日常のページ

 

6/1(金) マスコミは、いろいろネーミングしとるが、「消えた年金掛金」の問題は、実は、もともと、社会保険庁が、ちゃんと確かめもせずに、手書きの年金台帳を、廃棄させてしまったという、大事件やと思うんや。。。私に言わせりゃこれは、立派な「年金記録紛失事件」やね。。。

 

 手書きの台帳が残っていたら、調べようもあるやろうけど、これを全部廃棄にせよ・・・と指示しよったのが、そもそもの大間違い。。。ほんまに、クビを括らないとあかんのは、こいつらかもね。。。この事態・・・・いったい、どう、責任を取るつもりなんかね。。。

 

 年金問題は、全国民の最大の関心事や。。。ここで、あんまり、下手なことをしたら、今度の参院選は、自民党にとって、記録的な大敗になりかねんで。。。

 

 ここで、議論の中心になってきているのが、年金記録が無くなってしまった人の、立証責任が、領収書を無くしてしまった国民にあるのか、それとも、古い記録を廃棄してしまった国にあるのか。。。この一点にしぼられてきているということや。。。この判断を間違えると、えらいことになるで。。。

 

 年金掛金をちゃんと払って来た人にとったら、本当は払ってないくせに、これ幸いと、払った払った・・・とわめきたてるヤツなんかが、たくさん出てきたら、年金不信になる。。。ちゃんと払ったのに、記録に残っていない場合は、第三者機関に判断を委ねる・・・やて。。。これって、完全な「逃げ」やんか。。。アホちゃうか・・・。自分で責任が取れないもんやから、この責任を回避するために、他の人に判断させて、その人のせいにする。。。こんなことが認められるもんかね。。。ほな、そんな役を誰がやるねん。。。地域の町会長さんにでもやらせる気か?ほんま、アホちゃうか??

 

 つまり、そんなに都合の良い第三者機関なんて、この世の中には、存在せえへんのや。。裁判所とか、警察とかも、あかんで。。。そんな仕事出来ひん。。つまり、全く現実性の無いプランなんや。。。もし、この第三者機関を作るとすると、またそれに年金掛金やら税金を使うつもりか。。もう、ええかげんにしてくれ。。。。たった2日で作った法律。。。ボロボロやんか。。。

 

 元はと言えば、社保庁が、決定的なミスをやってしまったのが原因。。。基本的には、国の方に、その人が、絶対に社会保険料を支払っていないという事を証明する。つまり、反証する責任があるやろうね。。。でも、そんなことしたら、ヤー公が、浮浪者のオッチャンをかき集めて、ワシも払った。俺も昔は払っていた・・・と、大騒ぎになるのが見えているやんか。。。ここは、何とか現実的に、もっと智恵を出すべきやと思うんやね。。。

 

 今回の多くのケースは、昔の勤務先で支払っていた年金掛金が、全く名寄せが出来ていないために、1本化出来ていない。。。これが一番多いのやろう。。。これは、その人が住民票や運転免許、パスポートなどの他の証憑書類を持ってくるだけの「低いハードル」で、簡単に名寄せが出来るはずや。。。読みが違うから1人の人にいくつも手帳を発行してきた。。。これを無くした人も、出来るだけその人を信用して、常識の範囲で、認定する作業を、地道にやるしかないと思うんや。。。今度こそは、キチッとしたものにする。。。その意気込みが必要や。。。

 

 それと、職業を変わったひと。。。これも、30年前の領収書を持ってこい・・・なんて言わずに、昔の社員証であったり、今もその企業が存在しているのであれば、そこに、昔の在籍証明書などを発行してもらうことで、かなりの人が救えるのやないかね。。。その会社がちゃんと掛金を支払っていたかさえ、確認出来たら、まず間違いは無いやろうから。。。

 

それにしても、今回の騒動で、判ったのは、どうも、役人という人種は、何でも国民の方にやらせる。。。自分の所に落ち度があるにもかかわらず、何でもカンでも、証拠を持ってこい。持ってきたら認めてやる。。。この態度に、みんな、ほとほと、堪忍袋の緒が切れているんや。。。ミスをしたのなら、その人の元いた企業さんへ出向いて、この人の在職記録がありますか?と、国の方から調べるのが、当たり前や。。。

 

でも、限られた人員で、そこまで出来ない・・・と言うのなら、そもそも、国がこの仕事をやるのが、無理だった・・・。そういうこっちゃ。。。昔みたいに、地方自治体やら、区役所にやらせたらええ。。。社会保険事務所なんていう役所は、もう、いらんわ。。。全員クビ。。。それがいやなら、もっと、ちゃんとやれ。。。もぅ、不満は、そんなレベルまで来ているのやないかね。。。

 

年金は、国民が預けたと思っているカネ。。。銀行に預けた金が、ありませんでしたでは、通らない。。。ドロボー・カネ返せ!!!っていうの、当たり前の事なんやで・・・。柳沢さんよ。。。

 

6/2(土) 技術革新というものは、ある日突然、この世の中の価値観を一度に変えてしまうことがある。。。今日は、そんなお話。。。

 

 トヨタがブラジルで、バイオ燃料のカローラを発売したニューズがこの前、出ていた。。。トウモロコシで作るアルコールで車を走らせるのやから、大した技術や。。。まぁ、そんなに効率の良い燃料やないやろうけど。。。それより、トヨタやホンダは、もう世界中で、ハイブリッドと言われているガソリンエンジンと電気モーターを両方搭載した車を実用化させていて、実際にたくさん、走っている。この手の車は、電気とガソリンをうまく組み合わせて、発電もしながら、走る・・・。この車を使えば、燃料は約半分で済むらしい。。。スゴイね。。。。低速の時はモーターで動かせて、高速になったらエンジンで走る。。。誰が考えはったんやろう・・・。尊敬するわ。。。

 

ただ、現在の、ハイブリッドカーの一番の弱点は、車両価格が高いことにある。でも、量産効果と、地球温暖化防止のための政府の補助率を上げていく事で、どんどん日本で走る車がクリーンで、超低燃費になったら、国全体として、大きなメリットがある。。。日本は資源のない国やからね。。。もっと、もっとメーカーの研究開発とかに、政府が金を出して、価格を安くするのに、税金使ったらええのに。。。空気はキレイになるし、無駄な燃料は使わないし、ええことづくめやんか。。。

 

 また、燃料電池車というのも研究されているそうや。。。自動車を水だけで走らせる。。。夢のような話やけど、そんなのができたら、日本は水だけはたくさんあるから、わざわざ遠い中東や、意地悪なロシアやとかから、高い石油をたくさん買わなくて良くなる。。。まさしく、日本人にとっての夢の技術やね。。。

 

 さて、技術と言えば、洗濯機の世界でも、水を使わない洗濯機が出来て来ているのだという。。。洗剤も水も使わないというから、インチキ商品と違うか?と疑ってしまうのだが、この洗濯機、何と、オゾンを使うのやという。。。オゾンと言えば元素記号はO3(オースリー)・・・。酸素はO2でそれにOが余分に一つ付いている。このOが離れやすくて、汚れの分子である炭素(C)と結びついて、一酸化炭素になって分解されるのやという。。ただ、オゾンは人間には有害やから、これを如何に洗濯機内に閉じこめるか。。。これが技術なんやそうや。。。

 

 この夢のような洗濯機は、ほとんど水を使わないし、その使う水も、完全無菌化して何度も使えるそうだから、大変環境にやさしい。。。今までの洗剤メーカーは、戦々恐々やろうね。。。何でも、汚れた革靴とか、帽子、ネクタイなんかも、洗えるという。。。ひょっとしたら、革命的な製品やんか。。。10年もしたら、もう日本の市場から粉石けんは無くなっているかもね。。。

 

 10年前なら、考えも付かなかったものが、実現すると、経済にも影響は大きい。。。ここ半世紀以上、世界を牛耳っていた感のある、石油メジャー・・・。この絶対的な優位性が、ある日突然、こんな技術革新によって、全く立場が逆転することになるやんか。。。これって、痛快やね。。。ほぼ100%の石油を海外からの輸入に頼っている日本は、言い換えたら、石油を買うためにせっせ、せっせと働いてきたようなもんやんか。。。

 

 これが、買わないといけない石油が半分になる。。。これは、スゴイ事やで。。。脱石油の流れが一気に広まったら、パラドックスが世界中で起こる。。。いわば、ちゃぶ台返しの技術なんや。。。今の世の中、何が起きるか判らない。。。インターネットが無かったのが、突然これやろ。。。携帯なかったら生きていけない世界になったら、今までふんぞりかえっていたNTTは、今や大赤字会社に転落や。。。そんなことを、どこの誰が予見出来たやろうか。。。

 

 ゲーム機の世界でも、wiiとかスゴイね。。。今までのゲーム機を完全に凌駕してしまいよった。。。筋肉痛になるゲーム機なんて、考えられへんかったからね。。。ニンテンドーのDSも、中学の英語の時間に使われているんやて。。。これで発音の下手な教師に使えない英語を教えられていた呪縛から解放されるかも知れないしね。。。

 

技術革新は、一気に世の中を変えてしまうようなパワーがある。日本は、まだまだ、この分野で優位性がある国や。。。もっともっと日本が輝けるような未来が、ここにはあるのやないかね。。。

 

6/3(日) 安倍内閣になってから、とかく、問題になっているのが、憲法改正問題である・・・。安倍氏は、この7月に行われる参議院選を、「憲法改正選挙」にしたいらしいが、どうも、ピントがぽけていて、いかん。。。そもそも、小泉さんのように、郵政選挙とか言って、国会議員選挙を、あたかも、ひとつのことの信任投票をするようにして、すり替えてしまって、果たして、ええものなのだろうか。。。自民が、憲法改正選挙であると言っているからといって、必ず対局軸である民主党が、その憲法改正に反対する意見であるとは限らないからね。。。

 

 むしろ、民主党は、この夏の参院選を、年金選挙にして、これを一番の争点にして戦いたいはずや。。。だから、全く議論が、かみ合わない選挙になるはずや。。。自民は憲法、民主が年金だと言って、勝手に選挙戦を盛り上げておいて、大多数を取った方が、勝手に「信任された」と、無理矢理、「解釈」して、勝利宣言するのは、どうも、違うような気がするね。。。どちらがこの選挙を的確に示しておったかを、得票議席数で競ってもらっても、あんまり意味がないからね。。。

 

 議会制民主主義においては、代議士に、自分の意見と近い人を選んで、その人がさらに国会で、意思表明することにより、間接的に国民全部が、国会議員さんを通して、その決定に参画する仕組みになっておる。。。ところが、今の議員さんは、党の意見通りに動いてしまうから、なかなか、独自色を出せるような立場にない。。。ここが難しいところなんや。。。

 

 私は、設計思想が古くなってしまった、憲法改正には賛成である。発布から、60年以上の年月を経て、今の時代にそぐわなくなっている部分も多いからね。。。でも、戦争放棄は、素晴らしいから、消して欲しく無い・・・。かと言って、自衛隊を軍隊、兵力で無いとしている、下手な言い訳の部分は、手直しすべきやと思う。。。在日米軍の駐留費用まで支払って、米軍にいてもらっている現在の状況は、アメリカの利害と日本の利害が合致している状況である限り、続けた方が得策やと思っている・・・。

 

 憲法を改正して、戦争が出来る普通の国にしよう・・・。これは、間違っていると思うし、憲法が米国などから、押しつけられた憲法だから、日本独特のものに換えたい。。。これも、ちょっと違うような気がする。。。外人が作ったものでも、ええもんはええし、くだらんものは、下らん。。。当たり前の事や。。。日本人が自らの手で作った・・・というのが必要な理由は、国粋主義回帰思想になってしまうかも知れないからね。。。これには、意味がないと思う。。。

便利に、良い言い訳にして、ずっと、続けて来た。。。だから、今でも、米国に安全保障を丸投げして、守って貰う・・・。核の傘にも、明言はしないけど、こっそり、入らせてもらう。。。タダでは悪いから、金は出す。。。この旨い言い訳をずっと続けてこられたからやと思うんや。。。米軍は日本を守るが、日本は米国を守るために、相手国を攻撃は出来ない。。。こんな都合の良い状況は、長ければ長いほど、ええと思うんや。。。

 

 この取り決めのお陰で、日本は、戦後、一貫して、未来有る、若者を軍隊に入れなくて良かったし、戦死者も無かった。。。世界中で起こっている地域紛争に巻き込まれずに済んで、そのお陰で経済発展もした。。。つまり、平和であったことの恩恵を、世界一、享受してきたのが日本やと思うんや。。。

 

 先日の新聞で、日本は、英国の調査会社の平和ランキングで世界3位やという・・・。上位はデンマーク、ニュージーランド、スウェーデン、オーストラリア、オランダなど。これは、G8中でトップや。。。まさしく、吉田茂は、こんな都合の良い日本の立場を意地でも勝ち取ろうとした。。。私にはそう思えるんや。。。その裏には、当時の日本の、悲惨な戦争による傷跡が生々しかったからね。。。もう、こんなアホなことは、二度と、日本はやったらあかん。。。当時の首相の頭の中には、これでいっぱいやったんやろうと思う。。。

 

 私は、日本だけ、こんなに、ずるくてええと思うんや。。。原爆2発落とされて、人類で一番最初に、もう、日本は、これから、何があっても絶対に戦争は二度としませんと、世界中に宣言したんやからね。。。これって、スイスがどちら側にも付きませんと宣言した永世中立宣言と同じように、世界的には素晴らしい事なんやと思うんや。。。逆に、世界中の国に、この「戦争放棄宣言」をしてほしいぐらいやで。。。

 

 だから、日本は、専守防衛でいく。万が一、攻撃やら侵略されたら戦うけど、決して向こうには攻め込まない。。。そう決めたんや。。。集団的自衛権という、屁理屈をこねくりまわしたような議論は、苦手や。。。つまり、北朝鮮がミサイルを撃ってきたら、撃ち落としはするけど、相手のミサイル基地を叩くことはしない。。。その考え方や。。。韓国が日本の領土の竹島を武力で制圧しているのは、実害があれば、排除すべきやけど、交渉ごとやと思うし、尖閣に中国人活動家が上陸しよったのやったら、粛々と、不法入国で逮捕したらええと思う。。。つまり、自国の領土や領海、EEZは守るべきだが、それ以上は、武力行使はしない。。。そうあるべきやと思うんやね。。。これって、昔からある、ハリネズミ論っていうのやけど、これ以上でも、これ以下でも困る。。。ここしか、落としどころが無いからなんや。。。

 

 だから、いくらブッシュに頼まれたからといって、イラクへの自衛隊の派兵には反対やった。。。誰がどう見ても、戦闘地域やったからね。。。それに、この戦争に正義はなく、米国のご機嫌取りだけが目的やったからね。。。ほんま、何をしに言ったのやら。。。みんなの、血税たくさん使って。。。

 

 日本は、同盟国であるアメリカの頼みで、イラク派兵した。ところが、それは、実は軍隊ではなく、軍隊の格好をした日の丸宣伝隊やった。。。そういうことやんか。。。日本もちゃんと、同盟国として、来てまっせ〜。。。このためだけに言ってたんや。。。これは、あかんかったね。。。そんな金があったら、難民の多いところとか、餓死者が出ているようなところに、救助にでも行った方が、よっぽど、みんなに喜ばれるわ。。。

 

 私は、まだまだ日本は、全部の国と仲良くなる八方美人な、全方位外交でええと思っておる。米国とも中国とも、ロシア、韓国、北朝鮮とも、みんなと友好的に出来るような国は、なかなか無いやんか。。。あんまり、八方美人だと、日本は、どこの国にも、こびを売っている・・・なんて、言われるやろうけど、そんなの、言いたい奴には、言わせておけばよい。。。そんなの、決して恥ずかしいことではない。。。。仲良くしない国がある方が不幸やで。。。

 

 皆さんご存知の通り、憲法改正のためには、2/3以上の賛成・・・という、厳しいハードルが、わざと設けてある。これは、いたずらに、国民のムードだけで、簡単に憲法が変えられてしまわないようにするためである。他の民主主義のルールのほとんどが過半数であるのに対して、この66.6%の人が賛同しなかったら、変えられないというルールは、過半数ではあかんのや。。。日本は、国民こぞって、右に倣えしてしもた、苦い過去がある。その事を忘れたらあかん。。。この戒めやと思う・・・。

 

 憲法は、一方が作って過半数で押し切って改正したらあかん・・・。与野党の両方が納得して、選挙のためだけやなく、票の分捕り合戦やなく、政争の具にせず、ちゃんと論議して、66.6%以上の人、つまり与野党両方ともが賛成して改正すべきやと思うんや。。。

 

だから、この前、自民が強行採決した国民投票法案は、ひょっとしたら、この憲法改正へのハードルを1/2、つまり過半数に下げてしまうための、せこい手のようにも、取れるんや。。。国民投票なら、白黒で半分取ったら、何でも出来てしまうからね。。。

 

安倍ちゃん・・・。あんまり、無茶やらんときや。。。そんな、隠していた右翼的思想の鋭い爪が、少しでも、キラリと光ったら、安倍政権は国民から、総スカン喰らうかも知れないからな。。。

 

6/4(月) 先日、松下電器が洗濯乾燥機や冷蔵庫などの商品の大規模リコールを発表した・・・。またかいなぁ・・・、と言う感じである。。。でも、これらの製品を見ていたら17〜18年前に発売されたもの。。。古くなったら、発熱の可能性はぐーんと上がるものやんか。。。排熱のための隙間が、埃などで目詰まりすると、どんな電器製品でも、熱を持つのは、当たり前や。。。メーカーは、いつまで責任を持つべきなんか。。。これが、難しいところやね。。。10年なら責任を持って、20年なら持たない。。。このあたりが、ものすごく曖昧やからね。。。古い電化製品を使い続けることのリスクは、使用者もメーカーも持ち続けないといけないのは、少し酷なような気もする。。。。

 

 かと、思うと、フライドチキンで有名なケンタッキーが、商品回収の発表をした。。。何事かと思うと、刻んだキャベツの中に、ガラス片が混入している可能性があるという。。日本人は、こと、口に入るものに対しては、特に厳しいからね。。。問題になる前に、先に発表してしまおう。。。こんな意図が透けて見える。。。そやけど、詳しく聞いたら、キャベツを冷蔵保存している倉庫で、温度計が割れて、この破片がキャベツを切ったものに混入しただけやという。。。

 

 ここまで、来ると、そこまで、本当にやる必要があるのか???と、疑いたくなる。。。たった1本の温度計の破片だけで、関東一円で売られているケンタッキーのサラダやら、バーガーを全部廃棄するのやからね。。。

 

 私は、最近のメーカーのこの、極端な対応に、いささか、やりすぎと違うか?と疑う時があるんや。。。もちろん、万が一でも、危ないものを喰わされる可能性があるのなら、これは、本当に有り難い措置や。。。いゃ、食品メーカーなるもの、そうあるべきや・・・とさえ、思う。でもね。今度のこの件は、温度計1本やろ。。。そんな破片、その範囲で、よう、見つけられへんかったのかいなぁ。。。と、素朴な疑問が残るのである。。。

 

 ケンタッキーのサラダを食べて、歯がかけたという報道も、ほんまかいなぁ。。。ラーメン屋で、ヤクザがゴキブリ入れて、文句言うような、本当は、そんな、ショボイ、恐喝事件なのやないかとさえ、勘ぐるのである。。。企業というのは、このごろ、お客様のクレームに極端に弱い。。。その常套手段は、「黙っていて、欲しかったら、金よこせ・・・や」。ところが、企業側も、負けてはいられない。。。事の次第を自ら公表して、恐喝されるネタを無くしてしまおう・・・という流れにしてしまう企業も増えた。

 

 ところが、逆に、この企業の引き起こした不始末を、逆宣伝に使っているのではないかと、思う時があるんや。。。このメーカーは、ここまで、消費者のことを考えて素晴らしい対応をしよる。このメーカーの製品だったら、安心や。。。こんな評判を取れるからね。。。これって、損して得取れ作戦やんか。。。だから、最近、めたらやったら、企業のごめんなさい広告が増えたこと、増えたこと。。。もう、ごめんなさい広告のオンパレードや。。。

 

 これが、逆に、消費者の側からとか、マスコミ側から漏れたとなったら、大騒ぎになる。。。三菱の車が、その隠蔽体質のために、全く売れなくなったのを、みんな学習しているからね。。。暴露されるぐらいやったら、先に、自ら発表した方が、傷が浅くて済む。。。そういうことなんやろうね。。。

 

 今、企業は、コンプライアンスと行って、法令を遵守すること。それと、ディスクロージャーと言って、自社の情報を公開すること。これが一番、求められている。ところが、この不始末公開が、宣伝の材料にされているとしたら、ちょっと、本末転倒やろうね。。。

 

我々も、そのへんの所を、もっとしっかり見ていかないと、あかんのかもね。。。

 

6/5(火) 犯罪被害者を救済するために、国が被害者にお金を支払う・・・。そんな事例が増えて来ている・・・。

 

 私は、この思想自身は、けっして、悪いことだとは思わないのだが、その支払ったお金が、もともと税金であるということを考えると、少し納得出来ない部分があるんや。。。森永粉ミルク訴訟や、カネミ油症事件の被害者が、国の責任を問うて、国が責任を認めて、賠償金が支払われているやんか。。。

 

 これって、まだ、国民みんなが、納税者意識が低い時代やったから、良かったのかも知れないけど、今やったら、どうかね。。。何で、森永乳業や、カネミ油の会社に、全額支払わせないのか・・という議論が起こって、当然やと思うんや。。。

 

もし、大問題を起こした会社が、倒産してしまったりしたら、国がしかたがないので、被害者に弁償することってあるやんか。。。これって、ホントを考えていたら、すごく、おかしい考え方やんか。。。他に、被害者救済の方法が無いから、国が賠償する。。。こんな考え方は、まるで社会主義国みたいやし、元がわれわれの納めた税金だとしたら、何にも関係無い全員の納税者は、なぜ、その費用の負担を間接的に国が支払ってしまうことで、不利益を受けてしまうことになるやんか。。。これが、納得出来ない原因になる。。。

 

 どうも、この思想が、どんどん拡大解釈されてきて、国家賠償という考え方が、どんどん拡がって来てしまったら。。。モラルハザードが起きないかを懸念するんや。。。親方日の丸の感覚で、どんどん払っておったら、何でもかんでも、税金で処理してしまうような、そんな風潮が蔓延してしまう。。。困ったもんや。。。

 

 この頃の国家賠償を見ていたら、警察がえん罪で痴漢に仕立てられたから、訴えるとか、公務員に、役所で暴言を言われたからとか、ほんと、情けないようなのが目に付く。もちろん、役人の方に非のある場合も多いのだろうが、それって、ほとんど、その個人に問題のある場合がほとんどやんか。。。そんなのに、いちいち、公金で賠償していたら、らちがあかんやんか。。。

 

 市バスや地下鉄でケガをして、賠償を払うケースでも、その原因って、ほとんど個人的なものやんか。。。その賠償金に、公金を、使ってええのか???って思う時も多い。。。

 

 最近の日本では、昔とは、大分、感覚が変わってきている。それは、世の中全部が、これから、いったい、どういう社会にしたいのか。。。その指針が明確に打ち出されていない。。。こんなところが、迷走の原因になっているのやないかね。。。

 

 これからの、税金の使い道は、私は、少なく集めて、大事に使うようにせんとあかんと思うんや・・・。だから、何でもかんでも国に支払わせたらええという、考え方は、まず、根絶せんとあかんと思うんや。。大きな政府より小さな政府にして、役人がする仕事は、本当に必要な最低限の行政サービスだけにしていく。。そんな努力を続けていかんとダメなんやないかね。。。

 

 例えば、この前にあった愛知県の狙撃チームの隊員が殺された件。。。この警察機動隊の隊員さんが、犯人の放った弾丸に屈したわけだけど、この遺族の人に、どうすべきやと、思う?みんなの公金で、死亡のお見舞い金を払うべきだと思うか?

 

 この隊員を殺したのは、立て籠もり犯である。本来、この人が殺されて、その人が亡くなった事に対する不利益は、この犯人が賠償すべき事である。ところが、この犯人は、資産もなく、裁判で死刑になったら、そんなのが出来なくなる。だから、この機動隊員さんは、殺され損。。。だけになる。。。

 

 もちろん、死亡したのだから、いくばくかの死亡保険金が支払われたり、死亡退職金が支払われたりはするやろう。。幼い子供が成人するまでの社会的な多少の保障はあるかも知れないが、基本的には、何もないのが現実やと思うんや。。。

 

 でも、もし、こんな悲惨な事件での犠牲者を、国家で賠償して、面倒を見ていこうというような、コンセンサスが形成されていったとしたらどうなるやろう。。。いろいろな事件が起きるたびに、犯人に代わっていちいち、国が賠償していたら、ものすごい不公平が出てくることになるやんか。。。だから、難しいんや。。。

 

 例えば、国は、そんなのに、保険でも入って行くような手は無いのやろうか。。。保険屋を儲けさせるだけかも知れないけど、某かの救済措置は必要。でも、公金の支出はままならない。。。ほにらどうしたらええのか。。。こういうことになると思うんやね。。。

 

国は、あてにならない。。。そう思っている方が、実は健全やったりする。。。何でも、公金で何とかしようと思う発想は、不健全やし、不逞の輩を増長することにもなるからね。。。

 

6/6(水) 北朝鮮から、濃霧に紛れて1つの家族が小舟で脱出した・・・。韓国を目指したのだが、国境付近は警備が厳しいので、万景峰号が着く新潟を目的地にして来たのだという。。。全長僅か6メートルほどの釣り船のような小舟。。。もちろん、屋根など無い。。。無謀とも言える、800キロを超える日本海横断の航海を経て、小舟は青森県にたどり着いたのだという。。。この間、6日間も日数がかかったのやと。。。まさに、命がけやね。。。

 

 北朝鮮では、指導者がダメだから、人権もないし、未来もない。。。北朝鮮当局に捕まった時のために、自決用の毒薬も持っていたそうや。。。この家族は一家4人で50〜60代の両親と、2人の息子の4人家族。。。職業は猟師のようである。。。家族のうち、50代の父親は、少しの日本語を話すらしく、青森県警に対して、いろいろ、北朝鮮での様子を語っているという。。。

 

 北では、2日に1度くらいしか、パンを食べられない。。。切羽詰まった生活の状況がそこでは語られている。人を疑う事を知らない日本人は、この家族の言うことを鵜呑みにしているが、この家族がスパイである可能性も、残念ながら考えないとあかんのやろうね。。。まぁ、そんな間抜けな工作員はいないだろうから、まず、この男の言っていることは正しいと思うけどね・・・。

 

 安倍首相は、年金記録5000万件が宙に浮いている事実が発覚した問題やら、松岡農林大臣自殺やらで、支持率が急降下している。。。得意分野の北朝鮮ネタが、出てきて、早速、「人道上の観点から処理されることになる」と発言している。。。水を得た魚のようやね。。。

 

 北朝鮮による拉致被害者が帰ってこないのなら、この脱北者を人質にして、この家族と交換に、日本人を帰せ!なんていう奇策も、考えられるのやけど、それをすると、日本も、北朝鮮と同様に、人権を無視して、他国の人を軟禁しているなんていうことになりかねないからね。。これは、出来ん。。。韓国に引き渡して、脱北者支援機関に、頼むしか無いやろうしね。。。

 

 私は、今度のこの事が、北朝鮮の崩壊時に、どっと起こりうるのではないかと、恐れているのである。。。聞けば、最近、金正日の威勢の良いコメントがちょっと聞こえてこないしね。。。金正日の健康不安説がどんどん膨らんで、もうあかんのと、違うか?という説まで出ている。。。ロシアも北朝鮮に、制裁やったというしね。。。まさしく、北朝鮮という国の周りは敵だかけ。。。そりゃ、そんな、こんな危ない国と、誰も関わりたくないからね。。。

 

 もし、金正日が死んだら、その時には、そけこそ、たくさんの難民が、一気に、豊かな南朝鮮や、日本、ロシア、中国などに、どんどん逃げ出す恐れがある。。。この時、どうするか。。。日本は、ちょっと、心づもりを、今のうちにやっておくべきやろうね。。。このドタバタに乗じて、ロシアや中国は、きっと動いてくると思うんや。。。

 

 ロシアや中国は、この国の一部を取ってしまって、権益が欲しいはずや。。。米国や日本は、これをさせないように、しっかり監視する必要があるやろうね。。。特にロシアは、日本から北方領土をぶん取った前科がある。。。おまけに最近は、対日本のカニ輸出を全面的に禁止したらしい。。。おいおい。。。北海道の蟹の半分以上はロシアからやろ。。。そんなことしたら、日本はえらいこっちゃ。。。どうなることやら。。。韓国がこの時、どう動くか。。。米国頼みにならざるを得ないやろうね。。。南北統一は、韓国にとって、戦後処理の最大の大仕事やからね。。。これが終わらないと、この国は、まともな状態の国に、なかなかなれないのやろうからね・・・。

 

 これって、日本の不得意分野なのだが、世界ではこのような、つばぜり合いが日常茶飯事のように起こっている・・・これって、常識やんか。。。握手をした裏では、拳銃の銃口は相手の心臓をいつも狙っておる。。。こんな緊張感が有って当然なんや。。。外交は、こっちが要求したり、時には、譲歩したり。。。その時々の力関係で、変わるもんやからね。。。

 

 だから、中国もロシアも米国も韓国も、みんな相手をちょこちょこ、けん制しとる。。。日本は、こんなのがどうも、とても、下手で、困ったもんや。。。だから、相手から、いつも、日本は組み易い・・・と、なめられているんや・・・。ちょっと文句言ったら、すぐカネ出しよるし、友好関係に傷が付くと言ったら、すぐせ譲歩しよる。。。ほんま、日本は甘い。。。私は、未だに何故、グアムに米軍基地を作るのに、日本の血税でカネを出してやる必要があるのか。それが、沖縄にあった舞台だからという、理由であっても、全く信じられない。。。大甘やし、前代未聞やで。。。

 

 このニュースを見て、世界中の国はどう思うかね。。。日本という国は、とんでもなく、お人好しで、小馬鹿にされている・・・と思うよ。。。

 

 安倍政権は、何とか、日本の、このお人好しの部分を無くして、きちっと、物を言う外交に変えていこうとしているのやろうけどね。。。この部分は評価するけど、他がね。。。コマも足らないのかも。。。このあたりが支持率低下の原因になっとるのかもね。。。

 

安倍晋三氏からしたら、何とか、参院選までに、巻き返しを図ろうとするやろ・・・。小泉訪朝を真似て、安倍訪朝でもサプライズであるのかもね。。。暗殺のリスクもある状況だから、恐ろしい事やけれど。。。行けば歴史に残るかも。。。

 

6/7(木) 国会での柳沢さんの答弁にしても、安倍首相の答弁にしても、最近、どうも、自民党に余裕のないように見える場面が多いね。。。テレビで品がない発言ばっかり見させられていると、自民党支持者でも、ちょっとどうかね。。。と、思う場面が、最近、あまりにも、多くないかね。。。必死で、格好悪いというか・・・。

 

 年金掛金が宙に浮いているのを審議しているところでも、座りなさい。私の発言中だ〜とか、野次や罵声が飛び交っている。。。何か、ホンマ、品がないね。。。おまけに、この年金制度を始めたのは民主党の菅直人や・・・という発言に至っては、耳を疑ったで。。。昔の厚相の名前を出して、足の引っ張り合いをする。。。ほんま、見苦しいわ。。。昔の自民党は、もっと、大人の政党やったのに。。。ぐっと、おこちゃまになってしもた。。。いったい、どうしたんかね。。。

 

 私は、もう少し、若い安倍首相を、周りがちゃんと支えてやらんとあかんと思うのや。。。あんな、ムキになってしゃべらせたらあかんし、そんな切羽詰まった表情で答弁したらあかんのや。。そら、自分の支持率がどんどん落ちて行くのやから、焦る気持ちは判る。。。でもね。日本は大統領制やない。議会制民主主義や。だから、国民の支持率は、そんなに、直接政策に反映させなくていいんや。。。

 

 こんなことを書いたら、またしょうもないメールが来るかも知れないけど、国民の顔色ばっかり見ていたら、政治なんて何も出来ひんわ・・・。昔の大政治家を見てみぃ。。。支持率の低い人ほど、名前が残っとるケースも多いやんか。。。つまり、政治家にとって一番大事なことは、自分の信念を持って国政に当たることなんや。少々、それが、国民にウケが悪くても、自分の信ずる道を行けばええ。小泉純一郎がそうやったけど、彼には、郵政という、日本最大の公務員集団を公務員ではなくすという、大きな信念があったんや。。。

 

 このままでは、この国は、公務員の食い物にどんどんされてゆく。だから、何とか、公務員の数を減らして、税金でメシを喰う人間の頭数を減らさないとあかん。小泉は、そう、思ったんやと思う。だから、一番数の多い郵政を民営化するという大施術をやったわけや・・・・。ただ、郵政職員は昔から、税金でメシは喰ってなかったけどね。。。まぁ、それでも、あんだけのことをやるには、信念やと思うのやね。。。

 

 今の安倍にその信念があるか。。。そういう問題やと思うのやね。。。憲法改正と、大上段に構えたまでは、ええけれど、国民は、そんなのを願ってなかった・・・。それどころか、社保庁のずさんな仕事ぶりが次々と表沙汰になって、引くに引けないところまで来てしもた。。。世の中の給食費、未払いとか、保育料、未払いとか、これだけ問題になっとるのに、すぐ、これって、国民年金掛金の未払いに行くで。。。ええかげんな奴が多いから。。。そうなったとき、今の年金制度は、はたして、耐えられるか?こんな、ええかげんなままに、してたら、年金暴動が起きるかも知れないで。。。

 

 ほとんどのサラリーマンは、厚生年金で払っている。でも、ええかげんな企業なんかでは、社会保険料やら、年金掛金なんてよう払えないほど、貧しい所も多いんや。。。おまけに、自営の人かて、自分の店が大赤字で金が無く、借金取りに追われておる奴が、いっぱいいるやんか。。。なんでもかんでも自由化するから、こんな、会社とは呼べないような、ところまで独立して、商売をしとる。。。

 

 この前、信州のスキーツアーバス会社が大事故を起こしておったやろ。あれも、普通やったら、1台1000万円を超えるようなバスを何台も所有して、ちゃんと運行するには、昔なら、ちゃんと運輸省の免許があって、厳しい審査があって初めて、増車が出来たんや。。。所が今はどや。どこの馬の骨かも判らない人でも、銀行でカネが借りられて、必要最小限の要件さえ満たせば、バス会社なんていう公的な仕事が出来てしまうんや。。。ところが、実際は家族経営で、借金返すのにひーひー言っているすら、他の人を雇うような余裕なんて全くない。。。挙げ句の果てに過労事故を起こしてしもて、あのざまや。。。いわば、急激に自由競争化や、市場開放してしもた、ツケが回って来ているのやね。。。

 

 運送会社かてそうや。トラック1台買えたら、誰でも、出来てしまう。そりゃ、あかんやろ。昨日まで浮浪者みたいな生活しとったやつに運転なんてさせたら、どうなるか。。。人件費が安くてちゃんと向こうに着きゃええ。。。それだけやったら、雨後の竹の子みたいに、ど素人がこの業界にどうどん参入してきた。。。。ところが、こいつら、自分の社員にろくすっぽ社会保障をやらへん。。厚生年金は無し。健康保険もない。。。ほんま、むちゃくちゃや。。。

 

 安けりゃええの、なんちゃって運送やの増えた事、増えたこと。。。そんなエセ企業が、まともに年金を掛けているわけがないやんか。。。そういう人は会社にいながら国民年金ってことになる。。。社員の身分保障なんてもちろんないしね。。。工場でもええかげんな雇用体系のところが多いしね。。。

 

問題は、大多数の年金掛金をちゃんと払っている人が、許せないような政策だけはぜったいやるな!っちゅうことなんや。。。こんな、ドタバタの時期には、ドサクサ紛れに、絶対に「うまいことしよう」とする奴が出て来よる。。。これをもし、認めてしもたら、モラルハザードがおきるんや。。。そうなったら、年金への、もともとない信頼は地に墜ちる。。。そうなりゃ、金返せ運動になる。。。そうなったら、誰も止められへんで。。。何せ、渦中の団塊の人たちは、昔、学生運動でゲバ棒を振っていた年代やからね。。。また、もめるで。。。

 

5000万件の浮いたデータを、ちゃんとしたところに納めるのに1年では多分無理や。そんな出来もしない約束をしたのは、後々、問題になるのは見えている。。。心意気だけで、落ちない手形を振り出してしもたのは、大失敗やろうね。。。安倍氏が、国民から、嘘つき呼ばわりされるのは見えてくる。。。アホなことをしたもんや。。。こりゃ、意外と安倍政権は短命に終わるかね。。。麻生か谷垣の方がマシなんてことになるかもね。。。

 

6/8(金) オッチャンは、早起きである・・・。家族の中で一番早く起きるのは私である・・・。家族には、かなり、嫌がられているけどね。。。朝早く起きると、やっているテレビは限られていて、10チャンネルの「おは4」までは、NHKが朝の4時代に、「視点・焦点」という、渋い番組をやっている・・・。

 

大概は、あんまり、興味がないようなテーマを、どこかの大学の教授さんみたいな人が一方的にしゃべりまくるだけの番組なので、こんな番組を見た人はほとんどいらっしゃらないだろうけど・・・。私も、あんまり、真剣には見ないのだが、たんまに、良いお話をされる方がいて、聞き入る時がある。。。この前も、何気なくこの番組を、つけて聞いていたら、思わず、メモを取りたいと思うようなことをしゃべっておられた。。。

 

その先生のお話によると、国が繁栄する・・・という価値観は、その時代・時代によって、どんどん変遷してきたというのだ。。。言い換えたら、これは、ナショナリズムと言われるものなのだが、近世の国が隆盛すると呼ばれるのは、最初、出来るだけ多くの植民地を抑えて、多くの自国の影響力をどれだけ多くの地域に、及ぼすことが、その国が繁栄するという価値観が有った・・・。多くの国が、この植民地分捕り合戦に奔走していたんや。。。スペインやポルトガル、英、仏、ロシアみんな必死やったやんか。。。

 

 ところが、終戦と、冷戦の終了と、それに続く、世界各地での独立運動の末に、昔の植民地主義は、なりを潜めて、アメリカや日本のように、より良い製品をたくさん作って、多くの国に輸出するという経済的な繁栄が、世界から認められるという、国のスタイルになった・・・。この価値観は、現代のメジャーな考え方なのだが、中国などの台頭により、だんだんと、この価値観変わってきて、もう少ししたら、終わってしまうのではないかと言うのである。。。

 

そして、次に来るのは、「自らのアイデンティティをしっかりと持った国が、世界から尊敬と尊崇を受けられる・・・」という価値観が、どんどん大事になってくる・・・というのだ。。。。

 

 その先生は、EUに入りたがっているトルコという国のことを例に出し、その国が目指している国としての価値観を、褒め称えていた。トルコという国は、実は、植民地時代に多くの国に分割占領された歴史を持っている。イラク戦争の時に、そのうちの国の一つである英国が国内通過を懇願して来たのだが、ガンとしてはねつけて、関係の無かった米国にはこれを許したという経緯があった。つまり、トルコという国は、英国には、意外にも、大変な悪感情を持っていたのである。普通なら、トルコにとって、EUの一員である英国に協力するのが、EU加盟の近道であるのに、そのことよりも、国民の尊厳として、かつて蹂躙された英国にだけは、絶対に屈しないという気概を見せたんやね。。。その姿勢を貫いたのが立派だというのだ。

 

 トルコにとって、EU加盟は、宿願なのだけれども、そのことよりも、トルコ共和国の国としての尊厳を曲げなかった。。。これが、独立国家として、世界から一目置かれる存在になる。。。そういうことをおっしゃりたかったのやろう。。。

 

 その先生がトルコ人に、日本は、植民地にされたことが無いから、この私の国の、国民感情は判らないろう・・・と、言われたそうだが、先生は、そのトルコ人に、こう言ったそうや・・・。日本は、その歴史上、僅か数年だけだが、敗戦後、米国の占領地になっている。。。。そのトルコの人は、ものすごく意外に感じて、では、日本は、かつて占領された国と、ここまで友好国になっているのか・・・と。驚いたそうや。。。

 

 また、そのトルコという国が、とても義理堅い忠義を大切にする国で、日本がとても好きな国。。。というのを、日本人は意外と知らない。。。昔、トルコの船が日本で遭難して、日本人がそれを助けた。。そのことを、いつまでも、いつまでも、子供に話す「むかしばなし」で親から子へ口伝えで教えてくれているそうや。。。有り難い話やね。。。どこかの国とは大違いやわ。。。

 

 

 話は変わって、今度は、そのどこかの国のお話・・・。先日、赤木なる赤軍派で、よど号関係者と親密な関係にあった人物が、関空に帰国した・・・。この男は、国交のない北朝鮮に渡って、拉致事件に関与したのではないかと、取りざたされている人物である。とりあえず、出入国管理法で逮捕して、話を聞くようだけどね。。。

 

 どうも、最近何か、北の国は様子がおかしい。。。この男が日本に帰ってきたのも、日本の反応を見るための観測衛星の役割かも知れない。。。青森にたどり着いた家族連れも、よくよく調べたら、おかしいところが出てきた。。。北朝鮮で200リットルも船用の軽油を手に入れるのは至難の業である。この男の15年分の年収にあたるそうや。。。おまけに、この船は、何と貴重な船舶用エンジンを二基も積んでいたのだという。。。これもおかしい。。。

 

 もっと、不思議なのは、微量の覚醒剤が見つかったそうや。。。これも、命からがら脱北してきた割りには、少し、おかしいやんか。。。何か別の意味があるのか。。。この家族は、脱北者を装って、韓国国内に、堂々と入国するための、北の工作員なのではないか。。。こんなことを言う人も出て来ている。。。

 

この2つの北朝鮮関連の事件は、実は、北朝鮮が、何か手詰まり状態を打開したいという、サインなのではないか。。。そこまで、もう、この国は追いつめられているのではないか。。。そんな噂が、本当になるような気もするね。。。

 

日本が、この北朝鮮問題に対峙する時、果たして今のままの価値観を相手国に押しつけるだけでいいのか・・・。日本が、いつか経済的には追い抜かれるであろう、中国よりも、この北東アジアや世界で、他の国々や、他の国民からも、尊敬されるような国になるには、どうしたらええのか。。。今の日本は、この踏み絵を、踏まなければいけないような時代に差し掛かっているのかもね。。。

 

6/9(土)世の中、何か、王子ブームなんだそうである・・・。昨夏、甲子園を湧かせたハンカチ王子は、その熱狂を東京六大学に持ち込んで、大騒ぎになっているし、ゴルフではハニカミ王子、山下遼くんが、行くところ、どこでも取材のカメラを引き連れて動く状況である。。。韓流ブームでヨンさまを追っかけていたオバサマ連中も、対象がすっかり、ゆうちゃん、りょうくんと、変わってしもた。。。ほんま、忙しいこっちゃね。。。

 

 今週行われたゴルフの試合でも、そのフィーバーぶりが行きすぎて、TBSが、同じ組で回っている選手に、マイクをつけてくれないか・・・とか言うたんやて。。。アホやね。。。それ断られると、ゴルフバックならマイクつけてええやろう・・・とか。。信じられへんわ。。。マスコミ関係者は、自分らを何様やと思っているのかね。。。横柄ぶりがあまりにも目に付きすぎるわ。。。ハニカミ王子が映らないから、他のプレーヤーにカメラの前からのけ・・・とか、平気で言う。。。。信じられへんわ。。。。

 

挙げ句の果てに試合が行われているゴルフ場の上を、ヘリがぶんぶん飛び回るような事態になっては、スポーツ中継やないわなぁ。。。常識ハズレも甚だしい。。。騒音とヘリの風が、ゴルフという、大変神経質なゲームの、どれだけ邪魔になっていることか。。。そんな判断がこの人たちには、出来ないのやろうかね。。。TBSが、現場にディレクター派遣してること自体、ショーアップさせ過ぎているやろうね。。。連日、ワイドショーやらニュースバラエティ、オマケに、別冊マーガレットやらのマンガ雑誌の記者まで、追い掛けているんやて。。。日本も、本格的なパパラッチ規制の何かルールを作るべきなのかね。。。

 

 こんなトラブルはなぜ起こるのか・・・。それは、いろいろな意味での、モラルの欠如が原因やろうね。。。テレビ番組を作っている側が、これやから、それを見ている方のモラルも下るわなぁ。。。テレビはやっぱり影響力が大きいのやから、世間一般より、より厳しい良識が求められて当然や。。。まぁ、今回の事は、「あるある」とかの問題のように、「やらせ」とか、「捏造」の問題ではないので、それほど悪質とまでは行かないけれど、大騒ぎすることで、選手のプレー自身にまで影響してしまう結果になってしもたのなら、本末転倒な話やろうね。。。

 

 当の山下君自身のコメントの方が、よっぽどまともや。。。自分が騒がれることで、他のプレーヤーに迷惑を掛けるのはやめてほしい。。。そらそうや。。気が悪いわなぁ。。。15歳の男の子にこんな当たり前のことを言われて、ええ大人が恥ずかしくないのやろうかね。。。

 

 マスコミは、もっと、相手の人に気を遣うべきやろうね。。。ある日突然、世間の注目の的になった15歳の少年が、どういう気持ちで、この大騒動を見ているかとか、この男の子が、今どういう状況におかれてプレーしているかとか。。。。思いやりの気持ちに欠けるから、こんな非常識がまかり通る。。。猛反省してほしいね。ほんと。。。

 

 さて、マスコミと言えば、最近、どんどんマスコミ関係者が痴漢で逮捕されたり、悪いことして、捕まったりしとる。。。毎度毎度のことで、もう飽き飽きした感もあるけど、マスコミ関係者かて、人間だし、少し可哀想に思える部分もある。。。

 

 公務員の不祥事も、一般人から比べたら、格段に大きく取り上げられてしまうし、マスコミ関係者もそうや。。。まぁ、もともと、世間さまから、後ろ指を指されるような事をした本人が悪いのやろうけど、やっぱり、注目される側の人間だから、有る程度仕方のない事なのかもね。。。ただ、いろいろな報道を見ていると、顔を写した映像が出されたり、住所氏名年齢まで報道されたり、逆に氏名まで公表されなかったり、報道にも、いろいろな差が見える・・・。

 

 個人のプライバシーの問題なのやろうけど、悪いことをした奴にプライバシーも、へったくそも無い。。。というのが、社会の、基本的なルールやと思うんや。。だから、どこそこの主婦が、近くのスーパーで万引きした。。。このニュースでも、立派な窃盗事件なのに、新聞で公表されることは、まず無い。。。それは、報道することが、その人を必要以上にダメージを与えすぎてしまって、その人が今の住居で続けて住むことが出来ないまでに、追いつめてしまう結果になるからや。。。この意味で、マスコミは、ある程度、その新聞報道に差をつけて、社会的正義がどこにあるか・・・という高度な判断力が求められる職業であるということが判る。。。その報道一つで、その人が自殺に追い込まれるような事になる場合だって有るのやからね。。。

 

 つまり、主婦の万引きという事件は、窃盗事件でありながら、社会的には、世の中の人への影響力は少ないし、ほんの出来心でやってしまった犯罪に、大きすぎる制裁を記事にすることで下してしまったら、その人を社会から抹殺することになるからね。。。

 

 反対に、脱税事件なんかは、社会的正義に反する行為やから、どーんと大きな記事になる。ましてや、それがこの前、報道された滋賀県の稚鮎の養殖やったりしたら、その記事の意味合いは、少し変わって来たりする。。。その何億もの脱税の額にみんな驚くし、その金を隠す方法に報道意義がある。。。その手口が、金塊を、下駄箱に並べて隠していた・・・だとか、一斗缶に、現金を放り込んで隠していたとか・・・そっちに世間の関心が向くことになる。。。

 

また立て籠もり殺人などの、凶悪事件などは、そのことが社会に及ぼす影響の大きさを判断したら、どの程度の扱いにするか。。。その裁量は、マスコミの人が握っているのやんか。。。だから、マスコミ関係者というものは、人一倍の良識が求められるし、世間の常識に背く行為が有ったら、当然、大きく批判される立場にあることになるんやろうけどね。。。

 

 マスコミは、世論をリードする部分と、逆にそれを写し出す鏡のような性格を持つところがある・・・。マスコミのモラルが下がっているのも、いまの世の中全体のモラルが下がっている証拠にもなるのだが、逆にマスコミが厳しい倫理観を世間に示せないと、この国の人たちの民度も上がって来ないことになる。。。

 

一番大事なのは、マスコミ関係者一人一人の自覚。。。それしかないやろうけどね。。。

 

6/10(日) 日本共産党(にほん・きょうさんとう)は、ちい〜とは、この頃マシなことを言うようになってきたと、思っていたのに、またまた、逆戻りしちゃったねぇ。。。(ちなみにその党は、日本を「にほん」と読むし、政府が外国向けに推奨している「ニッポン」という呼び名にまで反対している・・・)この政党は過去のトラウマがあって、少し被害妄想みたいなところがあるのやろうかね。。。それとも、どうしても、国に知られたくないようなことを、この「市民団体」なるところがやっていたんやろうか。。。。

 

 最近の共産党は、お医者さんの小池さんとか、京都選出の国対委員長の穀田さんとか、ちょっとは、まともな人が増えてきて、相対的に、少しは現実的な路線を採りだしたのかなぁと思っていた・・・。昔の共産党と言えば、もろ、イデオロギー論争ばっかりで、全然現実味のない話ばっかりしていたから、選挙でも、総スカン喰らっておったのやけど、今はちょっとソフトムードになってきていた。時には、ここの言う事の方が、まともに聞こえる・・・。こんな事も最近は多かったのに、今回のこれは何や。。。という感じや。。。

 

 自衛隊が、左翼系の団体のやっているデモの参加人員やら、いつ、どこで自衛隊のイラク派兵反対の集会をやっておったとか、こんなのを資料にして「内部文書」にしている。。。と、問題視したのである。私は、最初、このことを聞いて、正直、「何故、こんなことぐらいで・・・」と、思った。。。まぁ、自衛隊からしたら、自分たちの活動が、国民の間にどういう反応があって、どれだけの反対の人がいるかというのは、ある程度の関心事やと思うからである。

 

 ところが、自衛隊が国民を監視。。。内部告発で、このことが判った。。。まるで、鬼の首を獲ったようなはしゃぎようや。。。デモの規模や内容をまとめることが、なぜ、国民を監視したことになるのか、サッパリ判らないけど、これを、戦中の「レッドパージ」つまり、共産化防止運動、つまり「赤狩り」と、結びつけて発想するあたり、さすが共産党やね。。。被害者意識が高すぎるわ。。。異常なぐらい。。。

 

 戦前、戦中の一時期、日本は確かに、憲兵隊とかを使って、国内で外国の手引きをしたり、敵国を利するような思想や、国の治安を乱す可能性のある考え方を持った人たちを、要注意人物として、監視してきた。治安維持法の時代やね。。。でも、今の、世の中に、それをそのまま持ってきて、人権侵害、憲法違反、結社、集会の自由を阻害しているとまで言うのは、いくらなんでも、言い過ぎや。。。

 

 それとも、何か、聞かれたり、バレたりしたら、不都合なことになるようなお話し合いでもしていたのかね。。。まぁ、日本は自由主義国やから、日本を共産国家にしたい政党は、昔のイメージでいけば、反乱分子とか、政府転覆の悪巧みをしている団体。。。という、レッテルが貼られてしまうから、それに対抗して、特定の危険な行動を起こす可能性のある団体として、マークされるのは、多少は仕方のない事なのかもね。。。

 

 だって、昔、よど号を乗っ取って、北朝鮮まで言ったり、政治犯を解放せよなんて言って、デモで火焔瓶投げたりしてたの・・・これ、だいたい過激派やったやんか。。。デモを先導して、投石して、喧嘩して。。。これって、一般市民からしたら、十二分に危険な行為やんか。。。そんなことしとった奴が、教員になったり、公務員になったり、労働組合でガンガンやったり。。。みんな、ええ歳になっとる。。。危ない集団のひとつとして、マークして、万が一の出動の時に備える。。。これが、この人らの仕事やとしたら、それはそれで良いのやないのか。。。逆に、何か事が起こって、そんな調査もしていなくて、どんな人らがこれを画策していたのかということが、全く判らない方が、給料貰って何をしていたのかと、怒られる事やないかね。。。

 

 日本という国は、外国から言わせれば、スパイ天国なんだそうである。。。まともな、諜報機関が無い。公安というのも、組織が脆弱過ぎる・・・・。もちろん、国民一人一人からしたら、国に痛くもない腹を探られるのはいやなものやし、そんなことを国がやるなと怒るのは、判らないでもない。。。でも、そんなのに反対しているより、逆にもっと、厳しくしてもらわんと、不法滞在の外国人とか、どこかの国の工作員が、大手を振って歩いている。。。こんなのの方が、もっと怖い事なのと違うのかねぇ。。。

 

 もともと、反社会的な行為をしない人たちは、国家の監視なんて、そんなに怖いものではない。むしろ、堂々としていたらええだけのことやんか。。。何をそんなに恐れることがあるんや。。。検閲監視を恐れるのは、自らの中に、何か後ろめたいことがある。。。そう取られても仕方がないで。。。そもそも、この党の言う、市民とか国民とかは、ホントに大多数を占める人たちではなくて、一部の特殊な考え方を持った人たち、いわいるプロ市民と呼ばれている人たちである。この特殊な「市民」が一般市民の振りをして、いかにも、国民全部を代表しているが如く、雄弁なご意見をのたまわれる。。。

 

 マスコミ界においても、この手の話題になると、必死になる人たちがいる。。。朝日放送なんかに出ている人たちは、この手の話題になると、まるで何かに取り憑かれたように、国家権力の横暴や。憲法違反や・・・と、吠えまくる人たちがいる。。。おまけに、彼らにとっての「一大事」を報道しない読売新聞、産経新聞をなぜ報道しないと、一生懸命批判する。。。赤旗やら朝日毎日は大一面やのにと。。。

 

 私は、この年代の、この手の人たち、特有の、この熱病のような反応が、おかしくて仕方がない。。。本人は大まじめなんやけど、これって、学生運動の時に、ゲバ棒振りながら、装甲車に火焔瓶投げて、機動隊に追い掛けられまくって、警察から、こそこそと、逃げ回っていた感覚、そのままやんか。。。と、思う訳である。。。お金は無くても、インテリで、大金持ちやら大企業、国などは、全部敵。。。こんな感覚やったからね。。。そんな人たちが言う、40年も前の「国家権力による監視」。。。という表現が、ものすごく、古くさく、今の時代になんで???という気がしてならないんや。。。多分、この人らは、何度もデモで逮捕されて、ブタ箱入れられて、よっぽど、警察や国家権力に怨みがあるのやろうなぁ。。。と、想像するしかないけどね。。。

 

この政党は、安倍氏のすることに、復古調やら、戦前回帰調やとよく批判するけど、時代がかっているのは、どっちかね?と、言いたいね。。。私ゃ、今の時代、十二分に、いや、ちょっと自由すぎるぐらいや・・・と思うけどね。。。

 

6/11(月) 給付金を不正請求したとして、介護業界最大手のコムスンが、来年度からの、全国での契約解除を申し渡された。やってもいないのに請求したり、人数を水増し請求してたりしたのやろうね。。。これは、やったらあかんこっちゃ。。。ところが、このコムスンという会社は、来年度までにシルバーサービスなる別の会社に、全部の事業を譲渡しよることが、明らかになった。。。こんなのを許していたら、処分の意味が無くなってしまうとして、各方面から、非難の声が集中した。。。

 

 厳しい処分が下されたのに、看板の掛け替えだけで、事業の継続を認めていたら、これは、脱法行為を容認した事になる・・・・と、和歌山県の知事も言っておったけど、全くその通りや。。。まぁ、先週末のマスコミ各社の報道を見ていたら、ほんと、袋だたき状態や。。。

 

もともと、このコムスンを立ち上げたのは、グッドウィルグループという会社や。この経営者が、その昔、ジュリアナ東京を仕掛けた人だったもんやから、「うさんくさい奴。。。」と、イメージで見られていたんやろうね。。。

 

 でも、この介護保険制度って、私の感覚からしたら、この制度自身が、かなり唐突に出来て来たと思わないか?いきなり始まった感のある介護保険制度。。。でも、よくよく、考えて見て欲しいのだが、お年寄りに介護をする仕事をする人の絶対数は、ものすごく少なかったはずや。。。なかなか、人の嫌がる種類の仕事やからね。。。この介護士の人を、何が何でも、何万人も作らなくてはいけなかったはずや。。。だから、少々無茶をしても、人を集めないとあかんし、そこそこの報酬や、そこから上る利益がなければ、誰もやらなかったやろうことは、容易に想像出来る。。。

 

 コムスンという企業は、この意味では、介護保険制度の開始と共に急成長した会社である。企業としても、リスクの高いことをやって、実際、赤字続きやったそうや。。。だから、この会社のやってきたことには、功と罪の、両方の意味が有ると思うんや。。。

 

もし、この会社が無かったら、こんなにうまく介護保険制度がスタート出来なかったかも知れないし、これだけ多くの人材を確保出来たのも、少々強引にも、人を集められたこの企業の力かも知れない。。。おまけに、この企業はテレビでコマーシャルまでしている。「コムスンの誓い〜」っていうヤツである。このテレビコマーシャルのお陰で、介護保険制度そのものの理解が、国民の間に一気に広まったのやないかね。。。本当は、国がやらないといけない部分まで、この業界最大手の企業はやっていたかも知れないやんか。。。。

 

 日本の社会の中には、「出る杭は打たれる」というのがある・・・。今回のグッドウィルグループのコムスンは、まさしくこの打たれた杭になったように、私には、そう見えて、ならないんや。。。わずか45歳の成功者の会長さんを、僻み、ねたみ、やっかみで、見ているような社会。。。あんまり、健全な事はないわなぁ。。。

 

 介護事業は、人対人の仕事である。ある日突然、コムスンを倒産解散させて、介護に行く人がいなくなって、他の企業がその穴を埋められなかったら、かなりの部分で支障が起こる可能性もある。この事業に携わっている介護士の人かてそうや。一気に何万人もの人が失職する。。。この影響は馬鹿に出来ひんやろう。。。

 

 不正に携わった事は悪い。でも、一部の人の為に、迷惑を受ける人の数も多い。。。社会福祉事業を民間で実現するためには、いろいろな障害はあるだろうが、少し長い目で見るべきなんやないやろうか・・・と、私は思うのやけれどね。。。

 

あんまり、コムスンを叩く報道や意見ばかりやったので、ちょっと、この会社を弁護してあげてみたくなってね。。。

 

6/12(火) 今の世の中、どこでもやっているのが、ポイントサービスというヤツや。。。電気屋なんかでは、15%とか20%とかいう、高額のポイント制度を採用していて、今や、このポイントサービスの差で、勝ち組と負け組が決まってきている・・・という風にも、見えなくもない。。。ポイントって言ったって、実質的には、値引きやからね。。。1万の物を買って、15%もポイントつけてくれたら、実質1500円の値引きやんか。。。そら、みんな、ヤマダ電気とか、ヨドバシカメラとか行くわ。。。

 

 まぁ、ここまで、えげつなく無くても、小売業では、顧客の囲い込みのために、自店の特定できる顧客のために、ポイントサービスをやっているところは多い・・・。300ポイント貯まったら、1000円値引きしますよ・・・という、例のヤツである。お客の側からしたら、差はあるが、上手に使って、お得に買い物できるチャンスやから、けっこう、見逃せない。。。ところが、このポイントがなかなか貯まらなくて、知らないうちに1年間の有効期限が済んでいて、消えていた・・・というのも多いやんか。。。悔しいけど、そんなのが実は、ほとんど・・・・というのが実態や。。。この失効率の高さの前提の上で、高率のポイント制度が維持されているフシもあるからね。。。

 

 いろいろな、お店で買い物をすると、いろいろなポイントは、それぞれで貰えるのだが、増えるのはポイントカードの数だけで、なかなかサービスを受けられるまで貯まることは少ないのやねぇ、これが。。。そこで、消費者側にとって有利なのが、お買い物をする所を集中することなのである。そう、ポイントは、集中させてナンポなんや。。。だから、大きなスーパーやショッピングセンターが流行るのやろうけどね。。。

 

 各店のポイントサービス以外で、馬鹿に出来ないのが、クレジットカードのポイントサービスである。普段、現金でお買い物をしているあなた。ちょっとした工夫をするだけで、かなり得をする場合が多いので、ちょっと、考え方を変えてみられては、どうですか?

 

 カードで交換出来る商品はいろいろあるけど、商品券に交換出来るサービスも多いです。それって、何にもしなければ、絶対に貰えないものだけど、自分の支払いを全部、クレジットカード払いにすることで、これが実現する場合が多いんです。あまけに、この世界にもいろいろ裏技は有るようで、詳しくは専門のサイトを検索されたら良いと思うのですが、知っているのと知らないのでは、雲泥の差。。。早く気付くべきでしょうね。。。

 

 まず、初心者の方は、ポイントの貯まりやすいクレジットカード会社を選ぶ。そのカードに支払いを集中させる。これだけでも初めて下さい。カードは借金だから嫌だ。。。こんな考え方の人、あなたの考え方は、間違っていません。でも、欧米では、社会的に信用されるステータスというのは、もう、いくら借金が出来る人か。。。こんなに進んでいます。

 

 コツは、携帯電話とか、電気代、水道代、NHK、プロバイダー代、こんな普通、口座引き落としにしているものを全部、カード払いに変更するんです。これだけで毎月、確実にポイントがかせげます。でも、世の中には、クレジットカード払いが出来ないものも多いです。例えば株主優待割引券を使えるのは現金だけ。カード払いにすれば、値段が引いてもらえない。。。でも、例えば金券屋で商品券を買ってきて、これで支払えば少しは安く買えます。1000円の券が980位で買えるので、これで割引を使えば、安く買い物が出来ます。

 

 クレジットカードで商品券が買えれば、カードのポイントも貯まるし、商品券で支払う事で、どんな買い物でも、間接的にカード払いにできて、お得なのだけれど。。。誰もがそう思いますよね。。。でも、それは、無理です。商品券の仕入額は、1000円券であれば、985円ぐらい・・・というのが相場。クレジットカードをお客さんに使われたら、お店は、2〜3%ぐらいの手数料を取られますから、商品券を売ったら売るだけ赤字になるからです。。。

 

 ところが、ここに裏技があって、エディというのに、カードでチャージして、それで払ったらカードのポイントも貯まって、おまけに、そのカードの払いもコンビニでエディでやったら、ダブルで貯まるという超裏技も存在するそうです。。。私はそこまではやってませんけどね。。。詳しくは専門サイトで。。。

 

 まぁ、私も、いろいろ研究して、やってたんやけど、いろいろ頑張っても、カードのポイントって、付与率がもひとつやから、そんなにガボガボ貯まるもんやないのやね。。。そこで、少し考え方を変えて、もっと得する方法は無いのかって、捜してみたんや。。。実は、それが「マイル」なんや。。。

 

 マイレージサービスというのは、航空会社が、よく飛行機を利用する人向けにやっているサービスで、年に1回、乗るか乗らないかという人には、全く関係がないとタカをくくっていたのだが、どうも、それは間違いらしい・・・のである。。。陸マイラーというのがあって、飛行機には乗らないけど、カードの利用や他の方法で、マイレージが貯まるサービスが充実してきていて、この得点が、セコセコ商品券をもらうより、ドーンと派手で、もらいやすいというのが判ったんや。。。

 

 そこで、いろいろ研究して、私はヨメさんと、2人でシティのゴールドカードへ入会したり、ダイナースなどに入って、いろいろなキャンペーンを利用して、マイルを貯めだした。。。ノースウエストのやっているキャンペーンというのが、これがかなり、ドーンと太っ腹で、ちょっと頑張るだけで、すぐに無料航空券になるぐらいのボーナスマイルをくれるのが判ったので、これを利用した。

 

15000マイルで韓国往復航空券、40000マイルでハワイ往復航空券。。。これは、ものすごいサービスやんか。。。これはもう、ちょこちょこ商品券を貰っている場合やない。。。桁が違う。。。値打ちがあるのは、グレードアップにマイルを使う事・・・。正規割引航空券なので、ツアーよりは割高だが、盆や正月、ゴールデンウィークなどのツアーのバカ高い特殊な日に利用すれば、お値打ち感がグーンとアップする。少ない予算で、ビジネスクラスでハワイ。。。これ、目指してます。。。こんな美味しい話は、今だけかも。。。やる人はお早い目に。。。

 

6/13(水) 何かとお騒がせなのが、社会保険庁だが、今の社会保険事務所は、少し異常な状況が続いている。何時間も年金相談者が待たされたり、せっかくの日曜を潰して行ったのに、システムダウン。。。まるで、取付騒ぎが起こった銀行みたいなもんや。。。年金不信、ここの極まり。。。そんなところかね。。。

 

 その国民の関心を何とか外に向かわせたかったのか、コムスンやらの話題を出してきたのかね。。。厚労省もやることセコイわ。。。

 

 その社保庁で、今度は、労働組合の酷さが話題に上がってきた。。。年金の対応よりも、自分たちの労働条件を優先するあたり、ぜんぜん、こいつら懲りてないね。。。マッサージ器やら、ゴルフ練習器具を社会保険料の中から買っておって、あれだけテレビに叩かれていたにも関わらずや。。。おまけに、パソコンの横にタイマー置いて、45分仕事したらきっちり15分休む。。。1日のキーボードへのタッチ回数まで制限する。。。ほんま、こいつら、腐っておる。。。ここは、社会主義国か。。。仕事をしたら損やと思っておるのかね。。。こいつらは。。。

 

 左翼系マスコミの朝日放送まで、こんな常識ハズレな、組合の要求を問題視し始めたからね。。。ほんま、このように酷い役人体質は、もっともっと、問題にされてええと思うで。。。

 

 そもそも、社会保険事務所での組合組織率が9割なんていう数字であること自体、異常やろ・・・。組合員であること自体が問題なのではないけど、ろくすっぽ仕事もしなくて高い給料だけは、取る体質。。。仕事をやりすぎたら、他の職員から仲間はずれにされるような、役人体質の権化みたいなところ・・・・この点は、ほんま、大きな問題点やろうね。。。

 

 今度の年金の問題だって、本当の原因はどこにあるのか。。。こんな労組活動ばっかり、頑張ってやっていて、肝心の仕事を、出来る限りサボろうとする体質。。。ここが、本当の腐っている部分なんやないかね。。。だって、そうやろ・・・。ちゃんと、仕事してたら、重複しているかも知れないデータを、ちゃんと名寄せするのは、基本中の基本やから、やるのが当たり前、その仕事がとても大変で、邪魔くさい仕事だから、やらなかった。いや、やりたくなかった。。。そして先送りした。上がいくらやれと言っても、下の組合員が動かなかった。。。これが、5000万件もの、浮いた入金データが、いつまでも放置されておった本当の原因なんやないかね。。。

 

 今度の1年間でこのデータの突き合わせをする仕事だって、どうせ、やる気のない社保庁の職員が、また大量のアルバイトを雇って、やるんやろ。。。これって、職員にとったら、自分らの収入が増えることにもなるから、焼け太りやんか。。。こんなの許してええのかね。。。ほんま、腹が立つわ。。。おまけに、また、税金を使って、業者に依頼した名寄せソフトに頼りよる・・・。自分らは何もしないで、税金をつぎ込んで、平気でおる。。。どうやね、これ。。。今すぐ、お前ら全部クビや。。。って言ってやりたいところやで。。。ほんま。。。

 

 私は、年金手帳を銀行の通帳みたいにして、ATMのような機械で処理出来るようにしたらええと思うのやけどね。。。何で、それをやらないかや。。。そんなことしたら、失業する職員が続出するからや。。。社会保険事務所の職員さんを2/3はクビに出来てしまうからね。。。自分らの雇用確保が最優先。。。こんな体質の所に、大事な年金基金なんて預けてええのかね。。。今に、年金返せ!っていう、取付騒ぎが起こっても不思議やないで。。。

 

 年金手帳にその人の年金掛金を支払った記録が、きちっと印字されるようにすれば、誰でも明確に記録を、いつでもどこでも見られる事になるやんか。。。こんな簡単な事をなんでやらないのか、、逆に不思議でしゃあないわ。。。

 

 それに、私は、もし、過去に、年金掛金の未納があったのやったら、後から少し割り増しで払えば、満額の年金が貰えるようにすべきやと思うのやね。。。そんなことしたら、ちゃんと払っている人と不公平が出来ると言うけれど、年金の本来の目的って何や?誰もが安心して老後を過ごせるように、そのために有るのやろ・・・。そしたら、あんたは、満額やけど、あんたは5000円減なんて、いちいち差を設ける必要なんて無いやんか。。。みんなが満額もらえるように、若くからちゃんとコツコツ払っていた人が一番得をするようにさえ、してあげれば、極端な話、65歳の受給年齢に達した人が、一時金で、年金掛金を5000万円払ったら、毎月、死ぬまで15万円ずつ、もらえますよ・・・でも、ええと思うんや。。。

 

 そやないと、年金掛金をずっと払い続けていて、65歳までに死んでしまった人の掛金は、全部長生きしている人に回る感覚になるやんか。。。これも、おかしな話やからね。。。年金というのは、本当は国民のためにあるものなのに、役人のための年金になっとる。。。こんなに、させたらあかんわ。。。

 

 だいたい、年金掛金が給付以外に使えるようにしたのが橋本龍太郎元総理・・・・。これがそもそもの大間違いや。。。みんなから集めた金を、グリーンピアやら、何やらにどんどん使い込んで、酷いことになってしもた。。。年金手帳を通帳方式にしなかったのも、役人達が何とかこの金をみんなの貯金ではなく、自分らが好き勝手に使えるような性格のお金にしたかった・・・。こんな意図が、見え隠れするね。。。だから、今、これを大きく変換させる好機やと思うのやね。。。別にほんまに預金通帳化まではしなくてええけど、少なくとも、カード化して、誰でも何処でも、ネットで自分の年金掛金支払い記録ぐらい確認出来るぐらいにはしとかなあかんわなぁ。。。

 

 それも、やってしもたら、社会保険事務所の職員の仕事を取ることになるから、やらへんのやろう。。。ほんま、どうしようもないわ。。。自治労さんよ。。。

 

まぁ、今まで、そんな好き放題やってきたのも、もう、今度こそは、ほんまの終わりにしてほしい。。。社会保険庁の解体が、組合の解体になって、ちゃんと、まともな仕事をする効率的な組織になるまで、国民は、絶対に目を離したらあかんと思うで。。。何しよるか、わからんからね。。。。こいつら。。。看板変えて、はい、改革は、こいつらの常套手段やからね。。。コムスンの身内への事業譲渡のこと、こいつらには、文句言えへんで。。。

 

6/14(木) 環境省が出したクールビズとかの宣伝費が高すぎるのではないかと、民主党が国会質問しとった。。。博報堂という業界第二位の広告代理店へ払った1人1日7万いくらという人件費が、世間一般からしたら、とんでもなく、かけ離れていて、高額であると、突っ込んだのだが、これに対して、この人たちは、このぐらい出しても妥当とのお答え。。。何かねぇ。。。税金を使う方は、何とも思ってない。。。この感覚がもう、役人ボケやろうね。。。自分の腹が痛まない金やないから、ちぃーとも高いと感じて無い。。。

 

 情報公開っていうのは、ホント、大事なことで、みんなの税金を無駄に使っていないか。。これをいちいち、国民の代表である議員がチェックするのは、大変良いことや。。。でも、限られた人や、ほんの氷山の一角しか、こんな明細は見れないやんか。。。国も地方も、全ての支出を、ネット上で常に公開して、何処の誰でも、詳しく見れるような仕組みづくりは、出来ないものかね。。。支払先も含めて。。。

 

 私は、公金をどこに支出したか・・・その支払先を、保護すべき個人情報であるとして、公表しないのは、全くもっておかしいことだと思っている。逆に言えば、支払先や内容を公開できないような金を支出するのを、情報公開によって、かなり防げるのではないかと、思うのである。。。

 

 今のようなインターネットの普及した世界では、技術的な部分では、こんな情報公開が、ものすごく低いコストで、簡単に出来るようになっている。世の中には暇な(失礼!)な方もいるもので、そんな方は、常にそんなサイトをごらんになっているから、役人達は、この人たちの目に常に晒されないと、公金の支出が出来ないようにすれば良い。。。役人達は、困るやろうなぁ。。。嘘は出せないやろうし、今まで、ええ加減に支出していたものとか、裏金のためにプールさせていたものとか、そんなのを全部、公開文書に載せないとあかんからね。。。秘匿したら、どんどん逮捕者が出るやろうしね。。。

 

 本来、公的なお金というモノは、一片の曇りもないほど、透明性が求められるモノや。。。それなのに、今は役人達が自分たちの裁量で使える金が多すぎるわ。。。今の問題は、その金の使い道を、誰が、どう監視するか。。。どうしたら、無駄な税金の支出や、不正が発見出来るか。。。ここに、かかっていると思うんや。。。

 

 私は、裁判員制度もええけれど、公正な立場で役人達を監視する第三者委員会というか、オンブズマンというか、お目付役というか、そんな組織か、街のうるさいおばちゃん連中、あるいは、口うるさいネットおたくオヤジ・・・が、必要やと、思うんや。。。お金の使い道は、オバチャンの感覚が一番、厳しいからね。。。1人1日70000円の日当なんて、こんな人たちにかかったら、けちょんけちょんやで。。。何、無駄使いしとる。。。1万でも高いぐらいや。。。で、終わる話やからね。。。

 

 それに、せっかく高い給料を払って、超優秀な人たちに役人になってもらっているのだから、その人たちに、もっと働いてもらうべきやと思うのやね。。電通とか、博報堂とかいう、広告代理店を使うことを禁止したらどうや。。。ついでに、多くの天下り団体への発注も。。。。どうしても使いたいのなら、そんな優秀な人を国がちゃんと雇えばええのや。。。喜んで来はるで。。。そっちの方が、よっぽど安いしね。。。どうして、たくさんの公金を使ってやろうか。。。そんなのばっかり、役人達は考えているような気がする。。。違うやろう。どうして、お金を使わないでおこうか・・・と、考えるのが仕事やんか。。。

 

 全ての役所の仕事が、外注禁止になったら、無駄な金の支出を、驚くほど減らせるで。。。独立行政法人とかNPOとか、公益法人とかに、一切、金出させないのや。。。どんなにスッキリするか。。。どれだけ、今まで不必要な仕事をこいつらが営々とやっておったか。。。一気にそれを白日の下に晒すのや。。。政権交代を頻繁にしたら出来る事やと思うのやけれどね。。。

 

 今の自民党は、役人達にすっかり丸め込まれているから、国民の言いなりではなくて、役人達のいいなりや。。。いったい、どっち向いて仕事しとるねん。。。と、言いたいところが多いやんか。。。公務員だけのハローワークを作ると、しきりに言っているけど、肝心の部分に全然抵触していない。。。。再就職のあっせんを、何故、国が税金を使ってやらなければいけないか。。。この一点と、何のしがらみも、メリットもない使いにくい役人の使い古しを、使うようなご奇特な企業が、この世の中に存在するか・・・という点や。。。

 

 55歳で定年になった、楽して高給を取っておった役人崩れを雇って、メリットがあった企業は、その役所からの発注や利権が、その人とセットでやってくるからやろう。。。その利権や注文が無い人なんか、雇うのに何の価値もない人やんか。。。それを国の力で何とか雇えと民間企業に言うことは、当然、公金を支払っているような大企業になるやんか。。。つまり、片山虎之助なんかが考えている国家公務員のハローワークは、言い換えたら、特権ハローワークであり、結局、お前の所は、これだけ税金で喰わせてもらっているのだから、これだけ無理を聞け。。。ということになるやんか。。。

 

 これって、今まで各省が別々にやっておった口利き、天下りやあっせんを、国がまとめてやるだけのことやんか。。。体質が全然変わってない。。。こんな特別なハローワークを作らせるのは、大反対やね。。。どうぞ、普通のハローワークへ言って下さい。。。就職出来る物やったら、どうぞ実力でやってください。。。やれるものやったらね。。。職業選択の自由って言うのなら、国がその看板をバックにして、企業に就職斡旋をすること自体、他の国民の就職を不正に阻害していることになるのやから、そっちの方が大問題やで。。。

 

 65歳まで定年延長して、しっかり働いてもらったらええ。公務員は、それ以降も、年金なんかで、恵まれすぎているほど恵まれているのやからね。。。下手に早期に肩たたきやるものやから、また人員を採用せなあかん。。。こうして、どんどん役人の数を不必要に増やしていく。。。それが、こいつらの習性やからね。。。

 

 行政改革の本丸は、役人天国を無くすことと、小さくて効率の良い政府に、作り直す事や。そのためには、役人達の今持っている利権を、どうして、手放させるか・・・。この一点にかかっておる。。。もともと、国民に隠れて、コソコソやっておる税金のちょろまかしや、組織防衛のための不必要な仕事を、徹底的に止めさせる。。。これしかない。。。

 

今度の、年金の乱で、日本人でも、怒ることがあるんや・・・というのが判った。。。この流れを、本丸である、役人達に無駄な仕事をさせないように向けさせる。。。いゃ、今までさんざん好き放題に税金を無駄遣いしていたツケをしっかり、役人達に払わせる。。。そのぐらいの意気込みが政権交代に燃える民主党には欲しいね。。。そしたら、この夏、日本は生まれ変われるかも知れない。。。

 

6/15(金) 今月、判決が出る朝鮮総連の債権問題・・・。どうも、東京の朝鮮総連本部の土地と建物が、628億円の借金のカタに、差し押さえられるかもしれないというので、それを免れるために、先月末、この不動産の名義が投資顧問会社に登記され直されているのが判った。。。。もともと、この債権問題は、朝鮮信用組合という、北朝鮮系の金融機関が経営破綻した際に、ものすごく多額の資金が実質、朝鮮総連側に貸し付けられていて、その返済がほとんどされていなかったことから起こった。この朝鮮信用組合には、預金保健機構から、多額の日本の税金がつぎ込まれており、このことを問題視する人も多かったんや・・・。

 

 この、朝鮮総連の土地と建物の、新たなオーナーとなったのが、元公安庁の長官だった緒方という人物だったことから、この話がややこしくなってくる・・・。公安といえば、朝鮮総連や北朝鮮の工作員などの反日本政府的な活動を監視するような役目の役所やんか。。。その長官やった人が、いくら、知人の弁護士に頼まれたからって言って、こんな朝鮮総連側を擁護するような事をするなんて、裏に、「何か」があるのではないか・・・と、思わない方が不自然である。。。

 

 この契約内容は、緒方氏の投資顧問会社が(1)35億円で土地、建物を買い取る(2)1年間は総連が今まで通りに使う(3)総連側に5年後の買い戻し予約権を認める(4)総連は投資顧問会社側に年3億5000万円を支払う−など、総連側に極めて有利な内容やった。。。。今月1日に登記を申請し、8日に完了したが、このおかしな売買契約の詳細が公になって、この投資への出資者が動揺したため、買い取り資金がなかなか集まっていないということや。。。白紙撤回になる可能性もある。

 

 そりゃ、そうやで。。。こんなヤバイ物件を買い取って、いったい、どんなメリットがあるんや。。。そりゃ、千代田区にある一等地やから、不動産価値は高いやろうけど、もともと買い戻す約束なんかしていたなんて、まともな取引やない・・・。まして、総連絡みやろ・・・。つまり、差し押さえ逃れだけが目的の契約やったというのが、みえみえやんか。。。

 

 朝鮮総連側から見たら、朝鮮信用組合から、せんど融資を受けておいて、それを踏み倒しておいて、国がこれを税金で助けたのをええことに、自分の所に金返せと言って来よった。。。当たり前や。。。もちろん、さらさら金を返すつもりなんか無い。。。それならと、不動産を抑えに来そうや。。。国に借金のカタに取られるぐらいやったら、今のうちに、名義を換えておいて、取られないようにしておこう。。。こんなところやろうね。。。ほんま、こいつら、やることが無茶苦茶や。。。

 

 私は、そもそも、こんな北朝鮮系の金融機関に、国が税金で金を出してやった事自身が、大間違いやったと、思うのや・・・・。いくら、日本にある金融機関であるとはいえ、この信用組合の国籍は明らかに北朝鮮や。。。その顧客が北朝鮮出身の在日朝鮮人の人たちであるというだけやんか。。。特別在留許可が有るとはいえ、この人たちの国籍は、あくまで、朝鮮である。つまり、日本国政府は、日本にある外国の金融機関に、われわれの大事な血税を支出して、預金者である在日朝鮮人の人たちの資産を守ったことになるんや。。。

 

 ただ、この裏で、ものすごく多額の金だけ借りて返さない、どうしようもない不良債権者や、もともと返すつもりが無いのに、多額の金を引き出した在日本朝鮮人総連合会という組織があることを忘れてはならない・・・。計画倒産もどきの部分さえ、匂うやんか。。。。つまり、間接的に日本政府は、ええように朝鮮総連に金を取られていよった・・・というのが判ったんや。。。しかし、こんなことは、朝鮮総連単独ではとても出来ひん。。つまり、今回家宅捜索を受けた公安庁長官の緒方や、朝鮮人関係の弁護を専門にしていた弁護士協会のトップなどが、実は、裏で総連とつながっておった。。。このことが明らかになったんやね。。。

 

 昔なら、こんな人たちは、非国民として、社会的に制裁を受けるのだが、今の世の中はええ世の中やね。。。人権を楯にして、「大使館代わりの朝鮮総連本部が無くなってしまうのが、可哀想で忍びなかった。。。」こうしたセリフが記者会見で、平気で吐けるのやからね。。。

 

 私は、役人達の、何でも国が面倒を見るという、親方日の丸体質が、たまらなく嫌いである。まして、自分の銭やないから、こんな外国の金融機関まで、税金使って助けよる。。。これは、罪深い行為やと思うで。。。いわば、日本国民と日本国政府への背信行為に近いからね。。。その意識が当時の大蔵省に有ったのかね。。。

 

 私は、これから、このような、役人や政治家がやった犯罪に限りなく近い行為がどんどん、つるし上げを食らう時代が来ると思うのやね。。。年金問題でも、罰として、歴代社会保険庁の長官やら、厚生労働大臣の給料を返納させろという、世論が大きくなって来ているやろ。。。つまり、役人や議員のやった、失政や失策に、国民が自ら裁判を起こして、断罪する。。。こんな場面が増えてくると思うんや。。。

 

 この傾向はある意味、ええことやと思うんやね。。。役人達のやり放題を抑制させるためにも。。。そもそも、国家賠償かて、半分は、役人の責任もある場合が多いやんか。。。それなのに、みんなの税金を使って賠償する。。。役人達は、僅かな処分でハィ、おしまい。。。こんなのが、まかり通っていたら、あかんで。。。

 

 いろいろな意味で、国民の意識は変わってきている。われわれの年金や、税金の使い道、その税金を使っている人たちへの監視の目がより厳しくなってくるのは、当然や。。。その国民の変化に気付かずに、相変わらず、役人天国を満喫しておるバカ役人ども。。。こいつらに、いつか、鉄槌を喰らわせてやらんといかんね。。。

 

まだまだ、こんな事件が続くような気がするで。。。

 

6/16(土) 実は私は、20歳の時に、京都府民日中友好の船というのに乗って、2週間ほど、中国を旅行したことがある・・・。船の中でインターナショナルなんか唱っていたから、ちょっと左っぽい毛色のツアーやったんやろうけどね。。。そのツアーの行き先は、大連・瀋陽・北京・天津であった・・・。今からもう、30年近くも前のことやけどもね・・・。そのころの中国は、四人組が跋扈していたり、文化大革命の影響が大きくて、何か、とても、歪な国やなぁ〜という、印象を受けた覚えがある。その印象は実は、それから30年、ずっと続いている。。。

 

そのツアーでは、我々の行動はガイドさんなのか、監視員なのか知らないが、その人たちがぴったりとガードする。自由行動なんてなかなかさせてもらえない。。。デパートへ行っても、我々が入ったら電気を点けて、帰れば消していた。普段は空けてなかつたんやろうね。。。もちろん、店員さんの愛想は、ほとんど無い。。。いわいる共産国の、悪いところは他には見せない・・・という対応やった。。。後から良く良く考えてみれば、日本人の、対中国の印象を良くするために、向こうの人たちは、必死になって接待してくれていた・・・。そんな感すらするなぁ。。。我々のバスが走る道の信号機は、交通規制されていて、全部青色だし、道の両側や港では、動員された何百人もの幼稚園児や、市民?による大歓迎の連呼。。。何で、我々のような一般市民に、ここまで、国を挙げての歓迎をするのか・・さっぱり、その訳が分からなかった。。。

 

 ところが、最近、ニュースで、その昔、招待した人たちをもう一度中国へ招待しているというのを見た。。。そこで、少し、合点したんや。。。つまり、中国という国は、国策で、いろいろな活動をしているのだが、これは、日本で減ってきた中国ファンを増やそうとする、人気回復策をやっているのだ。。。というのが判った。。。反中国の人が日本でも増えてしまったからね。。。昔と同じ手や。。。飲まして喰わして、超格安ツアー。。。

 

 その昔は、日本人の中では、そんなに、中国に悪い印象を抱いていた人は多くなかったと思うんや。。。それこそ、田中角栄が日中国交回復を実現した時、これからは、中国だ。いつまでもアメちゃんだよりではなく、アジア人はアジア人同士、仲良くしていかなあかん。。。みんな、それを信じて疑わなかったやんか。。。

 

 ところが、最近の中国は、経済発展とともに、国民の中に自信のようなものが大きくなってきた。その関心の向いた先が、近くにある日本の繁栄である。中国人もバカではないから、日本の協力や投資を最大限欲しかったし、日本もその他の国も競うように中国に投資した。ただ、それは、広い国土と、豊富な労働力という要素であった。つまり、何もない中国に、世界中から、いきなり最新鋭の製造機械が入って、とりあえずの生産体制がどんどん進んだ。。。

 

 このような発展形式の、最大の問題点は、「中抜け」である・・・・。工業化の過程で、進化する風土とか、研究開発、創意工夫して、製品を作る力が全くない・・・のである。だから、言われたことをやるだけの工場。。。何も身に付かないまま、工場だけがどんどん出来て、見よう見まねで、どんどん類似品を作る。。。これが、今の中国に歪な影を落としている。。。製品的に危険であるとか、使ってはいけない材料とか。。。そんなことがお構いなしに、製品として世界中に出て行く。。。

 

 模造品、粗悪品、が安く大量に出来る。。。これは、有る意味、脅威やね。。。工業製品爆弾や。。。危ない薬や、毒のある食品、向こうの人でも判っている。ここ一番、大事なものは、外国製品を買う。。。こんな中国人が多いのやからね。。。つまり、まるで、自国の製品を信用しとらん。。。これは、悲しい事やね。。。

 

 今、中国は、北京五輪を前に、必死である。国民のマナーであるとか、スマイル運動とかね何とか、北京五輪までに、中国の国としての体裁を保ちたいと、中国人自身の精神的な大改造も同時進行でをやっているのや。。。中国という国には、なかなかルールやマナーという感覚が芽生えにくい。それを無理矢理矯正しようとしているのやから大変やね。。。私ゃ、中国が、オリンピックをやるのは、四半世紀ほど、早過ぎたと思うのやけれどね。。。この今のドタバタ姿が、今の中国の全てを象徴していると、思うんや。。。

 

 何とか、近代化を推し進めたい政府と、それについて行けない国民の民度や、意識・・・。この事が、この国をとても歪な姿にしている原因なんやないかと思う訳である。。。まぁ、中国という国の発展の方法に、日本人がとやかく言う必要は無いのだろうが、まぁ、彼らは彼らなりのやり方で、一生懸命やっているのやろうけどね。。。

 

 中国人の人たちの思考パターンは、欧米の人たちから見たら、段違いに、まだ日本に近い。。。ところが、この国の不幸は、一本何か筋の通ったものが無い点である。韓国の儒教思想的な価値観でもない、台湾のように極めて日本的な精神構造もない。強いて言えば、中国共産党一党独裁という、世界的に見れば特異な政治形態。。。これが、何とか国を1つに束ねる術やったんや。。。今まではね。。。

 

 ただ、これからは、なかなかこれが難しくなってくる。まして、中国は、多民族国家である。これを1つの国にまとめておくためには、ナショナリズムしかない。。。それが一番高くなるネタが、オリンピック。。。それが北京の下した結論やったんやろうね。。だから、北京五輪は、中国にとって全世界に向けた国威掲揚の場と捉える向きがあると思うのだが、実は、国内向きに国を1つにまとめておくためのもの。。。という見方の方が大きいと思うのや。。。

 

中国は、この北京五輪と上海万博で、中国という国そのものを、昔風の言い方をお許し頂ければ、「一等国」に持っていきたい。。。そう思っているのやろうね。。。まぁ、ばかでかい国だから、一気にそこまでは無理だろうけど、ちょうど、東京が1964年から、がらっと変わったように、中国も、より大きな成長を目指している・・・それが来年なんやろうね。。。これかきっかけになって、中国が少しでもまともな国になってくれたら良いと思う。。。

 

模造品やニセブランド品や、危険な食品や製品。。。こんなことやっていたら、元も子も無くなる。。。ほんま、えらいことになる。。。そのこと肝に命じて、もっと、中国のえらいさんは、しっかりせんとアカンで。。。日本も影響大きいのやから。。。

 

6/17(日) 今日は、亡くなったおじいちゃんの50回忌の法事。。。ほとんど私の生まれた時に亡くなっている。。。新築になったお寺さんに行って、その後、京都駅前のセンチュリーホテルで会食の予定。。。

 

 さて、今週は、お通夜と葬儀が続いて、少々グロッキー気味である。おまけに、お中元セールがもう、始まっていて、忙しい。。。ちょっと大口の仕事も何件か入ってきて、バタバタする。。少し、世の中の景気が良くなってきた証拠なのかね。。。まぁ、不況が長い事続いていたからね。。。あの10年で、どこも、体力落ちたやろうからね。。。今、元気なのは、それ以降に出来た新しい会社や。。。どんどん、そんなところは、大きくなってきている。。。

 

 それにしても、最近、グッドウィルのコムスンにしても、英会話のNOVAにしても、一部上場企業がしでかす不始末が続いてないか?改革開放路線に乗って、どんどんいろいろな会社が上場してきたが、どうも、ハードルを下げた分、上場企業としての重みとか、倫理観とか、社会的な責任と言った部分に、どうも、隙のある企業が多すぎないだろうか。。。。

 

 誰かが、企業は、社会を映す鏡で、みんなの社会共有の器である・・・と言った。。。企業が赤の他人に、お金を出してもらって、それを元手にいろいろな事業を展開するというのが、株式市場の常識なのだが、この辺が、少し感覚がずれていて、株を「うまいこと、楽して大金が転がり込むようなもの」と、勘違いしているフシがライブドアあたりから出てきた。。。ほんと、由々しき事や。。。他人様にお金を出して貰う限り、その欲求と期待に応えるのが資本主義社会の常識なんや。。それをどや。。。今の会社は全部、上場を自社のイメージアップの一環だと考え、純粋な資金調達の方法とも考えていない。。。

 

 挙げ句の果てに、外資に狙われたら、どこかに頼んで守って貰ったり。。。情けないことこの上ない。。。そんなのやったら、最初から上場なんてしなけりゃ、ええのや。。。

 

そんな勘違い上場会社の皆さん。まだまだこんなのは続きます。。。会社は公器なんやから、その今までの古い感覚を持っていたら、会社は無くなりますよ。。気いつけてください。。。

 

6/18(月) 朝鮮総連の本部を、差し押さえをするかどうかの裁判が、今日の午後ある・・・。大方の予想では、債権回収機構側の勝訴が確定的で、朝鮮総連の東京本部の土地不動産が差し押さえられて、競売にかかることになるのだが、こんな曰く付きの物件・・・売れるのかね。。。

 

 元はと言えば、こんな外国人の信用組合の破綻に、日本の役所が税金をつぎ込んで、破綻するのを助けたのが、そもそもの間違いや。。。1兆何千億もの血税をつぎ込んで、守ろうとしたのは何か。。。この国の金融システム、つまり、大蔵省のメンツだけやろう。。。この朝銀信組が、何故、日本の大蔵省の指揮下に入っていたのか。。。国交もない国の金融機関をなぜ、日本国政府が助けたのか。。ほんま、日本は甘ちゃんやね。。。

 

 結果、どうなったか。。。1兆円を超える公金は、北朝鮮出身の在日朝鮮人の人たちが作った、借金を穴埋めするために使われた。。。つまり、金だけ借りて踏み倒した人だけが、ええ目を見た・・・。そういうこっちゃ。。。そのほかにも、この朝銀信組は、ものすごい大金を朝鮮総連に貸し出していて、その金が、密かに、北朝鮮に渡っていた。。。と、指摘する人は多い。。。

 

 つまり、日本は、朝銀信組を資金的に助けることで、間接的に、税金で北朝鮮政府に資金を提供させられていた。。。そうとも、取れるやんか。。。これは、大問題やね。。。これだけの問題のある金融機関に公的資金の導入を決めた人は、どう責任を取るつもりなのかね。。。たった35億の値打ちしかない、総連本部を借金のカタに取っても、そんなの焼け石に水や。。。残りの1兆何千億、どうして回収するつもりなんや。。。バカ丸出しやわ。。。

 

 向こうは、日本の脇の甘い対応を見透かして、どんどん仕掛けて来ているのやからね。。。日本弁護士会の元会長や、公安調査庁の元長官のような人でも、丸め込まれているのやからね。。。どうせ、ハニートラップにかかって、弱みを握られたとか、夜討ち朝駆けで、総連側から、ねらい撃ちされて、協力させられたか何かやろう。。。北朝鮮の人たちの言っていることが、私の心の琴線に触れた。。。これって、良い言葉かも知れないけど、額面通りに受け取れという方が無理な話やろうね。。。なんせ、向こうは、百戦錬磨の北朝鮮政府やからね。。。

 

 日本という国は、いろいろな意味で、残念ながら、大変、ガードが甘い。。。アメリカの経済を牛耳っているのがユダヤだとすると、ひょっとしたら、日本の裏経済を牛耳っているのは、在日朝鮮韓国の人たちなのかも知れない。。。という指摘をする人すらいる。。。戦後60年かかって、在日韓国朝鮮の人たちは、随分、力をつけてきたからね。。。日本人の嫌がる仕事を率先してやってきたり、パチンコ産業や芸能関係、興行関係、外食産業、不動産、建築関係なんかも、やってる人が比較的多い分野やろう。。。それに、ヤクザやエセ同和なんかの裏の産業。。。どうせ、まともな税金を納めないような仕事は、逆に言えば、特権化しつつあるのやないかね。。。。

 

 今回の総連関係の事件で、北朝鮮系の企業が寄り集まって、税金を負けさせる交渉を、総連が窓口になってやっていたのが、明らかになったそうや。。。おいおい、税金の額なんて、交渉で決まるものやないで。。。この位でまけとけ・・・とか、そんなことをもし、本当にやっていたのなら、これこそ大問題やで。。。こんな反社会的行為は、国外退去処分相応やで・・・。ただでさえ、脱税のベストテンに常連で顔を出す企業は、朝鮮、韓国人が多いやんか。。。

 

 日本で仕事して、メシ喰っているのに、税金払わない・・・では通らないわなぁ。。。それなのに、自分たちの主張だけはする。ほんま、困ったもんや。。。

 

 私は、在日外国人の人が参政権を持つのには、帰化すること・・・。これが絶対条件だと思うのである。ところが、一部の政党の中に、在日朝鮮人、韓国人の人たちにも参政権を与えようと主張する人たちがいる。。。私はこれが信じられない。。。国って何や?自分たちの選挙のために、国という枠組みまで変えてしまうつもりか。。。

 

 公務員の人たちの中に、在日の人たちを採用する流れがある・・・。私は、現業部門で、公正に就職試験がなされているのなら、これは容認すべきだと思うが、教師や管理職、首長や議員に、これを開放すべきではないと思っている。それは、日本が日本でなくなるからや。。。ただでさえ、どんどん来ているのに、これ以上、朝鮮半島の人が増えてええことないからね。。。

 

 今の日本にいったい何人の韓国・朝鮮の人がいるのか知らないけど、昔からいる人は、もう、在日4世、5世の時代になっていると思うんや。。。欧米人が黄色人種に世界を乗っ取られるのではないかと、危機感を持っているように、日本人は、ある意味、在日の人らに、日本をええようにされてしまうのではないかという、薄気味悪い感覚を持っていると思うんや。。。

 

でも、在日の人らからとったら、実は、もう日本で生まれて日本で育った人ばっかりで、何とか年寄りは祖国の事を子供たちに伝えようとするけど、現実問題として、ハングル語を読み書き出来ない人も多くなって来ているぐらいや。。。こんな人たちに、国へ帰れと、言い続けるのも、なかなか難しいし、それなら帰化せえと、言うのもね。。。つまり、在日朝鮮韓国の問題は、日本が喉に刺さった骨のようなモノなんや。。。どっちつかずの中途半端になっとる。。。

 

今は韓国も日本も、もう十分に豊かになった。昔なら難しかっただろうけど、今ではお金を持った在日の人が韓国に帰るのは、経済的にはそう難しく無いと思う。ただし、こんなのは、日本側の事情で、向こうは反日バリバリの人も多いから、その昔、祖国を捨てて、日本に渡って、自分たちだけ成功して金持ちになったような人たちを、韓国社会は、身ぐるみ剥がそうとする。。。こんな酷い国民性が残っているウチは、難しいやろうけどね。。。

 

そこで、提案だが、朝鮮半島の南の方にも、過疎地が有ると思うんや。。。そこに、在日ばかりの都市を建設したらどうや。。。日本で成功した人たちはかなり経済力もあるやんか。。。これに、日本政府や韓国政府も協力して、経済特区にしたり、タックスヘブンにしたりして、特区を韓国内に作るんや。。。もちろん、全部が全部在日問題を解決出来るわけはないけど、少なくとも在日の人たちの居場所を確保してあげることは出来ると思うんや。。。どやろ。。。

 

まぁ、そんなに単純な話やないけどね。。。まぁ、日本にある特別在留許可という制度を撤廃するには、こんな荒療治しか方法が無いかと。。。。思ったんや。。。喉に刺さった骨はいつ抜けてくれてスッキリするのかね。。。

 

6/19(火) ほんま、ええかげんにせえっ!て、言いたいね。。。社会保険庁が24時間の年金相談ダイヤルを、やけに簡単に設置しよったと思ったら、そのほとんどが時給1050円のパートさんやったんやて。。。結局、丸投げやったんやんか。。。そんなに働きたく無いのやったら、さっさと辞表を書け!やる気のないどうしようもない職員をいつまでもだらだら生きながらえておいたり、身分保障してやったりしていること自身が、行政の怠慢やわ。。。

 

 自治労の問題は、以前書いたけど、新たな事実が出てきて、やっぱりなぁ・・・という感じや。。。こん奴らを雇っておくだけで損やわ。。。こんな事態になった責任を取ってもらって、退職金を半減して、お引き取り願うべきやろうね。。。社会問題にまでなっているのに、この体たらくやからね。。。こいつらにつける薬は無いわ。。。

 

 年金騒動で、全国の社会保険事務所が一斉に休日返上で開けたのも、こいつらの休日出勤手当とか、残業代稼ぎに、お墨付きを与えてしもた結果になって、良い口実にされてしもたようで、ほんま、気分が悪いわ。。。まさに焼け太り。。。おまけに、その対応が悪過ぎて、平気で3〜4時間も待たすし、たくさんの人を待たしているのに、お昼になったら12時ジャストに窓口を閉めたり、飲まず食わずで待っている人もいるのに、交替休憩にしないで、未だに、一斉休憩するし。。。。

 

 電話を受ける体制も、まともに、出来てない。何十分の一の確率でやっと電話がかかった人も、パートのオバチャンにひたすら謝ってもらうだけ。。。実際の年金記録を見られるコンピュータ端末は、僅かしかないというお粗末さ。。。どれをとっても、この役所のやる気の無さと、改善努力そのものが全くないというのが判る。。。ほんま、どうしようもないね。。。

 

 そりゃ、大昔からのパソコンのシステムを使っているのだから、今の時代に適応したシステムになかなか更新出来ていないことは判る。それでも、ものすごい額の公金をつぎ込んでいて、使えないでは、この機械化の意義、そのものがどうしようもないわなぁ。。。この役所の人たちには、それを判断する能力も、それをやり通そうとする気力も無いようである。。。こんな役所は解体してまえ!という意見が出るのも無理はないわ。。。。でもね、社保庁解体もええけど、一番解体してほしいのは、こんな、ええかげんなお役所体質、そのもの・・・なんやけどね。。。

 

 これは、公務員さん全体に言えることだが、未だに何年入庁という年功序列と、能力や仕事の成果に関わりなく、何号給という、ランク付けで、報酬が決められているのだから、どうしようもないわ。。。組織を半分に分けて、その2つに競わせるというような、大胆な手法は採れないものかね。。。より効率的な手法を開発した者には、昇給させるとか、より予算削減に成功した者には、ボーナスの査定が良くなるとか。。。親方日の丸の人たちを、何とか働いていただくには、何か特別な、成果主義的な方法が必要なのとちがうかね。。。。

 

 民間企業の人材を役所に入れたり、役人を民間企業に研修に行かせたり、交換プログラムのようなものをやっているところもある。。。でも、なかなかうまく行っているという話は聞かないね。。。私は、最大の原因は、公務員さんだけに与えられている、身分保障制度・・・にあると思うんや。。。公務員は、よっぽどのことが無い限り、クビにされない。。。これが決定的な差になってくる。。。民間なら、大きな失敗をしたり、会社に大きな損失を与えたら、降格、左遷、失職、免職があるやんか。ところが役人は、公序良俗に反した事をしないと、なかなかクビには出来ないのである。。。

 

 つまり、どんなボケで、どんなに能力が低く、一般的にその職種に不適格であると思われても、クビにされないのである。これは、もう、特権やね。。。あまりにも、有利過ぎるわ。。。これをまず、何とかしなあかんね。。。

 

 それとね、もうひとつ。役人はすぐ、丸投げしよる。。。まず、仕事を外注するのを、基本的に、一切禁止したらどうや。発注権というのは、国民に成り代わって公金を使えるという、ものすごく大きな権限やからね。。。。もし、どうしても発注する必要があるのなら、必ず議会や国会の承認が要ることにして、容易に税金を勝手に使わせないようにする等の、歯止め策が必要や。。。当たり前のことなのだが、実は、役人には全体の予算だけ議会を通して、その中で、好き放題に金使って、発注が出来るという、ものすごく大きな特権が与えられておる。これに、もっともっと、制限をかけるべきやろうね。。。

 

 特殊法人やらNPO独立行政法人などへの資金流失も、このへんのチェックが甘いから起こっている。ここに、大きなメスを入れんと。。。あかんわ。。。

 

 今回の年金騒動の原因の多くが、実は、この役人たちのええかげんな仕事ぶりにあるのが、やっと判って、年金管理のあまりにもずさんな中身が明白になったわけや。。。年金の設計方針が、当初からコロコロ変わって、だんだん、明確化されてきたというのも有る。そもそも、自分が払った掛け金よりたくさんもらえるような制度設計自身にも問題があったのやろうけどね。。。国民の側から請求しないとお金がもらえないというのも、すっきりせんね。。。黙っていたらもらえない。。。そのボンクラな人がいるから制度全体が成り立っているのなら、国がやる制度としては、極めて不誠実で、ええかげんであると言えるやろうね。。。公平の原則に沿ってないからね。。。

 

世間が騒げば騒ぐほど、自治労組合員が9割以上である社保庁の職員さんの懐が暖かくなる。。。こんなバカな話は無い。。。無給で働けまでは、よう言わないけど、少なくとも、パートを簡単に雇わずに、自分たちのシフトに、しわ寄せさせて、ちゃんと働け。。。自分らの不始末やろぅ・・・そう、言いたいね。。。

 

6/20(水) 我が家の2軒北隣に、今年の春、学生マンションが建った・・・。我が家の周りは、南が寺院で、その向こうが閉校になった小学校だから、まだ南の面は比較的低い建物だから、マシであるが、他の三方は、見事にマンションに囲まれてしまっている。。。この一番新しいマンションが出来ると聞いたとき、一番の心配事は、安眠被害であった。昨晩、その心配が的中してしまって、眠れなくてホント、困った・・・。

 

 たくさんの部屋があるうちの、たった一つの部屋なのだが、酔って友達が泊まりに来ているのか、大変騒々しいのである。。。他のマンションの人があまりの騒々しさのために、「うるさい!」と、怒鳴っていたが、それでも、しばらくしてまた騒ぎ出す。。。結局、この深夜から早朝への宴は、朝の4時過ぎまで延々と続いた。。。この時期、まだ夜は少し涼しいから、エアコンをつけずに寝ている人も多いやろう。。。犯人達のお部屋もベランダに向けた大きな窓を開け放っていたり、あるいは、ベランダに出て騒いでいたのだろう。。。よく続くもんや。。元気やね。。。

 

 若いのやから、少々のことは仕方無い・・・と我慢はするのだが、実際問題として、夜中の12時から朝の5時近くまで、頭の真上でドンチャン騒ぎをやられてた日には、こっちも、おちおち寝ていられない。。。困ったもんや。。。そんな人に限って、他の部屋が五月蠅かったら、徹底的に抗議する。。。ほんま、自己中心主義で困ったもんや。。。どういう教育受けて来たのかね。。。お里が知れるってこんなことや。。。

 

 この新しいマンションに住んでいる人は、どうも、立命館の法科大学の生徒さんが多いようや。弁護士やら裁判官になろうとする人たちやから、極めて高いモラルが求められて当然やろう。。。そんな人たちでさえ、これやからね。。。ほんま、しゃあないわ。。。

 

 そうかと思えば、今朝のテレビを見ていたら東京の方で、温泉施設の従業員控え室兼、温泉くみ上げ施設で天然ガス爆発事故があったらしい。。。3人もの人が亡くなってはるから、相当な爆発事故やったんやろうね。。。ところが、この報道を見ていて、またまた、マスコミの行きすぎた言動が気になった。。。お若い記者さんが、そのスパ施設の親会社であるユニマットの人の会見で担当者に、詰め寄って、ものすごい勢いで暴言を吐いていたのだ。。。

 

 よく考えてみたら、そんな親会社の担当者に、一体、何の責任が有ると言うのだ。。。親会社の責任者として、事故で亡くなってしまった人の遺族の人への弔慰と、お詫び会見。。。それ以上に、何の報道価値があるのか。。。ユニマットは、説明責任を果たせてないと、声高に叫んで、何を聞き出すのが目的なんや。。。。報道に携わる人なら、この狙いがハッキリしてないとアカンと思うんや。。。この人が天然ガスの除去装置を作為的に作動させなかった責任があるとでも言いたいのか。。。この人が、その事故のあった施設の全容を知る立場にあった人かどうか。。。私が見たところ、いや誰がどう見ても、このオンチャンは、全く何も知らなさそうな人や。。。。お門違いも甚だしい。。。。その判断も付かない人に、マスコミも、会見なんかに派遣すべきやないやろうね。。。まるで、芸能レポーターのノリで、この手の事故取材をしていたら、ただの興味本位だけの取材になる。。。

 

 事故原因の真相究明は、警察の仕事。。。マスコミの仕事ではないという大原則も、忘れたらあかんで。。。それなのに、その原因に関わる部分の質問をしつこく聞き出そうとする。。。こんな、早い段階で、予測や予断のある発言を引き出しても、何の意味もないやんか。。。下手すりゃ、そのことが、当事者を追い込んで、当事者が、事実を歪曲してしまったり、捏造したりするようになるかも知れん。。。そうなってしもたら、警察捜査に影響する。。。ほんまは、そこまで、考えて行動するべきなのにね。。。

 

 悔しかったら、朝鮮総連の会長のとこでも行って、RCCのカネ、600億円耳をそろえて返せ。。。とか、朝総連は説明責任を果たしてない。。。とか、言って来てみい。これなら、国民の「よぅ、言うた!」の声の一つや二つもらえるで。。。

 

 誘導質問も酷いね。。。夜中の3時に被害者の父親の家に上がり込んで、何か会社に言いたいことは?とか、変わり果てられたご遺体を見られて感想は?とか。。。常識有る人が見たら、何とデリカシーの無い無神経な質問をするものだと、ほとほと呆れる。。。。娘を亡くした親御さんからしたら、会社への不満をぶつけるしかないやんか。。。そして、そこだけオンエアーで使う。。。でもね。これって、まだ、このスパを運営管理しているユニマットに落ち度や過失があるって、判っていないやんか。。。普通の常識で言えば、ガス爆発事故や。。。人為的ミスによる事故なのか、防げなかったミスなのか。温泉掘削会社の落ち度なのか、換気設備とか、メタンガスを分離解毒するための装置の会社の瑕疵なのか、、、まだ、何も判っていない状況やんか。。。

 

 それなのに、お父さんから「会社の人間性を疑う・・・」なんていうコメントを引き出して、この事故があくまで人為的なミスによる爆発であると、決めつけて報道するような態度はどうかと思うね。。。有る意味、これは、マスコミによる事実の歪曲につながる懸念があるし、印象操作により、この件の本質がねじまげられてしまう可能性もある。。。事実だけ伝える。。。その真摯な態度に欠けていると言えるやろうね。。。

 

 我が家の近くのマンションの学生さんのことも、テレビ局の報道姿勢の事も、実は、今の若い人の、社会での常識という、言い換えたら、平衡感覚の問題・・・やと思うのんやね。。。どうも、日本人のグローバルスタンダードというものが、少しづつだが、知らないうちに動いているのではないかと思うんやね。。。その根底にあるのが、教育制度のバラツキであることは、まず間違いないのやと思うのである。。道徳から、徳育とか、総合の時間とかいくらやっても、この大きな流れは、氷河のように、動いているようには見えないけど、たいへんゆっくり確実に動いている事なんやろう。。。

 

 私は、もう学校にこんな大事なことを、任せっきりにするのは、無理なことやと思うのやね。。。。ほならどうするか。。。一番、影響力の大きいのは、テレビや。。。これを使うしか無いんや。。。例えば、その昔、シートベルト装着が義務化したやろ。今度は後部座席にも装着義務があるようになるらしいけど。。。これって、当時の西部警察なんていう人気ドラマで、全員がちゃんとシートベルトして、出動するシーンを見せて、見ているみんなに、あぁ、ベルトをしなあかんにゃ。。。っていうのをアピールしたやんか。。。だから、急速にシートベルトする人が増えた。

 

 これと、同じやと思うんやね。。。つまり、テレビ番組の制作者というものは、高いモラルと見識が求められるし、ある意味、新しいマナーと常識を広める先遣隊になるべきやと思うのやね。。。それなのに、こんな記者の暴言を平気でオンエアーで流してたり、誘導質問で、制作者側の色が出てしまっている報道番組を流してしまったり。。。ここらが大問題なんやろうね。。。もっと、ちゃんと、人を選べよ。。。っちゅうこっちゃ。。。

 

 テレビはいろんな人が見る。みんなは、それを見て、いろいろな他の人の考え方や、価値観の違いを発見する。。。だから、テレビはみんなのお手本にならなあかんのや。。。それなのに、お手本がこんなに酷くてどうする。。。もっとしっかり、常識人にしてから、仕事させてや。。。何でも下請けへ、丸投げでは、役人たちと、ちぃ〜とも、変わらないで。。。

 

6/21(木)  人というものは、実に身勝手なもので、他の人を、最初に逢った第一印象で、パッと決めつけてしまうところがある・・・。お互いに話し合ったり、分かり合ったりして、付き合いが深くなれば深くなるほど、その人に対する感情とかいうものは、変わってきたりするものなのだが、やっぱり、第一印象というのは、大きいね・・・。そうやなぁ。。。まず5割以上、その人を見ただけで、決めつけてしまっているのやないかねぇ。。。

 

 それだけ第一印象というのは大事で、この人が今どんな気持ちでいるか、とか、この人は、どんな人生を送って来たのであろうかとか、どんな性格で、どんなものに興味が有りそうであるかとか、そんなことを、瞬時にして相手に伝えてしまうものである。。。つまり、対面するということは、その個性と個性がぶつかり合う・・・ということなんや。。。西洋的発想は、まず敵対するところから入ってくる。。。

 

 このことは、有る意味、とても怖い事で、そんな意図が無くても、相手に自分の印象を悪く与えてしまうことになるかも知れないから、そうでない人には、たまらないことである。そこで、最近、話題になっているのが、コミュニケーション力というものである。相手の話すことや考え方を如何に早く理解し、逆に自分の意志や、意見をいかに相手に的確に伝えるか。。。この能力である。この発想は、もちろん欧米から来ている。例えばアメリカでは、多くの思想や国籍や宗教や肌の色が異なった人たちが、一緒に暮らしているからね。。。。こんなバラバラの人たちが、うまく一緒に暮らしていったり、仕事をしたりするには、それ相応の努力が、やっぱり、必要なのである。それには、お互いを知らないことには、始まらない。だから、たくさんの会話が必要になってくる。

 

ところが、日本はどうだろう。。。目は口ほどに物を言い。。。以心伝心。。。1を聞いて10を知る。阿吽の呼吸。。。いろいろな言葉があるように、口に出さなくても、お互いに相手の思っていることが、しっかり分かり合っている。。。これが、日本人独特の美徳であるとされてきた文化がある。。。つまり、コミュニケーション力という概念は、まず生まれて来なかった。。。そう、言えるやろうね。。。だから、日本人は、人と意見を交わしたり、他の人の意見を押しつけて、自分の意見を通そうとする。。。そんなのが実は苦手な方なのである。。。もともとの思想が敵対ではなくて、仲間意識から入る場合が多いからね。。。

 

 私は、ぼちぼち、この日本独特のアイコンタクトのようなものに、スポットライトが浴びせられてええ頃だと思うのやね。。。100を理解させるために200言うより、合図するだけで、相手の取る行動が容易に想像出来る関係というのは、実は、いろいろなところで、かなり有利に働くからである。例えば狭い機内でいろいろなサービスをするキャビンアテンダント。この人たちが、いちいち、わぁわぁコミュニケーションされていたら、お客の方は、困るし、目で合図するだけで、ミルク取って!と判りうる関係というものは、素晴らしいパフォーマンスにも、つながることになるやんか。。。

 

 つまり、しゃべらないで、相手のことを思いやる気持ちとか、相手の身になって考えること。。。これって、日本人のお得意分野やないかと思うのやね。。。もちろん、単一民族に限りなく近く、比較的均一な教育を受けて、育ってきている人間というものは、お互い似たもの同士になる可能性が高い。。。実は、これが、日本人の有利なところなんやね。。。ビジネスの世界でも。。。

 

 このことは、社員間の意思の統一を図る前に、もう、有る程度のコンセンサスが、すでに出来上がってしまっている。。。ということを指す。。。でも、この日本人にとっての優位性が、だんだん失われつつあるんや。。。それは、世代間ギャップとでも言うべきかね。。。共通認識の部分が、今までは50%以上あったのに、30%ぐらいになってしもた。。。そういう事なのかも知れない。。。

 

 すると、どういうことが起こるか。。。予想不能の行動をする人が増えてきても、その事自身が異常であるという認識がだんだん薄れていってしまうのである。。。第一印象が普通なのに、突然、突拍子もない事を言い出す・・・。いきなり切れて、我を抑えきる事が出来ない。。。しんぼうが出来ない。。。こんなのが、いろいろある。。。

 

 私は、日本人の心の中に、余裕がなくなってきているのが、こんな問題が続いて起こる原因だと思っている。。。まず、自分の周りで起こっていること全てを受け入れて、全部を許す。。。そこから始めないとあかんにゃて。。。何か、宗教かがっているけどね。。。そして、自分の周りに起こることは、全部、自分に責任がある事に目覚めよ・・・ということなんや。。。難しいけどね。。。つまり、人様にあれこれ言う前に、自分の中で十分に理解出来てないまま言葉を発してしまうから、いろいろな問題が起きる。。。すべてのことを、全部自分のせいやと、思う事で、ものすごく気持ちが楽になる。。。。

 

つまり、「負けるが勝ち」っていう、感性なんや。だから、人さんに、勝たせてあげで、ええ気持ちになってもうたらええ・・・。そんな発想が有るのやろうね。。。今の日本に足りないのは、こんな「負けるが勝ち」の精神なのかも知れないね。。。

 

6/22(金) 私は基本的には、テレビのクイズ番組が好きである。人より多くのことを知っていたいという知識欲を満たしてくれるし、忘れていた事を思い出せるという快感は、みなさんも有るだろう・・・。でもね、最近のクイズ番組の中で、どうも品がないものも目立つようになってきたと思わないだろうか。。。

 

 伸助の司会でやっていて、最後にヘキサゴン!とかいうのを叫んでるヤツである。。。あの番組に出てくる出演者たちは、はっきり言って、あまりにも常識のない、悪く言えば、馬鹿を売り物にしているような人が多いのではないか。。。あの番組を見ていて、その企画意図を考えると、一言で言えば、「見ている自分より馬鹿な回答をしている人を笑う番組」であるのが判る。。。普通、日本人なら、自分がクイズ番組が不得意であるのなら、こういった番組への出演依頼を断るのが普通である。何故なら、この番組に出て、全く問題に答えられない自分を全国ネットにさらけ出すことが、「恥」であるからである。。。

 

 ところが、この恥を恥と思わない人たちが、出てきた。受ければ何でもありのテレビ界では、当然の流れなのかも知れないけど、このテレビを見ていた人の多くが、知らないことが恥ずかしいこと・・・ではないと、勘違いしだしたらどうだろうか。。。世の中、おかしいことになるやんか。。。

 

 このクイズ番組のメインであるアホ回答者は、見事に自分の馬鹿さかげんを全国にさらけ出して、逆に、それを売り物にしとる。。。でも、これって、ホントはとても恥ずべき事なんやという、フォローが番組制作者側に、全くないのも問題である。。。

 

 本当に、物事を知らない人がいるのは、仕方がない。でも、その人のことを大声で笑う文化というのは、果たして正常な文化なのだろうか。。。その人に配慮して、出来るだけ笑わないでおいてあげる。。それが、日本人の奥ゆかしさ・・・だったのに、これらの番組には、その日本人の美徳の欠片もない。。。この人に、自分の無知を恥じる機会を与えて上げて、その人にもっと世の中の常識を勉強しなくっちゃ・・・と、悟らせてあげるのが良いところなのに、そんなこしは、お構いなし。。。どうせ、私はこんなもんや・・・と、開き直らせるだけ。。。これでええのかね。。。

 

 私は、これは、今の日本の悪しき風潮の一つやと、思うんや。。。テレビで有名人がアホぶりを、せんど振りまいていたら、私も勉強なんか、せんでもええわ・・・。世の中ぐらい、何とか渡っていけるわ。。。という間違ったメッセージを子供たちに与えてしまっているのかも知れないやんか。。。そんな子供ばっかりになってみ。。。日本は終わりやで。。。

 

 どうも、今の日本では、全うに生きることが、素晴らしいことであるという価値観が欠落してきている。。。本当は豚肉が混じっているのに牛肉のミンチやと嘘をついて、平気で売るヤツ・・・。新潟産のコシヒカリ100%ですよと表示しているのに、平気で小売店からの産地不明の返品米を混ぜるヤツ・・・。この人たちに、日本人としてのプライドとか、良心とかいう言葉は無いのか。。。これも、恥を恥じと思わないヤツが増えてきたから、こんな悪さをする奴らがまかり通っておるのやんか。。。。

 

日本という国は「恥」の文化である。この世界でも有数の、この恥の文化が、高い倫理観を守り続けて来たし、日本人としての、生き様を律して来たと思うんや。。。これを今、放棄してしもてええのか。。。今、日本は、この岐路に立っていると思うんやね。。。

 

6/23(土) やっぱり、辛坊次郎は、いいね。。。この7月の参議院選挙の投票日が1週間ずれ込んだ件で、マスコミ各社は、軒並み、安倍晋三の個利個略だと批判しているのだが、辛坊さんだけが、ズバッと正論を吐いていた。

 

 参議院選挙の投票日が1週間ずれると、選挙管理委員会というのは、何かと大変である。選挙事務というのは、国からの委託費でやっているのだが、まだ1ヶ月も先の選挙のために、ポスターや掲示板やらをもう作ってしまっている方がおかしいというのが、氏の指摘である・・・。その日付を訂正したり、刷り直しをするために、またまた、われわれの税金が使われると、マスコミは、首相や官邸を批判するのだが、これは、ちょっと待て・・・である。この批判はやっぱりおかしい。。。

 

 そもそも、いつの時期に選挙の告示をして投開票日を決定出来る権限が総理や官邸には与えられている。何でも、1回だけ変更することが可能であると、法律で決められているのだそうである。そうだとすると、変更の可能性のあるものを、もう決定であると早合点して、見切り発注をしたのは、誰か。。。当然、その人の発注責任が問われても仕方ないのではないか。。。

 

 投票日の変更で、いろいろな日付の訂正をするのに、膨大な費用がかかるとさけているが、その費用は、いったい、誰が負担すべきなのか。。。私は、都道府県の選挙管理委員会の職員が、まだ確定もしていないのに、見切り発注をしてしまったのだから、当然、一銭の余分の費用でも、これを税金で負担するのは、全く筋違いな話だと思うわけである。。。

 

 ところが、各都道府県の役所の中には、自分たちのミスを棚に上げて、1週間延期になったために増えた経費を国に請求する。。。なんてことを、言い出すところまで出て来た。。。これは、ぜったい、そんなことを言ったヤツをつるし上げにすべきやろうね。。。そいつらの個人弁償で、自分のやってしまったミスを償わせないと、筋が通らない。。。余分な税金使わせたら、絶対にあかん。。。

 

 役人達は、これを機会に、自分たちの普段の仕事ぶりを、猛反省してもらわんとあかん・・・。慣例や思いこみだけで、楽するために、余裕を持った発注を安易にしてしまう。。。どうせ、早く発注をしてくださいと、出入りの業者につつかれたんやろう。。。でもね、正式決定を待たずに発注しなければならないほど、時間がないのだろうか。。。そうではないやろう。。。規定の期間では、間に合わないと言うのなら、そんな業者さんには、発注しなければええだけやんか。。。その納期でも対応出来るところに、注文すればいい。。。

 

 実は、ここいらへんが、役所と出入り業者とが、ズブズブの関係になっとる証拠や・・・と、思うんやね。。。いつも、同じ業者に発注しているから、こんなことになる。。。役所に入っているような業者は、実はものすごく狭い世界の場合が多い。。。指定業者になるのに、議員に口利きしてもらったり、同和がらみがあったり、いろいろな政党の思惑があったり・・・とかくグレーな部分が多いやんか。。。お世辞にも、開かれた公正な発注とは言えない。。。つまり、税金を使うところには、必ず利権が着いてきていて、これを持っている人は、絶対に手放すまいと、必死に抵抗する。。。だから、新しい業者というのは、なかなか参入出来ず、いつも同じ業者が注文をたらい回しして、順番に仕事を貰うような体質が出来てしまっているのやね。。。

 

 官製談合の素地はここにあって、市の発注システム自体が、かなり限られたところにしか仕事が流れないようになっとるのやから困ったもんや。。。こんな弊害を無くすためには、もっと職員自身が、いろいろ勉強して、安い業者であるとか、公正な価格はどのへんにあるのかということを、常に調査しないとあかんのやけどね。。。まぁ、そんなことは絶対にしよらへんやろうけど。。。

 

 役所の発注するシステムというのは、何でも、合い見積もりとかが、要求される。。。たった2〜3万のモノを買うのに、いちいち見積書出して、場合によっては、その業者に他業者の合い見積もりを準備させよる。。。本来、自分らがやらなければならない仕事を、業者に振りよるんや。。。その挙げ句、やっと注文貰うのが2万そこそこ。。。こんな注文いらんわ。。。と、思うところがほとんどやんか。。。2万なんぼのモノを売って、儲けはせいぜい、2、3千円やったら、こんなの全く割に合わない。。。この辺の所が、役人達は鈍感だから、全く判らないんや。。。だから、役所の細かくて邪魔くさい注文なんか要らないという企業が多くなってしまうんやんか。。。

 

 反対に、こんな細かい注文でもたくさん取って、生活しておる所も多い。。。すると、どうなるか。。。こんな所が、ほぼ仕事を独占するようになってくるんや。。。そしたら、街で買えば、980円で買える物を、この業者は1280円で納めるなんていう、馬鹿なことになってくるんや。。。結果として役所は高い買い物をさせられて、そのツケは市民に回るのやんか。。。だから、役人さんは、もっともっと、モノの値段について、市場価格というのを、もっと勉強すべきやね。。。業者任せにしなくて、自分の足と常識を鍛える。。。そのために税金から給料もらっとるのやから。。。

 

 コピー用紙一つとっても、民間企業なら、通販だったり、ストアデポだったり、いろいろ、安いところを捜すやんか。。。ところが、役所は入札で落ちた業者に全部発注する。その価格がほんとうに一番安いかの検証なんてしない。。。自分らの懐が痛むわけやないからね。。。だから、この納入業者と発注権を持つ役職者が結託したら、不当に高いコピー用紙を買わされていても、誰も判らないなんていう、馬鹿なことになるんや。。。

 

 私は、役所の使った税金の細かいところまで、全部ネットで公開したらええと思うんや。。。ウチだったら、これより安く入れられまっせ・・・というところが出てきたら、その専属出入り業者は、高値で納品出来なくなるからね。。。だから、情報の公開って大事なんや。。。隠されていたら、全然見えないから、役人達は好きなことがやり放題になる。。。

 

 選挙の掲示板と言ったら、ベニヤ板に印刷しただけのものやんか。。。どこかの工務店かて、簡単に入札に参入出来るやんか。。組合なんかで応札してもいい。ようは、入札の透明度と、中立公平性を高めるために、徹底的な情報開示が出来るかどうか・・・その問題やと思うんやね。。。

 

せっかく集めたみんなの税金。無駄なく、安く、みんなが納得する形でちゃんと使ってほしい。。。いらん銭を使いよったら、承知せえへんぞ。。。

 

6/24(日) 渋谷のスパ施設の爆発事故では、いろいろなことが教訓になったと思う・・・。まず、東京都と千葉県の一部の真下には、豊富な天然ガス田が眠っていたということや・・・。なぜ、東京ガスがこんなのを、ほおっておくのかね。。。掘って売ったら、わざわざ遠い外国から液化天然ガスを運んでこなくてもいいのに・・・。それに、こんな大事で危険なことを、ほとんどの人が認識してなくて、井戸や温泉を掘った人たちに、天然ガスが一緒に出てくることがありますから、十分気をつけて下さいよという、法律すら無かったということや・・・。

 

 もちろん、法律もないのだから、出てきてしまった天然ガスを温泉と分離して、危険のない状態にして大気中に放出する装置自身が、全く設置義務も無かった。。。この状態で、いくらこの施設の女社長さんや、建築会社や、日立ビルメンテナンスなんかを非難しても、何にもならないと思うんや。。。この人たちには、何の責任も問えないからね。。。温泉を掘ったら、天然ガスが出てくるかも知れないのは「常識」だから、知らなかったでは済まされないという口調の批判があるけど、この論理には裏がない。。。現実として、全国のほとんどの井戸や温泉施設に天然ガスの分離装置の設置が、法律で義務付けられていないし、実際にその装置がほとんどない・・・のやからね。。。

 

 この人達の責任を問うためには、まず、温泉施設は、危険な天然ガスが噴出するものであるという認識が、この施設の経営者たちに無ければならない。。。ところが、この人たちには、全くその認識もないし、その知識すら無かった可能性がある。そもそも、その天然ガスの危険性に熟知していないと、温泉施設を経営してはいけないという、法律法令も聞いたことがないからね。。。

 

この人たちは、現行法において、出来うる限りの安全投資をして、しっかり法令も遵守していた・・・。法律の範囲で必要な事は全てやっていたのやからね。。。その上で瑕疵を問えるものかどうか。。。問えないやろうね。。。法律とは、そういうもんや。。。

 

この手の事件が起こると、必ず始まるのが「犯人捜し」である。つまり、誰が悪かったか・・・ということである。私は、今回の事故は、この企業というより、行政のミスやと思うで。。。温泉の設備について、何の法令も作ってこなかったし、消防だって、天然ガスの危険性を認識せずに、この建物の検査をパスさせていたのやろう。。。東京都の建築確認かて取っているのやろ。つまり、東京都がお墨付きを与えた建物で、起こった爆発事故やんか。。。危険を予知出来なかった責任は都にもあるで。。。

 

 石原都知事は、慌てて、法整備と、危険防止策、などに、あたふたと対応しているのは、そこやんか。。。つまり、バケツに水漏れの穴があった。。。だから、その穴を塞ごうと一生懸命努力する。それが行政の仕事や。。。同じような事故がどんどん続いたら大変やからね。。。。。これは、都に大きな責任の一端があったという証拠やろう。。。

 

 私は、今の日本の風潮が、だれか「人身御供」を公の前に晒して、「申し訳ございませんでした」とテレビカメラに向かって謝罪会見をさせないと、気が済まないような、何か、人に土下座させて喜んでいるような・・・。そんな、さもしい、感覚に、日本人全部がなってしまっているのやないかと、思うのや。。。これは、日本のマスコミが、かなり、いい気になっている部分もあると思うんや。。。何か起こると、すぐに、事故の被害者のコメントを取りに行くやろ。。。そして、正義の味方のフリをして、本当なら、当事者だけで交わすべき内容が、マスコミを通じて相手さんに伝わると、これが、どうもおかしな事になる。。。

 

 JR西日本の脱線事故の時かてそうや。JRの社長さんが、事故の被害者1軒1軒にお詫びに行くやろ。。。それに、いちいち、一丁かみして来よる。。。JRの社長さんと被害者の人との話し合いなのに、マスコミが噛むことで、話がややこしくなる。。。JRはなぜか、事故とは全く関係のない人にまで、お詫びを繰り返すことになるんや。。。これって、よくよく考えてみたら、変な事やんか。。。

 

 そして、この遺族と会社のバトルを面白可笑しく報道しよる。。。人の喧嘩は、そりゃ、オモロイからね。。。でも、ほんと、それでええのか?マスコミは裁判官やない。。。ところが、善悪を勝手に決めかかって報道しよる。。。これは、少し危ない事やで。。。裁判所のやることを、一民間企業がやるのやからね。。。一つ、間違ったら、その人の人生や、その企業の存在そのものまで狂わてしまう事になる。。。

 

報道に関わる人には、その辺りのことを十分に考慮して、やってほしいもんやね。。。

 

6/25(月) 北海道の食肉会社であるミートホープ社が、牛肉ミンチと称して、豚肉や鶏肉を混ぜて売っていた件で、波紋が拡がっている。。。この会社は、豚肉のミンチが白っぽいのを偽装するために、豚の心臓を大量に買ってそれをミンチにして混ぜていたそうである。酷い話やね。。。牛肉か豚肉かは、それを使っていたメーカーなら、見分けが付くと思っていたが、そんな小細工をずっとしとったんやね。。。

 

 このミートホープ社の記者会見が、ほんま、ええかげんやった。。。。社長の、田中みのるというオッサンは恐らく60歳代ぐらいやろう。。。40代の息子に諭されて、やっと本当のことを自白した。。。こんな社長の生きてきた時代は、モーレツ世代だから、少々悪いことをやっても、儲けたもの勝ち。。。という価値観やった人たちや。。。肉なんて、ミンチにしてしもたら、少々、「いきかけ」でも、ほかすような部位でも、混ぜてしもたらわからん。。。こんな方針やったんやろうね。。。

 

 牛肉なんて、最初は、つぶしたての新しい肉を高く売るやろ。。。その肉が売れ残ったりしたら、しぐれ煮にしてしまったたり、たれに浸けて焼肉用にしてしまったり、多かったら冷凍にしたり、業務先に売ったり、缶詰用にしたり、ハンバーグにしたり、いろいろ目先を変えて、売っておるものの代表格やんか。。。売れ残りを廃棄しているところの方が珍しいのやないやろうか。。。実際、売れ残りの肉を大量に廃棄したりしている映像をテレビなんかで見たこと無いやろう。。。コロッケに使う挽肉なんか、恐らく、最後の最後の手段。。。どうしても売れなかった肉をミンチにして冷凍したものを使っている。。。そう考えた方が自然や。。。

 

 この手の、「悪さ」は、多分、全国どこの食品会社でもやっとる可能性が高い。。。ミートホープ社だけやないと思うで。。。まぁ、食肉の世界は、アメリカ産を国産と偽装したり、アメリカ産肉を廃棄するとして、保証金を税金から騙し取った事件もあったり、とかく、胡散臭い業界である。でも、こんなグレーな業界でも、何とか若い世代の経営者の人たちが、信用を立て直して行って欲しいもんやね。。。今の世の中、法令も遵守出来ないような企業は、生きて行けないのやから。。。

 

 今回の社長のような昭和一桁生まれ前後の年代の人たちには、一つの過信がある。自分一代で、ここまで会社を大きくしてきたという自負がある。ただ、この世代の人たちは、物の無い時代に育っている。つまり、無駄が嫌いで、悪く言えば、極端なケチンボである。自分から出すのは、舌でも出さん。。。。中小企業なら、自分の個人的な支出でも全部、会社の経費で落としてきた。その甲斐あって、小銭は残しておる。。。

 

 人間、少々のまとまったお金が出来ると、金儲けが趣味みたいな感覚になる。だから、法令を守ることより、自分の利益を最大限にする方をどうしても優先してしまう傾向があるんや。。。だから、今回のように、してはいけないことと、己の利益を天秤に掛けても、己の利益を最優先してしまうという、今の常識からしたら、考えられないような事を平気でやるんや。。。その結果、どうなるか。。。この会社は、ひょっとしたら、全てを失うかも知れないで。。。。そのことが、この社長には、ぜんぜん、判ってないのや。。。。息子は判っていたのやろうけどね。。。

 

 今回のような事件を見ていると、会社って何やと、考え直させられるね。。。社長に気遣いながら、社長の指示で豚肉混ぜました・・・と白状した工場長。。。早くから北海道庁やら、農林水産庁に、内部告発していた役員。。。自分の会社を、己の利益を最大限にするための道具であるとしか認識出来ていなかった創業社長。。。その不正を止めることが出来なかった社員達。。。この企業の社会での存在意義って、いったい何やったんやろうね。。。

 

 色々考えさせられたわ。。。

 

6/26(火) 楽して、大金が入ってくるような役所は、いろいろな不正が起こりやすい。。。社会保険庁という役所も、国民から、大金を集めていた割りには、あまりにもずさんな管理体制だったら、こんな大きな問題にまでなったのやろうね。。。だって、年金制度そのものが、国から言われたお金さえ、きちんと払っていたら、歳をとってから、何もしなくてもお金が貰えるという、夢のような制度やったからね。。。土台、この制度自身に、根本的な矛盾が潜んでいた。。。私は、そう思えてならないんや。。。

 

 今の90代80代の人なんか、ろくすっぽ年金掛金を払わずに、大金を貰ってはるやんか。。。有り難い事なんやろうけど、ちょっと待て。。。自分の掛けた掛け金の3倍4倍のお金を貰っている人がいる。。。そもそも、こんな、うますぎて、不公平な事は無いやんか。。。日本のような自由主義国で、人間は、その命が終わるまで生きなければならない。でも、命なんて、何年の何月まで生きていられるなんて判っているものやない。。。明日死ぬかもしれないし、20年後かも知れない。。。だから、不安になった人は、死ぬまで生活できるだけの資金を働けるうちに貯めていたんや。。。だから、日本人は世界一、貯蓄をする国民性があって、誰もアテにしない。。。という、有る意味、自立した生計の年寄りが多かったはずや。。。また、今ほど核家族化が進んでいなかったから、親と子供や孫は3世代同居するのが常識やった。つまり、サザエさんに出てくる家族というのが、日本人の標準家庭やったやんか。。。

 

 親は定年まで働いて、老いては子に従う。。。子供が親の面倒を見るのは当然のことやった。。。でも、現実は、家は3世代が住むにはあまりにも小さいうさぎ小屋。子供は親の元を離れて遠く都会で暮らすのが当たり前・・・こうなってくると、田舎には年老いた老人しか残らない。。。ということになる。。。

 

 そこで、社会全体で、年老いた老人の生活を守ろうとする動きが出てきて、これが年金制度になった。。。ところが、お上がこんな制度を作ったら、今度は、これに完全に依存する人たちが増えて来たんや。。。親方日の丸に、おんぶだっこや。。。。昔は、高齢になっても元気に働く人が多かったのに、年金が貰える65歳になったら、まだ働けるのに、年金を満額もらいたいがために、仕事を止めてしまう人ばかりになったんや。。。これは、実は、ものすごく不幸なことやと思うのやね。。。

 

 お金を持った年寄りは、実は、年金なんかアテにしなくても過半数の人が立派に生きてゆけたのやないかね。。。それを制度が、無理矢理、無職にしてしまった。。。そうとも言えるやんか。。。おまけに、日本人の良いところであった、質素倹約の気質。これまで危なくしてしまったのやないか・・・とさえ、思うのである。普通なら、老後のためにとコツコツと貯めていた貯蓄を、どうせ年金があるから、何とかなる。。。と、思うようになった人が増えてくるとどうなるか。。。60や65になったら、仕事をせずに、遊ばな損。。。と、ものすごく大量の自発的失業者が増えたのやないかね。。。これは、社会全体で見れば、大きな損失や。。。

 

 社会制度の充実も老人の独立に足を引っ張っている部分がある。悪名高い介護保険制度である。。。。本来、歳を取ると、身体が不自由になったり、買い物などの行動が難しくなったりする人は多い。この人たちを何とか助けようという、この制度の意図自身は良い。ところが、これが国や自治体という役人達に任せた事が、多くの失敗を生んでいると思うんや。。。昔なら、しゃきんとしていた人たちが、ポイント制で、要介護認定を受けるようになる。

 

 認定を受けた人は、ケアプランという、家庭サービスを受ける権利を貰う。人間、このポイントをもらうと、せっかくだから、使わないと損という感覚になる。昔の人だったら、私は他人様のお世話にならなくても・・・という人が多かったのだが、この頃は逆・・・。つまり、制度自身が、無駄とも言えるかも知れない余分な仕事をやっていて、オーバーサービスになっている部分がある。。。身体も動くのに、毎週、自宅のお掃除をしてもらいに、ヘルパーさんに来てもらっている。。。これって、お年寄りに取ったらラッキーなんやけど、全国の老齢家庭全部が、こんなサービスを使いまくったらどうなる。。。私には、どうせ、介護保険で出るのやから・・・という感覚が蔓延化するのは、とても危険なことに思えてならないんや。。。介護保険がいつか破産するか、掛金がものすごく高くなってくるで。。。ほんま無駄が多いわ。。。

 

 年金の部分にも、この無駄なオーバーサービスの部分があると思うんや。。。本来、人間、65まで生きていたら、某かの資産は残しているやんか。。。そんな人は、本来は、年金なんかいらんのや。。。棺桶の中まで金を持っては逝けないのやからね。。。。私は日本人の今、年金もらっている人の7割以上は、年金を貰わなくても立派に自立している老人の人たちやと思うんや。。。つまり、年金の公平性を制度として求めすぎたために、7割もの本来、必要でない人にまで、年金を支払っている。。。。そんな気がするのや。。。

 

 私は、この老齢年金制度が、生活保護制度と同じく、社会的弱者の救済となるべきやと思っている。だから、誰でもかんでも65歳になったら、全員がもらえてしまう年金というのは、どうも、無理と無駄のかたまりのような気がしてならないんや。。。3割ほどの人の生活を助けるために、国民全員から多額のお金を集める。。。その金を役人がちょろまかしたり食い潰したりしよる。。。その金から社保庁の職員の給料や多額の退職金やら、天下り団体への補助金が出ていたりしたら、いったい何のための制度か。。。役人を肥やすためだけの制度に成り下がっているのやないかとまで思うのである。。。

 

ここは思い切って年金制度廃止まで踏み込んだ議論が必要ではないかね。。。今まで支払った年金掛金を全部払い戻させて、本当に生活を保護する人には、税金で護ったらええで。。。全国何十万人もの社会保険事務所の、どうしようもなく、やる気のない役人たちをクビに出来るのやったら、そっちの方が、よっぽど素晴らしいかも知れない。。。払い戻された掛け金は、立派な金融機関や投資企業がたくさんあるのやから、そっちで、ちゃんとオウンリスクで管理してもうたらええ。ほんま、役人に莫大なカネを持たしておいたら、ろくな事がない。。。

 

ほんま、そうやで。。。

 

6/27(水) 昨日、新聞を見ていたら、3年後には、中国が世界一の自動車生産国になりそうである・・・という記事が載っていた。私は、少し、びっくりした。。。だって、トヨタがGMを抜いて世界一になったのが去年か今年やろ。。。まぁ、日本車として世界一なんかどうかは知らんけど、それでも、日本の世界一の期間はあと、たった3年で終わりかい。。。短すぎる。。。。三日天下もええとこや。。。やっと世界一に手が届いたと思って、ふと振り返ったら、もう中国に抜かされる。。。そんな感じかね。。。

 

 まぁ、かの国の事やから、どうせ、国内向けだけで、ものすごい数の自動車が生産されて、どんどん運転する人が増えるだろうから、まぁ、一度世界一になったら、もう二度とひっくり返らないやろうね。。。何せ、世界の人口60億のうち、15億というから、4人に一人は中国人。。。マーケットと生産地が同じ国なんやから、そら、売れて売れてしゃあないやろう・・・・。品質は悪いやろうけどね。。。

 

 中国人かて、その辺は、よく知っていて、金持ちは中国車なんかに乗らない。日本やドイツの車に乗る。。。安全で故障が少ないからね。。。でも、大多数の人は、国産の車をバンバン買う。。。日本が何やかんや言っても、年間1000万台少しやろ。。。ところが中国は3年後には1500万台もの車を製造するというから恐ろしい。。。ただでさえ、環境に悪いエンジンの車が多いのに、バンバン煙を吐いて走る車が爆発的に増えたら、中国は至る所で環境破壊の大気汚染という公害問題が起こるやろうね。。。

 

 それが、中国の自国内の問題だけで。済んだらええのやけれど、黄砂と同じように、汚染大気まで日本に影響があるから困ったもんや。。。汚い煙出すなと、もっと日本は早い目に言っておくべきやろうね。。。それと、この前、新聞に中国の衛星写真が載っていたけど、これがまた酷い。。。中国沿海部の海は、汚染された水で真っ黒になってきとる。。。この海水がまた回り回って親潮に乗って日本近海にまでやってくるのやから、迷惑な話やで。。。日本の12倍もの人口の国が、日本や韓国などと同じだけエネルギーを消費し、同じ食生活やら、同じレベルの贅沢をしだしたら・・・と、思ったら、ほんと恐ろしくなる。。。

 

 日本は早い目に、何らかの手を打っておかないと、汚染大陸国中国に、すっかりやられてしまうかも知れないなぁ。。。。では、一体、日本は何が出来るか。。。環境技術を使って、公害をいかにして防ぐかを教授する。。。汚染除去装置を作って、大量に中国に売り込む。。。それより、中国人全体のモラルとして、川やら町やら海やらを汚さないようにモラルアップをするような「意識改革」をさせること。。。これが難しいだろうが一番、必要なことなんやろうね。。。モラルがないから、危ない農薬かて平気で使うし、危険な薬品かて、どうせ輸出するのやから・・・なんていう考え方やから困ったもんや。。。

 

 中国に行った事のある人なら、とても驚くのが、どんなカワイイ若い女の子でも、平気で道に唾を吐く。ひまわりのタネが好きな人が多いが、ピーナッツやらタネのからを、ぼんぼんとお店の中外関係なく下にほかして、ちらける。。。フライドチキンの骨も、いくら綺麗な床の上でもおかまいなしに捨てる。。。ほんま、中国人の団体の食事の後は汚いんや。。。まず、この辺から直してもらわんとあかんね。。。

 

 それと、あの騒々しさや。。。海外で中国人の団体さんとレストランで一緒になったら、もぅ、最悪や。。。まぁ、しゃべるわ、食べるわ、騒ぐわ。。。とても、騒々しいのである。。。あまりのうるささで、こっちの会話が成り立たないぐらいうるさい。。。そういえば、日本も東京五輪の時に、やってたけど、立ち小便をやったらだめ。バスや電車は整列して乗る。公共の乗り物の中では、おしゃべりをしない。世界から来るお客さんを、暖かく迎えましょう。。。なんて、やってた。これの北京版を、いま中国は一生懸命やっとる。。。

 

 エスカレーターに乗るときは、横を開けよう・・とか。販売をする人は、笑顔を絶やさないように・・・とか。。何か、日本がいつか来た道やね。。。

 

 まぁ、経済優先主義で突っ走ってきた国は、衣食住が足りて、やっと、環境問題が来る。誰も、明日の食事や生活に困るような状況では、川を汚したり空気を汚したりなんていう余裕は無いものね。。。日本が戦後50年かかってやってきたことを、中国は早回しのように、10年ほどで成し遂げようとしとる。。。そのパワーのすごさには、恐れ入るが、そのスピードが早いがゆえに、どうも、中国人の精神的な構造とのバランスがとても悪くなっているような気もする。。。ちょうど世界最貧国の一つだった国が、一気に世界一の経済大国になってきたのやからね。。。他の国の人の感覚からしたら、超成金。。。昨日までたんぼを耕していた人が、今日はパリッと、シャネルのスーツでも着ているようなもんやんか。。。

 

中国の成長スピードは、周辺国にも、この国に対する認識をどんどん変えていかないと、ついて行けないような、そんなオーラも、環境破壊と同じように、周りの国に振りまいているのかもね。。。

 

6/28(木) このところ、いろいろお騒がせなのが、北海道苫小牧市の食肉加工会社ミートホープ社である。この会社は、外国産の鶏肉を日本の会社の袋に詰めて売ったり、賞味期限切れのコロッケを安く買って、袋を詰め替えて売ったり、カレー用の肉を売ってクレームが来たら、保険会社から賠償保険を取ったり、100%豚肉と鶏肉なのに、牛ミンチとして平気で売ったり・・・。まぁ、とりあえず、考え得る限りの、ありとあらゆる悪事を何十年間も、ずっと続けていたようである。。。ほんま、ここまで、えげつないのは、聞いたことがないぐらいやね。。。好き放題、悪の限りを尽くしておった・・・・そんな感じや。。。

 

 まぁ、連日のようにマスコミに叩きまくられている、この会社の田中稔社長だが、このオッサン。煮ても焼いても食えないヤツなのだが、ここで、ちょっと視点を変えてみたい。このオッサンのやったことは、確かにひどい。ただ、それは豚肉や鶏肉のミンチを、牛肉やと、嘘をついて売ったことである。食べさせられた人は憤慨ものやけど、考えてみたら、そのインチキ牛ミンチをたべて、誰かが腹が痛くなったとか、食中毒で死んでしもたとかいう話ではない。。。健康被害は少なくとも無かったようである。。。それだけは救いや。。。食べたら生命の危険があるような、危ない食品では無かったようである。。。

 

 あえて言えば、このオッサン、油の強いマグロと逆に油のないマグロの身を混ぜて、ネギトロを作ったように、食品加工技術としては、意外と凄いことを発見したとも、言えるやんか。。。牛肉のクズ肉に豚の心臓を混ぜて、鴨肉のすじと一緒にミンサーにかけたら、まるで牛肉ミンチと同じような味や、風味や、食感がする「ニセ牛ミンチ」が出来たそうやからね。。。このレシピで、プロ相手に、何十年もバレへんかったのやから、大したもんやで。。。おまけに、このオッサン、この肉を混ぜ合わせながらミンチにする機械まで開発して、文部科学大臣賞までもらっておるやんか。。。まぁ、今となっては偽装牛ミンチを作るためやったようだけどね。。。。

 

 つまり、このオッサン、この研究開発の一点という部分だけにおいては、良い事を発見しとると思うんや。。。。。つまり、このミートポープ社製の製品として、牛ミンチ代用の合成ミンチとして、製造販売していたのなら、このオッサンは何ら責任を問われなかった。。。ということやんか。。。牛ミンチより3割安い・・・合成ミンチ・・・とかで、売っていたらね。。。。

 

 お肉の業界というのは、以前にも書いたけど、少々、ええかげんな業界である。大らかと言うか、おおざっぱというか。。。皆さんも、合成肉って言うのを食べたこと有るでしょ。あさくまの学生ステーキみたいなヤツ。。。筋があって固くてかみ切れないような肉をミンチにして、赤身ばかりで、固い肉に、脂肪を注入して、いろいろな肉をのりで固めて、ステーキのように形にする例のヤツである。。。これって、安くて売れない肉を何とかして食べて貰えるような商品に変身させる、魔法のような食品加工技術やと思うのやね。。。

 

 イクラも人工的に模造品があるし、あわびも似たようなものがある。カニ蒲鉾は代用食品として、とても有名だし、大豆で作ったたんぱくで、出来たハンバーグも、なかなか本物と区別が付かなかったりする。。。蒲鉾に松茸の風味を付けたニセ松茸まである・・・・。食品加工の世界で、いろいろな研究が進んで、消費者に、より美味しくて、安全で、安い食品を提供できるのは、別に悪いことではないと思うのやね。。。ミートポープ社も、逆に、牛肉と違うのに、本物そっくり。。。ハンバーグ用にどうぞ・・・とかで、売っていたら良かったのにね。。。

 

 国民みんなが怒っているのは、もうけのために、嘘をついていたこと・・・この一点や・・・。これは、商売人としての真義に劣る。。。大事な事や。。。己の利益のために、人を騙してもいい。。。こんなことを平気で延々とやっていたから、怒っとるんや。。。だから、嘘をつかず、いろいろ研究して、安くて、おいしい食品を開発しとったら、社会の為になっとったかも知れないやんか。。。同じような事をやっていても、この紙一重で、嘘つきで会社をたたむことになるか、それとも、もっと大きいビジネスに拡がっていたか。。。この差は大きいと思うで。。。

 

 牛も豚も、骨以外は廃棄するものが無いと言われるぐらい、その肉はフルに活用される。。。せっかく頂いた命を、1片も無駄にする事なく、使い切りたいというのは、食料関係に携わっている人たちなら、当たり前のことなのかも知れない。。。ところが、消費者の方は、食べ物を、あまりにも簡単に簡単に捨ててしまう・・・。ホテルの宴会が終わって、たくさんの食べ残しを見るにつけ、勿体ないと思う。。。マクドナルドの店舗の裏には、毎日大量のフライドポテトの廃棄の大袋が捨てられている。。。揚げてから、10分か20分もしたら、廃棄されるのだろうが、あれを見るたびに、あまりにも大量の食物をいとも簡単に廃棄するのが、どうしたものか・・・。と、考えさせられる時がある。。。

 

ミートホープ社のやってきたことは、確かに常軌を逸して、卑劣かつ、反社会的である。でもその反対に、食べ物を粗末にしないという点だけは、昔風だけど、理解しようと思えば出来るような気もする。。。今の世の中、コンビニでたった1時間だけ賞味期限が過ぎたからと言って、廃棄するやろ。。。私、いくら、安心のためかも知れないけど、そこまでやる必要があるのか・・・と、思う時があるんや。。。あまりにも、几帳面すぎるようなこんなルールが、消費者の支持を受けることは判るのだが、そのために毎日、とてつもなく大量に捨てられる食品のことを考えると、ちょっと、別の視点で、物事を見るべきでは無いかなぁ・・・と、思うんやね。。。

 

世界には、まだ餓死している子供たちがたくさんいるのやからね。。。

 

6/29(金) 最近チョット目に付くのが、役人さんの、酷いお仕事ぶりである。あれだけ社会保険庁が問題になっているのに、どうも、役人さんの側からの対策が、どれもあんまり魂の入った答えが出てこないのや。。。

 

 年金相談に来る人の数が急に増えて、土曜も日曜も、それも、なんと、24時間対応するフリーダイヤルまでやります・・・やろ。。。今度は社会保険事務所の無い1500カ所もの市町村役場に、人を派遣して、年金相談窓口を開設します・・・やろ。。。えらい、サービスええなぁ。。と、思ったら、よくよく考えてみたら、このためのお金って、全部、我々の年金掛金を使うのやろ。。。そんなもん、バンバン使わせたら、またまた、役人たちの懐は痛まないし、それどころか、自分たちの組織が大きく、強くなるのを、容認するだけやんか。。。これは、本末転倒や。。。こんなの、好き勝手にやらせたらあかんで。。。

 

 世間の批判が大きくなったから、この夏のボーナスの一部を返上しようとか、小手先のお詫び対策ばっかりやられてもねぇ。。。こうなったのも、社保庁の職員一人一人が怠慢やったのと、実にええかげんな仕事しかしてこなかったからやんか。。。中には、年金掛金を不正に着服していたり、ちょろまかせていたり・・・・。こいつら、自分らの飲み代に、この金使っておったらしいやんか。。。こんなの、公金横領やんか。。。ほんま、仕事もせんと、こんなことばっかり。。。どうしようもない役所やね。。。

 

 何で、こんなことがまかり通っているか。。。これは、役人さんたちの、「責任を取らない体質」にあると、私は思うのである。。。例えば、年金掛金を払ったと主張する人と、記録がないと突っぱねる職員。。。この裁定を、本来、自分たちで、足で捜して、掛金納付の証拠を、職員の方がやるべきやのに、結局、やらず、挙げ句の果てに、第三者委員会の裁定なら、従うやと。。。そんなの、この職員さんにお仕事をやっていただくための、お膳立てをまたまた年金掛金から支出したカネで弁護士やら社労士に謝礼して、やってもらうのやろ。。。ほん、おかしいで。。。

 

 これって、見方を変えたら、社会保険事務所の職員が、当然やらなければならない立証責任という仕事を、外部の人にカネを払って下請けに出すのと変わらないやんか。。。結局、職員は働かない。。。働かないというより、本人たちが裁定したら、その裁定が大変重い物になるし、責任も重い。。。だから、誰かに振ってしまえ・・・。この体質がみえみえやんか。。。誰のおかげで、こんなことになったんや。。。社会保険事務所にいる、職員一人一人の責任が、世間一般と比べて、あまりにも無責任やったから、と、違うのか?

 

 ここが役人達のずる賢いところで、何でも、他に責任転嫁をしよるんや。。。よく、役所がアンケートをやるやろ。あれも、下請けの調査会社に委託しとるのやけど、このアンケートの結果が、実は議会をも抑える力があることに気付いたんや。。。議員は「市民からの声」に弱い。自分たちも選挙で選ばれてきたのやからね。。。だから、役人達は、いかに、自分たちのやりたいようにアンケートの答えを誘導できるか・・・に細心の注意を払って、市民の意見を、役所のやりたいように、見せかけるように努力するんや。。。

 

 それと、政府がよく使う手やけど、大きな市でもやっとるのが「審議会」「諮問会議」の類や。。。自分たちのやりたいような方向性に近い人たちをここの委員に有識者として選んで、そこで、官製談合のような意見を言って貰う。。。本当は、役人が上げたい法案なのに、さも、審議会やら諮問会議や、有識者会議から上がってきたような意見であるかの如く偽装するんや。。。ほんま、汚い事やりよる・・・。これも、自分たちに火の粉が降りかかって来ないように、ちゃんと、逃げを考えてある。いざとなれば、市民の代表である人たちがまとめた意見・・・。で、言い逃れ出来るからね。。。これも、役人が責任を取らなくて良いように、巧妙に仕組んだ作戦やで。。。

 

 役所には大きな権限がある。それとともに、大きな責任もある。ところが役人達は、権限の最大化には努力するが、責任の最小化にも、それ以上努力しよるような体質がある。自分で決めたら責任が重いから、他の人に責任転嫁する。。。こうして、自分たちは安泰。。。てな、ところやろうね。。。

 

 行政という仕事は、本来は、大変やりがいのある素晴らしい仕事のはずや。市民、国民のいろいろなお世話をする仕事やからね。。。ところが、最近の傾向として、なかなか優秀な人材が役所に集まらなくなって来ているのだという。それは、何かと批判されたり、場合によっては、訴えられたり、市民団体から監視されたり、何かあったらマスコミにも大きく取り上げられたりするから、そんな窮屈さに嫌気がさして志望者が減っているのだと思う。

 

 ただ、それでも、役人さんの役得はまだまだ多い。。。役得の多さで優秀な人材を集めようとするより、やりがい、仕事の魅力で人を集めるべきやろうね。。。それと、年金の出る65歳まで雇用を継続すること。。。役所が率先してやらんと、民間にばっかりやれやれと言うのはおかしいで。。。65まで働いてもらったら、天下りも出来ないしね。。。もちろん、民間に比べて高すぎる退職金もおかしい。原資が税金なのだから、大手上場企業の社員さんの給料よりも、中小企業やら、自営業者の人たちの平均収入に合わせるべきや。。。

 

役人が、大企業の社員さん並みに、他社との競争社会とか、能力第一主義、成果主義の中で働いているとは、とても思えないからね。。。

 

6/30(土) この6月から、給料明細の、住民税の欄に書いてある数字が倍ほどに上がったのに驚いた人は多いやろう。。。1月に定率減税の期限が切れて、所得税が上がっているのに、また値上げか。。。と、思う。。。それが半年以上も前の減税とセットやったなんて、下手な言い訳もええとこや。。。役人の論理と、サラリーマン感覚との乖離かね。。。

 

 この世の中は不公平に出来ていて、サラリーマンの所得はほぼ100%捕捉されているのに、自営業とかは、4割ほどしか判らないそうや。。。所得税とか住民税とか一切止めて、全部消費税に変えてみたらどうか。。。税率20%を超えるやろうけどね。。。もっと、役人たちに、お金を集める苦労と、国民の反発を肌で感じてもらえるような税金の集め方に変えられたら、この国の税金の使い方が少しは変わってくると思うのやけれどね。。。

 

 そんななか、住民税の1割ほどを、自分のふるさとに納められないか・・・という「ふるさと納税」という案が出てきた。。。私は、行政が「ふるさと」というネーミングで、何かをやろうとしたら、ろくなことにならないと、直感的に思うし、多分、絶対にうまくいかないという確信が有るのである。ふるさと創世は、税金を地方にばらまいただけ。。。やったもんね。。。

 

 税が、都市部に多く住む人たちによって、大都市部優先になるのは、ある程度仕方のない事である。行政では、その人口に応じた投資が必要になるのやからね。。。人もいない山奥に、わけの判らないゲートボール場やら、公民館、ふるさとセンターなどのハコモノが出来ることは、こんな無駄なことはないと思うからね。。。人の多くいるところに、それに見合った投資するのが、最も効率的なのは、至極当然である。。。ただ、そうすると、都市に税源が集まりすぎて、過疎の進む地方はどんどん寂れて、しまう。時には夕張のように、破綻する地方自治体も出てくる。。。だから、中央へ集めたお金を地方交付税交付金で貧しい地方へ分配するというシステムが出来た。

 

 ただ、これが、どうしても、地方は中央からお金を頂く。。。という、上下関係が出来てしまっていて、本来、平等であるはずの行政に、明かな中央→地方の序列が出来てしまって、これが、地方を中央が束ねているという、おかしな関係につながってしまっていると、指摘する人は多い。。。

 

 私は、お金というものは、1カ所に集中して集めれば集めるほど、その使い方がルーズになるものやと、思っている。だから、逆に、地方が全ての税金やら、年金やらを全て集めて、その中から、本当に中央政府が必要なものだけを集めるシステムに、お金の流れを変えられないものかと、真剣に思っている。。。。これなら、地方は、国に税金を払ってやるのだから、地方の方がえらいことになる。つまり中央の役人に大きい顔をされなくても、良くなるんや。。。

 

 ただ、そのためには、今の地方自治体の数は、いくら平成の合併が進んだとは言っても、多すぎる。。。1つの都道府県に5個ぐらいにまで減らす必要があるやろうね。。。その市を州政府が束ねることにしたら、1つの州は、30〜40ぐらいの市で成り立つ事になる。。。このぐらいが適正な規模かね。。。それと、納税者も、警察、救急、ゴミ、交通くらいの、限定的なサービスの簡素化に我慢しなあかん。。。今の地方自治体のやっていることをまず8割ほど止めさせないと、税金の無駄遣い癖は直らないやろうね。。。

 

 道州制の議論は、もう20年ほど前から出てきているのに、なかなか進まない。。。何故か。それは、そんなことをしたら、困る役人が多いのと、議員がクビになるからや。。。これだけ、地方財政が逼迫して、税金の無駄遣いが指摘されているのに、それを正すべき議員さんが、自分たちの保身のことを考えて、改革の邪魔になっているのは、不幸なことやね。。。

 

 この前、大阪市で、領収書の要らないナンチャラ活動費とか、政策研究費とか、何にでも使えるような、裏給与を、やめさせようとしたら、また、それが握りつぶされてしもた。。。役人と議員は、今やグルや。。。ほんま、もう、こんな市会議員なんて、困ったもんやね。。。みんなの税金で喰っているくせに、ろくな仕事してないやんか。。。まさに抵抗勢力やわ・・・。国会議員の選挙の時に、手足となるための市会議員、県会議員なんて、本末転倒な話である。。。地方議員の方が国民に近いのやから、もっとちゃんと、主役になってもらんと。。。

 

日本の納税者意識は、まだまだ低すぎる。。。役人がかしこくて、文句を言われないように、うまいことねみんなのサイフからカネをちょろまかせて行きよる。。。本当はたくさんの税金をトータルでは、払わされているのに、あんまり痛くないような方法で、ちょこちょこ、こまめに、知らないうちに払わされている。。。この辺が、逆に日本の問題なのやないかね。。。

 

一度、給料天引きを止めて、全員が毎月コンビニ支払いとかで納税したらどうかねと思う時がある。。。。そうなりゃ、納税率がぐんと下るのやろうけどね。。。給食費や保育料払わないようなヤツが税金をまともに払いよるわけないからね。。。まぁ、もっと痛みのある集め方をしてくれたら、もっと、みんなが税金の使い方にシビアになるし、無駄なカネを使いよった人に対する批判も今の10倍にはなるやろう。。。この国には、そんな荒療治が必要なのかも知れない・・・と思う時がある。。。

 

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