日常のページ

 

11/1(木) 福田首相と、小沢民主党党首の党首会談が、先日、行われた。共産党や、社民党、一部のマスコミなんかは、会談の中味が公開されてないとして、密室政治だと批判しているが、私は、この程度で、密室との批判は少し違うような気がするのやけれどね。。。

 

 民主党の小沢党首は、自衛隊のインド洋上での補給活動について、日本として「ノー」と、言ってしまった。このタイミングが、今年の参議院選で民主党が圧勝したタイミングで言ったものやから、アメリカも、日本は親米路線から変換してゆくのか・・・と、取ったようである。。。

 

 私は、自衛隊による米国や他の国への燃料支援活動・・・というのは、他の親米国に対するポーズのための政策だと思っているし、日本に何が出来るか・・・出来る事で、テロとの戦いに、日本が主権国家として関わるけれど、交戦はしないという、一見、矛盾した2つの事柄を、何とか格好をつけるための、苦肉の策・・・であると思っている方である。。。

 

 ただ、本音を言えば、他の国は、日本はやっぱりカネだけ出して、手は汚さない国である・・・と、思われている・・・と、思うけどね。。。

 

 日本は、憲法九条で、今後一切、他国とは戦争をしない・・・と、世界に宣言したんやね。。。この理念は、実は、ものすごく画期的で、世界から見たら、絵に描いた餅のような、そんな話なんやね。。。というのも、どこの国も、本当は、戦争なんてしたくないのに、他国が仕掛けてくるから、それに対抗せざるを得ない・・・というのが、戦争やからなんや。。。日本は島国である・・・という特殊性があって、どこの国とも陸続きでない・・・という、地政学的な特殊性があるから、こんなことを言ってられるのや。。。と、他の国は思っているやろうね。。。

 

 でも、テロとの戦い・・・という論理も、実は、大量破壊兵器が有ると言っていたのに、実際は無かった・・・といういうことで、ただ単に、米国が、自分たちの言うことを聞かない相手を力ずくで倒して、親米政権を作ろうとしただけの、わがままに、付き合わされただけ・・・という側面も否定出来ないと思うんや。。。

 

 自民党は、何とか米国寄りの国と共同歩調を取りたい・・・。そのための方策を必死で考えて、どこの誰が見ても、けったいな、海上の無料ガソリンスタンド作戦を続けてきた・・・。民主は、これに反対は、してみたものの、上げた手を下ろす方法と、大義名分を見つけられずにいる。。。そんな、ところやないかね。。。民主党内にだって、国際協調は大事だと、考えている人は多いし、日本だけ何もしなくて良いのか・・・と、気にする平衡感覚を持った人も多い・・・と思うのやね。。。

 

 福田氏は民主党を対立野党ではなく、協力野党にする作戦に出た。安倍ちゃんなんかとは、全く逆の戦略や。。。何とか民主党の顔も立ち、自民党も納得する方法を模索しとる。。。これでええのやないかね。。。ただ、民主にとって、まだ自分たちに風が吹いていると、思っている人たちは、福田氏の説得に応じている小沢氏は、苦々しいやろうね。。。政権交代の邪魔である・・・と、考える人も多いやろうから。。。

 

 民主党は、国連安保理事会の承認があれば、自衛隊に何でもさせる・・・なんていう、有る意味過激な発言もしている。。。こんな、国連絶対主義も、ある意味、危険やね。。。だいたい、日本人という人種は、国際連合を、まるで、世界政府であるかのように考える人たちが多すぎる。。。国際連合の中国名での呼び名を知っているか?聯合国や。。。つまり、いまだに、敵国事項のある、戦争に勝った、戦勝国だけの集まり・・・これが、UNITED NATIONSの実態や・・・ぐらいの意識しか、他の国では無い・・・んや。。。

 

 だから、国連の決議というのは、大事なことは、米英露仏中の5つの国が全部決める。。。誰にも文句は言わせない・・・ぐらいの感覚しか無いんやね。。。そんな、戦争好きの大国ばっかり集まった組織での決定に、全てを委ねるようなバカな事はないで。。。国連至上主義なんて、クソ喰らえやのにね。。。。

 

 ただ、日本人の中に、国連を本当の意味で世界政府のようなものにして、理想的な争い、諍いの無い世界にしよう・・・という、理想主義的な意見のある人たちを、全く否定するのは、イカンと、思うんや。。。事実、その方向性は正しいし、国連こそが、世界中での紛争を解決出来る可能性のある唯一の機関であるのだろうしね。。。ただ、その事の実現には、まだまだ時間がかかるというのが、現実なんや。。。

 

 世界中の富のほとんどを先進国が独占して、ほとんどの貧しい国には、それに従うだけ・・・。この格差が貧困を拡げているし、食糧危機や人口問題、環境問題など、全世界の国が、1つの価値観を持って、全てが豊かになると言う、理想は、実は、全く実現しない現実である・・・ということも、判っている。。。だから、なるようにしかならないし、計画的に理想に近づける・・・という政策も、実は、その国々の努力にかかっている。。。ということも、判る。。。

 

 つまり、1つの国が、こうしたい・・・で動かせる範囲は決まってきている。日本は、今のところ先進国だが、これから50年、100年先には、ワン・オブ・ゼムになってしまう。。。でも、その中でどう、日本が世界から尊敬され、素晴らしいと賞賛される国になっていけるか。。。これは、日本人達の智恵が必要やろうね。。。

 

輝ける日本でありつづけるためにね。。。

 

11/2(金) 駅前留学で有名な業界最大手のNOVAが会社更生法を適用して、事実上、お手上げ状態になった。英会話教室という、とかく小規模経営になりがちな分野のビジネスを、ここまで大きくした猿橋社長の功績は、或る程度は評価したげなあかんけど、最後は、何か惨めやったね。。。腹心の部下や創業以来のパートナーに三行半を突きつけられて、欠席のまま、社長解任劇や。。。何か、昔の三越のお家騒動を彷彿とさせたね。。。

 

 いっぱい聴けて、いっぱいしゃべれる・・・・NOVAうさぎを使ったテレビコマーシャルは、毎日、毎日、見なかった時が無いぐらい繰り返し繰り返しテレビで放映されとった。。。そういえば、ウチの店にも、NOVAうさぎタオル・・・というのがまだある。。。まぁ、飛ぶ鶏を落とす勢い・・・やった会社やね。。。ところが、上場まで果たしたこの会社も、落ちるときは早かった。。。管財人によると、1ヶ月以内にどこか後継企業を決めて再出発の道筋をつける・・・としているけど、どうなんかね。。。

 

 外国人講師は給料の未払い問題もあるし、何より、会社の整理で困るのは、外国人ならでわの問題。。。つまり、ビザの更新が出来ないことやろう。。。不幸にも期限切れが近づいていた人たちは、日本に生活基盤を置いていながら、不法滞在になるから、本国に帰ってしまう必要にも迫られる。。。そうなりゃ、人権問題や、国によっては国際的な問題にもなりかねない。。。

 

 英会話教室のような各種学校の授業料は、不思議と前払い一括で、学校側にかなり有利な契約になっている場合が多い。私は今回の事で初めて知ったが、この授業料の支払いをクレジットの分割でやっている人は、この授業が受けられないのやから、クレジットの支払いはしなくていいのやて。。。ほんまかいな。。。

 

 クレジット契約というものは、クレジット会社が、一旦、その全額を立て替えて、ノバに全額支払っている。。。後は毎月利用者からその金額に手数料を上乗せした金額を回収する仕組みなんやけど、問題は、昔の高級呉服の分割販売などと違って、サービスの受け渡しが完了してない・・・という点や。。。つまり、ノバの生徒は、授業を受けられない状況にあるから、支払いもしなくて良い。。。ということになるんやそうや。。。

 

 よく考えてみたら、気の毒なのはクレジット会社やね。。。いかれこれ。。。やんか。。。ノバからカネは取り返せないやろうしね。。。

 

 そんななか、大阪のノバ本社の社長室が公開された。茶室にミニバー、サウナ付の高級ユニットバス、高級な家具など、約100坪を会長のスペースとして使っていたんやて。。。まぁ、別に、儲けた人が、どんな贅沢してようと、好きにしたらええと思うけど、給料貰えてない人たちが見たら、カッとなるやろうね。。。

 

 日本人にとって、英語とは、いろいろな意味でコンプレックスを持つ人が多くいるのではないか。。。普通の人なら、中学3年間、高校3年間、大学も4年行ったら、都合、10年間も英語の授業を受けていることになるやんか。。。ところが、英語のテストは出来ても、なかなか本当の英会話を使いこなせるレベルになっている人は、少ないのやないやろうか。。。町で道を聞かれても、ついつい、避けてしまうアンタ、身に覚えがある人も多いのと違うか。。。

 

 以前、朝の番組でウィッキーさんという黒人の人が街頭インタビューで、ワンポイント英語を街行く人に話して貰うコーナーがあったけど、なかなか、ちゃんとしゃべれて、普通の会話まで出来る人は少なかった・・・というのが、現実やないかね。。。そりゃ、日本で生活している分には、英語を話す機会はそんなに無いし、たまに海外旅行へ行っても、カタコト英語さえしゃべれれば、観光やみやげ物ぐらいは買えるし、食事だって出来る。。。つまり、不自由しないんやね。。。だから、せっかく覚えた英語でも、どんどん忘れていってしまう。。。。

 

 そこで、日本人が苦手とする英語を教える商売が英会話教室・・・となる。自分のキャリアアップや、仕事に使う必要に迫られて、資格を取りたいから。。。いろいろな理由で英会話をする人たちが増えた。。。この波にうまく乗ったのがNOVAやったんやろうね。。。折しも、世の中は、残業をせずに、早く帰れ・・・という風潮になった。駅前の便利なところで、手軽に通える英会話教室。。。講師は全部外国人・・・というのも、受けた理由やろうね。。。日本人のコンプレックスの裏側が実は、白人に対する劣等感・・・という部分もあるからね。。。

 

 ノバの経営が行き詰まった原因として、高額過ぎる社長給与や、ワンマン経営、強引なビジネスモデルの導入などが上げられている。。。パソコンを介して家で受講出来るシステムを導入するために、採算を度外視した投資もしているし、不明瞭なポッポナイナイも発覚している。。。個人経営から、本当の意味での上場企業に成り切れなかった。会社としての人材育成とか、強固な組織とか、が出来てないまま、いたずらに手を広げすぎた結果。。。それに、何より、ワンマン社長に苦言を呈したり、戒めたり出来る人がいなかった。。。これが大きいやろうね。。。

 

11/3(祝) この11月から、いろいろなものが値上げになっとる・・・。原油がちょっと前まで、1バーレル40ドルやったのが今や94ドル・・・年内にも100ドル行くのやないかね。。。サブプライムローン問題を嫌気して、株式市場などからの資金が急速に流出して、このお金が、原油の先物相場に大量に流れ込んでいる。。。こんなのが、原油相場が非常識に上がり続けている原因なんやそうや。。。私らみたいな素人には、専門家が言っているようなこんなことを信じるしか仕方がないのやろうけどね。。。

 

 相場は人と逆に貼れ・・・という鉄則がある。人が買ったら、値が上がったら、売って、人が売って値が下がったら買う。。。そうしたら儲かる。。。意外と単純な必勝法なのやけど、これがなかなか難しいんや。。。人間、下がり続けているものを買うのには、勇気が要るし、逆に上がり続けているものを売るのには、欲が邪魔をする。。。そんなもんやからね。。。

 

 そんななか、少しだけ、ほどけた資金があったので、少しだけ、中国株の投信を買ってみた。中国株の投信といったら、この2年ほど、うなぎ登りに上がっていて、もうぼちぼち危ない・・・のやないかと、いつも言われているヤツや。。実際、北京五輪や上海万博までは中国バブルは続く・・・と、見る人は多く、最初の方にこの投資信託を買った人はとうに売り逃げている。。。ところが、中国の株というのは、恐ろしいもので、怖い者知らず・・・という部分がある。暴落もあるのだが、常に右肩上がり・・・が続いていて、その勢いは止まるところを知らないほど、いや、それ以上のペースで、雪だるま式に上がり続けているから不思議や。。

 

 グラフを見ていたら、以前より値上がりのカーブがより大きくなっているから、怖い。。。落ちるときは、日本のバブル崩壊の何十倍の影響力があるのやろうけど、その日まで、まだまだ暑い相場が続いているようである。。。逃げ時が難しいけどね。。。さてさて、どうなることやら。。。

 

 さて、先日発表された世界の国の国際競争力調査で、日本は昨年の5位から8位に大きく順位を下げた。。。シンガポールにも抜かれたんやて。。。この大きな原因が、私は、実は、デフレにあると思っているんや。。。経済というものは、生き物であるから、或る程度の成長が必要なのである。ところがこの20年の日本を見ていれば判るが、物の値段が上がるどころか、下がっておる。。。当然、国民の年収も上がらない。物価も上がらない。。。これが、日本の世界における相対的な力を落としてしまっていると思うんや。。。

 

 ロンドンでタバコ1箱1000円以上するのは、少し別の要因があるにせよ、欧州各国では、景気の上昇とともに、低いレベルのインフレを計画的にやっているフシがある。。つまり、右肩上がりの経済成長を計画的に演出することによって、経済成長を維持しているのである。

 

 ところが日本はどうやろう・・・。物価が安定しているのは良いのだが、人口は減る。物価は上がらないでは、日本だけ世界の成長から取り残されてしまうことになるやんか。。。計画的に物価の上昇を狙って、物価を押し上げて行く手法を、インフレターゲットと言うのだが、この旗振りをすべきな日銀が、すでにゼロ金利に慣れすぎていて、いろいろな施策が取れない状況に陥っているのやないかね。。。

 

 世界のめざとい投資家たちは、日本のとてつもなく安い金利を使って、円をしこたま買い、その資金を利幅のあるところに投資して、ボロ儲けをしとる。。。これって、明らかに、日本の円を好き放題に利用されとることになるやんか。。。こんなのに、無策でええのかね。。。

 

資金というものに、国旗は付いていない。カネはより稼ぎの大きなところを目指して、あっという間に移動してゆくものである。。。日本の通貨当局や、経済関係省庁も、もうちょっと、しっかりしてもらわんとあかんのやないかね。。。ほおっておいたら、世界での日本の相対的な価値がどんどん下がってくる。。。歯止めをかけるのには、もう少し遅すぎた感があるのやないかね。。。

 

11/4(日) 今の防衛大臣石破は、軍事オタクとして有名やけど、ある意味、マニアックなほど、こと安全保障とか、危機管理分野においては、スペシャリスト・・・なところがある。いろいろと、問題百出の防衛省だけれど、不思議とこの人への批判が集まらないのは、久間のオッサンなんかと違って、利権には遠いところにあるから・・・なんやろうね。。。

 

 その石破氏が、防衛省の幹部全員にGPS付きの携帯を持たせて、退勤後や、休みの日の行動までも、管理しようとしようとしている。。。これが、少し物議を醸している。もちろん、守屋という、防衛省の元ドンが、取引業者から、何百回ものゴルフ接待やら、会食、海外旅行やら買い物まで、ベタベタの関係が明らかになってのことなのだが、ひょっとしたら、守屋以外の幹部も、そうやったのではないか・・・という、ごくごく当然の疑問とか来ていることは間違いがない。。。

 

 防衛省が調達する武器やら装備というものは、特殊なうえに特殊で、われわれ一般庶民からしたら信じられないような高値の価格で取引がされている・・・。アメリカで1丁1000ドルぐらいで売られている銃器が、日本では30万円とか40万円・・・もしている。。。つまり、他からは調達出来ないということは、そこに競争原理が働かなくなり、割高で調達される。。。そこに、利権が入り込む温床があるのやろうね。。。

 

 つまり、防衛施設庁の事件でもそうやったけど、「うまいこと」しとるヤツが必ず、そこにはおる。。。こういうこっちゃ。。。つまり、第二、第三の守屋のようなヤツ・・・がこれからごろごろ出て来る。。。そういうこっちゃ。。。上がやっていたら、下も真似するわなぁ・・・。そういうもんやからね。。。身に覚えのある、防衛省や、自衛隊の幹部は、いまは、戦々恐々としているのやないかね。。。

 

 そんななか、今度の石破発言や。。。休みの日や、仕事帰りに盛り場へ飲みに行くのまで管理されたらたまらん・・・。との意見に、石破氏は、危機管理を担当する仕事をする人間にとって、そんな甘い事は言ってられない。。。万が一の有事の際に、連絡が取れないとか、居場所が分からないで、済ませられる事か。。。と、反論した。。。そう、言われりゃ、その通りやからね。。。

 

 ただ、この発言は左翼系マスコミにとっては、格好の攻撃材料になったようで、時間外や休日まで個人的なプライバシーの部分まで管理するのは、行き過ぎ。。。石破氏の発想は子供じみていて、オタクっぽい・・・。とまで言っている。。。何か、追求の矛先とか、勢いの方向性が逆転していて面白いね。。。

 

 なぜなら、それらのマスコミは、何か有事にゴルフをしていた・・とか、大変なときに、温泉旅行で懇親会をしていた・・・とかいうネタは大好きやからである。。。普段、自分らは、こんなのを、せんど、批判しておいて、いざ、携帯GPSで幹部の行動を監視する・・・と、思い切った手を発表すると、またそれに反発する。。。何でも反対・・・それやったら、共産党と一緒やで。。。政府のやることに、何でも、反対だけしていたら、それで喰っていける・・・という、さもしい発想が、そこには有るような気がするね。。。

 

 もともと、左翼系の人たちは、国家による個人の管理・・・というのを、極端に嫌う傾向がある・・・。それは、その昔、左翼的な政治活動を、徹底的に封じ込めるために、国が強力な監視体制を取っていた時代のことが、頭から外れないのやろうね。。。確かに戦時中などは、不穏な動きは、国家転覆を狙う危険思想・・・てな感じやったから、政府は、その芽を摘もうと、必死になっていた。。。憲兵や警察、隣組まで組織して、市民同士を監視させる・・・という、今の北朝鮮みたいなことも、かつての日本はやっておった。。。

 

 だから、新憲法には、政治結社の自由とか、信教の自由とか、集会の自由とか、何やら、今の時代からすけば、ピント外れにさえ感じるようなものが、盛り込まれたんやね。。。つまり、それだけ戦前、戦中は、国家権力による個人への監視の目が行き届いていた。。。そういうことやったのやろうね。。。逆に、その分、個人の自由は制限されていたし、マルクス、レーニンやらを勉強していた・・・とか、そんに本ばかり読んでいた・・・とかいうだけで、赤狩り(レッドパージ)、つまり、反共産主義運動からは、メッコを付けられていた時代があった・・・というこっちゃ。。。

 

 私は、あまりにも極端な国家による国民一人一人への監視は必要ないと思うのだが、有る意味、監視をしてもらった方が安心できる部分がある・・・という事実も、あるのやないか・・・と、思う事が最近は増えてきた・・・と、思うのやね。。。例えば、京都の繁華街なんかでは、商店街のアーケードなどに、何カ所か、防犯カメラが備え付けられていて、それが24時間、画像を録画しているやろ・・・。アレって、肖像権・・・とか、カメラ嫌いだから、写されたくない人にとったら、腹の立つ事やんか。。。

 

 でも、もし、万が一の犯罪なんかが起きたら、この映像が犯人を特定したり、逮捕するための決め手になる場合も多いと思うんや・・・。その他にも、コンビニやATM、マンションのエレベータの中とか、スーパーや銀行のお金を扱うところなんかでも防犯カメラは四六時中、監視してくれとる。。。これって、何か悪いことをしようと、企てている者にとっては、或る程度の抑止効果というか、妨げ・・・にはなってくれていると思うんや。。。これは、反対するどころか、歓迎すべきことやないやろうかね。。。

 

 携帯GPSも、この防犯カメラの感覚に近い。何かあった時のためにシステムとして機能する意外にも、この携帯を持って、ソープランドとか、歓楽街なんかには、行きにくくなる。。。これで、防衛省幹部のスキャンダルが防げる。。。そんな効果も狙えるのやないかね。。。。文句があるなら、そんな人は辞めて貰って良い。。。ぬるま湯の中でぬくぬくと仕事をしとった防衛省幹部たちにカツを入れるには、良い機会やったんやないかね。。。石破はん、なかなか、やるやんか。。。

 

でも、これで頬被りしてしもたらあかんで。。。悪い膿は出してくれんとね。。。

 

11/5(月) それにしても、びっくりしたね。。。安倍総理の辞め方も、意外やったけど、小沢民主党党首の辞め方も、かなり唐突な感じがした・・・と、私は思ったけど、みなさんは、どうやろう。。。

 

 そもそも、事の起こりは、福田新総理と対の会談や。。。与党が衆議院で多数を占め、野党の民主党が参議院で多数を占める・・・という、ねじれ現象のおかげで、法律が今まで1本も通らない・・・という、異常事態に陥っている。。。衆議院の優位があるのだから、自民は衆議院で可決した法案を参議院で秘訣された場合、衆議院に戻して、2/3の賛成があれば可決できる・・・。ただ、ここまでの圧倒的多数は衆議院でも無いから、余程、譲歩して、一部でも民主党の協力が得られないと、国会は立法府としての機能が麻痺したまま、次の選挙まで行くことになるんや。。。

 

 もちろん、予算案などの重要案件や、テロ特措法の代わりになるような日本のこれからを決めるような大変重要な案件になると、与野党合意が必要になってくるのは必定やからね。。。強行採決もままならない。。。だから、福田氏は、民主党との対話を重視せざるを得ない状況にあった・・・とも言えるやろうね。。。

 

 小沢氏もそのへんのところは、よく判っていて、小沢氏の腹の中では、対立して、政権交代を目指すより、自民党をより民主党の意見を呑ませる方向性を匂わせる事により、またまた、政権再編を狙っていた・・・という部分が強かったのやないかね。。。

 

 そう言えば、小沢は、新生党やら自由党やらいろいろな政党を作っては壊し・・・を続けて来た人や。。。壊し屋とか、豪腕とかのニックネームは、小沢氏が、この手の荒い政治革命に近い手法でのみ、本領を発揮できた・・・ということを指しているのかも知れないね。。。小沢氏は、再編を主導することによって、その力を誇示してきた・・・そんなところがある。。。ところが、民主党に集約した時に、どうも、あまりにも意見の違う人たちが党内にいる。。。民主党の左派よりは、自民党の方が、小沢にとって自分の主義主張に近い部分がある・・・と、ずっと感じ続けていたのやないかね。。。

 

 いわいる、ガラガラポンをまたまた仕掛けることによって、民主党の左派を党内から追い出して、自民党の左派を自らの方へ取り込みたい・・・。そんな数の論理が、この人の頭の中から消えなかったのやろうね。。。

 

 密談と言われた中では、大連立した時に、民主党がどのポストを取るか・・・まで、水面下では進められていたんやて。。。これが、今回のことでバレた。。。つまり、民主党内で、なんで、政権交代を目指しているのに、そんな大連立なんて話をするのや。。。即刻、断るべきなのに、党内に持ち帰って来た。。。何を小沢党首は考えておるんや。。。という反発が出たんやろうね。。。

 

 民主党はこの前の参議院選で大勝して、このままで行くと、次は、政権交代が出来る政党になるのではないか・・・と、期待されてきた。。。ところが、たった2ヶ月で、福田政権が誕生し、政党支持率が、また逆転し、おまけに、民主党内が意外とバラバラである・・・・という致命傷がばれてしまいよったんやね。。。つまり、小沢氏の頭の中では、手詰まり感・・・が一杯になっておったんやろうね。。。私ら凡人には判らへんけど。。。

 

 国民が民主党に望んでいたのは、自民党と対抗する軸としての、政権交代能力のある政党である。自民党が悪い方向に向かおうとした時には、内閣を総入れ替えして、別の選択肢を実現可能にする政策を持った政党やったと思うんやね。。。それでこそ、二大政党時代の意味がある。。。反対反対ばっかりやっていれば良い野党なんて、もういらんからね。。。ところが、寸前のところで、また民主党がこけよった。。。このことは、我々国民にとって、ものすごく不幸なことやと思うけどね。。。

 

 民主党では今回のことを受けて、またまた党首選びが始まった。。。どうせ、岡田やら菅、鳩山、横路、前原・・・なんていう、昔の名前で出ています・・・みたいな人しか、よう立てへんのやろうけどね。。。耐震偽装で有名になった人とか、年金疑惑の追求で名前が出た人とか、原口とか、名古屋弁のオッサンとか、思い切った若手の起用はせえへんのかね。。。福田に合わせてしもたら、選挙はゼッタイに勝てへんで。。。年寄りの黄門さんなんか出したら、終わりやからね。。。

 

しっかりしてくれ、民主党・・・。せっかく、たくさんの票を投票した国民を後悔させんといてや。。。

 

11/6(火) 京都駅の南側に、松下電器の工場の広大な跡地がある。その使い道について、市役所を移転してはどうか・・・とか、いろいろなプランが浮かんでは消え、消えては浮かび・・・していた・・・。今年になってやっと本決まりになって、今、とてつもなくどデカイ建物の鉄骨が立ち上がってきている。。。京都駅付近は、いろいろと、新規の店舗がどんどん出来て来るね。。。

 

 資料や新聞報道に拠れば、新しい商業施設は、2008年の3月1日にオープンする予定で、午前9時から23時までが営業時間。31000uの土地に6階建てと7階建ての2棟が建つ。総店舗面積は45000u。1200台分の駐車場が整備される見込みである。

 

 肝心の中味は、(株)ワールドのファッション関連店舗や、(株)ユナイティッドアローズのセレクトショップ、(株)ユーバレーベンの食品スーパー。シネコン、大型書籍店、日用品スーパー、飲食サービス、生活雑貨、服飾雑貨、等々・・・となっている。

 

 店割りは、1階にスーパーと専門店、2階〜3階に専門店と本屋、5階と6階はシネコンとパーキング。7階とRFは駐車場の予定。西洞院通から東側の棟には、キャラクター系の雑貨店が入るそうである。。

 

 ネットの情報では、ヤマダ電機が来る・・・とあったけど、真偽のほどは不明である。

 

 京都市も、この動きに対応して、南北自由通路という、線路の上を南北に渡る改札内ではない通路を八条通通を跨いで南側まで延長する工事の予算取りをしたようである。つまり、そんなにデカイ商業施設が出来ると、人の流れが大きく変わることになるからね。。。八条通に大きな人通りが出来ることになる。これを受けて近鉄も近鉄京都駅に細長いホテルを建設するし、閑古鳥が鳴いていた近鉄名店街を全面改装して、対応するらしいね。。。

 

 これも、京都駅ビルの大成功が引き金になっている。。。京都駅の乗降客数は、このあたりじゃ半端やないほど多いからね。。。この人を狙って、いろいろなサービスや施設やらが、どんどん集まってくる。。。この2〜3年で、このあたりの雰囲気も、がらっと変わることになるのかもね。。。

 

 京都駅の付近は、今まで、あんまり、柄がよろしくない地域だったけれど、こんなのがどんどん出来て来ると、どんどん再開発が進んでくる。駅の東側はまだまだディープな雰囲気が有るけれど、駅裏やら駅の西の部分は、どんどん変わりつつある。オムロンやロームなどの地元の力のある企業は、どんどん駅前の一等地を買取り、本社を移転して来ているし、ひょっとしたら京都の駅前も西梅田のように、きれいなビル街が形成されてゆくのかもね。。。どんどん新しいビルが建っている。。。

 

 京都のように、今でも150万近く人口のある大都市の割りには、繁華街が四条一カ所しか無いのが不思議・・・と言えば不思議やった。。。駅前は、その意味では、どんどん発展する草刈り場になっていて、市内有数の商業集積地になろうとしている。京都土産しか売ってないようなところばかりやなくて、どんどん、新しい施設が出来て、集客力も増している。ビッグカメラやヨドバシカメラ、ソフマップにジョーシンなんかも近くに出てくるらしいね。。。あらゆる意味で、京都の駅前が東京のどこにでもある風景に塗りつぶされていってしまう・・・。京都人からしたら、少し、寂しい思いのする今日この頃である。。。

 

ヨドバシカメラの店内には、外国人観光客を意識した、いかにも日本的なお土産のコーナーが充実している。。。電気屋の中で売っているには、少しイメージが違う感じやけどね。。。京都の発展はうれしいけど、東京とは違う何かが、やっぱり、京都には有って欲しいもんやね。。。そうやないと、日本中がミニ東京になってしまう・・・。

 

11/7(水) 辞めるのか、辞めないのか、はっきりせえ!民主党内のごたごたを見ていたら、ほんま、見苦しいね。。。せっかく、ええとこ行っていたのに、またまた民主党はオウンゴールで、支持率を下げてしまいよった。。。政権交代は、夢のまた夢に終わってしまうのかね・・・。

 

 一度、辞めるって言った人を、また、しぶしぶ同じ人を担がないと、人がいない・・・やなんて、情けないことこの上無いで。。。民主の株は下がりっぱなしやね。。。

 

 今度のことで判った事やけど、どうやら、小沢氏が、大連立の話を福田氏としてきて、持ち帰った事を批判した党幹部というのは、菅氏のようやね。。。あの人言い方キツイからね。。。小沢という人は、岩手のオッサンで、意外と素朴なところがあるから、悪いことをタントしてきた割りには、こういう真義に悖るところには、ピピッと反応する方なんやろうね。。。そんなに、批判されるぐらいやったら、党の代表なんて、やってられるかい・・・てな感じになったのやないやろうかね。。。

 

 もともと、小沢の中には、何とか代表を引き受けてくれと請われてやってやっている・・・という感覚がある。ところが、自民党に仲間を引き連れて復党するのやないか・・・なんていう、党の分裂のような話になったら、そこまで、信用しないのやったら、おまえがやれや・・・という気になったのやないかね。。。

 

 民主の代表辞退を発表する会見でも、小沢はキッパリ辞任するという原稿を書いていたのに、菅氏らが、書き換えて、何とか、進退伺いを出した・・・というカタチにして、「逃げ」を作らせたそうや。。。これなら、説得に応じて、もう一度党の代表として頑張る・・・という、線を残せるからね。。。このあたりで、小沢の心の中も揺れていたのやろう。。。

 

 それにしても、小沢が投げ出したいぐらいに、民主党という党を、まとめるのは難しいのやろうね。。。自民党なら、当然あるような、党内をうまくまとめて行くような、党内の規程やら、ルールが、まだ未整備なところがあるやろうからね。。。そんなところに、嫌気がさしたのが本音かもね。。。

 

 そういう意味では、福田氏という人は運のある人なのかね。。。人間、その人の持っている運というのが、誰にでもある。安倍氏なんかは、まるで運が悪い人やったけど、このタイミングで願ってもない、敵のエラーは、まるで、棚からぼた餅・・・みたいなもんやんか。。。福田氏は民主に徹底的に歩み寄ることによって、民主の選択肢をどんどん狭めていっていることになるのを、知ってか知らずか、やっている。。。民主党も、次に政権を担おうとするのなら、我々の党やったら、こうする・・・という、自民とは違う正解を国民の前に提示せんとあかんからね。。。これが出来ひんかったら、民主党に次は無い。。。

 

 テロ特別措置法の代わりの法律かて、民主なりの、日本の国際貢献策を提示する必要がある。国民年金の問題にしたって、我々なら、こうするという、案を出さないとあかん。自民や役所の批判だけをやるのは簡単やけれど、いざ、自分たちが政権担当すると、結局、自民より良くない・・・なんてことに成りかねないからね。。。つまり、民主も、本当に独り立ちする政党ににならんと、本当に政権担当能力があるかどうか・・・を、国民に信じて貰えないからね。。。

 

 そのためには、民主党は、もっともっと、役者をたくさん作らないとアカン。。。国民のだれもが知っている政治家が、民主党の中にいったい何人おるか・・・。素晴らしい人材はいても、党として売り出せないでは、層の厚い自民党を追い込むのは、なかなか並大抵やないと思うで。。。

 

せっかく、参議院選でたくさん当選させたんやから、もっともっと勉強してもらって、立派な、通用する政治家をたくさん出してほしいもんやね。。。ぶってぶって姫とか、女子アナとの密会とか、賭けゴルフ・・・とか、そんなのではいろいろ話題を提供するのやなくて、さすが、民主党やなぁ・・という風になってほしいもんやね。。。

 

11/8(木) 関西に京阪電鉄という私鉄がある。もともと関西では名門やった私鉄やったのだが、どちらかというと地味〜な鉄道会社やった。その京阪がこの頃、少し元気である。

 

京阪電鉄の歴史は古いのだが、戦前生まれの人なんかに言わすと、今の阪急電鉄のことを「新京阪」、京阪電鉄のことを「旧京阪」と呼ぶ人が多い。何故かというと、実は、今の阪急電鉄の走っている線路は、前は、京阪電鉄が走っていた路線やからである。

 

 京都と大阪を結ぶ路線は、いろいろ有るが、その最短距離にあるのが今の阪急電鉄の路線である。ここを走っていた京阪電鉄は、業績悪化と小林という阪急電鉄のやり手の創業者に、この路線を売り渡してしまうほど、落ちぶれたんやね。。。もともと鉄道会社は大地主さんなどの金持ち商売で、広い土地や財産を持っている創業家が、いろいろな鉄道会社を買収したり合併したりして、大きくなってきた経緯がある。

 

 京阪もそのひとつで、小林率いる飛ぶ鶏を落とす勢いの阪急に母屋を取られた格好になった。そこで別の京都と大阪を結ぶ路線を造った。電鉄会社といのは、特に関西私鉄は、沿線の開発とセットで、電鉄の路線を引いていく。自社に有利なところに駅を建てて、そこに鉄道を走らせることにより、運賃収入も不動産収入も得ようという商売やからね。。。そこで少し遠回りで、早くはないが、今の三条京阪−京橋の路線が出来たんや。。。京阪の路線は、何もないところに通すという阪急方式ではなく、今、そこそこ人が住んでいるところとか、ある程度、繁華街になっているところに電車の路線を通す・・・という発想やから、路線も一直線ではなく、ジグザクになってしまう。狭いところを縫うように電車が走る・・・というイメージがある。。。

 

 関西の私鉄は近鉄が路線的には一番長いが、内容的には、阪急電鉄が一番。阪神電鉄と合併して、その力はまさに盤石や。。。この成功は、やっぱり、梅田という地の利やね。。。ここには国鉄の大阪駅がある。ここと同じ位置にあるというのが、一番強い。近鉄が天王寺や上本町、南海が難波、そして京阪が京橋。どこを営業拠点にしていたかで、こうまで差がつくか・・・というとこまで来た。鉄道会社というものは、そうそう簡単に拠点を移動したり出来ひんもんね。。。

 

 大阪には、野球のチームを持つ電鉄会社が昔はたくさん有って、阪急・南海・近鉄・阪神それぞれが球団を持っていた。関西五大私鉄で野球の球団を持ってなかったのは京阪だけやったからね。。。今では、阪神しか残ってないけど。。。

 

 ところが、そんな沈滞気味の関西私鉄にも久しぶりに新路線が出来て元気なところが出て来た。それが京阪電鉄である。関西の人ならご存知だが、京阪は、数年前から、「京阪乗る人、おけいはん」というキャッチで、コマーシャルをやっている。ダジャレがいかにも関西らしいけど、京都の観光地に近い路線を、もっともっとアピールしてゆこうという、戦略やね。。。

 

 そして、大阪のビジネス街を東西に貫く中之島新線が通るし、京都市の地下鉄東西線に乗り入れている京阪の子会社みたいな京津電車も、今まで二条駅までやったのが地下鉄の延伸工事完成によって、太秦天神川まで伸びる。私鉄の新線なんてなかなか作られない昨今のなかで、新しい路線が出来る・・・というのは、大変珍しいことである。。

 

 そして、京阪電鉄は昨日、3つの駅の駅名変更を発表した。今まで、五条駅と呼ばれていた駅を、清水五条駅。四条を祇園四条駅、丸太町駅を神宮丸太町駅とするそうである。いずれも、清水寺、祇園、平安神宮という有名観光地の最寄り駅であるということをアピールする意味と、今までの駅名が地下鉄烏丸線の丸太町、四条駅と混同されやすい・・・という事からの発想やろうと思う。。。

 

 実際、烏丸線の丸太町駅と京阪本線の丸太町駅とが同じ名前でありながら、川端通と烏丸通やから、かなり距離が離れていて、地方から来た人が乗り換えようと思って、ものすごく遠かった・・・というのもあるやろうね。。。四条駅も地下鉄四条駅のある市営地下鉄烏丸線と京阪四条通駅の間を乗り換えようとすると、少し遠いわなぁ。。。これを解消するという意味もあったのやろうね。。。

 

11月の京都は、紅葉とともに、ものすごい数の観光客が押し寄せる。観光地近くの道という道は、大型バスで埋め尽くされるし、おみやげ物を売る店には行列が出来る。秋の観光シーズンの京都は、まさに、京都観光のクライマックス。一番、華やいで見える良いシーズンやね。。。でも、観光地にマイカーで来ると、身動き取れなくなります。この時期の観光は、電車かバスでどうぞ・・・。是非とも、お京阪・・・乗って来てくださいね。。。

 

11/9(金) 民主党には、政権担当能力がない・・・とまで言って、党の代表を辞めた人をたった2日でまた党の代表として担ぐ。。。政治の世界というのは、誠に摩訶不思議な世界やね。。。裏で大連立構想を掲げて、画策しとつたのは、読売のナベツネ。。。それに福田総理の代理は、どうも森喜朗らしい。。。小沢が敬語を使う人は数少ないからね。。。

 

 まぁ、珍しく民主党が世間の注目を浴びて、新聞の一面を賑わしたね。。。人の噂も七十五日っていうけど、これらの話題が注目されて、助かっているヤツも多いのやないかね。。。年金ネコババ役人やら、耐震偽装したヤツやら、賞味期限改ざんで営業停止喰らっておったヤツら。。朝青龍に亀田一家、守屋元次官、みんな知らない間に、こそっと、復活しとるのかもね。。。

 

 それにしても、日本人の関心というものは、どんどんと新しいものに置き換わって行くものやから、いくら世間に叩かれまくっていた人でも、いつの間にか平気でテレビでしゃべっている。。。なんて、よくある事やんか。。麻薬で捕まったヒカルゲンジのヤツは最近だから覚えているけど、槇原なんとかいう歌手とか、ショーケンとかは、もう仕事しとるね。。中東の国に行って過激派に捕まって、日本中の関心を集めた自己責任3人組も、講演会なんかやっとるようやし、横浜国大の捕まっている人なんか、もう1ヶ月以上になるので、もう国民から忘れかけている。。。

 

 つまり、国民の関心事なんてものは、かなり瞬間最大風速・・・みたいなところがあって、よっぽど重大であったり、世間に与えたインパクトが強いものでなければ、人々の記憶の中から、簡単に忘れ去られて行ってしまうことなんやね。。。

 

 その時には、気の毒や・・・と、あれだけ、国民全部の関心を集めた拉致事件かて、あまりにも進展がない・・・と、残念ながら、国民の関心・・・という点においては、だんだん忘れ去られてしまっているのやないかね。。。

 

 時の流れが、いろいろな意味での誤解やわだかまりを薄めたり、消したりしてくれることは、多いし、忘れたくても忘れない・・・と、あれだけ強く思っていた事でも、もう過去のこと・・・と、忘れてしまおうとしていることもある。。。原爆とかも、そうなのかもね。。。

 

 最近、反中国、反韓国色の強いサイトなんかを見ていると、どうも、せっかく忘れていたのを、ほじくり返すようなことが話題になってる時がある。これは、国民性なのだろうが、例えば韓国という国は、伊東博文が安に暗殺された事とか、豊臣秀吉が明を攻めるために、朝鮮半島に攻め込んだという400年以上前のことまで、日本は油断ならない国だ。決して気を許してはいけない・・・と、熱心に国民に教えていていて、何かにつけて、日本を目の敵にする国民性を指摘している。。。

 

 まぁ、そんな昔のことを、いつまでも引きずる国民性も、ナニだと思うが、その事の責任を今の世代の人にまで求める姿勢は、どうなのかね。。。国連の事務総長を選出するときに、潘氏選出に最後まで反対して、最後まで棄権までしたのが日本やった・・・と、またまた日本にかみついとる。。。

 

 でもね・・・。みんながみんな、そうやないで。。。韓国に行ってみ。反日は反日やけど、それは、反日でないと、向こうの人から仲間はずれにされる雰囲気というか、お国の事情とかいうのがあるのやないかね。。。親日的な発言や行動を取ると、昔の日本みたいに、「非国民」扱いや。。。昔の日本統治時代に、日本の手助けをした・・・というだけで、財産が没収されたり、社会的な地位を剥奪したりする国やからね。。。

 

 ただ、私は、この国もいずれ、いつかは、いろいろなことを、忘れる時が来ると思うんや。。。いや、忘れてもらって、水に流してもらわんとアカンと思うんや。。。いつまでも何万年も、隣の国に嫌われ続けててたら、困るしね。。。

 

 韓国人の中でも、本当は、日本の統治下・・・という歴史があったおかげで、教育制度が完備されたり、鉄道や道路のインフラ整備が進んだり、衛生概念が飛躍的に向上したり、人としての倫理観が向上したり、良いことが多かった・・・と思っている人は多いと思うんや。。心の底ではね。。。ただ、それを素直に感謝出来ないようなお国柄なんやね。。。それを日本人が、良いこともやった・・・というと、自分たちのとても惨めだった過去を、どうしても心の中で認めたくはない・・・という感情が働くんや。。。だから、意地でも日本には感謝出来ない国。。。それが韓国・・・という国であると、あきらめるしか無いんやね。。。

 

 日本人にもプライドがあるように、韓国の人や中国の人も、とても強い誇りがある。。。悪いことを水に流してもらうには、お互いに相手のことを立てて、互いに尊敬し合うような付き合い方が続かないとあかんと思うんや。。。相手のことを批判ばかりしているうちは、何にも進まへん。悪い過去は水に流して、これからどうするか・・・どんどん過去を忘れてしまうような前向きな付き合い方も、考えて行く必要があるのやないかね。。。

 

日本人は、韓国の発展は、日本が手助けしてやったから。。。という思いがある。。。ところが、韓国の人は、自力でここまで発展してきた・・・というプライドがある。まず、ここらあたりから、ボタンの掛け違いを直さなあかんのかね。。。

 

11/10(土) やっと平年に近い気候に戻ってきてくれて、今日あたりは、少しばっかり、肌寒い感じ。。。夏から急に、秋を通り越して、冬になる。。。そんなイメージに感じる人が多いのやないかね。。。ついこの前まで、短パンにTシャツやったからね。。。遅れていた衣替えをボチボチ、しなくっちゃね。。。

 

 さて、長崎で入院していた34歳の男性が、病室でいきなり射殺される・・・という事件が起きた。この男性は、ラグビーで怪我をして、入院していて、あと数日で退院・・・というところやったんやて。。。日本では拳銃を持っても良い人は、警察官や自衛隊員、それに猟師に射撃競技の選手ぐらいかね。。。ところが、後を絶たないのが、暴力団による抗争の際に、使われる拳銃。。。どうせ、どこかの国から密輸されてきているのやろうけど、なかなか取り締まることが出来ないものかね。。。

 

 今回の事件を調べている警察は、どう調べても、この被害者の男性が、誰かに殺されるような人・・・ではない事から、先月まで、この病室に入院していた暴力団関係者と、勘違いされて、殺されたのではないか・・・と、見ているのやそうや。。。もし、そうやったら、ほんと、お気の毒なことやね。。。これからは、入院する時に、以前にこの部屋に入院していた人の身辺調査までせんと、おちおち枕を高くして寝てられない・・・なんてことになるやんか。。。

 

 この事件の起きた病院の院長さんの会見を見ていたら、亡くなった方の遺族への謝罪ではなく、お悔やみ申し上げます・・・という表現にされていたけど、私は、病院にも、少しはセキュリティチェック的な部分での落ち度があるのやないか・・・とも、思うけどね。。。金属探知機ぐらい出入り口に有ってもええのやないかね。。。防犯カメラが有るくらいやったら。。。

 

 それと、今回の不幸な殺人事件の、最も大きな原因のひとつが、私は、病室の前の廊下に、患者の名前が出ていない・・・ということにあると、思うのやね。。。日本という国は、おかしなことに、個人情報、個人情報と、何でも騒ぎすぎて、その薬が効きすぎて、今回のような悲劇に繋がっている・・・そんなところがあると思うんや。。。

 

 私は、病院という、本人確認が、最も必要なところで、個人情報の保護のへったくれもない・・・のやないか・・と、思う方なのである。まして、病人への薬の投与を取り違えたり、いろいろな医療ミスが問題になっているやんか。。。これも、患者一人一人への本人確認がちゃんと出来てなかったのが原因やんか。。。それなのに、一番大事な患者の名前を掲示しない。。。いったい、何に配慮して氏名を掲示しないのか。。。教えてほしいぐらいや。。。

 

 以前、JR西日本が起こした尼崎での脱線事故で、被害者が、いったいどこの病院に収容されているか・・・という、被害者の家族にとって、一番重要なポイントが、全く教えてもらえない・・・という、馬鹿げたニュースが、世間の話題になったことがあった。この時も、病院関係者やら、警察担当者やら、救急関係者やらが、やたら口にしていたのが、個人情報保護・・・というセリフである。。。

 

 私は、このような非常時に、公務員の人たちが、一分一秒でも早く、家族の安否を知りたいと思っているような時に、平気で、個人情報保護条例を楯にして、家族にとって切実な情報を教えないこと・・・に、憤りを禁じ得ない。。。その人の身になってみ。。。それが、人として、許されることなんか?と、言いたいね。。。

 

 これと近いものが、今回の誤射事件にも有ると思うんや。。。病院に入院する事は、確かに、あんまり格好の良いことではない。でも、怪我や病気になってしまったもんは、しゃあないやんか。。。お見舞いに来る人もいる。病室の入れ替えもある。それなのに、表札が無いと、間違いのもと・・・やし、みんなが不便・・・なのに、なんで、こんな馬鹿げた事をやっとるのや。。。

 

 都心部のマンションの集合ポストなんかでは、確かにほとんどの部屋に住人の氏名の表示が無い・・・。女性の一人暮らしであるとか、この部屋に住んでいるといことを、他の人に知られたくない・・・とかいうのは、例えば芸能人の人とかは、判らないでもない。。。でも、病院は違うやろ、病院は。。。個人情報保護条例の施行された時に、過剰反応して、いろいろ対策を取った医療機関は多かったけど、ぼちぼち、見直す必要がある時期になっているのではないかね。。。

 

 私は、マンションの部屋でも、表札が無いのは、何かその住人が、他人さんには知られたくない隠匿生活をしてはる人・・・やないか。。。という風に、疑いたくなる方である。ちゃんと、まっとうな仕事をしていて、普通に生活しているなら、何も名前まで隠す必要はないのではないか・・・と、思うのである・・・。名前が無いと、例えば、郵便配達の人や、宅急便の人なんかは、本人確認が出来ない。。。田中さんの表札のある家に、山田さん宛の荷物や郵便物は届けられないやろ。。。つまり、この部屋の唯一の住人である・・・という証明が、本人が部屋の中から出てきて、宛名と同じハンコを捺した・・・という事実だけやろ。。。この大前提が崩れてしまう可能性があるからなんや。。。

 

 名無しの部屋は、あんまり社会的によろしくない事を企んでおる人たちにとって、社会的に格好の隠れ蓑になるからね。。。集団スリのアジトであったり、暴力団員の事務所であったり、何か警察に掌握されたくない理由のある人らにとったら、とても居心地が良いことになるからね。。。

 

 氏名というのは、有る意味、究極の個人情報である。その反面、社会生活を送る上で、自分は他人とは違って、こうこうこういう人間です。。。という、自分と他人を区別するために、必要不可欠な大事なものやと思うんや。。。自分の名前を相手に知られたくない。。。という感情は、理解出来る部分はあるけれど、それをやることによって、とてつもない社会的な不利益が生ずる可能性がある。だから、氏名の表示というのは、とても大事な事やと思うんやね。。。逆に、氏名の表示をしていないことに対して罰則を与えてもええぐらいやと思うんやね。。。

 

 昔、日本で戦さばっかりやっていた時、刀を持った武士は、我こそは○○である〜と、「名告り」を上げるのが、戦う相手に対しての礼儀でもあった。自分はあなたと戦うだけの値打ちのある人間である・・・ということを、誇示する意味合いもあったんやろうけどね。。。名のある武将が、雑兵と戦って敗れたのでは「名折れ」になる・・・ことから、「名のり」は、行われて来たのやろう。。。つまり、名告らず、いきなり相手に闘いを挑む行為は、卑怯者のすることであり、自分を誰々である・・・と宣言する行為は、武士道の世界にとって、まさしく、逃げも隠れもしないぞ・・・という、潔い行為であり、相手に対しての礼儀であり、日本人が日本人として立派に生きるための、心の支えのようなことまで意味していたのではないやろうかね。。。

 

 まぁ、今はそんな戦国時代ではないけれど、我々日本人の中には、正々堂々・・・とか、卑怯者にはなりたくない・・・であるとか、こそこそと世間に隠れて生活をしたくない・・・とか、そういう、気概のようなものが、まだ有ると思うんや。。。氏名を法律を楯にして隠すような行為が、私には何か、とても日本人らしくない、おかしな価値観を持って、現代人のなかに広まってしまった事に、えも言われないような、漠然とした、焦燥感を感じるのである。。。

 

 誰が、病室の前にあった表札をやめようと、言い出したか。。。そいつを、ちょっと、吊るし上げたらなあかんのやないかね。。。

 

11/11(日) 11月も半ばに入ると、ぼちぼち来年の年賀状はどうしようか・・・というような時期になる。早々に喪中ハガキが送られてきて、この方たちには出したらアカン。名簿の整理もいとかないと・・・という、少し気ぜわしい気持ちになるから不思議やね。。。

 

 さて、最近は年賀状と言ったら、パソコンで作って、インクジェットプリンターで、カラフルな印刷をして出す・・・というのが、当たり前になってきた。昔は印刷屋さんに出していたのに、今は簡単に自分で作れるからね。。。町の印刷屋さんも大変や。。。

 

 さて、そのインクジェツトプリンターといえば、つきものなのが、インクカートリッジである。写真付きのはがきを印刷すると、必ず数本のカートリッジが必要になってくる。この時期は、このインクジェットプリンターのカートリッジがたくさん売れる時期でもある。

 

 ところが、このカートリッジ。何でこれだけ高いねん。。。と、ツッコミを入れたくなるほど高い・・・と、思わないか?。以前は、プリンター本体が5万6万していたのに、この頃は、1万円を切る商品まで出てくるほど、価格競争が進んでいる。8800円の特売で買ったインクジェットプリンターのインクが切れたので、カートリッジを買いに行ったら、3680円もした。。。なんて、笑えないような話も出て来たんやね。。。

 

 はっきり、言って、インクジェットプリンターのメーカーは、本体の販売で利益を出すのをあきらめているフシがある・・・のやないかね。。。その分、後からカートリッジで儲ける。。。そんな販売方針に切り替えた・・・としか思えないね。。。

 

 インクジェツトプリンターのメーカーと言えば、エプソンにキャノン、それにヒューレッドパッカードにNEC、リコーあたりか。。。ブラザーなんかはHPの規格に乗っているしね。。。ところが、あまりにも高いインクカートリッジがバカスカ売れるとなったら、当然、安い純正ではないカートリッジのニセモノが出てくる。汎用品と呼ばれるもので、これをブランド品と同じように、「まがい物」で扱うには、ちょっと違う。。。立派に、エプソン対応とか表示しているから、多分、なんぼかのロイヤリティでも払っているのやろう。。。

 

 ところが、あの立派なカートリッジを使い捨てにするのは勿体ない・・・として、このカートリッジにインクをまた詰めて売るところが出て来よった・・・。このメーカーとキャノンが裁判で争っていて、司法判断が何回か出ているのだが、これが、なかなかまちまちなんやね。。。

 

 問題は、どこまでメーカーの特許権とか、独占販売権とかいうのを認めるべきか・・・という判断やからね。。。これは、難しいわ。。。確かに、最初は、カートリッジに補充するインクだけ・・・というのは、売られていた。こっちの方が格安に使えるから、けっこう売れていたと思う。今でも、たくさん利用するところは、補充用インクで、割安に使っているところは多いやろう。。。ところが、何回かインクを補充していると、カートリッジのインクの吹き出し口が目詰まりしやすくなって、結局また新しいカートリッジを買い換える・・・という人も多いのやないかね。。敵もさるもの・・・いろいろ考えておるわ。。。

 

 そこで出て来たのが、レーザープリンターやらコピー機のように、カートリッジ自身を回収してそれに詰め替えて、再販売する商売や。。。これが、今回、訴訟になっているんや・・・。利用者の方からしたら、純正品と同じように使えて、価格も安い。トナーの世界では、リサイクルトナーと呼ばれて、もうすっかり、市場が確立している世界や。。。ところが、インクジェットプリンターのように、個人の使用が比較的多い市場では、メーカーにとったら、ボロ儲け出来るはずのところが、その市場を横取りされることになるから、なかなか看過出来ない・・・という話になるんや。。。

 

 まぁ、敵のふんどしで相撲を取る・・・ような話やから、メーカーが怒るのも、無理は無いところは有るのやけれどね。。。メーカーは、これが出来ないように、何とかガードを掛けたいところやるう。。。まぁ、ニンテンドーでは専用のソフトとか使えないようにするような、イケズなやり方・・・と、言えなくも無いけどね。。。

 

 私は、少し、プリンターメーカーが、あまりにも安いプリンターをたくさん売って、あまりにも高いカートリッジで元を取り返す・・・という戦略が、少し行き過ぎている事の証明ではないか・・・と、思うんやね。。。わずか数百円で出来るカートリッジを2千円3千円で、売れるからって、それが、少し行きすぎた商売のやり方なのではないか・・・と、感じるんや。。。つまり、価格設定が、適正でない。。。その一言に尽きる話やと思うのやね。。。

 

 たくさんの印刷物を印刷しなければならないところは、少々プリンターの価格が高くても、ランニングコストの低い機種が選びたいやんか。。。逆に年に1度、年賀状しか印刷したことがない・・・という個人ユーザーは、ランニングコストよりも、手軽に買えて、使い勝手の良いプリンターを望むやろう。。。つまり、後者に、販売政策が偏りすぎているのやね。。。

 

1万円を切るような、プリンターのインクカートリッジの適正価格は、常識的には1000円以下やろう。。それで出来るはずやのに、本当なら20000円で売れば良いプリンターを他社との競争のために、どんどん安くする。。。シェア獲得競争も大事なのかも知れないけど、あまりにも、バランスを欠いたやり方をしていたら、いつか、利用者から、ソッポ向かれるようになるのやないかね。。。今回のインク詰め替えメーカーとのイザコザは、何か、そんなことを暗示しているような、そんな気がするで。。。

 

全ての商売は、顧客の欲望を充足するためにある。。。。最終的には、顧客の支持や満足を獲得したところが勝つ。。。世の中はうまいことなっとるものやわ。。。

 

11/12(月) 8月に権利確定した株の配当やら、株主優待やらが、このところ続々到着している。私本人は、良かれ・・・と思って、いろいろと株主優待を取っているのだが、どうも家族には不評のものが多い。毎日のようにいろいろな商品が送られて来るから愉しいやないか。。。と言うのだが、宅配便をいちいち受け取る度に応対に出るのが大変だというのである。最初のウチは、今度は何が来たのやろう・・・と、楽しみにしていた家人たちも、あまりの量の多さには閉口していて、お米ばかりが山積みになっているのを見ると、こんなにたくさん、どうして食べるの?と、手厳しい。。。

 

 宅配をしてくれる配達の人も、ゆうパック、ヤマト、佐川、ペリカンなどの有名どころの人は、もうすっかり、顔なじみである。言わなくても夕方以降の夜配達で持ってきてくれる。中には、毎日顔を合わす運ちゃんもいてるから、この家は何をやっている家なんやろう・・・なんて、思われているのやないかね。。。

 

 8月の優待といえば、東宝が映画の招待券毎月1回券×6ヶ月分。イズミヤが商品券3000円分、東武ストアが図書カード5000円分、ケーヨーがホームセンターニックで使える1割引券、ライフフーズが関西に多い「ザ・めしや」の食事券3000円分、オンリーがスーツ1着のお仕立て券、ココスジャパンが5000円の食事券、フェリシモが5000円相当のお菓子、ノエルが観葉植物、他にもイオン、サークルKサンクス、吉野家、魚喜、スギ薬局など、流通系のユニークで、愉しい優待が多い。

 

 ただ、食事券などは、なかなか使う機会が少ない割りには、たくさん有るので、有効期限までに使い切れない場合まで出てくる。例えばステーキのどんの食事券を15000円分貰ったって、3000円のステーキばかり、半年の間に、5人前も食えるわけがない。。。サガミや、家族亭、さと、かっぱ寿司、くら寿司など、和食系なら、何とか使えるのだけど、ロイヤルホストやサイゼリア、ケンタッキーにマクドナルド、ココス、サイゼリアなどの洋食系、すき家や松屋、吉野家、壱番屋などのファーストフード系などは、なかなか、わざわざ出かけてまで食事をしようという気になりにくいんやね。。。

 

 そこで、ついつい、本部に食事券を返送して、何か他の商品を送ってもらう場合が多くなる。これがほとんどお米・・・というのが多いから、我が家の物置には10sや5sのお米の山が出来てしまうんや。。。難しいもんやね。。。

 

 その点、優待で有り難いのは、やっぱり金券系である。スバリ商品券が一番有り難いのは当然やけど、図書券や、クオカード、も、ほぼ現金並みに使える・・・。おこめ券も、お米の現物がたくさんあるから、全く使う機会がないので、金券屋行きになる場合が多いが、嵩張らないので助かるね。。。他に、イズミヤ、平和堂、などのスーパーの商品券、アルペン、ヒマラヤ、コーナン、ヤマダデンキ、ビッグカメラ、などの商品券も、そこまで買い物に行かないと買えないけど、まあまあ使い勝手が良いから有り難い。。。

 

 辛いのは、期間限定のある割引券である。トーホーはAプライスなどの業務用食品スーパーの割引券、カンセキはワイルドワンなどアウトドア用品の割引券をたくさん送ってきてくれるのだが、よく使って1回・・・。たいがい期限切れで処分してしまう場合が多い。

 

 大丸、高島屋、ダイエー、西友、イオンなどは、1割から5%ぐらいの株主優待カードというのを送ってきてくれるのだけれど、あんまり使いで・・・がない。。。現金でしか割引が使えない場合が多いし、クレジットカードでの精算だと割引にならない場合がほとんどだから、これは不満たらたらやね。。。伊勢丹も割引券の束もらったって、土台、百貨店でそんなに買い物するようなものが無いから、ほとんどが期限切れで廃棄してしまう。。。

 

 産直ものも、多くてけっこう楽しめるのだけれど、どうしても商品が来る時期が集中してしまう場合が多いんやね。。。ふぐの鍋とか、シャブシャブ用のお肉とか、地酒や焼酎、ワインにビール、ジュースにミネラルウォーターなんかも、よく来るけど、どうしてもかたまってしまう。無いときには無いし、有る時には冷蔵庫に入りきれないほどある。調整が難しいんやね。。。

 

 そんな優待だけれど、雑誌半年分とか、書籍を送ってくれる優待なんかは、少し嬉しい・・・。珍しいからね。そんななかで、やっぱり株主優待の王道は、自社商品の現物を送ってくれるところやろう。。。カゴメにキューピー、エスビー、なとり、グリコ、アサヒ、キリン、サッポロ、ダイドー、伊藤園などなど、食品メーカーの意気込みみたいなのが感じられるからね。。。

 

 私の優待の取り方は、ゼネラルコレクション型で、相場なんかほとんど無視して、毎月全銘柄を売って、全銘柄を持ち金全部で買う・・・というのを一年、12ヶ月続けている。こんなバカな買い方をすると、自分の資金を12倍に使えるから、年間に億以上の取引が出来るのだが、どうしても配当と権利取りが目的だと、かなり、目減りしてしまう。株には権利落ち、あるいは配当落ちと呼ばれるものがあって、みんなが株主の権利を取ったタイミングでその株を売ろうとするから、どうしても権利確定日直後は、大幅に株価が下がる。これは仕方がない・・・。

 

 ただ、その分、たくさんの配当が入ってくるし、株主優待でも、得をするから、トータルで、どれだけのコストでお得が出来るか・・・というところが、この遊び方の極意なんやね。。。こんなのを続けていると、一つ、面白いことが判る。権利約定前に株を買うので、その確定日まで、株価は当然じりじりと上がって行く。ただ、暴落も当然有るのだが、その月の権利銘柄は、面白いことに、他が暴落している時も、少し上がっていたり、堅調な場合が多いんや。。。だから、全体としての目減りは、意外と少なくて済むんやね・・・。

 

 でも、そんななかで、いろいろな株を売買していると、その会社のファンに、いつの間にかなっている・・・という時がある。これが本来の株主になりたい・・・という株式投資なんやろうね。。。大袈裟に言えば、その会社の未来と、夢を共有するために株を買っているんやからね。。。。

 

 それと、私は、たくさんの権利を取ろうとするから、当然、いろいろな銘柄を買うことになる。3月や9月の決算集中月なんかは、70〜90もの銘柄を買うから、これが思わぬレスクヘッジになるんや。。。こんな時は20〜30万以下で買えるようなのを、たくさん買うから、普通だったら、株屋の手数料がもったいなくて、こんな買い方は出来ない。ところが、昨今のネット証券の隆盛で、この手の株式売買が、信じられないような安い手数料で出来るんや。。。

 

 それは、ワンディパックとか呼ばれている株式売買手数料の計算方法で、1日あたりいくら取引したか・・・という約定金額によって、銘柄数に関係なく手数料が決定されるんや。つまり、これを利用すれば、1銘柄の売買手数料が数十円で済むことも多い。。。だから、こんな買い方が出来るんやね。。。

 

 それと、こんな時に、株価の大きな変動・・・特に、下る方が有ったとするやろ。ところが、70の銘柄で下がっても、これだけ買っていたら、2つや、3つぐらいバカみたいに上がっている物や、知らないうちに、新株発行になっていたり、株式分割がされていたり、思わぬ余録が手に入る確率も高くなるんや。。。不思議なものやね。。。

 

ただ、株なんてリスクの高いものは、素人が絶対に、やるもんやない・・・。特に、自分の自由になる金を、全部をつぎ込んでやったら、ゼッタイにあかん類の投資や。。ここには、ほとんどハイエナのような外資やフォンドのようなヤツらがおって、素人たちの投資する様子を、せせら笑っておる。。。そう思っておいて間違いはないで・・・。虎の子の定期預金を解約してまで、株をヤッタ人は、まぁ、勝てへんわ。。。もういっぺん、堅い、定期預金にしとき・・・。私は、どんな株を買ったらええか聞かれた時、必ずこう言っておく・・・。株式売買で勝とうとなんて思わずに、この会社が好きで、この会社の将来を一緒に愉しみたい。そんな人が株を買うのが本来の株式投資やと思うからね。。。。私のように株主優待コレクターのような株の買い方をするのは邪道。。。いずれ、大馬鹿を見る。。。

 

株は儲けるためにやるんやなくて、好きな会社に賭けてしたら、知らん間に株価が上がっていただけ。。。そんなもんや。。。株の唯一の必勝法は、買った値段より高く売ること・・・それだけやからね。。。それだけやったら、こんな面白くないものはないわ。。。もっとロマンが無いとね。。。

 

11/13(火) 役人達の税金の無駄遣いを調べて報告する会計監査院というところがある。無駄な仕事やら、勿体ない税金の使い方をしているところを調べて発表するところなのだが、毎年、この時期に記者発表をして、予算編成作業直前を狙って、ムダを暴いてきた。。。

 

 これだけ書くと、何か、正義の味方・・・みたいなセクションに思うが、あくまでお役所仕事の中での話し。毎年毎年勧告はされているのだけど、これによって、おバカ役人が起訴されたとか、処分を受けて、クビになっただとかは、あんまり聞いたことがない。。。

 

 今年の報告書によると、ダントツで指摘が多かったのは、68億円あまりのムダを指摘された厚生労働省。地方の労働局でたった一人が残業して最後にビルのセキュリティをロックして返ったケースで、職員全員を、その時間まで残業したことにしていたんやて。。。何やねこれ。。。これって、残業代の不正請求やろ。。。なんで告発せえへんねん。。。

 

 他にも、やってもいない仕事をやったことにしてたり、まとめて発注すりゃ、安くなるのに、バラバラに発注することで、割高になってたり、郵便ポストの掃除に、金を払っていたのに、実は掃除してなかった・・・とか、呆れることばっかりや。。。この人らに、国民から集めた大事な税金を使わせていただいている。。。。そんな、感覚は無いのかねぇ。。。

 

 私は、会計監査院という部署のお仕事は、それはそれで、立派なものなんやけど、勧告するだけ・・・とか、指摘するだけ・・・とかいうので終わって欲しくないのやね。。。毎年毎年指摘されているのに、一向に役人達の態度が改善される向きが無いやんか。。。もっと、厳罰に処す・・・。牢屋に入れる・・・ぐらいせんと。。。不正があったのなら、徹底的に告発して、罰を受けてもらう・・・という事にせんと、なかなかこんな事が無くならないやんか。。。

 

 例えば、最高裁が、裁判員制度の広報のために、1500万円もかけて、DVDやビデオで良いのに、本格的な映画館で上映するようなフィルム映画を作ったんやて。。。ところが、これが上映されたのが裁判所内での完成お披露目会でのたった1回だけやった。。。これって、明らかに、1500万円の無駄遣いやんか。。。これって、映画館用フィルムでも作成する・・・って言い出した人の責任が有ると思うのやね。。。

 

 会議で、そんな無駄な物を作る必要が無い・・・と、反対しなかった人も同罪や。。。どうせ、人のサイフ・・・という感覚が、こんな無駄遣いを平気で見逃してしまっている。。。これって、この1500万円を弁償してもらったらあかんのかね。。。この人らのおかげで、安物の建て売りぐらいやったら、家が一軒建つぐらいのお金がドブに捨てられたんやからね。。。

 

 自分たちがもし、下手な税金の使い方をしたら、弁償しなければならないかも知れない。。。となったら、より予算の執行に慎重になるやんか。。。もっと、危機感を持ってやってもらわんとあかんで。。。これって、大事やと思うけどなぁ。。。

 

 これは、私の提案やけれど、役人達の賞与は、予算をどれだけ削減させられたか・・・とか、どれだけ予算を使わずに乗り切れたか・・・とかによって決めるというのはどうやろ。。。役人さんたちに、節約で競ってもらうんや。。。役人さんたちは、いざ、自分たちの収入に関わることになると、必死になるやろう。。。日本中でこれをやったら、予算半分で済んだりして。。。消費税も廃止できるで。。。

 

 日本社会は、どこまでも、役人中心主義で組立てられている。これは、確かに戦後ずっとうまく機能してきた。優秀な東大出のエリートばっかり集めて、国の大事な仕事をさせてきたんやからね。。。ところが、戦後60年も経つと、当初、想像もしなかった事が起こってきた。役人達の不正である。システムというものは、全部が全部、悪いことをしない。仕事をさぼったり、する人はいない。公金のムダつがいをする人など、とんでもない。。。こんな大前提が有ったと思うんや。。。

 

 ところが、この大前提が崩れてきた。。。つまり、役人を監視してないと、悪いことをしよるヤツが出てくる。。。ということなんやね。。。本来、このチェックは、我々の選んだ議員たちの仕事なのやけど、この人たちが、お金の使い道やら、そんなことばっかりに必死になって、なかなかこのような不正を働く役人達のチェックが出来ない。。。こんな問題点が有るのやないかね。。。だから、役人が役人をチェックするようなシステムが出来てきた。ところが、どうしても手前味噌になり、指摘はするけど、告発まではしない。。。身内の恥をさらすのやけれど、所詮、会計監査をする人も、役人。。。罰までは、なかなか求めにくいのやろうね。。。

 

 そりゃ、刑事告発する・・・となったら、その人は取り調べやら、収監されたり、人生が全く変わってしまう。。。場合によっては、懲戒解雇。。。なんてことにもなるから、どうしても、二の足を踏むのやろうね。。。でも、最近の世論を見ていたら、そんなぬるま湯のような事わやってて、良いのかね。。。会計監査院の指摘を受けた役所は、先週末、クビを揃えて、謝罪会見をたくさんやっとった。。。どこの役所でもええ年したオッサンが3人ほどマイクの前に並んで、「スミマセンでした・・・」のオンパレードや。。。

 

 でも、こんな謝罪会見を何百ぺん、見せられたかて、こいつらの腹は、ただの1円も痛まないのやで。。。会見場を出たら、舌をペロッと、出しとるし、仕事帰りには、またどこかへ言って、憂さ晴らしでもしとるわ。。。つまり、何も懲りてないのやね。。。運が悪かった・・・ぐらいしか思っておらんやろう。。。

 

 今回調査したのは全体の僅か8%ほどなんやて。。。つまりこれのあと12倍ほどのムダや不正が、この世に存在することになるし、地方自治体まで拡げたら、とんでもないような金額の税金がムダに使われておる。。。そんいうこっちゃ。。。ええかげん、役人天国にピリオドが打てないと、この国はどうなるねん。。。やっぱり、役人達に仕事をやっていただかないこと・・・これが一番。。。

 

そう言わないと、いけなくなるのが、何か、悲しいね。。。。

 

11/14(水) それにしても、防衛省の闇はどこまで深いのかね。。。次々に、明らかに世の中の常識とはかけ離れた事実が、どんどんと、明らかになっていくのを見ていると、こいつらのために、税金なんか払いたくない・・・なんて、国民みんなは思っていると思うよ。。。ほんま、情けない。。。

 

 守屋前防衛次官の妻は、実は、防衛省の女帝のような存在で、自身が中心となって「美鳩会」なるものを頻繁にやってたんやて。。。この美鳩会というのは、防衛大臣の妻が会長を務める婦人会で、大臣の妻は、大臣が替わる度に変わるから、実際のところ、守屋夫人が全部を取り仕切っていた。この会の構成メンバーは、防衛省幹部たちの妻たち。。。つまり、防衛省内の要職にあった人たち全員の夫人だけの会・・・っちゅうこっちや。。。

 

 高級レストランやクラブでカラオケをたのしんだりしていたそうやけど、この費用の一切を、例の山田洋行に負担させていたんやて。。。自分たちは、飲み食い代、タダ・・・。おまけに守屋夫人なんかは、夫より頻繁にゴルフ接待を受けていたらしいし、・・・。普通の常識のある人なら、なんでゴルフをしたり、食事をしたりしたのに、お金を支払わなくて良い・・・なんてこと、有り得ないやんか。。。つまり、防衛省の発注したお金が、回り回って、自分たちの接待代に回っている・・・というのを、十分認識していたはずやんか。。。知らんとは、言わせんで。。。有る意味、これは、たかり体質・・・。おねだり体質・・・かね。。。

 

 おまけに、この山田洋行という会社、10億円の受注があるたびに一人の天下りを引き受ける約束までしていたそうや。。。おまけに、この山田洋行から独立した専務は、日本ミライズという、ドリカムの歌みたいな名前の会社を立ち上げた時、銀行の融資を受けるために、守屋がいずれうちの社長になる・・・と、元防衛省次官という金看板をフルに使っていたんやそうや。。。つまり、守屋は、これから、先死ぬまでずっと、国家予算をしゃぶり尽くすつもりでおった・・・ということや。。。ほんま、酷い話やね。。。

 

 そして、守屋が、部下と、不明瞭な大金の授受をしていたことも、明らかになった。。。新聞報道によると、この課長は当時の直属の上司やった守屋から相談を受けた。守屋は、山林を売った資金があったので、これを部下の課長に依頼して、資産運用を頼んだというんや。。。まず、ここが判らん。。。そんな大金を職場の部下に頼むか・・・普通。。。

 

 そして、この課長は、これを資産を運用したが、投資に失敗し、大きな損失が出た。守屋には申し訳ないので、少しずつ、お金を返していた。それでも、なかなかお金を返せないから、その課長は自宅を売却して、その時に、1100万円の小切手を守屋に返した・・・というのだ。。。こんな話、普通、信じられるか。。。

 

 まず、守屋がこの部下に渡したとされる金額が不明。この部下が何に投資したのか・・これも不明。投資というものは、リスクがつきものなのに、この部下が守屋にお金を返済しているのが不自然。よがった身方をすれば、この部下は、自分が課長に引き上げてもらうために、お金を借りたことにして、1100万円の小切手を、守屋に、貢いだのではないか・・・。こう見る向きもある。。。自分の出世のために、袖の下を渡す。。。そんなみとまでしても、余りある余録が、防衛省の中の利権にはあるのかねぇ。。。

 

 一番の問題は、こんな大きな社会問題にまでなっている案件なのに、防衛省自身が、ろくすっぽ、この課長の事を調べもしてなくて、本人から、報道内容が正しいのかを聞いただけ・・・という態度やね。。。いくら、法令違反はしていないと、本人が言い張っても、それを証明するものぐらいは、最低限確認する必要があるのやないかね・・・。投資の書類とか、お金の授受が判る領収書とか、振込明細書とか。。。それも見ずに、どうして、こんな話が信じられるのかね。。。それとも防衛省は、こんなボンクラばっかり雇っておるのか。。。それとも、検察の手が入らないと、何にも出来ない省庁です。。。というのを、自ら露呈するのかね。。。危機管理のための役所やのに。。。。

 

 今回、防衛省で起こっている問題は、ここまで酷くは無いにせよ、多くの公務員さんたちの象徴的な話である。つまり、役人がやろうと思えば、ここまで、やりたい放題、好き放題・・・が出来る・・・ということなんや。。。多くの公務員さんたちは、自分たちが、やって善いことと、やってはならないことを、しっかりと、わきまえているものやと思うのだが、一部の役人天国を満喫しているような奴らが、ここまでのさばると、手が付けられないほど、他の職員も真似をしよる。。。怖いのは、ここなんやね。。。つまり、これぐらい良いやろう・・・。この程度なら、許されるやろう・・・、ここまでやったら、大丈夫。。。こうしたら、バレない。。。と、だんだん、タガが緩んでいって、気がついたら、世間の常識とは、全くかけ離れた、今回のような世界に、どっぷりと浸ってしまっているのやね。。。

 

 人間というものは、誘惑には弱いものや。。。自らを厳しく律する気持ちが無いと、なかなか、これらを断ち切ることは出来ない。だから、倫理規定という、ルールがあるし、公務員行動規程という、歯止めもあったはずや。。。でも、それが平気で踏みにじられていた。。。これは、やっぱり、厳罰を持って処するべきやろうね。。第二第三の守屋や、甘い汁をさんざん吸っておった幹部達を、二度と出さないためにもね。。。

 

まずは、山田洋行やら、日本ミライズに出させておった金を、過去10年間分ほどを、全額返させる事や。。。そして、出入りの業者は、この金を全額国庫に寄付させる。。。その分、高い金で機器を納入しとったんやろうからね。。。当然や。。。それと、接待をしとった方と、受け取った方、両方の処分や。。。少なくとも、これだけ、世間をお騒がせして、減給1年とか、訓告、とかで済ますのは、アカンで。。。接待を受けたら、こんな酷い目に遭う。。。という、見せしめの意味もあるからね。。。クビはもちろん、監獄に入ってもらうぐらいの、罪はあると思うけどね。。。甘えたらアカンで。。。

 

悪いことをしたら、罰を受ける。。。この当たり前のルールがちゃんと守られないと、この国のモラルは崩壊するからね。。。

 

11/15(木) それにしても、株安、円高が止まらないね。。。1週間ほどずっと下げているのやないかね。。。もう株なんて辞め時なんかもね。。。

 

 日本という国は、加工貿易というので、喰っている。。。子供の頃、社会の時間にそう習ったね。。。つまり、外国から鉄や石油などを輸入して、日本国内でそれを加工して、付加価値をつけて、製品として海外に売る。この差額でメシを喰っている・・・っちゅうこっちゃ。。。何十年経っても、この基本的な日本の生き方に変わりはない。。。

 

 ただ、いつも思う事やけど、為替が、いつも、日本を助けている。。。石油が高騰して、えらいこっちゃ・・・となっても、円がドーンと上がって、原材料の仕入れ価格が、それほど高くならずに済むんや。。。その代わり、輸出産業にとって、為替の大幅な変動は、予期せぬ大打撃となって、業績に直結しよるけどね。。。

 

 このおかげで、まだ日本は以前の石油ショックのようなパニックにならない。。。何故、こんなことが起こるか。。。これは、日本という国のお金がアメリカという国に投資している。。。という構造的な意味があると私は思うんやね。。。資金という物は、国境がないから、いろいろなところに動く。より有利に運用できるところに集中し、より不利なところからは、引いて行くもんや。。

 

 これは、ちょうど、水が高いところから、必ず低いところに流れるのと同じなんや。。。つまり、日本という超低金利の国から大きな資金はどんどん外国へ流れ出ていっしまうんやね。。。誰でも年に0.5%しか利息の付かないより、年に5%とか6%とか利息をつけてくれるところに、お金を預けたいと思うやろ。それが基本や。。。

 

 逆に、資金調達をしたいと思っている人にとったら、少しでも安い金利でお金を借りたい。。。これが人情やんか。。。つまり、世界一金利の安い日本は、こういった人たちにとって、格好の資金調達の場とはなるのだが、運用益を上げるには、あまりにもつまらないところである。。。ということになるんや。。。

 

 つまり、日本で金を借りて、中国やインドに投資する。。。これが、いちばん儲かることになるんやね。。。ここに日本の問題がある。。。つまり、投資家にとって、日本という国が、魅力が少ないところになってしまっているのやね。。。そりゃそうや。これからどんどん人口が減っていくような国では、企業の売上高もどんどん右肩下がりになるし、どうどん市場は縮小して行く。。。こんな国に誰が投資したいかね。。。。

 

 こう、言われると、日本人はぐうの音も出ない。。。残念ながらね。。。じゃぁ、日本はどうしたら良い?日本人の人口を増やすのが一番やけど、これはままならない。。。となると、外国人をどんどん受け入れて、日本の繁栄を取り繕う必要がある。。。でもこれには、まだまだ日本人は反感がある。島国根性やね。。。異文化とか、異質な民族は、まだまだ日本人は心を開かない部分があるからね。。。でも、世間は、そんなことを言ってられなくて、どんどん日本に住む外国人は増えてくるのやて。。。

 

 そりゃ、そうや、いくら人口が減ってきたとはいえ、世界2位の経済大国や。豊かな国日本に行きたい人はたくさん居る。。。ここなんやね。。。問題点は。。。日本は、外国から人間を引き受けるのはええが、単純労働者やら、日本人が嫌がるような仕事をしてくれるような人を求めてしまっている。具体的には、大きな工場で働く単純労働者であったり、慢性的な人手不足に陥っている医療の現場であったり、工事現場で働く肉体労働者であったりするんや。。。

 

 ところが、この人的な問題というのが、大きな問題をはらんでいて、無策のまま放置すると、日本中が不法滞在の労働者や、犯罪をするために日本にやってくる悪いヤツばかりになってしまうんや。。。韓国なんかから、ビザ無しでどんどん人を入れていたら、日本で犯罪を犯して本国へ逃げる、ヒットアンドウェーなんて言葉も出て来るぐらいや。。。不法滞在やら、居座りがどんどん増えて、1年間に在日韓国人が、毎年毎年、1万人も帰化申請して日本人になっているのに、いつまでたっても在日韓国人の数が減らない。。。おかしいなぁ・・・と、思ったら、それだけ呼び寄せ・・・とか、不法滞在が増えているんやね。。。。

 

 また、嫁不足の日本の農村では、貧しい中国の田舎へ言って、嫁さんを捜すようなお見合いツアーというのがあるんやて。。。これって、言葉も文化も違う貧しい中国人が日本にやってきて、日本国籍を取得した後、離婚して、本国から家族を呼び寄せる・・・なんていう例も出てきている。。。これなんか、なかなか規制するのは難しい事やろうけどね。。。

 

 日本という国のことを考えたら、日本に来て欲しい外国人は、優秀で、収入が高く、高学歴な人・・・具体的には、医者や大学教授、先端技術者などの人たち・・・というところなんやけど、実際は、低学歴、低収入で、犯罪を起こしてしまうような危険な人たちが、残念ながら入ってきてしまっている。。。というのが現実なんやないかね。。。

 

 つまり、日本という国は、確かに独立国ではあるのだけれど、これからは、中々、自分の国だけで生きていくことが難しくなってく・・・と思うのやね。。。つまり、他国と、いろいろな意味で関わらないとうまくいかなくなる。。。こうなってくるのやろうね。。。そこで、どこの国と親しくするのが日本にとって良いか。。。こういう話になってくる。ところが、日本にとって近くて遠い国韓国は、反日の人が異様に多い。。。中国人は信用ならん・・・。でも、こんな事ばっかりも、言ってられない。。。というのが、現実なんやないかね。。。

 

 そりゃ、日本好きの多い台湾、香港の人なんかは良くて、朝鮮、中共の人はあかん。。。これはなかなか言えないやんか。。。

 

 最近、またまた色々な意味でもめ事がある。韓国が海洋万博に立候補していて、日本に支援してくれ・・・と言ってきてるのやけれど、韓国は、竹島問題で日本と対立していたり、日本海の呼び名で争っていたりしているのに、よう、平気でそんなお願いをしてくるな。。。愛知万博のときは、韓国が賛同したやんか・・・やて。。。ほんま、虫がよいにも程がある。。。まして、海洋博やろ。。。

 

韓国の展示のなかに、独島は我が領土、日本海は、東海と呼ぼう・・・なんてやられたら、日本は、何に協力しとんのや〜と、大騒ぎになるからね。。。そんな簡単に支援できる訳がない。。。反対に、竹島は日本領土で、韓国が不法占拠を続けていること。国際司法裁判所に日本は提訴したいのだが、韓国がそれに応じないこと・・・などの日本側の主張に則した展示をやったら、韓国はどうなる・・・また、大騒動で、火を付けたりするやろうね。。。そんなトラブルが、簡単に想像出来る万博になんか、協力出来るわけがないやんか。。。韓国は、そんなことも判らないのやろうか。。。

 

まぁ、いろいろなトラブルはある。でも、それでも日本は韓国と付き合わないといけない。。。日本に取ったら、好きではないけど、けっして引越はしてくれることのない、困った隣人やからね。。。喧嘩せずに、うまく付き合うしか無いやんか。。。

 

国としては、いつも日本に嫌なことばっかり言って来よるところやけど、中国なんかと比べたら、まだまだ、生活レベルがずっと上になっているから、韓国人は、日本人の感覚に、かなり近い。好き嫌いは別にしてね。。。だから、個人的に韓国に言って、どうこうとか、逆に韓国人が日本に来て、どうこうとか、いうのは少ないやろう。。。文化の違いや、あつかましさぐらいは、目をつぶらないと。。。日本とは違う・・・それだけや。。。

 

異なりを認め合って初めて、お互いを尊重する気持ちが出てくるもんや。。。生活レベルの差が少なくなると、解決出来てくる問題も多いと思うけどね。。。

 

11/16(金) 大阪府の堺市で、目の悪い患者が長い間、糖尿病で入院していて、退院許可が出たのに、なかなか退院しない。挙げ句に治療費を払えなくて、ずっと病院に居て、たまりかねた職員が、大阪市西成区の知人の女性のところに、送り届けたんやそうや。ところが、その女性も、その男の人の受け入れを拒否。ほな、どうするねん。。。となって、病院職員が、この男性を公園に置き去りにする・・・という事件が起きた。。。

 

 この事件。。。やっぱり、事件なんやろうかね。。。何か、寂しい話や。。。まして、西成・・・やろ。。。ひょっとしたら、この人・・・浮浪者のオッチャンに近かったのやろうね。。。新金岡病院の職員は、このまま、病院には連れて帰れない・・・として、この男性を公園のベンチに座らせて、それでも、やっぱり良心がとがめたのか、目の悪い男性が公園で倒れている。。。と、119番通報したんやそうや。。。これって、現代版の乳母捨て山・・・というような話やね。。。

 

 この病院職員のやったことは、確かに酷い事や。。。でもね・・・、ほな、あんた、この人を、引き取って、この人の面倒を見ぃ〜と、言われたら、そんなこと出来るかいなぁ・・・ということになるやんか。。。誰も、この人を批判出来ひんのやないかね。。。行政で、こんな人は助けるべきなんやろうやけれど、なかなか、全国民的なコンセンサスを得られるまでは、行ってない・・・のやないかね。。。

 

 あんまり、甘い事を言うていたら、病院は、浮浪者やら、破産者、生活保護者やらで溢れかえるからね。。。働かざる者喰うべからず。。。ところが、こんな人達をどこまで救うべきなのか、どこから、ケジメを付けるべきなのか。。。そのあたりが難しいところ・・・なんやね。。。

 

 医療の現場では、実際問題として、このような限りなく浮浪者に近いと思われる人たちが、救急車の乗せたは良いけれど、どこの病院にも断られて、たらい回しにされる。。。という事が、日常茶飯事のように起こっているのやないかね。。。そんな人らは、入院したはええけど、治療代やら入院費を支払えない。。。早々に出て行って欲しい・・・と、いうのが、病院側の本音や。。。治療費を払わない患者なんか、迷惑そのもの・・・やからね。。。

 

 浮浪者の人たちの中には、何か悪いことをしたら、刑務所に入れてもらえる。暖かいメシが食えるし、風呂にだって入れる。清潔な服も着られる。。。そんな動機で犯罪を起こす人もいる・・・。何か悲しい話やね。。。こんな人たちをどうして、社会的に保護したり、健全な社会生活が出来るようにするか。。。難しい問題や・・・。何か、こんな人たちでも出来るような仕事を行政が考えて、賃金は安いかも知れないけど、何とか生活で出来るように支援する。。。そんな仕組み作りは出来ないもんかね。。。

 

 例えば、今の時期、街路樹が落ちるやろ。町や公園、バス停なんかの清掃作業やら、町の落書きを消すような仕事はどうやろう。。。公園や橋の下で暮らす人たちを更正させるための仕事でもええ・・・。もちろん、完全な病人には出来ない事やけど、身寄りのないけど、何とか動ける人が、コミニティを作って、みんなで助け合って生きて行く。。。そんな施設は出来ないものかね。。。老々介護でもいい。動ける人が、身体の悪い人の軽いお世話をする。そんな仕事をしてもらったら、世の中のためにもなるし、生き甲斐だって生まれるかも知れないやんか。。。

 

 少子化の大きな問題点の一つは、結婚しない人や、結婚出来ない人の増加である・・・。これからは、身寄りのないお年寄りが、どんどん、ねずみ算的に、増えてくる。結婚してないから、子供もいない。つまり、親兄弟が全部死んでしまうと、その人は、自分が死ぬまで、もしかの時にも、最後を見取ってくれる人もいない・・・。天涯孤独・・・。そういうことになるやんか。。。もちろん、誰も、そうなりたいと思ってなるわけやないのやろうけど、気がついた時にはもう遅い・・・。それが、多くの場合の現実やろう。。。

 

誰にも、老い・・・はやってくる。人は、世の中に、捨てられないために、必死で働いてきた・・・不安だから、金も残して来た・・・という部分は大事や。でも、さぁ、それをやってこられなかった人は、どうする。貯金も無い。明日食べる米もない。もちろん、住む家もない。。。自業自得というば、そうかも知れないけど、何か、そんな人にも手助けが出来ないか。。。これは、行政しか出来ない仕事の典型やと思うけどね。。。

 

11/17(土) 船場吉兆という超有名老舗料亭の子会社が、福岡県のスーパーで売っていた商品の消費期限を表示したシールを貼り替えていた事件で、パートやアルバイトの販売員が、証言して、取締役の指示でやらされていたことを、記者会見で発表した。取締役は、絶対に、会社ぐるみの指示では無い・・・と、言っていたのに、矛盾する発言内容。。。おまけに、賞味期限の改ざんは、自分の判断でやりました・・・という、書面に、もう少しで、サインさせられそうになってた・・・、こんな、売り場責任者の話なんかを聞いていると、どちらの言ったことを信じるか・・・。全く、明かな話やね。。。

 

 私は、商売をする人・・・というのは、現実には、物を売っているのやけど、同時に、信用も売っているもんや・・・と思っている。今回、明らかになった不正は、売る方の身になったら、気持ちは、判らないでもない・・・。でも、絶対に、やったらあかんことや。。。まして、その謝罪会見で、この取締役は、ぬけぬけと、嘘までついていた。。。みんなは、これが、許されへん・・・のと違うかね。。。パートの販売員や、アルバイトの店員に、自分たちが勝手に判断してやったことにしてくれ。。。こんな厚かましい偽装工作を、ぬけぬけと、よう言えたもんやね。。。これだけで、この人の人間としての値打ちはゼロやで。。。

 

 ミートホープの謝罪会見での、社長の息子を見てみ。。。本当の事を言って下さい。。。と、恥を忍んで父に直言した息子は、私は、偉いと思うけど、吉兆の息子は、自分のヤッタ事を、人のせいにする。。。もう、この人についてくる人なんて、いないのやないかね。。。人間として、リーダーとして、全く失格や。。。

 

 多分、口八丁手八丁で、世の中を、へらへらと、うまいこと言って生きて来た人・・・なんやろうけど、今回みたいな、嘘をついたら、あかんわ。。。仮に、今回の不祥事のことは、私が指示しました。例え部下のやった事でも、私に全部責任があります・・・と、言うのが上に立つ者の、言うべき態度なんと違うか。。。そのうえで、もう二度としませんから、許してください。。。というのなら、まだ、心を入れ替えて頑張りや・・・と、言うことに、なるやろうけど、嘘がみえみえやった・・・なら、こんなところの商品、頼まれても二度と買うかいなぁ・・・というのが、みんなの気持ちと違うか。。。この会社の失ったものは大きいで。。。

 

 吉兆といえば、大阪やら京都、東京などに息子達の支店を出させて、家族的経営で定評のある料亭や。。。和食の世界では、勝ち組やったところやのに、息子のうちの一人が船場吉兆で、吉兆ブランドに、思いっきり泥を塗ってしまいよった。。。。

 

 思えば、吉兆のブランドは、4〜5年ほど前から、珍しい高級ギフトとして、売り出して来よった。。。普段なら1食20000円以上もするような料亭の料理なんて、そうそう庶民の口の中に入るものやない。。。ところが、その味をご家庭で気軽に食べられる・・・というので、少しは売れていたのやないかね。。。事実、シャディのカタログでも、非日常を売り物にした吉兆明太子とか、麺セット、海苔茶漬けセットなどの扱いがあった。。。もう今は扱いがないけどね。。。すき焼きセットとか、地鶏セットなんていうのもあったけど、全部販売中止になった。当然やね。。。地鶏って言って、ブロイラー詰めてたらあかんわ。。。

 

 この船場吉兆というのは、吉兆のグループの中では異色で、ここだけが、おせちや贈答品などの百貨店などで多く売れるような物を吉兆ブランドで、扱って来たのやね。。。他の吉兆は、先代の創業者の通り、自店で食べてもらう料理店一本やったのに。。。

 

 これだけ問題が大きくなると、本体の吉兆でも、お商売がしにくくなる。。。いろいろとお騒がせの吉兆で会合・・・というのは、なかなか、社会的な批判もあるから、当然のように、敬遠する。婚礼や仏事でも、吉兆の名前は出しにくい。。。本来の料理店としての吉兆の商売も傾きかけるような、大騒動になっとるからね。。。

 

 地道な信用を積み重ねるのには、何十年もかかる。。。でも、せっかく積み上げてきた信用も、失ってしまうのは、ほんの一瞬や。。。昨今の食品偽装事件の暴露事件頻発も、多分、まだまだ続くやろう。。。食品関係者は、調理の裏方やら、ホテルの厨房、食品工場の現場などを見ていたら、とても、あそこの○○なんて食べられない。。。なんていうのは、よく聞く話や。。。でもね、大事なのは、悪いと思うことは、一刻も早くやめること。そして、嘘をつかないこと。。。これやないかね。。。

 

食べ物の怨みは恐ろしい。。。失った信頼は、二度と回復しない。。。と、思った方がええ。とくに、嘘をつくような不誠実なところはね。。。みんな、よう、見てはるで。。。

 

11/18(日) いじめによる自殺を始め、いろいろな教育現場の荒廃が話題になっているが、いつも、非難される側にいるのが学校の教師たちである。でも、はっきり言って、いろいろな問題は、先生たちだけが原因ではないのも、また事実やと思うんやね。。。一番の問題は、やっぱり、子供に一番近い存在である親たちや。。。

 

 育児放棄やら、自分の子供を愛せない親、虐待する親、しつけとストレス発散をはき違える親、子供に食事を与えない親。。。親の方にもいろいろ、問題があるケースも多いからね。。。

 

 学校の現場では、自分の子供に関することで、学校にいろいろな事を言ってくる親たちがいる。少子化の時代、教育に異常なほど熱心な親もいれば、極めて利己的な事を、平然と要求してくるような親もおる。。。

 

 先日、新聞を見ていたら、京都府教育委員会が、このような親たちに対する対策を考えるために、いろいろと研究をしていて、そのマニュアルの一部が掲載されていた。その記事によると、学校に理不尽な要求を押しつけてくる親たちを「モンスターペアレンツ」と呼ぶのだそうや。。。怪物のような親。。。まさしく、教師の側からみたら、実感が隠っているようなネーミングやね。。。

 

 そのモンスターペアレンツには、4つの類型が出来るのやという。。。。1つめは、現実正当型・・・学校側の指導力不足を指摘して、もっともな批判をする人たちのことを指す。2つめが、理解歪曲型・・・保護者の責任を棚上げして、学校側の責任のみを追及してくる人たち。。。3つめが、過剰要求型・・・他者を非難して、自分を正当化するタイプ。行き過ぎたレベルの要求をしてくる。。。4つめが最後で、解決困難型・・・学校に、無理難題を押しつけて、解決困難な要求までしてくるタイプ。。。となっている。。。。

 

 まぁ、あくまで、先生サイドから、いろいろ文句を言ってくる親たちを類型して、各々どのタイプに当てはまるかによって、対処法を考えよう・・・ということなんやろう。。。まぁ、こんなマニュアルを作らないといけないほど、学校現場が、こんな対応に追われている・・・ということの、裏返しなんやろうね。。。。

 

 昔は、学校内に一歩入ったら、先生方にお任せする。。。そんな紳士協定・・・のようなものがあったのやけど、そんなものは、どこ吹く風。。。我が子、愛しい・・・が行き過ぎたら、こんなことになるのやろうね。。。先生も大変や。。。生徒のことだけでも頭が痛いのに、親の対応でまた頭を悩まされる。。。。

 

 私は中学のPTAの会長をやっていたことがあるのだが、その親が、学校に押し込んで来る現場を目の当たりにした事があった。その親は、子供が学校で無視される。このことから、学校へ行かなくなり、自殺したい・・・まで言い出している。自分の子を無視した子供たちと、その親を学校に呼びつけて、直に謝らせろ・・・と、押し込んできたのである。これが、実現しないと、マスコミに、このことをバラすぞ・・・のおまけ付き・・・である。。。ここまで来たら、半分以上、脅迫やね。。。

 

 この親御さんが、自分の子をかわいがる気持ちは分かる。。。学校でいじめられて、自分の子が自殺したい・・・なんて言い出したら、それこそ、気が気でないからね。。。ただ、そのことの、犯人を他の人に持っていこうとする・・・・。何とか、責任転嫁をする・・・ここが間違っているのやないかね。。。まして、無視されている。。。というのは、本人が感じることや・・・。他の生徒に、あの子と、ちゃんと普通に会話しなさい・・・なんて、何百ぺん言うたって・・・・そんな難しい事、出来るわけがない。。。つまり、これは、その子の社会性の問題なんやからね。。。つまり、無視されないようにするには、自分はどう振る舞ったらよいか・・・とか、無視されるような人はほおっておいて、他に親しい友達をつくる・・・とか、そんな本人の努力も必要なこと・・・やからね。。。こうして、子供たちは社会性を自分たちの心の中で育てていくのや。。。

 

 ところが、今の世の中、なんでもアメリカ的になってきよって、自分の非は絶対認めたら負け。相手を負かせるためには、どんな手を使ってでもやる。。。そんな、訴訟社会に日本もなりかけておる。。。。ディベートが良くて、話し合いは、ダメ・・・・。これが社会正義。。。みたいになっている。。。。おかしな世界や。。。。何にも、こんなアメリカの真似ばっかりするのが、グローバル化なのかね。。。こんな日本人の道徳観まで変えてしまうような、グローバル化やったら、受け入れない方がマシやのにね。。。ほんま、えらい、世の中になってしもた。。。人との諍いが増えて、儲かるのは弁護士だけ。。。喧嘩や、もめ事を食い物にするような社会が広まって行くことは、不幸なことなんやないかね。。。

 

教育の現場でも、これからは、どんどん、訴訟沙汰が増えてくるという。。。ところが、教育というのは、なかなかこの訴訟型社会と、どこか、馴染まない部分があるのも事実。。。子供の自殺の原因が、いじめを見逃した学校側に責任がある・・・なんて言い出したら、われわれの税金は、どんどん、こんな親たちへの賠償に使われるようになってしまう。。。それは、やっぱり、おかしいやろう。。。そこらへんのとこ。いま一度、はっきりしておかないとアカンのと違うかね。。。

 

11/19(月) この世の中で「嘘をつくこと」というのは、一番悪いこと・・・。親が子供に、しつけをするのなら、何が一番人間として大事なことかと、聞かれたら、この「嘘をつかないこと」と、一番に言うべきやろうね。。。

 

 ところがところが、今の世の中は、どうかね。。。会社ぐるみで悪いことをやっておったのが、見え見えやのに、パート社員が勝手にやったこと・・・で済ます、船場吉兆の湯木取締役。。。創業者の三女の婿さんらしいけど、この人、の嘘。。。みえみえやんか。。。こんなこと、世間は誰一人信じてへんで。。。この人の守りたかったものは何やろうね。。。地位や名誉か、お商売か、それとも財産か。。。多分、一番下手な謝罪の仕方をしたのやないかね。。。

 

 それと、守屋元事務次官が、山田洋行の、接待の場にいた・・・とされる政治家お二人。。。久間氏は、しぶしぶ認めた雰囲気やけど、額賀氏は、相変わらず、知らぬ存ぜぬ、記憶にない。。。日本語っていうのは、うまいこと出来ていて、この人たちに接待を受けたことはありません・・・って言ったら、実際に接待を受けた証拠を出されたら。ぐうの音も出ないけど、私の記憶にない・・・って言っていたら、偽証したことにはならないからね。。。ほんま、都合の良い言葉やで・・・。

 

 守屋のオッサンなんか、若い頃から、山田洋行の専務に目を掛けて貰って、出世するのを手伝ってもらったようなもんやんか。。。お世話になった人を裏切れない。。。といった点では、まだ、かわいげがあるやんか。。。だから、嘘はつけない。。。。。。だから、見え見えの言い逃れをする人より、潔く自分の罪を認める人の方が、私には、許せるね。。。そう、思わないか?

 

 赤福の地元、三重県で、食品を扱う業者さんたち向けのセミナーが開かれたニュースを見ていたら、行政の担当者に、なんでそこまでやらなあかんのか。。。お菓子を買った客から、先様に、持っていくのは、明後日なので、製造年月日を明日の表示にしてくれ・・・と、頼まれる。。。これをどうしたら良いか。。。などの質問が来たんやて。。。このニュースを聞いて、現実の食品関係者が持っている食の安全に対する感覚と、消費者の持っている、厳密に管理されていて、信じてな疑うことを知らない・・・ような感覚の、あまりにも大きな落差に、びっくりしたね。。。

 

 例えば、赤福やけど、この商品の製造年月日というのを、どの時点で付けるのが正しいと思う?原材料の小豆や、餅米は、例えば半年前に買って、冷蔵倉庫に保管する。あるいは、こしあんやったら、もう、小豆をかして、湯がいて、皮を取り除いた粉末状の状態で冷蔵庫に保管される。これに砂糖などで味付けして餡にする。その餡にしてから、しばらく保管したなら、また日数が経つ。。。

 

 餅になる米かて、水に浸けて蒸す、こねる、つく・・・という行程があるんやか。。。どの時点で、製造した餡や餅と呼ぶか・・・・これは、なかなか難しいで。。。多くのメーカーは、製品を箱に詰めて包装した日を製造年月日にしているやろ。。。あれって、実際には袋詰めという作業をやった・・・それだけの意味の表示ということになるやんか・・・。

 

 その工場で製造した商品をその日のウチに袋詰めやら箱詰めするものは、ほぼ製品の製造日と袋詰めの日が合致するけれど、そうでない商品の場合、例えば、1斗缶詰めのあられを仕入れてきて、それを袋に詰めて売っているメーカーなんて、実際にそのあられが作られたのは、1ヶ月も2ヶ月も前かも知れないやんか。。。そんな類の商品に、製造年月日を表示されるのに、何の意味もないことになる。。。つまり、製造年月日表示なんていうのは、そのメーカーの良心。。。それだけが頼り。。。そういうことになる。。。

 

 そういう意味では、赤福のやっていたこと。。。別に赤福を食べた人がお腹が痛いと言ったわけでもなく、全部作っておいて、冷凍しておいて、出荷の段階でやっと包装した。。。そうとも取れるやんか。。。製造年月日表示やなくて、何日ぐらいまでなら、餅が固くならずに美味しく食べられます・・・という目安表示にしておいて、何の問題が有ったのかね。。。今日の日付のお菓子を遠いところで翌日に食べるのなんて、そんなの少し無理があるのやないかね。。。冷凍技術が進んでいるのやから、冷凍赤福を出して、商品化したはったら良かったのにね。。。赤福好きやから、食べられなくなるのは困るっっっていう人も多いのやないかね。社内の基準を少し工夫すれば、消費者を騙すことなく、売れるのやないかね。。。

 

 まぁ、食品の賞味期限なんていうものは、あくまで目安であって、国が表示しなさい・・・・と言っているから付けているだけ・・・という感覚が、どうも製造者の意識の中にあるのやないかね。。。船場吉兆の湯木なる取締役が、賞味期限の過ぎたちりめん山椒を、こんなもん、日持ちするから、1ヶ月ぐらい先にしても大丈夫・・・と、言ったこと。。。多分、あんたの言ってたことは、正しい。。。でもね。それは、絶対に言ったらあかんことなんや。。。食品を扱う者としてね。。。。

 

 だから、そんな賞味期限切れ間近の食品は、業務先なんかに、たたき売られて、無理矢理消費される。。。つまり、給食弁当屋とか、社員食堂に入っている業者とか、そんなところが、こんなのを喜んで買うんや。。場合によっては、9割引なんていう安さでね。。。だって、それでも、大丈夫なんやから。。。業者にとってもリスクは有るけど、ちゃんとチェックさえしておれば、全く問題は無いからね・・・。

 

 ところが、こいつらは、賞味期限を延ばす事によって、人さまを、騙そうとした。つまり、客に嘘を言って、売ろうとしたんやね。。。これがアカンのや。。。おまけに、但馬牛と偽って、鹿児島牛の味噌漬けを作っておったり、地鶏でっせ・・・と高い金を取っておいて、実はただのブロイラーを箱詰めしとった・・・。などの、数々の悪巧みが発覚した。。。こうなったら、警察も動く。。。ここまで、悪質なことをやっておったのなら、もう、ここには、退場して貰わないと無理やろうね。。。

 

 政治の世界でも、額賀のオッサンも、いつか、ええかげん観念しなあかんで。。。1回ぐらい料亭で飯をおごってもらったぐらい何やねん。。。と、思っておるのやろうけど、それは、甘いで。。。飯おごってもらっただけ・・・が、袖の下をもらっておった・・・とか、自衛隊の新しい装備の選定に関わっていた・・・となったら、またまたロッキード事件の二の舞やからね。。。全部の事が飛んでしまいよる。。。もし、これで、議員辞職に追い込まれたり、投獄されたりしたら、ほんま、高いメシになったね。。。

 

世の中は、正直者ばかりやない。平気で嘘をつくようなけしからんヤツもおる。ただ、世の中がそうやからって、嘘を突き通して良い・・・ということにはならない。。。嘘をつく事は、あらゆる悪事の第一歩や。。。正直であること。これは、人間が人間として、まっとうな生活を送る上での、基本の基本やからね。。。嘘をつくのが仕事のような政治家さんたちやけど、本当は、嘘つきは、人の代表として、いちばん恥ずべき行為・・・。嘘つきは、泥棒のはじまり。。。よぅ、言ったもんや。。。

 

11/20(火) 海外旅行へ行くと、やっと着いて、またまた疲れが倍増するのが、入国審査の長〜い列・・・である。審査官の人は、お役人さんだから、なかなか愛想を振りまく人は少なく、お国によっては、軍隊の人がやってたりするし、横に本物の銃を構えたりしているところもあって、その国のお国柄が現れている。

 

 ここでは、犯罪者を水際で阻止したり、過去に悪いことをした人を見つけたり、大変大事な仕事をやっている。この事は、日本へやってくる外国人の人たちも同じで、この人は、不法滞在歴やら、過去に日本での犯罪歴が無いか、パスポートが偽造されていないか、不自然に何度も出入国を繰り返していないか。。。などが、調べられる。

 

 その日本で、いよいよ今月から、一部、出入国の手続きが変わるのだという。最近パスポートを更新したり、取得しなおしたりした人はご存知だが、新しい日本のパスポートは小型化されていて、表紙の背がやや分厚くなっていて、この部分にICチップが入っている。それと、多くの国が採用しているバーコードのようなものも、入っている。このバーコードをスキャナーに掛けて、ピッとするだけで、個人特定が出来てしまうから、便利なものや。。。

 

 入国の時と出国の時に必ずこれをやっておけば、理論上は、誰が不法滞在をしているかが明白になるからね。。。日本が、今度やろうとしているのは、もっと凄くて、日本人や特別在留許可のある再入国許可証を持っている在日の人は、ある手続きをすれば、自動的に出入国が出来るという自動イミグレーションがそれである。

 

 イミグレーションといえば、その昔、在日の人が、なぜ、自分たちだけ指紋を押捺させるのか・・・これは、人種差別である。。。と、大騒ぎして、今までの指紋押捺をやめにした経緯がある。。。ただ、この指紋というのは、本人特定の決め手となるので、多くの犯罪が韓国人や中国人・・・もちろん、一部の不届きなヤツらの仕業・・・で起こってしまっている以上、何らかの手を打つ必要に迫られて来たんやね。。。

 

 このため、日本は、顔写真と指紋を登録している人にのみ、この自動イミグレーションを使えるようにしたいんやね。。。つまり、ここを通るというのは、自分はけっして犯罪者なんかではありません・・・いくら指紋を採ってもらっても、犯罪に関わることは無いのだから、平気ですよ。。。という一種の「踏み絵」に出来るのやね。。。つまり、やましい事が無い人と、やましいことがある人に分けられたら、出入国管理の仕事や手間は20分の1ぐらいになるのやからね。。。つまり、やばいヤツを見つけやすくなる・・・そういうこっちゃ。。。

 

 私は、これは、「ええこっちゃ・・・」と思うのやね。。。人権団体やら、在日団体は、またまた差別や〜と叫ぶのやろうけど、日本人も全部やったらええやんか。指紋採られて困る人は、国籍に関係なく、コッテリと、調べてもらったらええ。。。悪いことしとるヤツがおるから、反対するのやろうしね。。。

 

 国による個人情報管理の強化を嫌う人は多いけど、逆に考えれば、多くの真面目な日本人は、そんな事を気にしなくて良いわけやろ。。。今は、多くの善良な人たちに紛れて、麻薬を密輸したり、銃器を持ち込もうとしたり、隠れて別人を入れようとしたりしとるのやろ。。。これがクリアーになる。。。そっちのメリットの方が、よっぽど大きいやんか。。。何より、テロの防止には、特別効果があるのやないかね。。。。

 

 逆に、日本人や在日以外の人は、入国審査で16歳以上の人は全員、顔写真とスキャナーでの指紋採取が義務化された。こうした生体採取システムは、米国に次いで世界で2番目なんやそうや。でも、ロンドンのヒースロー空港で、めんたまの光彩の柄を撮影してたり、いろいろとバイオなんとか・・・などでやっているところはあるみたいやけれどね。。。

 

 人権団体やら、日弁連なんかは、犯罪捜査に際限なく利用される・・・として反対しているそうやけど、私は、これがもひとつ判らん。。。なぜ、際限なく利用されて、不都合なことがあるのか。。。逆に、指紋をとられているから、日本では、悪いことは出来ない・・・と、犯罪抑止効果があるぐらい・・・やと、思うのやけれどね。。。悪いことをするヤツが悪いのであって、指紋を採られないことが、犯罪者にとって、とても、好都合過ぎるような気がするのだが、どうだろうか。。。

 

ただ、このシステムを使って出入国をしたら、パスポートのハンコは無しになる。。頻繁に海外に行くビジネスマンはハンコ余白がなくなるのを防止出来るから利用するやろうが、たまの海外旅行組はどうかな。。。まぁ、どんどん便利になるね。。。ポスポートかざして、人差し指ポンで、出国や入国の審査がパス出来るのやったら、みんなやるかな。。。いゃ、逆に、みんなに出来るだけやってもらわんとアカンのちゃうかなぁ。。。

 

テロ犯や、国際犯罪者あぶり出しのためへの、みんなの出来る協力としてね。。。スパイ天国の汚名返上のための、起死回生の一発になったらええね。。。

 

11/21(水) いつもいつも、暗いニュースばっかりのなかで、昨日の話題は、やっぱり、ミシュランやろうね・・・。フランスのタイヤメーカー、ミシュランが、お客さんのドライブマップを作ったのが、この世界一有名なレストランガイドブックの始まり。だから、この本には、ドライブで行ける有名観光地の紹介もされている。単なるレストランガイドだけではないのが、この本の特徴やろうね。。。

 

 レストラン経営者からすれば、この本に載る載らない、星の数が上がる、下るが、大きな話題になるから、この本に載せて貰うためには何でもする・・・というぐらい、権威のある本なんやね。。。そのミシュランがやっとのことで日本版を作った。。。ただし、東京だけ。。。

 

 さて、このミシュランがなんで、ここまで話題になるか。。。それは、覆面調査員の存在である。ガイドブックの取材である・・・と告げないで、お客としてその店を訪れるから、お店の本当の姿が見える。いわいる有名店や、行列の出来る繁盛店ではなく、調査員が、徹底的なコダワリを持って、たとえ小規模であっても、キラッと光るものがあるとか、価格設定の適切さ、店の雰囲気や接客態度、外観やら、その店の店主の経営方針まで、様々な観点で、徹底的な採点が行われる事。。。これが、この本の信用に繋がっているのやね。。。

 

 それに、毎年、更新がされるので、星を貰ったお店も、安穏とはしてられない。。。というのも良い。。。味が落ちるとスグに来年度版には掲載されなくなる。。。そこいらの、広告目当てのガイドブックとは、格が違うのやね。。。だから、それだけ厳しい審査を経てきたから、常に、大きな信頼を勝ち取ることが出来る・・・。これがこの本の強みであり、最大の特徴なんやろうね。。。

 

 これには、日本人も飛びつくやろうね。。。日本人のランキング好きは、尋常やないからね。。。きっと、いろいろな意味でのミシュランを真似た本が出るやろう。。。ミシュランブームになるかも・・・。

 

 ただ、せっかく、こんな良いネタがあるのに、日本の出版社は、なぜ日本版を作らないのかね。。。外国人から見た素晴らしいレストランと、日本人から見たそれでは、少し視点が違って当然だと思うのやけれどね。。。

 

 例えば、京都に住む私が1つおいしいところを教えてくれ・・・と、聞かれたら、私は、花見四条下る3本目ぐらい東に入った北側にある「井筒屋」さんという、祇園の日本料理屋さんを上げるやろうね。そんなに頻繁に行ったことがある訳ではないのやけど、今まで数回寄せてもらった経験からすると、いつも、新しい発見があって、客を愉しませることを心得ているお店である。一人15000〜20000円はするけどね。。。ここは、祇園町のお茶屋さんに、料理を仕出ししているところで、有名やお茶屋さんで出てくるお料理は、実はここのお料理やったりする。。。

 

若い頃には友達と、みんな、どこの店のこれが旨かった・・・とか、ここのこれが絶品やった・・・とか言い合っていたと思うんや。。。だから、意外とみんな自分のためのお気に入り・・・というのは、持っているものやと思うんやね。。。これを束ねて客観性を高めて行けば、けっこう良いガイドブックが出来ると思うで。。。ラーメンなんていうB級グルメ本はたくさん出ているのに。。。

 

 他に京都で言えば、昔、河原町四条下るの桃園亭で食べた鯉の唐揚げあんかけが忘れられへん・・・とか、西石垣通のちもとさんの近所で、確か、昔にごま油風味の、飛び抜けて美味しいお肉を食べたことがある・・・とか、河原町ビブレがニチイやった頃、その前にあった小汚い中華屋さん・新進亭で食べたやきめしが、飛び切り美味しかったとか・・・、鞍馬口新町辺りにあったお好み焼きがどうしてももう一度食べたい・・とか、その人には、その人にだけの、食べ物に対する想い出があると思うのやね。。。

 

 大人になって、食べてみたら、そんなに美味しく思えないものも、子供の時には、特別な感情で美味しく感じたものとか、特別な人と一緒に食べた食事が、頭の中に、しっかり焼き付けられていて、忘れない・・・とか、そんなこと、有るやんか。。。つまり、そんなのが、その人だけの想い出の料理、ソウルフードなんやね。。。ところが、なかなか、他の人たちの、そんな想い出の引き出しは、なかなかのぞき見することはない。それを、見せてくれるのが、ガイドブックであってええはずや。。。

 

 ところが、我々は、ガイドブックと言えば、旅行会社や出版社が出している旅行ガイドブックをイメージしてしまう。ハワイに行ったら、バカみたいに、高くてマズイ、固い肉やら、バカでかくて大味なロブスターなんかを食べて、お値段の割りには、もうひとつやね。。。なんて、みんな思っていたのやないかね。。。そりゃ、そうや、そんな観光地ガイドは、レストランの広告料でかせいでおる。。。観光地などでは、そんなにお店の数が少ないというのもあるけど、名物に旨いものなし。。。ハワイでいちばん美味しかったものは、実は、ショッピングセンターのフードコートで食べたベトナム料理・・・なんてことになることも、笑えない現実・・・っていう経験、皆さん無いか?。。。

 

 確かに、海外で旨いものに、あたる確率は、日本よりはるかに、低い。逆に言えば、日本人にとって、やっぱり日本で食べる食べ物が、一番美味しいと、感じる・・・そういうことなんや。。。このミシュランもなかなか、その辺のところを認めていて、この本には多くの星を獲得した料理店が掲載されている。その数は、3つ星から、2つ星、1つ星まで全部含めると、本国フランスの数を超したのやて。。。つまり、世界一。。。

 

私がたまに東京へ行く時に食べる食事は、けっして関西より旨い・・・とは言えないのだが、良いところは良いのやろうね。。。そんなお店になかなか、私が当たらないだけで。。。星の数ほど食事するところはあるからね。。。確率の問題でもある。。。 今回のミシュランガイドに、大阪や京都のお店が含まれていないのがちょっと、私には、不満である。。。狭い日本で、外国人が行く確率の高い京都も、当然入れてくれんとあかんわなぁ。。。2009年度版には、期待してまっせ。。。

 

11/22(木) 先日、京都府の山田知事と宇治市の市長が雁首を揃えて、冬柴国交相のところへ、陳情に行ったんやて・・・。これだけなら、どおってことない事なんやけど、この陳情に行ったのが、宇治市伊勢田町のあるウトロ地区での事となったら、そう簡単な話やない。

 

 昭和20年頃に軍がこの宇治市伊勢田町に軍用空港を作ろうとしていた。その建設にたくさんの人が借り出されていたのやけど、多くの日本人に混じって、当時、日本であった朝鮮半島からも朝鮮人の人たちが、出稼ぎに来ていたんや。。。彼らの中には強制連行されて連れてこられたと言っていた人がいてたけど、この数は、ものすごく少なくて、ほとんどが、自国より良い生活が出来ると思って日本に来ていた人ばかりや。。。

 

 ところが、終戦によって、この空港建設が白紙になった。建設作業員の人たちは、自分の故郷やら、他の働き口を求めて、散り散りばらばらになったのやけど、行き場のない朝鮮半島出身の人たちが、このウトロ地区に、居座って、バラックを建てて生活しはじめたんや。。もちろん、その土地には所有者がいたのやけれど、この200人ほどの人たちはね他人の土地に住み続け、土地の所有者が何度出て行ってくれと言っても、他に行くところがない・・・と、ガンとして出て行かなかったんやね。。。

 

 それから60年近くが過ぎ、まだ居座り続けている人たちは3世、4世になった。周辺の土地は、行政や民間の開発が進んで、どんどん宅地になったけど、このウトロ地区は、上下水道などのインフラが全く進まない。だって、土地の所有者と、住んでいる人たちが違うのやから、権利関係が無茶苦茶やから、なかなかインフラ整備が出来ひんのやね。。。

 

 おまけに、あまりに出て行かない住人らに、土地の所有者がしびれを切らして、土地を何回か転売。お金の持ち逃げ騒動やら、いろいろゴタゴタが続いていた。ところが、この辺りが、日本人は眉をひそめる人が多い原因なんやけど、ここに住む在日の人は、ウトロ地区を何か、悲劇のヒロインのように、装って、何か、世間の哀れみを集めるような活動ばかりしだしたんや。。。人権問題とか、日本の戦時中の弱みにつけこんでね。。。

 

 そして、韓国政府にまんまと3億ほど出させることに成功したんや。自分らは何も負担せずにね。。。そして、今度は、宇治市や京都府、そして国に、お金を出させて、豪華公営住宅を建設してほしい・・・なんて、言い出しているんや。。。これって、同和地区の住民が、あまりにもキレイで立派な団地に住んでいるのに、ものすごく格安の家賃しか払っていない。。。ひょつとしたら、その家賃も半分は払っていないのやないか・・・。この真似をしているんやね。。。

 

 ここで、よう、考えて見て欲しい。。。ここに居座り続けた人たちは、自分の土地ではないところを不法占拠して、何の土地の借用料金もろくすっぽ、支払わず、その言い訳を日本政府のせいにしたりして、不法に住んでいる人たちなんや。。。これって、犯罪者やないのか?そんな人たちに、何故、日本の政府や自治体が、日本の税金で公営住宅を建ててあげて、そこに住まわせてあげなければいけないのか。。。全く、理屈が通ってないやんか。。。これは、立派に日本社会の中で、自立して生活している他の多くの在日韓国朝鮮人の人やら、多くの日本人として生きることを選択した帰化者の人たちから見ても、全く筋が通らない・・・けったいな話・・・と、思って見ている話なんやないかね。。。。

 

 こんなのに、公金支出をしたら、モラルハザードが起こるで。。。ウトロ地区の人たちは、韓国政府に出してもらった3億で土地の所有者から、その土地を格安で買取り、その土地を京都府に寄付することによって、この公営住宅を建てて貰う、言い訳にしているが、チョット待て。。。土地なんか寄付してもらったって、しゃあない。。。そんなに建てたかったら、自分たちの金で建てたらええやん。。。日本人の税金、一銭も使わせる事無いで。。。まして、そんなの建てたら、府がずっと管理せなあかんことになるのやろ・・・、つまり、その人らに、利権を与え続ける事になるやんか。。。どうせ、まともに家賃を払うつもりがない・・・・。ゼツタイ、やったらあかんことや。。。在日特権がまた増えるだけや。。。

 

 とにかく、向こうの人らの考えることは、日本人の感覚からしたら、ちょっと、ずれた、あつかましさ・・・がある。。。何の理由もないのに、いつのまにか、何か、こっちが悪いことでもしたように、持って行きよる。。。これは、ハッキリと、拒否しなあかんで。。。

 

 公明党は、在日の人たちの参政権を認めて、党勢を盛り上げようと企んでおる。。。日本人でない人らが、日本の政治家になったり、国を動かすようになったらどうなる。。。国って何や・・・ということにもなるやんか。。。ただでさえ、たくさんの韓国朝鮮の人らが来てるのに・・・・。どこかで、歯止めや、ケジメは必要やと思うで。。。

 

 この手の問題で、行政は、ほんとうに弱腰が目に付く。。。地元の宇治市は、自分たちだけの責任になると、在日の人たちの抗議行動や、押しかけ行動を恐れて、ノーとよう言わない・・・だから、京都府に相談に行く。京都府も、問題にすると、またまた、いろいろとトラブルになる。それを恐れて、国に相談する。。つまり、みんな、この問題には逃げ腰なんやね。。。そこに付け込んだのが、ウトロの住人たちや。。。行政側のこんな、事なかれ主義。。。こんなのやったら、何を要求しても通る。。。そう、値踏みしよったんやろうね。。。なめられたもんや。。。

 

今回の問題の背景には、在日特権を何とか大きくしようという動きがある。同和地区の人たちが、うまいことしたように、我々も、行政を何とか揺さぶったら、金が出て来る。。。こんな事を目論んでいるのやろうね。。。酷い話や。。。こんなん、許したらあかんで。。。ほんま。。。

 

11/23(祝) 株は、めちゃくちゃ下るし、石油はどんどん上る・・・。ところが円はまたまた暴騰・・・。石油の値上げを円高が帳消しにしてくれているのやけど、日本株の方は、どうも外人投資家やらファンドが、日本から逃げだそうとしているのかね。。今年の最安値を更新や。。。

 

 そんななか、消費税を10%にする答申が、政府税調から出た・・・。社会保障費の増加に耐えられなくなるとしての答申やけど、はたして、世の中のコンセンサスが得られるのかね。。。私は、この問題は、以前から、優先順位の問題や・・・と思っているんやね。。。

 

来年から、年金基金への国庫負担率を今までの1/3から1/2に引き上げるという方針から来ているというのは、それは判る・・・。高齢化が進んで、年金掛金を支払う人より、年金を貰う人が増えるのやから、当然と言えば当然である。。。

 

 ただ、この論議の中に、まず年金支給額を決めてしまう・・・という、従来からのやり方が、果たして正しいのか、どうか・・・という議論が欠落しているのやないか・・・と、思うんやね。。。給料を貰って生活している人なら、1ヶ月の生活費はいくら・・と、決めて、その範囲で、始末したり、ちょっと贅沢したりしているやろ。。。家計ではこの、限度額を決めてその範囲でいろいろな支出に分配する・・・というやり方をしているのに、年金の場合、なぜ、支出額を先に決めてしまうのか・・・。私は、優先順位が間違っていると思うのやね。。。

 

 まず、その年に支出出来る年金の総額を決めて、それを人数で割る。。つまり、無い袖は振れない・・・という方式に、ぼちぼち変えて行くべきなのやないかね。。。国家予算でもそうや・・・。予算が厳しい厳しいといいながら、国債発行までして支出を続けるから、借金がどんどん増えて行くんや。。。借金までするということは、将来の税収を先食いする・・・ということやろ。。。そんなアホなことが、堂々と、許されているのがおかしい。。。。どんどん経済が大きくなって景気が右肩上がりになっている時代なら、こんなバカなやり方が許されていたのだろうが、これから日本は、人口も経済も、じり貧になることを前提に制度設計する必要がある。。。つまり、もっと身の丈にあった政策に乗り換えないと、日本という国が持たん。。。そういうことなんや。。。

 

 国民の年収が上がるどころか、実質下がり続けているような国で、どうして、バカスカ予算が使えて、どうして、役人達の給料だけ上げて行けるんや。。。ここは、税金でメシを喰っている人の数を減らして、役所のやっている無駄な仕事を徹底的に無くして、役人のクビを切る。。。そんな方策を採るのが先やと思うんやね。。。

 

 今年、郵政民営化で、大量の公務員が民間会社の社員になった。でも、これは、名目上のことだけ。郵政にはあんまり税金は行って無くて、実質独立採算が取れていたからね。。。でも、これからは、そうはいかん。。。無駄な役人達をどんどん切っていかんと、あかんのやないか。。。国家のやっていた仕事を道州制にすれば、州政府にやらせる。都道府県のやっていた仕事を州政府と市町村にやらせる。これによって、公務員の総数を半分に減らせる。

 

 ここまでやって、どうしても予算が足らない・・・。となったら、消費税上げても仕方がない・・・になるけど、それもやらんで、税金だけ上げる・・・そんなのあかんで。。。

 

 年金生活者の中にもいろいろな人がおる。裕福な人やら、ぎりぎりの生活をしている人やらいろいろや。お金持ちの年金額を減らしたらどうか・・・という人もいるけど、それは、今まで年金掛金をこつこつ、同じように払い続けてきたのやから無理やろう。。。不公平感が残るからね。。。

 

 ただ、日本の年金システムというのが、長生きした人が最終的に得をして、早死にした人が損をする・・・となっている。言葉は悪いが、早くなくなった人の分で、成り立っているというシステム自身に無理は無いやろうか。。。それに、自分の支払った年金掛金の何倍ものお金を貰える・・・という、自由主義社会の経済的な大原則を、全く無視したようなところ。。。ここに問題点は無いやろうかね。。。

 

 今の日本人の平均寿命を考えたら、90歳以上長生きされているお年寄りは、一切の財産が無くても、毎月、十二分に、暮らしていけるたけの年金が支給されますよ・・・この部分は、全額、みんなから集めた税金で賄いますよ・・・ということにしたらどうやろ。。。それでもって、65歳〜90歳未満の人の年金は通帳方式にして、自分たちが今まで支払った年金掛金に応じてその分だけ返して貰えるような制度に出来ないものかね。。。つまり、年金制度を年齢によって2段階にするんや。。。。

 

 こうしたら、自分が積み立てた額によって公平に年金がもらえるようになるし、未納問題も積立が少ないから年金額が少ない・・・で納得するやんか。何にも、社会主義国みたいに、わざわざ、国民一人あたりの年金額を国家に決めてもらわんでええと思うのやね。。。つまり年金を財形貯蓄みたいにするんや。。。最低2000万は、みんなに積み立ててもらってたら、何とか月に10万ぐらいの給付は可能やろ。積立しない人は、当然無しや。。。それが出来ない人は、生活保護の世界やからね。。。それをごっちゃにするから話がややこしい。。。交通整理が必要や。。。

 

私は、年金問題が、政治家たちの政争の具意外の何者でもないと思っている方なんやね。。。ちょっとしか払ってない人にも、年金は自分の払った以上のお金が行く。。。このトリックが、実に子供だましなんや。。。もう、そんな嘘がつけなくなるほど、日本の人口ピラミッドは崩れてしまっている・・・という現実に早く気付くべきやろうね。。。そして、年金は選択制にして、ちゃんと払ってなかった人にまで、同じ年金が支払われ続けるという、馬鹿げたことを早く辞めるべきではないかね。。。そうせんと、この国の経済は、大変なことになるで。。。

 

11/24(土) 実は今、私は、ある外資系銀行との間でトラブルになっている。あんまり、腹が立ったので、今日はその一部始終をここに公開しようと思う。まぁ、聞いてやってください。。。

 

 ○本支店長さま                                      栗塚大一郎

 

○ティバンクとの投資信託を巡るトラブルについて

 

2007/10/29 電話にてシュローダー・セレクション・グレーターチャイナエクイティ円クラスAを500万円(JPN)分の資金で購入を依頼した。@3011 担当 △谷さん 手数料152689円・購入金額4847311円

 

2007/11/01 客が、○ティバンクオンラインで確認したところ、注文したものと違うシュローダー・セレクション・BRICエクティクラスAが購入されていることが判明。早速、カスタマーセンターの△ズキさんに連絡。しばらくして、オ×ワダ氏より、間違ってインプットした。すみませんとの電話があり。至急訂正するが、その処理に、2〜3週間時間がかかると説明があった。その間、暴落したらどうするのか。もっと早く対応してください。おたくのミスが原因なのだから・・と依頼した。

 

2007/11/2 何度考えても、納得がいかず、○ティバンク京都支店の□リシタさんに電話。間違えて購入したのだから、もっと早く処理出来ないかというのと、買った投信価格がどんどん下がっているので、お客に不利にならないように処理をしてほしいと依頼したら、京都支店長の○本氏に電話を代わられて、経緯を調べてご連絡しますとのこと。

 

2007/11/5 京都支店長の○本氏が会社にお詫びに来られて、出来るだけ早く善処しますとのお返事。処理の仕方はお任せするが、私に不利にならないようにして欲しいと依頼した。もし、納得出来なかったら、また文句を言いますと、釘を刺しておいた。実際の間違って買われたBRICは少し値上がりし、買えなかったグレーターチャイナは値下がりしていたらしい。この際、良かったですね・・・の意味の発言あり。つまり、当然、少し値段が上がった時点での売却をされて、その資金で、あわててグレートチャイナを買い直すという認識だったはずである。

 

2007/11/12 SNBAJ 売却 4719097円(間違ったBRICを売却) ただし、2つの投信商品の手数料が違うのかどうかは不明

2007/11/12 SNCAJ 買付 4719097円(同額の資金で当初注文したグレーターチャイナを購入)

 

この時点で、当初購入した4847311円ではなく、4719097円で売買が処理されている点に注目。すでに、128214円も少ない金額になっている。。。

おまけに、実際の売買口数は、10/29の時点より、グレーターチャイナが、かなり暴落していたため、このファンドの口数が多く買えたようである。

 

2007/11/22 多く買えたグレーターチャイナの分を売却した代金487094円が普通口座に入金された。自分の資金で買った投資信託の差額なので、当然、この差額分助かったのだと思っていたのに、同日支店長の杉本氏より連絡があり、このお金は返して欲しいと連絡があり、せっかくしていた定期預金を解約されて、487094円私の口座から出金の操作をされた。。。

 この投資信託の暴落によって出来た差額は、いったい、誰のものか?客の買った投資信託が値上がりしていたら、その分、保証するのだが、値下がりしたのだから、保証は出来ないという説明に納得出来ない。。。

 

2007/11/22 投資信託お預かり残高に初めて表示された価格は4089069円。500万円の原資で、152689円の手数料を引いた4847311円で始めたファンドは、10/29〜11/21まで24日間も拘束されたうえ、何の対策も出来ないまま、758242円も減って戻ってきた・・・。これで泣き寝入りしなくちゃ、いけないのやろうか。。。

 

問題点1 ○ティバンクは自行で、入力ミスをしたペナルティを全くと言って良いほど払っていない。あくまで客の資金で、当初の資金より128214円少ない額で再度グレートチャイナを買っているだけ。。。ここでは、実際の資金ベースで処理をやっているのに、暴落差額の件では、その差額口数の売却金額が客のものではなく、自行の分であると主張するのは、一貫性が全くない。

 

問題点2 客の資産を自行のミスのために売買して、たまたま、その投信が暴落したからといって、その暴落後の価格で購入した投信との差益を、客のものではなく、なぜ、自行のものであると考えられるのか?その感覚が理解出来ない。

 

問題点3 本来、依頼したものと、全く異なった投信の商品を誤って購入してしまったのなら、即日、誤りを訂正するのが当然の処置である。ところが、3週間もの長期にわたって投信の資金を拘束し、それに対する何の配慮もない。これは、リスクを全て客に押しつける行為であり、全く承伏出来ない。もし、何らかの事情があって、それが出来ないのなら、10/29の時点に戻って、投信購入そのもののキャンセルに応じ、顧客の被害を最小限に抑える努力義務があったのではないか。。。今回の措置は、10/29の時点で、正しい投信商品を購入したという、仮定に立って処理されているが、それなら、当初の予定通り11/1に受け渡しが完了出来なかった事に対する配慮が全く無い。本件は20日間もの間、顧客は当該商品の暴落を目の当たりにして、何の対策も講じることが出来なかった点に大きな問題があると考えられる。

 

まぁ、以上が、私が言いたいことの全てである。かいつまんでまとめると、この銀行に500万で投信の購入を頼んだ。ところが担当者のミスで、依頼したのと違うのを誤って買ってしまいよった・・・。文句を言ったけど、納得した返事は、聞き入れられず、3週間もの間、待たされた挙げ句、資金はその間の暴落で408万になっていた。。。。それだけのこっちゃ。

 

投資信託というのはリスクが高いものや。それは十分判っている。ただし、それは、普通に買ったのが、だんだん下がって行って、あんまり下がり方が酷かったら、その間、いつでも逃げられる・・・というのが大前提やと思うんや。。。下がり続けているのか判っているのに、ただ見ているだけ・・・。これって、ほんま、辛いで。。。

 

ところが、今回、ええ勉強になったのは、日本の銀行やったら、すんません、間違えました。うちのミスですから、お客様にはゼツタイに迷惑をおかけしません。。。となるのが普通やんか・・・。悪いようにはしません。。。というのは、お客にとって一番有利になる方法で問題を解決することによって、自分の犯したミスを許して貰う。。。こういう態度が必要やと思うのやね。。。

 

でも、この某外資系銀行は、こっちが指摘して初めてミスを認めるは、それで謝ったのはええけど、それで何も言って来なかったら、そのまま、ほおっておくつもりやった・・・という事なんや。。。これって、日本人の常識からしたら、信じられない事なんや。。。。こっちが、東京へのフリーダイヤルでは埒があかないと、京都の支店に電話して文句を言ったのも、普通、こんな大チョンボをしたのなら、菓子折持って土下座しに来るものやぞ・・・と、怒鳴ってから、初めて事の重大性に気付いてくれたんや。。。これが情けないやんか。。。

 

おまけに、このチョンボの処理のやり方のひどさ。。。本当に、カスターマーファーストを心がけている銀行とは、思えないね。。。残念ながら。。。

 

銀行という商売はお堅い商売だから、いろいろな制約があるのは判る。それにしても、整合性というのは大事やと思うのやね。。。お客さんから預かった資金を運用するのが仕事なら、その取引ベースでしか物事が出来ないとなったら、取り得る方法の中で、一番、お客さんに損をさせない方法は、どれやろうか・・。というのを必死になって考えるのが普通やと思うんやね。。。

 

ところが、ここの出して来よった結論は、一番最低の答えや。。。これで、納得せえと言うのが無理があると思うんやわ。。。

 

 それでは私の考える最良の方法とは何やろう。それは、間違えて買ってしまったから、全部、戻す事や。。。それなら、誰でもしゃあないなぁ〜となるやんか。。。つまり、無かったことにして水に流す。。。これが最良の方法や。。。この銀行は、もし、この投信が暴騰していたら、その差額を保証しますとまで言ったのやからね。。。そのぐらい出来るはずや。

 

ところが、現実は、この投信が暴落した。つまり、客は大損したんや。現実としてね。。これって、誰が悪いのでもない。そのタイミングでその投信を買った人が悪いといえば悪い。それは判る。。。でもね。実際、銀行は、違うのを買ってたんやろ・・・。つまり、それを売って買い換えした資金で、正しいのを買ってたんや。。。。だから、実際は、かなり助かっていたんや。。

 

 これをどう見るかなんやね。。。この違う投信を買っていたのは、間違った担当者や。だからといって、その資金を実際に出しているのはお客の方と違うのか。。。結局、暴落後の値段で同じ資金を使ったら、当初の予定より、たくさんの口数の投信が買えたのやろ。普通やったら、おめでとうございます。助かりましたですね・・・で終わっている話なのとちがうのか。。。

 

 この時点で、だけ、わざわざ10/29の時点での仮定の取引での計算を持ってくるのが、ものすごくずるいやんか。。。これ自体が全く理解出来ない。。。そして、多く買えた分を売却した差益が、客のものではなく、銀行がこれを持っていく・・・という感覚が、私には、信じられない。。。私の言っている事、おかしいやろうか?。。。。

 

 客ではなく、ミスをした方が、結果として、遅く買い直したために、たまま出た儲けを出して、利益を得るのは、心情的にもおかしいやんか。。。人さまの金を売買して得た金と、ちがうんか。。。

 

もめたくはないのやけど、言わないと判らないこともある・・・。この銀行と相性悪いのかなぁ。。。

 

11/25(日) オッチャンは、基本的には、早寝早起きである。朝は4時半には起きているし、夜は早いときは8時半には寝ている。自然と夜のテレビはほとんど見ないし、夜はお酒を飲んですぐ寝てしまうのが日課である。。。。その代わりやりたいことや調べたいことなんかは、早朝の、朝飯前に、有効な時間が取れる。

 

 だから、いわいるゴールデンタイムのテレビなんかでは、何が流行っている・・・とか、どんな俳優さんが人気があるか・・などは、極端に弱い。そんな私でも、朝の連続テレビ小説だけは、よく見ている。この秋から始まった「ちりとてちん」も、夏までの「どんと晴れ」、その前は、「芋たこなんきん」、「純情きらり」、「風のハルカ」・・・この辺かなぁ、見るようになったのは。。。

 

 そんな数少ない見ているテレビ番組に出ている人ぐらいは、さすがに覚えていて、他のどこかで見かけたら、あれ、この人、どこかで見たなぁ・・・。というのがある。

 

 例えば、この前、続・ALWAYS三丁目の夕日を見に、珍しく映画館へ行ったら、小雪の職場であるミュージックホールで踊り子として出演していたのが、貫地谷かおり・・・。そう、ちりとてちんのヒロイン、和田喜代美や。。。へぇ、撮影忙しいやろうに、よう売れてわるのやなぁ。。。と、全く関係の無い私が驚く。。。

 

 それから、たまたまテレビを見ていて、ビックリしたのが、大竹しのぶと、その娘さんが、恐らくニューヨークへでも旅行で行って、お洒落して初めてのジャズグラブへ行く・・・マスターカードのコマーシャル。恋人いるの?大人同士の夜・・・プライスレス・・・っていう、例のヤツなんやけど、この娘役。。。よくよく見たら、A子。。。そう、ちりとてちんでの和田清海役の佐藤めぐみなんや。。。。こんなんを、ふと、見つけたりしたら、普段、娘達やらヨメサンらにバカにされているのやけど、自分の中だけでは、とてつもなく嬉しくなるから不思議である。。。オッチャンは、とても、単純な事で喜ぶものなんである。。。

 

 最近、他にもおもろいコマーシャルは多くて、仲間由紀恵がロミオ!ブルータス!ぬくみず〜!誰でもOKなの〜って叫ぶauのコマーシャルなんかは、最初見た時、不覚にも、思わず吹き出してしもた。。。なんで「ぬくみず」・・・なんや。。。

 

 それはさておき、この、貫地谷かおり・・・のことをヨメサンに言うと、この人も、コマーシャルとか、よう出てはるで。。。お父さんが知らんだけや。。。で、終わり。。。私は別に、妻にへぇ〜っと、驚いてみてほしいわけではない・・・のやけど、あまりにも簡単に言われると、がっくりする。。。何か自分がした大発見を、実はみんなが知っていることやったときのショック。。。これは、キツイで。。。

 

 佐藤めぐみも金八先生とか、花より男子とか出てたやん・・・そんなこと言われても、そんな番組見たこと無い。。。

 

 まぁ、でも、みんな、そんな、小さな発見って、有るって思うんや。。。世間では常識やったのに、実は、大人になってから、そういうことやった・・・ってこと、有るやんか。。。

 

 テレビでやる台風一過を、恥ずかしながら、ずっと、台風一家だと思って疑わなかった・・・とか・・・、二日酔い防止のウコンの力・・・っていうのが、どうしても、ウンコの力に見えて仕方ないこと・・・とか。。。自分だけバカみたいに、思い出し笑いして止まらなかったりすることって、あるじゃないですか。。。バカみたい・・・って思うけど、とてつもなくハイテンションになっちゃうんやね。。。

 

それこそ、「底抜け〜に、」おかしくてたまらなかったり、木村祐一の「今日からお前が俺の寝床〜」つていう、どおってことない歌が、耳について離れなかったり。。。師匠さん、シーソーさんという福井訛りのセリフが移ってしまったり・・・いい味出してる和久井映見の口癖やら五木ひろしのふるさとを聞いて泣いてしもたり。。。こうなったら、もう立派なちりとてちんファンやね。。。今日は、土曜もやってるのがうれしい、朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」のお話でした。。。

 

11/26(月) 何やら、高速道路の料金を来年から値下げするのやと。。。それはええ事なんやけど、その財源を道路特定財源から捻出する・・・となったら、これは、そうは、問屋が卸さないで。。。高い税金を集めるだけ集めておいて、それを高速道路の値下げのための原資に当てる。。。こんな筋違いな話は無いからね。。。それなら、自動車関連税を値下げするのが筋やで。。。

 

 自動車税やら、ガソリン税などは、道路の整備だけに使う目的で集められている税金や。道路整備が進んだから、もうあんまりお金を使う必要が、無くなって、高度成長期のような建設ラッシュは、もう必要ではなくなってきた・・・。それなら、その分、税金を取る率を下げるのが当然やんか。。。。ところが、それをしないで、この税収を既得権のように使う。。。もってのほかやね。。。特定財源の一般財源化も、もってのほかやね。。。

 

 まして、今は、ガソリンや軽油の国際価格が急騰しておるところや。。。円高のために、本当は、そんなに大きな問題になってないのだが、これ幸いに、ガソリン業界は小売価格をどんどん値上げしとる。。。1リットル80円代だったガソリンが今や150円にもなろうとしているこの時期に、国民生活を守るべき国が、助けないで何が国政や。。。ご存知の通り、自動車は税金を燃やして走っているようなもの。。。ものすごい高額の税がガソリンや、軽油にはかかっておる。今、こんなときやからこそ、この税率を下げて、ガソリン価格の上昇を少しでも抑えるのが政治のやるべき仕事なのやないのかね。。。

 

 それなのに、そんなことは、ほおかむりして、これはこれ、それはそれ、という態度なのは、どうなのかね。。。もともと、税金を集めるだけ集めて、ある特定の人にだけ有利になるように使うのは、不公平の傷口をどんどん拡げる行為になる。高速道路をほとんど使わない人が払った自動車関連税が、いつも高速道路を走る人たちのためだけ・・・に使われる。。。これは、やっぱり問題なのやないかね。。。

 

 確かに、高速道路というものは、今や陸上輸送の大部分を占める大事なものや。。。衣食住に関わるものほとんど全てが高速道路の恩恵を受けているといえばそうである。でも、やっぱり、日本全国津々浦々まで、非常識なほど高規格の道路を整備しなければいけない理由はどこにも無いし、その無駄遣いのつけが、国民の重荷になっている・・・という認識だけは、役人の皆さんは、肝に命じるべきやろうね。。。

 

 お金というものは、多くを集めれば集めるほど、その使い道があやふやになり、無駄遣いが出てくるものや。。だから、出来るだけ、多く集めないで済む方法を、必死になって考えるべきなんやね。。。税金もそうや。がばっと集めておいて、たくさん集まったから、どう使おうという発想ではなく、どうしても必要なお金が、これだけは要る。。。だから、最低限、これだけのお金を集めさせてほしい。。。この姿勢が行政側に必要なんや。。

 

 ところが、日本の役所の考えよったシステムというのは、昨年いくら使ったから、今年もこれだけは要るやろう・・・という予算の組み方になっとる。これを、是非とも止めさせないとアカンと思うんや。。。だいたい、今年50周年記念の事業をやったのに、来年は、51周年記念事業は要らんやろう。。。今年やった道路工事と同じだけ、来年もせなあかん・・・そんなことは無いやろう。。。それなのに、ドンドン例年並みの予算編成がなされてゆくから、どんどん金額が膨らんでいってしまって、とりとめが無くなってしまうんや。。。

 

道路会社は、分割民営化でもう国営ではない。その民間会社である道路会社の通行料金を下げるために税金を使うとは、何事か。。。そんなのに使うほど、金が余っているのなら、税金を下げなさい。至極、当たり前のことやで。。。話の順番が逆転しとるから、こんなおかしな事を言い出すアホが出て来よる。。。そもそも、税金とは何か。そこから、勉強し直せ!

 

11/27(火) 税金の無駄遣いの諸悪の根源がどこにあるか・・・。私は、議員さんたち・・・やと思うのやね。。。議員と言っても、衆議院議員、参議院議員、都道府県議会議員、市町村会議員、あるいは、区会議員・・・。いろいろな議員さんたちがいる。この人たちは、選挙によって選ばれた人たちだから、いわば、市民、国民の代表である。

 

 日本の議会制民主主義というのは、政治が、役人達の上に立って、役人達が何か悪いこと、不正なことをやらないかと、監視する・・・というシステムの上に立っている。だから、役人たちのやることは、常に我々の代表がしっかり見ている。。。という大前提に立っているのや。。。

 

ところが、役人さんたち・・・という人種は、議員さんと違って、ずっと、その仕事を続けている人たちばっかりである。公務員さんたちの待遇は、特別職である議員さんたちや、首長さんたちの待遇を頂点としてピラミッド式に組立られるものやから、どうしても、こんな人たちに、媚びへつらって、どんどん特別扱いをして、祭り上げてしまいよるんや。。。議員さんたちを甘くしておいたら、自分たちも甘く出来る。。そんなセコイ、役人根性なんやね。。。

 

 その最たるものが、政務調査費とか、事務所費などの名目で支出されているわけのわからん費用・・・・。これらの費用は、もちろん議員報酬である歳費や秘書給与などとは、全く、別に支給されている。先日、京都府議会の調査をしたところ、共産党を含む全議員から、不適切な支出と思われるものが出て来たんやて。。。今までは、府議会では5万円以上の支出にのみ、領収書の添付が義務づけられていたが、中には、嫁さんの人件費や・・・とか、取っている新聞代、玄関に飾る生花代、議員本人の個人的な生活費にあたるものなど、どんどん出て来た。。。ほんま、やりたい放題や。。。

 

 京都府の場合、議員1人に月額40万、他に政党経由で10万、つまり、計50万、年間にすると一人、600万円のこんな経費が出ていたんやて。。。給料やボーナスとは別に。。。これは、有る意味、本来の意味で使われていないのなら、立派な公金横領であるとも言えるのやないかね。。。問題は、この手の金が、「渡しきり」になっている点なんや。。。なぜ、必要な分だけ、領収書を添付して請求させる方式に出来ないのか。。。余った分はどうしとるのか。。。全く甘いやり方や。。。

 

 役人たちは、議員さんを懐柔するために、こんな運用面での甘い逃げ道を、いっぱい作っておきよる。。。そうとも、言えるやろうね。。。。例えば、市会議員の海外視察なんて、税金でほんまにやる必要があるのか疑問だし、その視察に行った時の報告書なんかは、議会事務局がまたまた公金で作っておる。。。もちろん、事務局の人もこんなのに同行しとるからね。。。実質、海外慰安旅行やんか・・・こんなの。。。

 

 私は、議員さんたちが海外へ行って遊ぶのを、どうこう言うのではない・・・。でもね、行くのだったら、自前で行け・・・って言いたいんやね。。。たくさん給料貰っているのやから。。。何にも、税金使ってまで行く意味があるのか。。。選挙の時に、選挙民の前で、こうこうこういう事を向こうでしてましたって、ほんとに胸を張って言えるか?私には甚だ疑問に思えてならないんやね。。。

 

 たしかに議員さんというのは、我々の代表として大事なお仕事をたくさんしてもらわないといけない。だから、有る程度の収入が担保されているというのは、必要なのは仕方ない。でも、それ以上に厳しい財政状態で、税金で喰っている人たちの総数を減らそうとする時、議員さんたちも、例外にするわけには、いかんと思うんやね。。。厳しく自分を律することの出来る人だけが議員になってほしいものや。。。

 

 ちょっと前まで、平成の大合併ってあったやろ・・・。たくさんの市町村が1つになって1つの大きな市になったりした。これって、実は、ものすごい経費の削減になるのやね。。。何故かというと、まず統合されてしまう村や町や市の議会・・・これを無くせるんや。。。今まで全部で100人いた議員さんたちを30人に出来たら、70人の議員さんたちの給料やいろいろな費用を全部カット出来るのやからね。。。これは大きい。。。

 

 今、導入に向けて議論が進んでいる道州制というのも、有る意味、凄い改革なんや。全部の都道府県議員を一旦全員クビにして、新たに洲議会委員として選挙するのやからね。。。つまり、議員さんはもちろん、議会事務局、議員秘書、歳費まで含めて諸々の支出これを全部まとめたら、総支出がまたまた7割以上カット出来る・・・とされているんや。。。これってものすごい節約効果があるんや。。

 

 政治というものは、金がかかるもの。では、金を出来るだけかけないようにするにはどうしたら良いか・・・。政治家の数を減らす事。。。これが、実は究極の政治改革なんやね。。。私は以前から国会議員の数は、1院で100人で良い・・・と言ってきた。100人いれば国民の意見を十分に反映することが出来るし、政党が、その議席を取り合う場合でも、百分率でいくから、イコール人数にしておいたら、最も判りやすいやんか。。。

 

 今の選挙制度は、地方の選挙区の数を積み上げて行ったら、こうなりました・・・という議員数の決め方をしているが、これはあかんと思うんや。全体の総枠を100に決めて、ある得票に達した人までが議員になる。。そんな決め方がフェアーやないのかね。。。。国会議員は全員、全国区でええのやないかね。。。こんなことを言ったら、議員は人口の多い東京や大阪、名古屋の人ばっかりになってしまう。。。と、反論する人がいるやろうけど、私は、こんな人に言いたいんや。人口に比例して代表が選べる権利というのは、絶対に平等にすべきやと思うんや。そやないと、島根県の人の一票は重くて、神奈川県の人の一票は軽い・・・。そんなことになっとるやろ。私は、これの方が、よっぽど不公平やと思うんやね。。。

 

 それと、小選挙区や中選挙区制度の一番あかんところ・・・。それは、我田引水・・・中央のお金をどれだけ地方に持ってきたか・・・で、政治家の力量が問われている現状。。。これに、一番大きな問題があると思うんやね。。。地方は、中央に頭を下げないとお金が来ない。だから、東京にペコペコする。。。つまり、中央集権の一番悪いところが如実にでているんや。。。中央の役人は、ふんぞりかえって、利権を一手に集めとる・・・これは、どうしようもない役人天国を助長しとることになるからね。。。

 

 地方分権と政治改革。。。このテーマは、とても大きくて重い。。。でも、これをバッサリと大鉈を振るってまでやっていかんと、もうどうしようもないところまで、役人天国、議員天国は拡がってしまっとる。。。今まで持っていた利権を、これらの人たちに手放させるのは、並大抵の事ではないけど、もう、そんな時代と違うんやで・・・と、早くわからせてあげるような、そんな、猫の首に鈴を付けるような役目も、誰かにやってもらわないといけないのやないかね。。。

 

そんな、立派な人に議員さんになってほしいもんや。。。

 

11/28(水) 芸能界というところは、何でも人より目立たないと、生きて行けないものである。それで、手っ取り早いのが、裸になること。男も女も一緒やけど、女の子の裸は良いけど、男の裸はどうもね。。。つるべ、タムケン、ナカヤマきんに君、レーザーラモンHG、長州小力、そんなの関係ねぇ・・・の小島よしお、そんな裸芸人が人気である。

 

 ところが、こんなのは、舞台やテレビの上だから、あり得る世界なのに、大阪の都心で、上半身ハダカで、ヅラを被り、両手に刃物を持った男が走り回っていたら、怖いで。。。この男、郵便局強盗をしでかして、人を刺して逃げたんやそうや。。。郵便局とかの金融機関には、カラーボールと言って、強盗犯人にこれをぶつけて、中に入っているインクが衣服などに付着して、逃走した犯人が目立つようにしたものが置いてある。。。

 

 今回も、このカラーボールが、この男に、見事、命中したらしいのだが、そもそも、そんな目立つ格好で、強盗をしているのだから、そんなの無くても、目立つような気もするけどね。。。ハダカで刃物を両手に持ってうろうろしている人なんて、そう見かけないからね。。。まぁ、結局この男は、せっかく盗った札束をばらまいて、逃げた挙げ句、あっさり、ご用になったそうや・・・。

 

聞けば、この男、刑務所を出所したばかり。。。年を越す金が無くて強盗に入った・・・んやそうや。。。何年も懲役に入っていると、まともに働くことも出来なくなるのかね。。。何か問題を起こして刑務所に入れば、少なくとも泊まるところはあるし、お風呂や、暖かい食事にもありつける。。。シャバより、監獄の方が、待遇が良いなんて、何か、間違っているのやないかね。。。ほんま。。。

 

 かと思えば、函館で、ストーカー殺人事件・・・。岡山出身の無職男が、北海道の大学へ来て、教育実習の時に、同じ小学校へ行った・・・というだけで、地元の元同級生の保険会社勤務の女性に一方的に入れ込んで、挙げ句の果てに、殺してしもた。。。何と、お母さんの運転する車の助手席に座っていた女性を引きづり出してまで、刺したんやて。。。ほんま、何をするねん・・・という感じやね。。。止めに入ったお母さんまで刺しているらしいから、信じられへん。。。

 

 この男は、札幌ナンバーのレンタカーを借りてまで、犯行に及んでいる事から、かなり計画的やった・・・という事やろう。。。今、○○警察の前にいる。人を刺したと、110番通報して、逮捕されたそうやどね。。。ほんま、年末が近づくと、けったいな人が出てくる。。。これには、何か原因があるのかね。。。

 

 精神病院やら、刑務所やら、社会適応のための施設では、やっぱり、正月を自宅で過ごさせてやりたい・・・という意味と、職員さん自身が、けったいな人たちの監視やらから、解放されて、正月ぐらいゆっくりしたい・・・。という意識が働くのやないかね。。。だから、11月、12月というのは、不思議と、こんな人たちが世に出てくるのやないやろうか。。。

 

 それに、やっぱり、年末というのは、いろいろな意味で、1年の大きな区切りの意味が強い・・・。お盆はそうでもなくなってしもたが、お正月は、まだまだ日本人の中で、大きな意味がある特別な日や・・・。田舎へ帰省したり、長期のお休みが取れたり、いろいろな事のケジメをつける日であったり、新しいことを始めるきっかけにもなる。。。だから、それに向けたいろいろな準備であったり、今までの重荷を下ろすための整理であったり、いろいろと、「年内」にやってしまいたい・・・という意識がどうしても働くから、何かと世の中も気ぜわしくなる。。。

 

 そんななかで、やっぱり、人間は、いろいろとストレスを貯めてしまうことにもなり、普段なら、どうって事がないようなことでも、ふとしたキッカケになってしまって、事件に発展してしまう。。。そんなのが、年の瀬になると、けったいな事件事故が頻発する原因になっているのやないかね。。。

 

 今年も、あと少しで師走・・・。また、あのシーズンがやってくる。。。今の世の中、どこでどんな災難が降ってくるかわからん。。。みなさん、くれぐれも、ハダカの男など、けったいな人にはご用心を!

 

11/29(木) 先日、桂ざこば一門会というのが、京都文化芸術会館で行われたので、行ってきた。落語なんて生で聞く機会はあんまり無いので、これはこれでなかなかおもろかった。この秋からNHKでやっている朝のちりとてちんの影響もあってか、何か上方落語は、いまブームなんやそうである。どこの落語会も、チケットが売り切れて、満員御礼が続く。昨日も追加のパイプイスが、並んでいたぐらいやから、ほんまもん・・・なんやろうね。。。

 

 私も50を超えたから、落語でも。。。という気になったのだが、やっぱり会場に来ているのは、圧倒的に年配の女性が目立つ。女性のお年寄りというか、中年というか、そのあたりの微妙な年代の人というのは、やっぱり、このような娯楽や、消費行動なんかの、いつもトップリーダーである・・・。男の方は、どうしても出不精になるが、女性はまだまだ元気やからね。。。日本人の平均年齢も女性の86歳というのは、堂々の世界一。男性の79歳というのも、世界第二位らしいが、やっぱり、平均年齢でいっても、女性の方が7年は長く生きる。。。それだけ生命力が強いというこっちゃ。。。

 

 つまり、人類のオバチャンというカテゴリーに属する人たち・・・というのは、日本人の場合、世界最強の人間であると言えるのやね。。。いろんな意味で。。。言い方を変えれば、怖い者無しや。。。「ど」が付くあつかましさ。世の人々が眉をひそめるほどのバワー。「恥」という概念をとっくの昔に捨て去っているのではないか・・・と思われるほどのわがままさ。。。ほんま、圧倒されるものがある。。。昔は関西のオバチャンだけやと思っていたけど、この頃は東京のオバチャン方も負けてへんで。。。やっぱり、洋の東西を問わず、オバチャンパワーは凄まじい。。。

 

 京都という観光地に、生まれた時から住んでいると、このオバチャン方の行動は、かなりの共通点を持っているのが判る・・・。細い道でも人の迷惑顧みず、横に拡がって歩く。静粛を求められるような、バスや地下鉄の中などの、公共の場所であっても、お構いなしに、わぁわぁ、しゃべり続ける・・・。買い物の時にも、常に我先に勝負して人よりも先に済まそうとしたり、販売員を独占したがる。。。他の人がどう思っているかなんて、関係無い。。。ジコチューの権現のようなもんや。。。

 

 秋の京都は、こんなオバチャンたちが、日本全国、いや、最近は韓国、中国、欧州なんかからも、大挙して押しかけてくる・・・。だから、この2〜3週間というのは、京都のオバチャン密度は、最高潮に達するんや。。。幸いにも、我々京都人たちは、混んでいる、こんな時期に、嵐山やら東山界隈などの有名観光地に出向くことは、皆無と言って良いのだけれど、そこは、やっぱり京都、10人に一人ぐらいは、観光で喰っている人が必ずおる。。。そんな人たちに、いろいろ話を聞くと、お気の毒に・・・と、思う事も多い。。。

 

 まぁ、それで、食べさせてもらっているのやから、文句を言ったらあかんのやけれどね。。。ただ、あまりにも観光客の人が多く入ってくると、トラブルになるケースも多い・・・。ちょっと前の京都新聞とか、夕方の関西ローカルのテレビ番組でも、やっていたんやけど、ちょっと目に余るような、非常識なことも出て来たんやて。。。例えば、それは、祇園町での事である・・・。祇園には、客が宴席を持つ、お茶屋さんと、芸子舞妓を派遣する置き屋さんとがある。夕方の宴会始まりどきになると、舞妓、芸子さんたちは、お座敷目指して移動するのだが、ある観光パックツアーの会社などは、このタイミングを狙って、祇園界隈で待ち伏せをしているのがいるのやて・・・。

 

 そんなにゲイシャガールたちの写真を撮りたいのなら、ちゃんと席に呼んだらええのやろうけど、この子らの花代と呼ばれる費用は一人2時間4万円ぐらい。。。とてもそんな高額のお金を出せない・・・という、人たちが花見小路通あたりで待機して、一緒に写真撮って・・・攻撃をするのである。。。何十、何百人の人たちのこんな、あつかましい要求にいちいち応じていたら、お座敷の席の約束の時間にいけなくなってしまう。。。ただ、一度、こんな観光客たちに囲まれてしまったら、大変。。。身動きが取れなくなって、どうしようもなくなる・・・という現実があるのやて。。。

 

 芸者さん、舞妓さんというと、どうも、地方のオバチャン方やら、外人さんとか、予備知識のない人たちには、どうも、売春を生業にしていた人たちとか、太夫さんたちと、ごっちゃにされているようで、とても、偉そうに言う人たちもいるんやて。。。ほんま、困ったもんや。。。

 

 京都人の中では、例えば、有名芸能人が街を歩いてたって、気付いても気付かないふりをしておいてあげる・・・とか、芸舞妓さんが歩いていても、邪魔をしてあげたらあかん・・・という、当たり前の紳士協定・・・みたいな京都の街のルール・・・があるのやけど、旅の恥はかきすて・・・という心構えの観光客、特にオバチャン連中やら、外国人たちには、そんな意識は、微塵もない。。。遠慮なんか全くないから、やりたい放題が続いているのやて。。。もうちょっと、ガイドさんたちは、こんな事も、みんなに、ちゃんと教えておいてあげんとあかんで。。。まるで、芸者さんを、観光キャンペーンガールだと勘違いしている人たちが多すぎや。。。可哀想に。。。

 

 京都の人たちは、こんな人たちのことを「田舎者」として、蔑んで見ていたのやけど、こんなのは、近い共通の認識がある者同士で初めて通じるもの。全国から押し寄せてくるおばちゃん連中や、全世界から、やってくる外人さんたちには通用しない。。。こんな事が続くと、芸子舞妓の移動にはガードマンを付けないといけなくなるし、風情も無くなる。。。なんとかしてほしいもんやね。。。

 

秋の京都は、ほんと、一年で一番美しいベストシーズンや。だから、多くの人がやってくる。でも、最低限の遠慮だけは持って欲しい。。。それだけが願いやで。。。

 

11/30(金) 最近、よく、歳を取ると涙もろくなっていかん・・・。という言葉を聞く。年齢を重ねていくと、いろいろな人生経験を見ていて、その人の気持ちに、ちゃんと、なることが出来る。つまり、人の身になって物事をじっくり考えられることが出来るから・・・という原因が考えられる。。。

 

 確かに私も、ほんま、こんなところで、泣くか・・・というところで涙目になる時が確かに増えて来た・・・。テレビドラマを見ていたり、映画を見ていたりしたら自然と、涙が出て来るのが、不思議やら、恥ずかしいやら。。。そやけど、さすがに、この前に続・三丁目の夕日を見終わって、外に出て来た時に、後ろにいた女の人の号泣ぶりを見ていたら、さすがに引いた・・・。そんなに泣けるシーンがあったかいなぁ。。。この人の手にはハンカチ2枚だけでは足らず、タオルが1本・・・。目は真っ赤に充血していて、まだまだ涙が止まらない。。。ほんま、こんだけ泣いている人を見ると、この人、得な人やなぁ・・・なんて、思ってしまうから不思議や。。。泣かないと損のような気もしてね。。。

 

 涙というのは、不思議なモノで、涙腺を強く刺激されると出てくる。ドツかれても出るし、悲しくても出る。おかしくて、笑い転げても出る。でも、不思議と怒っているときは出ないかな・・・。つまり、自分の感情が正直に外に出る時に、出ることが多いんやね。。。だから、女の人やら、小さい子供やらが泣いたら、これは、強力な武器になる。。。こっちが悪く無くても、悪者にされてしまうからね。。。誰がどう見ても、泣いている人に同情が集まり、泣かした人に批判が集まるもんやからね。。。

 

 昔の青春ドラマの主題歌の一フレーズに、涙は心の汗だ、たっぷり流してみよう・・・というのが有ったけど、私は、いくつになっても、感動出来る人というのは、素晴らしいことやと思うんやね。。。人は何で動くか・・・。リーダーシップ・デベロップメント、つまり、指導力開発なんかのセミナーでは、人を使う時は、その人のモチベーションを最大に上げる手法として、「感動」させること・・・これが、一番、強力な力になる。。。と、教えられている。。。

 

 会社なんかでは、社員は、給料をもらっているから、社長の意のままに動くやんか。でもね・・・、それだけではない部分があるんや。。。それは、仕事にやりがいを求めていたり、その成功に何とかこぎ着けたい。。。つまり、自分が満足感やら、感動を得たいがために動く・・・。という部分が有ると思うんや。。。このことは、若い人ほど、この傾向が強い。給料よりもやりがいを求めて仕事を選ぶ傾向は、こんなところから来ているのやね。。。

 

 日本の労働力の質が高い・・・と言われているのは、他の国から見て、給料以上の働きをする・・・という部分にあるのやね。。。外国では、給料に見合った仕事以上のことはしない。ところが、日本の社員は、より創造的に、自分から苦労しても、より高い理想を追求する。。。実は、これが、集まって日本の強みになっているんやね。。。だから、ここまで経済成長を続けてきた。。。。

 

 いま、日本の成長に急ブレーキがかかってしまっている・・・と、分析する経済学者さんが多いけど、私もそう思う、その原因を突き詰めた時、私は、今の企業に掛けているものが、この「感動」なのやないかと思うんやね。。。何をそんなに、青臭い事を言うのか・・・と、おっしゃる方も多いやろうけど、有る程度、これは当たっていると思う。。。自分を感動させることの出来ない人は、人も感動させられない。。。この感動を多くの人たちに発信出来るところが最後には生き残るし、成功する。。。

 

そんな確信が私には有るのだが、みなさんはどうだろう。。。

 

2000年9 10 11 12

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