日常のページ
10/1(木) 先日テレビを見ていたら、昭和・平成のカラオケソングベスト30っていうのをやっていた。懐かしい・・・って思ったのは、石川ひとみの「まちぶせ」。この歌は、この人よりも、5年ほど前に、三木聖子っていう人が、ユーミンの曲をもらって出した歌のカバーやったけど、カバーの方が大分、ヒットした。 元祖ストーカーソングとも言われるほど、怖い内容の歌詞やったけど、当時は、こんなこと、気にもせんかったのにね。。。昔は、そんな、長閑(のどか)な時代やった・・ということやろう。。。 確かに、もし、誰か好きな人が出来て、その人の家を知りたいと思ったら、その人の後をつければ、簡単にその人の住んでいるところは判る。。。まぁ、そんな当たり前のことが、今では、ストーカー行為・・・となってしまう現実。。。これって、ちょっと、世の中が狂ってきている前兆のような気がして、しゃあないのやね。。。ここまで犯罪か。。。という線引きが難しいから。。。 まぁ、年頃の娘さんがいるお宅なら、大事なむすめが、けったいな人につきまとわれる危険性があるから、細心の注意は必要なのやけど、それ意外のケースでも、どうも、個人情報保護条例っていうのが出来てきたあたりから、どうも、日本はちょっと、狂ってきているのやないかね。。。 人権保護団体やら、公務員さんたちやらが、わっせわっせと言って出来たこの法律。私は出来た当初から、ちょっとやり過ぎなのやないか・・・と指摘してきた。子供が同じクラスの友達に年賀状を出そうと思っても、名簿が無いから、住所が判らない。 子供の遠足で、雨天決行の連絡を、回そうと思っても、電話連絡網が無いから、それも出来ない。。。これって、毎日顔を合わす友達やのに、お互いに連絡は取るな。仲良くするな。連絡したい人は先生を通じて連絡しますやて・・・。アホちゃうか・・・って思ったんや。。。 人と仲良くしようと思ったら、その人のことをまずよく知る。。。っていうことが大事や。その人がどこに住んでいて、どんな暮らしをしていて、どんな考え方や趣味を持っているか。。。名簿っていうのは、そんな基本的なデータを網羅した、仲良くなるための第一歩のツールやったはずや。。。 好きな子が出来て、その人に初めて電話する時のどきどき感。。。こんなことが、今の子は出来ひんのやね。。。お気の毒に。。。 学校の名簿を誰か不心得者が業者に売り渡したりしてしまうから、名簿は作りません。。。っていう考え方は、本来の名簿の使途からしたら、全く逆の話で、悪いのは、そんな名簿を買い取ろうとする業者の方で、そのために大事な名簿が作れない・・・っていうことの方が、私は本末転倒で、大問題やと思うのやね。。。学級名簿は絶対に、作るべき・・・やと思うんや。。。 社会の中でも、例えば、町内会の名簿っていうのは、意外と大事で、どこに誰が住んでいて、その人はどんな人か・・・という情報は、実は、どこに誰が住んでいるかが判らない状況より、遙かに治安の面で有利に働くものなんやね。。。 となりは何をする人ぞ。。。っていう都会の冷たい人間関係っていうのは、実は、人が人を、良い意味で気にかける・・・というシステムを崩壊させてしまっていて、いつも間にか、知らない外国人が住み着いていて、何か、爆弾でも作っているのではないか。。。恐ろしい宗教でもやっているのではないか・・・という疑心暗鬼を起こさせてしまう元凶にもなってしまっているのやね。。。 自分の名前や連絡先を人に言えないような生活をしている人にとって、この個人情報保護条例っていうのは、格好の隠れ蓑を提供しているようなもの・・になってしまうのやね。。。どこどこの子供さんが、どこの学校に通ってはって、ここには、今度二十歳になる娘さんがいて、確かに、人様に、そんなことを知られるのは嫌・・・っていう人も多いのやろうけど、それは、それ。そんなのは、プライバシーの問題やなくて、ご近所付き合いの問題が、ごっちゃになっとる。。。 誰だって、歳をとってからも、ずっとその街で生きていくのなら、良い人間関係のある街で生きたいと思うのは、当然の欲求なはずや。。。その、より良い人間関係を邪魔しているのが、この個人情報保護条例のところがあって、そんなどうでもええことまで、秘密にして、いったいどうしたいのか。。。って思う時が多いのやね。。。 区役所に勤める人たちにとったら、人によっては、いろいろなクレームを言う人がいるから、そんな人たちに対抗するための法律が欲しかった・・という部分がある。区役所には、いろんな人が来て、借金取りが、夜逃げした人の転居先を教えろとねじ込んできたり、向かいの家が空き家になって、草刈りをしないから、虫が多くて困る。連絡をしたいので、向かいの人の連絡先とか、転居先を教えろ・・・なんていうのが、しょっちゅう、有るのやね。。。 こんなときに、盾になるのが、この個人情報保護条例。。。条例により、お教えできません・・と、断る根拠としての法律が欲しかったのやね。。。教えたとなったら、誰の責任でそんなのを教えたのか・・・ってなるからね。。。 でもね。自分の連絡先や転居先を人様に知られたくない人って、何らかの特殊な事情のある人だけなのやないのなね。。。ほとんどの人は、お天道様のもとで、まっとうな人生を歩んでいるのやから、自分の名前が電話帳に載っていたり、しても、何の支障もない。。。という考えの人が大半やったはずや。。。 いや、むしろ、NTTの電話帳に載せてなかった人の方が、何らかの理由があって、載せられない・・なんていう、世間の冷たい目で見られていたのやね。。。ところが、この条例以来、電話帳掲載希望者が激減した。。。それは、本来、知り合い同士が、連絡を取り合う道具である電話を、業者の人たちが、商売道具として使い出した。。。ということが大きいと思うのやね。。。 電話っていうのは、よくよく考えると、ちょっと暴力的な性格の部分があって、自分の仕事を一生懸命やっている時にかかってくると、その仕事を一時停止してまで、自分の時間を強制的に空けなければならなくなる・・・という性格があるのやね。。。 うちにも、マイラインとか、車の買い取りセンターとか、ホームページの営業、成人式の振り袖、電気代がこうしたら安くなりますよ・・とか、土地の有効利用しませんか、携帯電話まとめませんか・・・、塾の宣伝、同和をかたった高い本を買え〜とか、業務用電話のシステムが変わりましたので、あなたの会社の電話はもうすぐ使えなくなりますよ・・・とか、脅しやら、胡散臭いのも含めて、毎日、たくさんの電話がかかってくる。 こんなのに、いちいちマトモに相手をしていたら、こっちの仕事が進まないばかりか、たまにカァーっと頭に血が上ってしまって、仕事が手に付かないときもあるのやね。。。これって、よくよく考えたら、なんで、こんなのに、いちいち、大事な時間を取られなくてはならないのか・・って思ってしまうのやね。。。 これは、電話を使って、テレアポっていう、商売につながる人を見つけることを、仕事にする人が増えてきた・・・という事に大いに関係している・・・。これが拡がるのに反比例して、電話番号をあまり人には知られたくない・・・っていう人が増えたのやと思うのやね。。。あんまりこんなのが続くと、電話っていうのは、ベルが鳴ったら、誰かが出るもの・・・っていう常識まで、崩壊していってしまって、電話がかからないから、宅配便がなかなか届けられない・・・とか、いろいろ、不自由なことも出てきてしまうことにもなるんやね。。。 ベルが鳴っていても電話に出ない家が増えてきているのは、モラルの崩壊以前の問題。。。こんな日本にした犯人は、いったい、誰なのやね。。。 |
10/2(金) オリンピックの開催地が決まるIOC総会が、あと少しでコペンハーゲンで開かれる。いま、結構、旬な著名人でもある鳩山新首相が、東京五輪の顔として、この総会に出席すると発表したら、何と、あのオバマ大統領本人まで、地元シカゴの応援のために総会出席を表明。。。俄然、IOC総会は、日米決戦の様相を呈してきた。。。 米国は、当初、話題性のある新ファーストレディであるオバマ夫人を担ぎ出そうとしていたのやね。。。ところが、鳩山氏の出席を受けて、急遽大統領ご本人に差し替え。。。それもこれも、前回の冬の五輪招致合戦で、ロシアのプーチン大統領が、このIOC総会に出席して、一気に劣勢をひっくりかえして、ソチ五輪が決まった・・・という経緯がある。。。投票行動っていうのは、多分に当日の雰囲気というか、風が関係するものやからね。。。 もともと、この2016年の五輪を決めるレースは、南米大陸初の五輪開催を目指していたリオデジャネイロが優勢と伝えられていた。スペインのマドリードは、バルセロナと近いし、2012年のロンドンが、欧州開催だから、ちょっとね。。。という感じ。。。 そんなこと言ったら、2008年に北京五輪をやったばっかりのアジアで、また東京っていうのも少し不利。。。という考え方もある。。。シカゴはロス五輪から少しあいている・・・。それより、世界的不況を巻き起こした張本人のアメリカで・・という批判票もある。。。安定性なら、東京も有利かも。。。 五輪の開催招致レースっていうのは、実は、きれい事やなくて、IOC委員をどれだけ接待攻勢したり、買収出来たりするか・・・にかかっている・・・ということが、公然と言われている。日本の長野五輪の時は、すごかった・・・とか、名古屋や大阪は、カネをけちったから負けた・・とも言われた。けっこう、裏では、えげつない買収合戦が繰り広げられているのやね。。。 五輪をやったら、儲かる。。。オリンピックがただの国威を揚げるためだけに使われていたのは、もう20世紀の話。。。今の五輪は、しっかりスポンサーが付いて、競技のチケットがかなり売れて、客席をそこそこ埋めることが出来る。。。という、総合的な運営力の勝負にもなっている。 カネを出すところが、いろいろな意味で強い・・・というのは、運営面でも現れていて、高額の放映権料を支払うアメリカのテレビ局なんかは、例え、現地時間がとんでもない早朝であろうとも、自国がテレビの視聴率が最大になるゴールデンタイムでのライブ放映を要求して、大会の運営時間まで変えてしまうほど影響力が強い。。。 日本と豪州・欧州とアフリカ・南北アメリカ、世界はある意味、この3つの時間帯が中心になって動いている。この3時間帯の中で人口的に最大なのは、アジア地域だが、文化圏的にも人口的にも多いのが欧州、いちばんカネがあるのがアメリカという感じかね。。。 ちょっと、自信がなくなり欠けている今の日本にとって、オリンピックという、特大のイベントは、時代の流れを変えるタイミングとして重要や。かつて、五輪や万博は、その時代時代を大きく区切るポイントとして、大変重要な役割を果たしてきたからね。。。問題は、この東京五輪を契機に、これから、どういう日本にしていきたいか。。。っていうのを定義することやと思うのやね。。。 米国学校の優等生の立場をぼちぼち卒業して、日本は日本独自の価値観や世界観を持って、例えば、反核兵器、平和、環境、エコロジー、エネルギーテクノロジーなど、の分野で、世界を引っ張っていくような姿が見えて欲しいものや。。。アジアの大国になっていく、中国・インドなどに、引けを取らないような、キラっと光る国になるにはどうしたら良いか。。。これを考えるべきや。。。 東京五輪は、そのためにも、何としても取りたいイベントと捉えるべきやね。。。 |
10/3(土)自民党の総裁が谷垣さんに決まったけど、何か、自民党の政党としての迫力が、一気に無くなった感じ。。。勝てば官軍、負ければ賊軍の習いは、いつの世も同じやね。。。下野した自民党に、みんな関心はない。。。来年の参院選でも、なかなかこの風は変えられないのやろうね。。。 日本にとって最悪のシナリオは、自民でもダメ、民主でもダメ・・・という、八方塞がりになることや。今は、とりあえず、民主党のやりたかった方策を、ひとつひとつ、丁寧に見極めていくことしか手がない。。。あまり、極端なことをやってもうて、日本をメチャクチャにするのだけは、堪忍して欲しいからね。。。 いまの民主党のやろうとしている改革には、確かに理がある。長年続いてきたシステム上の垢というか、苔というか、そんなものを、ひとつひとつ丁寧にひっ剥がして、もっと効率的で無駄のないシステムに作り替えていく作業やから、慎重にやってもらわんとあかん。。。 そこで、やっぱり、一番のキーポイントになるのは、官僚たちの使い方なんやね。。。優秀な日本の官僚さんたちは、いわば、行政のプロや。政治家さんたちが、ちょこっと勉強しただけでは、とうてい追いつかないほどの経験値と知識の積み重ねがある。だから、そんな人たちが、一所懸命、省や庁の利益のためにやっていた今までのやり方を、いかに、本来の国益や国民の利益優先に、軌道修正させられるか。。。これが大事なんやね。。。 私は、有る意味、もっと官僚の人たちが、今までのように黒子ではなく、表舞台に立たせるようにする方法が良いような気がするのやね。。。今までの官僚さんといえば、政治家の先生方を立てて、けっして、自分たちが目立つようなことはタブーとされていた部分があるのや。。。 政治家は、高級官僚たちを頭ごなしに怒鳴ったり、威厳を持って、接することで、自分たちの方が上である・・・という意識を役人たちに示そうとしてきたふしが多分にある。役人は政治家に花を持たすことで、実を取って来た。。。。 でも、もう、そんな時代やないのやね。。。先生方のご機嫌さえとっておけば、好きなことが出来ていた昔とは違って、これからは、民主党の議員さんたちだけやなく、国民までも、納得させないと、自分たちのやりたいことが出来なるなる仕組みになってくるのやから。。。 ここで、恐らく、利害が絡んでくると、省によっては、民主対官僚たちの、全面戦争のような事になる可能性がある。特に、厚労省、社会保険庁、国土交通省、農林水産庁など、つっこみどころの多い省庁では、その傾向が顕著になってくるのやろうね。。。 役人たちは、天下りは禁止させられるは、自分たちの先輩方の行っている組織への補助金や助成金がカットや、廃止されることで、NPOやら、独法なんかは、壊滅する可能性が高くなる。まぁ、今まで、せんどええめを見ておったのやから、ざまぁ見ろ。。。というのが正直なところやけれど、どんどん事業や仕事の外注先が減ってきて、予算が減っていくと、今まで、いったい、こんな役人たちは、何をやっておったんや・・・というのがどんどん明らかになってくるはずなんやね。。。 無くても良い仕事・・・。やらなくても問題のない仕事・・・。意味の無かった仕事。。。仕事を偽装するための仕事・・・。よう、ここまでカネの無駄遣いをやってきたものや・・・というのがどんどん出てくる。。。そして、最終的には、本当に国のやるべき仕事だけが残る・・・というのが理想やろうね。。。 役人達は当然抵抗するのだろうが、ここで、私はこの抵抗を世間にもっと公開させて、世論の力で、無駄な仕事をやめさせるような方向に持っていくべきやと思うのやね。。。そのためには、事務次官さんやら、局長部長課長クラスまで、どんどん陰に引っ込んでないで、公の場で議論させたらええと思うのやね。。。本当に是非を決めるのは役人ではなくて、国民や・・・という事を見せつけてやらんと、こいつらは、言うことを聞かないからね。。。 国家公務員さんは、全部が全部、悪徳役人さんやない。。。みんな、日本のたちに働く・・・という高い志を持って、この職を選んだ人ばっかりやと思うのやね。。。ところが、長く役人をやっていると、どうしても、自分の組織優先、自分の身内優先の考え方に染まってしまって、自分たちのやっていることの大儀が見えなくなってしまう人が多いと思うのやね。。。ここに、省庁が各々培ってきた悪しき恒例があるのやね。。。 予算上の改革は、意外と進むのかも知れないけど、この役人さんたちの組織改革っていうのが、一番厄介で、難しいもんや。。。天下り禁止・・・と大声で叫ぶだけで、事は解決しないし、50歳になったら、昇級停止とか、年金の出る65歳までは、例え給料は下がっても、働き口を国が保障する制度とか、そんな知恵が必要になってくるのやないのかね。。。 |
10/4(日) 中川昭一元大臣が死去。若いのに急死にビックリや。。。酒と睡眠薬の組み合わせって、そりゃ、あんた。やばいって。。。 朦朧会見で引責辞任。アル中疑惑で、選挙も落選。断酒宣言までしとったのに、亡くなった遺体からは、アルコールの反応。。。飲まなきゃいられなかったというのも、判るけどね。。。 しかし、人間、こんな簡単にポックリ死ねるものなのか。。。逆に、ちょっと羨ましいような死に方でもある。若いうちに死ぬと、みんなに、送ってもらえるし、年老いた姿を他人様には見せないまま死ねるから、その人の記憶は、いつまでも若いままや。。。 でも、中川さんの発言っていうと、いつも、ちょっとどこかに、毒があって、明確に対立軸を作っていく感じの言葉が多かった。物事をハッキリ言わないのが美徳・・・という感じの人が多い日本の政界では、パシッと、ちょっとタカ派な発言をされる人やっただけに、もう、なかなかこんな人が出てこないのやないかって、ちょっと残念やね。。。 日中国境線付近の中国のガス田問題だって、この人の指摘がなかったら、中国のやりたい放題になっていただろうし、日本の国益を語らしたら、鋭い舌鋒が魅力だったね。。。北朝鮮の拉致問題だって、家族会からしたら、安倍・中川ラインは、対北朝鮮では強行派で、北朝鮮への制裁措置は、ミサイル発射もあって、まだずっと続いている。 中川氏はちょっと、ヤンチャ坊主のようなところもあって、少し子供じみたように、必死になるところもあって、見ていて面白いから、テレビにもよく呼ばれて出ていたからね。。。有る意味、人気もあったのやろう。。。まぁ、酒で有る意味、人生間違えたようなところはあるけどね。。。もぅ、あのちょっと皮肉混じりに話される過激発言が聞けなくなるのは、寂しいね。。 今回自民党は、小泉さん以来、安倍・福田・麻生と三代続いた不人気総理のおかげで、衆議院選で大惨敗し、もう立ち直れないのではないかというほど、痛手を受けた。中川氏の例の事件も、その中では比較的印象に強かっただけに、自民惨敗の第一級の戦犯ではないかという指摘もある。 それだけ、本人も悩まれていただろうし、夜も寝られないほど、疲れていた。。。ことを考えると、やっぱり、政治家という職業は、精神的にも肉体的にも激務なお仕事なんやろうね。。。もう、そんなに、がんばらなくてもええから・・・って、一言声をかけてあげたいわ。。。 |
10/4(日) 鳩山内閣のもう一つの火薬庫が、千葉景子法務大臣である。この人は、21世紀中に、是非とも無くしたいことが、「死刑」という、筋金入りの死刑廃止論者なのである。 恐らく、この人の在任中には、死刑執行の書類にサインすることはないから、いつかいつかと死刑執行を怯えながら待っている100人あまりの死刑確定囚は、大喜びしているのやろうね。。。殺人事件を起こすのなら、今のうち・・・なんていう人もあまりないのやろうけどね。。。 それにしても、究極の罰である死刑が、事実上執行猶予されてしまうのは、どうなのかね。。。死刑確定囚のおまんまを三食負担して、警護付きで高い給料と立派な刑務所に係留しつづける経費は、無駄ではないのかね。。。 まぁ、歴代法相も、自分が人の命の生き死にには、あまり関わりたくない・・・という人が、やっぱり多くて、死刑執行命令書にサインしなかったというケースはある。でも、法の下の平等を守る立場の法務大臣が、人によって、サインしなかったり、したり・・・という不平等なのは、いかがなものかね。。。 例えば、死刑判決後、30日以内には、自動的に刑の執行を行うようなシステムにしておくべきなのやないのか。死刑執行に時の法務大臣の命令書が無ければ出来ないというのも、困ったものやで。。。役人さんたちの、責任回避やて批判されてもしゃあないで。。。 そして、この千葉大臣、何度も民主党が野党の時に提出しては、自民党に否決され続けてきた、夫婦別姓の法案成立を目論んでいる。まぁ、我が世の春を謳歌するのはええけれど、マニュフェストにも書いてない、まだ国民的な議論が尽くされていないことを、権力をかさに着て、鬼の居ぬ間に・・・と、決めてしまうとする態度は、どうなのかね。。。これを、ファッショと言わないのだろうか。。。 結婚しても、以前からの名前を続けて名乗りたい。。。っていうのは、キャリアウーマンであったり、社会的な知名度のある人なら、当然の権利としてある。芸能人も結婚しても旧姓のまま活動するケースは多いし、ユーミンなどのように、ダンナの姓を名乗りたいと改名する人もいろいろや・・。 ただ、男女同権の発想で、女性だけ、男性の姓になるというのは、不公平だから、例え結婚していても姓を本名とも変えない・・・ということは、いささか大きな問題がある。それは、日本の「家」の考え方そのものを根本的に変えてしまうような、戸籍制度まで変えなくてはいけない問題だからである。 子供が出来たときに、どちらの姓を名乗ればよいのか・・・。お墓や仏壇をどちらが守っていくのか、ご先祖様への意識が、ひどく曖昧になるなど、問題点は多いのやね。。。家族の関係がどんどん希薄になってきている現在、そんな法律を作って、いったい、どんな日本にしたい・・・って、この人は思ってはるのかね。。。 墓の中にいはるご先祖さままで、うかうかしていられないような、そんな日本にだけはしたらあかんのと、違うかね。。。 |
10/5(月) やっぱり、日本の国会議員さんっていうのは、一度お金をもらってしまうと、何に使ってもええ。領収書さえあれば・・・なんて思っていたのかね。。。 江田五月氏や平野官房長官、川端文科相なんかの、政治後援会が支出した費用の中に、何と、キャバクラの領収書が出てきた・・・というビックリニュースが報道された。。。この支出が適正であったかどうかの判断が、議員さんが出来なかったこと自体、恥ずべきことやのに、国民の皆さんが判断されること。支出は適正に処理されていた・・・と開き直られるあたり、大丈夫かいな、この人らで・・・と、心配になる。。。 このお金は公費から出ているのだから、元は税金。。。それやのに、こんなのに使えてしまうあたり、チェックも何もしてない・・・というのが、バレバレやんか。。。それにしても、○○観光とか、書いてある領収書。後日、公開されるのが、判っていて、平気でこんなのを出す感覚。。。信じられへんわ。。。バレへんとでも思っていたのなら、とんだお門違いやで。。。 私は、別にキャバクラへ行ったらアカンと言ってるんやない。そんな遊びのカネぐらい、自分のサイフから出せ・・・っていいたいのやね。。。国民の税金で飲み代やら遊び代を支払っておいて、平気な感覚。。。これが大問題やて言っているのやね。。。こいつらに、本当に、国の税金の無駄遣いを制するようなことで出来るのか・・・って言われるのがオチ。。。って、いう認識が有るのか無いのか・・・なんやね。。。 まぁ、実際問題として、地方から出てきている議員さんたちは、支援者が東京へ出てきたら、いろいろと接待をするものらしい。。。そんなのをいちいち、ポケットマネーで出していたら、大変な金額になる。。。という現実もあるのやろう。。。 これは、政治とカネ古くて新しい問題でもあるのやけれど、選挙っていうのは、議員たちに、「たかって」くる、選挙ゴロっていういのが、必ずおる。。。選挙事務所の裏へ行ったら、タダ酒が飲めて、タダ飯が食える。選挙期間中に、支援者が来て、ちょっと5万円だけ貸して。。。すぐ返すし。。。なんて言われたら、むげに断れない・・・ものなんやて。。。この借金の返済なんか、もちろん無い。。。寸借詐欺みたいなもんや。。。って知り合いの議員さんが言っていた。。。 こんなことが続くから、議員になってから、金集めやら、金の亡者みたいになって、元を取ろうとする・・・んや。。。という人がいるぐらい。。。ホント、汚いことが裏ではある世界なんやね。。。今度の話も、どうもこれの延長線上にあるようなお話で、地方から出てきた後援会の役員さん方を接待して、飯食わせて、酒のませて、キャバクラでも連れて行けとなったら、議員さんなんて、なかなか上手に断れるものやない・・・っていうのは、想像に難くない。。。 ただ、ここでケジメだけは付けておかないとアカンのやけれど、ついつい、選挙前であったり、当選直後で、大変お世話になった人であったりすると、お酒の勢いもあって、ついつい。。。なんていいうことになったのやろうね。。。まぁ、議員さん本人が接待するとは限らないのやけれど、後援会の人やら秘書たちだけで行って、後で、領収書渡されて、コレ頼むわ。。。っていわれる。。。これって、あり得る話なんやね。。。 中小企業かて接待交際費は、税務署から、なかなか全額損金処理させてもらえないのに、まして、公的な立場にある議員さんが、公金で、こんなこと、されていたらなぁ。。やっぱりアカンとしか言いようがない。。。のやね。。。 これを契機にして、本当に政務調査費とか、渡しきり費とか、地方議会でも、曖昧になっている議員歳費の使い方・・・。これをしっかり全額公開して、下手な費用は使えないように、自らが襟を正す姿勢を見せるべきやろうね。。。今まで、使えたのやけど、もう使えなくなりました。。。っていう、某かのけじめを、やっぱり、ここで、ちゃんと付けておくべきやろうね。。。 |
10/6(火) 東京五輪2016、あかんかったね。。。北京五輪が終わったばかりのアジアでまた。。。という不利と、やっぱり、何と言っても、南米初のオリンピックを・・・と、国民的な盛り上がりのあるリオ・デ・ジャネイロと比べられたら、勢いが違った・・・ということやろうね。。。 まぁ、それだけ、五輪を開催出来る能力のある国が増えてきたということは、それだけ豊かさが世界に広まってきた証しでもあるから、素直に喜ぶべきことなのかも知れないけどね。。。まぁ、ブラジルは日本とも、移民やらで、なじみのあるお国柄やし、リオのカーニバルでも有名。。。ラテン系ののりの良さで、立派なオリンピックになったら良いね。。。 ただ、リオっていうのは、ブラジルの首都・ブラジリアではないけど、元首都で、実質ブラジル一の大港湾都市。オリンピックは、お祭りさ。。。楽しければ、勝負なんてどうでもいいさ。。。という、ちょっと違ったオリンピックも期待出来るのかもね。。。 日本は、名古屋、大阪に続き東京も連敗。。。もうオリンピックは来ないのやないか・・・という焦りさえある。。。五輪を開く国は、いわば、育ち盛り。。。勢いがある国が多いから、日本の復活は遠いのか・・・と落ち込む部分もある。。。 五輪招致が、国ではなく、都市単位である・・・というのも、少し、違和感がある。国でええやん・・・と思うのやけれどね。。。招致にかかった費用が莫大になればなるほど、都市での招致が難しくなるからね。。。お金のない財政が厳しい都市は、立候補もするな。。。国は支援しないぞ・・・となるからね。。。本気で取りに行くのやったら、国がもっと費用面でもどーんとサポートせんと。。。 これに懲りずにまた挑戦し続けて欲しい。。。こんな話をすると、また石原都知事に150億も使って何だ・・・と、責任を糾明する奴らが出てくるのだけれど、こんな後ろ向きなヤツは、どこにでもいる。。。知事が公金を使って、一生懸命やっているのに、足を引っ張ってどうする。。。こんな人らが、招致活動の足かせになっているという部分はゼロではないからね。。。 どこか、東京五輪に反対する人たちが、よほど暇なのか、コペンハーゲンまで行って、東京オリンピック反対のデモをやる。。。地元のマスコミやらが、それを報道して、IOC委員の目にもとまる。。。関係者からしたら、何をしてくれるねん・・・っていう思いなのやないのかね。。。 まぁ、五輪招致運動が、それほど、国民を本気にさせていなかった・・・という反省点と、日本人がクール過ぎて、それほど、五輪にこだわりを持っていなかった・・・というのが、一番の敗因やと思うけどね。。。もし、次の2020年も招致を目指すのやったら、そのあたりのことも、もっと、全国レベルで盛り上げていかないと、なかなか難しいやろうね。。。 ちなみに今回、開催を勝ち取ったリオは三度目の挑戦やった。粘り強さも、五輪招致には、大事な要素やね。。。 |
10/7(水) インドネシアのバリ島で、日本人観光客が殺された事件が発生。。。バリ島と言えば、年間に35万人もの日本人が訪れる人気観光地や。。。私も今年初めて行ってきたところやっただけに、このニュース、ちょっとびっくりした。 事件があったのは、バリ島一の繁華街であるクタ地区。クタビーチは、早くから、サーファーたちのメッカ的存在で、ビーチショップだけにとどまらず、多くのレストランやギフトショツプなどが立ち並ぶ賑やかな地区である。もちろん、ホテルなども多いのだが、古くからある安宿が多く、比較的新しく開発それた地域とは違って、セキュリティ面で、少し不安のあるような宿が多い地域や。。。 私は、事件がクタの安宿・・・ということから、てっきり、かなりのバリ島リピーターの女の人が被害者かと思っていた。ところが、この被害者の女性、何と、海外旅行が初経験なんやと。。。えっ、初海外で、こんな危ないところに泊まっていたのか?危険に対する、認識のあまりの低さに、ちょっと、驚いた。。。 報道によると、犯人の男性は、現地の警察官の服を入手して、不審に思われないようにして、被害者に近づいたそうや。。。バリ島と行ったら、ジゴロ。。。っていうぐらい、男妾が有名。。。日本女性が海外という開放的な気持ちになって、アバンチュールを愉しむというイメージが強い。。。 夜中まで、酔っぱらってふらふらになっている日本人女性の観光客がいる。。。大丈夫かいな。。。なんて、親御さんの気持ちになるようなことが、多い地区なんやねここは。。。特に深夜の繁華街は、危険がいっぱい。。。そんなスリルを楽しみに来られているのやったら別やけど、とても初海外なんかで来るようなところやないで。。。 私は、日本人が最近、景気が悪くて、昔ほど気軽に海外旅行に行ってない・・・というのもあるけど、安全な日本の感覚そのまま、海外に出て行ってしまって、トラブルに巻き込まれる・・・という事件が増えてきているのが気になるのやね。。。 先日も甥っ子夫婦が、イタリアやらスペインやらを、ちょっと、遅い目の新婚旅行で行ったのやけど、何とほとんど初海外。。。それなのに、ツアーやなくて、個人手配で行く・・・というのに驚いた。。。そりゃ、格安チケットで、ホテルはネットか何かで手配出来る時代やから、それで行くのが一番安いのに決まっている。 でも、ろくすっぽ英語も話せないのに、イタリア語、スペイン語圏へ行くことのリスク、海外で危険な目にある可能性を考えたら、最初はツアーにしておいて、FITは、もう少し旅慣れてから・・・にしても良いのやないか・・と、思ってしまうのである。ほんま、よう、行くわ。。。この向こう見ずさが若さなのやろうけど、時にこれは、とんでもないことに巻き込まれる危険も孕んでいるのやね。。。 確かにパックツアーは、行きたくもない観光に連れていかれたり、他に行きたい場所などがあるのに、お仕着せのコースを強要されるケースが多いから、嫌われるというのは、判る。。。激安ツアーに参加して、延々とお土産物巡りをさせられた・・という話もよく聞くからね。。。ギフト店が添乗員やら現地観光会社にキックバックするから、それを折り込んで、激安に出来るという仕組みもあるのやろうけどね。。。 ただ、反面、日本の旅行会社がツアーに選ぶホテルなどは、最低限のセキュリティは守られていて、その面では、安心な場合が多いのやね。。。私は、経験値的に申し上げると、一泊一部屋二人で100米ドル。。。っていうのが、世界のどこへ行っても、リスクの、ボーターラインやと思うのや。。。つまり一泊一人5000円もしないところは、ヤバイ・・・という可能性があるのやね。。。 世界にはいろいろな安宿があって、一人一泊10ドル台で泊まれるところもたくさんあるのやけれど、荷物の盗難の心配があったり、誰でも外部の人が入って来れたり、泊まっている人たちの人相や風体が悪かったり、大変怖い目に遭う可能性が高い・・・というのを覚悟しておくべきなんやね。。。 私も学生時代に、アメリカ一周バス旅行っていうのを2ヶ月で行っていて、けっこう危険な目にあった。。。ホームレスの多い深夜のダウンタウンにある、グレイハウンドの待合所では、ナイフを持ったヤツに危うく、荷物を奪われそうになったし、治安が今よりも、ずっと悪かったニューヨークでは、泊まったホテルの選択に失敗して、深夜に窓の外で起こる銃撃戦で夜も眠れなかった覚えがある。。。 まぁ、そんな世界の常識っていうのが、判ってない日本人が、みんな行っているから大丈夫なのやろう・・・という安直な理由で、危険が一杯の海外に飛び出す・・・っていうのは、ほんと、怖いことなのやね。。。何が起きてもおかしくない。。。 今度の事件なんかは、起きるべくして起きた。。。っていう部分が多分にある。。。せめて、バリ島なら、ヌサドウア地区の大型ホテルに泊まっていたら、こんな事件には巻き込まれなかっただろうし、せっかく高いお金を出して海外へ行ったのに、ホテル代をけちったばかりに、こんな目に逢った。。。そうとも言えるのやね。。。 水と安全はタダだと思っている人が多い日本人。。。海外に行ったら、頭をきちっと切り替えないと、アカン。。。こんな当たり前のことが出来んのやったら、行かん方がええで。。。ほんと。。。親は泣いとるで。。。 |
10/8(木) どうも、日本の株価がさえない。。。民主党政権になって、緊急経済対策と称したバラマキが、あわてて予算執行を差し止められて、2兆5000億も止まった。。。まぁ、無駄遣いがそれだけあった・・・ということなんやけど、無駄であれ、何であれ、2兆円を越えるお金が市場に回らなくなった。。。という現実。。。これだけで、株式市場にはマイナス材料と受け取られてしまうのやね。。。 もちろん、円高傾向と藤井失言もあるけど、どうも、民主党改革が進むと景気の先行きには、やっぱり、少し不安感が出てくる・・・という見方は否めない。。。民主党政権は、どうしても、「大きな政府」の方向に向いてしまうことになるからね。。。 しかし、日本っていう国は、いつからこんな「ひ弱」な国になってしもたんかね。。。経済一流、政治三流って言われていたぐらいやから、日本の企業たちは、政治に比べて、ずっとグローバルな世界で、バンバン世界中で稼いでいたはずやんか。。。 ところが、去年の11月以来、日本の景気は、悪くなったまま、なかなか立ち直れない。。。麻生総理が言っていた、世界で一番早く景気回復をさせる・・・と言っていた約束も、所詮、政府の財政出動で、バンバン金を世の中に回す・・・という作戦がメインやった。。。ところが、そのやり方に批判が集まり、税金のこれ以上、無駄遣いをするやり方に、NOを突きつけたのが、今度の選挙やった・・・のやないのかね。。。結果として、日本の景気回復は、主要国で最も遅れてしまった。。。皮肉なものやね。。。 政府の財政出動でもって、無理矢理、景気回復をさせる・・というやり方は、実は、適正には見えていても、実は政府に、もたれかかるような企業を増やすだけで、本当の意味で、企業の足腰を強くする方法ではない・・・というのが、明かなんやね。。。 民需主導、本当の意味での景気回復っていうのは、各々の企業が自助努力で、世界に通用する商品を開発したり、画期的な日本のエネルギー改革を進めるようなものになって、初めて起きてくるものなんやね。。。その時代を引っ張る産業というのは、常に入れ替わっていくもので、古くは紡績やら、製鉄、造船など、それにつづくは、電気、自動車などの産業が今の日本の景気を引っ張って来たのやね。。。 問題は、この時代を次に引っ張っていく産業がなかなか出てこないこと。。。こうなると日本は苦しい。。。トップランナーは、入れ替わり立ち替わりして、初めて全体としての成長が望めるのだけれど、なかなか、昔ながらの、同じことばっかりしていたらよい。。。っていう後ろ向きな発想では、しんどくなってくるものなんやね。。。 企業の体力測定も必要になってくる。お先真っ暗なお商売でも、何とか路線変更で生き残りを模索したりして、いま、企業はもがいている。。。でも恐らく、この先、どんどんと、自然淘汰が進んでくるのは見えている・・・のやね。。。。現実問題として。。。 亀井静香がいくら、借金棒引きを公約しても、金をいくら返さなくてもよくなっても、仕事が無ければ、何にもならないのやね。。。本当に世の中に生き残る価値の無いものまで税金で、行きながらわせて、結局ダメでした。。。では、元も子もない・・・のやね。。。現実問題として。。。 例えば、中小企業の代表でもある、商店街にある個人経営の酒屋さんが、いくら、借金しばらく待ってもらったとしても、また立ち直れる保障が有るか・・・って言われたら、今の状況では、無いやんか。。。そんなところの借金いくら税金つぎ込んで、待ってあげても、しゃあない・・・というのが現実なのやないのかね。。。 もし、こんな酒屋を本気で守ろうと思ったら、ここのお店から半径10q以内で酒を売っているところの酒販免許を剥奪するしかなくなる。。。つまり、昔の酒販制度っていうのは、著しく不条理なこんなことをやっていた。。。という裏返しになっとる。。。もう、そんな時代に戻れへんやろ。。。 だから、そんな酒屋さんは、廃業したり、コンビニやミニスーパーになって、生き残りを目指している。それを支援するのやったら、意味があるわな。。。私は、現実問題として、国や地方自治体などの「お上」が、何か政策をやって、うまくいった試しがない・・・と思う方なんやね。。。 お上の政策は、ある一部の人だけを利しているだけで、その分、他の人たちに、その犠牲を押しつける方が大きいと思うのや。。。エコカー減税、エコポイント、大企業の首切り防止のために、大量の税金が使われた。。。このことの、愚かさ。。。もっと十二分に反省すべきやと思うで。。。 企業や国民は国に頼らない。国も、国民におもねない。。。そんな正常な関係を回復することが、一番、税金の無駄遣いも防げるし、官の仕事も減らせる。。。もう、役人はいらん仕事をせんでくれ。つくづく、そう感じる、今日この頃や。。。 |
10/9(金) 国土交通相の前原誠司氏は、実は無類の鉄道オタク・・・テッチャン・・・やっていうの、皆さんご存じでしたか?高速道路やダムの公共工事は進めても、新幹線の延伸工事は、そのまま予算を通しておる。。。何かね・・・。自分の趣味の世界やったらやる・・・って・・・。ええのかね。。。 まぁ、今、民主党は、無駄な公共工事を何とか止めよう。。。っていうのをやってる・・・。今のニッポン、確かにどこでも公共工事をやって、それを食い扶持にしているところが多い。田中角栄の時代の一億総土建屋時代の名残で、官の仕事を、民に回して、それを政策や・・・っていう時代の流れ。。。 これの流れがいま、どうしようもない事態になっているのやね。。。特に、いま問題になっているのは、地方空港の問題や。。。日本航空の持っている路線の何と9割が、赤字路線やという現実。。。これって、本当は、日航の問題だから、っていうのではなく、政治の問題なのやね。。。 ホントに必要であるかどうか、精査せずに、どんどん無駄な地方空港を作っておいて、飛行機は飛ばしても、席が埋まらない。。。この尻ぬぐいを結局税金でするという、悪循環。。。これって、一体何やったんやろうね。。。 もともと、そんなに需要が見込めないところやりに、無理して過大な投資をする。で、結局、採算割れして、飛行機が飛ばなくなる。。。言ってみれば当たり前のことやのに、こんな無駄を繰り返す。。。採算予測をしたところは、どう責任を取るのかね。。。大甘やんか。。。 高速道路にせよ、新幹線にせよ、空港にせよ、公共工事をしたいところは、なりふり構わず、バラ色の未来予想図を描いて、計画を立てる。ところが、そのほとんどが、需要予測を水増しし、人口がどんどん増えてくるような勝手な予測の上に立っている。。。 結果として、国民の税金が無駄に使われて、頼んでもいない莫大な借金が残った。。。この責任を誰が取るのか。。。誰も取らないで、税金につけ回しするから、みんな怒るのやね。。。 これからは、採算の取れない路線は、もっと小型の飛行機を地方自治体が飛ばすような時代になるのやないのかね。。。ちょうど、第三セクターで国鉄の赤字路線のところを運営していたようにね。。。 私は、実は、都市と農村という関係っていうのは、過密と過疎の関係であって、大都市圏に人が集まり、辺鄙な町は、どんどん寂れていく・・という現象は、どうしても、仕方のない問題やと思うのやね。。。国土の均衡有る発展なんて、まるで夢物語なんや。。。 人は有る程度、まとまって住むことを快適と思うところがあり、気象的条件の厳しいところや、生きていくのに、大変なところや、職がないところなどでは、人がどんどん離れ、都会のような、人がどんどん集まるようなところでは、なお一層の過密が起こるものなのやね。。。 だから、本来、税金っていうのは、人が多く住む都会で多く使われて、人の少ない田舎では、あまりたくさんは使われないものである・・・というのが、自然の摂理のようなところがある。税の負担と税の恩恵が公平であればね。。。 ところが、日本はどんな山の中でも、立派な舗装道路があり、ちょっとした集落には、公民館やコミュニティセンターなどの、その集落には、失礼ながら、分不相応なほど、立派すぎる公共の施設がある。。。 つまり、都会で集めた税金を、田舎に集中的に多く使ってきたこと・・・これが、税金が足らなくなってしまった一番の原因や・・・ということ。この反省が何もないのがアカンことなんやね。。。都会が栄えるのは、人・モノ・金が集まるから当然なのだが、田舎への、あまりにもアンバランスな過剰投資が、この国の繁栄を著しく歪なモノにした・・・と思うのやね。。。 本来、立派な建物や、立派な庁舎とかは、その地方の身の丈にあった投資としてされるべきものなんや。。。ところが、こんな田舎の町に、何でこんな立派な町役場が・・・っていうようなところばっかりやんか。。。これも、地方が公債を発行出来たり、国の補助金をバンバン使えるような仕組みをこさえてしまったからなんやね。。。 財政破綻した夕張市かて、分不相応な、立派な観光施設をこさえておる。これで、観光客がドバーっとくる・・・なんていう幻想を小役人たちが立てて、失敗した残骸やんか。。。そして、残ったのは、支払いきれないほど大きな借金だけ。。。アホちゃうか。。。 どうも、今の日本人たちは、バブルの時のことや、高度経済成長の時のことが、忘れられないのやね。。。人間、一度ええ目を見たら、なかなか後戻り出来ないものやからね。。。ただ、もう、こんな馬鹿げたことは、これからは無理や・・・っていうのを判ってもらわんとアカンわなぁ。。。 貧しい市町村は、ボロボロの役場で、辛抱してもらわんとアカンし、お金のある裕福な自治体は、東京のように立派な都庁をこさえたらええ・・・これって、実は当たり前のことなんやね。。。ところが、今は、どこもかしこも・・・豪華庁舎やろ。。。それって、誰のお金なんやね。。。 予算の使い方を、コンクリートから人間へ・・・っていうのが民主党の方針。これはこれでええのやけど、ようは、バランスの問題なんやね。。。工事関係でも、本当に必要な工事はやってもらわんとアカンし、それも、身の丈にあった内容であるかどうか・・・っていうのは、地方が地方でしっかり吟味せなあかん。。。 人間、誰しも、ポケットの中に10000円しか無かったら、その10000円の中で、何とか済まそうとするやろ。。。。借金までしたいなんて、よっぽどのことやんか。。。。まず、その当たり前のことあたりから、正常に戻さないと、この国の金遣いの荒さは、直らんで。。。 |
10/10(土) 最近どうも、「連立政権」っていうものの危うさ・・・が気になる。華々しくデビューを果たした鳩山新政権やのやけど、あれだけ多数の支持を国民から貰ったにも関わらず、ほとんど支持されなかった社民党やら国民新党と連立を組まなければならない悲運が、最近話題になる事が多いから・・・なのやね。。。 一つの政党が単独過半数を取れない。あるいは、絶対的勢力である三分の二を超えるために、政党同士が組んで政権を組む・・・ということは、最近の日本の政治では、半ば当たり前になっている。それだけ衆参両院で、常に絶対的多数を持ち続けること・・・というのは、なかなか難しい事なのやね。。。 だから、自民党も公明党と、長く手を組んできたし、ちょっと前の連立政権でも、自社さ連立・・・なんて、やっておった。このことは、ちょっと見た目には、一党だけでの独裁を阻止して、過度な独裁政権になることを防いでいるように見える。フィールセーフの発想的には、良いことなのだけれど、今回の民主党政権を選んだ国民の選択・・・という意味では、国民が選んでいない小政党の意見が大きくなりすぎる事への不満が主権者である国民の中に大きくなっているのやないのかね。。。 沖縄県の米軍基地の移転問題では、民主党は普天間の移設を支持してきたが、その先が、自民党が日米合意とていた辺野古地区への移設について、あくまで県外移設を主張する社民党とぶつかっているのやね。。。 日米安保という、日本にとって最重要事項を考えるときに、国民支持率が極端に低い小党である社民党の意見が通ってしまうような事になると、大変なことになる。ハッキリ言って、反米の立場が強すぎる左翼政党である社民党が政権政党になること自体、国民は支持したのか?違うやろう。。。 いくら、参院での過半数が欲しいからと言って、安直に三党合意で、手を組むようなことになると、国民全体の反発を食らうことになるのは、鳩山氏自身が一番判っていることやろう。。。数の論理で正論を言えば、あんたのとこの政策は国民から大した支持を、されていないのやから、ちょっとは遠慮せよ・・・と、言わなきゃアカンのやないのかね。。。 自公連立も、公明党は、自民との決別をにじませ出した。。。ひょっとしたら、公明党は政権与党内にいることを重視して、今度は民主と連立して、キャスティングボードを握る作戦に出るかも知れない。。。社民党よりはねはるかに議員数が多いからね。。。となると、民主は、あまりに意見が違い過ぎる社民党を連立から切れることになる。。。悩ましいところや。。。 民主党が、自力で行くには、まず、来年の参議院選でも大勝しなけりゃあかんことになる。これはなかなか難しい事で、ここしばらくの民主党政権の動きを、国民は注視しているのやろうね。。。下手なことになったら、やっぱり自民で。。。と国民は、バランスを取りたがる性質があるから。。。 だから、民主はいま、下手を打てない、有る意味、追い詰められた、緊張の中にいるのやね。。。ええ意味で張り詰めたなかで、順調に政権公約を果たすと、国民の支持は続くし、やっぱり、赤字国債、大増刷します・・・とか、やっぱり消費税上げます。。。ガソリンの暫定税率の廃止も無理。。。高速道路も無料に出来ません・・・なんてなったら、国民に掌を返される・・・のが明白やからね。。。 政治っていうのは、厳しいもので、常に「勝ち」を求められるものや。常勝でないと国民は納得しないし、「負け」はメンバーチェンジを宣告されることになるからね。。。長期政権になると、このあたりの感覚が麻痺してしまっていて、甘えが出てくるのやね。。。だから、緊張感を常に持つことっていうのは、とても日本の政治にとって、良いこと・・・なのやね。。。いま、かつてないほど、日本の政治は「緊張感」に溢れている。。。どうかこれが、日本を是非とも良い方向に行かせて欲しいものやね。。。 |
10/11(日) 最近特に、いまの世の中、ちょっと、正義っていうのがなさ過ぎると思う。ウチは、ギフト関係の仕事をしているのやけれど、香典返しの注文をしておいて、その代金を支払わない人が、ちょくちょくいる。。。それも30万か、40万ぐらいの金額や。。。 何度も督促しても埒があかず、仕方なく裁判所へ少額取り立てっていうので、何かの資産を差し押さえてもらったり・・の手だてをするのやけど、これに対抗して、何と、何の悪びれることもなく、自己破産をする人が多いのやね。。。裁判所による、借金を一気に、チャラに出来る特別な措置や。。。 自己破産って言ったら、多重債務者から個人を救うための最後の一手・・・という認識やった私は、ほんと驚く。。。一生のうち、一度しか出来ないことやのに、たった数十万、それも自分の親への香典をネコババしてしまって、使い込んだばっかりに、香典返しのお金が払えなくなって自己破産か。。。世も末やわ。。。 最近の法律事務所や司法書士事務所のなかには、多重債務者などに、あまりにも安直に自己破産を勧め過ぎるところが多いそうや。。。それによって、成功報酬を得られるアンタ方はええけど、踏み倒された方の気持ちや立場はどうなるねん。。。正義が廃れちゃ、世が乱れるで。。。 自己破産した・・・って言ったって、官報っていう、特別な人しか見てない新聞に、ちっちゃく名前が出るだけ。。。ほとんどの人が、その人が自己破産した人であるという事すら判らない。。。最低でも全国紙に毎日、どこの誰が自己破産しました。。。って税金使ってでも載せるべきなのやないのかね。。。報道されることもないし、こんなのじゃ、本人が、恥ずかしくも何にも無いやんか。。。 それとも、その人の玄関に、自己破産申請受領書のようなものを一年間、掲示せなあかん義務・・・を課すとかね。。。 こんなので、社会的制裁が十分であると言えるものなのかね。。。私は自己破産の持つ意味が、あまりにも軽すぎて、濫用され過ぎていると思うのやね。。。選挙権が無くなったって、屁とも思わない人が多いし、公民権停止とかに、あまりデメリットを感じる人の方が多くない・・・というのが現実なんやろうね。。。 人権っていうのがある。この権利っていうのは、誰も等しく持っているモノなのやけど、この人権が濫用され過ぎていて、最近よく聞くのが、悪いことをした人の人権・・・っていう言葉や。。。人を殺した人にも、人を騙して大金を持ち逃げした人にも、自己破産して、借金を踏み倒した人にも、人権は等しく保障されるべきなんやろうか・・・と私は思うのやね。。。 その事件の影では、愛する人を失って途方に暮れ、あるいは、大事にしていた虎の子の資産を奪われ、あるいは、借金が返せなくなって事業に行き詰まって、自殺にまで追い込まれているような犠牲者が出ているのに・・・なんやね。。。 少なくとも、ちゃんと納税していて、社会的な義務でさえ果たしていなくて、反社会的なことばかりやっているような輩にまで、何でこんな権利を認めてやらないとあかんのか。。。私には、この辺が理解出来ないのやね。。。 自己破産は、あまりにも社会のルールを無視するようなところがある。もっと、この決定には、慎重に対処すべきところがあるし、安直に、借金チャラ・・・なんていう、大きな権限を裁判所に持たせてしまうことすら、私は少し、行き過ぎであるとさえ、思っているのやね。 それだけ、社会のモラルはもっと、崇高であるべきやし、借りた金をちゃんと返す・・・とか、人を殺めてはダメとか、人の大事にしているモノを盗ったらダメ・・とか、人の幸せを奪うことの罪の重さ・・・をもっと感じさせる世の中にせんとあかんと思うのやね。。。 今の世の中、ちょっと、こんな当たり前のことが、出来てない。。。ほんま、正義が足らへんわ。。。 |
10/12(祝) アメリカのオバマ大統領が、ノーベル平和賞を受賞。。。世界一の核兵器保有国が、核のない世界を・・・って演説しただけで、ノーベル賞っていうのは、どうなんかね。。。エアーホースワンに載っている、核ミサイルのスイッチを降ろす・・・っていうのなら、すごいのやけれどね。。。反米の国にとったら、人の「のど仏」にいつもナイフを突きつけたまま、喧嘩を止めよう・・・っていくら言われても・・・って思っていると思うで。。。 とかく、戦争好きのアメリカっていう国は、有る意味、世界の警察気取りで世界中の安全は自国で守る・・・なんていう、正義感に溢れていた。実は、彼らが守っていたのは、アメリカという国の企業が、世界各地に持っている利権であったり、資産であったり、同盟国であったりしたわけや。。。 まぁ、織田信長や、豊臣秀吉や、徳川家康らのやろうとしていた日本の天下統一・・・。戦国武将達が、右にならえした絶大な権力・・・これをアメリカになぞえると、よく似ている。居並ぶ、言うことを聞かない諸国の大名を、手を変え、品を変え、身方にしていくような中世のようなゲームを、アメリカは、ずっと世界でやっておったようなもの・・・なんやね。。。 有る意味、これらは、文明と文明のぶつかり合い。つまり、互いに価値観の違う人種同士のぶつかり合いが、ずっと戦争を続けさせていた・・・と言っても過言ではないのやね。。。特に白人っていうのは、他の人種から見たら、とても特殊な存在で、自分たちだけが世界の歴史のど真ん中を歩いてきた・・・と、大きく勘違いしている人たち・・なのやね。。。 でも、米国大統領に黒人が当選したり、五輪やワールドカップサッカーが、肌の色が黒い人種の国でも開催されるなど、世界は、もう白人中心主義ではなく、いろいろな異なった文化を持つ様々な国にも、豊かさの恩恵が拡がってきて、昔のような極端な貧国は、少しづつではあるけれど、減ってきて、少しは格差が狭まってくる傾向が出てきたのやないかね。。。 多くの紛争の原因は、宗教であるのだけれど、その具体例をよく見ると、やっぱり、貧富の格差が根底にある。つまり、貧困問題の解決というのは、そのまま、平和に近づくことを意味し、豊かさが拡がることによって、その地域の不安定さは解消に向かっていくものなのである。。。 でも、その世界の流れに、不満を持つ人々もいる。。。アジア人が金持ちになることを怖がる黄過論を唱える団体やら、未だに、黒人を排斥するような団体っていうのは、まだまだアングロサクソン系の国々に星の数ほど存在していて、有色人種達の台頭に、危機感と不満をつのらせる人も多いのやね。。。 アジアの雇用は拡がる一方やのに、我が街の自動車工場は閉鎖。。。仕事を外国に盗られた・・・って感じてる人たちからしたら、面白くない。。。これが人種的な問題と絡められて、保護主義的な運動につながったり、海外からの移民を追い出せ・・・みたいな紛争になっている。。。 人間の心の中の闇っていうのは、思いの外深いもので、世の中がうまく回っている時は、人には寛容になれるものなのやけれど、景気が悪くなって、失業者が増えて、社会に不満を持つ人が多くなって、社会が不安定になってくると、どんどん頭をもたげてきて、見境無い人種間差別や、謂われのない誹謗中傷を平気でやるようななってしまうものなのやね。。。 特に、かつては栄えたけど、その国が没落していく場面で、こんなことが多く出る。スペインポルトガルの時代→イギリス・フランス・ドイツなどの時代→アメリカの時代→そして、いま、世界の繁栄の中心は東アジアにシフトしている。そして、恐らく日本も、こんな没落時代をそう遠くない先に経験することになる。。。 そんなとき、日本は、この変化に耐えられるか・・・なんやね。。。人口が減り、コストが高くて、そんなに勤勉でもないのに、給料は高い。。。税も高いし、この先、何で繁栄を維持するかの青写真もない。。。こんな国やったら、企業は人や金の集まる他の国に、平気で出て行くことになる。。。つまり、日本のもの作りとしての立国は、これから、だんだん厳しくなっていかざるを得ないのやね。。。 日本は戦争放棄して、平和の恩恵を戦後一番受けてきた国や。。。今回、オバマに核兵器根絶の旗振り役を、取られたけれども日本は、平和を拡げていく・・・というコンセプトで、世界の尊敬を受けられる可能性がある。世界で唯一の被爆国であるからこそ、その国の言っていることは、傾聴に値する。。。そんな、当たり前のことが、当たり前になる世界にしていかんとね。。。 |
10/13(火) 全国紙に毎週出る週刊誌の広告。。。みんな、編集者の人が、知恵を出して、よく、人の目を引くような見出しを、ほんと、うまいこと作ってはる。。。 ブログを書いていると、毎日、タイトル付けに、結構頭を悩ませることが多い。そんなとき、新聞の週刊誌の広告っていうのは、ものすごく参考になるのやね・・・。短い文章で、とても端的に、それでもって、イメージは壊さずに、チクリと刺すようなインパクト。。。さすがにプロは違う・・・とうならせるモノが多い。。。まぁ、それで飯を喰ってはるのやから、当然なのかもしれないけど、ほんと、上手にこさえてある。。。 まぁ、新聞が日刊だから、なかなか物事を深く掘り下げて書けないという紙面的な制約が多いのに対して、週刊誌っていうのは、いくらでも拡げた記事展開が可能で、その分、そんなに十分な裏付け取材がなされずに出てしまうことも多いから、訴えられたり、嘘ばっかり・・・っていう批判も多いけどね・・・。 まぁ、読んでいる方は、そんなの、わかりきったことと、割り切って買っているのだけれど、それにしても、そんなに大した事実でもないことを、よくもここまで伸ばして拡げられるなぁ。。。っていう、感想を持った人も、案外、多いのやないかね。。。見出しにつられて買ったけど、その見出し以上のことは何も書いてない。。。結局、推測、憶測の域を出ない・・・っていうのが、ほとんどや。。。 そんななか、最近、おっ、うまい。。っていう週刊誌の見出しがあった。鳩山さん、こども手当もいいけれど、おとな手当も、頂戴よ・・・っていうような内容やった。。。子供のいる家庭だけに税金が使われることを、やんわり批判して、大人にも手当をすることによって、そんな手当を税金ですることで、全国民が、国に頼ってしまうようになるで・・・っていうのに、警告を発している。。。私は、ちょっと、唸ったね。。。 政策っていうのは、全国民から集めたお金の使い道をどう決めるか・・・っていうのが、大きな問題なのやけれど、政策には、大きな費用の必要なモノと、そんなにお金をかけなくても出来るモノがあるのやね。。。 何でも、今の世の中、金ばっかり・・の話なのやけど、例えば、学校で、子供を叱るのに、親に叱り方を教える・・・なんてことをやったとする。これって、少子化が進む現代では、なかなか効果的なことやと思うのやけれど、こんなの、ほとんど費用がゼロで出来る。。。大人の言いつけを守る子供が増えて、ひいては、ヤンチャをする子供が減って、将来的には、犯罪に手を染めるかも知れなかった子供を減らせる。。。 本当に大事なのは、金の使い道を、侃々諤々して決めることではなくて、どんな日本にしたいのか・・・っていうのが、最初に無かったらアカンのやね。。。そのためには、どうしましょう。それには、これだけ費用が必要やね。。。でも、そんなにお金がないから、出来るだけ節約して、やりましょう・・・でGOになる。。。このプロセスが大事なんやね。。。 ところが今は、金の使い道の優先順位みたいなことばっかりやっとる。。。これでは、議論が本末転倒してしまっていて、目的と手段が逆やで。。。目的に向かうための手段ばっかり論議して、本当の目的が論議されてない。。。困ったことやで。。。 政府は、あんまり、国民の機嫌とりみたいなことをやっていると、ほんとにこんなこと、やって意味があるのか・・・っていう話になる。。。一年間に100万円税金を納める人が、今度からおとな手当がもらえるようになります。その額は100万円です。。。ってなったら、それなら、最初から税金を集めない方がましやんか。。。ってなる。 結局、その税金で飯を喰っている人ためのだけ税金は使われるから、そんなのやったら、そんな人、たくさん雇わなかったらええやんか・・・という話になる・・・。つまり、週刊誌の見出しにあるような、おとな手当なんてやってしもたら、いったい、何をやっているにゃ・・・って、笑うよなこと・・・になるって、言っているのやろうね。。。ほんま、おもろいわ。。。 |
10/14(水) 民主党政権になってから、前原国交大臣が毎日のようにメディアに出る機会が多いね・・・。公共事業を削減するのに、国交省っていうのは、一番の矛先やから、仕方がないけどね。。。昔の建設省とか国土省、運輸省が全部この省に統合されていのやから、いわばこの省は、公共工事の総本山みたいなもの。。。ここで、どれだけ無駄ツブシを出来るのか・・・これが有る意味、天王山や。。。 そんななか、前原大臣が、今まで誰も触れなかった羽田空港の24時間対応とハブ空港化を、ブチ上げた。今の現状では、韓国のインチョンが日本のハブになっとる。。。こんな由々しき事態を放置しておいてええのか・・・っていうご提言や。。。 この発言。ちょっと、う〜ん、って唸ったね。。。確かに、日本人は、地方都市からインチョンに飛んで、そこで乗り換えていろいろなところへ行くケースが多い・・・。大韓航空の飛行運賃が格安やというのもあるけどね。。。韓国は、国策でKALを助けておる。。。第二のアシアナ航空も力を付けて来ておる。。。航空インフラっていうのは、有る程度国が面倒を見てあげないと、なかなか政治主導だけではうまいこといかん・・という例や。。。 それじゃ、日本の航空政策は、どうやろ。。。私は思うのやけれど、大失策の元凶は、それもこれも、羽田は国内線、成田は国際線・・・なんてしたからや。。。これが、そもそも間違っておる。。。関西でも関空は国際線、伊丹と神戸は国内線なんてしたものやから、国内線から国際線への乗り換えに途方もなく時間がかかって、使いにくかったのやね。。。だから、構造的にハブにはならへん。。。ちぐはぐな地域エゴの結果・・・これが、今日の不便を生んでいる。。。 関空は、日本発の24時間離発着可のハブ空港にするはずやったのに、高い駐機料や高い着陸料、都心からの遠さ・・・などの理由で、なかなか利用が伸び悩んでいた。本来、本当にハブ空港を目指すなんて、国策をするのに、民間会社にして、そこの経営にするなんて、アホなことを考えていたのが、そもそもの間違いや。。。税金でやらんかい、税金で。。。まず、客集めをしないで、商売が拡がるはずがないやんか。。。 辺鄙な場所やけど、便利な空港にするには、橋下知事も言っていたようにリニアを通す・・・とかのアクセス向上のほかに、関空会社を国策会社にして、空港整備は完全国税でやる。そして格安の着陸料で、地方空港とか、アジア各地から乗り入れる各国航空会社にとって、どんどんメリットを打ち出さないとあかんかったんや。。。投資は不十分で、採算は取れにくい・・・。中途半端なんやね。。。 駐機料無料、着陸料無料、2000円以上の食事してくれた人は空港利用税無料、お土産品を10000円以上買ってくれた人は、駐車料3日分サービス・・・、定期便を乗り入れてくれた航空会社には、助成金出しまっせ〜、ぐらい、大阪商人やったら、やらんかい。。。たくさん人が集まったら、その人らは飯喰うし、土産も買う。。。用が無くても、みんなが関空を利用したくなる・・・。損して得取れの精神はどこへ行ったんや。。。 まぁ、実際、京都選出の前原さんからしたら、関空に厳しいことを言うのは辛かったところやろうね。。。地元からしたら、前原はん、何するねん。。。っていう感じやろうから・・・。でも彼は地方議員やない。国会議員で、国交大臣や。。。地域利権より、国益を考える立場。。。当たり前やけど、なかなか出来る事やない。。。私は支持するで。。。 実際問題として、関空からニューヨークへ行くには、成田まで行かないと便がない・・・という不便が、どうせあったんやね。。。関空発の直行便が減るのは、地方空港から関空への便がどんどん減らされていて、関空発の乗客が減っている・・・というい悪循環が裏にあるのやね。。。だから、まず羽田に、仁川まで飛んでいた日本人を集めて、その離発着状況が一杯で厳しくなったら、関空でも・・・という方法が一番良いのは、明かなんやね。。。 そんななか、やっぱり、羽田は便利な位置にある。。。品川からモノレールで一本ですぐや。。。海に面しているから拡張性も高い。。。千葉県の成田空港が怒りそうやけど、不便で遠い成田より、近くて便利な羽田を拡張して、日本中やアジアじゅうから、便を集約したら、その方が便利になる。。。前原大臣の言っていることも、そんなに、突拍子もない話ではないわな・・・。この人、そんなにアホやない。。。 ただ、成田や関空は、その成り立ちにいろいろな人たちの、思惑が多い。。。成田は建設反対運動が、一時、社会問題化したし、関空も伊丹の騒音問題解決のために海上空港なんていう金のかかる工事をやったんや。。。それやのに、今更何や・・・ってなるわなぁ。。。 一般の国民が空港を利用するのって、年に数回有るか無いか。。。タマの海外旅行に使う人以外は、たいがいがビジネス客や。。。たまの旅行者やったら遠くても使うけど、普段使っている人は、やっぱり遠いとか、時間がかかりすぎるっていうのは、大きなデメリットやからね。。。 空港っていうのは、国内線と国際線が同じ空港内にあって、初めて機能するものや。。。空港の増設は、あくまで、既存空港がパンクに近づいていて、メインの補完をするために、貨物便を切り離したり、空港間のアクセスを整備して、利用する人の立場に立った整備をせんと、あかんはずや。。。 まず、羽田をハブにして、そこのキャパシティが一杯になりすぎて初めて、じゃぁ、関空でもハブ化する・・・っていう順序が大事やろうね。。。成田、神戸は貨物空港化。伊丹は廃止。。。これがいまの、時代の流れなのやないのかね。。。 |
10/15(木) いよいよ明日、ミシュラン京都・大阪が発売。一部が発表になったので、一生懸命整理してみました。
整理と住所調べで時間を食いすぎたので、今日はこれでごかんべんを。。。京都分だけを、住所別にしてあります。 |
10/16(金) 今日、発売のミシュラン京都・大阪は、まるで、京都の老舗料理店さんのオンパレード。。。一人、2万も3万もだしゃ、そりゃね美味しいわなぁ。。。という、庶民の愚痴も聞こえて来そう。。。東京では、小さいお店に、大挙して予約が殺到して、えらい騒ぎになったのやけど、京都はどうかね。。。 ちょっとリストを見たら、京都料理界の大御所さんのお店ばっかりが目に付くけど、やっぱり、ネームバリューで候補を挙げたりしたから、こうなったのかね。。。逆に美味しくても庶民的なお値段のところがあんまり載って無くて、ホッとした人も多いのやないかね。。。これから、京都は秋の観光シーズン、星を取ったところは、どこも予約が殺到するやろから、使いたくても使えない・・・からね。。。 大阪の人にとったら、京の着倒れ、浪速の食い倒れ・・・っていうぐらい、食文化には自信を持ってはったのに、京都ばっかりに星取られて、おもんない・・・と思っている人、多いやろうね。。。神戸も美味しいところが多いのに、ゼロは無いで。。。って、恨み節が聞こえて来そうや。。。 私が思うに、どうも、ミシュランっていうのは、フランス料理のように、ちょっとお高くとまって、上品にお食事をする・・・というところ・・・という欧米人の食事観だけで、選ばはった感がある。。。。確かに料亭やら老舗の料理屋さんは、食べ物だけやなくて、器やお庭やらが良い。。。雰囲気も味のウチ・・っていうのがあるからなぁ。。。 大阪は、安うてうまいもの・・・がたくさんある。お好み焼き・たこ焼き・串カツ・どて焼き・・・うどんに洋食・・・焼き肉にホルモン焼き・・・みんなうまいけど、彼女や大事なお客さん、勝負食事・・・には、ちょっと向かない・・・。大阪はB級グルメミシュランなら、文句なしにトップやで。。。 私は、グルメ本とか、レストランガイドっていうのが、けっこう、好きである。でも、あんまり、過度に期待しいひんことにしているのやね。。。味の指向は誰も違うし、私が美味しくても他の人はまずいと感じるかも知れない。つまり、嗜好の問題なのやね。。。まぁ、そのうちで、多くの人が美味しいと感じたから、ガイドブックが成り立つのやけれど、食事に一人20000円も出せば、うまくてあたりまえ。まずけりゃ、何考えとんねん・・・ってなるから、そんなとこは、客が引いて行く。。。 そこそこ美味しいから、長く食べ物商売が出来ているのやし、その意味では、老舗は、常に客との勝負に勝ち続けているから、生き残っている・・・という見方も出来るのやね。。。 私は、こんなレストランガイドに載っているところで食事をする・・・っていうのは、「はれ」の日だけのこと・・・やと、割り切っている。普段はそんなに高い食事をいつも出来るわけがない・・・のやからね。。。婚礼ごと、大事なお客さんの接待。お祝いごと。。。そんなときに、京都の人は、精一杯の贅沢をする。普段は、ぶぶ漬けで我慢していてもね。。。 そんな京都人たちと、観光客の人たちで、京都の老舗料理店は保っている。。。下手をすると京都人より、東京の人の方が京都に詳しい・・・なんてこともザラ。。。また紅葉のシーズンを迎えて、秋の京都は忙しくなるのやろうね。。。 |
10/17(土) 今週、各省庁の概算要求がやっと出揃った・・・。民主党のマニュフェストを全部実現したらこうなる・・・っていう、御見積書のようなもの・・・。って言ったら、言い過ぎかね。。。当然、こんなのを実現しようと思ったら、全然、お金が足りなくなるから、赤字国債を出す・・・って。。。 それって、借金増やしてまで、マニュフェストにあるバラマキを優先してもらわんでも・・・っていう人、多いと思うで。。。財源は有る・・財源は有る・・・って、民主党の人は、言い続けていたけど、一般会計の予算って、なかなか固定的な歳出の部分が多いから、削れるモノって、実は限られているのやね。。。 民主党の主張していた外郭団体への補助金やら、助成金っていうのは、実は、一般会計の部分では意外と少なくて、特別会計の方に多いのやね。。。それだけ、国会で叩かれるのを恐れて、国会承認が必要のない特別会計にしてしもて、役人たちの好き勝手に使いたい・・・っていうのが、みえみえ・・・やからね。。。 私は行財政改革の本丸は、やっぱり、特別会計改革にあると思うのやね。。。特会は、無駄遣いの山で、埋蔵金がごろごろあるし、ツッコミどころも満載や。。。天下り団体への助成やら、訳の分からないような基金もてんこ盛りや。。。こんな金は、出すだけ出して、なかなか帰って来てないものがほとんどやから、各独立行政法人やら、NPOなんかの懐にごっそりと眠っている。。。これを、残らず吐き出させて、国庫に戻させないとあかんで。。。 まぁ、今回の民主党のやった予算編成を見ていると、大ナタを振るって、大きな公共工事はストップさせた・・・っていう感は有る・・・。反面、子ども手当など、子どもがいる家庭だけを優遇して、何とか少子化を食い止めようと、なりふり構わぬ財政出動。。。っていう面も、見て取れる。。。高校の授業料無料化っていうのも、まるで社会主義国のような、思い切った政策でもある。 ただ、この方向性っていうのが、本当に日本人が支持したのか。。。って言ったら、そうでもないような気もする・・・のやね。。。自民であかんから、民主に、いっぺん、やらしたろ・・・っていう感覚。。。そのぐらいしか国民は考えて無い。。。それほど、国民は国なんて、信じてないのやね。。。。今までの経緯があるからね。。。国の言う通りしていたら、えらいめ・・・に逢う。。。 自民党政権が続いていたら、この12月から、子育て支援金が2万なにがしが出るはずやった。。。子育てを支援するのに、これを中止する必要があったのかね。。。何か自分のところの政策ではないから、相手方の政策を引きずり下ろして、自分の手柄にしたい・・・なんていう、国民目線ではない、政治的なせこい思惑が見て取れる。。。 逆に、政権がころころと変わったら、政策もころころ変わる。。。いつ変わるかも判らない政策・・・っていうのは、国民を不安にするから、いまのうちに安心して、子どもを生んでおこう・・・なんていう人が増えて、第三次ベビーブームが起きる・・・なんてことには、全然、なかなか、ならないのやね。。。 私は、民主党の支持団体が、少々問題のあるところが多いと、ちぃと、心配なのやね。。。連合やらは、労働団体の総元締め・・・や。労働組合っていうのは、基本的には、親方日の丸体質が抜けなくて、そんな人たちが、今度は、自分が親方になったら、どんな金の使い方をするか・・・って言ったら、無茶苦茶なことをせえへんか・・・って、ひやひやしているのやね。。。 民主党が政権を取ったら、早速、教員の定期的な免許更新制度を廃止する・・なんて言っておる。。。問題教師がせっかく排除されるシステムが出来たと思っておったのに、日教組なんていう、極端な左翼思想を持った団体が、民主党を応援しとるばっかりに、おかしな先生がのうのうと働き続けられるシステムに戻ってしもた。。。これって、かなり怖いことなのやね。。。国民は日教組の主張を支持した訳ではないことだけは確かやからね。。。 景気対策っていう言葉も、民主党政権では、なかなか出てなくて、亀井静香が言っている、借金しても、返済が苦しかったら、金利も元本も3年間も返さなくてもいいですよ・・・なんていう信じられないような政策が通りそうな気配。。。銀行がバタバタと潰れていくような大恐慌が起きひんやろうか。。。無茶したらあかんわ。。。民主党不況なんていう状況にならへんか、心配やで。。。 世の中、景気が悪うて、ひぃひぃ・・・みんな言っているのに、税金で飯を喰っている奴らは、そんなのお構いなしに、別世界で生きておる。。。税収不足が見込まれているのに、人減らしはしない。バラマキはやる。借金は増やす・・じゃ、国民は納得せんのと、ちがうかね。。。 政治っていうのは、政党が、がんばれば、がんばるだけ、国民の負担は増えて、国民の不幸度が上がってしまうもんや。。。何もしてくれないのが、一番ええ政府。。。そんな人もいるぐらいや。。。私やけどね。。。今の政治っていういのは、どうも、世の中の不公平を拡げているだけ。。。一番大事なのは、国に頼るような人間を少しでも減らして、国民の自立を促すような政策やと思うのだが、私の言う事、間違っているか? |
10/18(日) 最近、特に気になっているのが、政治が、我々の日常生活に関わりすぎていのやないか。。。っていう事や。。。政治なんていうものは、水や空気のように、必要不可欠やけれど、その存在を国民にわからせない方が良い場合が多いと思うのやね。。。 ところが、どうも、いまの世の中、国民ををどんどん政治に関係させる方へ、させる方へ動かす動きがあるのは、ちょっと、疑問に思う事が多い。。。のやね。。。このことは、国が健康な状態を維持出来るかどうかの、リスクヘッジの問題でもあると私は思うのや。。。 今までの日本は、国民の個人資産が多くて、自分の老後や、人生設計は、個人ベースでやるのが、当たり前やった。。。いくつまで働いて、身体が動かなくなったら、これだけは貯めておいて、何とか死ぬまでの生活が出来るようにする。。。少しは子供たちにお金を残してあげて、生活が苦しくならないようにしてあげたい・・・っていう親心もある。。。だから、みんな必死に働いた。。。 ところが、いつの間にか、お上がお金を集めて、そのお金をお年寄りたちに、配ってくれる・・・なんていう制度が出来た。。。有る程度の掛け金さえ支払っていたら、年金がもらえる・・・っていう制度が出来たおかげで、日本人は老後の心配が薄らいだ・・・と、引き替えに、がんばって働いて、質素倹約して、少しでも多く、老後にお金を残しておかないと・・・という、今までの国民的な気質まで、変えられてしもたんやね。。。コレは実は、ものすごく怖い事なんや。。。 動けなくなった親の面倒を子どもが見るのが当たり前やったのに、介護保険制度が出来て、赤の他人さんが、お金で面倒を見てくれるようになった。。。介護をしなくてよくなった子ども世代は、大喜びしたのやけど、さて、自分が介護される方の身になったら、果たして、これが幸せなのやろうか・・・って、疑問に思うようになった。。。 世の中が、ちょっとしたことで、トラブルになったり、何か有ったら、すぐ訴訟・・・なんていう、社会的なモラルより、個人の主張が尊重されるようになると、おかしな事も起こってきた。。。あまりにも、個人が尊重され過ぎるようになって、一個人のクレームが大企業を震え上がらせるようなことが、できるようになり、大企業は消費者対策に必死にならざるをえなくなり、逆に消費者は、より尊重されるようになってきた。 ちょっと見ると、これって、ものすごく良いように見えることなのやけど、今度は、節度っていうものが無くなって来たのやね。。。例えば、ある店で賞味期限が切れた商品が売られてしまっていて、コレを買った消費者がクレームした。幸い、それを食べた消費者は何ともなかったのやけれど、そのことに文句を言った人は、徹底的にメーカーと販売店を糾弾して、訴訟ごとまでなった。。。 お詫びの菓子折だけでは気が済まない・・・。このことで受けた精神的苦痛に対する慰謝料として、100万支払え。。。誰が考えても、モンスターなクレーマーにしか見えないことも、平気で多く見受けるようになってしもた。。。世の中が、どんどんギスギスしてきて、とてつもなくヒステリックになる人が増えて、激怒しないと、相手も心底反省しない・・・っていうのが当たり前になってしもた。。。狂っておる・・・・とさえ思うで。。。 そんなのに対応して、国は消費者庁まで作る。。。そのために、また人を雇い、金を使い、税金をたくさん集めなくてはならない。。。アホな話やで・・・。よう、考えてみたら。。。 政治と国民っていうのは、実は車の両輪のような関係にあって、政治が頼りないから、国民はしっかりせんとあかん・・・と思い。政治に頼りすぎてしまうと、国がコケたら、みんなコケた。。。っていう、とても危険な状態になることが多いのやね。。。国民があまり、国に頼りすぎると、共倒れになるという危険度が増しているという認識が必要やで。。。 行政っていうのは、国民への奉仕者のフリをしているのやけれど、実は逆で、国民の生活やら、企業のやることを、どんどん管理して、自分たちの勢力傘下に組み入れよう・・・組み入れよう・・・とするものなんやね。。。役人が強くなると、企業は、どんどん、役所対策に、無駄な時間と労力を費やされることになる。これが民の邪魔をする官・・・という体質になっていく。。。あまり、度が過ぎると、ここは、自由主義国ではなくて、共産主義国か・・・って、思うようになるのや。。。 官の力を維持させるのが、民への検閲や指導と呼ばれる民間企業のやっていることへの口出しや・・・。勝手に法律を作っておいて、違反を取り締まるぞ。。。代表者や責任者を出して来い。。。。その人に免状をやるから、講習会に出てこい。高い講習料を払わせて、その金で、天下りのヤツらの給料や退職金を出しておる・・・。毎年、報告書を出せ。出さないと、仕事をさせないぞ。。。こう指導するから、その指導に従え。。。従わなかったら、処分するぞ。。。官のリクエストは、毎年のように、どんどんエスカレートしてきて、役所のお相手をさせられる方は、たまったもんやないで。。。 私は、ここまで、官がやるのはやり過ぎとちがうか・・・というレベルにもうなっとる・・・と思う事があったのやね。。。 先日も運送会社の運行管理者ばかり何百人も集めた講習に行かされた。そこでの説明で、トラックの、重大事故が起こったら、すぐに、その管轄の陸運支局に報告をしなさい・・・っていう書類の説明があった。実際問題として、本当に事故が起こったら、警察やら、被害者対応やら、当事者は必死になって凄まじい対応を迫られる・・・。それやのに、国土交通省の地方事務所に、何で、すぐ報告させる必要があるのか。。。って思うのやね。。。 ここがいったい何を我々にしてくれるか・・・。実は、何も無い。。。助けてくれるわれでもなく、逆に、指導と称して、後日、トラックを何日、仕事に使ってはダメ・・・という処分までしよる。。。事故直後の段階では、事故があったことだけを、掌握しておくのだけの意味や。。。マスコミに、管轄している立場の対応は・・と聞かれた時に、困りたくないためだけの報告をせよ。。。役所の論理に、この大変なときに、なんでこんなこと・・・に、振り回されなくてはならないのか・・・こんな理不尽は無いで。。。という好例やで。。。 もう、我々は官に、いろいろなことをやってもらおうと、言うのを止めないか。。。役人たちの仕事を増やせば増やすだけ、税金は増えるし、不幸が拡がるし、効率が下がるし、だいいち、役人がどんどん偉そうにしよる。。。自分らは何も生み出さないくせに、何かに付けて新しい法律をこさえて、国民や企業を管理統制して、自分たちの言うことを聞かせようとするのやね。。。こんな理不尽はない。。。 役人たちは、本当は、お国が大事やのやなくて、自分たちの所属している役所っていう組織が大事なんや。。。そんな役所の維持発展のために、なんで、民間が付き合わされて、何で、せっせと、貢がされて・・・おまけに、どんどん官の権限が強くなってきて・・・もう、こんなアホなこと、終わりにしたい・・・って、みんな、本当は思っているのやないのかね。。。 |
10/19(月) それにしても、税収が40兆円を切ろうかとしているのに、95兆円の予算を組む国ってあるのかね。。。赤字国債の返済に27兆円って、あんた。。。。いつまでもツケの先送りを続けて、まだ生まれもしていない赤ん坊に借金を支払わせる国っ、無いで。。。無い袖は振れないっていう、言葉、知らんのかいな。。。 40兆しか収入が無いのやったら、30兆で何とか工面して、10兆づつでも借金返して、何とか3年で無理しても楽な身体に先にしよう・・・っていうのが、まともな人の考える方法なのやないのかね。。。そりゃ、景気は最悪になるやろうけど、誰かが大なたを振るわないと、この国は倒産するで。。。財政再建の発想が、全くと言って良いほど、予算編成に生かされてないのが気になるわ。。。 確かに民主党は、マニュフェストを掲げて、大勝したのやから、そのマニュフェスト通りにやらなあかんのは、当然や。。。でもね。物事には、優先順位っていうのがあると思うのやね。。。借金してまで、増税してまで、子ども手当って、今すぐに、やらなあかんものなのか。。。 そもそも26000円も毎月毎月、子育て家庭にあげる・・・って。。。(初年度は半額)子ども4人いる人やったら、毎月、10万越えるで。。。年間1.248.000円って、そんなに銭ばらまいて、どうするねん。。。不労所得もええとこや。。。赤ん坊放っておいて、パチンコ代に使われるの・・・みえみえやんか。。。 例えば、26000円/毎月、じゃなくて、何で20000円とか10000円やったらアカンのか。。。根拠薄いで。。。これ。。。それに、必死になって集めた税金を、一部の人たちだけのために使うってことの、後ろめたさは無いのかね。。。本来やったらみんなの金。。。全国民の幸せのために、公平に使われるべきお金やろ。。。子育て家庭だけが生活苦しいのと違うで。。。みんな、苦しいなりに、必死になって生きているんや。。。本当にこんな、やり方を国民みんなが、心底納得しているのかどうか・・・。私は疑問やね。。。 そりゃ、誰だって、もらえるものは、貰ったらうれしい。。。当たり前や。。。助かるって言ったら、助かる。。。それも当たり前や。。でもね。子育てって、それこそ、親が、自分の心血を注いで、子どもを大きくするもの・・・と違うのか。。。親は、子どもに自分の未来と、夢を託して育てるもんや。。。それを、お上があまりにも、安直にカネなんか出して、助けてええものなんやろうか。。。 私は、国民が国からお金を貰ったり、行政がお金をあげたりするっていう行為は、実は「卑しい政策」やと思うのやね。。。選挙のための、合法的、集団買収・・・っていう批判もある。。。だいいち、乞食やあるまいし。。。プライドは無いのか。。。定額給付金かて、緊急景気対策と称して、お金を国民にばらまいて、そのお金をみんなが、一時的にだが、ありがたがる。。。この構造って、お国が上、国民が下。。。っていう上下関係になるやんか。。。 そんなこと、気にしてたら生きていけへん・・・っていう人も多いと思うのやけれど、こんなこと、国が続けていたらどうなる。。。金無い、金無い・・・って言っているくせに、借金までして、人気取りのために金をばらまく政府。。。私は、褒められたものやないと思うで。。。 卑しい・・・っていうことの他に、高いコストをかけてせっかく集めた金を、また国民にばらまくという、その行為そのものが、全く経済論理から、かけ離れているやんか。。。例えば毎年100万円納税している人が、子どもが3人いて、子ども手当を毎月26000円×3人で、78000円もらえるとするやんか。この人の年間にもらえる手当は、936000円。それやったら、わざわざ100万徴収しなくても、100万−93.6万で、64000だけ納税すりゃ、済むことになる。。。 ところが役所っていうところは、金を集めて、払って・・・をやることで、飯を喰っておる人らの集まりや。。。そんなんされたら仕事が無くなる。。。簡単に言えば、そういうこと・・・なんやね。。。タダでさえ、役人さんっていうのは、無駄な仕事をたくさんしているのだが、私は、やらなくても良い仕事を後生大事に守って仕事を確保し続けているこの態度が、一番無駄やと思うのやね。。。 税金は少なく集めて大事に使う。。。これが鉄則や。。。それやのに、政権が変わっても、税の使われ方は、全然変わってない。。。最初に政治が、来年の予算は30兆でいく。。。この範囲で、考えてくれ。。。っていうのが筋なのやないのか。。。そうやないと、何にも政治主導って見えないで。。。 公約実現のためのお金よりも、まともな感覚を持った税の使われ方。。。こっちの方が優先されるべきやと思う・・・。子ども手当の実施延期が、今の状況を考えたら妥当・・・なのやないのかね。。。無い袖、振り続けても借金増え続けるだけ。。。いつか、亀井氏のいう、国の借金チャラ・・・にせんと、あかんようになったら、日本経済は終わるで。。。 |
10/20(火) あ〜ぁ、気が重い。。。今日は、大腸のファイバー検査。昨日から下剤いっぱい飲んで、朝から絶食で、大量の腸洗浄剤を飲み続けて、お腹の中をからっぽにしなあかん。。。そんなに苦しい検査ではないのやけど、また、あの不快感を感じなければいけないと思うと、結構、ストレスになるのやね。。。お尻から管を突っ込まれてゴリゴリされる不快感。。。好きな人なんて、おらんわなぁ。。。 さて、民主党が政権を握ってから早くも一ヶ月。。。民主党のエースとまで言われた、ミスター年金の長妻厚労大臣が、ちょっと元気がない・・・。人の批判は得意だけれど、いざ、自分がやってみると、なかなか思うようには出来ない・・・ってこと・・・。よくあることや。。。 最近では記者や官僚達に、何を質問されても、いつも検討中・・・って言うものやから、「ミスター検討中」。。なんて、陰口をたたかれているとか。。。まぁ、厚労省っていうのは、ほんとやらんならんことが多くて、忙しい役所やから、なかなか大変やろうけどね。。。まぁ、まだ一週間やから、もう少し長い目で見てあげないと気の毒や。。。 それにして、ここ数年で、国民の年金や、社会保険庁への信頼っていうのは、メタクタになった。。。今までは、役所にしては、ええかげんな仕事しかやらないところやなぁ・・・って思っていたけど、ここまで、ズボラで、ええかげんな事を、やっとったとは、驚くばかりや。。。地方にやらせてたのを、国がまとめたところにも、かなりの無理が有ったと思うのやね。。。 今の年金って、ネズミ講みたいな、経済原則とは、乖離したようなマネーゲームのような事を、国営でやっとるようなもの・・・やんか・・・実際問題として。。。こんなこと、税金使って、大真面目で、やっとるのやから、呆れるわ。。。金集めて、またその金払って。。。まるで、ままごと遊びやんか。。年金って。。。ほんま、何やっとるや・・っていうのが正直な感想やで。。。それに、その金額がとてつもなくバカでかいから、困ったもんや。。。 嘘をつくとき、あまりにも大きな嘘をつくと、その大きさ故、本当のように思ってしまうもんや。。。そんなあり得ないようなことやのに、それを政府が現実としてやってしまうこと。。。これが笑止千万や。。。 今の世の中で、たった2〜3百万しか年金掛け金払ってないのに、合計で都合、2000万ももらえるようなうまい話があるか。。。今の80代後半から90代の人って、その、嘘みたいな話が現実になっとるのやね。。。有り難い、有り難い・・・ってみんな言ってはる・・・。そりゃそうや、毎月何もせんでも、そこそこのお金がいただける・・・のやから。。。その金って、いまの勤労世代の人が払っている金や。。。 ところが、今、掛け金を払っている人が年寄りになる頃には、そんなにたくさんもらえないし、それまでに病気で亡くなったり、借金苦で自殺したりしたら、当然何ももらえへん。。。つまり、夢だけに終わる確率の超悪い宝くじを、いつも無理矢理買わされているようなものなんやね。。。 もう私は、とっくの昔に、今の年金制度を諦めかけている・・・のやね。。。ほんまのとこ。。。出来ることなら、今まで払った年金掛け金を無利子でええから、全額返してもらって、定期預金にでもしていたほうが、よっぽどまし。。。と思っているのやね。。。 特に、我々より若い世代の人たちって、自分の払った年金掛け金より、少ない額しかもらえない可能性がある。それなら、自分の意思として、年金に不加入にして、その分、自力で貯金していたほうが、よっぽど良い。。。と考える人が多くなってきてしまうと思うのやね。。。そうは、させまいと、必死で税金で年金基金に補填して、何とか少しでも、たくさんもらえるメリットを維持したい。。。こんなのが、みえみえなんや。。。 それもこれも、役人さんたちが、国民の冨を吸い上げて、再分配する・・・という仕事をしたしてしたくて、たまらないから・・・っていうのが背景にある。。。年金っていうのは、基本的に、長生きする人だけが得をして、早死にする人が損をするシステムになっとる。。。ところが、日本は、長生きする人がどんどん増えてきて、予定していたより、たくさんの年金をこれからもずっと払い続けていかなければならない・・・という、悪循環に陥ってしまったのやね。。。 これって、嘘を誤魔化すために、また嘘をついて、ドツボにはまっていくようなのに、よく似ていて、将来破綻するのが見えている泥船に定員オーバーの国民がどんどん乗り込んでいるようなもの・・・なのやね。。。私は、近い将来、年金は個人の選択制にして、銀行の定期積立金のような、通帳方式にするのが現実的やと思っているのやね。。。 そもそも、国民に対して、国がお金を出してあげる・・・。それも、高齢者全員。。。なんていう制度。。。おかしくないか。さもしい政策って言ったら、これ以上さもしい政策は無い。。。気の毒な国民に、お金を恵んであげる感覚・・・なのやからね・・・国は。。。。 例えば、国が極端に貧しい人の命を守るために、生活保護をしたり、身寄りのない高齢者の面倒を見たり、こんなのを税金でやってきた・・・。これなら理解が出来るし、それが続くことは、国民の支持があると思うのやね。。。でも、国民全部にもれなくお金を払う・・・つてなったら、これが政策としてやるべきものなのか・・・疑問なんやね。。。 ところが、今や、国民の1/5が年収200万円以下という、低収入の人の割合が増えてしもて、ワーキングプアーな人への、社会保障の必要性が、極端に上がってきたのやね。。。これが大変なんや。。。人間、努力したら、いつか、良い生活が出来る・・・。っていう社会常識があるとする・・・。ところが、いくら努力しても、良い生活に手が届かないとしたら、社会の秩序というか、モラルそのものが低下して、犯罪が増えたり、貧富の差が拡大して、社会全体がとても不安定なものになっていくのやね。。 まだ、日本はその段階までは行ってないのやけど、そんな日本でも、他の国からしたら、とんでもなく豊かやから、貧しい外国から、最貧層の人たちが、リスクを取りながら、あの手この手で日本へ潜り込んで、稼ぐような人たちが増えてくる。。。そうなると、日本人が望むと望まざるとに関わらず、移民を受け容れて政情不安が増したフランスなどの二の舞になる可能性があるのやね。。。 それやのに、鳩山政権は、日本に有る程度住んでいて、生活の基盤があるような人たちには、参政権を与えよう・・・なんて、超脳天気な事を言っている。。。そんなことしたら、今に、日本は不良外国人たちの巣窟になってしもて、日本が日本でなくなってしまうのやないか・・・という、恐ろしい未来が見えてしまうのやね。。。 未来の日本というチームのメンバーを決めるようなオオゴトを、そんな簡単に決めたらアカン。。。第一、そんな日本になることを、今の日本人である私たちは本当に望んでいるのか。。。この辺は、キッパリしておかないとアカン事やで。。。 日本の国会が外国人の人たちばっかりになって、その人たちの勢力が日に日に強くなっていく未来。。。グローバル化に逆行している・・とか、だから日本は島国で、閉鎖的やと、いくら批判されてもええ・・・、それだけは阻止したい・・・っていうのが日本人の本音と違うやろうか。。。 日本人が住む国やから日本。。。これは、当たり前のことやし、それやから、治安や独立が保たれてきた歴史がある。。保守的やと言われてもええ。。日本の政治は日本人がやってほしい。。。外国人が作った法律に従うのは、嫌だ。。。そう、思うのが日本人として、当たり前のこと・・・なのやないやろうか。。。 いずれにしても、この国の未来はお先真っ暗か、将来、あんまり、ええこと、無さそう。。。っていう閉塞感がある・・・。そんなにええ未来が無いのやったら、太く短く生きてやろう・・・っていう人も多いと思うのやね。。。 そんな人は、みすみす不利な年金なんて入りたくないし、治安の良い、安全な日本で思いっきり、生きていたい・・・と思うやんか。。。こんな人たちにも、政治は応えていくべきなのやないのかね。。。長生きしている人や、外国籍の人たちだけが、得をするような歪んだ政治って、日本を困った方向に向けて行くと思うのやね。。。 |
10/21(水) 民主党の中には、どうも、ちょっとおかしな考え方をする人が、たまに混じっていて、驚く時がある。。。。どうも、その傾向は、どちらかと言えば、元々、ややレフティな傾向のある方に、多いのやね。。。平野官房長官とか・・・・。他にも、仙谷さんという行政刷新会議の議長さん・・やったか。。。の発言が新聞に出ていたのだけれど、えっ?・・・と思うような話があった。 民主党がマニュフェストの目玉政策としていた、毎月26000円もの子ども手当を支出する財源として、当然、全額国費や・・・と思っていたら、何と、地方自治体やら、企業に負担を求める・・・なんて、アホなことを言い出したのやね。。。 自分の所の政権公約を実現するために、全く関係のない企業やら、地方自治体に金出せ・・・って、アンタ、そんな発想、いったい、頭のどこをドツイたら、出てくるのかね。。。自民のやろうとしていた一時金である子育て支援金の一部に地方自治体やら企業の負担が含まれていたのが、そもそもの発端らしいが、予算規模が下手をしたら、何万倍も違うような話やのに、それも、一時金と恒久的な給付金を同列で考えるあたり、全く非常識で、何も物事を知らない人のようで、恥ずかしいで。。。これって、ほんま、ちょっと斜め上のような考え方で、物事の本質をすり替えとる。。。 これって、民主党が、マニュフェストに揚げたは、ええけれど、予想以上に金がかかるものやから、予算が足りなくなって、国債とかまで増やさないと出来なくなりそう・・やから出てきた話や。。。そやけど、どこの世界に、自分の所の政策のための費用を、民主党とは、どちらかというと、敵方に当たる、自民党の支持基盤でもある、企業さんたちに負担させる・・・という、ド厚かましい発想が浮かぶのか。。ほんま、真意を疑うわ。。。 これも、やっぱり、労組上がりの政党・・・。なんでもかんでも、人のサイフをアテにしてばっかりいる体質が、垣間見えておかしいね。。。いつも、自分たちは要求や、クレームをする方の立場にしか立ったことが無い。。。自分たちが要求を受ける立場になって初めて、いろいろなことが見えてくるものなのだが、それを、またまた、他人さまに、ツケ回しをして逃げようとする体質。。。信じられへんわ。。。プレーヤーはあんたたちなんやで。。。自覚が足らんわ。。。 人さまに、負担をお願いするのなら、土下座してでも、もっと下手に出るのが当然や・・・。それやのに、金を出して当然。。。なんていう考え方をしておったら、それって、労働組合の幹部さんたち・・・労働貴族たちの発想、そのまま・・・やで。。。ことの異常さが判ってないから、重症や。。。 だいたい、子ども手当の負担を当該企業がする・・ってなったら、その負担を回避するために、0歳から15歳までの子どもがいる人は、うちは、雇いません・・・なんていう、企業が出てくるかも知れないやんか。。。そうでなくても、社員さんに中学生までの、まだ小さい子どもがいる家庭は、自分が会社に在籍するだけで、会社の負担が増える・・ってなったら、少々、肩身の狭い目に遭う可能性があるのやね。。。その辺の常識がこの人ら、全く判ってない。。。この人たちって、ちょっと偉くなり過ぎはって、そんなの、全然、見えてないのやね。。。 それに、地方自治体に子ども手当の負担をお願いする・・・っていうのは、どういうことか。。。日本全国、民主党支持の首長さんばかりやない。。。何で国の政権が変わったからといって、地方の予算が、それに大きな影響を受けなければならないか。。。っていう議論も尽くされてない・・・。 このままでいくと、国の負担が大きくなりすぎて、また、次の選挙で、やっぱり今度は自民で・・ってなったら、今、小さい子がいる家庭だけがこの手当をもらえて、もう少し先に子どもを生もうと思っていた人たちは、生まれたは、ええけど、手当は出ない・・・っていうことになる可能性が大きいのやね。。。これって、極めて公平性の低くなる可能性が高すぎるのやね。。。危なっかし過ぎるわ。。。 だから、この手の政策っていうのは、まず手当の金額を10000円ぐらいから初めて、予算が許せば、次に15000円、そして20000円と、段階を踏んでいくものなのやね。。。ところがいきなり13000円で、次の年は26000円やろ。。。あまりにも、急過ぎないか。。。 国民全体で、子どもが少しでも多く、生まれるような国にしていこう・・・っていうのは判る。。。でもね、子ども手当が目的で、子どもを生む・・・っていう人は多分おらんと思うし、そこまでせんと、子どもが増えない・・っていうのも、寂し過ぎる話やないか。。。目の前に人参をぶらさけてやらないと、走らない馬のように、日本国民を思っているのやったら、ホント、失礼な話やと思うで。。。国民をバカにするにも程があるわ。。。 究極の少子化対策は、日本の安定的な経済成長にある・・・のやね。。。。日本の将来に不安が少なくなって、こんな日本やったら、子どもにも見せてやりたいし、希望が持てる。。。 自分の老後とか、お墓とか、家とかを、守っていってほしい・・・と思えるようになったら、子どもは、いくら、しんどくても生んでおかないと・・・となるのやないのかね。。。 そのためには、そこそこ安定した生活と収入が必要や。。。だから、世の中が平和で、そこそこの景気の良さが続く環境を維持するのが、一番の少子化対策・・・ってことになる。。。池の鯉にエサやっている感覚で、国民への金のばらまきをやっていたはる・・のやったら、大間違いやと思うで・・・。 あんまり、国民を嘗めたような事やっとったら、いつか酷いシッペ返しをうけることになるで。。。 |
10/22(木) 前の厚労大臣の舛添さんが、子ども手当なんか貰ったら、親がカラオケやら飲み代やら、パチンコなんかに使ってしまう・・・と発言したら、何とパチンコの業界団体から抗議が来たんやて。。。舛添さんは、パチンコをする親を非難しているのに、パチンコ屋の団体から抗議されてもね。。。おかしな話やで。。。 パチンコ屋さんの約9割は在日韓国朝鮮の人・・・が経営者や。賭博が禁止されている日本で、何故、パチンコだけが、営々と私的に、公然と博打が出来ているのかが、とても不思議な感じがするのやね。。。本国の韓国でさえ、パチンコみたいなギャンブルは、営業許可されてないのにね。。。 競馬・競輪・競艇などは、公営ギャンブルとして、まだ自治体の収入になっているから、目をつぶるとしても、私営であるパチンコにだけ、なんで、博打の胴元になる権利がいつまでも認められているのか・・・ほんま、不思議でしゃあないわ。。。まだ、戦後のゴタゴタと、警察とパチ屋の利権構造が、未だに残っているのやとしたら、とんでもないわなぁ。。。 ギャンブルっていうのは、金を賭けて、一攫千金が狙えるものやから、とてつもなく、儲けも大きい・・・。いたずらに射幸心を煽るから、これに填ると、生活が無茶苦茶になる人が多い。。。そんな百害有って一利無し・・・のものを、いったい、いつまで日本は断ち切れないでいるのや。。。違法カジノとか、違法ゲーム機の取り締まりはするのに、パチ屋だけが大手を振ってギャンブル業を営んでいられるのは、やっぱり、もう終わりにしなあかんのやないかね。。。 生活を破壊し、人生まで棒に振る・・・って言ったら、覚醒剤やら麻薬と同じようなものやんか。。。パチンコを庶民の楽しみや・・・と、勘違いしている人たちがあまりにも多すぎるし、例年発表される脱税者ランキングで常に上位にいるパチコン業遊技機業の人たち。。。に、あまりにも日本は特権を与えすぎているのやないのかね。。。 反社会的なことばっかりやっとるところが、最近は芸能人やら、有名人をキャラクターにしたパチンコ台やら、ゲーム機をどんどん発売して、青少年たちの人気を集めようと必死になっとる。。。白人が日本に来て、ギャンブルの宣伝を、ゴールデンタイムみたいな子供たちも見る時間帯に、平気でテレビコマーシャルしとる・・・って、ビックリしているらしいで。。。日本がまともになるために、また、生活を乱して社会保障で喰っている人を少しでも減らすために、パチンコ屋さん。もう止めてもうてもええのやないか。。。 ええ若い者が仕事もせずに、一日、パチンコ屋に入り浸っている国。。。だれがどう見ても、健全やないわなぁ。。。こんなのがおるから、どんどん貧困層が増えるのや。。。日本をまともな国に戻すのやったら、決断すべきやで。。。今。。。 それとも、支持団体やったら、正義も曲げてしまうのかね。。。鳩山さん。。。 |
10/23(金) 郵政民営化の方針変換で、三井住友銀行出身の西川社長が、ついに辞任・・・。分社化も推進して、郵政会社を黒字化した功績があるのに、やっぱり、郵政は官業主導で行く・・・のやと。。。これって、国民新党の念願やったのは判るけど、亀井さんの一念で、こんな大きな事、簡単に決めてええのかね。。。 また、大赤字になって、郵便料金値上げや、郵政会社に、JALみたいに、公的資金投入・・・なんてなったら、取り返しが付かないことになるで。。。ひょっとしたら、今度の参議院選の争点の目玉になるかもね。。。もっぺん、国民に問う必要もあるのやないか。。。と案ずるわ。。。 その郵政会社の新社長さんは、何と、14年前まで大蔵官僚やった元ミスター大蔵省なんやて。。。官僚支配廃止・・・の看板を、鳩山さんは、早くも降ろすのかね。。。5年たったら、10年たったら、天下りやない・・なんて、そんな屁理屈、通らへん・・・のとちがうのかね。。。 私は、天下り・・・っていうのは、エリート官僚たちを、あまりにも早く出世させすぎるものやから、定年を待たずに最高位ポストに近づいてしまうのが、大きな原因の一つやと思っているのやね。。。公務員さんの採用試験には一種と二種があって、一種で採用される人は、特別な待遇がなされて、どんどん昇進していくのやね。。。同じ人間やのに、就職差別・・・と言ってもおかしくないほど。。。えげつない差や。。。 戦前から、高級官僚たちの組織で、ピラミッド構造っていうのは、しっかり確立されていて、この人たちの組織が、あほな日本人をリードして、国を動かしている・・・っていう自負があったんやろうね。。。特に優秀な人ばっかりの集団を作って、日本のエリート集団を構成する・・・っていう発想。。。。高度成長期には、そんなに悪いやり方ではなかったのやけれど、低成長期に入って、閉塞感ばかりの今の日本で、本当にまだこのシステムを維持するのが国益なのか・・・っていう命題が、いま、突きつけられていると思うのやね。。。 先日、テレビで面白い事を言っていたのだが、今の民主党の執行部の人たちっていのは、ほとんどが、元自民党の田中派に所属していた人たちばっかり。。。なんやと。。。田中角栄って言えば、政治家が官僚をリードする・・・っていう、ポリシーの派閥で、実際、日本列島改造では、官僚達を思う存分振り回した。。。 ところが、皮肉な事に角栄後の福田派の流れをくむ今の自民党の主流派の人たちっていのは、森さん、小泉さん、安倍さん、福田さん、麻生さんと、全部、官僚制度とうまく合わせていこう。。。っていう考え方ばかりの人たちやったんやね。。。官僚がすべてお膳立てして、政治家はその頭に乗っかっているだけ・・・でいい。。。そんな考え方やったんや。。。 ところが、民主政権になって、また政治主導で政権運営を行う・・・っていうのが、流れになってきた。。。官僚達の言いなりにはならへんぞ・・・っていうのは、威勢はええけれど、本当に出来るのか・・・お手並み拝見というところや。。。角栄さんの時代とは、ちょっと馬力と求心力が違いすぎるとは思うけどね。。。 私は、せっかく集めた優秀な国家公務員さんたちを、早く退職させてしまわずに、定年までしっかり働いてもらうのが、一番の方法やと思うのやね。。。人材の無駄遣いもせんとね。。。どうしても、それに飽き足りない人は、さっさと、国会議員とか首長選挙に出て、放っておいても、やらはるやろ。。。それ以外の人たちは、長く働いてもらって、その代わり、45ぐらいで昇級停止。。。人件費の節約にも協力してもらう。。。もちろん、天下りなんて許さないし、税金を入れている関係先への便宜供与なんかも、厳罰で取り締まらないとアカン。。。 こうすると、組織っていのは、ピラミッド型から、正方形型になる。そうすることによって、自然と、組織の強すぎたシステムが弱体化されて、ちょうど、よくなるのやないかね。。。まぁ、若い人が減って、年寄りが増えるから、なかなか今までのようにはいかないやろうけど、それは民間とも同じこと。。。役所だけの特別扱いを、止めるだけ・・・のことやんか。。。 何万人もいはる官僚さんたちを、いきなり天下り禁止・・・なんていうお触れを出しても、高速で走っている車は、なかなか急停止は出来ないものや。。。今までとルールを変えるのやったら、まず、根本的なところから、考えなおしてやらんと、官僚さんたちだって生活がある。徐々に公務員の採用数を減らしていって、20年計画ぐらいで、日本の官僚制度を、正常化する。。。そんな考え方が必要なのと違うかね。。。 これから、民主党は、バッサ、バッサと、無駄なNPOやら、独立行政法人を切って行ってくれると思う。。。仕事もせんと、税金から補助金やら助成金取って、下請けに丸投げしておるようなところ・・・。恐らく星の数ほどあるで。。。こんなところには、金が回らないようにするのが一番やし、もう天下りしておるようなヤツは、本庁に呼び戻すか、クビにするしかない・・・。 そして9割方の特殊法人が清算・・・なんていう作戦に成功したら、国民は民主党に拍手喝采を送るやろうし、もしこの大改革に失敗したら、二度と民主党には投票しないやろう。。。ここまでやるか・・・というところまでやって、それでも予算が足らない・・・っていうのやったら、国民は増税にも応じると思うで。。。 |
10/24(土) 何やら、母子加算が復活やて。。。それも、山井やら、長妻大臣やらが直談判して、復活させたんやて。。。そりゃ、予算全体から見たら50億ほどの規模やから、大したことないのかも知れないけど、何やら、自民党の政策を、否定するアドバルーンのようなことばっかりやってたら、本質は見えへんで。。。 生活保護家庭っていうのは、いろいなケースが有って、高齢の一人暮らしの人なんかやったら、7〜8万ぐらいが月額支給額の相場。。。ところが、母子家庭とかで、家族が3人も4人もなったら、いろいろ加算されて、ある都市部の家庭で月額27万円が出ているというケースが有るそうや。。。 これは、生活保護って言っても、いろいろ要件が有って、家賃の補助やったり、就学のための補助であったり、障害のために働けない人への給付であったり、子どもがまだ小さかったり、いろいろなケースがある。その地方によっては、車がないと生活出来ないところなんかでは、車の所有が認められている等、千差万別や。。。 でもね。仮に月額27万円も、もらっている母子家庭が、母子加算で、2万6000円上乗せしてもらえる政策って。。。月に30万も、貰えたら、まともに働く人が、何かアホらしくならないか。。。おまけに、医療費は普通なら3割負担やのに、この人たちはタダ。。。当然、所得税も払わなくていい。。。何かねぇ。。。 私は、社会福祉が充実することは、大変良い事やとは、思うのやけれど、同じような生活していて、時給800円のパートで、毎日8時間、必死で働いて得られるような金額より、母子家庭の貰える生活保護費の方が、遙かに多くなってしまったら、誰もまともに働く気なんて、無くなってしまうのやないか・・・と思うのやね。。。サボり得・・・っていうか、ゴネ得・・っていうか。。。 聞けば、日本の貧困率っていうのが、14.9%なんやと・・・。これって、アメリカの17.1%に次いで世界の先進国で二番目に高いのやそうや・・・。貧困率っていうのは、所得の分布における中間値の半分に、所得が満たない人の割合だから、最近の平均所得統計で言えば、556万2000円の半分、つまり、278万1000円に満たない人の比率。。。ってことになる。。。 ただ、この統計、ちょっと待て・・・っていう感じや。。。ボーナス無い企業が最近の中小企業では多いから、単純に12で割ると、月額23万1750円。。。これじゃ、一人暮らしの、大卒の新入社員さんでも、ほとんど全部が、数値上、貧困層になってしまうで。。。 統計っていうのは、いろいろ、マジックが有って、大企業とか、公務員とかばっかりのデータしか集めないで、平均所得を割り出していたら、こんな高額の年収が平均値になってしまう。。。のやね。。。日本の企業の99%は中小企業で、町の八百屋さんも父ちゃん社長に、母ちゃん専務の立派な企業や。。。こんなデータは集めずに、統計していること自体、おかしい・・・っていう所を割り引かんとアカン・・・のやね。。。 それと、もう一つのマジックが、何故か、この統計っていうのは、「世帯あたりの合計」の統計なんや。。。核家族化が進んで、一人暮らしの人が増えると、当然この金額は下がるし、逆に、同居家族の数が不況で上がると、上るっていう傾向はある。。。まぁ、お父さんの稼ぎと、お母さんのパート代、子どもがやったアルバイト代とかまで、入っておる・・・としたら、そんなに高くも無いのかね。。。 まぁ、どちらにせよ、このケースで、27万円の給付に母子加算で26000円ほど上乗せされた世帯は、30万円近くの月収になって、めでたく、何もしないで、国からのお恵みだけで、貧困層を脱出している・・・ということに、結果としてなっているのやね。。。これって、ホント、問題やで。。。 社会福祉っていうのは、その給付水準っていうのを、どこに設定するか・・・っていうのが、大変難しい。。。生活保護世帯が、テレビや冷蔵庫、エアコンを持ったらダメ。。。って言ったら、健康で文化的な生活には、ならへんから、そこまでは多分、どこでもOK。洗濯機や車、パソコン、貯金・・・なんかも、ケースバイケースで、認める場合があるそうや。。。難しいとこやね。。。 でも、基本は、「働かざる者、喰うべからず・・・」あくまで、まともに働いて、普通の生活が出来るまでの、一時的な「手助け」ということに、しておかないと、アカンわなぁ。。。生活保護が、年金支給額やら、最低賃金額を超えてしまっていたら、社会のモラルが崩れてしまう。。。 不幸にも怪我や病気で働くことが出来なくなった人への補助と、博打や酒で生活困窮者になってしまったドロップアウトな人への給付。。。本来、全く違う意味合いのこの2つのケースを、どう区別していくのが、社会的な正義か。。。この問題は深い・・・のやね。。。誰なら、助けて、誰なら助けないのか。。。浮浪者、ホームレスとの整合性をどう付けていくべきなのか。。。問題は多いで。。。下手に差別すると、基本的人権の侵害・・・なんていう問題にもなるからね。。。 それにしても、社会福祉の美名に隠れて、ちょっと、何でもかんでも、金を出し過ぎの感のある民主党の諸政策。。。誰が上限を決めるんやろうね。。。今のままやったら、ひび割れした水瓶のようやで。。。ダダ漏れや。。。 |
10/25(日) どうも、役人さんたちは、どこの地方でも、国からの補助が出る・・・となったら、必要、不必要に関わらず、見境無しに、公共事業をやりたい人種が揃っているようやね。。。 この前、無駄だ無駄だ・・・と言われて開港した静岡空港に続いて、来春には茨城空港なんていうのが開港するそうな。。。まぁ、自衛隊の百里基地が近いそうで、民間と航空自衛隊の共用空港らしいのだが、経営の厳しい日本のJALもANAも、この空港には降り立たないし、飛び出さない。。。民間で飛ぶのは、何と韓国のアシアナ航空ただ一社のみ。。。何やねそれ。。。 なんで、韓国の航空会社のためだけに、こんな無駄な空港を公金で作らないとアカンのか。。。ほんま、理解に苦しむわ。。。インチョン(仁川)空港のハブ化の手助けを、国がやってやっているようなもの・・・なのやね。。。 それもこれも、悪の元凶は、空港特別会計、略して空港特会や。。。この特別会計の原資は、我々が空港を利用する際に、支払わされている空港利用税や。。。全国の空港利用税を集めた金を使って、次から次へと、地方へ無駄な空港を整備する・・・。このお金は他には使えない縛りがあるから、どんどん空港を作るのだけに使われとる。。。まったく、アホな話やで。。。 そんな金があるのやったら、関空や成田の借金早く返してやったり、本当に利用の多い空港をより便利にするために使ったらええのにね。。。ほんま、アホなことばっかりやっとる。。。空港作ったら、飛行機を飛ばさないといけなくなる。ところが、そんな田舎の空港って、そんなに利用客がおらん。。。ただでさえ客が少ないところに、景気が悪くなると、飛行機なんて運賃の高い乗り物、真っ先に敬遠される・・・。そして、航空会社の赤字が嵩んで撤退、減便。。。悪循環やで。。。そして、誰も使う人の無い空港だけが廃墟のように残る。。。ほんま、無駄やわ。。。 それには、もうちょっと、知恵を出す必要がある。。。例えば、もうちょっと、機体の価格の安い、乗車定員の少ない、燃料をあんまり食わないような、ジェットヘリのような、乗り物でも、出来て来たら、バスぐらいの感覚で、安く使えたりするのやけれどね。。。 もう、飛行機乗るだけやのに、飲み物や食べ物、ケーキなどが、タダで出てくるようなサービスは、国内線では、いらんやろう。。。欲しい人は、機内に自販機でもあったらええだけの話しで・・・。過剰サービスは止めて、新幹線感覚で、もっと低運賃にして、利用者増を目指すべきやろうね。。。CAさんも一人だけ。。。観光バス感覚の空の乗り物が出てきたら、話しは別になってくるのやけれどね。。。 私は、これからの航空業界の採算性のことを考えたら、ジェット機ではなくて、大型ジェットヘリのような乗り物が、結構無駄が無くて、有効や・・・と思うのや。。離発着にバカほど燃料の必要な飛行機やなくて、長い滑走路も要らないヘリバスのようなもの・・・ってええと思うのや。。。 例えば鹿児島を出発した便が、鹿児島だけでは15人しか客が集まらないけど、宮埼で20人、大分で30人とかいう感じで、いろんな空港へ立ち寄って、客を拾っていく。。。定員の60名ほど・・・になるように運行を工夫して、定員になったら、関西のハブ空港である関空に直行する。。。こんなことが、現実的になってくるのやね。。。空の乗り合いバスの感覚や。。。これをJALがやったら、うけると思うで。。 これなら、常に定員近くまでお客を常に積むことが出来るから、ロスが少ない。。。ということは、多くの便数を運行することも可能になるし、一日一便か二便やったところでも、五便六便飛ばすことが出来るかも知れないやんか。。。 そうなってくると、やっぱり、図体の大きい空港っていうのは、ますます、不必要になって来る。。。私は、主なJRの駅の屋上にでも、どでかいヘリポートのようなものをこさえたら、これは便利になると思うのやね。。。最寄り駅から、主要駅まで来た客はエレベーター一本でジェットヘリバスへの乗り換えが出来る。。。リニアなんてこさえなくても、駅から駅への移動が、空路でも可能になったら、格段に利便性が上がるのやね。。。下手したら、JRの長距離列車も要らなくなるかも。。。 空港っていう施設は、もう、長距離の移動のためだけの施設や。。。問題は国内線をどう、有機的につなぐことが出来るか・・・これが、利便性の鍵になる・・・。今は、国内線などの中距離、小距離の輸送をどうするか・・・これの研究開発が、あまりにも進んでないのが気になるね。。。 新しい乗り物の研究開発が、いろいろな問題を一発解決する可能性を秘めていることに、もっと早く、気づくべきなのやないかね。。。そうしたら、無駄な空港を作り続けることの、無意味さが、もっと明確になるのにね。。。空港がなかったらアカン・・・。もうそんな時代やないと思うで。。。 |
10/26(月) どうも、鳩山政権は、外向的には、少し米国とは距離を置くような、「対等の関係」という表現で表している通り、親米一辺倒の路線から脱却したい。。。と思っているフシがある。 日本は、かつての敵国米国から、確かに、特別過ぎるほど、この50〜60年厚遇を受けてきた・・・。それには、恐らく、口には出さないけれど、原爆を日本に二発も落として、少しは「酷いこと」をした。。。という反省の意味も込められていたような気もするのやね。。。そんなことを言うと、いや、アメリカは新型爆弾を、実戦で使ってみたくて、うずうずしていただけや。。。とのご意見も出るやろう。。。ごもっともや。。。 多くの米国人たちは、極東アジアの片隅に住む肌の色が黄色い人種なんて、何の関心も無かっただろうし、そんな辺境に住むそんな国が、世界の一等国として台頭してきたのが、面白くなかった。。。というのも、あったのやろうね。。。その頃のアジアじゃ、清国の取り合い、割譲で世界の強国は、しのぎを削っていたからね。。。今の中国って、この時は草刈り場やったんや。。。そこで日本、イギリス、フランス、米国などが利害対立していた。。。。 当時の米国はイギリスの弟分のような存在やったろうし、それでも、そのやんちゃぶりは、兄も手を付けられなかったほどで、下手に力もかなり付けていたから、エライ勢いやった。。。ロシアに勝った日本も、軍事強国として台頭していたから、そんな日米がぶつかるのは当然の理屈やったんやね。。。 そして、米国は日本に予想外に苦戦しながらも、ついに、本土への新型爆弾投下という大イベントで、日本を降参させた。。。 それ以来、有る意味では、日本はずっと、米国の属国を長い間、演じ続けることを、義務着けられていたのやね。。。日本人の気持ちの中では、戦後はずっと敗戦国。。。アメリカさんの言うことやったら、何でも聞かなければならなかったし、傍若無人な振る舞いをする米軍兵士にも、日本の警察は逮捕も出来ない・・・なんて理不尽な状態がずっと続いてきたのやね。。。。 沖縄に行ったことのある人は、本島の一等地にある米軍基地が異常に豪華で、えげつなくゆったりしていて、基地の檻の外に住む人たちの暮らしぶりとは雲泥の差がある優雅な生活を楽しむ米兵家族を、よく見かけたやろう。。。軍人っていうのは、いつの時代も、いつ死ぬかも知れない・・・というので、最上級の待遇を保障されるものや。。。 でも、この平和な時代になってみたら、その生活の仕方が、突出していること・・・の異常さが目に余るのやね。。。広大な基地にあるゴルフ場やテニスコート、広い芝生の中に点在する絵に描いたような軍関係者たちの立派な兵舎。。。まるで映画の中に出てくるリゾートそのものや。。。 こんな優雅な基地生活を米軍関係者が続けられるのも、逆に、まだまだ日本人が敗戦国根性から抜け出せないでいる・・・ということの証明になっている。。。地球全部の警察気取りでいる米国って言う国はヨーロッパにもアジアにも兵力を置いていて、かつては、共産主義を。。。次にはイスラエルに敵対するアラブを、そして今は、テロリストたちを・・・という風に、常に、敵を求め続けているのやね。。。 これには、米国の軍事産業が、常に戦争ごとが続かないと、持たない・・・っていう国内事情がある。。。言い換えたら、米国っていう国は、軍需産業のために、常に喧嘩を仕掛けているような、やんちゃ坊主のような国やったんやね。。。ずっと。。。 そんな米国に、日本は長いものには巻かれろ。。。米国に着いていたら間違いがない・・・と、コバンザメのように、米国一辺倒の政策をずっと採り続けていたフシがある。。。もちろん、日本の中にはそんな米国に反発して、日米安保体制を解消しろ・・・という意見も多くあった。。。 日本の反米運動の歴史は、1960年代の安保紛争の学生運動から発展していて、有る意味、日本独自の路線を何故とらないのか。。。自分の国の指針を他の国に委ねたままにしている国が、独立国と言えるのか。。。っていう、ロジックになっていて、この部分だけ見ていると、どっちが左翼でどっちが右翼か、判らないような事になっていて、面白いのやね。。。 鳩山氏個人・・・は、どうかって言うと、彼はアメリカへの留学経験があり、そんな人は、まず、絶対にアメリカ大好き青年やった過去が必ず有ると思う。。。アメリカの文化や、生活様式、進んだ考え方などに惹かれ、憧れて、米国に渡ったはずやからね。。。 ただ、そこで、彼は彼なりのアメリカ観というものを確立したはずやし、それが、アメリカ恐るるに足らず・・・なのか、こんな国に着いていたら、日本はえらいめに逢う・・・なのか、もっと上手なこの国との付き合い方がある・・・なのかは、判らないけど、ある種の、確証を持たはったと思うのやね。。。 その確証が、どうも、民主党の外交の根幹の部分のベースになっている。。。ような気がしているのやね。。。日本人が本当の意味で、敗戦国意識から脱却出来るようになる。。。日本の精神的な戦後を、終わらせる・・・。その役目を買って出ようと、彼はしているのやないのかね。。。 誰が見ても、理不尽極まりない「日米地位協定」。。。米軍の駐留経費の大部分を日本人の払った税金で賄ってあげなければならない「思いやり予算」の阿保らしさ。。。米軍の一部がグアムに、引っ越しするだけやのに、お土産に、莫大なグアムの空軍基地の建設費用まで丸抱えで、負担させられる・・・なんていう、非常識さ。。。 みんなこれも、日本が戦争に負けたから、仕方ない。。。米軍に守ってもらっているから仕方ない。。。で、今まで済ませていたことを、やっぱり、おかしいことはおかしい・・・ってはっきり言うこと。。。これって大事・・・って思ってはったんやないかね。。。 米国っていうのは、こと、軍隊ごとに関しては、異常なほど神経質になる国である。日本が海上給油を来年一月で打ち切る。。。って発表したら、その代わりに何を貢献してくれるのや・・・って口を出してくるし、また金だけ出して、人は出さないようなことをするのやったら、もう知らんぞ・・なんて平気で脅してくる。。。ほんと、ヤクザみたいな事しか、言えないほど、こと、軍事に関しては、子どものようなことを平気で言う国なんや。。。 ただ、それにタテつきにくいのは、やっぱり強大過ぎる軍事力と、日本が自国を守るためには、米国から武器を買うしか選択肢が無い・・という、日本の安全保障というのが、米国の人質になっとるような部分があるから・・・なのやね。。。日本は武器産業っていうのがほとんど無いに等しいのやから。。。 軍事っていうのは、結局、暴力やし、いくら暴力反対。平和がいい。。。なんて言っても、キチガイは刃物を振り回すし、荒くれ者は、無茶な乱暴なことをやってくるし、人殺しの好きなやつは、何をやるかわからないから、恐ろしいことに代わりは無い・・・のやね。。。 日本は米国一辺倒から逃れるためには、武器を国産化できるか、中国、ロシアなどの他国からも武器を買えるような関係を築かないといけない・・のやね。。。だいいち、相手国から、絶対に攻めてこられないような関係を作るのも大変なことや・・・。外交では、机の下で銃を構えながら、机の上では笑顔で握手をするような、そんな、ビビットな努力を続けていかなあかんことになるのやね。。。 これは、本来、どこの独立国も自前でやってきたこと。。。日本も自分で自分を守ることの出来る。そんな普通の国に、いずれならないと、このままではアカンのと違うのか・・・っていうのを鳩山氏は、提案したいのやと思うのやね。。。日本が本当の意味での、精神的な独立国にならるかどうか・・・。このことは、その試金石にもなる。。。 |
10/27(火) どうも、小沢一郎っていう人は、本当は自分が総理大臣に、なりたくてなりたくて、仕方がないのに、あの風貌と、人に媚びない態度、傲慢ぶりが影響して、なかなか頭にはなれない・・・っていう運命を持っている人のようやね。。。 本人も、このことを自覚してはる・・・ようで、自分の不人気さを痛感しているから、他の人を立てて、自分は黒幕に徹する・・・ということばっかりやっとる。。。ただ、その黒幕ぶりが、時たま、チラッチラッと表に出てくるから、困ったもんや。。。 昨日から始まった国会運営でも、党の運営と、政府の立場を、しばしば、ごちゃまぜにする傾向がある。釈迦に説法のような話やけど、三権分立やら、議会制民主主義のルールっていのを無視して、政権与党からの代表質問を省略したり、議員から法律提案する、議員立法を事実上、禁止してしまったり、えっ?というようなことをやったはる。。。 確かに、自民党時代から、政府に与党であった自民党が代表質問して、いわば身内が答えるスタイルっていうのは、出来レースとか、シナリオ通り・・・になり過ぎて、なにか、真剣みに書けるような所があった。。。答弁する側がアピールしたいところを、質疑側が、あえて、聞いてあげる。。。テレビで言えば、やらせ・・・みたいにも見えるようなことをずっとやっておったんやね。。。 でも、これを「やらせ」だから、止める・・・。時間の無駄や。。。と、むげに切り捨ててしまうのは、少し乱暴な話になってくるのやね。。。党っていうのは、確かに志が比較的近い人たちの集まりや。。。でも、その議員個人の考え方っていうのは、100人いたら、100人違う・・・と言っても良いぐらいや。。。いま、与党にいても、明日には野党に鞍替えするかも知れない。。。議員個人の思想まで、党が完全に掌握して、縛ってしまう・・っていうことの、おろかさ。。。これも大問題やね。。。 それに、国会の質疑っていうのは、無名の議員さんにとっては、絶好の顔を売る場・・・という意味合いもある。民主党の若手議員さんっていうのは、新人さんが多いから、これからの党運営を盤石なものにするためにも、いろいろな人たちに有名になってもらわんとあかん。。。一生懸命勉強した成果をぶつけて、質問するっていう行為は、人を育てる・・・という意味に於いても有意義なんやね。。。 まぁ、小沢一郎っていう人をよく見ていると、人を丁寧に育てるとか、いうよりも、ライバルを蹴落として、のし上がってきた・・・というイメージが強い。。。本来なら、多くの後輩たちを育てて、その人に持ち上げてもらって上へ行く・・・というのが王道なのだけど、形こそ、小沢チルドレンなんて言っているけど、みんな小沢の声のデカさに屈しているだけ・・・なんていう、穿った見方も出来るで。。。 政治家っていうのは、有る意味、人を踏み台にしてでも、我こそは・・・と目立つのが仕事と言えば、仕事のようなところがある。。。。そういう意味では小沢は、自民党旧田中派の中で、もまれ続けて、古い自民党の体質そのもの・・・をまだ持っている最後の人・・・なのかも知れないね。。。札束でほっぺた叩いてでも選挙に勝たないといかん。。。なにか、そんなエネルギッシュなところがないと、なかなか人っていうのは、投票してくれへんもの・・・そんな哲学が彼の中にはあるのやろうね。。。 政治献金を集める能力っていうのは、イコール公共工事なんかの口入れして欲しい業者にとったら、小沢タイプの人に献金しておく・・・というのは、お守り的な、比較的楽な営業スタイルになるし、少なくとも邪魔をされなければいい・・・というゼネコンなんかが、ずいぶん小沢の後援会主催のパーティ券をたくさん買っている。。。 その金で都内の不動産を買ったり、小沢は好き放題なことをやっとる。。。いくら問題や問題やと、マスコミに、言われても、秘書が事情聴取されただけで、他から手を回して、もみツブシとる。。。権力っていうのは、こうして使う・・・という見本のようなことを平気でやっとるのやね。。。顔が利く・・・っていうのは、こんなことや。。。 高給官僚たちも、小沢ににらまれて、痛くもない腹を探られるのは嫌・・・と思っているのか、露骨な恫喝にも、言うことをきく。。。やっぱり、政治家は声がでかくないと。。。ということになるのやね。。。 でもね。。。小沢一郎っていう人・・・。本当は、意外と気がちっちゃくて、臆病なところのある人やと思うのやね。。。弱い犬ほどよく吠える・・・っていうやろ。。。まさしく、あれや。。。前の大連立騒動の時かて、福田さんと小沢氏は、手を組む寸前までいっとった。。。民主党による政権交代よりも、大連立による混乱回避に動いた・・・というところを見る限り。。。あれっ、この人。。。と感じた人も多かったのやないかね。。。 鳩山内閣は今のところ、高い支持率を保っている。日曜日の参議院補選も民主が二勝したから、あと参議院過半数まで7議席にまでなったんやそうや。。。まだしばらく、民主への風が続くのか、来年夏の参議院選まで、何としても風向きを変えたくない小沢民主は、どんな手を打ってくるのかね。。。 |
10/28(水) 就任後40日以上経って、やっと、鳩山首相が所信表明演説をした。鳩山さんの言う、友愛精神っていうのが、ちょっと判ったような、ええ演説やったね。。。 政治っていうのは、確かに、弱い人を助けるものや。。。その博愛思想っていうのは、良いのやけど、私は、自助っていう部分もけっこう大事なことやと思う方やのやね。。。 今までの民主党の流れを見ていると、出来るだけ多くの人たちに、政府のお金をあげて、それで、内需を喚起する・・・みたいな、とても、奢ったような発想があるような気がして心配するのやね。。。政府の配る金っていのは、そんなに大したことはなくて、実際の日本経済の規模からしたら、とてつもなく低い金額やのに、それを過大評価しているようなところがある。。。 政治が中心になろうとするのはええけど、本当はこの国の中心は国民なんやね。。。国民の生活がうまくできるように、助けるのが政治の仕事。。。何でもかんでも政治がイニシアティブを取ろうとすると、どこかに無理が出てくる。。。税金や掛け金などの国民負担をどんどん上げていかないと、政治がやろうとすることが出来なくなる・・・という相関関係にあるものやからね。。。 鳩山新政権の目玉である、子ども手当実現、ガソリンの暫定税率廃止、高速道路の無料化などの政策っていうのは、みんななかなか厳しい予算のなかで、本当に出来るのか・・・と疑問符が付く・・・のやね。。。無駄を削れば、予算はいくらでも出てくる・・・そうやけど、その無駄を見つける作業を国会議員一年生たちにやらせようとしていたあたり、ほんまに、この人らで大丈夫か・・・っていう不安は有る。。。 小沢幹事長が慌てて、事業を振り分ける委員会のメンバーチェンジを進言したのも、この辺を察知したところやろうけど、悪く言えば、事業をやるもやらぬも、この振り分け委員会に権限が行くことへの警戒感を示した・・・というのが、本音かもね。。。自分たちの献金集金能力が下がることになりかねないから・・・ね。。。 民主党は、いま、国民から本当にどれだけ無駄が有ったのか・・・しっかり探し出して、浮き彫りにしてくれ。。。っていうのを、期待されているはずなんやね。。。天下り先に出されている金を止めて、本当に国がやるべき事業の優先順位を付けて、その順位が低いものは、大胆にカットする。。。どんどんカットしたら、ひょっとしたら、省庁の存在自体が無駄・・・なんていうお役所も出てくるかも。。。というのを期待しているのやね。。。 私は国の仕事っていうのを大胆に見直したら、どんどん地方へ権限と予算を振り分けていく。地方では道州制に向けた受け皿づくりをしていく・・・という作業を、いま、始めていかないと、こんな大きな改革は、きっと実現不可能になると思うのやね。。。 実際問題として道州制が実現したら、例えば、いまの国土交通省のほとんどの職員は国家公務員から、州の職員に格下げさせられる。経産省、農林省、総務省、文科省、ほとんどの役所は、1/10ぐらいの人員にまで出来るやろうね。。。まさに霞ヶ関の解体や。。。 当然、抵抗する人は多いし、余程、革命的なしっかりした理念が無いと、とても出来ないような大ごとや。。。でも、そんなことは、いま始めないと出来ない。。。鉄は熱いうちに打て。。。4年かけて、ゆっくりやったらええ。。。なんて悠長な事を言っていたら、反対勢力の巻き返しで、きっと、うまく丸め込まれてしまうからね。。。 民主党政権の本当の大きな仕事は、官僚たちに、もう、あんたらの仕事のやり方は古い・・・っていうのを、気づかせて、心を変えさせる。。。っていうことにあるのやね。。。官僚たちには、大きな権限が集中し過ぎていて、動脈硬化のような状態にある。。。永年、積み上げられてきた各々の省庁が持っている権力ピラミッドを、一度全部崩させて、外郭団体やら、なんちゃら協会、○○事業団なんていう、ご都合主義で出来た組織を、事実上放棄させて、解体してしまうことが、本当の大きな無駄削減につながっていくのやね。。。 役所の予算っていうのは、お金を自分たちの都合の良いところに流させて、そこが予算を使う大きな権限を持つことによって利権のピラミッドを形成していきよる。。。公金で喰っている企業の多くは、その大きなピラミッドの中に、しっかり組み込まれていて、波風が立たないようにしていれば、順番でおいしい仕事が回ってくるような構造になっとる。。。 より大きなお金を回してほしければ、元官僚の人を高給で受け容れて、元後輩たちから、大きな注文を流させる・・・という、見返りが必要や。。。ほんま、こんなのを続けていたら、どんどん無駄な公金が垂れ流しになるような、甘い構造が出来上がってしもとるから、困ったもんや。。。 こんな複雑な腐敗構造を改革するのには、予算を与えない・・・という兵糧攻めしか方法は無いのやね。。。補助金や助成金のカット。。。公的事業の審査をもっともっと厳しくして、なになにの調査研究。。。とか、新聞切り抜きだけをやっとるような所には、金を一切出さない。。。そのぐらいの覚悟が必要やで。。。 金の切れ目が縁の切れ目。。。もう公金からお金が流れてこない・・・ってなったら、そんな団体、もともと存在意義がないのやから、どんどん家賃も払えなくなって無くなっていく。。。これを目指すべきやろうね。。。公務員さんたちは、いま、何とか有意義な仕事をやってますよ・・・っていうのに、必死になっておる。。。狂ったように急に仕事をやりだした。。。という形跡がここ1年ほどある。。。その中にまた無駄が多くて、墓穴を掘るのやね。。。 これからは、役人さんたちも、民間と同じく、身分保障がされない時代になってくると思うで。。。朝、職場へ来て、午前中の仕事が珈琲を飲むことと、新聞を読むことだけのアンタ。。。。クビを洗って待っておいてや。。。もう、アンタらの好きにはさせへんから。。。って、誰か言ってや。。。 |
10/29(木) どうも、民主党の打ち出してくる政策には、ちいと、「まやかし」が、かかっているのが多くなってきたのが、気になるね。。。民主党の最大規模の目玉政策である子ども手当の支給に関して、いろいろと、懸念が取りざたされている・・・。 というのも、民主党が子ども手当を支給する代わりに、給料から、もともと基礎控除されている扶養家族の控除を廃止する・・・というのである。控除っていうのは、無税のものとして認める・・・っていうことやから、所得の一部を、課税対象から外す。。。っていう税の軽減措置なんやね。。。つまり、子どものいる家庭は、何かと出費も多いから、所得税の一部を控除してあげて、子育てを支援しよう。。。っていう政策なんやね。。。 ところが、民主党も明言しているとおり、党の方針は、控除から給付へ。。。これって、一方で増税しておいて、もう一方で、お金をあげる・・・なんていう、バカらしいことをやっていることになるのやね。。。何の意味があるのか、公務員のお仕事だけ増やせて、民主党の支持母体である自治労なんかだけが喜ぶような政策・・・。これって、税金の無駄遣いそのもの・・・やんか。。。 つまり、お金を出来るだけ多く集めて、出来るだけ多く給付したい。。。つまり、これって、言い換えたら、政治のありがたみを国民に思い知らせるための政策。。。見せかけだけでも、たくさんの給付・・・っていうのを強調したいだけと、違うのか。。。というような話なんやね。。。経済的に言うと、政治の関わりを、日本経済のなかで、出来るだけ大きくして、大きい政府を目指す・・・そんな政策なんやね。。。 おまけに、この子ども手当っていうの、国のやる手当なのやから、当然、小さい子どものいる家庭には、全額もらえて、全額使えるもの・・・やと思っていたら、違うのやて。。。何と、この子ども手当って、他の給与所得などと合算して、課税対象になるのやと。。。おいおい、それって、税金使って、給付したものからも税金取るっていうことなんやで。。。本当に、この人ら、自分のやっていることの矛盾に何にも気づかないほどアホなんやろうか。。。 もし、報道されている通りになってしもたら、例えば高校大学生のいる家庭では、扶養家族控除は減らされるわ、子ども手当はもらえないわ。。。ダブルパンチで負担が増えることになるやんか。。。子どもが大学生の家庭なら判るけど、子育てって、実はこの時期が経済的な負担がMAXになる時期なんやね。。。それやのに、増税。。。とうてい、こんなの・・・容認出来ひんで。。。 それと、子ども二人で年収が300万とかいう世帯。。。子ども手当で年収は120万も増えるのやけれど、合計年収が一挙に420万になって、所得税やら住民税も大幅にアップする。。。それでも子どものおかげで国からのお金が100万円以上も入る。。。からまだいいか。。。と、思っていたら、子どもが高校に上がって、いきなり子ども手当がなくなって、またまた苦しい生活に逆戻り・・・なんていうことになる。。。 やっぱり、この子ども手当って、お上に甘えてしまうバカ親を増やしてしまうだけの政策。。。っていう根本的な問題が大変大きい政策・・・やっていうのが、つくづく感じるところや。。。 それに、控除から給付へ・・・っていう方針も、目立たないところで増税させて、目立つ給付に、国民の目を背けるための、セコイ手・・・っていう気がする。。。汚い手使いやがって。。。 中小企業経営者とか個人事業主っていうのは、自分の所得から、その所得を得るためにかかった必要な経費っていうのを、差し引く事が出来る。。。つまり、500万稼いだけど、300万円が仕入れ価格で、その販売のための費用が100万かかったとしたら、残った儲けの100万円にだけ課税される。。。っていうルールなんや。。。 ところがサラリーマンっていうのは、なかなかこの経費っていうのが認められないから、所得全部ににバッチシ所得税がかかってしまう。。。これって、あまりにも不公平とちがうのか。。。っていうので、給与所得者にも有る程度の必要経費っていうのを認めよう・・・っていうのが「基礎控除」なんやね。。。 ほかにも、扶養家族の控除や、障害を持った人などへの控除、住宅ローンを支払っている人への控除、大きな医療費を負担した人への控除、などいろいろな控除が認められている。この控除っていういのは、事業者が、給与計算のときにやってくれるから、国にとったら、国や地方自治体は何の経費もかけなくて言い制度だから、大変効率の良いやり方・・・なのやね。。。つまり、政策的にこの控除を認める・・・と決めただけで、少しの手間で大きな効果が期待できる制度・・・これが「控除」なんや。。。 ところが、民主党の、どいつが言い出したのかは知らないけれど、「控除から給付」・・・やて。。。控除を無くすのは簡単やけど、給付を増やすことは、とてつもなく、公務員さんたちの手間を増やす政策や。。。これって、とても効率が悪いし、役人の人件費が莫大に増える面がある・・・っていうのを、しっかり計算に入れておかないと、費用対効果が、とてつもなく、あほらしいものになる危険性を秘めている・・・のやね。。。 控除から給付へ・・・っていうのは、私は世紀の大愚策やと思う。。。我々は公務員の数を減らして、税の無駄遣いを無くしてほしいのに、一番の無駄である公務員の仕事を増やしてどうする。。。労働組合だけの言いなりになっているような政党やったら、国民の期待には応えられへんで。。。 |
10/30(金) 元大蔵次官やった斉藤次郎氏が日本郵政の新社長になって、記者会見。。。小泉改革の時に、冷や飯を食わされていた人ばかりを集めたような、報復人事のようなことばっかりやっておる。。。なにか、さや当てみたいなことばっかりやられても、国民はしらけてしまうで。。。 何やかんや言っても、前の西川社長は、郵政会社の無駄を省いて、大幅黒字の優良会社にしたんや。。。もともと、郵政公社は、独占的で、優位な立場にある特殊な会社やけど、とはいえ、赤字や赤字やと言われていたのに、郵便料金の値上げもせずに、納税までするような組織にしたのやから、大したものやで。。。 鳩山内閣の公約通りになると、またまた公益的な仕事の部分が増えて、経営的にはマイナスになるのやろう。。。でも、民主党の主張している・・・、というより、国民新党の亀井静香氏べったりやけど・・・政策っていうのは、同じ郵便局の中で、保険と貯金と郵便っていう3つの事業をやる会社があって、それを各々別々の社員が仕事をする。。。という、少し縦割りで融通の行かなかった体制を見直そうとしている。。。この部分には、共感出来るところはあるのやないかね。。。 斉藤新社長さんの記者会見を聞いていると、郵便局というものを、地域行政の拠点として活用する。。。という、とてもわかりやすいコンセプトや。。。具体的には、郵便局を行政のワンストップ拠点化して、国民の利便性を高めようというのやね。。。 つまり、郵便局のコンビニ化・・・みたいなもの。。。郵便局へ行ったら、住民票やらが取れる。介護保険とか福祉サービスの受付も出来る。年金でも、加入者自身が保険料の納付記録を、こまめに確認出来るような年金通帳の端末を置く。。。言い換えたら、郵便局さえあったら、区役所やら市役所まで行かなくても用事が済んでしまうようにしよう。。。というのやね。。。 これは、確かに過疎の地域なんかでは、大変便利や。。。役場の数より、郵便局の数ははるかに多いし、経営効率一辺倒で、廃止される郵便局にとったら、手数料収入が少しでも見込めるから、ちょっとは、仕事が増えることにもなる。。。 でも、採算性っていう課題はどうしても残る。。。都会の郵便局は無茶苦茶仕事が増えすぎて混雑するかも知れないが、地方の郵便局では、やっぱり住んでいる人の絶対数が少ないからね。。。赤字の局を黒字の局が助ける感じになるのは、有る程度仕方ないにせよ、待遇の面で、あんまり、極端やったら、文句も出るかもね。。。 超僻地やったら、郵便配達の人がかんぽの掛け金を預かって入金出来たり、逆に保険の外交が貯金のお金を預かったり・・・なんていう、人間くささが復活することにもなる・・・。ただ、お年寄りのお金を個人が預かったりするのやから、いまの時代、高いモラルも同時に要求されることになるのやけれどね。。。国家公務員でもない人が、その責に耐えうる仕事が出来るか・・・というところやろうね。。。 これからの郵政っていうのは、公益性っていうものと、収益性っていうものの、両立を要求されることになる。せっかく民営化して、公務員を大幅に減らしたのやけれど、また逆戻り・・・っていうことになったら、何やねん。。。っていう話にもなりかねないのかもね。。。 よく考えてみれば、郵政職員の給料って、もともと税金は使われて無いし、本当に郵政を民間会社にする意義っていうのが、本当に有ったのか・・・というところにまで、話は戻ってしまうような話なんやね。。。 何でも民営化が良い、何でも競争は素晴らしい。。。自由な市場原理に任せておいたら、なんでもうまくいく。。。こんなのは、実は幻想やった。。。実体経済といういのは、そんなに甘いものやない。。。っていうことが、世界同時不況が襲ったちょうど一年前に判ったことなんやね。。。 経済政策っていうのは、実は、イデオロギーの世界と似ていて、最初、極端なプランが出てきて、それか失敗すると、まったく逆のプランがうける。。。そしてまた、それがうまくいかなくなると、今度は、少し極端ではない反対の政策になる。。。こうして、ちょうど、振り子の針がだんだんその振り幅を小さくしていくかのように動くものなのやね。。。そして最後にちょうど真ん中で停止する。。。 郵政問題も、効率化と公益性という点において、その振れ幅がだんだん小さくなっていって、結果として、国民の利便性が上がり、みんながウインウインの関係を構築していく・・・という風になればいいね。。。つまり、これからは、そこそこの公益性と、許容範囲にある収益性という矛盾した2つのテーマを、両立していくこと。。。これが命題になってくるのやろうね。。。 |
10/31(土) それにしても、近頃、つくづく民意っていうものが、いかにわがまま勝手なものであるか。。。という事が多すぎるね。。。国の主権者である国民の言うことが、実は結構気まぐれで、ご都合主義である。。。ホントに民意の、向くまま、政治を動かしていては、正義は全う出来ない・・・っていうケースが多いやんか。。。 例えば、八ツ場ダム。。あれだけ反対運動が盛んで、50年以上もダム建設が進まなかったのに、やっと、本願の建設中止という、念願かなって、ダム建設が中止・・・となったら、今度は、建設中止に反対・・やて。。。建設反対やった・・・のやないのかぃ。。。。 例えば、大阪の伊丹空港。。。騒音問題で、周辺住民が就航する便数の制限を要求していて、文句ばっかり言っておったのに、今度は迷惑のかからない海上空港の関空が出来て、そっちへ、いざ、お引っ越し・・かと思ったら、今度は伊丹空港の存続運動が勃発。。。伊丹の廃港が出来なくなった。。。どっちやね。。。 沖縄県の基地周辺の住民らが、米軍の県外移転を求めて住民運動をやっていて、グアムに大量の人員が移転するとなったら、基地で働く人やら、米兵で食っている飲食店らが、行かんといてくれ。。。と部隊の移転に、猛反対。。。 いずれも、当初は反対していたけれど、しっかり保証やらを、公金でしてもらっていたものやから、それが無くなるのが困るし、痛い。。。なんていうような、お話ばっかり。。。利害関係が異なる人たちが争う話なんやけど、どれもこれも、立派な民意やから、大変や。。。 とかく、住民運動っていうのは、意見が分かれて、利害が運動に直結する場合が多いから、問題が複雑化する。。。手厚い保証が得られた人は、良いのやけど、そんな恩恵に預かれない人たちは、賛成反対が入り混じるし、場合によってはその地域が真っ二つに割れてしまう・・・なんていうこともある。。。 こと、お金が絡むと、あの人はいくらもらったのに、うちは何故これだけしかもらえないのか・・・とか、こんなことが、恨み辛みの話に発展してしもて、その地域に住む人たちの心の中まで、無茶苦茶にしてしまうことが多いのやね。。。一度出来た亀裂っていうものは、なかなか修復が難しいから、いつも、何かにつけていがみ合うような関係になってしまうから、本当に深刻な問題にまで発展してしまうのやね。。。 このことは、政治が人々の心の中まで、土足でドタドタと踏み込んでくることの異常さ・・っていうのを、端的に現している事やと思うのやね。。。政策のために、人々の一番大事なものの一つである、地域コミュニティというものを、めちゃめちゃにしてしまって良いものなのか。。。っていう問題になると思うんや。。。 ここで大事になってくることは、公益って何や・・っていうことなんや。高速道路や空港なんかを作る時に、一部の人が反対して、土地の収用が出来ない・・・そのために開通できなかったり、開港出来なかったりするデメリットが一日に何億円もの金額になってしまう。。。高速道路やら空港やらの公共施設っていうのは、大変多くの人たちが利用するものやから、その多くの人たちの利便を優先するのが、公益に叶っていて、その方針にたてつくこと。。。っていうのは、公益に反する行為・・・と言われても仕方のないことやと思うのやね。。。 ただ、いまの世の中、何か、がんばって反対したらするだけ、土地を高く買ってみらえたり、最後までがんばった人の方が、特別に多くのお金をもらえるのではないか。。。という疑心暗鬼が覆っている。。。恥ずべき事やね。。。不幸にも、先祖伝来の土地を提供しなければならなくなった人は、本当に気の毒なのだが、国民みんなの利益。。。となったら、そっちが優先されるべき。。。という考え方がやっぱり、必要なのやね。。。 奈良県と三重県にまたがる国道25号線という道路がある。交通の難所であるこの名古屋と大阪を結ぶ国道を何とか高速道路化して、信号のない立派で安全な道路にして欲しい・・・。全国で高速道路が続々造られていたのだが、この国道25号線・名阪国道の元地権者の方たちは、何と、高速道路となる土地を無償で提供する・・・と申し出たのやそうや。。。そのかわり、高速道路にしても、料金所は設けるな。。。料金は無料にしてくれ・・と注文を付けたんや。。。 道路っていうのは、国民みんなが使って、その利便性のメリットを、みんなが受けるもの。。。まさに、公益や。。。未だに、この名阪国道は、高速道路の設備は整っているのに、料金が無料で毎日大量のトラックが荷物を満載にして走っている。。。まさに、公益に対する考え方が素晴らしい、先人達に、頭の下がる思いがするような話ではないか。。。 お上にぶら下がろうとばかりする人が多いなか、奈良と三重の、太っ腹な大地主さんたちのお話は、もっと後世まで、語り継がれるべきやと思うし、本当に格好いいのは、こんな日本人やで・・・って言っているような気がするのやね。。。 |
2001年1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2002年1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2003年1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2004年1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2005年1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2006年1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2007年1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2008年1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2009年1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12