日常のページ

 

3/1(月) スピードスケート女子団体パシュートの決勝戦。惜しかったね。。あと半周まで結構リードしていたから、いけると思ったのやけどね。。。スケートシューズ半分ほどの差。。。6周も滑って、こんな差になるなんて、神さまが、どっちに微笑むか・・・ぐらいの差やったのかね。。。でも銀メダルは立派。。。良かったね。。。

 

 バンクーバー五輪も今日の閉会式で終わりやけど、少し、後味の悪かった人もいた。男子フィギュアのロシア選手は、4回転ジャンプに果敢に挑んだのに銀メダル。四回転を飛ばなかったアメリカ人選手が金メダルを取ってしまった事。採点方法に不満がある。。。ということで、ロシアでは大騒ぎになっているそうや。。。

 

 

 女子でも浅田真央が他の選手が誰もやってないトリプルアクセルを3度も成功したのに、不当に点が低いのではないか・・・と、この選手はコメントしていた。。。まぁ、人が人を採点するのだから、仕方のない事やけど、技の基礎点+出来映えという採点方式が、その基礎点の差と、本当にこの技の成功率に合致しているかと言えば、いろいろ問題があるのかも知れない。改善がなされるべきなのかもね。。。

 

 

 ただ、今回の結果っていのは、同一の基準で、採点方法まで公開されて、公正になされたと思うので、それにケチを付けるのは、スポーツマンらしくない。。。問題を提議だけして、すっと引き下がった方が、清々しいからね。。。

 

 

 スポーツっていうのは、目標に向かって、一生懸命努力する姿が美しいし、その結果、素晴らしいパフォーマンスを本番で実現させることの出来た選手だけが栄誉を得ることができる。その真摯な姿が、人々を魅了し、感動を与えるものや。。。だから、そのルールや審判などには、世界最高レベルの公正さや正確さが求められる。ジャッジにとっても、世界一の判定が求められる大会でもあるのやね。。。

 

3/2(火) 政治資金で不動産投機をしていた小沢一郎・・・。母からの政治資金の提供を受けながら贈与税を全く支払っていなかった脱税王の鳩山総理・・・。北海道の教育委員会から、不正に選挙資金を出してもらっていた議員。。。まさに民主党は、次から次へとボロが出てきて、このままでは今年の参議院選は大敗するのではないか・・・という予想や。。。

 

 まぁ、前の選挙で勝ちすぎた民主党からしたら、今度は必ず揺り戻しが来る・・・というのが、政治の世界での鉄則。。。国民の人心は振り子のように動くものやからね。。。まぁ、民主党の安定政権のためには、今度の選挙では、この揺り戻しを最小限に抑えておきたかった・・・ところやろう。。。ところが、世間の批判は、収まるどころか、増幅しとる。。。小沢も引き際を誤ったね。。。サッと引いておきゃ、傷も浅かっただろうに。。。

 

 

 権力者っていうのは、一度その座につくと、なかなかその席を譲りたくない気分になるものなんやろうね。。。今太閤の小沢一郎は、日本一ええ気分の、「首相や天皇陛下さえも意のままに動かせる・・・」っていう今の立場に、出来るだけ長い間、しがみついていたい。。。そんな気分なのやないのかね。。。

 

 

 今の小沢は、見事に院政を敷くことに成功しておる。。。小沢が豪腕とか言われるのは、実は、ゼネコンからの裏献金やら、政党をこさえては、潰す・・・という政党転がしによって、裏金を作っていたというのが明白なのやね。。。小沢が選挙に強いって言われているのも、小沢が応援に行った先で、候補者に現金を陣中見舞いとして隠れて渡している・・・という噂が本当やからやないのかね。。。

 

 

 選挙っていうのは、本当に金がかかる。。。なんでそこまでしないと、あかんのかと思う位、人には言えないような金も要る。。。まだまだ日本の選挙の現状を考えると、事務所に詰めている応援の人の飲み食い代やら、いろいろと物いりや。。。カツカツのところに小沢からドンと現金が届くから、ほんと、有り難い・・・。これで、みんなコロッと小沢先生の門下生になる・・・という寸法や。。。まぁ、昔の自民党の派閥のドンがやっていた事と同じや。。。

 

 まぁ、他が、もう、そんな時代じみたことを止めたから、まだやっとる小沢が目立つようになったというのがホントかね。。。そんな金を。。。貰っていた奴らも同罪・・・っていうことにせんと、倫理は立たないけどね。。。

 

 

 民主党っていうのは、やっぱり若くて志の高い議員さんたちが多い。ただ、キャリアが浅く、半分以上が議員一年生。。。そんな若い先生方に本当は期待したい。。。っていうのが国民の本音や。。。若い民主党なら、この苦境に立つ日本を立て直してくれるやろう・・・っていう期待感はやっぱり今でもまだあると思うのやね。。。

 

 

 若いっていうのは、失敗をしても少しは許されるということ。間違っていれば、手直しすればいいし、大事なのは、失敗したときも、片意地張らずに、謙虚に方向転換をする勇気を持つことでもあると思うのやね。。。

 

 

 役人たちに喰いつぶされかかっている日本を何とか、政治の場に引きずり出して、利権や天下り先を吐き出させる。。。これしか手はないのやね。。。増税せずに、無駄遣いを無くすだけで日本はなんとかなるはずや。。独立行政法人とかNPOとか、公益法人とか、莫大な金を動かしているくせに一銭も税金を納めてないところ。まずこれを無くす事やで。。。

 

 

 例えば、例に挙げて気の毒やけど、日本相撲協会。公益法人で納税を免除されているのやけど、儲けすぎて内部留保が何十億もある。まだ相撲協会は事業の実態があるからええけど、それどころか、全く何をしているのか判らないようなところが掃いて捨てるほどある。。。まずそれらの公益法人格を原則廃止して、全部を課税対象とすべきやろうね。。。

 

 その上で、本当に必要なところは、毎年、事業報告を提出させて、公益性の審査を公正に公開の場でする。。。それぐらい最低限、必要やろ。。。税金をまけてあげるのなら。。。天下りの理事長が何千万も給料取っていたり、毎年のように役員が替わって、その都度、退職金が支払われているという、お手盛りの待遇。。。こんなのを無くさせないと、税金がどんどん、無駄に使われている。。。こんなのを雇用やと開き直られても、認められへんで。。。

 

 

 事業仕分けは、これからが本番。。。役人達の抵抗はピークに達するやろう。。。いつかは行きたいポストが潰されそうになるのやから、必死になって抵抗するやろう。。。それでも、馬鹿げた外郭団体は、バサバサと切り落とさないとアカン。。。もう日本という国の屋台骨が持たないほど弱っているのやからね。。。この大仕事が出来るかどうか。。。国民の期待は、この一点にかかっとる。。。

 

3/3(水) 新聞を見ていたら、前原国交相を処分。。。なんていう記事が出ていた。。。何でも国土交通省が行う公共工事の箇所付けで、本来、国交省から地方へ結果を報告するべきなのに、その発表より前に、民主党から地方に予算が下りる情報が漏洩したいうのだ。。

 

 

 我々庶民からしたら、政治主導、政治主導って行っておいて、平野官房長官が発表することは良くて、他の議員が先に情報を漏らすことは、けしからん。。。という、何か狭い了見とか、メンツの問題に見えて滑稽なのやね。。。

 

 

 民主党政権になってから、地方からの陳情は、すべて民主党で受けて、役所への陳情は禁止している。。。その結果は、党からではなく、役所からさせる。。。っていうのも、筋論から言っても、何か変や。。。陳情を受けた先が、通りました・・・とか、ダメでした・・・っていう方が、自然やと思うけどなぁ。。。

 

 

 小沢は、何か政治家が、鬼の首を取ったように、予算を付けることを、裏ではせんどやっておいて、大っぴらには、禁止して、ポーズを付けたいだけ・・・なんて、下巣の勘ぐりもしたくなるで。。。賄賂もらって仕事与えて・・・・ばっかり、せんど、やってきたくせにね。。。

 

 

 というより、小沢代表の求心力が、落ちてきているので、反小沢で閣内にいる前原を叩いておきたかった。。。そんな、思惑が少し見え隠れする。。。本当に処分されなあかんのは、小沢さん、あんた自身やないのかね・・・。長崎も惨敗。。。支持率は落ちる一方やんか。。。

 

 

 そんななか、今度は、舛添元厚労大臣が、谷垣自民党に揺さぶりをかけている。。。これでけ、民主党がエラーばっかりしているのに、自民党の執行部は何をやっているのか・・・ッて言いたいところなのやろうね。。。今の自民党の執行部があまりにも頼りないから、自分が立候補したいのかね。。。もし、聞き入れられないのなら、自民党を出て、みんなの党とか、民主党の右派の前原さんとかと一緒に、中道新党を立ち上げるぞ・・・なんていう勢いや。。。

 

 

 政党っていうのは、離合集散を繰り返すものやから、もういちど、ガラガラポンで、古い体質の自民党から革新的な勢力が出て、左体質に嫌気がさしている反小沢系統の民主党の勢力と一緒になって、新しい革新保守系の新生自民党が出来るのも、一案ではある。。。

 

 

 でも、実は、それもこれも、自ら自浄作用を発揮できない民主党と、勢いのない頼りない自民党の執行部を、切り捨ててしまう・・・っていうのが、時勢に合致している・・・という判断なのやろうね。。。私もこの組み合わせには、少し魅力を感じる。。。

 

 

 今の民主党は、労働組合出身の議員が幅員をきかせていて、あんまり、清々しさが無い。。。若くて清新な政権を望んでいたはずやのに、組合活動とか、労働生産性が低い政策ばっかりやっていて、一向に日本の経済は良くならない。。。

 

 

 おまけに、子ども手当、高校無償化、高速無料化、農家への保障、ゼニの要ること、社会の不公平を拡げることばっかりやって、無駄の削減で出来るはずやった財源論議は、置き去りのまま。。。気づいてみたら、国の予算のなかで国債の占める割合が、史上初の5割越え。。。

 

 つまり、未来の大人である子どもたちの負担で国の運営をやる・・・なんていう馬鹿げた事になっとる。。。子ども手当を配って、大人になってからがっぽり税金とろう・・・ってか。。。何かね。。。

 

 

 私は、もう国のサイフは破綻しているのやから、何も仕事をやるな・・・って言いたいぐらいや。。。無い袖は振らない。。。集めた税金の範囲内でのみ、予算を立てる・・・。そんな当たり前の国の財政運営に戻すのが先決やと思うで。。。

 

 

 そのためには、税金でメシを食っているヤツをどんどん減らす。。。無駄な仕事ばっかりの役人さんたちに、もう仕事をやってもらうことを止める。。。これが大事やで。。。もう、馬鹿高い給料の人たちを大量に抱えることは日本の役所は無理やということや。。。一刻も早く、役人リストラを進めないと、この国はもうもたへんで。。。

 

3/4(木) 民主党が政治資金規正法を改正して、企業団体献金を禁止しようという方針を明かにした。。。それを発表したのが、何と、あの小沢代表。。。アンタが言うな!って、思わず突っ込んだ人・・・多かったのやないのかね。。。

 

 

 それにしても、現在の政治資金規正法に違反した本人が、その法律を改正するっていう感覚。。。よほど、この人は鈍感なのか、それとも、恐ろしく良識に欠けるのか、どっちかやね。。。まるで、法律改正前までは良かった・・・っていうのを、言い訳にしたいような、後出しジャンケンのような話やね。。。

 

 

 もし、企業団体献金を禁止して一番困るのは、多分、自民党やろ。。。でも、民主も、自治労などの団体からとか、北海道の教員組合からなんか、丸抱えで議員に資金協力をしていたのがばれて、逮捕者まで出している。。。ほんと、そんなことで出来るのかね。。。

 

 

 公明党は、聖教新聞。共産党は赤旗っていう機関誌の売上金が党の財政基盤として確立されとる。。。だからこの二党は、政治資金の心配なんてしなくていい。ただ、他の党の人は、議員歳費だけでは足らない。だから、政党助成金という、税金を別枠で議員さんの数だけ政党に渡す。。。なんていう馬鹿げた法律になったんやんか。。。

 

 

 これって、議員という人件費の二重払いやないか・・・っていう批判が多い。。。もともと、政治資金集めが難しいからって始めた制度やのに、政党助成金はそのままもらって、資金集めはまた別にやっとる。。。って、何やね。。。これ、国民を、なめてるのと違うか。。。

 

 

 いま、この政党助成金を倍額にしようなんていう事を言い出す厚かましい奴らが出てきているけど、それは断固阻止しないとあかんね。。。この種の金って、使途を明確にしなくていいし、おまけに、所得税も払ってない類の金や。。。議員の歳費とか、秘書経費とは別で、何にでも使える金が、ノーチェックで支払われている現実。。。これは、極めて問題が大きいね。。。

 

 

 この政党助成金って党に支払われる。その金の配分は、その党の裁量で議員に配られる類の金になる。これって、党の代表の機嫌を損ねたら、もらえないかもしれない・・・と、利権の種にもなるのやね。。。これを握っているのが小沢。。。

 

 

 この人、いろんな政党を造っては壊し、政党助成金を返さずにそのままネコババ。。。こんなのを繰り返して私腹を肥やしているのではないか・・・という黒い噂が絶えない。。。今度のことで、企業からの裏金がなかなか集められなくなって、今度は何とか合法的に税金をネコババ出来る政党助成金で、稼ごうという腹なのかね。。。ほんま、銭に汚いヤツやで。。。

 

 

 私は、企業献金とか、団体献金は、少し公正に透明化して増やしてもええぐらいやと思う。その代わり、使途が不明確な政党助成金に何百億も出している現状は、見直すべきと思うね。。。文句あるのやったら、全部の1円からの支出に領収書の添付を義務づけて、意味不明の金は、一銭も使わせない・・・という、厳しさが求められると思うのやね。。。公金なのやから。。。

 

 

 政治家っていうは、特別職の国家公務員でもある。つまり、全部の公務員の模範たる姿を示さないとあかんことになる。政治家に甘いということは、官僚、役人たちにも甘くなる・・・ということ。このことを肝に銘じて、事に当たって欲しいのやね。。。政治家が、なぁなぁでやっていて、どうして、公務員改革やら、公務員人件費の2割削減が出来るものか。。。やる気があるのなら、議員先生方も、ビシッと襟を正すべきやろうね。。。

 

3/5(金) 判官贔屓っていう言葉がある。お上に楯突く立場の弱い人を民衆は支持する。義経公以来の言葉だが、この気風が、特に、京都っていうところでは強い。明治の東京遷都以来、役人の中心地は江戸に取られて、役人達が京都には一斉にいなくなった。だから、東京のすることには何でもかんでも反対して、楯突いてきた歴史が京都にはある。

 

 そんなことからか、京都の共産党というのは、全国的に見ても、とても組織力や、支持者数においても強力な存在であることに代わりはない。。。最近でこそ、自民党系の知事やら市長になっているけど、ここ30年以上前までは、京都の首長さんは、ずっと共産党系、革新系が多かった。

 

 

 革新系の首長さんは、東京に陳情して国の予算を貰うことなんて一切しなかったし、医療や教育などには、どんどん予算を使うのだが、公共の建物やら道路にはぜんぜん予算を使ってくれない。。。兵庫県とか滋賀県から京都に入ると、途端に道路の舗装状態が悪くなって、穴ぼこだらけ・・なんていう笑えない状況が続いていたのやね。。。まぁ、今となっては笑い話やけどね。。。

 

 

 その京都の共産党が、久々に騒がしくなっているのが、京都の梅小路に計画されている水族館の計画への反対運動である。京都の共産党は、京都タワーとか、京都高速道路とか、京都駅ビル、京都ホテルなど、今の大規模な建築物とか、鴨川に架ける橋のデザインにまで反対してきた歴史がある。

 

 

 梅小路公園っていうのは、京都駅から西に徒歩15分ほどの距離にある元々梅小路の貨物駅だったところを緑地化して、公園にしたところや。そのいま駐車場になっているところが水族館の建設予定地や。京神倉庫があったところ。市が買い上げた土地・・・。その土地を借りてオリックスが水族館を建てたいというプランが出てきたのやね。。。

 

 京都市からしたら、民間の資金で、集客施設が出来るから、税収は増えるし、観光客も増えるし、ええとこづくめ。。。門川大作市長も大乗り気になっていた。

 

 ところが、共産党系は、ちょうど、この四月に知事選があるので、このネタを選挙に絡めて反対運動をしてきた。。。水族館が建つと、大切な緑が失われる。排ガスが増えたり、下水処理などがエコでない。水族館は京都に似合わない。。。大規模な建物が出来るのは、市民の意見を聞け。。。そんな感じや。。。

 

 

 私は、この建設予定地の真向かいに実家があり、いろいろと、迷惑な話になるのではないかとは思ったが、京都のためには、水族館が出来るのは良いことなのかも知れない・・・という容認派である。

 

そもそも、この水族館が出来る用地は京神倉庫の建物が建っていたところ。今の緑地になってい部分ではないので、緑が無くなるという批判は間違いである。大規模建築物に何でも反対・・・っていう共産党の言うとおりにしたら、何も出来ない。。。京都駅ビルやら京都タワーに反対していたからね。。。いま、反対している人なんていないし、京都の高速も今月、第二京阪の完成で、反対していた人たちが浮いている状況やろう。。。

 

 

京都は147万人もの大都市の割には、小さい子どもが行くところが、動物園とか植物園ぐらいしかない。梅小路公園に春になると、たくさんの家族連れが集まる現状を考えると、水族館は、京都にひとつ魅力をプラス出来るもの・・・と思うのやね。。。

 

 

ただ、オリックスっていう会社が、所詮、金貸し企業やから、採算割れした時に、さっと逃げてしまようることが考えられるから、その時には現状復帰のための保証金を差し出させておく。。。ぐらいはやってもいいかもね。。。

 

 

もともと、この土地はサーカスが来たらやっていた場所やし、交通博物館も隣にある。嵯峨野線あたりを梅小路の仮設駅で止めてくれたら、アクセスはバッチリになるのやけれどね。。。何でも反対ばっかりしていたら、何も出来ない。。。不況で経済が無茶苦茶になっとる京都。。。座して死を待つより、何でもやってみなはれ・・・っていう感覚が必要なのやないのかね。。。

 

 

この頃、京都新聞の投書欄とかには、市長の判断で大規模な金儲け施設が出来てしまうのはおかしい・・・。もっと、市民の意見を聞け・・・なんていういつもの投書が出ているのやけど、私は、選挙で当選した市長さんには、それぐらいの権限が任されていて当然やと思うのやね。。。

 

選挙で敗れた側の陣営の人たちがいくら反対運動を繰り広げていても、多くの容認派の人たちは、表だって反対しないし、計画を黙認しているだけであるとも言えるのやね。。。民意っていうのは、声のでかい人たちだけのものではなく、積極的ではない、消極的容認者の意見も平等にカウントされないと不公平になる。。。サイレント・マジョリティってヤツや。。。

 

 

公的な施設っていうのは、みんなが幸せになるために造られる。何でも反対の共産党さんたちは、判官贔屓を政治利用するのだけなのは、止めて欲しい。。。ほんとうは、ものすごく組織力や力のあるくせに、いつも、被害者ずらばっかりしている人たちっていうのは、私には虫ずが走るほど嫌悪感がある。。。誰も、京都が元気になることへの、足を引っ張る権利は無いと思うのやね。。。

 

 

オリックスがやりたいって言うのやったら、やってもらったえええやんか。京都の税金を使うわけやないのやから。。。まぁ、公有地を使うのやから、そこらは、チェックが要るけどね。。。成功すりゅ、活性化が出来るし、雇用も少しは増える。人が集まれば寂しい近隣も、何か別のお商売が出来てくる。そして、儲ければ税金も入る・・・。もし、失敗しはっても、京都市にあまりリスクは無いのやからね。。。

 

人の儲け話が羨ましいだけやったら、反対する理由にはならないのやないのかね。。。

 

3/6(土) 国土交通省が、中心になって、ゴールデンウィークの日程を、地方ごとに日をずらせて、実施して、交通渋滞やら、観光地のホテルの一時的な高騰などを抑制しようという計画をしている。

 

 アイディアとしては良いのだけど、社会実験をやるとしたら、ちょっとハードルが高い部分がある。。。私は、そもそも論で行けば、国民の祝日を、最近、ちょくちょくと、政治主導で変えてしまうことに、ちょっと、不満である。

 

 だって、例えば、天皇誕生日っていう日は、天皇陛下のお誕生日国民が全部で祝う日・・・っていう意味がある。憲法記念日は、新憲法が発布された記念日・・・っていう、それぞれ祝日には意味がある。ところが成人の日は1月15日とかに固定されておったのに、勝手に日を変えて、ハッピーマンデー法案か何か知らんけど、日、月の連休にしてしまいよった。。。

 

 お休みの日っていうのは、サラリーマンにとったら、続けて取れたらうれしいけど、サービス業とか、観光に従事している人とか、人が遊んでいる時に仕事しなければ行けない人たちからしたら、全く関係ない。。。つまり、こんな休日の政治による操作っていうのは、実は、公務員さんとか、大企業の社員さんとかにしかメリットが無いのやね。。。土曜も休みではない人も多いのにね。。。

 

 そりゃ、連休になったら、どこかへ行こうかとか、旅行業界なんかは喜ぶやろ。。。でもね。。。旅行にお金を使ったら、普段の生活を節約したり、家電製品なんかの買い換えを辛抱したり、経済効果っていうのは、パイが決まっている限り、富の偏りを、促進するだけ・・・っていう面も有ると思うのやね。。。

 

 私は、国民にお金をどんどん使わせて、景気回復をしようという、さもしい政策っていうのは、一時的には効果があると思うのやけれど、収入も増えないまま、休みだけ増やしても、先立つものがない人たちからしたら、労働機会が減るだけ・・・なんていう面も有るのやね。。。

 

 

 景気がこれだけ厳しい状態やったら、休みが多くなることで、直接、収入が減る人も多い・・・っていう面も、注視しなあかんのやね。。。それやのに、休みが増えても給料が変わらない人たちだけの目線でしか、こんな大事な議論をすること自体、不見識やと思うのやね。。。

 

 本当の国民経済っていうのに、もっともっと目を向けて、こんな大事なことは決めて欲しいのやね。。。私は、政治が国民生活の奥深くまで、入り込んでくる国っていうのは、あまり幸福な国ではないと思う方やから、国があまり仕事をしてくれない方が、変に不公平が拡がらなくて良いと考える方なのやね。。。社会主義国やあるまいし。。。。

 

 政府っていいうのは、国民のためにあるものであって、国民を縛り付けるものであってはならないと思うのやね。。。その意味で、この意図的な休日の操作っていうことが、何かまだまだ練られて無いようにも思えるのやね。。。

 

3/7(日) トヨタのリコール決定の遅れとか、米国財界政界挙げてのネガティブキャンペーンのおかげで、トヨタ車の米国内での売り上げは激減。。。でも、米国でも日本でも、トヨタ車に乗っている人は、本当は判っている。そんなに悪い車やないことをね。。。

 

 レクサスを運転していて、勝手に160qまで加速して恐怖の体験をした・・・という公聴会での、女の人の証言も、そんな切羽詰まった時にダンナに携帯電話で対処法を聞くなど、ほんまかいな・・・と思えるところがたくさんあった。。。

 

 何か、どうしても、トヨタの電子制御システムの不具合の原因にしたかった人たちが居て、それのサクラにしたかったのやろうかね。。。普通で考えたら、そんなことはあり得ないし、時速160qまで急加速した原因は、誰がどう考えても、ブレーキとアクセルのペダルの踏み間違いが原因と考えるのが自然や。。。

 

 この女性の乗っていた車は、転売された後、一度も故障無くご機嫌に走り続けているそうやから、その時だけ不具合が起こったとは考えにくい・・・のやね。。。

 

 

 まぁ、このことをネタにして、裁判で金にしたかっただけやないか・・・っていうのが、大方の見方なのやないのかね。。。訴訟社会のアメリカらしいわ。。。

 

 

 まぁ、今回のトヨタ騒動っていうのは、どうも、自動車販売台数も製造台数も中国に抜かれてしまった米国のイライラが、不幸にもトヨタにぶつけられたような気がしてならないのやね。。。白人社会の中に、未だにある黄過論・・・。つまり肌の黄色い連中が世界の中心になってしまうことへの反発が白人社会の中にある・・・という見方や。。。

 

 

 トヨタは、確かに急激に販売台数を増やした。でも、米国の要請に応じて、米国産の自動車部品の比率を政治的な圧力で増やさせられた。。。今回の騒動になっている戻りにくいアクセルペダルも米国製。。。みんな、それが原因やのを知っているのやね。。。つまり、細部に渡って、何万回もテストする日本の自動車会社ではない米国流の、ええかげんさが、大きな原因のひとつや・・・・っていうのも、本当はトヨタは、言いたいのやけれど、それは言えない。。トヨタが承認した部品やったら、それも含めてトヨタ製品の品質っていうことになるからね。。。

 

 米国では、GM・フォード・クライスラーっていうビックスリーと呼ばれる自動車会社が有った。ところが、今は、トヨタなんてアジアの片隅の自動車が、世界一の自動車メーカーになるまで伸びてきた。。。まぁ、それで、出る杭は打たれた。。。でも、それに耐えて、トヨタはこのお商売を続けていくかぎり、世界中で信頼回復という大仕事をしていくしか方法は無いのやね。。。

 

 私は、いろいろな車を乗ってきたけど、トヨタっていう会社の車が一番安心感がある。日産もマツダもホンダも、みんながトヨタを真似るような模範的な会社や。。。ただ、世界的な企業になっていくと、国内と同じような対応ではなく、その国に応じた対応っていうのが必要になってくるのは当然や。。。お国が違うから。。。とか、人のせいには出来ないのが多国籍企業の辛いところや。。。

 

 

 つまり、地球上のどこへ持っていっても、合格点を出せるレベルの厳しい品質管理が求められる・・・ということなのやね。。。今回のトヨタ騒動は、他の自動車メーカーにとって、はっきり言って、とてつもないプレッシャーになっとると思う。。。なぜなら、トヨタだからこそ、このレベルで済んでいる。はるかにトヨタより品質が落ちる自動車メーカーが、この地球上には、いっぱいある。。。いつ、こんな災難が自分の会社に降りかかって来ないか。。。みんな冷や冷やして、台風が通り過ぎるのを、声を潜めてやり過ごそうとしているのやないのかね。。。

 

3/8(月) 皇太子殿下の娘さん、愛子さまが登校拒否になっている・・・なんていうニュースが宮内庁から流れ出た。愛子さまが通われている学習院初等科まで記者会見して大騒ぎ。。。

 

 何でも、隣のクラスの男の子が、モノを投げたり、大声を出したり、廊下を走ったり・・・するのだという。。。先日も廊下でその男の子が走っていて愛子さまにぶつかりそうになって、怖い思いをされたのが原因ではないか・・・と、犯人捜しが始まっている。。。

 

 私は、このニュースを聞いて、アホちゃうか・・・と思ったのやね。。。正直なところ。。。子どもを育てている親やったら、子どもにはいろいろと成長の過程があるのを知っている・・・。世の中にはいろいろな人がいるということを、知ることも、大事な勉強の一つや。。。

 

 それやのに、これしきのことで、こんなに大袈裟に記者会見までしてしまう見識の無さ。。これに、呆れるのである。。。事を大きくしたら、どうなるか。。。恐らく、その隣のクラスの男の子は、学校に居られなくなるやろう。。。もし、そうなったら、愛子さまは、私のせいで、退学させられた・・・なんて、心の傷になるのが判っている。。。そのことまで、予想して、こんな発表をしたのかね。。。デリカシーが無いにも程があるで。。。

 

 まして、教育の現場に居る人にとったら、愛子さまは、確かに特別な存在なのやろうけど、少々、やんちゃな子どもっていうのは、実に子どもらしい貴重な存在でもあると思うのやね。。。子どもらしい子どもが減ってきているなか、みんなが、大人の言うことをよく聞いて、先生に反発もしないで、整然と行動する・・・。何か、気持ち悪くないか?私には、変に見えるで。。。

 

 皇族だからと言って、特別の配慮をしすぎるのも、愛子さん自身にとって良くないことや。子どもがちょっとしたことで、学校へ行きたくない・・・なんて言い出すのは、子育てをしている親に取ったら、日常茶飯事と言っても良い。。。

 

 子どもは何かプレッシャーを感じるようになると、頭やお腹が痛くなって、学校へ行くことが苦痛に感じる事が多い。。。ただ、みんな、それを乗り越えて、そんなことにいちいち悩んでいてはダメだというのが判って、成長していくものなのやね。。

 

 確かに蝶よ花よと、大事に大事に育てられている愛子さまにとったら、学校っていう有る意味異質の社会っていうのは、その違いに、とてつもなく、戸惑いを感じられるであろう事は想像に難くない。。。ただ、それも含めて受け容れていけないと、そこから前へは進めないのやね。。。

 

 子どもっていうのは、成長する過程で、ほんと色々なことを学習する。勉強以外のことで、学校では教わらないいろいろなことを覚えていく。。ものや。。。それが、いちいち、スポーツ紙の芸能面の一面を飾っていたらどうするねん。。。と考えるべきやで。。。

 

 このことを発表した宮内庁の大夫さんというのは、この発表によって、どうなることを期待していたのか。。。それを聞いて見たいで。。。騒ぎを大きくすることが、一番愛子さまのためにならないこと・・・。この侍従さんは、肝に銘じて置くべきやと思うね。。。

 

 たしか、この大夫さんていうの、中国の副首相さんが天皇陛下に逢う、逢わないというとき、独断で記者発表をした人やったのやろうか。。。もし、そうやったら、この人、何か、世間が注目してくれることを、自分が発表することがうれしくて仕方のないような、気質の人なのやろうか。。。もし、そうやったら、そんな人は、交代願う方がええね。。。だんだんと、日本の皇室の品が貶められていくことになるからね。。。

 

3/8(月) 本日付の日本経済新聞朝刊の24面、イオンモールの全面広告で、一部京都駅南での情報が有りましたので転載します。京都駅南の2010年春オープン予定のショッピングセンターについては、なかなか新しい情報が出てこない中、時間ばかり過ぎて、進捗状況がなかなか公表されて来ませんでした。春オープンなら、もうアルバイトやオープニング社員さんの募集広告やらが出てきても良い時期なのですが、それが無いというのは、少し遅れて6月ぐらいなのかなぁ。。。六月は春と呼ぶには初夏に近いけどね。。。

―――以下転載―――

(前部分略)

 イオンモール社長 村上「2009年4月に12年2月期を最終年度とする中期経営計画を策定しました。具体的には国内7店舗、中国2店舗を新規出店するものです。既存SC活性化のために全体の3分の1に当たる18のSCで増床・リニューアルを実施します。

 

 さらに新たなる成長分野として、プロパティマネジメント(PM)事業にも注力します。不動産所有者に代わって、建物の管理運営や、コンサルティングなどを受託する事業です。私たちが培ってきたノウハウを、イオンモール以外の商業施設の活性化にも生かしたいと考えています。

 

 今年度は、今月オープンする2店舗とPM事業として注目されている京都、中国の天津を合わせて4店舗を出店し、既存店では当初計画の6店舗を12店舗に変更して増床・リニューアルを行います。」

 

(中部分略)

 

 木場キャスター 「今春にはPM事業として、JR京都駅前にSCがオープンするそうですが。」

 村上社長 「この案件は、当社がターミナル駅前のSC運営に乗り出す初めてのケースです。飲食・ファッション・雑貨など100以上の専門店に加え、シネマコンプレックスを誘致するなど京都市内では最大級の商業施設となります。古都京都の玄関口にふさわしい商業施設を目指し、現在準備を進めています。」

 

―――転載ここまで――――

 

 欄外の広告には、<2010年春オープン予定 ◎(仮称)京都駅前>という表現がされていました。他がイオンモール○○という表現をしていたのに、京都駅の南にあるここは名称すら未定のようです。ビノワの名前は使わないのは判っていましたが、仮称とはいえ、京都駅南ではなく、京都駅前と表現しているところに、イオンの初の駅前大型商業施設への進出としい意気込みが感じられますね。是非とも駅裏の暗かったイメージを一新してほしいものです。。。

 

3/9(火) 民主党はマニュフェストに揚げた公約のひとつとして、高校教育の無償化というのを実施しようとしている。その中で、朝鮮高校にも税金から補助をするのかどうかで、意見が分かれているのだという。国連の人権関係の機関は、このことを人種差別であると批判しているのだけれど、私には、この批判こそ、的を射てないと思うのやね。。。

 

 そもそも朝鮮高校っていうのは、北朝鮮系の在日の人たちが、自主的に運営している教育施設である。ただ、日本の文部科学省の教育指導要領であるとか、日本的なカリキュラムには一切、従わないで、独自の北朝鮮独自の民族教育をしている。

 

 教室やら講堂には、金日成と金正日親子の肖像画がかかげられていて、チェチュ思想や北朝鮮の立場に立った歴史教育やら、反日的な内容も多分に含まれた教育がされている。

 

 この種の学校のようなところに、国民の税金でお金が補助されるとなると、まぁ、普通の日本人なら抵抗感があると思って良いやろうね。。。

 

 まぁ、このことを、アメリカに例えたら、アメリカ国内に、反米思想のアルカイダ学校があって、ビン・ラディンの肖像画が掲げてあって、いつも米国内にジハードを挑む訓練をしているようなもの。。。そんなところに米国がお金を補助するかと言ったら、そんなこと、出来るはずがないやんか・・・っていうのと、一緒やで。。。

 

 まぁ、日本の法律で学校とは認められていない。。。反日的な教育内容をやっている。日本社会にこれから貢献しようとする人材育成を行っていない・・・。こんなところに、公金を出したらモラルハザードが起きる。。。当たり前や。。。

 

 まして、日本には拉致問題もある。国家が人さらいをして、そのさらった人を返さない。。。誤魔化して死んだ死んだと言っている。。。日本人からしたら、許せない・・・。

 

まして、その国が核兵器をどんどん造っていて、それをネタにして、周辺国を揺すりたかり・・・をしている。困った周辺国との話し合いの場にも出てこない。。。こんな困った独裁国家。。。日本に住む在日の人たちには罪はないのやけど、国として、公金を出す先として、相応しいかって聞かれて、ええやんか・・・とは口が裂けても、言えないやんか。。。

 

これを差別って言うのなら、差別やろ。でもね、国家にとって一番大事なことっていうのは、やっぱり民主主義なら、国民感情に最大限気を遣うことやろ。。。納税者がアカンと言っていることより、国連の人種差別撤廃委員会の言うことの方を重視する政策っていうのは、あり得ない。文句あるのやったら、その委員会に金出すか?って聞いてみいな。。。ださんわなぁ。。。それだけのことやで。。。

 

「イオンモールKYOTO」に
京都駅南側の大型商業施設

 イオンモール(千葉市)は9日、京都市南区のJR京都駅南側で今春開業予定の大型商業施設の名称を「イオンモールKYOTO」に決定したと発表した。

 同社運営の商業施設は京都市内で3カ所目(京都ファミリー・イオンモール京都ハナに次いで)で、名称は国際観光都市の玄関口にふさわしく新鮮さと国際性を表現したという。 (注)他に京都市近郊には、ジャスコ洛南ショッピングセンターやジャスコ久御山ショッピングセンターなどがあるが、イオンモールの管理ではないということ。。。

 店舗面積は約4万5200平方メートル。入居テナントはファッションや雑貨専門店を中心に約140店で、シネマコンプレックス(複合映画館)も入る予定。

 同施設は開発会社の経営破たんで開業が大幅に遅れていた。昨年11月、施設を所有する清水建設からイオンモールが施設の運営や管理を行う「プロパティマネジメント」業務を受託し、テナントの選定などを進めてきた。

 

 

3/10(水) バンクーバー五輪も終わって、やっと世の中、ちょっと落ち着いてきた感じ。。。これから日本は、三寒四温。。。一雨毎に暖かくなって、木の芽が芽吹いてくるええ時季や。。。

 

 まぁ、散々の成績で終わったロシアのメドジェーネフさんやったけ。。。ロシアの大統領。。。この人は、次の冬期五輪の開催国の代表やからね。。。ソチでも成績が振るわないとなったら、国内的にも立場がないし、面目もない。。。

 

 ソチはモスクワの南にある、長閑なリゾート温泉地。黒海に面してグルジアとの国境にも近い。。。ロシアは日本にとってはお隣の国やけど、ソチは西南の端っこ。。。日本からはとんでもなく遠い。。。ロシアの有名スポーツ選手たちも、ここでいろいろなトレーニングをしたり、静養をしたりするそうである。。。

 

 国が、優秀なスポーツ選手を集めて特別な待遇で鍛えるっていうのを、ステートアマとか言うけど、日本にはなかなか、そんな選手達を国が育てようという体制が無い。。。銀メダルを取ったスピードスケートの選手は相沢病院という、どこにでもあるようなちょっと大きいめの個人病院の所属。。。そこで病院事務のお仕事をしながらスピーとスケートをしているのだという。。。

 

 男子のスピードスケートの二選手が京都に本社がある日本電産の子会社の所属とかで、メダルを取った報告会見をして、1000万円とか600万円とかの特別ボーナスと、二階級特進とかやってた。。。永守社長って、いろいろな倒産しかけた企業を立て直したことで有名になったあの社長さん。。。おもろいオッサンやね。。。

 

 まぁ、スポーツ選手たちをサポートする体制としたら、個人的な応援とか、限定的な肩入れ・・・ぐらいしか無い・・・。っていうのがこの国のスポーツの現状や。。。

 

 フィギュアスケートだって不思議と名古屋が女子選手の出身地になっとる。。。男子は関西大学。。。そういえば、女子の体操は何故か京都やったし、シンクロナイズドスイミングは大阪。。。優秀な指導者やカリスマ的な選手がいるところだけが、コツコツと世界を目指せる選手を育成出来るっていうのも、何か、日本が国として、組織立てたスポーツ選手育成をしているとは、お世辞にも言いにくい現状があるのやね。。。

 

 スポーツっていうのは、国民の関心を一気に高めるし、自国民のプライドとか、自尊心を高めるのに、格好の機会でもある。ところが、この機会を、国はなかなか広げようとはしない。。。民間でどうぞ勝手にやってくれ。メダルを取れたら、首相がお会いして感謝状ぐらい出しますよ。。。こんなもんや。。。情けないね。。。

 

 

 いま、日本っていうのは、本当に国力がどんどん落ちて行ってしまうのではないか・・という、恐怖にかられている。。人口は減るし、あらゆる指標は、中国に抜かれ続けている。長く保っていた世界第二位の経済大国の座も第三位に転落。ギリシャが経済的に破綻危機にあるなか、国家予算の半分以上を借金で賄っている日本は、次は日本か・・・なんて脅されている。。。

 

 

 私は、日本は、ジャパン アズ ナンバースリー でええと思っているのやね。。。この座を何とか死守していくにはどうしたらええか。。。それを考えたらええのやね。。。成長戦略っていうのかね。。。

 

 

 自民党の時代には、日本はエコと環境技術で、世界をリードする国になるんや・・・っていう目標を掲げていたのやけれど、民主党政権になって、もうあんまり表だって、日本経済を立て直す・・・という具体的なプランのようなものが出てこないのが不満なのやね。。。

 

 

 出てくるのは、福祉の充実的なものばかり。。。人間金を使うのは誰でも出来る。金をどうして儲けるか・・・こっちの方が何倍も大事なことや・・・っていうのは、判っているのかね。。。国を豊かにするには、税収を上げないといけない。税率を上げるというのは、国民や企業の収入が上がってないと、なかなか出来ない。。。つまり、企業や個人の収入をどうしたら上げられるか。。。成長戦略っていうのは、その一点しか無いのやね。。。

 

 

 確かに、現在の年収1000万を超える公務員給与は問題や。。。地方公務員も民間では考えられないほど優遇されとる。。。それも是正して全体で2割ほどは下げないとアカンやろ。。。でもそれだけでは無理なんや。。。無駄の節約だけで、借金がちゃんと返せて、正常な国の会計に戻せるかって言ったら、とんでもなく無茶な話なんや。。。

 

 

 つまり、日本は、何とかして、どんな方法でこれから銭儲けをしていくか。一億二千万の国民を飢えさせずにいられるようにしていくか。。。この指針を立てないとアカンのやね。。。

 

 

 今の政治家っていうのは、官僚化してしまっていて、人のやること頼みになるケースがほんと多い。政治三流、経済一流って言われてきた日本が経済も二流になってきたのやから、せめて政治は二流に上げてもらわんと、アカンで。。。ってみんな言いたいのやと思うのやね。。。

 

 

 私は、リーマンショック以来、日本の財界までが、自主独立の気概を捨てて、お上頼りに成り下がっているのがホント、気になる。。。派遣労働者の首切りをやめるかわりに、公的な補助金を国から貰う。車が売れない。。。家電が売れない。。。家が売れない。。。だから、エコポイントと称する国の補助金で、販売不振を助けて貰う。。。なんと不様な姿か。。。

 

 

 日本の農業が、かつて政治的な補助で弱体化してしまって、国際的な競争力を全く失ってしまったように、今度は日本企業は、政府から金を出して貰って、格好をつけようとしている。。。こんなので、世界で売れる優秀で価格安い製品が作れるものか。。。企業の足腰を弱らせているだけやという現実に早く気づかないとアカンで。。。

 

 携帯電話や薄型テレビ、あらゆる家電製品などで、韓国の後塵をはいしている日本。。。戦略的な政策をどんどん打って、そのどれもが成功している韓国のイ・ミョンバク政権の爪の垢でも煎じて飲めや・・・なんて、言いたくもなるで。。。

 

3/11(木) 和歌山県太地町で行われているイルカ漁を隠し撮りしたプロパガンダ映画、「ザー・コーブ」が、アメリカのアカデミー賞の長編ドキメンタリー賞を受けた。まぁ、アカデミー賞なんて、所詮、ロサンゼルス郡だけでの映画コンテストなのやけど、最近は世界一メジャーな映画賞になっとる・・・。私は、このことが、最近、日本に遠慮が無くなった米国・・・の象徴のような気がしているのやね。。。

 

 鯨やイルカを喰うなんて。。。って言うのは、日本人からしたら、カナディアンインディアン・イヌイットがアザラシを喰うとか、オーストラリア人がカンガルーやワニを喰うとか、韓国人が犬を喰うとか、中国人がハクビシンを喰うとか、どこかの原住民が芋虫を食う・・・なんていうのと、同じ視線で、そんなのを喰うような未開の土人・・・っていう上から目線での話と、同じ匂いがする。。。

 

 その国の人が何を喰って生きてきたかっていうのは、他の国の人が、とやかく言う筋合いではない・・・と思うけど、ある種の人種にとったら、とても許せないことであるらしい。。。人は、いろいろな他の動植物の命をもらって生きている。どんな偽善者とか、特定の宗教を妄信的に信じる者であっても、何らかのいのちを奪わないと、人間は生きていけない生き物や。。。

 

 イルカや鯨は、知能が発達していて、賢いから殺してはダメ。。。牛や馬は下等だから良い。植物なんて動かないから、残酷さがない。。。っていう、その特定の人種の人たちだけで通用する価値観を、他の人種の人たちに押しつけること。。。っていうのは、ほんとやってはいけないこと・・・というコンセンサスが、なかなか見いだせないのやね。。。この手の意識っていうのは、ほんと、ほとんど人類は進歩していない。。。

 

 この根底には、恐らく、人種差別に近い感覚があって、異なりを認め合って、相手の文化を尊重する・・という考え方は、なかなか冷静に話す事が出来ない人たちが、残念ながら、多いらしい。。。どうも、異文化の人たちっていうのは、白人たちにとっては、どうにも我慢できない存在で、それを力ずくでも、何とか止めさせるのが正義である。。。という考え方がメジャーになっているのは、困ったことやね。。。やっぱり、アングロサクソン系の血と、バイキングの子孫たちの血は争えない・・・ということや。。。

 

 私は別にイルカの肉とか、どうしても鯨の肉を食べたいとは思わないし、特にイルカの肉は気持ち悪いので、食べたくは無いけど、日本人からしたら、ほっておいてくれ。。。っていう意見が大勢になる。。。この手のニュースは、センセーショナルに報道され、対立を煽るような方向に向く事がほんと、多い。。。

 

 実際、夕方のテレビのニュースなんかを見ていると、木村太郎氏なんかは、米国で、生まれたばかりの、ひよこを、雄なら、シュレッダーにかけて数秒で血まみれになって殺しているシーンとか、牛や豚を、「と殺」しているシーンとかを、映画にとって、このことの馬鹿らしさをアメリカ人に気づかせてやったらええのに。。。なんて言っていた。

 

 でも、彼らにとって牛は良くて、イルカはダメっていう固定観念は、譲れない一線である・・・というのは、変われないのやね。。。

 

 どうも、最近、日本人は、経済力が落ちてきた事もあるのか、なかなか日本人のやること、なす事に、けちを付けられている事が多い。鯨に続き、今度は日本人の大好物であるクロマグロを、絶滅の危機がある種類の生物として、登録しよう・・・なんていう、流れが白人社会である。。。

 

 これには、今まで遠く南氷洋とか、南太平洋まで獲物を求めて繰り出していた遠洋漁業が、どうも、やりにくくなってきている。。。という事と無関係ではないのやね。。。そりゃ、自分の国の近くまで外国の船が来て大量に海洋資源を捕っていく。。。のは、当事国からしたら、苦々しい思いで見ている。。。というのは、当然や。。。

 

 日本が日中の境界線で中国の海底資源を採取する施設に反対するのと同じ感覚やね。。。遠いところから来て、ごっそり魚を捕っていく日本の船を快く思っている人なんていないやろう。。。このことと、白人たちは食べない蛸やなまこを食べる日本人は、気持ち悪い人種であるという、軽蔑に似た感覚がミックスされて、グリーンピースやら、シーシェパードの活動を、裏で支援する感覚が醸成されとるように思う。。。

 

 私は、このようなことは、文明と文明の衝突が原因であると考えるのやね。。。昔なら戦争にさえもなった宗教観や、価値観の決定的な差。。。このぶつかりが、最近息を潜めていただけで、まだまだ地球上には、いっぱいある。。。これから、多分、中国がこの文明衝突の洗礼にさらされることになるのやけど、いま、怒っているジャパン・バッシングは、アジア人に対するジャブ・・・のようなものや。。。

 

 言い換えたら、アジア的な考え方や、風習、風俗までが、文化衝突のネタにこれからどんどんなってくる。。。その先べんと、いうことやろう。。。そこに、僻みや、妬み、やっかみが、混じってくることになるから、これらのことは、これからどんどん問題が大きくなってくるやろう。。。

 

 私はアジア人っていうのは、やはり世界で一番人口も多いし、白人たちの作り上げてきた価値観とか、宗教観、倫理観などを、だんだん塗り替えて行くと思うのやね。。ただ、その課程において、起こる摩擦をどう最小限に収めていくか・・・ここにかかっていると思うんや。。。

 

 日本の文化だ。異人が、口出すな・・・だけではなく、何か、建設的になれるキッカケが欲しいものなんやね。。。例えば、アメリカでも、大トロの握り寿司は、たくさんの人たちに食べられているのやからね。。。

 

3/12(金) 私は、最近の世情を考えると、どうもこのごろ、「うまい話」ばっかりがあるような気がしてならへんのやね。。。行政がお金をあまりにもイージーに、くれすぎる。。。景気が悪いからって、定額給付金・・・。子どもが少ないからって、子ども手当。。。子育てが大変やからって、高校の授業料を税金で出す。。。農家の票が欲しくて、農業保証金。高速代を国が肩代わりまでして、ダダにする。。。生活が苦しい人に生活保護金。。。ほんま、どうせ人の金やからって、これって、うますぎる話やないのかね。。。働きもせん人にバンバン、お金を使って。。。

 

全世帯のうち、生活保護を受けている世帯の比率を見てみると、トップの大阪府で何と、25.7%。以下、北海道(24.7%)、高知(21.8%)、京都(19.4%)、福岡(18.8%)、青森(17.4%)、沖縄(17.0%)、長崎(16.4%)、東京(15.8%)、鹿児島(15.2%)と続く。。。この数字、皆さんは、どう思うだろうか。。。私には異常としか言いようがないように思うのやね。。。

 

 四人に一人が税金で生活を助けて貰う・・・って、これ、どうやね。。。確かに日本国憲法っていうのは、すべての国民は健康で文化的な最低限の生活を送る権利を有する・・・とある。ただ、人っていうのは、福祉という制度があると、その制度の恩恵を最大限受けようとしてしまう傾向がある。

 

 昔なら、例え貧しくとも、お上の世話にはならない・・・っていう気概を持って生きていた人たちも、やれ、介護保険が出来て、格安で世話がしてもらえるようになったり、ろくすっぽ、掛け金を納めていないのに、ものすごくたくさんの年金を貰えるようになったり、個人負担が少しで高価な医療制度の恩恵を受けられるようになったり、中途半端に働くより、鬱病になったとか、体調が悪くて働けない・・・とか、言葉は悪いが、そんな「ふり」をするだけで、お金が貰えたりするものやから、みんなが、貰わないと損・・・みたいになってしまったのやね。。。中途半端に少しの収入が有ったりすると、保護費が減らされる・・・というシステムにも、大問題有りやね。。。

 

 

 本来、生活保護の審査には、短期間で、最低限・・・っていう厳しい条件を付けるべきやのに、一度、甘い汁を吸った人というのは、まともに働くのが嫌になるのか、役所に頼って生きることの気軽さに甘えてしまうものなんやね。。。

 

 

 以前、九州で浮浪者の男が生活保護の申請をしようと思ったら、担当者が大阪に行け。向こうは審査が甘いからすぐに取れる。。。なんていう発言をしたとして大問題になっとった。。。また、大阪には、貧困ビジネスと言って、浮浪者のオッチャンの名義を借りて、生活保護費を取って、そのなかから、家賃を取る商売があると、テレビで特集しとった。。。

 

 

 また、ボランティア団体と称して、保護費を取るための代行ビジネスをやったり、行政の生ぬるさにつけ込むような商売を、やっとるようなヤツらもおる。。。まさに正直者が馬鹿を見るような世界。。。みんなして、福祉を食い物にしているように状態。。。まさに、不公平を絵に描いたような状態やね。。。

 

 

 私は、これだけ日本人が行政に頼るというか、たかるというか、そんな状況になったのは、日本人の精神的な支柱のようなものが崩壊してしまったのを感じる。。。公金を集めるのに、お金をばらまくために集める政策っていうのは、その費用を誰かが負担しているということを忘れたらアカンのや。。。。つまり、まともに税金を払っている人たちの数がどんどん減ってきて、貰う人ばっかりになってくると、この仕組みは、すぐに崩壊することになるのやね。。。

 

 どんどん、福祉予算を膨らませていくと、いつかその負担に耐えられなくなって、いっそ、この国を出て行かざるを得ないことになる・・・というのが、企業でも個人でも、続出することになると思うのやね。。。そんな危機感が全くないから島国日本の政治家達は、ほんま、ボケとる。。。

 

 福祉の充実というのは、政治家にとったら、選挙に勝つための飴や。。。飴ばっかりタダで配っていたら、その飴を買うためのお金がいつか、無くなる。だから時には代金を値上げしなくてはならないし、場合によっては、その飴のサイズを小さくすることも必要や。。。ところが、それを政治家はやらない。。。

 

 

 政策っていうのは、「何でもあり」で、やってしもたらアカン。政策で人心を引きつけて勝とうなんていう了見も、とんでもないことや。。。とんでもないバラマキ政策ばっかり・・・って、実は、国民全部を買収していることにもなる。その結果、国や地方の予算案は、赤字だらけ。そのツケは、全部未来の国民、市民に回す。。。いつまでも、こんなことを許していたらアカンわなぁ。。。

 

 私はいつも書いているけど、公務員さんっていう職に就く人をもっともっと減らして、役人を雇うためのお金を減らして、仕事をどんどん減らさないと、この国は、働きもせず福祉に頼る、クズ国民たちと、クソ役人たちに食いつぶされてしまうと思うのやね。。。

 

 そのためには、政治で、日本の官僚機構とか、地方の公務員とかを徹底的にリストラして、税金でメシを食っている人の比率を決定的に下げないとアカンと思うのや。。。もう、日本はソロバンが合わない緊急事態になっとるのに、いつまでものうのうと赤字を垂れ流すだけ。。。

 

日本の財政は、大赤字なのやから、役人の半分をクビにするとか、退職金カットとか、天下り先への補助金をゼロ査定にするとか、当然やらないとあかんことを、やらない。。。民間企業なら、当たり前のことやのに、公務員さんは、何故そこまで守られなければならないのか。。。この理由が解らないわ。。。

 

 私は公務員さんでも、警察消防自衛隊を除いて、労働三権を与えたらええと思うのやね。。。それから、その代わり、どんどん民営化の手法を使って、効率を追求する。。。これが大事なんや。。。

 

 

 私の通っている府立病院なんかでも、事務職員の人たちがこの一年で全部、ニチイという介護サービスを扱う民間企業への委託になった。この人たちの仕事ぶりの早いこと。的確で、無駄がないこと。。。見違えたわ。。。。

 

 

人件費が馬鹿高くて、改革のメスがもう何十年も入らなかった組織っていうのは、組織疲労が出てきていて当然や。。。私は公務員さんのお仕事も本当に必要な者はどんどん効率の良い民間に置き換えていくべきやと思うし、1500万円も年収のあるバスの運転手さんなんか雇っている自治体っていうのは、いつか滅びるべきや・・・とさえ思う方やのやね。。。役所にも、常に改革のメスが入る仕組みがいま、本当に必要やで。。。

 

3/13(土) 日米の密約は、やっぱり有った。。。岡田外相は、就任当初から言っていたこの件で、非核三原則の中で、自ら失敗やったと佐藤栄作総理も認めていた、核を「持ち込ませず」という点で、日米が核搭載の事前通告の解釈を曖昧にすることで、広い意味での密約は有った・・・とした。

 

 具体的には、米国側は、核兵器を搭載した米艦船が日本に寄港した時に、核兵器の上陸をしなければ、日本側に通告しなかった・・・としているのに対して、日本側は、領海やら、寄港する際にも、この日米合意は有効だとしていて、通告が無いということは、核兵器がないということ。。。と、ずっと、都合の良い解釈をしていた。。。というのである。

 

 私は、このお話を聞くと、何を今更・・・・という感がある。日本は世界唯一の被爆国であるのだけれど、戦後50年もロシアや中国などの核保有国に囲まれていた。最近では北朝鮮までが核クラブの仲間入りをしておる。。。

 

 

 そんな状況で、核兵器っていうのは、もし使用してしまったら、即座に核の反撃があるから、それが抑止力となっていた。。。という現実があったのやね。。。もし、日本が「核丸腰」になると、著しく東アジアの核バランスが崩れて、社会主義諸国が強い状況が出来てしまっていた。

 

 だから、日本は、ポーカーで言えば「ブラフ」つまり、日本に米軍の核兵器が有るとも無いとも言わない作戦に出たのやね。。。つまり、真実を曖昧にすることで、日本には核兵器が有るかも知れない・・・という、核の抑止力だけ都合良く利用しようとしていた。。。といういのが現実やったんやね。。。

 

 

 私は、これからもずっとこの作戦でいることが良いと思っていたのやけれど、今度のことで、米軍が核兵器を持っていないと日本に寄港出来なくなるから、日本は「核・丸腰」を宣言してしまったことになる。。。つまり、北朝鮮から核ミサイルを撃ち込まれても、米軍の核で報復・反撃が不能になる・・・ということや。。。これって、どうなのか。。。バランスを取るとなると、日本も核保有国にならんといかんようになる。。。ほんまに、日本はそうなる決意が有るのかね。。。

 

 

 それとも、万が一の時には、平和だけ訴えて、やられっぱなしを容認する国になるのかね。。。そんなのやったら、またロシアが北海道に進軍してきて、取ってしまうのを指をくわえて見ているか?中国が沖縄を占領するのを座視しているか。。。そんなことまで想定される。。。韓国は対馬ぐらい取るかね。。。

 

 

 私は、平和主義で、無抵抗主義っていうのは、左翼の脳天気な人たちの妄想だけで、実際の戦争をやってきたお年寄りの人たち・・・からしたら、何を甘っちょろいことを言っているんや。。。で一蹴されるような話やと思うのやね。。。きれい事で済まないのが国と国との関係やからね。。。

 

 

 そんななか、民主党の国際部長なる代議士が、ワシントンポスト紙に酷評されている。。。この人は、9.11は、ひょっとしたら、テロではなく、株で大もうけしようとしたヤツが起こしたこと。アルカイダやら、オサマビン・ラディンは、米国が捏造した作り話だ・・・と持論をぶち上げたのやそうや。。。まぁ、犯人やら証拠やらがなかなか無いから、誰にもなかなか立証は出来ないからね。。。

 

 世界貿易センターが崩壊したのも、飛行機の衝突とは別に、爆弾が仕掛けてあって、それでビルが崩れた・・・なんていってはるのやね。。。まぁ、フィクションとすれば、面白いのやけれどね。。。まぁ、アメリカ国民からしたら、亡くなった人も多いだけに、神経を逆なでる部分も大きい。。。

 

 

 まぁ、嘘っていうのは、小さな嘘はすぐにバレルのやけど、大きな嘘は、なかなかばれない・・・ものや。。。アメリカの月探査用のアポロの映像かて、作り物やと言っている人がいるぐらいやからね。。。何を信じて良いか判らない国でもある・・・。

 

 

 トヨタが異例の反証実験を大勢のマスコミの面前でやったのも、この国は、何を信じて良いのかが、なかなかすっきりしないところがある。。。正義感の価値観がだんだん崩れだしているのやろうね。。。

 

 

 日本も、普天間移転問題が二転三転。。。鳩山さんの言っている。沖縄住民の意見も聞いて、アメリカ軍も納得してくれる案なんて、きっとあると、何百ぺん言っても、出てこない。。。最低でも県外移設って言ってみたり、キャンプシュアブの陸上案やったり、やれグアムだ。やっぱり海上を埋め立てる。。。どの案にしても、全部の人が納得する事なんてあり得ないやんか。。。

 

 迷走を続ける民主党政権。。。まだまだ波高し・・・やね。。。

 

3/14(日) 今度は民主党が、核持ち込みに関する密約に関して、国会に元首相やらを喚問して、つるし上げショーをしよう・・・やて。。。そんなことばっかりやっているから、日本の政治はアカンのや。。。選挙に向けて自分たちを有利にしたい・・・っていう意図が見え見えの政治ショーを、国民が見せられて、意味があるのかね。。。疑惑まみれの、小沢の喚問が先や・・・っていう、自民党の言っている事の方が、この件では優先性があるで。。。

 

 それにしても、普天間移設問題っていうのは、ここまでこじれてしまったら、誰も、結論なんて出せない・・・のやないのかねと、思うのやね。。。端で聞いていたら、何やら禅問答を聞いているようや。。。最低でも県外。出来たら国外。。。って選挙の時約束していた鳩山さん。。。アメリカも大事、沖縄県民の意見も大事、社民党も連立与党として大事。国民新党の意見も尊重して、どうして、この難問の答えを出すつもりなのかね。。。

 

 この問題、実は自民党時代でも、政府と米軍とは、辺野古沖の埋め立て案で、合意していたものの、海上の埋め立てには沖縄県知事の許可が必要。地元の名護市の反対もあって、何十年も工事にさえ手を付けられなかった案件や。。。それを民主政権になったからと言って、すんなり解決なんてするものやない。。。有る意味、この件はタブー視されてきた「パンドラの箱」のようなものやったんやね。。。

 

 民主党は政権がどうしても欲しかったから、総選挙で普天間にいる海兵隊は最低でも沖縄県以外に移転させますと約束して、選挙に通って来ている。。。つまり、がんじがらめになっているのやね。。。

 

 私は、この問題を考えるとき、一番の優先順位は何か・・・と考えたら、まず日本の安全保障問題やと思うのやね。。。実は、このことが最近の論議で、すっ飛ばされているのが、気になる。駐留米軍の意味というのは、日本と米国の双方にとって、ウィンウィンの関係であるというのが、絶対的な条件になる。

 

 アジアの戦略拠点として沖縄という位置は、対中国や北朝鮮、ロシアに向けて、常に監視をしておける好位置にある。だから、米軍は韓国と日本に米軍基地を置いておきたい。でも、その莫大な駐留経費はなかなか米国の予算では通らなくなってきているので、日本に負担させたい。。。それが向こうの本音やろう。。。

 

 一方、日本はどうやろ。。。日本にとって、在日米軍の価値は、核兵器があるかも知れない・・・という、カードにあったと言って良い・・・と思うのやね。。。ところが、密約騒ぎで、もう本当に核兵器を持ち込むことが難しくなった。。。つまり、これで、在日米軍の価値は、半分以下になってしもた。。。と、思うのや。。。

 

 世界第三位の経済大国である日本が、自前の軍備で自衛隊を組織するのには、十分予算も付いているのやから、なにも、もう戦後60年も経っているのに、米軍さんに日本を守ってもらわなくてもええ。。。と考える人が増えてきているのやと思うのやね。。。

 

 つまり、日米の思惑に亀裂が生じてきた・・・ということなんや。。。このことを認めたくない自民。60年体制を変えてしまいたい民主の対立の構造やね。。。

 

 

 小沢一郎が、日本の防衛は、第七艦隊だけでよい・・・なんていう発言をしたのも、もう彼の頭の中では、在日米軍の存在意義が決定的に薄れてしまっていて、日本は自前の防衛力で自立出来るという考えから来ているのやろう。。。

 

 ただ、その判断が、一個人だけがやってしまうこと・・・というのは、実は大変、危うい部分を含んでいるということなんや。。。もし、これから米軍が日本からどんどん引き揚げるという判断をした時、東アジアの軍事バランスが変わってくるということが考えられる。

 

 その傾向を先読みしてか、中国は、自国の周辺海域での新たな法律策定に、手を付けている。中国は自国の主張している海域の何と三分の一が周辺国との衝突材料になっているのやという。日本も現在実効支配をしている尖閣列島にも、中国の法律の中で規定してくる可能性が有る。。。要注意やね。。。

 

 私は、ちょっとこのタイミングていうのは、早すぎるような気がしている。順次米軍が日本から兵力を減らしていって、その穴を少しづつ自衛隊が埋めていくという方向性が必要やと思うのやね。。。

 

 ただ、普天間は住宅密集地であり、危険性も高いから、何とか他へ移って欲しい。。。新たな基地の提供には大きな抵抗があるやろうから、今ある基地のどこか敷地の中なら、抵抗が少ないし、実際の工事の反対も出来ないやろう。。。というのあたりが、民主党の描いている決着案のような気がするね。。。

 

 ただ、これが最低でも県外移設と約束していた事との整合性。。。普天間は返してもらえるから、ええではないか・・・というレベルのお話と、海兵隊というならず者集団がやってくるというイメージの名護市民との確執を、どう決着していくかやね。。。まだ、しばらく、出口の見えない禅問答が続くのかね。。。

 

3/15(月) 京都は来月に京都府知事選があるので、ぼちぼちチラシが入り出している。私はどちらかというと、共産党がそんなに好きではない方なのやけど、たまに、いい指摘をしてくれることがある。その意味での共産党は、存在意義がある。

 

 これは、知事選なのやけど、京都市では、ゴミ袋が有料化になってもう3年ほどになるかなぁ。。。50リットルで50円。20リットルで20円。一般ゴミ用は、1リットル1円の設定にしてある。他に透明な袋が資源ゴミ用。ペツトボトルやら、発泡スチロールのトレイやらは、これに入れる。

 

 このゴミ袋有料化のおかげで、随分ゴミの減量化に成功していて、京都市は本来建て替えなくてはならない予定やったゴミの焼却場を一つ廃止できたんやそうや。。。ええこっちゃ。。。でもね、このゴミ袋を売ったお金。。。かなり儲かり過ぎていて、20億円以上も基金に貯まっているのやて。。。それなら、ゴミ袋の値段を下げろってチラシでは言っている。ほんと、その通りや。。。

 

 もともと京都市の財政基盤は弱く、借金も多い。それやのに、こんな、儲けは儲け、経費は経費なんていう会計方法をしているなんてほんと、ナンセンスな話やで。。。環境局の職員さんの給料は給料で別に税金で支払っていて、ゴミ袋の売り上げは、儲かるから別会計にして、どうせまた別の独立行政法人とか公社とかこさえて、いつか天下りに使おう・・・なんて考えとるのやろうね。。。ほんま、役人たちに任せておいたら、ろくなことがない。。。

 

 先日も事業仕分け第二弾の選定の過程で、ビックリするようなお話が報道されておった。。。最近、茨城空港っていうのがオープンして、無駄だ、無駄だと言われている。全国に何と98もの空港があって、計画利用者数をクリアしているのは8空港だけ・・・。他は全部赤字空港で、自治体がその運営費とか維持費を税金で負担している。

 

 ところが、この全国にある空港の何カ所かの駐車場を管理運営している組織があって、ここが何と大もうけしていて、何十億もの金をプールしているのだという。。。おまけにここには、国交省からかなりの人間が天下りしていて、楽してたくさんの給料を取っている。。。ほんま、許せないような話やね。。。

 

 もともと、国民財産である空港の土地を利用して駐車場を経営して、その上がりで給料をもらっとる・・・このことって、直接、公金は出てないかも知れないけど、その駐車料金のあがりも当然、国民の財産であるべし・・・なのやね。。。ところが、これをその組織の収入にして、そこから高額の給料を取る。。。こんな、理不尽な行為が許されてええものなのかね。。。

 

 

 隣の空港会社が大赤字で借金ばっかりしていて、ヒーヒー言っているのに、小役人たちだけ、こんな美味しい目を享受している。。。これは、モラルに反するで。。。駐車場のあがりなんかは、当然、空港の会計として、合算して、少しでも助けになれば・・・と考えるのが普通や。。。ところが、役人さんたちからしたら、こんな別収入があること・・・っていうのは、これは、使える・・・となるのかね。。。赤字だ赤字だと言っていたら、予算が貰える体質。。。これが、役場の仕事を食い物にする悪質な手口やで。。。

 

 

 私は、これらの事例なんかは、広い意味での公金のちょろまかしに近いと思うのやね。。。ゴミ袋にしたって、空港の駐車料にしたって、本体会計と別計算にすることによって、それを利権化していると言って良い。。。これを犯罪であるとする法律が出来ないと、これらを規制したり、取り締まったり出来ないのやないのかね。。。

 

 

 今回の話は、もう公務員たちの倫理観が地に墜ちていることを指している。何とか、こんなことを食い止めないと、好き放題、やり放題の世界が拡がっておる。。。牢屋でも、ぶち込まないと、なかなか収まらないような気がするね。。。

 

3/16(火) 日本が米国から沖縄を返還してもらう際に、一億ドルを無利子で米国に預けていたということが明らかになった。菅直人財務相が、鬼の首を取ったように、喜んで発表している姿を見て。。。私ゃ、何か違うで。。。なんて思った。。。

 

 まぁ、連日のように旧政権下での密約の暴露発表が続いているのやけど、これって、現政権が旧政権時代のあら探しをしているだけ。。。韓国で大統領が替わったら、前政権でええ目をしていた奴らを、クビにして、全部、財産取り上げるのと、あんまり変わらないような、後ろ向きなお話なんやね。。。何か見ていて、爽やかさが無い。。。

 

 人のあら探しするより、今何をしてくれるか。。。これしか、国民は感心がないで。。。それに、この一億ドルって、よくよく記事を見れば、その当時沖縄で流通していた米ドル札を日本円に両替する際の、為替リスクの回避のための保証金的な意味合いが強かったのやないのかね。。。それやのに、自民党は、こんな悪いことをやっておった・・・と嬉々として発表するあたり、何か、ちょっと筋違いな感じがするのは、私だけやろうか。。。

 

 そんなことより、私は、やっぱり、核の密約っていう、タブー視されてきた「パンドラの箱」を開けてしまった罪は重いと思うのやね。。。このおかげで、日本は、ひょっしたら、やりたくもない核開発に何兆円もの、無駄な予算を費やさないといけなくなるかも、知れないからや。。。まさしく、日本の安全保障の部分というのは、いわば、民主党のアキレス腱。。。。弱いを通り越して、具体的なビジョンすら無い。。。

 

 こんな党に任せていたら、本当に有事になったら、大丈夫なのか。。。と心配になる。。。国と国との関係っていうのは、喧嘩をする必要は無いのやけど、なめられたら負け・・・という部分もある。

 

 捕鯨調査船へのシーシェパードのメンバーが乗り込んできた事件かて、以前に二人が乗り込んだ時に、毅然とした態度も取らずに、逮捕もせずに、オーストラリア政府に引き渡してしまった。。。つまり、日本は甘い対応しかしてこないから、大丈夫。。。なんていう、考えがシーシェパードの方に出来てしまった。言葉を変えれば「なめられていた」ということや。。。

 

 だから、今度は勝手に乗り込んできたメンバーを拘束して、逮捕、起訴まできっちりするという対応に変えた。。。海賊のような無法者たちの行為に、甘い顔をしていたら、あかんのやね。。。きっちりと、日本の法律で罰することが、無法な行為を抑止することにもなるからね。。。

 

 実際、日本の近海にも、北朝鮮の不審船が何度も来ていて、何らかの工作行為などをしておったというのもある。拉致事件が明らかになって、やっと不審船に銃撃までしてよいとなったけど、それまで、向こうの船は、日本の船は決して攻撃してこない。。。となめていたのやね。。。

 

 防衛っていうのは、日本という国が主権を持つ国家である限り、避けて通れない一線や。。。日本の法律を遵守させる強制力のある範囲はここまで。。。って決められていて、それに、不法なことをしてくる連中を拘束して、ねじ伏せることが出来る権利を我が国も最低限、持つべきや。。。国民の命がかかっている話なんやからね。。。

 

 

 日米安保っていう話は、誰が敵で誰が身方か。これを明確に定義したものや。つまり、アメリカは同盟国で、北朝鮮や、中国やロシアは仮想敵国。。。こんな判りやすい図式がある。ところが民主は、これから中国と仲良くしたい。そのために中国の嫌がる在日米軍を削減してやりたい。。。と思っているのやったら、ハッキリとそう言って、選挙を戦ってほしいものやね。。。

 

 立ち位置が明確でなく。ブレ幅員が大きすぎて、国民は、どっちやねん。。。ってツッコミたくなることが多すぎる。。。選挙に勝つためだけのマニュフェストやなくて、ホントにこれからの日本をこうしたいんや・・・っていうのが見えてこないと、いつまで待っても民主党の支持率なんて上がって来ないって。。。

 

3/17(水) 民主党の法案がどんどん通って、何か、ちょっと不安が拡がっている。バラマキ、バラマキと批判されているにも関わらず、目玉政策のひとつ。農業の個別補償も通りそうや。。。

 

 でもね、この農家への個別補償って、何か、あまりにもケッタイやね・・・。お米を作っている農家が、お米を全く作らずに、減反に応じたら、お金をあげる・・・っていう内容。。。いくら日本の農業を守るため・・・と、言ったって、何もしない人らに金を渡すこと。。。これで、モラルが守れるものなのかね。。。日本の国のやっとる政策って、やっぱり、どこか、狂ってきている・・・と私は思うで。。。

 

 私は福祉的な側面の強い政策っていうのは、一度やり出してしまうと、なかなか内容を悪くしたり、費用を下げたりするのが難しいものやと思うのやね。。。だからこそ、条件が良くなる改良をするときなんかは、必要最小限で、その政策を止めるときのことまで考えてやるべきやと思うんや。。。

 

 

 と、言うのも、日本は、世界に冠たる労働生産性の高い国やったのに、急速にその数値が落ちてきている。。。社会保障や、福祉予算のバラマキは、実は経済的な数値の好転には、なかなか結びつかないばかりか、日本という国の社会を維持するためのコストを、どんどん上げてしまうのやね。。。

 

 今まで燃費が10q/リットルは有った車に乗っていたのに、これが同じ1リットルで5qしか走らない車に乗り換えてしまったような話で、それだけ、日本の効率が悪くなった・・・とも言えるのやね。。。私は、日本人の世界での優位性を考えると、人しか資源のない国で、日本人自身が、高度な知識と技術を持って、世界に負けない製品を作り続けること。これしか、日本が生き残る方法は無いと思うから、この労働生産性の低下ということは、致命傷になる可能性が高いと思うのやね。。。残念ながら。。。

 

 

 いつも首位にいていた日本の数学オリンピックの成績も、どんどん韓国や中国に抜かれていく。。ゆとり教育のおかげで、ひ弱で努力させない、ぬるま湯につかったような子供たちが量産させられている。その子供たちが、近未来の日本を背負っていくのに、その学力は落ちる一方。。。何を置いても、教育に日本は注力すべきやのに、今の政府は日教組なる歪んだ労働組合のご用政権だから、教師にハッパをかけるようなことは、全く出来ない。。。困ったもんや。。。

 

 

 日本の再生は、教育改革しかない。。。もう一度日本が輝きを取り戻そうとするのなら、頑張る人がどんどん出てくる社会にせんとあかん。人は人より良い生活や、人より幸せになろうと努力する。ところが、その幸せを、国や行政があまりにも安直に与えすぎてしまうこと。。。このことの罪深さにいまの政権は、早く気づかないとあかんと思うで。。。友愛は素晴らしい思想やと思うけど、ドネーションで成り立つ国は無い・・・という現実も、肝に銘じるべきやで。。。

 

3/18(木) アメリカとカナダのそれぞれの国の報道官が、バンクーバーオリンピックの、アイスホッケーのカナダ対アメリカの因縁の対決で、どちらか負けた方が、相手チームのユニフォームを着て、記者会見をする・・・という賭け・・をしていたのだという。

 

 結果はカナダの勝ちで、先日約束通り、アメリカの報道官がカナダチームのアイスホッケー用のユニフォームを着て、会見した。。。ジョークとはいえ、何か政治的にゆとりがあるような話やないかね。。。アメリカとカナダは、共にアイスホッケーのプロチームがあって、そのリーグは両国にまたがっている。ちょうど、野球の大リーグのように、カナダとアメリカは一体化しているのやろうね。。。

 

 私は、隣国同士の関係っていのは、かくありたいもの・・・。有る意味、うらやましさ・・・さえ感じる。東アジアでこんなことがなかなか出来ないのは、やっぱり、経済的な格差や、価値観や、国家観が、これだけ違う環境が原因であるのやないか・・・という意見に同調せざるを得ないのやね。。。

 

 ただ、その関係がいつの時点か・・・と考えたら、韓国や中国の経済的な発展は、日本にとって、妬みの対象ではなく、むしろ、格差が縮まって、より近い価値観を共有出来るであろうことにおいて、歓迎されるべきこと。。。と考えるべきやと思うのやね。。。

 

 人間、衣食住が足りて、はじめて心の余裕が出来るように、いま、日中韓の三ヶ国の間の価値観の格差は、急速に縮まりつつあると思う。。。つまり、三ヶ国みんなが豊かになって、まさに、アジアの時代がやってきた感覚が近いのやね。。。ここまで、盛り上がってきた平和と繁栄は、誰も手放したく無いだろうし、その方向は安定に向かうことが考えられる。。。

 

 今まで、歴史認識問題の多くは、中国や韓国の人たちにとって、かつて酷いことをやられた日本を叩き続ける事で、溜飲を下げて、国民の内政への不満のガス抜きの手段として使われて来た。。。ただ、その国民生活が豊かになると、内政への不満は減り、日本たたきをする必要性が減ってくることも意味するのやね。。。

 

 プロパガンダや、自国民に、政府にとって都合の悪い情報を知らせまいとする行動は、国民の学力や教育度が上がり、民度が上がってくると、今まで盲目的やった事も、客観的な視点が持てるようになり、より開放的な政策にだんだん変わってくるやろう。。。そういう、意味で、より開かれた方向に向かうやろう。。。

 

 ここ十年か二十年以内に、これら三ヶ国の生活レベルは完全に並ぶことになるやろう。。。そうなった時に、これらの国のスポークスマンが、アメリカとカナダのようなフレンドリーなジョークを言える関係になっているかどうか・・・。いや、むしろ、そんな関係になっているように、努力しないといけないのやないかね。。。

 

3/19(金) 民主党が政権を取ってから早いものでもう半年。。。先日、子ども手当と高校の授業料無償化の法案が衆議院を通過した。。。リーマンショック以降、壊滅的に法人税の税収が落ち込むなか、5兆円以上にもなる手当金を、子どものいる世帯だけに、差し上げる法律。。。このことの罪深さを、もっと意識する必要がある。。。

 

 現在、国の借金は国と地方合わせて1000兆円とも言われる。つまり、この手当は、将来この子供たちの肩に、ずしんと重くのしかかってくることになる。民主党は、マニュフェストで無駄の削減で8兆円もの財源を出すとしていた。ところが、それは1兆円にも満たない。。。

 

 本来、公約っていうものは、財源が伴っていてこそ実現可能なもの・・・のはずや。。。つまり、選挙で約束していた無駄の削減で例えば8000億しか出なかったら、その範囲でしか、政策は実現出来ない・・・というのが筋や。。。

 

 ところが、何を血迷ったのか、民主党は、莫大な借金までして、自分たちの公約を守ろうとした。。。私は、そこまで、この政権にお墨付きを与えた覚えは無いのやけどね。。。議員さんたちや民主党がまたまた莫大な借金をしても良いなんて、許した覚えは無いで。。。

 

 私は、税金を使う方ばっかり公約するやり方・・・っていうのは、汚いと思うのやね。。。こうして収入を伸ばして財源を確保してから、これをやります・・・と言うのが筋やと思うのや。。。ところが、勝てば官軍。何をやっても許されるのが与党や・・・なんて、勝手なことをやられた日には、この国の大事な社会の仕組みや常識のようなものまで、すっ飛ばしてしまいよる。。。誰がこのケツ拭くねん。。。

 

 結局、この失政のツケは全部、国民任せ・・・。つまり、とんでもないほどの増税でしか解決出来ないほどの額になる。。。この責任は重いで。。。何より、歯止めが無いのが、危機的やで。。。第二のギリシャになる・・・なんていう見方が金融界で、拡がってしまったら、日本経済は坂を転げ落ちるで。。。

 

 確かに、民主党からしたら、このような悪い経済状況というのは、想定外やろう。。。でもね、だからと言って、マニュフェスト通りにやっても良い・・・なんてことにはならんやんか。。。税収が見込めないから、借金が大きくなりすぎるから。。。将来増税しなくちゃ、やっていけなくなるから、マニュフェスト通りに出来ませんでした・・・は、「あり」やったはずやで。。。ところが、数の力で、強行突破してしまいよった。。。

 

 

 私は、今度の子ども手当とか、農家への補償なんていう制度は、社会の仕組みを今までより、あまりにも大きく変えてしまう事になる制度変更やと思うのやね。。。それをたった一度の衆議院選の勢いだけで、やってしまって果たして良いものかどうか。。。いささか疑問に思うのやね。。。

 

 

 というのも、このような大きな制度変更は、いちどやり出してしまうと、それに依存してしまう人を作ってしまう。。。もし、その制度を止めるとしたら、とても大きな痛みが残ることになるのやね。。。三年後、他の政党が政権をとっても、トヨタの車やないけど、急ブレーキはかけられない・・・のや。。。。

 

 私は、そもそも、日本は、小さな政府を目指すのか、何でも国が面倒を見てくれる大きな政府を目指すのか。。。という永遠の議論に、まだ、しっかりした方向性が出てないと思うのやね。。。少なくとも私は、税負担がこれ以上増えるのは嫌だし、行政は出来るだけコンパクトで、低コストにして、社会的な費用が安くて、世界からもどんどん投資が集まる活気のある日本にしてほしいと思う方なんや。。。

 

 

 役人達の仕事や、力が増えれば増えるほど、この国は、どんどん衰えていく。。。人口が減少に向かっているのに、社会福祉や税負担ばかり増やしていく日本に、どんな魅力があるのか。。。よ〜く、考えてみて欲しい。。。先の見えた成功者は、重税やあまりにも重い負担に愛想をつかせて、日本を離れていくような社会が、これから、増えていってしまうで。。。それだけは阻止せんと、アカンのと違うかね。。。国として。。。

 

 

 これを止めるには、まず役人の天国を放棄させることや。。。それにはまず特別職の国会議員自らの給与と歳費、政党助成金の2割削減。公務員全体の人件費2割削減。。。省益になっとる独立行政法人、公益法人、○○機構・・・などの解体。。。これしかないのにね。。。

 

 

 これに近い事を言っていた、みんなの党が、何と公明党、社民党、国民新党などを抜いて、第三位の支持政党になっている・・・という現象が、世論調査で出ている。自民もダメ。民主もダメ。第三局頼みしか日本は無いのか・・・というのが、これにあらわれて来ているのやね。。。

 

3/20(土) 緊急手術をした台湾から、やっとのことで帰国出来た日から一ヶ月。。。よくぞ生きて帰って来れた。。。まだ腹の縫い目は少し痛いけど、今週、CTの検査をしてもらって、来週には経過が判る。。。まぁ、体調はまあまあ良いから、有り難い。。。バレーがまだ出来ないのが残念やけどね。。。

 

 さて、実は今日は、第二京阪っていう高速道路の開通の日である。今まで渋滞する名神と国道一号線しかなかったのが、両側6車線という太い新しい京阪間のパイプがやっとのことで開通する。。。京都からは、関空へ行くのに数十分は早くなるし、今まで吹田まで行っていた車のうち、かなりの車がこちらにルートを変えることになるやろうから、道もスムーズに流れるようになることが予想される。。。

 

 

遅れ続けていた京都の交通インフラ整備が、やっとちょっとだけ取り戻せた感じかね。。。陽気も良くなってきたし、この連休でもどこかへ行こうか・・・っていう人、多いやろうね。。。春っていうのは、何か物事をスタートする季節。。。うきうきする人も多い。。。

 

 

そういえば、先日の新聞に、春闘の記事が出ていた。もう、そんな時期や。。。今年の春闘の傾向は、ベースアップはゼロのところが多くて、定期昇給のみ、何とか続けるところがほとんどなんだという・・・。という記事やった。。。私的には、へぇ〜っていう感想や。。。というのも、我々、中小企業では、ベースアップどころか、定期昇給なんか、そもそも全くないところが、もうほとんど。。。売上高全体が減り続けていて、なぜ定期昇給が出来るのか不思議で仕方がないぐらいやで。。。

 

 

つまり、いま、定期昇給っていうのは、実は大企業のサラリーマンさんたちと、公務員さんたちだけの特権になりつつある。。。日本の経済が昔のように右肩上がりになっていた時期ならまだしも、企業や国、地方の収入が減り続けているのに、人件費だけが上がっていたら、どうなるか。。。目に見えている。。。破綻しかないわなぁ。。。

 

 

そこで、日本人の全労働者のうち、大企業に勤務している人の割合は、いったいどのぐらいなのかを調べて見た。いろいろ資料はあるみたいやけど、大企業の定義を従業員300人以上であるとした場合、12283千人(33.8%)という統計がある。中小企業に従事している人の24047千人(66.2%)の約半分。。。

 

この数字、分岐点を変えると、5人にひとり・・・っていう数字もある。つまり、二割が大手企業に勤めている。。。この中に公務員も入っているのか。。。でもね、この分岐点を上場企業に限定すると、総従業員数は何と590万人となる。。。ここには公務員の数は入っていない。。。日本の総労働人口が6772万人だとすると、その比率は9%程度。。。

 

 

これって、つまり、実は、春闘っていうのが、全体の一割の人だけの話だ・・・ということが判る。。。残りの9割は何も関係ないこと。。。何かまるで国民のほとんどの生活が、この春闘に関係しているように報道されるけど、実は実に恵まれた一部の特権労働者だけのお話である。。。というのが判るのやね。。。

 

 

私は、今の連合とかが、いかにも全国のサラリーマンを代表しているかのような錯覚に陥っている現状を、大変おかしいことやと思うのやね。。。たった1割以下のサラリーマンの代表だけが、何かすべての労働者の賃金の決定権とか交渉権とかを持っているかのような感覚。。。そして、その団体が支援している政党が政権与党になっとる。。。っていう感覚。。。これがいまいち、民主党の支持率が下がりっぱなしになっとる遠因にもなっとるような気がするんや。。。

 

そこで日本には、いま税金で給料をもらっている人がどれぐらいいるかも、ついでに調べて見た。国家公務員が95万8300人、地方公務員が314万1000人、特殊法人は10万7400人、合計すると420万6700人。。。この数字多いか少ないか。。。我々は税金でこの420万人の人たちを養っているのや。。。

 

 

公務員さんにも自治労っていう労働組合の組織があるから、まぁ、正確に言えば春闘の影響を大きく受ける範囲っていうのは、上場企業従業員590万人と公務員420万人の合計1010万人っていうことになる・・・。まぁ、全労働者人口6700万人の6分の一強といったところかね。。。まぁ、比率としては少ないのに代わりはないね。。。

 

私は、格差社会、格差社会ってよく言うけど、日本の場合、全体の上から16%ぐらいの人たちだけの水準で、日本全部を推し量っている今のやり方に不満があるのやね。。。あとの84%の側に入っている人たちがほとんどなのに。。。公務員さんの給料の基準になっとるのが、大企業さんの社員さんの年収の水準や。。。つまり、6700万人のうち、収入の良い、わずか上位590万人の人たちの給料水準で、公務員全体の給与水準を決めている今の人事院勧告のやり方に大いなる疑問を持つのやね。。。

 

 

 公務員さんたちの給料は、自営や農林業を含む多くの中小零細企業の平均年収を倍以上、軽く上回ってしまっている現実。。。これを放置することが、更なる不公平感を社会にもたらしている。。。と思うのやね。。。つまり、公務員さんの仕事の多くが楽なのに、給料が高い・・と、多くの人たちが感じている・・・ということや。。。

 

 

 まぁ、人が人を評価したり、いざ、その人の俸給をいくらにするかを決めなければいけないとき、いろいろな基準が有れば、不公平感が拡がるし、そこに有る程度のルールを決めておかなければならないというのはわかる。ただ、そのシステムが、現状に合わなくなっているのに、放置しておくことは、システム最優先で、効率や報酬の判断基準が置いてきぼり・・になっている帰来がある。。。

 

 

 実は、公務員さんたちの給料の決め方は、高度成長時代から基本的にはあまり変わっていない。。。世の中がこんなに変わっているのに、公務員さんだけ、ええ目をさせておく理由がわからん。。。一刻も早く、手を付けるべき、最優先項目だと私は思うのだが、みなさんはどう思われるだろうか。。。

 

 

 民間では、会社が倒産や整理になり、せっかく組んだ住宅ローンが支払えず、自宅を手放すような悲劇が後を絶たない。。。公務員さんだけ、特別扱い・・・のままでええのか。。。いま、それが問われているのやないのかね。。。

 

3/21(日) 先日、ドーハで大西洋のホンマグロをワシントン条約で保護すべき生物に追加すべきか否か・・・っていう会議が行われた。世界のクロマグロのほとんどを消費している日本にとったら、深刻な問題やったこの会議。何とか、このモナコの提案は否決されて事なきを得た。。。EUやらアメリカやらの賛成で、日本は正直、びくびくしていたのやけれどね。。。

 

 私は、自分の指示で素早い採決に持ち込んでうまくいったと、自画自賛している赤松農水大臣の映像を見て、、、これって、ちがうで。。。って、ちょっと、思った。。。

 

 

 というのも、この直前に採決された鮫の捕獲を制限する提案が否決された流れ・・・という報道よりも、私は発展途上国のマグロを高値で日本が買ってくれていること・・・。この高収入の商取引が出来なくなることへの反発と、不安が途上国の大量反対票につながったからだと思うからなのやね。。。

 

 遠い日本から、法外な高値で買って貰えるマグロ。。。こんなにおいしい話は無いからね。。。漁業をしている当事者の国々からしたら。。。

 

 ただ、鯨に続き、マグロが、またまたジャパン・バッシングのネタにされた・・・というだけで、実は、文明衝突は、もう始まっている・・・という印象を残したわな。。。こと、食べるものに関して人は、自分なりのポリシーを持っているし、その国の文化がどこにでもある。

 

 この食物への常識が、実は異文化への恐れや否定となるもの・・・なんやね。。。秘密のケンミンショーという番組で、ある岩手県の山奥の地方では、ビスケットを天ぷらにして食べる・・・とか、名古屋では、昨日の残りの天ぷらを熱い八丁味噌仕立ての味噌汁にジャブンと漬けて食べる。。。なんていうのをやっていた。

 

 もし京都に住んでいる私がこんな食べ方をしたら、親からこっぴどく叱られたであろう汚い食べ方。。。でも、名古屋ではそれが一般的であり、マナー上も問題が無いという。。。これも一つのカルチャーショックである。。。

 

 ただ、こんな文化の違いは、場合に寄れば、こんな食べ物を食べる。。。こんな変な食べ方をする・・・ということが、そのまま、ある種の県民差別であるとか、人種差別の問題に発展しかねないかも知れない・・・という要素を持っているということに、注目すべきやね。。。

 

 特に白人社会では、自分たちの文化が一番であるという考え方があって、それ以外の変わったことを、全面的に否定してしまう保守性がある。つまり、固定観念が邪魔してしまって、自分たちの檻の中から出ようとしないというか、出ることを恐れるフシがある。。。

 

 今回のことは、マグロは広く一般的に食べられるものであって、鯨やイルカは食べている人が極端に少ないものである・・・という視点だけで見るのは、大変不十分や。。。その根底にあるのは、文化の衝突であるし、自分と相容れない文化を排除しようとする後ろ向きな姿勢の問題やと、私は感じる。。。

 

 

 自分たちの食料だけ十二分に確保して、高みの見物で、他の人たちのことを制限しようという態度も、いただけない。。。アメリカも固有種であった、アメリカン・ブァファローを食べ尽くしてしまったり、油を取るためだけに随分、鯨を絶滅寸前にいくまで捕っていた歴史には蓋をしておいて、今の批判をしても、誰も納得しないし、その、しらじらしい正義感が、実は、他の人種の人たちからしたら、とんでもなく毛嫌いされていることでもあるという自覚が欲しいものやね。。。

 

 

 グリンピースの抗議船は、遠い国に旅立つ前に、その生物愛護の、白々しい博愛主義の正体の多くが、ただの人種的な感情論であるという、問題を先に解決してからにすべきやろうね。。。

 

3/22(祝) 私はNHKの朝の15分ドラマが好きで、毎朝見ている。いまの番組は、ウェルかめで徳島県の美波町がその舞台である。その番組も今週で終わり。。。来週からは、東京製作のゲゲゲの女房に代わる。。。

 

 ウェルかめは、主役の倉科カナ、演ずる山田波美(旧姓浜本)がうみがめを通じて、成長していく・・・という、まぁ、いつもながらの爽やか系ドラマなのやけど、けっこう、朝ドラらしい爽やかさがあって、私は好きな方である。

 

 私は、有る意味、典型的なミーハー日本人であって、「風のハルカ」の時は、大分県の湯布院に行ったし、「ちりとてちん」の時には、若狭に塗り箸を見に行くし、「瞳」の時には、東京月島に、わざわざ、もんじゃ焼きを食べに行ったりしている。今度の「ウェルかめ」の舞台である徳島も、意外と京都人からしたら、200qほどと、近いにも関わらず、実はほとんど訪れたことがない。。。鳴門の渦潮と大塚美術館ぐらいかね。。。

 

 そこで、この連休、徳島へ行ってみようと宿を取っている。台湾では、緊急手術で何も愉しめなかったことの、ヨメサンへの罪滅ぼしの意味もある。。。息子もどうや・・・と聞けば、暇やし、行くわ・・・ということになり、三人でちょっと一泊で徳島観光をしてくるつもりや。。。この文章は直前に書いていますので、また後日報告します。。。

 

 ただ、ちょっと天気がもうひとつのようやけどね。。。

 

 実は私とヨメと息子の三人は、昨年、ちょっとマイブームで、日帰りで四国うどんツアーに行っている。香川県の各地に点在するうどん店を、わずか一日で5〜6軒はしご食べをする。。。そんなにうどんが好きではなかった私だけれど、確かに讃岐のうどんは、うまい。。。醤油とショウガ、あるいはたまごや天ぷら。。。シンプルなのに、安くてうまい。。。

 

 それに、四国にはいまちょっとブームが来ていて、坂本龍馬のドラマも高知が舞台になる事が多い。。。何か経済的には、もひとつと言われている四国やけれど、不思議と、いま、スポットライトがあたっている感じかね。。。

 

 まぁ、そんな四国旅行の障害になっていること・・・と、言ったら、やっぱり橋の高速代金が飛び抜けて高いこと。。。これなのやないかね。。。前原さんも、どうでもええ田舎の道路を、無料化するより、絶対的に四国の人が喜ぶ橋の全面無料化なんていう思い切った事をしたらええのに。。

 

 もともと四国に生まれた人に罪はない。本州に渡るのに往復何万円もかかるのは、決定的な不利がある。。。だから、国が税金を使って巨大な橋をかけた。。。この恩恵を出来るだけ多くの人に与える最大の方法はとなったら、橋の完全無料化やろう。。。

 

 

 本四架橋の他にも青函トンネルやら関門海峡大橋など、日本のメインの陸地を結ぶ大事な橋っていのは、国民の自由往来の権利を国が保証する・・・というのかええのやないのかね。。。それそ、一番の税金の使い途やんか。。。

 

 

 関所を作って、料金を取るという発想は、実は日本が内戦をしていた時のような、遺物的な考え方や。。。ボトルネックを作ってしまったら、そこでせっかく拡がるはずの経済活動が止まってしまうし、スムーズな安価な移動が補償されれば、ビジネスチャンスや、いろいろな経済効果が期待されるようになる。まさに、成長戦略の基礎の基礎。。。

 

 国が大事な税金を使ってせっかく作ったものを、高い料金で、一部の人にだけしか使えないようにしてしまっている理不尽さ。。。橋は、金を取って、元を取る発想ではなくて、皆が使い倒して、世界を拡げてこそ、投資効果が最大限発揮されることになる・・・と、私は思うのだが、どうだろうかね。。。

 

3/23(火) 京都っていう御土地柄っていのは、どちらかと言えば保守的やった。大阪神戸で、ケバケバしい若者のファッションが流行っている時でも、京都で同じ事をやったら、浮いてしまう。。。そんな街やった。。。

 

 でも、その京都も、すっかり、そんな面影は失せて、繁華街を歩く若者は、どこかのファッション雑誌から抜け出て来たような人が増えている。。。まぁ、有る意味、京都のアイデンティティが全国版のどこにでもあるような若者文化に敗北した。。。そんな感じかね。。。

 

 そんな京都でも、やっぱり、ちょっと危機感を感じている人たちは居て、この春、京都の観光地では、少し異変が起こっている。。。着物ジャックである。。。京都の若者やらがツィッターサイトで呼びかけて、みんなで、着物を着よう・・・なんていうつぶやきをネットでしているのやね。。。

 

 

 もともと、斜陽産業やった京都の呉服関係を何とか活気づけしようと、市長は議会など公式の席では和装をするのが当たり前。着物を着ている人は、タクシーや観光地で割引が受けられたりのサービスはやっていた。それでも、呉服関係の仕事をしている人までスーツ姿で売っている現実。。。なかなか難しかったのやね。。。

 

 ところが、寒さが厳しい冬や、京都特有の盆地気候で蒸し暑い夏と違って、京都の春や秋は、絶好の気候に恵まれるベストシーズン。。。この時期なら、そんなに着物も不具合が少ないし、寒くも暑くもないから、意外と快適に過ごせる。。。つまり、着物の良さが実感できるシーズンでもあるのやね。。。

 

 

 それに3月・4月の京都は卒業や入学などのシーズンでもある。着物を着る機会がドーンと増える時期でもある。こんなこともあるのやろうが、最近、京都のまちなかを歩くと、妙に着物を着ている人が多い。。。もともと、四条通のお店には、祇園の舞妓ちゃんがちらほら買い物に来たり、観光産業やら町屋を使った居酒屋さんなどでは、着物をユニフォームにしている店もあったりで、着物遭遇確率は高いのやけれど、それに増して、最近は、不思議な光景に出会う。。。

 

 

 ちょっと前までは、女の人が一日舞妓体験でぎこちない歩みでコッポリさんをはいてあるいていて、なにやら微笑ましい姿が有ったのやけど、先日見たら、白人の男女カップルが着物姿で歩いていた。。。何かいかにも外人好みのフジヤマゲイシャ・ファッションなのだが、これもまたご愛敬。。。京都の休日を実に楽しそうに謳歌されておる。。。

 

 

 そして、今年になって、つい先日見たのが、何と中学生と思われる子供たちが、全員、着物姿で、チャーターのタクシーの運転手さんのガイドを先頭にして、繁華街を歩いておられた。。。女の子の着物姿は見慣れているのだけれど、男子中学生が立派な和装で歩いている姿は、京都でも珍しい。。。思わずへぇ〜っと思ってしまった。。。詰め襟姿の男の子たちが、羽織袴姿になっただけで、ぐっと立派に見えたんやね。。。

 

 

 修学旅行に京都に来られる子供たちは、昔なら、観光地巡りを大型バスでやるだけ。。。京都の印象を聞いたら、友達とやった夜の枕投げだけが思い出・・・っていう子が多かった。。。でも、それではもったいないと、先生方やら、旅行代理店の人たちが頭をひねって、小型タクシーのチャーター観光やら、子供たちだけで一日乗車券を使って自主的に観光地やら名所旧跡を回らせたりというのが大勢になってきているそうや。

 

 まぁ、それに、和服の体験を盛り込んだ・・・そんな感じやろう。。。私には、随分、ええ想い出になったんやないかと、思われたね。。。子供たちの緊張した面持ちが、そう言っていたで。。。

 

 これから京都は桜のシーズン。どうぞ、今度は、レンタルでもいいから、一度着物で京都へおこしください。特に、男の人の和装。。。ええもんですよ。。。京都では着物は「浮き」ませんから。。。

 

3/24(水) 春が今年は早い早いとニュースで言っていた割には、寒の戻り。。。寒いね。。。桜の花は咲いているけどまだ春はちょっと、先かな。。。

 

 さて、京都でいろいろ話題になっている京都駅の南側に出来た、どでかいショッピングモール。イオンモールKYOTOの中のメインテナントがどうやら決まったようである。正式な発表はまだ無いのだが、新聞の折り込みに入る求人募集広告。これが情報が出てくるのが一番早い。。。これに5月下旬オープンとして、スーパーマーケットKOHYOというのが入っていた。

 

 

 生鮮三品が入ると入らないでは、集客効果が全く違うから、ひとまずこれで安心というところかね。。。私はイオンモールがやるのやから、てっきりジャスコか、ビブレかが入ると思っていたのやけれどね。。。調べたら、光洋スーパーマーケットは、大阪が本社で今は、イオングループの一員。阪神間でマックスバリューの店舗15店舗もやっている。都市型スーパーの旗艦店にしようというところなのやろうね。。。

 

 京都市内にはすでに、らくなん、ハナ、京都ファミリー、東山二条などにジャスコがある。久御山も含めて、ダイエーや北大路のビブレなんかも入れたら、イオンの寡占率っていうのは、けっこう高い。ただ、大型のショッピングセンターに行かないお年寄りやらでは、まだまだ中規模スーパーの需要が高い。京都市内で元気があるのは、スーパーフレスコとか、スーパーマツモトとかかね。。。

 

 だからイオングループからしたら、京都にはほとんどないマックスバリュー規模の店舗をこれから広げたいところや。。。それには、まず大きな店を出して、名前を売る。。。そんな戦略が有るのかね。。。

 

 

 河原町のビブレや河原町阪急が閉店して、ロフトがミーナのビルに引っ越すとか、京都ではいま新陳代謝が盛んや。。。四条烏丸北西角のNTT開発のビルも着々と建設が進んでいる。。。長引く不況のなか、それでも、少しずつ胎動が始まっている・・・そんな感じかね。。。

 

 イオンモールKYOTOの開業があと2ヶ月後ということで、もうひとつのアバンティという再開発ビルのテナントの人たちが、あんまりにもイオンモールの方ばっかりに有利な歩道橋とかをこしらえるな・・・なんていう反対署名をやっている。。。人の流れが完全に変わってしまう事への危機感かね。。。反対側にあるアバンティには、確かに恐ろしい話や。。。

 

 ただ、最近のアバンティに入った事のある人だったらご存じやけど、何か若いケバイ系の店ばっかり・・・になっとる。。。客もね。。。どっちを向いても化粧の濃い、髪の毛をブロンドに染めて、何かアンコを乗せて、髪を盛りあげている人ばっかし。。ここはどこや・・・と思う。。。私ゃ知らんけど、渋谷系っていうのかね。。。

 

 確かに京都のなかで、あっち系の店ばっかりを集めた戦略はけっこう当たっていて、不思議なほどアバンティには、人がいる。。。ただ、新しい店が出来たら客というものは、簡単に浮気をするもの。。。6月以降どうなるか・・・全く判らない。。。

 

 この手のお商売をしている人たちっていうのは、その浮気性な客達を相手にしているので、そこいらへんは、判っている。まだ新しい店舗ばっかりや・・・と思っていたハナでも、現在、リューアルが進んでいて、この4月にはリフレッシュオープンする。

 

 

あんなに人気があって、集客力があるのに。。。と素人目では思っていても、それはそれ。。。ちょっとでも、リューアルを怠ると、客が逃げていく現実を知り抜いてる人たち・・・からとったら、常に新鮮さを客に感じさせなければ生き残れない・・・という厳しい現実を反映しているのやろうね。。。

 

3/25(木) さて、この連休は以前にも書いた通り、四国は徳島へ行ってきました。どうせなら徳島県西部の祖谷というところにある観光地大歩危、小歩危とか、かずら橋とかも言ってみたいと言うので、足を少し伸ばして言ってみました。

 

 連休の21日は、朝から大荒れの天候。。。「もや」と言うより、黄砂の影響で朝やのに薄暗い。。昨日開通したばっかりの第二京阪を門真まで乗って、阪神高速から神戸線へ、垂水ジャンクションから四国へというルートを進みました。

 

 

 渋滞はほとんど無かったのやけれど、その代わり、突風、強風が絶え間なくやってきて、明石海峡大橋とか大鳴門橋などは、二輪が通行止めになるぐらいの強風。。。ゆっくりのろのろと運転していたけど、怖かった。。。

 

 

 でも、徳島自動車道をどんどん西へ進むうちに、天気は良くなってきて、風も収まってくれて、大歩危峡を進む観光船はのどかなもの。。。心配していたかずら橋という、植物の蔓で出来た橋も、そんなに揺れずに、わたれました。

 

 そして、お昼には、地元の人でいっぱいのうどんやさんを発見したので、そこで。さぬきや・・・っていう判りやすい名前。。。お客さんがひっきりなしに訪れるお店でした。

 

 四国のうどん屋さんというと、やっぱり関西からしたら、ちょっと違う食文化があります。うどんと一緒に、イナリ寿司やら巻き寿司を食べる人が多いこと。。。それと、不思議とおでんがどこでもあって、それも選ぶ人が多い。それと、天ぷら・・・。これはうどんの具として選ぶ。。。これを自分の好きなものを勝手に取ってきて、あとで伝票に書き入れる、ざ・めしやスタイル。。。慣れていない私らは、ちょっとだけ戸惑うけど、すぐ判る。。。

 

 さて、少し早い目に、またまた徳島自動車道を東へ戻る。。。ホテルは徳島駅前のサンルートホテル。ビジネスホテルのくせに、大浴場や露天風呂やサウナもある。3人旅には不都合だけど、シングルを3部屋取った。けっこう広くてキレイ。。。

 

 徳島市内の観光といえば、やっぱり阿波踊り。。。阿波踊り会館で実演を見せていただいて、最後は客も一緒になって阿波踊りを踊る。。。それもまた一興かな。。。そして、その建物の中から発車している眉山ロープウェイに登る。。。絶景かな絶景かな。。。

 

 

 お土産物を物色していると、もうええ時間になる。徳島といえば、海が近いから、美味しい魚が食える店は無いものか・・・というので、前もって調べていた活魚水産新町店さんというところに行った。徳島市の人口は26万人ほど、町の大きさもそこそこ歩ける距離感。。。1q歩けば町の端まで行く。。。

 

 美味しいお魚をたくさんいただいて、支払いは13000円ほど。。。安いしうまいし。。。特に「よこ」と言われるマグロの稚魚の刺身がうまかったねぇ。。。お店も活気があって、若い人が多い。。。ええお店でした。

 

 徳島と言えば、徳島ラーメンが有名。。シメはこれかいなぁと思っていたら、ホテルの近くに有名店がある。。。酔ったついでにちょっと行ったけどもひとつやった。。。翌朝見たら、有名店の麺王っていうのは、昨夜行った店のお向かい。。。看板は良く見てから入りましょうね。。。

 

 22日は、かなりええ天気になった。ホテルの飯は一人1000円もするので、ちょうど駐車場の向かいに有ったセルフのうどんやさんで朝食。。。朝からおろしうどんのぶっかけ。。。240円。。。四国のうどん屋さんは、どこも大根おろしとか、天かすとか、ねぎ、ショウガ、かつお節なんかは、自由に入れて良いシステム。。。これも安くてうまかった。。。

 

 

 さて、国道55号線をどんどん南へ行くと、今日の目的地、美波町。昔は日和佐と言っていたようで、道の駅・日和佐を目指して走る。高速は無いので、途中まではバイパスの良い道だが、南へ行くに従って道は山道になる。ここいらは、岩山ばかりのリアス式海岸。平地が少なく、道が悪い。。。

 

 ただ、そんな岩山ばかりの海岸のなかにも、綺麗な砂浜があって、ここには、ウミガメが産卵するような自然が残っている。カレッタという、ウミガメの博物館があり、テレビのドラマのように、どでかいウミガメが飼育されている。。。

 

 道の駅はちょうど日和佐駅の裏側にあり、いろいろお土産を売っていた。ただ、ウェルカメ人気は、連休の割にはもひとつ・・・といったところかね。。。買うものもない。。。ドラマのヒロイン波美が働く職場も、テレビで見るのは別のセットのようで、ああ、あのシーンの撮影地はここ。。。というのはなかなか見つからなかった。。。

 

 さて、お昼ご飯はどうしようか。。。息子の意見でまたまた徳島ラーメンをということになった。息子は昨夜は喰ってないからね。。。そこで帰り道にある小松島市の岡本中華さんという、ラーメンマップに載っていたお店に行った。他のお店に比べたら、スープの色があんまり濃くない。。。でも、しっかり味は濃くって、少し塩辛かったぐらい。一口食べて、思わずライスの小を追加した。

 

 この手のラーメンは、めしがよく合う。。。スープは飲み干せないほど塩辛いけど、ラーメンとしては、かなりおいしい。。。豚肉が8枚ほど入って、玉子の黄身が入って小で700円。ごちそうさまでした。。。

 

3/26(金) 最近、民主党内部や政権与党内部での不協和音が目に付く。。。民主党の副幹事長の生方という人が、小澤幹事長は、政治と金の問題で、責任を取って幹事長職を降りるべきだという発言をしたら、小澤の取り巻き連中が、寄ってたかって副幹事長降ろし。。。

 

 小澤は金正日のような独裁者か。。。民主党の党内では、言論の自由も無いのか・・・なんていう批判が巻き起こると、慌てて、更迭を撤回。。。何をやっとるのかね。。。みっともない。。。マイナスになるようなことばっかりやっとる、小澤の腰巾着たちなんて、まとめてクビにしたったらええのに。。。

 

 どこの政党でも意見の相違は有ってあたりまえや。ただ、それを何の論議もなく政党から追い出したり、党にいられなくする・・・なんてことをやっていたら、あかんわなぁ。。。不様なこと、この上ないで。。。

 

 かと思うと、亀井のオッサン。郵政民営化反対で、せっかく公務員でなくした郵政職員をまたまた公務員にしようと画策しとる。。。小泉さんとの確執は判るけど、やっとる事が、まるで暴走列車や。。。郵貯の貯金限度額を2000万円までにする。簡易保険も2500万円までに増やす。せっかく分けた保険もまた一緒にして、その会社間で収められるべき500億円もの消費税を郵政関連会社だけ例外的に無税にする。。。やて。。。この人、自分を何様やと思っているのかね。。。小党で国民の支持も少ないくせに。。。

 

 官製の事業が、民間企業の仕事の邪魔をするどころか、あきらかに、「えこひいき」をさせて、それを強引に認めさせる。。。こんな暴挙を認めていたら、そもそも国は何のためにあるか・・・っていう、大元から、ひっくり返すような話になるのやないかね。。。健全な国家運営とはお世辞にも言えないね。。。

 

 私は国家が民間にもできるような仕事を独占的にやってしまうことや、明らかに他より有利な条件をもらって、民業を圧迫してしまうことは、有ってはならないことやと思うし、それこそ、役人たちの天国を拡げてしまうことになる。。。終いに、この国は国民全員が役人になってしまって、誰も何も生産性の高い仕事をしなくなってしまう。。。のやないのかと不安になる。。。これって、まさしく全体主義、社会主義の世界やで。。。

 

 自由主義の素晴らしいところは、お互いに競争することによって、切磋琢磨され、より高度なサービスや良質のサービスが生まれてきて、しかも、価格競争によって、より安価な製品やサービスが広まることにあるのやね。。。

 

 これの対局にあるのが、何でも国家がやってしまって、全ての国民の生活を保障する代わりに、多くの財や富を国家に召し上げてしまう体制をつくってしまうことになる。。。こうなれば、誰も努力しなくなるし、より良い製品を作ってもどうせ儲からない。どうせ国家が利益を吸い上げてしまうから、仕事なんてさぼった者が勝ち。。。なんてことになる。。。ソ連や東側の東欧諸国が崩壊したのも、こんな共産主義や社会主義では豊かな社会にはならない・・・っていうことが証明されたからなのやね。。。

 

 ところが、不思議なことに、自由競争が進むと、そこからドロップアウトした人が増えてきてしまって、社会的に不安定な状況が生まれる。そうなれば、極端に収入の低くなった人たちを救おうという流れが出てきて、それを見た普通の人たちまで、手厚い行政のお世話になった方が楽で、得・・・なんていう、邪な考え方が蔓延ってきてしまうのやね。。。これが現在の日本の病巣になっとる。。。

 

 私は人間、努力をしなくなったらお終い。。。という方の考え方に賛成や。。。みんなが平等なのは素晴らしいけど、それが行き過ぎると、ぬるま湯体制から抜け出せなくなるのやね。。。今の日本、そんなだら〜っとした、澱んだ雰囲気が蔓延しているのが気になる。。。まさしく、ちょっと前のイギリス病に近い。。。ニッポン病かね。。。

 

 この手の問題を考える時に、その国で働くためのコストが高いことは、これから大事な要件になってくる。日本人が日本で働くと、収入の何割を国に捧げないといけないかという指数。。。これが、途方もない借金を続けたおかげで、これまたとても高くなっているのやね。。。

 

 これからの日本人は、ひょっとしたら、日本を抜け出していろいろなところへ移住してしまって、他の国での国籍やら永住権を取ることの方が、より良い生活が出来たり、より充実した人生が送れると考える人が増えてくると思うのやね。。。

 

 となれば、国は、他の国に負けまいと、いろいろ努力をしなきゃならないから、国と国とで、自国民の取り合いなんていう事が起きてくると思うのやね。。。どの国でも、収入や資産が多くて、優秀な国民を自国民にしたいから、生活保護だけで生きているような人や、働けるのに働く気がない、なまけものな国民は、どこも要らないからね。。。

 

 そうなりゃ、年寄りやら、労働能力の低い人たちやらは、効率化の波にはじき出されることになる。。。まぁ、こんな極端に寒々とした社会には、急には、なかなか、ならないとは思うけど、誰も2050年のニッポンが、こうなっていないとなんて断言出来る人はいないと思うのやね。。。

 

 人間、誰だって幸せになりたい。豊かな生活を送りたい。でも、その生活は、やっぱり、自分自身が努力して得られるものやないとあかん。国や福祉制度で、何の努力も無しに、与えられる幸せに、果たして何の意味があるのやろうか?

 

 何の苦労もなく、子ども手当をもらった馬鹿親が、子どもを、ほったらかしてパチンコにうつつを抜かす。。。子どもがたくさんいる家庭は、たくさんのお手当で、働くのが馬鹿らしくなるぐらい現金が貰える。。。こんな話を聞いていたら、何やら。私の税金、こんなのに使われるのやったら払いたくない・・・なんていう人、爆発的に増えないかね。。。心配やで。。。せめて、塾や学費、子ども用品の領収書との、引き替えに出来ひんかったのかね。。。

 

 お金をあげて、人を幸せにする・・・という国の発想もさもしい。。。これが友愛というのなら、そんな安っぽい愛など、みんな要らんのやないかね。。。子ども手当法案国会通過。。。私は、この法案こそ、歴史的に見て、どこかの高校野球のヤーサンみたいな先生の言葉やないけど、「末代までの恥」やと思うで。。。

 

3/27(土) 鳩山総理が、比較的、国民受けが良かった事業仕分けの第二弾で、参議院議員の新人さん総動員して、頑張ってもらおう・・・やて。。。そりゃ、選挙近いし、注目が集まるところに、行かせてあげようという、親心のようなものも判るけど、そこまで仕事で露骨に選挙の事前運動を公然とやられては、あんまり、フェアなイメージは持たないのやないのかね。。。

 

 ただでさえ、政策でバラマキだと批判が多い民主党の今度の予算。。。これだって、選挙前にこれだけ金をばらまきますから、是非とも我が党に一票を!なんていう、露骨な買収に見えなくもない・・・わなぁ。。。

 

 選挙前には、ええことばっかり言って置いて、選挙が過ぎたら増税・・・っていうのは、まだ自民党時代やった頃の常套手段やった。。。でもね、自民党はまだ、やっぱり、国民に耳の痛いことも言ってきたで。。。民主党になってから、国民には悪いことは一切言わない。。。実は、これが大問題なんやね。。。

 

 つまり、言わないのではなく、言えなくなっている・・・からなんや。。。増税とか、予算カットとか、国民に反対される要素のあるものは、なかなか大っぴらにしない。。。いや出来ない。。。その結果がどうや。。。無駄の削減で出来るはずやった8兆円の財源確保は、たった9000億止まり。。。今度の予算ではまたまた莫大な借金を増やした。。。今年の予算では何と、税収より国債の方が大きくなっている。。。そんなこと、いつ国民が頼んだのかね。。。

 

 

 私は少なくとも、民主党政権は、無い袖は振らないのが当たり前やと思ってきたから、民主党のチェンジに賭けた人も多かったと思うのやね。。。自民じゃ、役人達の無駄遣い天国を止められなかったから。。。でも、民主も同じやったら、これは、話が違ってくる。。。。

 

 今度の事業仕分けは特殊法人や、独立行政法人などの特別会計にメスが入るそうや。。。国会の審議にかからずに自由に省庁が使えてしまう特権。。。お手盛りで、巧妙に役人たちの人件費に化けておる。。。これこそ、改革すべき、行財政改革の本丸やで。。。

 

 今度こそ・・・。期待を裏切らないで欲しい・・・。そんな思いでいっぱいや。。。

 

3/28(日) 週刊新潮に、銀座のホステスさんとの路チュ〜を撮られた国家公安委員長の中井さん。奥さんが亡くなられていて独身とはいえ、御年67歳。。。30も年下の美人ホステスさんともう6年ものお付き合いなのだと。。まぁ、男性諸兄から見たら、羨ましい。。。議員宿舎のカードキーを渡していたのも、一週間に一度、掃除に来てもらっている。。。のやそうな。。。

 

 まぁ、男やもめに蛆が湧く。。。男の一人暮らししていたら、なかなか身の回りのことは出来ないっていう人はまだまだ多いと思うけどね。。。不倫でもなんでもないことが、週刊誌の手にかかると、何か法律に触れていたようにも書かれる。。。私は、ちょっと有名税にしては、気の毒な気もしたけどね。。。そんなに、このオッサンが、極悪人にも見えなかったからね。。。小澤より100倍、好感が持てたわ。。。

 

 それにしても、こんなスクープを喜んで見ているマスコミのレベルの低さの方が気になる・・・。安物のパパラッチ報道やのに、全部のテレビが後追いで、こぞって、中井氏の釈明会見を報道。。。アホちゃうか。。。犯罪でも何でもないものやから、やれ、銀座のクラブが手配したタクシーが白ナンバーやったと、こじつけのような、あら探し。。。恥ずかしいと思わないのかね。。。

 

 

 そりゃ、白ナンバーのハイヤーに載ることは違法や。。。でも、意図して、好んで乗っていたわけでもないハイヤー。。。誰がどう見ても罪はない・・・やんか。。。そしたら今度は、災害やら、緊急事態のために、こんなことをやっていたら、対応出来ないやて。。。下手なあら探しほど、見ていて恥ずかしいことはないで。。。

 

 そんなしょうもない取材をやっている暇があるのやったら、いま話題になっとる独立行政法人とか、無駄のかたまりになっていて、天下り天国になっとる組織を調べ上げて、記事にせんかいな。。。そっちの方が、よっぱど国民のためになるで。。。

 

 

 どうも、最近のマスコミは、自民党の末期から、ちょっと、大物政治家たたきをしたら、次から次へと責任を取って辞任していくのを、快感に感じているようなフシがある。巨悪は叩いてほしいけど、ゴシップネタで、大臣辞任が慣れっこになってしもた国民からしたら、どうでもええことばっかりや。。。

 

 

 政治家だって、聖人君主やあるまいし。酔って立ちションベンぐらいしたことあるやろ。。。興が乗れば、たまには酒飲んで騒ぎたい気持ちになるやろ。人間やもん。。。それを、待ってましたと記事にするあたり、何か、スマップの草g君のハダカ事件の時のような、いじめとかバッシングの世界のような陰湿なヤツらが、こんな記事を作っているような気がして、気分が悪くなったね。。。

 

 何か、最近の日本は、何でもギスギスしていて、大らかさが減ってきている。。。そう、思わへんか?物事の本質よりも、枝葉のようなことばっかりで、ネチネチとしていて、ほんとすっきりしない。。。こんな奴らばっかり増えてくるものやから、学校やら会社などの組織の中でも、陰気な雰囲気が晴れない・・・のやね。。。

 

 いま、日本人に求められているのは、グジグシしているような人柄の人やない。。。もっと、すぱっとしたような人が求められている。だから、坂本龍馬のような人に注目が集まっているのやと思う。。。みんなの党の渡辺氏が、少数の党やのに、公明、社民、共産などの歴史有る政党より、期待を集めているのも、ただ民主でもない、自民でもない・・・第三局を目指した動き・・・それだけやないと思うのやね。。。

 

 渡辺氏の主張は明確や。大きい政府はいりません。役人天国を無くして、民間に出来ることはどんどん民間や地方に任せて、国家はもっと他にやらないといけない大事なことだけせよ。。。全く、その通りや。。。私もこの意見に全面的に賛成や。。。見事に、スパッとしている。。。

 

 私は、ひょっとしたら、この「みんなの党」今度の参議院選の台風の目になるのやないかと、密かに期待しているのやね。。。

 

3/29(月) いよいよ今週半ばから、新年度入り。。。街には新入社員さんたちの初々しいスーツ姿が目に付く。。。

 

 民主党政権になって初めての予算も通ったけど、全般的に見て、やっぱり、税収より、国債の発行による借金の方が多いという、財政破綻した異常事態が起きているという印象は拭えないと思うのやね。。。税収見込みの金額っていのは、私は有る意味、一つの越えてはならない一線やと思っていたので、あまりにも安直にこの一線を平気な顔して越えてしまった民主党政権は、やっぱり評価出来へんわ。。。

 

 と、いうのも、税収見込みっていうのは、極端に言えば、一年間、全く何も予算を使わなければ、その年度の借金は返せる・・・という大きな意味が有ると思うのやね。。。ところが、その借金を減らすどころか、選挙に勝つだめのバラマキに使うのに、まだ借金を増やしよった・・・。これって、実は、未来の入る予定の税金を先食いしてしまうことやし、言い換えたら、増税より質が悪い。。。金利が高いからね。。。

 

 本来、何かをしたいのやったら、税の出口ばっかり言わないで、税収・財源の部分の裏付けがあって初めて予算が成り立つのは常識や。。ところが、ええことばっかり言っていて、金もないくせに、借金増やして好き放題なことをやる。。。こんなのに、国民は税金使わしたく無いわなぁ。。。話が違い過ぎるで。。。

 

 民主党は、増税はしないしないって言っているけど、借金を増やすことは、実は税金を上げているのと同じこと。。。国民の負担を増税よりもっと、高い金利を付けて増やしているだけ・・・っていうことに、もっとみんな気づかないとアカンわなぁ。。。

 

 

 私は、国民一人当たり400万とも500万とも言われている国と地方の借金を、いつか棒引きにしてしまわないと、負担仕切れなくなる日が来るのではないかと思うのである。。。徳政令とか出してね。。。つまり、日本経済が白旗を揚げる日や。。。。

 

 

 なんでこんな高額の借金が出来てしまうのかというと、日本人が持っている金融資産。。。何故かこれが、借金の担保にされとる。。。という現実。。。みんな、もっと怒らないとアカンと思うんや。。。つまり国は国民という人のふんどしで相撲を取っているようなものやからや。。。

 

 

 我々はお金を銀行などに預けている。このお金は1人あたり、1銀行で1000万円までペイオフで国が保護している。郵便貯金も預入限度額は1000万円や。民間の銀行の資金がいろいろなところに貸し付けたり運用したりして金を稼いでいるのに対して、郵貯の金は、主に国債の引き受け先になっとる。つまり、郵貯にある莫大なお金が、財政投融資など、国にええように使われる原資として使われているのやね。。。

 

 亀井のオッサンが今1000万円やった限度額を2000万円に引き上げようとしているのも、実は、そうすれば、まだ借金が二倍出来ることになる・・・っていう寸法なのやね。。。これは許したらあかんわ。。。郵貯の金っていのは、事実上、国が保証している金融機関っていうこと。安心感から、郵貯に今までの倍のお金が集まってみ。。。市場に出回るお金が極端に減って、余計景気が悪化するのがみえみえやんか。。。

 

 

 民主党は、以前のマニュフェストで郵貯の限度額をまず800万にして、次の年には500万にして、もっと資金を市場に回るような方策を採ると言っていた。今回の話は、これと全く別の方向に向かう、大変危険な法案やと言うしかないね。。。こいつらに、日本の未来を任していたら、えらいことになる。。。

 

 

 政治家っていうのは、100年200年先のことも考えてもらわないとあかん。。。今さえ良ければ良いという考え方で、どんどん借金を増やして、あとは知らんでは、済まされへん。。。制度の大変更には、将来の歴史裁判の被告席に座るぐらいの覚悟を持ってやってもらわんと困る。。。その覚悟がお有りか?亀井大臣よ。。。所詮あんたも、警察官僚上がりの役人崩れ。。。役人天国を拡げるために粉骨砕身ってか?

 

3/30(火) 先日、ニュースを見ていたら、マレーシアでは、韓国人とのお見合いツアーのようなものが盛んで、これが人身売買のようなものに近いとして、何と、韓国人男性とマレーシア女性の結婚を一時的に禁止する法律が出来たのやて。。。

 

 まぁ、かなり封建的で亭主関白な韓国人男性と結婚したマレーシア女性が苦労させられている話も伝わっていたのやろうね。。。まぁ、日本人も農村の若者が、中国の田舎の村で嫁さん探しツアーをやっていたから、あんまり褒められた話やないけどね。。。まぁ、日本の男性は韓国の人よりやさしいやろうけど。。。

 

 このニュースと一緒に、アジア各国の人たちがどこの国の人に親しみを感じるか・・・というアンケート調査が出ていた。日本は中国、韓国ではあんまり良くないけど、他のアジア各国では、いつもナンバーワン。反対に韓国は嫌われている国が一番多い。。。なんでかね。。。

 

 そういえば、先月、私が台湾で緊急手術になってしまった時、私は本当に台湾の人たちにお世話になった。もし私が韓国人だったら、ここまでは、してもらえなかったやろうと、ある人が言っていた。それだけ親日度が台湾では高いということなんやそうや。。。正直、事故になったのが、台湾で良かった。。。

 

 一週間の入院の間、ちょうど旧正月のお休みにも関わらず、台湾の友人たちは、交代交代で毎日誰かが病室に来ていてくれて、看病疲れのヨメさんを連れ出しては、ご飯を食べさせてくれていた。たまには、お金を支払わせてくれと言っても、トイレに立った隙に、もう支払いをしてしまっている。。。

 

 それならば御礼に何かプレゼントをしたいと言って買っても、ガンとして受け取らない。。。まぁ、帰国してから、何かを贈ったけど、ほんと、私の知っている限りの台湾人は、みんな、人が良くて、相手を思いやる気持ちにあふれている。。。また、相手をもてなすのが好きという気質なのやろうね。。。恐らく。。。

 

 私は、これって、実は、いまの日本人が、ちょっと、忘れかけているようなこと・・・って、これやないかと思わせてくれたのやね。。。白人たちの社会っていうのは、常に相手を言い負かすとか、圧倒して勝つのを是とする文化土壌がある。だから、欧米人たちは、小学校から、ディベートという、討論の訓練をする。この能力の高いものだけが、上に行けるという社会やからね。。。日本もだんだんこんな、世知辛い社会になってきた。。。倒れている人を踏みつけても電車に乗る事を優先するような社会。。。なにか、寂しいね。。。

 

 

 でも、アジアっていうところでは、もともと、相手の人を立てる文化がある。全く別の発想から来ているのやね。。。今の日本って、おかしくなってきたのは、どうも、もともとあるアジア的な、相手を大事にする文化から、相手を打ち負かす文化に変わってきてしまったのが原因なのやないかと思うのやね。。。

 

 

 これって、例えばトヨタの車工場で、企業が、社員を信じて、けっして、欠陥品をつくらない・・・と、会社に信頼されて働けている企業風土か、それとも、常に誰かが監視していて、ミスをしたり、さぼったりしないかチェックをしないと、人は怠けてしまうものだ・・・とする。性善説・性悪説のようなことに似てくるのやね。。。

 

 

 日本流の品質管理システムは、実は、皆がよりよい製品にするには、どうしたら良いかを常に考える事が基本にある。ところが、QC活動は、実は欧米ではなかなか、そのまま実現するのは難しい。。。社員の能力の問題より、意識の問題が大きいのと、労働に対する考え方が、それだけ高くは無いからなのやろうね。。。

 

 

 トヨタの車の品質についての問題は、人件費の高い米国ですら、社員の意識を高めても高めても、日本と同じようには、うまくいかない現実があると思うのやね。。。それは、その国の人の持っている風土が違うから、同じやり方では、通じないということなのやろう。。。

 

 

 トヨタのQCシステムが、どの世界で通用するオールマイティなものであるとは、言えないやろう。。。それより、その国自身の良さが、それに反映されているかどうか。。。技術や能力だけではなく、人を人として、見つめて、その上で、人を大事にするアジア的な文化が、その中に流れているかどうか・・・が成功には必要なような気もするのやね。。。

 

3/31(水)何と2年も前に、日本中のスーパーマーケットから冷凍餃子が消えたあの事件。。。メタミドホスなんていう、除草剤も有名になった。。。あの毒餃子事件の犯人として、河北省で、呂容疑者という人が逮捕されたそうや。。。

 

 私は、このニュースを聞いて、やっと出たか・・・という思いと、ほんまかいな・・・という、二つの思いが交錯する。。。日中の警察当局が、互いに譲らなかった犯人捜し・・・。日本側から見たら、どうみても中国国内に犯人がいるはず。。。という客観性があった。。。ところが、中国側は、当時国家の威信を賭けた北京五輪の直前。。。中国製食品の危険性とか不安が拡がると、オリンピック自身をボイコットされたり、五輪の選手村や観覧客の食べる中国製の食品に対する不安が拡がったりする危惧があった。。。つまり、国としては、認めるわけにはいかなかった。。。のやろうね。。。

 

 犯人は、密封されていた冷凍餃子の中にどうして、毒を入れられたのか。。。包装フィルムに薬剤が浸透するかしないか・・・。当時、日本では、大変な論議になっとった。。。そんななか、フィルムに針の穴が見つかったり、日本人を恨みに思っていた犯人は政治犯なのか。反日教育が影響していたのでは・・・など、いろいろな憶測が飛び回っていた。。。まぁ、日本人全部が名探偵コナンになったようなもんや。。。

 

 結局中国捜査当局が、当時の天洋食品の冷蔵庫に入れる立場にいた500人以上もの従業員一人一人を調べていって、そのなかの一人、呂容疑者が妻に、「自分がやった」と話していたことがあることを、嗅ぎつけて、逮捕に至ったのだという・・・。まぁ、中国公安のメンツもかかっていたのやろう。。。

 

 発表によると、呂容疑者は、同じ工場で働いていた妻が出産で産休になったのを理由にボーナスがもらえなかったこととか、臨時職員と正社員の待遇の格差に腹を立てて、会社を困らせてやろうと、当時天洋食品の敷地内の雑草を処理するために使用していたメタミドホスを使って、注射器で前後3回に渡り冷蔵庫に侵入。。。製品に毒物を注射していたのだという。。。

 

 ただ、このお話、このまま、100%、信じる訳にはいかない部分がある・・・。何故、2年も経ったこのタイミングでの発表だったか。。。中国政府が、意図して、狙い澄ましたようなタイミングになっているからやね。。。いま、中国は、米国のグーグル社撤退問題などで、アメリカと対立している。つまり、中国の国際的な孤立化を懸念して、日本とは、いま、仲良くしておきたい。。。という素地がある。

 

 それに、目前に迫った上海万博開幕の前に、鳩山総理の訪中がある。中国からしたら、日本に、何かにつけて、毒餃子事件のことを言われるので、それまでに決着を図っておきたかった・・・という事情もあったのやろうね。。。

 

 ただ、犯行に使った注射器が下水管の中から、いとも簡単に、公安当局に簡単に発見されたとか、やや不自然な犯行までの流れとか、監視カメラに一切映像が映ってない・・・などを考えると、中国側が捏造して、人身御供に仕立て上げている線も、払拭は出来ないのやね。。。この国は、真実を曲げてでも、国家の都合とか、威信の方を通そうとする国やからね。。。誰かを犯人に仕立て上げて、安易な決着を図ろうとした懸念も残るのやね。。。人一人の命ぐらい、屁とも思わない国やからね。。。

 

 

 なかなか真相は闇の中のまま、この犯人は、恐らく死刑判決で、処分されるやろう。。。またまたいつもの手でね。。。

 

 

 中国にとって、国のご都合主義・・・というのが、何をさておき、一番に重んじられる。中国各地では、常に民衆の不平不満が出ている。場合によっては、暴動であったり、内戦にまで発展してしまう民族問題もある。でもそれを国が押さえ込めないと、中国は分裂してしまうことは、長い中国の歴史を見れば、明かなんやね。。。チベットもモンゴル自治区も、漢民族の少ない地域は常に、中国からの独立運動が、湧いては封殺され、また起きてを繰り返しておる。。。

 

 

 中国は、人民解放軍という強大な軍隊と、漢民族を大量にその地域に強制的に移住させる政策で、この地域の「乗っ取り」とも取れるやり方を続けている。ところが、これには猛反発がつきまとう。。。これを武力で制圧し続けてきた。。。毛沢東は何百万人もの人たちを、統治のために蹂躙した。。。そして、その事実を、国内にも世界にも、隠し続けている。。。これがこの国の現状なのやね。。。

 

 

 つまり、省っていうのは、中国では、一つの国ぐらいの感覚であって、そのたくさんの省が集まったのが中国であるという、合衆国的な国が中国のほんまや。。。沿海部の省や大都市は、好景気に沸いているが西部の内陸地にある省では、極貧が続く中国。。。今度の餃子事件の背景にあるのは、比較的沿海部に

あった天洋食品だが、天津やら北京よりは内陸の河北省という地域にある国営企業の寂しい現実を物語っているのやね。。。

 

 月給18000円で働いてクビになって、そんな生活をしているのが、向こうの現実。。。私は呂さんっていう人が、本当に、生け贄の、冤罪や無かったらええと、思うけどね・・・。。

 

 

 

 

 

 

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