも言っても、フランチャイズ契約で、一国一城の主になれますよ。という例のヤツである。この不況が続いて、リストラされた人が街にあふれ、ハローワークなんか、ものすごい人でごった返していた。これら、元会社員を狙って、あなたも社長さんになりませんか。入会金30万円と、150万円の軽自動車の費用さえ出せば、仕事を確保しますので、すぐに開業できますよというふれこみで、人を集めてきたこれらの軽貨物急配。月に30万から50万という収入がありますよというふれこみだったが、100%歩合なので、きょうびそんなにコンスタントに仕事があるはずがない。酷いときには7〜8万しか収入がない月も・・・。そんなので食って行けるはずがない。というパターンが現実である。

会社は、どんどん新しい人を募集して、その都度、30万円の入会金を集め、軽自動車を売ったリベートが懐に入るという仕組みで、損は絶対しないという仕組み。まぁ、運送業より、会員集めの方が儲かっているのじゃないだろうか・・・。という穿った見方も出来る。容疑者もこの手にひっかかった一人のようで、7、8、9月の3ヶ月で、僅か24万円の未払い金の支払いを求めて、押し入ったらしい。また、この男は、今月でクビになるのが確定していた模様で、得意先とのトラブルもあった模様である。ただし、これは会社側だけのコメント。

もともと、この手の業態の軽貨物運送は、自分で営業して荷物を取ってこないとなかなか収入が安定しない。お中元お歳暮期は、仕事があるが、普段の仕事をいかに見つけるかがポイント。ほとんどの人がこの仕事をど素人で見つけるのが不可能なので、実際問題、生活に窮する。で、結局諦めて、またハローワーク通いに逆戻りというパターン。残るのは、車のローンだけ・・・。悪く言えば、不況時に困っている人に狙いを定めたような問題のある業態である。ガソリン持ち込んで火を付けたこの男の行為は、もちろん許せないテロ行為だが、この男を誰がここまで追い込んだのだろうか・・・。また、日本の病んだ一面が表に出た事件となってしまった。

 

9/18(木) 拉致被害者家族の会が日本政府に北朝鮮への経済制裁を求めている。日本の外務省の態度があまりにも弱腰過ぎるので、平壌宣言から1年間がたっても、何も動かないではないか、という主張である。最近になって、日本政府の方針も少し変わって来つつある。日本に帰った5人の拉致被害者の家族を帰さない限り、北朝鮮との国交正常化交渉には、応じないという強気の方針である。時間は日本にとって有利であり、拉致被害者の方々にとっては、一日も早くという気持ちは判るが、日本としては対話と圧力で、ねばり強く待つしかない。

北朝鮮の暴発を恐れる人は多いが、実際暴発出来ないというのが本心ではないだろうか。実際、日本や米国にテポドンやノドンを使って核ミサイルを打ち込んだら、どういうことになるか、彼らも判っているはずだろう。日本や韓国には、多くの米軍がおり、即座に北朝鮮に反撃を開始そうなれば2週間で決着が付くというのは米国の見方。そして何より、北朝鮮はかつての同盟国である中国やロシアまでも敵に回すことになる。実際、中国は中朝国境警備を、今までの民兵から正規の人民解放軍に交替させて、万一の場合に既に備えている模様である。

世界最貧国の1つである北朝鮮では1ヶ月の給料の平均が約4500円だと聞く。GDPも驚くほど低く、人々の生活は質素にならざるを得ない。食糧不足は慢性化しており、2000万人と呼ばれる人口は、飢餓などにより減り続けている。こんな国の外貨獲得手段は自然と限られてくる。麻薬の密売や、大量破壊兵器の売買というヤバイ商売まで手を出している。在日朝鮮人の人たちは、北に渡った人たちを人質にとられて、祖国のためにせっせせっせと貢ぎ物をしている。この存在は、この国でけっして小さくないはずなのに、その割には在日の人たちは感謝されてないし、朝鮮の国民にも実態は全く知らされてないだろう。在日の紳士服メーカーは、北朝鮮に縫製工場を作って、貢献しているし、多くの北朝鮮への貨物は、北朝鮮への輸出品なのに北朝鮮で使われるものは、意外と少ないようである。古い自転車や中古車は中国に転売され、貴重な外貨獲得手段になっているし、過去に人道援助として過去に北朝鮮に送られた米は、人々の口にはほとんど入らずに、転売されお金に換えられているのは意外と知られていない。これらの物資の多くは在日朝鮮人の人たちが、北の親戚や朝鮮総連に頼まれたりして調達したものであろうし、在日の朝鮮大学校の修学旅行名目の祖国訪問は、北朝鮮にとっての一大観光産業である。この人たちも多くの外貨を運んでいるのと同じである。日本のバクチの治外法権・パチンコ業の多くは在日の人たちの経営だし、その膨大な資金は母国に流れていることは間違いがない。

この国にとっての生命線は、日本と中国からのお金。日本国内の法律で、北朝鮮への送金停止や、国交のない船舶の入港禁止なんていうことになれば、北朝鮮の息の根が止まることになる。日本も核実験をしたら、これ。核保有宣言をしたらこれ。と、対抗措置を決めている。これも日本にしては珍しいことである。北朝鮮の独裁体制を容認せずに、この国の目を覚まさせる事がはたしてできるかどうか。ベルリンの壁のように、南北朝鮮半島の問題はうまくいかない。

よくよく考えてみれば、北朝鮮も韓国も、反日、つまり日本が嫌いなお国柄。と、言うより、いつも外に仮想の敵を作っておかなければ、政府への反発がきつくて、内政が持たないようなお国柄なのかも知れない。たとえ、仮に、北の体制が崩れて南が国を統一することになっても、またもや日本は、この国に経済援助という形の賠償を要求し続けられるのだろうか。謝罪と賠償ばかり言うこの国といったい何時まで、日本は関わり続けなくてはならないのだろうか。外交不在、迷走の日本に明日はあるのか。

 

9/19(金) アメリカの予想会社が、日本のGDPの今年の伸びを2%に上方修正した。平成2年のバブル経済崩壊から実に13年振り。平成大不況と呼ばれたこの10数年。果たして日本はこれで不況から抜け出せるのか。まだまだ未知数のところが多い。さて、景気の良くなりかけたことに加えて、阪神タイガースが優勝したから大阪や神戸はもちろん、京都も、もちろん阪神のお膝元なので、猫も杓子も優勝記念セールの大安売り。私は、実家が平安高校の近くだったこともあり、平安出身の衣笠選手のファン。そのせいで、小学校から生粋の広島ファン。万年最下位の広島カープが、昭和50年の初優勝以来、まあまあ上位に着けているので、最近は安心して見てられる。

阪神の優勝でセールをやっているのは、阪神百貨店はもちろん、ライバル阪急百貨店も、京都では高島屋、大丸もやっているから、まるで節操がない。スーパーではさすがにダイエーは、派手にはやってないが、ジャスコは大々的にタイガースセールで5%。コンビニや紳士服店までやっている。これでは、あんまり値打ちがない・・・。旗やのぼりだけ変えて、同じ商品を売ってたのでは、うるさい関西の消費者は許さへんで。。。

 

9/20(土) もう9月も明日から下旬。その割には、まだまだ最高気温が30℃を越えたりして、エアコンが手放せない。あと10日で、衣替え?長袖が欲しくなるシーズンには少しまだ早いような気候である。さて、小泉さんが自民党の総裁選挙で、圧勝の模様である。選挙前には人気のある小泉さんの神力が必要ということで、威勢の良かった抵抗勢力も、このごろは声が小さい。自民党内で与野党の攻防をやっているようなもので、これも本当の野党がだらしないせいと、言えなくもない。

さて、マニュフェストという、万が一、この公約が実現されなければ責任を取りますよという、選挙公約が発表された。本当の野党たるべき民主党のモノである。この目玉が、3年間で一部を除き、全国の高速道路を無料化しますというものである。もともと、高速道路は消却できれば無料開放しますと「公約」されて1964年(昭和39年)に、西宮〜栗東間が完成した。日本で初めての有料道路ということで、初めは誰がお金を払ってまでこんな道を通るモノかと、ほとんど通る車は無かった。日曜日には家族連れが中央分離帯のミドリの芝生でお弁当を広げて、たまに通る飛ばしている車を眺めるのがレジャーとなっていたほど、のどかなものだった。

ところが、高度成長のおかげか、高速道路の通行量は増えて、30年後の1994年には、名神高速道路はゆうゆうと消却を完了。ところが通行料という、そのお金は料金プール制という、後から作った屁理屈によって、世界一高い高速料金を国民に押しつけて、道路属議員や道路公団という役人の利権、食い物にされている。鉄道は、電車が人を乗せて彼の地まで運んでくれるから、料金を支払うのは納得出来るが、道路は車もガソリンも運転手も自前の移動手段である。人がいるところに道が出来るという言葉がある通り、道は人や貨物を運ぶのに必要な全ての国民が利便を受けるという性格を持つ、いわば国民全体の財産。この道路の整備管理は国が税金ですべきもの。この一部を民営化という美名の元に、利権温存する今の道路公団民営化はおかしいし、筋が通らない。

一度、国がした消却出来たら無料にしますという約束を反故にするから、国民は政治や官僚を信じられなくなる。私は、一度約束したらそれを守るという当たり前のことが、今必要だと思う。高速道路は、国民全員のためにあるのだから、無料にするのは結構。ただ、それだけではあまりにも借金の清算のための国民の負担が大きすぎるので、当初の約束通り、消却し終わったところから、順次無料にすれば良い。名神、東名、中央の3大路線は即刻無料化。他の中国、東北、北陸などの主要幹線も順次、無料にして、利権を無くすることが大事。北海道や九州、四国、本四なども通行量の伸びがあまり見込めない路線も、地方や国が話し合って道州制を進めて行き、州がこの道路を買い取り、州立の道路にすればよい。自腹でやるとなれば、そうそう熊しか出ないところに立派な道路は造らないだろうし、採算割れする路線は、当然建設にブレーキがかかるだろう。これが本来の姿。政治家が、自分の地方に無理矢理予算を引っ張ってくるという前時代的な手法を封じ込めないと、みんなの税金がどんどん食い物にされてゆく。

 

9/21() 高速道路が無料化されればどういうことが起こるだろうか。多くの人は車が高速に集中して、大渋滞が起こるのではないかという危惧があるとされている。高速での渋滞の原因の多くは料金所、これが無くなればよりスムーズになるのではないか。インターチェンジ近辺ではより開発が進む。高いだけでまずいサービスエリアの食堂は廃り、どこでも降りられるので高速道路沿いに飲食店やガソリン店が集まり、競争が起こる。もちろん利用者の利便は高まる。料金所で24時間働いていた人たちや、事務所でふんぞり返っていたヤツらは全員クビになるが、その他の関連産業が活性化するので、雇用はそんなに落ち込むことはないだろう。インターチェンジの数は、今まで料金所の効率中心に設計されていたので、より利用者本位になり増えるだろう。世界一高いと呼ばれている国内貨物運賃も10%以上下るだろう。高速無料化は、経済的には画期的な起爆剤になる得る要素があり、景気には良い方向に向かうことになる。

もちろん施設の改修、料金所の撤去、ランプウェイ、インターチェンジなどの追加などには、かなりの費用がかかるだろう。しかし、そんなのは順次していったら良いし、同じ橋を架けるにも、高速の橋と一般道の橋を別々に架けるなんていう無駄もなくなる。今まで、有料であったがために、別々に4車線づつの橋を造っていたのを、一気に8車線の橋を架ければよいことに多くの場所でなるので、建設費は長い目で見れば安く上がるし、8車線あれば、渋滞の確率も格段に下げられるのではないだろうか。

高速無料化は、あまり車に関係ない人にも大きく影響する。多くの車が快適に走れる無料の道へ流れることによって、市街地の交通量が削減できるのである。これまで、街中の細い1本国道を我が物顔で走っていた大型トレーラーやトラックは、ほぼ高速へ流れるから、市内の渋滞回数も飛躍的に減る。そうなれば、道路の損傷も減るので、道路工事をあまりしなくて良い。となると、トータルとして道路にあてる予算が減る。税金に余裕が出来る。消費税の増税をしなくても良くなる。と、良いことずくめなのである。風が吹けば桶屋が儲かる的な発想だが、少なくとも、良い循環は出来そうな気配があり、真剣に取り組んで頂きたい久々のヒット策だと私は思うのだが・・・。

 

9/22(月) 京都市の山科区の住宅街で、散弾銃で向かいの人を射殺、射殺した人もその奥さんが警察に連絡する電話の受話器を取って、「私が殺しました」と電話で告げた後、自ら自殺したというショッキングなニュースが飛び込んできた。猟銃を持っていたこの人は、地元の猟友会に所属していて、公安委員会から銃の保有を認められていた、30年もここに住んでいる人。近所の人によれば、温厚で大人しい、まじめな人という評判なのだそうだ。年齢も63歳と、良識も、分別も持ち合わせた人格者。もちろん、そんな人ではないと、銃の所持許可はそう簡単には持てないだろう。

殺された人は35歳の電気工事業の男の人。この人は1年半前ぐらいから自宅の敷地内の駐車場に仕事用のワゴン車を停めているのだが、この駐めかたが自己中心的で、大きく道路にはみ出した形でいつも車を駐めるので、近所の人も困っていたようである。このお向かいの63歳の男性も車を自宅の敷地内に駐車していたが、お向かいの車が道路にはみ出た状況でいつもとめられていたため、家から車を出す際、また家に車を入れる際、非常に苦労していたようである。また、この35歳の電気工事業の人は、人が注意すると逆ギレするタイプの人だったようで、63歳の男性も、文句を再三言ってきても改められないといった状況が続いていたという。

今日のテレビで朝日放送の解説者は、この63歳の男性をさして、このような男性でも「キレる」というご時世になったと論評されていたが、少し私は考えが違う。もちろん、散弾銃をぶっ放すという行為そのものは、何物に代えても正当化されることではない。しかし、この63歳の男性をなぜここまで、させたか。この方がもっともっと重要である。世の中の若者がどんどんドキュン(人格的にも、身なり的にも、不良のような柄の悪い人のこと・2チャンネルという日本最大の掲示板サイト用語)化している。ちょっと前までは「人に迷惑さえかけなければ何をしても良い」という風潮だったが、今は「人のことは人のこと。自分さえ良ければよい」という風潮に変わってきつつあるのではないか。茶髪、ピアスは自己主張としては良いだろうが、ビジネスやサービスの場では人に良く思われないだろうと思えば、自然と廃れるだろう。

スーパーなどに行けば、子供のしつけも出来ずにほったらかしの若い夫婦も多い。東北では重い病気の我が子を、邪魔になったとして、秋田の分かれたダンナの所へ取れて行く途中に、死んだとして山中に放置したとして、風俗店勤務の女性が逮捕された。事もあろうか、自分のおなかを痛めた子を愛することが出来ない。そんな人間としての資格がない人種が増えているのだろうか・・・。

日本は今、病んでいる。何か、立ち直るきっかけが必要なのかも知れない。

 

9/23(祝) 昨晩、今日とお通夜、お葬式の仕事が入るので少しバタバタ。

さて、今日は、このごろ思うこと。「おうちゃく」という言葉がある。ちゃんとしないで、楽するために手抜きをしたり、おざなりにすることを言う。このごろの日本人は、少し、横着になってきているのではないかと、最近思うことが良くある。

中学生が大きい道路を横断するとき、横断歩道がすぐ横にあるのに、そこを通らないで、交差点のど真ん中を通行する。原動機付き自転車は、道の左側を通行するべきなのに、平気で中央よりのど真ん中を走って、道路の流れを悪くしている。道路工事で車線が少なくなっているところなのにもかかわらず、平気で大型トラックが停車していて、それが原因の渋滞が1qも続いている。自転車通行が認められていない道幅の狭い歩道で、猛スピードで自転車が我が物顔で通行する。駅の階段で、上りと下りの区分がされているのに流れに逆行する。列に並んでいる人がたくさんいるのに、知り合いを一生懸命見つけて、平気で割り込みをする。警察官の真ん前で明らかに中学生と思われる子がたばこを吸っていて、それを警官が注意しない・・・。等々こんなことが、今の世の中、増えてきているのではないだろうか。

「正義感の強い人」が何か「かっこわるい」。へたに、注意したら、逆ギレされて、ナイフでも持ち出して刺されるのではないか・・・。そんな変なご時世になりつつあるような気がしてならない。悪いことを悪いと言えないような世の中は、まともな世の中ではないと思うのは私だけだろうか・・・。

 

9/24(水) 貯蓄が0の世帯が20%を越えたそうである。残り80%の人の平均貯蓄額は、1480万円。その貯蓄額は少し増えたようだが、2極分化が進んでいるようである。10年前に貯蓄0の世帯は10%以下だったから、急速に無貯金世帯が増えたことになる。これは、もちろん平成大不況の影響だが、借金を平気でする人が増えた証しでもある。テレビでは、朝から晩まで、1日中、貸金業のコマーシャルが流れ続けている。武富士・アイフル・レイクなどの大手から、中小の金融会社まで、まさに金融会社は花盛りで、所得番付の上位にもこれらの会社の多くがランクインしている。これは、どう見ても異常な現象である。日本は世界でも類を見ないほど、金貸しが一番儲けている国に成り下がってしまったのである。

金融会社は羊の皮はかぶっているが、所詮「金貸し」である。コマーシャルではソフトな印象を全面に打ち出しているが、実際は、銀行でまともにお金を借りることが出来ない人が利用する高利貸しであることに違いはない。もともと銀行がもっと簡単に低利で個人にちゃんとした融資業を展開して来なかったことが原因で、これらの高利貸しがのさばる状況を作ってしまった。銀行も一番数の多い小口の個人顧客を手間がかかるからと言う理由で放置してきたことが原因になる。儲かることに群がるのが人の常。元ヤクザなどが、非合法の取り立てをして自殺に追い込まれたり、一部の在日朝鮮人の経営する金融会社が利益を北朝鮮に送っていたことが発覚したり、闇の部分がはびこる温床ともなっている。

健全な小口金融体制の確立は、必要だが、何より利用者のモラルが一番大事である。私はシャディというギフト関係を扱う会社をしているが、通販のお客さんに残念ながら、変なお客さんも多い。初め5000円ぐらい買って、ちゃんと払って、信用させておいて、次から5万とか8万とかの家庭用の食料みたいなのを大量に注文されるのである。その際、必ず指定されるのが、郵便振替での支払い。この手の人は、通販慣れしていて、前データでちゃんと入金していれば、受けざるを得ない。この手でいろいろなところから取り込み詐欺をはたらいているのである。ウチの場合は、自分でお客さんの所へ持って行くので、この手にはピーンと来る。普通の通販は運送会社任せなので、はっきり言って引越されてしまえば、追跡不能。踏み倒されるのがオチである。ウチもいろいろ苦労したので、ウチなりのブラックリストは持っているし、ヤバい客には二度と当たられないようにガードをせざるを得ない。

あるお客は、8万円もするルイビトンのバッグを12回分割で買いたいとか言う。こんなブランドバッグは質へすぐ入れれば、換金性がある。こんな場合は要注意である。クレジット会社の申込書を書いて、審査に回すと、案の定、不受理。審査の通らない人が増えてきているのも、頭が痛い問題。これらの人の多くは貯蓄0で、他で借金があり、しかも、返済が滞っている人。クレジット会社も商売だから、信販を組まないと稼ぎにならない。そこが受けないのだから、よっぽどである・・・。本来いらんことにも、気を遣わないといけない、何よりお客さんまで疑わなくてはならないなんて・・・ホント嫌な世の中である・・・。

 

9/25(木) 雨降りが続く。今年の異常気象もやっと秋の長雨で、正常に戻りつつあるのだろうか・・・。さて、昨日は新車のお話。昨日、うちの会社にとっては、ほんと久しぶりに新車の納車があった。新車と言っても、4トントラックの話である。この不況下、新車なんてとてもとてもと、思っていても、現実はそう待ってくれない。うちの4トン車は、納入からもうかれこれ15年ほど。ユニックという車載型のクレーンを着けた少し特殊な車で、なかなか高価なこともあり、簡単には買い換えられない。とは、言ってもあちこちの修理代もかさむようになり、いよいよ寿命も近い。東京都の実施する排ガス規制も今年スタート。排ガスの浄化装置を100万かけて付けるより、規制対応の新車に変えた方がマシというので、今、トラックは売れまくっている。この悪い時に600万円を超える新車は、大変なことだが、背に腹は替えられないというところ。

早速、納車されたトラックに乗ってみると、隔世の感がある。窓は自動だし、サイドミラーはリモコン操作、ユニックもいろんなレバーが増えている。走行中は邪魔になるクレーンも最新式は自動でブラブラしないようにロックされるようになっていてビックリ。やっぱり新車は良いモノである・・・。バンバン仕事が来るように、景気の本格回復を願うだけである。。。

 

9/26(金) 昨日今日と、またまたお葬式の仕事。続くときは続く。

さて、今日は国の借金の話。今朝の新聞によると、国の借金は、赤ちゃんから寝たきりの老人まで入れて、国民一人あたり504万円になったという。少し前まで確か100万円ぐらいだったのに、何時の間にこんなに膨らんだのか、いったい誰が何のために借りたのか。誰が責任を取るのか。はっきりしなければいけない時期に来ている。

家庭で言えば、家族年収700万、3人家族で考えれば、年間に700万円しか収入のない家庭が504万×3人で1512万円も借金している勘定になる。ざっと年収2年分も・・・。家族なら、借金は嫌だから、自分の懐具合と相談して買い物をするだろう。自分のサイフの中にあるお金でなんとかやりくりしょうという努力が国には無いから、困ったモノだ。やれ。景気対策だ。やれ補正予算だ。で国債をガバガバ増刷して、そのツケがこんな結果である。そんなことになった責任を取って、政治家や役人は全員丸坊主になって、給料を半分返上せよ。そのぐらいしないと、自分たちがやったことの意味の重大さがホント判らないだろう。

我が国は自由主義国である。国が事業をして、お金をばらまいて、景気対策をするのは、社会主義国のやること。国は民間のサポーターであって、決して自らプレーヤーになってしまっては、意味がない。「官業廃止」「小さい政府」が目指すべき道なのに、役人という人種や、政治家という利権屋は、アメーバーのように増殖する性質を持っているからタチが悪い。特殊法人、天下り先、ファミリー企業。みんな優秀な役人が自らの受け入れ先を増やすために、どんどんはびこってきた、おいしい会社である。この連鎖を一朝一夕に断ち切るのはいくら小泉さんでも、難しかろう・・・。

ただ、歯止めは絶対に必要で、このまま、税金だけでは足らず、どんどん勝手に借金を増やし続けられては、たまったものではない。何か、企業会計手法で、第三者の公正な機関が税金の垂れ流しをチェックするような仕組みは出来ないものだろうか。。。この国は、このままでは役人に食いつぶされてしまう。。。

我々は、政治家は選べるが、役人は選べないのだ。お上は、昔も今も、まだまだこの国でのさばっている存在なのである。

 

9/27(土) 昨晩は、洛央7学区体振が主催するソフトバレーボール大会。この学区内にはこのソフトバレーを熱心に練習するところが多く、旧学区単位でチームを組む。多いところは2チーム出してくるところもあるぐらいなかなかお盛んである。私の住む格致学区は、特にソフトバレーのチームはなく、試合のそのときだけ借り出されて、出ていた急造チーム。いつもこの試合は親睦中心で参加していた。当然、なかなか勝つまでは行かない。ところが昨日は、奥村君と徳田君の、両新メンバーの加入で急に強くなって、1セット落とした以外は何と全勝。格致さん、急にどうしたんと、いつもの相手オバチャン選手さんに言われる始末。でも、勝って、あぁ、すっとした。。。

さて、今日はハコモノ。地方がホールや地域の文化会館、博物館など大きな建築物を建てようとすると、その何割かを国から地方交付税交付金という名目でお金を出してもらう場合が多い。これらを総称して、大きな箱で中身はないことから「ハコモノ」と呼ぶ。もともと、「国土の均衡ある発展」という大義名分のために作られたこの地方交付税の制度。わかりやすく言えば、都市に集まるお金を地方にも回す制度である。都市には人や物が集中するが、当然カネも集まる。ところが地方には人も少なくなるし、モノも集まらなくなるし、当然カネもあまりない。選挙という地方代表制のシステムで、田舎の議員にとって、中央に行って、いかにカネを引っ張ってくるか、これが田舎の議員の仕事みたいなところが、今の日本にはある。国会議員はこの国の行く末を定めて、立法してゆくのが役目であるにかかわらず、このような我田引水システムは、声の大きい、実力のある、集金力と政治力のある、口利きの上手い、顔の広い、そんな地方出身の政治家が地元から尊ばれるという矛盾がある。

自民党の安倍幹事長の地元は山口県だが、昔から薩摩(鹿児島)長州(山口)土佐(高知)など、明治維新の時に外様大名だったところの出身の議員に、国家の大勢を見極められる大政治家が多く輩出される傾向がある。この地方出身の人たちは、地元の事より国のこと。を優先して地元から頑張ってこいと送り出されてきたという気風がその地方にあるような気がしてならない。不思議とそんなところの出身者の歴代大臣にはスキャンダルが少なく、清潔で、利権など見向きもしなく、自らのために仕事するのではなく、お国のために働くという、高い誇りを持つ人が多い。

さて、バブルの頃に国はカネが余り余って、地方にもっと使え、もっと使え、と補助金をばらまいた。この大きいツケが今、地方自治体に重くのしかかっている。この時使ったお金は、言い換えれば、先食いの交付金。バブルの時に計画された計算で、地方は地方債をバンバン発行してしまっている。そのころは、このくらいの地方税が見込めるから、このぐらいは借金の返済にあてられるだろうという甘い計算の上に成り立っていた。ところがこの平成不況。税収は当然ガタ減り、借金の返済はままならないから、またまた借金を繰り返す。という悪循環に陥っている。

バブルの時の役人は、他の地方都市も、このぐらい借金しているから、ウチも大丈夫だろうとか、そんなモノサシしか持ってないし、バンバンお金使っても、自分の腹が痛むわけでもないし、うまくいけば自分の天下り先を新たに作ってあわよくば、そこに滑り込もうか・・・ぐらいのスケベ根性しか持ってない。平成2年のバブル崩壊から12年。この責任をとるべき地方役人たちは、次々と高額の退職金をもらって、さっさと次のおいしいポストに再就職している。これが、今の現状。公務員に、もっと厳しい外部の監査制度が絶対必要だし、事業が失敗した時に、誰にどの程度の責任があるか明確にすべき時代に来ているのではないか・・・。それを管理すべき政治家にろくな人材がいないのが悲劇なのではあるだろうが。。。

 

9/28() まさに秋晴れの日曜日。昨晩は格致の体振の宴会で久々に深酒。少し二日酔いの頭を、よっこいしょと持ち上げて、息子の練習試合の応援に行くことにする。相手は北嵯峨高校。甲子園出場経験もある公立では、強豪校である。その強豪相手に、4回まで4対2でリード。惜しくも6対6の同点に追いつかれて、ゲームセット。なかなか、応援に行った時には勝ってくれないものである・・・。私が行くと、勝てない・・・。このジンクスは、息子が小学生の少年野球の頃からまだ、続いているのだろうか・・・。

さて、それ試合が終わってから、少し買い物に回った。最近のマイブームは、お風呂グッズである。先週、アヤハデュオというホームセンターで、偶然見つけた「お風呂の椅子」。今、少し高い目の椅子が、お風呂用のイスとしてよく売れているそうである、というテレビの情報をもとに、この日、ここを訪れたのだが、いろいろ探して、これが良いと目を付けたのが、安寿という介護用品を扱うメーカーのイスである。座面がU字型の便器のような形をしているのだが、座ってみるとこれがとても具合がよい。高さが40センチもあるので、私みたいに体重のある人は、小さいイスに座ると、おなかの肉が邪魔してしんどい。これなら脚も伸ばせて足下も洗いやすいというすぐれものである。普通お風呂のイスといえば、プラスチック成形の大量生産品と決まっているのだが、それがせいぜい1000円。少し良いモノで1500円ほど、ところがこれは4980円。上代は何と7000円だそうである。

かなり悩んでやっぱりこれが良いと、「えいやっ」という気持ちで買おうと思ったら、これが見本品だけで、売り切れ。取り寄せに1週間ほどかかりますと言われて、それならと2〜3軒ホームセンターをはしごしたのだが、これがなかなか無い。ウチの会社の2軒東となりに介護用品の卸屋さんみたいなのがあるので、そこで聞いてみても在庫キレ。それではと、インターネットで探しまくって、やっとのことで見つけて注文。まもなく送られてくる予定である。

そこで、それならばと、お風呂場で使うテーブルも買ってみようかとなって、またまたコーナンというホームセンターに出かけた。イスが高くなると、洗い桶を地べたに置くと、前屈みの姿勢が辛くなる。最近のユニットバスなんかは、エプロンテーブルと呼ばれる高さ30センチくらいのテーブルが付いており、これが丁度都合の良い高さのようである。いろいろ探すとやはり介護用品のところに便器や浴槽メーカーのTOTOが出しているテーブルがあり1780円とリーズナブルだったので、これも買ってみた。さっそく使ってみると、これもなかなか使い勝手が良い。こんなところで、プチぜいたくも、時には良いものである。

 

9/29(月) 9月末といえば、3月末と並んで企業の決算期。当然、物流関係もこの月末に集中する。明日は、半期に一度の入荷集中日。忙しくなりそうである。売上の数字が出来てない営業の人は、ノルマ近くまでなんとか数字を作ろうと、「押し込み」と呼ぶ在庫リスクの低い良く出る商品を、大きい得意先に頼んで先に買ってもらおうとする。得意先さんも、その分安くしてもらったり、リベートの上積みが期待できるので、それに応じる。その伝票上の締め日が月末、特に半期末の9月末には、集中してこれが起こるため、モノも大量に動く。これが決算時の物流ラッシュの仕組みである。その日が明日。ああ忙し。。。

 

9/30(火) 中国南部にある新興都市で、日本人の団体が、380名もの集団買春を行ったとして、大ニュースになっている。もともと、日本人は東南アジアに買春ツアーに行くとして、有名になっているのだが、全世界的に見れば、買春ツアーの世界シェアは、アメリカ人がダントツの1位、2位がドイツ人。日本人は第7位という、不名誉だが、マスコミが騒ぎ立てるほどではないのかも知れない。もちろん、褒められた事ではないのは当然である。この会社、大阪にある建設関係の会社で16歳から37歳の団体で、物価の極端に安い中国本土で、500人ものコンパニオンを呼んで、大宴会を催した模様である。お酒が入れば、気に入った子を部屋に連れ込む不届き者も出てくる。この団体の酒癖も悪く、羽目を外したから、地元の人には大顰蹙を買う結果となった。この慰安旅行に参加した人、全部が全部買春をしたわけでは無いだろうが、そう思われても仕方ないほどの、乱痴気騒ぎをしたのは間違いないだろう。

ただ、この中には、金持ち日本人に対する不信感が、現地の人の中にあったことは間違いない。この騒ぎの起こった都市は、香港から船で少し。沿海部にある新興の都市。交通の便がよいので、香港などと違って、日本人にしてみれば、物価10分の1を実感できる場所でもあっただろう。日本でコンパニオンを1人呼べば2時間で15000円ほど、現地では1000円ほどと嘘のような値段。宴会部長さんが、気前よく、500人ものコンパニオンを呼ぶ気持ちも判らなくもない。その街一番のホテルで、派手に遊ぶ日本人をねたみ、面白くないのは現地の人たちだろう。ただ、この街には、ほとんど日本人が行かない所。街の人たちの中には、免疫もないし、反感がもろに出たというのが事件の本当のところではないかと、推察される。

もう一つ、日本では中国人による刑事犯罪が急増していて、日本は再三、中国側武官に改善を求め続けていた。ただ、向こう側は、中国人は、そんなに悪いことをするはずがない。日本側の誹謗中傷であると、頑として受け入れなかったそうである。福岡での一家惨殺事件の捜査を通じて、このことが大きくなったが、日本での外国人による犯罪が急増し、その4割以上が中国人である、警察白書をつきつけられて、中国側は愕然となったそうである。こういう、日本政府の一部である公的文書は、中国の警察当局では、今もって、全く知ることが出来ないのである。今回、中国側も異例の犯人逮捕を早々に行った。悪いことをしたら、どこの国の人でも罰せられるべきと、当たり前のことが、当たり前になった。

この2つの事象は、いずれも日中相互理解不足がその遠因の一部にある。文化と文化が今、日中の間でぶつかっているところなのかも知れない。21世紀はアジアの時代と呼ばれる。世界の人口の6割はアジア人。そのうち、中国人は20億人とも言われ、世界中の人の中で3人に1人は中国人とも、言われている。超大国中国と世界第二位の経済大国日本。世界の国々との関係の中で、日本にとって、いつか一番大事な関係になる可能性が大きい大事な国になることは間違い無いだろう。この国に日本が左右される日がまもなく来ることになるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

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