日常のページ

 

5/1(月) やっぱり、日本は変な国や・・・。国民の7割もの人が支持していない制度が、何で施行出来るんや。。。。。法務省のアホ役人たちが、勝手に作ったような「裁判員制度」が、今、問題になっている。

 

 そもそも、裁判というものは、人が人を裁くものである。人間に、優劣はあるのやろうけど、その人のやったことが、悪い事か、悪くない事かということは、誰かがちゃんと判断して、これをきちっと、社会規範にしなければ、世の中のルールというものが規定されない。立法府である国会が、そのための法律を作り、司法の府である裁判所がその法律に則り、実際の事例を判断する。今までは、このルールでやってきた。

 

 この裁判官が正しい判断をしているかどうかは、最高裁判所の裁判官を国民審査で信任するか不信任にするかという形で、国民がチェックするというポーズで、何とか体裁を取り繕ってきた訳である。ところが、この制度、全く形骸化していて、よっぽど、マスコミが極端なネガティブキャンペーンでもしない限り、最高裁裁判官が罷免されることがない。もし、ちょっと極端な指向の判決を下す裁判官がいても、降格させて、高裁、地裁、簡裁、家裁と、別の職場は、いくらでもある。だいいち、最高裁の裁判官だけの人気投票をやっても、何にも意味が無いやんか。。。

 

 だから、事実上、裁判官は、よっぽど極悪人でない限り、罷免されることがない。裁判というのは、1人の裁判官が検事側と被告側、双方の意見を聞いて、進めるものだが、たった1人の判断で、人の一生が左右されるような、大変難しい判断が求められる。いろいろ、裁判の記事を見ると、どうもこの判決おかしいのやないかと、疑問視するようなものも多い。でも、その偏った判断を示した裁判官をクビにするようなシステムは、事実上、無いというのが現状である。

 

 本来、裁判所の組織内部で、正しい判断が出来る優秀な人材を確保、育成するのが理想なのだが、法務省は、驚くべき手法を採った。裁判員制度である。アメリカ映画を見ると、陪審員という人たちが、多数決で判決をするというのを、よく見る。これを真似たのが、日本の裁判員制度なのだが、これが、とんでもない現実離れした制度なのである。

 

 プロの裁判官は、その案件に関して、裁判までいろいろなことを調べあげる。出来るだけ正しい判断をするべく、証拠の裏付けをしたり、の調査をする。ところが、この制度、普通の主婦や、サラリーマンを、その時だけ裁判所に来てもらって、そこで判断をしてもらおうと言うのである。どうして、その人たちを選ぶのかというと、アトランダム・任意に選ぶというのである。

 

 例えば、私が窃盗罪で捕まったとしよう。無罪を主張するけど、裁判員がヤンキーの兄ちゃんで、その兄ちゃんがこいつは有罪やと、他の裁判員をそそのかした。そのおかげで、有罪にされる。。。こんなことも考えられるのである。。。

 

 逆に、私が裁判員やったとしよう・・・。暴力団組員が、対抗する組の組長をピストルで殺した裁判を担当して、私らが無期懲役を決めたとしよう。。。逆恨みした組員が、会社や家にやってきて、お礼参りにやってくる・・・。こんなことも無いわけではないのである。。。

 

 また、裁判員なんかに指名されたりしたら、会社はその人を休ませなくてはならないし、それやのに、その人の給料もちゃんと払わなければならないのやと・・・。これがおかしい。大企業の社員さんやったら、1人ぐらい取られても、他の人がカバーして何とかなるのやろうけど、中小企業で、トラックの運転手が一人裁判員に取られたら、もう一人雇い直さなければいけない。お役後免になっても、帰り場所の仕事はもうない。つまり、事実上クビにせんとあかん事になるのである。

 

 こんな現実を、何にも判ってない高級役人の感覚で作った法律。。。これが裁判員制度やろう・・・。この制度、私は、裁判官という職に携わる人たちの、職場放棄やとさえ、思うのである。裁判の数が増える割に、裁判官はなかなか増えない。大変な割には、稼ぎが少ない。人に恨まれることもある。同じ法曹関係なら、弁護士の方がもうかる。。。。こんな現実がないだろうか。。。

 

事実、私が見たことのある現実の裁判の中で、いったい何をやっているのかと言えば、意外にも、次回の開廷日程を決めるのに、弁護士、裁判官、検事の3人のスケジュール調整に、かなりの時間を使ってやっているのである。やっと決まった日程が1ヶ月後。。。これが裁判が長くかかりすぎる元凶である。裁判は正味10分なのに、次回開廷日時決定に5分。。。なんやこれ。。。

 

司法試験は、最難関の国家試験のひとつである。司法試験を受験する人たちの総数と質をいかに高めて、いかに優秀な多くの法曹関係者を確保するのかが問題である。いくら、この人たちが、なかなか集まらないからといって、いきなり、ど素人に任せてまえ・・・というのは、あまりにも安直で、あまりにもひどいアイディアなのではないか。まだ、日本には、そこまでの法意識が、土壌として形成されてない・・・。時期早少・・・。その感は否めないわぁ。。。まだ日本には早すぎると思うけどなぁ・・・。

 

5/2(火) 暑い暑いと昨日までは言っていた。まるで夏やんか・・・。ところが、天気予報では、今日はまた20℃以下に逆戻りやと。変なの。。。こういうときは、風邪を引きやすいから注意しなくっちゃね。。。

 

 さて、保釈金3億円を支払って、拘置所から出てきたホリエモン。この保釈金の額は、いったい何で決められるのやろうか。。。普通のサラリーマンの人が保釈される時に払うのは200万円ぐらいなんやそうや・・・。容疑を否認している容疑者が保釈されるのも異例やけど、拘置所から出て来た人が家賃何百万の六本木ヒルズに帰るというも、何やら変な感じやね・・・。

 

 テレビで、ホリエモンのサイフの中身を「げすの勘ぐり」をしていたが、それによると、この人、スイスの銀行口座に、けっこうな額のお金を置いていたそうや。ところが、何故か、このお金は、堀江自身の名義やなくて、ライブドア名義やったんやそうや。。。アホやなぁ・・・。個人名義なら何とかなるけど、会社名義だったら、代表者がもう替わっているから、この金はぜんぜん使えないからね。。。ライブドア=堀江だったから、これが人手に渡る事なんて、想定外やったんやろうね。。。多分・・・。

 

 さて、ホリエモンと言えば、株式なんやけど、この人の持っているライブドア株は、何百億円あるのやけど、ご存知の通り、ライブドアは終値94円で、上場廃止になっている。拘置所に入っている間に、こんなことになったんやから、恐らく売り抜けなんて出来ひんかったはずや。。。だから、市場でこの株券を売る事もできない。まぁ、以前にこの人は、フジテレビ騒動の時に、自社株を100億ほど売っているから、この時のカネは残っているはずや。。。。

 

 ところが、この人、自家用ジェットなんか買ったり、宇宙旅行事業に何十億も払い込んだり、アホなことしとる。。。裁判所は、ホリエモンの懐具合を見越して、今回、3億円という保釈金を決定したのやろうから、意外とこの人、そんなにもう手持ちの現金は無いのやろうね。。。栄枯盛衰やね・・・。

 

 以前に離婚した妻の養育費も払い、保釈条件の一つである居住所の変更も出来なくて、日本一高い家賃も払わないとあかん。以前は月給1000万円だったホリエモンも、さすがにしばらくちょっと大人しくしてんと、仕方ないやろうね・・・。裁判の弁護士代もかかるしね。。。テレビでも出て小遣い稼ぎしたいところやろうけど、保釈中の身・・・。世間の常識が許さないやろう。。。潮が引くときは早い・・・・。まだ、若いから、また再チャレンジしたらええやんか。

 

そういえば、この人、獄中で韓国語の勉強はするは、本は500冊読破するは、さすが東大出や・・・。史記なども歴史物がお好きなんやそうや。こりゃ、中国か韓国で、まき直しでもする気かいなぁぁぁ・・・。それもええかもね。今、行けばチャンスあるかもしれないからね・・・。

 

5/3(祝) 普段はなかなか行かない犬の散歩を、休みの時ぐらいは、よく行く。私は、我が家では、タダ一人、早起きなので、朝がけっこう暇なのである。もし、何かを、お店に買い物に行くにしても、大概、10時の開店やからね・・・。朝起きるのが4時半ぐらいだから、5時間ぐらいは、暇なのである。他の家族を起こすと、ブーイングが来るので、気を遣って、一人でこっそり朝飯を食べた後、愛犬と散歩に出る。

 

 外へ出ると、同じような人は、周りにも結構いるもので、犬を散歩させているご老人によく会う。先日も、いつもの散歩コースである堀川通を御池まで歩いていると、二人の散歩している初老の男性に出会った。犬好きの人は、判るらしく、私の愛犬チェリーも、尻尾を振って、喜んでいる。朝の6時代に男の人2人が散歩しているというのは、100%ホテルに泊まっている人である。

 

 その男の人の一人が声を掛けてこられた。それが何と、英語やった・・・。てっきり日本人やと思っていた私は、少し面食らった感じがした。This kind is Golden Retriever? こんな感じやった。シュアーと答えて、そして、この初老のオッチャンをしげしげと見た。よくよく見ると、少し日本人の雰囲気とは違う。白系ロシア人とのハーフか、連れの男性を見ると韓国人にも見える。モンゴル系???真っ白のあごひげ。ハダの色は少し白く、やや赤みを帯びている。

 

 この二人は、堀川インというビジネスホテルに入っていった。ただ、これだけのことなんだけど、ええ歳した男性が二人仲良く、この辺なら、全日空ホテルも有るし、国際ホテルもある。大きいシティホテルやなく、安いビジネスホテルに入っていった・・・。ここからは、私の妄想なのだが、もしかしたら、この人たちは、北朝鮮から来た特殊工作員かも知れない。。。横田めぐみさんは、こうして、見知らぬ東洋人に誘拐され、工作船で北朝鮮に連れ去られた。。。怖かったやろうなぁ・・・。と、勝手に変な空想の世界に入ってしもた。。。

 

 そういえば、今、通ってきたばかりの堀川高校は、横田さきえさんの出た母校。何かの因縁やろうか・・・。米国の公聴会と、ブッシュ大統領との異例の会談。。。この人は、めぐみさんの救出という、本当の親しか出来ない運動を何十年も続けている。

 

 めぐみさんを日本に返さずに、北朝鮮国内にとどめておく。それには、何か大きな理由があるのではないか・・・。そんな意見が出てきている。一つは、めぐみさんが、日本向けの工作員など、金政権の中核人物になってしまっている。だから、遺骨まで捏造して、死んでしまったという下手な言い訳までしたのではないか。。。また、めぐみさんが、実は金正日のお妾さんになっていて、あまりにも知りすぎていて、返すに返せないのではないか。。。。とか、諸説紛々である。

 

 北朝鮮は、実は、かなり追いつめられていて、政権崩壊が近いのではないかという観測もある。しかし、金正日の死以外のタイミングで、政権交代が起こることは、今のところ、なかなか現実論として、考えられないのではないか。となると、切羽詰まった北朝鮮は、9月までの小泉政権のうちに、何か仕掛けてくる事も考えられる。

 

 逆に、待つと、次の首相が、安倍チャンやと、北への強硬論をバンバンぶつけてきそうや。今のうちに、小泉の3度目の訪朝をさせて、何とか国交回復とまでは無理でも、賠償のためのカネを出さる約束を取り付けたいところやろう。もし、福田になったら、やりやすい。今は、その様子見をしているところやろうね。。。

 

 脅せば、カネを出していた日本。それが小泉になってから、ガラッと変わった。日本は、ほんま、カネの使い方の下手な国で、これには、役人たちの、無駄遣いクセという問題が根底にある。今まで、日本は、安全保障まで、カネで買っていたという部分がある。これは、情けない事やけど、意外と悪い方法では無かった・・・。カネをばらまいている限り、文句を言うヤツはいないし、カネなんて、また稼げばええのである。こう、割り切れば、軍隊の整備をしたり、徴兵制もやらなくて良い。。。。あながち悪い方法であると言えない・・・。情けないけど。。。

 

今、世界は全人口の僅か1割の人が、全世界の7割以上の富を独占していると言われている。つまり、先進国以外の国々の貧困は、それこそ、相当なもので、後進国は、観光であったり、原材料や、石油資源の切り売りで、食いつないでいるとも言える。世界のほとんどの国は、貧しく何もない。人間、何が幸せなのかは判らんが、そこそこのお金と、平和なのが一番。そんな割り切り方も、日本の行く道なんやないやろうか。。。情けないかもしれんけど、カネだけ出して、もめ事が無くなり、平和になるのなら、それも一手という生き方も出来ないことはない・・・。金持ちニッポンは、喧嘩せず。。。。

 

5/4(祝) ゴールデンウィークの唯一のお出かけ。またまた飽きもせず、久多のコテージの予約を取ってもらったので、一泊だけキャンプもどきを愉しみに行く。キャンプの趣味は、なかなか子供が大きくなって、成人していくと、オッサン、オバサンだけの参加になるが、同世代の仲間でわいわい遊ぶのもええもんである。

 

 ただ、キャンプだけだと、たき火かバーベキューぐらいしかしないので、ゴルフをして、お風呂に入ってから、キャンプ場というパターンが近年、出来つつある。年に1回しかゴルフなんてしないのに、今年はゴルフシューズを新調した。昔のゴルフシューズは、スパイクが付いていて、これが禁止されているゴルフ場が多いらしいからである。

 

 仕事のついでに外へ出た時に、アルペンの系列でゴルフ5という大型店に行った。平日の午後なのに、何でこれだけ人がいるねん。。。ゴルフはやっぱりやる人の多いスポーツなんやなぁ。。。普通のスポーツ店なら、こんな時間はガラガラやで普通。。。いろいろ悩んでダンロップのゴルフシューズを買った。他の店でゴルフバッグや手袋も買った。やっぱり、私は形から入る方やね・・・。いつものことながら。。。

 

 

 さてさて、今日は、ちょっと重いテーマやけど、「靖国参拝」について、ちょっと書いてみようと思う。小泉首相は結局5年間連続で、毎年靖国神社へ参拝した。多分、今年も参拝するのやろう・・・。初めは、意地になっていた部分もあって、ええぞええぞと言っていたけれど、このごろは、もういい加減にして欲しいと思う人も増えてきたようである。靖国参拝の是非を論じる時に、いつも私が思うことがある。それは、ある1つの視点が欠けている事である。

 

 ご存知の通り、靖国神社は、日本の国が、戦没者を祀るために作った施設である。この施設は、有る意味、軍国主義日本の象徴でもあったということは否めないだろう。この神社を、国が、戦時中、国威掲揚のために、国家神道の象徴的に利用した・・・・。これもホンマやからね。。。。お国のためにと、死んで行った人たちを、国がわざわざ別の神社をこさえて、特殊な神社として、これを祀ったんやからね・・・。出征した人たちは、自分が死ぬ運命だということを判っていて、故郷を離れるとき、「靖国で逢いましょう」というのを父母に告げて出ていった。

 

 そして、戦死・・・・。戦後になっても、日本は、この戦争責任を含めて、戦争で亡くなった人たちをこの靖国神社に祀った。だから、日本には何十万、何百万もの、戦死した息子や兄弟を靖国神社に祀ってもらっている人たちがたくさん居る訳である。戦後、この遺族会という組織は、大戦で無くなった人たちの遺族団体として、自民党の一大ヨイショ政治団体化していた。この人たちからの、意見視点が、いつも、靖国論議から抜け落ちていると思うのである。

 

 自分の身内が戦争で亡くなったとして、考えてみてほしい。国に、命を捧げろと言われて、赤紙一枚で招集され、やっぱり、その通り殺されて、靖国に祀られたはええが、日本の首相やら、天皇陛下やらは、全然、お参りもしてくれない・・・。たった数十人の戦犯が合祀されているからという理由で、一国の首相が、終戦記念日にお参りもしてくれない・・・。そうだといたら、この遺族はどう思うか・・・。60年経った今でも、国に殺された・・・騙された・・・と恨んでいる人も多いやろう。

 

 国が戦争で亡くなった人の追悼をしないような国はこの世には無い。もし、そんなことをしたら、誰も戦争なんて行かないからである。日本は戦争を放棄したのやけど、それでは犬死に・・・。自分の身内は、何の意味も無く死んだ・・・。これほど遺族の想いからしたら、情けない事は無いのではないか。。。このことを何故、日本政府やマスコミたちは採り上げないのだろうか・・・。戦争は、所詮、殺し合いやから、もちろん加害者と被害者の違いはあるけど、亡くなった人からしたら、同じ「死」である。

 

戦争で亡くなった日本人たちの遺族たちの意志を無視して、何で韓国や中国は、我々の身内への首相の参拝を邪魔するのか・・・と、ブチあげたらええ。これが無いから、中国が、A級戦犯は悪者だけど、日本国民は、騙されて戦争させられていただけや・・・と、いう間違った絵を描かせている。。。

 

 軍国主義者は悪者で、一般兵士は罪がない。。。日本の主導者の参拝はダメで、一般市民の参拝は良い・・・。これは、おかしな理論やないか・・・。向こうからしたら、本当は戦争なんて、日本人全員が敵。。。それが、どうして変わるんや。。。屁理屈もええとこやんか。。。小泉のオッサンが意地を張っているところは、ここにある。判ったふりして、とぼけている部分もある。でも、日本人戦没者や朝鮮人の戦没者までがここに祀られているという現実・・・。これを、絶対にとやかくは言えないはずや・・・との読みがある。。。

 

 遺族会は、本当ならもっともっと、中韓に、怒らないとあかん。なんで、怒らないのか・・・。それは、やっぱり日本人が向こうで、無茶苦茶やっていたから、言えない部分もあるのである。。。。。靖国に祀られている朝鮮人の遺族も、何で日本の指導者が頭を下げて、ちゃんと、参らないのか、と、怒らないとあかん。実は、逆の話しじゃないかと、私は思う時があるのである。この時の首相のコメントは、「日本が間違った戦争を起こしてしまって、大変申し訳ございませんでした。」「日本の誤った軍事政策のために、亡くなられた多くの人にお詫びする。」そんな施設ではないのか。靖国は・・・。これなら、謝罪やんか・・・。筋が通る。。。

 

 それを、いかにも、昔の英霊風に言ってしまうもんやから、軍国主義の再来や〜と、大騒ぎになる。不戦の誓いと、なんぼ口で言っても、信じてもらえない・・・。それでけ、中国も韓国もひねくれた考えしか出来ひん国や。。。こんな国には、ちゃんとうまく説明せんとあかん・・・。まぁ100ぺん説明しても、理解する気がない国やけどね。。。おまけに被害者ずらして、ズルして、被害が大きいように捏造もしよる。。。それでも、情けないかな、日本も悪いことやったという自覚があるから、反論せずに黙ってしまう。。。

 

 靖国神社の首相参拝問題は、朝日新聞社という特定の新聞社の記者が指摘した記事から、始まっている。この朝日新聞の本当の意図はどこにあるのか、私は真意を疑う時がある。この朝日製のトラブルネタがどれだけ、しょうもない事になってきたか。。。そう思ったら、この新聞社の罪は本当に重い。反政府だけが生き甲斐の新聞は、昔は、面白かって、小気味よかったけど、これだけ偏ると、見苦しい時さえある。

 

 靖国は、その昔、軍国主義に利用された。でも、今は、慰霊の施設に変わっている。これを、アピール出来なあかん。もし、これが出来ひんのやったら、いつまでも疑惑の軍国神社のままになってしまう・・・。一つ、提案やけど、靖国神社の名前を変えるのはどうやろう。。。昭和神社なんてどうや。靖国=軍国主義のレッテルは、なかなか剥がれることは、ないやろう。。。あほらしいけど。。。

 

看板の掛け替えは、日本のお役人さんの得意技やんか・・・。看板変わっただけや・・・中身変わってないやんか・・・と中韓が文句言いよったら、今度はどこかの神社と合併や。銀行かて、ようやっとるんやから、神社が合併してもええやんか・・・。明治神社と合併して、明和神社や。そんなこんなことをやっているうちに、ええかげん、中韓が突っ込むのがアホらしくなってくる・・・。それが狙いや・・・。靖国は宗教施設やないと言っているなら出来るはずやで。。。靖国問題は吉本興業の軽いノリで、逃げ切れ!で、もうええかげん、この問題を終わりにしてほしい。もう飽きたわ。。。

 

5/5(祝) みなさんは、ゴールデンウィークは、どこに行かはりましたか?本来、お休みは、休息の意味があるのやけど、どこかへ旅行したり、人混みの中へ出かけたりしたら、想像以上にストレスが溜まって、余計に疲れた。。。と、いうことがよくあります。

 

 ストレスを発散したり、解消したりするために、遊びに行ったり、買い物したりするハズなのに、これでは本末転倒というものである。人は、ストレスマネジメントという作業を知らず知らずのうちに、やっているのである。無意識のうちに溜まってくるストレスと上手に向き合うのと、下手に向き合うのでは、全然、違ってくる。

 

 今の日本は、どうも、ストレス社会に陥っているのやないやろうか・・・。世の中、何でもカンでもイライラすることが多くなりすぎた。良いニュースは少なく、悪いニュースが多い。やっぱり、世の中に余裕が無くなって来てしまっているのかもね・・・。

 

 今の団塊ジュニア世代(親が終戦直後の昭和20年から22年ぐらい生まれの子供たち)は、私は勝手に名付けていて、「クレーム世代」だと思っている。クレームに対する意識・・・これがものすごいのである。。。サービス業やら物販なんかをやっている人なら、うすうす判っておられるだろうけど、「へぇ〜」というような事までクレームにしてしまう異様な年代・・・・。私たちの感覚では、大したこと無いような事でも、ものすごい極悪人であるかのように、ボロクソ言わはるのである。。。。

 

 お店をやっていたら、1年365日、全部100点満点の仕事なんて、なかなか残念ながら有り得ない・・・。ミスも少しはある。もちろん、こちらが、お叱りを受けるだけのことをしてしまったのだから、こちらが100%悪い。もちろん、こっちが誠心誠意、謝っているのだが、この謝罪に対する攻撃が物凄い人がいらっしゃるのである。。。

 

 タチの悪い人になったら、この人・・・何か、見返りが目的やないのか・・・と、思う事も残念ながら多いのである。きっと、昔有った、百貨店なんかのミスがあったら、菓子折も持ってくるし、品代も払わなくて良いなんていう、最高レベルのクレーム対処に慣れきったアホなんやろう。。。そんな奴らは、一歩間違えれば、恐喝やんか・・・これ。。。と、さえ、思う事がある。誠意を見せろ。消費者センターにたれ込むぞ。こんなことで、許してもらえると思うな。と、ボロクソである。一度、味をしめたクレーマーほど恐ろしいものはない・・・。よりエスカレートして、より凶暴なクレーマーに進化してしまうから、恐ろしいのである。。。

 

 年配の人たちなら、こっちが誠意を持って、ちゃんと謝れば、もういいですよと、お許しいただけるのだが、このクレーマー世代の特に女の人はひつこい・・・。何かが取り憑いているのやないやろうか・・・。何か生活の中で、ストレスが溜まりすぎて、それが有らぬ方向に八つ当たりされているのやないか。。。そんな風に感じる時さえある。。。

 

 言い換えれば、ヒステリーである。もう、自分で自分が止められない。ウチへのクレームを言っていたはずが、いつの間にか、他の店のクレームに変わっている。ところが、これがよりヒートアップしてきて、手の着けようが無くなっている。相づち以外の反論なんて言おうものなら4倍ぐらいになって返ってくるから、下手に口出しも出来ない・・・・。こんな時は、耐えるしかない。。。

 

 クレーム対処の第一番目の鉄則は、お相手に、まず言いたいことを全て言っていただくこと。これしかないのである。人間、自分の言いたいことを全部言ってしまったら、すっとする。つまり、ストレスが解消されるのである。これさえ終わればクレーム対応は9割以上終わったも同然である。あとは、こちらの出来うる限りの対処方法をご説明して、ご納得いただくだけなのである。。。ただ、このスッとするのが人によって、かなりの差がある。比較的すぐにスッとする人もいれば、自分で文句を言いながら、ヒートアップして、余計にストレスを溜めていくタイプの人がいる。このタイプの人が団塊ジュニア世代に多いのである。

 

 なぜ、この世代に多いのか、理由は分からん。ただ、この世代の人は人の数も多い。競争も多い。ストレスが溜まる要素が、他の年代の人と比べたら多い。それだけのことかもしれない。逆に、ストレスの発散、解消の方法が下手で不器用な人が多いのかも知れない・・・。みなさんも、上手にストレスと付き合って、スッと流せるような達人になって下さい。そしたら、世の中、違って見えるかもよ。

 

自分が変わらんと、周りは絶対、変わらんもんや・・・。つまり、自分の周りに起こる、全てのことは、本当は、自分が原因なのやからね。。。まず、何でも人のせいに、しんこっちゃ。全部、自分のせいにしたら、ものすごく気が楽になるで・・・。やってみ・・・。

 

5/6(土) 連休の合間。休みの人も多いやろうけど、ウチはしっかりお仕事がある。。。仕方無いね・・・。

 

 さて、2014年度までに、在日米軍8000名がグアムに移転するなど、在日米軍移転の話が日米で決着したようである。日本の負担は、全体の59%やて。。。移転全体にかかる費用102億7000万ドルのうち、60億9000万ドルも日本が出すんや・・・。これとは別に普天間の移転で代替飛行場も造らなあかんにゃろ・・・。そんなの入れたら2兆円ほどになるんやないか。。。麻生も額賀も、ライスやラムズフェルドとにこにこ握手してる場合やないで、ホンマ・・・。

 

 この値段の決め方がまず気に食わん。カネを出すのは、日本の方やろう・・・。それなら、円で話しせえや。ドルで決めたら、今は、円高傾向やしええけど、もし、2014年までにドル高になったら日本の負担がどんどん増える可能性があるやんか。1ドル114円の61億$は、6954億円やけど、もし1ドル120円になったら、7320億円やで・・・。この差損が366億円・・・。これがそのまま日本の負担増になることになる。税金で払うこんな金にこんなリスクの高い決め方してええんか。。。払う方が普通は、強いのやから、円で向こうさんを納得させろや。。。

 

 もともと、この移転経費の見積もりかて、詳細をもし聞いたら、軍事機密やでしらを切りよるにきまっとる。ほんまに、こんなにかかると思っているのか?なんぼでも拡大解釈されて、戦闘機とか、ミサイル代まで、入っておるのとちがうか・・・。と、疑いたくもなる。前にも書いたが、そもそも、何で、日本の防衛をしてくれとった米軍が出て行くのに、日本がお金を出さないとあかんねん。

 

 日本からしたら、いままで守ってくれとった部隊がいないようになるんやで・・・。基地でメシを喰っていたレストランやバーは閉店。365日8000名の米兵が生活していたのがなくなるのやから、地元経済には大打撃の部分もある。もちろん、基地が無くなって、跡地が有効に活用出来たらええのやけど。。。60年間もうっとおしいのが、居座っていたのが居なくなるのやから、地元からしたら、治安が良くなるという部分はあるけどね・・・。

 

 でも、今度は、沖縄は、過疎の問題と立ち向かわないとあかん。広大な米軍基地を返してもらったって、リゾート施設にするとか、自衛隊の駐屯基地にするぐらいしか、利用方法が無いのとちがうか。。。現実問題として・・・。返ってきた土地は、元の持ち主に返される事になるのやろうけど、なんせ、60年も前の話しやろう・・・。いろいろもめなけりゃいいけどね。。。

 

 8000名も米兵がいなくなるのはええけど、米兵は、まだ日本国内から居なくなる訳でもないし、相変わらず思いやり予算という闇のお金は流れ続ける。東京や横浜の一等地にだだっぴろい米兵のための高級宿舎が並ぶという構図は変わらないし、日米地位協定で、無法な米兵までも、守る馬鹿げた取り決めは残る。実は何にも変わらないんや。。。日本の負担は、逆に増えただけかも知れん。。。いつものことながら、日本はええようにあしらわれとる。。。情けない情けない・・・。

 

 日米関係は確かに大事な二国間関係である。ただ、米国にとって、これからは米中関係の方が重要になってくる。米ソの二大大国時代から、米中の時代になるのは見えている。アメリカからしたら、日本と中国は同じアジアという感覚しかない。米国は、今は中国とつきあいを深めたいのが本音なのである。13億の人間がいるという中国は、ビッグビジネスの戦場になる。ここでの成功が覇権維持につながる。人口の減っていくような国に興味は無い。それが本音やろう。。。

 

 日本は、米国との関係を維持しながら、中国での利権を維持発展したいところや。年率10%を超える成長を続ける中国は、市場としても、労働力の供給場所としても魅力がある。言葉も知らない。学校教育もないようなアフリカ諸国なんかの国なんかと比べたら、まだ大分ましや。政治体制の不安はあるけれど、今は国を伸ばすのに必死。共産党も妥協の連続や・・・。

 

 かつて、世界の列強が、中国での利権を求めて、群がっていた時期がある。米国、英国、日本、ロシア・・・・みんな中国に進軍して、勢力拡大を目指していた。今は、これが経済に変わっただけである。今は世界中の企業が中国に工場を持ち、メイドインチャイナを全世界に輸出している。中国は、外資を利用して大きくなろうという、最も共産主義とはかけ離れた政策で、無理矢理、世界一資本主義的な経済発展を続けている。。。。

 

これが、わずか十数年前まで、少し稼ぎの良い人を、プロレタリア−金持ち−は人民の敵や〜と、村人全員でつるし上げを喰らわしていた国やろうか・・・。自己矛盾がこんなにあっても、誰も何にも糾弾しない・・・。これが中華か・・・。米国にしても、中国にしても、日本なんかと比べものにならないぐらいしたたかや。。。安倍ちゃんが、米軍への費用を「途方もない金額」と驚いて見せたのも、当然。絶対しっかりと、歯止めをかけとかんと、骨の髄までしゃぶられるで・・・。

 

ホンマに・・・。

 

5/7(日) ゴールデンウィークも今日で終わり。また、忙しい日々が戻ってくる。

 

 さて、知らない間に5月1日あたりから、値上げが始まっている。ガソリンは米国のニューヨーク市場で最高値を更新したのをきっかけに一気に5円/リットルも上げる店も出た。第三のビールも課税強化。どうなることやら・・・。

 

 先日、自動販売機でジュースを買おうと、お酒屋にいった。今のカンジュースは大概120円である。ところがその横に130円で第三のビールが入っていた。この値段の差はたった10円である。日本は不思議な国で、現金問屋みたいなところへ行くと、カンジュースが1本58円とかで売っている。それと同じものが自販機なら120円で売っている。この62円の差は一体何なんや・・・。冷やす電気代か、ベンダー機の費用か、安くケースで買っておいて、家の冷蔵庫で冷やしておけば一番安いのに、ついつい自販機で買ってしまう。よくよく考えてみれば贅沢な国やね。。。

 

 ガソリンもセルフの店が増えて、少しでも安いガソリンをというので、どこもよく流行っている。でも、今、車に入れているガソリンが実は3〜4ヶ月前に輸入されていたものだと判っている人は少ない。日本は原油を備蓄して、急激な市況の変化が有っても安定的に供給されるようなシステムを税金で作っている。だから、石油会社は安い時期に仕入れておいて、市況が上がったと見るや否や、すぐ値段を上げよる。これを誰も文句言わないのが不思議で仕方ない。。。

 

 今の原油価格が上がったからって、通常は数ヶ月後に値上げするならしゃあないと思うのだが、ガソリン自身がもう投機対象になってしまっている証拠である。これは、ずるいと国もちゃんと取り締まりをしてもらわんと困る。石油会社は、確かにリスクの高い商売やけど、それをそのまま利用して儲けようとする動きは、少し酷いのやないやろうか。。。

 

 確かに、街中ではめっきり廃業するガソリンスタンドが増えた。価格競争が過激すぎて、生き残り競争がいくところまで行ったという感がある。今、生き残っているところは、この戦争を勝ち抜いてきたところや。ところが、競争相手が潰れてしもた今、今度は生き残った者が、価格を勝手に決められるという横暴がまかり通ってしまう。これは、困った現象になる。街のガソリンスタンドレベルの話しではないが、もう、いいかげん、日本も石油に頼りすぎる体質を変えなくてはならない時期に来ている。

 

後進国と同じように、バンバン石油を使ってバカみたいにエネルギーを消費している。。。もうそな時代やないやろう・・・。日本で走る車はハイブリッドカーか、ソーラーカー、水素ガスカー・・・。そんな時代にハンドルを切らないとあかんのとちがうやろうかね・・・。

 

5/8(月) そもそも、会社というのは、誰のモノなんや・・・。村上ファンドが、TBSやら阪神電鉄やらの株を買いまくっとる。村上氏自身は、元通産省の官僚やった人で、投資会社を設立、投資家から資金を集めて、それを運用する会社をやっとるだけである。ところが、この運用成績が良いものやから、この村上氏のファンドが目を付けた会社の株が上がる。余計に、また投資資金増え、運用資金が増える。という、社会現象までになっている。。。。

 

 もともと、私は、日本の企業は、西欧風の体裁は採っているが、まだまだ日本的な企業風土が根強い社会やと、常々思ってきた。もともと、○○商店やった創業者が一代で、従業員を増やし、売上を伸ばし、会社を大きくした。そんな会社が、今上場している。株式会社という体裁は採っているが、本来、他の投資家から株で資金を援助してもらって、投資し、会社の規模を大きくするという、欧米流の感覚とは違って、少ない利益の中から再投資を繰り返し、どんどん会社を大きくしてきた。

 

 今でも、サントリーなどのように、株式なんていう、手っ取り早い資金調達方法を採らずに、銀行借入やら、通常の方法で充分資金調達をしている会社もあるぐらいや。。。

 

 人のカネなんかあてにせずに、自分の儲けの中から、何とかなんとか、増やして、工面して、節約して、会社を大きくする。苦労して大きくした会社だから愛着も湧くし、それを手放そうとなんか、思わない。社員も、一緒に苦労して、会社を大きくしてきたという自負がある。だから、簡単に会社を辞めようなんか思わないし、良い人材を育てて、後継者を育成しようという企業風土も生まれる。

 

 JAPANアズナンバーワンと言われた日本型経営は、その労使一体となった家族型経営の強固さから、欧米の企業も、参考にしたし、お手本にした時期もあった。ところが、今の時代は、これを全部否定してしまうような流れになってきた。起業家は、ドライに会社を大きくして、企業価値を高めて、高値で他の人に売る。これがお手本になってきてしもた・・・。

 

 会社は、本来、経営者のものであり、従業員のものであったのに、株主のものであり、投資家のものという概念が、いつの間にか、はびこってしもた。。。こんなこと、いつの間に、誰が決めたんや・・・。何でもアメリカ流にする必要は全く無いのやないか・・・。これがグローバルスタンダードか。アメリカの物差しでしか、何でも計らないと、世界基準やないと、誰が決めたんや・・・。それがホンマに日本の国益やったんか。。。。

 

 阪神タイガースという野球の球団は、関西地方に圧倒的なファンを持つ球団である。この会社は、関西の景気を左右するぐらいの、圧倒的な影響力も持つ。この会社が村上ファンドのターゲットとして48%の株式を集められた。救済に乗り出したのが、何とライバル関係にある阪急ホールディングス。TOBで阪神株を引き取ってもええよと、言ったのだが、問題は、阪神株を売却する値段。村上ファンドは、高値で買い取らすのが目的の会社。このやり方が汚いと、多くの関西人が怒っとる。

 

 ソニーがニューヨークのエンパイアステートビルを買収した時に、アメリカ人の心を踏みにじったと、ニューヨーカーたちにボロクソ言われたように、村上ファンドが阪神を乗っ取るのは、関西人は、ものすごいアレルギー反応を示した。ここまで、村上のオッサンは予想してなかったやろう。売るに売れない阪神株。動きが取れなくなったこの問題に村上氏側は、役員を過半数押し込む事で、事実上阪神電鉄を乗っ取ってしまおうと、画策したようや。過半数取ってしまったら、会社は、全部自分のものも同じや。阪神タイガースも上場させて、株式の上場利益を上げて、阪神の持っている優良不動産をさっさと換金して、ドバーっと配当させて、カネを掴んで、あとは、ボロくずにして、他の会社に高値で売り飛ばす・・・。

 

まさしく、ハゲタカファンドの手口と一緒やんか。。。日本人がこれやったら、あかんやろう・・・。村上のオッサンは、うちがやらなくても、他の外資がやるから、同じ事。。。と、開き直っとるけどね・・・。企業は株主のもの。それは、日本では、通用しない観念や。まだまだ日本では、経営者のものであり、社員のものであり、お客さんのものである・・・、という観念の方が、まだまだピッタリとくる。そのへんは、頭にたたき込んでおかないとアカンで・・・。

 

5/9(火) 京都市では公立の小学校で給食が実施されているが、中学では実施されていないところが多い。ところが全国的に見れば、小中の間は、義務教育だからと、両方とも給食を実施している都道府県がほとんどなのだという。へ〜っと思っていたら、この前のニュースで、何と!1割もの人が、給食代を払わないで、給食を食べているのだという・・・。

 

 日本の家庭の貧しさもそこまで来たか・・・。下流社会の悲劇やなぁ・・・。と、思っていたら、違うのだという。何が違うねん。と、よくよく聞くと、払えるのに、払わない人が多いのだという。何や、それ。。。親が生活保護を受けていたり、何かの事故や病気で子供の養育が不能な人たちが、税金で給食代を助けてもらう。これはね仕方ない事やし、異論のある人は少ないやろう。

 

 問題は、高級外車に乗っているくせして、また、年に1度は、ハワイに海外旅行に行っているような家庭が、自分の意志で、給食代を払わないのだという。何でや???こんな人たちに、テレビがインタビューすると、払わないのを「節約や」と、ぬかしよる。。。。義務教育の給食代は、払わなくても退学にならない。だから払わないと、平気でのたまうのである。。。信じられない・・・・。

 

 給食法という法律に、児童生徒への給食は、その材料費のみ、保護者が負担すると明記されている。つまり、給食調理のおばちゃんの給料とか、ガス代、電気代、水道代なんかは、税金で払いますが、食事の材料だけは、ちゃんと自分で払ってくださいよ、という法律になっているのである。法律というのは、社会のルールである。我々の代表である議員さんが作ったルールを、守らないというのは、単なるわがままに、他ならないやんか。。。

 

 つまり、給食代の未払いは、犯罪なのである。ところが、この脱法行為やという意識が、全くこの人たちには無い。他の人が払わないのに、何で私のところだけ、払わないとあかんねん。。。まるで、話の組立が、年金保険料や、NHKの受信料と一緒や・・・。ほんなら、給食代を払わない子だけ、給食なしにするのか。NHK代を払わない人が徴収員の目の前でテレビをぶっ壊すような事をするように、年金掛け金を払わない人が受給出来る年金額が減らされるように、同じ扱いができるのかと言われても、現実問題、難しいやろう・・・。

 

 そしたら、給食費っていくらぐらいなんやと聞いた。すると、今は1ヶ月4000円ほどやという・・・。えっ?って、聞き直してしもた。私らの感覚から言えば、1食100円ぐらい、1月に20日で2000円ほどぐらいのもんやと思い込んでいたから・・・4000円は、ちょっと高いなぁ・・・。贅沢になってきているんやね・・・。

 

不公平というのは、世の中にはいっぱい存在する。せめて、小中学校のうちぐらいは、みんな出来るだけ公平にと思うのは親心である。子供に食事を与えるのは、最低限の大人の義務である。これを放棄するような親は親失格やと、私らの年代の者は思う。もし、こんな親が居れば、「恥ずかしい・・・」という感覚があった・・・・ところが、これを恥と思わないような輩が、どんどん増えてきよった。こっちの方が、よっぽど恐ろしい。。。日本は、いったい、どうなるんやろうね。。。

 

5/10(水) 皆さん方の多くは、会社でコピー機を使っているだろう。このコピー機を契約するとき、多分、リース契約というのをコピー機の販売会社と結んでおられるだろう。コピー機は大きくて嵩張るし、トラブルもある。メンテナンスが必要な場合も多い。5年も経てば、いろいろな不具合も出てくる。だから、最もリーか契約に向いているOA機器のひとつだろう。

 

 もちろん、買い取りの契約でとことん使う人も多い。徹底的に使って、10年保たすと、もちろん、こっちの方が総コストは低くなるからね。。。さて、これが私の中の常識やったんだけど、先日のニュースを聞いて、少し驚いた。鳥取県の実例で、お役所の会計は4月に始まって3月に終わる。だから、今まで年度ごとの費用を算出する、たったこれだけの理由で、コピー機のリース契約を1年リースにしていたそうである。

 

 今度、この1年リースの契約を初めて3年リースの契約にしたら、ランニングコストが何と1/5になったそうな。と、いうか、1台100万円以上もするコピー機を1年リースで契約していた事自体が、異常やろう・・・。リース会社というのは、その機械の使用期限をリース期間で割って、そこに金利や利益を載せて利用者からリース代を徴収する。仮に100万円の機械を1年でリースしたら、1月10万円ほどのリース代になるやんか・・・。これを3年リースにしたら1月3万円ほど、普通の5年リースにしたら、16000円ほどにならないか・・・。

 

 つまり、鳥取県では、コピー機のリース代として、民間会社なら1台、16000円ほどで済んでいたものを、10万円ほども払っていた事になる・・・。鳥取県が何台のコピー機を使っていたかは知らんが、いかに役人さんは、人のカネやと思って、好き放題していたかの典型やね。。。まぁ、改革派の鳥取県知事が、これを指摘せえへんかったら、ずっと、このままやったんや。。。ああ、怖い怖い。。。

 

 こんなことは、恐らく氷山の一角や・・・。お役所仕事とはよく言ったもので、コスト意識やら、もったにないとか、無駄を省くとか、いうことに、役人は熱心やない。そんなことより、議会に叩かれないか、市民から苦情が来ないか、自分たちの待遇が悪くならないか、こんなことばかりに腐心している。。。行政に、競争原理を持ち込む事は、なかなか難しい。無駄になるのが判っていても、いくら勿体ないと思っていても、やらんならん時もある。みんなの税金を執行するのやから、無駄が必要な時もある。

 

 ただ、怒鳴り込んで来る声の大きい人、いつもトラブルを持ち込む人、なんかの言いなりになって、血税を利権に回すようなアホなことをさせてたらあかん。この公平性を保つ・・・。これが難しい・・・。行政というのは、文句を言って行ったところの、言いなりになりがちや。文句を言わない人にとったら、何か損になるような事が多い。韓国の諺に「よく泣く子は、飴を多く貰える」というのがある。これは、お隣の国の文化であり、日本のではない。日本もこうなったらお終いやという、反面教師にしなあかん・・・。

 

日本の文化からしたら、躾のためにも、飴は、どの子にも公平に配られなければならないし、よく泣く子は、逆に飴をもらう機会を減らされるぐらいで丁度や。泣きやんだ子が多く飴を貰えるようになったら、みんなが泣かないようになる。これが社会の規律の第一歩なんやないか・・・。行政は、仕事を出来るだけしてほしくないし、最低限の仕事以外は、いらんカネを使いよるから、させたらあかん。役人にカネ持たせたら、ろくなことがない。大阪の第三セクター、見てみい。。。自分のケツも拭けないヤツらに、権限を与え過ぎや・・・。

 

泣く子に飴をやるから、こんなことになるのと、違うか・・・。

 

5/11(木) 自分の子供を殺したり、平気で人を傷つけるような「人でなし」による猟奇的な犯罪が続いている。こんなのを日々のニュースで毎日のように見せられているとも今の世の中、やっぱり狂っているとしか、言いようがない。。。。こんなことをするようなヤツは、文字通り、人間ではない。法律では、このような犯罪を犯した人を監禁したり、世間から隔離する目的で、収監する。ところが、日本の法律は甘ちゃんで、「社会復帰」というのを目標にして、出所させてしまう。

 

 数十年を刑務所で過ごした犯人は、ひょっとしたら、自分を捕まえた人やら、自分を監獄に入れるために協力したりした人に「御礼参り」をするかも知れない。その可能性は、収監されていた期間が長ければ長いほど、怨み100倍になっているやも知れん。こんなケースから、アメリカでは、出所者のその後の調査や、監視が社会的に注目されている。

 

 アメリカで性犯罪を犯した人は、再犯率が高いということもあって、出所後、居場所を常にインターネットで公表されている。半径何q以内に近寄ってはいけないという、判決が出る事の多いアメリカでは、その居場所がとても重要な要素になるからである。では、日本ではどうか。刑務所を出所した人は、住所を管轄警察署に報告することにはなっているようだが、後の追跡調査まではやらない。つまり、野放し状態や。これは、一般庶民にとって、大変恐ろしい事である。どこの街で、人殺しとすれ違うかも知れないのやから・・・。

 

 ただ、日本の場合は、人口に対する犯罪者の比率がまだまだ低い。欧米と比べたら半分以下という統計もある。だから、日本の犯罪率が上がるということは、日本も他の国並に危険な国になりつつあるという、嫌な傾向なのかも知れない。日本の治安悪化は、島国という地形上の有利さから、かなり守られて来た部分がある。ところが、最近、不法入国、不法滞在の外国人による犯罪が急増している。昔はイランなどの中東からの出稼ぎ組が起こす犯罪が話題になっていたが、今はビザなし渡航で自由に行き来している韓国の武装スリ団やら、中国マフィア系らが、ガードの甘い日本を目指して「出稼ぎ」にどんどんやってくる。

 

 警察の発表した統計によると、日本に住む外国人の犯罪の6割が韓国人、3割が中国人、なんやそうな。困ったもんや・・・。それにしても、日本もアホな事したもんや・・・。日韓ワールドカップ開催とか、日韓友好ムードやら、韓流ブームはどこへやら、韓国からのビザなしでやってくる人は、日本にいつの間にか住み着き、親を呼びよせているそうやんか・・・。毎年、在日韓国人のうち1万人もの人が日本人に「帰化」しているそうだが、これがくせ者で、それなら普通に考えたら、在日韓国、朝鮮の人が毎年1万人減らないと、勘定が合わへんやんか。ところが、この数があんまり変わって無いのや・・・。これは、どういうことか・・・。

 

 韓国から呼び寄せられた人やら、在日3世4世の人が生む子供の数が、日本に帰化する人の数と変わらないほどいるということなんや。これは、何を意味するか・・・朝鮮系日本人の比率や人数が、日本の中で高まって行く可能性がある。。。これも恐ろしい事やんか。。。国って何や・・・。

 

 この前、井筒監督のパッチギという映画をレンタルDVDで見た。京都が舞台の映画でなかなかおもしろかったし、ちょっと懐かしかった。あぁ、昔は、こんなんやったなぁ・・・。ストーリーは朝鮮学校に通う女の子と、日本人の男の子の京都版ロミオとジュリエットなのやけど、随所に東九条という朝鮮韓国の人が多く住む地区のロケがあったり、壮絶な喧嘩シーンがあったり、最後は、イムジン河という、当時の放送禁止曲があったりで、不覚にも、泣いてしもた・・・。

 

 京都には147万人の人口があるが、このうち韓国朝鮮の人は4万人ほど住んでいる。大阪の14万人、東京の10万人というのが、総数的には多いけど、率では京都は多い方かもね。今では3世、4世の時代で、随分、日本人化されていて、もう朝鮮語をあんまり話せない方もいるとか。この人たちは、ある意味、経済移民である。強制連行で連れて来られてきたという、ほんの1%以下の一部の人を除いたらね。。。つまり本当は、ほとんどが、貧困から抜け出す為に、朝鮮半島から日本に来た人たちや・・・。日本人に無理矢理連れられてきたというのは、都合の良い嘘やというのは、実はご本人たちが一番知っておる。。。

 

 フランス人がいつも言う言葉に、移民を認めたのが、一番の失政やった・・・。というのがある。日本はまだ間に合う。他から労働力という安直な理由で経済移民を受け入れたら、絶対にあかん。その移民の人たちに、国が乗っ取られるぞ。と、警告している。実際、今回起こったフランスでの大規模デモは、その移民で入ってきた人たちが起こしている。

 

 人は、何によって住む場所を動かすのか・・・。それは、恐らく、富を目指してである。貧しい国の人は、豊かな国を目指して人が動きたがるのは、当然である。問題は、この人たちが、「招かれざる客」か、それとも、その国の発展に寄与するような「優秀なる人材」かである。今の先進国では、どれだけ優秀で、素晴らしい人を多く集めることが出来るかが、その国の発展に影響すると言っても過言ではない。

 

単純労働者には、時として犯罪者も混じってやってくる。こんな人たちだけを、どの様にしてキチンと排除し、世界全体の犯罪を減らすか。これは、各国の警察当局が、自国の犯罪履歴のある者を出国させないという、紳士協定が出来ないとなかなか難しい。犯罪者の行動は制限されるべきであり、他国に犯罪を輸出するような国は、日本としても、お付き合いが出来ない。犯歴のある人間の出国規制。最低限の国際マナーと、違うかね。。。おっと、いくら国際法だと言っても、通じない困った国もあるけどね。。。

 

5/12(金) 昨日から2日間の予定で、倉庫業界の総会を兼ねて、淡路島へ来ている。今書いている文章は、前もって書いているので、少しピンボケなかんじやけどね。。。一泊旅行やけど、出来たばかりの神戸空港の見学やら、いろいろ近くを観光する予定である。

 

 さて、先日、戸塚ヨットスクールの校長が刑期を終えて出てきた。そうやなぁ、30歳過ぎの人やったら、この人のこと覚えている人も多いやろう。昔の時代でも、多くの少年たちが、ぐれたり、学校へ行かなかったり、家庭内暴力なんかで、ほとほと子育てに困り果てた家庭は数多くあった。スパルタ教育で有名な戸塚ヨットスクールは、こんな子供たちを受け入れて、厳しいヨットの訓練を通じて、何とか更正のきっかけをつかもうとしていた。

 

 実際問題として、親の手に負えない子供を、この学校に藁をもすがる気持ちで、預けた親は多かったんやろう。。。ただ、ここでの体罰はかなり酷かったようで、体罰に耐えかねて海に飛び込んで自殺者が出たりして、校長の戸塚のオッサンは、逮捕服役となった。ただ、親たちが戸塚のオッサンに子供を預けるというのは、心のどこかに、こうでもせんと、この子はよう育てられないと、子育て放棄をしていた部分があるのやないやろうか。。。今の時代でも、この手の問題は、より深刻化していると言って良いし、より酷い事にもなっている。。。

 

 ヨットスクールではないが、問題児を預かって何とかしようという施設は他にもあるようである。そこの女社長が、今度は逮捕された。聞けば、この施設は、家庭内暴力でどうしようもない子を預かっていて、この子に暴れるからと、手錠をかけて、落ち着くまで部屋に閉じこめたようである。ところが、普通、こんなことをしたら、監禁罪になる。

 

ところが、そうでもしないと、どうしようもないほど、その子は暴れている。ほならどうしたらええんや・・・。親も手を付けられない。警察も何も出来ない。相談員にも見放されて、親は、やはり、藁をも掴む気持ちで、この施設に頼んだのやろう。。。この施設は、行政や警察の無策のために、何もやらないから、仕方無しに、この子の面倒を見ていたという部分があるのではないか。。。ただ、結果として、その子が死んでしまったという事実。これは、重いけどね。。。何かこの人を普通通りに傷害致死罪に問うのは、少し違うような気がするのは、私だけではないと思う。。。。

 

 体罰というのは、いろいろ論議が繰り返されてきたテーマだけど、私は基本的には、体罰肯定派の方であると思う。もっとも、子供を本気で殴った事は無いけどね・・・。今の親は、子供と友達感覚なのが理想なのだという・・・。ところが、現実問題として、親が怖くない存在になると、子供は親をなめてしまう。個性を尊重とか言って、数少ない子供を大事に大事に育てる。これが指一本触れない最高の教育やと勘違いしとる。

 

 学校の現場では、親が大事に育てすぎた子供たちばかりが集まる。何かあると、親が怒鳴り込んでくるから、先生は子供たちに指一本触れられない。。。頭をなでたり、肩に手を置いたり、居眠りしている子を指で、ツンツンと突いただけで、子供は親に、先生に叩かれたと、報告する。それを真に受けた親が真っ赤になって職員室にやってくる・・・。これが現実や・・・。だから、先生は子供にスキンシップなんて、絶対に出来ない。。。。これでは、何も伝えられない・・・。いくら子供でも、先生に手を握られただけで、セクハラ犯人扱いされたら、先生なんてやってられないからね。。。これも少子化の悪影響なのかね。。。

 

 私の中学時代の先生に、「ガミ」と呼ばれる化学の先生がいた。この先生は、毎週、化学の元素記号の試験をする。ある点数以下だと、今で言う体罰があった。シッペやった。このシッペがものすごく痛い愛のムチや。。。やられた者しか判らないが、真剣に手首の骨まで響くシッペを、にこにこ笑いながら、される。これが怖くて、怖くて、毎週みんな必死になって、元素記号を覚えた。出来ん坊の私でも、いつも元素記号だけは満点になった。。。私だけやない・・・おかげで、この先生に習っている学年の生徒は、30年以上経っても、元素記号を全部暗記している。。。つかわへんけどね。。。

 

良い先生とは、どういう定義なのかは判らないが、少なくとも私の中で、シッペのガミ先生は、怖かったけど、良い先生やった。いくら、子供がシッペをされても、手が腫れて帰ってきても、文句を言う親なんて一人もおらんかった。何でシッペされたんや。成績が悪かったしや。。。そな、お前が悪いんやんか。シッペされんよう、頑張りや・・・。それが常識やった。。。。昔は良かったで済ましたらあかん何かが、教育の現場には必要や。シッペ、コンパチぐらいは、先生に武器を与えないと、抑えが効かへんのが、今の学校とちがうか。。。丸腰でしか戦えない先生は、きっとなり手不足のために、質が低下し、ひいては、国の教育の根幹を揺らがすような問題にもなりかねん。罰が無いと、抑えられないのも虚しい事やけどね。。。

 

5/13(土) 経済同友会の代表幹事さんが、「不戦の誓いをする場所として、靖国神社が適切な場所がどうか、国民の間でコンセンサスが得られていない」と、提言したことに対し、小泉のオッサンは、「政治と商売は別だ」と、不快感を表したそうな・・・。ちょっと、ピントがぼけてきている。。。経済同友会というのは、経済人が個人の資格に置いて、提言する団体である。経団連の奥田会長などが、「商売のことも考えて靖国に行ってくれるな」と発言したのと、どうも小泉のオッサンは、混同しているようである。

 

 靖国が戦時中、軍国主義に利用された神社であるのは、どこの国にも、明らかなのやから、新しく慰霊塔でも作って、そこにみんながお参りする方がええやんか・・・。それやのに、まだまだ靖国にこだわっているのは、小泉のオッサンが日本遺族会とやった公約。これだけのためや。中韓に言われて止めたとなれば、格好悪いし、引くに引けない。靖国参拝は悪い事やないが、他国に誤解され、理解されないのが明白なら、嫌がるのを無理にやらんでもええのやないか。。。今はもう、そう思い出したわ。。。

 

 私は、この同友会の提言が、なかなか筋が通っていると、思うのやけれどね・・・。こんなことを書くと、すぐライティな方から、「金儲けをしたいから、国を売り渡すのか。。。」なんて過激な意見が来そうやけどね・・・。外国とのお付き合いは、そんな、極端なものや無いやろう・・・。まぁ、確かに、今まで日本外交は、土下座外交と言われたり、バラマキ外交と言われてきた。情けないし、卑下しすぎとは思う。でも、そうやらと言って、喧嘩してくれまでとは頼んでないわ。喧嘩したら負けや。

 

 人と人とのつきあいでさえ、難しいのに、国と国とのつきあいは、もっと難しい。言葉は違うし、文化も違う、価値観も違えば、考え方も違う。日本は、全く違う考えを持った国々と、一緒に住んでいかなあかんのや。

 

これは、言い換えたら30年ローンをかかえて、やっと新居を買ったら、隣がゴミ屋敷で、反対の隣が騒音オバサンの家やった。。。それみたいなもんやんか・・・・。せっかく買った家、引越は出来ないし、かと言って、困った隣人たちも、引っ越してくれる訳がない。。。つまり、ずっと、ここで生きて行くしかないんやんか・・・。

 

 ほな、どうしたらええねん。腹が立つけど、ゴミ屋敷を整理するのに、ちょっとは手伝いしてでも、少しでもマシになるようにしたいやんか。騒音オバサンは、何とか喧嘩して騒がないように、安いお土産でも渡しても、仲良くなっておいた方が、ええやんか・・・。中韓との関係って、意外とそんなもんやないのか・・・。それを、突っ張って、何かにつけて文句を言い合ってたら、まとまる話もまとまらん。

 

そりゃ、向こうがあんまり酷い事を言って来たら、日本も言わないといけないことは、ビシッと言わないとあかん。しょうもない事ばかり言ってきよったら、聞き流しておいたらええ。腹は立っても、「損して得取る」という言葉もある。国益国益と言っても、本当に守るべき国益なんてホント、日本にあるのか。もし、有ったとしても、本当にそれを守れるのか。尖閣に自衛隊を常駐させるのか。春暁に潜水艦で偵察するのか・・・。

 

日本は経済一流、政治三流の国や。小泉のオッサンは政治を何とか二流ぐらいにしたいのやろう。それはええ。その代わり、そのせいで、経済が二流になってしもたら、元も子もなくなる・・・・。カネのない日本は、世界の中で何のアイデンテイティも無い国になってしまう。このことだけは、肝に命じておいた方がええで・・・。優れた日本企業のおかげで、今の日本はあるのやからね。。。。カネのない日本は、張り子の寅や。だれも怖がってもくれんわ。。。。

 

それより、日本は、世界で唯一の被爆国や。それに、世界で珍しく、戦争放棄している国や。平和の日本。これが世界の中で日本が、キラッと光っていられるキーワードになる可能性がある。平和と不戦が本当の意味で、日本の良いイメージになったらええのやけれどね。。。

 

5/14(日) 大阪で暴力団やら同和がらみで、何十年も市営駐車場を仕切ってきたオッサンが捕まりよった。そのニュースがどんどん出てくると、あまりにもええかげんな、そのやり口に呆れて開いた口がふさがらん。。。。UFJ銀行の外交行員まで、関わって、この仕事手伝わされておったというやないか。。。役人たちの利権を同和対策費という、超特権のオブラートに包んで、ごまかし放題。これが全部、好き放題の決算や。駐車場の経営では、全上がりの1/3ほどしか報告してなくて、赤字を装い、税金も払わず、残りは全部ポッポナイナイ・・・。ほんま、やり放題やなぁ。。。。

 

 暴力団対策法案というのが、出来て、全国の指定暴力団というは、かなりの数、看板を返上した。つまり解散になったのだが、これがロンダリングされて、アンダーグランドに潜って、まともな企業の振りをしとる。今までは、代紋背負って、いかにも暴力団やぞとも判りやすい格好をしていたのだが、この頃のヤーサンは、まっとうな仕事もしとるから、困ったもんや。

 

 貸し金の取り立て、不動産の立ち退き、信用保証、のほか、いろいろな職種に元ヤーサンが経済やくざとして、いかつくない企業舎弟という名のヤーサンになっとる・・・・。ヤクザの仕事といえば、麻薬や覚醒剤の密売などや、はじかみ料、ぼったくりバーやら、風俗店の経営なんか・・・。ヤバイ仕事だけでは、物足りなくなったんやろうね・・・。その中でも、行政の仕事は、おうおうにして、一部の団体とか、NPO団体とかが、独占的に何十年も仕事をやっとる場合がほとんどや。今回の駐車場管理も、そのひとつやろう。

 

 こんな人たちは、一度掴んだ利権は、一生、人に手放さない。つまり、公金を不公平に得られる権利を、誰にも渡さずに、ずっと握り続けておるわけなのである。以前、ウチも入っている運送会社の組合が京都市の入札の仕事として、不法駐輪の撤去の仕事を取ろうと、応札したことがあった。その入札にうまく、成功したのはええのやけど、同和地区のその仕事をずっとやっておった人らが、怒鳴り込んで来て、わしらの仕事を勝手に取るなと、息巻いて言ったのだという。。。あぁ、やっぱり利権ってあるのやなぁ。。。

 

 まぁ、今さらもうそんな時代やないし、毎回入札しては、その仕事が取れたり取れなかったり、公正な入札が続いているようやけどね・・・。役所の仕事は、楽で、そこそこカネになる。まだまだそんな印象が強い。ゴミの収集やら、バスの下請け、役所は、ほんとさまざまな仕事を外注する。これはこれで、しゃあないことである。全部職員にやられたら、物凄く高給取りの人が物凄く生産性の低い仕事をされて、恐ろしく高い手当をボンボン付けられるからね。。。

 

 でも、不思議と外注先は、OBの天下り先やったり、ヤー公やったり、エセ同和やったり、そんなのばっかりや。。。怖いから普通の会社はなかなか入札に応じられへん。随意契約でもええさかい、モノを買うなら、遠いところでも、一番安いところをネットで捜して買う。同じところへ1回100万円以上は発注しない。こんなルールでも出来たらええのにね。

 

スブズブの関係というのは、片方だけでは出来ない。必ずお相手が必要になる。そのお相手である役人が、相手をよう切らんと、今回のように、何十年もヤーサンに甘い汁を吸わせることになる。そのカネが闇の組運営資金になっていた・・・としたら、どうだろう。この役人は、ヤー公の片棒を担いでいたことにもなるやんか・・・・。こんな悪徳役人も逮捕せんと、あかんのと違うか。。。。

 

5/15(月) 大阪の公立高校で、学校週5日制が崩れて来ているという。進学校と言われる学校ほど、土曜日の授業を再開しているというのである。文科省は2002年に、「ゆとり教育」の名のもとに、とんでもない改革を言い出した。日教組もこれを後押しして、「教育の手抜き」が始まった。日本のように、資源のない国で、唯一の資源は、「人」である。日本という国が、他国との比較で、抜きん出ていられるのは、日本が世界有数の教育国であったからである。

 

 ところが、どこのドあほが、言い出したのか知らないけど、日本人は、他の国と比べて、働き過ぎである。子供たちは小さい頃から英才教育を受けさせて、良い学校、良い会社を目指して、熾烈な受験戦争を戦っている。もう、日本は、充分豊かになったのだから、ここいらで、方向転換して、教育にもゆとりが必要や・・・。熾烈な受験戦争が、競争社会を作っていて、凶悪な犯罪に結びついている原因や・・とかブチ上げよった。。。

 

 こうして、学校週5日制は始まった・・・。大企業や、役所、学校の先生、急に、みんな土曜日が休みになった。ところが、私立の高校や中学では、土曜日は休みにならなかった。結果としてどうなったか・・・。私立高校が有名大学合格者の上位を占めるようになり、学力格差がどんどん広がった。良い大学へ行きたければ、私立の高校へ進まないと行けなくなった・・・。それだけである。。。。つまり、貧乏人は良い大学へ行けなくなった。格差社会の拡大やね・・・。これが、どれだけ、日本にとって、勿体ない事か・・・。優秀な人材が有名大学に行けないという率が高くなると、それだけ、優秀な人の総数が減る。

 

 受験戦争は、試験勉強だけは上手な人間を増やしてしまったが、本当に優秀なエリートを国がちゃんと育成しないと、この国は、崩壊する。このエリート育成事業を国は真剣にやらんとあかん・・・。樽のタガが緩めっぱなしで、こんな良い人たちが育つ訳がない。。。。これが日本病の原因や・・・。

 

 大企業が週2日も休むようになって、業績も急激に悪化した。永い不況が15年も続いた・・・。人間、楽を覚えると、なかなか元には戻れないものである。労働時間を減らして、業績が上向くはずがない・・・・。最近になって、この事にいち早く気付いた企業は、どんどん仕事をするようになった。百貨店は、6時までだったのが、夜の8時や9時まで営業するようになった。24時間営業のスーパーや外食産業が順調に売上を伸ばした。日本人が働き過ぎやと、誰が行ったのかは知れないけど、アメリカのテクノクラートは1日20時間働いているヤツもいる。そして、年収3000万円も1人で稼いでいる。

 

 楽して儲けようというのは、大間違いで、額に汗して稼ぐのが尊い労働なのだと、いう概念も戻ってきた。東京や京都の高校でも、公立高校が東大京大の合格者数ランキングの上位に出るようになった。京都の「堀川の奇跡」も話題になった。つい、この前までは、うだつの上がらない、ただの市立高校だった京都市立堀川高校は、横田サキエさんの母校でもある。もともと、京都の女専。つまり花嫁学校やった学校である。戦後、音楽科が出来た事で少し有名になったが、3年前に、校舎の改築を機に、特殊な科を2つ設けた。これが、ものすごい倍率で人気になり、遠い所からも、優秀な生徒が集まるようになってきた。そして、その生徒が卒業した今春、大変多くの京大合格者を出した。

 

 もともと、京都市には、京都府教育委員会と、京都市教育委員会というのが有って、この二つは、仲が悪く、ライバル関係である。京都市と京都府が不仲なのは、二重行政が京都市内で起こっているのが原因なのだが、京都市内には、同じ公立高校でも、府立高校と市立高校が両方ある。6年ほど、前に府教委が企画した府立嵯峨野高校のコスモス科というのが、バカ当たりして、ものすごい倍率になった。いわば、堀川高校の専門科は、その「仕返し」でもあったわけや・・・。これが大成功した。。。

 

 ただ、これは、教育委員会が画策して、ある特定の高校のレベルを上げることで、公立校全体のレベル低下に歯止めを掛けたかったというだけのことに他ならない・・・。私学が、バタビアとか特進科を設けて成功しているのを、真似しただけや。。。洛南高校なんて、ここ20年で、ガラッと、通う生徒の顔まで変わったからね。。。

 

 日本のように、「人」しか、他の国に勝っている点が無いような、ちっちゃな東洋の島国は、人を磨くことを止めることは、そのまま、国が衰退してゆくことを意味する。厳しいけど・・・。教育は、手綱を緩めた方が負けである。今の現実世界はこうなのである。日本がずっと、世界一だった数学オリンピックも香港や韓国にも負けるようになった。日本人が米国の学校に行って、唯一得意科目やった数学も、今や米国並みに落ちた。この責任は、いったい誰が取るねん。。。文科省の職員全員クビにしても、足らんわ。。。。

 

国益、国益とよく言うが、本当に日本は、エコノミックアニマルとよく批判された。私は、そんなことも言いたいヤツには言わしておけ。所詮、ビジネスなんて、汚く稼ぐものや。その代わり、綺麗にカネを使え。「汚く稼いで、綺麗に使う」これが日本人の信条やんか・・・。日本人は、人の国の言う事を気にしすぎや。そんなん、どうでもええやんか。日本は、特異な国でええ。それが日本であることであるのやからね・・・。

 

5/15(月) 先日、Nさんという雑誌の記者さんからメールをいただいた。私が昔に書いた「墓石の墓場」のことについてのお問い合わせだった。世の中には罰当たりな事もあるもので、先日、ブログのページでその写真を公開したところである。同じ事を思っていた人はいるもので、愛知県の実例だが、今週の金曜発売のサンデー毎日でその事の記事が出るそうである。

 

今のお寺さんは、寺の境内に墓地を分譲して、ここに墓を建ててもらう権利を販売している。もちろん、墓石の業者を紹介なんかしたら、そこから、リベートは貰っているだろうし、喪家からは、永代供養料という名目で、カネを取っている。お墓を建てたりすると、開眼供養。実際に納骨してもらう時には、入魂料、あぁ、地獄の沙汰もカネ次第とは、よく言ったもので、人が死ぬと、ほんま、たくさんお金が要るものである。。。。

 

こうして、やっとお墓が出来て、仏さんも、安住の地が出来たなぁ〜と思ったら、大間違い。毎年の管理料を払ってくれと言ってくるし、年に一度の命日にはお参りしてもらわなあかんし、月参りと言って、毎月の命日に自宅の仏壇のお参りをさせてくれと、「営業」もしっかりされる。その後も、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌と3と7の付く年に、年忌の法要が続き、この度にお寺さんにお布施が必要になる。。。。

 

どこのお寺さんとお付き合いをするかは、喪家の自由だが、昔、おじいちゃんが亡くなった時に、お付き合いのあるお寺さんが2つ有って、この一つをお断りするのに、おばあちゃんがホント苦労していた。喪家とのお付き合いが続く事というのは、そのお寺さんにとっての生命線であり、自分の食い扶持が1つ無くなることになるから、どこも必死である。

 

なかなか、「お得意先」が減ることは有っても、普通、増えることは少ない。お仏壇の無いお家が多くなってきたこともあって、核家族化現象は、こんなところにも大きな影響力をもっているのかと、実感させられる。。。人が亡くなると、葬儀の時に葬儀社に僧侶を紹介してもらう人も多いと聞く。田舎から都会に出てきて、こっちで亡くなったからと言って、田舎からわざわざお坊さんにいちいち来てもらうことも、大変である。だから、葬儀社で同じお宗派の僧侶を手配してもらう。この僧侶は、いわば、新規顧客をどんどん紹介してもらえる打ち出の小槌みたいなもんや。

 

葬儀専門の坊さんは、葬儀でがっぽり稼いだ後、このお家とのつながりを、他のお寺さんに「引き継ぐ」形で、事実上の顧客紹介をして、また稼ぐ。ここにも多分、カネが動いているだろうし、利権を譲り受けたお寺さんは、墓地を売ったり、墓石を売ったりして、ここらへんの費用をしっかり回収する仕組みになっていることが予想される。ほんま、えげつないね。。。

 

ところが、墓を作ったはええが、引っ越したり、子が無く、お墓の守りを、誰もする人がいなくなったお墓は悲惨である。無縁仏になったお墓は、お寺さんが石材店に依頼して、撤去され、整地され、また再販売される。いや、厳密に言えば、「永代供養料」というのは、嘘で、実は墓を置く権利を「売る」と称して「貸して」いる。これが実状なのである。おまけにこれらの行為は「宗教行為」とみなされて、一銭も税金を納めなくて良い「非課税」なのである。

 

こうして、無縁仏になってしまった墓石は、山の中のような土地の価値の低い場所に、無惨な姿をさらして放置される。これで成仏せえとは、殺生な話や・・・南無阿弥陀仏・・・、南無妙法蓮華経・・・、天に召します、我らの父よ・・・・。

 

憲法に保障されている、信教の自由と、納税の義務のどちらが重いかは、ご意見の分かれるところだが、「僧侶」という職業の特権を許し、税金を免除したのは、やっぱりおかしいと私は思う。人は法の下に平等、全ての国民は納税の義務を負う、こっちの方が、重い概念だと私は思うのだが、どうやろう。。。。

 

それとも、歴史的に宗教がそれほど重い位置を日本で占めてきたというのは、本当だろうが、憲法でさえ、宗教の下に置くべきものなのか・・・。私にはわからん。創価学会さんの力が政治の世界でも大きいように、政治の歴史は、多くの信者を組織出来るという宗教者の地位が、大きかったと、認めざるを得ない。西欧社会もまさしくそうやったもんなぁ・・・。宗教で起こった戦争がほとんどや。。。

 

でも、日本ぐらいは、宗教より、政治や法が上であると、考えたいのが理想なんやけどなぁ。。。日本は、神社に初詣をして、仏教でお葬式をして、キリスト教会で結婚式をしたかと思うと、神社の神輿を担ぎ、クリスマスにはキリスト教徒に戻り、観光地のお寺に拝観していたかと思うと、入学祈願に絵馬を奉納・・・。ほんま、他の国の人にとったら、ほんま信じられないほど宗教には自由奔放で、無頓着ある。このええかげんさが、深刻なことにならなくてなかなか良い・・・。なんでも、お参りやら祈願してたら、災いは来ないやろう・・・という安直なお手軽さが好まれる。

 

ひょっとしたら、日本人は、1つの宗教にのめり込むのが恐ろしいと感じている可能性はある。それは、ある意味、宗教の恐ろしさをよく知っているせいなのかも知れない。だから、無難にどの宗教とも等間隔の関係を続けたいし、良いトコ取りをする。こんなのが今の日本の現状やろう・・・。こんな国で、非課税の特権のある一部の職種を守って行くような意味がいったい本当にあるのだろうか・・・。

 

信教の自由は、無税でないと本当に守られないのか。私は、どう考えても、宗教家の屁理屈でしか無いと思うのやけれどね。。。この議論がもっと高まるべきやと思うね。。。

 

5/16(火) 先日、四条大宮で少し時間が空いたものだから、フラッと、本屋に入った。ベストセラーのコーナーに、藤原正彦氏著の「国家の品格」という本が目に付いた。ハードカバーは高いので少し買いにくいが、これが新書になっていた。この本、680円なら買ってもええなぁ。。。というので買ってみた。読むと、なかなか面白い。この方は、数学者でお茶女の教授さんなのだが、アメリカとイギリスの大学院留学で学んだ経歴から、今の日本の陥っているいろいろな問題の原因をスパッと、言い当てていて、なかなか小気味よい。あっという間に読み終えてしまった。

 

 以前、この人は、フジテレビの、報道2001に出演していて、この時の私の印象は、ちょっと右寄りの、けったいなオッサン・・・というものだった。ところが、この本を良く読むと、見事に今の日本人に欠けている点を指摘している。さすがや。。。

 

今のアメリカ一辺倒のものの考え方、自由と平等というものがいかに作り物であるか、強いモノが必ず勝つという、市場経済主義の愚かさと無意味さ、人殺しは何故悪いことかが誰も論理的に説明出来ないこと、家族愛→郷土愛→祖国愛→人類愛という4つの愛が懐かしさという日本人の高度な情緒というものの基本になっていること、美しいものを見て感動する心の大事さ、ものの哀れを感じる感受性の大事さ、など、日本を再認識させてくれるようなご意見が並ぶ。

 

 武士道精神と今、言ってしまうと、何や、この人、戦前の人みたいやなぁ・・・となってしまいがちなのだが、カネが無くても武士は尊敬されていたし、弱いモノを寄ってたかっていじめることは「卑怯」である。小学生には国語と算数をしっかり教えろ、英語や株式を教えるのはアホやという意見には全く賛成である。

 

 この本を読み終えると、日本は今まで何という間違った道を歩んで来たのやろうかと、真剣に思う・・・・。全部逆やんか・・・と、思う。なかなか、この著者のご意見を100%受け入れるのは難しいけど、少なくとも、当たっているなぁ・・・。と、言わざるを得ない。さすが、ベストセラーになるわなぁ。。。ただ、それなら、明日からどうしたらええというのは、なかなか書いて無い。ただ、忘れていた日本人のええとこをくすぐってくれて、武士は喰わねど高楊枝がかっこええ感覚である。お金だけを追いかけるヤツは、卑しいヤツや・・・と、卑怯な手で、大きくなってきた村上ファンドやヒルズ族の奴らに読んで欲しいね。。。。

 

 そう言えば、村上のオッサンは、シンガポールに逃げよったようや。オリックスも手を引いたようやし。。。村上は、国会でホリエモン事件を受けて、投資組合という不透明なシステムを規制する動きを受けて、この法案が通る前に、早々に日本の法律が追いかけて来ない外国に逃げよったというのが本音のところやろう・・・。村上ファンドは、文字通り、外資になった。このことでより、えげつない勝手なルールで暴れよる可能性もあるし、失敗して、ポィと捨てられよるかも知れない。

 

でも、大事なのは、こんなのが「かっこええ事」やと、みんなが絶対に思わない事やと思うね。。。。カネを汚く稼ぐヤツは、かっこ悪いヤツで、決して尊敬すべき人やない。日本人の恥やと思う感覚が、日本の国家としての品格を守る事になるし、イギリスのように、国としての力が下がってきても、世界から一目置かれる国になる第一歩やと思う必要があるのやろうね・・・。ちょっと、藤原かぶれ、しすぎかいなぁ。。。。

 

5/16(火) 昨日の夜、ふらりと外国からのお客さんがあった。台湾人の李さんである。李さんは、20年ほど前に、我が家の離れに2年間下宿されていたご縁で、日本に遊びに来られるたびに、我が家に寄って下さる。下宿時代の彼女は、27歳ぐらい。こっちは30歳ほどだったから、お互い、歳を取ったねと、昔話や、昔の写真を見ながら、楽しい時を過ごした。もっとも、私の家は昨年、全部建て直してしもたから、昔の思い出のかけらも無いけれどね・・・。

 

 李さんは台北出身なので、昔、一度だけ、まだ上の子供が4〜5歳だった時に1度、家族で台北まで、遊びに行った事があった。台湾の人は、大変義理固い人が多くて、李さんがそのとき、たまたまドイツ旅行中だったため、代わりに李さんのお父さんや、一緒に日本に来ていたヤンさんという方とその弟さんが、それこそ、ピッタリ観光ガイドと食事なんかのお世話をずっとして頂いて、大変恐縮した覚えがある。

 

 李さんのお父さんの年代は、その昔、台湾は日本の一部だったこともあり、かなり流ちょうな日本語をちゃんと話される。貿易の仕事をされているお父さんは、ライオンズクラブにも入られているそうである。台湾といえば、中小企業の社長さんが多いところという印象が強い。皆さん、なかなかのお金持ちで、物価も流行も日本と変わらないという感じである。

 

 ただ1つ困った事は、食事の時に、私たちに全くお金を払わせてくれない事である。李さんたちが日本に滞在中、少し遊園地へ連れて行ってあげた位で、大して何のお世話もしていないのに、こんなに歓待してもらって、どうしようか・・・。そんな感じだった。日本に帰ってから少し御礼をお送りしたのだが、使わせてしまったお金の方が、はるかに多い・・・。

 

 台湾に住む人の多くは、対岸にある中国本土のシャーメン(日本名で廈門アモイのこと)辺りが出身の人が多いと聞く。蒋介石の国民党が毛沢東の八露軍に追われて、台湾に逃げ込んだ後も、きっと、共産主義を嫌って、渡った人も多いのだろうね・・・。香港と台湾は、同じ中国人だが、自由主義で大きく発展した。今、中国の興隆があるのも、この2つが中国の国内やすぐ近くにあった・・・。この影響が大変、大きいと私は思うのである。香港や台湾で成功した人たちは、中国本土にどんどん投資していて、これが中国経済を堅調に下支えしているからである。

 

 もともと、共産党一党独裁、政権に反対は一切許さない、民主的な選挙は1回もやったことがないこんな中国が、大きな自己矛盾を抱えながらも、発展してこれたのも、全世界に散らばった華僑パワーと、香港台湾マカオなどの、自由主義の先導役が居たからであると思うのである。実際、李さんのご兄弟は、上海やら大連などに会社を作って、ガンバッテおられるという。めまぐるしい改革の仕掛け人は、こうした人たちだったんやね・・・。と、変に納得してしまうところがある・・・。

 

 近年、日本と、中国韓国の間の仲が、極端に悪くなっているという。ところが台湾や香港の人たちは、日本のことが大好きな方がまだまだ多い。これは何故なんだろうか・・・。韓国や中国は国策で、反日教育を行っているから、若い人はこの影響で日本の軍国主義復活を恐れているという人がいる。反対に戦争を本の上でしか、知らない世代の人は、戦争のあほらしさ、意味のなさ、人の命の尊さ、後に残る虚しさなんて、まるで知らない。血気盛んにワァーワァーやりたい時期もあるのは仕方ないのやろうけど、もうちょっと、大人の対応が出来る国に早くなってほしいものや・・・。

 

 日本も、1960年代には、安保紛争やら、反米運動、労働争議などいろいろ国内的に不安定な時期があった。丁度、中韓は、これがいっぺんに、来ている。こう見てあげたらどうやろう・・・。いちいち、日本まで、同じようにムキになって、対応していたらあかん。もちろん、突っ張る必要もない・・・。日本は大人の対応で、少し距離を置いて、じっと見つめていればよい。いつか、落ち着かれたら、良い隣人になれると信じること。これも必要や・・・・。

 

5/17(水) 私の子供たちが通っていた京都市立の中学校が来年の4月に下京中学として統合、新築の学舎で新たにスタートすることになった。これを受けて、ここ数年来、本当にたくさんの人が知恵を集めて、どうしたらスムースに移行出来るか。子供たちにとって、何がベストか。いろいろな方々が努力されてきた。私のところは、もう、子供も大きくなって、とっくに終わった話しだから、あんまり関係が無くなってしまったのだが、ひょんな事でまた懐かしの中学校に何度か寄せて頂いている・・・。

 

 それは、閉校になってしまう中学の閉校式典とパーティの企画委員に選ばれてしまったから、仕方なく、行っているのだが、この会議が、どうもピントハズレで困っているのである・・・。閉校に際して、何をしようかとか、段取り等を協議する会議なのだが、私にしたら、10年近く前の、その昔にPTAの会長をしたというだけで、この式典やパーティの主催者ではない。主催者でもない人が、式典の内容はどうやとか、案内の方法はどうこうやとか、誰ぞを呼ぼうか、どうしようやとかを話し合うのが、どうも「筋が違う」のである。

 

 本来、いろんな会というのは、お招きする主催者側と、招かれる側である来賓や、客で成り立っている。ところが、招く側の人手が足りないといって、客が招く側の手伝いをやってくれと、言われているようなものなのである。。。。

 

 本来、その地域の学校がもう無くなってしまうのは、その学区の住民の人々にとって、ものすごく寂しい事である。だから、その最後のお祭りとして、また、この学校で学んだ人たちや、この学校に関わった人たちにとって、昔を懐かしむという意味で、関わりの有った人たちが集い、最後のお別れをするのが、この会の開催趣旨である。私は、今回も、その学校に、最後の感謝の意味を込めて、地域の人たちや、在校生、卒業生が一体となって、最後の御祝いの会をやられるという、ごくごく当たり前のパターンを想像していた。ここに、元関係者であるPTAの元役員や、関わりのあった先生方がお客で寄せてもらう・・・。これが普通である。

 

 こんな会の主役は、本来、生徒や先生たちであり、それを見守ってきた地域の住民の方々であるべきであると思うのである。ところが、これが普通ではなかった。。。この会の主催者というのが、この地域の自治連合会とこの学校の同窓会なのだが、誠に残念ながら、あまり組織力がないというか、そんなにたくさんの人がいないのである。そこで、少しでも関わりのある人たちを集めて、何とかされようとしているのは判るのだが、この会に参加している人にとったら、あくまで、お隣の学区の話し。つまり自分の住む地域のお話ではないのである。この辺の心境がなかなか判っておられなくて、いろいろな意見を申し上げるのだが、何かおかしい・・・。どうしても他人事になってしまうのである。

 

 当然、熱も入らないし、あんまり、やる気も起こらない。いくら、良かれと、思って申し上げた事でも、最終的に決められるのは、ここの地域の方であり、結果として、お手伝いだけさせられるのであれば、最初から、その地域の方々だけで、やられれば良いことなのである。。。で、終わってしまう。。。このような事業を組み立てるとき、事業目的というのは、大変大事なことである。これがはっきりしないまま、やってしまうと、何のためにやるのか判らなくなってしまう。

 

 どうも、「立派な式典と、大人数のパーティをやること」が、この地域のお考えになっている事業の目的のような気がするのだが、私は、他人事ながら、これは全く違うと思う。学校が無くなるのを惜しんで、「数々の思い出がある人たちが集い、閉校を惜しむ」。そして、ここにこの中学があったということを心に刻み込んで頂く。これが、事業目的である。

 

 だから、300人の人を集めるのが目的ではなくて、お声掛けしたところ、結果として、300名もの人が集まっていただいたというのならいいが、4つの地域があるから、オタクの地域からは50枚、何とか1枚、8000円のパーティ券を売ってきてくれ・・・というだけなら、こんなアホなこと、私はきっぱり、やらない方がマシだと思っているし、お断りする。ご案内を出して、来て頂ける方だけで良いではないか。義理で、無理して人を集めて、何の意味があるのか・・・・。来ていただいた人たちを、主催者が、ちゃんとおもてなしされて、あぁ良かったなぁと、喜んで来て、喜んで帰ってもらわないと、あかんのではないやろうか・・・・。

 

主役は誰なんや?誰に向けて事業をするのか。何のためにするのか・・・。地域のお年寄りたちに学校へ来て貰う仕掛けも必要やろう・・・。卒業生たちが、おらが学校の最後を見届けようと、同窓会を兼ねて集まろうと声を掛ける。最後の在校生がしっかりと思い出を心に刻む。この中学に関わったいろいろな人たちが、この中学の最後を見届ける。これなら、やる意味があるし、人が何人、集まるかどうかなんて、どうでもいいことである。主役は誰や、どこを向いて事業をする。この一番大事なスタンスが、全く私の思っているのと違う。。。

 

多分、もう、この会議には行かないと思う。想いがあまりにも違いすぎて、ついてゆけん。。。式典の中身についても、教育長の講演会なんて、大事な仕事さぼってまで、義理で聞きに行くような人は、絶対におらん。こんな講演なら止めた方が良い。会議では言えなかったけどね・・・。いったい誰に聞いてほしいのか、誰のためにやるのか。何の意味があるのか。ちんぷんかんぷん、サッパリ判らん。。。

 

5/18(木) 9月に総裁の任期が切れる小泉首相だが、相変わらず、なかなか元気やね。サムライ・JAPANの背番号10のオフィシャルユニフォームをジーコ監督から貰ってご満悦や。。。。死に体の政権のことを、レイムダックと言うが、今のところ、その素振りも感じない・・・・。このレイムダックという言葉は、もともと足の不自由なアヒルという意味だが、再選されなかったのに、任期の残っている議員さんのことを指す。ロンドンの商品取引の市場で売買が成立したのに、金の払い込みが出来なかったブローカーのことをこう呼んだのが語源なんだそうである。

 

 まだまだ元気な小泉政権ではあるが、ここで就任からの5年間を少しだけ振り返ってみよう。私は、小泉首相の5年間は、なかなか良い方の、5年間やったと思う。今までは、政治家とカネは、セットのように思われていたのだが、この人は、この点では、欲がない。森元首相が官邸に行っても、カンビールと干涸らびたチーズか何かしか出さなかったという話は有名なように、変な嫌らしさがない。だから、みんなに好かれる。オペラ好きは評価の分かれるところやけれど、ゴルフや芸者遊びよりは、よっぽど健全や。。。

 

 政治は夜創られると誰が言ったか知らないが、政治家の会合は料亭で何かごそごそ決められていた。この暗いイメージを一新した。そして、毎日、首相自身が会見して、国民に直接意見を述べる。これも今までなかなか無かった事や。ワンワード。1つの言葉に意見を集約するから、国民には大変判りやすい。だから、驚異的な支持率を国民から得た。。。。

 

 北朝鮮にも2度も行った。拉致被害者を返して貰えるのなら、メンツなんてどうでもいい。世の中、経済制裁とか、二言目には国益国益とか、強硬な意見が多いなか、何とか解決の糸口を捜してきて、被害者帰還という結果を出した。北朝鮮に核武装させて、極東アジアを不安定にするよりは、日朝国交回復への道筋を示して、日本が本気であるという意思表示をしたのも、結果として良かったと思う。これは、歴史が評価することやけれどね・・・。

 

 また、小泉のオッサンの一番大きな政治課題だった郵政民営化は、手法こそかなり強引で、衆議院を解散をするなどまでなる大騒動になったが、結局、やり抜いた・・・。これは素直に評価すべきやろう・・・。もっとも、いちばん公務員の数が多い郵政職員を民間人にするのは、手っ取り早く、行政改革が進んだように見えるだけで、その実、この人たちの給料は税金から出て無いのだから、あんまり実効性が無かったけどね・・・。

 

 さて、小泉さんは、どちらかと言うと、少し右翼的に見られている。事実、靖国や憲法改正、愛国心など、戦前の日本のような、日本人がタブー視してきた所に、スポットが当たってしまっている。また、日本が戦争放棄の憲法を破棄して、攻めてくるんやないやろうか・・・と、怖がっているのである。事実、日本の自衛隊の装備は、米国に次ぐ、ぐらいのレベルなんやそうである。でも、多くの日本人は、もう二度と戦争するなんて思ってないし、徴兵制になったら日本から逃げるなんていう人もいるぐらいや・・・。

 

 今の10代20代の人からしたら、戦争というのは、遠い昔の話しで、ぜんぜんリアリティがない。ところが、韓国や中国の人からしたら、おじいちゃんが日本兵に殺されたとか、日本が酷い事をしよったという事は、絶対に忘れないために、一生懸命に子供の世代に教える。多少オーバーに伝えよるところもある・・・。逆に、後ろめたい気持ちのある日本は、あんまり、積極的には教えたくない。これが、教科書問題になりよる。やれ捏造やとか、やれ歴史の正当化やとか、お互いに言い合っているのは、立場が違うからね・・・。

 

 小泉政権になって、日本は今までのODAバラマキやら、経済援助で丸く収める外交手法を見直した。すると、途端に中韓から反発が来た。今まで隠れていた問題点も浮き彫りにされた。尖閣・竹島・反日デモ・海底ガス田・靖国・EEZ色々な事が明確になった。今まで、歴代首相が、「出来るだけ、言わないでおこう、触れないで済まそう・・・」としてきた部分をことごとく、さらけ出した。これは、荒療治だが、今後、これ以上は関係が悪くならないだろうという「底」を捜すという意味では、これは高度な観測気球になった。これを意図してやっていたのなら、この人、なかなかの策士である。

 

小泉以降の首相は、これ以上は関係が、悪くはならないだろうから、大変やりやすいやろう。有る意味、よく言えば、悪者役を買って出たという部分もある。。。。国と国との関係というのは、ものすごく難しい。今まで既得権のように出してきた経済援助をだんだん減らすのやなくて、スパッと切る。これは、相手に取って痛いことである。毎年、当たり前のように入ってきたものが、入らなくなるからである。ところが、これをすることによって、経済援助がカードとして復活する。これは必要やったやろうね・・・。

 

 日本のリーダーとして、小泉のオッサンの評価は高いと思うが、さて次はどうする。ここに来て、日本の舵取り役に、少し心配になってきた人も増えたのか、福田支持が増えて来ている。本命・安倍の横綱相撲と言われてきた総裁選だが、世の中の流れが少しまた、左寄りに向いてきたように思う。それは、先日の海上保安庁の海底調査船派遣事件がきっかけである。日本は韓国の海底地名の呼称決定会議への提案阻止という香ばしいネタを使って、うまく利を得たとの評価があったが、実は、安倍氏にとって、あれはマイナスやった・・・。韓国が総力で阻止するぞ。と、すわっ、戦争か・・・まで行ってしまったからである。

 

 日本人の多くは、争い事をあまり好まない。今まで、せんど国益を守れとか、勇ましい事を言っていた人も、実際に韓国の警備艇と海保がぶつかるのを見たいと思った人は少なかったやろう・・・。つまり、多くの日本人はここに「危うさ」を見たと思うのである。安倍になったら、もっと日本の近海が緊張するのではないか。中韓が一体となって、北朝鮮を取り込んで、この地域で、日本が孤立するのではないか。。。そんな危惧を感じた人も多かったやろう・・・。

 

 前の選挙で、勝ちすぎた自民党は、次の選挙で、多分、小沢民主党に惨敗する。これは、恐らく間違いない。与野党が拮抗するまで、民主が伸びるやろう。その時、急進派の安倍より、穏健派の福田の方が自民には有利になるし、傷が浅くなる。安倍には、その次に来るやろう上げ潮期にやらしても遅くない。自民のエースを今は温存しておく・・・。こうなりそうな気がするのやけれどね。。。。どうやろうかね・・・。

 

5/19(金) 私の本業は運輸倉庫業だが、他に、贈答品販売業というのもやっている。シャディのサラダ館というギフトの商売である。今日は、大阪でシャディのお中元説明会がある。昨年、青天の霹靂というか、急転直下というか、オーナー会社の典型やったシャディが、突然、神戸のUCCグループに身売りした。オーナーの林信一郎さんが、もう高齢なのと、長男社長の更迭、後進人材の伸び悩み、売上の低迷なんかが理由やったんやろう・・・。全国に3000もあるチェーン店は、このニュースにびっくらこいた。

 

 UCCからは、息子の上島氏が社長で乗り込んで来て、役員も大方、総入れ替えになった。これに、市場は好感を持ったのか、今まで1000円から1200円ぐらいのボックスゾーンで動きの冴えなかった株価は、期待感からか、一気に2000円前後まで急進した。役員の顔ぶれもUCC出身者が大勢を占めて、社内の社風も、一気にがらっと変わった感じである。

 

 かつて、前の社長が、東京の銀座に50億も出して買った田舎モンまるだしの、土地とビルは、あっという間に売り飛ばされた。UCCは100億でシャディを買ったそうやけど、これだけで半分回収完了やんか・・・。もともと、UCCの上島一族と、シャディの林会長は、旧知の仲で、買収というよりも、上島氏に林氏がシャディを頼んで買ってもらったというのが、本当のところやそうな。だから、敵対的な買収やなくて、そんなえげつない首切りはあんまりしないだろうという観測やった。

 

 でも、やっぱり、今までのシャディの役員がいつまでもいたら、やりにくい。幸い社員の平均年齢は比較的低いから、中堅以上がいなくなった・・・。そんな感じやね・・・。残る方も残り難かったんやろう。。。別会社にごそっと引っ越して、そのまま、さいならというパターンやったんやろうか。。。

 

 以前は、シャディは、東京に本社を移転しても、それは名目上だけで、実質は大阪の松原が本社機能を果たしますという説明やった。この約束が、反故になり、企画部門やら、メインの部門がごっそり東京に行ってしもた・・・。身売りから10ヶ月ほど経って、ぼちぼちこの効果が出てきたのか、今年のお中元あたりから、随分、カタログの編集方針というか、デザインの雰囲気というか、芸風というか・・・が、変わってきた。

 

 もともと、シャディは大阪商人まるだし。コテコテのどろくささが「売り」のところがあった。チラシやカタログの作り方でも、どや、これでもか、という安さを前面に出したものが多かった。そういう意味でも「品」に欠けるところがあったんや・・・。ところが、ギフトというものは、その人のセンスを他の人への贈り物に載せて届けるという、イメージの良さが要求される商売である。どろくさいままのイメージでは、なかなかしんどい。実際、シャディは、二流商品やとか、百貨店の包装紙でないと・・・と、昔はよく言われた。

 

 未だに、ウチは、高島屋の包装紙やないと・・・、大丸さんで・・・という奇特な方はご高齢の方に多い・・・。ところが、時代は、価格はそこそこ安けりゃええ。それより、良いデザインやセンスの良いもの、お値打ち感のあるものが好まれる。シャディも上場以来、何とか上品にならなければと、一生懸命努力してきた。でも、なかなかこれが難しい。お里が知れる・・・といえば言い過ぎやが、取って付けたような・・・イメージが拭えんかった。。。

 

これが、UCCグループになってから、少しはマシになってきた。大阪イメージから神戸イメージへの変換やろうか・・・。そんなに強烈なイメージは無いけれど、どこか上品。。。こんな感じやろうか。。。今度のお中元は、いわば、この新パターンのお披露目式や。お手並み拝見。これが、全国のチェーン店の社長さんが思っている本音やろうね。。。

 

5/20(土) 京都は、その昔、ゴミの分別については、日本一ルーズな街やった。大型ゴミも、缶ビン、ペットボトル、家具に家電、何でもタダでほかし放題やった・・・。その京都が、そう、丁度COP3という京都議定書を採択した辺りからやろうか・・・。地球環境を守ろうという議定書を出した都市なのに、ゴミの分別もしていないのは、恥ずべき事やと、やっとのことで、分別を始めた。

 

 まず、大型ゴミが有料化された。今でも覚えているが、大型ゴミ無料最後の日・・・は、市内の道のあちこちに、すごい量の家具などのゴミが出た。。。分別も厳しくなった。今時、真っ黒なゴミ袋とか、ダンボール箱に入ったゴミなんかを、収集してくれるような街は、京都ぐらいやったんやないやろうか・・・。京都は、中小企業の街である。自宅兼会社の呉服屋さんとかが多い。この人たちに、会社のゴミは収集しません。家庭のゴミは収集しますと、いくら言っても、分別は不可能・・・。何でも収集しとった・・・。

 

 資源ゴミである古紙やダンボール、古新聞も、ゴミで今まで集めていたのやから、そら大変や。。。その京都で、ついにこの10月から、家庭ゴミも有料化に踏み切った。共産党は反対しているが、1枚で45リットル入りの指定ゴミ袋が45円。今まで、スーパーの袋や、銀行や郵便局の粗品の青いゴミ袋では、収集してくれないようになる。もちろん、10リットル、5リットルのゴミ袋も、コンビニなどで売られるのだが、京都のゴミ収集日の朝の風景が変わりそうである。

 

 この指定ゴミ袋は、黄色と透明の2種類。生ゴミやら一般ゴミは黄色。なんでも、黄色い色はカラスに狙われにくい色なんやそうである。もう一つの透明は、ペットボトルや缶用。週二回のゴミの日には、カネになるアルミ缶を奪い合うように集めているオッチャン連中がいるが、この人たちにはも好都合かもね。。。

 

 それより、ゴミ収集の有料化は、いろいろな意味で、意識変革をもたらすことが、考えられる。まず、心配されるのが、不法投棄である。若い人、特に学生さんやら、観光客、行楽客は、結構たくさんのゴミを出す。行楽地の公園のゴミ箱は、コンビニ弁当のカスで山盛りや・・・。この処理代は誰が負担するのか・・・。

 

 良い点は、ゴミを減量化する意識が変わるということである。スーパーで出るトレイは、恐らく驚異的に回収されるようになるだろうし、ゴミの出る食品やらのパッケージは敬遠されるようになるから、売上にも影響してくる。より、薄くて嵩張らない包装容器などが、開発されるようになるだろう。これが結果として、ゴミの減量化に繋がるようになるだろう・・・。

 

 台所の排水口に付けるディスポーザーという、生ゴミ粉砕器も人気が出るだろう。アメリカでは、この機械は常識で、どこの家にも都会なら付いているのだが、この機械は、何でもかんでも下水に流してしまう。私は、あんまり、環境に優しい良いものではないと思っているのだが・・・・。何でも、この機械の普及に補助金を出そうという動きがあるようである。。。日本のような下水が完全でないところでこれを普及させると、下水処理場にツケまわしするだけ。。。の、ような気がするのやけれどね。。。

 

人間は、ゴミを出さなくては生きてゆけない生物である。でも、努力すれば、出す量を減らす事は出来る。出来るだけ無駄なゴミを出さないようにして、1970年代に、どんどん欧米から入ってきた使い捨て文化を、ものをリサイクルする循環型の文化に変えてゆくのは、重要な事である。京都議定書も批准出来ないようなアメリカの真似ばっかりやらないで、環境先進国に、日本はならんとあかん。

 

そんなに、大きな国土のない日本が、環境をも一生懸命守っていかないと、日本中がゴミ屋敷になる。。。

 

5/21(日) 一夫多妻制を、勝手にやっておったオッサンが、警察から、出てきよった。男にとっては、何とも羨ましいオッサンなのだが、このオッサンが何の罪に問われるか・・・。重婚罪なのか、詐欺罪なのか、不当監禁なのか・・・。多くの「同居人」と一緒に住むだけでは、何も他の人に迷惑をかけるわけでもないし、人をあやめたりした事件が多いなか、この事件は、そんなに凶悪犯罪ではない。社会のルール無視ではあるが、何が悪いと言われて、反論出来るやろうか。。。

 

 しかし、このオッサンがもし、多くの妻を妊娠させていたらかどうか。ひょっとしたら、少子化に困る日本は、こんなオッサンが増えたら、大喜びになるかもね。。。2人の妻に迎えに来てもらっていた、このオッサンは、15sも痩せていたそうだが、帰宅した家では、久しぶりの家族の団らんがあったそうな・・・。これって、ひょっとしたら、これはこれで、めでたしめでたしなのかもね。。。

 

 さて、小学校2年生の男の子が、小さいときから、男の子のカラダなのに、女の子の気持ち・・・。このニュースは、日本中の人を驚かした。「性同一障害」と言うのだそうだが、日本もついにココまで来たか。。。という感じである。

 

 昔から、「ナヨッとした男」とか、「男勝りの女」というのはおった・・・。性別というのは、おちんちんがあるかないか、子宮があるかないかが、一応のケジメである。だけど、どうしても「女らしい男の人」はいるし、「男らしい女」もいる。問題は、これをみんなが容認するかどうかなのである。この子は、今は小学2年生だから、問題にならないかも知れないけど、この子が、大きくなって、女子便所や女子更衣室に入ると、やっぱり、他から文句が出るやろう・・・。

 

 これをもし、社会がOKと認めてしまったら、にわかオカマが出てくるし、性犯罪が多発するやも知れん。昔なら、男は男らしくせえ。女は女らしくしなあかん。これで、済んだ話なのに、今は、人権の尊重が過度に敏感になりすぎとる・・・・。社会のルールは、有る程度、変わったヤツを切り捨てたり、見限ったりすることで、成り立つ事も多いやろう。。。見限る事で、有る程度社会が矯正する部分があると思うのである。

 

 もちろん、性同一障害のある人からしたら、女の子の性格で、男を演じる事になるのだから、そりゃ、ちょっとは、辛い部分もあるやろう。でも、その辛さを受忍出来ない程の辛さと、認定してしまうのは、ちょっと困るのである・・・。その人らの考え方を尊重して、守ってゆくのと、他の多くのまともな人の常識を守るのとでは、やっぱり、普通の人の常識の方が重いと思うのからである。

 

 オカマやレズビアンが社会の認知を受けるのは、やっぱり、異常な世界である。この状態が認知されて、拡がって行くと、今まで、そうとは気づいてない人まで、ひょっとしたら、俺は、女やったんや・・・と、いらん「気づき」をしてしまうかも知れない。そうなりゃ、オカマのカッコした男やら、宝塚の男優みたいな人の比率が、爆発的に増えてしまうかも知れん。そうなりゃ、メス×メスでも、オス×オスでチャンバラされても、、絶対に子孫が残せなくなる。人間は、生き物だから、子孫を残して、増やすことに、本能的な生きる価値がある。この自然の摂理が崩壊してしまうのである。。。これは、ちょっと大げさに言えば、人類の滅亡につながるのである。。。

 

 世の中には、子供が欲しくて欲しくて仕方ない人でも生まれないという人も多い。少子化が進んでくると、そんなことは言ってられないから、何とか子供を残してもらわんとあかん。女の人1人が2人以上の子を産むというのが、人類の生存のための大前提になっているのである。。。2人以下なら人口が減るし、2人以上なら人口が増える。ものすごく判りやすい計算である。

 

 子供がいくら生まれないからと言って、レイプなんかを奨励する訳にはいかん。人類の倫理が崩壊するからね。じゃぁ、どうしたらええか。精子バンクという手はどうやろう。ある一定の条件(犯罪歴が無いとか、健康であるとか)のもとに、健康な男子に精子の提供をお願いする。どうしても子供が欲しい人は、絶対に、提供者が誰であるかを明かされる事なく人工授精で妊娠してもらう。これを子供のどうしても出来ない夫婦が育てる。

 

倫理的には、子供の気持ちになると、もちろん、避けたい方法である・・・。でも、経済力もあり、自分の子を殺してしまうなどバカ親なんかと比べたら、ちゃんとした両親がいる前提なら、良い人間という「種」を残す最後の手とすれば、これは、検討する価値はあるかもね・・・。命はとても尊いものである。この命を守るにはルールというものが必要である。でも、このルールも人が創るものである。けっして、万能は無いし、変わっていくのも、仕方ないことも有るのではないやろうかね。。。

 

オカマちゃん論議より、こっちの方が、もっともっと重い。。。。

 

5/22(月) いつも、私は自宅から車で会社まで通勤しているのだが、自宅を出てすぐの交差点で、2日に1回ぐらい歩道の上に片側のタイヤを乗り上げたトラックをみかける。近くのコンビニに納品に来ているトラックなのだが、これがけっこう頻繁にここに駐めてくれるのである・・・。あぁ、いつもの違法駐車やなぁ。。。と、思うだけなら良いのだが、難儀な事に、この場所に、2トンの大きなトラックを駐車されると、見事に何にも見えない・・・。トラックの駐車場所が私の通る交差点から、2メートルも離れていないため、このトラックが邪魔で、このトラックの横をすり抜けるようにして走って来る他の車が、ホント、全く見えないのである・・・。

 

 仕方が無いので、恐る恐る自分の自動車の鼻先を1回に5センチか10センチづつ交差点に、突っ込ませながら、通行する車やバイクの様子を見るのだが、これがなかなか怖い作業なのである・・・・。交差する道路に通行する車が全く見えなくて、まして、道幅から向こうの方が優先権がある交差点に、安全確認が出来ないまま入っていくというのは、まるで決死隊のような気分なのである・・・。広い方の道を走る車は、たいがい、クラクションを鳴らして、いっちを、にらめ付けて行きよる。。。おいおい、悪いのは、ワシの方かいなぁ。。。

 

 何とか、かんとか、車の切れ目にラッキーにも当たって、いつもこの交差点を通過出来てはいるけど、いつ、事故になってもおかしくない危険な状況であることに変わりはない・・・。

 

 あるとき、このトラックの運転手である人が、たまたま荷物を降ろしている時に、出くわして、一言、文句を言ってやった。この車はコ○コーラの車のようで、いわいるボトルカーというヤツである。「なぁ、兄ちゃん。こんなとこ、車、駐めたら、こっちから来る車、ぜんぜん見えへんやんか。もし、ここで事故起こったら、あんたの責任やで、これは。。。」実は、この注意するのも私自身2回目である。。。

 

 恐らくコンビニの前にある自販機の補充をしに来ているのやろうけど、この担当者は、交代のようで、前の兄ちゃんとは、顔が違っていた。ウチは、運送会社だから、配達する人の気持ちは、痛いほど分かる。でも、この道路状況で、こんなところに車を置いたら、どういう不都合があるか。。。これぐらいは、最低限気にしてもらわんと、大事故が起こってからでは遅い。。。

 

 不法駐車が原因で起こる事故というのは、意外と多いと思う。ところが、交通事故というものは、どうしても衝突した車と自転車とか、歩行者とか、当事者同士でいろいろ調書を取ったり、弁償し合ったりする。この交差点でもし事故が起こったとしても、この違法駐車していたコ○コーラのボトルカーの運転手におとがめが行く事は、ほとんど無いやろう・・・。これがおかしいのやけどね。。。

 

 事故の統計にも、違法駐車が主因の事故という統計も残って無いのではないか・・・。事故は、当事者同士の不注意で起こる。でも、他の要因が大きく関わる事も多いやろう。まして、都市部の交通状況が極端に劣悪なところでの事故は、多くの他の要素が大きいやろう・・・。そういえば、最近、邪魔になっているのに平気な人が、増えて来ている。周りの人に気を遣うというのを知らない人である。ジコチューという言葉が、若い人の間で流行っているという・・・自己中心的なという意味なのだが、これは、古き良き日本人の風習ではない。

 

相手の身になる。自分が嫌やと思う事は、人にしない。これは、日本人がよく気を付けて来た基本的な事やろう。これがも最近崩れて来ている。どうしたら、より快適な人間関係を維持出来るか。これに、心を砕く。人を思いやる。これ、一番、忘れたらあかん、大事なことやね。。。。

 

5/23(火) たかじんのそこまで言って委員会という番組がある。大阪の読売テレビがキー局で、いま全国17局ネットまでに大きくなったが、東京では流れてない、いや過激すぎて、流せない番組なんだそうな・・・。抗議電話が怖いんやろうね。。。大阪ならではや。。。そのおかげかは知らないが、かしこまった東京の番組にはない自由な発言が、なかなか面白い番組で、私は好きである。まぁ、2ちゃんねるのように匿名でないから、そんなに無茶な発言や、ええかげんな話は、テレビ番組やから、さすがにカットされるが、本音や、裏側をむけむけにしてくれる点が、この番組の視聴率が良い理由やろうね・・・。

 

 さて、その番組がDVDを出したというので、ミーハーな私は、レンタルで借りればええのに、アマゾンで買ってしまった。娘たちにはブーイングされながら、リビングのテレビを独占して、昨日見た。メインは、「東京裁判」についてだった。さすがDVDになるだけあって、皆さんの知っている知識量がすごい。みんな、それなりに、勉強しているし、リアルでその時代に生きた人の意見も、聞けて、なかなか値打ちのある内容やった。。。

 

 東京裁判自身は、敗戦国日本が、戦勝国たちによって裁かれる政治ショーだったと、私は思っているが、日本がこの東京裁判自身を、サンフランシスコ講和条約で、受け入れてしまっているのだから、致し方ないと思っている。確かに「裁判」と呼ぶには、あまりにも不正義で、あまりにも、ショーアップされており、生け贄ショーであった部分が多いとは、思っている。でも、それは、仕方無い。日本は戦争に負けたからや。。。何にも言えない。それが当時の日本の立場や。そうせんと、自主独立を回復出来ひんかったんやからね。。。

 

 話の中身は、靖国に移る。1978年というから、かなり最近や。この東京裁判で、戦争責任のあったとされた人たちを、あまりにも気の毒だと、靖国に他の戦没者と一緒に祀った。その時の、日本人の感覚では、A級戦犯にされた人たちも、たまたまその役目にあったから、絞首刑にされた生け贄になった人たちである。遺族に何の異論も無かったことやろう・・・。

 

 ところが、朝日新聞は、この合祀を軍国主義の象徴である靖国と結びつけて、大騒ぎした。この靖国に参ることイコール、軍国主義に戻ること、というイメージを創って、一大キャンペーンをやったのである。当時の左翼な人たち、知識人と言われた人たちは、こぞって、復古調、また戦争好きな日本人になったらえらいことやと、大騒ぎした。これが、韓国、中国に波及したのが、今の靖国問題である。つまり、靖国問題は、メイドインジャパン。それも、メイドインアサヒのテーマなのである。

 

 私は、もう靖国なんて、もう、どうでもええという感じに思い出しているので、首相が参りたければ、やめてから存分に参ったらええと思う。中韓がここまで嫌やと言っているのやったら、中曽根のオッサンも、喧嘩になるのは好まなかったから、行くのをやめた。小泉のオッサンも現役首相のうちは、官邸から靖国の方を向いてお参りされたらええやんかと、思う・・・。

 

 今の小泉のオッサンは、自宅の両隣の隣人にとったら、「危険と感じさせてしまう新興宗教に没頭しているとなりの変人オヤジ」やと、思われとる。たのむし、変なお経のようなものを、こっちに聞こえるようにして、やらないでくれと、隣の人に、言われているようなもんや。隣人にしたら、いつ、この変なオッサンが怒鳴り込んでくるかも知れないと思ってひやひやしとるんや。。。

 

 これをとなりの奥さんに、変なお経をするのを止めてくれ、迷惑やと言われても、止めるのは嫌やと、言っているのと同じやんか。。。小泉のオッサンに、もし家族(国民)がいて、その人たちに、「隣人に言われて、止めるのは、メンツが立たん」と言って、固執しているだけやないか・・・。普通の人なら、隣の人が嫌や、迷惑やと、言って来たら、少なくともお経が聞こえないように配慮するし、窓をしめたり、少しは、迷惑がかからんようにするやろう。何故か。それは、隣の人とうまくやって、いきたいからや。

 

ところが、このオッサン。変に、突っ張ってしもて、私の居る間は、ずっと、このけったいなお経を、意地でも止めない。私の心の問題まで、踏み入るな・・・やもんね。。。そりゃ「何やね、隣のオッサン・・・・。」という事になるわなぁ。。。国のために犠牲になった人を追悼する。これはええ。でも、人に誤解を与える可能性が少しでもあるのなら、それは払拭しといた方がええ。それが配慮やし、大人の対応やないか。。。子供の喧嘩やあるまいし、レベル低すぎるわ。。。

 

5/24(水) 皆さんは、「道路特定財源」というのをご存知だろうか。受益者負担の原則を元に、道路を理由して、利益を得ている人から、税金を徴収し、その税金で、道路の整備や、補修を進めようというのがこの税である。この考え方は昭和29年に始まり、現在まで、どんどん、物凄く、拡充されている。安い揮発油に高い目の税金を掛けて、利用者から徴税するという方法を採っているガソリンや軽油などに上乗せされている税金のほか、自動車税、自動車重量税など直接に支払う税など、道路のいろいろな費用を捻出するために、設置されている。

 

 ところが、小泉政権は、この道路のために使途を決めて集めている税金を、「一般財源化」と、言って、道路以外の目的に使おうという、法律変更を予定している。これは、道路公団が民営化して、無駄な、ほとんど利用されない高速道路の建設に、有る程度歯止めがかかるようになって、お金が余ってきた証拠である。

 

 税金というものは、一度集め出すと、ずっと、未来永劫、取り続けるという、おかしな傾向がある。役人たちが、自由に使える金を多く持つと、これを使うということが、利権になり、甘い汁を吸えるからである。これは、道路のために使いますよと、集め始めた税金なのなら、もうあまり集めなくても良くなったのなら、本来、この法律を廃止するのが筋である。

 

 ところが、せっかく、ほおっておいてもカネが集まるような、「金のなる木」があるのに、おいそれと、切ってしまうようなしんしょうな、役人なんざ、いる訳がない・・・。特にこれでメシを喰っておる道路族、国交省役人連中なんかは、何とか、これを維持させて、この財源を他に使いたい・・・。こんな魂胆がバレバレである。税金とは、どうしたら公平に集めて、公平に使えるかということが、何より大事である。自動車税、軽油引取税、揮発油税、自動車重量税など、自動車関係に過大に負担が扁重している現状は、絶対におかしい。みんなが公平に負担すべき税を、一部の者だけから集めるなんて、言語同断や。。。

 

 名神高速が開通した時、1964年。元が取れたら、料金は無料にしますと言って開通した。この高速道路に、土地をやむなく提供した人も、いつか、無料になったら、みんなが便利に使えるからというので、仕方なく、開通に協力した。自分だけ反対して、先祖の土地を守ってたって、人様に迷惑がかかるだけやからなぁ・・・・。ところが、この約束は、守られるどころか、まだ名神の通行料が上がっておる・・・。30年だった償却期間が、いつの間にか、35年になり、今度は、40年になり、2004年。いよいよ40年で償却完了やと思ったら、まだカネ取っとる・・・。嘘をつくにもほどがある。

 

 聞いたら、料金プール制とかいう「屁理屈」を、こねくり出して、名神高速道で上がった通行料収入を、北海道なんかでほとんど車が通らない道路やら、誰も頼んでない本州と四国の3本もの馬鹿げた大橋の建設の借金返済に使っておるのやそうや・・・。そんなこと、誰が勝手に認めたんや・・・。こんな大事な事、役人が机上のプランをちょいちょいと書き直しただけで、国民の了承もなく勝手に出来る事自体がおかしい。これだけで、郵政民営化のように、総選挙やってもええぐらいの大きなネタやんか・・・。国民投票でもせんとあかんで・・・。

 

 国会で通したんやったら、国会議員も被告席になるで。これをやったヤツの責任は、ホント大きい・・・。クビにするどころか、公約を信じていた多くの国民に、ものすごい大損を負わしているのやから、民事的にも、損害賠償の対象にもなるで。。。何兆円もの払わなくて良かった金を払わされているのやからね。。。

 

 しかし、国が、こんな国民を騙すようなことを平気でやって、ホンマに、ええもんなのか・・・。国が詐欺行為をやっているのと、同じやんか。。。高速に土地を提供した人は、お国の発展のために仕方なく、安い値段で、国に先祖代々の土地を提供したんやで。。。それやのに、嘘ばかりつかれて・・・・。

 

 道路の整備や新規建設にそんなにお金がかからなくなったのなら、道路特定財源で集めていた税金は、下げるか、廃止するのが当たり前である。今まで黙って払い続けてきた人の気持ちを考えてみぃ。何のために、1リットルあたり、他国に比べて倍近いカネを日本人は払わされてきたんや・・・。おかしいやんか・・・。

 

 時に、石油市場は、未曾有の高騰を続けている。こんな時に、ガソリン価格の4割ほどは税金。。。こんなふざけた政策をしてたらあかん。1リットル89円やったガソリンが、140円近くにもなっておる。少しの間、ガソリン税を減税して、国民の負担を和らげる。これが政治やろ。取れるもんは、どんなことがあっても取る。その金は、自分らの好きなように使う。こんな理不尽が、いつまでも通ると、思うなよ。

 

腐れ外道の極悪役人やら、グルになっとる議員先生、それにぶらさがっとるヤツら。。。こいつらに、洗いざらい身ぐるみ剥がしてやらんと、気が済まんわぃ。。。だれか、そんなヒーローみたいな政治家は出て来ないかのう・・・。

 

5/25(木) 社会保険庁でまたまた不祥事。。。特に大阪がひどくて、国民年金の徴収率が上がったように見せかけるために、「分母減らし」という手を使っていたんやて・・・。本来、国民年金の掛け金を払わなければならない人が、その地区に1000人いたとしよう。このうち実際に払っている人は5割の500人やった。なんや、半分の人が払ってないのか。。。そんなら、私も払わないわ・・・。社会保険事務所の職員は何をやっとるんや。やる気があるのかという批判が出るのは、当然やね。

 

 ところが、年金掛け金を払ってない人の中で、何らかの理由で掛け金を払わなくて良い人が、いたとしたらどうやろう。例えば200人もこんな人がいたら、今までの計算が500/1000で50%だった徴収率が、500/800で62.5%になるやんか。だから12.5%も徴収率が上がったように見える。これが分母減らしや。。。実際は、払っておる人の数は全く変わらないし、不公平極まりない状況は、何ら変わっていない。

 

 問題は、本来、本人が私はこうこうの理由で年金掛け金を払わなくて良い手続きをしますという、本人申告制なのに、これを勝手に職員が、自分らの成績を上げるために、やっておったということや・・・。こいつら、全部腐っとる。。。。テレビの取材にも、先輩の時代から、ずっとやってきたこと・・・・、と、悪びれた様子や、反省の弁もない。こんな奴らの給料も、我々の年金掛け金から支払われとると思うと、情けなくて涙が出るわ。。。

 

 もう、ここらで、社会主義国みたいな、国民皆保険とか、国民皆年金なんていう夢は、諦めた方がええのかも知れん。みんなからカネを集めて、お年寄りになったときの不安を解消しようなんて、絵空事は、とおに、もう崩壊しているやんか・・・。もともと、自分の支払った年金掛け金の3倍や5倍もの年金を、貰えること自体がおかしい。

 

 早く亡くなった人の分が、永く生き延びている人に回るだけならええけど、これだけ平均寿命が延びて、支払過剰になるのが、はっきり判っているのに、制度改革は遅れっぱなしやし、10人に4人はカネを払ってないのに、貰う者だけ貰いよる。これは、乞食のための制度か・・・。生活保護と、話がゴッチャになってへんか。。。

 

 厚生年金の掛け金を半分企業が出すというのも、おかしい。こんな制度にするから、これを払いたくない企業が、正社員をクビにして、パートや契約社員ばっかりの会社にしよる。だから、物凄く不安定な身分のバイトやパートがバカみたいに増えてしもた。いつクビにされても良いような立場で、良い仕事なんか出来るハズがないやんか。。。

 

 日本は、自由主義国や。年金は、各個人が、自分の老後のために積立てる制度にせなあかんと思う。国は、それに利子補給するほどの関与でええ。全国民が所得のうち数パーセントを強制的に貯金させられて、解約出来無くさせる。65歳になったら、そこに貯まったお金の残高に応じて、年金が支給される。それの方が公平やんか。。。。

 

 年金だけで生活している人は、税金で助けるべき、生活保護者や。これは国の政策でやらんとあかん。でも、今みたいに、不払い得、ええかげんなヤツが年金だけ貰い得の、けったいなルールにしてしもたんは、大失策やったと、素直に認めるべきやろうね。。。

 

 社会保険庁なんていう役所は要らん。国税庁が集金係になって、必要なお金は全部集めたらええ。何のノウハウもない、ど素人集団の社会保険庁に、掛け金の徴収率を上げるなんて、期待するのは無理や。だから、こんな人は要らんのや・・・。

 

 今回、不祥事が発覚した大阪の社会保険事務所は、何と30000人以上の人を、掛け金を払わないでよい人に勝手に偽装していたんやて。これって、会社で言えば、完全に粉飾決算やんか。公的文書に嘘を記述した罪。国民を欺こうとした罪、で、逮捕、監禁、懲役にせえへんのか・・・。何で取り調べを警察でせえへんねん・・・。こいつら、絶対罪人やんか。。。。謝って済む事と違うわ。。。

 

大阪の局長を更迭といったって、どうせ2年ほどしたら、またどこかの天下り団体の役員か何かになっとるんやろう・・・。そんなの絶対許したらあかん・・・。もっと厳罰にせんと、こんなことをやるヤツらの見せしめにならへんわ。。。関わったヤツら豚箱に入れろ。こいつらは、間違いなく犯罪者やんか・・・。

 

悪いことをしたら、牢屋に入れられる。だから、悪いことをしようとする人が無くなる。こんな当たり前の日本に戻さんと、あかんで。。。

 

5/26(金) 朝、起きて、会社へ出かけるまでの時間というのは、大事である。この時間帯に見ていたテレビが、暗いドラマやったりすると、朝っぱらから、テンションが下がり過ぎやし、元気で明るいのやったりしたら、何やら元気になる。ちょっと前まで、風のはるかやったのが、純情きらりになって・・・、と言えばNHKの朝の連ドラ。この僅か15分の番組に、ストーリー性を持たして、1年間もするのは、難しいやろうね・・・。

 

 空襲で生き別れた「君の名は・・・」の再放送やったりすると、テーマが重すぎて、朝から気持ちが下がりっぱなしになるから不思議なものである。。。ニュース番組もそうである。朝っぱらから小さい子どもが殺されたり、事故で死んだり・・・なんていうニュースをされると、1日中、憂鬱になる。出来ることなら、こんなニュースは聞きたくないね。。。

 

 さて、私は株を少々やる。この2週間ほどで大きく相場が下がったのは、株式投資をやっている人にとったら、頭の痛い事やろう。逆に、大きく下げて来たから、この時はチャンス。安く株式を仕込めるからね。。。相場というのは、難しいもので、人と違う事をやってたら儲かるし、人と同じ事やら、人の後追いしてたら、損をするものである。だから、相場が下がったら、「買い」だし、上がったら「売り」という人の逆をいかなあかん。これが大変難しいし、背の中の空気を読まないとあかん。

 

 私の買い方は、株主優待優先という、本当に株式投資をしている人にとったら、許し難いほど軟弱な投資目的なのだが、これがあながち、捨てたものではないのである。0金利時代に、例えば1000万円を銀行に預けておいても、1年にいくらになる?利息はたいした額にはならないし、ぼろもうけしとる都市銀行に、儲けさすぐらいなら、少しは自分でリスクがあるけど株でもやってみようとする人は多い。

 

 よく株式投資をバクチと「一緒くた」にする人がいるが、これは大きな間違いである。ギャンブルは、一か八かのセカイ。掛け金が0になるか10倍になるかである。だから100回やったら、必ずそのバクチの主催者が勝つように出来ておる。確率ゲームやからね。これは宝くじも一緒や。投資したお金、全部が無くなってしまうというリスクは、異常に高い・・・。

 

 投資信託やら、外貨投資、商品先物、などの一部に、自分の身の程を知らないような人が陥りやすい罠のような金融商品があるが、普通の株式投資は、まぁ、自分の投資額がいきなり0になる危険性は極めて低い。よっぽどの鈍感か、情報収集能力が極めて低い人はやめておいた方が良いが、普通に新聞やテレビを見ている人なら、判る。ライブドア株かて、いきなり上場廃止にはならへん。その前に売る事も出来た。つまり、自分でここまで負けたら、やめておくという一線を引けるのである。

 

 こうして、主婦や会社員が株を少しづづ買う。そういう人は何を目印に株を買うか。例えば、自分がいつも行く回転寿司のお店が、いつ行っても繁盛している。かっぱ寿司か・・・ここの株なら、買っても大丈夫やろう。それに株主優待で、けっこう、食事券も送ってくるし。。。これだけでもお得や・・・。株に正しい買い方なんて無いと私は思っている。この人は、この人で良い株式の買い方をしていると思うのである。

 

 良い株主優待をしている会社は、往々にして元気がよい。会社の業績も好調だから、多く配当もするし、良い株主優待をして、もっと株主を引きつけたいと思うし、安定して多くの個人株主に株を持って貰う事は、会社にとっても、M&Aの対象になり難いし、永く株式をホールドしてくれる人は、その会社のファンになってくれる人である。会社にとって、ファンはお客様であり、資本でもあるわけである。

 

 さて、ここ数日の下げ相場で、一昨日、私は吉本興業を利食い売りして、JR西日本・近鉄百貨店・アルペン・ワタミなんていう株を買った。面白いもので、そうしたら新聞にかっぱ寿司がコンビニのampmを近鉄から買った記事が出たし、ゼンショーという牛丼をやっている会社が好決算とかいう記事が出るし、王将フードサービスが自社株を金庫株として、市場で買い付けたとかいうニュースが出る。

 

 自分の持っている株のことがニュースになると、株価に敏感に影響する。これがけっこうおもろいのである。これを株屋さんは、材料が出たとか言うのであるが、これは、インサイダー取引と紙一重である。そんなニュースをいち早く掴んでいた人は、稼げるし、知らなかった人は振り回されて損をする。厳しい世の中やね。。。

 

世間知らずと自分が思う人ほど、株をしたらよい。自分のお金で買うと、愛着も湧くし、世の中の動きに自然と関心が向く。ただし、株は、買うのは簡単。売るのは、かなり難しい。有る程度の割り切りと、勝負勘も必要や。そして、自分の余裕資金でやること。バクチで株は絶対にやったらあかん。下手したら、身上潰すで・・・。

 

5/27(土) 耐震強度をごまかす。年金掛け金を払っている人数をごまかす。見本市の入場者数をごまかす。決算の数字をごまかす。駐車場の利用者数をごまかす。税金の支払い額をごまかす。。。。

 

 よくも、まぁこれだけ続くもんや・・・。日本人は、確か、「誠実」が取り柄だったのではないか・・・。日本は、少し前までは、「嘘をつくということ」は、恥ずかしいことであるという国やったはずや。恥を最も嫌う国やったはずや。ところが、最近、これが平気なことに、なってしもた・・・。これが今の日本の病状を端的に表しているのやないかね。。。

 

 国家の品格とか、国柄とか、最近、復古調の言葉がポンポン出るようになってきたのも、こんな現状を嘆いてのことやろう・・・。私は、「人から尊敬されること」と、「人より稼ぎがあること」の2つを天秤に掛けたとき、大きな稼ぎがある人の方が、社会的に認められているというのが、あかんことやと思う・・・。尊敬される人は、昔の日本人の概念からしたら、人生の目標でもあった。末は博士か大臣か・・・・。人から尊ばれることは、日本人として、一番素晴らしいことやったはずや・・・。

 

 ところが、博士は女子高生のスカートの中を携帯カメラで撮影したとして逮捕されるし、大臣は賄賂をもらったり、桃色接待を受けたとして辞任するし、「偉い人」の権威というものが、地に墜ちてしまっている。カネはあんまり無いけど、素晴らしい研究を残したり、素晴らしい発明をしたり、世界の恵まれない子供たちのために働いたり、日本人としての心の支えになったり、今でも、そういう概念を素晴らしいことであると思う人はまだまだ、多いはずやと思う・・・。

 

 でも、それより、六本木ヒルズに住んで、勝ち組になることや、国益のため、とかいって、国としての目先の利益を追うこと、マスコミの話題になること、真っ白のベンツに乗って、特別の美男美女をはべらかせて、派手で華麗な生活をずっと送ること、の方がよっぽどええ人生やと思う人が増えてきてしまったのが、この国の不幸なのかも知れないね。。。

 

 こんな生活がいかに、空虚で、虚しいものであるか、いくら高いもの、良いものに囲まれていても、心の奥底でどこか、えもいわれない不安感がある。この正体が何であるのかが、気付かない人は、やっぱり不幸なのやろうと思う。人は何のために生きるのか。心の安寧や、欲望の充足、種の継続のために多分生きている。

 

嘘をつく人は、「本来、正直である自分」を裏切ることを出来る人である。良心をいとも簡単に捨てられることは、その人の人格自身を否定してしまうことに他ならない。「嘘を付くこと」を「悪いこと」と思わなくなった。これは、ある意味、病気であると私は思いたい。人はもともと、悪いことをしないものだという、性善説でいたい。これが日本という国の大前提なのだからね・・・。ごまかし人間が、当たり前になってしもたら、日本人は常に、見張ってないと悪いことをしでかす国民性やということになってしまう。こんな人間が、尊敬されるハズがないし、もし、こんな国民性を目指すとするのならば、国の指針が完全に間違っとる。。。

 

5/28(日) 来週の6月1日から道交法が改正になって、大きく警察の取り締まり方法が変わるそうである。今回の改正点は大きく分けると2つである。1つは、駐車禁止の取り締まりを初めて民間委託すること。もう1つは、駐車違反の逃げ得を許さないために、車の所有者に罰金を科すようにした点である。今までいくら駐車違反を検挙しても、他の人に車を貸していただけで、私は知らない。と、いうのを許さなくした。ということである。

 

 今回の改正で、初めは、かなりの迷惑駐車抑止効果が上がると考えられる。ただ、いろいろなトラブルも最初は多いやろうけどね・・・。民間に駐車違反の取り締まりを委託すると言っても、警察の新たな天下り先を作るだけやないのか・・・という批判もある。ヤーサンの車にもちゃんと違反摘発してくれるのやろうなぁと、いう懸念もある。インチキ診断書をグルになった医者に書かせて、身障者になりすまし、駐車禁止除外指定の証書を取っているヤツらも、もっとちゃんと厳格に調べないと不公平やろうね。

 

 反面、1分でも車を離れていたら違反摘発される可能性があるということは、駐車場の無い喫茶店やお店や、小さな会社、幹線道路沿いにある商店などでは死活問題になりかねないかもね・・・。ますます郊外型のショッピングセンターが客を集めて、まちなかの手軽にお買い物が出来ていた中小スーパーやら商店街やらが寂れることになりそうやね。。。

 

今回の法改正でねらい打ちになるのは、原則的には放置駐車と呼ばれるものである。迷惑駐車の9割がこれにあたる。つまり運転する人が近くにいない駐車。これが対象になる。つまり、個人宅への宅配便、コンビニでのちょっとした買い物など、車が見える範囲での駐車は、交通監視員が写真を撮ったり、データを入力しているのが判るから、シールを貼り付けるまでに移動したらセーフであるということになる。

 

ところが、時間のかかるオフィスビルやお店への荷物の配達、配送、マンションへの宅配、これが難儀である。働いている方からしたら、何で仕事していて駐車違反を摘発させられなあかんね・・・。と、いうことになる。いちいちコインパークに駐車させられていたら、その費用は誰が払うのか。当然利用者に負担してもらわないといけない。だから宅配便料金やら運賃は上げざるを得なくなるやろう・・・。

 

 ヤマトは、地域にデポを確保して、台車で集荷、配達をする作戦を採っている。佐川急便は、何と交通巡視員の会社を作って、取り締まる側を買収?する手に出た???佐川サポートサービスは、この会社なのだが・・・果たして自分の親会社の駐車違反をちゃんと取り締まるんやろうか・・・。何かズルい手やね・・・。

 

 迷惑駐車が無くなるのは大変けっこうな事である。渋滞している幹線道路の左側にびっちり駐車してある車。これは、日本の恥でもある。せっかく広い道路を1車線狭めて、交通事故の遠因も作っている。自転車やバイクは、大変危険な目をして、違法駐車の車の間をすり抜けなあかん。だから、やっぱり厳格なルールは必要である。駐車場が少ないのは、違法駐車の取り締まりが少ないのも原因である。取り締まりが厳しくなったら、どこの駐車場も満員になるやろう・・・。駐車場が不足がちになれば、儲かるからもっと大きな駐車場を経営しようとする人が出てくる。こうして、需要と供給のバランスが正しくとれてくる。

 

繁華街の道路を占拠していて見苦しいのは、実は客待ちタクシーである。タクシーは、今回の法改正でも全くおとがめがない。大阪の北新地辺りに行ったことのある人はご存知なのだが、広い大通りは4重駐車、5重駐車である。これが全部客待ちのタクシー・・・。酷いもんや・・・。2重以上はルール違反やろう・・普通・・・。交通監視員は、これも是非頑張ってもらえんやろうか・・・。その前にタクシー台数、もうちょっと少なくしなあかんのと違うやろうかね。。。。あれ、見たら・・・。

 

交差点内やら、交差点の30メートル手前は道交法で駐停車禁止区域のはずや。繁華街などのまちなかで、これを厳格に適用したら、客待ちタクシーは全部違法になる。タクシー乗り場に並べる数台だけがセーフ。このルールをもっとちゃんとすれば何とかなるのだろうけどね・・・。

 

違法駐車の無いすっきりした街に、生まれ変われるかどうか。6月1日が楽しみである。警察さん、今度こそ本気でちゃんとやってや。このことが、ひいては街の治安維持に良い影響を及ぼす事が期待出来る。警官もどきの人がうようよいたら、悪いことをしようとする人もやりにくくなるやろうからね。。。

 

5/29(月) 今の日本の消費税は5%だが、その前は3%、その前は0%やった。この税金は、どうも日本人、というより自民党にとっては、鬼門の税金で、これを作った内閣はことごとく次の選挙で惨敗、退陣している。つまり、日本人にとって消費税は、ものすごいアレルギーのある税金なのである。

 

 フランスの消費税は20%なのだが、フランス人は当たり前のようにこれを払っている。つまりフランス人は、この税に対してあんまり痛税感が無いようなのである。モノを買った全ての人が支払う消費税は、一見すると、ものすごく公平な税金のように見える。ただ、外国人旅行者も納税しなくてはならないし、たくさんの収入のある人も、少ししか収入の無い人も、ご飯を食べる量はそんなに変わらない。お金持ちも貧しい人も所得格差が10倍あっても納税額は3倍ほどしか変わらない。

 

 だから、比較すると、もし、税体系の中で、もし、税金をこれだけにすると、お金持ちに有利で、貧乏な人に不利な税額であると言えるやろうね・・・。そこで、提案なんやけど、消費税は5%のままで変えずに、他の所得税で、払う率を調整すべきやないやろうか・・・。ただし、その前に、脱税の温床になっている納税者番号制度を、徹底的に確率すべきやろう。お上に全ての所得を掌握されるのは嫌やと、勝手なことを言う人がいる。こんな人の言い分を一々聞いていたら、何にも出来ひん。こんな人は、何か自分に、グレーな部分があるから、こんな事を主張するのに違いないからや・・・。

 

 一元管理を国にされるのは、かなわん・・・という考え方は、昔の特高警察が、国民の思想をいちいち統制して、反政府分子を封じ込めようとしたそんな時代のイメージを持っているのやろう・・・。でも、もう今はそんな時代やないで・・・。個人情報保護条例以来、どうも個人情報が過保護になっていて、本来必要でないレベルまで秘匿しとる。

 

 反対に、国が国民を把握するのが難しいという、アホな状況になっておる・・・。行政は、出生届、婚姻届、死亡届など、戸籍制度によって、国民を掌握する。引越をした人は転出届、引越をしてきた人は転入届、これを住民票として管理する。ところが、国民として当たり前のこんな事をしない不届きな輩がおる。

 

 不法就労の外国人、犯罪者、密航者、外交特権を持つ外交官、在日米軍、工作員・・・こんな人たちである。こんな人たちは、選挙権は無いし、年金も入ってないし、健康保険も無い。当然、いくら酷い生活をしていても、生活保護の対象にはならない。つまり、日本の福祉制度の恩恵を受けたり、国民の権利を主張するためには、国や地方自治体に「私は、ココで生きて生活していますよ」と、何らかの方法で伝えないと、何もしてもらえないということである。これは、至極当たり前のことである。

 

 ところがところが・・・。この戸籍以外に、実態として国が、国民を掌握する唯一の機会である国政調査に、何と3割もの人が協力せずに、未調査になっている地域が東京にあるのだそうである・・・。ほんと驚きや。。。日本みたいな島国のええところは、どこには、どんな人がどれだけの人数で住んでいることが、地域の人には判っているという「村社会」的なところであったはずや。

 

 ところが、昨今、これが都市化に伴って、隣に住んでいる人の顔すら知らない。全く付き合いもない・・・。こんなところばっかりになってしまった。。。これは、日本にとって、ものすごく不幸なことである。犯罪者や密航者が容易に身を隠せるし、悪い犯罪にも使えてしまう・・・。昔の日本やったら、警察が力を持っていて、どこどこには、こんな危ないヤツが住んでいるから、要チェックや・・・とかいう、あんちょこを付けていた。

 

 ところが今は、こんな個人の権利を害するような行為はアカンときた。おかしな事である。危ない人を監視出来ないために、一般の善良な市民が危険にさらされる・・・。これが法治国家であると言えるのか・・・。警察などの行政は、もっと住民の生活を守るために、土足でもええから、地域住民の生活に入り込んで、犯罪を未然に防ぐ活動を一生懸命やるべきである。

 

 市役所や府庁県庁の人間を半分に減らしても、その分、優秀な警察官を3倍にしてほしい。そんな安全を変えるなら、納税者も納得すると思うのやけどね。。。

 

これは、私が良い案やなぁと思っている事なんやけど、警察と、生活保護をやっている役所、徴税する税務署、年金保険料を集める社会保険事務所、などを全部1本化して、この町内のことは、この人という担当を決めてお世話をしてもらえへんやろうか・・・。行政官なんていう名前にして・・・。1人の公務員さんが警察と税務署員と、社会保険事務所、など国民の一切合切を兼務してやってもらうんや。ただし、この人らは、1人が50か100人ぐらいの相手をするように、小さい小さい範囲にする。こうしたら、その職員さんは、自分の担当地域にどんな人が住んでいて、どんな事をやっていて、どんな危なそうな人がいて、どんな綺麗な人がいてまで、掌握してもらう。もちろん、腐敗しないように毎年交代は必要やけどね。。。。

 

人口147万人の京都なら、14700人の行政官が、担当地域の一人あたり、100人の人のお世話を全部やる。税金、年金の相談やら年金の相談、犯罪歴のある人の把握監視やら、不法滞在者のチェック。これ、究極の行政サービスやと思う・・・。そのかわり、この人にあんまり過大な仕事をさせすぎないように地域で気を付ける。こんな関係がきづけたら、日本は良い国になるのやろうけどね・・・。地方自治体は国民を完全に掌握するのが当たり前。これが出来無いのなら、給料取るな。これが仕事やで、ほんま。。。

 

5/30(火) 私はあんまり格闘技好きではないのだが、プライドという競技があるのぐらいは知っている。そのプライドの選手でマッハという選手のことが、今朝の新聞に載っていた。この人は、深夜の1時というから、多分お酒を飲んでいて街をうろうろしていたのだろうが、ある車にコツンと膝を当てられたんだそうである。

 

 何をするねんと、その運転手をにらんだら、その運転していたヤツが、なにを睨んどるねんと、イチャモンを付けてきた。そして、殴りかかってきたのだという。偉かったのは、このマッハという選手や。殴りかかってきたヤツを避けることもなく、やりたいままに殴らせていたのだという。もし避けたら余計に逆上しよるしね。。。格闘家がまともに、素人相手に喧嘩したら、勝つのに決まっとる。おまけに、マスコミに載せられて、大騒ぎになって、試合にも影響する。ここは、じっと我慢や・・・。で、耐えはったんやろうね。偉い!

 

 このマッハという選手は、何事も無かったように、誰にも何もこのことを言わなかったし、自分のブログにも書かなかったそうである。でも、さすがに、頬が痛くて医者に行ったら、何と骨折していたそうで、仕方なく被害届を出したそうや。

 

 何でも、自分を売り込むネタにしようとする人が多い中で、何の反論もせずに、何の抵抗もせずにいたこの選手の行動。。。今時の日本人からしたら、少しすがすがしいような気持ちになった。あ〜っ、まだこんな昔の日本人の良い所を持った人もいるんや・・・。かっこええなぁ。。。日本男児ここにありやなぁ。。。

 

 さて、話は変わって、今日はアジアの経済統合のお話。ご存知の通り、ユーロは、欧州の多くの国がお互いに関税を無くして、共通の通貨で大きな経済圏を作ろうという壮大な夢のような計画やった。ドイツとフランスが主導したこのユーロ計画は、もともと、米ドルという基軸通貨に対抗しうる通貨を持たないと、世界経済の中で、アメリカの好きなように為替操作をされて、独自の経済政策が打ち出せないというジレンマがその背景にあった。

 

 ドイツマルク、フランスのフラン、イギリスのポンド、各々の通貨は、世界的に見れば、経済規模が小さく、米ドルや日本円に対抗出来なくなった。そこで欧州の国々が協力して、1つの通貨の大きな市場となって、世界の中での役割を大きくしようとした。その壮大な計画は、かなりの成功を見て、ユーロは世界的価値を確立し、アメリカドル一辺倒の世界経済にくさびを打つことに成功した。

 

 ユーロ成功の鍵となったのは、欧州各国の経済格差が比較的少なかったことである。その国の経済力にあまりにも大きな格差が有ると、経済力の強い国が弱い国を隷属的に従属させてしまうことになってしまうからである。つまり生産性の低い仕事は所得の低い国に集まり、付加価値の高い仕事は、経済力のある国に集中してしまうのである。これが有る程度の枠を設けることによって、うまくいったのがユーロやろうね。。。

 

 アジアでも、この経済統合を目指そうとする動きがある。私的には、まだまだ時期尚早だとは思うが、おおよそ2050年、つまり21世紀半ばぐらいなら可能ではないだろうかと思う。中国の今のペースでの経済成長、民主主義国家への生まれ変わりが大前提ではあるけどね・・・。なぜ、アジアの経済統合が必要なのかと、言えば、理由は、脱アメリカドルなのである。今の日中は米国への膨大な輸出でドルを稼いでおる。このドルで日本は米国債を買い続け、中国は外貨準備高を積み増し続ける。

 

 ところが、米国が米ドルの為替を、ちょこっと操作するだけで、日中の稼ぎが簡単にフイにすることが出来るという、ものすごいリスクをアメリカに握られてしまっているのである。せっかく稼いだ米ドルも1ドル150円なら良いが、1ドル80円にされてしまったら、値打ちは半分や。つまり、米ドルを基軸通貨にしている限り、こんなペテンが、為替操作をするしないは別問題として、結果として出来てしまうのである。これは、経済大国として、いつまでたってもアメリカの優位性を認め続けなければならないことになる。

 

 そこで、機が熟せば、アジア独自の基軸通貨を作って、このようなアメリカに、好きな事がされないように、自分ら独自で世界経済の運営をしようという流れになるはずである。これがアジア経済統合である。日本のエン・中国のゲン・韓国のウォンこれらがメインになるやろうね・・・エン・ゲン・ウォン・・・アジアの通貨は「ン」が後に付く。アジアの「ア」に「ン」を付けて、「AN(アン)」とでもするか。。。

 

 今の日中韓の空気は、戦後一番悪い。国の考え方も、体制も、国民感情も全然違う。経済的な格差も大きい。もし、今、アジア経済統合なんてしたら、日本はえらいことになる。韓国、中国、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムなどいろんな負担が大きすぎて日本にはメリットがあまりない。でも、世界的な経済バランスからしたら、この流れは、遅かれ早かれ出て来るやろう。。。日本と中国のどちらがイニシァティブを取るかなんて、つまらない争いは止めて、どうしたら良い風になるか・・・。いずれ考えなければならない事になるのやろうね・・・。

 

日本人はもとはと言えば、大陸から来た人種。韓国も中国も似たような顔をした人種や。遠いご先祖様は同じ・・・。いつかは分かり合えなあかん。今は仲が悪くても、根っこは繋がっている。。。。そんな基本的な関係を作っていくのが大事である・・・。いずれ、経済統合で同じ国の国民になるのかも知れないのやからね・・・。

 

嫌とか、好きとかの感情論は、まだまだ根深いが、これが出来ないと、アジアは、いつまでもアングロサクソンの経済植民地のままや。。。

 

5/31(水) 続く時には、続くもので、先週の金曜日に、久しぶりにお通夜の仕事が入って、翌土曜が告別式、その日の夜にまたお通夜が入った。2つ珍しく続いたなぁ・・・と、思っていたら、何と、翌日の日曜の告別式の後、買い物をして帰宅した途端、また連絡があり、日曜の夜もまたまたお通夜が入った・・・・。と、いうことは当然月曜の朝もお葬式があった。火曜日が友引だから火曜日のお葬式は普通無い。だから月曜の夜は久々にゆっくり夕食を食べられたが、火曜の夜は、またお通夜がダブルヘッダー。そして水曜の朝のお葬式もダブルヘッダー・・・。

 

 つまり、先週以来、毎日喪服を着続けている・・・しかし、ここまで続くのは珍しいね。。。ホント・・・。

 

 人は、いつ死ぬものなのか判らないけど、季節の変わり目、ちょうど寒い頃から急に暑い日に変わるこの時期、体調を崩して亡くなってしまう人が意外と多いというのは、よく聞く話である・・・。これから暑くなると、だんだんカラダも暑いのに慣れてきて、意外とお葬式は続かないのだが、夏から秋の季節の変わり目にまた少しだけバタバタと忙しくなるから、不思議なものである・・・。月の満ち欠けが関係していると、誰かが言っていたけど、これはわからん・・・。

 

 ギフト業の方で、お葬式関係の仕事をしていると、六曜でいろいろな予定を立てる場合が多い。六曜とは、先負、仏滅、大安、赤口、先勝、友引の6つの曜日のこと。1ヶ月を5等分して6日間を1つの周期とした暦のひとつで、友引の日に火葬場がお休みになる所が多いから、葬儀関係者は、この六曜を目安にお休みを設定する人が多い。もっとも、京都などの大都市では、火葬場は365日開いているし、キリスト教式や神式のお葬儀には関係がないのやけどね・・・。

 

 さて、ある人が亡くなったとしよう。大概、人が亡くなるのは夜中か未明が多い。亡くなったら葬儀社と葬式の打合せをするのだが、大概、遠方から親戚が来られたり、死亡の連絡に時間がかかることもあり、亡くなった当日にお通夜をするのは稀である。普通、その翌日にお通夜をするケースが多いのやないやろうか・・・。ところが、亡くなった日の翌々日、つまり告別式の日がたまたま「友引」になるケースが1/6の確率であるのである。

 

 こうなったら大変である。何とか、1日早く亡くなった日の夕方に、強引に、お通夜をやってしまうか、友引の日の葬儀を1日遅らせて、2日後にお通夜をするか、どっちかの選択をしなくてはならないのである。冬場ならまだ良いのだが、夏の暑い時は、ご遺体の腐敗の関係上、使うドライアイスの費用も1日15000円とバカにならない。友引開けの「引き開け」に回したら、ドライアイス代だけで、最低3〜4日分で、45000円〜60000円もかかるのである。

 

 だから無理して、亡くなった日の夜(友引の日の前々日・引け前)にお通夜をなんとかやってしてしまおうという、お家が多い。こんなことから、友引の前日である先勝の日の告別式が多く、友引の日の夜にあるお通夜も、多くなってしまうのである。この日に当たったら、小さな火葬場なら、人が多いし、混雑もする。骨上げまで順番待ちなんていう事もあるらしい・・・。

 

 人一人が死ぬということは、大変なことである。つい昨日まで、世の中に存在していた人が、ある日突然、その存在自身が無くなってしまうということやからね・・・。死というものは、誰にもいつかは訪れるもので、それから逃げられないものなんやけど、出来ることなら、苦しまないで、ある日、突然死にたいものである。病院で長い間闘病して、周りのみんなに迷惑かけて、お金も山ほどかけて、死ぬよりも、ポックリ、ある日突然死ねたらどんなに、嬉しいやろう・・・。これは、葬儀社の社長さんの口癖である。

 

 いろいろな人の死と向き合って来たからこそ、言える言葉やろうけどね・・・。人は、どう生きるかより、どう死ぬかや・・・・。人は死ぬために生きているんや・・・こんな禅問答みたいな言葉も、出て来るのだけれど、私は「どうせなら、よく生きたいね。」と、答えてみた。「よく生きる」とは、「一生懸命に死ぬまでの時間を悔いなく過ごす事」と、解釈していただきたい。「よく」は「良く」なのか、「欲」なのか、「抑」なのか・・・・いろんな意味がある。良く生きる。欲を求めて生きる。自分を抑して生きる・・・。

 

人の生き方はそれぞれかも知れないけど、意外と人は同じ目的を持って生きているのやないかね・・・。そんな気がする。。。

 

 

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