日常のページ

 

5/1(火) この前、大阪キー局・朝日放送の夕方のニュースを見ていて、驚いた。何でも、京都市交通局には、「幻のバス」が存在していたのだという。。。何のことかと言えば、交通局は、乗客の多い時に臨時に運行するバスと言っているが、取材のVを見る限り、バスはガラガラ。。。西賀茂車庫から、北大路バスターミナル行きのバスで、そんなに混むはずがないわなぁ。。。

 

 よくよく調べたら、このバスを運転している人は、何と交通局の組合支部長さんと執行役員さんの2名だけなんやいう。。。つまり、この労組の偉いさんは、仕事をしているフリをするために、時々、こんな臨時バスに乗っていて、仕事をやったという、実績だけのために、乗務しているのやて・・・・。アホらしいて、開いた口が塞がらへんわ。。。

 

 取材に対して、交通局の課長さんは、あくまで臨時バスやと強調するが、さすがに近畿運輸局にまでちくられて、お灸を据えられてからは、この幽霊バスは、廃止になったようである。。。それにしても、どうして、こんなバスが出来たんやろうか・・・。

 

 どうも、京都市のいろいろな部署、特に交通局とか、環境局とか一部の特別な扱いが残っているような部署には、ろくすっぽ仕事をしなくても、ひっちょまえの、給料を貰っているという、特別待遇がまだまだ残っているらしい。。。もともと、同和地区の人たちの就職を促進して、残る同和問題を解決しようというのが、このような就職斡旋だったのだが、あまりにも優遇された待遇が明らかになって、さすがに、今の時代、これではあかんやろう・・・ということで、改善がされてきた。。。

 

 環境局でも、朝一からゴミの収集をして、お昼過ぎにはもう風呂入って、午後はパチンコうっとる・・・なんて批判が出てからは、午後にも仕事するようになった・・・。そのせいか、ゴミの収集が夕方までかかっている所もあるけどね。。。でも、そもそも、これが、普通のこと、なんやろうけど、市民の方も、まち美化事務所に、ゴミ収集が遅いというクレームをせんようになった・・・。そういうことやろう。。。もともと、ゴミの収集は、京都市の場合は、市内のかなりの部分を、外注してやっておったと思う。。。阪神トラックとか、関厚運輸なんかのトラックがようけ走っておった。。。。市の職員さんは、効率が悪くて、業者が行きたがらないような山間部とか、遠隔部に行ってたみたいやね。。。どうも、このゴミ収集の下請け発注を、大幅に減らして、本来の職員さんがやるようになったみたいやね。。。これは評価してええやろう。。。

 

 ところが、交通局の方の改革は、まだまだやったんやろうね。。。一時、京都市の市バスの運ちゃんは、年収1500万円!と報道されて、批判が集まっていた。そら交通局は赤字になるはずや。。。それが改善されて、年収が1000万円ほどになったんやて。。。それでも民間平均の550万円よりは、飛び抜けて高いわ。。。

 

 そこで、交通局は、バスの運行自身も民間の会社に委託したんやて。。。そしたら、途端に黒字・・・・。路線バスって、意外と儲かる商売なんやね。。。一人220円取って、20人乗ったら4400円。それ10運行してみ。。。そら、いつも、ピカピカの新車のバス買えるわ。。。

 

 それにしても、京都市民の立場からしたら、市職員の不祥事とか、永年の闇勤務手当とか、まだまだ、どんどん出てくるから、また京都か・・・。と言う感じや。。。ほんま、恥ずかしいったらありゃしないわ。。。桝本のオッサンでは、なあなあで膿は出し切れなかった。。。そんな感じがしている。。。京都も、誰かええ市長さんが来て、闇の利権をバッサリやってくれんかね。。。。

 

 この交通局の不祥事のニュースが、地元の京都新聞に出ていたんやけど、この記事が、また提灯記事そのもの。。。近畿運輸局が京都市交通局に、路線申請が必要なのに、申請していなかったと伝えただけ。。。地元京都の古いしがらみからか、同和地区の人たちに遠慮しているのか、市の労働組合組織に遠慮しているのか、京都市職員がろくすっぽ仕事もせずに、いっちょまえの給料だけは貰っておった・・・という、大問題をただの一行も報道しておらん。。。まぁ、京都新聞も共同通信系で、どちらかと言えば少し赤い左派系の新聞やから、労組という、どちらかと言えば、身内の不祥事は、大きく扱えなかったのかね。。。。

 

 京都は、古い都市である。多くの歴史的な遺産や、神社仏閣、伝統的な産業など、ええもんも、たくさん残っておる。その代わり、いろいろな意味での、悪い習慣やら、永年積み重なって来たヘドロのような、どうしようみないような負の遺産もある。これを出来るだけ早く、何とかしたい。。。これが市民みんなの願いやろうね。。。華やかな表の顔と、醜い裏の顔。。。

 

この、どちらも京都の現実や。。。

 

5/2(水) 安倍首相はアメリカ訪問を1泊2日で切り上げて、中東へ。何にも、ゴールデンウィークを狙って、こんな旅行業界の稼ぎ時に、他の政府要人も、こぞって外遊せんでもいいのにね。。。こんな日は、連休しか絶対に休めない人を優先してあげたらええのに・・・。お偉いさんは、いつでも行けるのやから。。。

 

 さて、安倍シンゾウさんは、ジョージ・ブッシュさんと、濃厚な会談をやったそうやけど、日本に聞こえてくるのは、慰安婦の件での謝罪ばっかり。。。会談の中身も、あんまり新味がない。。。沖縄の基地を開けて貰う話も、費用負担を、もうすこしまけてもらえへんか・・・ぐらい言ってきたらええのに。。。

 

 まぁ、今の日本政府は、ブッシュの次のことを考えているのやろうけどね。。。死に体のブッシュと、いくら深い関係を築いても、次の大統領との溝が深まるだけ。。。という考え方も出来る。。。

 

 それにしても、どうしても比べられてしまうのが、小泉純一郎さんとのこと。小泉さんは、プレスリーの生家とかに行って、大はしゃぎしていたけど、これは、彼一流のパフォーマンスの部分が多かった。中身のない会談に花を添えるのは、親密ぶりをアピールすること。。。彼には、こんな哲学があったんやろうね。。。

 

 だけど、安倍ちやんは、どちらかといえば、真面目で地味。。。年上のブッシュ大統領に、「ジョージ」と呼び捨てするのも、何か東洋的な、儒教的思想からしたら、おかしい。。。アメリカでは、ファーストネームで呼ぶことが、友情の証しなのかも知れないが、アジアから見たら、長幼序有り。。。とても、失礼に当たるかも知れないこと。。。この辺が、美しい国・日本を目指す安倍ちゃんからしたら、どうも、歯車が、もひとつ合わない理由なんやろうね。。。

 

 それにして、安倍総理・・・。大事な発言になればなるほど、言葉が途切れることが多いね。。。この人の物まねは簡単や・・・。一言一言、言葉を句切ってしゃべれば、安倍ちゃんになってしまう。。。反面、自分の得意分野やったら、まさに立て板に水。。。どんどん、まくし立てるように早口でしゃべるから、どっちがホンマの安倍ちゃんなんや〜って、戸惑う時もある。。。自分の言いたいことを一言一言、確認しながら、しゃべっているのやろうけど、それには、やっぱり、原因がある。。。。

 

 いつもの口癖というのは、怖いモノで、ついつい、慰安婦への日本軍関与の証拠はなにもない。。。と、口が滑って、言ってしもた。。。これは、実は、この人の持論で、首相就任以降、ねこをかぶっていた部分や。。。これが、ポロッと、何かの拍子に飛び出してしまった。。。記者の誘導尋問にでも、引っかかったかね。。。

 

 まぁ、安倍ちゃんの、言っていたのは、狭い意味での関与の証拠は無い・・・という意味なんやけど、こんな微妙な問題を、狭い意味とか、広い意味とかで、外人さんたちに理解させるのは、ほんと難しいからね。。。外国では、結局、結果として素人を慰安婦にしてレイプしていた・・・。このショッキングな、現実だけが取り上げられてしまうからね。。。その人の家が貧しくて、身売りされていたこととか、半分騙されて連れてこられていた事とか、それを統率していたのが、朝鮮人の売春斡旋業者であっただとか、そんなことは、実は、日本にとっての、何の言い訳にもならない・・・。こんな現実を突きつけられたのやね。。。

 

 在米韓国人団体は、安倍首相の訪米に併せて、ニューヨークタイムズ紙に、このときとばかり、日本の植民地時代に、どんな酷いことをやったとか、日本が慰安婦問題で、なかなか認めようとしないとかいう、全面広告を打ったのやと。。。暇なこっちゃ。。。でも、なんで、ここまで韓国社会は日本を目の敵にするのかね。。。日本人からしたら、ほんと理解出来ない部分がある。。。その日韓の意識の差は、やっぱり、教育の差である。。。

 

 向こうは、小さいときから、日本は、これだけ酷いことを我が国にしてきたということを、何度も何度も執拗に「教育」しとる。ところが、日本は、ろくすっぽ教えていない。。。これが大きな認識の差を生んでいるのやろう。。。多分ね。。。韓国のやり方は、日本を常に精神的な仮想敵国にしておくことで、国内をまとめようと言う意図が、みえみえである。。。この古くて新しい政治手法が、まだまだまかり通っている国。。。それが韓国なんやろう。。。

 

 ただ、韓国も、これだけ、豊かになったのやから、ぼちぼち、これだけ発展できた理由を振り返る時代に入ってると思う。。。。日本に感謝せえと、までは言わないが、韓国にとって、日本関与の大きさとか、他と比べて、どれだけ特別なことを日本が韓国にしてくれていたか。。。これを認識する人も、だんだん増えてくるのやないかね。。。

 

 もともと、この国は、地域的な対立が強いお国柄である。大統領がどこの地方から出るか、どういう方針で国政を進めていくか。。。こんなのがまだまだ政治的に言えば、幼いところがある。だから、歴代大統領は、退任すればいつも逮捕監禁されるし、その罪を最大限にデフォルメして、現政権の良さをアピールするという、アホな伝統がある。。。

 

 また、同族意識が極めて強いために、一度権力に着くと、親族一党に、その利権者の席を与えて、甘い汁を集めようとするなど、政治正義とか、倫理観に乏しいところがある。。。タダ、そんな悪いところも、これだけ韓国製品が世界各地に輸出され、いろいろな人が外国に行ったり、逆に多くの外国人が来たりして、国際化していったら、どうしても、世界的な基準、つまり、グローバルスタンダードの中でしか、生きていけないということを自覚するやろう。。。

 

 だから、少しずつやろうけど、韓国もだんだん変わってくると思う・・・。日本人の目には、とても非常識な行動を取る人も、それがやってはあかんこと、恥ずかしい事であるということが判ればやらんようになるやろう。。。私は、経済的に豊かになったら、国民の民度が上がるという説に有る程度、賛成である。韓国は、他の国に比べたら、もう十分に豊かになった。世界10位の経済大国や。国民の収入も上がったし、生活も良くなった。。。。人間、「衣食足りて礼節を知る」。。。これは、あたっていると思うのやね。。。。

 

日本国内で,収監されている外国人犯罪者の国別リストがこの前、発表されていたが、昔は韓国人がずっと1位だったのが、最近はダントツで中国人になって、韓国人に大分少ない2位になっている。。。やっぱり、生活レベルの格差が、犯罪などを引き起こす遠因になっている。。。これは、洋の東西を問わず、言えることやろうね。。。

 

世界にはまだまだ貧困にあえいでいる国が多い。そんな国にも、十分な富が行き渡った時、始めて地球平和が訪れることになるのやろうね。。。世界中の人は、こんな理想を持って、生きていけたらええのやけれどね。。。。

 

5/3(木) 日本の警察が、お尋ね者の有力情報提供者に最高300万円の懸賞金を掛けることにした・・・。今まで、被害者の家族が、有力情報の提供者に、懸賞金を提供していた例はあったが、警察自身が、税金から懸賞金を出すのに踏み切ったのには、いろいろ事情が有りそうである。。。

 

 日本の警察は、優秀であると昔から言われていた。重要犯罪といわれる犯罪での検挙率が昔は90%あったというから、この言葉も、満更、嘘ではない。。。ところが、最近は、この重要犯罪での検挙率が7割程度と、大幅に落ち込んでいるのだそうである。。。となりはナニをする人ぞ・・・。地域のコミュニティというもの自身が、都心部では、希有どころか、全く壊滅的に無くなっている・・・・・。こんなところが、犯罪捜査を難しくしているベースにあるのやないかね。。。

 

 この検挙率の落ち込みは、実は、検挙に結びついた捜査の統計を見れば一目瞭然で、昔は、聞き込み捜査で、犯人逮捕に結びついたのが16%あるんだそうである。ところが今は4%程度。。。つまり、触らぬ神に祟りなし・・・。もし、犯罪を目撃したり、不審な人を見ても、通報しない人がほとんど。。。こんな現実が浮き彫りになっている。。。

 

 この前も、北陸本線を走る特急サンダーバードの列車内で、女性が乱暴されているのに、車掌にも警察にも、誰も通報しない。。。こんな現実が報道されておった。。。これって、どうも、自己防衛本能が、今の世の中、働きすぎている・・・。こんな感じやないのかね。。。

 

 クラスで誰かが虐められていても、先生にチクって後で、仕返しを受けるのが怖いから、そんなことはしない・・・。子供がタバコを吸っていても、逆に親にイチャモンを付けられて、トラブルになりたくないから見て見ぬふり。。。下手に正義感を出して、他人の喧嘩の仲裁して、刺されて殺されたら、みんなからアホや。。。と言われてしまう現実。。。寂しい話やけど、これが現実や。。。

 

 こんな現実を少しでも、打破して、藁をもすがる気持ちで、貴重な、目撃者情報を少しでも多く集めたい。。。これが、懸賞金が有力な方法として出てきた背景やろうね。。。

 

 こんなことを言い出すと、そんな懸賞金を我々の血税から支出するのは、許せない。。。そんな意見の人も確かにあるやろう・・・。実際、私も、税金で懸賞金を出すのに、何か違和感のようなモノを感じるのは、確かである。。。でも、よくよく考えてみたら、延べ何万人の捜査員を使って、聞き込み捜査を続けるより、たった1つの有力な目撃情報を提供してもらうだけで、事件解決に結びつくのなら、逆に、かなり安くつくかも知れない・・・・とも、考えられるやんか。。。

 

 お金を出さないと、目撃者が出て来ない世の中というのも、情けないが、これがキッカケになって犯人が見つかるのなら、こんなええことはないのやないやろうかね。。。治安というモノは、日本人にとって、水や空気と同じ用にタダやと思っている人が多いやんか。。。でも、これからは、安全も、カネで買う時代。。。そんなのを痛感させられるような話題やね。。。犯罪者にとって、犯罪が割の合わないこと・・・。こうならんと、なかなか、抑止力にはならない。。。悪いことをしても、捕まらないような世の中になってしもたら、この世は、悪い奴らの好き放題する世の中になる。。。

 

そうせんためにも、犯罪者は、必ず捕まる世界。。。こんな社会にならんと、みんなが安心して生活出来ないからね。。。犯人は、やっぱり、もっと、バシバシ捕まってもらわんと、あかんで。。。

 

5/4(金) ゴールデンウィークまっただ中、私はええ歳して、まだ森の中で、キャンプに行っています。。。焚き火酒が、なかなか止められないもんで。。。

 

 さて、地球環境を守っていくための具体的なエコ政策のひとつとて、東京などでは、ぼちぼち始まっているのが、スーパーのレジ袋の有料化・・・である。京都でも、ジャスコ1店が1枚5円の有料化をやっており、この6月から、他の店でも有料化に踏み切るようである。。。中小スーパーなどでは、なかなか難しいやろうけど、最大手のイオンが、有料化したら、この影響は大きいやろうね。。。

 

 スーパーの袋は、家に帰って、中のモノを冷蔵庫などに入れてしもたら、ほとんどの場合は用済み・・・になる。。うちでは、この袋を、キレイに三角に折りたたんで、犬のウンチ袋に再利用しているが、これが、なかなか他に用途が無い・・・。京都市のごみ袋が有料化になる前なら、ごみ袋としての利用価値は、有ったのやろうけど、これにも使えなくなったしね・・・。つまり、わが家では貯まりに貯まって、終いには、ゴミになるだけ・・・に極めて近い関係になったわけや。。。

 

 でも、最近、意識の高いスーパーも増えてきたのか、レジ袋を、全く廃止したお店もある・・・。何でも安いので有名な、サンディというところなのだが、そこでは、他の店のレジ袋を持ってくる人、お店のダンボールを使って持って帰る人、買い物袋を持参する人・・・などさまざまである。。。

 

 うちも、レジ袋有料化対策として、買い物の際に、使える少し色の違うプラスチック製のマイ買い物籠と、ナイロン製の生地で、上部がメッシュになったような、イオン特製の買い物袋を買ってみた。。。これを使うと、スタンプを押してくれたり、上手にレジの人がパッキングをしてくれるので、袋へ詰め替える手間が省けるのも良いところである。。。巾着状になった口をひもでキューっと絞るだけで、簡単に袋詰めが完了する。。。こりゃ便利や。。。いろいろ、研究したはるのやね。。。プラスチック製の方は、上にご精算済みの紙をペタっと張るだけや。。。

 

 大きなスーパーなどでは、お刺身とか総菜などに使われている、発砲スチロールのトレイの回収をしているところも増えて来た。ところが、京都市では、ゴミの収拾料金が有料になって以来、このトレイやらを入れるボックスに、ゴミを捨てていく人が後を絶たない。。。まさしく、エコやなくて、エゴ。。。。スーパーも困っているそうや。。。こうなりゃ、モラルの問題やけれどね。。。

 

 それから、大きなスーパーへ行くと、試食コーナーっていうのをやっているやろ。ここの様子を見ていると、何か、今どきの人たちの考え方やら、感じ方、が見えて面白い。。。店にもよるが、何処にでも出没するのが、半分浮浪者に近いようなオッチャン。試食で栄養補給かいなぁ。。。買い物カゴは一応持っているけど、ほとんどなにも入ってないからスグ、その手の人かが判る。。。

 

 それから、面白いのがヤンキー家族。。。小さな子供がお腹を空かしているのか、ピザとか、ソーセージ、パンとかの試食で、必死に喰いまくっとる。。。完全に一食浮かそうという魂胆が見え見えやんか。。。

 

 私ら以上の年代の人にとったら、試食をさせてもらったら、かなりの確率で、その商品を買って上げる。。。これが、ある程度、義務感のようなもの・・・仁義みたいなもの・・・に思える。。。よっぽどやないと、買ってしまう・・・というのが常識やった。。。ところが若い年代の人は違うね。。。遠慮も、ヘチマも無い。。。実演販売のオバチャンの手を離れた瞬間に、その商品を奪い合うように口にしとる。。。ほんま、品がない。。。挙げ句の果てに、まずその商品は買わない。。。。向こうだって商売。。。販促の為にやっとるのに、こんな客ばっかりやったら、実演販売なんて出来ひんやんか。。。

 

 この前も、あるスーパーの店内で、ハーゲンダッツのアイスクリームの試食をやっていたノヤけど、これがまた凄まじかった・・・。このアイスは、特に高いので、絶対に自腹では買ったこと無いような人が20人ほど、その試食を取り巻いていた。。。知らない人は、何事なんやろうか。。。と、思う。。。こんなの見たくないね。。。

 

 それから、ヤンキーファミリーに多いのが、どこからどう見ても、パジャマのままで、スーパーに来よるヤツ。。。この人、多分、ずっと一日中、このままの服で過ごすのやろうね。。。これを恥ずかしい事やと思わないのやから、困ったもんや。。。こんな人らに限って、小さい子供を泣かして、大声でしかっとる。。。その後には、子供が泣いているのに、ほったらかし。。。子供は、もっと大泣き。。。お決まりのパターンや。。。他の人の迷惑になっているなんていう、公共心はゼロなんかね。。。この人の親は、この子にどんな躾をしたんやろうね。。。ろくに躾られておらない子供が親になり、またまたどうしようもない子供たちを再生産しよる。。。

 

 公共広告機構のコマーシャルでも、電車内でむしゃむしゃとバーガーを食べて、食べこぼしをしている映像を流しておる。。。その後に、電車内はあなたの部屋ではありません。。。でもね、今の若い人のほとんどが、何で電車の中でものを食べたらあかんの?と、思っている人がほとんどやと思うんや。。。いつから、こんなになったんかね。。。

 

 思い起こせば、マクドナルドが日本に来て、ハンバーガーをかぶりつきながら、街を歩いてもええ文化が入ってきたんやと思うんや。。。それまでは、そんなことをしたら、行儀が悪いと怒られていたんや。。。それが、その文化がかっこいい・・・。と、変に曲解されて、その立ち食い文化が定着してしもた。。。今では、コンビニの前に地べたに座り込んで、何か食べている人なんか、当たり前やけど、食事は、自宅のそれも、食堂のテーブルとイス以外の場所で、食事をするなんて、とんでもない不良しか、やらなかったんや。。。それが、これやろ。。。世の中、ホント、変わって来たね。。。。

 

 安倍ちゃんの言う、美しい日本というのは、実は、こんな、ホントに見逃してしまいそうな事が、キッカケになるのやと思うんや。。。とかく、右翼の安倍は、口を開くと、やれ復古調や、やれ戦前回帰や・・・と非難するヤツが多いけど、そんなのだけではなくて、そんな地面に座って食事をすると、不潔ですよ。格好悪いですよ。と、言いたいのやと思うんや。。。こんな価値観みたいなもの。こんなのが大事なんやないかね。。。

 

 その昔、ヒッピー族というのがいた。何年も洗っていないジーパン。パーマを掛けた長髪にサングラス。反戦歌を歌い、自由を求め続ける。。。でも、その人たちの未来は、どうやったか。。。学生運動で、世間の流れに逆らって、人間、自由が一番と、好き勝手な行動をして、これが自由だと叫ぶ。。。そのお陰で、マナーを守れない若者をどんどん増幅させてしまって、もう手を付けられないほどの無秩序事態。。。そんな感じなんやないかね。。。

 

 自由と、ナニをやっても許される・・・というのは、実は、全く意味が違う・・・。人にさえ迷惑掛けなければ、ナニをやっても良い・・・。これも多分間違い。。。世間の良識がどん底まで落ちて、社会のルールを守れないような奴らばっかり増えて、今の世の中、もう、どうしようもない状況に近いと思うんや。。。いっぺん、緩んだタガを締め直すことは、なかなか出来ないもんや・・・。だから、自由が、エゴになってしもとる。。。

 

 環境を守ろうとするエコ。自分さえ良かったら良いエゴ。たった点が2つ付いているだけで、えらい違いやね。。。エコとエゴ。。。今日は、ちょっと苦しいまとめ方でした。。。チャンチャン。。。

 

5/5(土) しかし、何時から韓国という国は、日本を敵国とみなすようにまで、なったのかね。。。日米韓は合同軍事訓練をしている間柄だったのに、反日色の強い盧武鉉になっただけで、まだまだ、日本を目の敵にしておる。。。まぁ、そうはいっても、日本と韓国はお隣同士の国だし、仲良くしたらええと、思っていて、日本の方は、韓国人にビザの免除をしている。。。そのせいか、日本の観光地に韓国人観光客がたくさん来ている。。。。地理的に近い九州のゴルフ場は向こうでの、ゴルフブームの韓国人がたくさん来ているらしいよ。。。

 

 この前も、回転寿司で、その団体さんが昼食に来られていたのだが、まぁ、その賑やかなこと。。。それに、回転寿司というものが初めての人が多かったのか、とりあえず自分の前を通り過ぎるモノは、何でも取ってしまう。食べたお皿をまたレーンに戻す。。。他の客が注文した皿も、漢字なんて読めないから、平気で取ってしまう。。。まぁ、もう無茶苦茶や・・・。あのガイドさん、どうしたやろうね。。。見ている方はおもろかったけどね。。。

 

 まぁ、その韓国が何と、ほぼ日本全土を射程距離内1000qに入れた玄武3という地対地ミサイルの配備を終えたんやそうや。。。おいおい、物騒な話やで。。。オマケに韓国政府が米軍に日本を核の傘から外せ・・・とか、日本を仮想敵国にせえ・・・・と言ったとか、言ってないとか・・・米軍は断ったらしいが・・・・。この国の人が考えている事はわからん。。。

 

 韓国は、これだけ経済的に豊かになったのに、どうも、政治的に稚拙なところがある。。。。これが問題である。。。韓国が在韓米軍に出て行けと言った時に、「恩知らず」と誰かがコメントしていたが、ほんと、その通りや。。。日本にも万事がその調子や。。。ホンマ、米国や、日本があったから、ここまで発展したのに、それに関して感謝の気持ちが微塵もないから、腹が立つんや。。。

 

 それにしても、ここまで露骨な親北政策を取られて、日本にカネだけ出せは、いくら何でも虫が良すぎるわなぁ。。。

 

 その日韓がまたまたカリカリする会議が5/7〜5/11までモナコで開催される。第十七次国際水路機関(IHO)の総会がそれである。日本海を東海に変えさせたい韓国と、そうはさせじとガン派って居る日本のバトルがまたまた始まるようやね。。。それにしても、ようこんな突拍子もない事をいつまでもグタグタと言っておるもんや。。。日本からしたら無視したいのが本音やけどね。。。それにしても、東海なんていう呼び名が通用するって思っておるのやろうか。。。自分の国の東にあるから東海・・・ほなこの海の北にあるロシアからしたら南海、南にある日本からしたら北海・・・になるやんか。。。アホらしいて、アホらしいて。。。

 

 こんな反論したら、今度は平和の海やて。。。よ言わんわ。。。この国の粘着性には、ほとほと骨が折れるわ。。。まぁ、こうして、日本との対立を煽っていたら、国民の支持が上がるという、政治的に単純で、シンプルなお国柄やから、しゃあないけどね。。。もぅ、ええかげんに、韓国民も飽きたやろうに。。。賢い人は、こんなの、いくらナニでも、見抜いていると思うのやけれどね。。。たった4000万人しか人口のいないこの国だけども、ちゃんと、勉強して、国際的感覚を身につけている人は、もうええかげん、まともな民主政府になってほしいんやないかね。。。田舎の酋長さんみたいな大統領のノリで、いつまででもやられていたら、こっちも困るしね。。。

 

 その韓国が、日本の原発を攻撃目標にしているのやそうである。。。ナニやね。この国。。。何でも、日本は各地に原発が50基ほど有るから、チェルノブイリの経験から、そのうち、たった1割ほどにミサイルを命中させるだけで、日本を壊滅的にすることが出来る。。。こんな作戦計画を練っているのやそうや。。。まぁ、そこまでするほど韓国もバカではないやろうけど、そうしたらどうなる?日米同盟で、日本に攻撃をしてきた国が米国とも、同盟国、友好国であったはずの韓国なら。。。反撃のためと、再度の攻撃を防ぐためのミサイル。。。米軍は打てるかね・・・。韓国に。。。

 

 この国が異常なのは、これが、映画やドラマの話ではなく、韓国国軍という、正規軍が、何の臆することもなく発表しているプランだということである。。。これって、見方を変えたら、いつか、攻撃したるぞ。。。ということやんか。。。コンビニ強盗に例えたら、ポケットから拳銃を取り出して、店員に向けて、安全レバーを外してしまった状態。。。つまり、ギャングに入られたお店の状況以外の何者でも無いということや。。。

 

何で、日本は抗議せんかね。。。それでもお前の国は友好国かと。。。とことん、突き詰めて、このプランを策定した責任者の処分と、盧武鉉の真意を正しておかんと、日本は韓国になめられるで。。。

 

5/6(日) 中国や韓国という国は、ブランドというのは、無断で真似をして良いもの。。。そんな感覚があるのかね。。。

 

 韓国へ行くと、コピーのええの・・・があるよと、うるさいほど。知的所有権問題に、ええかげんで、一向に態度を直そうとしない向きは、もっと世界から批判されて、いいやろうね。。。

 

 韓国企業で有名になったサムソン電子とLGも、実は、どこの国の企業か・・・というのを、隠して売っているフシがある。欧州でこの2社が展開しているコマーシャルには、明らかに着物を着た日本人とおぼしき人を起用していて、消費者に日本の企業であるような誤認を誘おうとしている。。。隠れ蓑戦略。。。日本製品の方がよく売れるし、ブランドイメージが良くなる。。。これを知っているからやろうけどね。。。

 

 中国で売られている電化製品やバイク車も、よくもここまで。。。と思われるほど遠慮がないほど、日本製品のそっくり真似をしとるそうや。。。日本人からしたら、到底許すことの出来ないようなひどい倫理観の欠如したコピー行為も、この国の人は、これから先も、何とも思っていないんだそうである。。。中国人はHANDAがHONDAではなく、中国もののコピーバイクやということを知っていて買っている。。。そりゃ値段が極端に安いからね。。。それはそれで売れてしまう。。。ところが、このニセモノのバイクがどんどん売れれば、どんどん製品も良くなり、しまいには、日本製と並べても遜色ないほどの品質にまで製品の価値が上がって来よる。。。こんな現象。。。誰も、絶対に無いなんて、言えるやろうか。。。

 

 中国でも人気のある日本のアニメ、ドラえもんも、ちょっとしばらく版権のある日本の会社が見逃していたら、何と、ニセモノ会社が、ドラえもんを、もう商標登録してしもたんやて。。。慌てて提訴したが、ニセモノの企業がその商標登録を独占されてしもた。。。こんな話がゴロゴロある。。。

 

 中国人にいかに国際的なルールを守れと言っても、なかなか話が前に進まない。。。勝手にルールを、自分の所に都合の良いように変えてしまう国。。。これが中国やからね・・・・。

 

 まぁ、今に中国が今度はもっと後進国から追いかけられる時が来る。。。その時は、多分必死になって自分らの知的所有権を主張するのやろうけどね。。。そういうもんや。。。

 

 実は、この知的所有権という概念は、大変、西洋的な考え方の部分があるのやないかと、私は思うのである。。。発明者とか、発見者の功績を過小に判断し過ぎたら、誰も、一生懸命に発明、発見をやらなくなる。どうせ、大手に真似されて、結局そこだけが大儲けしてしまうからね。。。だから、最初に開発した人とか、最初にデザインした人は、他に真似をする人たちが出て来ても、法律で守られるべきである。。。こういう発想になったのやろう。。。いかにも、個人が尊重されて来たヨーロッパの発想から生まれたルールである。。。

 

 ところが、アジアでは、違う。。。。日本も含めて、なかなか個人主義は確立していなくて、西欧とは、全く文化が違う。良い発明をした人がいれば、みんながそれを真似して、改良を加えて、より良いものに変えて行けばええ。。。こんな大らかなところがあるのやね。。。まだ、日本は早くに西洋化したから、欧米の思想を取り入れて理解しているのだが、韓国、中国人には、なぜ良いものを真似する事があかんのか・・・この辺が理解出来ないのだと思う。。。

 

実際、日本のトヨタも、米国のT型フォードを日本でばらして、その部品を真似て作る事から始めたのやからね。。。そして、それより良い製品を作るようになったから、遂にトヨタは、世界一の自動車会社にまでなりよった。。。白人からしたら、物まねモンキーの日本人に、自動車という、最もアメリカ的で、最も市場規模の大きな産業が日本に負けた。。。このショックは大きいやろうね。。。何でも米国の電化製品を真似した製品を作っていたマネシタ電器(松下電器)。。。のお話も有名やからね。。。ソニーは、ちょっと独自色のあるイメージやけどもね。。。

 

 この日本型の成功事例は、中国が真似をするであろうし、ひょっとしたら、中国流にルールを変えて、定着する可能性もある。。。つまり、知的所有権においても、中国は中華思想を発揮して、我田引水、つまり自分の都合の良いルールに国際ルールを変更させる。。。こんな可能性もあるんや。。。

 

 今の中国や韓国は、有る意味、いろいろな会社のコピーで、社会が成り立っている部分がある・・・。でも、世界から中国に投資が集まり、世界の工場化した中国では、どんどん外国企業のブランドものの製品もメイドインチャイナで作られて来よる訳や。。。だから、中国では本物も作られ、それの材料を使って、本物に極めて近いニセモノも、同時に出来てしまう。。。そんなことになるのやんか。。。これを、誰も止められない。。。これが現実なんやないやろうか。。。

 

 こうなってくると、価値観の逆転が起こる可能性が高い。。。世界中の製造業が中国に集まって来て、中国製の本物を作りよると、その技術や生産ラインや、下請け工場も全部中国に集まりよる。。。となると、これを独占してしまった現地会社は、自分の所で生産して、自国で消費するという事がメインの流れになる。。となると、その利益配分という感覚が、極めて曖昧になるのである。。。

 

 多くの日本企業が、これにやられたのだが、いくら中国に投資しても最初は合弁企業、だんだんと現地の中国人の比率が上がってきて、最後には、その会社は、中国人のモノになってまう。。。そんなパターンにやられるのである。。。つまり、日本は、投資だけが残って、利益を日本に持ち帰れない。。。その利益をまた現地に再投資するしか、国が体制として許さないのやからね。。。

 

これからも、特に中国は、自分の国の良いように法律をどんどん変えて来よる。。。これをやられたら外国企業はひとたまりもない。。。中国最大の武器・・・それは、共産党一党独裁という、世界的に見ても、極めて得意な国家体制である。。。これを痛感させられるのやろうね。。。

 

5/7(月) 日本と米国の間に、少しづつ吹き始めた秋風。。。連休中に安倍総理以外にも、麻生外務、久間防衛の各大臣が訪米して、アメリカの各々の担当長官と会談したのだが、沖縄の普天間基地の問題とか、慰安婦の問題とか、日本側にとって、全くええことのない事ばっかり。。。いったい、ナニをしに行ったのやら。。。

 

 米国も、日本や韓国が、少しづつ、距離を置きだしているのを、薄々感じているだろう。。。。日本は今まで、カネだけ出して、何にも主張しない国。。。つまり、「いい人・いい国」を必死で演じて来て、これを通していたのだが、最近は、どういうわけか、主張する外交に変わってきている・・・。その話の中には、アメリカにとって、耳の痛い話も含まれておる。。。。京都議定書を一向に批准しようとしないアメリカ。。。イラク戦争の正当性が、ここまで薄れているのに、まだ引きずっているアメリカ。。。それを支援し続けている日本。。。世界はどう見ておるのかね。。。

 

 クウェートで安倍ちゃんが自衛隊員に向かって激励スピーチやっていたが、実際に現地で自衛隊がやっている事を、はっきりと取材したテレビ番組って、ほとんど無いやろう。。。何でやと思う。。。多分、大した事をあんまりやってないから、そんなのを明らかにしたらまずい・・・。こんな意識が働いているのやないやろうかね。。。。つまり、日本政府にとっては、イラクの復興支援というのは、あくまで、外向的なパーフォーマンスという意味以外の、何者でもない証拠やんか。。。

 

 湾岸戦争の時に、日本の自衛隊が、米国や英国に給油支援と称して、せっせせっせと、無料の海上燃料補給スタンド・・・を続けていたのと、ちょっと似ているね。。。クウェートとバクダッド間に、自衛隊の輸送機を運航させて、いったいナニを運んでいるのや。。。米軍の兵士の食糧か?銃や武器弾薬か?それとも、交代要員か?ほんまに、これが復興支援になっているのか??誰も断言出来ひんやんか。。。

 

 米軍は、イラクのフセイン政権が大量破壊兵器を作ったり、持ったりしている・・・ということを口実に、アメリカの言うことを聞かない反米政権を潰そうとしただけ・・・。その片棒を担がされたのが英国や日本などの同盟国。。。こんな図式が見え見えや。。。結果、どうなったか。。。日本がイラク北部に持っていた石油の権益は放棄させられて、アメリカや欧州の石油メジャーが手中に入れようとしている・・・つまり、日本には踏んだり蹴ったり。。。残っていれば良いことあると思ったのか、日本も支援を続けているが、費用だけ嵩んで、ナニも無い。。。ぼちぼち、お付き合いも限界と違うか?

 

 結果だけ見たら、米国の軍需産業や、ブッシュ政権維持のための戦争、それがイラク戦争である。米軍がドンパチやるたびに、大儲けしとるんやからね。。。そして、その金がブッシュ共和党に環流する。。。平和になったらこいつらは、干上がってまうからね。。。またまた、暇になったら、日本にF22のステルス戦闘機を買えと言うてくるのやろうね。。。

 

 日本からしたら、いつも、アメリカの顔色をうかがって政治をやらんならんことに、国民の腹の底の部分に、大きな不満があると思うんや。。。日本は、戦前は、独立独歩で外交を進めておったからね。。。それが、敗戦で戦争放棄してからというもの、60年以上も、日本独自の独り立ちした外交基軸を打ち出せた事がない。。。つまり、このような鬱積した不満が、国民の間に増えてきて、外国に対して、強硬な意見をネットなんかで述べる人が増えてきたんやろうね。。。こんなのが、憲法を変えようとしとる。。。

 

 その時に語られる日本のお相手は、米国、中国、韓国、北朝鮮などの国が多い。。。土下座外交とか、日和見外交とか、バラマキ外交とか、よく批判されている。。。私は、基本的には、平和が好きやし、もめ事が嫌いやし、事を構える事には反対や。。。みんな、仲良くしたらええと思っている。。。大事なのは、このバランス感覚やと思うのやね。。。

 

 お相手の国の言う事ばっかりハイハイって聞いていたら、ろくな事無いから、たまには、日本の主張も必要や。。。相手が困っていたら助けるし、逆にこっちが困っていたら、協力を求める。。。そんな関係が、もっと必要やと思うのやね。。。

 

 人間って、自分の生まれた街やら国に対して愛着があるやんか。。。だから、それを他の人に、批判されたり、バカにされたら、腹が立つやんか。。。でもね、どんどん国境の壁が低くなって、いろいろな行き来が頻繁になると、だんだんその心の隔たりが、だんだん、薄くなっていくもんやと思うんや。。。例えば、京都と大阪の人が対抗心むき出しで相手のことが嫌いやったとするやんか。。。関西経済同友会が提言した関西州の州都を京都に・・・といったら、大阪人は何でや・・・と、顔を真っ赤にして、怒りよる。。。まぁ、こんな、対抗意識って高いと思うんや。。。でも、実際は、京都の人は大阪に働きに行く人も多い。大阪の人も京都に観光に来る。。。日本全体というスケールやったら、同じ関西ということでまとまるやんか。。。

 

 国と国との間柄かて、これと同じやと思うんや。。。もちろん、言葉が違ったり、政治体制が違ったりするのやけど、日本人と中国人と韓国人・・・厳密に外見上はあんまり変わらないやんか。。。日本の芸能人が向こうでコンサートしたら、たくさんの人がキャーキャー言うとる。韓流、漢流のスターに日本人が追っかけしとる。。。ここいらの民間の交流がもっと盛んになったら、国と国の見栄の張り合いとか、メンツの対立とかが、あんまり意味無いようになってくると思うんや。。。もちろん、何十年も時間はかかるやろうけど・・・。

 

 どこかで、つながっておる。。。これがアジア人同士の共通認識になる。。。そう思うんや。。。欧米人は、本当の意味で、腹の奥底での繋がりがやっぱり、日本人とはキツイと思うんや。。。まぁ、今のところは、韓国や中国も日本と比べたら民度が低いから、なかなか難しい問題も多いと思うけど、これは、やっぱり経済的な余裕があるかどうか・・・。この部分があると思うんや。。。衣食足りて礼節を知る・・・。まずは、食べることと、住むことが安定しないと、心の中の余裕まで、出来ないからね。。。

 

 日本は、アジアと共存共栄の関係になるしか、生きる道は無くなる。アメリカは、いくら同盟関係にあると言っても、米国内の意見が高まって、やがて極東やらECで米軍を展開し続けている事に、反対する人が増えて来ると思うんや。。。それは、アメリカが、世界唯一の超大国であり続けることに無理が生じて来る事になることになると思うんや。。。その理由は中国の台頭や。。。つまり、世界経済の中でアメリカの占める割合が、どんどん下がって来るといいうことになるのは、見えているからや。。。

 

 つまり、世界の警察を気取っていた米国が、より保守化して、国内政策に重心を置くようになる。。。こうなるであろうことを指している。。。世界各地に駐屯していた米軍はその維持費が国民の税金で賄われているから、その負担に耐えかねて撤退していくやろう。。日本みたいに、駐留経費をアホみたいに丸抱えで負担しとるようなお人好しの国はなかなか無いやろうからね。。。でも、何で米国人が、日本人を命がけで守ってやらなければならないか?・・・この問いに、これかも、答え続けられる保証はない。。。

 

 いつか、米軍は出て行く。日本はこの時に、自前の軍隊を持った普通の国にならざるを得なくなる。。。そして、またまた近隣諸国との関係悪化があると、良くない方向に政治の流れが向いてしまう。。。日本にとっての安全保障は、実は、軍事的なことではなく、経済関係を活発にされることにあるんや・・・。日本にとって中国や韓国を掛け替えのない国にする。中国や韓国、ひょっとしたら北朝鮮にとってもそうするんや。。お互いに、掛け替えのない国に常にしておくと、相手を失った時の痛手があまりにも大きいから、無茶なことは、お互いに出来ない。。。そういう関係になるんや。。。

 

 そのためには、人的な交流が必要不可欠や。。。お互いに自国内に多くの相手国の人が実際に住んで、そこで仕事し、生活する。。。これが大事なんや。。。これって、有る意味、見方を変えれば、その人たちが人質になる可能性もある。。。お互いにたくさんの人質を抱えながら関係を続けていたら、リスクを分散することにもなるやんか。。。日本は、地政学的に極東アジアや。元宮城県知事が善いった、隣の国とは喧嘩せんほうがええ。。。これ、当たっていると思うで。。。

 

勇ましくて喧嘩好きの人が、みんなから、熱狂を持って支持されるような日本にしてしもたら、また同じ過ちを日本が犯すことになる。。。このことを日本人は、肝に命じておくべきやろうね。。。熱くなったら負けや。。。

 

5/8(火) 大阪のエキスポランドで、ジェットコースターによる初の死亡事故・・・・。遊園地に遊びに来ていて、殺されてたんじゃ、堪らんわなぁ。。。可哀想に・・・。ナンヤラ、コースターの車輌の車軸が折れて2両目が脱線したんやて。。。それにしても、死んでしまうか。。。

 

 エキスポランドの風神雷神と言ったら、確か、立ったまま乗る、日本初のジェットコースターやった。座っていても怖いのに、立ったままやったら、もっと怖い。。。これが全国8カ所にあるのやて。。。そやけど、まさか、それが脱線するなんて、思いもよらへんかったやろうね。。。

 

 遊園地の遊具の管轄が何で国土交通省なんかは知らないけれど、遊具の安全性とか、定期点検とかを明確に義務づけた法律なんて、確かあんまり無かったのやないかね。。。そもそも、車軸が折れるなんて、想像も出来ひんやんか。。。多分、エキスポランドの担当者も、まさか。。。という過信があったんやないかね。。。

 

 以前、私は、京都に本社のあるマネキン会社に勤めていたのだが、そこでも、ウォータースライダーやら、コーヒーカップやらを、マネキンと同じ素材であるFRPというので、作っておった。。。その時、思った事やけど、この業界、ものすごく狭くて、あんなに危険で大きなモノを作っている会社の割りには、このような遊具を作っている会社は驚くほど小規模な会社が多いということなんや。。。そこいらの鉄工所に毛が生えたような会社が、大事なお客様の命を預かるようなものを作っておる。。。こんな現実に直面した記憶がある。。。

 

 今回の事故でも、本当なら、一番に出てこないとあかんのは、この遊具を設計施工管理した業者のはずやろ。。。ところが、全く出て来ない。。。もともと、コースターのようなものは、この遊園地が、特色を出そうとして、いろいろなデザインやら、いろいろなコースやら、に知恵を絞って、完全、オーダーメイドで作っている製品なんや。だから、このへんの責任が、どうも、どっちつかずになる場合が多い。。。

 

 メンテナンスにしたって、他のエレベーターやエスカレーターなら、数が多いから、保守点検会社だって採算が取れるが、コースターの保守点検なんて請け負うような会社って、なかなか無いと思うんや。。。だから、自然と、そのコースターの管理者自身が、ちゃんとメンテナンスしていないと、いけなくなる。。。ところが、これが第三者やないから、身内に甘くなる日本の会社の悪いところ。。。責任も不明確だし、点検時期も定期的にやらない、費用もかかるし、機械を止めなくてはならないから、どうしても、ええかげんな時期、暇になったら点検でもしようか。。。ぐらいの感覚になってしまう。。。こんなところが、事故の原因やろうね。。。

 

 それにしても、ここまで、危険な乗り物だからこそ、二重三重の安全対策は取れなかったのかね。。。コースターに乗る人の体重制限とか、バランス配置とか、身長制限とかで、コースター全体が不安定にならないように、配慮していたかどうか。。。甚だ疑問やね。。。亡くなった人にこんな事を言うのも、ナニだが、昔、私が小さなセスナ機に乗った時に、体重90s前後の私は、ここに乗れと、パイロットから指示されたもんや。。。飛行機の安全飛行には、そのぐらいの配慮が必要やったのやろう。。。

 

 コースターも、24人乗りのうち、22人乗っていたのやから、極端に、片方に加重がかからないように配慮とかしなかったのかね。。。そもそも、そんな心配が無い乗り物だったのならええのやけど、体重の重い人にとって危険であったのなら、これは、とんでもないことやと、思うしね。。。

 

 もともと、このコースターは、15年前に出来たんやそうや。。もし、車軸が金属疲労していたのが原因としたら、それをどのぐらいで交換すべきものなのか・・・。どのぐらいの頻度で点検した方がええのか。。。こんな、基準、何にも無かったんやないやろうかね。。。つまり、言い換えれば、この事故は、時間の問題で、起こるべくして起こった。。。そうとも言えるやんか。。。つまり、この被害者の女の子は、たまたま、運の悪い時に、乗ってしまった。。。これじゃ、遺族は、どうもこうもないわなぁ。。。つまり、たまたま、うちの子が乗っていた時に起こっただけで、いつかは、誰かが犠牲になる運命にあった。。。そういうことやんか。。。

 

 この手の事故が起こった時に、いつも思う事なんやけど、マスコミも遺族も怪我をした被害者も、運営会社を徹底的に非難するやんか。。。もちろん、そこしか、言っていく所がないのやから、当然なんやけど、私は、むしろ、問題にすべきなのは、このように危険なコースターのようなものを、どうメンテナンスしてゆくべきなのか、管理会社、運営会社と、整備会社などが、共同で、ちゃんとしたルール作りをやっていなかった・・・。この体制そのものが、この事故の本当の原因なのやないかと、思うんや。。。

 

 普通の人が考えたら、まさかあんなにぶっとい車の軸が折れるなんて、絶対に考えられない事やんか。。。でも、やっぱり、その「まさか」が起こってしまったんや。。。だから、この、まさかを予見出来るような体制を作るしか、事故を防止する方法は無いということやんか。。。コースターは、遊園地の花形で、一番集客力のある乗り物の一つやんか。収益力も一番あるはずや。だから、もっと、メンテにお金と時間を掛けるべきやし、そうせんと、怖くて二度とジェットコースターには乗らないという人も、いると思うんや。。。

 

せっかく、人が楽しむために作った道具が、人を悲しませる結果になってしまった事は、ホント、不幸な事や。。。お金を払って乗る絶叫マシンが、掛け替えのない人の命を奪ってしまった結果に、関係者は、何が自分たちに欠けていたのか、猛反省をしなければあかんやろうね。。。

 

5/9(水) 先日、日曜朝のテレビ番組を見ていたら、国家の品格の著者、藤原正彦氏が出ていた。私は、最初、このオッサン、変わった人やなぁ・・・と思っていたけど、次第に、この人の考え方の素晴らしさ、世の中の流れというモノに、決して妥協せず、おもねていない姿勢に、正直、驚いた。。。いちいち共感させられるところがあって、あ〜っ、今の世の中に欠けていることを、この人は的確に捉えているなぁ・・・。そう思ったね。。。

 

 今の教育のどこがダメか・・・という問いに、藤原正彦氏は、親も教師も子供を大事にし過ぎて、どっちが主役であるか・・・そういう基本的なことが、そもそも、間違っている・・・と答えている。親と子とのどっちが偉いか。。。先生と生徒のどっちが偉いのか。。。その問題だと、スッパリと言い切っておられた。。。そりゃ、そうやで、、、いくら少子化の時代だからって、ここまで子供におもねている今の世の中が狂っている。。。その通りや。。。

 

 それと、面白かったのは、卑怯者になるな・・・というくだりであった。藤原氏がこの中で、「卑怯」の定義をしている。@大勢で1人を殴るな A大きな者が小さい者を殴るな B男が女を殴るな C武器を用いて殴るな D相手をつぶすまで殴るな の5点である。大人の世界では、我、関せず。見てみないふり・・・ばかりしている我々にとっても、耳の痛い教訓やね。。。何か、こう言うと、戦前の武士道精神への回帰主義や・・・と言うような人もいるやろうけど、私は違うと思うで。。。

 

 それより注目すべきは、この卑怯者の定義を、「理屈抜き」で押しつけた。という点である。理由なんて言わせない。世の中には、絶対的な価値観というのがあって、誰が何と言おうと、卑怯であるということは、人として生きていく価値がない事であるという価値観を、子供に徹底的に「押しつけなさい」と言っている点である。問答無用である・・・そういうのが大事や。。。最近の親子とか、先生と教師の関係を、「友達関係」がベストであると勘違いしている大人が多い事を嘆いておられた。

 

 あ−っ、言えてるなぁ。。。フレンドリーで、友達みたいな関係って言えば、対等の関係である。大人と子供の関係は、絶対的に「大人が偉い」と言う前提がなければ、教育環境というのは、成り立たない。。。氏の指摘は的確である。

 

 戦後の日本の教育は、米国から徹底的な個人主義を押しつけられて始まっている・・・。行き過ぎた個性尊重が、こどものわがままを生んで、これに、日教組の、子供の言うことさえ、聞いていればよいという、馬鹿な自己責任回避主義が重なって、今の学校教育をどうしようもないものにしてしまった。。。そう思わないかね。。。戦争は、戦前の良かったところまで、全否定してしまったから、何の指針もないまま、当事者の思いつきで教育をやっておった。。。そう思う部分があるね。。。

 

 金八先生のように、良い先生もいるかも知れないが、とんでもない先生も多い・・・。本来、教師になんて向いていない人や、何の指導力もない、何の意欲もない、労働者としての、赤い思想の先生方が、やる気のない、だらしのない、子供を量産し、マナーやルールを守るという、最低限の社会生活を営むための躾も子供たちに身につけさせることが出来ないまま、子供を社会に送り出して来た。。。

 

 そんなことを言うと、先生方は、躾は家庭の責任であると、反論されるけど、それだけでは無いと思うけどね。。。子供にとって、学校は、自分の生活の大部分を占めているし、そこで学ぶこと、感じることは、家庭の比ではないからね。。。つまり、そんなのは、子供を躾ることの出来ない先生の、言い訳・・・。そう見えてしまうやんか。。。

 

先生という漢字は、先に生まれたと書く。先に生まれた人は、後から生まれてきた子供たちに、生きるすべや、人は何のために生きるのか・・・自分の生きる意味や、生き甲斐を捜させるために、学びの機会を提供する。でもね。そんな、子供たちを、あたかも、自分たちのお客様であるというような、学校にしたら終わりやと思うんやね。。。教師は、生徒に対するサービス業では、けっしてない。あくまで、大人と子供という上下関係があって、始めて学校組織が成り立つもんや・・・。このことを、肝に命じて欲しいもんやね。。。

 

5/10(木) 京都人にとって、猪瀬直樹・元道路関係四公団民営化推進委員は、憎き「かたき」みたいな存在である・・・。この人の意見のお陰で、いったいどれだけの京都府南部の人が困っているか。。。損害賠償請求訴訟でも起こしたいぐらいや。。。もし、京都に来ても、まさか、石は投げられへんやろうけど、そんな気持ちでいる人は多いのを覚悟して、京都へ来てや。。。

 

 高速道路を建設するとき、どの路線を先に造って、どの路線を後回しにするかというのは、本当に難しいことだと思う・・・。だからと言って、こんな都心部に近い高速道路の建設を凍結してしもたら、この影響が、どんなに大きいか。。。。この人には、その現実をしっかり見て、京都経済における何兆円もの損失に責任を持ってもらわんと、気がすまへんわ。。。

 

 現在、東京−神戸間では、次世代の高速道路ネットワークが各地で建設されてきている・・・。平均時速が120qの、カーブが緩くて、渋滞が起こりにくい高規格の高速道路がどんどん建設されているのである。京都の周辺だけでも、愛知、三重県内の23qが2003年に既に開通・・・。三重県亀山市と滋賀県大津市間の41qが2008年春に開通する・・・。ところが、猪瀬氏の反対した区間である大津市と城陽市間と八幡市と大阪の高槻市間では、未だに凍結状態が続いている状況である。

 

 もし、このまま、2016年を迎えたらどうなるか?東京方面から車でやってきたら、新しい新名神高速道路を走る人は多いやろうね。。。幅も広いし、距離だって短いから・・・。同じ走るなら、新名神・・・ってことになる。ところが、京都の手前の大津JCTで一旦、古い名神に合流になる。それからしばらくしたら名神は京滋バイパスと分岐するから、少しはましだが、その先の大山崎JCTでまた名神に合流することになるんや。。。

 

 つまり、車の車線数で言えば、6−3−5−4−3と変化することになる。問題は、大津ジャンクションと京滋バイパスの分岐点までの間や。。。日本の大動脈が、2つとも、この1点で集中しすぎて、どうにもこうにもならないボトルネック状態になるのが、見えているんや。。。京都市内に向かう車は、春秋を問わず多い。観光都市京都には年間5000万人近くの人が来るからね。。。。車もたくさんくる・・・。そんなとき、京都に用事のない人も、京都行きの渋滞にお付き合いしてもらうことになるのは、見えているんや。。。。京滋パイパスは、あくまでバイパスであって、車線も少ないし、カーブもきつい。こんなのに、日本の背骨の大役をやらすのには、いささか心許ないんや。。。

 

 計画の新名神は、確かに名神と京滋パイパスと並行して計画されている。だから、無駄というのなら、それは、あまりにも認識が低すぎると言わないといけないね。。。京都近郊の通過交通の量を、あまりにも過小評価しすぎや。。。せっかくの新名神が、京都の近くだけ渋滞して、ぜんぜん、すいすい走れないような、欠陥道路になってしまったら、この新しい高規格道路の人気にも影響すると思うけどなぁ。。。

 

 猪瀬氏は、一度、京都南インターで一般道の渋滞で下におりられず、本線上を延々と塞いでしまっている・・・という、今の現状を、もっとメンタマひんむいて、しっかり見るべきやろうね。。。ちなみに、今は京滋バイパスは、もう開通してるんやで。。。それでも、朝夕の渋滞時とか、土日の観光シーズンとかは、慢性の糞詰まり状況。。。これに、今度は、新名神の車がど〜っと流れて来たらと思うと、ぞっとする。。。こんな、混んでいる所に、十分な道路を造らないのは、行政の怠慢やで。。。。。

 

 道路が渋滞して、失われる時間や、無駄になる燃料、余分に排出されるCO2、総合的に、どう考えても、無くては困るものやのに、この建設を凍結するのは、どう考えてもおかしいわ。。。別に、私は、利権があるとか、道路建設が好きであるとかで、言っているのやないんや。。車がたくさん通る所には、ちゃんとまともな道路を作って、一般道や生活道路に、他府県ナンバーが入り込んで、うろうろするから、どうしても他の道路が混んでしまうような現象を、一日も早く解消してほしいだけなんや。。。

 

 人は、おぎゃーと生まれた時から、バタンと死ぬまでが「いのち」やんか。どうせ、生きるなら、すっと混まない道路で仕事したり、移動したりしたいやんか。。。空いていたら30分しかかからないところへ行くのに、渋滞で1時間もかかったとしたら、その無駄な30分は、何やったんや・・・と、思うわけやんか。。。つまり、時間というのは、その人に取ったら、「命の一部」であるわけやんか。。。こう考えたら、渋滞で無駄に使われた命ほど、何の値打ちもないものは無いと思わへんか。。。ちゃんと、ええ道路が有ったり、入らなくてもいい車が、その細い道に入ったがために、事故が起こったり、人がいらいらしたら、社会全体の大損やと思うんやね。。。

 

だから、ど田舎に道路を作るのは、ホントに無駄かも知れないけど、都会に近いところで、渋滞を解消するための道路は、どんどん税金で、作ってほしい・・・。それが私の意見なんや。。。高い税金、いっぱい払っているのやからね。。。それが、みんなの命を延ばす事になるし、無用なトラブルを結果として避けることになるからね。。。税金は、国民の幸せのために使うもの。。。不幸のためとか、一部の人のためだけに使ったらあかん。。。そんな前向きな税金の使い方やったら、私や、大賛成やで。。。

 

5/11(金) 安倍首相が、参拝に行けない代わりに、パケットマネーで靖国神社の4月末の、春期大礼祭に、お供物を奉納していた事がわかった・・・。また、日本のマスコミが、わぁわぁ騒ぎ立てておる。。。また騒ぐものやから、韓国は遺憾の意を表明、中国は、温家宝訪問の、ほんわりしたムードの流れを崩したくないから、静観・・・と、いったところか。。。

 

 それにしても、私には、中韓に配慮して、お供物を奉納したかどうかを明かにしない・・・と、いうのが、私にはどうも、いまいち、判らない。。。テレビの映像で、しっかり内閣総理大臣・安倍晋三って、出ているやんか。。。明らかにしないって、言ったって。。。見え見えで、贈ったのが、あまりにも、明白やんか。。。言い訳を作っておいたら、配慮した?事になるって言う、論理がどうもわからん。。。

 

 何が、それだけ問題になるのか、サッパリ判らんのやけど、安倍首相が靖国に贈ったのは、5万円もする「真榊(まさかき)」という、サカキの鉢植えなんやそうや・・・。それが、傑作なことに、日本ではほとんど栽培されていなくて、ほとんどが中国製なんやと。。。中国製のサカキの鉢植えを靖国に奉納するなんて、ちょっと、シャレが効き過ぎなんやないかね。。。

 

 安倍首相は、靖国参拝の時も、行ったか、行かなかったか・・・を公表しないという、「あいまい戦術」を採ってきた。今度の榊も、御供えしたか、御供えしなかったかを公表しない、「あいまい戦術」で通すつもりらしいけど、実際の真榊に「内閣総理大臣・安倍晋三」ってはっきり書いてある以上、これを贈ったのは事実で、公表しないって言われても何かねぇ。。。こんなのが通るのかね。。。

 

 それにしても、何で、ここまで靖国にこだわるか。。。やっぱり、日本遺族会っていう、自民党支持の政治団体に、夏の参議院選を前にして、ええ顔をしておきたかったのかね。。。

 

 靖国問題は、最早、昔の日本のナショナリズムの象徴のようなものになってしまいよった・・・。本当なら、隣の国の首相がどの神社にお参りをしようが、他の国に、どうこう言われる筋合いのモノではない。。。ところが、朝日新聞が、あんまりひつこく報道するものやから、中韓も、そりゃ、けしからん・・・ということになって、こんなに大きな国際問題にまで、発展してまいよった。反日デモまでなったからね・・・。つまり、靖国問題は、朝日が作り育ててきた政治問題なのである。

 

 そして、今度はまた、お供物騒動やろ。。。「お前らは、どこの国の報道機関なんや・・・」って、言いたくなるわ。。。自分の国の首相を、貶めるのが、あんたらの仕事か???このごろの毎日も、ちょっと酷いね。。。

 

まぁ、安倍氏の対応は、これしかないやろうけどね。。。常に、「中韓に配慮して・・・」って、言ってりゃ、向こうも、「そうかぁ、配慮してくれているのか・・・」って、勝手に感じてくれているのかも知れないからね。。。

 

 私は、中韓の反日材料にされるのは、面白くないが、向こうが嫌がっているのなら、公式には認めないというあいまい戦術は、有る程度は、功を奏しているとは思う。何故なら、中韓は、日本に、少なくとも、「日本が過去に起こした隣国へのご迷惑」に配慮をして・・・・・という言質を、日本政府に言わせることに成功しているのやからね。。。これだけで、日本は、反省しているという意味合いになる。つまり、何度も何度も謝らせているのに、成功しているとも、取れるからね。。。

 

 国と国との関係というものは、対等というのが、大原則や。ところが、実際には、経済力や、国力に差がある。早く先進国になった日本と、それに続いた韓国、遅れてきたが、急激に巻き返している中国。この3国には、宿命的ないろいろな、しがらみやら、因縁、歴史がある。。。だから、国民感情からしたら、ひがみ、やっかみに近いものもあるし、実際に、怨みを持つ人もいるやろう。。。でも、これを、乗り越えていかんと、未来は開かないやんか。。。

 

 日本は、戦争で、米国にあれだけ徹底的にやられたのに、戦後すぐは米国を怨んだものの、今では、同盟国として、仲良くしている。つまり、良好な関係を維持することで、経済発展も経て、良好な国際関係を築いてきたんや。。。中国も韓国も、基本的には、日本と、仲良くした方が、良いと思っている。また、そうなることを前提にせんと、自国の将来が良くならないからね。。。

 

 そのためには、まず、自国の外に、精神的な「敵」を作るような古いやり方に、反対するのがええと思うんや・・・。中国も、韓国も、自国内をまとめる目的や、自分たちの政権維持のために、日本をターゲットに利用しとる。まず、日本は、このクラシックな政治手法を、中韓に止めさせるのを目標にしたらどうかね。。。

 

 具体的には、中国や、韓国の反日教育・・・。日本を目の敵にしたような法律を即刻、止めさせるように、言うべきやね。韓国では、親日だった人を、血祭りに上げて、溜飲を下げるような法律を作って、まるで後進国のような政治手法を平気で採用しとる。。。こんな、異様な法律は、友好のためにはならんよと、今度は、こっちが政治問題化したらなあかんで。。。まして、韓国はF22ステルス戦闘機の日本配備に反対しとる。。。この国は同盟国のはずやのに、もう、敵国に近い感情を持っておる。。。これは、困ったもんや。。。

 

 ほな、どうしたら、日本を敵国視するような政策を止めさせることが出来るかや。。。これを見つけることは、なかなか難しいで。。。韓国は、中国様に弱い。。。だから、日中蜜月にして、いわば韓国に、「やきもちを焼かせるのが、良い手である。日本と中国が緊密になったら、乗り遅れまいと、韓国は焦ってきよる。。。つまり、日本にとって、本当に、落とすべき相手は中国・・・・そういうことになる。。。

 

 中国は、もともと日本や米国をうまく使って、冷戦後の共産主義崩壊にも関わらず、中国共産党一党独裁の政治体制は、そのままで、「豊かになる者から、豊かになりなさい」という、改革開放路線を大幅に採り入れた。。。こんな勝手な話は無いのやけれどね・・・。だから、中国国内に、思想的な矛盾を抱えたまま、経済だけが、どんどん膨らむという、けったいな成長を続けて来ているんや。。。

 

 だけど、この国は、大らかすぎて、というより、人口が多すぎて、イデオロギーより、明日のメシ・・・と言う国民がほとんど。。。つまり、国民のほとんどがまだ衣食足りていないのに、一部の人たちだけが、どんどん豊かになっている・・・。という、いまだかつて、歴史上、世界が経験したことのないような、歪な国の発展形式をここ20年ほど、繰り広げている。。。

 

 つまり、中国は、今までの経験則が全く通用しないようなルールで、これからも発展するだろうし、この中国式が、中国内での絶対的なルールになり、そのルールをどんどん、他の世界の国々に押しつけてくるようになるやろう。。。こんな国に、日本は、何を言っても無駄やと思う。。言い換えたら、日本式に言えば、中国は、今までの国としての体を成していないまま、成長しつづける化け物のような「地域」である。この国は、まとまっているようで、実はバラバラ、価値観の統一もないし、それをしようとする力も、そんなことをする、やる気もない。。。そんなところである。。。

 

 こんな国と、日本は、真っ向から勝負したり、真面目に取り組んだりしたら、絶対にアカン。。。向こうの、ええようにされて、ポィや。。。

 

 慰安婦の問題かて、60年も前の事を、今の時代にいきなり持ってきて、日本は、酷いことをした。謝れ!やろ。。。60年前の価値観と現代の価値観が全く違う状況なのに、この分を、誰も考慮してない場合が多いやんか。。。中国も、これに似ておる。。。日本の現在の価値観を、半世紀前の日本のような価値観しか持ち合わせていないようなところへ、持っていっても、うまいこと行くはずがないやんか。。。

 

 中国に行った日本企業は、日本とのあまりに大きなカルチャーショックに、たじろぐ。。。会社のモノは勝手に持って帰るし、社員食堂では、いつの間にか調理士家族全員の食事を作っているし、貧しい農民は、金持ち日本人に、すぐたかろうとするし・・・・。

 

 でもね。これって、日本がいつか来た道なんや。。。向こうの人にとったら、日本人は、未来から来た人のような感覚なんや。。。

 

 日本が、対中国戦略を考える時、キーポイントになるのが、実は「台湾」であると、私は思うのである・・・。中国人は、未だに、台湾人に、負い目を持っておる。それは、中国の内戦の時に、国民党が中国の唯一の正統な政府だったのに、ひょんなことから、その中国正統政府が台湾に行って独立成功したからである。だから、中国人は、未だに、あんなちっちゃな島1つに、ものすごいコダワリを持っておる。。。これを日本が利用しない手はないやろう。。。

 

 幸い、台湾は、戦時中は、日本の統治下にあり、台湾人は極めて親日的な人が多い。日本は、日中平和友好条約で、台湾を裏切り、中華人民共和国を唯一の中国政府と認めたが、台湾とは、大変深い関係があり、その交流までは、切れない・・・。だから、日本は、台湾を平和的に中国と統一させるための橋渡しになりましょうと、影響力を発揮出来る立場にある。これを利用すれば、中国は、日本の言うことを大概は聞くだろう。。。

 

 この台湾を使って、何とか、今の中国を民主的な国にだんだん変えさせる。。。こんな戦略を日本が持っても、良いのやないやろうかね。。。

 

今の中国の中に、少しづつでも、世界的な民主主義的なルールを採り入れさせる。。。これは、世界の「中国化」に歯止めを掛けることになるし、中国に、今の西側諸国のルールや、価値観を守らせるようにするには、大変有効な手段になり得る・・・。そう思うのやけれどね。。。ここに、日本の生きる活路が見いだせる。。。そんな気がするのや。。。

 

東アジアのいろいろな意味でのバランスをキープするためにも、日本の果たさなければならない役割は、大きくなると思うで。。。

 

5/12(土) つい、4,5年前に、トヨタが営業利益1兆円・・・っていうのが話題になっていて、すごいねぇ。。。って言っていたのに、今年、そのトヨタが今度は2兆円の営業利益を計上することが明らかになった・・・。わずか数年で、儲けが倍になるのも、凄いけど、もっと凄いのが、いよいよ、アメリカのゼネラルモーター社を抜いて、生産台数、売上額共に、世界一の自動車メーカーになったんやて。。。これは、豊田市民だけやなくて、愛知県民だけやなくて、日本人として、素直に嬉しいことやね。。。やっとこの日が、来た。。。。夢の世界一やったやろうからね。。。

 

 トヨタは、日本での販売は、いまいちだったそうやけど、北米と欧州での売上がぐんと伸びたのと、為替差益の影響もあったようやけどね。。。それにしても、トヨタの売上額が、何とロシアの国家予算に相当するというニュース。。。ロシア人が聞いたら、どう思うのやろうかね。。。ほんと、スゴイわ。。。。

 

 ところが、同じ日、スイスの調査会社が、世界各国の国際競争力というランキングを発表していた。アメリカの1位は変わらず、2位シンガポール、3位香港・・・えっ、日本は?と、見てみたら、何と昨年の16位からさらに下がって、何と24位。。。おいおい。。。トヨタは業績がええのやけど、他はあんまり良くないのかね。。。

 

 この現象を、日本は、どう見るかやろうね。。。この前、テレビを見ておったら、韓国の学校の話で、わずか8歳の子供が飛び級で大学に入れたり、韓国の異様なまでの、厳しい大学受験戦争が放映されとった。。。韓国も、日本と同じように、資源のほとんど無い国。。。その多くを、輸入に頼っている国やんか。。。つまり、頑張らないと、輸入するお金が稼げないのや。。。この危機感が、国全体のパワーに表れておる。。。だから、みんな必死なんや。。。

 

 つまり、資源のない国にとっては、自国にあるのは、人的資源、つまり人だけなんや。。。このマンパワーだけで、この世界を生きていかないとあかんのやから、目指すのは、やっぱり、人が切磋琢磨して、優秀になる方法しかない。。。つまり、韓国は、教育力で、国力を上げようと努力している。。。そう言えるやろうね。。。

 

 ところが、日本はどうやろ・・・。いつの間にか、受験戦争・・・とか、弱肉強食・・・とか言って、日本の教育の方向性を、ゆとり教育とかに、大きく変えてしまいよった。。。。世の中の流れも、週休2日制なんていう、生ぬるい体制に変えてしまいよったおかげで、いったい、どれだけ日本の生産性とか、競争力が落ちたか。。。ほんま、この責任、どう取るねん。。。と、私や、思うで。。。

 

 日本人は働き過ぎや・・・・とか、ワーキングホリックとか、エコノミックアニマルとか、外国人に言われて、そんなの真に受けてたらあかんやんか。。。そんなの、日本を、油断させる手やんか。。。そんな尻馬に、ホイホイ乗って、1週間に2日も休むような国にしてしまいよった。。。外国は、笑っておるで。。。事実、それまで破竹の勢いで右肩上がりやった、日本の経済発展に急ブレーキをかけることに成功したからね。。。

 

 こんなのを推進したのは、実は、お役人たちである。彼らは、何も生産しないし、何も経済活動には関係ないのやけど、楽して、同じ収入を得るにはどうしたらええか。。。こんなことばっかり考えておるような奴らや。。。こんなアホ役人らの主導で、完全週休2日制が実現した・・・。おまけに、法律まで変えて、週何十時間以上は働いてはだめ。。。こんなバカな法律まで作りよった。。。アホと違うか。。。今まで、世界と互角以上に戦っていた日本の経済成長に、これがとどめを打ったね。。。

 

 自分らだけ休むのは、気が引けるから、世の中全部、土曜日を休みにしようと画策した奴らは、学校まで完全週休2日制にしてしまいよった。。。学校の先生も公務員や。。。休みが多い上に、まだ週に2回も休むか。。。出勤日数減ったのに、給料下げたんやろうな。。。まぁ、そんなことより、子供が休みになったら、親も休むやろう。。。こうして、日本の大企業は、ほとんど全部週に2日も休むようになってしもた。。。つまり、日本の生産性の高い労働環境を、こいつらは、ものの見事に木っ端微塵にしてしまったわけや。。。

 

 アメリカのホワイトカラーエグゼプティブが、一日、どれだけ働いているか・・・・。フル操業の中国の工場では、毎日3交替でフル操業している工場がどれだけあるか。。。あんまり、働かなくなった日本人、あんまり、勉強しなくなった日本人なんて、何も世界から見ても、怖がられないし、一目置かれることも無いようになったで。。。日本の恐れられていたところは、ものすごく勉強するし、ものすごく勤勉に働くところやったし、少々、自分を犠牲にしても、会社のために、しゃにむに働く愛社精神溢れた社員やったはずや。。。それが、全部、牙を抜かれてしもて。。。

 

 これから、日本人は、何を頼りに、生きて行くつもりなんかね。。。

 

 私は、日本経済を、もう一度、上に向かすためには、まず、学校の週休2日制を廃止して、ちゃんとした授業時間をまず確保して、教育を建て直す事から始めないとあかんと思うのや。。。それと、やる気のない教師を排除して、良い人材を学校が集められるように、公教育の改革が必要やろうね。。

 

唐突かも知れんけど、ここは、思い切って、日本の教育を、完全に民営化してしまうのはどうやろ・・・。もちろん、義務教育において、教育は国が税金でやるというのは判るけど、学校のマネージメントを民営化してゆくのは、意外と良い結果が生まれるような気がするのやけどね。。。

 

 学校というところは、教師だけやなくて、いろいろな人がいる。まずここから民営化や。給食は食育やなんていう屁理屈は、言わさないで、弁当業者の栄養のバランスの取れた美味しい給食弁当をセントラルキッチンで作って各校にデリバリーするシステムにする。各校のばか高い経費の給食室の施設は不要になるし、給食のおばちゃんは、公務員でなければならないという意味は無い。

 

 用務員のオッチャンも、民営化する。民間の警備会社に競争させて、警備以外に学校のいろんな用務をしてもらう。若くて元気な警備員さんが学校を守ってくれたら、変質者もなかなか侵入出来ないのやないかね。。。もちろん、警備会社も毎年競争入札や。。。談合は許さへん。。。

 

 校長や教頭の管理職にある人は、もっと民間の会社のように、学校経営のプロとして、マネジメント力を発揮してもらう。。。それには、校区制の変更も必要や。近くの学校同士は、競って良い先生をたくさん集めて、生徒や、その親から、ここに入学したいと思わせるように、学校の魅力や、実績で競争してもらう。。。あんまり、生徒数が減れば校長はクビや。。。

 

 この中で、やる気のない教師、問題のある教師、スキルがあまりにも低い教師は、淘汰されていくことになる。逆に、教育が、国を挙げてやる政策として、最も重要な位置を占める政策だから、優秀な先生には高い給与を保証して、優秀な人材が集まるようにする。有る程度、生徒に先生を選ばせるような仕組みを作って、より多くの生徒がその先生に教えて貰いたいと思うようになれば、その先生の収入もアップするようにするんや。。。やる気のある先生は、どんどん管理職になって、学校の経営者になってもらうんや。。。

 

 教育なんていう大事な事を、公務員さんに独占させておく必要がある理由なんて無いと思うんや。。。私立の学校が、どんどんええ先生を集めて、そこに優秀な生徒を囲い込んでしまう現状がこのまま続くことは、日本にとって不幸な結果になる。。。

 

 日本は資源のない国や。。。日本人というものしか、頼れるものがないやんか。。その優秀な日本人を作ることに、日本人が一生懸命にならなくて、何に一生懸命になるんや。。。日本がこれからも、豊かで快適な生活が送り続けられる国であるという保証は何もない。だからこそ、今こそ、日本人一人一人が、より優秀になるようになるには、いつたい何をどうしたらええのか。。。もっと、日本は、この事に必死になるべきやと思うのやが、如何なものかね。。。

 

5/13(日) モーニング娘の辻ちゃんが、できちゃった婚で、ウルトラマンの俳優さんと結婚するんやて。。。それにしても、あんなに謝る必要あるんかね。。。あっ、そうか、事務所とか仕事の関係者には、迷惑かかるわなぁ。。。まぁ、若いお二人が結婚するのは、当たり前と言えば当たり前、早すぎるとか、続くのかなんていう野暮は言いっこ無しやで。。。

 

 今の若い者は・・・・。というのは、大昔から年配の人の口癖のようなものやけど、あえて、言わせて貰えれば、少し、石橋を叩いても渡らないほど、慎重すぎるのやないかね。。。そりゃ、蓄えもないし、しっかりした生活の基盤も無しに結婚して、破綻する夫婦もいるやろうけど、あんまりね失敗を恐れ過ぎて、気が付いたら30、40になっとった。。。こんな人も多すぎるのやないやろうかね。。。

 

 よく考えてみれば、盤石の生活基盤を気付き上げてから結婚する人なんて、ほんの一握り・・・なんやないかね。。。誰でも、最初は、6帖一間ぐらいから生活を始める人も多いやんか・・・。夫婦になって、待ちに待った給料日に少しだけご馳走を食べる。こんなのも、ええことやんか。それを、今は、何でも最初から揃っているような生活が当たり前になってしもて、そうでないと、何か結婚したらあかんような。。。そんな風潮が強過ぎないか?

 

 生活は、二人で働ければ何とかなる・・・。そんな苦労を共にするから、最初夫婦でない人たちも、夫婦になっていくもんなんや。。。それをお互いを採点して80点以上同士やないと、あかんみたいな考え方は、少しおかしいと思うで。。。こんなのやから、生活力に自身のない男は、好きな子がいても、なかなかプロポーズせえへんし、遊び足らない女は、なかなかクビを縦に振らないんや。。。

 

 若いときの苦労は、買ってでもせえっ!ていう、諺があるやんか。。。それは、その苦労が、自分の肥やしになるということなんや。。。何でも、親から与えられて、何でも親の脛をかじっているだけで良いなんていう人は、この世の中に何人いることやろうか。。。みんな、それなりに、ガンバッテ、生きているのやないかね。。。

 

 人間というものは、うまいことなっていて、自分のパートナーに、自分のないところを求める。だから、お互いに相手の不得意なことが得意であったりするところがあると思うんや。だから、男と女が、こんなに長いこと一緒に生活していけるんやと、思うんやね。。。もちろん、適度な距離と、お互いを尊重する気持ちがないとあかんやろうけど。。。

 

 ところが、どうも未婚のまま、一生を過ごそうと、「決意」してしまっている人がどうも、多すぎるようで、これが、少子化の一番の根本的原因になってしまっている・・・。昔なら、親戚のそんなことが「好き」なおばちゃんが、見合い写真を持って、うろうろしてくれて、人の結婚の世話を焼いてくれていたのやけれど、そんなのもだんだん薄れてしもたしね。。。

 

 そこで、がんばっているのが結婚相談所のような事業をする企業である。ジャスコのイオンとかが、子会社を作って、お見合いパーティなんかで、何とか出会いの場を提供しようと、それを事業化している。これって、ええことやと思うんやね。。結婚してくれんと、結婚式場とかブライダルの貸衣装とか、引き出物とか、出産とか、いろいろな関連産業の人は、商売あがったりやからね。。。やっぱり、人間は、夫や嫁さんがいて、ちゃんと子孫を残して一人前・・・や。

 

 ところが、結婚しない女、とか、キャリアウーマン。子供嫌い・・・なんていう人たちが増えてくると、これがかなり社会的に悪影響を及ぼす。。。結婚って、自立するということとは、また別の価値観だと思うし、結婚しても、自分の目指したライフスタイルを目指して、思い通りの人生を作るのに成功した人は多いと思うのやね。。。

 

 私も50になって思うのは、やはり、人類っていうのは、基本的に女の人の方が、最後は強い。。。って思うんや。確かに若いときは、男の方が大きくて力が強いものなんやけど、女の人の方が長生きやし、精神的にも、相対的に強いと思うんやね。。それは、やっぱり、子供を産んで育てるっていう、男には到底出来ない事をやる方の役であるからないやと思うんや。。。

 

 だから、もし、同年代の人が結婚したカップルを見てみ・・・。ほとんどが、嫁はんの方が、イニシアティブを握っておるし、亭主関白のように見えているところでも、ヨメハンの手のひらで転がされているだけ・・・。って、気付く場合が多いと思うんや。。。

 

 その点、このウルトラマン役の杉浦太陽って人は、男らしかったね。。。一生、彼女を守っていきます。。。ってい臭いセリフも、ちゃんとハッキリ、言っていたし、何か、さわやかで、良かったね。。。

 

芸能人は、ある程度、みんなの注目を集めるから、世相的には、こんなので、影響すること多いと思うのやね。だから、こんなハッピーな人がどんどん出てくることは、結婚したい人が増えてきて、結果として世の中にハッピーな人が増えてくることになると思うんや。。。幸せの連鎖反応がどんどん起こって、もっと、みんなが幸せになったら、ええね。。。

 

それにしても、自分の娘よりも、ぐ〜んと、若い子が母になっていく・・・。これも、ホントは、ちょっと複雑やね。。。

 

5/14(月) 滋賀県の嘉田知事が提唱してきた新駅建設中止の流れが、いよいよ実現して、今まで栗東駅推進派やった滋賀県の自民党県議までもが、新駅建設中止やむなし・・・になったんやそうや。。。それにしても、形勢が悪いと見るや、簡単に大勢に迎合するあたり、さすが、関ヶ原の合戦で、裏切りまくりの起こったようなお土地柄やね。。。寄らば大樹の陰。。。強い者にはなびいて、弱い者は切り捨てる。。。これも、近江商人が、しぶとく生き残るための、生きて行くための術なのかね。。。

 

 私は、前にも書いたけど、どちらかと言えば、新駅賛成・・・と、いうより、活性化賛成派である・・・。新幹線の新駅というのは、政治力で作ってしまうもの。。。岐阜羽島駅なんていう、田んぼの真ん中にあるような駅も有る。所詮、JR東海か西日本か知らないけれど、一民間鉄道会社と、栗東市という地元が、悪く言えば、「ぐる」になって、広い意味で、「一儲け」しようということ。。。これに他ならないやんか。。。でも、地元にとったら、新幹線の駅が、無いより有った方が、人が集まるし、お客も増えて、企業だって誘致出来て、いろいろなお商売も活性化する。。。人が増えたり、企業が増えたら、税収も上がるし、市の収入も上がる。市が潤えば、今までの市民の負担は、相対的に減るし、新たなお商売も出てきて、雇用にもつながる。。。

 

 つまり、新駅建設というのは、地元にとって、大きな活性化策のひとつであると思うんや。もちろん、そのために税金が使われて、何のメリットも受けない他の滋賀県内の市町村からしたら、お荷物が増えるだけ・・・。そう考えるのも無理はない。。。でも、栗東市からしたら、これからどんどん発展して、大阪圏へも名古屋圏にも、短時間でアクセスできる立地を利用して、人口爆発を起こさせるための起爆剤に・・・と、目論んでいたと思うんや。。。

 

 実際、滋賀県では、県庁所在地の大津市は、そんなに元気がないが、お隣の草津市は立命館大学やら龍谷大学の誘致に成功して、たくさんの若者が住む街になったし、京都・大阪への通勤圏として、人口が急増している。大きなショッピングセンターは出来るし、来年には、開通する新名神と旧名神の合流する交通の要衝でもある・・・・。今、一番滋賀県では元気なところやないかね。。。

 

 その草津市のお隣が、今回新駅騒動の巻き起こっている栗東市なんや。。。今まで栗太郡栗東町やったのが、市に昇格して、どんどん新しいお家が建ったり、滋賀県が夢見ていた(こちらの計画はぜんぜん進んでないけど・・・)日野町のびわこ空港予定地にも近い。。。栗東トレセンでも有名な競馬の聖地でもある。。。何もなかったところにどんどん工業団地も出来てきて、どんどんこれから成長していっている地域なんや。。。だから、そんな地域からしたら、新幹線新駅っていうのは、街の発展の肝だったはずやし、この街の成長を加速するための大事なものやったと思うんや。。。

 

 本来、駅は、鉄道会社が、ここやったら、たくさんの利用客があって、儲かりそうや・・・という為に、作られるもんや。。。ソロバンが合わないのやったら、鉄道会社は、駅なんて作らないし、いらないお金をかけたくない・・・。当然やね。。。だから、もし、新幹線の駅を作ってほしいのなら、本当は、地元にもっと多くの人が住み、多くの企業が来て、ソロパンが合うようにしてから、鉄道会社が、儲かりそうだから、駅を作らせてくれっていうのが、筋やと思うんやね。。。

 

 ところが、現状では、そんなに乗降客が望めない。。。でも、これから、この駅を使って、どんどん街を発展させて、採算の合う駅にしよう。。。そんな逆の考え方が有っても、ええと、私は思うんや。。。そのために、税金を使うことに反対の人が多い。それも当然や。でもね。税金って、何のために集めているものやと思う?私は、本当は、市民のため・・・になんか、なって無いと思うんや・・・。多分、その街の将来のため・・・に集めているんやと思うんや。。。

 

 今の世の中、この辺の所が、どうもおかしくなっていて、我々の払った税金が、ゴミの収集する費用や、治安を守る警察、消防の維持管理に使われたり、どうしても生活出来ない人への補助に使われたりしているやんか。。。でもね、本来使われるべき目的は、それだけやないと思うんや・・・。もっと、自分の住む街の発展のために、水道や電気、交通の整備のために、使われるべきやと思うんや。。。つまり、投資的経費やね。。。それが無くなると、街の成長が鈍化してゆくからね。。。

 

 ただ、北海道の夕張みたいに、身の程知らずな事をやって、市の財務が崩壊してしまう例はあるけど、駅の新設ぐらいは、私は、そんなに悪い投資やないと思うのや。。。それを何か、田中康夫の脱ダム宣言みたいに、何か、鬼の首を獲ったように、新駅中止が、これが民意だ・・・。みたいに、なっているのも、どうかと思うんやね。。。。

 

 新駅反対運動が、目的で、ほなら、その代わりに、何をして、滋賀県を活性化するのか。。。そのへんが見えて来ないからやろう。。。結局、役人達は、税金を出来るだけ外に出したくない・・・・。自分たちだけの食い物にして、他に出したくないために、せっせと努力する。。。やれ福祉や、やれ、教育や・・・と、言うけれど、そのほとんどが公務員さんたちの人件費や、元公務員の息のかかったところに消えて、その多くが、とても無駄の多い、とても効率的に悪い、使い方をされて、いつの間にか消えてしまっている。。。この現実に、全くメスを入れようとしない。。。こっちのほうが、よっぽど大問題やと思うのやけれどね。。。

 

 そもそも、税金の集め方が、本当は少し、間違っているのやと思うんやね。。。こうこう、こういう事業をしたい。そのためには、これだけ必要だから、市民の皆さんに、これだけご負担いただきたい。。。そういうのが、本来のやり方なんやないかと思うんや。。その代わり、無駄な仕事は、徹底的に止めて欲しいし、税金の無駄遣い、食いつぶしには、もっともっと厳しい目を向けるべきやと思うんや。。。

 

 新幹線の駅をここに作りたいっていうのなら、利益のある地元がまず、どうしたら一番安く出来るか、自らの、身の程を知って計画し、少しはメリットのある近隣市町村からも、助けて貰うという、オウンリスクを持って、堂々と、やったらええと思うんや。。。それを滋賀県の他の地域の人とか、市民運動の名の下に、イデオロギー的に反対している人に、お伺いを立てなくて良い方法でやったらええと思うんやね。。。国のお金を引っ張ってくるとか、企業の寄付を募るとか、JRにもうちょっと負担してもらうとか。。。やり方はいろいろあると思うんやね。。。

 

 JRも私鉄になったのやから、ここは、発想を変えて、今の栗東新駅近辺に駅を作るのを一度止めて、新幹線沿線で他の適当な土地を捜して、こっそり、買いまくったらどうかね。。。そこそこ、土地が確保できたところで、その場所に新駅を作ります!と、宣言するんや。。。そうしたら、そこの地価はドーンと上がって、その土地に再開発ビルを建てたり、分譲したりして、けっこうな利益が見込めるやんか。。。その金で、新駅の建設費用を捻出するんや。。。

 

 よくよく、考えたら、こんなのって、私鉄の鉄道会社やったら、自由にやってた沿線開発の常套手段やんか。。。沿線の宅地開発は、鉄道会社のお手の物やし、他に邪魔されずに、独占的に出来る美味しい商売やんか。。。この手を使わせないなんていうのは、アホやで。。。もちろん、新幹線新駅には、在来線も作って、メリットを出す。こんな自由主義国として、当たり前の方法でやるのが、望ましいやろうね。。。

 

そもそも、駅を作るのに、税金で作らなければならない発想が、社会主義国的や。JRも行政も、まだまだお役人さん的な発想でしか、物事をようせえへん。新幹線はJRでええけど、在来線を近江鉄道とかの私鉄に払い下げさせて、競争させてみたらどうかね。。。意外と、良い結果が出てきそうな気がするのやけれどね。。。

 

後ろ向きなだけの、新駅中止には、私は反対やね。。。まちづくりは、前向きやないとね。。。

 

5/15(火) さて、松岡大臣が事務所費に使ったナントカ還元水で、下手な言い訳ばっかりしていたり、小沢民主党代表が、自分の集めた政治資金で、投機目的の不動産を買っていた事件とか、とかく、政治とカネにまつわる話は、昔から、ネタが切れることがないほど、どんどん供給されるものである。。。

 

 事務所費の含まれるお金には、政党助成金という立派な税金が含まれているというのに、領収書や、明確なお金の受け渡しの証拠を公開することなく、自由に使えてしまうように、アホな法律は、即刻変えてしまうべきやろうね。。。

 

 それなのに、公明党が言った50000円以上は領収書が必要な経費・・・・という、またまた、根拠の薄い、ええかげんな逃げ道が作られてしもた。ほんとに、この人らは、自らの襟を正すという、日本語を知らないのかね。。。政策秘書の給料を一部ピンハネしてみたり、誰がどう見ても、「うまいこと」しているような人が多いのに、「そういうこと」を隠して、ナントカ、このお金を、裏のお金にしたがっている。。。公金横領とは、紙一重やないか・・・と思うけどね。。。

 

 それにしても、議員先生という職業は、いつから、こんなに「せこい」事をしなければならないようになってしもたんかね。。。国会議員さんというのは、国民の代表であると同時に、政治のプロでなけりゃあかん。。。その政治でメシを喰わせてもらっている身であるということを、どうして、ここまで「利用」して、うまいことしたろう・・・というヤツがどんどん出て来るかね。。。私は、疑問に思えてならない。。。

 

 これは、あくまで、私の独断と偏見であるが、今の議員さんの多くが、役人たちの「上がり」・・・の立場であると、思いこんでいるヤツが多いのやないかと思うのである。実際、国会議員の中で、元役人だったヤツは、かなり多い。。。。自民党などを中心にして、約100名ほともいる・・・という資料もあった。。。。まぁ、族議員たちは、もともとは、各省庁が自分たちの立案した法案を実現してもらうために、国会に送り込んだ議員さんの意味やから、高度経済成長時代は、それなりに機能していた部分は否めないけどね。。。

 

東大出て、官僚になりよったやつは、その省で、先輩諸兄の「引き」のもとに、どんどん出世して、学閥や自分の省庁に有利なように仕事を進めよる。。。優秀な奴らは、省内の出世レースに参戦するが、この次官ポストという、役人の最高ポストにまで、上り詰められるヤツは、ほんと、一握りや。。。だから、途中で、自分の出身地やら、関わりのあったところから、十分根回しをして、首長選や国会議員の衆参両議院の議員選挙に出て、華麗なる転身を図るヤツも多いと思うんや。。。

 

 こんな奴らは、「○○族の議員」として、君臨し、自らの出身省庁のために、粉骨砕身努力をして、予算を自分らの好きに出来るように、必死になって取って来よる。。。ただ、莫大な予算を取ってくるだけやない。これが、自分らにも、高級役人たちにも、環流するような、「仕組み」も、コイツラは、組んで来よるんや。。。つまり、もともと、この小役人たちは、そんなに資金力が無い公務員や。。。そんな奴らが大金を使えるようになるには、公金を環流させるしかないのやろう。。。これが、セコイ役人政治家を増やす原因になっとる。。。

 

 つまり、役人達に取ったら、国会議員というポストさえも、大事な「天下り先」であり、その先生方は、省益を守るための大事なコマの一つでしかない。。。そういうことなんや。。。役人天国・・・ここに極まりやね・・・。だから、そんな小役人は、突然、ちやほやされる「先生」になって、自分の身の程を知らないような、莫大なお金を動かせる立場にある。なにしろ、国家予算やら、特別会計やからね。。。毎日、何十億とか、何百億とかのお金の計算をやっていたら、自分のもらっている給料と、仕事で扱っているお金のあまりの大きな差に、戸惑って、少しぐらい、自分らにも、おこぼれが有ってもええのやないか・・・という、邪な考え方も出てくる。。。そんなところやかいかね。。。

 

 ところが、いちおう、公金だから、人が思うほどは、自分の考える通りには使えない。。。だから、使途のごまかし易い事務所費なんていう、都合の良い経費項目を一生懸命ひねり出して、ナントカ、他に使いたい。。。こう思っているのが、見え見えやね。。。ほんま、せこいわ。。。公金なのやから、どこか、第三者の公的機関からの申し出があれば、いつでもこの帳面を公開しなくてはならないように、しておくべきやろうね。。。49000円の支出先が100カ所で490万円・・・。こんな勝手な支出が出来てしまうのだから、穴の開いたザルにはちゃんと、目張りをせんと。。。

 

 さて、今年は、もうちょっとしたら、参議院議員選挙が始まる。衆参両議院の2院制を採っている日本国からしたら、参議院は、もともと、その位置づけが難しい・・・。同じ国会議員でありながら、何故か、衆議院の方に優先的な権利があり、参議院は「添え物」であるという、批判さえある。。。今の参議院が、昔の貴族院の意味合いやったから、華族、貴族、氏族出身の、血筋の良い人たちがこの院を構成していた経緯がある。もちろん、明治時代の事やけどね。。。衆議院が予算を審議して、参議院は、決算に目を光らせる。。。こんな、お目付役的な位置づけを主張する人も、やはり、二院制の無駄さに、とっくに、気付いていて、何とかしなあかんと、思っている人たちやろうけどね。。。

 

 私は、ここは、割り切って、参議院議員は、お金的に関して、「お厭い」の無い、有る程度のお金持ちにやってもうたらどうか。。。という、気がするのや・・・。有る程度の、資産家の人なら、政治に対しても、そんなに、ハングリーになる必要は無いし、自分らの利権を使って、なんとか金にしたいような輩が、われわれの税金を食い潰すのを防いでくれるのではないか・・・。という、かすかな期待もあるのである。。。

 

 例えば、資産1億とか10億とか無いと、立候補出来ないようにしたら、政治を食い物にしようというヤツも排除出来るからね。。。他に衆議院もあるから、清貧政治家の人の議員になる機会は確保出来ると思うしね。。。参議院には、族議員を廃して、役人達の無駄遣いのチェックや不正も監視させる。。。これなら、意味もあると思うのやけれどね。。。

 

 政治とカネというのは、いかなる社会においても、大変に相性が悪いものである。。。最悪であると言っても良い・・・。政治的な立場を利用して、過分な権力を持った者は、うまい金儲けが、出来てしまうからである・・・。だから、政治家というものは、絶対に、清潔でないとあかんし、あんまり、お金に汚いヤツは、排除されるような仕組みが本当に必要やと思うんや。。。

 

かといっても、現実問題として、政治はお金がかかってしまう・・・。このジレンマが、この問題を永久に答えの見つからない問題にしているのやろうけどね。。。

 

5/16(水) いろいろと物議を醸していた熊本の通称赤ちゃんポスト・・・、こうのとりのゆりかごが、先日運用開始になって、早速、男の子が預けられたのだそうや。。。ところがところが、想定外だったことに、何とこの男の子は、3歳から4歳なのだったやそうや。。。。おぃおぃ、3歳が赤ちゃんかいなぁ。。。保育器に入れば、何でもOKかいなぁ。。。

 

 もともと、この赤ちゃんポストは、子供を生み育てることの出来ない人が、子供を堕胎することなく、何とか殺されてしまう命を助けよう・・・というのが趣旨やったはずや。。。ところが、今回のケースは、いわば、養育拒否というか、子育てギブアップというか。。。そんな問題やんか。。

 

 子供を捨てるということが、犯罪であるのなら、この施設が、0歳だって、3歳だって、ここなら何とか生きていけるやろう・・・という安易な捨て子の駆け込み寺化する恐れがある。。。こんなのが話題になったら、わしもわしもと、寝たきりの老人が捨てに来られたり、浮浪者のオッチャンが転がり込んで来たり、リストラにあった、中年オヤジだって、オカンから、捨てられるかも知れんぞ。。。

 

 しまいに、ここなら、ただで子供を預かって、育ててくれると、勘違いしたバカ親どもが、大挙して押しかけるかも知れない。。。今の世の中やったら判らんで。。。あるかも知れないやんか。。。

 

 そもそも、自分の生んだ、かわいい我が子を、捨てるという行為が、人間として、いや、その前に、一人の動物である人類として、許されることかどうか。。生き物としての倫理観の問題でもあるやんか。。。この子は、親の手助け無しでは、生きて行けないのに、親がその義務を果たさなかったら、どうなる。。。親は、その子の命を握っているから、その子を大人になるまで面倒見る。。。こんなのは、有史以来の当たり前のことやんか。。。

 

 この当たり前のことが、崩れかかっているのやから、世も末やで。。。

 

 子供に、ろくな食事も与えないで、パチンコばっかりしとるバカ親。。。こんなのは、親になる資格うんぬんより、まず、人間として生きる資格が無いわ。。。言葉はキツイがもこんなヤツは、死んで欲しいぐらいや。。生きている価値がないわ。。。親は、子供を産んで育てて大きくすることが、人生、一番の大仕事やんか。。。それより、おのれ可愛さを優先して、子育てやら、育児を拒否するようなヤツ。。。なんで、こんな悲しい人種が現れて来たのやろうね。。。ほんま、情けないわ。。。

 

 どうやら、日本人の中で、何か、質的な劣化が起こっているような気がしてならへんわ。。。どんどん、今の若者が劣化してきて、若い人ほど頼りなくなってきている。。。そんな、恐怖に駆られる。。。そんな折りにも折り・・・。憲法改正のためのお膳立て法案が、通った。この中で、急遽、浮上してきたのが、18歳成人制である。。。いささか、唐突な感じがするのだが、選挙権とか、いろいろな法律の中で「大人」であることの年齢を今の20歳から18歳に引き下げようというのである。。。。

 

 私は、この引き下げの意図が、何処にあるのか。。。さっぱり判らない。。。世論調査などで、今のハイティーンの人が、やや右よりの考え方をする人が多いと踏んでいるのか、それとも、自民支持をする若者が、意外と多いというのか。。。まぁ、酒も煙草も18歳には引き下げないらしいが、そうなると、後は、パチコン屋とか、ピンサロとか、R20指定のエッチな映画とか、深夜のゲームセンターとか。。。あんまり、健全そうなところは無いね。。。まぁ、こんなところに、18歳になったら、もう高校生やないから出入りして良いようにするのかね。。。そうしたら、こんな産業が儲かるようになるのかねぇ。。。さっぱり、年齢を引き下げる意図が分からん。。。

 

 まぁ、大昔の戦国武将の元服なんかは、10歳ぐらいであったり、早くから、大人の仲間入りをすることは、別に悪い事ではないとは思う。ひょっとしたら、ローティーンの凶悪犯罪が増えてきたのが、この背景にあるのかねぇ。。。8歳の子供でも、悪いことしたら死刑に出来るようにするつもりなんやろうか。。。それとも、早く大人にさせて、その子らを戦地に赴かせるために、やってたりして。。。考えすぎやろうか。。。

 

まぁ、いずれにせよ、子供をしっかり育てて、その子らに、国の行く末をしっかり支えて貰うことは、日本人として、絶対に忘れたらあかんことや。子供を大事にする人が増える中、反対にもあまりにも、ぞんざいにして、親としての義務も果たさない人。。。こんな人は、30になっても、40になっても、本当の意味の大人やないのやないかね。。。

 

5/17(木) サッカーくじを買ったら、6億円が、2本も当たるかも知れない。。。こんな夢を載せて、不評極まりない存在やった、サッカーのTOTOが急に脚光を浴びいている。。。ワイドとか言う、コンピュータが無作為に選ぶ類のスポーツくじらしいが、キャーリー何とかという、持ち越し制度で、どんどん賞金額が増えていって、かなりの高額賞金になったのが、原因らしい・・・。

 

 出来た当初は、鳴り物入りで、いろいろ議論もあったサッカーくじだが、判りにくさと、コンビニ発売とかで、何故かあんまり人気が上がらなかった・・・。宝くじのような独占販売権を夢見ていたりそな銀行は、とっくの昔に手を引いて、TOTOくじを売るためのコンピュータのシステムも、大幅に縮小していた・・・。

 

 ところが、今回、一気に買う人が増えて、発券用のサーバーがダウン。。。やむなく、発売中止になったんやと。それでも、この僅かな間にくじが16億円も売れたとか。。。すごいね。。。まぁ、くじなんて、夢を買うもんやから、いくら確率が低くても、一攫千金を夢見る庶民の身方・・・。そんなところやろう。。。

 

 くじと言えば、私は、宝くじをせっせと買い続けていた時期があった。でもね、競馬と同じで、そんなに勝ち続けられるもんやない。。。株は、いくら負けても、元手が0になることは稀やけど、競馬やくじは、完全にゼロになる。。。つまり、所詮、博打・・・である。博打というものは、胴元が最後には勝つモノ。。。まぁ、遊びと割り切ってやるのならええが、真剣に、突っ込むようなものやないな。。。

 

 つまり、くじは、まず勝てない。。。勝たなくては、おもんない。。。だから、止めておく。。。これが正解だという境地に達したね。。。買うのは、遊び。勝とうと思って買っているうちは、まず勝てない。。。それだけのもんや。。。だいたい、人様の出した、くじのお金をアテにして、賞金という、不労所得を得ようなんて言う、了見が、とんでもなく、良くないやんか・・・。富くじは、江戸時代から有ったけど、射幸心を煽って、善良な市民をたぶらかして、少ない稼ぎを巻き上げるための、セコイ手やった部分がある。

 

 庶民の楽しみを食い物にして、結局は儲けていたのは、大店や役人達やんか。。。やっぱり、真面目に、額に汗して働いた金で、自分の生活設計を考える。。。いつの時代も、こんな基本的なことは、とても大事な価値観やで。。。楽して、儲けたヤツの話は、話半分に聞いておかなあかんからね。。。株や投資、まぁパチンコや競馬でもええわ・・・それ儲けた人の話を聞いてみ。。。人間というものは、不思議なもので、自慢話には花が咲くのやけど、そんなとき、決して、大きく負けた時の話は、せんもんや。。。つまり、勝ったり負けたりしているのに、勝ったときの話だけ得意げに話す人がいるやんか。。。本当は、そんなええ時ばっかりやないのにね。。。だから、話半分に聞いておけっちゅうんや。。。

 

 私は、基本的に、遊び以外で、真剣にギャンブルばっかりしている人は、「負け組」やと思う。賭け事には運がつきもの。良い時もあれば、悪いときもある。そんな、あやふやなモノに、大事な自分の人生を捧げてしまうのは、とんでもない事やと思うからや。。。

 

ショウもないことに賭けている暇があったら、もっと、自分の本当の人生を賭けてやること、他に、一杯あると思うで。。。

 

5/18(金) 大阪府が、仁丹で有名な「森下仁丹」という会社の工場が、大阪から出て行かないでくれ・・・と、税金で最高120億円もの補助金を出したということが話題になっている。。。。私ゃ、これはどうかと思うで。。。お宮、寛一やあるまいし。。。金に目がくらみやがって。。。

 

 ほな、大阪中の企業が、うちも大阪を出まっさ・・・って、言い出したらどうすんねん。。。そいつらみんなに、みんなの税金ばらまくんか?アホらし。。。

 

 だいたい、企業が来て欲しいから、土地をタダにしたり、税金をまけたり・・・こんな事をするのが、果たしてええことなんかね。。。おまけに、今度は、出て行かないように金を出す。。。こんな公金の使い方を府民は、本当に納得しているのかね。。。私は、役人たちの越権行為やないかという気までするのやけどね。。。

 

 役所の仕事は、何より、公平であることが、一番大事や。。。でもね、今回みたいに、一部の企業に補助金を出してしもたら、ほかで、東京に行きたくても、地元のために、地元で頑張っている企業は、どうなる。。。大阪で頑張っている他の企業は、何にもなくて、出ますって手を挙げた企業に、出ないでくれって、120億の補助金。。。これは、いくらなんでも、どうかね。。。

 

 税金の使い方。。。これほど難しいもんやないのやけど、どこに人が住むか、どこで商売をするか、こんなのは、基本的には、その個人や法人の自由や。有利なところ、便利なところ、に動くものや。。。大阪の老舗製薬会社の武田薬品工業が大阪を出て行って、引き留めに失敗した大阪府は、今度こそはと、必死やったんやろうね。。。

 

 でも、もし、他の地方がウチに来てくれって、お金出します・・・なんて言いよったら、どうなるねん。。。大阪とその地方との、両方が札束を積み合って、引っ張り合いしてるのやろ・・・。でも、その金って、元は税金やで。。。税金を使って、人集め、企業集めすることが、果たして正義かねぇ。。。私は、これは、役人どもの奢りやと思うのやね。。。税収が減ると言うことは、自分たちの生活がかかっていること。役人は自分に影響があることには、ひどく敏感や。。。

 

 公金使って、結果的に、役人達が、自分らの生活を守るためにやっているのやろ。。。こんなの許すかね。。。怒らないとあかんで。。。府民は。。。

 

 企業誘致のための公金支出には、今は明確なルールがない。つまり、金のあるところが、札束で集めて来る。。。そんな弱肉強食の不義理がまかり通っておる。だから、東京にどんどん企業が集まって、地方が疲弊してゆく。。これを何とかしんとあかんね。。。東京みたいに地価が高くて、税金の高いところなのに、ただでさえ企業が集まって来よる。。。それは、東京に本社を置くメリットが有りすぎるからや。。。大阪は商売の都のはず。東京にある企業を何とか大阪本社にさせるにはどうしたらええか。。。もっと、そっちの方に力を注いだらどうかね。。。

 

 出て行こうとする企業に金を払って、残ってもらう。。。こんな情けない政策はないで。。。放って置いても、勝手に企業が本社を置きたいようにするにはどうしたらええか。。。これを大阪はもっと真剣に考えるべきやろうね。。。。

 

 今、個人でも、所得税の一部を、自分の生まれ育った地方に納税出来るようにする「ふるさと納税」というのが、話題になっておる。石原都知事が猛反対しているけど、東京に勝手にカネが集まっている仕組みを、崩させようとする流れやから、私は、ええことやと思うけどね。。。何にも、東京にばっかり、ええ目をさせることないからね。。。

 

そやけど、これも、役人の発想やね。。。ルールを変えて、カネが集まる所を変えると、今までの価値観がゴロッと変わるからね。。。東京にとったら、怖い現象かもね。。。

 

5/19(土) 法務省という役所は、他の省と何の連携もしない省なのかねぇ。。。外国人労働者の受け入れを、3年間、1回に限りだが、単純労働者の日本滞在を、大幅に緩和して、来る者拒まずにする・・・なんていう記事が、この前も新聞に載ったもんやから、ホント、ぶったまげた。。。こんなことしたら、何百万人もの貧しい中国人やカンボジア人なんかが、大挙して豊かな国日本へやってくるで。。。

 

 貧しい国の人たちが、自国の10倍も20倍の収入が得られる日本という国に来て、ガッポリ稼いでやろうと思う・・・・こんなのを、役人さんたちは、全く想像も、出来ない人たちなのやろうか。。。おめでたいというか、無神経というか、子供じみた発想というか。。。ほんま、信じられないわ。。。

 

 もともと、日本という国は、周りを海に囲まれた、地勢的に、極めて独立性の強い国なので、密入国や不法滞在が比較的にしっかり取り締まれていた。。。だけど、戦後のいろいろな政策で、開発途上国の技術者養成とか、貧しい国の人たちでも、将来豊かになってもらうための留学生を受け入れてきたんや・・・。ところが、この技術のお勉強に来た人たちが、研修名目であるがために、不当に安く雇用されたり、本来の勉強をしないで、アルバイトばっかり精を出す人が多かったり、期間が過ぎても、不法に日本に滞在しつづける人たちがいたり、いろいろな問題が出てきたやんか。。。。。

 

 それでなくても、ブラジル・ペルーから来ている日系人やら、中国人などが、単純労働者として、日本人の半分以下の賃金で請負労働者として、現場とか単純労働者として働いておる。。。その数130万人とも言われている。。。こんな人たちのうち、タチの悪いのがどんどん逃げて、不法滞在外国人に、どんどんなっとる。。。このうえに、まだ緩和させたらどうらるのか。。。まさしく、外国人に日本を乗っ取られる形になるのと違うかね・・・・。

 

 現在、日本で生活する正式な永住・定住外国人は、208万人で、この数は、日本の総人口の1.63%にまでなっていて、これは過去最高となったんやて・・・。この数に、特別永住の在日韓国・朝鮮人の約60万人、不法滞在者約30万人を加わえば、ほとんど、300万人に近い数の外国人が日本に住んでいることになるやんか。。。これって、かなりの数やで。。。

 

 フランスで、最近、暴動が多いやろ。あれって、全部外国から来ている人たちが起こしているし、ECで移民を積極的に受け入れて来たところは、結果的に、治安の劇的な悪化などの問題に、頭を悩ましている。。。

 

日本は、これから、人口が減ってくる国だし、今のままの経済力とか、国力を維持してゆこうとすれば、自然と、海外からの移民に頼る必要が有るのは、事実かも知れないのだけれど、この問題って、そんなに軽々に、法務省だけが、簡単に決めてしまってええ問題やないと思うんや。。。

 

 治安が悪くなっても、外国人を受け入れるべきか、それとも、経済的に落ちていっても、安全なままの方が良いのか。。。私は、やっぱり、後者しか無いと思うのやけれどね。。。

 

 日本人にとって、良いことは、知的水準の高い、倫理観のある、問題を起こす確率が低い、出来るだけ優秀な外国人たちなら、日本で住んで欲しい・・・・。そう、勝手に思っているはずやと思うのである。。。つまり、単純労働者ばかり、日本に来てもらったら、本当に困るのは日本だし、ろくなことにならないのは、目に見えているからね。。。安直に、外人の移民を受け入れ続けるのは、まずい問題が多いと思うね。。。

 

 この手の問題は、いろいろな役所が関わってくる。外務省しかり、労働省しかり、厚労省とか、警視庁とか、出入国管理官とかはもちろん、何より内閣府なんかが主導権を取って、しっかり、この国をどうしていくかを議論していかねばならない問題やんか。それなのに、今回法務省がドーンと、国のあり方まで変えてしまいかねない案を、あまりにも安直に打ち出して来よった。。。これは、問題やね。。安倍ちゃんは、了承しているのかねぇ。。。もし、独断でやったのなら、法務官僚は、このあたりのセンスがないというか、空気が読めていないというか。。。困ったもんや。。。

 

 日本人同士には、目で物を言う・・・とか、阿吽の呼吸・・・とか、俺の目を見ろ、何にも言うな・・・以心伝心とかいう、言葉を交わさなくても、日本人同士なら、相手の思っている事が図り知ることが出来るという文化があった。ところが、これが外国人には通じない。。。だから、国際化という言葉は、そのまま、日本人らしさを否定的にしてしまうという意味もあるのである。異国の人と日本人らしい意思の疎通をするというのは、なかなか難しい事である。。。

 

 意思の疎通が出来ないだけならいいが、問題は、その人がどんな考えを持っていて、どんな思想を持っていて、どんな生活文化を持っているのか、どのような凶暴性を持っているのか・・・そのへんが全く予想さえも出来ないのである。。。こればっかりは、難しいね。。。成田のイミグレでいちいち面接試験をするわけには、いかないからね。。。

 

 だから、外国人を受け入れてしまった国は、その人たちを出来るだけ一カ所にまとめて住まわそうとするし、文化的にも、できるだけ関わらないようにしようとしてきた。。。これって、実はものすごく不幸なことなんやね。。。この同じ轍を日本が踏むのか。。。それとも、日本式な何かを編み出して、違法外国人を取り締まる方策を何とか編み出すかやね。。。指紋は韓国人が文句言うから、パスポートと、静脈パターンとか、ICチップをリンクさせるかして、悪いことが出来ないように出来ないもんかね。。。GPSなんか利用出来ればね。。。

 

 日本は鎖国しているわけやないけど、誰でも来て住んでも良いというところまでは開いていない。それは、日本が日本人の住む国だから日本なのであって、他の国の人が住めば、別の国になってしまうからである。極端な締め出しまでも、する必要は無いのかも知れないけど、自国民の生命と安全を守るのは、国の専権事項である。。。その自信が無いのに、無防備な単純労働者受け入れは、日本を犯罪大国にしてしまうし、絶対にそうは、すべきでない。。。時代を明らかに見間違った発言は、不用意やし、責任問題やと思うよ。。。

 

もっと、ちゃんと、各省庁ですり合わせをやってから、しゃべらんと。。。本当にちゃと調整すべきなのは、法務官僚の脳天気な頭の中なのかも知れないけどね。。。

 

5/20(日) それにしても、猟奇的な事件が続くね。。。母親の首を持って、警察に出頭する少年。。。お前は、首苅り族か。。。他にも、腕が大阪湾に浮いていた事件があったり、ヤクザが拳銃撃ちまくって、人を殺したり。。。立て籠もったり・・・。それにしても、自分の女房を人質に・・・やて。。。なんや、訳の分からん話や。。。そんな、身内を人質にして、何の意味があるんやろう。。。女房って、あんたの身方と違うんか。。。斜め上の発想・・・。ヤクでも、やっとるのかいな。。。

 

 そういえば、ヤクをやっとったヤツが14歳の女の子にも薬を打っておった事件もあったね。。。。。。なんやね・・・こんな嫌な事件ばっかり。。。いつまで、こんなのが続くのかね。。。

 

 かと思えば、世の中に、とてつもなく、迷惑なヤツも増えておる・・・。奈良の騒音オバサンは有名やったけど、スーパークレーマーのオバハンとか、ゴミ屋敷のオッサン・・・やらが、何でこんなに、増えるかね。。。

 

 私は、今、みたいな世の中になってしもたのは、行き過ぎたおかしな人権主義が、この背景にあると思っておる。。。昔のお巡りさんやったら、こんな他人に無茶苦茶迷惑な人がいたら、巡回して、こんなにゴミをしたらあかんやんかとか、そんなに大きな音を出したら、迷惑やから、止めなさいとか、国家権力を背景に、諭して、異常な行動をやめさせたやんか。。。

 

 ところが、今はどうやろ・・・。やれ、個人の自由や・・・とか、プライバシーやとか、やれ、人権やとか、すぐ訴訟沙汰になるから、熱心な警察官の人でも、どうとも、出来ない。。。下手に、お節介焼いたりしたら、逆に突っ込まれて、自分に火の粉が降りかかってくるからね。。。だから、ある一線以上のことは、何もやらないようになった。。。民事不介入やて。。。ほな、誰がもめ事を解決するねん。。。だから、こんな、屁理屈を言って、自己主張ばっかりして、人の迷惑を顧みないような、トラブルメーカーを野放しにしてしまうんや。。。

 

 連行しようとして、ちょっとオバハンに触っただけで、セクハラや・・・。って、訴えられていたら、何にも出来ひん。。。満員電車に乗るときは、オッサンは万歳し続けて乗らないと、いつ痴漢にされてしまうか判らない・・・。もう、世の中のルールが、ホント、無茶苦茶や。。。これって、誰のせいなんやろうね。。。やっぱり、公共の意識とか、公徳心とか、個人の利益より、社会全体の利益が尊重されるべきだという、倫理観とか、みんなのためには、個人の活動は有る程度制限されるのは仕方がないことであるという、社会全体の秩序を守って行くには、大変大事な社会のルールが崩れているのが問題なんやろうと思う。。。

 

 こんな世の中の流れは、人権屋と呼ばれる弁護士とか、左翼的な思想のある活動家とか、過度に政治的思想を持ったヤツらとかによって、ずっと、培われて来たようなもんや・・・と、私は、思うんや。。。反国家権力・・・と言えば、何か庶民の身方のような気がするのやけど、本当は、警察みたいに大切な正義の味方の力を、結果として弱めてしまって、ヘンコなオッサンとか、理屈ばっかりコネとるヤツとか、クレームばっかり言っているような、常識のないようなヤツらの力を強くしてしまった。。。

 

 消費者の力が強くなることは、ええことなのかも知れないけど、それは、あくまで、メーカーや販売者の力が強すぎて、力の弱い消費者を守る・・・。こういうところに、消費者保護の視点があるのが、本来の立法意図やったと思うんや。。。ところが、この弱かったはずの消費者が、化け物のように強くなりすぎている。。。異常と思うほどや。。。百貨店などの渉外担当者が、どれだけクレーマー対策にお金と時間を掛けさせられているか。。。このぐらいで??・・・と、思われる部分で、どれだけ非常識で執拗な無理な要求が、毎日のようにされているか・・・わからん。。。

 

 コンビニのパンに針を刺して、企業から、謝罪金を取ろうとするヤツ、化粧品を使っていて、肌が荒れたと、慰謝料を要求する奴。。。ほんま、こんなクソのようなヤツが、それだけで、食えてしまうような世の中は、おかしてと思わないか???

 

 理屈の通った世の中に戻すためには、やっぱり、正論を吐く地域の論客が必要や。町内の長老のような人が、その地域のルールを決めたり、もめ事があったりしたら、積極的に出て行って、説得したり、人の道として外れないように説く。。。こんなのが、本当は必要なのやろうね。。。つまり、子供の時に親に逆らったら、近所の怖いオッチャンに叱ってもらうで・・・。これで、その子が言うことを聞くようになる。。つまり、まともな大人の存在が、そこには、不可欠なんやろうね。。。

 

 もちろん、今はこんな人たちの存在が少なくなって来ているのだが、地域でのイベントなどを通じて、そのコミュニティを活性化することによって、この復活に成功しているところも有ると思う。。。地域の結束力が強いところは、防犯力が強いし、万が一の災害の時にも、助命率も高まる。顔なじみの人なら、安心感があるし、「よそもの」「見たことのない人」に対して警戒するという、基本の基本は、何か犯罪が起こった時には、大変有効に作用するケースが多い。。。

 

つまり、良い世の中にするには、近所の「うるさいオッチャン」が必要なんや。その人が、道を外れかかった人に、世間の常識を伝えてくれるし、コミュニティを守ることで、住みよい社会になっていくからね。。。長幼所有り。年上の人は敬い、年寄りの言う事は聞く。そんな当たり前の、人生の先輩の言う事に従う・・・という、日本古来の儒教的なルールを、もう一度、建て直す事が、大事なのかも知れないね。。。

 

5/21(月) 日本の教育界は社会主義国みたい。。。こう言った人がいた。ほんまやね・・・・。ほとんどの先生が公務員。運営や企画に関わる人も公務員。教育は、もちろん、国家の骨格であるから、国が有る程度の関与をするのは、仕方のない事なのかも知れないが、先生方もまた、親方日の丸の役人さんたちやったりしたら、その悪いオーラを子供たちに伝播させなければええけどね。。。

 

 私は、前にも書いたけど、教育にも、競争原理が絶対に必要やと思う。ところが、逆に、教育の現場では、出来る限りの平等主義がまかり通っている。。。あるテレビを見ていて、私は唖然とした。。。それは、幼稚園の発表会のビデオやったが、桃太郎の劇をやっていたのだが、どうも、絵がおかしい。。。よく見ると、舞台の上にいる十数人の子供たち、何と全員が桃太郎役なのである。。。これって、何やねん。。。。

 

 一人の子供だけに主役をやらせて、他の親がなんでうちの子はこの役でないのかと、怒鳴り込むのやろうね。。。でもね、1つの劇をみんなでつくるのやから、桃太郎やら鬼やらキジや猿の役がいろいろあって、物語になるのやろ・・・。先生は、それを子供らに教えるのが仕事や。つまり、社会には、いろいろな役割があって、どれも、みんな大事な意味のある役割なんだと教えるべきやのに、行き過ぎた平等主義が、この全員桃太郎という茶番劇を生んでしまっているのやろうね。。。

 

 この、先生にとったら、全部の子を同じ役にさせておいたら、そら楽やろう。。。でもね、苦労して子供たちの役を決めるという、最も大事な教育的機会を、放棄して、それでもアンタは、先生か。。。と、言いたいね。。。職務放棄の一種やでこれは。。。。

 

 かと思えば、小学校の低学年のかけっこ・・・。親たちが必死にビデオカメラを片手に、我が子の勇姿を残しておこうと、撮影している。ところが、その画像を見て、またまた、驚いた。。。何と、かけっこしている子供たちが4〜5人で、横並びになって、手を繋いで走っているのである。。。何やねこれは。。。つまり、最近の学校では、競争心を煽ることは御法度で、みんな、いっしょに、平等に。。。というのが、第一義なんだという。

 

 みんなが手を繋いで走っていると、どうしても足の速い子と、遅い子が出てくる。早い子はもっと早く走りたいのに、遅い子に引っ張られて、あんまり早く走れない。。。まさしく、今の学校の最大の問題点がここにあるね。。。勉強でも、その思想パターンが、全く、このかけっこと同じなのである。出来ない子を一生懸命ボトムアップして、全体としての学業レベルを上げようとするやり方は、その反面、よく出来る子供たちの足手まといになり、その子供が伸びる機会までスポイルしてしまう。。。

 

 学校の先生というのは、昔と違って、そんなに仁徳者ばかりではない・・・。昔は、精神的にも学力的にも優秀な人が先生になったのだが、今は残念ながら、教職を目指す人は、玉石混合の時代である。優秀な人は、官僚であったり、一流会社の社員であったり、医師や法律家などの社会的地位の高い職業をどうしても目指す。。。。だから、先生になる人の中には、なかなかその度量が揃っている人ばかりが就職するわけではないのが、現状やと思う。。。

 

 だから、昔は、有る程度優秀な先生にお任せしておけば安心であった、教育という分野も、今は、おちおち、任せていられないレベルまで下がってしまった。。。そんなのが現状やないかね。。。だから、文科省なんかが、教育指導要綱なんかとか、教育のマニュアル化をして、全国一律の教育レベルを何とか維持出来ないものかと、試行錯誤を繰り返しておる。。。そんなところやないかね。。。でもね。。。その事が、実は、今の日本の教育をどんどん社会主義国みたいにしている・・・という現実を直視すべきやろうね。。。

 

 自由主義社会が生き残って、共産主義、社会主義社会がほぼ崩壊したのは、やはり、自由主義社会の方が、社会にとってのメリットが大きいという結論からだと思う。競争のない社会では、みんなが平等であることから、必ず、働く人と働かない人が出てくる。同じサラリーなら、働かない方が得という、後ろ向きなエネルギーが大きくて、人より大きく稼ぎたい・・・とか、人より良い家に住みたいとか、高い地位に就きたいとか、人間の本能からくる「欲」の向く方向と、社会のシステムが合致しているのが自由主義なんやからね。。。だから、共産主義は崩壊したんや。。。

 

 教育の現場にも競争原理は必要や。特に先生の間にもそれが必要やし、子供も、有る程度、競い合う中から、自分探しをしていくのが必要やろうね。。。教育とは、基本的には、本当の自分を発見して、自覚することなんやと思う。。。。本当の自分のことを判らないまま生きているから、悩んだり、苦しんだりする。。。早く本当の自分に気付いた子は、伸びるし、遅れた子は、悩み続ける。。。そういうもんやと思う。。。

 

教育基本法が改正されて、ぬるま湯だった聖地にも改革のメスが入った。でも、こんな法律の100の文言より、先生の言った一言の方が、その子の人生を変えるような出来事になる・・・。教職というのは、そんな素晴らしい仕事なんやと思うで。。。たくさんの素晴らしい人が良い先生になってくれるような世の中になってほしいもんやね。。。

 

5/22(火) 日曜日に、行われたゴルフの試合で、何と15歳の男の子が、プロ選手達を抑えて優勝してしまいよった。。。石川遼くんというスーパー高校生は、今までの中嶋恒幸の最年少優勝記録を一気に7歳も塗り替えたのやから、ビックリや・・・。それにしても、高校一年生に負けた他の男子プロは、情けないやろうね。。。若くてかっこいい男の子が、ハンカチ王子以来、注目されているが、どうも、マスコミがガンバッテ作ってきたイメージもあるやんか。。。でも、ほんまもんのプロのトーナメントで優勝したのやから、大したもんや。。これなら文句なしやんか。。。男版の宮里藍ちゃんになるのかね。。。

 

 まぁ、この子も、いきなり日本一になったわけやない。。。全日本の中学生選手権とかで優勝しているのやから、当然、前からは注目されとったはずや。。。ところが、プロのトーナメント初出場で、いきなり優勝やろ。。。これって、ほとんど中学生のような子供のピッチャーが、いきなりプロ野球に出てきて、ノーヒットノーランをやってしまうほどの、ビックリ事件やと思うんや。。すごい人が出てきたもんや。。。日本のウッズになるかも。。。そんな期待も無理はないけどね。。。

 

 まぁ、若くしてゴルフの名プレーヤーになるためには、よっぽどその子の周りに熱心な大人がいなければ無理や。。。横峯さくらにしたって、宮里藍ちゃんにしたって、親が必死になってその子のゴルフ環境を整備しとる。。。その子の練習のためにゴルフ練習場を作ってしまったぐらいやからね。。。こんなこと、何処の、誰でも、出来ることやないで。。。

 

 まぁ、世の中の親というものは、それほど、子供のためには、一生懸命になるもんや。。。子供は、その親心がなかなか判らないもんやけど、親からしたら、自分の夢を子供に託しているのやからね。。。そりゃ、うまくいけば、面白くて仕方ないわ。。。イチローの親も、松井秀喜の親も、そうやったやろうしね。。。それから、アニマル濱口もか。。。

 

 でも、往々にして、親の心、子知らず。。。親の思いと子供の気持ちが一緒になるのは、なかなか難しいもんで、その僅かな成功例になった人だけが、このようにプロの世界なんかで、花開くものなんやろうけどね。。。

 

 ところが、こんな親たちとは、全く反対に、子供をまるで、邪魔者にするような親が増えている・・・という。。。自分の子供をバイクのヘルメット入れに入れて、「もの」扱いにするバカ親。。。若夫婦同士だけで遊びに生きたいものやから、子供を放置するバカ親。。。こんなニュースを聞いていると、こいつら、まだまだ子供のままで、大人になりきれていないのに、子供を産んでしまっている。。。そんな漠然とした虚しさが残る。。。

 

 世の中には、いろいろな親がいる。。。だから、子供に対する考え方も、百人百様や。。。こんな悪い親に当たった子供は、不幸やけど、本当なら、社会がこの子供らに、何らかの手をさしのべられたら良いのにね。。。例えば、おじいちゃん、おばあちゃんが、この子の近くにいたり、近所や学校に友達がいたり、学校に良い先生がいたり、役所や福祉関係の部署に親身になって、そのこのことを考えている人がいたりとたら、この子も、ちゃんと育っていく環境が出来るのやけれどね。。。

 

 子供というものは、親から与えられた環境で育つ。。。つまり、普通、子供の方が周りを選べることはないやんか。。。だから、どうしようもない親の子は、やっぱりどうしようもなく、なってしまうし、ちゃんとした親の子は、やっぱり、まともに育つ確率が高い。子は親の鏡というからね。。。その子を見れば、どんな親であるか、察しが付く。。。

 

 では、子供の視点から見たら、どうやろう。。。子供は親の背中を見て育つという。。。子供は、親のこんなところだけは、真似ないでおこう・・・と考えて育つ。。。親を反面教師にして、こんな親にだけはならないでおこう。。。と、考えるものなんだそうである。。。いわいる、優性遺伝っていうやつかね。。。もし、これが本当なら、子供は、親よりは、素晴らしい人間になっていくはずやし、それが、孫子の代まで続くと、どんどん、良い人間ばっかりになるはずやんか。。。ところが、世の中、そうはうまく行かないもんや。。。

 

 子供は、親の嫌なところとか、どうしようもなく悪いところも、似てしまう。。。DNAっちゅうヤツや。。。こればっかりは、どうもならん。。。だから、いろいろな人間が生まれてくるし、思いや意見が違うから、世の中、おもろいのやけれどね。。。

 

 まぁ、そんな中でも、酷い親にも、ぜんぜん違う子供が、生まれるときがある。。。掃き溜めに鶴というか、鳶が鷹ノ子を生んだ・・・というか。。。でも、遺伝子学的に言えば、本来の子供って、親の良いところばっかり集めて生まれてくるものなんやて。。。五体満足に生まれてくるためには、他の何億ものライバルに勝って生まれてくるのやからね。。。だから、人間は、生まれながらにして、みんな勝ち組なんや。。。サバイバルレースに勝ったから、この世に生まれて来れたのやからね。。。

 

つまり、この世に、生を受けて、生まれてくる人には、生まれながらにして負け組なんていないんや。。。全員が勝ち組なんや。。。だから、生まれて来なくて良い命なんてない。。。そう思いたいもんやね。。。

 

いろんな子供の絡んだ事件事故が毎日のように報道されるけど、もっと、みんなが命の大切さをかみしめて生きていったら、こんなひどい事件は起こらないはずなんやけどね。。。

 

5/23(水) 聞くところによれば、日本で古紙の価格が5年前から比べて、倍になっているんやて。。。そういえば、昔は新聞をひとくくり出したら、ボックスティッシュを1個、くれていた時代もあったのにね。。。それから、嘘のように古紙の値段が下がって、古紙回収の仕事の人が、廃業する人が増えたという話題もあった。そしてまた、この古紙価格の高騰である。。。

 

 古紙はリサイクルされて、トイレットペーパーやらに再生されるのだが、今は、何と8割が中国に輸出されるのだという。。。世界の工場中国では、その製品を梱包するダンボールやら成形した緩衝材に、安価な古紙を大量に使っている・・・。ところが、製造業の増大に、ダンボールなどの材料調達が付いていかない場合が多くて、国内だけでは調達出来ないケースが出てきた。だから、少々高いコストをかけても日本からわざわざ古紙を輸入しとるんや。。。おかげで日本のトイレットペーパーの値段も上がっているのやて・・・。

 

 紙は、もともと木材から出来ている天然資源や・・・。ところが、どんどん木材が伐採されると、地球上から緑が減ってくる・・・。緑は、二酸化炭素を吸収して、酸素を作るという、極めて、地球には大切な役割を果たしている。つまり、人間は、植物と共生するしか、生きていけないものなんや。。。ところが、どんどん森林資源を伐採していくと、この大事なバランスが崩れてくる。。。空気中の二酸化炭素、つまり、炭酸ガスが増えると、地球温暖化の大きな原因の一つになるとも、言われているのである。。。

 

 つまり、環境問題は、一国だけの問題やない。世界中の国が関係している共通の問題というわけや。。。この点において、爆食大国・中国の存在は、脅威になりつつある。。。今や、環境問題は、日本にとっても、他人事ではない。隣の国、中国の爆発的な経済成長と共に、周辺国への多大な影響も懸念される一大事である。。。日本と中国は地理的にものすごく近い・・・。関東の人は、それほどでも無いかも知れないが、九州や関西の人は、中国から偏西風に載って、この時期やってくる黄砂に悩まされている。雨なんて降ると、車が黄砂を含んだ雨ツブのおかげで、ドロドロになる。。。一説によると、この黄砂には発ガン性物質も含まれているという人もいる。。。困ったもんや。。。

 

 北京や上海の大都市では、豊かさと共に、今後爆発的にモータリゼーションが拡がる。。。朝夕の通勤ラッシュ時の上海では、あまりにも車が多くて、青空は見えないほどの排気ガスが停滞している。そりゃそうや。日本の排ガス基準の10倍の緩さらしいからね。。。向こうは。。。まして、中国製の自動車やろ。。。ものすごい排ガスを毎日出しまくっとる。。。

 

 河川の汚染も酷い。。。工場の廃液を処理なんかせずに、大河に流しているからね。。。口上の煙突にも、向こうは排煙処理装置なんか付いていない。。。つまり、公害まき散らし状態。。。そんなところや。。。

 

 日本にとったら、高度成長期を経験しているから、いつか来た道・・・・。日本は国土が狭い分、よりコンパクトで効率よく排煙、廃液、排気などを無毒化する技術が進んだけど、向こうは、そんなこと知った事やない。。そんな暇があったらどんどん作れ。文句が出たら、別の所にまた工場を引っ越せば良い。。。そんな考え方なんやろうからね。。。

 

 中国国内だけで、公害問題をやってりゃ、日本は我関せずでええのやけれども、日本にまで影響のあるのは困ったもんや。。。中国から日本へは、ありとあらゆるものが輸入されている。汚染されているかも知れない畑で出来た作物を食べさされるのは、こっちの方やし、環境に優しくない安いだけの電化製品を買わされているのも日本。。。そう、思ったら、何とか日本は、中国に環境に優しくて、公害の影響の少ない、地球にローインパクトになってもらわんと、困る。。。そういうことになる。。。こっちにも、おはちが回ってくるのやからね・・・。やっぱり。。。

 

 何でも、中国に、何でも物まねされる日本にとったら、あんまり、けったくその良い話ではないけど、最早、日本にとって中国は、困った隣人になりつつある。そぅ、あのゴミ屋敷のオッサンや、騒音オバサンと同じや。。。関わりたくなくても、あまりにも近くやから、こっちも迷惑する。。。だから、日本は、こっちに危害が及ばないように、中国のやっている無茶苦茶な環境破壊を止めさせたり、場合によっては支援して、抑制させなければあかんようになると思う。。。。

 

 環境に配慮することと、経済成長というものは、時として、同じ線上には載らない場合が多い。相反する要素が多いのである。高額の設備投資の必要な汚染除去装置の設置は、確実に製品価格の高騰に直結するし、製品価格が上がることは、中国の唯一の強みである安い労働力・・・という価値を下げる。。つまり、工場がより条件の良い国に、逃げ出す事も懸念されるのである。。。ベトナムやらカンボジアの方が賃金も物価もまだまだ安いからね。。。

 

 そもそも、公害の出る工場とか施設というものは、とかく、みんなの嫌われ者である。誰だって養豚場の隣には住みたくないし、どぎつい化学廃液を出すようなところの近くは、誰だって嫌や。。。だから、以前まちなかにあったそんな施設は、どんどん郊外に行く。それでも、また問題になったら山の中へ行く。。。こんな習性があるもんや。。。核廃棄物の処理施設だって、どこに作るのかで大もめになるやんか。。。東京のど真ん中に作るか?やっぱり、辺鄙な人のあんまり住んでないところに作るやろ?同じ事や。。。

 

 この環境難民みたいな施設が、より後進国を求めて動くというのは、先進国側から見たら、勝手な論理なんだけど、後進国側から見たら、雇用とカネを落としてくれるから、生活改善と豊かさをもたらしてくれるという、せつなさがあるんや。。。つまり、強者が弱者に汚いものを押しつける構造が、経済的に出来上がってしまっているんや。。。悲しいことやけど、現実や。。。

 

 これからは、ゴミや廃棄物なども、後進国にどんどん輸出されていく、環境破壊輸出というか、悪い輸出が増えてくると思う。。。瀬戸内海の無人島がいつのまにか、廃棄物だらけの島になってしもた。。。こんな事件があったやんか。。。これの国際版が必ず起きる。。。ここまできたら、国としての倫理観の問題にもなってくると思うんや。。。貧しい南海の孤島に、いくらカネを払ったからって、日本の核廃棄物や、最終処分ゴミをどんどん送り込んだらどうなる。日本はゴミの輸出で環境破壊をしていることになるやんか。。。

 

 環境を守るためには、何とか自国内で消費したものは、自国内で処理するという国際的なルール作りが必要やと思う。それには、リサイクル出来ないものは、今後、一切、生産しない・・・という、究極の再生産リサイクルシステムの確立が必要になってくる。ドイツなどの環境先進国では、自動車を構成する全ての部品がリサイクルできるところまでやっているのだという。

 

限られた資源を大事に何度も使う。。やっぱり、これしか、地球の命を延ばす手は無いのやろうけれどね。。。

 

5/24(木) 人を人と思わないような、気持ち悪い事件がどんどん起きているのだけれど、これって、何が原因なんやろうか・・・。今日は、これをちょっと考えてみた。。。私ゃ、テレビのマンガやゲームの中で、どんどん人が殺されたり、現実では想像も付かないような残虐な表現が、何の規制もなく、世の中にどんどん垂れ流されていて、それをいとも簡単に、そんな映像なんかを手に入れられてしまう今の世の中が、有る程度、こんなのの原因であると思うんやね。。。

 

 冬の国体複合の選手だった田舎の一人の子供が、進学のために町に出て、一人暮らし。。。ところが、鬱がひどくて、おかしくなって、母親を殺して、首を切って、右腕まで切り取った。その子は、母親の首をカバンに入れて、インターネットカフェやら、カラオケに行ってから、タクシーで警察に自首したんやて。。。殺すのは、誰でも良かった。。。自分を生んでくれた母親を、何とも思わない感覚。。。信じられない。。。

 

 ネットカフェで見ていたDVDは、あのアメリカの学校で銃を乱射して、多くの人を殺した犯人が見ていたものと、同じアーティストのプロモなんやて。。。そのアーティストを犯人の少年は好きやったようや。。。

 

 これだけ見ていても、このプロモが、いかに、刺激の強い、犯罪を誘発するような危険なものであるというのが判ると思うんや。。。

 

 エッチな映画や、刺激の強すぎる映像を青少年や児童などの感受性の強い子供に見せることは、いろいろな悪影響が出る事は、いろいろな方面から指摘されることである。最近ではテレビのマンガや、ハリウッドでも有名になった映画なんかでも、フラッシュバックとかいう現象で、その映像を見ていた人が気分を悪くするようなケースがよくあった。。。

 

 まともな大人でも、激しい光が1秒間に何度も点滅を繰り返すような映像を見せられたら、頭がくらくらになるやんか。。。そうでなくても、子供たちの周りには、エロや、残虐がいっぱいや。。。私は、この手の、えげつないような戦闘シーンや、平気で人を傷つける場面や、乱暴する場面なんかが、こんな犯罪を誘発している原因になっているのではないやろうかと、睨んでいる。。。

 

 議員さんも、同じ考えの人がいるようで、青少年に、エロや残虐なものを、何とか見せない。作らせない・・・そんな法律を作りかけた事があった。。。ところが、これに、反発したのが、テレビ局である。表現の自由の侵害や。。。政府によるマスコミ規制につながる。。。だから有害放送への規制に反対。。。こんなので、潰されてしもた。。。

 

 今の世の中、マスコミの影響力はものすごく強い・・・。強すぎるぐらいや。。。マスコミがちょっと、叩いただけで、一企業が倒産する。。。そんな時代や。。。雪印やら、不二家なんかも、その犠牲者かもね。。。特にテレビは、国民みんながテレビという媒体に、ものすごく依存している実態があると思うんや。。。テレビがやっているから正しいと思いこんでしまう・・・。これは、怖い事やね。。。

 

 ほな、そのテレビをいったい誰が監視して、正しい報道とか、危険な表現とかをチェックするねん。。。誰もいない・・・やんか。。。だから、テレビを作っている人は、自主規制以外の足かせが無い。。。これは怖い事やね。。。テレビ番組から、残酷なシーンとか、極めて暴力的なシーンとか、自分も、いっちょうやったろうか・・・という風な、犯罪を助長するような映像とかは、法律でしっかり、規制すべきやと思うのやね。。。

 

 例えば、テレビのニュースで、東京の三社祭りで、神輿をかつぐ場面があるやんか・・・。山車と違って、神輿にはもともと、人が乗るもんやない。。。ところが、担ぎ手不足から、数年前から、町内以外の人に手伝ってもらうようになってから、入れた人が神輿の上に、それも、神さんにお尻を向けて乗るようになったというニュースが出ていた。。。このニュースが、全国ネットで流れるやんか。。。それを見ると、神輿の上で、見るからにやくざ風のヤツが勇壮に乗っておる。。。そいつらの身体には、ほぼ前身にクリカラモンモンの入れ墨。。。。

 

 私は、こんなネタでも、ニュースの本質は、神輿の上に乗っている人がいて、それを警察が制止している。。。それだけでええと思うんや。。。立派な入れ墨をしたヤツらが、ど〜んと、全国ネットのニュースで大写しで、映し出される。。。このことで、どういう悪い影響力があるか。。。これをもっとテレビの制作側は考えるべきやと思うのやね。。。

 

 この全身入れ墨をした人の姿を見て、かっこいい。俺もやってみたい。とか思いよるアホを増やすだけやと思うし、そいつが、そんな入れ墨をして、全国の注目を浴びれたら、最高の幸せ〜っと、勘違いしよるような奴らを、喜ばすだけやと思うんやね。。。

 

 他にも、テレビのマンガで戦闘シーンがあって、攻撃したら、ポーンと首が飛ぶようなところとか、血がどばーっと吹き出すシーンとか、時代劇なんかで血まみれになるところとか、ほんとうに、ここまでリアルに表現しなくてもええのと違うかと思えるシーンも、たくさん有ると思うんや。。。

 

 今の放送局のやっている放送コードという自主規制は、あくまで局側からのもので、ここに、有識者とか、幼い子供を持つ親とか、テレビ局を、管理する立場にある総務省とかの視点を一切入れさせないという、今のマスコミの態度は、傲慢以外の何者でもないと思うね。。。マスコミは、政府のご意見番気取りで、自分こそは、絶対の存在・・・。誰にも後ろ指は指させない。。。そんな横柄な態度が見え見えやからね。。。

 

 もちろん、テレビだけを規制しても意味がない、ゲームやら、DVDやインターネットでの動画など、本当に規制しなければいけないものは、他にも、たくさんある。何でも、自由がええ。。。というのは、幻想の部分があって、実は、勇気を持って、自由を規制する方が、よっぽど難しい。。。それでも、これだけ青少年に大きな悪影響を持っているメディアという化け物を、このまま、のさばらせておいて、いい訳がないやんか。。。

 

やりたきゃ無いけど、やらんならん規制もあると思うし、それをやることが、「まともな世の中」を取り戻す事になるのだったら、一日も早く、有害映像規制をやるべきやろうね。。。これ以上、独りよがりの、マスコミや映像制作者たちに、シャブ漬けにされたような若者を作らせないためにもね。。。

 

5/25(金) どうも、日本という国は、まだまだ国際化には、極めて閉鎖的な、後進国やね。。。毎年、京都で行われる全国都道府県対抗駅伝大会で花の一区と呼ばれる各チームエース級の対決の区間から、外国人を閉め出すことが、どうも決まったようである。。。全く、時代がかっているというか、頭が固いというか・・・・。

 

大会は参加する選手達のためのものなのに、「差が歴然で、面白くないから・・・」なんていう理由が出てくるあたり、完全に、そのレースを見せ物にしようと言う主催者側のしょうもない意図と、面白くしようとする歪んだスポーツマンシップが、滲み出ていると思うね。。。

 

 以前、高校野球で、奨学生を閉め出そうとする動きがあり、おかしいと指摘したが、今度は野球以外でも、日本人の閉鎖性というか、心の狭さ、考え方の矮小さ、ケツの穴の小ささが明らかになったようなもんやね。。。

 

 今や、高校スポーツは、どんどんグローバル化していて、有望な選手はどんどん国境を越えて留学生として動くのが世界の常識である。ケニアなどの国から、才能のある有望な選手を連れてきて、この子を育てる手伝いを、豊かな国日本がやることは、とってもええことやと思う・・・。その子が恵まれた環境で、貧困などからくる苦しい生活のことを忘れて、スポーツなり勉強なりに没頭できることは、国際貢献的にも素晴らしいし、その子がやがてオリンピックにお国の代表として出て、金メダルを取ったりしたら、その国の人を、どんなに勇気づける事になるかわからないからね。。。

 

 運動能力や心肺能力に優れたアフリカの人たちは、西欧諸国に移って、イギリスやフランスなどの国の代表として活躍するケースも多い。黒人なのにイギリス代表なんていう陸上競技の選手も多いやんか。。。日本だって、サッカーのラモスとかサントスなんかが、日本に帰化して日本人として、サッカーの日本代表メンバーに入ってる。。。バレーのJリーグやバスケット、日本のおそらくありとあらゆるスポーツに、外国人の血が流れている人が活躍している。そんな時代やんか。。。

 

 ただ、各競技で違うが、日本にはまだまだ「外人枠」というクラシックな考え方が残っている・・・。日本のチームだから、日本人でないといけないという、純血主義がこの根底にある・・・。相撲で朝青龍や白鵬を心の底から応援出来ないのも、こんな日本人の心の狭さを表しているのかね。。。国技やからとか、日の丸を背負っているのに、肌の色が黒かったり、目の色が青かったり、髪の毛の色が金髪やったりしたらあかん・・・。そんな考えを持っている人が、まだいるんや。。。

 

 だから、プロ野球ならスタメンベンチ入り2名まで・・とか、バレーボールなら1チーム1名までとか、卓球の団体も1名だけしか外国籍の選手を認めていない。。。こんな競技もまだまだ多い。高校スポーツでも、概ね外国人比率を、2割以下にしてくれ。。。こんな通達を出しているケースが多いそうや。。。

 

 そやけどね。よう考えてみ。。。そんな選手だって日本に帰化して、日本人となったらこの外人枠なんていうのは、適用されない。。。日本に多い在日韓国朝鮮人の人で、プロ野球なんかで活躍している人は多いやんか、金本とか張本とか、古くは王さんもそうや。。。王さんは台湾やけれどね。。

 

 つまり、やろうと思えば、世界中から優秀な選手を連れてきて日本人にさせてしまえば、全く日本人の血の流れていない人たちだけでも、いろんなチームが組めることになるやんか。。。それに、そもそも、外人枠なんていう言葉があるのは、日本などほんの一部の国だけと違うか?アメリカの大リーグなんか見てみ。。アジア系、南米系の人たちばっかりや。。。

 

 世界からすごい選手が来ることは、実は、日本人にも素晴らしい刺激になる。井の中の蛙大海を知らず。。。国際試合の経験の少ない選手は、なかなか世界では通用しない。でも、留学生などと交流していれば、自ずと国際感覚が身に付くし、己の実力の程も、見えてくることが多いやんか。。。こんなメリットは大きいと思うで。。。金持ちの国、日本にとって、とっても他には真似の出来ない事なのやろうからね。。。日本の優位点と見るべきやろうね。。。

 

 日本は、人口の減っていく国やから、外国からの人をこれからは、もっと受け入れていかなくては、生き残れない。でも、ただ頭数だけ増やせば良いというものではない。。。単純労働者などが増えれば治安が悪くなるし、貧富の格差が高い人が急激に増えたりしたら、社会不安になるかも知れない。。。

 

 ほな、どうしたらええか。ええ人たちだけを日本に来て貰うような政策を進めるべきなんや。。。例えば、世界一流の技術や研究をしている人たち。世界的な活躍が出来る可能性があるスポーツ選手。高い見識のある医師や経済人。。。こんな人たちに日本は、来て欲しいんやないかね。。。

 

 日本は、島国やから、昔からどうしても閉鎖的な国民性があった。でも、それは経済発展とともにだんだん開放的になって来た。これからの問題は、いかに、日本の古くからあった倫理観や良い習慣を崩すことなく、日本の法統の意味での国際化を進めていくかなんやと思う。。。この難しい舵取りをしっかり安倍ちゃんはしてほしいもんやね。。。

 

そういえば、麻生外務大臣が、マンガのノーベル賞を創設して、海外の優れた漫画家を日本が顕彰するって発表した。マンガは日本の得意分野やから、この視点はなかなかいい。この分野のイニシアティブをしっかり先に取っておこう。。。そんな前向きな意図が感じられるからね・・・。世界的に、ちゃんと空気の読める政治家が増えてきて、日本人も少しは進歩したのかもね。。。

 

5/26(土) 連日のように新聞を賑わしているのが、年金の問題である。では、何がいったい問題なのか。。。社会保険庁が言うには、何と5000万件もの年金が、誰が払ったかが判明しないことになっているという・・・。おいおい、日本の人口知ってるか?1億2000万人やぞ。。。二十歳までの人は年金に無関係なことを考えたら、何と2人に一人に相当する人が、ちゃんと支払っているのに、正しく支払った事になっていない。。。そういうことやんか。。。

 

 そもそも、何でこういうことになったか。。。それは、1987年頃に、年金の台帳を、やっと電子化して、その時のコンピータへの入力ミスが考えられるやて。。。それにしても、半分も間違えていたら、ほとんど、まともにやってないのと、一緒やんか。。。そらみんな怒るで。。。

 

 そういえば、社会保険関係は、役所の割りには、ミスが多いようなイメージがある。。会社の住所を間違えていたり、個人名のよみがなを確認もせずに、勝手に担当者の読んだ通りに登録してしまっていたり、精度が低い事この上無い。。。民間の銀行の方が、よっぽどきっちり本人確認しとるで。。。

 

 年金というのは、そもそも、国が胴元になって、カネを集めて、そのお金を高齢者に支給することによって、死ぬまでお金を心配しなくて良いような世の中にしようと言う、どちらかといえば、共産主義的な発想から生まれたものやんか・・・。20歳から60歳まで支払った年金の掛け金よりも、昔の人は何倍ものお金が結果としてもらえていることになるんやて。。。まぁ、死んでしもたら貰えないから、長生きした者勝ちの制度やんか。。。

 

 われわれより年上の人は、ろくすっぽ掛金を払っていないのに、たくさん貰えて、今掛金を払っている人の分をどんどん、年寄りへの給付に回すから、年寄りが増えて来たら、いずれ破綻するのは見えている。。。。それを防止するために、年金の給付額を減らしたり、年金給付開始の年齢を引き上げたり、働いてもいない20歳の大学生から年金掛金を徴収しようとしり、とかく、おかしな矛盾点が多いシステムである。

 

 おまけに、今回のように、国の仕事なのに、ものすごくええ加減な仕事しかして来なかったのが明らかになるやろ・・・。ほんま、年金不信は、もっとひどくなって、このままやったら、若い人から、年金掛金支払い拒否なんていうのが、出てこなくなるのやないかと、心配になるね。。。保険料や給食費払わない人も若い人に多いからね。。。権利意識の高い若者なら、やりかねんで。。。そうしたら、この制度は、破綻する。。。

 

 国の根本的な間違いは、そもそも年金というものが、一部の長生きの年寄りを養っていくための「社会的救済制度」やとタカをくくっていた点にある。。。。それは、社会全体がお年寄りの生活を見ていくという、麗しい互助制度であると、政治家達が、社会のため、ひいては己の選挙のため・・・にと、作った制度やからや。。。

 

 ところがどや・・・。高度経済成長で、どんどんカネが集まるもんやから、無駄な保養施設を作って失敗したり、下手な運用をして、焦げ付かせたり、ろくなことをやってない。。。つまり、われわれの払った年金掛金まで、役人達は食い物にして、失敗したのに何の責任も取らず、のうのうとしとる。。。国民は、これに怒っているのやんか。。。こんな公務員、役人の無責任体質のおかげで、ものすごい額のお金が消えて行っているのやからね。。。

 

 役人なんかにカネを持たせたら、ろくなことはない。。。どこの国でも、いつも時代でも一緒やね。。。昔は地方自治体がやっていた年金事務を、これはええからと、国が取り上げてしもたやろ。。。これがそもそも時代に逆行している。。。地方にやらせていた利権まで一本化してしまいよったから、ものすごいカネが一本化されてしまって、お金に関する価値観と、それを預かって運営するという責任感が完全に麻痺しとるんやろうね。。

 

 カネというものは、集めれば集めるだけ、力が出てくるもんや。。。社会保険庁のやっとる仕事なんて、言ってみれば、全国から金を集めて、それを年金受給者にばらまくだけやんか。。。これだけやのに、ものすごく偉そうな事を言っておる。。。ほんま、腹が立つね。。。年金掛金の不審なところが有ったら、自ら名乗り出て下さい・・・やて。。。アホか。。。己がミスしておいて、この態度。。。こんな役所ほんま要らんわ。。。何がパブリックサーバント(公僕)や。。。言うこととやってる事が、全然、一致してないわ。。。

 

 年金の事務というものは、大変複雑なもんや・・・。厚生年金と国民年金、これにいろいろな共済なんかが絡まる。。。職場を変わったり、会社員から自営になったり、人はいろいろな理由で、年金掛金の支払い方が変わるもんや。。。ところが、国は、この個人を特定して、変更手続きを、個人任せにして、役所として、当然やるべき、名寄せ作業というものを、自らは一切やってこなかった。。。こんなのが、この問題の原因やろうね。。。職務怠慢もええとこや。。。この制度設計したヤツの完全な失敗政策やんか。。。

 

 年金手帳を二冊持っている人は、早く一冊にまとめておくべきやし、昔の職場でせっかく払った掛金が、ほおっておいて、5年したら時効になってしまうというのも、アホな話しや。。。昔の職場がええかげんなところやったりしたら、給料からは天引きされているのに、掛金は経営者がポッポナイナイして、払っていなかった。。。なんていう可能性もある。。。そんな人は、一生懸命、自分で掛金を払っていたことを証明しなあかん。。。こんなアホな話しがあるか???カネ払っているのは誰や。。。

 

 これからの時代、自分の年金は自分で守っていかなあかん。国なんてアテにしてたら、えらい目に遭う。。。今度のことで、このことを実感したね。。。社保庁は、これだけボンヘッド続きやから、一度、解体させなあかん。看板の掛け替えだけやったらあかんで。。。今までやった失敗やら、食いつぶしやら、公金横領もどきなことまで含めて、一度、責任者を首にしなあかん。。。その上で、この年金制度を続けるのなら、道州制の論議の中で、州政府に委ねるべきやろうね。。。つまり、京都やったら、関西州か近畿州政府が税務と一体でする仕事にする。。。これが一番、すっきりいくのやないかね。。。ただし、掛金は給付以外には、一切使わせない。。。これが大原則や。。。

 

霞ヶ関で、地方のどこどこの人が転職したなんていう情報を管理するなんて無理やんか。かと言って、出先機関である社会保険事務所だけでは、あまりにもお粗末や。。。年金事業には、もっと適正な規模がちゃんと整備されるべきやし、聖域として、ガラス張りにする必要があるやろうね。。。続けるつもりやったら。。。

 

5/27(日) 来週あたりはもう、梅雨入りかね。。。また、しばらく、鬱陶しい季節が続くね。。。

 

 今年は冬からほとんど雪が降らなかったり、降雪量も少なく、降雨量も少ないらしい。四国の徳島なんかでは、まだ5月なのに、もう、ダムの水が干上がりかかっているのやて。。。雨は降りすぎても困るし、あんまり、降らなければ降らないで困るし、難しいもんや。。。景気のためにはやっぱり、夏は暑く、冬は寒くないと、いろいろな季節モノが売れないからね。。。。

 

 さて、私は株をやっているのだが、今年はとにかく、細かくいろいろな銘柄を毎月毎月権利取りのために売買して、出来るだけ多くの優待と配当を集めるコレクション型に挑戦している。採算は度外視やけどね。。。

 

株というのは、権利日と言って、日々動いている株主を、特定の日で、名簿を確定する日がある。多くの企業は3月末にチェックしたりするのだが、どの次点で決算をするのかは、本当は、その企業の自由である。でも、日本人は、4月にはじまって、翌年の3月に終わる・・・という、学校スタイルの年度という考え方が強く、国や役所の予算関係も3月末が決算だから、どうしてもそれに合わせた方が都合の良い企業が多いのやろうね。。。3月末を決算月にしている企業は、やっぱり異常に多い。。。

 

昔なら、総会屋なんていう輩が、株主総会にやってきて、経営者の退陣やら、何やらを声高に騒いで、かき回したりしよるから、上場企業は、そいつらに、何とか大人しくしてくださいと、裏金を渡して、黙らせておった時代があった。上場企業の総務部長さんなんかは、少々ヤクザに顔が利かないとなれない。。。そんな時代もあったんや。。。

 

そのころから、株主総会をいろいろな企業がほぼ同時にやってしまえば、こんな総会屋を少しは、排除出来る可能性が高くなるというので、総会集中日というのが出来た。今はもう、ヤーサンみたいな総会屋は排除されているから、こんなのは、意味がないのだが、どうも、日本人というのは、横並びがお好きなようで、どうしても同じ日にしてしまうようである。

 

 もちろん、これは、会社法という法律で3月決算の会社は、6月末までに総会を開かなければならないと、規定されているせいもあるのだが、たいがいの企業が6月最終木曜日に株主総会を開く。。。だから、今年は、6月28日に株主総会を開く企業がとても多いということになる。。。。株主総会集中日というのは、こうして出来る。。。

 

 株主総会をこの日に開くためには、その案内は1ヶ月前ということになるから、この5月下旬は、権利取りをした会社から、どんどん毎日のようにたくさんの株主総会の案内が来る。しばらくさぼると、どんどん貯まっていくので、毎日その郵便物を処理するのだが、これがなかなか楽しい・・・。と、言うのは、この案内には、決算報告書や配当の支払い通知書に同封されて、株主優待が入っている場合が多いからである。優待は、総会の決議を経なくても、前の総会と役員会だけで決済できるところが多いのやろうね。。。

 

 優待にはいろいろあって、買い物の割引券であったり、ズバリ金券であったり、もっとズバリのお米やジュースであったり、いろいろや。。。中には、とても使えないほどの量の割引券だったり、とんでもなく遠いところでしか使えない商品券であったり・・・。しもたっ・・・ていうのもある。。。でも、いろいろ面白いのがあるから、なかなか、止められないのやけどね。。。

 

 通常、株主優待とか配当とかがもらえる権利確定日までは、株価は徐々に上がって、権利落ちといって、権利確定日の翌日には株は売られて一気に株価が値下がりするような動きのものが多い・・・。株の売買は、実際の売買の4日後に確定する場合が多いから、今月であれば、5月31日現在でその会社の株主であるためには、4営業日前の5月25日の終了時点でその株をホールドしていれば良いことになる。そして、その翌営業日である5月28日が権利落ち日・・・。つまり6月1日確定の日であるわけや。。。

 

 総会の案内の他にも、決算書も同封されているから、企業はその決算の発表を、これまたほぼ同時期にマスコミ宛てに公開する。だから、今週の新聞は、どこも決算報告がバカみたいに載っていたはずや。。。

 

 株主優待のために株をやっていると言ったら、以前、シティバンクの担当者から、「女の人みたいですね・・。」と、馬鹿にされたことがあった。放っておいてくれ。。。確かに、こんな株取引を投資とすれば、優待を追ってばかりいると、損をする場合が多いけどね。株価が上がってくる頃に買って、一番下がってしまったところで売るのだから無理もないわ。。。たった500円のクオカードを1枚、もらうために5万も損をする時もあるしね・・・。でも、まぁ、飽きるまでは、ちょっと、しばらくの間、こんなのを続けてみようと思う。。。。

 

 株の取引というのは、安い時に買って高くなったら売るこれだけや・・・。短期で売買を何度もやるタイプの人もいるし、長期的に5年10年その株をホールドして、じっくり値上がり益が増えるのを待つ人もいる。投資のスタイルは様々や。。。どうも、最近は、若い女の人が小金を持って株を買う人が多いそうや。。。インターネット取引が主流になったのもあるやろう。。。そういう人たちは、株主優待で買う株を決める傾向が有ると思うんや。。。

 

 ある友達におまえの会社は、何か株主優待をしているか・・・と聞いたら、買い物の割引券を出しているのだという。ところが、その割引券をあんまり使う人がいないものだから、希望者には、何か商品と交換しているんや・・・と、言っていた。。。おいおい、そんな大事な情報、なんでちゃんと公表せえへんねん。。。今日日の株主さんは、そんなことだけで、ドバーっと株を買うんやで。。。そんたら、お前のところの株価もドーンと、上がるかも知れないのに。。。

 

 株主というのは、気まぐれである。特に優待狙いの人たちは、特に・・・である。株主総会に行ってもらえるお土産の品定めまで、ネットでしているぐらいやからね。。。昔なら考えられないような人たちが株を買っている。これから、今までの常識が通用しないような所が、株式取引の世界でも増えてくるのやろうね。。。良い株主優待の企業の株価は、本業の業績が少々悪くても不思議と、株価が好調な場合が多い。。。

 

 洋菓子のヒロタとか、アトムボーイの寿しとか、倒産して、財務内容が悪く株価がさえない銘柄でも、シュークリームがもらえたり、良い景品があったら、そういう人たちは、こんな危ない株を買うのである。。。。専門家は、何故、こんな会社の株を買うのか理解できないようだが、そんなのは、株主優待狙いという、素人からしたら、れっきとした「買う理由がある」のである。。実は、そんな素人買いの銘柄が、いま、不思議と元気なのである。。。世の中は判らないものやね。。。

 

株価がどんどん下がっていた時の、カッパクリエイトの株でも、かっぱ寿しの食事券が欲しいがために株を買うのである。。。。5000円の食事券のために、例え5万、10万、損してもね。。。これが、男の論理ではない。。。女の人の意地なんやね。。。

 

5/28(月) 年金のごたごた強行採決で、安倍ちゃんのまたまた、悪いトコが出てしもたね。。。あんなに、必死になって、熱うなったらあかんで。。。一国の宰相なのやからね。。。それにしても、ひどい話や。。。年金掛金というお金を、国民から、取っておきながら、5000万件を超える分が、誰の支払ったものか判らなくて、宙に浮いている・・・のやからね。。。

 

 それで、年金加入者が、ちゃんと掛金を払っているのに、払っていない事になっていると申し出たら、払ったのなら、領収書を出せ・・・やて。。。どこの世界に30年前の年金掛金の領収書を保管している人がいるねん。。。それがないと、あかんというのは、あまりにも、酷い対応やね。。。

 

 昔の年金の掛金と言ったら、1ケ月400円か、そこいらやったそうや。。。400円ぽっちの領収書が、そんなに大事なものになるとは、ほとんどの人は思わないやろう。。。だから、そんなのを残してない。。。国民年金の掛金やったら、郵便局で払った人も多いはずや。。。今なら、ちゃんとコピーして小さい紙っぺらを受け取りとしてくれるけど、そのころは、お金と振替用紙を渡したら、控えを確実にもらえたかどうか。。。そんなのも、少しあやふやなもんや。。。

 

 この手の、問題は、年金掛金を支払った事実を、国民に立証する責任があるかどうか、国に責任があるか・・・。その問題なんやと思う。。。普通で考えたら、年金掛金を受け取った方が、ちゃんと、どこの誰から支払われたモノかをちゃんと管理すべきもんやで。。。ところが、困ったことに、国にはその資料がちゃんとしたものがないのやという。。。昔は市町村がその年金事務をやっておった。だから、市町村には、もともと控えがあったはずや。。。ところが、この年金事務を国に一本化したことが、そもそもの間違いの元や。。。市町村がちゃんと管理していた台帳をコンピータに全部入力し直した。この精度が、無茶苦茶ええかげんやったのである。。。

 

 氏名ひとつ取っても、カタカナで入れている人、漢字で入れている人、住所の間違い。住民基本台帳など他のものとの照合、その他、本来、その個人を特定するためには、当然やらなければならなかったこの作業を、ぜんぜんやっていないまま、移行したんや。。。ここまでなら、しゃあない。人間誰しもミスはある。ところがや、一番マトモであったはずの市町村の年金台帳を廃棄するという暴挙を社保庁は、やっているのである。。。そんなことしたら、大事な昔の記録が無くなってしまうやんか。。。

 

 だから、現在、年金加入者しか、本当のことが判らないような状況になってしもた。。。これが現実やろうね。。。自分の方で、大事な証拠を処分してしまっていて、相手に証拠を出せ、出さなければ、認めない。。。こんな態度は、どうしたもんかね。。。。

 

 安倍氏が、必死になって言うように、誰でもかんでも、申し出の有った人の言うことを信じていては、実際、掛金を支払っていなかった人まで、これ幸いに、私も払った。ワシも払った・・・ということにしたら、収拾がつかなくなる事態になるのは、想像に難くない。。。だいいち、ちゃんと払った人が、こんな事聞いたら怒るで。。。文句言ったモノ勝ちになっちゃうからね。。。

 

 でもね。そもそも、年金という制度は、何のために作った制度か?お年寄りに死ぬまで安心して暮らして貰うために作った制度やろ?それを社会保険庁の職員や役人たちは、まず、もう一度、頭にたたき込んでもらわないとあかん。。。あんたらの預かっているお金は、あんたらのものやない。国民のモノや。。。あんたらは、お金を集めるのと、支払うのが仕事や。。。そんな立場に自分らがいるのをちゃんと理解しているのなら、年金をやっともらえる65歳の人たちに出すはがきの内容が、いきなり、支給停止云々・・・・あんなひどい文体にはならへんと思うけどね。。。

 

 20歳になった娘や息子に、何度も、大学生だから支払い開始年齢を22歳からにしますという手続きを取っているのにもかかわらず、あんなに失礼な文章で、年金掛金を払わない大学生は、人間にあらずみたいな「脅し」とも取れるような文章を平気で送りつけてくるような感覚。。。これが、信じられへんわ。。。

 

 私は、年金を支払った覚えのある人に、何とか満額の年金を受け取って貰うには、どういう方法があるか・・・・。この視点で対応策を考えるべきやと思うのやね。。。特に、今回問題になっている原因の多くが、1987年の台帳のデジタル化やろ。。。。そやったら、その時点で、もう年金掛金を支払っている人だけが対象やんか。。。もし、そうやったら、何らかの理由で、年金が未納扱いになっている人に、その未納の期間に納めるべき年金掛金の半額を支払ってもらうことで、その人の年金未納期間を埋めて上げる様な特別の救済措置でも、取ってあげたらどうかね。。。

 

 本当に払ったのに、また払わないとあかんのか。。。という問題は残るが、その人も、役所が納得出来るような証拠を揃えることが出来ないのだから、そのままでは埒があかない。。。逆に全部を認めてしまって、国の方に、この人は、支払っていないという、反証を出させるのには、証拠の台帳が廃棄されてしまっているから、これも難しい。。。どうともならへんからね。。。だから、折衷案で、半分は個人負担で半分は年金基金負担で、こんな人たちを救済したげたらどうや。。。

 

 年金には、公平性というものが求められる。でも、それより大事なことは、年金を貰う人の生活のことや。私は、基本的にもし、未納の期間があるのなら、延滞金を乗せて、後払いを認めるべきやと思うんや。。。もちろん、こんなことをすると、後からまとめて払った方が得になる。。。そういう人も多いから、余分に払ってもらったらええやんと思うんや。。。また、年金掛金をまとめて先払いする人も、認めてみたらどうやろう。。。5年間は遡って。。。という論拠も、そもそも何十年にわたって掛けたり払ったりしている年金事務には、そぐわないと思うからね。。。そもそも、役人がお前は何万、お前は、こんだけしか掛けてないから、これだけしか払ってやらん。。。こんな態度がとんでもないと思うんやね。。。基本的には全員が満額もらえるもの。そんな年金がええのと違うかね。。。

 

 死ぬまで、お金をもらい続けられる年金は、歳を取って、収入も無くなり、子供に面倒を見て貰えなくなった老人には誠に有り難い制度や。。。ただ、今のお年寄りは、実は、たんまりお金を持っている・・・という矛盾もある。。。生活保護と、老人福祉というのは、全く別の問題であるはずのものなのに、対象者が往々にして重複する場合が多い。。。お年寄りの生活を支えるという美辞麗句のもとに、選挙の餌とか、集票の具にされてきた年金制度。。。いろいろ、問題点は多いと思うね。。。

 

 私は、年金は基本的に貯蓄型にすべきやと思うんや。月に20万給付をもらいたかったら、65歳から85歳までの20年間を掛けてみ。合計4800万円も、ちゃんと生きてりゃ、もらうことになるやろ・・・。これを掛金を支払う22歳から62歳までの40年間で割るんや。。。ほなら月にちょうど、10万になるやんか。つまり、毎月10万を積み立てる感覚や。もちろん、お金持ちの人は毎月20万払って42歳で支払い停止してもええ。逆に10万も積み立てられへん人は5万にして、その代わり給付金は半分や。。。判りやすいやろ。。。。

 

 85歳までに死んでしもて、受け取れなかった分は、長生きした人への給付に回す。集まったカネの金利や運用益だけで、事務費ぐらいは十分賄えるやろう・・・。まだ、たんまり残るはずやから、その分は、貧しい人への福祉に回してもええ。。。日本は、自由主義国や。税金で何でも面倒見過ぎてもおかしいことになる。みんなの年金手帳が銀行の通帳みたいになれば、払った払ってないなんていう問題にならへんのにね。。。

 

みんなの年金まで、己の食い物や利権にしようという役人達の腐りきった根性だけは、どうしても許せへんね。。。

 

5/29(火) ZARDのボーカルの死もびっくりしたけど、ナントカ還元水の松岡大臣の首吊り自殺も、びっくりしたね。。。緑資源機構の不正談合疑惑で、いよいよ観念したのかね。。それとも、安倍ちゃんにやっと大臣にならせてもうたのに、足を引っ張る事ばっかりやっていて、申し訳なくて自殺したのかね。。。いずれにしても、真相はこれで闇の中や。。。

 

 日本人のええとこは、死者をいたぶらない・・・。どんな極悪人であっても、「人の死」というのは、究極の「詫び」の型であるから、それ以上は、誰も何も求めないというのが、今までの日本人の常識やった。。。でも、今回ばかりはそうも行かないかもね。。。

 

 何はともあれ、戦後、現役の大臣さんが自殺するなんていうことは、前代未聞や。。。誰が聞いても「嘘や」と判る事務所費の光熱水費500万円の下手な言い訳はもとより、福岡の会社が買ったパーティー券が、政治資金報告書に記載されていなかったり、林野庁の予算を天下りの独立行政法人に降ろさせて、そこからも、政治資金を寄付させておった・・・。こんなのが、後からぼろぼろ出てくるなんて、このオッサンは、まさしく、官僚出身の議員、大臣のなれの果て。。。つまり、乞食大臣に成り下がっておった典型みたいなヤツやね。。。

 

 こんなヤツがのさばるから、役人天国が、いつになっても無くならないのや。。。みんなやっていることで、全部の役人達が「合法的」に公金横領をしとる。。こんな構図が、いたるところで見受けられる。。。情けないね。。。

 

 政治にカネはつきもの。。。だから、政党助成金で、政党に税金からカネを出して貰うことにしたんと違うのか。。。こんなことやっとるのやったら、もう、そんな助成やめたらどうや。。。まさしく焼け太りやんか。。。政治家は、清貧やなかったらあかん。。。カネに汚いヤツが、のさばつていると、そんなヤツの周りには、どんどん、それを利用しよる奴らが集まって来よる。。。

 

 死んでお詫びを。。。日本人独特のハラキリの世界。。。他の国の人は、この事件をどう見取るのかね。。。サムライを連想しとる人も多いやろう。。。21世紀の世の中になっても、まだまだハラキリが生き残っている野蛮な精神構造の国。。。そう思われているのかね。。。

 

 私は、どちらかと言えば、死ぬのは「ずるい」と思う方である。死ぬことによって、自分の周りの人たちを助けて、自分だけが悪いという罪を全部背負って消えるやり方には、確かに「美学」はある。でも、その周りの人にどれだけの迷惑がかかるか・・・。これは、計り知れない。。。子供たちに、命の大切さを教えたり、しなければならない大人が、自殺するニュースを見た子供たちはどう思うかね。。。死を軽んじるような行為は、やっぱり、正当化したらアカンのやないかと思うんや。。。

 

 それにしても、何で大臣辞職とか、議員辞職・・・とかの選択肢を放棄して、いきなり自殺なんていう、究極の手まで進んでしもたんやろうね。。。よっぽど、精神的に追いつめられてしまった「何か」があったんやろうね。。。今となっては、それは判らない。。。死人に口なしや。。。たくさんの遺書が、その原因を説くことにはなるが、本当に隠し通しておきたかったことは、絶対に、明らかにはされないやろう。。。

 

松岡大臣が墓の中まで、持っていきたかったものは、何か。。。これは、絶対に解明してもらわないとあかんし、これを契機に、天下りと役人がやりたい放題やっとる政府の内情に、もっと厳しい目が向けられるようになってほしいもんや。。。もし、そうなったら、この松岡のオッサンの死にも、値打ちが出てくるかもね。。。

 

5/30(水) 今度は緑資源機構のキーマンが飛び降り自殺やて。。。ほんま、こいつら、今まで、よっぽど、今まで、好き勝手なことばっかり、やっておったんやろうね。。。そやないと、次から次へとこんな自殺せえへんやろ。。。

 

それにしても、問題の緑資源機構とかの、独立行政法人とか、NPO法人とかいう、看板を掛け替えただけの昔の特殊法人。。。これ、ほんま、なんとかならないもんかね。。。これらの法人は、ほとんどが役人の手下になるための組織で、実質上、かなりのところが、補助金やら助成金という「税金」で成り立っている。つまり、その法人に勤めている人たちも、間接的にではあるが、税金から給料をもらって、メシを喰っている奴らなんや。。。人件費という名目で予算化されているのやろうからね。。。

 

 本来、役所が仕事を外注するのに、優れた民間の企業に頼んで、それも、競ってもらって、出来る限り費用の少ないようにすべきやのに、何処にでも発注できる権限をフルに利用して、自分らの息のかかったところに税金を落とさせて、そこに天下った仲間を養うためにまた予算を取る。。。こんな、ことが、いつまでも許されてええことなんやろうか。。。ほおっておいたら、国は、どんどんこいつらの食い物にされて、どんどん組織を大きくして、やらんでもええ仕事をどんどん増やしていってしまいよる。。。。

 

 これって、担当者が、恣意的に発注先を決めているのやから、見方を変えたら、国民への背任行為なんやないか?他に10万でやってくれるところがあるのに、20万でしか、やらないところに発注しているのやから。。。この辺を、ちゃんと、法律作って、こんな独立行政法人なんていう、役人が下手な商売をやっているようなところに、仕事を回させないようにするような方法で、不正取引を取り締まらせる。。。そんなことが必要なんやないかね。。。

 

 省庁や役所は、ほんとうにその仕事を、「直接」やる所にしか、発注出来ないようなルールを早く作らないと、どんどん、ピンハネしよるような組織が跋扈してきて、取り返しの付かない事になると思うんや。。。丸投げしとる所にどんどん仕事を降ろすから、この役人達の息のかかったところが、どんどん深くなっていくのやんか。。。役人は、自分の所にどれだけ予算をぶんどるか・・・これに血眼になっとる。。。「金が使えること」=「仲間を増やして権限を大きく出来ること」やからね。。。だから、どんどん、やらんでもええ仕事を増やしてくる。。。

 

 私は、労働省とか農林省とか、文科省とか、こんな仕事をほんとうに国がやらないといけないものか。。。というようなものは、一杯あると思うんや。。。究極の行政は、内務省と外務省だけでええと思っとるんや。。。他は地方に全部やらせたらええ事ばっかりや。。。そうしたら、税金を今の1/5に出来るで。。。こんな革命的な維新のようなことをやらんと、この国はもうもたないのやないやろか。。。いわば、行政改革クーデターや。。。

 

 今の税金の使い方は、ほんま、来るところまで来ている。国が省庁に与えた予算を、身内のところに降ろして、またそこから政治家に献金する。みんなの税金を、己らのためだに、何とか使って、天下りした人の給料とか、退職金とかに回しとるやろ。。。何とか、この「悪の循環」を止めさせることは出来ひんのかね。。。税金や補助金を1円でも使うところは、給料や退職金や待遇を、例えば参議院に監視してもらう必要があるようにするとか・・・。

 

 結局、今の、役所の発注形式を何とか止めさせて、いらん仕事をさせないようにするには、まず、入り口のところから、予算を激減させるしか無いと思うんや。。。餌がなくなったら、こんな悪い関係は、長続きせんやろう。。。つまり、発注するネタを無くしてしまうんや。。。それには、仕事をこいつらから、とらなあかん。。。役人達がどんな無駄で意味のない仕事をやっとるか。。。これを、もっともっと徹底的に叩かないとあかんで。。。

 

 私は、マスコミとか、有識者が、その省庁の仕事を評価して、ほんとうにその仕事が必要かどうか。毎年チェックすべきなんやないか・・・と思う訳なんや。。。それと、予算の組み方を変えて、予算を節約しよった部署の職員の給料をあげてやるんや。。。競って節約させたら、つかうカネをどんどん減らせるで。。。

 

それと、本来、公金の使い方というものは、毎年、ゼロベースであるべきなんやね。。。去年、いくら要ったから、今年も同じように必要だという確証なんて、無いやんか。。。本当に必要なモノだけ、使ったらええのに、惰性で、役人の作ったルールで流れてしもて、例年通りの支出が続いている。。。そして、それに誰も疑問を持たない。。。これが一番、大問題やのにね。。。

 

 政治とカネの問題は、大変な事だが、その根っこにあるのは、役人たちが巧妙に仕組んだ、今の、「税金ネコババシステム」である。堂々と、税金で喰うヤツの数を増やしたり、そんな組織を大きくより、強大なものにして、ますます、自分たちの立場を強いものにする。。。ほんと日本は役人天国やで。。。本来、こんな奴らをチェックすべきなのは、国会議員たちなんやけど、その人らまでもが、役人の成り上がりが強くなって、幅をきかせておる。。。由々しき事態やね。。。

 

 今の時代は、ヒーローが出てくるのを、みんな待望している・・・。悪の温床を摘発する地検であったり、不公正な取引を摘発する公取委であったりするやんか。。。政治や行政にも、もっと、そんな天敵なようなものが、必要なんやないかね。。。

 

国権の最高機関は、国会である。そこの国会議員が、もっとしっかりしてもらわんとあかん。。。族議員なんか立候補出来ないようにしたらどうや。。私ゃ、自民でも民主でもどっちでもええ、この国を、ちいとは、まともにしてくれる人。。。そんな人が、為政者になってほしい。。。小泉のオッサンは、自民党をぶっ壊すと言ったが、本当にぶっ壊さんといかんのは、霞ヶ関を中心とした、役人たちの巧妙なる「税金ネコババシステム」やからね。。。安倍ちゃんでは、ちょっと心許ない。。。そう、真剣に、思っている。。。

 

出てこいヒーロー!

 

5/31(木) 5月も今日で終わり。。。5月末日は、自動車税などの納付期限である。ほんま、税金高いね。。。

 

 今日、その自動車税の納付済みの書類を見ていたら、何と、今月、処分したトラックのものがあった。。。おいおい、もう無くなったトラックの分まで、9000円はらったんかいなぁ。。。こんな場合は、どうなるのかね。。。調べたら、自動車税は4月1日現在の、その車の使用者に納付書が送られてくる。所有者ではない。。。

 

 ところが、うちは、5月の11日にこの古いトラックを、ディーラーに持っていってもらった。ところが、ここからがややこしい。。。ウチとトラックのディーラーさんとは、廃車を依頼したのではない。中古でこのトラックを売ったという契約になっとる。。。だから、この自動車税は、今期、ウチが払った状態で売ったというのが正しい。。。使わないのに、税金だけ払わされたっちゅうことなんやね。。。

 

 ところが、これが廃車となったら、この自動車税は、月割りで還付してもらえるのや。。。つまり、10/12戻ってくるはずやったのが、中古車で売ったことになるから、戻ってこない。。。これって、計算外やったね。。。どうせ、海外に売られていくのやろうに。。。

 

 そこで、ハッと気付いた。多くの運送会社は、車を購入する時に、ディーラー名義のまま、車を使っているのが多い。トラックを納車した瞬間にその代金を支払う会社は少ないから、自己防衛的に、そうしているのやろうけど、問題は、この所有者の訂正をなかなか、やらないということなんや。。。ディーラーからしたら、新車を納めたはええが、その代金が3回分割払いの契約やった。まだ、そのうち、1回しか、払ってもらってないうちに、その会社が倒産してしまいよって、そのトラックが差し押さえられてしまいよった。。。こんな事態を想定しているのやろうね。。。所有者がまだディーラーのままにしておいたら、代金未納で、トラックを引き上げられるからね。。。

 

 車検証をよくよく見たら、ちゃんと、車輌の所有者と、車輌の使用者の欄が別々にある。。。これには、そんな深〜い意味があったんやね。。。

 

 世の中の荷物の移動は9割以上がトラックである。そのトラックは、実は、一番社会的に弱い人たちがやっている。。。外国旅行に行ったら、燃料サージなんていう、値上がりした石油代を航空運賃とは別途、支払わされるやろ。。。でも、トラックやバス、タクシーって、燃料がいくら上がっても、自腹で負担しなくちゃならないし、値上げもままならない、情けない業界なんや。。。こんなことしてたら、この業界も、どんどん潰れたり廃業したりするところが、続出するかもね。。。。

 

 折から、明日は6月の1日。明日からまたまた、ガソリンが値上げされる。税金も6月から、住民税が5%やったのが10%になるんやて。。。おいおい、倍かいなぁ。。。

 

もちろん、これは、国から、地方に税源を移譲するための一環やから、その分、所得税が減税されるのやけれど、何やらの特例措置で、今まで低く抑えられていた所得税の減税が、この同時期に無くなって、ほどけてくるから、実質、税負担は増えるはずや。。。この他にも、こんなことした、目に見えない税金と言われる社会保険料なんかの算定基準になるのも、増えるのやないか?

 

役人の数をもっと減らせ。。。独立行政法人とか、社団法人とかの、助成金とか、交付金という名の税金でぼろもうれしとる奴らをクビにせえ。。。そしたら、税金半分に出来るで。。。もう、お役人様を喰わすために、納税し続けるのに、ほとほと嫌になったわ。。。

 

 

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