日常のページ

 

8/1(火) 福島県で、また児童虐待。この夫婦、子供4人もいるのに無職や・・・。自分は太っているのに、何と小学校に行っている下の子供の体重が僅か10s。長女は3ヶ月で死なせてしまっているんやて・・・。あまけに、この男は前科があって、長男に虐待をしたというので、親権剥奪されていたんやて・・・。こんな奴らは、人間やない。。。犬猫なみの感覚や・・。いや、犬や猫でも自分の子はちゃんと育てよるから、それ以下やんか・・・。

 

 近所の人によると、こいつは、真冬に子供を雪の中パンツ1枚で外に放り出したり、異常な行動を以前から取っていたようである。近所の人には、ウチの教育方針やから放っておいてくれやと・・・。おまけに、もうこれ以上は痩せられないだろうというほど骨と皮だけの体格だった子供たち・・・。恐らく、ろくすっぽ食事も与えられていなかったんやろう・・・。体重も身長も平均より遙かに劣っていて、体中はあざだらけ、目も殴られていたのだろうか、片方だけ潰れていたような状況やったそうや。。。

 

 こんな子でも、子は親を選べない。だまって親の言うがママにしか生きられない運命のこの家の子供たち・・・。哀れを通り越して、怒りさえこみ上げてくる。。。そんな恐ろしい環境でも、子供は育って行く。こんな環境で生き抜いていた子供たちは、いったいどんな大人に育つのやろうね・・・。子は親の鏡。その子供を見たら、どんな親御さんに育てられてきたかが判る。

 

 親の愛に飢え、虐げられて育てられた子供は、やがて親になり、また自分の子供に同じ事を繰り返すそうや。。。。負の連鎖がどんどん社会を悪くしてゆく・・・。そんな子供たちを救うべく、児童相談所という行政の受け皿がある。でも、親には親権という血のつながりがある。子供も世界でただ二人の親との絆という、他には換えられないものがある。こんな唾棄すべきようなニュースが繰り返されると、日本という国が本当は、とても心の貧しい国の部分があることを改めて露見させてしまう・・・。

 

 鈴香の時もそうやったけど、親しか子供を守る人はいないという自覚の微塵さえもこいつらには無いのだろうか・・・。人間が本来持つべき親としての母性さえも失ってしまうほど、この人たちの心の闇は深いのだろうか・・・。なぜ、そこまで家族や己を追いつめてしまうのであろうか・・・。信じ難いような事件が続くけど、こんな出来の悪すぎる奴らばかりの報道は、今更ながら、嫌になる。。。

 

この世の中に、生まれなくて良い命なんて無い。この夜に生を受けた命は、幸せになるための命や。この薄幸な子供たちに、いつか、幸せな日々が訪れますように。。。

 

8/2(水) イスラエルという国は、何でいつも、こんなにドンパチやっているのか。こんなことを株屋の友達に聞いたら、それは、アメリカの軍需産業のために、常に弾丸やら砲弾、ミサイルなんかを、どんどん使ってもらわないと、あかんからやで。。。と、答えられてしまった。そうか、そういう面もあるんか。。。それでドンパチやっとるんか・・・。それでも、これをリバノンの子供たちを一遍に何十人も殺すことの、言い訳にされたら、それは、やっぱりたまらんやろう・・・。

 

 永住の地の無かったユダヤ人を、アメリカが無理矢理、イスラムの聖地エルサレムを含む今のイスラエルに、無理矢理入植させた。ユダヤ人は、世界中の利権や富をコントロールしていて、アメリカの肝を握っとる。だから、アメリカはイスラエルの言いなりである。石油や鉱物資源、ダイヤモンドなど、カネになるものは、何でもユダヤ人が利権を持っている。

 

 だから、イスラエルの利益はアメリカが必死に守りよる。ところが、突然、やって来よって、好き放題ドンパチやりよるイスラエルのような国は、周辺諸国からは、毛嫌いされておる。いわば、ご近所の鼻つまみ者や・・・・。ユダヤ人の人は、全てのことに異常に抜け目が無く、徹底的にセコい・・・。少しでも儲かることは全部持って行ってしまいよるから、嫌がられるのも、無理はない。そんな嫌われ者の国民性があるから、これが周辺諸国から見たら、反イスラエル、反米のエネルギーになっているという構造がある・・・。

 

 日本と、中東とは、とても疎遠な関係なのだが、日本は石油の大半をこの地域からの海上輸送に頼っているから、これが担保されないと、えらいことになる。だから日本の国益のためには、中東地域の安定平和がゼッタイに必要である。

 

それに、日本はかつてアメリカと堂々と渡り合って戦っていたという認識が、中東諸国にある。だから、不思議と日本には友好的な雰囲気がこの地域の国々にはあった。ところが最近は、日本が、あまりにも米国寄りの政策を取っている。。。。こんなのをあまり前面に押し出すのは、日本がこの地域の国々と仲良くしようと思えば、大きなマイナスである。

 

 自国の立場を明らかにして、国際社会で自己主張をするということは、実は、敵も作ることになる部分がある。日本は、この地域でイニシィアティブを取ってまで、独自性を出して、より先鋭化した立場を取るような明確な理由がない。米国やイスラエルのような「やんちゃな国たち」と、共同歩調を取るのが、本当に得策なのかと、ぼちぼち考える時期だと思うのだけれど、どうだろうか・・・。

 

 最近日本では、マニュフェストとか、選挙公約で、世界から尊敬されるとか、世界の国々のリーダーとしてとか、勇ましい、見映えのするキャッチコピーが並ぶ事が多いが、果たして日本は、そんな方向に進むのが良いのだろうか。憲法改正してまで軍隊を正当化して、拡大解釈を繰り返して、結局またアホな戦争をする。そんな国にしたいのだろうか・・・。もう一度、よく考えるべき時期が来ているのやろうね。。。

 

日本は世界唯一の被爆国である。「平和」の有り難さを一番知っている国のひとつやろう。平和を力で守る時代は、もう過ぎたのやないやろうか・・・。相手国の人間を一人残さず殺してしまうのが、究極の戦争目的だとすれば、そんな行為に、いったい何の意味があるのか。目には目を。銃には銃をでは、何も解決しないことは、日本は、痛いほど判っているハズである。。。ここらへんに、日本が貢献できる何かがあるのやないやろうかね・・・。

 

かつて、日本が侵略した地域で、日本は国内と同じように統治するという、同化政策を行った。白人たちが占領していた地域と違って、日本が占領していた地域の人たちは、みんなインフラが整備され、文盲率が格段に下がり、教育が高まり、国が富んだ。今の時代、占領という概念ではなく、これと似たような経済協力を日本は発展途上国にずっとやってきた。

 

未開だった地域の土地でも教育が拡がり、町が発展し、インフラの整備が進み、みんな良い国になって行く。その手助けをしていくのが日本だった。日本の役割は、これでええのやないか。戦争は貧富の差や、宗教的対立で起こる場合が多い。「平和」しか、世界中の人が喜ぶ価値観は無いのだから、このために、日本は兵力を持たないで、世界の人たちから感謝される道があるような気がするのやけど、どうやろうか。。。

 

ユダヤ人と違って、汚く稼いで、キレイに使う。日本のカネの使い方は、格好良くいかんとね・・・。これが国民性に合っておる・・・。

 

8/3(木) ALWAYS 3丁目の夕陽という映画を皆さんはご存知だろうか。昭和30年ぐらいの東京が舞台の映画で、日本アカデミー賞を総なめしたから、見た人も多いだろうね。。。。私は、もともと、そんなに映画好きではないので、映画館で映画を見るなんて久しぶりだったが、この映画は評判を聞いて、シネコン初挑戦で見た。これから高度成長期が始まろうとする日本。ここで描かれている日本は、まさしく、エネルギーに溢れ、活き活きと光っていた。

 

 この映画が、あんまり良かったものだから、この前、コンビニでこのDVDが発売になってたので、思わず買ってしまったぐらいである。。。でも、劇場で見た本編からは、少しカットされていた部分があって、少し残念やった・・・。特に、子供が親に見捨てられ、誰にも引き取ってもらえないシーンなんか良かったのにね。。。

 

この頃の子供たちは、いわば、ほったらかしやった。親が無くとも子は育つ・・・。これを地でいっていた時代やった。戦争が終わって、ベービーブームが起きた。やっと平和な時代が来て、安心して子供を育てられる。日本は良い方向に進む。そんな雰囲気が、子供を育てようというような時代にしたのやろうね・・。

 

少子化まっただ中の、今の日本と全く正反対やわ。。。この前の新聞記事によると、日本は、父親が子供と接する時間が欧米各国に比べて極端に低いそうや。まるで、それが少子化の主因やと言いたいかのような記事だったが、これは疑問である。今の子育ては、異常に過保護である。子供が大学を卒業する式に両親が揃って出席するのだという。これが今の普通なのだという。。。。。私はゼツタイに行かへんけどね。。。

 

これは、確かに良いことなのかも知れないが、ここまで大事に大事に育てて、子供を純正培養して、育てることが、実は、子供、いや人間を、いろいろな意味で、どんどん弱くしているのやないかと、思う時がある。子供を産んで成人にするのに、今の親は、カネも手も掛けすぎる。放任主義というのが死語になって、逆に子供にどれだけ手間暇とカネを掛けることが親の目的になっている。この事自体が異常ではないかと思う事すらある。

 

それだけ必死にならないと、今の世の中の平均値の子育てにならないから、親の方が子育てに過大な負担感を感じる。これが第2子、第三子を躊躇する遠因になっているのやないやろうかね・・・。それと、もっと怖いのは、大事に大事に育てすぎた子供たちが大人になって、いつまでも精神的に自立出来ないでいる親離れ、子離れの問題である。そんな子がまた親になって行くのである。。。恐ろしい恐ろしい。。。。

 

今の親は、いつまでも子供の面倒を見るから、子供も親に甘えてしまって、いつまでも自立出来ないし、したがらない。こんな大人が増えると、結婚観まで変えてしまう。結婚に必要性を感じなくなるのである。お母さんさえ、いてくれたら、別に生活に困らない。お父さんに、そこそこ収入があれば、日頃のお小遣いにも困らない。今の生活が、もう充分幸せ過ぎるから、無理をして、収入の低い若者同士が一緒になってまで、苦労なんてしたくない・・・。出来れば家事もしなくていいまま、ずっと楽しければそれでいい。こんな甘い考え方が今の結婚適齢期の人たちに蔓延しているのやないやろうかね・・・。

 

苦労が多くなるから結婚しない女、収入が低くて結婚できない男。この最悪の組み合わせが婚姻率を引き下げているのやないのかね。。。。政府は、何でも予算を子育て支援に回せば、少子化が回避出来ると本気で思っているのやろうか・・・。

 

貧乏な生活保護を受けているようなヤンキー夫婦を必要以上に甘やかせて、何でも税金漬けで助ける。こんなアホな政策が、どんどんダメ親を増やしていないか。。。。全く働く意志がなく、無料の保育園に子供を預けて、朝から晩まで、生活保護費でパチンコへ行き、子育ての補助金で自分らのメシ代にしておるような奴らを増やすような政策をして、いったい何の意味があるねん・・・予算や無いで・・・。カネの使い道がまちがっとるわ・・・。

 

老害という言葉がある。昔から、元気でいつも走り続けていた人は、ゆっくり歩いたり、立ち止まることが出来ない。立ち止まったら、倒れてしまう独楽のような生き方や。ただ、この人たちが、頑張っているおかげで、次の世代の子供たちの出番を邪魔しているということに、意外と気付いていない。結果として、後が育たないのである。だから、いつまででも出しゃばる。これが悪い連鎖になる。

 

大人や年寄りは、いつまででも出しゃばらず、勇気を持って若い世代に託す必要がある。また、違う考えも出て来るし、第一、自立が早まる。若い人らを手厚く大事にするよりも、時には、我が子を、千尋の谷に突き落とすライオンのような、若いときの苦労は買ってでもさせるような、そんな子育ても時には必要なのやないやろうかね。。。

 

いっぺん、共産党や社会党が主張してきた通りの、今ある過保護な法律を全廃してみたらどうや・・・。育児手当とか、養育費補助とか、分娩費無料とかいうのを、思い切って、止めてみたらどうや。ひょっとしたら、もっと、子供を持つ、ということがステータスになるかもしれん。そうしたら、人間の心理は、どうしても子供が欲しくなる。そんな逆転の発想が、少子化日本を救うかも知れないで・・・。どうやろ。。。

 

8/4(金) ボクシングは、所詮、興行やから、面白おかしくやったらええけど、あんまり、えげつない、えこひいきすると、見ているファンも離れて行くで・・・。8/2に横浜であった亀田三兄弟の長男の世界タイトルマッチは、「やらせ」やと判っては居ても、視聴率が33%やったんやって・・・。おまけにボクシングでは初のパブリックビューイングまで作って、いわば、この試合は、TBSが社運を賭けて捏造したスターを何とか世界チャンピョンにせんと、格好が付かないという、そういうシュチュエーションで行われていた。

 

 浪速乃闘拳とかいう、キャッチフレーズ、誰彼無しに悪態をつく態度、礼儀知らずの大口、見た目も、頭の中も、完璧なアホなヤンキー。この父親が必死になって、東京放送とグルになって、息子の売り出しに躍起になってる・・・金儲けのために、必死やね。。。何が面白いのか、何がかっこええのか、私には、サッパリ判らん。。。今の世の中にはあんまり居ないキヤラクターやて。。。そりゃ、東京にはおらんかも知れんけど、大阪には、掃いて捨てるほどおるで、こんなの。。。

 

 何とか、勝てそうな相手を必死になって捜して来て、重ねてきた、連勝街道。そやけど世界戦だけは、そう簡単やなかった。亀田兄の昨日の試合は、100人のうち90人は、イカサマやと感じたやろうね・・・。ダウンした人が判定で勝つなんて、あんなことしてたら、日本のボクシングはインチキやと、世界中に恥をさらしていることになる・・・。ホームタウンデシジョンも、ほどほどにせんとね・・・。

 

 実際、相手選手は、本当はものすごく体重が下の階級の選手やったそうや・・・。同じ階級なら、ゼツタイに勝てへんからね。。。亀田も2階級下げたというから、本当は5階級ぐらい下の選手をひっぱりだして来て、こいつなら弱いやろう・・・。勝てるやろうと、ぶつけよった。ところが、1ラウンド終了間際、亀田がダウン。。。TBSの首脳は青くなったやろうね。。。おまけに、対戦相手はなかなか崩れないは、いくら金を掛けて買収してある審判でも、あの判定はきつかったはずやで。。。もはや、スポーツやない。ただの見せ物や・・・。ニュースで大騒ぎするような代物やないでほんま。。。

 

 マスコミというのは、何とかドラマを演出して、衆目を集めるのが仕事や・・・。かわいい女の子を見つけてきて、歌手や女優にするのと同じ感覚で、スポーツも捉えている。嘘でも何でも、亀田がチャンピョンになった途端、子供たちの手本となるようにとか、相手の選手は年上やから、もっと敬えとか、人に対する礼儀がなってないとか、一応、言いよる。やっぱり何か問題を起こさないか、ヒヤヒヤしている部分もあるのやろうね・・・。

 

 相撲の横綱を呼んだり、有名人に試合を見せたり、何とかテレビの品位を保とうとするのに必死や。。。みのもんたなんて、最初朝ズバッで亀田を採り上げていた時には、何やあの礼儀知らず・・・とまともな事を言っていたのに、次に出て来たら、掌を返したように、亀田をほいほいと、ヨイショしとる。TBSがそれだけ売り出しに必死になっとるという証拠やろうね。。。見ている方は、何や、アイツと、こうなる。。。ホンマ、節操がないわ。。。

 

 それにしても、マスコミの捏造には、もう、辟易する。本来、人はそんなにドラマチックな人生なんて送っているもんやない。もっと、地味で着実な生き方をしている人がほとんどや。ある日、突然、だだのヤンチャ坊主を、国民的スターであるかのように祀り建て、その裏にいかにも、ドラマチックなものがあったかのように、勝手に作りよる。そうせんと、見ている方は面白くないからね。でも、これがあんまり酷いと、テレビは嘘しか伝えないということがバレバレになってしまって、終いに、オオカミだぞう〜!の少年のように、誰からも信用されなくなる。これが最も怖いことだと思うのだが、いかがだろう。。。。

 

ニュース番組の画像の端っこに、LIVEとか生中継中とか出るやんか。あれと、同じように、スポーツ中継でも、ガチンコですとか、ヤラセですとか、出したらどうや。そうしたら、素直に八百長やと思って見れるで・・・。ガチンコ勝負やと信じて、真剣に見ている人は、実はシナリオのあるただのドラマを見せられていた事が判ったなら、もっと怒らないとあかん。信じる方が悪いのか、騙される方が悪いのか・・・。それでも、テレビの大人としての良識だけは守ってほしいもんやね・・・。

 

8/5(土) またまた監禁事件かいなぁ・・・。この暑さも酷いけど、日本も狂っとるね。。。ご主人さまと呼ばせていたんやて。まるで、アキバ系のノリやね・・・。暑うなると、いろんな事件が増えてくるわ。。。。

 

 どうも、自由が行き過ぎると、人間というものは、タガが外れて、自分で自分を律することが出来なくなる生き物なんやろうか・・・。どんどん、人には厳しく、自分には甘くなっていってるんやないやろうか・・・。

 

 これは、宗教の不在というのが、大きいと思う。。。。坊さんは葬式の時だけ。結婚式は教会で。初詣は神さんにお参りして、クリスマスには、にわかキリスト教徒になる。日本人は、宗教に対して、あまりにも無頓着過ぎるというか、無節操というか。。。人の道を教えたり、悩みを打ち明けたり、教えを請うたり、本来、宗教家が担ってきた役割というのは、大きかったはずや・・・。これが、今の世の中、ホント、何にも機能していない。これは、宗教家が俗人に成り下がっていて、金儲けばかりして、徳のない、ただの職業としての宗教人になっていることの裏返しなんやろう・・・。

 

 尊敬出来るような人が世の中にだんだん少なくなって来る。。。これは、その国にとって、本当に不幸なことや。。。

 

 また、逆に言えば、日本人は、宗教に対して、あまりにも無防備で、攻められると、自分に何も信じるものがない人は、極端に弱いのやないやろうかね。。。。つまり、カルト宗教にとっても、とても「ちょろい」のが日本人なんやろう。。。桜田淳子もいかれた韓国のカルト教団・統一教会やらその分かれの「摂理」とか言う、もっともらしい、新興宗教の被害者が日本で拡がっているという・・・。

 

 その教祖さまというのが、またまた訳の分からない変態で、好き放題に、セクシャルなことを、やっとる。。。こいつらは、大学のサークルを装って、会員を勧誘して、美人の女の子だけ教祖さまに差し出す。ほかの奴らからはカネを出させる。キリスト教系だけれど、これを形だけ借りている変態集団である。。。

 

 宗教は、実は、その国の国民性を決定的に、構成するような、いわば骨格のようなものである。ちゃんとした、国民みんなにに支持されるような、健全宗教が存在しない国では、人々の心が荒み、我を通すだけ、とか、人がうまく生活してゆくために不可欠な社会的規範さえ無い・・・。無秩序で、混沌とした状況である。。。今の中国が宗教を弾圧しているから、それに近いのかも知れないが、今の日本も人のことを言ってられないほど、こころが荒んでいる。。。

 

 日本は過去に、国家神道という考え方で、宗教を国民の意思を統一するために利用した。このことの反省から、政治と宗教を別にする。という考え方が出来てしまった。首長や政治家が公費で一部の宗教へ玉串料やお布施に支出するのは、禁止されている。ただ、ちょっと薬の効きすぎの部分があって、これが、政治家のタブーとなってしまっている。政治家が、あまりにも宗教を別格化してしまっていて、おかしなことになっていると気付かれている人もいるのではないだろうか。

 

 米国の大統領は、聖書に手を置いて宣誓する。欧米各国には、宗教が深く生活に根ざしているので、これがベースになって、いろいろなルールが成り立っている、日本はどうだろう。儒教的な考え方で、若い者は年寄りを敬いなさい。強い者は弱い者を助けなさい。人が困っていたら、手をさしのべなさい。道にゴミを捨てるのは悪いこと。公共の場所で大声で話すのは、他の人に迷惑なので慎みなさい。相手の身になって、物事を考えなさい。いろいろある。

 

 ところが、この頃は、人に迷惑を掛けなければ何をやっても良い。自分さえよければ人のことはどうでも良い。相手を言い負かせる能力の有る人が素晴らしい人・・・。こんな、誤った価値観が蔓延している。。。学校で道徳の時間が復活した。でも、それに反対する人もいる。国家による個人の規制や〜と、必死や。。。でも、こんな日本になってしもたのは、戦後の日本の教育制度があまりにも、テクニックを教えるだけで、心を教えられていない。と、いうより、心を教えることをタブー視してきた部分があるのやないか・・・。

 

古くさい。面白くない。という批判はあるやろうけど、僧侶のお話を学校で月に一度ぐらいは1時間聞くとか、子供たちの悩みに牧師さんが答える。。。そんなのあってもええのやないかねぇ。。。

 

8/6(日) 日本一の自動車会社トヨタがついに、世界のフォードを抜いて、全米でGMに次ぐ販売台数を記録したんやと。凄いね。。。でも、トヨタって、日本国内で作っている車より、海外で作っている車の方が多くなったんやて。さすがに、日本が世界に誇るグローバル企業やね。。。。

 

 戦後の日本は、何にもないところから、スタートした。安かろう悪かろうのイメージの多かったメイドインジャパン。トヨタの車も、アメリカみたいに、広い国で何十万キロも走られたら、すぐにぶっ潰れる・・・。オーバーヒートしない車を何とか作らんと、アメリカには買って貰えない。そんなので、必死になって良い車づくりに努力した。その結果が今の繁栄につながっているんやろうね・・・。

 

 燃費が良くて、なかなか故障しない。そしてコンパクト。日本車は電化製品と共に、日本製品の代名詞にもなった。つまり、戦後の日本は「ものづくり」の分野のおかげで世界有数の経済大国まで、のし上がったんやね。時にはエコノミックアニマルなんて言われながらね。。。ところが、ところが、この前、新聞を見ていたら、今の日本は、実はどんどん貿易黒字が減ってきているそうや・・・。では、今の日本は、一体何でメシを喰っているのかといえば、実は、投資で喰っているというのである。貿易黒字の額を、金融黒字の額が初めて追い抜いたのである。

 

 このことは、実は、ものすごく画期的なことで、これからの日本が、どうして世界で、生きて行くのか・・・の指針になることなのである。ものや技術で儲けた金で、日本は、せっせせっせと、米国などの国債を買ったり、中国に投資したりしている。だから、国内への投資がほとんどなくなり、日本は不景気になったのだが、この傾向はまだまだ続くやろう・・・。日本は、もう投資の受け入れ先が少なくなってきている。つまり、日本国内に投資するより、海外に投資する方が、より高い利益が見込めるからである。

 

 このことは、円にとっては、実はかなり不幸なことで、日本円が、米ドルに首根っこを押さえられておることになる。日本の富は、米国の借金に回っているか、米国の景気が悪化すると、とたんに日本は稼ぎ口がなくなってしまうのである・・・。ただ、このことを、逆転の発想で考えれば、これは、カードにも成りうる。米国の債権は、円マネーがかなりのウエイトがあるから、日本が米ドル債を買い控えすると、米国の債券市場は暴落するぐらい影響力が多い。つまり、日米は、お互いに利害が絡まっているから、お互いに喧嘩できない関係でもある。これからもしばらくこの関係が続くのだから、これは仕方無いね。。。

 

 何の良い友達というものは、相手の悪いところも遠慮せずに、ズバッと言ってあげるものや・・・。日米蜜月も、イスラエルに武器を売っておる奴らだけのために、多くの人を殺すのを、ええかげんにやめろと、言うべきやし、日本にとって、言いにくい対中政策も、米国を使えば簡単や。米国は世界一中国からモノを買っているからね。。。だから日米の連携は、ゼツタイに必要な生命線というわけや。。。

 

 これからの日本は、米中間のパワーゲームに、否応無しに、巻き込まれて行くことになる。日本は、この二大大国の間に入って、バランサーの役目になる必要があるのかも知れないね。。。ただ翻弄されるばかりやなくて、うまく立ち回って、日本の利益も考えないとあかんから、難しい。また、全方位外交に戻るべき時なのかもね。。。

 

8/7(月) 日曜の報道2001を見ていると、京セラの稲森さんが出てはった。やっぱりこの人は、一枚違うね・・・。ええこと言うてはった。。。今の世界は、どこの国も、考え方が、ガキばっかりや。イスラエルとヒズボラ、イランなど。。。北朝鮮やら中国韓国と日本も。「大人」がいないようになったと、嘆いておられた。

 

 「怨み」とか「復讐」とかいう感情は、必ず、お互いに、数限りなく繰り返されるもので、困った事に、それがどんどん大きくなってゆく。中韓が日本をあんまり恨むと、今度は日本が、辛抱出来ないようになって、反撃する。最悪の場合、またまた戦争になり、たとえ、どちらかが買ったとしても、本当の意味で、どちらにも「勝ち」のない戦争になる・・・。またその勝者は敗者から恨まれる。この悪循環が未来永劫、限りなく続くんやからね。。。。こんな不幸なことはない。。。ほなら、どうしたらええか。忍耐強く「耐えること」なんやそうや。。。日本は、中韓から何を言われても、ひたすら耐えたらええのやそうや・・・。これは、私は一理あると思う。これしか、最悪の悪循環を打ち切る手だてがないのやからね。。。

 

 でも、恨んだり憎んだりするより、「耐えること」は、はるかに大変だし、厳しいし、かなり難しい。。。。「目には目を」、「刃には刃を」では、いつまでたっても、殺戮の歴史は変わらないし、繰り返される。ええ例がイスラエルやんか・・・。建国以来60年。ずっと、この国は、力を力で周りを押さえ込む方法で、ずっと戦争しとる。。。こんな国は、周りから信頼されないし、余計に孤立するんや・・・。つまり、「負けるが勝ち」この大人の心境が無いんやね。。。

 

 日本は、一度、「戦争をもう二度としない」と誓った国や。だから、もう相手の国を憎んだり、恨んだりをするのは、一切やめようという、世界一、大人の対応を、国策として決めたんやないのか。。。。それが、また、この頃は、勇ましいことを言う奴が、リーダーシップをとるような、けったいな世の中に逆戻りしとる・・・。喧嘩は、したくない。ほな、どうすりゃ、ええか。好きなだけ、言いたい事は、言わせておくんや。自虐や、反日や、国益に反する。臆病者。。。何を言われてもええやんか・・。じっと耐えておくんや。。。一番惨めやで。。格好悪いで・・・。国民の支持を集められへんで・・・。でも我慢するんや・・・。我慢の限界。。。この言葉を吐いた方が負けなんや。。。。このレースはチキンレースやのうて、言わば、我慢比べやね。。。

 

 日本は、中国や韓国へ侵略して、戦争をして、この国の人には実際、かなりの迷惑をかけたし、かなりの人命も奪った。戦争とは、いくら屁理屈、こねたって、人殺しを正当化するだけの「狂気」であることに間違いがないのやからね。。。だから、素直に、すまんと謝ったし、経済支援もして、立ち直りの手助けもした。それでええやんか。それしかないやんか。。。今更、昔の日本のやったことを、悪くなかった、良いこともやったとか言ったら、向こうさんはどう思うやろう。。。。そりゃそうや。何やね、日本人は、私の肉親を殺しておいて・・・。そりゃ、そうなるの当たり前やんか。。。

 

 人と人のお付き合いもそうやが、国と国とのお付き合いにも、有る程度の「我慢」というものが双方ともに必要や。。。これは、相手の国に対する遠慮、配慮でもある。ところが、ここに、欧米流の覇権主義を持ち込んだらどうなるか。やるかやられるか。やられる前に、やってやろう・・・。我慢が無いとこうなる。。。。

 

今の日本人気質の特徴として、「すぐに切れる」というのがある。昔の日本人の良さが失われてしまった証拠やろうね。。。もう一度日本人に「我慢」を教える教育から始めなくてはならない・・・・。政治も「大人」になってもらうためにね。。。

 

8/8(火) 長野県知事選では、有名な田中康夫知事が3選に失敗。村井元防災担当大臣が当選した。一言で言えば、この選挙、長野県民に飽きられた・・・。そんなところやろうね。。。長野県というところは、田中知事になるまでは、41年間も県庁出身の知事がず〜っと続いていたところ。保守的なお土地柄やったところに、突然やってきた異端児・田中康夫やったけど、まぁ古い体質に風穴を開けられた点では、長野県には良かったんやないやろうかね・・・。

 

 ただ、改革派の知事は、ずっと改革派で有り続ける事が、いかに難しいかということやね。改革派はいつか旧守派になるものやからね。。。残念ながら・・・。私は、選挙という制度は、行政の腐敗や馴れ合いを防止するためには、大変有効な制度であると思う。というより、これしか無いぐらいの公正な制度である。問題は、この制度さえも、ないがしろにしようとする役人たちの猿知恵とどう戦うかである。

 

 役人たちは、選挙民から選ばれる事はない。入庁から退官まで、役所という閉ざされた組織の中でずっとずっと仕事をしてゆくと、必ず、慣れとともに、甘い汁が吸えるという部分に気付きよる。そして、それが蔓延してゆく。

 

 長野県のお隣の岐阜県では、何と3億円もの裏金づくりが、県庁全部がぐるになって、半ば公然のように行われていたのが判った。その手口は、160円の地下鉄の交通費まで、出張扱いにして、手当にすり替えていたり、小役人どもが、セコセコと、県民の税金をばれないように、少しずつ、少しずつ、ちょろまかしていたのだという。

 

 一体、何のために、そんな公金横領をやっていたのかと言えば、半分は、仲間内の宴会のための補助。そのほかには、誰かが、何かチョンボして、穴が空いてしまった時の補填用、個人的に職員が業務上で訴えられた時の、袖の下・・・。こんなのが、役人たちの言い訳である。。。今回の露見がショツキングだったのは、300万円ほどが、どうしても言い訳のつかない裏金で、この存在が、どうしても困ったものだから、事も有ろうか、燃やしてしまったと、「言い訳」をしたということや。。。税金を役人が燃やすか???

 

 こんな感覚は、普通じゃ考えられないのだけれど、真剣に燃やしたと言われれば、こんなのでも、信じるしか無いのやろうか・・・。100万円の札束3つ。どこの誰が火を点けて燃やすか???まして、元はと言えば、これ全部税金やで。。。人のカネという意識は有るのやろうけど、燃やそうとする感覚は、やっぱり異常やとしか言いようがないで・・・。

 

それにしても、何で、この役人たちは岐阜県警に逮捕されないんやろう・・・。悪いことをしたら、警察に捕まる。この社会の最低限のルールまで、うやむやにしたらあかんで・・・。もっともっと、ネコババ職員たちを、マスコミも吊るし上げたらなあかん。。。こいつら、へとも思とらんわ・・・。最低や。。。この不正なカネ全部本会計に繰り戻せないなんていうシステムがやっぱりおかしい。余った金は、例え1円でも、ちゃんと戻させる精算システムが全くない役所システムは、ゼツタイに変な決算システムや。。。

 

それより、この不始末の責任取って、退職金の減額とか、責任者の処分は無いのか。。。臭いメシでも誰かに喰わさんと、岐阜県民は納得出来ひんのと違うかねぇ・・・。謝って済むなら警察いらんで。。。

 

8/9(水) 台風がいっぺんに3つも出来ておる。そのうちの1つは、もう今日にも日本に上陸やて。えらい、せわしいなぁ。。。今週末は盆休みウィークだから、これにぶつからなければええけどね・・・。

 

 さて、我が家は8/11−15までマレーシアのコタキナバルというビーチリゾートに家族でバカンスに行ってきます。ハワイもグアムも飽きたから、近場で直行便があって、5時間程度。物価が安くて、親日的。英語も通じる、となれば、かなり限られてくる。おまけに時差も1時間だから、身体も楽である。。。いろいろ捜してここなら良さそうというので決めた。

 

 もう子供も2人も成人したから、来ないかと思っていたら、行くのやと・・・。ちと、計算が狂った。。。お盆の時期は、ツアー代が冗談のように高いからね。。。家族でお盆に海外旅行したら、下手な中古車なら買えてしまうぐらい高くつく。。。まぁ、一緒に行けるうちが華かもね。。。

 

 そんなわけで、毎日更新を誇っているこのブログも、ちょこっと、お休みを貰わないといけない。スミマセン・・・。海外から書き込むほどマメでは無いしね・・・。まぁ、少しは書きダメも、しておきますけどね・・・。

 

 さて、お盆と言えば、日本人は、8月15日を連想する。終戦記念日という名は付いているが、事実上、敗戦日である。昭和今上天皇陛下の「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び・・・」のラジオ全国放送で、国民は初めて日本の敗戦を知った。終戦記念日というよりは、日本人が初めて感じた屈辱の日でもあったはずや・・・。そして、日本中の日本人全部が、これからの生活の不安、恐怖におののき、世の中が一変した日でもあったはずや。。。

 

 ほとんどの日本人は、日本が米国やその他連合国の植民地にされると思っていた。実際、ジェネラルヘッドクオーター(GHQ)に赴任したマッカーサーは、日本占領軍の総司令官であった。ところが、日本の戦後がどうなるかも判らないままの時期に、朝鮮戦争が起こった。極東アジアの共産化を恐れた米国は、朝鮮半島でドンパチやって、ソ連や内戦中の支那なんかとも向き合う必要があった。このおかげで、正直、日本は助かった。日本は、思いの外早く、独立を取り戻せた。。。

 

 そんなことは、歴史の教科書には書いてあるが、実は、たった61年前のことでなのある。今、70歳以上の人は、リアルでこの歴史を知っている。いま、49歳の私は、直接は知らないが、まだ生き証人の年の人たちと関わる機会も長くあったから、いろいろ戦争の話をおじいちゃんなどから聞かされて育ってきている・・・。ところが、今の40歳以下の人たちは、こんなことも全く実感として感じられない。だから、軽々しく、平気で戦争を肯定するような事を言う。。。。

 

 戦争は、国と国のメンツのたてあいである。ナショナリズムとナショナリズムのぶつかり合いである。平和は、勝ち取るモノではなく、実は耐えしのいで、守って行くものであると思う。その辛抱が足りないから、すぐ切れて、暴力に訴えることになる。喧嘩は殴られた方も傷つくし、殴った方も痛い。ものすごく、アホらしいことである。こんなことは、大人ならしない。だから大人は喧嘩しない。割に合わないからや・・・。

 

こんなことを考えながら、今年も平和な8月15日が来ることに感謝しなくっちゃね・・・。

 

8/10(木) 靖国神社に小泉首相が参拝するか、しないか。多分、8月15日は、マスコミ各社が小泉首相の「追っかけ」をやる日になるのやろうね。。。この人、最後まで芸能人みたいな首相やね・・・。小泉のオッサンは、靖国に参拝するというのを、マニュフェストに出して、首相になったのやから、最後まで靖国参拝をするのは、筋であることは判る。でも、普通の人やったら、あまりにも中韓の反発が強いので、やっぱり、遠慮しとこか・・・と思うのが常識や・・・。ところが、このオッサンは、変なところで意固地になっていて、とうとう毎年の参拝を貫きそうな感じやね。。

 

 ご近所付き合いの下手な人が一国の総理になったら、国民は困る場合も多い。右寄りの人は、拍手喝采しているけど、経済界なんかは、ええかげんにしてくれという空気。。。一般国民も、もう、どうでもええわ・・・という人が増えて来たんやないやろうか。。。

 

 そんなことより、小泉首相になって、変わったことがある。世界の日本人を見る目や。。。

 

 日本人は、どこへ行っても、歓迎されるというのが、当たり前やった。お金は持っているし、気前がええし、人がよいし、相手の国の人に敬意を払う。人を疑うような事もあまりしない。だから、日本人は、あんまり、嫌われるような要素が無かった。それに、何より、他の人からどう思われているのかを、ものすごく気にする国民性があったと思うんや。。。

 

 それだけに、中国各地でこの春に起こった反日デモや、韓国での日の丸を焼くような、ヒステリックなパフォーマンスに、驚いた人も多かったのやないやろうか・・・。事実、私もそうやった。世界中のどこの国でも日本人は好かれていると信じていたのに、何で、ここまで嫌われているのかが信じられなかったのや・・・。

 

 何でやろうと、私はちょっと考えてみた。やっぱり、日本人も昔とは変わってきているのだろう・・・。というのが結論や。海外に行っても、最近の若い人は、実に横柄な態度を取る人がいる。自分は客や・・・。カネはある。。。つまり態度がものすごく悪い。亀田三兄弟ぐらい悪い。こんな奴らが、どんどん悪い日本人像を輸出しよる・・・・。

 

これは、やっぱり教育の問題やね・・・。いくら少子化かも知れないが、子供の好き勝手にさせすぎや。わがまま、ジコチューな人間の大量生産や・・・。相手の身になる。人を思いやる。最低限の人間として守るべきマナーや常識が欠落している。早く教育を何とかせんと、日本の没落は、坂を転げ落ちるように早まるで・・・これは。。。

 

8/11(金) 今日から15日までボルネオ島のコタキナバルで、ゆっくりしてきます。旅行記は、帰ってきてから少し書きますので、とりあえず予定だけ書いておきますね。

8/11正午 関空発、マレーシア航空 コタキナバル着16:10 シャングリラ タンジュンアルリゾート 3泊です。

 

 さて、東南アジアには、なぜ親日国が多いのか。皆さんは、どう思われるだろうか。。。私は、それは、やっぱり日本の占領政策の名残のおかげやろうと思う。昭和10年代の後半、日本は資源獲得の目的でこの地域にも、侵攻した。このときの、この地域の国々は、ほとんどが土候国で、列強の国々からさんざん搾取されていたのである。そんな国々を、従属から解放して、日本流の、大東亜共栄圏を確立するというのが大義名分やった。

 

当時、東南アジアを指揮権下に置いた日本は、今までの列強の国々と全く異なった統治手法で、日本流の統治を彼の地でやったのである。文字の読めない人に文字を教えて、学校を作り、衛生観念も教えた。日本人の教師がわざわざ南方まで赴任して、日本に都合の良いことだけ教えた。でも、それでも、この地域の人たちにとったら、前代未聞のことやったはずや。。。初めて触れた文化的な知識や生活習慣。日本人は、現地の人と仲間意識で同じ目線で付き合った。つまり、日本というものを悪く言えば、押しつけて回ったわけや・・・。でも結果的にこれが、その国を良い国になるように、良い方向づけをしたことにもなる。。。

 

 だから、この地域の諸国には、未だに、ご年配の人の中には、日本語をしゃべれる人が多いし、日本の歌を覚えていてくれる人も多い。つまり、日本のおかげで、少しは文明的な生活を送れるようになったと、感謝されていた部分があったからなのやからやろうね・・・。満州・朝鮮でも同じ事をやってたのに、えらい違いやね・・・。やっぱり相手国の国民性も関係が大きいということやろうけどね。。。

 

 なぜ、日本人が好かれたかは、多分、東南アジアの人たちにとって、日本は同じアジア人であり、白人たちのように、酷い差別をしない、情のある民族として、認知してくれていたからだと思う。これは文化の差である。フィリピンに永く駐留していた米軍が追い出されたのも、フィリピンの国民性と米国の価値観が、ついに同一化出来なかったからやと思うんや。だから、ベトナムでも米国は失敗しているし、中東でも、勝者の居ない戦争をただ無駄にしているだけや・・・。

 

 日本人は独特の文化がある。これは、世界の他のどの地域の文化とも違う独自性のあるものである。いま、この日本固有の文化というものが危機である。文化は、次の世代に引き継がれて初めて、生きて行けるし、発展する。ところが、日本は、日本独自の文化の有用性をどんどん否定するような教育ばっかりやっている。争い事が嫌いで、穏和な国民性だった日本の良い点がどんどん今、無くなっている。。。世界の常識に合わせていくと、日本人がどんどん不幸になるんやないか・・・。

 

 本当に一番、恐ろしいとは、誰もそのことに気付かないふりをしていることかも知れない。。。 

 

8/12(土) 朝からマヌカン島という無人島に行き、シュノーケル。お昼にホテルに戻って飲茶。夕食はコタキナバルの街で、シーフード三昧の予定。

 

 さて、ボルネオ島と言えば、世界で3番目に大きい島なんだと・・・。どこまでが島でどこまでが大陸なのかは知らないけどね・・・。普通で考えたら、ユーラシア大陸が一番大きい島やと思うのやけど、違うにゃて。大陸と島の違いって・・・よう判らん。。。

 

 私の訪れているボルネオ島は北半分がマレーシアで、南半分がインドネシアになる。なぜそうなったのかは、全然知らないけど、地図の上では、そうなっとる。マレーシアというのは東西に広い島国で、ボルネオ島の北部はサバ州という州になっている。コタキナバルというのは、そのサバ州の州都で、意外と、都会らしい。。。

 

 観光客は、オーストラリアなどの白人系が半分、中国人、韓国人、日本人などがボチボチ。直行便が就航したことで、日本からの観光客も少しづつ増えているようである。

 

 コタキナバルという名前の意味だが、「コタ」は(まち)の意味・キナバルというのは、富士山より高い東南アジア最高峰のキナバル山のことを指す。つまり、キナバル山のまち。そんな意味である。日本的に言えば富士山市というところかいなぁ。。。まちの名前が少し難しいのでKKで表す。ちなみにマレーシアの首都クアラルンプールはKL。

 

 このまちの名物といえば、きれいな夕陽と、世界一大きい花ラフレシアと、杜の人という意味のオランウータンぐらいか・・・。どちらも私にはあんまり、感心がないので、見る予定もないけどね・・・。写真好きの人にはええかもね。。。

 

 ただ、ビーチリゾートとして見れば、1泊1部屋(2人から3人部屋)で、たった9000円ぐらいで、朝食バイキングが付いて、豪勢な5ツ星ホテルが4つもある。こんな良い条件のところは、なかなか無い。マッサージやらスパも安いそうで。。。

 

 マレーシアの通貨はリンギット。RMで表すが、マレーシアドルと表現する人もあるようである。1リンギは30円ほど。100リンギで3000円ということになるが、物価が安い地域なので、外国から来ると、なかなか使いでがあるそうな。ピローチップが1リンギ=30円は少し安過ぎる感覚があるが、2リンギ札が60円の感覚。これがだいたい1米ドルぐらいの感覚な物価なんだと。。。

 

チップの習慣は特にないし、他のアジアンビーチのように、物売りが少ないし、国民性か、そんなに商売熱心ではない。マレー語で、ありがとうが「テリマカシー」。どういたしましてが、「サマサマ」。。。。元英領なので、カタコトの英語が通じる。。。。今回、仕入れた知識は、こんなもんです。。。

 

8/13(日) 日曜しかやってないサンデーマーケットという市を見て、コタキナバルにある4大ショッピングセンター巡りの予定。晩飯はまた屋台かな。。。

 

 さて、マレーシアはイスラム教国です。だから豚肉は食べないし、右手はごはんを食べる手だし、左手は不浄の手。左手でうっかり握手なんてしたら、モロにいやな顔される。。。おまけにアルコールは、一応宗教上はダメ。でも、少し高いけど、ビールは、どこでも呑めます。観光客にはやさしいにゃね。。。

 

 この国は、マレー人とインド人と華僑の3つが混ざっているような状態の国。だからカレーも食べられるし、中華料理も食べられるし、マレー料理で有名なナシゴレンていう焼きめしやら、サテという焼き鳥みたいなヤツも名物。ホテルで食べたら10倍高いけど、街でたべたら、何でも安く、おまけに日本人の口に合うのやそうな。東南アジア食の弱い人でも、何とかなる???実証してみます。。。

 

 日本人が一番戸惑うのが、トイレなんやそうや。マレーシアのトイレは、横に水道のホースみたいなのが必ずあって、常に便器がべちゃべちゃ。マレー人は中腰で用を足すのやろうか・・・。トイレを覗いたことがないので判らんが。。。これは謎やね・・・。多分、不浄の手である左手をゼッタイに使わないようにして、処理しはるんやろうね。。。

 

マレーシアというのは、実は資源大国で石油が出る。ボルネオ島の一部に、ものすごく裕福な地域があって、ブルネイ王国と言うのだが、ここがすごいお金持ちの国。王族が立派なホテルやリゾートを寄付で作っていて、遊園地もただなんやて・・・。何やらドバイと似ているね。。。お金がたんまり有れば、どんなに未開の土地でも、素晴らしいリゾートに作り替えられる。そんな壮大な社会実験をしているようなものやね。。。

 

マレーシアの人は、その国のお国柄なんやろうけど、ぜんぜんガツガツしていない。生活のリズムがとてもゆっくりしている。そんなに経済的に豊かでなくても、自分の将来にそんなに不安が無い。それだけ自然は豊かだし、そこそこ普通に食べられていたら良い。そんなゆっくりと生きるのがこの国の人たちの生き方や。。。

 

日本人も見習うべきところが有るのかも知れないね。。。

 

8/14(月) コタキナバル最終日。とはいえ、夕方までたっぷり時間があるので、プールで昼寝か、街へ買い物に行くか。海で遊ぶかフリータイムは長い。夕方コタキナバル発 夜クアラルンプール着 深夜クアラルンプール発

 

 さて、働いても働いても貧しいワーキングプアーの問題が拡がっている日本。私の歳はもう49歳なんやけど、もう40過ぎたら、まともな仕事なんて無いと思って間違いない。ガソリンスタンドとか居酒屋さんとか、現場仕事のアルバイトしか働き口がない。こんな仕事は時給700円とか800円。深夜でやっと1000円。6時間働いて5000円ほどにしかならないから、掛け持ちをする。それでも日給10000円に届かないから、1ケ月働いても手取り20万にならない。

 

 この歳になって手取り17万とかいうのは、寂しいし、哀れやで、ホンマ。。。家族いてたら、生活出来ひん。。。安倍ちゃんが、いくら再チャレンジとか言ったって、リストラやら勤めていた会社の倒産整理なんかに逢った人なんか、職安行ったら、いっぱいいる。正社員募集出したら、5人も6人も、面接だけでもさせてくれって、どんどん電話かかってくる。。。

 

 失業率がいくら下がったって、言っても、それは20代30代の働き盛りの人のこと。40代50代で職を失った人たちは、ホント惨めなもんや。。人手不足の時代やったら、浮浪者の人の一歩手前みたいな人まで、働き口、有ったけどなぁ。。。

 

 こんな人たちを再雇用とか、高齢者を新たに雇い入れたりしたら、国は補助金を出しておる。それも税金でや・・・。天下のトヨタ自動車は、一時、どんどん人手不足になり、大量に期間社員という名のいつでもクビに出来るとても会社にとって都合の良い社員を大量に雇い入れた。その中から小マシな人だけ、こっそり社員にして、「もひとつ」の人は期間が済んだら、さようなら。。。これを繰り返しておった。考えてみたら、社員の身分も保障せずに、ずるいやり方や・・・。

 

 おまけに、このやり方に批判が集まると、今度は社員ではなく、下請けとして、人を一人一人、人材下請けで、入れるという技を考えつきよった。これなら、当局は発注者と受注者の関係やから、文句は言えない。法の目をくぐったやり方やね・・・。ところが、この雇用体系で、トヨタは補助金も取っておったというからビックリや。。。これも、人を雇ったら補助金を出す。という安直なお役人のつまらない税金無駄遣いのおかげや・・・。

 

 この手の補助金を申請しようとした人なら、ご存知だろうが、ものすごくたくさんの書類と、物凄く複雑な申請のためのハードルがこさえてある。こんなのを取れるのは、労務関係に精通した大企業の労務専用担当者か、社会保険労務士で、補助金ハンターを専門にしておるようなプロしか無理にしてある。審査もうるさいしね。。。

 

 このような補助金を出すから、いらん税金をたくさん集めないとあかんし、うまいことしたヤツだけが、美味しい目を見る。。。こんな物凄く不公平なことになる。もともと、厚生労働省なんいう役所は本当に要るのか。。。労働局なんて役所が本当に国民の為になっているとは到底思えないのや。。。無い方がよっぽど国民のためになる。ハローワークは地方自治体がやったらええ地域のすべき仕事やで。。予算さえ付けて、カネさえどこかに出したら、何でも雇用対策やて・・・こんなの許したらあかんで。。。まさしく、お手盛りの、お役所のご都合主義やんか・・・。頼むし、仕事せんといてくれ。税金が勿体ないわ。。。

 

こんな役所も、役人も要らない。。。「厚生労働省」。。。

 

8/15(火) 早朝、関空帰着。元気が残っていれば、りんくうプレミアムアウトレットを少しのぞいてから帰宅予定。

 

 さて、中国には15億人もの人間がいるという。この頃の景気の良さで、なんと、その8%。一億2千万人もの人が、早くも「富裕層」となっているのやそうや。いくら格差社会が拡がっていると言ったって、1億2千万って言ったら、日本の総人口やんか・・・。これだけの人が日本人の生活に近い生活をもうやっとる。そう言えば、海外旅行で、中国人に、よう逢うはずや・・・。日本人が農協ツアーとか言って、1970年代に頻繁に海外団体ツアーに出かけた時期が有ったやろう。。。今の中国がまさしくこれやね。。。

 

 その時の日本人もそうやったやろうけど、今の中国人もなかなか、凄いで・・・。中国人の団体さんがメシでも喰っているところへ行ってみい。。。。そりゃ凄まじいパワーや・・・。とにかくよく喰うし、よう、しゃべる。遠慮がないから、うるさいの、うるさくないって・・・。スゴイです。。。オマケに、その後がまたスゴイ。汚しまくっとる。もうちょっと、キレイに食べんかいなぁ・・・道につばを吐くし、鳥の骨は床にペッペッと捨てる。品も何も有ったモンや無い・・・。まぁ、日本も1960年代の東京五輪の前までは、まだスラム街は有ったし、闇市の名残みたいなのもあったし、人のことは言えへんけどね。。。そういえば、東京五輪の時に、立ちションべんは、やめましょうとか、世界からいろいろな国の人が来るから、恥ずかしくないような行動を取りましょうとか。日本もやってたなぁ。。。

 

 まさしく歴史は繰り返す。日本が歩んだこの40年ほどを、恐らく、中国は10年ほどで、走るのやろうね。。。そして、北京五輪が成功して、上海万博・・・と続く。日本の東京五輪・大阪万博と一緒やんか・・・。まぁ、お隣の国が良くなって、まともな国になってくれるのは、日本からしたら、そんなに悪いことやないからね。みんな豊かになったらええ。そのおこぼれが日本にも来るやろうからね。。。

 

 でも、怖いのは、社会体制がまだ共産主義で、一党独裁という歪んだ経済発展を続けている点や。。。いつか不正地方役人が糾弾されて、暴動が内乱になり、社会不安になる。こんなのに逢ったら、これぞまさしく、チャイナリスク。アジア中どころか、世界中の経済に大きすぎる影響がある。だから、あんまり中国に投資を続けるのは怖いという企業も出てきた。こうなると、中国経済も失速することになる。問題は、それがいつ来るかや。地震みたいなものやから、いつ何時来るか判らない。。。

 

 餅はあんまり膨らみ過ぎるとむと、割れてしまった後が大変や。周りに飛び散って、色々な人に迷惑を掛ける。。。だから、そこそこ膨れたところで、箸で穴を開けて、わざと、しぼます・・・。中国バブルも、そんな「冷やし玉」みたいなのが、必要なんやないやろうかね。。。それが反日運動なら、寂しいけど。。。これだけ中国が大きくなると、日本や米国との間に、経済摩擦が出来るし、必ずぶつかる。これがまた、意見対立になる。この繰り返しやろうね。。。

 

コピー天国の中国を、何とか世界ルールの「人の真似をするのは悪いこと」やと、教えたらんと、判らない。著作権とか、商標登録、パテントなどの知的所有権は、もっともっと、尊重されるべきやろうから、この辺のルールの統一だけは、早くやらんと、日本は大分、損をするで。。。

 

8/16(水) 「京のぶぶ漬け」という言葉がある。私はこの話は東京の人の言いがかりだと思っておる。。。

 

京都の人の家に上がらせてもらって、お酒や食事をごちそうになったら、最後にぶぶ漬けでもどうですかと言われる。ぶぶ漬けとは、ごはんに白湯をかけたもの。まぁ、お茶漬けと同じようなものである。お客は、まだお腹が空いていたものだから、お願いしますと言う。ところが、これが京都の人にとったら、もう何にも出ませんよ。終わりにして下さい・・・のサインなのである。京都以外の人がこの感覚が判らないから、あのお客さん、ほんまに「ぶぶ漬け」を食べるて、言わはった。田舎モノなんやね・・・。と、馬鹿にする。

 

 この話を後で聞いた、このお客さんは、京都の人は「いけず」や。もう、帰ってくれと言いたいのなら、ストレートに言ってくれればいいのに・・と、こうなる。とかく、この話は、京都の人はよそ者に冷たいという事の例えとして、よく言われる。しかし、この話は、実は東京の人が作った作り話であると私は思うのである。京都人は、そこまで「いけず」でもないし、人をもてなすのが好きな人種である。

 

 恐らく、この「ぶぶ漬け」を食べた人が、自分の思いの至らなかった事を恥じて、こんな話に仕立ててしまったような気がしてならないのである。京都の家でお客さんを迎えて食事をするというのは、どこの家でも、そんなに頻繁にあることではない。法事やら、遠方からの来客なんて、年に数回の話やろう・・・。だから、家人も、そんな時ぐらいは、ゆっくりして行ってと思う。ところが、あまりに非常識な時間まで酒宴が続くと、もうええかげんに切り上げて欲しいと、思うことは、どこの地方の人でも有るのやないやろうか。。。

 

 関東でも箒に日本手ぬぐいを掛けて逆さに壁に立てかける。。。こんなのをサザエさんで見たことがある。こんな、露骨なサインを出して、お手洗いの時に、見て貰おうとするよりも、何とか、直接「帰れ」なんてキツイ言葉を使わずに、それとなく、「もうお開きにして下さい」という意志を伝えるような、そんな方法がないだろうか。。。こうして考えたのが、「ぶぶ漬け」であろうと思う。

 

この行為には、受け止める側と、発する側の阿吽の呼吸が必要である。京都人同士なら、「ぶぶ漬けでもどうですか」と、言われたら、「あっ、もうこんな時間でしたか。」いくらお腹がまだ減っていても、「もうおいとまします。たくさんごちそうになりまして、ありがとうございました。」と、言うのが礼儀である。だいいち、本当に、「ぶぶ漬け」の用意をされているハズはないのだからね。。。

 

私は、この話には、長い間、引き継がれ、積み重ねられてきた、京都人同士のつきあい方のノウハウみたいなものが、詰まっていると思う。人とうまく付き合うのは、付かず離れずである。親しき仲にも礼儀ありである。

 

よく京都の家の前で、おばちゃん同士が立ち話をしている。しばらくしてまた通りかかっても、まだ飽きもせず、話してられる。そんなに長い間、話すのだったら、家の中に入ってゆっくり、お茶でも飲んで腰掛けたらええのに・・・と、人ごとながら思うのだが、ここに、人付き合いの機微がある。

 

一歩でも敷居をまたいで家の中に入った人は、その家の人にとったら客である。お茶の一つも出さないといけない。だから客もあと一歩は入らない。そんなお手間を相手にかけるのは、心苦しいという配慮がそこにはある。だから玄関の引き戸を半分開けたまま、30分も1時間も、井戸端会議ならぬ、かどさき話が盛り上がる。人から見たら滑稽なのだが、このお二人とも、生粋の京都人なのである。。。

 

京都の人は、中世から、かなりの世渡り上手やったはずや。京都は日本の都やったから、時の権力者がころころ変わる。昨日まで、こっちの人にへいこらしていたと思うと、明日は別の人が、えらい人になっておる。だから、一党一派に偏らないつきあい術が磨かれてくる。おまけに、家は、うなぎの寝床といって、家の間口で税金をとられる制度だったため、間口が狭く奥行きが極端に長い家に住んだ。

 

この京町家というのは、表の通りに面した所は、ガードが堅いが、裏や両隣とはぴっちりとひっついているので、しゃべる言葉まで筒抜けである。つまり、となりの痴話話は、隣家にまる判りになる。だから、向こう三軒両隣は、言って見れば、運命共同体的なところがあり、知っていても、知らないふりをするのが当たり前の礼儀となる。下手なうわさ話をしたら、今度は、自分の所も、同じ事をされるから、お互いに共同戦線を張ることになる。

 

このような付き合い方が出来ないと、なかなかこの条件で、暮らし辛かったんやろうね。だから、家の内と、外を、うまく使い分けるような文化になる。これが京都人の人付き合いの高度な理由である。。この話の根底には、「自分より相手の人のことをまず先に思いやる」という一本の考え方がある。これが、今の日本人に、だんだん薄れてきてしまった大切なモノなんやないやろうかね。。。。

 

人のことを「人様」って言うでしょ。自分以外の人は、全部敬うべきやて、みんなが思ったら、きっと世の中変わってくるで。。。

 

8/17(木) さて、北海道の根室沖で、日本のカニ漁船がロシアの国境警備艇に捕まって、威嚇発砲した弾2発のうち、1発が甲板員の人に当たって、亡くなった。いくら何でも、発砲までせんでもええやろう・・・。殺さないでもええやろう・・・。日本人のナショナリズムがむくむくと、起きてこなけりゃ、ええけどね。。。

 

 今回の事件は、ソ連側の一方的な情報によると、日本の漁船がロシアの領海内に不法に侵入して、カニを密漁していたことになる。そうなりゃ、日本の方が悪くなる。北方4島を日本は返せと言っているのだが、ロシアは2島だけ返還の態度・・・。日本は、これを呑んだら、他の二島は放棄することになるから呑めない。。。

 

 根室の人からしたら、ロシアも返すと言っているのだから、少しはええのやろうと、ロシア側へちょこちょこ密漁が増えているのだという。ロシアからしたら、これを放っておいたら、なめられるから、厳しく取り締まる。これは、有る程度、理解出来る事や・・・。

 

 日本は四方を海に囲まれた国だから、島の帰属問題は、直接領土問題になり、それが直接、漁業問題やら地下資源問題となる。中国と尖閣で、韓国と竹島で、ロシアと北方四島で、もめていて、いずれも収拾のめども立たない。ロシアからしたら、ウチもちゃんと言っておかないと、甘い顔をしたら、日本にやられると、思っているのやろうね・・・。いつから、日本は、こんなに敵に囲まれたような雰囲気になつてしもたんやろうね。。。これも小泉外交のツケの部分がある。。。お隣りさんと、仲良く出来ないような子供じみた偏屈では、日本人が皆、そうやと思われてしまうので、困る・・・。

 

 ロシアも、殺そうと思って殺したのではなく、誤射だと言っておる。殺された人のご家族には、気の毒だが、密猟者を日本が国策として守ったら、韓国漁船の密漁船を韓国が守っているのと同じ構図になる。本当に密漁なら、日本は謝るべきやし、再発防止を確約した上で、拘留されている日本人を早期に引き渡してくれるように、言うべきやろうね・・・。

 

 麻生のオッサンみたいに、これは総裁選への、神風やと、必死になって、「謝罪をせえ」「責任者の処分を」とまで言うのは、少し筋が違っているのかも知れない・・・。日本は犯罪者を守る国ではない。悪いことをもし本当にしたのなら、「ごめんなさい。もうしません」と言うべきなのは、日本の方なのかも知れないのにね・・・。

 

 ただ、今の時点で、この事件を決めつけてしまうのは、少し危険である。これが、日本の漁船がもし、日本の領海内で攻撃されていたとなれば、これは、海保は何をしておるという事になる。国民の生命、財産を守るというのは、最も基本的な国の仕事なんだから、これがちゃんと出来ていないとなれば、大問題である。

 

 領海ギリギリでは、今日も、必死に漁民たちが、せめぎ合いをしている。他国の船に網やらしかけを切られたり、せっかく育てる漁業で禁漁して守っている海洋資源を、根こそぎ、もっていかれている・・・こんな話は、しょっちゅう聞く。海とは誰のモノか。日本は、南太平洋まで漁に出て、いわば人の国の資源まで、平気で獲って来ている部分がある・・・。

 

 ええかげん、ちゃんとルールを守らないと、世界から袋だたきに逢うかも知れないのは、ひょっとしたら日本の方なのかも知れないのやけれどね・・・。いずれにしても、安全に漁が出来るようにするのは、政府の仕事。それが出来てないというのが、今の現実というのが、判った今回の事件やったのやないやろうかね・・・。

 

それにしても、小泉のオッサン。外遊ばっかりしていて、今回の事件は未だに、ノーコメント・・・。あんた、責任者なんやで・・・。しっかりしてや。。

 

8/18(金) みなさんは、税金が実際にどう使われているか。このことに大変な関心を持つ人が増えてきていると思う。私もそうなのだが、我々の払った税金は、役人たちの手によって、ものすごく判りにくくして、巧妙に使われている。と思う。

 

 最近、テレビのコマーシャルで、私がとてもとても気になるのが、「国からの補助金が使えます。」というキャッチフレーズである。太陽光発電を採用したら、補助金がおります。環境にやさしいエコキュートやらエコジョーズにしたら補助金がおります。高齢者を継続雇用したら補助金がおります。期間社員を正社員にしたら補助金がおります。ホンマ、今の世の中、補助金漬けや・・・。ほんま、金のばらまきやで。。。

 

 この前、若い社労士のニイチャンが売り込みに来て、私に任せてくだされば、国の補助金をガッポガッポと取ってあげますよ・・・というのである。つまり、こいつらは、元はと言えば、税金を引っ張る事を食い物にしている職業であるのである。月に数十万の顧問料を取って、それに見合うだけの仕事はしますやて・・・。これって、少しおかしい話やないか。。。

 

 補助金というのは、役人たちが、自分たちのしたいような政策を実現するための目的で予算を取り、言葉は悪いが、その自己満足、マスタベーションのために、民間に必死になって、使って下さいと売り込んでおる。。。どこか、おかしくないか・・・。少し、調べたことのある人ならご存知だろうが、この補助金というのは、ものすごく種類も金額もある。そして、そのほとんどが、全く意味の大変薄いと言わざるを得ないような使われ方をしているのである。

 

 役人たちは、けっして頭が悪いわけではない。ただ、自分の所属する省庁に、これからもたくさんのお金を引っ張り続けなくてはならない。そりために、あまり、そんなことをやっても効果があんまり見込めないと判っていても、それを必死でやっているのである。そして、あわよくば、その補助金をたくさん出すところと、親しくなって、そこに天下り出来ないものかと、虎視眈々と狙っているのである。極論すれば、役人の天下り先確保のために使われているカネ。これが補助金の実態である。。。

 

 この補助金というもの。私は、全廃するのが当たり前だと思う。この補助金が新たな不公平を生んでいるからである。政治家も、この利権を使い過ぎや・・・。自分のええかっこをするために、人のカネを使っておる。。。

 

補助金を取れるようなところは、トヨタのような大企業。中小企業が必死になって補助金を貰ったところで、その数や額が知れている。だから、あんまり意味がない。大企業は社員の数も多いから、同じ手間で何百何千のメリットがある。だから、補助金は、強きを助け、弱気をくじく、そういう性格がどうしてもあるのである。

 

 今の役人たちは、お金を使うこと=仕事であると勘違いしている。国の役人は、たとえカネを使わなくても、政策を立案したり、国益を研究したりするもんや。大阪市や外務省のように、1本何十万もするワインをバカスカ買いあさるのが仕事ではないし、浮浪者のおっさんを無理矢理、会社員にして、税金で形だけ雇われ人にするのも仕事やない。

 

トヨタみたいに国の補助金で、安いコストで人を雇い、うまいことして、都合の良い嘱託社員を下請け孫請けの子会社社員に偽装してまでして、税金の補助を受けてうまいことしとるのも、正義がない。

 

補助金を出す余裕があるのやったら、税金下げえや。職員クビにして、補助金止めえや。役人の仕事をもっともっと、厳しく限定的にさせて、いらん仕事をさせないように、もっともっと監視の目を厳しくしなあかん。議員の目なんて節穴や。ほんまの行政改革やろうと思ったら、役人に仕事させんこっちゃ。予算は半分以下に出来るで、ゼッタイ。。。

 

その昔、池田勇人首相の時代に、所得倍増計画というのがあったけど、これからは、税金半減計画。税金で喰っておる奴らの数をいかに減らせるか。これが、世の中が健全化するキーワードになると思う。。。

 

コタキナバルの旅行記をアップしました。よろしかったらご覧下さい。

 

8/19(土) どこの国にも変態はおるもので、アメリカで美少女コンテストで有名になったジョンベネちゃんがクリスマスの夜に殺された事件で、10年経った今、何とタイで、犯人が逮捕されたんやと。聞けば、この男は、小学校の元教師。小さな女の子に対して、異常に関心を持つような変態だったそうである。

 

 このいかにも気の弱そうな優男(やさおとこ)は、同年代の女性が相手にしてくれないものだから、何でも自分の言うことを聞いて、思いのままになるような幼い女の子を異常に好きになるような性格だったらしい。何が原因か知らないが、日本でもオカマとかオナベとかホモ、レズの類はおる。その人の生活環境や、幼い時に受けた精神的なショックや、性的虐待などが、その人たちの心を歪めてしまったのが原因と言われてきたが、どうも最近は、もともとその人は、生まれながらにして女っぽい男。男っぽい女だったのではないかという考え方が強い。。。

 

 人間、十人十色とはよく言ったもので、いろいろな人がいる。後天的なものではなく、先天的に世の中の普通とは、少しずれている人というのは、やっぱりいるものである。そんな人を何とか普通の人のように、まるで大量生産される工業製品のように、規格化して、同じような人間に育てようという教育方針は、もう今では通用しなくなっていて、個性を伸ばす教育というのが、今の教育界の考え方としての大勢を占めている。

 

 古くはマルヤマアキヒロとか、ピーター、美川憲一、オスギとピーコ、苅屋崎なんとかとか、オカマ系の人たちも、もう普通の人として認知されている。ホモセクシャルな人は、気持ち悪いけど、そんなに社会的に悪いことをしでかすわけではないからと、容認されていると言ったところやろうかね・・・。

 

 ところが、幼女趣味の奴らというのは、やはり、精神的にかなり屈曲した考え方を持っていて、人を人と思えず、モノと思いこむフシがある。誘拐して、監禁して、騒がれて簡単に殺してしまう・・・。そのことに、何の罪悪感もない。。。そして、もし仮に逮捕されたとしても、また再犯する。つまり、社会に放し飼いにしてしまったら、何をしでかすか判らない人たちなのである。

 

 問題は、こういう人たちが、ひょっとしたらすぐ隣に住んでいるのではないかという恐怖があることである。奈良であった事件も新聞配達員みたいな普通のオッサンが犯人やったしね。。。

 

先日の新聞を見て、驚いた人も多いと思うが、日本は、実は、人口あたりの精神病患者の比率が世界一高い国なんだそうである。日本の医療費の1/5がこの精神病院の維持管理に使われていて、国は何とかこれを抑えようと、軽度の精神障害者を早く退院させるための政策を採ろうとして、現場からの反発を食らっているのだそうである。

 

日本のように小さい国土にたくさんの人が住み、激しい労働をして、常に競争社会にさらされている。そりゃ、ストレスを感じる人が増えるのも無理はないかもね。。。何の不安もなく、安全に安心して、のんびりと暮らせる国が多い中、本当に今の日本人が幸せなのか。心も豊かなのか。少し考えさせられる問題やね。。。

 

8/20(日) 今日は、便器のお話。お食事中の人はスミマセン。。。日本で便器と言えば、TOTOとINAXの両巨頭が有名である。昨年、私が家を新築した時も、便器についても、いろいろ研究した。我が家は5人家族だが、家が3階建てなので、3階に子供2人の部屋がある。どうしても3階にもトイレを付けてくれと、娘に懇願されて、結局各階1個づづ、3つのトイレが我が家にはある。

 

 子供の居られるご家庭なら、判っていただけると思うが、風呂とトイレだけは、不思議と皆が入りたくなるタイミングが、同じになってしまうものである。家族なら、同じものを食べて、同じような時間帯に生活しているのだから、至極当然のことなのかも知れないが、これが年頃の娘が二人もいた日にゃ、オヤジは散々である。まず、風呂に入ろうかなぁと思う時間帯。夜9時〜11時までを娘2人に1時間づつ独占された日にゃ。オヤジのお風呂に入れる時間帯が無い。

 

 早く出ろといくら言っても、聞く耳持たず・・・。やっとのことで空いたと思ったら、ヨメサンが要領よく入っとる・・・・。一家の長としての、ご主人さまの威厳とか、親への配慮とか、夫への気遣いなんて、我が家では、皆無なのである。トホホ。。。そこで、家を新築するにあたり、3階に座シャワーというのを設置した。これで、いつでも、入りたい時に、シャワーだけでも入れる。高くついたけど、これだけは贅沢させてもらった。

 

 さて、朝のトイレタイムもラッシュアワーである。そのうえ、お父さんの後はイヤ・・・と娘たちは猛反発するもの。家を新築するのに、各階にトイレを付けて、この朝のトイレタイムのトラブルが皆無になった。有り難い有り難い・・・。我が家では、1階にINAXのサティスというタンクレスのちょっといい便器を付けて、2階にTOTOの積水お奨めの普通のタンク付ウォシュレット付のにした。3階は、昔の家で使っていたTOTOのものをそのまま流用。ちょっとここで節約した。

 

 1年間いろいろ、使って見て、便器なんてどれも同じと思っていたのに、やっぱり不思議と、好みが出てくるものである。1階のサティスというのは、INAXの最高ランクの一番高いトイレである。便器に近づけば蓋が自動的にパカッと開くし、便器内や足下にもほのかな白い照明が点く。もちろん便座は自動的に調温されるし、おしりを洗う装置もいろいろとバリエーションがある。マッサージとかワイド洗浄とか前後調整とかいろいろな種類の洗い方が出来る。もちろん乾燥装置も付いていて、立った後しばらくして自動的に便器を洗浄しながら流してくれる。しばらくして、蓋もちゃんと閉まってくれる。

 

 こんな全部が自動のハイテク便座ばかり使っていると、大人でもトイレを流すのをうっかり忘れてしまうことがある。だから、子供の躾にはなんまり良くないかもね・・・。

 

 さて、実は、2階のトイレが一番よく使うトイレなのだが、私は、このトイレの使い心地がすこぶる良いのである。一番お気に入りになってしまったのである。1階のと違って、TOTO製のウォシュレットと暖房便座、自動洗浄ぐらいはちゃんと付いていて、必要最低限のものしか付いていない感じである。

 

トイレの好みとはどんな点にあるのかと言うと、1つは、便座の座り心地だと思う。座った時におしりにフィットする感じが良いかどうかが大事なポイントである。それから、2つ目は、ウォシュレットの水量がたっぷりある点である。3つ目は、トイレ自身の広さである。少し広い目にしたこともあり、ゆったり感が落ち着きになるんやろうね。。。

 

トイレは意外と大事である。男の人が小用をする時に、このごろはだんだん洋式便器に座ってする人が多いようである。こっちの方が飛び散らないし、掃除も楽だろうからかね。。。人間、歳をとってくると、ちゃんと、食べられるかと、ちゃんと出せるかというのは、健康にとって大変大事な事なんやそうや。落ち着けて、快適なトイレは、人を幸せにする。いつもキレイにしておかないとね。。。汚い話題でスンマセン・・・。

 

8/21(月) しかし、京都は暑いねぇ・・。ボルネオは28度ぐらいやったけど、帰って来てからの方が辛い。。。息子の部屋のエアコンと、会社のエアコンの効きが悪くなった。あまりの暑さのせいで、室外機が十分冷えないのが原因の模様。。。換えなあかんかなぁ。。。毎年、会社のは、あと少しあと少しで涼しくなる。。。と、秋を待ちながら悩んでいる。

 

 業務用のエアコンは、デカイ分、値段も高い。その代わり、動力なので、電気代は意外とかかならないそうである。100Vと200Vの電気のどちらが得か、難しいところである。。。最近のエアコンは、省エネになっているからね・・・。いろいろ聞くと、安物のエアコンは、機械代は安いが電気代が高いのだという。逆に10万以上もするエアコンは、省エネのほか、勝手に掃除してくれたり、除湿とか、逆にマイナスイオンを出してくれたり・・・。長時間使うのなら、ゼッタイに高い方のエアコンの方が、結果的に安く済むそうである。機械の安さに引かれると、高い電気代に悩まないといけないしね。。。

 

 大きい事務所のエアコンは、家庭用のを2つ付けるのと、業務用のを1つ付けるのと悩んだ事がある。業務用のエアコンは20万はするし、工事費入れたら30万ぐらい・・・。よく折り込みチラシに入っている家庭用エアコンの安さについつい目がいく。。。結論として、どっちがええのかは、判らない。。。会社のエアコンというのは、一番高い時間帯に点けっぱなしになる。もし、オール電化にしても、どうしても最高の電気代になる。業務用は、大きな商業施設などが使うから、やっぱりこっちの方がメリットがあるのやろうね・・・。馬力も違うしね。。。

 

 それに、エアコンというのは、実は冬場の暖房の方が、電気代が高くつく。夏場のクーラーだけのことを考えていると、冬場に痛い目に遭う。うちの会社では、エアコンを点けずにどでかい灯油ストーブを使っているのだが、この頃の石油高である。200リットルで買っているドラム缶の値段も、けっこう小刻みに上げてきよる。あんまり上ると、エアコン使った方がマシかもね・・・。

 

 電気もガスも石油も、今の生活はかなり石油に依存している。昔、高校時代に確か、あと30年で石油は枯渇するとか教えられてないかい。。。もうちょっとで30年やけど、まだまだ石油中心の生活は変わってない。。。。変わったのは、ここ1年で1バーレル10$代だった原油が何と40$台にまで跳ね上がったことや。。。。太陽光とか風力とか水素とか、代替エネルギーの開発がまだまだ遅れている現在、石油がこのまま値上がりし続けて、1バーレル100ドルになんてなったらどうなるんやろう。。。世界中が資源獲得戦争にならへんやろうか。。。

 

日本人の生活に切っても切れない石油。何とか石油に依存しないような生活に変えていかないと、未来は暗いで。。。

 

8/22(火) 高校野球は駒大苫小牧と早稲田実業が何と再試合になるような熱戦・・・・。見ていて、一生懸命の気持ちが伝わってくるようで、気持ちいい。バレーの試合も、キューバ韓国に連勝。さすがにブラジルには及ばなかったけど、スポーツの清々しさを十分に魅せてくれた。ええもんやね・・・。一生懸命やっている姿は、心地よい感動すら覚える。

 

それに比べて、亀田のボクシングは何や・・・。聞いたこともないような弱いヤツばっかり呼んで来て・・・。えらい違いやね・・・・・・。いつもは辛口のコメントばっかり言っている朝の番組の奴らが、こと、亀田兄弟の事に限れば、何で歯の浮いたようなお世辞ばっかり言うのや・・・。取材拒否が怖いのか。ど下手な、素人の歌まで全国放送して恥ずかしく無いのか。。。そんなに、ヤーサンが怖いのか・・・。刑務官が買収されて、塀の中で好き放題しとるボーヤン組長の事件と、同じ穴の狢やんか・・・。

 

 スポーツはうまくやれば、確かにカネになる。一生懸命に戦う姿は美しいし、人を感動させる。プロはその見せ方が上手である。それはそれでええ。でも、スポーツ本来の中にある、勝ち負けのその一段上にあるような人としての潔さや、対戦相手を敬うジェントルな態度、正々堂々とプレーするというフェアーな姿勢、これを無くしたものは、最早スポーツと呼べないだろう。ただの見せ物である。

 

 そんなのを見たい人が多いなら、それはそれで、しゃあないやろう。それは、それに魅力を感じている人がいるということやからね。。。問題は、それをあたかも、一大ブームであるかのように装って、憚らない一部の「やらせ屋」たちの存在である。ちょっと前の韓流ブーム。大手広告代理店の電通が仕掛けたと言われているようだが、今度の亀田もTBSが徹底的にヨイショしてブームにしようとしているようやね。。。

 

 ブームは作られるモノというのは、私には、かなり気にくわない。ブームはあくまで自然な人気や関心の流れであり、一部のマスコミやら業界人と呼ばれる人たちが意図的に作るものではないと思うからである。己の金儲けのために、一生懸命に、くだらない話題づくりをする。一見、そんなに悪い事ではないような気がするのだが、こんなチョロい手に、国民みんなが踊らされて、そんなに面白いか・・・。一億総白痴やんか。。。日本人はまだまだ、くだらない流行に弱すぎるし、この流れを一部の人に利用されれば、変な宗教が流行ったり、極端な軍国主義が強まったり、日本の過去にえらいめにあった失敗が繰り返される事になる。。。。

 

 でも、私は、自然なブームというのまで、全部否定するものではない。ヤラセではないブームの中には、何某かの人を感動させるものがあるからである。人は、感動を求めている。その感動は、その人が自分の人生の一部を賭けてまで、この一瞬に全勢力を傾ける姿から生まれるものである。一生のうち、今しか無い高校球児の夏・・・。その人の人生まで変えてしまうかも知れない真剣勝負だから、皆が真剣なまなざしで見る。そんなのと、同じレベルで、くされガキのボクシングを並べられたら、私は、ほんとイヤになってくるのだが、皆さんはどうだろう・・・。

 

8/23(水) 日本の出生数が6年ぶりに増えたんやて。。。。少子化と、違ごうたんかいなぁ・・・。またまた、役人さんの目論み違いなんかいなぁ。。。

 

でも、考えてみたら、団塊ジュニアの世代がぼちぼち結婚して、子供を産む年代になって来ているのと違うか。。。戦後のベービーブームマーが昭和21年か22年生まれぐらいやろう?その人たちが30歳で子供が出来たら、第二次ベービーブームの頂点は、昭和51年か52年生まれやろう・・・。

 

 またその人たちが、30歳になったら・・・。それが2007年あたりと違うか?だから、ここ数年間は、出産適齢期を迎えている人は、ただでさえ普通の年代より人数が確実に、多いはずや・・・。これで、もし、子供の生まれてくる数が減っていたりしたら、よくよく考えたら、ものすごく事態は深刻やということや・・・。

 

結婚しない。結婚出来ない。子供が嫌い。自分は、自分だけの人生を全うして、命が無くなるまで、好きなように生きたい。家族なんていらない。配偶者なんて煩わしいだけだ。自分の子孫をこの世の中に残したくない。自分が生きた証なんて要らない。。。こんなネガティブな人ばっかりになったら、日本は終わりやね・・・。

 

 人は一人で生きて行けるものやない。家族があって、友があって、師があって、初めて、いろいろな人と関わりを持って生きるものである。その中でも、親子というものは、最も血縁関係が濃い関係である。子供を見れば、自分の悪いところも良いところも持っていて、怖いほど、自分のコピーである。大変な事も多いけど、子供がいるという存在感・・・。これは何者にも代え難い。。これは、子供が居る人しか判らないだろうけどね。。。

 

 子は人が生きてゆく上で、精神的な支えでもある。生き甲斐でもある。人が子供を残さなくなったら、子孫の繁栄が止まってしまうという大変なことになる。子は鎹(かすがい)とも言う。夫婦仲がもし悪くなっても、子供のために思いとどまる時もあるやろう。。。。子は宝である。人が生きて行く意味は、子育てすることでもある。。。。

 

 政府や行政が少子化対策としてやっていることに、ろくなものがない。いくら児童手当を増やしてもあかん。いくら保育所を増やしてもあかん。育児休暇を増やしたって、子供を産む人が増えると思う方がおかしい・・・。何でも金を掛けたらその政策がうまいこと行くなんて言うのは間違いや・・・。もっと、子供が活躍するようなドラマが当たったり、赤ちゃんを産みたくなるような、健全な番組とかが、減ってきているのやないやろうかね。。。そんなのの方が、良い結果が出そうな気がする。

 

2000年は世紀代わりだというので、ミレニアムベービーが増えた。皇室のご出産も良いブームを起こす。もし、紀子さんがもうすぐ男児でもしたら、またベビーブームになるかもね・・・。良い風に日本が向いたらええのやけどね・・・。

 

8/24(木) 自民党の総裁選がスタート。安倍、麻生、谷垣の3氏が公約をそれぞれ発表して、立会演説会のようなものを、各所で始めた。特徴的なのは、安倍氏が憲法改正を公約に掲げたこと。麻生氏は教育基本法の改正。谷垣氏は消費税の引き上げ。いろいろ3氏に相違点は多いが、私が選ぶなら麻生かな。。。。消去法で・・・。

 

 安倍氏は憲法第9条を必要以上に触りそうで怖い。。。この人の言うとおりしてたら、日本が他の国とどんどん仲が悪くなって行きそうでね・・・。谷垣氏は、官僚の味方・・・という感じ。大蔵官僚の発想で何でもやられたら、役人天国がまた拡がる。。。増税するなんて、ゼッタイ受け入れられるわけないやんか。。。役所潰してでも、なんとかやりくりする気構えが無くてどうする。。。

 

 まぁ、世間の流れは、もう、安倍内閣の人事に関心が行っている感がある。ここまで、票の差が有ればそれも仕方ないね・・・。でも、常に、あらゆる面で、対立する材料を提供して、国民世論を誘導する、この手法だけは止めてほしい。せっかく眠っていた竹島尖閣北方四島。寝た子を起こすようなもんやんか・・・。領土問題なんて、解決できるわけがない。どちらに収まっても反対側が収まらないからね。。。だから棚上げするしか方法が無いんや。。。

 

ワイドショーやあるまいし・・・。何事でも、国民のウケ狙いで政治やられたんでは、たまらんわ。。。政治は、もっと、地味で着実なもののはずや。何でも公開、何でも民営化、何でも改革もええけれど、その結果が大事や。看板だけ変わった道路公団。民業になりきれない郵政公社。一体、小泉のオッサンは何が成功したんや。。。実がなかなか見えない・・・。

 

高速代が半額とか無料になったか?郵政を民営化して、公務員の数は、統計上は、ものすごく減った。計算上はね・・・。でも、本当に要らないのは、しょうもない仕事で高給を取っておる官僚たちと、天下り役人たちやろう。。。公務員の定年を55歳から年金の出る65歳にまで延長して、この10年間は、ドーンと給料減らして嘱託にせよ。。。。民間ならどこでもやっとる事や。安倍ちゃんは、小泉改革をそのまま引き継いだらアカンで・・・。

 

 それと、役人は、人事面でもっともっと流動化すべきやね。2〜3年に1度、全公務員の半分ぐらいが、縦割りではなく、他の所属省庁に変わるぐらいの人事異動をバンバンやらんと、組織が腐ってきておる・・・。その上で、役人の仕事をどんどん減らす。要らんカネは使わせない・・・を徹底する。金遣いを監視する組織をドーンと強化する。予算は今の半分にして、10年間は、借金返済に充てる。ぐらいの、徹底的に役所を搾り上げないと谷垣氏の言っている通り、消費税を10%とか15%とかにしなければならなくなる。

 

 不祥事を起こした役人は、当然、退職金は無し。天下りもゼッタイ出来ないような、世間さまのどこに出しても恥ずかしくないルールづくりが大切やろうね。。。厳罰やないと。。。あれだけの大事故を起こしたJR西日本の社長が円満退職して、またどこかに天下っとるでは、遺族は納得出来ひんもんね・・・。それと似たような話や。。。悪い事をしたヤツは、もう一生立ち直れないぐらいの天罰が下らんとあかん。そうやないと、悪いことをしない、という抑止力にならへんもんね・・・。

 

 ところがところが、安倍氏のやろうとしている「再チャレンジ支援」やて。いったい、何をするねん・・・。小泉改革でリストラされたり、会社が倒産して再就職先が無いワーキングプワーを助けようという趣旨は判るのだけども、また、職業訓練系にバカみたいに予算を増やして、ピカピカの職安作るだけやったら、止めといてや・・・。意味無いし・・・・

 

 それより、大企業がちゃんと正社員を採用せずに、期間社員や、パートばかり雇って、実質的な仕事をさせている「ずるい」やり方を何とかせえや。。。企業は、社員の厚生年金掛け金を半額負担している。大企業ならこの額が物凄くデカイ。だから、これを回避するためにアルバイトみたいな雇用形態を採って、実質、厚生年金掛け金の半額負担を、せずに人を雇っておるんや。。。これは卑怯やで・・・。

 

 おまけに、雇用促進という名目の補助金(これも税金)をバンバン貰っておる。。。税金貰って、それで人雇って、好決算してボロ儲け。。。。ほんと、会社というものの形態が歪んできているんや。。。これを何とか正常な形にさせないと、かなり不公平やないか。。。。このまま放っておいたら、今に、ほんの一握りの優秀な高給取りの社員だけが、大多数の安月給のパート、アルバイト、期間社員、下請け社員、人材派遣会社員を使って会社を回すなんていう社会になりよる。そうしたら、社員の階層化が拡がり、正社員とそうでない人が同じ職場で、実質給料3倍の差・・・なんて世界になりかねない。。。

 

 よく、政府の統計で出てくる数字に、日本の全世帯の平均年収が600万円なんていうのがある。ボーナスが1回100万だとしたら、1月の給料が40万弱。こんなええ給料もらっとる人が平均やて・・・。おかしいと思わんか???これは、公務員さんと大企業さんの社員しか統計に入れてない数字や。大多数の中小企業の社員や、まともな就職さえ出来ず、安い時間給で長時間働いておる人や、パートでこき使われている人の数が本当は大多数なのに、この人らの事を統計に入れないのは、不自然やね。。。これもごまかしや。。。

 

 何でか、教えたろか。この数字を高くしとかんと、役人たちの給料が高いという批判につながるからや・・・。いつも、公務員の給料を決める人事院勧告。これは、大企業の給与を参考にしとる。これはずるいで。。。大多数の安月給の人たちのデータを入れろ。統計に入れるだけで、多分、3割以上、役人たちの給料下げられるで。。。

 

 役人の給料、高すぎやで。。。ホンマ。。。

 

8/25(金) 全国のあちこちで、小さい子がシュレッダーに指を突っ込んで、指を失う事故が相次いでいるそうな。個人情報保護条例の施行から、爆発的に売れているシュレッダーで、起こった事故だけに、影響は大きい。個人の指命ら住所を書いた書類を二度と再生出来ないようなサイズまで切り刻むのは、ハサミなんかでやっていたら、日の暮れてしまうような手間の掛かる作業である。このシュレッダーさえあれば、一瞬のうちに細かい紙片に変えてくれるから、これはとても便利な事務用品である。

 

 ところが、需要が急に伸びたものだから、いろいろなメーカーがこの商品を作っておる。中には、安全性を度外視した危険な製品まで、市場に出回ってシモタ・・・。そんなところやないやろうか・・・。小さい子供が丁度細い手が入るこの機械。いくら事務用で、家庭用ではないとはいえ、近頃は、自宅で仕事をするSOHOが多い。自宅と職場の垣根なんて、もう無いも同じ。だから、いくら業務用だからといって、家庭での使用を想定していないでは、言い訳が通るはずがない。

 

 もちろん、そんなに危ないものが近くにあるのに、目を離した親にも大きな責任はある。でも、メーカーがその商品の設計段階で、小さい子供の指が何ミリなら入らないか。刃の部分をあと何p深くしておけば、万が一の事故が防げるか。と、いうのは、当然、想定しておかなければならないことである。粗製濫造のそしりは、受けなければならないやろうね。。。

 

 直接の自己の責任は、もちろん親にある。でも、最低限の安全を確保するべきなのもメーカーの責任である。今問われるべき問題は、メーカーの良心であろうと思う。もしもの時に、備えて、安全な製品を世に送り出す。この発想が無いメーカーは淘汰されるべきやろうね・・・。シュレッダーのような製品は、中国やら香港で作っているのが多いのやないやろうかね。その外国で作られた製品をそのまま信用して、輸入するだけで、安く販売して、利益だけを得る。そんな、ものすごく安直な商売が、今の日本にまかり通っているのやないやろうか。

 

QC(クオリティコントロール)世界一の日本は、いったい、どこへいったんや。。。

 

8/26(土) お江戸日本橋と言えば、東海道五十三次の起点である。その日本橋も、時代の流れからか、今は高速道路の橋の下になっていて、見る影もない。。。東京都は、5000億円の巨費をかけて、今ある首都高速を川の下を走る地下高速に換えて、日本橋を中心とした都市再生策を発表した。経済効果は、誰が調べたのか、2兆円やという・・・。ほんまかいな。。。

 

 都市道路がやっとのことで出来つつある京都からしたら、何て勿体ないことをするんやと思う。。。。そんなら初めから地下にしとけよ。。。とこうなる。たかが40年ほどで、作り直さなければならないほどの都市計画なら、役人は、責任取れよなぁ。。。無駄になったカネも税金なのにね・・・。これが追求されないのは、不公平やね。。。

 

 そんな、余分なカネあるんやったら、他にももっと渋滞がひどくて、困っているところがいっぱいあるやんか。。。。そっちに回せ、という意見は出て来ないのかね。。。東京都も、そこのところは、少し、気まずく思っているらしく、この再生計画で、メリットを受ける地権者。つまり、高速が地下に潜って、明るくなり再開発によって、土地の価値やら、ビルの価値が上がる人たちの負担を求めようという腹らしい。。。そんなんにカネ出すヤツおるんやろうか。。。無理やと思うで・・・。

 

 それより、こんな官製の地上げ行為を、そもそも、やってええものなんやろうか・・・。ごくごく限定された一部の人たちがけが、大もうけするために、税金から5000億ものカネを出す。。。。これって、形を変えた公金横領なんと、違うのか???石原都知事は、なかなか良い知事やと思うけど、これだけは、ちょっとね。。。税金一銭も使わずにやるのなら、しゃあないけど・・・。

 

 街が便利になったり、キレイになったり、魅力的になったりするのに、税金を使う事は、別に悪いことではないし、予算に、余裕があれば、どんどんやった方が良い。でも、公平さをどう整合させるかという問題は難しいことである。今回の話は、すでにある高速道路という公共財をやりかえるという事。まだまだ耐用年数のあるものを、壊してまでやるには、それ相応の意味と理由が必要やろう。。。

 

 おらが架けた橋。おらが作った高速道路の感覚で、大事な税金を使われたのでは、あんまり快く思う人も多くは無いのやないやろうかね・・・。オリンピックもまた東京でやる必要があるんか。。。。地価の高い東京にこれ以上投資して、ええことあるんか。。。他の安い土地でやったらええやんか。。。

 

東京は日本の首都やから、ありとあらゆるヒトとモノとカネが集まる。だから、どんどん東京は住みにくくなる。だから、拡大を続ける。横浜なんて、昔は東京の隣にあった港町やったのに、今や東京の一部に取り込まれてしまった感がある。だから、大阪を人口でもついに抜いて、日本第2位の都市になってしもた。横浜が大きくなったのやなくて、東京が肥大化したということも言えるやろうね。。。

 

東京一極集中の弊害が言わるようになって久しい。もう、日本の将来のためにも、首都移転を真剣に考える時期やないやろうかね。。。東京は何でも集まり過ぎや・・・。アメリカでも、世界一の大都市ニューヨークが首都ではなく、ワシントンになっているやろ。静岡か岐阜あたりに皇居と国会と官庁を引っ越しても、そんなに東京はもう困らないやろう。。。

 

東京も、もう引き際やで・・・。

 

8/27(日) 海外旅行をする時、どうしても必要なものといえば、一番は、パスポートである。最近のものは、中にICチップが埋め込んであって、背表紙がちょっと硬い・・・。写真の周りも、偽造防止のためかなかなか凝っていて、昔のそれと比べたら、隔世の感がある。。。このパスポートが何と、インターネットで申請出来る時代なんだと。えらいもんやね。。。

 

 ところが、税金の無駄づかいを捜す、会計監査院が、外務省にこんな無駄づかい、止めてまえ!!!と、ブチ切れたんやそうや。外務省がこのインターネット申請のために使ったお金は去年今年で21億ほど。ところが2003年末の稼働以来、実際に電子申請でパスポートを取得した人が僅か133名やったというんや・・・。これを人数で割ると、何と、パスポート1件当たり、1600万円も費用がかかっていることになるという。。。これはビックリの金額やね。。。

 

 なんぼ役人でも、これはあかんで。。。またいつものように、全然宣伝もせえへんから、利用者が少ないんや・・・と思ったら、どうやらそうではないようである。。。。その答えは電子申請の申請方法にあった。申請に必要なものの中に、住民基本台帳をネット化した住基カードと、それを読み込むためのカードリーダライタというのが必要であると書いてある。。。。こんなみのを、わざわざこのために買うような暇人はおらん。。。暇とカネのある人しか、面白半分、興味半分でしか、こんな申請はせえへんやろうという、内容なのである。。。

 

 ほんま、役人はバカである。需要があるか無いか、こうしたらもっと便利になって、国民に受け入れられるやろうというような、工夫をしようかという気が無いとしか、言いようがない。そもそも、ネット申請をしようかなんていう人は、時間がないから、インターネットで申請しようと思う人たちである。そんなニーズをまるで無視して、こんな非現実的な方法を採っておる。。。ほんま、アホや。。。

 

 ここで大事なのは、無駄になってしまった21億円の問題である。これは、これをやろうと言い出した奴らが、弁償すべきカネである。あんまり、申請する人が無かったから、仕方なく止めるのではない。もともと、計画が甘すぎたのである。だから、この責任、どう取ってくれるねん。。。という話にすべきである。こんなのを、「まぁ、仕方無いやんか・・・」で、大目に見ているから、役人は、全然仕事に身が入らない。。。これを失敗したら、出世は諦めるとか、うまく行かなかったら、給料がカットされるとか、リスクを少しは負ってもらいたいのである。そうせんと、いつまでも、こんな無駄が垂れ流しになって、繰り返される。。。

 

 役人さんのメインの仕事は、政策の企画立案や。その意味で、今回のパスポートのネット申請は、ええプランやった。でも、もっと、どうしたら国民に便利で、みんなに受け入れてもらえるか。を真剣勝負で考える。そんな癖を付けて欲しいんや。。。パスポートのような公文書はセキュリティが最も要求される。ネットという匿名性のある世界と、現実の世界をどうしたら、確実に把握して、確実な本人確認と、偽装できない強固なシステムに出来るかは、もちろん。もっと、庶民の目線で物事を考えるようにしなあかん。

 

民間のやっとる手のひらなどの血管パターン認識技術を使うのもええ。役所に入る段階で、嘘の付けないような強固なセキュリティを実現して、国民の安全安心を守るのに、予算使うのやったら、みんな納得すると思うで・・・。

 

8/28(月) 土曜日にみのもんたの「サタズバッ」を見ていたら、谷垣禎一と河野太郎が年金について、言い合っていた。谷垣があくまで、年金保険料による給付に、こだわる意見なのに対し、河野は、国民皆保険にこだわって、消費税によって国民年金を維持すべきだと主張していた。まぁ、河野みたいなのがオヤジのように自民党総裁になることは、100%無いと思うが、これはあまりにも酷い考え方やね。。。

 

 河野のオヤジさんは、考えてみれば、自民党55年体制が崩壊した後の、自民党総裁だから、この人は総理大臣にはなってない。外務大臣時代に、中国に土下座外交をやっていた人やからね。。。自民党の中でもハト派の典型。一番左寄りの党員やね。。。日本を社会主義国にする気かね。この人は・・・。

 

そりゃ、国民全員が国民年金に加入するのは、理想と言えば、理想である。だれでも、安心して老後が送れる。そりゃ、ええやろう。でも、一銭も国民年金の掛け金を払わない人や、滞納ばっかりしている人にまで、いっちょ前の年金を出していたら、モラルハザードが起こる。当たり前や。

 

 そんな払ってない人にまで、同じ年金を出すのなら、誰も掛け金なんて払うような人はいなくなる。まして、年金の財源を消費税にするだと。。。こいつは、経済が本当に判っているのか???年金掛け金を消費税にするということは、蛸が自分の足を食うようなもんや。つまり、自分の年金のために、自分の買い物の際、いつも納税するっちゅうことやんか。これをマッチポンプと言わないで、何を言うのや。。。

 

 国民年金はあくまで、ちゃんとお金を払いつつけた人だけが、満額もらえるもの。この大前提を崩してしまったら、誰も払わないようになるで。。。河野はん。あんた甘過ぎるわ。。。この点だけは、谷垣はんの大勝ちや。低所得のため国民年金の掛け金を払えない人の問題を、きちんと、生活保護の福祉と切り分け出来ずに、うやむやにしてしもたら、このごろの人は、平気で、生活保護世帯になりたがりよる。恥を恥と思わへんからね。。。

 

 それでパチンコして、中古のベンツ乗って、たまに旅行まで行きよる・・・。おかしな国やね。日本は。。。つまり、補助金を不正受給しとる奴がなんぼでもおるし、公営住宅の家賃なんて、払わなくてええものと、本気で思っておる奴が、山ほどおる。ほんま、腐りまくっとるわ。。。

 

 やっぱり、全部の補助金を一度、一切廃止にしなあかん。まっとうに働くヤツがバカを見るような世の中はアカン。働かざる者喰うべからず。行政のほどこしで、遊んでメシくっとる奴なんか、認めたらあかんで。。。ゼッタイ。。。。人権団体は差別やという。でも、実態は逆差別。言い換えたら、特権になっとる。こんな現状、絶対におかしと思わんか・・・。

 

8/29(火) 日曜日は、私の住んでいる地域の夏祭り(格致まつり)があって、大雨がやっと止んだ後、いつも通り、たくさんの人出があった。私の担当はいつものように金魚すくい・・・。外からは、楽そうに見えて、意外とこれ、腰に来る。。。ステージパフォーマンスでは、またまた今年もシャネルズの曲を3曲・・・。おかげさんで今年も盛り上がりました。。。顔を黒塗りするのは大変やけどね。。。

 

 さて、話は180度変わって、おとなりの国、韓国のお話。日本は60年前に併合していた朝鮮半島と中国の一部である満州を敗戦によって、手放したが、そのときの状況は、まさに火事場泥棒そのものやった・・・。アメリカは当然、朝鮮半島を支配しようとしていたし、蒋介石率いる中国国民党が、力を付けた毛沢東率いる八露軍に追い出されていたし、ロシアも虎視眈々と、敗戦国日本のかつての領土を、この時ぞと、狙っておった。。。

 

 北方四島を、ロシアはドサクサ紛れに取って、北海道まで狙っておった。ロシア軍、中国軍が、当時の馬賊の親玉、金日成を祀り立てて、何とか共産主義勢力をパージしたかったアメリカとが朝鮮半島でしのぎを削ったのが朝鮮戦争。これ以来、米軍は韓国に駐留して、朝鮮半島でのプレゼンスを続けておる。ところが、今の盧武ヒョン政権は、どっちかと言えば、反米反日で大統領になっとるから、米軍に何とか出て行ってほしいようである。

 

 有事の際に、米軍が韓国軍指揮権を持つという今の制度を、快く思っていなかったので、米軍にこの指揮権を返還せよ・・・詰め寄りよった。米軍関係者は怒っておったね。。。ほんま韓国は恩知らずな国やと。。。そりゃそうやんか・・・。アンタの国を守ってやるために巨費を投じて、命を賭けて、在韓米軍が駐留したっているのに、もし、北からの攻撃があったら、米軍と一緒に軍事作戦に加わりませんよと、言っているのも同じやからね。。。

 

 ラムズフェルドも相当怒ってたんやろうね。。。即座に、そんなに言うなら、2009年に韓国軍の指揮権を返してやる。。。これは、当初予定の2012年より3年も早い。。。。これに慌てたのが韓国や。そんなに早く返されても困る。。。。それまでに自前の軍の装備を充実せなあかんからね。。。まぁ、よそから、見てたら、どっちやねん。。。と、ツッコミでも入れたくなるような話やけれどね・・・。

 

 日本からしたら、韓国は同盟国やったはずやのに、どうもこの頃は雲行きが怪しい。。。日本の調査船は軍艦を出してでも阻止するとか。竹島を占拠している軍も、お相手はどうやら、日本であるおつもりらしい。。。。日本が海上自衛隊を出してまで、竹島を取りに来るとでも真剣に思っているのやろうかね。。。あほちゃうか。。。そんなら、ご希望通り、日本海に漁船の漁場確保のために海保と共同で、領海警備を厳しくしたろかというような気にもなってくるやんか。。。

 

 韓国は、建国当初からずーっと、軍事政権が続いて来た。最近になって、やっとのことで、比較的民主的な政権が続いて来た感じである。ところが、このお国は、身内や知り合いが、何事に置いても、一番大事で、権力者になったらその親族やら、その地方の出身者が、高い給料のもらえるポストに就いたり、自分の子飼いの人を、重用したりする体質がある。

 

だから、汚職が常に蔓延していて、いつもスキャンダルで政権が終わる。つまり、縁故・知人がその人本人の実力より重んじられる国なのである。これがこの国がイマイチ、政治社会的に未熟である遠因になっておる。清廉潔白なんてどうでもええ。自分の好きなようにするのが、その人の実力・・・。これを社会全体がまだまだ認めてしまっている・・・。そんなところがあるのやないやろうかね。。。

 

 韓国人は、メンツが好きである。何事に置いても、常に屈辱と考えることが、バネになり、エネルギーになる。今回の韓国軍の指揮権問題も、自分の国の軍隊なのに、指揮権がアメリカにあるというのが、腹立たしくて、屈辱に耐えきれないのやろうね・・・。ただ、日本としては、少し困った部分でもある。これを口実に、韓国軍の軍予算がどんどん増強されることは、北東アジアのミニタリーバランスが崩れてしまうことを意味するからね。。。。

 

 まして、その軍備増強の矛先が、北朝鮮やなくて、日本やとしたら・・・・。日本は黙ってられないしね。。。北朝鮮も困った国やけど、韓国も同じ民族やからね。。。韓国に親中、親北朝鮮になってもらったら困る・・・。これが日本の本音や。北東アジアで日本が孤立するのは何が何でも避けたいからね。。。だから、日本はロシアやインド、モンゴルなどの国とのパイプを太くしておきたいところや。。。その上で、韓国に北朝鮮を併合させて無害な国にさせないと、安定が難しくなる。そのためには、日本も無傷ではいられないかも知れないけどね。。。経済援助だけで済んだらええけど。。。

 

 恐らく、ここ10年20年がアジア外交の山場やろうね。。。金正日もいずれ亡くなるやろうしね・・・。その時がターニングポイントになる・・・。

 

8/30(水) どこの国も、自分の国にええように、考えよるもんや・・・。歴史教科書問題は、どっちが正しい歴史であるかという、物差しというのが、実は全く無いというのが本当のところやろう・・・。日本の教科書は日本人の立場になって書かれるし、韓国・中国の教科書も、その国の身になって作られる。だから、どうしても、つじつまが合わなくなり、お互いに言い合いになる・・・。

 

 例えば、アメリカ大陸を発見したという問題を出して、コロンブスと答える人は多い。でも、アメリカ大陸にアメリカインデェアンは、とっくの昔から、住んでいたし、厳密に言えば、アングロサクソンが初めてアメリカ大陸に渡った・・・というのが正しいやろう・・・。あくまで、歴史というのは、ある一方の人の視点で語られる場合が多いし、実は、物凄く、偏った考え方で作られるものなのである。

 

 日本が朝鮮半島を満州国として統治、傀儡政権を立てていた時の事で、日本と韓国は、常に対立している。日本は朝鮮を日本の一部という考え方で統治していたし、戦争になった時に、日本軍としての兵隊を朝鮮人から募集したら、ものすごい倍率での朝鮮人から、応募が殺到したことなど、意外と知られていないのではないか。韓国側からしたら、無理矢理、嫌がる朝鮮人を軍隊に入れて、戦地に送ったように言われているが、実は、当時の朝鮮人は、ものすごく貧しくて、給料が良くて、食べ物に有り付ける兵隊さんは、ものすごく憧れた存在だったようなのである。

 

 このことを今の若い韓国人に言うと、そんなことはないと否定する。つまり韓国の教科書には載っていないのである。それは、韓国の為政者が自分の国の歴史上、あまりにも屈辱的な事、あまりにも子供たちに教えたくない史実を意図的に削除しているからに他ならない。つまり、若い人は、そうは教えられていないのである・・・。いくら韓国でも、年寄りはみんな知っているけれどね。。。

 

 また、今の韓国で、日本軍がかつて刑務所として使っていた場所を反日展示施設として公開しているところがある。日本軍はこんなに酷いことをして拷問した。。。というえげつない展示がされているのだが、これがとても間抜けである。よくよく考えて見れば、日本は、朝鮮とほとんど戦争らしい戦争をしていない。日本関東軍は、ほとんどろくな戦さもせずに朝鮮を取ったのである。。。そのころの朝鮮国は、まともな軍隊さえも無い土候国やったんやからね。。。文字さえもほとんど無かったし、歴史的な書物もろくになかった。日本統治前は、学校も無かったし、衛生観念も無かった・・・。言っちゃ悪いが、ほとんど乞食だらけの国やったんや。。。ほんの一部の貴族、豪族以外はね。。。

 

だから、罪人以外に、一般の人を捕虜にして拷問する必要があんまり無いのである。そこに展示されている気持ち悪いほどの拷問蝋人形は、ほとんど朝鮮の伝統的な拷問方法の展示であって、それをそのまま日本軍の仕業にすり替えている。。。ほんと、酷い話である。。。

 

戦争をテーマにした映画やドラマでも、どちらの側に立つかで、見る方の感じ方がコロッと変わる。アメリカにとったら、真珠湾攻撃はとても許せない卑怯な史実だが、日本にとって広島長崎の原爆は、いくらアメリカが早く戦争を終わらせるためと、下手な言い訳をしても、ゼッタイ忘れられるものではない。映画は、実は、片方の側だけからの視点で歴史を捏造していると言っても良い。

 

アメリカの戦争ものの映画でドイツ兵や日本兵はいつも悪者であり、中国韓国でも日本軍は、残酷な恐ろしい人として描かれている。もちろん、戦争やからかなり酷い人殺しはやつている。。。でも、それを、そんなに恐ろしい事までは、していないと、日本が反論する意味がどこにあるのやろう。。。逆に日本の作るドラマに中韓が、反省してない。歴史を鏡になんて、いくら言われても、何の意味があるのか。。。最終的に、日本人全員が土下座せえとまで、言っても、それがまた憎悪の感情を再生産するだけやんか。。。

 

悪意は、いつか断ち切らないとあかん。それは、先に自分の方から我慢するしかない。大変な作業かもしれないけど、悪意を善意に換えるのには大変なエネルギーと忍耐と時間が要る。この茨の道を進まないといけないのも日本の宿命なのかもね。。。精神的な面での、日本の戦後はまだ終わっていないのかもね。。。

 

8/31(木) 私は、このごろ、あんまり良くないなぁ・・・と、思っていることがある。それは、「煽り(あおり)」である。マスコミは、人々の不安を煽って、それを記事にして、話題を造っている。。。。そんな気がしないか?そんな事件事故ばっかりやないか。。。パロマとか、エレベータとかシュレッダーとか、回転ドアとか、公園の遊具とか、何故か、今まであんまり気にしなかったような事を、ほじくり出して、メーカーをつるし上げたり、社会的責任を必要以上に問うたり。。。少しやりすぎとちがうか?とまで思うところまで、徹底的にやる。。。煽りは、本当は卑怯な手やと思うのである。。。。

 

 瞬間湯沸かし器にしたって、シュレッダーにしたって、よくよく考えれば、年に数回は、必ず決まってあるような、僅かな確立の、たまたま事故である。こんなのは、何十年前から、ず〜っと続いていつもあるような類の事故である。それを殊更、特別なものにして、世の中の人にアピールして、特別なものに、し過ぎてないか・・・。煽って無いか・・・・まぁ、世の中が安全、安心な方向に向いてきているというのは判る。でも、少し、神経過敏に成りすぎているような気がしてならない。

 

 シュレッダーのようなものは、小さい子に触らせたら危ないに決まっているものやのに、そんな大前提も関係なく、メーカーの設計たたきかいなぁ。。。ちょっとこれはおかしいで・・・。そんな危ないモノの近くに小さい子を放置する方がアホやんか・・・。料理の包丁に小さい子に持たせないで下さいと、書いてあるか??野球のバットに、これでも人を殴らないで下さい。人が死ぬことがありますなんて書くべきか。ちがうやろう・・・。そのものの正しい使い方をするという大前提で世の中回っておるのに、その想定外の使い方での事故まで予測せよというのは、酷な話やないか・・・。今に、カバー付きの包丁やないと売れなくなる時代が来てしまうで・・・・。

 

 なぜ、マスコミがこんなに騒ぎ立てて、あおり立てているのか。騒ぎになったら、謝罪広告やらで少しは、儲かるというのもあるやろう。。。もちろん、新聞雑誌なんかを売らんが為の話題造りもあるやろう・・・・そやけど、これで、本当に誰が儲けるかを考えたら、意外にも思わぬ人たちが、バッグにいるような気が、私は、するのである。それは、役人たちである。。。。このようなメーカーの事件事故の情報は、普通、何にもお役人に報告する義務が無い場合が多い。つまり、お役人の力なんか借りなくても、メーカーは、自己責任で、対応するから、役人なんて、本当は全く関係無い話なのである。対応出来ひんかったら生き残れへんからね。。。

 

 ところがところが、いろんな事故、事件が起こると、しゃしゃり出て来るのが役人たちである。こいつらは、自分らの縄張りを異常なほど欲しがりよる。業界と言われているところを、自分の所が束ねている・・・。そんな感覚が自己満足、自己陶酔がこいつらの頭の中にあるのである。アホのマスコミが、これに踊らされて、何か事件事故が起きると、国の責任というのを、いつも問いよる。国は何をしてたんや・・・・。こんな事故の統計もここの役所は取ってないのかと、ツッコミよるからね。。。。

 

 となると、役人は、それをええことにして、業界により深く関与してきよる・・・。掌握した事件事故を必ずお上に報告するように法律を作って義務付けよる。こうして、企業は、またいらん仕事をひとつ増やさせられる。あんまり、国の関与が続いてうるさくなると、企業は対お上の専用対策窓口を創る。そして、それ自身は酷く非生産的で非効率的な部署だから、何とかそれを1つにまとめて業界全体で国の要求に対応しようとする。

 

 その結果、その業界は、対役所の窓口組合のようなものを造らざるを得なくなる。。。。この結果、エレベータ安全管理事業組合とか、ガス機器点検整備協会とか、まさに無数の業界組合が、役所向けに作られている。この職員たちの給料やら組合の家賃なんかを、同業の組合企業が出し合っているのである。。。

 

実は、これこそ、まさしく、役人たちの最大の目的で、役人の思うつぼになっていて、ここに役人たちが、ドンドン天下っているのである。。。この業界組合にいると、大した仕事はなくて、ええ給料が取れる。おまけに仕事でお相手するのは、自分の後輩らやから、そんなのチョロいもんや・・・・。つまり、世間を煽って、一番得をしているのは、自分らの天下り先を増やせる役人たち・・・ということになる。。。

 

 やっぱり、役人たちは東大出とかの、優秀なヤツが多い。こいつらが、一生懸命考えて、こんな仕組みを作りよるのやから、困ったもんや。。。この流れに歯止めを打つためには、役人に仕事をさせないようにすることが必要や。マスコミも、何か事件事故が起こってもその一法人だけを追っかけたらええ。国に何も求めない方がよい。どうせ役人たちのOBがおる組合が役所に交渉して、自分たちの後輩に、自分の団体に有利なように取りはからわすのやからね・・・。

 

この企業組合とか、団体職員とかいう人たちが増えれば増えるほど、日本は生産効率の低い国になる。国に仕事をやってもらわないで、こんな無駄な組合みたいなのを、どんどん潰す事が、日本が22世紀でも生き残れる「燃費の良い政治」につながって行くのやけどね。。。

 

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