日常のページ

 

6/1(月) 6月となれば、ぼちぼち梅雨入りの時期が気になるところ。。。世の中も、今日から衣替え・・・っていうところが多くて、子供たちの制服なんかも、白っぽくなって、まちじゅうが何か、急に明るくなった感じになるから不思議や。。。うれしいな、半袖半袖・・っていう、この時季のこどものうた・・・を思い出してしまうわ。。。

 

嫌な豚インフルエンザ渦も、少しは落ち着きを取り戻したのやけれど、京都にとったら、修学旅行の学生さんたちが集中するこの5月に、あんな、インフルエンザ騒ぎが起こって、何十万泊もの宿泊がキャンセルになってしもたんやて。。。不況や不況やと言われていても、観光客数5000万人なんて、夢のまた夢なんて言っていた京都の観光客数も、せっかく前倒しで計画達成・・・というほど、好調やっただけに、どうやったんかね。。。

 

私も、この数ヶ月、病気のために、仕事を少しセーブし続けていた事もあり、ええ機会だと思って、観光地という所に、いろいろと足を運んでみた。。。普段、京都人は、観光地なんて行かない・・・からね。。。実際、50数年京都に住んでいるのに、一度も行ったことのないところも、けっこう有った。。。まぁ、家で寝ているだけでは、気も滅入るからね。。。

 

普段は滅多に乗らない市バスで、あちこち行ったのだけれど、御所や東福寺、伏見の酒蔵、鴨川のサクラ・・・。それに岡崎の美術館や博物館、三十三間堂に国立博物館・・・。京都は行けるところがたくさん有って助かるわ。。。

 

大腸の回復には、ある程度の運動が必要。。。かといって、あんまりハードな運動も無理だから、ウォーキングぐらいが、腸の運動を促してちょうど良いのやね。。。犬がいると、よくどこまでも散歩へ行けるのだけれど、なかなか自分一人で・・・となると、ただ単に歩く・・・という行為は、飽きるし、つまらん。。。のやね。。。

 

そこへ行くと、京都の観光地っていうのは、みんなが行きたいと思うところだけあって、見る者を飽きさせないし、ちょっと美味しいものがあったり、ちょつと珍しいものが売っていたりして、結構、愉しませてくれるのやね。。。4月、5月っていう月は、季候も良くて、好天になる日が多い。それに、梅雨にはまだ日がある・・・というので、観光のベストシーズンでもあるのやね。。。

 

案の定、207番という東山通などを巡回するバスに乗ると、観光地の密集する清水道あたりで、ほとんどの観光客の人たちが降りる。。。満員だったバスが、ここで、がらがらになる・・・のやね。。。時候がよいから、外人さんも多い・・・。班行動中の、修学旅行の中学生やらが、その外人さんたちを捕まえて、覚えたての英語が通じるか・・・なんてやっている姿を見ていると、この子たちにとっても、良い思い出が出来たのやないのかね。。。と思う。。

 

昔の京都といったら、高校生たちが団体のバスでやってきて、各観光地を巡る感じが多かったのやけれど、今は圧倒的に中学生の子供たちが多い。。。みんな、そこそこ下調べをしてきて、どこどこを回ろう・・とか、一生懸命計画を立ててくるのやろうね。。。

 

そんななかで、結構人気なのが、タクシー1台に5人乗って、市内を一日観光する学校。。。この子達は、タクシーの運転手さんに、美味しいラーメン屋さんを教えてもらったり、有名な和菓子屋さんに見学させてもらったり、ガイドブックには載ってないような隠れた名所につれて行ってもらったりして、けっこうな京都を満喫している。。。

 

地元の人しか行かないようなお好み焼きをみんなで食べたり、回る寿司で昼食したり、そう、京都が本社の餃子の王将でも修学旅行生を見たなぁ。。。でもね京都まで来て、王将か。。。。何でも良かったのか、タクシーの運転手さんがたまたま食べたかったのか・・・はわからんけど。。。

 

そういえば、この前のインフルエンザ騒ぎの時、タクシーに載ったまま、マスクを付けて、車から一歩も出ないで観光してる・・・って、ニュースでやってた。。。食事も運転手さんにマクドを買ってきてもらって、車内で取ったんやて。。。お可哀想に。。。

 

そういえば、東福寺に行った時には、テレビドラマの撮影をやっていて、片平なぎささんと、多岐川裕美さんを見た。多分、京都ナンチャラ殺人事件・・・とかの撮影なんやろう。。。ほんまものを至近距離で見せていただいて、何か得した感じ・・・か。。。京都は昔は映画の都・・・まだまだ絵になるところが多いから、何かの撮影をやっているのに、よく出くわす。。。

 

観光地ではない、私の自宅近くの歩道橋でやってたり、家から、ほんの数十メールの道路で撮影やってたり・・・昔の真っ赤な丸いポストまでトラックで運んで撮ってた。。。京都の人って、意外と都会人だから、何かの撮影をしていても、みんな無視したげはるから、あんまり人垣が出来ないのやね。。。ミーちゃん、ハーちゃんをすることが恥かしいこと・・・っていう感覚やから。。。だから、何か撮っている人にとったら、有り難い街やと思うで。。。

 

6/2(火) 朝のテレビを見ていたら、みのもんたが、母子加算、母子加算と、うわごとのように、言っていた。4月から、収入の低い母子家庭への生活補助を減らした政府への文句なのだけど、そこで、与党側が言った言葉にびっくり。。。

 

生活保障をしている金額というのが、なんと、月額手取り25万円なんやて。。。それに母子家庭やったら2万なにがしがプラスして支払われていたんやて。。。25万円・・・。これって、かなりええ金額なのと違うのか。。。

 

ワーキングプアーと言われる人たちって、月給13万とか15万とか言っているやんか。。。働いても働いても、我が暮らし楽にならず。。。それなのに、生活保護の申請をするたけで、お国から毎月25万円も手取りでもらえる。。。日本はええ国やね。。。私も仕事せずに毎月25万もらえるのやったら、みんな、それの真似してしまうで。。。

 

よくよく、考えてみ。。。このお金って、みんなの税金。。。急増する生活保護者のおかげで、われわれの税金が食いつぶされてしまったら、この国は、とてもおかしいことになるで・・・。福祉福祉って言うけれど、ひとさまや、お国の世話になるのって、ほんとは、もっと惨めで、恥ずかしいこと・・・にしておかないと、とてもおかしな事になるのやね。。。胸を張って、お上のお世話になられてもね。。。

 

猫も杓子も国や行政に、もたれかかってしまうようになると、この国は乞食の国に成り下がってしまうやんか。。。だから、手厚過ぎる社会福祉っていうのは、実は、その国を腐らしてしまうことになるのを、われわれや、共産、社民などの左翼野党連中は、肝に銘じておいて欲しいんや。。。

 

生活保護を貰っているはずのヤツが、超割安の家賃で公営住宅に入居していて、病気のフリして、パチンコ通い。。。団地の駐車場には中古とはいえ、ベンツが置いてあったりする。。。出入りしているのは、見るからにチンピラ風・・・。こんな奴らのために、生活保護費は乱用されてないのか・・・。

 

本当にけがをして仕事が出来ない・・・。事故でお父さんが亡くなってしまって、残された子どもを育てることが難しい・・・。こんな人たちのために、制度はあるはずやのに、派遣切りにあったから・・・とか、変わり者で、世間とうまく付き合っていけない。。。アル中で、仕事なんて就けない・・・。こんな人たちにまで、生活保護を拡げるのには、私は反対や。。。

 

みんな生きていくのに、必死になっているのに、その傍らで、朝から酒食らって、遊んでおる人が、役所からカネをもらっとる・・・という呆れた現実・・・。こんなことが続いてみ。。。政治不信、行政不信は、行くとこまで、行ってしまうで。。。

 

乞食は3日やったら、止められない。。。人から、施しを受けることを、生業にしてしまった人は、なかなかその生活からは、抜け出せない。。。一度、味をしめてしもて、美味しいめに逢ったら、忘れられない麻薬のようなものなんやろう。。。人を助ける制度が、結果として、人を堕落させてしまって、もう再起不能にさせてしまう・・・そんな性格を持った制度やということを、もつと、みんな、認識せんとアカンと思うのやね。。。

 

もっと、日本は、国民がしっかり自立出来る国にならんと。。。

 

6/3(水) 私は、毎朝、NHKの朝の連続テレビ小説っていうのを、見てる。この春から始まったのが、つばさという番組。いちおうドラマ仕立てにはなっているのだが、少々、お話が、練れてない。。。

 

多部未華子演ずる、玉木つばさが、埼玉県の川越でコミュニティFM局をやっていく筋書きなのだが、どうも、お話の随所に、かなり強引なところがあって、普通、こんなの、あり得ないやろう・・・というツッコミどころ満載なんやね。。。

 

まぁ、バラエティドラマなのだから、そんなルールはどうでも良いのだろうけど、せっかく、みなさまのNHKが、ふんだんな予算を使ってやるのやったら、もうちょっと何とかならんのか。。。というところが多いのやね。。。

 

川越という町は、関西人からしたら、もっとも縁の薄い都市のひとつ。そこにある文化とか、ご当地ならではの風習とか、その地に生活する人たちの、生き方とか、気質とか、そんなのが題材になっているのなら、少しは興味も持てるものなのだが、そんなのは、ほとんどない。。。甘玉堂という和菓子屋さんが、主人公つばさの実家なのだけど、そんなに、変わった特別美味しそうな食べたいような和菓子でもなく。。。何の色香も、そそられるものがない。。。

 

実は、明治以来、東京が首都になって、それまでの首都だった京都にあるものは、全部否定され、新しい文化は全部、東京から。。。という発想で、日本のくにづくりは進んできたのやね。。。ところが、京都には文化の香りは有っても、東京には、何にも、高い感性のものが少なかった。。。だから、東京は、必死になって明治以来、ものすごい投資をして、関西に負けない文化圏を築きあげることに、躍起になって来たのやね。。。

 

ところが、関東の地方都市は、全部東京の劣化カーボンコピーばっかりのまちづくりしかして来なかったから、何にも見るべき文化が無く、有ってもとても歴史の浅い表面的なものが多いのやないやろうか。。。町一番の繁華街のことを○○銀座・・・って言う。。。どこの町にもその○○銀座が有って、駅前にはパチンコ屋とデパートと、銀行がある。。。そんな風景ばっかり。。。川越の人が誇れるのが、火の見櫓だけって、ちょっと、寂しすぎるやんか。。。

 

昨今のまちづくりブームで、町おこし、村おこし、わがふるさとの、誇りを作り出そうという運動が、各地で起こっているが、どうも、どこも取って付けたようなものが多いのやね。。。餃子の町宇都宮とか、妖怪ロードの鳥取、東国原知事の宮崎県は別格にしても、思い浮かぶのはそれぐらい。。。ご当地ラーメンで有名なところとか、何々が名物・・・っていうぐらい。。。とても、本当の町おこしやと胸を張っていえるものは少ないのやね。。。

 

さて、そのつばさが恋をしたり、放送局を立ち上げたり、いろいろな経験をして、成長していく様を、「つばさ」のストーリーは盛り上げていくのだが、なぜか、お話の区切り区切りには、サンバの踊り子たちが、ド派手なあのサンバの衣装で出て来て、リズムにあわせて、全員で踊る・・・。見ているものからしたら、いつもこの「オチ」で逃げられたらずるいなぁ。。。という感じなんやね。。。安物のドリフターズのおもろないコントのオチを見せられているようなもんや。。。ド派手な衣装で、あり得ないシチュエーションで、いつも総踊り・・・。もう、おもろない・・・っちゅうねん。。。

 

ちょっと泣けて、ちょっと笑えて、一日の始めを爽快に迎えられるようなドラマが、朝の連ドラの役目。。。その意味では、まあまあなのかも知れないのやけれど、オカマのような弟くんやローリーのようなあくの強いキャラクター、放浪の母高畑淳子の奔放さと、祖母役の吉行和子の厳格さ。。。父梅雀のキャスティングなど、さすがNHKというところもあるだけに、ストーリーの安直さが目立ってしまうのやね。。。

 

6/4(木) 6月に入って、めっきりマスクをしている人を見なくなったね。。。新型インフルエンザの蔓延が防止出来たのも、高温多湿を嫌うウィルスの性格のおかげ・・・なのやろうけど、それにしても、この数週間ほどの騒ぎは何やったんやろうね。。。麻生太郎首相が、テレビのコマーシャルにまで出て、「冷静な判断をお願いします・・・」おぃおぃ、一番冷静やなかったのは、お役人さんたちやなかったのか。。。大騒ぎにしてしまった張本人は、いったい誰・・・なのやねん。。。

 

 さて、もうすぐ夏休み。。。。7月から、航空各社では、やっとのことで、悪名高き、燃油サーチャージが0円になるのやて。。。急激な航空燃料価格の高騰によって、本来、運賃に含まれるはずの燃料費を、別途徴収しなければならなかった。誰が悪いでもないのやけど、もともと、国土交通省が決めた、認可運賃という制度が、あまりにも時間がかかりすぎて、小回りがきかない制度であった。。。ということを、露呈してしまったのやないのかね。。。

 

 本来、全世界の航空会社は、航空運賃を独自判断で自由に設定出来る権限を持つ。だから、航空機を運航するコストである航空燃料価格が上昇したのなら、航空会社の判断において、運賃を値上げするのが本当である。もちろん、航空会社同士の熾烈な価格競争があるから、全部の会社が一律というのは、あり得ないのやね。。。

 

 少々の損を覚悟で顧客獲得に走る会社もあるし、逆に大幅な航空運賃の値上げを実施してしまうところもある。。。つまり、そこにあるのは、企業の裁量であり、これによって、公平で公正な競争が維持出来る・・・というのが、本来有るべき姿やのやね。。。

 

 ところが、日本という国は、とことん役人さん中心主義の国で、ありとあらゆる所に、役所が口を突っ込んで来て、お役所の権益を作ってしまっているのやね。。。日本の空港を発着する航空会社の運賃は、認可制になっていて、その運賃は、不当競争を防止する・・・という大義名分に守られていて、お上の承認が無いと、おいそれと変えることが出来ないシステムになっとるのやね。。。

 

 そこで、航空各社は、こまめに半年先ほどの運賃タリフを、三ヶ月毎に、頻繁に上げることをやっているのやけど、これが、なかなか時間のかかる面倒な手続きが必要なんやね。。。つまり、実質問題として、元は半官半民であった、日本航空を守るようなシステムの名残がここにあるのやろうね。。。

 

 安売りバーゲン航空会社に、国内線の運賃体系をひっかきまわされないように、やっていることなんやろうけど、問題は、これを国際線の他国の航空会社にまで、日本発の運賃体系を認可制という形に限定させて、適用させているのやね。。。つまり、日本の空港に出入りする航空会社は、日本の役人さんにお伺いを立てて、その役人さんたちの顔色を見ないと、値上げも出来ないし、値下げも出来ない。。。これって、大きな権益やで。。。

 

だから、本来は、燃料価格の上昇分のうち、半分ぐらいを顧客に負担させれば良いはずなのに、いつの間にか、ほぼ全額を転嫁出来てしまうという日本流のシステムを、勝手に、作ってしまいよって、日本人旅行客や日本を訪れる外国人たちは、大いに高額のエクストラチャージを支払わせられる・・・という羽目に陥ってしまったんやね。。。

 

燃油サーチャージは、3ヶ月前のどこか東南アジアの空港での航空燃料の価格が基準になっているのだという。。。つまり、今、原油価格が少し上昇気味だが、3ヶ月前は安かったから、7月からゼロになるけど、また少ししたら復活する可能性もあるのやね。。。

 

航空会社も、本当なら、運行原価が上がったらすぐに運賃を上げたい。逆に下がったら、早く下げて、顧客にアピールしたいはずや。。。ところが、今のシステムやったら、値上がり局面になると、原価が上がっても価格を転嫁出来ない期間が3ヶ月もある。。。一番の需要期にこれが当たったら、航空会社は、莫大なリスクを負ってしまうことにもある・・・だから、余分に取っておかないと・・・という発想になって、高止まり現象が続いてしまうのやね。。。

 

こんなことが続くとどうなるか。。。7−8月のかき入れ時に、燃油サーチャージゼロの客が航空機に乗るのやけど、この間も燃料価格が上がるから、航空会社は、この分は客からもらえない。。。そして、今の負担を今度の見直しである10月からの料金に乗せることになるのやね。。。

 

つまり、夏休みの時の損を、秋に航空機に乗る人から取る・・・というおかしな事になるのやね。。。利用者の公平性から言って、これは、大きな問題やね。。。

 

これって、本当に守るべきは、利用者の利益やのに、役人の権限を守ることの方が、優先されてしまつている・・・というええ例やないか。。。燃油サーチャージなんか一日も早く止めさせて、航空各社の適正な競争に任せた方が経済原則が働いて、結局は利用者の利益になるのやないのかね。。。

 

国土交通省は、航空運賃の認可制なんて、時代遅れな制度を、きっぱりと止めて、自分たちの権限を放棄しろ。。。こんな役所、ほんと、要らんで。。。

 

6/5(金) 京都教育大学の学生6人が、集団レイプ事件の犯人として、五条署に逮捕された。2月の卒業生の追い出しコンパの席で、下級生の酔った女子学生に乱暴した・・・とのことや。。。

 

 木屋町通にある学生たちのコンパ会場には、この時期、多くの学生たちが合コンをやるために、集まってくる。この日もなんと90名もの規模の、本来の意味での「合同」コンパなのだったろう。。。

 

 大学生が多く集まる京都では、よくある事なのだが、この卒業時期、木屋町通は若者であふれかえっている。中には、若気の至りで、酔いつぶれて地べたに座りこむ者・・・、酔って喧嘩をするもの。。。居酒屋の青春で、真剣に論議を交わす者・・・それぞれの青春を繰り広げる。。。

 

 ただ、その中には、不心得者もいるもので、今度の事件のように、酔った勢いで、女の子に乱暴したりする。。。きょうびの女の子も強くなったから、無茶をするヤツらには、今度のことのように、警察に突き出す人もいる・・・。まぁ、当たり前のことなんやが、乱暴された女の子は一番気の毒なのやけど、この手の、セクハラものは、なかなか告訴までいかない・・・というのもあるから、男達のほうに、甘えもあったのやろうね。。。

 

 この事件の許せないところは、やり方が、「卑怯」・・・ということなんや。。。大勢で乱暴したこと。。。そして、女の子を泥酔させていたことと、男の方も、酒の勢いを借りていたこと。。。これに尽きるんや。。。女の子をくどくのに、こんな手を使わないと出来ない・・・ということ。。。これが情けないやんか。。。誰か、見て見ぬふりをしていて、止めるヤツがいなかったことも、情けないわ。。。お前ら、先生になろうとしてるんやろ。。。

 

 そして、もう一つ、ゲセン・・・のが、何で、大学の学長さんが謝罪会見をして、マスコミにつるし上げを食うのか・・・ということなんや。。。大麻事件の時もそうやったけど、そこまで、大学当局に、学生一人一人を、プライベートまで、管理する責任が有るのか。。。私は無いと思うで。。。

 

 乱暴をした男の親御さんが出てきて土下座するのなら話が判るけど、大学の学長が、管理責任を問われたり、事件を隠蔽していた・・・として、謝罪会見をさせられる世の中・・・。どっか、おかしくは無いか。。。

 

 まして、今度の事件には、陸上部やら、サッカー部やらの運動部の名前も出ている・・・。高校野球やあるまいし、大学生まで、不祥事の責任を何でもかんでも、大学管理者や、クラブの責任者のせいにする・・・というのは、どうなのかね。。。子どもじゃあるまいし。。。個人の責任で罰せば良いのやないのかね。。。

 

 今度のことで、この学生達は一生を棒に振る可能性もある。教育大学だから、4割は、教職に就くのだろう。。。もし、仮に就職出来たとしても、この人たちは、氏名公表によって、当たり前だが、社会的制裁という、大きな重い十字架を一生背負って生きることになる・・・。

 

学長の先生が言っていた「教育的立場」っていう言葉も、とかく、「逃げ口上」に取られがちなんやけど、出来れば生徒達の将来に傷をつけたくはなかった・・・って考えれば、少しは理解出来る部分は有ったと思うのやね。。。

 

 教師のタマゴ達が集団レイプ・・・。マスコミの格好の餌食になった今度の事件やけど、それだけ教師っていう商売は、世間様から、厳しい目で見られる商売であるという、キツイお仕置きになった・・・のやないのかね。。。

 

 でも、ほんま、無茶したらあかんわ。。。無茶したら。。。

 

6/6(土) 今週、アメリカのゼネラルモーター社が破産法の申請をして、事実上、国有化された。アメリカ最大の製造業とまで言われたGMが、時代の流れに追いつけず、瓦解したのやから、さぞかし、アメリカ国民はショックを受けていることだろう・・・と思ったが、株価は上がるし、オバマの下したGM救済に批判的な意見の人も、多いのにちょっと驚く。。。

 

 中にはGMの破綻回避を、ベトナム戦争に例えて、限りなく血税が一企業に注ぎ込まれて、「泥沼化」するのではないかと、危惧する意見の人も多い。。。ハイブリッド技術を持たない。。。時代遅れの馬鹿高い大型車ばかり作って、おまけに、ガソリンをばらまくような車ばっかりしか作れない企業体質。。。多くの低所得の労働者たちを中産階級に押し上げたという功績も、裏返せば、労働組合の力が強くなりすぎて、高コスト体質になっていた。。。という批判はかわせない。。。

 

 米国の労働組合っていうのは、ちょっと驚いたのだけれど、この前のクライスラーの再生の時には、なんと再建のための資金の55%もの出資を労働組合がやっている・・・のやて。。。そこまで、アメリカの自動車産業っていうのは、国民のためではなくて、労働者のため・・・の産業に成り下がっている・・・ということなのやないのかね。。。

 

 ゼネラルモーター社っていうのは、あらゆるアメリカ企業のお手本となるビジネスモデルを確立した企業やった。。。つまり、投資家と、経営者を全く別にして、資本と経営の分離を世界で初めて、実現していたのやね。。。

 

 つまり、今まで経営者が資本を出して会社を大きくする・・・というスタイルだったのを、市場から投資を募って、その資金で、プロの経営者がマネジメントを専門に行う・・・というスタイルに変えたのやね。。。このビジネスモデルがうけた。。。

 

 全世界の企業は、このアメリカ的な考え方の企業理念を真似して、日本もEUも右へならえ・・・をした。。。ところが、このやり方が、一部の者たちに悪用されて、今度のリーマンショックや、サブプライムショックのような事を起こしてしまった。。。実体経済がマネーゲームに凌駕されてしもたようなもんやんか。。。

 

 言い換えたら、これって、アメリカ型のビジネスモデルが破綻した・・・結果とも言えるのやね。。。資本家がカネを出して、経営者が高額の報酬を貰ってマネジメントだけをやる。。。このルールの非効率さと、本来、一体で全責任を負うべきものなのに、どこか人任せにしたり、どこかで、放りだしてしまうような体質・・・。こんなのが今、問題視されているのやないのかね。。。

 

 経営者は会社を儲けさせて、大きくするだけ大きくして、結果として、それを他人に高く売り飛ばすことが、目的になってしまう。。。投資家は投資家で、自分の投資した代金を増やすことだけに血眼になり、企業の社会的価値とか、長期的な理念とかが、欠落する。。。ここの大きな弱点があったのやね。。。

 

 企業は人なり。。。本当は会社は誰のものか。。。本当は、株主のものではなくて、経営者のものであり、そこで働く者のものであり、そこの会社の製品やサービスを愛用してくれる顧客のものである。。。その価値観って、いま、ものすごく、大事になってきているのやないのかね。。。

 

6/7(日) 最近、聞き慣れないお商売が流行っているのやて。。。それは、「追い出し屋」である。家賃を滞納する人がいたら、その部屋の鍵を勝手に換えてしまって、その人が家賃を支払うまで新しい鍵を渡さないのやそうや。。。

 

 まぁ、かなり強引なやり方で、問題になってはいるのやけれど、もともと、その部屋を借りているのに、家賃を支払わない人が、本来なら、批判されるべきやのに、どうも、マスコミやら、人権派弁護士さんたちの口調に乗ってしまうと、追い出し屋を雇う大家さんが悪者になってしまう・・・のやね。。。

 

 旅館やホテルの宿泊費を支払わなかったら、ホテルの鍵を貸してくれないのは当然や。。。ウィークリーマンションかて、カネ払わない人を入室なんかさせないのは、商売道徳上、当然の貸し主の権利のはずや。。。

 

 ところが、アパートや賃貸マンションなどの権利関係になったら、途端に、借り主の権利が強くなる傾向があるのは、なぜなのやろう。。。それは、恐らく、居住権としいう概念が、そこに生まれる・・・と考えられるからである。

 

 賃貸物件を借りる契約をすると、その物件に住む権利が出来る。その権利が、過大に解釈されて、生存権やら、生活権などの、権利が大きくなりすぎて、少々の家賃の滞納などは、社会的に認められてしまう・・・というおかしな風潮が出来てしまっているのやね。。。

 

 家賃の不払いという民事案件を、生存権の侵害という、刑事事件にすり替えて、大げさにしてしまうほど、家賃を支払わない輩を、守ってあげる必要が、どこにあるのかね。。。私は、必要以上に権利が守られ過ぎていると思うのやけれどなぁ。。。

 

 大家と借り主の間には、賃貸契約っていう立派な法律上の取り決めがある。借り主は保証金を支払って、大家はこれを預かって、万一、家賃の滞納などがあったら、そこから、さっ引く契約をしているはずや。。。そやのに、何ヶ月も家賃を貯めて払わないヤツがいる。。。カネ払わないのに、追い出そうと思っても出て行かない・・・。それって、大家はどうしようもなく、泣き寝入りをしなさい・・ということやったら、何がモラルなんやね。。。

 

 こんなのが正当化されてしまったら、町中のホームレスや、ネットカフェ難民が、賃貸アパートに不法契約で、入居してしまって、貸し主に全然家賃を支払わない・・・なんていう不条理を誘発してしまうやんか。。。

 

 カネを払わなかったら、出て行かなければならない・・・このルールを曲げてしまうことは、あまりにも、社会的正義に反する行為になってしまう・・・やんか。。。人権派弁護士さんよ・・・。そんなに家賃払わない人の肩を持つのやったらどうぞ、あんたの家にでも泊めてあげたらええやんか。。。嫌やろ・・・。嫌やったら、要らんこと言うなよ。。。人に、やったら、良くて、自分なら嫌・・・。

 

これを、わがまま勝手・・・っていうのやで。。。悪いのは誰や・・・という本質から、目をそらしたら、世の中、おかしなことになって来よるで。。。

 

6/8(月) 麻生総理が、日本郵政の西川社長を取るか、盟友とも言われている鳩山総務相を取るか・・・という、厳しい二者択一の選択に迫られている。。。

 

 かんぽの宿の売却を巡って、オリックスに売却する価格が、異常に安い・・・と、クレームした鳩山さん。。。実は、その裏側で、いまあるかんぽの宿で雇っている人たちをクビにしない・・・という密約があった・・・というのは、余り知らされてない。。。

 

 もともと、郵政官僚たちの天下り先だった、かんぽの宿。。。ええお年の男性が慣れない手つきで料理を運んだり、ビールの追加の注文を聞いたり、布団の上げ下ろしをやっている。。。この人たちが、もと郵政局員さんたちの、少しはおエライさんやった・・のやろうね。。。

 

 この人たちは、はっきり言ってド素人に毛が生えた程度の人たち・・・。本来なら、もっと若くて希望に燃えた人たちを、しっかり研修させて雇うべきやったのに、郵便局の簡易保険という、独占企業のようなところの金余りで、全国津々浦々に、どでかいハコモノ官製リゾートホテルを建築し続けていたのやね。。。

 

 そりゃ、有り余る資金力で高級な建物を造ったのに、利用料金は格安。。。民間ならこんなことできない。。。ところが、この役人さんたちの、素人商売が、うまいかなかった。。。当たり前やね。。。儲ける・・・っていう概念が、この人達には無いのやから・・。いくら赤字を垂れ流していて、我関せず・・・。身分は守られていて、ちゃんとお給料がもらえる。。。

 

 同じ給料やったら、誰も忙しい目には遭いたくない。。。こんな職場で、どこが企業努力のような真似が出来るのか。。。案の定、経営に行き詰まって、国民からの批判も高まって、売却とあいなった。。。

 

 ところが、郵政民営化になっても、この職場にぶらさがり続けたい人たちがいる。郵政の組合、全逓に入っていた人たちは、売却はええけど、社員の雇用を守れ・・・という作戦変更に出た。。。

 

 誰も、こんな紐付きで、ホテルの物件なんか、買いたくないのが本音。。。誰も買い手として手を挙げないから、オリックスが、格安で、出来るだけ社員をそのまま雇う・・・という密約付きで、引き受けようか・・・ということになった。。。

 

 ところがこの売却価格が、トンでもなく安い。。。あまり働かない社員付きの不動産物件なんて、本来、聞いたことがない。。。この悪条件の見返りが、格安入札やった・・・というのが、ことの、本音やなかったのかね。。。

 

 もともと、資産価値のあるものだったら、労働者のタイトを外せば高く売れるはずや・・・。これらが、もともと、国民の財産であったのなら、出来るだけ高い値段で処分してほしい・・・と思うのが国民からしたら、当然やんか。。。

 

 ところが、雇用を条件にして、みすみす高く売れる物件を、二束三文で処分した・・・となったら、どうや。。。鳩山氏に支持が集まったのは、ここらへんに有ると思うね。。。

 

 西川氏は、小泉改革の時に、民間銀行から、三顧の礼で迎えられた人やった。。。ところが、日本郵政のようなどでかい組織のトップになると、どうしても下の言うことを聞くようになってくる。。。社員思いの改革しか、うまく行かないという考え方の人なんやろうね。。。

 

 柔和な人柄が、改革の旗印を振るには、少し不釣り合いなところがあって、本来、どしどし改革を進めていってほしい・・・ところが、実際問題として、郵政会社側に立つと、なかなか、そう、思い切ったことは出来ない・・・。そんな感じなのやなかったのかね。。。

 

 これが、鳩山氏には、構造改革の抵抗勢力に見えた。。。これが、鳩山対西川の確執につながった・・・ということなんやろう。。。

 

 それにしても、鳩山氏の首をかけても・・・という発言あたり、この人は、わざと、やっているのやないか・・・と思うところがある。。。そういえば、お兄ちゃんは民主党の党首。弟も、一度民主党寄りになったときもあった。。。「変わり者の鳩山兄弟」は、またまた、お騒がせの火種をばらまいてくれる。。。このお二人から、なかなか目がはなせないね。。。

 

6/9(火) 先週、麻生総理と鳩山新民主党代表の党首討論があった。その中で、鳩山氏が「友愛」という言葉を使って、自らが目指すべき社会を主張されていたのが印象的だった。

 

 もともと、この言葉は昔、鳩山一郎総理が言っていた言葉で、少し引用する。

 

鳩山氏「私は、つい先日ありました代表選挙の時に、私が申し上げたのは、友愛社会というものを建設したいと申し上げました。このことに関していろいろな批判の声も聞こえてきます。でも、私どもは非常に、これはある意味で古いけれど新しいテーマだ、そのように思っているわけでございます。今この国に欠けているのは社会における絆(きずな)がズタズタに切れてしまっている。一人一人の皆さん方に居場所がない。これは大変深刻な事態だと思います。私は『愛』という言葉を用いましたが、絆のある居場所を一人ひとりが見いだして、みんなが役に立っているなあ、みんなが幸せを感じられる社会を作りたい。一言でいえば、人の幸せを自分の幸せと思えるような、そんな世の中にしたい。そのように思っておりますが、少なくとも今の日本の政治はまるでそうなっていない。相手の幸せをねたんでみたり、人の不幸を喜んでみたり、こういう世の中が結果として政治も悪くするし、社会も悪くしているんじゃないか。なぜそのような現実が起きてしまったか。首相におうかがい申し上げたい」

−引用終わり

 鳩山さん、ええこと、言う。。。私は、そんなにこの宇宙人みたいな人は、好きな方では無かったのやけど、確かに、今の世の中、人の脚を引っ張るようなことばっかり、我さえ良ければ・・・のように、極めて米国チックな価値観が、日本を覆ってしまった感がある。。。

 日本人っていうのは、有る意味、島国だから、知り合い同士、助け合って、うまいこと、生きてきた民族やと思うのやね。。。ところが、昨今は、世知辛い世の中になってしもて、ほんと、人の不幸を喜んで、人の成功を妬むような、心の中が寂れたような世の中になってきてしもた。。。何が原因か・・・と聞かれたら、やっぱり、日本人そのものが、心の余裕をすっかり失ってしまっている・・・という答えになると思うのやね。。。

 人間というのは、普通、衣食住が足りると、心の余裕が生まれるものや・・・。ところが、どうやろ、人の欲望は限りなく最大限に膨らんでいって、いくら収入が増えても、満足出来ない。。。何かしら、常に不安がつきまとう・・・。つまり、心の中の満足感っていうのを、すっかり、満たす事が出来ない・・・。そんな、「病気」のようなもの・・・に、日本人全部が罹ってしまっている・・・のやろうね。。。

 つまり、空虚感っていうのが、日本人の中に有る限り、心の中にぽっかり空いた穴のような所は、なかなか埋まらないのやね。。。社会の倫理観りレベルを上げるのは、本来なら、宗教の仕事なのやけど、その宗教が日本ではしっかりしてない。。。逆におかしなカルト宗教が蔓延る。。。

 日本人みんなが、意識して、高いモラルで、他の人のことを我が事のように考えられる世の中にするためには、どうしたら良いか・・・。これを、一生懸命考えることも、そんなに、悪いことではないと思うね。。。

 まぁ、口で言うのは簡単やけど。。。じゃぁ、具体的にどうや。。。例えば、貧困の原因となり得るパチンコやら、公営ギャンブルである競輪競馬競艇などの全面禁止なんてどうや。。。博打に興じて、身を滅ぼしたり、遊ぶ金欲しさのための、ひったくりやコンビニ強盗・・・。コレの元になる事を止めてしまうんや。。。

 

それから、風俗産業や暴力団の完全撲滅ってどうや。。。現在の法律では、暴力団をやったら、どう・・・なんていう罰則が無い・・・。罰則をしっかりこさえて、実質上、暴力団のやっているヤクザのしのぎを完全に封じ込めてしまうんや。。。麻薬の売買、海賊版ビデオ、債権回収、追い出し屋に、総会屋・・・どこからどう見てもヤーサン・・・っていう人の活躍の場が、まだまだ有り過ぎるで・・・。

 

建前で、ギャンブルを禁止しているはずの国で、パチンコの景品交換で、事実上、金を賭けてギャンブルが出来てしまう現実・・・やら、警察利権やらを、未来永劫、いつまで続けているのかね。。。

 

 それと、役人どもが作った、個人情報の過度の保護の緩和や。。。本来国民のためにある法律やのに、役人が、言い訳をするために便利に使われ過ぎや。。。それと、ネットなどで、匿名の書き込みなどがあまりにも簡単に出来すぎてしまう。。。ミクシーなんかでも、援助交際の相手探しとか、プロフサイトなどで、事実上、売春行為の温床になっとる・・・やんか。。。

 

闇サイトなんかで、殺人志願者が募集出来てしまったり、学校の裏サイトなんかで、無秩序に、匿名だから、無茶苦茶なことを書き込んでいい・・・なんておかしい。。。人を傷つける事が快楽にさせてしまうこと。。。こんなのをいつまでも許している社会なんておかしいで。。。

 

   愛のある社会っていうのは、人を人として大事にする、相手を尊重する社会でもある。自分を大事にしてほしいためには、人を大事にしていかないとあかん。。。そんな、当たり前のことから、始めないといけないと思うのやけれどね。。。

 

6/10(水) 先月の29日、東京のジョイント・コーポレーションという不動産開発会社が、会社更生法の適用を受けた。この会社、なんと、いま、京都駅の南側で、どでかいショッピングセンターを建設しているところなんや。。。確か、2009年秋オープンって、でかでかとビルの壁に貼ったまま・・やった。。。

 

 中に入るテナントが埋まらずに、オープンが延び延びになっていた「ヴィノワ京都」なのやけど、開発会社が逝ってしまったおかげで、オープンいきなりシャッター通り・・・どころか、建物全体のオープンもままならなくなった・・・ということなんやろうね。。。

 

 気の毒なのは、中に入る予定で準備をしていたテナントさんたち。。。いったい、どないしはるのかね。。。

 

 京都最大規模のショッピングセンターのオープンが暗礁に乗り上げた事で、京都経済に与える影響も大きい・・・。何より、あんな、どでかいハコモノを、どうするねん。。。どこか引受先があるのか?運営会社の事実上の倒産で、今後の去就が注目される。。。イオンが再浮上するのか、またまた、政治絡みのオリックスが出てくるのか。。。全く先が見えない。。。

 

 ヴィノワ京都の建っている土地は、もともと松下電器の工場だったところや。その後、松下興産の持ち物になり、京都市市役所の建て替え移築候補地になり、商工会議所の移転候補地になったりした。。。新しいプランが出ては消え・・・を繰り返してきた経緯があるのやね。。。

 

 やっとのことで、新ビルの建築が始まって、今度こそは集客施設が出来て、寂れた駅裏も活性化する・・・と、思っていた矢先にこれやろ。。。何か、あの場所って祟られているのやろうか。。。昔、あの場所で大勢の人が死んだとか、処刑場が有ったとか・・・何かの怨念が残っている・・とか。。。

 

 他の場所でも、何をやっても流行らない場所ってある。。。何度もラーメン屋がオープンするけど、半年ほどで、廃業する・・・とか、今度は別の商売になったかと思ったら、いつの間にか別の店になっていたりする・・・っていうの多いやんか。。。やっぱり、何か有るのと違うか?って、疑ってしまうのやね。。。

 

 火中の栗を拾う人が出てくるかどうか・・・で、今後の流れは変わる。。。この施設のために、JRの連絡通路を八条通を跨いだ場所まで伸ばすべく予算取りしていた京都市は、どうなるのかね。。。金のない市が、のこのこ出てきて、大阪のWTCの二の舞になるようなことだけは止めて欲しい・・・けど、このまま無人の大ショッピングセンターを、無惨な姿のまま残しておいてもね。。。

 

 誰か救いの手を伸ばしてくれ。。。ヨドバシカメラさん、どうや。。。プラッツ跡地の京都店の建設も、もめているみたいやし、乗り換えへんか?任天堂さんどうや。。。アミューズメントパークでも、やらへんか?いま、儲かっているところやし。。。

 

6/11(木) サッカー岡田ジャパンが、ワールドカップ南ア大会に、世界で最初に代表決定。。。やったね。。。でも、試合見ていたら、やっぱり、日本のサッカーって確実にうまくなっている。。。ベスト4とか言わずに、優勝目指してがんばってほしいもんや。。。夢は大きくいかんと。。。まぁ、岡ちゃんの退場は変な判定やったけど。。。

 

 そう、夢って言うのは、叶えるためにある。今の若い人たちって、実現可能な目標を、夢だと勘違いしている人って多く無いやろうか。。。それだけ、世の中が厳しくなっていて、どうせ、アカン。。。と、諦めてしまうことが、やっぱり多いのやけれど、傷つく事を恐れて、何にでも縮こまっていても、仕方ないことやと思うのやね。。。

 

 人間を成長させることって、やっぱり、「なにくそ」と思う事なんやと思うのやね。そんなに意識せずに、ただ、流されるままに生きていると、なかなか、そんなキッカケが見えてこない・・・。例え、実現不可能でもいいから、何か大きな夢があると、自分の向かう方向が、少しは、見えて来るものなんやね。。。

 

 今の日本に、多分一番欠けていることは、貪欲なまでに、がんばること・・・なのやないやろうか。。。そこそこ稼ぎが良くて、そこそこの生活さえ出来れば良い・・・。そんなぬるま湯感覚が、世の中の停滞感を生んでしまっているような気がしてならへんのやね。。。

 

 そんな覇気のなさが、実はいろいろな企業においても、癌になっていて、リストラされるような人の眼を見てみ。。。やっぱり、輝きは無いし、その人を雇い続けたい・・・と思うようなオーラが無い人が多いやんか。。。

 

 青年よ大志を抱け・・・。クラーク博士が言ったこの言葉は、常に若者は時代を引っ張る牽引車でい続けて欲しい・・・という願いを含んでいると、私は思っているのやね。。。

 

 岡田ジャパンの選手達のように、夢を実現した人たちが、大きな成功を手に入れることを、若い人がみんなで、一生懸命支えること。。これって、日本を元気にするキーワードやろうね。。。自分もがんばらないと・・・と、心の底から、思える事って、何よりの自分への励ましになるからね。。。

 

6/12(金) 時代の寵児っていうのは、いつの時代にも生まれて来るもので、その昔は、萩本欽一やら、ビートたけし、小室哲哉プロデュースの歌やらグループが大ヒットを飛ばし、つんくのプロデュースしたハロープロジェクトがモーニング娘などの活躍で一世を風靡した。

 

 今はどうやろ・・・と思ったら、やっぱり島田紳助かね。。。ヘキサゴンの司会者やった彼が、クイズ番組やのに、いろいろと仕掛けたプロモーションが、次々に大当たりしている。。。

 

 羞恥心やパボに続いて、いろいろと出て来るけど、その全部がそこそこ当たっているから、今や島田紳助はテレビ局で、いちばんちやほやされる存在になりつつある・・・のやろうね。。。

 

 私が感心するのは、別にお馬鹿だけれど、歌はうまい・・・っていうところやなくて、出して来る歌の中に、けっこう、メッセージ性が込められている場合が多い・・・っていう点なんやね。。。

 

 不況でみんなの心が落ち込んでいる時に、ガンバレ、ニッポン!インスタントラーメン、缶コーヒー、亀の子たわしも日本人が発明したんやで。。。もっと、自信をもたんかいな・・・日本人っていう歌を出す・・・。

 

 少子化が問題になっているご時世で、庄司とスザンヌが、「結婚しよ!」っていうハッピーソングで、結婚って、ええことなんや。。。ってアピールする。。。つるの剛に、4人目の子どもが出来たって、よいパパぶりを見せる。。。

 

 馬鹿丸出しを装っていても、人間、どっか他にもいろいろ取り柄があるものやで・・・って、こんな歌の作詞者は言いたいのやろうね。。。つるののうた。。。あんまり良くて、CD買ってしもたわ。。。特にプリプリのM。。。この春までNHKでやっていた「だんだん」でも、マナカナちゃんが歌っていたけど、これ、涙出てくるで。。。

 

 歌は世につれ、世は歌につれ・・・。ちょっと古いけど、流行歌は、今の世相を上手に映す。。。うまく、言い当てた人が、人々の共感を得て、ヒットメーカーになるのは、今も昔も変わらない・・・。

 

6/13(土) 世界のトラブルメーカー・北朝鮮では、いよいよ金正日の容態がよろしくないようで、後継の三男金正雲への禅譲の動きが活発化してきた。北朝鮮も、いろいろな意味で切羽詰まって来ているから、弾道ミサイルの打ち上げ準備をしたり、軍の引き締めを計って来たり、恐らく、国内のクーデターを抑えて、何とかスムーズに政権を移行させたい・・・という腹なのやろうね。。。ある意味、わかりやすい国やで。。。

 

 この正雲なる子どもは、元在日朝鮮人だった人を、金正日が見初めてお妾さんにしたらしい。その人に生ませた子どもや。。。ただ、その実態は、厚いベールに覆われていて、写真すら、幼少期のものがあるだけ。。。28歳というから、まだまだ若すぎるので、誰か身内に後添えをさせるつもりなのやろうね。。。

 

 ただ、金正日や金日成と違って、若い分だけカリスマ性という点においては、金正雲は、かなり劣るはずや。。。中国、ロシア、韓国、米国、日本などの周辺国は、どうかまともな政権になってくれないものか・・・と、切望しているのやけれどね。。。

 

 北朝鮮っていう国は、どうしても中国の属国。。。という感が否めない。。。実際、中国が食料や燃料の支援をしなくなったら、北朝鮮の国民は飢え死んでしまう。。。北朝鮮の首根っこをつかんでいる国だけに、北朝鮮を暴発させたくはない・・・。これが、安保理事会で、終始北朝鮮を刺激しないように達振る舞う中国の本音や。。。

 

 北朝鮮を見ていると、ちょうど30年ほど前の中国にほんと、よく似ている。。。共産主義と軍事優先の政府で、国民を管理統制し、個人の自由を極端に規制し、外国との接触を、極端に恐れる。。。つまり、国民の反発が、一番中央政府にとって怖かった。。。ということなのやろう。。。

 

 ところが、中国は、解放改革政策に梶を切った。もう、国民の不満や鬱積した政府への批判を抑えることが出来なかったのやね。。。それで、20年前に起こったのが天安門事件や。。。国民のための軍隊であるはずの人民解放軍が、市民に銃を向けて、公称では60数名ほどの人たちが亡くなったとされている。まぁ、この国の数字は、当てにならない事が多いけどね。。。

 

 そして、近年、民主化要求が市民の間で拡がってくると、これを抗日運動にすり替えて、外に敵を作る作戦で、誤魔化してきた。。。つまり、中国っていう国は、実は自国民の反乱を一番、恐れている国だと言えるのやね。。。

 

 一方、北朝鮮は、国民を絶対服従させるために、戦時中の日本のように個人を互いに監視させたり、少しでも政府に忠誠を誓わないような人をどんどん逮捕監禁処刑する・・・という、恐怖政治で、国内の不満分子を押さえ込んできたのやね。。。

 

 だから、北朝鮮の国民は、徹底的に国に力を奪われてしまっているから、中国のように、反政府活動を仕掛けようとする人も少ないと思われるのやね。。。ほとんど諦めている・・・というか。。。

 

 だから、国内からの民主化要求で、政権が交代する・・・ということは、この国においては、なかなか考えられないのやないやろうか。。。それだけ国民への刷り込みはキツイし、何が正常な判断か・・という常識の部分まで、洗脳してしまっているのやからね。。。

 

 となると、北朝鮮の民主化にとって、期待するのは、脱北者や在日朝鮮人の人たち・・ていうことになるのやけど、これもどうなのかね。。。政府を転覆出来るほどのパワーがあるとは思えない。。。

 

 だから、現実的な変化を求めるとしたら、海外生活歴のある北朝鮮人が、もっと政府の中枢まで入って、より世界の標準的なマイルドな政策に、だんだん変えていく。。。というぐらいに、期待するしかない・・・と思うのやね。。。

 

 中国のマカオで、日本の報道陣に、頻繁に取材されている金正日の長男・金正男の言っていることを聞いていると、彼の言っていることは、至極まともで、国際常識をわきまえている部分が多い。。。こんな人が北朝鮮の中枢に就いてくれたら、北朝鮮も少しはまともな国になるのやけど、外の世界をほとんど知らない人が、親の真似をして、同じような近視眼的な政治を続けることに執着しつづけたら・・・。この国はなかなか変われない・・・のやろうね。。。

 

6/14(日) 日本郵便の社長の同意人事の問題で、どうも最近、世の中の論調がおかしな事になっている。。。鳩山VS西川の対決に、どうも、各々の応援団がしゃしゃり出てきて、おかしな発言を繰り返している。

 

 中川秀直さんに聞きたいのやけど、なんで、西川社長を解任することが、郵政民営化に反対することになるねん。。。西川氏を養護することによって、日本郵政の中の、一部の旧守派が守られることになるかも知れない・・・という視点は間違っている・・・とでも、言うのかね。。。

 

 確かに西川氏は民間の銀行で、厳しくバリバリと仕事をやっていた・・・というイメージがある。部下にも厳しいという噂や。。。でも何十万人もの所帯である郵政関係会社のすべてを、取り仕切れる能力に長けていると、そこまで言える理由は無いと思うのやね。。。適任者は他にもいるで。。。

 

 実際問題として、例の障害者団体による不正DM事件かて、社長として、ずっと、何ら解明出来てなかったのは事実やし、国民財産であるかんぽの宿を、二束三文で売り払おうとしていたという鳩山氏の指摘には、何も答えてない。。。日本郵便は利益を出していると言われればそうやけど、そんなのは、民営化前から変わってないことや。。。もともと独占企業で他の参入が難しかったのやから、自分で料金決めて、自前でやってたら、儲からない方がおかしいやんか。。。

 

 どうも、自民党の中には、郵政民営化選挙で大勝した思い出を、いつまでも忘れられない人が多すぎる。小泉さんがやったことは、確かに大きな行政改革へのキッカケにはなったのやけど、細かいディテールを見ていくと、そんなに効果的と言えるものは少ないのやね。。。

 

 一番図体のでかい郵政を民営化することによって、私は公務員を何十万人も削減しました・・・って選挙で言えるやんか。。。この数は確かに大きいのやけれど、この人たちは現業の公務員さんたちや。。。つまり、高給を取ってろくに仕事しない奴らではなく、現場で一生懸命やって、みんなのためになっている人たちの給料の出先を民間会社にした・・・というだけのことなんやね。。。

 

 今の日本の大問題は、税金でメシを食っている人の実数をどれだけ減らせるか・・・ということなんや。。。国民が支持したのは、今までの政治家には無かった、小泉さんの何とかしなきゃいけない・・・という前向きの姿勢であって、本当は郵政民営化そのものではなかった・・・と言ったら言い過ぎやろうか。。。

 

 現実問題として、ここまで役人達の天下りが、蔓延っていて、われわれの税金がどんどんわけの判らないところで、食いつぶされている。。。交付金や、補助金と称した実質、天下りの人間を食わせるための公金支出が止まらなくて、国民の借金はどんどん、雪だるま式に膨らんでいるのやね。。。

 

 私は、この話が出るといつも思うのやけれど、役人やら議員さんたちが勝手に作った借金なのに、なんで、赤ちゃんからお年寄りまで国民全員が負担せなければならない・・のかね。。。場合によったら、まだ生まれてない赤ちゃんまで、これから、その借金を支払っていかなければならない・・・っていう発想。。。これは、あまりにも歯止めが無くて、アカンのやないのかね。。。

 

 国や地方の借金、国民一人当たり何百万。。。テレビでこれを聞く度に、そんな借金、知らんで・・・と言いたくなるのやね。。。そんなの役人と議員さんで、ちゃんと、責任持って、返しなさいな・・・。そこまで、投票した我々のせいにされても、困るわ・・・っていうのが本音やで。。。

 

 そんな責任を負わされるのやったら、私は日本共産党に投票したのだから、その借金を返さなくて良い・・・・、私はぜったいに、支払わないぞ・・・という人たちが出てくるで。。。民法上の考え方やったら、そうなるで。。。投票責任論や。。。

 

 われわれ国民は、そこまでの権限を、本当に議員さんたちなんかに、任せているのかね。。。誰かが、これ以上借金をしたらアカン・・・と歯止めをきかさないと、暴走列車のように、制御不能の国家財政や地方財政のおかげで、我々の税金の使い道を決められる・・・という特権が、果てしなく拡大解釈されていってしまうのやないのかね。。。

 

 これからは、二大政党時代に恐らくなる・・・。そうなりゃ、議員や総理の任期期間は4年程度から6年程度が限度・・・と、いうことになる・・・。そうなりゃ、政権交代が頻繁に行われる可能性があるのだから、例えば、4年を超えた赤字国債の発行計画はアカン・・・とか、前政権のケツ拭きを、次の政権が引き継いでしなければいけない・・・という考え方は、基本的に×にせんとアカンと思うのやね。。。

 

 10年も20年も前の議員さんたちや、官僚さんたちが、こさえた借金を、伝統的に返済だけする・・・。このことのあほらしさを考えてみ。。。場合によったら高齢の方やったら、墓の中や。。。恨み辛みを墓の前で何百ぺん言ってみても、全く、仕方のない事やんか。。。借金するのに、比較的短い4−6年ぐらいのものしか認めない・・・。そんなルールが、これからは絶対に必要になってくるのやないかね。。。

 

 鳩山・西川問題は自民党の選挙前の話題作り・・・。生まれて初めて注目を集めておる鳩の兄弟が、喜んではしゃいどるだけ・・・。鳩山邦夫に少しの理があると思うけど、それをみんなして、自民が内側から潰そうとしたら、どうなるのかね。。。自民党の古くさい体質に批判が集まって、自民のオウンゴールになってしまうような気がするのやけれどね。。。

 

6/15(月) 日本は、地球温暖化の目標として、2005年のCO2排出量から、排出権取引とかの手を使わずに、15%の削減目標を設定することを決めた。これって、日本にとって、かなり、高すぎる目標なのやないのかね。。。

 

 もともと、経済の発展には、その課程で、大きなエネルギーを使うことが多い。地球上にあるものを何かに変えるには、そのものを燃やすケースがほとんど・・・。その燃やす課程で、炭酸ガスがどうしても出てしまう。。。

 

 昔なら、その程度の炭酸ガスは、同じく地球上にたくさんある植物が、炭酸同化作用で酸素に戻してくれていたから、バランスが取れていたのやけれど、このバランスが、人類の人口爆発やら、エネルギーの大量消費やらが原因で爆発的に増えることが予想されているのやね。。。

 

 CO2の空気中での割合が上がると、大気の外側にあるオゾン層を破壊して、有害な太陽光線が何のフィルターもなく地球上に降り注いでくることになり、地球の温度が上がり、極地の永久凍土が溶け出したり、それによる海の喫水線が上がってしまったり、場合によっては海抜の低いツバルなどの国は海中に沈んでしまうのではないか・・・とまで言われている。。。

 

 まぁ、風が吹いたら桶屋が儲かる・・・みたいな話やと思われるかも知れないのやけれど、現実問題として、世界中に異常気象の現象は出ているし、海流が変わったり、全く魚が捕れなくなったり、生活への直接の影響も大きいのやね。。。

 

 そこで、我が国も一生懸命取り組もうとしている事がECO運動である。北欧やらECの取り組みが、随分先行しているのだけれど、日本は日本で、いろいろな技術力で、一気にエコ先進国になれる可能性があるのやね。。。

 

 例えばドイツでは、自動車は、廃車にしたときに、ありとあらゆる自動車部品を再生可能にしなくては、車が作れない・・・というとても厳しい法律を作っている。つまり、全部がリサイクル可能・・・ということなんや。。。

 

 ゴミの分別もかなり細かくて、循環型の社会構築が進んでいるのやね。。。一方、日本は、ソーラーパネルや風力発電、水力発電など、自然の力を使った技術が進んでいる。ハイブリットカーやら、電気自動車など、排気ガスをほとんど出さない車の技術も進んでいる。空気の熱で冷暖房するエコキュートなんて、われわれ素人には想像も出来ないようなことが、もう実用化されて、新しい家などで実際に使われている・・・のやね。。。

 

 とかくECOっていうのは、ケチケチ運動やら、もったいない運動などの、社会的な運動と勘違いされるケースが多いのやけれど、実は、地球を汚さないようにするための知恵の出し合い・・・なんやね。。。

 

 ただし、問題はコストがかかる・・・ということなんや。。。ハイブリッドカーは200万円近くする。同等の車より50万以上は高い。。。電気自動車に至っては5倍はする。。。エコキュートかて普通の電気温水器の倍はする・・・。でも、補助金を出してでも普及させて、それでみんなが使うようになったら、コストが下がっていく・・・という期待が出てくるのやね。。。

 

 日本はもの作りが得意な国やから、少々値段は張っても、高品質で、環境に優しい商品群・・・っていうのは、世界的には、そんなに進んだ分野ではないから、日本の生きていく道がそこにあるのやね。。。どの国も作っていないものを日本だけがどんどん安く、そして優秀な商品にして世界に売る。。。そこに日本の将来性が見えて来ないやろうか?

 

 日本はエコでこれから食っていく。。。そんな方向性が少し見えてきた15%削減の大風呂敷・・・やったのやないのかね。。。

 

6/16(火) テレビを見ていると、車のコマーシャルは、ECOばかりを売り物にするのが、ほんと、多くなった。。。TOYOTAのコマーシャルも、車種を売り物にするのやなくて、こども店長なる人が出てきて、減税について説明するヤツばっかり。。。

 

 民間の企業が、役人たちの決めた減税やら、補助金なんかを売り物にするような時代。。。何か、経済一流って言われた日本企業が、役人どもの軍門に下ったような気がして、何か、ちょっと、おかしいのやないのかね。。。

 

税っていうのやから、もともと我々が納めたお金や。。。それを、いくら景気が悪くなって車が売れなくなったと言っても、新車を買った人だけにあげてしまう・・・という感覚。。。これって、一種のえこひいき・・・やんか。。。

 

 もっと、問題やのは、平気で役人たちの決めたことを、コレ幸いと、宣伝に使うこと。。。これって、あまりにも節度が無いと思ってしまうのは私だけなのやろうか。。。

 

 そりゃ、省エネの車に買い換えることを促進するために税金を使う・・・というのは、時代の流れを誘導する・・・という観点からしたら、良い政策である・・という考え方は判らないでもない。。。でもね、それって、役所が本当にやらなあかんこと・・・なのかね。。。

 

 ハイブリッドカーは高いから、なかなか普及しない。。。だから、税金を大量にぶち込んで、安くして普及をさせる。。。ほなら、何かい?ずっと、こんなことを続けるのかぃ?大量生産に成功して1台あたりの価格が安くなるまで。。。ということなのやろうけど、ほなら、その企業は誰が決めるねん。。。

 

 日本にはたくさんの自動車メーカーがある。富士重工やマツダ、三菱、ダイハツ、スズキ、なんかもある。トヨタや日産、ホンダだけがエコの技術を持っているとしたら、その会社だけ、支援することって、どうなのかね。。。経済原則を少し歪めているとは考えないのやろうか。。。

 

 本来は、企業同士が競争して、価格面でも、性能面でも良くなって行く・・・というのが、公正な競争社会のあり方やんか。。。ところが、一部の強い者だけ、より強くするような政策ばっかりやっていると、弱い者の、のし上がれる機会を奪う事にもなるし、第一、役人達の手助けがないと、世界と競争出来ないという、ひ弱な企業体質を作ってしまうことになるのやないやろうか。。。

 

 よく引き合いに出されるのが日本の農業なのだが、農業、特に米は、日本政府が補助金漬けにしてしまったおかげで、生産は守れて、食料安保は確保出来たのやけれど、国際的な競争力という点では、全く無くなってしまった・・・のやね。。。

 

 100年に一度と言われる、この不況・・・なのやけど、その一方で、役人たちによる行き過ぎた過保護政策とも言われるようなものも目立つ。。。強い麦は踏まないと出来ないように、補助金や助成金で守られた企業は、どんどん本当の体力を落として行ってしまう・・・ということも考えないとアカンと思うのやね。。。

 

 何でもええから経済対策・・・。この裏で、とんでもない無駄遣いと、役人による役人のためだけの食いつぶし、焼け太り・・・が横行している。。。この事実に目をつぶったらアカンと思うのやね。。。

 

6/17(水) 身障者団体が不正にDMを格安で送っていた事件で、今度は厚労省の女性局長が逮捕された。ニュースを見たら、私らと同年代や。。。障害者団体が、不正に自らの証明書を手に入れるための手助けをした・・・とされるのだけれどね。。。

 

 つまり、この人の課長補佐の時代に部下が、障害者団体側からの働きかけで、この団体は、れっきとした障害者の活動を支援している団体ですよ・・・というお墨付きを与えていた・・・ということでの逮捕になったようなのである。

 

 今回の事件のポイントは、障害者団体を装った団体が、いかにうまいこと、障害者団体であるという証明を手に入れることが出来たのか・・・というポイントに絞ったのやけれど、証明を出しただけで、罪に問われて、収監されるなんて・・・と思う私は甘いのかね。。。

 

 まぁ、この厚労省の女性のエースとまで言われた人が、どんな人なのか、私は全く知らないのだけれども、この人が何か団体側から、裏金のようなものを貰っていたとか、高級なプレゼントを貰っていたり、飲食などの接待を受けていたとうのなら、問題なのやけど、悪いのは誰か・・・という点だけを考えたら、うまいこと工作をして、証明を受けようとした団体側が悪い・・・なのやないのかね。。。

 

 例えば、裏に政治家がいて、その人がいろいろと動いていて、まんまと障害者団体は、格安ダイレクトメールを出せる権益を得た・・・。それを隠蔽するために、誰か下手人、人身御供を出さないとアカン・・・。聞けばこの女性官僚は高知で、何度も立候補の噂のあった人・・・。人気も抜群で、もし立候補していたら、確実に当選していたやろう・・・と目されていたんやて。。。

 

 これを聞いたら、何か裏で、この人を今のうちに、叩いておこう・・・という、意図のようなものが、見え隠れしているような気になるのやね。。。政治的に抹殺するために、誰かが動いているような・・・変な感じや。。。

 

 だって、そうやろ。。。日本郵便のチェックしていた部門の人が逮捕されるのなら、判らないでもないけど、厚生労働省の局長が、何で、障害者団体に与えてしまったお墨付きで、逮捕されるって、誰が見ても違和感があるで。。。

 

 確かに、証明を出す・・・っていうのは、役所の大きな権限の一つや。ただ、個人が、例えば印鑑証明を1枚取って、誰か悪いヤツが、それと似たようなハンコを作って改印して、登記してしまったら、どうなる?違うハンコで登記を受け取ってしまった役所の人が逮捕されるか?その証明を使って、いかに悪いことをしよったとしても、役所の人のミスで不利益を被った人がいても、それによって公務員がいちいち逮捕までさせられていたら、誰もそんなやばいことやらんようになるで。。。

 

 悪いことをしよった人は、社会的にも、しっかり叩かないとあかん。次なる悪人を出さないとためにもね。。。でも、本当にこのおばさんが、悪いことをしたようには、私は見えへんのやけれどねぇ。。。皆さんはどうやろ。。。

 

6/18(木) 盟友、鳩山氏を、自民党の郵政改革派に押されて切ってしまった麻生さん。世論調査の結果は、鳩山氏に味方するのが大勢・・・。日本郵政の西川氏は辞任すべし・・・っていう声がなんと7割。。。時代はもう変わっている・・・ということを、読めてなかったのかね。。。やることなす事全部裏目に出てる。。。

 

 おまけに、本当は西川社長を交代させる腹やったお手紙まで暴露されてしもて、言い訳が出来なくなってノーコメント。。。これでは、またまたイメージダウンやんか。。。

 

 来月には首都東京の都議会議員選。。。これでもし、自民が第一党の座から滑り落ちることにでもなれば、いよいよ、誰かが言っていた「大政奉還」が近づくことになるのやろうね。。。

 

 とは、言っても民主党の鳩山代表は、いま、大きな支持率をもらっていても、気が抜けない・・・日が続く。。。というのも、風っていうものは、何かの出来事でごろっと向きが変わってしまうことがあるものやからや。。。

 

 民主党は、不人気の麻生さんが自民党の総裁のまま、選挙までやってほしい・・・。もし、都議会選で、自民が大敗してその責任を取って、自民党の総裁選、新しい顔で衆議院選・・・となったら、一気に風向きが変わる可能性がある。。。というのを、よく知っているのやね。。。

 

 麻生さんの心の中は、サミットだけは自分が出たい。。。安倍、福田両氏の就任期間が1年だったのに、自分だけ一年保たなかった・・・といわれたくない。。。だから、麻生さんは9月の任期いっぱいまで解散をしない・・・のやないのかね。。。

 

そうしたら、自分も2008年9月〜2009年9月まで・・・首相っていう、年表に残ることが出来ることになる。。。そんなことを考えている気がするのやね。。。しょうもないことかもしれないけど、ご本人は、こんなことに固執するもんや。。。これが7月で終わりってなったら10ヶ月だけ・・・っていうことになる。。。からね。。。

 

自民のなかには、有る意味、野党に下野することになる危機感が強く、若手が今まで黙っていた分、自由に意見を言える雰囲気になってきている。有る意味、言われ放題にも映るこの風景は、麻生さんが、若手を含めて統率出来てない、リーダーシップが発揮出来ていないことの裏返しになっていて、このことが余計に悲壮感になっている。。。自民大敗の可能性が、今のままならより強くなってきている。。。

 

ただ、民主党のほうも、自民のエラーで、タナボタ式に政権が転がり込むようなイメージになったら、これから先、政権運営は難しくなるやろう。。。いま、国民は、本当に民主党で、ちゃんと出来るのか・・・この一点だけを見ていると思うのやね。。。

 

逆に、素人集団の化けの皮がはがされて、ほらみたことかになる可能性は高い。だから、いま、民主は政権交代後の準備で、一生懸命やっとくべきやろうね。。。まぁ、いっぺん、やらしてやろう。。。ぐらいの国民の信任度やというのを忘れずにね。。。

 

6/19(金) 私は記者さんと呼ばれる人たちが、最近、ちょっと問題が多い人たちがなっているのではないか・・・と思う時があるのやね。。。

 

 先日の日本郵政の西川社長への、「ぶらさがりインタビュー」なんかを見ていると、記者さんたちの聞き方が、あまりにも横柄で、年長者、特に大会社の社長さんに対する態度ではない・・・と感じるところが多かったのやね。。。

 

 私は、どっちかいうと、西川さんのようなタイプの人は好きではないのやけど、それでも、取材っていうのは、取材する方とされる方の間の最低限守るべきルールというものがあると思うのやね。。。

 

それを、取材相手をわざと起こらせて、本音を出さそうとする手を使う人や、全く意味のないくだらない質問を突きつけて、相手を困らせてやろうという、悪意がミエミエの質問をここぞとばかりに浴びせるようなやり方。。。西川さんやなくても、怒鳴りたくなるで。。。

 

 若い記者から、「世論調査で西川社長の続投に対して否定的な意見が大勢を占めているが・・・」という質問された。すると、急に西川社長は、不機嫌な顔になって「(新聞などは)読んでいないから知らない」と答えた。

 

さらに、同じ質問をされると「反省すべき点は反省し、これからも改革を続けて行くのが私の責務だ。その中で自分のけじめも考える」と発言した。まぁ、ここまでは我慢したはったんやね。。。

 

これを受けて記者が「けじめとはどういう意味か」とひつこく、質問すると、西川社長は言葉を濁したため、記者がもう一度「けじめとは辞任も含めてか」と質問すると、西川社長は無言で下を向いた。

 

この様子が「うなずいた」ように見えたため、記者が「質問に対して、うなずかれた・・・と判断していいか」と確認すると、西川社長は質問した記者を睨みつけ「失礼なことを言うな!誰がうなずいたんだ!」とホールに響き渡るほどの大声で怒鳴り散らし、一方的に会見を中止して立ち去ってしまった・・・というのである。

 

この経緯を、みなさんはどうお感じになっただろうか。。。私には明らかに、記者の側に、あまりにも執拗で、品がないと感じざるを得なかったのやね。。。

 

西川氏は御年70歳ほど。若い記者さんは恐らく、その半分ほどのお歳やろう。。。そんなに記者会見などに慣れてない西川社長が、まんまと、記者さんの挑発に乗ってしまった。。。という風に私には見えた。。。

 

記者っていうのは、確かに国民を代表して、国民の感じていることを、国民に成り代わって質問取材するのがお仕事である。でも、だからと言って、あまりにも横柄に、礼節をわきまえることなく、ずけずけとした質問をしてもええ・・・ってなもんやないやろう。。。

 

西川氏も70%もの人が西川氏の続投に反対していることぐらいは知っているやろう。。。それでも、がんばりますって言わなきゃうかん立場やんか。。。もし、本当は投げ出したくてもね。。。そのぐらいのことは誰でも判るやんか。。。だから、西川続投の否定的な意見についてどう思うか・・・なんていう質問は、相手を不愉快にしたいだけの質問でしかないのやね。。。

 

つまり、国民の世論は、あんたあかん・・・って言っているよ。辞めるの、辞めないの?うん?下を向いた・・・それって、辞めるつもり・・・って取るよ。それでもいい?ッて、言っているのやね。。。何様やと思っているのかね、この記者さんは。。。

 

西川さんが怒るのも無理はないと思った人、多かったのやないのかね。。。芸能記者やないのやから、もう少し紳士的に、品よく出来ひんものなのかね。。。何か、国民まで品が無くなってきたようで、気分が悪いわ。。。

 

マスコミは、いつも庶民の味方のフリをする。我こそ、世論をリードする人間や・・・と、主張したいのやろうけど、それが最近、鼻につく。。。国民の意見を代表しているようで、実は、反感を買っている部分も多々ある・・・。もっと、誠実で、謙虚な姿勢が望まれるべき・・・なのやないのかね。。。

 

6/20(土) 行政改革の一環で、大阪・吹田市にある万博記念公園を管理する万国博記念協会が廃止されることになって、そのあと、万博跡地をどうするか・・・で、またまた橋下大阪府知事と財務省が、やりあっている・・・。

 

 万博は1970年。テーマは、「人類の進歩と調和」やったかね・・・。当時、中学生やった私は、朝早くから、開門の長い列に並んだ並んだ。。。阪急で茨木市まで行ってそこからバスで、会場まですし詰めやった。。。よう、あんなの、行ってたわ。。。

 

 アメリカ館の月の石、三菱未来館なんかの人気パビディオンには、数時間待ちの長蛇の列。。。だから、開門ダッシュまでして、大騒ぎ。。。日本中が、高度経済成長の始まる熱気のようなものに包まれていた時代やったね。。。

 

 その万博からもう、40年近くなる。。。太陽の塔だけは残っているけど、そのほかはキレイに撤去されて、ガンバ大阪のサッカー場やら、緑の公園になっとる。。。この広大な緑地公園を、どこが管理するかで、もめているのやけど、国からしたら、大事な国家資産、そんな簡単に、大阪府営には出来無い。。。というのが財務省の意見や。。。

 

 確かに日本万国博やったのやから、オールジャパンでやった大イベント。。。40年近く経っているのやけど、当時の入場者数の記録は未だに抜かれていないのやて。。。上海万博がどうか・・・やけど。。。

 

 反対に財政難の大阪府からしたら、何千億円もの資産価値のある公園を、一部でも処分して、金に出来たら大変助かる・・・といいうところなんやろうけどね。。。

 

 国民の財産という観点と、府民の財産という観点のぶつかり合いなのやけど、まぁ、大阪府の言っていることは、少し虫が良すぎる話で、大阪府営にするのなら、国になにがしのお金を支払うのが筋。。。タダで貰おうというのは、どうなのかね。。。

 

 もともと、万博後の公園整備には国が53%、地元大阪府が47%の費用を負担して今までやってきた。大阪府からしたら、万博記念協会が独法改革で消えるこのときに、何とか国からイニシアティブを取ろう・・・というのが、狙いなのやろうね。。。

 

 実際、府という組織は、実は金があるようで、ほとんど使い道が決められているものばっかり。。。府独自の事をやろうと思っても、なかなか財源が無いのが現実問題や。。。そんななか、何とか大阪府の独自色を出したい橋下知事からしたら、国からの財源委譲というのは、命題や。。。

 

 地方のやることまで、いちいち国が口だしして、サイフを絶対に手放そうとはしない霞ヶ関の連中に、何とか一矢報いたい。。。橋下知事は、地方と国との関係が、主従関係ではなくて、対等の関係になるまで、がんばる・・・ということなんやろう。。。ええこっちゃ。。。

 

 もともと、地方自治体の知事さんたちって、国の役人がやってきて地方の首長になるケースが圧倒的に多かったのやね。。。だから、どうしても、本庁のご機嫌伺いをしようような体質の人ばっかりやったんやね。。。

 

 ところが、今は、地方の意見が強くなって来ていて、官僚批判とも相まって、役人経験者でない改革派の首長さんたちが、どんどん出てきた。中央の役人たちにとったら、自分らの言うことをへいへいと聞いていた人たちが減って、文句の多い人たちが増えてくるのやから、当然、対立的な立場に変わってくる・・・のやね。。。

 

 おまけに、中央の役人たちにしたら、自分らの天下り先やった地方の行政機関へのルートが閉ざされたことによって、人事的な渋滞が庁内で起きてしまうことにもなりかねない問題にもなるのやね。。。

 

 役所同士が、やってる綱引きは、どっちでも良いと言われれば、どっちでもええ話なのやけど、国民財産の有効利用という観点からしたら、どうか無駄なく活用して欲しい・・・というのが本音や。国か大阪府が、どっちが有効活用の良いプランを持っているかで、コンペでもしてみたらどうなのかね。。。公募でも良い。。。金がないのだから、知恵ぐらい出せるのやないのやろうかね。。。

 

 それとも、また、関西州の州都を万博公園に持ってくる?なんて言い出すのかな。。。

 

6/21(日) 脳死は人の死。。。臓器移植法案が衆議院で可決して参議院に送られた。ただ、この法案に関しては、議員一人一人の死生感を尊重させるために、党議拘束はかけなかったんやて。。。まぁ、本来、何でも議員一人一人の判断で決めるのが本当なのやけれどね。。。

 

 心臓がまだ動いているのに、脳波が出なくなっただけで、死亡であると認めてしまうことは、患者の周りの人からしたら、許せないこと。。。いくら、欧米での基準がそうであっても、脳死状態で、長く植物人間状態になっても「生きている」人は、日本にも多い。。。

 

 この人達を一律に、法律で、もう死んだ人にしてしまうことが、果たして、国会議員さんたちの多数決だけで、決めてしまって良いものなのか。。。ことは、人の生死に関わることだけに、まだまだ慎重になる人が多かったのやろうね。。。

 

 その反面、日本では脳死状態で、臓器を摘出して、移植するということが出来ないケースが多く、遠く海外にまで行って、日本人が外国人ドナーからの臓器提供によって多額の手術費用を支払って、移植手術をやっていることへの国際的な批判もある。

 

 中には、高額の謝礼につられて、貧困から抜け出すために、自らの臓器を売る、臓器売買の温床になってしまっている・・・という批判もある。。。

 

 日本人の命は高くて、後進国の人たちの命は低いのか。。。なぜ、日本人は日本人から臓器提供を受けて移植手術をしないのか。。。他国からそう批判されても仕方がない現状がそこにはある。。。日本国内では、年間300件代・・・ぐらいしかされていない臓器移植手術。。。多くの移植を待ちながら亡くなっていく命に、正面からちゃんと、向き合うべき・・・こんな姿勢が求められてきているのやね。。。

 

 肉親が亡くなった時、病院では、献体を頼まれたり、移植可能なら、ドナーとなることを勧められる。ただ、身内を失った混乱の中、臓器を取り出してどなたかに提供する・・・なんてことをなかなか、悲痛な肉親が決められるはずはなく、ほとんど提供者がいない・・・のが、日本の現実なのやないのかね。。。

 

 実際、献体をしたら、通夜や葬式は1日から2日後延ばしになる。。。そんな残酷なことを喪主が勝手に決めた・・・と親族から批判を浴びてしまうのが、今の日本では、残念な現状や。。。

 

 そこで、日本では生前から、ドナーになってもいいですよ・・・という、臓器提供の意思を表示するためのドナーカードを携帯してもらおう・・・という、運動が進められている。このおかげで、本人の遺志を明確にすることが出来て、遺族が要らぬ詮索を周りから受けないような配慮は少しは出来るようにはなったんやね。。。

 

 ところが、日本人には、どうしても、閉鎖的な村社会の名残があって、臓器提供をした人には立派な人や・・・という賞賛が与えられるのだが、断った人には、批判めいたこと・・・がされたり、逆に、脳死状態で臓器を摘出したら成功していた手術を心停止まで待っていたから遅かった・・・なんていうことも、多々あるのやろうね。。。

 

 自分が死んで、何か人さまの役に立つのなら、ドナーになってもいい。。。そう、宣言するのは良いのだが、さて、いざ、つれあいが亡くなって、まだ心臓が動いているのに、どうぞ、臓器を持っていって下さい・・・なんて、現実的に言えるものやろうか。。。

 

そんな勇気が本当に、あなたにはありますか?

 

6/22(月) 最近、米国の専門家が、北朝鮮は、もし攻撃行動に出るとしたら、お隣の韓国ではなく、日本を攻撃するのではないか・・・という意見を出していた。何でも、北朝鮮国内は金正日の容態がかなり悪化してして、何とか国内の一致団結をやらなければならないとき。。。。軍部の若手に何とか反日感情を奮い立たせて、内なる批判を外へ向けて発信しておきたいところなんやね。。。

 

 新しく準備している大陸間弾道ミサイルは、1つは米軍基地のある沖縄を直接狙い、一つは中国、四国地方の上空を経由して、グアムの基地を狙い、もう一つは東北地方の上空を経由して、ハワイを狙っているのやそうや。。。このうち、現実的なのは、ブースターロケットを海中に落とすことが出来るハワイコース。。。グアム狙いやと、1段目が日本国内に落ちる・・・のやて。。。ほんま、かなんこっちゃ。。。

 

 さて、北の核実験やら、弾道ミサイルやらで、とかく日本は北朝鮮に対しては、近年、強気の戦略を取ってきた。。。拉致問題が、日本人の中には心情的にあるから、なんて酷いことをする国だ。。。という意識が強い。。。ここらを、ひょっとしたら、北朝鮮側は読み間違っていたフシがある。。。

 

 多分、小泉訪朝のとき、金正日は、実は本気で日朝国交回復をするつもりだった。。。だからこそ、カメラの前で、拉致問題を謝罪したし、謝ったら、日本も昔には、酷いことをしたのだから、お互い様である・・という気持ちになってくれると踏んでいたのやね。。。食料も少なく、切羽詰まっていた・・・というのもある。。。日本なら米や金を出すやろう。。。そう、踏んでいた。。。

 

 ところが、日本側は、人の国の国民をさらっておいて、無理矢理結婚させて、今はもう死んだ・・・なんていう答えに、誠実感を感じることは、ついには出来なかったのやね。。。それどころか、死んだ人のインチキ遺骨まで出してきて、これでけりを付けようとした態度に、国民全部が激怒したんやね。。。

 

 北朝鮮は、こんなことで、国民世論が急速に悪くなるとは思っていなかったのやろう。。。少し慌てて、拉致被害者を帰すことで、決着を図ろうとした。。。ところが、日本の反北朝鮮の国民世論は弱まるどころか、強くなった。。。それで、日本との関係改善を諦めた・・・ということなんやろう。。。

 

 それからというもの、北朝鮮は、とかく対日本に対しては、宣戦布告と見なす・・・とか、ミサイルや核実験で、刺激して、態度の軟化を待っているフシがある・・・のやね。。。日本は、憲法上、どんなに、攻撃しても攻めては来ない・・・という安心感があるのやろうね。。。だから、格好の攻撃相手国・・・といいうことになる・・・。

 

 日本を米国、韓国、中国、ロシアなどから、孤立化させて、日本の譲歩こそが、大事・・・という風な雰囲気に持っていくことが目標なのやろう。。。

 

 それにしても、この変わった国を、まともなお付き合いの出来るような国にするのには、いったい何年の月日がかかるのやろうね。。。自民の、加藤紘一氏は、何とか北朝鮮を他の国に同化させる戦略が必要と説いているのだが、あまりに北朝鮮寄りな態度に、批判も多い。。。けど、将来的には、北朝鮮が、まともに食べていけて、まともに稼げて、他の国の世話にならなくても自立できるようになることが、安全保障上には大事なことなんやね。。。

 

 同じような肌の色した国なんやから、似たようなモノを食っているのやから、なんでもっと素直になれへんのかね。。なんで、もっと、わかり合えない・・・のかね。。。いまの、北朝鮮にとって一番大事なことは、意固地なプライドを捨てて、地道に国を豊かにすることに努めること・・なのやのにね。。。

 

6/23(火) JR東海が、東京−名古屋間で、リニアモーターを作るルートを検討していて、またまた地元の自治体が、是非とも我が町に通してくれと、陳情合戦をしているのやと。。。最短距離やったら、南アルプスをずぼっとトンネルで抜くルート。。。これが実は一番建築費が安くて、最短距離やから、時間も短くなる。。。

 

 ところが、諏訪などが北への迂回ルートで建設してくれ・・と言っているものやから、結局3ルートを検討中なんやて。。。そやけど、今、京都から東京まで早いので2時間ちょっと。。。これ以上早い鉄道を、馬鹿高い建設費用を投資してまで、作る意味があるのかね。。。

 

 前にも書いたけど、私はリニアモーターカーは、東京−成田間とか、京都―大阪―関空間とかの、100キロ程度の、比較的短い距離を短時間で結ぶメリットのあるところに限定したらどうかと思うのやね。。。いま、1時間半かかっていたのが、20数分で行けたら、これは値打ちがあるからね。。。

 

 しかし、その昔田中角栄が、日本列島改造論をぶち上げて、日本全国を土建屋だらけにした政策を、相も変わらず、まだ日本は続けるつもりかいな。。。新線が来るから、土地を買い占めて、ボロ儲けした夢が忘れられないのか、まだ日本は、公共工事だのみの政治しか出来ないのかね。。。何か、全然進歩がない。。。

 

 時速500キロのリニアモーターカーを、東京から走らせて名古屋までに中津川とか、山梨とかに止めるのって、何か意味がないような気がしてね。。。早くしたいのやったら、東京から名古屋までノンストップやろ、普通。。。。山梨やら中津川なんかにリニアの駅をこさえて、わざわざ列車を止める必要性が全くない。。。通過都市の寂れ具合は、未だに岐阜羽島の新幹線の駅前が、寂れて、うら悲しい雰囲気を漂わせていることからも、実証済みやないのか。。。

 

 そんな金があるのやったら、しっかり今の東海道新幹線で儲けて、しっかり納税してくれた方が、よっぽど、国民のためになる。。。もともと、国民の財産で出来た鉄道会社なのやからね。。。

 

 どうも、景気対策とか、財政出動って言ったら、何でもええから、出してこい・・・のような馬鹿げた話が多すぎる。。。こんな無駄遣いは、やらしたらあかんのやないのかね。。。

 

 それとは別に、南アルプスを長いトンネルで抜くのは危険・・・とか言って、脅したり、地元の意見を聞かないと、許さない。。。通過県である長野県内の議論で、ルートは決める・・・なんて、馬鹿げた事を言っているような、アホは、無視しなあかん。。。地域エゴと、利権狙いを、ごっちゃにしてわぁわぁ言うような人らは、ほんま、百害あって一利無し。。。諏訪にリニアをわざわざ迂回してまで通さなければならいな理由なんて、全くないのやから。。。

 

 ほとんど人の住んでいないところに、最新鋭の電磁誘導の列車を通す。。。移動手段としてのリニアは、基本的には、止めないのが当たり前。。。こんなのいく誘致しても、うるさい高速の列車がびゅんびゅん走って、地元はうるさいだけなのやないのかね。。。金も人も、降りないで・・・多分。。。

 

 高速道路が出来たら・・・、空港が出来たら・・・、リニアモーターカーが来たら・・・。田舎の人は、何か自分の町が劇的に変わって、自分たちの暮らしぶりが、驚くほど変わると、大きな勘違いをやっている。。。道路も空港も新駅も出来ただけでは何にも変わらない・・・。こんな幻想だけのネタに、いつまでもぶら下がって、何とか、町が活性化しないものかと、夢ばっかり見ている・・のやね。。。

 

 アクセスも大事かも知れんけど、それより、もっと他にやることがあるのちがうか?最新の列車が止まるようになっても、ろくなホテルもない。こましな、観光施設もない。何より、その駅で降りる必然性が無い。。。そんな町ばっかりやんか。。。人さまに、我が町に来てくれと、何百万べん頼むより、その町に来たいと思わせる何か大きな理由が無いとアカン・・・。

 

 そんなことも判らずに、駅さえ出来たら、何とかなる。。。電車が止まれば一緒に、賑わいも降りてくる。。。そんな甘い夢のような話に、未だに信じて疑わないような人が、まだこのニッポンでいはるのが不思議でしゃあないわ。。。

 

 まちづくりの原則は、人が集まるところがあるから、交通機関が必要になってくるのであって、最初にアクセスを作っておいて、後から人を集めようとする方法は、ことごとく、失敗している。。。都市計画なんていうのは、神さまでも難しいもの。。。この順番を逆にしたら、ろくなことがない・・・のやね。。。

 

6/24(水) 政治のネタっていうのは、おもしろいモノで、一方に有利になると、いろんな材料が出てきて、また反対に揺り戻そうという動きが出る。。。鳩山更迭で、総スカンを食らった自民の麻生政権も、少し揺り戻しのネタが出てきたのやね。。。

 

 DM不正事件で、凜の会っていうインチキ身障者団体は、民主党の大物副代表、石井一副代表などへ、身障者団体の証明を出すように、働きかけた・・・らしい。。。

 

そして、西松建設の問題では、東北地方の公共工事を取ろうと思ったら、小沢氏の「神の声」が必要であると感じて、小沢一郎に献金した。。。西松にしてやれ。。。この一言を貰うために、せっせと金を貢いでいたのを白状したのやから、小沢一郎も、古いタイプの政治家の名残が随分残っている。。。無傷ではいられない・・・わなぁ。。。

 

自民側からしたら、小沢一郎の秘書の逮捕だって、国策捜査だと言われているけど、国民感情からしたら、国策であろうが、無かろうが、関係無い。。。悪いモノは悪い・・・となるのが当たり前や。。。小沢だけ逮捕・・・が、おかしいのなら、二階も、逮捕したらええ。。。どっちにしても、明らかに政治工作のための献金やったのなら、どうしようもないわなぁ・・・。悪いこと、しとったんやから。。。

 

9月14日には任期が切れる衆議院議員さんたち。いつ、解散総選挙になってもおかしくないのだけど、なかなか、タイミングを計れない自民党・・・というところかね。。。内閣支持率が下がったまま、選挙に突入した大政奉還は確実。。。少しでも支持率が回復した時に、解散総選挙をやりたいのはやまやま・・・なのやろうけどね。。。

 

まぁ、自民からしたら、小沢批判、石井批判が最高潮になったときに、選挙っていうのがベストなタイミング。。。7月上旬解散、8月第一週、投票ぐらいになるのかね。。。これからは、何でも政局政局になって、まともな政治は期待出来ひん。。。はよ、やってもらわんと、あんまり良くないね。。。

 

6/25(木) コンビニエンスストアの売り上げが、ついに百貨店の売り上げを抜いたのだという・・・。そのコンビニ最大手であるセブンイレブンジャパンが、公取委から、優位な立場を使って、チェーン店に弁当などの安売りをさせないように圧力をかけていた・・・と、排除命令を出された。。。

 

 コンビニは、便利さを売り物にして、この10数年、どんどん売り上げを上げてきた。24時間営業で、欲しいときに欲しい商品があるという便利さを売って、顧客の信頼を勝ち取ってきた・・・という部分がある。。。

 

 その反面、弁当や、おにぎりなど、消費期限を厳格に設定して、消費期限時間2時間前までになると、販売はしない・・・という厳しいルールを適用して、多くの食品を、まだ食べられるのに、廃棄し続けてきた・・・という背景はある。。。

 

 だから、コンビニには、古くなった食品は全く置いていない・・・という信用を勝ち取ってきたとも言えるのだが、果たして、毎日、大量の食品を、人の口に入らないまま、ほかす・・・という行為が、食料危機や飢餓に陥っている国の人々からしたら、日本は何をやっている国なのか。。。という不信感すら、感じられてしまうほどに、異常なほど、品質管理や、消費時間にまで厳格な国・・・ということになってしまったのやないのかね。。。

 

 もったいない・・・という人間としての基本的な価値観と、大量の食料を廃棄することに罪を感じない・・・という鈍感な、価値観のせめぎ合い・・・の話なのだが、私は、やはり、大量に毎日毎日、まだまだ食べられるものを廃棄にしている・・・という価値観がおかしい・・・という世界的なスタンダードな考え方が、本来、もっと尊重されるべきなのではないか・・・と感じる方なんやね。。。

 

 私たちの小さい頃には、お茶碗に残った米粒ひとつひとつまで、無駄なく食べなさい・・・という躾が、厳しくされていた。。。食糧難の戦時中を生きてきた人たちからしたら、食べ物を粗末にすることは、国を滅ぼすこと。。。こんな国は、人には尊敬されない・・・ということを身にしみて判っていたのやね。。。

 

 それなのに、最近はどうだろう。。。親は、こどもに、食べたくなかったら半分残しなさい。。。食べ過ぎるとメタボになるから、油ものは、控えめに。。。唐揚げはダメよ・・・なんて、ぬかしている。。。アホちゃうか?これって、時代は変わった???で済ませてええ話やない・・と思うのやね。。。

 

 それに、コンビニ弁当の価格は、多くの廃棄される弁当の分、高く売らないと、採算が合わない。。。だから、こんな弁当を食べている人は、言い換えたら、割高な価格の弁当を無理矢理買わされていることになり、何か、割り切れないような気持ちになるのやね。。。

 

 私はいつも思うのやけれど、コンビニの弁当も、多くのスーパーマーケットなどがやっているように、ご飯はご飯で大きな炊飯ジャーに入れておいて、おかずはおかずで、バイキングのような形で取るようなスタイルにしたら、無駄が減るのやないのかね。。。ニューヨークのデリでやっているようなスタイルや。。。

 

 それと、今回のことで明らかになったことなんやけど、廃棄した弁当の原価を全額支払っているのは、実は、チェーン店の店長さんやった。。。ということなんやね。。。本部と言われるところは、びた一文負担してなかった。。。ええ商売しとるわ。。。まぁ、今度から15%は負担します。。。ということになったらしいけど、これって、やっぱり、消費期限切れ間近の商品を、値下げして販売されるのを何とか防ぎたい・・・という企業側の論理を全面に押し出した方策で、何の解決にもなってないのやね。。。

 

 本来、売れ残った商品は、全数、本部が回収して、例えば、仕切り価格の半額で買い取ります・・・っていうルールにしてたら、企業側もリスクをしっかり負担している・・・と言えるのやろうけど、発注は店舗任せにしておいて、売れ残った分まで全部買い取り・・・なんて、虫の良い不公平な契約を押しつけているあたり、どうも、おかしいのやないか・・・と言わざるを得ないのやね。。。

 

 チェーン店は、セブンイレブン本部以外からは全く商品を仕入れられない。。。つまり、独占的な契約関係にある。。。本部は、儲かったお金の約半分をピンハネしていくのだけれど、これって、どの割合が適正であるか・・・なんていうルールなんて無いのやね。。。

 

 普通の小売り店なら、小売店自身が、これだけやったら、何とか売れるであろうという量の商品を、これだけやったら売れるであろうという価格で自由に売る・・・。これが原則や。。。

 

 ところが、チェーン店契約になると、あらかじめ、本部の取り分が決められていて、この価格で、この量を売りなさい・・・という裁量権の大きな部分が本部側に委ねられてしまっているのやね。。。これが、本部とチェーン店の間の公正平等な関係を阻害している・・・とも言えなくも無いのやね。。。まぁ、奴隷関係・・・とまで言われるような主従の上下関係が、そこにはある。。。本部の言うとおりにしないと、契約更新しないよ・・・なんていう脅しがそこにはあるのやね。。。

 

 昔、娘がセブンイレブンでアルバイトしていたから、知っているけど、これらの店では、毎日買い物かごに6杯ほどの大量の弁当やらパンやら、飲み物などが、棚から撤去されていて、その商品はお店のバックヤードに置かれていて、バイトが終わったら、その商品を何点か、持って帰ってくれ・・・っていうのがルールになっていた。廃棄するにも金が要る。。。それよりはバイトの子の腹の中にでも収まった方が、よっぽどまし。。。オーナーさんも、そう考えざるを得ないのやね。。。

 

 ただ、毎日毎日、コロッケの挟んだパンなんて食べられ無いし、さめて消費期限の切れた弁当を自宅に持ち帰って、毎日食べることの不健康さを考えたら、この方法も、そんなにお勧めされるべきやないわなぁ。。。

 

 コンビニ本部は、商品が品切れになって、販売機会が失われることを最も嫌う。。。だから、控えめな発注をしていたら、もっと仕入れるように要求してくるし、そんなに売れないのが判っていても、多い目に仕入れなければならない辛さがあったのだという。。。

 

 我々は、いつでも新鮮で安心な食品が食べられることと引き替えに、何か人として、一番大事なことを、忘れ去ってしまっていたのやないか。。。出来るだけ無駄が出来ないような売り方は無いか。。。コンビニのオーナーさんたちが、消費期限間近になった食品を値引き販売する知恵は、もちろん、少しでもロスを減らしたい・・・という意味もあるけど、こんな、「ばちあたり」なことをしていたら、あかん。。。という良心の呵責に苛まれていた・・・。そういうことなのやないのかね。。。

 

6/26(金) 自民党の古賀誠選挙対策委員長が、宮崎県の東国原知事に、自民党から衆議院議員に立候補してくれないか・・・と頼みに行った。。。それに対して、東国原知事は、総裁候補にしてくれるなら考えても良い・・・と切り返したのやて。。。

 

 まぁ、自民党からしたら、不人気の麻生さんに代えて、誰か国民の人気をギューと、引きつけられる目玉のような人が、のどから手が出るほど欲しい。。。ヒーロー待望論という、本音が見え隠れしているのやけれどね。。。

 

 まぁ、このニュースが流れると、スポーツ紙が一斉にこれを報じて、そのまんま東、首相にしろ!だとか、おもしろおかしく報道している。ただもこの手の記事は、日本ではなかなか、冗談半分と取られがちなのだけど、アメリカなんかでは、それが現実になる。

 

 ハリウッドスターだったシュワルツネッカーは、カリフォルニア州の知事になったし、ロナルド・レーガンは、俳優から米国大統領になっている。つまり、有名人は、政治の素人・・・という感覚よりも、政治のプロに任せておいても、ちっとも良い国にならへんやんか。。。という、国民の不満が、そのまま反映される時代になりつつある・・・といこと・・・なのやなかろうか。。。

 

 東国原氏は、税金の取り分を国5割、地方5割にしなさい。。。なんていう、けっこう、まともな主張もしている。。。国の官僚たちの力が異常に強くなりすぎて、地方がヒーヒー言っている今の現状は、もう、何とか変えないとアカン。。。彼はそういいたいのやないのかね。。。

 

 大阪の橋下徹知事やら、千葉の森田健作知事などのように、全国でタレント知事は、今ブームである。何にも、人となりを知らない人に投票するより、あの人やったら、少しは知っている。この人なら、悪いようにはしないやろう・・・という安心感が、有名人知事を当選されているのだろうが、それだけ、今の政治のやり方に国民が不満を持っている・・・ということの裏返し・・・なんやろうね。。。

 

 政治はプロに任せておけば良い・・・というのが、今までの多くの日本人の考え方やった。。。ところが、その頼りになるはずの政治家が、悪いことしたり、国民の民意とは別の方向性のことばっかりやっとる。。。多くの人は、それを「あきらめ」ととり、投票に行かなくなり、無関心派を形成するのだが、あんまり、バカな税金の使い方ばっかりするものやから、不満が出てきて、投票でしか、自分の意見を反映する方法がないことに、不満すら感じている。。。これが、世論調査が、ここまで頻繁に行われるようになってきた背景にある。。。

 

 国民はもっと、政治に口を出すべきであり、政治家を4年か6年の長い任期中、自由にさせすぎであることの不満をどこにぶつけて良いか、とまどっているのやないかね。。。選挙期間中は、腰の低かった人が、選挙終われば、ふんぞり返る代議士先生。。。わかりやすすぎるで。。。「禊ぎ」とか、「国民の審判」とか言う言葉、そう安直に使わせたらアカンと思うのやね。。。

 

国民は、いつでも、あんたらのやっていることを監視してまっせ・・・っていうのが大事やで。。。

 

6/27(土) 高齢化が進んでいる日本で、毎年社会保障費の伸びを2200億円までに抑える。。。麻生内閣は、小泉内閣時代に決めた財政抑制計画を、今年見直して、この目標を事実上あきらめた。

 

 そもそも、老齢人口比率が毎年上がっているのに、社会保障費だけを、無理矢理、押さえ込もうとする、この方針そのものが、無茶な話と言えば、その通りや。。。それに、未だにこの方針のネーミングに「骨太の方針」なんていう言葉を使い続けている事自体、センスが無い・・・わなぁ。。。小泉政権の亡霊に、安倍、福田、麻生と、いったい何代の総理が引きずられているのかね。。。

 

 入ってくる税金が減っているのだから、出て行くお金を何か制限しないと、財政破綻が近い将来起きる。。。いや、もう日本の破綻は、起きてしまっているとも言って良い。

 

日本はいつの間にか対GNP比で170%代の世界一借金まみれの国に成り下がってしまった。。。つまり、2年間もの国民総生産に近い金額の税金を、先食いしてしまっている・・・というアホなことをやっている国になってしもたんやね。。。

 

 家庭でも、家族全員の収入に応じて、使い方を変えるのが当たり前。家や車のローンを抱えているくせに、贅沢三昧の暮らし方をしていたら、借金地獄になるのは当たり前や。。。稼ぎが減ったのなら、子どもの教育費は削れないにせよ、食費を削ったり、交際費を削ったり、外食の回数を減らしたり、高い買い物は控えるのが当然やんか。。。

 

 国も同じ。。。年金や福祉にたくさんのお金が要るようになったのやから、道路作ったり、役所の立派なビルを立てたりするのは、抑制しなあかん。。。ところが、予算の組み立て方が硬直しているので、去年、これだけ使ったから、今年はこれ。。。っていうお金の使い方をしている。。。

 

 おまけに、とかく批判の多い補助金や交付金は、しっかり毎年確保されていて、減らそうにも減らせないような仕組みになっておる。。。これが大問題なのやね。。。何年も先に入ってくる予定のお金の使い道までもう決めてしまっていて、こんなことが平気でまかり通ってしまっていること自体、犯罪・・・なのやないのかね。。。こんなこと許してたら、もし、政権が交代しても、手枷足枷だらけになってしまうやんか。。。

 

 こんな事態に陥ってしまった責任は、官僚達にある。それを許してしまった国会議員さんたちにもね。。。このまま、こんなことを続けていたら、日本は終わってしまうで。。。今の日本に必要なのは、そろばんで言えば「ご破算で願いましては・・・」つまり、一端、全部をリセットすることなんやね。。。

 

 遡上に乗せるべきは、国家公務員の終身雇用や。。。全部の公務員を、実力主義の契約制度にするべきや。。。サラリーが少々高いのは、本当に能力が高い人なら、仕方がない。問題は、仕事もろくすっぽせずに、高い給料、報酬を手にしている、国に寄生しているような奴らや。。。こんな人をずっと雇い続けていられるほど、日本の国家財政は豊かではないわなぁ。。。

 

 日本の官僚制度は、優秀な人たちをピラミッド型の堅牢な組織に組み立てて、自分たちの立場を、とても盤石なものにしている。。。これが、民間と比べたら、とても優遇されすぎていると思うのやね。。。

 

 何の批判にも晒されず、何の監視もされないような仕事を、許している現状。。。これが大問題なのやね。。。日本の最高権力に君臨する高級官僚たちの作った芸術的とも言える官僚制度。。。これを、ぶっ壊す。。。これしか、日本の財政再建の方法は無いと思う・・・のやね。。。早期に道州制を切り替えて、霞ヶ関に集まっている利権と、非効率極まりない仕事を、地方に振り分けて、解体してしまうのがええのやけどね。。。

 

6/28(日) それにしても、どうして、政治家っていうのは、金がつきまとってくるのかね。。。与謝野氏に続いて、鳩山民主党党首まで、迂回献金やら、不正献金のニュースが出てきている。。。選挙が近くなった証拠なのやろうけど、それにしても、清貧な政治家っていうのは、もう死語になってしまったのかね。。。

 

 私は、政治家さんっていう人たちは、ある程度、お金持ちな人にやってもらったらええと思うのやね。。。お金のあんまり無い人は、どうしても利権を欲しがる・・・傾向があるからなんやね。。。そこそこのお金持ちやったら、そんなに苦労しなくても、選挙活動ぐらいできるやろう。。。と、思うのやね。。。

 

 先日のテレビを見ていたら、世界で100万ドル以上の資産を持つ人を「お金持ち」と定義したら、その人数は、1位がアメリカで250万人、2位が日本で137万人、3位がドイツ81万人、4位に中国36.4万人、5位イギリス36.3万人・・・という感じになっていた。

 

1ドルが360円の時代やったら、100万ドルは3億6000万円なのやけど、今のレートでは1ドル95円ほど。。。つまり、日本人は、9500万円の資産を持っていたら、富裕層の仲間入りが出来るのやね。。。百万ドルのハードルも下がったもんや。。。

 

 ただ、この富裕層というカテゴリー分けには、少しおかしいところがあって、資産を金融商品で持つか、不動産で持つか、によって大きく結果が変わってくるのやね。。。日本のような地価の高いところでは、都心に少しの土地を持っているだけで、富裕層にカウントされてしまう不思議。。。銀座の一等地のタバコ屋のオヤジさんが、年収200万円で富裕層にカウントされてしまう不思議があるのやね。。。

 

 一般的なお金持ち・・・っていう考え方は、どっちかというと、年収いくら・・・というのが多いのやないのかね。。。OECDの統計によると、日本の平成17年度の一世帯あたりの平均所得金額は、563.8万円となっている。

 

 逆に貧困層の定義は、平均年収の半分を下回る・・とあるので、2.819.000円以下の年収の人がコレに当たることになる。。。これって、もし、ボーナスを全く無しとすると、12で割って、月収23万4917円というこになる。。。あれっ?給料23万もあって、貧困層?何か現実味がおかしいのやないのかね。。。それだけ、高い俸給を貰っている人が、平均を押し上げている・・・っていうことなのかね。。。

 

 一世帯あたり・・・っていいう統計の数字も微妙や。。。単身世帯が多いものの、子どもや奥さんがバイトやパートの仕事をしていて、しっかり稼いでいるおうちは、一世帯あたりの年収が上がることになるのだけれど、逆に幼い子どもが多い世帯は、暮らし向きは大変厳しい・・・とも言えるのやね。。。

 

 このように、統計っていうのは、時として、意外なマジックのような数値を出してしまうことがある。このレポートによると、100年に一度とも言われる景気の悪化にもかかわらず、全世界の富裕層人口は前年比6%増の1010万人、彼らの所有する資産総額は同9.4%増の40兆7000億ドル(約4400兆円)となっている。 これって、ほんまかいなぁ・・・というような話やんか。。。

特に、このうち3000万ドル以上の資産を持つスーパー富裕層人口は同8.8%増、所有資産は同14.5%増加し、スーパー富裕層だけで富裕層全体の資産の約3分の1を占めているのだという・・・。まぁ、本当の金持ちは、大けがをしなかった・・・ということか。。。中途半端な金持ちが、資産を大幅に減らしただけ・・・っちゅうこっちゃ。。。

ほとんどの国が資産を下げる中、富裕層人口の増加が最も早い国として、インド(前年比22.7%増)、中国(同20.3%増)、ブラジル(同19.1%増)が挙げられている。まぁ、日米などが、金融資産の激減で、資産を大幅に減らしたのとは対照的に、新興国では、実需で資産が増えていく・・・という傾向が強いからね。。。人口の多い国が、年に2割ものハイペースで富裕層人口を増やして行ったら、どうなるか。。。日本や米国の優位なんか、あっという間に消えちまうのやろうね。。。

 

6/29(月) あの、マイケルジャクソンが変死。。。まだ50歳やのにね。。。死因がなかなか発表されないのやけど、いろいろなクスリをたくさん飲んでいたそうやから、その影響なのかもね。。。

 

 マイケルの死で、テレビは大騒ぎしているけど、私のようなオッチャンにしたら、そんなに大騒ぎすることなのか・・・と少し醒めた目で見てしまう。。。

 

 エルビスプレスリーと、ビートルズと並んで3大アーティストとして扱ってみたり、世界一アルバムを売ったスーパースターの死・・・と持ち上げるマスコミの姿勢が多いね。。。

 

 私は同世代だから、スリラーなんかより、昔のジャクソンファイブ時代の「ベンのテーマ」とかが、好きやった・・・かね。。。日本でもフィンガーファイブっていって、ジャクソンファイブのコピーみたいなのが、結構売れていて、そのアルバムに入っていた。。。玉木家の末娘の妙子ちゃんが、この歌、歌ってたっけ。。。こんなこと書いても、若い人らには、さっぱり判らないやろうけどね。。。

 

 亡くなったマイケルジャクソンのことを思うと、この人は、今考えれば、黒人に生まれた事をず〜っと、とても、コンプレックスに思っていた人で、異常なほど黒い肌を白くする手術とか、メラニン色素を抜く手術とか、皮膚を移植したり、大きな鼻を、とんでもなくスリムにしたり、いろいろ顔の整形を繰り返していた。。。

 

 彼の歌う歌にもその傾向があって、ホワイト&ブラックとか、どうも、黒人は悪で、白人は素晴らしい・・・みたいな価値観から、とうとう一生、抜け出せなかった。。。いや、抜け出そうともがいていた・・・ようなフシがあるのやね。。。

 

 人種差別っていうのは、実は、まだまだ世界中の人たちの心の中にある。あかんこと・・・というのは、判っていても、つい、自分と異なる肌とか、違う瞳の色であるとか、別の髪の色・・・とかの人を見ると、自分より、上か下か・・・という見方を、自然としてしまうのが、残念ながら人間である。。。

 

 恐らく、これって、本能的なもので、自分より遙かにでかい体格の黒人の人を見ると、この人なんかと、喧嘩しても、絶対に勝てない・・・なんて思ってしまう感覚と近いのやね。。。逆に、自分より小さくて、ひ弱に思える人に対しては、ついつい、下に見てしまう。。。これって、日本人が海外に出た時に、ついつい直感的に思ってしまうことなんやね。。。

 

 自分と違う考え方、見てくれや、価値観を持った人に対して、人間はどれだけ寛容で優しくなれるのやろうか。。。黒人初のスーパースターになったマイケルは、米国民の、人種観を変え、昨年、米国では黒人初の大統領が生まれている。。。

 

 同じ人間やのに、なんで人は差別してしまうのか。。。彼は、心の奥底の部分で、いつも、そう、叫んでいたのやろうね。。。 合掌。。。

 

6/30(火) オッチャンの朝は、早い。。。少ない睡眠時間で良くなるのか、年を取ると、どうも、早起きになっていくのだという。。。早い日で朝4時半・・・。遅い日でも毎朝5時には目が覚める。。。

 

 早起きで困るのが、食事の他に、テレビを見るか、パソコンにかじりつくぐらいしか、やることが無い・・・のやね。。。朝刊が待ち遠しい・・・。

 

 我が家では、地元紙である京都新聞と、読売新聞を取っているのだが、この読売新聞が、いろいろあって、今月で切った。。。何せ、酷いときなら、朝の7時前ぐらいしか来ないのである。朝早く家を出る人も多いやろうに、よくこんなので新聞やと言えるのかね。。。

 

 販売店にも何度かクレームを入れた。もう少し早く配達出来ないか・・・。文句を言って1週間ぐらいは、少し早くなるのだが、しばらくしたら、元の木阿弥。。。それならばと、読売新聞のお客様センターみたいなところにも、クレームした。まるでクレーマーのようにも聞こえるのだけれど、朝、朝刊を読めないで、夜に、夕刊と一緒に朝刊を読まないとあかんのやったら、朝刊の意味なんかない・・・やんか。。。ほんまのところ。。。

 

 今度は少しは効いたのか、2週間ぐらいは早く来るようになった。でもしばらくしたら、また同じ。。。やっぱり配達しているオッチャンの問題なのやろうね。。。朝の散歩のとき、見かけたけど、配達さぼって、スポーツ紙をどっかのマンションの前で、ゆっくり読んではったし。。。こりゃ、あかんわ。。。

 

 他の販売店はどうなのか・・・と知り合いに聞くと、時間はまあまあ平均的に6時までには入るそうや。。。それと、他のエリアの店は、集金の度に、洗濯石けんを持ってきたり、映画や芝居、博物館などのチケットも毎回持ってくる。1年契約したら、ギフトカードをどーんと、くれはった・・・なんて聞く。。。私の家の担当店に聞くと、うちは、そういったことは、一切、しませんやて。。。実際、自動引き落としやったら、何にもくれないし、全く営業活動的な事もやらない方針・・・なんやそうや。。。

 

 景品はさておき、新聞配っているオッチャンにも、直接、もうちょっと早くならへんのか・・・って言ったことがある。。。一人が配達するエリアが広すぎるのやろうけど、北か南かどっちを先に配るか・・・の問題らしいのやね。。。困ったもんや。。。北から文句出たら北が先。南から文句出たら南から。。。こんな感じでやっとるようや。。。

 

その配達のオッチャンが入れ知恵してくれて、いっぺん、契約解除しはったらええねん。再契約したら、半年無料になったり、いろいろ粗品持ってきたりが多いで。。。やて。。。そんなものなのかね。。。それから、自動引き落としはアカン。。。絶対、集金にせんと。。。やて。。。普通、自動引き落としのお客のほうが、優遇するのが、ホンマやのに、逆なんやね。。。この世界は。。。

 

息子のリクエストで読売の代わりに、日経を取ることにした。株もやるし、日経は、他とはちょっと違う記事が多い。。。ちょっと高いけどね。。。やっと、早朝から新聞が読める・・・と、少し愉しみにしているのやね。。。

 

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