日常のページ

 

2/1(水) 役人達の暴走が止まらない・・・。防衛施設庁を舞台にした官製談合事件で、役人達が自分たちOB達を受け入れている企業だけに、優先的に入札が落ちるように、延々と画策していた実態が明らかになった。税金の使い道を、自分たちが将来お世話になる企業に集中させることにより、天下り先を確保し続けようとしていたことが明白になったことにより、腐敗役人達の手口がいかに巧妙に、かつ組織だって行われ続けていたかが裏付けられた形になった。

 

 現在、防衛施設庁では、癒着を防止するために、天下りというシステムは、2年間、完全に禁止されている。ところが役人達はこの2年間、何やらわけのわからん組合を作って、その間組合から給料を出して、ほとぼりがさめてから、キッチリ天下りしていて、事実上、この法律を骨抜きにしていた。ほんま、役人という奴らは、悪知恵ばっかり働かして、身体の方は働かない。。。どうしようみないヤツらが多すぎるわ。。。

 

 公務員という組織体型は、ピラミッド型になっていて、上の方に行くとだんだんポストが無くなって、人を辞めさせて行く。この辞めさせた人を救済するために、天下りのシステムを構築してきよった。ところがこの天下り、百害あって一利無し。天下りを受け入れた企業しか発注をしてもらえないような、汚いシステムで税金を自分たちの利権につなげる手を考えよった。ほんま、腐りきっとる。。。

 

 天下り禁止期間を10年にする。退職金の二重取りを禁止する。どんなことをしても、何か抜け目を見つけては、歯止めには、させへんやろうね。。。悪賢い奴らやからね。。。いっそ、どうぞ天下りをしてください。本当に優秀な人材なのなら、引く手あまたでしょうからね。ただし、公共の入札工事に参加出来る企業は、今まで一度も「天下りを受け入れたことの無い企業に限る」という事にしたらどうやろう。もちろん、元請け孫請けひ孫受けも含めてね。。。。

 

 役人達が言うように、退職するのが、そんなに優秀な人材なら、全然関係のない会社でも、喜んで受け入れてくれるやろう。ほんまに、実力で、やれるもんならやってみい。○○行政に精通している。○○省の受注が期待出来る。それだけが受け入れ企業のメリット。これが現実や。これを外して、肩書き無しで、本当の実力で再就職してみい。不当に高い給与や手当を貰って、バカ高い退職金を何度もとる。ここにメスを入れないと、これは、ある意味、形を変えた公金横領やで・・・・。

 

天下り先で、ろくに働きもしないで、不当に高い給与を取っていたりしている企業を罰するというのはどうやろう。税金が一時的、二次的に入っている企業は、天下りを受け入れていたら、その人に支払った給与と退職金、氏名を毎年公開する義務を課すのも一手や。個人のプライバシーより公金の使途の方が優先する。税金が役人達の食い物になっている実態を無くさないと、構造改革なんて、絵に描いた餅以下にしかならん。役所を無くして、国の仕事をやめささんと、止められないのやろうかね。。。日本は情けない国になってしもた。。。

 

2/2(木) 京都市の地図を見ていると、つくづく中途半端やなぁと思う。幼い頃から思っていたのやけれど、京都はなかなか思い切った都市計画というのは遅々として進まない。これはやはり抵抗勢力が多いからやろう。例えば、河原町通の塩小路下るの工事。いったい何十年やっているんや・・・。河原町通を南へ進む道のJRの線路下をトンネルで通そうとする工事なのだが、もう何十年も工事をしていて、全然進んでいる気配がない。

 

 共産党が反対しているのか、同和地区が利権にしているのか、判らんが、とりあえず税金が垂れ流されているのだけは間違いがない。税金を使ってこのトンネルを作ったのなら、早く開通させて初めて、この費用対効果が評価出来るのだが、いつまでたっても開通しない道は、税金を使うだけ使って利用出来ていないのだから、ある意味、公金横領に限りなく近いと言えるのではないか。

 

 京都高速という道路が現在、新堀川通と十条通で工事中であるが、新十条通の山科と深草を結ぶ工事がまた、反対運動で、いっこうに進んでない。深草願成町あたりにある鳥羽街道団地で反対運動が続いていたり、地権者が地下に道路を通すのを反対していたりで土地の買収や地下使用権の契約が難航している。日本は自由主義国やから、土地は一応個人の持ち物である。ただ、こと公共工事にあっては、ある程度国や自治体に協力しないと、ほんと何も出来ないことになる。中国なんかやったら、国の方針やで、すぐ追い出すけどね。。。

 

 京滋バイパスと京都縦貫道をつなぐ自動車専用道も長岡京辺りで反対運動が起こっていて、なかなか土地の買収が進んでいないし、第二京阪道も羽曳野や四条畷辺りで土地買収に手間取っているようである。成田空港の建設に反対だからといって、土地の買収に応じないのは、1人の人の利益と何千万人という人の利益の、どちらが大きいかという問題でもある。土地収用法という法律は、そんな経緯から出来ている。十分公平な条件さえ整えば、国や自治体に協力して、先祖代々の大事な土地を提供する。そうしてもらわんと、どうしようもない。大変申し訳ないけど、個人のエゴを通してもらっていては、みんなの迷惑や。。。。

 

 ただ、問題は、これらの反対派を利用する奴らが居ることや。NPOか何か知らないが、共産党系の市民団体と称した不思議な団体が必死に工事の邪魔をしている。工事自体がまち壊しだと決めつけられたら、何にも出来ない。確かに、儲かるのは工事をやる会社や、政治家連中かも知れないけど、その道路の開通によって、利益を得るのは市民である。生活道路に入り込む大型トラックは高速に回るから一般道が空く。一般道が空けば、渋滞が無くなる。渋滞が無くなれば、排気ガスも減る。得意先までの時間の節約が出来たら、より時間が有効に使えるからゆとりも出来て、事故も減る。良いことも多いのである。

 

 共産党の蜷川府政時代に道路の補修なんか全然してくれなくて、老人医療無料、子供の医療無料、共産党支持者の多い、教育関係やら労働組合には、お手盛りの政策ばかりして、陳情もしよらんかったから、中央からのお金が全然もらえず、経済が冷え切った京都の暗黒時代。もっと早く出来ていれば、こんなに建設費が高くつかなかったはずの地下鉄。職員組合の力が強すぎて、市の政策的な事が何一つできなかった大阪と近い職員の超優遇。みんな、こんな時代の負の遺産や。。。

 

大阪で公園に住んでいたホームレスが退去させられた。公共の場である公園を独占していて、それを退去させるのは当然の仕事やのに、訳の分からない人権団体が、ホームレスたちを守る会を作っている。こいつら、公的な援助もいやがって、ホームレスを卒業する気のない奴らや。そんな奴らの肩を持つのが、本当に正義か。何が正しくて何が悪いか。この判断をええかげんにしているから、悪い奴らがのさばってくるんや。。。

 

2/3(金)今日が節分、明日が立春だというのに、またまた大寒波が来るそうである。春はなかなか遠いね。。。

 

 さて横浜市の市長が怒っている。ヒューザーの小嶋社長が地方自治体を訴えたことに対してである。盗っ人たけだけしいとはこのことや。自分たちが法を犯してまで、何とか安く建築しようとしたマンションやホテル。この悪巧みがばれたから、今度は検査したところの責任やと因縁をつけて、税金で賠償せえやと・・・。こいつらの頭の中は、いったいどういう思考回路になっているのか・・・。恥を知れ!!!。

 

 それにしても、今の世の中、何でもかんでも国やら行政らに、つけ回しする風潮が強すぎないか。国やら自治体というと、何か他人さんみたいやけど、実はそのサイフは国民の税金なんやで・・・。納税者はもっともっと、税金の使途に興味を持たないとあかんし、役人やら議員連中の好き放題にさせないように監視しなくてはあかんやろう。。。

 

 それにしても、日本は変わった。昔の日本は「恥の文化」やったと思う・・・。人として、まっとうに生きる事が美徳であるという価値観を、日本人全部が共有していた。辱めを受けるぐらいなら死んだ方がマシ。カネを持っていると人に見せびらかすことは恥ずかしい事。人様にだけは迷惑をかけないように。人から後ろ指を指されるような事だけは絶対にするな。弱い者をいじめるような事は人として恥ずかしいこと。カネよりも徳を積め。長幼序有り。お年寄りや、幼い子は大事に。公共の乗り物の中では、静かに。私語を慎む。。。。。何か今にして思えば、この10年間か20年間ぐらいで、どんどん、こんなのが無くなって来た感じがする。。。

 

 世の中が移り変わるのは仕方がない事やけど、人の心や、礼儀とか、人への気遣いまで変わってきてしまっているのは、どうだろう。。。私は、人が人をぞんざいに、大事にしなくなってきている証拠やと思う。人間、誰だって自分が一番可愛いやろう。でも、親になると判るが、親は子が可愛くなる。子のために生きる親、子供が生き甲斐の親も多いやろう。ただ、不幸なことに子供は親のこの気持ちが分からない。親の心子知らずとはよう言うタモンや。。。

 

最近、リリーフランキーという人の書いた「東京タワー」という本を読んだ。筑豊の炭坑で生まれた息子を「オカン」が自分のことより、息子のために、ただひたむきに生きる姿を描いた本であるが、これがベストセラーになっているという。そこには昭和30〜40年代の懐かしい臭いと、時が変わっても、普遍の親子愛というものが、散りばめられている。人にとって、決して忘れては行けない何かがそこにはあるのだろう。。。この本で、多くの人が「人にとって、生きることとは何か。何が大事なのか」を気づいてくれれば良いと思う。。。

 

2/4(土) 復帰後のみのもんたは、なかなか元気がいい。役人達の税金食いつぶし問題には鋭く突っ込むし、議員年金の問題にも番組タイトル通りにスバッと、切り込んでいる。議員年金廃止法案にも、実は「まやかしや」というのを、ちゃんと知らしめてくれたのは、ある意味、功績やろうね。

 

 みのもんたがニュース番組を始めた頃、あまりにも主婦向けで見当はずれの指摘が多かったのだけれど、回を重ねるうちに、なかなか的確に変わってきた。よく考えてみれば、番組を作っているのはみのもんたではなく、プロデューサーたちやらのスタッフ連中である。良い人が集まれば、よい番組も出来る。中身がよく練られていて、ちゃんとした裏付け取材が出来ているから番組が成り立つ。

 

 今朝のテレビを見ていても、なかなか良い指摘が多かった。防衛施設庁の官製談合の話でも、単純に天下り禁止だけでやっても、税金の無駄遣いは無くならない。50そこそこで定年せずに60まで働かして、現実的に天下りが必要ない方向に持って行かないと行けないという意見にはなかなか説得力がある。

 

 実際、官僚という奴らは、いくら法律で財団法人、特殊法人を廃止させたって、別の方法をどんどん編み出して来る。こいつらを抑えるには、総予算で歯止めかけて、財布のひもをしっかり締めておくか、天下り先も含めて仲間を増やささないようにするのが大事である。もちろん、キャリアの連中だって家族もいれば飯も食っていかなあかん。だから急に路頭に迷わすわけにいかん。なかなか難しい問題や。だから役人の総数をだんだん減らさせるしか方法がない。口減らししか手がないというのも情けないけどね・・・。

 

また、番組の中で言っていた、談合というと聞こえが悪いが、仕事を分配するという文化は日本には江戸時代からあった文化に近いものという意見も、なかなか説得力がある。日本はやはり島国だから、誰か一人が仕事や利益を独占せずに、みんなで分かち合うという文化的な土壌がある。だから鎖国が終わって西洋的なものの考え方が入って100年以上経っても、競争する文化にはなかなかなじめない者があるという考え方にも同意出来るところがある。アジア的といえば、アジア的。競わない分、高い値段で税金が無駄に使われているのだが、一方でこれを是とする考え方がまだある。ここに日本のジレンマがあるというのは、なかなか良い指摘である。

 

2/5(日) ホームページを作っていると、いろいろな事がある。自分のページを見てくれる人がいったい何人いるかは、運営者にとっては、一番の励みになる。でも世の中には、悪いヤツがおって、人のページのカウンターの数字を書き換えて喜んでおるヤツがおるらしい。昨日、私のページを見ると、数字が何とただの23になっている。私のページは新しくしたのが1998年だからもう8年も前である。実際はその1年前からだからもう9年以上も前からホームページをやっているのだから、そこそこのカウンターは回っている。最近あんまり注意していなかったのでハッキリした数字は覚えてないが、かなりの数になっていたはずや。。。

 

 それがいきなり23に逆戻り。。。寂しいやら腹が立つやら・・・。インターネットでホームページをやっている人ならご存じだが、このカウンターというのは、index.htmlという名のファイルを何回参照したかを表示させるCGIプログラムというタグ(簡単なプログラムみたいなもの)をページの中に書いておくだけで表示される。このディレクトリーという箱の中にcounter.cntというテキストファイルを放り込んでおくだけで、このテキストファイルの数字を1個づつカウントアップしてくれるだけの単純な仕組みである。

 

 やり方は、最初に「0」という数字の入ったテキストファイルを入れておいて、それをFTPソフトというファイルを転送するソフトでサーバーのルートディレクトリーという場所に送るだけだから、その数字を例えば1000000とかにしておけば簡単に偽装も出来る。でも、そんなことをしても何も面白くないから、普通ちゃんと「0」からやるけどね。。。。

 

 実はカウンターが0に戻されたのはこれで2〜3回目である。悪いヤツがおるのか、プロバイダーの手違いでそうなってしまったのか、それは知らないが、いずれにしても腹が立つ。別にそれらしい数字を入れて転送し直したらええだけなんやけど、自分で不正をしているみたいで、それが何となく潔くない。。。。そんなことをやらされることに腹が立つのである。

 

アクセス数ぐらいしか楽しみが無いものやから、変ないたずらは、せんといてほしいものである。。。ホント。。。

 

2/6(月) 東京都内で車を持っている人のうち、何と8万人もの人が自動車税を滞納しているという。。。納税は国民の義務であるから、納税してない人は、この義務を果たしてないのだから、車を走らせる権利がないということになる。こういう奴らを甘やかしておくから、今の世の中はええかげんな奴らばっかりにもなるし、真面目に納税している者が馬鹿を見る。正直者が馬鹿を見る世の中にだけはしてはいけない。。。

 

 このあまりにも多い自動車税の滞納者を何とかするために、都は度重なる督促を行ってきたが、一向に徴収率が上がらないのを受けて、タイヤロック作戦に出ることになった。自動車税を未納している車両のタイヤをロックする装置を使って、使用を禁止させてしまうという強硬措置に出た訳である。さすが石原慎太郎、やることがハッキリしている。

 

 もちろん、こんなことをするのは、再三再四督促して、それでも応じなかった人に限られるが、タイヤをロックされたらたまらないという事になるから、抑止効果という面ではかなり効く。もともとこのタイヤロックする装置は、自動車の盗難防止の為に開発された装置で、安くて簡単。量産されている市販品だからそんなに経費もかからないだろうという読みである。それにしても車にタイヤロックされたら、払うまで解除してもらえないのやから、絶対払うわなぁ。。。よう、ここまでやるわ。。。ええぞええぞ、もっとやれ。京都の知事も今度、知事選だけど、もっともっと良い人材が出てくれればなぁと思う。。。今の山田さんが悪いというのじゃなくてね・・・。

 

 

 話は変わるが、耐震強度が僅か41%しかない偽装マンションを掴まされた住人が、横浜市から、危険があるからと、退去命令を受けた。もし、同じ広さのマンションを立て直すとしたら住民の負担額は3900万円となるという。この額を聞いた住人が横浜市に噛み付いている。でもこれは、全くのお門違いである。住民からしたら、前のマンションのーローン。仮住まいの家賃。そして新しい建物のローン。つまり3重苦だから、とてもそんなこと出来ないと言う。至極、当たり前でごもっともなご意見なのだが、では、どうせえと言うのか。

 

 言葉は悪いが、こんな騙された人の建て替えるマンションの建築費用に、大事な税金を突っ込む理由は全く無い。マンションという個人資産に税金という公金を入れること自体、筋が違うからである。行政の責任が有るとすれば、耐震強度の不足したマンションの建築図面の不備を見抜けなかった検査会社、あるいは、行政の審査部署なのだが、これらを、悪意を持って騙そうとしていたのだから、これらの責任を問うのは、事実上難しいやろう。悪いのは騙そうとしたヤツであり、見抜けなかったという過失責任は、ごくごく低いというのが普通やろう。。。

 

 住民側は本来、建築主にマンションが不良品だから立て直しなさい。と、言うべきなのである。これはあくまで、民・民の話なのである。これが有名なマンションデベロッパーなら、ちゃんと責任を持って、まともなマンションを立て直すやろう。税金なんか当てにせずに。。。社会的責任があるからね。。。ところが今回のはタチの悪い建築主やから、恐らくそんなことは無理。そんな潰れそうな会社を選んだのも、マンションオーナーの自己責任と言えば自己責任や・・・。

 

だから、建築主のヒューザーも、偽装マンションのオーナーも、何とか国やら自治体にカネを出さそうと必死や・・・。国や自治体のカネということは税金。そんなの許したら、違法建築やら偽装建築の建物は全部税金で直さなければならなくなる。そんなこと出来るかいなぁ。。。絶対許すなよ。。。

 

国と自治体の検査に問題があるとしたら、1件100万ぐらいの「ごめんなさい料」位を建築主に支払うぐらいなら判る。建築主が支払った構造検査料の範囲でミスを認めるのならええけど、それ以上は越権行為や。。。マンションオーナーの人には、運が悪かったなぁ。こんどからは、ちゃんとした所で買いや。。。と、申し上げるしかない。家や不動産を買うというのは、それだけリスクを負うっちゅう事や。高い授業料やったけど、諦めなさいと言うしかない。特定の個人の利益を守ることより、世の中の道理を守る方が大事なのは当たり前の事である。これは、いかなる理由があっても崩せない。北側国交相やら、ヒューザーの社員のなかに何故か党員が多いと言われている公明党がいくら言っても、これを許したらあかん。。。ゼッタイに・・・。

 

2/7(火) 東横インが全国122軒のホテルのうち60軒で建築基準法やら各地の条例違反があったとして、社長が涙のお詫び会見をした。それにしても、芝居くさい会見やなぁ。。。でも、国民の目は肥えているから、嘘泣きなんかはすぐバレルで。。。私は東横インみたいなタコ部屋ビジネスホテルは、車いすしか使えない人がチョイスすべきホテルではないと思っているから、どうでも良いと思っているのだけれどね。。。このホテルの経営方針は、図面とにらめっこして、どうしたらスペースがもっと節約出来て、どうしたら部屋数をもっと増やせるかばっかり考えておるタイプのビジネスホテルだから、車いすが通れる十分な広さを確保するなんて事はゼッタイしないし、身障者の人はここだけは、泊まるのをやめておいた方がよいと思っている。

 

 法律はみんなが守るべきものだから、せっかく作ったなら、皆が公平に守ってナンボのもんである。でも、条例の方にも酷いものがあると以前指摘した。ただ、最近の傾向で、気になるのは「嘘つき」が多すぎるということや。「嘘つきは泥棒の始まり」と、誰も習わなかったのやろうか・・・。平気で嘘を付くやつらが多すぎる。。。

 

 ホリエモン然り、オジャマモン然り、米国産牛然り、東横イン然り、官から民へは実は天下りの事やった・・・官製談合役人然り、全部「嘘」で塗り固めた奴らばっかりや。。。嘘つきは、それ相応の罪を受けないと、嘘つきは伝染して行く。罪というのは、みんなの前で裁かれて、ああはなりたくないと、みんなが思うから、抑止力がある。石川五右衛門の釜ゆでの刑や、張り付けの刑やないけれど、正義を通すためには、見せしめも必要やろう。。。日本は義を重んじる国やからね。。。

 

 さて、日朝交渉が分科会形式で進んでいるが、交渉内容は一向に平行線のままや。拉致も国交正常化も核も何も進展がないやろうね。。。そんななか、北朝鮮側が図にのりやがって、言いたいことを言っておる。またまた、日本から戦後の賠償を出させようとする、いつもの手だが、「どこまで戦後補償で、日本が真摯な態度をとるか見ている」とか「在日朝鮮人への差別にもカネを出せ」とか、「経済支援やODAという形ではなく、賠償金という形で金を出せ」とか日本人からしたら、むかつく発言を繰り返している。こっちを怒らすのも、いつもの相手の手やろうけどね。。。

 

 しかし、それにしても、日本はいつの間に北朝鮮にも賠償することを約束したんや。日韓条約の中に、北朝鮮の分も含めて、韓国に支払い済みであるというのが、今までの政府の立場やなかったのか。実際、その時に政府は、国民にそう説明していたはずや。。。。戦後賠償のカネが欲しいなら、南へ言えや。。。ホンマ。こんな大事なこと、国民に信を問わないで、勝手に外務省やら小泉のオッサンの判断だけで出来るのも怖い事や。。。

 

政府まで嘘つきになったんか。。。。ほんま情けないわ。。。嘘付いたら、閻魔さんに舌を引っこ抜かれるで・・・。

 

2/8(水) 秋篠宮紀子さまが第三子をご懐妊。昨日の夕刊と今日の朝刊は、一面この記事がトップや。暗くて最低の事件ばっかり起こっていたから、良いニュースは久しぶりや。。。折しも国会では皇室典範を変えようと審議中だっただけに、この絶妙のタイミングで宮内庁が発表したことも、少しだが、意図的なものも感じる。普通、もう少し待って、安定期になってから発表するもんやからね・・・。

 

 「女性天皇」の容認は、世の中の意見の一致するところやろうけど、「女系天皇」まで認めるかが、今の最大の懸案事項である。そんなの、男女平等やから認めたらええやんかと、簡単に思っているあなた。ちょっと、考えが浅いです。天皇家というのは、ずっと男系で続いてきた。いくら男が生まれないからと言って、一旦皇室から出て嫁いだ女性まで皇位継承権を与えたらどういうことになるか。英国の皇室のように、皇位継承権の幅がものすごく拡がって、何百人という皇族が生まれてしまうのである。

 

 皇族の方々は、日本の国家予算で「恥ずかしくない生活」をしてもらわないといけないということで、予算を付けたら、膨大な経費が必要になってくる。そのぐらいええやんかと、認めたら、どんどん皇族方が増えてきて、200年後には数百人になるとの予想もある。つまり、男系に限るとしているのは、その歯止めにもなっているのである。

 

 また、一般社会においても、日本には「家」という制度がまだまだ健在している。結婚した人は、どちらかの姓を名乗り、どちらかの姓を名乗るのを辞める。多くの場合は、男性側の姓を名乗る場合が、夫婦別姓の今でも、大半を占める。つまり、日本の家督制度自身が男系で成り立っているのである。もちろん、男性が女性の家に婿養子で入るケースもあるが、まだまだ比率は少ないだろうし、「家」という考え方自身、日本の伝統的な社会行動単位であるから、これをそう簡単に変えられるものではない。

 

しかし、いつの世もお后さま方は気苦労が多い。紀子さまには、「次こそは、何としても男子を」というプレッシャーが、どうしてもかかるし、皇太子妃殿下の雅子さまからしたら、愛子さまが次の世継ぎだと思っていたら、思わぬライバルの登場やから、心中穏やかでない。。。もっとお子さんを生んで頂けたら、少子化にもブレーキがかかるのではという、ほのかな期待もあるのだが・・・。赤ちゃん関連の株も上がっている。外はまだまだ寒いけど、何か春が一気に来た感じやね・・・。紀子さん、おめでとうございます・・・。

 

2/9(木) 文化の衝突というのは、意外なところで起きるものである。イスラム教の教祖を風刺した漫画を新聞に掲載したということで、イスラム教徒の人たちが、反発している。イスラム過激派は、この風刺漫画を転載した国にも報復を・・・と言っているあたり、なかなか根が深い。。。キリスト教徒とイスラム教徒の諍いは今に始まった事ではないが、欧州でのほとんどの戦争は宗教で起こっているから、あながち軽々に論じられない。

 

 正月には神社に初詣をして、葬式は仏教式で、ところがクリスマスプレゼントもやるし、結婚式はキリスト教の教会でなんていう、宗教には至って脳天気な日本人からしたら、何もそんなことで喧嘩しなくてええやんか・・・と、ついつい思ってしまうのだが、日本人以外のほとんどの民族は、敬虔な○○教を信仰していて、それ以外の宗教行事には出ないし、口を出さないのがほとんどである。日本だけが世界的には非常識や・・・ということやろうけどね。。。

 

 歴史において、宗教と政治は切っても切れない関係にある。それは、宗教が、物の考え方や人生観、価値観や、道徳観まで定義していて、人はどのように生きるべきかを説いているからである。いろいろな価値観が入り交じっているということは、それだけ多眼視的に物事をとらえられるのだが、どうしてもその分広く浅くとなりがちである。日本人の宗教観が広く浅くなりがちなのは、いろいろな宗教が入ってきて混じり合っている感覚が日本人に合っているということだろう。。。

 

宗教戦争とは、人の考え方のぶつかりでもある。アメリカや欧米諸国のキリスト教的な考え方で、イスラム社会を牛耳ろうと思う方が間違いである。本当に大事なのは「異なりを認め合って、互いを尊重しあうこと」こんな心境に世界中の人が立てれば戦争は無くなるのにね。。。

 

2/10(金) とうとう、ウチのシャディの店もパソコンとPOSレジを新しいのに替えることになった。一昨日、昨日で機械を入れ替えたのだが、今までのに慣れていただけに、新しいソフトが、似て非なる物にびっくり。しばらく、訳の分からないまま使うことになりそうである。年をとって、頭が固くなってきた証拠やろうね・・・。なかなか新しい事に、柔軟に対応出来なくなった。。。

 

 何事でも、そうだけど、特にパソコン系は、全部の機能を完全に掌握出来ていないと使ってはならない。。。と、昭和20年代生まれ以前の人は考えがちである。ところが、実際問題として、パソコンなんて全体の機能の数パーセントしか本当に必要な部分は無いものである。普段使うのはもっと少なくて全体からしたら1%程度の事さえ覚えていたら何とかなる場合が多い。これが年をとった人ほど判らない。それだけ世代的に生真面目なんやろうけど・・・。

 

 このことは、逆説的に考えると、若い人ほど、ええかげんに使っているのだが、要領がよいから、ちょっとぐらい不真面目でも良いように頭の思考回路が教育されておると言うことにならないか。つまり、言い換えて極論してしまうと、今の世の中、だんだんええ加減になってきていると言うことや。。。つまり昔なら常に100点でないといけなかった事が、80点か70点なら、まぁええか。。。ということにしてしまっている事が多くなってしまったとういう事や。。。これが万事にはびこってしまうと、ちょっと怖い世界になる。これも、アメリカから入ってきたこれも文化だと考えたら、日本人を知らないところでうまく改造されていることになる。。。

 

 万引きしました。これぐらいなら逮捕されないやろう。。。60qの速度制限の道を67qで走った。まぁ、これぐらいはええやろう。。。東横インの社長が言ったこの言葉が、今の世の中を象徴していて言い得て妙である。もともと日本では、たとえ100万台の車を作っていても1台が不良品なら、そのメーカーの車は悪いということになる。たとえ1億個の半導体を作っていてもたった1個の不良品でも許さない。これが日本の品質管理技術だったハズではなかったのか。。。だから日本製品は、世界から賞賛され、世界中の人に受け入れられてきたはずや。

 

日本までが、ええかげんな国になって、世界の普通の国に成り下がってしまったら、果たして日本の優位性は保てるのやろうか。日本製品が今まで高品質を保てていたのは、実は日本人という人種の優秀さと「真面目さ」が取り柄であったと気づいている日本人が今、いったい何人いるのだろう。。。手抜きのインチキ建物、楽して儲けようとするライブドア、税金横領の役人たち、「真面目に汗して、几帳面な日本人像」をもう一度見つめ直す時期やないやろうかね。今は。。。そうやないと、平気でくだばり牛を食肉に混ぜてしまうようなアメリカと、一緒になってしまうやんか・・・。

 

米国でハリレーン被害が起こった時に、商店の略奪行為が目立ったという。日本は阪神大震災みたいな大惨事になっても、住人同士で助け合って励まし合って、少ない食料も分け合うという文化や・・・。人としての価値が、本当の意味でどっちが高いか、よく考えるべきテーマやろうね。。。

 

2/11(祝) 今日からイタリアのトリノで冬季五輪。アメリカのスポーツ専門誌の予想では、日本はメダル2個だけやと。。。でも、こんなのに負けずに頑張ってほしいね。。。私はというと、今日は珍しくパパさんバレーの練習日。真冬のバレーは寒い寒い・・・。あと1年で50になるオッチャンからしたら、若者のスポーツバレーボールは、いささかハード過ぎる部分がある。週一でやっているからまだ何とかなるけど、たまにやって出来るもんやない。後の筋肉痛の方が心配。。。というのが本音やね。。。

 

 さて、トリノの開会式を見ていて思うのは、冬季五輪というのは、まだまだ白人の五輪という印象が強いということや。スキーやスケート、スノボにホッケー、ジャンプや距離、ボブスレーやリージュ、バイアスロンなんてのもあったなぁ。。。どれにしたって、なんまり黒人や黄色人種は出てこない。白人のための五輪。。。そんな色がどうしても抜けない・・・。

 

 何故か。それは、やっぱりウィンタースポーツ自身が金持ちのスポーツであるからやと思う。身体一人で出来るマラソンなんかと違って、ウィンタースポーツは何かと金がかかる。そりゃ何にも無かった山の中に豪華なホテルやロープウェイやリフトを持ち込むスポーツは、後進国や貧乏国などでは難しい。まして寒くないとあかんのはもちろん、雪や氷を使わないと、出来ないスポーツだから、それらの整備に、べらぼうにカネがかかるからね。。。。

 

 開会式を見ていても、出てくるのはほとんど白人。極寒の地でスポーツするのは、身体の大きい、力の強い人がどうしても有利になる。日本人には圧倒的に不利になる。身体の小さなアジア人に有利と言われているのが、フィギュアースケート、スピードスケートの短距離、ショートトラックスケート、スノボのハーフパイプ、スキーのモーグル、それにジャンプである。こうした競技をもう少し増やしてくれたら、もっと盛り上がるのにね。。。

 

2/12(日) モーグルの愛ちゃんは5位。残念やったね。里谷はもう引退やて。ジャンプの原田は、200グラム体重不足で失格やて。凡ミスやね・・・。牛乳1本飲んでいたらOKやったなんて、あほらし過ぎる。。。しかし、いつの間にそんなルール出来たんや。。。と思ったら去年からやて。。。またもや虚しいルール改正。またまた日本人が割を食ったと思うのは私だけやろうか。。。

 

 スポーツというのは、ルールがあって、それに則って競技が行われる。そこにあるのは「フェアー(公正)」という精神。ところが、このルールというものが、コロコロと、しょっちゅう改正される。わたしゃぁ、これが納得ならん場合が多い。今回の原田が失格になったルールも、このええ例や。ジャンプというのは、スキーの長さが長ければ長いほど有利だし、体重が軽ければ軽いほど有利である。だから、試合直前までダイエットして身体を軽くする選手が居て、これが良くないというのがルール改正の建前や。ところが、この裏には、身体が小さくて遠くまで飛びよる日本人を押さえ込む陰謀が隠されているとしたらどうだろう。

 

 西洋人はたいがい日本人から比べたら、大柄だから、どうしてもジャンプ競技において身軽な日本人に負け続けてきた。クルディック種目の盛んな北欧諸国からしたら、これがしゃくに障って仕方がない。そこで、体重の軽い日本人はスキーの板を短くしないと不公平だという屁理屈を付けてきた。日本人は、多数決には弱いからろくな反論もせずに、これに従った。このルール改正で、日本のジャンプ陣はも絶望的に勝てなくなった。

 

 バレーボールがお家芸とまで言われていた日本が何故、こんなに急に勝てなくなったか。これにもルール改正が関わっている。サーブ権が無くなった、ラリーポイント制の実施である。レシーブを拾って拾って粘ってつなげてゲームメイクをするタイプの日本型バレーを、一発の力でねじ伏せてしまうタイプのバレーゲームにしてしまったおかげで、状況が180度変わってしまった。サーブ権を持ってさえいれば、いくら決められても連続ポイントを取られない限り得点にならない以前の日本お得意の粘りのバレーが出来なくなった。集中力の持続する日本人に対し、持続性は無いけど瞬発力のある欧米人の気質的な差が、見事にバレーボールの勝敗を決めてしまった。。。

 

 スポーツに、ルールはつきものやけど、日本人はちょっと黙っていすぎなんと違うか・・・。そんなこと言うなら、身体の小さい日本人に不利だから、スキー滑降の選手の板は、体重のある人は短くせえと、言ったらええ。日本人は身体が軽いから長い板をはかせろと。。。。足の短い日本人は距離競技には不利やからと、特別スキーの幅員が細くて早く滑れる板を使えるようにせよと。。。ルール改正で、アングロサクソンに有利有利に持っていかれるのは、いつもの事ながら納得はいかん。。。。こっちのほうが本当の不公平や。。。

 

2/13(月) ビッグマウスの童夢は、スノーボードのハーフパイプでも予選敗退。ええ歳して、目立ちたがり屋の彼は、損な人や。。。12位以内の決勝進出も4人とも、あかんやて。。。まぁ、あんまり大口、叩かんことやなぁ。。。日本は恥の文化の国やで。。。

 

 ジャンプの原田も今度のラージヒルやら団体やらでは、出られるかも知れんということや。何とか恥を注ぐチャンスが出来たらええのやけれどね。。。しかし、それにしても、日本はあかんなぁ。。。メダルゼロは寂しすぎるで。。。何とか流れが変わらないとあかんなぁ・・・。メダル2個やったレイクプラシッドと同じパターンや。。。

 

 トリノ時間は、日本時間の早朝がメインの競技になるから、どうしても五輪期間中は早寝早起きになる。毎朝4時半起きの私からしたら、ちょうどええ時間帯や。その代わり夜は9時就寝やけどね。。。

 

 昨日も書いたけど、冬季五輪のルールはもっとシンプルに出来ひんもんかいなぁ。。。と思う。スキーのジャンプかて、どんな板はいても、どんな体重の人が飛んでもええやんか。飛型点というのも気に食わん。ジャッジするのも人間やから、人が人を判断するのには私情が入る。格好はどうでもええから、遠くまで飛んだもの勝ちの方が判りやすいやんか。

 

 スケートなんかも、時計で勝負が決まるから公平そのものや。相手の邪魔をしたり、人の裏をかくショートトラックは別にいやらしい部分が必要やからちょっとややこしいけどね。。。複合競技というのも何か変や・・・。ジャンプと距離という全く別の競技を混ぜてしまうところに無理がある。ジャンプでの差を時間に換算するのも、人が決めるから不公正が入る余地がある。。。

 

スノーボードとか、モーグルとかの採点というのも、今イチ判らん。早く滑るタイムを競うだけと、エアーの技だけを競う2つに分けたら、あかんのか・・・。わかりにくすぎて、審判の好みの選手しかメダルを取れない気がするのは私だけやろうか。。。人が人を評価するっちゆうのは、本当に難しいことや。出来るだけ、時計とかコンピータなどの機械が決められるだけの競技にせんと、フェアーやない部分が残るでやっぱり。。。ちょっと、つまづいたり、ちょっと、バランスを崩しかけたりで、人のあらを探すような採点方式は何か釈然としないところがある。全世界で見ている100000人ぐらいの人がインターネットで、採点するなら、ちょっとは公平かも知れんけどね・・・。下手な袖の下もらっておる審判よりはずっと公正やでホンマ。。。

 

2/14(火) なかなか初日が出ない力士の心境。。。トリノの日本選手団の雰囲気はまさに、これやろうね・・・。1つもメダルが取れない状況が、今日もまだまだ続いている。期待のかかったスピードスケート男子500メートルで、世界記録保持者の加藤までが、、、あかんかった。。。大会が進むにつれて、他の選手にも焦りが出なかったらええけどね。。。見ている方もストレス貯まるでホンマ・・・。

 

 日本のマスコミも、世界的に見てそんなに大した事のない選手まで、コマーシャルやテレビで注目株に仕立て上げて、トリノの目玉に仕立てた責任は重いのかもね。。。成田童夢と今井メロちゃんなんかも、そんな感じやろう。メロウフリップか、何か知らんけど、完成度の低い技で世界最低得点を出してしまったら、どうしようもない恥かきやし。。。離婚した大阪のヤンキー家族の一家は、お騒がせに、トリノに行っただけになってしもたね・・・。選手の派遣には、税金使っているのやから、あんまり下手なこと言わない方がええ。叩きまくられるで・・・

 

 しかし、日本という国のスポーツは何があかんのやろう。みんなが豊かすぎて、ハングリースピリットが無いのか・・・。1億2000万人も人口があるのに、その割には弱すぎる。。。。人口4000万の韓国もバンバン、メダル取っているのに。。。まぁ、比べてもしゃあないけどね。。。次、ガンバッテや。。。もう、女子フィギュアぐらいしか望めるのが無くなって来たけどね。。。

 

 他の国は、年がら年中、国がガンガン練習させて、国威掲揚のためにスポーツをさせている。日本は国がメダル候補をちゃんと育成するようなまともな予算を組んでないし、そんな大した組織もない・・・。小泉行財政改革で、文科省にそんな予算は多分付けて無い・・・。選手達には、そのスポーツが好きな人が勝手にやれ。勝手に自分らで、スポンサー捜して、民でやれというスタンスや・・・。他国の「国と自分の生活を賭けて」勝負してくる選手たちと、選手生命が終わったら何の保証もない日本のボランティア選手とが勝負するのやから、こりゃ勝敗が見えておるのも仕方がないのと違うやろうか。。。

 

 日本選手を紹介するのに、原田なら雪印とか、岡崎朋美なら三協精機とか、企業名が紹介される。これは、企業がその選手の遠征費用とか、強化トレーニング費を出す代わりに宣伝をしてもらっているのである。ところが、企業の決算が悪いと株主総会で、真っ先に叩かれるのが運動部。スポーツはまだまだ「遊び」と思われているのが日本の現状や・・・。

 

 このことは、戦後日本の自虐的な考え方も少し混じっていると、私は思う。戦後日本は、「お国のために」という考え方を極端に否定してきた。それはもちろん第二次世界大戦中の軍部が先導して起こした国を1つにまとめるための軍事教育への反省でもあった。つまり戦後60年間、日本人にとって「お国のために」という言葉は、軍国主義を思い起こすからダメという、変なアレルギーになった。「国を愛する」という言葉も、未だに「戦争への反省」という左翼連中の呪文のような反対によって、歪んだ教育が続いている。。。

 

 ところが、よくよく考えてみれば、自分の国に誇りを持つこと、自分の生まれ育った土地や、国に愛着を持つという感情は、実は人が生きていく上で、至極当然の思いである。これを、ずっと日本は軍国主義に逆戻りするのではないかという、危機感から否定しつづけてきたのである。だから戦後生まれの人たちは、日本という国に忠誠心や誇りを持ったり、日の丸を背負って・・・という感覚が、感じてはいけないこと、危険な思想であるかの如く、思いこまされていたフシがあるのではないやろうか。。。見事な日教組の反日教育、刷り込み教育の賜や。。。

 

 ところが世界で活躍するようになった若い選手達は、この事に気づきだしている。どこの国に行っても、国旗に最敬礼して、国歌を聴くときには脱帽して、その国に敬意を払うことは、人として、礼儀として当然のこと。かっこわるい事ではなく、格好ええ事なんやということを。。。

 

 日本の今の制度は、選手育成などの一般会計の予算は徹底的に絞るくせに、役人OBたちのいる特殊法人には垂れ流し。特別会計で国債を発行して借金までして、役人達の退職金のためにせっせとご奉仕・・・・。この国はホント、狂っておるわ。。。五輪の選手育成にちゃんと出すもん出せ〜。日本の国力に応じた結果が残せるような体制作りをちゃんとして、それでメダルが取れたら、いくら税金使っても国民は文句言わないのと違うやろうか。。。日本人が、自分自身の国に、もっと誇りを持てるようにすることも、大事な政治の役割やと思うのやけれど、どうだろう。。。

 

2/15(水) 私のように、中小企業をやっていると、訳の分からんアンケートに答えてくれと、いろいろな役人達から書類が送りつけられてくる。せっかく送ってくれたのだから、ちゃんと答えないとあかんと、昔は一生懸命書いていた。ところが、このアンケートが、どあつかましいというか、手間がかかるというか、マトモに記入していたら小一時間も時間と手間がかかる。なんで、役人の仕事を増やすために、民間企業である我々が、仕事を休んでまで、協力しなくてはあかんのかと、ムカつくことが多くなって、また数もアホみたいに増えて来たので、一切協力するのを辞めた。

 

 仕事柄、国土交通省からのものが多く、省エネに関するもの、道路建設に関するもの、他にも京都市なんかからは、まちづくりに関するもの、都市景観に関するもの、道路整備に関するもの等、ほんと多種多様である。よう次から次へと仕事のネタを考え出しよると、感心するわ。。。

 

 役人達のやり口は、自分たちの自由に使えるお金を確保するため、つまり、利権を拡げる方向に向かうと言って間違いない。予算作成で一生懸命、自分たちの確保した補助金という名の税金を使う先を作るために、ほんまいろんなことをやりよる。民間に補助金を使える受け皿を作って、ここに税金を流す仕組みや・・・。

 

良くやる手は、「国家資格」とか「○○管理者」とか「○○責任者」とかを作って、その資格を取るとか、1年に1度の権利更新のための講習をするとかいうような仕事を外郭団体にやらす。この仕事は一般会計にはなじまないと、屁理屈をこねて、議会の承認すら要らない特別な会計を作りよる。特別会計は安定的に使える金だから、どんどん仕事を作ってそこに税金を流すとともに、自分たちの定年後の受け皿も確保する。一石二鳥のいつもの手や・・・。これは、形を変えた公金横領やで・・・。

 

この手が、世間がだんだんうるさくなってきたから、使えなくなってくると見るや。今度はアンケート大作戦や。。。。調査費という名目で何千万ものカネが使える。これらの調査費は全部税金である。おまけに、この調査の集計作業まで外注しておるから、役人達は何にもやらない。業者にさせて、その業者の役員に、自分たちが、また天下りする構造や。。。ほんま、よく悪知恵が働くもんや。。。

 

だいたい、どこの誰がこんなアンケートを、高い税金使ってやってええと言ったんや。お前らの仕事を増やすために国民は納税しているんやない。要らん仕事はするな。その代わり、税金でメシを食っておる人の実数を減らせ!こんなの、ほおっておいたら、この国は役人たちに食いつぶされてしまうわ。。。

 

2/16(木) ドイツの憲法裁判所というところで、新しくドイツで成立した法律が、憲法に違反しているという判決が出て、波紋が拡がっている。今回、違憲とされた法律は、テロリストが乗っ取った航空機が、重要な建物などに激突させることを目的としていたことが判った時、この航空機を撃墜する事が政府の判断で出来るという法律だった。この法律は、もちろん、ニューヨークで起こったあの9.11テロを想定したものだったが、乗客の命を政府の判断で奪って良いという法律だっただけに、世論は揺れ動いたという。

 

 アメリカでは国防総省を狙ったテロ犯乗っ取り機に撃墜命令を出したという経緯があっただけに、旅客機に乗っている乗客の生命と、国の重要機関とを天秤に掛けて比較するという厳しい選択になった。アメリカは、結果として乗客の命よりも、国の機関を選択したのだが、これが日本ならどうだろう。。。

 

 人の命は、地球より重い。という当時の福田首相の名言。。。ハイジャック犯に乗っ取られたよど号事件犯人の言い分をのんで、政治犯を釈放した日本は、乗客の安全を最優先という選択をして、その後、どうなったか。。。テロに屈する国。脅せば金を出す国と、世界中に知れ渡ってしまった。。。その後、日本人を誘拐、身代金を要求する事件が相次いだ。。。そして、テロには絶対に屈しないというのが、今の世界の見解になった。

 

 でも、日本でもし、このような事件が起こったら、日本政府はこの踏み絵を果たして踏めるだろうか・・・。人命尊重が第一義では、例えば皇居や国会議事堂、満員の東京ドームなどを目指して突っ込んでくるテロリストを排除出来ずにぶち当たるのを、ただ見ているだけ・・・。そのときの日本の世論はどうなるのかね。。。人命尊重、でもどうせやられるなら、それを阻止して、テロリストの目的を達せられ無くさせるべき。。。実際に被害が起こらないと、なかなかそんな気にはなれないものなのかも知れないね。。。

 

 日本人の平和惚け感覚は今に始まったものではないが、これを本当に悪い事、情けない事と思っている日本人は意外と少ない。いや、むしろ世界中の人が平和惚けになってほしいとまで思っている。この天然の平和惚けパワー、何か使えるような気がするのやろうけどね。。。世界人類が平和でありますように・・・。どこかの宗教団体のスローガンやけれど、これが本当に実現出来たらええね。。。日本は「平和」をキーワードにこれから世界に貢献出来たら・・・と思う。。。それは「永世中立国宣言」をしたスイスのように、世界的に認められるべき事になってゆく可能性がある。。。

 

2/17(金) 男子フィギュアの高橋も8位・・・。女子のパシュートも転倒で4位・・・。つくづく日本はメダルに縁がない・・・。メダルゼロの恐怖がだんだん近づいて来た感じや。。。ここまで酷いと、日本の景気にまで影響するかもね。自分自身に自信が持てない日本人・・・。この病気がいろんな分野に蔓延するのが恐ろしい。。。

 

さて、オリンピックとはあんまり関係がないが、お人好しの日本は、国連の活動資金のうち、15%ものお金を出しているそれも、いつもにこにこ現金払い・・・。20%のアメリカと足したらこの2カ国だけで35%以上も出している。その割には、言うことが言えないのが国連でもある。この国連の組織が、どうも硬直化していて、お役人感覚になっていて、非効率で無駄が多いというお話・・・。どこかの国の役人連中もそうやけど、非営利組織というのは、放っておくと、どんどん無駄が増幅するものである・・・。

 

「国際連合」と日本では、世界政府みたいな感覚で、言ってはいるが、英語表記では「UNITED NATIONS」、中国表記では「聯合国」、つまりまだ第二次世界大戦の戦勝国クラブの名残が、60年経ってもまだ抜け切れていないのが実態である。。。。国連憲章の中にも「敵国条項」というのが未だに残っていて、それによると日本とドイツとイタリアは、まだ敵国なのだそうである。何じゃそれ・・・。日本は敵国に大金を毎年毎年、血税からカネを払っているのか。。。

 

 その国連の最高責任者、アナン事務総長が今度の総長改選で引退する。国連には暗黙のルールがあって、事務総長には大国からは出さない。それから、地域的な回り持ちで選出する。というものなんだそうである。そして、今度はアジアの順番なんだと。。。。そこで色めき立つのがかのお騒がせの国、韓国である。当初は、現役の駐米大使を出そうとしていたのだが、この人の信望があまり無い。。。ということでそしたら次は今の潘基文(バン・キムン)外交通商大臣を出すという。

 

 国連の事務総長と言えば、他の先進国も一目置く存在である。先進国首脳会議(G9)にも参加するケースが多い。常任理事国、米英露中仏の5国の暴走に歯止めを掛ける意味で、後進国、発展途上国の代表という意味もある要職である。人格者であると同時に、平和主義者であるという要素も求められるやろう。。。果たして適任者なんやろうか。。。

 

 韓国は当然のように、世界第二のスポンサー国・日本に、応援を要請してきた。おいおい、お前の国は、日本の常任理事国入りにあれだけ反対しておいて、自分の事になったら、助けてくれってか。。。そんなの虫が良すぎるのと違うか。。。おまけに、韓国政府は、国連分担金を13億ドルも滞納しているという。そんな国に支持が集まると、本気で思っているのやろうか。。。まず払うもん払ってから立候補せえ〜!この国の人は、ほんま、何を考えているのやら。。。脳天気過ぎる・・・。

 

今のところ、タイの副首相も立候補の構えを見せているそうである。親日国タイと反日国韓国、今の情勢ならどっちを日本が選ぶかは明白やろう。。。かといっても、日本は韓国と地理的に、密接な関係にある国。10年前なら応援していたかも知れないけど、今の反日政権の韓国じゃ、応援するにも出来ないと言ったところやないやろうかね。。。それとも、常任理事国入りへの協力と引換に応援するか。。。また騙されるだけかも知れんけどね。。。日本人はほんまお人好しやからね。。。

 

2/18(土) 地域の体振メンバーなどが中心になって、金曜夜から日曜まで信州の白馬和田野の森というところにスキーに行ってきます。雪崩が怖い時期やけれどね。。。白馬にはいろいろスキー場があるけど、白馬47(フォーティセブン)というスキー場は、47歳以上でリフト代が安くなるそうな。また同じリフト券で八方尾根とかの近くのスキー場も行けるそうな。。。21名の団体でのスキーツアー、どうなることやら。ガンバッテ行ってきっさ。。。

 

 さて、今週の半ばに新聞に気になる記事が載っていた。大阪大学関連で2つも記事が載る事なんかまず無いのに、阪大の名が並んでいた。1つは阪大の学生と教授がデータを捏造して論文を発表していた記事である。韓国の黄とか言うオッチャンがノーベル賞に一番近いとかなんとか、さんざん世間を湧かせていて、データ捏造の嘘がばれて袋だたきにあっていたが、日本も人のことを言えないわぁ。。。

 

 もう一つの記事は、かなりびっくらこいだ。何と現役の阪大生(24)が21歳の女性を監禁して、カネを脅し取ったという事件である。これだけならフツーの痴話ニュースなのだが、実はこの阪大生は、ホストクラブ侍の経営者だったのである。21歳の女性も風俗嬢らしいのだが、その彼氏がホストで、そいつが店をよく休んだから、その賠償に金を出せと言って脅したそうな・・・。何やねそれ。。。

 

阪大と言ったら、関西では京大に次いでレベルの高い大学というのが定説である。その現役学生がホストクラブの経営やて。。。そりゃ、起業ブームか何か知らんけど、何にも水商売を大学生が経営せんでもええやろう。。それとも、こいつのオヤジさんがその筋の人なんやろうか。。。IT企業とか、大発明で事業家になろうと会社を興すなら判るけど、いくら儲かるからといって、普通、ホストクラブやらんやろう。。。

 

 京大のアメフ選手が強姦で捕まったり、阪大生がヤーサンのもの真似・・・。日本の若者は病んでおるわ・・・ホンマ。。。。こいつらはこんなええ大学入るのやから、親はそこそこの金持ちやろう。今や、一流大学に入るのも、小さい時からの英才教育で膨大なカネを使える人しか、入れないのは常識やからね。。。京大、阪大の学生さんは、どちらかと言うと、少し世間知らずか、少し変わり者な人が多いのではないやろうか。伝統的に・・・。ある意味天才は変人というのは当たっていたのだが、世の中の人はそんなのは認めていて、選ばれたエリートさんやから、大目に見ようというのが世間の目やった。それがこんな事件をバンバン起こすとなれば、そんな良いイメージも地に墜ちる。そうなった責任は意外と重いで・・・コイツラ。。。

 

2/19(日) スキー旅行中なので、別の話題を先に書いておきます。今日は神戸空港のお話。今週の16日、神戸のポートアイランド沖に神戸空港がオープンした。東京のマスコミ連中は、わずか25qの範囲に、関空と伊丹があるのに、また空港を作るなんて、税金の無駄使いの典型やと、たたきまくっているが、私はちょっと違う。神戸はうらやましいなぁ・・・と思う。

 

 高度成長期、空港は騒音をまき散らす公害施設として、嫌われ者だった。しかし、21世紀になった今、空港は呼んで字の如く、空の港である。海の港で大きくなってきた神戸からしたら、街の生き残りを賭けた大バクチ。。。これが今回オープンした神戸空港やと思う。この神戸空港、神戸三宮のターミナルから、ポートライナーに乗って、何と僅か16分で空港に着く。ものすごく足の便の良い空港なのである。

 

 今の日本、港湾としての都市間競争は、昔ほど神戸に優位ではない。横浜港やら名古屋港の方が立地的に優位やろう・・・。神戸は港で成り立ってきた街。航空機全盛時代になった今、空港があると無いとでは、恐ろしい格差が出来る。福岡と並んで空港と新幹線の駅との連絡が日本一良いというメリットもある。

 

 もともと、神戸市は「神戸株式会社」と呼ばれるぐらい、お役所の、まちづくりやお商売が上手な自治体やった。平地の少ない神戸市は北区の山の中を切り開いて、その土を瀬戸内海に埋め立てて市街地を拡げてきた。土を運び出した山は、整備して電車を走らせて、宅地開発して個人に住宅として売り、その土で海を埋め立てた土地は、企業にショッピングセンターやら集客施設として売り、ダブルで儲けて来た。ところが、突然起こったのが阪神大震災。。。でも、神戸市は国からの援助もあり、あっという間に立ち直り、今度の新空港開港にこぎつけた。

 

 泉南沖の関空が、計画から、かなりの長い間、漁業保証やら近隣市への補助で食い物にされてきたのとは、えらい違いがある。早く完成させたら、それだけ工事費は安い。おまけに埋め立てした土地を企業に売って、埋め立て工事費の借金を返す計画になっている。これは全体の何と1%も売れてないという。でも、空港は作ったもん勝ちである。人が集まるところに、カネが集まる。カネが集まれば、栄えるし、栄えれば税収が増える。税収が増えたら、早く借金が返せる。一度作れば、空港は無くならないし、金の卵を生み続ける鶏でもある。この鶏はね一旦手に入れたら、まぁ無くならない。

 

大阪市の第三セクターが軒並み破綻して、税金で補填しているのと違って、神戸のやることは、どこかスマートでうまく行くような気がする。そのためには官民一体となった「チーム神戸」がフル活動しよる。関空と違って車で空港へ行く橋は格安だし、何と駐車場もタダにして、何とか人と飛行機を多く呼ぼうとガンバってる。役人体質の関空とはおお違いや・・・。ひょっとして、20年後、もう関空なんていらんわ。神戸に第二滑走路を作ろうかなんて話になっているかも・・・。関空は高くて遠いんやからね・・・。

 

2/20(月) 昨晩、無事スキーから帰って来ました。白馬は2日間とも良い天気に恵まれて最高でしたよ。おかげで、私の顔は、サングラスの跡がくっきり残った「お猿さん焼け」ですけれどね・・・。

 

 さて、滋賀県の長浜市で、幼稚園に通う、幼い子供が2人も、刺身包丁で滅多突きにされて、惨殺された。犯人は何と同じ幼稚園に通う友達の母親やったというから、ビックリや。。。この鄭という犯人は中国人で1999年に来日、中華料理屋やらでパートで働き、日本人と結婚して1年前に長浜に引越してきたという。テレビで見る限りでは、立派な新築のお家に住んでいて、良い生活をしているように見える。

 

 長浜といえば、やっぱり、かなりの田舎やから、子供を幼稚園に通わせようとしたら、どうしても親が送り迎えをすることになる。都市部では幼稚園のバスによる送迎が一般的だけど、通園範囲の広い田舎なら仕方ない事やろう。親も毎日の送り迎えは大変やからと、幼稚園の音頭取りで、近くに住む親が交代交代で、子供を幼稚園に送り迎えするというシステムにしていたようである。

 

 今回殺されたお子さんの家も、鄭容疑者の家から数十メートルの所だという。。。近所の子供を、いくら自分の子供かわいさ、からかは知れないが、殺そうと思うか。。。ここに、日本人の心との大きなギャップがある。。。。

 

 この極めて日本的で、人を疑う事を知らない、このような通園システムが、今回の残忍な殺人事件の遠因になっていたように思われる。。。。日本人同士なら成り立っていたシステムに、たった一人の、中国人という、考え方も思想も、性格も異なるエトランゼ(異邦人)が入るだけで、「村社会」と言われる日本人の狭いコミュニティ意識がいとも簡単に崩れてしまうことを、この事件は痛切に物語っていると言えるだろう。。。。

 

 ニュースに拠れば、この鄭なる女性は、日本語、中国語、韓国語、英語の4カ国語を話せるそうで、通訳の仕事もしていたそうな。つまり言葉の壁が原因という報道と、少し矛盾する部分がある。まぁ、日本人独特の排他的な人付き合いが、この中国人女性を遠ざけていたという点は、容易に想像はつくけどね。。。ただ、それにしても、普通、子供を刺身包丁でめった突きにするほど刺して殺すか。。。日本人には全く理解出来ない感覚である。。。

 

 もともと、この鄭容疑者は、日本人の夫が出張先の中国で知り合って日本に連れてきた人だという。。。文化も生活も全く違う地に来て、子育てという一大事をやっていて、これで相談する人もなく、ノイローゼ気味で、長浜の病院の精神科に通院していたそうや。。。ただ、これだけは言っておかないといけないのは、一方的に、これだから中国人は・・・という世論が急激に形成されることは、あまり良くない。。。人口の減る日本は、結果として、外国から来る人が、これから、だんだん増えてくるやろう。。。そうせんと、日本も生き残れへんからね。。。

 

せっかく外国の方が日本に来ていただくなら、出来る事なら、良い人に来てほしいもんや。。。。研究者やエンジニアなどのレベルの高い人を多く受け入れて、踊り子やら風俗嬢、単純労働者、肉体労働者やらは、出来るだけ少なくしたい。これが国策というもんやろう・・・。治安の問題もある・・・。この人の場合は違うだろうが、問題は、今のように、不法滞在の中国人がどんどん増えてくると、在日韓国人問題の二の舞になる可能性が高い。これは要注意や・・・。

 

 戦前の、日本が朝鮮半島を併合した時期に、朝鮮半島や済州島などから大量の韓国・朝鮮の人たちが、仕事を求めて日本にやってきた。中には、一部、身売りされて、日本に無理矢理連れて来られた人もいたやろう。。。これを強制連行と言うのは、ちょっとニュアンスが違うと思うけれどね。。。そして、日本の敗戦によって、朝鮮の人たちの一斉帰国が始まったが、これが、なかなか進まない。結果として、多くの人が日本に居残って、こっちで生活基盤を作ってしまった。今更、貧しい母国には帰れないというので、60〜70万人もの朝鮮・韓国人が日本に住み着いて居る。もうその人らも4世の時代や。。。

 

 今更、母国に戻れない韓国・朝鮮籍の人は、今、一年間に1万人というペースで日本人になっている。つまり帰化して、日本人になっているのである。ところが、不思議なことに、在日韓国朝鮮人の総数が全然統計上、減っていない。これは何を意味するのか。もちろん、出産、死亡というのもあるが、多くは、「呼び寄せ」と言って、未だに多くの韓国人が、豊かな先進国、日本に移り住んで来ているというのである。

帰化許可申請者数,帰化許可者数等の推移

法務省民事局

 

(単位:人)

 

事項

帰化許可申請者数

帰 化 許 可 者 数

不許可者数

合計

韓国・朝鮮

中国

その他

平成8

14,944

14,495

9,898

3,976

621

97

平成9

16,164

15,061

9,678

4,729

654

90

平成10

17,486

14,779

9,561

4,637

581

108

平成11

17,067

16,120

10,059

5,335

726

202

平成12

14,936

15,812

9,842

5,245

725

215

平成13

13,442

15,291

10,295

4,377

619

130

平成14

13,344

14,339

9,188

4,442

709

107

平成15

15,666

17,633

11,778

4,722

1,133

150

平成16

16,790

16,336

11,031

4,122

1,183

148

 

 

 明らかに戦後生まれだけれど、年配の女性で、日本語があまりしゃべれない人が日本にけっこうな数、住んでいる。これは、こんな事が原因なのだろう・・・。、日本での受け入れ先さえあれば、いとも簡単に受け入れてしまうという、世界一甘い、人道主義という名の、入管業務が原因やのやないのか・・・。また、いくら外国人が日本で生活していても、人手がないからと、全然、不法滞在の摘発もあんまりしないし、国民の税金で本国まで、ちゃんと、送り返す。いったい、この国はどこまで甘ちゃんなんやろうね。。。ほとぼり醒めたら、また来日、これを繰り返しておる。。。

 

この甘い甘い日本の入管制度をフルに利用しているのが、今の中国人たちや。。。日本で成功した中国人は、カネを取って、仲間を「呼び寄せ」ている。韓国人の人たちよりもタチが悪いのは、カネさえもらえれば、無責任にいろんな人が入ってきてしまうことや・・・・。そして、入ってきた中国人が、結果として、様々な犯罪を犯す確率が大変高い・・・。これは困った大問題である。。。

 

あまり外国人犯罪が増えてきたら、日本人はどんどん保守的になって、殻を固く閉ざしてしまうようになるやろう。外人を見たら泥棒と思えというような国に日本も否応なしになっていくのかね。。。嫌だ嫌だ・・・。

 

中国人はどこの土地に行っても、ロスや、サンフランシスコ、ニューヨークや、横浜、神戸などのように、チャイナタウンを形成して、仲間を増やすという傾向がある。つまり同じ文化の人たちが共同で暮らすのがどうも好きなようである。一人で生きるのはどうも苦手な民族性があるのかも知れん。日本にある人種的な壁が、この女の孤独を生んで、訳の分からない逆恨み。。。逆ギレ・・・。いとも簡単に殺人をする。人の命の値打ちがあまりにも低いという感覚は、日本人にはついて行けない。。。

 

でも、この人、日本人と結婚?したはずなのに、今でも中国籍???というから、まだまだ謎がある。日本人の夫が表に出て来ないのは、何か裏があるのか。。。お妾さんやろうか・・なんて、変な勘ぐりもしてしまう・・・。今回の鄭なる女性がどういった経緯で来日し、どうして日本人と結婚したか。そんな事は全く謎なんやけれどね・・・。中華女のドギツさなんやろうか・・・。それにしてもやっぱり、「君子危うきに近づかず」しか、子供を守る、防衛策が無いのか。。。ホント、心が寂しくなって、どうしようもない事件や・・・。殺された子の親の身になったら、ホントいたたまれへんわ。。。。

 

2/21(火) トリノ五輪で日本は、情けない事にまだメダルゼロ・・・。後は、女子フィギュアぐらいしか望めないなぁ・・・と、思っていたら、何と女子のカーリングが日本中で大人気、高視聴率を上げているそうである。今まで、全く無名だった北海道や青森の片田舎(失礼)の女の子たちに、熱い声援が続いている。結果は7位と準決勝進出はならなかったが、ひたむきにプレーする選手達に、何かグッとくるものがあったんやろうね。。。こんなのにしか、熱くなれるものがないというのも、情けないが、あまりにもふがいない成績が続いているだけに、何かせめてもの救いを日本人が求めていたのかもね。。。

 

 今まで全く無名だったこの競技。北海道の今度北見市に合併になる小さな小さな町がこの競技に注目したのは長野五輪の時。日本で、いやアジアで唯一の室内カーリング場を、お金もないのに苦労して、この小さな町は作った。税金の無駄遣いと、とかく非難されがちな「ハコモノ」行政だが、この町の町長さんは違っていた。バレーボールやサッカーでは、とても太刀打ち出来ないけど、みんながやっていないカーリングという競技を、この町の「まちおこし」に使おうと考えついたのである。

 

 この北海道の小さな町では、最初はスケートリンクなんて作ってどうするねん。。。という批判があったが、町内に10チーム以上のカーリングのチームが出来て、子供からお年寄りまでカーリングに親しむ環境が出来た。この小さな町の大きな夢は、この町からオリンピック選手を出す事。。。この夢は、リレハンメル五輪で小野寺、林の2選手を送り出した事で見事に叶った。

 

 そして今回のトリノ、前回までは世界の強豪に全く歯が立たず、大敗ばかり喫していたが、今回は英国やイタリアに勝ったり、世界チャンピオンのスウェーデンを苦しめたりと大健闘。もう少しで決勝リーグに進出というところまで行った。この小さな町の大きな挑戦は、話題になり、今度、映画にもなった。人を感動させるのは、成績だけやない。何事にも一生懸命に頑張る姿と、その想いがプレーに出れば、見る人の心をぐいっと、わしづかみするものであることを、カーリングの日本女子チームは教えてくれたような気がする。よくがんばったね。ホントにお疲れさま・・・。

 

日本をちょっぴり元気にしてくれたカーリング。連日、下がり続けている日本の株式市場も、少し戻してくれたらええのやけれど。。。関係無いか・・・。今日の日経も景気回復の提灯記事で満載や。。。

 

2/22(水) 自民党が圧勝した去年の衆議院選挙で、自民の武部幹事長が広島から立候補したライブドア元社長のホリエモンを応援していたのは有名な話である。テレビで繰り返し、「弟同然です」と、コメントしている武部のオッサンの顔が映し出されているから、自民党がホリエモンを応援していたと、国民に思われても仕方無いわなぁ。。。

 

 ところがホリエモンは落選。ライブドアは粉飾決算しまくりで、嘘で塗り固めていた会社だっていうのがばれて、当然社長のホリエモンも逮捕された。武部の次男とホリエモンとが仲が良かったということ、武部幹事長に応援演説を頼むのに、「コンサルタント料」として武部の次男の口座に3000万円振り込んでおけというメールが公開されたもんやから、蜂の巣を突っついたような騒ぎになった。

 

 国会質問した、民主党の若い元大蔵官僚の永田のニイチャンは、何故か雲隠れ。メールが偽物か本物か、実際にお金は振り込まれたのか、振り込まれなかったのか・・・依然真相は闇の中である。多分、そんなことは政界ではよくある話やから、カネは動いたのやろうけど、民主党も国会質問するのやったら、もっと決定的に調べあげてからにしたら、良かったのに・・・週刊誌ネタやら、眉唾ものの情報を後追いしているようじゃ、何のための国会議員や。。。あんたらには、国政調査権があるんやで。。。

 

 武部家の全口座をオープンにさせて、公開させたらええやんか。どうせ資産公開しているのやったら、一緒やろう。。。それとも、公開させられて何か都合の悪い事をしておるんか。。。武部が口で言うだけなんて、今日日、信用せえと言う方が無茶やんか。。。

 

 3000万円がもし振り込まれていたのなら、政治資金規制法に抵触して、武部氏は報告義務がある。この報告に漏れていたことぐらいしか、追求出来ない。でも、このホリエモンと武部ジュニアのカネのヤリトリが仮にあっても、何ら違法ではないからね。。。いくらでも逃げおおせる。。。金を貰って応援演説に行っとったという後ろめたいイメージだけが残る。。。それだけやんか。。。

 

ワイドショー的というか、週刊誌的というか・・・。そんなスキャンダル暴き、ぐらいしか国会のネタがないのか。。。この国の脳天気はまだまだ続く。。。こんなのやっている暇があったら、オリンピックで日本がメダル取れるだけの選手強化費でも捻出して、国の誇りのためにでも、カネを使ったらどうや。誰が、誰からカネもらおうが、どうでもええわ。。。

 

2/23(木) トリノの女子フィギュアは荒川が3位、村主が4位、ミキティが8位。と、なかなかの好位置に3人とも付けた。明日のフリー次第で、念願のメダルがやっと日本にも来るかもね・・・。

 

 さて、大阪環状線大正駅近くになにわドームというのがある。大規模なコンサートやら野球の試合なんかがたまに開かれている場所である。ところが、このドーム、プロ野球球団のフランチャイズがある訳でもなく、なかなか利用されないハコモノになっている。悪名高い大阪の第三セクターが運営しているのだが、このなにわドームは、事実上経営破綻していて、どこかに譲渡したいと、受け入れ企業を公募していて、100億円とも思われる受け入れ先が注目されていた。

 

 この大阪のお荷物を、いっちょ、買うたろうと、動いたのが、京都のMKタクシーである。何かと話題の多いあの青木会長である。青木氏が在日韓国人であることは、すでに有名であるが、事業の進め方がやっぱりどこか日本人離れしていて、お騒がせも多い。でも、市民には受け入れられているものも多く、何かと閉鎖的なお役所仕事に風穴を開けるのを生き甲斐にされているのではないかという、向きもある。

 

 エムケイは、思い切った経営戦略を採る。大学新卒のドライバーをどんどん採用したり、有名デザイナーのユニフォームを採用、わざわざ下車して自動扉を使わずにドアを開けるサービス、「毎度ありがとうございます。MKタクシーの○○です。」と、無愛想な運ちゃんの多いタクシー業界では、異例の社員教育の徹底、自宅から空港までのリムジンサービス進出、タクシー車内での通信販売、一地域一運賃だった行政の横並び業界指導に反対して、運賃値下げ訴訟で勝利、大阪やら東京に一度に100台もの増車申請をして、それが認められないとまた裁判。規制緩和のご時世に、大きな波に乗って成功してきた。

 

 また、京都市の市バス経営の生ぬるさや給料の高さを批判して、100円バスの新路線の申請。慌てた市交通局は、MKの路線にほぼ近い100円市バスを運行せざるを得なくなった。バス事業に参入をあきらめた見返りに京都市にバスの中古車を高値買い取り要求。これにも成功した。ゴリ押しの部分もある。。。MKタクシーに乗って、万一の事故に遭われた人は、揃ってビックリする。会社は何も責任を負わないのである。全て運転者個人の自己責任。後遺症が残った交通事故でも、全く賠償に応じてくれないなど、怖い部分もある。。。

 

 まぁ、こんな明暗、表裏のあるエムケイだが、大阪のなみはやドームを手に入れて、プロ野球球団を作る野望を持っていた。たった1億ぽっちの出資で他の企業からの協賛を集めて100億にするというプラン。さすがにそんな虫のええ話はあかんと、なみはや側の破産管財人は断ったら、今度は京都の本社の土地を売ってでもカネを準備すると・・・。何やら破綻している大阪市の物件を安く叩いて、手に入れようという魂胆がみえみえやから、売る方も嫌気がさしているというところやろうか。。。

 

 今回のなにわドーム側の管財人はただ1社公募に応じたエムケイが不適格やとしただけで、まだまだ先が見えない。役人達がせんど馬鹿げた投資をして失敗した後始末を、民間に押しつけたいのは、責任を取りたくない役人根性バリバリや。。。この公募、結局は大阪市にこのなにわドームの負債を買って貰うための、出来レース、見せかけのショーみたいなもんやったんやね。。。グリーンピアやら三セクでたたき売った役人らの無責任体質と同じや・・・。何とか税金で金の出る安定した所に買って貰いたい。。。腐った役人たちと、それに群がる利権狙いの業者達。。。この国の体質は何も変わって無いわ。。。

 

2/24(金) トリノオリンピックで、荒川静香が金。やったね!ロシアのスルツカヤが転んだ時、思わず「ヤッタ!」と叫んでしまった・・・。ゴメンネ。。。あれだけミスのない選手でも、オリンピックの最終滑走というプレッシャーに負けるものやんにゃね。。。ショートプログラム1位のアメリカのサーシャ・コーエンも転けた。フリーはショートの時のような勢いは無かったし、やっぱり若い子が、下手に1位になったもんやから、びびってしまったというのが、画面からにじみ出てた。。。転んだコーエンとスルツカヤが銀、銅で、転ばなかった村主が4位止まりだったのは、少し可哀想だったけどね。。。安藤美姫は予想通り、4回転に失敗して自爆。成功しててもメダルは難しかったやろうけどね。。。中野か、恩田を出しておればメダルの可能性があったのやろうけど、それは言いっこなしや・・・。

 

 スケートの業界にも事情というのがあるのやろう。。。安藤ミキティは、すでにたくさんの会社のコマーシャルに出ていて、この娘を出さないわけにはいかなかった。17歳の彼女は、いわば人気者に仕立てられたアイドルみたいなもんや。これから本当に上を狙えるまで頑張るか、芸能界で食って行く方向か。。。。荒川はこれが終わればプロ転向するそうやからね。。。長野五輪15位から虐げられた8年・・・荒川の金には執念が隠っている。。。

 

 日本中が荒川の表彰台を見た。彼女は、君が代を立派に一番高いところで堂々と歌っていた。それは、やっぱり「日本人としての誇り」というものが、どれだけ世界で戦うために必要であるということを実感しているからであろう。。。日本人は戦後、軍国主義への反省からか、極端に国への愛国心というものを抑えて抑えて、教育されてきた。二度と再び戦争はするまい。そんな想いからだったろうが、その60年の間、日本人は、いわば日本という国に所属しているだけであって、「日本のために」とか「日本人としての誇りを賭けて」という発想を封じ込められてきたと思う。

 

 行き過ぎた平和教育というの名の、左翼的な教育がこの国の教育を歪んだものにしてきたのは間違い無いやろう。。。人は何のために生きるのかとか、人生は何のためにあるのか、とか、愛する人のために命を賭けるとかいう観念を「危険な思想」であるかのように、刷り込まれ、教え込まれて来たのでは無いだろうか。。。

 

でも、五輪に出るスポーツ選手のように世界で活躍するレベルになると、外国では、「この人たちは、自分の国を心の底から愛している・・・」という感覚が判る。今までの自分たちが教えられていた「国という概念」とのギャップに驚くのである。そして、「日本人に生まれた事に誇りを持つこと」がいかに、自分にとって精神的な支えになり、いかに結果に大きな影響を与える大事な事であるかということに気づくのである。スルツカヤはロシアのフィギュア全種目制覇のためだけに滑っていたんやからね。。。

 

もちろん、日本人の中には戦争への嫌悪感はまだまだある。日本人は世界一平和を大事にする人種であってほしい。でも、それだけで日本人の心の奥底に潜んでいる感情まで、押し殺してしまうのはいかがなものか。。。今の日本の教育に欠けているのは、良い意味での道徳観とか、自分に謙虚に・・・とか、相手の気持ちを思いやる優しい心とか、自分が生まれて育った町や国を自然と愛するような気持ちなんや、なかろうかね・・・。荒川静香の登った表彰台で、何かそんな凛とした清々しさを感じた。。。

 

2/25(土) いよいよ明日は年に一度のパパさんバレーボール大会。もう第八回になるんや・・・とこの前、表彰状をパソコンで作っていて思った。。。ママさんバレーがあるのに何でパパさんバレーは無いのや・・・無いのやったら、作ってしまえと始めたのが、パパさんバレーボール大会。バレーボールは、中学、高校時代にやっていたのだけれど、50近くになる、ええトシしてバレーボールを続けるのはなかなか大変なことである。バレーボールというのは、かなりのハードなスポーツの部類に入るので、中年になってまで続けるのは、なかなか難しい・・・。

 

 ちょっとしばらくやらなくなると、筋肉痛に襲われるし、身体はどんどん硬くなってゆくし、反射神経は落ちて行く。体重や腹回りは増えてゆくし、ジャンプ力は落ちて行く。。。。理想的には、週2回ほどずっとやるのが、ベストな状態で長続きする類のスポーツであろうと、私は思っている。

 

 筋肉というのは、何もしなければ、その筋力を付けるのに要した半分の期間で、退化してしまうものであると昔、保体の時間に習ったことがある。つまり筋力を維持するだけで、大変な努力をしないと、知らず知らずのうちに、どんどん弱ってゆくさだめやということや。筋力を減らさないでおこうとすると、筋肉に適度な刺激を常に与え続けて、いつも柔らかい状態にしなければならない。これがなかなか出来ひんもんや。。。

 

 運動をすると筋肉中に老廃物である乳酸が溜まる。これが増えて悪さをするから、筋肉が疲労した状態になる。若い運動選手はこの乳酸を早く排出して、良い状態の筋肉に戻す能力が高いのだが、トシをとると、この能力が低くなってくる。運動会の次の日に筋肉痛というのはよくあるのだが、トシをとると、翌日ではなく翌々日、そのまた次の日に痛くなるなんていう経験をされた人は多いのとちがうやろうか。。。これは、やはり筋肉が固くなってしまっていて、この復元能力が低くなってしまうのが原因なんやろう。。。

 

 ところが、毎週1回以上バレーボールをしていると、この筋肉痛というのが無い。いつも使う筋肉が慣れっこになってしまっていて、比較的柔らかい状態で新陳代謝が活発な状態に保てるからだと思う。でも、この前のようにスキーへ行くと、いつもと全く違う筋肉を使うものだから、しっかり腰痛やら筋肉痛になる。これは仕方無い。荒川静香の得意技、イナ・バウアーでもして、腰をしっかり伸ばして腰痛を治さないと。。。

 

2/26(日) 私の株の買い方は、キャピタルゲイン狙いよりも、長期ホールドというタイプのモノが多い。シティバンクのバリバリキャリアウーマンの担当者さんからは、「女の人みたい・・・」と酷評されたけど、株主優待の面白い、お得感のある銘柄を買う。実際、世の中景気が上向いたといっても、なかなか金利が上がるような雰囲気は当分無いし、いくら銀行にお金を預けたって、金利なんて雀の涙どころか蚊の涙も無い。それなら、ちょっと楽しまんと損やという気になる人も多くなって当然や。

 

 株をやっている人で今損をしている人はなかなか少ないやろう。この一年で、だいたい最低1.4倍ぐらいにはみんななっているハズや。ここのところ株式市場は順調やしね。今週はちょっと乱高下したけど。。。仕事しているので、ずっとネットの株価ボードを見ていられない。だから、短期で売り買いを繰り返したらもっと儲かるのは判っているが、そこまでしないし、出来ない。身の程以上の投資はギャンブルになってしまうから、信用取引はしない。現物のみ。自分のお金の1/3以上は突っ込まない。これをしっかり守っている。

 

 株はバクチやない。宝くじは恐ろしく確率の悪い投資やし、競馬競輪は胴元を儲けさせるだけのギャンブルや。株は投資額が全くの「0(ゼロ)」になるということは、よっぽどの事が無い限り無い。ただ、素人は深入りすると火傷する。その部分はやっぱりギャンブルや。。。自分の器が判ってない人は、プロに食いつぶされる。そんな世界や。。。その辺をわきまえてやるべきやろうね。。。株を買うのは簡単、売るのがホント難しい・・・そういうもんや。。。

 

 今や、株式取引はインターネットという人が大半になってきている。どんどん、ど素人の人が株式に手を出す状況が続くと、そういう人たちはどんな銘柄を買うかということに感心が向いてもおかしくない。私は株主優待の良い銘柄が、この流れに乗り、どんどん株主を増やしているのが、株式市場の活況の原因の1つだと真剣に信じている。

 

 ただ、この株主優待というもの、けっこうコロコロと変更される場合が多い。企業は個人の安定株主の数を増やそうと、個人投資家の買いやすい価格に株価を誘導する。株式の分割やら新株増資やらで、株価をわざと半分とかにしたりする訳である。1株2000円もする株を、1000株も買わないといけないとなると、200万円もの資金がいる。これではなかなか個人投資家は株を買ってくれない。そこで1株を10株に分けるという株式分割という手を使ったとする。今まで1000株持っていた株主は株式数が10000株のホルダーになる。ただし、株価は、当然1/10になるから1株200円になる。これなら20万円あれば、この会社の1000株ホールダーさまになれる訳である。

 

 20万円なら主婦の人のお小遣いで買える株ということになる。この方法で成功したのが、カゴメである。カゴメは、株主さま=お客様という考えを貫いていて、カゴメファンをたくさん増やすことが企業価値を高めるのに有利であるという戦略から、個人株主を増やす作戦に出た。ここ数年で株主数は10倍以上に膨らみ、敵対的な買収がたいへんしにくい、という企業体質の改善に成功している。このカゴメの株主優待は配当金の他に自社製品の詰め合わせ。日々のお買い物をしている主婦にはうれしい実用品である。

 

でもよくよく、気を付けてないと、けっこう株主優待は改悪される場合もある。100円ショップを全国展開している業界第二位のキャンドゥという会社の株主優待は、何と毎月100円ショップの新商品を5ケ、箱にセットして、わざわざ自宅まで送ってきてくれるというのが「売り」だった。たかが500円の商品なのだが、へぇ〜、こんなのまで100円で商品化しているや・・・となかなか楽しめたのだが、いつの間にか商品券になってしもた・・・。もちろんすぐその株は売った。。。

 

 シャディの株は1000株持っていると、年二回の株主さまお買い物券1000円分の他に、年末に5000円のアズユーライクという、カタログから好きな物をえらべるギフトが送られてくる。ところがよくよく見ると、500株でも3000円のカタログギフトが送られてくる。こっちのほうが効率が良い。半分売ろう・・・。

 

 王将フードサービスという会社も1000株持っていたら10000円分ものお食事券を送ってきてくれるのだが、何と100株だけでも2000円分のお食事券を送ってきてくれる。それなら名義を分けて家族全員で100株づつ持っていた方が有利やん・・・。半分の資金で同じ優待もらえるなんて・・・。あかんわ。。。それに王将の券10000円分も使うのつらい。もうトシやしね・・・1人前180円として、餃子56人前も1年に食えへんわ・・・。これも900株売れるなぁ・・・。

 

 かっぱ寿司を運営するカッパ・クリエイトという会社も、お食事券を3000円分ほど送ってきてくれるのだが、よくよく見ると何と50株以上の株主と書いてあるではないか。。。この会社の売買単位は100株やなくて50株に知らん間に変わっている。。。。そうや、この前の分割の時に優待内容が変わったんや・・・。こうして、無駄な株数になっているのを整理して売ったお金で、「和食のさと」とかの株を買った。この会社12000円分ものタダ券を年に2回も送ってきてくれる。大判振る舞いや・・・。タダ券来たら、しばらく外食は寿司や和食ばっかりやなぁ。餃子よりはましや・・・。それにしてもワシの買う株は食べ物株ばっかり・・・。痩せる暇あらへんわ。。。

 

2/27(月) 昨日の洛央カップパパさんバレーボール大会は、七条、植柳、九条、には勝ち、西陣中央、本能には負けて、3勝2敗、僅差で惜しくも4位やったけど、いつもの事ながら後の反省会だけは盛り上がった。優勝した時より盛り上がりすぎ・・・変なの。。。

 

 さて、民主党の最大の危機になっているライブドアの偽メール問題。やっぱり、フリーの記者が自分宛に打ったメールであったことが、判ったんやて・・・。アホみたい・・・。つまり全くの捏造やった、っちゅうこっちゃ。。。それにしても、このタイミングで、いかにも有りそうなネタやったから、思わず飛びついてしまった永田議員やら野田国対委員長、前原代表・・・絶対的な証拠を掴んでいる。。。明日をお楽しみにしていてください。。。。いったい、どう謝るのやろうね。。。今度からもう、あんまり強言しすぎん事やろうね・・・。

 

 どうも、最近、「大口叩く」というのが流行ってしまっていて、困ったもんや。元祖ビッグマウスと言われたボクシングの亀田三兄弟の次男が公言通り、相手を初回で相手をノックダウンしたのは良かったけど、トリノで金しか狙わない・・・って言っていた選手が何と多かった事か・・・。世界で戦ってきて、それなりの実績を積んだ上で、今度こそ、金を狙うというのなら、判るけど、1度フロックでええ成績を取ったことのある・・・っちゅう程度で、優勝宣言するなんて、十年早いわ・・・って言われるのがオチやろう・・・。

 

 昔の日本人は、ある意味、奥ゆかしかったと言うか、「一生懸命頑張って来ます」とは言うが「金メダルを獲ってきます」なんて大きな事は、なかなか公言しないもんやった。もし、メダルを取れなかった時にどう弁解したらええか、これを恐れて普通の日本人は、そんな大口は叩かないもんや。ところが、長野五輪複合の荻原選手が日の丸を振りながらゴールしたところあたりから、日本選手もゴロッと変わって来た。

 

 大口叩いて、マスコミの眼をこっちに向けさせる宣伝材料として、「メダル獲り宣言」する人が増えてきたのである。アピールして、自分を奮い立たせようとするのが手なのは良いのだが、これが、今度の五輪みたいに、ことごとく外れたもんやから、「どの面下げて帰国するのか・・・」という感覚が無い。。。これがみんなの腹の立つ事につながっている・・・・。悪びれるところなく、またまた大口叩く選手たちを、何度も嘘をついて、誰からも信じてもらえない、オオカミが来たぞ〜少年にしてしまうからね。。。。

 

トリノ五輪の日本選手団の会長さんが、国民の皆様に「お詫び」のコメントを出したのも、メダルが荒川の金1個だけに終わった日本の惨状から来たものから来ているのも、何か情けない気がする。そりゃ、国民の税金から補助されてトリノに行っているのだから、謝るという感覚もこの役員さんからしたら当然の感覚であるのだけど、こんなお詫び会見をする位やったら、その前に、あんまり大口叩くなよ・・・と、オッチャンは、思ってしまうのやけれどね・・・。有言実行もええけれど、密かな闘志で、無言実行の方が、もっと格好ええで。。。。今度の五輪では、さんざん、あんまり大した事の無い選手までも、持ち上げてきた日本のマスコミも、同罪やろうね。。。

 

2/28(火) オリンピックも終わったし、やっと日常のペースに戻るかなぁ・・・というところ。次はパラリンピックがトリノで始まる。オリンピックというものは、特に障害者の場合は、選手をサポートする人たちが大変である。どこにも売ってないような1本足のスキーを特注で作ったり、障害者専用のいろんな道具を作らなくっちゃならないから、パラリンピックは、福祉先進国のオリンピックであるという側面もある。その国の障害者対策がいかにちゃんと出来ているかを競う部分があるからね・・・。

 

 日本は、義足や義手などの分野ではなかなかの技術があり、手や足を無くしてしまった人のスポーツ部門でも先進国である。トリノにも40人もの人を送り込むという。一昨日終わった冬季五輪で、日本は多くの選手をトリノに送り込んだけど、何と選手より役人の人数の方が多かったって知ってました?ホントにこんなにたくさんの人を送る必要が有ったのか。。。物見遊山で行ってたのと違うのか。。。成績悪いと、何言われるかわからんからね。。。

 

 冬季五輪は、白人貴族のオリンピック。何かとカネのかかるスポーツが多い。ボブスレーの大型そりは、1台が新品で2〜3000万円もするという。これに技術スタッフが何人も付いてきている。ところが、日本チームが使っているのは2〜300万円の中古。大きなそりを運ぶのも強い国は専用のスタッフがたくさんいるが、日本は選手たち自身がふうふう言って運んでいる・・・。こんなので、日本選手に、他の強国たちと対等な成績を出せと言う方が殺生や。。。応援だけの役員団23人も出すのやったら、ボブスレーのそりを運ぶスタッフぐらい連れて行ってやれよ。選手達に山の上まで、自分たちで重いそりを運ばして、へとへとになったところで本番スタート・・・。これ可哀想過ぎるで。。。。

 

選手の方の意識も、日本はもひとつやなぁ。。。世界中が注目している開会式やら閉会式で選手たちやら役員たちが、デジカメやらビデオやらで、自分たちの思い出のための写真や映像を撮らすのも、どうかと思う。スポーツでも演劇でも、何でもそうだけど、見る側と見られる側のけじめというのは、大事や。。。見られる側が、自分たちの個人的な都合で、見られる側にいることを拒否するような行動を取ると、見ている方は、シラケてしまう。。。オリンピックのスターたちは、あくまで「見られる側」にいる輝く存在でおってほしいもんや。。。あんたらは、闘いに行ったはずで、遊びに行ったのやない。リラックスした閉会式を迎えてええのは、最高の成績を残せた人たちだけの特権やということも、厳しいようやけど忘れたらあかん・・・。

 

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