日常のページ
7/1(水)先日、自民党の古賀選挙対策委員長が宮崎県の東国原知事を、自民から衆議院議員に、立候補しないかと、口説きに行ったことが報道された。東国原知事は、総理大臣にしてくれるのやったら・・・、考えると、返事したらしいのやけれど、これに対し、笹川自民党総務会長が、「ふん、あほらし」と言ったことがテレビで報道された。。。 自民党の役員というのは、今は党四役と言って、幹事長が細田さん、総務会長が笹川さん、政調会長が保利さん、選対委員長が古賀さん。。。となっている。。その四役の一人、古賀さんが、頭を下げに言っているのに、おなじ四役の笹川さんが、けなす・・・なんていうのは、どうなのかね。。。 まして、相手は国民的に人気のある東国原知事や。。。人気商売の議員さんで、選挙直前に、こんなことで、国民の反感を買う方が、よっぽどマイナスやと、この人は計算出来なかったのか。。。アホやね。。。下手したら、笹川のオッサン、落ちるかも知れないで。。。こんなことしてたら。。。 今のままでいくと、自民党は記録的な大敗を喫する可能性が極めて高い。。。東国原氏擁立の一件も、選挙上手の古賀さんが、何とか風向きを変えようと、画策した必死の作戦やったのやなかったのかね。。。 笹川氏の、たかが宮崎県の一介の知事なんかに、中央政権内部で、何が出来るのか・・・というのは、プロの政治家としての意見としては、当然なのかも知れない・・・。でもね。そのプロの政治家達がたくさん、集まって、今まで、何をしてきたんや。。。何も変えられて無いやんか。。。国民の不満は、貯まる一方。。。この意見を、無視したらあかんわ。。。 国の政治のド素人かも知れない東国原知事やったら、何かやってくれるかも知れない。。。そんな新しい人に期待しなければならないほど、自民党政権は、土台がもう腐ってしもておる・・・というのが、判らないのかね。。。鈍感力にもほどがあるわ。。。 政治家という人たちは、風を読むのが商売や。。。小泉さんやら、古賀さんやら、そして中曽根さんやらは、この分野では、特別な才覚がある・・・と、言って良い。。。実際、この人たちの言うことの、通りになっていく・・・という現実を見たら、そう思わざるを得ないやんか。。。 麻生さんが、いま、たまたま首相やから、支持率が低いのではない。。。自民党に期待が出来ないから、政党支持率が、地に落ちるほどになっている・・・という現実を、党四役の人たちは、直視せんとあかんのやないのかね。。。 日本は、もう国の代表を決めるのを、議院内閣制ではなく、大統領選挙のような制度に変えていくべきなのやないのかね。。。国民が直接、総理を選べないもどかしさ・・・は、国民の心の中で、頂点に達しているのかも知れないで。。。 そしたら、東国原さんやら橋下さんのような人たちが、一気に国家権力の頂点に立てて、大改革を出来ることになる。。。高級官僚たちのためだけの国の激変緩和制度をまな板の上に乗せないと、この国は変われない気がする。。。。 |
7/2(木) 何やねん。。。結局、自民党の役員人事を触るのかいなぁ。。。と、思ったら反対されてやっぱり止め。。。麻生さんって、言ったら、今までいろいろと、「ブレる」政治家としてマスコミの批判を浴びていたんやけど、ここまで、ブレられたら、この人の言うことに重みがどんどん無くなっていってしまうやんか。。。 最初、ちょっとアドバルーンを上げて、世間や、党内部の反応を見てから、正式に決定するようなやり方ばっかりしていたら、リーダーシップがない。。。先が読めていない・・・と揶揄されてしまうのは、覚悟しておかなけりゃ、あかんわなぁ。。。 まぁ、昨日、無い・・・と言っておきながら、次の日にはやる。。。ご本人は目くらましのつもりなのかも知れないけど、何か、それを弄ぶような姿勢は、あんまり、好感度が高くないで。。。これ以上、ご自身の支持率を下げたくなかったら、もうちょっと、周りも考えてあげんといかんわ。。。 特に、いつまでも選挙の日程を発表しないのは、夏祭りやら、イベントを抱えている全国の国民にとったら、とっても迷惑千万な話なのやね。。。地域の寄り合いでも、もし選挙になったら、流れてしまうから、ポスターやらチケットやらも刷れない。。。もう7月になっているというのに、8月か9月か知らんけど、いつまでも当然ある選挙の日程を、解散権を盾にして、なかなか発表しないことに、いったい何の意味があるのか。。。これは批判されて当然やで。。。 9月には衆議院議員の任期が来る。。。コレが決まっているのに、解散が7月や8月や・・・なんていうのに、そんなに大きな差があるとは思えないのやね。。。来年は参議院選もあるし、今年の衆議院選で、もし民主党が政権与党になっても、うまいこと行かないとなったら、またすぐ自民党が与党に戻る可能性もあるのやね。。。 私は、いっぺん、民主党にやらせてみて、お手並み拝見・・・がしたいのやけれどね。。。高速道路無料化とか、ガソリンの暫定税率廃止とか、官僚の天下り完全禁止とか、消費税を上げずに、無駄を無くす・・・という、民主党のマニュフェストに乗せている政策は、とても魅力的に思うからね。。。 日本って言う国は、既得権益の固まりのようになってしまっていて、ものすごい無駄遣いの固まりになってしまっているのやね。。。 先日も、補助金の申請をしようと思って社労士の先生といろいろやっていても、結局、大企業しか、こんなの取れないやん・・・というのばっかり。。。今の補助金、助成金っていうのは、大企業をより強くするだけで、中小企業は置いてけぼり。。。とんでもない不公平をどんどん拡げているだけ・・・っていう部分が多いのやね。。。 昨日からスタートしたエコポイントかて、家電業界だけ。。。エコカーへの助成かて、自動車産業だけ。。。みんなが公平に使うべき税金を一部の業界にだけブチ込んで、その業界だけ景気を上げる・・・こんな不公平がまかり通っているのやね。。。 私は、共産党は嫌いやけど、最近の政府のやり口を見ていると、共産党が言っている、一部の大企業だけを重視した、偏った政策・・・という批判も、当たっていると、思う時が最近、多くなってきてしまっているのやね。。。これって、政治家やら、官僚やらが、本当は、どっちを向いて仕事をやっとるか・・・っていう話や。。。国民やなくて、大企業のことばっかりやってたら、終いに、大きいしっぺ返しを食らうことになるで。。。 国民主権をないがしろにしてたら、アカンで。。。 |
7/3(金) 政権交代になったら、どうなるか・・・。役人さんたちの、無駄遣いが、もっと酷くなるのではないか・・・という危惧もある。。。なぜなら、民主党の支持母体は、自治労などの公務員の団体とかが多いからね。。。 それでも、何とかして欲しいこと・・・多いやんか。。。以前、東京都の水道局のワッペンが規定と違うからって、作り直して、何億もの無駄を出した・・・っていう、ニュースがあったけど、これと似たような話で、これからは、公務員がやった無駄遣いに対して、国民が賠償請求をするような時代になってくるのやないかね。。。 例えば、みなさんが国道を走っていて、目に付くのが、案内板などの標識や。。。ほとんどは交通関係だから、公安委員会が設置しているのが多いのやけど、たまに国土交通省が設置している立派な標識がある。旧建設省の文字の上から、国土交通省っていう高そうなステッカーがご丁寧にも、張ってある。。。 省庁統合で、表示を変えたいのは判るのだが、そもそも、どこのお役所が設置したものであるかは、案内板やら、表示板を見れば明らかなはず。。。高いお金を使って、わざわざ張り替える必要なんか無い。。。また変わるかも知れないから、省名無しにしておいたらええのに。。。 驚くのは、全国津々浦々にある、国土交通省○○国道事務所がこっち・・・っていう立派な立派な看板。。。全国1億2000万人の国民の一体何パーセントの人が、この国道事務所に行く事が、一生のうち、1度だってあるのか。。。多分、絶対に無い。。。これこそ、必要のない看板ナンバーワンや。。。 私は、こんな無駄な看板を作りよった役人さんたちに、税金を無駄遣いした罪を負ってほしい・・・のやね。。。そんな罪がないと、どんどん拡大解釈されていって、我々の税金の無駄遣いが無くならないのやから。。。その歯止めが必要になってくるんや。。。 公務員さんは、これから増えてくるであろう、訴訟に対して、防御すべく、労働組合が、個人訴訟に対して対応して、費用を負担するような仕組みを全国でやっている。。。そのために組合費を使おう・・・というのやね。。。 ただ、このこと、よう、考えて欲しいんや。。。もし、公務員さんのやった行為に対しての弁償を、組合がやってしまっていたらどうなる。。。その公務員さんのやったことが、悪いことでも、みんなのもたれ合いで救済されてしまって、その抑止効果が極端に押さえ込まれてしまうやんか。。。 つまり、もし、自分が税金の無駄遣いを国民、市民から指摘されて、本来なら、個人的に弁済を、せなあかんのに、組合が、これに代わって、弁済をした・・・となったらどうや。。。いくら、無駄遣いをしていても、悪いことをしていても、実質的にはおとがめ無し・・・。ということになってしまうやんか。。。これでは規律が保たれへん。。。 この問題は、実は、公務員が予算を執行する裁量権をある程度の幅員で持ってしまっていて、本来、その案件が、本当に必要であるかどうかの判断が、いちいち、政治のお伺いを立てずに出来てしまっている・・・という問題にもなるのやね。。。 居酒屋タクシーなど氷山の一角。。。公務員さんたちの使っている税金は、湯水のごとく、豊富や。。。これを、どれだけ絞り出せるか。。。民主党の存在意義は、そこにある・・・と、期待したいものやで。。。 |
7/4(土) 東国原知事を総務大臣に入閣させるとか、させないとか。。。結局、内閣に、2人の補充だけで終わった人事騒動・・・。党四役も派閥の力学に負けて触れず。。。これでは、麻生さんの指導力不足。。。がまたまた露呈しただけ。。。それより、解散直前のこの時期に、補充人事をしなければならなかった理由なんて、なかったのやないのかね。。。 民主党は、早くも政権を取ってからの組閣人事に入っているそうや。。。鳩山総理、岡田官房長官、長妻厚労大臣・・・てな感じになるのかね。。。捕らぬ狸の何とかにならんようにね。。。ちょっと気が早いで。。。 民主党で不安なのは、なかなか知名度のある人が少ないこと。。。テレビなんかによく出ている人なら、判るのやけど、あんた誰や・・・てな感じの人が並んだら、大丈夫かいなぁ。。。となる。国民に信頼されるのを一番に考えるべきやろうね・・・最初は。。。 それと、役人たちの人事権を、しっかりコントロールすること。。。これが肝になる。。。高級官僚たちをしっかり押さえつけられるかどうか。。。抵抗なんか、させないように、日本の政治が官をしっかり押さえ込めるかどうか。。。国民の関心はこの一点にある・・・とも、言っても良いからね。。。 それにしても麻生さんは、少し気の毒な人やね。。。100年に一度の大ピンチになった日本経済を第4次に渡る補正で、やっと上向きにさせたのに、考えてみれば、この功績を誰にも評価してもらってない・・・やんか。。。 まぁ、なりふり構わぬ、財政出動・・・という批判はあるにせよ、曲がりなりにも日本の株価を10000円の大台まで戻させたし、景況感を底打ちさせた・・・っていうことは、評価されてもいいこと・・・なのやないのかね。。。ところが、これを全然言わないから、麻生降ろしの声がどんどん出てきて、やることなす事、裏目に出てしまっている。。。 麻生氏を見ていると、この人自身の運命のような気がしてくるから不思議や。。。この人のお祖父さんは、バカヤロー解散で有名な吉田茂氏。。。このときの歴史を見ていると、ちょうど、鳩山一派が自民党を離党していることで、何か今の民主党党首と、辞めた盟友鳩山邦夫氏との因縁めいた話にもなってくるやんか。。。 お祖父さんのバカヤローの失言が引き金になって当時の衆議院は解散したけど、麻生さんは、この解散権は使わずに任期満了を迎えたい・・・なんて思っているのかね。。。お祖父さんの因果で。。。 国会議員というのは、国民の代表や。。。その人に対してバカヤローって言ったことが、無礼であると口論になり、結局衆議院はこのとき解散され、この解散はバカヤロー解散と呼ばれた。。。さぁ、吉田茂氏のお孫さんのあたる麻生総理は、どうでるか。。。もう、何か歴史に名を残したい・・・なんていうレベルの話に、もうなってしまっているような気がしてならへんのやね。。。 自民党も、アホやないから、負け戦が決まっている麻生丸での戦いに、そうすんなりと入る訳がない。。。9月に総裁選でもやって、自民の支持率を何とか五分五分まで上げてから選挙に臨みたい・・・というのが本音やろう。。。ただ、世間がそんな、みえみえの手を許すかどうか。。。ここにかかっているのやろうね。。。 それに、今の自民党の派閥の領袖達を見てみ。。。総裁を張れるような玉がおるか。。。舛添とか、小池百合子とかでも出して来ないと、ええとこ行かないのと違うやろうか。。。奇策まで出して来ないと、いけないところまで、もう自民党は追い詰められている・・・。問題は、その危機感があんまりないところやろうね。。。 |
7/5(日) 民主党の鳩山由紀夫氏への「個人献金」が、一字違いの「故人献金」やった・・・のが明かになったのやけど、この説明を聞いていると、何やね・・・それ。。。って思った人も多かったのやないのかね。。。 もともと、鳩山氏への個人献金が数字的に少ないから・・・と、政治資金報告書に記載しなければならないので、格好が悪かった・・・だから秘書が、鳩山氏本人の預金口座のお金を、他の人から個人献金があったように見せかけて、口座を移し、報告書を捏造していた。。。というのやね。。。 政治資金規制法っていうのは、特定の人から献金を貰って、その人に有利になるように政治工作する収賄事件を想定して出来た法律やろう。。。ところが、これが、政治家個人の人気投票的な意味に取られてしまうことを懸念した政治家の秘書が、過去の後援会などの名簿を悪用して、その人が個人的に献金したようにみせかけたかった・・・というこっちゃ。。。 その人がもう亡くなってしまっているのに、献金者の名簿に載せたままになっとった。。。誰もそんなのを調べないやろう・・・とタカをくくっておったのかね。。。 人気のあまり無い代議士先生を、人気があるように、見せかけたかった・・・。これって、有る意味、偽装やね。。。自分のお金を政治資金にする。。。という意味。。。これだけなら、別に悪いことをしているようには見えないのやけれど、問題があるとすれば、政治資金っていうのは、非課税のお金・・・っていう点だけやろうね。。。 もし、もともとのこのお金が何らかの所得とされる類のお金だったら、これを政治資金として報告する行為・・・っていうのは、立派な徴税回避行為・・つまり脱税になる。。。やんか。。。そうなりゃ、逮捕、訴追されることになるけど、まぁ、そこまで行くかどうか・・・ってことやろう。。。立証立件が結構難しい案件でもあるからね。。。 まぁ、政治家っていうのは、マスコミから、どんどん身体検査されるもんや。。。まして次期総理になる可能性の高い人なら、尚更や。。。もともと、鳩山氏はお金持ちやから、賄賂なんて、貰わなくても、十二分にお金はあるのやろう。。。でも、だからと言って、人気者であるように偽装する行為が肯定されるべきものではない・・・わなぁ。。。 先生のため・・・良かれ・・・と思ってやった秘書の行動が、ばれて、マスコミに叩かれる。。。それで自分はクビになる。。。政治の世界っていうのは、非情な世界なんやね。。。鳩山氏は素直に謝罪して、この試練に立ち向かうべきやね。。。もちろん、虚偽記載の責任もしっかり負うべきやね。。。 |
7/6(月) 株主優待コレクターでもある私は、送られてくる株主優待を管理整理するのに、困っている。ほんとうにちゃんと来ているのかが、やっぱり、少し不安になるのやね。。。 特に、3月末決算の会社が圧倒的に多いから、株主総会の集中日直後の優待到着は、一年のウチでもっとも数が多い。。。連日、到着する郵便物の山の整理に没頭しないと、いけない・・のやね。。 最初のウチは、これがなかなか楽しい作業というか、うれしい悲鳴・・・とかいう感覚なのやけど、あまりにも数が多く、1日に20も30も来た日には、開封だけでも半時間はかかる。。。総会の結果報告書と一緒に、配当金を振り込みましたという紙と、クオカードやギフトカードとかなど・・が入っているので、誤ってほかしてしまわないように、一応、全部ちゃんと調べないとアカンのやね。。。アンケートを書いたらお礼をくれる企業とかもあるから、要注意や。。。 これを後から、持っていた株のリストと付き合わせるのだけど、なかなかこれが大変な作業になるんや。。。そこで、デジカメを、この記録整理のために使うことにしたんやね。。。年月日が写真に入る設定にして、来た優待の写真を社名が判るように写真に残しておくんや。。。 これをホームページに張っておくと、毎年、この時期には、こんな商品がたくさん来るから、あんまり冷凍食品は買わないでおこう・・・とか、ここの飲み物がたくさんくるから、それを待ってよう・・・という風に、調整が出来るのやね。。。 もとより、お米なんかは、最近買ったことはないし、味噌醤油なんかもほとんど買わない。カレーのレトルトなどはなかなか減らないので賞味期限の終了に追いかけられることが多い。。。生もの、ヒモの、アイスクリーム、冷凍牛丼、などは、嫁サンには不評で、かぶってしまうと、冷蔵庫に入りきらないから大変や。。。 特に、一番困るのが、生のラーメン。。。賞味期限が2週間ほどしか無い要冷蔵の生麺を、24食も一度に送って来られた日には、毎日ラーメンを2食は食べないとアカン計算になってしまう。。。仕方無いので、ご近所さんに、食べて下さい・・・とお裾分け行脚しかない。。。やんか。。。 また、いただいた食券、優待券、割引券の類は、カバンの中なんかに入れていると、すぐパンパンになってしまう。。。いろいろと試行錯誤を繰り返して、私は切手収集の時に使っていた、初日印カバーホルダーっていう、ちょうどお札サイズぐらいのものをたくさん入れられるファイルに入れて整理しています。 クリアファイルでも良いのだけど、すぐにこぼれてしまうし、このカバーホルダーっていうのはいいです。有効期限の迫っている券を前のほうにして、あまり使わないのとか、有効期限が長いものは後ろ・・・とか、整理すれば、使い勝手が良くなります。 それと、自然と増えてしまうのが、いろいろなお店で作られるポイントカードや、キャッシュカード、クレジットカード、マイレージカード、電子マネーのカード、株主優待のためのカードも多い・・・のやね。。。これは、100円ショップで売っている名刺ホルダーが便利。A4のクリアファイルを10個に区切ったみたいな形で、1つポケットに1枚のカードを入れる。一度に10枚のカードの顔が見えるから、とても探しやすい。。。 良く行くショッピングセンター別にしておくのも良し、種類別にするのも良し、有効期限別にするのもロスが減らせるので便利である。これを常に車で移動する人は、車の中にいつも積んでおくと、家に忘れた・・・っていうのが無い。。。最悪、車に取りに行けばある・・・という安心感があるから、精神衛生上も良いのやね。。。 まぁ、そんな私の到着した優待記録を、アメブロさんのブログページで見られます。少し小さい文字ですが、右側→にあるBOOKMARKSのコーナーの「株主優待写真集4」などのページでこまめに更新していますので、興味のある方はご覧いただければと思います。 基本的に何かが到着したら、その日のウチに、写真を撮っておきます。この記録を後で見て、チェック出来るようにしておけば、万一の漏れが無いかが判って便利です。もし、私のように、株主優待の整理にお困りの方がいらしたら、この方法をお勧めします。。。ただ、どんな銘柄を売買しているか・・・なんていうのが、バレバレで少々お恥ずかしいですけどね。。。 |
7/7(火) 静岡県の知事選で民主党推薦の候補が接戦の末、勝利。。。保守王国と言われた静岡県でも民主の勝ちが決まって、次は東京都議選。。。風向きは変わらないのやろうね。。。いよいよ二大政党時代が日本でも実現することになるのやろうか。。。 週刊誌の見出しは、今の時代を先取りしていて、あれだけ騒いだETCはゴミ箱行きになる・・・とか、ガソリン税の暫定税率廃止でガソリン価格は一気に70円台に下る・・・とか、書いている。。。 民主党のマニュフェストを見ていると、子ども手当毎月9万円とか、消費税は引き上げないとか、良いことしか、書いていないのが少し気になるけど、まぁ、国民もそんなには期待している訳やない。。。まぁ、いっぺん、やってみなさいな・・・ということやから、支持率が上がっているのやね。。。それだけ自民に期待出来るものが、もう無くなってきた・・・ということの裏返しや。。。 解散、解散と言っていて、解散しない麻生さんは、サミットに出る。。。これだけは行きたい・・・。首相らしいことを何かやっておきたい・・・というだけ。。。というのが見え見えやんか。。。結局、支持率が全然回復しないまま、任期切れで、首相の専権事項である解散権も行使することなく、麻生政権は終わる様相やね。。。 それにしても、自民の側が未だにマニュフェストを出して来ない・・・のは、疑問やね。。。選挙間際に出して風向きを変えよう・・・という作戦も判らないでは無いのやけど、選挙公約もなしに、実質上の選挙戦がこの夏繰り広げられることを思うと、その公約の統一すらも、党内で出来ない首相・・・という評価しかならない。。。 自民党の中では、麻生総理のまま選挙戦に突入することを、自殺行為・・・と表現する人まで出てきた。。。まぁ、議席数の話までになると、きな臭いのやけど、今の情勢では、自民党は大幅に議席を減らすことになるのは間違いない。。。つまり、たくさんの自民党の先生方が、失職する・・・ということなんやね。。。目の色が変わるはずや。。。 議員さんというのは、手厚い収入の裏付けがされている反面、選挙落ちればただの人。。。何の保障もされない、厳しいお商売や。。。まぁ、永く務めた人には議員年金なんかはあるけどね。。。 つまり、郵政選挙で水ぶくれして当選した人たちなんていうのは、今度の選挙で多くが落ちる可能性が高い。。。この4年間、しっかり地元密着で、堅牢な後援会組織を作ってきた人は別やけど、後援者なんていうのは、浮気なモノで、強い人に集まるミツバチのようなもんや。。。誰も、沈むと判っている泥船には乗らないものやんにゃね。。。 自民はきっと自民党の総裁選の前倒しをゆってくるのやないやろうか。。。麻生さんも候補者にしてね。。。そして、その麻生さんを破った新しい人の人気がどーんと上がったところで、一挙に選挙になだれ込む・・・という作戦をきっと取ってくると思うのや。。。これを、いくら、汚いやり方とか、卑怯なやり方と批判してもしゃあない。。。民主党は、この壁を越えてこそ、ホンマモンの政権与党になれる。。。正々堂々とやけば良い。。。 この夏は、政治から目が離せなくなるほど日本を盛り上げて欲しいものやね。。。 |
7/8(水) 先日京都新聞を読んでいると、哲学者の梅原猛さんが書かれたコラムが目にとまった。小泉さんが総理のときのことを書いてあったのだけれど、この視点がさすが。。。と思わせた。。。 小泉総理は、本当は日本には財政危機とか、世界飢餓とか、地球温暖化など、取り組まなければならない問題が山積していたのに、大して重要課題でもない郵政民営化という、テーマをわざと出してきて、国民に二者択一を迫るような選挙をやって、大勝した。。。 これは、小泉さんが魔術師のように、大事なことから目をそらし、さして大事ではないことに注目させるような魔術師のようなテクニックに長けた人だった・・・と評しておられた。。。 国民の支持を得ようとする人は、このように、小手先の見栄えの良い、取り組みやすいことを、選挙の争点に挙げることは多い。。。国民は、本当に大切なことには、目を向けさせられなくて、マジシャンの手だけに注目させられる。。 でも、本当の政治家はマジシャンではない。もっと地道で、派手さのない仕事こそ、本当に実のある政治の本質がある。氏はこのことを言いたかったのやろうね。。。 マニュフェストを掲げてやる選挙は、国民から見たら確かにわかりやすい。。。週刊誌の見出しと同じで、目を引き、ウケを狙うようなセンセーショナルなことに注目は集まるものや。。。でも、本当は、官僚の天下り全面禁止とか、地方分権の具体的スケジュール策定とか、現実的で愚直なテーマの政策が、一番大事なんや。。。 役人中心主義の日本を、愚民政策を、止めさせて、政治が物事の中心をちゃんと決められるそんな日本に、変えていかんと、この国はもう持たないようになってきているのと違うかね。。。税金は役人達を食わすために集めるのやなくて、本当に必要最小限の予算で最大の効果が得られるように集められるべきや。。。 霞ヶ関の特権階級たちの持つ利権を、手放しさせてこそ、日本は変われる。もう、一握りの高級官僚達が日本を動かしていく時代は終わった。栄華を極めた役人天国の時代に幕を引いて、テレビでやっていた「官僚たちの夏」のような、奢りきった発想を変えさせないとアカン時代になっているのやないのかね。。。日本の行く末を決めるのは官僚たちやない。我々の代表である政治が決めないでどうする。。。 我々は、選挙で官僚達を選んだのではないのやから。。。 |
7/9(木) 今週、北朝鮮はまたまたミサイルを発射。。。短い射程のミサイルだから、そんなに大騒ぎにはならないのやけれど、これって、また、かまって欲しい病の兆候かね。。。あめ玉をねだる、だだっ子の発想。。。国家元首の世代交代時期だけに、国内的にも引き締めておかないと、と、クーデターで現政権が潰されるのも予防しているのやろう。。。 北朝鮮の人口は2000万人ほど。韓国が4000万人ほどやから、実は北朝鮮がどんなに騒いでも、周辺国からしたら、あんまり、関係が無い・・・というのが本音やんか。。ロシアが自国の領海に向けて撃ったのなら抗議する・・・としたぐらいや。。。 それではなぜ、北朝鮮のこのような動きを周辺国は抑えようとしているのか。。。実は、北東アジアのミニタリーバランスの問題なのやね。。。6か国協議の国の中で、実は、一番恐れられているのは、日本である・・・という意見の人がいるのやね。。。なぜか。。。北朝鮮が核保有国になって、大陸間弾道弾を持つということは、せっかく非核、不侵略の約束をしている日本に、絶好の再軍備の口実を与えてしまうことになる・・・と考える国が多いのやね。。。 ならずもの国家の、北朝鮮に対抗して、核武装をした日本とか、戦争を起こさないと約束した日本は、実はそんなのを、信じている国は皆無や。。。自分の国が攻められて、無抵抗で、報復をしない・・なんて、そんなことは信じろと言う方が無理な話やからね。。。 現実問題として、中国、ロシア、アメリカも、日本が本格的に日本軍を復活させること。。。これが、本当は一番怖い・・・。何せ世界第二位かも知れない軍事力なのやから。。。この認識がほとんどのアジアの国々にはある・・・ということを日本人は忘れたらアカンと思うのや。。。 自分の国を守るのはどこの国でも当たり前や。。。実際、日本は中国とは尖閣諸島で。韓国とは竹島で、ロシアとは北方四島で、国境線の画定でもめている。それでも軍事衝突にならないのは、実はこの三国は、日本の国論の怖さを、経験しているからなのやね。。。 それと、実は日本は、アメリカと並んで、潜在的に、戦争好きな国民性がある。戦後生まれの人がほとんどになった今の日本やけど、戦前の日本人っていうのは、いろいろな国に出向いて行って、占領しまくっている・・・のやね。。。そし、上が右向けば、全国の国民が素早く右を向く・・・という国民性がある。 ヒットラーのナチスドイツもそうやったけど、島国日本では、特に他の人と違う意見を言うことを極端に嫌う傾向があるから、国民全員が、わぁーっとなって、一致団結してしまうこと・・への怖さがあるのやろうね。。。 日本の恐ろしさを知り尽くした日本の周辺諸国は、北朝鮮の挑発に乗って日本が再軍備して、また昔のように攻めてくるのではないか・・・と怯えている。。。今の若い世代の日本人にとったら、全くそんな意識は、恐らく無いやろう。。。でも、他の周辺国の人は、そうは見てくれないのが現実や・・・ということやろう。。。 ところが日本人は平和ぼけしまくっていて、戦争なんてする気は全くない・・・。というか、出来ない。。。徴兵制もないのやから。。。このギャップの大きさ・・・。コレを日本人は意識しておかないとアカンと思うのやね。。。 中国海軍が尖閣に攻めて来た・・・とか、ロシア軍が侵攻してきた・・とかなったら、日本の国論は一変する。。。戦艦作れ、空母作れ、原爆作れ・・・になるの、決まっている。。。そうなったら怖いから、みんな手を出さない。。。みんな、微妙なバランスの上で成り立っているのやね。。。 |
7/10(金) 大阪のパチンコ店で、客がガソリンをまいて火を点けて全焼。。。客ら4人が焼死した。事件の犯人は、山口県で警察に出頭し、逮捕されたのやけれど、何か謎が多いね。。。 この男、サラ金に借金があったとか、子どもや嫁さんに逃げられて、会社もクビになり自暴自棄になっていたそうや。。。まぁ、気持ちは分からないでもないけど、ガソリンまいて火を点ける・・・なんて、無茶したらあかんわ。。。 ナイフだとたくさんの人を殺せないから、ガソリンを使った・・・。誰でも良いからたくさんの人を殺したかった。。。と、言いながら、巻き添えになった人に対しては、すまないと思う・・・と話すなど、少しはまとも・・・なところもある。。。 人は、一歩、踏み外したら、こんな酷いことを平気でしてしまう可能性がある・・・ということなんやろう。。。ガソリンは誰でも買えるし、マッチも手に入る。この男、危険物の取り扱い者の免許も、以前タンクローリーの運転手をしていたことから有った。。。こんなことから、ガソリン携行缶さえ、有ったら、スタンドで簡単にガソリンが買えてしまう・・・という予備知識もあったのやろうね。。。そのまま点火させたら爆発してしまうから、バケツにわざわざ移して蒔いている・・のも、専門知識があるから・・・やろう。。。 簡単な方法で大きな事件事故を起こせてしまう・・・というのを「弱者の兵器」というのだという。。。9.11の時に、旅客機を乗っ取って、高層ビルに激突させて大惨事を簡単に起こせてしまう・・・なんていうのも、有る意味、力のない者が、大きな敵に勝つための技・・・つまり、弱者の武器である。。。 一機何千億もする爆撃機を遠いところから、撃墜される危険を冒しながら飛ばすより、どこにでも飛んでいる一般の航空機を、兵器として使えてしまう・・・という理不尽さ。。。これが弱者の武器の真骨頂や。。。 今回のガソリンも、どこのだれでも手に入り、簡単に大騒ぎが起こせてしまう・・・という点では、弱者の武器と言える。。。このことが本当に恐ろしいのは、我々は、こんな犯罪に対して、対抗する・・・とか、防止する・・・とか、未然に防ぐ・・・という術が全くない・・ということなんやね。。。 よく、このような悲惨な事件事故が起こると、マスコミは、社会的格差のせい・・や・・・とか、政治が悪いから、こんな事件が起きた・・とか、事件の犯人捜しをして、世の中や政府にその原因を押しつけようとしているのやけれど、こんな事件が多発すると、もう、そんなことを言っていられるような余裕は無くなってくるのやね。。。 私は、このような事件の犯人像を新聞やテレビで見る度に、その多くが、本人自身の「甘え」に原因がある場合が多いと思っているのやね。。。それだけ、その人が周りから甘やかされて来た結果、こんな馬鹿げた事件を起こしてしもた・・・と思うんや。。。 生きることは辛いことも多い・・・。もう、アカンと思うことも一度や二度ではない・・・やんか。。。それでも、何かええこと有るやろう・・・っていう明日を信じて、みんな必死に生きているのやんか。。。それを、何やね。。。切れるのは勝手かも知れないけど、人を巻き添えにしたり、人の幸せまで奪うようなことを平気でする・・。そんな権利は、どこのどちらさまにも無い・・・のやね。。。 犯人は事件のあと、自分の出身地であったり、かつて自分が暮らしたことのある西へ向かった。。。そして、逃げおうせない・・・と思って自首したのやろう。。。いゃ、本当は自殺しようと思っていたけど、そんな度胸も無かったのやも知れないね。。。自分には甘い・・のやから。。。 秋葉原の事件やら、無差別殺人やら、今度の事件・・・みんな本人の「甘え」が原因や。。。その反面、周りの世の中が、どんどん世知辛くなってしまっていて、「愛」の無い社会がどんどん拡がって行ってしまっている。。。 人を見たら泥棒と思え・・・という嫌な言葉は、もう、知らない人を見たら、何をされるか判らない・・・という、嫌な世の中に変わって来てしまっている・・・。昔は、危ない人だけ、注意していたら良かったのやけれど、今は、どこにでもいる普通の、評判の良い人が、ある日豹変して、とんでもない事件を起こしてしまう時代・・・や。。。まさに狂気の時代や。。。 |
7/11(土) 北京五輪の直前に、中国がチベットを弾圧している・・・と大問題になった。そして、今度はウィグル族の問題・・。圧倒的な人数の漢民族がウィグル族という少数民族を弾圧している・・・と、見る向きは多い。。。人権問題や・・・と、多くの国は今の中国のやっとることを批判している。。。 でもね・・・アメリカインディアンの土地を奪って、荒れ地に追い出し、絶滅の危機にさせている国やら、アイヌという少数民族を弾圧して、ほぼ、滅ぼしてしまった国が、何を言っているのか。。。と中国人も反論したいところやろうね。。。 歴史っていうのは、時に、とてつもなく残酷な事を平気でやってしまうもんや。。。国の覇権・・・っていうのは、少数民族の文化や生活そのものを簡単に奪い取ってしまうものやからね。。。これが、時代の流れや・・・で終わらせたらアカンのやろうけど、現実問題として、力のある民族が、力のない民族を押さえ込んでしまう・・・という結果になってしまうのは、いくら、周りが叫んでみても、有る程度は仕方のないこと・・・というあきらめざるを得ない・・・ことなのかも知れないのやね。。。 今も全世界では、国と国と、宗教と宗教の、そして、民族と民族、文明と文明のぶつかり合いが続いている。。。お互いを認め合って共存共栄の道を探しているところはええのやけれど、これに、民族主義的なナショナリズムや、毛嫌いするような排他的な思想が入り混じると、とんでもない泥沼が出来てしまう・・のやね。。。 私は、ちょっと古い思想だけれど、「内政干渉」という発想を中国は大事にしていると思うのやね。。。他の国のやっていることには、口を出さない代わりに、自国のやっていることには文句を言わせない・・・という考え方なんや。。。 中国という国は、まだまだ発展途上国で、他の国のアイデアを平気でパクったり、電子機器を制御しているマイクロチップの中にある企業秘密であるソースコードを明らかにしない製品は中国国内に持ち込まさない・・・なんていう、世界標準とは全く違った法律を平気で作る国や。。。 それは、自分たちが苦労して、多くの時間や費用をかけて開発した技術を他国に簡単に取られてしまうという悲哀を、未だ味わった経験がない国だからこそ・・・の発想なのやね。。。苦労して作った技術なら、簡単に他の人たちに、真似されてしまうようなことは、人として「嫌」である・・・という感性がそこに生まれてくるはずや。。。 ところが、格安の労働力と、比類無きマーケットを持つ中国では、ほおっておいても、世界中から、最先端技術やら、優秀な製品や技術が集まってくる・・・のやね。。。つまり、他の国が長い年月をかけて培ってきたものを、そのまま、何の苦労もなく得ることが出来てしまう・・・。こんな、悪い癖が付いてしまっているのやね。。。 ただ、そのことをひゃっぺん、中国人に言っても、どうしようもないこと・・・なのやね。。。人権弾圧も、これはアカンことやで・・・って、先進国が言ったって、聞かないし、他の国の物まねをやるのは、ルール違反やで・・・って、何度言い聞かせても、中国人はわからん。。やろう。。。 まさしく、中華思想の国、中国では、自分が世界の中心であり、他の国の価値観は関係無い。。。自国のルールが世界のルールや・・・という発想があるからなのやね。。。 私は、中国にこれらのことを本当の意味で理解させるのには、もう半世紀ほどの時間が必要やと思うのやね。。。中国独自の技術で出来た製品を他の国に真似されて、それが爆発的に世界で安値で売れていたり、中国より、民度の遅れた国で、あまりにも酷い政治的弾圧や、露骨な人権抑制がされていたりして、初めて気づくんや。。。 今の中国は、他の国が100年かかってやったことを、わずか20年ほどでやっているようなところがある。。。だから、それなりに大きな歪みが、そこいらじゅうで来ている。。。と、思うのやね。。。ただ、それを他国に何が出来るか・・・。私は見守ることしか出来ないと思うのやね。。。 少数民族弾圧はアカン。。。他人の技術を盗むことはアカン・・・と、いくら世界の常識を教えてあげても、結局、この国が、自分でそれを乗り越えないとアカンことなんやからね。。。 これからも中国は、酷い人権弾圧をしている、民度の低い国であるという批判や、人の真似をしておいて、平気でいる、盗人たけだけしい国や・・・という批判を世界から受け続けるやろう。。。 ただ、それより、もし中国との貿易が途絶えてしまったら・・・とか、もし中国と戦争になってしまったら・・・とか、そっちのほうが、アジア諸国にとっては、影響力が多きすぎることになるのやね。。。だから、多くの国は、長いものには巻かれろ・・・ということになる。。。 じゃぁ、日本は、どんなポジションを取るのか・・っていう問題や。。。中国の悪いところは、悪いとはっきり言ってあげる・・・良き隣人・・・っていうのが、日本人の好きな対中国観・・・なのやろうけど、中国で食わせてもらうような立場に、日本がどんどんなってきたら、これも言えなくなる。。。 結局、反中国の考え方の人が増えるか、親中国の現実的な路線で行くのか・・・という二者択一に日本は追い込まれていくのやないのかね。。。 私は、中国の暴走を止められるのは、日米連合だけやと思っているし、経済力的にも、有る程度の緊張感を保って、付き合っていくのが、一番の得策になるのは、間違いないことやと思うのやね。。。 今の中国は経済絶好調・・・。人間、一度豊かになって、良い目を見ると、なかなか昔には戻れないものや。。。経済的に豊かになることは、実は、今の豊かさを維持継続したい・・・という考え方が大勢になることから、一番の安全保障にもなるのやね。。。戦争起こして、何もかも失いたくないのは、誰も同じやからね。。。 GDP世界一位の米国と第二位の日本で、世界の過半数の経済を抑えられていた時代は過ぎて、サミットもいろいろな新興国が出席してくるような時代になった。。。これからは、中国との付かず離れずの良い関係が、日本の価値を維持することになる。 生き残りを賭けたサバイバルレースは、もう、とっくの昔に始まっている・・・。 |
7/12(日) 先週末ぐらいから、京都では、祇園祭の山鉾の組み立てが始まっている。日本三大祭りのひとつ、祇園祭は、実は7月1日から31日までの1ヶ月間、いろいろな行事があるお祭りなのやね。。。 多くの人は17日の山鉾巡行とその3日前までの宵山、宵々山、宵々々山の縁日だけというイメージが強いのやけれどね。。。 そして、京都の人からしたら、祭りが終わると梅雨明けで、やっと夏。。。ということになるから、実はお中元の時期も、祇園祭が終わってから・・・というい人も多いんやね。。。 最近は、東京のほうの風習である新盆7月15日が、なぜか全国的に広まってしまっていて、関西の風習である8月15日のお盆までに贈る習わしの方がなぜかマイナーになってしまっているのやね。。。 本来、風習なんていうものは、その地方地方によって様々や。。。それを、百貨店がどんどんお中元の開始時期を早め、早めにしてきてしまって、全国的に画一的な売りやすい体制にしてしまっている。。。という馬鹿なことがまかり通ってしまっているのやね。。。 昔は京都の人が出すお中元は8月初旬、東京から来るお中元は、7月初旬。。。東京ものは、気が早い人が多いね・・・って思っていた人は多かったのやないのかね。。。 まぁ、関東中心の百貨店などのサイトを見ていると、中元(7/15)を過ぎたら暑中見舞いに、立秋(8月7日頃)を過ぎたら残暑見舞いにしましょう・・・なんて書いてある。。。関西は盆までに贈ったら中元で通るのにね。。。何か、関東の風習を押しつけられているようで、嫌な感じや。。。まして、「見舞い」なんて言葉は、目下の人にしか使えない言葉。。。下手なマナー教室でもやって、ボロを出しているようなもんやで。。。 中元は、ちょうど年の真ん中・・という意味。。。たまたま日本ではお盆の時期と重なっていたので、今年も半分過ぎまして、この間、お世話になりました・・・という意味で贈り物をする・・・とい事ぐらいしか、本来の決まり事は無いはずや。。。 風習まで、企業側がねじ曲げて、買えてしまおうなんて、どうかと思うね。。。そこに、何か「おごり」のようなものがあるのやないのかね。。。まぁ、バレンタインデーには、チョコをプレゼントして、母の日にはカーネーション、ホワイトデーにはマシュマロ。。。誰が決めたのか、節分には、巻き寿司をのどにつまらせながら無言で丸かじり・・・しなあかん。。。 日本人は、実は、その習慣とか、風習を作るのが好きな民族である。クリスマスにはケーキを食べて、ケンターキーに行列が出来る。。。7月1日には水無月を食べる・・・なんて知ってました?へぇ、知らんの?あんた、田舎者やね。。。 そう、実は、日本人って、人と違う事、自分だけが知らないことを恥だと思う傾向が強いんやね。。。そう、恥の文化がまだまだあるからなんや。。。こんなことも知らないと、馬鹿にされる。。。そして、もし、自分の周りにそれを知らない人がいると、蔑む。。。こんな、心の狭〜い、話なのやね。。。 こういう、決まり事とか、風習とかいう話になると、必ず、知ったかぶりするような人が出てきて、こんなことも知らないのか・・・と、知らない人を馬鹿にする。。。周りの人も、自分が知らない・・・とは言い出しにくいから、黙って聞いている。。。そして、また、その人がそれを知らない人の前で知ったかぶりをする・・・。おもしろいもので、日本中でこれをやってみ。。。1つの新しい風習が全国に広まるのに、一週間、かからないのやて。。。 こんなので景気が良くなるのやったら、365日、○○の日・・・っていうのをやったらいいやん。。。ちなみに今日は、「人間ドックの日」なんやて。。。みなさん、知ってました?まぁ、暑い夏を乗り切るために、カラダのチェックを怠りなく・・・ということなんやろうね。。。 |
7/13(月) 私の勤める京都の会社に近い大きい通りは、「油小路通」というのやね。。。片側3車線も4車線もあるような通りが何故か、「小路」という道幅の狭い意味の通名になっている。。 この油小路通は、京都市中心部の方では、確かに道幅5メートルか6メートルほどの小路だから判るのだが、この通りの花屋町通以南ぐらいは堀川通とつながっているから、京都のメインストリート、幹線道路の国道一号線である。。。それやのに「小路」の名称は変えられずにいるのやね。。。 私は、今に生きている京都人の使命として、後世まで、通り名っていうのは、ずっと使い続けられて行くのやから、その時代、時代に合った、しっかりした名前を、付けていくべきやと思うのやね。。。 この油小路通という名称も、実は、別の名前も有って、新堀川通と呼ぶ人も多いんや。。。略して、「しんほり」。。。この新○○という名前の付け方も、丸太町通が西へ延伸した時に、通り名に困って、新丸太町通にした・・・という経緯から来ているのやろうけど、古くは京都が災害に遭って、多くが浸水した時に、都人がご近所集まって鴨川の少し東の川端から東山二条付近に、集団非難して、そのときの仮の家の前に名付けた名前にも由来しているのやね。。。 この付近には、新間之町通というのやら、新東洞院通やら、新車屋町通、新高倉通、新堺町通、新柳馬場通、新富小路通、新麩屋町通なんていう通り名がある。おもしろいのは、この通り名は本来の意味で通りの名前ではなく、そこに疎開してきた人たちが元々住んでいたエリアを意味していて、例えば新車屋町通の南には新富小路通がつながっているから、おもしろい。。。 また本来、南北の通り名ばかりのところに、東西の通り名である丸太町通が新という一字を付けて、新丸太町通として、南北の通り名として付けられているから、ややこしい。。。 最近は、官主導で、通り名を決めていこうという傾向が強くなったのか、例えば、今まで京都の人でも全く知らなかったような通りの名が、いきなり交通標識と一緒に表示されるようになる・・・という事も出てきた。。。 京都市南区にある東西の道で「祥鳥橋通(しょうちょうばしどおり)」というのが、それなのだが、多分、京都人10人に聞いてもその通りの名前を知っている人は一人いるかどうか。。。最近行政がこの通り名の表示板を上げたから、初めて知った人も多かったのやないのかね。。。昔はこの道、鳥羽街道って呼ばれていたから。。。それよりこの通りに、佐川急便の本社があることから、佐川急便の前の道・・・という意味で、佐川通りなんて言う人もいた。。。 私は、通りの名前のないところに、いろいろな学識経験者などの意見を集約して、良い通り名を付けていくことには、賛成である。特に京都市中心部ではなくて、南区伏見区などでは、まだ通り名が確立されていないところが多いのやね。。。これが先ほどの佐川急便通りやないのやけど、その通りに面した何か特徴のある建物や会社などで現されてしまっている。。。というい現状があるのやね。。。 ここで、私がこうしたらええなぁ・・・と勝手に思っているネーミングをちょっと書かせていただく・・・。しばらくお付き合いあれ。。。 1.
東寺から南へ延びる国道1号線。現在は年配の人は横大路以降の名前で枚方バイパスなんて呼んでいるのやけれど、この通りは、やっぱり、誰が考えても、昔から京都の中心的通りであった、「朱雀大路」にすべきやと思うね・・・。 2.
京都には北大路通・西大路通・東大路通があるのに、「南大路通」が無い。。。地理的には現在の久世橋通や十条通をこの名前にしたら良いのだろうが、もうすでにこの通り名は十分浸透しているので、ここは、まだネーミングが確定していない比較的大きな道という意味合いで、名神南インターから北へ行き、初めての東西の四車線道路を「南大路通」にしたらどうか・・・と思うのやね。。。このみちは、東は大宮通で現在は止まっているけど、西は、鳥羽浄水場の北を通り、現在ほぼできあがっている第二久世橋につながる。いずれ、かなり交通量が多くなるであろう通りになる。。。南大路通に相応しいと思うのやけれどね。。。府道向日町上鳥羽線では味無い・・・で。。。 3.
最近の若い人は、国道171号線のことを「いないち」と呼ぶ。。。これって、京都的に言えば、あまりにも、味無い。。。ここは、昔ながらの西国街道に新という一字を付けて、「新西国街道」なんてどうやろう。。。 4.
京都は東北西を山に囲まれた盆地である。街が大きくなる余地は、南しかない。。。そこで、これからは、南へ都市が拡がっていくことが考えられる。京都の街は碁盤の目と言われるぐらい、東西南北の通りが直角の交わっている構造になっているので、これを踏襲して、北から順に付けられている一条・二条・・・・という名前の付け方。。。現在は十条通までしかないけど、これをどんどん利用すべし。。。名神南インターのすぐ南の東西の道が十一条通なんてどうや。。。新城南宮道よりもええで。。。赤池の交差点が十二条通、丹波橋通が十三条、大手筋が十四条、将来の事も少し考えて、京滋バイパスが二十条通。久御山町も将来は京都市になってもらって久御山区に・・・。都市は大きくなってはじめて発展するのやからね。。。 5.
上にも書いたけど、発展著しい新堀川近辺は、なかなか通りの名前が無い道が多くて、人に道を教えるのに苦労する・・。京都は通りの名前の交差点から北へ行くのを上がる。南へ行くのを下る。東は東入る。西は西入るで表現する。かに道楽はどこやと聞かれて、「新油小路通を南へずっと行ってもらって、パルスプラザと京セラの本社の前を通って初めての大きな道を左折れ・・・少し東へ進んだところの北側」・・・なんて言うよりも、「新堀十二条東入る北側」で判るやんか。。。これって、意外と大事なことなんやね。。。 道の名前っていうのは、毎日のように使うもの。。。その道に名前がないのは、ほんと不便なものである。いろいろな意見を言う人がいて、なかなか意見の集約は難しいのやけれど、そこに住む人たちの利便性が飛躍的に上がることになるから、やはり、ちゃんとやっておくべき作業やと思うのやね。。。 門川市長さん、山田知事さん。ちゃんとたのんまっせ。。。 |
7/14(火) 今晩から京都市内は歩行者天国が始まる。いよいよ祇園祭のクライマックス近し・・・というところや。。。雨が降らなきゃ、ええけどね。。。 さて、先週実は衝撃的なニュースが新聞に出た。全世界での自動車の販売台数で、ついに、中国がアメリカを抜いて、世界一の自動車販売数の国になった・・・というのや。。。 経済規模からしたら、まだまだ先やと思っていたこの首位逆転なのやけど、昨年来の大不況で、米国や日本の自動車販売台数が記録的な落ち込みを見せて、今年、ついに、販売実数での逆転劇が起こったのやという。。。 少し前まで、中国人の平均月収は、わずか30ドルあまり。。。世界最貧国の一つやった中国が、たった20年弱で世界一の自動車大国になるなんて、誰が予想出来たのやろうね。。。それだけ、多くの人が豊かになって、多くの人が自動車を購入出来るようにまでなった・・・ということなのやろう。。。中国がいかに、世界からの富と投資を一気に集めたか・・・というのが判る。。。 昨年来の景気急落を受けて、日本の自動車メーカーは、ハイブリッドカーやら、電気自動車やらの開発を一気に加速させている。ただ、ヨーロッパはディーゼルエンジン併用型。。。日本はモーターとガソリンエンジン併用型。南米ではバイオジーゼルエンジン型、アメリカは完全電気自動車型のプラグインタイプと、これからの自動車の開発方向は、まちまちで、なかなか一本化されていないのやね。。。 規格がバラバラだと、例えば高速道路のサービスエリアに、電気のコンセントをたくさん作るべきなのか、液化天然ガスのスタンドを増やしていくべきなのか、リスクの高いことになるのやね。。。いずれ一本化されるにしても、負けた方の設備が、ドブに金を捨てることになる。。。 ただでさえ、民主党政権になったら、高速道路は無料化されて、あれだけ大騒ぎしたETCは、ゴミ箱行きになる・・・とまで言われている。。。このようなとんでもない規模の無駄が起こってしまうのやね。。。 日本の官僚達が一生懸命やってきた燃料電池で動く車は、水だけで走るのはええけれど、車の値段が1000万円もしていたら、誰も買えない。。。役人さんお得意の補助金を出しても、1台に何百万円も補助出していたら、成り立たない・・・。量産されてもなかなか電池の価格が下がらない・・・のが、ネックになっとるのやね。。。 1つの製品の規格って言うのは、実は、先駆的に投資したところが、世界のマーケットを総取り出来る・・・という性格を持っていた。。。昔はね。。。。。古くはビデオデッキの規格でVHS対ベータの争いがあったし、データの記憶媒体では、フロッピーやCD、DVDなどで多くの規格が生まれた。レーザーディスクやらMDやら、MO、フラッシュメモリやら、HDDなど、ほんとたくさんの規格が生まれては消え・・・を繰り返しておる。。。 ところが今は、一番最後に勝つのは、部品の価格がこなれてきて、一番低価格で、最も優秀な方式の規格が生き残って、それを量産したところが、大もうけする・・・という図式になっとるのやね。。。 薄型テレビも大型のディスプレイ方式で、プラズマか液晶かどっちが主流になるか・・・日本のメーカーがしのぎを削って新製品競争をしている間に、韓国のサムソンが、大量に安く液晶テレビを量産して、世界一のシェアを取ってしまいよった。。。 つまり、今ではもう、今までの日本メーカーの成功パターンが通じないような時代に、もうなっている・・・といいことなんやろう。。。今に見てみ。。。今は、静観視している中国メーカーが日本の何十倍の規模で液晶テレビをこさえて、一気に、世界シェアを取ってしまいよるから。。。 これからの日本にとって開発者利益をどう、守っていくか。。。この課題は大きい。。。パソコンの世界では、今までは製品価格に含まれて当然やった基本ソフトを高額にして、この考案者利益を最大にしようとしたし、CPUのシリコンウェハーなどの製造技術を高度化させて、付加価値を付けることで、発明者利益を守ろうとしてきたのやね。。。 いずれも、マイクロソフトと、インテルなどのハイテク企業の成功事例なのだけれど、今の世界、なかなか他に真似をされないような技術を、発明したり、保持出来たり・・・というのは、大変難しくなっているのやね。。。極論すれば、真似が出来ない技術など無い・・・ということなんや。。。 任天堂のゲームソフトが売られて、すぐに、海賊版が流通する。。。映画のDVDが制作者たちの意図に反して、どんどん安値で市場に流通してしまう。。。これらの統制がなかなか出来ない国が多い。。。結局、違法コピーや、猿まね・・・は恥ずかしい行為であるという倫理観が、そこにあるかどうか。。。という壁に行き着くのやね。。。 人のものを盗んではダメ。。。いくら法律を作っても、泥棒はおる。。。だから、盗人は、警察に捕まって、酷い目に遭わされる・・・という罰が無いと、モラルが守られない・・・のやね。。。だから、デザインや技術を盗んで儲けた人は、儲けを全部はき出さされる・・・とか、違法にコピーしたものを売ったり、所持したり、買ったりした人には、厳罰が、待っていて、その行為そのものが、割に合わない・・・と、みんなが感じるぐらいにまでならないと、なかなか守れないものなんやね。。。 でも、いくら中国は日本の製品の物まねばかりして、酷い・・・って言っても、ちょっと前まで日本は物まねばっかりやっていたのやから・・・って言われたら、それまでや。。。まして、中国という世界最大のマーケットから閉め出されたのでは、日本は食っていけない・・・という弱みがある。。。 つまり、日本は、ずっと、世界一先駆的な製品を作り続けていくしか、生き残る方法は無いのやね。。。有る程度、利益が見込めるまでにまったら、それを中国などで量産し、日本はまた先の商品開発をする・・・という方法しか、生き残れないのやね。。。何か、とてもしんどいことなのやけど、世界のトップランナーの看板を降ろしてしもたら、日本は、何にも残らないのやから。。。 攻撃は最大の防御なり・・・という言葉がある。日本は、守ることは、有る程度あきらめて、常に攻め続けるしか、生きる道は無い・・・。それも出来なくなったら、日本の存在価値は無くなってしまうからね。。。何か、後ろから、つつかれ続けて走り続けなければならない、マラソンのペースメーカーみたいなもの・・・に似ている。。。最後に本命に抜かれてしまうのやけれど、たまには、その本命がつぶれてしまうこともある。。。追い上げるのは難しいのやったら、始めから飛ばし続けるしかない。。。 一度、気を抜いたら「負け」の厳しいチキンレースがそこにはある。。。 |
7/15(水) 私は心筋梗塞と大腸癌という大病を二つもやったので、もう新たに保険になんて入れないと思っていた。ところが、最近、保険の業界も、飽和状態で新たに入る人がなくなってしまったのか、テレビで盛んに「入れます」というのを売り物にしている保険をコマーシャルしているのをよく見る・・・。 結論から先に言うと、これは、「だましの保険」である。。。と言えるのやね。。。。こんな事を書くと保険会社から訴訟でも起こされないかと少し心配やけど、そんな保険のカラクリをよく見てみよう。 保険っていうのは、そのパンフレットを見ると、大きな文字のところは、良いことしか書いてないから、大事なのは、小さい文字で書いてある部分である。医師の診断は不要。80歳でも入れます。支払いは安いプランで、月に3000円。しかも掛け捨てではない。。。こんなので、赤字にならないのか。。。 では、どこが騙しか・・・この保険は、生命保険でも、医療保険でもない。。。損害保険である・・・という点なんやね。。。この保険は、「病気の入院」に対して、保険金が出ると、一言も書いてない・・・というところなんや。。。 紛らわしいところは、治療や入院の実費を100万円まで保障・・・って書いてある点や。。。誰が見たって、ああ、入院したら保険金が出るから、安心やなぁ・・・と、勘違いするやんか。。。でもね。。。。ここがミソ。。。この保険金の支払いは、「けがでの治療」に限られているんや。。。「病気での入院」にはびた一文、保険金は出ない・・・。いま、「あっ・・・」と、思った人、多いやろうね。。。 お年寄りになって、不慮の事故で入院する確率っていうのは、若い人でもあんまり変わらない。。。病気で入院する人とけがで入院する人とを比べたら、比べものにならないぐらい病気での入院の方が多いやろう。。。つまり、それは、保険金が全く、出ない・・んや。。。つまり、おいしい話には裏がある・・・という話の類。。。リスクの高い中高年の保険加入者をねらい打ちした、悪く言えば、あくどい保険商品。。。と言えるのやないのかね。。。これって、保険のこと判ってない素人騙し。。。やで。。。 これやったら、医師の診断書なんて、ほぼ、関係がない。。。確かに長期保障傷害保険って大きくパンフレットには書いてある・・・。つまり、ほとんどの人は、病気がちな人でも入れる医療保険・・・をイメージさせた悪質さ・・・がそこにあると思うのやね。。。中高年が入れる・・・医師の診断書が不要・・・なんて、わざわざ、もっともらしいことを書いているだけ・・・。意味は極めて薄いからね。。。 資料請求数を売り物にする感覚も信じられへん。。。それだけ、これらの点を理解せずに請求した人が多い・・・ということだけ。。。騙し率を自慢する保険会社の感覚が私には理解が出来んわ。。。資料請求170万件・・・。加入者数34万件。。。これって、カモリストかいな。。。 笑うのは、「お葬式の費用」も保障。。。って書いてある点。。。これって、誰が見ても、その人が万が一亡くなった時に出るもの・・・って思うやんか。。。誰かって、残された親族に迷惑をかけたくない・・・やんか。。。ここを巧妙に突いておる・・・。違うのやね。。。よくよく読むと、その人が、亡くなった時に、保険金が支払われるのやなくて、その保険加入者が葬式の費用を負担しなければならないときに、その費用実費の一部を一定金額まで「保障」する・・・というもの。。。つまり、あくまで、損保。。。ねっ、笑うやろ。。。 世の中にそんなうまい話は転がっているわけがない。。。こんなに悪質な広告やのに、何でマスコミはたたかないのか。。。それは、保険会社が支払っている莫大な広告料や。。。マスコミも、大スポンサーさまには、頭が上がらない・・の典型やんか。。。自動車の宣伝費なんかより、保険の宣伝費の方が大きい。。。このおかげでか、だまされて保険入ったのに、いざとなったら、保険金がぜんぜん支払われない・・・っていう莫大な数のトラブルなんかも、全く報道されない。。。のやね。。。 誰か、マスコミをもっと、罵倒せんとあかんで。。。「この、腰巾着めが・・・」なんてね。。。 |
7/16(木) 祇園祭ウィークもいよいよ今日の宵山が人手のピーク。。。暑いなか、防弾チョッキを着て交通整理をしている警察官の人らも、ほんと、ご苦労さまや。。。連日35度以上の猛暑の中で仕事したはったら、体重かなり減るで。。。水ばっかり飲まないとあかんから。。。 大人の女性やったら、体重の半分は水分。男は6割が水分というから、人ってほとんど水で出来ている。まぁ、ぼとぼとに濡らしたスポンジみたいなものや。。。これが発汗と乾燥を繰り返して、どんどん体の中の水分が減っていく。。。試合間近になったボクサーが5sも6sも体重を減らすことが出来るのも、体の中の水分量が多いおかげや。。。 水っぽい、生き物って言ったら、私はナメクジを連想してしまう。あのナメクジって、干からびてしもたら、ほんと、ビックリするぐらい小さくなる。。。9割以上は水分なのやないかね。。。人も水分補給が十分に出来ないと、生死に関わるぐらい危険な状態になる。のどが渇く・・・というのも、その危険を知らせるためのサインやし、水分を補給しなさいよ・・・と体が言っているようなもんなのやね。。。 真夏にスポーツなんかしてたら判るけど、例えばバレーボールの試合1試合もしたら、確実に1sぐらいは体重が減る。。。2s減るときもあるぐらいや。。。当然、ものすごい量の汗をかくのだけれど、スポーツしていた人だったら、感じた事のある人も多いやろうけど、この汗にもいろいろ種類がある。 体の中の水分量が比較的低い時には、体が調整するのか、粘っこい汗が出る。水分の排出を減らして、老廃物の比率が高い汗・・・。これが塩分を多く含んでいるから、濃い汗になる。。。若い人がかく汗はこの種類の汗が多いから、黒っぽいTシャツでも着ようものなら、途端に汗の中の塩分が塩の結晶となって、白く潮が吹く。。。 逆に体内の水分量が豊富なときには、多くの汗を出して、何とか体を冷やそうとするのやね。。。こんな汗は、あんまり塩っけが含まれてないから、気持ちの良い汗になる。。。 また、前の日に少し飲み過ぎて、二日酔いの時などに出る汗は、やはり、アンモニア臭が含まれているのか、やたらと臭う。。。アルコールが十分に分解されないまま排出されるのか、こんなのは、独特の臭みがある。 また、年寄りになってくると、体内から排出する老廃物の量も、汗をかく量に比べると多くなるから、比較的においのキツイ汗がじわっと出て、これが、加齢臭の原因になるのやろうね。。。 ぼちぼち梅雨も終わって、これから本格的な夏本番。。。一日の仕事が終わって、風呂上がりの冷たいビールが、特に美味しく感じられる季節や。。。こんなときには、十分な水分補給が必要や。。。水分補給、水分補給と、言い訳しながら、今宵もまたビールが進む。。。気がついたらビール腹。。。気ぃ、つけとかんとね。。。 |
7/17(金) 自民党の中は、もう党を分けるような大騒ぎ・・・。沈みゆく「どろ船」をイージス艦に変えると、威勢の良い人も出て来る。。。麻生では戦えない・・・。落選するのが見えている議員さんにとったら、死活問題。。。目の色が変わってきて当然やわなぁ。。。 それにしても、古賀のオッサンも、うまいなぁ。。。自民党の選挙対策委員長って言ったら、今はもう党四役のポストやんか。。。地方選の連敗の責任を取る・・・。のと同時に、負けが見えている泥船・麻生丸から、さっさと降りてしまう・・・。この人からしたら、どの道、損はない風に振る舞っておるやんか。。。狡猾過ぎるで・・・この人。。。 そのまんま東を口説きに行った一件かて、あの人に本当に総理大臣候補になってほしくて、行ったのやない。。。自民党の不人気を一気に変えるため・・・人寄せパンダにしたかっただけ・・・っていうのがみえみえやんか。。。自民党内から、総スカン食らって、そうなら、他に誰がいるか・・・と、逆ギレするふりをするあたり、計算されつくされた行動とも見えるやんか。。。 そんななか、やっとのことで選挙日程が明らかになった。投票は8月の最終日曜日の30日。。。うちの地域の夏祭りの日やんか。。。おかげで、日程変更で、バタバタや。。。影響大きいで。。。こんな間際に。。。 今度の解散は、私に言わせたら、「やけくそ解散」や。。。どっちみち、9月には衆議院議員の任期切れがやってくる。。。解散権っていうのは、総理大臣の専権事項やから、普通、この権利を行使して、リーダーシップを発揮して、優位に選挙戦を進める・・・というのが、常套手段やったはずやんか。。。 ところが、今回の解散には、全くその道理が無い。。。任期切れまでやっていたら、支持率の回復をギリギリまで待って、解散に追い込まれた・・・っていう格好になるから、それを嫌っただけなのやろうけど、もう回復するやろう・・・まだ回復せんか・・・って言っているうちに、時期が来てしまった・・・ていう感じなのやないのかね。。。つまり、やけくそや。。。 マスコミはしきりに、自民党の総裁選の前倒しを警戒しているフシがある。みんな、反自民になってしまっているのか、4年の任期期間中に、首相が四人も代わるのはアカン。。。としているのやね。。。 確かに郵政選挙で自民が大勝した時が小泉さん。次が安倍さん、そして福田さん、麻生さんと、1年ごとに日本の首相は代わっている。小泉さんは国民の審判を受けているけど、安倍・福田・麻生の三人は、一度も衆議院選をやってない・・・という批判はある。選挙こそが唯一の国民の意思を政治に反映する方法である・・・というのだから、そういえばそうや。。。 でもね、それなら、もし、総理が交代したら、いつも選挙をやり直すっていう、ルールに変えたらええやんか。それをしないっていうことは、当然、政党の代表の交代が総理の交代であることを制度的に認めているということやんか。。。 だから私は自民党は麻生さんでアカンのなら、遠慮無く、クビのすげ替えをやったらええと思うのやね。。。今度の政権が、民主党政権になるとしても、両方ともベストを尽くして選挙戦を戦って、その結果勝った方が政権を担当する・・・ということにせんと、勝ちがわかっている勝ち戦で、いくら勝っても、政権交代の歴史的な動きがあったことには、ならへんやんか。。。民主は、強い自民党に勝って初めて政権担当政党になれるし、棚からぼた餅的に落ちてきた政権では、緊張感のあるええ政治が出来るようには思えないからね。。。 最近の政治の動きを見ていると、私は宮沢首相が選挙で大敗して、細川総理になった時のことを思い出す・・・。この時って、実は自民党は下野して、野党に一度なっているのやね。。。でも、細川さんでは、やっぱりアカンとなって、しばらくしてまた自民政権になった。。。 自民が一度、下野すれば良い・・・という人の意見は、このときのイメージが、まだあるからなのやろうね。。民主党の政権になったら、やっぱりいろいろな問題が噴出してくるやろう。。。旧社会党系の人たちと、さきがけやら自由党にいた人たち、もともと寄り合い所帯で出来た政党は、自民から比べたら、とても薄い氷で出来た橋の上を、そろりそろりと渡っているようなもの。。。 とても先進的な人たちと、労働組合、連合などの支援を受けている人たち、自民党から飛び出してきた人たち・・・いろいろな人たちが、とても微妙な関係で同じ政党のなかにいる・・・という矛盾がきっと出てくる・・・という感じかね。。。だから、きっと、自民はまた揺り戻しが来て、すぐに政権が戻ってくるやろう・・・と踏んでいるのやろうね。。。 この夏、一気に政局に。。。まだまだ余談を許さないような流れにして、選挙がもっと盛り上がらないと、日本人の政治に対する意識が上がって来ないやんか。。。ええ選挙にするためにも、ワンサイドゲームはアカン。。。自民はクビをすげ替えてもベストを尽くしてもらわんと、おもしろい選挙戦にはならない。。。 実は、本当に一番、変わらなきゃいけないのは、我々国民の政治に対する意識の低さ・・・や・・・っていうこと、忘れたらアカンと思うのやね。。。 |
7/18(土) やっと京都駅前のヨドバシカメラの建設計画が発表になった。もめていたけど、梅田のヨドバシのような大理石張りの、立派な外観の建物になりそうやね。。。地上八階、地下二階。。。烏丸通に面しているところは、アーチ状のアーケードのようなものも出来る。今年の8月着工で、来年10月オープンの予定。。。 八条口の方は、せっかく巨大な建物が完成しているのに、施主のジョイントコーポレーションが倒産。。。この秋オープンの予定は、とりあえず来年春以降に延期・・・なのやそうや。。。テナントに入る予定やったところは大変やね。。。目論見が全部外れたことになるから被害甚大やろうね。。。 人の流れがどう変わるか・・・駅前の大変化は、どうも明暗くっきり・・・という感じになるのかね。。。 人の流れが変わると言えば、今年の祇園祭の宵山は、変な現象が起こっていた。鉾の辻と呼ばれる新町通や室町通は例年すごい人出で、身動きが取れない状態になるのやけれど、平日だったのもあってか、比較的混雑度がマシやった。。。 その代わり、大通りである烏丸通にたくさん屋台が増えていて、こちらの方は、すごい人の波。。。昔は烏丸通は、あまり屋台もなく、閑散としていたのに、人の流れが変わると、ここまで変わるか・・・という感じや。。。 京都ではいま、四条烏丸にいろいろな施設が出来ていて、四条河原町から、繁華街の中心地点が西へ動いている感じがある。四条烏丸北西の角の銀行跡地には、新風館を成功させたNTT系の不動産開発会社が、新しい大規模商業施設を建築中や。 祇園祭の鉾の建つ四条通も、狭すぎる歩道を1.5倍に拡げて、自動車の車線を減らし、いつも混んでいる・・・というイメージで、車の流入を制限しようという計画が進んでいる。海外ブランドのショップも増えてきて、今や、四条烏丸は、京都一の繁華街になりつつあるのやね。。。 これには、河原町通や、駅前なんかも対抗心を燃やしていて、新しい施設の誘致にも積極的や。。。いわば、生き残りを賭けた京都一の繁華街争奪戦・・・てな感じや。。。 京都の街の繁華街って言ったら、どうしても線で終わってしまっているところが多いのやね。四条通とか、河原町通とか、新京極通とか。。。でも最近は、繁華街の少し裏手の方に、昔ながらの町家をモダンに改装したバーやら、カフェ、居酒屋なんかが、どんどん出来て来た。。。これが面の拡がりを見せていて、へえっ、こんなところにまで。。。という、ところに、新しいお店が出来ていたりして、驚く時がある。。。 この景気が悪いのに、他の業種の落ち込み具合と比べると、不思議と観光客はそんなに減らない。。。インフルエンザは影響有ったけど、今はまた盛り返している感じや。。。祇園祭に浴衣姿で来ているカップルの数を見ていたら、景気なんて関係無い・・・っていう雰囲気がある。。。こんなに若い子が京都にもいたのか・・・という感じや。。。 これがお祭りの時だけやなくて、普段の時にも、賑わいになったらええのやろうけど、あんまり、混み合うのも、京都らしい風情が損なわれてしまうから、難しいもんや・・・。 家の近所にも、最近、ほんとうに狭いスペースで、客が5〜6人も入ったら一杯になってしまうカフェ・・とか、内装に一切お金をかけずに、壁は、構造用ベニヤ板を打ち付けただけ・・・の居酒屋や、ほんとうに安普請の串カツ屋などが出来ている。お金のない若者には、知恵を出して安く飲み食い出来るお店が出来る。。。世の中っていうのは、うまいこと出来ているものやね。。。 |
7/19(日) 最近、介護保険のランクを見直す作業が行われて、要介護1やった人が、要支援2に格下げさせられたとかの事例が急増しているのやて。。。少しでも費用を抑えたい厚労省側と、同じサービスを受けるのやったら、出来るだけ良いサービスを受けたい利用者。。。より高いランクにしてもらうために、がんばるケースワーカーさんたち。。。何か、ちょっと、話がおかしくなってきているのやないか。。。 そもそも介護保険制度は、どこまで国がお年寄りの面倒を見るか・・・という点において、大変難しい問題がある。みんなの保険やから、公平にその利益が配分されるべきなのに、どうしても、様々なケースがあり、不公平感が否めないのやね。。。それは、やっぱり、人がそこに介在する限り、当然予想出来ていたことなんや。。。 より重い介護認定が欲しいがために、下手な演技までする人。。。ケアセンターへ行ける回数が減ってしまったために、家に引きこもってしまった人。。。介護施設の何百人もの、順番待ちが全く改善されず、入居希望者と、実際に入居出来る人の格差の広がり。。。問題は山積している。。。 国がなんでもやってしまうがために、福祉が日本の一大産業になって、年金からも保険の掛け金が引き落としされたり、介護保険に後期高齢者保険、年金に、雇用保険、所得税、固定資産税、消費税、これらを全部足していくと、いったい自分の収入の何割をお上に召し上げられているのか判らないような気になる。。。 経済が右肩下がりになっていくのに、福祉予算はどんどん膨れあがる。。。日本はいつか、倒産するで。。。私が思うに、この国は、いつの間にか、福祉を手厚くしすぎて、議員さんたちが当選したいがための高福祉、高負担の国に、いつの間にか、変えられてしまったのやないのやろうか。。。 本来、国がやるべき仕事は、社会のなかで、どうしても国が助けてあげなければならない人たちだけに限定的に、なされるべきやと思うのやね。。。例えば生活保護制度。。。ほんの一握りの人たちが生活保護制度を利用する。。。というのが制度の原則やったはずや。。。 ところが、こんなのを、どんどん対象者を増やしていったらどうなる?20人に一人・・・なんていう高率の人たちが、仕事もせずに税金でただメシを食っている。。。本当に身体が不自由で働けない人たちだけへの制度が、どんどん拡大解釈されて、浮浪者のオッチャンが軒並み生活保護者になっとる。。。これでは制度は崩壊するやんか。。。 介護保険の制度かて、政治家たちが、票が欲しいがために、ええことばっかり並べ立てて、実は、本当に必要な人たちだけへの制度になっているか・・・といえば、なっていないのやないのかね。。。制度が出来たのなら、使わないと損。。。なんで○○さんだけは、週に4回もセンターへのお迎えが来ているのに、私は週に二回なのか。。。なんていうひがみ、やっかみの対象にまでなっとる。。。 ほんとうに、こんな北欧並の高いレベルの行政サービスを国民は望んでいたのか。。。そのツケは誰が払うねん。。。そんな議論が煮詰まらないうちに、こんな社会主義国みたいな制度を押し切らせてしまったのやないのかね。。。 新しい制度が出来る度に、お役人さんたちの仕事は増える。逆に言えば、われわれは、役人さんたちの、ええように、日本の社会福祉のルールを変えられてしまっていて、貢がされているようなもの・・・と言えてしまうから、怖い。。。 私は、この役人的な発想で、何でもかんでも×(かける)1億2000万人・・・・という発想から、もうぼちぼち抜け出すべきではないかと思う方なんやね。。。 一億総保険、一億総年金、一億総介護、全員に負担義務のある後期高齢者医療制度、何かにつけて、役人は国民からむしり取ったらええ・・・という発想しか出来ない。。。本来、保険なんていうのは、ほとんどの人が利用しないから成り立っている。支払うだけ支払って、受け取る人が少ないから、成り立っているようなものやのに、国が胴元になってやる制度なら、どんどん給付が垂れ流しになっとる・・・。困ったもんやで。。。 民間の保険なら、その加入者がその保険に入るか入らないかを選択する。ところが、国がこれをやってしまうと、全員が入らないと不公平が出てしまうし、そもそも、全員が公平に費用を負担すること自体が難しくなってきている・・のやないのかね。。。 経営の厳しい中小企業では、厚生年金の掛け金を負担出来ないところが急増している。雇用保険も払わないところが増える。。。国民年金に至っては、加入者の半分の人しか、まともに保険料を支払っていない。。。これって、もう、事実上崩壊しているやんか。。。 つまり、一億総加入の原則・・・っていう事が、もう今の時代には無理になってきている・・・ということなんやね。。。 私は、一度、国民負担をリセットする必要があると思うのやね。。。そして、日本は低福祉・低負担の国で、本当にそんな良いサービスを受けたい人は、自分で民間サービスを利用する・・・という風にするしか、続けられる手がないと思うのやね。。。国には、ほんとに、最低限のことを税金でやってもらう。。。セーフティネットの発想や。。。。つまり、国民は国に多くを望まない・・・。そうするしか、国に頼り切る人たちの増加を食い止める手がないと思うのやね。。。 行政サービスというものは、本来、国の懐具合によって、厚くもなり、薄くもなるものやと思うのやね。。。アラブのドバイのように、石油で有り余るお金が入ってくるような国では、日本はないのやから、国の税収が悪くなれば、有る程度は予算をカットされても仕方が無いと思うし、逆に予算に余裕が出来れば、良いサービスをやってもええと思うのやね。。。 ところが今の日本のお金の使い方は、そんなのお構いなしに、使い放題使っておる。。。自分の稼ぎの範囲のなかで、その使い道を決めるというのは、どこの家庭でも同じや。。。収入が15万円になってしもたのに、毎月20万も使っていたら、えらいことになる。。。そんな当たり前の経済学が、いま、忘れられてしまっているのやないのかね。。。国も家庭も、お金の使い方のルールは一緒や。。。無い袖は振ったらあかん。。。 |
7/20(祝) 気がついたら、小学生はもう夏休み。今日は海の日やね。。。この祝日。何か、取って付けたような祝日。。。明治天皇が東北の訪問を終えて横浜港にお帰りになった日・・。というのが、この祝日の謂われなのやそうだが、何かこじつけっぽいね。。。平成八年からの、ハッピーマンデー法案で七月第三月曜日・・に変わったあたり、何かね。。。 祝日を増やせば、国民は銭を使って、景気が良くなる・・なんて、本来の祝日の意義からしたら、何か、重みが無い。。。 日本人は働き過ぎ・・・やと欧米から、言われて、アホやから、言われるがまま、土日休みになったところが多かった。大企業や役所は、コレ幸いにと、真っ先に休みにしよった。。。つまり、労働組合の強いところは、給料は一緒で、休みが増えたら、実質、賃金が上がったのも同じやからね。。。 ところが、中小企業やパートの人たちは、時給なんぼ、日給なんぼやから、休みが増えると、収入が減ってしまう人がほとんど。。。格差を広げただけ・・・とも言えるのやね。。。それと、私立の高校なんかも、授業時間が減ってしまって、学力が下がる可能性があるのと、父兄から授業料を貰っている・・・という感覚からか、土曜休みにはしなかったところが多かった。民間の良さが、まだ残っておる・・・ということなんやろう。。。 でもね。。。この土日休みにしてしまってから、日本の経済っていうのは、悪くなってしまってきたのやね。。。勤勉でまじめによく働くのだけが取り柄の日本人が、たくさん休むようになって、実際に働く時間が減ると、生産性はガクンと落ちるからね。。。まんまと、日本人を骨抜きにするのに欧米人は成功した・・というところやろう。。。さぼり癖の付いた日本人は、仕事より家庭を大事にしだして、仕事人間が減り、会社の人間関係より、家族や友人との人間関係を重視するようになってしもたんやね。。。 人間、もう十分働いたから・・・と思ってしもたら、なかなか、またシャカリキに働くのが馬鹿らしくなってしまうのやね。。。日本経済は見事に失速。。。日本が世界から恐れられた時代が終わってしまった・・・と言えるのやないかね。。。そして、失われた十年や。。。 それまでの日本人は、世界に追いつけ、追い越せで、ガンバッテ来た・・・。それが、いきなり、休め、働くな・・・やろ。。。やる気も削がれるし、現在の自分の収入や仕事に満足してしもたら、ハングリースピリットが無くなってしまう。。。ぐっと、日本人全体のがんばり度合いが下がって、何か、シャカリキになって働くことが、格好悪いことのような価値観まで出来てしまったのやね。。。まさに、亡国の改革。。。日本もアホなことをしたもんや。。。 あまり働かなくなった日本人なんて、怖くない。。。日本人は他の国の人より何倍も一生懸命働いてきたから、ここまでなれたんや。。。それって、忘れたらアカン事やと思うのやね。。。恐れられる日本人のお株を、韓国人や中国人にさらわれてしもて、どうとも思わない日本人は情けないね。。。 季節は、夏休みに入ったけど、もっとちゃんと働こうよ。ニッポン人。。。このまま、終わってしもたら、アカンで。。。ガンバレ、ニッポン人! |
7/21(火) 先週、日経新聞を見ていたら、企業が農業に手を出すところが増えているのやて。。。スーパーが農地を借り取って、そこでの作物を安定供給させたり、カゴメがケチャップの材料のトマトを、市場にも出荷しているのやと。。。 日本の農業というのは、どうしても経営規模が小さく、米以外の作物には、政府の補助金が少ないので、なかなか大きくしてもスケールメリットが出せない悩みが有った。自国で作った作物より、大幅に安価な野菜などが中国などから入って来る。。。本来、もっと低コストで出来るはずの作物が、なかなか割高になってしまっていて、輸入ものに負けてしまうという、おかしな事が続いているのやね。。。 最近の生鮮食料品には、その商品がどれだけエコに、ここまで運ばれていたのか・・・ということを問題にするエコマイレージという考え方が普及し出して来た。。。地元で食べるものぐらい地元産のものを食べたら、輸送のためのガソリン代も少なくて済むし、地球環境にも良い。。。ということなんやね。。。 それにしても、中国から割高な航空便を使って日本に運んできても、そろばんが合う・・・いうのだから、向こうのお値段が、いかに激安なのかが判るね。。。日本の野菜は物流費やら、梱包材料費、仲介商社の介在、昔ながらの仲卸などの無駄の多い流通経路を経て割高になっていく・・・のやね。。。 でも、地産地消の考え方は、本当なら、高い輸送費が含まれていないのだから、他のものより、安くならなけりゃアカン。。。すぐとなりの畑で作られたものをいただくのだから、費用も格安にならないとアカンからね。。。 それとやっぱり、国産の方が農薬が少ないとか、安心感がある。。。どこの誰が作っているのか判らない中国産の野菜って、やっぱり、怖いやんか。。。芝生を青く見せるためにペンキを直接、芝生に塗ってしまうような国やで。。。何が入っているか・・・。 でも最近は、焼酎の材料に汚染された米を使っていたり、国産やと偽って中国産のうなぎを売っていたり、日本人も、悪知恵を働かすような輩が増えてきたのやね。。。牛のホルモンで作ったソーセージとか・・・北朝鮮産のアサリを中国製やと嘘ついてたり・・・。よう、やるわ。。。 安全で安心な食物をまじめに提供する・・・という、人としての倫理観より、より、多く儲けてやろう・・とか、ちょっとぐらい誤魔化してもバレなければ良いやろう・・・という情けない日本人が増えてきてしまったのは、ホント、残念な事やね。。。 その一方で、大量にコンビニ弁当を廃棄するという、馬鹿なことばっかりやってた、日本最大のコンビニチェーンは、値引き販売をしてでも、無駄にほかされる食料を減らす・・・という当たり前のことをやっと始めた。。。 食は人間とって、とても大事な問題。でもその前に、人を信じるという、もっと基本的な問題が、揺らいでしまってきている・・・ということに、大きな危機感を感じるね。。誰も信じられないような世界になってしもたら、そっちの方がもっと、恐ろしいことなんや。。。 人を裏切らない。。。信用こそ、その仕事の社会的意義。。。この倫理観が無いと、食を預かる資格がない・・・。この当たり前のことが、当たり前にならんと、えらい時代になってしまうで。。。 |
7/22(水) 先週、夏山登山で北海道の大雪山系に出かけた登山ツアーの人がなんと10人も亡くなる・・・という大事故が起こった。仕事のリタイヤで、時間が出来て、暇も金もある中高年が増えて、山歩きは、大ブームなのやそうや。。。 ところが、本来やったら、ちゃんとした登山の装備が必要やったかも知れない所へも、軽装備の人たちが入ってくる。。。このことの怖さを、思い知られたのやないのかね。。。 もともと平均気温が8度とか10度という北海道の夏山。。。雪もなく、比較的、登山初心者でも危険が少ない・・・とされていた場所らしいところへ、出かけて行って、結果として、亡くなってしまった今回の事故。。。いろいろな意味で、何が欠けていたのかを、しっかり実証しておく必要があるのと違うかね。。。 まず、一番の原因とされるのが、ガイドの予見能力の低さやろう。。。いくら気温がそんなに低く無くても、雨に濡れた身体が暴風に長い時間さらされたら、体中の体温を気化熱で奪われてしまって、低体温症になるのは、当然と言えば当然や。。。 最近は、汗をかいても早く乾き、体力の消耗を防ぐようなハイテクの山用下着なんていうのが売られているし、雨水ははじいて、体内の湿気は排出してくれるという、ゴアテックスなどを始めとする高いけれど、高機能を備えた服などがよく売れているのだという。ただ、今回、犠牲になった人10人が10人、そんな山歩きの経験が豊富で、自己責任で、そこまでの装備を備えていたかどうか。。。と言えば、やっぱり疑問が残る。。。 今回のツアーの催行会社は、本格的な山のツアーなどを得意としている旅行会社なのだが、夏の北海道あたりで、低体温症が起きるなんていう危険性を予見出来ていたのだろうか・・・と言えば、甚だ疑問やね。。。そりゃ、いくら北海道でも、夏山登山で凍死なんていうのは、常識的には考えにくいからね。。。 ただ、普通の個人の山登りと違って、団体行動を強いられるツアーは、有る意味、別の危険が内在している・・のやね。。。少しぐらい体調が悪くても、他のみんなに迷惑をかけまいと、がんばってしまう。。。帰りの飛行機の予約が決まっているから、なかなかスケジュールの変更が難しい。。。少しぐらいの危険が有っても、何とか登りたい・・・という顧客の要望が強く、中止の決定が鈍りがちになる・・・というような点や。。。 実際、今回のツアー会社でも、持ち物のリストを渡しただけ。。。準備する装備や、衣類は、あくまで自己責任やった・・・と言っている。。。無理もないところやろう。。。夏山登山の危険性をみんなして、甘く見ていたということなんやから。。。 考えて見れば、山登りほど危険なスポーツは無い。。。いつ、脚を踏み外すかは判らないし、いつも、死の危険に直面している可能性のあるスポーツなのやからね。。。大自然の中へ入っていくことは、人間にとって、とても気持ちの良い事やし、自分の体力を推し量るのに、負荷も大きいから、そういう意味では、うまくすれば、楽しむことも出来るスポーツや。。。 ただ、やっぱりそこには、大自然の脅威に対して、人の小ささ・・・とか、謙虚な気持ちがやっぱり必要なスポーツでもあるのやね。。。身の危険を感じれば、引き返す勇気も必要やし、何より、無力な自分が、そこまで大自然と勝負にならないぐらい、ちっぽけな存在であるという、自覚が必要なんやね。。。 この事故で、山歩きを始めようとする人が減らなきゃいいけれどね。。。 歩くことは、人間にとっても、とても大事なこと。。。足は、第二の血液ポンプ・・・なんて言われている。歩くことによって、血の循環が良くなり、生活習慣病の改善に寄与したり、新陳代謝が促されて、肥満防止にも役立つ。。。 ただ、そこには、やっぱり自分の身体とちゃんと向き合って、体調を万全にしておく・・・とか、自分の調子をしっかり正確に把握しておくこと・・とか、何より、危ない時には、せっかく来たけど止めておく・・・という大前提の選択肢をけっして、捨てたらアカンのやね。。。 一番大事なのは、自分自身の「身の程」をちゃんと知っておくこと・・・。これに尽きるのやないのかね。。。 |
7/23(木) 麻生さんは、7/21、衆議院の解散に踏み切った。先日も地元の議員さんのビアーパーティがあって、現役の国会議員さんなんかが来ていたけれど、その人が衆議院議員でいられるのは、7/20まで。。。7/21からは、国会議員でなくなるのやて。。。 まぁ、議会を解散したのだから、そうなるのだろうけど、解散後は、ちゃんと、新幹線を自腹で、乗らはるのかね・・・なんて、下巣の勘ぐりをしてしまう。。。議員としての、資格喪失をした瞬間、ただの人になる・・・というのは、ケジメの意味でも大事やろうからね。。。 まぁ、議員さんっていう商売は、ある意味、厳しい商売や。。。落選したらただの人。。。みなさんに、投票してもらえないとなれない立場の人なのやから、しょうがない。。。先日も津島派の会長さん、津島氏は79歳の高齢を理由に議員引退を決意した。ただの人になるタイミングとしては、最高やったのかも知れないね。。。自民大敗が見えているから。。。そういえば小泉さんも息子に地盤を譲って引退。。。世代交代は進めないと。。。 それにしても、船が沈没するとき・・・っていうのは、その人たちの性格がもろに出る。。。真っ先に、われ先に逃げ出す人。。。。普段と変わらず冷静な立ち振る舞いが出来る人。。。船を修理して、なんとか沈没を回避しようとする人・・・・。ほんとうに、その場になってみないと、なかなか、人の本性っていうものは、出てこないもんや。。。まぁ、その人の人となりを、じっくり見られる好機・・・ということで、投票の参考にされたらと思う。。。 自民の中も、麻生降ろしに130人以上も署名した・・・とか、しないとかで、見苦しい内紛めいたことが起きている。。。自分たちの代表として麻生氏を選んだのやから、本来、最後まで支えるのが筋。。。総理に人気がないから、クビのすげ替え・・・では、国民はしらけてしまう。。。というのは、本音である。。。 でも、今のままで、自民の圧倒的大敗を指をくわえて見ているだけ・・・ていうのは、ないやろう。。。党のマニュフェストの他に、個人的なマニュフェストを作る・・・といいいだすあたりは、眉をひそめなくてはならないけど、そうでもせんと、3年後に、増税やります。。。って言って、勝てなければ何にもならない・・・という本音が見え隠れする。。。 いまの政治の世界っていうのは、実は高級官僚さんたちの、手の中にある。。。官僚たちは、自分たちの都合の良いように、ルールを作り、政治家を使い、やりたいことをやってきた。。。自動車会社や大手家電メーカーにだけ税金を投入し、雇用維持・・・なんていう大義名分のために、大量の税金を借金までして、大企業に渡しておる。。。 クビにしなかったら、給料の9割・・・国が出してあげますから。。。こんな馬鹿げた法律なんてやらせておいてええのかね。。。つまり、大企業は実質、たった1割の負担で社員を雇える計算になるやんか。。。社員全部クビにしたいけど、9割も税金で補助金くれるのやったら、そのままにしておく。。。誰が考えてもおかしいと思うほどのことを、平気でやっとる。。。 景気回復したら、この分のお金、大企業から、取り返すのやろうな。。。そやないと、ズル過ぎるで。。。 中小企業への恩恵は、融資の保証枠拡大だけ。。。融資が欲しいのやない・・・仕事が欲しいんや。。。仕事がないから、いくら、融資してもらっても何も意味がない。。。中小企業が社員をクビにしないから、補助金くれと言いに言っても、何やかんやイチャモン付けて、手間も費用もかかるようにして、ハードルをとても高くしている・・・のやね。。。つまり、大勢の社員を抱えている会社しか、そんな補助金のメリットは無い。。。これは大企業向けだけの雇用維持対策です・・・なんて言っているのと同じやで。。。 どうも、日本の社会っていうのは、高級官僚たちが、大企業だけを大事に育成して、世界的な競争に勝ってもらうために、必死になって我々の血税を使う・・・という方法がまかり通っておる。。。その大企業さんたちにも、官僚たちは、天下りしよる。。。このグルグルの関係を、誰も止められないから、国民は怒っておるのやないのかね。。。 官僚たちは、一般庶民の方を向いて仕事をしていても、文句こそ言われても、何のメリットもないからね。。。自分たちにとって、メリットのある方、向いて仕事しよる・・・っていうのは、有る程度、自然の帰結や。。。でもね、それをやらしたらアカンのや。。。そんなのアカン。。。っていう仕事が政治や。。。 我々国民は、何度も何度も裏切られようが、何とか、世の中を変えて欲しいと夢を見る。。。その夢が、何度も破られるのだが、今度こそは・・・と思って、投票しているのやね。。。誰か、官僚中心型のこの国の構造を、どうにか変えてくれ。。。本当に我々が選んだ人たちだけが、ちゃんと、この国の運営を出来るように、してくれ。。。 今度の選挙のポイントは、まさにそこにあると思うのやね。。。 |
7/24(金) 京都はいつも祇園祭の山鉾巡行が終わったら、梅雨明け・・・という年が、多かったのやけど、今年は、どうもお天気が不安定で、まだまだ、梅雨前線ががんばってはる。。。もうちょっと太平洋高気圧の勢力が強くなってくれないと、前線が北へ上がらないのやね。。。 先日の皆既日食騒動の日も、生憎の曇り空。。。雲の隙間から、ちょろっとだけ黒い太陽を見せてもらったけど、なかなか夏本番にはならない。。。 それどころか、山口県では、集中豪雨が起きて、山崩れが起きて、特別養護老人ホームにいた人が押し流されて死者や、行方不明者が出ている。。。食事をしていたら、いきなり、どーんと土石流がやってきて、逃げる余裕も全くなかったそうや。。。そもそも、そんな大水の通り道になるようなところに、公共性の高い施設を作るなよ。。。それこそ、風水をしっかり見ておかないと。。。 山の遭難といい、土石流といい、海での毎年のように報道されている水の事故の被害者といい、自然が原因で起きる事故っていうのは、ほんと多い。。。都会で毎日過ごしていると、そんな危険は低いのやけれど、交通事故とか、誰でも良いから殺したかった・・・なんていう、危ない事件に遭う可能性もある・・・。最も安全なのは、家でじっとしていること。。。なのやろうけど、人間、なかなか、そうはいかない。。。そこで、お盆ぐらいどこかへ行こうか・・・となった。。。 振り返れば、昨年末あたりから、ずっと、女房には、私の大腸癌の手術なんかで、死ぬか生きるか・・なんていう究極の心労もかけたし、一段落したら、旅行でも行こうか。。。と、言っていた。まぁ、人間、いつ死ぬか判らないのやから、生きているうちに、あれもやっときゃ良かったとか、もっと、どこかへ行っておきゃ良かった。。。なんて、病気で死にかけでもならないと、なかなか思わないものやんにゃね。。。 大病を患うと、人の死生観というのは、やっぱり確実に変わる。。。出来ることなら、人間、いつ死んでも良いように、心がけておくのが理想なのやろう・・けど、そんな、心根の出来た人間なんて、なかなかこの世にはいない。。。 やっぱり、自分が死ぬかもしれない・・・と感じたら、怖いし、焦るし、ジタバタする。。。私も、ほんと、己の不幸を幾晩も呪ったわ。。。そして、少しの死ぬ覚悟が出来て来た頃には手術。。。ここまで、来たら、まな板の上の鯉の心境。。。煮て食うなり、焼いて食うなり、好きにしやがれ・・・という気持ちにまでなる。。。 幸いにも、癌の転移は無く、無事大腸を30センチほど摘出して、残った腸を縫合。。。少々の時間はかかるが、そこそこの日常生活が送れるようにまで戻ることができそう・・・となったら、やっとそこで、正直、命が助かった・・って思えるものなんやね。。。 そんなこんなで、8月の中旬のお盆休み直前から5日ほど、バリ島の方へ少し行ってきます。怖いのはインフルエンザ。。。また、大騒ぎになりませんように。。。と祈るばかりです。。。 |
7/25(土) この世の中には、「金融工学」というものがある。様々な形の金融商品を、いろいろ組み合わせたり、いろいろな条件を付けることによって、リスクを回避したり、より安定的な投資商品にしたりしているのである。 例えば顧客から預かったお金を、新興国の株式に投資する一方、米国債などにも投資して、その比率を調整することで、微妙に株価の暴落のリスクを下げたり、為替の影響がもろに影響されないようにしているのだ・・・と、説明書には書いてある。。。 少し前に流行った、ファンドなどは、新興国の株価上昇を受けて、大きな収益を上げて話題になったけど、その後は暴落して、収益性がなかなか回復しないものが多い。一部は大分、持ち直しているけどね。。。 ただ、これらの金融商品の中には、素人や子ども騙しのような商品も少なくないことを、もし、やられる人は、十二分に注意しておくべきやろうね。。。どこも資産運用、資産運用と、売り込みはかけるけど、リスクだけは顧客に押しつけて、運用会社は、どっちに転んでも損はしない・・・という類の、とてもずるい金融工学商品もあるのや。。。 例えば、ある銀行の○△定期。。。顧客が加入時に、円/ドルのレートを設定させて、満期時に、1ドル何円以下なら円で、何円以上なら米ドルのまま、お返しします。。。なんていう、銀行側にだけ都合の良いルールを顧客に押しつけているのがあるのやね。。。つまり、銀行は為替リスクは全く無くて、顧客の方にだけそれを負わせている。。。この巧妙さを、素人が見抜けと言われても、この手の金融商品を理解出来ないまま、ほとんどの顧客は、好条件のキャンペーンとか何とかだけのエサに飛びついて入ってしまっている・・・のやね。。。。 先日も札幌の資産運用会社オール・インが金融庁の許可無く、外国為替証拠金取引、いわいるFXを使って、いろいろな人から200億もの金を集めたとして家宅捜索に入られていた。。。これらの会社は、法律のぎりぎりのところを見極めて、極めて正規のFX取引に似せたシステムで顧客を安心させて、銀行や証券会社の、まねごとをやっていた・・・ということなんやろうね。。。2割も配当の出るFX自動売買取引のソフトなんて、あり得ない、あり得ない。。。 FXっていうのは、外貨証拠金取引という名が示す通り、株式の信用取引に似ている。違うのは、扱うのが株式やなくて、外貨というほんものの現金そのもの・・・という点や。。。怖いのは、本来、例えば10000ドルしか持ってない人やったら、1ドル85円の時に米ドルを買ったら1万ドルで、85万円、これを1ドル105円で売ったら、105万円。つまり、105万−85万=20万円が為替の利ざや。。。ということになる。 ところが、証拠金取引やったら、顧客はこの何倍もの金を賭けて、勝負出来てしまうのやね。。。このFX取引をするための証拠金を売買の取引対象にする・・・という考え方。。。素人が、この仕組みを理解出来るのかね。。。 FXでボロ負けする人の多くが、レバレッジという、自分の証拠金の何倍のお金を売買出来るか・・・という調整がうまく出来なくて失敗しているのやね。。。自分のお金の10倍も100倍も取引出来てしまう構造。。。これが、博打やなくて何かね。。。結局、強制ロスカットで、元金までどんどん減らして、挙げ句の果てには、莫大な借金が残る。。。 私は株の信用取引と同じく、FXも、本来、政府が規制すべき対象であるとさえ思うぐらいやね。。完全なマネーゲーム。。。競馬や競輪、競艇、パチンコと、ギャンブルはたくさんあるけど、自分の手持ち以上の金を負けることは無い。。。ところが、これらは、自分の身の程しらない人たちが、身ぐるみはがされて、ポイされるような、えげつないカジノのようなものやからや。。。いやカジノより、何百倍もえげつない。。。 金融工学って、名前は立派で、ええけど、玄人がよってたかって、素人から、金をいかにうまく巻き上げるかを工夫しているような世界や。。。それでも、あなたは、投資したいですか。。。偽FXにだまされて、真っ青になっている人。。。老後の蓄えを全部、突っ込んでしまって、無一文になりたいなら、どうぞ、やりなはれ。。。この人たちは、何をしてメシを食っている人か。。。金貸しや、儲け話を勧める人には、善人なんていない・・・と、肝に銘じておくべきやね。。。 わたしはいつも、そんなに儲かるのやったら、アンタがやったらええやんか。。。って言ってやるんや。本当にアンタの言う通りやったら、数年後にアンタは億万長者になっとる・・・やんか。。。へぇ、アンタ、もう、20年もこの世界でやってる。。。それこそが、アンタの言っていることが嘘やという、何よりの証明なのやないのかね。。。 |
7/26(日) 昨日のテレビを見ていたら、舛添さんが出ていて、日本の年金や福祉の社会保障制度が、まるで共産国のように手厚い内容になっている・・・と言っていた。ほんと、ここまで本当に国民が望んでいたことなのか・・・。高福祉、高負担の選択肢を役人たちが、政治家たちと結託して、どんどん推し進めてきた結果がこれなのやないのか・・・っていう疑問が、私には、どうしても払拭出来ないのやね。。。 私は、国民の全部の医療費が30兆円にもなる・・・。この国家予算の中で、驚きのパーセンテージまでになっている異常さを、まず指摘したいんや。。。だれかて、医者に安くかかれたらええ。。。命がかかっていたらなおさら、手厚い医療制度っていうのは、有り難いわいな。。。 でもね、本来、医療っていうのは、松竹梅が有ってあたりまえ・・・なのやね。。。それなのに、昔は、9割も国が負担してもらえるものやから、病院へ行かな損。。。みたいになってしもてる。。。いまがほとんどんの人が3割負担やから、それでも7割も公的な補助が出ている。。。国民皆保険は、理想やけど、それをいち早く実施してきたのが日本なのやけど、もう制度疲労が出てきている・・・ということが、はっきりしているのやないのかね。。。 中国では、大きな病院で、延々と並んで、まず、どの程度の医療が必要かを判断してもらうのやて。そして、その費用を前払いで払った人だけが、医師に診てもらえる。。。松のランクならええ薬を使うのだが、竹のランクなら、もう少しランクの低い治療しかしてもらえないし、梅のランクなら、診断だけ・・・なんていう、厳しい現実がある。 海外旅行をしていて、外国で救急車に乗って、入院でもしようものなら、軽く100万円ぐらいの費用を請求されるのが、当たり前や。。。日本ぐらいやで、救急車がただ・・・なのは。。。病院の費用も日本より、相当額高いし、保険なんて、ほんの一握りの人しか入って無いから、貧乏人は、医者にかかれず死んでいく。。。 そう思ったら、日本は天国みたいな国なのやけど、私は、この割合が、どうも、少し極端過ぎるような気がしているのやね。。。どんな人でも世界最高水準の高度医療が、格安で受けられる・・・っていうのは、とんでもなく理想主義的な話や。。。こんな国は無いし、誇りにしてもええぐらいなのやけれど、みんながこれを言い出したら、どうなる。。。いま、もうそうなってしまっている・・・のやね。。。 現実問題として、救急車で運ばれる人には、貧富の差が無い・・・。多くの浮浪者のオッチャンが、毎日のように、救急車で病院に運び込まれるけど、治療費の支払いが何度もしてないから、結局、結果的に公費で治療をせざるを得ない。。。退院してもまたホームレスに逆戻り。。。こんな光景が全国で毎日のように繰り返されているのやね。。。 医療に卑賤は無し。金持ちも貧乏人も同じく高度な治療が等しく保障されているのは、素晴らしい世界なのやけれど、この現実を世界の人が見たら、どうやろう。。。きっと驚くのやないのかね。。。 医療抑制・・・っていう言葉がある。嫌な言葉や。。。貧しいために、医者代が支払えないがために、病院へ行けない人もいる。。。。では、そのことと、社会一般のモラルの維持と、どっちが大事や・・・っていう話になってくる場合があるのやね。。。 みんなが利用する病院の費用を、全く支払わない人たちがいる。そうなりゃ、病院も維持出来ないから、何とか採算を取ろうとする。職員の数を減らしたり、不急の費用を抑制したりする。。。結果として、そのことが他のちゃんと費用を支払っている人たちの負担になって帰ってくる。。。としたらどうや。。。普通の人はねやっぱり怒るで。。。 日本の医療体制も、少し考え直さないといけない時期に来ている。。。みんなの元気な人たちからのお金を集めて、病気になった人たちの治療費に充てているいまの制度。。。病院にかかる人の数が増えてきたら、この集めたお金が足らないようになる・・・。当たり前のこと・・・や。。。 ほな、どうするか・・・。費用負担を増やすか、医者にかかる人の数を減らすか・・・という究極の選択肢しか、残らないのやね。。。私は、大事故などの時に、大けがの人から、優先して治療する・・・という「トリアージ」っていうやり方が、使えないかと思っているのやね。。。 大病院などではすでにやっていることやけど、軽症患者を制限し、大病の患者を優先するやり方や。。。大学病院などでは、初診は少なく、町医者の紹介状のある人だけが来るように、実際問題として、患者の選別をしている。これはシステムとして、重症患者を高度医療機関に集めて、手中的に効率よく治療するための知恵や。。。 ちょっと頭が痛い。。。少し食欲がない程度の、本当は重傷なのかも知れない、軽症患者をどう見分けるのか・・・という問題は残るにせよ、日本は、何でもかんでも病院へ行かなけりゃ、損や・・・という状況をほんの少しだけ制限するような知恵が必要になってくるのやないのかね。。。 それが本人負担率の引き上げなのか、診療前診察での振り分け・・・のようなシステムなのかは判らないけど、いずれにせよ、国民財産である健康保険の積立金の無駄遣いを何とか減らすような工夫が、必要なのは確かや。。。無駄に高くて飲まれてない薬を何十日分も出す無責任さ。。。本当に必要性があるのかどうかが判別しにくい治療。。。私ね、町の整形医に毎日のように通っているお年寄りが腰に電熱のようなものをあてて、ちっとも痛みが無くならないとぼやいているような話。。。こんな話がごろごろ転がっているやんか。。。 医療天国・ニッポンの、医療費無駄遣いを何とか減らさないと、医者も足らないし、たこが自分の脚を食べているようなこと・・・になるのやないのか・・・と心配するのやね。。。 |
7/27(月) 普通なら今の時期っていうのは、霞ヶ関では、来年度の予算取りのために官僚の皆さんは忙しい時期なのだが、今年は、8月末の選挙で、政権交代が起こる可能性が高いから、事実上、開店休業状態が続いているのやそうや。。。 いままでの、自民安定政権をええことに、好き放題やっとったんやけれど、今度はそうもいかない。。。という効果が早くも現れているということに注目したいところやね。。。政権交代は、政治の世界に緊張感を持たせるという意味においても、意義があるということやろう。。。 いまの予算組みの方法は、前年度の実績からプラスなんぼ、マイナスなんぼ・・・という考え方でやってきたのやけど、これが実は、予算が硬直化してしまっている一番の原因やと思うのやね。。。政権党が変われば、予算配分を変えるのが常識やのに、なかなかいままでのやり方を変えるとなると、抵抗する人たちが多いのやね。。。 大阪府の橋下知事が当選した時もそう思ったけど、予算の使い方のうち、知事などの首長さんたちの裁量で、決めることが出来る範囲っていうのが、実は5%ほどしかなかった。。。って、ぼやいてはった。。。 国でも同じような事が言えて、予算の9割以上は、すでに何年も前から、使われ先がすでに決まってしまっていて、選挙で公約したマニュフェスト云々って、いくら言っていても、要るものはいる・・・と、役人達に粘られたら、一緒・・になってしまう。。。こんな、アホなことが、まかり通ってしまっているのやね。。。 そして、その予算の多くが補助金、助成金という名目で天下り団体、独立行政法人、NPOなど、役人さんたちの先輩諸兄たちが天下っている団体に流れている。。。そして、そこでの官僚OBたちの非常識に高い人件費や退職金の積み立て・・・なんかに、こっそり回されてしまっている。。。酷い話やで。。。 政治の監視の目が行き届かないところへは、少なくとも助成金をストップする。補助金という名目のうち、いくら人件費になっているのかを報告出来ないようなところには、カットする・・・。金出すのやったら、その使い道をチェックする・・・という、当たり前のことをやってないようなところには、予算なんて使わせたらあかんわなぁ。。。 予算の決め方は、いつ政権が変わっても、その選挙公約がすぐに反映出来るようにすべきや。。。そして、いまの議員の任期が4年やったら、5年目以降までの支出を必要とする予算なんていうのは、認めない・・・。そんな、常識を貫くべきやね。。。 米国では、共和党から民主党に、あるいはその逆になったり、政権担当政党が頻繁に交代することが多い。。。そうなりゃ、政府の機関から出向してくるメンバーも、政治の主導で、新人事が組まれて、政権の意向が反映できるような予算措置が、すぐさま発効出来るような仕組みになっとる。。。 ところが、いまの日本の高級官僚たちの動きを見ていたら、自民党政権のうちに、ごっそり、補助金を動かしておいて、5年先までの天下りした人の人件費がしっかり確保できるように、もう、予算措置を組んでしまっている・・・なんていう事が報道されとった。。。これって、明かな、公金横領事件に近いような話なのやないのかね。。。 どうせ、民主は4年経ったらまた自民政権になるやろう、それまでちょっと我慢や・・・ぐらいにしか思っておらん。。。政治家はどんどん替わっていくけど、自分たちこそが、日本国家をなんとかしていかなあかん。。。志は立派やけど、それが、もう、いまの時代に合致したものやなくなっている・・・。このことに、早く気づかないとあかんわなぁ。。。 予算は前年度が、どうやったか・・・に関わらず、一から本当に必要なものを、しっかり毎年精査して、自分のサイフの中にある金だけ使って、その使い道を考えるのが、あたりまえや。。。大幅な借金が常態化して、それで、何とも思わない神経が、まず、信じられへん。。。 将来の人口が減っていく予想やのに、逆に借金は増え続けていくような計画をやっとったんじゃ、破綻は見えているやんか。。。もっと、官僚たちが、震え上がるような、ルール変更が、この時期、必要になって来るのやないのかね。。。 |
7/28(火) 大阪の葬儀会社ベルコが、お葬式をさせてもらった喪家さんに、挨拶状を出したら、その挨拶状に葬儀の金額が書いてあるから、印紙が必要だと税務当局に指摘されて、その印紙税を過去にさかのぼって、支払わされたのだという。。。 葬儀社は、葬儀の領収書は別に出していて、これは、顧客サービスの一環として、金額が明朗会計ですよ・・・っていうのを、強調する意味で書いたのだろう・・・。それにしても、もしこの葬儀社の言うことが、事実やったら、1つの葬儀に二重に領収書を発行していることになり、そっちの方の問題は無いのやろうか・・・とも人ごとながら、心配になった。。。 それにしても、この税務調査。。。調査する人の良識が疑われるような時もあるのやないのかね。。。こと、この挨拶状収入印紙事件に関しては、普通で考えたら、葬儀社の主張の方が、まともに見えるのやけれどね。。。 我が国の税務署は、確かに優秀で、しっかり、しっかり徴税作業をやってくれはるから、有る意味、信頼感がある。この人たちが、ええかげんなことをやってたら、税制全体の公平性が保たれないことになるから、仕事熱心なのは、素晴らしい事・・・なのやね。。。 ただ、どうしても、人の裏ばっかり見る癖が付いてしまっているから、何かにつけて、ひっかけてやろう。。。何か嘘をついているのではないか・・・、儲けを誤魔化して隠しているのではないか・・・と、いう、疑いから入るのやね・・・。どうしても。。。 今度のことも、葬儀社の主張は、これは、挨拶状、あるいは、御礼状の類や・・・ということなんやろうけど、税務署は、代金を振り込んでもらった場合などの、領収書に変わるものである・・・と、認定して、この葬儀社は、印紙税を脱税するために、御礼状に偽装している・・・と認定したのやね。。。 私は、なかなか現物を見ていないので何とも申し上げにくいが、もし、この御礼状に葬儀施工代金の明示が、どうしても必要であったのなら、印紙は必要であっただろうし、金額明示がしなくても、どっちでも良かったのなら、領収書ではない・・・という判断を下すしか、仕方がないのやないのかね。。。 確か、領収書としての必要十分要件ってあったやんか・・・。金額、日付、受取人氏名、支払人氏名。。。やったかな。。。この要件がそろってたら、領収書や。。1つでも抜けてたら、そうではない。。。この線引きでどうやねん。。。 日本の税制っていうのは、世界的に見ても、とても複雑怪奇で、微妙な問題になると、意見が分かれる時が多い。。。税理士の先生の判断と、当局の主張が異なるケースが多いのやね。。。いつも、税務調査が入った会社の、発表するコメントが、見解の相違。。。だが、税務当局の指導に従った・・・というものが多い。 それにしても、もっと、シンプルで公平で、不正が出来にくい、税務体型には出来ないものかね。。。税の種類が多すぎるし、場合によっては、二重課税になっているものも多い。。。民主党がガソリン税の暫定税率廃止を公約にしているけど、これが実現すりゃ、いまのガソリンは40円ほど下がる計算になる。。。そして、ガソリン税を専門に徴収していた人たちを、場合いによったら、大幅にクビを切れる。 減税効果+人件費削減のダブル効果も見込めるから、是非、これやってほしいね。。。たくさん払っている税金、ちゃんと、集めるのやったら、やゃんと、無駄なく使ってや。。。本来、これが一番、いいたいところなんやけどね。。。 |
7/29(水) 横浜の市長さんが突然の辞任。。。任期を8ヶ月も残しての辞任は、何か唐突な感じ・・・が、せんでもない。。。衆議院選挙と市長選を同時にやったら、10億円ほどの選挙費用予算の削減になるという、下手な言い訳もあったけど、そんな道理が通ってしまったらのなら、任期そのものの意義が薄れてしまう。。。任期は、全うしてナンボの世界やと思うし、その前に辞任してしまうのは、前の選挙で受けた何年間、市政をお願いしますよ・・・という信任を裏切ることにもなるから、これは、本末転倒な論議になると思うのやね。。。 宮崎県の東国原知事が任期半ばで、国会議員に転出か・・・という話しの時にも出たことやけど、任期を全うすること・・・というのは、国民の負託に応えることでもある・・・という認識が、何故か、薄いのやね。。。それだけ、政治という世界が、風を読む必要のある性格の職業やということなのかも知れないけど、地に足を付けた行政という仕事と、違いが際だって、異なっている・・・ということなんやろう。。。 そんななか、地方の首長さんが集まって、いろいろな政治力の結集を計ろうとしている動きがある。大阪府の橋下知事さんなんかが仕掛けているのだけれど、何でもかんでも中央で決めてしまうのやなくて、どんどん予算も仕事も地方に振り分けて、どうしても国がやるべき仕事だけを東京でやってもらおう・・・という考え方は、時流に沿っていると言えると思うのやね。。。 ただ、どの政党を支持するかで、首長さんが、政党を踏み絵にする・・・ような感覚は、少し違和感がある。確かに知事や市長さんたちは、地方の政党支部という応援団が付いていて、いざ選挙となったら、その応援を受けて立候補する。ただ、この政党というのが、中央と地方では、常に一枚岩の関係ではなくて、たいがいの場合は、その地方選出の有力国会議員が、政党支部の支部長を兼任していて、いざ選挙となったら、協力関係がすぐに出来るような仕組みになっとる。。。 ところが、比較的無党派層の多い都市部では、この政党支部の活動の割合がかなり低くなっていて、文字通り「かぜ」で、風向きが変わる傾向が強いのやね。。。つまりいくら盤石な支持基盤を持っていても、都市部では、それの数倍以上の数の無党派という怪物がいる。。。こと都市部に限ったら、その無党派層の応援がないと、当選出来ない・・・ことになるのやね。。。 近年、自民も民主も、バリバリの政党支持・・・という人が減ってきてしまって困っている。昔から自民党・・・一本てな人も、たまには民主に投票して、政治的なバランスを取る・・・こんな投票行動に出ることが多いのやね。。この国民のバランス感覚の移動・・・が、政治的な風になるのやね。。。 昔は、この風が吹く・・・というのは、比較的人口の多い都市部に限られていて、田舎ではあいもかわらず、親子何代も世襲の議員さん・・・という人たちが、指定席のように、議席に座っていた。ところが、この頃は、その指定席がどんどん減ってきて、地方でも、若くてやる気のある、志の高い人たちが、何とか、この国を変えなければならん。。。と、立候補していて、この人たちが、どんどん当選してくることが考えられるのやね。。。 政治っていうのは、淀むと澱む。。。政治家さんという人材も、固定化されるのやなくて、どんどん新陳代謝が進むことは、有る意味、ええことや。。。ただ、その分、政治というものに、少し安定感とか、重厚感が薄れてしまう危惧がある。でも、政治は行政ではなくて、よりダイナミックなことが有る意味、要求されることがある。今回の中田市長さんの動きも、その政治のダイナミズムからのことなのやろうけど、さて、どう転ぶか・・・。 百戦錬磨、有象無象が跋扈して、生き馬の目を抜く世界だけに、われわれ庶民からしたら、なかなか目が離せないね。。。反対勢力の体制が整わないうちに、後継市長を決めてしまう。。。ご自身は、別の政治的な動きなどで、新党結成まで目論む。。。時代の節目には、いろいろな動きが出てくるものやね。。。 |
7/30(木) どうも、関西空港っていうのは、泉州沖っていう辺鄙なところに作ったものやから、なかなか利用が伸びない。。。伸びるどころか、割高の離着陸料金を嫌って、不採算のところから、減便・・・なんていうのが続いている。。。困ったもんや。。。 日本初の24時間離着陸が可能な海上空港・・・。第二期工事が完了すると、北東アジアのハブ空港の地位が転がり込む・・・なんていう妄想はいまも昔。。。開港当初から比べると、まあまあ採算が向上していた時期もあったのやけれど、ここ最近はどうも、良くない話が続いている。。。 東日本・北日本に住む人たちは、成田から・・・、西日本に住む人たちは、関空からそれぞれ海外旅行に旅立つ・・・っていう発想は、悪くは無かった。ハブっていう意味は、そもそも、そういうことなんやからね。。。 つまり、ハブになるためには、国際線の充実はもちろん、国内の各空港や、各都市からのアクセスが良くないとアカンのやね。。。地方から関空へ来て、乗り換えて世界へ・・・という動きや。。。ところが、地方空港から関空までの路線が乗客がなかなか増えない。。。いや逆に減っている。。。おまけに経済好調やった中部にセントレアが出来て、多くの直行便が出ることになった。 セントレアって、意外と、新幹線からのアクセスが良くて、鉄道での利用が便利なんやね。。。京都、滋賀の人やったら、名古屋まで新幹線で行って、乗り換え1回で中部国際空港までいける。。。イミグレも早いしね。。。 私は新幹線からのアクセスっていうのが、いまの関空特急「はるか」じゃ、悪すぎると思うのやね。。。そこで、関空の活性化策。。。私は、京都−大阪空港(伊丹)−WTC(関西州・州都)−関空というルートで、時速500キロで走行するリニアモーターカーを走らせたらええと思うのやね。。。 毎年5000万人の観光客が来る京都と、関空の間は90分かかったところが、わずか30分に。。。懸案やった空港間アクセスの悪い、伊丹−関空も20分ほどで移動出来たら、伊丹も無駄なく活かせた使い方が出来る。。。大阪の人も、関空まで十数分やで。。。これは使えるで。。。 リニアっていうのは、建設費がかかる分、比較的、短距離の区間を早く大量に移動したい・・・というのに、有効や。。。東京−名古屋なんていう長距離を作ると、ものすごい投資が必要になるけど、100qぐらいの距離っていうのは、一番投資効率の良いところやと思うのやね。。。 関西の活性化には、ミッシングリンクといわれた、ぶち切れた高速道路網っていうのも何とかせんとあかんのやけれど、新しい発想のアクセスの新設も大事や。。。このリニア計画、十分、検討に値すると思うけどなぁ。。。 |
7/31(金) どうも、自民も民主も、なかなか選挙向けのマニュフェスト最終版っていうのを、なかなか出したがらない。。。相手の党の最終案を見てから、よりパワーアップしたのを出したいからなのやろうけど、何か、バナナのたたき売りみたいな低次元な話で、少し、国民は呆れている。。。 そんななか、自民党が最終案に盛り込むとされているプランが少しだけ漏れてきた。。。民主党の子育て支援の厚さに対抗して、幼児教育の無料化。。。18歳が大人・・・っていう成人年齢の引き下げ化の流れもあるけど、民主党の誰でもいいから、子どもがいる家庭に2万6000円も毎月上げますよ。。。なんていう、馬鹿げた制度を、揶揄するように、自民は現実的に、小学校へ上がる前の子どもの幼稚園の学費と、保育園の保育料を、実質国の負担でやりましょう。。。というのや。。。 選挙の前っていうのは、ええことばっかり並べ立てるものやけど、何かね。。。政策を出せば出すほど、世の中の不公平感が拡がるような話ばっかり。。。子どものいる世帯がどんどん減るなか、子どもがいる世帯だけ優遇される社会って、ほんとうに、その先に少子化問題の解決っていうゴールが見えてこないと、何か、説得力に欠けるのやね。。。 それと、少し驚いたのが、自民党が考えている一世帯あたりの所得水準を世界一にする。。。という経済成長を目指したような政策。。。世界一を目指して突き進んできた日本人には、心の琴線に触れるようなフレーズなんやけど、さて、具体的にどうするか・・・ってよく見ると、老人やら、女性に、たくさん働いてもらって、世帯としての所得を増やしてもらって、所得水準を上げよう・・・というのやて・・・。これって、年寄りや女性をもっとこき使え・・・っていう風にも取れる。。。高齢になっても働きたい・・・っていうのは、確かに働きすぎの日本人にはある。。。でも、それを政策に盛り込んで、やるものかね。。。 どこかのJCの会合で麻生さんが、高い年齢の年代の人のことを、「働くしか能のない人たち・・・」って、冗談ぽく、ウケ狙いでしゃべってしもて、批判されていたけど、これって、働き続けてきた人たちに失礼なのかも知れないけど、あながち、嘘やない。。。一生懸命働くことが、結果として生き甲斐になっている人って、結構多いのやね。。。。 誰でも健康で、一生、誰かさんのためになっている。。。っていうことって、大事なんやね。。。自分はもうリタイヤして、悠々自適の生活をしたい・・・なんて思っている人でも、自分が社会から必要とされていない・・・なんて考えたら、やっぱり、どこか寂しいものなんやね。。。 私も大病をやって、しばらく仕事を休んで静養してたけど、ただ、休むって言っても、何をしたらいいのか。。。運動不足にならないように、散歩がええのだけど、美術館へ行ったり、博物館へ行ったり、寺社仏閣巡りや観光地巡りをしても、そんなのすぐに飽きる。。。 やることのない高齢者の人が、家にいたくないだけで、朝9時半から開いている大型ショッピングセンターのエスカレーター脇にある休憩所に、ずっと、座って、何をするでもなく、ただひたすら、暇つぶしをしてはるのなんか見ていると、何もしないこと・・・って、実は、とても苦痛や・・・っていう気にもなってくるものなんやね。。。 子どもや孫がいたら、この成長を楽しみに生き甲斐も出来るのやけれど、結婚しない人、出来ない人が増えてきたら、この心の中に本来人間が持つ、生き甲斐がなくなってしまう。。。これが、実は大変な影響を持つのやね。。。 そう思ったら、死ぬまで何かやることがあって、それが、わずかでも社会や、ひとさまの役に立っているっていうこと。。。これって、実はとても幸せなことなんやね。。。銭カネの問題やなくてね。。。 こと、政治っていうのは、何でも物事を、金銭に置き換えて考えてしまう事が多いのやけれど、本当は、違うのやね。。。政策は予算・・・っていう発想は少し横に置いておいて、収入は少なくても、何か死ぬまでお年寄りが生き甲斐に出来ることは何か・・・という考え方はどうなんやろう。。。 例えば、かど掃き。。。自分の家の前の道を毎朝キレイに掃いて、打ち水でもする。。。これって、自分のためだけやないやんか。。。その道を通る人のために、ちょこっとボランティア。。。そこを、通る人と何気ない挨拶を交わして、いつもご苦労様です。。。なんて言われたら、ちょっとでもうれしいもんやんか。。。 こんな発想って大事や。。。掃除っていえば、交通違反が重なった人が、ゼッケンを付けて、道路掃除のボランティアをやっているのをよく見かけるやんか。。。あれって、ええことやと思うのやね。。。何でも罰金払ったら、それで終わり・・・なんてあかん。。。道路やら、海岸なんかを掃除してたら、思いのほか、ゴミが落ちていることに気づく。。。それを掃除していたら、あぁ、こんなに大変やったら、自分はもうゴミを道路にほかさない。。。ゴミのポイ捨ては、アカンことや・・・っていう気付きがあるのやね。。。 国のやる仕事を何でもお金に換算してその額の大小で、事の重要度を決めつけてしまう・・・よりも、お金は、あまり使わなくても、国民の心が、どうしたら豊かになり、どうしたら、死ぬまで生き甲斐を持って、充実した人生を送ることが出来るか。。。このことを、是非、マニュフェストに載せてほしいものやね。。。 |
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