日常のページ

 

10/1(月) 神戸市須磨区にある滝川高校で、いじめがあり、生徒が自殺した事件で、どうも、この学校で密かに行われていた凄まじいいじめの実態が判ってきた。

 

 この生徒は、「金を要求されたが払えない。成績も下がり、死ぬしかない」という遺書を残して学校で飛び降り自殺したんやて。。。恐ろしいこっちゃ。。。嘘を1つついたら1万円払え・・・とか、それがどんどんエスカレートして、払わないといけない金が40万〜50万になったそうや。。。その子は、この金を払うために、バイトしたりしてたんやて。。。

 

 この他にも、ニセブランドのブレスレットを高値で買わせたり、髪の毛をモヒカン刈りにされたり、リンチされたり、無茶苦茶やっとったんやね。。。

 

 私は、以前このページで、相撲部屋はある種の治外法権がある。。。と、言ったが、学校というところにも、教育的見地・・・という壁に守られた一種の治外法権があり、少々の事が起こっていても、警察には「何事も有りませんでした・・・」と言って、教師が自分たちの裁量の中で、物事を納めてしまうようなところがあったと思うんや。。。もちろん、子供たちの将来が必要以上に傷つかないように・・・という教育的配慮のような意味もあるのだろうが、それより、学校内のもめ事を外部に漏らさないように・・・という、校長や教師たちの、保身の意味が強かったんやろうね。。。

 

 でも、もう、そんなのが許される時代では無くなっているのやないかね。。。それだけ、教師たちの統治能力というか、子供たちにトラブルを起こさせないように、抑え込む抑止力というものが、体罰廃止とかにより、何でもすぐ、親が怒鳴り込んでくる状況になると、機能を果たせなくなっているからね。。。

 

 つまり、街で人を殴ったら、フツウ、傷害罪で捕まるやろ。ところが、学校の中で生徒同士が殴り合いの喧嘩しても、昔は捕まらなかったやんか。。。生徒同士のトラブルやということで、学校が警察への楯になっておったからね。。。でも、もうそんなことに歯止めが効かなくなって、喧嘩したら逮捕される・・・。という状況に、だんだんなってくると思うんや。。。そうなったらどういう世界になると思う。。。子供たちも、教師達も、お互いに、指一本触れられないような状況・・・になるんや。。。

 

 おまけに、無視しただけで、虐めがあった・・・とか認定されたり、こっちを睨み付けた・・・とか、カバン同士が当たった・・・とか、そんなのだけで、何か訳の分からない因縁を付けられてくるヤツが出て来たりするのが考えられる。。。そうなったら、学校内の雰囲気は、多分、ものすごく殺伐としたものになるね。。。。恐ろしい恐ろしい。。。

 

 教育というのは、人が人に教えるものや。。。もっと、暖かい血が流れているものやないとあかんと思うんや。。。そのためには、友達はとても大切なものやし、人は弱いものやから、誰かと悩みや楽しみを共有することで、安堵するもの・・・でもあると思うんや。。。

 

 キッチリキッチリと、ルールを強化して、決めていくのも大事なことなのかも知れないけど、それは、実は、教師の逃げであって、自分たちがもうあんまり深く生徒たちに関われなくなってきている・・・という、降伏の白旗のような気がするんや。。。

 

 虐めは、先生も判っておる。。。でも、それを止められない。。。いや、出来れば関わろうとしない。。。。見て見ぬふりをしている。。。こんな、やる気のない教師らの雰囲気が、虐めの温床になっているのやないかね。。。

 

2ちゃんねるでは、自殺した子を虐めていた子供の実名まで暴かれているそうや。。。心情的には、この子に厳罰を与えてやりたい・・・。という、単純な発想もあるが、本当は、この子に、このような陰湿な虐めを許してしまうような、周りの甘さを責めるべきやなかったのかね。。。

 

いつも、この種の事件が起きて思うことだけど、この子を飛び降り自殺まで追い込んだ本当の犯人は、教師やその周りにいた人たちの「無関心」という魔物だったような気がしてならないんや。。。事なかれ主義が進むと、虐めというバイ菌が繁殖していく。。。こまめに掃除しないから、どんどん増長する。。。そんなものなんやないかね。。。

 

10/2(火) 季節は10月になった。10月というのは、実はいろいろなことの区切りになる場合が多い。朝の連ドラの「どんと晴れ」は「ちりとてちん」に変わるし、テレビの番組の改編もこの時期が多いね。。。4月から新年度が始まってちょうど半年やからね。。。

 

 法律的なことも、10月1日からスタート・・・というのも、多いようで、先日も、ハローワークから事業主の皆様へ・・・という紙が送られてきた。。。その、中味が、「働く意欲、能力重視で企業力UP!」平成19年10月1日から労働者の募集・採用時に年齢制限を設けることが出来なくなります。・・・というものだった。雇用対策法の改正っちゅうヤツらしいけどね。。。

 

 私は、これを見て、アホちゃうか?と思った。。。我々のような物流会社で、重い荷物を運ばなくてはならないような会社で、どの人を雇うかどうかの決め手になるものの一つが年齢だからである。20代30代の人なら出来る仕事が40代50代なら出来ないという、決定的な現実がある。フリーターを減らしたいというご主旨は判るけど、現実問題として荷物も持てないお年寄りを雇う訳にはいけないんや。。。

 

 こんな法律を作っている人は、きっと、全然、現実的なことが判ってない役人たちなんやろうね。。。年齢を不問にしなければならない・・・という法律を作って、何の意味があるのか・・・と、私は思うけどね。。。役人達が、法律では年齢不問にしている。。。年齢を理由に不採用にするのは、企業側が悪い・・・と、言っているようなもんやんか。。。土台、この法律に無理がある。。。役人の言い訳のためだけの法律。。。こんなの、全く絵に描いた餅やで。。。

 

 それなら、大企業の新卒者にも、こんな法律を適用するのだから、45歳で肩たたきされた人も、大学を出たての人も、採用の決め手・・・にしてはいけないことになるやんか。。。けど、現実問題として、そんな年寄りを欲しい会社なんて無いやろう。。。つまり、こんな法律を作っても何の意味もない・・・っちゅうことなんや。。。年寄りは現実的に不採用にされるからね。。。

 

 ただ、不採用の理由が高齢のため・・・というのが認められない。。。というだけの、言葉だけの問題・・・やと思うのやね。。。職務の遂行に支障があること=高齢であること。。。。というのは、現業作業を伴う職務においては当たり前のことやんか。。。

 

 役人達が、こんな法律を作ってまで、何とかしたいけど何ともならないのが、高齢者やフリーターなどの一部の労働者の就職なんや。。。ウチも人を募集したら、たまに凄いのが来る。ほとんど浮浪者みたいな人がね。。。この人は、多分、どこへも就職出来ひんやろう・・・という人がね。。。就職は、応募する本人も必死だけど、雇う方も必死である。企業は人なり・・・というのは、良く言ったもので、良い人材を確保することが企業の業績を左右する・・・。中小企業では、余分な人間を雇っておくだけの余裕は無いからね。。。

 

 お役人達は、ある程度の年齢になったら、いろいろなところに天下りしたり、出向したりして、一部の人たちしか、その組織の上に行けないようなシステムを作っておる・・・。そのおかげで、役人の組織は、恵まれた待遇と、雇用年齢が比較的若く保たれている。。。こんな法律を作るのやったら、まず自分たちが率先して年寄りをもっと長く雇用せえよ・・・って言いたいね。法律作って、民間には年寄りを、雇え雇え・・・と言っておいて、自分たちは全く逆のことをやっとる。。。この自己矛盾はどうするねん。。。って言いたいわ。。。

 

 雇用政策というのを、国がやっている国って、他にもあるのやろうか。。。タダで人材をあっせんしてくれるのはええのやけど、これって、ひょっとしたら民業圧迫という部分もある。。。労働局っていう役所の不正もどんどん出ているようやし、これって、よく考えたら、地方自治体に任せた方が良い仕事のナンバーワンやないのかね。。。ハローワークの職員さんが、給料のバカ高くて、とても身分が保証されている国家公務員さんである必要は全く無いと思うのやね。。。

 

 日本の世の中全体が、これからもっともっと高齢化してくる。。。平均寿命もどんどん延びる一方やし、年金を貰えるようになる年齢もだんだん遅くなって来る。。。60で仕事をクビになって、65からしか年金もらえないのなら、その間、五年間、働けるけど仕事しない人や、働きたいけど仕事が無い人が世の中にあふれ出るやんか。。。そんな当たり前のこと、読めなくて、こんな制度設計したのかね。。。こりゃ、役人達の大きな失策やで。。。。

 

 私は、高齢化が進む日本で、55歳とか60歳の定年制度なんていうこと、自身が、とてもナンセンスなことやと思うんやね。。。平均寿命・・・でいったら、男で75、女は80近いやろう。。。年金もらって死ぬまで、生活出来る年齢はやっぱり10年間ぐらいが適当と違うか?となると今に年金の支給開始年齢が70歳から・・・なんてことになる。。。となると、69歳までは、何とか今の企業や組織で働けるような仕組み作りが必要になってくるのと違うかね。。。

 

 これを何とか目指そうと、国は、高齢者を再雇用、継続雇用してもらったら、金出しますよ・・・なんていう制度をこさえておる。。。これも、税金から出てるお金でやで。。。私は、この助成金やら、補助金というのが大嫌いで、こんなのに、たくさん納めた税金を使うなんて・・・とんでもなく不公平を拡げていると思うのやね。。。エコキュートのテレビCMで、国の助成金貰えます・・・っていう宣伝やっとるの。。。あれ、即刻止めさせるべきやと思うのやね。。。。だって、一部の人だけに税金回すのを、売り物にするなんて。。。私は不見識やと思うで。。。

 

 私は企業が例えば40になったら昇給停止。55になったら、給料がだんだん下がってくるようなそんな給与体系が良いのやないかと思うのやね。。。55ぐらいになったら、子育ては済んでいるから、もうそんなに大きなお金は必要無い。40〜50が一番子供の学費やらで金が要る。。。55か60になったら子供は結婚するぐらいやから、それから後は、そんな大金はいらん。。。そして、69まで出来る仕事を何とか企業でやらせてもらう。。。こっちの方が良いと思う人は多くないやろうかね。。。

 

国民みんなで、どうしたらこの高齢化社会を乗り切っていけるか。。。もっと真剣に考えるべき時期に日本は来ているのやないかね。。。

 

10/3(水) 10/1からの郵政民営化で何が変わったのか。。。郵便局のガラスの間仕切りが無くなったこと。。待合い所に缶入りのお茶とかアメとかが、タダでお持ち帰り下さいと置いてあること。職員さんの制服が薄いベージュの長袖カッターシャツにチェック柄のネクタイになったこと。身分証の紐の色が赤くなってイオンみたいになったこと。・・・ぐらいかなぁ。。。直接、目で見える変更点は。。。職員さんのあいさつの声が少しだけ大きくなったかも。。。

 

 ただ、簡易郵便局などの小規模な郵便局まで、ゆうちょ銀行の仕事と郵便の仕事がきっちり分けられていて、片一方の窓口が込んでいても、もう一方の人は、全然対応しない。。。何か、変な感じやね。。。同じ郵便局窓口業務をする社員同士やのに、協力し合わないなんて。。。

 

 今まで、山の上とか、離島に暮らす人にとって、郵便配達の人は、命綱やった人も多かったのやないかね。。。郵便を受け取るついでに、保険に入ったり、貯金を頼んだり、なんでもかんでもやっていた。。。ところが、これが、郵便配達の人は、他のことを出来なくなったんやて。。。何やら、変な方向性やね。。。

 

 効率的な運営になるのが民営化のメリットのひとつやのに、不便になる・・・というのなら、こんな改革をやらない方がよい。。。となるやんか。。。1人の職員が、郵便配達もやり、保険の勧誘もやり、預金の仕事もする。。。これが、最大効率やろうにね。。。

 

 郵政は日本最大規模の公務員さん集団やった。。。でも、職員さんの給料は税金ではなく、事業費の中から出していた。。。つまり、黒字の官業やったということや。。。でもその内訳を見ると、例えば、郵便の赤字を簡易保険の黒字なんかでカバーしていたところがあると思うんや。。。そしたら、また切手代とかも値上げしてくるのかね。。。。電話会社もそうやったけど、郵便事業も、郵便局が独占的にやってきたから、なかなか他のメール便が増えても、ライバルになれるようなところが出現してくるのは、なかなか難しいやろう。。。

 

 つまり、民間会社になったものの、当分、郵便局の寡占状態は続く。。。金融部分においても、郵便貯金の限度額はもともと1000万円だったから、そんなに多くの預金は外に流れる・・・という現象は起きにくいやろう。。。ただ、政府保証が無くなっても、民間金融機関の預金保健機構があるから、取り付け騒ぎは起こりにくい。。。これも1000万円まで保証されているからね。。。

 

 保険関係も民間保険会社と比べたら、とてつもなく強力な保険会社が誕生したことになる。簡易保険のセールスやっている職員は、かなりの年収をもらっていると言うからね。。。それがそのまま維持していけるのやろうかね。。。民営化されたら、その辺のところも公開されてくる。。。内部でうまいことやっていた部分も、通らなくなるから、今までのような訳にはいかなくなるやろう。。。

 

 郵政でも、役人達の天下り組織はある。かんぽの宿だったり、郵政の新聞をやっているところだったり、郵便局で渡す粗品を一手に納めておったところだったり、集配を請け負いでやっているところだったり、ゆうパックで送る産直品なんかをとりまとめていたところだったりする。。。。

 

 今までは、なあなあの随意契約でやっていたところも、これからはなかなか難しくなるやろう。。。情報公開が義務付けられる民間会社になったからね。。。もっと厳しく監視されることになるからね。。。

 

 それにしても、例えば、都心の一等地にある中央郵便局なんかの資産はどうなるのかね。。。みんなの税金で作った立派な建物も、一民間会社に独占的に譲渡されることになるからね。。。電電、専売、国鉄の時にも言えたことやけど。。。

 

 まぁ、国は郵政会社の株を持つことになるから、これを市場で売却すれば、金に換わる。。。その金を国庫に入れるのだから、筋は通ることなはなるのだけれど。。。でもね、これって国の利益になるのだが、本当は国がこの分を、もともとの出資者である国民にまんべんなく返還すべきやないのかね。。。1年間資産税とかを無しにするとかで。。。そうせんと、本当に郵政を民営化したメリットを誰が取るのか。。。という議論に答えが出ないと思うのやね。。。

 

 私は、駅前にどーんと建っている郵便局は、何も、この位置に立っていなければならない理由なんか無いと思うんやね。。。鉄道で運ぶ郵便なんて少なくて、ほとんどがトラック輸送なんやし・・・郊外の土地の安いところで仕分け作業をやったら良いと思うしね。。。利用者の利便を考えたら、駅前は良いのだが、そんなのビルのテナントの1フロアで十分やんか。。。だから、私は、何年かかけて、郵便局は、国に建物や土地のお金を返して行くか、国に賃料を支払って営業していかないと、他の銀行やら保険会社やらと、比べて、極めて不公平やと思うんやね。。。

 

やっとスタートラインに立った郵政民営化。。。本当の民間会社らしくなるのには、まだ10年間ほどの時間がかかるのやないかね。。。

 

10/4(木) 沖縄県で、日本政府に抗議する集会があって、これに何と11万人もの人が集まったんやて。。。例の自虐史観云々の話で、第二次世界大戦末期の沖縄戦で、多くの自決した人たちの死に、日本軍が関わったか、関わらなかったか・・・という問題で・・・である。。。

 

 沖縄では、米軍の上陸によって、逃げ遅れた人たちが、洞窟などに逃げ込み、いよいよ敵が近づいて来て、もうあかん・・・という時に、手榴弾で自爆して自殺するという悲劇が多くあった。鬼畜米英・・・。もし捕まったら、無茶苦茶やられる。。。そんな辱めを受けるぐらいなら、潔く死んだ方がマシ。。。。そう、当時の日本政府は国民にそう教え続けていたからね。。。

 

 それを今更、「日本軍は集団自決に直接、関わっていなかった・・・」と、シラを切られたら。。。誰だって怒るで。。。

 

 この問題は、もともと、教科書検定の課程で、この部分の記述を、日本軍の関与は無かった。追い詰められた民間人が自発的に行ったこと・・・と、記述を訂正させたことに始まる。。。これを聞いた沖縄の人らは、何を今更。。。という思いやろうね。。。

 

 元もと、沖縄は、日本とは全く別の、琉球王国・・・やった時代が長かったやんか。。。だから、日本本土と物事を分けて考えるお国柄がある。。。。沖縄人からしたら、日本が始めた戦争に付き合わされて、一番酷い目に遭わされた。。。という被害者意識が、一番強い上に、こんなことを言われたのやから、そりゃそうやで。。。

 

 昔は、こうでも無かったのやけど、どうも、ここ10年ほど前から、日本の過去にやった事を、必要以上に美化して、日本のやったことを正当化する人が世間に「受け」出した。。。安倍晋三氏や、石原慎太郎氏、麻生太郎氏、中川昭一氏などは、いろいろな発言をして、物議を醸している。。。

 

 日本は、朝鮮半島に良いこともした。。。という発言や、日本が独特の植民地政策のおかげで、その国は発展した。。。などの発言がこれである。。。この手の発言の中には、確かに真実もある。。。ただ、この言葉らは、日本人には、大変、耳障りが良いのだが、反対に、侵略統治されていた側の人たちの心情を、これっぽっちも配慮していない・・・という問題が有るのやね・・・。つまり、愛のない、自分勝手な言葉なんや。。。

 

 つまり、こんなのは、日本軍によって、国を盗られた人たちからしたら、日本のやった蛮行を正当化しているだけ・・・。ということになる。。。相手の国の人の気持ちを、少しでも気に掛けてあげる気持ちがあると、こんな問題はにはならいなのやけれどね。。。

 

 戦後の日本は、確かに、日本のやった戦争を徹底的に「悪」であると、教えられて来た。それは、米国を中心とした連合国側が、日本に突きつけた自虐的な歴史観であったのは、間違い無い。。。ただ、日本は、これを受け入れて、戦後60年もの長い間、第二次大戦で悪かったのは日本。。。戦争に負けたのが悪者や。。。ということに、甘んじていたのやね。。。

 

 本当は、日本にも山ほど言いたいことがある。。。でも、敗戦・・・というのは、相手の全てを受け入れること・・・。こんな、くそ真面目な国民性が日本人の中にあったからね。。。それを日本人はずっと守ってきた。。。。

 

 ところが、さすがに歴史を振り返ると、あまりの情けなさに、別の正論を言いたい人も出て来たんや。。。私は、いろいろな論議がある中で、事の善し悪しを、後世の人たちが、論議するのは、あんまり良いことやないと思うのやね。。。真実は一つでも、その真実を見る人たちの視線が違えば、色々な意味になって行くことがあるからね。。。

 

 沖縄集団自決の時だって、日本軍が沖縄人に、米兵は鬼のように怖くて、乱暴者ばかりだ。。。と、刷り込んでいなければ、投降する人たちも多くいただろうし、命を落とすこともなかったかも知れないやんか。。。それを、国民の士気が下る・・・と、言って、一般人にまで、天皇陛下万歳!と叫ばせて、自決をさせた犯人は誰かと言えば、日本の軍部たちの他にはいなかったやんか。。。

 

 日本では、教科書というものは、絶対的に、正しいことが載っているもの・・・である・・・という大前提に立っているのだが、その正しいこと。。。というのが、実は、その国にとって都合の良いこと・・・の意味である事に、早く気付くべきやろうね。。。世界には国の数だけ教科書があるのだが、その国の為政者が正しい・・・というだけのことなんや。。。

 

でも、本当は、その国の歴史は、その国の人が認める内容である必要があると思うんや。。。特に民主主義国においては尚更や。。。日本は、このことに、もう少し配慮する必要があるやろうね。。。かなり少数の限られた閉鎖的な組織が、教科書検定をしている・・・という今の現実が果たして良いことなのか。。。

 

そう思うと、本当の意味での、「日本の戦後」は、まだ終わっていないのかも知れないね。。。

 

10/5(金) 今週の火曜と水曜日で、和倉温泉という石川県にある温泉地に行ってきた。一応、研修旅行なので、ご当地のシャディのギフト店を訪れて、いろいろお話を聞かせていただいたり、商材である米菓メーカーさんの工場見学やら、商談やらがメインであるのだが、気持ち的には温泉旅行・・・である。

 

 泊まらせていただいたのは、加賀屋という、ご当地では有名なホテルなんだそうである。。。。実は、私は、こんな高いホテルに泊まるのは久しぶりである。。。いつも貧乏旅行やらキャンプ好きやからね。。。。何でも、このホテル、旅のプロが選ぶ温泉旅館ベストテンの23年連続でトップなんだそうである。。。「おもてなしの心で接客する・・・」と言えば、どこかで聞いたことのあるセリフや・・・・そう、この9月まで朝のNHK連続テレビ小説でやっていた「どんど晴れ」で、よく聞いた言葉。。。名前も、劇中の「加賀美屋」さんとは、一字違いである。。。

 

 研修の時間が少し押したので、このホテルに到着したのはもう5時半頃やった。。。4棟からなるこの巨大温泉ホテルは、時間的にも、チェックインラッシュ・・・ということもあり、ロビーはたくさんの観光客で一杯であった・・・。平日やと言うのにね。。。。最近は、為替のレートが良くなったからか、韓国や台湾からの観光客が多いそうで、何と台北から能登の空港まで、チャーターの直行便が飛んでいるのだそうである。。。ロビーは、日本語以外にもいろいろな国の言葉が飛び交う。。。

 

 聞けば、この旅館の宿泊料は、お一人3万〜5万もするという。。。それにしても、日本人だけやなくて、他の国の人も、たくさん来られる・・・・ほんと、アジアは、リッチになったもんやね。。。まぁ、客として行った場合、お風呂でも額国語が飛び交うし、少しはうるさいが、このホテルは、何せ、どデカイ。。。そんなに気になるものではない。。。

 

 このホテルの仲居さんは、到着から見送りまでずっとの間、1部屋に1名がぴったりと付く・・・。接客態度は、そんなに取り分けて素晴らしい・・・とか、特別に、他と変わっていてべっぴんさんである・・・ということは、残念ながら、感じない。。。

 

ただ、これだけ大量のお客を捌きながら、決して客には、悪い気持ちにさせることはない。。。これは、難しい事やで。。。。さりげなく、履き物が揃えてあったり、少し散らかった部屋が、気がつけば片付けてあったり、食事前にゴミ箱に入れたゴミが、部屋に帰ると、もうキレイにしてあったり、何か、特別のマニュアルが有る・・・とか、何か、素晴らしく感動するようなサービスがある・・・ように、客に思わさない。。。つまり、極々自然体で、普通・・・と思わせるのが、ここのサービスであったりするのかなぁ。。。と、思う。

 

 旅行社の人であったり、ツアーコンダクターであったり、バスのガイドさんであったり、旅行関係の本の出版社であったり、ガイドブックを作っている人であったり、そんな、旅行のプロの人たちは、見るところが、我々一般人とは違うだろうからね。。。

 

 食事の時、熱燗を頼んで出てくるまでの時間であったり、食事をサーブするタイミングを見計る部分であったり、客の食事のペースを大事にする気遣いであったり、こんなのを見ているのやろうね。。。実際、早くお酒を出すためには、有る程度、前もって準備しておかないといけないし、何を注文されてもスグに対応出来るように、無駄なこともやっておかないといけない。。。裏では忙しくバタバタしていても、お客にそれを悟られてはいけない。。。このへんが、この宿の凄いところなんやろうね。。。。

 

 実は、宿泊客が何の不満もないこと。。。これが、実は、ものすごく難しい事なんや・・・・。ホテルや旅館というのも、クレーム産業だしね。。。客から文句が出ないこと・・・・というのは、本当の意味で凄いことであるし、そう、特別な感情を客に持たせないこと。。。。というのが、旅行関係者にとっては、いちばん安心して客を送り込める事・・・であるのやろうからね。。。。

 

ここでは、当たり前のことなのかも知れないが、廊下ですれ違った人が必ず挨拶をする。。。これは、便所掃除や、お風呂の世話をする人、フロントはもちろん、全部の職員さんがする・・・というのは、このように大規模なホテルでは多分、奇跡に近いのや。。。だから、プロの人は感心するのやろう。。。

 

 この加賀屋さんに、多くの期待をして行った人は、多分、何もないから、がっかりするのかも知れん。。。別に特別なことは何にも無いんや。。。料理がちょっと豪華なだけの温泉ホテル。。。それだけと言えば、それだけや。。。でも、それ以上は望むものやないやろう。。。何故なら、客は何か特別なサービスを求めて温泉に来ているのではなく、気分良く、リフレッシュするために来ている・・・・。ただ、それだけのことやからである。。。

 

 次の日の朝、このホテルを出発するときに、ここの人たちは盛大に見送りをする。。。でもね・・・、決して、肩に力が入って無いのやね。。。何かサービスする・・・・って言ったら、お客さんを徹底的に愉しませる。。。とか、何かお客さんに良いイメージを持って帰ってもらおう・・・と、必死になるところが多いやんか。。。それが見事に全く無い。。。この加賀屋さんが、人気があるのは、そんなところなんかね。。。

 

 接客業とういうのは、本当に難しいもんや。。。とかく、お客さんによく見られたい・・・とか、満足して帰ってもらいたい・・・とか、また来てもらうためには、どういうサービスをしたら良いか・・・こんな事ばっかり、思っているところは多い。。。でも、そんな特色のあるところというは、1度は来ても、2回目は行かない。。。客に「飽き」が出るからね。。。それより、客に、あのホテルでのんびり出来た・・・という記憶を持って貰えたら、その方がホテルの勝ちなんや・・・。そんな、何度も来てもらえる温泉ホテルになるためには、どうしたら良いか。。。これを一生懸命、考えはったんやろうね。。。この旅館は。。。。その結果が今の盛況ぶりや。。。。この加賀屋さんに行って、少しだけやけど、その良さが見えた。。。そんな感じやったね。。。

 

10/6(土) 世の中には、悪いことをするヤツはおるもので、平気で、人を騙して、金儲けをするヤツが多すぎる。。。東京に本社があるL&Gという健康食品の会社が、またまた、社会的に大変問題のある出資法違反で、捜索を受けている。。。

 

 この会社の経営者は「円天」という、今風の電子マネーを使った詐欺的な商売で何と、500億円もの金を集めていたのやて。。。聞けば、会員はまず、10万円を会社に渡すと、10万円天という電子マネーを受け取る。。。この電子マネーは、この会社の運営する「円天市場」なる、どこかでちょびっと聞いたことのあるようなサイトで、販売する商品と交換できるうえに、、何と金利を36%も年利で付ける。。。というのである。また、会員がその10万円天を使ってしまっても、一年したら、また10万円天が自動的に口座に貰えて、永遠に、減らないマネー・・・なんだというのである。。。

 

 ところが、そんな虫の良い話は有るはずがないわけで、実際問題は、新規会員の新たに払う会費を、古くからの会員への報酬に回していただけ・・・というのが現実で、自転車操業も、ええとこ・・・。こんなので、もうかるわけが無いやんか。。。

 

 それにしても、こんな単純な儲け話に、ええ歳をし大人がなんで、こうも簡単に引っかかるかね。。。世の中の常識というものがあるやろう。。。ネズミ講やマルチ商法、会員集め代理店商法、先物取引商法に、振り込め詐欺・・・まで、人をペテンにかけるペテン師なるものは、なかなか日本から無くならないね。。。それどころか、どんどん手を変え、品を変え、増えているやんか。。。これは、一体、どういうことかね。。。

 

 多分、それだけ、使い道のないお金が世の中にあまりにもたくさん有って、行き場を無くしている・・・そんな感じがしないかね。。。退職金や親の遺産を処分したり、とかく、人間、歳をとってから、普段、身につけたことのないような大金を不用意に持つようになる人って、意外と多いのやと思うんや。。。こんな金を、銀行の定期預金に入れておいても、1000万円が1年経っても何百円しか利息が貰えない。。。

 

 それならばと、どこからか、外国の金利は高いらしい・・・という情報を聞きつけてきて、外貨預金をはじめる・・・。ところが、これが、意外と高い為替手数料を取られて、おまけに、為替相場がどんどん、円高になって、大損した。。。またまた、ほんなら、今度は、債券なんかを他人の勧められるがままに買い出す。。。運の悪い事に、債券市場も暴落して、またまた手持ちの資金が目減り。。。それならば次と、投資セミナーなんて通って、そこで勧められた投資信託を買ってみたものの、あっという間に、どんどん原価割れが続いて、またまた解約。。。今度こそはと、勧められた中国株やらリートファンド。。。これまた高い手数料を払った割りには、思うように増えない。。。おまけに分配金という配当を貰うたびに、本体の評価額が下がり続けて、、、結局、素人は5人に3人は負けてしまう。。。文句を言っても、リスクがかなり高い・・・って、説明しているでしょ。。。で終わりや。。。

 

 世の中の投資家の言葉に、素人は一番最後にやってくる・・・・。というのがある。つまり、世の中の人が、手を出しだしたら、その商品の未来はもう短いかも知れない・・・という意味になる。。。世間で話題になったころには、解約するのが賢い。。。ということも、言っているのやろうね。。。

 

 貯金なんかと違って、人がそれをどんどんやっているから安心・・・と思うタイプの人は、多分、博打的な要素の高い、相場や市況判断が必要とされるものは、止めておいた方が良い・・・。なぜなら、その市場には、既に、粋も甘いも聞き分けた、その分野でのプロフェッショナルが存在していて、その人たち以上の知識やスキルを手に入れようと思うのは、到底難しいことやからや。。。

 

 賭け事も何でもそうやけど、初心者というのは、ビギナーズラックと言って、最初は、ちょっと「ええ目」を味わせてもらえるもんや。。。ところが、そんなの続きはしない。。。下手にのめり込んでしまったら、取り返しの付かないほど、徹底的にしゃぶられる。。。つまり、玄人には素人のやっていることが、手に取るように判るのだが、素人は、敵のことが全くと言って良いほど判らないのや。。。

 

 これって、暗闇で、ボクシングしているようなもので、向こうは暗さに慣れた目、こっちは、全く何も相手が見えないようなもん・・・やんか。。。つまり、ボコボコにやられて、ノックダウンを待つだけ。。。そういう、こっちゃ。。。。

 

 ほなら、素人はどうしたらええのか。。。それは、人任せに絶対にせずに、自分で判断すること。。。それと、勝負勘を養うこと・・・このたった2つや。。。特に株などでは、この世の中には、ハゲタカみたいなヤツばっかりしか生きていないのか。。。と、思うような事がいっぱいある。。。人のやりよった発注ミスに、ハイエナのように群がって、差益を取りに来よるヤツ。。。大量に餌をまいて、株価のつり上げを狙って来よるヤツ。。。小耳に挟んだインサイダー情報を膨らませて、ボロ儲けを狙うヤツ。。。そんな海千山千のヤツらばっかりや。。。仁義なんてあるかいな。。。

 

 人は、騙したり、騙されたりするもんや。。。騙されること・・・はあっても、騙す方には、けっして、なるまい・・・。。。確か、明治の文豪の言った言葉だったと思うが、そんな、剛気で正義感に燃えたような日本人って、ほんと、いなくなったのかね。。。このまま行くと、決して人は信じてはいけないもの・・・。そんな教育を子供たちにしなくては、いけなくなる。。。

 

そんな日本に、みんな、したいかね。。。カネは、人の心も変えて行ってしまうものなのかね。。。。

 

10/7(日) 先週の日曜日の雨で、今日は仕切り直しの運動会。晴れたらいいね。。。

 

 さて、日本相撲協会というところが、創立以来、最大の危機に瀕している。。。時津風部屋で17歳の弟子が、死亡した事件で、相撲部屋という閉鎖的な社会が、今まで持っていた非常識さが問われている・・・。と、言って良いやろうね。。。

 

 相撲は日本の国技である。誰が決めたのかは知らないけど、そういうことになっておる。。。。フランスのサルコジ大統領が、相撲好きのシラクを批判するのに、あんな肥満体の男同士が裸で抱き合って喧嘩するような気持ち悪いものを好きだなんて・・・と、以前批判していたことがあった。

 

 確かに力士同士が汗まみれになって相撲を取る・・・・と、いうのは、少し気持ちの悪いものではある。。。ただ、相撲はやるスポーツではなく、多分に観るスポーツの様相が強い。昔から桟敷席でお弁当とお酒を持ち込んで食事をしながら観戦するもの。。。この感覚は、芝居見物に近い。。。つまり、普段どこでも見られないような珍しい大男たちが、必死になって相撲を取る。。。この迫力が、十二分に「見せ物」の要素が強かったのやないかね。。。

 

 つまり、そういう客にとって、相撲とは、見ていて面白いものである必要があるし、見慣れると、手抜きしているとか、真剣勝負でガチンコ対決をしているかというのがハッキリ判るスポーツやと思うんやね。。。

 

 だから、力士たちは、厳しい稽古をして、人の何倍もの食事をして、何とか目方を増やそうとするし、強くなるためにはそれなりの努力が必要なスポーツやと思うんやね。。。それには、やはり厳しい練習が欠かせない。。。相撲はアマチュアスポーツではない。。。身体と身体がぶつかり合う立派な格闘技や。。。少々ぶつかってもケガをしない強靱な身体を作るためには、少々手洗い稽古も必要になってくる。。。

 

 人を人と思わないほど、竹刀で叩いたり、平手打ちを喰らわせたり、そんなこと日常茶飯事で、それを了解して相撲という世界に入っているはずや。。。ところが、世間やマスコミは、これを暴力事件やと言う。。。そんなことを言っていたら、相撲はお嬢様スポーツになってしまいよる。。。そんな相撲は見たくも無いで。。。

 

 私は、今回のことは、いろいろな要素が複雑に重なっていると思うんや。。。そのひとつが、今の若い人が、どこまでやったら、命まで危ないか・・・というのを知らない・・・というのがあると思うんや・・・。これは、幼いときから、誰も喧嘩をしたことがない。。。喧嘩をすりゃ、平手で人を殴るのと、グーで殴るのと、どこの場所を叩いたら、相手がどのくらい痛いか。。。どこを殴ったら、こっちの方が痛くて、ケガをするかもしれないか。。。とか、バットでどのくらいの力で殴ったら、どうなってしまうか・・・。その辺の、力加減が出来ない奴らがしでかしたのやないか・・・と、思うんである。。。

 

 映画なんかでよくビール瓶で頭を殴って、派手に破片が飛び散るシーンが有るやろ・・・。でもね、あれって、撮影用に作ったビール瓶であって、簡単に割れるようにわざと作ってあるんやね。。。そんなこと誰でも知っていることやと思っていたのやけど、この親方は本物のビール瓶で殴った。。。これって、飲んで酔ってやってしもたこととしたら最低の、ただの八つ当たり・・・やんか。。。本物のビール瓶で頭を殴られたら、そら、死んでしまうで。。。。

 

 他にも金属バットを使って殴ったとか、そのことを弟子に口止めさせていたとか、いろいろな事が聞こえてくる。。。私は厳しい稽古は容認すべきやけど、これ以上やったら、どういうことになるか。。。喧嘩のやり方というか、虐め方というか、かわいがり方というか、そんなのを知っている人が、ちゃんと見ていたら、止めに入って行くべきやったと思うのやね。。。その人がおらんかった。。。これは、この部屋の不幸やで。。。

 

 この斉藤君という17歳の若者が死んでしまった・・・ということは、事件である。。。ところが、それを、親方をはじめ部屋のみんなが口裏を合わせて、事故にしようとした。。。この一点に問題は尽きるやろうね。。。当然、厳しい処分が下るやろうけど、人一人殺しておいて、親方一人解雇、理事長やら役員の給金半額カット。。。こんなのでええのかね。。。立件されたら、傷害致死罪に問われることになる。。。そうなりゃ、リンチ殺人犯ということになる。。部屋の若い衆にも当然、捜査の手が拡がるし、直接、死に至らせた原因が、外因性のショック死だったとしたら、かわいがった力士たちが牢屋に入ることになる。。。そうなりゃ、相撲も国技だ・・・なって言っておれない。。。犯罪者ということになるからね。。。

 

 何度も言うが、相撲はプロスポーツである。鍛え上げた肉体と、強靱な精神力を持った力士達が、火花を散らした熱戦を土俵上で繰り広げるから、客が集まるし、カネや名声も集まる・・・。それを目指して入門した人は、有る意味、相当の覚悟があって、入っている。これを普通の一般人と同じ「土俵」の上で考えていたら、相撲部屋はやっていけない。。。厳しい稽古の中で生まれる精神的な強さというのも、鍛えられるものやからね。。。

 

今回のことは、指導者に十分目配りをする義務を怠ったという落ち度がある。。。それどころか、守ってやるべき、親方自身も暴行をしていたのやから論外や。。。ただこんなことで、相撲が全く面白くないスポーツに変質してしまうのを見るのは忍びないね。。。 それだけや。。。

 

10/8(祝) 再任された舛添厚労大臣が、がんぱっとるね。。。市町村職員が年金保険料を着服していた件で、全部告発して、牢屋に入ってもらう。。。と宣言したからね。。。

 

 これに対して、地方自治体の首長から、次々と、不問に付す。。。という発表があって、そっちがそうなら、こっちは社保庁に告発させるぞ・・・と、食ってかかった。。。

 

 そりゃ、そうや。。。国民感情からしたら、舛添の言っている方がずっと筋が通っておるからね。。。自治体の長は、もう横領した全額を弁済して、社会的に制裁を受けて、処分もされている。。。と、言っているのやけどね。。。ただ、これを言っているのが、その職員の上司である市長やからね。。。裁判官やない。。。市長が処分を決めて、それで終わり。。。これにも問題が多いね。。。どうしても、身内には甘くなる・・・からね。。。

 

 万引きかて、お金を払ったり、商品を返しただけで済ませていたら、警察要らん。。。お金を返すのは当たり前やけど、それによって、犯した罪が消えて無くなるわけではない。。。当然、犯した罪を償う・・・という本当に当たり前の処罰がなかったら、やっぱり、あかんやろう。。。それが氏名の公開と解雇だけで、これで、社会的な制裁が済んだ。。。と、しているのなら、ほんと、大甘もええとこや。。。こんな甘い処分ばっかりやっているから、次から次へと真似をする不逞の輩が後を絶たないのと違うか。。。

 

 おまけに、懲戒解雇された職員を、またまた気の毒だと、パートで雇い入れている所があることまで判って、役人の身内かわいがり体質も、ここに至れり・・・というところやね。。。もっと、厳罰で投獄されて、もう二度と、まともな職に就けない・・・ぐらいやないと、犯罪の抑止効果が無いからね。。。

 

 それにしても、悪いことをした公務員は、なぜこうも守られるのかね。。。自分たちの仲間を何とか助けたい・・・という感情は、判らないでもないけど、その人が公金の横領をやったことによって、自分たちも、同じようなことをやっているのではないか・・・という疑惑の目で見られるのやで。。。仕事がものすごくやりにくくなる・・・・。だから、悪いことをしたヤツは、本当はもっともっと、内部から批判して、もう二度とこんなことをするようなヤツを自分の役所からは出さない・・・と決意を新たにする。。。。これが、役場の自浄作用っちゅうもんや。。。

 

 ところが、自分らにも、少しぐらい後ろめたい事があるのか、こんな人への批判をする人たちが、なかなか出て来ない。。。これが、役所という狭い社会の中が持つ、閉鎖的な空気・・・というものと、大きな関係があるような気がしてならへんのやけれどね。。。多分、みんな同罪やと思っておるんや。。。

 

 何か悪いことをするヤツって、そのことを正当化するために、出来るだけ仲間を作ろうとするんや。。。だから、横領したカネで同僚にメシを奢ったり、口封じに何かを贈ったり、そんなことをしておったのやないかね。。。だから、同僚らは、そんなヤツを批判出来ないんや。。。自分らにも有る程度の責任がある・・・と感じているからね。。。だから、同僚を批判するような事が出て来ないんや。。。。

 

 仲間うちの処分というのは、なかなか厳しく出来ないもんや。。。同じクビになるにしても、ちゃんと退職金だけはもらえるように細工していたり、同僚の積み立てていたカネとか、こそこそ作ってきた裏金なんかから裏の退職一時金をあげていたり、ほんと、異常なほど仲間意識が高いのが役人さんたちの世界や。。。これを許してきたのが、大甘な政治家たちやからね。。。

 

 これだけ、財政再建とか、予算が膨らみすぎて歳出削減とかが叫ばれているのに、役人たちの給料や人員はなかなか減らない。。。役人天国ニッポンでは、最近、市民から訴訟を起こされた時のために裁判費用を積み立てているのやて。。。そのお金は元もとは税金か裏金・・・。

 

この人たちには、自腹・・・という感覚がもう忘れ去られているほど鈍感になっているのかもね。。。

 

10/9(火) 実は、このごろ旅行づいてまして、昨日、今日と北海道に行ってます。1泊2日のドタバタ旅行ですが、札幌・千歳・小樽なんかで、美味しいものを食べてくる予定です。こっちはまだまだ暑いけど、北海道は寒いかなぁ・・・ぼちぼち、冬物を出さないと。。。

 

 さて、相撲協会といい、年金ネコババの公務員といい、悪いことをしたのに、「処分」だけで済ますことが日本の社会には多いやんか。。。これって、どうなのかね。。。時津風親方が解雇・・・。相撲界から追放。。。退職金も出ない・・・・。というのは、確かに、相撲の世界では、最高に重い処分なのは判る。。。でもね。それとこれとは別の話で、このビール瓶親方は、普通に傷害致死罪で、兄弟子らとともに逮捕されんとあかんわなぁ。。。そして、懲役なのか、罰金なのかは知らないけど、社会一般の人たちと同じように罪に報いる・・・ということを、せなあかん。。。

 

 ところが、既に社会的な制裁を十分に受けている・・・とされたら、殺された斉藤君の親はどうかね。。。納得出来るかね。。。度を超した制裁をやっていた兄弟子らの実名がもう週刊誌には載っているようだが、自分たちがやったことで、人一人死んでいるのやからね。。。責任が無い訳がないやろ。。。これから、ずっと、人殺しの汚名を背負って生きていってもらわんと。。。

 

 これと、よく似たケースが、市町村職員の公金横領や。。。悪いことをした人は、「処分」した。。。役人さんたちは、よくこの言葉を使う。。。処分にも、訓戒とか、注意とか、給与カットとか、懲戒とか、あんまり酷いのは免職とかになる。。。ところが、これは、役所が職員という個人に対してする処分であって、これをするのは、身内の役人達なんや。。。これって、こんなのでええのかいな?

 

 年金の掛金を、コッソリ、懐に入れていたのは、職員やろ。その金は市民から預かったものや。。。悪いことをして、市民の皆様に、大変申し訳ない・・・と、思うのなら、その公金横領した者を、しっかり警察に突きだして、本当の刑に処されるべきやろう。。。それをどや。。。。告発しない・・・の連発や。。。ほんま、甘ちゃんの市長ばっかりやで。。。舛添が怒るのも、無理はないで。。。こんな市長さんらに、自浄作用を期待してもアカン。。。そう、市民は判断すると思うで。。。。

 

 公務員というのは、公金に触る仕事や。。。それだけに、市民はその人、個人を信じてお金を託しているわけやんか。。。ネコババは、その市民の期待に反するどころか、行政への不信を最大にする大罪や。。。真面目にやっとる他の職員が可哀想やで。。。だから、見せしめの意味でも、厳罰に処するのが当然。。。甘い事を言っていたら、またアホな事を真似するようなヤツが出て来ないとも限らない。。。普段、一緒に仕事している人にとったら、薄々悪いことをしとるヤツは、感づいている場合が多いのやないやろうか・・・。ただ、それを自ら公表しようとはしないだけ・・・・。これも、ある意味、グルになっている・・・と、言えなくもない。。。

 

 私は、悪いことをした人を、処罰する時に、その人が所属していた組織の処分というものは、検察や裁判所が下した判断の方が、より上位に優先されるべきやと思うんや。。。ところが、往々にして、組織の処分が、まるで「これで全て」のように出しゃばってくる。。。これって、あんまり良い事やとは思わないんやね・・・。これだけで、告発されずに、なあなあになってしまうことが多いからね。。。今度みたいに、マスコミが騒ぐから、やっと告発される。。。これって誰が考えてもおかしいやろう。。。その組織の隠蔽体質・・・これが問われても仕方ないと思うで。。。

 

 今の世の中、全てがこんな調子だから、タガが緩みきっとる。。。どんどん、もっと厳しくしんと、モラルが守り切れないのやないかね。。。警察に捕まらなければ良い。。。人の犯した犯罪を隠そうとした罪のようなものを、もっと、強化したらどうかね。。。昔の密告・・・みたいになるのは嫌だけど、内部告発でしか、こんな隠れた犯罪は出てこないからね。。。

 

組織で悪いことをした人は、その組織を去ることになる。。。一人が、クビになることだけで、本当は、その組織の体質は何も変わっていないのやかいか。。。。トカゲの尻尾切り。。。職を辞しても、のうのうと暮らしておる奴らが多いと聞くと、辞めてまで役人天国かいな・・・と、思うことも多い。。。時津風かて、親方株を誰かに売って何億も手にして、悠々自適の生活をするのやろ。。。人殺したのなら、監獄にはいってもらわんと。。。そう、思わないか?

 

10/10(水) あんた、いったい、何人親戚殺すねん。。。。まるで、漫才のネタのような話が、京都市の職員さんであったそうや。。。

 

 上京消防署に勤務する48歳の女性は、自分の年次休暇が足りなくなると、叔父や叔母などの、親戚に不幸がありまして・・・と、言い訳をして、忌引きで休んでいたんやて。。。もちろん、そのお休みは有給。。。これって、嘘をついて、ずる休みしていたのやから、カタチを変えた公金搾取やろうね。。。この方にも、学校の先生やら、環境局やら、調べたら出るわ出るわ43人やて。。。

 

 とかく批判の的にされる京都市やけど、あまりにも、世間一般からは、かけ離れたような、甘い勤務実態が、この背景には有るのやろうね。。。「うまいこと」したが、勝ち。。。役人さんの世界には、まだまだ、こんなことが、まかり通っているようやね。。。

 

 それにしても、公務員の不祥事が京都や大阪は突出して多い。。。他にもあるのやろうけど、京都・大阪・神戸あたりは、どうも土壌的に、自浄作用が働かないような役人風土が、ひょっとしたら昔から有るのかも知れないね。。。

 

 京都には、昔から、武家や貴族が多く住んでいたやんか。。。これって、有る意味、日本の政府の官僚みたいなもんやんか。。。政(まつりごと)をする人たちは、庶民とは違って、特別な待遇で執務していたはずや。。。だから、その癖がまだまだ平成の世になっても、抜けないのかも知れないね。。。

 

 京都市の職員さんは、ボーナスが年に3回ある。。。おまけに、福利厚生施設が豪華で、格安に利用出来る。。。高島屋や大丸で、特別職員割引で買い物が出来る。。。。特別な出勤をすると高額のお手当が出る。。。など、噂のレベルだけれど、いろいろな役得があるらしい。。。そりゃ、バスの運ちゃんが年収1000万の高給取りやからね。。。民間の倍以上かも。。。それで赤字や赤字や・・・と言っているのやから、そんなの当たり前やんか。。。税金を、みんなが食い物にしとる。。。

 

 今の桝本市長になってから、かなり人減らしを進めて、職員数は減ったらしいけど、まだまだ、仕事の中味が不明瞭な点が多い。。。何をしてはるのやら。。。公務員さんの仕事の透明度を上げるのは、なかなか難しいね。。。誰かが言っていたけど、地方自治体の首長というのは、王様なんやて、知事や、政令指定都市の市長なんかは、別格で、その地の王様。。。という感覚は判らないでもない。。。

 

 だから、市長さんなんかには、誘惑も多いし、利権も多い。。。和歌山なんかでも、首長が逮捕されていたけど、ついつい、永いことそんな職に就いていると、談合やら、不正に関わるような雰囲気になるのやろうね。。。上が、そんなことをしていたら、下の職員も、上にならえや・・・。自分だけおりこうさんで、いられるハズがない。。。ここがアカンのやろうね。。。人事が硬直すると、どうしても長い間、同じような仕事をする。。。長くなれば慣れと、要領をかますのは、仕方無い。。。業者との癒着も酷くなる。。。閉鎖的な組織の人事異動は難しいからね。。。

 

 今回、問題になった親戚の葬式・・・というのは、確かに、良い言い訳になる。。。誰も就職の時に、何人親戚がいるなんて書類提出しない・・・しね。。。ただ、普通の企業やったら、最大7日間も忌引きがあるのは信じられないし、そんなに頻繁に葬儀が有ったら、誰でも疑うのが普通や。。。ところが、申請があったら、何の裏付けもせずに鵜呑みにする。。。せめて会葬礼状のコピーぐらいを提出させるぐらいの智恵が有ったら、こんなことは簡単に防げるのやないかね。。。

 

そんな、簡単な、再発防止策すらしないのは、京都市の中枢までが、腐りきっとる。。。そんな証拠になってしまうのと違うやろうかね。。。情けないやら、恥ずかしいやら。。。京都の面汚しやで。。。ええかげんにしてほしいわ。。。

 

10/11(木) 民主党の小沢代表の政治資金管理団体が所有するワンルームマンションを人に貸して賃料を得ていた件で、いろいろ物議を醸している・・・。豪腕で名の知れた小沢氏のことだから、小沢の名前だけで、政治献金を集めまくっていたやろうからね。。。昔の自民党はねカネを集められる者が、力がある・・・という意味やったからね。。。カネのあるヤツが親分になれる。。。この体質の中で政治をやっていたから、当然と言えば当然や。。。

 

 ところが、政治とカネの問題が、これほどまで世間の関心を集めるようになってくると、今までのようにはいかん。。。政治にはお金がかかる・・・。だから、政党助成金、つまり税金でそのお金のかかる分を負担しましょうという法律が出来た。つまり、それは、政治活動の透明度を上げるための方策やったはずや。。。企業や団体からの政治献金にも規制がかかって、一部の組織に有利になるように政治家が活動するのを規制しようという動きになったはずや。。。ところが、現実はどやろ。。。

 

 族議員は相変わらず跋扈していて、自分の出身省庁やら、自分の支援団体の利益のために政治家は動く・・・。この現実はなかなか変えられへんかった。。。こんなことなら、政党助成金なんていう血税を政治家に使わせるべきやなかった・・・のかねぇ。。。

 

 政治資金を集めまくった小沢氏は、その資金運用を実質的にやっとった。。。つまり、自分が集めた献金と、公金である政党助成金を、ごっちゃにして、私腹を肥やしておった・・・とも取れるやんか。。。政治資金で集めた金で、不動産を買っておった・・・なんて・・・。これは前代未聞やで。。。これは許されないわ・・・これは、民主党にとっては、ものすごく痛い失点やね。。。

 

インド洋上の艦船への海上補給活動中止の件も、一度、言い出してしまったから、引っ込みが付かなくなって、今度は、治安維持活動に日本の自衛隊を出す・・・なんて言い出す。。。これのほうが遙かに危険で、場合によっては武力行使の可能性が高まるから、よっぽど憲法違反になるのにね。。。前原なんて、これにダメ出ししとる。。。私もそう思う。。。いくら国連決議があったって、事実上、海外派兵やからね。。。一度、軍隊出したら、世界のもめ事にどんどん巻き込まれる事になる。。。日本は、海外派兵は出来ない・・・ということに、しておいた方がええ。。。

 

 小沢は自分のスキャンダルを誤魔化すために、こんなことを言い出したのと違うか・・・と、疑いたくもなるね。。。民主党は、次の選挙で政権交代を目指す・・・と言っている大事な時やのに、またまた身方のエラーで転けるのか。。。そういう運命なのか。。。小沢じゃ勝てないのと違うかね。。。今度は自民も大幅に巻き返すやろうからね。。。

 

 福田政権になってから、自民党の支持率は、劇的に上がった。。。やっぱり安定感を日本は求めただろうからね。。。今までが少し偏っていたからね・・・。福田の政治手法はおもんないけど、堅実やからね。。。小泉・安倍と続いた劇場型政治は、国民に判りやすかったけど、常に綱渡り的な危うさがあった。。。それを福田は、大人の落ち着いた政治に戻した。。。そんなことが言えるのやろうね・・・。

 

民主党という党は、いつも、間が悪い。。。せっかく、こっちに吹いている風を、生かせないで、逆に身内のスキャンダルで潰してしまう。。。そんな運命なのかね。。。そんな気がするわ。。。

 

10/12(金) 世の中には、いろんなことを考えよるヤツがいるもので、殺人の請負をネット上でやっとったヤツが逮捕された。この人は、21歳の女性から20万円を事前に振り込んで貰って、睡眠剤を山盛り飲ませた上で、ビニールの袋でこの女性を窒息死させていたんやて。。。

 

 委託殺人・・・とか言うのらしいが、昔やったら、自分を殺してくれなんていう依頼なんて、考えも及ばなかった事やけど、今はインターネットのおかげで、こんな闇の依頼まで、簡単にできてしまう。。。怖い世の中やで。。。

 

 報道によると、この女性は「うつ」の治療を続けていたそうで、やっぱり、自殺志願やったのやろうけど、死ぬに死にきれなくて、こんなサイトで、自分への殺人を依頼したのやろうね。。。

 

 それにしても、いくら金で雇われたとはいえ、人を殺す・・・という公序良俗に反する行為を、たった20万円というお手軽価格でやるものかね。。。その女性には、最後まで見届けて欲しいと依頼されていたらしいが、その感覚も信じられない。。。。

 

 人の命は地球よりも重い・・・というのは、今の福田首相のお父さんの福田赳夫が、ハイジャックされた日航機内にいる人質を助けるために、日本赤軍の投獄したメンバーを超法規的措置で釈放した時に言った言葉だが、同じ人の命も、このごろは、とても、疎かにする人が増えて来たこと。。。。

 

 昨日もテレビを見ていたら、亀田三兄弟の真ん中がタイトルマッチに対する意気込みをしゃべるインタビューで、「負けたら腹を切る・・・」なんて、言っていたけど、こんな江戸時代みたいなことを今の時代に言うもの、何かねぇ。。。意気込みはええけど、相手にも、お前が負けたら腹を切れ・・・なんて強要するなんて、あまりにも命を粗末にし過ぎているやんか。。。ボクシングの試合で負けた方が死ぬなんて、ほんま馬鹿げている・・・いや、それを通り越して、話題作りのための話題作り。。。何か、そんな薄っぺらさを感じざるを得ないね。。。

 

 この事件の他にも、自殺サイトや殺人依頼サイトなどが、いとも簡単に開設出来てしまうのも、大きな問題があるね。。。インターネットは、何でも出来てしまう自由さが良いのだが、逆に、現実社会では出来ないことや、考えられないようなこと、非現実的なことまで出来てしまうという、危うさ・・・がある。。。

 

 現実社会で、自分のお店を出して、そのお店が殺人の依頼であったり、自殺の幇助であったり・・・こんなの絶対に有り得ないからね。。。

 

 インターネットはドンドン技術革新が続くけど、法律が、全くと言って良いほど、整備されていない。。。サイトを立ち上げるときにもう少し匿名性を薄めて、本人確認が出来ないと、自分のホームページが出来ない・・・ぐらいまで規制すべき時代になってきているのやないかね。。。

 

 それに、罰則も必要や。。。今の世の中、賞味期限をごまかしたり、産地を偽装したり、いろいろな意味で、無茶苦茶やっている人が多すぎる。。。これは、モラルというより、もう、嘘つき、詐欺のレベルの話である。。。これに対する罪がやっぱり軽すぎる。。。実害が少ないからと言って、罰金10万や100万なんて罪は無いのも同然やんか。。。悪いことしたら10年、牢屋に入れられる。。。そのぐらいせんと、犯罪の抑止効果が無いのと違うかね。。。

 

 人を騙すのも、犯罪やけど、人を殺すもの犯罪や。。。人殺しは、1人の人の命を奪う行為だが、食品の偽装なんていうのは、何万人もの人を騙す犯罪や。。。社会的に与える影響も、かなり大きい。。。中国産のそうめんをメイド・イン・チャイナであることを隠して、包装だけ変えて、いかにも国産の三輪そうめんのように偽装して売っておったヤツも、人に害のある物を売っていた訳ではない。。。でも、三輪そうめんという、食品に対する信用を地に貶めた・・・という意味では、これは大罪やと思うんやね。。。もっと、もっと罪を重くしないと、なんぼでも真似をしよるヤツが出てきよる。。。

 

 日本人の良心はどこへ行ったのかね。。。

 

10/13(土) 昨日、あんなことを書いたら、またまた赤福が賞味期限の偽装やて。。。ミートホープやら、中国産うなぎやら、食品業界というのは、どうも、信用ならない・・・。という、国民の不信感が、どんどん高まってきそうな予感がするね。。。まぁ、昔から、そんなに厳格な体質ではない業界やからね。。。それが、少し、一般の人にバレて来ただけ・・・という意味もある。。。

 

 でも、私は、少し、日本人が、あまりにも、食に対して、神経質過ぎる国民である・・・という部分が強い・・・と、思うんやね。。。賞味期限がたった2日の赤福が、その倍の4日経っても、ちゃんと冷蔵庫に入れておいたらおいしく食べられるのやったら、私ゃ、そんなに目くじらを立てる話やないと思うやね。。。

 

 京都駅に早朝行っても、不思議なことに伊勢の赤福が売ってある。。。近鉄がお伊勢さんまでつながっているから、きっと、近鉄電車の始発に乗せて、わざわざ京都まで運んではるのやなぁ。。。と、信じて疑わなかった。。。でもね、よくよく考えてみたら、1年365日、毎日、京都駅で売る赤福が、全部完売している・・・なんて、有り得ないやんか。。。かといって、そんなのを全部、毎日毎日廃棄していたら、勿体なさ過ぎる。。。まぁ、確実に昨日の売れ残りを売っておる。。。それでええのやないかね。。。

 

 これは、スーパーなんかでも言えることなんやけど、昨日の売れ残りをちゃんと値引きして売ったらええと思うんやね。。。値引きが蔓延化するのを恐れる余り、隠して売ったり、誤魔化して売ったり・・・は、あかん・・・からね。。。、毎日廃棄してしまうのは、あまりにも無駄だから、その分、商品の値段を高く売らないと、採算が合わないようになってくるやんか。。。そんなの、食料不足の国のことを考えたら、先進国の傲慢やと思うんやね。。。

 

 しかし、人間というものは、勝手なもので、自分だけは、おいしくて、安全で、新しい良いものを食べたい・・・と、思うものやんにゃね。。。スーパーの冷蔵ショーケースに並んでいる牛乳パックは、みんなが前から取れば、無駄なく売れて、廃棄するような商品が出なくて済むのに、わざと、後ろにある1日でも製造年月日が新しいものを求めようとする。。。これは、人間心理やけどね。。。

 

 その結果、どうなったか。。。たった1時間消費期限が切れたコンビニのおにぎりやお弁当が、全国で毎日、何万個も廃棄されている。。。でも、これをうまく全部売り切れるように消費すれば、それだけゴミも減るし、それだれ安く売れる勘定になるやんか。。。

 

 だから、私は、こと食品の製造年月日とか、消費期限の問題に関しては、もう少し、あまり神経質にならずに、みんながもう少し、無頓着になったらどうや・・・と、思うんや。。。

 

 具体的には、その製品を作った日だけを表示させる。食べ物っちゅうもんは、だいたいみんな、すぐに食べたら問題はないが、風味は時間が経てば当然それに比例して下るもんや。。。それを品質保証期限に今はしていると思うんやけど、これを食べても安全である期限・・・に延ばさせたらどうかと思うんや。。。出来たては美味しいが当たり前。古くなれば味は落ちるかも知れないが、お腹を壊さない程度までは、大丈夫・・・という、緩い基準にするんや。。。つまり、このあたりのアバウトさが、実は世界標準で、食べ物は、一度臭いを嗅いでみて、腐ってなければ食べられる・・・という、食の原点に戻させるんや。。。

 

 ただでさえ、今は、冷凍、冷蔵技術が進んでいる。。。うちも、年末になったら、おせちを売っているが、このごろのおせちは凄いで。。。総菜を重箱にキレイに並べた状態で、カチンコチンに冷凍させて、食べたいと思う17時間前に、冷蔵庫の中でゆっくり解凍するんや。。。そしたらあら不思議。冷凍とは思わないほど上手に戻るし、味も損なわれて無い。。。夢のような冷凍技術が確立されているんや。。。この特殊な冷凍技術を使うと、解凍時によく気になるディップ(水分がうまみと一緒に外へ流れ出てしまうこと)を最低限に抑えて、食感も、全く見分けが付かないほど上手に戻るのだという。。。

 

 我が家も昨年、この洋風おせちというのを買ってみたが、見事に上手く戻って、これなら、いける・・・というレベルのものやった。。。

 

 日本に住む全部の人が安全で安心な食べ物を求める・・・というのは、至極当然な話や・・・でもね。。。この、わがままが、どんどん進んでいったらどうなる?安全安心な食料を10個確保するために、1つの無駄な食料が廃棄されているとしたら、日本の食に関する執着心や、感覚は、行き過ぎている・・・と、世界から、指摘されても仕方無いと思うんやね。。。こんなことを、日本人全部で、もっともっと議論して、考えていかんと、日本は、どんどん傲慢でわがままな国民性になっていく。。。

 

そんな気がして、少し怖いね。。。。

 

10/14(日) イランで、大阪出身・横浜国大生の男性が、武力組織に身柄を拘束されて、仲間の釈放のための人質になっている。。。

 

 どうも、この手の誘拐監禁というのは、中東地域の人たちにとったら、常套手段のようで、韓国人の宗教団体の人たちが人質になっていた事件も記憶に新しい。。。つまり、向こうでは、それだけ、外国人というのは、人質としての価値が高くて、狙われる対象になる・・・というこっちゃ。。。

 

 まぁ、昔のイラクの3バカ・・・と、日本中から叩かれた事件があったけど、この前、ミャンマーで無くなった記者さんといい、世界中に日本人は活躍して居る。。。なかなか、そんな、危ないところに行くな・・・と、言っても、なかなか難しいもんや。。。実際、今度の誘拐があったところかて、そんなに危険ではないと言われていたところやったからね。。。向こうは、外国人なら、誰でも言いのやから、防ぎようも無いわなぁ。。。

 

 治安の良さ・・・というのは、有る意味、政治的に安定している地域である。。。という部分と、泥棒や殺人、強盗が多い。。。という要素とがある。。。この2つに共通する部分と言えば、やっぱり、その根底にあるのは、貧困である。。。貧困者の多い国は、政治的にも不安定で、犯罪も多いからね。。。

 

 日本人と言えば、金持ち・・・の象徴のように思われていて、実際、そこそこのお金を持っている場合が多いから、どうしてもターゲットにされやすい。。。つまり、カモネギなんやね。。。おまけに、男でも、兵役の経験が無いから、反撃される可能性が極めて低い。。。つまり、赤子の手をひねるように捕まえられてしまう。。。

 

 私も、大昔にアメリカを2ヶ月ほど放浪した経験があるが、向こうで犯罪に遭う確率は日本の何十倍も高いから、常に、ポケットには盗られるための現金を2〜30ドル入れていた。それを渡すだけで、命が助かるのだから、下手に抵抗して、ナイフで刺されたり、銃で撃たれたりするより、よっぽどまし・・・やからね。。。

 

 つまり、向こうの人は常に泥棒と一緒に生活している・・・と、いう覚悟が出来ていたと思うんやね。。。この辺の感覚が日本人にはあんまり、無いんや・・・。下手な正義感が先に立って、万引きはいけないこと・・・ビールを万引きして逃げた19歳の男を、必死で追い掛けて、絶対に捕まりたくないと必死になった犯人に刺されて死んだセブンイレブンのバイトの男の子。。。この子のことを、けっして悪く言いたくは無いのだが、現実問題として、たったこれだけのことで殺されてしまったバイト君の命って、いったい何やったんやろう・・・って考えさせられるね。。。。

 

 若い人が、世界のいろいろなところを見て、見聞を広めることは、私は大変良い事やと思う。大学の4年間というのは、日本では、入ってしまえば、遊べる・・・いや、自由になる時間の多い、4年間やと思うんや。。。これを色々なことに挑戦したり、世間の視野を広げたり、人間としての考え方を深める期間として有意義に過ごす・・・というのは、良い事やと思うんやね。。。人間に幅が出る。。。

 

 だけど、今回のように、事件事故に巻き込まれたり、当事者になってしまうリスクも当然、高い・・・ということも、しっかり認識すべきこと。。。。やんにゃね。。。自己責任という言葉が、昔、流行ったけど、まさしく、この言葉は、自分が自分に責任を持つ・・・という意味で使われるべきで、その意味横浜国大生の彼は、オウンリスクでこの国に入った・・・ことになる。。。

 

 ただ、みんなが持っているパスポートには、この者は、日本国民であるから、その生命財産をちゃんと守ってくださいよ・・・という意味のことが最初のページに書いてある。つまり、このパスポートを持っている人の生命財産を、他の国の関係機関にどうぞ、守ってくださいよ。。。という意味がこの手帳にはある。

 

 国の一番の仕事は、国民の生命財産をしっかり守る事。。。その意味で、海外で拉致監禁された人の救出に国が努力することは、至極当然で、その解放の実現のために、最大限の外交交渉をすることは、国の義務である。

 

 ところが、こんな勝手なヤツのために、貴重な血税を使うな・・・という論議もある。その意味で、自己責任であるから、例えば、身代金を請求されたら、その人の家族が支払うべきである・・・とか、言う人が出てくるのや。。。

 

 そもそも、人質というのは、自分が対抗する相手から、何らかの譲歩を得たいと思うから、取るものである・・・。ところが今回は、イラク政府に対する釈放要求のために、全く無関係の外国人である日本人を人質に取っておる。。。これが、どうも、卑怯やね。。。つまり、この人質の意味は、日本とイラク当局の信用関係・・・そのものを人質にとっていることになるからや。。。万が一、この学生が殺されたら、イラクは、日本政府に、負い目が出来てしまう。だから、この日本人の命を助けなければいけない・・・という意味が出て来るんや。。。

 

 つまり、この族は、日本とイラクの外交関係を人質に取った・・・ということになるやんか。。。これは、仲間の兄弟を釈放させる・・・という彼らの目的と、対等の価値になる・・・と、彼らが踏んでいる・・・ということになる。。。

 

 日本とイラクは、石油を通じた深い関係がある。これを取引材料にされたら、日本政府はイラクとの関係を切るわけにはいかんのやから、イラク当局に人質の要求を受け入れてくれ・・・と、働きかけることになる。ただ、そんなことをしたら、またまた、同じような事件が頻発してしまうことを、許してしまうことにもなる。。。拉致行為はテロに等しい。。。そんなテロには、屈さず。。。と、突き放せば、人質を殺してしまうかも知れないからね。。。。

 

何とか、無事やったらええのにね。。。

 

10/15(月) 京都府宇治市の伊勢田町というところに、ウトロという在日韓国人の人たちが多く住む地域がある。いわいる、被差別地域である事などから、この地域は、若草という小字に呼び変えて使われていることが多いようである。

 

 このウトロ地域が、最近、またまたマスコミの話題に出て来ている。よく新聞等でも報道されているので、ご存知の人も多いだろうけど、ここでは、少しだけこれまでの経緯を振り返ってみる・・・・。この地区は、今では住宅地だが、戦前は広いただの平地で、昭和16年に始まった太平洋戦争で、日本軍は、ここに飛行場を作ろうとした・・・。その建設のために、人を募集したところ、当時、日本だった朝鮮半島からも、多くは経済的な理由で日本に多くの朝鮮人の人が日本にやって来ていて、その人たちが朝鮮半島の人たちだけでも、約1300人もここで飛行場建設のために、働いたんや・・・。

 

 ここで、注釈が要るのだが、よく朝鮮人の人たちは、強制連行・・・という言葉を使うが、ここで働くようになった人たちは、1941年に発布された軍の徴用令と、たまたま同じ年に建設が始まったウトロ軍用飛行場計画を、これ幸いに、ごっちゃにしているフシがある。。。ここに来た人たちは、あくまで日本での募集に応じて、既に日本に出稼ぎに来ようと思った人たちである・・・ということは、明確にしておかないといけないと思う・・・。

 

 ところが、昭和20年、飛行場は完成しないまま、終戦。。。飛行場の建設工事はそのまま中止になってしまった。。。ここで働いていた人の多くは、日本人の人たちは、ちりぢりバラバラになったが、そこで、行き場の無くなった朝鮮人の人たちが、そのまま、このウトロ地区に、勝手にバラックを建ててしまって、住み着いてしまつたんや。。。まぁ、他に行くところも無かったんやろうけどね。。。

 

 この広い土地を引き継いだのは、日産車体という、日産ディーゼルというトラックメーカーのボディを作る会社である。この会社は、いつまでも、朝鮮人の人たちが不法占拠を続けるもので、根負けして、この土地を、何とか買い取ってくれとウトロ地区の町会長さんに話を持ちかけたんや。もちろん、この人も韓国人の人や・・・。。そして、1987年3月に、2000uというから、600坪ほどの土地を3億円で、日産車体から、買い取ったんや。。1坪5万円やから、この時期にしても、破格に安かったやなかったやろうかね。。。

 

 ところが、この町会長さん、みんなに均等にその土地を売ればよいのに、事もあろうか、この土地を1987年8月に4億4500万円で、西日本殖産という地上げ不動産会社に、たった5ヶ月で転売しとる。。。。つまり、たった5ヶ月で1億4500円抜きよったんやね。。。土地転がし・・・っちゅうやつや。。。

 

この西日本殖産という会社は、これも在日朝鮮人の人が、ウトロ地区の土地買取のために設立した法人で、この代表は民団の幹部・・・・。町内会長さんに融資を斡旋したのも、この人だから、話がややこしい。。。。つまり、みんな、グルになっとった・・・というこっちゃ。。。

 

 そして、1988年には、この西日本殖産という会社自身も日本人に身売りされて、もともとの町内会長さんは、金を持って持ち逃げ、民団の幹部だった人は、会社を身売りして、金にしてから、ウトロを離れた。。。

 

 この西日本殖産という会社は、再三にわたって、ウトロ地区の住民の退去を求めて裁判をしている。そりゃそうや・・・自分の会社の名義の土地に半世紀も勝手に住み続けられたらたまらんからね。。。どうせ、固定資産税も払わないといかんやろうからね。。。そして、ついに、2000年に最高裁でも、勝訴しているのだが、住民は相変わらず、出て行かない・・のである。。。最高裁でも負けて、もうあかんかも知れない・・・と、危機感を持った住人らは、今度はこの問題に韓国政府を巻き込もうとしたんや。。。韓国の国会議員やら、偉いさんやらをウトロに呼んで、何とか、出て行かないで済むように働きかけてくれ・・・・って運動してたんやね。。。私に言わせりゃ、これは、ごね得・・・狙いやね。。。

 

 まだ、酷い事に、2004年、ウトロ地区のこの土地の所有権は、一時、西日本殖産から井上正美という在日3世の男の個人名義に変わっておる。。。そして、この人は、2005年に、何と、この土地を韓国政府に買い取ってくれと、必死になってアピールしている人なのである。。。その買取要求額は5億5千万円。。。賢明な読者の方なら、もうご理解いただけるだろうが、実は、このウトロ地区の問題というのは、土地ころがしや、同胞と呼ばれる韓国・朝鮮人の人たち同士の、裏切り・・・や、お金に絡んだイザコザが、問題の全てなのである。。。

 

 これを、日本に強制連行されてきて、酷い目に有ったのに、何も持たずに帰れと言うのか・・・と、ひつこく訴え続けているのやね。。。これは、世間から哀れみの目で見て欲しい。。。自分らを悲劇のヒロインにして、悪いのは日本・・・と、完全に論理をすり替えているいつもの韓国人独特のずるいやり方。。。といか、思えないね。。。もう、ええかげん、このな古い手を使うのはやめたらええのに。。。まともに、日本で生活しとる韓国・朝鮮の人かて、きっと呆れていると思うで。。。。

 

 そして、最近の報道に、私は、呆れて開いた口がふさがらなかった。。。この地区の土地を韓国にお金を出してもらって買い取ってもらって、それを京都府か宇治市に転売して、そして、どちらかに公営住宅を建設してほしい・・・のが、願い。。。なんて、言っていたからや。。。アホちゃうか?なんで、日本の地方自治体が、そんなことをせなあかんねん。。。

 

 ほんま、どこまで、厚かましいねん。。。だって、そうやろ。もともと、1銭の銭も払わずに、他人の土地に好き勝手に家を建てて、不法占拠しておいて、本来なら、自分らの稼ぎでその土地を買い取るのが普通やんか。。。ところが、それもせん。。。挙げ句の果てに母国の韓国に金を出させて、その土地を買わせる。。。そして、その土地を今度は何の関係もない宇治市や京都府に買い取らせて、日本人が払った税金で、立派な公営住宅を建てさせて、そこに住まわせろ。。。と言うのやからね。。。虫が良いにも程がある。。。。

 

 どうせ、家賃なんか払うつもりなんか、これっぽっちもない。。。何せ、60年も不法占拠して、立ち退かないようなタチの悪い人たちやからね。。。

 

ウトロの問題は、ただ一つ。ゴネ得狙い・・・以外での何者でもない。。。。無視すべし。。。NHKなんかが、行政側の対応が問われている・・・問題・・なんて報道しているのは、全くのお門違いも甚だしい。。。民団やら総連の抗議行動が怖いのやろうけど、みなさまのNHKが、こんな認識で報道をしていて、ええのかね。。。テレビは真実を伝えてや。。。

 

10/16(火) 先週行われた亀田三兄弟の次男の世界タイトルマッチで、ダイキのやった投げ技やら、頭突きなんかの、反則行為やら、父のやった反則指示、長男コウキのやった肘でもええから目狙え・・・などの指示が、やり玉に挙がっていて、日本ボクシングコミッショナーには抗議の電話が1000本以上もかかっているのやて。。。

 

 私は、確かに、柄が悪くて礼儀知らずの亀田一家は大嫌いやけど、世間で言うほど、ライセンス剥奪とか、ボクシング界から追放・・・まで、したるのは、少し可哀想な気がするんや。。。だって、この人らから、ボクシング取ったら、何ものこらへんやんか。。。これで喰ってきた人から、食い扶持を取り上げるのは、試合前に次男坊が宣言しとった、腹を切るのと同じ事になってしまうやんか。。。。

 

 もともと、ボクシングという競技や、プロレス、K−1、相撲もそうやけど、格闘技は、リングや土俵の上で行われることに関して、傷害罪やら、暴行罪に問わない・・・ということになっとるやんか。。。そうせんと、殴られたり、はたかれたりするだけで相手を訴えることが出来ることになってしまうからね。。。

 

 悪く言えば、喧嘩を、金を取って見せるスポーツなんやから、別にそこで何が起こっても、有る程度は覚悟のうえ・・・のはずや。。。だから、1億円ものファイトマネーが出る。。。つまり、下手したら、相手を殺してしまうかもしれない。。。そのスリル感を観客に見せることによって、金を稼いでいる商売やからね。。。観客も、悪く言えば、ハプニングで、選手が死んでしまう場面を期待しているのかも知れない。。。そんな、部分が有ると思うんや。。。

 

 これって、カーレースで競争車がクラッシュして、ぐちゃぐちゃになって、ひょっとしたら人が火だるまになるのを見たい・・・。びっくりするような、凄い場面を見たい。。。という、観客心理に近いものがあると思うんや。。。つまり、日常生活では考えられないこと・・・。これを見られるから、高額の金を払ってでも見たい・・・こうなるわけやんか。。。

 

 亀田一家の台頭というのは、有る意味、現在の社会的なものを象徴していて、礼儀を知らない、年配者や目上の人に敬意を表しない。出来もしないことに、大口を叩く。対立を演出して、自分をより目立とうとする。。。こんな人って、今の世の中、昔より、格段に増えてきたと思わないか?

 

 実力さえあったら、勝ち。。。偉そうに、わがまま放題できるのは、強いものだけ・・・。こんな、少し幼いガキのような発想が、この問題の根底にはある。。。普通、人間は大人になると、いろいろな人間関係が膨らんできて、世渡り上手・・・を覚えるものやが、ボクシングなんかの世界では、こんなのが無い。強い者、客を引きつける者、派手で、目立つ者が、人気を博すし、客も呼べる。。。こんな世界や。。。

 

 実るほど頭を垂れる稲穂かな。。。人は、上の立場になればなるほど、頭が低くなっていくもの。。。亀田一家には、こんな意味での謙虚さと、もう少し、スポーツらしい、爽やかさが、備わってほしいもんや。。若い時は、ヤンチャでもええ。ええ年になって、いつまでもガキみたいなことをしてたら、今度こそ世間からペチャンコにされるで。。。

 

 客を呼ぶために、ボクサー同士は、試合前には、お互いを激しく罵り合うもんや。。。それがあるから試合も盛り上がる。。。でもね。試合終了のコングが鳴ったら、お互いの健闘をたたえ合うもんや。。。見ている方も、それでホッとする。。。まだ、子供やからこれが出来ひん。。。自分が負けたら腹を切る・・・なんて言ってしもたもんやから、何にも言えへんようになったのやろうけど、誰も本当にハラキリショーをやれなんて、まともな人なら言わへんて。。。

 

もっと、素直になって、もっとボクシング人気を盛り上げてくれたら良いと思うけどなぁ・・・。まだ若いのやし。。。

 

10/17(水) 長野県小諸市に本部がある宗教法人紀元会で、奥野元子さんという、63歳の女性が集団リンチで死亡した。。。この女性は寿司屋のおかみさんやったらしいが、長野県警は21人の女性信者を暴行致死の疑いで逮捕。法人幹部らから聞き取り調査をしているという。。。

 

 この紀元会なる宗教法人は、1970年に神道系の宗教法人として設立。群馬や京都などに10カ所もの拠点があり、400人もの会員がいるという。。。殺された奥野さんも京都からわざわざ長野県に移り住んだらしい。。。

 

 この法人は、紀元水という水を、病気が治る水として、高額で売っていて、その販売を通じて、信者を増やしていたのだという。。。まぁ、文字通り、「水商売」で稼いで、広大な宗教法人の本部を手に入れたらしいね。。。

 

 ほんま、日本人は、宗教には、無頓着で、特に女性は、カリスマ性のある一人に、全てを依存してしまう傾向が強い。。。巧みな話術と、マインドコントロールで入信してしまい、土地や家、全ての財産を寄付してしもた・・・なんて話は、たびたび聞く。。。

 

 どうして、こんなのに簡単にひっかかってしまうのか・・・。これは、日本人のほとんどが、しっかりとして宗教観を持たず、1つの宗教に完全に依存してしまうのを恐れ、いろいろな宗教のええとこどりをするようなそんな体質が、どこかにあるのが、原因なのやないかね。。。

 

 それにしても、リンチして殺してしまうなんて、いったい、何をやっとったんかね。。。足抜けのトラブルやろうか。。。それとも、虐めの延長で、それがエスカレートしたのやろうか。。。まだまだ謎が多いね。。。

 

 当初、この事件は、家族に嫌疑がかかっていた。自宅で殴った・・・という家族からの供述があったからや。。。異常な死に方やから、当然司法解剖もやったやろうからね。。。ところが、よく調べたら、寿司屋のおかみさんは、宗教法人でボコボコにされとったのが判った。。。宗教法人側が家族に死因についての口裏合わせを依頼していたのも判った。。。。真っ先に逮捕されたのが何と17歳の女性・・・。年端もいかない高校生ぐらいの女の子が、何で63歳の女性を殺すほどいたぶったのか。。。判らん事だらけや。。。

 

 この寿司屋のおかみさんは、家族や従業員まで全員がこの紀元会の信者やった・・・という。。。ところが、この女将さんの態度が悪いのになおらない・・・として、踏みつけるなどの暴行を集団で受けていたらしいのである。。。そこに、集団としての誰かの指示があったのかどうか。。。この点が今後の捜査のポイントやろうね。。。

 

やっぱり、宗教というのは、恐ろしい。。。そんな、悪いイメージが拡がらなきゃええけどね。。。日本人の宗教不信が、オウムとか、マイクロウェーブなんかに続いてまたなら、こんなにカルト宗教がややこしいことになる。。。何か、また、けったいな雰囲気に世の中がなっていきそうな気がするわ。。。

 

10/18(木) 兵庫県の加古川市で7歳の女の子が胸と腹を刺されて死亡した。。。殺された場所が何と、自宅の前。。。こんな酷いことをするのは、いったい、どこのどいつなんやろうね。。。

 

 この事件を巡って、マスコミは、いつものように、各社、現場から生中継で報道。。。報道合戦もヒートアップしとるんやろうね。。。一部の新聞では、不審者の目撃証言とか、いわいる「飛ばし」と、呼ばれる裏付けが取れていない先走り報道も見受けられるから、困ったもんや。。。

 

 なぜ、この手の目撃情報が公表されると困ると言うと、この報道を見た犯人は、明らかにその対策を講じてしまうから・・・である。。。

 

 例えば、この不審者目撃証言が、ベージュ色の上下作業着を着た太った男・・・。というものやったら、これが新聞に載ったらどうなる。。。私が犯人なら、当然、このベージュ色の作業服を破棄して、少しでも痩せて見えるような格好をすると思うんや。。。すると、どうなる?初動捜査の段階で、ベージュ色の作業服を着た、太った男。。。という大変重要な情報が漏れることによって、その端的な特長が消えてしまうことになるやんか。。。これでは、犯人の逃亡に大変有利に働いてしまうことになるやんか。。。

 

 事件の報道というものは、このように、諸刃の剣のような部分がある。犯人の特定が出来ていれば、多くの人が犯人捜しの協力が出来るから、マスコミ報道は、大変効果があるのだが、犯人特定に至っていない段階では、詳細な報道のやり過ぎは、事件の犯人に、捜査の手の内をサラしてしまうことにもなり、大変問題があるのやないやろうかね。。。

 

 私はもこの手の殺人事件が頻発している狂った時代において、殺人事件そのものの、分析というものは、大変重要になってきていると思うのやね。。。幼い子が殺された。。。ただ、それだけのことを1つの現象として捕らえるのではなく、なぜ、この子は殺されなければならなかったか。。。その視点での捜査が必要やと思うんや。。。

 

 この犯人がもし、通り魔で、公園で遊んでいたかわいい女の子をイタズラ目的で襲う・・・というのは、殺してしまうのが目的ではないはずだから違うやろう・・・。変質者による人が刺せばどうなるのかを見てみたかった。。。という線が、今回は濃厚かなぁ。。。大人だと抵抗されるから、幼い女の子を狙った。。。。

 

 ただ、犯人にとって、その子の自宅前での犯行というのは、普通、そこを犯行現場として選ぶとは考えにくいと思う。。。家人に発見されたり、反撃される可能性があるやろうからね。。。狙うのやったら、もっと、ひとけのない場所でやるはずや。。。ところが、犯人は、自宅前での凶行に及んだ。。。これは、犯人側にあせりがあったことを表していると思うんや。。。

 

 恐らく、犯人は公園から自転車で帰る女の子をつけたか、自宅近くで待ち伏せしていたか・・・の、どちらかやと思う。。。つけようと思ったら、意外にも近くで自転車を裏にとめてしまった。。。このままなら家の中に入られてしまう・・・。家の中に入られてしもたら犯行に及べ無い。。。だから、あせって、自宅前で刺した。。。こんなことが考えられる。。。

 

 さて、問題は犯人像だが、やはり、どこか少し精神的に異常のある人の犯行・・・というのが濃厚やと思う。この付近の市でもたびたび、これに近い事件が続いているからね。。。幼いときに、女の子からバカにされたことがある引きこもり・・・復讐。。。性的なトラウマ。。。いろいろなことが考えられる。。。

 

 私は、両親が離婚している・・・。この子は母親の実家で8人家族で住んでいる。。。というのを聞いた時、真っ先に、分かれたダンナが犯人やないか・・・と思ったのやけど、どうなんやろうか。。。そうやないと、加古川みたいな、失礼ながらベットタウンに近いような、のどかなところで、なかなか殺人事件というイメージが結びつかなかったんやね。。。まぁ、今の世の中、どこで何が起きても、もう驚かないけどね。。。

 

 今回の事件の特長は、犯人が、殺したいターゲットを、比較的特定しているような感じが強い・・・ということや。この子が特別かわいいとか、この子の知り合いであるとか、何か、犯人と被害者を結びつけるものが、無かったのかやね・・・ポイントは。。。

 

 それにしても、人を殺すということは、その子の人生そのものを奪うと同時に、周りの人を不幸のどん底に陥れることになる誠に卑劣極まる行為である。。。何があったのか知れないけど、この犯人に言いたいのは、犯行を悔いて、一刻も早く、自首せえ。。。っちゅうこっちゃ。。。恐らく、犯行現場近くの人たちは、次は自分の子がやられるのではないかと、恐怖のどん底にたたき落とされておる。。。ひとさまに迷惑をかけるのも、ええかげんにせえ・・・。

 

 殺人という行為は、自己中心主義の究極のカタチやで。。。けっして、許されることやない。。。

 

10/19(金) ここ半月ほど、株式市場の調子が良くなっていたと思っていたら、ここ3日ほど、暴落続き。。。なかなか、儲けさせてはくれないね。。。反面、今まで、全然やった投資信託関係が、良くなっている。。。

 

 私はシティバンクと新生銀行でやっているのだが、新生でやっている方のインドファンドが、この1ヶ月ぐらいで暴騰している。。。インドの株式は景気が良いのかね。。。どうも、中国、インド、ベトナムあたりの株式市況は、まだまだ絶好調で、日本だけ、なかなか伸びない感じ・・・というのが続いている。。。

 

 米国で低所得者向きの住宅ローン、サブプライムローンというのだそうだが、これが焦げ付いて仕方がない・・・という問題が、どうも、全世界的に景況感の悪化の原因になっているんやそうや。。。もともと、米国の国民性は、消費優先型で、自分らの将来の収入を担保にして、大きい買い物を先にしてしまいよる。。それが住宅であったり、新車であったりするのだが、そもそも、この体質に、問題がある。でも、止められない。。。米国は旺盛な消費で保っている国やからね。。。消費が落ちると、全てが落ちる。。。

 

 それにしても、どこの誰でも・・・・言うちゃ悪いが、ちゃんと、借金を返せないかも知れない人にまで、低いハードルで、どんどん金を貸すのやから、そら焦げ付くわ。。。

 

 どこの国でも、どうしようもない人は居る者で、お金にだらしないようなヤツとか、ええかげんなヤツは、やっぱり、ええかげんなことをやりよる。。。借金は、返すもの・・・という大前提が崩れてしもたら、世間のルールやモラルが低下する。。。

 

 日本でも、亀田家がマスコミに叩かれまくっとるが、あれも、モラルハザードの一種やろうね。。。ヤンキースタイルが、そのまま大人になって、ガキのまま大きくなったようなヤツらが、幅を効かすようになったら、世の中のためには、あんまりならん。。。

 

 自分らだけが、柄の悪いだけやったらまだ良いが、人に迷惑かけたらあかんわなぁ。。。年上には敬語を使わない、チャンピオンをゴキブリ扱いする。。。試合に負けたら腹を切れと迫る。。。こんなのを、しっかり指導出来ないで、プロボクサーにしてまうのやから、プロ検定も甘いもんや。。。まず、社会人として・・・というより、大人としてまともな人でないと、相手にしない・・・ぐらいの高いハードルが無いとあかんのちゃうか。。。

 

 まぁ、亀田家の人たちをチヤホヤして、スターに祭りあげようとしよったヤツらがおる・・・TBSやら毎日系やね。。。朝のみのもんたの朝ズバッなんて、最初亀田がボクシングで出て来た時は、みのもんたも、露骨に嫌な顔をしとったくせに、局として、一押しにするのが決まったら、掌を返したように、亀田をヨイショしよる。。。それからも、亀田関係を独占取材するために、いろいろ特番組んだり、試合の裏を独占的に撮らせてもらったりしとる。。。

 

 この、媚びへつらいが、あまりにも露骨やからね。。。他の局も、このやり方がどうも、気にくわない人が多かったんやないかね。。。今度のことで、ホラ、見た事か。。。と、大反撃しとる。。。特にフジは、徹底的にやっとる。。。亀田の会見は謝罪無し。。。と、手厳しい・・・からね。。。

 

 誰でも柄の悪いヤツや、借金を返せないヤツらは、嫌いや。。世の中の平穏を乱しよるからね。。。でも、そんな人でも、一生懸命生きているんや。。。その生き様まで否定したったらアカンと思うのやね。。。今の世の中、何か、いじめられっ子になる対象のヤツを、いつも必死で捜しているような、そんな嫌な世の中になってへんか?

 

 みんながこぞって、どんどん嫌な世の中・・・にしているような、そんな気がしてね。。。

 

10/20(土) 京都の八幡市で赤ん坊の遺体をコンクリート詰めにしていた濱野夕子という女が逮捕された。1歳半というから、もうヨチヨチ歩きぐらいはできるような子が、世の中から1人消えたのやから、周りも気付かなかったのかねぇ。。。

 

 聞けば、この女、むちやくちゃ荒んだ生活をしてきた30歳・・・のようである。13歳の長女、小学生の次女がこの赤ちゃんとは別におる。。。それも、全部、お相手が違う。。。今回コンクリート詰めで見つかった赤ちゃんも、少し前まで、施設に預けられていたんやて。。。何でかと言うと、この女、刑務所に入っておったんやて。。何をしてたんか知れないけど、僅か30歳なのに、無茶苦茶な人生を生きてきよった人なんやね。。。

 

 この事件は宇治市小倉町のアパートに住んでいた時に、起こったことらしいのだが、この女は、乳児院に預けられていた赤ちゃんの引取を強く要求。自宅に連れ帰ったのは良いが、テレビを見ていたら、ぐったりしたので、死んだと思った。。。

 

 普通、赤ん坊がぐったりしたら、救急車を呼ぶなり、医者に連れて行くなりするやろう。。。自分の腹を痛めた子供なら尚更や。。。ところが、これを押し入れに放置した。しばらくして、腐敗してきたのか、匂うようになって、プラスチック製の衣装ケースのようなものに遺体を入れて、これにセメントを流し込み、蓋をして、ガムテ―プでぐるぐる巻きにして、それを手提げ袋に入れて保管していたのやと。。。

 

 これを好意的に取れば、亡くなった赤ちゃんといつも一緒にいたかったから、コンクリート詰めにしてお墓感覚で、持ち歩いていた。。。或いは、育児放棄で、子供が死ぬと、また警察が来て、逮捕されるのでないか・・・という恐怖感から、遺体を隠そうと本能的に思った。。。これかなぁ。。。

 

 否定的に考えると、子供の葬式代がかかるのが嫌だった。。。赤ん坊への愛情不足。。。弔う方法が、特別な宗教の教えに従った。。。こんなぐらいかね。。。

 

 いずれにせよ、この女と内縁の夫は、ここから大阪と女の実家の八幡市と2回引越をしているが、いずれも、この遺体と一緒に引越もしていたようである。。。引越屋も、もし使っていたのやったら、やけに重たい荷物やなぁ。。。と、思っていたやろうね。。。

 

 このあたりの心理が、常人なら理解に苦しむのだが、この女の内面が判らないので、この行動を理解するのに、少し、時間がかかると思う。ただ、この女は、生活保護を受けていて、普段は、近所のゲームセンターに入り浸っていたそうや。。。近くに住む子供の話だと、無茶苦茶柄が悪く、怖いおねえちゃんというか、おばちゃんというか、そんな存在だったそうである。。。そりゃ、務所帰りやからね。。。上品な訳がない。。。

 

 ヤクザもんの娘か何かやったんかね。。。30で13歳の子供がいるのやから、17の時に子供生んでいる。そして、刑務所暮らし。。。この人、えらい半生を過ごして来たのやね。。。

 

 最近、格差社会とか、下流社会とかいうのが、話題になっているやろ。あれって、本当は昔から、ずっとあった話なんや。。例えば、日本人ではなかったり、被差別地域に住んでいたりすると、それだけで、まともな職に就けない・・・という現実があったからね。。。今では、立派な住宅が建ったり、優先的に行政がそんな人たちの就職を世話したりしたから、ちゃんと、働く気があって、まともに仕事している人は、それなりの生活が出来るようになってきた・・・。

 

 でも、このセーフティネットから漏れた人たちもまだまだいる。。。もともとヤクザもので、暴力団新法の施行で組は解散したものの、賢い人はうまく立ち回っているけど、頭の足らないもんは、仕事がない。。。朝から競馬、パチンコ、酒、親の年金に養って貰ったり、生活保護受けたり。。。。つまり、まともな人間になりそびれた人たちが、まだまだ居るんやね。。。

 

 私は、行政がいくら頑張っても、こんな人たちをゼロにするのは難しいと思うんや。。。ただ、本人にまともになりたいという気持ちがあったら、心入れ替えて、再チャレンジ出来る機会は必要やと思うけどね。。。

 

 日本は、いくら下流下流と言っても、世界からしたら、本当に恵まれた生活をしている方やと思うで。。。乞食や浮浪者も、何をしても生き延びられるからね。。。ゴミ収集の早朝、手に袋を持って、家庭から出された空き缶を集めて回る人たちの姿も、もう見慣れてしまった。。。あれって、1個1円かになるそうやけど、1000個集めても1000円・・・。でも、1000円有ったら、1日何とか食える。。。

 

1日やったら止められないのが乞食さん。。。なんやて。。。そやけど、親はなくとも子は育つ。。。こんな最低の親に育てられた子も、またどうしようもない親にならなければええけどね。。。蛙の子はカエル。。。子は親の背中を見て育つ。。。

 

10/21(日) 神奈川県平塚市の西友で、小学3年生の男の子が、挟み込み防止用のアクリル板とエスカーレーターとの間に頭を挟まれて、意識不明の重体になる事故が起こった。幸い、意識がやっと戻ったらしいけどね。。。良かった。。。良かった。。。

 

 今回は、たまたま挟まれ防止のアクリル板が建築基準法に唱われていた長さより20センチ短く、ほぼ三角形の隙間と同サイズだったから、事故になった・・・という判断だが、この手の法律は、新しく建築した建物だけに適用される法律であるから、制定前の古い建物には、適用されていない・・・という問題があるんや。。。

 

 そもそも、こんな日常的な事故防止を、建築基準法という、建物を建築するための法律で、律するのに、無理があるのやないかね。。。罰則規定もはっきりしてないし・・・。実際問題として、エスカレーターの登り口には、チェーンがいくつかぶら下がっているだけであったり、エスカレーター業者任せで、危険回避措置がとられていただけやないのかね。。。そんな気がする。。。

 

 何か、事が起きないと、対応しない日本という国のお役人のような体質。。。これは、なかなか直らないやろうね。。。だって、そうやろ。施設側の立場に立ってみ。。。費用も手間もかかるのに、ある日突然、法律が改正されました。。。だけで、どこの誰が、対策をする?やっぱり、もし、この期限までにやらないと、こんな罰則をしますよ。。。までやらんと、なかなか重い腰を上げないのが実状なんやないかね。。。役所の責任も重いもんがあると思うで・・・仕事をさぼってたんやから。。。

 

 それに、この手の法律の世間に知らしめる方法にも、問題があると思うんや。。。エスカレーターのVゾーンには手摺りより20センチ下までの長いアクリル板を設置しなければならない・・・という、この法律が出来たのが2000年。。。7年前や。。。新しく建てられた建物は、この基準で建てられるのやけど、それ以前に建った建物に、注意喚起は、十分になされてきたか・・・と、言ったら、疑問やね・・・。実際問題として、全国のエスカレーターのある施設の過半数が、この危険があるそのままの状態やないかね。。。そんな問題があることすら知らない施設管理者がほとんどやと思うのやね。。。

 

 このことは、本来、危険防止という意味からは、警察がチェックするのが、一番相応しいと思うんや。。。ところが、国交省が担当役所。。。この手の施設は、消防も大きく関わっているのだけれど、この人らは、別問題として、こんなことは指摘しない。。。つまり、役所の縦割り行政が、このような商業施設の安全確保にとって、足かせになっている・・・。と、言えると思うのやね。。。

 

 私は、警察やったら警察が、全ての施設の安全管理を指導監督する・・・という体制をとるならとる。。。という風に、一本化する必要があると思うのやね。。。でも、この手の予期せぬ事故の防止には、有る程度の限界があると思うのも現実や。。。いくら注意していても、小さい子は、走り回るし、親の監視をすり抜けて、危ないこともするもんやからね。。。

 

 この手の事故が起こる度に思う事やけど、事故の原因がいつも、その施設や設備の方にあるように、報道される場合が多いのやけど、本当の事故の第一原因は、エスカレーターから首を出していた男の子の方であり、その子を注意、監視しなかった親の方にあると、私は思うのやけど、どうかね。。。

 

 世の中に危険はいっぱいある。。。その危険から子供を守ったり、悪ふざけをたしなめるのは、親の義務やと思うのや。。。これを忘れて、何でも人のせいにする・・・これはほんと、悪しき習慣になりつつある。。。

 

エスカレーターでは、黄色い線は踏まないように乗る。走っている車や列車の窓からは首や手を出さない。。。自動扉の可動部分の近くには子供を近づかせない・・・。こんな当たり前の、身の回りにある危険を十分に子供に教え込ませて、監視する。。。そっちの方が、よっぽど大切なことなんやないかと、思うのやけれどね。。。

 

もっと、しっかり子供を見ておきなさい。。。本当の一番の原因は、ちゃんと子供を見てなかった、お母さん、あんたにあるんやで。。。

 

10/22(月) 福田内閣が、まずまずの安定感で、スタートした。小泉・安倍と続いた、いつも切羽詰まったような政治・・・ではなく、落ち着きのある、言い換えれば、少しつまらんようなそんな政治に逆戻りした・・・という感はあるけどね。。。

 

 この安定感を見て、国民の内閣支持率は、一気に上がって、支持政党の調査では、またまた自民党がトップに戻った。民主党は、結党以来の、政権交代・・・という、千載一遇のチャンスをまたまた逃した事になるかね。。。

 

 福田氏の政策は、穏健的で、誰とも対立しない。。。というスタイルに徹底している。韓国、北朝鮮、中国、ロシア、米国とも、どことも喧嘩にならないように、昔の全方位外交・・・に徹しているような感じやね。。。

 

 もともと、極東の小国である日本は、戦後、ずっと、争いを避けてきた経緯がある。。。どの国とも、もめないように友好関係を続けたい・・・。そのためには、日本のメンツなんかどうでも良い。土下座外交と批判されても良い。。。文句を言われたら、金を出し、ねだられては、援助をすることによって、日本という国の好感度を上げるために、必死で努力してきたフシがあると思うんや。。。

 

 ところが、小泉・安倍で、このイメージを180度転換して、対立を演出することによって、人気を保とうとした。。。こんなところが、あったのではなかったかね。。。これは、ヒットラーやムッソリーニなどの独裁者のやった手法である。。。国民は歓喜し、リーダーへの支持は、うなぎ登りになった。。。一時的にはね。。。でも、それは永いことは、続かなかった。。。なぜか、この手の政治手法を、国民の側が、見透かしていた部分があったからや。。。

 

 いつも、必死になっている人を見ていると、こっちまで、しんどくなってくることってあるやんか。。。必死になっている人を見ていると、こっちが、どんどん醒めていくことってあると思うんや。。。これに近い現象が安倍政権の末期に、国民の側にあった。。。でも、自民党は、そのあたりのことをうまく捉えて、福田という船頭さんの交替をした。。。これが、より安定感を求めていた国民の要求に合致した。。。そういうことやろうね。。。

 

 日本は、もともと、一人では生きてゆけない・・・という宿命を持っている国やと思うのやね。。。多くの先進国も同じや。。。ところが、米国、中国、ロシアなどの国は、まだまだ覇権主義・・・という夢を追っている国や・・・自分の国の力をより大きくしたいと願うし、そのためには、少々、手荒いことも、やる・・・そんな気質のある国や。。。

 

 そんななか、日本は、米国べったりの政策を続けてきた。そのバランス感覚が、少し偏りすぎていると国民は、感じたんやと思うのやね。。。だから、自民は大敗した。。。安倍は戦争を起こすのではないか・・・という危機感もあったと思う。。。そして、平和主義者の福田氏を選んだ。。。これで、余程のことがない限り、福田対小沢になったら、自民福田が勝つと思う。。。

 

 自民党は、今なら、衆議院選をやっても、参議院選のような大敗にはならへんやろうね。。。ただ、現在の与野党の差は、より縮まる。。。そんな気はする。。。国民は、より微妙な選択をすると思うからね。。。

 

 先頃、福田氏は、ロシアのプーチン大統領と電話会談をして、友好平和条約の締結に向けて積極的に話し合いたい・・・と言った。当然、ここには北方領土という大きな問題がある。ひょっとしたら、福田は二島返還を呑んで、二島放棄を匂わせるような譲歩をするかも知れない。。。北朝鮮との国交回復とか経済支援も進める可能性がある。。。それで、話が進むのなら・・・という現実的な妥協も、俎上に上げてくるやろうからね。。。

 

これを、国民は、どう見るかや。。。あんまり、譲歩しすぎると、批判が来るやろうし、強行一点張りでは、前に進まない。。。意外と、大きなパンドラの箱を、福田は開いてしまうことになるかもね。。。

 

10/23(火) 石油価格の高騰が止まらない。。。原油相場が少し前まで1バーレル40ドルを超えた・・・って、大騒ぎしていたのに、先日、何と90ドルを突破。。。何と倍以上にもなっているんや。。。

 

 まちなかのガソリンスタンドで売っているガソリンも、150円/1リットルなんていうところが出て来て、まさに、狂乱物価の時のようなもんや。。。背景には、資源爆食大国・中国の台頭が有るとはいえ、この値上がりぶりはいくらなんでも異常やろう。。。円ドルレートも、少し前まで117円やったのが114円代間近。。。何故か、日本は、この為替のおかげで、まだ原油価格が低く抑えられている。。。というマジックの恩恵を受けて、大波をまともに被らないのだが、この背景には、円高を演出する何か意図的なものを感じるね。。。

 

 それにしても、この原油高に、政府は無策すぎるのやないかね。。。私は、前から思っていたのだが、政府は、ここまで石油が上がってるのだから、国民の生活を直撃しないように、今現在、高率でかかっている石油関係諸税を引き下げて、石油価格の安定に努力すべきではないか・・・と思うのだが、どうだろう。。。

 

 本来、石油に課税するのは、安定した税収が見込まれるから・・・というが、理由である。石油は経済の血液のようなところがあるからね。。。裾野が広い。。。ところが、このような非常事態とも言える状況であるのに、リスクは国民が背負うだけ。国は、石油価格が上がれば上るほど税収が増える・・・という、このおかしな構造を、まるで是正する気がない。。。石油価格の安定化のためにも、税率を下げたりせんと、国は、国民のための政策をやっている・・・とは言えないのやないかね。。。

 

 おまけに、国は、備蓄政策という、いつ何時、石油ショックが起きても、少々は耐えられるように、石油各社に命じて、在庫を積ませている・・・。資源のない日本にとったら、当然の国策だと思うのだが、これも、民間企業まかせ。。。というのが、実態や。。。つまり、国は、こと石油に関しては、政策らしい政策なんて、まるでやってないやんか。。。これでええのか。。。

 

 現在、ガソリンには1リットルあたり53.8円、軽油には32.1円の税金がかけられている。。。これを、この緊急事態のような高騰時には半分にするとか、すれば、ガソリンで27円ぐらい、軽油で16円ぐらいの価格を抑え込む事が出来ると思うんや。。。これは、国のやる政策としては、なかなか意味があると思うで。。。

 

 石油は、いろいろな産業の基本となる資源やけど、これからは、だんだんこの石油の確保が難しくなってくる。。。石油に依存しない産業の構造改革が必要になってくるのやないかね。。。水素ガスで走る車やったり、繰り返し使用出来る物質の開発やね。。。それも、CO2を発生しないようにして。。。

 

昔、原子力は、ほとんど死にかけたけど、この頃は、そんなことを言っておれなくなっていて、原発のプラントが活況を呈しているという。。。核爆発の技術は、いかに、安全に核融合をコントロールできる技術を確立するか・・・にある。。。この面での画期的なエネルギー革命が起こらないと、なかなかエネルギー問題の解決は遠いやろうね。。。

 

日本にその未来は有るのか。。。水や土や空気などから無尽蔵のエネルギーを作り出す夢のような技術が出て来ないと、日本のように資源のない国は、資源獲得合戦に負けたら、生きて行けなくなる。。。資源で戦争・・・そんな時代が来てしまうのかも知れない。。。。

 

10/24(水) じわりじわりと円高が続いているね。。。円が高くなるのは、石油なんかの輸入品が下るのは良いけど、行き過ぎると、日本の輸出産業にとっては、辛いことになる。。。せっかく上向いた景気に水を差してくれるのは、困ったもんやね。。。ついこの前も、ミニブラックマンデーが起こりかけたからね。。。

 

 さてさて、青木さやかが結婚したのも、驚いたけど、もっと驚いたのが防衛省問題・・・。守屋っていう前の官僚トツプが、山田洋行っていう武器の専門商社から、コルフや飲食などの、ズブズブの接待を受けていて、必死にミライズという別の商社に鞍替えされるのを阻止しようとしていた実態が明らかになってきた。山田洋行もミライズも、もともと防衛庁幹部やったヤツが民間になって、そこに税金を流していたんやから、防衛省ぐるみの公金横領にも近いのやけれどね。。。

 

 これで、政治家の名前でも出よう者なら、平成のロッキード事件になる可能性もあるやんか。。。

 

 山田洋行という会社は米国にヤマダインターナショナルコーポレーションという子会社を作っていて、ここで米国の武器商社からいろいろなものを買い付ける仕事をしておったようである。守屋は、防衛庁では皇帝とまで言われておった大物官僚やから、省内のあらゆる権力を握っておったんやろうね。。。つまり、発注先なんて、指示のし放題。。。守屋を首にしようとして出来なかった小池からしたら、この人の存在がほんと憎らしかったやろうね。。。部下が守屋の言う事しか聞かないのやから。。。

 

 そんな大物官僚も今年定年退職したばかり。。。きっと、大きな退職金と、どこかボロ口の再就職先での悠々自適のリタイア生活が待っていたのやろうね。。。ところが、民主党から、インド洋上での給油記録が間違っていた件とか、航海記録の紛失やら、いろいろなことが出て来た。。。そこで、守屋元事務次官を呼んで国会で証人喚問させようとした。。。民主党からしたら、いちばん、ええとこや。。。

 

 ところがところが、、、何と民主党の党首、小沢氏が、事もあろうに、渦中の企業、山田洋行から、政治献金を受けていた事実が発覚。。。ほんま、民主党という党は、惜しい党やね。。。ここで、一気呵成に。。。という時に、必ず誰か、足を引っ張るようなヤツが出て来よる。。。前原のときも、岡田の時もそうやった。。。。ほんま、惜しい党やで。。。これって、何か、怨念めいたものを感じる。。。

 

 出てきた政治家の名前が、何と身方の御大将。。。これでは、追求の矛先も鈍るわなぁ。。。。

 

 反対に、自民党からしたら、小沢のイメージダウンで、大得点。。。棚からぼた餅とはこのこっちゃ。。。守屋一人に、罪をかぶせて処分されよったら、他の防衛族議員さんらは安泰やろうからね。。トカゲの尻尾切りで、幕になりそうな気配やね。。。

 

 日本の軍事予算というのは、かなりの高額である。最新鋭の兵器を、惜しみなく買ってくれる日本みたいな国は、大きなお客さんやからね。。。おまけに、調達方法というのは、軍事機密というベールに隠してしまえるイメージが強い。。。機密が漏れないような限られたところからしか、物を調達しないからね。。。ところが、これが、役人達の温床になる可能性が高い。。。一部の限られた人間に権限が集中して、その人間の意志決定が全ての指示になる。。。特に自衛隊のような軍隊に近い組織では尚更や。。。

 

役人の不正、ここにきわまれり。。。どこの省庁の役人達もやっとることやろうけど、こんなに派手に立ち振る舞ったら、そら叩かれるで。。。もっともっと、公務員の倫理規定を厳格にせんと、日本の役人天国は終わらない。。。役人天国が終わらないと、税金の無駄遣いも直らない。。。そやないと、2025年には消費税17%なんていう、役人の脅し文句を真に受けないとあかんのや。。。無い袖は振れん。。。有り難く集めた公金は、もっと大事に使ってもらわんと、ほんま、困るで。。。。。

 

10/25(木) 食に関する不祥事の発覚が相次いでいる・・・。米国産BSE牛肉・雪印・不二家・ミートホープ・中国産うなぎや野菜・白い恋人・赤福・比内鶏・・・こんなの、氷山の一角やで・・・と、せせら笑うように、次々と内部告発が出てくるね。。。確かに、売れ残りの総菜は、スーパーで包み直して次の日にまた新しいシール貼って売られている。。。こんなの常識やで・・・賞味期限切れの食品は、たいがい、何かに加工されてまた再流通しよるもんや。。。残念ながらね。。。

 

 牛肉かて、最初はすき焼き用の肉やったのが、色が変わってきたら、たれを掛けて味付け焼肉にしたり、他の牛肉と混ぜてミンチにしたり、お総菜にしたり、しぐれだきにしたり、いろいろと、あの手この手を使って、ロスの無いように利用しとるやんか。。。そんなの知らんて?そら、知らない方が、幸せなんかも知れないけどね。。。

 

 私は以前、このコーナーで、日本人は、あまりにも品質管理に厳しすぎると、指摘した。実際、賞味期限2日の赤福を1週間経ってから食べても、夏場でなければ、腹をこわすようなことはまぁない。。。食べ物を扱う仕事をしている人たちにとって、自分たちの一生懸命作ったものが、ひとさまの口の中に入らずに、捨て去られてしまうのは、ものすごい抵抗感が有ると、思うんやね。。。

 

 特に、食べ物の無い時代に育った昭和一桁から昭和十年代に生まれた人にとって、食べ物を廃棄するなんて、バチあたりな事・・・とても、信じられないぐらいなんやないかね。。。ところが、戦後生まれが主流になり、飽食の時代になってくると、食べ物は、大量に消費され、大量に廃棄される時代になってきた。。。その文化を日本に持ち込んできたのはアメリカである。

 

 マクドナルドのフライドポテトは、毎日、大量に揚げられ、一定の時間が経過したら、大量に廃棄される。つまり、客は、いつでも揚げたてのフライドポテトしか買わなくて良い。。。大量にムダを出す代わりに、常に揚げたてのポテトが食べられる・・・という方を、採ったんやね。。。でも、よく考えてごらん。。。そんだけほかせる・・・ということは、それだけ高く売っているということやんか。。。ロスを多く見ているということなんやから。。。

 

 出来るだけ注文を受けてから調理すれば、それだけムダは無くなる。。。でも、それでは、ファーストフードという看板が嘘になる。。。つまり、いつでも揚げたてが食べられる代わりに、多くの廃棄ポテトという、犠牲の上に、このシステムは成り立っている・・・ということなんや。。。

 

 そして、時代は飽食の時代へ。。。世の中には、うまいものが、有り余るほど出回っている。かつて、我々の年代は、お椀にごはんつぶが残っていると、昭和一桁代生まれの親から、もっときれいに食べなさい。と、怒られたもんや。。。ところが、この頃は、食べられなくても良い。。。食べ過ぎると太るから、残しなさい・・・と若いお母さんは言う。。。豊かになったことは良い事なのだけど、何か、ものすごく大切な、食べ物を大事にする心・・・というものまで、われわれは失ってしまったんやないかね。。。。

 

 確かに、食糧難の時代ではない。。。でもね、ホテルの宴会料理、特にバイキングなどを大量に残してあるのを、ポンポンと、ゴミ箱に放り込んで、豚の飼料行きになるのを見ていると、罪悪感にかられないか?私は、何か、とても嫌な気持ちになる。。。貧乏性なのかね。。。食事を残すのが嫌いで、残さず食べ続けていたらメタボ。。。下手な漫才のオチみたいな話やけど、世の中には、そんな人も多いのやないかね。。。

 

 特に、最近は、内臓脂肪が溜まっている人が問題になっていて、摂取カロリーの多さと比べて、運動などの消費カロリーの低さが、この原因になっていると言われている。。。「食」というのは、「欲」のひとつで、生存のためには、切っては切れないものである。ところが、この食欲を満たすために、摂取する量を、しっかりコントロールするのが、なかなか難しい。。。

 

 そして、人は、どんどんカロリーが低くても、食欲を満たせる食品を好んで採るようになる。。。ところが、その食品の安全性が、いまいち、安心出来なくなってきている。。。というところに、戻ってくる。。。

 

 安くて美味しい食べ物は、みんなの食欲を誘う。。。でも、全ての食べ物に、最優先されるのは、食べて安全である・・・この一点だけやと思うんや。。。食べてしまって死んでしまうものが入っていなければ、食べ物としての最低基準は満たされていると思うんやね。。。

 

 最近の食品問題の多くは、「嘘つき」にあると思うんや。。。豚肉やのに牛肉100%のミンチやと嘘をつく。本当は売れ残りやのに、今日作った製品やと嘘をつく。食べ物を扱う人にとって、いちばんしたらあかんことは、嘘をついて、お客を騙す・・・という行為やと思うんやね。。。これを、みんなが許せない・・・と怒っているのやと思うんや。。。

 

 だから、私は赤福の社長さんに言いたいね。。正直に返品された売れ残りやと表示して売ったらええのやんか。ミートホープのオッサンにも、言いたい。このミンチは、豚のクズ肉に、いろいろ研究したものを混ぜて、牛肉のように見えるように加工した合い挽きミンチや・・・として売ったらええのや。。。ただし、格安でね。。。嘘をついて売るから詐欺になるのやんか。。。

 

私は、口に入るものが、何であっても、安全なモノであったら文句は言わん。ただ、嘘をついて、騙したらアカン。。。日付や中味を偽って、売るのは、インチキやからね。。牢屋に入ってもらわなあかん。。。犯罪やからね。。。

 

10/26(金) 全国学力テストというのが、小学校6年と中学3年生、222万人もの参加でこの春に実施されて、その結果が発表された。対象を全員にして実施したテストとしては、何と43年ぶりで、その実施については、いろいろな意見が出た。

 

 特に、テストそのものに、抵抗してきたのは、日教組などの左翼系団体である。競争を助長するというのが、この反対理由なんだが、本当は、このテストの結果が教師の評価につながってしまうのではないか・・・というのを恐れているのやね。。。個別のテストでは、どうしても結果がバラバラやけど、こんな全国共通のテストをやれば、自分たちの教えている生徒の全国レベルでの比較が出来てしまうからね。。。

 

 だから、このような人たちは、このテストが税金の無駄遣いであるとか、学校の序列化に影響がある・・・とか言って、反対しているのやね。。。実際、愛知県の犬山市は全国の自治体では唯一、参加しなかったし、自校の学力レベルが明確になって、生徒募集に影響があると感じたのか、私立の4割は不参加になった。。。

 

 私は、このような全国規模のテストは、大変意義のあることだと思うし、教育現場にも、有る程度の競争原理が働かないと、向上心が生まれてこないと、考える方なので、この人たちの意見には反対で、テスト歓迎派である。何より、自分たちの力を全国レベルで試せる貴重な場として、もっと、活用すべきやと思うけどね。。。

 

 さて、その結果だが、意外と、子供たちの成績に差は出なかった・・・というのが、実感である。ただ、沖縄県の子供たちの成績が、極端に悪いのが気になるけどね。。。昨日のテレビで辛坊さんも言っていたけど、この手の学力テストの結果は、成績の悪いところが、なぜ悪いのか、生徒の生活環境なのか、教師の質か、それとも、地域的な問題なのか、このような、原因探しの、材料にすべきや、と思うのやね。。。

 

 成績の良かったところは、ほおって置いても良い。成績の悪いところを、どうよくするかが問題やからね。。。それが公教育の理念やから。。。

 

 マスコミさんたちは、生活保護を受けている人たちが多いところを、どうしても、成績が悪い原因にしたいらしく、必死で関連付けようとしているけどね。。。そんなの、あんまり関係無いと思うで。。。

 

 もちろん、同じ都道府県でも、成績の良いところと、悪いところがあるのやと思う。極端に悪いところが、全体の平均点を下げている。。。という部分はあると思うんや。。。だから、市教委は、この成績の悪いところに、人事や予算などで、集中的に対処法を採ることが出来るはずや。。。これだけでも意味があるで。。。ところが、変なもので、市教委のようなところは、テストの成績の良いところに、予算や人事で優遇しようとする。。。これば、逆やで。。。目の前に餌をぶらさげて、走らせたらあかん。。。

 

 子供たちの成績というものは、先生の通信簿や。。。ろくに努力してない先生も、一生懸命努力している先生も、同じ評価しか与えられない・・・というのは、少しおかしい。。。もろ、生徒の成績・・・とまでいくのは、少し行き過ぎやけど、この指針を参考にして、父兄が先生を評価するようなそんな仕組みも、これから、公教育が生き残って行くためには、必要になってくるのかも知れないね。。。そやないと、世の中の、私学指向は、もう歯止めが効かないほど進んでいる。。。

 

私学にあらずんば、学校にあらず。。。子供を公立へ行かせる親は負け組。。。こんな世の中には、ゼツタイにしたらあかんと、思うんやね。。。健全な公立教育の存続のためにも、今までのぬるま湯のような体質を改めて、私立にも負けない公立教育にせなあかん。。。そのためのサバイバル合戦は、とっくに始まっているのやから。。。

 

10/27(土) 京都市で、ある不動産会社と市がトラブルになっていて、昨日、その裁判があった。その不動産会社は、ある土地を買ったのだが、その際、国道に面した土地と認識して、国も確認した上で、その土地を買ったんやね。。。。ところが、京都市が国道と、その土地の間に、京都市の土地である側溝部分が、幅10センチほどあるとして、主張したんやね。

 

 仕方が無く、その土地に建て売り住宅を建てようとしていたその会社はね京都市の指導のもとに、土地をセットバックして、その側溝部分を市に寄付したんや。。。ところがところが、意地の悪いことに、京都市は、何を考えているのかわからんのだが、その土地に、ブロック2段の塀をこさえよったのや。。。市有財産保全のため・・・という名目でね。。。たまらないのは、その土地の所有者や。そんなところに、ブロック塀を建てられた日には、そんな土地は、何にも建てられない事になってしまうやんか。。。

 

 家を建てようとした事がある人なら、ご存知だが、家という物は、幅4メートル以上の道路に2メートル以上、接していないと建築が認められないんや。。。つまり、この条件を満たさない建物は違法建築となる。。。今回のケースは、道路にではなく京都市の土地に接しているだけで、道路には接していないからダメ・・・となるんや。。。

 

 怒ったのは、その土地の所有者や。ちゃんと国道に面していると確認の上、土地を買ったのに、京都市からの横やりで、建物を建てることが出来なくなった・・・として、京都市に対して訴えを起こしたんやね。。。そりゃ、当然や。。。

 

 そして、出た判決が、原告勝利。道路の側溝部分は、道路と一体の物として考えるのが自然。。。という、至極当たり前の常識的な判断やね。。。

 

 このケースで、市は、上告しなければ、この不動産会社に、被害額を賠償することになるのやけど、これって、税金やね。私は、市の職員さんの意地でやったような今回のような、少し常識ハズレなケース・・・。これを税金で処理してええもんか?と、甚だ、疑問に思うんやね。。。市の職員の個人的な判断ミス。。。これまで、市の財政で補てんせなあかんのやろうか。。。

 

 今回のように、市民が、市、あるいは、市長、市の職員、個人を、直接訴えるようなケースは、今後、もっともっと増えてくる事が予測される。市の職員さんは、こんな訴訟に備えて、賠償請求に応じられるように、訴訟保険に入るようになっているのやて。ただ、その保険料を、職員の給料から、全額負担しているのやったら、良いのだが、これにも、判らないように、市が補助金を出しているフシがある。。。つまり、一部は税金でもカバーしている。。。と言うことなんやね。。。これは、少しモラルに反するのやないかね。。。

 

 先日も財務省のエリート官僚が、女の人をナンパして、後でそれがばれて、逮捕までされとったけど、私は、公務員さんは、こんなのまで大きく報道されるのは、少し可哀想な気もするんや。。。エリート官僚だって、聖人君主やない。。。一人の若い男の人やんか。。28にもなったら、彼女も欲しいし、飲みにも行きたいやろ。。。まぁ、それが少しは行きすぎたところはあったにせよ、人間としたら、至極当然のことやんか。。。

 

 それを、有名人とか、公務員だけ、マスコミはバッシングの嵐や。。。この裏には、妬み、僻み、やっかみの意識が、少しは働いているのやないかね。。。自分たちだけ、ええめをしやがって・・・。という感情が、マスコミ記者さんの中にあって、それに対する反発が、これぞ、「庶民感情」をあたかも、正確に代弁してまっせ。。。という態度も、少し鼻が付く。。。

 

これが、亀田や、公務員、有名人、政治家、などの社会的強者と思われている人たちを叩くだけで、憂さ晴らしをしている・・・。という感情から、来ているのだったら、何か、とっても、薄っぺらな物を感じるね。。。何か、いじめられっ子を、いつも、自分の廻りに、作っておかないと、自分が安心出来ないような感情に、少し似ている。。。。

 

社会全体で、この虐めの構造を、何とかせんと、あかんような、そんな時代になってきているのと、ちゃうやろうか。。。。

 

10/28(日) もう、何十年も前になる金大中事件のことで、またまた、日韓両国政府の仲が悪くなりかけている。。。

 

 金大中さんというのは、韓国の前大統領で、金正日と初めて、南北首脳会談をした人としても有名や。。。金大中さんの名を、今の40以上の人は、「きん・だいちゅう」と読むが、それ以下の若い人は「きむ・でじゅん」と呼ぶのやそうや。これだけでも、少し日本と韓国の間の関係が、昔よりは、前に進んだ感じはするね。。

 

 確かに、昔は、ハングル語とか韓国、朝鮮の話というのは、日本でタブー視されていたところがあった。差別があったから、自分は在日韓国朝鮮人だと、人前で公言する人も、今ほどは居なかったし、日本のなかで、韓国や朝鮮の話をすると、何か、変なイチャモンを付けられるのではないか・・・とか、怖い兄ちゃんに凄まれるのでは無いか。。。という、何か、ぼんやりとした恐怖のようなものがあったやんか。。。実際、ヤーサンの人の中に、韓国朝鮮人の人が多かったし、チョン高の生徒は、柄が悪いから、関わりたくなかった・・・というのもある。。。今とは雲泥の差やね。。。

 

 まぁ、その、金大中さんが、まだ、大統領選に出ていない、野党の候補者やったときに、日本にやってきて、政治家などといろいろ意見交換をやっておったんや・・・。ところが、その人が、ある日突然、何者かに誘拐されてしもて、本国である韓国で見つかったんや。。。

 

 当時、日本の警護をしていた日本の警察も、みすみす、要人を誘拐されて、まるで手がかりがない・・・では、格好がつかない。。。それで、ずっと、この事件のための捜査本部を残して、調べておったんや。。。そして、今年になって、やっと、当時の韓国の諜報機関である。KCIAが、この誘拐に関わっていたというのが、韓国側の調べで判明して、発表されたんやね。。。

 

 高村外相は、韓国の大使に対して、日本という主権国家で、事もあろうか、外国の公的機関が、要人の誘拐をするとは、何事か。これは、日本の主権を著しく侵害するものである・・・として、大使に謝罪を要求したんやね。。。まぁ、当然と言えば当然や。。。

 

 いつも、日本に対して、謝罪せよ、弁償せよ・・・というのが、口癖になっている韓国が、今度は、自分が謝罪せなあかん。。。ところが、韓国という国は、日本に対して、異常なほどの国民感情を持っている特殊なお国柄がある。。。日本に対して、簡単に謝ったり・・・なんかしたら、国民全員から、ボロクソに言われるような国や。。。さすがに、即答は出来ず、翌日になって、遺憾の意を表明しに、行きたいと、外務省に申し入れたんや。。。

 

 それだけやったら、それで、事は済んでいたのに、韓国側が、いらんことを言いよった。。。日本側にも、事件の真相を公表しなかった落ち度があるから、日本にも謝罪を求める・・・と、言いよったんやね。。。アホなことを言うたもんや。。。謝る時には、ちゃんと謝る。アイムソーリーの後の、バット・・・は、謝った事をぶちこわすことになるからね。。。

 

 これに反発した、日本側が、駐日韓国大使の謝罪訪問を拒否。遺憾の意の表明だけで、このことを、済ます気か・・・と、言ったもんやから、韓国側の金大中事件の真相解明調査委員会の一人が、「何と心の小さい国か・・・」と、発言して、火に油を注いだ。。。。

 

 まぁ、このやり取りを聞いていると、確かに、子供の喧嘩のようなところはある。。。まぁ、お互いに、相手の国の事を気遣う・・・という態度には、ほど遠いね。。。日本にとって、守りたいのは、ただ、警察のメンツだけ。。。韓国に、謝ってもらったって、あんまり、意味は薄い。。。それより、北朝鮮だけでなく、韓国までが、他国で人間を誘拐して、自国に連れ帰る・・・という、越権行為を、平気でやる国やった。。。というのが、明らかになった事で、世界は、朝鮮半島の異常性を、より深く知ることにはあるやろうけどね。。。

 

 韓国政府は、この事の重大性・・・というのをあまりにも、低くしか認識していない。。。その背景には、日本には何をやっても許される。。。という、あきれた、お国の事情があると思うんや。。。日本の悪口さえ言っていたら、国民の受けが良い。。。そんなので、これからずっと行くつもりなのかね、この国は。。。いつまでも、日本や中国無しでは自立出来ない国なのかね。。。

 

まぁ、こんなことを、いつまでもやっていたのでは、良くないっていことは、早く気付くべきやね。相手の国をそう簡単に批判するもんやない。。。日本がその態度を韓国にちゃんと示してやらんとあかんし、向こうも、反日感情だけを餌にして政治をやるような安直な政策は、もう見直してもらわんと、困る・・・というのも、しっかり釘を刺すべきやろうね。。。もう、ガキの喧嘩は、ええかげん、終わりにしようや。。。

 

10/29(月) もう、毎日毎日、亀田亀田って、うるさいぐらいやね。。。長男が一応、謝りよったんやから、もうええやんか。。。と、私は思うけどね。。。コウキの会見では、逆に、うちのオヤジは世界一やと、言い切ったところが、清々しかったね。。。

 

 それに、引き換え、芸能レポーターか、スポーツ記者か、知らないけど、いつまでも、ねちねちした、イケズな質問ばっかり。。。何か、特別の悪意が有るのか、何かに誘導したいのか、逆キレさせる・・・のを狙っておったのか、いずれにせよ、程度の低い質問が延々と続けられておった。。。80分以上も。。。記者さんよ、あんた、何様やねん。。。と、ツッコミを入れたくなるほどやったね。。。ほんま、酷かった。。。

 

 前にも、言ったけど、私は亀田は大嫌いである。でも、それより、もっとマスコミの方が嫌いになったね。。まぁ、あんな謝罪の記者会見でも、どこかの誰かが、ちゃんとシナリオを描いて、やっとるのやけれど、何とか、怒らせてやろう・・・とか、何とかボロを出させてやろう・・とか、謝って済むと思っているのか・・・とか、オヤジと別に生活をせえ・・・とか、反則を今後一切しないと誓え・・・とか、何にもそこまで、あんたらが言わんで良いで・・・という内容が多かった。。。ネクタイはなぜしてきたか、その服は自前か、誰かの指示で着て来たのか・・とか、どうでもええことを、根掘り葉掘り。。。まるで、虐めや。。。見ている方は気分悪かったわ。。。

 

 世の中には、虐められる方と、虐める方がおる。誰もが虐められる方にはなりたくないのだが、不幸にも虐められる方になってしもた時・・・。いつかは、自分も虐める方になって、見返してやろう・・・と、思うか、こんな虐めを受けた経験を、人には味合わせないように生きて行こう・・・と、思うか。人間の値打ちは、ここで分かれると思うんやね。。。前者の場合、虐めは決して無くならずに、どんどん雪だるまのように膨れあがっていってしまうもんや。。。

 

 今の世の中、どうも、弱い自分を隠すために、虚勢を張ったり、誰かを犠牲にすることで、自分が虐められないようにしよう・・・・。という、おかしな風潮があるのやないかね。。。愛が無いんや。。。これは、行き過ぎた個人主義が、背景にある。。。

 

 自分と人は違う・・・。となりには負けたくない。アイツにだけは、勝ちたい・・・。競争心を持つことは、悪いことではないのだが、その前に、人間としてのバックボーンが、その双方に備わっていないと、どうしようもない。。。つまり、人として未熟な人が、間違った競争をしてしまうと、それが憎しみに代わり、復讐や殺人・・・なんていう、とんでもない方向に意識が向いてしまうのである。。。不幸な事件というのが、頻発しているのも、人として生きることの意味とか、本当の自分を自分自身で理解できないでいる現在人の苦悩が、滲み出て来ているのやないかね。。。

 

 学校の授業時間を大幅に減らして、土曜日を休みにして、競争一辺倒の世界から、心の教育を重視しようとした「ゆとり教育」が挫折した。あまりにも、学力が落ち、教師の間にも、総合の時間を何に使ったらよいか・・・とか、道徳を教えられる先生がいないとか。。。いろいろな問題が出て来たのやね。。。

 

 私は、子供たちの教育に関する限り、有る程度の詰め込み教育は、賛成である。幼い時からの、しっかり学習をする癖がついてないと、どうしても、勉強について行けなくて、挫折してしまう子供が多くなるからや。。。鉄は熱いうちに打て・・・や。。。。頭の柔らかいうちに、少しぐらい厳しく勉強をたたき込む経験がないと、大人になっても、厳しさを知らないままの人間になってしまうような気がしてね。。。。

 

 今のように親が共働きで、地域には人がいない・・・こんな状況で、家庭教育とか、地域教育に、多くを期待するのは、難しいんや。。。だから、学校の役割は、すでに、教育の全てになりつつある。。。つまり、昔なら、親がやっていたしつけを、今は、学校で教えてくれるように期待しなければならない。。。という現状があるんや。。。ヤンキーの親でも、ちゃんと、学校での躾が成功すれば、まともな子に育つもんやからね。。。。

 

子供は、親の背中を見て育つ・・・というけど、亀田家のように、父親がぴったりと子育てに、関わる例は、今や、皆無に等しいのやないかね。。。逆に、亀田兄の言った、みんなには、悪く言われるオヤジやけど、俺らにとったら、掛け替えのない大事なオヤジや・・・というセリフに、ここまで深く関わって子育てをしてきた親子を、或る意味、羨ましく感じた全国の父親も多かったんやないかね。。。

 

10/30(火) 守屋元事務次官が昨日、国会の証人喚問されとったけど、ほんま、好き放題やっとったんやね。。。月に2回のゴルフ接待。半分以上は夫婦同伴で、それも偽名でやて。。。麻雀や焼肉やら、向こうの交際費を使い放題、使っておいて、何も便宜供与が無かった・・・って言ったって、何の説得力も無いわなぁ。。。

 

 10年以上も、ずるずるベッタリの付き合いをしておいて、いざ仕事の時に、他の業者にする・・・なんて、普通の神経なら、言えないわなぁ。。。言わば、他の商社を発注先に入れない・・・これだけでも、収賄の見返りとしては、十分やと思うけどなぁ。。。

 

 確かに、防衛関係の装備や、予算の執行先は、特殊なところが多い。場合によっては、そこしか専門商社が無い・・・という場合も多い。。。というか、米国の軍需産業の日本支社を、新たに設けて、日本の防衛省に売るより、日本人の日本の商慣習に慣れた専門商社に仲介させた方が、コストが安く済む・・・という、現実もあるやろう。。。それに、軍事関係は、機密事項が絡んでくる。。。軍事機密だ・・・と言えば、誰も反論できない・・・・まぁ、水戸黄門の印籠みたいなもんや。。。

 

 だから、そんな場面では、結局、人と人の人間関係だけが、商売を成り立たす上で、大事なポイントになってくるのは、想像に難くない。。。だって、民間やったら、接待攻勢をかけて、注文を取るなんて、当たり前のことやからね。。。中元歳暮付け届け、ありとあらゆる事をして、注文を取る。。。それがビジネス界の常識や。。。官公庁の発注だけ、透明度を持って・・・なんて、現実問題として、なかなか難しいところやないかね。。。

 

 見ててみ。。。今に防衛省の中で接待を受けたことのあるヤツらがゴロゴロ出て来るで。。。防衛省だけやない。利権の絡むことの多い国土交通省とか、厚生労働省、経済産業省、農林水産省、外務省、文科省、ありとあらゆるところで、これからぼろぼろと、接待経験者が次々とつるし上げに会うのやないかね。。。公務員倫理規定なんて、クソ喰らえ。接待なんか、官官接待を含めれば、いっぱいやっとるの、みえみえやからね。。。

 

 総務省も地方自治体が、税金で接待しとる。予算もらうのに必死やからね。。問題は、このカネも、税金であるという認識がない事やと思うのやね。。。役人さんの収入が700万とか800万もあるのやろ。飲みに行きたかったら、何にも公金を使わなくたって、自腹で十分行けるやんか。。。それを何とか公金を自分のために使おうとするから、セコイ考え方になる。。。ほなら、役所も民営化して、普通の企業みたいに、経費を使わせるか?それだけは出来ひんやろう。。。つまり、役人の仕事というのは、基本的に営利追求ではなく、良く言えば、国民へのサービス、悪く言えば、国民の監視やからね。。。企業会計なんかには、そぐわないんや。。。

 

ただ、その役人の仕事の効率が、民間と比べて極端に悪くて、コストがかかりすぎているから、問題なんやね。。。この部分では、もっともっと民間を真似してほしいもんや。。。究極的には、国や地方自治体の仕事を徹底的に削減する。。。これに尽きると思うんや。。。役所の統廃合と、削減や。。。人口の減って行く日本で、高コストの今まで通りの行政サービスなんていらん。補助金の一切の廃止、役人の半減。無駄な仕事をさせない。。。これしかないで。。。ホンマ。。。

 

国会議員も100人でええ。参議院もいらん。今までと同じことをせなあかん理由がない。究極の改革をしたら、消費税も廃止出来るかも知れないで。。。

 

10/31(水) 早いもので、もう10月も終わり。。。明日から11月と思うと、何か少し気ぜわしいねぇ。。。

 

 さて、昨日は運行管理者の講習というのに、ほとんど、まる1日付き合わされた。役人さんという人種は、表向きには、国民の僕(しもべ)・・・と、言っているが、その実、逆に国民に負担を強いる部分がかなりある。私の昨日行った運行管理者講習なんかも、その最たるもので、何か、重大な事故が起きた時に、国は何を指導監督していたんや・・・と、言われないがために、作ったような仕組み・・・である。

 

 つまり、国は、運行管理者という制度を作って、運送会社から責任者を出させて、その者に、十分に指導監督をしていた・・・と、国の仕事の責任を逃れたいがために作ったようなシステム・・・であるほかの、何者でも無いんや。。。もし、何か、その運送会社が重大事故を引き起こした時に、事業免許を剥奪したり、営業停止にする・・・ような罰を儲けることにより、実質管理をしよう・・・というのがその目的である。。。

 

 ところが、このシステムの前提にあるのが、大きな運送会社だけを対象にしているのではないか・・・という部分が多分にある。。。。ここに問題があるのである。全国の運送会社の実に75%が資本金5000万円以下で従業員20人以下の中小企業・・・というのが、この業界の実態であるのに、僅か1/4しかない大企業の運送会社を想定した法律の組立になっている・・・という弊害がある。

 

実際問題、2トン車4〜5台でやっている運送会社が多いのに、やれ、運行管理者を置きなさい。整備管理者を置きなさい。建物が広いから防火管理者を置きなさい。危険物があるので、危険物管理者を置きなさい。お酒を倉庫に預かったら、蔵置責任者を任命しなさい。荷物の動きを報告しなさい。穀物を預かったら免許を申請しなさい。毎月その残高を報告しなさい。アンケートに協力しなさい。台風が来たら、その被害を報告しなさい。景気動向調査に答えなさい。災害時の緊急出動に協力しなさい。・・・・等々、ものすごい数の「行政への関わり」が強制されるのである。。。

 

 これらの指示は、国土交通省であったり、消防庁であったり、総務省であったり、地方自治体であったり、いろいろである。つまり、これらの役人さんの仕事を確保するために、民間の中小企業が「お付き合い」を強要されている・・・とも、取れるのである。。。従業員が何千人の大企業やったらええけど、これと同じ事を従業員十何人の会社にもさせるなんて、ほんま、酷い話やね。。。これらのシステムを全廃したら、どれだけたくさんの税金でメシを喰っておるヤツらの首を切れるか。。。ほんま、やってほしいわ。。。

 

 運送会社のトラックが起こす事故に、いちいち、国が関わって貰う必要が本当にあるのか?運送会社は、オウンリスクで、保険にも入っているし、事故を起こせば、それだけ得意先や被害者やいろいろなところに影響が及ぶから、必死になって事故を減らそうとするはずやんか。。。それを、自分たちの手柄するためにあるような役所が、自動車事故対策機構という、独立行政法人という名の、国交省の天下り先である。。。。

 

 この人たちの仕事は、主に、1年に1度の運行管理者の講習会の開催である。会場の関係で、数回に分けてやるのだが、この講習会をセットして、無理矢理、人にこれを受けさせるのを仕事にしている・・・のである。そして、この講習を受けないと、いろいろ罰則が用意されていて、自分たちの仕事の確保のために、強力な法律を作らせている・・・。つまり、とても強力な役人商売であると言えるのやね。。。

 

やっていることは、運転免許の更新時の講習に似ていて、法令の改正点の説明やら、交通事故や過積載の事故例の映像放映、ドライバーの心身における健康管理など、眠たい内容ばかり。。。この講習で、事故が減っている・・・と、言えなくは無いが、あんまり、関係ないのやないか・・・とも言えるようなものや。。。つまり、ギリギリ。。。死亡事故件数が減れば、自分たちの手柄になるし、増えれば、自分たちの仕事を増やして、より強固なシステムにする。。。つまり、負けのない商売をやっとるのやね。。。ほんま、腹が立つ。。。

 

我々は、ほんまに、こんな仕事をしてほしいと、国や自治体に望んだのかね。。。そうやないやろう。。。役人達にとって、都合の良いように、どんどん法律が作られて、どんどん、国民の望みもしない仕事が増やされていっている・・・。これに、歯止めを何とかしてかけないと、この国は、役人達に食い潰されるで。。。ほんまに、頑張っている中小企業を助けるどころか、足を引っ張って、負担を強いている。。。国は邪魔しとる・・・としか、思えないんや。。。ざんねんながらね。。。

 

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