日常のページ

<今の新築現場>

 

6/1(水) いよいよ6月。自宅の新築工事は進んでいて、今月末には、ほぼ建物は完成。残りの外構工事が7月の初めに順調に終われば予定通り、7月9日には晴れて引越の段取りとなる。なかなか、待ち遠しいものやね。。。

 

さて、先日、金沢地裁で、住基ネットに関する訴訟で、画期的な判決があった。国や地方公共団体が鳴り物入りで300億円もの大金をつぎ込んで導入した、住民基本台帳の電子化作業だが、ネットに接続されたことで、個人のプライバシーが十分に守られるかどうかが不安だとして、全国で住基ネットに掲載しないでくれという要望が殺到。それは出来ないとした役所を訴える訴訟が相次いでいた。

 

今回の判決は、この住民側の訴えを認めて、住基ネットから、この住民のデータ削除を認めた。住民基本台帳というのは、住民票を管理するものだから、役所にとっては、とても大事なもの。どこに誰が住んでいるという最も基本的な情報を正確に管理するのは、税金の徴収や、選挙事務など、役所の仕事に直結しているから大事である。役所からしたら、漏れが一番困るから、徹底的に上訴するやろうね。。。例外を認めてしまったら、意味が無くなるからね・・・。

 

一般市民の側からしたら、自分の住所などの情報を他人に知られたくない人もたくさんいる。例えば、借金取りに追われているような人とか、犯罪を犯して逃げている人、不法滞在の外国人などの、本来そんな人たちを守らなあかんのか。。。という疑問のある人たちもいる。しかし、その他にも、ストーカー被害に遭っている、あるいは遭いそうな人、昔の犯罪に巻き込まれて、証人になった等の理由で、刑期を終えて出てきた元犯人に恨みを持たれている人、離婚や過去の職歴などの理由で、過去を知られたくない人など、人にはいろいろ事情というものがあるものである。。。。

 

これを一律に、誰でも見られてしまう可能性のあるシステムというのは、本当に怖い事である。データというのは、整理すればするほど、検索性が良くなって、使いやすくなるという性格を持つ反面、あまりにも簡単に、個人の情報が、きれいに出てしまう問題がある。かえって、探しにくくする方が、個人のプライバシーが守られる可能性のあるケースもある。。。

 

例えば、ここに人口10万人都市の住民台帳があるとする。1冊100軒分としたら、ざっと1000冊ほどの嵩になる。この中で、来年の1月に成人式を迎える人たちを探して、その人に成人式の案内を送るという仕事が、その市役所であったとする。昔なら、1冊1冊、1000冊もの台帳を、昭和○○年生まれの人を探して、その人の住所と名前を書き出して行く大変な作業を、手分けしてしていたわけや・・・。

 

ところが、パソコンの中に、全住民の名前、住所、生年月日が入っているデータがあれば、瞬く間にこんなリストは取り出せる。役所は今まで100人の人を雇わなくてはならなかったのが、5人の人でこの仕事が出来るようになるから、大幅に人件費が削減できるという訳である。

 

役所がデータを使う分には良いが、いろいろな業者がこのデータを使う分には、いろいろ問題がある。成人式を迎える人のリストというのは、晴れ着を売る呉服屋さんとか、写真屋さんなどは、最も欲しがるデータであるからである。データというのは、使う人がうまく利用して初めて意味のあるものになるという性格がある。

 

今の役所の問題点は、知られたくないデータを、知られたくない人にまで、知られてしまう点にあると、言って良い。例えば、区役所で、住民票の写しを、赤の他人が請求出来て、料金を払えば取る事が出来る。これは、あかんやろう・・・。土地の登記簿なんかも、誰でも閲覧が出来てしまう。これなんかも、土地の所有者本人に、何故限らないのか不思議で仕方がない。土地の登記簿などには、その土地が担保に入っているかどうかとか、いつ頃、借金の形に取られたとか、あまり知られたくなは無いであろう情報が満載である。

 

大きな取引をする相手の社会的信用性を調べる時など、探偵などの第三者が、所有する土地の登記簿を閲覧したりして、調べたり出来るのである。。。賃貸アパートなどを売る営業は、目に着いた空き地を見つけると、その土地の所有者をこの方法で調べ上げて、アパートを建てませんかと、営業攻勢をかけてくる。こんな業者、そんなに無茶苦茶悪徳業者やないやろうが、○オパレスとか、大○建託とか・・・。なんでこんなお年寄りオーナーさんに30年ローン組ますんやというような強引な営業もよく聞く。。。

 

これらの問題は、情報公開する線引きが、今の日本ではまだまだ曖昧な所が多いという問題があると思う。本人の要求しか答える必要のないものまで、どこの誰とも判らない人にまで見せてしまう必要など、全くない。これだけ防備をちゃんとしないと危険な世の中になってきたら、ほんと個人情報を守ると言うことは、国や役所の本当に大事な仕事の一つになってくる。その意識が、みんなに必要やろうね。。。

 

6/2(木) 大阪のMBS毎日放送が、お手柄である。ここ数日前の、夕方のニュース番組で追っかけていた謎の募金集団の主催者が、逮捕された。番組では、京都大阪神戸の繁華街で、グリーンのジャンパーを着て、幼い命を救おう、とか、書いた募金箱を持った集団を、ずっと粘り強く取材、主催者を追いかけていた。

 

どうやら、その募金をやっている人たちは、ボランティアではなくアルバイトとしてやっている事が判ってきて、その募集方法を取材していたら、どうやら怪しい・・・と感じだしたようである。このアルバイトの学生は、ケーキの試作品とか、ぬいぐるみを着るアルバイト募集で応募してきた人たちで、地下鉄の駅などで男と面接。募金のアルバイトに誘われたという。取材に対するガードも硬く、突っ込まれたら、ボランティア活動だと言えとか、10回以上しないとバイト代を払わないなど、巧妙な手口で、募金を仕事にして、1日数十万円も荒稼ぎしていた。

 

人の善意で行われるドネーションを食い物にする人がいるなんて、ホント、世も末や・・・。こんなヤツらは、賽銭泥棒なんかと同罪。厳罰に処すべきやろうね。。。地獄に堕ちろ。。。普段、我々が街でする募金は、募金活動をやっている人を信じるという大前提で成り立っている。こんな事件があったら、それらの人を信じることが出来ないばかりか、純粋にボランティア活動を一生懸命されている方々にとったら、迷惑千万。ほんと、許せない事やろう。。。

 

NPOとか、目新しい名前さえ出したら、真に受けてしまう、我々も我々だが、こんな募金活動こそ、「お墨付き」が無いと街角で出来ないように規制すべきやないやろうかね。。。歳末助け合い、日本赤十字、ボーイスカウト協会などの公益法人、非営利団体を証明するような何かが必要になってくるのやろうね。。。それにしても、情けない話しや。。。事も有ろうに、偽募金とはね。。。募金をちょろまかして、稼いでおる輩も同罪や。。。絶対許したらあかんで。。。こんなヤツ。。。

 

もう一つ、お金にまつわる話。京都の上京区のワンルームマンションで、郵便受けに500万円の現金が入れられていた。その部屋に住む男性が、警察に届けたところ、4人もの人が、自分が500万円を郵便受けに入れたと申し出た。

 

警察はその人たち4人に、いろいろ聞き取り調査して、取り調べたところ、1人の男性の申し出が、封筒の特徴や、書かれていた女性の氏名、封筒に付いていた指紋などが一致したため、この男性の物と断定した。どうやら、この男性は、以前この部屋に住んでいた女性にお金を渡そうとしたらしい。ところが、この女性はとっくの昔にここを引っ越していて、それを知らなかった男性が、現金入りの封筒を郵便受けに届けて帰ってしまったらしい。

 

考えてみたら、厚かましい話や。もし、この中に、本当にその当事者が居るとすれば、あとの3人は、大嘘つき。よくまぁ、どの面下げて申し出たもんや。。。こんな人らに罰は無いのやろうかね・・・。しかし、世の中、世知辛い話ばっかりや。貧しくとも、正直で勤勉だけが取り柄やった日本人は、いったい、どこへ行ったんやろうね。。。

 

6/3(水) 朝から自宅の新築現地で現場打ち合わせがあった。午前中は時間があるからと、息子も珍しく付いてきた。ほどんどお昼までかかって、各部屋の1つづつコンセントの位置やスイッチの場所を決めて行く。あれだけ、打ち合わせで詰めていたのだが、やっぱり現場になれば、少し変えた方が良いと思うケースがあることがあるから、不思議である。

 

さて、対馬沖で、韓国のアナゴ漁船が、日本の独占排他的水域に不法侵入して、操業していた事件で、日本の海上保安庁が現行犯で、それを見つけ、向こうの漁船が逃げて、大捕物になった。犯人の船は、韓国の領海内に逃げたが、海上保安庁は、追尾、警告を発した上で、2人の職員が乗り込んで、1人の職員が海に落ち、それを助けている最中に、2人の日本人職員を乗せたまま、船がまた逃走した。

 

海上保安庁の警備艇は合計18隻もの船で、またまた追尾して、韓国の警備艇も集まって来て、やっと船を停められたが、この犯人を日本側に逮捕権があるのに、韓国側が、連れて行かさない。これで両国がにらみ合ったまま、動かなくなってしまった。そして39時間。。。外務省まで動いて、両方とも納得する話し合いで事は、決着したようだが、どうも腑に落ちない点も多いようである。

 

日本の海上保安庁職員は、2人が犯人の船に乗り込んで、停船を命じたが、それに従わない船は、操舵室に閉じこもって、何とか逃走しようとした。これを阻止すべく、職員は船室のガラス窓を割った。と、なっている。ところが、韓国側の報道によると、日本人が突然船に乗り込んで来て、ヘルメットで随分殴られた。その後、素手で気を失うほど殴られたという、船員の談話をしきりに報道しているが、テレビの映像で見る限り、インタビューを受けている船員の顔は、ボコボコに殴られた形跡は全くない。誰が見てもウソだと判る事を良くも平気で報道するものである。いつもの事やけどね。。

 

逆に日本の職員は、韓国の船員に羽交い締めにされたとも言っている。いつもの事ながら、どうしてこんなに話が食い違うのやろう。。。今回の決着の記者会見も双方で、全然違うのが驚きである。日本は、韓国側が越境していたことを認めて、裁判に敗訴した時に没集される性格の保証金50万円を支払う事を確約したので、韓国側に犯人を引き渡したと発表しているのに、韓国側は、日本人が船員に暴行を加えた事を謝罪し、260万円もの賠償金を支払うことを約束したので、解放したと、全く訳の分からないコメントを出している。いったい、どっちが犯人やね・・・。いつもの斜め上、得意の論理のすり替えやんか。。。

 

謝罪と賠償。。。この国はこればっかりや。。。それに、犯罪を犯した者をかくまったり、見逃したりしたら、同罪であるという感覚がこの国ではないのだろうか・・・。隣の国の領海で不法操業していた犯人をかくまって、日本に渡さなかった事を英雄扱いするなんて、この国は、どこか狂っておるのではないか・・・。ただの犯罪行為を、反日のナショナリズムにすり替えるあたり、この国の変った思考パターンは、世界では通用しないやろう・・・。

 

今回の事は、韓国船による不法操業が跋扈している日本海で、日本が見せしめのためにも、ビシッと仕事をした結果でもある。海上自衛隊ではなく、海上保安庁が取った行動は、海の上での警察行動という意義がある。こういう、問題は、相手になめられたらお終い。下手なことをしたら、捕まってしまうという認識を、韓国漁船に持たせただけでも、効果がある。それより、自国の犯罪者を擁護して、反日に結びつけてしまう韓国マスコミや、一部韓国の民度の低い人たちの方が、ずっと問題や。。。この国は救いようが無いのやろうか・・・。

 

実際、怪我などをした時に、大したことないことで、大袈裟に泣きわめいたり、大声で恫喝したり、ウソでも何でも良いからごり押しで、やってしもた者勝ち。この国には、残念ながら、日本人にとって、信じがたいような、国民性がある。結果として、相手に謝らしたり、金を出させたり、有利な方に向けさせたり、逃げ仰せたり、した方が勝ちという文化なのである。。。何が真実で、正しくて、何が正義であるという事は、二の次なのである。。。残念ながら。。。

 

日韓ワールドカップの時に、多くの日本人たちは、共催国である韓国チームを応援していたのに、多くの韓国人たちは、日本チームの勝利を悲しんでいた。この差は、いったい、何なんや。恥ずかしいと思わないのやろうか・・・。ちょっと前まで、お国が、軍事政権だったのは、判るけど、もうそんな時代やない。相手の国を信じたり、立てたり、ウソをつかないというのは、外交上というより、人としての最低限の国際ルール。それぐらいは、ええかげん守って欲しい。。。

 

6/4(土) 昨晩、今日と、お葬式の仕事。しばらく暇やと思っていたら、今週は2つも続けて入った。暑くなると亡くなる人も増えてくるのかもね。。。

 

さて、建築現場の方は、昨日、大量の建具や収納、断熱材などが搬入されて、いよいよ大工仕事が本格化。6/20には大工さんの仕事が終わる予定だから、あとまるまる2週間。大工さんも5人ほど入って頂いているのだが、果たして間に合うのだろうか。。。工期ギリギリの感じかなぁ・・・。という印象である。

 

大工さんといっても、積水ハウスの大工さんは、かんなは使わないし、ほぞ切りなどもしない。それらの仕事を全部特殊な金具を開発して代用させたり、全ての部品を工場で作って搬入する。だから、現場で寸法合わせは必要だが、ほぼ、キットで来ているから組立てるだけにしてある。言わば大工仕事の合理化やね。。。

 

私の家に来て頂いている大工さんも20代が中心で、棟梁さんだけ50代という感じ。熟練より、正確に組み上げる技術と、若いパワーの方が、現場では価値があるという事なんやろうね。使われている工具も、電ノコ、電動ドライバー、などが中心。釘打ちより、ビス揉みが多いのも特徴である。使う材料も木の角材より、メタルスタッドというスチール製の5p角ぐらいの柱の代わりの各パイプ。加工がしやすくて、強度に優れて、歪みが無く、施工が早い。大工さん仕事も、随分進歩しているのやね・・・。

 

6/5() 先日、京都新聞に驚きの記事が載っていた。京都市内の公立の小中学校に通う生徒のうち、その2割弱もの生徒の親が、学校の教材費等の諸費というのを、全く支払えないのだという。そのために、京都市は去年で9億円、今年で10億円もの予算で、義務教育を支えているのだという。私は、これには、何か、裏があると思う。いくら失業率が高いご時世だと言っても、3〜4%がええとこやろう・・・。子どもが小中学校に通っておるとすれば、その親は30代か40代と考えるのが普通。言わば働き盛りの年代やないか。。。。

 

新聞の記事を真に受ければ、その親の5人に1人が生活保護を受けていて、著しく生活に困窮していて、僅か月に数千円程度までの子どもの教材費を払えないほどだということなのである。こんな事があり得るだろうか。。。もちろん、家庭には、それぞれのご事情があり、死別されたり、離婚されたり、いろいろ有るやろう。。。それにしても比率が大きすぎる。

 

これは、あくまで推測であるが、学校が、市からの予算があるので、生徒たちの親に、教材費免除の申請書を書かせているのではないか・・・。学校というところは、公平をモットーとする。○○ちゃんとこは、払わなくてええのに、なんでウチだけ払わなあかんねん。。。ドキュンの親たちは、こんな屁理屈で、払えるのに払ってないのやないやろうか・・・。そやないと、こんな統計の数字にはならない。ひどい話しや。。。みんなが、こんなことしたら、ちゃんと払っている人が馬鹿を見る。こんな世界に、絶対にしたらアカン。。。

 

もうひとつ、ビックリしたのが、大阪市の公立小学校に、100校目の民族学級が出来たという記事。大阪市内に小学校が一体何校有るのかは知らないが、100校もの在日韓国朝鮮の子供たちが通っている、そこそこの規模の大阪市立の小学校があること自体に驚いたのである。主に在日韓国朝鮮の人たちに、自国の文化とか風習を伝えようというのが、この民族学級の趣旨だが、その数が100校というのは、どうなんだろう。。。大阪市にはそんなに在日韓国朝鮮の人たちが多く住んでいるのだろうか。。。ここは、本当に日本なのか。。。

 

私も大学と勤めが大阪だったので、学校4年+仕事で7年、合計11年を大阪で過ごした。鶴橋のガード下の焼肉屋さんでは、日本語をしゃべっている方が目立つぐらいのお店はあるし、繁華街でもハングル文字を見る所があるので、あぁ、そうなんかなぁぐらいの印象は持っていたのだが、これほどたくさんの韓国朝鮮の人が、それも公立の小学校に通っているとは、知らなかったし、意外だった・・・。多分、もう、3世、4世の人たちなんやろうけどね・・・。

 

在日朝鮮韓国の人の中で、毎年1万人もの人たちが、日本に帰化しているのだという。それなら、在日朝鮮韓国人が毎年、1万人づつ、減っていっているのやなぁ・・・と、てっきり私は、思っていた。10年か20年ほどしたら、在日朝鮮韓国の人は、かなりの人が帰化して、日本人にならはるや。。。と思いこんでいた。ところが、統計によると、その人たちの数が。全然減ってないのである。それどころか、増えているのである。変やで・・・。よっぽどたくさんの子どもを生まはるのか、本国から「呼び寄せ」で日本に来られているのやろうか。。。実体はなかなか判らん。でも、確実に特別永住許可を取得した、在日韓国朝鮮人の、永住外国人の数は増えているのだという。

 

日本が国際化されていくのは、ええ事なのかも知れない。しかし、外国の人たちが日本に住むということは、そこで子どもを生み、育てるということに外ならない。教育というのは、現在、日本という国が、自国民のために、自らの税金で義務教育を施している。ところが、あまりにも外国籍の人たちが増えたり、あまりにも貧しい生活しか出来ない人たちが増えたりしてきたら、いったいどうなるのやろうか。。。国と教育・・・。またまた、難しい問題が多くなって来そうな気がする。。。。

 

6/6(月) 今週はいよいよ梅雨入りウィークになりそうであるが、まだ北の高気圧が元気なので、すがすがしい良いお天気が続いている。太平洋高気圧と大陸性高気圧の間に出来るのが梅雨前線で、この前線が、だんだん北へ押し上げられてきて、丁度日本列島に沿うように前線が停滞する時期を梅雨という。平年なら6月5日頃に梅雨入りして、梅雨明けは7月18日前後。祇園祭の辺りがいつも梅雨明け時期になるから約1ヶ月半ほど、うっとうしい気候になる。

 

さて、梅雨時に一番いやなのが、満員電車やバスの中である。統計でも、この公共交通機関が不快指数が一番高いという結果が出ている。気温は高いし、混んでいたら、体臭は匂うし最悪の状況やからね・・・。先日、珍しく市バスに乗る機会があった。時候の良い時は、いろいろな所から京都に修学旅行でたくさんの中学生さんたちがやってくる。

 

昔の中学校の修学旅行といえば、管理が楽だったためか、大型バスで有名なお寺や神社などの観光地巡りをするだけだったけど、よく京都で見かける大型バスに乗っている生徒さんたちは、ほぼ100%寝ている。恐らく、先生の目を盗んでは、友達とこそこそと語り合ったり、枕投げをしたり・・・。これが定番やった。だからお昼の観光地巡りは、ほとんど印象に残ってないという人がほとんどやった。

 

これではアカンと旅行社も思ったのか、ちょっと前からは、貸し切りタクシーで京都観光をする学校が増えてきた。4人ぐらいの班行動で、決められた時間内に自分たちで行くところを調べて、回るスタイル。お昼ご飯は、タクシーの運転手さんお薦めのお好み焼き屋さんやら、有名ラーメン店なんかに連れて行ってもらったりして、結構好評やったようである。

 

ところが、ここしばらくの不景気で、子供たちに貸し切りタクシーは贅沢やと、交通局の発行する1日乗車券を利用して、公共交通機関で京都観光する中学校が増えてきた。子供たちの自主性に任せた自由行動をさせることで、良い意味での勉強にもなるというところやろう。

 

ところが、京都に来る中学生は、東京横浜など大都会の子たちもいるが、地方の中学生も多い。昔は、一目見たら、田舎の子やと、判ったのだが、この頃の田舎の子も、なかなかお洒落な子が増えてきたのか、最近はなかなか区別がつきにくい。茶髪にピアスにルーズソックスなんていうのは、まだましで、鼻にピアス、へそにリング、腰に銀ピカの鎖をじゃらじゃらさせた子が、学生服の下のズボンで、校則で決められた白いスニーカーで歩いていた日にゃ、思わず吹き出してしもた。。。なんじゃ、こりゃ。。。

 

前置きが長くなったが、この日もバスはまあまあ混んでいて10人ぐらいの人が立っていた。乗客はお昼下がりなので、比較的ご年配の女性が多い。ほかに、どこから見ても修学旅行で来ました〜。と、判る中学生が6人グループで乗っていた。話す言葉が、もろ、関東弁、それも、「じゃん」が多いから横浜辺りか、、、詳しくは判らんが、2人の女の子が座って、1人の女の子が立って、気の弱そうな男の子3人がお連れのように別の場所に立っていた。女の子はみんなこれでもかと化粧が厚く、髪の毛は限りなく金髪に近い茶髪。ちょっと前に流行った、ガングロ系の進化形みたいなもんやった。

 

どうも、どこの年代でもそうなのだが、往々にして、どちらかといえば、女の方がイニシァティブを取る場合が多い。このグループもご多分に漏れず、元気にぺちゃくちゃ賑やかなのは、女の子たちの方である。あるバス停から、お客さんが数人乗ってきて、その一人が、妊婦さんやった。細そうな人やのに、お腹だけがポコンと、かなり大きかったから、ぱっと見たら、誰でも妊婦さんやと判る。私は立っていたから、誰か、席を替わってあげたらええのになぁと、思っていたら、その座っていた修学旅行の金髪の女の子が、どうぞと、妊婦さんに席を譲った。

 

その席の譲り方が、実にスマートでカッコ良かった。実に意外な感じがした。バスの中の空気が一気に和んだ。日本人もまだ捨てたもんやない・・・と、思った。この席を譲った子の風体とは別に、この子の人間としての素晴らしさや、親御さんのしつけなど、当たり前と言えば当たり前の事なのだが、察しられて嬉しかった。お隣に座っていたおばあちゃんが座られた妊婦さんに声をかけられた。「何ヶ月です?」。「もう、今月なんです。。。」そんな会話が続いていた・・・。

 

少子化が叫ばれるようになって久しい。日本で、1人の女性が一生の間に生む子どもの数は、1.288人と、またまた史上最低を記録した。人間が次世代の人間に未来を引き継いで行くということは、とても大事な事でもある。社会全体が、子どもを生むことが「うらやましいこと」。子どもを育てることが、「生き甲斐であること」であるという価値観に立たないと、なかなかこの問題は解決の糸口が見いだせない。子孫を残せない生物はやがて滅びるという大原則に立ち、人が人として、もっと子どもの問題にちゃんと取り組まないと、えらいことになる。どうしたらええのか。今の日本は迷路に入り込んでしまっている。。。

 

6/7(火) 昔は、痴呆症と言っていたが、人間は、年が行くと誰でも有る程度は、ボケるものである。今は、認知症と呼ぶらしいが、ようは、高齢により脳へ十分な血液や酸素が送り込まれなくなることや、老齢化により、脳が萎縮してゆくのが原因である。お年寄りでなくても、人は年を取ると、物忘れが激しくなる。3日前の夕食の献立を覚えているか、と聞かれたら、かなりの人は答えられないのではないか。

 

そんな、お年寄りを食い物にする悪徳業者が増えているらしい。悪名高きリフォーム業である。屋根瓦を無理矢理替えさせる。漏れてもいない水道を交換する。全く必要のない換気扇を取り付ける。シロアリ駆除と称して消石灰だけをまく。今、聞いたこと、言った事も忘れてしまうようなご高齢の人に、無理矢理不必要な工事をふっかけて、莫大な費用を請求する。そんな阿漕な手口が横行しているのだという。ほんま、ひどい話しや。

 

ある老女は、朝に50万円、お昼に30万、夕方にまた30万、業者の言うがままに、同じ郵便局の窓口で、預金を引き出していたという。工事をやってもらったからと、何度、支払いをしても、覚えてない事を良いことにして、まだ払ってないと、請求する手口で、何千万ものお金を巻き上げていたというから、無茶苦茶な話しや。。。郵便局のお金が無くなって、信用金庫のお金を出した時、あまりにも頻繁に大金を引き出す老女に、行員さんが不審に思い、別居している息子さんに連絡して、やっとリフォーム詐欺に引っかかっていたのが、発覚したらしい。

 

この信金の行員さんは、お手柄やけど、郵便局員さんは、マスコミに叩かれている。それも、ちょっと可哀想やけど。。。。でも、明らかに異常な頻度の出金理由を気付いてあげれたら、被害はそんなに大きくならなかったかもね・・・。民間でない郵便局には、難しい事かも知れんけど・・・。「あなたのまちの郵便局」というキャッチフレーズで地域密着を目指している郵便局なら、判ってあげられたかも、知れないというのが、少し惜しまれる。。。

 

ご本人は、未だ払わなあかん。払わなあかん。でも、もうお金がないと、困っていたというから悲惨な話しや。息子さんは、その悪徳業者を探して連絡をするが、会社を潰しては再建する手口で、またまた悪事を働いているのだという。何とかならへんのかいなぁ。。。前の会社は倒産したから、もう返金出来ないやて。。。こいつら、腐っておる・・・。

 

世の中、高齢化が進んでいる。独居老人なんか、どこにでも居る。今回被害に遭った方も、町内では、しっかり者で通っていた方だそうな。プロの手にかかれば、ボケ老人を騙すなんて、赤子の手をひねるようなもの。自分は、絶対惚けてないと、思っている人ほど、この手の詐欺に遭いやすいのだという。周りの人は、よっぽど気をつけてあげてないと、こんな輩につけ込まれる。

 

それより、警察も民事不介入なんて、言い訳は止めて、こんなケースは、どんどん介入せんとあかんやろう。警察官が、悪徳業者と被害者の間にせっかく入っても、正当な商行為を妨害するな、と言われてしまったらお終いという、今の法律の限界がある。何か、こんな法の抜け穴を塞ぐ手だても必要になってくるのと違うやろうか。。。一体、弱いお年寄りは誰が守れるのや・・・。

 

6/8(水) 一番下の娘が、高校でもバレー部に入った。弱小公立中学のバレー部から、京都でも上位に入るバレーの強い名門高校に入ったものやから、厳しいクラブに、ついて行けるやろうか・・・と、親としては、少し心配している。。。。私も中高とバレー部に入っていたから、高校のスポーツ部の上下関係が厳しいのは、よく判っている。3年は神様で、2年が平民、1年は奴隷なんてよく皮肉って、言っていたものである。

 

この前もインターハイの府予選があって、その球拾いと応援に行ったのだが、その荷物の多いこと多いこと。聞けば、1年は7人しかいなくて、2年は14人ほど、3年は6〜7人という部の人数構成のようだが、1年は当然、クラブの荷物運びである。しかし、その荷物の量が半端やない。ジャンケンで負けたら荷物が多いのだそうだが、ボールを6ヶほど入れてあるケースも巨大だが、そのボールを入れる組み立て式ケースがまた長くてデカい。これを襷がけにして身体に巻き付けて出かけて行く姿は、まるで武蔵坊弁慶である。。。

 

試合の日になると、当然のように親は京都駅などのターミナルまで、車で送らされる。あの格好で、歩いて行けと言うのは酷やし、もし、バスに乗っても恐らく乗車口や降車口を通過するのは不可能やろうと思われるほどの荷物である。圧巻なのは、試合開けの月曜日にその巨大な荷物に加えて、普通の学校の荷物やら、クラブの荷物を持って、学校へ行く時である。何と5ヶほどの重たくて、どでかい荷物を持って、自転車に乗り、フラフラしながら出かけて行く娘を見ると、大丈夫かいなぁ。。。こんなに荷物を持って、ふらついて倒れたところに車が来て轢かれへんやろうか・・・。と、危険すら感じられる・・・。

 

あまりにも危険やと、学校長にでも、抗議でもしたろかとも思ったが、娘に気遣って、これもなかなか出来ないところである。でも、ちょっとヒドイなぁと、親としては思う。。。今の2年はたくさんいたから、1年の時に、1人1個の荷物で済んだんだろうけど、今の1年は半分の人数やから、同じだけの荷物を運ぼうとするなら、当然、1人2個見当の荷物になる。普通なら、運ぶのが不可能やからと、2年も手分けして運べば良いのだろうけど、変なクラブの慣習で、荷物運びは1年の仕事という事になっているのやろう・・・。誰かが、こんな時の通学中に事故に遭って、その原因が巨大なクラブの荷物だと、問題にならない限り、こんな事は変わらないのやろうね・・・。何にも事故が無ければ良いけれど。。。ただ、娘には、言っている。あんたが2年か3年になったら、こんな変なクラブのルールは、絶対に変えやと・・・。

 

6/9(木) 昨日、今日とお葬式の現場。暑くなってきたら、会館の中でやるお葬式は有り難い。。。昔のお葬式は、自宅葬がほとんどだったから、夏は蚊取り線香で燻されて、冬は吹雪の中でも屋外で受付・・・。これは辛かった。。。喪家さんも自宅で告別式を出すと、大変だから、今はほとんどの人が会館で葬式をする。自宅でお葬式が出せるほど大きな家に住んでおられる人ばかりではないからね。。。

 

葬式と言えば、ちょっと前にテレビで葬儀にかかる費用の特集をみのもんたがやっていた。290万が葬式にかかる費用の平均値なんだと・・・。ただし、これは合計だから、お寺さんに支払うのが30万ほど。料理屋さんに払うのが20万ほど。葬儀社に払うのが○○という風に、分かれる。御香典返しとか、法要の粗供養なんかにも、人によっては50万100万ほど要る時があるから、一概には言えないが、そんなのをひっくるめて300万弱のお金が要るということ。こりゃ、おちおち死ねないね。。。死ぬ時までこんなにお金がかかるんだから。。。

 

さて、先日珍しくご自宅で告別式を出された家があって、この受付のお手伝いをしに行ったのだが、相変わらず、拝み屋とか、お供養さんと呼ばれる人が数人来ていた。葬儀が会館でやるようになっていたから、この人たちの水揚げは激減やろうなぁと思っていたが、どっこいまだ、やってはる。それも昔通りのいつものメンバーや・・・。商品券や粗供養品狙いのこのお商売。以前は、京都新聞に大々的に載せられて、窃盗罪で逮捕された人もいたとか。懲り無い面々は、まだ健在のようである。。

 

6/10(金) 工事現場では、今日お風呂が搬入されるとかで、急いでその部分だけ先に間仕切り壁が作られていた。大工さんが5人。電気屋さんが1人。水道屋さんが3〜4人。外構屋さんやら私やら営業のT氏やらで、現場は何やら忙しい。引越入居まであと1ヶ月。果たして間に合うのやろうか・・・。

 

さて、サッカーワールドカップドイツ大会のアジア最終予選で、日本は見事北朝鮮を2−0で破って、大会出場権を手に入れた。問題は、本大会でどこまで行けるかやね。。。一昨日の夜は、このサッカー一色。繁華街は人出も少なく、みんな家でテレビ観戦なんていう人が多かったんやろうね・・・。

 

平壌でのイラン−北朝鮮戦で、北朝鮮のサポーターが騒いで、イラン選手を取り囲んだ事件のお陰で、日本は、平壌での敵地アウェーでの試合を免れた。第三国での無観衆試合・・・。タイのバンコクであったのだが、無観衆の割りに、タイのサッカー関係者や日本大使館員、北朝鮮大使館員や、大勢のマスコミ陣なども押し寄せたから、結構1000人以上は人がいたようである・・・。しかし、もし、平壌でやっていたら、日本のマスコミが、取材名目で大挙押しかけただろうから、北の実状が判って良かったのに・・・と言う人もいたのだが、中国や韓国での反日運動みたいなものを、北朝鮮でも政治利用して、やられてもね。。。と、いうのを危惧して、これで良かったと言う人も多い。

 

今の北朝鮮は、戦前の日本にとても良く似ている。軍国主義に走って、国民はお国のためにと、自由を抑圧され、密告を奨励して、特高警察が目を光らせている。まるで、80年ほど前の日本と同じやんか・・・。日本は、外圧に押されて、国際連盟を脱退した。北朝鮮もNPT核拡散防止条約の枠組みから脱退。核兵器を量産する体制が出来たと、相変わらずの、強がりかハッタリか、本当か。。。わからん・・・。

 

歴史に学ぶと、この国の体制が変わるのには、何か大きなきっかけが必要である。日本が原爆により降伏したように、何かがないと、歴史のターニングポイントは来ない。それが米軍機による北爆なのか、第二次朝鮮戦争なのかは判らないが、出来たら、平和裡に事が運べば理想的である。金正日の死去とか、そんなところやろうね・・・。

 

北朝鮮の後ろ盾は、最早、中国だけと言っても良い。ロシアは自分のところだけで、手一杯やし、極東の1国のためにそんな労力を払うのは難しいやろう。。。冷戦構造も終わって大分経つしね。。。じゃまくさいから、中国からしたら、北朝鮮を併合してしまいたい所やろう。ただ、それには韓国が黙ってない。あんまり言うことを聞かないような北朝鮮のような国は、中国にとっても、手を焼く存在になってくるのやろうね。。。

 

6/11(土) 山口県光市で高校生が手作り爆弾を作って、隣のクラスに火を付けて投げ込んだ。いったい、何を無茶するねん・・・。火薬をガラス瓶など密閉した容器に入れると、たとえもそれがかなり小さな薬ビンなどの小瓶でも、かなりの破壊力のある爆弾になりうるから恐ろしい。手作り爆弾を投げ込まれたクラスでは、白煙が立ちこめて、破裂したガラスが飛散し、かなりのけが人が出たようである。

 

犯人の男子生徒は、ほとんど友達のいない子のようで、誰ともあまり口をきかないような子だったようだが、隣のクラスの子にからかわれていたらしく、それを恨んでの行動だったらしい。それにしても、やることが極端過ぎるわ・・。小さい時から、喧嘩の仕方も知らないで育ったようなヤツは、ゲーム感覚で、行動する。 この子に取って、このガラス瓶爆弾は、一つの武器アイテムだったという認識しか無い。

 

たくさんの人のいる教室で、こんな爆弾を爆発させたら、多くのけが人が出るだろうぐらいの認識は有ったかも知れないが、そのことが社会的にどんな意味のある物か、こんなことをしたらどうなるかなんて、全く意識していない。この感覚は、困ったものである。こんな社会性の低い子供たちがどんどん量産されていったら、一体どんな社会になるんや・・・。恐ろしい恐ろしい。。。

 

これは私の持論だが、こんな子供たちが増えてしまったのは、少子化の影響が大きい。子どもの数が減ると親たちは数少ない子供たちを大事に大事に育てる。こんな過保護な子どもの育て方が、事件の背景にある。兄弟のいない一人っ子は、人との付き合い方や、関わり方が下手な子が多く、視野が極端に狭いし、社交性が低い。こんな子供たちが大きくなってゆくと、社会とうまく関われない人がどうしても多くなっていってしまう。。。人は、本来、世の中に揉まれて育つものである。人と人が切磋琢磨して、互いを磨き、人間として向上して行くものである。純正培養で育ってきた人間たちがどんどん世の中を狂わせてきているような気がしてならない。。。

 

6/12(日) いよいよ、世の中はお中元シーズンに突入する。うちも、来週の日曜日からお盆まで、しばらく休み無しで営業するお中元セールに突入する。それにしても、今年の梅雨は判りやすい。私の感覚では6/10に急に湿度が高いじとーっとした感覚が有ったから、この日が梅雨入りの感覚やね。気象庁の発表は6/11の土曜やろうけど。。。

 

大陸の高気圧は、カラッとしていて湿度が低い。太平洋高気圧は、海上からタップリの湿度を吸い上げているから、じと〜っとして、不快指数が違いすぎる。気温が同じでも、湿度が高ければ、不快さが全然違うのである。これから40日ほど、嫌な季節やね。。。

 

さて、今日は「もったいない」と「エコロジー」について。豊かになった日本は、すっかり使い捨ての文化が定着してしまった。コンビニ弁当は品数と選択肢の広さが競争になっていて、全体の約1割にあたる商品が、消費期限切れで廃棄されているという。売れ残るのが判っていても、多い目に仕入れて棚を埋めていないと、品揃えの悪いお店という烙印を一度押されてしまったら、お客さんが他店に逃げていってしまうから、どうしても多い目に仕入れないといけないという、店側やチェーン本部の指導があるのだそうだ。1日に売れ残るコンビニ弁当やおにぎりなどが何と全国で300万食もあるとのこと。ああ、恐ろしい恐ろしい。。。

 

ホテルの宴会で出される食事も、食べ残し率がものすごい。世の中、高齢化が進んでいるのに、飽食の時代である。ホテル側は、どうしても豪華な食事を演出しないと、お客さんの要望に応じきれない。高齢者ばかりの宴会での食べ残し率は平均3割。これが婚礼になると、4割にも達するという。高価な食材を使って、せっかくたくさんのお料理を出していただいても、4割もほかされたんじゃ、ホンマ、もったいない・・・。かといって、料理の量を減らすと、貧相になって、他のホテルとの競争に負けてしまう。だから、料理の質も量も落とせないのだそうだ。。。

 

よくホテルの宴会で、食べきれない料理を折をもらって持って帰る人を見る。ただ、これは冬場ならまだしも、夏場は、食中毒の原因になるから、ホテルでは絶対に許して貰えない。時間の経過と共に雑菌の数は、どんどん増え続け、5時間も後に食べられたら、確実に菌が増えている。それまでホテルのせいにされたら、たまらんというのが本音である。

 

2006年から、スーパーやコンビニで貰えるレジ袋を有料にしようという動きがある。日本で1年間に1人の人が使うレジ袋は何と300枚にもなるのだという。1億2000万人が使うと、306億枚も使っている。これらの原料は、全部石油である。そのほとんどが1回使っただけで、廃棄される。これはやっぱり、もったいない。。。

 

大手のスーパーなどでは、レジ袋を不要な人にはハンコを押して何かのサービスをしたり、買い物袋持参の人には、割引があったり、いろいろなサービスをする所も増えてきた。「袋はただ」であるという認識をたとえ少額でも「有料」にするという意識改革は、商品を売る側と買う側の意識が高まって、理解が深まって初めて成立する。逆に、袋無料を売り物にするようにどこかの店がやってしまったら、成り立たなくなる。もったいない運動や、エコロジー運動は、その運動自身をやること自身は比較的簡単であるのだが、人間の意識改革に踏み込まないといけない問題でもあるので、その辺りが、成功するか失敗するかの分かれ目になるだろう・・・。

 

6/13(月) 早くも梅雨の中休み。今年の梅雨はどうやら男性型で、ハッキリしている。いゃ、今のご時勢なら、これを女性型と呼んだ方が良いのかも。それだけ女の人の方が強くて、ハッキリしているのかもね。。。

 

さて、対中政策で、今、日本は二分されている。親中派と反中派との応酬をきいていると、かなりヒートアップしている。未だに、中国共産党という一党独裁体制を取りながら、凄まじい経済成長を武器に、超大国の道を突き進む中国。日本は地理的に、この国と海を挟んで隣国である。ところが、物事の考え方とか、価値観が、日中では全然違う。むしろ、今の日本は米国と価値観が近いから、日米同盟は、こんなに強固になっていると言って良い。

 

ところが、中国からしたら、米国や日本は、先進国であり、物を買ってくれるお客さんであり、中国に工場を建ててくれる大事な国であるはずである。中国がもし、日本や米国と同じ価値観を持っている国なら、どんどんこの流れが大きくなり、豊かになった中国は、やがて、日米などの先進国とかなり近い価値観を持つようになるだろう。ところが、そこまでの課程に、中国には大きな大きな宿題というか、壁というか、そんなものがある。それは、民主化である。

 

社会主義、共産主義というものと、人が社会生活を行って行く上で、国が個人の自由をある程度制限して、その代わりに国の役割を高めた社会制度は、20世紀には、理想的な社会制度として、多くの国々に広まった。社会資本を全て国にまとめることにより、大きなインフラ整備や、公平な資本分配で、うまく行ったかに見えた。しかし、人から競争というものまで奪ってしまったら、向上心という大変大事なものまで、無くしてしまった。

 

つまり、同じ収入を国から得られるのなら、楽をした方がまし。50%の仕事でも良いのなら、だれも120%頑張る人がいなくなる。こんな事から、多くの東欧諸国やソ連などの社会主義国は崩壊して行った。ところが、北朝鮮、中国、キューバなどは、まだ国民の意識が低いのか、この改革の波に乗り遅れた。依然として独裁者が国をまとめているような体制だし、多くの国民は、普通なら貧富の差や、社会的不公平、腐敗役人たちに反旗を翻して、内乱になり、民主化するという流れになるはずのところ、独裁者が強大な軍事力を持っているために、この力は自国民を抑え込むためにも使える事になる。

 

だから、自国民の社会体制への関心や意識が高まってくると、当然、お国としては、大変困ることになる。中国や北朝鮮は、この民主化の波を軍事力で押さえつけて、矛先を日本や米国などの他国への批判に向けさせる手法をずっと、取り続けている。それが現状である。

 

今までの日本の首相は、悪く言えば、事なかれ主義。適当にODAしておいて、表面的な友好を装っておれば、問題も少なかったし、中国のプレゼンスは、このアジアでも世界でもより強大になり続けただろう。ところが、好調な経済を背景に、中国は、いろいろな意味で日本にとって困った事も起こしてきた。ものすごい経済発展は、石油獲得競争を生み出して、原油価格の高騰を見ているし、遠くアフリカ大陸まで油田の採掘権を取りに行っている。

 

シベリアのパイプラインも春暁海底天然ガス試掘も、その流れである。暴食大国中国がどんどん世界中の資源を買いあさると、隣国にとっては、大きな脅威になる。日本としては、まだ経済力があるから、世界中から食料や資源を買えているが、その価格は、相対的に高くなって行かざるを得ない。。。

 

そこで日本は、中国には、言わなければ行けないことは、ちゃんと主張しなさい。という風潮になってきた。中国人という人種は、世界一、したたかな国民性であるから、黙っていては、好き放題にしてしまわれる。長きに渡ってお隣の国、中国と付き合って来た人たちは、そう、指摘するやろうね。。。ただ、日中間のやりとりを見ていると、少しムケムケの話しが多すぎるのではないか。国と国との外交は、そう軽々しいものではないはず。お互いに誹謗中傷したり、揚げ足を取ったり、いちいち反論したり、大人げない事この上ない。もっと、重みと厚みのある外交政策が今の日本には必要やろうね・・・。

 

6/14(火) 中山文科相が従軍慰安婦という言葉は、当時は無かった。と、発言して、またまたもめている。中山大臣からしたら、韓国政府が言うように、旧日本軍が街中で、嫌がる一般の婦女を無理矢理、勝手に連れてきて、軍専用の娼婦にしたという事実、つまり「従軍」はないと言いたかったつもりなのだが、どうも言葉が足りない。こんな言い方をしたら、旧日本軍が、公娼を一切利用しなかったという風に取られてしまうと、何故考えないのやろうか。不用意極まりない。

 

軍隊と娼婦とは、切っても切れない仲なのは、何時の世でも、どんな国でも一緒である。旧日本軍だけ、清く正しくなんていう訳がない。若い男性のたくさん居る所に、売春をさせたりする施設が出来るのは当たり前であるとも言える。ようは、需要と供給の問題や。。。実際、韓国や中国へ侵攻した日本軍は、多くの売春婦の方々にお世話になったことだろう。娼婦の人たちも、恐らく、当時にしては、物凄い稼ぎがあり、派手な生活が出来ていたことだろう。ただ、政府の見解では、旧日本軍として、一般の女性を無理矢理連れてきて、軍、自らが公娼にさせたことはないと、ハッキリ言っている。

 

現地の韓国人や中国人の売春世話人たちが、あまりにも需要が大きく、とても忙しいので、貧しい家庭の娘を、札束をばらまいて、身請けして娼婦にさせたのかも知れない・・・・ということは、想像に難くない。つまり結果として、日本軍は、慰安婦のお世話になっていたことには代わりはない。中国や韓国の主張はこの辺りが、少し曖昧な部分が多い。本人が希望していないのに娼婦になったのは、身請けされたためであり、そのためのかなりの額の対価をもらっているのに、プロではないと主張するのには無理がある。しかし、事実として、慰安婦は存在した。この事実は、日本も直視しないとあかんやろう。。。これを、全くなかったことと美化すると、中国や韓国の人も、誤魔化すなと、そら、怒るのも無理はないわ。

 

慰安婦問題は、事が事だけに、感情的に演出されることが多い。戦時中、ヒドイことをした日本人というものを演出するのに、格好の材料となるからである。だから、中国映画にも、韓国映画にも、悪役の日本人が、食堂でサーベルを振り回して、お金を払わないシーンや、街中で、嫌がる女性を無理矢理連れ去るシーンによく使われる。怖いのは、こんな事ばかりであったと、映画を見る人全ての感情に憎しみの感情を、直接刷り込むことになるからである。実際、これに近い事は多分、有ったのだろうが、こんなシーンをお互いの国が、隣の国に配慮して、無くしていけないものかねぇ。

 

戦後の日本の闇市では、ぐれん隊と言われる人たちが跋扈した。今まで差別を受けてきた朝鮮人の人たちが、日本の敗戦と共に、自分たちは、戦勝国民やと、威張りだして、略奪、強盗など、悪行非道を繰り返した。ほとんどの日本人は、この好き放題していた朝鮮人たちを、恐れていた。そのころのヤクザの半分は、この朝鮮人の人たちやったという。あまりにも無茶をするこんな人たちを、多くの日本人は毛嫌いしていた・・・。そんな時代から50年以上が経って、朝鮮人の人たちも3世4世の時代になってきた。考え方も変わり、時代も変わった。

 

まだまだ、差別や考え方の違いは、なかなか克服することが出来ない部分はあると思うが、日本や中国、韓国は、同じ東アジアに住む隣人である。好き嫌いに関わらず、関わっていかなければならない関係にある。お付き合いが、あまりに下手なのは、困ったものである。もっと、お隣の国と、上手にお付き合い出来ないものかね。。。妄言が出る度に思う事である。。。

 

6/15(水) JR福知山線の脱線事故からずっと運休状態だった区間がやっと、6月19日から運転再開されるという。107人も犠牲者が出たのだから、運転再開に慎重になるのは当然という人もいるし、鉄道が利用できなくて、物凄い不便を強いられていた人も何万人もいることだろう。。。。今更ながら、公共交通機関というあまりにも日常過ぎて、水や空気のような存在であった鉄道の事故が、どれだけの人に迷惑がかかることになるのか、関係者は痛感したことやろうね。。。

 

この事故の教訓によって、鉄道がより安全で快適な動脈として、より高いレベルの安全性を持った乗り物として、生まれ変わってくれたら良いと思う。信楽の時もそうやったが、もう二度とこんな事故を起こしませんと、ただ、口で言うだけでは、多くの犠牲者の遺族は納得せんやろう。。。。事故調査委員会の正式の発表を待たず、事故原因はマスコミによってもう解明しつくされた感がある。

 

過密ダイヤ、余裕のない運行、精神的に運転手が追い込まれて行く構造、電車を自動的に減速させる装置の不備、いろいろな問題はある。このどれか1つでももし、無かったら、こんな悲惨な事故にはならなかったやろう。。。ほんま、残念な事故や。。。

 

さて、マスコミの感心は、遺族とJRの補償交渉の行方や、列車が激突したマンション住民への補償交渉に移っている。いつもテレビに出てくるマンション住民の代表は、私から見たら、あんまり好感度は無いけどね。。。まぁ、突然自分の家に電車が突っ込んできて、107人もの人が死んだんやから、そんな恐ろしい所に、もう住みたくないという人がいても無理はないわなぁ。。。

 

このマンションは築2年半ほどの比較的新しい分譲マンションである。当然、ローンを払い続けている人も多いやろう。JRが提示したのは、新築時での分譲価格での買い取り。まぁ、妥当なところやろう。こんな特殊な事故やなければ、時価でも買取となるところやからね。。。ところが、この価格提示に住民側が反発した。

 

もともと、この物件は、線路際であることなどから、周辺のマンションより、割安であった。近くの同じぐらいの間取りのマンションを新たに購入しようと思ったら、1割〜2割ほど高くなってしまうのだという・・・。だから、住民側は、買い取り価格の上積みを要求しているのだという。まぁ、これは、ちょっと難しいやろうね。何しろもう2年半も住んでしまっているのやから、その間、その建物からもうすでに、住民は何某かの効用を受けてしまっている。普通ならその分を差し引かれての価格提示になるのが当然やのに、JR側は、買ったときの価格という、通常よりは良心的な価格提示をしている。これ以上求めるのは、普通中々難しいやろう。

 

ただ、住民側からしたら、当然の事ながら、慰謝料は請求出来る。これを建物の価格に絡めるか絡めないかは、双方の自由である。最終的には、個別交渉しかないやろうね。。こういった件では、個人はJRという大企業と直接交渉すると、大きく不利になる。絶対に団体で交渉したほうが良い。大企業は、落としやすい所から落として行くという手を使うからね・・・。例え電車は走り出しても、まだまだ、事故の見えない傷跡は残っている。。。

 

6/16(木) しかし、みんなやること無いのかねぇ。テレビはどこを回しても(古い・・・今のチャンネルは回らない。。。)若貴の兄弟ケンカの話題ばっかりや。。。人気力士だったお父さんが亡くなって、相撲界を引退していたお兄ちゃんが喪主をするのがおかしいとかどうとか、弟の貴乃花が部屋を継いでいるのだから、遺骨をどっちが持つべきだかどうかだとか、年寄株と呼ばれる1つ1億はすると言われている親方の権利をめぐる相続のゴタゴタだとか、どうでもええ事ばっかり・・・。

 

新聞や週刊誌も、もっと、他にちゃんと書く記事は、無いのかいな・・・。人の家の内紛をどうのこうのと、おもしろおかしく記事にして、それをまた喜んで買う消費者もアホや。俗悪趣味としか、私は思わん。どうもこのお家は、騒がれるのを宿命としているのかねぇ。そんなことで世間の顰蹙を買うのを「恥」としないのが判らん。マスコミで論戦する事やないやんか。もう、ええかげん黙っておけ。他の大事なニュースが飛ばされる方がもったいないわ。。。

 

貴乃花親方といい、小泉のオッサンといい、どうもこの頃、人と人のお付き合いというか、常識というか、人と、うまくやろうとする気のない人が多くなってきているのやないやろか。昔は協調性というのは、日本人の美徳の一つやった。ところが、戦後教育のせいで、自己主張することが「善」で、人に合わせてうまいこと生きていくということが、自己を抑圧しているため、「悪」であるという概念が大きくなりすぎてはいないだろうか。

 

我慢することが、美徳だった価値観が、自己を主張して、相手を抑え込む、ディベートなどに長けた人が優秀な人で、自己表現の下手な、気の弱い人は、劣っている人であるという価値観が、作られてしまってはいないだろうか。人の優劣が、そんなことで計られては、たまったもんやないわ・・・。こんな価値観がどんどん広まって行ってしまうと、人の「徳」であったり、相手を尊重する事、相手の痛みが分かる人、人の身になって物事を考えられる人が素晴らしい人であるという価値観なんかは、どこかへ吹っ飛んで行ってしまうのやないかと、心配になる。これは、多分、宗教家が頼りないのが、責任やろうね・・・。

 

日本人の宗教観は、世界的に見れば、クリスマスをやったかと思えば、正月は神社へ初詣に行ったり、お盆にはお地蔵さんを信仰したり、ハローウィンやったり、お葬式はお寺に頼むなど、ほんと、バラバラの「ええとこどり」である。つまり、あんまり1つの宗教に絞り込んで「信心深い」人が少ない事の裏返しでもある。これは、ある意味、社会的に、ものすごく中立のような気がする。しかし、逆に言えば、何の精神的な拠り所を持たないという日本人の弱さにもつながっている。

 

また、日本人の中に、宗教に対する恐怖感があるのだ、と思う時がある。古代信教である自然神への信仰は、偶像としての神の存在に変わってゆき、実在する人を崇拝する仏教信仰になり、戦中などは、神仏ごちゃまぜになったり、凄まじい変遷を遂げている。共通して言えるのは、島国日本を、簡単に束ねるのに、宗教を時の為政者が利用し続けてきたという事実である。だから日本人の宗教観の中に、宗教というものは怖いもので、信心することによって、何か自分に不利益がやってこないだろうかという、つかみ所のない不安感を持っている人が多いのではないか。

 

だから、多くの日本人は、宗教に対して「ノンポリ」であろうとする。深入りはしたくない。それが本音ではないやろうか。。。西洋では、ほとんどの場合、宗教で戦争が起こっている。今起こっている戦争や諍いも文明と文明のぶつかり合いであると、梅原猛さんという有名な哲学者はおっしゃっている。島国に住む日本人は、小さい国土なので、諍いを起こしたら、逃げる所がない。だから諍いを極力起こさずに、なんとか人とうまくやって行こうとする心理が働く。つまり、日本は大きな「村社会」なのである。

 

この村社会が今、どんどん崩れつつある。隣の人は全く知らない人。隣の家のピアノの音がうるさいと思っても、知らない子どもが弾いているからうるさいのであって、知っている子が弾いているのなら、うるさいまで感じないものなのである。今、もう一度、コミュニケーションを大事にする事の大切さが問われている時代なのではないだろうか。。。

 

6/17(金) 今、日本中からペットポトルが消えているのだという。え〜なんでや。あんなに売れているのに・・・。と思われる人も多いだろう。今や、日本の家庭に無くてはならないものになったペットボトル。昔はリターナブル瓶だったのが、どんどんペットボトル化されて、飲料、醤油、油、などの調味料類や、シャンプー、化粧品など、あらゆる液体の商品が、今やペットボトルに入れて売られていると言っても過言ではない。

 

増え続ける販売量に対応して、ペットボトルのゴミ問題が大きな社会問題になってきた。体積的にも大きいペットボトルは、石油から作られていることもあって、燃やすと高温の温度が出る。この温度のために、地方自治体は、何十年かに1度のゴミ焼却場の建て替え工事を余儀なくさせられるなどの、大変なコストを負担してきた。

 

これではあかんと、進められてきたのが、ペットボトルをゴミとして燃やしてしまうのではなく、リサイクルして使おうという試みである。自治体は、再処理工場を造って、ペットボトルの分別作業やポリチップへの加工再生を、多額の税金を使ってやってきた。この事で、一見、大きな循環型社会が出来たかに見えた。ところが、この再処理工場が今、悲鳴を上げているのだという。その原因は中国である。爆食大国、中国は、ぬいぐるみの中に入れる綿やフリースなどの原料として、日本中の自治体が回収したペットボトルを、業者を通して、高値で買い取っていってしまうのである。

 

お陰で、鳴り物入りで、国が税金で最新の設備を投入したリサイクル工場に、原材料であるペットボトルが全然集まらないようになってしまったのだという。これは、明らかに、行政の失政やろうね。水は高いところから低い所に流れる。ポリチップというペットボトルを粉砕してできる現在利用の国際的な流れを想定していなかったからである。武士の商売ならぬ、役人さんたちが机の上だけで、こんな大きな事をやるから、大きな損害が出る。

 

もともと、ペットボトルを材料にした再利用市場を十分、見極められなかったのが原因やろうね。こんなに高値で売れるなら、何にも高い投資をして税金で再処理工場を作る必要は無かったし、人もたくさん雇わなくて良かったことになる。仕事が無くなった再処理工場は操業停止。残るのは借金だけ。いつまで、こんな馬鹿なことを繰り返すのや・・・。役人は責任を取れ。。。と、いう愚痴も言いたくなる。ほんま、どうしようもないなぁ。。。

 

6/18(土) 「人でなし」という言葉がある。血の通っていないような事をする人のことだが、そんな事件が多すぎる。障害者の人のこつこつ貯めた貯金を騙して盗ってしまったり、痴呆老人(今は認知症と言うらしい)の虎の子の生活資金をリフォーム詐欺で巻き上げたり、よくもまあ、こんな酷いことをするものや。こいつらには、良心というものが無いのだろうか。

 

今の世の中、何か世知辛い事件が多すぎる。良いニュースが少な過ぎるわいな。日本は、なんでこんな国になってしもたんやろう・・・。今の学生さんの多くが定職に就かずに、1ヶ月10万のバイトだけしている。ニートとか何とか言うらしいが、この事が、今の世相を反映している。

 

ちゃんと、就職すれば、20万円は月給貰えるのだが、社会保険や、雇用保険、介護保険、なんかを払わないといけない。こんな負担を、嫌って就職しない人が多いのではないか。社会的にも、段階の世代と呼ばれる人たちが大量に退職するのに、社員を雇わずに派遣社員で済ます企業も多い。就職というものが、昔なら一生に一度の人生の分かれ目だったのに、ものすごく軽いものになってしまった。こんなのでええにゃろうか。。。

 

ちゃんと就職する人の率が下がってくると、社会全体がとても不安定になる。貯蓄はしない。当面の生活には困らない。何かお金が必要になったら、いとも簡単に借金をする。生活にゆとりが無いから、1つ間違うと、泥沼に入り込んでしまって、這い上がれない。人を騙してでも、うまく生きた方が勝ちという価値観が生まれる。平気でウソをつくし、騙される方が悪いと本当に思いこんでしまう。。。。こんな、悪い連鎖に陥っているのやないやろうか・・・。

 

今の世相が「人でなし」を作っているのなら、ちゃんとした「人である」を作るにはどうしたらええのか。もっともっと真剣にみんなが考えなければいけないテーマだと思うのやけれどね。。。

 

6/19(日) アメリカという国は、なかなか厳しい国である。北朝鮮の拉致家族曽我さんのダンナ・ジェンキンスさんが40年振りにお母さんの会ったニュースも、「脱走兵の帰還」と、報道している。平和ボケの日本人はなかなか判らない感覚だが、いつもどこかで戦争をしているアメリカでは、兵隊が脱走することというのは、一番罪の重い、恥ずべき行為である。軍隊という組織を維持して行くために、脱走した兵隊を厚遇すると、軍の規律が乱れてしまって、えらいことになる。

 

日本も、たった60年前まで、当たり前のように軍隊があり、厳しい軍事教練をやっていたのに、敗戦により、180度、世の中が変わってしまって、軍隊的な厳しさや、規律を守ることの重要性、個人の自由を制限してでも、団体の規律を優先するといった、社会的正義に関わる部分まで、全部を否定した教育がされてきた。このツケが今、来ている。。。

 

整列する。ちゃんと行進する。ちゃんと返事をする。組織と規律を守る。こんな当たり前の事さえ、自由であると言い張る輩が台頭してくると、しなくなり、出来なくなり、タガが緩んだ教育に変わって行き、あまりにも我が儘な子供たちが台頭してくる。これで、もう、どうしようもない状況に陥っている学校もある。

 

これは、我々日本人の中にある「反軍国主義」というイメージがトラウマになっていて、薬が効きすぎている部分が大きくなってしまったのが原因している。厳しい教育は、誰だって嫌だが、学校という1つの社会のルールを子供たちに教えないといけないのなら、ちゃんと厳しく、最低限の事はしつけて、教えないとあかんやろう。生徒や親御さんが、軍隊みたいや。。。という批判をしたら、あかんのと、ちがうやろうか。

 

子供たちには、どこまでが「やっていいこと」どこからが「やったらあかんこと」という線を、ちゃんと教えないとあかん。でも、その線が人によってフラフラする。教師の主観の中にその線が存在するから、良い先生のいる学校では、問題児が少なくて、やる気のない先生の多い学校では、荒れた授業が繰り返される。。。。

 

私学に子どもを通わす人が増えてきたのも、公立教育の限界を証明してしまっている。良い先生は、あてがいブチではなく、自分から選ばないと出会えない時代になっているとも言える。人生の師と言えるような人材は、いったいどこへ行ってしまつたのか。学校も、単なる教育サービス提供業に成り下がったのか。教師が聖職者であった時代の方が、まだ人は幸せだったのでないだろうか。。。

 

6/20(月) 昨日の日曜日からいよいよお中元セール期間に突入。お盆までのしばらくの間、全くお休みが無くなる。お休みが無くなって困るのが、日曜日にまとめ買いをしている買い物。これが一週間に1度行けないと、普段の生活で近くのスーパーでの買い物になるから、重い物、嵩張る物を買わなくてはならないヨメサンは大変である。

 

さて、朝から、みのもんたの顔はあんまり見たくないのだが、仕方がない。。。朝のテレビでは4チャンネルが「すばっと」6チャンネルが「おは朝」8チャンが「めざまし」10チャンネルが「ズームイン」。この中では、「ずばっと」がちょっと今、元気かなぁ。。。かつてこの時間帯を独走していたズームインの凋落は凄まじく、全体としての営業成績も、日本テレビが首位から4位に転落したんやて。やっぱり、ちょっとマンネリかね。起死回生を狙った久米宏の番組も視聴率はもひとつみたいやし。。。

 

まぁ、早朝しかほとんどテレビを見ない私には、あんまり関係ない事やけれどね。。。日曜の朝の番組と言えば、竹村健一の報道2001。昨日の日韓両国の国会議員が同時中継で靖国や竹島、歴史認識などについての意見交換をしていたのは、なかなか興味深かった。フジテレビにしては、意外とニュートラルなスタンスで番組を構成していたようだし、韓国側の国会議員の意見もあまり感情的なものでは無く、冷静なものだったので、共感できる部分はあった。ただ、かなりしっかりと打ち合わせがされ過ぎていたフシがあり、その分、少し面白みには欠けた。こんな企画は良かったので、続けてくれれば、日韓の歴史認識の溝も少しは埋まるかも知れないね。

 

もともと、韓国は、国としてかなりの発展をしているので、感覚が日本や米国と近くなってきている。何せ世界14位の経済を持つ国やからね。。。全く体制の違う中国や北朝鮮とは違って、かつての軍事政権から、自由主義、民主主義に最近ではあるが、もうなった国である。発展途上で、まだまだ成熟しているとは言い難いが、いずれ日韓の感覚の差はどんどん埋まって行くと考えられる。対立は、両国に取って得策でないことは、アホやないから判っているし、そんな無茶をするほど幼稚ではないやろう。

 

ただ、北朝鮮や、中国は、まだ国内に爆弾を抱えた国である。民主化要求が高まって、独裁政権は、いずれ崩壊する運命にあるのは明白だが、いかにソフトランディングさせるかが、キーポイントになる。無血で体制改革に成功するために、日本は何か出来ることがあるはずや。。。

 

北には経済制裁やなくて、どんどん食料援助などをして、日本への依存体制を作ってしまったらよい。北朝鮮が韓国や日本の援助がなければ生きて行けない国になってしまったら、自然と政治体制も変わって行くのやないやろうか。金主席の死去やクーデターでの拘束など、ドラスティックな政治劇を民衆は求める物だが、現実は、もっともっと地に足のついたもんや。韓国や日本は、それ相応の覚悟は必要やろうね。。。

 

6/21(火) 日韓首脳会談がソウルであって、そのほとんどが歴史認識問題で終わった。韓国というところは、怨日の文化だと誰かが言っていたが、国民全体が、もともと我が国を占領していたという屈辱からか、日本という国が大嫌いで、親日派とされている人を抹殺してしまうほどの社会構造になっているから、小泉首相が何を言ってもアカンやろうね。。。日本が朝鮮を植民地にしていた時代に、朝鮮の軍部が日本の関東軍の言いなりになって、日本の朝鮮統治に協力した人は多い。その人たちは、戦後、そのまま保守系の政治家になっている人も多そうだが、その人たちを調べ上げて、吊し上げて、政治的に抹殺してしまおうというのが、現政権で公然と行われていることに、驚きを感じる。

 

言い換えれば、日本のイヌになった人たちは、韓国にとって裏切り者であると言うことが言いたいようだが、こんなことが、国として公然と行われる事自体、まだまだ韓国という国の異常さを感じざるを得ない。これは、そのまま捉えると、反日キャンペーンを政府自らがやっている事になるから、日本としては、厳重抗議すべき内容である。友好国というのは、見かけだけで、やっぱり仲が悪い国同志というのが、日韓の現状なのだろうか。

 

韓国の大統領も、一言も間違えてはえらいことになるから、慎重に記者発表で、原稿を読みながらやっていた。それほど、韓国内では、失言したら、政治生命に関わる事なんやろうね。。。日本や韓国のどちらの記者にも、質問に一切答えないという異常な会見から、その雰囲気が感じ取れる。

 

日本では韓流ブームで、韓国へのイメージが格段に良くなったのだが、韓国では日本へのイメージが小泉総理になった時以来急速に悪化している。日本は小泉首相の任期が来年9月までと決まっているから、そのタイミングに向けて関係改善のシナリオが進むことになる。ポスト小泉は、いったい誰になるんやろうね。。。

 

6/22(水) 仮住まいもあと20日間ほどになったが、夏場のエアコンのある部屋でしかしばらく過ごした事のない私にとっては、エアコン無しの部屋で寝るのはなかなか辛いものがある。寝苦しいので、朝起きても頭が少しぼーっとしている。熟睡出来ない分、少し睡眠不足なんやろうね・・・。これからの本格的な梅雨の時期になったら、もっと大変やろうが、あと2週間とちょっと・・・と、我慢するしかないね。

 

さて、自民党の税制調査会が、サラリーマンの必要経費にあたる、基礎控除を全廃すると言い出した。年収500万円で専業主婦子ども2人の家庭を例に取れば、今まで年間支払っていた税額が18万円のところ、39万円にもなる大増税になる案だけに、こんな無茶苦茶な増税には、当然反発があるやろう。

 

ただ、この増税案は、アドバルーン的な部分もある。本当の目的は、それなら、もっとみんなから公平に集められる消費税を8%にするしかないという、落としどころがあるのが、見え見えや。もともとサラリーマンの所得は、超が付くぐらいガラス張りである。所得が全部税務署に申告通りに掌握されている。企業は、罰則があるから、意図的に脱税はしない。つまり給与所得が全てのサラリーマンは、脱税のしようがない。

 

自営業者には、その収入を得るために必要だったお金として、必要経費というものが認められている。例えば、物販業なら、売上金と仕入金の差額が利益なのだが、家賃であったり、電気代であったり、袋や包装紙、陳列棚、店舗を飾り付ける費用など様々な経費を利益から差し引くことが出来る。至極、当たり前のことなのだが、この費用の使い方に裁量が認められているのは自営業の特典でもある。

 

一方、サラリーマンにも背広や靴などの必要経費が認められても良いのではないかという論議が出て、議員さんが、選挙での票目当てに、サラリーマンの必要経費という訳の分からん屁理屈をひねくりだして、基礎控除なる意味不明の概念を作ってしまった。本来、サラリーマンの人も、控除を受けようと思ったら、自分で税務署に確定申告をすべきである。ところが、そんなことをされたら、税務署の職員は今の倍にしても足りなくなるから、なかなかこれを認めない。

 

つまり、今の税制は、取りやすい、あまり文句を言わない人からは、完全に取って、本当は儲かっていても、それを隠して納税しない人たちからは、なかなか徴税出来ないという物凄い不公平から成り立っている。これを公平にするには、一度全部の税金を無しにして、法人が利益ではなく事業規模で納める法人税と、個人が一律的に納める人頭税的なものと、間接税としては、全ての商取引にかかる消費税的なものの3本建てに整理し直す必要がある。

 

もちろん、その前に欲ボケ役人たちがやっている税金の無駄遣いを犯罪として取り締まる厳しい法律が必要だし、年度毎の予算という概念を止めさせて、予算から実際に使わなかったお金があれば、その担当者の報償的ポイントになるような仕組み造りが必要やろうね。無駄遣いが無くなれば、国家予算は20兆ほどで済むという学者もいるぐらいやから、やったら出来るはずや。減らすもん減らさないで、増税だけなんて、そんなええかげんなことあかんわなぁ。税金の無駄使いを監視するようなそんな権力のある組織がやっぱり必要になってくるやろうね。。。

 

6/23(水) またまたお家でのお通夜の仕事が入った。会館での葬儀がメインになっているとはいえ、自宅での葬儀は、ご近所さんが簡単に参列できるのが良い。昨日もかなり多くの町内の方が参列された。喪家さんは大変やけど、会館葬儀が当たり前のようになっている今、自宅葬を希望する人もまだまだいるのも、納得できる。

 

さて、アメリカでクレジットカードの信用情報が大量に漏洩して、その余波で日本人も影響が出てきた。プラスチックマネーとも呼ばれるクレジットカードは、現金に替わる現在の決済方法として、欧米を中心に多くの支持を得てきた。物騒な世の中になると、多額の現金を持ち歩くのは大変危険なことになった。アメリカ人は大概ポケットには20〜40ドルばっかししか現金は持たない人が多い。

 

銃を突きつけられても、そのぐらいの現金を渡して命が助かった方がマシという考え方である。だから買い物は全てと言って良いほどクレジットカードでする。スーパーのドリンクコーナーでたった25セントのコークを買う時だってカードを使う人も多い。クレジットカードを持っているということは、銀行に口座が有るということにもなるから、社会的信用度、ステータスの証しでもある。

アメリカで銀行口座を持つということは、日本のように無料ではない。預金額が少なければ口座維持手数料を払わなければならない。つまり、口座を持っている人は、有る程度の安定的な収入のある人に限られるし、銀行も審査して口座開設し、不法移民、不法滞在、浮浪者、失業者、低所得者、禁治産者、破産者などはカードや口座を維持出来ない仕組みになっている場合が多い。

 

アメリカでのほとんどの決済を占めるクレジットカード決済が、情報漏洩によってかなりのダメージを受けたのは、間違いない。カードは日本の場合、かなりしっかり保険がかかっていて多くはガードされているので、加入者に負担は少ないのだが、あまりにも多額になると、保険会社も保険料を引き上げるだろうし、その負担にカード会社も耐えられないだろう。ただ、一度被害に遭うと、クレジットカードは切り替えられて、二度と使えないようにするから、比較的被害はおさえられやすい。

 

ただ、インターネットの普及と、支払いにカードを使うことの恐ろしさを、今、アメリカ社会は感じているやろうね・・・。日本も対岸の火事と楽観視はしておられない。アメリカから海外通販で物を買ったりした人や、観光でハワイやグアムロサンゼルスなどに行って、カードを使ったことのある人は、このカード番号、有効期限などの情報が漏洩している可能性がある。この2つが有れば、簡単にその人に成り済ましてしまう事が出来るのも怖い事だし、安易にカード番号を書いた紙を丸めただけでゴミ箱にほかすのも、怖い事である。

 

カードのセキュリティを上げるには、カードを写真入りにするとか、ICチップを埋め込んだカードにして、本人確認がよりシビアに出来る要素をプラスしてゆかねばならないのも、課題やろうね。便利だけれど怖いカード。上手に安全に使いたいものやね・・・。

 

6/24(金) 梅雨とは言っても、ぜんぜんまとまった雨が降らないので、外構工事は、どんどん進む。左官屋さんにとって、お天気は一番の味方やからね。。。いよいよ大工さんは今日が最後になるそうである。長い間ありがとうございました。大変、お世話になりました。明日からは交替でクロス屋さんが来られるそうです。

 

さて、横河ブリッジら日本の大手橋梁メーカーらの談合事件は、日本のいかにもアジア的なビジネスのやり方を象徴していて、この問題がいつになっても直らないという、根の深さを感じさせる。大手の橋梁メーカーは大口発注者であるJH日本道路公団から、今まで発注者であった人たちを役員として受け入れている体質なのだから、なあなあになるのは、当たり前である。そこには、ビジネスの機微や、モラルなんてものは、全然存在しない。

 

有るのは、高値でコンスタントにみんながちゃんと受注出来るような誤ったビジネス環境だけである。この人たちの罪は、結果として、税金から高い支出をさせている事になる訳だから、ある意味、公金横領にも当たるのではないか。本来競い合えば、もっと安くなるはずの工事を談合で高値受注し続けたのだから、これは税金ドロボーやろう。。。

 

税金ではないビジネスの世界では、賄賂、コミッション、接待攻勢なんて、いわば当たり前の世界なのだが、こと、公金の支出なんてことになると、そこにはモラルが必要や。

 

談合体質を直させるのは、天下りの禁止と、外圧を使って、海外企業にも入札に参加させる等しかない。もっと厳しい環境に置くことによって、より透明性が高まるのを期待するしかない。それより、談合の体質をもっと監視出来るようなシステムを政府が作っておく事が必要やろうね。罰金1億円、実刑10年ぐらいの厳しい罰がないと、ヤツらはやり放題やっている。談合したら死刑にしたら、止めるやろうか。。。それでもやるやろうなぁ・・・。

 

6/25(土) 今度は国土交通省の国道管理事務所が全国各地で、作業服代として、野球チームのユニフォームを作っていたことが判明。役人の公金不正使用の根は深い・・・。どうも、公務員さんというものは、一端就職してからというものは、ただメシ、ただ酒、ただゴルフというものが身に付いていて、自分でお金を払って、という感覚が無くなる人種であるらしい。民間なら、会社の同僚同士で草野球のチームを作ったら、自腹でユニフォームを作るのが当たり前やろう。

 

ところが、こいつらは、出入りの業者に立派な野球のユニフォームを作らせて、請求伝票は作業服代にしておいてねという手口で、何十万もするユニフォーム代を公金から支出していた。全く話にならん。マスコミが叩いたら、とうせ、スミマセンと、自腹で返すのだろうけど、返せばいいだけなら、警察はいらん。万引きして、金を払ったらええのやろうというのと、一緒や。

 

金額は大したこと無いかも知れないが、もっと厳罰が必要や。訓戒、懲戒なんて、退職金は、どっちみち、満額払われるのやろ。1度悪い事したら責任者や担当者は退職金1割カットぐらいやったらええ。その位せんと、こいつらの性根は直らん。国民一人一人から預かった、大事な大事な血税やと本気で思ったら、こんな使い方はようせんやろう。そのためにも、公金流用罪とかいう、特別の法律でも作ったらどうやろう。公務員は、法律の範囲で動くものだから、それが一番効くと思うのだけれどね・・・。

 

6/26(日) お中元セールは、6/24の金曜日が早期セールの山場を迎えて、いつもとぜんぜん違って、忙しかった。。。この日1日だけの売上は75万円。こんなこと珍しくて一寸無いわ。。。

 

さて、日曜日は、そんな忙しい中、格致のバレーボール大会。昨年優勝のわが町内、喜吉荒神町としたら、今年も連覇と行きたいところ。今年就職した井藤君も名古屋から自腹で帰ってくるようで、心配していたメンバーも何とか揃った。48歳のええ歳して、バレーボールというのも辛いが、ガンバロー。

 

さて、家の完成まであと2週間となった。天候も幸いして工事は順調に進んだ。工事時間が制限された分は、大工さんの手を増やして対応していただいたし、あとは、クロスやエアコン、照明などの工事を残すのみに、やっとなった。外構工事も、何とか引渡の7/8には滑り込む予定で、完成即入居という感じになりそうである。気が付けば、もうすぐ祇園祭。こんちきちんのお囃子練習の音も聞こえてくる。もうすぐ、夏やね。。。

 

6/27(月) ほんま、偉い目に遭うた。土曜日まで順調だった会社のパソコンが月曜の朝、動かない。いろいろやってみたが、どうやらハードディスクが飛んだようである。おかげで、いつもの日記は書けないし、自宅から急遽パソコンを持ってきて繋ぎなおしたり、仕事に支障を来さないようにするのがやっと。こんなことは、初めてではないが、ハードディスク内のデータが飛んでしまった以上、あきらめるしかない。バックアップをほかのパソコンにしておいたから、まだ助かったが、スタンドアロンにしていたら、目も当てられない。。。。

 

さて、アメリカで2頭目のBSEの牛が発見されたそうな。ところが、アメリカの農務長官か何か知らないが、日本の米国産牛肉の輸入再開には支障がないだと。台湾でも、再開していたのにまたまた、禁輸措置をとっているのに。。。おまけに、「食料品店に行こうと道を渡る途中でけがをする確率のほうが高い」だと。こんな無責任な発言するヤツの頭の構造を覗いてみたいわ。。。アバウトなのにもほどがある。日本で発見されたBSEの牛は、いずれも外見上は全く異常がなかった。たった1%も検査してないアメリカで、ちゃんと歩いているというだけで、BSE検査を全くしない牛がほとんどというのは、あまりにもノー天気すぎるのではないかと思う。確かに全体からみたら、大した数字ではないのかもしれないが、確率の問題と違うやろう。。。

 

たまたま、BSEの牛を食べてしもて、脳がふわふわになる病気に人間がなったら、こいつは、どんな責任を取るつもりなんやろうね。日本人の不安は、募るばかりや。。。この問題でいつも思うのだが、なぜ日本の大手スーパーや大手総合商社は、アメリカに全頭検査をする食肉処理場を日本の資本で作らないのだろうか。不思議で仕方ない。全頭検査した日本人が思う安全な肉なら、少々コストが高くてもほしいのが日本人やろう。たぶん、向こうの業界の体質がそれを許さないのだろうけど、ここまで大きなビジネスなのに、食肉処理だけアメリカ任せというのも、少しおかしい気がする。

 

6/28(火) えらいもんやね・・・。DELLのサポートセンターにきのうの朝9時に不良交換のハードディスクを頼んだら、今日の8時半には、日通航空がもう部品を届けに来た。マニュアル本を片手に、ハードディスクドライブを丸ごと交換して、無事フォーマット、ウィンドウズの再インストールなどに成功。夕方にはもうかなりの部分が復旧した。DELLのサポートも大したもんや。。。

 

さて、今度は茨城県で鳥インフルエンザやと。またまた食の安全を脅かすような事件ばっかり。いったい、何を食べたら安全なんやろうね。。。しまいに、食べられるものが無くなってしまうのと、ちがうやろうか。。。何万羽という鶏が大きなポリのゴミ箱のようなものに入れられて、ドライアイスのようなもので窒息死させていくのやて。かわいそうなもんや。けど、仕方ないのかね。。。ほんま、人間というモノは、わがまま勝手な生き物やね。。。都合が悪くなったら、皆殺しやて。。。

 

6/29(水) なかなか忙しくて休みが無い状態がお盆まで続くので、何か用事をしようと思ったら、どうしても6時以降になる。きのうは、なかなか行けなかった物置を注文しにアルファホームセンターへ、やっとの事で行ってきた。田窪製作所というのが、イナバより良いように見えたので、これの1800×1200×2100ぐらいのクラスの物を、ちょっと値切って、定価の3割引と施工費で10万ちょっとになった。新築の家の中で、同じだけのスペースを確保しようと思ったら、軽く40万円は要るだろうから、スペースが確保できるのなら、簡易組み立て式の物置は、現実的な選択肢となる。ほとんどは、スキーの板と靴、山のようなキャンプ用品で埋まってしまうのだが、家の中に適当なスペースを作れなかったので仕方ない。ほんと、家を建てると何かと物いりやね・・・。

 

家づくりの方も、いよいよカウントダウンになってきた。7/2にはクロス貼りが完了し、7/4で設備と残り工事、7/5で美装、7/6に京都市の検査、7/7に竣工検査、7/8に引き渡し、ダイニングチェア5脚の納品、7/9にトラック2台分の大引越と、ベッド4台の納品、プラズマテレビの納品、ダイニングテーブルの納品、7/10に物置の納品、7/11に共聴アンテナ工事、ケイオプチコムの光ファイバー接続工事、など、怒濤のスケジュールが待っている。入居後も、少しガレージのアスファルト工事だけが、入居後に残る予定。入居後、不具合がもし有ったら、その都度ちゃんと対応しますとの事だった。全部が同時進行やね・・・。いつになったら、落ち着くやろうね。。。

 

6/30(木) いよいよ6月も終わり。来月は、やっとのことで格致学区に戻れる。4ヶ月は短いようで、長いようで・・・。今は、また、大引っ越しをしなければならないというのだけで、少しブルーになってくる。5人家族の所帯道具は、結婚20年以上も経っていたら、いくら捨ててもかなりの量があるものである。その中から、またまた心を鬼にして、不要な物を捨てて行く。これも大変な作業や。。。

 

大量消費社会の現在、物を捨てるということは、至極当然の事なのだが、前の家がなまじっか、広い納屋や空き部屋なんかがあったものだから、我が家は、物を捨てることに、あまり慣れていない。何でも突っ込む事に慣れていると言っても良い。何でも残していると、そのうち、ゴミ屋敷みたいに、捨てられなかった物達に埋もれてしまう。だから、その都度、思い切って捨てなくてはならない。これがなかなか難しい事である。

 

まず、捨てる時の事を考えて物を買うことである。捨てるのが大変な物は、買わない。飽きが来たり、壊れやすかったり、見窄らしかったり、気に入らないのに、妥協して買ってしまった物などは、いずれ、ほかさなくてはならない。だから、家具などの大きな物は、特にだが、気に入った物でないと買わない。死ぬまで買い換えないで使い続けられる満足度の高い物を使いたい。これが、今回の立て替えの教訓やろうね。

 

物に囲まれた生活からの解放。物は必要最低限あれば良い。いつか使うだろうは、絶対将来使わないもの。今使ってあげるのが、その物の命を大切にすることでもある。新しい家とも、そんなつきあい方が出来たら、ええやろうね。。。

 

戻る

 

2000年9 10 11 12

2001年1         10 11 12

2002年1         10 11 12

2003年1         10 11 12

2004年1         10 11 12

2005年1         10 11 12

 

<最新の日常のページへ>

 

inserted by FC2 system