日常のページ

 

12/1(木)運転免許の更新に行ってきた。ずっとゴールド免許だったのが、今年の春、初めて会社の近くでねずみ取りをやっていて、不覚にも捕まってしまって、1つだけ違反歴が付いてしまったため、1時間の講習を受けることに。久しぶりや。。。。今までほとんど強制的に取っていた安全委員会の協力費は、あれだけ批判されたため、別の窓口で任意で受け付けるようになったため、ほとんどの人が支払っていない。やっと、ヤミ利権が1つ消えたというところやろうね・・・。

 

 警察も他の役人に負けず劣らず、ことお金に関しては、ヤミ口座を作ったり、捜査費と称して領収書を偽装したり、悪い噂は絶えない。警察が、みんなから集めた公金で飲み食いしてたり、温泉旅行に幹部が行ってたり、カラ出張してたり、そんな事が日常茶飯事のように行われていたら、全然、信用が無くなるわいなぁ。。。一番怖いのは、だれも警察の言うことなんか聞かないようになることや。

 

 学校の先生が、今、もうそうなっているからね・・・。威厳も何も有ったもんやない。。。社会のルールの中では、医者や先生や警官、裁判官というような職業に就いている人は、一般の人よりより深い知識と、良識と、見識と、威厳が必要である。これが無くなると、秩序が逆転してしまうような事が起こる。これが進むと、大きな社会不安の要因になりかねない。

 

このような人たちが威厳を取り戻すためには、ちょっと宗教ががってはいるが「徳」を積む事ではないだろうか。徳のない人は誰からも尊敬されないし、薄っぺらな人格の持ち主であると、見下されてしまう。人徳のある研修や教育が、これらの業界で全くと言って良いほど行われて来なかったのは、全く不幸な事ではないやろうか。ボランティア活動やら、身体の不自由な方のお世話等の、人に優しくなれるような研修プログラムが今必要になって来ているのではないやろうかね。

 

12/2(金) 今朝の新聞に、全然目立たない記事だけど、へえ〜っていう記事が載っていた。その記事によると、日本で結婚する人の、何と20組に1組が国際結婚なのだそうである。それも、大都市ほどその傾向は強く、大阪では12組に1つ、東京では何と10組に1組が国際結婚をしているというのである。

 

 これは、はっきり言って、我々の世代にとってはガーン!と頭を横から殴られたぐらい衝撃的な数字である。私は別に日本人の純血を守れとか、血が汚れるとか、そんな時代錯誤なことを言うつもりはないが、1割もの日本人が外国の人と結婚しているという事実に、素直に驚いているのである。日本の国際化も、みんなが思っている以上のスピードで進行していて、最早、この流れは誰にも止められないという感じがしている。

 

 このニュースが、持つ意味は、本当に重くて、少子化問題とか、高齢化とか、いろいろな日本の問題の論議の枠組みは、日本人であること。という限定した大前提の上に成り立っているのだが、この日本人である事の意味というか、定義づけというか、そのもの自身を揺るがしてしまう問題だからである。

 

 豊かな国・日本を目指して世界中からいろいろな人が日本に来て、そこで生活し、結婚てゆくと、人口減少どころか、人口増加の可能性すら出てきて、ある特定の職種では、外国人労働者ばかりが目立つという風な社会構造に日本も変わってくる可能性も出てくるのである。このことは、いろいろな日本の問題も解決する代わりに、また別の大きな社会問題を引き起こす要因にもなりうる。

 

 国際結婚した日本人は、そのお相手が何人であっても、その子の国籍は、よりグローバルなものになる。日本人とフランス人のハーフの子が、中国人とイギリス人のハーフの子と結婚したら、その血は1/4づつのクオーター。その子が一体何人であるということ、つまり規定することの意味もあまり無い事になってくる。その子が何人であっても、1人の人間であることに代わりがないし、国家というものに帰属する事の意味が、だんだんに薄れてくる。

 

 クォーターのその子は、おばあちゃんやおじいしゃんの母国である日本やイギリスやフランスや中国を、オリンピックなんかで応援するのだろうが、その子がたまたまドイツに住んでいれば、ドイツを応援するかも知れない。つまり、その時点で、国家は、人種を超越していて、住所だけの意味しか持たなくなる時代が来る可能性があるのである。

 

 このことは何を意味するか。今の[国]という概念が、都道府県ぐらいの意味でしか無くなるという事になるのである。有る意味、こんな世界になれば、世界は平和で、貧富の差は少なく、世界中のどこで暮らしていても、快適で、良い生活が過ごせるという理想の世界が実現している可能性もある。

 

その反面、帰属意識の薄れた人間たちは、個々の本能の赴くままに生きるようになるため、社会的な規範や、モラル、風土、慣習的なものが、消失し、無秩序と混沌がのさばる可能性も高い。人類は、この問題を克服して、英知と勇気を持って、正義有る社会を維持発展させることが果たして出来るのであろうか???。かつて、高度経済成長の時、日本中が東京の劣化コピーになっていったように、今度は、世界中が人種のるつぼであるニューヨークのハードコピーになって行くような現象が広がるのであろうか。それを果たして、今の日本人が望んでいるのだろうか。。。それを決めるのは、今の時代に生きている我々自身である。

 

12/3(土) 日本の麻生外務大臣が、今、アメリカを訪れていて、ライス国務長官と会談、日本の国連分担金が全体の18%と異常に高いのは不公平であるとブチ上げた。国連のアナン事務総長は、22%の出資比率の米国が国連の運営方針に反発していることもあり、大きな国連分担金出資国の意見が、通りにくい国連で、米国と日本というたった2カ国で全体の4割をも超えるお金を出している2つの国の対策に乗りださざるを得ない現状になり、諸国歴訪を急遽キャンセルしたという。

 

 実際、常任理事国で米を除いた他の4カ国を全部合わせても15%しかないという、極端なアンバランスな出資金。日本は、キチンキチンと、早め早めに支払いしていて、優等生だが、他の国々は結構延滞している。日本には、金に物を言わせてという悪いイメージがあるからなのか、「ええかっこしい」なのか、「江戸っ子気質」なのかは知らないが、気前よく払いすぎであるという批判もある。

 

 お金というのは、支払ってしまった時点で、立場が逆転する不思議なものである。借金でも、金を借りるまでは、「へいこら」していた人が借りてしまった途端に、「えらそう」になって借りた方が強くなるという変な特性を持っている。日本は、ちゃんと支払うのが当たり前という良い子チャンの経済概念があるが、世界の国の中には、最後の最後まで、何とか払わないで済む方法は無いものかと、虎視眈々と狙っている海千山千の国もあるものである。中には、ちゃっかり払うべきお金を他の国に肩代わりしてもらっている国も有るという。小国の票は、大国の意見に売られている・・・・という汚い現実がそこにはある。。。

 

 実際、国連の組織はかなり硬直化していて、無駄や不正も多い。変な利権構造も生まれていて、あまりにも非効率な組織運営に米国は反発している。ところが、日本は国連では、「旦那衆」を決め込んでいる。しかし、もうええかげん「ええ人」を演じ続けていても仕方ないと多くの日本人は思って来ているのかもね。。。

 

アメリカは、自分の国が納得できない事や、国益に反する事があると、国連分担金の納入を遅らせたり、支払い拒否したりして、国連に対抗している。日本とはえらい違いや。これだけの負担をしてるのにも関わらず、常任理事国にもさせないなら、日本も支払いを遅らすか、減らすかぐらいのことをして、対抗措置を取ったらええ。資本主義社会では、金を出す奴が一番口を出せる。、いうのが常識や。。。なぜ、それを、やらんのか・・・。日本の外務省も、人のエエにも程があるのとちがうか。。。。

 

国連の常任理事国は、名誉職ではない。国益のぶつかる、もっとドロドロしたものである。アホみたいに、カッコエエから日本もなりたいなんていう「ノリ」でなったら、えらいことになる。日本が「平和」を重視してもし、常任理事国入りしたら、世界一のヤンチャ坊主の米国がどこどこを攻めると言った時、拒否権を発動して、それに反対すると日米が割れる事になる。そうなった時、日本は中国と協同歩調を取るのか、ロシアか、英国か、フランスか。その辺の覚悟まで無しに、安易に常任理事国になりたいなんて、言わない方がええ。

 

日本は、大国の暴走を止めるために、世界中から、頼むから常任理事国になってくれと、懇願された時に、初めてなったらええのと違うだろうか。常任理事国の「拒否権」は、他のあらゆる論議を無視してまで止めてしまえる「強権」である。これを持てる国は、本来の民主主義なら、皆に選ばれた者が持つべき権利である。これを独占的に恒久的に持とうとする今の米中露英仏の5カ国体制は、戦後60年、もう変わってもおかしくない。。。。

 

12/4(日) 昨晩は忘年会の予定が入っていたが、急遽お通夜のお仕事。仕方ないね仕事優先。。。もうこんなのが10年も続いている。しかし、今日辺りから、しっかり寒くなってきた。ぼちぼち、京都も初雪のシーズンを迎えることになるのかもね。。。

 

 今朝の報道2001で、姉歯が設計したマンションの住民代表の人たちが出演していた。100u以上で4700万円。東京の相場では、このマンションの値段は2割ほどは安いらしい。安さの裏に手抜き設計が有った。この人たちは、確かに騙された被害者ではあるが、その被害を果たして税金で補填してええものやろうか・・・。日本人は、何かと言うと、国が国がと言うが、その国に税金を払っているのは国民である。そんな安直に、解体費を補助するとか、公共スペース分の再建費を公金で出すとか、アホな論理を展開せんといてほしい。

 

 ローンの払いと、仮住まいの家賃の支払い。ダブルローンみたいなものや。そりゃ、お気の毒とは思うけど、そんなのは、阪神淡路大震災でマンションが倒壊して追い出された被害者の人らは、みんなやってきてまっせ。まだ、あんたらは、金を払わせられるかも知れない相手があるだけマシやわ。地震に請求書出しても、絶対に払ってくれへんしな。。。。契約前に、図面を取り寄せて、だれか第三者の建築専門家に見せていたら、こんなのはスグに判ったやろうになぁ。。。。欠陥マンションを見抜けなかった自己責任といえば、自己責任でもある。国に、救済を求めるのは、筋が違っている。あんたらにだけ、「えこひいき」することは出来ひんわ。。。

 

 この事件に関して、被害者のマンション住人は、もっと「おのれ、ヒューザー」とか「おのれ、姉歯〜っ」と、殴りかかってもええ話なんと違うやろうか。。。何で、それをせえへんのか・・・・。お前らのおかげで、ワシの一生、無知薬茶や。。。。ってね。人生で一番大きな家という買い物をして、騙されて、スカをつかまされて、ローンは払わなあかんは、マンションは危険やし、追い出されるは、住む所の家賃は払わないとあかんは、ローンの担保物件であるマンションは無価値やし、銀行から追い担保は請求されるは、踏んだり蹴ったりやんか・・・。

 

 それにしても北川国交省大臣は、この番組で言っていたが、あまりにも簡単に公金出動を口にしすぎや。国の資格を持った人が違法な建築を見抜けなかったと、いう落ち度があるのなら、その資格を持った個人に、ミスのツケを払ってもらえや。公金を使こたらあかん。それでも助けたいのなら、あんたのポケットマネーで払ってあげえや。これは、天災やない。人災や。人災なら犯人は必ずおる。ヒューザーなる建築主やら、木村建設やら、平成設計やら、まず悪いことしよったヤツらの社長や社員の給料や資産、全部押さえてから、丸裸にしてから議論せんと、不公平感があまりにも大きくなって、政府不審になるでこれは。。。

 

 この事件は、悪徳建築主が、ボロ儲けを狙って、建築コストが安く上がる手抜き設計の危険なマンションを作って、それをさも適法な物件であるかのように偽装して売ったという事件や。危険なマンションではないかということは、建築に携わっているプロなら、誰でも知っていなければアカン事やろう。。。設計士やらだけではなく、下請けの建築会社やらも含めて、全部グルやないと、この犯罪は成立しないし、出来ない。

 

建物を審査して、建築確認をする民間会社も、役人の天下り先天国になっておる。ろくな仕事もせんと、ハンコだけ押して金を貰っていたイーホームズにも、そら責任は大いにある。でも、イーホームズは、このあまりにも酷い危険な建物の手抜き設計を、スッパ抜いた功績はある。これをせんかったら、もっともっと被害が拡大していたやろうから、この点だけで言えば、功績はあるやろう。。。

 

 これをきっかけに、年間100万件もの建築確認申請をいかに適正に処理するかが問題点として、クローズアップされたことは、良い事やったと思う。賢い人がもうちょっとマシなシステムに作り替えてくれるやろうからね。。。それと、トラブル時のルールづくりも必要や。民間のマンションの手抜き工事が発覚するたびに、税金を投入さされてたら、いくら金があっても足らん。欧米のように高額の建築保険を掛けなくてはならないなら、それがマンションの価格を押し上げることになり、マンション景気は徹底的に冷え込むやろう。

 

逆に、一戸建て指向が増えて、戸建て住宅業界は潤うかもね。。。いろんな意味で、政府の次の一手は、これからの景気動向を大きく左右する。小泉さん、京都の南座に来て、顔見せ興行で遊んでいる場合やないでっせ。

 

12/5(月) 今日は、ひとつ、お奨めのブログをお教えしましょう。世の中、ブログブームなのだが、その中でも、ブログをランキングしているサイトがあり、そこで有名になってきている「きっこのブログ」http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/というのである。この女の人のニュースソースは何か知らないが、何でこんな事まで知っているのかと驚く内容である。

 

 お仕事はヘアーメイクと言うから、美容師さんなんだろうけど、そのお仕事中に、ギョーカイ関係の人から情報が入るのだろうかね。とにかく、新聞にも載ってない新鮮なネタがあるから驚きや。最近では、耐震強度偽装事件が国交省の役人やら、自民党の代議士やらもグルになっていたなんて、衝撃的な内容も平気で書いている。こんな事まで書いて、大丈夫なんかいなぁなんて、こっちが心配になる。ホント、世の中には凄いサイトもあるもんや。。。

 

 さて、今日から季節は一気に冬モードに突入。パッチ初日、セーター初日となった。何と南国の和歌山でも初雪が降ったそうな。今年の冬はかなり寒くなりそうやね。去年までは、すきま風だらけの家に住んでいたから、冬の寒さが実感出来たけど、新しい家になったら、やたら気密性が良くなって、家の中はかなり暖かい。でも外に出たら猛烈に寒いという、室内と室外との温度差が極端にある状態になる。これもけっこうキツイものがある。温度差が大きいほど、身体が受けるショックも大きいから、身体がビックリするのやろうね・・・。

 

どうも、人間といものは、ヤワになってきているようで、環境が良くなれば良くなるほど、抵抗力が落ちたり、免疫力が低くなるので、逆に風邪を引きやすくなったり、すぐに病気になったりする。少しは身体をいじめてやって、強い目の刺激を与えておかないと、もっとどんどんヤワになって行くような気がする。寒いけど、犬の散歩ぐらい行かないとね・・・。おぉ寒っ〜。

 

12/6(火) 日曜朝の報道2001に北川国交相が出ていて、フジテレビアナウンサーのツッコミに、異常なほど過剰反応していたのを見た人は多かったやろう。北川さんという人、普段はそんなに興奮してしゃべるような人やないのだが、こと、耐震強度偽造疑惑に関しては、変な発言を繰り返している。何か、誰かに弱みでも捕まれとるのやろうか・・・。

 

 ネットのかなりええかげんな情報によると、公明党が偽装事件に関わっていて、問題の姉歯や、木村建設やら平成設計やら、全部、創価学会関係で繋がっているというのもある。火のない所に煙は立たない。あながし100%ウソでも無いのかもね・・・。あそこまで、慌てて疑惑を否定したら、変に疑いたくもなる。。。

 

 政治家と役人、中堅の建設会社、検査機構に、インチキ設計事務所、これだけ役者が揃ってきたら、何にも無いと思う方がおかしい。建築会社は、公金を引っ張ろうと、懇意の政治家を使う。これに呼応して、耐震強度の足りないマンションの取り壊し費や、立て直しの資金を税金から、引っ張らす。何か、そんな出来レースの構造がミエミエなんやけど・・・。

 

 こんなの許したら、ちょっとでも強度の足らないマンションやビル、それに個人住宅まで、建築確認を下ろしたものは、行政が全部ケツ拭きをしないといけなくなってしまう。これだけは、許したらあかんで・・・。日本は共産主義国やないで。。。

 

 それにしても、むかっ腹が立つ事が今度の事件では多すぎる。問題のマンションを元請けで設計した奴らが、何もかも姉歯に罪をかぶせてしまって、自分らは知らぬ存ぜぬを決め込んでいるのは、ホント良識を疑う。設計強度を偽装されたという設計事務所のヤツらが、姉歯憎しの発言をするたびに、お前らプロ違うんか。ど素人やあるまいし、偽装が判りませんでした、知りませんでしたで事が通ると思っとるんか。ゼッタイ、お前らもグルやんけ。。。

 

 国交省の対応もおかしい。いつ潰れるかも知れないマンションは周辺住民にとっては、危険そのもの。だから、これを取り壊す費用を緊急避難的に公金から支出するのは、致し方ないかも知れん。ただし、この費用は、補助やなくて、融資にすべきや。そやないと、マンション所有者や、マンション販売者、マンション建築主を利する事になってしまうから、ものすごく不公平や。

 

 それに、エレベーターやら階段、廊下、屋上、貯水槽などのマンションの共用部分の建築費の2/3を補助するという「屁理屈」もおかしい。「共用部分」という言葉にいかにも公共性が有るように見えるが、実は立派な個人資産の一部である。そんなものに公金を出したら、全国にあるマンション全部に補助金を出さなくてはならなくなる。誰がこんなアホな事言い出したのか。責任者出てこい。さらし首や。。。

 

 家というのは、一生に一回の大事な買い物だから、大手のしっかりした建築主から、ヒューザーなどの安普請マンションより2割も高いお金を払って良いマンションを必死の思いで買った人が、バカを見るような政策は許せない。ババを引いた人を、浪花節で、助け過ぎたら、世の中の筋が通らないことになる。お金を低利で貸して上げるのは仕方無いにしても、補助金(税金)で個人の資産に補助していたら、怒った国民は、補助された人に損害賠償請求を起こしてもおかしくないで。話に筋が通ってない。

 

この事件は、悪いヤツがグルになって安物マンションを作って、騙して安く売りつけた、単なる悪徳商法の事件や。たまたま数が多いから、危険性があると言って、国が保証をしてやる必要は全くない。それだけ不動産を買うと言うことはリスクのあることである。ババをつかんだ人は、今度のことで、ええ勉強になったやろう。。。悪かろう安かろうのツケは、買った人、売った人、作った人、計画した人、検査した人、これらの関係者だけで話しをツケてくれ。絶対に、税金を一銭も使うな!!!

 

12/7(水)みのもんたと細木数子には、テレビ界は頭が上がらないそうである。視聴率至上主義のテレビ界で、ダントツに数字を稼げる人と言ったら、この2人なんだそうな。みのは、朝昼晩、テレビを付けたら写っているし、細木も各局のゴールデンタイムを仕切って、好きなことを言っている。おまえは、そんなに偉いんか。。。

 

ところが、この細木数子が、フジテレビのバラエティ番組「幸せって何だっけ」で、発言した内容をめぐり、「現実と違う内容で、鶏卵への不信感を生んだ」として、日本養鶏協会など11生産者団体が、フジテレビに抗議していたことが、分かった。この番組は11月11日に放送されていて、細木は鶏卵について「24時間明かりをつけて、1羽あたり1日2、3個産ませている」「ほとんどが薬でつくられている」と、あたかも日本中の養鶏農家を見てきたように述べた。アホやなぁ。。。この辺は、銀座のクラブのママレベルのしったか話や。何にも発言に科学的な裏付けがない。。。。


 日本養鶏協会によると、放送後、養鶏業者から同協会へ「卵の売れ行きが落ちた」「誤解をただしてほしい」などの声が殺到したという。このため、団体側は(1)鶏を眠らせていないわけではなく、24時間という表現はおかしい(2)1日あたりの1羽の産卵数は1個で、3個も産卵することはない(3)飼料は薬事法で定められた基準を守っている−として、回答を求める抗議文を28日に提出したそうである。

 

まぁ、調子に乗っているから、こんな事でぼろが出る。今までさんざん、好き放題言ってた罰やろうね。大サッカイなんやったら、テレビなんて出ないで、大人しくしていたらええものを。。。。細木はテレビで全国の養鶏業者の人たちに土下座してでも謝らんと、この話は決着せんやろうね。。。それとも、24時間電気を付けて、1日に3個もタマゴを生ませている所を意地でも探してこいとテレビのスタッフに命じているかもね。。。墓穴堀りやのにね。。。

 

もともと、このオバサン、占いで人を不安にさせて、あくどい稼ぎをしてきた。京都の久保○石材なる墓石屋とグルになって、100万ちょっとの墓石を、供養供養と言って、1000万円以上の馬鹿げた値段で売って、ムチャクチャ荒稼ぎしてきた。悪徳商法スレスレや。ここの会社行ったら、当社は絶対に値引きはしませんやていう変な看板出している。まぁ、細木へのリベートも出さなぁあかんしなぁ。。。まぁ、ざまぁみろと、いうところやろうね。。。あんまり、コイツの顔、テレビで見たくないわぁ。。。

 

12/8(木) 福岡で30歳になる母親が18歳になる娘を18年間も幽閉していたという事が判った。学校も行かせず、ずっと家に住まわせていただけだったそうだが、このことは、いろいろな事を考えさせられる。

 

 そもそも、子どもは親の好き勝手にして良いようなモノなんだろうか。子どもを学校に通わすのも、通わさないのも、親の自由なのだろうか。世界の多くの子どもたちは、学校に通えないでいる子も多い。でも、現在の日本では、義務教育が定着していて、子どもを学校に通わすことは親にとって、至極当たり前のことである。ところが、こんな常識すら通らない世の中になってきている。

 

 人権とかプライバシーとかがどんどん尊重されすぎて来た結果、このような「はき違え」の事例が増えてきているのである。聞けばその子は身長が120pしかなく、体重も恐ろしく少ないという。親は、この18年間、必要な食料をちゃんと与えてきたのだろうか、虐待をしてなかったのだろうか。全ては、行き過ぎたプライバシーや人権の保護という大きな壁の向こう側にあり、全く見えてこない。。。

 

行政の仕事は、ある意味、お節介なところが必要である。親にほおって置いてくれと、100ぺん言われても、その子に命を救うために、やらなければならないこともある。このように人間失格の親を、厳しく罰したり、親権剥奪するような仕組みも必要である。全ての人間には、生きる権利があるのだから。。。。

 

12/9(金) 「対岸の火事」という言葉がある。これは川の向こうの火事で、けっしてこちら側には影響が無い事を比喩した言葉だが、今、そんな悠長におちおちしていられない状況になっている。それというのも、私の家の周辺で、水曜、木曜と続いて放火事件が相次いでいるのである。まさにご近所さんはみんな、当事者の心境である。確か、前の放火犯が逮捕されたばかりで、ホッとしたところだっただけに、また別の犯人によると思われる放火事件に、一様にみんな驚いている。

 

 京都の中心部は、まだまだ古い木造家屋が多く、ひとたび火事になったら、手が付けられないほど拡がってしまう。私は今年自宅を建て直したばかりだが、いくらセラミックスの外壁だからと言っても、本格的な火事になったらしっかり確実に燃えてしまうし、いくら重量鉄骨造りでも、火事の熱は簡単に鉄ぐらい溶かしてしまう。。。ホント火事は恐ろしい恐ろしい。。。

 

 水曜の夕方6時20分に現場になったのは、何とウチの家の真裏の町内。油小路通の高辻上る東側の民家の軒先にあるのれんが燃やされたそうな。何とこの現場までウチから直線距離で30メートルもない・・・。もしこれが東側ではなく西側なら、ウチの家の真裏や。。。恐ろしい。。。

 

 第二の現場がウチの家の前の通りである醒ヶ井通の松原下るというから、醒泉小学校のスグ北や。。。。米田何とか堂とかいう文具の会社の倉庫前で、何かが燃やされたそうな。ここも100メートル強しか離れてない・・・・。もう最近は、人を見たら火付けと思え、というぐらいみんな警戒しているのに、それでもこんな至近距離で、まだ人通りのある午後7時前後にやられとる。ヤンチャなガキの悪戯やろうか。。。。

 

 第三の現場は同じ醒ヶ井通の五条上る。ここでも何かが燃やされたそうな。燃やされるモノは、やっぱり火が付けやすいもの。のれんであったり、ダンボールであったり、自転車やバイクのカバーであったり。。。何でも火を付けようと思ったらガソリンか灯油でも撒かれたら一発や。。。。ほんま困ったこっちゃ。。。

 

警察や消防も水曜は沢山のパトカーが巡回していたけど、昨日、また今度は仏光寺通西洞院西入るのマンションの前で火が付けられたそうな。これだけ、近くで頻繁に火を付けられていたら、犯人は何かに挑戦しているのやろうかとも思われるね。。。警察やら消防をあざけり笑っている愉快犯やろう。江戸の昔から火付けは大罪、獄門張り付けで死罪というのが当たり前やった。それだけ、人々の生活を根こそぎ奪ってしまうような大きな罪やからね。地元の消防団の人も、連日夜回りに大変やし、早く捕まってほしいもんや。おちおち寝てもいられへん。。。

 

12/10(土) 先日、郁中クラブという近くの中学校の元PTA役員ばかりの集まりがあった。そこで、今の中学校の現況報告が有ったのだが、どうやら、またヤンチャなヤツが増えてきて、学校が荒れているそうである。私の子どもはもう卒業してしまっているので関係ないと言えば関係無いのだが、ガラスが割られたり、授業中に騒いだりで、学校生活が成立していないクラスも有るのだという。

 

 昔の大人しい郁文しか知らない私に取っては、へぇ〜っという感じである。どうも、その子らは、小学校の頃から問題児だったようで、その子が中学に上がって、問題行動を引き起こしているのだそうである。昔は高校でこんな事が多かった時代があったが、それがだんだん低年齢化してきて、中学、小学校まで荒れだしているのやろうね。。。

 

 言っちゃ悪いが、そんな子の親は、やっぱり決まって悪い。「子は親の鏡」とはよく言ったものや。私学と違って、公立、特に義務教育である中学は、この手のトラブルがよく噴出する。そんな子は多くの場合、やっぱり家庭に問題がある場合が多い。授業中に大声を出して、騒ぐ授業妨害。そんな子でも、退学や体罰が出来ない。ここにも、問題がある。

 

 学校で好き放題しても、怒られないし、アホしても殴られない。完全に先生をなめておる。やれるもんなら、やってみぃとまで、のたまわったら、先生もやってられへんわなぁ・・・。戦後の日教組の失敗教育ここに極めり。と、いったところやろうね。問題行動を起こす生徒をいつまでも放置していたら、良い子までグレてくる。隔離はしたいが、出来ないジレンマがどんどん学校全体の空気を悪くして行く。

 

 子どもというのは、基本的に、甘やかしてばかりいれば、どんどんつけあがってくるもんや。厳しくするのが親や先生の努めや。それが本人のためにもなる。こんな、世界中のどこでもやっている教育の「基本中の基本」が日本では出来てない。子どもに迎合するような教育方針ばっかり進めるから、どうしようもない子どもばっかりになってきよった。このツケは大きいで・・・。変質者が増えたり、オタクが社会的に認知されたり、エネルギーの発散不足で、あるいはどんどん甘やかされた教育で、子どもはどんどんダメになって行く。

 

 人間だけが資源である日本にとって、教育は最も大事な国を豊かにする政策であるはずや。それなのに、今の教育は、一番程度の低い子に合わせる教育をする。これでは、伸びる子が出てくる芽まで摘んでしまう。公立のレベルがあまりにも下がりすぎてくると、良い生徒は私学へ、頭の悪い子と金の無い子は公立へという、歪んだ傾向が顕著になってくる。

 

 これを修正するには、公立中学が他と競って良い生徒を集められるような仕組みも必要になってくるやろう・・・。問題行動のある子や、頭の極端に悪い子、勉強を全くしない子は、普通の公立中学に行けないような仕組みも必要になってくる。例えば、義務教育でありながら、全く学ぶ意志も能力も無い子は、実業中学が出来てもおかしくない。将来、職人さんや大工さん、伝統工芸士やヘアーデザイナーになりたい。そんな子にも今の一律教育は、合ってない。そんな子らが見習いで仕事の事、好きな事を見つけられるような場が必要になってくるやろう。

 

また、悪過ぎる子を矯正、更正させる施設も必要になってくる。徴兵制やないけれど、自衛隊みたいな所に、入れさせるのはどうやろう。補導3回で自衛隊研修半年なんてルール作ってもええような気がするのやけど・・・無理やろうか。親もこんな時だけ文句は言うやろうけどね。。。今度は、自衛隊で荒れよるやろうか。。。ただ、それが嫌なら、大人しくせえ、という抑えには少しはなると思うのだけどね。。。少子化は、どんどん日本人を悪くしてゆく。若者よ、もっと早く、ちゃんと結婚して子どもを生んでくれ。子どもが増えない国に、未来は無いから。。。。

 

12/11(日) 何と4日連続で、私の自宅近くで放火事件。金曜の夜は、第九の合唱練習に行く途中、仏光寺通西洞院東入ル北側のマンション前で、何やら紙が燃えた時のような、焦げくさい臭いがしたと思ったら、消防車が大挙到着。ほんま、びっくりした。マンションの集合ポストの横にあるゴミ箱に火を付けられたそうである。ちょうど夕方の6時ちょっと過ぎやったから、ひょっとしたら時間的に犯人とすれ違っているかも。。。

 

 新聞によると、この後、油小路通仏光寺上るの風早町で1件、その後岩上通仏光寺上るでも1件放火事件があったようだから、完全にこの格致、修徳、醒泉、郁文の学区で毎日起こっていることになる。ホンマ、どこのどいつや。。。仕事が終わった退勤時間帯に、いつも火災が起こっているのも何かおかしい。この近くに勤めているヤツか、この近くに帰ってきて住んでいる人の仕業としか考えられへん。

 

 土曜日はまたまた油小路通仏光寺通上る東側の伊吹文明さんのマンションとかでも放火があったらしい。。。。いったいいつまで続くのやろう。。。 放火犯の動機として、一番多いのが、ムシャクシャしてやった。それから、皆が騒ぐのが愉しかった。それから純粋に、家が燃えるのをみて、うれしがるヤツ。こんなとこやろう。。。犯人は必ず放火現場の近くに居るものという鉄則もある。火事騒ぎの野次馬の中に犯人が紛れ込んでいる可能性も高い。ビデオでも持っていかなあかんかなぁ。。。ホンマ、早く捕まってほしいわ。。。

 

 消防団の人も夜回りをしたり、寒い中、立ち番をしたり、これだけ警戒していて、その目をかいくぐってまた「火付け」をするものやから、ほんまビョーキやね。警察やら消防に挑戦気取りでやっとるのやろうか。。。いつもは、何事もなく平和な地域だけに、連日の放火騒ぎは、地域の人をホンマ不安にさせている。私の住む地域は、都心部にありながら、まだまだ住民のコミュニケーションが残っている地域でもある。だから、どこどこの誰それさんが転んでケガしたまで、人が知っているぐらいクチコミ力は強い。いわば、村社会的な所もあるから、地域のディフェンス力という意味においては強い方だと思う。

 

 実際、放火犯の目撃情報も少し有るみたいで、身長170〜175pぐらいの30歳前後の男で、一見サラリーマン風、特徴は、赤いセルフレームの眼鏡をしていたそんな。まぁ眼鏡なんて換えてしまえるから特徴にはならないけどね。。。ここまで判っていて、何で捕まえられへんにゃろう・・・。警察は多分内偵しているやろうけど。。。

 

この辺は、やっぱり都心部だから、見知らぬ人もどんどん入るし、新しい住人や勤めている人も多い。こんな事件が続くと、疑心暗鬼になってきてしまうから怖いもんや・・・。人を見たら泥棒と思え。放火犯は、すぐ隣にいるかも知れない。。。。

 

12/12(月) 宇治市の京進という進学塾で、同志社大学4年生の法学部に在籍の23歳、男性講師が、事も有ろうか、教え子の小学校6年生の女の子を包丁で刺し殺したそうな。しかし、自分の教え子を、どんな理由が有るかは知らんが、刺し殺すか???。。。一体何が有ったと言うんや。。。人を殺してしまいたいと思うほどの事がこの子との間にあったんやろうか。。。。。。それが私には理解出来ひん・・・。

 

 この荻野とかいう男は、今年図書館で女性のサイフを盗んだ強盗傷害事件を起こしていて、大学を1年半も休学処分にされている。以前の職場であった他の塾を首になって、この京進という塾に再び講師として採用されたのだという。犯罪歴や、休学処分歴なんて、履歴書に書かないやろうからね。。。同志社法学部の学生さんという学生証だけで、誰でも信用してしまうわな。一応、同志社も京都ではブランド大学やしなぁ。。。

 

 新聞記事に拠ると、この男性講師は、学生アルバイトだが、この女子児童から、「近寄るな」と言われてカッとしたと、言っている。でも、この男性は包丁を2本、ハンマーまで準備している。また、予定にない国語のプリントを他の生徒にさせるなどして、意図的にこの子を一人にさせる行為をしている。このことからすると、この犯行は、けっこう準備周到で、計画的なものだったと判る。けっしてカッとなった勢いで、発作的に殺してしまったというのではなく、日頃の恨みが鬱積して、犯行に及んでいるのが判る。

 

 これは私の個人的印象だが、この殺された女の子は、よっぽど態度の悪い子だったのか、その講師に限って、よほど酷い態度を取っていたことが、推察できる。この講師も大人げない「子ども」の部分が残っていて、この子があまりにも言うことを聞かない、あるいはあまりにもバカにする態度を取っていたのやろうか。。。あるいは、この女の子がかなり「おませ」で、この講師に好意を寄せていて、裏切られたため、反発していたとか、つきまとっていたとか。。。そんなんだったのやろうかね。。。ワカラン・・・。

 

 事件から1日経ち、だんだんこの事件の背景が判ってくると、どうやらこの生徒の方から、この先生を外してくれという要望が塾に有ったようである。「この子とは全くウマが合わなかった。。。。」こう、犯人は、警察に言っている。。。。塾は、この講師の担当を外す約束をしていて、これが、女の子の「近寄るな」という発言に繋がっているようである。

 

それにしても、塾は学校と違って、親がお金を出して行かすところである。親からしたら、金を払っているのだから、気にくわない講師が有ったら、交代を気軽に要求する。もし学校のような所で、先生が父兄のクレームによって交代させられたといったら、ものすごい大事になるのだが、塾のような競争の激しい世界では、要望が有ったら、すぐに対応しないと、他の塾に生徒をどんどん取られていってしまう。

 

今回の事件は、いとも簡単に使い捨てられてしまう運命のアルバイト講師が、「私塾の経営」と、お客さんである生徒の親たちの間の板挟みになっている図式が見え隠れしてくるのではないか。。。。クレームたった一発で職を失うという体質が、このような悲惨な事件の背景になってはいないだろうか・・・。生徒に担当を外された事への逆恨み。。。そんなところが原因かも知れん・・・。それにしても、殺すか、フツウ。。。。。

 

12/13(火) 明日はいよいよ第九の本番。風邪をひいたらあかん。あかんと思っていたのに、きっちりひいてしまった。。。せっかくここ数ヶ月ずっと練習してきたのに、肝心の時に喉が腫れるなんて。。。何とか本番までに直さんとあかん。。。うがい手洗い1日20回。これしか無い。。。

 

 宇治市の塾の教え子殺人事件のニュースは、全国に衝撃的に伝わった。学校やら塾というところは、子どもの安全地帯であると、みんなが思っていただけに、その大前提が崩れると、どうして自分の子供たちを守れば良いのか、判らなくなる。。。。これは、親にとっては人ごとではない、えらいこっちゃ。。。

 

 荻野とかいうヤツは、男の子には受けが良くて、冗談を言ったり、愉しい講義で人気があったようだが、その熱血ぶりが裏に出て、被害者の女の子からは、毛嫌いされていたフシがある。この熱血講師に厳しく指導されて、泣いて帰宅したため、親が塾に申し出て、この講師のクラスから外すというトラブルも直前に有ったようである。

 

 11月末一杯で、この女の子はこの講師の国語の授業を選ばなくなり、このことが、この講師のプライドをいたく傷つけたのだろうか。。。何で、国語の講座を外れたのかと、厳しく詰め寄ったのだろうか。。。それにしても計画的殺そうと思うまで、この子もこの講師も精神的に追いつめられていたのだろうか。。。全てはまだ闇の中である。犯人は、この子を殺害した直後に、110番通報して、自ら女の子を殺した事を警察に言っている。この講師の専攻は「犯罪学」法学部のエリート学生の頭の中には、何が有ったのか。

 

子どもに、からかわれたぐらいで殺してしまいたいと思う衝動をどうして抑えることが出来なかったのか。。。判らない事だらけや。。。まだまだ、この23歳の男は子どもやったんやろうね。。。それとも、生意気な女の子を許せないような過去がこの男性にあったのか。。。。

 

12/14(水) さて、寒い日が続くけど、いよいよ今日は第九の本番。京都市コンサートホールの舞台に何とか風邪をひきながらも立てそうな感じ。あとは、精神力やね。こうなったら。。。

 

さて、12/8に新規上場したジェイコムという人材派遣会社の株式売買で、みずほ証券が「61万円で1株」の売り注文を出すべきところ、「1円で61万株」の売りと誤入力してしまったそうな。市場には1万4000株ほどしか流通してないのに、61万株もの売り注文をそれも1円で浴びせられたものやから、この株価は急下落。間違いに気づいたみずほ側があわてて取り消し注文を入れたが、新規上場株式だったために、取り消しが効かず、仕方なく、大量の買い注文を入れて応酬した。

 

 株の世界とは、恐ろしいもので、外資のリーマンブラザーズ証券を初め、野村證券など大手証券会社がこの株に群がり、大量の買い注文を入れて、株価は乱高下、91万8000円まで上がった。しかし、この大手5社の買った株だけで、市場の株数を107%までなってしまって、実際に株券が無いのに、買われたことになって、しまった。こんな前代未聞の事件だが、みずほが現金で支払うという条件になったそうな。

 

 それにしても、えげつないことをしよる。ひとのミスにつけ込んで、300億から400億もむしり取るやて。。。。株屋に企業の倫理観みたいなものは無いのか。。。まさしく、弱肉強食のマネーゲームそのものや・・・。もし、みずほがミスに気づいた状態で、取り消しが出来たら被害額は6億円で済んだそうな。それを東証のシステムがどんくさい事になっていたから、それが出来なかった。みずほは東証に当然被った被害の弁済を求めるやろうね。このシステムを設計して富士通もただでは済まんやろう。

 

 兜町の場立ちが、全廃されてしばらく経つが、全部をコンピータに置き換えたため、こんな常識的なミスは、チェックされるべきものなのに、チェック出来なかった。市場の常識に盲点があったということやろうね。。。株式の売買システムというものに、なかなか完璧というものはない。いつも試行錯誤の連続や。今回のような単純ミスも、見破れ無かったシステムは、やっぱりおかしいやろう。チェックの基本中の基本で、受け付けてしもたら、どうしようもない。。。残念ながら、人はミスをするもの。そう思って間違いはない。

 

 ミスを防ぐのは大変なことだが、ミスが起こってしまってからの対処まで考えられていなかった。これはやっぱりシステム設計上のチョンボやろうね。。。300億は高い授業料やけど。。。

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 さて、柄にもなくお町内のIさんに誘われて、夫婦で第九の合唱練習に通い出して早半年。今日やっと本番を迎えることが出来ました。初練習は、まだ暑かったから、みんな半袖で汗をふきふき難解なドイツ語の発音を一からやってたっけ・・・。毎週金曜日の夜はお酒を飲まずに、準備体操から発生練習、滑舌練習、パート別練習、よく続きました。。。たまの飲み会や合宿なんかで知り合いも少しは増えて、けっこう愉しかったです。

 

 生まれて初めて入った京都市コンサートホールは、階段ばっかりでどこがどこやら・・・。客席にも座ったことの無い人が、ステージに立ってええのでしょうかね・・・。やっぱり、噂に違わず良いホールでした。ウィングス京都やらアバンティホールで練習していたときに聞いていた歌声と、コンサートホールで聞く歌声は別もののようにうまく聞こえました。

 

 悲しいかな京響さんというプロのオーケストラの人と練習するのは、本番までたった一回。ソリストの人と一緒に唱うのも、ゲネプロと呼ばれる通し稽古の1回だけ。初心者の人は、はっきり言って、どこで入るのかが、わかりにくかったです。CD聞きまくってたから何とか判りましたけど。。。。誰か、練習の時にも、うまい人がソリストのパートを唱ってくれたらええのにね。。。

 

 それにしても第三楽章の長いこと長いこと。唱うのは第四楽章だから、高齢の人がずっと立ちっぱなしなのは、大丈夫やろうかと心配になりました。あれだけ長いのなら、ある所までは、座ってた方がええのかもね。。。実際じっと動かずに立っているのは修行のように辛いです。誰でも足はしびれまくりです。。。ホント。。。

 

 私は、当日まだ風邪気味だったので、クスリを山ほど飲み、注射をしてもらって、のどぬーるスプレーをバンバン吹きかけて、何とか咳き込まないように咳き込まないようにとひやひやもんでした。ゲネプロの時には、あんまり思い切って歌えなかったのですが、本番は特に後半、気持ちよく歌えましたから、かなり満足です。自分的には意外と上がらなかったので、85点ぐらい。これは高得点の方かなぁ。。。と思います。皆さんの本番に強い体質はさすがですね。。。。崩れかけても何とか立て直せたのも良かったです。本当の評価はゆっくりテープでも聞いてから決めたいと思います。5800円も出して聞く内容かどうかもね。。。

 

12/15(木) 今年もあと半月で終わり。このごろやたらと寒い。京都北部でも大雪が続いている。昨日長女が真夏のニュージーランドから帰ってきたのだが、この寒暖差は堪えるやろうね。。。

 

 さて、民主党の前原代表が、中国の軍事費がどんどん増大しているのは日本にとって大きな脅威だと発言した。そのおかげで中国首脳との会談がドタキャンになった。前原氏の言っているのは、全く正しいのだが、中国の言い分は、どこが脅威なんやと、開き直っている。中国は国土も広いし、人口も多い。軍事費がそれにつれて増えるのは仕方ない。と、反論している。

 

 中国の軍事費の増大はなかなか公表されていなくて、ロシアから何を買ったとか、そんなところから漏れ出ているだけである。また中国の国軍増強は実は、国外向けと国内向けの2つの意味がある。地方で頻発する抗議行動は、国や地方の腐敗役人に向いていて、これを抑えるのは警察ではなくて、軍隊である。また、チベットを無理矢理中国に併合して、国王を追い出したのも、中国軍である。そこには、物凄い人権弾圧事件がある。本当は隠れて未だに内戦が続いている国、それが中国の裏の側面でもある。

 

 対外的にも、中国は原潜や弾道ミサイルを持っている。もちろん核の搭載が可能で、射程内に日本はらくらく入る。日本の経済水域内にたびたび中国軍艦が出没しているのも、明かな意図がある。ここまでされていて、今までの親中派は、友好友好と、抗議もしない。。。。

 

また、空母建造の計画も進んでいるという。これが日本の脅威でなくて何が脅威か。ODAをしてあげている国が軍備拡張をしていれば、回り回って、日本の金が中国の軍備拡張の手助けになっているということになる。これは、日本国民も納得出来ないやろうね。。。

 

12/16(金) 国会で承認喚問。。。姉歯やらの、明らかに犯罪を犯したと思われる人たちを、国会で喚問する必要が果たして有るのだろうか。国民的なパフォーマンスの場、以外の何者でも無いのやないか。捜査やら詰問には素人の国会議員が、テレビ中継の前で、見せ物をやっているとしか思えない。

 

 しゃべっている事と言ったら、責任のなすりつけ合い。国会は、立法府。つまり法律を作るところであって、犯人を裁くところではない。裁判所から、司法権を取ってしまったら、それは越権行為というモノとちがうか・・・。本来なら、国民的関心の高い裁判をテレビで中継するなど国民に広く解放して、プロの裁判官と判事弁護士がその犯罪について、是々非々を問うのが本当やろう。。。裁判は公開の原則やから。。。

 

 結果として、耐震強度の極端に低い違法建築の建物が出来たのだから、それに関わった人が知らないでは済まされない。強度設計した人、設計元請け、ゼネコンの建築会社、また下請けの建築会社、販売会社、指示したとされる総研、部屋の広さの割に格安の物件を買ったマンション購入者個人やホテル事業者にも責任は有る。問題は、誰がどの割合でその被った被害を負担するかである。

 

 他方、罪という視点からでは、構造設計した姉歯はもちろん、平成設計、木村建設、総研の4者は、意図して耐震強度を偽装して安い建物、危険な建物を作ったのやから、法律で裁かれるべきやろうね。ただ、罰金50万円というのは、あまりにも罪が軽すぎる。懲役10年以上やないと、ナンボでも次の姉歯が出てきて、一級建築士が使い捨てされるだけや。。。建築会社やコンサルタント会社、設計会社にも、二度と同じ仕事が出来ないような重い罰が必要や。会社潰してまた作るなんて、アホな抜け道が出来無いように、経営者本人はもちろん、社員まで二度と建築設計業に関われないような仕組みが必要やろう。。。職を失うまでのリスクがあれば、違法建築を作らないだろうという前提だけれどね。。。

 

 問題はヒューザーや。瑕疵担保責任は、全部マンション販売会社にあるのだが、この会社が建設価格を抑えるために、あの手この手で建築費を値切ったのが、諸悪の根元でもある。物件が広い割に、価格が安いのを売りモノにしていたのが、実は鉄筋などの強度を犠牲にしていて、安かろう悪かろうの建物を売っていたのやから、こいつを罰せないのはあまりにも不公平や。阪神大震災で倒れてしもたら、強度不足なんて判らないから黙ってろ。とか、私は偽装の被害者や、とか、あまりにもマンションを売る会社の良心が見えてこない。もともと、広域○力団がらみの会社にそんなこと求める方が無理なのかも知れないけどね。。。

 

 早く自家用ジェットやらを売らせて、路頭に迷ってもらわんと、この小嶋への私怨は収まらないやろうね。。。それとボロ儲けして、資産一切合切を、韓国の超高級マンションに引越済みの木村建設の社長さん。在日韓国人の人らしいが、いくら証人喚問で全資産を投げ打ってでも、って言ったって、海外に逃がしていたらそこまで訴追できないわなぁ。妻が社長の平成設計も計画倒産させて、木村建設も早々と倒産。妻とは偽装離婚したはずなのに、まだ同居している。。。出来る限りの借金踏み倒して、国外逃亡か。。。時間稼ぎして、まんまと大成功と舌を出しておるところやろう。。。

 

コンサルの総研も経済設計の建物を全国に広め続けた罪は重い。コイツはやっぱり主犯やろう。。。監獄の中で葬式やってもらわんと気が済まないぐらい一番の「ワル」とちがうやろうか。。。今までせんど、ええめをしてきた罰や。異常に安い建築費に騙されて安モンの建物を建ててしまった全国のビジネスホテルの建築主は、コイツに土下座させても、気が済まんやろう。幾度殺しても殺し足りないぐらいやないか。これで資金繰りが付かずに倒産する会社も相次ぐやろう。。。自殺者も出ている。。。。ここまできたらも景気にまで水を差す可能性が出てきたやろうから、そんな事になったら、こいつらは、いったい、どう責任取るつもりやろう。。。。もっと、自分らのやった事の罪の本当の重さを謙虚に認めるべきやろう。。。こいつらは、日本人のもの作りへの良心まで放棄してしまったのやから。。。この罪は重すぎる。。。。

 

12/17(土) 長かった御歳暮セールもやっと今週で終わり、この1ヶ月以上も夫婦でお休みは一回も無かった。やりたいことも、やらなあかんことも、山積みになっているけど、ちょっとは休まんと身体が保たん。。。経営者やなかったら、ほんま労働基準法違反やね。。。

 

 さて、目で見るクイズで、私が見事、140の問題を現場も見ずに決めウチで、「1番返し」をゲット!!!!一澤帆布店さんありがとう。。。これで倍、ラッキーポイントでまたその倍、つまり4倍の560点を取って、堂々の第二位まで上がってきました。パチパチパチ。。。。まぁ、ここあたりがピークで、後は落ちて行く一方なのは見えているけどね。Y木さん強過ぎや・・・。何とか早押しまでに3位に落ちておいた方がええかも。。。H口くんも、T田さんも強いから一緒やけどね。。。

 

このクイズをやっているとピーンと閃く時と、全然判らないのがいろいろ混じっている。写真を食い入るように見つめて判るのと、その写真の中にある空気みたいなものを感じるときと、いろいろである。出題者のY岡さんのクセもある。一番ええのは、自分でその場所を問題にして出すならどうするかを考える事やと思う。1つの場所で4枚の写真。。。なかなか難しいところも多いからね。。。

 

写真を撮っていてガードマンや警察に職務質問されそうなところは、まず出ない。昔、タワーデパートでエレベーターガールの写真を盗撮して、また京都裁判所でガードマンに捕まりそうになったはるからね。。。そんなヤバイ橋は渡らはらへんやろう。。。それから基本的に入場料が有料の所はまず出ない。これだけ消しても、まだまだ京都には出す所があるから困ったもんである。ヨシオカさんの裏の裏までかかんとなかなか勝てないしね。。。

 

これから出る場所は、ようこんな所で写真撮れたなぁという所が1つは出るやろうね。昔の出題の表千家や、吉兆なんかも撮るの難しかったやろうし・・・。いっぱい写真撮ってある新風館が全然出てくれないのも、私がこうして消してしまつているからやろうか。。。あんまりネタバレかかんとこ。。。                                  それではまた。

 

 

12/18(日) 自民税調がまたまた増税の答申を出した。小泉で表向きだけ、自民党は変わったと言っていても、こいつらの頭の中はやっぱりぜんぜん変わっておらん。やっぱり、古い自民党の体質は、役人たちの利益代表でしかない。今の日本の国が置かれている現状というのが、本当にわかっとるのだろうか。。。発想が古すぎるわ。。。。

 

 明治以降から戦後の日本は、優秀な人材を中央に集めて、国家のために何が必要かを常に問うてきた。この優秀な官僚制度が功を奏して、優秀なる行政制度を作り上げてきた。日本の国が発展してきたのも、この優秀な官僚がアホな議員たちをうまく使って、自分たちの理想とする国家体系を創り上げてきたからに他ならない。でも、平成の代になった、このところ、役人達は図に乗りすぎておる。国会で審議されるうるさい国家予算に目もくれず、特別会計と言われるその3倍の金を使っている部分でやり放題を繰り広げているからである。

 

 優秀すぎる人材を集めすぎたのが原因か、官僚制度を知り尽くした奴らが自ら作った甘い汁を吸える道筋が、あまりにも無節操になりすぎて特会が205兆円とも言われた規模まで膨らんでいる。国家予算が80兆円ちょっと、今度の増税がわあわあわ言ってても2兆円やから、そんなんとは桁違いや。。。各省庁は、自分たちにいかに多くの利権を集めさせるかに、血眼になっている。

 

 具体的には、社団法人とか独立行政法人とかいう名で役人達が自ら天下りするために作った団体がどんどん増殖して、手が付けられないようになっているのである。許せないのは、その職員の給料が、高過ぎると言われている公務員よりまだ7%も高給を取っていることである。それらは、ほとんど全部、国民からの公金から出されている。つまり行政改革が役人達には焼け太りになっているのである。これは、言い換えれば、官僚達による、いかにも合法的に見せかけた公金横領に近い。。。。ろくな仕事せずに金だけ取っているのやからね。。。

 

 天下り禁止が本当に出来れば一番良いのだが、もっと現実的には、給与や退職金の総枠に一定の歯止めを掛けることは出来ないだろうか。外郭団体や協会などの団体には、公金が流れる以上、もっと厳しい職務内容を定期的に公開する義務を課すべきである。本当にその仕事を公金でやってもらう必要があるのかを、誰かがチェックするようなシステムが無いと、役人達は、楽で要らない仕事をどんどん探しては増やして行く。

 

 ぶくぶくと肥え太った組織は、あまりにも非効率で歯止めがないから、どんどん大きくなり、新たな利権を求めて増殖してゆく。これらを止められるのは政治しかない。だから、政治家は、しょうもない政治活動や金集めパーティばっかりやってないで、役人達が本当に必要な仕事をやっているのか。無駄はないのか。いらないなら、バッサリ仕事を止めさせる。これが本当の仕事や。無駄な仕事や非効率な仕事をしていたら、世間が黙っていないというような天敵が無いと歯止めがかからん。マスコミも、これには一役も二役も買えるやろう。

 

無駄な組織に随意契約をしていたとか、天下り団体に情報を漏らしたとか、特定の団体にばかり補助金を下ろしてたりしたら、厳罰に処せられるとかいうルールの強化も必要や。それに反対して金を献金しまくっとる団体なんかは、テレビや新聞でつるしあげたれ。好き放題しておるツケを少しは払わしてやらんと気がすまへんわ。増税よりも、役得規制が今のキーワードやで、ホンマ。。。

 

12/19(月) 先週末から大寒波が来ていて、京都の街中でも積雪があった。今年は暖冬という予想やったのに、大ハズレ。気象の長期予報はなかなか難しいものやね。その前から、私の住む地域では、放火が相次ぎ、連合会の役員さんらが毎晩交代で夜回りを続けている。昨晩は私の番で夜の9時から区内をパトロールして回った。懐中電灯を持って回ると判るのだが、意外と表の道から影になったりしている所は多いものである。

 

 奥まった駐車場、袋地になった暗い路地、マンションの集合ポストなんかも、外からはあまり見えなくなっているところが多い。ここにピンクチラシなどを捨てるゴミ箱とか、カバーをかけたミニバイクなんかが有ると、火を付けようアホがおるから要注意である。それと、狙うのはやっぱり人目に付かない暗いところ。各家が門灯をちゃんと点けるとか、するだけでも随分効果は有るやろう。

 

 実際、先週火が点けられたお隣の家では、早速、人感センサー付の防犯ライトを取付られた。人が近づくと、パッと明るいライトが点灯するので、悪い事をしようと思っている人も、諦める可能性が高いという。一番効果的なのは、人通りや車の通行が絶えないこと。人目が有ればあるほど防火、防犯力が高い。とは言っても、この寒い時期、人の動きも縮こまりがち、寒くなるとこんなところにも影響が出てくるものやね。。。

 

どこにでも、けったいなヤツはいるものである。放火犯やったり、女の人や子どもを狙う変質者は、ひったくりや強盗犯と違って、必要に迫られてやる犯罪ではない。やる気を起こさせないような仕掛け作りと、何より普段からの地域の連携力がモノを言う。過去に同類の犯罪を起こして、再犯する率も高いそうやから、警察も人権人権と言ってないで、ここに過去にこんな犯罪を犯した人が住んでいるというような情報をアメリカ並にインターネットなんかで公開すべき時代になってきているのかも知れん。 犯罪者の人権より、一般市民の安全の方を優先してほしいものや。。。世間の監視ほど有効な防犯政策はないのやからね。。。。

 

12/20(火) この世の中、いったい、どうなっとるんやろう。。。昨晩、うちの町内のYさんとこの娘さんが四条大宮から帰宅途中、我が家の真ん前で、後ろから自転車で着けてきた男に、ハンドバッグをひったくられそうになった。彼女は当然、キャーという大声をあげた。何事かいなぁと、町内中の人が出てきて大騒ぎになった。犯人は、その娘さんとハンドバッグの取り合いになった際、グーで顔を殴ったそうだが、その娘さんは気丈にもバッグを離さなかった。

 

 凶器をもしその犯人が持っていたらと思うと、ぞっとする。アメリカやったら、ゼッタイカバンを早く犯人に渡した方が良い。殺されるよりマシやからね。。。まだ日本は、そこまで行ってないけど。。。。

 

 そうこうしている間、大声で表に出てきた住民らを見て、恐れをなしたのか、犯人は自転車に乗って、醒ヶ井通を南へ、そして高辻通を東へ、そして油小路通を北へ逃げたそうな。何でそこまで判るのかと言ったら、かなり上階のマンションの人がこの様子の一部始終を見ていたそうである。高いマンションも、言う云うときはええね。

 

 警官やパトカー刑事などで一時、いつもは静かな醒ヶ井通が騒然となった。もちろん通りは黄色いテープで通行止め、犯人の足跡を見つけようとする鑑識の人やら、近所に聞き込みに回やら、野次馬やら、目撃者の面通しやら。。。大騒ぎや。。。

 

 この犯人は、頭にグレーのニット帽をかぶっていたらしく、ウチの娘も見ていたらしいので、警察の捜査に当然協力させたが、あいにく、この日は捕まらなかったようである。それにしても、放火は頻発するし、今度はひったくり。昨日もあんなこと書いたばっかりだったのに、あまりにも身近に、物騒な事件が起こりすぎる。。。日本はこんなに治安の悪い国に落ちぶれたのか。。。情けない。。。町内会でもういっぺん、お払いでも行かないとあかんやろうか。。。ほんま、ここまで続くと恐ろしい。。。

 

 こんな犯罪が多くなった原因は、私しゃ、戦後教育にあると思っておる。平和惚け教育のなれの果てが、このザマや。。。ほんま、情けない。。。世の中、ええかげんなヤツが増えすぎや。。。。例えば、青少年の万引きぐらいという軽い犯罪を簡単に見逃してしまったり、喧嘩や喫煙などの犯罪をきっちり取り締まらないようになったから、こんな犯罪が増えてきたんとちがうやろうか。。。悪いのは生徒やのに、叩いたらあかん。立たせたら体罰反対。子どもの人権、人権、言うヤツらのおかげで、子供たちはツケ上がりっぱなしや。。。。。先生に威厳がない、権威がないのと同じように、警察が怖くない、それどころかバカにして、なめておる。そんな、風潮が、世の中をダメにしているのと思う。

 

 先生と、警官には、悪いことをした人に、暴力をふるう特別の権利を、与えて残しておかないと、ぜんぜん抑止力にならへん。怖くないから、好き放題しよる。それに暴力反対とか、訳の分からない人権主義、平等主義やら、仲良しごっこ、で押し通そうとするやからが多いから、おかしいヤツがのさばりよる。戦前、戦中の教育にあった軍隊方式は、そりゃ行きすぎた悪い部分はあったやろうけど、日本人の精神構造的な倫理観や、統率感、几帳面さ、真面目さ、などの良い部分もあったはずや。

 

 戦後左翼勢力の台頭で、日教組などが平和教育やら、反戦教育、らを伸ばす代わりに、一緒くたにした、倫理観とか、愛国心とか、組織への忠誠心なんかを、全くの悪として、日本帝国主義とごちゃまぜにして、切り捨ててしまいよった。これが大きな間違いの元や。苦労や人の痛みの分からないような、中途半端な大人を量産してしまって、取り返しのつかない事になってしもうた。。。。

 

今からでも遅くない。戦時中の特高ほどやないけれど、いろんな意味で強い権力を持った「正義の味方」を作らないと、あかん。人前で平気で煙草を吸う中学生はどつき回してでもやめささな、示しがつかん。車の窓からゴミを平気でほかす若者は、即逮捕して、拘留や。細かい事から、悪い事やったら割に合わないということを、知らしめるような仕組みがゼッタイ必要や。悪いことしたら、警察につかまる。捕まったら、牢屋に一晩、入れられる。そのうえ、罰として、公園の便所掃除を、私は万引きをしました、私はひったくりをしましたと書いたプラカードを付けて、手錠を付けたままやらさせる。そのぐらいせんと。。。

 

今は何でも、嫌やと思わないから、抑止力にまるでなってない。それなら、本当に嫌やと思う事をさせないと意味がない。誰もがかっこわるいと思われる新しい罰を増やせばいい。悪い事したヤツにまで、人権を認めていたんでは、犯罪はいつまで経っても無くならへん。。。。人はもともと悪いことをしないものという「性善説」から、監視されないと悪いことをしでかしてしまうという、「性悪説」へ日本も転換せんと、あかん時代になってしもた。。。。。こんな日本にした犯人はいったい誰やねん。。。そいつこそ、逮捕や。。。はよ、犯人捕まってくれ〜!

 

12/21(水) 大寒波の中、2日連続のお葬式。1つは外やったから、大変やった。。。寒すぎると、言葉も出えへん。当然極寒のお通夜は、弔問客も少ない。ただ、時が経つのを耐えるのみ。。。。雪の舞い散る中での屋外の受付は、座ったまま動けないので、危険すら感じる。。。ほんま・・・。

 

 さて、女子スケート界は、有力選手が軒並み出てきて、この前のグランプリファイナルの時なんかは、視聴率が36%やて。15歳の浅田真央ちゃんは、ダントツの強さで、ソ連選手をぶっちぎりで破った。ところがこの真央ちゃんがわずか2ヶ月規定年齢に達してないおかげで、トリノオリンピックに出場出来ないのだという。

 

 国際スケート連盟というところは、身体が小さくて、体重の軽いチビッコ選手が、ビュンビュン身軽なジャンプを決めて、高得点をかっさらって行ってしまう現状を苦々しく思っているのか、15歳以下の選手の冬季五輪出場を制限している。これは、アメリカの当時有力選手だった選手を排除すべくロシアや東欧諸国のスケート連盟が徒党を組んで決めさせたルールである。

 

 当時、日本のスケート連盟も、伊藤みどりなどの熟練選手が有力だったため、こぞってこのルール改正に賛成してきた経緯がある。だから、今更、日本の連盟は言えないのだ。メンツが有るのやろうけどね。。。それにしても、スポーツのルールは、いつも白人たちの都合の良いように変更されると感じる人は多くないかい?

 

 私はバレーボールをやっているが、中国や日本が世界の主流だった頃、バレーボールも、大ルール変更をさせられた。サーブ権が無くなって、ラリーポイント制になったのである。拾って拾って、粘って粘って、つなぐのを信条としていたアジアのバレーは、このルール改正により、徹底的に不利になった。そして今も、日本バレーの闇の時代が続いている。

 

日本のスポーツ関係者は、大人し過ぎる。税金から補助してもらっているのやから、やることやれよ・・・。過去に何があったにせよ、連盟は、選手たちの利益代表でなければならない。グランプリファイナルで優勝した浅田真央ちゃんが、トリノで金メダルに一番近いのだから、その実現のために努力するのが筋というものや。それなのにルールだから仕方無いとか、日本はルールを守るとか・・・バカじゃないのか。他の国は、自国が有利なようにどんどんルールを変更させるように交渉しているのに。。。お人好しにもほどがある。。。バンクーバーで19歳になった真央ちゃんは、体重が増えてもう4回転は飛べない可能性が高いのに。。。。

 

12/22(木) この冬、第二弾の強烈寒波。暖冬やって言ってたのは誰や〜っ。京都でもノーマルタイヤの人が凍てついた橋の上で動けずに立ち往生したり、のろのろ運転やったりで、大騒ぎ。今日一日はそこいら中で、事故だらけやろうね・・・。

 

 この前の寒波の時、うちのトラック用のスタッドレスタイヤを9月から予約して取り置きしておいてもらっていたのに、いざ雪が降るとなったら、無いなんていうもんやから、大喧嘩した。富山へ行かなあかんので、ゼッタイ探せっていって、他の営業所から急遽取り寄せてもらって、事なきを得たけど、雪になれてない京都はこんな時はあかんね。。。

 

 そんな中、耐震強度偽装されたマンションをヒューザーは知っていて、売り抜けようとしていたことが判った。さもありなんやね。それにしても、この偽装問題に関して、小泉のオッサンのコメントがぜんぜん無いのが、物凄く不自然や。やっぱり噂通り、この総研やらのグループから、政治献金でも貰っていたから、何も言わないのやろうか。。。

 

それとも、創価学会員がヒューザー社員のほとんどという事実、公明党の北川国交相に配慮していて言えないのやろうか。。。何か、もうひとつの闇があるようやね。。。もっと徹底解明させんと、なかなか政治家までは届かないかもね。飯島秘書官という小泉のオッサンの分身がしきりに動き回っているらしいし。。。これが広まったら、小泉のオッサンの進退にまで影響しかねないから必死やろうね。。。姉歯倒閣なんて。。。

 

12/23(金) 今年の10大ニュースが新聞各紙に載るようになったが、今年はダントツで福知山線の脱線事故。安全で当たり前だった鉄道が、実は、たった一人の運転手のミスで、ここまで悲惨な事故になってしまうという危うさを、嫌と言うほど思い知らされた事故やった・・・。そこで、私的10大ニュースを今日は考えてみる。

 

 @自宅の新築A近所で放火やひったくり相次ぐBベートーベン第九合唱に挑戦C町内の役員、またまた運動会優勝D家で光ファイバー、会社でADSLやっとブロードバンド化。。。E100年以上経った古い家をとうとう取り壊しF4ヶ月間の仮住まい生活と、怒濤の引越2回。。。G息子が車を購入。我が家は3カー時代に。。。H娘が二回目の長期留学I会社で給与システムをやっとコンピータ化

こうして並べたら今年もいろいろあったね。。。まさに激動の2005年。人生至る所に山河あり。か・・・・。

 

さて、クリスマス休暇の今日は、大阪難波にあるNGKなんばグランド花月に行く予定。株主優待好きの私として、いろいろ愉しい優待を見つけては株を買っているのだが、吉本興業もそのひとつ。ただ当時株価が990円ぐらいもしたから、1000株買うには99万円も必要やった。清水の舞台から飛び降りたつもりで買ったのが、この吉本興行株。その後、あれよあれよと言う間にお笑いブームに乗り、今や株価は1800円ぐらいにまでうなぎのぼり。今では高嶺の花になってしもぉた。早く買っておいて良かったわぁ。。。

 

半年に一度、株主には、吉本の無料券が送られてるのだが、これがさすがケチモト。電話で予約しないと使えない仕組みになっている。1日に何席とか決めているみたいで、電話予約開始の1週間前の午後1時はゼッタイに電話がかからない。何百遍かけても、私はかからないのだが、不思議とヨメサンが携帯から掛けると繋がる。この日も、やっと吉本デビューのチケットをヨメサンがゲットしてくれた。今日、朝一、9時30分からの恐ろしく早い第一回公演の分だが、大阪まで行ってきます。もちろん、阪急の株主優待券を使ってね。。。

 

12/24(土) いゃ〜、行ってきました。初ヨシモト。家を出たのは7時半、こんな朝早くから、ようこんだけの人が来るもんや。意外と狭いなぁと思ったなんばグランド花月、略してNGKは、さすがケチモト。上手に切符を売るから、朝9時半やというのに満席や。寒いので定番のたこ焼きを買って中に入った。

 

 前半は若手の漫才が続くが、これがおもろい。さすがNGKの舞台に立つ漫才師。見るのも聞くのも初めての人たちやけど、腹が痛くなるほど笑わしてもらった。海原さおりの娘とか、ちゃらんぽらん、宮川大助花子、八方、カフスボタン、など名は知れた人たちの後は、吉本新喜劇。これは、関西人なら土曜や日曜の昼間必ず見ているようなもんだが、これまたムチャクチャおもろい。辻本のギャグ爆発で、入場料の4000円は安いなぁと思わすだけの事はある。まだまだお笑いブームは続くやろうね。。。

 

 笑うのは、ストレス解消にはええことや。この歳になったら、人間なかなか腹の底から笑う事などない。でも、ホンマ久しぶりに涙が出るほど笑わしてもらった。ほんま、おおきに。ヨシモトはん。。。

 

 第一回目の公演が終わったらお昼。ミナミの街に出たら、もの凄い人や。よくよく考えれば12月も23日。クリスマス休暇やから、人も多い。久々に道頓堀やら心ブラを楽しんで、お目当ての新生そごうへ。そごうは倒産して今年再生オープン。せせこましい百貨店やったのに、広々としてええ百貨店になっておる。

 

マフラーが一本欲しかったのでそごうで買った。私のをヨメサンが買ってくれて、ヨメサンのを私が払っただけ。ささやかなプレゼントや。仲のエエこっちゃ。。。梅田で昼飯でもと思ったが、どこもかしこも、行列がすごい。日本も景気が良くなってきたんやろうかね。。。

 

12/25(日) 毎朝テレビでやっている朝の連ドラ。風のハルカという15分番組がある。たまたま、今度旅行に行く予定の、湯布院出身のハルカさんという女の子が都会に出てきて、女性として生長して行くという、よくあるストーリーなのだが、私にしては珍しくこれを見ている。

 

 大分から出てきたハルカは、もともとは大阪に住んでいたのだが、父親が脱サラのため、湯布院でレストランを出す夢を持って大阪を幼い時に離れた。ところがその妻は、仕事が続けたいので、思案の末、離婚した。湯布院で大きくなったハルカは、大阪に出てきて10年ぶりに母と一緒に過ごす。ところが母は10年間も見捨ててきた娘とどう向き合って良いのか判らない。そして、その母に再婚話が持ち上がる。

 

 大阪のそよかぜツーリストという旅行代理店に勤めている再婚予定の相手にハルカの就職先を頼んだため、その彼と娘のハルカは同じ職場の上司と部下の関係、家では家族として同居。そんななか、ハルカは幼なじみの同郷の男の子や、カメラマンの男性に恋して行く。ところが、ハルカはOLとしてバリバリ働く姿を認められて、東京転勤を命じられる。と、今日はここまで。

 

 たった15分のことだが、このドラマはうまく出来ていて、見た瞬間にストーリーを思い出せるようになっている。ダテに永年、朝ドラを作ってないわなぁ。。NHKも。。。という感じや。。。。年末には、国民的行事の紅白歌合戦がある。いろいろ有ったけど、NHKも存在意義としては、まだまだ有ると思う。。。

 

もしNHKが民営化したら、ものすごく状況は変わるやろうけどね。。。時代的に、全国民一律の視聴料もう無理やろうから、何か中間的な手を考えないと、維持するのが難しくなるやろうね。。。今年信用が揺れ動いたNHK、日本放送協会。国営である意味は、確かにだんだん薄れてきている。

 

 戦時中は、大本営発表と言って、軍が自分の都合の良いように、ええことだけ伝えて、悪いことは伝えないという、情報操作をやってきた。おかげで、日本人の多くは、最後の最後まで、日本が勝っていると信じて疑わなかった人も多かった。マスメディアというのは大きな力を持っていて、テレビは、間違った事を絶対に言わないという、虚構がある。それが揺らいだ年でもあった。朝日とNHKの捏造疑惑合戦。大津放送局の記者が放火犯で捕まった事件。制作費が好き放題使われていた事件。それにしても良くも悪くもいろいろ有ったもんや。。。

 

 NHKが制作した、左に偏った番組に安倍晋三らが横やり入れたのを、朝日が鬼の首を取ったみたいに、報道の自由への挑戦やと、事件に仕立てた。昔はどのチャンネルも同じような政治的な中立姿勢を装っていたのに、マスメディアが明らかに政治思想的な部分で、色づけを前面に押し出して来たのも、今年の傾向やね。視聴者にとったら、どこを見ても同じという金太郎飴的なニュースを見るより、有る程度見る番組をチョイス出来るようになったという意味では良い傾向やろうね。

 

その中で、朝日新聞が超減収の決算。フジテレビやニッポン放送、TBSなんかが売買のターゲットにされて大揺れ。世の中、こんなことが有るのか。。。と、昔の日本人は驚いた。。。三和銀行、協和銀行、富士銀行、第一勧銀、三菱銀行、三井銀行が今、何という銀行になっているのか全部正確に答えられる人は、少ないのやないやろうか。日本は激変を乗り越えて、やっと景気が上向いたように見えるけど、これが本物か。改革の流れはまだまだ続くのか。しばらく目が離せない流れが続きそうである。。。テレビのハルカさんと同じようにね・・・。

 

12/26(月) 山形でまた列車が脱線転覆。死者が3人出ているという。列車なんてそうそう事故を起こすモノではないと思っていたのに、今年2つめの大事故・・・。何か祟られているのと違うか。。。今度の原因はどうやら、強風のようである。気候が荒れているからね・・・。それにしても風で列車が脱線転覆するなんて、よっぽど強い風か、竜巻でも起こったんやろうか。。。

 

 さて、昨日はまたまたスケートが話題になった。女子フィギアーは、村主、荒川、安藤の3人がトリノ五輪代表に決定した。男子選手も採点ミスで入れ替わって、この4人が今朝からテレビ各局の朝のニュース番組にはしご出演。同じ事を何回も何回も聞かれる方も大変やね。。。それをチャンネル替えて全部追っかけて見ると、可哀想やね。

 

 真央ちゃんは日本選手権2位でも、トリノは出られない。反対に助かったのは、ミキティこと安藤美姫。試合は6位だったのに、去年の成績が生きてきて、代表に選ばれた。中野、恩田は選からハズれ、補欠に回った。織田信長の子孫の織田信成も補欠で行くのだそうだが、試合に出られないのは辛いやろうね。。。

 

 さて、昨日は年末の買い物をしまくって、クリスマス飾りを片づけて、いざ新年の飾りに替えようと思ったのだが、家が新しくなると、意外にも花瓶のようなものがない。何か良い飾りになるようなものは無いかと思ったら、たまたま寄ったホームセンターで60p・15φの木の丸棒が128円で売っていた。これを10本ほど買い求めて、家にある少し小綺麗な小石とで、オブジェ的なもので飾りを作ってみた。

 

 私は、あんまりいろいろなモノをゴテゴテ並べるのは嫌いなので、ヨメサンがやっているクリスマスの電飾装飾は、いつも場末のキャバーレーみたいや。。。と酷評している手前、あんまり下手な飾りは出来ない。玄関入ったばかりの所にある作りつけの収納の天場がちょうど一番目立つスペースなのだが、ここにゴテゴテと一杯並べられるのを一番嫌っていたので、思い切って全部片づけてしまって、このオブジェだけにしてみた。

 

このスペースは、もめるので1ヶ月交代で私とヨメサンが各々の好きな飾り付けをすることにした。1月は私の担当なので、文句は言わせない。。。「ココンからすま」にあるアクタスで花瓶と造花を買ってきて、なかにか気合いの入ったディスプレーが出来た。自己満足やけれど、ここだけは譲れない・・・。

 

12/27(火) 今年、個人情報保護条例というのが制定された。春から施行されたこの条例、いろいろな意味で生活を変えて来ている。もともと、個人のプライバシーという、物凄く曖昧なものを、無理矢理、法律という物差しに当て込んで、作ったこの条令、いろいろな不具合も出てきている。

 

 今朝の新聞によると、人が一番知られたく無い情報は、個人の銀行口座番号やクレジットカード番号、自分の銀行口座の残高などの保有資産情報、年収や職業が判ってしまう情報などだそうである。意外にも、氏名や住所、電話番号、生年月日などは、比較的順位が低かった。個人の携帯番号やメールアドレスなどは中程といったところだろうか。。。これは若い人やったら順位は高いやろうけどね。。。

 

 私が思うに、そもそもこの法律の出来た背景は、昔、戦時中、思想統制や、宗教抑圧などのために、国家が個人の情報を徹底的に統制していた反動が有ると思う。この法律を作るように推進してきた人たちは、多くは共産主義者や社会主義者の系統であることが多い。何でも国家に情報が握られると、活動がやりにくかったという時代背景があった。だから国民総番号制やグリーンカード制など、国が脱税者や社会保険未納者、など個人を正確に特定出来るような法律制定、全てに反対してきた。この結果、不法就労の外国人の掌握や、犯罪歴のある者の捕捉、生活保護を受けながらベンツを乗り回しているヤツらなんかがのさばる社会を作ってしもた。

 

 時代は変わって、今日のような情報化社会が進んでゆくと、個人の情報が売買され、商売に使われるようになってきた。生年月日が判れば、七五三の案内やDMを初め、入進学、成人、結婚式等の人生の節目でお金を使う機会のある人が特定出来るため、そこに集中的に営業活動が集まる。子どもを持つ親は、塾や家庭教師の営業電話に悩まされるし、高齢者の人は、リフォーム会社や商品取引を扱う会社の格好のターゲットにもなる。空き地を探しては、その所有者を調べて、その土地で資産活用をしませんかと、安物賃貸アパートの経営を持ちかける会社もある。

 

 これらの時代背景から、あまりにも、「これは行き過ぎやろう・・・」という部分に規制が必要やろうと施行されたのが今回の条例だと思う。私的には、赤の他人が、自分の住民票や戸籍抄本謄本を取れてしまったり、自分の土地や家屋の登記簿が人に自由に閲覧されたり、写しが取れる事に驚きを禁じ得ない。。。これらこそ、人に見られないようにする義務が公務員にはあるのと違うのやろうかと思うのやけれどね・・・。いったい、役人たちは、誰の利益代表やねん。。。

 

 実際、この条例の施行以来、役人達がこの条例を楯にして情報公開を阻むような事例が目立ってきた。尼崎の列車事故のときには、どの病院に誰が収容されているかという、被災したかも知れん家族からしたら、緊急に一番知りたい情報が、この個人情報保護条例を楯に公表されなかった。おかげで、福知山線で通勤通学していた、負傷したかも知れない人の家族らは、行方不明の家人を、方々病院を足を棒にしてうろうろと探し回る途方もない苦労をされられた。

 

 また、その地域で、どの家に痴呆や寝たきりなどの要介護独居老人がいるかというような震災などの災害時には必要不可欠な情報が、その地域の民生委員が聞きに行っても、区役所などの行政が、個人情報やからと、絶対に教えないというアホな矛盾点も出てきた。ホンマ、こいつらはアホである。これは、役人達の言い訳や方便のために作られた法律では無いはずや。。。。

 

 子どもの通う学校では、ここ数年、事も有ろうか、クラス名簿が全く作られていない。だから、子どもが同級生に年賀状を出そうにも、正確な住所が判らない。親しい友達同士なら、住所教えて・・・で、ええけれど、なかなか住所も聞けない初恋の相手に出したいならどうすんねん。。。。電話連絡簿を作ろうにも、それも個人情報やと、文句を言うアホがおる。アホな先生と、アホな親である。この子らの年代にとって、もっとも大事な友達の連絡先という最も基本的情報が子供たちで共有出来ないで、何がクラスや。。。これは明らかに行き過ぎた「個人情報(過保護)条例」や。。。

 

 生徒名簿のコピーが業者に売られるというのが生徒名簿に反対している人たちの言い分のようだが、私はこの意見に反対である。そんなことをしても相手はプロである。そんな生徒名簿がなくたって、そんなリストぐらい他で簡単に作れる。模擬試験の申し込み、塾での情報、この人がどこかのショッピングセンターで、またコンビニで、この人が何を何円でいつ買ったかなんていうまでプロは知っているもんや。

 

 何も社会活動をしなければ、こんな情報は業者の手に入らないが、今の世の中、なかなかそんな訳にはいかない。逆に、そんなに社会活動をしない人は、業者にとっては、あまり魅力的な人ではないから、そんな変人が排除されて逆に有益なリストが作れるというもんや。。。。

 

そんなことより、小中学校という多感な時期を、友達というとても大事な仲間達と時と場を共有するという、学校にとって一番大事なことが、この名簿という基本的な情報の共有が無いままに匿名で教育されるという、恐ろしく馬鹿げた発想に驚く。生徒名簿は、子どもにとって親にとって、また親たちのネツトワークにとって、必要不可欠なツールやろう。これを拒否したら、地域のネットワークづくりなんて、どんどん薄れてゆく。その先にどんな世界が待っているか。隣の子がどこの学校の何年かも知らない。人の子に感心を持たずに我が子だけ可愛かったらええ。そんな自己中心的な人ばかりになったら、地域のコミュニケーションなど、全く崩壊してしまう。みんな、そんな社会にしたいんか。そんな街に住みたいんか。それが今、問われているのと違うか・・・。

 

12/28(水) どうも、この世の中、社会的不公平が拡がってきているのではないやろうか。異常に高い比率の人が、仕事もしないで、生活保護という公金をもらっていたり、企業が特段何にもしていないのに、訳の分からない補助金という名の公金を取っていたり、4割もの人が国民年金の掛け金を払っていなかったり、NHKの受信料を都市部では3割もの人が払っていなかったり。。。

 

 この世の中、正直者が馬鹿を見る世の中にしてしまいよった。。。。これらの多くは、役人の責任や・・・。国家予算が80兆円というけれど、これを各省庁が引っ張り合って、省益や利権のために使おうとする。公金を使える立場の人は、当然使ってもらえる立場の人がヨイショする。200兆円以上の特別会計という名の役人達のヘソクリもあるしね。。。そりゃ何億円もの金をホイホイ使うのだから、感覚もボケるわなぁ。。。

 

 本当にその金が必要なのかどうか、ほとんどチェック出来て無くて、補助金の大義名分で、どんどん垂れ流されている。企業コンサルタントの奴らは、行政の補助金をどうしたら取れるかに血眼になっている。つまり、取っているところと取っていないところで、著しい不平等が出ている。雇用している高齢者を一旦解雇して、再雇用したら、行政から補助金が出るって知ってました?高齢者雇用対策と称して、湯水のように税金が使われているのが実態や・・・。

 

 公明党が少子化対策と称して、小学校3年まで支給されている児童手当を小6まで出さすようにしようとしている。金をばらまいたら子どもが増えると思っておるのなら、頭がおかしい。自分たちの選挙のために、税金を使うのはやめてほしい。。。どいつもこいつも、金をバンバン使う事ばっかり意見しよるヤツが多すぎる。挙げ句の果てに増税やて。誰が払うねん、そんな金。不公平を助長するだけやないのか。。。子どもの養育費を国が面倒を見て、年寄りや大人が消費税15%か20%払うような世の中になったら、働く意欲が無くなるわ。。。

 

 NHKも今年は、問題がたくさん起こりすぎや。本当の意味での国営放送を維持したいのなら、受信料を払わないヤツから、ちゃんと集金せな不公平やわなぁ・・・。ちゃんと払っているもんが、払わないヤツの分を負担しているようなもんやからなぁ。。。

 

今の世の中にはNHKをスカパーなんかみたいに有料テレビにせえという意見があるけど、これはちょっと難しい。スクランブルかけてまで放送したら、飛躍的に視聴者が減ると、NHK自身が潰れてしまうからね。。。民営化して、企業広告をしっかり放送したらええやん、という意見があるけど、これもスポンサーの言いなりになって、中立が保てないという公共性の面から問題や・・・。

 

 いっそ、税金で賄えという意見もあるが、これもなかなかしんどい話や。オリンピックや、ワールドカップ、紅白や、民放なら金がかかりすぎて出来ないような大河ドラマ、視聴率は取れないけど、良質なNスペなどの番組。僻地の情報格差を無くすための、政策的な放送施設投資、これの必要性が有れば、NHKを残さな、しゃあないやろう。そこで、秘策を教えたろうか。。。全体で8割、都市部は6割とも言われているNHK受信料の徴収率。これを100%にする方法。。。

 

 電力会社にNHKの料金徴収を代行させるんや。テレビは電気がなかったら映らへん。本当にテレビがない家庭は別として、もしNHKの料金を払わないヤツがおったら、電気を止められる。だから払わざるを得ない。。。これで完全徴収が可能や・・・。電気無かったら生きてゆけへんからね・・・・。

 

ただ、NHK自身の改革も絶対に必要や。。。記者が1日タクシーを借り切って、非常識なものすごい額のタクシー代を使っていたり、制作費を流用するようなアホがおったり、公金をちょろまかすような不正とか、放火をするような局員・・・・これらにはには徹底的に追求出来るような仕組みも必要や・・・。

 

7割の料金徴収率が10割になったら、皆様の受信料も2割は下げられるやろう。。料金も下げなアカン。公平な世の中はNHKから。何なら、納税やら、年金掛け金やらも電力会社に一括依頼させてもええかも。。。給料の高い公務員が二重三重に集金業務をやっている事自体非効率や。。。欧米では、徴収庁のようなところに一本化している。これ、なかなかええアイデアやで。。。

 

12/29(木) ほとんどの企業や役所では昨日が今年の御用納め。今日までやっているところも、今日は掃除だけというところも多いやろうね。。。。それにしても、今年もいろいろありました・・・。何か、だんだんいろいろな意味で、余裕のない世の中になってきたなぁ・・・という実感がある。OECD(経済協力開発機構)の調査で「貧困率」というのがあるが、日本の貧困率は15・3%にまで達しているそうな。国民総中流と、つい、この10年ほど前まで言っていたのにね・・・。

 

この数値、調査した27ケ国の中では、五番目の高さなんやそうで・・・。この貧困率というのは、全世帯の年収の中央値の半分以下しか収入のない世帯を貧困として、その人口比率を出したもので、日本の人口の15・3%といえば、千九百万人以上もの人数になるから恐ろしいほどの数や・・・。生活保護を受けている人は、2000年時点で約107万人、2004年1月で約144万人まで増えてきている。

 

6.5人に一人が貧困層か・・・。2002年の厚労省調査では、日本の一世帯当たり年間所得の中央値は476万円、この半分、つまり年収238万円以下が貧困率の対象ってことになる。ボーナスが無しとすれば、月給198000円に満たない人が貧しい人ということになる。

 

でもこの数値、フリーターやらアルバイトだけで生活している人にとったら、これでもまあまあ良い方の給料なんやないやろうか・・・。人が一人で食っている分にはね。。。ただ、所帯持ちやったら、家賃やら食費、子どもの養育費なんか考えたら、こんなのでは絶対に生活出来ない。だから、結婚しないではなく、結婚出来ない若者が増えてゆんんや。。。少子化の問題は、実は貧困の問題でもあることが、こうした事から判る。。。

 

生活するには金が要る。金がないから結婚出来ないし、子どもも生めない。この問題は、ホント根が深い。出産前世代の収入をどうやって上げるか、フリーターやなくて、正規社員率をどうして上げるか。タイゾー議員さんがんばって、ええ案出してや。。。

 

12/30(金) 2007年ぐらいをピークにして、いわいる段階の世代と呼ばれる人たちが大量に定年を迎えることになるそうな。。。。この人たちの退職金を捻出するのに、お金のない地方自治体が四苦八苦しているという。中には、地方債を出してまで、なんとか財源を確保するところもあるという。。。戦後の高度成長期を支えてきた年代の人たちだけに、バイタリティに溢れた年代の人たちである。でも、職員厚遇問題で揺れる大阪府下の日本一恵まれておる公務員たちは、制度が改正される前に駆け込み退職するヤツらがたくさん出ているそうな。こいつら最後の最後まで腐っとるわ。。。

 

 まぁ、こんなヤツらは特別として、ほとんどのこの年代の人たちは、家庭を顧みない仕事一本の人生を送ってきている人が多いのやないやろうか・・・。、子育てに手が回らなかったのか、この人たちの子どもたちの世代のなかに、おかしな事件を引き起こすような人が少し多いような気もする。。。。

 

その反面、この団塊の世代親子は、常に世の中のトレンドを引っ張ってきている。企業がモノやサービスを売るのに、いちばん人口が多い世代をターゲットにするのは至極当たり前のことやからね。。。。良きにつけ悪しきにつけ、この年代の人を中心に世の中は回っているのは事実やろう。。。。

 

 これからは、第二次ベビーブームの時代に生まれた人たちつまり昭和40年から45年ぐらいに生まれた人たちが時代の中心になる。この年代の人たちの年収が、どうしたら上るか、そしてたくさん結婚して、沢山子どもを生んでくれるか、これが、人口が減るという情けないこの国を救うキーワードになる。

 

 バラマキ型の予算編成を止めさせて、どうしたらこの年代やら、若い年代の人の収入が上がって行くかを今考えるべきや。付加価値の高い仕事をさせて、高い生産性のある、先進国向きのサービスやらビジネスモデルが広まってこないと、なかなか難しい問題や。。。

 

それには、生産性の低い公務員の仕事やら、誰にでも出来て、楽な仕事をやっておるような奴らの首を切って、その分のお金を減税して、可処分所得を増やすような政策転換が必要や。。。

 

12/31(土) 29日の夜に神戸港を出る船に乗って、何十年かぶりに別府に行きます。レンタカーで湯布院に入り、1泊した後は、大晦日にはもう大分空港から飛行機で帰京という慌ただしいスケジュールですが、こんな日程でしか、なかなか出かけられないものでね。。。仕方無いです・・・。

 

たまたま今、NHK朝の連ドラ「風のハルカ」のおかげで、今、湯布院はなかなか旬なスポットであります。鄙びた山の中の湯治場が、俄然、脚光を浴びだしたのは、プロ野球選手などが、自主トレで訪れるようになったり、女性に人気の小洒落たお店が増えだしたりしたからでしょう。時を忘れるようなゆったりした雰囲気も、ここの人気の秘密だそうです。一年の疲れを温泉でゆっくり取って、また来年頑張りましょう!と、いったところです。。。

 

今年一年、この日常のページをご愛読いただきまして、有り難うございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さんにとって、来年こそ、素晴らしい年でありますように・・・。それでは良いお年を!

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