日常のページ

 

1/1(祝) 2005年は、またまた何の感慨もなく明けた。私の誕生日は、おめでたいことに、1/1なので、今日で私は48歳。息子から携帯電話か、テレビのリモコンを入れるホルダーをプレゼントしてもらった。予想してなかっただけに少し、嬉しかった・・・。娘2人からは無し。。。愚痴ってもしゃあないなぁ。ヨメさんからは日本酒とワインのプレゼントがあった。

 

昔、私の実家では、正月はお膳を出して、全員必ず揃ってからお雑煮を和室でいただく風習があった。結婚してから20年、今の我が家では、このような行事はやっていない。こういう風習とか、習慣とかは、子や孫に伝えて行かなあかん!。かと言って急に格式ばった事は出来ない。そこで、今年は箸紙にとりあえず名前をちゃんと書こうということにした。

 

正月の祝い箸は、柳の丸箸で箸紙に水引がある。ここに家族全員の名前を書いて、共用で使う箸は、組重と書く。こんなことも子どもに教えてないと反省しきり。。。まずは手始めにこんな事からそれとなく教えておかないとあかん。意外に気づかない大事な事やと私は思った。少し気づくのが遅かった感はあったけど・・・。

 

1/2(日) 正月らしくないといえば、正月らしくない。イオンは1/1から開いているし、スーパーで3ケ日の食料を買いだめしておく必要もない。ただ、おせちだけは食べるから、これはいつもと違う。この3日間だけ食事がいつもと激変するから、どうしても腹具合がおかしくなる。普段、そんなごちそうばっかり食べてないから、数の子やら、いくらやらで、お腹もびっくりして調子がおかしくなるのかもね。。。

 

いろいろ店が開いているから、スーパーやら、ホームセンターやら、電気屋やらをいろいろ回る。我が家は3月から家の改築を予定しているので、電子レンジやら新しい家の照明器具やらを安い年末年始のセールで買っておく腹である。家を建てるととてつもなくお金が要る。ハウスメーカーさんの見積に上がると、びっくりするほど高くなるので、照明器具なんかは施主支給といって、自分で買う方が安い。

 

京都南インターの近くにある八千代ムセンという電気屋さんは、ギガケイズデンキという関東の量販店に合併になる関係で、今一番安い閉店セールをやっている。テレビは買うは、電気炊飯ジャーは買うは、照明器具は買うは、37800円のが21000円てな感じになっているから驚く。これは買わんと。。。

 

1/3(月) 四条烏丸下るの京都丸紅のビルが大改装して、ココン烏丸という大規模商業施設になっている。ここの1階と2階にACTUSという家具屋さんが入っている。積水ハウスと提携しているというから、中高級路線の家具屋さんなんやろう。前から気になっていて一度ゆっくり見ようと思っていたが、いつも閉店間際でなかなかゆっくり見られなかった。

 

この日、少し時間が出来たので、このアクタスに寄ってみた。表から見える所は、超高級輸入家具が並んでいて、ちょっとしたテーブルが48万円なんてアホな値段が着いているのだが、さすがにこれは看板商品。店の奥に行けば8万円ぐらいのダイニングテーブルとかがちゃんと売っている。そらそうや。売れ筋商品は、ここらやろ。ちょっと背伸びして買う家具。というこの店の方針やね・・・。

 

このアクタスさんは、インテリア小物の福袋を売っていて、思わず買ってしまった。少し若者向けのアジアンテイストの小物に、オッチャンのインテリアセンスは着いていけないわぁ。。。

 

1/4(火) 正月気分もまだ抜けないが、今晩から早速お通夜の仕事が入る。正月早々、弔問の方も大変や。。。それにしても寒い。誰や、暖冬やって言ったのは。思えば、年末の31日に大雪が降った。あっという間に積雪5pぐらいか。京都の今年の初雪がドカ雪。最後の最後まで変な年やった。。。

 

昨日、お墓参りに行ったら、この雪がまだまだ残っていて、老いの坂峠にある京都霊園は、道が凍結。暖冬や暖冬やって言っていたから、まだスタッドレスなんてはいてないやんか・・・。ノーマルタイヤで凍結路。一度停まったら登らへんわなぁ・・・。家族総出で車押しや。正月早々、何やねこれ。。。

 

1/5(水) インドネシアのスマトラ沖地震で、各国が災害救助のために軍隊を派遣したり、経済援助を申し出たり、、、援助合戦が始まっている。日本は当初500万ドルほどの、援助を申し出たが、バカ言うな。ケタ間違っているのやないかいな。アメリカは3億5千万ドルやで。またまた外務省は赤っ恥。あわてて5億ドルに援助を増額やて。今のところ、世界一の援助額に小泉さんは鼻高々やけど、この額が妥当な額なのか誰も判断出来ない。

 

今回の津波による災害は、過去最大級で、ものすごい数の人が亡くなっている。ほとんどの人が途方に暮れた生活をしている中で、援助する国が何を出来るか。。。阪神大震災の時、世界から受けた援助があるから日本人のほとんどは、災害復旧に多額の援助をすることには賛成の人がほとんどだと思う。ただ、このことを、国益の増大や、援助合戦で勝つことに重点を置いているのであれば、少し意味が違う。

 

日本にとって、罹災した東南アジア各国は、大変親日的な地域。日本がかつて大東亜経済圏として統治した地域でもあった。しかし最近、この地域では華僑の浸透が進んでいるという。アメリカは、中国の力がこの地域で大きくなりすぎることを懸念しているし、日本もこのアメリカと利害が一致しているとも言える。この地域での影響力を大きくすることが、経済大国への道を突き進む中国にくさびを打つことになる。これが日米両国の国益と一致していると見る動きが強い。

 

ところが、この援助合戦、少し間抜けな部分もある。津波で散らかった海岸を掃除する人に、この援助のお金を支払っているのだという。これって、ちょっと違うのやないか?生きた金の使い方を知らないのは、日本だと、世界に笑われないようにしてほしい。せっかく血税からお金を出すのやからね・・・。たのんまっせ・・・。

 

1/6(木) いよいよ今日から新年会シリーズのはじまり。肝臓保つやろうか・・・。最近は忘年会より新年会の方が多くなった。業界関係の新年会はお昼が多いから、そんなに飲むことはないけど、夜の会が続くとこれがけっこうしんどいもんや。。。

 

さて、今日は石川県であった振り込め詐欺のお話。娘さんが交通事故を起こして、逮捕されている。保釈金300万円を今すぐ振り込めという電話に騙されて、田舎のお母さんがお金を振り込んでしまった。この300万円を取り返そうと、このお母さんは、振り込んだ銀行に掛け合いに行った。ところが、その犯人、カタカナ名で「なんとかジュンイチ」の口座の住所、名前は、絶対に教えてくれない。個人情報保護条例でそう決められているのだそうな。そうならばと、警察に訴えて、何とか調べてくれと言ったが、個人のプライバシーであるから教えられない。と、いう。そんなアホな。。。

 

そうしたら、どうしたらええのかと、今度は裁判所に訴え出た。ところが金沢地裁は、被告の住所氏名がはっきりと限定されてなければ、訴訟は受け付けられないと、門前払いの対応をした。全くひどい話しである。振り込め詐欺の被害者は、騙された方が一方的に悪くて、騙した方はお咎め無しか。そんなアホな。。。

 

この対応に怒ったこのお母さん。次に、名古屋高等裁判所の金沢支部に訴えた。この判決が昨日出た。裁判所は、原告の立場に立って、判断しなさい。被告の名前や住所は、裁判所が調べたら良いだけのと。誠にクリアな判決や。。。。地裁の裁判官は、個人のプライバシーを調べる以前の問題として、訴状に住所氏名がはっきり書かれていないから受け取れないと、無茶苦茶、冷たい対応をした。責められるべきは、この対応や。ほんなら被害者はどうしたらええねん。ということになる。血の通った判決が出来る人がまだこの世の中にいて救われた感じやね。。。

 

それにしても、銀行の対応もおかしい。オレオレ詐欺の犯人をかくまうような対応しか出来ないのは、共犯の恐れさえあるのやないか。警察も、何銀行のどこどこ支店の口座番号とカタカナ名まで判っていて、何故犯人の逮捕が出来ないのか不思議である。本当に守るべきなのは、振り込め詐欺の犯人のプライバシーなのか、騙された被害者なのか。子どもでも判る論理である。今の世の中、おかしすぎる。。。

 

1/7(金) 今晩も地域の新年会。まだまだ飲み会は続く。さて、我が家の長女と長男が自動車教習所通いをしていたが、上の方は、昨日免許証が取れたようだ。娘の運転する車なんか絶対に乗りたくないが、とりあえずおめでとさん。10日にはその娘も成人式。15日には20歳の誕生日・・・。こっちも歳を食うハズやね・・・。

 

さて、初詣で賑わった全国の寺社で賽銭勘定がされているが、その中に偽札がたくさん紛れていたという。今、日本は新札が年末に出たばかり。2割ほどが新札に入れ替わった状態らしいが、そのドサクサ紛れに、偽札をつくる輩がそれだけ多いということやろうね。

 

パソコンとスキャナー、カラープリンターさえあれば、偽札もどきを作るのは、どこの誰でも簡単にできること。それをやるかやらないか、これはモラルの問題である。新しいお札はフォログラムやら潜像やら世界一のハイテク技術が駆使されているから、ちょっとだけ注意深く見れば、簡単に偽札は見分けられる。だから、今出ている偽札の大半は旧札である。今の新札が発行された理由も偽札の防止という大目的のためである。政府は、あわてて新札の流通ペースを早めるように全国に指示をだしたそうな。

 

紙幣というものは、政府の信用を形にするもの。お札に信用力が無くなれば、日本という国に信用が無くなることになる。また簡単に偽札が印刷出来てしまえば、健在な経済も阻害しかねないことにもなる。偽札づくりは、終身刑ぐらいの重罪にする必要があるのではないか。ひょっとしたら、年寄り相手なら使えるかもしれないとか、ちょっとしたいたずらでお札をカラーコピーするだけで、終身刑の重罪になるという法の「脅し」が無ければ、法律というものの犯罪抑止効果は低くなってしまうのではないだろうか。

 

銀行のATMで引き出すお札がまだまだ旧札が多いのは、おかしい。折角の偽造防止システム。全国民が協力して早く新札に替えなければ、良からぬ考えを起こしてしまうような輩も後を絶たない。銀行や郵便局で引出される現金は全て新札という体制を早く取らないといかんのやないやろうか。。。

 

1/8(土) 昨年の末になった、奈良の平群町で起きた幼女誘拐殺人事件の容疑者が逮捕された。やっとのことで犯人逮捕されて、周囲の人たちは少しだけホッとしたところやろうね。この犯人は毎日新聞の販売店員。調べると20歳の時から2回も逮捕、起訴されている人間やった・・・。

 

この男が行きつけの飲み屋で、殺された幼女の写真を他の客や店の人に見せびらかしていたことが逮捕の原因になったそうな。考えてみたら、こんな危ない人が自分の住んでいるすぐそばに居た・・・・。これだけで、付近の住人は驚愕ものやったやろう。。。

 

性犯罪歴のある者の約1割は、再犯を犯す。日本の刑務所では、特に性犯罪者を社会復帰させるためのプログラムや、ノウハウは全くと言って良いほど無い。刑期を終えた犯歴者は、事実上放免されたままや。こんな危ない事はないと、警察が性犯罪歴のある人間が今どこに住んでいるかを追跡記録する制度の確立に言及したところ、法務相などから慎重意見が相次いでいるそうな。なんでやねん。。。

 

この犯人はもともと大阪で初犯、再犯を犯している。それから奈良に移り住んだものやから、警察もこの犯人をマークするのが完全に遅れていたという。もし、この犯人の逮捕が遅れて、第二、第三の犠牲者が出ていたとしたら、法相はどんな責任を取るのか。

 

犯罪者のマッピング(どこに住んでいるかを地図上に標記すること)については、アメリカでは常識。インターネットのサイトでは、どんな犯歴のある人がどこの何番地に住んでいるかまで、名前と写真付きでネットで公開されているという。犯人の人権を守ることより、他の人の生命の安全を守ることの方を優先しているというアメリカという国の明快な答えである。顔写真や住所まで公開されることにより、元犯人の意識向上にも役立っており、再犯防止にもなっているという。

 

イギリスでは、犯罪者にGPS(衛星による位置確認システム)の発信装置を付けさせることを義務付ける法律を作ろうという動きまである。そこまでしないと、善良な一般市民を守ることが出来ないという、少し寂しいことでもある。島国の日本で、果たしてどこまでの規制が適当なのかは判らないが、今のままでは問題のあることは確かである。せめて、犯罪歴のある人を警察が監視し続けられるような、何らかの取り組みは必要やろうね。。。

 

1/9() 午後から積水さんと打ち合わせ。夜は町内の新年会。まだまだ新年会は続く。。。

 

会社をやっていると、いろいろな行政から、いろいろな事を頼んでくる。ほとんどがアンケートのお願いという形で送りつけられてくる。より良い行政にするために、いろいろな人の意見を聞くことは良いことや。でも、ええかげんにせぇと思う事も多い。

 

役人さんにとって、アンケートを取ることは「お仕事」であるが、答えさせられる方に取って、アンケートに答えることは、「協力」。言わば、「一銭にもならない仕事」である。ボランティアであるアンケートへの回答を、大事な仕事より優先させてする訳にはいかない事は、当然である。ところが、ところが、送り付けられてくるアンケートの内容は、ちゃんと答えようとすると、小1時間はかかってしまいそうな、ものすごく大冊であることが多い。

 

役人さんの論理か、相手のことを考えてないと言うか・・・。全く非常識極まりない。私は、出来るだけこの手のアンケートには協力してあげようと努力するのだが、忙しい時にこれが来ると、ホントに頭に来る。。。このアンケートの内容とか、集計とかまで自分たちではしないで、外部の業者に委託していると言うことを知ったとき、アホらしくて、こんなことに大事な税金使わんといてくれと、言いたくなる。

 

オマケに、この手法は、「市民の皆様のご意見を頂戴した」という方便のために使えるので、うるさい議員さんや首長さんも反論できない「錦の御旗」にされる危惧がある。つまり、役人さんたちにとって都合のええ方に使われるようなアンケート内容に誘導されているフシがあると感じる時があるのである。このような恣意的なアンケートを税金でやって果たしてええものなんだろうか。。。と疑問に思うときがある。

 

役人さん好みなのか、このアンケート作戦は、実にいろいろな所が別々にやっていて、どんどんその数が増えてきている。つまり流行っているのである。本当に、このアンケートをやる必然性があるのか。アンケートの内容に問題はないのか。そのアンケートによって、何を導きたく考えているのか。これらを一体誰がチェックして、誰が許可するのか。ハッキリ答えられる人はいないのではないやろうか。。。こんなもの要らない。。。。

 

1/10() いつの間にか、成人式はこの日に変わっていた。誰が変えたのかは知らないが、なんで1/15やったのにこの日に変わったのか、私は知らない。。何故、こんなことにこだわるのかと言えば、1/15がうちの最初の子どもである娘の誕生日だからである。私の誕生日が正月。娘の誕生日が小正月の1月15日。これがものすごくめでたい偶然で喜んでいたのに、知らん間に、成人式の日が変えられていた。何やねそれ。。。

 

とはいえ、長女は今年成人式。私は着物を着た娘のアッシー君に専念するしかないね。おめでとさん。夕方には地域の少年補導委員会が主催するおめでとう二十歳のつどいという会に参加した。成人式べったりの一日。ああしんど。。。

 

1/11(火) 先日の娘に次いで、息子も今日、運転免許が取れるようである。朝から、羽束師の京都府運転免許試験場にしっかり送らされた。いよいよ我が家も免許持ちが4人になるか・・・。息子や娘の運転で送ってもらうのは、まだまだ少し不安があるが・・・。

 

運転免許といえば、いつも、おかしいなぁと思うのが、各警察署毎にある安全協会なるもの。免許の更新時に、窓口で知らないうちに、何の気無しに払わされている500円ほどのお金。免許持っている人全員から取っているのだから、ものすごい金額になる。このお金は一体何に使われているのか。けっこうグレーな部分が多い。多分、警察の外郭団体みたいになっていて、免許の更新する事務の手伝いをしているおばちゃんのパート代になったり、もうすぐ免許の更新の時期ですよというお知らせハガキ代になったりしているハズなのだが、かなり儲かる利権になっているのではないやろうか。

 

小泉改革の本丸は、郵政民営化やと言っているが、政治家さんは、公務員をこれだけ削減した。だから民営化が進んだという結論ありきの論理にとかく陥りがちである。郵政職員は、確かに公務員の中で、一番人数が多いから、手っ取り早く削減したように見せかけられるから、好都合ではある。

 

ところが、実際のところ、公務員の数を減らしても、利権の数や量は減らないのではないだろうか。この利権を斬らないと、本当の改革にならないのは明白である。公務員さんは、自分らの仕事が無くなるのを一番嫌う。責任の重くない、どうでもええ、楽な仕事で、大きい予算を使えるという「蜜」に目がないミツバチのようなものである。そのためには、必死に組織防衛する。形だけは、カットしても外注という手で、仕事や利権だけ確保しようとする。そのお仕事の部分を丸投げするのが、誰かの天下り先のファミリー企業のようなところである。

 

透明性を高めて、競争原理を働かせないといけないという大義名分のために、別の会社にはなっているが、事実上身内への発注しかしない。カタチだけ入札したように見せかける。細かく分けて、随意契約に持って行く。ありとあらゆる手を使って、身内企業を太らすことが、自分らの将来の天下りを促進し、より良い条件での再就職につながることになるから必死である。

 

NPO法人、独立行政法人なる言葉が、いかにも、公正でフェアーなもののように、イメージされているが、とんでもない。内実は特殊法人、役人のファミリー企業の隠れ蓑になっているだけである。。。。全く役人さんたちの税金くすめ取り大作戦は今もどんどん進んでいると言って良い。ほんま、ええかげんにせぇ!!!

 

1/12(水) 昨年の中国の年間貿易額が昨日発表になった。それによると輸出入額の合計は1兆1500億ドルと、初めて1兆円の大台を超えるとともに、1兆ドルを僅かに越える規模だった日本を、ついに追い抜いた。世界一は米国、第二位はドイツで、第三位に中国、日本は第四位に後退したことになる。いつか来るだろうと思っていたが、意外に早く来たという感じかなぁ・・・。

 

考えてみれば、中国の人口は日本の約10倍。国民一人当たりに直せば、まだまだ1/10ということにもなるけど、総額で抜いたのは、初めてのことだけに、一つの時代の到来を感じさせる。中国は9.5%という異常なほどの高度成長を続けており、この勢いがどこまで続くかが問題。日本の高度成長期と違って、自国内に世界一の市場がある国だから、世界との貿易での障害は少ないとも言える。

 

中国経済の影響は、最も近い先進国である日本にとって、より大きくなってくるのは当然で、日本は、いずれ、地理的要件から、今までの米国追随路線から、中国との協調路線に方向転換しなければならないのは、誰でも判ることである。中国もそれを判っていて、日本は中国の成長や安定に大きな影響力のある国の一つである。だからうまくやっていこうとする気はあると思う。

 

食料安保という言葉があるぐらい、日本はほんとうに多くの食品を中国から輸入している。もし、中国産の野菜が入らないと、日本の農家はとっくに中国産野菜に価格的に白旗を揚げて、野菜を作ってないから、日本の市場は大混乱に陥る。つまり日本は主権国家でありながら、生産地中国の影響をものすごく受けていることになるのである・・・。だから中国が禁輸でもすれば、すぐ日本は困る。だから、仲良くしないとあかん国なんや。。。

 

ただ、昨年ぐらいから、日中の政治的な空気はかなり悪い。しかし、私は、今までの、歯の浮いたような御世辞合戦といううわべだけの関係から、真正面から向き合える関係になれる過渡期的な現象だと、見ている。日本人の中には、中国人とのつきあい方を知る人も多いから、あまりきれい事ばかりも言ってられないのも事実。中国人は世界一の商売人と呼ばれているほど、こじっかりしているし、人の良いだけの日本人からしたら、簡単に騙されたりもする。中国では、騙す方よりも騙される方が悪いのである。これがグローバルスタンダードだから仕方がない。免疫の薄い日本人は、だから警戒する。そんな感じかなぁ・・・。

 

世界には、いろいろな人がいる。「良い人」というだけでは生きて行けない。かつて、エコノミックアニマルとまで酷評された日本人は、どこかへ消えたのか・・・。ゆとり、安心、もう十分・・・。そんな日本病の蔓延が日本経済を低調にしているのではないやろうか。。。ガンバレ、日本!

 

1/13(木) 昨日、今日と無茶苦茶寒い。積もるほどではないけれど、小雪も舞っている。京都は、これから節分までが一年で一番寒い時期やろうね・・・。さて、一番寒い時期は、一番皆さんが暇な時期という訳でもあるまいが、シャディは毎年この時季にブロック大会と称して、今年の方針説明会兼、大展示会を開催する。いつものメインは大阪のリーガロイヤルホテルなのだが、今年は、東京銀座にシャディの本社を移転したこともあり、東京で華々しく開催することになった。場所はお台場の何やら横文字のホテル。日航ホテルの向かい、フジテレビの真ん前にある、どでかい立派なホテルである。

 

シャディが交通費を一部負担するからということで、1/17−18の1泊泊まりで、ヨメサンと2人で行くことになった。展示会は東京ビッグサイトというからゆりかもめで1駅のところか・・・。シャディの銀座本社も見学する予定。ちょっとしたお上りさん旅行やね。1月は何かとイベントが多くて忙しい忙しい。。。

 

さて、上の娘に続いて、下の息子も車の免許が取れたものやから、どうも車に乗りたくて乗りたくて仕方がないようである。今まで行ったことのない灯油を買いに行ってくれるのはええのだが、小一時間は帰ってこない。いったいどこまで買いに行っているのやら・・・。免許取得初日には、しっかりボディやらホイルやらをこすってくらはるし、アームレストは潰してくらはるし・・・。最初はしゃあないけどね・・・。

 

我が家は駐車場の関係で、車を駐めてある横を自転車でよく通る。そのおかげで車の右側面は、自転車のハンドルやらブレーキのレバーやらが当たって付いた傷だらけ。ところが、今度は車の左側まで、車庫入れに失敗してくらはるもんやから傷が付いてしもた。これでバランスが取れたと、笑うしかないね。。とほほ・・・。まぁ、授業料やと思ってあきらめるしかないわなぁ。。。

 

1/14(金) 4年前にNHK教育テレビで放送された従軍慰安婦を扱った番組に、自民党の2人の国会議員が圧力をかけて、放送内容を4分ほどカットさせられたとして、元NHKのプロデューサーが昨日、内部告発した。内部告発と言えば、聞こえはよいが、本人はリークのつもりで涙まで流しているが、何か変な部分も多い・・・。

 

NHKと言えば、国営放送。放送法の趣旨からしたら、公平公正が求められる。ところが、価値観が今ほど拡がってくると、何が公平で何が公正かは、その番組を見る人、番組を作る人によって、大きく異なってくる。いろいろな意見があるところで、公共放送としてのストライクゾーンを拡げるのか狭めるのか、それをいったい誰が決めるのか。きっと誰も決められない。ほんま難しい問題や。

 

内容どうこうより、面白いのは、このニュースを伝える放送局の取り組み方の違いである。鬼の首を取ったように大騒ぎしているのが朝日系と毎日系であり、何か作為的な物さえ感じる。NHK海老沢会長の制作費流用の醜聞とごちゃ混ぜして、報道しているから、何かおかしいことになるが、この一連の流れを見ていると、朝日系、共産党系、社民党系が一致団結して、安倍氏、中川氏などの自民党タカ派のダメージを、不始末をしでかしたNHKをネタにして、狙い打ちしたような風にも思える。安倍氏は朝日の本丸報道ステーションに直に出て、きっちりNHKのプロデューサー氏の会見の嘘を論破している。

 

ただ、お若い分だけ、早口で他の人の意見を遮って、たたみかけるような発言が多かった。ちょっと安倍氏にとってこの番組での加藤朝日新聞論説委員や古館一郎キャスターとのやりとりは、見苦しいところも多く、ちょっとポイント下がったかなぁという感じもした。反安倍陣営からすれば、これだけで大成功やろうね。。。見ている方からしたら、いきなり安倍氏が朝日新聞の社説や記事を誤報と言ったものやから、加藤氏は、唖然としてしまって、面白かったけどね。。。

 

安倍、中川両氏は、中国や北朝鮮にとって煙たい存在。今まで、何も言わなかった日本の政治家の中では珍しく、対外的に、ハッキリ物を言う態度に人気がある。対北朝鮮の拉致問題で実績のある安倍氏と、中国の海上油田開発に釘を刺す中川氏を牽制しておこうという、ある意味ソフトな工作という安倍氏の意見も、まんざら嘘ではないやろう。。。

 

今回の件は、4年前にNHKが予算折衝をするために、自民党の当時の官房副長官であった安倍氏に説明したことに始まる。もともと、今、問題にされている従軍慰安婦の多くは、元娼婦の人だというご意見の安倍氏にとって、この番組を作るために取材した団体が、朝鮮半島の自分が元従軍慰安婦だと主張している人の支援団体だったことから、公平、公正な番組にしてくださいと言ったのだと思う。これが放送への政治介入や。放送規制やと、言われれば、多分そうやろう。安倍氏を国会で証人喚問にかけろと、訳の分からない事を言う人まで出てくるから、かなり胡散臭い。。。

 

これは、推測やけど、予算を貰う時期に、あんまり過激な内容の番組を放送して、物議をかもしたくないと、NHK側が、多分、番組内容を自主規制したんやろうね。それをこのプロデューサー氏は、政治家から圧力がかかったと、勝手に解釈しただけというのがホンマの所やろうと、私は思う。。。このプロデューサーは直接、中川氏や安倍氏に会ったこともない。上司に指示されたことを政治家の圧力やと感じた。それだけのことやろう。

 

もし、この問題で2人のタマを取るのやったら、安倍氏や中川氏が直接この番組の制作者に、改変を指示したという証拠をあげなければあかん。それは、多分無理やろう。安倍氏はNHK関係者と放送直前の前の日にしか会ってないし、中川氏に至っては、放送2日後にしか会ってないことがハッキリしている。全部伝聞だけの憶測だけで涙の会見してしまったプロデューサー氏は、少し間抜けな感じすらする。私はサラリーマンだし、この会見を開くのに大変勇気が要った。でも、告発しなければならない・・・という態度と、涙に何か猿芝居じみたものを感じたのは、私だけだったろうか。。。4年間、この問題を告発しようかどうか。悩みに悩み抜いたそうだが、私にはそうは見えなかった。。。

 

1/15(土) 今日から大学センター試験の開始。東京は大雪やと。。。大変やね。。。受験生は前半の山場というところ。我が家にも高校と大学の受験生2人がいるが、上は11月早々に推薦で決まってしまったから、遊び惚けておる。。。困ったもんや。。。今晩明日でお葬式の仕事。やっぱり寒い時は多いわ。。。

 

広島県福山市の特養ホームで死亡者が続出した件で、調べたらけっこう全国でも亡くなった人が出ていたようである。今まで、食中毒でひとくくりにされていたのだが、数年前、電子顕微鏡で、犯人であるノロウィルスという球形ウィルスが見つかった。体内に入ってくるのが細菌ではなく、それよりもなおサイズが小さいウィルスが媒介しているのが判ったのである。このノロウィルスは、人の小腸の中だけで活動することが判っている。

 

このノロウィルスは、悪さをする度合いは、他のウィルスや細菌に比べたら、そんなに大きくないのだが、感染力が強い。吐瀉物や下痢便の中にいて、それを処理する人の手などを通じて感染が拡がったと見られる。

普通、人のもどした物や、便に触れたりすることは、無いのだが、老人ホームなどでは、介護する人がいて、日常的にこれらの世話をしている。感染者から、被害が拡がったのも、このように特殊な環境が原因とも言える。予防法としては、そのようなモノに触れない。手洗い、うがいを励行する。これしかない。

 

健康な普通の人が感染しても、抵抗力が強いから2〜3日で直ってしまう場合がほとんどだが、老人は、やはり抵抗力が弱いもの。老人が集団で生活している特老ホームは、言ったら悪いが、ウィルスや細菌の巣窟になりかねない。普通の家よりも何倍もの衛生観念が問われる。病院並みの清潔さを常にキープするのは、並大抵のことではないが、やらねばならないことやろうね・・・これは。。。。

 

1/16() 町村外相がロシアを訪問して、ロシアとの平和友好条約の締結に向けて、日本の最大の懸念材料である北方領土の返還に言及した。ロシア側は二島だけの返還でこの問題にけりを付けたい腹で、ぜんぜん変わってない。もともと、この北方領土は、第二次世界大戦が終わる間際、日本が無条件降伏する直前にロシアが急に参戦してきて、日本の領土だった4島に侵略してきて、そのまま居座ってしまったという経緯がある。

 

日本の4島返還の要求は、国際的に見ても当然で、正当性がある。言葉は悪いが、日本に取ったら、ドサクサ紛れにロシアに取られた島というところや。アメリカは、小笠原諸島、沖縄を日本に返還したのに、なぜロシアは返さないのか。それは返せないのである。。。ロシアはこの島の地理的な優位点を手放したくないのである。

 

ロシアの国土は極寒の土地。冬になるとほとんどの港が凍結して、船が出せない。漁業で生計を立てているロシア人にしたら、年中、凍らない港が、のどから手が出るほどほしいのだが、ロシア国内極東分のほとんどの港は冬には流氷が押し寄せて、使い物にならない現実がある。国後、択捉、歯舞、色丹の4島の島は、この冬の厄介者、流氷が押し寄せる限界点、最南端になるのである。だから、ここを失うことは、ロシアが冬場、潜水艦以外で、太平洋に出て行くためのポイントを失うことになるから必死である。

 

この点に日本は注目すべきかも知れない。日本はナショナリズムの意味でも、モラルの意味でも、この4島の領有権を放棄することはできない。しかし、このことと、ロシア人の利権を守りたいという気持ちの間に何からの着地点を見出すことは出来ないものだろうか。

 

この4島に民間の水産会社を進出させて、ロシア人の雇用を守る。その上で、日本流のええところで開発を進める。経済特区のようなものにして、観光産業にも力を入れる。日本の領土であるという部分は譲れないが、実質上、ロシア人街にしておいて、ロシア疎開のような場所にすれば、異国情緒たっぷりの良いリゾートになるのではないやろか。

 

人種と人種がぶつかるところには、新しい文化が生まれる。国の線引きが、都道府県の境界ぐらいの意味しかならない時代は、いつか来ると思う。メンツより、実を取る方と、実よりメンツを取る方が共存していても、別にええのやないか。そんな気がするのだが、どうやろう。。。

 

1/17(月) 今日、明日の日程で東京出張。シャディが銀座7丁目に新本社を建てたものだから、今年のブロツク大会は、東京ですることになった。場所はお台場のメェリディアン・グランパシフィック東京とかいう舌をかみそうな名前のホテル。去年の正月、家族旅行で来て、泊まったホテル日航東京のお向かいである。

 

朝一のはずが、何故か8時過ぎの、のぞみに乗ると、10時半には品川駅に着く。東京も随分早くなったもんや。。。山手線で新橋へ、ゆりかもめに乗ってお台場へフジテレビで早いめにお土産を買っておいて、あとは、ホテルで夕方7時前まで、缶詰で勉強会。いつもながらしんどいわいなぁ・・・。

 

7時半からは、総勢1200名の夕食。8時半からジュディオングのショーがあるから、食事のサーブのせわしいこと、せわしいこと・・・。こんなに忙しない食事はひさしぶりや・・・。

 

話は変わるが、世の中には悪いヤツがいるもので、スマトラ沖津波災害の支援金と称して、振り込め詐欺をやっているヤツがいるという。ほんと、人の不幸と、善意を己の食い物にするなんて、ほんと、許せない、不届き千万なヤツである。街頭募金をやっている人たの中にも、少し危ない人もいる。これは、形を変えた物乞い乞食である。この世の中、何を信じたら良いのやら・・・。募金活動をしている人たちまで疑わないといけないなんて、、、ホント、いやな世の中や。。。

 

1/18(火) 朝から東京ビッグサイトという、ばかでかい展示会場で、シャディの大展示会へ参加。これは、別に、大阪でも東京でも、どこでやっても同じ風景やわなぁ・・・。11時に東京に転勤で来ている中村君夫妻と待ち合わせて、有名な神田の薮そばを食べに行こうということになった。りんかい線と地下鉄を乗り継いで、秋葉原まで、そこから歩いて、やっとお店まで来たのだが、生憎、改装のために休業中・・・。残念。。。

 

それならばと、何か東京らしい、もんじゃ焼きなるものでも食べようかいなと、地下鉄を乗り継いで、月島の「近どう」というお店に行った。ところがところが、ここは夕方5時からの営業。。。。またまた残念・・・。嫌な予感はしていたが。。。あきらめて、そこの近所のまぐろ何とかというもんじゃ焼き屋さんへ入った。

 

緩い目のお好み焼きという感じのもんじゃ焼き。実は、私もヨメさんも全くの初体験である。これがなかなか、焼くのに少々コツがいる。最初に、大きい目のボウルに山盛り入った上の具だけを鉄板の上に落としてこれを炒める。我々が頼んだのは、スペシャルというメニュー。その具は、エビにイカ、ホタテ、めんたいこ、するめ、コーン、紅ショウガ、天かす、キャベツなんか盛りだくさん。

 

まず、これらを鉄板の上で炒めて、ぐじゃぐしゃにする。そのあと、この炒めた具をドーナツ状の輪っかにして盛る。ちょうど火山の噴火口の形やね。この真ん中の部分に出汁と小麦粉をかなり緩い目に溶いたようなボウルの中の残りの液体を何回かに分けて注ぐ。これを堤防決壊しないように、具と汁をさっさと混ぜながら炒める。一度にたくさん汁を入れると難しいので2〜3回に分けて入れるのが良いようである。汁の中のデンプン分が糊のように粘ってきたら、お好み焼きのように薄く鉄板の上に拡げる。これに青のりや、かつを節なんかを振りかけて、たこ焼きの中身ぐらいの半生みたいな状態で食べてしまう。少しおこげになるぐらいが美味しいようである。

 

この近くのもんじゃ焼き屋にブラビの写真が貼ってあったから、ブラットビットもこれを食べに下町の月島まで来たんやろう。何か変な感じで、イメージが合わない感じやけどね・・・。

 

我々には、もんじゃの正しい食べ方が全く判らないので、ついつい、超ミニの専用コテでお好み焼き風に食べてしまう。だが、来ている他のお客さんの食べ方を見ていると、これが全く違う。幅1.5p×長さ10pほどの超ミニこてで、スプーン1杯ほどの適量を取り、これをミニこての背の部分に貼り付ける。これを鉄板のへりにずるずると引きずって行って鉄板で少し押さえ込むように再度焼きながら、ミニこてに完全に押さえつけて一体化している。これを口に運ぶ。

 

こんな感じでもんじゃを食べはるのだが、これが慣れないと、なかなか難しい。関西人がたこ焼きをひっくり返すのが上手なのと同じように、東京人は、もんじゃ焼きを食べるのが上手い・・・。われわれは、見よう見まねでやろうとするのだが、なかなか上手くゆかない・・・。所変われば・・・というところか・・・。中村夫妻、一日つぶしていただいて、すみません。おおきに、お世話になりました。

 

1/19(水) しかし、昨日は疲れた。よく歩いたのもあるけど、人混みも疲れる原因である。シャディの新本社は銀座7丁目というすごい所にある。銀座通りは、ルイビトンやランセル、フェラガモ、シャネルなど世界の高級ブランドがショップを並べる日本一派手なところ。通っている人種が日本人であることを除けば、ニューヨークの5番街やパリのシャンゼリゼなんかと変わらない雰囲気を持つ。

 

そこの中でも銀座7丁目の角地、資生堂パーラーの真向かい。よくもこんな土地があったもんや・・・。と、いうような場所にシャディはビルを構えた。ただ、敷地面積は、ぜんぜん大したこと無い。比較するのもナニだが、ウチの会社の方がずっと広い。。。こんなビルの1階から5階がギフトショップ。

 

品揃えは、ちょっとなかなか売ってないものを揃えたのはええけれど、アンテナショップだけあって、大量在庫は置いていないモノが多い。32万円のコンコルドの模型とかが良かったけどね・・・。

 

これを契機に、シャディは登記上の本社を今までの大阪府松原市からこの東京銀座7丁目に移転した。しかし、実質的には松原が本体。実際、こんな狭いビルではナニも出来ひんわなぁ。。。シャディは、田舎に強い。百貨店や量販店が全く無い地域は、全国にごまんとある。そんな田舎では、店と言えば、荒物屋とか、洋品店とか、酒屋ぐらいしかない。こんな所では、冠婚葬祭は一大イベント。ことある毎に、地域の行事としてけっこう派手に催される。これに使うのが贈答品。だからシャディの売上の大多数は田舎の人が買っていることになる。

 

田舎の人にとって、銀座とは日本一の繁華街。ここに本社があることが、シャディの田舎中心戦略にぴったり来た。今回のビルオープンとは、こんな経緯で行われたのやろうね・・・。恐らく、シャディの新しいカタログには、こう書かれるのやろう。。。東京・銀座・シャディ・・・似合わねぇ〜!シャディの田舎重視政策ここに至れり。。。やめて欲しいわぁ。。。恥ずかしい・・・。

 

1/20(木) NHK教育テレビの番組内容が自民党代議士、安倍、中川氏の政治的圧力によって、4分カットされたとする件は、朝日新聞 VS NHKという対立構造の様相を呈してきた。NHKの担当者によると、朝日新聞が4年間もこの件について、執拗な取材を続けていたようで、最初に記事内容が決まっていて、それを裏付けるための強引な取材だったことが明らかにされてきた。

 

朝日の記者は、まず、NHKの番組が政治的圧力によって改変されたという記事をまず最初に考えていて、意図的に安倍、中川両氏を陥れるつもりの記事だったことが、明らかになった。つまり、NHKチーフプロデューサーの涙の会見は、猿芝居だったことになり、朝日新聞やこのプロデューサーら左翼系の人たちによる、自民党右派への支持を落とすことにより、北朝鮮への経済制裁をさせないための工作活動だったというのが、この件の経緯であったようである。

 

NHKは今、海老沢会長をはじめ、番組制作費が不正流用されているという、大スキャンダルの真っ直中、このタイミングを突いた左翼マスコミのピンポイント攻撃であった。悪く言えば、今世間に叩かれているNHKを使って、関係者を十把一絡げにして悪者に仕立てようとする意図がみえみえ。NHKからしたら、これ以上のイメージの低下は絶対に避けたいから、朝日の一方的な記事には、ガチンコで反論している。

 

朝日は、これにも反論して昨日の紙面1面全部を使って、詳細を出しているが、同じ事の繰り返し記事ばかりで、どうも旗色が悪く、朝日の捏造記事だった疑いが濃厚である。なぜなら、その時のNHK幹部に実施した取材メモを公開するなり、録音テープを公表するなり、どこの誰が見ても白黒をつけられる方法があるのに、証拠を朝日が公表しないからである。つまり、しないのではなく、出来ないのである。この事は、事実を歪曲したのが、朝日側であるということの反証になってしまっているのである。

 

放送の公正さが問われるこの問題。いったい誰が公正、公平であるという基準を決められるのであろうか。所詮、主観の問題なので、判断基準は十人十色であたりまえ。ところが、放送は公器であるから、時の権力者の言うことをきくものである。軍国主義だった昔の日本では、大本営発表は、ボロ負けの戦況を大勝利と報じていたし、国威掲揚のために、多くの嘘も流し続けてきた。今の北朝鮮中央放送と同じやね・・・。

 

髪の毛の長さは5p以下にせよとか、サツマイモをたくさん植えろとか、まるで戦時中の日本と同じ。。。こんなことに、散々利用されてきた放送だから、戦後は、出来るだけ偏向のない公正中立な放送というのが叫ばれてきた。一党一派に偏った放送というのは、視聴者やスポンサーに支持されないということで、放送モラルが守られてきた。ところが、数年前からマスメディアは、その局の色を持つようになってきた。

 

選挙前になったらテレビ朝日系のニュースステーションは反自民キャンペーン番組をバンバン、打つようになってきたし、毎日系はこれに追随、日本テレビ−読売は保守系だったが、今ではフジテレビ−サンケイ系がより保守的な路線を取っている。それだけ、価値観が多様化したから、視聴者も自分の好みで番組をより選別する時代になったことも、これを後押しする方向に動いてきたことになった。

 

新聞やテレビのマスコミの影響力はほんとうに大きい。その関係者は、肝に銘じて偏りのない記事や番組を制作することが求められているのとは裏腹に、かなり一方的な報道や、事実を歪曲した記事が平気で出てくる。何が公平公正だなんて、誰にも決められない。今、一番大切なのは、異なりを認め合うという真摯な姿勢なのでは無いだろうか。。。

 

1/21(金) 昨日、今日と2カ所で葬儀の仕事。寒いし、急にバタバタした感じ。。。そう言えば、昨日は大寒。一年で一番寒いとされている日。ぼちぼち、春が待ち遠しい季節になるなぁ。。。。

 

さて、皆さんは「スキミング」という名前をご存じだろうか。銀行のキャッシュカードにある情報を読み取って、他のカードにその情報をコピーしてしまって、本人の知らない間に、預金口座から現金を引き出す手口である。古いタイプのキャッシュカードには、口座番号情報のほか、暗証番号情報までが入ってしまっているので、ちょっと専門知識のある人なら、こんなことが簡単に出来てしまうのだという。

 

カードを読み取る機械も、電気屋街などへ行くと簡単に入手出来るし、スキミング用の機械も市販されているというから、おかしい話しや。なんで規制せえへんねん。。。一番、困った問題は、ゴルフ場のロッカーなどから盗み出されたカードをすぐコピーして元に戻しておくと、本人がキャッシュカードを盗まれたという感覚がないことである。盗まれたら、誰でも自分の預金の防護措置を取るのだが、これを取らないから発覚が遅れる。犯人にとっては、大変好都合な形になる。

 

この犯罪は、かなり組織化されているようで、カード情報を盗み出す役と、偽造カードを作る役、それにその偽造カードを使ってATMから現金を引き出す役が各々分かれているようである。現在ほとんどのATMには防犯カメラが設置されていて、現金を引き出す人は、まず間違いなくこのカメラの映像に残るから、最後の現金引出し役が、一番リスクが高い。そこで、街の浮浪者にこの役をさせて、小遣いをやるパターンもあるそうな。

 

しかし、ほとんどの預金者に取ったら、現金を銀行に預けておいたら絶対安心と思いこんでいるのやないやろうか。ところが、こんな事になっても、銀行には全く責任が無いそうな。これもおかしい話しや。銀行には、預金者保護のために、何らかの防護措置を取る義務があるのと違うやろうか。。。

 

東京三菱銀行では、指の血管パターンを個人認証に使うカードを実用化して、セキュリティを高める努力をしている。なるほど、これなら本人以外は引き出せない。ただ、高コストになるのは、仕方ない。もしもの時の保険的な意味合いで、銀行が安全を保証するというのは、資本主義社会では、一番大事な事。銀行に預けるのが安全でないのなら、この低金利時代、家の金庫に現金を入れておく方が安全なんてことにもなりかねない。そうなれば、銀行の信用基盤そのものが崩壊してしまう可能性も高くなるような由々しき事態である。そうならないためにも、銀行はもっと万全の措置が求められるのではないやろか・・・。

 

盗難保険の充実など、銀行のやるべき措置は他にもあるのやないやろうか。自分のところが預かった他の人のお金を騙されて盗られたからって、全部が全部、預金者の責任やという論理は、殺生な話やないやろうか・・・。実際には、預金者に成り済ました人が出金していったのやから、その犯人の本人確認を怠った責任は、少しは銀行にもあるのやないやろうか・・・。

 

悪いのは、犯人たちなのは明白なのだが、簡単に他人の口座から金が引き出せてしまう状況を作ってしまっている方も問題や。満員電車でバッグの口を開けて、サイフがその中から見えているようなもんや。泥棒にどうぞ盗んで下さいというような状況を放置している方にも問題はある。せめて、バッグの留め金をしっかり締めるとか、サイフを見えないようにするとか、普通するやろう。銀行にはもうちょっと、責任ある対抗措置を打ち出す社会的な責任があるような気がしてならない。。。

 

1/22(土) 大阪市の職員が実際に残業していないのに、残業手当が支払われていたり、出勤していない日まで手当が出ていたり、通常の業務なのに特別な手当が出ていたり、相当に悪質な公金泥棒とも言える状態だったことがも次々に明らかになっている。京都市民の私にとったら、よその市のことやけど、大なり小なり京都でも近い事はあるやろうから、結構関心が高い。

 

阿倍野区役所を皮切りにして、次々と明らかになったヤミ給与事件。これだけ、世間に叩かれているのに、まだ体制を変えようとしない体質には、ほんとうに驚く。理由を聞いたら、組合との調整が必要やからやと。。。そんなもん、問答無用やろ、普通。。。言い訳を聞いたら、毎日5分から15分ほどの残業をまとめて付けたやと・・。下手な言い訳や。残業代も公金から出ているのやったら、管理職は、職員に残業代を払わないで済むように、最大限努力すべきやろう。。。どうしても残業する必要がある時には、上司が最小限許可する。それが世間の常識や。ところが、役所では、ちょっとでも居残っていたら、残業もらわな損や、というセコイ論理が働いている。こんなことやから、大阪市は大赤字なんや。職員みんなが食い物にしとる・・・。

 

不正に受給した手当は、組織ぐるみの公金横領のようなもの。絶対に返還させなあかん。「ヤミ手当・全部辞めたら・黒字転換」なんて変な川柳も浮かぶ。。。

 

残業をキッパリと、許可制にして、残業しないとその仕事が出来ないのなら、残業しなくても出来る能力の高い方と交替してもらわんとあかんなぁ・・・。まぁ、そこまで、厳しいことは言っても、どうせ出来ひんやろうから、せめて民間並みに効率の良い仕事が出来るように意識改革させなあかんわなぁ・・・。競争のないところに、改善は無い。改善するのにはエネルギーが要るから、そんなことは、絶対しない。ようは、やる気のある人たちをどうして集めるか、やる気のない人たちをどうして仕事させるか。ほんまに、やる気のない人をどうして辞めさせるか。元気のある人が浮かないような職場にどう変えて行けるか。そんなとこが、ほんまの行政改革のキーポイントやろうね・・・。

 

1/23() 株式売買をやっていると、ときたま変なことがある。私は、株主優待狙いばっかりしているので、シティバンク京都支店のKさんには、女の人みたいやねと、ちょっと小バカにされたそうやけど、最低単位株で、たくさんの種類を持っている。安いのは4〜5万から買えるから、けっこう楽しめるんですよこれが・・・。

 

最近、面白かったのは、マルキン忠勇。株主優待は奈良漬けやお醤油のセットなので買ったのだが、この会社が黒酢を発売して、大好評。売上も大きく上がって、株価も5割ほども上る始末。そんなこと、ぜんぜん知らないで買ったので、ほんと驚く。

 

株式分割にもけっこう出会う。ダイヤモンドシティが1→1.5株に、イオンが1→2株に、キャンドゥが1→2株に、オリコンが1→3株にと、何にもせずに株が増えた。普通、株式の分割があると、株価はその株式増減によって下るので、トータル金額はあまり変わらないケースが多いのだが、逆に上がる場合もある。もともと株式分割は、個人株主を増やそうとする対策のひとつで、高すぎて買いにくい株価の調整に使われる場合が多い。1株50万円と言えば、手が出ない人も、5分割で1株10万円になれば、主婦の方でも手が届く価格になるわけだ。

 

会社の合併などで会社自身が消えてしまうケースもある。八千代ムセンという関西を中心にした量販店があるが、ここはギガケーズデンキという関東の量販店に吸収合併されてしまった。この株式を持っていた方からしたら、持ち株数が合併により、0.4株という半端な株数になる。売りにくいし、端株が出たら邪魔くさいなぁ・・・。

 

株式は、経済のバロメーターでもある。いろいろな会社の業績なんかを見ると、世間が判ってなかなか面白い。これからの会社からは、株主へ決算書報告書や、配当金、株主優待、株主総会の案内、議決件行使のためのハガキ等、いろいろな郵便物が送られてくる。3月と9月が決算の会社が大変多いので、その3ヶ月後の6月と12月は、バカほど郵便物が増える。封筒を開けるのも面倒なほど。ほかそうと思った封筒に、配当の金券が紛れ込んでいる場合が多いから、簡単には捨てられない。持っている株数が少ないので、配当も何百円といった額のが多いのだが、お金はお金。ちりも積もれば・・・山にはならないけど、小山ぐらいにはなる。。。

 

最近、株価は少しづつ上る傾向、反対にドル相場は円高ドル安傾向。ドル預金は、早々に処分して、株でもやっている方が今はええかもね。。。ただし、借金してまでやらない、全部を突っ込まない、臆病であること、これがコツである。と、誰かが言っていた。。。

 

1/24(月) 日曜日の早朝は各テレビ局が何故か政治番組で対談、鼎談、放談の番組をよくする。このテレビ番組がそのままニュースになる時もあるから、政治家さんにとっては、数少ない自分の意見を直接国民に知って貰う場でもある。昨日の朝6時ごろからの中曽根元首相の番組を見ている人も少ないと思うが、なかなか良い事をたまには言っている。

 

中曽根氏と言えば、自民党鷹派の最右翼だった人としても有名だが、引退後の方が長老らしく元気な発言が多い。ご自身も政治家の道をずっと歩んで来られたから、いろいろと研究もされている。GHQが1週間で作った今の日本国憲法を後生大事に60年間も守り続けているのは、もう無理やないかという氏のご意見も当然だが、日本はこの現憲法のお陰で戦後の急成長を遂げられたという結果もある。

 

終戦直後のごたごたの時期に急ごしらえで作られた現日本国憲法。今までの日本のアイデンティティを根こそぎなぎ倒した、日本が敗戦国として屈服して受け入れた点も多く、その割には、当時の歴史観、正義感から見て、いろいろな意見が盛り込まれた事もあって、意外と良い所も多かったことは事実だと思う。

 

ただ、軍国主義復活を恐れる余り、日本人の伝統的な考え方や、日本的文化まで完全否定してしまっている点は、少しどうかと思う部分もある。この憲法下で教育が進められていたため、少し左寄りで、日本は戦争で完全に悪者にしたままになっている。もちろん日本の戦争に対する反省は当然必要なのだが、この薬が少し効きすぎていて、その時代に生きた人々の行為全てが、「悪」としてひとくくりにされている面がある。

 

つまり、この事は、我々のおじいさんや父の世代のとった行動全てが、悪い事だった。と、言っているのと全く同じことなのである。戦争というものは、勝てば官軍、負ければ賊軍という面がある。勝った方が何でも「正しくなる」し、負けた方が、「間違っている」ということになる。このことは、本当の正義とは全く無関係のところで、正邪の判断がなされているという矛盾を生むことになる。

 

1930年代から1940年代の東アジアは、欧米列強によるアジア侵略の歴史でもある。植民地の獲得合戦を世界中で展開していた列強各国に、東アジアでは日本だけが必死で反抗した。日本も抵抗しなければ、植民地にされていた。だから死にモノ狂いだったとも言える。中国はいとも簡単に英国や列強の植民地になっていった。その頃の中華民国は、近代戦を戦うだけの力は当時無かったのであろう・・・。次は朝鮮半島、その次は日本も・・・。日本のお尻には火が点いていた。だから無謀とも言える戦争への道を突き進んだ。そして、日本は敗れた。

 

そして戦争に負けた日本人は、世界中から完全な悪者(ヒール)にされた。。。東條英樹は、今で言えば北朝鮮の金正日や、ウサマディン・ラディンみたいなもんや・・・・。ヒットラーやムッソリーニと並んで、世界から吊し上げを食ってたんやね。この時代の日本は・・・・。

 

だから、この時代を生きた日本人には、この「戦争に負けたから、悪者にされた・・・」という悔しい思いが心の底に絶対にあるはずである。戦争をやっている人の倫理観に、良いも悪いもない。殺すか殺されるかや。殺さなかったら、こっちが殺されるのである。殺し方なんて関係ない。ホロコーストと広島長崎の原爆投下のどっちが残酷だなんて比較出来んやろう・・・。そんな中で必死に戦った人たちが、戦争責任者として処刑された。

 

同じ戦争していた米軍も、ものすごい数の日本人を殺しても何のお咎めもなしや。この矛盾に、多くの日本人は納得仕切れていない部分がある。戦争に負けたから、悪いんや。。。そう、言うしか無かったのとちゃうやろうか・・・。日本の戦争責任を問う裁判が数多く展開されている。従軍慰安婦やったとする人たちや、強制徴用された人たち。。。太平洋戦争で亡くなった多くの日本人犠牲者の遺族は、これらを横目で見ていても、戦勝国であるアメリカや、北方領土を不法占領したままのロシアを訴えられない。それは日本が敗戦国であるからである・・・。

 

戦後の日本の教育は、そんな時代の日本人の行動に臭い物に蓋をして教えている。私の教わった日本史の先生は、4月5月の歴史の時間は、やけにゆっくり教えるのに、一番大事な近代史になると、超駆け足で教える。これは、もめないように逃げていたのやないやろうか。。。あの先生は右寄りや、いや左寄りやというレッテルを貼られるのを嫌がっていたのだろうか・・・。今の日本は、このテーマから逃げることは出来ない。戦後60年を機に、日本が今の時代に則した新しい憲法を制定するのはええことかも知れない。しかし、それには、まず、あの戦争は日本に取っていったい何であったのかという大テーマに、真っ正面から取り組まないと、改憲は難しいのではないだろうか。

 

世界から尊敬される国。世界のリーダーシップを取れる国。歴史と伝統に裏打ちされた品位の有る国。国連の常任理事国。しかし、人だけが資源の日本。。。。これから日本は、どんな国になりたいんや。それをしっかり決めて憲法に盛り込まんと、日本は迷走する。。。私は、そんな気がする。。。

 

1/25(火) しかし、大阪市というところは、これ以上は無いというほど役人天国やったやねぇ。。。これだけ、公金で好き放題してたら、そら赤字になるわ・・・。市民は、大阪市職員様のために、せっせと納税しているようなもんや。。。それほど、公金を使い放題にしていたっちゅうことやろうね・・・。

 

今日の新聞で驚いたのは、大阪市水道局関係者だけしか使えないプール。大阪市職員専用の会館と称した豪華な宿泊施設。大阪市職員労働組合員専用の慰安施設。言い訳によると、これらは本来、大阪市が職員の福利厚生のために建設すべきものだが、それでは予算が下りないので、職員労働組合が代わりに建てたモノ。それを大阪市に寄付したから、税金も払ってない。という言い分や。ほんま、盗人たけだけしいわ。。。

 

本来、市職員は率先して市に納税してあたりまえ。赤字の大阪市を何とかしようというのが本筋のはず。その市職員自身が、市税を免れようと、姑息な手段を取っていた。これだけで、免職理由になるのやないか。自分たちだけは税金払わないで、市民には払えといっても、誰も払わんようになるのと違うか。。。そんなことになったら、世の中無茶苦茶や。。。

 

役人さんは、出来るだけ多くの仕事をせず、やるべきことはちゃんとやってますというアピールが出来て、貰うモノだけはちゃんと貰って、他の人に楽なええ仕事を取られないように必死で頑張って組織を守り、辛い嫌な仕事は、どんどん外注して、利権を増やし、仲間をどんどん増やそうとする本能がある。

 

民間の会社なら、売上が上がらないと、交替させられたり左遷されたりの、競争原理が働く。ところが役人天国では、これが全く無い。もし元気のええ人がいて一人だけ頑張って仕事をすると、他の人がさぼっているように見えるので、必死になって足を引っ張ろうとする論理が働く。出る杭は打たれる。。。。まさにそれや。。。

 

この問題には、過去に色々な人が取り組んでいて、まだまだ発展途上の部分がある。職能給という発想から、役員さんの給料には、かなり細かい段差が付けられている。第何号給というヤツや。同じ歳に入庁した人は、余程のことがないかぎり、毎年または数年に一回づつこの給料のランクが上がって行く。それを決めるのは、上司だから、下手に差を付けることを極端に嫌う。なぜなら、給料の低い方の人から、恨みを買うことになるからや。だから、なかなか差を付けるのは難しい。

 

こんな論理で役所は動くから、世間とはかけ離れた感覚が育って行く。長い間、役人でいればいるほど、どうせ給料は一緒やから、いかに楽に、いかに楽しい仕事だけ、選んでしなけりゃ損という事になる。こうして役人天国が形成されてゆく土壌が出来上がる。。。議会などの監視制度の行き届いた自治体や、もともとそんなにお金のない自治体なら、無い袖は振れないから、自制心も働くが、大阪市のような下手に大所帯の地方自治体は、ちょっとぐらい自分のとこが金を使っても誰も文句を言って来ないやろう。。。というのが積み重なる。だから、巨大な赤字自治体になる。。。

 

ほな、どうしたらええかや。バリバリ左翼系のNPOに四六時中監視してもらうか。。。あっ、あかんわ。労働組合自身はもともと、もろに社会党系や。。。やっぱり究極の選択は、役人にあんまり金持たさんこっちゃなぁ。。。税金下げさせて、仕事どんどん減らして、仕事させんこっちゃ。

 

もともと、役所の仕事で、これが無かったら市民が徹底的に困るという仕事は以外と少ない。ゴミ、水道、消防、警察、ぐらいやろう。他の仕事は全部民営化出来ると言ったら出来るのやないか。役人の数を減らさん限り今の体質は変わらんわ・・・。

 

1/26(水) 日本の皇室が今、大ピンチになっている。皇室典範という天皇家の法律のようなものによると、天皇の皇位の継承は、直系の男子と決められていて、それに従うと、天皇家が将来、無くなる恐れが出てきたからである。ご存じの通り、女の子の皇族は、結婚によって、皇位が剥奪されるから皇族ではなくなる。現在の秋篠宮さまからずっと40年以上、天皇家に男子は産まれていない。

 

素人目に言えば、それなら愛子さまに女性天皇になってもらって、皇位を継げばええやんかと思うのだが、ところがどっこい、難しい問題は残る。125代に渡る天皇家の歴史において、女性の皇族は桓武天皇など4名ほどがおられたそうな。それなら、愛子さまが天皇になられてもええやんかということになるのだが、問題は、その方と結婚された人である。今までの女性天皇は、いずれも男性の天皇と結婚されている。このことが何を意味するか。それは、皇位の継承は、ずっと男系、つまり父方の方が継承されているという点である。

 

仮に愛子さまが一般の方と結婚された場合、永い天皇家の歴史の中で、初めての母系の天皇が生まれることになる。これが、ええことなのか悪いことなのかという問題なのだ。もうひとつの問題は、男女平等にしてしまうと、宮家がどんどん大きくなっていってしまうという事である。つまり、女性は結婚すると宮様ではなくなる。という今のルールを外すと、天皇家に生まれたお子さま全員が皇位継承権を持つことになり、宮内庁予算、つまり税金でその費用を負担しなければならなくなることになる。

 

男性の皇族は、成人なされて、ご結婚されれば、新しい宮家を作って独立される。ところが女性の皇族は結婚されたら、皇族ではなくなる。これが皇室の大前提やった。これを崩すことは、いったいどういう事になるか。例えば、愛子さまに皇位継承権を与えることになると、今回ご婚約がお決まりになったサーヤさんにも、皇位継承権を与えないと不公平になる。また、秋篠宮さまのお二人の女のお子様にも皇位継承権が与えられることになる。他にも、昭和天皇のご兄弟など現在の他の宮家にも合計10数名の女のお子様がおられるから、その方々にも権利が行く。となると、ものすごい数の宮家を作らないといけなくなる。

 

宮家の費用は1家につき、年間4000万円は最低かかると言われているので10軒あれば4億円、20軒で8億円。宮家がどんどん増えて行けば、国民負担はどんどん増えていってしまうことになる・・・。国民の9割以上が愛子さまの天皇にイエスと言っているが、愛子さまだけ優遇するように、皇室典範を変えるのには、実はこんな難しい問題があるのである。男女平等はええけれど、そのことによって、皇室の制度そのものも、大きく変えなければならない矛盾も含まれている事に注目すべきであろう。。。

 

1/27(木) ついに、この日がやってきた。昨日発表された貿易統計調査で、日本の貿易相手国の第一位が今までずっと米国だったのが、ついに逆転して中国になった。これは、日本の輸出額と輸入額を合計して、それを相手国別にしたもので、中国が第一位になるのは、戦後初めてのこと。

 

中国のGDP(国民総生産)の伸びは昨年も9.7%と絶好調を続けており、この流れは当分続くと考えられる。日本の対米輸出入は20兆円以上のレベルなのだが、これを中国が抜いたということは、日本にとって、対米追従路線の変換を意味する可能性も出てくる事になり、政冷経熱(せいれいけいねつ・政治関係は冷え切っているが、経済関係はとても熱いという日中間の今の関係を指した言葉)を象徴したことにもなる。

 

気が付けば、日本の市場に出回っている商品は、MADE IN CHINAのオンパレード。日本から中国に輸出しているもののトップは、意外にも鉄鋼なんだそうである。その勢いは凄まじく、日本の鉄の値段がどんどん上がるほど市場に影響が出ている。

 

自動車ボディの製造に使う薄鉄板はまだ中国の技術では作るのが難しいそうな。だからこの薄板も、ものすごい量が日本から中国に向けて輸出されている。日本の自動車が薄い鉄板を使っているからスマートで、中国の自動車がごつごつした感じがするのも、そんなところから来ているのやろうね・・・。日本の鉄鋼会社が韓国に技術移転で作った薄板の製造が出来る製鋼所もフル操業が続いているそうな・・・。

 

また、中国では北京五輪に向けた空前の建設ラッシュが続いていて、ビルの建築に必要なH鋼もぜんぜん足りてない。そのため、中国の鉄不足が、鉄鉱石の全く採れない資源のない日本を鉄鋼の輸出国にしているという、変な現象が続いている。

 

中国の経済成長の9パーセント台というのは、日本の高度成長並みの数字。今を100とすると、1年で109、2年で119、3年で130、4年で142、5年で155、6年で169、7年で184、8年で200。つまり、僅か8年で丁度倍になる計算になる。そんな凄い数字なのである。

 

日本の高度成長期にも、池田勇人首相が所得倍増計画というのを出していて、初任給3万円やったのが、5倍の15万円までなった時期があった。日本にとったら、いつか来た道という感じやね・・・。ただ、日本は、1億2000万人の人がまんべんなく生活向上する政策を採ってきたが、13億人の中国は、豊かになれる人から豊かになりなさいという方針。日本が1億総中流と言っていたのに対し、中国では東西問題と言って、東部の沿海都市に富が集中し、西部の都市や山村は極貧の状況が続いている。西部開発が中国にとっての難題なのだが、それを進められるようなところまで、まだ中国は行っていない。

 

国内での貧富の差は益々拡がり、都市には農村から出稼ぎの人が溢れ、農村は貧しさと、過疎に悩む。そんなお決まりのパターンになっている。中国の田舎では地方役人の不正が後を絶たないのも、地方に国のお金が回るのは、そこしかないからである。公共事業しか、田舎では大きなお金が回る仕組みが無いことになる。このお金を使える利権が地方の役人を助長させて、賄賂取りに走らせる。どこかの国と構造的には何も変わらへんなぁ。。。

 

多くの貧しい国民は、当然不満が募る。月に僅か3000円ほどの収入しかない国営農場の仕事なんか、やってられるかいなと、月収30000円になる都市に働きに出たい。至極当然のこと。腐敗役人にメチャクチャ腹が立つけど、中国共産党の一党独裁というお国の体制は変わらないから、政府の批判は、御法度。即逮捕されるから、いつも公安の目に怯えなくてはならない。いつ、暴動が起きてもおかしくないわなぁ。中国の共産主義も、事実上もう終わっているから、あと、いかに現状とのギャップのつじつまを合わせるかが問われることになる。これに失敗したら、中国版のバブル崩壊ということになる。

 

日本にとって、中国は今や運命共同体的な関係になりつつある。昔アメリカがくしゃみをしたら日本は風邪をひくと言われた時期があったが、今、中国がくしゃみをしたら、日本は肺炎になってしまう。それほど影響力が大きい。だから、お互いアホやないから、本気の喧嘩はせんやろう。日本の首相が少しは親中の人に替われば、簡単に関係は修復出来そうな気もする。ただ、今までみたいな土下座外交は、アカン。日本も中国もお互い言いたいことをフランクに言い合えるようなそんな関係にするのが理想や。日本は、もう戦後60年たったのやから、ええかげん戦争の呪縛から逃れて、前を向いた関係になって行く努力をすべき時期になってきている。

 

1/28(金) ついに、日本の人口が減る時代がやってくる。女性1人が一生のうちに生む子供の数、これを出生率というが、この数値が1.12という超低率になっている。なんやまだ1以上あるやんと思ったあなた。それは大間違いや。日本人のうち半分は男性やから、普通に男女が結婚して、普通に子どもを生んだら2.0で現状維持、これ以下だったら人口が減るという恐ろしい数値なのである。

 

日本人の平均寿命が80歳として、単純に考えれば、例えばこの出生率1.0が80年続けば、日本の人口は確実に半分になるのである。1億2000万人の人口が6000万人・・・。日本が今の韓国より少し多い程度の人口になったら、いったいどういうことが起きるか。全部の経済が半分になるのである。車が売れる数も半分、住宅が売れる数も半分、スーパーで大根が売れる数まで半分になってしまうのである。。。恐らく、給料も半分に・・・。

 

いろいろな経済学者がこの十数年、不況脱出策をああでもないこうでもないと思案してきたが、一番の不況対策は、子どもを生むことであると指摘した人は少ない。なぜなら、ますます女性の初婚年齢は上がるし、教育費は高騰する一方やし、若い世代が定職に就く率は下がっている。子どもをどんどん生もうなんていう環境は、全然整ってないのである。

 

政府は、もっと、どうしたら若い人が結婚したいと思うかとか、どうしたら赤ちゃんを産みたいと思うか、とかいうことに真剣に取り組まないと、国そのものが廃れて行ってしまうことに早く気づかないとあかん。日本人は、平均寿命が延び続けている分、見かけの人口が増えているから、若年人口の減少に気づくのが遅れている。

 

政府の対策として、出産祝い金や、養育手当などすぐ金をばらまくような発想しか役人が出来ないのは寂しいし、残念なことである。。。政策=金を使うこと、という発想から抜け出して、若い人の気持ちの面で、早く結婚したい、こどもが欲しいと思わせるような手はないやろうか。。。

 

例えば、今のテレビドラマ・・・。月9とか言うらしいが、極道の娘が先生になったり、在日韓国人の女性が主人公であったり、トレンディと呼ばれる現実離れしたセレブな世界が選ばれていて、あまりにも非現実的なものが多く無いやろうか。もっと明るくて、楽しい家庭を描いたサザエさん的で判りやすいようなドラマが少なすぎはしないやろうか。

 

視聴率競争の弊害が、若い人の人生の価値観まで左右する時代。。。プロパガンダはあかんけど、今のニッポンの放送は、ちょっと暗過ぎやないやろか。もっと明るくて、判りやすい純愛ものとかが日本に無いから、韓国ドラマが流行ったりする・・・。NHKの番組改編やないけれど、もっともっと良いコンテンツの番組が増えて、日本人のトレンドを変えて行けるように出来たら、日本も救われるような気がする。

 

昔の日本のドラマは大家族をテーマにしたものも多かったやんか。寺内貫太郎一家やとか、時間ですよ〜とか・・・。4人兄弟なんてあたりまえ5人や6人も兄弟がいたら、家の中はうるさいかも知れんけど、おもろいで・・・。前にも書いたことがあるが、引きこもりや、ネクラな子供たちは、密室の中で作られる。家族、兄弟なんていう社会の最小限のユニットが、一人っ子が増えるに従って崩れている。

 

子どもは、玩具の取り合いを兄弟やら友達やらとするものである。この幼児体験が原体験として無い子供たちが増えたら、一体どうなるか・・・。取っ組み合いのけんかをしたら、殴ったり殴られたりする。叩いたら叩き返されるし、叩かれたら痛い。痛いのが判っているから、相手を叩く加減も初めて判る。これだけの力で殴ったら、これだけのダメージが相手に与えられて、鼻血が出たり、親に怒られる。ここまでやったら、相手がぶっ倒れて、えらいことになったりする。。。だから、このぐらいの力で殴る・・・これが小さいときに判っていることが、実は大変大事な事なのである。

 

子どもは喧嘩や遊びの中で、自分たちの小さな社会を作って行く。その関わりの経験のない子供たちが大人になると、人との関わり方をあまり知らない、人つきあいの下手な人間が増えてくる。そんなおかげで危ない人たちがどんどん増えてしまうという悪循環に日本は陥っているのではないかと危惧する時が最近よくある。中学生が小さい子を殺したり、若い親が子どもを虐待したり・・・。この世の中、狂っているやないか・・・と。。。

 

子どもは大勢の中で育てなあかん。家庭でも学校でも塾でも・・・。社会性が無くなったら、ただ単に勉強するだけの要領だけええ子を量産することになる。教育とはそれやないやろう。。。行き過ぎた少子化は、子供たちを、どんどん過保護な方向にして行く・・・

 

1/29(土) 官房長官の諮問機関である有識者会で、社会保険庁の解体が全会一致で決議された。第二の税金とまで言われている年金積立金を、ええように使っていた役人天国にやっとストップがかかる可能性が出てきた。ただ、独立行政法人への看板の掛け替えにならないように、何らかの法律改定や、流用禁止規定をしっかりやっとかんと、またまた奴らの好き放題にされることになるから、しっかり監視する必要がある。

 

私は、地方自治体が年金掛け金を集金する前のパターンに戻すより、国税庁が税金と同じ方法で集める方法しか無いと思う。お金にまつわる窓口が税金と年金の2つもある方がおかしいし、二重投資にもなる。第一、もう全国各地で社会保険事務所なる新しい役所を作ってしまっている。これを早く税務署と統合して、早く売り払ってしまわなあかん。社会保険事務所に勤めていた職員は、失職することになるが、優秀な人材は他の役所で引き取ったらええが、楽して高級を取っておった人なんか、どこも要らんわなぁ・・・。

 

今、一番必要な改革は、高コストになっている行政サービスをいかに小さくお金のかからないものにして行くかや・・・。小さな政府、小さな役所がどの規模までという数値目標が難しいが、税金を下げられるまでというのが正解やないやろうか・・・。今の政府も地方自治体も、足りない予算を国債や地方債で賄っている。だれがこんな借金をせえと言うたのかは知らんけど、今の行政は、普通の家庭なら、サラ金に追っかけられているレベルほど、借金漬けになっている。

 

このツケは、もう国民一人当たり何百万円もの借金というカタチで債権が残っている。この責任は誰が取るねん。。。議員が決めたことは、それを選んだ国民に責任があることになるのだが、借金嫌いの人は、借金をしないという政党の選択肢がない。これは問題やろ・・・。

 

1/30()大阪市の職員厚遇問題でも、視点を変えたら、これは大阪市職員労働組合の獲得してきた権利の問題でもある。労使蜜月とは、よう言うたもんで、ハタから見たら、これは馴れ合いの映る。。。この労使が今まで何十年も決めてきたことが、あまりにも世間の常識とかけ離れているから、新聞記事になったりテレビ番組で叩かれているのやろう・・・。

 

この問題は、いろんな意味で、いつもと違う。政治的に言えば、社会党系が多い労働組合がやり玉に挙がっていることや。いつもどちらかといえば、与党を野党が糾弾するというパターンが多いのに、これについては、全く逆。野党の支持団体である社会、民主系の歯切れの悪さばかりが目立つのも、こんなところに原因がある。

 

この問題に限って言えば、マスコミは広く国民一般の味方になる。普通の国民は、公務員さんが、どれだけ厚遇されていようが、ヤミ特別手当をずっと貰い続けておろうが、ものすごく安い家賃で高級マンションみたいな公営官舎に住んでおられようが、職員パスだけで赤字の市バス地下鉄がただで乗れようが、市職員共済会の名前を出せば、有名百貨店で格安で買い物が出来ようが、年2回のボーナス以外にもう1回訳の分からんボーナスが出てようが、全く知る術がない。マスコミが調べ上げて記事や番組にして初めて判ることも多い・・・。

 

公務員さんは、国民、市民から預かった公金を執行する。つまり予算を使うから、それで食っている業者にとったら、超優良顧客。うまく取り入ったら、どうせ人の金という感覚はどうしてもぬぐえないから、言葉は悪いが、普段より高い値段でも平気で通す。その代わり、個人的に買い物をするときには、安くしてね、なんて芸当が簡単に出来る。これが隠れた利権になる。

 

本来、こんな事は、議員が徹底的に調べあげて、吊し上げるぐらいにして丁度。ところが、市幹部と市職員が馴れ合いで緊張感の無い関係なのと同じく、議員さんと市職員の関係も馴れ合いが多い。公金の使い途を決めたり、ルールを決めたりが地方議会のお仕事やから、これが全く機能していないことの裏返しになってしまう。市職員の待遇は、しっかり議会で了承しないと、執行出来ないようなしっかりとしたルールづくりも必要になってくるやろうね。。。このような問題に野党も与党も無い。アカンもんはアカン。と、びし〜っと行かなあかん、ビシ〜っと!

 

1/31(月) 昨日は、地域のもちつき大会。私が住む格致学区では、夏のふれあい祭りと併せて、2大イベントでもある。ところが、私は、3月12日には、引越を控えているので、日曜しか休めないから、あと4〜5日しかないことになる。朝5時から家具のバラしやら、写真のアルバムや本などの梱包、会社のトランクルームへの配送など忙しい忙しい。。。

 

この餅つき大会は、阪神淡路大震災などの災害時避難訓練も兼ねているから、かなり多くのお年寄りも参加される。一番人気の苺大福は、早々に無くなる。その他に豚汁の炊き出し、ぜんざい、カレー餅、焼き餅が無料で振る舞われる。無料なものだから、けっこう大人気で、焼き餅などは材料が醤油と砂糖だけやから、最後の最後までこき使われる。ああしんど。。。後かたづけの後は、お世話頂いた方だけで、お祝いのお酒をちょっといただく飲み会。昼間からの酒はよう回るわ。。。

 

さて、韓国が、もうすぐ韓国で開催されるAPECの会議に北朝鮮の金正日主席を呼ぼうと計画している。朝鮮戦争の休戦状態が何十年も続いている状態に何とかピリオドを打ちたい。そんなところやろう。。。のこのこと金正日がソウルに来るとは到底思えないけれどね。。。

 

北朝鮮は、何より核兵器開発疑惑が周辺国の一番の嫌疑。テポドン配備も含めて、何をするか判らない危ない国を何とか、世界的に孤立させないで、安全な国にしたい。それが周辺国の願いである。特に韓国は、同じ朝鮮民族の国である。ソ連と中国の共産国連合と、アメリカが戦った上での妥協の産物でもある38度線での国境の線引きは、歴史的にも、もう必要のない国境線にしたいと皆が思っているやろう・・・。

 

ところが北朝鮮の体制は、戦前の日本と全く同じ。19世紀の臭いがぷんぷんするような軍事国家。国家や将軍様が第一で、国民などどうでもええという考えの国やから、いくら国民が飢えようが、国外逃亡しようが、麻薬を密輸しようが、そんなことはどうでもええ。国さえ成り立ってたらそんでええ。そんな考えや。。。でもさすがに北朝鮮も、世界最貧国。もう、中国無しでは生きて行けないような国やろう。。。今日発売のどこかの週刊誌が、北朝鮮は中国が併合するような事をドーンと打ち出していて驚いたが、あながち、あり得ない事では無いなぁ・・。もしそれで、うまく行くならそれでもええわ・・・。

 

中国は、北朝鮮の金正日を更迭して、親中国の政権を建てて、中国の属国としておきたい腹やろう。これには、韓国が猛反発するやろうから、もしそんな流れになったら、今度は韓国対中国のバトルが起きることになる。ただでさえ、今の北朝鮮の国土は、朝鮮半島の国の歴史と、中国の歴史の微妙に重なっている部分のある微妙な問題。中国の歴史に入れたい中国と、朝鮮半島の国の歴史としたい韓国。お互いに、自国の国史にかかわるだけに、真剣や。ちょっとぐらい歴史をねじ曲げても良い。そんなお国柄。日本にとってもケンチャラヨー。。。どうでもええけどね・・・。

 

 

戻る

 

2000年9 10 11 12

2001年1         10 11 12

2002年1         10 11 12

2003年1         10 11 12

2004年1         10 11 12

2005年1         10 11 12

 

<最新の日常のページへ>

 

 

inserted by FC2 system