日常のページ

 

8/1(土) いよいよ8月。。。今年の夏は、なかなか梅雨明けせず、集中豪雨やったり、竜巻が起こったり、異常気象が多かった。。。気象の専門家は、南米チリの沿海部で、海水の温度が高くなるエルニーニョ現象が、また起こっていて、この影響で、日本付近に流れてくる雲の流れ方が変わってしまって、気象不順を起こしていると説明されている。。。

 

 それに加えて、湿舌(しつぜつ)などの耳慣れない気象用語が出てきたり、何か、変なイメージがつきまとう夏やね。。。何か良くないことの前触れか。。。 なにやら、皆既日食のあった年は異常気象になりやすいとか。。。真っ昼間やのに、世界が真っ暗になるのを、昔の人でなくても恐れるのは、当たり前と言えば当たり前なのかも知れないね。。。

 

 それにしても、気の毒なのは、九州のまだ新しい高速道路で、突然起こった土砂滑り。。。こんなのに巻き込まれた人は、ひとたまりもなかったのやろう。。。日本の熱気球の第一人者やったご夫婦が、道路を車で走っているだけで、何の罪もないのに、命を落としてしまった。。。亡くなった方の遺族の方は、ほんと、持って行きようのない憤りすら感じる・・・そのお気持ちは察してあまりある。。。

 

 ただ、これを人災やと決めつけて、なぜ、早く高速道路を閉鎖しなかったのか。。。こういう、論法で、いつも、国家賠償につなげようとする発想・・・この傾向は、私は、それこそ、「さもしい」考え方やと思うのやね。。。

 

 道路の会社が、ここまでの土砂崩れになるか・・まで、予測出来たのか。。。高速道路なら、人災で一般道なら自然災害なのか・・・。いゃ、そんなことはない。。。これは、自然の驚異そのものであって、人の想像を超えていることが起こったと考えるのが自然であると思うのや。。。

 

 何か事故が起こると、その犯人を見つけるのは当然のことなのかも知れない・・・。でも、これってどうなのか。。。。運が悪いだけやのに、こんな大雨の時に出かけたことが、自己責任ではなくて、人のせいにする。。その考え方が、とても卑しいやんか。。。

 

 気の毒っていうことと、それをみんなのお金で賠償してまで償ってあげなければならないほどのことか。。。これが社会正義か・・・っていうこと。これからは、これが問題になってくると思うのやね。。。。

 

 何でもかんでも、人のせいにする。。。この悪い癖がとても、日本を卑しい国に、している。。。このことに、ちょっとみんな気づかないとあかんと思うのやね。。。自分の身の回りに起こることは、すべて、自分に責任がある。そんな当たり前のことがいま、少し忘れられているのやないのかね。。。

 

8/2(日) 日経の株価は、先月末ぐらいから10000円の大台を回復していて、景気は少しは盛り返しているようにも見えるのやけれど、ええのは、補助金の恩恵を受けられたり、より大規模なコスト削減策を講じて、メリットの大きい大企業ばっかり。。。

 

 どうも、日本のお役所の中には、大企業がよくなったら、中小企業もいずれ良くなるやろう・・・という安直な組織図が頭の中にあるようで、何かにつけて大企業を優遇する政策さえやっとれば、文句は言われない・・・なんていう馬鹿な発想があるのやね。。。文句を言うのも、大手企業しか入ってない経団連なんかばかりやからね。。。

 

 いまの時代は、そうやなくて、大企業が、中小企業のやっていた仕事まで、ごっそり取って行ってしまいようような時代なんや。。。昔のように中小企業が大企業の下請けになって、おこぼれを頂戴できるような甘い世界ではないのやね。。。逆や。。。大企業が根こそぎ仕事を持っていってしもて、中小を食ってしまっている・・・。そんな現状認識も出来てないのかね。。。

 

 それやのに、政府のやっている中小企業政策って言ったら、運転資金の保証ばっかり・・・。借金がしたいのやないのや。。。仕事が欲しいんや。。。っていう中小企業の恨み節が聞こえてきそうやで。。。

 

 景気が悪くて採算が悪化、廃業やら倒産する中小企業もまだまだ多い。。。潰れても、使えるところは、大手が二束三文で買いたたき、大企業はより強固な体制を作るし、中小は、座して死を待つ・・・。そんなところまで、追い詰められているところが多いのやないのかね。。。

 

 世の中のお商売っていったら、常に新陳代謝がつきものや。。。ただ、そんな結果を招いたのは、政治がいらんことをしたから。。。っていうケースも実は多いのやね。。。

 

 例えば、お酒の販売。。。昔は酒販免許って言ったら、大変値打ちのある免許の一つで、もしこれを売買するとしたら、とんでもない高値で取引されていたほど、値打ちのある免許やったんやね。。。ところが、規制緩和の政策変更で、どこの誰でも一定の基準を満たせば、お酒の販売が出来るようになってしもた。。。

 

 その結果、まちのお酒屋さんの9割は、廃業したり、転業したり。。。商店街にあったお酒屋さんは、ことごとくシャッターを閉めた。。。これって、一見、今まで、既得権益を持っていた人たちから権益を取り上げて、自由競争の素晴らしい世界を作った改革・・・って見えるけど、実は逆で、体力のある大手や大企業だけが生き残れるように法律を改正しただけ・・・っていう側面は、結果としては否めないのやね。。。

 

つまり、もう、お酒は24時間売ってるコンビニで買ったり、大手安売りをする量販店で買ったり、大きなスーパーで買い物のついでに買うもの・・・になってしもたんやね。。。おかげでお酒の好きな高齢者で車を運転できない人は、重たいビールを自分で買いに行かなくてはならないなった・・・とぼやいている。。。自宅に宅配してくれるご用聞き制度も同時にほぼ崩壊したからね。。。

 

 タバコの販売はタスポっていう年齢確認カードの導入で、一気に変わった。町のタバコ屋で主流になっていた自動販売機での販売が、タスポの煩わしさから売れなくなり、24時間開いているコンビニでのタバコ販売が急増した。。。。そして、町のタバコ屋さんは、売り上げ不振で、急激に店を閉めるところが増えた。。。これも、結果として弱い者いじめにしかならへんかったわなぁ。。。

 

 タクシー業界も酷い。。。景気が悪くなると、タクシー客も減るのに、タクシーの運転手になりたがる人は、他の業種の人手余りで逆に増える。。。昔は、タクシーの台数があまりにも多いと、過当競争になって、タクシー業そのものが成り立たなくなる。。。と台数の規制をしていたのやね。。。

 

 ところが、これまた規制緩和で、新規参入や、増車申請が簡単に出来るようになって、タクシーの台数が一気に増えたんやね。。。昔、個人タクシーをやっている人の月収は30万ほどはあったそうやったのに、今や15万ほど。。。タクシーの会社も水揚げの減少分をカバーしようとすると、タクシーの台数を増やして稼ごうとするため、またまたタクシーの台数が増える・・という悪循環になってしまっているのやね。。。

 

 大の大人が朝暗いうちから、深夜1時2時まで働いても、月収20万にもならない。。。そんな、割の合わない商売になってしまったんやね。。。

 

 規制緩和は、確かにいろいろなメリットを生むから、そんなに悪いことではなかったのやけれど、その塩梅の調整が難しい。。。何も検証せずにいきなり無制限にしてしもたら、迷惑のかかる人たちも多いんや。。。それに、中小企業の多い日本に、いきなりアメリカ方式の経済ルールを、形を変えずに、そのまま持ち込むことの矛盾、これに対する配慮が全くなかった・・・と言えるのやないかね。。。

 

 小泉さんは、有る意味、アメリカの言われるがまま、日本の市場開放と、日本独自のルールを解放して、一気に世界ルールを日本に取り入れてしもた。。。激変緩和措置無しにね。。。竹中平蔵さんは、学者としては、素晴らしいのかも知れないけど、そこで生活し、必死に生きている生活者の姿が見えてない。。。

 

 だから、こんな大事なルールを、日本にいきなり導入してしまったら、いったいどんなことが起こるのか。。。そんなこと、学者としての興味だけでやられたんじゃ、国民は困るわなぁ。。。

 

 結果として、郵政民営化は、日本人の貯蓄額世界一という郵政省の分割民営化という、大手術によって、世界一の国営金融機関を弱体化させて、ただのゆうちょ銀行という、一民間金融機関にすることで、資金の流動化を計らせて、その資金を魔術師もびっくりの、限りなくインチキに近い金融商品に変えさせて、大損させたうえ、ええとこだけ持って行きよった。。。

 

 おかげで、日本人の貯蓄率は激減して、周りを見渡せば、株やファンドで大損した人ばっかり。。。そんな金は、アメリカの金持ちたちのところに、しっかり行っている・・・というから、腹が立つやんか。。。

 

 アメリカを旅行した人やったら判るやろうけど、アメリカには中小企業が少ない。駅前商店街も少ないし、ショッピングや娯楽なんかは、特定のショッピングセンターなんかに全部集まっていて、他では採算が合わないようになっているのやね。。。

 

 消費を集中させることによって、非効率な小規模な販売を淘汰させる・・・。これがアメリカ式や。。。大きい者が小さい者を飲み込んでより大きくなる。。。ところが日本にこれをこのまま持ち込んだらどうなる。。。

 

実際、日本のどこの町へ行ってもどでかいショッピングセンターだけが流行っていて、町の小さなお店はコンビニにするか、廃業するか。。。開いた土地には、大手のチェーン組織を持つ外食産業か、全国展開のお店ばっかり。。。どこのまちへ行っても、みんな、そうや。。。こんな日本に、みんな、本当にしたかったのかね。。。この失政を正す・・・・。まず、そこから、しっかり反省すべきなのやないのかね。。。

 

8/3(月) 鳩山さんは、もう9月のサミットやら国連総会への出席を表明。。。まだ選挙まで1ヶ月近くもあるのに、勝利宣言なんてしてたら、逆風が吹くから、気をつけや。。。政治家が謙虚さを失ったら終わりやで。。。

 

 捕らぬ狸の皮算用・・・っていう言葉もある。。。まぁ、鳩山さんからしたら、民主党で本当に、大丈夫か・・・っていう部分に、答えて、安心感を国民に持って貰うのも大事・・・と、考えはったのやろうけどね。。。

 

 確かに、世論調査なんかを見ていると、民主党を中心とした内閣の実現・・・っていうのが、秒読みになってきている。。。民主党の悩みは、政治家の人たちが、あまり全国区的な知名度のある人が少ない・・・ということやろうね。。。だから、まずは、顔を覚えてもらうことから始めんとあかん。。。コレは意外と大変なことなんやね。。。

 

 昔、細川政権になった時は、野党各党の党首クラスが、ずらりと内閣に顔を並べたような記憶がある。。。今度も社民党の福島みずほとかが入閣するのかね。。連立を組む先はどこか・・・もこれからの問題になってくる。。。連立相手によっても、大分、イメージが変わるからね。。。今まで、影の内閣・・・やった人が、本当の大臣になる・・・。最初はちょっと大変やろうね。。。

 

 今までの民主党といったら、自民党の批判ばっかりしていれば良かった。。。ところが、攻守逆転となったらどうか。。。民主党は攻撃が強いかも知れないけど、守りは未知数や。。。国民にとって、一番不幸なのは、せっかく政権交代を選択したのに、脇が甘くて、ぼろぼろと、エラーが続いて、政権がぼろぼろになることや。。。そう、ならんためにも、しっかりしてや・・・。ということやね。。。

 

 ガンバレ、民主党!

 

8/4(火) 先週、珍しく飲み会があって、二次会を少し早く、切り上げて、家に帰って来た途端に、外はものすごい土砂降りの雨。。。こんな時って、今日はついてた〜。って、思うよね。。。

 

 よく考えて見たら、こんな、ラッキーなことって、実は毎日のように起こっていて、あんまり、運が良いことが続くと、逆に、とてつもなく悪いことが来るのやないか・・・って、逆に不安になるから不思議やね。。。

 

 多分、この世の中の半分は、ラッキーで出来ていて、もう半分は、アンラッキーで出来ているのやろうけど、運の強い人って、実は、自分で自分を「絶好調〜」って、思いこませる技を会得しているような人なのやないか・・・って思う事が多いのやね。。。

 

 誰だって、運が、良いときと、悪いときがある・・・。でも、不思議と、この運は、元気の良い人と相性が良くて、ふさぎ込んでいる人のところには、なかなかやって来ないような気がしませんかね。。。良い運は、元気な人にやって来る。。。

 

 よく、みんなが言う、ゲン担ぎに、晴れ男とか、雨女・・・なんていう言葉がある。その人が来ると、不思議と雨が上がったり、逆にその人が何か出来かけようとすると、決まって雲行きが怪しくなる。。。不思議と、こんなことって、多いのやね。。。

 

 まぁ、そんな非科学的なことを・・・って、言ってしまえば、それはそれでお終いなのやけど、たまには、「からげんき」っていうものも、ええもんやんか。。。景気悪い、仕事が暇や・・・と、愚痴ってばかりいるよりも、そんなに儲からないけど、下手したら、損するかも知れないけど、何か元気の出ることをやってみる。。。これって、意外と大事なことなのやね。。。

 

 世の中、後ろ向きなことばっかりやってたら、どんどん、いろいろな意味で萎縮してしもて、前へ向いて進めんようになる。。。本当は、前向きになる絶好の機会があったかも知れないのに、そんな人のところへは、チャンスは近寄りもしてくれへんのやね。。。

 

 今の日本って、どうかすると、みんなが、少し、いろいろな面で、あきらめかけてしまっていて、どうせ、何をやってもうまいこといかんわ。。。これ以上、大損はしたくないから、手堅く無理をせんとこ・・・。そんな空気ばかりが漂っているのやないのかね。。。

 

 悪い空気っていうのは、どんどん伝染して、インフルエンザのように、拡がってしまうものなんやね。。。でも、そんなの、大丈夫、ちゃんとワクチン有るし。。。怖がっていたら、何も出来ないやんか。。。っていう人が増えたら、社会が元気になっていくのやね。。。

 

 元気出して行こうやないですか・・・。みんなが、本当に、そう思ったら、本当に元気な日本を取り戻せるって、きっと。。。このまま、だめなまま、日本を終わらせたらアカンわ。。。

 

8/5(水) 日曜早朝の時事放談の番組を私は好きでよく見ている。この週は、塩爺さんと、片山元知事さんやったけど、このお二人が、とてもええことを言ってはった。。。

 

 政治家が全部、職業としての政治屋に成り下がっていて、みんな選挙に勝つためだけに仕事をしておる。。。なんと情けないことか。。。ほんと、その通りやね。。。

 

 片山さんは、民主党の農業支援策を評して、選挙の時は、票が欲しいから、いいことばっかり言う。。。農業の支援はええことなんやけど、このことは、都会のサラリーマンたちの納税したお金を、田舎での税金のバラマキに使いますよ・・・ということなんや。この論議無しに、こんなことやっていいのか。。。こんなことに、コンセンサスが得られているのか・・・って言ったら、そうやね問題が多い。。。多分、得られてないわ。。。。

 

 子育て支援にしたかて、子どものいる家庭に、高校の授業料相当のお金を配って、実質教育費を無料化する・・・ってあんた。。。そのカネだれの金なんやね。。。日本は共産国とちゃうで。。。何でもかんでも国がしたらあかんわ。。。子どもは、苦労して親が育てるものや。。。親に媚びてばかりいる政治なんかに、信念は感じられへんで。。。

 

 だいいち、そんなことをしたから、子どもをたくさん作ろうと思う・・・っていう発想自体が、役人の下手な作文みたいな話やで。。。子育てが大変やから、みんなの金を使う・・・。でも、それは一方で、自分の子どもすら養育出来ないようなダメ親を増やしていく政策にもなる・・・っていう、側面をもっと重視すべきやで。。。

 

 福祉の充実っていうのは、一方で、モラルの崩壊を進める。。。塩爺がええこと、言っておった。。。生活保護やら、手厚過ぎる介護や、優遇しすぎの政策は、まともに働いて、何の恩恵も得てない人たちの反感を増やす・・・という側面をもっと真剣に考えんとアカンわなぁ。。。正直者が馬鹿を見る社会にしてしもたら、日本そのものが、どうしようもない国になってしまう。。。こんな危機感のカケラもないのやから、困ったもんやで。。。

 

 おまけに、福祉の際限のない充実っていうのは、国民負担をどんどん増やす。。。そんなの当たり前のことや。。。収入の半分もお国に持っていかれて、果たして、それで、国民に労働意欲が起きるか?国の手厚い福祉は、国民をダメにする。。。っていうのは、失礼ながら、北欧福祉大国らを見ていたら、明かなのやないのかね。。。日本は、こうなりつつあるで。。。

 

 国民が支払っている所得税、消費税、住民税、固定資産税、年金掛け金、健康保険料、介護保険料、高齢者医療保証料、こんなのみんな足していってみ。。。バラバラに取られているから、気がつかないかも知れないけど、もう、国民の負担は、ものすごい比率になっていると思わないか・・・。中福祉、中負担どころか、とっくの昔に、高福祉、高負担になっとるで。。。

 

 まず国民がどこまでの負担に耐えられて、どこまでの負担なら許せるか。。。このラインを出して、これ以上はびた一文出さん。。。。という上限を作ってほしいんや。。。そうやないと、役人達がよってたかって皆から金を集められるような馬鹿な体制に、今はなってしもとる。。。

 

 国が関われば関わるほど、実は不公平が増えている。。。このことに早く気づかないとアカンわ。。。これって、役人たちが、国民全員に向けてやっとる、オレオレ詐欺に、どこか似ておる・・・。本来、税は一本化して集めて、それを大事に分けて使うルールやったのに、厚労省が年金や福祉の金を別枠で集められる権限を渡してしもたのがそもそもの間違い。。。

 

 こんな大きな権限をいろいろな役所がそれぞれやり出したら収拾がつかないで。。。環境省が環境税。。。国交省や自治体がガソリン税や自動車税、あの手この手で役人達はお金集めにいそしむ。。。それもこれも、自分たちの天下り団体の予算や、自由に使える金ほしさやんか。。。補助金で、どんどん、天下り先の基金を太らして、自分らの退職金をがっちり確保する。。。これって、体の良い公金横領に近いのやないのか。。。

 

 もう国はそんなに仕事をしてほしくない。。。役人達に好き放題やらせていたら、この国は、役人たちに食いつぶされる。。。明治以来の官僚支配から、政治主導の本当の体制に、チェンジ出来るかどうか。。。これが、この夏、果たして、日本が変われるかの瀬戸際やと思うで。。。

 

8/6(木) それにしても、マスコミっていうのは、「言葉狩り」が好きやね。。。何か、問題発言や、行き過ぎた放言は無いか・・・、いつも虎視眈々と狙っている感じやんか。。。ただでさえ、漢字読めない・・・が麻生さん・・・の専売特許なんやけど、私なんかは、別に漢字が読めないことが、そんな日本のリーダーの資質に関係ない・・・と思っている方やからね。。。

 

 アメリカのブッシュかて、どっちかいうと、そんなにエリートやない。。。勉強あんまり出来るヤツより、出来んヤツの方が、経験的にええヤツが多いし、東大出やないと、日本の総理になったらアカンなんて、言ったら、それこそ、問題発言やで。。。

 

 前にもちょっと触れたけど、麻生さんが、高齢者の人たちのことを、働くことしか才能のない人たち・・・って言った件かて、これって、横浜でやっていた日本JCの会でのスピーチでのことや。。。ご存じの通り、麻生さんは、青年会議所の会頭経験者で初めて総理になった人。。。麻生セメントのお坊ちゃまで、学習院大学しか出てへん。。。それが何や・・・って、開き直らはったらええねん。。。

 

 JCっていうのは、40歳までの人しかいない会や。。。つまり、若い人たちだけしか居ないところで、それも、その人たちに、受けるように話した冗談で、今の若い人たちは、そうではないけれど、昔の人っていうのは、馬車馬のように働いていて、仕事が趣味・・・、家庭を顧みない会社人間ばっかりやった・・・。今はええ時代になったね・・・っていう意味で、昔世代の麻生さん自身たちより上の年代の人たちのことを、働くことしか才能のない世代・・・って謙遜して、言わはったのやろうね。。。

 

 これを聞いて、ひどい事を言わはる人や。。。高齢者を馬鹿にしていると感じる人って、いるのかね。。。私は、常識のある、会場の空気の読める人やったら、けっして、そんな意味で言ってはるのやない・・・っていうのが、明かなのやないか・・・と思うんやね。。。

 

 ところがテレビや新聞なんかでは、発言のほんの一部だけを、上手に切り取って、その部分だけ強調して、報道してしまうものやから、見事な捏造問題発言に加工されてしまうのやね。。。確かに、ガードが甘い・・・。どこを切っても、問題が無いように、せよ・・・という人もいるやろ。。。でも、それじゃ、まさに、口封じ。。。裏方さんやら、役人やらが書いた演説原稿を読んでいるだけやったら、何にも、麻生さんのええところが出てこない・・・やんか。。。

 

 稀代の不人気総理になってしもた麻生さんやけど、私は、この人の演説、そんなに下手くそやないと思うで。。。サービス精神は旺盛やし、ちょっとぐらい口が滑っても、笑って許せる範囲やと思うのやね。。。だから、昔は人気があった。。。演説すると、ハイになって、鳩山さんより、絶対、演説はおもろいで。。。

 

 気の毒に、麻生さんが応援に来たら、支持率が下がるから、来ないでほしい。。。っていう候補者がいるのやて。。。例え、ホンマかて、私はどんどん街頭演説しはったらええと思うのやね。。。問題発言が怖くて、政党の党首が務まるか・・・ぐらいの気概でやらはった方がゼッタイにええで。。。どうせ、負けが見えている選挙なんやから、よう、ここまで盛り返したか・・・というぐらいの根性見せて欲しいものや。。。これこそ背水の陣やんか。。。

 

 しかし、麻生さんの周りも、あんまりええ人がおらんね。。。河村官房長官やらが、オウンゴールだけはしないで・・・なんて発言、絶対に、させたらアカンわ。。。当人はうまいこと、言ったつもりでいはるのやろうけど、私は、こっちの方が、よっぽど、問題発言やと思うで。。。総理の女房役のくせに、首相を立てるつもりがないのやったら、さっさと辞表を書け・・・ぐらい言ってやったらええのや。。。

 

 8月に入って、早くも選挙戦は前半戦のピーク。お盆明けから、自民党の支持率、ぐーんと上るかも知れへんで。。。そうこないと選挙はおもんないで。。。

 

8/7(金) 私は自民党のファンでも民主党のファンでもない。強いて言えば、日本を良くしてくれる人たちのファンやね。。。だから、私のブログでは、今度の選挙でも、どっちも応援するし、二党が、競い合って日本を良くしてくれる方向に向かうことを願うばかりや。。。だから、接戦を望む。。。そんな感じかね。。。

 

 どうも、最近の日本は、だらしがない。。。日本人って、昔はもっと礼儀正しくて、まじめで、勤勉やったやんか。。。だから、今の高齢者の人たちっていうのは、シャンとしたはる。。。礼儀もわきまえたはるし、人を立てることも、ちゃんと、しはる・・・。人さまを大事に思えない人に、自分を大事には出来ないもんやんにゃね。。。それに、ほとんど、みんなが、ちゃんと勉強もしたから、そんなに、オチこぼれは少なく、社会全体の規律も、高いモラルがあって、守られていたのやね。。。

 

 最近、格差社会っていう言葉が、よく耳にする。。。でも、日本って、新入社員さんの給料と、世界的な大企業の社長さんの給料の差が、世界一少ない国やて、教えられた。例えば、新入社員さんの月給が18万ほど・・・やけど、月給で他の国の企業みたいに、100倍の1800万円も取っている社長さんは、日本にはおらんやろうからね。。。

 

 つまり、まだ日本は、富める人と、貧しい人の収入格差が少ない方・・・なのやろうね。。。ところが、やっぱり、その差は確実に開いてしまっている。。。多分、所得格差が少なかった理由は、義務教育の充実と均一性・・・にあったのやね。。。現実問題として、小中高のほとんどの期間、ほとんどの日本人は学校で、きっちり勉強していた。。。まじめに勉強することは、善で、学校をさぼることは、悪や・・・という価値観が少なくとも昔はあった。。。

 

 だから、その枠から、みんなはみ出さないように、何とか高校だけは卒業・・・してきたのやね。。。ところが最近はどうやろう。。。価値観の多様化は、子供たちに、「自由のはき違え」を起こさせてしまっていて、学校へ行くも行かぬも本人の自由という発想が、社会の趨勢になってしもてきたんやね。。。この頃から、日本は、おかしくなりはじめる。。。

 

 大量生産のように、規格化された、まじめな日本人をどんどんこさえて、社会の発展のために、労働市場に供給しつづけてきた義務教育のシステムは、何故か、人間性が無いかのように、捕らえられてしまって、ゆとり教育という名の、だらけたシステムを導入してしまい、聖職者とまで言われていた尊敬された教師という職業を、ただの労働者に格下げしてしまい、土曜を休みにしろと要求してさっさと休んでしまう。。。

 

 ちゃんと、学ばない人が増えて来れば、そんな人は企業が雇いたがらないのは、当たり前や。。。当然、ええ職には就きにくい。。。低い所得の仕事しかないから、転々と転職を繰り返し、ちゃんとした仕事をしてきた人との格差がどんどん広がっていく。。。そんな感じにどうしてもなってしまうのやね・・・。

 

 ワーキングプアー・・・。嫌な言葉やけど、いくら働いても貧困から抜け出せない・・・人たちの割合が、いま、大変増えている。若いうちならええけど、年を取ると、そんな就職先もない。。。そして、自分の人生を後悔する・・・。こんなはずやなかった。。。

 

 所得も少ないと、結婚も出来ないし、子どもも作らない。。。そんな少子化が進む遠因がここにもあるのやね。。。どこで、日本の歯車が狂ってきたのか。。。ことは、明確な理由がここにあるのやね。。。

 

 子どもっていうのは、幼いうちから、有る程度厳しく育てられないと、伸びる者も伸びないものなんや。。。子どもが少なくなると、少ない子を、どうしても大事に大事に育てようとする・・・。このことが、子どもにどんな影響を与えているか・・・計り知れない。。。家庭内暴力の背景にあるのは、本人の「甘え」であり、その裏返しは、親の「甘やかし」にある。。。

 

 そんな甘やかされた子供たちが大きくなり、自分の殻を破れないまま、そのまま、大人になって、とんでもない事件を引き起こす。。。こんな事例が多くなってきてしまっているのやないのやろうか。。。

 

 社会秩序の基本は教育にある。どこかで、今の日本はこの道を踏み外しているのだから、誰かがこれを修正しないとあかん。。。ところが、各政党のマニュフェストを見ていると、なかなか、こんなことに文面を割いているところが大変少ない。。。政治家は金の分捕り合戦をするようなのが、仕事やと思わないで欲しい。。。この国を良くしたいと、本当に思っている人たちの集まりであってほしいもんなんやね。。。

 

8/8(土) 矢田亜希子のダンナ、押尾学に続いて、酒井法子夫妻が覚醒剤か麻薬なんやて。。。私は芸能界なんてあんまり関心が無い方なんやけど、有名人が、麻薬や薬物で逮捕される度に、まだまだ裏で、ヤーサンが、ボロ儲けしとるという、薬物天国日本の、情けない現状に、呆れてしまうわ。。。

 

 のりぴーも、なんで、そんな阿保なダンナと一緒になったのかね。。。尿検査で覚醒剤の反応が出なくなるまで6日間、ドンキホーテで買ったミネラルウォーターとかをがぶ飲みしてたって。。。アンタ。。。保身かいなぁ。。。子ども、ほったかかして。。。自殺せえへんやろうかって、心配してた人は、何か裏切られたような気持ちなのやないのかね。。。。。

 

 まぁ、それよりびっくりしたのが、クリントン元大統領の、電撃訪朝や。。。金正日の、満面の笑みに比べて、しかめっ面のクリントン。。。米国人女性記者2名を人質にして、まんまと米国の大物をおびき出すことに成功した感じかね。。。してやったりやろ。。。北朝鮮からしたら。。。

 

 まぁ、北朝鮮ペースの交渉が、またまた成功したことてせ、六か国協議の枠組みは、無視されたことになるし、中国のメンツも潰れた格好なんやけど、これで、また、昔のカーターがやったような、しょうもない譲歩をしなきゃ、ええけどね。。。

 

 この前は、重油の提供と、軽水炉型の発電所や。。。日本も。まんまと金払わされたから、同じ手は通じひんで。。。って、先手打っとかんと。。。それにしても、アメリカも、民主党になったら、途端に融和政策。。。穏和なのはええけど、北朝鮮のいいなりになることが、悪い結果に結びついているのは、過去の歴史が物語っているからね。。。気ぃつけんと。。。

 

 核放棄のないまま、米朝国交回復なんかされたら、日本だけ蚊帳の外状態になる。。。ここは、外向的にも何か手を打っておくべき状況なんやけど、総選挙目前で、事実上、死に体の麻生さんでは、何も出来ないかもね。。。福田元総理か、麻生さん本人でも、金正日詣ででもして、風を変えるかね。。。

 

 オバマ大統領は、今回のクリントン訪問を、私的なこと・・・として、隠している。本当は水面下でいろいろやっているのやろうけど、中国や日本、韓国に、勝手なことをやったと批判されるから、表沙汰にはしにくい。。。一方、北朝鮮は、オバマからのメッセージを口頭で受け取ったと、して大喜び。。。。国内向けに200%これを政治利用して、締め付けを計っているといったところやろう。。。

 

 なんか、世界は、劇的に動いているのに、日本だけ、政治の主人公が不在。。。日本人全体の政治への無関心が、政治的な成熟度の低さになっていて、外向的な本格戦略なんて、取れないという情けない状況が続いているのやないのかね。。。。つまり、日本人の政治無関心が、原因の一つにもなっている点、国民も反省する必要があるのと、違うかね。。。

 

8/9(日) 北朝鮮に捕らわれていた米国人女性記者が、クリントン元大統領に連れられて給油のために立ち寄った三沢米軍基地経由で無事、ロサンゼルスに帰国・・・。この風景を見て、日本人拉致被害者が帰国した時のことをちょっと思い出してしもた。。。

 

 未だに北朝鮮にいるであろう日本の拉致被害者も、早く帰国が叶ったらええのにね。。。まぁ、そんなことを言ったら、また北朝鮮の言いなりになって・・・という批判になるのやろうけどね・・・。いずれにしても、誘拐犯が人質解放するのに、犯人相手に感謝する・・・なんていう馬鹿げた話。。。これだけは、本当は筋が通らないわなぁ。。。

 

 タラップを降りてくる二人の韓国系米国人記者と、中国系米国人記者を見て、あれっ、と、思った人もいたのやないかね。。。韓国系の女の人は、タラップを降りるなり、関係者に感謝するかのように、深々とお辞儀をしたのに対し、中国系の女性は、高々と拳を空に突き上げて、ガッツポーズ。。。お国柄の違いが鮮明に出た。。。やっぱり、日本はメンタリティの点においては韓国に近いのやなぁ。。。って・・・思った。

 

 あくまでクリントン氏の行動は私的なもの・・・として、米政権の関与を表向きには認めなかったオバマ政権だけど、日韓に配慮しただけで、実質的には、米国が北朝鮮の、大物を訪朝させたら、人質は帰してやるぞ・・・というお誘いに乗っただけ。。。双方に損はない・・・という妥協の産物なのかね。。。クリントン大統領の時も、カーター元大統領が金日成のもとへ行った・・・ことの繰り返し。。。ワンパターンといえば、そうやね。。。

 

 こんなのを目の前で見せつけられると、小沢さんや、小泉さんやらは、うずうずしてくるのと、違うかね。。。自分が行けば、何とかなるかも・・・と考えても不思議やない。。。拉致被害者を帰してくれればそれでええ・・・という人もおりゃ、返したら返したで、北朝鮮による国家的犯罪を糾弾されるだけ・・・となったら、なかなか、話に乗りにくい・・・というのが北朝鮮の本音やろう。。。

 

 このことは、拉致被害者の一時帰国だったはずが、永久帰国になってしもたあたりから、向こうは日本に不信感を持ってる。。。ジェンキンスさんやら曽我さんのむすめたちを返してきた時には、向こうも、日本の世論の動きを、慎重に分析していたはずや。。。それで、人質解放を小出しにする作戦と、もし死亡していたことが公になったら、どう世論が動くか・・・これが怖くなったのかも知れないね。。。それで、やめた。。。

 

 そもそも、人の国の国民を不法に監禁拉致して、連れて行ったのが、国家であった。。。こんな前代未聞な話やのに、いわば、テロリストの言いなりになって、ええように振る舞われる矛盾。。。人質救出が最大の目的とは言うけれど、こんな卑怯なやり方を国家として認めてしもて、ええわけがない・・・やんか。。。

 

 このことに関して、何ら米国は、北朝鮮に怒ってない。。。怒らないどころか、釈放してくれてありがとう・・・とまで言っている。。。まさに、大国米国がアジアのならずもの、北朝鮮に屈した印象はぬぐえないわなぁ。。。またまた、米国は北朝鮮に、譲歩に次ぐ譲歩で、増長させるような政策を打ち出してくるのかね。。。そっちのほうが、日本の安全保障上、大きな懸念やわなぁ。。。

 

 今は、政権交代の微妙な時期なんやけど、米陸軍は、日本に核を持ち込んでいないと明言した。。。日本は非核三原則があるけど、今まで、米国には、核の持ち込みはお断りだという、一方、本当は核はあるかも知れない・・・という二枚舌作戦を容認していたんやね。。。

 

 つまり、日本は米国の軍隊にあるかも知れない核によって、核の傘の下にいる。。。という建前にしてきたんや。。。北東アジアのミニタリーバランスを考えると沖縄と韓国にいる米軍のプレゼンスは、大きい。。。ただ、そこに核がないとなりゃ、このバランスは大きく崩れる。。。

 

 いつまでも核のバランスのなかで、にらみ合いを続ける状態を脱して、核軍縮によって、対立から対話へ・・・という世界の大きな動きはある一方、無秩序に核開発やら、核ミサイルを世界に拡散させる可能性のある北朝鮮の動きなど、なかなか余談を許さないところもある。。。

 

 今日、8/9は長崎原爆忌。。。核兵器が世界で一番最後に実戦で使われた日である。。。合掌。。。

 

8/10(月) 梅雨明けが遅れて冷夏だというので、米の出来がやや不良。日照不足で人参、ジャガイモ、タマネギなどの野菜が高騰しているのだという。。。

 

 私は、お中元期間中はずっとお店を開けなくてはならないので、火曜日を休む日と決めている。それで、平日の火曜日に、近くのスーパーへ買い物に行くと、平日の朝一番だというのにも関わらず、ものすごく人が多い。。。レジなんか、長蛇の列が出来ている。。。土日より人が多いのやないか・・・と思うほど。。。

 

 これだけたくさんの人が平日に休んでいて、朝一番にスーパーに押しかけるなんて、日本のゆとり社会も本物になってきたのかなぁ。。。なんて、思っていた。。。

 

 ところが、いつも、火曜日に行くと人が多くて、他の曜日には少ない。。。そのスーパーは、ジャスコだから、火曜市というネーミングで、安売りの日なのだという。。。見れば、いろいろなものが、1コ97円とかで、どかーんと売り出されている。。。客はそれを目当てに、朝早くから売り切れないうちに来ていたのやね。。。だから人が多かったんや。。。

 

 野菜の高騰に関わらず、イオンのような大手は、先に野菜を独自ルートで確保しているのか、他のスーパーの野菜が値騰がっていても、ここは変えてない。。。そこらあたりが、人気の秘密なのかね。。。中には、買い物籠にいっぱいの、ジャガイモやまた別の籠には、これまた一杯のタマネギ。。。こんなにたくさん買うのだから、明らかに業務用の人やろう・・・と思われる人の姿も目立つ。。。大手の力は大したもんやね。。。業務先のいつも仕入れているところが高いと、価格の逆転現象が起こって、見事に客はこれに反応するものなのやね。。。

 

 今までは、野菜は産地から、各地の中央卸売市場まで行って、競りが行われて価格が決まっていた。。。ところが、産直やら、大手の契約農家契約JAとの直接取引が多くなって、どんどん中央市場を通る野菜の比率が落ちているのやて。。。おかげで、市場の運送屋さんが暇で泣いている。。。

 

 お酒や食料品の世界でも、大手の卸屋さんが無くなって、小売店も淘汰されて、どんどん、流通は、変わっていっているのやね。。。近所の昔ながらの八百屋さんで、買い物をしているのは、自動車の運転が出来ない高齢者の人たちばっかり。。。若い人たちは、GMSと呼ばれる、大きなショッピングセンターで、衣類などのショッピングや映画、娯楽などで、休みの日を過ごし、最後にスーパーで買い物をして、車で帰ってくる。。。

 

 共働きの夫婦が当たり前になると、日々の買い物は、なかなか時間的な制約があって出来ないから、どうしても、一週間分まとめ買い・・・をする人が多いのやね。。。日持ちのする冷凍食品も品数、品質とも向上して、人気がある。。。

 

 だから、車を一度だけ、駐めるだけでいい、ワンストップショッピングが可能なところは、どこも人が溢れていて、いろいろなお店を買い回りしなければならないところは、廃れていく。。。こんな現実があるのやね。。。

 

 最近は、その買い物すら、面倒になって、宅配便を使ったデリバリーサービスやら、毎日の献立を考えて配達してくれるサービスも多い。また、人とは違うコダワリの食品を望む人たちは、ネットで、産地から、直接、お取り寄せの食品を送ってもらっている。。。いずれも、従来の流通ラインとは違ったチャネルで、どんどん新しいルートが出来ていく・・・という感じかね。。。

 

 もっと忙しくなった現代の人たちは、格安弁当やら、お総菜をスーパーで買っていって、家では調理をしない。。。割高なのは判っていても、一人暮らしの人やったら、わざわざ調理する時間より、すぐ食べられるものが好まれるようになるのも無理はないことなのかも知れないけどね。。。

 

 食品の流通は、どんどん集約されて、大きなところがより大きくなり、中途半端なところが、大手に飲み込まれていく・・・。その反面、大手には乗らないコダワリ商品は、着実にファンの数を伸ばしていく。。。という二極化が進むことが考えられる。。。従来の商店や、特徴の少ない中小スーパーには客が集まらなくて、どんどん廃業が進むのやろうね。。。

 

 私は、こんな流れは、政府がどう、政策転換をしても、なかなか変えられるようなものではないと思っているのやね。。。時代の流れという濁流に、いくら立派な橋をかけても、その流れが大きくて強ければ、簡単にながされてしまうような話しやから。。。

 

 今に見ててみ。。。日本中は大規模ショッピングセンターとコンビニしか生き残れないようになる。。。それを防ぐのは、町の独自の文化であり、その都市でしか味わえない特色ある風土を生かしたまちづくりしかないのやね。。。そんなのを創ったり、残せなかったところは、どこへ行っても同じ金太郎飴のような、風景しか見えない・・ような、つまらない街になる。。。

 

 日本中が、そんな町並みばっかりにならないように、みんなでもっと、真剣に考えておかないとアカンことなのやないのかね。。。

 

8/11(火) 本日から15日までバカンスで、バリ島に行ってます。本当は朝からCT検査が予約してあったのですが、行きの飛行機が夜便なので、何とか間に合うやろう・・・という読みです。従って、これから数日間のブログは、まぁ、いつもですが、前もって書いておいたものです。タイムリーさに欠ける点、お許し下さい。。。

 

 さて、この夏、TBS系列で日曜日やったかな・・・「官僚たちの夏」というドラマが放映されている。戦後、敗戦国日本を、高度経済成長まで進めてきた高級官僚たちのお話で、あくまで城山三郎氏のフィクションなのだけど、官僚主導で、日本経済は発展してきた。特に通算官僚は、がんばって来た・・・っていうイメージ作りには、ぴったりの内容である。

 

 確かにこの物語のように、日本は戦後、優秀な人材を集めて、ピラミッド型の官僚組織を構築してきた。この人たちの中には、日本の繁栄は、我々の手によるところである。。。という自負のある人たちも多いのやろうね。。。

 

 でも、現実は、民間の企業の踏ん張りと、企業努力が、良かっただけ・・・。官僚たちは、自動車産業の育成になんか、反対していたやつらもいた。。。なんていう恨み節が本田宗一郎の自伝なんかに出てくるから、あくまで、フィクション。。。と、醒めた目で見るべきなのやろう。。。

 

 それにしても、これだけ役人天国や、官僚主導型政治の終わりを、目指そうとしているこの夏に、なんで、こんな、官僚を絶賛して、ヨイショするような内容のドラマをTBSはぶつけて来たのやろう。。。天下りが禁止されそうな雲行きになっている、霞ヶ関の官僚達が仕組んだのか、日本の官僚制度にすり寄ろうとする局側の姿勢が、このドラマをこの、選挙の夏に、わざわざ、ぶつけてきた理由が何なのかね。。。。時代錯誤的なものを感じるのは、私だけなのやろうか。。。

 

 官僚制度の頂点の頂点は、もともと、旧大蔵省のほんの一握りの人たちや。。この人たちは、東大法科出身者に限られて、官僚の中の官僚と呼ばれる。。。この人たちを頂点にして、日本の高級官僚、いわいるキャリアの世界は組み立てられていて、この人たちが、実際に政策を立案し、代議士の先生たちに、いろいろと、吹き込んで、操り人形にして、いろいろなことを実際に動かしてきた・・・と言われている。

 

 国家予算のすべてを牛耳っていたのやから、そんな巨大な権力もあったのやろう。。。優秀な官僚たちは、日本という国家観をしっかり持っていて、この国行く末を一番案じていた・・・というのも、あながち嘘でも、ないと思うのやね。。。

 

 ただ、今の官僚達に、その時分の人たちの志の、微塵も感じられなくなっている昨今、自らの保身と、天下り先での収入と地位の確保にばかり精を出すような現状を考えたら、日本は、変わってしまった。。。と、根っから感じてしまうのも、また事実なんやね。。。

 

 国家が、官僚達に大きな権限を与えすぎてしまって、まるで、巧妙に偽装されてはいるけれど、現実問題として、国家予算を自由に差配する権原を未だにけっして離していないという、大問題があると、思うのやね。。。

 

 役人たちは、自らの省庁が、決して無くならないように、必死で組織を大きくし、国民にとって無くてはならないように、感じされるのに躍起になってきた。。。戦後60年間、こんなことばっかりやってきたから、今の役所は、ものすごい高コスト体質になってしまっていて、政権交代で、政権政党が変わっても、おいそれ触れないように、してしまっているのやね。。。これは、大きな問題やで。。。

 

 仮に地方への、完全分権を4年後にします。という公約の政党が選挙で勝って、比較第一党になったとする。国に残すのは、財務省と、防衛省と、外務省だけ・・・。他の省庁は、全部、各州に分権します・・・となる。。。と、どうなるのやろう。。。

 

 こうなったら、恐らく、今の霞ヶ関の9割は、土地建物が要らなくなるのやね。。。つまり、本来、いつ組織変更があっても良いように、フレキシブルな体制にしておくべきやったのに、どんどん立派な建物と多くの人で巨大組織を作ってしまっているから、つぶせるモノならつぶしてみろ。。。という態度が、今の官僚達・・・。こんな姿が見え隠れしている・・・とも言えるのやね。。。

 

 もう日本は、官僚たちが産業振興して、必死に主導していくような国ではなく、各企業が切磋琢磨して世界で活躍していくような姿が理想となる時代を迎えている。それなのに、未だにエコカー減税やETC割引らで、自動車業界だけを保護するようなことをやる。。。エコポイント制度と称して、一部の大手家電メーカーだけ、儲けさせるための政策を平気でやる。。。それも、国民の税金で、借金までして。。。

 

 役人さんたちが、出シャバつて来ると、公平さが歪められて、逆に不平等を大きくしてないか・・・。必要以上の景気対策で、恐ろしい無駄遣いがいつまででも続いている。政府が少々、金を使っても、景気を左右させられるほど、日本経済は実は小さくない。。。つまり、財政出動には、実は、「義」が無い・・・とも言えるのやね。。。

 

 本当に、現実をしっかり見て、間違った政策をせんようにする超優秀な官僚さんたちは、やっぱり必要というのも、言える。。。ただ、その人たちの地位と透明性をどうして担保していったらいいのか。。。本当の意味での、「官僚たちの夏の大改革」は、まだ始まったばかりなのかもね。。。

 

8/12(水) 先週の木曜、女優の大原麗子さんが自宅で亡くなっているのが見つかったんやて。。。62歳。。。ずっと愛して、永〜く愛して・・・で有名な好感度ナンバーワン女優さんやったんやけど、2度の離婚、そして最後は孤独死。。。死後、二週間以上も経っていたのやて。。。美人薄命。。。醜くなる前に亡くなったのは、彼女なりの美学やったのかね。。。

 

 若い時には、自分が死ぬ時、あ〜、ええ人生やったなぁ・・・と思って死にたい。。。それが一番、幸せな人生観・・・やと信じて疑わなかった。。。でも、自分がひょっとしたら、死ぬかもしれない・・・っていう年齢になってくると、そうでもないなぁ・・・っていう時がある。

 

 人間の欲望っていうのは、欲深いもので、自分が自分の生命の期間を決められないもの・・・っていうのが判ったら、常に、人は、現世に未練を残して死んでいくものや・・・という価値観に変わってくるのやね。。。なかなか、自分が死ぬ覚悟が完全に出来てから、死ぬ人っていうのは、ごく稀で、実は、あっ、もうあかんのかなぁ。。。ってな感じで、ほとんどの人っていうのは、亡くなっているのやないか・・・と思うのやね。。。

 

 ある葬式屋の社長さんが言っていたけど、人間、出来ることなら、人に迷惑をかけずに、ある日突然、ぽっくり逝きたいものや。。。長い間寝たきりになって、周りの人間をさんざん、へとへとなるまで巻き込んで、亡くなってしまうのって、嫌やね・・・という考え方を言ってはった。。。人の死を長い間、毎日のように見ているお商売の人の考え方って、やっぱり、違うなぁ・・・なんて思ったことがある。。。

 

 この方の言われていたように、何の前触れもなく、ある日突然死ぬっていうのは、有る意味、理想的な死に方や・・・っていうの・・・。これ、言えているわ。。。つまり、この人は、自分の寿命を最後の日まで全うし、「生ききった」のやからね。。。有る意味、無駄がない。。。そして、死に対する美学がある。。。

 

周りの人からしたら、あっけなさ過ぎるのやろうけど、昨日まで元気にしてはった人が、急に亡くなるって、いつまでもまだその人が生きているような気がして、かえって、悔いが残らない・・・っていう考え方。。。有ると思います。。。

 

 人の命っていうのは、神さまが決めているものや、そう、誰かに生かされてこの世に生を受けたんや・・・っていう考え方と、いや、自分ががんばって努力して、この世で生きたい・・・っていう気力の問題で、もう、アカンとあきらめた時に命が終わる・・・ていう考え方がある。。。

 

 どちらもあながち嘘ではないやろう。。。多分、その両方やろう。。。大事なのは、いま自分が生きていることを、有り難いことや・・・って感謝する気持ちと、生きているのは、自分一人ではない・・・っていうごくごく当たり前のことを、当たり前のように受け取る考え方やと思うのやね。。。

 

 今日は、何か、宗教っぽい話になってしまいまして、スンマセンでした。。。さぁ、今日も一日、がんばろう。。。

 

8/13(木) 現在、バリ島でリゾート気分満喫中の予定です。書き貯め文章で、お許し下さい。。。

 

 さて、京都からどこか海外へ旅行・・・ってなったら、当然のように関空へ向かうことになるのやけど、この関空までのアシがいろいろとあるのやね。。。。一番ポピュラーなのがJR西日本が運行する関空特急はるか。。。京都駅の一番線、特別ホームから出て、東海道本線と、何やら貨物線を経由して、大阪環状線、阪和線の線路を経由で、関空の駅に確実に着く。渋滞も無い。。。

 

 このほかに、京都駅の八条口のアバンティ前から、関空行きのエアポートリムジンバスが出ていて、確か、一人やったら、これが一番安かったかなぁ。。。学生さんやったら、ほとんどこれや。。。ところが、今回は二人だけやけど、もし、一家5人で行くとなったら、自家用車で関空まで運転して行く・・・っていうのも有力な選択肢になるのやね。。。

 

 京都駅まで海外旅行用のどでかいスーツケースを5コも乗せて1台で行けるタクシーは無いし、京都駅までのわずかな時間でも、けっこうタクシー代2台分が別に必要・・ってなったら、大変なのやね。。。地下鉄っていう手もあるけど、長い駅の階段とか、エスカレーターならを考えると、大きくて重いスーツケースは、鎖につながれた奴隷のように重くて大変や。。。

 

 ただ、自家用車で行くと、当然やけど、機内での帰りのアルコールはあきらめないといけないし、ナイトフライトで帰ってきた時に、極端な寝不足でふらふらになりながら、自分で運転しなければならない・・・という拷問に近いような試練が待っている。。。

 

 そこで、わたしは、エムケーやヤサカなどのタクシー会社がやっている、相乗りタクシー、関空シャトルっていうのを、よく使う。。。これなら、自宅の前まで車がお迎えに来てくれるし、関空の出発ゲートの真ん前まで送ってくれる。帰りも到着ゲートを出たら、すぐ待ち合わせ場所があり、建物を出たら車が待っているから、移動による体力の消耗が最小限に抑えられるのやね。。。

 

 価格も一人3500円と、ちょっとお高いのだけど、自宅と京都駅のタクシー代を足したら、そんなに高くもない。。。インターネットで申し込んだり、往復でお願いしたり、3人以上で頼んだりしたら、割引が効いて、実質3000円になる。これなら、使えるのやね。。。

 

 これに乗ると、京都南インターから名神高速・近畿道に入って東大阪PAでトイレ休憩、阪和道、関空道で1時間半までで着く。。。少々車内が狭いのが難と言えば難だけど、酒を飲んでいても、眠っていても、無事に目的地まで行けるっていうタクシー感覚のありがたさが、助かる。。。

 

 この関空までのルートが、現在建設が進んでいる第二京阪道路の工事が門真まで全通することによって、ぐっと近くなる。。。予定では平成22年3月に、工事中の枚方−門真間が出来るはずだから、京都からは、10〜20分ぐらいの短縮ショートカットになるのやないかね。。。待ち遠しいところやね。。。京都人からしたら。。。

 

 現在の国道一号線は、枚方近辺で毎日、とんでもなく渋滞する。走る車の量に比べて、道路インフラが悪すぎるのやね。。。第二京阪が通ると、その側道も一号線として活躍することになるから、現在の一号線の渋滞も随分緩和されることが期待出来る。

 

 たった50qほどしかない京都−大阪間が高速でも1時間半、一般道やったら2時間半もかかっているのは、異常やで。。。電車が30分で結んでいるのやから、車も30分ぐらいで行けてほしいわなぁ。。。

 

 若いときに夢見ていたような高速道路のインフラ整備が最近やっと、どんどんつながってきた感じがする。。。昔の夢が、自分が年老いてから実現しても仕方ないのやけれど、世の中が便利になることは、とてもええことやし、早く便利に移動出来るということは、時間も燃料も節約出来ることになる。出来ることなら早く整備してくれていたら、無駄にしなくても良かった時間が惜しいわなぁ。。。

 

 人が生まれて死ぬまでの、この世で生きている時間を限られたものとして、計算すると、渋滞なんかで、無駄に費やされている時間は、それこそ、血の一滴にも値するいのちの時間である。その大事な時間が有効に使えるように、社会のインフラ整備が進むのは、人の命にも等しい時間の無駄を無くす有効な政策であると言える。

 

 大事なみんなの税金を使って、みんなのためになるインフラを作ることは、一番理にかなった税金の使い方であって、ずっと、その施設が未来永劫使われることを考えると、我々の資産が増えるという考え方も出来るのやね。。。

 

 近年、無駄な公共工事を抑制しようという論議が続いているけれど、私は人が多く住む地域での公共投資は、効率から言えば、大変有用で、価値あること・・・であると思うのやね。。。一部の人たちだけに税金をばらまくような政策が多い今回の選挙のマニュフェストなんかと比べても。。。。

 

 エコな高価な自動車を買った人だけ・・・。ETCの装置を付けた人だけ。。。最新式の家電を買った人だけ。。。これから子どもを作ろうかという人たちだけ・・・。これに該当しないほとんどの人たちからしたら、我々には関係ないところだけに、税金使いやがって。。。不公平や・・・ってことになる。。。

 

 そんなのより、もっと都会が公共投資で、便利になったら、どれだけの人たちの命とも言える時間が節約出来ることか。。。どっちが、ほんまの公平か。。。しっかり見る必要があるのやないのかね。。

 

8/14(金) この世の中っていうのは、どうしても、年齢的に、多い人口がいるところを中心に物事が回っているような気がして、腹が立つことがあるのやね。。。

 

 終戦後、昭和21〜22年ごろに、日本では、やっと平和になった。子どもを生んでも、戦争に取られてしまうような嫌な世の中はもう終わって、これからの日本は良くなる・・・と考えた親が多かったからかは知らないが、ベビーブームが起こった。。。

 

 それまでは、富国強兵。。。生めよ増やせで、日本は政府が必死になって日本人の数を増やそうとしていたのやけど、戦争で死ぬぐらいやったら、生まない方がまし。。。と、考える親が多かったのやろうね。。。子どもの数はなかなか増えなかった。。。。

 

 つまり、やっぱり、最大の少子化対策は、子どもが夢を持って生きていけるかどうか・・・っていうその国のムードに関係する・・・っていうのは、言えると思うのやね。。。

 

 まぁ、少子化の話は置いておいて、このベビーブーマーたちが他の年代よりかなり多かったものやから、この年代の人たちっていうのは、時代の流れのいつもど真ん中にいたのやね。。。。この人たちのやった学生運動やら、ファッションのブームやら、消費動向が、それこそ、日本経済をリードするぐらいのボリュームがあった。。。

 

 そんな人たちも、もう60歳を過ぎ、定年、現役引退で、また山登りが大ブーム。。。いろいろなメーカーさんは、この年代にうける商品さえ、作っていたら、安泰やったんやね。。。

 

 ところが、政府の政策も、この年代の人たちや、その子どもたちの年代である団塊ジュニアの層に向けたものがほんと、多くて、この年代を外れている我々からしたら、何でやねん。。。っていう事が多いのやね。。。

 

 例えば育児手当。。。我々の年代は確か子どもが1歳か2歳の時だけ、ちょろっともらえただけ。。。それが、いつの間にか、幼稚園・保育園に行っている間になって、いつの間にか、幼児手当、子ども手当、そして、子育て支援金なんていう名前になって、今度のマニュフェストでは何と高校卒業まで、民主党は26000円も、お金をあげるのやという。。。

 

 おいおい、これって、あまりにも、生まれた時代によって、差別がキツ過ぎるのやないか。。。子どもが生まれた年によって、一方では、0歳から18歳まで月260000円やから、×12ヶ月、×18年で、何と、5.616.000円もお金がもらえて、その前にもう、子育てが済んだところは、雀の涙ほどの手当で終わっている。。。これって、年代がずれた人からしたら、運が悪かっただけでは済まないほどの、えこひいきや・・・って思うで。。。こんなことやったら、モラルハザードが起こるで。。。

 

 何でたまたま、いま、子育てをしている団塊ジュニアの年代にだけ通算500万円を超えるお金がもらえるような馬鹿げた政策をやろうとするのか。。。私には政権に目がくらんで、狂っているとしか、思えないけれどね。。。

 

 そのかねは、どこから出てるっていったら、他の人らの払った税金やろ。。。あんまり酷かったら、おかしな事になるで。。。。何で最近生まれた子供だけ、それだけ優遇されないとアカンねん。。。っていう、声、これからどんどん大きくなってくると思うで。。。ひょっとしたら、みんなが、我々の世代にも給付せぇ。。。って訴訟するかも。。。国家にね。。。

 

 徴税やら給付っていうのは、出来うる限り、公平性が保たれないと、そんな施策は原則的には、やったらアカンことなんや。。。ところが、政治っていうのは、どんどん新たな不公平を作っていってしまいよるものなんやね。。。

 

 給付っていうのは、何にもやらないのが、一番公平な状態やとしたら、こねくり回せば、回すほど、どんどん不公平感が高まっていくものなんやね。。。文句が出たら、またそこへの優遇策をする。するとまた他から、うちにも金よこせ・・なんていうことになるから、きりがなくなって行くものなんやね。。。

 

 政治や行政っていうのは、みんなから集めたお金を使うという大きな権原を任されている。でも、1億人の人がいたら、一億人全員が公平にそのことの恩恵を受けるというのは、現実問題としては不可能に近いのやね。。。

 

 だから政治の力で、ほんの一握りだけの恵まれない人やら、障害を持っている人だけとか、幼いウチに親が亡くなってしまった気の毒な方とかを国の力でなんとか、助けましょう・・・というのが福祉や。。。

 

ところが、今の国のやっていることって、どうやろ。。。国民みんなが得するとか、損するとかいうことまで、どんどん関わってきてしまっていて、本来、そこまで国が関わる必要ないこととか、あまりにも不公平が大きくなりすぎるために、決して、関わってはいけないところまで、関わってしまっていると思わないか。。。

 

 肝炎訴訟とか、原爆症の3世認定とか、国家賠償訴訟のために国が敗訴して支払うお金が、国民全体の医療予算みたいなレベルの金額になってしもたら、何でも国に文句を言ったら何とかなる・・・という世界の限界を超えてしまっていて、そのお金も、我々が支払った税金や・・・という当たり前のことが実は忘れ去られているのやね。。。

 

 福祉に使う予算は、ごく限られた特別な事由のある人だけ。。。他の人には何にもないから、全体のバランスが成り立つ。。。それやのに、税金を使う先をどんどん拡げてしまうよえな愚行を続けるから、予算がどんどん膨らんで、そのために借金して、ツケが払えなくなってえらいことになる。。。

 

 馬鹿な給付や、訳の分からない補助金、あまりにも幅広過ぎるバラマキ。。。こんなのを全廃しないと、日本の役人バラマキ天国は収まらない。。。日本の役人達に、もう一切、金を使わせるな。。。そんな愚痴も言いたくなるで。。。

 

8/15(土) この前、酒井法子さんの失踪の事を書いたら、その翌日のスポーツ紙に、のりぴーに逮捕状。。。なんて、ショッキングなニュースが出ていた。別に私は、彼女のファンでもなんでもないのやけど、言葉が不自由な人をテーマにしたテレビドラマに出ていた時のイメージと、あまりにもかけ離れたようなお話やったので、正直、えっ?って、ビックリした。。。

 

 のりぴ−のダンナが、覚醒剤を妻もやっていた・・・なんて言っていたのを聞くと、耳を疑いたくなったね。。。そんな人、多かったのやないかね。。。まぁ、芸能界なんて、所詮、そんなもの・・・で、終わらせるような話なのかも知れないけど、女の人っていうのは、どんなダンナと一緒になるのかで、えらい運命が変わってくるモノや・・・っていうのがよく分かるような話やんか。。。

 

 スポーツ紙によると、酒井法子さんが、突然、人が変わったようになって、足首に入れ墨までいれていた・・だの、妙にハイテンションになるので、おかしいと思っていた・・・などの、覚醒剤の使用を裏付けするような証言が載っている。まぁ、あんまり聞きたくもないもうな話やけどね。。。

 

 ダンナが逮捕されたとき、酒井法子さん自身も、任意同行を警察から求められていたのやけど、覚醒剤反応が判ってしまう尿検査に「絶対に嫌・・・」と拒否していた。その後、知人に10歳の子どもを預けて、自分は行方をくらませていたのやけれど、えらい変化やね。。。

 

 今までは失意の気の毒な奥さん・・・てなイメージやったのに、逮捕状が出た事によって、いきなり犯罪者で、お尋ね者。。。自宅マンションから覚醒剤と吸引器具まで発見されたのやから、自分にまで火の粉が降りかかると、逃げたのかね。。。悲劇のヒロインが実は容疑者の逃避行やった。。。このギャップの大きさに驚く。。。

 

 それにしても嘆くべきは、薬物の濫用が、あまりにも拡がっている事やね。。。何で10歳のこどもを持つ一児の母が、薬物に手を染めなくてはならなかったのかね。。。私にはワカラン。。。いろいろ、有ったのやろうけど、人間、落ちるところまで落ちたら、心の中までズタズタになっとったんかね。。。

 

 何とか、社会全体で、薬物とか麻薬とか、ヤーサンの稼ぎになるようなものを閉め出すような妙案は無いものかね。。。尿検査で判るのなら、公衆便所にセンサーか何か付けて、薬物反応が出たら、サイレンが回るようにするとか。。。外でトイレ出来ないとなると、止める人が増えへんやろうか。。。

 

 よく考えたら、街を歩いていて、隣にいる見知らぬ人が、覚醒剤か麻薬をやっている人かも知れない。。。って、ホント、怖いことやね。。。そこいらに、幻覚、幻聴の症状が出ているような人が、うろうろしているのやろ。。。酔っぱらいも、質(たち)が悪いけど、そんな人はいつナイフを振り回すか判らないし、誰かみたいに、突然マンションのベランダから飛び降りるかも知れない。。。こんなのに、巻き込まれたら最悪やで。。。

 

 全国の警察で麻薬犬とか、覚醒剤をかぎ分けることの出来る犬なんかを増強して、監視の目を増やしてほしいものやね。。。その昔、犯罪率が高かったニューヨークで治安の改善に役立ったのは、街の角ごとに立つ警察官の大量採用やった。。。日本も治安の維持や、風紀、異常者、麻薬や覚醒剤の常習者の取り締まりには、人海戦術しか無いと思うのやね。。。

 

 世の中の安全は、他のどんな施策にも優先する課題や。。。治安維持にも、もっと予算をかけないとアカンような、嫌な世の中になってきているのやね。。。

 

8/16(日) 昨日、インドネシアのバリ島から帰国しました(予定)詳細はまた報告しますね。

 

 さてお盆休みも、ほとんどの人が今日まで。。。明日から秋に向けて、バリバリお仕事っていう人も多いやろう。。。しかし、梅雨明けが遅くて、秋の訪れが早かったら、今年の夏は何か。ポンカスみたいな夏やったね。。。

 

 海や山の行楽地も、肝心の時に、天気が良くなかったり、か〜っと暑くなる日が少なくて、野菜だけやなくて、人間も日照不足。。。ビアガーデンの売り上げや、夏物衣料なんかの売り上げも、もひとつ。。。夏はやっぱり、暑くて暑くて、どうしようもないほど暑い日が有る程度の期間は無いと、世の中に影響が大きい。。。

 

 確かに、いつもの8月やったら、朝一番に外に出た時に、むーっとするような、むせかえるような暑さで、嫌になるぐらいやった。。。ところが今年は、妙に朝夕が涼しいのやね。。。クーラーが要らないかと思うぐらい。。。ええ風があったりしてね。。。

 

 いろいろな意味で、夏は盛り上がるシーズンなはずやのに、選挙がこの時季になった割には、いまいち盛り上がって無い。。。自民党も、民主党も、マスコミのやっている世論調査の結果だけを見て、戦う前から、結果が分かってしまっているような感じで、いまいち、盛り上がりに欠けるのやね。。。

 

 まして、一番盛り上がるはずの時期が盆休みやろ。。。みんな帰省してしまうから、地元に居ない。。。観客の居ない舞台なんて、盛り上がるはずがないやんか。。。麻生さんも、これを狙っていたのかね。。。馬鹿な日程を組んだものや。。。

 

 今の予想やったら、相当数の自民党の議員が、失職する。。。有る意味、厳しい定めや。。。そしてまた4年後の再起に向けて、地道な活動に戻る。。。ええ、お灸にもなるのやないのかね。。。

 

 さて投票まであと2週間。。。日本もやっと、チェンジ出来る年になるのかね。。。そして、いよいよ、二大政党時代が本当の意味で実現する・・・という歴史的な瞬間でもある。。。。日本がええ方向に変わってくれれば良いけどね。。。

 

8/17(月) 世の中の風が変わるっていうこと、確かにある。最初、失踪していて、悲劇のヒロインやった酒井法子は、逮捕状が出た時点で、犯罪者っていうことになって、まだまだ、信じられない人も多いなか、夫に勧められて覚醒剤をやっていたのを白状した。。。

 

 何やら、ストロー吸引やら、炙って吸うようなやり方まで詳細が報道されると、アホな若者がまた真似をせえへんかと、逆に心配になるで。。。

 

 世間の目っていうのは、今まで心配していたのに、実は裏切られたものやから、憎さ百倍。。。酒井法子が、実はとてつもなくふてぶてしい態度やった・・・とか、近所の人とも挨拶ひとつしない・・・とか、前に逢った時に、もう、薬物をやっていたのか、異常なハイテンションだった。。。とか、いろいろなところで、ボロが出てくるのやね。。。完全に風向きが変わったのやね。。。

 

 政界でも、実は麻生首相の支持率は、少し好転しかけていた。。。政権支持率が20%を回復したのは、新聞各社が速報で伝えていたし、実際問題として、民主党政権っていのが、現実味を帯びてくると、やっぱり、揺り戻し的な動きも出てくる。。。

 

 ところが、この麻生さん、ヘタレって言うか、ボロが出た・・・っていうか、事もあろうが、長崎の原爆忌の時に、日本にはアメリカの核の傘が必要・・・なんていう持論を、しゃべって、ご満悦やったんやて。。。これって、世界唯一の被爆国日本の首相の発言からしたら、まさにデリカシーに欠ける発言やね。。。

 

 身内や、知り合いが、何十万人も原爆でやられていて、その遺族の人たちの前で、その原爆を落とした国を持ち上げるという感覚。。。核廃棄を目指すのが被爆国・日本の使命って言えば、その通りやのに、逆に神経を逆なでするような発言をするあたり、この人は、やっぱり、並の人やないね。。。大バカモノか、超鈍感か・・・どちらかや。。。

 

 核兵器は、あまりにも恐ろしい破壊力を持つ兵器や。。。こんなのを、テロ国家が持ってしまったら、世界中の国は枕を高くして寝られない。。。まして、日本は、核実験をバンバンやって、ミサイルを威嚇のためか、撃ちまくっているような、国がすぐ近くにある。。。まさに、枕を高くして寝られない状況にあるのは、実はニッポンかも知れない。。。

 

 ただ、そのことと、そしたら日本も核を持ちましょう・・・とか、いう議論は少し分けて考えるべきなのやね。。実は、日本っていう国は、周りの国から、いつ核を持つようになるか・・・って、怖がられている国のひとつなのやね。。。つまり、日本の核兵器推進派の人たちっていうのは、北朝鮮の脅威っていう、立派な口実が欲しいんや。。。

 

 ところが、これをやってしまったら、日本はイスラエルと同じになる。。。ご存じのとおりイスラエルは、世界一の富を握っていて、ユダヤ人は、金に糸目を付けず、最新鋭の兵器をアメリカから買い続けている。。。ただ、自らの国土を持たなかった経緯から、かなり無理して国を維持しようとしている国のひとつなのやね。。。

 

 ただ、ユダヤ人は、金に汚いというか、金のためには手段を選ばないというか、有る意味、嫌われている国のナンバーワンなのやね。。。だから、常に武装して、戦争状態が、常に国内外で起こっている。。。まさに、報復の連鎖。。。応酬に次ぐ応酬や。。。

 

 実は、日本人はあまり、感じて無いことなのかも知れないのだけれど、日本は、また、恐ろしい軍事大国に戻るのではないか・・・と、アジア各国から、恐れられているのである。歴史っていうのは、残酷なモノで、日本の若い世代は、信じられないほど、脳天気なのだが、日本が軍事大国に逆戻りするか?って聞いたら、日本人の9割以上の人は、そんなことにはならない・・・と答えるのだけれど、中国・韓国・東南アジア各国は、半分ぐらいの人は、将来、日本はまた右傾化して、危険な国になるかもしれない。。。っていう風に答えているのやね。。。このギャップって、意外と大きいのやね。。。

 

 つまり、日本人はアジアのユダヤ人になる要素を、未来永劫、背負っていると思っておいたほうがええ国なのやね。。。それは、やっぱり、八紘一宇を言い訳にして、アジアじゅうを植民地化していた過去の、負の遺産。。。っていう重い足かせがまだまだ、有るっていうことや。。。

 

 日本はかつての、経済成長の波に乗って、アジアで一番最初に先進国になった。その際、他のアジア各国に、いろいろと経済援助とか、ODAをやりまくっている。誰でもそうやけど、日本ほど気前よく他国のインフラ整備のために金を出してくれた国は無かったのやね。。。

 

 かつての日本軍にえらい目に遭わされたアジアの国々も、金を出してくれる日本に感謝して、日本のことを悪く言う国の数はどんどん、減っていったのやね。。。そんな日本も、ちょっと右翼化の傾向が出てくると、ピピンと反応する国がまだある。。。このことって、ほんと、国と国との感情問題っていうのは、奥深くて、なかなか忘れ去られることのないモノや。。。というのが判る。。。

 

 日本はアメリカに痛い目に遭わされたけど、戦後の復興で手助けされている。アジアの国たちも、日本にえらい目に遭わされたけど、いろいろと助けてくれたりして、今はその反日感情が薄らいでいる・・・。この構造って、どこか似ているし、それだけ受けた傷っていうのが癒されるには時間がかかってしまうということなのやないのかね。。。

 

 だから、アジアでの、日本へ向けた風向きが変わらないようにするのは、日本のお約束でもあるんや。。。つまり、平和主義しか、日本がアジアで生きていく道は無いのや。。。それとも、みんな、また戦争好きな日本に戻りたいか?最近の若い人の発言は、どうも威勢がよいものが多いのが気になる。。。行き過ぎた新愛国主義や、ネット右翼の拡がりが、またこの国に不幸をもたらすのやないか・・・って、いうことを私は危惧するのやね。。。

 

8/18(火) 世の中、暇なのか、覚醒剤中毒の、マンモス・ラリぴーの話題ばっかり。。。やれ、どこどこの別荘でやってたとか、ダンナは実は陸サーファーやったとか、父や弟が実はヤクザだったとか。。。そんなのばっかり。。。いささか、食傷気味やね。。。

 

 さて、お盆休みは、インドネシアにあるバリ島に初めて行ってました。物価の安い国なので、日本人なんかが行くと、まだまだお金持ち気分になれる希少なところ。。。2万円を両替すると、一番高額紙幣の10万ルピアが20枚も来る。。。これ約1000円なのやけど、この1000円がものすごく「使いで」・・・があるのやね・・・。でも、世界的なリゾート地だけあって、観光地化はしていてるのだけれども、どこか鄙びた感じがこの島の魅力なんやね。。。

 

 食事をしても、一食で100〜200円ほどで、ナシチャンプルと呼ばれる、バリのプレートランチが食べられる。ご飯に炒め物や焼き鳥やらいろいろのせただけのバリご飯なのやけど、これが国民食。焼きめしが、ナシゴレン。焼きそばがミーゴレン。何でも150〜200円ほど・・・。安い安い。。。

 

 バリでの移動は、カーチャーターが便利や。。。朝の9時から晩の9時まで12時間も車を貸し切っても、米ドルで50ドルぐらい。。。別に運ちゃんに5ドルほどチップあげたら、大喜びしてくれる。。。有り難い国やね。。。

 

 まぁ、どこの国でも、観光地価格っていうのはあって、京都でも嵐山のあたりやったら、コーヒーが一杯600円とかになる。。。高い山の上にあるホテルなんかでは、ジュースが1本200円もする・・・。バリも同じで、観光客が集まるような所では、客に合わせた物価になるのは、有る程度は仕方がない・・・。そんなところには地元の人は近寄らないし、そんなところでは、物価も日本と変わらない感じかね。。。

 

 日本人が違和感を感じるのは、やっぱり、お札のゼロの多さやね。。。100000ルピアが1000円ほどやから、ゼロを2つ取る感じ。。。でも、これって、あくまでレートの上だけのことで、実際には、この10万ルピアが、5000円ぐらいの感覚で使えてしまう感じかなぁ。。。ゼロ2つ取ると、安くなりすぎて、実際の物価感覚からしたら、1/5ぐらいになってしまう。。。

 

 まぁ、観光三昧、スパ三昧、グルメ三昧、ショッピング三昧、プール三昧しても、お小遣いが全然減らない感じで、有り難い国やったね。。。

 

 でも、もっとのんびりした感じかと思ったら、クタとか、レギャン、スミニヤック、クロボカン、ウブド、サヌールなんかの街では、車とバイクの大渋滞の洪水の中にいる感じ。。。道が細くて、歩道が極端に狭いところがほとんどで、歩きにくいし、歩道がぼこぼこやし。。。インフラ整備はなかなか進んでいない感じやね。。。癒されるどころか、疲れが貯まる。。。ちょっと裏へ入ったら、ええのやけれどね。。。

 

 まぁ、食べるもの・・・って言ったって、そんなに美味しいものがある訳でもない。。。日本の食べ物が美味しくてバラエティに富んでいるから、なかなかそれ以上のものなんて、そんな無いわなぁ。。。海岸で、シーフードのバーベキューとかも食べたけど、そんなに驚くようにうまいもんではない。。。まぁ、日本で食うより格安に伊勢エビの丸焼きなんていうのが食えるってぐらい。。。かな。。。

 

 旅行っていうのは、実は、どこどこで誰と見た夕陽がキレイやったとか。。。ここで、美味しい食事に出会えた・・・とか、ちょっとした会話で、いろいろな思い出が出来た・・・とかいうのが、一番面白いのやね。。。バリ島でおもしろかったのは、ある日本食レストランでランチをした時の話やけど、会計の際、何度やっても、計算が違うのやね。。。

 

 バリの人っていうのは、どうも、計算が弱いのか、暗算でおつりが違うなんていうのは、しょっちゅうある。。。どう計算しても8万ルピアほどやのに、平気で12万ルピアの請求が来る。。。ビルをチェックしたら、案の定、10パーセントの税金と5パーセントのサービス料の計算が、何故か、25.5パーセントを加算して計算されてる。。。

 

 気づかないまま払っている人がほとんどやろうけど、向こうも悪気はないのやろうけど、間違いは間違い。。。細かい事を言う日本人やと思われるのも嫌やけど、教えておいてやらんと・・・という気になる。。。やっと向こうも間違いに気づいて86000ルピアの支払いをするのに、10万ルピア札を渡したのやけれど、おつりがまたまた、13000ルピアしか返って来ない。。。

 

 もう、ええかって思ったけど、1000ルピアって10円や。。。でも計算間違いはまた間違いやから、電卓で10万−86000=って計算してみせたら、あっ、アイムソーリーやて。。。油断も隙もない・・・って言ったら可哀想やけど、思いこんでいるから質が悪い・・・。

 

 こういう国を旅すると、やっぱり日本人の優秀さが身にしみて判る。おつりを数えなくても安心な日本という国だけが、変わっているのかも知れないけどね。。。どこの国へ行っても、やっぱり日本が一番。。。って思って帰ってくる。。。やっぱり、自分が生まれ育つた国っていうのは、そんなもんやね。。。

 

8/19(水) 昨日から選挙戦は本番入り。期日前投票が、今日から、もう出来る事から、実際には、もう終盤という感じかね。。。政権選択の選挙になって、日本がええ方向に向いたらええのやけど。。。

 

 京都の繁華街四条河原町をちょっと昨日通りかかったのやけど、民主党の福山哲朗さんがこの暑いのに、スーツ姿で街宣カーに乗って、声を張り上げてはった。。。

 

 私はいつも思うのやけれど、今の政治家っていうのは、実は選挙の時だけのために一所懸命になる政治屋になっては、あかんと思うのやね。。。4年に一度の選挙の時だけ、へいこらして、受かったら、ふんぞり返っているような先生体質っていうのは、本来、最も忌み嫌われるべきや。。。

 

本人が、議員バッチが欲しいだけやなくて、自分自身の主義主張をしっかり持ってはって、我田引水型ではなく、ほんまに国のためになる政治を、しっかり中央でやってもらうための地方代表っていう意識が、しっかりある人が国会議員には、相応しい姿やと思うのやね。。。

 

 幸い京都は、そういう意味では、比較的意識の高い人材が豊富で、自民も民主も旧来型の政治家は少ない方なのかも知れないけどね。。。少しは、いはるけど。。。

 

 私は今度の選挙に期待する点として、日本が史上初めて、二大政党制が実現するということを挙げたいのやね。。。二大政党制の最大のメリットは、常に相手の出してきた政策を自分のところと比較検討することによって、より効率的でリスクの低い良い政策が導き出される・・・という点にあると思うんや。。。

 

 日本の二大政党時代は、まだ今年が元年みたいなものやから、まだ仕方がないことやけれど、よりこの制度が成熟してくると、国民が本当に求める政策・・・っていうのは、大変似通ってきて、差が少なくなってくるものやと思うのやね。。。

 

こうして政策が煮詰まっていくものなんやろうけど、今はまだ日本では、遠くかけ離れたようなものが多い。。。言い換えたら、違いがはっきりしているし、逆に言えば、これは、失敗するリスクも高い政策も多いということや。。。それに、国民は少しは大様になっておくべきやろうね。。。

 

民主党がやる政策も、財源の点で不安はあるのは事実だし、細部に渡って見ていけば、在日外国人に地方参政権を与えることとか、高校卒業まで、子どもに毎月26000円を出す子育て支援制度など、非現実的で、大いに首を傾げたくなるような突飛な公約も多い。。。

 

けど、今の税金を使う主導権を、官僚達の手から取り上げて、本来の形として、政治が主導していく・・・という、この一点。。。ほんま、今一番やってほしいことや。。。。自民が何十年もかかって、やり得なかった事・・・。それどころか、官僚出身者たちが、代議士になってまで、またまた官僚中心主義を、揺るぎないものにしているような由々しき現実・・・を何とかして欲しい。。。今の国民の切なる願いは、まさに、この一点にあるのやないかね。。。

 

 民主党にそれをやる力があるかどうか。。。これは全く未知数や。。。ただ、変えなければ何も変わらない。。。これも事実。。。いっぺん、やってもうたらどうか。。。これに賭ける・・・とまではいかんけど、情けない状態になった自民にカツを入れるためにも、選挙というのは、有効なシステムになりうると思うのやね。。。

 

 官僚主導型の今のやり方にNOを示さないと、この国は役人さんたちに、確実に食いつぶされるで。。。そうなる前に、何とかしてほしいものやね。。。

 

8/21(金) いつもの夏やったら、朝一番に朝刊を取りに行ったら、あぁ、今日も茹だるような暑い日やなぁ・・・っていう日が多かったのに、このところ、その日初めて外に出た瞬間、あっ、涼しい・・・って感じる日が多いのやね。。。

 

 風があるからか、湿気が低いからか、とにかく不快指数が少し低いような気がするんや。。。まだまだ、日中はふらふらになるような高い気温・・・になるのやけど、朝夕は、過ごしやすいから、今年の夏は、何か、いつもと違う夏のような気がして、しゃあないのやね。。。秋の訪れも早いかも。。。

 

 しかし、この暑いのに、私は、手術の傷跡が少し隆起してくるヘルニアになっていて、体重の増加はそれほどでもないのに、傷口周辺にまるでラ・フランスを縦に半分に切ったようなものを、ペタッと腹に貼り付けたような状態になっている。。。

 

 このため、腹部をぎゅっと締めるために、腹帯をつけているのやね。。。これが暑いのなんのって。。。肌に直接付けるとかぶれるので、肌着の上からこれをしているのやけれど、その上からシャツを着るものやから、まるでウエスト付近は、どうしても太ったように見えてしまうのやね。。。

 

 私の病気のことをご存じな人に道で会うと、逢う人、逢う人、よう、体重、戻らはって・・・って言ってもらえるのやけど。。。ちょっと違うのやね。。。いちいち説明するのも大変やので、笑って誤魔化しているけど。。。。これって、ちょっと辛いことやね。。。

 

 今まで、患者の気持ちっていうのは、出来るだけ理解して、その人の身になって、その人の気持ちになって、接してきたつもりやったけど、本当は、なかなか、その人の気持ちにまでなれるものやない・・・っていうのが、自分が患者本人になって、よく分かるもん・・・なのやね。。。

 

 元気になったように見えていても、実は下剤を毎日3回飲み続けてないと、腸が詰まってしまう極度の便秘症なのは変わらない。まぁ、大腸を30センチほど切って、ぐいーって引き寄せて繋げたような大手術をしたのやから、当然なのかも知れないけどね。。。そのため、一回の便の量が極端に少ないため、一日に何度も何度も排便をせんとあかんのやね。。。

 

 飲んでいる下剤の量の調整もなかなか難しい。。。マグミットというお薬は、尿路結石などの時に使うお薬らしいのやけど、少し量や体調を見ながら調整する必要があるお薬なんやね。。。フルに飲んでいたら、ものすごい下痢になるし、かと言って少な過ぎると、腹が膨張して苦しい。。。こんなことは、本人にしか判らないこと。。。人にいくら愚痴っても、しゃあないことやしね。。。

 

 命、助けてもうただけで、めっけもん。。。そんな気持ちが本音やけどね。。。好きなものが食べられて、お酒もそんなには、制限が無い。。。世の中の多くの人がいろいろ摂生生活をされているのと比べたら、私なんて、とんでもなく幸せもんや。。。文句、言ってたら、罰が当たる。。。多分、一生、感謝、感謝の生活やね。。。

 

8/20(木) 今週19日、延び延びになっていた京都駅八条口の京都最大級のショッピングセンター、ヴィノワ京都の実質的な引受先としてイオンが正式に決まった。建物を建設していたジョイントコーポーレーションが倒産して、オープン前やのに、いきなり、シャッター通りになるのでは・・・と懸念されていた建物は、結局、イオングループが引き継いで、イオンモールとして2010年夏頃のオープンを目指すことになった。

 

 このニュース、京都人からしたら、またイオンかいな・・・という意見よりも、これで建物も無駄にされなくて済む。。。という、少し、ホットした気持ちの方が強いのやないのかね。。。イオンやったら、京都市内や近郊でも、HANA・らくなん・久御山SCなどで実績があるし、どこも盛況や。。。八条口という、少し寂れた感じの地域やったのが、一挙に、人の集まる場所として、脚光を浴びることになるのは、確定的になって、その意味でも、ホッとしている人も多いのやないのかね。。。。

 

 もともと、この建物には、東急リクレーションや東映系のシネコン、ティジョイを核テナントとして建設を進めてきた。それに伴って150もの専門店が入居する予定やった。ところが、今年5月、運営会社のジョイントコーポレーションが、会社更生法を申請。船頭のいなくなった船は、オープン時期も決められないまま、一時は開業出来ないのでは・・・という憶測も拡がって、入居予定だったテナントも取りやめを検討していたところが多かったと聞く。。。

 

 もともと、この施設には、生鮮三品を扱うスーパーが出店しないと、集客力に格段の差があるのではないか・・・という危惧が有った。イオンなどもテナントとしての入店を一時検討していたと聞くけど、高すぎる賃料で断念したのやろうなぁ。。。という憶測が拡がっていた。まぁ、今回、イオンの事実上の進出決定で、これで、年間200億円規模とも言われる施設が本格稼働することになり、京都経済の南進が進むことにもなる。。。

 

 ただ、ジョイントが決めていた「ヴィノワ京都」という名称は、ケチが付いていることもあり、替えはるのやないのかね。。。京都では現在、四条烏丸の北西角という一等地で、新風館で実績のあるNTT開発が、商業施設を建設中である。遅れていた京都近鉄跡のヨドバシカメラ京都の建設もやっと進む・・・ということで、四条VS駅前の商圏対決が激化することが予想されるね・・・。

 

 しかし、構想から丸四年・・・。これまで延期が繰り返されてきた大型ショッピングセンターの建設計画。。。終わってみれば、結局ジャスコで、反対運動をうまくかわして、正義の味方で最後に登場するあたり、何か出来レースやったのやないか・・・なんて、下巣の勘ぐりも出てくる。。。まぁ、京都が元気になるのやし、大変有り難いこと。。。ただ、これでまた中小小売店の転廃業が進むのやろうね。。。

 

8/22(土) 今日は地域の夏祭り。。。選挙のおかげで一週間の前倒しとなった。明日は地蔵盆やし、何かと夏には行事が多いね。。。

 

 さて、夏といえば、日本では終戦をイメージするお年寄りが多い・・・。でも、戦後64年も経ってくると、戦前・戦中に生まれた人は、ごくわずかになってきて、ほとんどの人が、戦後生まれ・・・っていう世の中になった。当たり前のことやけど、戦争というものをリアルに体験していない世代の人たちは、実感として、戦争を捉えることが全く出来ない。。。

 

 そういう私ももちろん、終戦後、一回りほどしてからの生まれであるから、身近に戦争を感じることはほとんどないのやね。。。ただ、父や祖父は、リアルで戦争へ行っていたし、そこで、日本がどういう戦争をしていたか。。。ということを、重い口ながら話してくれる機会が今まで幾度となく有った。。。

 

 一言で言えば、日本は無茶苦茶、酷いことをやった。。。自分の国の勢力を伸ばそうと、他国に侵略して、その国の人の心や生命を踏みにじった。。。これは紛れもない事実である。このことの、いろいろと言い訳を探している人は多いし、対戦国の包囲網のなか、日本は、こう生きるしか無かったというのも、多分、ホンマやろう。。。ただ、そこには、戦争という、人間が人間を殺していい・・・という、非常識なルールが存在していて、そんなことを、どんなに、こねくり回しても正当化できるものではないのやね。。。

 

 こんなことばかり書くと、反日、自虐史感なんて、言われるのやけど、ええ大人が、北朝鮮や中国、韓国などの隣国を、キチガイ呼ばわりしていたり、批判ばっかりしていて、何がええこと、有るのか・・・と思う時が、最近多いのやね。。。

 

 確かに、例えば、自宅のお隣に、変わった人とか、大変迷惑なことをする人や、奇行癖のある人なんかが住んでいたら、大変困ったことではある。。。でもね、そんなことで、いちいち、包丁持って、その人のこと、刺しに行こうと思うか・・・。せえへんやろう。。。何とか、喧嘩せんように、あんじょう、距離を置いて、付き合っておこう・・・というのが、大人の考え方や。。。

 

 国と国との関係も、実は基本的なところではこれと同じやと思うのやね。。。困った隣人に、いくら腹を立てていても仕方がないことなんや。。。だから、粘り強く、我が国にとって、良い関係が保てるような国に、変えていく・・・って言ったら、少し語弊があるけど、そうなってもらうように、していくのが得策なんやね。。。

 

 事実、多くの場合、経済的な格差が、反発、僻み、妬みの対象となる。韓国なんか、特に、反日感情が強い国やったんやけど、人間、衣食足りて礼節を知る・・・の格言通り、世界10位の経済大国にまでなったら、いつの間にか、まともに話の出来る関係に近づきつつあると思うんやね。。。軍事政権やった韓国を亡くなった金大中氏などが、民主化して、経済政策を重視してきた結果や。。。

 

 中国かてそうや。。。豊かになれば、人間、考え方も変わってくるし、かつての反日感情も薄れてくるというもの・・・なんやね。。。

 

 ただ、問題は、今度、日本の方になってきて、日本人の中に、なぜ、日本はもっと強い軍隊を持たないのか。。。核兵器を相手が持つのなら持つべきだ・・・なんていう考え方が、いつの間にか湧いてきているのやね。。。これは、大変危ないことなんや。。。

 

 平和ぼけしている日本人は、戦争をゲーム感覚でしか捉えられない。。。ゲームの上での自分は何度死んでも、また生まれ変われるのやけど、実際には命は一度しかなく、その死の周りには、多くの自分と関わりのある親兄弟子供夫婦などの深い関係のある人たちの人生が、現実的に有って、それまで、一瞬のうちに奪い取ってしまうものである・・・という非情さがあるのやね。。。

 

 そんなことで国を守れるのか・・・という勇ましい意見もええけど、それより、どうしたら戦争せずに、あんじょう、日本が生きていけるのか・・・といいことを第一義に考えるべきやと思うのやね。。。相手が無茶苦茶なことをやってくる・・・。日本人の生命財産を奪いにやってくる・・・。このような状況では、専守防衛の機能は発揮されるべきやけど、その前に、なぜ、そのような状況を引き起こしたのか。。。そんな状況にならないようにするには、どうしたら良いのか。。。

 

人間には知恵があるのやから、そのための解決努力が必要やろう。。。知恵の前に、実力行使しかない・・・なんていう発想は、筋肉だけしかない脳や幼すぎる子供のような発想でしかないで。。。

 

8/23(日) 今日は京都のほとんどのところで地蔵盆・・・。子供たちの健やかな成長を願う京都の伝統行事や・・・。お地蔵さんに手を合わせて、巨大なお数珠を回すおつとめ・・・の他にもおやつの時間とか、楽しい福引きなんかがあり、子供にとっては、夏休み最後のお楽しみや・・・。もっとも、最近の小学生たちは、2学期制とかで、もう学校が始まってしまっているところもあるとか。。。時代の流れは、風習まで変えてしまうのかね。。。

 

 この地蔵盆っていう風習は、どうも京都市内とその周辺、それに大阪府北部の一部だけのものらしく、他の地域の友達なんかに聞くと、何やそれ?っていう返事が返ってくる。この手のお話は、意外と狭い地域だけに伝わってる・・・なんてこと、結構あるのやね。。。

 

 テレビでやっている、ケンミンショーっていう番組は、この地域独特の風習っていうのに、スポットライトをあてていて、なかなか面白い。。。同じ日本でも、こんな違うのかっていう、違いを楽しむような感覚。。。ほんと、日本は平和で、意外とこれ、おもろいもんやわ。。。

 

 先日も、東北のほうの町で、いなり寿司の中に入れる寿司飯の代わりに、お餅を入れるところがあってびっくり。。。知らずに食べたら、のど詰まるで。。。日本も広いわ。。。

 

 愛媛では水道の蛇口をひねったら、オレンジジュースが出る・・・なんていうビックリ小学校がある。。。そうや。。。知らずにいたら、手をジュースで洗ってしまいそう。。。

 

 他にも、いろいろ身近な食べ物なんかで、変わった食べ方をしていたり、かき氷にぽん酢なんていう、とんでもないものをかけて食べたり、所変われば品変わる。。。日本全国、同じやと思いこんでいたのが、実は違う・・・なんていうことも多いのやね。。。

 

 私は日本ほど、マスメディアの普及が進んでいて、いろいろな文化が画一化している国は無いと、思いこんでいたのやけれど、こんな私の常識をひっくりかえしてくれるような、いろいろな話題が多くて、ホント、楽しませてくれる。。。

 

 この番組の教訓は、人は、自分とは全く違う考え方やら、風習やらの中で育てられて、大きくなっている・・・ということ。。。田舎者と馬鹿にする前に、人とは違うことに、臆病になる必要が果たしてあるのか。。。人は、それぞれ違う環境で育ってきたというのが、当然で、自分とは違うことを、受け行けて、相手の方を、尊重する・・・っていうことが、実はとても大事なことや・・・っていうのを、判らせてくれる。。。

 

 自分と、人との違いを理解し、受け入れないと、物事は前には進まない。。。相手のことを尊重できないような人は、逆に自分も、大事にしてはくれないものや。。。だから、自分のことを大事に思うなら、ひとさまを大事にするのが、当然・・・なんやね。。。このこと、忘れている人の多いこと、多いこと。。。

 

 自分さえ良ければよい・・・なんていうのが主流になってきた今の世の中で、まだまだどっしりと、日本人の心の中に、残っている、人さまを立てる・・・という発想。。。とても、大事なことやと思うで。。。

 

8/24(月) 京都府から、うちが賃貸経営している建物の健康診断をやって、その定期点検の報告書を提出しなさいという文書が送られて来た。。。もともとは、建築基準法に基づいた、国交省の受託事業なのだろうけど、その中身を見て、あまりの阿保らしさに、開いた口がふさがらなかった。。。

 

 これって、ただの定期点検やのに、要求している書類が、ものすごく大冊で、まるで、建築確認申請のような大変なもので、やれ、写真を付けろ、平面図や、消防関係の定期点検表やら、素人が、ほいほいと簡単に出来るようなものやないのやね。。。

 

 建物の点検なんて、民間は民間で自分の資産なんやから、一番親身になって、自分で自主的にやっているって。。。役所に命令されてやるものやないと思うのやね。。。それやのに、これやろ。。。ほんま、上から目線。。。やめてくれ。。。これって、国民を信用してない・・・っていうか、ほんま、国民を馬鹿にした話やで。。。

 

 実際、この定期点検の書類を作成出来るのは、役所の資格を取った人しかダメで、資格者証の番号を、第○○号なんていう番号を記入しなければいけないようにしている。。。詳しくは、建築士事務所とかで聞いてくれ・・・なんて書いてある。。。

 

 つまり、この報告書を提出させることによって、役人たちは、自分らの仕事が確保できるし、資格の講習とかの仕事も付いてくる。。。あわよくば、その検査とか講習をする会社なんかに、天下りもできる。。。役人さんたちのいつもの手や。。。。

 

でもね・・・。ちょっと引いて考えてみると、これって、馬鹿げた話なんやね。。。そもそも、役所は、民間の持ち物である建物を、いつから管理しなければいけなくなったのかね。。。誰が、役所に、こんなことをして欲しい・・・なんて言ったのかね。。。

 

確かに、姉歯の事件で、いろいろ世間はガタガタはしたけれど、役所は結局、耐震強度の偽装なんていうのを、見抜けなかった。。。そりゃ、そうや、、、役人って言ってもそんなにプロフェッショナルな人は少ないで。。。

 

 コレを逆手にとりやがって、微妙に、話をいつの間にかすり替えてしまって、自分らの権益と仕事を伸ばすために使いよる。。。こんな横暴、やらしてたらアカンわ。。。

 

 民間の賃貸建物を持っているところは、この書類の提出のために、高額の報告書作成費を定期的に、継続して、負担しなくてはならない。。。建築事務所とか、大手の管理会社とかに頼んでね。。。カネも時間も取られて、何のメリットもない。。。コストもばかにできない。。。

 

役所は、受け取った報告書をご苦労さんと言って、保管しておくだけ。。。こんなことに何の意味があるのや・・・。喜ぶのは建物管理をしている業者連中と、仕事が増える役人さんたちだけ・・・やんか。。。行政が民間の仕事の手助け・・・どころか、邪魔をしているようなもんやで。。。

 

 私は、役人さんたちに、こんな社会的な意義がとても低く、税金の無駄遣いになるような仕事をやって欲しくないのやね。。。こんなくだらない仕事をやってもらうのに、我々の血税が使われていると思うだけで腹が立つ。。。

 

 税金の使い道に、これほど厳しい眼が注がれている昨今やのに、役人さんたちは、自分たちの仕事の確保と、権益の拡大に、せっせと精を出す。。。ほんま、時代錯誤もええとこやで。。。今の世の中のリクエストは、役所の仕事を減らして、少ない税金でも、何とかやっていけるような筋肉質の行政を目指すことや。。。贅肉だらけの仕事ばっかりやっている役人さんたちには、大規模リストラで、さっさとリタイアしてもらわんとあかんわ。。。

 

 役所の仕事は、ほんと、無駄で無意味なものが多い。。。地方自治体と市町村で、仕事を奪い合うように、似たようなことをやっとる。。。橋下知事が1700人もの人員削減を発表したけど、みんな、拍手喝采しているで。。。ほんとうに必要な警察、消防、教育だけやってもらってたらええのに、一般職の人たちは、何をやっているのかわからんようなのが多いのやないかね。。。

 

 公務員さんたちは、もっと、周りの厳しい視線を、的確に感じ取って欲しいし、空気も読んで欲しいわ。。。こんな馬鹿げた仕事をやっているのを、自分たちで判らなくなっているのやったら、こんなアホな仕事をキッパリと辞めるような勇気が欲しいで。。。まぁ、役人さんたちは、法律に基づいて・・・やっている事、なんやけど、大元の国交省がこんな法律作らせているのやから困ったもんや。。。諸悪の根源はここにあるのやけれどね。。。

 

8/25(火) 選挙まであと4日。長かった選挙戦も、あと少し。。。いよいよ、日本史上初の、選挙による政権交代が実現するカウントダウン。。。といったところかね。。。

 

 さて、本格的な二大政党時代の幕開け・・・となると、今までの行政のやり方のルールを少しは、手を加えないといけなくなる・・・のやね。。。今までは、一つの政党が、未来永劫、ずっと続けて政権担当をする・・・というような、大前提で、物事が決まっていたのやけれど、今度は政権担当政党が、変わるというのが前提になる。。。

 

 つまり、これからは、行政府は、いつ政権が交代しても良いような体制が求められる訳であって、これは、概ね、その衆議院の議員さんたちの任期の範囲内で。。。という指針が相応しいものになる。。。つまり4年やね。。。このことは、4年以上先の計画っていうのは、実質問題として、組み得ない・・・ということを意味しているのやね。。。

 

 ここで、明らかになるのが、今までのやり方の矛盾点なのである。。。例えば高速道路である。今までの自民党政権は、将来の高速道路から受け取る収入を当てにして、どんどん高速道路を造ってきた。。。ところが、今度、民主党がマニュフェストとして掲げている首都高速、阪神高速をのぞく、高速道路の無料化が実現すると、この収入の道が絶たれる。。。のやね。。。

 

 つまり、莫大な借金をした自民党政権は、この責任を取ることなく、民主党にこのツケを回してええのか・・・という議論になるのやね。。。逆に言えば、今までの自民党のやってきた、4年以上先までに返済が完了しない公共事業のやり方・・・というのが、本当なら、越権行為として非難される話になると思うんや。。。

 

 これは、料金プール制という、屁理屈をこね回して、交通量の多い地域の高速利用者が、熊しか通らないような道を造るための費用を、延々と支払い続けてきた・・・という、馬鹿げたやり方が、もう今の時代には通用しなくなっている・・・という事も指すことになるのやね。。。

 

 つまり、先の展望もなく、無意味な公共工事を続けてきたツケを誰が払うか・・・という話なんや。。。本来、道路っていうものは、人が通るにせよ、車やバイクが通るにせよ、国が税金で作るもの・・・っていうのが、世界の常識なんやね。。。税金の使い道としては最も正しい・・・もののひとつや。。。

 

ただ、その道路をどこに整備するか、その優先順位や、必要度を、本来の利用者の効率や、出来うる限り、たくさんの人たちが利便性を高められる・・・という、尺度や、社会的意義ではなく、役人たちや、政治家たちの、利権として、利用されてきたことが、そもそもの間違いの元になっとるのやね。。。

 

中央から、どんだけ多くの予算を引っ張ってきたか・・・という議員さんが、地方では、地元貢献度が高い良い代議士や・・・という、昔ながらのやり方。。。こんな田舎モンの発想に、いつまでも日本の政治が左右されとるから、三流やと言われるのやね。。。。

 

ほな、具体的に、今までの道路の借金は、どうしたらええか・・・や。。。自民党や、当時の役人たちが、この膨大な借金を支払ってくれたらええのやけど、そんなの、よう、払わんやろ。。。払えんくせに、何でここまでした・・・と批判するのもええけど、結局、われわれの税金で・・・返済する・・・ということになるのやね。。。

 

本来、高速道路は償却が終わった時点で、随時、無料にするという約束の下、高い利用料金をこの30年も40年も支払い続けてきたのやね。。。この約束が反故にされてきたのを、今度やっと、守られるだけのことなんや。。。道を通るだけに、なぜ日本人はこんなにお金を支払うのか・・・と、外国の人は、日本に来たら驚いていたやんか。。。それが国内物流のコスト高に直結していて、日本製の製品の国際競争力の低下をもたらしていた愚策やということを、早く気づかないとアカンわなぁ。。。

 

料金所にいる何万人もの、料金収受員の雇用をどうするか・・・なんて、逆ギレしよるヤツもおるけど、そんなの、公団みたいな、本来、国民の資産で商売しとおるような奴らのこと。何で国民が心配してあげないとアカンのや。。。本末転倒やで。。。甘えるのも、ええかげんにしてほしいわ。。。

 

今では、形だけ民間会社のようになっておるけど、昔の道路公団の役人さんたちは、自分たちの仕事を拡げるだけ拡げて来て、自分たちの仲間を増やすだけ増やしてきて、ボロ儲け口をどんどん増やしてきて、せんど、高い給料を我々の払った高速料金から、ガバッと、取っておいて、その残りで、ちょろっと借金を返す・・・なんていう、阿漕な商売を続けてきよったんやね。。。まさに、人のふんどしで相撲を取るような話やんか。。。

 

高速道路の整備や、保守点検も、税金でやったらよろしい。。。民間会社に管理させるより、地方自治体が自分の責任において、やったらよろしい。。。昔ながらの利権を手放せるには、それしか無いからね。。。

 

日本には、いま、制度疲労のような、垢が貯まりまくっている・・・。無駄やと判っていること、なんにも、高い給料の公務員さんたちが、やってもらわんでもいいことだらけ・・・って言っても良い。。。何年かに一度、政権交代をして、こんな垢を落とすような作業を、やらんと、日本の役人さんたちは、コレでよいと勘違いしている。。。

 

役人さんたちの既得権益を手放させるのには、政権交代でだけは多分無理やろう。。。私は国は財務省と外務省・国防省以外の全部の仕事は、道州政府に権限委譲をすべきやと本気で思っておる。。。霞ヶ関を解体して、国が集めたお金は人口比で9割以上は地方に行くようにする。。。これで権限が分散されて、美味しい仕事が分散されて、効率化かせ進むと思うのやね。。。

 

その地方分権という大ナタを、少なくとも4年以内に実現する・・・。これが民主党政権に望みたいことやね。。。

 

8/26(水) 2月の手術以来、私は定期的に大病院で検査を受けている。しばらくは、これを続けて、転移がないかを慎重にみてもらわんといかんのやね。。。

 

 しかし、最近は、どこの病院も建て替えが進んでいて、ホテルのロビーのような豪華な施設が、どんどん出来ている。。。病院を利用する側からみたら、とても有り難い事なのやけれど、公立の病院が税金を贅沢に使って、ピカピカの建物に生まれ変わっていくのを見ると、大赤字の財政やのに、何でこんなに、予算が潤沢に回るのか。。。ちょっと不思議な気持ちになるのやね。。。

 

 みんなの税金で運営されているところ・・・っていうのは、昔から、質素倹約が求められて来たし、それが当たり前や・・・という空気が有った。みんなの税金で建てる建物なんやから、区役所やら、市役所、保健所、学校、病院、警察なんかは、古くてボロボロで当然。。。ところが、最近は、役人さんたちの力が強くなったのか、予算が潤沢に回るようになったのか(そんなはずはないのやけど・・・)公共の建物がどこもものすごく立派になっている。。。

 

 どうも、この傾向は、東京都庁がとても立派な高層ビルになったころから始まっていて、裕福な東京のまねごとを、貧しい地方の都市までが、真似をして、どうせなら立派なものを・・・。どうせ、自分の腹は痛まないのやし。。。という感覚なのかね。。。

 

 そのおかげか、地方の行政は火の車状態になっとる。。。どこも、立派過ぎる庁舎と引き替えに、巨額の地方債などの借金漬けになっとるのやね。。。どうも、日本の地方っていうのは、先に予算を使ってしまう・・・という悪い癖が付いてしまっていて、イカンわ。。。

 

 日本人っていうのは、勤勉であるということと、質素倹約である・・・という国民性があったはずなんやけど、どうも最近の若者のように、先に欲しいモノを手に入れておいて、後でお金を返す・・・という、悪しき習慣に毒されてしまってきたのやないかね。。。

 

 昔は、欲しいものがあったら、しっかり貯金して、それが堅実に貯まってから手に入れる・・・というのが、日本人の、有る意味、美徳のようなところがあったの。。。それやのに、欧米の金融機関のお先棒にちゃっかり乗ってしまって、景気回復には、借金させても、経済を回させないとアカン・・・という政策に乗ってしまって、浮かれすぎているのやないのかね。。。

 

 家のローンは仕方がないにしても、車やら、普段の少し高い買い物、海外旅行まで、借金してまで行く・・・感覚。。。これって、やっぱりおかしいで。。。役人さんたちだけではなく、日本人全体までもが

金融資本の食い物にされている。。。つまり、金貸しの奴隷やね。。。これって、おかしな世の中やで。。。

 

  もっと税金の使い道に市民は厳しくならんとあかん。限られた予算の中で、借金をせずに健全財政でやってもらわんと、まだ生まれてない赤ちゃんが将来支払うであろう税金までアテにするような、情けないご先祖様になったらアカンで。。。少しは恥を知らんと。。。

 

8/27(木) 先日、平成20年度から出来た、建築基準法の改正による、個人宅以外の、ほとんど、あらゆる建物の、定期点検強化・・・について書いたが、これ、ちょっと調べたら、エレベーターやら回転ドアーやらの事故が頻発した時に、出来た法律で、国交省に何をヤッ取った・・・と批判が起きて出来た法律らしいのやね。。。

 

 その趣旨は判らないでもないのやけど、その対象になる建物の多いこと、多いこと。。。集合住宅なんて、特殊でもない建物も対象にしているものやから、例えば分譲マンションに住んでいる人なんかも、理事会や管理組合で負担する費用が高くなることが予想される。

 

 おまけに、この定期報告書を提出する時に、その建物の延べ床面積に応じて、何と、事務手数料なんていう、お金まで、取るのやて・・・。。。おいおい、手数料ってオブラートに包んだ言い方しているけど、それって、税金の増税と同じ意味やで・・・。なんせ、何万円も、その建物の広さに応じて手数料を取るのやろ。。。これが税金でなくて何やね。。。

 

 その昔、京都の街では、家の間口の広さに応じて、税金を取ってたんやね。。。だから、京都の街は、間口が狭くて、奥行きが深い町屋建築になった。。。

 

ところが、こんな役人達が、思いつきで、こさえてしまいよった法律。。。広さに応じて取るのって、負担する立場になる人の有る程度の了承を本当にちゃんと、得たのか。。。。。誰もそんなカネ、払わないで。。。これって、ホンマ、無茶振り・・・かなり、疑問が多いで。。。我々国民は、何も意見を言ってないし、選挙で論争もなしに、なし崩し的に法律にしてしまうなんて、汚いと思うし、第一、国民がそれに、口を挟めないのは、おかしいと思うのやね。。。。

 

 対象は大規模商業施設やら、飲食店、地下街、キャバレーやパチコン屋、映画館にホール、貸しビル業、など・・・つまり、ほとんどの建物が対象になる・・・。まさに、投網やね。。。一網打尽や。。。その全部に点検せよ・・・。報告書出せ。。。まぁ、厚かましい、馬鹿な法律を、いけしゃあしゃあと作ったもんや。。。

 

 私は、何でもかんでも、国に監督責任を負わせるような社会っていうのは、アカンと思うのやね。。。みんな、そんなに役人さんたちに、みんな管理されたいかね?いま、建物を持っていたりすると、実にいろいろな役所が、いろいろな利権を目指して集まってくるのやね。。。

 

 消防署の言う事と、国交省の言うこと、監督官庁が言うこと、全部違っていて、各々の役所に報告せよ・・・とか、その報告書を書ける資格をまた費用を負担して、取れと行ってきたり、そんな馬鹿げた事ばっかり、役人は、やっとる。。。ほんま、呆れる。。。

 

 定期点検って言ったって、例えば、マンションで、この前の点検以降に、階段やら、エレベーターやらの重要設備を撤去してしまうところなんて、本来あり得ないし、大幅な構造変更をする建物なんて、まずないやんか。。。つまり、この報告書っていう社会的意義が、とてつもなく意義が薄い。。。。まさにも無駄な仕事のかたまりや。。。。

 

役人さんにとって大事なのは、定期点検表が提出されているか・・・だけであって、ちゃんと管理をしていますよという、証拠さえあったら、ええ・・・っていう本音が見え隠れするのやね。。。

 

 つまり、何かエレベーターの事故が有ったとしたら、ちゃんと定期点検をさせています。報告書を提出しないのは、管理者が一方的に悪い。まるで、われわれ、監督官庁には、落ち度がありませんよ。。。と言いたいためだけ・・・のために、そんなことをさせたていのやね。。。

 

 たまらないのは、こんなのに、巻き込まれる方の事業者や、国民の方や。。。時間と手間をかけさされて、何もなくてあたりまえ。場合によっては、予定外の費用や無駄な手間が発生するし、最終的にその負担を持っていくところが、費用転嫁されて、居住者っていうことになる。。。

 

 つまり、結局、周りまわって、役人に仕事をさせたら、国民の負担が増えるという構造なんやね。。。これって、風が吹いたら桶屋が儲かる・・・みたいな話なんやけど、エレベーターの事故が頻発する→マスコミが国の管理体制を批判する→役人たちが、事業者に管理体制を強化させるような法律を作って国会を通させる→マンションを持っている事業者が定期点検をする業者に依頼したり、報告書を提出するための手数料負担が増える→その費用が家賃や管理費に転嫁されて、マンションの居住者の負担が増える。。。。

 

 つまり、エレベーター事故が起こると、マンションやテナント企業の管理費が上がる。。。っていう図式が成り立つのやね。。。喜ぶのは、マンションの管理会社と、建築設計だけでは食えなかった定期点検を請け負う建築士さんや、事務所と、その資格取得団体や、仕事が増えて、収入や天下り先が増えてうれしい役人さんたち・・・だけ・・・ということになる・・・。

 

 もぅ、こんなアホなこと、やめとこうや。。。って、誰も、何故、言わないのかね。。。。管理って言ったって、地方自治体、特に県庁や府庁の仕事がいかに少ない・・・って言ったって、こんな仕事を新たに作って、はい、ちゃんと仕事をしてまっせ・・・って開き直られてもねぇ。。。税金の無駄遣いの極地やないか・・・。

 

 日本は中世以来、役人さんたちを増やすのが仕事みたいなところがあって、猫も杓子も役人さんになりたがる悪い癖がある。。。一番考えなくてはアカンのは、役人は、何も生まないし、何も建設的な仕事をしないし、何の経済貢献もしない人種なんやね。。。ところが、どんどん仲間を増やしたがる悪い習性ある。。。たくさんで、楽な仕事をやった方がより楽やからね。。。

 

 

 役人の比率が上がることは、それだけ世の中の経済効率が下がるという現実、これを考えておかんとあかんのやね。。。役人の仕事に生産性という言葉はない。。。そやのに、一番、偉そうにしとる。。。

 

 本当に大事なのは、もう、役人の仕事を増やすようなことになる法律は拒否すること・・・になってくると思うのやね。。。何でも役人任せにしないで、国民が自己責任で物事を進める当たり前の社会にしないと、またまた、役人の腐敗や、賄賂、入札妨害や、利権あさりの体質が無くならない日本になってしまう。。。

 

 カネと利権は集めれば集めるほど、澱んで汚くなる。。。日本という国を浄化するためにも、もう、役人任せは、キッパリ、NOと言わないといけないような時代になってきとると思うで。。。

 

8/28(金) 人事院勧告っていうのがある。人事院は民間企業のサラリーマンの所得を調べて、公務員の給与水準が適正かどうかを毎年検討し、答申という形で首相に出す。何にも、こんな時期に・・・と思うのだけど、今年はこの人事院の勧告を全部受け入れて、年間15万円ほど、公務員の人たちの給与やボーナスが下るのやそうや。。。

 

 国家公務員の給与水準の改訂は、地方公務員も右にならえになるので、何十万人もの公務員さんの所得に影響する。それだけ、波及効果は大きいのやね。。。

 

 まぁ、去年の11月以来、日本の民間企業の業績はメタメタで、クビにしなけりゃいけない社員を企業はたくさん抱え込んでいる。。。それに、補助金を出して、何とか食いつないでいる状態やのに、クビになる心配のない役人さんたちの給料を、ちょっとぐらい下げてもうてもね。。。人員削減も、勧告せえへんのかいな。。。

 

 それに、この勧告の参考にしている企業は、大企業ばっかしや。。。虐められている大多数の中小企業の給与もこの平均値を出すのに、参考にせんと、おかしなことになるで。。。この経済下やったら、もっと下げないとおかしくなるで。。。

 

 今度の選挙で、多くの政党が、マニュフェストに、時給1000円を実現します。。。って書いている。これって、実は、なんでこんな公約がまかり通るか・・・っていうような話なんやね。。。最低賃金っていうのは、企業は最低これだけの水準の人件費を負担しなさい。。。っていうのを定めているのやね。。。今は確か700円ちょい。。。これを一気に1000円になんてしたら、どえらいこと・・・になる。。。

 

 だいたい、政党が企業の支払う賃金を決めるなんて、いつから、そんなに偉くなったんや。。。その昔、池田勇人が、所得倍増計画として、国民の所得を今後10年で倍にする計画を発表して、国民に夢と希望を与えた。。。ただ、これでさえ、計画であって、国が決めることではない・・・っていうのは、当たり前のことなのやね。。。日本は共産主義や社会主義国家ではないのやから。。。

 

 どうも、最近、政治や役人たちの、出しゃばり過ぎが気になる。。。

 

 私は、企業に時給1000円の人件費負担を、簡単に強要したら、日本の製造業の雇用は崩壊すると思うで。。。国内の今より3割も上げた、高すぎる人件費では、国際競争力が全くなくなるから、ほとんどの製造業は、日本から居なくなる。。。つまり、もの作り日本の崩壊につながってしまうのやね。。。

 

 こういうと、また民主党は、税金を使って、その分を補填すれば良い・・・なんて言い出すのやろうけど、この発想。。。ほんと危険極まりないね。。。民主党のアキレス腱は、自治労、日教組、連合などの、今までの支持団体や。。。この団体は、ほとんどが公務員や大企業の労働組合ばっかり。。。つまり、常に要求はするけど、ケツはフカン・・・っていうとこばっかりや。。。

 

 雇われている先がほとんど倒産や解雇の危険が低いところばっかりで働いている人たちっていのは、本当の意味での危機感なんてまるで無い。。。。日本の行く末より、自分たちの待遇改善が大事・・・っていう人たちばっかりなものやから、こんなところの言うことばっかり聞いていたら、日本の経済はボロボロになる。。。

 

 民主党政権がほぼ確定的になっている今、民主党は、今までみたいに、労働組合の意見ばっかり聞いている政党から脱皮して、本当の意味での国民政党を目指すべきチャンスなんやね。。。国民は自民党が頼りないから、民主党に、いっぺん、やってみなはれ・・・という感覚で政権を与えようとしている。その本当の国民の願いである税金の無駄遣いを止めさせて、長い癒着で付きすぎた垢を落とす役割を新政権に期待していると思うのやね。。。

 

 その期待に、本当に答えることが出来るか。。。まだまだ未知数やけれど、結局、ほら見たことか。。。にならないように、努力をしてほしいものや。。。

 

 政治っていうのは、センスやと思うんや。国民のリクエストを敏感に感じ取って、いま、何が一番望まれていることか・・・を実行すれば、拍手喝采がもらえるし、ピント外れなことばっかりやっていたら、何をやっているか・・・と痛いしっぺ返しが来る。。。

 

 税金の無駄遣いを大して減らせずに、公務員さんたちを益々増長させるような政策をやるのなら、国民は黙ってない。。。真の意味での二大政党になるためには、言い意味での民主党にならんとあかん。。。今までの労組とのしがらみを引きずってたら、国民にダメだしされることだけ、忘れたらアカンで。。。

 

8/29(土) 舛添さんが久しぶりに、スパッと、ええことを、言ってはったねぇ。。。怠け者に税金を使う気は、さらさらない。。。やて。。。ほんま、言いたいことを、スパッと言ってくれて、スッとした。。。

 

 以前にも指摘したけれど、日比谷の派遣村っていうのは、かなり胡散臭い政治的なパフォーマンスの色合いが、ものすごく濃かったのやね。。。共産党の志井さんやら、社民党の福島さんやらが、足繁く通っていて、「派遣切り」に逢った気の毒な方々と握手して、激励している姿が、連日のようにテレビに出ていたのやけれど、何か、この人たち、本当に次の仕事を探す気のある人たちなのやろうか・・・っていうのが、何か見え隠れしていたんやね。。。

 

 そこに、のこのこと出て来たのが派遣村の住人たちを残らず生活保護者に仕立て上げて、ええ気になっていた人たち。。。この人たちには、税金で本当にこの人達を助ける意義があるか・・・なんて考えなかったのかね。。。

 

 働く気はあるけど働き口がない。。。その裏返しは、採用しても、文句ばっかり言って、すぐにサボつて、働こうとはしない、それどころか、労働者の権利ばっかり主張して、義務を果たそうとしない人たちの姿が浮かんでくる。。。つまり、人を雇う方の立場の人からしたら、こんな人らは、決して雇いたくないババ抜きの「ババ」なんやね。。。

 

 住む家がない・・って、この人が生きている限り、親や兄弟はいるやろう。。。田舎に帰ったら、立派な住む家があるっていう人が多分、ほとんどやろう。。。。それやのに、ホームレス同然になってしまった、本当の原因が、本当は自分一人だけにあるのに、それを認めようとしない。。。世の中のせい・・・にする甘えた考え方がここにあるのやね。。。

 

 もちろん、中には、とても悲惨な目にあったり、理不尽な首切りに逢ってしまった人もあるやろう。。。でも、それは、ほんの一握りやろう。。。それは、自分のやりたい仕事ではない。。。こんなに忙しい仕事はしたくない。。。給料が安すぎるから、そんな職には就きたくない。。。

 

 中途半端な安月給の仕事をするぐらいやったら、何にもせずに、生活保護のお手当をもらって、気楽に暮らしたい。。。まして、東京やで。。。死ぬ気で探せば、何かの仕事が無いはずがない。。。でも、その努力をしないのやね。。。

 

 働く能力もある。。。働く機会もある。。。それやのに、働こうとしない・・・。それは単なる怠け者である。。。こんな人たちにびた一文、我々の税金を使ってくれるな。。。以前から私は、こう願っていたのやけど、やっと舛添さんが、言ってくれたね。。。

 

 働かざる者、食うべからず。。。当たり前のことが通用しなくなったら、日本は、おかしな事になる。。。ろくなお働きもせずに、高いサラリーを取っている人たちも多いから、こっちの面でも、別のモラルハザードが起きている。。。

 

 怠け者達が蔓延る日本を、一掃せんと、この国は、昔の英国病みたいになってしまうで。。。

 

8/30(日) いよいよ今日は衆議院選挙の日。不満の自民か、不安の民主か・・・。まぁ、大勢はもう民主への政権交代の実現・・・ということなんやけど、いよいよ二大政党時代の幕開けということで、日本の政治が少し、まともになるように、願いたいものやね。。。

 

 政治三流って言われ続けていた日本が、せめて二流になってほしい。。。国民の切なる願いは、多分、その一点にあるのやないのかね。。。今まで、日本の政治に対して、あきらめていた人たちが、今度は投票行動に出た・・・ということを素直に喜ぶべきことなのやろう。。。日本の政治が三流な理由は、引いて考えたら、国民にも責任があるのやしね。。。

 

 昔は、自分の支持している、あるいは、知り合いのあの人に頼まれたから、この先生に投票する・・・っていうのが多かった。。。でもこれは、実は本当の民主主義ではないのやね。。。政治家は、何とか票のとりまとめをしてくれそうな人、この人の言うことをきく人が何人いるか・・・で、いわいる、地元の名士や有力者さんを、取り込めば良かった。組織票っていうヤツやね。。。

 

 でも今は、個人が本当の意味で信任をしなければ投票をしない時代になりつつある。これはええ傾向や。。。私がいくら頼んでも、息子ですら、言うことを聞かない。。。これが当然なのやね。。。つまり、個々の意思がそこまで尊重されている、本来の意味の信任投票になりつつあるのやね。。。

 

 私は創価学会やら、共産党などの大きな組織が票をまとめてしまうというのは、あまり良くないこと・・・だと思うのやね。。。学会さんに入っている人でも、共産党の運動をしている人でも、組織の応援している人と、自分の投票したい人っていうのは、本当は、違うものやと思うのやね。。。人は、この人が好きか嫌いか、良い人そうか、悪い人そうか、実は直感的に決めている。

 

 本来の人間の直感で選んだ人に投票すれば良いことを、組織的な選挙っていうのは、有る意味阻害している時が多いと思うのやね。。。

 

 人間の感覚というものは、100人いたら100人違って当たり前。。。公平公正な選挙民の感性を既成政党やら、推薦組織などが、邪魔をしている・・・という感覚。。。これは、公平公正な選挙を続ける上で、意外と大事なことやと思うのやね。。。

 

 今の世の中は、特に都市部では票を組織化するのが難しい時代になっているのやと思う。誰だって、投票行動ぐらい自分で決めたいし、人に言われて投票先を変えたくない・・・という本音がある。自民党やら民主党やら・・・というレッテルは、あくまで、候補者に付けた目印に止めるべきで、本来、議員は、自らの目指す政策が近い政党を自ら選ぶような時代が来る方が、来るのでは無いやろうかね。。。

 

 自民党員であっても、民主党に寝返る人、逆に民主党の中にあっても、自分の考え方、主義主張と、党の方針があまりにも差がある人などは、どんどん入党、離党するのがええのやないかね。。。もちろん、有権者の意思のもとにね。。。

 

 政党というのは、英語ではパーティと呼ばれる。これって、歓迎パーティなどと同じ意味の言葉に使ってもええと思うのやね。。。。つまり、あくまで、仲の良い者同士が集まるところ・・・っていうのが、パーティ。そこには、意見の違う人も来るけれど、いろいろお話をして、人同士影響しあって、切磋琢磨される。。。でも、そこで、あまりにも意見の食い違う人は、そのパーティから抜け出して、また別のパーティを別の仲間を集めてやる。。。そのぐらいの政治感覚で良いと思うのやね。。。

 

 日本の政党政治っていうのは、どうも、何か特別な呪縛があって、自民でなければ人に非ず。。。自民党の議員さんやないと、予算が来なくなる・・・とかいうのが多すぎた。。。民主は、この轍を踏まないように、全く新しいクリーンな予算組みのやり方を見せて欲しいものやね。。。それが出来ないと、一回だけで終わる民主政権になっちゃうからね。。。

 

 ほら見たことか・・・って自民に言われないように、ガンバッテや。。。

 

8/31(月) 先週テレビを見ていたら、もう来年には、参議院選があるのやね。。。参議院議員の任期は6年と長いのだけれど、その改選は半数ごとに3年ごと・・・に決められている。衆議院のような解散が無いっていうのが、特徴やね。。。

 

 もともと参議院は、明治憲法の時代に貴族院やったのを、戦後GHQが一院制でいいというのに、日本側が二院制を主張して押し切って出来た経緯がある。。。つまり、まだ、皇族さんや、華族さんや、学士さん、高額納税者の代表なんかが、国民の代表として国政に参画するという形を取っていた名残があるのやね。。。

 

 今の時代、参議院なんているのか?って聞かれて、衆院は予算を審議し、参院は決算を審議する・・・と言っていた政治家さんがいたけど、今はそれほど明確な色づけはされてないのやないかね。。。むしろ、今の時代では、解散のある衆議院を補完する意味合いで、政治的空白を無くそうとする意味があるような気がする。

 

 半分づつ改選されるのも、有る意味、激変緩和措置のようなところがあって、ヒトラーのような英雄が一人出てきて、国の向かう方向を、急激に変えてしまうことの恐ろしさから、安全弁としての院の意義を作ろうとしていたのではないか・・・と推察されるのやね。。。

 

 最近では与野党逆転の参議院で、自公政権の法案をことごとく、否決して、自民に何もさせなかった逆転国会としての意義が見直されていたのやね。。。安倍・福田・麻生の三首相は、この参院での多数を野党に握られていたから、有る意味、何も出来なかったと言っても良いやろうね。。。ただ、このため、一方の党の出した案だけが通って、もう一方の党の案だけが否決される・・・という単純なやり方ではなく、与野党が歩み寄って成案を得る。。。という、良い効果も見逃せないと思うのやね。。。

 

 さて、衆参両院で、比較第一党になった民主やけど、これから、次の参院選までが、実は正念場や。。。民主党にやらせてみて、不安や・・・やっぱり失敗やった・・・となったら、国民は掌を返したように、次の選挙で報復する。。。そういうもんや。。。しばらく、民主党政権の支持率に注目やね。。。

 

 今回大敗した自民党は、今度の参院選で死にものぐるいで挑んでくる。議員さんは、落選したらただの人。。。次の衆議院選のある四年後まで、霞を食って生き長らえるわけやない。。。直近の選挙に、何とかうかろうとしてくる人も多いのやないのかね。。。。どうしても、衆議院の議員さんの方が上で、参議院議員さんは、下に見られる傾向があるのは、院の性格も影響しているのやろうね。。。

 

 つまり、衆院が米国の上院のような感覚がある。。。院の力に予め差を付けておくのは、合理性のある話なのやけど、国民負担という視点から考えれば、むしろ、衆参両院で国会議員の数が果たして今のような膨大な人数が必要か。。。が、議論をもっと、尽くすべき部分やろうね。。。

 

 昨日までの開票速報を見ていて、ほんとうに、これだけの人を国民が税金でお仕事をやってもらうことをお願いしんとあかんのやろうか。。。全部で、100人ぐらいの数では何故、アカンのか。。。誰がこんな議員の数を決めたのか。。。民主が言っている、無駄遣いっていうなら、一番の無駄遣いは国会議員さん自身の給料、歳費が一番かも知れないで。。。

 

 

 

 

 

 

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