日常のページ

 

6/1(木) いつの間にか6月・・・。昨日までがあまりにも忙しすぎて、そんな感じや。。。さて、6月になると始まるのがお中元戦線。お盆までに贈るお中元を、何で6月に手配せなあかんのか・・・。訳が分からんけど、毎年、このお中元セールの時期がだんだん早くなってきている。これは、関東の方の風習が原因である。関西地方ではもともと8月13・14・15日あたりがお盆休みになるのが多い。いわいる旧盆地域なわけだが、関東地方はそれより、1ヶ月ほど早いところが多い。

 

 この中元は陰暦7/15頃のことで有名だが、上元と下元というのも、あるのをご存知だろうか。上元は、1/15、下元は10/15の事なんだそうである。上と下の間にあるから中元なんて、意外と安直なネーミングなんやね・・・。

 

 関西ではお中元の時期と言ったら、8/1〜8/15にお届けするのが、常識やった。ところが、最近は、関東式に7/初旬〜中旬に贈ってしまう人がほとんどになってしまった。おかしな話なのだが、ホントである。百貨店やら流通大手の都合で、因習まで変えてしまった変な例である。

 

 お商売が因習を捏造しているという意味もある。母の日にカーネーションを贈るのも、バレンタインデーにチョコレートを贈るのも、節分に巻きずしを丸かじりするのも、クリスマスにケーキを食べたりするのも、ある意味、捏造された風習である。でも、これを、みんなが受け入れないと、定着しないし、広まらない。ブームは仕掛けるものだが、これが定着すると、風習になってしまう。

 

そこで、いろいろな業界の団体なんかは、○○の日というのを作るのに躍起である。今月だけを見ても、6/3はムーミンの日、6/4はムシの日、6/6はカエルの日、6/11はカサの日、6/12は恋人の日、6/16は和菓子の日、6/18は父の日、6/22はボウリングの日、6/26は露天風呂の日なんだそうである。意味不明の日もあるけど、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる。6/16に和菓子の売上が普段の何倍になるのかは知らないが、別に良いではないか。みんなで、それにのってあげたら、みんなが幸せになるかも知れない。。。たまには、騙されてみるのも、ええやんか。。。

 

6/2(金) さて、昨日から道交法が改正になって、駐車禁止の取り締まりが一斉に厳しくなった。さすがに初日は、宣伝が浸透していたのか、違法駐車や放置駐車が激減したようである。そのニュースの中で、ちょっと気になる報道もあった。大阪の食堂のおばちゃんのコメントで、ウチのところは、タクシーの運転手さんのお客が多い。駐車禁止を厳しく取り締まられたら、お客さんが激減して、ウチら、ご飯が食べていかれへん。と、いうのであった。

 

 世の中、何が公平かは、難しいのだが、お客さん用の駐車場のある食堂と、駐車場の無い、路上駐車の客を相手している食堂が同じように商売していて、一方は、高い駐車場代を店の経費で負担している。一方は、この負担が無い。これがフェアーな競争やろうか。私はノーやと思う。大阪の食堂のおばちゃん。それは、あんたのとこが、いわば、公共の道路を、自分とこの駐車場代わりに、無断で独占的に、今まで使ってきたということなんやで・・・、と、言いたいね。。。

 

 何でも、庶民の味方の振りをするマスコミは、物事の、とらえ方が少し間違っている時がある。このおばちゃんの味方をするのは、犯罪を幇助するに等しい行為なんやと、いう認識が、やっぱり必要やで・・・。

 

 また、給食介護をしている会社を取材して、今までお弁当を一人暮らしのお年寄りに届ける際に、世間話のひとつもしてあげられたのに、駐車禁止の取り締まりが厳しくなったから、それが出来なくなったのが寂しい・・・。と、いうインタビューも、いかにも、社会的弱者の立場に立った良い報道や・・・と、自己満足しているけど、実は、駐車違反が犯罪であるという、大原則に目をつぶっていると、私は思うのである。

 

 いつも万引きして、一人暮らしのおばあちゃんに、その盗ったものを届けているのに、万引きの取り締まりが厳しくなったから、それが出来なくなったと、言っているのと、罪であるという点においては、同じ意味なのである。どちらの概念を優先させるか。それは、やっぱり、遵法意識の方を優先させるしか、ないのやないの?法律違反であることと、お年寄りの身の上話を聞いて上げるということと、ごっちゃにすること自体が、卑怯である。。。と、私は思う。

 

 法律をちゃんと守ることを、今風に言えば「コンプライアンス」という英語を最近よく使う。法令遵守という、至極当たり前の概念である。何故、いま、これがこれほど注目を集めているのか。それは、それだけ、法律を守ってないヤカラが多いということである。法律ギリギリで、グレイゾーンで、うまいことやる・・・こんなのが今、もてはやされているのだが、何か危ない橋を渡らないと、また法律違反になるギリギリの行為をやらないと、他の競争相手に打ち勝てないという概念は、不幸である。

 

法を守るという、社会のルールの中で、みんながやっているのに、自分たちだけ特別な扱いを受けて、優位に立とうとする・・・。これはフェアやない。村上ファンドもインサイダーで上げられたことやし、悪い事をしたら罰を受けるのは当たり前。誰が見ても盗作やと思う絵画を、盗作ではないと主張しよるヤツ。それを友達やからと言って、助ける森村誠一・・・・。あんたらのことを、全国のみんなが見とるんやで、神妙にお縄を頂戴したらどうやねん。。。見苦しいわい。。。

 

6/3(土) 皆さんは、よく救急車やパトカーの音を聞くことがあるでしょう。警察が何かの取り調べやら、現場検証をしているところを、見かけたことのある人も多いと思います。でも、その事件や事故のほとんどは、新聞やテレビに出て来ない場合がほとんどです。どかーんと、名神で大きな人身事故があったのに、夕刊を見ても、次の日の朝刊を見ても、何も出ていない。そんなケースはけっこう多いものです。

 

 以前、うちの会社に2度もガラスを割られて泥棒が入った事がありました。幸い、金目のモノはあんまり置いてないので、安いレーザープリンターだけ被害に遭いましたが、他は何も盗られませんでした。盗るものも無いですけどね・・・。2回とも警察が来て、犯人の足跡を黒いごみ袋のようなもので、採取して行きましたけど、それっきりです。それにしても交番の2軒となりに泥棒に入るか。。。。新聞にも載りませんでした。。。。

 

 世の中、物騒になってきたもので、目に見えない事件や、ひったくり、窃盗、強盗などの犯罪は、確実に増えているような気がします。それだけ、治安が悪くなってしまっているということでしょうか?いちいち、小さな事件は新聞にも出ないし、テレビなどで報道されることすら有りません。自宅の前で起こったひったくり事件も、犯人はまだ捕まっていません。いちいち報道していたら、紙面がいっぱいで載せられないほど、たくさん発生しているのでしょうね。。。

 

 しかし、素朴な疑問として、どの事件に、ニュースバリューが有って、どの事件が無いなんて、誰が判断するのでしょうかね・・・。盗られた金額の多さでしょうか。被害者のケガの大きさでしょうか。その事件の社会的な影響力の大きさでしょうか。その事件の当事者が美人?だったら、話題にするのでしょうか???私の感覚では、この記事にするしないは、記者の感覚だけで決まっている。そんな感じがします。

 

 平穏な日には、記事になっていても、事件が多い日には、同じような事件事故でも載らなかったりする・・・。まぁ、基準なんて、有って無いようなものなんでしょうね・・・。だから、このような事件事故の統計は、警察任せになってしまう場合がほとんどやと思います・・・。マスコミ側がいちいちチェックするなんて、とても出来て無いと思う訳です。事件事故が起こった時の、報道姿勢にも、かなりのバラツキがあります。新聞やテレビによって、41歳の男性であったり、実名報道であったり、元韓国籍の日本人男性であったり、元暴力団組員であったり、ただの会社役員であったり、金融会社の下請け会社の責任者であったり、いったい何にスポットを当てるかによって、その当事者の横顔をどう紹介するのかで、その事件事故に対する報道機関の姿勢というのが違って来ます。

 

 マスコミにとって、どうでもええ事でも、その事件事故に遭った当事者からしたら、一大事というケースも多いと思います・・・。ひったくりにあった被害者は、実名報道なんかされたら、ご近所に、全部知れ渡ってしまいます・・・。町を歩いているだけで、この前は大変やったねと、慰めてもらえるのが、何か、この人が悪いことでもしたみたいに、変に情報が一人歩きして伝わってしまうこともあるでしょう・・・。だから、実名の報道は、いくら被害者でも、絶対に慎重にしなければならないのです。

 

 犯人にとったら、被害者の証言が自分の逮捕に直結しますから、この被害者を特定出来てしまう報道をするということは、被害者の生命に危険が及ぶ可能性もあることになります。お礼参りも、当事者にとったら、ホントに怖い事ですからね・・・。だから、個人が特定出来てしまうような報道は、本当に慎重な配慮が必要になるのやと思います・・・。犯人逮捕に協力した人が表彰されている記事がよく新聞に載りますけれど、これも、犯人が自分を逮捕させた憎いヤツと認識される危険性が高いという配慮もすべきやと思うのです・・・。本来の意味の個人情報保護とは、こういう事を言うべきだと思うのです。

 

ところが、現状はどうでしょう・・・。「個人情報保護」というのが、変に一人歩きしてしまっていて、かえって不便な世の中にしているのではないでしょうか・・・。必要以上の個人情報の「過保護」が、自らの足を縛ってしまって、個人情報を人に知られないことが、最大の自己防衛のような気になっている人が多いのもおかしいと思います。。。

 

 例えば、東京都のある住所にその人が住んでいるという情報。これは、その人の存在そのものを証明していることでもあると思うのです。この人が賃貸のマンションに住んでいるとして、この人が、もともとどこに本籍地があって、何人家族で、何のお仕事をしていて、ここに住んでいるのかという基本的な情報ぐらいは、大家さんが知っていてもらわないと、万一、何かトラブルが起こっても、全く身寄りのない人と同じになってしまうやないですか・・・。

 

 個人の基本的な情報を、誰にも知らせずに、どんな人も金さえ出せば、住めてしまうことは、犯罪人も、住む事が出来ることになります。つまり、このことは、素性の判らないような人に、部屋は貸せないという当たり前の、セキュリティチェックを、逆に否定してしまう事になるのです・・・。つまり、個人情報を出さない事で、本当に危険な人物であろうが、北朝鮮の工作員であろうが、中国マフィアの蛇頭であろうが、ロシアの諜報員であろうが、テロリストであろうが、自分のお隣に誰でもが住めてしまうというアホな状況を作ってしまっていることになるのです。クワバラ、クワバラ・・・。

 

 個人情報は、人と人のコミュニケーションをするのには必要不可欠なものです。問題は、この情報が、誰でも簡単に手に入れることが出来てしまう状況を作ってしまっていた事にあるのです。赤の他人が、個人の住民票を取れるのは、おかしいでしょう・・・。不動産会社の営業社員が、簡単に人の土地の登記簿謄本なんていう極めて、他人に知られたくない情報を、いとも簡単に入手出来てしまうのも、おかしい・・・。例えば、その土地を担保に借金をしているかどうか・・・なんていう、恥ずかしい事も、知られてしまうのやからね・・・。

 

こんな、情報が流出してしまっている現状をまず、何とかすべきやろうね。。。。それから、市営住宅なんかで、表札のない家。これも困ります。最低限、これは表示してくれ・・・。宅配のオッチャンも困ります・・・。インチキして入居しとるヤツ。これも、困る・・・。ヤバイ人は、住まわせたらあかん。犯罪の温床になる。こんなことから、ちゃんとした日本の秩序が取り戻せるかも知れませんね・・・。

 

6/4(日) ジャワ島の地震は、被害者の数がどんどん増えて、死者が10000人以上になるのではないかという事である。被災地の映像を日本で見ている限りでは、これが日本だったら、助かっていたのに・・・と、思うような例が多い。ジャワの建物は、焼き煉瓦を積み上げただけの壁に簡単な屋根を載せただけのモノが多い。死者のほとんどは、壁や屋根の下敷きになって大けがをした人たちである。

 

 何故、これらの地方では、もっと頑丈な家を作らないのであろうか・・・。それは、やっぱり貧しさと、南国特有の、ええかげんさ、気ままさから来るのであろう・・・。がっちりと作った家は、どうせ、大きな台風やら災害が来たら、やられてしまうのは同じ、だから、そんなにお金を掛けないで、快適に過ごせるためだけの家しか、作ろうとしない。そんなところやろう・・・。

 

 台風やら地震やら津波やら、自然の脅威の前では、人間は非力なものである。災害は、昔から忘れた頃にやつてくる。でも、それが来る頻度は、50年に一度かそんなもの。普段は、滅多にそんな事は無い。災害に備えるだけの余裕も無い。なすがままに、なるしかない。。。こんなところが、現地の人の考える事やろう。。。

 

 童話の「オオカミと三匹の子豚」の例がある。1番上の兄は、藁で作った家、次男坊は木で作った家。末っ子は煉瓦造りの家を作って、災害への備えがいかに大切かという教えにしたという、例のヤツである・・・。煉瓦づくりの家は一番丈夫だったはずなのだが、地震というオオカミには通用しなかったということや・・・。ただ、この童話には続きがあり、3匹の子豚たちは、諦めてかえっていったオオカミを、可哀想に思って、煉瓦の家の中に招き入れ、食事をさせてあげたんやそうである。

 

 オオカミは、このことに感謝して、もう三匹の子豚たちのことをいじめないようになったというのがこのお話の結末である。頑丈な家を作ることより、自然と共生するのがジャワのやり方。当地の事を、日本でどうこう言うのは、アカンのかもね・・・。それより、日本としての出来るだけの支援を政府が打ち出しているが、まだまだこれが足りないようである。少しでも早く、島の人々の生活が元通りに戻れたら良いなぁ・・・と願う・・・。

 

6/5(月) 「嘘つきは泥棒の始まり」日本人は、昔から嘘を付くことは、人として不誠実なこと、恥ずべき事として、子供の躾として、誰もが教えられてきたはずや。。。ところが、昨今、起こる事件は、「平気で嘘をつく」あたかも加害者なのに被害者のふりをするような、演技派が増えて来ているのだろうか・・・。

 

 秋田県の能代市。自慢やないけど、私は東北地方というところに、生まれてこのかた、行ったことが無いので、ズーズー弁のこれらの地方に全くなじみがない。ここで、起こった米山豪憲君という7歳の男の子が殺された事件で、昨夜、畠山鈴香という33歳の女が遺体遺棄の容疑で逮捕された。この女は、何とこの被害者の家から2軒となりに住む人で、この女の娘である彩香ちゃんが4月に近くの川で変死していた。

 

 事件当初から、近所の噂で、この人は注目されていたようで、マスコミが執拗に追っかけていたようである。平気な顔してマスコミの取材に、誠心誠意答える畠山容疑者・・・・。でも、やっぱりこの人が死体を川へ捨てたのが真実やった・・・。人は見かけによらん・・・。真面目にインタビューに答えていたかと思うと、マスコミに逆ギレしたところを見ると、何やコイツは。。。という印象。。。どっちが本当の姿やんやろう。。。

 

 まだまだ、この事件の真相は分からないが、推論してみると、いろいろな事が予想出来る。

 

まず、何と言っても、この畠山容疑者が、豪憲ちゃんを殺した動機である。

 

豪憲ちゃんと彩香ちゃんは、2軒隣同士で仲が良かった。ところが、彩香ちゃんは、不慮の事故に遭って亡くなってしまった。自暴自棄になった母親は、何事もないように学校に通っている豪憲ちゃんを見て、無性に腹が立った。。。これが第1案。

 

彩香ちゃんの水死は、実は誰かに殺されたのではないかと畠山容疑者は思っていて、警察に何度も直訴しているが、取り合ってもらえない。。。何か問題を起こせば、警察が真剣に捜査をしてくれるようになるだろうという、「かまってほしい症候群」が原因・・・これが2案。

 

米山家とは、仲が良いふりをしていたが、実は、畠山容疑者にとって、許すことの出来ないような「怨み」を持っていた。この人は、子供を持ち物のような感覚でしか、物事を考えられない人で、自分の持ち物である彩香ちゃんが無くなったのに、米山家はそんな不幸が無い。だから、いっそ豪憲ちゃんも、道連れにしてやろうとした・・・・。これが第三案。

 

第四案は、実は畠山容疑者は、彩香ちゃんは、豪憲くんか、米山家の誰かに殺されたのではないかと、疑っていたのではないか・・・と、いうこと。娘を殺された仕返しに豪憲くんを亡き者にしようとした。。。。可能性はあるかもね。。。

 

事実は小説よりも奇なり。推理小説やないけれど、米山家と、畠山家はお互いの子供に高額の保険を掛けていた。よく見れば、この事件の報道をよく見れば、けっこう新しい新築の家が写されている。。。つまり、かなりの住宅ローンがあった・・・。お互いに相手の子供を事故に見せかけて殺すことによって、保険金をだまし取ろうとした。これが驚きの第5案。。。

 

もうちょっと、現実的なのが、畠山容疑者は、再婚するのに、彩香ちゃんが邪魔で、自分の子を殺した。ところが、これを豪憲くんに目撃されていた。この子が生きている限り、自分は新しい男とうまくいけない・・・。破産して、生活保護まで受けていたという畠山容疑者ならやりかねない・・・。これが第六案。。。まだまだ出そうや。。。

 

結末はまだまだ分からないが、日本が病んでいるのだけは間違い無い・・・。この畠山容疑者や、偽絵画を描いて、平気で贋作ではないと言うオッチャンに、もう一度大声で言いたい。。。「嘘つきは泥棒の始まりや・・・」「恥を知れ!!!」と。。。

 

6/6(火) 阪神の星野氏が言っていた「天罰」が村上に下った。7年前、通産省を辞めて、株式投資の世界に入り、たった30億の資金から始めた投資ファンド・・・・。最近までは、2000億円ほどの資金を集めて、4000億にしたと豪語していた村上氏は、昨日、インサイダー取引で逮捕された。日本の法律では、2年以下の懲役または、300万円以下の罰金・・・。大きな金を動かしていた割には、ショボイ罪やね・・・。

 

 村上氏は、逮捕の数時間前に会見し、「お金儲けをして何が悪い」「儲けすぎたから悪者になった」と、いつもの村上節を爆裂させていた。この人も、ファンドの世界に入って、常に利益を出すのを、投資家から、使命とされてきた。ある部分、こんなことでもないと、ファンドの世界から足抜けできなかったんやろうね・・・。30億の投資資金で3割儲ける人はたくさんいるやろうけど、3000億になっても3割儲け続けられる訳がないやんか。。。本人は意外とホッとしているかも知れん。。。

 

 村上氏の主張してきた、株主利益至上主義は、ある意味、ものすごくドライで、アメリカの投資環境や思想をそのまま日本に持ってきた感じがあった。会社はいったい誰のもの?と、聞いた時、誰もが「株主のもの」と即答するようになってしまった。でも、ホントはちゃうやろう・・・。株主というのは、あくまで、企業の利害関係者であって、所有者という感覚ではない。会社は、そこで働く人や、経営者、顧客など利害関係者などの塊である。その一部でしかない株主に全ての権限や、利益が左右されてしまうのは、大変不幸な事である。

 

 有る意味、村上氏の出現は、企業風土を変えるように見えた。ニッポン放送やら、阪神電鉄の株を大量保有することは、本来、経営をするためにすべきなのに、結局、金儲けだけのためにやってたんやんか・・・。と、いうことになる。こんな拝金主義で、全部の世の中をまとめられたら、たまらん。こんなことを、許したらあかん・・・という正論が、勝った証拠やろうね。インタビューで大阪のおばちゃんが村上氏に言いたい事として「汗して、働け!」って、言ってたのが、妙に清々しくて良かったわ。。。。

 

 結局、今回の事で阪急は阪神を4000億円もの高値で買う事になったのやけど、これが得になったのか、損したのかは、分からん。。。阪神電鉄自身は、資産的にも、営業利益的にも良いから、統合はプラスに向くやろう。でも、少し分かりにくさ、企業風土の違いという感は、否めないね・・・。阪急はもともと有馬なんかを沿線に持つ弱小電鉄やった。今の阪急宝塚線やね。一方、阪神は昔から大阪−神戸のドル箱路線を持つ大電鉄やった。阪急の小林会長は、これと競合する神戸線を造り、昔の京阪が持っていた京都線を買取り、京阪神のネットワークを創り上げ、大電鉄にのし上がってきた。そして、今度の阪神の買取や・・・。

 

 素人目に見たら、同じ阪神間に2本の路線を、それも同じ会社が電車を走らすのは、どうしても違和感がある。それも、かなり、至近距離に平行して走っている。いったいどうするつもりなんやろうね・・・。阪急百貨店と阪神百貨店も統合するらしい・・・。大阪駅の東と南を阪急阪神ホールディングスで固めて、進出してくる三越に対抗しようとしているのやろうかね・・・。どうなることやら。。。。

 

村上氏やらホリエモンのやっていたことは、結局、「実のない虚業やった・・・」という結果しか残らなかった。企業は、公器であるという日本的思想の方が、まだ日本の風土に合っていた。そんなところやろう。。。こつこつ、地道に努力する蟻が、最後には、楽して、ええとこどりするキリギリスより、幸せになれる・・・。この極めて日本的な価値観が守られたのは、大きい事かも知れないね。。。

 

6/7(水) 「ものづくり日本」のプライドが、いま、揺らいできてしまっている。。。。日本の戦後は、「安かろう、悪かろう」のメイドインジャパンから始まった。この汚名を晴らそうと、日本の企業が血のにじむような努力を重ねて、「世界一の品質・世界一厳しいQC・世界一厳しい消費者」を1つづつ、コツコツと地道に積み上げて来たものである。高品質で、なかなか故障しない日本製品は、言い換えると日本人の誇りであり、その付加価値の高さと、独創性から日本が先進国の仲間入りをした原動力であったはずや・・・・。少なくともこの50年は・・・。

 

 ところが、ものづくりが日本国内で空洞化し、熟練した労働力が、優秀なマザーマシンに置き換えられ、ほとんどの日本企業の製品が海外で生産されるようになり、グーローバル化という流れが、一気に、日本の世界での優位性を吹き飛ばしてしまった。。。その結果、日本に、いったい何が残ったのやろう・・・。確かに自動車のトヨタは絶好調を続けているし、大企業の経常利益は、過去最高をまたまた更新したし、一見、良いことづくめのようには見える。。。

 

 でも、先日エレベーターの扉が閉まらずにカゴが急上昇し、一人の子供が挟まれて窒息死した事件。。。。扉も閉まらないのにカゴが動くような設計になっていた事自体が、不思議でならない・・・。こんな機械は、言わば、殺人エレベーター、ギロチンエレベーターやんか・・・。安全に人を運ぶべき機械が、事も有ろうか、人を殺してしまうのやから、その設計に、明らかにミスか、重大な落ち度があったことは明白やろう。。。

 

 このエレベーターの会社がシンドラーエレベータ。東京の会社なのに、何故か外人が社長さん。日本の会社だと思っていたら、ここの納入先は公共事業ばっかり・・・。日米貿易摩擦に乗じて、進出してきたのやろうか・・・。ここのメンテナンスをしていたのが、業界相場月6万のエレベータメンテを、わずか月2万でやるというSEC。日曜朝の報道2001のスポンサーで具志堅が宣伝してる会社や。。。SECのフットワーク。。。。おいおい、ホントにちゃんとメンテしてたんやろうなぁ・・・。蛍光灯のタマ換えるだけのメンテなら誰でもやるで。。。。人一人が死んだというのが、ひょっとしたら自分たちに責任があるかも知れないという認識が、果たしてあるのか・・・・。

 

 三菱ふそうのダンプが、古くなるとタイヤが外れて通行人に襲いかかる。六本木ヒルズの回転ドアに挟まれて子供が死ぬ・・・。JR西日本の最新型の電車がいとも簡単に脱線し、何百人の人の命を奪ってしまう・・・。これらは、日本の技術というものが、実はそんなに大したことではなくて、その設計や製造技術に一番大事な安全への配慮が欠けていたという、とても情けない例である・・・。

 

 人は機械と、共生している。人はマシンの恩恵を多く受けているのだが、このマシンが人を傷付けたり、命を奪ってしまうという、惨状がここにある。。。私は、世界の中での日本という国の優位性というのは、「日本人の優秀性」しか売り物がないと思っている。何も資源のない日本で、人だけが、他の国より優れている。これだけしか、日本が誇れなくなってくる。そうなった時、日本人が作るマシンの中に、「愛」が入ってないとあかん。人を大事に安全に移動させたり、助けたりするには、人を大事にする思想が、どうしても必要や・・・。

 

安全な機械を設計して、より人を便利にする。これを日本の設計者の人たちは、肝に命じて欲しい・・・。これしか、日本が生き残れる道は無いのやから・・・。

 

6/8(木) 日本は、反日デモや、靖国がらみの、向こうの首脳外交お断り政策などから、中国へのODAを去年から停止していた。これは、対中国への、日本の抗議の意味と、国民の納得が、今の状況では得られないという判断からやったのやろう・・・。ところが、外務省というところは、いったい何を考えておるのか、中国向けODAの凍結解除を急遽表明して、あっという間に閣議決定を取ってしまいよった。。。何やねこれ・・・。

 

 それに、もっとおかしな事に、05年分やて・・・。もう今は2006年度に入っておるのに、何で2005年度分の円借款を、中国にしなあかんねん・・・。2006年度の予算を取るがための苦しい言い訳・・・。いったい、あんたらは、どこの国の国民から給料貰っておるねん。。。。。。わけが分からん。。。

 

日本は、北京五輪までに中国向け経済援助を打ち切ると表明した。ところが、急に打ち切ると中国も困るやろうから、だんだんと減らしていこうと、変な「屁理屈」をこねてきよった。もともと、中国は、全体的にはまだまだ発展途上国なのだが、外貨準備高は、すでに日本を抜いている。

 

 おまけに、その中国がアフリカ諸国に、経済援助のバラマキをやっておる。国連などで、中国のシンパになってもらおうという、点数稼ぎである。他の国から援助してもらっている国が、また他に援助していたら、いったい何やねん。。。と、いう素朴な疑問を持って当然である。まして、中国の軍事予算は、不透明で、実際の所は、公開されている額の何倍もあるのではないかとされている。。。

 

 それが、久しぶりに麻生外相が向こうの外務大臣と会って、またまた「お土産」に経済援助の再開を持って行きよった・・・。外務省は、ほんと脳がないのか・・・。交渉能力がないですよ〜というのを、バラしてしまっているのも同じやんか。。。何の譲歩も取っておらん。。。子供でも、お金を貰ったり、貸してもらったりしたら、「御礼」ぐらい言うで・・・。ところが、この国の人は逆に文句を言いよる・・・・。金を出すのを打ち切るなんて、反省してない。毒ガスも、ずっとずっと処理するのに金を出し続けろ・・・・・。ほんま、救いようがない。。。。

 

私は、基本的には、中国は、隣国だから、何とか、うまいこと、やらないとあかんとも思っている。いくら困った隣人でも、中国韓国は、絶対に引越してくれないからね・・・。何とか、喧嘩せんようにしなあかんし、ご近所つきあいは、やっぱり大切やしね・・・。

 

 ただ、どっちかが、極端に強かったり、あまりにも一方的だったりしたら、どうしても、言わなくてはならないことは、言う必要もある。この2〜3年ほどは、この冷たい期間やった。あれほど、威勢の良かった安倍ちゃんも、福田氏の追い上げで少し慌てているように、少し対立構造は、もうええゃ。。。と、いう空気が出て来ているのやろう・・・。

 

 あんまり、右過ぎる安倍が、イケイケ、ドンドンで、威勢良く、やられると、これ以上、日本が中韓と仲が悪くなるのを、良くないと思っている人が少し増えてきた証拠やと思う。これは、振り子の論理やね。ようは、靖国と、何を天秤に掛けるかということや。相手は中国。核武装しておる国や。出来たら喧嘩なんてしたくない。韓国もそうや。北朝鮮とは同じ民族。南北朝鮮は、一緒になりたいと思っている国や。日本や米国は、その対立軸に、どうしてもなってくるのは仕方ない。。。

 

 靖国を争点にしないという安倍氏の発言も、もう今更、無理がある。私が首相になったら、靖国、行きますよと、はっきり言ったらええ。中韓との仲がこれ以上悪くなるのは、本意ではないから、首相在任中は、参拝やめときます。これも、手や・・・・。ところが、争点にしない・・・。これは、「逃げ」でしかないと世間も、中韓も見よるで。。。もう、この問題は、好むと好まざるに関わらず、世界の一大関心事に、なってしまっているのやからね。。。いくら、本意ではないとか、戦没者に哀悼の真を捧げると言ったって、中国という難儀な隣国が、文句付けて来たら、どうしようもない。

 

 こんな事を言うと、日本は中国の属国か、とか、日本の首相を決めるのに中国がどうこう言うのがおかしいという人が必ず出てくる。私も、そうは思う。でも、どやんにゃ。そんな、ガキの喧嘩みたいなレベルで、国と国とのつきあいを考えるべきなのか。日本は、同じ土俵に上がったらあかん。もっと、したたかに、交渉して、日本の有利な方に持って行かすのが、首相の仕事やんか・・・。メンツ捨てても、実を取れ。逆に、これから、日本は、中国を食い物にしてやるぐらいの野望を持って、笑顔で外交したらええ。向こうは向こうで、後ろ向いたら、舌を出しておるわ。。。。

 

 日本は、どうやんにゃ・・・。日米同盟といくら言ったって、本当に米国と未来永劫、タッグを組んでいて、ええのか。アメリカが白鳥を黒やと言ったら、「そうや、そうや」と、尻尾を振って、軍隊を出す。金も出す。そんな「お人好し」をいつまで、演じるのや。。。喧嘩する必要は無い。でも、アメリカべったりや、中国べったり・・・というのも、何か情けなくないか。。。日本独自の国家論なんて、誰も考えてないのか・・・。

 

 昔の政治家は、日本の国家を100年先にどういう国にしたいのか、いつもそんなことを考えておったやないか・・・。今は、どうや。9月まで、「首相」というお役をやって、何か後世に残るような、偉業を残したい。小泉のオッサンは、もうそんな感じなんやろうね・・・。

 

 日本の国家戦略は、もっと、幅広いものであってほしい。北朝鮮の核をどうしても破棄させたい。そうしたら、ロシアと手を組んだらどうや。北朝鮮とは平和友好条約を結べる状態ではないけれど、ロシアは今、安定している。とりあえず、北方領土問題は、棚上げにして、4島への経済協力ぐらいは、やってみるのも、手や。ロシアもなかなかしたたかやけど、今の日本は、中国とエネルギーの取り合いをしなくてはならなくなる。資源国ロシアを、親日国に少しでもしておいて、損はない。。。

 

 ロシアから北朝鮮に圧力をかけさせるのも手である。金正日は、もともと、ロシアに逃げていた金日成の子や。ロシアに弱いはずや。韓国とはつかず離れず。中国とは、喧嘩にならないように、上手に中国市場を確保する。ナショナリズムが、このような発展途上国では、盛んだから、これには最大限気を付けるべきである。日本だって1960年代は安保論争で大変やったしね・・・。こんなのは、はしか、みたいなもんや。いつか、仲良く出来るハズや。

 

 国と国とのお付き合いは、良くなったり、悪くなったりを繰り返す。問題は、どういう日本でありたいかというホンマモンのビジョンが、今の日本にあるのかや。対立を演出して、いつも間にか国家総動員法、そして無惨な敗戦。。。戦後60年、日本は、もっと、敗戦の本当の意味を、勉強し直す必要があるのかも知れないね。。。

 

<訂正> 6/7付でこのページで書いたシンドラー社は、いろいろ調べたら、スイスに本部のある世界第二位のシェアを持つエレベーター会社であるというのが分かりました。ただし、日本でのシェアは低く1%程度らしく、現存するシンドラーエレベーターは7000基程度だそうです。その多くは、導入価格の安さから、競争入札による建物でよく使われており、つまり公営住宅やら公共の施設などの不特定多数の人が使うエレベータが多いようです。私のコメントの中にある日本の企業であると思いこんでいた部分がありましたので、この部分訂正させていただきます。

 

また、エレベータの業界は、納入価格は定価の7割引まで、大きく値引きしてとりあえず導入してもらって、後のメンテナンスで稼ぐというのが恒常化している業界らしく、ダンピングは当たり前という状況であるらしいことも分かりましたので、念のため申し添えておきます。まるで、インクジェットプリンターとインクカートリッジ、コピー機とトナーの関係みたいやね。。。

 

6/9(金) 私の生まれた1957年頃、日本は、経済成長の前触れである、人口爆発が起こり掛けていた。戦後のベビーブームから10年余り、増え続ける日本の人口を何とかしようと思ったのか、外務省は、ブラジルやらドミニカへ、何とか日本人を輸出しようとしていた。この呼びかけに、山口県や九州の農家の人達がこぞって応じ、500人弱の人たちが、ドミニカに移民した。自分の全財産を売り払っても、向こうで300タレル(180ha)の土地が無償でもらえる・・・・、という外務省の言葉を信じて、そこに行ったら、楽園があると、信じはったんやろうね・・・。

 

ところが外務省の甘い言葉は、真っ赤な嘘やった。ドミニカの殖民法では、移民に無償で土地を与えることなどはなかったんや。。。。現実は、約束の3分の1にも到底足らない、たった80haの土地を、貸してもらえるだけやったんや・・・。それも、水不足で乾燥した、塩を吹いている土地や、あるいは石だらけで、どうしようもない土地やったんや・・・。

 

  この日本人移民計画は、別名、「棄民政策」とも言われる。日本の国が、自国民を棄てる・・・。日本が食いつなぐには「口減らし」しかない・・・。こんな寂しい政策やったといつも感傷的に報道される・・・。でも、当時、本当に本当に、日本人は飢えていたんやろうか・・・。戦後12年、まだ食料不足やったんやろうか・・・。少し私には、疑問が残る。。。。もっと他の理由がこの政策にはあったんやないのか。。。。一昨日、東京地裁であった裁判で、移民の人たちが、日本の国に、騙されたから、賠償せよという裁判の判決を聞きながら、あれっ?と、思ったご年配の人はいなかったやろうか・・・。

 

棄民政策・・・、この寂しい言葉の響き。。。移民でドミニカやら、ブラジルに渡った人は、なぜ渡ったのやと思う?それは、日本でこのまま生きて行くより、向こうで一旗揚げようと、言葉は悪いが、「敗戦国・日本」を見捨てた人たちでは、なかったのかと、言いたい人もいるやろうと思う。もちろん、現地では、それは酷い生活をされていたのやろう・・・。国に騙されたと思われた・・・。それもホンマやろう。。。でも、当時、日本でも極貧の生活をしていた人たちは多かったし、それと、比べることも、難しいやろう・・・。

 

 その後、日本は、たまたま急速な経済復興を遂げた。これは、日本に残った人も、一生懸命努力した結果や。。。たまたま、海外移住を選択した人が、祖国の復興を、「しまった・・・。日本に残っておいたら良かった・・・」と、言っているだけ・・・という面は払拭し得ない。。。日本は、戦争直前まで、満州に日本人を派遣して、その地域を大発展させたという、成功事例があった。この感覚を、今度は南米の未開の国で。。。と、当時の外務省のお役人たちは考えたのやろうね。。。それが、敗戦した日本が、何とか忌々しい「敗戦」から、必死で抜け出そうとしていた・・・。そんな政策のひとつやったんやないやろうか・・・と、思うのである。。。

 

 世界で活躍する日本人・・・。これは、中国の華僑が世界中にいて、その国に入り込みながらも、したたかに生きて成功している・・・。この事例を目の当たりにした日本人が、それなら日本も・・・と、考えていたフシがある。。。日本には資源もない。人しかない。たくさんの日本人が他の国で活躍するという構図は、世界第二位の経済大国になった現在、皮肉にも海外で活躍するビジネスマンたちによって、実現している。その先駆けになった先人は、この移住者の人たちやろうね・・・。

 

 国は、移民政策で出て行った人への賠償は、出来ない。昔の政策を否定してしまうには、大変な勇気の要ることやし、あまりにも対象者が多すぎるからね・・・。でも、出て行った人たちにとったら、自分たちの60年間が、祖国に否定されてしまう・・。これだけは、許せない事やろう・・。国は、ご苦労をかけてスミマセンでした。騙してすみませんでした。と、素直に謝る時期に来ているやろうね・・・。移民一世の人たちの命があるうちに。。。

 

6/10(土) 本日、明日と北九州、下関方面に行ってきますので、前もって書いた原稿でお許しを。。。。

 

 さて、とうとう、秋田の畠山鈴香容疑者が豪憲くんを殺害したのを自供したようである。自宅に学校帰りの男の子を呼び入れて、首を絞めて殺し、遺体を川に棄てた・・・。それにしても、自分の子供と同じぐらいの子供を殺すか。。。この女の人、どういう人生を送って来たのやろうか・・・。まだまだ謎の部分が多い事件や・・・。

 

 この人、話している内容が、二転三転していることからすると、どうも虚言癖のある人であることは、間違い無いようである。殺したことを認めた時、大声で号泣していたというのを聞くと、精神的に、不安定なのも気になる。大声でわめくのは、韓国人のおばちゃんだけかと思ったら、そうでもないらしいね。。。それにしても、未だに分からないのは、豪憲くん殺害の動機や・・・。

 

 どちらにしても、彩香ちゃんの死と、何らかの関係があることだけは、確かやろうね・・・。彩香ちゃんは、事故やったのか、誰かに殺されたのか、それとも、子供嫌いの噂のある鈴香容疑者が殺したのか。。。この事件の真相が分からないと、豪憲くん殺害の動機の解明には近づけないような気がする。。。

 

 またまた、動機を推測してみると、彩香ちゃんが死んで、一人だけでは寂しいやろうと、仲の良かった豪憲くんを、彩香ちゃんの、連れ合いとして、道連れにしたかった・・・。これが普通に考えられる第一説。

 

 近所でも鼻つまみものやった鈴香容疑者が、彩香ちゃんの死で、極度の情緒不安定状態に陥り、発作的に自分の家の前を通る豪憲くんを、殺してしまった・・・精神錯乱説。これが2つ目。

 

 鈴香容疑者は、大の子供嫌いで、自分の子供でさえ嫌いなのに、家に良く遊びに来る豪憲くんが、以前何か鈴香容疑者に言った一言に腹を立てて、ずっと恨んでいた。。。怨恨説。これが3つ目。

 

 実は鈴香容疑者は北朝鮮の工作員で、世間の目を、拉致問題から他に向けさせようと、日本で事件を起こさせた・・・。これがわけのわからん第4説。。。

 

 彩香ちゃんと、豪憲くんは、実は大変仲が良くて、将来は結婚しようね〜なんて言っていた。ところが、彩香ちゃんが事故で亡くなってしまったにも関わらず、豪憲くんは、他の女の子にあっさり乗り換えて、仲良くしている。これを自分の事にダブらせて、豪憲くんがどうしても許せなかった。これが嫉妬説で4つ目。

 

 実は、彩香ちゃんを川辺で見殺しにしたのは、その時一緒に遊んでいた豪憲君だと、鈴香容疑者は、思いこんでいた。この娘の怨みをはらそうと、豪憲くんを殺害したという復讐説。これが5つ目・・・。

 

 鈴香容疑者には、好きな男がおり、その男が鈴香ちゃんを誤って殺してしまった。これをかばって、自分が何とかしなくては・・・という想いが空回りして、豪憲君殺害という取り返しの出来ないことをしてしまった。。。男をかばい狼狽説。。。。これ6つ目。。。。

 

 鈴香容疑者には、昔、男に乱暴されたという過去があり、そのことがトラウマになっていて、男性に対して、異様なほど毛嫌いするようになってしまっていた。大人の男なら、自分の言うとおりに出来ないが、小学校1年生の男の子なら、自分の手に負えると考えていて、豪憲くんに、悪戯をしようと、家に誘った。ところが、騒がれたので、黙らせようと、クビを絞めたら、死んでしまった・・・。幼い男の子変態イタズラ説・・・。第7説。

 

事実は小説よりも奇なりという言葉がある。人間の頭の中で考えられることより、実際に起こってしまったことのほうが、はるかに意外で、突拍子もない場合が多いという、例えなのだが、この事件も、ひょっとしたら、驚きの結末が待っているかも知れん。。。人は、本当に恐ろしいものやね。。。。

 

6/11(日) 今週の木曜日、少し遅れ気味だったけど京都地方も梅雨入りした。それにしても今年は、少し暑くなるのが遅れているというか、5月末から6月初旬にかけて、良い季候の日が多かった。そのちょっと前が雨ばかりで、日照時間の不足から、レタスやらキュウリが、ものすごく値段が高くなったりしていたから、この良い季候は、余計に快適に思えた。

 

 うちは、倉庫会社なので、ルームエアコンを、たくさん預かっているのだけど、暑さは、商品の出荷に端的に影響するから面白い・・・。特にこの時期、か〜っと暑くなってもらわないと、今年の夏は暑そうだから、エアコンを買い足そうかとか、買い換えようかとかいうことにならない。メーカーは、この天候を読んで、生産計画を立てるのだが、これがなかなかうまくいかない。

 

 そりゃ、今年の夏は冷夏だっていう長期予報で、エアコンの製造数を控えめに読むと、この予報が外れて猛暑だったりすると、7月中にメイン商品の在庫切れで販売機会を逸してしまう。反対に猛暑の予想でたくさんの在庫を抱えると、意外と涼しい夏でぜんぜん売れなくて、不良在庫の山・・・なんていうことになる。量販店などは、3月ぐらいに、その夏に売る分を確保してしまうのだが、新築住宅などを扱うルートでは、有る程度の数を常に確保しておかないと、ありませんでは通らない。だから、倉庫業が成り立つのやけれどね・・・。

 

 十数年前に、石油ショックというのがあった。世界中の石油が高騰して、スーパーでティッシュペーパーやらトイレットペーパーが全く無くなった。世界的な石油不足で、その時以来だが、この7月あたりから紙製品が値上がりになるようである。タバコも値上がりになるそうで、倉庫の空きスペースは無いかという、問い合わせが、この時期、けっこう来る。

 

 メーカーが卸価格を上げる前に、商品を買っておいて、値上げになったら、その値上げ分を、そっくりいただこうというのが、狙いなのだが、倉庫代と商品の値上げ幅の差があればあるほど、たくさんの在庫を持てば、確実に儲かるので、この時期、こんな問い合わせが多くなるのである。たった10円の値上げでも、数があれば、何千万円も得をする事になるから、必死である。ただ、タバコなどは消費期限があるのと、高額商品なので、何億円も余剰資金がないと、先払いのお金を払わないといけないから、大変である。下手に借金をしてまで仕入れると、金利で足が出ることもあるからね・・・。

 

 トイレットペーパーの値上げも大幅ならば、先に安いうちに少しでも買っておこうという会社が出てくる。ところが、この商品、いかんせん、単価が安い。倉庫代を払ってまで、値上げ分を稼げるかどうか・・。トントンになるなら、ガメるのもアホらしいということになる時もある・・・。

 

 投機的といえば、石油化学製品も、かなり流動的である。この商品は、石油の原価もそうやけど、為替の影響ももろに受ける。円高の時に仕入れるのと、円安になるのを待って仕入れるのと、大きな差が出る。100ドルの製品を1ドル100円で買ったら、10000円。1ドル120円の時に買ったら12000円。2割も平気で変わるのやからね・・・。

 

 当然、安い時に大量に仕入れておいて、市場が高くなったら売る。高い時には、出来るだけ仕入れを抑えて、安くなるのを待つ。これが、驚くほどその荷主さんの会社の利益に直結する。そういうものである。

 

世の中、景気が上向きになってきたと言われて久しい。株安、原油高、債権安など、不安材料は多いけど、全体的に日本は楽天的に見ている人が多い。村上ショックと、世界同時株安など不安材料はまだまだ多いけど、ブラックマンデーの時のような悲壮感まではない。これが、逆に怖い事でもある。まぁ、今週からはドイツのワールドカップが約1ヶ月間ある。経済の方も、サッカー休みになるのやろうかね・・・。

 

6/12(月) 土日で地域の体振の旅行で、広島・山口・福岡へ行ってきた。行き先は北九州なのだが、これが何と、1人、19800円也の激安ツアーだった。ツアーのタイトルは、「宮島・錦帯橋・門司港レトロライトアップとふぐ会席1泊2日」という仰々しいネーミングである。関西では安いので有名な、阪急トラピックス社の主催旅行である。宿泊が北九州八幡ロイヤルホテルでちゃんと宴会も付いている。はたしてどんなものやったか・・・。

 

 このツアーは新大阪集合出発のツアーだから、まず京都から新大阪は新幹線の自由席回数券で先に同じ列車に乗り込む。このツアーは、まず最初に、呉市にある大和ミュージアムというところに行くのに、何故か広島県に入ったばかりの福山駅までしか新幹線に乗せてくれない。ここがこの激安ツアーのミソである。新幹線利用だとは唱っていても、高い新幹線料金をまともに払っていては、ツアー料金が高いものにつく。つまり、岡山から広島県に入ったところで新幹線を降ろさせる事により、巧妙にバスツアーに切り替えているのである。

 

 バスでの移動と新幹線による移動は料金面で、格段の差がある。阪急交通社は、この列車のうちの2両ほどを全部取っているようで、ほぼ新幹線の座席は満席である。見事に、席を埋めている。普段は多分ひっそりと静まりかえっている福山駅に、少し場違いなようないくつかの団体さん。他のツアーとうまく組み合わせているのやろうね・・・。添乗員もちゃんときびきびとお仕事をこなしている。

 

 バスでの移動も、かなりの距離になる。今回のツアーでバス移動の距離は、2日で1100qほどにもなるという。これならバス会社にツッコミで頼める。では、いったい旅行社はいくら儲かるのやろうか・・・。ここで気になるこのツアーの原価を探ってみよう。

 

                       個人    団体

新大阪→福山間の新幹線代    7650円  6500円

防長観光バス2日間貸し切り代   ???   ???

大和ミュージアム入館料         500円  400円

宮島フェリー代往き            170円  140円

宮島フェリー代返り            170円  140円

北九州八幡ロイヤルホテル     12000円  ???

福山→新大阪新幹線代       7650円 6500円

 

 個人旅行で行った場合は、バス代を除いても、もう28140円になってしまっている。団体料金で計算すると、13680円で、残りの6120円をホテルとバス会社が分けるという計算になる。今回の旅行のバスに搭乗していた人数は41名だったので、チャーターバス代をこの人数で割れる事になる。バスのチャーター代は、びっくりするほど安くて、1台1日7万から8万というのが相場である。もちろんガイドさん付きである。今回は2日間なので16万としても40人で割れば1人4000円ほどで済んでしまう。

 

 まぁ、高速代が別途かかるのだが、何でも40で割れるというのは大きくて、もし高速が4万円かかっても40で割れば一人1000円ほどである。ここでは仮にバス代を合計で、一人あたり5000円ほどと、見てみよう・・・。団体コストの合計13680円に5000円のバス代を足す。18680円。おいおい、ホテルに払う分が1120円しか残らないぞ・・・。なんぼ、阪急トラピックスでも、ここまでは無理だろうから、ここから、どこかにしわ寄せして、コストを絞り出してくる事になるのやろう・・・。

 

 旅行社が稼ぐ手として有名なのが、お土産もの屋さんからのリベート。バス1台で、40人もの人が買い物すれば、2日間で、1人1万くらいは使うやろう・・・。この総額40万円を狙って、様々なお土産ものの業者さんがセールスをかけてくる。観光ガイドを買って出るところ。無料の試食を売り物にするところ。ミニお土産で釣ってくるところ、バス1台なんぼで、御礼を出すところ・・・。いろいろである。

 

 ホテルにとって、団体の宿泊で有り難いのが、宴会代である。原価200円なのに、1本800円もとれるビールを景気よくポンポン抜いてくれるし、部屋の冷蔵庫も、かなり割高でも使ってくれる。実際、今回の旅行でも我々の団体は10万円以上の別途料金を支払っている。これの7割は実質儲けになるやろう・・・。

 

 観光地での記念写真というのもよくある手である。全員の写真を撮っておいて、1枚1000円ほどで即売する。これにも当然、手数料が入る。こうして、旅行会社は、いろいろな利便を他の業者さんに提供することで、メリットを出して、コスト下げに努力する。こうして激安ツアーが成り立っているのである。恐るべし、阪急トラピックス。。。。

 

普段なら絶対に席が埋まらないであろう遅い時間の新幹線。こんな席を満席にしてくれる旅行社は、JRにとっても、ホントに有り難いはずや。。。宿泊ホテルへの到着が何と夜の8時、これなら食事会場も2回転目という手が使える。夜10時に京都駅着。こんな、人気のない時間帯をうまく使えば、安くなる。激安ツアーには、究極の旅行社のノウハウが詰まっている。。。。

 

6/13(火) あかん。。。昨日のワールドカップの初戦、オーストラリア戦の敗退・・・。勝てへんかったかなぁ。。。やっぱり、ワールドカップの本番は、そんな簡単に勝たしてくれるもんやない。。。日本の決定力不足を痛感した試合やった。。。選手の動きも、もひとつやったからね・・・。

 

 さて、落ち込み気味の火曜日。みんな、お疲れモードだけど、今日は、例のエレベーター事故の話題である。日本でのシェアがわずか1%というシンドラーエレベータ社が、昨日、スイスの本部から来た最高責任者による記者会見をしていた。日本政府から、やいのやいの言われて、やっと提出したエレベータ設置リスト。これがほんまの「シンドラーのリスト」なんやけど、この記者会見を聞いていて、はぁ〜、やっぱり欧州の会社は違うなぁ・・・と、感じた。

 

 日本でこんな事故が起きて、人が死んだりすると、とりあえず先に謝ってしまってから・・・となるのだけれど、事故の原因は当社の設計したエレベータにありますとは、絶対に言わない。それどころか、当社の設計したエレベータが原因で亡くなった人は一人もいないと豪語までする。この辺の感覚は、日本の会社とは、ぜんぜん違うなぁ・・と感じた。そんなことを、言ってしまったら「非」を認めてしまうことになる。そしたら多額の賠償責任が全世界で生じて、会社が倒産するかも知れない。そんなところやろうね。。。

 

 日本人は、「情」で動く民族やし、欧米人は、「利」で動く人種やというのを、痛感するところやね・・・。シンドラーはオーチスに次いで、世界第二位のエレベータの会社。動く歩道などでは、世界のトップ企業なんやそうや。ところが、何故か日本でのシェアはものすごく低い。これは、提携先に恵まれなかったことと、日本人の極めて高いレベルのリクエストについてこられなかった。こんなところやろうね・・・。

 

 それでも、今回発表されたシンドラーのリストは全国で8834基のエレベータが動いているそうである。エレベータというものは、四角い箱をワイヤーで吊って、モーターで上げ下げするという、比較的単純な構造の機械であり、乗り物でもある。ところが、日本の会社が作るエレベータは、例えば10円玉をエレベータの床に立てて、これを倒すことなく地上70階まで時速130qものスピードで移動させるという神業的なレベルのQCをやってのけている。

 

 床レベルの誤差も1センチのレベルではない。ミリのレベルでの誤差も調節してしまう。世界的に見たら、何もそこまで。。。というほどの技術力なんだそうである。ところが、これがやっぱり素晴らしい技術なだけあって価格が高い。競争入札なんかやる公共工事になると、どうしても価格競争になる。エレベータなんて、そこまでのレベルまで、こだわる人が少ないから、どうしても安い費用で導入する。だから、公共の建物なんかにシンドラー製のエレベータが納入される。

 

 地方自治体は、日本のエレベータメーカーの高レベルの性能と、メンテナンスのかからないほどの高い性能に、慣れっこになってしまっていて、エレベータの整備なんて、どこでも出来るもの。安いメンテ会社でも大丈夫やろうと、タカをくくっていたのやないやろうか・・・。ところが、このシンドラー社のエレベータは、安いから当然なんやけど、そんなに大したことなくて、修理や整備に意外と手間とコツが必要な代物やった・・・。

 

 他の日本製エレベータと同じ調子で整備点検していたメンテ会社は、他の日本メーカーと同じレベルしか、メンテに手間を掛けていなかった。本当は、この会社のエレベータは、もっともっと整備点検を厳しくやらなければならなかったかも知れない・・・・にも拘わらずである。。。これが今回の事故に繋がったと言えるのやろうね。。。ブレーキ部分にボルトのゆるみは見つかっているし、メーカーのメンテから14ヶ月間、責任有る整備が本当にちゃんと、やられていたかは大変疑問である。

 

今回の事故の不幸は、欧米のええかげんさと、日本の几帳面さの、差にあると思う。日本の「ものづくり」は、後から手間がかからないように、完全な100点満点の製品を作って納めるのが当たり前という考え方である。ところが、欧州の会社は、一旦とりあえず納めて、不具合をだんだん直して行く。。。そんな文化なんやないやろうか。最初は80点でもちゃんと面倒見ててあげたら100点になる。これを怠ると、60点以下になる。機械とは、そういうもんやという思想がある。この考え方の差が、この事件の根底にあるような気がするのだけれども、どうやろうか。。。。

 

6/14(水) ジーコショックからか、東京証券取引所の株は、大暴落・・・。またまた悪夢のブラックマンデー並みの株安になるんやろうか・・・。こんな中やのに、私は、またまた少し株を買ってしまった。暴落時は買い。。。。何でも人の反対を行ってれば、儲かる。。。。今回買った銘柄はJT・日本たばこ産業鰍ナある。私はもうタバコをとっくに辞めているのだが、昔の専売公社は、今では飲料やら冷凍食品の会社になっている。民営化の時に百万円以上もしていた株が、今や386000円で買えた。その後、まだ下がっているのかもね・・・。

 

 もともと、くらコーポレーションという、回転寿司の株が先日、1株が2株に無償増資したのがきっかけ。株主優待狙いの私にとったら、1株でも2株でも同じ優待というのは、もったいないと映る。名義をヨメサンか子供のにして、倍優待を貰うか、それとも、別の銘柄を買うかという選択だったので、JTを買ってみた。優待は年2回、2000円相当の商品を送ってくるだけなのだが、噂によると、JTのバレーボールチームの試合のチケットが株主なら手に入りやすいというのを、どこかで聞きつけたからである。バレーの試合はなかなか京都で無いけれど、大阪か東レのある滋賀ぐらいなら、行ってもええかなぁ。。。そんなところである。

 

 さて、今日は、子供たちの生活環境が、激変しているというお話。。。。東京都で、幼児やら小学生低学年の子供たちの就寝時間を調べたら、何と4割以上の子供が午後11時以降まで起きているのだそうだ。共働きの親が増えて、夕食の時間が6時から8時や9時ぐらいまでずれ込んで、お風呂なんか入っていたらそうなるのだろうれど、これはあんまり褒められたことやないね・・・。

 

 「寝る子は育つ」という言葉がある通り、子供は、大人に比べて、たくさんの睡眠時間を必要としている。生育が活発な時期、つまり成長期には、人間の身体の中で細胞分裂が活発に行われる。この活動が大人と子供では、ものすごく差があるのである。子供は、大人より、多くの運動量があるし、新陳代謝も活発である。だから、当然ながら、十分な休息も必要になるのである。睡眠は、人生の1/3と言われる。一日、24時間のうち1/3の8時間は、寝ている時間である。この大事な大事な睡眠時間が、大人の都合で減らされたら、いったい、どうなるか。。。

 

 心と身体の生育のバランスが悪くなるのである。身体の育成に支障が出るのである。睡眠不足の子供は、記憶力が悪くなるのである。朝起きるのが遅いから、まだ充分に脳が働いていない状態で、学校や幼稚園に行くことになるのである。これが、子供にとって良いわけがない・・・。これが10年も続いたどうなるか。親を殺すような子、キレやすい子、変に深夜番組ばっかり見ているので大人びた子供らしくない子・・・。こんなのが、大量生産されてしまっているのである。

 

 深夜の盛り場で、もう11時だというのに、4〜5歳の子供を連れて、飲みに来ているバカ親がおる。こいつらは、自分の都合を子供に押しつけておることに、全く気付いていない。夜遅くまで営業しているゲームセンターやら、ショッピングセンターで、親子でゲームにいそしんでいるのも、よく見る光景や。それはそれで、仲の良い親子なのかも知れないけど、これが今風なのかも知れないけど、これが子供のためになっているかどうか・・・。これは、疑問や。。。

 

 幼い子供は、8時は無理でも、9時頃には寝させた方がええ。特に幼少期は、1日に9時間は寝かせたほうがええ。9時に寝ても、本当に深い睡眠に入れるのは10時頃、そこから睡眠9時間で、午前7時や。早起きを習慣づけたいなら、午後9時から午前6時は、子供を完全に寝かさないとあかんことになる。

 

 とは、言っても、親子のコミュニケーションを図るには、寝る前の時間は貴重や。仕事がキッチリ5時に終わるなんて人は少ないが、6時半にはみんなが揃って夕食が出来る。こんな家庭が良いのやろうけどね・・・。

 

 私のように、子育ての時期がもう過ぎてしまうと、人は不思議と、早寝早起きに戻る。暗い夜に電気を付けて活動するよりも、日の出と共に起きて、日の入りと共に休む。これが、どうも人の生活サイクルに合っているのである。年寄りは、早起きとよく言うが、これが生きるのに最も適したサイクルであるというのが、身体で分かってきているからなのである。このことに早く気付いた人は、働き盛りの人でも早寝早起きである。上場会社のトップにアンケートを取ると、概ね皆さん早寝早起きである。

 

夜に飲み歩いている時間と、毎朝、早起きして何かをやったり、考え事をしたりする時間を比べると、ずっと時間の使い方として朝の方が有効だからである。仕事にも朝一から、脳みそフル回転で臨めるしね・・・。こんなええことは無い。夜の盛り場で飲みにケーションばっかりしているより、朝から犬の散歩でもしている方が、ずっと身体にも良いしね。。。みなさん、一度、自分のライフスタイルを変えてみませんか。多分、人生変わるかもね。。。

 

6/15(木) 国は、ホント、いろいろな名目で、税金を集めている。その中でも、道路公団改革でも有名になった、道路特定財源というものがある。道路を整備するために全国の7800万人もいるドライバーが、受益者負担という大義名分のもとに、せっせと納め続けている税金である。この自動車を持ったり、使ったりすると、知らないうちに取られている税金を皆さんは、よくご存知だろうか・・・。

 

 自動車取得税という、車を買ったときに払うお金が、取得価格の何と、3%。毎年5月に払わされる、自動車重量税という車を持っているだけで払わされる税金が500sあたり2500円。これ2トンの車なら10000円や・・・。揮発油税という自動車燃料にかかっている税金が1リットルあたり、24.3円。1リットル135円のガソリンのうち、18%以上になる。。。地方道路税という都道府県が集める税金が燃料1リットルあたり4.4円。その車がトラックなどのディーゼル車だったら軽油引取税。これが1リットルあたり15円。石油ガス税というのが1sあたり17.5円。何と、これだけの税金を知らないうちに我々は支払っているまである。

 

 ところがところが、実はこの数字、本来の法律に載っている税額で、今では、これだけでは足りないということで、何と30年以上前から「暫定措置」として、ずっと、これよりはるかに高い税額を払わされているというからビックリである。この税額というのが、けっこうスゴくて、自動車取得税が本来の1.7倍の5%。つまり、200万円の車なら、10万円。。。。。自動車重量税が2.5倍の0.5トンあたり6300円。揮発油税が2倍の48.6円/リットル。地方道路税が1.2倍の5.2円/リットル。軽油引取税が2.1倍の32.1円/リットル・・・・こんな調子なのである。。。それも、「暫定的」やったはずが、ずっとず〜っと延長延長されて、30年以上も払い続けさせられているのである。

 

 この額がどんなに高いか、と言えば、今135円で入れているガソリンの内、48.6円は税金ってことや。これにまだ5.2円の地方道路税が乗るから、53円80銭は税金ってことや・・・。つまりもしこの税金が無かったら、ガソリンは1リットル、たった81円そこそこで入れられるっていう事になる。50リットル満タンで入れたら、支払額6750円のうち、何と、2690円も納税しているってことなんや。。。そら、たくさん集まるはずや。この税金、ものすごく高い。。高過ぎや・・・。

 

 ところが、高速道路やら一般道の整備が一巡して、この「道路のためだけに使う約束の税金」が、だんだん余りだしてきた。本来なら、税率を元に戻して、この石油高の危機を乗り切るために、調整すべきなのに、こいつらは、そうは考えなかった。現在、政府はこれらの高いままの税率を維持したまま、道路整備以外にも使おうと、画策しているようである。つまり、このお金自身が利権になってしまっているのである。

 

 まるで、社会保険庁の構造と一緒やね・・・。国民から集めたお金を、何とか自分たちの好きに使いたい。。。この大きな願いが、国家公務員さまの願望なんやろうね。。。しかし、こんなことを許していたのでは、「筋が通らへん」。。。。道路の整備に必要やから、道路を使っている人、つまり車を持っている人、車で物やら人やらを運んで、儲けている人から、お金を取りますよと言って集めたお金を、他の使途に使ってしまったら、これは一種の詐欺行為である。道路を使わせてもらっているのやから、仕方がないと、トラックやタクシーの会社は、大変高額の税金を納めているのに、これが、議員や公務員の給料にされていたら、いったい何やんにゃ・・ということになるやんか・・・。だから、これでは、約束違反やんかと、みんな怒っている。。。

 

 例えば、あなたが、車の重量が1.5トン未満の車を180万円で買ったとする。これを30数年前の、本来の税率に戻して計算すると、何と66600円の減額になる。この額はバカに出来ない額や・・。これが2トン未満で300万円もする車やったら、99600円も安くなるんや。つまり、これだけこの30年以上もの永い間、たくさん税金を払わされていたという事や・・・。いくら考えても取りすぎやろう・・・取得税も・・・・。

 

 金が余っているのなら、高速の借金返済(償還)に回せや。それをしないのやったら、税額を下げろや・・・。この財源は、今の時代では、庶民いじめ以外の何者でもない。ガソリンが1リットル80円台やったのが135円。軽油が50円やったのが93円。原油の高騰で、みんながヒーヒー言っている時に、何で政府だけ、率で取る税金が増えなければならないのか。。。原油が上がったら、政府の税収まで上がるのは、明らかに、おかしいやろう。。。高くなりすぎないように、政策的に税率を落とすとか、政府の備蓄している原油を市場に放出して、価格の変動幅を抑えるとかするのが政治の役割やろう。。。

 

 役人連中が最も恐れていることは、金が入らなくなる事や。これを高速の償還に回さないのも、借金の返済が終わってしまったら、自分らの仕事が無くなってしまうからなんや。。。道路特定財源は、その目的を大方達成しました。だから廃止して、もっと安い別の税金にします・・・。これを、最も怖がっているのやろう・・・。だから、奴らは必死である。でも、筋の通らない税金をいつまでも、残しておくのは、ナンセンスである。1日でも早く、本来あるべき姿に変えないとあかんやろう。。。もう高度成長期ではないのやからね。。。。

 

それとも、日銀のオッサンみたいに、Mファンドなんかで。自分の懐を潤すために、こいつら、仕事しとるんか。。。パブリックサーバントなんていう「きれいごと」は、もう返上して、しまったらどうや。。。しらこ過ぎるわい・・・。

 

6/16(金) 本来なら、組合の旅行で先週は中国の廈門に行くはずだった。ところが場所が悪かったのかこのツアーが不人気で、人数が揃わなくてキャンセルになってしまっていた。それならば、この穴埋めに、今年の夏は、どこかへ行かないといけない・・・・と、いろいろ行き先を捜していた。私は、以前行ったニューヨークやヨーロッパのように、長い時間飛行機に乗るのが大変嫌いである。少し太めの体型でもあるしね。。。もちろん、飛行機マニアでも無い限り、あんまり好きな人はいないやろうけどね・・・。これが辛いので、関空から直行便があって、出来るだけ近いところという条件で、いろいろ捜してみた。関空の乗り入れている航空会社は多いが、これらが全部載っているホームページで、いろいろ見てみた。

 

 台湾、韓国は当然近いが、もう何度か、行ったことがある。中国も、香港、北京あたりはもう行ったことがあるので、出来たら他の所へ行きたい・・・。ドバイなんてええけど、ものすごく時間がかかるし、バリ島は災害に遭ったところやし、プーケット、ペナンなどのアジアのビーチリゾートでも行くか・・・。そしたらふと、コタキナバルという耳慣れない都市名が見つかった。

 

 まずもって、コタキナバルというのが、日本人にとって、ものすごく覚え難い。。。よく「コナキタバル」と間違えてしまう。どこで区切ったらええのかも分からん。コタキ・ナバルなのか、コタ・キナバルなのか・・・。マレーシアの首都はクアラルンプールなのだが、ここからまだ2時間半ほど飛ぶボルネオ島北半分がマレーシア・南部がインドネシア、フィリピンの南にある。このボルネオ島の北端あたりにあるのがコタキナバルである。

 

 関空が出来て、色々なところからの飛行機が来るようになったが、コタキナバルもそのひとつ。火曜と金曜の関空発は、ここへの直行便がある。飛行時間も5時間少しと合格。こりゃええやんか・・・。お盆休みの航空券はハワイ・グアムなどの有名どころは、プラチナチケットで、なかなか取れない・・・。コタキナバルもエアーチケットとホテルと別々に手配した方が、安くあがるんやないやろうかと、いろいろ調べてみたが、ホテルは取れそうだが、エアーが取れない。関空からコタキナバルへの直行便は週2便あるのだが、コタキナバルから関空への直行便は、5月で無くなってしまっていて、コタキナバルからクアラルンプールまで行って、クアラルンプールから関空へ帰る乗り継ぎ便しか無い。このマレーシア国内線部分が、なかなか取れなくてキャンセル待ちになっているようなのである。

 

 ツアーなら、この席をある程度押さえているので、お盆なんいう特殊な時期でも在庫がある。こんな時期は仕方ないね。値段も普段の3〜4倍はする・・・。でも、この時期しか行けない人は仕方がないよね。。。ピーク時でも、ツアーで行く方が割安な時もあるし、ツアーでないとエアーが取れないっていうケースもある。。。

 

 いろいろ調べたら、どうも、シャングリラホテルのタンジュンアル・リゾートというのが、評判が良ろしいようで、ここが何とか取れた。お盆の一番高い時だけど、家族5人で行く、ひょっとしたら最後の海外旅行かも知れないので、少し、はりこんで行こうか。。。そんなところである。。。

 

 でも、このシャングリラはまだ有名なホテルチェーンやから、分かりやすいのだが、タンジュンアルというのがまた覚えにくい。地名なのだろうが、タンジュン・アルで区切るようだが、単純?アル?、このホテルの中にタンジュンアル棟というのと、キナバル棟というのがあって、この名前が現地語なんだが、日本人には覚えにくい。。。マレー語なんやろうかね。。。

 

 これにしても、このコタキナバルという街。情報量が圧倒的に少ない。ネットなら、捜せばそこそこあるが、ガイドブック系では数ページしかない。でも、何度も行くリピーターも多いようで、他の観光地のように、すれてないし、国民性も親日的。観光客は、オーストラリア人と中国人が多いようだが、日本人はまだまだ少ない。おまけに物価が安い。物売りやら乞食が少ない。らしい・・・。

 

 真夏のクソ暑い時に、なんで余計に暑い所へ行くのかという、ヨメサンの素朴な疑問もあるけど、まぁええやんか。のんびり出来たら。。。で決まった。目の前にニンジンをぶら下げておかないと、動かない性格は、どうしようもない。さぁ、ガンバッテ、仕事しよ・・・。

 

6/17(土) 海外旅行へ行くのに、ゼッタイ、必要なのがパスポートである。私も、50近くの歳にもなると、自分の古いパスポートが、数束になっている。懐かしいなぁと思いながら、少し、古いパスポートをめくってみる・・・。

 

 生まれて初めて行った海外旅行が、18の時の中国。当時は、国交回復間際で、仰々しい墨で書かれた肉筆のサイン入りのビザが圧巻や・・・。船で行ったから、面白かった。。。。その次の年には、アメリカ本土とカナダを2ヶ月ほど、バックパッキングで旅したっけ・・・。サンフランシスコのイミグレで止められて、必死に下手な英語で説明。。。。大変やった・・・。それから、新婚旅行までは、ブランクがある。暇が有ってもカネが無い。仕事をしだすと、カネが有っても暇がない。。。久しぶりの海外旅行は、新婚旅行で、ギリシャのアテネとパリ。。。飛行機が長いので、キツかったなぁ。。。それから後は、家族旅行やら、組合やら団体やらの旅行・・・・。意外と行き先以外は覚えてない・・・。ハワイに2回、グアムも2回、サイパン1回、ソウルが1回、チェジュ島が1回、ニューヨークが1回・・・あと、想い出さない・・・。

 

 これだけ全部足しても、120日ちょっとぐらい。意外と外国行ってないなぁ・・・。もっと、行っているかと思ったけど、そうでもないや。。。昔なら、洋行だった時代もあったし、100万円以上も日本円を持ち出したらあかん時もあった。もちろん、そんなにカネ持ってなかったけどね・・・。今はええ時代や。。。

 

 昔のパスポートは、ピース紺カラーの今より少し大きいサイズやった。数次旅券と1回限りの単次旅券があって、1回だけのは、確か赤い表紙やった。5センチ角の写真を貼り付けた上から、フィルムを貼ってある。偽造防止のための消印のような、型押しがある。写真の中には、まだ成人していない私の姿がある。この時の自分と、もう成人した自分の、子供たちを、ちょっと、心の中でダブらせてみる。。。このころの自分は、どんなんやったか?・・・・

 

 1960年代以来、日本人は、ドバーっと海外に遊びに行くようになった。それだけ豊かになったということやね。昔は、高かった海外旅行も、今は、時期によったら、嘘のように安い。下手な国内旅行に行くぐらいなら、物価の安い海外に行った方がマシなことさえある。おかげで、世界中で日本人観光客は見かける。どこへ行っても、金持ちと思われている日本人は、有る意味「お客さん」である。悪く言えばカモ。。。。

 

でも、昔の農協の団体さんみたいな、何でも見てやろうツアーというのは、サスガに減ってきている。観光見物が目的ではなく、非日常を愉しみに行く。海外への旅行も、異文化とのふれあいを、旅の目的にする人も多い。それだけ、日本人もお金だけではなく、心も豊かになってきた証拠かもね・・・。

 

6/18(日) 福井日銀総裁が村上ファンドに1000万円投資していた。これが、果たして、是なのか非なのか・・・。最近の話題はこれや。世の中にファンドなのものは無数に存在する。うちなら、こう運用して、このぐらいの利益は出す自信がありますから、どうぞウチに投資してくだい。これがファンドの実態や。資産運用のプロが、いろいろ苦労して、利益を出して、投資者に配当する。この配当額が大きいファンドマネージャーが有名になり、より多くの資金を集められる。

 

 反対に、運用に失敗したら、元本割れになることもある。失敗したファンドからは、当然資金が逃げるし、ファンドマネージャーは、クビになることもある。つまり、運用のプロに、徹底的に運用をやらせて、結果を常に出さなければならない世界。。。。これがファンドである。基本的に汗水たらして働くというイメージからは無縁の世界だから、所詮、マネーゲームの一種。モノヅクリの会社ではなく、カネを動かすだけで、メシを喰っておる世界の人間の話やから、私は、好きなタイプの職業ではない。なぜなら、人を騙すことも、裏切る事も、しなければならない商売やからである。

 

 ゲームである限り、一方で得をする人がいる限り、もう一方で必ず損をする人が必ずいるのである。普通の、お商売というのは、基本的に取引する双方が得にならないとアカンものやと、私は思っている。物を売る人は、それで対価を得て、物を買う人は、それで効用を得る。つまり両方が得の「両得」にならなあかん。ところが、マネーゲームの世界では、ババ抜きゲームに近い感覚がある。ライブドアの株券を高値で買ってしまった人が売るに売れずに上場廃止。つまり、ババを最後に掴んだ人が負けというゲーム・・・。虚しいけどこれが現実や・・・・。

 

 日銀総裁となれば、1000万円ぐらいのお金は、われわれ庶民からしたら100万円か10万円ぐらいのスケール感覚のカネなんやないやろうか。年収5000万円ぐらいの人からしたら、1/5。つまり年収500万円ぐらいの人からしたら100万円・・・。こんな感覚なんやろう。。。余剰資金のある人がその金をどこの銀行に預けようが、どこの証券会社のファンドに預けようが、郵便貯金に預けようが、はたまた、どこのファンドに預けようが、そんなことは勝手や。

 

 そんなことを言い出したら、郵便局に1000万円の預金があるから、郵便局に有利な政策を打ち出したと非難される。三菱UFJ銀行に定期に預けていたなら、都市銀行に有利な政策をしたと批判される。投資先の選択の自由と、日銀総裁という公職にある立場をうんぬんするのなら、公職にある立場の人の資産をその期間、全部国に預け替えさせて、一切の予断が政策に入らないように、厳密に運用する法律が整備されなくてはいかんことになる。日本には、まだそこまでの金融意識が残念ながら無い。

 

 今回たまたま、問題の多かった、世間を騒がせた村上氏のやっていたファンドに出資していたというだけのことや。ここに1000万円預けていた。これが、何と、2100万円になってました。差し引き、1100万円も儲けてしまいました。すんません。。。。おいおい、謝らなあかん話か・・・。ほな、そのカネをどうせえと言うねん。当然、この人は利益分から、国民の義務としてちゃんと、確定申告して税金を払うだろう。もし、この人を批判したいなら、具体的に、村上ファンドだけに、有利な政策運営を、この総裁が、実際の権限でやっていたということを、証明しなあかんことになるやろう・・・。立証責任は、告発側にある。。。。でも、普通、年収5000万円の人が投資した自分の1000万円のために、国の政策まで変えて、自分の1000万円のために有利な方針を出す。。。こんなせこいことをするやろうか・・・。私は、この福井のオッサンが、そんなにワルやないと思っている。ちょっと脇が甘かったね・・・とは思うけど。。。

 

 ただ、欧米諸国からしたら、当然のように、タタキにくるやろうね。。。でも、本来叩かれるべきは、ちゃんとした法律が未整備のままということやろう。。。アジアと欧米では、思想の差がある。農耕民族である日本人と狩猟民族であるアングロサクソンでは、ものの考え方まで違う。法の理念も当然違う。欧米に日本が合わすべきなのか、それとも日本独自の倫理規定を設けるのか。その辺の調整は必要やろうね。。。

 

 この一件は、ようは倫理観の問題やと思う。疑われる可能性のあるところには、もし投資していたら、そこと縁を切ってから、就任する。つまり、お輿入れの時には、身綺麗にして、準備するやろう。それを、ちゃんとやっとけば、こんな、痛くもない腹を探られる事になる。日銀総裁の個人資産1000万円なんて、国全体の事からしたら、あんまり何の意味もないだけの額の金や・・・。こんな問題になるのなら、やめとけばよかった。こんな金ぐらい、全額いらんわ・・・というのが、この人の本音やろうね。。。

 

 大会社の社長さんが100円の万引きでつかまるようなスケールの話。。。。でも、万引きと1つだけ違っているのは、万引きは犯罪であり、村上ファンドに投資していたのは、違法ではないという、ただ1点であることや。。。世の中には、ひがみ、やっかみというのがある。虎の子の100万円を銀行で定期にしても、数百円しか、1年で増えない。ところが、日銀の福井総裁は、こんなに低金利の責任者やのに、自分だけボロ儲けしとる・・・。これが市民感覚やね。。。私は日本銀行の総裁たる人まで、市民感覚を持ちなさいなんて、言う気は毛頭無い。それだけ、重い職責を背負ってはるのやからね。

 

 でも、武士のたしなみと、いうのがあるやないかと、言いたいのや。責任有る立場の仕事をやる人は、どこからも、ドン突かれても、ええように、身辺を整理しとかなあかん。人一倍、落ち度が無いようにしてから、その職に就くようにしないと、ほんと多くの人に迷惑がかかる。総理大臣、衆参議院議長、最高裁長官など、人の上に立つ人は、公人である前に、善良なる市民でなければいけない。悪いことをしてない人であることは、もちろん、批判に耐えられる人でないと、やっぱりみんなが納得しないということや。

 

 ちょっとぐらいワルでも、その道の能力に長けていれば良い民間と違って、一片の曇りも許さない。潔癖性で、完全主義者の多い日本では、より高いレベルでの倫理観が必要になってくる。これは、覚悟すべきやろうね。。。

 

6/19(月) 多分、日本中の人が寝不足で欲求不満・・・。昨晩のクロアチア戦は、何とか奇跡的なスコアレスドロー。日本は、何とか引き分けて、勝ち点1を拾ったと、思わないと仕方無いね・・・。それにしても、見ている方からしたら、点が入らないというのは、ここまでストレスが貯まるものか・・・。フォワードポジションに有名選手が多い他の国と違って、日本の有名選手は何故か中盤にスター選手が多い。中田やら中村俊介、小野。。。。。絶妙のラストパスや、針の穴のようなコントロールのフリーキックは上手やけれど、一番大事な、最後のストライカーがあんまりおらん。。。。昔の釜本やら、韓国のアンジョンファン、ブラジルのロナウジーニョ、ペレやジーコ、ジタン、にベッカム。サッカー音痴の私でも知っている選手は、やっぱり最後にシュートするFWや・・・。

 

 高原、柳沢、玉田、大黒、稲本・・・。なかなか日本のFWには、人を押しのけてでも、強引にシュートを決めてやるというような、気迫が足りないのやろうか。。。それとも、そんなにドイツが暑いのやろうか・・・。動きがあんまり良くない。。。日本人の悪い癖で、試合前は、徹底的に練習をしないと、何か悪いようなところがある。ところが、オーストラリアの選手なんかは、前々日をオフにして、お土産なんか、買っておるほどリラックスモード・・・。この辺の精神的なリラックスの仕方が上手か下手か。。。このあたりも課題なんやろうね・・・。

 

 今朝の韓国とフランスの試合なんか見ていると、両チームとも、とても動きが速い。日本選手の動きがスローモーションに見えてくる感じや・・・。それに、体格的な、あの差。。。何ともし難い。。。サッカーは身体の小さい日本人には、やっぱり不利なスポーツやと、いうことをつくづく痛感させられる。。。

 

 さて、皆さんは、いつの代も、スポーツのルールというのは、どうしても西欧人の有利なように変えられてしまうと、思ったことは無いかい?。アジア人が自分に有利なルール変更なんて、多分、したことが無いのやないやろうか・・・。バレーボールがそうやった。日本が世界的に強かった時代は、サーブ権のあるチームしか点が入らないルールやった。それが、今では、何でも点になるルールにされてしもた。粘って粘って拾いまくるレシーブが得意な日本のバレーにとって有利だったルールはいともかんたんに変えられてしまって、日本のバレーは世界で通用せんようになってしもた。。。。

 

 スキーのジャンプもそうや。背が低くて、体重の軽い日本人は、ジャンプ競技はとても有利なスポーツやった。ところが、いつの間にか、体重の軽い日本人は、板の長さを短くしなさい・・・なんていうバカなルールに変えさせられた。このルール改悪の途端、日本人は、世界で勝てなくなった。ジャンプ競技で、スキーの板の長さなんていうのは、ものすごく、決定的な意味がある。それを相手だけに都合良く、変えられたら、今までの歴史なんて、全く意味が無くなる・・・・。

 

 そこで、サッカーかて、日本人に有利なように、ルールを変えさせてみたら、どうや・・・。身体の小さい日本人は、どうしても不利や・・・。ぶつかり合っても、負けてしまう。ケガをする確率も多い。そこで、身体の大きい選手には、アメリカンフットボールの防具のようなプロテクターの装着を義務付けたらどうや。そしたら、すばしっこい日本人が有利になる。平均体重の差だけ、おもりをつけてもらうんや。。。。これええで。。。

 

 背の低い日本人も、空中戦になったら、かなり不利や。だから、背の低い選手の靴には、バネを付けてもええことにしたらどうや。少林サッカーみたいなスーパープレイ続出で、盛り上がること間違いなしや。。。体格の小さい日本のゴールの枠は、少し他より、小さくできるなんていうのはどうや。ゴールポストに当たって跳ね返るボールが多い微妙にスポーツだけに、平均身長が低いチームは、ゴールの枠が小さくなってよろこぶで。。。逆に身体のデカイ国のゴールは大きくする。そうせんと、不公平やで。。。ちびっこの選手が多いチームが大男ばかのチームを負かす。。。これなかなか痛快やで。。。柔道の柔よく剛を制すの精神や。。。

 

 スポーツマンシップというのは、何か、フェアープレイの象徴みたいに思っている人が多いと思うけど、実は全く違う。。。。声の大きい者が勝ち、小さい者が負ける。これが現実や。。。日本は、有る意味、もっとスポーツ大国にならなあかんのと、違うやろうか。。。ルールを我田引水するのも、力関係や・・・ということも、お忘れ無く。。。 

 

6/20(火) それにしても、日本は隣人に恵まれて無いなぁ・・・。世界には、親日国はたくさんあるのに、中国や朝鮮半島の国は、こぞって、反日がキツイ・・・。ご近所つきあいでも、意外とお隣りさんと、ものすごく仲が良いという人は少ないもの。どうしても、生活していると、大なり小なり、少しは迷惑をかけてしまうものである。隣の子供の弾いているピアノの音がうるさいと感じるか、あぁ、あの子が弾いているのやなぁ・・と、感じるのでは、ぜんぜん腹の立ち具合が違う。

 

 国同士の関係でも似たような事は、言えると思うし、何より大事なのは、そんなに突っ張らないで、有る程度、お互いに譲歩したり、ある程度、辛抱をする時は、辛抱する。そんな態度も必要や。ところが、北朝鮮が、そんなことを言ってられないような事をやってのける国やから、ホント、困ったもんである。。。この国の宰相は、いったい何を考えとるのかが、分からない。

 

 大陸間弾道ミサイルという危ないものを、持っていて、これを撃つ準備をしているというから、物騒な話や。。。テポドン2号と言われるこのミサイルは、どうせ、ロシアか中国かどちらかの技術援助で作ったのやろうけど、ほんと危険なオモチャである。本来、大陸間弾道弾などのミサイルは、優れたコンピータ制御で、目的地に正確にブチ当てるようになっとる。ところが、北朝鮮というお国がそんな高い技術力がある国とは到底思えない。正確に的に当たらない鉄砲も怖いが、どこへ飛ぶかも分からないような、テポドンは、もっと怖い。アラスカの誰も住んでいないような所を狙って試し打ちしたミサイルが、途中で失速して、東京直撃なんてことにならないなんて、誰が言えるやろうか・・・。

 

 まして、北朝鮮なんていう国は、本当はアラスカを狙ったのに、東京に落ちたら、東京を狙っていたと、後から平気で言うような国である。危なっかしくて、とても見ていられない。おまけに、この国は、せこせことウランを集めては、プルトニウム精製して、核を持っていると主張しておる。もし、この国が作ったナンチャッテ核弾頭でも、このテポドンに載せておったら、核爆発はしないけど、放射能をばらまくだけの「汚い核兵器」になる可能性がある。プルトニウムを東京でばらまかれたら、ものすごい影響がある。

 

 本当は核爆発をさせようと思って作った核爆弾が不発で、中の放射性物質だけがばらまかれたとしても、この国は、核兵器やと言うやろうしね。。。大笑いやけど、これも実際問題として、困る・・・。

 

 この国のミサイル実験というのもなかなか笑わせる。以前、日本中が大騒ぎになったミサイルも、本当は日本を狙ったはずなのに、遠く通り越して、太平洋に落ちたらしい・・・。それも、宇宙ロケットの打ち上げやったなんて、アホなことを言っていたみたいやけど。。。。次に北朝鮮がミサイル発射実験をやったと言ったのは、もっとお笑い沙汰で、このミサイル、数qも飛ばずに失敗したそうな。。。ちょうど、鳥人間コンテストで、琵琶湖にドボンと、落ちるだけ・・・。そんな人がよくいるでしょう・・・。あんな感じかなんやろうかね・・・・。

 

 自分の国で、ちゃんと制御出来ないのなら、そんな危ないものを使わなけりゃええものを、子供がオモチャを欲しがるように、ミサイルを持ちたがる。ソウルを火の海にしてやるぞ・・・というキャッチフレーズが、今は東京を火の海に。。。進歩のないヤツらや。。。挙げ句の果てに、ミサイルの輸送中に誤爆してしまって、大けが、大事故・・・。どこかの駅がひとつ吹っ飛んでいたわなぁ・・・・。この事を、必死に隠しているけど、この国は、こんな危ないものを触れるレベルの技術力も無いのに、無理矢理持っているから、いろんなところで歪みが出る。。。。

 

本当は、無茶苦茶、高レベルの放射能が出ていて危険やのに、知識が無いから、ぞんざいな扱いで核を弄ぶ。こんなハチャメチャなお国柄やし、周りの国からしたら、堪らないわいなぁ。。。やっぱり、ゴミ屋敷の隣に住んでいるようなもんや。。。本当は、どこかへ引越してほしいけど、引っ越せない。家なら、こっちが引っ越せば良い話なのだが、日本という国が引っ越す訳にはいかないからね。

 

日本列島がもしも船みたいに移動が出来たら、もうちょっと他の地域に引っ越せたらええのにね。。。ひょっこりひょうたん島みたいに・・・。

 

6/21(水) 日銀の福井総裁が儲けとった額は、実は、1300万以上やった・・・。大したもんやね・・・村上ファンドも。。。1000万預けて、2300万円になったらええわなぁ・・・。でも、こんな話は、株をやっている人なら、ごくごく普通の話やんか。。。。その代わり、元手の1000万円が500万になってしまう事もあるのやからね・・・。ハイリスク、ハイリターン・・・・。儲けた時だけ「悪」で損した時は何にも無し・・・・。税務署みたいなところやんか。。。

 

月給200万円の福井総裁からしたら、よく考えたら、このぐらいの金があって当然や・・・。日銀の総裁に主婦感覚とか、庶民感覚を持てという方がおかしい。ただ、唯一、彼の落ち度は、総裁を受けた時に、全部の金融資産を信託にして、塩漬けにしておいて、一切在職中、売買はしませんという事にしておいたら、よりベターやったかもね。。。。でも、これをしなかったからといって、別にルールに違反している訳ではない。

 

 福井総裁がどれだけの資産を持っていて、どのくらいの金銭感覚なんていうのは、私はあんまり関心がない。日本という国の中央銀行の長なのやから、日本の経済運営の舵取り役の大役をやっている人や。他の国との会議でも、日本という世界第二位の経済大国の代表として、行って貰う人やから、そこそこの年収があるのは当然やし、1000万円の利益が、たかだか1000万と言っても、私はかまわないと思う。年収200万円の人と同じ感覚になれと言う方が無理や・・・。それだけ責任の重い役目をやってもうているのやからね。。。

 

 日本の国のマスコミというのは、何かあると、すぐに庶民の味方が正義の味方であるようなフリをする。実際の大新聞やら大テレビ局の奴らは、1000万円以上の年収を取っておる奴らがゴロゴロいるにも拘わらずである。。。ワシは、こっちの方が気に入らん。。。いくら公人やからといって、ヒガミやっかみの的にされるのは、ホント気の毒な話や。挙げ句の果てに、儲けは社会福祉団体へ寄付。元手の1000万もいらんと表明しなあかんようになるわ、給料も半年間3割カットやて。。。そこまで、せんならんか・・・・。何か筋が違う話のような気がする・・・・。

 

 さて、こんなことより、今日は、もう一つ腹が立つニュースがあった。山口県光市で18歳になったばかりの少年が、23歳の主婦をレイプしたうえ、殺し、横にいた赤ん坊まで殺しよった7年前の人でなし殺人事件の最高裁判決や・・・。原告の旦那も7年経って、冷静になられているが、自分の嫁さんが恥辱されて、命まで奪われ、かわいい子供まで、道連れに殺されたんやから、こんなヤツ、許せるわけがない。。。。

 

 獄中から、犯人が友達に送った手紙が公開されて、ここに、「男は女を欲しがるし、女も男を欲しがる」とか、「恐らくこれで無期懲役が確定。ラッキー!」なんて内容だったのが分かって、被害者の遺族からしたら、何度殺しても飽き足りないようなヤツだった。。。

 

 一審二審で無期懲役が出ていて、最高裁まで7年。やっとここで、「死刑以外は適当でない」という判断が出て、高裁に差し戻し・・・。いったい、いつまでこの犯人は生きながらえるのか・・・。司法が、人の命を弄んだヤツを裁くのに、なぜこれほどの時間をかける必要があるのか。甚だ遺憾に思う。。。。当時18歳やった犯人は、今は25歳。。。彼の幼い頃に、母親が自殺しているんやそうや。。。。父親は、その後、後妻をもらって、そのまた子供も生まれているそうや・・・。高校のときに、クラスのカネが無くなって、その犯人がこいつやった。このころから問題行動の目立つヤツやって、この他に、異常に性に関心を持つタイプのヤツやったようや。。。

 

 つまり、この、レイプ事件は起こるべきして起こった。親にも責任あるで・・・。性犯罪は、再犯率が最も高い。つまり、更正なんて可能性は、限りなくゼロに近い。クズみたいなヤツを少年法が守る。。。この理不尽に、日本中の人が怒っている・・・。そんなところやろう。。。

 

 世界アムネスティという団体は、死刑は残酷な刑罰やから、廃止をせよ。。。という運動をしている。この犯人を弁護している弁護士は、死刑廃止運動の第一人者なんやそうや。。。この人たちが言うように、人が人を死に至らしめるのは、本当は許されないことなのかも知れない。でも、死刑という究極の刑罰が無くなると、「人を殺したら、自分も死ななくてはならない」と、いう最大の抑止力が、ものすごく低くなる・・・。これは大問題や・・・。今の法律は、犯罪者の社会復帰を前提につくられている。もう、ええかげん、被害者の立場に立った法整備に変えていかないと、どんどんおかしな世の中になって行くのではないかという気がしてならない。。。

 

 もうひとつ、腹の立つのは、この犯人の父親が、テレビでベラベラと、息子が粋がっていた時の、手紙という証拠を出すのは酷いとか。もう、十分に反省をしているから許せとか・・・、遺族にとったら、いたたまれないような、無神経な発言を繰り返している事や・・・。盗っ人にも一分の利という言葉があるが、人殺しや、その親に、そんなことを言う権利は無い・・・。バカマスコミは、こんなヤツの言い分まで聞いて、テレビで垂れ流す。。。自分の息子が、母子を殺した事への、申し訳ないという気持ちは、こいつには無いのか。。。

 

殺された人やら、その遺族は、殺され損でええのか。。。。失われた命は、その責任者の命でしか、償うことが出来ない。ゼッタイに、そう私は思う。。。

 

6/22(木) 私の母方の祖父は、もう早くに亡くなっているが、滋賀県の高島市というところの出身だった。9人兄弟の8番目だったから、当時としては当然のように、口減らしのために、京都へ養子に出されてきた。口減らし・・・。嫌な言葉やね。。。全部の子供を養い続けるのは大変やから、誰か子供のいない夫婦に、自分の子供を貰ってもらうのである。。。。そのお祖父ちゃんは、京都のお金持ちの家の子供になって来たのである。ただ、今となったら、お祖父ちゃんの兄弟が多いから、当然その家族も多い。母の世代は、全部いとこ同士だから、この人数も多い。そのまた子の年代になってきたら、また人数が増えてくる。親戚の多さは、子供にとっては、大変で、何かの時に集まっても、あまりの数の多さに、顔と名前が一致しない場合がほとんどである。

 

 この古川家というのは、地元でもなかなかの名家で、おじいちゃんのおじいちゃんは、古川市兵衛さんと言って、足尾銅山やら第一勧銀なんかの創始者。古河グループを一代で築き上げた人である。その子孫は、そんなの関係なくて、そんな大金持ちはいないけどね・・・。

 

 さて、その古川さんのところで、先代のご当主さんの法事が有って、母の代わりに、私が出かけた事があった。地元のお寺で法要を営まれたのだが、ここがまた、恐ろしく古いお寺さんである。お仏壇のある家なら見られたとこのある人も多いだろうが、仏壇の中には、過去帳というのが入っている。ご先祖さんが無くなった日別に綴った帳面なのだが、これが恐ろしく古い時代のものまであって驚く。

 

 仏教というのが、それほど昔から定着していて、ご先祖さんのことをずっと書き留めていてくれるおかげで、13代ぐらい前まで、遡って、私のご先祖さんのことがそれを見たら分かる。もっとすごいのが、このお寺に保管してあって、江戸時代初めより古い記述があるからビックリや。。。

 

 大昔には、戸籍というのが無いから、どこどこの何兵衛さんが、いつ死んだという記録は、お寺さんだけが、ずっとずっと書き付けてある。これは、考えてみれば、凄いことで、その地域の戸籍代わりを、地元のお寺が果たしていたということになる。

 

 人は、いつか死ぬ。その人が生きた証というものは、これしか残らないのかと思うと、少し寂しい気がするが、それだけでええ・・・、そんな気もする。

 

 

 さて、米国産の牛肉がまたまた輸入再開になるそうである。そんな危ないものを日本人は食べない・・・という人がいる。アメリカ人の人は、全く気にせず、危険な部位のところも含めて、平気で食べている・・・。狂牛病になった牛を食べたら、異常プリオンとか何とかで、アルツハイマー病になる危険性が高まるのだという。でも、食べた後、人にもよるが、20年間も後になって、潜伏期が過ぎて発症するケースもあるのやという。

 

 日本人は、もう何十年も、過去に米国産牛を食べてしまっていて、もうとっくに、潜伏期になっていて、今更、食べるのを辞めても全く関係ない・・・という人もいる・・・。もう遅いわなんていう人もいる・・・。人が食べるものによって、影響されるのは、有る程度仕方ない事である。毒を食べれば死ぬし、腐ったものを喰えば、身体が拒否反応を示して。嘔吐、下痢する。どんな物を食べたら危なくて、どんなものなら安全、そんな指標なんてなかなかカチッとしたものは無い。

 

 でも、人生50年と言われていた戦国時代から比べて、今や人生80年時代。人の寿命も随分延びたものや・・・。狂牛病を引き起こす異常プリオンなんて、ひょっとしたら昔から、人間が食べておった物なのかも知れない・・・。牡蠣を食べて死んだ人、ふぐの毒で死んだ人も多いやろう。。人が口に入れるものには、何でも有る程度のリスクがつきものである。

 

 アメリカ人2億3000万人が平気で食べている米国産の牛より、農薬まみれの中国産ほうれんそうや、フランス製のトリフやら、ロシア製のキャビア、イタリア製のオマール貝なんか、の方が、何百倍も危険な物質が含まれているかも知れない。食の安全は守られるべきだとは思うが、少し過剰反応な部分が日本にはある。精神論で、「米国産牛肉」で全てをひとくくりするより、35カ所ある食肉処理場の利権を、日本の商社に少し分けさせる方が現実的なんやないやろうか。。。

 

 安くておいしい牛肉は、誰もが食べたい。でも、安全安心であるというのは、日本人のメンタリティの中では、食品の大前提になっている。このことを考えたら、日本向けの牛肉は、本当は、日本人が処理して、流通させるのがよい。フラフラで今にも倒れそうな病弱のヘタリ牛でも、平気で大丈夫やと食肉処理する。こんなのかなんしね。。。自分では食べないから、ジャップに喰わしておけなんて、酷いことを平気でやりよったら嫌やからね。。。

 

 地球上の生物は、不思議なことに栄枯盛衰を繰り返してきた。恐竜は氷河期で滅んだというし、鳥類や爬虫類も数が増えすぎると、天敵が現れて、その数を調整しよる。。。これは、神さんがいて、微調整をしていたようにも見える不思議なことである。人類はどうだろう。。。人と人は、殺し合いをして、人口爆発を防いできたのかも知れん。それだけ、人と人は殺し合いをしてきた。人類の歴史は、殺し合いの歴史でもある。世界があまり平和になり過ぎると、人口が増えすぎて、食料が不足勝ちになる。だから、神様は、人間に定期的に試練を与える。。。。そうなのかもね・・・。

 

爆発的なエイズの広まりやら、過去の世界大戦などは、これが原因のようにも見えなくもない・・・。狂牛病は、ひょっとしたら、地球歴史上で一番あつかましい人類への戒めの意味があるのかも知れないね。。。だから、どんどん米国産の牛肉を食べて、どんどん発病するのは仕方がない。これは、壮大なる口減らし作戦なのやからね。。。。人口を自動的に調整して抑える。そのために、バンバン米国産牛を食べましょう・・・。これも運命なんていう、ノー天気な日本人もこの頃増えてきとる。。。。

 

自分だけは生きたいと、いくらガンバッテも、人間死ぬ時には死ぬしね・・・・。口減らしで死ぬ・・・。これも、人類の定めなのかも知れないね。。。

 

6/23(金) 6月1日から道交法が改正されて、随分、違法放置駐車が減った。警察やら駐車監視員の人も、現実的な対応をしているようで、比較的スムースな滑り出しと言えるやろうね・・・。市バスは走りやすくなったし、交差点付近での違法駐車が無くなったおかげで、目には見えないけど、交通事故は随分減っていることやろうね・・・。

 

 この反面、タクシーの運転手さんなんかを相手にしていた、蕎麦屋やラーメン屋、定食屋などの駐車場を持たないお店の売り上げは、2割3割も激減しているという。。。。食事している間に駐車禁止でシール貼られたら15000円の罰金・・・。これが怖くておちおちメシも喰ってられないからね・・・。そやけど、これ、今まで、これらのお店は、近くの道路を、お店の駐車場代わりに使っていたということや。そのお店の専用駐車場を持たずに、それだけ楽な商売をしとった・・・。そういうことやろうね。。。まぁ、これは社会のルールの方が、個人の利益より優先されるべき。。。ということで決着が出る話や・・・。ラーメン屋がお客さん用の駐車場を確保するのは当たり前や。そうやないと、駐車場代を負担しているラーメン屋と同じ土俵で競争しているということにならんから、不公平やというこっちゃ・・・。

 

 コンビニも幹線道路沿いで、パーキングの無いところは、少しつらいやろう・・・。でも、コンビニ客はまだ自分の車を常に見える範囲におけるからマシかも知れないね。取り締まりに来たら、注意してたら、「すみません、どけます」で済むからね・・・。お店屋さんからしたら、あんまり頻繁に自分の店の前に取り締まりに来られたら、客が逃げてしまうし、かといって、新たに隣接の土地を確保して駐車場にするなんて、なかなか出来ないから、法律と、モラルと、店の売り上げの3つの板挟みになる。辛いところや・・・。

 

 駐車監視員の人も、なかなか、現実的な対応をしているようである。駐車をめぐるトラブルで逮捕された人はたった3人だけ。3週間で、全国で、これだったら、これは上々の滑り出しやろう・・・。「人」が取り締まるのやから、例えば介護の車がお年寄りや身体の不自由な人の送迎をしていたり、明らかに配達に来ている宅急便の車が車を駐車していても、普通は、お目こぼしするやろう。。。ルールはルールやけど、社会にとっての「善」と「悪」の区別ぐらいはつくもんや。。。

 

 取りしまるべきは、悪。これは当然や。未だに、幹線道路ではない細い道には放置駐車が目立つという。警察がこの道交法改正の際に公表した各警察署毎の重点取り締まり地区になっていない地区で、これが起こっている。相変わらずなのは、飲み屋が立ち並ぶ歓楽街とか、被差別地域にある同和地区。および在日朝鮮韓国の人たちが多く済む地域、広域暴力団の組事務所のある地域など、いわいるディープなところである。

 

 これらの地域では、不法駐車が既得権になっていて、いつも駐車する人が決まっていて、その人が独占排他的に、その道路を駐車場として占有しているのである。こんなのは、ぜんぜん手つかずや。警察も無用なトラブルを嫌がっていて、手出しをしようとしない。これも困ったもんやね・・・。

 

 大阪でヤーさんの組長が、大阪市の職員をいいなりにして、使っておった件が話題になっているが、この人らは、大阪市の土地で駐車場経営をしていて、その稼ぎをちょろまかして、少なく申告するは、給料は月10万ということにして、国民健康保険やら国民年金の掛け金を最低に偽装するは、ほんま、好き勝手やっとる。。。

 

 大阪みたいな大都市は、大企業がたくさんあるから、それらの企業がたくさんの税金をせっせせっせと払う。だから、普通の大阪市民は、そんなに一生懸命働いて市民税を大して払わなくても、良いという恵まれた環境になる。ところが、それどころか、ここから、まだカネを取ってやろうと思う奴らが山ほどおる。いわば、行政寄生虫である。こんな人らは、生活保護を受けるは、同和対策費は使い放題やわ、年金は貰うは、いろんな負担は軽減されるは、一般市民から見たら、無茶苦茶、不公平な良い生活をしとる。

 

 子供や孫の給食費は払わないくせに、市営住宅に格安の家賃で入り、ベンツを乗り回し、年に一度は海外旅行へ行くのやて。。世の中、間違っとおるわ・・・。人というのは、一旦、社会に甘えて、甘い汁を吸ってしまうと、ずっとそこから逃れられない。だから、そんなところからは、大人物は生まれない・・・。社会が貧しい者の面倒を見るというのは、本当は、人間として、当たり前のことであり、美しい事であり、とても良いことであるはずである。

 

 ところが、乞食は3日やったら辞められない・・・。人に施しを受けたり、他の人の払った税金のおかげで良い生活出来たり、本来自分が社会の構成員として、当然やらなければいけない、労働と納税という行為を、免除された人間には、プライドというものが無くなる。プライドが無くなったら、どうなるか・・・。働こうとする意欲が無くなる。どうでもよくなる。人間、働かないで喰って行けたら、これほど楽なものはない。そんな気持ちになった人がいると、こんな気持ちは、恐ろしい伝染病のように、一気に拡がって行ってしまうものなのである。

 

 となりのおっちゃんは、うまいことしよって、タンマリ年金や補助金を貰っておるのに、なんでウチだけ一銭も、もらえないどころか、高い年金掛け金やら税金やら取られなあかんねん・・・。と、こうなってしまうのである。今、国民年金の掛け金は、いろいろなケースがあるのだろうが、毎月13300円だとどこかで見た。これを払っている人と、逆に7〜8万円ほどでも、貰っている人では、上下随分、気持ち的な差がある。本来70000円はする市営住宅の家賃を、軽減措置とかでわずか20000円にしてもらっている人がいる。。。

 

 おまけに、うまいこといって介護保険から、普通よりたくさんのお金が出るようにしてもらっている・・・。こんな話は、そこいらじゅうで、よく聞く。共産党やら社会党の言う、市民のための政治・・・。民主府政とか市政とかに、いまいち、私が共感出来ない最大の理由が、市民に自立する気がないことなのである。共産主義や社会主義のあかんところは、自主独立、他の人やら世間さまのお世話になりたくないという、凛とした潔さがそこにないからなのである。

 

 社会が個人にどれほど関わるべきなのか。個人が社会にどれほど何を求めるかは、永遠の政治・行政のテーマであるが、その根底に、自主自立、独立独歩、小さな政府行政で、最低最小限の税金で、公がけっして、主役にはならないという思想が無いとあかんと思う。だから、不思議と、行政不祥事の多くは、昔から共産党の強かった大阪、京都で多い。

 

 なぜなら、役所のお金をアテにして喰っている人が昔からここにいた・・・。そんな経緯があるのやろうね・・・。お上に立てつく土地柄にも原因がある。東京が首都になって、京都大阪は寂れる。だから国は特に京都に多くの税金をつぎ込んで内国博覧会をやったり、首都手切れ金をここにつぎ込んだ。つまり、使い慣れないほどのカネが勝手に入ってきた。楽してカネになる。そんな風土が出来てしまった。

 

また、文句を言うと、行政がなんとかしてしまう体質があった。ヤクザやら同和やら朝鮮の人らは、何でも集団で怒鳴り込みに行く。役人は、これがたまらんから、何か譲歩を与えてしまう。これがなれ合いになって、ずっと続く・・・。こんな体質やったんや・・・。京都大阪など、古くから大都会やった街は、いろいろな因縁がある。断ち切りたいのやけど、断ち切れない悪い風土も有る。これが、やっと、ぼちぼち表面化してきよった・・・。そんなところやないかね・・・。

 

6/24(土) ブラジルに4−1で負け。。。予選リーグで8失点もしていたら、決勝リーグに行けるわけないわなぁ・・・。今回の大会は、日本のサッカーで華やかに活躍してきたゴールデンエイジと呼ばれた目立って活躍してきた年代の選手たちの集大成やったはずや。中田、川口、小野、高原、稲本。。。。それが、これやから、まだまだ世界との距離は遠いと、思わざるを得ないね。

 

 よくよく考えたら、日本でサッカーといったら、まだこの十年ぐらいの話。Jリーグを作って、ワールドカップを主催して、確かに日本のサッカーは、以前と比べると、盛んなスポーツになった。でも、まだまだサッカーが国技みたいな国が100以上もある。そんな国と比べたら、まだまだレベルが違うなぁ・・・という感じかね・・・。いつの代も、ジェネレーションというのは、その国のその時代を映す。サッカーで言えば、ドイツ大会での日本の敗退で、そのひとつの時代が終わった。そんな感じやろう。。。

 

 さて、奈良の田原本町で医者夫婦の家が放火された犯人は、やっぱり16歳の長男の犯行やった。この長男は、中高一貫のいわいる進学校に通っていて、医者の両親に医者になることを運命づけられていた。そんな環境やったんやろうね。成績は、真ん中ぐらい。医者になるには、もっと良い成績を取れないとあかん。放火のあった日は、母親が学校に来て、この前の試験の成績を先生から聞く三者面談の日やったそうや・・・。

 

 可哀想に、この子は、試験の成績が思わしくなく、現実から逃避したくて、家に火を放つという、暴挙に出たのやろうね。。。この後、この少年は京都までの逃避行をする。この子が見つかった京都市左京区山端の民家では、鍵のかかっていなかった窓から、サッカーのワールドカップが見たくて午前3時に忍び込んでテレビを付けて、そのまま眠り込んでしまったんやそうや。

 

 サッカーの試合は、6/23の早朝やったから、多分、丸一日早く勘違いしてしまったのやろうね。。。それにしても驚いたのは、その家の人やったやろう。朝7時頃、1階に降りてきたら、見知らぬ子供がテレビを付けたまま寝込んでいたのやからね。。。でも、この子はさすがに、おぼっちゃんやった・・・。勝手に人の家に入り込んだのだけれど、冷蔵庫のビールはちゃんとコップで飲んでいるし、靴なんてちゃんと揃えてあったそうや・・・。躾の厳しい家やったんやろうね。。。

 

 高一の男の子が、自分の家に火を付ける・・・。なんで、ここまで追い込まれたか。。。放火という大罪と、自分の人生、学校、母親と兄弟たちの命、これらの価値観の順列が、バラバラで、その大事さの順位が、全く自分自身で考えられないほどまで、なっていた。。。。そういうことやろう。。。普通の人なら、こんな馬鹿なことはしないと、世間は言うのだが、その「普通の感覚」というものが、現代社会では、とっくに崩壊していて、極めて短絡的で衝動的な行動に、すぐ繋がってしまう・・・。そういうことやろう。。。

 

次々と続発する少年が関わる事件。これらの事件の背景には、今の世の中が、いかに不安定で、危うく、国民の幸せ感が低く、自分の人生を見つめる機会が、いかに少ないか。誰も子供たちに伝えられていないか。の、裏返しのような気がしてならない。それ以前に、あまりにも精神的にひ弱すぎる。子供たち一人一人が、ガラスのような心臓しか持ち合わせていなくて、神経があまりにも、か細い子が多すぎる。また、それらの子をみんながかばって、見守るような余裕のない社会・・・。ここいら辺りが、これらの事件の問題点なんやろうね。。。

 

6/25(日) 今日は、地域のバレーボール大会。50近くにもなってまだバレーやっている私も少し変わっているが、当然、ヨメサンや娘たちと出場する。いつまで出られるかは分からないけどね・・・。週に一回水曜日が私の体振バレーに参加する日。それ以外にヨメサンと交代で、小学校のPTAのOBに月1回ほど行く。私にとって、数少ない運動の機会だから、出来る限り参加している。

 

 このおかげかどうかは分からないが、私の体重は90sに限りなく近い太めなのだが、意外にも体脂肪率などの数値は良く、オムロンの身体スキャンという、体重計と体脂肪計などを計るヘルスメーターで出る身体年齢は、6歳も若い43歳という表示が出る。ヨメサンは、ゼッタイに設定ミスや・・・というのだが、私はちゃんと設定していると確信しているので、一人この数値を見て、喜んでいる。。。

 

 しかしながら、人間50近くになると、いろいろと身体のどこかにガタが来る。体重の重い私は、まず関節に来る、手首、足首、腰などにやっぱり負担がかかっているのやろうね。この負担を筋肉でカバーしているのだろうから、これで筋肉が落ちたら、いっぺんに、そこいらじゅうが痛くなるのやろう。だから、筋力だけは落ちないように、少しだけだが、気を付けている。

 

 身体の方も、年をとると、よく体質が変わるといわれる。食べるものが、肉中心から魚や野菜中心に、好みが変わってくる。飲物もビール好きだったのから、焼酎好きになってくる。極端に辛いものや、刺激物は少しキツくなってくる。ポテチやスナック菓子などのジャンクフードは、あんまり食べなくなってくる。コロッケやら唐揚げ、フライドポテトなどの油モノは、食べたくない時が多くなる。人間の身体というのは、うまいことできているもので、年齢を重ねるほどに、この辺の所を、食欲の種類や指向が変わることでうまく調整しているものなんやろうね。。。

 

 ただし、人間の身体というものは、百人百様。だれ一人として同じ体質の人なんかはいない。だからよく、自分の健康法を人にやってみろと押しつける人がいるが、あれほどナンセンスなこともないと思う。自分が良かったからと言って、必ずしも他の人も、良いとは限らないからである。ただ、こういう傾向がある・・・。その程度の事なのである・・・。TBSのあるテレビ番組がご飯にあるものを振りかけて食べたら健康に良いという情報を、番組で流した。ところが、これが人によっては、激しいアレルギー反応を起こすことがあることがわかり、番組にたくさんのクレームが来た。

 

 この手の番組では、お昼にみのもんたがやっている「思いっきりテレビ」というのが有名だが、この番組でココアが良いと宣伝すると、その日の街のスーパーの棚からココアが売り切れて無くなるというほどの、有名な番組である。テレビというメディアの影響力の大きさを、改めて思い知らされるようなエピソードだが、この手の番組を作る側には、よほどの慎重さとか、公明正大性が求められる。なぜなら、これだけの有名番組になったら、ここで紹介されるかどうかが、その商品の売り上げに大きく関わってくるからである。

 

 こうなると、民放の番組はスポンサーという壁にブチ当たる。例えば、味の素がスポンサーになっていて、グルタミン酸ソーダが脳の発育にええですよ〜という宣伝をこの番組で流す・・・。そんな事が出来てしまうからである。サントリーがスポンサーなら、赤ワインが身体にいい。。。。こんなのばっかりやってりゃええことになるからである。こうなりゃ、番組の作り手の倫理観まで要求されることになる。これはなかなか難しい問題である。

 

 「暮らしの手帖」という主婦向けの雑誌がある。いろんな電化商品の耐久テストなどを記事にして雑誌に載せている。確か1年に4回発刊やったかな・・・。この雑誌には、大きな特徴が1つだけ有って、自社の出版物以外の広告は一切載ってはいないのである。雑誌といえば、スポンサー広告が大きな収入源で、これが無いと、普通は雑誌社の経営は成り立たないとさえ言われている。でも、この暮らしの手帖社は、一切の広告を取らない。なぜか。それは、記事に対する公正さが、この雑誌社の「すべて」である。そういうポリシーがあるからである。

 

 仮に、洗濯機のテスト記事が載っていたとしよう。もしスポンサーがいれば、ナショナル・東芝・日立・シャープ・サンヨー・富士通・・・これらの商品のココが悪いと、ズバッと雑誌で言えないやんか・・・。東芝の宣伝を載せてもらっていて、東芝の洗濯機のここが使いにくいし、値段が高いなんて、言えへんもんね・・・。これが、この会社が広告を載せない理由である。その代わり、この雑誌は1冊1000円以上する。でもね廃刊にならないでまだ続いている。それは根強いファンがあるからやろうね。。。

 

 私はマスコミにはこれぐらいの気概が求められると思う。番組や記事というものは、その作り手の良心が見えてこないとあかん。これが無く、安直なバライティのようにヤラセや、見ている人やテレビに出ている人の信頼を裏切ってまで作る必要は無い。我々には、雑誌や新聞を買わない権利がある。テレビのチャンネルを、そんな番組に合わさない権利もある。良心のないものは、見ない買わない受け入れない。これが、ええやろうね・・・。

 

これが日本を良くして行くのやから・・・。

 

6/26(月) バレーボール大会は、またまた我が町内の優勝で終わった。これで、3年連続優勝・・・V3。強いね。。。

 

 さて、遅まきながら自分の車にもやっとETCを付けることにした。7月10日からまた5000円の補助が始まるようやしね・・・。会社のトラックは、とっくに全車装着済みなのだが、そんなに高速道路に乗らない私は、今まで、ずっと要らないやろうと思っていた。ところが、身障者割引の制度が変わって、今まで年限が無かったのに、期限を設けて、いちいち手帳を掲示する制度に変わった。これがけっこうじゃまくさい。料金所でちゃんと見て貰うのに時間もかかる。京阪神のほとんどの料金所にETCが設置されていることを思えば、ええかげん、やっておいた方が良さそう。そんなところである。

 

 先日、阪神高速や首都高速道路会社の決算が発表されていたが、この決算が予想より大きく良かったそうや。何でかというと、ETCがもっと普及するだろうという予想のもとに、経常利益予想を計算したいたが、予想外に普及が遅れているというのである。ご存知の方も多いが、高速道路利用料金には、割引制度がある。トラックの会社などが加盟する組合でカードを作ると、1割の割引があった。

 

 ところが、これが不公平やというので、一般の人にも割引制度が拡充された。夜中に走ったら安くなる早朝深夜割引、毎日同じところを通行する通勤割引などである。ただし、これらの恩恵を受けることが出来るのは、ETC搭載車に限る。ということなのである。値段が下がるから、ETC利用者がもっと増えると予想して、当期の利益予想を控えめにしていたところ、意外とETC利用者が増えなかった。つまり、高いままの料金を払ってくれはった人が多かったから、儲かりました。。。。そういうことなんだそうである。

 

 ETCを利用する車が増えると、料金所のオッチャンの人件費が減る。そうすれば、利用料金を下げられる。ただ、このETC車載器の費用を誰が負担するかと言えば、それは利用者である。当初30000円ほどもしていたこの機械も、今や10000円以下と、どんどん安くなってきている。実際は、これに取付料とか、登録料とか取られるのだろうけど、かなり安くなったことは違いない。これに5000円の補助金がまた出るというので、またまた普及が進むのやろうね・・・。

 

 どうせやるなら、新車登録に義務づけるとか、このETCの料金集金システムを使って、ガソリンやらオイルも入れられるようにするとか、普及すれば、便利が増える。料金所を無人にすることが出来たら、料金も半額にできるのとちがうか・・・。もともと、国民の税金で作って、利用者の通行料で建設費を返していっている高速道路。ETCの普及は、高速道路無料化という、国の公約とは違って、通行料を未来永劫取り続けるという利権を固定化することになる。

 

もうとっくに償還の終わった名神高速道路に、バカ高い通行料を取り続けるという矛盾はあるが、例えば、このことが高速代の半減とかいう方向に向かっての1段階やとしたら、協力するべき政策やろう。みんなが利用する道路に通行料を取るというのは、本来世界的に見れば、極めて特殊なことである。人や物の通行を料金という足かせで不自由にすることやからね・・・。その世界的な常識が日本では通用しない。この面では、国交省はもっと政策を変えて行くべきやろうね・・・。

 

6/27(火) 東京・渋谷で、有名女美容外科医の娘さんが誘拐され、3億円の身代金要求があった。テレビでも紹介された、カリスマ美容外科医の母娘さんたちだっただけに、マスコミは朝からこの話題ばっかり。セレブで美人に弱いのは、世の男連中なら、みんな仕方無いのかもね。。。それにしても、無事保護されて良かったね・・・。

 

 今回の誘拐事件の早期解決の鍵は、この女性がワゴン車に無理矢理連れ込まれた時に、偶然これを目撃していた女性会社員さんだった。これに尽きるわ・・・。この人が誘拐犯たちの車のナンバーや車の特徴を交番に届けなかったら、今頃、娘さんは殺されていたかも知れない。そのぐらい重要な目撃情報やった・・・。こりゃ、表彰状モンやね・・・。とかく、世知辛い、事なかれ主義のはびこる今の世の中で、ちゃんと、当たり前のことを、当たり前のようにやってくれたこの会社員さん。日本人もまだまだ棄てたモンやないね。。。

 

 日本の警察力も大したモンやった。車のナンバーと携帯電話から出る微弱電波を追跡して、早くから誘拐犯の動きを捕捉していた。渋滞監視用のNシステムというカメラも、犯人の車の動きを捕捉するのに役立った事やろう。。東京は、この辺はしっかり整備されているからね。。。最初は間違って隣のマンションの305に入ったらしいけど。。。最後にマンションの305号室に乗り込んだ際、犯人は改造拳銃を撃って、警察官1人がケガをしている。それでも、無事人質を救出出来たのやから、結果オーライ。良かった良かった。ケガをされた警察官のご家族からしたら、とんだ災難やけど・・・・。

 

 さて、この事件の犯人たちは49歳の韓国人と29歳の中国人と、日本人の50代のオッサン。どこでどう繋がっていたのかは知れないけど、日本がもう昔みたいに安全な国ではないというのを、この事件は露呈してしまった感じやね・・・。芸能人やらセレブ族、有名資産家などの人たちは、アメリカのように、ボディガードを雇わないと、誘拐やらの恐怖からは、自己防衛出来ないということや。

 

 今回の被害者もテレビでも何回か紹介されたほどのお金持ち。犯人からしたら、この人たちは、カネを持っているというのを全国に知らしめてしまっているのやから、ターゲットとして本人を限定するのは、いとも簡単やったやろう・・・。これからも、有名人は狙われ続ける。それが宿命でもある。怖い事やね・・・。

 

 治安維持というのは、本当に難しい。今回のように、たまたま目撃者がいて、この人が、意識の高い常識人だったからこそ、良かったが、これはたまたまの偶然でもある。日本の治安の良さというのは、実は、日本人が、正義感が強くて、悪いことをした人を見逃さないという、ある意味、閉鎖的な島国人だから守られてきた部分がある。ヨソモノには、何をしでかすか分からないので、充分注意する・・・という感覚がある。これが実は、大変な意味のある事なのである。

 

 何か悪いことをやろうとするヤツがいると、人の目というのは、とても気になる。他の人に監視されていて、悪いことをやっても、スグに捕まるということは、悪人にとっては、とてもやりにくい事なのである。都会ほど他人には無関心という傾向はあるものの、東京の渋谷で、この事件があって、目撃者が名乗り出たということは、日本の治安にとっては、とてもとても、良いことやったと思う。

 

増え続ける不法滞在者による犯罪。外国人の多いところは、どうしても治安が悪くなる。犯罪歴のある人たちだけ、入国させないとか、良い外国人さんだけ日本に来て貰うような工夫は、出来ないものかね・・・。いつも何か凶悪犯罪があると、中国韓国の人が捕まるのは、日本との関係を考えると良いことやない。悪人は国の恥やから、出国させない、入国させない。そんな仕組み作りが必要やで・・・ホンマ・・・。

 

6/28(水) ようこれだけ次から次へと重大事件が起こるもんや・・・。東大阪大学っていう聞いたこともない大学の学生が、喧嘩からエスカレートして、2人も殺されたそうや・・・。その殺し方が、また尋常やない。。。生き埋めやて・・・。何やねそれ・・・。

 

 そもそもの経緯は、どうも女の子のことらしい。人の彼女に声かけたかどうかとか、そんな話が発端なんやろう。言い合いになって、この大学生が山口組系のヤクザの名前を出して、多分、びびらしたろうと思ったのやろうね・・・。生き埋めにしたろうか・・・・。こんなことを言われたヤツが、このことを岡山県玉野市の知り合いに相談して、そいつを岡山まで連れてきたら、仕返ししたる。うまくおびき出して、ボコボコにして、ホンマに生き埋めにしよった・・・。洒落ですまへんで・・・。

 

 その手口がショベルカーで産廃用地に穴を掘って、そこに放り込んで、またショベルカーで埋めたそうや・・・。おいおい、普通の人なら、そんな重機つかわへんで・・。建設関係のヤツとかが、仲間にいたんやろうね・・・。主犯格の21歳の男がいて、そいつの言われるがママ、16歳の男が穴を埋めたそうやけど。。。いくらたんでも、人を埋めたらあかんわ・・・。立派な殺人罪やで。。。

 

 しかし、それにしてもこいつらのやっていること。まるで映画の中みたいな事や。喧嘩っちゅうもんは、相手を痛めつけるためだけにやるもんや。殺してしもたら、終わりや。。。相手も痛い目にあったら、もうやめとこ・・・ということになる。それが目的やのに、一気にボコボコにして、それでやめといたらええのに、大石でとどめをさした上、埋めてしまう・・・。この発想がアホやね・・・。

 

 そんなことして、人に知られず、のうのうと、平気で生きて行けると思っておるのやろうか・・・。今回の事件を見ていたら、ほんま両方とものアホさ加減が伝わって来る。不良同士の喧嘩・・・。これだけの話で終わってしまっていて、この殺された子の命の意味とか、殺した子の心の中とか、奥深さや、社会へ対するメッセージとか、が、全くない。ただ、単に女の取り合いで、突っ張って相手が死ぬまで戦う。動物と一緒やで・・・・。

 

 人間は単にオスとメスの動物やない。と、信じたい。人が生きてゆくためには、社会があり、社会をうまくまとめるためにルールがある。このルールを無視するようなヤツらの行動は、やっぱり許されるべきではない。人を殺した方にも、殺された人にも、親があり兄弟がいるのやろう。人は一人では生きて行けない生き物や。いろんな人に迷惑をかけたり、逆に助けたり、影響を与えたりして生きている。この人との関わりが、時として、うまく出来ない人たちが事件を起こす。

 

教育の第一番目の目的は、人との関わり方を教えるべきである。人を思いやる気持ちを悟らせるべきである。人の痛みを感じさせるべきである。これが人間のあるべき本当の姿なのやからね・・・。

 

6/29(木) 実は、ここ数週間ほど、メールの送信が出来なくなって困っている。私は京都アイネットというところと、関西電力系列のイオネットというところと、仕事で使っているインフォシークの3つのプロバイダーと契約があり、メインで使っているメールアドレスは京都アイネットのものである。ところが、メールチェックの手間が煩わしいので、アイネットのメールサーバーに入ったメールをインフォシークのメイルサーバーに転送して、インフォシークのメールサーバーから受信している。

 

 これは、ウィルスチェックの意味もある。イオネットのは、自宅でホームファイバーを引いた時のモノで、この分は、ややこしいので使っていなかった。ところが、京都アイネットがセキュリティを上げるということで、5月24日ぐらいから、突然、メールが自宅で見ることも、送ることも出来なくなった。会社のPCからは、メールの受信は出来るのだけれども、送信が出来ない。。。こりゃ、えらいこっちゃ・・・。

 

 電子メールのシステムというのは、便利なもので、世界中どこに居ても、ネットに接続さえすれば、自分のメールサーバーにつなげて、アカウントとパスワードさえ合えば、メールの送受信が出来るのが、大きな特徴やった。ところが、このシステム。意外な盲点があって、悪いことをするヤツらからしたら、ウィルスメールを世界中にばらまくことに、プロバイダーが荷担してしまうような結果になり、これを防ぐことがなかなか難しいのである。

 

 それならと、ウィルスの含まれたメールを発信させないようにすれば良いと、プロバイダー側でチェックをかけるようにしたらしいのである。ところが、これで困るのが他のプロバイダーの接続で、違う会社のメールサーバーを読みに行っていた、私のようなユーザーである。メールの仕組みとは、意外と単純なもので、一旦受信されたメールは、他からの接続でも、読める場合が多いのだが、問題は送信である。

 

 他の接続で送られてきたメールをそのプロバイダーのメールサーバーへ送ると、これが厳しくチェックされて、送れないようにしてあるのである。つまり、どこの誰か分からないヤツ、送り主が限定出来ないような迷惑メール、フリーのメルアドのメールを徹底的に閉め出して、送り主が限定出来ない匿名メールを事実上締めだそうというのが目的なのである。

 

 各プロバイダーは、この流れを受けて、身元がしっかりしていない人からのメールを撲滅すべく、ガードを高めた。そんなところやろうね・・・。この事自体は、毎日毎日、出会い系やら援助交際やらデリヘルやら、訳の分からないメールが200通ばかり来る、私らからしたら、これは有り難いことなのだが、その代わり、大変面倒なことをしないといけない。

 

 会社はADSL。家は光ファイバー。接続環境が違うと、光の接続で、そこまでの契約をしていないインフォシークのメールサーバーは読めない・・・。ADSLでつなげば受信可能だが、送信不可。イオのメルアドで送信は光ファイバーでは出来るが、他は出来ない・・・。インフォシークには、契約が法人団体の契約なので、個別にメール転送サービスに申し込めない・・・。ああ、ややこし。。。どうしたらええねん。。。。50直前のオッサンには難解過ぎるで・・・。

 

 まだまだ試行錯誤は続きそうや・・・。

 

6/30(金) 横田めぐみさんの夫とされる金ヨンナムさんの記者会見は、北朝鮮の政治色プンプンの会見やった・・・。まるで、向こうの政府のスポークスマンがしゃべっているようで、よく練習しました。。。という感じやね。。。昨日の会見のポイントは、自分が拉致されてきたのではなく、北朝鮮に救助されたということ。横田めぐみさんは自殺したということ。遺骨はあくまで本物で、偽物だと言う日本政府は幼稚だということ。この3点ぐらいかね・・・。

 

 ご自身の北朝鮮に連れてこられた経緯については、北の作文を読まされていただけ・・・・。拉致というと、国家がやった犯罪となるが、これを北朝鮮船による救助にすり替えているあたり、いかにも朝鮮半島的。。。。卑怯な拉致事件を、人命救助という180度、美談に勝手に変えとる。。。この国はどうしようもない。。。まぁ、韓国人からしたら、島根県の人が岩手県の人に誘拐されて、そのまま居着いた。。。そのぐらいの感覚しか無いのかもしれないけどね。。。

 

 さて第3点目の遺骨問題。北朝鮮には、火葬の風習がないのにも関わらず、何故か日本風に骨を焼いて渡した。何故か。ケンチャナヨーなお国柄やから、日本が、本当に横田めぐみさんが死んだと主張するのなら、遺骨ぐらいあるやろうと言われて、仕方なく出した。この前、他の拉致被害者が死んだとされる証拠として、デタラメな死亡診断書を捏造したのと同じ感覚で、どうせ焼いたら、誰の骨が分からないだろう・・・。まさか人骨まで調べないやろう。。。そんな感じで気軽に日本の代表団に遺骨を渡したのやろうね。。。

 

 ところが日本は、生焼けの人骨からDNA鑑定をしよった・・・。そんなハズではなかったと北朝鮮は焦った。。。担当者を突き詰めたら、遺骨を捏造したのが分かった・・・。でも、対外的に不利になるし、メンツが立たないから、遺骨が偽物やとは認められない・・・。黙っておこう・・・。こんなとこやろう。。。。

 

 問題はめぐみさんの生死である。この韓国人男性と、キム・ヘギョンちゃんの親子関係が以前、立証されたのだから、多分これは嘘ではないやろう。キム・ヘギョンちゃんが、少し大きくなって、少し太っていたというのも、北朝鮮が大事にしているぞ・・・という証明やから、納得いく。北朝鮮では、大学に行くと親元から出されて、別の生活をするというのも、蓮池さんたちの話から想像できる。ヘギョンちゃんが通称名で、本名が別の名前やった。。。これは、何故かわからん。こんなこと、しょうもない担当者の間違いやったのを、正しただけか・・・。

 

 ただ、今回の会見で、北朝鮮の工作員である金さんまで、北朝鮮が、あえて、表に出して来たのに、もし、横田めぐみさんが生きていて、工作員に日本語の教師を、今もやっているとすれば、北朝鮮にしたら、表沙汰にしてしまうほうが、はるかにメリットは大きいやろう・・・。拉致問題が全面解決したら、日本からの経済援助も期待出来るし、米国の経済制裁を止めるように、口添えしてほしい・・・。これが本音や。。。

 

 としたら、やっぱり、横田めぐみさんの生存の可能性は、誠に残念ながら、薄くなったと見るしかなくなってしまう。。。13歳で北朝鮮に拉致されて、見知らぬ韓国人と無理矢理、結婚させられて、子供までもうけた。。。でも、キチガイ国家北朝鮮の言いなりで、日本に帰れる道は、絶望的。。。会見で言っていた通り、気が狂って自殺しても、けっしておかしくないわなぁ・・・。普通の神経の人だったら。。。。

 

 日本語の教師をさせられて、自分の教えた日本語をつかって、また人を誘拐してくる・・・・こんな国の言いなりに、なるくらいなら、死んでしまった方がよっぽどマシ。。。そう思っても不思議は無い。。。ここだけ、この旦那さんの言っている事がホンマな可能性はある・・・。残念やけどね。。。拉致はホント、卑怯な許し難い犯罪や・・・。国自身がこんなことをやっていたことを、素直に白状したのやから、そこのとこだけは認めたろ。でも、これを駆け引きの道具に使うのだけは許せへん。

 

 国と言う組織は、金さん個人が、私有するようなものやない・・・。国民の幸せを保証するのが、国の仕事やのに、かの国では、人に不幸をおしつけよる。。。こんな国は、やっぱり、国やない。。。

 

2000年9 10 11 12

2001年1         10 11 12

2002年1         10 11 12

2003年1         10 11 12

2004年1         10 11 12

2005年1         10 11 12

2006年1         10 11 12

<最新の日常のページへ>

戻る

inserted by FC2 system