日常のページ

 

10/1(金) 今年は、台風の当たり年。もちろん悪い意味の当たり年やけど・・・。昨日上陸した台風21号、日本に上陸した台風の数は過去最高の8つ目。京都は、珍しく直撃やった。前の2回の台風で、築100年以上のオンボロ我が家は、度重なる台風のアタックに耐えきれず、屋根のトタン板は飛んでいってしまうわ、大雨でそこいらじゅう雨漏りはするわ、悲鳴をあげている。もう、ええかげん建て直さんと、あかんかなぁ・・・。

 

 立て直すとすれば、私の家造りは2年前実家の建て替えで経験済み。同じ積水ハウスで妹夫婦も高知に家を新築中である。いよいよウチも、頼まなあかんかなぁ・・・。お馴染みの積水の営業君に電話したら、早速測量させてくださいと・・・。早いなぁ・・・。気心知れているから、ホンマ話は早い・・・。さて、大ごとになってきた・・・。

 

 我が家の敷地は間口が7800、奥行きがどおーんと長くて32000以上。坪数は確か79坪ほどやったと思う。。。いわいる、ウナギの寝床と呼ばれている形である。家の前の醒ヶ井通は、ぎりぎり4メートルの道幅。セットバックは何とか不要であるハズ。土地は西入りで北は料理屋さんにぴったり隣接、南はお寺という街中にはよくある状況。真西は通りを挟んで13階建てのマンション。家の裏にあたる東側も7階建てのマンション。北も20メートルほど離れてマンションが建っている。東も北も西もマンションに囲まれているから、平屋の我が家は谷底っちゅうかんじやね・・・。南はお寺さんやけど2階建て。その向こうは閉校になった小学校の体育館やから何とか南は3階建てにすれば少しはええ見晴らしがあるかなぁ・・・。

 

 都会に2階じゃもったいないというテレビコマーシャルがあったけど、実際問題、3階建てにすると、けっこうええ値段になる。まして積水は一番高いので有名。でも製品的には信頼できる。ドーンと前を開けて駐車場にして奥にだけ家を建てるか、1階を全部駐車場にして2階3階に住むか、いずれにせよ私とヨメさんと息子の車3台分の駐車スペースを確保しなあかん。街中でこの駐車場を借りるだけで月2〜3万は要るから、逆にこれを貸せば安定した収入にもなる。悩むとこやねぇ・・・。

 

 よくよく考えてみたら、私もこの1月で48歳。家を建てるにも住宅ローンを組むにも、50になるとキツイ。今がラストチャンスかなぁ・・・とも思う。家を建てることの大変さは前の実家の建て直しで、十二分に感じている。もう一度あれをするのかと思うと、気が遠くなる。でも、タイムリミットは近い感じかなぁ・・・。家を建てる人は一般的に30代が多い。結婚してしばらくは賃貸に住んでいても、子どもが出来、子どもが大きくなってくると部屋数が足らない。大きな間取りのマンションに移るか、それとも思い切って家を買うか・・・。そんなとこやろ。

 

 逆に、子どもがみんな嫁いで、家が大きすぎて住みづらくなった場合は、便利な場所にあるマンションがええ。ウチの前のマンションもそんな老夫婦が多い。家は住む人のライフスタイルによって、希望するものが変わるものである・・・。

 

10/2(土) 京セラの稲盛会長といえば、京都商工会議所の元トップで、京都でも有数の経済人の一人だが、たまに京都新聞の一面を飾ることがある。他の新聞には載ってないが、昨日の京都新聞の一面記事は、嬉しかった。京都パーブルサンガの専用スタジアムを横大路運動公園に建設するというニュースだった。現在J2のサンガだが、京都では初のプロスポーツチーム。いつものホームゲームは西京極球技場。ここの難点は、観客席が少ないし、僅かな指定席のほかは、何と芝生席。観客はここにビニールシートを敷いてサンガの試合を見に行く。選手までの距離はかなり遠いし、雨でも降ったら屋根がないので、みんな帰ってしまうという悲惨な施設やった。

 

 ボロは纏えど心は錦とは言うけれど、雨で観客がみんな帰ってしもたら、選手もやる気がなくなるわいなぁ・・・。ちょっと前にもこのページで書いたけど、京都にはこんなスポーツ施設が決定的に不足している。今回、稲盛さんは、自腹でスタジアムの建設費を出すというから太っ腹や。行政なんかより、京の大旦那の方がお金持ちっていうことやね。これは。

 

 今回の発表によると、建設予定地は京都市の土地。これを無償提供してもらっての計画や。この場所はもともと隣接すね横大路清掃工場の同じ敷地内。現在は野球のグランドになっているところ。かなり広い土地がある。すぐ横には京阪本線が通っていて、2006年の開業までに、何とか京阪に新駅を作ってもらおうというお話や。スタジアムの収容人数は30000人。久々に京都に出来る大規模スポーツ施設ということになる。ドームやったらもっとええのやけどね・・・。でも期待したい。

京都もちょっとは、元気出さんとなぁ。。。

 

 10/3() 格致の区民運動会の日やけど、お葬式が入って午前中は仕事。しゃあないわなぁ。昼前に帰って、それからはずっと運動会のお手伝い。午前中さぼったから、頑張らんと。。。マンションのおかげで我が町内は、人口が急増。みなさんたくさんの人にせいぜい出て貰うようにしたから、競技的には、弱くなったかも知れんね。なんせ、私が花の町内対抗リレーの40代で走るぐらいやから・・・。40代いいひんのかいなぁ。。。結果は総合5位。ここ数年、優勝か準優勝しか無かったウチの町内にしては、大誤算。でも、ええねん。この運動会でまた新しい知り合いが増えたから。もともと、これが本来の目的やしね。勝負は二の次、また来年頑張ったらええ。いつものお寺の駐車場でやる足洗いの宴会もたくさんの人で盛り上がったしね。

 

 さて、アメリカ大統領選挙が山場。やっぱりアメリカは、判りやすい国や。ブッシュとケリーのテレビ討論は、一回戦は、どうやらケリーの勝ちのようやね。支持率で逆転してたから。一番の争点は、イラク戦争。フセインが悪いか、ビンラディンが悪いかなんて論争しているのやから、理論的には単純すぎるほど単純。判りやすくないと、アメリカでは受けへん・・・。ブッシュが結果的にフセイン政権を潰したのは、ええことやけど、中東の中でもイラクはまだ一番欧米的な国。そこであれやから、アメリカは結果的にイスラム世界の全部の国を敵に回すことになったんやないやろか・・・。パンドラの箱を開けたようなものやね・・・。イラクで米兵が1000人以上死んだ事実、これが犬死にやったと言われたら、ブッシュは詰まるわなぁ・・・。

 

 でも、結局ブッシュは勝つやろうと私は思う。なんでか。それはケリーが貧相すぎるからや。アメリカは見てくれでも大統領を選ぶ。ケネディに代表されるように、アメリカでは、アングロサクソン系の白人、それも男前しか大統領になれない。これもほんまやからね・・・。北朝鮮なんかは、穏健派のケリーが大統領になって欲しいのと違うやろか。だから、わざと撃ちもせえへんミサイルを撃つぞ撃つぞと動かすふりをしてみたりしている。実際、今度撃ったら日本は経済制裁を絶対するから、北朝鮮の息の根が止まる。そんな馬鹿なことは、なかなかせんやろ。実際。

 

 10/4(月) イチローの今シーズンが全試合終了した。所属のマリナーズは、最下位やけど、今年のイチローは、すごい記録を打ち立てた。大リーグの84年前の1シーズンの安打記録を塗り替えて262本。凄い大記録で、イチローは野球殿堂入りを決めた。世界一ヒットを打つ男の栄誉やから、ひょっとしたら金メダルより凄いことやわなぁ。大したもんや・・・。

 

 さて、政冷経熱という言葉がある。今の日本と中国のことを指す中国語、四文字熟語。これは日本人でも判りやすい。政治的には二国間の関係は冷め切っているが、経済面ではものすごく活発な熱い関係が続いているという意味である。同じ漢字を使う国同士、もっと仲良く出来ひんもんかね・・・。

 

 そんな中、小泉首相は第2次内閣の組閣を終えて、その世論調査結果が出てきている。内閣支持率は急降下。内閣のメンバーも前の方がマシ。よりにもよって、落選中のエロガッパこと山崎拓を官邸に入れたのも大きくポイントがマイナスになった原因やろね。首相というのは、孤独な仕事、かつての盟友山崎拓にいろいろ相談したいというのが小泉さんの本音やろう。それにしても、自分の廻りをイエスマンばかりで固めてしまうのは、下手なやり方。組織的には絶対に良くない。いろいろな自由な意見が出にくいことになるからね。

 

 もうひとつの大きなマイナス要因は、郵政改革。国民は、郵政の民営化なんかにあんまり興味がない。そんなことより、年金を何とかせんかいな。社会保険庁なんかの改革の方が、絶対に先やろう、というのが国民の本音。それなのに郵政郵政って・・・。そんなの関係ないわいな、と言ったところやろ。その辺をもっと、国民の方を向かんと、小泉政権も長くないようになるで多分・・・。

 

 その小泉首相がアジア欧州会議へ出発。注目は中国の温首相との会談。知日派の彼となら、うまくいくと、日本との良い関係を戻せる可能性がある。ただ、中国国内は、江沢民時代の影響が大きく、反日の嵐。小金を持ち出した一般民衆は力を持ちつつあるので、そんな彼らのネットなんかでの言い放題を当局が押さえ込めるかというのに注目が集まる。もし、これに失敗したら、飛ぶ鳥を落とす勢いの中国にも、政治的に暗い影が落ちることになるから、ここは正念場やろうね・・・。

 

 10/5(火) 京都府警がまたまた不祥事。北海道警などでも問題になっていた裏金問題。どうせ、どこでもやっているのやろうと思っていたら、案の定、京都府警でもやっていた。交通費などを請求して、それを受け取るための口座を一括管理して、そのお金を急な出張費や、慰労会に使っていたそうな。それもほとんど全部の警察署で。まぁ、これでは組織ぐるみと言われてもしゃあないわなぁ。

 

 ここで、変やなぁと思うのは、急な出張は自腹で行かはるのやろか。スピーディーに正当な仕事のための費用が出ない体質もおかしいのと違うか・・・。警察署員の人からしたら、仕事で使った交通費は自腹で一端支払って、しばらくして公金から出たお金を積み立てているのやから問題ないやろうという感覚やろうね。でも、それを一括管理するのはやっぱり問題やろう。一端、個人にちゃんと払い戻して、それから別枠で積み立てたらええだけのことや。

 

 警察官かて普通のサラリーマンや。自分のお小遣いで仕事で使った経費を立て替えなあかんし、同僚が退職したり、転勤したりしたら、歓送迎会もやるやろ。そりゃ、やったらええわ。でも、少ない小遣いから、お付き合いの宴会費を一度に出すのは、苦しい。だから、積み立てておいたら、いつでも気軽に参加できる。それもサラリーマンやしわかる。ただ、普通のサラリーマンと違うのは、人により厳しく見られているということや。公金から飲み食い代を使っているようにも見えるような、お金の流れは、ものすごく紛らわしいので、絶対にすべきやない。それこそ、簡単にプロ市民と呼ばれる市民団体の格好の餌食になる。

 

 世の中にはいろいろな人がいて、市民オンブズマンや行政監視に一生懸命な人も、けっこういてはる。これはこれで、意味のあることやし、ご苦労さんなことや。でも、こんな人は何でメシを食ってはるのやろう?不思議でしゃあない。別の肩書きを聞いたら、労働組合の委員長さんやったり、政治団体の役員やったり・・・。まぁ、この人たちの給料を誰かが負担してはるのやから、日本はええ国や。

 

 でも、この人たちは、何も生産しないし、何も経済活動をしない。やるのは、権力批判だけ。まぁ、非生産的という面では極致的なお仕事やね。私に言わせりゃ。。。そんな暇あったら、もっと治安が良くなるように警察官を増員する運動でもしてくれたらええのに・・・。そしたら、もっと街頭に警官に立ってもらって、中学生や高校生がタバコ吸ったり、ポイポイと、ゴミを平気で捨てるのを叱ったり出来るのやないやろか。今の世の中、少しタガが緩み過ぎや。警察官さん、もうちょっと頑張ってや。あんたらが日本の治安を守るための最後の砦なんやから。。。

 

 10/6(水) いよいよ家を建て直さなあかんようになってきて、いろいろ悩みは尽きない。車は最低3台は置かなあかんし、5人家族やから個室もやっぱり最低5つは要る。犬も飼う所を考えなあかん。そやけど、子どもがあと10年も経ったら、家を出て行くやろうし。風呂はいつも誰が先に入るかでもめるから、出来たら別にシャワーだけでもほしい。トイレも2個以上は必要やろ。どうせやるなら、収納はたっぷり欲しい。山のようなキャンプ用品やスキー、旅行カバンや子どもらの古い教科書、増え続ける衣類なんかを入れる場所も要るしね。そうそう、ピアノやお仏壇や婚礼家具を置く部屋も要るなぁ。なんやかんやで必要な部屋数をそろえよとしたら、いくらお金があっても足らん。拡げるだけ拡げて、縮めるのも必要やろね。えらいこっちゃ。。。

 

 さて、UFJ銀行が金融庁の検査を妨害したとして、刑事告発された。日本の都市銀行が告発されるなんて、前代未聞の話や。そう言えば、ちょっと前に、世界最大の銀行アメリカのシティバンクが金融庁から個人の資産運用部門が、十分な説明のないまま、リスクの高い商品を1億以上の客に勧めて、損害を与えさせたとして、業務停止命令を受けた事件があった。

 

 大口の優良顧客をどんどん囲い込むシティバンクの勢いに、手が出ない日本の銀行が金融庁を動かしたという噂や、ブッシュの盟友小泉首相がアメリカの大統領候補のケリーを強力に支持しているシティバンクへのあてつけやという噂も絶えない。実際、かなりの金がシティや新生などの、ジャパンメガバンク以外の銀行に流れている。世の中、史上稀に見る低金利時代。あまりにもアホらしい金利に、ちょっとリスクがあっても、投資信託でもやったろかいなぁ。何とかファンドなら利回りが良さそう、オーストラリアドル預金の金利がええ、中国株でも買ってみようか、なんていう人が増えてきているのやないやろか。

 

 ところが日本のみずほ、東京三菱、りそな、三井住友、なんかの大銀行には、なかなか魅力的な金融商品が無いのが現状。まして資産悪化が表面化して、公的資金投入騒ぎになったUFJ銀行なんかは、これ以上の焦げ付きが表面化するのを恐れたんやろね。金融庁の検査官に見られたらまずい書類をダンボール箱で100箱ほど隠したんやて。おまけに、検査官の目の前で書類を破くなど、常識では考えられない行動を取ったそうな。

 

 銀行員もレベルが下がったもんやなぁ。これだけ舐められたら、他の銀行にも示しが付かんというので、今回の告発になったそうな。考えてみたら、金融庁の役人も、何様やと思っているやというのが、銀行員の方にもあるのやろね。こいつら、税金でメシくっとるくせに、エバリ過ぎやと思ったから、そんな行動に出たのやと思う。どっちもどっちと言ったところか・・・。

 

 10/7(木) いろいろと、株主優待狙いで株を買っていると、ときたま、「えっ」と思う事件に出くわす。エイベックスというレコード会社の株は浜崎あゆみの離脱問題で乱高下したし、今話題のライブドアや楽天の株価は、プロ野球関連のニュースに一喜一憂して、敏感に動いている。

 

この前、インターネットで株式の相場変動を見ていたら、私の持っている八千代ムセンという家電量販店の株が、ある日突然上場停止になっていた。日経新聞を毎日角から角まで見ている人なら、なんだあのことかと、ご存知なのだろうが、こちとらセコい株主優待券狙いで40銘柄以上も買っているので、手が回らないというか、こんな情報は、全く知らなかった。

 

 えらいこっちゃ、株券は紙くずになるのやろかと、いろいろ調べたら、関東の家電大手ギガケーズデンキが関西の八千代ムセンを吸収合併したらしいというのが判った。9月23日から30日まで売買停止で、10月1日付けで八千代ムセンの株500株がギガスケーズデンキの株140株に自動的に変わっていた。損をしたのか得をしたのかは判らんけど、パーになってないことだけは判って、ホッとした。よかったよかった・・・。

 

 この他にも、外食産業のかっぱ寿司を運営するかっぱクリエイトという会社が株式分割と言って、50株の株が100株になって株価が半分になったり、スーパーのジャスコを運営するイオンが100株を200株に分割した。何でこんなことをするねんと言えば、株価が高くなりすぎると、買いにくいので、株を買ってくれる人の数が減る。そうなりゃ、株価もおもわしくなくなる。だから、その会社の株を買って欲しい人のために株を下げて、買いやすくして、株価全体の上昇と安定を目指しているからである。

 

 つまり、株の分割をするような会社は、自分の会社の業績によっぽど自信がある会社やないと出来ないということになるやろね。何せ、市場に出回る株券が、一気に倍になって、株価が一気に半額になるんやからね・・・。ところが、会社の思惑とは裏腹に、イオンもかっぱも株価が、基準日以前と比べて、半分より大分下がっている。やっぱり、株式分割銘柄は、あんまり良くないねぇ。損する場合が多いみたいやね・・・。出来れば、この手のイベントには関わらない方がよいわなぁ・・・・。

 

 反対に、私が持っている株で、何でこんなに株価が上がるねんという株がある。マルキン忠勇という会社である。マルキンは昔からのお醤油メーカー、忠勇は灘の日本酒メーカー。この二つとも、今はどうしようもない不況業種。売上も低迷していた。当然株価もぜんぜん冴えない・・・。この二社が合併して出来たのがマルキン忠勇。株主優待は自社製品である。忠勇といえば、奈良漬けのメーカーとしても有名。奈良漬け好きの私は優待で貰えるかなぁというセコい目的で、たまたまこの株を買った。ところがなんでか知らんけど、この会社の株が知らんうちに、ドンドン上がる。そんなに儲かる会社やないのになぁと、思っていたら、やっと原因が判明した。今週の日曜日朝の儲かりマンデーという番組でこの会社のことが取り上げられていたのである。なんとこの会社、自社の醸造発酵技術を活用して、今流行の黒酢を発売。それがものすごく売れているのだという。そうか、それで上がっていたのか。まぁ、私もそんなのぜんぜん知らなくて買っていたのやから、暢気なもんである。。。ホンマ・・・。

 

 10/8(金) 今週末が連休ということもあってか、社長は今日から2泊3日で運送関係の組合の旅行で湯布院へ。ウチの社員の一人も、F−1観戦のため今日から休み。ヨメさんも10日の振込なので会社にいない。3人もいないと会社は寂しいもんやなぁ・・・。でも、明日ぐらいにまたまた台風が来るみたい。ほんま、今年は良く来るなぁ・・・。また新記録やね。

 

 さて、今日の新聞でまたまた気になったニュースがあった。厚生労働省の発表で、2005年というから、来年から、介護保険で施設に払っていた食費の補助を取りやめますというニュースやった。いつの間にやら払わされている感のある介護保険料。要介護になった人をバックアップするために、鳴り物入りで登場した制度やのに、早くも、将来の負担増に耐えられないとして、変更になった。いったい厚労省の役人たちは何をやっとるねん。ドンくさい・・・。

 

 本来、介護保険なるものは、新たな不公平を生み出してしまう制度やと、批判が多かった。人間、年老えば、耳が遠くなり、足が不自由になり、身体の機能は徐々に落ちてくるもの。ところが、全ての人が死ぬまでに介護が必要なほど老いぼれる訳ではない。中にはポックリと往く人も多い。3大死因のガン、心臓病、脳溢血なんかは、いずれもポックリ死ねるケースも多い。ガンはなかなかしんどいらしいけどね・・・。

 

 となると、せっかくずっと介護保険料を払い続けても、自分には関係ないケースも多い。これが不公平感の募る原因にもなるのやろね。働く全ての人から、税金的に徴収するのは整合性が難しい。いずれ、お世話になるかも知れないからでは、なかなかみんな、納得仕切れないのやないやろか。でも、実際に困っている人がいる。それは本来、国が福祉としてやるべき筋のものやろ。別枠にして、集金するのは、厚生族の利権集めやという批判が出るのも当然や。

 

 そして、今回、来年度から支給しないとした食料費は、これまた新たな不公平感からということや。介護の必要な人で重度の人はええ施設に入れて、食事代までタダ。軽度の人は、在宅介護で当然食事代は自腹。この差はおかしいのとちゃうやろかとの意見が出たのが発端。でも、こんなこと、介護保険を作る時に当然、想定できたこと。これは、厚労省の怠慢やね。やる気あるのかね・・・。

 

 人間、介護保険料というみんなのお金で、タダメシを食わせてもらうのは、やっぱりおかしいこと。これを貰っている人の中には大変たくさんの資産を持っている人も多いということもある。お金のない老人の食事代は負担してもええ。お金のある人は、ちゃんと払ってもらいましょう。と、いうとこやろ、最初考えたのは・・・。ほしたら、お金のある人と無い人の区別はどうするねん。1000万円有ったらあかんのか、990万持っている人はどうなるねん。そんな線引き難しいから、そんなもんやめてまえ!そんなとこやろね。問題は、本当に生活に困っている要介護の老人やろう。ホンマに困っている人を、ちゃんと助ける。これが国の仕事やろう・・・。違うやろか?

 

 10/9(土) この一週間ほど、新しい家の間取りプランを考えていて、寝ても覚めても家の間取りばかり。夢にまで出てくるようになったら、やっと本気モードやね。ああでもないこうでもないと考える作業は、やっぱり一生で一番大きいお買い物。まだ始まったばっかりやし、先は長いけど、ええ家にしたいもんやね・・・。

 

 さて、UFJ銀行が金融庁から告発を受けて、家宅捜索に入られた。銀行やのに家宅って変な言葉やけど・・・。容疑は、金融庁の検査の時に、不良債権先の資料を別室に隠していたり、データを今は使っていないサーバーへ引越していたというもの。検査官の目の前で資料を破ったなどという言い回しは、かなり感情的な表現で、悪質やと決めつけている点も、いかにも官僚的。お上のやることに、刃向かうとは、不届き千万。てめえに頭が高い。控えおろう・・・・。まるで、水戸黄門の世界やんか。。。私は、これは、見方を変えたら、金融庁の言うことを聞かない民間を、言うことを聴かすための、国家権力の濫用やと思っている。この前のシティバンクかて、何やら政策的な業務停止命令やったし、今回の処分でも、新規の法人顧客への融資を半年間禁止やて。

 

 いくらなんでも、金貸しに金貸すなというのやから、仕事するなっちゅう事やわな。そこまではやりすぎと違うやろうか。最近の金融庁の行動を見ていると、小泉改革でどんどんいろんな事で改革が進んで行って、自分らのところまで改革の波が回ってきそうなので、抵抗している行動と見えて仕方がない。小泉改革の本流は、今まで高級官僚が牛耳っていた日本の大本を、国民が選んだ政治家の手に取り戻そうということや。改革が進んでおもろないのは、今まで実質的に日本を動かしてきた東大出身の高級官僚たち。自分らのやりたい通りに出来ひんからね。

 

 今まで、日本は護送船団方式と言って、官僚が描いたストーリーとルール通りに、物事を動かしてきた。そして、それは、日本の高度成長をもたらし、大変有効で、効率的なやり方やった。政治家はアホでも、官僚が全部仕切って、段取りを全て決めている。まぁ、政治家はシナリオライターが描いた台本を読むだけの役者で良かったんやろね。

 

 ところが、官僚中心のパターンでは、世界に通用しなくなった。もちろん、日本が世界第二位の経済大国に上り詰めたから、比較論として、成長神話は崩れた。日本は右肩上がりの成長なくしては、今までのいけいけドンドンの予算の使い方は出来ないようになった訳や。となると、今度はいままでブクブクと太りきった予算を大きくカットしなあかん。いらん国の仕事は削らなあかん。ところが、自分らの仕事が無くなってしまったらえらいことやと、役人たちは組織防衛に走る。それで、一向に改革が進まへん。それが今や。公務員を大幅に減らさんと、またまた大増税になる。日本の中でいろいろな意味で、税金で食っている人の比率を減らさんと、これからの日本は立ちゆかない。早くなんとかせんと、手遅れになる。。。

 

10/10() 朝から、今はもう亡くなった祖母の実家の法事に参加のため、久しぶりに京都駅から湖西線に乗って滋賀県の新旭町へ行った。いつもなら車で行くのだが、今日は、忌明けの法要やからお酒が出る。飲んだら、今どき車乗れないわなぁ・・・。

 

 さて、家づくりのプランニングのため、時間を見つけてはインターネットでダウンロードしたイエスマイハウスという間取りを作製するソフトで、ああでもない、こうでもないを繰り返す日々が続いている。寝ても覚めてもこの間取りばっかりやっている。こうも毎日やっていると、夢にまで出てくるぐらいやわ。。。家族全員からの要望を1つの図面の中に盛り込む作業は、本当に大変なこと。1年半前に実家の建て替えを経験しているので、その時の知識がそのまま活かせる。

 

 ただし、家づくりも、いざ自分の番になるとなかなか難しいもの。子どもやヨメさんの部屋をええ風にしようとしたら、あきらめなあかん事も出てくるし、あれもしたい、これも入れたいを繰り返していると、巨大な家になりすぎて、いくらお金があっても足りない。幸いにも土地だけは80坪弱と恵まれた条件なのだが、車を家族分3台置くとなるとけっこうなスペースが必要になる。ビルトインガレージは建物の値段が高くなるのでやめて、あと2台分ぐらいは駐車場にして貸せるかなぁという感じである。

 

 今の我が家は、平屋で階段というものがない。ウチの子は、小さい時、友達の家へ行くと階段が物珍しくて、何でウチには階段が無いの?階段作ってえな。なんてせがまれた覚えがある。でも、出来ることなら無い方がええわなぁ、あんなもの・・・。間取りの基本はどこに階段を作るかで大きく使い勝手が変わってくる。比較的家の中心に階段がないと、廊下がやたら長くなって、スペースが勿体ない。ところが、階段は人が通ると、音がするからすぐ真横にベットが来ないように、クローゼットなんかで防音対策が要る。

 

 同じようにトイレの音も寝室に聞こえないようにレイアウトしなければならない嫌われ部屋。となると、トイレと階段は出来るだけ居室から離すのが鉄則になる。我が家のようにウナギの寝床みたにい細長い敷地だと5人分の寝室を2、3Fにレイアウトすると、2階に3人3階に2人寝ることになる。1階のリビングは、犬がいることを思えば動かせない。制約の多い条件やと、なんぼ考えても、落ち着く所に落ち着くといったところやろうね・・・。あぁ、難しい難しい。。。

 

 10/11() もう10月やというのに、まだまだ暑い。秋めいてくるのは、いつのことやら・・・。京都はほんま災害の少ない所や。台風も来る来ると言っていたけど、大したことなく東にそれた。これはやっぱり地形的なものやろうね。。。台風災害の名所といえば、三重県の宮川村。ライフラインの電気、水道は寸断されるし、道路は土砂くずれ。線路も流されたそうな。ほんま大変や。。。

 

 先週末の台風一過。この連休はええ天気に恵まれた。朝から積水の営業くんが打ち合わせに。午前中一杯かかって、大分内容が詰まってきた感じである。私の平面図書きも、91センチピッチしか描けないので、細部になってくるとなかなか更新出来ない。さすがプロの使っているキャドは、自由度が高い。

 

 プランニングの方は、だんだん内装や外観の方に移ってきた感じである。打ち合わせが終わってからも、モデルハウスを見に行って、ああでもないこうでもない・・・。しばらく続きそうや。。。

 

 10/12(火) 今日は新聞休刊日というのを忘れていて朝刊を取りに家のポストへ行ったら、積水ハウスの訂正プランがポストに届けられていた。昨日、あれから帰ってプラン書き直してくれはったんやろう。。。いつもながら早い対応やね。。営業くん。あんまり寝てないのとちゃうやろか。。。この仕事も大変な仕事や。。。

 

 出てきたプランは、大体が昨日の打ち合わせ通り。技術的な問題のある部分はまだ少し残るけど、基本的な部分は大分詰まってきたかなぁ・・・。今のプランで行くとかなりの予算オーバーやからこれから頑張って削る作業かなぁ。優先順位をつけて要る物と、どうでもええものに分けて行かなあかん。。。せっかく拡げたプランを絞るのはつらいわいなぁ。。。

 

 さて、吉岡さんの目で見るクイズはいよいよ大詰め。現在ボーナスクイズの1500点の問題。会社などのトレードマークを7つ出して、それがどこの会社のモノかを当てるクイズなのだが、6つまで誰でも判るほど簡単なのに、また1つだけ無茶苦茶見たこと無いマークが入っている。青の丸の中に鶴の羽ばたく姿とアルファベットのMを形どったようなマーク。いったい何や〜??これ誰かが正解したら1500点独り占めかもね。。。

 

 10/13(水) むずかしいマークのクイズの答えは舞鶴グランドホテルやった・・・。なんと小牧さんが1人だけ大正解で、一挙にダントツの1位。いったい、今までのクイズは何やったんや。。。私は舞鶴までは連想出来たんやけど、あともう一歩。不正解は不正解。合わなきゃおしくても×。しゃあないなぁ・・・。

 

 さて、全国知事会という組織があって、ここで、地方分権のための補助金や交付金削減プランを作ったら、国の役人どもがこぞって大反対しとる。官僚言いなりのボケ大臣は、いったいどっちの見方なんや。必死になって自分のとこを守ろうとしておる・・・。総務相である麻生のオッサンが怒るのも、ホンマ無理無いで。。。

 

国民が支持した小泉政権の大スローガンは、郵政民営化、経済改革、地方分権。民間で出来るものは、国や地方公共団体がやらずに、どんどん民間に任せましょう。そして、公務員を大幅に減らして、行政コストを下げましょう。小さな、お金のかからへん政府、役所に今変えてゆかないと、ますます財政が逼迫し、これ以上の負担に、国民は納得しませんよ。という公約を上げて、小泉政権は選挙を戦ったはずである。そして、有る程度の支持が集まり、小泉政権が続いているのやから、勝ったはずである。

 

 国民は、選挙を通じて、その政策を支持したはずである。これを実行出来ない、言うことを聞かないような役人どもは、さっさと処分して、どんどんクビにせなあかん。そうせんと、選挙制度そのものが全く意味の無いものになってしまうやんか・・・。今までみたいに官僚主導型の国のあり方を、国民の選んだ政治家が主導する形に変えていかんとあかん。このまま、組織防衛ばっかりする役人たちに任せておいたら、今まで通りの利益誘導型、金権政治はいつまでたっても終わらない。つまり、政治家の言うことは、国民の言うこと。主権は官僚やなくて、国民にあるという主権在民の大原則が、今までは守られていないということや・・・。まさに主権材官やね。。。

 

 国民→納税→国家予算→省庁予算→交付金・補助金→地方自治体→予算執行→企業→社員(国民)→納税。公共的なお金はこんな流れで廻っている。このうち、国がイッチョガミする部分をショートカットしたら、国民→納税→地方自治体→予算執行→企業→国民という短い流れで済む。ということは、国の役人が要らないことになるから、余分なお金や手間がいらんようになるということや。そうしたら、ものすごい数の公務員の人件費が節約出来る。これが狙いや。

 

 つまり、社会全体で、税金で食っている人の比率をどんどん下げていけば、増税どころか減税できる。硬直した今の予算構成をぶっ壊して、毎年ゼロから考えて、ほんとうに必要なところだけにお金は大事に効率的に使いたい。みんなの公金やからね。ところが、役人どもは、金を与えてやる方に立ちたがる。えらそうにふんぞり返って、地方からの陳情を受ける立場に居たいのやろ。官官接待もあるし、わからんところで賄賂ももらえるからなぁ。

 

 これをささんためには、省庁自信の仕事を全く無くさないと出来ひん。役人たちは、必死になって自分たちの仕事を作ろうと、また、残そうとする。まさしく抵抗勢力の権化やわなぁ。。。まぁ、現実問題として、何百万人もの公務員を全部クビにすることは、出来ないし、そんなことやったら、えらいことになる。ただ、本当に必要な事だけをやらすように、常に誰かがチェックしてんと、大した仕事もせんくせに、高給を取っているヤツらが多すぎるっちゅうこっちゃ・・・。ホンマホンマ。。。

 

 10/14(木) ダイエーが再生機構の協力を受け入れた。たった10年ほど前まで、三越を抜いて、日本一の小売業の勲章を持っていた大会社が、いよいよ国の管理下に置かれる事になる。

 

 ダイエーといえば、大阪の千林という、下町の小さな薬店だったのを中内氏一代で、安売りを武器に、全国一のスーパーマーケットチェーンに急成長を遂げた会社だった。そして、セブンイレブンに抜かれるまでの、かなり長きにわたって、日本一の商売人の座を守り続けていた会社やった。そんな会社がいったい何でそこまで凋落していったのやろうか・・・。

 

ダイエーは本業のスーパーマーケットで日本各地に多店舗化していった。地方の中小スーパーなんかも吸収合併したり、まぁ飛ぶ鳥を落とすような勢いやった。日本で最初のスーパーマーケットという概念を確立させたし、大型ショッピングセンターという形態も初めて作った。それとともに、卸売業、メーカーの縦系列まで傘下に取り込む形の多角化を積極的に進めた。いわゆるプイベートブランドの先駆けやったんやろうね。ダイエーの肉売り場で売る肉は、タスマニアの自家牧場で育てた牛の肉という風に、流通経路までも、自社の中に取り込んで行く戦略を立てた。

 

 ところが、この縦系列の子会社化は、実際は多くの問題点があった。もし品質が悪くても、そこから100%全量の商品を仕入れなあかんからや。自分の子会社やから、売れる売れないにかかわらず、仕入れなければならないことにつながる。こんなこと、してたらそらあかんわなぁ・・・。

 

どんどん店舗を増やして行く戦略にも問題点が多かった。ダイエーは5つの取引銀行があったが、その5行から順番に融資を受けて行く方式を採用していた。この方式だと例え、この投資が赤字になると銀行が査定しても、よその銀行が融資してくれたのに、お前のとこは何で貸せへんのやと、言われるものやから、融資を断りにくく、実質無審査状態になる。借りてもらってナンボの銀行。他の銀行も貸し付けているから大丈夫やろと、甘くなる。こうして借り続けた借金が何と1兆円。

 

 本業のスーパーでも、流行っている店と流行ってない店がある。店自信の損益もちゃんと管理せず、丼勘定の体質があり、グロスでの利益計算しか出来て無かったというのも、中内ワンマン体制の弱点やろうね。でも、普通の会社やったら、とおに倒産整理というところやけど、こんなに大きいところが焦げ付いたら、出入りの仕入れ業者、従業員、そして、融資している銀行そのものまで連鎖倒産が大量に起こる。だから、国が管理して、再生させる仕組みを作っている。そごうの時と同じや・・・。

 

 でも、考えて見りゃ、結果的に中途半端な借金は、ちゃんと返せ。大きすぎる借金は、チャラになるとはホンマ虫のええ話や。利益が無くなって、返せる見込みが無いのに金を貸した銀行の責任まで、税金で面倒見なあかんなんて、ホンマおかしな話やないかいなぁ・・・。第一、金を借りて返さなくてええということになったら、世の中のモラルが低下する。

 

昔なら、死んでお詫びを・・・というところやけど、人ひとり死んだぐらいでは、到底足らへん迷惑のかけ具合や。何某かの罰則が必要なのと違うやろか。。。終身刑務所暮らしとか・・・。そんなことでもないとみんなが金を借りるだけ借りて、せんど好き勝手して、借金返せへん。と、開き直る人ばっかりになったら、この世の中、おかしな事になるのと違うやろか。。。。

 

 事業に失敗したら、全てを無くす中小企業の経営者からしたら、ほんま虫のええ話。わしらが払っている税金をこんなのに1円たりとも使うのは、許せへんわぃ。原則的には、会社経営に失敗したら、会社をつぶすのがあたりまえ。日本は社会主義国やないのやから・・・。明日から社長はホームレスにならなあかんやろ。普通・・・。それがええスーツ来て、運転手付の高級車乗って、大臣と会談して、立派な家に住んで・・・・・。

 

いろいろと、助けてもらえそうなスポンサー企業を捜したけど、さすがに今回ばかりは幹事銀行やトーマツ監査法人がクビを縦に振らなかったようやね。もうこれ以上は無理と判断して、やっぱり、国の援助(産業再生機構)を受け入れますやて。あんた、それも言うなら、お願いしますやろ。言い回しが逆や。日本に食料支援してもろて、感謝の言葉ひとつ言えず、援助を受け入れる用意があるなんて言っている・・・・。何やらホンマ、斜め上のところが、北朝鮮みたいやね。。。自分の借金を、国、つまりみんなの税金で肩代わりさすのやろ・・・そら、ちょっと筋が違うやろ。国民に何百ぺん、土下座してもろても足らんわなぁ。。。日本もホンマおかしな国になってきたものや・・・。

 

 10/15(金) ここ数年来の念願やった格致学区の男子バレーボールチームがやっとのことで実現しそうである。まだ1度も全員揃った事がないのだけれど、何とか出来るやん。6人集まったらええんやろ?と言われ続けて久しい。体振の事業でバレーボール大会やソフトバレーボール大会に参加された人を一人ひとり誘って、やっと8名。とりあえず、高〜い、ユニフォームを作ろう。そしたら、元を取ろうと思って、みんな来るやろ。そんなノリでユニフォームを作った。クラブの名前は「格致おやじバレーボール倶楽部」。このロゴも作った。

 

 ところが、この頃の男子バレーは、全日本の不振も手伝ってか、五輪にも行けない始末。弱いスポーツは人気が落ちる。落ちると、ええデザインの服も減る。と、いうことであんまりこれと言ったものがない。第一、バレーのユニフォームは、ネットタッチにならないように、比較的ピチッとした服が多い。私みたいに、下腹が出ている体型の人が着ると、お腹だけポコンと出た感じになってしまう。

 

 それに、バレーのユニフォームを上下ええので揃えると、服だけで15000円ほど、ネームを入れたら2万円ほどもかかる。それならと、人気の高いサッカーのユニフォームにした。上は黄色の半袖。下は白の短パン。ネームは水色。目がちかちかする。と人は言うけど、これも作戦や。と返しておく。お手本にしたのは、スウェーデンのナショナルチーム。なかなか派手で、おやじっぽいやんか・・・。

 

 おっと、もう、シャディのお歳暮研修会へ行く時間や。今日は少し短いめで、スンマセン。。。

 

 10/16(土) 西武の堤清一氏が、引退表明。自社の経理資料が改ざんされていたのが発覚して、その責任を取って第一戦を退くことにしたそうな。でもこの話、何やら鵜呑みに出来んなぁ。堤氏といえば、日本を代表する実業家。滋賀県の近江出身の近江商人の代表格でもあった人や。西武鉄道、西武百貨店、パルコなどのセゾングループ、コクドなどの一大王国を築き上げた人が、こんなにいとも簡単に引退するやろか。

 

 本当の引退理由はわからんが、病気か何かと違うやろか・・・。しかし、ダイエーといい、西武といい、何でパリーグの野球がらみのことが、これだけ話題になるのかねぇ。何か因縁めいたものを感じるなぁ。近鉄とオリックスが合併して、オリックスバファローズになるとして、西武とダイエーが一緒になって、楽天とライブドアが新規参入したら、6チーム。日ハムぐらいかなぁ、無傷で済むのは・・・。大シャッフルになるかもね・・・。パリーグ。

 

 スポーツビジネス界は今や戦国時代に突入した感じがする。国鉄、近鉄、阪急、阪神、南海、西武、西鉄、なんかの鉄道会社で野球チームを持っていた会社で残りそうなのは最早、阪神だけ。他はみんな無くなる運命か・・・。どんどん入れ替わって、元気な会社が出てきたらええ。プロ野球やサッカーのチームのオーナー会社が、かっこええステータスにならんと、だれも大金をつぎ込んでくれんようになる。いつかは、スポンサー企業に・・・。というのが、ジャパンドリームのモデルケースになったら、もっと日本も元気になってくるかも知れんね。

 

 会社も明るくなったら、ファンも増える。ニッポンハムも新庄効果と北海道移転で大活性化した。仙台も野球チームが出来たら、良くなるやろう。京都も、三菱の本社が移転してくるらしいから、誰かそれをきっかけに野球チーム作ってくれへんかなぁ。日本で100万人以上も人口があるのに、野球チームが無いのは、京都だけ。やっぱり寂しいもんや・・・。

 

 10/17() 今日は体振のバレーボール大会。体振の格致チームは、最近新しい人がちょこちょこ来てくれるようになってきた。まだ、試合にまで出てもらえる感じではないけど、こうしてだんだんメンバーが入れ替わって行くのはええことや。いつもずっと同じメンバーでやるのもええけど、若い元気なメンバーが入ると、チームはころっと変わるね。

 

 さて、昨日久々に大阪に出かけた。シャディのお歳暮研修会だったのやけど、いつもホテルでやっていたのが、会場が変わって、新梅田シティというところになった。大阪も梅田地区の再開発が進んでいて、昔の大鉄局がヨドバシカメラに。そのヨドバシカメラの北側から梅田貨物駅の北側を長い長い地下道が通っていて、朝日放送近くまで伸びている。大阪駅の北口には北駅ビルが建設予定で、ここには北浜の三越がやってくるそうな。

 

 大阪の繁華街は、キタとミナミ。梅田周辺のキタはどんどん進化してゆく感じである。阪急、阪神百貨店の他に駅ビル内に大丸もある。一方ミナミは難波と心斎橋近辺。高島屋やナンバパークス、心斎橋の大丸辺り。天王寺のアベノ近鉄なんかはミオなんかとからんで健闘しているけど、この御堂筋沿いのタテラインから外れたところは、もひとつ元気が無い。

 

 天満橋の松坂屋は閉店。北浜の三越は閉鎖。京橋の京阪はOBP効果でかろうじて生き残り。大阪港方面はUSJ関連や海遊館頼みやけど、いまいち。鶴橋や新世界はあんまり変わらない。そんな感じかね・・・。関西の地盤沈下が叫ばれて久しい。ちょっとは上向くかと思うけど、勝ち組と負け組の差がハッキリ分かれることになることだけは、間違い無さそうやね・・・。

 

 10/18(月) 昨日は、体振の女子バレーボール大会で崇仁体育館へ行った。一回戦の有隣戦は勝ったけど、二回戦の安寧戦は敗退。なかなか上に行けないものやなぁ・・・。

 

さて、スーパーのダイエー本体が危なっかしいことになって、今度は孫正義氏率いるソフトバンクが、福岡ダイエーホークスの買取に乗り出してきた。楽天とライブドアーみたいに新規参入や無しに、審査無しで、買い取ってしまえば、先行2社に取ったら鳶に油揚げ取られるようなモノ。プロ野球球団問題は、インターネット関連会社の三つどもえ戦になってきた感じやね。肝心のプロ野球日本シリーズの方は、西武対中日ということで、世間の関心はいまひとつ。何やらオープン戦のカードみたいな感じやもんなぁ・・・。

 

 それにしても不可解なのは、西武のお家騒動。堤さんという大オーナーがいったい何をしたかったのかが訳わからん。コクドという会社に、社員持株会の株の全配当をまとめさせて、社員一人一人は株主でありながら、株主総会の案内も来なかったんやて。

 

会社はいったい誰のモノか。経営者は自分のモノやと思い込み、世間一般的には、株主のものというのが常識。だけど社員にとったら、社員全員のものという感覚。でも本当は広い目で見りゃ、社会のものやろう・・・。このへんの感覚のズレがある。オーナーさんからしたら、全株式の過半数を何とか身内で固めて、外資なんかに狙われないような体制にしたかったんやろね。多分。。。これが、今回バレた。2〜30年もずっとずっとこの体制でやってきた方も、変やけど、周りの人も株主も西武に関わる全ての人にも責任があるのやろうね。。。西武みたいな大会社が株式上場停止になるかも知れないやて。ホント、この世の中、いったい何が起こるか判らんわ。。。

 

 10/19(火) 中国と日本の仲がここ最近では最も悪くなっている。もちろん、政治上の話である。サッカーのアジアカップでのブーイング事件、日本人留学生吊し上げ事件、日本の会社社員旅行での集団売春事件など、まったく悪い出来事が多すぎる。日本の右翼団体が灯台を建設したり、中国の活動家が上陸を敢行して、海上保安庁に逮捕、国外追放になった等の尖閣列島では日中両国が領有権を主張して問題になった。これは、アメリカが出てきて、日本の管理下にあると言ったので中国も少し収まった。

 

今度は、日本がうちの領海やと主張する日中中間線付近で、海底資源調査開発施設・春暁につづき、3つめの海底油田又はガスの調査を始めたという報告があったそうな。これには、さすがに日本も反応した。中国はそのめまぐるしい経済成長にエネルギーの供給が追いついていない。せっかく安い労働力と巨大な市場を目指して進出してきた外国企業も、停電続きで操業停止があまりにも続くようでは、その成長にかげりが出る。

 

中国では、ダムを建設して水力発電したりしようと思えばかなり遠い西部山間地まで行かねばならない。大陸の川は日本と違って緩やかに流れる大河なのでダムは作りにくい。原子力発電には輸入に頼る管理のうるさいウランやプルトニウムが必要だし、残るのは石炭と石油、天然ガスということになる。ところが中国ではなかなか資源開発がまだまだ出来てない。となると輸入するしか無い。何とか自前でエネルギー確保がしたい。日本と少々もめてでも・・・。そんなとこが本音やろうね。。。

 

もともと国境紛争は、どこの国の間でも、有史以来もめごとになってきた古くて新しいネタ。今まで、日本政府が中国に遠慮して遠慮して何も言ってこなかったツケが、今、来ていると主張する人も多い。放っておいたら、中国はどんどん自分の主張範囲を拡げてくる。ここは、しっかり釘を刺しておかんとあかん。これは当然やろね。

 

そこで、日本側の中川経済産業大臣が言いよった。中国側に海底資源調査結果の報告を求めた。そのおかげで、ロイヤルダッチというイギリスのメジャー石油開発会社は、こりゃあかん、もめそうやと、ここから手を引いた。そら当たり前や。ひとの家の庭先ででっかい井戸を掘られて、どんどん中身吸い取られたら、こっちの井戸まで枯れてしまうわいな。そんなアホなことは非常識で許されへんことや。今まで日本は、この手の問題にはいつも逃げていた。チャイナスクールと批判される外務省が幅をきかせていたからや。外務省はいつも中国の顔色をいつも見ていたと言ってええ。

 

ところが、伏魔殿問題や公金不正支出問題以来、外務省も声が小さくなった。高級官僚の権化みたいな外務官僚の好き放題していた世界の一角が少しだけ崩れたんやろうね・・・。これは、小泉改革のおかげでもあるのかもね・・・。

 

 大陸国の中国にとって、日本みたいな島国は、地図の上では、大陸にへばりついたおまけみたいな感覚になるのはいたしかたないのかも知れん。日本からしたら、とんでも無いことやけど、中国の感覚で言えば、沖縄まで中国の大陸棚やから、うちのもんやなんて主張されかねん。そんな感覚に現在の中国人の劣等感が重なる。人口13億の大国中国がなんで、1億2千万の島国小日本の後塵を拝しているのか。それが許せん。恐らく、中国人にとって、日本は目の上のたんこぶなんやろうね。

 

 何で日本ごときの小国が、中国と対等に中間線までの領海を主張するのか。こっちは国が大きいのやから、大陸棚も大きいわいな。ずっと、ここらはウチの庭やわい。恐らくそう言いたいのやろうね・・・。実際、地理的にも、戦略的にも、この海域は、いろいろな意味で、大変重要な航路。中国大陸・台湾海峡と米軍基地のあるグアムの間にある小島を島ではない岩やと主張するのも、最も中国にとって嫌な位置に島があるからだそうな。この無人島、満潮になるとかろうじて海上に姿がぎりぎり残るような孤島。日本は波にさらわれて無くなってしまわないように廻りを消波ブロックでぐるりと囲っているそうな。同じやるならドーンとビルでも建てりゃええのに。長崎の軍艦島みたいに・・・。

 

 政冷経熱。日中の政治は冷え切っていても、経済交流は熱い。中国側も、大局的に見れば、靖国問題はそんな大きな問題やないやろう。一日も早く、国を豊かにして、国民全部が普通の暮らしが出来るような国にするのが先やろう。そのためには、もめ事は御法度や。

 

日本人自身が、戦争で自分の国を守るために死んで行った人たちに、素直な気持ちで、敬意を表し、お参りするという行為を、何で他の国の人にとやかく文句を言われなくてはならないのか。これが軍国主義を復活することになるとか、戦争の反省が出来てないとか、なぜそういうことになるのか。日本の左翼系マスコミが、おもしろおかしくこんなことを採り上げたから、中国にとって都合の良いカードを持たしてしまったような気がする。

 

中国は、靖国をネタにしてへ理屈をこねるのを辞めて、正常化に努力する必要があるのやないやろか。いつまでも、こんな関係を続けていると、いつか大きく爆発するのが恐ろしい・・・。

 

 10/20(水) またまた台風が接近中。今夜ぐらいに上陸する予定とか。もう何が来ても驚かんけど、屋根の板がまたまた飛ばないやろか。それだけが心配や。。。

 

 さて、NTTが電話の加入債権を段階的に廃止する方針を明らかにした。家に新しく電話を付けてもらおうとすると、72000円ものお金を取られる。これは何のお金やと聞いたら、電話の施設を今までずっと整備してきた分の負担金やと、電電公社やった社員さんは答えてきた。何でそんなの払わなあかんねん。と、言う客には、この債権は、大事なあなたの資産になります。この債権は売買も出来ますし、お金を借りるときの担保になったり、質入れ出来たりもしますよと、言われて渋々払わされてきたものや。

 

 それが、積もり積もって、何と7兆円。これを今、NTTはチャラにすると、堂々と言いよったことになる。よう、そんなえげつないことを言いよるわ。72000円×日本にある固定電話の数は必ずある電話債券を、もう紙くずですよと言ったのと同じことになる。こんなこと許されてええのやろか・・・。皆さんも一度ぐらいは見たことがあるやろう。2p×3pぐらいの債権が切手みたいに並んでいる株券のような立派な印刷がされた電話債券。昔は、これを売買するお商売がけっこうあった。ところが、今やほとんどが廃業されている。価格も72000円のものが11000円ぐらいにしか取引されてへんのやて。つまり11000円で債権を買ったら、電話が引けることになる。

 

 考えてみたら、ちょっとええ携帯電話買ったら2〜3万もするから、それに比べたら安いわなぁ。。。世の中の価値観も変わってきたということやろうね。それにしても、不可解なのは、集めに集めた電話加入債権のお金7兆円や。このお金を客が払ったということは、電話局の土地建物や通信設備や電線なんかは、電話加入者全員の共有財産ということになるのやないのやろうか。それをいくら民営化したとはいえ、NTTが独占して管理運営しているのやから、おかしいことになる。

 

 昔は国のものやったから、それはそれで筋が通っていたけど、今は一民間会社のもの。民営化した時点で、ほんまはNTTが国から設備施設を買い取って、そのお金を加入者全員に返すのがスジやったのと違うのやろか。何にも72000円全額返せとは言わん。使用者も電話を使って、便利な目にあってきたのやから、その分は、費用を取ってもええと思う。メンテナンスに費用がかかったやろ。それも引いてええわ。でも、全額丸取りは、ちょっとおかしいのとちゃうか?1万でも2万でも返金したら納得するけどなぁ・・・。

 

 他の電話会社のKDDIとか、ソフトバンクとかにとっても、なんでNTTだけが、通信施設を独占仕様しているのか。ウチらにも使わせろというのも無理はないと思う。本来、通信施設料は、電話料金の中に含まれるべきお金。これを別枠にしていたのが、問題である。はてさてこの7兆円はいったい誰のモノか。。。。

 

 10/21(木) 台風23号が日本を縦断して、昨晩は日本中で大騒ぎ。舞鶴では国道の信号で渋滞して停まった観光バスが立ち往生した。悪いことに、近くの由良川が氾濫して、堤防が決壊、川から溢れた水が徐々にバスの中に入ってきて、乗客30人以上が、バスの屋根に上って救助を待った。夜の11時から朝の7時半に救出されるまで、どうやって過ごされていたのやろう・・・。同じ京都でも京都市はそれほど災害に遭わない。やっぱり王城の地。大昔から、天災の少ない地形なんやろうね。。。それにしても今年上陸した台風は10個目。これは異常や・・・。

 

 人間、徹夜でバスの屋根の上で9時間も救助を待てるものやろか。。。廻りは一面、水やったやろうから、どうしようもなかったやろうし、大雨と台風の風は、容赦なく吹きつけていたやろうし・・・。しかし、バスの屋根に尼崎市の退職した公務員さんの慰安会の客が取り残されているという情報は昨晩入っていたのに、何で助けられへんかったのやろう。。。ボートを出すなり、ヘリを出すなり、例え深夜でも出来ることがあったのと違うやろか・・・。タイタニックという映画みたいに大海原じゃあるまいし、救助隊は何にもしないで、枕を高くして、朝になったら助けたろうなんて思っていたのやろか・・・。不思議でならん。。。たまたま、乗客全員無事ということやから、良かったようなものやけど、もし被害者が出ていたら、助けられるのに助けられなかったことになる。これは、やっぱり、あかんやろう・・・。

 

 天災は忘れた頃にやってくる。いつでも、どんな状況でも、100%の対応をするのはなかなか難しい事やと思うけど、こんな非常時にこそ、自治体のレベルの差が出る。たまたま設備や施設の整っていた自治体に住んでいたから、命拾いして、レベルの低い対応しか出来なかった自治体に住んでいたから、死んでしまったなんていう悲劇も、起こりかねない。人間は大自然の前では、ほんとにちっぽけな存在であるけれど、みんなで智恵を出し合えば、安全を手に入れられるということもある。日頃の備えはやっぱり大事なことやね。。。

 

 10/22(金) シャディの営業君から、舞鶴や京都府北部のサラダ館さんの災害復旧のお手伝いに行くので、お歳暮キャンペーンの訪問が出来ないと連絡があった。舞鶴や宮津、兵庫県の豊岡なんかは、ほんまひどいことになっているらしい。平成に入って最大の被害が出た台風になってしもた。亡くなった人も60人以上になるのやないやろか・・。ほんま、えらい災難とはことのこやわ。。。

 

 さて、今日は読売新聞が日本道路公団に情報公開法に則って、公開請求した道路料金の収受業務を請け負っている公団ファミリー企業の実体についてが明らかにされていた。案の定、甘い甘い入札で、民間企業では考えられないほど、ものすごく割高の給料や手当が支給されているという実体が明らかになった。だいたい4割も高いのやて。つまり、国民の支払った世界一高い通行料金は、これらファミリー企業の食い物にされていた、ちゅうこっちゃ。その額何と年間50億円。

 

 建設省(国土交通省)におった人が定年近くなってポストが詰まってきたら、道路公団みたいなとこに天下る。道路公団におった人は、その真似をして、その公団の下請け企業にまた天下る。そんな企業に天下った連中は、もともと自分がいたところに、営業をかけることになる。元部下やった人が今度は発注元の責任者。これは、ナアナアに、なるわなぁ・・・。1億の仕事でも、1億二千万にしてくれと、言われたら、断れへんわなぁ。。。

 

 問題は、その割高の人件費のツケが国民に廻ることや。いままで、赤字や赤字や、と言っていた高速道路の路線が、本当は黒字やったかも知れん。全国でこんなに高い人件費を払ってたら、償却の計算も狂ってきよる。利用者の負担かて、本当はもっと安く出来るのとちゃうか、という疑問さえも浮かんでくる。聞いたらある料金所の所長の給料は48万円やて。そりゃ、料金所のお仕事は、24時間休み無し。仮に1時間交替でやっていても、8時間労働として、1ブースにつき6人もの人がいる勘定になる。それにずっと立ちっぱなしの、かなりの激務や。でも似たようなお仕事の駅員さんが、果たしてそんなにええ給料貰ったはるやろか。

 

 普通の世間一般常識の通る会社に、道路公団が変われるかどうか。それが、民営化が成功するかどうかの分かれ目やろうね。それには、今、ええ思いをしている利権を握っとるヤツらから、甘〜い飴を取り上げなあかんから、そうそう簡単にはいかん。抵抗勢力と誰が戦うか。小泉のオッサンが終わったら、また元の鞘。なんてことにならなきゃええけどね。。。土建屋のために、国民全部が、せっせせっせと納税するような時代は、もうとっくの昔に終わっておることを、今度こそは思い知らさなあかん。。。。今度こそは。。。

 

 10/23(土) 阪神のオーナーまでが、今年のドラフト目玉一場選手に、握り金を渡していた責任を取って、辞任した。横浜のオーナーも同じく辞任。これで、巨人、阪神、横浜の3球団のオーナーが今回の事件で辞任したことになる。この他に、西武の堤氏が不正報告の責任を取って辞任。近鉄がオリックスとの合併で辞任。ダイエーが本体がゆらついていて、ソフトバンクが譲り受けに名乗り。もうプロ野球の球団はボロボロっていう感じやね。いったい誰がこんな状況を予想したやろうか・・・。

無傷なのは、中日、広島、ヤクルト、ニッポンハム、ロッテぐらいか。。。これに楽天とライブドアが入り乱れて、ああややこしいややこしい・・・。

 

 10月も末に近づくと、気ぜわしいモノで、お歳暮商品がどーんと入荷してきた。もうこんな季節か・・・。

 

 さて、我が家もいよいよ建て直しの計画が進み、毎日毎日ああでもないこうでもない・・・。2年前にやったのと、全く同じことをまた一からやるのだから、気が遠くなる。家というものは、ほんとうにたくさんのパーツで出来ているものである。そのパーツ一つ一つの形や材質や色や種類なんかを、全部指定するという作業は並大抵のことではない。下手に、前に一度やっているだけに、ハウスメーカーの営業くん任せになかなかしておけない部分が多いのである。

 

 家は3度建てて初めて満足が行くものが出来上がるとは、よく言ったものである。実際、建てる前に思っていたイメージと、実際に出来てからのイメージはどうしても差がある。建てる数を重ねると、そのイメージの差がだんだん小さくなる。1回目には見えなかった部分が予想できるものだから、よりこだわりたくなるものである。だから、より指定が細かくなる。でもまだ、出来てからドンの勝負になる部分が残る。3回という回数は、そのころになったら、イメージが完全に掌握できるだろうという回数なのかも知れないね。

 

 普通の家づくりは、ハウスメーカー選びで悩むのだが、もう私は最初から積水でと決めていた。同じ建物を造るにも、全ての面で積水より満足感の得られそうなメーカーを知らないからである。しかし、積水は同じ建物が1割以上は高い。それは覚悟しなくてはいけない。いろいろ工事現場を通りがかるが、積水の重量鉄骨3階建ての構造ほど、オーバースペック気味の現場は戸建て住宅では、見たこと無い。まるで、ビル工事の現場みたいである。今まで100年以上経っている家に住んでいると、歪まない、傾かない、朽ちない、頑丈な家に住みたくなる。RCでも良いのだが、鉄筋コンクリート造の家は、あんまり快適ではない。私の実家がそうだったからである。湿気もきついし、第一家らしくない。まぁ、この中間が鉄骨建てというところやろね・・・。

 

 積水ハウスにはビエナというシリーズと、ジオ・トリステージという2種類の重量鉄骨3階建てのシリーズがある。ビエナというのは、シルテックコンクリートという強化コンクリート外壁のもの。ジオは厚さ25ミリのセラミックウォールの外壁材を使ったシリーズである。価格的にもジオの方が少し安いのと、コンクリート外壁が欠けると不細工なので、2年前はジオ・トリステージで建てた。初代ジオでずっと打ち合わせしていたら、契約寸前になって、ジオ・トリステージUというのが発表されることになって、早速その新シリーズの部材を使ったのだが、今回も何と2004年11月17日にジオ・トリステージの次世代バージョーンが発表されることが判った。何と、何かの因縁めいたものを感じるなぁ・・・。また一番になりそうや・・・。

 

 ジオ・トリステージV(勝手に名前をもう決めているが、BeGioなんてネーミングになるかも知れん)は11月受注開始。我が家は娘の受験の関係で3月下旬から4月上旬着工の予定やから、十分間に合う。外壁が追加されたり、使えるアイテムが増えたりのマイナーチェンジだろうと、営業くんは言っているので、新しいカタログを見るのが楽しみである。

 

 10/24() 今日は無くなった祖母の25回忌。朝から法事して、近くの木乃婦というちょっとええ料理屋さんに食事に行く。この家でする最後の法事になりそうやね・・・。

 

 日曜日の昼からは、ショールーム巡りでもする予定。家づくりをするにあたって、なかなか現物が無いとイメージ出来ない場合は多い。いくらパンフレットにカッコのええ写真を撮ってあっても、実際に使ってみると、高すぎて手が届かなかったり、ひどく使い勝手が悪かったり、するものである。特に毎日使う、キッチン、バス、トイレなどは、現物が有ると無いとでは、全く使い勝手の理解度が違う。後悔しないためにも、現物を見られるショールーム見学は、必須であると言える。

 

 先日も、会社の近くにあるクリナップと東洋キッチンのショールームを覗いてきた。どちらもさすがに会社の顔。突然訪問したのだが、快く説明をしてくれて、立派なバンフレットを頂戴した。意外だったのは東洋キッチン。地味なイメージだったのに、ものすごくハイテックな商品が多い。デザイナーズマンションみたいなところで使うものすごくお洒落な流し台なんか見ていると、我々下々の者が使っている台所が、前世紀の遺物のように見えてならない。

 

 反対にクリナップさんの方は、夢のような部分は少ないが、ほんとうに実用的で便利でよく考えてある商品が多い。引き出しは自動でゆっくり閉まるし、収納の戸袋はエレベーターのように電動で上下するし、流しスペース全部を無駄なく使い切る。そんなイメージのあるキッチン。ほんとうに使いやすそうである。

 

 10/25(月) 昨日の法事の後、TOTOのショールームとサン・ウェーブのショールームへ行ってきた。TOTOはお風呂とトイレに入れる現物を見たかったのだが、お風呂の現物は残念ながら無し。なかなかイメージできないなぁ・・・。トイレは現物があった。今どきのトイレは、ほんと驚く。近づくと、勝手に便器の蓋が開くし、便所暖房は付いているし、用を足している間は音楽がなる。便器の中や足下には照明が点くし、お尻は洗ってくれるし、マッサージしてくれるし、乾燥させてくれるし、それが終わったら水まで自動で流れる。まさに21世紀。隔世の感があるなぁ・・・。もっとも、これはネオレストEXなる38万円也の最高機種のお話。我が家のように3つみトイレを付ける物には縁がない。でも、やっぱり1階だけでも付けようかなぁ・・・。

 

 いろいろ調べると、イナックスでもなかなかカッコのええ、サティスというトイレがある。これなら上代で10万も安い。機能もほとんどかわらん。これにしょうかなぁ・・・。1階で贅沢した分、3階は今のトイレを持って行こか。。。。

 

 サンウェーブのショールームでは、入れる予定のキッチンを確認できた。ここには、もう積水ハウスさんから見積もり依頼が来ているので、それをベースに考えることが出来た。ここでも時代の流れを感じる設備が増えている・・・。天井近くの高い所にある収納はエレベーターでゆっくり降りてくるし、コンロはIHヒーターやし、食器洗浄機は上下2段式やし、シンクには裏にゴムが張ってあるのか、水の音がしないようにしてある。引き出しはどんなに思いっきり閉めても、フワァーとゆっくり無音で閉まって行く。変な感じ。。。今回選んだキッチンの他との一番の大きな違いは、以前はほとんど開き戸中心やった収納部分である。開き戸式の収納だと、どうしても奥のモノを出そうと思えば、前のモノを一端出さないとならなかった。今のは、ほとんどが引き出し式。ドバーっと大きい引き出しが前に出たら、奥のモノも簡単取り出せる。こりゃええわ。

 

 大きな違いのその2は、水屋(今はハイカラに、カップボードというらしい)。ウチはコンロとシンクのある方に奥行き65pのカウンターが来るタイプでそのほとんどが引き出しタイプなので、その裏側にあるカップボードも引き出しにするとどうしても真ん中がうるさくなるというので、奥行き45pのガラス風アクリルで出来た引き戸式にしてみた。

 

 悩んだのが、オーブンレンジ。よくあるコンロ下にビルトインするタイプは、どうしても下にかがんで作業する必要があるため、毎日のことやから、これは大変。折しも、シャープから出たヘルシオという水で調理する電子レンジみたいなものが、売れに売れているとか。これでも買って、カップボードの中に置けば、楽な姿勢で作業出来る。これがええやろ。。。

 

 いろいろと好き放題のオプションを付けて行くと、家の設備というのは、どこまでも値段が上がって行く。しかし、あんまり切りつめると、夢もヘチマも何にもない事になって行くから、やり方とすれば、まず自分の希望をどんどん入れて行く。それから、譲れるモノと譲れないモノに優先順位を付けて削って行く。これがええやり方やろう。後になって、あれが欲しいこれが欲しいと言えば、一々見積もり直しの追加になるし、モノに寄れば、大変更を余儀なくされる。この方法ならそれも少ないし、第一、予算オーバーの分を減らして行く作業の方がやりやすいものである。まだまだ、楽しい悩みの種は尽きない・・・。

 

 前回の家づくり日記に続き、「建て替え大作戦」という我が家の家の建築日記をスタートさせました。来年7月までの長丁場のシリーズになると思いますが、また、そっちもよろしくお願いします。

 

 10/26(火) 昨日の夕方、ヨメさんの携帯に、娘からの緊急電話があった。何事かいなぁ、大層なやっちやなぁ。よくよく聞いてみたら、家の中に蛇がいるということや。それは、えらいこっちゃ・・・。娘が学校から帰ってきたら上から何かドサッと落ちてきた。何かいなと、思ったら何と緑色に光った蛇。アオダイショウとか言うヤツである。蛇は古来から家の守り神。ぞんざいに扱ったらバチが当たる。しかし、現実問題として、家の中をニョロニョロと動かれたら、こっちはたまったもんやない。

 

 蛇は煙に弱い。昨日の法事で焼香を焚いたから出てきたのか、家の建て替えを察知して何かのお告げで出てきたのか・・・。理由はどうあれ、家の中に蛇が居るという現実だけは変わらない。。。えらいこっちゃえらいこっちゃ・・・。警察に頼めるのやろか。保健所に頼まなあかんのか。蛇バスターの業者がこの世の中に存在するのやろうか・・・。いずれにしても私は蛇、トカゲ、イモリ、ヤモリの両生類の類は、恐ろしくて見るのも嫌。誰かに頼めないものやろか・・・。今晩、ビジネスホテルでも泊まらなあかんやろか・・・。

 

 普通の家やったら、こんなことは滅多にないことやろうけど、築100年オーバーの我が家では、蛇さんの出現はそんなに珍しいことではない。私で3回目。隣がお寺で反対の隣が土蔵のある料理屋さんやったら、いかにも蛇さんは居そうやわなぁ・・。ところが今度見たのは、家の中、なんぼなんでも、蛇さんと一緒に寝るのはごめんこうむりたい。。。

 

 ヨメサンは、この電話で慌てて先に帰宅したが、私は6時まで店がある。いつも通り閉店後、恐る恐る家の戸を開けた。蛇はどうした?するとヨメサンと娘は平気な顔をして家事をしている。もう出ていったのか?娘に問いただすと、事の始終を話し出した。長男が帰ってきたので蛇をつかまえてくれるように言ったら、証拠写真を携帯で撮ったそうな。余裕やなぁ。その後、ほうきで追い回していろいろ逃げ回って、結局捕まえられずに逃げたそうな。それで、どこに逃げたんや?外やろうな。。。

 

 一瞬、嫌な予感。その嫌な予感は的中した。私の部屋に蛇は逃げ込んだというのだ。何〜っ!私は、蛇と一緒に寝ろと言うんか・・・。それで私の部屋の扉が閉まっていて、みんなが平然としているのか・・・。そんな殺生な。。。部屋に入るとペット用の蚊取り線香の煙が充満して、ひどい状態。恐る恐る床に置いてあるモノを片づけて行くと部屋の隅にまだおった。。。ああ恐ろしい恐ろしい・・・。

 

 ここは我が家の蛇バスター・健太郎を友達の家から携帯で呼び出して、大捕物が始まった。何とかかんとかほうきでポリのゴミ箱に入れるのに成功して、蓋をした。さて大捕物で生け捕りには成功したのだが、これをどうしたらええものか。庭に放ったら、また入るし、かといって殺すのもかなん。ほかすのはやっぱり生ゴミか。。。結局、ゴミ箱ごと車に乗せて、桂川の河川敷にほかしに行った。ここなら、人家も無いし、迷惑かからんやろう・・・・。しかし、疲れた・・・。ほんと疲れた。。。息子の株は上がって、私の株はストップ安。情けない情けない・・・。

 

 さて、先週の土曜日の夕方起こった新潟・中越地震は、震度6とか5とかの大きい揺れが毎日毎日続く巨大地震になった。被害こそ、阪神大震災よりはマシやけど、小千谷市周辺で、多くの人が取り残されて、避難所生活を余儀なくされている。日本は地震国やけど、ここまで被害が大きいのは100年に一度。もともとこの地方は、しばらく大きな地震の無い地域だったそうな。まぁ、今度のは、普通の人なら一生のうちに1度体験するかしないかの大地震や。テレビ新聞はこの4日間ほどは、ずっとこの報道ばっかり。今日の新聞でも、日本シリーズの西武優勝は一面にも写真が載らなかった。

 

 テレビで大竹まことが、地震被災者をそんなにひつこく映すなと、怒っていたが、私は、これはちょっと違うなぁと思う。この手の報道に関しては、大きく2つに意見が分かれる。震災に遭った人は、見せ物ではないから、テレビに惨めな姿を映し出されるのは嫌であろうから映すなという考え方の人と、震災の状況を克明に報道してもらうことにより、本当に不足している水やらガスボンベ、薬品、毛布、ミルク、おむつなど救援物資を送ってもらおうという積極公開派の2通りである。

 

 山の中に取り残された地域で、救援ヘリが来ているのに、それに乗らず、飼っている牛の世話を続ける酪農家もおられるという。自分が行けば、牛が死んでしまう。その被害の方が甚大だ。幸い、新潟は米どころ。米だけはたくさんある。ここでガンバつて、崩壊した道がつながるのを待ちたい。至極、当然のお考えだ。ただし、安全であればね。。。

 

 同じ新潟でも、少し外れれば、普段どおりスーパーやコンビニは営業しており、そこへ買い出しに行く人も多いと聞く。素人考えでは、家が崩壊したのであれば、より安全な近隣の町へ避難すればいいのに・・・と思うのだが、その反面、家からあんまり遠い所に、なかなか離れられない人が多いのも現実である。いろいろな問題が避難生活にある。ひどい所では、ペットボトル1本の水と、おにぎりが1食に1個配られるだけという。家屋が全壊した地域では、一刻も早く仮設住宅の建設が必要やろうね。雪が降る前に。。。もまなく、大雪の降る新潟は初雪のシーズンを迎える。被災者の方々には辛い年の瀬になりそうである。。。

 

 10/27(水) またまたイラクで日本人の人質が拘束された。日本のサマーワにいる自衛隊の撤退を要求している模様である。イラクでの人質事件は、今まで合計160人もの人が人質になっているという。主に身代金狙いのものと、政治的なモノの2通りに分かれる。

 

テロには屈しないという方針の日本は、当然、犯人グループの要求を拒否しているので、ひょっとしたら今度は本当に殺されるかも知れん。聞けば、この男性、ヨルダンやイスラエル経由でイラクに入国しているらしい。今までと違って、本人の名前を公表していない。何か意図があるのやろうか。ひょっとしたら自作自演で、アルカイーダに入っている日本人やったりして・・・。

 

どうやら、日本側で、氏素性を調べろということらしい。もう一つ新しいのは、インターネットのウェブサイトで動画をアップロードしているという点である。サーバーにアクセス権のある人物を特定出来るような法律がある国ならば、犯人を限定出来ることになるのだが、大概は無理やろうなぁ。またしばらく揉めそうや。。。

 

 昔の日本やったら、この人やったら、どこの誰兵衛さんやとすぐ判るほど、日本全体が村社会やったから、人物の特定は簡単やったやろうけど、今は隣は誰が住んでいるかも、判らないようなご時世。なかなか判らないかも知れないなぁと思ってたら福岡県出身のコウダさんやて・・・。ワーキングホリディでニュージーランドへ行っていた人がなんでイラクへなんか。。。

 

 さて、韓国の国会が小泉首相の靖国神社への参拝を辞めるように求める決議をしたそうな。併せて、日本軍が徴兵した朝鮮人兵士の靖国への合祀にも反対した。いつもながら、斜め上のちょっとずれたことをやるなぁ・・・この国は・・・。

 

 本来、靖国神社への参拝は、大平首相のときまでは、戦後ずっと、続けられてきた。日本の首相として、戦時中、お国のためと死んで行った人たちを、丁重に弔うことは、至極当然のこと。先人たちの尊い犠牲の上に、今の日本の繁栄があるのは、日本人なら誰でもが認識していることやろう。

 

ところが、日本の朝日新聞社が、A級戦犯たちも合祀している施設に、日本の首相が参詣することは、軍国主義の復活につながると、ブチあげたものやからさぁ大変。韓国や中国は、今までこの事には、全然無関心やったのに、急に、これはえらいこっちゃ。反対せんと・・・となった。朝日の罪は深いで・・・。まるで中国の新聞や。。。

 

日本がまた軍事力を強化して、攻めてくるのやないやろうか。そうなったら、えらいこっちゃ。それで、しつこく反対するようになった訳である。日本人の感覚からすれば、絶対にそんなことはない。二度と戦争はしない。そう、国民が思っているのとは裏腹に、他国の国民感情は、どんどんエスカレートする。挙げ句の果てに、こんなことをするのは、戦時中の日本のやったことへの反省と謝罪が足らんからや。それで、謝れ謝れ、参拝辞めろの大合唱。。。いつまでもいつまでも言っているのである。中国なんかは、自分のとこの軍備は、どんどん拡張しているくせにね。。。

 

 他国の国会がよその国の首相の行動を制約するような決議をすることの異常性を、韓国の人は、「おかしいこと」と感じないのであろうか。そんな決議をしたって、何の意味も無いやないかいな。日本の国会が、韓国の大統領が反日記念館に絶対に行くな。もし行ったら、つきあいを辞めるぞ。と、言っているようなものである。ほんま、変なことである。

 

 太平洋戦争当時、日本は朝鮮半島を併合していたから、今の台湾や朝鮮半島は外地と呼ばれてはいたが、確かに日本やった。日本人のほとんどは、戦争に駆り出されていたから、当然、外地でも現地の人を徴用した。そして、日本人と同様、多くの人が戦死した。日本は、多くの戦死者を分け隔て無く靖国神社に祀った。この思いは、当時の激しい朝鮮人差別からすれば、格段の待遇だったハズである。死んでまで差別はせんでええ。。。ところが、その当時の感覚は、現在では全く無視され、戦犯たちと一緒に祀られるのは、まっぴらごめんや。という感覚に、韓国の反応は変化しつつある。朝鮮人戦死者にも、お参りしているのですよという、日本の言い訳にされるのを嫌ったということもあるのやろうね・・・。水くさい話や。。。

 

さすが、日本びいきの意見を韓国で言ったら、それこそ袋だたきに遭うし、戦時中の日本統治時代の良いところもあったという内容を書いた本を発刊したら、発売禁止になるようなお国柄である。中国と韓国は、反日という共通項で、ええネタになるから、このカードは両国にとって、永久不滅のオールマイティカードである。何度切ってもまた使える魔法のカード。日本は首相の靖国参拝を辞めずに、このカードを封印する手だてはないのやろうかね・・・。

 

新潟県の地震で車ごと生き埋めになっていた親子3人が、奇跡的に救出された。まるまる4日も生き埋めになっていたんやて。ホンマ良かった・・・。あかん涙出てきた。。。

 

 10/28(木) プロ野球参入を狙っている楽天とライブドアーが各々チーム名を公開。楽天がイーグルス。ライブドアがフェニックスやて。鷲と不死鳥か。でも、いつまで審査を引っ張るのやろう。最後まで引っ張って、オタクはあかんとなったら、ショック大きいやんか。1チームしか入れないのなら、早く絞ってあげんと可哀想に気がするのやけど・・・。そんななか、ライブドアは地方競馬の運営にも手を出すような報道も。公営ギャンブルとはええとこに目を付けた。バクチは胴元が必ず勝つように出来ている。これの利権を手に入れられたら、大きいで・・・。

 

 さて、私はホームページを公開してもう7年ほどになる。メールアドレスを公開すると、恐ろしい数のメールが毎日毎日やってくる。その数、1日150通。ほとんどが、訳の判らんものばかり。英語のモノはほとんどがDMやけど、日本語のモノはアノ手この手で宣伝してくるピンク広告。出会い系サイト。私寂しいのとか、そんなのばっかり。添付ファイルで送りつけられてくるヤバイ、ウィルス類も数知れず。滅多なことで開けることは無いけど、たまに何やろと見てみると、ブラクラと呼ばれる画面一面が真っ暗になったり、爆発したりを繰り返す悪質な画像やったり、ほんま腹が立つ。

 

 私は、マイクロソフトのフォトドローという写真加工用ソフトをよく使うのだが、ある日これで、お客さんの結婚式の写真をアレンジしたメッセージカードを作っていたら、テキスト入力がおかしくなった。私は未だにカナ入力なのだが、京都と打つのに「きょうと」と入力して変換さすのが一般的だが、「きょう」「みやこ」と打たないとちゃんと変換できないのだ。きょうとで変換すると全く別の「挙」という文字1字しか出てこないのである。すわ、ウィルスか。。。えらいこっちゃ。。。

 

 ウィルスを作るような人は、基本的には、愉快犯である場合が多い。クリスマスイブの夜にモニター画面に雪を降らせたり、バレンタインデーにピンクのハートだらけの画面が出てきたり、デスクトップに自分の作品をへばりつかせて取れなくしたり・・・・。でも、中にはアドレス帳にあるメールアドレスを探し出して、勝手にウィルスをばらまくしかけを送り込んだり、開けたらアダルトサイトに無理矢理ひっぱって行く等、悪質なモノも多い。何よりヒドイのは、パソコンの中にあるデータを改ざんしたり、消してしまうようなもの。こんなのにかかったら、目も当てられない。。。

 

 このようなウィルスは、ちょっとしたパソコンの知識が有れば、いとも簡単にできてしまうから恐ろしい。エクセルファイルをあけたら円周率を半永久的に計算し続けるソフトやったり、要らないフォントを知らないうちに書き換えてしまうなんて芸当も出来るかも知れない。

 

 あわてて、電気店へ行って、ワクチンソフトを購入。早速検査したけど、どうやら大丈夫やったみたい。多分フオトドローと、私がメインで使っているATOKの相性の悪さから来たトラブルか何かやろう。。。ところがえらいことに、今度は、FTPソフトという私の更新したファイルをサーバーへ送るソフトが全然使えなくなった。お陰で丸一日、更新したファイルがアイネツトに送れない始末。どうせいつものアイネットさんの工事やろうと思っていたら、違っていた。

 

 ウィルスチェックソフトには、入り込んでしまったウィルスを駆除する機能の他に、機密防衛機能が付いていて、私が何度更新したファイルをサーバーに送ろうとしても、このソフトが邪魔して接続させてくれないのである。泥棒に間違われたっちゅうことやろね。。。ファイヤーウォール(防火壁)機能も痛し痒しというところや・・・。結局、いろいろやってみたが、このソフトをアンインストールしてやっと直った。難しいもんや。。。

 

 新潟で生き埋めになっていた3人。3歳の優太くんは無事やったけど、お母さんは可哀想に即死状態やったそうな。まだ埋まっている2歳の女の子も生体反応が無いそうや・・・。一人だけでも生きていたのが奇跡というような状況やからなぁ。。。それにしてもこの頃事件が多すぎ。イラクに地震に台風。無茶苦茶や・・・。悪いことは、続けて起こるもの。小泉さん、お払いでもしてもうたらどうや。でも靖国神社はあかんで、またもめるさかい。。。

 

 新潟・中越地震は、まだ震度6ほどもある余震が続いている状態。地震の空白期間が長かった分、地中のエネルギーが貯まっていたんやね。そんななか、和歌山でも地震。ホンマ、大丈夫かいな日本列島は・・・。

 

 今度の地震で目立ったのが、いち早い民間企業のボランティアや支援の取り組みである。これはなかなか、阪神大震災の時には無かったことや。日清食品がお湯の沸かせる給水車とカップヌードルを1万食積んだ特装車を新潟に派遣したり、四国の会社が洗髪サービスの車を送ったり、様々な企業が支援に立ち上がっている。

 

 企業は、もともと社会のもの。いつもお世話になっているお客様が一大事の時ぐらい、ドーンと大規模な支援をしてもええ。そんな経営者の姿勢はほんと素晴らしい。でも、コマーシャル、パフォーマンスのためだけに行くのやったら、辞めておき。確かに災害復興支援は広告費と思ったらお安いもの。でも、被災者の人は、お見通しやで・・・。

 

そう言えば、この前の舞鶴の大水で、シャディの社員は被災したサラダ館の土砂掻き出し復旧のお手伝いに行ったし、今いろいろとお世話になっている積水ハウスも京都府北部の復旧ボランティアに交替で行っているとか。被災者の方が本当に有り難いのは、見せかけや無い、こんな表には出ないような地道なボランティア活動なんやろうね。

 

10/29(金) タレントの島田紳助が、傷害容疑で告発された。そのための記者会見を見て、少し感じるところがあった。紳助といえば、その昔、漫才ブームで人気が出た人。最近はニュースキャスター業も板に付いてきて、なかなか頭の回る人という印象である。京都の大谷高校出身で、昔は柄の悪いヤンキー風の風貌で、売っていた。ええ意味では、熱血漢なところがあり、本音でしゃべるトークがうけて、好感度が上がり、司会のレギュラー番組もたくさん持っている売れっ子タレントである。

 

 事件の経緯は、こうだ。大阪のテレビ局で、女性タレントの人と番組の打ち合わせ中に、紳助の知らない女性がお茶を持ってきてくれた。その時に、全く、初対面の人やのに、ものすごく親しげな口の利き方をされたのに、無礼な人やなぁと感じたそうな。「あんた、誰や。」と、いうやりとりが、いろいろあって、その40歳の女性が吉本興業の社員やということが判った。

 

 こりゃ、入ってたった5年目の人間に、30年選手の自分は、「先輩後輩のけじめを教えたらんとあかん。」と、紳助はその女性を番組控え室に座らせて、説教をはじめた。その女性は、−これは後で判ったことなのだが−吉本興業の文化人担当のマネージャーのような人で、幼年期を海外で過ごした帰国子女だったらしい。通訳も出来るほど英語には堪能だった方のようだ。このことを紳助は全く知らずに、極めて日本人的で、封建的な紳助の態度で頭ごなしに、口の利き方が悪いと、叱りつけた。海外生活の長いこの女性も、この西洋的に見れば極めて理不尽な態度に、抵抗し、口答えし、大口論になった。

 

 これに、カァーときた紳助が、その部屋から出ようとする女性の髪の毛を掴んで、また座らせ、また立とうとする女性を座らせ、まだ刃向かおうとする女性の頭をグーで殴りたいところを、何とか平手に替えて叩いたということらしい。女性は「助けて」と大声を上げて、部屋の外へ逃げた。その時、紳助はハッと我に返ったという。

 

 40歳のこの女性は、頸部挫傷、−いわゆる首のねんざやね−。これで全治1週間。これで島田紳助を暴行障害で告発した。所属の吉本興業も、紳助を10日間の謹慎処分にした。そして、今日の謝罪記者会見となったようである。

 

 もちろん、暴行をした紳助は100%悪いのは明白。経緯を全部しゃべると、自分の弁解になってしまうというので、極めて客観的な部分だけ話そうとしていたのも好感が持てた。しかし、この事件には、極めて日本人的な感覚が、欧米的な常識には組みされないという現実を、感じざるを得ない部分があった。

 

「長幼序有り」という言葉がある。年長者は、率先して幼い者を指導すべし。幼い者は、謙虚に年長者を敬い、年の上の者に従うべし。今回の事件は、この極めて儒教的な発想が、欧米では全く通じない思想であると、否定してしまうことになるのある。紳助の今回の行動には、一分の理がある。芸能界では、早くデビューした人を絶対的に立てるという、古き良き習慣が残っている。それは、この世界の上下関係を円滑に保ち、無用な衝突を避け、秩序を維持するためのルールでもあったのだと思う。これがなければ、競争社会では、足の引っ張り合いや、人を陥れる行為や、敵をつぶすなどの無秩序な事をする輩が、この業界を牛耳ってしまうことになるからであろう・・・。

 

私らと同世代である紳助は、48歳。十分に、分別ある年で、後輩たちを指導すべき年代である。だから、この女性の口の利き方に、異常に反応したのだろう・・・。紳助の失敗は、この女性の生い立ちや考え方が、普通の日本人の感覚とは、少し異なった部分があることに全く気づかなかった点にもある。もし、この女性が日本人で無かったとしたら、どうだっただろう。ここまで、紳助はキツイ態度は恐らく取らなかっただろう。

 

紳助の心の奥底に、日本人としての常識、自分が今まで教えられてきたこの世界のしつけ、悪く言えば閉鎖的な因習的なもの。そんなものが、あったようにも思う。最近の若いもんは・・・。と、愚痴る人は多い。愚痴るぐらいなら、その若いもんに、教えたらんとあかん。そこまでの想いが、紳助には有った。

 

今の世の中、そこまでお節介を焼かないほうが、楽に生きられることが多い。別に弁護するつもりは無いが、紳助のように、アツい部分は、必要な時もあると、絶対に思う・・・。そんな気がしながら、この会見を見た。。。

 

10/30(土) 昨晩はお通夜の仕事。今日はお葬式。少し寒くなってきたら、ちょっと忙しくなってくるかもね・・・。

 

 さて、天皇陛下が、君が代、日の丸の強制をしないように。と、述べられたことで、少し波紋が拡がっている。小泉内閣の文相と話されていた時に、お話されたそうだが、これを受けて、やや左寄りの新聞が反応し、大きな記事にしている。

 

 東京都は、石原都知事の指示で、入学式や卒業式で起立しなかかった先生をチェックして、処分するなどやや強硬な方針を打ち出していて、これに反発する日教組関係者もいた。今回の陛下のご発言は、この人たちを大喜びさせることになった。陛下は、平成の世の中、そんなに昔の軍国主義の時代のように、厳格過ぎる教育をしなくても良いのではないか。と、いう意味でおっしゃったのだろう。

 

 ただでさえ、宮内庁とか、宮城に参内する人は、陛下とご対面するだけで、緊張しまくりになる。失礼ながら、田舎出身の代議士さんが大臣さんになり、陛下とお言葉を交わすだけで上がりまくる。その気持ちは、粗相がないように。陛下を敬って、何かええことを言わにゃあかん。考えに考えた挙げ句、「学校で、もっとちゃんと、国旗を掲揚、君が代を唱わすように、厳格に押し進めます」という大臣の言葉。

 

 これを微妙なニュアンスでお感じになった陛下が、「けっして、強制されないように」と、いなされたというところやろ。ほら、陛下も言ってられるではないか。日の丸、君が代反対〜!というのとは、大分違う。。。

 

 娘の通う、公立中学では、中3の子が中2の子にタバコを勧めて、これが拡まってしまって、いったい何を考えているのか、制服のまま、天下の往来で吸うモノだから、地域の方々の顰蹙を買っている。親や先生に反発したい気持ちは判る。みんな、そんな時期はあったからね。でも、中学生が道でタバコを吸うのは、あかんやろう。昔は、自分の部屋やトイレや、クラブの部室なんかで、隠れて吸っていたもんや。ワシは大学まで吸わへんかったけどな。

 

 何か、社会の留め金みたいなものが、一つ外れてしまったのやないやろうか・・・。子どもがタバコを吸うのは、ルール違反の犯罪や。社会のルールが、そう決まっているのに、なぜ、守られないのか。それは、今の警察があかんからや。昔は、そんな子がいたら、補導されて、警察署に連れて行かれた。そこで、年配の警察官に、せんど、お説教されて、親が迎えに来たらやっと返して貰える。そんな厳格なルールがあった。

 

 それが今や、全くそんなことは聞かない。補導をしないのである。いつからそんなになってしもたんや・・・。当然、子どもらも警察を舐めるようになる。逮捕されへんとなったら、平気で人前でタバコを吸うようになる。警官の目の前でタバコに火を点けるヤツもおるぐらいや。。。昔は、地域の大人が言っていた、「そんなん吸うてたら、警察に補導される」で。と、セリフも効かんようになる。「タバコなんかで捕まるかいなぁ。」これで、終わりや。

 

 警察の方にも事情がある。警察で補導したとしても、親に逆ギレされるケースがある。「こっちは、忙しいんや。パート休んで、給料減ったら警察が弁償してくれるのか」当然、子どもを迎えに来もしない。子どもも子どもなら、親も親である。親が共働きで、家から遠い勤務先へ行っているので、物理的に迎えに来れないという事もある。

 

また、警察官には、世間の知らないノルマのようなものがあるらしい。いろいろ点数制になっていて、非行少年の補導は、点数外なのではないやろうか。リスクが高くて、得点にあんまりならない。こりゃ、誰も補導なんかしないようになってしまうわなぁ・・・。その代わりに地域に少年補導委員会なんていうのを組織させて、責任転嫁しようとしているフシもある。これではあかんわ。。。

 

 私は、悪いことをした子は、税金を使って、早いめに、しっかり逮捕したらなあかんと思う。これは、学校の外でやる、最高の社会教育や。中学の時にちょっとヤンチャしたばっかりに、そのまま立ち直れないで、暴走族、ヤクザになってしもた子供たちが実際、たくさん居てる。この子らは、早いウチに、補導されていたら、立ち直るきっかけが出来たかも知れん。それをやらへんかったのは、社会全体の責任や。仮に、子どものしつけが家庭や学校や地域で無理なのならば、社会にも、子どもをしつける社会的責任があるのと違うやろかと、思えてならへん。。。。これが出来て初めて、まともな日本が戻ってくる。。。

 

 10/31() 早いモノで、もう10月も終わり。これから、何かと気ぜわしい季節になる。

家づくりパート2も、進んできて、今日はトイレと温水器なんかのショールーム巡りの予定。3月末着工だから1月末までぐらいはゆっくり時間がある。まぁ、そりまで、ああでもない、こうでもないで、積水さんを振り回す事になりそうである。

 

 さて、イラクの人質事件で幸田さんの安否が不明で揺れている。殺されたのではないかという報道。いや、その死体はイラク人で、もう家族が遺体を自宅に持ち帰っているという報道などが入り乱れている。助かってほしいとは、思うけど、前の5人の人質事件の時と比べたら、かなりの温度差があるのは、何故だろう・・・。言葉は悪いが、日本中がこの手の事件に慣れっこになってしまっているからではないやろか。

 

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