日常のページ

 

12/1(土) 新幹線に乗っていると、車内販売・・・というのがやってくる。コーヒーやビールにおつまみ、お弁当にお茶。退屈な移動時間を、少しでも楽しくしてくれる大事なもんやね。。。東京から、のぞみやひかりに乗って京都に帰るのに、列車にもよるけど、昔は東京を出たら名古屋、京都しか停まらない列車があった。この車内で、車内販売で、お土産も売ってくれるから、時間がなかった時もありがたいもんやった。。。でも、便利過ぎて、なんやねこれ。。。と、一人ツッコミを入れる事が昔、有った。

 

 その車内販売のカートには、各地の名産地が入っていたのだが、静岡のわさび漬け、伊勢の赤福、横浜の焼売、なんかがあると、おいおい、横浜にも静岡にも、ましてや伊勢にも、新幹線は絶対に停まらないのに、なんで、ここで売っているねん。。。まぁ、当然のように、新幹線の車内で売っている物は、東京駅から、もう商品を積み込んであるのだし、例え、途中駅に停まらなくても、車内で売っているのは、大変便利なものなんやけど、客の方からしたら、なんでやねん。。。と、普通のツッコミを入れたくなるのが、お約束なんである。。。

 

 その、車内販売でも有名な横浜名物、崎陽軒の焼売が、またまた、食品の表示偽装で、商品回収、販売停止、営業自粛なんやて。。。なんや、またかいなぁ。。。と、思っていて、ニュースを見て驚いた・・・。この焼売の裏に、その製品を作った原材料が細かく書いてあるシールが貼ってある。この焼売も、豚肉のミンチとか、たまねぎとかいろいろ書いてあった。ところが、ここに、ホタテの貝柱というのが書いてあったのだが、これが、2番目に書いてあったから、あかんのだという。。。

 

 何でも、この原材料表示というものは、原材料が含まれる、多い重量順に表示しなければならなかったのだという。ホタテの貝柱は2番目に表示してあったのだが、実際は4番目だったのだという。。。。実は、この報道を聞いて、私はあっけにとられてしまった。。。この法律が施行されたのは、2001年というから、今から6年前。それまでは、表示の義務は無かったんや。でも、ここはそれまでも自主的にやっとったんやろ。。。言わば、良心的な食品メーカーやんか。。。

 

それをいきなり営業自粛やろ。。。ちょっと、今の世の中、行きすぎやないかね。。普通やったら、4番目に表示すべきところ、2番目に表示してました。次の印刷文から、ちゃんと正しい表示に変えます。すんませんでした・・・で、済む話や・・・と思うんや。。。ところが、マスコミが寄ってたかって、偽装表示や〜って、バンバン流すやろ。。これって、いわいるイジメに近いで。。。そんなことするから、またアホなヤツが、ここにクレームの電話をバカほど入れよる。。。

 

あまえのところのシューマイ、ほたてがたくさん入っていると思ったから、買ったんや。それが、あんまり入って無いなんて、詐欺ヤンか、金かえせ!慰謝料出せ!こんなことで済ますつもりか!このことを世間にばらしたろか!なんて、脅しよったんやろうね。。。多分。。。今、世間は、食の安全にはね殊更、敏感や・・・ちょっと、過敏過ぎるぐらい、敏感や。。。だから、これぐらいのことで、ものすごく大騒ぎになってしまいよる。。。どうかと思うね。。。

 

ただ、食品メーカー側も、少し、やり過ぎのところがあるのやないかと思う時が有るのやね。。。何か問題が起こると、これ幸いに、大々的に偽善者ぶった一大キャンペーンを張っとるのやないか・・・と、思う時がある。。。ナショナルの石油ファンヒーターが、大々的なリコールキャンペーンを張って、逆に、企業の好感度がアップした・・・ということに原因しているのやないかね。。。

 

何か、あると、日経新聞なんかに、囲みの謝罪広告って出るやろ。アレって、ほとんどの人に関係無いやろう・・・っていうのも有るやんか。。。企業側からしたら、記者会見やって、新聞記事にドーンと出るやんか。。。あれって、宣伝費タダや。。。これって、何億円もの、広告宣伝効果があるのと一緒や。。。悪く言えば、リコール騒ぎを使って、宣伝しとるのやないか・・・って思う時がある。。。

 

 今回の崎陽軒のことかて、このことで、何が残る?崎陽軒という会社は、真面目な良い食品メーカーだ・・・という風評と、崎陽軒の焼売には、ホタテの貝柱が入っている・・・という印象が消費者に残るやんか。。。そうしたらね販売再開したときに、有利に事が運ぶ。。。こんな、したたかな計算まで、しとるんやないか・・・と、疑うのやね。。。ちょっと、うがった見方をすればね。。。

 

 そう言えば、三菱ふそうのタイヤ脱落事件やら、パロマの湯沸かし器やら、雪印のミルクやらの上場企業が、ある日突然、大問題で、瀕死の大けがを負うような事件事故がたくさん有ったやんか・・・。その度に、企業は謝って、ほとぼりが冷めるのを待っておる。。。中途半端な企業やったら、ペシャンコに潰されるのやけれど、大企業は、図体がデカイから、潰してしまったら、社会的な影響が大きいから、潰すに潰せない。。。だから、とことん生き残りよる。。。百貨店のそごう・・・やダイエーなんかも、あれだけ業績が悪かったのに、しぶとく生き残っておるからね。。

 

 中小企業からしたら、大企業だけ生き残れて、自分らが失敗したら、夜逃げして、クビをくくらないとアカンのは、何か、とことん不公平な気がしている人が多いのやないかね。。。大企業は、たくさん良い人材をかかえているから、こういう時に、対策をどうするかを一生懸命考えておる。。だから生き残れるんや・・・という見方と、実は企業危機になったときに、実は、自分の会社は何もすることが出来ず、オロオロするだけ。。。こんな時に、会社の正体が分かるのやね。。。

 

法令遵守(コンプライアンス)、誰も法律を守るのは当たり前なんやけど、それを守らせるための行政側の努力も必要やし、企業側の真面目さも必要やし、それを監視する消費者の厳しい目も必要や。。。でも、少し行き過ぎ・・・の感のある昨今、だれが、このさじ加減をすべきなのか。。。なかなか、難しい問題やで。。。

 

12/2(日) 公明党を中心に、日本に住む外国人の人たちにも参政権を与えようという運動が進められている。。。在日韓国朝鮮人や、日本に長い間住む人たちにも、日本の政治に口を出す権利を与えようとしているのだが、私は、これだけは、やったらあかんこと・・・やと思うんである。

 

 つまり、このことは、国とは何か・・・ということなんやね・・・。日本という国を構成するのは、日本人という国民であって、決して他の国の人たちではないはずや。いろんな人間が日本という場所に住んでいるのは、別に、ええのやけど、その人たちが、その国の運営方法や、その国民を律する法律を作る場に参画することに、違和感を感じるんやね。。。それは、差別とは全く別次元の話やからね。。。。

 

 こう言うと、我々も税金を支払っている。税金を払っているのなら、その使い方にも口を出させてくれてもええやんか・・・という論議を言う人たちがいるのやね。。。でも、それは違うと思う。もし、日本という国に所属する住民になりたいのなら、その国の国籍を取る。つまり、帰化するという、言わば、儀式のような手続き・・・が必要なんやね。。。自分の国を決めるというのは、その人に与えられた権利であるのだけれど、誰でもかんでも、その自由がある・・・という、議論は、同意しかねるのや。。。

 

 最近は、在日韓国朝鮮人の人かて、日本の国会議員さんになっている人がいるやろ。この人たちは、日本人になるという帰化の儀式を踏んで、日本人になって議員さんに立候補しているんや。だから、その意味では、正当な手続きを踏んで、日本人として議員になっているのやから、問題はないと思うんやね。。。まぁ、名前は白さんのままやけど。。。

 

 ところが、もし、他の国籍の人が日本の選挙に立候補出来たり、投票出来たりしたらどうなる。。。それこそ、庇を貸して母屋を取られる。。。の図式になりかねないやんか。。。日本は、人口が減っていく国やけど、例えばビザ無しで、どんどん中国人がやって来て、いつの間にか、日本の人口の半分は中国人・・・みたいになってしもたらどうなる?この手の規制というものは、蟻の一穴のようなところがあって、うっかり、油断していたら、法律まで変えられて、怒濤の如く、外国人がやってきて、気がついたら、どんどんその数が増えていってしまうことになるんや。。。

 

 もし、そんなことになってしたら、公明党がやってしもたことの責任は、取り返しが付かないほど、重い事になるで。。。自分の党を支持してくれる在日の人が多いから、選挙に有利・・・とかいう、セコイ考えで、こんな大事な法律を、通してしまわせるなんて、とても許される事やないで。。。世論調査してみ。。。多分、8割以上は反対やと思うで。。。

 

 ただでさえ、日本に住む在日の人たちは増えておる。日本に来る中国人も増えておる・・・。欧州の各国を見てみ。。。中東やら、アフリカからどんどん移民を受け入れてしもたもんやから、どの国も、治安の悪化と、国としての秩序の維持に四苦八苦しとる。。。暴動やら犯罪を起こすのは、貧しくて言葉も通じない移民の人たち。。。そんなのを、国民は絶対に、望んでなかったやろうにね。。。

 

 日本は、地理的に島国だから、その点、不法入国やらを取り締まるのは、他の国から比べたら、有利や。でも、他国の人の受け入れを完全に閉ざしてしまったら、日本の経済はどんどん縮小してしまう。だから、これからは、有る程度、外国人の人たちを受け入れていかないと、仕方ないことになる。問題は、その人たちが、どれだけ優秀な人であるか。。。なんや。単純労働者やら、低所得者ばっかり日本に受け入れていたら、きっと日本はスラム化する。それをどう防ぎながら、国の発展を維持出来るか。この一見、矛盾するような問題を、これから、解決していかないと、いけなくなる。。。

 

外国人参政権の問題は、この課程で、初めて論議されるべき案件であり、現在のように在日の人たちのただ単なる特権を拡げる意味だけで、認めてしまうのは、とても危険なことであると思う。。。日本が日本で無くなってしまわないためにも、こんな法案は、みんなで断固、許したらあかんと思うで。。。

 

12/3(月) 先週、北京五輪選考を兼ねた女子マラソンで野口みずきさんがダントツで優勝した・・・。野口さんと言えば、アテネ五輪の金メダリストだけど、その前の高橋尚子さんと違って、あんまり、マスコミには出ないし、地味なイメージなんやね。でもね、この人、昔は京都で練習をしていて、雨の日なんか、近くの三条通商店街のアーケードをよく走っていたりして、京都の人からしたら、とても親近感のある人なんやね。。。

 

 それに、この人の、2005年のベルリンマラソンで優勝した時の言葉。。。「走った距離は裏切らない・・・」という言葉。。。。重いね。。。地味だけど、コツコツと、頑張ってきたら、きっとその努力は、絶対に嘘はつかないし、無駄にはならない・・・という、意味のコメントなんやけど、何か、今の日本が忘れてしまっていた何かを感じさせる言葉やと、思うのやけど、どうやろう。。。

 

 戦後40年ぐらいまでの日本は、地味に努力することが、とても大事である。。。という、価値観が、まだまだ、有ったと思うんやね。。。そんな人が少なくとも尊敬されていたし、周りもそんな人のことに、一目置く・・・という空気があったはずや。。。ところが、1990年ぐらいのバブル景気の辺りから、どうも、この辺の精神構造みたいなものが、どんどん、薄っぺらいものに、変わってきた。。。何の努力も無しに、例えば、ものすごい額の不動産を右から左に転売するだけで、簡単に、大儲けが出来てしまったり、何十年もコツコツと積み上げてきた会社が、ある日突然、外資に買収されてしもて、またマネーゲームのように、転売される。。。いったい、自分たちの今までやってきたことは、何やったんやねん。。。と、アホらしくなって来る人も、この頃から、多くなってきたのやないかね。。。

 

 今までの仕事のやり方も、インターネットやら、コンピューター、携帯電話なんかの発達で、とても便利にとても安く、ついには、これが無くては、ならないぐらいの価値を持つようになってきた。。。今までのやり方は、全否定されてしもて、積み上げて来たもの、全てが過去の遺物になってしまう。。。そんな、感情を持った人らも、たくさん居たと思うんやね。。。

 

 でも、その結果、ものすごく大事なことまで、いとも簡単に決められてしまう。。。そこに、何か忘れてしまってはいけないものが、有ったと思うんやね。。。野口さんの言葉は、真面目にコツコツと努力することの大切さを、みんなに、見事に伝えた・・・。その意味で、凄い言葉やったと思うんやね。。。

 

 スポーツの世界というのは、特に、地道な繰り返し繰り返しの、練習がとても大事な分野やと思う。ところが、最近の日本は、どうも、この地味で、誰も見ていないところで、ストイックに自分を追い込むタイプの努力・・・というものを、嫌う傾向にあるのやないやろうか。。。派手で、マスコミの注目を浴びるような亀田三兄弟のパフォーマンスとか、テレビ的に、何か絵になるような練習しかしない。。。それでもって、結果だけ良い成績を求める。。。そんな、あつかましい風潮が、どこか、今の日本に無いかね。。。

 

 先日も、バレーボール女子全日本の元セッターの中田と、現セッターの竹下、大林素子なんかが、テレビで対談しているのを見ていたのだけど、中田が今の全日本の練習ぶりを見ていて、休みがあるのに驚いていた。。。女子バレーと言えば、東京五輪の大松監督以来、人並み外れた練習量で、世界のマスコミを驚かせて来た。日本がバレーの世界で強かったのは、体力や体格をカバーするための、猛練習。。。それしか無かったからなんやね。。。それが、いつの間にか、日本のバレーは、世界の一線からは、少し置いていかれるようになってしまった大きな原因の一つなんやないやろうかね。。。

 

 確かに、今の日本は、昔のように、貧しくなくなったし、昔のように、朝から晩までしゃかりきになって、努力しなくても、有る程度、結果が残せる社会にはなった。でも、その代わり、人間に甘えが増えて、これぐらいやったら、そこそこ、ええとこに、行ける・・・とか、そんなに頑張ってどうするの?とか、いう、おかしな価値観が出てきてしまったのやないかと思うんやね。。。必死になることが、何か、格好悪いことのような、歪んだ考え方が。。。

 

 でも、実は、世界はそんな甘いものやなくて、本当に努力しない人は、結果を残せないのは、当たり前のことであって、そんなに甘いものやないのやね。。。スポーツの世界では、その国の置かれている経済的な状況によって、昔は大きな格差があったんや。。。食べるのだけで精一杯だったアフリカの国の選手と、衣食住が足りて、十分な環境の整った先進国の選手が、同じ土俵で相撲を取っていたようなものやったからね。。。そりゃ、先進国の選手しか勝てへんかったやろ。。。

 

 アジアかて一緒や。。日本がアジア大会の金メダルの9割以上を、いつも取っていた。。。アジア大会に出る選手は、日本は、二線級の選手達しか派遣してなくて、これやったからね。。。そら、日本だけ、アジアの中で良い環境でスポーツが出来る状態やっただけやったんや。。。他の国では、政情不安定やったり、戦争してたり、ものすごい貧困があったりして、とても、スポーツどころやなかったしね。。。

 

 つまり、それだけ、世界は、昔のような格差が無くなって来ていて、均一化の時代を迎えている・・・ということなんやね。これは、有る意味、良い傾向ではあるのだけれど、日本の優位性・・・といったことになると、どんどん少なくなって行ってしまっている・・・ということなんやね。。。経済的にも、そんなことが言える。。。相対的に日本の地位は、どんどん下がってくる・・・。問題は、そこで日本がどうするか・・・なんや。。。

 

 日本は、資源も、何もない国や。別の見方をすれば、人しか、資源が無い国や。そんな国なんやから、人を教育したり、人を育てたりする努力を、怠ってしまったら、何もない、だだのアジアの片隅にある島国になってしまう・・・という、危機感が必要やと思うんやね。。。つまり、努力することを止めたとき、日本は日本でいられなくなる。。。極言すれば、そんなことが言えると思うんやね。。。

 

我々は、もう、十分に豊かになった。。。という、言葉は、今の日本を一番ダメにしてきたし、これからも、決して言わないことにしようや。。。何もない日本が、世界で先進国で有り続けたいのならね。。。走った距離は裏切らない・・・この言葉の裏には、努力することを止めたら、そこには、絶望が待っている・・・という言葉が隠れているのやからね。。。

 

12/4(火) 宮崎県の東国原知事が、徴兵制が必要だと発言して、いろいろ叩かれているようだが、ちょっと、この発言の真意の部分で、言葉足らずな部分が有ったと思うんやね。東国原知事は、兵力としての徴兵が必要だと言ったのではなく、若者が、青春の一時期、厳しい規律ある組織に所属して、社会や自分のことを見つめ直す経験を全員にさせることが必要であると言っていたのやと思うのやね。。。

 

 この意味やったら、私も賛成や。本来、この種の社会教育というものは、義務教育の過程において、なさるべきものなのだけれど、日教組などによって、事実上、阻止されている部分があるからね。。。

 

 例えば、軍隊のような過激なところではなく、義務教育の最終年度あたり。そうやなぁ、中学4年生をつくってもええやんか。15歳か16歳ぐらいの時期に、国民全員が規律のやや厳しい環境で集団生活を1年、いや交替で、半年でもいい。そんな、キャンプ生活やキャラバン生活をするのはどうかね。。。。そこでは、社会奉仕活動を主にやる・・・。雪国の雪かきボランティアやら、老人介護施設でのホームヘルパー的な仕事とか、街や浜辺の清掃作業とか、カリキュラムは何でもいい。この一時期だけは、社会奉仕活動を全員がする。。。そうやることに決めたらどうやろう。。。

 

 若者にとって、なかなかやりたくない事かも知れないけど、自分の人生をちゃんと見つめ直すと共に、実社会で生きることの厳しさを、親元を離れることで体験し、自分の甘えを反省する良い機会になると思うのやけれどね。。。

 

 この多感な時期の若者は、いろいろと、暴走する時も多い。有る意味、人生の中でも、一番、無茶をするし、怖いモノ知らずな時でもある。だから、ある意味、丁度良いタイミングで、国家や地方自治体による社会教育が成される意味は、良いのやないかね。。。

 

 この全国何十万人にもなるメンバーのキャンプを積極的に、社会が受け入れ、良い方向に向けようとする動きが有っても良いやんか。。。例えば、地方自治体が、自分の都道府県を広く全国にアピールする仕事を、この若者に託しても良いやんか。。。宮崎県のメンバーが、全国いろいろなところに行って、宮崎の良さをみんなにアピールするキャラバン隊を組んで活動する。新潟のメンバーは雪かきボランティアで、高齢世帯の手助けをする。何でも良いから、地元のためになったり、地元に喜ばれることをするんや。

 

 愛国心とか、郷土愛なんていうから、復古調やとか、戦前の軍国主義みたいに言われるけど。自分たちが生まれ育った地方のことを、教室で教わっただけやなく、実践で感じることが出来たら、その地方への本当の意味での愛着も湧くのやないかね。。。東京への一極集中も緩和されるかも知れん。。。

 

 地方の時代、地方の時代って、いくら言われても、若者はどうしても都会に行きたがる。。。それは、あまりにも、自分の生まれ育ったところの良さを理解できて無くて、隣の芝生はキレイに見える。。。的な、要素があるのやないかね。。。そのためには、地域ブートキャンプは、良いきっかけになるかも知れない。。。

 

教育というものは、人間が、どうしてもやらなければならないことの一つ・・・なんやと思う。ところが、ほとんどの大人が、それをやらないし、人に押しつけてしまう傾向にある。本来、家庭で十分にやらなければならない躾を、社会が、全員でやらなければいけない・・・という、不幸な面もあるけど、かと言って、何もやらなければ、何も変わらない。。。週休2日制をやって、自分らだけ、休んでばっかりいる公務員の先生たちに、もっとしっかり働いてもらうためにも、こんな、しっかりした社会教育をやる仕組みを作らないと、アカンのやないかね。。。私ゃ、そう思うけどね。。。

 

12/5(水) 先週末は、謝罪会見が2回。朝青龍と亀田の次男坊。目立たんように、亀田がわざとこの日を選んだんのかね。。。2人とも、もうぼちぼち、ほとぼりが冷めたと思って、このタイミングを狙っていたのやろうかね。。。スポーツ紙に叩かれなくて済むようにか。。。

 

 それにしても、お騒がせなお二人や。ほんとに、謝ったと思うか・・・どうか・・・。こんなことが世間の話題になるのは、それだけ、この二人が、ほんまに、悪役(ヒール)である証拠なのやろうね。。。不思議なことに、同じ毛皮姿で、テレビに映ったり、目立つことが好き・・・。自己顕示欲が強い。。。このへんに、和を保って、尊しとする日本人の国民性から、外れた気質からは、受け入れられ難さがあるのやないかね。。。

 

 多くの日本人に取って、たとえ、どんなに、強い人でも、謙虚さが求められるし、少なくとも、大口を叩くような人は、信用できない人・・・であると、感じる人が多い。本当は強いのに、そのことをちっとも、鼻に掛けない人が、かっこいい・・・とされるし、弱きを助け、強きをくじく・・・こんな、ヒーロー像というのは、消えてしまったようで、どっこい、日本人の心根の奥底には残っているのやね。。。

 

 だから、虚勢を張ったり、感情をもろに外に出して、相手を威嚇するような動物的な人には、あんまり良い感情を持たないし、自分とは違うタイプの人間であると、別人視するのやろうね。。。

 

 面白いもので、あれだけ持ち上げていたマスコミも、この二人の失策には、もうすっかり懲りている。もし、これで、結果が出せないで終わったら、誰も付いてこないだろうし、誰も振り返られなくなるやろう。。。常に結果を求められ続ける・・・というスポーツの世界の厳しさがここにあるのやろうね。。。

 

 それにしても、何故、このようなアンチヒーローがもてはやされるような世の中になってきたのかね。。。本当のヒーローがなかなか出て来ない・・・そういうのは、確かにあるけど。。。この一点において、やっぱり、私は、屈曲した御時世があると思うんやが、どうやろう。。。つまり、普通に素晴らしく、真面目で立派な人が格好悪くて、何か面白みのない人のように、みんなが感じてしまう。。。そんな世間的な背景があるのやないかね。。。変な意味で、日本も、アメリカナイズされてきた・・・そんな心配もある。。。

 

昔、ロッテの監督をやっとったボビーバレンタインという人がいるやろ。彼は、典型的なエリートで、おぼっちゃまで、誰にも好かれるはずの優等生タイプやった。ベースボールの世界でも、王道を進み、良い選手から、良い監督になり、結果も残してきた。ところがところが、この人、米国一、人気のない野球監督なんやね。。。なぜやと思う?優等生、白人、ブロンドヘアー、何一つ欠点のないような人・・・というのは、他のそうではない、ほとんどの一般大衆からしたら、鼻持ちならない、生意気なヤツで、気にくわないヤツ・・・の筆頭なんや。。。

 

 つまり、人間には欠点があって、その欠点をさらけ出す事によって、その人の弱さや、人間性が出る。人々は、そんな完璧ではない人が、一生懸命努力して成功する・・・というサクセスストリーを勝手に想像していて、この主人公に憧れる・・という、変な性質があるんや。。。アンチヒーローは、こうした感情から生まれてくる。。。

 

 つまり、そんなアンチヒーローというのは、言い換えれば、町のどこにもいるような普通の人であり、ひょっとしたら、自分と変わらないような人・・・そんな完璧ではない人間でも、立派に成功出来るチャンスがある・・・。ここに、庶民の関心が集まる。。。そんなことが言えるのやないかね。。。こんな、アメリカンドリームのような話が、アメリカ人には、最も好まれる。ところが、現実には、滅多にそんな事はない。。。それはね日本も米国も、一緒や。。。ほとんどの人は、それなりに生きて、それなりの人生を送り、それなりに死んで行く。。。

 

 ただ、そんな人生に飽きて、心のどこかでは、劇的な変化を求めているし、まだ自分は出来るはずだと信じたいし、ひょっとしたら、自分は変われるのではないか・・・という夢だけは追い続けている。。。だから、自分には出来ないけど、自由奔放に生きて、自分の思うままに生きている人を羨ましく思う・・・そんな部分が、みんなの心の中のどこかにある。。。そんなことなのやないかね。。。

 

でも、アンチヒーローはあくまでアンチであり、本物のヒーローは上回れない・・・という宿命がどこかにある。だから、最後の最後には、心底応援する人は少ないし、本物の感動をなかなか与えてはくれない・・・・。それが宿命や。。。いわば、今の時代に咲いたあだ花のようなもの・・・。それがアンチヒーローである。。。

 

12/6(木) 今週、野球の星野ジャパンが、北京オリンピック出場を決めた。日本中の良い野球選手を集めて、連れて行ったのやから、勝って当たり前・・・と、言われれば、その通りなんやろうけど、それでも、相当のプレッシャーの中での試合だったようである。。。

 

 特に、韓国戦と、決勝の台湾戦は、試合の直前には、あの星野仙一でさえ、その場から逃げ出したいぐらいの重圧感が有ったのやて。。テレビを見ていて、選手達が、か〜んなり、集中しているのが、手に取るように判った。。。一度負けたら終わりやからね。。。甲子園と同じや。。。

 

 野球というスポーツはいくら強いチームでも負けることがある。その日の出来やら、体調、選手やコーチ、監督の気持ちの持ちようで、結果が変わるというスポーツや。。。その事を日本代表の選手達は、身にしみて知っているはずやしね。。。

 

 日本の野球選手達というのは、子供の時から多分、野球漬けの生活をずっとやってきた人ばっかりやと思う。少年野球、ボーイズリーグ、リトルリーグ、甲子園、大学野球、社会人野球、そしてプロ野球・・・と、厳しい試合と、修羅場を何度も経験してプロになっとる。。。通常のプロ野球なら、1年間130試合の中で、結果を出せば良いのだが、オリンピック予選は、違う。たった3試合の短期決戦・・・。これで全てが決まってしまう。。。

 

 星野ジャパンは、田淵や山本浩二、大野などの同年代の仲間達を全日本コーチに招聘して、選りすぐりの選手達で、この予選に臨んだ。。。でも、さすが、星野さんやね。。台北での試合だから、韓国や台湾チームともね同じホテル泊まりなんやて。敵と同じホテルなら、緊迫感から、息が詰まりそうになるやろう・・ということで、わざわざ自腹でスィートルームを取ったんやて。ビールやおつまみぐらいは、いつでも選手達が集まって来れるようにね。。。

 

 警備の関係で、野球選手達は、外出禁止なんやそうだが、お向かいのホテルならええやろう・・と、向かいのホテルの中にある日本料理店を息抜き場として、選手たちに用意したんやて。そこでの飲み食いは、いくらでも、星野に付けておけ。。。やったんやて。。。太っ腹や。。。

 

 星野監督の全日本監督としての月棒は50万ほど。それを全部、選手達のために使っていた。。。こんな話を聞かされた日には、選手達は、やるっきゃ無いやろうね。。。それが、あの満塁スクイズに繋がったし、チーム全員の、恐ろしいほどの集中力になっていたのやろうね。。。

 

 お金やない。日本の野球のために、我々は戦っているのや。。。そんな思いが、聞こえてくるようや。。。どこかの防衛疑惑のオッサンに聞かせてやりたいわ。。。

 

 勝つことを義務づけられているのは、逆に言えば、ホント、つらい。。。勝たなければいけないのに、そんなに、なかなかうまくいかない・・・ってこと、けっこう、有るやんか。。。でも、勝つべくして勝てる・・・っていうのは、実は、ものすごいことなんや。。。つて、改めて、感じさせてくれた。。。。みんなは、北京で金メダルを!って、簡単に言うけど、そんなのは、全ての条件が完全に揃っていて、初めて出来る事。。。いつも、完璧なんて、有り得ない。。。でも、それをやり遂げないといけない。。。そんなプレッシャーに打ち勝たないとあかんのだから、ホンマ、大変なことなんやね。。。

 

 日本は、WBCで優勝した。だから、アメリカはもちろん、全世界から注目されとる。大リーグで活躍している松井秀喜やら、松坂大輔、松井稼頭央なんかの影響もあるやろ。日本の野球エリートは凄い。。。やっぱり、そう、思われてるのやろうね。。。

 

なかなか明るい話題の少なくなってしもた日本に、少しぐらい良いニュースがあってもええやんか。。。これで、北京五輪も、見るものが出来た・・・。ある意味、ホッとしているのは、電器メーカーやら、テレビ関係者やないやろうかね。。。

 

12/7(金) 大阪府の太田房江知事が、やっと立候補を断念したようである。それにしても、なかなか、しつこかったね。。。そんなに知事さんという立場は、しがみついておきたいような、うまみのある、ええ立場なのかね。。。

 

 誰かが知事のことを、地方の王様のような存在・・・・なんて言っていた。つまり、名誉の面でも、偉そうに出来る面でも、給料や役得なんかの面でも、好きな人にとったら、たまらんほど、やりたい職業なんやろうね。。。

 

 太田知事の場合は、やっぱり、決め手になったのは万歳事件。。。MBSアナウンサーの市長さんが当選を決めたときに、すかさず駆けつけて、一緒に万歳しとった姿が全国に放映された。自民党からしたら、関さんを推していたのに、太田知事があんなに露骨に民主党推薦候補の当選を祝っておる。。。気分がええわけないわいなぁ。。。

 

 そもそも、この人、いろんな意味で節操がなさ過ぎた。。。阪神ファンの集いでは、阪神の熱狂的なファンになるのに、オリックスファンの前では、実は自分はオリックスの根っからのファンやと言うし・・・。どっちやねん・・・。と、関西人やったら、誰でもツッコミたくなるやんか。。。

 

 結局、この人、調子がええだけのオバハン。。。自分をアピール出来る場やったら、どこでも顔を出すし、それが、ちゃっかり自分の選挙運動をしとるようなもの・・・。と、信じて疑わないのやろうね。。。

 

 おまけに、府発注の業者の会合に行って、高額の講師謝礼をもらっていたことが発覚したり、東京にある自宅を自分の東京事務所と勝手に称して、その家計費を政治活動費としてね税金で賄っていたのがバレたりした。。。クリーンなふりして、やることきっちりやっとった。。。府民の側からしたら、何やねん。。。ということになるやんか。。。この時点で、誰も、このオバハンを推薦するところなんて、いなくなるわいな。。。当たり前や。。。

 

 そこで出てきたのが後継者選び。。。堺屋太一やら、西川きよし、辛坊次郎なんかの名前が挙がっては消えとる。。。でも、なかなか人選びは難しいね。。。

 

 そう言えば、京都市の市長選も候補者がまだ絞り込めて無い。桝本のオッサンの後釜には、共産党がいち早く立っているのはいつものことやけど、教育長の門川大作、ムーンバットの岡田さん、それに、民主党の福山哲男代議士が国会議員から転身する・・・なんて噂も流れておる。。。さてさて、どうなることか。。。

 

 首長の選挙というものは、その地方の4年間を選ぶ選挙である。ええかげんな人になってもろたら、4年もずっと大変なことになる。。。。だから本当は、共産VS非共産の2極対決が良いのだけれど、大阪・京都のような大都市圏での選挙となれば、少なからず国政レベルの自公VS民主の政党対決の要素が出て来る。これが、ホント難しいのやね。。。下手したら、漁夫の利で共産党が勝ってしまいよるかも知れないから。。。

 

 京都も大阪も共産党が強いお土地柄やからね。。。選挙になったら判る。。。寝たきりの老人であろうが、投票所に介護付で来はるからね。。。あの政党は。。。つまり、根強い共産固定票が有る。だから、投票率が低ければ低いほど、この政党やら、創価学会票などの組織票が威力を発揮するんや。。。

 

全国的にも、大阪府やら京都市なんかは、公務員のスキャンダルやら、極めて高い給料やら、ええかげんな体質がどんどん発覚してきたところや。。。誰でもええけど、こんな恥ずかしい気持ちに市民、府民をさせるような人だけは、市長や知事になってほしない・・・・それがみんなの本音やないかね。。。

 

12/8(土) 京都の街には、いろいろと歓楽街がある。ただ、他の都市と違っているのは、その盛り場が、ハッキリと色づけがされていて、客層もその場所に合った人たちが愉しむように出来ているという,ないやろうかね。。。。

 

 例えば、祇園だが、一口に祇園と言っても、場所によっていろいろある。四条通を挟んで南側は、お茶屋さんや置屋さん、など伝統的な古くからのお店が多いし、四条通の北側は、クラブ、ラウンジ、スナックなどが軒を連ねる。東山通より東側の下河原や円山と呼ばれるエリアには、料亭がたくさん有る。

 

 他にも、鴨川より西の、木屋町通は、学生さんが騒げるようなお店が多いし、その1本東側の鴨川沿いにはしっとりとした小料理屋さんが並ぶ先斗町(ぽんとちょう)がある。京都の人は、祇園などの歓楽街へ行く事を、「東へ行く」という人も多いのやね。。。室町通の呉服屋さんの大旦那衆が使った言葉なんやろうけど。。。

 

 もちろん、この他にも、宮川町やら上七軒、河原町、最近では烏丸にも町屋を改造したお店がどんどん出来て来ている。。。まぁ、そんな中で、一番週末なんか、人出が多くて賑やかなのは、やっぱり、木屋町通かね。。。京都は学生のまちやから、人口のうち、10人に一人は学生さんや。。。他にも、大学に何らかの関わりのある人もまた10人に一人いるから、京都の経済の2割は、大学関連産業でメシを喰っておる。。。ということになる。。。

 

 この学生さんが多い木屋町なのだが、この盛り場を目指して、いんな人間が集まって来る。滋賀県や大阪からも、あんまり柄のよろしくない人たちが、けったいな車で、女の子をナンパしに来る車がうろうろしとる。。。中には、とてつもなく柄が悪いヤツらもいて、こんなヤツらが、よく喧嘩をしでかしたり、騒ぎ過ぎるので、この木屋町通りあたりは、すっかり、大人が歩きにくい町になってしまった。。。オヤジ狩りと称して、酔い客から、サイフを盗んだり、風俗店も多いから、客引きなんかのトラブルも後を絶たない。。。

 

 これではあかんと、地元の人たちやら、少年補導やら警察がパトロールしたり、週末には、警察官を大動員して、ここらを、巡回していて、最近は、随分ましになった。。。でも、木屋町通の中程にある旧立誠小跡地の前には、いつも警察の大きなバスが停車して赤いパトライトを回しているのは、何か興ざめやと思っていた。

 

 そしたら、京都新聞にある記事が載っていた。木屋町通の駐輪場の一部に交番を作るのやて。。。ええこっちゃ。今まで無かった方がおかしいぐらいやしね。。。

 

 私は、警察というものは、行政サービスの中でも、市民の生命、財産を守るものとして、一番大事な物の一つやと思っているのやね。。。ある意味、消防、水道、ゴミ収集、警察というのは、行政サービスの中心やと思うんや。。。これに、大事な税金を使うのなら、誰だって納得すると思うからね。。。他に行政は要らない仕事を、いっぱいしておるけど。。。これだけは外せない。。。

 

 だから、公務員の数を減らすのは賛成やけど、警官の数は逆に増やしてもええと思うぐらいや。。。必要に応じてね。。。だって、そうやろ。日本の治安はどんどん悪くなっとる。。それを食い止めようと思ったら、警官の数を増やすしか無いやんか。。。もし、人材の確保がやりにくいのなら、自衛隊の人らも、交替で警察官の仕事をやってもろたらどうやろ。。。何にも、縦割り行政で、区別しておく必要が無いのやないか。。。

 

 そもそも戦争を放棄している日本で、自衛隊がバリバリ活躍するような場面は、まぁ、無いやんか。。。逆に有ってもろたら困る。だから災害復旧やら、国際貢献やら、みんなが、自衛隊の仕事をがんばって捜してあげているようなもんや。。。そんなことせんでも、交替で普段は警察官、いざとなったら、自衛官という風にしてもらえたら、経費は無駄が無くせるし、まして、防衛疑惑のような非常識な発注やら、防衛省だけ、特別待遇・・・みたいな部分は、随分薄まるのやないかね。。要人警護なんか、警察でどうしてもやらんならんことやない。。。軽装備の軍が警察を兼ねている国なんて、どこにも有るのやないやろうかね。。。

 

 まぁ、ちょっと話が飛躍してしもたので、今日はこのへんで。。。

 

12/9(日) どうも、法律というものは、世の中の流れから、ワンテンポもツーテンポもずれていて、スピーディーな対応が出来ないでいるのやないかね。。。法律を作っておる人たちが年配の人ばっかりやから、仕方無いのかねぇ・・・と、思うようなニュースが先日、流れた・・・。

 

 家電大手販売のコジマが、客からリサイクル料を取っていたにも関わらず、その預かった中古家電を正しく廃棄処理しなかった。。。というニュースである。もちろん、このニュース、コジマだけやない。ヤマダやらビッグカメラやらケーズにヨドバシ・・・大手の家電量販店は全部、これでやられておる。。。大なり小なりね。。。

 

 私は、この法律自身が、もう、今の時代の流れに、おいてけぼりになっているのやないかと思うのやね。。。世の中、どんどん変わって行っているのに。。。。

 

 家電リサイクル法というのは、比較的最近に出来た法律で、冷蔵庫や洗濯機、エアコンにテレビの特定4品目に限って、消費者から料金を取って、ちゃんと廃棄処分しなさいよ・・・という法律である。というのも、一時、このような大型電器製品が、どんどん不法投棄されて、ものすごく大きな社会問題になっていたんや。。。ところが、ここ最近の中国の発展で、鉄の世界市場価格が高騰し、優秀な日本製品の中古品は、海外で高値で取引されだした。。。中古自転車やバイク、トラックだけやなかったのやね。。。日本のいろいろな優秀な中古機械なんかは、海外に高値で売れる。。。そんな時代になったんや。。。

 

 そしたらどうやろ・・・。今まで厄介者扱いされてきた廃家電は、一躍、宝の山になって、エアコンの室外機なんか、多くの鉄が取れたり、高価な銅が入っているから、3〜4千円もするようになったんやて。。。つまり、消費者からしたら、量販店にカネを出して引き取って貰わなくても、くず鉄屋とか、リサイクルショップに持ち込んだ方が、物によっては逆に、お金になるようになったんや。。。

 

 そうなったら、どういうことが起こるか。。。廃家電として小売店が引き取ったものは、リサイクル業者に渡らないで輸出業者が高値で買い取ってくれるようになる。大手家電販売店は、客から金は取れるは、廃家電の横流しで金は入ってくるは・・・という状況が生まれたんや。。。量販店にしてみたら、費用を払わないとあかんリサイクル業者より、逆にお金をくれる輸出業者に中古家電を渡すようになるのは、あたりまえや。。。水は高いところから低いところにに流れるものやからな。。。

 

 だから、この時点で、本当は、法律を変えて、リサイクル法をやめるべきやったんや。。。ところが、役人たちという人種は、頭が固いと言うか、融通が効かんと言うか。。。自分のメンツが立たないというか、自分たちの作ったリサイクルルートの利権を守るためか、これを全くせんかった。。。逆に法律違反で、犯人捜しをしよったんや。。。だから、こんな問題になってきているのやね。。。

 

 この他にも、おかしい話が世の中にはなんばでもある。。。来年度の予算で、道路特定財源の余りで、高速道路の料金を下げる・・・なんて新聞に出てるやろ。。。あれって、おかしい話やで。。。高速道路を走る人が払う高速料金を下げるために、なんで、他の多くの人が払っている自動車重量税やらガソリン税やらを使わないとあかんねん。。。普通やったら、税金を下げるのが筋やで。。。まだ、自動車の関連の税金を道路建設に使うというのなら、仕方がないなぁ・・・で済むのやけど、料金値下げのために税金を使うという論理は、誰がどう考えてもおかしい。。。税率を下げるなどして、納税者の負担を減らすのが、最優先にするのが、筋である。。。

 

 こんな、自己矛盾のある税金の使い方をマッチポンプな話。。。こんなのを平気で通してくるなんて、日本の役人も焼きが回ったね。。。エリート集団やった日本の官僚も、日本の発展のためにがっぱってきたのに、それより、自分たちの利権を優先させるようになったら、もう終わりやね。。。誰も、本当に国や国民のことを考えんようになってしもた。。。こんな役人はもう、いらんわ。。。

 

 渡邊ミッチーの息子が孤軍奮闘しとる行財政改革かて、ほんま、役人達の利権、そのものやんか。。。大蔵省印刷局やら、造幣局は、日本の国のお金を作る仕事やから、私は、国家公務員さんが厳格にやっらええと思うけど、独立行政法人にしてしまうのが私はおかしいと思う。大事なことや国がやる必要のある物はちゃんと税金で国が直接やったらええ。。。。。そやけど、他のは、本当に国のやる仕事やない。。。独法にやらせている仕事を、全部役所に戻すか、地方にやってもろうなどして、独立行政法人とか、NPOとか言う、前の特殊法人の看板だけ変えよったヤツは、全部潰さなあかんで。。。

 

 全部潰した上で、本当にどうしてもやらなあかんことは、役所で、公務員さんがやった方がまだ、ましや。。。チェックの目が行き渡るからね。。。独法に任せてたら、無茶苦茶高額の給料や退職金を出してたり、ええかげになところにどんどん補助金付けて、やり放題やっとるしね。。。3兆も4兆も、そんなとこに使わせる必要なんて、全く無いわ。。。

 

 新聞に101の独法のリストが載っていたけど、ほんま、役人天国、ここに極まり・・・やね。。。1970年の大阪万博公園の管理をなんで国がするねん。。。国がいろいろな研究所を作るのはええけど、それは東大とか京大に吸収してもうても出来る事やんか。。。わざわざ別組織にせんでもええ。。。

 

 不透明なお金の使い方の温床になっている官庁の外郭団体、特殊法人、独立行政法人、こんなのを、作ってはいけないという、法律は出来ないもんかね。。。公務員の仕事を外注させないようにして、その仕事そのものの絶対数をどんどん減らさないと、小さな政府なんて出来ひんで。。。

 

 公務員さんたち、つまり官僚役人さんたちは、国民から選挙で選ばれた人やない。。。その人たちを抑えるために、われわれは、選挙で代議士を選んでいるのやんか。。。シビリアンコントロールやないけれど、役人達の上に、国会やら議員さんたちがいる・・・という本当の意味をもっと、官僚に思い知らせないとあかんのとちがうかね。。。文句あるのやったら、いつでも辞めろ。。。ぐらいの迫力をもってね。。。

 

政治が官僚を抑えてくれないと、この国の官僚制度は、これからも、どんどん利権構造を拡げて行ってしまいよる。。。歯止めをどうにかして掛けるのは、政治家しか無い。。。その政治家らが、頼りないから、あんな防衛利権みたいなものが跋扈して、好き放題税金を使っておるのや。。。政治家に、もっと、性根入れてしっかり仕事をせえ・・・。って、言いたいね。。。

 

12/10(月) 早いもので私も来年、結婚25年にもなる。節目やから、何かプレゼントでも・・・となるのやが、それなら、普段はなかなか行けない海外旅行でも行こかいなぁ・・・ということになった。海外なんて、毎年行っているやんか・・・と思ったが。。。

 

 そう言えば、去年は、コタキナバルへ行ったし、夏にはベトナムやカンボジアにも行った。沖縄も北海道も行ったから、今年は旅行の当たり年やんか。。。まだ行くか。。。まぁ、満更、嫌いではないから、どこへ行こうか。。。という話になった。グアムサイパンは近いから、飛行機が短くて楽やけど、いつでも行ける。。。ハワイはどうや。またハワイかいなぁ。。。と、言っていたら、年末に海外へ行く芸能人のことを思い出した。。。

 

 ハワイに行く人は多いのやけど、和田アキ子やら、さんまやらは、確か、オーストラリアって言っておったなぁ。。。そう言えば、オーストラリアは、娘は短期留学で行きよったけど、私ら二人とも行ったことがない。。。ほな、オーストラリアにしょうか。。。と相成った。。。

 

 オーストラリアと言えば、昔は近い割りにはツアー料金が高くて敬遠していた。物価が日本と同じぐらい高いからね。。。何でも少し割高や。。。それでも今年から関空からは3空港向けにジェットスターという格安航空会社が飛び始めた。。。それでちょっとは安くなっているようである。。。

 

 まぁ、安くなったとはいえ、4泊6日で26万ほど、それに、燃料サーチャージやら税金、ビザも要る。何やかんやで、せっかくやからスタークラスというエコノミーよりは、ちょっとましなビジネスクラスで行こうか・・・ということにしたら、二人で80万近くも・・・。けっこう高くつくやんか。。。

 

 年末年始なんかはメンタマが飛び出るほど高いから、暇で休めそうな2月の初旬の連休がらみで行こうかということになり、何とか取れた。向こうは真夏やろうしね。。。オーストラリアと一口に言っても、とてつもなく広い国や。。。大陸1つが国やからね。。。日本から行きやすいのはケアンズ。そして、有名なゴールドコーストに近いブリスベン、そして、シドニーこの3都市に直行便がある。いろいろ見ていたら、ケアンズ、ゴールドコーストは日本人だらけ・・・せっかく行くなら、もう少し異国情緒を味わえるところ・・・ということで、ハミルトン島という有名なグレートバリアリーフに浮かぶリゾートアイランドとシドニーに行く事にした。リゾートとシティの両方味わえるからね。。。

 

 ハミルトン島というのは、ホワイトへブンビーチという、真っ白い砂浜で有名な島へ行けるからね。。。ここ、新婚さんのメッカらしいけど。。。まぁ、結婚25周年、よう、もった・・・というご褒美旅行やから、まぁええか。。。

 

 いろいろ下調べをしていると、今回乗る激安航空会社であるジェットスター航空というのは、機内サービスを全て有料化したことで有名なんやて。。。機内食のディナーが15ドル、朝食10ドル、飲み物が3ドル、毛布やら貸し出しテレビまで有料。。。まぁ、日本の旅行会社のやるツアーにはこれらはほとんど付いているらしいけどね。。。それに、このドルは、オーストラリアドルやから、昔は1ドル60円ほどやったのに、最近は1ドル100円に届きそうな勢いや。。。これって、日本人からしたら、物価が7割アップしたようなもの・・・。高いなぁ。。。

 

 確かに、夜の21時過ぎに出る飛行機やったら、大概の人は、とっくに、メシを喰って飛行機に、乗る。夜中の11時や12時に無理矢理、晩飯を喰わされるより良いサービスかもね。。。ただ、7時間や8時間のフライトで、何も飲まず食わずというのもちょっと・・・持ち込む人も多いやろう。。。まぁ、今までの航空会社のサービスが、何でも至れり尽くせり過ぎて、値段が高かった・・・という面は有るからね。。ちょうど新幹線の中ぐらいのサービス・・・車内販売ならぬ、機内販売もありまっせ。。。ぐらいのノリでええのやないかね。。。

 

 ただ、体格のよろしい私にとって、飛行機のYシートというものは、ほとんど拷問に近い状態なんや。。。以前、ニューヨークに行った時に、満席・挟まれ・9時間・・・という、三重苦を味わった事があるからね。。何度後ろのトイレ前のスペースで屈伸運動とストレツチをしに行った事か。。。

 

 長い飛行機やったら、ゼッタイに窓側席より、通路側席の方が良い。。。トイレに行くにも横の人が眠っているのをわざわざ起こして行かないと行けないからね。。。気の弱い人なら、トイレもなかなか自由に行けない。。。隣が図体のバカでかい黒人さんで、大酒喰らって爆睡しててみ。。。こんな人を起こすのに、勇気要るで。。。ほんま。。。

 

 まぁ、そんなので、2−4−2のエコノミーを避けて、2−2−2のスタークラスという38席あるビジネスにした。少し高く付いたけどね。。。ただ、ジェットスターのスタークラスは、他の航空会社のバカ高いビジネスではない。。。往復9万アップ・・・。食事はYと全く同じ・・・という、ナンチャッテ、ビジネスクラスである。。。。

 

 私は大昔、アメリカへ2ヶ月ほど旅行した時にラッキーして乗れた時と、この前に沖縄に行ったときのスーパープレミアムシートという、何千円だけ高いのぐらいしかCクラスは乗った事がない。。。本当のビジネスクラスのチケットは海外なら、片道30万も40万もするからね。。。そんなのに、乗れるのは大会社の役員さんやら、人のカネで飛行機を乗れる人やと思うけど。。。

 

 まあ、せっかくビジネスに乗るのやから・・・と、そのメリットを最大限に活かそうと、いろいろと調べて見た。。。ここらが貧乏人のセコイとこ。。。ところが、これがなかなかバッチリ・・・というサイトがなかなか無いんやね。。。ビジネスクラスに乗る人は、荷物を預けるとき、受け取るときに優先的にやってもらえる。。それと、出発前にファースト・ビジネスクラスの人用の専用ラウンジが使えるのや。。。

 

 私は京都に住んでいるので、海外旅行と言えば、関空がいつもベースになるのやけど、この関空には、まず、カード会社の運営するカードラウンジというのがある。国内線の比叡、出国検査を済んでからの北ウィングの六甲、南ウィングの金剛である。他にも中間駅にタバコ吸いの人専用のスモーキングラウンジ六甲、私は知らなんだのだが、ダイナースというのも、書いてあるサイトがある。。。私はシティゴールドとダイナーズを持っているので、ここらは行けるはずなんやけどなぁ。。。

 

 このカードラウンジというのは、いろんな飲み物と、朝はクロワッサンぐらいは有るかなぁ。。。アルコールは有料や。。。あと、雑誌にインターネットぐらい。。。まぁ、30分〜1時間ぐらいなら、時間つぶしの休憩出来るかなぁ。。。ただ、この他にも、航空会社が運営しているラウンジがいろいろある。JALのサクララウンジ、ANAのSignetはどこの空港でも有るから有名やろうけどね。。。

 

 この他にも、関空にはKALラウンジ、錦、生駒、飛鳥、パシフィック、ロイヤルオーキッド、シルバークリス、クラブANA、なんていうラウンジがあるらしい。ファーストやビジネスなんて、高い金出して乗ったこと無いから、こんなところには、入ったことはないけどね。。。ただ、これらのラウンジは、何某かの年会費を払ったり、その航空会社を頻繁に利用している常顧客さまであったりすれば、エコノミーの人でも入れるらしいけどね。。。

 

 いろいろ調べると、航空会社ラウンジは、カード会社と違うのは、簡単な軽食が準備されていたり、アルコールもタダで置いてあったりするらしい。。。激安航空会社であるジェットスターのなんちゃってビジネスのチケットで、果たして、こんな敷居の高いラウンジに入ることが出来るかね。。。資料には、カンタスクラブという、ジェットスターの親会社と同じ待遇が受けられる・・・とあるのだが、それは、オーストラリア国内だけのことかも知れない。。。

 

 関空から載るのは、ジェットスターとカンタスとJALの共同運行便だから、サクララウンジが使えるかも。。。なんて、甘い期待もあるのやけどね。。。誰か、知っている人がいたら、教えてください。。。

 

別に空港のラウンジって言ったって、少しこましなソファが置いてあって、ちょっと飲み物でも飲みながら新聞か週刊誌を読めるっていうだけ。。。そんなのは別に出発ゲート前のイスでも、そんなに変わらないのやね。。。そやのに、何か、特別扱いをさけたい・・・。そんな心理が、こんなラウンジを作らせているのやろうね。。。そう言えば、飛行機の案内の時に、みんな並んでいるのに、小さい子供のいる家族から、ファースト・ビジネスの人は先に飛行機に入れてもらえる・・・、この時に、何か少し得した感じと、少し晴れがまし過ぎて、嫌な感じとが複雑に混ざったような気になる。。。これか嫌で、出発直前まで飛行機に乗りたがらない人もいる。

 

人間の心理は難しいもんやね。。。

 

12/11(火) 政界では、埋蔵金、埋蔵金って、騒がしい。。。40兆ものお金があるの、いや、無いのって。。。ほんまに、そんなお金があるのなら、企業で言う、有利子負債である赤字国債を一日も早く、返してしもて、早く国の財政を健全化せえや。。。と思うのやけどね。。。

 

 私は、いつも、こんな途方もない額のお金の議論をするときに、お金って何や?と、思うのやね。。。その昔の金本位制だった頃って、日本なら日本銀行が、アメリカやったら、FRBみたいなところが、どこか地下の大金庫みたいなところに、ドカーんと、山のような金塊を保管してあって、その金塊と同じ量だけのお札が発行されとった。。。。兌換券というネーミングも、確か、金と交換出来る券。。。っていう意味やったやんか。。。

 

 でも、今の時代、そんな時代遅れなことはして無くて、実際にドル、ユーロ、円などの基軸通貨と交換出来る比率、つまり為替で、その国の経済力が示される・・・っていう時代やんか。。。だから、無節操にどんどん自国の通貨を印刷していたら、どんどんその国の通貨価値が下がってきてしまうから、そんなインフレになる政策を採れないだけ。。。やんか。。そんな、世界各国の暗黙の了解のような物の前提で世界の経済は動いとる。。。

 

 だから、もし、北朝鮮のような国がどんどん自国の通貨を隠れて刷りまくっていたら、そんなヤバイ国の通貨の価値という物は判らないから、そんな国の通貨と両替したい人なんてなかなかいないやんか。。。つまり、通貨というものは、その力関係で、いろいろ価値が変わるんや。。。その基準になるのが今では圧倒的にドル、ユーロ、円なんや・・・というだけの話なんや。。だから、中国がかなり経済発展してきたと言っても、人民元という中華人民共和国の発行するお金の価値が、どれだけ高まるか・・・というのは、そのお金の使える本当の価値に比例することになる。。。

 

 ただ、中国は自国内に15億人もの人たちが生活するマーケットがある。つまり、実需やね。。。ここで流通する・・・というのは、他の小国が刷るお金とは別の意味を持ってくるのや。。。そういう意味では安定感があるんやね。。。確かに、中国という国は、政治的には、中国共産党の一党独裁の国である。共産主義だからこそ、それまで、戦争ばっかりやって、各民族がバラバラだったという・・・多民族国家をなんとかかんとか、1つに束ねて来た・・・という部分は否定出来ない。

 

 問題は、豊かになってきた中国人たちが、いつまでも、政治の中枢に巣くって、好き放題やっとる政府の役人たちを許せるかどうかなんやね。。。地方役人たちの汚職やら、身内だけを重用するシステムに対する不満は、どんどんマグマのように力を貯めているような部分があるやろうからね。。。こんなのを、ガス抜きするのに失敗すると、いつか大噴火になってしまう。。。それが、チャイナのカントリーリスクになるんやね。。。

 

 さて、話を日本に戻すと、実は、日本という国は、本当に、だらしない為替政策しか持ち合わせていない。。。国として、どうしたいか。。。そんな意志に、本当に乏しいのやね。。。1ドル360円やった時代から、日本経済はどんどん輸出によって大きくなってきた。変動相場性になって、日本製品が売れすぎて、日本が儲かりすぎると、1ドル80円もの円高にされて、その儲けを他の国に持って行かれ、反対に日本が豊かになって、逆に都合の良いものを日本に売り込もうという時には、どんどん円安に操作されて、牛肉や兵器、航空機などの米国製品を高く買わされたりする。。。向こうの言いなりやね。。。

 

 よくよく考えてみたら、日本はアメリカの51番目の洲や・・・と揶揄されるように、米国のやりたい放題の60年を、この戦後、送ってきたのやないかね。。。進駐軍がやってきた昭和20年以降、未だに、日本各地には、米軍基地がたくさんあり、米国の世界戦略の中に、日本も、はめ込まれて来たんや。。。

 

 歴代の日本の首相は、日米安保が何より大事・・・という、米国ベッタリ戦略を採ってきた。。。いや、採らされてきた。それ以外の選択肢が無いように、されてきたんやね。。。その、結果がどうやろう。。。本当は米国の都合で、日本というロシア、中国という大国ににらみを効かすための米軍の日本駐留が、いつのまにか、日本を守ってやっている・・・という、論理にすり替えられて、アホな日本は、またまたアメリカさんの言いなり・・・今では米軍の駐留する経費を「思いやり予算」という馬鹿げた名前まで付けて、税金から払っている。。。それも非常識にバカ高い金額をね。。。

 

 おまけに、その沖縄にいた米軍が、やっとのことで、ほんの少しだけグアムに引越しよることになったら、何とその引越代やら、グアムに新しく作る兵舎やらの費用まで、日本に払えやと。。。ほんま、図々しいにも程がある。。。同じように駐留しておったフィリピンの米軍基地が民衆に追い出されて、撤退した時に、そんに話、聞いた事ないで。。。日本は金づる以外の何者でもない。。。ほんま、こんな間抜けな話は、世界中、どこを捜しても無い。いや、歴史に残るほど、馬鹿げた話や。。。

 

 日本経済は、これから、厳しい時代に向かう・・・。人口は減り、相対的な国力が下がり、日本の株価は、世界の中でただ一人、下がり続けておる。。。世界の中で日本の占める位置は、どんどん低下しとる・・・。もうこの流れは止められないのか。。。。

 

ただ、その前に、日本は早く先進国になったメリットを、今のうちに残しておくべきやね。。。イギリスのロンドンがまだ世界の金融の一翼を担っているように、日本は金融や為替の世界で、中国経済との微妙なバランスを考慮しながら、円の価値を下げないように、自国でコントロール出来る力を付けなあかんと思うのやね。。。

 

今に、中国は、米国と肩を並べる経済大国になる。それが見えているやんか・・・。インド・ロシアなどの遅れてきた経済大国も、これからどんどん力を付けてくる。日本は今持っている優位性を最大限活かして、何とか世界の大きな流れが、アジアにシフトするこの好機を逃したらあかんのや。。。中国に次ぐナンバーツー・・・と割り切って、これから、どうして日本は生きていくのか・・・その世界戦略を国として、しっかり持たないと、かつて、一世を風靡したスペインやポルトガルのようになってしまうことを、肝に命じておくべきやと思う。。。

 

アメリカとも、距離を少し、置くべき時が、ここ数年〜十数年のうちに来るのやないかね。。。そんな気がする。。。ブッシュの次は、米国も、また日本に厳しい方の民主党になるのやろうからね。。。また、肉買え、車買え・・・って言って来よるのやろうしね。。。

 

12/12(水) 我々は、海外旅行へ行くのに、もちろん、飛行機に乗ることになるのだが、パック旅行にせよ、個人旅行にせよ、規程の料金の他に、別勘定で払わないとあかんものって、有るやんか。空港利用税とか、燃料サーチャージとか言うヤツがそれである。

 

 関空の空港利用税は、やっと飛行機の運賃の中に含めるってことになって、良くなったのだが、それでも他の国内空港やら、海外の空港なんかで、別に思いもよらない別料金を、出発間際で、乏しくなった現地通貨で、取られることもよくある・・・。最近は周知徹底が行き届いたのか、前もって、旅行代金に含まれるケースも増えて来たけれどね。。。

 

 ところで、これとは別で、いつも確実に、別立てに取られるのが、燃料サーチャージなる費用である・・・。本来、交通機関の運賃というものは、それを運行するための燃料なんていうのは、含まれていて当然である。JRやバス、トラックフェリーなど運賃を取っているところで、燃料代を別請求にするのなんて、国際線の飛行機だけやないかね。。。ツケ回し以外の何者でも無いで・・・

 

 なんで、こんなことになったかと言うと、一番の原因はもちろん、石油価格の急激な高騰や・・・。でもね。本当の理由は、日本のお役所仕事やないかと思うのやね。。。日本における全ての運賃というものは、国土交通省という役所の認可が必要であることになっとる。だから、鉄道やらバス、タクシー、フェリー、モノレールやらケーブルカー、ロープウェイ、スキー場のリフトに至るまで、国は運賃を認可するという形で、規制を掛けているのやね。。。

 

 運賃を認可制にするのは、わけがある・・・と役人は言いよる。。。例えばある都市で、2つの対立するバス会社が運賃の値下げ競争をやって、向こうが200円なら、うちは190円にする。それならうちは180円で・・・という風になって、結果、どちらかが倒産してしまい、残った方が独占経営になり、もともと、200円だったバス代を一気に500円にする。。。なんて、勝手な事をやらせない為に認可する。。というシステムにしとるんやね。。。これは、役人の言い訳の論理やけれどね。。。まぁいい。。。私はどんどん競争して、また他の新規参入者が来れば良いと思っているからね。。。そしたらまた競争して値段が下る。。。こうして、正常な市場原理は続くものやからね。。。

 

 ところが、この運賃認可の手続きというものが、お役所仕事というか、怠慢と言うか、申請してから半年も1年もかかったり、色々な審議会やら、諮問会議やらを経てからでないと認可されなかったり、ぜんぜんスムーズにされてないんや。。。そもそも、北海道の片田舎を走っているバスの運賃値上げを東京で決めるシステムそのものが馬鹿げていると思うのやけれどね。。。こんなものは、地方に任せば良いのに。。。

 

 まぁ、地方分権の話はさて置いて、航空機の運賃の話に戻ると、厳しい競争社会になっている世界の航空機業界で、日本だけが、こんな、役所の認可がないと、スピーディに、そして自由に航空運賃を設定することが出来ないのやね。。。つまり、JALやANAだけやなくて、日本に乗り入れている全ての航空機会社の運賃が、この認可制にひっかかってしまうのである。。。だから、本来原油価格が急騰して、実際の燃料代の支払いが高騰しているのに、フレキシブルにこれを運賃に上乗せできない仕組みがここにあったんやね。。。

 

 だから、航空会社は、燃料サーチャージという手を使って、利用者から、燃料代を別枠で取るという、特権を手に入れたんやね。。。こうしたら、いくら燃料が上がっても平気やからね。。。ただ、問題は、この特権を与えてしまったばっかりに、とてもおかしい事が起こってしまっているんや。。。

 

 例えばローコストキャリアとして、今年から、関空−オーストラリア間を運行している、カンタス航空の子会社・ジェットスター航空の運賃は、関空−シドニー・ブリスベン・ケアンズ間の往復が、何と60000円〜と、今までのオーストラリア便の運賃から比べたら激安である。ところが、この他に、実は、現地空港使用税と燃料サーチャージで3万円近いお金がかかる。。。それやったら、90000円〜とすべきやないかと、私でなくても、みんなそう思うやろう。。。

 

 ところが、運賃は往復6万円ですよ・・・。でも、別途3万円かかります・・・。これって、何か詐欺っぽい商売のやり方やないのかね。。。普通やったら当然、こんなのは全部込みで商売すべきやで。。。こんなのを認めてしもたら、あんまり石油が高くなって来ると、何でもこの手が使えてしまうやんか。。。タクシーに乗って、運賃は800円です。でも燃料代差額が400円かかりますから、合計1200円です。。。

 

 宅急便を頼んだら、東京まで900円です。でも燃料高騰代と高速代値上げで、別途600円かかりますから、1500円です。。。こんなことと一緒になるんやで。。。許せへんやろ。。。こんなの。。。

 

 飛行機の燃料は、成分は灯油に近いジェット燃料である。この価格は確かに世界的に高騰はしとる。でも、だからと言って、この値段を運賃に、いつでも、即座に転嫁できるようなシステムは、少し、航空会社に、有利過ぎる特典を、与えすぎではないかと思うんやね。。。有る程度はみんな身を削って、我慢しとるんやから。。。運送会社もバスタクシー会社も。。。それに、料金を別立てにするのも、おかしい。燃料費は運賃に当然含まれている物やからね。。。

 

 航空会社は、確かに競争が激しいし、コストダウンへの要望も強い。でもね。。。100万円を超える月収を取っておる日本人パイロットと、開発途上国の給料20万ほどのパイロットに、そんな給料の差ほどの腕の差は無いだろうし、わずか20歳、そこそこの女の子が、激務とはいえ、大勢、飛行機に乗って、質の高いサービスを、利用者全員に、押しつけるような、今までの商売のやり方が、果たしてこれからも続いて行くものなのか。。。腹も減ってないのに、深夜12時に無理矢理ディナーを食べさせられるような機内食のサービスが、果たして利用者にとってベストなサービスなのか。。そのへんの質と価格のバランスも含めて、もう少し柔軟に考えて行く必要が有るのではないかと思うね。。。

 

 世界の激安航空会社では、日本の大航空会社さんとは違って、ものすごい節約をしとる。。。日本のように高級ホテルに社員を泊めるような甘やかしはしないし、キャビンアテンダントは、機内清掃から、機内への案内、キップ切りから、備品や機内食の飛行機への積み込み、便所掃除から、地上社員がやるような、営業サービスまで、何でもやっとる。。機内サービスを全部無しにして、ジュースやお弁当などを機内で販売して、機内食を廃止したところもある。もちろん、今までのフルサービスを受けたい人はビジネスやファーストクラスに乗れ・・・という方針や。。。

 

 JALの組合が、たまに、ストをやっとるやろ。。。あれ見てたら、こりゃあかんわ・・・と、思うわ。。。そんな事しとるから、日本航空は全日空にも抜かれるし、株価がどん底まで落ちるのや・・・と、思う。。。会社の体質そのものが、親方日の丸なんやね。。。高給取っていて、それでまだ高い要求をしとる。。。この人たちは、自分の給料は、利用者からの運賃で成り立っておる・・・という感覚が、未だに、判らないのかね。。。組合の強すぎる会社は、どんどん業績が下がって行きよる・・・日航はその典型やね。。。

 

 客がどんどんANAに取られていて、どんどんJALのシェアが下がって行っている・・・という危機感のかけらも見えない。。。おまけに。整備関係で不祥事の連続やろ。。。出来たらANAに乗りたい・・・っていう人やら、もう二度とJALには乗らん・・・なんて言っている人の声が聞こえないのかね。。。

 

それはさておき、燃料サーチャージだけは、どげんかせなあかん。。。こんな横暴許していたら・・・。運賃認可制なんかやめたらどうかね。。。何にも国交省のお役人さんたちに決めてもらわんでも、市場が勝手に値段を決めていくもんや。。。その分、役人達の首切った方が、よっぽど国民のためになるのと、違うか?運賃認可制廃止。タクシーの運ちゃんも、自分の走る料金ぐらい自分で決めたいのやないかね。。。

 

12/13(木) 先日、テレビを見ていたら、30人31脚・・・というのをやっていた。太陽生命がスポンサーで、テレビ朝日系列でやっていたのだけれど、これを見ていた私は、これは、ずるい番組やなぁ・・・と思った。

 

 小学生30人が、30人で足を専用のバンドみたいなもので結んで横一線で50メートル走るだけの競技なんやけど、これがなかなか盛り上がる。。。全国の厳しい予選を勝ち抜いて、東京で、全国大会をやって、それをテレビで中継しとるんや。。。。まだ、選手達は、小学生だから、中にはも驚くほど、大きい子供もいれば小さい子供もおる。。。今まで、こればっかり、一生懸命やってのやろうからか、負けた子供たちが必ず泣きよる・・・・。泣く子ほど強い物は無いし、大人は子供の涙には、どうしても弱いもんや。。。これを毎レース毎レース見せつけられるのやから・・・・。

 

 この番組の企画意図は、あくまでスポーツの全国大会なのだが、どうも、こんな子供たちの涙を、「見せ物」にしているようなところがあるんや。。。だから、私は、こんなのは、ずるい番組や〜と思うのやね。。。負けた選手も、ここまで指導してきた先生も、まぁ、次から次へと涙・涙のオンパレードである。。。

 

 人間、一つのことを一生懸命やってきたら、そのスポーツへの思い入れは強くなる。まして、子供やろ。。。必ず、その思いが爆発して、堪えても、堪えきれずに、まぁ、泣きよる。。。それを大アップで追うテレビカメラ・・・。それも、明からに、特にカワイイ女の子を中心に撮っておる。。。私なんかは、何にも、そんなにまでして、写してやらんでも・・・と、思うけど、そんな繊細な子供の心の中に、ドカドカと土足で入って来よる。。。。何にも、そこまでやらんでも・・・なんて思ってしまう。。。

 

 テレビ朝日と言えば、古舘伊知郎の報道ステーションというニュース番組で、最近、捏造インタビューが話題になっとった。。。。マクドナルドの元店長代理という人が、もう辞めたはずやのに、マクドナルドの店員さんの衣装を、わざわざ借りてきてまで着させて、おまけに、わざわざ、マクドナルドの店長代理のバッチまで付けて、インタビューに答えていた。。。おいおい、「元」っていうことは、もうその人はマクドナルドの人と違うのやろ・・・。そんな人が、リアルに、内部告発っぽく演出するために、元職場の服とバッチとを勝手に着てええのかいな。。。

 

 こんなの、絵に描いたような捏造インタビューやんか。。。その人が、私が賞味期限シールを貼り替えました・・・って言ったって、それ自身が嘘の可能性もあるやんか。。。画像というのは、見る者に取ったら、インパクトが有るから、どうしてもカメラに納めたい側の人は、「演出」をしたがるのやね。。。。不二家の元社員のインタビューも酷かったけどね。。。どうしても、テレビの人は、その場をちょっとでもリアルになるように、作ってしまおうとすする傾向があるのかね。。。

 

 映像と言えば、最近、こんなことがあった。牛丼の吉野家の中の、厨房の中での出来事を撮った映像が世の中に出回っておったんや。。。吉野家では、牛丼のお肉が普通の並・大・特盛・・・なんて言うふうに多くなってゆくのやけれど、昨今のブームか何かで、どこかが、メガ盛・・・というのを出したんやて。。。これがまた、よう売れよった。。。おいおい、メガかいな・・・凄いね。と、思っていたら、この吉野家のバイト君が、これに対抗して、けったいな、「テラ盛り豚丼」を作って遊んでおったらしい。。。

 

よせばよいのに、この場面を携帯カメラかデジカメかで、動画で撮って、ユーチューブにアップしよったんやて。。。私も見たけど、ご飯の上に豚丼の具を、5回も6回も盛り上げておった・・・。この汁がもういっぱいになった丼から下にしたたり落ちて、豚丼の具を調理していた鍋に、これが、また戻っておるんや。。。おいおい、汚いのやないかね。。。

 

 まぁ、吉野家ぐらいのところで、そんなに神経質になっても、しゃあないのやろうけどね。。。あんまり、褒められたもんやない。。。吉野家はその映像を撮ったバイト君を見つけ出して首にしたらしいけどね。。。まぁ、ようやったと褒めるわけにはいかんやろうけど、本当に、テラ豚丼というのを売り出したら、かなり、売れるかも知れないね。。。1000円までなら。。。そしたら、そのバイト君は功労者や。。。目くじら立てないで、そのぐらい許してやったらええのにね。。。

 

 まぁ、映像というのは、それだけ説得力があるし、有る意味、動かぬ証拠となる場合が多い。

 

船場吉兆のおバハンが自分の45歳の息子の京都での謝罪会見で、記者から厳しい質問を受けて、横で、こう言いなさい・・・とコソコソいうとるのが、マイクで丸聞こえ。。。アホちゃうかいなぁ・・・と思うけど、この映像のおかげで、この会社は誰が仕切っておって、誰が悪いことをやらせておったのか・・・こんな真実が、丸わかりになってしまうから恐ろしい。。。つまり、最高責任者の一人であるこの創業者の三女であるオバハンが、セコいことばかりやっていて、それが世間にバレて、他の人が何とかこの人を庇おうとしておった・・・。そんなのがバレバレやんか。。。何百編の謝罪会見より、こんな映像1回を見ただけで、全部が想像出来てしまうのやからね。。。

 

世間の皆様に見ていただく映像というものは、慎重の上にも慎重にならないといけない。。。そんな真剣さが番組の作り手側やら、テレビカメラの前に座る人たちには求められるのは、当然と言えば当然なのやないかね。。。

 

12/14(金) 来年一月の大阪府の知事選は、行列の出来る法律相談所で人気の、橋下弁護士が一転立候補表明をした。大阪の市長選の時も、ごく最近も、出ない出ないと言ってながら、急に出る。。。と発表した。。。選挙の立候補というのは、当事者になって見ないと判らないけれど、かなりの決断と条件が揃わないと出来ないものやからね。。。勇気ある決断やと思うけどね・・・私は。。。

 

 大阪というところは、どうしても名政治家が出にくい・・・。人情味溢れる・・・と言うことは、見方を変えれば、談合やら汚職の温床になりやすい面もある。歴史有るところほど、なかなか、古くからの因習を断ち切れないものなんやね・・・。だから、誰が市長や知事になっても、役人さんたちのやっとる事が、なかなか変わらない。。。つまり、役人が、コロコロ替わる政治家なんか無視して、自分らだけで、好き勝手出来てしまえる・・・というルールを勝手に作り上げてしまっているのやね・・・。それでもって、失敗したら、自分らでは責任取らない。。。

 

 三セクでやったものとか、税金投入して派手に立ち上げたものとか、役人達のやっとる事は、ことごとく失敗しとるやんか。。。親方日の丸的な考えで、武士の商法の真似事みたいなことばっかりやっているのやから、成功するハズがないやんか。。。大阪万博と新御堂ぐらいやないかね・・官主導でうまいこと行ったのって。。。後は全敗や。。。

 

 いろんな人が、何とかこの停滞した府政を一新しようとするのやけど、なかなか上手いこと、いかへんのやね。。。ここには、やっぱり、国と同じように、議会やら役人達という抵抗勢力が有るのやね。。。こんな人たちは、有る意味、それぞれの立場の人たちの利益代表者と言って良いと思うのやね。。。毎年無駄な補助金を切ろうとすると、何で自分のところだけ切るのや。。。他でやってくれ・・・と反対しよる。。。

 

 つまり、税金を補助金に換えて、それで喰っておる奴らがタントおるのやね。。。政治家は選挙の時に、お年寄りや身体の不自由な人にやさしい政治をします・・・と約束して選挙にうかりよる。。でも、そんな人たちも含めて、生活保護やら、社会保障に回せる予算は限られておるし、みんなが、そんな予算にぶら下がっておったら、いくら税金集めたって足るわけがない。。。東京でも大阪でも大企業がたくさん有るから、成り立っているのであって、そんな都会では、そのお陰で、甘やかされ続けた住民たちがどっさりいよる。。。

 

 つまり、大企業の納める税金をみんなで喰ってしまっているんや。。この依存体質。。。これが無くならない限り、大阪の体たらくは続くのやろうね。。。

 

 大阪府の生活保護を受けておる人の比率や、生活が苦しいのを理由にして、高校の授業料を支払わない人、公営住宅の家賃を払わない人の率・・・こんなのは図抜けて高い。。。つまり住民が自立出来ずに行政に寄り掛かって生きておる人の比率が高い・・・ということや。。。情けないことに。。。

 

 これは、やっぱり、行政の住民サービスが、甘やかしすぎる証拠やと、思うのやね。。。本当に寝たきりで働けない人とかを、一度行政が税金で手助けするやろ。。。ほなら、こんな人は味をしめてしまうんやね。。。働かなくてもお金が貰える。。。乞食は3日やったら辞められない・・・というけど、生活保護も、一度もらえたら、未来永劫、ずっと行政が自分の面倒を見てくれるものやと、勘違いしてしまいよるのやね。。。

 

 だから、無理して起きたら働けないわけではないのに、どこどこが痛い・・・とか、調子が悪いとか、いろいろ言い訳を付けて、行政からの手助けを何とか受け続けようとするのやね。。。また、この手厚い生活保護の方が、ワーキングプアーな人より、収入が良い・・・なんていう、馬鹿げた事になってみ。。。みんな仮病で寝込んだふりをして、コソコソ、パチンコ行って、遊んで暮らしておるわ。。。

 

 昔は、こんな人たちが、ごく僅かで、とっても世間から冷たい目で見られる・・・という社会的な制裁が有ったと思うのやね。。。つまり、生活保護を受けて暮らす・・・ということが、とても、惨めで恥ずかしいこと・・・という感覚や。。。ところが、今はそんなのが何にもない。。。逆に、こんだけお金取ったった・・・みたいに、分捕り自慢やっとる。。。情けない話や。。。みんながそんな感覚に近くなってきたら、ちいとも、恥ずかしくなくなってしまうんや。。。これが、生活保護世帯をどんどん増やしていってしまう原因になっておるんや。。。伝染病みたいなもんやね。。。

 

 この一番の原因は、行政の手厚すぎる政策にある・・・というのは間違いがない。。。マスコミも、弱者を助ける・・・のが社会正義のように、聞こえがよいから、こんな政策をどんどん大きく報道しよる。。。その結果、行政乞食とも言える人たちが、どんどん増えていってしまうという、愚かな現象に繋がって行ってしまっているのやないかね。。。

 

 行政のやる生活保護や、社会福祉は、基本的には、お金の有るところから無いところに動かす・・・という発想から来ている。だから、本当の意味での行政サービスという観点からしたら、ものすごい不平等をどんどん拡げていることになりよる。。。ほとんどの人は受けられないサービスを、限られたごく一部の人たちだけにするのやからね・・・。しかも、その原資はみんなが払った税金や。。。

 

 つまり、見方を変えたら、役所のやっていることは、役人さんたちが、働けば働くほど、人々が不公平になることばっかりやっておる・・・ということになるやんか。。。つまり、逆に言えば、この役所の仕事を取り上げることが、一番平等・・・ということになるやんか。。。

 

 役人さんたちは、我々の税金で雇っているのやから、出来るだけ少ない人数で、出来るだけ少ない費用で必要最低限の仕事だけをやってもらうのが、良い政治ということになる。だから、府民の要望なんていうのは、実は、一部の人だけの意見なんやから、そんなの、いちいち聞いていたら、あかんと思うのやね。。。文句を言ってくる人たちだけのために税金をどんどん使っているから、いくらあっても足りなくなるんや。。。

 

橋下さんは多分、通ると思うけど、38歳という若さとパワーで、何とか、本当の意味で自立する人を増やしてほしいし、しょうもない補助金やら、税金の無駄遣いやら、おこぼれで得をしている奴らを、一掃して、何とかもっとましな大阪にしてほしいもんやね。。。。頑張ってや。。。

 

12/15(土) それにしても、どんどん出てくる変態教師。。。つい今週も、大阪府東部の小学校で、58歳にもなる男性教師が児童のハダカの映像などを撮っていたのが判った。札幌の変態教頭といい、世の中、どうなっとるのかね。。。スケベなヤツだから教師になるのか、教師だから変態になるのか。。。情けない情けない。。。

 

 大阪の事件では、何と、この小学校の30歳の警備員が、巡回中にこの教師の引き出しから児童の写真などを見つけて、この変態教師を脅していたらしい。。。これで、こんな実態が発覚したのやけれど、この報道を見ていて、脅迫事件やから、仕方がないのかも知れないけど、この先生を脅していた30歳の警備員というのは、バッチリ、実名も顔写真も報道されておったのに、生徒のハダカの写真をコレクションしとった問題教師は、モザイクがかかっとる。。。何か、おかしいね。。。

 

 そりゃ、脅迫は重大事件やで。。。そやけど、こんな変態教師が30年以上も、小学校の教師をしていたんやで。。。こっちの方がよっぽど大問題やんか。。。市教委は処分すると言っているが、こんなの、即刻クビやろ。。。フツウ。。。。

 

 新聞やらテレビやらって、変なときに個人のプライバシーを守って、変なときにスッパ抜くやろ。。。この基準がキッチリ有るようで、まるで無かったりすることが多いやんか。。。在日韓国・朝鮮人が何か事件を起こした時に、同じ事件なのに、1つは日本人のような通り名で出ていて、もう1つは韓国・朝鮮の本名で出ていたりすると、また別の事件かいなぁ・・って思う事がある。朝日・毎日・京都などは日本人っぽい方の名前で出す場合が多くて、読売・産経なんかは、本名で出す場合が多い。。。

 

 私は基本的に、悪いことをした人にプライバシーなんて無い。新聞に載ってしもて、叩かれることが、社会的制裁になるから、そのことが、犯罪防止に、結果として一役買うことになる・・・という意見に賛成である。ただ、そのことが、どのぐらいの社会的影響力を持つものか・・・という感覚だけは、持ち合わしていて欲しいと思うのやね。。。悪いことをした犯人は1人でも、その人には妻が居て、子供がいて、両親や親戚もいる。それらの人たちが、明日から外を歩けなくなったり、学校へ行けなくなる・・・という厳しい現実が有るのやね。。。それも、全部判って、その上で報道をしなあかんのやね。。。

 

 私の家の近くでも、殺人事件が有った。そのお家は、とても頑固な80代の親父さんがいはって、その方が、少し痴呆症がかかってはったんや。。。ヨメサンのいない50代の息子さんが、たった一人で介護したはったんやけど、ぶつかってよう喧嘩したはった。。。そんなのが何年も何年も続いてたんやね。。。そして、その息子さんが、ある日、そのお父さんを殺してしまわはったんや。。。いわいる、介護疲れでね。。。

 

 殺人という行為は、そら罪深い。。。でもね、近所の人はみんな、その人のことを悪く言わないのやね。。。人によっては、助命嘆願書に署名運動でも始めようか。。。という雰囲気さえ有った。。。尊属殺人の罪は重い。。。でも、みんな、心のどこかで、無理もないわ。。。と、感じてはったんやね。。。もし、自分でも・・・と、置き換えて見てね。。。。でも、新聞報道はシビアやった。バッチリと、名前も写真も出る。。。テレビも出た。。。殺人事件やからね。。。もちろん、本人は拘置所・刑務所暮らしやけれどね。。。

 

 人さまの罪なんていうのを計るのは、本当に難しい事や。。。いっぱい勉強した、社会的な良識や、見識の高い人が裁判官やら、検事、弁護士になって、その人の罪を裁いているのだが、それを報道する側には、どこまで報道すべきか・・・というモラルが、実はバラバラなんや。。。影響力が大きい割りには、報道の自由とかが壁になって、公権力が口を出せないなんて、少しおかしいのやないか・・・と、思うときが最近、時々ある。。。

 

 報道の独立性は確かに大事なことなんやけど、それとはまた別の倫理観やら、報道のルールが、その民間会社一社だけに委ねられてしまっている現実。。。ホントにこれで良いのかね。。。公共広告機構とか、放送倫理委員会のようなところが、もっともっと議論して、ちゃんとした第三者的な視点でのルールを確立せんと、このような問題はどんどん広まってくると思うのやね。。。ただでさえ、みのもんたの番組やら、古舘伊知郎の番組やらでマクドナルドやら不二家の捏造疑惑やらか出ている。あるある大辞典なんかの、番組のやらせ問題。沖縄の珊瑚礁の落書き事件やら、マスコミが関わった事件もたくさん出て来ている。。。

 

 欧米のマスコミは、ちょっと有名になった人は、徹底的につきまとって、何か問題を起こしよらへんか・・・と、四六時中、監視しとる。。。そして、何かあると、自分らの食い物にするために記事にしよる。。。パパラッチっちゅうヤツやね。。。こんなのが、政治家とか、個人にまで拡がっていて、世の中、内部告発やら、たれ込みのネタには事欠かない。。。こんな御時世どうかと思うで。。。今年一年を象徴する漢字は「偽」。。。ほんま、嫌な時代を、みんなで作ってしもてへんかね?

 

高い見識が求められるマスコミで、そのレベルが昔から比べたら、どんどんと低くなってしまっている。。。その証拠なのやないかね。。。その国のマスコミのレベルは、国民のレベルを反映する鏡や。。。マスコミの権威が下ると、世の中がどんどん乱れて来る。。。誰かが楔を打たないとあかんのやないかね。。。

 

12/16(日) ミドリ十字という製薬会社が製造したフィブリノゲンという薬がある。この薬は人間の血液から作る血液製剤である。ところが、このおかげで、もともとの血液の提供者が肝炎にかかっていたら、この薬を通して、その肝炎を大変たくさんの人に移してしまうことになることが判った。。。いわいる薬害である。。。

 

 このフィブリノゲンというのは、お産の時に切った切り口を早く直す・・・などの薬としてよく使われていたそうで、何と28万人もの人に投与した記録があるのだという。ただ、このフィブリノゲンを投与された人全員が発症するのではなく、個人差により、一生発症しない人もいるし、あっという間に命を落としてしまう人もいる・・・というから、怖い事である。。。実際には1万人ほどの人が発症していて、あとの27万人の人は発症するかもしれないし、しないかも知れない・・・という状況なんやそうや。。。

 

 ただ、このフィブリノゲンは、もともと人の血液から作られているだけあって、大変よく効く薬なんだそうである。だから、大変重傷の人は、本人がその副作用や危険性を承知してまで、使って欲しいというケースもあるというから、困ったもんや。。。今はもちろん、使われてなくて、ミドリ十字という会社も合併して、三菱ウェルファーマとかいう会社になっとる。。。そんな危ない薬を作っておった会社の薬なんて、買う人はおらんからね。。。

 

 薬害事件というのは、一次的には製薬会社と患者との民間と民間のトラブルの一種である。ただ、国には、この薬を治療に使っても良いですよ・・という許認可権限が有る。国民の生命と財産を守る・・・という建て前のある国からしたら、この権限が、時としては、逆に責任問題に発展する。これが国家賠償や。。。或いは、どうしても、国にしか被害者を救済することが出来なくて、それをしなければ、社会的な正義が守られない時など、特別な場合に限り適用されるべきものである。今回の事が果たしてこれに該当するかどうかや。。。

 

 本来、こんな危ない薬を作りよって、販売して儲けておった製薬会社が、その事によって命を落としたり、長い間、入院を余儀なくされた結果、患者さんや被害者に、賠償をするのは当然といえば当然である。それを、国民全体の負担に求める制度が国家賠償である・・・という大前提をまず、私は忘れたらあかんと思うのやね。。。

 

 今週、大阪高裁で、国と薬害訴訟の原告団が和解するように勧告された件だが、私は、この訴訟の中に、何か、政治的な意図を求めるような、何かきな臭いものを感じて仕方無いんや。。。原告団の女の人たちは、頻りに政治決断を・・・と訴えるのだが、ほな、もし、フイブリノゲンを投与された28万人全員に、税金から和解金やら、保証金を払うことにして果たしてええものなのか。。。。

 

 いつもの通り、マスコミは、正義の味方のフリをして、福田首相に政治判断を・・・つまり、全員に保証せよ。。。と、暗に言っているのだけれど、その金は誰が払うのでもない。われわれ国民、一人一人が払うのやで・・・という事を、あんまり、強調しないのやね。。。28万×100万円と仮に試算したら、2800億円やで。。。国民一人あたり2000円ちょっと・・・。こう言われたら大したこと無いかも知れないけど、5人家族のうちからしたら、1万円や。こんなのを、製薬会社がやらかした不始末のために、言葉は悪いが、「人ごと」のために、何でワシらが払わなあかんねん。。。て、もっと、文句を言う人が出てきてもおかしくない気がするのやけど、どうや。。。。

 

 誰が悪い・・・って、言うたら、こんなヤバイ薬の危険性を予知しなければいけなかったのに、予知出来なかった厚労省の担当者や有識者たち、そして、製薬会社が悪いやんか。。。国がこんな金を出すのやったら、そいつらに、請求書回してもらわんとあかんのと違うか。。。それをしないのやったら、偉そうに国は、薬の審査なんてするな。って、言いたいね。。。どうせ、自分らだけでは何もせんと、どっかの大学病院の教授さんに丸投げしとるだけなんやろ。。。

 

 これらの事件の裏側には、厚生省の利権がらみの部分が多分に含まれておる。厚生省の役人は製薬会社から、せっせと賄賂をもらっておる。自分の所の新薬を早く認可してくださいな・・・という事で、いろんな手を使い、金を使い、接待攻勢をかけたり、天下りを受け入れたりしとるんや。。。つまり、薬の認可・・・という仕事自身が、凄まじい額の利権に繋がっておるのやね。。。だから、役人達は、必死になってこの仕事を守ろうとしよる。。。

 

 ところが、今回のようにヤバイ薬を認可してしもた・・・。この薬も、製薬会社が苦労して、せんど、カネを使って、国に認可させたんやろう。。。それが、結果的に肝炎をどんどん拡げる悪魔の薬やったことがわかった。。。つまり、国は何を審査しとったんや・・・ということになるやんか。。。つまり、国民の生命財産を守るのが国の仕事・・・と、言っておきながら、現実は、こんな結果・・・。普通やったら、こんな意味のない審査なんて、税金たくさん使ってやる意味がない・・・、こんなこと、辞めてまえ!・・・という意見の一つも出てきて当然やないのかね。。。どうせ、大した事をやってないのやから。。。

 

 それならまだ、民間の検査機関の方が、より公正でシビアな検査が出来るのやないか・・・。何せ、検査に失敗したら、その検査会社の信用が無くなり、仕事もなくなるというリスクが、少なくともこの会社には有るのやからね。。。ヨイヨイの大先生の会議より、はるかに信憑性があるわ。。。

 

 ただ、国は、保険が使える使えないというお墨付きをまた別に握っておもから、二重三重に利権を守るような仕組みがもう出来上がっておるのやね。。。誰が考えたのか知れんけど、こんなところは、ほんと、抜かりがない。。。。

 

 私は、何でもカンでも国にお金を出させるという発想が、そもそも気にくわない。。。何故なら、その発想そのものが、国はいくらいじめてもいい・・・自分の腹は痛まない・・・的な、親方日の丸的な考え方の延長線に、これがあるからなのやね。。。何でもカンでも国にケツフキを持って行くような考え方は、本当の責任を曖昧にするし、結局最後は国が何とかする・・・という悪しき習慣を日本に根付かせてしまうことになる。

 

このことが、日本の今の役人達のように、寄らば大樹の陰・・・足らなければ誰か、お金を持っている人たちから、もっと税金を取れば良い・・・という、極めて社会主義的、共産主義的な考え方に繋がるのではないかと、いうのが恐ろしいのやね。。。そして、人は努力をしなくなる。国や自治体に寄り掛かって生活出来てしまう世の中。。。こんな世の中にしてしもたら、誰も頑張る人なんかいなくなってしまう。。。日本の退廃が進むような、こんな考え方は、絶対に排除しておくべきやと思うのやね。。。

 

12/17(月) 昨日、あんなこと書いたら、また国家賠償訴訟やて。。。さいたま市で3年前、ドンキホーテの火事で、消防に通報していた社員の女の子・・・。私も、この人と消防署の人とのやり取りのテープを聞いた。。。確かに、だらだらとしていて、緊迫感が無いね。。。この消防士は、この人が火事の現場である建物の中から電話をしている・・・という基本的な情報を掌握出来てなかったのかね。。。この消防に通報した女性は、出口から僅かあと10メートルというところで、焼死体で発見されたんやて。。。可哀想に。。。

 

 消防局の人間は、どうせ、携帯で、逃げた外から通報しているのやろう。。。そのぐらいの感覚で、若い女の子とだらだらとしゃべっておる。。。結果として、こんな電話さえしてなければ逃げられたものを・・・と、遺族からしたら思うのは当然やろうね。。。まず、通報者自身の安全の確保・・・というのは、基本の基本・・・なんやないかね。。。

 

 ただ、1億8900万円を、さいたま市を相手取って、国賠にするのはどうかね。。怨む気持ちは分かるのだけれど、悪いのは、放火犯人であり、ええかげんな防火体制しかしてなかった、ドンキホーテやろ。。。訴える相手が違うと思うで。。。私は。。。

 

 何でも、国相手に裁判してたら、大きいお金でも出る。。。放火犯人相手なら、そんな金は無いやろうからね。。。でも、いくら、この亡くなった人がお気の毒だからって、日本全国の人から集めたお金で、この人の遺族に賠償してあげなければならない理由は、いったいどこにあるのかね。。。このようなケースを1つ認めてしまったら、人が何か事故や火災などで亡くなった度に、何かミスを訴えて、カネにする・・・なんていう、悪しき習慣が出来てしまうのやないかね。。。

 

 もちろん、ドンキホーテの店員さんのご家族の気持ちは分かる。でも、国に賠償の義務は無いやろ。。。有るとすれば、蔓延とした対応しかしなかった救急指令の人間や。。。全国民から集めた血税のサイフから出すのはアカンと思うで。。。冷たいようやけど。。。

 

 それにしても、日本人はいつから、国や自治体なんかの「お上」に寄り掛かるようになってしもたんかね。。。ほんま、どうしようもない役人達の真似事を、みんなして、してたらあかんわ。。。私ゃ、死ぬまでひとさまのお世話にだけはなりたくない・・・。っていうのが、自立した日本人の基本的な考え方やったやんか。。。それが、やれ、年金や。やれ介護保険や。やれ。補助金や・・・で、政府は、どんどん生ぬるい、国民を甘やかすような政策ばっかり、やってきたのやないかね。。。そのおかげで、日本人が、腑抜けみたいになっとる・・・。ほんま、嘆かわしい事やね。。。これって、役人主導による、日本の大失策のひとつと言ってもええと私は思うのや・・・・。

 

 明治生まれのおじいちゃんらの世代は、死ぬまで、お上のお世話になんか、ゼツタイになりたくない・・・という気骨がみんな有ったと思うのやね。。。それが、年取ったら、なんや、たくさんお金がもらえるようになるらしいで・・・。今まで、一生懸命お金を貯めていた人も、全く貯めていなかった人も、全く同じように年金が、貰える。。。そんなら、今まで一生懸命働いて、せっせと老後のために貯めていた事は、一体何の意味が有ったんや・・・ということになる。。。だから、そんなに貯め込まないで、もっと消費に使ってください・・・。そういう風に、国に言わしているような気がしてしゃあないんや。。。。

 

 そうなったら、年金の掛金だけはしっかり払っておいて、年になったら、全く働かないでも、何故か、お金が貰えてしまうシステム・・・。こんなのを役人達は、作り上げて行きよったんやないのかね。。。自分らにとっては、とても都合の良いようなシステムを・・・。その結果、朝から晩まで働いて、いつ倒産の危機が来るか働き続けてきた中小企業のオッサンなんかは、何の保険もなく、人の倍の年金掛金を払わされて、おまけに、過労続きで、結局早死にする・・・生き残ったのは、楽して、あんまり一生懸命仕事をしてこなかったような役人たちだけ。。。こんな不公平なことないわなぁ。。。

 

 私は、こんな共産主義国のような年金制度を、立派な自由主義国である日本の国でやること自体、無理があると思うんや。。。実際、問題、早かれ遅かれ、日本の年金制度は破綻する。。。今と同じように年寄りにお金をあげつづけていたら、年金税金ともに、大幅に値上げしなくてはならないからね。。。皆さんは消費税17%とか20%とかになっても、今と同じよう給付を維持するようなシステムに、疑問は無いかね。。。耐えられると思うかね。。。お金は天から降ってくるものではないはずやで。。。私は、やり過ぎやと思うし、特に、公務員や大企業の社員さんたちだけ特別に上乗せされているような年金は、あまりにも不公平の極地・・・やと、思うのやね。。。

 

 そんな一部の人だけが有利な、身勝手なシステムをこれ以上続けさせたら、いつか日本でも暴動が起こると思うで。。。その前に、負担に耐えかねて、年金掛金の支払いを拒否する人たちばかりになる。。。若い人からカネ取って、それを年寄りに回す・・・というけったいなルールは、間に国が介在することによって、もっともらしくなっているけど、本当は、経済原則からしたら、全く非合理なシステムやからね。。。

 

 老後に淋しい思いをしたくないから、現役の時に、しっかりと、カネを貯めておく。。。これのどこが悪い事なんや。。。教えてくれ。。。

 

この話をしているとありとキリギリスの童話を思い出す。。。厳しい冬に備えて、夏場に一生懸命汗して働く蟻たち・・・。脳天気に遊び惚けていて、何も冬の準備をしていなかっキリギリス。。。やっぱり、キリギリスが死んでしまうのは当然で、蟻が生き残るのは正義・・・やないと、あかんのやないか。。。。正直者が馬鹿を見る世の中にしたらアカンのとちがうか。。。それなのに、このお話で、キリギリスも蟻と同じように生き延びられてしもたら、誰も、夏場に一生懸命働かなくなる。。。そう思わんか?

 

12/18(火) どうも、政治家という人種は、選挙に勝つためなら、少々の嘘をついても良い・・・と思っている人たちばかりなのかね。。。来年の3月末まで、浮いた年金5000万円を最後の一人まで突き合わせをして、正常な形に戻します・・・と、公約しておいて、やっぱりそんなことは無理でした。。。と簡単に反故にする。。。もともと、悪いのは、そんなええかげんな管理しか、してこなかった地方自治体と、社会保険事務所の職員達なのやけど、それにしても、出来もしない事を国民に約束した・・・となると、今度は政治家の方の責任になるで。。。

 

 かと、思うと、お隣の韓国の大統領選で、一番の有力候補の一人である李明博氏が番組の中で、北朝鮮に核放棄させた見返りに、北朝鮮の国民所得を一人あたり3000ドルまで上げる・・・と公約していた。。。いくら、同じ民族とはいえ、北の政策まで、南の大統領候補が公約してええもんかね・・・と、思って聞いていた。。。

 

 ところが、ところが、このために必要な財源、約400億ドルを国際機構と日本が出します・・・って、公約していた日にゃ、ほんと、もっとびっくらこいた。。。ほんま、驚いた。。。どあつかましいにも程がある。。。。どこの世界に、他国の重大な政策を、自分の公約にするようなアホな国が有る???自国の予算でやることを公約するならまだしも、日本が出す・・・なんて、いつ約束したんや。。。こんな、日朝国交回復・・・みたいなまだまだ先のことを、ここ4年か、そこらを決める選挙で、国民に約束するセンスを疑うわ。。。

 

 ほんま、人のふんどしで相撲を取る・・・というか、いつまでも日本頼み・・・しか、この国は回っていかないのかね。。。恥ずかしく無いのだろうか。。。

 

そもそも、朝鮮半島や中国を含む満州国への戦後補償は、大昔に、日本はものすごい金額の賠償をもうちゃんとやっている・・・。その金を当時の、大韓民国政府は、国民に支払わずに、国がばぁーと派手に使いよった。。。だから、韓国は世界第十位の経済力を付けるまで発展したのではないのか。。。今の現代にせよ、サムソンにせよ、LGにせよ、全部日本の技術移転で成功した会社ばっかりやんか。。。

 

 だから、戦争の賠償は、それで、完全に解決済みや・・・。韓国が北の分まで使い込んでしまったのなら、それは、南が北の分を渡してやるべきや。。。日本はそんなこと、知らんで。。。その前提で、まだどうしても、出して欲しいのなら、頭を下げなさい。。。。助けを乞いなさい。。。それを全くしないで、偉そうにばっかりするから、こっちも、ムカッとくるのやんか。。。

 

 中国かてそうや・・・。昔の日本軍の残した毒ガスの処理になんで、毎年、毎年、いつまでもそんな大金が要るのや。。。毎年、定期的に日本がカネを持って来よる・・・これを、利権にしとる悪い奴らが居ると、思わざるを得ないで。。。完全に日本を脅して、カネにしようと企んでおる不届き千万なヤツがおるのは間違い無い。。。京都の同和地区で私が物心ついた時から、ず〜っと何十年間も鉄道下の道路トンネル工事をやっとるのと、同じやで・・・。引き延ばす事によって、どんどん取れる金の総額は上がって行くのやからね。。。。酷い話や。。。

 

 口の悪い人は、「ゆすりの中国、たかりの韓国・北朝鮮」という言葉をよく使う。。。言い得ていて、妙やね。。。日本は、いつまでいじめられっ子のままでいられるか。。。我慢が続くと、また日本国内が右傾化して、自分らの安全保障が脅かされるかも知れない・・・とは、向こうは、考えないのかね。。。そこまで頭が回らんか。。。かつて、戦争が強かった日本軍に対して、全くなすすべもなく、言いなりやった国たちが、今、仕返ししようとして、何も手を出せない日本いじめを、しきりに仕掛けて来よる。。。そういう風にもとれるやんか。。。

 

 韓国軍は竹島から一歩も撤退しないで、違法占拠を続けているし、ロシアは北方領土を奪ったまま、返す気がない。中国は、海底油田などで、日本の領海を虎視眈々と狙っておるし、日本は、ある意味、敵国に近い感情を持つ国たちに囲まれておる。。。それらの国とうまいこと付き合っていかなければならないのやから、ほんま、大変や。。。

 

 だから、たまには日本も、中韓に対しては、脅さないとあかんのかもね。。。日本は経済援助とか、技術援助しか武器は無いけれどね。。。。聞けば、従軍慰安婦問題をアメリカやら、カナダやら、オランダやらで国会議員の決議案としてしきりに可決させている・・・という。。。そして、今度はEUでも日本は慰安婦に謝罪しなさい・・・なんていう決議案を可決させようと、しとる。。。もちろん、これらは、中国や韓国のロビー活動の成果なんやろうけど、日本の外務省は何をやっとるのかね。。。こんなのも、阻止出来なくて。。。

 

 日本はこの戦後60年間、経済だけで大きくなってきた。エコノミックアニマルと批判されても、もうけたカネで、世界中の国に援助して、「ええ人」を演じてきた部分があると思うんや。。。カネを貰って、嫌な人は居ないし、日本の援助のおかげで、随分発展した国も多いから、日本に友好的な国も多い。。。でもね。この行為は、一方では、露骨に嫌がる勢力もある・・・っちゅうことなんや。。。カネは出すけど口は出さん・・・こんなええ人を演じ続けて行くのは、経済が右肩下がりになってきたら、金の切れ目は縁の切れ目・・・ということにもなりかねないやんか。。。

 

 日本に勢いが無くなってきて、中国やインド、ロシアなどの、遅れてやって来た大国たちが台頭する世界になると、日本の声は、相対的にどんどん小さくなるやんか。。。だから、いつまでも「ええ人」を演じ続けるのには、いつか無理が生じてくることになる。。。となると、日本は、金のばらまきを抑えることになる。。。となると、今までくれていたのに・・・、止める・・・と、反発が来るのやね。。。これは、しゃあない。。。

 

 ただ、このことは、受け身に考えると、今までの資金協力を減らして非難される。。。。ということになるやが、逆に能動的に考えると、日本に取って有利なところに資金を固めて、意味の薄いところとか、あんまり、感謝もしてもらえないところや、日本の国際的戦略に反するようなところには、援助を打ち切る・・・という風に、武器に使えることに、もっと早く日本は気がつくべきやろうね。。。

 

 日本が、世界第二位の負担をしている国連だって、日本の言うことを聞かないのだったら、ほかの多くの国がやっているように、資金の供給を抑えるぞ・・遅らせるぞ〜って、少々脅してやれば良い。。。ねを上げるのは、向こうなんやから。。。それを使わないで、優等生みたいに、全額即日国連負担金を、毎年毎年期限内に、きれいにぴっちりぴっちり払っている日本・・・って、バカ正直過ぎるのやないかね。。。もっと、この力を使わないと。。。。もっともっと、他の国に感謝されるお金の使い方も、いろいろと、有ると思うのやけれどね。。。

 

12/19(水) デキモン・・・は、大きくなればなるほど潰れやすくなるし、屏風も拡げれば拡げるほど倒れやすくなる。。。料理屋も、これと一緒や・・・・。うまいこと、先代の吉兆の大将は言いよったね。。。ほんま、その通りになった・・・・。昔の人の言わはった言葉には、嘘がないわ。。。

 

 今年は、いろいろな人の嘘がどんどん拡がって、大問題になった事が多かった。。。雪印・不二家・ミートホープ・白い恋人・赤福・比内地鶏・吉兆・・・安倍首相の突然の引退表明もびっくりしたけど、もう、誰の言う言葉も、何も信じることが出来ひんようになってしもた・・・ことは、日本がより不幸な方向に向かっている・・・ということを、改めて考えさせられた一年やったのではないやろうか。。。。

 

 つまり、嘘をつく事や、人を騙す事、しらばっくれる事、こんなのが、とても日本人にとって、ちっとも恥ずかしいこと・・・では無くなって来ている。。。私は、この事が、一番の大問題やと思うのやね。。。モラルがはじけるのは、バブルがはじける事のような、一時的なものではなく、日本人の心の中に、長い間潜んでいるものやからね。。。これを一朝一夕に変えることが出来ないもんやから、大変なんや。。。。

 

 およそ、食べ物に関わっている人たちは、今の日本人の求めているような厳しい規範基準に、ただの一度も違えたことがない・・・なんて、断言出来る人は、いないのやないかね。。。これ、ちょっともうヤバイかも知れない・・・って思いながらも客に出したことのある人・・・100人いたら100人が経験有ると思うで。。。

 

消費期限や賞味期限、製造年月日の問題かて、私は、製造年月日だけの表示でもう、ええと思うで。。。この商品は、冷蔵庫でなら、何日ぐらいは、おいしく食べられます・・・という目安の表示は、自信のあるところだけ付けておけばええやんか。。。。オウンリスクで売買せんと。。。。そやないと、日本の食材の3割が廃棄されている。。。こんなバカなことばっかりやってたら、バチが当たるで・・・。昔、言われたやろ。食べ物を粗末にしたら、目ぇ、潰れるって。。。。昔の人が言わはった言葉は、やっぱり重いわ・・・。

 

 この前、近所の小料理屋さんに、何かの帰りにヨメサンと、ちょっと一杯ひっかけに行ったのやけれど、その時のこと。そこは、そんなに小綺麗な店やないのやけど、いわいる赤提灯やね。。。でも、いろいろな食材が、ちゃんと寿司やによくある曲面のカウンター前のショーケースの中に無造作に並んで入っていて、おいしそうな物がそろっておる。。。たくさんのメニューは無いのやけれど、無理して無駄になるものは仕入れていない・・・。そんな感じかね。。。つまり、エコなんやね・・・。

 

 その時、焼酎のお湯割りを頼んだんやね。。。そしたら、その店の女の人は、少し高くなったカウンターの上に少し大きい目のお湯割りグラスを置いて、客の目の前で、焼酎を、グラスに注ぎ出したんやね。。。この時、私は、アッ・・・って心の中で言ってしまった。。。客の目の前で、ちゃんと、こんだけ焼酎を入れていますよ・・・と、見せることは、実は、とても大事なことなんやね。。。でも、居酒屋さんで焼酎のお湯割りを頼んでも、店の奥でちゃんと作ってきてから、客に出す店がほとんどやろう。。。そしたら、どれだけ焼酎が入っているかが判らないやんか。。。

 

 日本人は、店を信用しきっているのやけれど、外国人は、食事をした後に、お金を払う時に、必ず食い入るようにビルを見ているやんか。。。つまり、店の子のやっていることを、鵜呑みにしない・・・。これを実践しているんや。。。ところが、ほとんどの日本人は、厳しいことを言うと、店に嫌がられることを恐れてか、言いたいことも言わない。。。。何か不具合があっても、黙って、店を出て、そんな店は、二度と行かない。。。そんなところがある。

 

 でも、向こうは違うのやね。。。ちゃんと、店を鍛えて、よくして行こうという前向きさ・・・がある。だから、お店の方も少しだけ、真剣みが高くなる。。。そんなところがあると思うんや。。。これと、同じで、日本人は、どうしてもフルサービスを何にでも求めすぎる。。。それも、人任せで。。。スーパーの売り場には、商品が山積みになってないと、物が売れないし、肉や魚だって、何でもたくさん並んでないと、品揃えの悪い店・・・という烙印を押されてしまう。。。

 

 こんな社会にしてしもたら、世の中は大手のスーパーや百貨店しか生き残れないような社会になってしまうやんか。。。ほんまに、そんな社会を望んでいるのやろうか。。。ちょっと立ち止まって考えてみる時代になってきているのやないかね。。。。私の家の近くにはまだ少しやけど、八百屋さんやら魚屋さん、お肉屋さんなどのお店が生き残っている。車に乗れないお年寄りやら、もう何十年もお付き合いのあるお年寄りたちは、近くに24時間営業の便利な中規模スーパーが出来ても、けっしてそこへは行かない。

 

 なんで、新しいスーパーに行かへんの?と聞くと、そんなことしたら、小さいお店屋さんが潰れてしまうやんか。。。と、言わはる。。。若い者から見たら、何でも揃っていて、一度で買い物が済むスーパーでの買い物が当たり前に便利・・・と感じるのだが、お年寄りからしたら、いつもの八百屋で、いつもの大根を少々高くても買うし、いつものオバチャンから買ってあげることで守れる人間関係の方が大事・・・という考え方もある。。。だから、今、生き残っているところは、不思議と潰れないんやね。。。少し縮小はしたはるけど、ご近所さんは、あんまり、浮気しないからね。。。

 

 私は、商売のやり方云々では、新しいスーパーの方が格段に勝っているのは間違いないとは思うのだが、どんどん規模を大きくすると、たくさん仕入れる代わりに、たくさんの廃棄も覚悟しなけりゃあかん。自然と、無理して客に買わせないといけなくなり、いろいろな問題点も出てくるのやね。。。吉兆の先代さんが言われた、頃合いの規模の経営の中には、いろいろな面に目が届き、自分の身の程を知ってやる商売のサイズが、ほんとうは、一番、安心で安全な食品を食べられることになる・・・という、現実を物語っているような気がしてならへんのやけれどね。。。

 

ここに、今の日本人が忘れている何かが無いやろうか。。。どこの町にもある超大型スーパーだけが、小売業を握ってしまうことになると、そこには、奢りが生まれ、何か問題が起こると、日本全国に影響が一気に拡がってしまうというリスクもある。。。小さいお店も、共存共栄できる世界が、大きなリスクをヘッジすることになると、私は思うのやね。。。。

 

12/20(木) 長崎のスポーツクラブで起こった銃の乱射事件。。。どうやら、犯人は、スポーツインストラクターの先生が好きやったようで、他の男と歩いているのを見たり、ストーカーまがいのことをしていたようなことが、判ってきた。それにしても、高校時代の友人達10人にメールで、呼びつけて、殺人ショーを、みんなに見せようとしていた・・・という異常性。。。死ぬつもりであって、その道連れにするつもり・・・の人が、厳重に防弾チョッキを着て、迷彩服を着て、バッチリ決めて現場に行っている・・・。自分の晴れ舞台のつもりなのか。。。それとも、昔に虐められていた事への復讐のつもりなのか。。。死人に口なし。。。真相は闇の中へ消えていったままや。。。

 

 死ぬのは勝手やろうけど、最後に人を巻き添えにしたろう・・・という感覚。。。これは、少しだけだが、判らないでもない。。。きっと、一人で死ぬのが怖かったのやろう・・・という友人の言葉は、この犯人の性格をよく知っている人だけに、真相に一番近い気がするね。。。

 

 まぁ、それにしても、日本は、どんな人でも、申請して認められたら、ずっと、銃を持ててしまうのかね。。。太閤秀吉がやった刀狩りやないけど、繁華街にある銃砲店が、まるで普通の商品のように銃や弾を売っている事が、世界一厳しいと言われている日本の現実と、何か矛盾しているような気がしてならないのやね。。。

 

 いろいろな事に、熱中していて、人より少し異常なほどのコダワリを持つ人をマニアと呼ぶが、例えば、軍隊やら、武器などに、異常に興味を示す人がいたら、申請さえして、身辺調査されて、身内にも問題が無かったとしたら、必要もないのに、銃の保持が認められてしまうのは、何か、法整備に抜け穴のようなものがないのかね。。。猪や熊を撃つ漁師の人や、農作物を荒らす有害動物の駆除、バイアスロンや、クレー射撃の選手、自衛隊と警察官ぐらいに限定されるべきなんやね。。。

 

 ところが、今の銃器の許可証を持っている人は、けっこう、趣味で銃を持ちたい・・・と思っている人が多いのやないかね。。。私は、基本的に、銃器がないと、生活に支障のある人以外の許可は、許可を全面的に取り消して、銃と実弾を取り上げる・・・という、平成の銃狩りをやるべきやと思うのやね。。。一人で2丁も3丁も持っている人も同じや。一人一丁しか認めないとか、そういう規制も必要やと思うのやね。。。

 

 現在の銃砲店の店頭では、モデルガンやら、空気銃やら、軍隊の服やら、アーミーグッズやら、何でも撲っているんか。。。もちろん、許可証のある人しか、本物は売れないやろうけど。。。これも規制の対象にすべきやね。。。銃の保有許可証のある人しか入店を認めない・・・とかね。。。

 

 今回の事件の犯人も、病院の職員などを経て、故郷に帰って、仕事もせずに、ぶらぶらしとったヤツなんやろ。。。ちょっとおかしな人で、夜中の2時、3時に猟銃を持ってうろうろしていて、便所を貸してくれ・・・といくら言われても、そんなの怖くてドアを開けたくは無いわなぁ。。。近所の人も、こんな危ない人が、何で、銃の保持を許可されているのか・・・と、駐在さんに、訴えたのに、警察は何もしてないのが、遠因になっとるのやね。。。キチガイに刃物。。。こんな危ないオモチャを、こんな、変なヤツに持たせたらあかんわなぁ。。。

 

それでなくても、日本には暴力団が海外から密輸した拳銃が大量に出回っているという現実がある。その数、30万丁なんて言われている。。。いくら取り締まっても、どこからかヤーサンは銃を調達して来よるから、いたちごっこは続くのやけど、ヤー公ではない人らは、もっと厳格に取り締まれるやろう。。。やれることを、ちゃんとする。必要なら、銃規制のための法的なものを整備する。。。今、やるべきことを、せえへんのは、行政の責任やと思うけどなぁ。。。

 

12/21(金) スポーツにおいて、審判というものは、常に中立、公平を求められるというのは、当然と言えば、当然である。しかしながら、ホームタウンデシジョンという言葉が有る通り、サッカーの試合などで、少し地元に身びいきの判定があるのは、よく聞く話である。2002年のワールドカップの時に、地元韓国が大躍進したのも、12人目の選手として、審判が地元韓国びいきの判定をしたから・・・というお話は有名である。

 

 また野球のワールドベースボールクラシックスの時も、やけに米国びいきの判定ばかりする審判がいて、けっこう、批判されていた。野球のアウトセーフのジャッジやら、サッカーで審判がファールを取るか取らないか・・・これだけで、フリーキックが与えられたりして、点数に大きな影響があるからね。。。つまり、スポーツで、審判を味方に付けたら、こんな強い物はないからね。。。。

 

 さて、ハンドボールという競技がある。手でプレーする小振りのサッカーのような競技なのだが、なかなか競技人口が増えず、日本ではマイナーなスポーツの一つである。でも、立派なオリンピック種目で、もちろん、アジア予選もあり、その結果、五輪出場権を得たのが、アジア予選1位のクウェート、二位の韓国が世界最終予選に出場、三位の日本が出場権を逃した。。。という結果に終わっていた。ところが、先頃、この五輪予選のやり直しを国際ハンドボール連盟は決定したのだという。。。

 

 この前代未聞の再戦決定は、何故決定されたのか。。。それは、あまりにも自国に有利すぎる判定をする審判にあったというのである・・・。聞けば、このえこひいき判定をする審判は「中東の笛」と呼ばれているらしく、中東諸国の国と他の地域の国が対戦すると、あからさまに中東地域寄りの審判をするのやて。。。何故、こんなことが起こったのかと言うと、アジアハンドボール連盟というのが、クゥエートを始めとする中東の王族がスポンサーになっていて、この連盟の組織やら、会長やら職員、審判員などの全ての実権を握っているのだという。。。それも、もうこんな状態が10年以上も続いているのだというのである。。。酷い話やね。。。

 

 確かに、ハンドボールはマイナースポーツやから、試合をしても入場料収入やテレビの中継料なんて全く入らない。。。バレーボールの試合がアイドルのショーとセットで、チケットを売るのとは偉い違いや。。。そんなところに、石油の高騰で、超裕福な国の王様がカネを出す。そら、その人らの言うことを聞く人ばっかりになるわなぁ。。。まして、中東の国やろ。。。

 

 ただ、可哀想なのは、日本や韓国の選手たちや。。。少しからだが触れただけで、ファール。文句を言ったら、即、イエローカード。ボールを競り合ったら、全部相手ボールになる。相手が形勢不利と見るや、何でもフリースローで向こうに得点させる。。。こんなことやってたら、いくらなんでもスポーツやない。。。やってられるかぃ・・・・。結果として、日本もクウェートにほんの僅差で敗れたのだが、審判の助けがなかったら、ゼツタイに日本が勝っている・・・。見ていた人、全部がそう思っていたのやろうね。。。

 

 お隣の韓国のゲームもこれと似たようなゲームやったらしく、あまりにもクウェートびいきの笛を吹かれたものやから、日本と合同で、国際ハンドボール連盟に提訴していたんやて。。。今回、それが認められた形になった。。。頼むから、今度は、第三国の中立公正な審判のもとで、思いっきり、やらせてあげたいもんやね。。。

 

 スポーツにおいて、審判というものは絶対・・・である。どんなスポーツでも、審判の下した判定に抗議することは、普通、許されないし、その前提でゲーム自身が成り立っている。だから、我々日本人で、スポーツをやってきた人は、どんなひどい審判の判定でも、文句を言うな。。。その審判の下でも、勝てるように努力しなさい・・・と教えられて来たんや。。。

 

 ただ、その代わり、審判という役まわりの人間には、極めて高い知識と、経験、そして、公正で公平な人間性や、優れた人格が要求されるものやと思うんや。。。つまり、誰が見ても素晴らしい審判である・・・と100人が100人、そう思う人でないと、審判をやったらあかん・・と、思うんやね。。。選手側の問題よりも、今回は、審判側の問題や。。。その競技団体で、どれだけ良い審判を養成できるかどうか。。。これの方が、今の問題なんやろうね。。。

 

もうすぐ、ラグビーのシーズンや。。。寒空の中、一人だけ色の違うジャージを着て、颯爽とグランドを駆けめぐるラグビーの審判・・・。そこには、ラグビーのスポーツとしての尊厳と、審判の個人としての威厳と、スポーツの持つ、フェアーな気持ちからくる清々しさがある。他のスポーツも、見習って欲しいものやね。。。

 

12/22(土) 地球温暖化をどのように阻止するか。。。難しいテーマやけど、何とか、みんなで、やらなあかんことや・・・。ただ、いろいろな経済的な発展段階にある、それぞれの国には、別々のお国事情が有って、一律的にそれを成し遂げるのは、容易なことやないのやね。。。

 

 大多数の後進国と、ほんの一握りの先進国。そして、これからどんどん発展して行こうとしている途上国・・・。いろいろな利害が絡まり合って、世界的な合意を得ようとする努力が続けられていることは、大変意味のある事である。

 

 先進国は、自分たちが今まで散々CO2をまき散らして来て、そのうえに、今の自分たちの繁栄がある・・・というのを自覚せなあかん。途上国からしたら、これから豊かになろうとしているのに、、いろいろな規制を被せられたらたまらない・・・。そんな、いろいろな事情が各国にはあるからね。。。そんなバラバラの意見を集約するのは並大抵のことやない。。。

 

 たまたま、京都で世界変動なんちゃら枠組み条約機構(COP3)の会議が行われた時に、議定書という、一定の合意文書が出来たため、これを京都議定書として、世界中の国ほとんどのがこれに従う・・・というルールが出来た。京都の名前がこんなのに、使われて光栄やね。。。

 

 ただ、その中味に、今の経済原則から見たら、ん?・・・というのが有るやんか。。。例えば、CO2の排出権という権利。。。文字通り、二酸化炭素を排出出来る権利・・・という概念なんやけど、これを売買出来るのが、私には少し気にくわない。。。今より何%、削減出来るか・・・という問題なのに、実現不可能な数値目標を決めておいて、その達成出来ない部分を未開の後進国から買う・・・なんてことを許したら、結果として、どう、総量が抑えられることになるか・・・これが、大疑問やからね。。。

 

 先日も元東欧の国と日本が二酸化炭素排出権の初の取引で合意した。。。というニュースが出ていたが、この取引で、日本はこの国から、CO2排出権という目に見えない物を買うのらしいが、この排出権に何百億もの血税を支出すること・・・この事への国民のコンセンサスが本当に得られているのか???全く疑問だからである。。。

 

 だって、そうやろ。ええかっこして、カネだけを払っても、何が変わるねん。。。普通の貿易ルールからしたら、日本は何も変わらず、二酸化炭素を出し続けるために、田舎の外国にカネをばらまくだけ。。。これで、何が地球のためになっているのや???ただの、環境オタクのマスタベーションのために、無い無いといっている予算を借金までしてやる必要が、今の日本にほんとうにあるのか・・・。私にはあまりにも、現実社会とは浮き世離れしていて、わけがわからないのやね。。。みんなもそうやろ?

 

 米国が、このルールに入らないのは、結果として、後進国にカネを吸い取られるだけ・・・というこのルールの矛盾があるからに他ならないのやね。。。誰だって、これ以上、地球全体の気温が上昇して、異常気象が起こったり、南極の氷が溶けていることは、やばい・・・と、思っている。だから、何らかの手だてをしないといけない・・・・と言うことは判っている。でも、二酸化炭素排出権という概念は、後進国に働かなくても金が入ってくる・・・というバカな勘違いを覚えさせて、一部の先進国に、全世界が物乞いをするような社会を作ってしまう危険が有るのやね。。。

 

 CO2の排出を何とか抑えなくてはならない・・・。その方法論が、実は間違っている可能性があるのやね。。。。地球温暖化の問題は、本当はテクノロジーの変化で克服すべき問題で、先進国から後進国への「施し」で解決すべき問題やない・・・ということなんやね。。。

 

 カネさえ出せば、どんどん排気ガスを出してかまわない・・・という発想では、地球温暖化は抑えることは出来ないし、何より、今、実際に、たくさんの二酸化炭素を排出している国たちが、実数として、排出量を減らす努力をやらない限り、改善はされないものなんやね。。。。

 

究極の温暖化防止策は、実は、人口抑制やし、石油の枯渇が、世界中に別のクリーンエネルギーへの環境革命を起こさせることになるのやないかね。。。水で走る車や、熱を加えなくても良い効率的な加工技術なんかが、このあたりの鍵になる。。。今、タバコを吸っている人が肩身の狭い思いをしているように、今に、まだそんなことして、火を燃やしているのか・・・という風に、火を燃やさなくても良いような技術が、当たり前の世界になる。その未来を先取り出来た国が、世界のイニシアチィブを取れる。。。そんな時代が来るのやないかね。。。

 

先日、政府は今まで売っていた白熱電球を製造中止にして、蛍光灯型の省エネ電球に変えていく方針を出した。。。省エネ製品やないと、認められない・・・という取り組みやけど、こんなのが政府のやることかね。。。まぁ、地道な一歩やろうけど、おかげで1個100円で売っていた電球は淘汰され、1個1200円もする蛍光灯電球を買わなければならなくなるのは国民の方や。。。あんまり、国民にツケを回してもらうだけ・・・っちゅうのも、反発が出るで。。。

 

12/23(日) 担当大臣まで置いて、やっているのに、独法改革は、遅々として進まないね。。。政治家は国民の言うことを聞くのか、役人たちのいうことを聞くのか・・・どうも、役人達の代弁者ばかりのような大臣やら、閣僚になっとったんじゃ、何にも進まないやんか。。。ホンマ、先送りばっかりや。。。

 

 薬害裁判では、政治決断をしたのに、なんで、独立行政法人を原則無くする改革には政治的決断をやらないのか。。。政治が官僚たちを抑えている・・・というのが、まさしく建て前だけで、現実的には、日本の官僚組織が、好き放題なことをやっておって、その官僚達から支援された政治家が大臣になっておる・・・という情けなさ。。。シビリアンコントロールどころか、役人達の操り人形の大臣ばっかりやんか。。。情けない。。。

 

もし、福田のオッサンが、本当に改革をやる気が無いのやったら、今度の選挙も民主になる・・・そんな気がするけどなぁ。。。自民党の中に、全くと言って良いほど、危機感がない。。。お気楽にUFO論議とか、埋蔵金騒動とか、言っている場合なのかね。。。支持率なんか、どんどん無くなるで。。。福田はん。。。

 

12/24(祝) 内閣支持率低下に、さすがに負けたのか、福田氏が、議員立法という手で、フィブリノゲンでの肝炎薬害被害者の一律救済の決断をした。もともと、この薬害は、もう国が救済するしか、手がないところにまでなっているのだが、私は、以前にも述べた通り、どうも、この件には、ちょっと、合点がいかんのや。。。。

 

 というのも、患者1人あたり1000万とか1400万とかいう莫大な支援金もさることながら、国に責任のない部分まで、税金で被害者救済をする点なんや。。。私は、この事件の一番の加害者は、製薬会社であり、この薬を認可した薬事審議会であると思っておるんや。。。

 

 言わば、毒をばらまいたのやから、毒を拡げてしまったヤツらが、クビをくくってでもお詫びするのが筋やろう。。。それを、国民の税金で仕方なく補うのであるから、それなら、製薬会社と、その薬を認可した奴らが、国民に対して、「お詫び」をするのが筋なのと違うのか?ところが、このお詫びが全くと言っていいほどない。。。私は、厚生省の元担当と、この血液製剤を認可した委員会の全メンバー、それに、製薬会社が、社会的にペナルティを受けるか、莫大な借金を一生負うか、死ぬまで刑務所で働くか。。。その罪を償う必要が、ゼツタイにあると思うのやね。。。

 

 それなのに、薬害原告団は、国に向かって運動している・・・・。国というのは、国民の税金で成り立っているのだから、この人らは、見方を変えれば、我々日本国民全体に、賠償金を払え・・・っていっていることになるやんか。。。

 

 どうせ、国が払うのだから、我々の腹は痛まない・・・と、思ったら、大違い・・・。この金は我々の血税から出ているのやからね。。。私は、国家賠償という、仕組みそのものが、もう、これ以上、拡がることを避けるべきやと思うのやね。。。もっと、言えば、国は、こんな仕事をしてくれるな・・・ってところまで、言いたいんや。。。国民の生命財産を守る?ほんとうに、国が自分たちをちゃんと守ってくれると、信じている人って、意外と少ないのやないかね。。。国民は、製薬会社や医者を信じて薬を処方してもらう。私はそれだけで良いと思うんやね。。。問題のある薬が出回れば、この薬はダメ・・・という結論が、もっと早く出るからね。。。下手に国の認可制度が、錦の御旗、水戸黄門の印籠になってしもていて、これが結果として被害者を増やしてしもた・・・。これが現実やからね。。。国に、要らん仕事をさせた結果がこれや。。。。こんな、仕事、国にやってもらわんでええ。。。

 

 国が、国民個人に賠償する・・・というのは、余程のことやと思うんや。。。だってそうやろ。みんなの払った税金を、ほんの一部の人のためだけに使うことになるのやから、他の人は、どうなるねん。。。ワーキングプアーな人やら、生活保護を受けている人も、ものすごく、お気の毒やで。。。もちろん、薬害で苦しんでいる人も可哀想や。。。その可哀想加減に、どう、差を付けるべきなのか・・・そんな話なんやね。。。

 

 どうも、薬害訴訟をやっている人たちは、プロ市民的な臭いがキツすぎて、見るからに・・・って感じの人が多いやんか。。。市民運動家・・・と言われる人たちは、みんな、共通の臭いがする。。。この人たちは、薬害訴訟がそうさせたのか、それとも、バックにいる弁護団・原告団たちが、いかにも・・・っていう感じの人たちばっかりだったから、そうなってしまったのか判らないけれど、どこからどう見ても、普通の主婦には、見えないんやね。。。弁がバリバリ立つ人ばっかりや。。。

 

 毎日、東京を往復する新幹線代かて、大変やろ。どこかの支援団体が無いと、やっていけない・・・。それも判る。。。でもね。その支援団体っていうのが、かなり政治色の強い人たちの団体で、そんな人たちが募金活動をしたり、寄付活動をしたり、あるいは、一部の正当の政治資金が回っていたり、正当助成金が回っていたりするのやろうね。。。国が相手で、どうしても、政府のイメージを下げたり、自分の党の意志に反する考え方を抑え込もうという活動には、カネを出す意味があるからね。。。

 

 この辺りが、どうも、私の「もやっと」になっているんや。。。

 

普通やったら、福田首相の一大決断に、絶賛のコメントをするやろ。。。それやのに、まだ文句、つけとる。。。素直やないから、少し腹が立つ。。。コメント出すのやったら、お陰様で、みなさんの税金で、助けて貰うことになりました。ほんとうに感謝しています・・・。ぐらい、言うたらどうや。。。それやのに、国の責任を法律に明記させるのが、我々の目標・・・やて。。。。おぃおぃ、つい3日前まで、国による薬害被害者一律救済が目標・・・って言っていたやんか。。。目標が達成出来たら次かいなぁ。。。イデオロギーごっこに、付き合わせられるのは、御免やで。。。ほんまに。。。

 

12/25(火) それにしても、雪が降らないね。。。やっぱり、温暖化は進んでいるのやろうか。。。

 

 そう言えば、今日はクリスマス。今年も、我が家の周りには、4軒だけやけど、クリスマスイルミネーションで盛り上がっている。一軒がやると、少しだけ対抗して、もっと派手にやる。。。気がついたら、周りはクリスマスのデコレーションだらけ。。。電気代の請求書に怯えるシーズンになる。。。

 

ちょっと、仕事が続いていて、短稿ですみません。落ち着いたらまた書きますね。。。

 

12/26(水) 関東の方で、少年サッカーの選手達を乗せたマイクロバスから子供が高速道路に落ちて、その子を後続のトラックが轢いて、その子は死んでしまった・・・。この事故で、このマイクロバスを運転していた人と、後続のトラックの運転手が逮捕された・・・。業務上過失致死罪やて。。。。

 

 私は、このマイクロバスの運転をしてはった人が気の毒でしゃぁないんやね。。。このマイクロを運転してたのは、このサッカーチームのコーチの人や。。。つまり、ボランティアの人。。。プロの運転手やない。。。。間の悪い事に、このチームはサッカーの試合のために遠征に出かけていた。。。普段なら、扉の開閉は、運転席からしか、操作出来ない「自動モード」やったんやけど、たまたまこの時は、このマイクロバスで着替えをしなければならなかって、ドアモードを「手動」にしていたんやて。。。

 

 この手動モードやったレバーを子供が開けてしもた。。。それも、高速を運転中に・・・。悪いことは重なる物やね。。。

 

 この事故の誰が悪い・・・というのを考えたら、一番悪いのは、ふざけてか、ドアの開閉レバーを操作しよった子供や・・・直接的にはね。。。そして、安全のためにレバーを自動モードに戻さなかった人にも、過失は有る・・・。何せ、子供をたくさん、乗せるのやからね。。。注意義務はある。。。子供以外に、このマイクロに誰か大人は乗ってなかったのかね。。。その人にも子供を監視する義務は有ったと思うで。。。。

 

それに、もっと、気の毒なのは、このマイクロバスの直後を走っていたトラックの運ちゃんや。。。高速で前の車から、いきなり子供が落ちて来る・・・なんて、誰が予想出来るか?全くの不可抗力でしか無いと思うで。。。この運ちゃんに轢かれなくても、他の車がかなりの確率でこの子を轢いてしまっていたやろうからね。。。

 

 でも、私が、特に、指摘したいのは、何故、走っている車の扉が、緊急時でもないのに、簡単に開けられる構造になっていた・・・ということなんや。。。普通、車は、走行中に扉が開くような構造にしたらあかんと思うんや。。。つまり、マイクロバスのメーカー側にも、責任があるのやないかと思うのやね。。。。そんな、絶対に扉が開いたらあかん場面で、開いたのやから。。。。

 

 以前、私がグアムで、レンタカーを借りた時に、向こうの車を見て、びっくりした。三菱のミラージュやったけど、この車、席について扉を閉めると、自動的にシートベルトが、電動で動いてきて、カチッと絞められるのやね。。。この状態でないと、エンジンもかからないんや。。。それに、時速20qぐらいに加速したら、自動的に、全てのドアがロックされて、中から簡単に開けられない状態になるんやね。。。アメリカの厳しい法令には、対応しているのに、何故、日本では、これをやらないのか。。。日本の自動車メーカーなのにね。。。。。

 

 向こうで、自動車を運転していて、後部座席で、子供が飛び跳ねてたりしてごらん。。。パトカーが飛んできて、すぐに捕まる。。。。チャイルドシートが無かったら、子供を車に乗せることすら出来ないぐらい、向こうは厳しいからね。。。

 

 日米の差は、交通安全に対する意識の差・・・そのものなんや。。。日本人のバス旅行は、誰もシートベルトなんかしてないやろ。でもね。もし、このバスが事故に遭って、バス会社が損害賠償責任を負うとするやろ・・・・。バス会社のシートベルトをしてください・・・という注意が有ったにも関わらず、乗客が言うことを聞かないで、ベルトをしなかった場合、このバス会社は、乗客の怪我や死亡への保障をしなくてよいぐらい、厳しいものなんやで。。。つまり、そんだけ、日本人の安全への意識はまだまだ低い・・・ということなんや。。。走行中の観光バスの中を歩き回るなんて、安全意識の高い国やったら、考えられへんことやで。。。

 

私は、日本でも、タクシーでも、シートベルトがあたりまえ。。。もうすぐそんな時代になると思うで。。。アルコールが検知されたらエンジンを掛けられない車まで出て来ているのやから、そうなって当然や。。。まだまだ、日本人の感覚は、やっぱり、アジア。。。欧米から比べたら、まだまだ安全に対する意識が低すぎる・・・。日本がアジアの中で唯一の先進国・・・なんて、胸を張っていられるのも今のうちかもね。。。

 

このサッカー少年の死が無駄にならないように、日本人みんなが、もっともっと、安全意識を高めていく必要があるのやないかね。。。

 

12/27(木) 今日の日経を見てびっくりした人も多いやろうね。。。日本のGDP(国民総生産)が何と、世界18位まで、大暴落していた。。。為替の関係で円が弱くなっていたから、有る程度は覚悟していたものの、世界2位だった日本が18位。。。この言葉の響きに、ここまで来たか。。。という驚きがあった。。。

 

 今まで日本は、何やかんやと言っても、まだまだ経済が拡大する・・・という神話があったと思うのやね。。。そりゃ、1990年のバブルの崩壊以来、失われた10年・・・とか、平成大不況・・・とか有ったけど、まだ何とか日本は持ち直す・・・と、日本人はみんな信じていた。。。ところが、現実的に、日本という国の通信簿に近いのようなものを、目の前に出されて、そのあまりの成績の悪さに愕然とする。。。そんな感じかね。。。

 

 私は、日本という国が、グローバル化する時に、そのあまりにアホな経済政策の無策や無知のために、欧米列強たちに、ええように、弄ばれた結果やなかったのか。。。そんな気がしてならないのやね。。。日本政府に突きつけられてきた諸外国からの圧力。。。なんで、そんなことを言われなければならないねん。。。って、言うことばっかりやったやんか。。。

 

 日本人は、朝から晩までよく働いていたし、会社のためなら、少々、個人を犠牲にしてでも働く・・・。会社は社員を家族のように扱い、大事にし、社員が、一旦その職に就くと、一生、面倒を見てもらえる・・・。だから、会社をみんな大事にするし、会社のためなら・・・と、少々無理をしても頑張る・・・。諸外国は、これが一番、怖かったのやないかね。。。がむしゃらに立ち向かって来る奴って、その実力以上のパフォーマンスを発揮することって、多いやないですか。それに、近いものが有ったと思うのやね。。。欧米諸国には、真似の出来ない事やった。。。

 

 だから、そんな日本の勢いを何とか止めたかった。。。それが奴らの本音やったんやないかね。。。だから、日本人は働き過ぎだ・・・。エコノミックアニマルや。。土曜日を休みにせよ。もっと人間らしい生活をせよ。。それがグローバルスタンダードや。。。とか何とか言って、まんまと、日本人を懐柔するのに成功した。。。そんな気がするのや。。。

 

 また、日本人の国民性まで変えてしもた・・・という部分がある・・・。和を持ってと尊しとする国民性を、欧米流の個人主義を日本にも持ち込んで、これが、世界標準だ。日本もこれに従えって。。。言ってきた。。。政治も、日本は日本独自の政策で、国が日本の企業を守っていく姿勢を取ってきた。国際価格より高い製品やサービスしか作れない分野では、国外からの投資や、製品には政府はガードの意味での関税など、いろいろな諸策を採ってきたはずや。。。ところが、これも、アメリカさんの要求を受け入れてしもて、ドンドン自由化してしもた。その結果、どうなったか。。。

 

 せっかく多くの資産を持っていた日本企業は、外資に狙われて、どんどん、株を買い占められて、のっとられてしまう。挙げ句の果てに、資産を処分させられて、その利益を高額の株主への配当に払わされて、企業価値が落ちたら、また他のファンドに投げ売り。。。これでは、日本社会にせっかく根付いていた良い風土は台無しになり、殺伐とした人間関係しか残らんわなぁ。。。会社より家庭が大事・・・という個人の価値観まで変えてしまいよった。。。これで、果たして良かったのかねぇ・・・。日本は。。。おかげで、欧米各国にとってもとても恐ろしかった日本企業は、極東の片田舎にあるただの、どこにでもある会社に、成り下がった。。。

 

 また、質素倹約が美徳であった日本人を、浪費癖、借金をしてまで物を買う・・・バカな欧米人の真似をさせるような施策を日本政府に採らせて来た。。。これって、どうやんにゃね。。。世界一の個人貯蓄を誇っていた日本人は、いつの間にか、金が無くて、借金を出来ないようなヤツにまで、ドンドンカネを貸す・・・。そんなバカな事がまかり通っている。。。これって、今のサブプライムローンの問題と同じなんやね。。。

 

まだまだ、世界は白人中心で回っておる。日本や中国の台頭は黄色人種がイニシアティブを獲ることになるので、相当の抵抗感があると思うんや。つまり、これからしばらくの間は、文明同士が衝突する時代になる。日本は、よっぽどしっかりせんと、うかうかしてたら、美味しいところを全部持って行かれるような、「ええ人」で終わってしまうようになるのやないか・・・という不安がつきまとう。。。もっと、日本人もしたたかにならんとあかんのと違うかね。。。

 

12/28(金) 今年もあと少し。今日が御用納め・・・っていう人も多いやろう。私しゃ、明日まで仕事やけれどね。。。

 

 今年の年末年始は、上の娘が元旦だけ休みって言うから、ヨメさんがおせち料理を持っていってやる・・・と言っているので、それに付き合わせられることになりそうである。兵庫県の西部の方まで、車で行くのやけど、雪が無ければええけどね。。。

 

 それにしても、元旦も休まず営業・・・っていうところ、増えたね。。。特に流通系。スーパーで働く人は大変や。。。正月休みも無い。。。ただ、コンビニやらはずっと開いているから、昔ほど、食料品を年末にまとめ買いしなければならない人は格段に減ったのやないかね。。。お腹が減ったら、何でも買える。。。年末から3が日、ずっとお餅とおせち料理・・・なんていう事も無くなったのは、有り難いけれどね。。。

 

 盆と正月ぐらい、休んでもええのにね。。。日本中が。。。不自由を愉しむぐらいの感覚が有った方が、年末の買い物はついついたくさん買い込むから、売上が上がるのやないかね。。。

 

 そういえば、小泉改革以降ぐらいかね。。。こうなったの。。。競争が激しくなって、サービスが良くなった・・・という、消費者にとっては有り難い部分と、お正月休みも無し・・・という不幸な人たちを競争のために増やしてしもた。。。そんな部分は無いかね。。。

 

 競争万能主義は、確かに、効率的で、いろんな無駄が淘汰されたり、という、良い部分は有るのだが、逆に、昔からの伝統やら、日本人が大事にしていたシンパシィの部分にまで、踏み込んでしまったところがあるのは、残念な事やね。。。どんな人も、お正月とお盆ぐらいは、自分の故郷やら、家庭で、厳かな気分で迎えたい。。。そんなムードを無くしてしまったのやからね。。。

 

 このことは、年々、エスカレートしてきて、ここ数年、特に、正月らしくない正月・・・やら、大晦日らしくない大晦日になってきてしまっているのやないかね。。。それは、やっぱり、こんな世間の世相がさせている・・・。そんな気がしてならんのや。。。年の瀬はやっぱり、お店なんかは早じまいして、家族で年越し蕎麦食べて、こたつに入って紅白歌合戦でも見て。。。。12時になったら、除夜の鐘。。。正月になったら、家族揃って、おめでとさん。お雑煮とお屠蘇をいただいて、年賀状を見たり、家族だんらん。。。毎年のことやけど、大事な事なのやないかね。。。

 

 ところが、ダンナは出勤、ヨメさんも正月は人出不足やから、パートに出てくれって言われて、断れない。。。大忙しでクタクタになる。。。こんな人が多いのやないかね。。。みんな、お店が競うように営業するからや。。。これが日本中でこうなるから、正月気分もどんどん薄れて行く。。。こんな日本に誰がしたんやろうね。。。

 

 私は、世の中の、競争原理っていうのが、日本人の大事な風習の部分まで、浸食してしまいよって、大事なお正月のその、家庭、家庭での儀式のようなものが、おざなりにされてしまっていること・・・。これは、実に不幸なことやと思うんやね。。。日本の伝統より、金儲けの方が大事。。。その価値観の差が、情けないやんか。。。

 

 お正月に出勤した人は、代わりに少し遅れて、お休みはもらえるのやろう。。。でも、それではあかんのやね。。。世の中、全部がお正月の時にしか、味わえない雰囲気もあるし、その時にしか逢えない友もいるやんか。。。企業側からしたら、同じ休みの日を与えているから、問題はないのだろうけど、そんな問題やないのやね。。。日本中が休み・・・というルールなんやから、みんなが休みにしたらええのとちがうのか。抜け駆けして営業したら、そら儲かるし、他が休んでいるから、客も寄るやろ。でも、それって、最も、日本社会が嫌ってきた事なんと違ったのやろうか。。。

 

正月ぐらいは、日本人全員が休む。。。そんな日であっても、ええのと違うやろうか。。。不便かも知れないけど、多分、その方がええ・・・。私はそう思うで。。。

 

12/29(土) 昨日、パキスタンの元首相のブットさんが暗殺された。。。イスラム社会の中でも、比較的安定していたパキスタンも、これで、一気に政情不安が拡がるのやないかね。。。ムシャラフ大統領も、軍事政権でありながら、比較的親米的なところで、安定していた向きがあったのやけれど、事実上、殺された人のお父ちゃんも首相やった。。。お父さんも処刑されて、元首相の娘さんが英国からこの10月に恩赦で帰国したばかり。。。帰国してわずか2ヶ月の出来事やった。。。

 

 東南アジアでも、やや中東寄りに位置するパキスタンの地勢的な位置は、微妙である。アメリカでの同時多発テロ、9.11でも、有名になったイスラム過激派、アルカイーダと、双璧を成すタリバーンの潜伏国と言われているからね。。。軍事的にも、インドと国境を接するこの国は、インドと、昔から、とても仲が悪い・・・。インドが核兵器を開発したら、自国も負けじと、核保有国になる。。。そんなお国柄やからね。。。何かと、インドに対して対抗心を持っている。。。何か、日本に対して、異常な心情を持つ、韓国に、少し似ているところがあるね。。。

 

 中東の国々の、ご多分に漏れず、この国にも、いろいろな部族が支配する地域がある。その部族同士が、お互いに牽制し合って、生活しているのやね。。。この状況は、日本の戦国時代の状況に近い。隣の部族が攻めてきたり、攻め返したり・・・。つまり、この国をまとめようとすると、力のある部族が国軍を掌握して、他の部族の活動を抑え込む・・・。どうしても、こういう、構造になるのやね。。。だから、軍事政権は、いつまでたっても、民主化出来ひん。。。

 

 それは、国民の政治的な意識が高くなって、もう部族同士の諍いは止めようという機運が盛り上がらないといけないからね。。。そのためには、どうしたらええか。。。やっぱり、平和が続いて、国民所得が上がり、生活が安定的に豊かになるのが、一番の近道なんや。。。ただ、そのレベルに、この国が達するまでには、まだまだ時間がかかる。。。そんな国なんである。。。

 

 近世のいろいろな国が近代化してゆく課程を見ていると、だいたい、パターン化された流れがあるのが興味深い。。。多くの場合、経済的に発展したところから、早く、政治的な安定が出来る。。。もともと、第二次世界大戦の時に、日本が、日本流の統治政策を採っていた地域は、今、実は、爆発的に発展している。私は、別に、当時の日本政府の八紘一宇とか、大東亜共栄圏を肯定したり、日本は良いこともやった・・・と、賞賛するつもりは、無いけれど、結果として、日本が統治し、各地に作った学校が、その国に取ったら、初めての文明的な教育やったんやろうね。。。

 

 日本は、統治した国に日本流の教育制度を広めた・・・という意味では、画期的な貢献をした。。。その結果、教育された人たちは、その国を発展させた。。。それは、言えるやろうね。。。そして、そのために、国内紛争は激減した。。。それは、正しかったと思うんや。。。

 

 つまり、教育が進んだ国は、経済的にも発展し、政治的にも安定する。。。そういうことが、言えるのやね。。。だから、教育は大事なんやね。。。言ってみれば、その国に、種をまくようなものやからね。。。その種が芽を出し、花を咲かせ、実を実らせる。。。国の繁栄というものは、こんな植物に例えると、判りやすい。。。

 

パキスタンという国は、まだ、この種まきという課程にさえも達してない。。。まだ、畑を耕す前の段階や。。。米国の関与のやり方に、つべこべ言うつもりはないけど、こんなやり方では、何の進展もないと思うのは私だけやないやろうね。。。米軍の軍隊がバーッと、行って長い間、駐留して、うまいこといったのは、日本ぐらいやないか。。。もっと別の、本当にその国の為になるようなやり方が有るのやないかね。。。ひょっとしたら、日本は、教育とか、このような分野で、何か、世界から、感謝されるようなことが、出来るような気がしてならないのやけれどね。。。

 

12/30(日) どうも、今年の年末年始は、大寒波がやってきて、えらいことになりそうな予感。。。大雪の正月になるかも。。。

 

 さて、先週、聞き捨てならないニュースが新聞に載っていた・・・。日本政府が、KEDO(朝鮮半島エネルギー開発機構)へのJBIC(国際協力銀行)からの焦げ付いていた融資448億円に対して、5年がかりで、事実上、肩代わりをする・・・と表明したんだそうである。アホちゃうか。。。あの国が、まともにカネを返すつもりなんか無いやろうから、事実上、くれてやるカネや。。。人のええにも、ほどがあるわ。。。

 

 日本政府は1999年4月に、KEDOが北朝鮮に供与する軽水炉型の原子力発電所2基の建設資金として1165億円(10億ドル)を上限に、JBICがKEDOに融資することを閣議決定していた。この融資分は、北朝鮮がKEDOを通じて返済するのやけど、もし、北朝鮮が返済しない時は、日本政府が損失を補てんするとしていたんやて・・・。それ以降、北朝鮮の核兵器保有宣言などを受け、06年5月に軽水炉建設事業の廃止が決まり、448億円が焦げ付いていた・・・。

 

 それにしても、日本は、ほんま、甘ちゃんやね。。。いくら前に約束していた・・・って言うたって、相手が核爆弾を開発しよって、ミサイルをパンパン発射しとるのに、何で国民の税金から、こんな国への援助のお金を支出せなあかんねん。。。敵に塩を送る・・・という言葉はあるけど、それは、武士道の話。。。こんな、相手に、何で、血税で、カネを出してやらなあかんねん。。。神経を疑うわ。。。

 

 こういう決定って、誰が、どんな権限でやっているのかね。。。そいつを吊し上げにしたりたい・・・そんな気分やで。。。人の国の国民をさらっておいて、返さないような国が、次に、何をやってくるかも判らない。。。そんな北朝鮮の発電所建設のための費用のツケを何で日本が払ってやらんとあかんのかね。。。そもそも、このKEDOって、北朝鮮が核開発をやらない見返りに、経済支援、エネルギー支援の一環として、計画された話やんか。。。向こうが、核保有宣言をやりよった段階で、そんな金は、もうびた一文出せへん・・・て、何で断らへんのかね。。。

 

 KEDO自身は、韓国に有って、そこが中心になって、いろいろと、やっとったと思うのやけれど、もともと、同じ朝鮮民族や。。。日本にカネ出してもうて、韓国がええかっこするだけの仕組み。。。こんなのに、関わってたらあかんわなぁ・・・。。。本当に北朝鮮が改心して、近隣諸国と仲良くやっていこうと、決めて、平和友好条約を締結してからなら、まだ話は分かるけど、それまで、日本の経済制裁は続いているのやら、こんな意味のわからんカネは出させたら絶対にあかんと思うで。。。

 

 福田首相は、どちらかと言えば、親中国、親韓国的な人やけど、言うべき事はハッキリ言う・・・とは、言っている。でもね。その反面、裏で、こんな死に銭、払わされてたら、タダのお人好しやんか。。。海底ガス田の話かて、中国とまともにやり合う気なんか無い。。。何でも先送りと、ごまかしで、何とかかんとか、のらりくらり外交ばかり・・・。相手は、キッチリと物を言ってこないから、組み易し・・・と、思っておるやろうね。。。なめられまくっとる。。。。ドラえもんに出てくるのび太くんに、そっくり・・・って、言って、バカにされとるのも判らないのかね。。。

 

外交は、あくまで押したり、引いたり・・・や。ただ、いつも、いい人ぶってばっかりでもあかん。たまにはビシッと、言わないとね。。。無理に喧嘩する必要は無いけど、あまりにも理不尽な要求には、日本はNOと言う・・・という癖をつけておかんとあかん。これ、大事な事やで。。。

 

12/31(月) どうも、今の世の中、暗いねぇ。。。勢いというか、明るさとか、国民が笑顔になれる話題の少ないこと。。。大阪の知事選で橋下候補が「子供が笑う」というテーマを出していたれど、この人なりに、考えはったテーマなんやろうね。。。私は、悪うは無いと思うで。。。

 

 今の世の中、「子供」は、大事にされ過ぎて、窮屈な育てられ方をされとる・・・。塾通いの小学生、たち、深夜にコンビニで買い食いする子、盛り場でうろうろする子、その顔、見てみ。。。笑っておるような子は、まぁ、いいひんわ。。。

 

 いろんな意味で、子供が笑うような社会にしていこうや・・・というのは、「笑い」というキーワードでは、大阪らしいし、教育問題も絡めている点で、判りやすいキーワードなんやないかね。。。

 

 大阪と言えば、大阪市長選でMBSの元アナウンサーさんが当選しはって、ぼちぼち市長の仕事を始めているが、ぜんぜん勉強不足で、議会と対決・・・ばっかりやのに、なかなか市長の仕事が出来て無いのやて。。。宮崎の東国原さんが、今年は、なかなかよくやっていて、好評なのは、うまく、マスコミを使って、何でも公表して、市民・県民に、わかりやすい政治活動をしている・・・。これが、ええお手本になるのやないかね。。。

 

 政治の素人が市長や知事になったら、いろいろな問題が起こる・・・。ど素人が、何を言っておるねん・・・と、古株の議員たちや、役所のどっぷりと、既存体質に慣らされたヤツらが、抵抗勢力で待ち受けておる。。。そんな奴らと対決しなあかんのやから大変やね・・・。

 

 ただ、素人の首長さんというのは、素人だけに、抵抗勢力たちの事は何も知らないのが強みといえば、強みになる。。。でもね、素人首長さんは、選挙民から信任されてやっとる・・・ということ、これを忘れてもうたら困る。。。つまり、他の議員らとか、職員たちよりは、上に立ってもらわんとあかん・・・ということなんや。それがルールなのやからね。。。文句あるなら、解散するぞ・・・という強い権限を持っているのやからね。。。つまり、首長の方が上の権限を持っている・・・ここのとこ、大事なポイントや。。。

 

 トップと言ったら、周りが敵ばっかりで、孤立無援・・・・。というイメージにしてしもたらあかん。行政というのは、トップだけが、一人でいくら頑張っていても出来るものやないからね。。。いろんな人を身方に付けていかなあかん。。。つまり、敵を作らない人や、人をぐいぐい引っ張って行ける人・・・こんな人がリーダーには相応しいことになる。。。

 

 今ほど、みんなの税金の使い途、つまり、政治や行政が注目されている時は、無いと思う。それだけ、今まで無駄が多くて、しょうもないものにばっかり、要らんカネを使ってきた・・・。そういうことなんやろうね。。。来年は、もっと税金の使い方に大きな関心が集まる・・・。そんな予感がする。。。役人たちの無駄な仕事をやめさせて、しょうもないカネを、絶対に、使わせないようにする。。。そんな政治に、どんどん変えていかんと、日本はもう、どうしようもないところまで来ているような気がするんやね。。。もう、好き放題、役人達にやらせていた時代は終わった・・・って、いつか、笑って、言いたいね。。。

 

 いつも、このページをご覧いただきまして有難うございます。来年が、皆様方にとって、より良き年でありますように。。。それでは、良いお年を!  栗塚

 

 

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