日常のページ

 

2/1(火) 寒い寒い。。。今朝、外に出たら鉢の水が凍っていた。京都でも氷点下になるんやなぁ。。。そんな中、我が家は3月12日には引越やから、そのための荷造りが大変や。。。結婚以来20年余り、昔から突っ込んであった荷物や山のようなゴミとも格闘しなければならないから、何倍も手間がかかる。思い切って、捨てなければ、新しい家には収納場所がない。ところがアルバムなど捨てるに捨てられないものが50年近く生きていると、けっこうな量がある。

 

シミジミと古い写真なんか見出したら一向に整理は進まんし、時間はいくらあっても足りない・・・。我が家の場合、仮住まいの実家への引越荷物と、当分使わないもの、捨てるものにまず分ける。会社に2メートル立法のコンテナボックスがあるので、これに3個ばかり押し込んでいっている。実際、困るのは、古い故障したオーディオやビデオカメラなどの廃家電。こんなのは大型ゴミでもなかなか処分しにくい。。。ゴミほかしは有料のご時世、こっちもたいへんや。そんな時に助かるのが、リサイクルショップや古道具屋さん。我が家も今回は少しお世話になろうと思う。まだまだ整理の毎日が続くが、夏にはまたまた再引越が待っているので、そのことを頭に入れながらやらんとね・・・。あぁ、腰痛っ。。。

 

さて、家づくりのプランも大枠固まってきて、いよいよ大詰め。やっとのことで、2月8日の大安の日に契約する運びまで来た。思い起こせば、この数ヶ月、毎日毎日FAXで変更を送り続けて、積水のTさんのFAXファイルは厚さ3p、図面はラフプランから入れたら20枚の書き直し。見積は本体・外構・解体・先行外構などを入れると15部ぐらい。よくまあ、嫌な顔一つせず、お付き合い下さったもんや。ありがとうございました。

 

我が家の場合11月頃から約3ヶ月と、プランの検討期間がたっぷりと長かったから、いろいろと変更が続けられた。娘の受験という3月のタイミングが絶対条件であったから、これに合わせると、実際の建築期間より準備期間がたっぷり取れるという好条件やったことになる。

 

我が家仕様の特徴は次の通り。やや自慢話になりますのでご容赦を。まず、熱源は、やっぱりオール電化にした。ガス工事費の節約はもちろん、大阪ガスの請求が全く無いのはやっぱり魅力。電気温水器のデメリットは大きな設置場所を取ることにあるが、幸いウチには比較的設置場所に余裕があった。それにしてもちょっと変わっているのは、370リットルの電温を2台も入れたことである。本当は、550リットルクラスのを1つにしたかったのだが、設置場所とお湯の利用場所の関係で仕方無しに2台にした。

 

3階にシャワー室をどうしても欲しかったので、1階に電気温水器を置いたのでは、3階給湯が無理。3階に給湯器を置いたら、1階の台所への給湯が無理だったのである。仕方なく1階に1台、3階に1台と、2台設置することになった。お湯が使えるのは、1階台所、便所、犬洗い用の立水栓、2階が風呂と、シャワーと、洗面所、3階のシャワー室。ここでちょっとひと工夫。電気温水器のもうひとつのデメリットは、お湯切れである。安い深夜電力を使ってお湯を沸かしておく電気温水器は、タンクの中のお湯を全部使い切ってしまったら、もう終わり。高い昼間電力でお湯を沸かしていたのでは数時間もなかなか沸かないし、第一不経済である。

 

家の中で一番お湯を使う所といえば、お風呂。これと、台所を1階の温水器で賄う。そこでひと工夫。2階のお風呂で使うシャワーを3階の温水器からのお湯で使うのである。こうすれば、万が一、1階の温水器からのお湯が切れかけていたら、3階のお湯が使えることになるから、調整しながら使えることになる。

 

そして、電気温水器のもう一つのメリットは、震災時である。大震災が起こって一番困るのは断水。電気温水器のタンクの中のお湯は非常時にも助かるお湯でもある。それに地震が起こって第一に復旧するのは線をつなぎ直すだけでよい電気。ガスの復旧はかなりの時間が掛かるのである。

 

暖房設備はエアコンと電気床暖房の併用。高気密の家で灯油やガスの空気を汚すタイプの暖房をすることは自殺行為にもなる。しかし、設備費はかなり高いから、全館入れるなんて出来ない。考えて見れば、我が家は、昼間は誰もいない。タイマーで朝と夜だけセットしておけば、必要な時間だけの暖房出来ればええやろうという考え方。床暖パネルを貼っているのは和室とダイニングと、キッチンの3室だけである。

 

自慢出来る少しこだわりの設備は1階のサティスという全自動水洗のタンクレストイレ。1階台所の食器洗浄機、改段下を使った半地下収納、2階のお風呂は、私の体格を考えて、1624の少し大きいサイズのバス。最後まで妥協しなかったのが3階の座シャワールームという座ったままかかれるシャワー室。風呂の長い娘2人とヨメサン。。。このおかげさまで、風呂待ちで散々泣かされてきたからねぇ。。。あと、特徴的なのは、中庭。ウナギの寝床の地形では、1階に光が入らない。だから南向きに中庭を作って全部屋がその中庭に向けて窓を開けるようにしてある。街中で大きな窓を採るには、無理な話。これを実現するのには、中庭しかない。

あと、今回のテーマでこだわったのは、スイッチの削減。家全部の分の照明や換気扇のスイッチは、ものすごい数。いちいち通るたびに、スイッチを点けたり消したりしてられない。だから、廊下、階段の照明は全部人感センサーだけで、ノータッチにした。積水の設計さんに任せっきりにしたら、いっぱいセンサー付けまくって高くなるので、大分ケチったけどね。。。

 

逆にコスト的に高かったのであきらめた設備は、浴室暖房乾燥機、浴室テレビ、ルーフバルコニー、ロジア、リビングの作りつけの家具、掘りごたつ式のリビング、本格和室の床の間と仏間、シースルー階段、アルカリイオン整水器、丸窓、外構のモダンな壁、アルミ製のフェンス、コンクリート敷きの駐車場、地下隠蔽配線、ネオレスト、ミストサウナ、ジェットバス、高級照明器具、など。。。やっぱりええもんは高い・・・。

 

2/2(水) 雪だ〜っ!京都にも1年に1度ぐらい大雪が降るが、今朝起きたら大雪。。。こんな日は、仕事さえ無ければ、地下鉄で会社へ行きたいものだが、いかんせん仕事の荷物が載っているからそうはいかん。。。朝からチェーンを付けて、あきらめてスキーに行くような格好で出勤。普段雪のない街で、大雪になったら、そこいら中で滑って転んで、スリップして当たって。。。大事になっている。。。雪の中、昨日、今日と連続でお葬式の仕事。。。やっぱり寒い時には、亡くなる方も多いわ・・・。

 

さて、今日新聞のニュースでビックリしたのは、あの一太郎が、販売停止、回収廃棄の判決を受けたこと。一太郎と言えば、ジャストシステムという徳島県の会社が大ヒットさせた日本語ワープロソフトのナンバーワンブランド。最近はマイクロソフト社のワードに押され気味ではあるが、国産、日本人のための日本人によるソフトという安心感から、ATOKという日本語変換ソフトを使っている人もまだまだ多い。日本のお役所の中には、申請書類や保存文書を一太郎形式に決めている所も多く、影響は小さくない。

 

訴えたのは、松下電器産業。パソコンのカーソルをヘルプに合わせて、クリックすると?マークが現れて、そのマークを判らないところに移動させると、小窓が開いて、そのアイコンの説明が出てくるという技術が松下の特許にあたるとの事やった。松下も、せっかく取った特許やから、しっかり訴訟して、知的所有権で稼いでいこうという会社の戦略やから、一歩も引かない。使っている方からしたら何でもないような特許だけれど、大きなお金が絡むのやろうね。。。

 

2/3(木) 今日は節分。季節を分けるからこの名前になったのやけど、今日まで冬で明日からは春というのが暦のルールである。でも実際は、一年で一番寒い時期がこの頃。壬生寺や吉田神社では節分祭が行われていて、ものすごい人出になってるんやろう。。。

 

私は、今年48歳の年男なので、お知り合いの六波羅蜜寺さんの川崎さんからお呼びがかかって、今日これから豆まきに行かせてもらう。袴をお借りして本式の豆まき。家を建てると悪いことが起きると言うから、しっかりこんな神事はサボらずに参加しておこう。それにしても、寒いやろうなぁ。。。

 

さて、これだけ寒いと、ついつい我が家の犬の散歩もサボリがち。大雪の降った昨日、仕事で遅くなったこともあって、いつものバレーボールには参加しなかったが、犬を連れて散歩がてら2軒南隣りの格致校へ行った。朝方の大雪はほとんどのところでもう雪は解けていたのだが、学校の校庭は一面雪景色。足跡一つついていない雪の校庭を見ると、ついつい犬を放してやりたくなる。

 

リードを外すと大喜びで愛犬チェリーは校庭中を駆け回る。あんまりこんな広いところで、思いっきり走ったりはなかなか出来ひんからなぁ・・・。童謡雪やこんこで、犬は喜び庭駆け回り、という歌詞があるが、まさにこの通り。呼べば怒られると思っているのか、あんまり遠くには行かないのだが、一緒に走ってやると、どこまでもどこまでも、走り続ける。ほんと、疲れを知らないみたいや。バレーの終わる9時半まで、何周も何周も駆け回るチェリーを見て、こっちまで嬉しい気分になる。良かったね。。。

 

2/4(金) サッカーワールドカップアジア第一次予選、北朝鮮戦が近づいてきて、関係者はぴりぴりしている。ただでさえ微妙なこの時期に、日本と北朝鮮が、それも初戦で戦うことになるから、それも当然や。会場の埼玉のスタジアムも厳しい警備体制が敷かれることになるやろう。

 

サッカーの試合は、ホーム&アウェー。埼玉の後には平壌での試合が待っている。日本で何かもめ事があったりしたら、試合自身が大変なことになるから、埼玉での試合はそれの試金石ということになる。日本がよりにもよって、世界で唯一国交のない国と、サッカーの試合をしなければならないということは、幸か不幸か東アジアという同じ地域にある両国関係にとってもかなり影響力があると思われる。

 

朝鮮総連はもちろん、日本サッカー協会、政府の細田官房長官まで、冷静な取材や、応援を呼びかける異例の対応。何にもなけりゃええけれど、もし何か有ったら、えらいことになる。北朝鮮という国を知っている人は、選手たちの置かれている立場を少しは理解している。もし、北朝鮮チームが日本に大差で負けるようなことが有れば、監督、コーチ、選手、全てがものすごい叱責を受けることになる。だから、北朝鮮チームは死にものぐるいで日本戦を戦って来る。

 

ジーコ監督は、その辺のところが判っているのだろうか。中田や稲本を呼び戻さないで、本当に国内組だけで勝てるのか・・・。ちょっと心配やね。。。。

 

2/5(土) 世の中、変わってきたもんや。労働組合といえば、昔は弱い庶民の味方みたいなもんやった。社員一人一人では、言えない事も、みんなが力を合わせば、交渉出来る。。。大きな権力に立ち向かうような正義の味方やったはずや。。。ところが最近はどうだろう。。。

 

大企業や公務員さんのような大所帯の組織では、労働組合活動そのものを仕事にしている人たちが居る。大きな組織ならではの事かも知れないが、この手の人たちが生まれ出してから、少しおかしい事になってきたのも事実や。本来、月給取りは、仕事してナンボ。ところが、この手の人たちは、一切の生産的な仕事をしない。組合事務という名の労務関係の勉強をしたり、恒例化した春闘などの準備をしたり、組合員の慶弔やら、福利厚生のお世話をしている。

 

ところが、日本企業の90%以上は、小企業や零細企業。大企業やら公務員やらは、ほんの一握りや。国や地方自治体が法律でいろいろ手厚い保護をしているのは中小企業。ところが、こま中小企業というのは、ほとんどが中堅企業のこと。従業員80人の立派な会社が中小企業のための特別融資制度や、税金でやっている交付金などをしっかりと受けている。まさに不公平感を拡げている感じさえある。本当に必要な所にその恩恵が届いていない。。。

 

ほとんどの小企業にとったら、公務員さんや大中企業の社員さんは、羨望の的のような好待遇で働いている。週休2日制はもちろん、ちゃんと年2回のボーナスも出る。厚生年金もちゃんと半額会社から掛け金が出ているし、家のローンなんかの金利補助や、その企業独自の社員厚遇策を設けている所も多い。小企業はそこまで出来ないのが実状や。。。。

 

同じ仕事をしていても、民間企業なら、その会社が調子が良かったら、社員を厚遇したらええし、週に2日休ませて、年に1回は海外旅行、そら自由にしたらええわいな。そんだけ社員さんは、頑張って働いているし、それが出来る。そんなことにどんな人も文句は言わんやろう。

 

ところが、公務員さんは、二言目には「民間並み」という言葉が出てくる。ここで言う、民間とは、1日10時間も文句を言わずに働いていて、社員1人あたり1億も2億も会社に利益をもたらしている人たちのこっちゃ。それと同じ待遇にせぇと言うのは、あまりにも虫が良さ過ぎる。もちろん、公務員さんの中には、無茶苦茶大変な仕事を身を粉にして、一生懸命働いておられる人もいる。そんな人は、それなりの評価を受けはったらええ。

 

問題は、そんな頑張ったはる人と同じ基準で、遊んでおるような人まで高給好待遇がまかり通っておることや。人を評価するということは、大変難しい事や。何かええシステムがあれば良いのだけどね・・・。そこで、大問題になっているのが労働組合。今や、労働組合は、利権を守るだけの団体になっている。これだけ世間で叩かれているのに、今まで英々と続いてきた甘い汁を取り上げられるられるのに徹底的に抵抗している。

 

今や、改革の敵は、この労働組合を含めた古い利権体質になっているやろう。。。。公金でやってええことと、悪いことがあるやろう。役人天国を普通の組織に戻すのは、並大抵の努力では難しい。大なたを振るって、大リストラを断行出来るような人が首長にならなあかんわなぁ。いつまでも、役人出身の助役出身の市長や副知事出身の知事が幅をきかせてられる時代やない。早く膿を出してしまわんと、我々の税金が食い潰されてしまうことになる・・・。

 

2/6() 国会議員の議員年金があまりにも不公平やというので、ほんの少しだけ改正するらしい。今まで税金で7割強補助してもろてたんを、5割にする。10年間議員さんをやってたら貰えてたのを12年にする。ということらしい。まぁ、マスコミに叩かれたから、ちょっと直しておこかいなぁ、てな感じやね。何でこんな不公平な年金スパッと止めへんねん。退職金で貰ったら、それでええやんか。

 

国会議員さんの多くは、地方議会出身。地方の議会でもアホが国の真似して、議員年金をしているから、その両方が貰えるという。もちろん、その他に、国民年金も出る。つまり2つも3つも年金貰うことになる。こりゃ、あかんわ。国会議員は、国民の模範となれ!明治の人は、ええ事を言ったはった。人に選ばれる人は、常にこれを肝に命じなあかん。自分の利益ばっかり追求するような輩は、選挙に通したらあかん。まさに、選挙民の恥ぐらいの感覚やないとあかん。

 

国会議員さんは、出来たら、そこそこお金を持ってはる方がええけど、あんまり貧しい人でも困る。あんまりお金に執着心が無い人がええね。自分たちの待遇を自分たちで決められる能力が、今の日本の国会にあるかどうか。真価が問われることにもなるやろうね・・・。

 

2/7(月) 相変わらず、凶悪で、人で無しな犯罪が続いている。僅か11ヶ月の赤ちゃんを刺し殺すなんて全く信じられへんわ・・・。父親の「極刑でも許せない」という言葉は、至極当然で、涙を誘う。。。。その赤ちゃん殺しの犯人が、またもや刑務所を出所したばかりの男だったという。

 

今回のことで判った驚くべき事は、裁判所で判決を受けた刑罰と、実際服役した刑期の差である。例えば懲役10年なら、約1/3の3年ほど、模範囚のふりをしていれば、出獄させてしまっているのが現実だという。日本の刑務所は、罪を犯してしまった人を社会復帰させるための矯正施設であるという視点で、このような措置を取っているのだが、これでは、自動的に刑罰1/3パターンになってしまって、量刑が少なすぎることにはならないか。。。

 

もともと今の日本の刑務所は、そのほとんどが満員状態。諸外国に比べても日本の人口比監獄の収容人員数は、極端に少ない。刑務所からどんどん出してしまいたい法務省の方針が、「危険人物の隔離」という本来の刑務所の趣旨に外れてはいないか、慎重に検討すべきである。

 

悪いことをしたから、監獄にぶちこまれる。監獄は、税金で運用されている1泊3食付きの無料ホテルではない。ここだけは入りたくないという存在やないと、「もう二度と犯罪を犯さない」と、心に誓わすというような抑止効果がない。今の刑務所は、あまりにも快適になり過ぎていないであろうか。もっと恐れられるような規律や労役の厳しい存在にならないとあかんのやないか。

 

人権団体が、囚人の人権人権と言うあまり、受刑者の犯した罪の重さに目をつぶっていないか。罪を憎んで人を怨まず、という言葉はあるが、こんなきれい事で済まされたんじゃ、被害者の家族の気持ちは堪らない。犯罪者は必ずまた罪を犯すという、至極当たり前のことに、臭い物に蓋の論理を摘要していれば、世の中の理が通らない。犯罪を犯す危険性の高い人を釈放するという事に、もっともっと責任ある対応が必要なのじゃないやろか。危ない人を規定通り放免してしまって、その人が犯した殺人。放免した人が、殺したと言えなくもないのやないか。。。。本当に虚しい事件や。。。

 

2/8(火) いよいよ今日は、家の契約日。ただ、ハンコをつくだけの日であるけど、私にとっては、今までの生涯で一番高い買い物をする日でもあるから、少し緊張気味にせんとあかんのとちゃうやろうかなんて変に思ってしまう。。。いよいよ始まる・・・そんな感じやね。

 

さて、各企業には、お客様相談室という所がある。消費者センターとかとも言う部署なのだが、ここはお客様からのクレームを対処するセクションである。ここには、実際、昔の人なら、このくらい。。。と、思うような事でも、どんどんクレームになってやってくる。一度クレームして、ちゃんと対処してもらった上に、手みやげやお詫びの金品までせしめたことのある人は、味をしめてより強力なクレーマーになるという。

 

世の中にはいろいろな人がいるもので、へぇ、こんな事までクレームの対象になるのかと呆れるような事象も多い。その多くは、人間関係が原因していることが多く、愚痴ともとれるクレームも多い。喉の先まで、そら、あなた方の問題やろ。。。と逆にこっちが文句言いたい時もある。

 

クレームを受け止める側の人間としては、いろいろなクレームを思い起こすと、意外な法則に気づくと思う。そのキーワードは「団塊の世代」と「団塊ジュニア」である。戦後のベビーブームである昭和21年〜25年位に生まれた人たちと、その人たちが出産年齢に達した時に生まれた昭和50年前後に生まれた人たちは、他の世代の人より、仲間やライバルが多い。幼稚園でも、小学校でも、中学、高校でも大学、社会人になっても、同世代が多いということは、大きな声で自己主張が出来ない事、イコール負け犬という感覚が生まれながらにして備わっている。

 

言い換えれば、ライバルが多いから、相手を蹴落としても這い上がろうというガッツある世代であるとも言える。この人たちの性格が、他の世代の人の性格と、かなり違うと感じる人も多いだろう。そう、クレーマーの主役たちは、不思議とこの団塊の世代と団塊ジュニアに集中する。

 

特に今の30代の女性には、気をつけろ。何故かしらこの年の特に女性は、普通のお客から超ヒステリックな凶暴クレーマーに大変身する場合が多い。その思考パターンは支離滅裂で、全く論理性に欠け、自我の主張には強いパワーを持つ。また、恐ろしいことに、クレームを趣味として、もてあそぶ傾向すらある。謝罪に味をしめた人も多く。こっちがどんな対応をするかまで、慣れているのでよくご存知。下手な対応をすると、どんどん話を大きくしてゆく傾向がある。クレーム方法にも熟知していて、ピンポイントで、誠に痛いところを突いてくる。出来たら、関わり合いになりたくないものやねぇ・・・。

 

人がやることに絶対は無い。ミスすることもある。それをどれだけチェックして抑えることが出来るかが、その組織の質でもある。ただ、昨今の社会現象を見ていると、少し嘆かわしいほど酷い状況もある。クレームは企業にとって、逆に悪い所を指摘していただくのだから、有り難い事でもある。でも行き過ぎたクレームは、恐喝に近い時がある。企業はよっぽどやないとお客様であるクレーマーを告発することはない。ただ、裁判に備えて、しっかり全会話は録音するなどの対応策は取っている。

 

でも「何様や思っているのや」という口調のひどい人は確実に多くなっているのやないやろうか。親のしつけがなってない、これが大問題やろうね。。。観光地の土産物屋なんかで、30そこそこの女の人が、店の店頭でえらそうにえらそうに、ご高齢の店主に「私は客やで〜」という高慢な態度で接しているのを見ていると、心が痛む時が多い。ほんま、口の利き方知らんわ。。。長幼序有(ちょうようじょあり・人には年上と年下がある。年端のいかない者は、年長者を敬って、大事に扱いなさいの意味)教わらんかったのやろうか。。。

 

2/9(水) ビールの大手4社が第三のビールの開発競争に躍起になっている。日本のビールの税率は35%前後と世界的に見てもかなりの高率。1/3は税金を飲んでいるようなもんや。。。そこでビール会社が開発したのが19%の税率になる雑酒のカテゴリーの商品。いわいるビールではない発泡酒である。この値段の安い発泡酒はたちまちのうちに市場を席巻した。慌てた国は酒税収入の減少を食い止めるために、この発泡酒の税率をビールより少し安いところまで上げてしまった。

 

ビールは、麦芽とホップだけで出来ているのだが、発泡酒は麦芽の他に混ぜものを入れてビールのカテゴリーにならない小細工をしていた。今度はインゲン豆やそら豆、大豆イソフラボンという、全く麦とは異なる原材料でビールに近い味を出そうと、ビール各社は、研究開発に力を入れた。それが第三のビールである。アサヒ、キリン、サッポロ、サントリーの大手4社が揃ってこの第三のビールのシェア争いに血眼になるのには、訳がある。

 

この第三のビールは、税率が低いため販売量が少なくても、利益率が良いため、儲かるのである。ところが、またまた国税庁は、この新しいビールにも課税の網をかけようと虎視眈々と狙っている。まさにこれでは、いたちごっこである。もともと、ビールなどにかかる酒税は、贅沢品、嗜好品の類とされてきた。普通の人は、払わなくて良い税金というカテゴリーとされてきたのである。ところが、この考え方は、もう過去の遺物的な部分がある。

 

役人の考える税金は、既に既得権益を減らしたく無いという発想から来ている。だから、メーカーが努力して製品開発した第三のビールなんて関係ない。ようは、安定した税収だけがほしいのである。これはおかしなルールである。これが通れば、メーカーの新商品の開発努力は、全く無意味なモノになってしまって、競争力を失わせる方にベクトルが向いてしまう。日本は自由主義国である。民の経済活動を助けるべき官が、足を引っ張ってどうするねん。これでは、中国や北朝鮮と変わらへんやんか。。。。

 

もう、国が何でも管理する体制は、終わりにしなあかん。酒税を廃止するだけで、何百人の役人の首が切れる。どんなものにも消費税がかかっているのだから、酒だけ余分な税を二重に取るのは、税全体の体系からは、なじまない。役人の数を減らして、少しでも消費税の値上げを遅らすことが出来たら、国民はそれを支持するやろう。。。。酒税やガソリン税など、新たな不公平を作っている間接税は、廃止してゆく方向性が必要やろうね。。。

 

2/10(木) 昨日は、ワールドカップサッカー・アジア最終予選の大事な初戦。お相手が北朝鮮ということで、ピリピリとした緊張感の中でのゲームになった。試合は日本が開始早々1点を挙げ、北朝鮮が後半1点を挙げて、そのまま同点で時間切れ寸前、日本の大黒のシュートで劇的な勝利。勝ち点3を何とか勝ち取った。かわいそうに、北朝鮮の選手や監督は、お国に帰ったら、ボロクソ言われるのやろうね。。。

 

でも、ゲームは怪我した相手側選手を気遣ってわざとタッチラインにボールを蹴り出した御礼に、反対のチームが御礼にチャンスボールを返すなど、見ていて気持ちの良い場面もあった。韓国戦より、フェアーでスポーツマンシップに則った良いゲームやったのやないやろうか・・・。北朝鮮チームの好感度も少しは上がったのやないやろうかね。

 

見ていて、驚いたのは、試合開始前の君が代斉唱。10年ほど前までは、起立さえしない人も多かった。戦後日本の行き過ぎた反軍国主義的な教育のおかげだろうか、君が代、日の丸を極端に毛嫌いする人も多かった。ところが、この前のワールドカップやらオリンピックやら表彰台でフェードアウトする日の丸をバックに、君が代をしっかりちゃんと唱う選手が、「格好良い」と、認知されたのだろうか。。。国際試合などで、起立して相手国の国歌や国旗に敬意を表するのが、世界の常識やというのが、日本の若者にも、やっと判ってきたようである。

 

もちろん、自国の国歌や国旗を自分の生まれ育った母国として、誇りに思う気持ちも、当然感じたのだろう。昨日の会場である埼玉スタジアムの6万人のサポーターは日本の時も北朝鮮の時も分け隔て無く、ちゃんと国歌、国旗に敬意を払っていた。中国で民度の低かった中国人サポーターの事も影響しているのやろうね。。。日本サポーターのお行儀の良さも目立った。これもホンマええこっちゃ。。。

 

反対にあれっ?と思ったのは、テレビ朝日の生中継。北朝鮮国歌の時は真っ赤に染まった北朝鮮サポーターと、国旗を普通に映し出していたのに、石川さゆりの唱う君が代の時には、場内に恐らく何百本もあったであろう日本の国旗を全然映さないのや。これは、明らかに変やろう。。。さすが左翼の報道機関や。。。日の丸嫌いは、徹底しとるわ。。。

 

 

2/11()おもろいことに、全放送局で一番保守的、右寄りやと言われているフジテレビ、フジサンケイグループのニッポン放送が、ライブドアの堀江社長の所に乗っ取られようとしている。一昨日でニッポン放送株の35%を取得。昨日はもう38%にもなったそうな。フジテレビといえば、日本テレビを抜いて、営業成績民放一位をひた走るナンバーワン企業。それが、昨日の株式市場が開く僅か30分前までに時間外取引という裏技で、主に外人投資グループの持っていた株を買い占め、あっという間に大株主になったそうな。ITって儲かるのやね・・・。

 

ライブドアのホリエモンと言えば、プロ野球新球団争いで楽天に敗れ、地方競馬やら何やかんやで、一躍話題の人になったあの人。実は、東大出のバリバリ出来る社長さん。ヤフーに追いつけ追い越せと頑張っている企業である。この人の行動力と発想は、やっぱり並みの人やないわ。どんどんこんな人が出てきたら、日本も活気が出てくるのにね。。

 

さて、大あわてなのは、フジテレビ。ニッポン放送というラジオ局はフジテレビにとったら、実質的には子会社なのだが、資本の上では、フジテレビの筆頭株主という間柄。いわいる、ねじれ現象になっている訳だが、フジテレビからしたら、TOBとかいう、公開買い付けの手法を使ってこのねじれを解消しようとしていた。その矢先にこの買い占め事件。ほんまに驚いたことやろうね。。。。

 

フジからしたら、どこの馬の骨かわからん(失礼・・・)ホリエモンに、アタマを取られたら、ライブドア−ニッポン放送−フジテレビジョンという上下関係になってしまうから、ぜんぜん面白くない。。。出演が決まっていた平成教育委員会みたいな番組の出演を急遽取りやめたそうな。。。そら、乗っ取られる人に、好き放題に言われたら困るわなぁ。。。フジ以外の他局からしたら、対岸の火事、高見の見物。ええきみや、、、ぐらいと思っている口調やろうね。。。NHK対朝日の対決に、フジの乗っ取り。。。今年はマスコミが何かと話題になる年かも知れないね。。。

 

2/12(土) 昨日は洛央小学校のPTAバレーの全市大会の応援に西京極までヨメサンと出かけた。もちろんその前に引越荷物の整理と運搬2回をこなしてからやけれどね・・・。結果は1勝1敗。なかなか全市大会で2勝して決勝トーナメントまで進むのは難しいね。。。

 

さて、今日で引越まであと1ヶ月。家の整理も佳境に入ったところ。裏の納屋の大整理に古道具屋に来て貰ったら、その品のないことこの上ない。。。埃まみれとはいえ、キレイに棚にしまってあった古いひな人形や陶器の類を全部ひっくり返してごっそり持っていったのやけど、その後が散らかし放題。泥棒が入った後のようなもん。わずかばかりのお金を置いていったのが違うだけで、結構荒っぽい商売やね・・・。

 

こんな人たちが探して、ええもんだけ古美術商に売り込んで、大したことないモノは、骨董市に出される。そんなところやろう・・・。7万置いて行ったから、恐らく小売り段階では70万ぐらいにはなるのやろう。その古美術商が納屋から出てきた100枚ほどの錦絵を10万で売ってくれ売ってくれとひつこく電話をかけてくる。ということは100万ほどの値打ちがあるのかもね。ひいおじいちゃんのコレクションやから、これだけは手放せない。言わば家宝やからね。。。

 

不要品の処分と共にアタマが痛いのが、大型ゴミ。100年以上経っている家の場合、何やかんやで大量のゴミが貯まっている。その度にちゃんと処分すれば、そんなに大変な事ではなくなるのだが、どうしても空いている所に押し込んだままになってしまっている。子供たちの教科書や小さいときの子供服、幼稚園の時の絵やアルバム、夏休みの工作や賞状、記念の品などは、なかなかほかしにくい。。。心を鬼にして廃棄しないと、余分な保管場所はなかなか無い。

 

京都市の場合、数年前に大型ゴミが有料になって、コンビニや郵便局で大型ゴミシールなるものを1枚400円で買う。大きいモノは2枚、小さなモノなら1枚で、フリーダイヤルで申し込んだ後、指定日に収集してくれる。半分は税金なので、民間のゴミ業者に頼むよりは、少し割安になるのだが、なかなかほかすのにお金は払い難いもの。我が家でも数万円の廃棄費用を覚悟せなあかんわなぁ。。。

 

そこで少しだけ頼りになるのは、リサイクルショップ。古い家具や電化製品なんかを引き取ってくれて、キレイに掃除整備して、再販売している。ウチも何点かお世話になろうと思っている。ほかせばゴミ、回せばリサイクル。まだまだ立派に使えるものも多いしね・・・。

 

2/13() もう変更することも無いやろうと、思っていたら、10カ所以上も変更。。。2/10日の午後、烏丸御池にある積水ハウスの新しく出来たSHICプラザというショールームみたいなところへ出かけて、CGで計画中の家を見せてもらってきた。この設備なかなかのスグレモノで、前回建てたときに木津町の納得工房で見たものを、少し改良して、コンパクトにした感じである。

 

最近のパソコンソフトは中々進歩していて、わずか1980円で市販されているソフトでさえ、3Dでウォークスルーが出来る凄い機能が備わっている。もちろんそれより素材が豊富なので、表現力はかなり高い。家の平面図を見ていると、かなりの部分でどんな家になるのかは想像出来るのだが、一番判りにくいものが、窓の高さと、カラーリングである。この2点がクリアできるのが、この手のCGソフトのええとこである。

 

実際、このCGを見て、地窓のサイズを少し大きくしたり、掃き出し窓を天井までの高さのものに変更したり、お風呂の窓を細長いものに変えたり、天井近くの窓をより幅の広いものに変更したり、念のために見て良かったというのが率直な感想である。あと、広い面積のリビングダイニングのエアコンを15年後故障したときの代替えのことを考えて、天井埋め込み型から普通の壁掛け型に変更した。これだけで価格が10万は値段が下る。。。

 

いろいろ検討課題だった電気の床暖房も、カタログを熟読したら、小さいものをいろいろ組み合わせるより、出来るだけ大きい面積のものを少ない枚数で貼る方が、コストパーフォンマンスが高いのが判った。その方針に変更して、置き換えてみたら、床暖房の面積が大きくなったにも関わらず、値段が下がるのが判った。これはやっとかな・・・。見直して良かった。いっぺん施工すると、床下のことやから、二度と変えられないしね・・・。

 

2/14(月) 昨日は、新しい家のダイニングテーブルを探しに大阪南港にある日本一の家具屋ITC大塚家具まで行ってきた。今まで我が家はキッチンに作りつけのカウンターテーブルがダイニングテーブルだったのだが、やっぱり鍋物なんかの時は鍋を囲みたいということで、今回のプランではテーブルにした。レイアウトもほぼ固まった事だし、ということで思い切って出かけて行った。

 

今まで、京都の大きい家具屋はほぼ回りきっていたし、枚方家具団地なども見てきた。インターネットでいろいろ探して来たのだが、なかなかコレと思えるモノに出会えなかった。私のダイニングテーブルに対する要望は、次の通りである。

 

まず、材質。テーブルの天板として使われる材質は様々だが、一般的には木がほとんど。他にガラス、大理石、タイルなどがあるが、あんまり一般的ではない。どれも冷たい感じがするしね。。。材質が木と言っても、いろいろな木の種類がある。合板を貼り合わせて天板にするのが軽くて安いので多用されているが、昔はデコラと言って、何か柄のようなみのを表面に印刷していた。今は木目の表面はウレタン塗装というピカピカに光っているもの。木目はキレイだが、それもそのはず、シート貼りと言って、木目の写真フィルムのようなものを貼り付けているのだ。

 

このシート張りという手法は、広く使われていて、ホームセンターなどで売っている木目調の収納家具や、化粧ベニヤ板などは全部これ。木材本来の材質にとらわれることなく均一の品質で見場がよい商品が出来るのが大きな特徴である。長く使っていても、表面のウレタン塗装の皮膜がそこそこ厚いのでドライバーなど鋭利なモノで削らない限りきれいなままだが、やけに表面がつるつるで、手垢などが付くと、横から見るとかなり目立つ。

 

安い輸入家具に多用されているので、10万円以下のダイニングセットというのがあったら、ほぼ100%がこれだ。この対極にあるのが無垢材である。木の材質を生かした天板で色柄の良いものは天板だけで10万も20万もする。もともと希少価値があるような一枚板で、全く継いでないモノは、昔から珍重され主に和風座卓などに使われてきた。木、本来の材質が決め手なので、タモ、松、カエデ、サクラ、クヌギなどの木、それも樹齢何百年という幹の太い材木からしか幅の広いダイニングテーブルの天板のような大きな板は取れない。

 

奥行き90センチの天板を取ろうとすると最低直径90センチの木からしか取れないから希少価値があるのである。直径90センチの木などそうそう無いので、昔から木と木をつなぎ合わせる「接ぎ(はぎ)」と呼ばれる技術が発展してきた。木はもともと乾燥したり、湿気を吸ったりして膨張、伸縮を繰り返す。天板に使うような大きな材木は、十二分に乾燥させて使うのだが、その乾燥の段階でひびが入ったり裂け目が出来たりするものである。一枚板に蝶々のような柄の組み木の入った裂け留めが入った板をご覧になった方も多いと思うが、これは、それ以上、その材木が割れないように補強する意味がある。

 

ベニア板というのは、実はこのような木材の性質を補完する意味合いで作ったハイテク素材で材木を薄くスライスしたものを何重にも接着剤で貼り合わせたものである。伸縮率の異なるいろいろな材質の材木を貼り合わせることによって、より安定した品質の木材が作り出されることになる。このベニア板の論理をテーブルの天板にも応用したのが接ぎ板天板である。接ぎの枚数の少ないほど価値は高いのだが、私ふぜいに買えるテーブルはたかが知れている。

 

そこで、私の選んだのはタモ材の12枚接ぎ。天板の中身がほんがらのフラッシュパネルのような質感も嫌だったし、ピカピカのウレタン塗装もあんまり好かん。出来たら無垢板がええのだが、ダイニングテーブルに40万も50万も、よう出さん。同じ無垢でも接ぎ枚数が多いと価格は、飛躍的に下る。その家具メーカーの標準仕様の既製サイズにすると、それに3万ばっかり安いので、結局、幅が2100ミリとちょっと大きい目、奥行きが1100ミリと少し広い目、高さが680ミリと2センチ低いめのものにした。

 

価格は18万円強。かなり高い買い物やけど、一生使うのですものね・・・というお姉さんのアドバイスも上手い事言う。。。この大塚家具さんはさすが大手で、1組に一人社員が付いて買い物に付き合ってくれる。ここのお店が野球場より広いこともあって、案内してもらわんと、どこに何があるのか途方もない距離を歩かなあかんことになる。その代わりマンツーマンやから、かなりの確率で買ってしまう。いや、買わされてしまう・・・。ウィンドゥショツピングしたい人は少しキツイかもね。

 

しかし、このマンツーマンシステム。どこかで経験したことあるなぁと思ったら、日本人海外団体ツアーで必ず連れて行かれるお土産屋がこの方式や。お客はがっちりマークして、絶対に逃がさない。。。大したもんや。我々を相手してくれたのは、大学出たばつかりの20歳過ぎたばかりの名古屋出身の女の子。この女の子が、無垢の重たいダイニングチェアを汗をかきかき一生懸命運んでくる。何個も何個も文句一つ言わないで担いでくる。これには、われわれの年代以上の人は、普通の神経の持ち主やったら、何か買ってやらんと申し訳ない。そんな気になってしまう。。。。まぁ、私は気に入ったから買ったんやけれど、気に入らなくても何か他のモノでも買っていたかも。。。

 

この女性が少し面白い事を言わはった。6人掛けのテーブルで短辺の席のことを、みなさんはどう呼ぶのだろうか。ご主人の席、主の席。こんな感じだろうか。その娘は、「お誕生日席」とおっしゃった。これがなかなか言い得て妙。確かにその日の主役であるお誕生日の人が座る席。。。。こりゃ、当たってるわ・・・。

 

さて、欧米では、大金持ちのお客様が百貨店にご来店されたら、このマンツーマン方式でご案内するのが常識。これがロイヤルカスタマーと言われる由縁だが、日本人はいくら豊かになっても、なかなかこのシステムがなじまなかった。また、このシステムを採用するこんなお店が出てきたら、少し新鮮な感じやね。何か、自分がとても偉くなったように思わす。そんな錯覚も、お店側の狙い通りでもある。。。。

 

2/15(火) 昨夜はお通夜の仕事で、今日が告別式。朝一なので8時入り。7時過ぎには家を出なくてはならないので、朝は戦争や。。。

 

さて、またまた大阪の寝屋川で17歳の男が、自分の出身小学校に刺身包丁を持って入って、3人を死傷させる事件が起こった。なんでまた大阪府の北部なんや。。。池田小学校の時に似すぎや・・・。今回の被害者は熱血漢の男の先生。背後から心臓を刺されたことによる失血死・・・・。えげつない殺し方するもんや・・・。他の女性二人にも斬りつけて2週間の怪我やそうや・・・。

 

この事件の原因は何なのかはまだまだ不明やけど、おかしな教育や、歪んだ社会が、このような子を産み出してしまっていることには間違いない。どうせ、またいつものように報道されるのやろう・・・。そんなことをする人には見えなかったって。。。

 

犯罪を犯してしまう人のほとんどは、普通の人である。見るからに悪い人が凶悪冷血な事件を起こすと、やっぱりなぁ。。で世間の人は納得するのやけど、どこにでもいる普通の人が犯人という場合がほとんど・・・。きっと、こんな人が、こんな凶悪な事件を起こすような人ではないと、みんな、心のどこかで信じていたいのやろうね。。。

 

でも、ほとんどの場合、それは裏切られ続けているという現実がある。。。。人を信じられないような社会。。。これが現実になってしまっている。

 

ある野球解説者が沖縄本島へキャンプの取材に行ったそうな。空港でレンタカーを借りて走っていると、急に大雨が降ってきた。見ると、小学校2〜3年生ぐらいの男の子が、道ばたをびしょぬれになって歩いている。回りは田んぼだから雨宿りする場所もない。その野球解説者は、見るに見かねて、そのびしょぬれの小学生に家まで送ってあげようと声をかけたそうな。ところが、その子は、親から見知らぬ人に声をかけられたら、絶対に車になんか乗らないように教えられていたのだろう。声をかけるなり、猛ダッシュで、車から逃げて離れていったという。。。善意の気持ちが、裏返って、悪者にされたようで、その人は何か虚しい気持ちになったそうな。日本も、人を信じる事が出来ないような、嫌な国になってきたもんやね。。。

 

2/16(水) しかし、どいつもこいつも大人げない。。。日本を代表するマスコミのやることが、ガキの喧嘩じみていて見苦しい・・・。

 

NHKがラグビーの中継を予定していて、急遽中継の中止を日本ラグビー協会に申し入れたそうな。その理由が、ラグビーの審判の来ている服に、朝日新聞の広告がバシッと入っているのが原因。NHKのスポーツ中継といえば、仕方なく広告が写ってしまうのは仕方無いとされていたのに、例の問題への確執からか堂々と朝日新聞の広告を放送せんならんのは、たまらんかったのやろう。。。放映時間帯を深夜枠に移動すると言ったり、放送自身を中止すると言ったものやから、またまた視聴者からブーイング。あわてて、放送することに戻す騒ぎとなった。

 

もうひとつは、ライブドア対フジテレビのバトル。いつもは少し飛んでいる好感度ナンバーワンのフジテレビだったけど、こと今回のホリエモンの事となったら、大人げないことこの上ない。堀江社長の出ていた収録済みの出演番組を放送中止にするなんて、放送を公器と考えてない証拠や。他局はおもしろがって、どんどりホリエモンの発言を放送するのに、フジは沈黙。相手にせんわよという態度では、視聴者の支持を失いますよ・・・。

 

もともと、株を買われるのが嫌だったら、株式の公開なんてしなけりゃいい。という堀江社長の言う事の方が、筋が通っておる。フジテレビ社長の度量の小ささが露見しただけやね。。。全く話し合いもしない態度は、ナベツネがライブドアをどこの馬の骨と酷評した時の教訓が全然無い。。。この社長も長くは無いなぁ。。。フジテレビ凋落で喜ぶのは日テレとテレ朝とTBS。今が営業攻勢のチャンスでっせ。。。

 

それにしてもライブドアの堀江社長は、今まで銀行以外の貸し金業から800億も金を借りて、ニッポン放送株を買ってきたのやけど、勝算はあるのかねぇ。ドーンと上がった事で高値で売り抜けようと思っているのか、逆に株価操作して、株価を下げて、たくさんの株を安く手に入れようとしているのか。。腹の底がわからん。。。命かけているというのは判るけど、日本人特有の根回しとか、やる前に挨拶するとか、今までの日本での慣習みたいな部分、悪く言えば仁義みたいな部分を全く無視して、いきなり敵対的乗っ取りを表明するから、あかんのや。。。。やり方がへたくそや、、、、この人には誰か指南役みたいな人が必要なのやないやろうか。。。野球の時の失敗でまだ懲りていないようやね・・・。

 

フジテレビからしてみたら、絶対に好きなようにはさせんぞという態度がミエミエ。フジテレビがニッポン放送株の5割をTOBで集める目標を25%に落として、ニッポン放送がフジテレビの経営権に口出し出来ないようにさせるのが第一目的とか。やることが何か姑息でみじめったらしい。。。ホリエモンの方も、そんなことしたらニッポン放送株を増資させて、その邪魔をするぞと、まさにけんか腰。。。おかげでニッポン放送株はストップ高の後、ストップ安寸前まで行くほど乱高下。これも手やと、誰かが言ったとか、言わんとか。。。ややこしい、ややこしい。。。

 

堀江社長のやっていることは、その昔、アメリカでAOLやワーナーブラザーズ株で乗っ取り劇が有ったことの、まるっきり同じ。まあそれの日本版やね。手口は割れているのだが、問題は、旧態然としたテレビ局側の経営体質。フジテレビの大株主に元通産官僚の村上氏率いる村上ファンドという法人がイッチョガミしているのも、何やら、きな臭い。。。公正中立、「みなさまのNHK」のイメージ悪化に歯止めが掛からないように、フジテレビジョンのキャッチフレーズ「きっかけは、フジテレビ」も、マスコミ信頼感総崩れの本当のきっかけにならなけりゃええけどね。。。

 

2/17(木) 箱根駅伝というのがある。関東の大学対抗の駅伝大会で永い歴史を持つ大会なのだが、なぜか関西の大学は出して貰えない。こんなに有名になったのやから、全国大会にしたらええのにね。。。そこで関西の大学が対抗して作った大学対抗の駅伝大会がある。その大会、昔は琵琶湖1周のコースで開催されていたのだが、モータリゼーションの発展で、開催場所が兵庫や丹後を転々としていた。

 

そこで、関西陸連がやっぱり生まれ故郷の琵琶湖でやらせて欲しいということで、滋賀県に協力を求めたところ、滋賀県がこれを受け、琵琶湖西岸をたすきでつなぐ駅伝大会が今年から琵琶湖に戻って開催されことになった。東の箱根、西の琵琶湖とよばれるように、学生駅伝の二大大会にしたいという願いが関係者の間ではある。

 

陸上競技はもともと、不思議と京都が強い。もともと京都には大学が多かったので、若い学生さんが京都に多い。大学スポーツも盛んなお土地柄やから当然かもね。。。アテネオリンピックの金メダリスト野口みずき選手も活動拠点は京都である。東京と大阪はよく対比されるが、今では圧倒的に東京の一人勝ちばかりが多い。実際、横浜にも人口で抜かれた大阪は、相対的な地盤沈下が進む。

 

ただ、東京の人も京都にだけは一目置くところがある。まだまだ東京にもない文化的な蓄積が多くあるからと、やっぱり人を育てる土壌があるからである。足の引っ張り合いばかりしている競争社会の江戸に対して、京都は人とのお付き合いをどうしたらうまいこと出来るかという1200年ものノウハウが詰まっている。だから、ええ意味で「ほったらかし」にしてくれるから、学生さんには寛容で、ちょっとぐらいのことは大目に見てやろうという土壌がある。

 

だから、研究開発なんかをやっている、ちょっと変わった人と、他の土地なら言われる人でも、京都では目立たないから、居心地がよいのだそうな。ノーベル賞を受賞するような人も圧倒的に東大より京大の方が多いのも、こんなとこから来ているのやないやろうかね・・・。最近ノーベル賞を取った田中さんも、京都の会社島津製作所の社員さんやしね・・・。

 

こんな京都気質はええのだが、京都の企業や人は、お商売があんまり上手でない。ええモノやええ文化への目利きは、日本一かも知れんけど、それがなかなかビジネスにつながりにくい。だから京都市は、そんなに裕福な自治体ではない。そんなに大きな法人税を払ってくれる企業も数が少ないからやろうね・・・。

 

京都の企業として有名なのは、京セラ、ワコール、任天堂、ローム、オムロン、村田製作所など特徴のある企業は多い。何事にも日本一、世界一のシェアを持っているような特徴有る企業さんが多いのであるが、いかんせん、そのボリュームや工業出荷高などの数値を押し上げるほどのボリュームはない。お隣の滋賀県の方が大規模工場は多いのやないやろうか・・・。絶好調の愛知では今年万博が開催される。駅伝だけではなく、京都や関西全体がもっともっと元気になるような、そんな何かが今、必要やのやないだろうかね・・・。京都は地球温暖化防止枠組み条約締結国会議で、世界初の国際的合意がなされた京都議定書がCOP3で決議されたところ・・・。世界的にビッグネームになったKYOTOだが、それでは「オマンマ」は食べられないわなぁ。。。

 

2/18(金) 全国各地でおれおれ詐欺や振り込め詐欺が多発している。警官に扮した犯人が、ご息子さんの交通事故を口実にまんまとお金を巻き上げる単純なケースなどは、年寄りを騙すような犯罪やったが、次第に手口が巧妙化して、複数の人間が演ずるケースも増えて、普通の神経の人なら、誰でもまんまと騙されてしまうことも多いそうな。

 

それにしても、いくらこの手の犯罪が増えたとしても、なんでお金が簡単にATMで引き出せるのやろうね。機械化が進んだ現代社会で、特定の銀行口座から、誰がいつ・いくら引き出したかなんて、簡単に割り出せるはずや。そしたらすぐ犯人逮捕できる。だから、こんな犯罪割に合わないと、犯人に思わせるだけの抑止力にならないとあかんやろうね・・・。ATMに100%防犯カメラとリンクさせて、本人確認までさせることができるほどハイテク化したら、ええのにね。。。

 

しかし、お金にまつわる犯罪が、このところ増えすぎや。ゴルフ場の支配人がグルになって客の暗証番号と、クレカの磁気データをスキミングで盗んでいた事件や、インターネットで実在するシティバンクやVISAなどそっくりの偽ホームページを使って、他人のカード番号や暗証番号を盗み出すフィッシング事件。日本の金融機関は、ちょっと脇が甘くなりすぎやないやろうか・・・。

 

本人の知らないうちに自分の口座からお金が引き出されたケースのほとんどで、銀行が知らんぷりをしているのも不誠実な話や。客は、安全やと思って自分の財産を銀行に預けている。この安心感を根底から覆されたら、客はどうしたらええねん・・・。お金を取られたのは、銀行にも少しは責任があるのと違うのか。規約には書いてあるのだろうけど、本人確認を怠ったのと違うのか。。。今の銀行に全く非がないような態度は、少し許せないように思う。

 

こんな流れを察してか、京都信用金庫がスキミング被害を被った人の救済を目的に300万円を限度にではあるが、保証をする方針を打ち出した。お客様あっての信用金庫。さすが対応が早い。こんな流れはもっと大きくなっていったらええね。。。

 

しかし、ウチの店でもクレジットカードが使えるが、よくよく考えてみたら、店側が悪意を持って客のカードの番号を使って悪用出来る可能性があるから、ほんま怖い。。。クレジットで払う方は、意外と無防備なこの支払い方法に何の疑問も持ってないが、このカード番号だけで、他で買い物が出来る可能性があるのだから、考えようによってはカードで支払う店を余程選んでちゃんと信用してないと、見知らぬ請求が紛れ込む可能性もあるわけや。。。ぼつたくりの飲み屋でカード払いなんかしたら、使いまくられるかも知れん・・・。あぁ怖っ・・・。

 

さて、激増する振り込め詐欺防止のために「大阪のおばちゃん」3人が出演したコマーシャルを静岡県が作った。「静岡県の人。すぐ、お金を振り込めていうヤツ、あれ、気ぃつけや。詐欺やで〜」と早口の大阪弁でまくし立てる、とてもインパクトのあるコマーシャルやったが、この放映のおかげで、何と30%も振り込め被害が減ったそうな。よっぽど効果のある、ええコマーシャルやったんやね。

 

ところが、この事を聞きつけた大阪府が静岡県に抗議。大阪のイメージが悪くなる。。。と。仕方なく静岡県が抗議を受け入れてこのコマーシャルの放送中止を決定した。しかし、この決定に不服なのがこのコマーシャルに出演した3人の大阪のおばちゃんタレントたち。せっかく出演したコマーシャルを放送中止にされたこともあり、大阪府に猛抗議した。

 

あんたら、私たちは振り込め詐欺被害の全国一少ない大阪のイメージアップに貢献したんや。表彰状もろてもええぐらいやと思ったら、放送中止やて。わてらの税金使って、静岡まで、何のために抗議してきたんや。誰がそんなことしてくれて頼んだ。。。と押し込んだ。これには府職員もたじたじ。。。終いには、このオバチャン方に謝罪して、申し入れを撤回する始末。。。やっぱり大阪のオバチャンパワーは凄いわ・・・。

 

2/19(土) インターネットの楽天が一昨日決算発表をして、150億円もの経常利益を計上したと発表した。楽天といえば、インターネットショッピングのスタンダード。日本のインターネット企業の中でもトップリーダー的な存在になっているのではないか。。。。今、大流行のオークションの草分け的存在のヤフーオークションでも、だんだん商業ベースの売り込みが多くなってきている。インターネットがやっと商売に使える時代になってきたということやろうね。。。

 

皆さんは、テレビなどの電化製品をどこで買うだろうか。恐らく量販店と呼ばれる家電販売店で買う人が多いただろう。大阪の日本橋や東京の秋葉原、京都なら寺町。これらの電気屋街が今、寂れてきている。量販店が車で行ける郊外に増えたのと、価格差があまり無くなってきたからである。昔は、このような電気屋街が最安値を競っていて、どこの店が一番安いかを見比べて買ったものだ。ここと言うところを決めたら、そこで店員さんと値引き交渉をする。値段が無理なところまで行ったら、最後におまけ。これが電気屋でモノを買う常識やった。。。

 

この常識が崩れて、今の世代の人は物の値段を値切ることが、何かとてもみすぼらしい、かっこ悪い事という価値観になってきたようだ。売る方も、値引かれ交渉に労力を割かれるより、他店に対抗して量を売ろうと、チラシ特価などの価格訴求で多くの客を集めようと努力する。ホンマの売値で勝負というところや。値段で対抗出来ひんところは、ポイント制度を充実させてお得感を出そうとしている。

 

ところがこの販売方法、家電量販店の全くない地方の人にとったら、全く蚊帳の外の話しやった。街までわざわざ買いに行かんと安く買えない。知り合いの電気屋さんも裏切れへんから、ついつい高いのは判っていても、そこで買うしか選択肢が無かったんや。

 

ところがところが、どんなど田舎に住んでいようが、都会のど真ん中に住んでいようが、日本最安値でテレビが買えてしまう。これがインターネットの凄いところや。今の世の中、どこのメーカーの何という品番さえわかれば、どこで買おうと商品は同じ。やっぱり目で見てみないと信用出来ないなんていう人でも、商品を見るのは大型店、実際に買うのは最安値のネットなんていうちゃっかりした人も多いやろう・・・。

 

 良いことずくめのネット販売だが、お金を払ったのに品物が届かないなんていう、クラシックなトラブルは後を絶たない。こんなトラブルのほとんどは、個人が詐欺目的でネットで流しているので、なかなかチェックは難しい。楽天の成功は、商店街の大元締めとして、出店者をちゃんとした所かをチェックしたり、ちゃんと費用を取っている点にある。いたずら目的の不正出店者を野放しにしていたら、サイト全体の信用にかかわる。だから、楽天に出している店なら安心と消費者に思わせるセキュリティの高さも、受けた理由やと思う。

 

 実際、私もいろいろなものをインターネットで探して買っている。アウトドア用品、照明器具、家具、電化製品など、超大型店に行かないと見られないほどの品揃えもネットなら見られるし、大事な時間も節約出来る。第一、動かなくて良いから、へとへとになることもない。幸いにも、今のところトラブルは無い。今に、ネットの無かった時代の事が、懐かしいものとして認識されるような時代がすぐそこまで来ているのやと感じる。もうネット無しでは何も出来ない。。。

 

2/20() 大阪府の寝屋川市でその小学校の卒業生17歳が、包丁を学校内に持ち込んで1人を刺し殺し、2人に怪我を負わせた事件で、当初小学生の時いじめを受けていて、それを先生が助けてくれなかったのが押し入った理由としていた。マスコミは、「いじめによる恨み」でこの事件を片づけてしまいたかったのやろうか・・・。この新聞報道はどうやら誤りで、その子はどうも場当たり的な供述をしている模様である。

 

新聞というものは怖いモノで、私も何度か新聞記者さんに取材を受けた事があるが、記者さんの書きたい方、書きたい方に誘導してゆく傾向がある。○○だったんでしょ。その時どんな気持ちでしたか。××とか・・・。やっぱり△△でしたよねぇ・・・。全てがこんな口調である。。。まず最初に結論ありきで、それまでの道筋の肉付けに取材している感じというような取材の方法を採る人が大変多いのやないやろうか。。。。記事を読んでいる読者は、同じ事件でも、記事の表現の仕方によって、犯人に好意的であったり、逆に被害者に好意的であったりした印象を受けるのはこのためである。だからホント怖いことである。NHKと朝日のバトルが続いているが、ホントのところ、朝日の記者はNHK幹部にこんな取材攻勢をかけていたんやろうなぁと思ってしまう。。。

 

さて、この前の大阪教育大学池田附属小での事件でもそうやったが、大阪北部でこんな物騒な事件が続いている。学校はいくら子供たちをガードしていても結構この手の犯罪に対して無防備な部分がある。登下校時間帯以外は完全施錠しなあかんような、そんな状況にあるのかもね。まるで昔のアメリカの小学校や。物騒な世の中になってきたもんや。

 

こんな事件が続くと無理もない事なのやけど、すぐ金のかかる事を言い出すのが大阪人の悪い癖や。今度は警備員を大阪市を除く大阪府内の全公立小学校に配備するやて・・・。池田小の時も思ったのやけど、殺傷事件が有ったからと言って、なんで校舎を新築せなあかんねん。。。事件があまりにも生々しく、むごたらしい事件だっただけに、誰も文句を言わない状態で、公金を平気で引っ張って行く体質には私は疑問を感じる。

 

もちろん、むごい殺され方をされた被害者の家族の皆さんには、ものすごくお気の毒なことやと思うし、事件を目の前で目撃した子供たちがものすごい精神的ショックを受けた事は、本当に大変やったと思う。。。しかし、この事とそれは別の話や。

 

何か事件があったから、校舎が新築できるなんて、やっぱり筋の通った話やないわ。。。その事件の被害者の感情と、それに対する社会の同情を悪く言えば利用、巧妙にすり替えられたのではないか・・・。恐ろしい事件を思い出させるような学校へ我が子を行かせたくないという事を、突き詰めて、最大限に引き延ばしていったら・・・・いったいどういう事になるのか・・・。

 

まだそんなに古くない学校を何十億もの税金を使って建て直すという、別次元の変な結論に持って行ったように私には思えてしもた。学校には事件の心的影響の大きい子どもには、転校させる。とか、校舎を改装する。などの選択肢も有ったはずや。でも、結局生徒の父兄の思い通り・・・これってPTAエゴと、学校を建て直したかっても、なかなか予算の下りなかった学校側のご都合主義の利害が一致しただけとちゃうのか。。。

 

たまたま事件が起こったのが附属やったから、国のお金が引っ張り易かったのは事実かも知れん。京都の日野小や今回の寝屋川中央小では、同じようにむごい事件があったにも関わらずそんな話は出てこないしね。。。

 

今回の警備員配置の措置もそうや。もともと、学校には管理用務員さんが居るやろう・・・。梯子も登れないような用務員さんはご退陣いただいて、警察学校出のバリバリ新卒の人を用務員さん兼任でちゃんと雇ったらどうや。人を増やさずに何とかするという姿勢が今の学校や役人連中に全く無い。。。発想が役人まるだしやね。学校の校門脇に必ず交番を設置してもらうとか、交替で所轄の警察署員を配置してもらうとか、もう少し智恵が出せないものかね・・・。こんな事やから、税金を使って税金で給料を貰っている人への風当たりが強くなるんや。警官が増えて困るのは、悪いことをしている人だけ。これで治安が良くなるのやったら、それこそお金をかける意味はある。

 

このごろ私は、究極の構造改革は、役人さんに仕事をさせないことやなぁ・・・と私は感じて来た。下手に仕事をするから税金を使う。最低限これだけは必要やろう・・・という行政サービス以上の仕事は役人さんにさせたらあかんし、役人さん自身が考えることなんかろくな事がない。行政に期待するのは、戸籍管理、消防、警察ぐらいだけでええのと違うか。あとは全部民営化できる。いらん補助金は全廃、低率融資なんて不公平を増やすだけで要らん。議会ももっと大きな州だけでええ。出来る限り少ない人数でこれがこなせたら、税金は1/10に出来るのやないか。。。誰かそんな政治やってくれへんかなぁ。。。

 

2/21(月) 昨日は、町内の昭和ファミリー会という親睦会で、越前の方へ日帰りバスツアーに行ってきた。よく、新聞のチラシなんかに入っているアレである。最近は競争が激しいのかへぇ〜、なんでこんな値段で出来るのかというのも多い。今回の幹事さんが選ばれたのは何とお一人様8800円成の「越前海岸・たいかにツアー日帰りなのに3食付き」というツアーである。

 

日帰りとはいえ、3食付きというのが売り物である。値が値だけに、どうせ大したこと無いやろうと、タカをくくって参加した。少々のことは激安なので、覚悟の上である。私は団体旅行というのは、基本的にあんまり好きではない。行動が成約されるのと、思い通りの旅程が組めないからである。実のところ、この手のバス会社や旅行会社の企画モノというのは、私は全然参加したことがない、ほとんど今回が初めてという感じ。どんなもんやろか・・・。

 

日曜の朝8時前。早朝の四条大宮のバスプールは、異様なほどおじいちゃん、おばあちゃんの集団が多い。十数件以上のバスツアーの集合場所になっているので、ものすごく活気がある。京都駅をスタートした観光バスは、予定通り四条大宮に到着し17名の団体さんの我々はバスの後ろ4列に陣取った。見ると、座席には志津屋のクリームパンと紙パックのコーヒー。これが今朝のご朝食。。やっぱりなぁ。。。少々のことでは驚かん。値が値やしなぁ。。。

 

バスは山科の西友前で何組かのお客さんを乗せて、満席に。名神高速、北陸道の雪の中を順調に走って敦賀インターで降り、第一番目の立ち寄り地、昆布館なるところへ。別に何も買うモノは無いのだが、何も買わない人でも、お土産とトイレ休憩でバスを降りる。バスに戻ると、座席にはとろろ昆布のお土産。へぇ〜。こんなものもくれるのや。。。

 

しばらく走ると、次の見学地。ここは海産物屋さん。別に欲しいものも無いのだが、ついつい鰯の丸干しが20匹ほどで600円。けっこうたっぷり有ったのでええかなぁと思って買ってしまう。他にもイカとワザビの塩辛みたいなが1個なら600円だが2個なら1000円。などいろいろとついつい買ってしまう・・・。バスに帰ると、またまた干しわかめのお土産が座席に置いてある。サービスええなぁ。。。

 

バスは真冬の越前海岸国定公園を北へ北へ。初めて見たが、冬の越前はものすごい白波が立っていて、怖いぐらいである。北へ行けば行くほど、波が真っ白に泡立っていて、これが海辺一面を覆う。。。波もかなり高いので、けっこう大きな波が防波堤を乗り越えて道にまでかかるところも・・・。なかなか迫力ある。。。これ見ただけでも値打ちあるなぁ・・・。天気も良くなって来た。

 

道が細いくねくね道だからバスの運転手さんは苦労しながら走って行く。バス同志がガッチンしたら行き違いが出来ないからなかなか難しいもんや。。。定刻から少し遅れて、昼食をとるドライブインの少し大きいようなところに到着した。このツアーのメインはこの昼食にある。

 

京都で美味しいかにを食べようと思ってもなかなか手に入るものではない。当然冷凍されたものやから、生で冷凍したものか、茹でてから冷凍したものかだけの違いや。一端冷凍したカニは別物のように臭みがあるのは致し方ない。ただ、私には、冷凍ものかそうでないかをちゃんと見分けられる自信は無い。判るのは、上手いか、マズイかだけである。。。

 

 

それでは、この激安ツアーの目玉のご昼食のメニューをご紹介しよう。まずは、やや小ぶりだが、現地産のカニが一人1ハイ付く。これはカニ酢でいだだく。お刺身は鯛で少し薄い目のが5切れ。これは、普通や。。。ふぐのからあげ3切れ。かなり揚げてから時間が経っているのかよく冷えている。私は横にある焼きガニの小鍋の中にこれを放り込んで暖めた。冷めたらまずい唐揚げも、これで少しはマシに食べられる。小鉢はかに味噌とカニ身を混ぜ合わせたものが1つ。陶器の小鍋のようなもので焼く、焼きカニが1/4ハイ、漬物、おおきいどんぶりに入った鯛茶漬け。上に鯛のお刺身が3切れとわさびが乗っている。かにが身をほじくる手間があるので、けっこう時間が掛かる。

 

お昼時の、時間が時間だけに、場所は狭く詰め込みの感は否めないが、ビール650円や酒500円を頼んで、けっこうゆっくり出来たし、量的にもまあまあやった。ここで、このツアーの特色。お膳の下にお弁当箱より少し大きい発砲スチロール製の箱があって、これを持って下の土産物売り場に向かう。この箱に甘エビを詰め放題・・・・。詰め放題って、言ったって、箱一杯以上は入る訳がない・・。やや、山盛りにしたエビを無理矢理ガムテープで留めて、お土産1丁あがり・・・。

 

お土産の甘エビ詰め放題の他に、ここではかに1ハイを別の発砲スチロールに入れてバスに積み込む。これも帰りに持たせて下さるそうな・・・。まさしくお土産ツアー。。。

 

午後からも、お土産ものツアーの勢いは止まらない。羽二重餅の工場見学とおせんべい3枚のお土産、越前そばの工場見学、とおそば1人前のお土産、竹製孫の手のお土産、試食やちょっとお土産はまだまだ続く。。。8時過ぎに四条大宮に帰ってきてからは、両手にお土産の山。8800円のツアーの満足度はなかなか高かった・・・。

 

なぜ、こんな激安ツアーが成立するのか。この理由は、おみやげ物屋さんにある。今回参加した読売旅行はさすが大手だけあって、いろいろな提携先を開発、厳選している。旅行会社にとって、お客様に参加していただくことだけが営業ではない。実は、行き先の開発、企画、交渉がツアー内容を、どんどん高めているのである。

 

バスが45人の人を連れて、おみやげ物屋に立ち寄ると一人1000円でも45000円もの売上になる。土産物の原価なんて3掛け程度やからこれだけで3万は利益が上がる。いわばボロい商売なのだが、なかなかこの業界も競争が激しい。バスがたくさん駐車出来る駐車場はもちろん、きれいで大規模なトイレ。活気のある売り場環境。新鮮な商品。ここまで揃っていても、それだけではなかなか勝手にお客が来てくれる訳ではない。

 

そこでおみやげ物業者は、旅行代理店やバス会社に営業攻勢をかける。当然、集客のために、ウチでは○○をお土産につけますよという売り込みや、バス1車、5000円のバックを付けますよ、なんていう世界になる。旅行会社はこのバックをプールすれば、7軒ほど回れば、バスの高速代ぐらいは、ゆうに出てくる勘定になる。

 

バスツアーが激安で成立するためには、このおみやげ物屋さんの協力が欠かせない。お客にとったら、個人で行くのより、団体で行く方が、やけに待遇が良いという矛盾に驚く。実際、隣で昼食を食べておられた人にお聞きしたら、1人前2600円だという。もちろん、甘エビ詰め放題とか、カニ1ハイお土産サービスなんていう特典は無い。。。何か申し訳無いみたいな感じやね・・・。

 

2/22(火) 最近、「へぇ〜」って、思ったことがある。皆さん、ご自分の両手の甲を見て頂きたい。真ん中の一番長い指は中指。この両隣にある、人差し指と薬指の長さを比べてみて下さい。どっちが長かったですか?これは、統計の問題ではあるのですが、ほとんどの場合、薬指の方が長い人は男性で、人差し指の方が長い人は女性なんですって。こんなの知ってました?

ゲイバーなんか行くと、ものすごく女の人に限りなく近い人がいますよね。でもそんな人でも指の長さまで整形している人は稀。これで見抜けます。今度このネタ、使ってみてください。

 

さて、そう言えば、こんな無駄な知識ばっかり集めたトリビアの泉というテレビ番組がありました。確か、あの今話題のフジテレビやった。あんまりテレビを見ない私は、今もこの番組が放送されているかどうかも知らないのですが、なかなかへぇ〜っと思わせてくれます。人間50近くになってもまだまだ知らない事が多いもの。一生勉強というのは本当ですわなぁ・・・。

 

私は、朝起きるのが早く、夜寝るのが早いので、見ているテレビ番組は、かなり限られています。娘たちがチャンネル権を握っている我が家では、知らないうちに歌番組にチャンネルを替えてしまっているのですが、いちいち怒るのも大人げないので自分の部屋へ行ってそのまま寝てしまいます。

 

そんな私でも、最近もれなく見ているのは、「ごくせん」「報道2001」ぐらいかなぁ・・・。あとは、娘たちの見ている歌番組ばっかり。。。そのおかげで、意外と新しい歌は知ってます。。。でも9時か10時までには寝ちゃいます。人間外が暗くなったら寝る。明るくなったら起きる。これが一番省エネや。。。地球温暖化防止のために、日の出日の入りに生活リズムを合わせたら、原始時代に生きていた人たちのように、超地球にやさしい生活が出来るのにね。。。まぁ、こんな事言ってたら、年寄り扱いされてしまいますけどね。。。

 

その代わり早朝の番組は詳しいですよ。10チャンネルがNNN24ノンストップニュースこれが一番早い。他にニュース朝一430。これが文字通り4時30分前後から。しばらくすると、目覚ましテレビが始まって、ズームインスーパー、ウォッチ、毎日放送あん、なんかをザッピング(チャンネルをガチャガチャ頻繁に換えていろいろな番組を見ること)で見てます。土曜の早朝はみのもんたのサタデーずばっと。日曜の朝はNHK教育で日本の話芸なる落語番組がなかなかおもろいです。まぁ、みんなからは、「おかしい」なんて言われますけど、本人至ってマトモなつもり。早寝早起きはなかなかええよ。

 

2/23(水) 今日は著作権の話。マンガ週刊誌というものが、日本では大変よく売れているそうな。王者少年ジャンプは、まだまだ健在やし、他にも息の長い週刊誌は多い。私の小さい時でも、少年マガジン、少年キング、少年チャンピョン、なんて雑誌の全盛期。世界でも珍しいぐらい日本は、大人がマンガを読む国なのだそうだ。文字離れの元凶とも言われる漫画なのだが、コミック、劇画、少女漫画などなどジャンルの分化も進んでいて、今やマンガ専用の本屋や古本屋が出来るぐらい文化的にも根付いている。

 

かくいう、私も48歳にもなって、未だに週刊モーニングという週刊誌を、毎週帰り道の古本屋で105円で買い続けている。この本は1冊260円するのだが、発売日の木曜日に、サラリーマンの人がこの値段で駅の売店で買われる。通勤電車の中で読んでしまって、駅でほかされたものが、浮浪者のオッチャンや清掃業者の手によって、古本屋に1冊50円で売られる。

 

早かったらお昼前には、古本屋の店頭に1冊105円で並ぶ。時間のある学生さんはそれを105円で買って、夕方にはまた50円で売りに来る。こうしたら55円で読めるからね。こんなので1冊の本が2回から3回は売られているようである。環境には優しいかも知れないけど出版社には厳しいね。。。3人も読み廻しされたら、売上が3分の1になるのやから。。。ある意味、この漫画の作家さんの収入は3分の1になっていると言っても良いかもね。。。再販業者からも、ちょっとは著作権料でも取らないと、少し筋が通らない話になってしまうかもね。。。

 

さて、週刊漫画アクションというメジャーなマンガ週刊誌があるが、ここに掲載されて人気者になり、テレビ放映まで行ったのが「クレヨンしんちゃん」という漫画である。もともと大人向けの漫画だったのを、内容を少しマイルドにして、日曜夜の漫画ゴールデンタイムに放映。今も放映は続いている。この時間帯し、サザエさん、チビまるこちゃん、など息の長い漫画の番組が続いている時間帯。ここでコンスタントな視聴率を得たと言うことは、日本人に幅広く受け入れられたという証拠にもなる。

 

そのクレヨンしんちゃんのキャラクターが今、えらいことになっている。アニメキャラクターの版権を持っているのは、当然この漫画の作者と制作会社なのだが、ここと提携して、シンちゃんの絵を使った様々なキャラクターグッズがいろいろな業者から売り出される。例えばクレヨンしんちゃんの絵の入った下敷きが100円で売られていたとしたらそのうち1円はこの版権を持っている会社にこのお金が行って、オリジナルを制作した人や会社の権利が守られるというルールになっている。

 

ところがところが、中国で台湾の会社がこのクレヨンしんちゃんのキャラクターを、版権のある日本の会社に、全く断りも無しにも勝手に商標登録をしてしまっていたことが判明した。つまりニセモノ、コピー商品である。日本の会社が日本で正規にこのクレヨンしんちゃんのキャラクターの権利を取った正規のライセンス商品を中国で販売したところ、この製品の売り場での商品撤去を指示されたそうだ。著作権意識の非常に低い中国では、先に取ったもの勝ちという不法がまかり通っていて、先に登録商標を取った会社の勝ちになることがままあるという。

 

言い換えれば、ろくすっぽ調査もせずに、ニセモノの「コピーしんちゃん」を認可したことになり、中国当局のええかげんさが暴露されたことにもなる。中国では、まだまだ国際的なルールである著作権を尊重するというようなレベルに、国全体、国民意識全体が達していなくて、経済だけ発展し続けているという歪みが出ている。だから今回のような本末転倒のとんでも無い措置になる。まだまだ、中国の意識はかなり低いレベルになると言わざるをえない。日本は、この事には徹底的に抗議して、世界ルールを知ってもらわないといけない。

 

こんなところが、間近に迫っているオリンピックや万博などの「先進国のまねごと」が果たして、今の中国に出来るのだろうか・・・。世界中が注目する中、大恥をかかないように、今中国は必死になって、改善運動を展開している。。。子どもに道ばたで排便させない・・・。道に痰を吐かない。。。食べ放題のバイキングで料理を持って帰らない・・・。仕切のない公衆便所は大急ぎで建て直す・・・。しかし、カタチだけ繕っても、なかなか中国人の人たちの心の中にある意識の改革は難しい。。。それは、性根から染みついている、ええかげんさや。。。

 

日本企業は、幾度と無くこの中国の「ええかげんさ」に悩まされてきた。日本企業の大事なブランドを平気で中国の会社にコピーされている。これはひどいと、提訴しても、のらりくらりとかわされて、弁護士や訴訟の費用や時間がものすごくかかりすぎるために、多くの日本企業が、採算が合わなくてあきらめてしまう。まさに中国側の思うつぼや。。。

 

今、日本にできるのは、何とか早く、中国にグローバルスタンダード、国際的に当たり前であるというルールを覚えて、身につけてもらうことである。それまで、しばらくは、日本企業の苦悩は続くことになる・・・。日本と中国の、大人のええ関係のために、今は、日本も中国も、しっかりお互いの主張をぶつけ合って、談論風発すべきや。ただし、感情的には、なったらあかん。大人は喧嘩せんもんや。。。中華思想的からくる覇権主義にも要注意や。この微妙な関係が、しばらく続く事になるやろう・・・。力を持った中国があまりにも好き放題させんようなキャップのような役割が、将来、日本に求められることになるやろうね。。。。

 

2/24(木) 寒の戻りというのやろうか。今週はやけに寒い日が続く。京都でさえ、最低気温が氷点下。。。ただ、日中はかなり暖かくなる日もあるから、だんだん、こうして春が近づいてくるのやろうね。三寒四温の時季である。

 

家の解体もだんだん近づいてきて、家の中もだんだんと片づいてきた。不要不急のものをどんどん毎日毎日会社のコンテナに運んでいるのだが、この量も半端ではなく、2メートル立法のこのコンテナももう4つめになっている。やっぱり5人家族、けっこうあるものやね。さて、積水さんから今日、いろいろご提示がある。そのために今日は8人も自宅に来られた。

 

営業のTさんと、設計のFさん、外構業者のA造園さんが2人、解体業者の方が2人、現場監督さんと担当工務店さんが各1人。いよいよ始まるなぁという感じである。今のところ決まった日程は、3/14日から解体工事に入るという事と、4月4日に基礎着工、4/28が資材の第一便到着日ということ。積水ハウスの場合は大体基礎着工から3ヶ月で本体工事を終えるように工期を組まれるから7月上旬の完成が見えてきたというところやね。祇園祭に間に合うのを目標にお願いしますと頼んである。

 

私はジオトリステージという積水ハウスの重量鉄骨3階建ての現場を見るのは2回目なので、大体のことは、前と同じ段取りも覚えている。その前回の工事で、一番気になったのが、建方工事が梅雨時で、大雨が降っていたことである。せっかく組み上げた躯体と、ALCが雨でびしょ濡れになってしまったのが大変嫌だった。基礎の中にも水深20センチぐらい水が貯まっていたしね。。。今回のスケジュールではゴールデンウィーク直前から始まるから、上手く行けば梅雨入り前の5月中旬には雨じまいが済む。屋根さえ出来てしまえばあとはいくら雨に降られても平気だから、出来たら雨無しでこの時季をやり過ごすことが出来るかも知れないなぁ。

 

3日に1度は雨が降ると言われる日本の気候で、これは本当に難しいことである。それにしても、家を建てる人は、どのタイミングで建てる人が多いのだろう。積水のTさんに聞くと、ハウスメーカーの場合は、どうしても売上の関係や、施主さんの事情で、12月の年末引渡とか、3月末までに引渡というのが多くなるそうな。ということは、10〜11月、1〜2月がドタバタと忙しい時期ということになる。へぇ、そんなもんかねぇ・・・。つまり、一番時間の掛かる木工事を担当する大工さんは秋から冬がけっこう仕事が詰まることになる。この時期じゃなくて良かった。。。

 

前回の建築日記を参考に、今回の建築スケジュールを勝手に組んでみた。積水ハウスさんは、前回もそうだったが、なかなか工程表をくれない。その通りにならなければお客さんからクレームになる可能性があるから、出さないのではなく、出せないのだろう。工程表を出してしまうと、どうしてもその通りにやらないといけなくなるから、無理にその日のうちに終わらせる事を強要してしまったり、無駄な手待ちの時間が出来てしまうのを嫌われるのだろう。私が現場監督でも、工程表に縛られずに臨機応変にやりたいわなぁ・・・。

 

工程表を営業君から見せてもらった現場監督さんは、かなり現実に近いですねぇと、おっしゃったそうな。そりゃ、そうやわなぁ、実際に2年前に建てた記録と同じような工程やもんなぁ。。。

 

2/25(金) ライブドア対フジテレビのバトルが続いている。フジテレビの株式上の親会社であるニッポン放送株争奪戦で、お互いの貶し合い。フジテレビ側は、ニッポン放送に無理矢理増資させて、その株を全部フジテレビが買うという裏技を発表した。まさしく奇策や。大フジサンケイグループにしては大人げないわなぁ・・・。

 

これに対してライブドアは、裁判所に割り当て増資中止の仮処分を求める訴訟を起こした。フジは株価を意図的に暴落させる目的で、第三者割り当て増資をニッポン放送にさせた。実際、市場ではニッポン放送株は暴落した。市場で公開買い付け(TOB)している最中にも関わらず、増資させて安価で株を取得するのは、卑怯な方法である。また、ニッポン放送は、特に大きな設備投資する等の理由がないのに、増資するのは、敵対的株式防衛のための増資はおかしい。などと、全くもってごもっともな理由である。それにしてもライブドアは40%、もう一方のフジテレビが30%おいおいこの2社だけで7割かいなぁ。村上ファンドがこのどちらにも売ってないとしたら17%のまま。これだけ偏った株主比率の会社は規定があるから、上場廃止の可能性も出てきたのとちゃうやろうか・・・。

 

面白いのは、ライブドアの堀江社長とフジテレビの日枝会長のどちらの肩を持つかで、意見が分かれる点である。うちの娘などは、ホリエモンは不細工と、訳の分からない理由で、絶対フジテレビ側の肩を持つ。経団連なんかもフジテレビ側寄りの意見が多い。自分らのところもやられたら困るしなぁ。。。明日は我が身や・・・。時間外取引も卑怯やという意見もある。でも違法やないわなぁ・・・。ところが、ネットなどではホリエモンの肩を持つ人が多い。世代間の格差もあるのやろうね。。。

 

しかし、堀江社長という人も、つくづく何か縁がない人やね。プロ野球の時も、せっかく球団買収という画期的な事に手を挙げておきながら、楽天にええとこ持っていかれたし、後から手を挙げたソフトバンクにもホークス買われたし・・・。日本的な根回しとか、古くからの慣習とかしきたりとか、仁義とか、そんな部分がものすごく下手くそな人なんやろうね・・・。

 

でも、この人のお陰でプロ野球の古い体質に風穴が空いたのやから、功績は大きいと重うで。。。

 

今度のことでも、上手くやっていたら十分業務提携する目もあったのやろうけど、結局買収失敗して、他のIT企業に多分ええとこ持って行かれるのやろうね・・・。この人はつくづく、そんな星のもとに生まれているやろう・・・。

 

このホリエモンさんは、発想が日本人離れしている。どちらかと言えば欧米的。ひょっとしたら、アメリカか中国でやらはったら大成功するかも知れない・・・。そんな気がする。細木カズコやないけれど、これホンマに当たるかも。。。

 

2/26(土) 西武のカリスマ会長堤氏が、事情聴取されるという。堤氏は創業者の三男坊。創業者は滋賀県出身で、鉄工所から西武鉄道、西友など一大コンツェルンをたった一代で築き上げた人。そのもっともオヤジの言うことを良く聞いた三男が義明氏である。堤義明氏も日本オリンピック委員会の会長や西武ライオンズ、大磯ロングビーチの開発など類い希なる才能を発揮し、西武王国の王座に君臨しつづけた。

 

ところが、昔からのワンマン体制が、どうも今の世の中には、もう古い体質となっているのに気づくのがどうも遅すぎた感がある。大きくなりすぎた西武グループを堤氏はコクドという統括会社で1つに束ねようとしていた。多くの上場企業を管理するのにここの方法は、有効な方法だったのだが、事実上、堤氏がコクドを独占していた。法律上、まずいので、社員や他の役員に名義だけ借りていた。これが法に触れたとされているのである。

 

直接の容疑は、議事録や株主名簿などの私文書偽造。でも、よくよく考えても、何が悪いのか判らん。誰に迷惑掛けたのか。株主に迷惑をかけたのなら、謝らなくてはあかんけど、そんなに実害があるようには思えん。何故、この人は裁かれなあかんのか。。。明確に説明出来る人は少ないのやないやろうか・・・。世の中には、それよりもっともっと悪いヤツがいる。。。

 

2/27(日) 今日は、もう8回目になるパパさんバレーボール大会。50前のオッチォンには、バレーボールは少しハードなスポーツだが、年に一度の大会やし、怪我の無いように楽しめたら良いね。。。朝から洛央小学校の体育館で1日行われた。

 

予選リーグ第一回戦は新洞小これは、難なく2−0で勝ち。第二回戦は植柳小。ここが現役高校生のバレー部員が助っ人に入っていて、この子らがめちゃめちゃ、上手い。レシーバーに入っても、全く穴がない。。。かろうじで、1−1のタイにするのがやっとやった・・・。予選リーグでセットを落とすとは・・・。3つめの錦林小戦は、何とか2−0で勝ったのだが、植柳小戦で1セット落としたのがたたって、我々の予選B組では、我がチームは予選2位で通過した。

 

不利な予選2位通過だと、A組1位の昨年度の優勝チーム本能小チームとやらなあかん・・・。優勝するのが目的やから、いつかはあたらなあかん相手やけど、出来たら後の方が良かったと、その時は思っていた・・・。本能小チームには、坂野さんという、我々の年代の時の国体京都代表のセッターでキャプテンの人がいる。他にも、そのクラスのメンバーの人ばっかり・・・。高齢化しているとはいえ、滅茶苦茶上手い。。。。

 

案の定、あっさり第一セットは取られて、第二セットを何とか逆転で取り返し、大接戦の第三セット。。。気合い入りまくりで、うちのセンターエースの西田君が大爆発。セッターの私は、9点以降、西田シンタロウ以外にはトスを上げなかった。いや、上げれなかった。。。そのくらい神懸かり的に気合い入っていた。。。そして大逆転勝利できた・・・。

 

決勝戦は、またまた七条小に勝ち上がってきた植柳小。ミスの少ないチームだし、大苦戦した。第一セットはあっさりこちらのミスで自滅。。。第二セットもずるずると向こうにリードされる展開になった。セットの後半15点辺りで、徳田君のファインプレーをきっかけに流れが変わった。やっぱりバレーは流れのゲームや。こちらの連続ポイントが決まって、何とか20対19まで追い上げたところで万事休す・・・。シンタロウのセンター攻撃が3枚ブロックに合い、シャットアウト。。。負けたと誰もが思った。。。

 

しかし、これがオーバーネットの反則。九死に一生を得てこのセットを取り返した。セットカウント1対1で迎えた最終セットは、うちのエース奥村君の独壇場やった。。。彼は、この日のために、わざわざニューヨーク出張から早帰りしたばっかり。時差ぼけもなれっこで、この日の参加になった。午前中はさすがに生彩が無かったが、さすがに若いだけあって昼からは元気はつらつ、次々と強打を決めて行った。そして、3年振りの優勝。。。

 

植柳小さんと少し差があったとしたら、やっぱり男子と女子の違いだけやったかも知れない。こっちのスパイクはことごとく拾われ、渾身の一打だけがやっとポイントになった。。。この今日一をどれだけ打ち続けられるかが決め手やったね・・・。

 

私はといえば、さすがに年を感じる場面が多かった。疲れてくると、ジャンプトスの高さがだんだん低くなっていってしまう。特にバックトスは、なかなか高く飛ばないようになって、トス自身が低くなってゆくのである。。。いつもよりネットが高いのでトスフェイントもネットにかかってしまう。なんでもないフェイントカバーがあと一歩のところで届かない。。。アタマでは動いているつもりでも、身体が付いてこない。。。そんな感じかね・・・。今回は、濱口くんのご配慮で、予選リーグを大分ベンチウォームして休ませて貰ったので、最後まで何とかプレー出来た。明日が心配やけどね・・・。

 

2/28(月) 2月は、すぐ月末やね。。。もう明日からは3月や。いよいよ、家の解体工事が始まる。これから半年、何かとバタバタしそうやね・・・。さて、建て替え大作戦のホームページで、やっとやっとで仕様が固まってきましたので、建て替え大作戦2をアップロードしました。自慢話っぽくなるのは、ご容赦いただいて、ご興味のある方は、覗いてみて下さい。

 

3月といえば、スケジュールはびっちり・・・年度末は何かと忙しい。子どもは長男健太郎が明日高校の卒業式。次女の未花は高校の入試試験と卒業式。12日には我が家の引越。14日には家の解体工事が始まる。3月31日には地鎮祭。他にも連合会のお仕事や、何やかんやと。。。。

 

さて、大阪市の職員優遇制度への批判は、ピークに達した感じである。退職金への上乗せやら、ヤミ給与やヤミ残業、カラ出張・・・ありとあらゆる「好き放題」が明るみに出された感じやね。カタチを変えた公金横領に近いものがあるから、全くタチが悪い。京都と同様に大阪市も同和問題やら在日韓国朝鮮人問題が微妙に行政に関わっている。

 

特定の公務員さんは、かなり偏った採用方針を採っているのは、その地では、みんな知っている。清掃局の方に被差別地域の人が多いし、どこどこ局に就職希望の人がいても、絶対に採用されないよとか・・・、ある意味、利権の温床になっている部分があるのではないか。。。市バスの運ちゃんの年収が1000万円以上というのは、誰がどう考えても異常だと言わざるを得ないし、労働組合も、市と癒着していて、なあなあになっている。

 

税金を使ったり、税金で給料をもらったりしている機関は、やっぱり納税者にガラス張りでなくてはならないし、常に説明責任がつきまとうのは当然のこと。永年のたるみきった労使関係に、しっかりカツを入れて、市の構造改革をしていかんと、我々の税金は、役人さん方にどんどん食いつぶされていってしまう。職員数を減らして、公務員の仕事を減らす。そうして、税金を下げる。その方向性が見いだせないと、行政が近い将来破綻してしまう。。。

 

われわれは、役人さんたちの生活を保障するために納税しているのではない。我々の生活に最低限必要な仕事をやっていただくために納税しているのではないか。必要最低限だったはずのお役所仕事が、どんどん膨れてきて、要らんことをいっぱいしてくださる。もうええかげん、ここいらにメスを入れて、歯止めをしないと、際限なく支出が膨れて行く。「こんなものいらない。」「もったいない」の気持が、今、絶対必要や。世の中、改革改革の時代なのに、お役所だけ別格というのがおかしい。。。。

 

 

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