日常のページ

 

2/1(金) それにしても、またまたガソリンが上がって来そうな予感。。。暫定税率も、なんだか、また10年も延長されそうだし、我々国民はどうしたらええのかね。。。私は、ガソリンや軽油などの燃料が、ここまで上がってきたら、もうコストの中に含めて考えるのは無理やと思うのやね。。。

 

 海外旅行の時に、請求される、燃料サーチャージってあるやろ。あれって、言ってみれば、外税みたいな感覚やんか。。。私は、前にも書いたけど、ガソリンなどの石油製品も、あれをやるべきやと思うのやね。。。そうやないと、国民全部が、本当の意味での、痛みを分からないと思うのや。。。

 

 京都の経済界の偉いさんが、自民党のつなぎ法案に理解・・・なんて、言っているけど、こんな人たちは、実は、何にも揮発油税を払ってないのやね。。。下請けの運送会社を泣かせて、そこが支払っているのからね。。。燃料が上がったから、何とか、運賃上げて欲しい・・と頼みに言ったら、上げるのやったら、他の会社に換えるぞ・・・でおしまいやからね。。。

 

 小泉改革で、どこの馬の骨か判らない人でも、運送業を営むための免許がどんどん取れてしまうようになったから、トラツクの会社は爆発的に増えた。。。過当競争になるから、当然、運賃の叩き合いになる。。。こうなったら、ドンドン運転手さんの給料も質も下がる。。。タクシーと同じ現象が起きてしまうのやね。。。

 

 結局、まともに法律守ってちゃんとした運送をしているところが、潰れて、自分一人か二人でトラック転がしている小さな運送会社ばっかりになる。。。そんなところは、長距離でも、無理な注文でも何でも受けるから、寝ないで無茶な運行をするから、事故が増える。。。悪循環やね。。。

 

 石油製品を直接扱うところとか、燃料をまき散らしているようなものである運輸関係とかは、ガソリンや軽油などの特別に上がった分だけ、別に請求するようにしたらどうやね。。。。そしたら、いかに、ガソリンのリッター25円の上乗せが、無茶苦茶重い税金である・・・とういうのが、判るのやね。。。燃費1リッターあたり10qの車が荷物や人を運ぶとするやろ。つまり、これだけで、150円も要るのや。。。そのうち、50円近くは税金やで。。。これ、高いと思わないか?

 

 1日に200q走る車を仕事に使っていたとしたら、20リットル・・・これに150円掛けたら、3000円。つまり、この人は1日に、1000円ほども余分に税金を払っていることになるんや。。。毎日1000円やで。。。月に30000円。。。これを転嫁してもらうんや。。。ほなら、これは消費税どころやないで。。。150円のうちの50円やから、30%やんか。。。消費税30%と同じぐらいバカ高い税金やということを思い知らせてやらなあかんと思うのやね。。。

 

 つまり、25円下げる・・・というのは、150円を125円にするっちゅうことなんやから、税率からしたら30%を15%にせよ・・・と言っているのと、同じ事なんやね。。。いかに、この法律が、暴利を貪る悪税か・・・というのが判るはずや。。。つまり、いかに、この税金が、文句の出にくいところから、こっそりと集めてきた税金であるか・・・というのも、判るのやね。。。弱い者イジメの税制・・・と呼ばれるのはこういうことなんや。。。

 

 例えば、石油以外の基幹素材とか食料とかに、重い税金を掛けたらどうなるか。。。小麦とか、米とか、大豆、野菜、サラダオイル、鉄、紙とかに、1sあたり25円、取る・・・なんて、言ってみ。。。暴動が起こるやろうね。。。そしたら何で、石油だけこんなに高い税金が許されるのかね。。。私は、これは、国のピンハネ商売以外の何者でもないと思っているのやね。。。

 

 目的税というものは、その使命が終わったり、集める必要性が薄れた時には、当然、廃止すべきもんや。。。もう、かつての高度成長期のように、公共事業にたくさんのお金を投入し続けなければいけない時代やないやろう。。教育や医療、年金なんかに、これからはお金がかかってくる時代や。。。そのためのお金を、自動車を使っている人たちだけに負担させるのは、全く筋が通らない事や。。。

 

国が集める金は出来るだけ減らして、本当に必要な費用だけ、地方政府が集める・・・。こんな日本にしていかんと、あかんのとちがうかね。。。

 

2/2(土) それにしても、びっくりしたね。。。中国製の餃子から、農薬やて。。。よくよく考えてみたら、食品偽装では、誰一人、お腹が痛くなったとか、嘔吐、下痢をしたとかは、無かったやんか。。。でも、中国製の食品の場合は、実際の健康被害が出てくる。。。これには、根深い問題があるのやろう。。。

 

 今回の問題になった河北省の食品会社は、JTとか加ト吉とか、味の素なんかに、冷凍食品の製造委託を受けて、作っておった、れっきとした現地の食品工場や。。。つまり、街の不衛生な食堂とか、ええかげんな衛生管理しか出来てないようなところと、違うはずなんやね。。。テレビで見てても、立派な大きな食品工場や。。。そんなところで作った製品でさえ、こんなのやから、後は、推して計るべし。。。。ということなんや。。。

 

 私は、この問題は、多分、言っちゃ悪いが、国民の民度の差やと思うのやね。。。まず基本的な教育がされてない人ばかりが、人さまの口に入るものを作っている・・・という、危うい現状がある。。。この人たちの衛生管理とか、残留農薬に対する知識とか、工場内で使う殺虫剤やら、ネズミを殺すための薬などの危険性を、どれだけの人たちが認識しているか・・・ということなんやね。。。

 

 実にええかげんな、ことをやっているのが、テレビの映像なんかを見ていたら明らかになっておる。。。大量に農薬を使って、元気に大きく育てた農産物を、これまた、高濃度の洗剤液に浸けて、洗い、まだ泡が付いたままなのに、包丁でもうカットしている・・・。この人たちの常識は、世界の非常識なのだが、これが、危険なことだという認識というか、知識というのが、この人たちには、全くない。。。これが大問題なのやね。。。

 

 去年、危険な中国製品を閉め出す、チャイナフリーがアメリカで流行ったのだが、まさしく、これは、人が多すぎる中国最大の弱点で、何はともかく、何でも大量に処理するものやから、基本的な安全に対する意識とか、どうせ。我々の口に入るモノではない・・・という安易な考え方が、この職員さんたちの間に有るのやろうね。。。

 

 もし、この製品が日本人向けであることを、認識していて、これに危ないと判っている農薬を仕込もうとしたのなら、大変、怖い事やね。。。中国がもし、日本人憎し・・・の反日教育ばかりやっていると、こんな可能性も、心配しないといけなくなる。。。昔、日本向けのキムチに、ペッと、唾を吐く日本人嫌いの韓国人・・・の話題が、問題になっていたが、今度のことが、そうでないとは、誰も言えないやろうからね。。。

 

 こうなってくると、何を信用して、何を疑うか。。。生き残るためには、しっかり、自己防衛して、食べるものを選択しなくちゃいけなくなる。。。先進国では、万が一のことがあったら、大きな社会的な制裁を受けることになる・・・という裏返しがあるから、有る程度の食の安全は守られている・・・という感覚が有るのだが、中国のような途上国では、どうしても、このあたりの感覚が曖昧になる。。。

 

 だから、見映えさえ良くて、少しでも、高く売れるものなら、少々危ない橋を渡っても、農産物を売ってしまったら終わり。。。あとは、知るものか。。。という感覚が中国の人の心の中にあるのやろうね。。。もし、これを食べてお腹がいたくなっても、そんなものを騙されて買った方が悪い。。。残念ながら、この国の中には、この程度の認識しか無いのやね。。。

 

 そんな国が五輪なんて開けるのか。。。誰でも不安に思うから、日本で合宿して直前まで北京に入らないスポーツ選手たちが多いのやて。。。無理もないわ。。。下手に毒のあるものでも食べさせられたらたまらない・・・と、食材を日本から持ち込む計画を立てているスポーツ関係者もいるそうや。。。ほんま、ご苦労さんなこっちゃ。。。

 

 これから、世界中で、チャイナバッシングの嵐が起きる。でもね、この国の人は、こんなの、屁とも思って無い。。。それは、何と言っても15億を超えると言われている人間の数の多さや。。。つまり、この圧倒的な数の前では、何を言っても無駄なんやね。。。なんせ、地球上の人間の4人に一人は中国人なんやから。。。この人たちの存在が、この地球上から消えることはない。。。。それどころか、ますます、アメーバのように、どんどんと、存在感を大きくしていくはずや。。。今に、中国の常識が世界の常識になってしまう。。。

 

 私は、そんなことにならないようにだけ、密かに願っているんやけどね。。。

 

2/3(日) 私は、基本的に、人材派遣会社というものには否定的な方である。大嫌いなんである。。。なぜなら、所詮、人を派遣して、自分は何もせず、その頭をはねるだけの、ピンハネ業だからである。つまり、この雇用形態の一番アカンところは、社員一人一人が、責任を持った、仕事が出来ない恐れがあるからなのである。

 

 社会保険庁が、この人材派遣会社から派遣された中国人に、大事な個人データの情報を入力させていて、このデータが、実は間違いだらけ・・・だったというのが、判ったんやて。。。この人たちに罪はないのやけど、その程度しか、日本語の能力の無い人たちに、そんな難しい仕事をさせていたヤツらの責任は重いと思うのやね。。。

 

 この人材派遣という仕事は、何も、昨日今日、始まった仕事ではなかった。昔から、工事現場とか、港湾労働・オキナカシとかの比較的、日雇い的な要素の強い職業で、親方が、その日に必要な頭数を集めて、現場に連れて行って仕事をさせる。請負からは、1人1万円もらって、働いた人には9000円を支払う。。。こんな、昔ながらの口入れ業があったんやね。。。。

 

 また、家政婦さんの派遣業である、紹介所とか、家庭教師をお客さんのところに行かす会社なんかも、この派遣業の類やろうね。。。今は、これを、もっとシステマティックにやっているだけ。。。最近では、企業が人件費節約の決め手として、いつでも首が切れて、忙しい時だけ、来て貰える雇用形態として、人気がある。。。

 

 ところが、この人たちが社会に占める割合が、今の世の中で、あまりにも、多く成りすぎて来ると、いろいろな意味で、社会的問題が起きて来るんやね。。。。。少数の正社員が、たくさんの非正規雇用社員を使う・・・という形態の会社では、確かに、人件費は抑えられるけど、いくら働いても年収が200万円を超えないような、そんな人たちを、恐ろしい勢いで増やしてしまうことになる。。。

 

 200万円と言えば、ボーナス無しとして、月に18万ほどや。。。家賃や食費を払えば、一人ぐらいやったら、生きていけるレベルかも知れないけど、結婚したり、まして、子供を産んだりして、まともな生活が出来るようなレベルではない。。。だから、結婚出来ないし、子供も生めない。。。そんな、社会現象まで起きてしまっているのやね。。。これをこれ以上拡げさせたら、近い将来、日本人が半分になってしまうかも知れないからや。。。。

 

 私は、この、企業に取ってだけ、大変都合の良いこの雇用形態を、もうこれ以上拡げさせるのは、反対や。。。それは、あまりにも雇用者側が有利で、働いている人が不利な関係が、ずっと続くことを意味するのやからね。。。気に入らなければ、明日から来なくても良い・・・では、まともな仕事をする意識も薄れる。どこにでも、その人の代わりをすぐに見つけられる世界・・・というのは、有る意味、ちゃんとした仕事をするためには、必要不可欠な信頼関係というものを、蔑(ないがし)ろにしていくものやからね。。。

 

 日本では、企業が、人一人を雇うと、その企業は生涯にわたって、約2億もの賃金を支払う事になる。これを、安いと見るか、高いと見るかや。。。2億の賃金を貰おうと思ったら、逆に会社に10倍の20億の利益をもたらさないと、ソロバンが合わなくなる。つまり、100人従業員のいる企業は、40年働くとして、1年に50億は儲けなあかんことになる。。。こんだけ儲けられる会社は、なかなか少ないで。。。

 

 だけど、人を雇うリスクは、企業も負わないと、社会的に不公平だし、厚生年金掛金の半分を企業が負担している現状も、何か、少し極端に高いようにも思うんやね。。。だから、あまりにも非正規社員と正社員の間にある格差を、もっともっと、正社員に近づける方向に、これからは、持っていかないと、あかんと思うんや。。。

 

企業は、人を雇うという、大きなリスクを持って、ビジネスを進めるべきであると思うし、そうでないと、多くの日本人が持っている感覚である、会社は社員たちのためにある・・・という愛社的な感性に、応えていく事が出来なくなると思うのやね。。。何やかんや言っても、日本人は、「企業は人なり」と、いう感覚をまだ大事にしている。。。

 

この感覚が全く無くなってしまった時、日本という国は、終わってしまうと思うのやね。。。

 

2/4(月) 大阪府の橋下知事が当選して、府の借金である府債の発行を止めさせる・・・と、公約していた。ところが、この府債の中には、国から地方交付税でその返済を助けているものが、含まれているとして、少し、トーンダウンして、これだけは、認めるかも。。。と発言。。。こうして、府の職員たちは、新知事をどんどん懐柔して行くのやろうね。。。負けたらあかんで。。。

 

 そら、古手の府の職員たちからしたら、僅か38歳の何も知らない新知事なんて、何を言っても、所詮、ど素人・・・。一から説明をしたげないといけない、厄介な存在やんか。。。だけども、府民の請託を受けて、知事になった人やから、ええかげん・・・には出来ない。。。

 

 自民党の大阪府の府議たちもそうや。。。今までの自分たちのやり方を、何とか通させようと、必死になって来よる。。。無駄遣いがばれないようにオブーラートに包んでね。。。

 

 つまり、新知事の周りには、何も変えたくはない抵抗勢力ばっかりなんや。。。そこで何が出来るか。。。普通で行けば何も出来ないのやけど、やっぱり、ここは、宮崎の東国原知事のやり方を、少しは、真似すべきやろうね。。。自分一人、しゃかりきになっても、たくさんの大阪府の膿は、なかなか見つけられないからね。。。そこは、マスコミなんかをうまいこと使って、いろいろな府のやっている仕事をどんどん情報公開をさせるのやね。。。今まで、こそこそと、上手いことやっとったことが、何でも取材で見え見えになるから、悪いことが出来なくなるのやね。。。これしかないで・・・。

 

 元MBSアナウンサーの市長のオッチャンも、大阪市役所内で、孤軍奮闘しておるやろうけど、あんまり、目立った動きは出てきて無いから、何とか、橋下さんはやってほしいね。。。大阪みたいな、役人天国の極地のようなところの改革がうまいこと行ったら、他に与える影響は大きいからね。。。

 

 一つ、利権を持っておるヤツらの、イジメ方を、教えてあげよか。。。それは、予算の中に、人件費を入れさせるのを基本的に全面禁止にするんや。。。出向団体への支出も含めてね。。。人件費は、何と言っても、一番の支出やからね。。。この人に関わる費用のハンドリングを府からしっかり、離させないんや。。。。これは、困りよるヤツらが多いで。。。

 

それと、補助金とか、助成金の類を、一切禁止にして、完全単年度制にして、2年連続は、全く認めないようなルールを作ってしまうのや。。。これだけで、かなりの予算が出てくる。。。つまり、今まで各部局、それぞれに持っていたサイフを、全部1つにまとめさせるのやね。。。これをやらんと、何が無駄で、何が必要かが、全く見えないようになっとるんやね。。。今の予算の建て方・・・っちゅうもんは。。。

 

 つまり、例年、積み上げて来た予算というのは、役人達が、毎年、知恵を絞りに絞って、どうしたら、小うるさい議会や、オンブズマンたちにばれないように、金を自分たちに都合の良い形で使っていけるか・・・これを形にしたものや。。。そこには、いろいろな地雷のような仕掛けや、ブラックボックスのようなものがあって、これを外すと、大変なことになりますよ・・と、脅しの材料が、たくさん、仕掛けてある。。。

 

 つまり、毎年、使われるのが当たり前、というか、前例になっていて、それをアテにして口を開けておる有象無象な奴らが、行政の周りには、ウヨウヨとおるのやね。。。例えば、地域の自治会長とか、連合会長とか言われている人たち・・・。この人たちは地域の代表なんだけど、ここに、たくさんのお金がばらまかれている。その金は、地域のイベントをやったり、選挙のお手伝いをやってもらったり、ボランティア活動をやってもらったりするためのお金なんやけど、一部は、飲み食い代にも使われている。それが、毎年、ごっつい額で、税金から出ているもんやから、大変や。。。

 

 他にも、前年やったから、今年もやらないといけないモノ・・・。これがものすごく多い。。。つまり、これら、みんなが、固定費として、府や市の財政を、食い潰す一番の温床になってしもているのやね。。。止める勇気がないと、これらの聖域になかなかたどり着けないから大変や。。。

 

その点、今度の大阪府の予算を暫定的に3ヶ月しか組まさない・・・という先制パンチは、正解やね。。。その間に、作戦が練れる。。。大阪府が、やったら出来るやん。。。という風に言われるように、頑張ってや、橋下さん。。。

 

京都も29歳の若い市長候補が立候補しておるみたいやし、ちょっとは、みんなが元気になれるような、明るい兆しが関西にも見えてきたような気もするね。。。

 

2/5(火) 毒ぎょうざ事件は、日本中のスーパーやら、多くの冷凍食料品を扱うメーカーや、お弁当業者なんかを、巻き込んで、えらい問題になっておる。。。日本人は、ペリーが浦賀沖に黒船に乗ってやってきたとき、蜂の巣を突いたように、大騒ぎしたけど、まさしく、毒ぎょうざ事件は、これに優るとも劣らないほどの大騒動になってきた。。。

 

 これは、いかに、日本が、人を信じて疑わない・・・と言う国か・・・ということを、表しているのやね。。。食べるものの安全というのは、実は、とても危うい綱渡りの上で成り立っている・・・ということを、今回の事件は、教えてくれたと思うんや。。。

 

 つまり、今回の犯人のようなヤツは、水源地に毒を入れたり、今回のように大量生産される食品などに、少しの危ない細工をするだけで、何億人もの人に、恐怖を与えることが出来るのやね。。。これは、本人が意識しているか、していないか判らないのだが、一種のテロ行為であるとさえ、思うのやね。。。無差別殺人も出来るわけやから。。。

 

 ポイントは、今回のことが、一部の新聞が報道したように、旧正月の時に焚いたバルサンのような害虫駆除の薬のせいなのか、それとも何者かが意図的にやったことなのか・・・。ここなんやね。。。故意か過失か。。。どっちにしても、物騒なことやで。。。

 

 恐らく、北京五輪を控えている中国は、今回の事件で、何人かの人間を、懲罰的に、逮捕して、すぐに死刑にして、事件の幕引きを計りたいところやろう。。。人の命が安い国やからね。。。でもね。。。やっぱり、というか、中国という国の、食料品を扱うメーカーの、衛生観念のレベルの低さを、今回は実感した。。。というのも、私の感想や。。。ゴム手袋も付けず、素手で鶏肉に串差し作業をやっている写真とか見たら、いったい、日本のメーカーは、何を指導しているのや。。。と、思うのやね。。もちろん、こっちが、何度言っても聞かないのやろうけど・・・。

 

 そりゃ、確かに加熱処理をするから、少々は大丈夫なのかもは知れないけど、食べる方の身になってみ。。。この人、トイレで、ちゃんと手を洗っているやろうなぁ・・・なんて、疑いたくもなるやんか。。。

 

 日本で消費される食材の4割近くは中国から来ている・・・とかいう、恐ろしいデータもある。。。どこかの政治家が言っていたけど、これは、食料の安全保障上、あんまり好ましくは無いのやね。。。こと、食料とか、資源とかは、金を出す方より、商品を売る方が、実はずっと、強い場合が多いからね。。。いやなら、他に売る・・・でしまいやから。。。だから、何とか、日本は、食糧自給率を上げて、外国からの輸入にあんまり頼らなくても自活できるようにしておきたいところや。。。

 

 私は、前から思っているのやけれど、日本で農業会社というのは、なかなか風土的に育たないものなのかね。。。毎年たくさん余ってしまう米に、バカほど補助金を出して、作らないように、頼むよりは、空いている耕作地を農業会社にレンタルして、そこが、大麦小麦大豆トウモロコシなどの基幹穀物を機械化した大規模生産で、国内自給率を政策的に上げたらええのに・・・と、思うんや・・・。

 

 日本のような狭い耕地で、チマチマと作物を作っていたら、確かに効率は悪いし、大規模化もなかなか難しいのだが、そこは、蛇の道は蛇。。。小さくても効率よく生産性を高められる方法も、何か、有ると思うんや。。。何とか、食料の国内自給率を半分以上に上げておかないと、これからは、食料争奪戦争になるのは、目に見えているやんか。。。50年後の日本のために、今から始めないと、間に合わないと思うのや。。。

 

 水と安全だけはタダ・・・だった日本は、これからは、高いコストを払ってでも、守っていかなければならない国になっていく。。。全量検査なんてとても出来ないし、水際でのサンプリングチェックなどで、食の安全を守るのは、並大抵のことではないけれど、何らかの世界的なルールをこさえて、中国にそれを徹底して守らせるようにしなければ、中国にも明日は無いで。。。

 

 私は、日本でも、中国でも、そうやけど、全ての食品メーカーは、毎日生産する食品を、必ず、それを作った社員たちや、食品メーカーの社員さんたちが、必ず、昼食の社員食堂などで食べなければならない・・・というのを法律で義務化したらどうやと思うんやね。。。他人様に食べ物を売るのに、それを作った人たちが食べないようでは、そんなものを信用して食べるわけにはいけないからね。。。

 

つまり、それを作る人、売る人が、お毒味してもらうんや。。。身体を張ってね。。。そうせんと、一度離れた信頼は、なかなか戻って来ないで。。。お毒味法案。。。それこそ、議員立法で早急に作りいや。。。自分のところの商品も食べずに、人さまに売るから、信用されへんのや。。。自分が食べなければならないとなったら、みんな、ちゃんとした安全な食品を作ろうとするやろ。。。そこが狙いや。。。ええ、方法やと思うで。。。

 

2/6(水) この文章が公開される真夜中12時ころには、私は関空からブリスベンに向かう飛行機の中にいます。トラブルがなければね。。。乗り継ぎで午前中には、ハミルトン島というところに午前中には着いて、バギーカーでブイブイと、島内をドライブしているはずです。。。天気が良ければいいけどね・・・。

 

 従って、今日から10日頃までのブログは、書き貯めしたものになりますから、予めご了承下さい。つまり、あんまり、タイムリーな話題は出てきません。ごめんなさい。。。

 

 さて、今日は、私が日頃、疑問に思っていることを書いてみます。それは、在日外国人の人に、日本の選挙権を与えて良いものかどうか・・・です。このことを考えると、いろいろな意味で、迷路に迷い込む事が多いのやけど、その時は、まず、国って何や?というところに戻るべきやと思うのやね。。。

 

 日本という国には、それこそ、いろいろな国からたくさんの人がやってきていて、日本で仕事をしたり、生活をしたり、あるいは、結婚して、子供をもうけたりしているやんか。。。この人たちには、自分や自分の親が生まれた国、つまり、母国があるのやね。。。でも、今の世界では、比較的容易に、その国に移り住む・・・という移住ができる場合が多いのやね。。。特に先進国に住む人は。

 

 年を取って、ハワイやら、スペインに移住したり、老後をインドネシアでのんびりと過ごしたい・・・っていう人も、段階の世代がリタイアピークを迎えている今、けっこう、よく耳にするような話や。。。これって、素晴らしい事なんやね。。。まして、日本は、まだまだ豊かな国や。。。日本で住み続けるよりも、比較的物価の安い発展途上国なんかに行く方がよっぱど、豊かさを実感出来るのやね。。。

 

 そういう人たちは、ハワイならハワイに行って、残りの人生をエンジョイしようとしているのやね。。。でも、その人の肉体はその地に行っている・・・というだけで、日本という国の国籍という、そこに生まれ育った・・・という証しを日本に残しているのや。。。

 

 人が生まれたら、出生届を出して、結婚したら、自分の戸籍というものを、役所に作ってもらう。。。つまり、私という人間は、日本という国に所属している人間ですよ・・・というのを、宣言しにいくようなもんやんにゃね。。。つまり、日本というチームに所属しまっせ。。。という、居場所を決めることになるんや。。。

 

 ところが、籍というものは、自分の意志で変える事が出来る。今まで長い間、日本という国に、所属してましたけど、アメリカに永久移住しますから・・・と、言って、少し大変やけど、永住権が取れれば、アメリカ人になれるんやんか。。。

 

 つまり、国籍というのは、その国を構成するメンバーですよ・・・という大変意味のあるものやと、思うのやね。。。私という個人が日本ではなく、アメリカという国の所属ですよ・・・と宣言することになるのやから。。。

 

 これを、日本に多く住む人たち、在日韓国・朝鮮人の人たちに置き換えて見たらどうやろう。。。日本には、太平洋戦争の時やら、朝鮮戦争の時やらのゴタゴタで、多くの韓国・朝鮮の人が、国を捨てて逃げてきて、そのまま住み着いている。その中には、少ないけれど、無理矢理、日本に連れてこられた人もいるやろう。まぁ、ほとんどの人は、経済難民的に、自分の意志で日本に来た人やろうけど。。。

 

 その人たちは、昔は、日本人やった人たちなんや。満州・朝鮮半島は、日本やったんやから。。。つまり、その人たちは、もともと朝鮮人だったのが、戦争の時は日本人になり、終戦となった後は、また朝鮮人・韓国人に戻ったんやね。。。さぁ、戦争も終わったから、みなさん母国に帰りなさい・・・って、帰国事業というのを、国を挙げてやって、タダで帰国出来るサービスをしていたのやけれど、それでも返らなかった人が今の在日韓国朝鮮の人たちなんや。。。

 

 多分、もう、向こうに、返って日本にいる時以上の生活が出来るような基盤が無い人たちやら、日本にいた・・・というだけで、向こうで差別されたり、朝鮮半島にも、身分の差別があって、たまたま日本に来た人たちは、冷遇されていた人たちがおおかった・・・というのもあったのやろう。。。。。せっかく日本でまともな生活基盤が出来ていた人たちは、日本でこれからも生きていく・・・という選択をしたんや。。。

 

 ただ、在日の人たちは、3世4世5世の時代になっても、なかなか、日本人となる・・・という選択をしてこなかったんやね。。。日本がけっこう厳格に日本国籍を取るのに、ハードルを上げていた・・・というのもある。ヤクザものや、犯罪歴のあるような人に、簡単に日本人になってもらいたくない・・・というのもあったからね。。。実際、社会の底辺やった在日の人たちの中には、反社会的な事をやる人も多かったからね。。。

 

 それでも、1年間に1万人・・・最近は2万人近くの人が、日本人として国籍を取得している。。。少しは緩和されたというのと、在日韓国朝鮮の人たちの生活程度が昔と比べたら、格段に上がってきた・・というのも、ある。。。まともにたくさん働けば、日本人より良い生活は出来るし、頑張れば頑張るだけ、日本では豊かになれる・・・。そんな時代になってきたからね。。。

 

 今の日本には、実は40万人もの在日韓国朝鮮の人が住んでいる。この他に、かつて、韓国朝鮮籍やった帰化人・・・と呼ばれる人たちが、50万人以上・・・足したら何と90万人かいなぁ・・。こんなたくさんいはるのやね。。。

 

 公明党やら、民主党やらは、この人たちの票が喉から手が出るほど欲しい・・・。でも日本国籍を持ってない人には、当然、選挙権がない。。。だから、帰化してない人たちにも、選挙権を与えて、在日の代表を選べるようにしたいんやそうや。。。でもね。私は、これは、問題があると思うんやね。。。日本の国の法律を作る人たちを、外国の人に選ばせてどうする。。。。と、思うんや。。。当たり前やろ。。。

 

 自分は日本人になりました・・・と宣言した人なら、まだしも、他の国の国籍のままの人に、なんで、代表を選ばせる権利を与えてしまうねん。。。ということなんや。。。京都でも南区東九条とか、大阪やったら、平野区とか鶴橋のあたりって、たくさんの韓国朝鮮籍の人たちが住むところやんか。。。ここでは、テストの名前をハングルで書いたり・・・っていうのも、あるそうやから驚きや。。。日本の公立小学校なのにね。。。

 

 つまり、韓国朝鮮の人たちは、この半世紀、日本に住み続けながらも、日本と同化したくない・・・独自の自分たちの文化を、誇りを持って守りたかったのやろうね。。。だから、日本人になることを、拒み続けて、何とか朝鮮人であることのもアイデンティティを守り続けたかったのやろう。。。ほな、日本人は帰れ。。。って言い続けてたけど、居座った。。。こんな混乱の半世紀が在日問題にはある。。。

 

 逆に、在日であるがゆえの特権っていうのも、ある。つまり、在日韓国朝鮮人の人たちは、特別在留許可・・・というのを与えてもらっていて、日本に住む外国人の人たちから見たら、特別に優遇されている立場を与えられているのやね。。。

 

 先日、鳩山のお兄ちゃんの方が、何を思ったのか、在日の人たちが必ず携帯しなければいけない、外国人登録証を廃止したいと言い出した。。。私にはこの人の考えている意図は分からないのだが。。。日本に住む外国人の犯罪が特別に多いから、日本の法務省は、外国人の人の指紋を10本とも採取してきた。アメリカも、入国の際に、当然のように10本とも指紋を採りよる。。。

 

 ところが、日本は、民団と総連の圧力に屈して、指紋採取を取りやめたんやね。。。なんでこんなことをしたんやろう。。韓国朝鮮人の犯罪は当時からまだまだ桁違いに多かったのに。。。人を泥棒呼ばわりする・・・失礼だというのはあるけど、何も悪いことをしないのだったら、指紋なんて、いくら取られても平気だと思うのにね。。。それを嫌がる・・・というのは、何か悪いことをしようと思っているからやないか・・・と、逆に勘ぐりたくなるやんか。。。

 

 長くなりそうなので、続きは明日に続きます。。。

 

2/7(木) 今日は天気が良ければ、ホワイトヘブンビーチという、世界一真っ白なまさに、天国のような砂浜のある島で、遊んでます。。。ええやろぅ。。。と、自慢話をしときます。。。

 

 さて、昨日の続き。。。日本の諺に、庇を貸して、母屋を取られる。。。というのがある。家の前の屋根の下のちょっとしたスペースを他人に貸してしまったがために、家全部を知らない間にその人に取られてしまうことになる。。。という、戒めのための諺なんやけど、まさに、在日問題・・・というのは、この歴史なんやね。。。

 

 戦後、日本は、敗戦のどさくさで、今まで日本人に差別されていた朝鮮人の人たちは、駅前の一等地を、焼け野原になったのをええことに、不法占拠してしまいよったんや。。。そこには、闇市が立って、非正規に流通する物資が売られていた。いくら警察が取り締まっても、朝鮮人の人たちは、そんなのの言う事を聞くような人たちやない。。。徒党を組んで、我々は、戦争に勝った側の人間や・・と、無理難題をふっかけたり、集団で愚連隊を組んで、押しかけたり、やり放題なことをやっておったんやね。。。

 

 最初は、その駅前の一等地を、もともと持っていた人たちは、その人たちに仕方なく、土地を安く貸していたんやけど、知らないうちに、住み着いて、居座ってしまいよって、返せと言っても、返しよらん。。。しまいには、家賃も払わんようになりよる。。。それで、結局は安い値段でその土地をみすみすも譲らないと、いけないようにしてしまいよった。。。だから、今でも、駅前のええところは、パチンコ屋が多い。。。パチンコは、朝鮮人の人が経営している場合が多いからね。。。

 

 こうして、力を付けてきた朝鮮・韓国の人たちは、いろいろな利権も伸ばして来たんやね。。。ヤクザものが仕切るような興業関係やらは、その典型や。。テキ屋と呼ばれる人たちは、夏まつりなんかで出る屋台の権利を持っていて、それを仕切ったりして、金を取る。旅芸人なんかの公演やら、いなか相撲、珍しい見せ物小屋、なんかで、キップを売ったりして、稼ぐ。もともと、実力勝負の世界なんかでは、朝鮮人や韓国人でも、大きな金がかせげた。。。力道山やら、巨人の張本選手なんか、有名やね。。芸能人やら、プロ野球選手なんかにも在日朝鮮韓国の人は、けっこういる。。。矢沢のエーちゃんとか和田アキ子なんかは有名かね。。。

 

 こうして、いろいろな人たちが力を付けて来ると、いろいろな分野で、在日韓国朝鮮人の人たちが、ぐっと力を持って、金も持つようになってきたんやね。。。マスコミ、電通などの広告代理店なんかにも、在日の人がどんどん入って来た。。。。韓流ブームなんかも、こんな人たちが演出していた・・・という部分もあったんや。。。。

 

ここまでなってくると、いろいろなところで、利害関係がぶつかってくるんや。。。なぜ、韓国朝鮮の人たちには、脱税をやっていても、捜査が入らないのか。。。まともな人がもちろんほとんどなんやけど、在日であることを笠に着て、借金を返そうとしなかったり、踏み倒して平気にしているような困った人。。。文句を言いに行くと、ガラの無茶苦茶悪いチンピラが凄んでくる。。。ほんま、どうしようもない人は、とことん、どうしようもない。。。

 

 つまり、日本社会の和が、守れないような人たちが、残念ながら居るのやね。。。だから、朝鮮の人は・・・って言われるのや。。。まぁ、そんな人も多かったのやけど、韓国朝鮮の人たちも、4世5世になってきたら、日本生まれで日本育ちは当たり前。生活水準も悪くない。民族学校にも通わないから、ハングルが読めない在日の人も多い。。。当然の流れやね。。。

 

 ここので、日本人なのに、何故か、国籍は韓国・朝鮮。。。こんなの・・・意味あるのか。。。と、感じる人も多いと思う。。。私は、こんな若い在日の人たちに言いたいんや。。。あんたらのお父さん、お祖父さんの時代は、確かに、日本でも、朝鮮・韓国人に対する差別偏見が確かに、色濃くあった。いや、今でも、結婚とか就職・・めとか、人生の節目節目には、まだまだあるやろう。。。でもね。もう、あなた方は、韓国朝鮮に戻って何かするつもりで無かったのなら、積極的に日本という国の国籍になったらええと思うのやね。。。

 

 そんなに顔が違うわけやなし。。。日本人となかなか見分けが付き難いというのも、間違いない。。。その上で、自分の生まれ育った国を母国にするという当たり前の選択をしてほしい・・と思うのやね。。。もちろん、何が何でも日本人になれ・・というのやない。日本に住んだまま、韓国籍であったり、朝鮮籍であったり・・・という事が、あまりにも不安定で、日本にとっても、在日社会にとっても、これからは良くない事やと思うのやね。。。

 

 今の在日の人は、この特別な立場を利用して、うまいことしたい。。。っていうてる人が多いと思うんや。。。つまり、在日特権って言うヤツかね。。。だから、帰化もしないし、いつまでも、韓国人・朝鮮人である・・・という文化を守り続けていく。。。なんて言っているんやね。。。これって、日本人の目には、どう映っていると思う。。。多くの日本人は、ここは、日本やで。。。と、反発しているんやで。。。

 

 日本に住むという選択をしながら、外国籍のままでいたい・・・というのは、私には、勝手な考え方やと思うのやね。。。だから、せめて、死ぬまで韓国・朝鮮籍でいたい・・・というのなら、あなたの、子供や孫まで、それを押しつけるのは止めて欲しいんや。。。韓国・朝鮮の人たちだけ、税金を安くしないとあかん・・・とか、特別待遇があるとか、少々悪いことをしても、警察とつながっているから、もみ消してもらえる・・・。とか、そんなセコイ立場を使うのは、もうやめにしてほしいんや。。。

 

 お願いやから。。。

 

2/8(金) 今日は移動日。午後にハミルトン島を離れて、シドニーに行きます。チャイナタウンで泥酔しているかも。。。

 

 さてさて、去年まで、毎日のように話題になっていたのに、今年になって全く話題にならないことって、何〜んだ。答えは北朝鮮。。。あれだけ、毎日のように、騒いでいたマスコミも、パタっと、騒ぎ立てないようになった。。。何でやろうね。。。

 

 金正日が病気で、もう長くない。。。とか、韓国や中国からのお恵みで、何とか食いつなげているから。。。アメリカや日本が、もう攻めては来ない事を、やっと理解出来ただけ。。。というのが、本音かもね。。。かまってほしい子供が、わざと泣いたり、相手にして欲しいから、わざと、ミサイルばんばん発射して、気を引きたかっただけ・・・なのかもね。。。もう、6カ国協議をやろう・・・という話題も出て来ない。。。それどころやないのかもね。。。。

 

 便りがないのは良い便り。。。日本にとって、危ないオモチャを持って、暴れる可能性のある北朝鮮は、実は一番恐ろしい。。なんせ、近過ぎる国やからね。。。無茶なことを仕掛けて来よったら、大けがをするかも知れないのはこっちやからね。。。

 

 現在の日本は、北朝鮮に経済制裁の意味で、一切の船舶の航行を禁止したり、交易も禁止している。これ、以上の何の手も打てない状況や。。。これって、いくら景気が悪くなっても、もともとゼロ金利やったから、利下げなんていう手が取れない日本に何か似ているところがあるやんか。。。マイナス金利なんてないのやから、ゼロが一番低い。。。

 

 福田さんは、北朝鮮のことどう思っているのやろうかね。。。安倍ちゃのやった強硬姿勢の手、そのままやったら、どうしようもない。。。。小泉、安倍政権の時代は、やっぱり、外に敵を求めていて、北朝鮮を常に仮想敵国にして、日本人人質を帰せ・・・って言っていたら、支持率が維持出来ていた。。。これって、ものすごく、クラシックな政策戦術やのに、いつまでも、よく効くのやね。。。外向けには強いイメージが発信できるから、格好の材料なんや。。。

 

 だから、福田さんは、少し、北朝鮮に、餌を撒いて様子を見る戦術を取るのやないかね。。。北朝鮮産のアサリの中国経由での輸入再開を認めるとか、小型の貨物船が中古自転車を積むぐらいは認める・・・とか。。。米1万トンぐらいなら、支援するとか。。。

 

 北朝鮮が、これほどまでに頑なに人質返還に応じないのは、もう、人質を殺してしまったか、あまりにも、政府の要職に就いてしまっているがために、日本に返還させることが出来ないのだろう・・・というのも、憶測として出ている。。。

 

いずれにしても、少し、動きがあってもおかしくは無いところなのにね。。。冬の間は、北朝鮮も無茶苦茶寒いし、雪深い。。。そうか、雪で埋もれて出て来れないんや。。。金正日も寒がりやろうからね。。。ただ、じっと春を待つか。。。

 

2/9(土) 恐らく今頃は、シドニーのフィッシュマーケットあたりで、ロックオイスターを何個もパクついたり、ボイルドプローンやら、サーモンさしみで、一杯やっていると思います。食うて、ばっかりやんか。。。

 

 さて、書き貯めも、そう何日分も出来るものやない。。。ネタが切れたら、出てくるのが、食べ物の話題やね。。。私の行っているオーストラリアという国は、イギリス人が先住民族アボリジアニを追いやって、どんどん入植してきた・・・という歴史がある。だから、何でもイギリスの影響を受けている。車も日本と同じ左側通行、左ハンドルやし、日本人にとって、これは、有り難いというか、外国へ来た気がしないというか。。。まぁ、ちょっとまごつくところなんやね。。。

 

 イギリスといえば、実は、高いだけで、メシが不味い。。。というイメージがあるから不思議や。。。イギリスでイメージするのは、イールパイ。つまり鰻をぶつ切りにしたものを味付けして炊いたものを中に仕込んだパイ。。。なんかが有名かね。。。この鰻を牛肉にしたのがミートパイ。他にもフィッシュアンドチップスと行って、白身魚の唐揚げと、山盛りのフライドポテトが昼食。。。という感じが多いかね。。。

 

 これだけなら、あんまり、ご馳走は期待出来ないのやけれど、オーストラリアは、ちょっと違う。モダンオーストラリア・・・って言って、シーフードや、アンガス牛なんかを使った繊細なフランス料理の盛りを良くしたようなコース料理が、美味しいと話題なんやて。。。他にも、ここは、アジアに近いから、タイやインド、ベトナムやら中華、もちろん和食や、ステーキ、カンガルーやエミュー、羊やワニまで食ってしまう・・・という、何でもござれのお国柄なんやね。。。

 

 こっちの人は、何せ体格も立派やから、食べる量も日本人の1.5倍。。。ドデカイお皿に驚きつつ、胃袋と相談しながら、この6日間がんばらないと。。。

 

 実は、私は、こう見えても、あんまり長い間、米の飯を食べないと、辛くなるタイプなんやね。。。だから、日本に帰ると回転寿司に行ったり、無性に食べたくなるのが、海外では少ない、粉モノ、お好み焼きの類なんやね。。。オッチャンも、50を過ぎると、どうしても、食べ物も保守的になってしまう。。。若い時には、油ぎった焼肉が好物になるのやけれど、年がいくと、どうしても、大根とぶりの炊いたのとか、ミンチとレンコンを甘辛く炊いたの・・・とか、そんなのが夕食には、アテとして欲しくなる。。。

 

 だから、せっかく、海外まで、高い金出して行っているのに、ついつい、日本食に行ったり、比較的近い醤油系味付けの中華なんかが欲しくなるのやね。。。長い間、外国に行っていると、どうしても、こんなのをたまにはお腹に入れてやらんと、満足出来ないようになってしまうんやね。。。習性とは、怖いもんやわ。。。

 

飛行機がその国の飛行場に着いて、出入口がつながれて、通路に出た時に、最初に嗅ぐ臭い・・・ってあるやろ。。。韓国やったら、キムチの臭い。。。中国やったら、ザァサイの臭い。。。ハワイやったら、デパートとかDFSのキツイ香水売り場の臭い。。。日本は、昔はタクアンなどのおつけものの臭いやったんやけど、今はお醤油の臭いかね。。。さて、初オーストラリアの今回。シドニーはどんな臭いがするのかね。。。楽しみやわ。。。

 

2/10(日) あっという間のオーストラリアも、もう、今日で終わり。。。夜には関空に返って来ます。。。また、明日から仕事です。。。

 

 さて、福田政権なんやけど、この人の癖なのかも知れないけど、自分に責任があることなのに、あまりにも発言が人ごとのように、してしまわはる時が多すぎないやろうか。。。ガソリン税のつなぎ法案の時かて、毒餃子の時かて、薬害裁判の時かて、何か、我関せず・・・の冷たい発言が多いやんか。。。機嫌が良い時は、ふふふなんていう、薄気味悪い笑い方をするくせにね。。。

 

 このあたりが。何か官僚的とか、当たり障りのない話ばっかりで、何にも話が前に進まない・・・とか、人に冷たい感じがする・・・と、いまいち、支持率が上向かない原因なのやないかね。。。

 

 あまりにも、前の総理大臣の安倍ちゃんが、危なっかしい事をする人だったから、国民はこの人の安全運転に託そうとしたんやね。。。ただ、この安全運転が、しんきくさいとか、面白みに掛ける・・・という批判が出るのだから、国民も勝手なものや。。。

 

 そう言えば、安倍政権の時には、閣僚が次から次へと、問題発言したり、大チョンボが発覚したり、しまいには自殺者まで出たり、まさに、波乱万障やった。。。あの、流れは、どこへ行ったのかね。。。あの時、マスコミは、大臣のアラばっかり捜し回って、ほんま、必死になっとった。。。。

 

 何でも、そうやけど、本当に我が国の国民というのは、みんなと、一緒が良くて、北海道の片隅で起こっていることでも、沖縄の人が我がことのように涙したり、次の日には、また別の話題で怒り。。。また次の日には、それを忘れて、大笑いしている。。。誠に、おめでたい国民性なのやね。。そういう意味では、ものすごく一体感というか、世間の流れや流行に後れまいとするような、危機感のようなモノが常にあるのやね。。。

 

 私は、実は、これって、大変大事なことやと思っているのやね。。。日本でも禁止されている殺虫剤を、中国の政府は、去年の1月に禁止にした・・・って、言っているのやけど、新聞も読まない、テレビも見れないという、ほとんどの国民に、その禁止・・・というお達しをどうして伝えているのかね。。。つまり、役人は右へなれ・・・って言っているのに、他の人は、一向に右を向こうとしない・・・ようなもんや。。。

 

 日本のような情報が瞬時に伝わって、字を読めないような人がほとんどいない社会では当たり前のことなんやけど、これが、中国などの国では、そうは行かない・・・のやね。。。ちょっと北京近郊に取材に行った記者が、簡単に禁止農薬をたんまり散布している風景に出会えてしまう。。。これが、中国なんやね。。。日本なら、この薬物が使用禁止って言ったら、あっという間に、廃棄か回収されてしまうのに、中国やったら1年以上経っても、まだ使っていて、禁止になった事さえ知らない。。。それどころかまだ店で売っている。。。つまり、これが売り切れる時が、やっと、この薬が使われなくなる時なんやね。。。実質的には。。。全てがこんな調子なんや。。。

 

 ただ、このええかげんさ、曖昧さ、不確かさ、これがこの国なんや・・・って言われたら、それでお終いなんやね。。。日本の、きっちりとした順法精神とか、均一な教育制度とか、完全主義的な社会システムとか、こんな日本流をいくら、この国の人たちに教え込んだり、押しつけたりしようとしても、多分、ちょっとぐらいは、真似は出来ても、またすぐ、何でも中華風に、おおらかなカタチにしてしまうのやね。。。これが、中国が中国であるところなんやね。。。

 

 食べ物は、みんなが食べていて、大丈夫と思えるモノだけ食べろ。人があんまり、食べないようなものは、不味いからではない。危険だからだ。。。そんな、中国での当たり前が、どこからか聞こえて来るようやね。。。ちなみに、これだけ日本の新聞が第一面で扱っている餃子事件も、中国は、ほとんど大きな記事にしていない。。。つまり、こんなことは、向こうでは当たり前のこと。。。危ないと思ったら、はき出せばいいし、ヤバイと思ったら、食べなれればいい。。。そんなに、大騒ぎする事ではない。。。モーマンタイ。。。問題無い・・ってか。。。

 

そう、思っているのやろうね。。。この国の人たちは。。。ほんま、怖い国やで、この国は。。。。

 

2/11(祝) 何か、ガソリン国会って言っていたのに、いつも間にか、毒餃子国会になって、誤魔化されてしもたんやないか・・・と、思えるほど、またまた、役人達に、うまいこと、誤魔化されてしもたんかね。。。

 よくテレビで、25円か0円か・・・という議論が繰り広げられているけど、これって、違うにゃで。。。前にも書いたけど、道路特定財源であるガソリン税は、本来揮発油税24.30円+地方道路税4.40円の合計28.70円やったんや。それを「暫定」的に53.80円もふんだくっていたんやね。。。これを、もともとの法律通の税率であるレベルまで3月31日以降は戻そう。。。というのが、本筋なんや。。。

 つまり、道路に使われるお金は、25円か0円ではなくて、約54円か、約29円か・・・という話なんや。。。つまり、4月1日から全然、この税を集めなくするのやなくて、税率を落としても、29円ほどは、今まで通り、集めるのやで、、、。このことを言わないマスコミが多すぎるんや。。。

 本当に道路を作るために集めていたガソリン税をゼロにしたら、今のガソリンがリッター145円として、何と90円ほどに激減するんや。。。役人達は、これを持ち出されるのが一番怖いもんやから、その前に暫定税率で上がったままになっている部分だけをまな板の上にのせて、29円の分は、絶対に渡さない・・・分として、隠蔽しておきたいのやろうね。。。

 だから、族議員達を総動員して、この利権を守るのに躍起になっとる。。。私は、これを許したらあかんと思うのやね。。。

 この件に関して言えば、私は、共産党の言っている事が、かなり筋が通っている・・・と思うのやね。。。もう、あんまり必要のない道路をそんなに早く作る必要は、かなり下がって来ているのやね。。。そこで、必要な道路と必要でない道路、どうして、優先順位を付けるか。。。これが問題なんやね。。。私は、渋滞対策のために作る道路が一番作る意味が高いし、こんなのに、税金をバーンと積んででも早く作るのはええことなんやと思うんや。。。

 でも、今は、有力議員がいるところとか、道路族の議員のいるところに、優先的に金が落ちて、その議員たちの選挙区だけが、立派な道路が出来る・・・という、昔の田中角栄の時代のようなアホなことが、まだまかり通っておるんや。。。何故、こんなことが出来るかと言えば、こいつらに、道路特定財源という、ブランドモノのサイフを渡してしまっているからなのやね。。。

 ガソリンや軽油が無いと、車は走らないから、ここから取る税金を別のサイフにさせて、このサイフから、自分らにとって都合の良いところ、言うことを効くところ、票の見返りが見込めるところに、予算を落としよるのやね。。。私は、こんなあくどい税金の使い方は無いと思うんやね。。。法律で取り締まれない方がおかしいような、クラシックな収賄やんか。。。カタチが変わっているだけで。。。

 まして、教育、医療、年金なんかの、予算が、ここまで逼迫しているのに、ここだけ特別扱いを、いったい、いつまで続けないとあかんのか。。。ほんま、良識を疑うわ。。。私は、こんな税金、全廃してもええと思うぐらいなんやね。。。そもそも、道路は普通に集めた税金で作ったらええ。ただし、本当に渋滞で困っているところだけや。。。

 それから、ここからは、共産党とも違うのやけれど、このガソリン税を道路を作るのだけにせずに、他の用途に使えるように、一般財源化しよう・・・という人もある。でも、私は、これはあかんと思うんや。。。何で車を使う人だけが負担するガソリン税を、医療や教育や福祉に回せるのか。。。電車にしか乗らない人は一銭も負担しなくていい・・・というのも、極端な不公平な税・・・ということになるからね。。。

 ガソリンにかかる税金は、少しは、仕方がないと思う。でもね。。それは、近畿なら近畿地方が、その地方でどうしても必要やということになったら、この5年間で、5兆必要や・・・としたら、その5兆を5年で割って、1年1兆。これを近畿地方で販売さるであろうガソリンや軽油の消費量で割って、求めた数値の分だけ、ガソリンに上乗せをする・・・というルールをこさえるべきやと思うのやね。。。必要な分だけ集める。。。ここがポイントや。。。

今のように何兆円集まるから、どう使おう・・・というやり方では、いつまでたっても、無駄遣いが無くならないからね。。。国交省を解体して、地方政府をつくろう。。。。もっともっと、お金の使い途を精査させないと、役人達の無駄遣いのケツ拭きは、全部国民にツケが回ってきよるやんか。。。

 

2/12(火) 餃子、餃子で、日本中の餃子屋さんとか、冷凍食品、スーパーの会社は、もう、大変や。。。日本人の食っとるもんの多分、3割ぐらいは、中国が関係しているからね。。。人によっては、中国からの食品を全面輸入禁止にしてしまえ・・・なんて、極端なことを言い出す人も出る始末。。。ちょっと、極端すぎるのやないかね。。。

 

 でもね、このことを中国の新聞から言われると、腹が立つのやね。。。日本人や日本のマスコミは、騒ぎすぎや・・・とかね。。。こんな、発言っていうのは、日本の中国製品全面禁輸論者の人と同じように、とても、極端なんやね。。。つまり、食の安全に対して、大変気にする国民性である日本人自身を批判していることになるのやからね。。。こんなことを言われたら、日本人からしたら、お前の国で、毒入りの食品を出したのやからもっと、しっかり検査して出せ、お毒味して、輸出せよ。。。なんて、言いたくなるからね。。

 

 今、この原稿を書いている時点では、まだ、農薬がどこで付着した・・・というのは、判っていない。。。同じ会社の製品が日本の兵庫県高砂市と大阪府の枚方市と、千葉県で、農薬が検出されているということは、普通に考えたら、日本国内での付着は考えにくい。。。。中国内とか海上での流通経路を考えたら、工場がもし完璧だとしたら、中国の工場か輸出直前の保税冷凍倉庫で、何者かが、悪意を持って、混入させた・・・とか、冷凍コンテナの防虫作業の際に高濃度の殺虫剤がコンテナ内部に残っていた・・・とか、冷凍コンテナの中に、この冷凍餃子の荷物以外のものが、混載さけていて、何らかの理由でその瓶が割れて付着した・・とか、作業中に荷物をパレットから、落下させて、その落下とた先にたまたま水たまりがあって、これが農薬やった・・・とか、そのような作業上のミスや、事故が考えられると思う。。。

 

 中国当局の調査チームが、ビックリするぐらいのスピードで日本にやってきたり、しているのに比べて、日本は相変わらず腰が重いね。。。危機管理能力はほんま、低い・・・と言わざるを得ない・・やんか。。。早く、原因究明出来なくて、どんどん、この問題が長引けば、町の餃子屋さんは、店じまい・・・せなあかんかも知れないのに。。。

 

 この前、大きなスーパーへ言ったら、自分で、家で餃子を作りませんか?なんていうコーナーが出来ていた。。。それが何より安心や。。。という事なんやろうけど、その材料が中国製のニンニクやらニラやったら・・・・同じやんか。。。と、思ってしまう人も多いから、あんまり、餃子の皮は売れてなかったみたいやけどね。。。

 

 私は、何回か家で餃子を手作りしてみたことがあるのやけど、家で作るとうまいね。。。どうしても豚ミンチの比率が高いから、贅沢な餃子になる。。。ニンニク・ショウガ、白菜、ネギなんか、中に入れるモノは自由や。。。コツは、出来るだけ中のあんこをよく練ること。。。よく練らないと、中味がパサパサになって美味しくない。。。これぐらいや。。。あとは、皮をパリパリになるまで少し油を多い目にして揚げるように焼くこと。これぐらいかね。。。

 

 餃子は、中国では、麺類の一種として水餃子で食べられるのやけど、ワンタンやシューマイと同じで、小麦粉で作ったパスタの一種の感覚なんやね。。。だから、少しのお肉でたくさんの野菜で作れるから、安くて上手い・・・ものなんや。少しのあんこで、たくさんの餃子が出来るから、みばの割りには、量は無いのやね。。。だから、たくさん食べられる。。。

 

 京都に本社のある餃子の王将では、餃子1日100万個。。。なんて宣伝しているのやけど、昨日は、10万個ぐらいしか売れなかったのと違うやろうかね。。。少しぐらいやったら冷蔵保存出来るのやろうけど、ココまで極端に売れなかったら、たくさん、廃棄しなくちゃいけなくなるやろうし、今まで作っていたペースも、大幅な調整が必要になる。。。現場は大変やろうね。。。まぁ、私が王将さんの心配をする必要もないのかも知れないけどね。。。。

 

まぁ、早く、安全で美味しい餃子を、安心して食べられる日が来てほしいもんやね。。。吉野家の牛丼とか、アメリカ牛の焼肉とか、鯨の鯨カツとか、何か、自分の食べたかったものを制限されるって、あんまり、気分の良いものやないからね。。。今日は久しぶりに餃子でも焼こうかな。。。。

 

2/13(水) いったい、どの道路を優先的に建設すべきか。。。この問題は、常に公共投資の議論の際に、いつも、まな板に登る問題である。高速道路がのどから手が出るほどほしい宮崎県や、島根県は、高速道路がないのが理由で、自分の県から人が出て行ってしまう・・・という、言い訳にしたいだけ・・・っていう部分があると思うのやね。。。私には過疎が止まると到底思えへん。。。確かに良い道路が出来れば、大きな会社の工場は誘致しやすくなるし、そこには雇用が伴ってくるし、経済も地域も活性化する。。。でもね。そんなこと、他のところでも同じなんや。

 

 道路が出来たから、この土地が他と比べて絶対的に有利になる。。。私は、そんなことは多分、無いと思っている。だって、そんな良くなる可能性の高い土地から、とっくの昔に高速道路なんか通っているからね。。。未だに通っていない・・・ということは、そこが、それだけ辺鄙で、みんなが使いにくい・・・と感じている地域だからなんやね。。。そんなところに、特別、大事な国民の税金を集中投資することには、やっぱり無理があるのやと思うんやね。。。

 

 私は、道路の整備をする順番というのは、基本的には、車が渋滞する率とか、車の通行量に見合った道路整備がされていない・・・という指標のような数値で、優先順位を付けて、決めるべきやと思うのやね。。。それをせえへんのは、あくまで、政治家が自分の力で、国のお金を引っ張ってきました。。。って言いたいだけなのやと思うのやね。。。今度の選挙もお願いしますよ。。。。という、馬鹿げた後進国並みのことをやっておるからなんやね。。。。

 

確かに、国道では、1日の通行料とかをカウントして、いろいろな調査をやっとる。。。この道路が通ったら、交通が分散されて、劇的に渋滞緩和が計れる・・とか、都心からたった5qしか離れていないのに、車が混むので、この間の通行に30分もかかる。。。とか、この交差点を通過するのに、信号を3つも4つも待たないといけない・・・とか、こんな交通難所の解消に集中投資をすべきやと思うのやね。。。

 

 人が生きる・・・っていうことは、自分が自由になる時間を持つ・・・ということやと、考えてみ・・・。例えば自分が、あと、10年生きれるとして、自分が死ぬまでに残された時間は、10年×365日で、3650日やろ。これを時間に直すと、3650日×24時間で、87600時間。ただし、このうち、1/3は寝ているから、87600時間×2/3で、58400時間。この58400時間が、自分が死ぬまでに残された時間やんか。。。

 

 つまり、この58400時間という時間は、自分にとっての命の時間や。。。日に戻すと2433日。これって、長いと思うか、短いと思うか、判らんけど・・・・。車に乗っていて、普通やったら、30分で行けるところに、渋滞で1時間かかったとするやろ。この30分って、自分にとって何の意味もなく、損をしたような気になる30分やと思うのやね。。。誰も、混んだ道のおかげで、こんな無駄な時間を過ごしたくは無い。。。こんなのに、しょうもない30分取られるのなら、その分、30分早く帰って、子供とでも遊んでやりたい。。。そうは、思わないか。。。

 

 こんな人が街中に何千人、何万人にもいるのやで。。。つまり、この渋滞した道路は、みんなの大事な命とも呼ぶべき時間を、無駄に奪っている・・・とも、言えると思うんやね。。。国が、道路を整備することで、この命を救う・・・それも、みんなの税金を使って救う。。。これのどこに、文句を言う人がいると思うか。。。田舎のたった数百人ほどの人が今まで20分かかっていたのが、17分になった。。。たった3分短縮したって、何の意味があるのか?というお話なんや。。。

 

 都会と田舎の問題は、ある。なぜ、人の多い都会だけ、たくさんの公共投資がなされて、人の余り住まない田舎には、税金が使われないのか・・・この問題は、永遠のテーマなんやね。。。でも、これだけは言える。それは、人間としての価値の問題なんやね。多くの人がいる都会では、一人一人の意見があんまり通らないし、田舎の人と比べれば、一票の格差は格段に低いやんか。。。

 

 これを完全に公平にしようとすれば、国民一人あたりの意見が、出来るだけ平等に反映される・・・というシステムを構築しなくならなあかんようになるんや。。。つまり、人口の多いところにほど、そこで使われる税金を多くしないと、とてつもなく大きな不公平が生じるんやね。。。だから、それは、ある程度仕方のない事なんやと私は思うのやね。。。

 

人が多く住むのは、そこが、便利だからであって、そんな便利なところにみんな住みたいから、人口の偏中が進むのやからね。。。だから、全国の過疎地で、どんどん便利なまちづくりをしたらどうなる。。。ド田舎に、2分に1本列車がやってくる地下鉄を1日中、走らせても、こんな、乗客の居ないところに、人がいったい、集まって来るか。。。卵が先か鶏が先か論議ではない。。。先行投資して、人を集める・・・という手法は、もう時代遅れであって、現実問題として、人の多く集まっているところの不便をなんとか解消しよう・・・というのに、税金を集中的に使う方が、はるかに理にかなっている・・・という現実を、もっともっと直視すべきやと思うのやね。。。

 

田舎に立派過ぎる道路を作り続けることは、もう終わりにせんとあかん。どげんかせんとアカンのは、道路特定財源のように、馬鹿げた税金の使い方と、不公平な集め方の方やと、私は、思うのやけれど、どうやろう。。。

 

2/14(木) 先日、東京で日教組の大会を開こうとして、新高輪のプリンスホテル。今はグランドプリンスホテルって言う名前に変わっているらしいが、ここで開会式のような参加者全員が集まる会を開こうとしたんやて。ところが、ホテルは、日教組の大会を開くと百台以上の右翼団体街宣車が集まって来るから、他のお客様に迷惑がかかりすぎるとして、この会合の開催を断った。

 

 困った日教組側は、裁判所に訴えて、このホテルに、会場を使わせるように・・・という、命令まで出させたんやて。。。しかし、ホテルは、裁判所の命令にも従わず、日教組大会の会場としての使用を拒否。結局、この大会は分科会に分かれてのね、行われたそうや。。。

 

 このことは、いろんな意味で、考えさせられる要素を含んでいると思うのやね。。まず、ホテルが、こんな大迷惑のかかる大会を、街宣車が集まっているなんて、最初から聞いていなかった・・・と、会場の使用を拒否したこと。私は、これは、無理もないと思うのやね。。。イデオロギー云々、右翼団体の妨害の問題、集会の自由の問題よりも、まず、そんなもめ事に顔を突っ込みたくは無い・・・。これは、ホテルとして、当然やと思うんや。。。なんで、うちが、そんなややこしい会議を受けなければならないのか。。。ホテルにだって、お客を選ぶ権利はあるで・・・って、暗に言いたいのやないかね。。。。

 

 ホテルというのは、お客さんの身の安全を守る。。。という使命もある。日教組大会参加者の身の安全を、よう守りませんから、お受け出来ません。。。という理由は、ホテルとして、至極当然の対応やと、思うし、これを批判するのは、どうかと思うのやね。。。現実問題として。。。

 

 もちろん、このことが結果として、右翼団体の目論み通りになって、大会の開催が失敗したことになる・・・というのは、社会正義的には、良くない事や。。。右翼が怖くて、それに、屈した・・・ということにもなるからね。。。憲法に明記のある、集会の自由が保証されなかった・・・というのも、問題や。。。でもね。会場を借りる以上、人さまの土地建物で、それをやるのやから、その建物、場所を、特定の人たちに、貸すか、貸さないか・・・。これまで、裁判所が判断してええものなのかね。。。

 

 例えば、お寺が、ヤクザの葬式と知らずに、場所を提供する・・・というのを契約してしもた。。。お寺は断りたいけど、裁判所は、契約したのなら、使わせなさい・・・なんい、しゃしゃり出て来ることなのかね。。。裁判所が、こんなことを判断する事自体、少し思想的な何かが、匂うやんか。。。

 

 私は、この手の問題は、どこにでも存在する話やと思うのや。。。日教組という、日本において特別な存在である左翼団体と、街宣車を乗り回して、大ボリュームで迷惑行動をとり続ける右翼団体。。。この両極端な、人たちの行動は、いずれも、憲法でその活動が保証されている。でもね。そのために、新たにいろいろな人たちに迷惑を掛けても良い。。なんてことにはならないと思うんや。。。

 

 だから、こんな迷惑な喧嘩は、どこか無人島のホテルででもやってくれたらどうかと思うんやね。。。日教組の大会は毎年、変わる。その度に、全国から右翼が集まってきて、一般市民からしたら、ほんと大迷惑以外の何者でも無いやんか。。。悪いのは右翼・・・というだけやなくて、反目する日教組側にも、いろいろ問題は有るのやろう。。。年に一度、代表たちが無人島に集まって、勝手に、テレビで討論会でもやったらどうや。。。たくさんの人数が集まらずに、人に迷惑をかけずに、テレビ会議とかネットで中継するとか、やり方はいろいろあるやんか。。。

 

 自分たちと意見の違う人同士の討論は、どんどんやったらええ。ただ、そのやり方が、とても近所迷惑極まりない。。。それを、断る権利ぐらい、我々にも認められてもええと思うのやね。。。こんなことを書いていると、昔の学生運動時代のような、構図が見え隠れする。

 

革マル、べ平連、日本赤軍、日本は左翼的な学生運動がほんと盛んやった。ほとんどの大学では、キャンパスが封鎖され、ピケが張られた教室では、熱い論争やら、社会主義思想を絶対とするマルクス、レーニン主義の発言なんかが、バンバン飛び交っていた。。。

 

 学生運動をやらないヤツは人にあらず。。。そんな雰囲気さえ有って、ノンポリやった人も、ファッションのようにヘルメットに覆面のためのタオル、手には角材や火焔瓶。。。こんなことをやって、機動隊と毎日押し合いへし合いのデモ行進。。。捕まったら逮捕されるから、必死になって逃げる。。。まるで、鬼ごっこのような日々。。。こんな人らが、ほとんど大学の講義にも出ず、社会人として就職し、大企業や公務員になって、日夜、労働組合運動にいそしむ事になる。。。

 

 元国鉄の動労とか国労、教職員たちの組合である日教組なんかは、こんな背景で、一時、国家転覆を狙うような危険な団体・・・。と、公安に睨まれていた時期も有ったのやからね。。。実際、ハイジャックもしよったし、北朝鮮にも亡命しよったんやから。。。

 

 私は、段階の世代の人たちが、極端な左翼的な考え方に染まっていて、何でも国に、お上に反発するような雰囲気を、日本に定着させてしまった元凶がある・・・と、考えているのやね。。。自分の責任は棚に上げて、何でも大学が悪い、国が悪い、社会が悪い・・・と、人のせいにすることによって、力のない自分を正当化する・・・みたいな風潮を日本に作りだしてしまった・・・と、思うのやね。。。

 

 このせいで、日本人は、何でも自立出来ずに、お上に甘えたり、依存したりするような人が、どんどん増えてきてしまったんやと思うんや。。。寄らば大樹の陰。。。公務員やら大企業に、所属さえしていれば、何とか死ぬまで、たくさんの年金で、面倒を見て貰える。。。こんな甘えが確立されてしまってきたんやね。。。

 

 今の日本人は、何かに甘え過ぎている。老後の心配を、若い人のサイフに期待する。。都合の悪いことを、何でも国の責任にする。。。犯人を特定するのがいやだから、何でも責任の取り方を、全体責任に持っていってしまって、本当の真相究明をしない。。。こんな、ぬるま湯の社会を作り上げてしもたんや。。。働かなくても、生活保護。。。ろくすっぽ、年金も払ってない人にまで、ちゃんと、年金が出る。。。病気自慢に病院通い。。。バスは無料で、たまには地域のタダメシ会。。。

 

何か、不平等を拡げてしまっているだけ・・・。何がフェアーで、何がアンフェアーなのかも判らなく成ってくる。。。ほんま、こんなので、ええのかね。。。

 

2/15(金) 歌手の倖田來未が、35歳になったら、羊水が腐る・・・なんて言った。。。と、バッシングの嵐になってしまたんやて。。。お陰でテレビは干されるし、コマーシャルの放映禁止・・やて。。。これ、関西人からしたら、普通のギャグなんやけどなぁ。。。

 

 ちょっと、ドジを踏んだ友達に、あんた、頭の脳みそ、腐ってるのと、違うんか?・・・すると、ほんまや。。。ちょっと、脳みそ入れ替えて来るわ。。。こんなのは、関西では、日常会話やんか。。。この人の地がちょっと出ただけ。。。年は取りたくないわ。羊水腐らんうちに、子供生んでおかんと。。。これが、高齢で出産する人を、攻撃し、絶望の淵に立たせ、コテンパンに傷つける言葉かいなぁ。。。あほ。ちやうか。。。

 

 まぁ、確かに口は悪いかも知れないけど、こんなことに、いちいち反応してたら、何にも面白無いで。。。萎縮することなく、バンバン、倖田來未には、しゃべってほしいで。。。

 

 アメリカでも、クリントンがどんなことをしゃべったか。。。その時の表情が哀れを誘ったとか。。。泣いたふりをしていただけ・・・とか、巷のすずめどもは、ピーチクパーチクと、うるさいことや。。。オバマになるのか、ヒラリーになるのか知らんけど、いずれにせよ、アメリカは新保守主義に大きく梶を切ることになるのやろう。。。

 

 ただ、アメリカでも日本でもそうやけど、マスコミの人間の中に、何とか、問題発言を見つけてやろうと、意地悪く、虎視眈々と狙っている奴らがおる。。。ちょっと元気な麻生太郎とか、中川(酒)とか、橋下大阪府知事とか、よくしゃべってくれて、面白い人ほど、際どい発言がたまに、ポロッと、出て来よるやんか。。。それを、鬼の首を獲ったみたいに、わぁわぁ、アホみたいに騒ぎ立てよる。。。

 

 本当に傷付いた人なんて、そんなには、おらへんと思うのに、その人らを無理矢理作ってでも、大問題や。。。と騒ぎ立てる安もんのジャーナリズム。。。何とかならへんかね。。。記者の質問かて、意地悪に、そのように言うように、誘導尋問して、結果として、問題の傷口を、ぐい〜っと、拡げて、大袈裟に見せたいだけ。。。あまりにも、グロな記事が、多すぎるやんか。。。こんなのが、国民を代表して、ジャーナリズムで、ござい。。。と、商売しとる姿。。。あんまり、格好の良いものやないで、、、。

 

倖田來未の発言は、確かに結婚しない若者が増えている現在、確かにあんまり品は良くないわ。。。でもね。1度も結婚したことのない人の比率が30歳代で48%。40代でも36%にもなっている今のニッポン。。。かなり、おかしいと思わない方がおかしいのと違うか。。。こんなことが続いてみ。。。少子化問題どころか、無子化問題になるで。。。そして、みんな歳を取る。。。。自分のDNAをこの世の中に残さないうちに、命が尽きる。。。ほんま、これで、ええのか・・・と、思うのやね。。。

 

この人らが70、80になった時、子供も孫もいない。。。自分のレプリカもなく、自分の生きてきた証しも、世の中に、残せないで、寂しく人生を終わる。。そんなになってから、しもたっ・・・て思っても後の祭り。。。どうしようもないんや。。。だから、若いウチに、ちょっと無理してでも子供を産んでおけ・・・という、強烈なメッセージやと思うのやね。。。

 

私は、ええと思うで、子供が産めないように成る前に、子供を産んでおいてほしい。。。これのどこがあかんのか。。。文句有るヤツは、出て来い!おまえらの、下手なゴタクとか、愚痴なんか、聞きたくないわ。。。。

 

2/16(土) 長いお休みを頂きまして、すみません。書きダメした内容ばかりで、少しタイミングがずれていたことをお詫びします。。。

 

 2/5〜2/10まで、オーストラリアのハミルトン島とシドニーに行ってきました。今日は、ポチッと、その報告を。。。

 

 火曜日の夕方、いつものように、関空へのMKシャトルで、出発。関空のおそば屋さんで夕食をして、私たちが乗る予定のジェットスターを待っていた。この飛行機会社、まともな時刻に出発した試しがない・・・という曰く付きの飛行機会社である。この日も、20分から30分ほどディレイ。。。この会社は、カンタス航空というオーストラリアの由緒ある航空会社の、格安航空子会社。JALもANAも逃げた関西−オーストラリア間の路線を引き継いで、去年の3月頃から、大々的に安値を売り物に参入してきた新設の航空会社である。

 

 だから、今までのやり方では利益が出ない・・・と踏んだのか、いろいろな意味で究極のローコストを追求したユニークなキャリアなんや。。。エコノミーで乗ると、普通の航空会社なら付いてくるサービスをバッサリと切っている。。。つまり、新幹線の車内販売・・・ぐらいの感覚かね。。。飲み物も、食事も、ブランケットとか、音楽を聴くためのイヤホンまで販売している。。。もっとも、日本からのパックだと、機内食とかノンアルコールの飲み物ぐらいは、付けて手配しているみたいだけれどね。。。

 

 後から判った事だけど、どうも、この航空会社は、タイムスケジュールまでも、ケチっているようで、ほんと、飛行場に止まっている時間が、極端に少ないんや。。。関空からブリスベンに飛んだ飛行機は30分〜1時間以内にまた、そのままシドニーに飛ぶ、シドニーでもまた30分〜1時間で出発。給油と補給とクルーの交替以外はほとんどない。。。いつ、機体の整備をやっているのやろう。。。と言うぐらい、キチキチの予定を組んでいるんや。。。

 

 つまり、飛行機が到着したら、必ずもう次に乗る客が待っている・・・という状況がほとんどなんやね。。。だから、1つトラブルが有ると、ずっとディレイが続く。。。まぁ、あんまり、きっちりと、オンタイムで事が運ぶ国では無いからね。。。おおらかと言うか。。。ええかげんというか。。。

 

 そんな曰く付きのジェットスターだが、スタークラスという、少し座席の幅が広いのと、少し背もたれの倒れ幅が大きいだけの前の方の席を頼むと、関空の飛鳥ラウンジが使えたり、チェックインの時に、少し空いたところで荷物を預けられるのと、あと、全部の機内サービスがフルに付いてくるぐらいが利点のを頼んだ。。これだと、アルコールもタダだし、ビデオなんかも付いてくる。ただし、機内食はエコノミーと一緒。。。デザートが付いてくるぐらいしか差は無いみたいである。。。

 

 関空からオーストラリアに向かう便は、夜便しか無い。ブリスベンとケアンズに向かう飛行機は、夜、9時過ぎに出るのだけど、恒常化した遅延で、10時には出発。。。早朝にはブリスベンに着くのやけど、とても寝られるものやない。。。やっぱり、ナイトフライトは、しんどいね。。。私は、飛行機の機内食というものを、基本的には、信じないことにしている。日本発はまだ、ましなのかも知れないけど、ラザニアやらパスタやら、チキンやらポーク、ビーフと、言ったって、これは旨い。。。と、感じた食べ物に有り付けた事がほとんどないからね。。。

 

 だから、関空のローソンでいつも助六寿司を持ち込む事にしている。配られた機内食は、食べられそうなものだけ食べて、残りはギブアップする。。。後で胸焼けして、気分が悪くなるより、よっぽどマシやからね。。。

 

 ブリスベンの空港は、国内線と国際線の間がかなり離れている。パックツアーなら、国際線の出口で添乗さんが待ってくれていて、国内線のチェックインまで付き合っていてくれる。このサービスは、見知らぬ外国では有り難いね。。。知らない人は、100%不慣れな空港で、うろうろしないといけなくなるからね。。。シャトルバスみたいなのや、モノレールみたいなのが有った見たいやけど。。。

 

 さて、われわれは、ブリスベンでハミルトン島行きの飛行機に乗り換えるのだが、飛行機が遅れたので、少しあせって移動した。いくら日本からの便が遅れても、別の飛行機は、ちゃんと定時に出るからね。。。少し、急いで下さい。。。と、添乗さんも慌ててた。。。

 

 ところが、我々の行くハミルトン島には、離れ島だから、世界提携のATMが無い。ほとんどの日本人はオーストラリアへ行くと、日本円をオーストラリアドルに両替するのだが、実は、このレートがふざけている。。。この時は、1A$が96円ぐらいだったのやけど、両替銀行の表に表示してある電光掲示板は日本円→オーストラリアドルが105円ほど、逆にオーストラリアドルを日本円にするには1ドルが86円前後。。。つまり、1ドルにつき何と9円〜10円近くも、利ざやを稼ぎよるのやね。。。

 

 通貨の両替で、これは良くあることなのやけど、We BuyとかWe Sellとか書いてある例のヤツなんやけど、米ドルで1円ほど取るのが最大やろう。。。それを10円とはぼったくりやわ。。。やっぱり基軸通貨であるドル・円・ユーロとは、事情が、違うのやろう。。。だから、ちょっと旅慣れた人は日本でオーストラリアドルのチェックを持っていく。これなら、こんな馬鹿げたレートは取られない。でも、もっとええ手が、私の使ったATMなんである。

 

 新生銀行や、シティバンクやらに口座を持っていると、海外のATMで、その国の通貨で自分の預金を引き出せるサービスを受けられる。この2つのバンクカードを持っている人は、裏にSTARとか書いてあると思う。これに対応したATMを捜してそこで引き出すと、ほぼその時のレートにかなり近いレートで、現地通貨が手に入るんやね。。。

 

 ウィズドローというのが、引き出しの意味、と言うのさえ判っていたら、あとは、基本的には日本のATMと変わらない。引き出し額を入力するのではなく、何ドルって書いてあるのから選ぶぐらいかね違うのは。。。簡単簡単。。。あんまり、時間は無かったけど、私は、オーストラリアドル50ドル札10枚ほどをゲット出来た。。。後は、出来るだけカード決済すれば大丈夫。。。現金は意外と使わない。。。

 

 ただ、オーストラリアでクレジットカードを使う時に注意しなければならない点が2つ有る。1つは、カードを使用した際、店によっては、そのクレジットカードを使う手数料を、店側ではなく、利用者側に負担させるようなところがある場合がある。。。ということなんや。。。それも、ビザ・マスターは1.5%やけれど、ダイナースや、アメックスやったら、4.5%も取られる時が有るんや。。。日本じゃあんまり考えられないような事なんやけど、向こうじゃ普通なのかね。。。

 

 それと、これは日本にもあることやけど、これも店によって、クレジットカードの支払いを何ドル以上にして・・・と、張りだしているところがある・・・ということなんや。。。つまり、あんまり少額ではクレジットカードは使いにくい。。。だから、少々は現金が必要や。。。ということなんやね。。。

 

 さて、ブリスベンから1時間半ほどで、ハミルトン島に到着した。。。ハミルトン島というのは、日本人の新婚さんにとって、なかなか人気のあるところのようで、こんな離れ小島なのに、何組かの日本人をよく見かけた。でも、圧倒的に多いのは白人の老夫婦。。。老後をゆっくりと過ごしている経済的にも余裕のある人たち・・・っていう感じかね。。。

 

 ハミルトン島の飛行場はちっちゃくて、到着した荷物も、飛行機に入っていたコンテナごと、ゴロゴロと車が引いてきて、その中から自分の荷物を捜し出す。。。こんな荷物の受け取り方は初めてや。。。。無駄がない・・・というか、スボラというか。。。

 

 この島は、かなりちっちゃい島なんやけど、意外に道の高低差が激しいところである。だから、歩き回るには少々辛いところがある。。。ホテルのあるリゾートエリアとお店やヨットハーバーが並ぶマリーナエリアの間は、わずか数百メートルなんだけど、キツイ坂を上り下りしなければならないので、ここでの移動は、バギーと呼ばれる小型自動車が主流になる。ゴルフ場によくあるヤツの、もう少しだけスピードが出るヤツ・・・という感じかね。。。

 

 このバギー。4人乗りなんだけど、2人で乗ると、結構キツイ坂もしっかり登ってくれる。反対に下り坂になると、いくらブレーキを踏んでも急には止まれないから、困ったもんや。。。飛び出して来たらハンドルで逃げるしか手がない。。。まぁ、スピードも20〜30キロぐらいしか出ないから、大きな事故にはならないのやろうけどね。。。

 

 実は、このバギーには、シートベルトが無い・・・。道に交通標識は有るのだけれど、この島自身全部が、大手のワイン会社の人の私有地なんだそうである。日本円で、約100億円ほどのこの島には、何と警察も無い。。。このことが何を意味するか。。。つまり、ここでのバギーの運転は、事実上、酔っぱらい運転が可能。。。ということなんや。。。この地球上に、こんなところが有ったんややね。。。実際、レストランでしこたまワインを呑んだ人たちが、平気でバギーで酔いさまししながらドライブをしている。。。

 

 それに、サンライズ・サンセットがよく見えるワンツリーヒルという、ポイントでは、毎夕、特設のバーカウンターが出来て、フルーツカクテルなどのお酒を数時間の間だけ、売っている。もちろん、ここも、バギー無しでは行けないところである。。。つまり、酔っぱらい運転なんてぜんぜん気にしない。。。これが、この島の中だけのルールである。。。

 

 オーストラリアの物価は、昔、この国を訪れた事のある人からしたか、狂乱的に値上がりしている・・・と、言って良いやろう。。。1オーストラリアドルが70ドルぐらいやった時代からしたら、為替レートだけで、1.5倍ぐらい物価が上がったような感覚・・・に近いやろう。。。それだけ、円の値打ちが下がって、オーストラリアドルの値打ちが上がった・・・ということが言えるやろうね。。。

 

 我々がオーストラリアドルを使った感覚からしたら、1ドル100円ぐらいの感覚だから、米ドルと、そんなに差がない感じかね。。。それより、ビール1本が7ドル50する。。。日本の物価よりまだちょっと高い感じ・・・そんなもんなね。。。まぁ、せっかくリゾートをへ行っているのに、ケチケチしていても楽しくない。。。高いなぁ・・・と、思いながらも、使わないわけにはいかない・・・。そんな感覚である。。。

 

 ハミルトン島という島は、グレートバリアリーフという、オーストラリア北東部にある世界一の珊瑚礁の上にある島である。この島が有名なのは、早くに、ジェット機が離着陸出来る空港が出来た事と、この島の向かいの島が、ホワイトへブーンビーチという、世界一美しい・・・と言われている真っ白な砂浜・・・があるからでふある。。。

 

 だから、この島から、多くのホワイトへブンビーチ行きのツアーが出ていて、その種類の多さもかなりのもんである。。。日本人の新婚さんは、ほとんど、このホワイトヘブンビーチと、ハートリーフと呼ばれるハートのカタチをした珊瑚礁の島を見るために、ヘリコプターや水上飛行機を使ったツアーを日本から予約してくる。。。。でもね。これがバカ高いのやね。。。1人、450ドルなんていうのはザラである。。。二人で9万円。。。これで僅か1時間半。。。新婚さんではない我々は、もっと実質的で1人75ドルで、30分ほどシュノーケリングさせてくれるのと、1時間ほどホワイトヘブンビーチで泳げる高速船での半日ツアーにした。。これなら、2人で150ドルやからね。。。

 

 こういう、ツアーは、絶対、現地で予約した方が良い。ネットで探せる情報も多いけど、そんなのは、向こうが売りたいのだけ。。。現地へ行ったら、もっと安くて良いツアーがあるのは、経験上、判っているからね。。。案の定、良いのが、前日予約で取れた。ただし、日本人は我々だけ。全部英語。。。まぁ、やることは一緒やから、そんなの何とでもなる・・・。結構、他のオーストラリア人客と仲良くなったりして、けっこう、面白かった。。。

 

 ハミルトン島には、数は少ないけど、まあまあのレベルのレストランやカフェが揃っている。お世辞にも、選り取り見取りとはいかないけど、2泊程度なら、一通りは行ける感じかね。。。この島で有名なのは、シーフードのマリナーズとイタリアンのロマノズ。シーフードプラターは二人前で180ドルもするけど、まさにたっぷりの3人前ぐらいの感じ。。。大食の私でも食べきれなかった。。。旨かったのは、プローンとこちらで呼ばれる大海老。。。シュリンプとは言わないのやね。。。牡蠣のグリルしたのも良かった。。。カニも1匹づつ付いていたけど、お味はもひとつか。。。まぁ、でも、このシーフードプラターはちょっと食べておいた方が良いやろう。。。こんなスゴイのは、今まで食べたことはないからね。。。

 

 あと、この島で美味しかったのは、ベーカリーで売っている4ドル50のビーフパイ。。。中に入っているのはたっぷりのビーフシチューで、これが熱々。。。中に入っている肉もコロンと大きなのが何きれも入っているから、食べ応えがある。。。私は滞在中2回も行ってしもた。。。

 

 さて、ハミルトン島で3日間も、遊ぶと、用心していても日焼けする。帽子にサングラス、日焼け止めは必需品やけど、シュノーケルをして海に入っていると、どうしようもない。。。帽子をかぶって海には入らないからね。。。私のように短い髪やと、見事につむじや、頭皮までしっかり日焼けをする。。。これがかゆいのかゆくないのって。。。すぐに真っ黒けになる。。。紫外線の量が日本の7倍とか。。。。やばいやばい。。。焼けすぎては仕事に差し支えるからね。。。

 

 このハミルトン島は、別荘地としても有名で、島の先端部の見晴らしの良いところには、とんでもなく高級な別荘地が立ち並ぶ。。。広い敷地にモダンな作りの家々。。。プールやプライベートビーチ付なんていうのもある。。。贅沢の本場は、金の使い方も違うわ。。。

 

 さて、そんなハミルトン島ともおさらばして、飛行機でシドニーへ移動。。。この移動もジェットスターやったんやけど、ここで問題が発生。。。ヨメサンのスーツケースのキャスターが1個、もげて外れてしまっていたのである。。。早速、お迎えの添乗さんと、ジェットスターのバゲージクレームに行くが、全く埒があかない。。。バゲージ自身が潰れたのなら、証明するけど、キャスターが1個外れたぐらいじゃ、証明は出せない・・・やと。。。さすが、格安航空会社。。。人のカバンを壊しておいて、知らぬ存ぜぬ。。。を突き通しよった。。。こんな航空会社もあるのやね。。。結局、このオバチャンから、ソーリーの一言は、聞けなかった。。。謝るぐらい謝れよ。。。どんなルールか知らないけど、悪いことをしておいて、謝らない態度はあかんで。。。人として。。。

 

 まぁ、1個ぐらいキャスターが無くても、旅行は続けられるけどね。。。旅行保険が1万円免責だから、修理じゃ出ない。。。結局泣き寝入りしなあかんのかね。。。最低やな。。。ジェットスター。。。

 

 まぁ、気を取り直して、短いシドニーの滞在を愉しもう。。。添乗くんから、チャイナタウンで、どこかチャーハンの美味しいところを教えてよ。。。と、聞くと、スーパーボールとかいうところを教えてもらった。ただ、折しもチャイナタウンでは春節のお祭りで大賑わい。。。旧正月を祝う地域である中国、香港、台湾。。。ここらから、ドッと人が来ていて、ここはどこ何や・・・状態。。。誰も英語をしゃべってない。。。まさにチャイナパワー恐るべし。。。

 

 シドニーというところは、実は、意外と不便なところがある。禁酒法時代の名残なのか、多くのレストランは、酒を販売して良いライセンスを持ってないのやね。。。だから食事をする人は、ボトルショップと呼ばれるお酒屋さんで好きな飲み物を買ってそれを「持ち込み」するのやね。。。お店の方も、ちゃんとワイングラスやら、ワインクーラー、ビアグラスやらジョッキグラスなんかは置いてあって、サービスで貸してくれる。。。なかなか合理的なシステムやけど、邪魔くさいところもあるね。。。

 

 そういえば、向こうで酒を買ったら、必ず紙袋に入れてくれるね。。。これって、公共のところでは、酒を飲んではならん。。。という流れがまだ残っている証拠なんやね。。。でも、ビール瓶片手に飲みながら週末の夜、目抜き通のジョージストリートを騒いでいる若者達とは、何かアンバランスな感じがするね。。。

 

 陽気なオージーは、実は仕事があまり熱心ではない。。。月曜から木曜までは、比較的真面目に働くが、金曜のお昼になったりするともう、お昼からビールを呑んでおる。。。仕事も残業なんてしない。5時になったら、とっとと帰ってしまって、オフィースはみんな空っぽ。。。お店でさえ、閉まるのが早い早い。。。夕方の5時から6時のハッピーアワーって言う、飲み物代が安くなる時間帯は、何とまだ日も高いのに、パブは大賑わいになる。。。この後、ゆっくり2時間かけて食事をするのやろうね。。。ほんと、この国に来ると、人は人生を愉しむために、生まれてきた。。。愉しまなくっちゃ損。。。そんな、気にさせるね。。。

 

 シドニー最後の夜は、インターネットの「まごシド」(まごつきません、シドニーでは)という人気サイトでお奨めの「サミット」というレストランを添乗さんに予約してもらって行ってきた。丸い円筒形のビルの最上階47階にあるモダンオーストラリア料理で有名なレストランである。ここの食事がほんと、最高に旨かった。。。私は基本的には洋食なんていうのは、あんまりの好かん方である。でも、ここで食べたラムチョップ。。。これだけは別や。。。文句なしに旨い。。。シドニーでここまで美味しいものが食えるとは知らなかった。。。

 

 今回のシドニー訪問は1日と数時間という慌ただしいもんやったけど、オペラハウスの中も見られたし、水上タクシーも乗ったし、ダーリングハーバー沿いのレストランで、ロックオイスターも頂いた。週末やったので、ロックスのフリーマーケットものぞけてとても楽しかった。。。なかなか、積極的にたくさん回ったので、ちょっとしんどかったけど、充実した訪問になった。。。

 

真夏の国から、またまたディレイを経て、8時間もかけて、真冬の日本へ帰ると、なかなか身体に取っては厳しい。。。恐らく、今週末に降ったのであろう・・・京都の道端に残った残雪が、キラリと光って、おかえりを言っていた。。。

 

この日のブログをオーストラリア旅行記として保存しました。良かったら見てやって下さい。。。

 

2/17(日) 今日は京都市長選の投票日。。。何か、あんまり盛り上がらずに来た・・・ッて感じかね。。。。結果が見えているのも、面白くないね。。。

 

 さて、いよいよ、北京五輪が近づいて来たのやけど、どうも、ここに来て、いろいろ問題点が出てきた。。。中国がスーダンというアラブが黒人を支配しているような国で、石油が欲しいがために、石油と武器を政府に供給している・・・として、あのスピルバーグ監督が、北京五輪の芸術的な監修をするお役を辞退したそうや。。。五輪の開会式や閉会式のプロデュースをするより、中国政府の人権政策の方が問題やとして、抗議の意味で辞任したんやね。。。

 

 また、中国には少数民族を迫害している疑惑とか、東チモール問題やら、人権に関する問題が山積みやからね。。。ほんま、人の命の値打ちが低い国なんやから。。。。

 

 他にも、マラソンの2時間4分代という、世界最高タイムを持っているエチオピア選手がマラソン競技への出場を取りやめようか・・・と真剣に悩んでいるのやそうや。。。その理由が北京の空気汚染。。。白い紙を持っていたら1時間でその色がずず黒くなる・・・と言われているほど北京の空気は汚染されている。。。30度近い気温の中で2時間以上も屋外で走るスポーツであるマラソンは、こんな汚い空気の中で競技をやって、果たして本当に大丈夫なのか。。。当然と言えば当然の疑問である。。。

 

 他の競技でも、出来るだけ間際まで中国に入りたくない・・・という選手達は多いようで、日本に直前合宿の予約が、けっこう、入っているのやて。。。おまけに、昨今の毒餃子騒動やろ。。。何を食べさせられるか判らない・・・という中国では、超一流の選手達にとっては、とてもリスクの高い国なんやね・・・中国は。。。そら、こんなので、選手生命に傷を付けられたらたまらない。。。そう思う人が多いのは仕方無いわ。。。有名選手には、大きなマネーが着いて回っているのやからね。。。

 

 今更ながらだけれど、本当のことを言えば、中国が五輪を開催するのは、少し早すぎる・・・という意見も多かった。。。まだまだ、政治的に不安定な要素も強いし、何より、未だに共産主義を堅持しながら、自由主義の恩恵だけは受けたい。。。なんていう、ご都合主義がまかり通っている国なんやからね。。。まだまだ、スポーツを楽しんだり、フェアーな精神で純粋に競技をする・・・というレベルに達しているのかどうか。。。大変疑問に思うところがあるからね。。。

 

 ただ、五輪には、その国のメンツがかかっている。。。北京五輪で何の不祥事もなく終わらせられないと、中国という国は、やっぱり、まだまだ民度や、安定度の低い国や・・・と、いうことになってしまうからね。。。だから、これから、北京は、厳戒態勢で、ピリピリした雰囲気になると思うよ。。。オリンピックが終わるまでは、夜間外出禁止・・・。工場もしばらく操業停止。車も行政機関の許可がないと、しばらく運転禁止・・・なんいてう、極端な態勢を敷いてくるやろうね。。。

 

 報道管制も厳しくなるやろう。。。特に屋外で長時間やるスポーツ。。。サッカーや陸上競技、テニスとか野球、バタバタ、倒れるような選手達が続出してみ。。。それこそ、五輪自身が中止・・・なんてことに成りかねない。。。だから、少しでも変な兆候があったら、スグに報道管制を敷いて、表に悪い情報が出ないようにするはずや。。。ただ、全世界から来たマスコミは、こんなネタを見逃すはずはないから、その規制の網をくぐって、記事にしようとしてくる。。。このせめぎ合いの方が、競技自身より、よっぽど面白かったりして。。。。

 

昔の中国なら、力づくでも規制の網してきたやろうけど、もうそんな時代やない。。。中国にとっても、今度の五輪は、世界とまともにお付き合いが出来る国であるかどうか・・・という、大事な踏み絵の儀式でもあるはずや。。。失敗が出来ない状況で、どこまでボロを出さずに、五輪を終えられるか。。。このことに、世界中の関心が集まってくるオリンピックイヤーになりそうである。。。

 

2/18(月) 道路特定財源を国土交通省の職員たちが、いろいろとつまみ食いのように、こそこそと公金を使っていた・・・というのが、ばれて来た。。。このパターン。どこかで見たことのあるような。。。。まるで、社会保険事務局やら社会保険庁やらの不祥事と、似たようなもんやなぁ・・・と。。。

 

 下手に、余計に使える金が有ると、役人という人たちは、何とか屁理屈をこじつけて、自分たちに都合の良いように勝手に使ってしまおうとする。。。道路公団の職員住宅建設やらはもちろん、レクリエーションの野球大会のためのボールやバット、グローブ。。。休憩時に使うマッサージチェア。。。どんなモノを買っても、広い広い意味での道路の維持管理に必要なもの・・・で、通してしまいよる。。。あつかましいにも程があるやんか。。。野球のグローブぐらい自分で買いなさいな。。。ほんま、あほらし。。。

 

 そう言えば、最近、大阪の消防署の職員が、持ち回りの幹事を消防署毎に決めて、毎年、ソフトボール大会を開催していたんやて。。。いつも、忙しい目をしてはる消防職員さんが、スポーツ大会をやるのに、別に目くじらを立てて、文句言う事は無いやんか・・・。と、思っていたら、何と、この人ら、全員、出勤簿にハンコ突いたまま、ソフトボール大会に来てたんやて。。。そら、公務中に遊んでいた・・・っちゅうことになるから、そら、なんぼ何でもまずいで。。。ソフトボールやってて、給料貰っておるのやから、こんなこと通る話やないやんか。。。

 

 いったい、あんたらは、どう思っているのか・・・。って、テレビの記者が問い詰めたら、「公務っぽい・・・」という感覚で、このぐらいやったら、職務中ということにしても良いと思っていた・・・やて。。。ほんま、恥ずかしくないのかね。。。ええ歳をして。。。

 

 こんなのも、たまの休みに、みんなで親睦を深める・・・というのなら判るのやけど、公務時間中に、勝手にやっとった・・・となったら、言い訳は出来ひんと思うで。。。どちらも、このぐらいやったら、文句を言われへんやろう・・・。そしたら、これも通るで。。。てな感じで、大事な公金の使途を、どんどん拡大解釈して、自分らに都合の良いように、だんだん変えてしまいよった結果やと思うのやね。。。

 

 誰も、こんなことをしたらあかんと、キツく怒らなかったり、誰にもチェックされなかったりする・・・、こんな、お金の使い方をやっていたからこそ、こんなだらしない、ケジメの無いような事になったんと、違うかね。。。大阪の清掃局で見つかった何千万の裏金といい、出入りの業者にプール金を預けていた手口といい、何で、そんな勝手なことをやっておった職員を、告発して、吊し上げに出来ひんのかね。。。見方を変えたら、明らかにこんなのは、公金横領やんか。。。

 

 社保庁の年金掛金かて、国交省の道路特定財源かて、地方公務員の、勝手気ままな勤務体系や裏金作りかて、その根底に流れているのは、公務員という立場を悪用した、大甘になってしもた、腐った役人根性なんやね。。。自分に甘く、他人に厳しい。。。ほんま、こんな役人ばっかりや。。。

 

 役人達に、好き勝手やらしていたから、こんな、のさばった使い方を、勝手にしとるのやね。。。いったい、こいつらは、公金を、誰の金やと、思っておるんやろうか。。。全部、自分たちが使えるような、都合の良いような金だ・・・なんて、思わせたら、絶対にあかんで。。。ほんま。。。役所というところは、確かに、大きいお金が動く。公共事業なんかで支出する金は、民間よりはるかに大きいし、それらの大金を扱っていると、感覚まで、麻痺するのかね。。。20億の発注をするのやから、100万ぐらい、業者らに接待費使わせても、どうってことないわ。。。こんな感覚が、守屋みたいな、ヘタレ役人を作って来てしもたんやね。。。

 

 予算を行使する。つまり、公金を支払って、何か事業をする。。。っていうのは、明らかに業者にとっては、大変有り難い特別なお客さんなんやね。でも、その特権を、法律は禁じている。このあたりが、収賄やら、天下りやら、便宜供与なんかが、入り込む余地になっとるんやね。。。役人がお金を使う限り、これが利権に直結してしまう。。。何か、この構造を打破して、利権を生じないようにするような妙手は無いものかね。。。

 

 澱んだ水は腐る。。。公務員さんたちは、3年以上は、同じ職場に勤められないようになっているらしい。。。つまり、転勤や、配置転換を頻繁に行うことによって、特定の業者とだけ、深い繋がりが出来てしまうような仕組みを、防止しようとしているのやね。。。ところが、それだけでは、なかなか防げない。。。周到な根回しと、十分な引継ぎによって、脈々と、利権構造は引き継がれて行ってしまうからね。。。

 

 企業の中でも、官庁や役所の仕事・・・というのは、かなり特殊で、公共工事ばっかりとか、役所専門で、食っている会社が、けっこう存在したりするんや。。。つまり、本当に安くて良い業者は、もっともっと、役所の外側にたくさんあるのに、割高な、顔見知りの出入りの業者を優先的に利用することによって、ものすごく割高な金を払わされている。。。っていうのが、役人たちの中に、ものすごく有ると思うんやね。。。

 

 文房具1つを取っても、アスクルとか、フォーレストとかの通販で買った方がよっぽど安いのに、いつもの業者からしか買えない・・・こんな馬鹿なことが、全国でまかり通っている。。。そりゃ、電話1本で、何でも持ってきてもらえるのやから、楽やわなぁ。。。

 

 私は、もっと、安くて良い発注先を捜す努力を、役人達にさせる必要が有ると、いつも思っているんやね。。。公金を使う・・・っていうのは、大事な大事な血税を、出来るだけ無駄なく、使わないとあかんやんか。。。それを、自分らの周りに寄ってくる人たちだけに仕事を回してええものなのかね。。。こんだけの仕事があります。これを出来るだけ安く請け負ってくれるところを募集します。。。っていうとき、本当に、それを安く出来そうな業者を真剣に捜す努力を、役人達が足を棒にしてでも探すような努力を、けっしてこの人らがしているとは思えないのやね。。。だから、みすみす、高くて無駄の多いところに、バカ高い値段で依頼している。。。そう、思わないか?

 

 例えば市役所の部屋の壁が汚れてきたから塗り替えるとするやろ。役所は、この塗装の仕事を総務とか、理財とかいうところに依頼する。そして、ここに申し込んで来た会社の中からだけ、カタチばっかりの入札をして、仕事を発注するやんか。。。ところが、この市役所に入り込んでいる業者というのは、市の指定業者という特別な位置にある会社なんやね・・・。つまり、街のどこに出もある塗装屋さんが20万で請け負う仕事を、ここなら、30万は取る。。。つまり10万も余分に儲けるのやね。。。この金が、指定業者たちの会の会費になったり、いつもお世話になっている職員さんたちの、転勤の時なんかの、歓送迎会の会費や、御祝いに化けているんやね。。。

 

 つまり、この10万は、公金から、くすねたようなカネ・・・って、言えなくも無いのやね。。。こんなのが、実態なんやないかね。。。こんな、なあなあの、ぬるま湯のような体質・・・。ほんま、困ったもんや。。。

 

 私は、指定業者制度とか、かっこばっかりの、競争入札というのを、もう止めてもええかと思うのやね。。。それより、市の職員がその仕事を出来る限り安く出来そうな方法や外注先を、もっともっと、真剣に探す努力を怠ったらあかんと思うんや。。。その上で、ガチンコで、ほんとの競争入札をやってもらう。。。金額が大きいのやから、声を掛けてもらった会社は、何とか、注文を貰おうと、ギリギリの線を出してくるはずや。。。結果として、支出が1割や2割は抑えられるのやないかね。。。。

 

 公務員改革というのは、いくら声高に叫んでも、なかなか進むものやない。。。一番、問題なのは、職員一人一人が、ちゃんと真剣に仕事をする。。。これに尽きると思うんや。。。ところが、今の公務員さんは、仕事をろくな仕事のやり方をしない。。。楽して、得する事ばっかり、四六時中考えておる。。。

 

やっぱり、ケツを叩く人(政治家)が、もっともっと厳しく対処しないと、なかなか変わっていかないものなのやないかね。。。。。

 

2/19(火) 京都市長選は、門川さんが、またまた僅差で勝利。951票差やったんやて。。。それだけ、教育長からそのままエスカレーター人事で上がった市長さんへの批判が多かった・・・ということなんやろうね。。。

 

 さて、日曜日、私も近くの元小学校に選挙の投票に行ったのやけど、そこで、少しビックリした事があった。今までは見たことのないような、投票場の講堂から、外へ出るための立派な立派な仮設スロープが、こしらえてあったのである。。。。

 

私も、地域のお役で、選挙のお手伝いをしたことがあるが、ちょっと、そんなに費用を掛ける必要があるのか?と、思う部分があったんや。。。選挙の度に、行政は税金からその選挙の投票所をお世話いただく地域に、幾ばくかのお金が出る。大した額ではないけれど、このお金を原資にして、地域では、近くの洋食屋さんとか、料理屋さんに頼んでお世話の方の昼食用、夕食用の弁当を手配する。

 

 まぁ、飲まず食わずで選挙の手伝いをせよと言うのも酷な話だから、これも仕方がないかなぁ・・・とは思う。本当は、家が近いのやから、べつに交替で家に食事をしに帰ったらええと思うのに・・・とも思うのやけれどね。。。

 

 それと、選挙事務のお手伝いというので、半日で6千円ほどの日当が、現金で支給される。まぁ、寒いところで、半日か1日の間、千人もの人の受付をしたり、投票のための用紙を間違いなく渡す・・・という仕事をするのだから、少し高いような気もするが、日当も必要なのかね。。。ただのボランティアでは、文句が出るのやろう。。。誰も頼んでも断られるでは困るのやろうから、これも致し方のないことなのかね。。。。

 

 それと、投票会場には、区役所から2〜3人ほど、通常の職員さんが専門で着く。この人たちは、まぁ、市の職員さんやから、慣れておるのだが、当然、休日出勤の特別なお手当が出ているのやろう。。。。幾らかは知らないけれどね。。。

 

 これだけでは足りなくて、学生さんらしき人のアルバイトが2名ほど付く。この人らは、丸くなった鉛筆の先を尖らせたり、お世話をする人にお茶を出したり、誰かがトイレに立った時とか、交替で食事をする時に、代わりに受け付けなどの席に着く。まぁ、本来、市の職員さんたちがすべき仕事のなかで、あんまりしたくないような仕事をバイト君を雇ってやらせている・・・という感じかね。。。

 

 投票会場には臨時の電話機がこの日だけ設置される。諸連絡に必要なのだろうけど、これだけ携帯電話が普及しているのに、固定電話が必要なのかね。。。公用の携帯ぐらい1本持っている方が安く付くのやないかいなぁ。。。

 

 その他に、投票所には、いろいろな人がやってくる。。。普段、寝たきりの人が誰かに付き添われて車椅子で投票に来たりする。そんな時は、手の空いている人が車椅子の段差を持ち上げるのだが、そんなの数人いれば、十分。。。わざわざ、大工さんに頼んで臨時のスロープをこしらえてもらわんでもええと思うのやけれどね。。。

 

 と、まぁ、1つの選挙と言っても、目に見えにくいいろいろな経費がかかっているもんや・・・。もちろん、この他にも、ポスターを貼る掲示板が市内には無数にあるし、選挙広報誌とか、法定ビラ、選挙事務所などの費用なんかを含めたら、選挙というのは、実は、ビックビジネスやというのが判る。。。

 

 ただ、この選挙というシステムは、なかなか変えることが出来ない。市の代表である市長を決める方法をいくら論議しても、市民による直接投票しかなかなか方法が無いからね。。。ただ、もう少し、効率的に、少ない人数でも出来るような気はするのやね。。。去年あたりから、一部の区では電子投票の試みが進んでいる。行政コストを最低限にして、効率の良い税金の使い方が、今、本当に求められている。。。

 

それなのに、わざわざ、たくさんのお金を選挙に掛けようとするような、時代の流れに逆行したような、仮設の車椅子用スロープ。。。こんなカネは使わないでええカネや。。。車椅子の人が来たら、みんなでたった3段の段差ぐらい持ったらええやん。。。たった2〜3人の人のための立派なスロープを見て、何か、行政の金の使い方が、本当に間違っている・・・というのを、考えさせられた市長選の投票日であった。。。

 

これだけたくさんの税金を使って選挙をやったのやから、しっかり仕事してや。。。というのが市民の願いやと思う。でも、本当に手直しすべきことは、何にでもお金をかけて処理してしまおう・・・という職員さんの体質なんやないかね。。。カネを使わずに、汗をかけ。どこかの首長さんが言っていた事やけど、カネが無いのやから、出来うる限り、不必要な支出を無くそう・・・という動きが出てきて然るべきやと思うのやね。。。

 

ところが、それどころか、何とか予算の使える道は無いかと、いつも考えているような体質は、どうかと思うんやね。。。予算を余らした額に応じて、職員さんの、給料やボーナスの査定をするようなそんなシステムは、組めないものかね。。。

 

私には、わずか、数人のための立派な仮設スロープが、どうしても無駄使いに思えてならないんやけどね。。。車椅子の人は、この時ぐらいは、みんなで担ごうや。。。その方が思いが伝わる血の通った行政になるのと違うかね。。。

 

2/20(水) 昨日の夜明け前、千葉県沖で、自衛隊の船と漁船が衝突して、漁船が真っ二つになって沈没した。夜明け前の東京湾は、ラッシュアワー並みの混みぐあいなんだそうだが、それにしても巨像とアリンコのような関係。衝突が避けられなかったのかねぇ。。。

 

 この衝突事故を起こしたのが、自衛隊の最新鋭イージス艦「あたご」やったことから、識者の間から、これがもし北朝鮮の工作船やったら・・・という心配の声が上がっているんや。。。というのも、イージス艦というのは、日本に5隻あるMD(ミサイル防衛システム)戦略の核となる軍艦である。400キロ先にあるターゲットも、見逃さない・・・といううたい文句の船が、直近にある漁船との衝突も回避出来なかったというのは、あまりにも、間抜けで、あまりにも、情けない事件やからや。。。

 

 海の事故の多くは、ヒューマンエラー。それも、見張り不足や居眠りなどが原因とされる。広い大海原で、互いの船がわざわざ衝突する確率は極めて低いはずである。少なくとも道路のように、ここを絶対に通らなくてはならない・・・という範囲は、航路が有る程度決まっているとはいえ、遙かに衝突を回避する方法が多彩であるはすであるからである。。。

 

 舵の操作以外にも速度を調整したりして衝突を回避する方法はあったはずやし、まぁ、車で言えば、超大型のトレーラーと自転車ぐらいの差が有ったのやから、普通で考えたら、小回りのきく漁船が、逃げ損ねたのかねぇ・・・というのが推測される。。。

 

 イージス艦の方からしたら、船の大きさが格段に違うから、向こうが勝手に避けるやろう・・・ぐらいの予断が有ったのかね。。。お互いに避けようとしてぶつかってしまった・・・というのもあるのやろうか。。。。どちらにしても、総身に知恵が回りかねるような大きな最新鋭艦の意外な弱点がさらけ出されてしもた・・・という印象は拭えないね。。。

 

 この「あたご」という船は、去年の3月に就航したばかり。母校は京都の舞鶴である。だから京都の有名な山である「愛宕山」から命名されとる。。。まぁ、このような船、5隻が日本海やら太平洋やらに、いつも配備されていて、24時間、大陸間弾道ミサイルの飛来に備えている。。。というのは、もちろん、軍事的な極秘事項なんやろうけど、こんなのが、今回のお粗末な事故で露見した。。。ある意味、日本の恥がかしい部分なのかもね。。。

 

 私は、今の日本人が持っている「平和ボケ」感覚が、このあたごのような最新鋭艦を操船していた海上自衛隊員の人に無かったか。。。そんな気がしてならないのやね。。。一言で言えば、たるんどったんやないか。。。居眠りをしておったんやないか。。。見張りを怠っていたんやないか。。。そんな気がするのやね。。。。戦後60年以上、日本は戦争というものに、巻き込まれないで済んできた。日本人の8割が、戦争というものを体験したことのない世代に切り替わって来ようとしている。。。

 

日本の安全保障は、米軍に丸投げ。。。そんな中、沖縄では米軍兵士によるレイプ事件やら、いろいろなトラブルが頻発している。。。。今、今一度、日本の防衛というものを、真剣に考えておかないといけない時期に来ているのではないか・・・と、思わざるを得ないのやないかね。。。

 

米国は、太平洋におけるプレゼンスを確保しておきたい。。。日本は、ソ連や北朝鮮、中国などの核保有国のすぐ近くに位置しているので、有事の時に対抗措置を持っていない。。。その両者の妥協の産物が日米安保に他ならないのやんか。。。ただ、日本は、いつまでもアメリカさんの「ひもつき」でええのか。。。中国やインドなんかに、シフトするかも知れない世界経済の潮流の変化が、近い将来にやってくるのではないか。。。

 

そんな、いろいろな意味での変化への対応が、今の日本には求められているのではないかね。。。

 

2/21(木) 先日、東芝の社長さんが記者会見をして、東芝が製造していたHD−DVD規格のプレーヤーやレコーダーの製造を中止すると発表した。。。。ブルーレイ陣営への事実上の降参宣言・・・。白旗を揚げはったんやね。。。東芝は僅か2〜3年で、この分野から撤退することになる。。。。

 

 それにしても、いろいろなオーディオビジュアル業界というものは、どうして、こうも、製品の規格が異なったモノを作りたがるものなのかね。。。そりゃ、他の会社を出し抜いて、その分野で、1番になって、市場を独占してしまいたい・・・という野望は判らないでもない。。。トップランナーになれたら、敵がないから、製品も、そのものが優秀であれば、爆発的にモノが売れるからね。。。

 

 でも、昔のVHS対ベータの闘いでも判ったように、結局、大きな迷惑を被るのは消費者の方なんやね。。。私も、もう見ることの出来ないベータマックスのビデオテープを泣く泣く捨てたし、大事な映像でも、ずっと残して起きたいけど、見れない・・・というのは、ホント不幸なことなんやね。。。

 

 今回のDVD規格戦争では、実は、日本とアメリカで、市場の受け取り方が、かなり違っていたんやね。。。日本人は、画像が綺麗とか、音が素晴らしい・・とか、その機種の性能を重視して製品を買う傾向がある。

 

 一方、アメリカでは、機械の価格が安かったり、使い勝手が良かったり、見られるソフトがたくさんあったり・・・というのを重視する傾向があるんや。。。今回のHD対ブルーレイの闘いでは、日本でのHDのシェアは僅か10%ほど。。。ソニーは、もう貧乏くじを引きたくないと、松下などの製造メーカー数の多い方に着いたんやね。。。ソニーのプレステでDVDが見られる・・・といったことも大きかったのやろう。。。

 

それと、一番大きかったのは、アメリカの映画会社が軒並み、ブルーレイ方式を支持したことやろうね。。。コンテンツ数の差は、そのまま利用者の差になる。。。アメリカでは、HD方式も、2〜3割もの支持があっただけに、いろいろ消費者の方は、文句を言うやろうね。。。怨み節が聞こえて来そうや。。。

 

この分野での技術革新は、日進月歩や。。。映画などを見る方式も、フィルムから磁気テープになり、DVDになり、もうちょっとしたら、メモリそのものになるかも知れん。。。シネコンで上映している映画もデジタルやしね。。。どんどん変わっていく。。。画像や動画もどんどんブロードバンド化が進むと、普通に自宅のパソコンをネットに繋げて、それを大画面テレビに送って、ソフト配信サービスで見るような時代が、もう来ている。。。

 

ドンドン便利になる一方、時代の波に置いてけぼりになった人たちは、どんどん他の人たちと比べて、不利になっていく。。。これをデジタルデバイドと言うのやそうやけど、これからまだまだ高齢化社会を迎える日本は、お年寄りとはいえども、パソコンやいろいろな複雑な電化製品を使いこなす能力が求められてくるのやね。。。

 

こうして、どんどん新しい規格や新製品を、消費することによって、どんどん電気メーカーさんは、儲けようとするのやけど、ちょっと立ち止まって見たら、何か、ものすごく、勿体ないような事をしているのやね。。。10年は使うやろうと買ったデジタルレコーダーを僅か2〜3年で、使えなくしてしまったり、見られなくなったテープなんかを、大量に廃棄したり。。。。ぜんぜん、エコやないのやね。。。

 

電化製品の規格というものは、もう少し普遍性が欲しいもんやんか。。。。。メーカーも使う人の立場に立って、この製品が少なくとも10年後に無いかも知れない・・・なんてものは、作るべきやないのやないかね。。。何故なら、メーカーは機械を売っているだけやなくて、お客さんがその機械で10年間楽しんで貰える効用を売っているのやからね。。。そう、考えたら、こんな2年や3年で、ころころと大方針を変えてしまうような身勝手な選択は、もっと非難されるべきやと思うのやね。。。

 

メーカーさんは、失敗しました・・・次、他ので頑張ります・・・。で済むのかも知れないけど、製品を使っている方はたまらんで。。。買った値段の半値でええから、買い取れ!って、誰か言い出さないかね。。。そうやないと、メーカーの社会的な責任を放棄したように、私は思うのやね。。。

 

消費者を裏切ってしまったツケは大きいと、私は思うんや。。。東芝という電気メーカーは、一生懸命、この方式のレコーダーを売っておいて、ある日突然、もう辞めました。。。こんなので、通ると思っているのかねぇ。。。もっと別の責任の取り方があるような気がするのやけどね。。。ブルーレイ方式のレコーダーを提携したメーカーから格安で斡旋するとか・・・HD方式で撮ったソフトを、プルーレイ方式に変換して焼き直すサービスを格安でやるとかね。。。。

 

消費者へのお詫びが足らん!そう、思わへんか?

 

2/22(金) 焼け太り。。。自分のところが火事を出したのに、がっぽり保険金が入って来て、大儲けした人のことをこう呼ぶのだけれど、社会保険庁の職員たちが、まさしく、こんな状態になっている。。。

 

 社会保険労務士さんたちの会が指摘したのやけど、昨年来の年金不信の問題で、年金電話相談を担当している派遣職員の時間給が何と、5500円/時間やというのが判ったんやて・・・。ほんま、呆れて開いた口が塞がらへんわ。。。焼け太りもええとこや。。。宙に浮いた年金問題かて、本当なら、今まで自分たちが、余りにもずさんなことをやっておったのが一番の原因やろ。。。

 

 ところが、そのリカバーに、どんどん年金掛金か税金か知らへんけど、使いまくりよって、アルバイトは雇いまくるわ、派遣社員はどんどん使うわ、それでもって、自分らの仕事の量は、きっちり守って増やさない。。。ほんま、こいつらには、キツ〜イ、天罰を下さんとあかんで。。。出来ることなら、即刻クビにしたいぐらいやで。。。

 

 私は、社保庁職員のミスや不手際が原因の今回の件に、何で、これだけたくさんの公金を投入しなければならないか・・・。筋が通って無いと思うんやね。。。人を余分に雇うのなら、まず、社保庁職員の減棒が先やろう。。。その減棒分の範囲で、人を雇うなら話は分からないでもない。。。そうせんと、こいつらは、止めどなく無駄カネを使っていきよるで。。。

 

 そもそも、公務員には、コスト意識というのが、極めて薄い。。。この仕事の成果を得るために、どうしたら一番手間がかからず、正確に、しかも、安く出来るか・・・。普通の会社やったら、一番、智恵を絞り出すような作業や。。。ところが、役人さんたちは、仕事より、自分らの待遇やら、将来的な安定やらは、一生懸命になるけど、その仕事をやるのに、いくら掛けるとか、無駄なくするにはどうしたらええとかは、二の次になる。つまり、自分の腹は痛まない。。。全てがこんな感覚なんやね。。。

 

 だから、マスコミに批判されたり、社会的に問題になったら、バンバン金に糸目をつけない使ってでも批判をかわそうとするし、逆に、あれだけ問題になったのだから、これ幸いと、公金をたんまり使って良い・・・なんていう風に、勘違いしてしまいよる。。。ほんま、困った人たちなんやね。。。

 

 消えた年金問題でも、市町村から移管された紙データを廃棄するために、マイクロフィルムにして保管しているやろ・・・。それがかなり、間違っていたり、ええかげんやったりするものやから、そのデータをコンピュータに入力し直す作業なんかを、自分たちはノータッチで、全部外部の人たちに委託しとるんや。。。何かまた、ここでのミスが出て来たら、自分たちのせいにされるのを恐れているのやね。。。外注すれば、そこが悪い・・・って言えるから。。。ほんま、どこまで根性、腐っておるんや。。。

 

 ところが、この外注作業をやっているのが、中国人留学生が混じっていて、その結果が、どうしようもなく、間違いだらけやった。。。そらそうやで、、、こんな大事なことを外国人にやらせるやなんて。。。いったい、この責任は誰が取るねん。。。私は、こんなことこそ、自分らの永年、放置してきた不手際なんやから、自分たちだけの手でやらさないとアカンと思うのやね。。。

 

 日本の社会というのは、何でも全体の責任にしてしまって、1人の問題のある人を庇ってしまうところがあると、思うのやね。。。だから、責任の所在を明確にするのを極端に嫌う。。。何かミスがあっても、個人のせいにしないで、その部門全体の責任にして、他の人もそれを納得してしまう・・・こんな悪いところがあるんや。。。だから、こんな問題になっていても、いったい誰がこのデータを処理して、どこでこういう間違いになったのか。。。この追及の手がどんどん、生ぬるくなって行きよるんやね。。。

 

 一人の人が何冊も年金手帳を持っていたりしていて、だれがどう考えても、名寄せなんていう手間がかかる作業は、やりたくない。。。それが、この問題の根幹や。その何十年ものツケが今、一気に来ている。。。のやないかね。。。

 

 極論かも知れないけど、今からでも遅く無い。。。年金は、もうやめにしたらどうや。。。今まで払った年金掛金は、その人の貯金として、本人に返せば良い。社会保険庁や社会保険事務所は解散して、年金制度そのものを、取りやめるしか、方法は無いのやないのかね。。。国民年金掛金を支払う人の比率が50%を切った時点で、もう、この年金制度というのは、確実に崩壊する。。。今の若い人は、将来自分が本当に貰えるか判らないわうなものに、お金を出したいと思うか?多分、ノーやで。。。

 

 年金制度は、政治家の票集めと、役人たちが私腹を肥やすためだけに有効やった、金集め・・・の仕組みや。。。国民皆保険の夢は良かったのかも知れないけど、自由主義国の日本で、本当に超社会主義的な、年金制度そのものが果たして永久に成り立つのか。。。結局、お上に甘えるような人たちを増やしてしまっただけ。。。私には、そう思えてしゃあないんや。。。

 

年金の歴史を、振り返ってみ。。。本当に得をしたのは役人達だけやった・・・・。そう、思わへんか?これを「焼け太り」って言わないで何を言うのかね。。。

 

2/23(土) 先日、行われた日本対中国のサッカーの試合・・・。酷かったね。。。中国のゴールキーパーは、明らかに日本の選手の腹を狙った、跳び蹴りを喰らわしている。。。まるで、少林寺拳法を見ているみたいやったやんか・・・。スパイク履いた足で、あんなのやられてたんじゃ、選手はたまらんで。。。。。あれで、イエローカードだけはないで。。。一発退場のレッドカードを出さないから、どんどんラフプレーが許されてしまう。。。

 

 まぁ、この試合をやっていた審判が北朝鮮の人・・・って聞いたら、さもありなん。。。やけれどね。。。中東の笛も酷かったけど、今回の「赤い笛」も、あんまり、フェアーやないわなぁ。。。ちゃんと、第三国に審判やってもらわんと、スポーツやなくなるわ。。。

 

 今回の試合が行われた重慶は、日本軍の爆撃が厳しかった町だから、反日感情が高い・・・と、日本のマスコミは報道しているのやけど、何で、わざわざそんなところで、熱くなる可能性の高いサッカーの試合をやるのかね。。。何か、トラブルが有ったら、困るのは、北京五輪を間近に控えた中国の方・・・なのやないかね。。。

 

それに、今の重慶に、どれだけ日本軍の爆撃を覚えている人がいるのか。。。恐らく80歳以上の人が、何とかうろ覚え・・・ぐらいの感覚やろう。。。つまり、今、騒いでいる連中は、中国政府の、愛国主義教育を、まともに受けた人たち・・・なんやね。。。その内容が、どれだけ誇張されていようが、思いっきり、捏造されていようが、反証する術を知らない人たち相手に、一方的につめこまれた反日教育。。。中国では、こんなことでもしないと、自国の上層部や、地方の腐敗役人達への民衆の不満を、ガス抜き出来なかったのやろうけど、日本だけを悪者にまつりたてるようなやり方は、どうかと思うで。。。

 

 この人達は、いま、騒いでいる日中戦争のことを、本当に知っているのか?毛沢東が田中角栄と握手して、蒋介石を台湾に追いやれたのは、日本のおかげやと感謝したエピソードなんかを、もっと正確に、自国民に知らしめんとフェアーやないと思うのやね。。。列強に良いようにされて、食い物にされていた清が本当の意味で独立国になれたのは、日本の果たした役割は、やっぱり大きいと思うで。。。日本は、アジアを白人支配から救った・・・と言えば、またレフトの人からは、問題発言や〜なんて、言われるのやろうけど、私は政治家やないから、好きなことが書ける。。。

 

 日本の歴史。特に近世は、実は、ほとんどの日本人があんまりしっかり学校で教えてもらっていないんや。。。縄文・弥生から順番に歴史を教えるのをやめて、京都の時代祭行列のように、近世から時代を遡って教えるべき・・・という人がいたが、私もそれに賛成である。。。一番大事な近世の歴史を、ほとんどの人がまともに勉強せずに、「後は、教科書を読んでおくように・・・」で終わらせられている。。。この現実は、大問題やね。。。

 

 実は、歴史の先生方は、近世の歴史を生徒に教えるのを、嫌っているフシがあると思うのやね。。。教師というのは、難しい仕事で、学習指導要領で、こう教えなさい・・・と、規程されている範囲を逸脱して教えられないんや。。。ただ、歴史の授業の現場で、教師の主観というのを、全く入れずに、授業をする・・・というのは、全く不可能なんやね。。。先生のちょっとした言い方で、例えば、中国や韓国への生徒達の印象がコロッと変わってしまうんや。。。

 

 親中派の先生は、日本のやった残虐行為を、必要以上に強調して教えてしまうやろうし、ちょっとライトな先生は、日本の戦争責任を、ものすごく小さく感じるように教えてしまう。。。だから、本当のところ・・・を知りたい生徒は、出来るだけたくさんの人が書いた色々な歴史書を読んで、真実を自分で判断する必要があるのやね。。。

 

 例えば、日本が南京を攻めた時のこと。日本では南京事件なんて言っているが、日本軍が南京に攻め入った時、あまりにも多数の人が逃げずに市内に残っていた・・・。つまり、向こうの軍隊は、市民を楯にして自分らだけ逃げよったんやね。。。民兵を一般市民に紛れ込ませて、わからんようにする作戦をとりよったんや。。。ところが、日本軍からしたら、軍人と一般民間人の区別が付かないぐらいやったんやね。。。便衣兵・・・っていう、普通の格好をした人が、銃を持っているもんやから、日本軍からしたら、いつ撃たれるか判らない状況やったから、疑わしい人は、やるしか無かったんやろうね。。。結果として、たくさんの民間人も殺してしもた。。。戦争はやるかやられるかやからね。。。これが、南京大虐殺・・なんて向こうじゃ、言われている。。。かなり、大袈裟に、ふかされてね。。。

 

 犠牲者の数が、当初、5千人やったのが、どんどん増えて、いつの間にか30万人にもなっている。。。中国側の被害者数が、何と、当時の南京の人口以上の数に、どんどん増えているんやね。。。日本人なら、そんなにいるわけが無い・・・というのが判る。。。。ところが、向こうは、大量虐殺や・・・と非難して、向こうの教科書は、日本軍は、無茶苦茶やりよった。。。と、被害者意識を最大限膨らませているのやね。。。

 

 歴史というのは、実は、その国の視点に立って、その国の子供たちに教えるものであって、日本人のように生真面目に、「事実は1つ」なんてやる必要は無いもんなんやね。。。

 

 クックは、オーストラリア大陸を発見したのやけど、そこには、もうアボリジアニ・・・という先住民族が住んでいた。アメリカにも、大陸発見時以前から、アメリカインディアンがいたようにね。。。だから、先住民族の持つ歴史と、後から来た人の歴史・・・は、違っていて当然やし、先住民族からしたら、土地を取られ、追いやられた不幸な歴史が、後から来た人から見たら、西部開拓の歴史・・・なんていう風に、美化されて残される。。。

 

同じ国でも、こんな違いがあるのに、まして、隣国同士で歴史を共有化するなんて、まるで無理な話やんか。。。日中、日韓歴史研究なんて、アホな会議を税金使って、やるもんやない。。。 土台、中国や、韓国との歴史認識の共有なんて、やる意味は無い。

 

審判は公平なもの・・・なんて、おめでたい事を言っているのは、実は、日本人ぐらいのもの・・・なんやないかね。。。おめでたい、おめでたい。。。

 

2/24(日) それにしても、次から次へと出てくるねぇ。。。中国製の冷凍食品・・・と名前が付けば、怖くて何も食べられない・・・。そんな感じさえするやんか。。。冷凍餃子に始まった農薬混入騒動は、鯖の切り身とか、ニラまんじゃうなんかにも飛び火。。。微量ではあるけど、日本では禁止されて使われていない農薬。。。というのだから、恐らく野菜に残留していた農薬なんやろう。。。サンプル検査もせずに、今まで、何を食べさせられていたことやら。。。。

 

 それにしても、アメリカのBSE問題の時には、素早く米国産の牛肉を輸入禁止にしたのに、何で、厚労省は、中国製冷凍食品を、輸入禁止にしないのかね。。。相手が中国やからか???おかしい話や。。。それと、被害者が出てから、1ヶ月もしてから、製品回収を始めた生協やらJTの対応も、遅過ぎや。何か、コソコソと、中国との密約を、その間にやっておったのやないか・・・と、思われても文句言えないのとちがうか。。。

 

 中国の天洋食品っていう冷凍食品を作っていた工場かて、最初に公開された生協の人が撮ってきた写真は素手で焼き鳥の串を刺している写真が写っていたのに、最近になって中国がマスコミに公開した工場内部の画像を見ていると、明らかにピカピカに掃除をやり直しておるし、真新しい手袋やら、新品の割烹着みたいなのを準備しよった形跡がある。。。見え見えやで。。。日本から、文句が出そうだから、完璧にカモフラージュした。。。それに、証拠隠滅も謀った。。。そう言えるやろうね。。。

 

 それにしても、毒物が混入していた冷凍食品を売っていたJTやら生協に、何でもっと早く、お下知が無いのやろうね。。。検査もせずに、ヤバイものを売っておったのやから、何某かの処分が下っても仕方が無いこと・・・やと思うのにね。。。私は、この辺が、妙に甘いと思うんや。。。どこから輸入したものであろうが、自分の所で売っている以上、十分な検査態勢を準備するまで、おまえのところは、商品を売ること、まかりならぬ・・・と、するのが、当たり前と違うか?これが、食品を扱うメーカーの掟やないか。。。。

 

 米国産牛肉やったら輸入禁止が出来て、何で中国産餃子やったら出来ないのか?他のメーカーが作った冷凍食品からも、続々とキツ〜イ農薬がどんどん検出されているのやから、政府は、まず、国民の健康被害の防止と、国民の生命を守ること・・・第一に考えるべきなのやないか。。。という批判に応えるべきなのやないかね。。。

 

 日本人は、食べるものに厳しすぎる傾向は確かにある。ただ、それは、国民性であり、例え、そうであっても、何も他国から非難される筋合いのモノでは無いんやね。。。ただ、ごく微量であっても、健康上の被害が無いと、何百ぺん、言われても、そんなヤバイ食べ物を食べるのはゼツタイに嫌・・という人が多いのも確かやと思うんやね。。。一番、最悪なのは、そんなヤバイものが含まれている可能性がある・・・とも知らされずに、気付かされないまま食べさされていることが後で判った場合なんや。。。

 

 われわれは、基本的に、自分の口に入るモノを出来る限り選びたいし、同じ食べるのなら、危険な可能性のあるものを拒否する権利は有ると思うのやね。。。今回の事は、それを真っ向から否定された感じがする事件やと思うんや。。。米国産の肉は今でもほとんどのスーパーで、扱われていない。。。買おうと思っても、買えないぐらい不人気なんや。。。つまり、最終的には消費者が拒否した食品は、日本ではたくさん流通出来ない・・・という確固たる日本なりのルールが有ると思うのやね。。。

 

 恐らく、消費者はもう、中国製の冷凍餃子は、なかなか買わないようになると思うんや。。。他のメーカー製のものでもね。。。本当やったら、日本の商社やら、食品メーカーは、自社製品の総点検を早急にやらなあかんのと違うか?まともに、厳しい検査をしたら、日本中のスーパーから冷凍食品が消えてしもたりしてね。。。。全部ヤバイってなったらパニックやろうけど。。。。

 

 牛肉も我慢出来たのやから、餃子も国産のでええのと違うか?ええ勉強になったと思って、もう、他の国から入ってきた食べ物を、鵜呑みにして食べることが、いかに危険なことか・・・。目が覚めたのと違うか?それとも、被害者がもっと増えないと、まだあかんか?

 

 どこの国も信用出来ない。。。ほんま、不幸な時代やで。。。

 

2/25(月) 千葉県沖で衝突した漁船とイージス艦。マスコミは、よっぽど左巻きの人が多いのか、自衛隊側を、ボコボコに、総叩きする口調の記事がどうも多い。。。その一方、ネットでは、漁船の方の落ち度もかなりあるのでは・・・という、まともで冷静な意見も多いのやね。。。。海上のルールでは自衛艦の方に回避する義務があるのだそうだが、どう考えても、船の大きさが違い過ぎる。。。図体が大きくて小回りがきかない船は、小舟が多い湾内などではどうしたらええのか。。。

 

 ここまで船の大きさが違うのに、同じ海上を航行する・・・という、1つだけのルールの中で、全て処理してしまうのが、果たして適当なことなのか。。。いろいろと、問題が多そうなテーマなんや、ないかね。。。

 

 そもそも、1キロ先で回避行動を始めないと間に合わないほどドデカイ船と、20メートルや30メートル先でもひょいと旋回出来る小型の漁船。。。普通で考えたら、大きい船を、小さい船が避けてやる・・・というのが自然な考え方と違うのかね。。。私は船舶の免許も何も持ってないのやけど、大型のトレーラーを1メートル右に駐車し直すのに、大層なことをやらなければならないのに比べて、軽自動車なら、すぐ気楽に動かせる。。。そんな話と同じなのやないかね・・・と思うんやね。。。違うのやろうか。。。

 

 私は、今回の衝突事故のいろいろな証言がいろいろ出て来るのを聞いていると、どうやら、漁船の方も自動運転を解除しないで、そのまま海上を走っていたような気がしてならないんや。。。漁船の他の船たちが、迫り来る大型船を察知して、一斉に回避行動に出ているのに、何故か、この事故に遭った船だけこの回避行動を取っていない・・・という不自然さが残るんや。。。

 

 マグロの延縄(はえなわ)漁船というのは、かたまって操業をするものらしく、この日も漁船はかたまって行動していたようで、同僚の漁師たちは、互いに無線で連絡し合いながら猟場を目指していたようである。ところが、事故にあった船だけ、無線の応答が全く無かった・・・というのである。。。このことが何を意味するか。。。恐らく、沈没した船は、無線のスイッチを入れていなかったことが考えられるのやないやろうか・・・。音楽でも聴いていたのかね。。。無線の音はうるさいから、消していた。。。

 

そして、真っ暗の中、目標地点をセットして、自動航行システムを信用して、ただひたすら沖を目指していた。。。どうせ、周りは真っ暗。。。この船の親子は、まさかこんな近くに、普段はいない巨大イージス艦が航行しているなんて、夢にも思わなかったのと違うかね。。。

 

 そして、気付いた時には、イージス艦が間際まで来ていた。。。真っ暗闇の午前4時。闇の中から突然現れてきた10階建てのビルのようにデカい戦艦に、ぶつかられて、ひとたまりもなく、船は沈没した。。。そんな気がするんや。。。

 

 ただ、漁師親子はまだ見つかっていない。。。この手の事故を見ると、よく日本人は、気の毒な人たちの身方になる傾向がある。真面目で仕事熱心なお父さんと、気が優しくて、よい子だった息子。。。と、いうのを殊更に強調したうえで、こんな幸せを奪ってしまった、憎き自衛隊・・・という風に報道したがるんやね。。。どの局も。。。

 

 このような報道の姿勢は、本当は、物事の見方を、歪めてしまう時が多い・・・ということに注意せんとあかんのやね。。。

 

 衝突事故というものは、実は、ぶつかり合う、両方に、非がある場合がほとんどである。今回の事故も、自衛隊側にも、漁船側にも、相手を早く発見して、衝突を回避するチャンスが有ったはずや。。。それを、たまたま、双方がやらなかった。。。ひょっとしたら、漁船の方は、全く相手を見ていなかった・・ようなフシもある。。。漁船のような小さい船が群れを成して行き交う湾の入り口近くで、大きな船が、いちいちルール通り小さい船たちを縫うように航行せなあかん。。。このことの不自然さに、何か、今の海上でのルールの矛盾点のようなものを感じざるを得ないんやね。。。。

 

 このルールでいくと、捕鯨反対運動の船は無数の手こぎボートを手配して、調査船のまわりを取り囲んでしまえば、その船を航行不能に出来てしまうし、常に進路を譲らなければならない位置に、プレジャーボートを航行させていれば、ルールの上で、特定の船の自由航行を拘束してしまえる・・・なんて、バカなことも出来てしまう。。。

 

 今回のことで露呈した、海上交通のルールでの盲点。何とか克服しておかないとあかんのとちがうか。。。そやないと、犠牲になった漁師さん親子も、浮かばれへんで。。。もう事故から、何日も経つから、ほぼ絶望やろう・・・、お二人のご冥福をお祈りします。。。

 

2/26(火) 福田首相になってから、政局の方は、安定感が増した・・・のはええのやけれど、どうも、政治改革や、構造改革への取り組みが、どんどん後退しているような気がしてならないのやね。。。

 

 というのも、いろいろな事に対処する時に、福田総理は、例えば、消費者庁を作ったらどうか・・・とか、何か事が起こると、それに対処する省庁や組織を作って対応をしようと、しはるのやね。。。私は、この発想が役人やと思うんや。。。税金や公金で飯を食っている人の頭数を減らせ減らせ・・・て言っておる時に、また新たな役所を作って、またまたたくさんの税金を使おうとする発想。。。役人天国を助長するもの以外の何者でもないと思うんやね。。。

 

 道路特定財源のずさんな使い方が、いろいろと論議を呼んでいるけど、役人の無駄遣いは社会保険庁だけではなかった・・・という証明になってシモタ感じやね。。。国土交通省も、きっちり、好き放題なことを、やっておったんや。。。こんなのは、ゼツタイに辞めささないとアカン。。。

 

 いろいろと、日本の政治が抱える問題を考えると、戦後60年間、日本のやってきた官僚主導の、日本を経営するかのような経済政策のやり方が、もう、とっくに岐路を迎えて、通り越してしまっているのに、未だに、今までの体制や、やり方を、推し進めようとしている勢力が、根強くて、どうしようもなくなっている。。。そんな気がしてならないんや。。。

 

 日本列島改造の時に、田中角栄は日本中に土建屋を増やさせた。。。一億総土建屋・・・なんて言われた。そらそうや。集めた税金で、ど田舎にどんどん要らん道路をバンバン作って、どんどん、税金を公共事業に使って、公需で、景気対策なんかを、やっとったんやからね。。。だから、景気が後退すると、政府は公共事業を増やして、景気を下支えする。。。という、アホでも出来るような、イケイケドンドンな政策を何十年も続けておったんや。。。

 

 その挙げ句の果てに残されたのは、どんな山道でも立派に舗装された道路と、山のような借金。。。道路は、後の世代まで使うものやから・・・と、下手な言い訳をされて、借金しまくって、土建屋さんに貢いでいた。。。馬鹿なことをしたもんやね。。。田舎の土建屋の社長さんが、みんなベンツに乗って現場に地下足袋で行っていた。。。このアンバランスさ。。。滑稽、そのものやったやんか。。。

 

 バブルがはじけて、日本中の土建屋の多くは、仕事が無くなり、倒産。。。でも、道路特定財源という、みんなが使うガソリンや軽油などから取る、膨大な額の税金・・・。言わば、特別な別のサイフのような利権やね。。。これは、しっかり、残った。。。カネのあるところには、蜜を求めていろいろなヤツらが集まりよるものや。その数が多くなると、この人らは道路族と呼ばれたほどやからね。。。この議員たちは、公共工事を、どんな時代でも発注し続けられる。。。という、ドラえもんの四次元ポケットのようなこの利権を、死んでも離したくないのやね。。。

 

 ところが、やっと、この特定財源はおかしい。。。という論議が出て来た。車を使っている人だけが負担する税金を、道路の整備だけに使う・・・という発想は、まだええ。ただ、そのカネが、毎年毎年も同じ金額だけ集め続けなければならない・・・と言う根拠が、もう無くなって来ているのやね。。。もう、日本に絶対に必要不可欠である・・・という道路は少なくなって来ている。高速道路が無い地域に行けば、渋滞のない立派な国道がきれいにバイパスも整備してあるから、そんなところに、高速道路を作っても5分短縮出来る・・・なんていう程度。。。あんまり、値打ちが無いのやね。。。まして、その高速道路の償還に50年も100年もかかっても無理。。。

 

 日本の幹線高速道路を走る車から取る高速料金で、田舎の採算の合わない道路の借金を返し続ける理由がわからんのや。。。もっと、東名・名神を高い金出して使っている人は、怒らないとあかんで。。。

 

 先日も新名神高速道路が滋賀県草津山田と三重県の関の間で開通したけど、こんなのは、ほんと、値打ちのある道路なんやけど、他のはどうなんかね。。。もう、ぼちぼち、そんなに早急に整備しなくてはならない道路が減ってきているのやから、私は、ガソリンから集める税金の額を徐々に減らしていくべきやと思うのや。。。

 

 多くの政治家は、道路特定財源の一般財源化へ・・・って言っているけど、これはあかん・・・。ガソリン税は、一部の人しか負担しない、極めて不公平な税金やからや。。。だから、道路の建設のペースを落として、税額を減らす。。。これが筋やんか。。。

 

 ガソリン税は必要に応じて毎年、5円づつぐらい、減らしていって、5年で暫定税率分の26円/リッターほどを減らす。その間に、計画を精査して、道路建設の優先順位を、数値化して、どの路線を先に造るべきかを、国民全部が納得する、透明性のあるカタチでを作って、道路族の利権を完全に奪う。。。そうせんと、古賀橋・・・やムネオハウスなんていう、馬鹿な税金の使い方は直らないで。。。。

 

国会議員さんは、日本という国の行く末を決める大事な立場であって、自分の出身県の利益代表であってはならない。。。もう、田中角栄のような、我田引水なやり方は、今の世の中では通用しない・・・。このことを思い知ってもらわんとあかんと思うんや。。。無駄銭を使いよったら、その人の責任を、もっともっと追及するような、そんな仕組み作りが必要なのと違うかね。。。

 

2/27(水) 27年も前に、ロサンゼルスで起きた殺人事件で、ロサンゼルス市警は、日本では無罪判決が出ている三浦和義容疑者をサイパンで逮捕した。いわいるロス疑惑事件なのだが、この三浦容疑者は、妻に高額の保険金を掛けていて、誰かに依頼して妻を殺害し、保険金を騙し取ろうとしたのではないか。。。と、日本中の誰もが彼を疑っていたあの事件である。。。

 

 私は、海外で起こった事件というものは、基本的に現地の警察、検察が裁くべきものであり、当時、日本の検察が、三浦容疑者を結果的に匿ったようなところがあった・・・。この一点に、少し、筋が違ったところが有ったのではないか。。。という思いが強かったのやね。。。というのも、日本の警察が三浦容疑者をアメリカり警察に引き渡すことが、日本人をアメリカ人に引き渡してしまうとは、何事か・・・と、怒る人が、当時も今も、少なからず、いた・・・というのが有ると思うんや。。。日本政府は自国の国民をなぜアメリカに引き渡して、向こうの裁きを受けさせるのか・・・。そんな批判が当時は、少しは有ったと思うんや。。。日本政府は自国の国民の生命財産を守れ・・・・という意見やね。。。でも、今は、悪いことをした人まで、匿っていたら、何をしているのかと批判される。。。時代は確実に変わってきている。。。

 

 ロサンゼルス市警からしたら、この事件の重要な容疑者である三浦容疑者が、国外逃亡して、日本の警察で取り調べられて、日本の法律で裁判を受けて、無罪になった。。。これが、無性に悔しかったのやないかね。。。アメリカやったら、有罪に出来るのに、日本の司法は疑わしきは罰せず・・このけったいな原則が貫かれているからね。。。

 

 また、米国では、殺人事件に関しては、時効がない・・・のやそうや。そもそも、時効の持つ意味は、時間が経ちすぎて、捜査継続が困難、証拠が古すぎて、信憑性が薄れる。。。なんていうのが、時効が設定されている理由や。でもね。例えばDNA鑑定なんていう、捜査技術は、日進月歩の世界で、20年前の事件の証拠を現在の最新のDNA鑑定で、やり直してみたら、新事実が明らかになった・・・・ということも、も有るやんか。。。日本でも、重大事件を時効にせずに、犯人にとっての、「逃げ得」を無くさせるようにするような法律改正を、ぼちぼち検討してもええのやないか・・・と、思うのやね。。。

 

 今回のロサンゼルス市警の逮捕は、1988年に出た逮捕状が、まだ有効になって行われた。この警察では2000件もの未解決事件を専門に追っかけている「コールドケース」というセクションが有って、この部門の人が、毎年のようにアメリカ合衆国の一部であるサイパンに出入国を繰り返している三浦和義容疑者を、粘り強くマークしていた・・・ということらしい。。。

 

 日本が当時、引き渡さなかった容疑者を、自国内で、27年ぶりに逮捕した。。。有る意味、警察担当者の執念みたいなものやないかね。。。つまり、ロサンゼルス市警は、ずっと、三浦を指名手配していて、自分たちの主権の及ぶ米国内で逮捕する機会を待っていた・・・。そういうことなんやろう。。。

 

 テレビの、この事件に対する報道姿勢は、局によって大分違う。TBS系列は、日本の司法判断がすでにされている人を、米国は不当に勾留している・・・として、抗議すべき・・・だという態度。。。フジなどは、三浦の妻であった和美さんの母親のインタビューなどで、日本の司法が罰せられなかった、クロに限りなく近い灰色の容疑者が、今度こそ、罰を受けるべき・・・という姿勢が見える。。。この違いが面白いね。。。

 

 新しい証拠が出たのか出ていないのかは、大陪審まで判らないけど、ロサンゼルスという日本の主権が及ばないところで起こった事件を、どう扱うべきか。。。時代の流れと共に、変わってきた国民感情と、27年間、ずっと変わらない真実を追究する執念。。。真相究明が、今度こそ、明白なカタチで、実現したら良いなぁと思う。。。

 

それにしても三浦和義という人物。もう、60歳にもなっている・・・。少し前に、自宅近くの、コンビニで、本人が万引きしている映像が、バッチリ撮られていて、ほんま、情けないような人生をずっと送っているヤツやね。。。女に働かせて、自分は遊ぶ。。。いわいるヒモのようなヤツ。。。ヨメさんに何億もの生命保険を掛けて、その命をカネにしようとしたヤツ。。。それだけで、普通の感覚やないやんか。。。こんなヤツ、のさばらしていたらあかん。。。国民のほとんどは、そう思っている・・・と、私は信じたいのやけれどね。。。

 

2/28(木) ほんとに今年の2月は、よく雪が降る。。。暖冬や暖冬やと言っておったヤツは誰やねん。。。まだまだ、天気の予報も、長期予報は、八卦見の世界と変わらないほどの確率やね。。。当たるも八卦、当たらぬも八卦。。。。

 

 さて、当たらなかったら良かったのが、漁船とイージス艦の衝突事故なんやけど、何か、少し、けったいなタイミングで起こっているね。。。沖縄の米軍のいろいろな騒動・・・自衛隊の事故。。。今年は軍事関係の当たり年なのかね。。。このおかげで、自衛隊を海外に送ることが出来るようにする恒久法を作るための会議が、時期が悪い・・・と、延期を決めた。。。。そりゃ、そうやわなぁ。。。自衛隊に批判の集まっている時に、こんな法案は出しにくい。。。。

 

 また、当たらなくて良かったのが、新名神の通行量の予測。。。。先週末にオープンした大津市と三重県の亀山を結ぶ設計速度120キロの新しい高速道路。。。毎日14000台の車の通行を見込んでいたのやけれど、それが実際は23000台も通ったんやて。。。そういゃ、息子も通って来た・・・って言うとった。。。東京方面に向かう車は、そら30キロ近くショートカットになるコースなんやから、通って当然と言えば当然なんやけどね。。。まぁ、日本の大動脈が大きくコース変更した・・・瞬間とも言えるのかもね。。。これでゲリラ雨や大雪で悩まされた難所の関ヶ原あたりを通らなくても良くなるからね。。。滋賀県の湖東地方が少し寂しくなるかも知れないけど、未開発の湖南、甲賀地区にどんどん工場やセンターが出来て、便利になるやろうね。。。

 

 でも、当たって欲しいのが、今年のサクラの開花予測。。。例年より少しだけ早めとか。。。寒い日が続くと、早く春にならないかなぁ。。。と、春を心待ちにする気持ちが出てくる。。。気候も良くなってくると、いろいろなものが、元気になってくる。。。消費も景気も上向くような気がするから不思議やね。。。塩漬けになってしまっているファンドやら、外貨預金なんかも、ちょっとは上向いてくれんと、困ったもんや。。。アホらしくて手放すに手放せない。。。

 

この3月からは一番下の娘も一人暮らしを始めるし、我が家では少し寂しい春になる。。。。もう、ぼちぼち、親の方も、しっかりと、子離れをしなさい・・・ということなんやろう。。。いろいろな思いの一杯詰まった春は、もうすぐそこまで来ている。。。

 

2/29(金) 早いもので、個人情報保護条例が施行されて、もう3年近くなる。この法律が出来て、何が変わったかと言うと、ハガキの裏側にブルーの粘着シールを貼り付けるようになったり、宅配物やら郵便物に電話番号の表示がされなくなったりしたことぐらいかね。。。

 

 でもね・・・相変わらず、うるさい売り込みの電話は来るし、どこで聞いたのかは知らないけれど、息子には就活の関係のDMや勧誘が山ほど来るし、娘には専門学校やら予備校やらから、ダイレクトメールが来る。つまり、こんな法律が出来たって、実は何にも変わっていない・・・ということなのやないかね。。。個人のデータは、どこかで書いてしまったアンケートやら、懸賞の応募の時に何気なく書いてしまった生年月日などのデータから、どこかで名寄せされて、確かな情報と確認出来ればカネになるデータとして、売買されている・・・と言って間違い無いやろうね。。。

 

 この法律が、われわれ消費者の保護のために出来た法律やった・・・と、信じていた私は、実は、大変、おめでたい方で、実は、公務員さんたちの仕事を隠蔽するためなどに、悪用されているフシがある。あるマスコミが公務員の勤務状態に問題があるのではないか・・・と、取材するやろ。いわいる中抜けで、仕事中に自宅に帰っていたり、パチンコしたり、風呂に入っていたり、しっかり証拠の映像をつかんだ上で、責任者に取材を申し込んだところ、職員の個人情報・・・を楯にして、その職員の住所氏名などを教え無いのやね。。。明らかに、身内の不始末を隠そうとする、格好の言い訳にこの法律が使われていたりする。。。公僕である公務員さんに、仕事中のプライバシーは認めるべきやないと思うのやけれどね。。。

 

 まぁ、われわれ一般市民に迷惑がかかる・・・といえば、最近では、電子メールやと思うのやね。。。電話帳に掲載されていれば、個人の住所が判るやんか。。。そうしたら、調べようと思えば、この人に広告の郵便を出すことは簡単や。。。ただ、郵便やったら50円とか80円のコストがかかる。ところが電子メールやったら、事実上タダで、ものすごくたくさんの人に手間無くメールでいろいろな広告やお誘い、ひっかけ・・・なんかが出来てしまうのやね。。。

 

 これが、ほんと、迷惑なんや。。。メールアドレスを公開なんかしていると、毎日毎日何百件もの出会い系サイトやら、不倫しませんか・・・とか、儲け口があります・・・とかのメールが山のように来る・・・。もちろん、私が承認したメールなんて、ほとんどない。。。お陰で、そのクズメールの山の中から、まともな用件のメールを捜し出すのに、ものすごく苦労させられているんや・・・・。何とか、これらの、鬱陶しい迷惑メールを取り締まってくれないものか・・・と思っていたら、総務省でも、受取人の了解無く、迷惑メールを送り続ける人に2000万円とかの罰金を課す。。。なんていう法律を作ろうと、検討するようになったんやて。。。ええこっちゃ。。。ほんま。。。

 

 ただ、法律というのは、日本という国が国内のプロバイダーとかその加盟者に対してなら、日本の規制のタガがはめられるのやけど、海外・・・となったら、どうやろう・・・という危惧はある。。。アメリカや太平洋上の小国にあるプロバイダーからメールを送り続けていたら・・・規制の網から外されてしまうからね・・・。まぁ、いろいろ問題は有るやろうけど、日本では迷惑メールを送ったら、逮捕されて2000万円の罰金を取られる・・・。と、いうことを法律で決めた・・・と発信することが大事なんやね。。。抑止効果は有ると思うんや。。。

 

 電話かて、毎日毎日、へんなイタズラ電話ばっかり掛けて来られたら、どうせ、また変な電話やから・・・って、電話に出なくなるやろ。。。メールかて、同じや。。。イタズラメールばっかりが、あんまり来ると、見る気にもならへんやんか。。。こうして、大事な通信手段は、使い物にならなくなっていくんや。。。

 

 郵便や、通信といものは、大事な人の気持ちや、大切な情報なんかを相手に伝える大切なものや。。。メールかて、基本的には同じや。メールの濫用を防いで、まともな通信手段としての威厳を、守っていく事って、みんなが思っているより、かなり重要な意味のある事やと思うんやね。。。電話が来たら2コール以内に出る。メールが来たら、ちゃんと返事をする。。。こんな当たり前のルールさえも、イタ電や、迷惑メールは、蝕んでいっているのやないかね。。。モラルの低下を結果として誘っているのやね。。。

 

世の中、どうも狂ってきている。日本をまともな社会に戻すには、少しぐらい不自由をしても、こんな規制を強化していく勇気も必要になってくるもんやと思うんや。。電子メールを有料化して、1人1本1円とか取る。。。そのお金を、電灯線ブロードバンド通信なんかの、インフラの整備に充てるなんていう発想も、時には必要になってくるのかもね。。。今みたいに、下手に、メールが無料だから、山ほど来る・・・っていうのは、絶対にあると思うからね。。。

 

 

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