日常のページ

 

7/1(日) 日本軍が戦時中に起こしたとされる従軍慰安婦問題だが、どうも、この件で日本は、底なし沼にはまりこんでいるようである・・・。まずもって、日本人は、この問題に関して、少し考え方が甘過ぎたところがあることを、認識しておかなければならないと思うんや。。。

 

 安倍首相を始め、やや右よりな人たちは、どうも、このことを、どこの国の軍隊でもやっていたこと。。。とか、慰安婦という名の娼婦は、将校より稼いでいた・・・とか、日本軍が組織的に関わった事実はない・・・とか、この種の発言をする人が多い。。。しかしながら、世界の目は、例え60年前に起こったことであっても、結果として、女性を弄んでいたという事実に対しては、大変手厳しい・・・ということや。。。

 

 もちろん、日本側にも、言いたいことが山ほど有る。。。日本軍が、町で歩いている女の子を、無理矢理連れてきて、娼婦にさせたわけではない・・・とか、貧しい家の子が身売りされたり、新聞広告で自ら応募してきた慰安婦やったとか・・・。でもね、日本軍は、性病の予防のために、これら娼婦を定期的に検診していたし、日本の軍人が、売春婦のいる娼館に、軍票を握りしめて、順番待ちして、性行為をやらせていた。。。これは、女性からしたら、言い訳の出来ない事実であり、許し難い事なんや。。。男の勝手・・・のような感覚かね。。。

 

 私は、この件に関しては、日本は、何を言っても、自分を正当化して、事実をねじ曲げている・・・、と、相手に取られてしまうと思うのである。。。もがけば、もがくほどね・・・。もちろん、日本だけではなく、他の外国軍隊も、もっと酷いことをやっている。ロシア兵なんて、そこらじゅうでレイプしたり、無茶苦茶やっとったしね。。。だから、下手な反論は、相手に格好の口実を与えてしまうだけやと思うんや。。。

 

 日本の若手有志の国会議員が、米国の全国紙に全面広告を出して、南京虐殺は嘘やとか、従軍慰安婦はただの娼婦や!とか、出したやろ。。。あれって、全くの逆効果やったやんか。。。あのおかげで、日本人は、まだ、反省してない・・・。こうなるんや。。。おかげで、米国下院で、日本の首相は、中国韓国などの慰安婦の人たちに謝罪すべきであるという、しょうもない決議文を採択されてしまったんや。。。

 

 でも、つくづく、戦争に負けた方は、弱いね。。。もう、60年も経ったのに、こんなことでも、いつまでも文句を言われ続ける。。。勝てば官軍、負ければ賊軍や。。。ほんま、日本は、つくづく米国の属国や。。。日系の議員にまで反日行為されるのやからね。。。マイク・ホンダ。。。こいつ、憎たらしいね。。。

 

 戦争というのは、いろいろな意味で異常な行為である。殺し合いなんやから、まともやないわなぁ・・・。そのまともやないことを、人にどうやこうや言われてもねぇ・・・・という、変な言い訳が日本人の中にある。。。だから、世界中が狂っていた時代のことを、いつまでも、言うのは、あんまり、意味のない事やと、思うんやね。。。ただ、酷いことをされた方は、なかなか忘れない。。。だから、いつまでも、ぐちゃぐちゃ、言い続けるのや。。。

 

 日本は、米国に何百万人もの、命を奪われた。。。非戦闘員も含めてね。。。今で言う、大量破壊兵器である核兵器を、この地球上で唯一、使いよったんや。。。それなのに、広島・長崎に落とされた原爆を、「戦争を早く終わらせるために投下した・・・」と、正当化する米国に、何の文句も、言ってこなかったやんか・・・。悔しいやんか。。。本当やったら、こんなこと、絶対に許せない卑劣な事やのにね。。。なのに、日本人は、こんな酷い目にあったのに、アメリカに対して、何も文句を言っていない・・・。だから、他の国の人も、日本に文句を言うな。。。という、日本人独特の勝手な論理に、はまりこんでいる。。。。この、論理が、なかなか、他の国には通じないのや。。。。

 

 このことは、有る意味、日本人が、精神的な面での閉鎖性を、まだまだ持っている国民だと言うことを証明している・・・。相手が、いずれ、判ってくれるやろう・・・とか、ここまで、こっちが思っているのやから、向こうもいつか察してくれるやろう・・・とか、日本人の間でしか通じないようなところを、他の国の人たちに押しつけてしまっている・・・。そんなところがあると思うんや。。。そんなことは、けっしてないのに。。。

 

 世界の感覚では、セクシャルなスキャンダルは、即、この当事者の人権をも、無視して良いぐらいの、ヒステリックな反応になるものである・・・ということを、我々は、肝に命じておかなければならない。。。世界の中での、この手の正義感的イニシァティブを持っているアメリカ人は、ほとんど、大いなる田舎生まれで田舎そだちの人たちだから、東洋の小さな島国のことを、理解している人の方が、圧倒的に少ないんや。。。そんな人たちに、一生懸命、必死になって、説得しても、無駄やと思うんやね。。。どうせ、黄色い猿どもが、無茶苦茶やっとったんやろう。。。酷いことをしたのだから、謝るのが当然・・・てな、ぐらいの感覚や。。。

 

 今までの日本の指導者は、この慰安婦問題を極力回避してきた。実は、これで正解なのである。自分が被害者だと、思っている人たちに、何を言っても無駄なんや・・・。そんな人に、そこまで悪いことはしてないと言ったら、向こうは怒るわなぁ。。。。いくら、カネは貰っていたとしても、娼婦をやっていた・・ということは、日本人なら、ひた隠しにするもの。。。ところが、かの国の人たちは、違う。。。アホな日本政府のことやから、文句言ったら、またカネ出しよる。。。ぐらいにしか思って無い。。。アジア女性基金やて。。。アホなもの作ったもんや。。。

 

この問題には、日本人の側にも、恥ずかしいことをした・・・という負い目がある・・・。だから、誠実に対応して、収束を図って、日本は、ちゃんと謝るべき事は謝った・・・。という事実を残しておくほうが得策なのやないかね。。。もう、いらんことは言うな。。。それだけや。。。

 

7/2(月) 扇千景さんが元気やね。。。この人は、いま、参議院の議長さんやけど、議長に就任するときには、党籍を外れるのが慣例や。。。その職責を認識してか、ちゃんと言うべき事は言っておる。。。いいねぇ。。。会期延長の時に、中川自民党幹事長に、「いつも、しわ寄せが来るのは参議院。。。ええかげんにしてほしい。。。」と、苦言を呈したり、せっかく会期を12日間も延長したのに、まだ1週間も残して深夜の強行採決を結構したことに対して「それなら、会期延長する意味が本当にあったのか・・・」と、正論を吐く。。。

 

 全てが選挙のため・・・。自民党は、1ヶ月前に迫った参議院選挙のために、いろいろ策を弄するのやろうけど、何か、ピントが外れているような気もするね。。。会期を延長したって、議員さんの報酬が増えるだけと違うのか。。これって、議員さんの懐を少しでも潤して、選挙費用を少しでも助けてあげようとする、セコイ作戦やないか・・・と、疑われても仕方がないのやないかね。。。6月末に終わっていたら7月分の歳費は払わないで良いものを、わずか5日間で、1ヶ月分払わないといけない。。。また、やりよった。。。っちゅう感じかね。。。こいつらに、役人達の不正をどうのこうの言える資格は無いのかもね。。。

 

 とはいえ、またまた強行採決で、全部の法案が通った。。。ところが、その中身がまた酷い・・・。名前だけの公務員の天下り禁止法案。議員の事務所費を5万円以上は領収書が必要とした改正案。。。みんな、ざる法ばっかりや。。。法案のネーミングは良いのやけど、中身は無い。。。小沢の事務所名義でもめた、政治資金団体の不動産所有というのだけが、禁止されたポイントなのは、何かね。。。全てが選挙目当て・・・というのが、見え見えで、どうしようもない。。。これじゃ、自民は大敗するかもね。。。

 

 あれだけ支持率の高かった安倍首相は、どこいったんかね。。。やりたい法案だけは、ぼんぼん通すけど、その一つ一つが、なかなか実がないのやんか。。。憲法改正はどこいったんかね。。。これなら、小泉さん再登場なんて声も出てこようものや。。。ここまで、安倍ちゃんが、不人気になろうとは、誰も想像出来ひんかったんやないやろうかね。。。

 

 先週、宮沢喜一さんが亡くなったけど、彼ぐらいのリベラルさが、安倍氏にも備わっていたらね。。。少し、彼は、何でも、キツ過ぎるんや。。。だから、安倍ちゃんのやり方を、みんな少し怖がっている。。。その事に早く気がつくべきやね。。。アメリカも、ネオコンがすっかり影を潜めているし、ヨーロッパでも、労働党やら、どちからといえば、左派勢力が強くなってきている。日本だけ右派強行派なら、世界で浮いてくるで。。。安倍は何をしたいのか。。。そのへんを、他の国は、図りかねているのではないかね。。。

 

 北朝鮮が、またまたミサイルをパンパン撃っておる。。。忘れんといてや。。。かまってや〜。と言う、意味なんやろうね。。。これじゃ、親の気を引こうとするだだっ子と一緒や。。。自民党が、これに対して出した法律が、北朝鮮には、拉致問題が前向きに解決されるまで、一切譲歩してはならないという法律。。。こんなの、作る必要なんて無いのやないかね。。。選挙目当てで、自分の得意分野の法律をアドバルーンで上げておきたいという感覚なんやろうけど、これって、北朝鮮のかまってや〜ミサイルと、あんまりレベルが、変わらないやんか。。。こんな相手と同レベルで対抗してどうなる。。。

 

 テレビ朝日の丸川アナやら、ゴルフの横峯さくらパパ。行列の出来る・・・の丸山弁護士。ヤンキー先生に、ついには、ペルーのフジモリ大統領まで・・・。そのまんま東が知事になって以来、どうも、有名人が政治の世界に出てくる機会が増えて来た。。。私は、ある程度、これはええことやと思うんやね。。。庶民と政治家の世界の溝が埋まってくるからね。。。政治の世界も、もっと判りやすくせんとね。。。

 

ただ、この有名人投入が、本来の政策を隠すための「目くらまし」にされたらアカンと思うんや。。。話題の候補の動向だけがワイドショーのように、報道されて、本来の政策論争が、疎かになってはね。。。今度の選挙で、民主党は年金やら、不正やらの直球勝負でくる。受けて立つ自民は、今のところの報道では、記録的な大敗ムード。。。このままではあかん・・と、また何かを仕掛けて来るのかもね。。。

 

7/3(火) どうも、安倍内閣には「ツキ」というのがあんまり無いようやね。。。参院選目前だというのに、久間初代防衛省大臣が、広島・長崎に落とされた原爆のことを、「しょうがなかった・・・。」と、原爆投下を容認するとも取れる発言をしたというので、野党と、被爆団体から、総攻撃を受けている。。。この人、長崎県選出の議員さんやのにね。。。「米国を怨んでいない・・・」という発言からも、アメリカに媚びる、今の日本政府の体制が察して取れる。。。なんでも、アメリカさまさまの、いいなりやもんね。。。日本の防衛省は。。。

 

 まぁ、久間防衛相の発言も、ひょっとしたら、今の若い人の中にある、米国追従の保守的な考え方を、代弁している部分があるのではないかと思って、興味深い。。。今の日本人の過半数以上は、戦後生まれであり、ほとんどの人が、教科書の上でしか戦争や原爆のことを知らないからね。。。ほとんどの若者が、「もう済んだ話である・・・」として、今の日米関係を、完全に容認しているのに対して、戦前、戦中を生きた被爆者や、戦争被害者の人たちは、そんな非道なアメリカのやり方を、心の中では許してはいない。。。これが、こんな意見の食い違いに出てくるんや。。。

 

 ほとんどが、平和惚けの世代になってきて、日本は、もう、終戦という、日本をリセットしてしまった歴史的なポイントを忘れかけている・・・。いみじくも、この問題は、このことを、もう一度日本人に問いかけていのるやないかね。。。私は、戦争が好きな人など、この世には存在しないと思いたい。。。それでも、なかなか、地球上からは戦争が無くならない。。。何でか。。。それは、相手を許すという、寛容な心が、当事者の間に無いからや。。。

 

 自分と違う意見の人や、違う考え方をする人、違う宗教を信じている人、これらの人たちの存在を認めて、お互いにわかり合えないまでも、お互いがわかり合えるような努力だけはすること。。。これしか、無いと思うのやね。。。ところが、人間はなかなか、これが出来ない。。。イスラエルはアラブが嫌いだし、それを助けるアメリカは、イスラム教の国々からしたら、敵である。ここまで、仲が悪いことはないけど、日本、韓国、中国なんかは、ここ10年ほど、なかなかうまく行ってない。。。お互いに寛容さが足らないのやね。。

 

 相手の発言にすぐ反応したり、反論し合ったり、我慢が足りなさすぎる。。。国と国の関係って、そんなもんやないやろう。。。もっと、おおらかに、少々のことは目をつぶる。。。相手のことも気遣う。。。少しは遠慮する。。。これだけで、うまくいく場合が多いやんか。。国の代表者同士が、言い合いなんてしてたら、国民はもっと、相手の国に嫌悪感を持つやんか。。。これが大きくなったら戦争にまでなるんやで。。。もっともっと、発言には慎重を期してもらわんと。。。

 

 多くの歴史上の戦争は、文明と文明の衝突の中で起こってきた。これは、有名な歴史科学者の話や。。。西洋の戦争は、まさに、宗教と宗教のぶつかり合いが原因で起こってきたやんか。。ところが、東洋の戦争は、「メンツ」で起こってきたと思うんや。。。どちらが上か下か。対等を求めて、それをねじ伏せるために相手を責める。。。「日出ずる所の天子、日没する所の天子に手紙を送る」という話は有名やね。。。

 

 つまり、極東では、メンツが、一番の優先順位。。。人に辱めを受けるぐらいなら死んだ方がマシ。。。日本の武士道的な精神も、このカテゴリーに入るのやないかね。。。つまり、相手より偉いとか、自分が優位、上位に立つ・・・というのが、東洋では、とても大事なプライオリティを持っているという事やと言えると思うんや。。。この手のことが原因で、起こった戦争は、実は根が深い。。。遣隋使、遣唐使、元寇ら、秀吉の朝鮮出兵、日清戦争・・・どれも、相手を懲らしめて、自分の前に跪かせるための戦争やったやんか。。。。いつまでも、昔に受けた屈辱は忘れない。。。何万年も・・・という国もいるぐらいやからね。。。まるで、ストーカーみたいなもんや。。。ものすごくひつこい。。。

 

 日本はたぶん、戦後平和というものの恩恵を、世界一受けてきた国や。だから、もう二度と戦争をしないと、世界に宣言した「戦争放棄」という、世界でもユニークな憲法を持っている。ほな、他の国に攻められてきたらどうする・・・。それは守る・・・。これが専守防衛の基本的な考え方やんか。。。私は、このスタンスを、守れる間は、出来る限り、守っていた方がええと思うんや・・・。どこの国にも出向いて行って、戦争の出来る「普通の国」になる意味なんて、全くないと思うからね。。。どこに、いくら、言われても、これだけは頑なに、守っておいたほうがええと思うで・・・。

 

反核、平和だけは、世界に通じる、数少ない日本のアイデンティティやからね。。。

 

7/4(水) 今週の月曜の朝は、朝から騒がしかった・・・。会社の近くで、例の子供3人殺し事件があったからや。。。朝からパトカーやら救急車やらが、近くを頻繁に行き来する。。。マスコミの車は来るわで、尾子(おおじ)容疑者(42)の自宅近辺は、すごい警戒態勢になっとる。。。近所の人も近づけないぐらいや。。。いくら「おおじ」ブームだからって・・・こっちの「おおじ」さんまでね。。。

 

 まぁ、うちの会社からは、竹田駅を挟んで反対側だから、そんなに事件の詳細は判らないけど、駅の向こうは、何か、おおごとになっていたようである。。。それにしても、新聞は遺書があるから無理心中・・・だと書いているが、高校生1人と中学生2人の子供を殺して、自分も睡眠薬100錠飲んで、もうろうとなっていたんやて。。。なぜか、同居のヨメサンと母親は、殺さなかったようやね。。。なんでやろう。。。ヨメサンに対する遠慮なんやろうか・・・。

 

 この人は、寿司屋をやっていたが、それをやめて、内装工事の仕事をしていた・・・というが、あんまり、仕事はやってなかったという話もある・・・。家は10年前に建てた、立派な新築住宅やんか・・・。車も3台もある。。。家の近くには畑もあり、ヨメサンと母親がその世話をしていた・・・。ここいらへんでよくある普通の家庭、いや、どちらかと言えば、恵まれた家庭に見える。。。この京都市伏見区竹田あたりの農家は、広い土地に立派な家構えのお家が多い。この家も、そのうちの一軒だと、誰の目にも映る。。。お金に困っていたようには、周りからは見えないのやけれどね。。。

 

 それに、この家が、この尾子容疑者の実家なのか、ヨメサンの実家なのかはまだ判らない。。。仕事もなく、子供もこれから金がかかる。自分一人死んだら、ヨメサンやら、母親に迷惑がかかる・・・って思ったのかねぇ。。。。それにしても、もう大きい子供のことは、考えへんかったのかねぇ。。。この人、自分の子供を、自分の所有物であるかのような感覚でおる。。。そのへんの発想が子供じみているやんか。。。

 

 金に困って自殺・・・。世間は、どうも、このようなストーリーを描きたがるのだが、本当のところどうなのか・・・理由はなかなか分からん。。。私の娘の通っているのが鳥羽高校というこの家の殺された長男と同じ高校ということで、この日、高校でも、生徒に対する説明会らしいものをしたり、生徒の動揺を抑えるべく、スクールカウンセラーを検討したり、大変だったようである。。。同じく殺された子供が3年と1年で通っていた近くの藤森中では、同級生に、泣きじゃくる人もいたみたいやしね。。。お兄ちゃんは、鳥羽高で公式テニス部で1.5類。。。次男と女の子は藤森中でバスケット部とバレー部やったそうやからね。。。

 

 同級生の子供らからしたら、友達がある日突然絞殺されて、その犯人が父親やった。。。それ、いい知れないほどショックやろう。。。可哀想に。。。この家に何があったのか。。。まだまだ判らない事も多いね。。。。

 

 もう一つ、判らないことも多いのが、例の朝鮮総連がらみの元公安調査庁のオッサンや。。。マスコミの報道では、このオッサンが逆に朝鮮総連を騙して、本部の土地建物を騙し取ろうとした・・・と、されているのだが、果たして本当なんやろうか。。。眉唾なところもあるで。。。とりあえず、名義さえ変えておけば、差し押さえされない。。。総連側が、そう思っても不思議はないからね。。。またまた、引っかき回して、ドサクサを作って、放置して、ほとぼりが冷めるのを待つ作戦なんやろうか。。。私は、どうも、グルになってやっとるような気がしてならへんのやけどね。。。

 

 いつの間にか、朝鮮総連が被害者になっとるのも、胡散臭い。。。相手が公安調査庁の元トップやろ。。。抱え込んだと、思わない方が不思議ヤンか。。。またまた、いつもの、斜め上のとんでもない発想で、誤魔化して、何とか、国際問題に持っていって、ごね得にしたい・・・。そんなとひろやないかね。。。総連側のこんな作戦が見え隠れするで。。。早く、差し押さえして、建物を潰してしもたらええのに。。。全国にある総連全部売り飛ばしても、預金保険機構から、騙し取られた金の1/10にも満たないのやから。。。

 

 事件の裏側というものは、なかなか本当のことが判らない。。。その当事者が口をつぐんだり、嘘をついていたりしたら、尚更である。われわれは、その真相を知りたいのだけれど、本当に、それを国民全部が知ることに意味があるのか。。。と、思う時もある。前述の3人殺し事件での尾子容疑者がなぜ、こんな犯行に及んだか。。。これは、興味以外の何者でもないからね。。。でも、後述の総連関係の事件は、国民の利益がかかっている。当然、ワイドショーみたいに、同列で扱ってええのか・・・という疑問が残るやんか。。。

 

事件報道のあるべき姿・・・。ちょっと考えさせられたわな。。。

 

7/5(木) 昨日の続報。。。京都市伏見区竹田で起こった無理心中事件は、どうも、この38歳の父親容疑者が、世をはかなんで、やったことらしい。。。こんな世の中だから、子供たちを生かしておいたら可哀想。。。この感覚が、このオッサン、もぅ、逝っておる。。。私の周りの人の意見を聞いたら「死ぬのやったら一人で死ねば良い・・・」というのがほとんど、圧倒的や。。。せっかく高校やら中学まで育てた子供には、何の責任も無いやんか。。。「早く、子供たちの所へ生きたい・・・」というのも、かなんね。。。死にたい人は強いわ。。。人間、死ぬ気になったら何でも出来る。。。我が子殺しも。。。でも、悲しすぎるわ。。。

 

 そもそも、このオッサン、ヨメサンを騙して、いかにも仕事に行っていたように装っていたフシがあるそうやないか・・・。実際は、その内装工事会社へで仕事した実績がないのに、給料日には、何とか30万円の金を何とか工面して、封筒に入れて、ヨメサンに渡していたんやそうや。。。たぶん、クビになったのとかを、言い出せなかったのやろうね。。。そやけど、夫婦やろ。。。。仕事をしていないのが後ろめたくて、情けなくて・・・という気持ちは、男なら分かるのだが、嘘をついてまで、偽装就職を装う・・・のまでするのは、いくらなんでも行き過ぎやないかね。。。ヨメサンがよっぽど怖かったのやろうか。。。鬼嫁やったりして。。。

 

 この件について、新聞を見ると、いろいろ、記事から受ける印象が違う。。。金や家庭のトラブルではない・・・と、キッパリ断定している新聞やら、借金苦で・・・に、どうしてももっていきたいような新聞やら、いろいろや。。。昨日も書いたけど、この家はなかなか立派な家や。ローンが残っていたかどうかは知らないけど、新築10年やったら、普通はまだ金利の一部を返しているだけ・・・。ひょっとしたら金には不自由してなくて、親にいくらか出してもらって、無借金の可能性もある。車3台あるぐらいやからね。。。人は見かけによらないもの・・・と、よく言うが、竹田の心中・尾子(しんじゅう・おおじと呼んでやってください。。。)の謎は、まだまだ続きそうやね。。。

 

 それにしても、このお家、少子化のこの時代に、子供3人やろ。うちもそうやけど。。。子供は、宝・・・やんか。人間の本来的な本能は、自分の子孫を残すことにある・・・としたら、今の日本の、頼まれもしないのに、勝手一人っ子政策は、由々しき事態や。。。このおおじさんが、嘆くのもわからんでもない。。。子供にとったら、ほんと、大変な世の中で、生きてゆくのが辛い事も多いのかも知れない。。。でもね。死んだらあかん。死んだら。。。死んでしもたら、究極の負け組や。。。人は、生を全うするために生きとる。。。自分一人で、生きているのやなくて、生かされているんや。誰にって?それは、自分の周りに起こることや、自分の周りにいる人、全てにや。。。

 

悪いこともあるかも知れんけど、たまにはええこともあるかも知れないやんか。。。それなのに、自分を悪い方悪い方に、ネガティブに追い込んで行くから、自殺なんて、アホなことを、ええ歳になってやるんや。。今の世の中、確かに、精神的なストレスが多いし、それがなかなか解消されない場合が多い。そのストレスに、一生懸命立ち向かおうとせずに、一緒にうまく付き合おうとするのが、ええのやて。。。

 

思い詰めずに、何でも、ちょっとだけ、ちゃらんぽらんで、ちょっと楽しく考えられたら、もっと幸せに生きられるのにね。。。

 

7/6(金) 世の中、けったいなヤツが増えてきて、そのおかげで、みんなが、ほんま、不便を強いられていると思わんか・・・。四六時中、不審な電話を掛けてきて、相手に正常な生活を出来ないようにつきまとうストーカー行為。。。年頃の娘なんかいる家だったら、ほんま、心配やね。。。まして、一人暮らしの女の子やったりしたら、後をつけられたりしたら、簡単に家が分かってしまったりするから、怖い。。。

 

 こんな変なヤツがいるがために、個人の情報をしっかり保護しよう・・・という法律が可決して、もう3年ほどになるかなぁ。。。ところが、少し、この薬が効きすぎて、子供の学級名簿が作られなかったり、いざという時の緊急連絡網が作れなかったり、町内会の地蔵盆なんかでも、子供のお菓子や景品をいくつ手配したら良いのかがなかなか掴めなかったり・・・いろいろ不便なことが出てきている。。。この法律も、少し手直しが必要なのではないかね。。。

 

 役人たちが、この法律を楯にとって、本来公開すべき情報を公開しないような例も出てきている。。。私は、公金を使うのに、支出先を公開出来ないようなところには金を払うな・・と、思っている方の一人である。政務調査費とか、事務所費とかが50000円以上しか領収書が要らないなんて、とんでもないと思う方である。そんな世間の目がドンドン厳しくなっている状況やのに、公金の支出先を、個人情報であるという理由で黒塗りした領収書しか公開しない態度は許せないと思うんやね。。。

 

 この手の、いろいろな問題の根源は、そこに、「立法に思想が存在しない・・・」という点に有ると思うんや。。。つまり、この法律によって、「何をしたいのか・・・」というのを、ハッキリされてないまま、見切り発車された部分があると思うんや。。。

 

役人の使った金を、こうこう、こういう物に使いました。私は悪いことはしてませんよ・・・。と、証明するのは、そのお金を使った方にあると思うんや。。。それなのに、領収書は5万円以下の支出だからありませんよ。領収書が有っても、個人情報だから、公開しませんよ・・・。だったら、この役人の使った金は、正当な物であるかどうかを、いったいどうして判断したらええのや。。。

 

 例えば、京都府の職員が、東京へ出張して、今度のサミットで首脳会議を、是非とも、京都でやってくださいよ・・・と、頼みに行ったとする。。。外務省やら、首相官邸やらの役職者を官官接待して、何とか、京都で会議してくださいと、誘致作戦をするわけやんか。。。当然、他の大阪とか横浜とか北海道とかも、せっせと、同じようなことを、やるわけや。。。こんなことをする場所は、どうせ、高級料亭。。。ところが、この時の領収書を出す時に、外務省の○○部長って書けば、役人が役人を、公金を使って接待をするのか・・・という批判が来るから、なかなか相手先を公開せえへんのや。。。

 

 私は、別に正直に公開したらええと思うのやけれどね。。。それが一人5万も10万もする接待やったら、やり過ぎやろうけどね。。。一人1万〜2万ぐらいなら、堂々とやったらええと思うんや。。。京都のためにやっているのやからね。。。

 

 ところが、いろいろ批判をする人も多い。。。うるさいから、なかなか公開したくない・・・。こういう意識が役人の方でも、働くのやろうね。。。だから、これ幸いにと、個人情報保護条例を使いよる。。。悪いくせやね。。。個人の情報というものは、それを利用する方にとったら、とても大事な事や。ところが問題は、これを悪用しようとしているヤツを、いかに排除出来るか・・・これにかかっているのやと思うのやね。。。

 

 私は、最近、役所の方針が実は、とても、歪(いびつ)なものに見えて仕方がないんや。。。例えば、私がある都市に不動産を持っているとするやろ。その土地は、何も建てるつもりは無くて、今は、駐車場にしているとするやろ。すると、大○建託とか、○ンチュリー21とか、レ○パレスとかの営業が、その土地の所有者を見つけるために、その土地の登記簿謄本を上げるか、閲覧して、調べ上げてやって来よるんや。。。そして、ある日突然、電話攻勢で営業、ちょっと気があるなと思ったら、会社まで押しかけて来よる。。。資産運用してください。アパート建てさせてください・・・。ほんま、うるさいこっちゃ。。。その相手を、いちいちしなければならない者に取ったら、ほんま、迷惑な話やで。。。誰が、こんな情報をこんなハイエナ業者たちにばらしたんや・・・って、怒りたいぐらいや。。。

 

 この登記簿謄本。あまりにも簡単に赤の他人に見せられるの・・・私は、これって、もっとしっかり、制限すべきやと思うんやね。。。この謄本の明細を見たら、この土地にいくら担保が付けられているとか、いくらぐらい借金をしたことがあるとか、そんなのが、あまりにも簡単に見られすぎやんか。。。こっちの方が、よっぽど恥ずかしいし、公開したくない情報やで。。。

 

 住民票やら、戸籍謄本かてそうや。。。これって、自分の分だけしか見られないって思っている人は多いのやけれど、実は、「正当な理由」が有れば、どこの誰でも見たり、取ったり出来るんや。。。これって、あまりにも問題が多いと思うで。。。本人だけにしか発行、閲覧出来ないようにすべきと違うかね。。。住民票や戸籍謄本って、本人が本当にこの当人であるということを役所に証明してほしいがためにあるものなんやろ。。。ところが、ストーカーがその気になったら、女の子の家族構成とか、一人暮らしであるのかとか、年齢がいくつであるのとか、全部むけむけに調べてしまうのに、使われてしまう・・・。今の法律では、本当に公開すべきものと、公開すべきでないものが、きれいに精査出来ててない・・・。そんな印象を受ける。。。もっと、ちゃんと整理すべきやね。。。

 

この法律の悪いところは、まだまだ、「そこまでして、個人情報を調べ上げるような人はいないやろう・・・」という前提において、成り立っているところがあるところである。ところが、とことん、徹底してやりよるヤツが出てきている現在、何らかの歯止めは必要だと思う・・・。それとは逆に、「こんな事まで秘密にしておかなければならない・・・」ということが、個人レベルのバラバラの判断でなされていることが多いやんか。。。法律とは、人を律するところがあるのは当然だが、逆に、何のためにその法律があるのか・・・という立法趣旨に立って、何が公正中立か、何が時代が求めるニーズか・・・という視点でも改善してゆくへきものであると思うのだけれどもね。。。

 

7/7(土) この間、某国営放送を見ていたら、石橋首相のことを「その時、歴史は動いた」という番組でやっていた。石橋首相の在任期間は、病気のために大変短いが、やってきた仕事は、日米中露平和条約の締結の向けての、大変意味の重い、歴史を変えるような動きだった・・・という内容の番組だった。。。この人の直後に首相になったのが岸信介。そう、あの安倍首相のおじいさんである。

 

 石橋湛山は、戦前の人で、ジャーナリストとして、その昔のレッドパージで、官憲から目を付けられていた人である。その人が戦後、大蔵大臣になって、GHQの予算を2割削減して、マッカーサーとやりあって、心臓大臣と呼ばれたこと・・・、肺炎やら、脳梗塞の後遺症のためわずか9週間ほどで、首相を辞めてからも、周恩来との間に、日中国交回復の下地づくりと、中共の国際社会への復帰の手助けをしたことなんかを、詳細にやっていたから、私は、まだまだ何にも近世の歴史を知らないなぁ・・・ということを痛感したね。。。

 

 この石橋さん。どちらかと言えば、自民党の割りには、穏健派というか、少し左派で、台湾と中国が一触即発の関係になって、米国が参戦し、朝鮮半島のように、共産圏対自由主義の構図が、ここでも出来て、第三次世界大戦らなるのを防いだという話を聞くと、へぇ〜。そんな政治家もいたんや。。。と、感心してしまった。。。それに比べて、今の政治家の器の小さいことよ。。。

 

 久間のおっさんのように、選挙に不利になるから辞めさせられたり、お金をちょろまかせていたのがバレそんになって、自殺したり・・・。情けないわ。。。

 

 政治家というものは、「発言そのものが政治である。」という名言がある・・・。それだけ、政治家には、大きな権限を、法律によって、国民から与えられているのやからね。。。私は、小泉のオッサンが、日朝国交回復を何とかやり遂げたかった。。。この気持ちが少しだけ分かるような気がするんや。。。今の北朝鮮は、確かにとんでもない国だし、いろいろな意味で、北東アジアのお荷物である。いや、爆弾庫かな。。。でも、よくよく考えたら、あの中国だって、わずか2〜30年前は、思想統制、一国一党独裁の毛沢東の専制国家やったやんか。。。それが今は、この国なりの、平和と繁栄を享受している。。。この国の国際化に日本が寄与したんやで。。。男なら、そんな、歴史を作るような大きな仕事・・・やってみたいやんか。。。

 

 北朝鮮にも、日本と国交回復して、平和と繁栄の素晴らしさを知らせてやって、それが日本の安全保障にもつながったら、日本にとっても一挙両得やんか。。。ロシアとも、北方領土問題を何とか解決して、平和友好条約を締結して、より経済交流が進んだら、両国にメリットがある。。。ここに、大きな政治の存在意義がある。。。。そう、思わないか・・・。

 

 基本的に、政治は、他国と喧嘩するためにあるのやない。。。仲良くするためにあるんや。。。その点、今の安倍政権は、少しはき違えてるね。。。論争好き、喧嘩好きやからね。。。日本は、もっと大国なんやから、政治も一流になってもらわんとあかんで。。。。ディベートで勝つだけが、有能ではないんやで。。。政治三流の看板を誰が外せるか。。。これが、ここ、20年ぐらいの課題やろうね。。。

 

 政治家には信念が無かったらアカン。時には、反対する国民を押し切ってでも、自分の信じる方向にこの国を向けていかなあかん・・・という強固な意志が必要や。。。ところが、今は、どうやろ。何でも国民の皆様の言うとおり。。。サラリーマンみたいな政治家が増えすぎてないか。。。下僕のように、何でも、国民の言うことをへいへいと聞いていりゃ、いい。。。こんなんでいる限り、日本の政治家不作は続いてしまうね。。。

 

 信じた道を決して曲げない気骨と、誰にも負けない強い意志。。。これが今の政治家さんにあるかね。。。

 

7/8(日) 今日は、久しぷりの休みだ〜っと喜んでいたら、お葬式の仕事が入る。。。ガクッ・・・なかなか休ませて貰えへんわ。。。

 

 さて、安倍総理が、またまた民放で、「消費税を上げるとか、上げないとかは、一切何も言っていない・・・」と、秋以降の論議で、消費税の引き上げの可能性がある事を示唆した。。。この発言には、自民党やら与党の中の人もビックリ。。。だいたい、「消費税を上げるかも知れない・・・」と公言して、選挙で勝った政権なんて無いからね。。。つまり、選挙の前に、増税の話をすることが、政治の世界ではタブーである・・・というのが常識やからや。。。誰も、増税されるのが好きである人なんていないのやからね。。。

 

 今の、安倍ちゃんは、注射器を持った小児科医みたいなもんや。。。痛い注射をするかも知れないし、しないかも知れない。でも、この注射は、インフルエンザのワクチンやから、しておかないとあかん。でも、この注射は痛いから、患者さんにはすこぶる評判が悪い。。。こんな図式に、ものすごく似ていると思うんや。。。

 

 予防接種の日は、確実にやってくるのに、それを隠して、注射はしないから、診察だけ来なさいというのは、小さい子には言う・・・良く使う手やんか。。。みんな、このことは判っている。。。でも、結局、痛〜い注射をされてしもて、後から文句を言ってみても、後の祭り。。。。塩崎官房長官も、安倍総理も、消費税をいずれ上げなくては、どうしようもない・・・。このことを言いたかったんやろうね。。。だから、国民に嘘をついたり、騙したくはしたくなかった。。。この点だけは買える。。。でもね。まだまだ青いね。。。選挙に負けてしもたら、元も子もないのやから。。。。

 

 消費税というのは、極めて公平な税の徴収方法だから、税金の体制とすれば、大変優れている。ただ、この税金は、ものすごく痛い注射なんや。。。痛税感っていうかね。。。3%の消費税導入の時も、5%に引き上げした時も、自民党は、直後の総選挙で大敗している。。。これを7%とか10%とかって、言ってみ・・・。必ず自民は、大幅に議席を減らす事になるからね。。。

 

 結局、日本人は、知らない間に払わされている・・とか、知らないうちに、誰かが払ってくれている・・・という感覚が好きな国民性なのかね。。。いつも庶民の身方・・・と、勝手に思いこんでいる勘違いマスコミが、こんな国民感情をミスリードしているのが、原因になっているのかもね。。。

 

だって、いつも、マスコミのスタンスは、貧しい平均的なサラリーマンの身方やろ。。。この正義の味方気取り・・・少々鼻につく。。。。マンガで言えば、サザエさん一家みたいなもんや。。。まあ、もう都内で一戸建てで庭付きの家で三世代同居なんて家は、捜すのが大変なぐらいやろうけど。。。知らない間に、税金は、お金をたくさん稼いでいる人がたくさん払うもので、収入の少ない者は、ほとんど払わなくても良い・・・なんていう間違った価値観みたいなものが、暗に形成されているやんか。。。日本は、社会主義国か!って、突っ込みたくなる。。。

 

 アラブの石油王やあるまいし。。。たくさん稼いだ人のお金を半分以上も持っていってしまうような税体系にするから、稼ぐのがアホらしくなって、それだけの収入を得られるほど成功した人も、わざと自分の年収をセーブして、わざと給料を下げて、高い税金支払いを回避するようにしている・・・なんていう、馬鹿な構図が出来てしまっているのやんか。。。だから、日本に、本当の大金持ちが、実数として、なかなか出てこないんや。。。これは不幸なことやで。。。アメリカンドリームやら、チャイナシンドロームは有るのに、日本では、なかなか出る杭は打たれてしまう。。。

 

 反対に、サラリーマンの中で、本当にそれに見合った仕事をしているのかいな・・・というような人の収入が目立って多い。。。団体職員、公営企業の職員、市バスの運転手、ゴミ収集職員、学校の用務員、給食調理師、公務員の職域労働組合員・・・こんな人たちが民間企業に比べて1.5倍から2.5倍ほど割高の給料とボーナスを取っているんやて。。。その反面、若い世代は働いても働いてもまともな生活が出来ないほど貧しい人が多い。。こんなワーキングプアーが原因で、結婚できない若者も多い。。。これは、ほんま、大問題やね。。。挙げ句の果てに、大阪であったみたいに、大卒やのに、経歴詐称までして、高卒の公務員さんになろうなんていうヤツが出て来よる。。。高卒扱いでも、割りのええ大阪市の職員さんになりたいヤツが多いんや。。楽してたくさんもらっている、ええ証拠やんか。。。こんなの。。。

 

 私は、前から思っていたんやけど、何が公平か・・・という論議はなかなか難しいのやけど、少なくとも、所得にかかる税金だけは、年収に応じて段階的に変える・・・というのは、一度、やめにしてみたら、どうや。。。私ゃ、年収200万の人も年収1000万円の人も年収5000万円の人も同率でええと思うんや。。。例えば、年収の1割を納税するとすれば、年収200万円の人は20万、1000万円の人は100万、5000万円の人は500万。。。これでええと思うんや。。。シンプルやろ。。。

 

 これを下手に、政治家がいじくって、年収200万円の人は、気の毒なほど少ないから税金は10万でいいですよ。1000万円の人はそのまま、5000万円の人は、2600万円取ります・・・なんてするから、誰も、年収が上がったら、税金に持って行かれるだけ・・・と、思って、努力を止めるのや。。。これが、どんだけ、日本経済の活気に悪影響を及ぼしている事か。。。年収200万の人も、5000万円の人も同じように公共のサービスを受けている額に、そんなに大きな差は無いと思うからね。。。だから、税率なんていうものは、同じ時期に払うのなら、同じ率・・・という大原則を崩すべきでは無いと思うのやね。。。いちいち、政治家の選挙のネタやら、政争の具にされるのもたまらんからね。。。

 

 その点、消費税は、1000万円の車を買う人は5%の50万円。50万円の中古車しか買えない人には、2万5000円やろ。納税額と使う金とのバランスが極めてよろしいやんか。。。だから公平やと思うんや。。。

 

 だいたい、今の日本人の、どこが貧しくて、どこが助けなくては生きていけない・・・なんて人がいるねん。。。世界から見たら、日本ほど貧富の差が無く、社長さんと新入社員の給料の差の無い国は無いのやで。。。この現実をもっと、しっかり、見ないとあかん。。。だから、今の新入社員が、社長さんになりたい・・・なんて言うヤツがいないんや。。。責任が重くなるだけだから、昇進なんてしたくない・・・なんて、言いよるんや。。。新入社員の給料が20万なら、上場企業で、たくさん儲けている企業のトップは、その最低、20倍の給料は取らないとあかんやろう。。。社長の給料が、200万の給料だったら、たった10倍だし、夢にならん。。。これが20倍の400万円の給料で、年収3000万円ぐらいやったら、夢になるやんか。。。そのぐらいにならないと、あかんのと違うかね。。。

 

 最近の日本の円安が続いているのも、何か少し、こじんまりしてしまって、日本経済に、いまいち、活気がないのも、こんなバブリーな大金持ちとか、高額所得者を税制上で、あんまり出て来ないように、法律で、封じ込めてしまっている・・・のが原因ではないかと思うのである。。。もっと稼げる可能性のある人には、バンバン稼いでもらって、どんどんお金を使って貰うことによって、経済は大きく回ってゆく。。。そしたら、下手な増税なんかせんかて、税収は上がってゆくやんか。。。

 

もっと、しっかり、無い智恵、しぼってや。。。貧乏人をいくら優遇しても経済は大きくならへんけど、金持ちを優遇したら、どんどん景気が膨らんで、お金も大きく回る。。。こんな当たり前のこと、なんで誰も出来ひんのや。。。貧乏な人を優遇したら、みんな優遇してほしい人が増えて、みんなが貧乏人になろうとする。。。それは正常な経済やないで。。。

 

7/9(月) 今日も、昨日に続いて、税金の話。。。昨日は、年間の収入が上るほど、税金を納める率が増えていくという、「累進課税に反対!」の話を書いたけど、私は、逆に反累進課税っていうのを提唱したいね。。。

 

 日本は、経済大国だから、有る意味、拝金主義の権化みたいな世界で生きている。金が全て・・・っちゅう世界や。。。どうせ、そうなら、税金の世界でも、たくさん税金を払っている人は、少ない額しか払ってない人より、強い立場で意見を言えるべきやと思うのやけれど、どうやろう。。。

 

 これって、国連の構図に、ちょっと、似ているのやけど、日本は国連の総経費の19%もの資金を国連に出しているやろ。そやのに、常任理事国にはなれないし、大した国連機関の事務局の誘致もさせてもらってない・・・つまり、ただの金づるの、「いい人・・・」や。。。200を超える国や地域があるのに、ほとんどのところは、カネも出さないのに、会議での意見を述べる権利は大国と同等に認められているし、採決になれば、たった100人の人口しか持っていない国も1票、日本のような国も1票や。。。これって、とてつもなく、不公平で、おかしいことやと思わないか?

 

 この弊害を無くそうと、国連では、カネを出す国の意見がより重用される制度も検討されてきた。日米を中心にね。。

 

 これを日本の国政に当てはめてみるのはどうかと思うんや。。。例えば・・・やけど、年間10万円の所得税を納税した人を1ポイントとするんや。100万円納税した人は10ポイント。1000万円も納税した人は100ポイントや。このポイントは、奥さんや祖父母などと分けてもええ。。。つまり、納税ポイント制やね。。。これをこのまま、選挙に反映させるんや。。。つまり、たくさん税金を納めた人は、よりたくさんのポイントを持っているし、その持ちポイントを2人の候補に分けて投票するもの、OKにするんや。。。候補者は出来るだけ多くのポイントを集めた人が当選・・・こうするんや。。。一票の価値を人一人ではなく、社会への貢献度・・・ということを物差しにするんや。。。もろ、1票の格差をあえて作るんや。。。

 

 これって、有る意味、金持ち優遇になるし、専業主婦などの女性軽視になるかも知れないのだけれど、ここは、頭を切り換えて、自分の納めたお金の使い道を託す人を決める・・・のが選挙であるなら、極めて理にかなった方法である面もある・・・やんか。。。つまり、所得(つまり納税額)の大きな人はたくさんのポイントを持っているから、その人の意見は、相対的に大きくなる。つまり、自由主義国の論理に極めて、整合していると思うのやんか。。。まぁ、逆に、ここまでお金絶対主義にせんでも・・・という意見もあるけどね。。。

 

 なんで、こんなことまで、言うのかと言えば、よく、共産党なんかの活動をやっている人たちって、ものすごく弁の立つ人っているやんか。その人らって、たいがい、そんなにたくさんの税金を払ってない人が多いんや。。。つまり、金は出さんのに、口だけ出す・・・こんなのの典型なんや。。。生活保護をもらっているような人も中にはいる。。。思想は崇高かも知れないけど、実際問題として、ろくに金も出さずに、言いたいことばかり言っている人たちって、私は、ものすごく不公平やと思うんや。。。その金、自分らがほとんど出してないのに、みんなから集めた公金の使い道が、福祉やらお年寄りやら、公務員の給料やら、そんなのばっかりに向けられている。。。これが、日本の国や地方の借金が天文学的にふくらみ続けた主原因だと私は踏んでいるからなのである。。。

 

 たくさん、お金を出しているのやから、その使い道にも、少し言いたいこと言わせてくれ。。。っていうのが、納税者の本音と違うかね。。。この納税者の意識が変わってこないと、この国の政治は、前に向いて進んで来ないのやと思うのやね。。。その典型が選挙の投票率の低さや。。どうせ、自分の金はほとんどないのやから、その使い道に、真剣にならへんのや。。。反対に自分のたくさん出したカネやったら、下手な使われ方されたら困るから、もっと真剣になるやんか。。。

 

代議士さんというのは、国民の意見を代弁するのが仕事。。。この原点に戻ったら、こんな突拍子もないアイデアも、少しは、検討する余地があるのやないかと、思ってね。。。

 

7/10(火) いよいよ、今週には参議院選挙の告示ということで、各党の党首クラスは、日曜朝の政治番組を各局かけもちで生出演・・・。大忙しやね。。。そんななか、安倍内閣の支持率低下が収まらなくて3割台にまで落ち込んだ。反対に支持しないとした人が過半数を超えた。。。これは、痛いところやろうね。。。小泉首相は応援演説に引く手あまたなのに、安倍首相はどうも。。。タカ派のイメージが損をしているのやろけどね。。。

 

 前回の参議院選が自民の圧勝だっただけに、今回は、その揺り戻しで、民主が有利なのは間違いない。。。安倍内閣の閣僚のなかに、どんどん、綻びが出てきて、次から次に辞任、自殺、やろ。。。そら、ちゃんと、身体検査をしないで、入閣させたツケやろうけど、守る守る・・・と言っていた人たちが、軒並み辞任に追い込まれているのやからね。。。もうボロボロなんか。。。そら、支持率上るわけがないわ。。。

 

 肝心の時に、いつも転ける民主党だけど、今回だけは、ガード固いね。。。ただ、政権交代の話までになると、小沢VS安倍の個人的な人気投票になるやろ。。。そうなると、小沢もそんなに強くないで。。。女性票が入らないしね。。。もうちょっと、イケメン議員軍団でも揃えとかんと。。。

 

 議員さんという人たちは、有る程度のルックスの良さも、条件として問われる。世界各国の人たちが、日本の代表として、注目するのやからね。。。でも、なかなか、良い顔立ちの人と、良いリーダー像というのは、日本の場合、結びつきにくいものやね。。。歴代首相の顔ぶれ見てみ。。。田中角栄に大平さん・・・福田赳夫に、この前無くなった宮澤さんやろ・・・。いずれ劣らぬ妖怪系やんか。。。橋本龍太郎やら、小泉のオッサンやらは例外のほうや・・・残念ながらね。。。

 

 それに引換え、英国のブレアとか、クリントンとか、みんな男前やんか。。。少なくとも米英では、アングロサクソン系の白人で、金髪ブルーアイの男前しか、トップになれへんのや。。。まぁ、国の顔を選ぶのやったら、不細工より、かっこええ方がええやろうけどね。。。

 

 韓国の盧武鉉が、整形手術をしていたのは有名な話やけど、日本でも、少しでもルックスを良く見せたいというので、選挙ポスターにかなりお金を掛けているのが判る。。。この前、散歩していたら、イラクに派遣された自衛隊のヒゲの隊長さんのポスターが張ってあった。。。ヒゲの隊長。現場の声を国会へ・・・なんていう、キャッチフレーズが書いてあった。。。へぇ、あの人まで立候補したはるんや。。。なんて、変に関心してしまった。。。

 

 と、いうのも、私だけかも知れないのだが、自衛隊といいう国軍の隊長さんが、国会議員になるというのに、年配の人たちは、アレルギーがあるのでは無いだろうかと、思うからである。。。戦前の軍部の政界進出のおかげで、日本はどんどん軍事優先国家になっていったやろ・・・。だから、戦後、元軍隊の人たちが国会に議員を送り込む事に、タブー視する人も、多かったと思うんや。。。ところが、今回、さらりと、元自衛官という軍部の人が代議士に立候補しとる。。。時代は変わったというか・・・、国民が大らかになったというか、少し印象的やったね。。。

 

 選挙のポスターというものは、第一印象を大事にする。逢ったこともない人に、「この人、良い人そうや・・・」と、思わさないといけないのやから、大変や。。。ポスターを制作するところも、プロが一生懸命つくっている。普通のオッチャン、オバチャンをちゃんと、後ろから後光の差しているような、エネルギッシュで、いかにも仕事が出来そうな、笑顔の優しい人に作り替えるのやから、これは、奇跡的なマジックや。。。

 

 ポスターで見慣れた顔を信じて投票したら、現実の本人を見て、ぜんぜん違うやん。。。と、感じたことのあるあなた。あんただけやないで。。。心配せんとき・・・。みんな、ポスターが良くできすぎなんや。。。騙された・・・と、思ったら、次回からこの人に入れなければええのやから。。。まぁ、近頃の写真の補正技術というのは、大した物や・・・。全く別人に加工してしまうことも出来るのやからね。。。

 

政治家は政策や・・・と100ぺん言うより、この人なら任せても大丈夫そうや・・・と、人に思わせる方が、1000倍強いのが政治の世界や・・・。イケメン議員さんが、今年もどう票を集めていくか。。。また、熱い夏がやってくるね。。。

 

7/11(水) ちょっとブームに乗り遅れた感があるのだが、この前の日曜日、ビリーズブートキャンプなるDVDのセットを娘に買わされてしまった・・・。テレビシッピングなんかで、黒人のオッサンが踊っている例のヤツなんだけど、誰でも出来そう・・・。これなら出来そう・・・と、思わせるところが、このDVDの「売り」なんやろうね。。。

 

 まぁ、実際にやってみた人なら判るが、ちょっとやるだけで、全身筋肉痛。。。汗びしょびしょ状態。。。続けられるかどうかは、この50過ぎの黒人のビリーなるオッサンの、「もうちょっと!ガンバレ!」という励ましの言葉にかかっている。。。。

 

 あぁ、キツイ。。。と、思ったら、もうやめよう・・・と思ったところで、絶妙のタイミングで、楽な動きに戻る・・・。この繰り返し・・・。それで、仕方なく続けてしまう・・・。円を描け・・・ってことなんやろう・・・サークル!サークル!って、また、リズム感たっぷりに「合いの手」が英語で入る。。。字幕の文字も、うまく訳してあるわ。。。一番最後のビクトリーっていうところで、妙な達成感があるから不思議やね・・・。

 

 続けられるかどうか。。。多分無理やろうね。。。でも、やらんより、やったほうがマシやろ。。。流行っている間だけでもね。。。

 

 さて、今年の夏は、どこかへ行きたいなぁ・・・。と、いうことで、この夏の計画を立てていたら、やっぱり夏は、海やで・・・。ということになった。この前、カンボジアとベトナムへ行ったところやし、海外はあかんで・・・。文句出る。。。ほなら、どうせ海やったら沖縄でも行こかいな・・・ということになった・・・・。

 

そこまではええのやけど、調べてみると、お盆の時期の沖縄行きは、ビックリするほどツアー代が高い・・・っていのが判った。。。ピークでないシーズンなら49800円とかで、そこそこのリゾートホテルとレンタカー、飛行機代をセットしたプランがあるのだけれど、これが8月中旬がらみだと、約3倍に跳ね上がる。。。一人15万円・・・。3人なら45万か・・・。外国行けるで。。。

 

 いろいろ調べて見たら、やっぱり飛行機代とホテル代が、この時期だけドーンと跳ね上がっているのが判った・・・。それならば、ツアーじゃなくても、個人手配(FIT)で、もっと安く行けるのやないか・・・と、いろいろ調べてみた。エアーは往復私が身障者手帳を持っているということで、8/9−12の日程で、17万ちょっとで、ええ時間の伊丹−那覇間、ANAの往復プレミアムシートというので取れた。所謂、ビジネスシートである。

 

 沖縄は国内線だから、ファーストクラスの設定がないが、まぁ、ええ方の席っちゅうこっちゃ。。。たかが1時間半の飛行時間なんやけど、2000円ぐらいしか変わらないから、ちょっと贅沢してみた。これが国際線やったら、目ん玉が飛び出るほど高いからね。。。

 

 問題はホテルである。沖縄サミットをやったブセナテラス・・・というのがかなり良いホテルらしいが、他にも日航系のアリビラ・オクマ、全日空系の万座ビーチ、ルネッサンス、カヌチャベイあたりの有名どころのリゾートホテルは、この時期、トップシーズンだから、とてつもなく室料が高い。。。3泊もしようものなら、3人で、軽く20万円を超えてしまうところばっかりや。。。お盆を甘く見たらあかんね。。。

 

 結局、美浜アメリカンビレッジといういま沖縄で一番元気のある北谷町にも、那覇の国際通なんかにも近い、しかも、ビーチにも近い、那覇空港から遠すぎない・・・というので、宜野湾市にあるANA系のラグナガーデンホテルという所にした。食事無しの、ルームチャージだけでね・・・。まぁ、ここは、シティホテルとリゾートホテルの両方がごっちゃになった感じかね。。。ここなら1泊3名で、35000円ほど3泊しても10万チョット。。。これにレンタカー代2万ほどを足しても30万ちょっと。高いツアー3名分(約45万)よりは、14万ほどは安く出来たっちゅうこっちゃ・・・。それでも高いけどね・・・。

 

それから、このホテルのホームページを調べると、ラグナクラブという、ホテルのVIP会員制度があることがわかった。ここに入って会費を2人分、10万だけ前払いしたら、ホテルの部屋をグレードアップしてくれるらしいし、無料食事券が付いてきたり、会費相当の宿泊券が貰えるというキャンペーンである。これが使えることも確認して、他にも、いろいろ割引券がたんまりいただけるみたいである。。。ピーク時にも使えて、ブラックアウト(空白期間)が無いのは有り難いね。。。大手のホテルチェーンの太っ腹なところや。。。

 

レンタカーも、いろいろ格安っていところを見て回ったけど、保険料が込みになっていなかったりして、結局、トヨタレンタリースにした。3泊4日で18000円ほど。。。沖縄はレンタカー代が相対的に、安い。。。あんまり、聞いたことのないレンタカー会社は、ナビソフトが古かったり、車の整備がええかげんやったりする場合がおおいからね・・・。マイルも貯まるし。。。

 

 海といっても、娘ももう18だし、そんなに必死に泳ぐわけでもない。。。シュノーケル付けて魚に餌やりする程度。。。でも、これってけっこう、面白いんやね。。。シュノーケル出来るビーチ調べておかんと。。。

 

 うちには子供が3人いるのだけれど上の2人はもう成人して、こんなのには付いて来ない。就職して家を出た長女は、勤務のお休みと会うわけがないし、下はバイトに忙しい・・・。なかなか家族旅行が、出来るのも、これが最後かもね。。。という、少し寂しさもある。。。

 

まぁ、2007年の夏は一度しか来ない・・・。行けるうちに、いろいろ楽しまんとね。。。誰かが病気したり、入院したりしたら、もう出来ないようになるのやからね。。。

 

やっぱ、みんなで、「生き急がないとね・・・」

 

7/12(木) 赤城農林大臣の件。。。またかいな・・・という感じやね。。。それにしても、次から次へと、よくもこう、出てくるね。。。でも、このスキャンダル攻勢って、マスコミの演出みたいなところもあるのやないかと思うんや。。。茨城の田舎町で、おじいちゃんの代から代議士さん一家、48歳の若い大臣・・・。マスコミからしたら、虐め甲斐があるのかもね。。。安倍首相と同じような坊っちゃんタイプの生い立ちやからね。。。弱い者いじめか。。。

 

 事務所費の問題で、マスコミは領収書を出せ、出せと言うけど、実は、事務所費に、領収書の添付が必要とされていないという、おかしな法律があるというのが、この問題の背景にある。。。昔の感覚の議員やったら、事務所費とか、秘書経費とか、政務調査費なんて、第二、第三の給料みたいなもんで、何に使ったかを明らかにしなくていい、特権的な経費やったやんか。。。これを問題視するのはええことなんやけど、法的に認められている限り、この法律がおかしい・・・というツッコミは、裏付けがない金は、全部使い込みや〜!つけかえ、流用や〜という、指摘も少し乱暴すぎる。。。

 

 別に赤木農林大臣を擁護するわけやないけど、ほとんどの国会議員がクロになってしまうような現実が、今では、有るのやないかね。。。だから、これが、本当に問題だとすれば、100%領収書がないと、この経費が使えませんよ・・・ということにすべきなんである。それなのに、お金を、渡しきりにしてしまうから、好き勝手に使ってええもんやと、勝手に勘違いしとるんや。。。

 

 国会議員には、いろいろ問題のある特権が多い。今回のことで、この特権がどんどん見直されるきっかけになればええけどね。。。まぁ、自分らで自分らを規制するような法律を作っておる限り、手前味噌になる。。。議員年金のこともそうやった。。。これは、機構上の問題点という側面もある。。。それこそ、流行の第三者委員会でも必要なのかもね。。。

 

 政治というものは、どうしても金がかかりすぎる。。。その反面、うまくしたら、大金が転がり込んでくるダーティな要素もある。だからこそ、よりクリーンなイメージと、清貧さ、が求められるし、より、お金に執着心のあるような羽賀研二のようなクソみたいなヤツは、政治の世界には、絶対に入れたらあかんのや。。。ところが、現実はどうか。。。自民党の派閥ってあるやろ。あれって、もともとボスが子分を作って、政治献金を集める能力の低いヤツにお金を分配するシステム以外の何者でもないやんか。。。政界の羽賀研二のような金に汚いヤツがわんさかといよる。。。

 

 選挙の前には、陣中見舞いが渡されるし、年末には餅代として、訳の分からないお金が動く。。。つまり、汚い話、お金でいろいろつながっているのが政治家の世界や。。。田舎へ行ったら、選挙事務所というところに、その時だけシンパの人たちが集まって、タダメシ、タダ酒を飲みに来ておる。借金取りに追われているヤツまで、選挙事務所にやってきて、先生、ちょっと、今、手持ちがないので、20万ほど用立ててくれへんか・・・。と、やってくる。。。選挙中やから、立候補者は、むげにこんな無心を、断れへんやんか。。。だから、仕方なくお金を貸す。。。もちろん、こんなお金返ってくるはずもない。。。こんな、現実も有る。。。誰が悪いと言えば、代議士も悪いのだが、その蜜に群がる連中が、もっと悪い。。。そんな、ど汚い部分が、残念ながら、裏ではあるのやないかね。。。まだまだ、日本の民度も低いっちゅうこっちゃ。。。

 

 都会では、さすがにこんな酷い話は減って来ているのだろうけど、それとは別に、利権をむさぼる人も多い・・・。私は、議員という職業をプロ化してしまった事が、この問題の根源にあるのやないかと思うのである。もともと、議員という職業は無くて、本来他の仕事をしていた人が、皆に請われてやるもんやろ。ところが、この仕事が、なかなか、美味しいものやから、出来たらずっとやり続けたい人が多いようである。だから、市会議員とか国会議員は、一度なると、死ぬ直前まで、ずっとつとめる人が多いんや。。。私は、一度、これをリセット出来ひんものかと、思っているのや。。。

 

 議員と名の付く人、区長、市長、知事という特別職の公職に就く人の任期を、例えば、全部5年にしてみて、再任を全くさせないようにすればどうかと思うんや。。。水は澱むほど、汚れるからね。。。それなのに、いくら悪いことをしても、「みそぎ」という選挙でまた信任されたら、いつまでも議員を続けられる。。。これが大問題と思うんや。。。ほな、5年経った議員はどうするのか。。。また、公務員などで、職場復帰させるのや。優秀な人なら、続けて大臣さんとかをやってもらってもええしね。。。大臣は何も、国会議員である必要は無いからね。。。

 

 こうすると、なかなか総理大臣になるような人材が育たない・・・というデメリットもあるかも知れないが、少なくとも老害は防げる。何なら、日本も大統領制にして、行政のスタッフは、その度に指命されて、招集するスタイルに変えた方が良いのやないかね。。。今のままでは、日本の役人の「悪さ」を、そのまま真似しとる議員連中をなかなかパージ出来ないからね。。。

 

 政治とカネの問題は、いつの世も、どこの世界でも大きな問題や。どこまで透明性を持たせられるか・・・。どこまで、個人的な用途を制限して、無駄な支出を抑えさせられるか。。。この点に全てが集約される。私は、公金を使わせていただいてる限り、特別職の人や議員さんには、公金を何にどれだけ使ったのかの報告義務があるのは当然だし、世間の厳しい判断に基本的に、従えないような支出は、認められるべきでは無いと思うのである。

 

 だから、言われたから出すではなく、堂々と、こうこうこの目的で、立派に、有効に利用させていただきましたとね議員らの方から、市民、国民にお知らせして報告するべき筋のものやと思うんやね。。。それが出来ひんような金の使い方はあかん。。。そういうことにしたら、今の歳費なんて1/10で済むのやないかね。。。これが本当の無駄減らしやで。。。

 

公開出来ひんような金は使わすな!当たり前のこっちゃ。。。

 

7/13(金) ここ最近、「非常識な親」「無理難題を要求してくる親」というのが、問題になっている。これも、少ない子供を大事に育てようという、世の中の趨勢なのかも知れないけど、子供に肩入れする親の気合いの入り方が昔とはケタ違いに大きい・・・というのも、この背景には有ると思う。

 

 この問題では、最初、先生の質の低下が問題になったと思うんや。。。今どきの子供たちを、十分に制御する能力が低い。。。授業が成り立っていなくて、学級崩壊なんていうね言葉も話題になった。。。でも、なんで、こんな事になってしまったのか。。。この原因の一つに、親の方の問題も大きいのやないか・・・というのが、今回の問題が浮上してきた原因である。

 

 そりゃ、そうや。昔なら、ヤンチャをする生徒を先生が立たしたり、ゲンコで、コツンとやったりするのは、当たり前やったやんか。。。悪いのは、その子供の方なんやから。。。親もこんなのに、一切、口出しはしなかった。いくらかわいい我が子でも、悪いことをした子供は、こっちなのやから、謝るのはこっちのほう・・・それが常識やったからね。。。ところが、今の世の中、全く立場が逆転しとる。。。先生は、今や、子供に指一本触れられないのだという。。。ほんま、おかしな世の中やで。。。指でちょっと、触れただけで、体罰を受けたと、教育委員会に申し立てられたり、女の子だったら、セクハラやと言われたり、するからなんやと。。。ほんま、先生からしたら、殺生な話や。。。言葉だけで、荒れる子供たちを抑えるなんて、ほとんど無理やからね。。。

 

 すると、どんなことが起こるか・・・や。子供は、先生をなめてかかって、自分より下に見てしまうんや。。。これが一番の大問題や。。。おまけに、馬鹿親が、何かあったら、すぐ、学校に怒鳴り込みよる。。。ほんま、世の中の良識みたいなのが、もう、どんどん崩れかけておるわ。。。毎晩、深夜に自分の子供の電話報告を1時間以上、強要するバカ親。。。うちの子に、給食を食べさせてくれと頼んだ覚えがないと言って、給食費を払おうとしない非常識親。。。我が子だけに特別待遇を平気で要求するわがまま親。。。こんなのが増えてきたら、先生達も対抗措置をとらないといけないというので、保険に入る先生も増えて来たんやと。。。親からの損害賠償請求に備えて・・・っちゅうことらしい。。。

 

 実際、私も、子供が中学の時に、バカ親の巻き添えを食らった経験がある。クラスの子供に無視されたから、自分の子供が登校拒否になった・・・本人は、自殺したい・・・とまでいうのだ。。。だから、その無視した子供の親を学校に呼び出させて、自分たちに謝罪をしろというのである。。。もし、この要求を呑まなかったら、マスコミにこのことを公表するぞ・・・と、息巻いていたのである。。。こっちからしたら、ええとばっちりもええとこや。。。

 

 当時の校長先生に、何とか何とか・・・と、頼み込まれて、学校へ行ったが、そこで、その親が2時間近く、一方的に文句を言われ続けて・・・何とか、学校側は、その親を納得されたようだが、そんなつもりも、そんな現実も認識も無いこちらは、ええ災難や。。。その時、思ったね。。。学校も、いつもこんなトラブルの対処に追われているのやろうな・・・って。。。

 

私は、基本的には体罰容認派やから、今の教育現場の雰囲気は、最悪であると思う。。。先生の能力よりも、生徒や親のわがままや、理不尽さの方が、これからは、もっと酷くなってくるやろうね。。。過保護の時代から、こどもが皇帝の時代に中国でもなってきているのという。向こうは一人っ子政策やからね。。。そんな、わがまま放題に育てられた子供たちが、人の痛みも知らずに、大人になる。。。何か、空恐ろしい時代が来てしまうような、とても嫌な予感がするね。。。

 

子は世のたから。。である。子供は自分たちの未来を明日につないでくれる宝物のような存在である。。。それは、いつの世も同じや。でもね。本当に、子供のことを思うのなら、獅子のように、我が子をせんじんの谷に突き落とす勇気も、親には必要や。。。ところが、今の親には、この勇気も、余裕もない・・・。それだけ、いろいろなものに、追い詰められて、ギリギリで生きている。。。そんな感じやないかね。。。甘やかすだけが教育やなくて、厳しさを身につけさせることが、本当の世の中を知るためには必要な事である・・・ということを、親自身が、もっと、真剣に自覚すべきやろうね。。。

 

それとも、まだ子供のように「甘えた」のような親が、増えてきてしまったということやろうか。。。

 

7/14(土) いよいよ京都は、今週末の連休で、祇園祭のピークタイムを迎える。。。いつの間にか、うみの日が変更になって、連休になったのだが、子供たちの夏休み直前のこの時期の連休は、何か、そわそわして、落ち着かない時期やね。。。きっと、梅雨明け、夏本番を目前に控えた・・・そんなみんなのそんな気持ちが、この時期の、えもいわれない雰囲気を作っているのやろう。。。

 

 その連休の並びは、祇園祭の屋台を出すテキ屋の人たちには、これ以上は無いという、好都合な日程で、今年もまた、すごい売上が出来るのやろうね。。。と、人ごとながら羨ましい。。。ところが、台風4号が近づいて来るかも・・・。それが、ちょっと心配やね。。。

 

 我が家の一軒おいて南隣には、10年以上前に廃校になった小学校がある。ここでは、地元の四条傘鉾という鉾の子供たちのお囃子と、棒振り踊りの練習が早くから行われている。最近は、もう3月ぐらいから、やったはるかなぁ。。。いろいろ、アトラクションにお呼びがかかるかららしいけどね。。。

 

 祇園祭というのは、町衆の心意気・・・とは言うが、現実問題として、けっこうなお金のかかる祭りである。その費用を捻出するために、ちまきや、てぬぐい、うちわ、名画集など、いろいろな祇園祭グッズを売ったり、スポンサーになってくれる企業さんのお手伝いで、お囃子を披露したりして、出演料に近い寄付を戴いたりしている。つまり、芸人さんで言えば営業やね。。。

 

 いきなり言って、100点満点のお囃子やら踊りやらは出来ないから、普段から少しずつ稽古しておくんや。。。だから練習の日はいつも、祇園祭のお囃子が体育館から聞こえてくる。。。あぁ、また始まったなぁ・・・っちゅうところやね。。。

 

 日本三大祭りの一つ、京都の祇園祭やけど、毎年見ている者からしたら、ちょっとずつ変わって来ているところもある。まぁ、人出がピークな時には、地元の人は、人混みには近づかないけどね。。。この時期だけ店や家の前で、かき氷やフライドポテトを売ったりする人が増えてきたり、ものすごい「人出の多さ」を狙って、他府県からもゲリラ的にいろいろな商売をしに来る奴も増えてきた。見回りのポリさんに見つかって追い出されているけどね。。。

 

 多くの出店が出る通りは、鉾の辻と呼ばれる新町通と、室町通だが、この他の東西の通りや四条通や少し外れた地域でも、家の前で夕涼みがてら花火をしたりビールを飲んだり焼肉したりする家も増えて来た。。。まぁ、こんなのでお祭りの雰囲気をみんなで盛り上げているのやけどね。。。この時期には、京都の実家に帰ってくる子供たちも多いやろう。。。孫を連れてね。。。これも、ええもんや。。。お盆やなくて、祇園祭帰省や。。。

 

 祇園祭の地域に会社のある呉服屋さんは、ここぞとばかりに地方の呉服店さんを京都に招待する。お接待ついでに、しっかり商売商売。。。そんなお商売とは無縁の染め屋さんとかは、この時期に一斉に長期休暇で、海外旅行へ行かれたり、温泉やゴルフ三昧っていう人も多い。。。羨ましい話や。。。世間は平日やから、値段もそんなに高くないわなぁ。。。

 

 祭りが済んだら、いよいよ梅雨明け。そして、楽しい夏休み。地蔵盆。。京都の子供たちには、長い間、待ちに待った、愉しい季節の到来である。。。

 

7/15(日) それにしても、中国というところは、ほんと、我々の想像の域を超えたこと・・・をやってくれる。。。街の露店で売っている豚まんの中身に、何と刻んだダンボールが混ぜられていたんやて。。。。それも、本来なら豚肉100%のはずが、6割も。。。。オマケに、苛性ソーダ浸けのダンボールを刻んで豚まんの具に、混ぜていたんやて。。。それにしても、これを食べた人は判らなかったんかね。。。随分前からこの手口でインチキ豚まんを作っていたらしいから。。。

 

 ただでさえ、中国製のいろいろなものが、世界中から危ないと指摘されている・・・。練り歯磨きやら、幼児が口にするようなオモチャやら、うなぎの蒲焼きやら、農薬漬けの野菜やら。。。ほんま、どんどん出てくる出てくる。。。最初は、中国政府も、中国製品に対する不当な評価や。。。と反論していたが、ここまで広まってきたら、抑えようが無くなって来たのやろうね。。。やっと、十何社の中国企業に輸出禁止を命じたそうや。。。

 

 その言い訳が、また振るっている。。。中国は発展途上国だから、まだまだ、危険な食品とか、毒物を管理するシステムが遅れている。。。その点では後進国やと。。。多くの中国製品を使ったり、多くの中国産の食品を食べさせられている日本人からしたら、たまらんね。。。ほんまに、水際で、危ないものが日本に入ってくるのを阻止できているのやろうか。。。数が多いだけに、不安やね。。。

 

 なぜ、中国産の製品や食品に、危険なものが多いか。。。それは、やっぱり、中国人一人一人の、民度が残念ながら低いから・・・としか、言いようがないやんか。。。公教育で、基本的なことが十分に教え切れて無いからね。。。

 

人に嘘をついてはいけない・・・とか、口に入るものは、衛生的なものしか、食べてはいけない・・とか、自分が食べないからといって、ええかげんな管理や、危険な農薬を使ってはいけない・・・とか、下に落ちたものは、口にすると汚い・・・とか、トイレから出たら、ちゃんと手を洗うとか、病気に罹っている人が、食品加工に携わらないとか、道にタンを吐いてはいけないとか、ケガをしたら消毒しないと化膿するとか、川の水を汚さないようにするとか、トイレは決まった場所でするとか・・・。先進国などでは、これらは、至極当然の常識であることが、残念ながら、この国ではまだ国民全部に行き渡っていない。。。のである。。。

 

 そんな中国だが、まだインドやアフリカ諸国からしたら、マシな方なのかもね。。。日本だって1960年以前は、似たような状況やったからね。。。立ち小便は禁止。外国から来られた人には、優しくしよう。。。不衛生な屋台は撤去させる。。。日本がいつか来た道やね。。。オリンピックでも開催したら、マシになるのかも知れないけど、今のままやったら、ちょっと怖いかね。。。

 

 インフラ整備もまだまだ進んでない。。。内陸部に行ったら、まだまだ未開の貧しくて、発展が遅れた地域がたくさんあるからね。。。ところが、沿海部の大都市では、どんどん都市の発展と共に、衛生意識やら、食の安全に、関心が高くなってきている。ただ、この都市部に、貧しい農村から大量の人がやってきている。。。この人たちは、全く教育が行き渡っていないし、このような信じられないこともやってくれるんや。。。つまり、これらの問題は、中国国内の格差などの、国内問題とも密接に関係している。。。

 

 中国は、つい最近まで、何とか、このような規律を守らせるために、国民を共産主義で、縛り続けて来たんや。。。このようなまずい情報は、絶対に外国メディアには判らないように、統制してきたんや。。。それが、最近は随分、情報公開しとる。そのおかげで、今まで、見えてなかった事が、見えてきただけ・・・。そう言えなくもないやろうね。。。

 

それと、経済優先主義が、あまりにも急速に進んで来たこと。。。これもある。。。。肉まんの原価を下げるためにそこいらのダンボールを刻んで混ぜるなんていうことは、儲かれば、何をやっても良い・・・という、拝金主義的な考え方や。。。問題は、これをたしなめるような勢力が、国民の中にあるかどうか。。。その良識的な意見を持つ人が、国民の大勢を占めているかどうか。。。これなんや。。。こんなインチキ商売をするようなヤツを、みんなで廃絶してゆこう・・という流れが出来てきたら、中国も意外と早く近代化するやろうけどね。。。

 

7/16(月) 今日は祇園祭の宵山だというのに、台風4号の影響で、今年は散々やね。。。

 

 さて、自民党は、年金掛金の問題で、異例のスピードで第三者委員会というのを発足させて、領収書や証拠が無くても、掛金を払ったというのを認める方向で、一気に国民の不満解消に向かいだした。。。もちろん、選挙前だから、国民向けの、見え見えのごますり政策なんやけど、急いては事をし損じる。。。後で、問題にならなければええけどね。。。

 

 本来、年金掛金という、お金を預かったのは社会保険庁や、各市町村の方なのだから、ちゃんと、入金した証拠を保存する責任は、行政側にある。ところが、それなのに、行政側が、その処理や保存方法を間違ったり、入力ミスをしたために、今回のような大きな問題になったのである。。。だから、とことん調べて、ちゃんとする責任は、行政の方にあるんやんか。。。それを、どうしても判らないから、どうか、ご協力してください・・・と国民にお願いするという、スタンスで、社保庁はやってもらわんとアカンわなぁ。。。とりあえず、出すもの出せというのやなく、国民に、頭を下げる必要があるで。。。

 

 ところが、あんまり甘いことを言うと、困ったことに、タチの悪いヤツがいるもので、掛金を払ってもいないくせに、払った払ったと言い張る不届きなヤツが必ず、出てくる。。。こいつらをどう排除するかが、最大の問題なんやね。。。そこで、第三者委員会が出してきた基準が社会通念に照らし合わせて明らかに不合理ではなく、一応確からしい」である・・・・。最初にこれを聞いた時、思わず、吹き出しそうになった。。。なぜなら、ものすごく、主観的な基準だったからである。。。

 

 「社会通念」と言う言葉も、あいまい。「一応」という言葉も、捉まえようがない。最後の「らしい・・・」に至っては、とんでもなくファジーな表現だった。。。これを見て、これで10人が10人、正しい判断が出来ると思った人は、多分、全くと言って良いほど無かったやろうね。。。またまた、安倍ちゃん得意の「あいまい戦術」や。。。これは、問題が多いと思うで。。。

 

 大阪の釜が崎なんかの、日雇い労働者やら浮浪者やらがたくさん住む地域では、元ヤー公が、こんなオッサンたちを束にして、ハローワークにいろいろな雇用保険の申請をまとめてやって、金が出たらその中からピンハネしたり、そのために1つのビルに何千人も住民登録をして、社会問題になってた事件があったやんか。。。こんな奴らが、今度は年寄りの浮浪者集めて、年金もらえるように、ワシらが交渉したるから、年金出たら、御礼をよこせ・・・って、新たな商売をやりばじめそうな予感がするわ。。。

 

 ヤー公に、すごまれて、年金掛金支払い承認書とかいうのを大量に出す行政側。。。こいつだけを通して、何でこいつを通さないって、もめた時に、どう説明するつもりなのかいね。。。年金不払いの訴訟でも大量に起こされて、国がその膨大な訴訟費用を負担することになったら、またその金どうするねん。。。という、話になる。。。

 

 そもそも、この第三者委員会という人たちは、ボランティアか?違うやろ。。。ちゃんと、立派な謝礼を払うのやろ。。。その金どうするねん。。。それもまた、我々の払った年金掛金から支出するのか?私は、その金は、公金から出したらあかんと思うんや。。。そもそも、社保庁職員のずさんな仕事ぶりが、事の原因やんか。。。第三者委員会への謝礼は、そんな職員のケツ拭きに使うのやから、その原因者である社保庁職員さんたちに、しっかりツケを払って貰うのが筋やで、ほんま。。。まぁ、絶対に払いよらへんやろうけどね。。。

 

 この夏の社保庁職員のボーナスが満額出そうや・・・と、夕刊紙が叩きよったら、即座に村瀬長官はじめ、歴代社保庁長寛ら職員らが、ボーナスの一部返上運動を始めた。中には、なんで、私らまで払わないといかんのや・・・と、反発したヤツもいたみたいや。。。どうせ、どこかに天下りしとるヤツやろうけどね。。。まぁ、そんなヤツらも、結局、説得に応じて、歴代社保庁長官は全員、職員も90%以上は、ボーナスの一部自主返上を申し出たんやそうや。。。これも、選挙向けのパフォーマンスで、政治家が急かした部分はあるやろうけどね。。。

 

 私は、民間の損保ジャパンから来た今の村瀬長官は気の毒やと思うね。。。旗振れど踊らず、言うことをなかなか聞かない、働けと言ったら、1時間に何回のキータッチまでしか組合との協定でやらせないとか、50分働いたら10分休憩とか、みんなが休みたい日には、大量のアルバイトを雇って、働かせたり、24時間365日の年金相談を頼んだら、またまた、外部の会社に丸投げ。。。ほんま、働く気があるのか?と言うような、とんでもない自治労バリバリの、不良役人達に囲まれているのやからね。。。

 

 いろいろ、問題になった年金食いつぶし問題も、実は、こんな腐れ外道な役人達が、好き放題にやっとった結果が、こうなった。。。とも、言えるやんか。。。こいつらは、どうせ、日本年金機構なんていう、社保庁の看板が変わっただけ・・・のところにまた大量に雇用されて、おまけに、公務員のタガまで外れた見返りに、給料が1割もアップしてもろて、役人天国をずっと満喫するつもりなんやろう。。。見えてるわ。。。JRの時みたいに、劇的に変われるような妙案は無いものかね。。。

 

 日産のカルロス・ゴーンみたいに、外人さんでも呼んでくるか?

 

7/17(火) どうも、最近気になる言葉に「義務教育」というのがある。この義務って、いったい、何やろ・・・そう、考えたことのある人は無いか?・・・・。そう言えば、昔、学校で習ったね。。。国民の三大義務・・・。納税の義務。勤労の義務。そして、問題の教育の義務や。。。

 

 問題は、この文章の「主語」にあると思うんや・・・。国が、ちゃんと、子供たちに、教育を受けさせるのが、国の義務である・・・と勘違いしている人が、どうも居るようなのである。。。。困ったもんや。。。そりゃ・・・ちがうやろ。親がちゃんと、子供に教育を受けささなければいけない・・・というのが、教育の義務の意味である。。。つまり、教育の義務とは、国民の側の事を言っているのであって、国家の方の義務をどうこう言うのはおかしいこと・・・というのが、よくよく考えたら判る。。。あくまで、国民が背負うべきものが教育の義務であり、納税、勤労の義務なんや。。。

 

 ところが、ところが、何を勘違いしておるのかは不明だが、例の給食費を払わない親たちの言いぐさが、「義務教育だから、給食を食べさせるのが、国の義務である・・・」と、誠に、自分たちにだけ都合の良い解釈を勝手にしとる。。。多分、この人たちは、国語があまりにも弱い人か、少し能タリンな人たち・・・なのだろうけど、ちらっと、聞いただけでは、あれ?そうなのか。。。と、変に誤解してしまうから不思議である。。。こっちも、少しぼんやりしていると、いつの間にか向こうのペースに巻き込まれている。。。何か、そんな、騙し船みたいな話やね。。。

 

 このような例を、「論点のすり替え」・・・と言うのだが、どうも、最近、このような事例が多いと思わないか?日本政府が朝鮮半島の国と、いろいろ交渉していたら、どうも、話し合いに、なかなかピントが合わなくて、スッキリした結果にならない場合が多いヤンか・・・。白黒つかないというか、曖昧模糊というか。。。。これと、ものすごく似ている。。。天性のものやね。。。

 

 日本が北朝鮮の核兵器とミサイルを配備しよるのを、危ないからやめろ・・・と抗議する。。。すると、向こうは、止めてやってもええから、その代わり、発電所を作れ、石油も送れ、米もくれ。。。それから、念のために言っておくが、日本が朝鮮半島でやった蛮行への保証金は、また別やぞ。。。こんな好き勝手な事を言って来よる。。。これらの論議って、筋が通ってるのやろうか。。。

 

 何故、日本が、北朝鮮の核開発を諦めて貰う見返りに金を出さなければならないか。。。その理由がサッパリ、分からん。。。それに、戦後補償は、大昔に、もう韓国に対してやってしまったのだから、北朝鮮に対しての保障が別枠だなんていう、勝手なご都合主義は、とてもやないけど、聞いてられへん。。。こいつら、ようは、強請、たかりと、一緒というこっちゃ。。。。こんなの、盗っ人に追銭の論理やんか。。。まともな発想から来るものやない。。。

 

 この種の脈辣の無さは、恐らく、教育程度の低さに、原因があるのだが、お国全部が、論理的に物事を進めていくことに、全く慣れていない・・・というか、そういう、習慣や基盤が、これらの国にまだまだ発達していないから・・・という、見方も出来る。。。それでもって、プライドだけは高いんやから。。。困ったもんや。。。

 

 どうも、このように論理が破綻したり、ところどころ切れていて、つながっていないような、えも言われないほど、気持ち悪い・・・というか、スッキリしないというか・・・。そんな不快感を感じる事って最近、ほんま、多いと思う。。。言い換えたら「モヤット症候群」かね。。。

 

 人の話を聞いていても、頭の良い人の話は、きっちり筋道が通っていて、抑えるべきポイントが、ちゃんと収まっていて、少しは話が脱線しても、ちゃんと元に戻ってきて、きれいに、起承転結を踏んで、聞き終わった後に、満足感というか、その人が言いたかった事が、100%理解出来たような、爽快感があるやんか。。。逆に、下手な人のお話を聞いていたら、あっちへふらふら、こっちへふらふらして、長い時間がかかって、いったい、何が言いたかったのかが、サッパリ判らない。。。心の中に、未消化な何かが残ってしまって、もやっとしていて、気持ちが晴れない。。。

 

 これって、とっても怖いことやと思うんや・・・、アホな日本人が増えてきた証明になってしまうことやからね。。。人間しか資源のない日本にとって、国民の教育レベルが下がってしまうということは、死活問題。。。頭がええことは、日本という国が、先進国で、居続けられるための、基本の基本やと思うからね。。。。

 

 数学五輪やら、そろばんなんかで、どうも最近、日本人の能力低下が止まらない。。。少子化で教育熱心な親が増えているにも関わらずである。。。もっと、この原因をしっかり捜して、早い内にケアしておかんとあかんやろうね。。。みんながバカになって、危機感がドンドン無くなってしまったら、この国は、スペインやポルトガルのような、国になってしまうで。。。(スペイン・ポルトガルの人、すんません。。。)

 

 厳しさのない今のような教育に、この国を立て直してゆくような力は無いと思うで。。。

 

7/18(水) いよいよ、世の中は夏休みモードに入りつつあるのだけど、休みどころではないのが政治家の皆さんや。。。選挙選挙であと10日と少し。。。もう、しばらくは、静けさは戻ってこないね。。。

 

 果たして、政権交代は成るのか・・・。しかし、争点が、政権交代となったら、民主党にもそんなに有利に働かない。。。安倍と小沢。どっちがいいかやったら、まだ安倍の方がええ・・・っちゅう人も多いやろうからね。。。小沢は、どうも人気がないからね。。。

 

 ただ、これだけ、自民党のチョンボとか、不祥事とか、年金不信、政治家のええかげんな事務所経費問題、数に任せた国会運営。。こんなのが続くと、国民には、もひとつ自民にお灸を据えておかないと。。。と、思っている人が多いのやないかね。。。

 

 そんな人は、どの様な投票行動を取るか。。。地元の顔である自民党議員には、顔も良く知っているので、その人に投票するが、比例区には、民主党に投票する・・・。こんな人が増えると思うんや。。。これが、日本の大統領を決める・・・とかいう、1対1の決選投票というのやったら、話は別やけど、私のように基本的には自民支持者やけど、時には民主党にも浮気するような人は、こうしないと、自分の意志を表現する方法が、今の選挙制度では無いからね。。。

 

 振り子の原理というのがあって、例えば自民が大勝した次の選挙では、自民は負ける。振り子が元に戻るようにね。。。これが、政治に良い意味での危機感を持たせていてええと思うんや。。。そやないと、大勝した政党には「奢り」というのがどうしても出てくる。他党の意見なんか聞かなくても、自分の党と与党仲間だけで、どんどん法案が通ってしまうからね。。。だから、あんまり1党が強すぎたりしたら、国民は、その党の暴走を止めるために、その反対の投票行動を自然と取るようになる・・・というわけや。。。

 

 私の予想では安倍自民党は、参議院選では少し過半数を割るところまで減る。公明やら、自民系無所属を入れても、少し過半数に届かないところまで落ちるのやないかね。。。これで、衆議院では与党が過半数。参議院では野党が過半数の、ねじれ現象が起きる。。。ところが、衆議院の上位制があるから、与野党逆転まではいなかい。。。野党は、やいのやいのと、衆議院の解散をせよと自民に迫るけど、自民は、今やったら大損やから、ガンとして受け付けない。。。こんな感じになるのやないかね。。。そこで、その代わりに、出てくるのが内閣改造や。。。

 

 大人気でスタートした安倍政権だったけど、この人の優しさや他派閥への配慮、バランス感覚が良すぎるのが、仇となって、みんなから推薦されて、小泉政権の時、ずっと、入閣待ちだった人たちが安倍政権で一斉に入閣した。ところが、その人たちは、本来、安倍ちゃんが、全幅の信頼を置いている人たちではなく、従来からの自民党の大臣決め・・・のような、やり方に逆行してしもたような、安倍ちゃんらしくない組閣方法を採ったのが、そもそもの間違いやったやんか。。。不祥事やら自殺やら、問題発言やらで、ボロボロとメンバーが欠けて行き、今や風前の灯火。。。。選挙終わったら、組閣のやり直しを迫られるのは間違いないやろうね。。。

 

 でもね。禍転じて福と成す。前は、若い宰相やったらから、言いたいことも言えへんかったけど、今度は、安倍氏のやりたいような人事が出来るやんか。。。小泉さん直伝のやり方でね。。。このやり方次第では、以外と安倍政権は、クビがつながるかも知れない。。。ただ、そのためには、お友達政権ではなくて、誰もが、素晴らしい人選や・・・と、驚くぐらいの完成度の高さが必要やけれどね。。。それとも、今の内閣府の仲良し倶楽部のメンバーをずらっと並べたような人事をするのかね。。。そんなことしたら、逆に支持率は下がるやろうね。。。

 

 私が安倍氏に期待するのは、役人さんたちの意識改革である。親方日の丸と言ったら、今の若い人たちはあんまり判らないそうだが、国家に身分保障されているがために、働かない、無駄が多い、効率的な運営が出来てない、すぐ外注する、自分の省庁専用の天下り先の外郭団体や社団法人、公益法人、独立行政法人、NPOなんかをどんどんつくって、そこにじゃばじゃば、予算を送り込む。。。こんな公金横領に等しいようなことを止めさせる。。。この為に、永田町の常識を打破して、やめさせる。世間一般の常識が通用する役所に変えてほしいのである。。。。

 

国家公務員が変わったら、日本中の地方公務員も変わってくる。ええかげんな税金の使い方が出来ないように、もっと、厳しいルール作りが、絶対に必要やろうね。。。今やったら、まるで、役人さんたちのために、我々はせっせと納税しているようなもんやからね。。。この税とか、公金とかのお金の割合を世の中に回っているお金のうち、もっともっと低い比率にせんとあかんと思うのや。。。国や役人にあんまりたくさんのあかねを持たせたら、ろくなことがない・・・からね。。。お金は、生ものみたいなもんやから、お金がどんどん腐ってゆくからね。。。その使い方もね。。。税金は、出来るだけ少なく、必要最小限だけ集めて、大事に、大事に使う。。。

 

この大原則を忘れたら、絶対にあかん。。。

 

7/19(木) 塩崎官房長官の株が少しだけ上がっているね。。。新潟地震の時のもテキパキした対応の良さ・・・もあるし、社保庁の職員が、ボーナスカットの対象になる職員の範囲を何とか少なくしようと、交渉してきよった時に、「ばかもん。これだけの不祥事を起こしておいて、民間の保険会社なら、ボーナスどころではない。倒産してても、おかしくない!」と、怒鳴って、社保庁職員全員へのボーナスカットを承伏されたんやて。。。選挙向けのパフォーマンス・・・という見方もあるけど、これぐらいハッキリ言ってくれると、ホンマ、気持ちがええ。。。この人、国民感情をよく判っているわ。。。社保庁の仕事を民間で置き換えたら、保険会社という視点も、なかなか私には、新鮮やった。。。

 

 それに、もう一つ、伝わってきた話が、「ボーナス返上に応じないような、社保庁職員には、日本年金機構への再就職はさせない・・・」と、至極当然の発言もしている。。。ボーナス返上を踏み絵にした発言は、逆に取れば、「ボーナス返上に協力したら、日本年金機構という職場に横滑りさせてやる・・・」とも、取れるから、これは、言語道断やけど、自治労や、社会保険労働組合に、ここまで、キッパリ、引導を渡しているのを聞くと、何か、清々しいね。。。

 

 社保庁のダメ職員と、サボリ癖が付きまくった、どうしようもない職員達のクビをどう切るかで、話題になったのはね今回が初めてなのやないかね。。。国鉄からJRへの民営化の時も、国労、動労など、組合活動ばっかりやっていて、ろくすっぽ仕事をしてなかった職員を、どうするかで、最後まで残った。。。こいつらを、同じように日本年金機構に入れてしまったら、またまた元の木阿弥。。。看板の掛け替え、焼け太りと、批判されても仕方がないからね。。。

 

 国鉄の時は、債権整理機構のような、国鉄の債務を処理する組織を残して、ここに、どうしようもない職員を残した。そして、日付を切って、クビにした。。当然やね。。。公務員の身分保障というのが、行きすぎた過保護労務で、本来、仕事の出来ない、やらない、暇があったら、仕事をいかに非効率にして、自分たちは責任持たずに、他の人にどんどん仕事を回して、それなのに、しっかり給料だけはどうしたらちゃんともらえるか・・・。こんなのばっかり考えとる奴らやからね。。。どこへ再就職しても、私がここの、経営者やったら、絶対に、こんな貧乏くじだけは引きたく無いような奴らやわ。。。

 

 それにしても、卑劣なのは、自民党の中川秀直幹事長だけではなく、この塩崎恭久官房長官にも、脅迫メールが送られていたんやて。。。犯人は元公立小学校の教諭。。。バリバリの共産党員なんやろうか。。。「襲うぞ・・・。傷つけるぞ。。。」という、内容やったようやけど、少し、今に時代にしては古くさい感じか。。。まぁ、電子メールで送りつけてきて、これで、自分の身分がばれないと思っていたのやろうか。。。少しお粗末やね。。。

 

 そう言えば、日本でも、いろいろな人が、暴漢に襲われてきた。。。伊藤博文、犬養毅、原敬、大隈重信、大久保利通、浜口雄幸、そうそう力道山もそやったな。。。その人の存在を消すために殺そうとする行為。。。ただ、少し、時代がかったところがあるね。。。それだけ、大物やないと殺す意味がないからね。。。今は、大物がそれだけ少なくなって来たということやろうか。。。SPが優秀に成ってきて、諦めたというのもあるやろうけど。。。

 

 まぁ、チーム安倍の中には、ええ人もいるけど、赤城大臣のように、貝のように口を閉じてしまった人もいる。。。おでこと、頬に、ガーゼや絆創膏を付けてきたのに、どうしたのかも言わない。。。痴話げんかか、親子げんか、夫婦げんか、酔って転んだ。皮膚が過敏症・・・。支援者に殴られた。。。何も、言わなかったら、いらん憶測が拡がるだけやんか。。。事務所費でも領収書出さない。いや出せない。。。法律に則ってを繰り返すオウム返し。。。今度も、ご心配いただきませんように・・・では、この人は、最早、スポークスマンとしての大臣の役職の半分は、欠格者やんか。。。どうせ、内閣改造で、いなくなる大臣やけど、こんなのでええのかね。。。

 

中越地震なんかの時には、何か特別の行動をテキパキとやらなあかん。。。安倍晋三氏も九州から東京に帰って、自衛隊のヘリで新潟入りした。別に首相が行っても何が出来るってことでもないけど、最高責任者である首相が現地に行って、つぶさに被災状況を掌握するのは、やっぱり、いろいろな意味で、説得力があるし、来ないで東京で旗を振ってるだけだったら、被災者感情からしても、反発喰らうからね。。。行って正解やったやろう。。。この人は、危機管理面においては、なかなか抜かりがないわ。。。勇ましいの好きな方やからかね。。。

 

国民感情って大事やからね。。。

 

7/20(金) 世の中、ぼちぼち夏休みモード。。。明日からお休みになる子供たちも多いやろうね。。。海に山に子供たちには楽しみな季節の始まりや。。。オッサンには、なかなか縁のない季節やけどね。。。

 

 そんな我が家も、この夏は沖縄へ行く予定である。台風来ないとええけどね。。。せっかく行くのやったら、沖縄サミットの有ったブセナテラスとかいう、ええリゾートホテルでも泊まったろかいな・・・と思ったら、ここ、とんでもなく高い。。。目ん玉が飛び出るほど高い・・・・。そりゃ、行くのが8月の9−12日だから、ほとんどピークタイム・・・。少々お高いのは覚悟しよう・・・と思っていたのだが、半端やなく高い。。。家族三人で3泊したら軽く20万超える。。。メシ無しでね。。。安いツアー捜しても一人、15万オーバーばっかり、下手したら一人、20万。こんな日程で旅行するもんやないね。。。

 

 結局、宜野湾にあるANAのラグナビーチホテルという所にしたのやけど、ここでも3人で3泊したら10万超える。まぁ、1人一泊1万ちょい、やったら、しゃないけど、食事無しでやで・・・素泊まりやで。。。寝るだけやで。。。まぁ、そんな貧乏臭い事、言ってたら、どこへも行けへんけどね。。。

 

 そう言えば、来年のサミット開催地に決まった北海道の洞爺湖やけれど、会場になるザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパは1泊5万も10万もするような、バブル時代に出来たホテルなんやてね。。。そのホテルありきやったんや。。。誰かに頼まれたんやろうか。。。まぁ、そんなことはどうでもええ。。。

 

それにしても、東京や大阪などの大都市では、世界の高級ホテルチェーンの日本進出が目白押しやと思わへんか。。。日本資本がどんどん外資に移って行く感じがするのは、仕方がない事なんやけど、どんどん高級ホテルの看板が掛け変わって、大改装されたり、新規に建設されたりしている。。。まるでホテルバブルや。。。

 

 私の住む京都でも、もともと近鉄系やった都ホテルが、身売りで、ウェスティン都ホテルになったし、老舗ホテルだった京都ホテルもいつの間にか、京都ホテルオークラになった。あれだけ大もめにもめて建てたホテルも、あっという間に東京資本に乗っ取られたか。。。京都パークホテルは、大規模改装して、ハイヤットリージェンシー京都になったし、京都グランドホテルは、大分前やけど、リーガロイヤルホテル京都になった。なかなか、ホテル業界も、生き残りに必死なんやろうね。。。世界チェーンと連携して、送客してもらわんと、どんどん出来る新築ホテルに客を奪われてしまうからね。。。京都駅ビルのホテルグランビア京都も、出来て、たった10年なのに、もう、大規模改装を発表。。。まだ、新しいのにね。。。

 

 私の家の近くでも、京都ガーデンホテル、ホテルモントレ、アランベールなど、ビジネスホテルよりは、やや規模の大きい中堅シティホテルがどんどんオープンしている。アパや東横インなどの安さを売りにしているホテルも、どんどん出来てくるし、観光客の多いピーク時に部屋の予約が取れない京都にとったら、ええことなんかも知れないけど、どこまで増え続けるのか・・・総倒れにならなければええのやけれどね。。。という、いらん心配までしてしまう。。。

 

 そんななか、ホテルもいろいろと生き残りを賭けて、お昼間の、ランチバイキングとか、アフタヌーンティとかの、泊まり客以外を相手にする商売に力を入れだした。ホテルという商売は、「生もの」を扱う商売である。ホテルの客室を、その日、満室にしてしまえば、それ以上のお客を入れることは出来ない。満室に出来なければ、その部屋を貸すことはできなくて、当然、次の日に、その空き室を回すことも出来ない。つまり、賞味期限がたった1日の生ものであるという事や。。。

 

 ホテルの部屋を埋める率を稼働率というのだが、これが80〜90%というのは、もう、ほとんど断っている状態。。。チェーン化したら、同じ都市にある他のホテルに客を送れるから、有利になる。まぁ、そんな努力をしても、ピーク時には部屋は、ほおっておいても埋まるし、人気のないシーズンは、何をしても客が集まらないのは、ホテル業からしたら、宿命みたいなもんやろう。。。それでも、何とか売上を上げたい・・・となったら、レストランやら、宴会、婚礼、会議などで、こまめに集客を図るしかない。。。そこで、いろいろ企画して、ホテルに地元の人に来て貰おうという作戦にでる。

 

 ホテルが主催する年末のディナーショーなんかは有名だが、ホテルの友人に聞くと、あれってあんまりホテルは儲からないもだという。。。ディナーショーと言うと、チケットが3万、4万もするから、随分、儲かるのではないかと、素人目には思ってしまうのだが、どうも、そうではないらしい。。。まず、呼ぶ芸能人のギャランティである。有名どころは1本100万やら200万というのは、ざらや。それに、アゴアシもいる。カラオケでっていう訳にもいかないから、バンドもいる。安っぽい音響装置ではダメだから、ちゃんとしたところに頼まないといけない。。ステージを仮設で作ったり、照明装置もプロを使う。。。そんなことをしてたら、100人や200人の客しか入らないディナーショーでは、とんとんにしかならないのやそうや。。。

 

 それなら、何でそんな儲かりもしないことをやるのか?それは、ホテルの顔なんやそうである。。。そのホテルでは、こんな有名な人のディナーショーをやっていますよ。。。という宣伝効果が大きいのだという。。。本当に狙っているのは、ホテルとしての格を維持したり、ランクアップ、イメージアップをして、他の宴会やら、婚礼につなぎたい。。。そんなところが、ホテルの本音とも言えそうやね。。。

 

 年末はホテルの見栄を張るために豪華ゲストを仕込むのだが、夏のイベントはまた別である。京都は春と秋は黙っていてもホテルは忙しい。ところが、京都の夏は、「夏枯れ」といって、極端に客が減る。。。つまり、何をやっても入らないから、何とか地元客を取り込んで、サマーバイキングとか、縁日とか、子供が好きなキャラクターショーとかで集客をやる。。。まぁ、どのホテルも、判で押したように、似たような企画やけどね。。。広告代理店に能がないのか、そもそも頼む代理店自身が少なすぎるのか。。。

 

日本のホテルも、だんだん進化して、いろんなことをやらなあかんようになる。知り合いの少し年配のホテルマンが、昨冬のクリスマスに、トナカイのかぶりものをしている姿を見て、ホテルの仕事もかなり変わってきたなぁ・・・というのを、ちょっとだけ感じたね。。。

 

7/21(土) 中国・北京のダンボール肉まん騒動は、どうやら「やらせ」・・・やったそうや。それにしても、何でこんなやらせをするかなぁ。。。何の得があるんや。。。この背景には、中国が食の安全のために、報道機関に、真実報道を認めて、どんどんテレビに、危険食品を指摘してもらおうとした・・・。こんな背景があると思うのや。。。中国は、昔から、報道を規制して、国家の統率を図ろうとしていたやんか。。。ところが、どんどん経済が膨らんで来て、いちいち細かい規制をするのが難しくなってきた。つまり、目が行き届かないようになったんや。。。そこで、報道機関にどんどん指摘してもらって、当局の目が届かないところまで報道してもらって、何とかモラルアップを図ろうとしたんやろうね。。。北京五輪もあるしね。。。

 

 ところが、薬が効きすぎたのか、なんとか話題になるネタを競って、放送したい・・・。ところが、なかなか、そんな美味しいネタは、そこいらに転がっていない。。。無いのなら、作ってしまえ。。。これが、ダンボール肉まん騒動の実態やろうね。。。しかし、何を信じていいのか判らんね。。。中国という国は。。。今度の騒動も、中国政府は、こんな恥ずかしい話は、国の恥やから、徹底的に調べたんやろうね。。。それで、捏造が判った。。。多分、死刑やろうね。。。なんせ、命の値段が安い国やから。。。

 

 しかし、ここまで、いろいろなことが出てくると、少し、勘ぐって見たくなる。。。ひょっとしたら、ダンボール入りの肉まんは本当に有って、これを隠蔽するために、報道の方を逮捕した・・・。こんな筋書きも考えられるしね。。。肉まんとか餃子、焼売、の具って、実際、何を入れられていても、食べている方は、判らないからね。。。ミートホープの牛ミンチと同じや。。。ただでさえ、食品加工の世界っていうのは、消費者から見えない部分が多いおんか。。。

 

 スーパーで売っているいろいろな加工食品のパックの裏に貼ってあるシールを見てみ。。。蒲鉾とか、ハンバーグ、コロッケ、ウニの瓶詰め、佃煮やら、ソーセージ・・・何で、こんないろいろな物を混ぜなきゃいけないか。。。っていうものが目白押しや。。。。人工着色料とかは当たり前やけど、人工糊料って何や。ペーパー調整剤って?何や。。。粘りけを出すために糊を混ぜて、香りを付けるために香料、腐らないように防腐剤。。。そんなものが、身体にええわけないわなぁ。。。遺伝子組み換え大豆使用って言われても、何が怖いのかさえ判らない。。。

 

 無農薬とか無添加なものが、もてはやされる時代。。。食品添加物だらけの食品を我々は、日々、食べさせられているのだから、みんな、うすうす感じているのやろうけどね。。。牛肉は2日で茶色く変色するのが当たり前。無着色のタラコは、すぐに色が悪くなるから、なかなか売れない。。。お漬物は、色鮮やかな緑色やないと、売れない。。。こんな売る方の事情がある。。。曲がったキュウリが売れないのと一緒や。。。消費者が色や形の悪いものでも、ちゃんと買って消費しないから、どんどん、要らん手間暇を掛けた食品しか口に入らないようになってゆくんや。。。

 

 日本も中国もそうやけど、私は、食品加工業に携わっている事業所には不定期的にでもええから、抜き打ち検査がされるべきやと思うんやね。。。その工場の責任者と業務に携わっている者、全員に検査の時に、自分たちの作っている者を検査員の目の前で食べさせるんや。。。自分たちの作っているものに自身が有ったら、こんな検査は何の意味もないのかも知れないのだけれど、自分たちが食べないとなれば、人間、ええかげんな事もやるもんや。。。

 

 不二家の時に下に落ちた材料も3秒以内なら拾ってそのまま使う・・・そんな「3秒ルール」なんてとんでもないのがあったやろ・・・。笑ってられないような、ええかげんな事やっとるところは、そこで働く人にも、喰わせてみなあかんで。。それが嫌やったら、そんなこともやらんやろうからね。。。食べられない・・・となったら、そこでは何か悪いことをやっとる・・・っていうこっちゃ。。。

 

 スーパーの店員が昨日の売れ残りのお刺身の賞味期限を貼り替えたりしていた事かて、もし、自分が食べる身になったら、こんなええかげんな事は出来ないはずや。。つまり、スーパーの店員さんが自分の買い物を自店でやっている店は安心感があるやろ。。。ヤバイものは売ってないだろう・・・という消費者の安心感につながるからね。。。だから得る側も、わざわざ目立つレジのおばさんスタイルで、買い物をパートさんにやらせておる。。。いわいるサクラ作戦かね。。。

 

 息子が祇園祭の屋台で焼きそばを食べて食あたりしていたが、やっぱり、いまどきの日本人は、衛生的で安心なものしか口に出来なくなっている。。。日本人は特に「やわ」なお腹やから、海外旅行に行って、ジュース飲んだ時の氷だけで腹を壊す。。。デリケートに出来ているのやろうね。。。少々、蠅がたかっていても、少々腐りかけでも平気で食べている国の人の方が、何か、人間的に、動物的に・・サバイバルには強そうな気がするね。。。

 

中国だけではなく、いま、世界中で食の安全が脅かされている。より儲けようとする。より安いものを輸入したい。食品は、世界的に見れば戦略的な武器になり得る。。。ほとんどを輸入に頼っている日本は、もうちょっと、日本国内の食品の比率を上げる努力をせんとあかんやろうね。。。地産地消。自分の住む地方の産品を自分の住む地方で消費する。。。安全志向とともに、食糧安保の観点からも、もっと国内の農業は企業化して、安全安心の食品づくりのための政策を拡げるべきやないかね。。。

 

7/22(日) 「私はレジ袋じゃない!」と英語で大書きされたイギリスのダイアナ妃も愛用だった、アニヤ・ハインドマーチ製のエコバックが売り出されて大騒動になっている。ニューヨークでも大人気になったこのバッグだが、日本にも比較的早く入ってきた見たいやね。。。

 

 普段はなかなか手を出せないような高級ブランドのバッグが、ただのエコバッグとはいえ、たった2100円で手に入るとあって、発売のあった全国数カ所の百貨店などでは、前日から何百人もの人が徹夜で並んだそうや。。。ほんま、皆さん、暇なこっちゃ。。。

 

 ところがこの列の中に、あんまり身なりのよろしくないような、ブランドのバッグとは全く無縁の中年の男性たち。。。この人たちは並び屋と呼ばれていて、一人7000円の日当で一晩並んでいるという・・・。それで買ったバッグを仕切り屋に渡して、日当をもらって終わり。。。このバッグは何と、40000円で売るのやと。。。ほんま、ぼろい商売しよるなぁ。。。

 

 買い物バッグに40000円。。。別にええけど、そんなにこんなバッグがええのかね。。。めざとい韓国やら中国のニセブランドメーカーが、同じようなデザインで、どんどんニセモノを作りよるような予感がするね。。。所詮、買い物袋やからね。。。日本は平和やわ。。。。

 

 エコバッグといえば、我が家はいつものジャスコで、2種類のバッグを買った。レジ袋が先月から有料になったからね。。。わずか5円やけど、今まで払わなかったものが払わないとあかんのやから、癪に障る。。。そこで買ったのが、ピンク色のスーパーのかごと、黒い布製のバックである。しっかり、イオンの音符のマークが刷り込んである・・・。ピンクのプラスチックのカゴは、スーパーでも使っている買い物籠と同じもの。。。色が違うだけや。。。買った物を、ここに入れて、上にテープでバンドするだけ。。。なるほど、これは便利や。。。

 

 もう一つの布製のバッグは、なかなかの優れものである。スーパーのかごに、このバッグをセットして、ここにレジで精算した商品をどんどん入れていってもらう。レジの人は毎日やっているのだから、なかなか上手に詰めてくれる。。。買った方は、巾着になっている袋の口をきゅつと結ぶだけ。袋だけ持ち上げたら、きれいにカゴの形のまま、取り出せる。。。男のスーパーでの買い物は、あの袋詰めが不得意な人が多いと思うが、これなら、手間無く、きれいに詰めてもらえるから楽ちんである。。。

 

 何かモノを買ったら貰えるレジ袋というものは、爆発的に普及した。便利で強くて、水も漏れない。。。値段も安くて、ごみ袋にも使える。。。でもね、これって、どんどん貯まっていくのやね。。。つまり、この袋自身がゴミになる。。。この袋だって、石油で出来ている。。。昔なら買い物かごや、風呂敷などを携行するのは当然やったけど、最近の人は、手ぶらで買い物に行く人がほとんどや。。。私も最初、このエコバッグを持ってゆくのを忘れっぱなしやった。。。でも、最近はもう車に積んでおく。。。これ、ええことやね。。。

 

 ただ、難点が一つある。。。食品の買い物の前に、この買い物籠をぶらさげて、非食品の買い物をしなくちゃならないことや。。。これが結構、邪魔になる。。。入り口付近に無料のロッカーでもありゃね。。。大きいショッピングセンターになればなるほど、非食品の買い物を先にするケースが多いやんか。。。買い物籠下げて服を買いに行くのもね。。。

 

 安さ追求のスーパーでは、レジ袋を全くくれないところも、ある。サンディというところだが、ここでは、他の店で使ったレジ袋を持ち込んだり、お店で余ったダンボール箱なんかを貰って、買い物を入れて帰る人がほとんどや。。。せっかくの資源・・・。大事に使わないとね。。。

 

日本は、もともと、使い捨ての文化は無かった。八百屋で何か買ったら、古新聞紙でくるんで配ったやんか。。。スーパーかて、トレーなんて無かった。ラップでくるんだだけやった。いや、ラップも無かったかな。。。それでも何とか売ってた。なかなか、そんな時代に戻るのは難しいけど、何か少しづつでも、無駄を無くして、地球に優しい事を、みんなが心がけるべきやろうね。。。いつまでも、無尽蔵に資源が有るわけやないのやからね。。。

 

7/23(月) 中越沖地震では、新潟県柏崎市に事業所のある企業も大きな影響を受けた。柏崎と言えば、有名企業はブルボン北日本食品と、知る人ぞ知るリケン。ブルボンは震災4日目に生産再開を果たしたそうやけど、リケンは、やっと今日から一部再開の見込みだという。。。

 

 このリケンという自動車の部品メーカーは、自動車用エンジンの中にあるピストンにかぶせるリングだけを作っている会社なのだが、何とそのシェアは50%もあるのだという。。。この小さな部品を作っているメーカーの工場が震災にやられて、製品の供給が止まってしまっただけで、何と、国内の全12社の自動車メーカーの工場が生産中止に追い込まれたのだという。。。

 

そりゃ、そうや。こんな小さな部品1つでも、無ければ自動車用のエンジンは作れないのやから。。。このリケンの作っているピストンリングという製品は、シリンダー内を高速で上下するピストンの周りにはめ込む厚さ数ミリの金属製のリングを作っているのだが、これがまた恐ろしい精度を要求される製品だから、こっちがダメなら他で・・・というわけにはいかない。。。日本の自動車産業の裾野が広いことが、改めて思い知らされたと共に、いかに、日本の中小企業の高い技術力の上に、今の自動車王国日本が存続している・・・ということを再認識されられた今度の災害やったね。。。

 

 トヨタなど、大手の自動車メーカーというのは、部品在庫を徹底的に減らして、無駄な保管コストを下げ、必要な部品を必要な時にだけ、必要な量だけ下請けの部品メーカーに納入させてきた。カンバン方式というのやそうやが、在庫を持たない・・・ということが、今回のような震災では、いかにリスクの高いことか・・・というのを実感させられたやろうね。。。たった1つの部品が無いだけで、何十万人もの社員が、全く仕事出来ないのやし、自動車の部品流通という、ちょうど血液の流れのような、一体となった動きが、もろくもズタズタになってしまうのやからね。。。

 

 大手の自動車メーカーでは、この緊急時にあたって、復旧支援として何百人もの社員をリケンに応援に行かせたそうや。。。1ヶ月以上はかかるやろうと言われていた復旧作業は、何と1週間ほどで一部再開の目処がついたそうや。。。凄いことやね。。。まさしく、同じ自動車産業に携わっている・・・・という共通認識と、日本的なファミリー意識が、この驚異的なスピードでの復旧に結びついたのやろうね。。。外国の企業ではなかなか考えられない事や。。。まさしく日本株式会社やね。。。。ええ、話や。。。

 

 ところが、お粗末なのが、柏崎原発である。。。東京電力の柏崎原発では、震災以来、次々とミスや不祥事が判って、もうボロボロ状態。。。運転停止に追い込まれたのも当然や。。。そもそも、この柏崎原発は、日本最大規模の原子力発電所である。もし、事故が起こってしまったら、あのチェルノブイリの4倍程度の規模になり、下手をしたら日本全国はもとより、朝鮮半島、中国、ロシア、アラスカまで影響が及ぶ可能性があるという。。。その割りには、ホント、対応がお粗末極まりないね。。。

 

 原子力発電というものは、ウランから取り出されたプルトリウムを核融合させて出来た熱で、お湯を沸かして、そのお湯の勢いでタービンを回して発電するシステムだから、ほんの少しの放射性物質で、かなりの期間、電気が出来るという大変効率の良い、コストの低い発電方式である。石油も石炭もガスも使わないのやから、資源の少ない日本には、ピッタリや。。。ところが、この放射性物質というものが、大変人間に害のあるもので、被爆したら死に至るのは当然だし、その影響は子孫にも遺伝するというから、恐ろしいものでもあるのは、世界唯一の被爆国である日本に住む日本人なら、知っていて当然である。。。

 

 だから、原子力開発施設には、念には念を入れた、最大レベルの安全対策が求められて当然である。それなのに、放射線を含んだ冷却水が漏れただの、放射性廃棄物が入ったドラム缶が100本も倒れて、蓋が開いただとか、変圧器の火災で、消火のための水が出なくて、発電所内の自主消防隊の意味が全く無かっただとか。。。せっかく観測した地震計のデータを上書きして消してしまったとか、そもそも大地震を想定した設計になっていなかった・・・だとか・・・聞いていて恥ずかしい事ばかり。。。日本人の安全に対する生真面目で、実直なほどの用心深さは、いったいどこに行ったのかね。。。こんな危険施設は、自衛隊の一個中隊並みの警備保安要員が居ていても不思議や無いくらいやで。。。それなのに、消防訓練もしてない。。。たるんどるにも、ほどがある。。。東電は、ほとんど親方日の丸の独占企業やから、その上にあぐらをかいておるのかね。。。

 

 関西電力が、関東にある大型工場の電力供給をしたり、東北電力が東京に乗り込んでオフィスの電源契約で東京電力と競争するとか、少し競争を激化させたらええのと違うかね。。。下手なことやってたら、乗っ取られてしまうぐらいの、危機感が無かったらダメやで。。。

 

そんななか、震災で被害を受けたライフラインのうち、一番最初に電気が復旧した。漏水を調べながら復旧工事をやらなければならない水道。ガス漏れをチェックしなければならないガス会社などとは違って、切れた線をつなぎ直すだけやからね。。。危険も少ない。。。オール電化にする人が増えたのも、こんなことが原因かもね。。。古い木造家屋が潰れてしまった人たちは、どうして生きて行くのかね。。家が無くなったら、途方に暮れる人ばかりやと思う。。。早く仮設住宅とか、被災地の住宅の撤去とか、産業界のように、行政も、もっとテキパキ出来ひんもんかね。。。米軍が100台のエアコンを寄付してくれたそうやけど、プラグが向こう仕様だから取付られない・・・とか、ぎくしゃくした対応も聞こえてくる。。。官のやるお仕事と民のやるお仕事に、これだけ差があるもんかね。。。

 

7/24(火) 今年の冬、公務員の飲酒運転での事故が多発して、テレビが大騒動していた最中、滋賀県彦根市の獅山市長が、「市職員に飲酒運転の報告を義務づけるのは憲法違反」とか、「市職員にだけ、飲酒運転の報告を求めるのは、職業差別」とかの問題発言をして、世間の反感を買っていた。。。新潮社の発行した週刊新潮は、この獅山市長のことを「バカ市長」とネーミングして「バカにつける薬は無い・・・」などと、週刊誌で、徹底的に叩いたものだから、怒った市長側は、大津地裁に、名誉毀損で、2200万円の損害賠償を求めていた事件で、大津地裁はね「下品な表見だが、市長サイドに甘受すべき批判」という判決を出した。。。

 

 大津地裁にも、まともな人がいて良かったね。。。そもそも、酒を飲んで車を運転するという行為は、反社会的な行為である。公務外であったとしても、公務員でなくとも、当然、叱責されるべき行為である。ところが、この獅山のオッサンは、市職員を擁護したかったのか、酒ぐらい・・・と、思っていたのかは知れないが、これだけ社会問題化しているのに、認識が甘すぎるわ。。。確かに、彦根のような田舎(失礼!)では、車がないと、何にも出来ない。。。勤め帰りに酒呑むと、車で帰れないのは、ものすごく不便やろう。。。タクシーや代行の業者もそんなにないのやろうしね。。。日本の田舎では、どこも、ほとんど同じような状況やろ。。。

 

 だから、田舎では、多分、かなりの飲酒運転が日常茶飯事のように起こっている。でも、それを、公言して、開き直ったり、自分らを正当化するような発言をしたらあかんやろう。。。この問題の根っこは、都市部と農村部で、飲酒運転に対する認識の差がとても大きい事・・・もあるやろう・・・からね。。。

 

 酒がらみで言えば、先日、奈良大学の剣道部が北九州の方に剣道の試合にいって、帰りにフェリーに乗ったそうや。フェリーの中では十分に時間があるから、当然、学生たちは酒呑んで騒ぐ。問題の19歳の学生も、先輩に飲めといわれりゃ、飲まないわけにはいかんわなぁ。。。それで、急性アルコール中毒になってしもて、フェリーを停船させて、巡視船に乗って救急車で病院に運ばれる大騒ぎになった。。。大学とその学生が後日、フェリー会社に謝罪に行って、事は収まったようだが、これって、難しい問題やね。。。ほとんどの大学生は18歳で大学に入学する。そこで新入生歓迎コンパってあるやろ。まさか、ウーロン茶やジュースを飲んでいるわけはないわなぁ。。。酒呑んでるのは、公然の秘密・・・。いや、もはや、秘密でも無いか。。。

 

 これって、なんで社会問題化されないのやろうね。。。それは、「お酒は二十歳になってから・・・」という法律が、少し、今の現実とそぐわない一面を持っているからやと思うんや。。。もともと、未成年にお酒を飲ませるべきではない・・・というこの法律で、何で20歳でなければならないか・・・。その根拠って薄いと思うのやね。。。アルコールが、学業の妨げになるというのなら、大学生かて勉強しているわけやし、22歳でも学生のうちはダメ・・・ということにしないとあかんし・・・。私的には、高校卒業した18歳になったら、お酒もOKにしても支障はないと思うのやけれどね。。。

 

 一方、飲酒運転というのは、もっと厳しくしなあかん。。。飲酒して車にのったら、人を殺す可能性があるのやからね。。。こんな、危ない事はない。。。酒呑んで騒ぐ学生も迷惑かも知れないけど、まぁ、殺されは、せんからね。。。酒呑んで運転して捕まったら、その場で車を没収。無理矢理、その車を競売かけてしもて、その金の中から、罰金50万円ぐらい払わせる。。。そのぐらいしてもええと思う・・・。そのぐらいキツイ事せんと、飲んで運転するヤツは後を絶たないからね。。。

 

お酒は、ストレスを解消してくれるし、飲み過ぎなければ、身体にも良い場合も多い。長寿の人に、晩酌を愉しむ人は多いからね。酒は百薬の長・・・でもある。その反面、その人の人生を狂わせてしまったり、酔いすぎて、人に危害を与えてしまったり、お酒に溺れてしまう人も多い。。。出来ることなら、お酒と、上手に付き合うほうの人生を送りたいものやね。。。

 

7/25(水) 中越沖地震の被災者の人たち。。。テレビに映し出される映像は、いつも大きい体育館に敷物を敷いただけのところで、寝起きしたはる映像ばっかり。。。ダンボールとか卓球のネットとかで、仕切りをしてせめて着替えが出来るぐらいにプライバシーが守れないものか。。。と思ってしまう。。。まして、これから暑い夏や。。。扇風機だけで、あんな生活続けてたら、年寄りは保たんで。。。気の毒に。。。

 

 この手の災害が起こったら、日本なら、いつも、その地域の学校が避難場所になる。。。つまり、地域でまともな耐震強度がある建物は、学校ぐらいで、古い家は、みんなお粗末な家ばかり。。。日本の伝統的な木造家屋はやっぱり弱いね。。。。

 

 テレビを見ていたら、日本の家というのは、台風に飛ばされないように重い瓦で建物を押さえつけて保たすという発想で作られているのや。。。ところが、この瓦の重さが今回の地震では仇になった。。。瓦の重みで、建物がいとも簡単に潰れてしまったんや。。。キラーパルスと言われる、建物を一気に不安定にしてしまうような微妙な周期の揺れもあったんやろうね。。。自分の永年住み慣れた家に押しつぶされて死ぬなんて、亡くなった方は、想像も出来ひんかったやろうね。。。。

 

 米国でもハリケーンの被害やどの天災の時は、不思議と、日本と似たような、こんな映像はテレビで見たこと無いと思わないか。。。これって、農耕民族の日本人と、狩猟民族の欧米人の違いだと思うな。。。日本人は、避難する時も、その地域の人たちがみんな一緒に避難する。だから、まとまった避難所が必要になるんや。。。欧米人は避難するのに、てんでバラバラに避難するのやないやろうかね。。。親元とか親戚などを頼ってね。。。人によっては、新天地に引っ越す人も多い。何にも、天災の起こってしまった土地にしがみつく必要が無いからね。。。狩猟民族は移住して暮らす人たちやからね。。。

 

 実は、今回の事でも、よくよく考えたら、県や国が、上越やら新潟などの近隣地域のビジネスホテルや旅館などを借り上げて被災者の人にほとんど無償で入れてあげたら、こんな大層な事はせずに済んだのやないか。。。と、おっしゃる人が多い・・・。確かに、冷静に見ればそう、思ってしまう。でもね。これには、微妙な問題が関わっているのや。。。まして、人の不幸に付け込んで、ボランティアを装った空き巣が出てきたりして、おちおち避難生活を遠い土地で送れない。。。という部分もあるようやしね。。。

 

 自衛隊やらの設備の中には、テントであったり、ベッドであったり、いろいろ有るのやないかね。。。イスに座れない生活をしていると、エコノミークラス症候群などになってしまう人も増える。前回の新潟地震でも4人もこれでやられたやんか。。。何か学習出来たところがあったはずやのにね。。。

 

 災害の避難で、一番難しいのは、避難生活の質やと思うんや・・・。家が全壊して、避難生活が長期化することが判ればなおさらや・・・。難民状態になった人を、行政は、援助物資の配布やら、被災者サービスを効率よく、やりたい・・・という、行政側の都合で、被災者を出来るだけ一カ所に固めようとする。。。実は、これに問題が多いんや。。。

 

 被災してスグは仕方ないけれど、しばらくしたら、被災者は、より、まともな環境で過ごしたいという欲求は起こるはずや。。。風呂は入りたいし、着替えが欲しい。まともな食事がしたいし、煙草や酒などの嗜好品も、我慢できなくなる。だから、被災者は出来たら近隣の被害のないところに一時、行きたいというのが本音やないやろうか。ただ、自分の家も心配だから、そんなに遠いところは嫌やろう。。。だから、本当は、人をまとめるのやなくて、分散させた方が、より快適な被災生活が確保出来るはずや。それは、確かに道理ではある。。。

 

 被災地に行くと悲惨やけど、隣町は意外と普通の生活が出来ている・・・大きなギャップのあるケースがほとんどやからね・・・。問題は、被災地を離れる人への情報の問題やと思うんやね。。。仮設住宅の申し込みがいつから始まるとか、知人の消息とか。。。こんなのをうまく受発信できる放送局であったり、インターネットのサイトなんかが、うまく機能すれば、かなりの問題が解決できるのに・・・と、思うんや。。。

 

 ある日突然、住む家を失ったというショックは、実は、想像を絶するものやと思う。身体が十分に動けないお年寄りの人なら、尚更や。。。もう一度家を建て直す気力も資金力もない。。。そんな人がほとんどやと思う。。。そんな人たちに、国や行政が、どれだけ暖かい手をさしのべることが出来るか。。。震災復興は、実は、このテーマが常につきまとうんや。。。神戸の時も、そうやった。仮設以外に行くところのない人たちを、自立せえと、いくら言っても無理な話や。。。そんな人たちは、社会全体で、しばらくは、面倒を見るしか方法が無いやんか。。。

 

 ところが、その人たちへの援助をあまりにも無制限に、無期限にやり続けたらどうなる。。。浮浪者のオッチャンと、被災者との差は何やと聞かれて、明確な答えは出来ひんやんか。。。住宅に困っていて、そんなに大金を持っていないという点では、家が無くなること=住所不定になること=浮浪者になること。。。という図式が出来てしまう。。つまり、被災者は、その土地にしがみつくしか、生き延びる術がない・・・そういうことやんか。。。

 

 日本人、特に田舎の人は、自分たちの生活は、その土地の土とともにある。その土地に住むということは、今まで培ってきた地元の、良好な人間関係の中での生活が、いちばん自分にとって安心出来る、良好な精神状態でいられる・・・ということやと思うんや。。。歳を取ると、なおさら、この傾向が高い。。。年寄りをいきなり全然別の土地に引っ越させて、全く別の生活をさせるのは、可哀想なことや。。。また新しい人間関係をきづけるほど、老人はバイタリティが無いし、器用でもない。。。。新しい土地で生活出来ずに、知り合いも無く、孤独で寂しくても死んでしまう。。。そんな例は山ほどある。。。

 

人は、一人で生きてゆけるものではない。。知らないうちに、どなたかのお世話になって生きているもんや・・・。被災者の人たちも同じ。どうぞ、良い人間関係を保ったまま、一日も早く元の生活に近い生活が手に入れらますように、お祈りいたします。。。。

 

7/26(木) 北朝鮮の核兵器開発疑惑監視で、有名になったIAEA(国際原子力機関)だが、ひょんなことで、日本の原発の安全性を確認するために、登場と相成った。。。それは、ご存知の通り、日本最大規模の柏崎刈羽原発を直撃した中越沖地震のためである。。。

 

 日本政府は、当初、わざわざ、IAEAに来ていただかなくても、日本の独自技術だけで、十分原子力関連施設関係の安全性の検証は可能である・・・としていた。ところが、次から次へと、情報が小出しにされることにより、「放射性漏れは一切無い」から「微量が漏れているが心配ない」に変わり、「冷却水が直接海に出ているが、人体には影響がない。。。」という風に、どんどん地元民からしたら、おっかない風に、なってきたからや。。。新潟の知事さんが、ええかげんにせえっ!と、怒るのも無理は無い。。。

 

 おかげで、刈羽付近の海水浴場は、キャンセルの山らしい・・・。8割は海水浴客に、断られた・・・という。。。そりゃそうや。。。原発から出た放射能を、例え微量とはいえ、含んだ水で、泳ぎたいなんいう奇特な人はなかなか居ないからね。。。風評被害は新潟県全体にも及んでいて、佐渡などでも、観光客が激減してるんやと。。。まさに原発が負の遺産になることを証明してしまったようなもんやね。。。

 

 原発というのは、もともと、あんまり人の住まないところに、産業振興と、ドーンと寄付金を積んで、セットで何とか、建てさせてもらっているもんや・・・。日本全国にその数94個。。。地震大国の日本を知っている外国の人からしたら、そんな狭い、危険なところに、どうして大量の原子力発電所があるのか、不思議やろうね。。。もし、何か有ったら、えらいことになるからね。。。。

 

 今度の中越沖地震のニュースも、実は、新潟に大きい地震が来て、原発が大打撃を受けた。。。日本はもうダメなのかも知れない・・・という、日本人からしたら、考えられないようなレベルのニュースが海外では飛び交っているのやそうや。。。ひょっしたら、京都も近いから、放射能が怖いかもしれない。。。鉛のパンツでも履かないと、精子に放射能の影響が出る。。。なんていう、馬鹿げた報道も有るようである。。。

 

 ここまで来たら、一地方の地震だけの問題では収まらない。。。。こんなところやろうね。。。

 

 原子力発電所というものは、一度、大きな流れで、世界的に原発廃棄運動になった。。。欧州や米国では全く無くす計画まで行った。。。。ところが、そんな話は、すっかり、なりを潜めて、原発建設やむなし。。。。というのが、主流になってきている。。。何と言っても原油高やら、資源獲得競争のなれの果て・・・で、少しのプルトリウムで、長く使えるコストの低い原子力発電のメリットが見直されて来たのやろうね。。。ところが、各国の原子力に対する技術力と言ったら、バラバラ。。。地震に関する部分は、日本のマニュアルが世界のマニュアルになっとる。。。。日本は原発先進国やからね。。。

 

 ところが、今回、このように原発の至近距離で起こった地震の例が世界にはなく、日本の技術が、どう、この困難を乗り切って行っていくのか・・・に各国の関心が集まっている。。。このようなことが、今回のIAEAによる検査の背景にあるのやろうね。。。

 

 柏崎原発に関して、新潟県知事は、住民感情という面から、即時運転停止と、徹底的な地震の影響の検査。を東電に命じた。。。まぁ、これは、原発というものの特殊性、危険性を考えたら、当然の措置やろうね。。。つまり、東電やら、通産省の役人らの身内による検査なんか、ろくすっぽ信じられない。。。ちゃんとた第三者の機関がちゃんと検査、整備しないと、なかなか再稼働は難しいやろうね。。。その点、国際機関にちゃんと見て貰うのは、ええかげんなことが出来ない・・・という点で評価出来ると思うしね。。。

 

 原発というのは、ほんと、厳重な上に厳重でも良い施設や。。。警備の人には武器を携行させてもええぐらいの施設やと思うで。。。つまり、テロの標的になったり、極秘技術が盗まれる可能性がある・・・という2点において、その意味が大きいと思うんや。。。そんな高度なレベルのセキュリティの要求される施設で、何と自分のところの火事も、自前で消せなかった。。。というのは、また、一つ、原発の安全神話のレベルが、偉そうに言っている割りには、実は、そんなに高いレベルの物ではなかった・・・というのを、証明してしまった。。。。つまり、このことは、周辺住民の信用も落としてしまった・・・とういうこっちゃ。。。

 

 日本には、幸い、人口の減少、過疎に悩む市町村が多い。。。。そんな地方では、とてもじゃないけど、十分な予算は組めないし、そんな多額の税金を払ってくれる人も企業もない。。。そんなところが、核とセットで大金を積まれて、落とされて行く。。。。こんな地方の現状がある。。。。以前に高知に核廃棄物の貯蔵場所を打診されて、町が誘致、県が反対でもめておったことが有ったが、これは、地域エゴとからまって、話がややこしい。。。

 

 他にも、大規模ゴミ処分地やら、軍の基地、葬儀場、飛行場、養豚場など、人の嫌がる施設は多い。。。。でも、どこかに作らないといけない・・・。こんな話は多いやんか。。。広大な国土のある国なら良いのだが、日本は狭い。。。つまり、地方の犠牲の上に、大都市は成り立っている・・・。という議論の根拠はこんなところから来ている。。。

 

 嫌われ者の施設は、周辺住民から、常にどう思われているのかを、十分に気を遣うべきだし、どんな些細な事故も隠蔽せずに、早急に情報公開してほしい。。。という要望がある。当然やね。。。ところが、原発側の発表は、いつも、控えめで、いつも、遅い・・・このあたりが、信用出来ない・・・という不信感につながっているのやないかね。。。今回の地震だけではなく、つねにこのような重要危険施設というのは、厳しい警備と安全基準が求められて当然である。また、30年以上経過した核施設を思い切って、使わないようにして、より安全基準の高い施設だけを使ってゆくという、経年劣化を防ぐ方策も、もっと声高に叫ばれて当然やと思うが、どうやろう。。。

 

大事が起こってしまってからでは、どうしようもない。。。諦める勇気も選択肢に入れながら、上手に原子力と付き合ってゆく・・・。そんな、より高い安全を目指した新原発時代になってきているのやないかね。。。いつまでも30年前の基準で作った原子炉を使っていたら、いつか、取り返しの付かないことになる・・・。

 

今回の事を、禍転じて福と成す。。。。設備をより安全にするための、大きなきっかけに、してほしいもんやね。。。

 

7/27(金) 不祥事が続いたNHKだが、今度は、監督官庁である総務省との料金値下げ問題でもめている。総務省側が、法律で義務化して、徴収率が上がるのだから、その分、2割は視聴料が値下げできるはずだ・・・。と、主張しているのに対し、NHK側はしぶしぶ5%引きの案をやっと出して来た。。。

 

 ここで、「あれっ?」と、思った人は多いやろう。。。義務化って、今まで、放送法でNHKの視聴料を払うのって、義務ではなかったの???という事や。。。義務でないのなら、払わない。。。っていう人多いと思うのにね。。。うちの亡くなったおじいちゃんなんか、NHKだけ見られないようにテレビを改造してくれ・・・って昔、がんばっていた。。。もちろん、結果的には、ちゃんと払っていたけどね。。。

 

 日本放送協会というのは、日本でテレビやラジオなどの放送局というものの普及発展に寄与するために、国が主導して作られて来たものやんか。確かに資金力の無かった民放には真似の出来ないような五輪中継や、視聴率は取れなくても良質で、公正なの番組を国民に提供する・・・という意義があった。。。

 

 ただ、昭和の時代までは意味があったのだが、もう平成の時代になって19年。。。このまま、未来永劫、このスタイルで存続させるべきかどうか・・・。この議論が意外に出て来ないのが、私には、不思議で仕方がない。。。マスコミの好きな世論調査や、アンケート調査をやったら、多分、過半数の人が、もうNHKの果たすべき役割は終わった・・・と答えると思うのやけれどね。。。2ヶ月に1回集金に来て、2900円ほどを集金していくシステムかて、他のスカパーやスターテレビ、ケーブルテレビとかの有料テレビと比べて、役人のために、法律で守られて、特に優位に守られすぎている・・・・という感じがしないか???つまり、競争原理が馴染まないという、言い訳だけで、今のシステムが、ずるずると延命している・・・という気がしてならないんや。。。

 

 そんならなぜ、他の民法各社が、NHKにだけ特権を与えてずるい。。。早く民営化せよ!と、言わないか、や・・・。今のマスコミ各社は、読売新聞が日本テレビ系列、産経新聞がフジテレビ系列、朝日新聞がテレビ朝日系列、毎日新聞がTBS系列。。。と、見事に棲み分けが出来ている。おまけに、新聞社各社は報道の自由の問題から、あんまり役人達に制御されないのだが、放送局は、総務省が、免許制度とか、電波の割り振りとか、の権限を持っている。つまり、国が関与する割合が高いんや。。。だから、お上のやることになかなか文句を言いにくい立場にあるんや。

 

 おまけに、もし、NHKみたいな大きな組織が民営化して、民放各社のライバルになったらどうなるか・・・。営業的にも、ガリバー的な存在になることが明白で、自分たちの食い扶持が大きく減ることは必定である。。。。だから、せっかく落ち着いている今のぬるま湯のように安定したマーケットを、わざわざかき乱すことは無い。。。。民放各社の本音は、そんなところにあるのやないかね。。。だから、NHKの民営化なんていうのを、強く推すところがないんや。。。国民の要望は、かなりあるのにね。。。

 

 私は、今回のNHK受信料の義務化?には、当然反対やし、払っている人と、払っていない人が同じ条件で、同じテレビを見られてしまう事自身が、もうシステム的に無理があると思うんや。。。パソコンや携帯電話、カーナビなんかでテレビが見れてしまう現代、テレビ無しで過ごせる若い人も増えてきた。そんな人にNHKの受信料を、いくら法律で義務化したといって、払いなさいというのに、無理があると思うんや。。。

 

 国の政策的に離島などでも受信可能な放送システムを構築する。。。というのは、本来、国がやるべき事で、他の受信者に負担を求めること自体が間違っている。どこの誰が、離島や、交通の不便な山頂などにケーブルテレビを施設するための経費を払いたいか。。。そんなのは税金でやってくれ・・・と、誰でも思う事やろ。。。それをごっちゃにして、NHKにやらせていた国の責任もある。。。。

 

 何より問題なのは、NHKに全くと言っても良いほど、競争原理が持ち込まれていない事や。。。良い作品を作って、国民に還元すると言うが、それを評価する国民の側に、その認識は無いやろう。。。だから、みなさまの受信料・・・という名目で強制的に集める税金のような公金が、あまりにも無法図に、好き勝手に使われて、その使い道が適正かどうか・・・判断が非常につきにくい。。。これは言えるやろうね。。。

 

 つまり、もう、公的な色合いの強い国営放送局というのは、先進国では必要がないということなのやないかね。。。素直に解体して、地方のNHKは地方自治体に運営を任せるとか、本体は民営化して、より高度な放送技術の研究部門にして、税金で運営するとか、すべきやないやろうかね。。。

 

人は、お金に関して、慣れてしまうと、何にも疑問に思わなくなってしまう。。。NHKの受信が、国民生活に必要不可欠である正当な理由は、21世紀の日本にはもう無いと思うんや。ここは、あきらめて、潔く解体すべきやと思うのだが、みなさん、どうだろうか。。。

 

7/28(土) 子供の高校進学先を決めるときに、○○大学に何人合格・・・なんていうデータは、親にとっても、子供にとっても、進学先の学校を選択するための大変重要なデータの一つである・・・。ところが、このデータが、実は、学校側がインチキして、水増ししていたデータだった・・・としたらどうやろう。。。正しいことを教えるのが学校。。。少しは、恥を知れ!と言いたいね。。。

 

 問題のあったのは、大阪の私立高校で大阪学芸高校。「学芸」っていう名前は、その昔、全国の教育大学が使っていた名前だから、その関係かと思ったら、全く関係無いそうや。。。私の母校も、入学した時は、京都学芸大学附属京都小学校という名前だったのだが、小学校1年ぐらいのときに、京都教育大学附属・・・という名前に変わった。だから、その関係かと思ったのだが、全く違うようである。。

 

 この学校にも、優秀な生徒は居て、その生徒がセンター入試を受けたそうや。そこそこ良い成績だったものだから、先生方が、これに目を付けて、その生徒の名前を借りて、センター入試の試験結果だけで受験することの出来る大学を片っ端から受験させたんやて。。。もちろん、高校側が受験料を全部払ってやけれどね。。。そして、見事この子・・・、というより、この子のセンター試験の成績が、たった一人で何といろいろな有名私立大学の173学部の合格をゲットしたそうや。。。本人は公立大学へ行ったそうやけどね。。。

 

 私学の高校というものは、実績が、その高校の評価に直接つながる。本校の卒業生が、どこどこ大学に合格した。。。といいうのを、ものすごく欲しがる。。。自分たちの通信簿みたいなもんやからね。。。だから、このような非常識なことをしてでも、結果が欲しかった。。。そう言えるやろうね。。。

 

 でも、こんなことが、世の中で問題になってくると、いろいろな悪い影響が増えてくる・・・と思う。塾や予備校なども、どんどんその結果を誇るために、合格者との関わりを強調する。。。だから、同じ生徒が複数の塾や予備校で、結果を重複して掲載されている。。。これも、問題やね。。。。勝ち馬に乗りたいのは、みんな一緒や。。。

 

 本来、受験に合格した。。。という事実だけで、数字づくりをさせずに、「実際に入学した人の数」で、勝負せんとあかん・・・・というルールにせんと、このような問題は、どこの学校や塾、予備校や家庭教師などの教育産業の中で、結果として、弄ばれるだけになってしまう。。。そんなことしたら、いろんなところには影響が大きいだろうけど、受験することと、合格すること、そして実際に入学すること、これを別々に扱うから、おかしな事になるのやんか。。。

 

 就職の時なんかは、△△株式会社に何名入社。。。とかで、入社実績にしているのに、何で大学受験は、合格者数でいくのかね。。。おかしな話や。。。まぁ、現実的には、大学は、入学辞退者を見込んで、合格者数を水増しして確保しているし、ひどいところになると、定員の10倍もの合格者を出して、何とか定員割れしないように学生数の確保に動いているところもある。つまり、大学と受験者との騙し合い。。。という部分がある。。。

 

 だから、せっかく合格しても大量の辞退者が毎年出て、合格したという事実だけが、残る。。。これが高校の成績として残る。。。悪しき慣習やね。。。この合格者数の水増し問題は、実は、先生方のセコイ発想が大本や。。。教師という職業を誰か第三者が評価しようとする時、生徒の学力やら、クラブの成績なんていうのは、明確に答えが出て、その先生の評価に直結する。。。だから、先生方は、有る意味必死なんや。。。

 

 でもね。世の中には常識という、ある種のルールがあると思うんや。本当は、たった7〜8人の子供しか大学に行ってないのに、学校のパンフレットでは、200人以上の大学合格実績・・・と、平気で刷る。。。。これが、やってええこと、と、やったらあかんこと、つまり分別を教えるべき教師がやっとんたのやからね。。。ここは、学校としての根本的な事が、なっとらんやんか。。。。それとも、嘘をついても、生徒を騙してでも、人を集めた方が勝ち・・・こんなことを、この学校では、生徒達に教えておるのかね。。。もし、本当に、そうやったら、この少子化の御時世や。。。早い目に退場して、廃校にしてもろたほうが、世の中のためやで。。。

 

 大学合格というのは、受験生にとったら、最も晴れがましい、最も遠くて長かった受験戦争のゴールという意味もある。ところが、この、「結果」が、有る意味、売り物にもなる・・・ということが、今回のことで暴露されてしもた。この学校だけやないやろ。全国の高校が、多かれ少なかれ、やっとることや。。。今に見てみ。。。うちも、あっちも・・・そこいらじゅうの学校が「実はうちにもありました・・・」なんていう会見を開くから。。。。何か、高校野球の特待生問題にも似ている。。。

 

 1人の生徒がいろいろな大学を受験するのは、別に悪いとこやない。。。浪人することを思ったら、よりたくさんの「滑り止め」は必要や。。。ただ、今回は、度を超えて、「良い成績」を悪事に利用しよった。。。ここが許せないところや。。。早急に、高校側からの、公正明大な情報公開のための、ルールづくりが、求められるのやないかね。。。

 

7/29(日) 遅れていた梅雨は、やっと今週明けたのやけど、それにしても今年の夏は、涼しいね。。。朝なんか、かん〜なり、ひんやりしているから・・・、秋みたいや。。。ヨーロッパでは猛暑やと言うし、日本は猛暑の予想が外れて、平年並み・・・やて。やっぱり、予報なんていうのは、ええかげんなもんやね。。。あんまり、信用したらえらい目に遭う・・・。まぁ、これから、少しは、夏らしくなるやろうけどね。。。

 

 さて、長期予報というのも、なかなか当たらないけど、もっと当たらないのが、相場である。ついこの前まで、1ドル123円とか言ってたのに、今週末には、118円。。。5円も急に円高になったら、影響大きいで。。。ガソリン高にも、ひやしみずになったらええけどね。。。ガソリンの元売り屋もずるいわ。。ドル高になったら、すぐに値段を上げるくせに、反対に円高になったら、なかなか値段を下げよらへん。。。ええがげんなやっちゃ。。。

 

 株式市場も、無茶苦茶や。。。私も今週だけでかなり、大損したわ。。。株価が、あまりにも安くなりすぎて売るに売れへん。。。お塩・・・やね。。。ちょっと戻るまで、様子見るしか無いかね。。。それにしても、日本の市場というのは、情けない・・・。昨日のニューヨークダウを見ていたら、ほとんどそのまま株価の上がり下がりが見えてしまう。。。独自性に欠けるというか、アメリカべったりというか。。。

 

 米国の株価は、まがりなりにも順調に右肩上がりで、たまに、ガクンと来るのやけど、日本のはほとんど上がらずに横ばい・・・。これで、ガクンと下る時だけは同じやから、困ったもんや。。。

 

 今日の参院選で、自民大敗がまた影響して、明日の株価も冴えないやろうなぁ。。。もう、有る程度は織り込み済み・・・やろうけど。。。市場の予想以上に負けるか、やや善戦したか。。。その辺で、株式市場は反応するやろうね。。。

 

 まぁ、安倍政権か、小沢政権かを選択する選挙じゃないやろうしね。。。しばらく安倍は続くやろ。。。そしたら、少しは株価が上向くかもね。。。

 

 さて、株主優待コレクターの私としては、来月の8月銘柄はけっこう楽しめるのがたくさんある。映画のタダ券が毎月分もらえる東宝。5000円分の図書カードがもらえる東武ストア。何とオーダーメードのスーツお仕立て券をドーンと、プレゼントしてくれるスーパースーツストアを経営する京都本社のオンリー。(ここの社長さんの中西さんはJCの先輩です。。。)ザ・めしやなどの食事券が貰えるライフフーズ。ホームセンター・ニックでの買い物が1割引になるケーヨー。すき家・なか卯・ココスなどの5000円分の食事券が貰えるココスジャパン。5000円相当の数の子などがもらえる魚喜。3000円分の優待券と5%割引カードのもらえるスギ薬局。牛丼が10回食べられる吉野家ディーアンドシー。観葉植物がもらえるノエル。3000円相当の商品券がもらえるファッション関係のライトオンとジーンズメイトなんかもある。7月と違って、ユニークでなかなか良い優待がある月やね。。。8月は。。。

 

 実は、私は、今年のテーマとして、ちょっとぐらい損してもええから、毎月、優待を取りまくる。。。というのをこの1月からやっている。その優待品が一番多く来るのが3月銘柄のものが届く6月末から7月である。その数たるや100を軽く超える。。。山のように届く株式総会の案内。。。毎日のように届く宅配便。。。みるみるうちに、我が家はもたくさんのお米や食品やらが来てしまって、少々飽き飽きしてきている。株に使う予算全部を、毎月毎月の優待取りに回していて、全部を売ってまた次の月の優待を買う・・・という作業を繰り返しているのやからね。。。そりゃすごい量の優待が来るのも無理はないわ。。。

 

 娘やヨメサンなんかも、もうええかげんにしてほしい。。。と、言われている。宅配便の受け取りだけでも大変やと。。。おまけに、消費量に関わりなくどんどん送られてくる現物優待の代表格、お米。。。たまに貰うと嬉しいけど、10s・5s・3s・2s・1sと、今の我が家のパントリーには入りきれないほどのお米ラッシュ。。。うちは、お米屋さんか。。。もう年内は、お米買わなくてええかもね。。。お米券もたくさん手に入ったし。。。

 

 この方法だったら、普通に株を持っているだけより12倍の資金が使えることになるからね。。。ただし、権利落ちで売るのでどうしても出目がでる。100万や200万ぐらいは、すぐに減ってしまう。。。恐ろしい投資法や。。。まぁ、これをあんまり損しないように、たまには儲けて、他の損を消すかんじで、何とか全体を維持できたら、優待と配当だけが残る。。。というのが理想なんやけどね。。。なかなかそうは、旨くはいかん。。。世の中そんな甘くない。。。大暴落が2回来たら、もう弱気になってしまうからね。。。

 

 しかし、このやり方をしていたら、不思議に最低単元でたくさんの種類の株を買うやろ。その数が少ない月でも20銘柄、多い月なら100銘柄近くになるんや。。。そうしたら、不思議なことに、その中にけっこう元気に株価が上がる銘柄もあるんや。。だから、いろいろな銘柄を持つことは、意外にもリスクの分散を知らないうちにやっていることにもなるんや。。。株価が良い株がドーンと上がってくれていたら、他の負けを少々はカバーしてくれることがあるから不思議なものや。。。

 

 優待集めをしていると、自然と集まるのが、図書券とクオカードである。これは、何枚有っても使える有り難い券である。。。アバンティのブックセンターへ行って、お目当ての漫画本を棚ごと大人買い。。。支払いは大量の図書券で・・・なんていうのは、けっこう、ストレスの解消にも使える。。。クオカードの方は、もっぱら日々のコンビニで使える。1000円の券が10枚ほどもありゃ、しばらく、コンビニでお金を払うこともない。。。私ゃ、よく買っても、おにぎり3ヶとか、そんなもんやしね。。。

 

 カードはコンパクトなので、サイフに入れておけて良いのだが、意外と嵩張るのが、株主優待券である。クレジットカードサイズのものは良いのだけど、たいがいがリーフレットになっていて、これがけっこう嵩が高い。。。今の私のカバンの中だけでも、吉野家・くら寿司・どん・すき家・なか卯・マクド・家族亭・全日空・伊勢丹・ジャパン・ジャスコ・スタバ・Aプライス・ニトリ・ミニストップ・ロイヤル・ヤマダデンキ・ABCマート・コーナン・トイザらス・イズミヤ・王将などの優待券、食事券などがある。ほかにジェフグルメカードとか、JCBやVISAなどのギフト券を送ってくれるとこもあり、整理が大変。。。

 

 この中には有効期限が11月とか12月とかいうのも、けっこう有るので、これを消化しなけりゃあかん。。。こうなりゃ、優待責めやね。。。喰いたくなくてもステーキや焼肉。。。これって、辛いわ。。。どうもそんな気分やないけど、優待が勿体ないから、ハンバーガー。。。有効期限に追い掛けられてくると、いったい何のための優待か。。。と、逆に思う時もあるね。。。食べたくない時にまで、食べたくないものを食べて、受けたくないサービスを受けていたら、まるで、これは、優待奴隷。。。優待だけで生活するのを夢のよう。。。と賞賛する人は有るけど、やっぱり、量には、限度というのが必要やね。。。やっぱり。。。やっとそれに気付いたわ。。。

 

まぁ、せっかく決めた方針だから、今の優待取りまくり作戦は、今年の12月までは何とか続けようと思う。。。そしたら、多分、ええかげん優待取りごっこに飽きてしもて、好きな銘柄だけ長期で持つような精神的にも良い生活が出来ると思うしね。。。物欲よりも、満足感。。。歳を取ると考え方も、ちょこっと変わってくるもんや。。。。

 

7/30(月) 先週の金曜日は、株価下がったね。。。投資信託なんかも、軒並み、だだ下がり。。。2月の世界同時株安の再来みたいや。。。今日はどうなることやら。。。あんだけ、下げたのだから、普通なら買いなのやけどね。。。

 

 さて、参議院選は予想通り自民の歴史的大敗。。。それにしても、投票もまだなのに、マスコミの予想はもう決まっている・・・。これも少し行きすぎやね。。。投票終了の8時と同時に当確が半分も出る・・・・。恐らくその通りになるのだろうけど、何か、投票へ行く気がなくなるね。。。自分の一票が何か、ハラハラドキドキするような状況で投票されるものではなく、大勢が大方決まっている・・・。これは、あんまりええ事やないね。。。マスコミもあまり先走った克明な状況分析を、投票行動の前にやるべきではないと、私は思うのやけれどね。。。

 

 まぁ、話題の多かった今年の参議院選。。。姫の虎退治。。。も、おもろかったけど、私は、読売新聞の橋本五郎さんが言った「年金とバンソコウ」これが一番のヒットやね。。。さすがプロ。。。うまいこと言いよる。。。まぁ、今回の選挙を一言で言えば、国民がおごれる自民にお灸をすえた。。。そんなとこやろ。。。

 

 でも、これから民主は大変やで・・・。放言癖のさくらパパやら、何にも知らない若い小沢チルドレンたちから、ボロボロと、つまらん発言が続出しよるやろうからね。。。早速横峯のオッサンは今朝のテレビで、事務所費は全部飲み食い代・・・という、アホな事言っておったしね。。。このオッサン、本音はええけど、全体のことが全く見えてない。。。民主党も手に余すやろうね。。。

 

 さて、アフガニスタンで、韓国人の団体が、タリバンに拉致されて、軍隊の引き上げを要求されている事件は、なかなか解決の糸口が見えてこない。。。このニュースを聞いて、ほとんどの日本人は、例の自己責任、三バカと批判された日本人ボランティアを連想したやろね・・・。今度は日本人ではなく韓国人やから、前ほど日本では騒ぎにならないけど、向こうの国では大変やろうね。。。

 

 そやけど、この団体、何か、ボランティア団体にしては少し異様や・・・。イスラム教徒ばかりの国に、韓国人がキリスト教の布教に行く事自体が、あまりにも違和感がある。。。拉致された人たちの大半が若い女性であるというのも、なんだか変だ。。。まして、アフガンでは、女性教育に反対していたり、キリスト教布教のための集会がデモで中止させられたり、複雑なお国の事情がある。。。そんなところに、韓国のNPOが何をしに行ったのか。。。ボランティアと、布教活動というのは、少し意味違うのではないか・・・と、疑いたくなる。。。。

 

 韓国では、統一教会系の宗教活動が、カルトであるとして、日本でも問題になった事がある。日本でも有名人が韓国男性信者と大量お見合い結婚をしたとして、話題が尽きない。。。その宗教が、何か特殊な意図を持って、されているのか、私はあまりよく知らないが、私の知っている範囲のキリスト教とは、全く異なった活動をしていることだけは確かなようである。。。宗教は、人間を全く変えてしまうからね。。。怖いもんや。。。

 

 さて、その団体がなぜ、100%イスラム教国であるアフガンに行って、危険を冒してまで布教活動をする必要があったのか。。。私には全く理解が出来ないのだが、何か特別な意図があった事だけは確かなようである。。。なぜなら、このツアーの参加者が遺書まで用意して現地に向かっている・・・。という事が、報道がされたからである。身代金の支払いがあったとか、8人が解放された・・とかの怪情報も多い。。。こんな、無茶しよるような、お国の事情も知らないで、行ったとしたら、全く不用意で、自殺行為であるとも言える。。。。

 

 彼らが要求している韓国軍の撤退も、何もしなくても、この秋までで終わり・・・というのが、ほぼ、確定していたそうやし、今回の事件は、タリバン側にも、韓国側にも、何かピントがしっくり合った話ではない。。。つまり、政治的な目的以外に、あんまり意味がない拉致なんや。。。。タリバンは、自国にとって歓迎しない韓国キリスト教団体と夏になったらもめとる。。。

 

 (引用)――――国民のほぼ100%がイスラム教徒で占められるアフガニスタンの首都カブールで、韓国のキリスト教系民間活動団体(NGO)メンバーが1000人規模の「平和の祭典」を計画、混乱を恐れたアフガン、韓国両政府の説得で中止される騒ぎがあった。この団体は、ソウルに本部を置く「アジア協力機構」(IACD)で、今月5日、カブールの競技場などで集会を企画。韓国から8月2日までに、子ども約600人を含む約1500人がアフガン入りした。―――― 

 

これは去年の8月5日付の読売新聞だが、去年の夏に、韓国キリスト教系民間活動団体は、同じようなことをカブールでやろうとして、デモが起こるなど、大騒ぎになって、結局あきらめている。。。こんなことが、今回の拉致事件の背景にあるんや。。。

 

私は、今回の拉致事件は、韓国のキリスト教系の宗教団体が、国際的な売名行為のために、やっとるのやないかと疑っている。。。やることが、えげつないからね。。。北朝鮮の美女軍団と、発想的には同じや。。。若い女の人やったら、関心を集められるからね。。。気の毒なのは、人身御供にされた人たちや。。。無茶なことにならなきゃ、ええけどね。。。

 

7/31(火) それにしても、ここ10年ほど、テレビ番組の報道部門で、放送されている番組内容に、どうも、政治的な偏向傾向が強いと思わないか?テレビというのは、本来、公共性が問われるメデイアだから、一党一派を応援したり、逆にあまりにも不公平に一方の方だけ不利になる報道をしたり、極端な「えこひいき」や印象操作は当然、慎むべきである。

 

 ところが、朝日、毎日はどちらかというと左翼系、フジと日テレ系はやや右向き・・・という色分けが、どことはなしに出来てしまった。。。これはあんまりええ事やないね。。。特に、テレ朝の古館のニュースステーションは酷い。。。。久米さんのやっていた時は、ずっと見ていたのやけど、最近は、あまりの偏向放送に、全く見なくなった。。。

 

 これは、関西ローカルでも同じである。朝日放送は、早朝に、あは朝とか、その前の番組なんかをやっているのだが、この中に出てくる若一光司とか、もう外れたけど、関根友美なんかは、もろ共産党。。。っちゅう感じやった。。。宮根誠司なんかは、マシなんやけどね。。。左翼にあらずんば、人間やない・・・そんな口ぶりにはほんと、呆れる。。。

 

 もともと、昔は、左翼系の学生はインテリで、右翼系の学生は、応援団とかで、アホ。。。そんな昔のイメージをいつまでも持っている感じの年代の人が多いのやないかね。。。少なくとも今50歳以上の人なんかは、社会や大学当局に反抗して、学生運動するのは、頭の良い学生やったら、当然。。。そんな時代があったからね。。。その空気をそのまま、今の時代に持ち込んでおる。。。

 

 ところが、今の時代の若い人たちって、どうなんやろうね。。。ネット右翼っていうか、ちょっと右の方がかっこいいと思いこんでいる人が多いのやろうかね。。。ネットのブログサイトやら掲示板なんかで書き込まれるような内容を見ていたら、どうも、戦争好きの戦前回帰的イメージが強い・・・。国粋的というのかね。。。。他国と仲良く出来なくて、核を持つべきとか、中韓と国交断絶せよとか、戦争しろ・・・とか、少し極端な子供じみた意見も目に付く。。。

 

 実は、この似たようなイメージが安倍政権やら、仲良し官邸団のヤツらに多いんや。。。ネット右翼が、今の時代の一番の本流やと勘違いしておるようなヤツらがね。。。そりゃ、ネットカフェ難民とか、非正社員とか、派遣請負社員とか、そんな人たちの中に、若者は多い。。。だから、その人たちの気持ちとか、動向をどうにかして掴みたいのは、判らんでもない。。。でもね。この人たちって、社会の中で、そんなにメジャーな人たちなんやろうか・・・。違うやろ。ほとんどの日本人が、ちゃんと、正社員として働いていて、ニート世代の人たちが不安定な生活をしている。。。逆に、この人たちをメジャーにしてしまわないような政策を取るべきなのやないやろうか。。。。

 

 ニートや、ワーキングプアーって言ったって、これって、実は、ずっと、昔から有ったことなんやね。。。ただ、企業が、人を雇うのに、ほんとうに企業側にとって、都合の良い人たちを、好き勝手な雇用形態で雇ってきた。。。期間工・・・みたいなもんや。。。忙しいときだけ雇う。。。勝手な話や。。。それだけのことなんや。。。大手の企業は、維持費のかかる正社員を出来るだけ減らして、ランニングコストの低い、使い捨てに出来る社員を増やして、人件費を安くする・・・・という、ずるいやり方を見つけたんや。。。本来、ちゃんとした厚生年金やら雇用保険やらに入れて、企業負担でケアしなければならないところ、そのコスト高な部分を、下請けからの派遣という雇用形態で逃げてきた。。。それだけのことやと思うんや。。。

 

 本来、人材派遣というのは、あくまで、臨時の社員穴埋め策のひとつやったはずやのに、これを慢性化して、ずっと派遣を使い続ける事に、「割り切った」関係を望み出したんやね。。。実は、これって、ものすごく、勝手で、歪な雇用形態なんやんか。。。ところが、それを正当化してしまったところに不幸があった。。。

 

 ビジネスの世界で、25歳から40歳ぐらいが、いちばん大変で、バリバリ仕事をしなければいけない年代やんか。。ところが、企業内で、これを過ぎた人たちは、本当ならどんどん若い人に変えていきたいやんか。。。でも、クビに出来ないからその人を雇用し続けなければいけない。。。ところが、企業が50や55で出向という形で社員をクビにして、その代わりに派遣から常に若くて仕事出来る年代の人を雇い続けたら、会社からしたら、最高のパフォーマンスになるやんか。。。でもね。よく考えたら、これって、多くの人を、どんどん、使い捨てにすることの上に成り立っている事に気付くやんか。。。

 

 これって、よくよく考えて見たら、官僚制度と同じシステムっていうのが判る。。。肩たたきして、出向して、組織を常に若返らす。。。つまり、人の使い捨てやね。。。官が率先してやっとるのやから、困ったもんや。。。よう、こんなえげつないやり方を見つけよったもんや。。。

 

 それと、このシステムが日本で流行る原因は、質の高い派遣やパートバイトが多すぎるんや。。。実は、派遣やバイト、パートは、社員と比べたら、もっともっと能力が低いのが当たり前なんや。ところが、日本国内のパートや派遣はスキルが高すぎるんや。。。下手な社員よりよく仕事をするし、うまく仕事をするし、覚えも良すぎる。。。このあたりが他国とは違うところやね。。。つまり、企業は良い労働力を格安で手に入れられている・・・。そういうこっちゃ。。。

 

 この手の問題は、労使交渉。つまり、人を雇う側と雇われる側で、いろいろ要求を出し合って決めてゆく問題なのやけど、社員は組合があるけど、パートや派遣は組合がない。つまり、一方的に企業側から、好き放題に言われるがままや。。。ここの問題の根源がある。。。私は、同じ職場で、雇用形態の異なる人が一緒に同じような仕事をさせることを禁じてみてはどうかと思うのである。つまり、パート、派遣の人を減らして、正社員とて雇用することを企業に義務づけるんや。。。そうしんと、この国の雇用環境は、良くなっていかんと思うんや。。。

 

 5年、10年働いているスーパーの店員さんはパートさんがほとんどや・・・。でも、そんな人は、臨時の人やないやろ。いつまでも臨時を続けさせることを禁じて、正規に採用させる。こんな取り組みが進んでも良いのやないかと思うのである。

 

 正社員とか、派遣、とか、パート、バイトとかいうネーミングは実は、身分を付けている。同じような仕事をするのに、身分の差で賃金に差を付けたり、正社員だけ特別に優遇したりは、世の中の倫理観の観点からもおかしい。言葉だけやなくて、この国のシステムを、どのように完全して、どういう日本にしていくのか。。。この視点に立った改革を進めていかんと、あかんと思うね。。。

 

 あれ、マスコミ偏向叩こうと思ってたのに、途中から雇用不安問題になってしもた。。。話がバラバラで申し分けないね。。。。

 

 

 

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