日常のページ

 

4/1(木) 郵政民営化が逆向した問題も、普天間の県外移転問題も、どちらも、閣内に少数政党の党首が入っていることから、こうなることは、最初から、容易に想像出来たはずなのやね。。。一番の責任は、この二つの大問題の解決やら、協議をせずに、ずっと先送りし続けていたことにある・・・のやね。。。

 

 おまけに、朝鮮学校への税金投入問題でも、ちょっと国連の人権団体に文句を言われたぐらいで、原則無償化なんて、どうなのかね。。。この国の主権はどこにあるのか。。。そんなことするのやったら、納税拒否するぞって、言いたいわ。。。その分だけでもね。。。

 

 私は、もし、万が一、税金を在日外国人の学校にも注入するのだったら、金も出すけど、口も出す・・・とならないと、困ると思うのやね。。。アメリカンスクールやドイツ人学校、朝鮮学校など、日本の大検の資格を取得出来るような特殊学校、各種学校にも、日本政府の作成した、学校指導要領に沿った教育を行うと、念書を取るべきやね。。。

 

 

 いつか、憎き日本帝国主義を打倒しよう・・・なんて教えている学校に公金を入れるのやったら、日本の言うことを、もっとちゃんと、聞いてもらわんと、筋が通らん。。。そうやないと、ただのええ人で終わってしまう。。。日本人の税金で、拉致問題で制裁までして対立している独裁国家の偏向教育に援助してやるなんて、どう考えてもクレージーやで。。。日本は世界の笑われものやわ。。。

 

 

 今度の事は、在日外国人の地方参政権付与問題と近く、異論が多い案件や。。。ただ、国籍というのは、日本という国が、主権国家で有る限り、とても容認出来る事やない。。。誰のための納税か。誰のために集めた金を使うのか・・という、至極当たり前の話なのやからね。。。

 

 つまり、国とは何か、国家とはどういうものか。。。っていう、国民全体の意識の問題っていう、大事な要素が大きすぎる。。。民主党は、この問題でも、当初先送り作戦を採って、とりあえず急場をしのいできた。ところが、いよいよ追い詰められて、今までのような曖昧な態度では、誰も納得出来る結論を得られない状況になるまで、放置しておったんやね。。。

 

 

 確かに微妙で難しい問題かも知れないけど、私は、この何でも先送りして、様子を見る・・・という作戦が、実はとってもずるい手にしか見えへんのやね。。。本来、即決で決めなければいけないことが多いのに、「待った」をするのやからね。。。

 

 一般的に、和を尊ぶ日本人は、自ら物事をスパッっと決めつけてしまうことは、あまりしない人が多い。ただ、政治家などのリーダーをやってもらえる人っていうのは、その即断力やら、政治的な勘が要求される類の人たちやと思うのやね。。。それを見込んで、みんな投票をしているはずや。。。。ところが、それをやってくれない・・・。となったら、何やね・・・っていうことになる。。。政治家がそんなに、優柔不断でどうする。。。。そんなことが気になる今日この頃や。。。

 

4/2(金) あっさりと、問題山積のまま、何の大した修正もなしに、子ども手当法案が国会を通ってしまった。。。毎月13000円ものお金を、15歳以下の子どもがいる・・・というだけで、その家庭に無条件で、差し上げてしまう意味。。。こんな単純なバラマキに、我々の支払った税金が使われるのは、はっきり言ってごめんやね。。。

 

 この法案が通った時に、あのテレビ朝日の元女子アナ丸川珠代議員が、「こんな欠陥法案を通してしまうのか。。。愚か者め〜」って叫んでいた。。。女の議員さんにしては、はしたない。。。なんて思ったけど、丸川議員の心配が、早くも現実のものになっているニュースが出ていた。

 

 この法案、子育てのために使われることを期待してお金を支給する。私は、どうせ、馬鹿夫婦たちのパチンコ代に消えていくから、学校やら、保育園や幼稚園、託児所などの教育関連施設への補助金として出したらええのに・・・と私は、思っていたのやけど、それではなく、現金で手渡したり振り込んだりするのだという。。。

 

 

 まぁ、選挙の時には、そこまで具体的なところまで、公約してなかったから、仕方は無いのだけど、まだまだこの法案には、詰めが甘いところがたくさん、あったのやね。。。いま、東京の大田区とか荒川区、川崎市などの役所には、現在、連日のように日本に住む外国人が、やってきて、まだ受付もしていたい子ども手当の申請に押しかけているのだという。。。そのほとんどが中国人・・・なんやと。。。

 

 なんで我々の税金が、外国から豊かな国ニッポンを目指してやってきた外国人家庭の生活補助金に使われなくてはならないか。。。そう、子ども手当は、日本に住んでさえいたら、国籍に関係なく、外国人家庭にも支払われるのやて。。。おぃおぃ、そんなこと、前から、言っていたのか。。。騙し船みたいな話やんか。。。

 

 

 おまけに、その外国人が日本で子どもを生んで、その子が外国に行っても出るのやて。。。何やら、法の網が粗すぎて、「だだ漏れ」になるのやないか。。。という危うさ・・・がある。。。国によっては、その一ヶ月の子ども手当だけで、その国にとったら28ヶ月分の収入と同額・・なんていうケースもあるのやという。。。

 

 

 日本に行って、すぐ子ども手当を申請して、すぐその子を本国に返せば、本国で悠々自適の、立派な生活が出来るって知ったら、いったい、どんなことが起こるのかね。。。そんな最低限の歯止めもせずに法律を通してしまうなんて、まぁ、なんて日本はお人好しな国家なんやろうね。。。その始末、責任取ってや。。。まさに、丸川議員の行っていた欠陥っていうのは、これやったんやね。。。

 

 

 そもそも日本国の法律に、外国人への給付も含めてしまうこと・・・これがおかしい。。。こんなことしていたら、世界中から貧しい生活を余儀なくされている乞食が日本目指して大挙して集まってくるやんか。。。鳩山さんの言っていた「友愛」っていのは、これやったのかね。。。そんなのは、アンタの毎月1500万円のお小遣いの範囲でやってくれ。。。そんな感覚で2兆円も毎年毎年、ドネーションに、国家予算を使われたら、たまらんで。。。

 

 手当っていうものは、労働の対価として支払われるものや。ところが子ども手当っていうのは、何もしなくてももらえるのだから、これは、定義的には「寄付行為」つまり、国家による子育て家庭への寄付なんやね。。。そして、この手当には、何と課税されない。。。

 

 

 仮に子どもをたくさん、例えば6人生んで、一人予定通りの26000円もらえるなら、15万6000円も、毎月毎月、不労所得が貰える。。。無税のね。。。まぁ、実際には3ヶ月分一度に振り込まれるから46万8000円も、どかんと入る。。。3ヶ月に一回、国からのボーナスがあるようなもんやんか。。。いくらなんでも、やり過ぎやろう。。。それ持って競馬パチンコ焼肉行って3日で使い果たしよるで。。。

 

それに、ワーキングプアーな人からしたら、国からのお恵みで喰っていくことになる。。。国民総乞食か。。。そして子供たちが15歳になったら、そのお手当は終わり。。。また極貧に逆戻りってか。。。何か、世の中の不公平をここに集めただけのような話やね。。。離婚したら、その金、どこへいくのやろうか。。。

 

こんな重要法案っていうのは、もう少し実施までに期間を設けるとか、いろいろ出てくる問題点を精査する期間を設けるのが普通や。。。ところがわずか半年かそこらでやってしまう。。。この拙速さが怖いね。。。もし、外国人は子ども手当無し・・・とか、海外に行ったら無し・・・なんていうことにすると、またまた、国連人権委員会から人種差別や・・・なんて言われかねないからね。。。やってしまう前に、もうちょっと慎重にならんと。。。

 

人間、人から金を一度もらえると判ると、それに頼ってしまう。それが貰えなくなると怒りが倍増する。何もそんな手当、貰える義理でもない日本語も話せない人たちにまで、手当あげてしまったら、今度、それを切るのが、本当に難しくなるからね。。。困ったことやで。。。

 

国民へのお金のばらまきっていうのは、国民をおもらいさんにする。。。つまり、甘やかされた親たちを増やす政策である。お国の、行き過ぎた福祉政策っていうのは、人をダメにする。。。その根本的な常識が、どこか「置いてきぼり」に、なってはいないかね。。。

 

4/3(土) ネットの社会の拡がりっていうのは、やっぱり、便利なことが多い・・・。何か調べ事をしたいと思ってネットで検索する癖が付いてしまっている人も多いやろう・・・。何か、問い合わせをするときも、資料請求をする時もネットで簡単に出来てしまうから、一度やったらやめられない。。。

 

 また、誰でも掲示板サイトなどで簡単に知りたいことを質問すると、誰かそれに、詳しい人が応えてくれる。。。というのも、有り難い時が多い。一人で悩んでいたことも誰かが名解答をスパッと応えてくれる時がある。ただ、その反面、ネット社会の秘匿性というのは、困ったもので、質の悪い常連さんのいるサイトなんかでは、空気を読め・・・とか、過去ログを読んでから質問するのが礼儀・・だの、訳の分からない理不尽な、狭い視野でのルールを押しつけてきて、誹謗中傷をする輩も多い。。。

 

 そんな心ない書き込みをたくさん見ていると、多くの人は、そのサイトとの関わりを拒絶してしまうことが多いのやないかね。。。こんな人の事を、ロム(LOM)っている・・・っていうのやけど、リード・オンリー・メンバーの略。つまり見ているだけ・・・の意味。。。これに徹してしまう人も多い。。。勿体ないね。。。誰でももっと気軽に書き込めたら、良い拡がりが出来るのにね。。。

 

 まぁ、こんな掲示板サイトに書き込みをする人は、私も含めて、少し暇な人が多いのは事実かな。。。悪名高い2ちゃんねるでは、個人を特定してばらすぞ。。。とか、脅迫めいた事が頻繁に出てきて、何て心の狭い人や、ガキっぽい考え方しか出来ない人たちが多いことか・・・と、驚かされる。。。

 

 まぁ、それで、あんまり掲示板サイトなどには近寄らなくなったのだけれど、最近見つけた、読売新聞のサイトの中にある大手小町っていう、投稿サイトのようなところがいま、けっこう面白い。。。ここに来る人は、ちょっと大人の人が多いのか、新聞社側が、酷い書き込みを頑張って削除して、荒れないようにしてくれているのか、不明だが、ネット特有の、無責任な誹謗中傷が少なく、真摯に相談に乗っている印象が深い。。。

 

 まぁ、多くが嫁姑問題とか、夫婦の喧嘩とか離婚とか、たあいもない、主婦の井戸端会議の議題のようなテーマが多いのだけれど、この前、ちょっと重いテーマの相談が出ていた。このようなサイトで興味深そうなテーマを捜す時には、アクセス数っていうアイコンをクリックするとアクセス数の多いテーマから順番に表示してくれる。

 

 このテーマはそのベストテンぐらいのところにあった。そのトピは、ある30代ぐらいの男性からの相談で、その男性がある難病に罹っていたのが判って、その難病の症状が出てくるのはあと数ヶ月。入院すれば、10年ほどは延命措置が取られた後、死亡するというものなのだそうや。この夫婦に子どもはいない。。。

 

 その男性は、このことを妻に告げずに、妻と離婚して、妻の残りの人生を、再婚相手や彼女の夢である出産のために使って欲しいと考えたんやそうや。。。妻に気づかれずに離婚するにはどうしたら良いか・・・という相談やった。。。

 

 このトピには、多くの回答が寄せられていて、多くの女性は、妻に正直に病気のことを告げるべき。という。。。逆に男性からの書き込みには、わざと浮気をしてでも、妻を傷付けずに・・というのが多かった。。。まぁ、テーマが重いので、読み続けるうちに、不覚にも、ええ歳して、涙が出てきて止まらなくなってしもた。。。

 

 私も一年ちょっと前に、癌を宣告され、一時は、ステージ4で、余命は最悪半年か・・・になるかも知れないと言われた時期があった。。。幸い、私は、大腸癌の切除は成功し、悪性の腫瘍も大腸の外部まで浸食していたものの、肝臓や肺への転移も無く、九死に一生を得た。。。

 

 この時、やっぱり、人生観は変わったし、妻と夫婦について、見つめ直した経験があった。。。この闘病生活っていうのは、やっぱり妻との絆を強くするし、一時はダメかと諦めかけた共通の経験が有ると無いとでは、全く考え方が違ってくるものなんやね。。。

 

 この時、感じた事っていうのは、やっぱり、人間、そんなに強いものやない。。。いくら強がり言っていても、いざ自分が死ぬと思ったら、ジタバタするし、生き急ぎたくもなる。。。死ぬ気になったら何でも出来ると思っても、いざ本当に死ぬ気になったら、何も出来ない自分に気づくもんや。。。

 

 このダンナさんは、妻を自分の災難に巻き込みたくはない。そんなやさしい人なのやけど、でも、妻からしたら、何を言っているのか。。。水くさいやんか・・・と思っているのやないかね。。。夫婦やのに。。。

 

 打算や計算で、動く事が多い今の世の中。。。夫婦っていう、最小の社会の単位。これしか、人には無い。。。これを外したら、自分という個人でしか無い。。。夫や嫁さんだけは信じられないと、何か生きている意味までなくなってしまうような気がするのやね。。。

 

 人って、もっと、ええもんやで・・・って、このトピ主さんには、言ってあげたいね。。。

 

4/4(日) 遅れていた桜も、ここに来てやっと満開か。。。入学式にはもう散り初め。。。これも地球温暖化の影響なのかね。。。

 

 春は何でもスタートの時期なのやけど、大阪府の橋下徹知事が何と、大阪府議会の中で新しい会派を立ち上げたのだという、それも二十数人の規模。。。まぁ、そのほとんどが元自民党に所属していた若手の府会議員さんたち。。。低迷する自民党人気では、今度の選挙を乗り切れないと踏んだのか、人気者の橋下さんに、乗り換えた・・・と見る向きは多い。。。

 

 この橋下新党の目指すもの。。。それは、無駄が多いといつも批判されている大阪府と大阪市の二重行政の解消や。具体的には、大阪も「府」ではなくて、「都」になろうとしていることや。確かに、大阪市のような大きい政令指定都市というのは、府と張り合ってしまうから、組織としては無駄が多い。

 

 ワン大阪にしてしまったら、東京のように区が最小の行政単位となって、区長が選挙で選ばれて、大阪市という組織そのものを大阪府と合体出来るのやね。。。つまり、府に大阪市が飲み込まれる事になる。ところが、この大阪府の案に大阪市の平松市長は乗りたくない。。。大阪市は大阪市で利権を抱えているから、これをすんなり手放したしない。。。のやろうね。。。

 

 まぁ、東京も元は東京府やった。それを戦時中の特別体制にするために都にした。都知事が東京市の市長を兼任するような感じでね。。。これを大阪でやろうとしているのやね。。。橋下氏は。。。

 

 

 恐らく、大阪市はこれには徹底的に抵抗してくるやろう。。。平松さんっていうのは、元MBSのアナウンサーやけれど、民主党が支持母体や。。。ところが橋下氏はどちらかと言えば、自民党系の保守改革系。。。二人は相容れない。。。もし大阪市長戦が今度有ったら、橋下氏自身が、市長に立候補して、この改革を断行する・・・これぐらいしか、この計画は実現しないやろう。。。

 

 もし、大阪が都になったら、日本で府は京都府だけになる。府の希少価値も上がるから、京都人の私からしたら歓迎やけれどね。。。

 

 地方の時代と言われて久しい。地方分権、地方分権と言うけれど、道州制っていうのは、絵に描いた餅になりつつある。今度の大阪府の中の嵐は、ひょっとしたら、近畿州が日本から、有る意味独立して、単独で地方自治を得るような流れに繋がってくる可能性を秘めている。

 

 日本第二位の経済圏を有する関西が、国から金と権限を奪って、真っ先に地方分権を先駆けとなって実現する。橋下氏の夢は、そのまま、銭の無駄遣いを減らして効率的な行政を行うための布石になるような動きにもなる・・・可能性が高い。。。

 

 関西州の独立が澱んでいる日本経済を立て直す事になるかも知れないね。。。

 

4/5(月) 若林さんっていう元大臣が、議会の採決の歳に、お隣の青木参議院会長が欠席した時に、代わりに電子投票のスイッチを入れていたことがバレた。。。それにしても、国権の最高議決機関で、こんなずさんなことをやっていた・・・なんて、呆れるね。。。

 

 この責任を取ってかどうかは知らんけど、この若林さんという議員さんは、引退を表明した。辞めりゃええのやろ・・・っていう態度。。。お一人2億円とも言われている国会議員の歳費を負担している国民からしたら、何やねそれ。。。っていう感じかね。。。

 

ほんま、真剣さの足りない議員さんが多いのやったら、もっと議員定数を減らして、衆議院100人、参議院100人ぐらいであかんのかね。。。そもそも、自らの待遇とかに、厳しくなれない人たちに、公務員改革なんて出来るのかね。。。議員年金もそのまま、定数は減らさない。歳費は維持。政党助成金もそのまま。。。そんな特別職の公務員である議員さんたちが率先して、経費を削ってもらわんと、他の公務員さんたちの示しが付かないのやないのかね。。。

 

 

 その点、名古屋市長の河村たかし氏が、馬鹿高い地方公務員の給料を下げるために、自ら減給を決めた話は有名や。。。名古屋市長の給料は、2400万円もあった。。。それを河村氏は自主的に800万円にした。市長がそこまで安くしたら、他はそれ以上は貰えない。。。ここが大事なんやね。。。

 

 おかげで、名古屋市では一般職員の給料を1割カット。何と、名古屋市の住民税も1割減らすことにしたんやて。。。大都市で、なかなかここまでやるのは大変なこと。。。今の世の中、税金を払っている方は、ひぃひぃ言っているのに、税金で給料もらっとるヤツらは、パラダイス。。。これを何とかせんとあかんのやね。。。河村さん、よぅやった。。。

 

 ここまで景気が冷え込んでいるなか、実は、「離れですきやき」を喰い続けているのは、地方公務員。。。っていう陰の仕組みがある。地方の都市っていうのは、その地方の経済的に言えば、決して倒産しない独占企業っていう側面がある。

 

 雇用は保障されるし、昇級はまだあるし、特に頑張らなくても長く勤め上げれば、それなりの収入に有り付けるという、まれに見る厚遇性。。。大多数の民間企業がボロボロになっとるのに、この厚遇ぶりは変わらない。。。

 

 この理不尽さにメスを入れていかないと、もう地方経済は持たない。。。公務員さんたちに、仕事をさせないで、その分、民間会社に委託でさせた方がはるかに安く、はるかに正確で意欲的。。。こんなのやったら、雇用を半減ぐらい出来るのやないか。。。真剣にこんなのに取り組まないと間に合わないで。。。

 

 国や地方は借金まみれやと言うのに、そこで働く人たちは身分保障がされ、のうのうと楽な仕事をしとる。土日も休みで、たまに出れば高額の休日出勤手当。。。選挙や、地域の祭りとか、日曜に、公務扱いでやってくる公務員さん方が法外に高額のお手当をもらってまで出勤していると思うと、ほんと胸くそが悪くなるで。。。

 

 役人天国の解消には、強力なトップのリーダーシップが欠かせない。。。河村氏だけではなく、他の多くの首長さんたちが、どんどん役人たちの特権や理不尽な仕事をカットしていくことが、これからの日本の生き残り戦略の鍵となるのは間違いないやろうね。。。特権剥奪競争を、もっと、いろいろな都市間でやってほしい。改革のスピードが遅すぎると、それが命取りになる厳しいご時勢やからね。。。

 

4/6(火) 与謝野氏や園田氏、それに藤井氏が自民党を離党して新党結成・・・やて。。。離合集散を繰り返すのは、政党政治の性とはいえ、何か、失礼ながら賞味期限の切れた政治家さんたちが、いくら動いても山は動かないのやね。。。危機感の表れは判るのだけれど。。。

 

 今の民主党政権っていうのは、有る意味、小沢一極集中の体制が大問題になっとる。恐らく、これだけ利権集めて、批判されても、幹事長職すら辞めない小沢は、今年の参議院選で惨敗して、辞任するのやろうね。。。政治家の責任の取り方っていうのは、せいぜいこの程度の話や。。。

 

 出処進退を決めるというのは、有る意味、死に場所を捜すようなところがある・・・。お隣の議員さんの投票ボタンを、代理で10回以上押していた若林さんなんて、そんなにもう政治の世界に未練が無かったから、これを機会に政治家を辞めることにした。。。まぁ、元大臣さんの議員辞任やから、今なら、新聞の一面に載せて貰える。。。有る意味、ギリギリ消費期限のうちにそのカードを切ったとも言える。。。のやね。。。それにしても、しょうもないことで議員を辞めなくてはならなくなるものやね。。。出来心でつい。。。で済む話ではない。。。

 

 前回の衆議院選で、民主党は、日本では初めての二大政党時代での政権交代を実現した。ただ、民意っていうものは、常に浮気な物で、常に第二の選択肢を残していくものや。。。つまり、民主党政権がこけた時に、すぐに交代可能な案が、どこかにある。。。

 

 議席数で、絶対的多数を一党に与えないっていうのも、多分、この作用が働いていて、どこかで国民は、政治的なバランスをどこかで取ろうとしているのやろうね。。。民主党が衆議院であれだけ圧倒的な勢力になっていても、参議院では単独過半数を取れていない。つまり、日本新党やら社民党の協力を得られないと、法案が通らないっていうのも、このバランス感覚のなせる技であると、言えるのやね。。。

 

 ただ、今の連立政権の弱点は、弱小政党は、その議席数の少なさに関わらず、国民の支持がない案件でも、必要以上に強い力を持ってしまうという欠点も暴露してしまった。郵政民営化の逆行や普天間基地移転問題に関する意見の食い違いは、最早、閣内不一致だけではなく、小政党に振り回される巨大政党の悲運を感じさせてしまうね。。。

 

 郵便貯金の限度額を2000万円まで引き上げる案が、あっさり通ってしまったのも、せっかく民間会社になった郵政会社がまだまだ政府の管理下から抜け出さず、特別扱いをしてもらえる立場を、確保しておきたかった多くの郵政族の残党たちの夢が叶った結果であると思うのやね。。。亀井は、その利益代表の役を見事に演じきった。。。

 

 また社民党の存在は、沖縄県の人も、米軍も、国民も全部納得出来る普天間移設案という、まるで禅問答のような、あり得ないプラン探しに無駄な時間と労力を費やしている。。。そんなものがあるのか。。。鳩山さんは腹案があると言い続けているが、その内容を言わないのは、無いのと同じ。。。サプライズなんて期待出来ないのやないかね。。。

 

 ここで、私が一つ、みんながビックリするよなプランを提案しようか。。。それは、日本が国家プロジェクトとして、無人島に巨大基地を建設するんや。。。出来たら、この場所は、あの、竹島に隣接させるんや。。。ご存じの通り、竹島は日本と韓国が互いに領有権を主張して譲らないところや。現在は韓国が軍隊を配備して実効支配をしている。

 

 この問題は、日韓両国の間で、どっちも引き下がれない状態になっているのやね。。。そこで、竹島に隣接して、大きな人口の島を一つ作ってしまうのやね。ここに日本が自前の自衛隊や米軍が使えるベースをこさえてしまう。そして、今の竹島と新しく出来た新竹島の間に日韓の国境線を画定してしまうんや。。。日韓問題と、米軍基地問題を、一挙に解決してしまう、ビックリプランなのやけど、どうや。。。

 

 

 そもそも米軍基地なんていう迷惑施設をいつまでも、人の住む近くに置いておく事自体、無茶がある。そんなのは、どの島でもお断りやろう。。。でも人の住まないところなら、文句をつける人もおらん。。。ついでにもめている所に、日本が直接行くのではなくて、米軍に行ってもらう。。。地理的にも竹島の位置は、北朝鮮も中国もロシアにもにらみを効かせることが出来る功一。。。。米軍に日韓の仲の悪いところの仲裁も同時にしてもらう・・・。これが狙いや。。。

 

 

 まぁ、これって、半分冗談のような案なのやけど、このぐらいのサプライズが出てきたら、国民は驚くし、民主党の支持率も急回復する可能性がある。。。どうやろ、この案、やってみいひんか?宇宙人の鳩山さんやったら、考えても不思議はないで。。。

 

4/7(水) 5人で始めた新政党。。。どうもおじさんばっかりで、ひらがな4文字で、おじさん党・・・と、平沼代表、自らが称していた通り、70歳前後の、大分お年寄りばっかのが目立つね。。。おじさんと言うよりおじいさん・・・という年齢の人ばっかり。。。石原慎太郎都知事も一丁噛んでいるようやけど、憲法改正論者の平沼さん。やや右よりにな発言が目立つ石原さん。財政再建論者の与謝野さん・・・。この顔ぶれを見ると、保守的な色合いの強い政党になるのやろうね。。。

 

 まぁ、与謝野さんの消費税引き上げ論っていうのは、借金を膨らます現政権よりはましやけど、なかなか国民には受け容れがたい話やろうね。。。そんなに支持されない可能性が高い。。。国民への痛みが大きいからね。。。

 

 私は、今度の政党分裂騒動で、少し見えたことは、国民のニーズが、自民と民主の間の中道的な所にあるということなんや。。。せっかく政権交代を果たした民主党なのやけど、国民の期待したほど成果が上がっていない原因はやっぱり、民主党左派が元凶になっていると思うからや。。。

 

 民主党がマニュフェストで国民に約束してしまったのは、実は、とんでもなく、高福祉のくせして、低負担なお話なんやね。。。本来、そんなに、うまい話があってはならんのや。。。消費税は上げない。国民の負担は低いのに、福祉だけドーンと、増やしてしまったら、そのツケは全部未来の国民に回る。。。金利分負担が増えてね。。。こんなのは、普通、未来へのつけ回しと言うのやね。。。いつか払わなければいけないお金を、今さえ良かったらいい・・・で、いとも安易にやってしまう。。。こんなことをしていたら、日本は潰れるで。。。

 

 よく日本の借金の多さを、EUのお荷物、財政破綻した、ギリシャに例えられる。。日本は、借金しすぎて、フラフラの状態やのに、世界からまた゛日本の財政危機は言われない。。。よくこの言い訳に使われるのが、日本の個人が持っている金融資産の多さである。でもね、私、この言い訳ももう通用せんくらい国債費が増えすぎやと思うのやね。。。異常事態やで。。。もう、国民一人当たり600万円の借金やて。。。何やね、この不様な結果は。。。。

 

 こんな危機的状態やのに、何で政府は、子ども手当やら、農業補償やら、高校無償化やら、お金のかかりすぎるような政策ばっかりやるのかね。。。クレージーとしか言いようがないで。。。この国は、無い袖は振れない・・・という言葉を忘れたのかね。。。甘すぎるわ。。。

 

 政党っていうのは、近い考え方の人たちが集まるところである。第三極という言い方が、良いかどうかは別にして、もし、日本のためになる政治的な受け皿として新党が出来るのなら、自民党の若手と民社党の保守派が合体して中道政党というものが出来るのが、実は一番国民が期待したい流れなのやないのかね。。。

 

 よく私は、小沢一郎のことを悪く言うのだけれど、私は、政治的な思想としては、小沢一郎は、国民の考え方をよく理解していて、何を望み、何をやれば受けるか。。。熟知しているのではないかと思うのやね。。。ただ、根っからの裏世界のボスのような風貌で、事実、相当悪いこともやっとるのやから、裏方に徹して、国民受けの良い、舛添さんやら、岡田さんやら、前原さんやらを起用して、本当の意味で国民の望む政治体制を作る仕事をやったらええのに・・・と私は思うのやね。。。

 

 

 その昔、福田首相の時に、当時の小沢代表と実現直前まで行った大連合構想。。。もし実現出来ていたら、自民は極端な右派が離れるし、民主は極端な左派が離れて、国民の意思に近い形の政党が出来たのに・・・と悔やまれてならへんのや。。。

 

 

 よく、ガラガラポン。。。なんて表されるのやけど、歳末セールのくじ引きで白い珠ら赤い玉やらが出るヤツ。。。何が出るやらお楽しみ。。。で、政党が離合集散を繰り返すのは、実は、国民の希望でもあると思うのやね。。。

 

 自民が頼りないので民主に投票したら、これまた転けた。。。ほなら、みんなの党の渡辺さんの言っていることが、一番まともに聞こえてきた。。。。政党が右往左往していて、一番の犠牲者は実は国民や。。。本当の国民の受け皿になるまともな政党が、いつになっても出来ないのは、ほんま、不幸なことや。。政治は三流で良い・・・なんていう時代は終わった。。政治に高い関心が有るのに、支持政党無し・・・が国民の半分を超えることに、政治家達は、恥るべきだと、私は思うのだが、みなさんは、どうやろう。。。

 

4/8(木) 今週末に、京都では、京都府知事選挙が実施される。まぁ、いろいろ話題になる地方の首長選挙が多いなか、不思議と京都では、なかなか、目玉になるような知事向きの、政治家が出てこないのやね。。。いつも通りの保守と革新の対決。。。山田知事対共産党の門さんとの一騎打ち。。。勝負は見えていて、いまいち、関心も盛り上がらない。。。選挙カーの叫び声すら、あんまり聞こえて来ない。。。

 

 京都の場合、言っちゃ悪いが、京都府なんていう地方自治体の存在意義が、実はかなり薄い。。。一応、日本で唯二の「府」という称号のようなものを、昔、都だったというだけで、残して置いてもらっているけど、京都市という大きな都市とその周辺の小さな市の集まりである京都府という行政区の必要性は限りなく、無いに近い・・・のやね。。。

 

 まさに、京都は、京都市の上部組織は、もう近畿州でええ・・とさえ思うのやね。。。あまりにも、都市間の差が大きすぎて、府議会なんて何をやっても意義が薄くなってしまうからね。。。府のやっている仕事は、8割が京都市のこと。。。府の仕事も、国からの委託されたお仕事のようなことばっかり。。。国の出先機関のフリをしているようなもんや。。。こんなの、他の県と、まとめてやったらええことばっかりや。。。ほんま、無駄が多いこと、この上ない。。。

 

 大阪で橋下知事は、ワンオーサカという、大阪府と大阪市の、二重行政という、無駄の排除策を打ち出して注目を集めている。京都も、これをせいとは言わんけど、パワーの発信力という意味では、京都の山田知事さんは、橋下知事さんの十分の一にも、行かないのやないかね。。。その辺が少し寂しいわ。。。

 

 京都の人っていうのは、どこか政治的に醒めているところがあって、どちらか特定の権力者に肩入れはしない・・・という考え方の人たちが多い。。。昔から、権力者が頻繁に入れ替わってきた京都では、ある人に肩入れする・・・ということは、実は、その人が権力の座から降ろされた時に、道連れになって自分も追われてしまう・・・ことを意味したのやね。。。

 

 

 だから、政治をやる人っていのは、どこか、蔑んで見ている部分が有って、そんな人たちと距離を置く事。が、保身の術に繋がっていた歴史があったのやね。。。だから、政治家はなかなか、高い志を持った人が生まれにくい仕組みが有ったのやね。。。

 

 実際、京都出身の政治家っていうのは、公家の出が多くて、なかなか近世になっての、どぶ板選挙のようなイメージでは、引いてしまう人が多くて、有名人が生まれにくかったのやね。。。ところが、最近の京都はちょっと、違う。。。

 

 国会議員では、野中広務、伊吹文明、谷垣禎一、前原誠司、福山哲朗、穀田けいじなど、党首や大臣級の政治家が急に出てきている。。。テレビでの露出度も高い。。。何でなのかね。。。私は、それこそ、京都がどんどん経済的に遅れて、埋没していっている危機感の現れが、政治への関心の高さに出てきているのではないかと思うのやね。。。

 

 実際、京都の日本の中での相対的な経済は、どんどん低下していて、危機的な状況にある。今までは、先人達の遺産の上に胡座をかいて生き長らえていたのだけど、このままでは、他の都市との、都市間競争に敗れて、どんどん埋没してしまうのではないか・・・という危機感が京都にはある。。。奈良にはなりたくない。。。奈良の人には失礼やけれどね。。。

 

 大阪は、横山ノックやら、西川きよしやら、今度は桂三枝か。。。そんなお笑い系の有名人が選挙に出てくる事が多い。橋下知事もバラエティで有名になった弁護士さん出身や。。。言ってみたら、華がある。。。それやのに、他の多くの首長選は、役人上がりばっかり。。。何かね。。。

 

 

 国政と地方行政とは、やっぱり仕事の質が全く違う。。。京都ぐらいの規模では、思い切った事がなかなか出来ないし、面白くないと思う人が多いのかね。。。今の多くの都道府県知事さんたちは、自治省出身者が多くを占める。国の役人の下請けを地方がやっているようなもの。。。そんな国と地方のなあなあの関係が、今のぬるま湯体質を温存させとる。。。もう、この国の仕組みを変えていかないと、あかん時代になっとる。。。この改革が進むところと、進まないところで、また大きな格差が生じてくることになる。。。

 

 今の時代、地方間の格差っていうのは、昔と比べたら、随分少なくなって来ている。どこの県にも空港が出来て、新幹線が通り、立派な高速道路が通って、ピカピカの県庁がどまんなかにはある。。。社会資本投資として、日本は随分地方にお金を使ってきた。でももう、それでも減り続ける人口・・・。都市部への集中の問題は、収まるどころか、加速されとる。。。

 

 つまり、本当はもっと都市部に効率的に金を入れれば、投資効果を上げられるのに、無駄な過疎の地方への投資が続けられてきた・・・という大問題があると思うのやね。。。どこの街へ行っても、立派な駅前広場と、似たような風景のビルばかり。。。そのビルには半分もテナントが入ってなかったりする。。。何か国土の均衡有る発展・・・というのは、別の意味で、無駄の多い税金の使い方を放置してきただけ・・・という側面も、拭えないのやね。。。

 

 もう、東京のやり方を地方都市に押しつけるのはやめにした方がよい。。。社会資本の投資は、人がいるところに集中的にやるのが、最も効率が良くて、無駄がない。。。どんどん人が減る地方に、熊しか通らない高速道路を造り続けてきた罪を、我々は高いツケとして、払い続けなくてはならんのやね。。。

 

 そして、何より、その地方の一番の大雇用先が役所であるという、馬鹿げた現実を、何とかしないと、税金が役人どもに食いつぶされる現実がいつまでたっても変わらない。。。

 

4/9(金) 日中の国交回復後、ずっと無かった日本人犯罪者への死刑が、ここ数日で何と4〜5人ほど続けて執行されるのだという。。。麻薬を中国から日本に持ち込もうとして、中国で捕まった犯人なのだから、どう考えても、まともな人やない。。。ヤーサンが悪いことをして、捕まるのなんか、国民感情的にはどうってことないのやけれど、こと、国際的な問題になりかねない・・・という配慮で日本人の死刑は回避されてきたのやろうね。。。

 

 ただ、毒餃子事件の中国人犯人の逮捕処刑・・・の流れと、絡めて、今まで猶予してきた日本人処刑のカードを一気に切ること。。。どう考えても、意図的なものを感じるというのが本音やで。。。中国の国民感情にも配慮して、バランスを取った・・・といったところかね。。。まぁ、世界一、死刑になる人がダントツに多い中国。。。人が14億もいると、悪いことをしよるヤツも多いのは判るけど、人の命が安い・・・っていう印象を他の国の人が持つのも事実や。。。

 

 まぁ、アヘン戦争を経験した清国の流れがある中国で、薬物に対して厳罰主義で望まないと、なかなか抑止効果が出ない・・・という国内事情も有るのやろうね。。。日本やったら懲役10年で済む刑も、向こうでは死刑。。。飛行機に乗る前と、降りた後では、地獄と天国や。。。。まぁ、捕まった国が悪い・・・し、何より、そんな犯罪に手を染めていること自体が悪いのだから、文句は言えまい。。。

 

 

 そもそも、悪いことをした人を罰する権利は、その人を逮捕した国にある。所変われば、罪に対する考え方や、社会的な量刑の差があるのは、有る程度は仕方のないことやと思うのやね。。。この価値観まで、国際的に共通にする努力は、アムネスティなどは、やっているのだけれど、なかなか効果有る結果には、結びついていないからね。。。

 

 

 宗教的なことやら、風習的なこと。その国の持つ独自性など、異文化の国で住んだり、滞在したりすることは、リスクが伴うのは当然のことである。俗に言うカントリーリスクというのは、世界中どこへ行ってもある。日本だけが安全で平和だと、だんだん言えなくもなって来ているしね。。。

 

 

 利害が対立している国同士では、死刑なんていう処罰方は、特に神経質な問題に発展する場合が多い。。。いくら悪いことをしていても、殺すことはない・・・と思う人たちと、外国人だからと言って、特赦を認めていては、その国の国内法上、示しが付かない・・・という意味もある。

 

 ただ、この手の問題では、相手の国の司法制度にまで、口出しをすることは、日本的にはよろしくない・・・という内気な日本人的な考え方がどうしても出てしまう。逆に日本国内で犯罪を起こした中国人は、日本の国内法で処罰されるのだから、お互い様・・・ということになっとる。。。

 

 

 でも、やはり問題点は大きく、中国では死刑になることも、日本では懲役数年。。。なんてことになると、同じ危険を冒すのだったら、日本で犯罪をやった方が得・・・という、日本にとっては、とても迷惑なことになる可能性が嫌やね。。。犯罪は罪の軽い国に行ってやれ・・・なんてなったら、世界から悪人ばっかり日本に来られても困る。。。

 

 そういえば、最近は外国人によると思われる宝石店強盗やらコンビニやセルフのガソリンスタンドとか、ATMを、手荒い手口で襲うような犯罪が増えている。。。韓国から集団のスリ団が来ていた。。。なんていうのも、ニュースになる。。。脳天気な日本人は、人を疑うことを知らないというか、そもそも泥棒とか強盗とかに寛大過ぎる。。。寂しい事やけど、夜道ではひったくりや痴漢の犯罪も増えているそうや。。

 

 ヨソモノに警戒をするのは、当然だし、良い意味で日本は島国で、地域に住む以外の人間さえ警戒していれば安心な社会が昔は有った。。。でも、地域のコミニティが崩壊しつつある昨今、もう人を見れば泥棒だと疑わないといけない時代になってしもた。。。空気と安全だけはタダの時代は過ぎて、知らない人やら外国人には十分に注意しておかないと、自分の安全が守れない。。。そんな、嫌な世の中になってしもたんやね。。。

 

4/10(土) 平沼新党の名前は「新党・たちあがれ日本」になったそうや。名付け親は石原慎太郎東京都都知事。。。中川氏が入って、何とか政党の要件・5人をクリアしたのだけど、平均年齢は69.6歳。。。あと半年で70歳になっちまう。。。4年の任期を過ぎたら、74歳。。。失礼ながら、みんな、ヨボヨボになってしもて、使い物にはならないのやないかね。。。

 

 渡辺みんなの党党首が、この政党名を聞いて、わざとか、無意識なのかは知れないけど、えっ、「立ち枯れ?」って。。。ナイスボケ。。。新党・たちがれ・・・って、まさしくお年寄りばっかりのイメージぴったり。。。ネーミングがはまり過ぎで。。。不覚にも、笑ろうてしもた。。。

 

 かと、思うと、先日のマスコミの調査で、次期総理にしたい政治家アンケートで、ダントツ人気で一位になった舛添要一さん。。。舛添人気にあやかりたい谷垣総裁が、舛添氏に自民党の、選挙対策委員長などの職をお願いしても、のらりくらりと逃げておる。。。あんな、男気のないヤツは、ダメだと、批判。。。谷垣さん、それって、誰がどう見ても、「僻み・やっかみ」にしか見えへんで。。。自民党内部の雰囲気も考えて、しゃべらんと、どんどん自民党の内部分裂が起きてしまうで。。。総裁やったら、もうちょっと発言を、気をつけないと。。。

 

 まぁ、長老議員が多いということは、それだけ、自民党の賢人たちが、流出してしまったということ。この人たちが、小沢一郎と結んだら、ますます自民党の劣勢が止まらなくなる。警戒すべき動きだったのに、この流れを阻止できないでいると、せっかく自民に戻ってくる流れを止めてしまうことにもなる。。。

 

 

自民党からしたら、せっかく不人気になってきた鳩山政権を陥落させるのに、今度の参議院選で小差でもええから、勝たないとアカン。。。ただ、こんな内紛のようなことが続くと、またオウンゴールのようなことになるものなのやね。。。気をつけんと。。。

 

それにしても、日本っていう国は、なかなか思い切った若返りが出来ない国やね。。。イギリスの次期首相候補とかはやっぱり40代やで。。。日本の政界で40代って言ったら、まだまだ、当選回数の浅い、ケツの青いヒヨコ。。。となってしまう。それだけ、長老の政治家の力が強すぎるっていうこともある。

 

 

また、日本の場合、どうしても地元の有力者の支持という感覚で代議士が選ばれてくるケースが多いからか、世襲議員が多い。。。皆こけた・・・の、最近の歴代総理を見てみ。。。全部世襲や。。。つまり、政界のサラブレッドは、元大物政治家のご子息が議員を継いで出てくるケースが多い。。。鳩山氏のような、全く庶民感覚のカケラもない大金持ちのおぼっちゃまが政治家になってくるのも、こんな世襲性の弊害以外の何者でもない・・・と思うのやね。。。

 

本来、清貧であるべき政治家たちが、ジバン・カンバン・カバンの三つを親から代々引き継いで、政治屋という、有る意味利権的構造に成り下がっている国会議員という職を独占してしまうということは、日本にとって、害になるケースが多くなってきているのは事実やと思うのやね。。。そこに、必要以上に濃い人間関係が生まれて、関係者同士が、癒着してしまうことにより、うまいこと、これに取り入ろうとする輩にとって、たいへん都合の良い構造ができあがってしまうのやね。。。

 

私は、国会議員の世襲を出来れば、もっと批判的に社会全体が思う事が、良い方向に向かうような気がしてならないのやね。。。根っからの政治一家をたくさんこさえるのは、国民にとって、楽すぎる選択なのやけど、逆に言えば、新しく政治家を目指す人たちにとっては、多くのポストをこの人たちが独占してしまっていて、ニューフェースが生まれてこないという弊害を同時に温存してしまっていることにも、なっとるのやね。。。

 

例えば、世襲議員たちばっかりになるのを防止するために、政党内に、公認候補枠をこさえて、全体の半分以上は、新人候補でないと、党は公認しない・・・などのルール作りは出来ないものかね。。。枠を越えたら、どなたかに、ご遠慮してもらうという厳しいルールを決めてしまうのや。。。

 

こんなことを言うと、すぐ、それは職業選択の自由という、憲法に違反すると、のたまう議員さんたちがいるのだけれど、私は国民の代表である特別職公務員である国会議員が、この憲法の認める職業選択の自由に拘束されるべきものではないと思う方に賛成である。。。第一、得票が得られなければ、議員に慣れない類の職業にいちいち職業選択の自由と言われても、困るしね。。。

 

 日本は政治三流と言われて久しい。。。その大きな原因は、代議士のメンバーチェンジが、あまり活発に行われてこなかったことが大きい。。。世襲議員たちが、日本の政治が一流になることの足かせになってしまっている可能性が、私は高いと思うし、それがひいては、日本の新しいリーダーが出て来にくい構造を作り出してしまっているような気になるのやね。。。世襲議員の制限で、やる気と元気のある、新鮮なニューリーダーがどんどん生まれてくる日本の政治環境を変えれば、何か見えてくる物が有るように思うのやけれどね。。。

 

4/11(日) 元横浜市長の中田さんやら、東京の区長さんやらが三人集まって今度は、首長新党やのやて。。。三人みなさんのお名前が揃って「ヒロシ」っていうから、ヒロシ新党ってか?。。。

 

 

何か、参議院選を控えて、雨後の竹の子のように新党が乱立するけど、これも、もともと政党助成金なんていう制度をこさえてしまったからかも知れない。。。小沢党首が新生党とかをこさえては潰して、政党助成金をネコババしておった疑いが有る事件でも判る通り、どうも、こんな制度を悪用しているのではないか・・・なんていう疑いたくもなる。。。よっぽど政治というお商売には、旨みがあるのかね。。。

 

 

政治と金の問題がこれだけ注目されているのに、議員定数の削減やら、議員年金やら、議員報酬とか歳費や政治家に渡されるお金の削減のお話は、いっこうに聞こえて来ない。。。国民の模範となるべき特別職の国会議員たるもの、まずは自らの報酬を削って見せてはじめて、役人たちに言うことを聞かせることが出来るのやないのかね。。。議員さんたちだけ高見の見物で、誰が従うもんか。。。

 

 

日本には、政治屋はいるけれど、政治家は少ないと言っていた人がおった。まさしく、今の時代を嘆く人たちは、あまりにも変わりきってしまった政治の世界を何とかしようと立ち上がった・・・という感がある。自らの欲は捨て、本当に日本のために働こうとする政治家たち。。こんな気高い志を持つ政治家が、ほんと減ってしまっている。

 

特に最近は、己の保身や、利益誘導、利権追求のために、政治を利用しようとするヤツが跋扈してしもて、どうしようもない。。。右を見ても左を見ても、政治家という名誉と実益を守りたいヤツばっかり。。。そういう意味では、既報のオジサン政党・たちあがれ日本の面々は、その志だけは高そうや。。。ただ、残念なことに、若さが無い。。。未来の有るべき姿を語るとき、その時には、もう生きてはいない人たちの言うことなんて、なかなかリアリティが無いからね。。。

 

地方議会で、地方議員さんは、別の仕事をしてもらて、ボランティアか、日当だけで議会に出てもらおう・・・という動きがある・・・。議員さんは、我々の代表であって、議員さんをフルタイムの職業にさせておく必要は無い・・・という考え方や。。。本来、国会議員さんも、その延長線上にあるべきなんやね。。。

 

例えば、議員たちが使う交通費を例に取ってみる。国会議員さんたちには、国費でJRのグリーン車に乗り放題という特別なパスが渡されている。私は、こんな特権は、いの一番に取り上げるべきやと思うのやね。。。そして、邪魔くさいけど、国会と自宅の移動にかかる費用は、細かく請求してもらう。。。北海道や沖縄の人は当然飛行機になる。東京都選出の人は、徒歩や自転車なんかもありやと思う。問題は、この交通費の明細まで公表してもらって、それも含めて、国民に選挙で選んでもらう判断材料にすべきやと思うのやね。。。

 

私はグリーン車でいつも東京に来ています。私は電車で国会に行きます。私は健康のことも考えて自転車で国会へ行きます・・・っていうのもありや。。。つまり、その議員さんのアピールの場でもあるのやね。。。

 

 

昨年、アメリカの自動車大手メーカーのトップたちが公聴会に出席した時に、自家用ジェットでワシントンに乗り付けた・・・と批判の標的になっていた。公金を出してもらう立場にいる人たちからすれば、その心がけがどうであるか・・・という問題やと思うのやね。。。私は日本の国会議員さんだったら、警備のこともあるから、グリーン車に乗るのが贅沢だと言っているのやない。。。その姿勢を国民に示して、共感を得る努力をしてほしいんや。。。税金でその費用を出してもらう限り。。。

 

 

我々の代表である国会議員さんが、黒塗りのベンツに乗って国会に行くから、役人達のトップたちも、自分は偉いのやから・・・と勘違いして、公用車で自由に行動しとる。。。これが国会議員さんが地下鉄通勤してみ。。。国民の代表である議員さんより、自分たちが贅沢は出来ない・・・となるやんか。。。そういう特別な意味もこれにはあるのや。。。

 

まぁ、交通費なんていう経費は、全体から見たら、そんなに大した額ではないのは判っている。ただ、その費用を、公金で出してもらっている・・・という心がけが、必要やということなんや。。。議員さん自身が、公金の大事な使い方をして、手本となることが、この国の役人天国を無くする第一歩になるように思うのだが、どうだろう。。。

 

4/12(月)今から23年前に、日本国有鉄道(国鉄)は、JRという民間の会社になった。国民からサービスは悪いし、赤字は続くし、お荷物になっていた鉄道事業を、何とか民営化して、国民の負担を軽減しようとしたのやね。。。

 

 旧国鉄には、実は国労・動労など、特別な強力な労働組合があって、その組合の幹部たちは、実は仕事なんて全くしなくても、オマンマが食えてしまうほどの厚遇やった。。。実際、私の実家の近くには、国鉄の官舎と、職員の厚生施設のようなものがあって、昼となく夜となく、中では麻雀をする音がうるさいほどやった・・・。

 

 毎日のように見えてしまうこの雀荘のような厚生施設には、朝っぱらからお酒を飲んで麻雀に興じるとても不思議な人たちがいた。。。この人らは、仕事をぜんぜんせんと、何で食えているのやろうか。。。と不思議に思っていたのやね。。。今から思えば、当時の国鉄職員で、組合の幹部になっとった人たちっていうのは、多分、こんな結構なご身分やったのやろうね。。。

 

 こんな人らを見ていて、国鉄が赤字や赤字やと言うのも、ご近所に住む者からしたら、当たり前やと思っていた。国が税金でこんな人らの給料を助けていたのやからね。。。親方日の丸体質そのもの。。。日本の恥部とさえ思ったで。。。

 

 そんな国鉄職員にも、やっと天誅が下って、国鉄が民営化されて、組合活動ばっかりやって一向に仕事もしてなかったヤツらは、見事、職員になれず、クビになった。。。その数全国で、約7600人。自業自得やと、まさに、溜飲の下る思いやったね。。。

 

そして、その人たちは国鉄清算事業団に移った。ただ、そのうち、1047人が国労組合員だったという理由でこの清算事業団からも解雇になった。それがJR不採用訴訟の始まりになった。。。

 

 長い長い裁判では、JR側の不採用には無理がない。。。と国とJR側がずっと勝ち続けて来た。。。まぁ、当然と言えば当然や。。。民間会社で、文句ばっかり言って仕事をろくすっぽしないヤツらを雇っておくほど、余裕はないからね。。。そしてこの裁判は世間から、忘れかけられていた。。。

 

 ところがところが、先日、旧国鉄の清算事業団っていうところがまだ四半世紀近くも経っているのにまだあって、その記事が新聞に出て、びっくりした。。。何と23年前に、国労の労働組合員だというので、JRに採用されなかった1047人もの人たちに、何と政府が一人当たり2200万円もの、和解金を支払うことにしたのやて。。。総額、200億円にもなる。。。

 

 

 これって、労働組合の支援した政党が政権を取ったのやから、仕方のないこと・・なのかも知れないのやけど、ちょっとやり方がえげつない・・・のやないか・・・と感じた。。。これって、お手盛りもお手盛り。。。見方を変えたら、国有財産を、仕事さぼって、ずっと組合活動ばっかりしていたヤツら。。。クビになってもひつこく国に訴訟を続けておった親方日の丸なヤツらに、金をばらまいてやるようなものやんか。。。こんな無責任で、勝手なこと、誰が決めたんや。。。ワシらの金やで。。。そんなのに払ってやるなよ。。。

 

 

 この手の話を聞くといつも、どもう腑に落ちない事が多い。。。一人2200万円もの金を、国があげるのに、この政府案を、国労側が、いやいや受け容れた・・・という表現はどうなんや。。。私に言わせりゃ、民営化されたJRが、働きもせず、組合活動ばっかりしていた奴らのクビを切ったのに、クビを切られた方は、ぐちぐちと23年間も文句を言い続けていた・・・それだけのこと。。。にしか、見えないのやね。。。

 

 

 労組に所属していたというだけで、新会社に採用されなかった・・・と言うが、私の常識では、誰が仕事もちゃんとしない人間なんか、雇いたいと思うかね。。。これを機会に、会社の膿を出そうと考えるのが当然と言えば当然なのやないのかね。。。それを否定したら、仕事もせんくせに、文句ばっかり言っている奴らを、のさばらせてええ・・・ということになる。。。これで社会正義が守られるのか。。。

 

 

 まぁ、23年という月日はかなり長い。。。その時に30歳だった人たちは、53歳。。。私らの年代や。。。訴訟をしていた人たちの中にはもう60人も故人さんになった人がいる。。。お気の毒・・・という、お涙頂戴話に、マスコミは持っていきたいのだろうけど、ちょっと待て。。。30でクビになって、この人らは、普通だったら他の就職先を捜すのだろう。。。

 

 でも、おそらくこの訴訟に取り組む人たちを他の労働組合が支援するという形で、この人たちの食い扶持を助けていたのかね・・・という素朴な疑問にぶち当たる。。。つまり、言っちゃ悪いが、まだこの人達は、言い方を変えたら、愚痴をこぼして、国に楯突いて、それを自らのオマンマの種にしておった・・・ということなのやないのかね。。。

 

 

 私は、労働貴族という人たちが大嫌いや。。。左翼運動全体に言えるのやけど、この手の組織は、自らの組織力を強固にするために、どんどんこの手の人たちのやっとることをエスカレートさせてくる。。。全国の公務員さんたちや大手企業の社員さんたちは、そのお給料から、某かの組合費なるお金を支払っている。こんなお金が中央の組織にドーンと集まって、連合や自治労などの巨大組織の食い扶持を形成している。。。この人たちは、日本経済に良いことは何もしてないし、組織を強化することだけに奔走している。つまり、人に頼ることだけをナリワイとしている輩なのである。。。

 

 運転手付きの、黒塗りのベンツに颯爽と乗り込んで、選挙活動の応援にゆくこんな人たちが、そんなに偉いのか。。。私にはわからん。。。共産主義や社会主義がことごとく崩壊している世界で、確かにアジアでは中国や北朝鮮などの国が残っている。。。でもそれ以上に、日本の国民の意思に反して、こんな社会主義的な考え方が強くなりすぎている現状は、困ったもんである。。。

 

 

我々は、民主党に選挙で勝たせてしまって、予想以上に大きな代償を支払わされている。。。まぁ、次の選挙では大きな揺り戻しは起こるのだろうけど、それまで、米びつにある残りのお米が残るかどうか。。。民主党の放蕩息子ぶりに、ほとほと嫌気がさしてきた。。。

 

4/13(火) 高速道路を無料にするからというので、私は、前回の選挙で民主党に投票した。他にいろいろ公約は有ったけど、そんなのは、どちらかというと関心はなくて、やっと国が今までの約束を守ってくれる日が来たと喜んでいたのやね。。。

 

 もともと私の会社の目の前にある名神高速道路は1964年に開通して、30年後には無料開放する約束で作られたものや。。。それが30年後の1994年になって、タダになるかと思ったら、あと10年料金を取り続けるやて。。。まぁ、まだまだ道路も造らないとあかんからしゃあないなぁと思っていたら、あと10年した2004年になってもこの約束を反故にした。。。料金プール制なんていう屁理屈を付けてね。。。

 

 その間、全国で道路はどんどん造られ続けて、道路を造るための特定財源は聖域のまま。。。いつまでも道路建設を止めないのやったら、穴の開いた鍋に水を入れているようなもの。。。この無限の利権に国交省の役人たちが群がって、見事、永遠に金が取れる、金のなる木にしてしまいよった。。。

 

 あまりひどさに、民主党がこの利権を手放させるべく、高速道路無料化をマニュフェストに入れた。。。ところが、舌の根も乾かないうちに、本当に無料化するのは田舎の道だけ。。。幹線は料金を取り続けるやて。。。まるで詐欺のような話やで。。。

 

 もう、とっくに元の取れている高速を、何をさておいても先に無料化するのがフェアーな態度やんか。。。それやのに、まだ出来たばっかりのぜんぜん元の取れてない新品の道路は無料にして、メインのルートはそのままやて・・・人を馬鹿にするのもほどほどにしてほしいわ。。。

 

 

 トラック業界の人たちからしたら、高速無料にしたら、道が渋滞するから反対・・・っていう人は多かった。でもね。私は、道が渋滞するのやったら、それだけ交通量が現実として、あるのだから、太い道に改修するのが筋やと思うのやね。。。だから、渋滞を、高速無料反対の理由にするのは、おかしいと主張してきたんや。。。

 

 ところが、今度発表された国交省の案はどうや。。。自民党のやった1000円制限制を、負担が大きすぎると2000円に値上げして、トラックなど、毎日使う大口事業者には、そんなに安くならない。。。つまり、景気に大きく影響する物流景気削減にもならんし、乗用車だけ優遇する政策やから、プロドライバーからしたら、値段は下がらないし、道は混む・・・という「踏んだり蹴ったり」の結果になってしもたんやね。。。こりゃ酷いで。。。

 

 あまけにこの料金体系がものすごく複雑。。。一般庶民を「煙に巻く」作戦やないか・・・と疑いたくなるほど難しい。。。これに7月からはエコカー優先料金を加える。。のやて。。。この国の道路行政は、どこに迷走していくのかね。。。複雑にして、逃げ込みを図る・・・そんなずるさが見えてきた。。。

 

 

 本来、道路というのは、国民に等しくその恩恵を与えるのが筋や。。。その通行や往来を阻害することがあってはならんのやね。。。道路の通行に料金を徴収するのは、あくまで一時的で臨時的な措置に限定すべきやと思うのに、それを利権化してしまって、うまいことしようとする奴らがおる。。。みんなの税金で作るものを、みんなが無料で公平に使えるようにすることは、基本的なルールである。それなのに、自由往来の障害をこさえたり、関所を通る者に課金をするようなシステムは、本来有ってはならないことやと思うのやね。。。

 

 今回の国交省発表で、本四架橋は全国一律の2000円ではなく、1000円高い3000円に設定されて、徳島県知事が激怒している。なで、四国だけそんなに差別されなければ行けないのか。。。この知事さんの言葉。。。私は重いと思うで。。。本四架橋なんて基本無料にして、もっと経済の活性化を図るのが、国として本来の使命やんか。。。そんなことも、何もしないで、政府と言えるのかね。。。この政権は。。。

 

4/14(水) 民主党になって初めての新年度が始まって半月が経った。。。いろいろな政策が新しくなって、日本は激変するかと思ったが、どうもそうではなく、今年の参議院選挙に向けて、国民の負担は増やさずに、福祉予算だけは大幅にアップするという、ルール違反を、ごり押しで通してしまいよった。。。

 

 私は、国民に信を問うという、最低限のルールの中で、これだけの福祉予算を増やします。その代わりに国民の負担はこれだけになりますよ。。。っていうのを、言わないと卑怯やと思うのやね。。。より国民の負担が重くなってしまう、将来へのつけ回し(大赤字の国債)を財源にして、無茶なことをやってしまったら、取り返しの付かないことになるからね。。。ところが、今の民主党はこれをやってしまよった。。。

 

 こんな禁じ手で、なりふり構わず選挙に勝つためのバラマキ政策ばっかり並べて、それで政権維持を狙おうなんていう、やり方は汚いで。。。財源と予算というのは、必ずセットにならないと、絵に描いた餅になる。。。その餅を喰うために、嘘をつく。。。このことの罪深さを民主党は、もっと真剣に考えないとあかんで。。。

 

 子ども手当や高校無償化、農家への戸別補償。。。高速道路無償化、ガソリン税の暫定税率廃止。。。みんな莫大なコストを伴うものばっかり。。。この費用を捻出するのに無駄の削減で出しますと約束しておいて、それが出来ないから借金しました・・・で通るなら警察要らない。。。

 

 費用が出せないから、この政策をやりません。。。というのが、常識有る者のやること。。。金もないくせに、己の選挙に勝つためにバラマキをやるというのを、買収と言うのやね。。。つまり、国民の金で、己の政党の選挙応援に使っているようなものや。。。

 

 国民は、例えば将来、消費税が10%に上がりますよ。その代わり、子ども手当や高校無料化をします・・・と言って初めて納得するもんや。。。消費税が上がるのが嫌やから、子ども手当要らない・・・。高校無償化も要らない・・・。って考える人、多いと思うで。。。問題は、その選択肢を国民に示さないことなのやね。。。選挙のマニュフェストで、きれい事ばっかり並べて、借金ばっかり膨らまして。それでええと思っているのか。。。ほんま、呆れてモノが言えない。。。

 

 私は、日本は、中福祉、低負担の国でええと思っているのやね。。。国民を甘やかし過ぎると、この国は滅びる。。。働きもせずに、お手当が貰えたり、生活保護を受けている人たちの数が、爆発的に増えているのだという。これは景気のせいだけにしたらあかん。。。国や役所に頼る人間をこれ以上増やしたら、日本は亡国の下り坂を真っ逆さまに転げ落ちていく。。。これだけは確かや。。。

 

 役人やら政治など、何も日本の経済のためにならない人たちの仕事を減らして、利益や富を増やす人たちを増やさないと、日本の成長戦略は無い。。。税金でメシを食っているヤツらを決定的に減らしていかないと、この国は持たない。。。穀潰しどもの数をどんどん減らさないと、いかんのに、民主党は、その逆ばっかりやっている。。。この政権、永くは続かないで。。。

 

4/15(木) 実は、いま、亡国政党だった民主党政権の化けの皮がどんどん剥がされているのやけど、当の鳩山さんやら、平野さんやらは、全く脳天気や。。。日本国の総理大臣が、核サミットで、わざわざ訪米までするのに、オバマ大統領と公式会見も組めないなんて異常事態やね。。。日本は世界唯一の被爆国やで。。。。核の話し合いに日本が入らなくてどうする。。。

 

 晩餐会の席でオバマと、隣り合わせになるから、そこで、普天間基地での了承を取り付ける・・・だと。。。この人は、どこまで非常識なのか。。。非公式な席での交渉や、説明など、向こうさんにとったら、大変迷惑な話や。。。そんな大事なことを酒の席で決めるというその神経が信じられへん。。。クリントンさんとの時のことで、この人は懲りてないのかいな。。。大雪のなか、駐米大使が異例の呼びつけられたあの事件を知らないとは言わせないで。。。

 

 どうも、この人は、自分が発してしまった言葉にどんどん縛られて言ってしまって、今にがんじがらめになってしまいよる。。。混迷する普天間問題でも、出来る限り国外、最低でも県外。。。腹案はある。。。沖縄県民も在日米軍も納得できる解決案を。。。そんな、できっこないことばっかい言ってしまったものだから、どんどん引くに引けなくなっているやんか。。。参議院選大敗退で、小沢とセットで退陣・・・が現実味を帯びてきたね。。。

 

 そうなると、ぼちぼち騒がしくなってくるのがポスト鳩山争い・・・や。。。菅さんか岡田なのか、はたまた前原なのか。。これに舛添さんが民主党の一部も取り込んで50人規模の新党を・・・なんて噂もある。。。そうなりゃ、ほんとにガラガラポン。。。面白くなるのやけどね。。。

 

 私は民主党がこれまでやってきたことの中に、けっこうええ事もあった・・・と思うのやね。。。労働組合のいいなりの政策なんかは、最低やったけれど、民主党の右派の中には自民党の左派よりより保守的な考えの人たちも多い。。。この人達は、いまの政治に関心のある日本人たちから、高い評価を得られる可能性が高いのやね。。。中道新党がこの受け皿になって、自民や民主の極端な右翼・左翼をバッサリ切り捨てられれば、大連立の国民に圧倒的な支持が得られる政党になるのにね。。。

 

 せっかく今の国民は政治への関心が高まってきたのやね。。昔の無関心。どうせ自分がどうこうしても日本なんて変えられへん・・・というあきらめではなく。投票によって、政治は変えられるものだと、知ったからね。。。ただ、この高いレベルの国民の要望を満たすことの出来る力量のある政治家や、魅力有る政党が減ってきた。。。これが、国民の二人に一人以上が、支持政党無し・・・という世論調査の結果に表れている。。。

 

 私は、こんな不幸な状況を打破するためには、やっぱり、思い切った若手の新しい政治家が出てくる必要が有ると思うのやね。。。いつまでも当選回数順に大臣を選ぶようなことはやっていたらアカン。。。例えば小泉純一郎の息子さん。彼を自民党の総裁にしたら、自民党人気は一気に上ること間違いなしや。。。自民党にもこんなに思い切ったことが出来るのやというのを見せることは、自民もダメ、民主も頼りない・・・投票したいような政党が無い・・・という状況下においては、とても新鮮に映る。。。

 

 橋下徹のようなヤンチャ坊主なキャラの人も良い。。。彼には、既成概念を守ろうという意識もないし、空港を潰す潰さないなんていうローカルな話ではなく、もっとドラスティックな大きなステージが必要やと思うのやね。。。普天間なんかも彼に任せられたら、米軍削減統合の方向性をうまく見いだせそうに思うのやね。。。

 

 いつまでも同じような人たちが同じようなことばっかりやっていた。。だから、政治が国民からソッポを向かれて、コレ幸いに役人達が、自分たちのやりたいことをやりたいようにやってしまいよった。。。これが、今の混迷の原因や。。。官僚達の利権を手放させるには、若くて、向こう見ずな所のあるような、ちょっと強引な人が良い。。。しがらみも無いから、より国民目線で物事が見られるからね。。。

 

 民主党政権になって、役人天国は無くなるどころか拡がっている。公務員の労働組合である自治労なんかに支持された政党が、身内に不利になる改革なんて出来るはずがない。。。人件費2割削減の公約は、まさに絵に描いた餅で、全く減ってないどころか逆に増えておる。。。やっぱり、嘘つき民主党に未来は無いで。。。

 

4/16(金) ワシントンでの日米会談はわずか10分。。。それも非公式で、日本は、徹底的に無視されたような格好。。。存在感がなさ過ぎやで。。。鳩山さんよ。。。

 

唯一の被爆国、日本は、そもそもこの核セキュリティーサミットにおいて、大きな発言権とリーダーシップが求められて当然やった。。。それやのに、鳩山さんの頭の中は普天間でいっぱい。。。沖縄の一米軍基地のことなんか、世界は関心無いって。。。空気読めよ。。。

 

 日本の経済力は、中国にもう抜かれたとはいえ、世界第三位や。。。あんまり冷遇すると米国債権を売ってしまうぞ・・ぐらい言えるのやで。。。それやのに、この体たらく。。。日本は千載一遇の世界に向けたリーダーシップ発揮の機会を逃したとも言えるね。。。

 

 まぁ、鳩山さんや小沢さんは、選挙至上主義に陥っている。。。全ては選挙のために動くのは、政治家の性なのやけど、いつも選挙対策ばっかりやられていたら、いつ政治をするねん。。。何か、政治っていうのが、卑しくなってしまって、品格が無くなってしもたね。。。その辺の所を、他の国の首脳達に見抜かれているのやね。。。相手にされてない雰囲気がプンプン。。。や。。。

 

 かと思えば、舛添さんが東国原氏とか橋下徹氏とかと、新党構想やて。。。まぁ、人気のある橋下氏の奪い合いをやっているようなもの。。。関西の三空港で、伊丹を民間に売って、その金で、関空の一兆円の借金をチャラにしようなんていう話も出てきて、最近、空港関係の話題が賑やかや。。。

 

 

 確かに日本は、空港整備に今まで過大過ぎる投資をし過ぎてきた。全国に地方空港が整備されるのはええけど、その空港が一日3便とか4便しか飛行機が飛ばない・・・なんていうところがザラにある。。。税金の使い途として、離島ならともかく、なんぼでも近くに空港があるのに、贅沢すぎるという批判は正しいね。。。

 

 日本という国は、公共投資という美名のもとに、道路やダム、空港やら、高速道路など社会資本に随分お金を使ってきた。景気対策だと言っては使い、地域振興だと言っては使い・・・。何かにつけて、お金を使いすぎてしまって、出来た借金が国民一人当たり600万円。。。どうすんねん、このツケ。。。

 

 

 莫大な借金には、高い金利がかかっていて、返しても返しても借金が減らない悪循環に陥っている。。。増税より質の悪い赤字国債。。。あまりにも安易にこの国債増発に頼りすぎる体質は、今さえ良ければ、先のことなど、どうでもいい・・・という、無責任極まりない現政権の体質を露呈してしまっているやんか。。。

 

 私は、そんなに国や地方が金がないのやったら、公共の土地やら、不動産、ビルなどを、もっと民間に売って、借金を減らす努力をすべきやと思うのやね。。。どんな地方の都市に行っても、その県の県庁とか、その地方の中核都市の市庁舎なんかは、その街のどまんなかの一等地にある。

 

 そもそも、その高価な土地に市民、県民の血税で、立派すぎる建物が本当に必要やったのか。。土地の安い少し郊外に引っ越して、その跡地を民間に売却して、借金を返す手もあるやんか。。。無駄に広い国有林とか、保有する意味の薄い公共用地。こんなのも、本当に無駄なく資産活用されているかと言ったら、ほとんどが無活用やろ。。。これはもったいないで。。。

 

 今の日本の状況というのは、個人の金融資産が多くて、国や地方は、借金のため、財政が破綻寸前の火の車。。。この状況は、長引けば長引くほど、酷くなる。。。借金を一刻も早く返済して、金利負担を軽減させないと、国民市民の負担は、まだまだ増大する。。。

 

 私は、なんでもかんでも、国や地方自治体がしゃしゃり出てきて、財政出動してしまう時代は、もう終わったと思っているのやね。。。役人たちっていうのは、基本的に、商売人ではないから、お金の稼ぎ方を全く知らない。。。使うことばっかりが得意やから、こんな借金が雪だるま式に増えてしもたのやんか。。。

 

 だから、そんな奴らに大事な税金を出来るだけ使わせないようにして、我々みんなの共有資産をもっと、市場に出して、どんどん活性化したえええと思うのやね。。。

 

 京都でも、四条烏丸やら御池通の高い家賃のテナントビルに、ほんと多くの国や市の出先機関やら天下り機関が入居して、税金を使いまくっとる。。。なんで、こんな一等地に、清貧であるべき、公務員さんの職場を設ける必要があるのか、全く疑問でしゃあない。。。

 

 もっと郊外の廃校になった小学校の跡地なんかに、官庁街をこしらえて、そっちに全部引っ越したらええのや。。。我々は公務員さんたちに、ピカピカのホテルのようなオフィスで働いてもらうために、高い税金を払っているのではないのやからね。。。

 

4/17(土) 4月は毎年、日本では新年度の始まりの月や。。。その4月の月末となりゃ、憂鬱になる人も多いのやないのかね。。。申告所得税の引き落としはあるし、固定資産税もこの時期に払わないといけない。。。高い金払った、自分の土地と家やのに、家賃に近い金額の税金を払わないといけないなんて、なんて日本の税は重いのやろうと、痛税感を、一年中で一番感じる季節の始まりや。。。

 

 それにしても、日本は、いろいろな名目でお上が、国民のお金を取り上げてしまう国やね。。。買い物する度に払う消費税、喉が渇いて飲むビールは酒税、給料から天引きされる源泉徴収の所得税、天引きされている厚生年金の掛け金やら、雇用保険の掛け金、健康保険料、車の燃料にかかるガソリン税に、自動車にかかる自動車税やら自動車重量税、自賠責保険の保険料、領収書に貼らないといけない印紙税、やっと家を買ってほっとした時に来る不動産取得税、いったい、どれだけ税金が有るのやろうと、めまいがするぐらいやで。。。

 

 バラバラに取られているから、そんなに感じないのかも知れないのやけれど、日本は、もうすでに、とても住むだけやのに、とても高コストの国になってしまっている・・・と言っても過言や無いのやないのかね。。。税率は低いように偽装されているけれど、福祉や年金の積立金まで入れると、とてつもなく高額のお金を国や自治体に吸い上げられていると言えるのやね。。。これってちょっとした、社会主義国並み・・・なのやないのかね。。。

 

 私は、日本の経済がなかなか活性化出来ない理由は、実はこんなところにあるような気がするのや。。。つまり、収入の割には、可処分所得が少なくて、義務的経費の負担がとてつもなく重い。。。これって、役人達のええように世の中を作られてしまっている・・・という証拠でもあるのやね。。。

 

 国民から吸い上げられたお金の多くは、公務員さんたちの給料に消えてしまっていて、その国民から吸い上げられたお金に、みんなが群がっている構図。。。健全とは、お世辞にも言えないね。。。

 

 それと、金融資産があるのに、なかなかお金が回らない現象。。。これは政治の責任や。。。みんなが信じて疑わなかった老後の安心のための年金。。。安心しきっていたら、次々と不安な材料が続出してきた。消えた年金問題やら、支払っていたはずやのに、カウントされていない不祥事など、今まで信じていた事に、裏切られた反動は大きい。。。

 

 老後は年金があるから安心と思っていた人たちも、政府のやっていることやのに、どうも不安で、将来どうなるかも知れない・・・ってなったらどうやろう。。。国民は財布のひもを緩めるどころか、逆に引き締めてしまう。。。ただでさえ、始末をしてきた年代の人たちだから、金はあっても使おうとしない。これで、景気なんて回復するはずないやんか。。。

 

 

 おまけに、若い年代の人たちは、正社員ではなく、契約社員やらフリーターなど、社会的に不安定な立場に置かれている人の割合がとても多い。。。働き出して10年経っても、まだ時給820円の世界から抜け出せない人たちっていうのは、あと10年経っても、同じ。。。世の中の不安定さは、増しこそすれ、改善されることは少ないのやね。。。

 

 

 私は、そもそも、国が雇用の安定のために何か施策をするというのが、眉唾ものに見えて仕方がないのやね。。職業訓練やら、労働局のやっとるハローワークやら、労働基準局のお仕事・・・・。私は厚生労働省っていう役所の仕事が、どうも本当に必要な仕事なのか、甚だ疑問に思う事が多いからや。。。年金関係は財務省に統合して、収入庁にして解体してしまってもええと思うぐらいや。。。ハローワークはリクルートなんかの民間にでも、させてりゃ、アカンのか。。。高い給料の役人がわざわざしないとアカン理由がない。。。

 

 

 今の世の中、何でもかんでも国に頼りすぎやし、国の責任をどんどん追求してしまうケースが大きくなりすぎて、世の中、おかしくなってきていると思わへんか?薬害とか水俣とかカネミ油とか、そんな事件で、国家賠償訴訟というのが、増えすぎたのが私は、大きなきっかけになったと感じているのやね。。。つまり、このことが、国や地方の仕事を激増させてしまったし、何でもカンデモ国に責任を押しつけてしまうような悪しき風習を作ってしまったと思うのやね。。。

 

 例えばある製薬会社が製造した薬が、実は肝炎を引き起こしてしまう薬やったとしよう。肝炎になってしまった患者さんたちは、製薬会社に、損害賠償の裁判を起こすやろう。。。ところが、国がその薬をチェックする仕事をしてしいるからという理由で、国にも責任があるとしてしまったらどうだろう。。。

 

 普通、この手の不利益は、民事の当事者間で話し合うルールがある。ところが、国が噛むことで、患者側は、あまりにも、莫大な請求が可能になってしまう。。。そして、その解決金が、我々の税金から、いとも簡単に支払われてしまう・・・という現実があるのやね。。。これが民主主義的に、公平なものなのかね。。。社会正義も無い。。。。

 

 このことに関して、我々国民には、全く非がない。。。悪いのは、薬の審査を安易に通してしまった担当者であって、我々国民の税金で、ほんとうに、この人のミスをカバーしてあげる必要があるのかどうか・・・という問題が残るのやね。。。

 

 というのは、この手の損害賠償っていうのは、青天井に拡がる懸念があることなんや。もし、この薬品のおかげで、何十万人もの人が一生寝たきりになってしまって、その人たちの一人何億もの、遺失利益を全部、国賠で支払ってあげなければならないとしたら、国は確実に破綻するのや。。。その人たちの寝たきり一生入院生活を支えるために、我々他の国民が納税を続けるということになる・・・という馬鹿げた話になる恐れが、十分にあるからなんや。。。

 

 私は、肝炎訴訟の時にも書いたけど、この手の国賠訴訟には、何らかの歯止めが必要やと思うのやね。。。それも国民全員が納得できるレベルの。。。具体的には、国は新薬の審査を誠意を持って行うが、その責任を限定的にしか負わない・・・というルールを確定しておく必要があると思うんや。。。そうでないと、親方日の丸体質に豹変してしまった患者訴訟団の食い物に国がされてしまう可能性があると思うのやね。。。

 

 

 まぁ、現実的には、心情的に、ものすごくお気の毒やという気持ちはある。でも、だからといって、凄まじい金額の和解金やら保証金の類をバンバンと何の制限も無しに払われていたら、我々国民はたまったものやない。。。新薬の審査をしている職員が全部払ってくれるのやったらええけど、そうやなく、更迭する程度だけなんやろう。。。どうせ。。。

 

 

 国家が支払うお金というのは、公金である。一職員のミスを国が賠償しなければならない・・・というルールは、実は、あまりにもその職員に高いレベルの責任を負わせてしまうことにもなる。。。失敗すれば、何兆円ものリスクがあるようなケースも考えられる。そんな危険が一杯の仕事は、一納税者からしたら、ご遠慮願いたいというのが本音やんか。。。この国のリスクマネジメントは、まだ赤ちゃんレベルや。。。

 

 もっと、ちゃんと、せっかく収めた税金を、大事に使ってくれと、この時期には、本当に強く感じるね。。。

 

4/18(日) 人には、いろいろなタイプの人がいるもので、いつも冷静沈着な人とか、自分を奮起させるのに、何か目の前にニンジンをぶらさげておかないと走れない人。。。いつも何かに追いかけられてないと、動けない人など、生き方は様々や。。。

 

 私は、どっちかと言えば、何か実現可能な身近な目標設定をしておいて、それを実現していく事に、高い満足感を得られるタイプのような気がする。

 

 例えば、今度のお正月には、どこかへ海外旅行をでもようとかを計画する。それがあるから、休み無しになっても頑張ろうという気になれる。。。。そんな人は多いのやないかね。。。

 

ただ、その目標が少し大きすぎると、なかなか実現が難しくなってしまうから、なかなか真剣になれない。。。例えば将来医者とか弁護士になろうとかすると、目標が大きすぎて、実現の可能性が極端に低くなるから、なかなかモチベーションも上がらない。それが旅行なんかだと、ほぼ間違いなく実現するから、うれしくなれるものなのやね。。。

 

 

 でも、人間歳を取ると、若いときとは比べものにならないほど、一年間が早く感じることが不思議と多くなる。それだけ、若いときには、いろいろな刺激が多く、好奇心も旺盛で、それを受け容れる感受性も高いから、一日一日が充実して、濃かった・・・ということ・・・なのかね。。わざわざ目標なんて設定しなくても、毎日が刺激にあふれていて、悩むことも多かったからね。。。

 

 

 ところが、年齢がいくと、比較的に毎日が同じことの繰り返しが多くなる。マンネリになるのを防ごうと、工夫をしないと、なかなかモチベーションの高さを維持できないということなのやろうね。。。だから、何か生活にリズムを作ろうとして、何か、自分の楽しみを持つと、精神衛生上、大変効果的だということが、経験値が上がる毎に判ってくる・・・。

 

 

 気持ちの持ち方で、人生っていうのは、楽しくもなり、苦しくもなる。金をかけるのも、それはそれなりに楽しめるのだけれど、そんなに金をかけなくても楽しむ方法というのは、実はたくさんあるのやね。。。

 

 

 若い時には、馬鹿にしていたようなこと。例えば散歩をする・・・といいことだけにしても、昔はただ単に、歩行というのは、目的地に近づくためだけの手段やったのやけれど、散歩が目的となると、誰かと知り合いになったり、道中、桜が綺麗やったり、新しいお店が出来ていたり、自分だけが楽しくなる発見があったり、そんなのが楽しみになる。。。

 

 

 若い時には、あまりお金が無くて、安く楽しめるレジャーであったキャンプも、またそれはそれで、仲間とたき火酒をする楽しみであったり、現地で手に入れた新鮮なイワナを賞味する楽しみになったりするわけである・・・。

 

 今年も、もう少しでゴールデンウィーク。子供たちも成人して、またオッチャン・オバチャンだけ10人ほどで、近くのコテージのあるキャンプ場に出かける予定である。今年は何を喰おうか。何をして遊ぼうか。どんな格好をしていこうか。それだけでも、わくわくなれる・・・。いくつになっても、子供のような気持ちを忘れない。。。それが、頭の中の老化防止とか、リフレッシュには、意外と、大事なことなのやね。。。

 

4/19(月) 迷走する普天間問題は、結局、沖縄の人たちに、実現不可能なのに、過度の期待だけを抱かせて、そして、アメリカには、無用な「いらだち」だけを与えただけになってしもた。。。諸条件を全部満たすような、ちゃんとした腹案など無いくせに、3月末までに政府内で出来ているはずだった合意のカケラも見えない。。。

 

 そもそも、こんな大きな問題を、労組上がりの平野官房長官のような人を責任者に据えた神経が信じられない・・・。この人、安全保障とか軍事の分野で、そんなに熟知しているとは思えない素人さんやんか。。。そんな人に何が出来るものかね。。。早く替えた方がええで。。。前原やったら出来ていたかも知れないのに。。。

 

 多くの部隊が日本国内に存在するなかで、この海兵隊のヘリコプター部隊が居る普天間基地たった一つを移転させるだけに、なんで、こんなに苦労するのかね。。。国家の体を成してないで。。。。聞けば、この引っ越しプランの中には、ここ以外に沖縄本島南部の地域に点在する基地を日本に返還するプランが含まれているのやね。そこと含めて配置換えでの交渉だとしたら、ここまでこじれる事はなかったのやと思うのやね。。。

 

 

 この問題は、私は、有る意味、民社党が、政権交代が実現したのだから、日本が過去にやった合意事項を反古にして良いのではないか・・・という甘い見通しが民主党内部に有ったのやないかと思うんや。。。外交っていうのは、そんなに甘いものやなくて、国と国との決めごとや。。。つまり過去の合意っていうのは、国と国にとの正式な約束事になる。

 

 

 だから、それをひっくり返して、また一から交渉をするなんていうのは、実は、とんでもなく非常識で、失礼な話なのやね。。。米軍からしたら、日本の政権担当政党が交代したからと言って、全部今までの自民党政権との約束事が無視されるなんて、普通では考えきれないからね。。。

 

 

 ところが、奢れる民主党政権は、勝手にそんな約束も変えられるものやと、思いこんでいた。。。ここの不幸が有る。。。のやね。。。

 

 

 他に社民党との政権を作ったのも、失敗やった。。。国民新党も社民党も、国民からの支持が1%にも満たない政党や。ところが、この不人気政党の党是とも言える沖縄の基地問題と郵政民営化反対を、丸呑みしなければならない不運。。。国民がこんなのを支持するわけないやんか。。。

 

 

 民主党自身の党内にも問題が山積や。10年前に結党した民主党は、自民党から来た勢力と社会党から来た勢力が手を組んでいる。つまり、意見の相違には目をつぶって、選挙に勝つためだけに手を結んでいたツケが、ここにきて露呈している。

 

 この政党には、首尾一貫した外交政策とか、論理立てられた経済対策というものが全くない。そんな不得意分野を抱えたまま、10年経って、たまたま政権交代が実現した。野党の時は与党の文句ばっかり言っているだけで良かったけれど、いざ自分が与党になると、そうはいかん。。。政党としての背骨が無いまま、肥大化してしまった民主党を誰もまとめられない。。。それが小沢につけ込まれた・・・。とも、言えるやろうね。。。

 

 まぁ、せっかく政権交代をしたのやから、もうちょっとまともな人たちを前面に押し出して、民主党はやり直した方がよい。危険水域と言われる支持率30%をあっさり割り込んで、小澤幹事長や総理自らは、脱税やら収賄で、袋だたき状況。。。参議院選直前に自ら退陣して、フレッシュイメージに、民主党をリューアルする作戦なのやろうけど、うまいこと行くかね。。。

 

 国民は結果が出せないような政党には、どっちみち投票しないやろうからね。。。

 

4/20(火) 先日、日本道路公団の人がお二人で、集中工事の説明にパンフレットを持って会社に来られた。5月10日から22日まで、豊中−春日井間で一斉にリフレッシュ工事をやるそうや。まぁ、この時は、毎度、いつもの事や。。。と思っていた。ところが、説明を聞いていて「えっ」と思ったんやね・・・。

 

 本線の工事は午後8時から午前6時の間だけ通行止めにするのやけれど、名神京都南インターの出口は使えるのだけれど、入口が、何と、13日間も昼も夜も、全く通れなくて完全閉鎖するのやという。。。えっ、夜だけとか、1車線づつ工事するのと違うのか?

 

 私は、こんな大きな工事をする時には、慎重に、いろいろシミレーションしてからやるものやと思っていた。今回ももちろん、いろいろ計画されたのだろうけど、大渋滞が予想されるインターの周辺地域で仕事している者からしてみれば、何か一車線だけでも通すような手が取れなかったのかねと、疑問を抱いてしまうのやね。。。インターチェンジの入り口を完全にストップ。それも13日間も。。。影響、大きすぎるで。。。

 

 

 まぁ、先日、第二京阪が開通したから、意外と大阪方面は、そっちに流れて代替が出来るとは思うけど、問題は名古屋方面や。。。工事期間中、ずっと山科の五条通は混むだろうし、行楽帰りの日曜日も、堀川通りの南行きは、大混雑になること間違いなし。。。もうちょっと、迷惑が少なくなる方法は採れなかったのかね。。。と残念や。。。

 

 

 最近、何かにつけて、今まで完全な信頼感が置けていたものが、ちょっと素人目に見ても、任せて大丈夫かいな・・・と思うようなことが増えてきたのやないのかね。。。強風で高速道路の工事現場の足場が倒壊したり、大きな橋桁をつり上げるクレーンが、横転事故を起こしたり、今までは、有るはずがなかったような事が、ちょっと増えたような気がするのやね。。。

 

 私は、これって、日本全体が、ちょっと「たるんで」来たようなところがあると思うんや。。。日本人の仕事っていうのは、単純労働ばかりやなくて、実は、職人気質が、かなり優先される部分がまだまだ有って、その熟練の職人さんたちが、団塊の世代の定年退職によって、どんどん職場から消えて言っている。後に残ったのは、マニュアルに頼るしかない、経験の浅い人たちばっかり。。。日本のもの作りの現場から、急速に熟練者が減少していったことと、大きな因果関係があると、私は思うのやね。。。

 

 危機管理とか、現場の安全や、無事故体制っていえのは、実は、かなり多くの部分を極めて人間的な、勘や経験値に頼っているところがあって、これが消えかけてくると、とんでもないヒューマンエラーが起きてしまう可能性が高まってしまうのやね。。。

 

 若い人たちは、個々の限定された仕事を確実にこなすのは得意なのやけど、物事を俯瞰的、多角的、総合的に判断する能力には、意外と長けてない人が多い・・・ような気がするのやね。。。いろいろなマニュアルを積み上げて90点は取れるレベルなのやけど、あと10点が足りなくて満点にならない。。。こんな事が多いのやね。。。ところが安全の世界は、常に100点満点が要求される世界。。。ここにギャップがある。。。

 

 以前なら、常識で済まされて来たことが、今は、いちいちマニュアルで指定しないと何も出来ない。。。これは、実は、意外と深刻な問題なのやね。。。日本というのは、日本人同士のあうんの呼吸というのがあって、一を言って十を知るようなところがあって、俺の目を見ろ、何にも言うな。。。目は口ほどに者を言い。。。アイコンタクトで、その人が何がしたいのか、何を言いたいのかを、推し量ろうとする文化がある。

 

 ところが、いろいろな人種が集まってきたような国では、一から十まで説明が必要になってくる。例えば、盆やお彼岸に使う、ろうそくのメーカーさんは、日本人向けならば、大した説明書きを製品の箱に表示しなくて良かったのやけど、他国の人に売ろうとすると、この蝋燭は、口に入れてはいけません。食べるものではありません・・・からの説明が必要になってくる。

 

 コミュニケーション不足も気になる。職場っていうのは、チームワークが必要や。特に安全が必要なところでは、特に相手との信頼関係が、必須条件になる。ところが、仕事が終わってからチームで飲みには行かない。普段は仕事以外の話もしない・・・。メシも別々・・・では、大事なコミュニケーションを取る術もない。。。ここいらが、日本の安全神話が崩壊していく遠因になってしまっているのやないかね。。。

 

4/21(水) 京都駅の南側で今春オープン予定だったイオンモールKYOTOが6月4日に正式開業することが発表になった。ジョイントコーポレーションが建設した京都最大級のショッピングモール計画は、建設途中に、施主が会社更生法の適用を受けるなど、紆余曲折を経て、やっとイオンモールの手による初めてのプロパティマネジメント事業として、実現することになる。

 

 イオンモールKYOTOは、店舗面積が45200uと、ジェイアール京都伊勢丹を抜いて、京都駅周辺地域では最大、市内でも京都高島屋に次いで第二位の規模で、約130店舗のテナントが入る。

 

建物は「Sakura館」と「Kaede館」の2棟からなっていて、5階部分に入る東映系のシネコン「ティ・ジョイ」を集客の核とし、衣料品店のユニクロや家電量販店のソフマップ、雑貨店の無印良品など、おなじみの企業が、各々1600uを越える大型店舗を展開する。当初予定にはなかったスーパー食品部門にも、イオン系列のスーパー・コーヨーが京都初出店する。

 

また、全国でも初というテレビ番組のグッズ販売店「テレビエンタストア」も出店予定で、多くの修学旅行生が訪れる京都の特性も活かした展開となっている。他にも大垣書店が3000uを越える超大型書店を、今秋にはなるが、ファストファッションのZARAも出店する予定だという。ほかに、注目はカジュアル衣料品店ギャップの家族向け新ブランド・・・。恐らく関西初出店になるのではないやろうか。。。

 

イオンモールKYOTOは、半径5q以内に住む約30万世帯をターゲットと位置づけていて、主に30代の団塊ジュニア層や、大学生、単身赴任の会社員などを狙ったモール構成になっているという。年間の来場見込み数は何と、約1000万人を想定していて、従来京都の商業中心地だった四条通界隈をも狙った作戦になっている。

 

京都駅周辺にはすでに家電量販店のビッグカメラが営業していて、この10月には、旧近鉄百貨店(丸物)跡地では、関西最大規模の店舗を開業する。そうすれば、京都駅近辺に、ビッグカメラ、ソフマップ、ヨドバシカメラ、ジョーシンなど大手家電販売店が四つも集まることになり、衰退気味の寺町通の電気屋街とは対照的に、家電店地図も塗り変わることになる。四条河原町エリアでは、河原町阪急がこの秋に閉店を予定するなど、退潮傾向が続いており、大きなマーケット移動が起こる可能性がある。

 

京都中心部では比較的元気な四条烏丸エリアと、京都駅エリアでの、集客合戦が、より一層激しくなる事が予想される。。。両エリアは地下鉄でたった二駅の距離。。。集客に成功したところだけが生き残れる激しいサバイバルレースの始まりやね。。。

 

4/22(木) 来週の土曜日から上海万博が開幕・・・なんやて。。。それにしても、もう、一週間とちょっとしかないのに、まだパビディオンの2〜3割が完成してないのやて。。。先日も、一日40万人の来場者が予想されているのに、たった20万人の来客テストにも関わらず、大混乱でパニック。。。大混乱のおかげで、ガラスまで割れたそうや。。。

 

 まぁ、中国っていう国は、良い意味でも悪い意味でも、国家の威信を賭けて物事をやりとげる共産党一党独裁国家やから、意地でも開幕時には、格好をつけてくると思う。。。出来るか出来ないか・・・ではなくて、「やる」国やからね。。。

 

 まぁ、地図を開けて見れば判るのやけれど、上海っていう都市は、日本に予想以上に近い。。。長崎の五島列島の600qほど先にある。大阪から距離にして北海道の千歳空港に行くぐらいの距離で上海に着く。。。日本に取ったら国内線ぐらいの距離感で行ける外国なのやね。。。

 

 格差格差と言うけれど、中国は、もう年収が日本円で1500万円以上の人が何と、1億人を突破したそうや。。。ほとんと日本の人口に近い人が年収1500万円以上・・・・。国民が13億人だから、何と13人に一人はもう大した収入を得ている。。。そんな人たちが飛ぶ鳥を落とすような勢いで生活し、いろんなものをバンバン生産している。。。

 

 中国では、例えば電話は、ちょっと前まで、数十軒に一台しか、固定の電話機は無かった・・・。だから、ほとんどの人は電話機に接することがないまま、いきなり、デジタルの携帯電話の時代に突入している。つまり、中国の人にとって、今は、いきなり、光り輝く未来に、タイムマシンに飛び乗って、やってきたようなものや。。。

 

 だから、電話機の発展に連れて出来上がって来たような、社会的なルールとか、マナーの問題とかを、日本人の感覚で推し量るのは、少々、中国人には気の毒な話なのやね。。。まず、電話機がなったら、受話器を上げて、電話に出るものだ・・・という常識から教えないといけないような話やから。。。

 

 マナーや道徳っていうものは、例えば、乗り物に乗っている時とか、静まりかえっている映画館や舞台などでは、みんなの利益のために、静かにした方が、より快適に過ごせる・・・ということが有って、初めて、そんなところでは、私語や、携帯電話の使用は控えた方が良い・・・というルールが出来上がるものや。。。ところが、その時代の背景が全く無いまま、未来の国に舞い降りたばかりの中国の人なんかは、そんな人への配慮とか、公共の場所での決め事などが通用しないのやね。。

 

そういえば、日本の大阪万博の時なんか、いろいろな地方から、お揃いのサンバイザーを頭にかぶった、農協のおじいさん、おばあさんたちが、観光バスに乗り込み、大挙して大阪にやってきていた。。。その農協ツアーの勢いは、そのまま、農協の団体旅行でハワイやパリなどへ団体で海外旅行をする大ブームに繋がっていて、世界のあちこちで、ザ・ノウキョウ・ツアーのご一行さんたちが、目立った時期やったね。。。まさに、日本もいつか来た道や。。。

 

 かなりの田舎から、来られていたお年寄りの方達は、万博会場で、生まれて初めてカレーライスを食べた人も、いらしたようで、プラスチックのスプーンを、使いにくそうに、グーで握って食べておられたのを、思い出す。。。それから、日本も高度成長したんや。。。だから、中国人のマナーの悪さを批判するのは、日本人はよした方がよい。。。日本も40年前は、あんなものやったのやから。。。いや、もっと酷かったかも知れないからね。。。

 

 東京五輪の時に、日本は世界中の国から、お客様を迎えるために、いろいろなことをした。エスカレーターは、急ぐ人のために、左側を開けて乗るようにとか、電車の乗車には、ちゃんと列を作って、降りる人が完全に降り終えてから、乗る・・・とか、人の集まるところとか、公共の場所では、飲み食いをしないとか、道にゴミを捨てては行けないとか、立ち小便はしてはいけないとか、今では当たり前のことのようになっていることが、実は、1964年に出来た事で、それまでは、日本もそんなルールやマナーなんて守る人など、ほとんど、いなかったということなんやね。。。

 

 私は北京五輪と上海万博が、日本の東京五輪と大阪万博に、とてもよく似ていると思う。。。時代を一歩進めるための、良いきっかけになったという意味があるのやね。。。どちらにも。。。

 

 

 日本も、もうその頃のことを知る人の数が、これから、どんどん減っていく。。。だから、ノスタルジックに、その頃のことを回顧する三丁目の夕日や、ゲゲゲの女房なんかのドラマや映画がよく出てくる。。。日本が一番輝いていた時代を懐かしむのもええけど、いまをどうしたらええか。。。こっちが問題なのやね。。。

 

 

 日本は下手に歴史があるから、今の経済情勢は、どうしても、昔と比べてしまって、お先真っ暗や・・・と考えてしまう。。。それより、全然収入も低くて、先行きなんか全く判らない中国の人の方が、夢と希望に満ちあふれている。。。この差は、実はとても大きいのやね。。。

 

 政府の仕事の大部分は、実は、国民に夢や希望を与えること・・・やと思うのやね。。。そういう意味で中国の政府は高得点だし、日本の政府は落第点しか、やれない。。。金も余裕もある日本が、なぜ、楽観的な未来を描けないか。。。私は、「気の持ち方」では済まない何か別の要素が、日本には大きく欠けているような気がしてならへんのやね。。。

 

 逆に言えば、日本を元気にするには、政治が国民に明るい未来や、希望有る夢を提示出来るかどうかにかかっているのやね。。。私には政府が小さくて、国民負担が小さく、住みやすくて安全な日本が、その夢のための最低条件なのやけど、どうも、最近はもそのポイントからずれた考え方ばかりする人が多くて気になる。。。日本の未来は明るい・・・。そう思えるニッポンに、してほしいもんや。。。

 

4/23(金) 大阪都の実現を目指す橋下徹大阪府知事が府議会議員やら市会議員、堺の市議会議員などを束ねて、橋下新党を旗揚げした。橋下人気にあやかりたい議員さん連中が、橋下氏を担ぐ御輿をこしらえた格好になった訳だが、どうなのかね。。。桂ざこばやら辛坊治郎も、橋下新党から出馬なんていう噂もある。。。

 

 存在意義の薄れる大阪市は、反対して、平松邦夫市長も橋下氏と対決姿勢を鮮明にしているのやけど、私はもこのバトルって、あんまり、実のない論議のような気がするのやね。というのも、元MBSアナウンサーの平松さんの言っている大阪市スーパー政令都市構想っていうのも、他の市とは大阪だけ、特別扱いをしてほしいぞ・・・という類のお話や。。。

 

 道州制の実現とは言っているけど、大阪市が大阪府に飲み込まれてしまうという、小役人の「メンツ」のようなお話が前面に出されているから、腹が立つのやね。。。大阪府と大阪市の職員同士っていうのは、仲が悪くて、実は大阪府の職員たちは、うちのほうが偉い・・・って言っているし、大阪市の職員は、職員で、大阪市抜きで大阪府はあり得ない存在だから、府の言うことなんて聞かない・・・なんていう態度が目に付く。。。

 

 つまり、組織としての大阪市を堅持したい大阪市職員たちは、自治労大阪市連が支持した平松氏をヨイショして、なんとか大阪市の職員としての身分保障をさせようと必死なのやね。。。そんなに、美味しい利権でもあるのかね。。。大阪市って。。。

 

 橋下さんの言っている大阪都構想っていうのは、大阪市とその周辺の市である大阪府の中の市町村を集めて、人口20万人ほどの、20ほどのブロックに分けて区にした上で、各々の区を東京のように、独立した行政単位として独り立ちさせようというプランなのやね。。。つまり、天王寺区という地方自治体が出来て、そこに選挙で選ばれた区長と、区議会議員を置く。その区のことは、その区議会で決めていくということや。

 

 つまり、大阪市や堺市、東大阪市、門真市などがこのブロックの中に入って、人口の少ないところは大幅に合併した区になり、大きな区はそのまま区に移行する。。。こんなイメージや。。。そして、大阪都は、その総まとめになって、オール大阪でやった方がよいことだけを決めていく。。。それだけのことなんや。。。

 

 つまり、今まで区役所や市役所でやっていたことを総合的に合併させて、効率化を図り、無駄を無くした上で、市議会議員や市会議員廃止。区議会に再編成し直して、権力を分散させようというのやね。。。ただ、このプランには大阪都が大きな予算と権力が集まることにもなる。

 

 大阪府の予算と大阪市の予算が合併になって、権力の二重構造を解消するという、長い間の懸案がここで解消されることを期待しているのやね。。。私は、橋下案の方が、賛同出来るけどね。。。

 

 そういえば、来年あたり、大阪市の市長選挙があるはずや。。。もし、この市長選に大阪都実現のための橋下徹氏が府知事を辞して出て、平松氏に大勝するようなことになると、いよいよこのプランも現実味を帯びてくることになるのやけれどね。。。

 

 大阪都の実現は、実は、関西州での州都争いに釘を刺す意味合いも強い。関西州の州都については、大阪・京都・神戸が候補になるやろう。。そこで、やっぱり人口とか経済規模とかで、大阪をとるのか、それとも迎賓機能とか、文化度とかで京都にするのかの一騎打ちになるやろう。そうなりゃ、やっぱり、橋下徹がベイエリアの州都を確保しているとなったら、京都人も、しゃあないなぁ。。。大阪でも・・・ってなると思うのやね。。。

 

 ところが、これが、大阪城に近いおんぼろ府庁舎や中之島のボロボロの市役所庁舎が新しい州都の庁舎やと言われたら、ちょっと反発して、イケズな京都人気質が出てくる。。。そのことも、橋下徹は見据えているのやないのかね。。。大阪が都になっていて、ATCが新庁舎やとなったら、神戸も京都も反対出来ひん。。。のやないのかね・・・多分。。。

 

 まぁ、来月、大阪市議会の補選がある。そこで大阪市福島区の会社役員の女性を初の橋下新党公認候補として立候補させることになっとる。まずはお手並み拝見かね。。。

 

4/24(土) 前の厚生労働大臣で自民党参議院議員の舛添要一氏が、自民党を離党して、舛添新党を結成することになった。前回の自民党の大敗で、執行部の刷新を訴え続けて、谷垣総裁に拒否され続けて、ついに居場所が無くなってしまったというところかね。。。

 

 この人、自民の下野後、ずっと、自民党の執行部の人事刷新を言い続けてきた。。。もし刷新出来ないのなら、離党するぞ、するぞと言っていてなかなか離党しないから、「おおかみ少年」ならぬ、「おおかみ中年」なんて揶揄されとった。その背景には、次期総理に誰がふさわしいかを国民にアンケートしたら、舛添要一氏がトップになってていた・・・ということがある。

 

 ただ、私は、これで舛添さんは、少し、判断を見誤ったと思うのやね。。。いくら当選回数が浅いとはいえ、いくら参議院やとはいえ、国民の期待がそのまま、自民党内や世間一般の人気にそのままリンクするとは考えにくい。。。もう少し自民党内でしっかり仲間を作って、支持者を増やす努力もして、それで本家本流で、推挙されるような形に持っていくのが彼にとってベストな方法やったはずや。。。

 

 ところが、自民党内で、舛添氏の人気は、そんなに高くないし、彼のずばずばと物を言う体質は、少し煙たがられていたフシがある。。。だから、舛添氏は、そのあたりも考えて、自民党に見切りを付けたとも言えるのやろうね。。。

 

 ただ、この舛添人気に相乗りしたい人たちがまたいて、今度の参議院選で、とても自民の公認が貰えそうもないとか、どうも、風向きが悪くて当選が難しそうな人たちが、この舛添人気に乗ろうとして合流している・・・というイメージは拭いきれないのやね。。。メンバーが、「落ち武者だらけ・・・」っていう表現も、問題が多いけど、言い得て妙な部分もある。。。

 

 まぁ、連日のように、新党騒動が報道されるのやけれど、どうも、この動きは、民主党に有利に働く。。。自民票が分かれて、小党乱立になる事こそ、まさに小沢の思う壷。。。第三局をしっかり束ねるような動きが出来て来ないと、なかなか難しいやろうね。。。

 

 

 私は、小党乱立の世の中は、良いのだけれど、党が出来た理念が、みんなの党以外は、少し薄いのが気になる。。。政党っていうのは、この結党理念が全てや。。。それやのに、仲良しクラブの「はないちもんめ」ばかりを国民は見せられていては、しらけてしまう。。。

 

 ここは、大きく国民に選択肢を明確に提示した党がリーダーシップを取っていくような方向が出来れば、国民の意思が反映された選挙になるのにね。。。

 

 

 国民は鳩山さんの禅問答のような言葉使いやら、ブレブレが続く発言やらに、もうぼちぼち嫌気がさしているところやと思う。。。舛添さんは、はっきりと物を言うし、出来ないことは言わないという、信頼感がある。迷路に迷い込んでしまっていて、米国紙に失礼にも、ボロクソ書かれても、反論もしない総理ではやっぱり・・・と国民は感じ始めている。。。選手交代の日は、意外と近いのかも知れないね。。。

 

4/25(日) どうも最近の日本というのは、いろいろな意味で、他国からなめられているような気がするのは私だけだろうか。。。

 

 沖縄県の日本の領海では中国の大艦隊が平気でデレゲーションをやって、隙あらば・・・と、こっちの様子をうかがっている。今週も、日本の掃海艇の鼻先を中国国軍のヘリが90メートルまで迫って、威嚇する事件が起こっている。。。

 

また、鳩山総理は、いったいワシントンまで何をやりに来たのかと、くるくるパーぶりをワシントンポスト紙に、批判される・・・。米紙が日本の総理大臣をここまでコケにするのは私は見たことがない。。。日本という国の威厳なんてものは、どこかに消えて行ってしまったのかね。。。記念撮影で日本の総理が一番後ろの一番端っこなんていうの、初めて見たわ。。。

 

 無能な総理や・・・と言われて、私は無能なのかも知れない・・・なんていう鳩山さんの発言は、国のトップとして、絶対に口に出して欲しくない一言や。。。だってそうやろ。。。その総理を選んだのは国民なのやから、それなら、国民が能なしばかり・・・ということになってしまいよる・・・やんか。。。

 

 国のトップがこれだから・・・で済むお話やないのや。。。日本っていう国家そのものが、タガの外れかけた桶のように、きしみだしている・・・のやね。。。

 

 私は、この左翼的政権の、こんな、「ゆるゆる」なところが大嫌いや。。。基地問題でも、いちいち地元の意見を聞いていては、ゼツタイに米軍基地なんていうのを受け容れてくれるところなんて皆無や。。。こんなのは、内密に交渉して置いて、有る意味、電撃的に発表して、有無を言わせずやるしか方法はない・・・のやね。。。

 

 住民の反対運動が盛り上がってしまってからでは、もう誰も受け容れ可能とは言えなくなってしまっている。。。徳之島のことも、本当は、一部の地元の人たちが、莫大な地域振興策と引き替えに、ウチに来て下さいという売り込みから始まっているのやね。。。

 

 ところが、それがマスコミにばれて報道されて、住民が全部反対に回ってしまったから、もう二進も三進も行かなくなってしまつたんやね。。。

 

 

 私は原発の時もそうやけど、国の政策として、地元住民の反対があっても、やらないといけないことはあると思う方なのやね。。。いちいち100%の地元同意を条件にしていたら、高速道路の建設のための立ち退きは出来ないし、成田空港かて、出来なかった。。。。公共の利益や、国の絶対的な正当な指針があれば、私権は制限されることもあるし、それがなく、全国民の同意・・・なんていう理想を設定していては、物事は何も前に進んでいけないと思うからなんやね。。。

 

 

 私は、「お国のため」とか、「国家権力が強制的に」という、前時代的な匂いのする言葉を使うのは嫌いだけれど、これに近いニュアンスが、国権の発動には、実はとても大事なことで、この大きな国家権力の存在というのは、実は、別の意味での日本の安全保障とか、日本の国としての威厳を守り、様々な物事の遂行能力を誇示する意味合いにおいても、とても大事な要素を含んでいることを否定出来ないと思うのやね。。。

 

 

 なんで、ここまで馬鹿にされなければならないのか・・・。どこにそんな原因があるのか。。。あんまり、こんなことが続くと、日本という国は、また右翼的な思想が拡がってくるのが怖い国民性や。。。そうさせないための、有る程度、威厳のある態度とか、他国から尊敬される国になろうとする事。。。これ、大事なことやで。。。

 

4/26(月) 政党っていうのは、それぞれに存在意義っていうのがあるのが普通や。。。公明党っていうのは、創価学会という宗教の普及が第一義になっているし、国民新党は郵政民営化反対というのが、一丁目一番地。。。社民党は、平和と非核。さて、民主党は何かと聞かれたら、どうやろ。。。やっぱり、「選挙命」。。。かね。。。選挙に勝つためやったら何でもやる。。。そう言われても仕方のない事ばっかりやっとる。。。

 

 そりゃ、政治家にとって、選挙で勝つことっていうのは、確かに大事なことではある。ただ、それを政治の目的化してしまったのでは、どうなんだろう。。。政治は選挙の奴隷になってしまう。。。

 

 選挙っていうシステムは、国民の意思を表現するものとして大事な物であるのは判るのだが、私は行き過ぎた民主主義っていうのは結局、地域や偏った業界への利益誘導に向いてしまって、かえって、世の中を歪めてしまう事が多いと思うのやね。。。

 

 全国の土建屋さんたちの票が欲しいから、高速無料化の公約を、斜め前にこねくりまわして、いつの間にか、ねじ曲げて、道路を造り続けられるようにしてしまいよった。その原資は、高速1000円を2000円に値上げすることによって、助かる政府の道路会社への補助金の差額なんやと。。。よくもまぁ、そんな屁理屈をひねり出せたものや。。。

 

 借金苦にもがいている日本で、コンクリートから人へ・・・なんて言っていた人たちが、その舌の根も乾かないうちに、バリバリコンクリートである高速道路を造り続ける下手な言い訳。。。小沢の鶴の一声で、値上げにならないように。。。なんて言っているのも、前原誠司が反発しているフリをしているのも、全部、出来レースやで。。。もともと、この作戦を指示していたのは、小沢本人なのやからね。。。

 

 他にも民主党は、自民党の票田である、農家の票が欲しくて、米や小麦を全く作らない農家に1兆円もの金をばらまく。。。子供のいる家庭だけに、2兆6000億ものお金をばらまく。。。テロ国家の出先機関でもある朝鮮総連系の朝鮮学校にも、我々の税金を入れて高校無料化。。。これに8000億円ゆったっけ。。。そして、その票が欲しいから、在日外国人にも投票権を・・・やて。。。ほんま、この政党のやっとることは、とんでもないことのオンパレードやで。。。

 

 国民に飴ばかり与えて、鞭は使わない。。。媚びへつらうだけで、票をもらおう・・・。必要な金は、借金して、後世につけ回し・・・って、それ、まともな人間のやることやないで。。。日本をギリシャみたいに、経済ダメダメ国家にしてしまうつもりなのか。。。やっとることが無茶苦茶や。。。

 

 

 その民主党のやっていることのなかで、唯一、評価出来るのが事業仕分けや。。。独立行政法人やその先にある随意契約ばかりの天下り先の財団法人。。。増え続ける官製の偽装組織とも言えるそんな、税金で喰っているヤツらを、バッサリと切って欲しい・・・。国民は、これに期待している。。。

 

 ただ、これらの動きは、公務員さんたちの将来を絶望的にする事でもあるから、自治労などの公務員の労働組合が支持している民主党に、本当に肉を切らせて骨を断つような荒療治が出来るのか。。。いささか、疑問が残る。。。

 

 仕事もないのに給料が馬鹿高い、官製のままごとごっこ・・・のような特殊法人は星の数ほど増えている。役人達にこんな特権を与えてしまったのは、昔からを含めて、政治家達の責任や。。。ころころ変わる政治家達と違って、役人達は、常に自分の仕事や将来について、いかにうまく、税金を正当にネコババ出来るかを、必死になって考え続けている人種や。。。そんなのに、ちょっとやそっとで、かなうはずがない。。。

 

 政治家に出来ることは、その増殖する役人の小細工を制限して規制し、税金の無駄遣いを防ぐための法律を整備することしかない。。。役人天国の本当のところ、首根っこを鷲掴みにして、利権を手放さす。。。これが本当に出来たら、国民は拍手喝采し、民主党の支持率は急回復するやろうね。。。

 

 私は、これらの団体に一番効くことは、丸投げ禁止。仕事を下請けに出す事を一切、禁止すること・・・やと思うのやね。。業者を使わず、一切を自分たちの手でやる。。。これを確約させるんや。。。そして、嘘だらけの競争入札なんて、どうせ、出来レースなのやから、止めさせて、全て、自前でやらすのや。。。これなら、本当に汗をかいて仕事をするところしか生き残れなくなる。。。

 

 もうひとつ、効くのは、調査研究とか、情報収集といいう仕事に対しては、国会の完全な許可が無い限り、一切の仕事を禁止するのや。。。国の仕事っていうのは、まず調査があって、その結果を見て、予算を付けて、そして執行っていう流れになる。。。

 

 だから、一度調査っていう仕事に予算が付いたら、自動的にその事業をやらなくてはならない・・・というレールに乗ってしまう事になることが多い。なぜならもし、その事業を中止してしまったら、それまで調査に費やした予算が無駄になってしまうから、役人たちの責任問題になるからなのやね。。。

 

 言い換えれば、まずは調査っていうのは、役人達の常套手段。。。一端、ちょっとでも、調査費が付くと、次の年度には、その上・・ってことになる。そんな予算は無いと言えば、それならば何故、昨年度に予算を付けたのか・・・と逆に突っ込む。。。小さく産んで大きく育てる。。。こざかしい奴らの考えそうな姑息な手やで。。。

 

 今の政治の大問題は、役人たちのやっている仕事が、本当にやらなければいけない仕事かどうか。優先順位を付ける人がいるのかいないのか・・・っていうことやと思うんやね。。。役人は少なくして、税金の無駄遣いは減らして、仕事も減らす。。。これをしないと、公務員っていう人種は、どんどん仲間を増やしていこうと頑張る性質がある。アメーバのようにね。。。役人アメーバに日本が塗りつぶされてしまう前に、何とか、これを食い止めないとアカン。。。

 

これがいま、日本で一番の政治の課題や。。。

 

4/27(火) 空気と安全はタダ。。。日本はそんなええ国やった。でも、その安全っていうのが、近年あんまり、よろしくない状況になってきているのやね。。。

 

 実は、今週の日曜日、私は置き引きに遭ってしまった。たまたま、初めて行った京都府南部の大きなショッピングセンターで、そこのスーパーで買い物をして、ショッピングカートの上についサイフの入ったバックを置いて、他のお店を見ていた。

 

 その日は結構、お客さんが多くて店内は混雑していたのだが、いま思えば、まさかカートの上に乗せていたバッグが盗まれるなど、夢にも思っていなかった・・・というミスが有った。私は普段は、ショッピングカートの持ち手の部分に、長い肩紐をガバッとかけて、そうそう簡単にカバンが取れないようにしていた。

 

 ただ、その日は、少し大きな物を買ったものだから、買い物籠が4つも乗せられる特大のカートに乗せていた。それでレジを通り、籠を降ろした時に、ついカバンが邪魔になっていたので、ポンと大きなカートの上のところに乗せ直してしまっていた・・・のやね。。。

 

 まぁ、私の目の前にあるから、そうそうカバンが盗られるなんて思いもしなかったという油断が有った。そのまま2、3箇所のお店を回ってパーキングに行った。ま新しいショッピングモールというのは、往々にして、パーキングが巨大である。初めて訪れた者にとって、意外と難しいのが、自分の車を捜す作業。。。

 

 この日もなかなか駐めた場所を思い出せずに、20分ほど捜してやっと見つけた。車に買い物の荷物をいろいろ詰め込んで帰宅。その日はヨメさんと二人で行っていたのだが、これが一人だと、自分のバッグが無いのに、もっと早く気づいていたやろう。。。お恥ずかしい話ながら、私は自分のバッグをヨメサンが他の荷物と一緒にトランクに積み込んでくれていたものと、タカをくくっていた。。。

 

 ところが帰宅後、私は、バッグがないのに気付き、慌てて、そのショッピングセンターに電話で、忘れ物、落とし物として届いて無いかを聞いたのやね。。。

 

 まぁ、外国ではも無くしたものが、戻ってくるなんていうことは稀やけど、ここは日本である。拾得物をポッポないないするような人は少ない。。。かなりの確率で、手元に戻ってくる場合がほとんど。。。でも、その日は、落とし物が無かった。やっぱり盗まれたのやろうか。。。

 

 私は、結局、もう一度その店に出向いて、その日の行動範囲を復習して、どこで落としたり、忘れたりしたのやろうか・・と何度も思い出していた。でもね。。。どう考えても、置き忘れたり、カートに残したままにしたり、落とすのに気づかないで帰ってきてしまったとは、全く考えられないのやね。。。そんなにボケてはいない。。。

 

 カバンを意識して覚えているのはスーパーのレジまで。そこまではあった。それ以降、車に戻るまでの間しかない。。。他に寄り道もしてない。。。よくよく思い返すと、ヨメサンがロールケーキを買うために並んでいた時、どれにしようと、カバンから目を離していた。

 

 それと、観葉植物のところで、通路に他のお客がいて大きなカートが通れないところがあって、仕方なく通路にカートを少しの間だけ放置して3〜4メートルほど、1分近く離れていた事を思い出した。その時ぐらいしかカートから完全に離れた時は無かったから、そこやったのかね。。。結構他のお客さんも多かったし・・・。

 

 私はカバンの中にサイフや名刺入れ、カード入れ、現金10万円、通帳、ハンコまで入っている。。。これ無くしたら、えらいこっちゃ。。。次の日の早朝から、サイフの中に有ったクレジットカードやキャッシュカード、通帳などを中止する連絡に追われ、警察へ被害届を出し、証明書の再発行手続きなどに、半日を費やした。。。そして午後から仕事で、大阪へ。。。

 

 お中元の研修会の会場へ、ヨメさんからのメール。。。カバンが見つかったと、ショッピングモールの遺失物係の方から連絡があった。5階のエレベーターホールの床に落ちていたのを業者の人が見つけて届けてくれたのやという。。良かった。。。電話で内容物の確認のあと、ヨメさんに電車で取りに行ってもらうことにした。大阪から帰りに立ち寄れる場所ではないからね。。。

 

 そして帰宅後、カバンの現物を確認。。。何も盗られてない。。。と思ったが、やっぱり、あれっ。。。サイフの中にあったはずの小銭が全くない。。。サイフの中には確か1000円札が1枚だけ有ったはず。。。これもない。。。それと、カードの場所に刺してあったクオカードが4枚ほど、図書カードが2枚ほど、これだけが無い。。。

 

 つまり、足が付きやすいものには、手を触れず、現金とプリペイドカードだけ盗りよった。。。そんな感じかね。。。恐らく、犯人は若い人。。。クオカをよく使うような世代の人なのやろう。。。カバンの内ポケットには、銀行の封筒に入った現金が10万円ほどあったのやけど、恐らくこれには気づかなかったのやろう。。。助かった。。。

 

 

 推測だか、恐らく、私のバッグを盗った犯人は、中身を見て、金目の物だけ盗って、そのカバンの処分をするのに、落としたように見せかけようと、バッグの口を半開きにして、エレベーターホールに放置したのやろう。。。

 

 確かに、被害はそんなに大きくないから私はこのバッグが帰ってきて本当に助かった。。。プリペイドカードが5000円ほどのクオカと、2000円ほどの図書カード、それとわずかな現金だけやから、総額10000円まで。。。これで済んだのは不幸中の幸いや。。。

 

 これぐらいの被害額やったら、そんなに真剣に警察は調べないやろう。。。盗ったヤツは、そのあたりを計算していたのかね。。。それに、カードやら、大事なものがこれだけ入っていたら、盗られた人は、大変困るやろう。。。そんな配慮すら感じるところがあるやんか。。。実際、ほとんどが無事で帰ってきたから、大助かりや。。。

 

 今回のことはほんま、ええ勉強になった。フリーダイヤルで24時間365日紛失盗難の対応をしてくれるところ。そうではなく、営業時間中しか対応してくれないところ。再発行に多額の手数料を取るところ。無償で対応してくれて、お気の毒に・・・とやさして言葉をかけてくれるところ。。こんなので、その企業の良心が判る。。。

 

 さぁ、これから、カバンが出てきた連絡をまた、しなくっちゃ。。。一度休止した通帳やカードは、そのまま復帰させるのは難しい。。。人手に渡っているのだから、悪く考えたら、コピーでも取られていたら、悪いことも出来てしまう。。。そのあたりは慎重にしておかないとね。。。ある日突然、どかーんと高額の個人ローン契約の確認通知が来るかも知れないし、身に覚えのないカードの請求とか、来るかも知れないしね。。。しばらく気をつけないと。。。

 

4/28(水)第一回目の仕分けと今度の仕分け。。。慣れが出て来たのか、前回ほど厳しい言葉が飛び交わなくなった。公務員労働組合が支持している民主党が、果たして、自分たちの身内でもある人たちに、それだけ厳しく出来るものか。。。難しいところや。。。

 

 まぁ、独立行政法人では、今まで何度も指摘をされてきたのに、とんでもなく高給取りの天下り元官僚が山ほどいる。。。その人達の年収が1500万円やったり、2000万円やったり。。。組織の中で何と半数が理事さん以上で、元官僚やというから、おったまげる。。。職員数とほぼ近い数が役付。。。信じられへん組織やで。。。URって。。。

 

 この組織は、実はたっぷり儲かる仕組みが出来上がっていて、それが高給な年収を補償しとることになっとる。。。そりゃ、民間会社やなくて、公共の土地を税金で買って、税金や財政投融資で建てて、そこから上る賃貸収入を普通やったら国民に返さないと筋が通らないのに、自分たちの組織に金を入れておる。。。そんなことしていたら、金が残るはずや。。。

 

 仕事もせんと高額な所得を理事さん方にばらまいても、まだ何百億円もの内部留保金がある。。。。こんなのは国庫に返すのが当たり前やのに、こいつらは組織のものにしてネコババ。。。これって、よく仕組まれた大手を振った公金横領とも見えてくるで。。。これって。。。

 

 民主党はマニュフェストで、国家公務員の人件費を2割カットすることを約束している。ただ、予算案を見る限り、そんな兆候は微塵もない。。。どうするつもりかと思っていたら、やっと国家公務員の4500人削減を打ち出して来た。。。具体的にどうするかと言えば、定年退職する人たちの代わりに募集してきた人材募集をせずに採用数を絞り込んで対応するつもりらしい。。。まぁ、全体として公務員の人件費2割削減には、これでもほど遠いけどね。。。

 

 名古屋の河村市長が、自分の公約で、名古屋市職員の給料一割カットなんていうのを打ち出していた。職員と市会議員っていうのは、実は結構深い結びつきがあって、議会の反対で、なかなか、思い切った人件費削減が通らないのだという。。。

 

 ただ、そんな河村市長にも新会派を作る動きがあって、市議会の中に河村市長をバックアップする組織をこさえようとしているのやね。。。そうなりゃ、人件費1割カットも夢やない。。。市民も支持するで。。。

 

 洋の東西を問わず、役人さんというのは、なかなか一端手に入れた利権というのを手放さない。給料の水準だって、本当に利益を出すような会社と違い、一銭も付加価値を上げるような経済活動をしてない割に、公務員の所得水準は高すぎる帰来がある。。。

 

 民間並、民間並・・・って言ったって、民間の社員は、バリバリもっと働いているで。。。何より働いて付加価値を付けて、利益を出しておる。。。ところが、サービス業でもある役所にこの辺の意識を聞くと、とんでもなく無駄の多い、腐り切ったような話がゴロゴロしている。。。仕事が楽な割に、無駄に高い給料ランキング・・・なんかあったりしたら、真っ先に役人さんたちが上位に来る。。。

 

 私は仕分けもええけど、政府や役人たちのやる仕事全てに、本当に優先順位を付けて、必要でない仕事を止めさせることが一番大事やと思うのやね。。。これがなかなか出来ないから、野放図に組織ばかりがデカくなる。。。

 

 ここで、気づかないといかんのやね。。。役所のやっている仕事っていうのは、経済的に見れば、ほんとうに意義が薄い。。。つまり、儲けなくて良い仕事なのやからね。。。こんなのに従事する人たちの数を増やして行ってみ。。。日本の経済は回復するどころか、蛸が自分の足を食い続ける状況になるのやね。。。

 

 役人たちに仕事をさせるな。。その仕事、本当に国がやらんとあかんこと・・・っていうのは、意外と少ないものや。。。地方に任せれることまで東京でやってしまって、そんなことに何の意味があるのかね。。。職業訓練系とかは、地方の仕事やで。。。誰がどう見ても。。。

 

4/29(祝) 小沢一郎についに、検察審査会というところから、「起訴相当」という審判が出た。検察審査会っていうのは、11人の委員が、市民の代表のなかから抽選で選ばれていて、ここでの審査は、いわば国民の見方での起訴されるべきかどうかの判断や。。。

 

 政権与党の幹事長という権力っていうのは、実は、かなり強大なもので、検察といえども、所詮公務員だから、政府の支配下にある。内閣総理大臣は大きな権限が有って、検察にも当然その権力が及ぶから、検察も総理大臣の言うことには逆らえないものや。。。

 

 ところが、この検察審査会は国民の意見が全て。その審査会で11名全員一致で小沢一郎は起訴が相当・・・と結論づけたことは、やっぱり重い。。。

 

 そりゃ、誰が見たって小沢の資金管理団体・陸山会が政治資金管理法に違反していたことは明白な事実や。その秘書3人もが逮捕起訴されて有罪になっているのに、本人が知らなかった・・・で済ませられることがおかしい。。。と誰もが思っているのやね。。。

 

 おまけに政治資金で不動産投機をしておった事実を隠蔽するために、自分名義の口座から高額資金を移動させて、さも自己資金で購入したように偽装もしている。そして、その日付も、何年間も億単位の金を自宅や事務所に保管していたという、苦し過ぎる言い訳。。。こんなもの、信じられるわけがないやんか・・・というものや。。。

 

 民主党の支持率が下がり続けているのも、母からの子ども手当、北海道労組からの不正献金など、これだけ不祥事が次々と民主党内で起きているのに、誰一人、責任を取って辞めてない・・・やないか・・ということに、国民がケジメを付けることが出来ない政党だという、レッテルを貼っている証拠なのやないのかね。。。

 

 

 ただ、検察審査会というところは、国民のヒステリックな感情を表現、集約する場ではない。本当に国民目線で、物事を見た時に、明らかに不正義や、理不尽が有る・・・ということに集中せんとあかん。。。

 

明石市の花火大会での歩道橋事故で警察署長が有罪になったり、JR福知山線脱線事故で、日勤教育で社員を精神的に追い込んでいたJR西日本の元社長や役員が有罪になったのも、社会が正義を示さないと、日本のモラルが保てなくなっているという、危機感から来ていると思うのやね。。。

 

 

小沢一郎という男は、権力さえあれば、法律を変えてでも、自分を守ることが出来るものや・・・という大変危険な発想に基づいて行動しているフシがある。天皇陛下に逢う人を小沢が決める・・・なんていう、おかしなことも平気に言ってのけてきた。。。

 

力を持てば持つほど、謙虚さは無くなり、傲慢が裏返って、豪腕になる・・・。でもね、「勝てば官軍、負ければ賊軍」っていう考え方は、現代の日本の社会において、こんな非民主的な発想は無いと思うのやね。。。悪いものは悪いし、声の大きさだけを武器にして、ゼネコンから巨大な献金を集め続けてきた行為そのものは、誰がどう見ても、収賄であり、そんなことがまかり通ること自体が不正義や。。。

 

小沢一郎という人は、田中角栄・金丸信と続く建設族議員のドンの系譜をしっかり受け継いでいる。平成の世の中になってもなお、政治家に頼り、天の声により特定の業者だけがダムや公共工事を受注出来てしまう不思議。。。受注企業からは大金の見返りが政治家に渡りそれがまた政治家のエサになっている悪循環。。。まだ続ける気かいな・・・というお話やと思うのやね。。。もう終わりにしてもらわんと。。。

 

悪いことをしとったのやから、牢屋に入ってもらわんとあかん。そのぐらいしんと、小沢の真似をして、建設族から第二、第三の小沢が出てくるだけや。。。これを防ぐのは、明確なる有罪判決。。。前科一犯になって、幹事長職はもちろん、国会議員としての政治生命を絶つぐらいの覚悟がないとあかんやろう。。。

 

小沢一郎に残された最後の道は、この7月の参議院選に勝つことしか生き残りの道はない。そこまで民主党が持ちこたえることが出来るかどうか。。。事業仕分けの目くらましで一時的に鳩山内閣の支持率は下げ止まるかも知れないけど、自らの手で、膿も出せない政権与党には、未来は無いで。。。

 

4/30(金) 今年中に、中国は日本を抜いて世界第二位の経済大国になる。落ち目の日米に比べて年率でまだ10%もの経済成長を続ける中国。。。豊かになってくると、今まで貧しかったから出来なかった、自分たちが世界の中心である・・という中華思想が、ムクッと頭をもたげてきて、地域の状況が変わってくる。。。

 

 沖縄で中国軍の艦隊が大規模船団を率いて、太平洋に出た。日本は護衛艦やら哨戒用のヘリコプターを出してこれを監視した。このことが中国からしたら、敵視しているので不愉快だと、赴任早々の新中国大使が抗議したのやて。。。喧嘩越しやな。。今まで下手に出てきたことの裏返しがすでに始まっておるのかね。。。

 

 

 日本からしたら、中国と事を構えたい訳ではない。でも、向こうからしたら、沖縄に米軍を置いて、中国を監視している日本は、ひょっとしたら、将来衝突する可能性が高い相手・・・ということになる。中国という国の歴史を見てみると、今まで長い歴史の中で、いろいろな列強各国に、ええように植民地化されたり、内戦ばかり起こして、民族対立ばっかりやっていて、こんな平和な時代が永く続いたことは無かったのやね。。。

 

 経済の発展っていうのは、やっぱり、平和というのが大きな前提条件にあって、紛争をしているようなところは、不必要な戦費に資源をつぎ込む必要があるから、どうしてもうまくいかないのやね。。。だから、中国にとっても、もめ事は避けたい。。。いや、それより、まだ有る国内の内戦の火種を消しておきたい・・・。これが本音や。。。

 

 だから北京五輪も上海万博も、国民の目をイベントにし向けて、チベットや漢民族への反発を一つの中国という体制に集める事によって、国内を統治したい・・・ということの現れなのやね。。。

 

 

 そして、日本はどうかと言えば、もう中国抜きでの経済は語れないほどになっとるという、現実があるのやね。。それが例え、癪に障ることであれ、日本は中国に依存しないと生きていけなくなるし、こんな資金距離に巨大なマーケットや投資先が有ることは、日本にとつても実は大変な優位性があることなんやね。。。

 

 

 そこで、日本は、親米べったりやったことから、親中に、徐々に乗り換える事が迫られるやろう。。。否応なしにね。。。そうなると、中国は沖縄にある米軍基地が目の上のたんこぶになる。当然、縮小やら部隊の撤退などを平然と要求してくることとなる。。。つまり、日本は経済のお付き合いは親密に、でも軍事的には対峙するという、二枚舌を使わざるを得ない自体に追い込まれることになると思う。。。

 

 このことは、将来、日本は米中の板挟みになる可能性が極めて高いことを指しているのやね。。。つまり、米国からも、中国からも、どっちが大事や・・・と迫られる事になると思うのやね。。。

 

 国と国との関係っていのは、不思議と男女の関係に似ていて、自分以外の2か国が親密になれば、残りの国が嫉妬してしまう。良好なる三角関係を維持し続けるというのは、至難の業やというのも、似ている。。。

 

 

 つまり、近い将来、日本は自分の立ち位置を明確に示す必要性に駆られることになるはずや。。。その時どうするかや・・・。社民党寄りの考え方の人は、日本から米軍基地を撤去してほしい派や。。。中国にすり寄って生きていこうという考え方や。

 

 自民党はまだまだ親米派で、中国と対峙していくには、米軍の存在が不可欠として、北東アジアでのミリタリーバランスを取っていくという方法になる。。。さて、 民主はどうか。。どうせ、足して二で割るような考え方しか出来ないのやろうけどね。。。この党は。。。

 

 まぁ、このお話は、将来的な長期的な話になるから、しばらく日中米の三ヶ国は、微妙な関係を維持して行かザルを得ない。。。いずれにしても、アメリカのポチか、中国のポチになるかしか、日本が生き残る方法は無いというのが、本当は悔しいのやけれどね。。。

 

 そうならないためにも、日本はキラッと輝く国を目指さないとアカン。米国とカナダのような関係を東アジアで日中韓で作っていくのが現実路線になるし、恐らくそうなるのやろう。。。そして、世界の成長センターとしてのアジアの一角を担う。。。それしかない。。。

 

 アジアの時代の主役は中国なのかも知れないけど、日本や韓国、台湾、インド、ロシアなどにもその恩恵は及ぶ。。。北東アジアが、いま世界で一番ホットなエリアになる。これ以上の共通利益は無いはずやから、紛争ごとは誰もが避けたい。。。我々には、その責任があるのやね。。。アジア、転けたら、皆、転ける・・・にならないためにも。。。

 

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