日常のページ

 

1/1(日) 2007年度から日本人の人口が減って行くという予想だったのに、2年も早く人口純減が2005年から始まってしまったのが判った。統計やら予想やら、役人は大金もらっていて、一体何をしていたんや。。。

 

 日本は戦後60年間、ずっと人口が増え続ける国やった。それが豊かさと引換に、人口が減るという、未だかつて無いような国になってしまったのは、なんでやろう。人口増というのは、その国の経済が成長する基本となっていた。人が増えるからこそ、経済が拡がって行く「右肩上がり」が実現していたのに、これが無くなると、いろいろな意味で困った事が増えてくる。

 

 人を増やすには、人間の寿命を延ばすか、生まれてくる子供の数を増やすか、海外からやってくる外国人を増やすかしかない。多くの先進国は、外国人を多く受け入れて、国内をムチャクチャにしている。一番ええのは、子どもを増やす事に決まっている。

 

 これは、ある人の意見だが、未婚の母を増やすという裏技があるというのだ・・・。現在、日本で、妊娠中絶は年間30万件という恐ろしい数字になっている。経済的に未熟だから、堕胎するという、誠に非人道的な行為が繰り返されているというのである。もちろん、中絶手術の多くは、不幸な子をこの世に出させないために行われているのだが、これを全く認めてない国も多いぐらい、日本は特殊な妊娠中絶大国であるというのである。。。

 

 人を生むという事は、もっと神聖で、堕胎も殺人の一つだという人も世界では多い。ただ、これが拡がると、福祉施設で大きくなる子供たちが増えたり、人身売買的な里親制度が拡がったり、けっして良い事ではない。でも、年間30万人もの胎児が闇に葬られているという事実。これは、やはりどう見ても異常やろう。。。

 

この反面、身体的な理由でどうしても子どもに恵まれない夫婦も多い。欧米でも、アジアの子どもを自分の子として、育てる人も多い。日本人は、この手の問題にはなかなか保守的で、里親制度がなかなか充実されない。くだらない補助金の事ばっかり考えてないで、子どもを大事に育てるような社会的なシステムは確立出来ないものだろうか。。。非嫡出子を決して奨励する訳ではないが、死ななくても良い命を助けることも、一案だと思うのだがいかがなモノだろうか。。。。

 

1/2(祝) 新春気分もそこそこに、早速今晩からお通夜の仕事。人が亡くなるのは待ってくれないからね。。。

 

 下流社会という本が売れているんやそうな。。。。一億総中流と言っていた時代から10年。。。バブルの崩壊と構造改革が進むと、価格破壊も進んだ。モノの価格が極端に下げられ、ありとあらゆるコストカットが、世の中のマーケットを塗り替えてゆき、主流になった。労働単価の安い中国からのあらゆる製品は、日本の物価を切り下げて、市場を席巻した。ベンツに乗って、100円ショップに行く時代。。。こんなトレンドも出来た。

 

 大企業は、自分たちの利益を確保すべく、下請けからの仕入れや物流費、そして、自らの社員さえも、割高であまり働かない人たちをどんどん切っていった。この結果の空前の好決算、株高。そり代わり、負け組と呼ばれるリストラをされた側は、極端に年収を落とした。

 

 企業は、一番のコスト高の原因である正社員でさえも情け容赦無く切っていった。人を雇うと、その人の給料から社会保険料を差し引いて国に納めるのだが、実は企業はこれと同額の保険料を負担している。つまりサラリーマンの払うべき保険料の半分を企業は負担しなくてはならない。

 

 ところが、社員を首にして、派遣社員を雇うと、このコストが全く要らなくなる。だから、社員を減らして派遣や、パート、アルバイトをどんどん雇う。当然この人たちの給料は、正社員に比べて格段に安くて済む。こうして、正社員から非正規社員への「置き換え」がどんどん進んで、この人たちの間に大きな格差が出てきた。

 

 正規社員なら年収600万円のコストがかかるのに、パート、アルバイトなら、同じような仕事をやっていても半分の300万円で済んでしまう。。。こんなことを、めざとい企業が見逃す訳がない。。。。こうして、いつでもクビに出来て、組合もない、企業にとって誠に都合の良い非正規社員がどんどん増えていってしまった。

 

 これは、よくよく考えると、企業の「社会保険料逃れ」の脱税的行為である。こんなことを許した行政や立法に責任があるし、早くこの対策を講じていなかった内閣の責任でもある。野放しになった雇用のおかげで、働き盛りの1割から2割の人たちが不当に安い賃金で、不安定な社会的身分で、保証のない生活を余儀なくされているのである。。。

 

もともと、社会保障費の半分を雇用者から徴収するという発想がやはりおかしい。企業の福利厚生費を、ごっそり頂こうなんて旧厚生省が画策するから、こんなことになるんや。。。ここは、「フェアー」という思想が必要やろうね・・・。国民年金の掛け金を払っている人と、半分の負担でよい厚生年金の人との格差を無くすには、年金一本化と、優遇税制の廃止しかない。これで下流と呼ばれた人たちの年収を引き上げて、底上げ出来たら、本格的に景気はきっと回復する。。。

 

1/3(火) 今朝はお葬式と、またまたお通夜。。。正月早々忙しい忙しい。。。

 

 毎年、正月2日になると、近くの友達連中がおせちと酒を持ち寄って、ワイワイがやがやと酒を飲むのだが、今年は、家が新築というだけで、ウチに決まってしまっていた。昨晩のお通夜で、今日に延期していたのだが、またまた今晩もお通夜が入って、もう延期は難しいというので、ヨメサンだけ休ませて、他の人にお通夜をたのんだ。もちろん私は行かなくちゃあかんけどね・・・。これもしゃあない。。。。

 

 友達に料理屋のご主人がいると、なかなか食べるものが豪勢である。毎年、ふぐの切り身をたっぷりと持ってきてもらえるので、鍋と野菜さえ準備すれば、事が足る。しかし、この日集まったのは十数人。当たるのは、ちょっとだけやけれどね。。。幸いお通夜は7時過ぎには終わったので、宴会には間に合った。。。しかし、みんなよく飲むわ。。。日本酒や焼酎が5合ビンで8本ほど開いた。。。健康な証拠やね。。。もうすぐ五十の割には。。。

 

 そんな訳で、今年の正月休みは元旦だけ、あとは毎日仕事となってしもた。しゃあないね。。。

 

 さて、私の誕生日は元旦なのだが、この正月で何と満49歳。大台の50まであと1つか。。。知らない間に年をとってしまうから、恐ろしいものである。気だけは若いつもりでも、いろいろとボロが出てくる。50といえば、昔の織田信長の亡くなった年。人生五十年。の歌は有名や。。。。もう私もそんな年になったということか。。。恐ろしい恐ろしい。。。

 

 年といえば2007年をピークとして、団塊の世代の昭和20〜22年生まれの人たちが満60歳になる。つまり大量の会社人間たちが、世に放たれるのである。時間と金をもてあましたこの人たちが、どこに向かうのかに、今、注目が集まっている。地域の事など何も知らない。町内の事など妻に任せっきりだから、近くに井戸端会議をするような友達もいない。毎日、家に何もしないでいられると、妻にとってはうっとおしくて、仕方がない。

 

だから、どこかに何でもええから、出ていってくれということになる。今まで適当な距離を置いていた夫婦関係も、24時間密着となったら、つらいものが、両方にある。そこで熟年離婚が増える。離婚の先進国フランスでは、離婚率が50%をとおに上回っているという。バイタリティのあるオバチャン連中と、抜け殻のようなオジサンたち・・・。この差は歴然やろうね・・・。生命力の低いオスは、早死にして、メスは長生きする。。。これが自然の摂理なのかもね。。。寂しいけど・・・。

 

1/4(水) 今日は正月休み最終日だが、朝からお葬式。年末からの疲れがドッと出て、お昼からはずっと寝込んでしまう。睡眠不足も、一気に解消しておかないとね。。。明日からまた仕事や。。。。

 

 姫路で、子供たち5人が犠牲になる大火事。お母さんたちが集まってワイワイしている家が、丸焼けして、2階に寝ていた子どもだけが犠牲になった。ほんま、火事は怖い。。。。一瞬にして、生活の全てと、一番大事な命さえ奪って行くのやからね。。。

 

 しかし、今年の冬は特別寒い。雪国の積雪量を見たら軒並み4メートル近く。年末までに降った雪の表面が少しだけ溶けて、その上にまた雪が積もった状態になると、「表層雪崩」というのも起こりやすい。実際、有名なスキー場でもこの雪崩が頻発している。自然の驚異も恐ろしい恐ろしい。。。

 

 これだけ寒いと、灯油の需要が急増して、価格がものすごく上がっている。このところのガソリン高につられるようにして、灯油は最高値。雪国では灯油は生命線だけに、この負担増は大きい。石油に代わる代替エネルギーを早く見つけないと、世界的な石油枯渇がいずれ訪れる。中国とのエネルギー分捕り合戦も激化するやろう。日本は大金でエネルギーや食料を世界中から買っているが、いずれ、これが安全保障上のネックになる可能性もある。こんなことも、ぼちぼち考えておかなくてはならない話題になってくるのやろうね。。。

 

1/5(木) よくもまぁ、続くもんや。またまた今晩もお通夜のお仕事。寒冬になると、お葬式も多くなる。ここまで毎日やと、笑ってしまう。。。

 

さて、ウチの会社も今日が初出勤。挨拶まわりやらを済ませて、貯まっている仕事をこなす。何とか今日中にいつものペースに戻さないと・・・。そんなわけで、今日は、短いコメントで、ごめんなさい。

 

1/6(金) ムチャクチャ寒いなぁ・・・。昨日の夜にちらほらと雪が舞っていたから、今朝は大雪になるのかいなぁと覚悟をしていたのだが、意外にも積もっていない。やっぱり、京都は王城の地。降っても大して積もらないような良い地形なのだろう。雪が積もって無くてもやっぱり寒いことは寒い。そんな中、午前中はお葬儀の仕事。新年2日以来、毎日喪服を着ている。。。

 

 夜は、恒例の自治連合会主催の新年会。木乃婦さんという新町にある料理屋さんで例年通り行われた。思えば去年の年末から放火騒ぎで、役員さんは毎日夜回りの日々。パトカーや警官もかなり頻繁に巡回してもらった事もあって、ご近所の放火はやっと無くなったようだが、他の地域ではまた続いているそうな。

 

 新年会だから、いろいろな人が挨拶されるが、下京消防署長さんの話によると、火事の原因の半分が放火なのだという。。。ホンマ、卑劣な犯行やで。。。もっと、厳罰にして、何とか封じ込めんとアカンわなぁ。。。

 

五条署の副署長さんは刑事あがりの方だそうで、まだお慣れになってないのか、お堅い話が多い。案件、事象、とか警察用語を多様されるから、一般人からしたら変な感じである。でも、警察のおかげで、いろいろな犯罪が抑止されていることを思うと、もっと治安改善のためには、増員してもええ公務員さんではある。何にもろくな仕事せんと、生涯賃金を8億円も貰っておる高級官僚なんかと比べたら、よっぽどお巡りさんが多い方が心強いわい。。。昨年末に家の前でひったくり事件があっただけに、事は深刻や。。。安全は全てに優先する。これが一番有りがたいわいな。。。

 

1/7(土) 会社に来たら突然、大雪が降ってきた。こりゃ、積もるんやないやろうなぁ。。。ぐらいの雪や。。。おお寒っ。何でもこの3連休にまた、大寒波が来るそうな。一体いつまでこの寒さが続くんやろうね。。。

 

 中国と日本の間のことを、ちょっと前までは「政冷経熱」と呼ばれていた。政治は冷たいけど、経済は熱いという意味なのだが、今はこれが「政凍経冷」になってきている。何でこんなに急速に仲が悪くなったんやろうね。。。靖国だけが原因ではないところやけれどね。。。

 

 中国は今、日本にキャッチアップしたところや。いろいろな数値が中国の方が大きくなってきて、日本人からしたら、あんまり面白くない。。。60年も前に終わった戦争のことをゴタゴタ言われるのもけったくそ悪いし、中国人の悪い面を今まであんまり表に出して来なかったのが、ここにきて、一気に表面化したというのもある。

 

 実際、われわれの親や祖父の時代、実際の所、中国に行って、ムチャクチャな事をやっている。強姦、略奪、殺人。。。。戦争だから、究極の殺し合いをやっているのは当たり前やけれど・・・。戦時中、女、子供でも、自分が殺される可能性があれば、反射的にこちらから殺さないと、こっちがやられる。殺し合いにルールなんかあるはずがない。異常な精神状態の中でやる。それが戦争や。。。。肉親を日本軍に殺された中国人が日本人を一生許すまいと思う気持ちは、アメリカに原爆を落とされた広島長崎の人たちと一緒や。。。そう簡単に許せるほど、人間は出来てるもんやない。。。

 

 日本と中国という、国と国との関係では、このことをずっと積み残しにしたまま、日中国交回復した事が、今になって吹き出している感じやろうね・・・。しかし、靖国の事で言えば、小泉のオッサンは、今はちょっと分が悪いのと違うやろうか・・・。戦争などの場合は、被害者が思うほど、加害者側は、深刻に思っていない部分が多い。被害者側を思いやって、言葉や行動を選ぶべきなのは、エエ歳ょした大人なら当然やろう。それを、内政干渉や、何でそこまで言われなくてはならないのか理解出来ないと、言ってしもたら、お終いや。。。。

 

もっと大人の対応が出来なかったのか。。悔やまれるところやね。。。媚びる必要は無いが、思いやる事は悪い事やない。これが出来ないのやったら、一国のリーダーとしては、失格やろう。。。やっぱり小泉のオッサンは、変人やったね。。。この部分だけは。。。近所つきあいが下手過ぎや。。。。今更、引くことも出来ひんわ。。。

 

1/8(日) 昨日の、みのもんたが腰の手術でいない「朝ズバ」を見ていたら、どうも公明党はおかしいとちがうか。。。。と、思った人は多いやろう・・・。耐震強度偽装事件で、どんどん出てくる黒幕が、軒並み公明党支持オンリーの創価学会員ばっかりというのも、その理由や・・・。

 

 公明党は、その支持母体が宗教団体という事が強みでもある反面、弱点でもある。身内の不祥事を隠そう隠そうとする態度がミエミエになるのも、見苦しいこと極まりない。。。当事者である北川国交相も公明党選出やしね。。。自民党の前の国交相も、どうやらグルになっていたみたいで、みんなで甘い汁を吸っておったということやろう。。。コイツら、絶対許したらあかん。。。

 

 今度の事件は政官と財界がコテコテに癒着して、起こした詐欺事件や。耐震という、建物の一番の性能を手抜きした分、儲けに回して、その金をまた回してきたという実態が明らかになるにつれ、本当の黒幕の政治家連中は、戦々恐々というところやろう。結局、知らぬ存ぜぬで通すつもりやろうけど、グルになって稼いでおったという実態だけでも明らかになったら、政治生命を絶つべきやろうね。。。

 

これが出来んで、官僚のことを文句言えへんわ。既得権益を人に離さすのなら、まず自分らが清廉潔白やないと。。。

 

1/9(祝) 成人の日が1月の第二日曜になって久しい。1月15日生まれだった娘は、生まれた時はずっとお誕生日が祝日だったので、めでたいと思っていたのだが、この法律の施行で、ただの小正月になってしもた・・・。法律というものは、意外なところで世の中に影響を及ぼすものである。

 

 問題は、この影響をあまりよく考えずに、そんなに大した議論も無しに、いとも簡単に法律改正をしてしまうような国会の体質にあると私は思うんや・・・。その最たるモノが裁判員制度や・・・・。東大や京大で一生懸命勉強して、難関の司法試験をやっと突破してなる弁護士や裁判官などは、法律の専門家であると同時に、ごくごく社会的にも常識人であることが望まれる。

 

 裁判で裁くのは、罪を犯した人が、法を犯したか犯してないかではなく、実は、社会常識に照らして、悪いことをしたか、そうでないかであるはずや。もし悪いことをしたのであれば、どんな罰を与えるのが良いか。これと同じような犯罪を犯すであろう人の出現を止めることが出来るかという社会正義を指し示す判断を下すのが判決の本当の意味であろうと思う。

 

 この意味で、ずぶの素人に、ここまでの判断が出来るのであろうかという疑問を持たざるを得ない。法務官僚の逃げの部分がここに有るのではないやろうか・・・。裁判員に選ばれれば、仕事も休んで、この裁判に参加する義務がある。しかも、それを拒否すれば罪になるというおまけ付きや。。。

 

こんな暇のある人が世の中にいったい何人いるのやろう。。。社会的に公正を図れば図るほど、無職の人や、反社会的な人、大きな偏見を持ったような人、つまり人を裁くという大変重要な役目をするには、多分相応しくない人をどうやって排除するのや。。。

 

また、この人たちを排除することによって、またまた新たな差別を作り出す事にならないのか。。。そこまでして、裁判員制度を施行しなければならないほど、司法界には人材不足なのか・・・。質的低下を来しているのか。。。私は本当に疑問ばかりや。。。今までのママの方が、よっぽどええと思うのやけれどね。。。

 

1/10(火) 数十年ぶりの大雪で新潟の津南なんか4メートルも積雪があるそうである。雪国の宿命とはいえ、除雪の費用が嵩んで、豪雪地帯を抱える自治体では頭を悩ませている。山間の集落では道路の除雪が追いつかずに、孤立化する地域も出てきており、行政も重い腰を、やっと上げだしている。

 

 雪国では、屋根に乗った雪を定期的に下ろさないと、家が雪の重みで崩れてしまう。ここでは当たり前の、雪下ろしという作業も、高齢者が多い山間の山村では厳しい作業で、多くの死者やけが人が出ているという。。。災害ではないので、今まで躊躇していたが、あまりに続く大雪に、ついに自衛隊の出動を要請する知事も出てきた。

 

 災害復旧も大事だけど、国民の生命を守るという自衛隊の趣旨から考えたら、この援軍は頼もしい限りやろう。。。平時の自衛隊の仕事としたら、大変やけど、別に戦争する訳や無いから、もっとこんなのにボランティアとか、若いフリーターの人たちが参加できるような仕組みが有ったらええのにね、と思う。。。

 

人間の歴史は、大自然という魔物との闘いの歴史でもある。豪雪地帯などでは、除雪機器などの整備が急務なのだが、もう少し何とかならないものだろうか。冬場にスキー場近くに行くと、わき出る温泉の湯を使って、道路の凍結防止のためら道から少しずつお湯を流したりしている。毎年、大雪に見舞われる所だから、屋根が熱伝導の良い建材で出来ていて雪が自動的に溶けるとか、排雪設備を作って海まで流してしまうとか、何か新兵器を開発することは出来ないのやろうか。。。。自然を克服する技術。これも日本がこれから取り組めるテクノロジーのような気がするのやけどね。。。おお、寒っ。。。

 

1/11(水) 全国に衝撃が走った宮城県の乳児誘拐事件。捕まえてみたら、幼稚園のPTA会長まで務めたやさ男だった。。。子供好きなのに、生まれたばかりの赤ちゃんをお母さんの寝ている隙に連れ出して、病院に身代金要求。。。。子供を真横に寝かしていて、連れ去られた母親の気持ちは、どんなだったろう。。。

 

 恐らく、気も狂わんばかりだったろう。。でも赤ちゃんが無事に帰ってきて良かった。。。。本当に良かった。。。この男はフィリピン妻と自分の元娘婿と共謀して、いったい何をやりたかったのやろう。。。意外にもこの事件に残虐性が全くない。。。ミルクもちゃんと与えていたそうな。。。。弱気なくせに、計画的、えっ、あの人が。。。と、誰もが思う意外性。。。とても、そんなことをやりそうでない人が、恐ろしい罪を犯してしまう。。。

 

 どうやら、この男、在日米軍の兵士とのハーフで、若い頃はもてもてだったそうな。偽ブランド品を販売していて捕まった前科がある。懲役2年執行猶予4年の刑が確定していて、しばらくは大人しくしていたようだが、6000万円の借金があったようである。またカネか・・・。

 

 そやけど、借金する方も悪いけど、6000万ものカネを担保無しに貸す方も貸す方や。そんなカネは、何か悪い事でもせんと返せへんやろう。。。返せない相手にカネを貸す奴らは、何か罪にならないのが今の世の中をおかしくしているのと、ちがうやろうか。。。。

 

 借金苦に自殺。とか、保険金目的殺人。。。。カネにまつわる事件は、本当によくよく有る話やけど、カネをあまりにも簡単に借りれるから、こんなことも起こる。返せないかも知れない人には、カネを貸せないような仕組みも、今の世の中必要になってくるんやないやろうか。。。マチ金がここまで幅をきかすような社会はやっぱり異常や。。。。社会的不安をあおっていると、見るべきやろうね。。。

 

私の住んでいる近くでも、介護疲れによる殺人事件があったけど、今の世の中、何か何がまともで、何が正しいとか、人の生きるべき指針みたいなものが、どんどん崩れてきていて、狂気が世の中を支配する。そんな恐ろしい時代になってきたんやろうかと、思わせるような事件が続いている。。。。

 

ごくごく普通の人がある時、ものすごい事件の主人公になってしまう。。。このことをみんなが慣れっこになってしまう。これほど、怖い事は無いやろう。。。。。

 

1/12(木) ちょっと前まで、日本人は老後が不安だから、カネを使わず、貯め込んでいて、収入のかなりの部分が貯蓄に回り、支出されないため、なかなか景気が良くならないと言われてきた。ところがところが、驚くべき調査結果が明らかになった。

 

 日本人の何と22.8%もの家庭が貯金0だというのだ。つまり、毎月稼いだ分だけ全部使ってしまって、将来とか、もしもの時に全く蓄えのない人が4人に1人近くもいるというのである。欧米では、この傾向が強かったのだが、貯蓄性向の強い日本で、いつの間にか、こんな数字になっていたことに、正直、リトル驚きを隠せない。。。

 

 この事から、何が見えてくるか。それは、社会の不安定さから来る、治安の悪化である。カネというものは、生きて行くために必ず必要な物で、これが切れてしまうと、人は限りない不安感に陥る。いきおい、短絡的なひったくりや、窃盗、強盗などの犯罪行為に走ってしまうのである。

 

 今の世の中は、お金を持っている人がどんどん持っているお金を増やすことが出来るのだが、持っていない人は、より貧乏になってゆく時代でもある。お金を持っていない人は一発逆転に夢を掛けるし、お金を持っている人は、リスキーな事は多分しない。。。。ほとんどの人が負けるパチンコやら、競輪競馬などのギャンブルは、貧乏人からよりカネをむしり取るような機構的構造がある。こうして、収入格差はどんどんよけいに拡がって行く・・・・。

 

 収入格差の拡大は、お決まりのように、社会的な不安を増大させる。多くの犯罪は貧困から起こっているからである。持てる者と持たざる者の差は、大きくなればなるほど、社会的な対立を生む。対立は、政治まで動かす流れになる。フランスなどで社会党が強くなるのは、こんな流れが原因になっているのだと思う。日本もいよいよ欧米型の社会構造になってゆくのやろうかね。。。

 

 小泉さんの後に誰が首相になるのかは知れんけど、これだけは言っておく。日本人はもう昔の日本人やない。昔と同じやと思っていたら、えらい目に遭う。島国で、国民全部が同じ考え方で、1つが流行れば、右向け右なんて時代やない。価値観も考え方も人生観さえも、バラバラで多様化している。あまりにも個性化した方針を打ち出していたら、足下をすくわれることになる。

 

安倍氏がいくら人気があっても、何か1つのきっかけがあれば、民主党が政権を取ってしまうかも知れん。今はそんな時代や。。。耐震強度偽装疑惑の渦中にある企業が広域暴力団がらみで、そこから首相や自民党の大物政治家にカネが流れていたなんてスクープがもし出たら、大きな疑獄事件になる。ウォーターゲートやロッキードのような政変が飯島秘書官の必死の口封じの努力にもかかわらず漏れたら、政局はワカランで〜。。。

 

1/13(金) 今日明日とシャディのブロック大会で大阪行きになる。年に一度、シャディの経営方針を発表する場で、全国のサラダ館やチェーン店が各地区毎に集まる会議である。大阪はいつもリーガロイヤル泊まりで翌日大阪城ホールで展示会のパターン。今年は、UCCが林元会長から初めて事業譲渡を受けた初っぱなやから、上島珈琲の息子がどんな事を言うか。どれだけの人物か。その辺が焦点になるやろう。

 

 シャディはもともと、林信一郎元会長がカレンダー屋から、始めた会社。タオルなどの販促品を中心にしたハヤシシンチェーンなどを経て、日本一のギフト卸売り会社シャディに一代で育てた。上場まで果たしたが、息子さんらが社長に就いたが、なかなか業績は伸びず、後継者難などから、たった100億円で売り飛ばした。

 

 殺生なのは、売り飛ばされた会社の幹部連中と、取引先で、大平元社長と、子飼いの元役員連中は、軒並みクビ。いつの間にか、いんようになった。取引先にも、ほとんどの所は一切知らされず終いや。。。そして、いきなりの事業譲渡発表。。。そりゃないでと、思ったチェーン店も多かったはずや。。。。

 

 もともと、シャディは単独で顧客に商品を売っていない。だから、チェーン店がお得意先や。そのお得先をうまくネットワーク化はしているが、今度のことで、信頼のネットワークは、少なからず揺らいだはずや。今まで少々高くても、シャディで仕入れていたチェーン店も、義理が余り無くなれば、より安い問屋から仕入れるようになる。なぜなら、信頼関係という、最も強固なパイプが、あまりにも水くさい、事業譲渡という、しっぺ返しを食らって、黙っているほど、今の世の中、お人好しの企業ばかりではないからである。

 

 よほど、グループとしての大きなメリットを打ち出せないと、有力取引先の離散は続くやろう。1社で10億も仕入れているような会社は、メーカーに直接一声かけたら、喜んで飛んでくる。シャディ経由で仕入れるメリットがあんまりないのである。大口取引先が離れて行くと、シャディも苦しい。だから、必死になって引き留める作戦に出るはずや。リベートであったり、接待であったり、特別優遇策であったり。。。その辺りも、今日の大会の見極めどころやろうね。。。

 

1/14(土) 今晩は下京体振の新年会。宴会事が続く・・・。ほんま1月は意外と忙しい。。。

 

 さて、北朝鮮の金正日がまたまた中国に行っているらしい。噂では、健康診断をしているだとか、杭州で経済発展している地域を視察しているとか、いろいろ出ているが、ロシアは北朝鮮国内にいるとしている。いつもながらの隠密行動は、暗殺を極端に恐れてのことだという。

 

 まぁ、またいつもの、中共さまへの「おねだり」に宗主国詣でをしているだけだと思うけどね。。。不思議と、北朝鮮は、何か事を起こす前に、中国にお伺いを立ててやるケースが多い。今回の事も、六カ国協議再開以来の動きなので、核査察受け入れというカードを、いかにうまく切ればよいかの打合せやないやろうか。。。との見方が強い。

 

 しかし、情けない国やね。プライドだけは高いけど、中国だけが頼りかいなぁ。。。いっそのこと、中国に併合でもしてもらったらどうや。韓国は反対するやろうけど、日本は反対せえへんで。核兵器をいつぶっ放すかわからんような国が、日本の近くにいるだけで、脅威なんやから、それが少しでも無害化してくれたら、言うことは無い・・・。

 

 金政権が終わったら、北朝鮮の国内は少なからず混乱するやろう。ぼんくら息子たちをまたまた、奉って政権維持を図ろうとする軍部が主力になるやろうけど・・・。ただ、この国の問題点は民主化運動を起こすほどのパワーが国内になかなか無いことや。もし、有っても、軍事独裁政権が、徹底的に粛正して、危険分子をどんどん殺してしまうから、お上に逆らったら死というのが、この国の常識になっている。

 

これを直すのには、かなりの時間がかかるやろう。。。誰がこれを解放できるのか。韓国が出来るのか、米国が出来るのか、やっぱり、北朝鮮の生命線を掴んでいる中国しか出来ひんやろう。。。中国にとっては大きなお荷物やけど、東アジアの覇権を握るという中国の国益にもかなうから、きっと仕掛けてくるはずや。そのとき、韓国、日本、米国、ロシアがどう動くか。。。21世紀は、東アジアの地図が塗り代わるかも知れない予感がある。。。。

 

1/15(日) 小正月。正月気分も今日までで、松の内は贈りにくい香典返しも明日からは送れる。やっと、仕事が始まる。。。

 

 さて、国は少子化対策の一環として、子供を出産する費用を全額国負担にする案を考えているという。現在、分娩費として、健保などで出している30万円を増額して、実際は61万円と言われる出産時の費用負担を少しでも和らげて、子供を沢山生んで貰おうとしている。

 

 またもや、ばらまき的発想。こいつらは、カネを使う事しか脳がないのか。。。育児手当の支払い延長も、エエ加減にせえ!!!と、思ったけど、出産費まで国が負担やて。。。考え方がまるで共産主義国か社会主義国や。。。ゆりかごから墓場までというのは、北欧各国が採っている、高福祉高負担制度なのだが、これをこのまま高福祉低負担の日本に持ってきたらどうなるか。消費税20とか30%の社会に日本をしたいのか。その議論抜きに、勝手なことをするな。と、小一時間、問いたい・・・。

 

 カネというものは、一カ所に集めたら、ろくな事がない。悪い事も、なまじっか、カネがあるから、しよる。たくさん税金を集めて、たくさん役人達に使わすよりも、最低限集めて、最低限、使う政府にするべきや。もちろん、国や地方自治体の借金なんてとんでもない。サイフの中だけで何とかやりくりするという、至極当たり前の発想が無くなった時、日本人の経済的な倫理観が崩壊してしまう。。。

 

 今の出産世代は、いわば、団塊ジュニアの世代が中心や。本当やったら、一番、人数の多いこの世代が結婚出産をするこの時期は、第三次ペービーブームが起こらないといけないんや。ところが、それに反して人口減。ということは、よっぽど、結婚や出産する人の数が、異常なほど少ないということは、どんなアホでも、ちょっと考えたら判るやろう・・・。

 

 結婚や出産しようにも、収入が低すぎてなかなか出来ない。そんな人が多いからお金を支援しましょうでは、根本的な問題解決には全くならないというこっちゃ。。。。1月1万円のミルク代が払えないと言ったら、また国が出すんか。そんなことばかり繰り返していたら、この国は、おもらいさんばっかりの国になってしまわ。言葉は悪いが乞食国民ばっかりの国や。。。

 

 生活保護を受けている人の割合が異常に多い。働かないでも生きて行けるだけの「福祉」が充実している国が、果たして健全な国家と言えるのか。まともに働いている人が馬鹿を見るようなそんな異常な社会が許されてええものなのか・・・。寝たきりの老人と赤ちゃん、生徒以外は、ちゃんと働いて、みんながそこそこの収入を得られて、結婚でもしようか、子供でも作ろうかと思えるような社会にする政策が大事なんと違うのか。。。。一番大事な観点は、「フェアー(公正さ)」である。ここまで、社会的な不公平感があっては、誰もやる気が起こらん。

 

ろくすっぽ仕事をしない人は、安い賃金、しっかり稼げる人は高い収入。これが当たり前や。どんな人にも、成功のチャンスが均等に与えられている国が良い国で、ええ学校を出て、公務員にさえなったら、あとは、ろくな仕事をせずに定年までじっとして、何度も天下り、生涯賃金が何と8億円。これが不公平やなくて何が不公平や。。。こんなのを絶対に許さないような国。税金が低くて、非生産的な役人が少ない、多様な価値観を認め合いながら、生き甲斐のある人生をみんなが生きられる、経済的にはそこそこ可処分所得が比較的多い、豊かさを実感できる国。。。これが日本の目指すべき国やと思う。。。

 

1/16(月) みのもんたが今日から復帰するというので、今日の朝ズバッは、TBSはお祭り騒ぎや・・・。この風景、前の盧泰愚韓国大統領の訪日特番でも見たような・・・。何か、何にもここまでしなくても・・・という感じや。。。他の民放と比べて、いまいち全国的にも弱い、東京放送のノリがまだ残っているTBS。お天気も全国放送なのに平気で関東ローカルのママ流すし、いまいち垢抜けないと思うのは私だろうかね。。。この泥臭さがテレビ東京、テレビ大阪などと共通の何かを感じさせてしまう。残念ながらね。。。

 

 まぁ、それでもこの番組、無駄遣いを告発したり、良いところもある。ただ、みのもんたの独壇場で、世論が付いてくるような状況までになると、少し怖い側面もある。報道機関は放送法により、公正な報道を義務づけられているのだが、自由な新聞社との縦の連動でどうしても、カラーが出てしまう場合が多い。毎日系は他の読売系、朝日系、産経系に比べると、どうしても四代系列の中では、一番弱い。だから独自色をどうしても強く出したいというのは判るのだけれどね。。。

 

 さて、金曜日のシャディの大会では、けっこう爆弾発言があった。今まで、大阪府松原市を拠点にしてきたシャディ。銀座の一等地に土地を買って、名義上の本社だけ移す。でも実質上の本社機能は、松原のまま残しますよ。ご安心下さい。。。と去年まで言っていたのに、商品本部や商品企画など、本社中枢機能は、全部、今年東京移転やて。。。

 

 ところがところが、銀座に東京本社用として買って高い金を出して去年建てたばかりの本社をあっさり売却を発表。おいおい、UCCは確か100億で、シャディを買ったはずや。50億もかかった東京銀座本社をそっくり売却したら、その分、含み資産が増えて、上島一族は50億でシャディを買えた事になるやんけ・・・。年商900億企業にしては、この値段チ〜と、安過ぎるんとちがうか。。。それとも、株価とか企業価値だけ上げておいて、ポィとまた売り逃げする気かいなぁ。。。

 

 いくらM&A花盛りの世の中かて、ちょっと、えげつなさすぎやしませんか。。。会社がここまで簡単に売買されてしもたら、完全なマネーゲームになってしまう。この商売でメシを食っている人たちが何千何万人もいることをちょっとは意識してもらわんと、たまらんなぁ。。。

 

 テレビの討論番組で、会社は誰のモノかというのをやっていたが、国際社会では、「会社は株主のモノ」というのが当たり前。ところが、日本では、「会社はオーナーのもの」というのが、大前提にある。中小企業であればあるほど、この傾向は強い。社員は自分たちのものだと言い、社長は自分のものだと言い、学者は社会のものだと言い、客は、おきゃくのためにあるモノであると言う。この全部が正しいというのが日本の現状である。

 

日本は有る意味、社会主義的な体制に似ているところがある。みずほ証券の誤発注で、せっかく儲けた投資家にかんにんしてやってくれと、国が頼む。。。そんな国や・・・。こんな非常識がまかり通るのがええのか、悪いのか。これはワカラン。。。世界中の人が唖然とするようなことを、平気でやってくれる国、日本。まだまだ東洋の島国は、ミステリアスな国である。。。

 

1/17(火) 今日の朝刊各紙は、全部一面トップは、阪神大震災から11年じゃなくて、ライブドアの家宅捜索で埋め尽くされた。たった10年で700億企業になったライブドア関連会社の錬金術にやっとメスが入ったというところやろう。

 

 株をやっている人ならお判りだろうけど、ライブドアというのは、実はIT企業でも何でもない。たまたま無料のホームページスペースを貸し出して、その代わりに広告をそのサイトを訪れた人に見て貰うという事業で成功したが、実は実業の無い会社なのである。

 

 では、そんな会社が何故ここまで大きくなれたか。それは株式取引の抜け道探しに長けていたからである。事実、ライブドアは、しょっちゅう株式の分割というのをしてる。ルールでは3ヶ月以内には再度の分割が出来ないが、このルールぎりぎりの所で、いつもガケップチ勝負で株式分割をしつづけている。まるで自転車操業のようなものや。。。

 

 株式分割は、本来、株価を個人投資家が投資をしやすい価格にするためにやるもの、という常識があるが、この会社はこれを逆手にとっていた。普通、株式の分割をすると、株価もその分下るのが当たり前である。例えば1株100万円の株を2分割すれば、持ち株数は2株になるが、当然、株価は50万円ほどになる。ところが、ライブドアは、株式分割を発表すると株の流通量が極端に少ない状況では、買いが先行して、不思議と株価がはね上がるのを利用していたフシがある。

 

 1株100万円の株を、異例の100分割までして、株価を1株10000円にするなどの業界ではびっくりするような事を続けていた。こうして、株式の時価総額をどんどん上げることにより、M&Aの資金を引き出しては、企業買収を続けてきた。

 

 近鉄や広島カープなど球団買収では失敗したが、弥生会計で有名なソフトウェア会社や、通信販売大手のセシール、自動車販売会社、など次々に落としていった強引な事業拡大方針でぐいぐい大きくなっていったのである。株のことをよく知っている人は、株にはいろいろと「裏の手」が存在しているのを知っている。無償増資、新株発行権、減資、持ち株会社、時間外取引、場外取引、など、素人では、簡単に誤魔化されて、大損するような、海千山千の目くらましの手がいくらでもある。

 

 そんな手を使う企業も多いのだが、これがなかなか一概に詐欺まがいではあるが、立件出来ないようなグレーゾーンである場合が多いのである。正直者が馬鹿を見る。そんな面がまだまだ残っているのも株の世界である。今回のライブドアが捜索を受けたのも、風説の流布。つまり、実質上4ヶ月前にすでに買収している会社を、再度発表して、株価のつり上げを狙って今回初めて子会社化に成功したように記者発表した。実際、その子会社の株価は45倍にもなったという。これでボロ儲けしていたのがライブドア、こんなの許していたらあかんと3ヶ月前から捜査していたのが東京地検だったということらしい。

 

 また、この会社の決算書を株価維持のために、粉飾していたというのも捜索の理由だというから、これは、内部告発が有ったんやろうね。ホリエモンも敵の多い人やろうからね。

 

でも、全般的に今回のホリエモンへのガサイレは、最近の何でもありの風潮へのスケープゴード的な歯止めの意味が強かったのやないやろうか。六本木ヒルズという、勝ち組の象徴みたいな所にメスが入ることによって、密室で行われていたいろいろな「非公開の悪さ」を開示させる意味もある。庶民のひがみ、やっかみ感覚の類で世論が地検の見方につくか、逆にホリエモンが若者の支持を拡げるか。その辺も見物かもね。。。ヒルズ族の住む森タワーだけに、これが本当の高みの見物や。。。。へぃ、お後がよろしいようで・・・。

 

1/18(水) このごろの街中のコンビニで目立つモノと言ったら、「節分まるかぶり」の横断幕である。いつの頃からかは覚えがないが、節分には、その年の恵方を向いて、無言で巻きずしを、丸かぶりするのだそうである。この図を想像したら、何か訳の分からない新興宗教みたいで笑ってしまうが、それが節分の「習わし」なんだそうである。

 

 少なくとも京都では、ここ10年前までは、こんな風習は無かったし、これも、バレンタインディのチョコよろしく、海苔問屋さんが在庫処分として広めたとか、お寿司の組合が結託して始めたとか、諸説紛々である。どうも、大阪が発祥の地らしいのだが、どこかの大阪発祥のコンビニチェーン店が、節分には太巻き寿司のまるかぶりを売り出しに使って、これが当たったから、一気に全国に風習が広まったそうな・・・。

 

 日本人は、どうも「うんちくモノ」とか「いわくつき」、「風習」とか言う言葉に弱い。どうもこのことを知らないと、全くの田舎モノであったり、不作法者であったり、学のない者であったりするかも知れないという事に、恐怖心すら感じる人が多いようである。節分にいわしの丸干しを頭からかぶりついて食べると病気にならない、無病息災説は昔からあったようだから、これにヒントを得て、鰯を巻きずしに替えたというのもあるようである。

 

 しかし、このことは、いみじくも、こんな何でもないことが新しい文化が生まれるきっかけになるものであることを、実証している事にもなる。そして、たった10年前から広まりだした風習を、さも大昔から、当たり前のことのように、また全国で完全に決められていることのように、思いこんでいる日本人も、なかなかハッピー脳天気なものである。別に誰に迷惑かけるでなし、お寿司屋さんが儲かって、コンビニが儲かって、みんなも、美味しいお寿司を食べられる口実が出来て、ええのやないですかね。。。

 

 節分の豆まきは、部屋中がちらかるし、ゴミにもなる。煎っただけの大豆はそんなに美味しいものやない。食べ物を撒くのも何か、勿体ないというか、食べ物を大事にしないようなそんな感覚がある。そんなことから、なかなか現代の生活にマッチしていない。お寺の境内でやる豆まきも小袋や小さな包みに豆が入れられているものが多い。これも世の中の流れで変わってきたものや・・・。

 

 うちの学区では、節分に餅つき大会をやっている。なかなか寒い時期なので、外に出る機会が少ないので、たまには何かイベントをして、防災訓練も兼ねて、みんなに家から出てきてもらおうという催しである。今年は学校の校庭に植えた赤米という古代米を餅米に入れて、餅にしてみようというという試みに挑戦してみる。これも広い意味では、新しい文化や習慣の創造である。

 

カレー餅や、いちご大福、ぜんざいや、焼き餅、防災時の練習でもある炊き出しの豚汁なんかも無償提供する予定である。地域内限定のイベントやけど、地元にとっては、楽しみの一つにされているお年寄りも多いし、毎年だんだん多くの人が集まってくる。どうやら文化というものは、愉しい事、美味しい事、面白い事の方へ向かって流れるモノであるらしい・・・。

 

1/19(木) 虚業の崩壊。ライブドアの粉飾決算問題は、せっかく上向いていた日本経済の腰をポキッボキッと、折ってしまった感じやね。。。個人投資家の多くなった現在、東証の売買取引件数がうなぎ登りに増えて、システムがパンク寸前になったため、時間前に全銘柄の取引を中止する騒ぎとなった。あまりにも多い売買注文にシステムが対応出来ていなかったことが露呈した形。またまた東証の大チョンボである。

 

 そんなこと、言わなければええものを、またまた日本的解決法で、証券会社各社にまとめて売買注文を出してほしいなんて言ったもんやから、火に油を注ぐ格好になって、売れなくなったら大変やと、よけい注文が殺到してしもた。今の証券業界には、デイトレと呼ばれる機能を、全部コンピュータにやらせている所がある。

 

 過去の株価の変動情報のデータが、ここには蓄積されていて、よりリスクが低くなるようにプログラムされているから、今回のような大暴落が起こると、一斉にこのシステムが「売り」一色になる。少しでも早く売り抜けようとするから、売買が集中し、パニック的な相場展開になる。そして、2日連続の記録的な下げ。。

 

 ライブドアは、その関連株を含めて、わずか2日間で、3100億円も資産が減った。やっぱり「真面目に働くのが一番」日本人は、重い教訓をまたまた教えられたことになる。たった1株を40000株に分割。こんな、有り得ないような裏技というより、常識外れな事をやってきたツケがやっと回ってきたというところやろう。。。ざまぁみろと、思っている人も多かったやろう。

 

 株取引の法の抜け目ばかり探して、マネーゲームを続けてきたIT産業。しかし、楽天は、インターネット上で、実売しているし、ソフトバンクは、ヤフーやプロバイダー事業で安定的な収入のある実業を身につけてきた。ところがライブドアは最近になってやっと、セシールや自動車販売などの実業を手に入れてきたが、その為の資金は、ずっと、法律スレスレの自転車操業で作ってきた。その作り方が、「ウソ」で塗り固めてきたというのが判ったということやろうね。。。

 

 違法でなければ、何をやってもいい。この考え方にも反発が多かった。企業の姿勢というものがまるで無い。倫理観のかけらもない。それが新しくて、世の中を変えて行くとでも思っていたんやろうか。。。血の通っていないカネだけのつながり・・・。何か村上ファンドにも共通することがあるね・・・。

 

今のキーワードは、フェアー(公正)である。何か秀でた所があって、その企業が大きくなるのは当たり前である。ところが、そこがルール違反を犯していたとしたらどうだろう。。。実際は10億の赤字やったのに、14億の黒字やと発表して、株価維持を画策していたとしたら、それは、ペテン師やったと言うことになる。

 

自分所の会社だけダメになるなら良いけれど、日本中の会社が含み資産をあっという間に、激減させられたのだから、この人たちの恨み節は、大きいで。。。しばらく株式市場から目を離せなくなる。。。。

 

1/20(金) オジャマモンにホリエモン。。。。この2人がホントにこの世間を騒がせている。二人とも次々に化けの皮が剥がれてきて、やっていたことが、どんどん白日の下にサラされている。小嶋社長の方は、総研がどうやら一番の黒幕で、それが伊藤元国土庁長官との癒着が明白になり、次期総裁候補とされている安倍氏の名前まで出ている。森派は、今、大ピン〜チ、崖っぷちや・・・。

 

 いつもは、ペラペラしゃべってる小泉首相や森元総理も、耐震偽装関連に関しては全然口をつぐんでいるのも、全くもって怪しい・・・。どうやら、このタイミングを狙ってホリエモンをガサイレしたのも、世間の目をそっちへ向けさせよう、向けさせようとする飯島首相秘書官の苦労の作戦なんやないやろうか。。。ヒューザーや総研が自民党森派と密接な関係にあって、伊藤ハムスケが、森派一番の政治資金の集金マシーンやったというのは、最早有名な話や。

 

 小泉政権の晩節を汚してはあかんと、必死に工作しているのやろうね。。。9月までは保たさなあかんからな。。。。安倍氏の留学学歴詐称疑惑や、年金未納疑惑なんかも必死でもみ消してたしね。。。。小泉のオッサンからしたら、人気のある安倍ちゃんに政権を禅譲して、9月以降は院政を敷く段取りをしているのやろうけど、今度のことが大きくなったら、この計画に狂いが生じる。福田や麻生、谷垣なんかも巻き返しをしてくるやろうからね。。。

 

そこで、みんなのいじめられっ子、ホリエモンの登場や。叩けば埃の出る身体。前から内偵していたネタを元に、この時期に叩けと指示したら、東京地検は言うがまま動きおった。これで新聞の一面は毎日ホリエモンのライブドア騒ぎと、東証のトラブルばっかりや。まんまと、政界癒着事件が新聞一面を飾るのを阻止することに成功した。これで、まさかの時は、伊藤ハムスケ元国土省長官をクビにして、全部を背負って議員辞職させたら、まんまと隠蔽工作成功や。エイチエス証券の副社長みたいに、自殺してもらうか。。。ほんま、政界とは怖いところや。。。

 

1/21(土) 私が住む格致学区少年補導委員会主催のスキースノボ教室があり、朝6時から箱館山へ行く。今年初めてのスキーやけど、箱館山はリフト1本が超短い初心者コース。物足りないやろうなぁ。。。ところがところが、どうやら天候が悪いようで、天気予報は雪。大雪やったら、スキーどころでなくなるかも。。。

 

 さて、やっぱり国会議員という輩は、みんながなりたい、なりたいと言うだけあって、うまみのある特別な職業であるらしい。国の予算をどれだけ自分の所に、持って行けるかで、そのセンセイの腕前が決まるというから、困ったもんや。政治とカネ、これは切っても切れない関係にあり、その利権にぶら下がって甘い汁を吸っておる奴らが、たんまりおる。

 

 そんな人は、普段は目立たぬように、目立たぬようにして、大変大人しい。地元に引っ張った予算には、代議士連中の後援会組織が口を開けて待っておって、それらの企業に落ちたカネが、政治家にパーティ券購入や、政治献金という形で環流しとる。いわば、持ちつ持たれつのグルグルの関係が、どこでも、もうすでに出来上がっておる。

 

 だから、いざ選挙となったら、大金がどこからか出て来るし、この金を集める能力が高い人が政治的にも強い力を持つという、昔ながらの体制は、なかなか直らない。小泉のオッサンになってから、派閥単位のカネ集めのシステムがゴロッと変わり、餅代、氷代と呼ばれていた派閥の長から、資金調達力の低い若手議員へのお小遣いも、めっきり無くなって党が、政党助成金を配るようになった。これは、透明度が高まって良い事なのだが、元はと言えば、これも税金。政治にカネがかかるという、体質が変わるわけではない。

 

 政治家の選挙事務所には、ゴロつきが集まってくる。選挙期間中に、ちょっとお金を貸してえなぁと言われたら、なかなか断れないのだという。もちろん、そんな金はなかなか返してもらえない。葬式に行けば、必ず代議士センセイからの香典や、お花、弔電なんかが来ているやろう。知っている人の葬儀に、香典も出さなかったら、今度の選挙が怖いやろう。。。これもつきものや。。。ほんま、政治家はカネがいる。。。

 

 テレビによくでる政治家のセンセイ方は、テレビの出演によって、常に顔が売れるメリットがあるのだが、意外とギャラは安い。そんな出演料が高額ならそんなに、呼んでもらえないからね。。。政治家たるもの、清貧であるべき。悪いことしない政治家を選びたいなら、そこそこお金持ちの人を選んだ方が、悪いことしなくても元々お金には困ってないから、より良い仕事が出来るという誰かの意見を聞いたことがある。

 

なるほどなぁ、と、思った反面、少し情けなくもなった。ボランティアの積み上げか、その延長のような議員にするには、共産党みたいなやり方しか無いのやろうか。。。政治乞食の時代を早く終わらせて、議員の数を減らして、本当の小さな政府を実現する。こんな首相に今度はなってほしいもんやね。。。

 

1/22(日) ライブドアという会社は何をやっていた会社かという問いに一言で答えると、「時価総額を上げるためにあった会社」だという実態が明らかになってきた。時価総額とは皆さんご存じの通り、株価×株数のかけ算で出てくる数値だが、この数値が何か、学校の通知簿のような風潮がここ数年蔓延してきた。経営者は、この時価総額を上げる人が有能で、時価総額を下げる人が無能だという、絶対評価主義に陥っていたというのは、否めないであろう。

 

 ただ、この時価総額、寿司屋のメニューにある時価と同じように高いときは実際の実力以上の評価が出てしまうし、打ち出し方が下手な企業は、いくら実業で良い利益を出していても低い評価しかしてもらえないという、かなり不公平な数値なのである。経営者にとって、時価総額の上昇というのは、「事業成功の結果」であったはずなのに、いつの間にか、「事業の主たる目的」にすり替えられていた。これが、ライブドアの一番問題の部分である。

 

 時価総額、つまり、株価を上げることを目的とした会社とはどういうものか。これは、かなり異常なことを繰り返す。株価を自由に操作して、巧みに売り抜けるこれを繰り返していたのである。ライブドアは最近5回ほど株式分割を繰り返しているが、その度に、まるでイベント企画会社のノリで、企業の吸収合併や事業取得を発表している。普通株の分割をすれば、株数が増えるから、株価は大幅に下げる。

 

 ところが、株式分割のタイミングで、企業買収を発表すると株価は将来性を期待して値が上る。ここぞとばかりにライブドアは、投資組合をかくれみのにしたライブドア株を大量に高値で売る。そら、楽なカネ稼ぎやわなぁ。。。話題が切れかけたらどこか、赤字でヒイヒイ言っている会社に、資金をドバっと入れて、黒字になっているように見せかけて、それを買収するのやから。。。

 

資本金わずか600万円だったライブドアは、こんなことを繰り返して、3000億円もの資本を持つ会社になった。この金額、買収騒ぎで話題になったTBSと同じ資産や・・・。何も実業の無いライブドアと全国にネットワークを持つ東京のキー放送局の時価総額が同じやなんて、常識から考えたら、どう考えてもおかしいやろう。。。これを契機に、正直者がバカをみないような、フェアーなルールづくりが本格化するべきやろうね。。。今回の事は、いわば立法機関である国会の怠慢である。国会が時代について行けてなんだというこっちゃわ。。。

 

1/23(月) それにしても、オジャマモンの方も、ようこれだけ話題が尽きないもんや。。。国会の証人喚問でも、刑事訴追の恐れがあるからお答えできません。後ろにいる補佐人という名の弁護士の言うがまま、のらりくらりと国会証言を切り抜けたかと思うと、住民説明会で、自分が逮捕されたら、住人への保証をする人が無くなると、開き直り、ほんま、コノオッサン、なかなか役者やのう。。。

 

 証人喚問直前に、少しでも人相がよく見えるようにと、サンパツは行くは、レンズの度が全く入っていない、だて眼鏡は買いに行くは。。。なかなか演出まで考えとる。。。国会で馬淵議員の持っていたテープの内容がテレビで流れたが、この中身が、ホント酷かった。逆ギレ、恫喝の連続。まさにヤクザそのものや。。。こんな人が社長をしている会社からマンションを買ってしまった人は、ホンマお気の毒と言いたいね。。。こいつ、何も考えとらん。自分の保身しかしようらへん。そればかりか自分は被害者やと、いけしやあしゃあと言ってのける辺り、大分面の皮も厚いわ。。。

 

 ヒューザーや総研、木村建設なんかが全部グルになって、姉歯などに耐震強度の足りない設計をさせていたのは、明白やのに、まだ一人も逮捕者が出ないのはどういうこっちゃ。本来なら、取り調べは警察や検察の仕事や。それを国会が喚問するのは、ちょっと筋が違わないか。少しでも話題になったら、何でもかんでも国会で証人喚問、参考人招致、国会はワイドショーとちゃうで。。。

 

悪いことをしたら、捕まって牢屋に入れられるという、大原則を崩したらあかん。早く捕まえて証拠隠滅させんようにして、早く実態の解明をすべきやろう。。。これをやらないのは、検察や警察の職務怠慢。それとも、何か、やらない別の理由でも、お有りなのかね・・・・小泉さん。。。

 

1/24(火) 世の中は昨晩のホリエモン逮捕のニュースで持ちきり。あれだけホリエモンを持ち上げていたマスコミも、自民党も、掌を返したように、バッシングの嵐・・・。ホリエモンもあんまり品性がなかったが、みんなも同じく、変わりすぎやね・・・。特にテレビ局はタレント並に出てもらっていたのやから、ちょっとぐらい養護する意見が出るかと思ったら、まさに袋だたき状態。。。視聴率さえ取れたらええ・・・この考え方、カネがあったら何でも出来る拝金主義と通ずる所があるのとちがうか。。。。

 

テレビと言えば先日の10チャンネル日テレの細木数子の番組。あれは何や。。。番組の中で、細木は鶏卵が抗生物質を混ぜた餌で、24時間電気を付けて、運動不足の不健康な鶏が1日に2個も3個も生んだ卵やと、言ったもんやから、現実とは違う、と卵の生産者組合から猛抗議が来た。

 

 ところが、餌には抗生物質なんか入っておらず、1羽の鶏が生む卵は1日1個、24時間ではなく長くても17時間など、細木の言ったデタラメな知ったかぶりの知識が、まるで間違いだったのに、当然謝罪すると思っていた。ところが、ところが、細木はテレビ局スタッフに養鶏業者に直接見に行く、そこに組合の副理事長さんまで呼びつけて、実際の現場を取材させた。反省のかけらもない。それどころか、自分の言ったことを正当化させようという意図がありありや。。。

 

 卵の組合の副理事長さんにも、さんざんケージに入れられた鶏が可哀想だとか、もっと広々とした場所で放し飼いにせよとか、好き放題言っていた。見苦しいことこの上ない。まず、自分の間違いを認めて、謝罪しなさい。それが礼儀やろう。。。話はそれからや。挙げ句の果てに、細木数子と共同で安心安全な卵を一緒に作りましょうやて。今流通している1個20円の卵も、安心安全ですと言われて、ぐうの音も出ないでやんの。アホらしくて、聞いてられへんわ。

 

 卵は物価の優等生。戦後から60年間も卵の価格はほとんど変わっていない。それだけ養鶏農家は血のにじむような努力をして、安くて安全な卵をたくさん生産してきたということや。細木の言う、高くても美味しい卵を作っている農家もたくさんいる。高い卵もちゃんと、スーパーで売ってるやんか。このオバハン、買い物いかへんのやろうか。。。高い卵がもっとどんどん売れたら、みんな儲けのある卵を作るわいな。でもたまご1個に50円100円払いたくない人が多いから、卵の価格が安いままなんや。。。そんな経済の基本の基本もわからへんのやろうかね。。。

 

養鶏産業は数少ない国外依存度の低い第一次産業や。国内の養鶏産業がもし、潰れたら安い中国産がどば〜っと入ってきて、市場を独占してしまう。そんなことしたら、食料安保上も、日本にとって一大危機や。中国が日本向けに卵の輸出を止めますと一言言うだけで、日本の市場は大パニック。つまり、日本の流通が外国に握られてしまうことになる。これを防ぐのにみんな頑張っているんや。。。安くて安全な国産卵。これは守っていかなあかん。。。

 

細木数子は、「1999年に第三次世界大戦が勃発して、日本は沈没する」やとか、「2005年に東京に大地震がゼッタイ来る・・・」と、デタラメばっかり言うとったインチキ占い師に過ぎない。なんでこんなオバハンばっかり使わないとテレビの視聴率が取れないのか。テレビ関係者はみのと細木に頭が上がらない状況をいつまで続けるつもりなのか。ええかげん、このオバサンの顔も見飽きたんやけれどね・・・。

 

1/25(水) 米国産の牛肉が輸入再開されて、やっぱりと言うか、早速と言うか、BSE危険部位の一つである脊柱が入った牛肉が成田空港の抜き取り検査で見つかった。そりゃ、アメリカみたいに大量に消費されている国で日本向けだけ背骨はあかんよと言ったって、これはカリフォルニア向け、これは日本向けと区別して牛を処理している訳や無いから、なるべくしてそうなった。

 

 実際、肉食中心の米国では、異常プリオンを含んだ食肉が原因で、ヤコブ病にかかっている人の割合は多いというから、あながち見逃せない事件なのに、平気で危険と思われる牛肉を食べ続けている米国人は、おおらかなのか、バカなのか。。。それとも仕方なく諦めているのか。。。。日本人の感覚からしたら理解に苦しむ。。。

 

 お粗末だったのは、米国の畜産関係の役人が日本向けには脊柱の部位を入れてはダメだということさえ、全く知らなかったということや。まぁ、日本はこんなええかげん極まりない国から牛肉を買っているやということや。。。日本の農水省は、即刻米国産牛肉の輸入停止に踏み切ったが、これは、国民感情からしても、日本のメンツからしても、当然のことや。ところが、米国食肉関係者のコメントによると、1人のスピードオーバーで、全員の免許を取り消しにするのかと、非常識な発言をする輩まで出る始末・・・。

 

 日本が米国に車を輸出するのに、右ハンドルのまま輸出せえへんやろう。左ハンドルにして、米国人の体格に合わせて、車を設計するやろう・・・。米国の食肉業界には、この辺の意識が全くない。どうしたら、日本に買ってもらえるのか努力する気は全く無いのか。我々のやり方を押しつけるだけという殿様商売が、いつまでまかり通ると思っているのやろう。。。

 

前から思っている事だけど、何故日本の商社が向こうで直接買い付けて、日本向け専用の処理工場を作らへんのやろうか。。。向こうにも、牛の処理にはややこしい業態があって、これを許さないような癒着構造が有るのやろうか・・・。日本ほど大きい市場やったら、例えば、食肉処理機能を備えた冷凍船みたいなのをアメリカ西海岸の港に横付けして、生後20ヶ月以下の牛だけを港で買い付けて、船の中で処理する。日本に着く頃には、日本の消費者に合ったカットや好みの部位に分けられている、そんな芸当は出来ひんものかねぇ。。。安くてうまい米国産牛。ただし、安全でないと、買う人おらんで・・・。

 

 

さて、ライブドアショックは一昨日のホリエモン逮捕と社長解任で一段落、証券市場も少しは反騰したりして、どうやら大恐慌の引き金までには、ならなかったようである。ただ、虚業とか株式分割や投資組合などのネコだまし、かくれみの作戦を使っての錬金術は、今後もう使えないという、歯止めにはなったやろう。。。

 

 これで、柳の下の泥鰌を狙っていた他の有象無象の輩どもも、少しは大人しくなるっちゅうもんや。「やっぱり、まじめにコツコツ働くのが一番」という価値観だけは結果として守れたことになり、有る意味良い教訓になったことやろう。その反面、外資などの非情なやり口などに対して、脇があまりにも甘い日本企業の実態が浮き彫りになったこともあり、実は日本の企業は、まだまだ国際化の波に打ち勝てるほどタフではないということも判った。

 

 ただ、私は今回のライブドア事件が、投資環境において、せっかくのジャパンドリームの芽を摘んでしまう事にならないかが不安である。つまり薬の効きすぎっちゅうやっちゃ。世界の大金持ちの9割は米国人だという。彼らは資本というものにおいて、どこまでもどん欲で、儲かる事なら何でもする。カネの臭いのする方向を敏感にかぎ分ける能力に長けているからお金持ちなのである。

 

 マイクロソフト会長のビルゲイツやウォルマートの創業一族、オラクルのCEO、みんな虚業ではなく、派手に実業で稼いでいる。これにITを限りなく駆使しているというのも事実である。だからIT=うさんくさいこと、なんて馬鹿げた妄想に日本人が陥っていたら、それこそ、奴らの思うつぼになる。気が付いたら、日本の上場企業の過半数の筆頭株主は、米国系の投資会社とか投資組合なんてことも考えられるしね・・・。

 

 日本がそうなりたくないのやったら、早く外資比率を規制するとか、資本取引のルールを日本の国益に沿ったものに変えておく必要があるやろうね。資本はどんどんボーダーレスになってゆくが、中国なんかは、ちゃんと固いガードを掛けていて、甘い汁がゼッタイに国外に持って行かれないようにしている。アメリカ一辺倒の日本の小泉外交も、ちょっとは中国に見習うべきところがあるのかもね。。。

 

 

 さて、またまた話は変わるが、日本の人口が昨年戦後初めて減少したというニュースは以前、ここで書いたが、このショッキングな人口減少に歯止めをかける良い案を見つけた。それは一夫多妻制である。え〜っ、そんなの・・・。と世の女性方は当然反対するであろうが、実は、この制度、動物学的に理にかなっているのである。

 

実際、アフリカのルワンダなどではまだまだこの制度が現役で生きていて、テレビで人気の桐灰はるはるのコマーシャルで、黒人の金魚という異様なキャラクターで頭にカイロをペッタンコと張られている32歳のボビーオロゴンのお父さんは、実際複数の妻を持っていて、22歳の腹違いの弟が日本で格闘技デビューするそうな。

 

 もともと女性が子供をあまり生まない主たる理由が、子供は欲しいけど、経済力のあるお相手がいない、たくさん生んでも育てる自信がない。適齢期の良い男性に巡り会えない。というのがほとんどである。同年齢なら女性の方がよっぽどしっかりしていて、男性がフリーターやニートになっていて、子供どころか、自分一人の生活をするのがやっと、ということだからやろう。

 

 それなら、ライオンやないけれど、金も力もある良い男が複数のメスを養い、多くの強い子孫を残す。このことにより、弱いオスは相手が見つからず、子孫を残せず淘汰されてゆき、強いオスの優勢な因子を持った子供だけが命をつないで行くというのが、自然の摂理であるからである。

 

人間は、下手に平等とか、競争を避けるとか、公平とか、そんな価値観が勝ってしまうので、ひょっとしたら、身体的にも生理的にもひ弱いオスやメスでも、みんながみんな子孫を作る。これでは、劣性遺伝になり、弱いところ、良くないところがどんどん子孫に受け継がれてゆくことになる。動物と人間を同じに扱うのもどうかと思うが、所詮人間も地球上に生きている動物のひとつ。カネと力と優れた容姿を持ったオスは、複数の妻と結婚するのを認めるなんて法律作ったら、女性運動家から、抗議が殺到するやろか・・・。自然の摂理に逆らっている人間の方が何かおかしい気がするのは私だけやろか。。。。

 

1/26(木) 昨日、ボビーオロゴンの事をここで書いたら、今日は彼が暴れて警察に捕まった話題が出ていたし、一夫多妻制の事を書いたら東京の方で、57歳の男が20代から50代の女性を囲んで、ハーレムを作っていたという事件がテレビに出ていて、ほんとビックリした〜。自分には、明日話題になることを事前に知ることが出来るような、予知能力でもあるのやろうかと。。。。。。 こういう事って、たまにありますよね。

 

 このこととは別の話ですが、皆さんは人からは、ものすごく、「しょうもないこと」と見られていても、自分にとっては、「ものすごい大発見」なんていうことはありませんか?物凄く、つまらないことなのやけど、1つ、最近私が、見つけた大発見をお教えします。アホらしいけど、お付き合い下さい。

 

 皆さんのおうちのお風呂に、バスタオルハンガーってありますよね。うちは5人家族だから、バスタオルも5枚。死んでも私のバスタオルを、娘達は使いません。年頃の娘が居る家庭ならごくごく当たり前のことです。。。。ところが5枚ものバスタオルを壁に掛けておくのは、けっこう大きなスペースが必要です。ウチも、家を新築するにあたって、バスタオルハンガーも壁面に2枚掛け用の大きいのを2つ、一枚掛け用の小さいのを1つ取り付けて貰いました。

 

 ところが、バスタオルはサイズがけっこう大きいですから、バスタオルを普通に拡げたままハンガーに掛けたら、それだけで大の方でも、1枚しか、普通にかかりません。仕方ないので、大の方には、縦皺だらけの状態でハンガーに2枚掛けることになります。ところが、この前、大阪のリーガロイヤルホテルに泊まって、ホテルのお風呂場で、バスタオルのハンガーへの掛け方を見て、ハッと気づいたんです。

 

 ホテルのバスタオルは必ずバスタオルを一度縦に、キレイにキレイに、半折りにしてから、ゆったりとU字になるように、ハンガーに掛けてあります。お風呂から上がって使う分にはあんまり関係が無いのですけど、普段顔を洗ったり、手を洗ったりした後、このタオルで濡れた手や顔を拭くことになります。

 

 実は、このホテルのバスタオルの折り方をしてハンガーに掛けた状態で、顔や手を拭いたりして使ってみると、ものすごく気持ちいいんです。この何とも言えないようなタオルの厚みがそう思わせるのだと思います。縦に半折りしたバスタオルをハンガーに掛けると都合、4枚重ねの状態のまま使うことになります。これが何とも言われないほど、不思議にハッピーな気持ちになるんです。。

 

コツは、タオルの四隅を、邪魔臭がらずに、きっちりときれいに揃えておく事です。たったこれだけのことで、何かホテルのサービスが我が家まで、デリバリーサービスでやって来たみたいな気分になれます。皆さんも一度騙されたと思ってやって持て下さい。しょ〜もな〜っと、言ってしまわなくて。。

 

1/27(金) 何か釈然とせえへんなぁ〜。先月、つまり昨年の暮れに、京大生3人が女の子3人と学生マンションの1室で鍋パーティをした。場が盛り上がってきて、誰かが「一気飲み」をしようなんて、言い出した。みんな、かなり酔っていたから、焼酎の空瓶を横に寝かせて、それをルーレツト代わりにして、ビンの口が向いた人が一気飲みをするルールにした。酔いつぶれて女の子に、酔った勢いで、男女関係を迫ってしまった。ただし、男性らは、合意の上だったと犯行を否定しているけどね・・・。

 

 ひょっとして、毎日どこかの街で繰り返されているような若者には、よくありがちなシュチュエーションである。ただ、奥様は魔女風に言えば・・・「ただ、一つ違っていたのは、この男性3人が京大のアメフ部員だったのです・・・」。普通の大学生だったら、多分、ここまで大きく報道されなかったやろう。全国で年間何千件も起こっている強姦事件の一つや。。。ところが京都新聞なんか、朝刊の一面。。。。全国ネットのニュースでも、国会審議の状況よりも大きい扱いで報道されているニュースである。

 

 スーパーフリーという東京の方の大学生が、女性を酔わせて集団暴行し続けていた事件は、人間として許されることのない事件として、また非道極まりない強姦事件として、大きく報道されたが、今回の事件もその延長のように報道されている。。。。相手が京大生というエリートで、京大アメフ部という全国優勝を何度もしている名門だから、判官贔屓も手伝って、よけいに記事も大きくなる。

 

 痴漢行為とか、強姦事件というのは女性側の一方的な訴えだけで、立件される犯罪である。男性側の言い分は全く聞き入れられない場合がほとんどである。今回のケースがどうなのかは、全くまだ判らないが、女性が訴えたところをみると、男らが悪いことをしたのは恐らく間違いないやろう・・・。アホなやっちゃ。。。

 

 でも、高校野球などのスポーツでも、部員の暴力事件とか、喫煙とか、僅か数人の不始末で、あたかも部全体、あるいは、学校全体に責任が有ったかのような報道があまりにも多くないやろうか。何でもカンでも、団体責任やて。。。何か昔の軍隊か、戦時中の隣組でお互いを監視し合い、悪いこと、反政府的な事をさせないようにしていた時代の名残のような発想ではないか。個人の犯罪責任として、切り分ける必要もあるのではないか。水野監督やら、他のアメフ部員に共謀責任は全く無いと言って良いのやから。。。

 

 問題を起こした3人は、年齢から見て、多分4年生やろうから、アメフ部をもう退部した3人。ずっとアメリカンフットボールばっかりの学生生活を送っていただろうから、急に遊べる大学生に戻ったものやから、タガが外れていたんやろう。4回生やろうから、恐らくもう良い就職先も決まっていたのやろう。京大やもんね。これが今回の事件で全部パーや。彼らの親やら親戚やらは、犯罪者としてテレビに報道されたり新聞に載っている我が子を見て、一体、どう言う心境やろうね・・・。もちろん、被害を受けた女の子の親からしたら、腑が煮えくりかえるほど怒り心頭の事件やろうけどね。。。

 

今回の事件をちょっと、うがった推測で見てみたらどうやろう。大学生のうちの1人とある女の子は付き合っていた。もちろん、以前から男女関係もあった。ところが彼氏は就職で東京に行く。そんなこんなで、二人には、別れ話が持ち上がっていた。女の子は、この別れ話に納得が出来ず、愛しさ余って憎さ100倍・・・。合意の上での行為を強姦事件にすり替えて、警察に訴え、大事件にして、この男への仕返しに使った。。。。まっ、しょうもない推理小説の読み過ぎかも知れないけど、こんなことも、女の子側には出来てしまう・・・。考えられなくは無い話である。今回の報道が、ちょっと一方的で、不公平なような気がしたんでね。。。ここらへんがちょっと、釈然とせえへんかったところや・・・。

 

女の子たちが男達の部屋に入る事。まして、お酒を飲むと判っていて、来ている。これは、女の子の方にも、少しは自己責任といえば自己責任の面もある。ただ、そこまでの行為自身が合意か合意で無かったか、いずれにせよ、酒を飲ませて泥酔させた時点で、普通やったら、介抱するやろ・・・。それをええことに行為に及ぶのは、やっぱりこいつら、最低は最低やけどね。。。

 

1/28(土) いゃ〜、世の中には凄いインターネットのサイトもあるもんや。gooのブログサイトで人気一位を独走中のホリエモンの錬金術というのを見ると、今の堀江氏が東大生だった時から、元彼女の親から4000万円を出資してもらってたことや、5年の間に4回も異常な株式分割を繰り返して、個人投資家からカネを巻き上げていった様を克明にレポートしてある。もっと凄いのは、この日付が去年の5月頃から書かれているという事である。

 

 この人、島根県の弁護士さんなのだが、よくぞここまで調べ上げたと、みんなが驚くほど、ライブドアという会社をオンザエッヂ時代から調べ上げている。また、ここのサイトには、小泉首相が新潟県の山古志村の村長を衆議院議員に誘う時、復興支援を餌に使っていたという驚きの事実?とか、小泉純一郎氏の祖父は小泉組というれっきとしたヤクザの親分でクリカラモンモンが入っていたとか、みんなが全く知らないような事がたくさん書かれていて正直驚いた。

 

 ネットのサイトに乗っている情報の信憑性については、掲示板やブログのトラックバックなど、匿名性の有るところでは特に疑わしいものが多い。だから、個人が作っているサイトで、好きなことを書いてあるヤツの中に間違った情報や、恣意的な情報は、数限りなくあると言って良い。しかしながら、その中にも、驚くような真実が隠れている場合も多い。

 

 なぜなら、その多くは著者が現実に見た事、感じた事、を正直に書いている事も多いからである。事実の記述は、例えそれが真実であっても、個人のプライバシーの暴露、基本的人権の侵害となると、公表することは許されない。ただし、そんな事はごくごく限られて居て、安倍晋三氏の安晋会という後援会にあのヒューザーの副社長が出席していたらしい・・・ということと、安倍氏がヒューザーにパーティ券を買って貰った事は無いというのは、明らかに食い違っている。

 

 今、次期首相候補を潰そうと、いろいろなネタが出てくる時期である。秘書官がこれらの情報を巧みに操作して、隠蔽したり工作したりして、ややこしいことをやっている。これがええ事なのか悪い事なのかは、判らないけど、粉飾決算していたホリエモンやら、耐震強度を偽装させていたオジャマモンたちと、どこが違うねんと、いいたい。聞いたってよう答えられへんような事はするなっ!と、言いたい。

 

 小泉選挙は粉飾決算やと言った、前原を、懲罰動議を出すの出さないの。。。そんな子供みたいな話をしている場合やないわいな。うまいこと、言いよったと、褒めてやるぐらいの度量が一国の首相やったら欲しいわいなぁ。ねっ、小泉親分。。。

 

1/29(日) 今日は、地域の防災訓練と、餅つき大会がある。真冬の節分時期は、どうしても家に引きこもりがち。寒いけど、ちょっと外に出てきてもらって、交流をしてもらおうと、毎年行っている。まぁ、真冬のお祭りというところやね。。。

 

 さて、安倍晋三官房長官への国会質疑で、ヒューザー追求のエース・馬淵民主党議員が、安倍氏の秘書が国交省に電話を掛けたのか、掛けなかったのかを問いただした途端、安倍氏がブチ切れて、これが私を陥れようとする偽装やと切り返した。本当に国交省の役人に、自分や秘書が電話を掛けなかったのなら、掛けなかったと素直に言えば良いのに、あまりにも必死に安倍氏が言うものやから、逆に疑いが濃厚になってしまった。なぜなら、結局、安倍氏はこの質問には、何やかんや言って答えなかったからである。

 

 人間、自分に都合の悪い事や、嘘のことを言うときには、不思議と必死になってしまうもんや。一昨日の安倍氏は、まさにそれに見えた。安倍氏が首相になったら良いなぁと思っていた私には、少し残念やった。期待が大きかっただけに、なんや・・・という感じである。かなりの人が安倍氏のこの言動を見て、クビをかしげたんやないやろうかね・・・。

 

 

 さて、話は変わって、全国に急激にチェーン店を出店している会社がある。東横インというビジネスホテルチェーンなのだが、この会社が、自治体の条例を通した後、法定の駐車場をすぐさまブッツブシて、ロビーに改造していたり、身障者用の車庫を物入れに不正改造していたりしていたことが明らかになった。

 

 この東横インというチェーン店は各ホテルが全部女性支配人でやっているという変わり種。なぜ一等地にどんどんこんなに新築でホテルがバンバン建築出来るのか不思議でならない。きっとバックにサラ金か、パチ屋か、ヤーさんかそんなのが居るのやろうね。そうやないと、こんなムチャクチャ早いペースで出店を続けられるハズがないわ・・・。

 

 この社長が不正改装がバレて、記者会見で言った事が、これまた、いただけない。車で時速67キロで走っていたのがダメと言われたのだから、これからはちゃんと時速60キロで走ります、と言うしかない。だまって、ご迷惑をかけましたと一言あやまりゃええのにね。。。こいつ、アホや。法律に違反しているのを、どおってことないと、開き直られたら、誰だって、なんやコイツとなる。態度悪すぎや。。。

 

 姉歯事件で、これだけ世の中が建物の建築というもの自身にピリピリしている時期やのに、こいつ時代の空気が読めへんのやろうか。。。この人にとって法律は努力目標であって、ゼッタイに守るべきものであるという意識が欠けている。いろいろな事件が続くけど、どこか遵法意識とか、正義感とか、恥の文化とかいう部分がみんなに欠けているのやないやろうかね。。。誇りのある日本人観は、いったいどこへ行ったのやろうかね・・・。

 

サッカーのワールドカップに参加する日本チームのスローガンは「サムライ」なんやそうや。武士は食わねど高楊枝。死ぬときはいつも前のめりで。辱めを受けるぐらいなら死んだ方がマシ。侍の潔さは、何か、今の腑抜けた日本人には、耳の痛いところばっかりやないか。。。

 

 

さて、またまた話は変わるが、京大アメフ部3人がナベパーティで女の子を酔わせて、強姦をしたと疑われている事件は、少しその後の詳細が伝わってきた。どうやら、女の子のうち1人は3人の容疑者の一人の彼女だったようである。その子に頼んで、こっちは男3人やから、あと2人連れてきてえなというようなノリやったらしい。どうやら、彼らの中で鍋パーティというもの=乱交パーティという変なイメージ連結があったらしい。結局その3人のうちの1人は途中で帰って、残りの二人の女の子が残った。このうち1人は、彼氏の居る女の子である。この彼氏は、今回は見ていただけや・・・と言っている彼である。

 

つまり、今回告発した女の子は、誘われて連れてこられた2人のうちの1人で、鍋パーティでは、女の子は酔っていて何も覚えていなかったが、翌朝10時に帰宅してどうも体調がおかしいと産婦人科に行ったら、どうやら乱暴されたみたいやと感づいたという。

 

 そこで、この女の子は男子学生にメールでクレームしている。多分、訴えてやるという内容やろう。そりゃ、やられたままでは、女の子も気が済まないわなぁ。この落とし前どうつけてくれるねんと、言ったか言ってないかはわからんが、どうやらそんな風な内容やろう・・・。彼氏の居る彼女もどういうつもりやと、彼に文句を言っているそうな。そうしたら、何と、この京大生は友人の弁護士を頼んでいたそうな。

 

 女の子からしたら、悪戯されたとかは自分からなかなか言えるような話ではないやろう。それをええことに、弁護士まで使ってもみ消しを図ろうとした奴らに、この被害者の子はブチ切れて、刑事告発したというのが、今回の事件のようである。だから1ヶ月も前の事が今頃になって出てきたということや。これでちょっと納得出来た。

 

それにしても大学生が弁護士か・・・きっと容疑者の親が悩んだ挙げ句,カネ出して手配したんやろうね。。アホなやっちゃ・・・。やっぱりこいつら、最低や・・・間違いない。。。

 

1/30(月) カネがあったら何でも出来る・・・。ホリエモン式の発想思想が、そこいら中で袋だたきや。今の若い人たちの考え方があまりにもドライで無味乾燥であることに対する中年以降の人たちの総反撃といったところやろう。ただ、ホリエモンは、粉飾決算や偽装工作やらで、利益を追求しようとしたことが悪いのであって、やっぱり、ほれ見たことかで何でもかんでも、叩くのもどうかいなぁ・・・。

 

 今度のことでITイコール、何かあくどいことをして金儲けしている会社というレッテルを貼ることだけは、大きな間違いである。ソフトバンクやら楽天やらは、しっかりと実業で稼いでいるし、むしろライブドアが特殊やっただけと見るべきやろうね。世間もその辺の所は、十分判っているようで、先週末の株式市場は大きく値を上げて、ライブドアショツクの前の水準以上に株価を押し上げた。何とか、ブラックウェンズディになるのだけは避けられたようである。。。

 

 今の株高は、個人投資家の株ブームに後押しされているフシがある。日銀は、景気の腰が折れるのを恐れて、なかなか公定歩合を上げようとしないし、ほとんど無利子の資金は、より高い投機性を持った市場として、株式に向く。証券市場での鉄則に素人がやりだした頃が引き際というのがある。株式市場もバブルの教訓をすっかりもう忘れてしまったかのような活況。これは危ない。しばらくは上がるだろうけど、パニック売りが連鎖反応的に起これば、今度のライブドアショックの比ではないやろうね。。。

 

 私も株をやるが、今の若い人みたいに節操もなく細かく売買を繰り返すような買い方はしない。長期に持ってじっくり構える方である。今の市場で人気のあるのは、少ない金額で株が買えて、株主優待が他社に比べて魅力的である銘柄に人気が集まる傾向が強い。個人の、それも女性が市販の株式の本を買って、お奨め銘柄があればそれを買う。みのもんたの、おもいっきりテレビと同じ感覚や。ココアが身体によいとテレビで言えば、スーパーの棚からココアが消える。それとあんまり違わない。。。

 

 株主優待で有名なのは、全日空の株主優待。国内線全線の航空運賃が半額になるというので、どこの金券ショップでも比較的高値で買い取ってくれる。株価も個人が買いやすいようにうまく株価調整のための分割をやっていて、400円弱程度で変える。売買単位が1000株だから、30万円台後半ぐらい。OLやら主婦でもちょっとしたお小遣いで買えるから、こうした個人株主をたくさん抱えた方が、会社としても、安定株主になる、個人投資家の取り込みに一生懸命になる。

 

 今、流行のM&Aでも株主数が多くなれば多くなるほど、乗っ取りやら買収するのが難しくなる。だから、株主を増やすのは、会社にとっても防衛策としての大きなメリットがあるのである。今から株をやるのなら、素人さんに人気があるというのが、有る意味ねらい目なのかも知れないね。。。

 

1/31(火) 昨夜は、昨年参加した合唱、第九のプライベート同窓会があった。久しぶりに祇園で、中華で盛り上がった。二次会は、カラオケボックスでフロイデを合唱する・・・ほんま変な団体や。。。

 

さて、ホリエモン・オジャマモン・東横イン。。。この3つの事件には大きな共通点がある。それは、いずれも違法行為スレスレで急激に売上を伸ばして、のし上がってきた・・・と、いうところやろう。出る杭は打たれるという諺があるが、本当は、ジャパンドリームの実現のためには、出る杭同士が公正に競い合わないといけない。問題は杭が他より秀でるために、法を犯したか犯してないかという点だろう。

 

 他より抜きん出るために、世の中のルールを曲げてでも、我が利益のためにだけに、不正をはたらいていたのなら、やはりフェアではないということやろう。ただ、東横インの場合は、他の2社に比べたら、私はちょっと違うような気がする。違法、脱法という点では同じなのだが、そんなに悪い・・・とは思えないのである。

 

 都道府県や政令指定都市では、条例という名の法律を各都市や府県単位で作る。この「条例というもの」は、もちろん法律ではあるのだが、国会が作った法律ではなく、地方議会が作ったルールである。地方議会を軽視するつもりやら、身障者の人を蔑視するつもりはさらさら無いが、地方議会の作るようなルールには、甚だ不可解で、意味のない、あるいは努力目標的なニュアンスのモノが多いのも事実である。

 

 今回、指摘された建物の不正改造も、駐車場をロビーに改造したり、身障者用客室を倉庫や従業員控え室に改造していたものがほとんどである。床面積何u以上の宿泊施設を、新たに建設しようとする者は、このような特殊で全く使わない、あるいは、ほとんど使えない無駄な設備を作らないと、建物の建築を許可しませんよという、全く変な法律なのである。

 

 経営者からしたら、高い高い土地に建てる一番ええ場所を、作りたくない無駄な施設をいくら条例にあるからと言って無理矢理作らされて、これがまた年に一度も利用されない。。。その保証を自治体がしてくれるかと言ったら、全然してくれない。本来、お前らが行政サイドでやらなければならないことを、民間に押しつけよって、挙げ句の果てに、条例どおりに、やり直せやて・・・。確かにルールは、みんなが守るためにある。でも、もし、そのルールが法律として、本当によく練られたものか、社会として絶対に必要不可欠なものか、その費用の負担を誰がすべきなのか、そこまで本当に踏み込んだ議論と十分な国民の納得が得られてから施行されているものか。いささか疑問を持つモノが多い。。。。

 

 誰がこんなもん、決めよったのか知らないけれど、東横インといえば、ホテルとは言っても、ビジネス客が安く泊まれるのを売り物にしているホテルやろう。。。。京都で言えば、リーガロイヤルとか都ホテルとか、京都ホテル、プリンスホテルなどの一流ホテルとは訳が違う。障害者の人が安いビジネスホテルに泊まったらあかんのかと、言われればそれまでやけど、こんなタコ部屋ホテル(失礼)にまで、身障者用の駐車場や車いすでも快適に過ごせる専用施設を作らせる事に無理が有ると思うのは私だけだろうか。。。身障者の人は立派なホテルに安く止まれるように行政が援助すれば済むだけと私は思ってしまう。

 

 アホの役人たちが、あんまり何も考えなく作ったルールは、時にはとんでもないトラブルを引き起こす。役人達は縦割り組織だから、自分のところに都合の良いルールをどんどん作る。これが大いなる矛盾を生むときがある。例えば新しく大きな倉庫を造ると、所轄官庁である国土交通省は、防犯のためにもっと窓を小さく、高くして網をちゃんとしなさいと指導するけど、消防局は排煙のためにもっと低く大きな窓にしなさい。網なんてしたら、万が一の時に逃げられないから、設置するなと言う。

 

いったい、どっちの言う事を聞いたらええねん。倉庫でも、そこそこの床面積があると、消火栓やら消化器、火災報知器などの設置が義務づけられる。ここまでなら納得出来るのやけれど、避難誘導灯まで付けないとあかん。おいおい、映画館やらデパートみたいに倉庫は人が集まる施設やないで・・・。恐らく万が一の時にも、ほぼ100%、一人の人間しか中に入ってないタダの空間に、1個十何万もする避難誘導灯やて・・・。そんなもんいるかいな。。。お前らリベートもらっとるんか。。。こんなものいらない。。。変な条例をたたき出して、しっかり見直す努力が今は、必要やで。。。ホンマ。。。

 

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