日常のページ

 

1/1(日) 新年あけましておめでとうございます。かく言う私は、昨年は父と弟が亡くなったので、まだ喪中ということで、初詣も今年はご遠慮させていただいて、鳥居をくぐらないようにしようと思います。

 

 それにしても2011年という年は、私の記憶している限り、日本最悪の年やった・・・のやないやろうかね。。。阪神淡路大震災の時も、この世の終わりかと感じたけど、去年は、それ以上かも。。。会社のテレビを見ていて、仙台空港が目の前で、それも映画のように飲み込まれていく姿を見て、言葉を失うほどの衝撃を受けた。。。

 

 その直後には、福島原発の爆発とメルトダウン。。。政府は、ありのままの情報を出して来ないし、未だにその終息に目途が立っていない状況。。。あの時も、日本は、終わったのかって、ほんま、思ったで。。。考え得る限りの最大最悪のシナリオやったからな。。。

 

 ただ、そんなひどい一年だったにもかかわらず、去年一年を表す漢字は「絆」。政府の対応は、最低最悪やったにも関わらず、困難から、皆を救ったのは、やっぱり、国民一人一人の素晴らしさやった。。。阪神の時も感じたのと一緒。。。捨てたものやない。。。冷静で、取り乱さず、こんなときでも盗難は少ない。損得勘定は抜きで、自己を犠牲にしても、みんなの和や、公平を大事にする。我が儘は言わない。。。日本の国民は素晴らしいね。。。

 

 どうぞ、日本の政治家さんたちは、こんな日本人の良い所を失わずに、どういう日本にしていきたいかを考えて欲しいもんやで。。。

 

 私、去年来られたブータン国の国民97%が幸せだと感じる国・・・っていうキーワードが、もの凄く素敵やと思うのやね。。。日本では、お金を持つことが、幸せになることの同義語になってしまっているのやけど、これではあかんと思うんや。。。

 

 日本かて、1964年辺りから先。。。丁度映画のALWAYS三丁目の夕日の題材にしている時代。。。みんな、夢と希望に溢れて、今日より明日はきっと生活が良くなると信じて生きていた時代の日本って、97%とまでは言わないけど、日本人は、オーラが出ていた時代やったと思うのやね。。。その頃の暮らしぶりなんて、今とは比べものにもならないほど貧相なもの。3Cと呼ばれた、クーラー、カー、カラーテレビを、みんなが、頑張って働いて手に入れたいと思って、頑張っていたんや。。。

 

 まぁ、その頃にはもう戻れないのは当然やけど、せめて、明日や来年は、きっと今より良くなると思える日本に出来ないかな。。。これからの日本はきっと良くなると思えたら、いろいろなことが変わってくる。。。それには、ちょっとハングリーにならないといかんのかも知れないね。。。日本人は恵まれ過ぎている。。。

 

 若い時の苦労は、買ってでもしろ。努力した者だけが成功を手に入れることが出来る。この当たり前の価値観が大事にされる時代が必要なのやないのかな。。。失敗した子どもを、簡単に助けてしまうのではなくて、必要以上に甘やかさない。弱者に優しすぎる社会ではなくて、挫折から這い上がる機会を奪わない。

 

 私、昔の人たちって、子ども時代に虐められていたり、劣等感の塊であったり、自分のふがいなさに苦労したり、いろいろな壁を乗り越えて来たと思うのやね。。。今はその機会を奪ってしまっているような気がするんや。。。だから、弱っちぃ人間ばっかりになってしもた。。。

 

 人間の成長って、何かストレスが無いと、強く大きくなれないし、何も無く育って来た人たちって、どうしても、ひ弱や。。。それが、今の社会をダメにしている大きな原因になっているような気がするんや。。。こんなところに何かヒントがありそうやね。。。

 

1/2(月) 日本では一年に何回かは、どこかの回し者が作ったのやないかって、思われるような日が来る。お正月にはお餅やおせち、バレンタインディには、チョコレートを食べずんば人に非ずの雰囲気満々。。。節分には炒り大豆や巻き寿司。ひな祭りにはあられや柏餅。端午の節句は串団子。クリスマスには、ケーキや鶏の丸焼き。その他、○○の日・・・とかいうのは、数知れず。。。何かみんなで同じ物を食べることによって、意思の統一というか、共感を得たいと感じているのか、深い意味はわからんけど、やっているのやね・・・。まぁ、みんな、それに、楽しく乗せられていのやから、それでもいいやんか。。。

 

その他に小学校に上がる子どもにはランドセルや勉強机をプレゼントするのが、ジジ・ババの定番プレゼントになったり、お中元やお歳暮の習慣でさえも、何かを贈り物する・・・ことで、人と人のコミュニケーションを円滑にしようとしているのやね。。。

 

 逆に言えば、それだけ、人と人との関わりというのは、人間にとって大事なものである・・・ということ。それが家族であれ、社会であれ、世の中で一番、面白くて一番うれしいのは、人と人の関係であると思う。。。人は一人で生きているのではなく、社会の中で生きているのやからね。。。

 

 今の日本って、とかく孤立主義というか、自己中心主義に走りすぎていて、自分さえ良ければ・・・という考え方が、重視され過ぎる傾向がある。でも、人間長く生きていると、やっぱり、欲しいのは友達であり、共感者であったり、仲間であるし、自分一人の力では出来ない事でも仲間や友人と一緒にやれば、出来るってことが多いのに気づく。。。

 

 自分のことしか考えられない人っていうのは、自分を中心にした同心円でしか物事を考えられないけど、人との関わりを大事にする人っていうのは、相手の同心円と自分の同心円との重なり具合を楽しむ余裕がある。

 

 人と議論したり、人と互いに違う考え方を述べ合うことって、自分も相手に影響を与えることでもあるし、逆に相手からも影響されることでもあるのやね。。。そして、その人の考え方が確立されていく手助けになる。色々な人の意見に影響されて、広い意見を集められたら、その人の持つ意見は確信的に強固になるし、偏りが少なく、多くの人が賛同しやすい意見になっている場合が多い。。。

 

 リーダーや政治家の方達っていう人たちは、このみんなの意見を集めるのが上手な人にやってほしいもんやね。。親分が何百万もお金を配るから、そんな人の子分になるようなのは、嫌やね。。。今の日本の政治がダメになって来たのは、こんな基本的な人間コミュニケーション能力を伸ばす課程がなく、独りよがりの考え方しか持たない人が、いきなり政治家になってしまつて、素人政治をやってしまう愚行が横行しているからのような気がするのやね。。。

 

 一つの確固たる信念を持つことも大事やけど、素直な気持ちと、何が国民のためになるかを最優先に考えられる柔軟な発想力と、人とのコミュニケーション力の高さが、これかのリーダーには求められるのやないかな・・・。

 

1/3(火) 政治にある程度のお金がかかるのは分かる。でもね、かと言って、国会議員一人につき、歳費や秘書の給料以外に、4000万円もの、政党助成金なるお金を支払わないといけない理由は何なのやろうか。。。それも、領収書の要らない、つかみ金。。。こんな制度があるから、小沢みたいな政治家が幅員をきかせてしまう政界になってしまうのやないのかね。。。

 

 毎年のように年末になったら、政党を辞めるぞと言って、自分の意見を通そうという政治家が何人か出てくる。それも、毎年1月1日の時点での所属する政党に一人頭で4000万円もの政党助成金が出るからなのやね。。。もし、離党して5人以上集まって、別会派の新生活したら、そのまま、個人の金として、党に取られずに済む金が入るからなんやね。。。それにしても4000万円って。。。家が買えるような金額。。。領収書もいらないこんなお金、なんで毎年、いつまでも払わないとあかんのかね。。。税収も下がって、借金までして。。。

 

 国会議員の数を、劇的に減らして、政治コストを下げるべきなのは、国民に増税をお願いする人たちの立場やったら、至極当然や。。。自らの身も切らず、役人も減らせず、ええ顔ばっかりしていたら、国の財布なんて、保たないわな。。。衆議院100人、参議院100人を地方の人口比で割って、人口100万人に一人ぐらいの割合で政治家を選ぶような、先に枠ありきの選挙システムになんでせんかね。。。これなら一票の格差も無くなるし、違憲状態も解消出来るのに。。。

 

 例えば近畿地方の人口が日本全部の1/5やったとしたら、全体を100として、近畿から20人の代表を出す。どんな政党に所属してようが、大選挙区としての近畿で20人を出す。その人たちが国会に行って、審議してもらう。それだけシンプルにすべきやないのかな。。。ええ仕事したら、評価が上がるし、働きが悪かったら3年に一度の選挙にかからない。。。奇数月だけ国会開催して、偶数月はお休みしてもらって、その分の歳費は払わない。。。政党助成金は、選挙資金として、選挙のある年だけ、配布する。それであかんか。。。

 

 既成政党に対する期待は、いま、地に落ちている。今の政治体制に全く期待が持てない人たちは、どうしたらええのか。。。選挙というのは、シンプルに、自分のやって欲しい政治を実現してくれそうな人を選ぶためにする。知り合いやから、いつも挨拶に来てはるから、そんな理由で大事な一票を行使するのが嫌やと思う人。。。これから増えて来ると思うのや。。。

 

 今までは選択肢が無かったから、少しでもマシな人は誰かで選んでいたけど、もう、そのやり方では、日本を何も変えられない事に、国民はだんだん気づいてきたのやね。。。政治家の先生なんて、国民は無関心の方が有り難いなんて、とんでもないことを言っている。投票率が下がっているのは、政治に期待出来ない人が多いとというだけで、政治に無関心なのではないと信じたいのやね。。。

 

 橋下徹が人気なのも、今までのやり方に不満があって、誰もその悪い所を直してくれない。この人なら、何とかしてくれるかも知れないという、藁をも掴む気持ちなのやないのやろうか。。。役人も政治家も贅沢しすぎ。甘すぎるルールを、厳しく出来なければ、綱紀粛正は計れないわ。。。

 

1/4(水) それにしても、やっぱり左翼政権っていうのは、おかしい事を言い出すものやね。。。年金の支給開始が60歳から65歳になり、それをまた遅くせざるを得なくなるのに伴って、企業に定年を延長させたり、65歳までの継続雇用を「義務づける」法律を出すつもりのようや。。。

 

 そもそも、何歳の従業員を雇うかどうか・・・なんてことは、日本が自由主義国家である限り、政府が決めつけることではないわな。。。経営者が希望して決める専決事項や。。。例えば、とても重たい荷物を運ばなくてはならない職場であったり、老眼ではとても出来ないパソコン作業であったり、60歳代では、とても使い物にならない職場というものは、現実問題として、無数にある。

 

 それを一律「義務づけ」るなんて、上から目線の法律で、縛ることの罪深さ。。。想像出来ないの・・・やろうか。。。雇用っていうのは、大企業や公務員さんばかりやない。日本の企業の95%は中小企業と言われているのに、ほんの一握りの人たちの常識を他の大多数に押しつける愚かさ。。。あまりにも、想像力がなさ過ぎないか。。。

 

 言いたい事は判る。60歳で定年になってしまった人は65歳になるまで収入がない。この五年間を乗り切るために、何とか続けて雇って欲しい。これって、企業に要請するとか、依頼するとか、お願いするというのやったら分かるけど、義務づけるってどうなんや。。。60歳でクビにしたら罰金取るぞってか。。。

 

 私、中小企業の社長さんが、65歳にもなる人を雇い続けるために、若い人を雇えないってこと。これって、罪なことやと思うのやね。。。どっちが仕事の要領や効率が良いか、現業部門の仕事やったら、圧倒的に若い人の方が良い場合が多いやんか。。。こんなのが、雇用の自由バランスを崩しているという認識が無いのかね。。。

 

 老いぼれより、若くて元気な人を雇いたい・・・。多くの企業は自分の企業が勝ち抜くためにそう考えている。それを政治や行政が邪魔してええものなのか。。。

 

 ただでさえ、若年層の労働者の雇用の場は、狭い。普通なら、年寄りが引退して、ポストが空くものやけど、これが恒久的に空かない。。。これは、不幸なことやで。。。若者の出番がそれだけ減る。。。安定した良い職に就けない人が増えると、結婚もおぼつかない。だから、子どもの数も一向に増えない。。。最悪やんか。。。

 

 雇用を守れ、クビにするな・・・を口にするのはええけど、これは、極めて狭い視野での考え方。。所詮、自分さえ良ければ良い労働組合的な発想でしかない。。。これって、人手不足で、少々老いぼれでもいいから、そのまま働いてもらった方が、企業にもメリットがあるから、少しは成り立つ図式。。。大した仕事もさせられないのに、クビを切れない人材っていうのは、企業業績の脚を引っ張るし、後進に道を譲る機会を邪魔することにもなる。。。私、60歳代でも、雇ってもらえる人っていうのは、その人の努力や、気力が絶対的に必要で、それもない人が一律に、働けてしまう環境っていうのは、良くない事やと思うのやね。。。

 

 天下り感覚しかないヤツは、役所か公的要素の強い組織だから職場があるだけであって、他の仕事させたら、箸にも棒にもかからない人たちやった。。。ってことになるの、当然やと思うのやね。。。過去の威光で、雇用が続けられることっていうのは、極めて非効率やし、第一、ずるすぎる。。。60歳になったら、みんなリセットで、同じスタートラインに立たせるようなルールが必要やと思うのやけれどな。。。

 

 それとも、生涯賃金が2億を越えた人たちは、みんな介護施設でボランティアの勤労奉仕でも義務づけるか・・・。お得意の義務づけるも、こういう使い方やったら、文句は言わない。。。徴兵制が無いかわりに、60歳になったら、強制労働。。。まぁ、誰も、やりたいなんて、言わないやろう・・・けどな。。。

 

1/5(木) 今日から仕事始めっていう人も多いやろうね。。。今年こそ、ええ年で・・・と祈るような気持ちの人も多いのやないかね。。。去年、酷い年やったからね。。。。

 

 とかく、先行き不安が続く日本。明日は、わからん。。。一年後には失業しているかも知れないし、借金取りに追われているかも知れん。津波や地震も怖い・・・。そんな、不確実性の時代が、ここしばらくの日本をどんよりと、黒い雲が覆うように、みんなの心の奥底まで支配しとる・・・。

 

 気持ちの余裕も、だんだん減っているし、そんな御時世になるとは、予想もつかなくて、戸惑っている人、そんな、言い表せないような、不安感がみんなの心の中にあるのやね。。。

 

 こんな時代は、より確かな物、より信用できるものが有り難い。将来の生活を担保出来る物とか、ここ何十年だけでもの安心・・・。せめて、そんなものだけでも、得たい。。。人は弱い生き物やからね。。。

 

 ここ数年で実は日本は、かけがえのない日本の良い所を失いつつあるのかも知れん。。。そのスピードの早いこと、早いこと。。。昨日までの常識が、明日は非常識になっている。極めて几帳面で誠実で、真面目やった日本人は、激減し、恥を恥と思わない人たちや、ええかげんが服を着て歩いているような人ばっかりになって、誠実さが薄れて来た。正直者が馬鹿を見て、努力する人が損をして、一生懸命な人が、疎んじられる。。。おかしいやろ。。。

 

 自己中心的な人が増えて、自分さえ良ければ良い。世界は自分のために回ればよいという、おぞましい世界観を持つ人が増えてしまって、尊敬される人がどんどん、いなくなる。。。ヤッタモン勝ち、言わない方が悪い。。。謙虚さとか、奥ゆかしさとかいう言葉が死語になる。。。ほんま、嫌な世界になってきたものやね。。。

 

 いまの日本は、せめて自分だけは、こうはなりたくないという、良識ある人たちで保っている。ただ、その数は年々減ってしまう。。。日本には何か、そんなのから、立ち直るようなキッカケになる事でも必要になってくるのやないかね。。。

 

 嘘をついたのなら、謝る。出来なかったら正直に出来ないという。生半可な知識しかないのやったら、大きな事を言わない。まず、そんなことから始めようか。。。。恥知らずの民主党のみなさんよ。。。

 

1/6(金) 震災から10ヶ月もの月日が流れて、福島原発事故の原因究明と、真相解明がやっと進んできた。。。予想を超えた津波が来てしまって、電源が喪失して、原子炉を冷やす冷却装置が使えなくなった。電気が無くても使える復水器(IC)なる仕組みも、東電の人は使った事の有る人が全く無く、宝の持ち腐れだったこと。

 

 菅総理の福島原発訪問が、緊急時の原発の処理作業の邪魔になっていたこと。いろいろ、明らかになってきたね。。。やっぱりというか、案の定というか。。。

 

 中間報告なんかを見ていると、東電は事業者として、非常時の訓練はしてないし、緊急時には、どうしたら良いかを決められる能力のある人もいなかったし、知恵も不足していた。つまり、原発なんて扱えるほどの技量がなく、不適格な業者だったと位置づけている。怖い話やわな。。。

 

 私は原子力発電に詳しい・・・って、ええ格好するために、しゃしゃり出て来た菅総理も、中途半端に知っていることをひけらかしたかっただけ。。はなから、素人だったら、プロに任す勇気が出来たものを。。。ほんま、こんな時に菅さんで不幸やったわな。。。

 

 ベント作業さえちゃんとしていたら、水素爆発まではしなかっただろう。。。「たら」「れば」はアカンやろうけど、ひょっとしたら、ここまで酷い被害は防げたかも知れなかったと聞けば、やっぱり残念やわな。。。ただ、ここまでのダメージで、良く収まったという部分もあるから、その部分はプラスマイナスやけどね。。。

 

 大事な事は、原発事故に対する効果的な抑止技術が、ここでの教訓から確立されるか・・・やろうね。。。増えつづけるかも知れない原発事故を如何に抑止したり、被害を最低限に抑えるか。。。決死隊を編制しなくても、有効な作業が出来るロボットとか、誤差が出ない水位計とか、そんな基礎的な貴重な経験を、大きな犠牲の上に出来ているという現実も、大事やわな。。。日本しかやったことないことばかりやから。。。

 

 日本は、これからは、危機管理ビジネスなんてどうやろ。。。ムカデのようなどこでも入れる作業車とか、生身の人には危険すぎる場所で確約するロボットとか、リモコンで操作出来るヘリカメラや、気温や湿度放射線濃度など、いろいろなものを測定できる機動力のある装置とか、除染するロボット技術とか、「こんなものがあったら良かったのにな・・・」って言うもの、沢山有ったと思うのやけれどね。。

 

1/7(土) 学校の教育方針とかで、文武両道というのがあるけど、スポーツと勉強の両方で素晴らしい成績を上げられる人っていうのは、いるのやね。。。進学校で偏差値高いくせに、スポーツもけっこう強いとかいうところ。意外とあるのやね。。。

 

 アイドルの世界でも、中高生の女の子たちがほとんどの、NMB48なんかでは、学校へ生きながら、レッスンもして、テレビの収録や東京に出かけたり、もちろん公演も出て、学校と芸能活動の両立っていうのが、みんななかなか予測できてなかったというか、こんなに忙しいとは思わなかったのか、NMB48の二期生に、卒業という名のギブアップというか、ドロップアウトというか、そんなのが続いている。

 

 二期生は、まだ去年の6月に入ったばっかり・・・という感覚やったのやけど、普通の高校生や中学生からしたら、芸能活動だけにのめり込むのは、かなりリスクが高すぎるのやね。。。やっぱり、そこそこの高校や大学だけは出ておきたいと思う人が多いのやろう。。。

 

 実際、NMBを卒業した一期生の森彩華とか、この年末に卒業を発表した瀧山あかねと大谷莉子も、お受験組で、芸能活動と学業を天秤にかけざるを得なかったのやろうね。。。それにしても、そこそこ勉強が出来る子ばっかりが卒業で抜けてしまって、残るのは馬鹿キャラばかり(失礼)になってしまうのも、何か空しいね。。。

 

 お受験時期だけ、受験休暇とか、劇場公演やテレビ出演のスケジュールを、調整してあげたり、配慮したりは出来なかったのかね。。。みんな、落ち着いた人ばかりで、優等生キャラの子やったから、どうも、バランスが悪くなるのは、見えているのやね。。。

 

 美味しいもん食べさせてもらって、きれいな洋服着せてもらつて、ええ商売やなぁと思っていたら、無茶苦茶しんどいですわ。。。って、なんでやねん、アイドルっていう曲の歌詞でもあるけど、この世界って、そんな片手間でやれるほど甘くはない。この世界、ええことばっかりやない。。。楽しい事は、苦しい事の半分もない。。。とか、ブラマヨが、スター姫でも言ってたな。。。

 

 前田敦子が、「私はAKBに全てを捧げる覚悟が出来ているの」という名言を発していたけど、なかなか普通の女子中学生や女子高校生に、そこまでの覚悟をさせることは、酷なことなんやろうね。。。でも、そのぐらいの覚悟がないと、なかなか成功しないというのも事実。。。出席しなくてもレポート提出で単位をくれる高校とか、最近は不登校の人たちのための通信制の高校とか、学べる形は、いろいろ選択肢が増えて来ている。

 

 学生時代っていうのは、年配者から振り返ったら、ごく僅かな時間やけど、若い人たちにとったら、今しかないかけがえのない時間でもある。自分の「もて期」を武器にするアイドルの世界では、これを逃すと後がない。。。彼女たちの商品価値のある「旬」の時期っていうのは、驚くほど短い。。。だから激しく燃え上がるし、際だつ輝きがある。

 

 学びは一生。。。できる。今しかできない青春をどうぞ大事にしてほしいもんやね。。。

 

1/8(日) 昨年の年末、オウム真理教の特別手配犯の平田が、警視庁に出頭した。それにしても17年も逃げ続けられて、なんで、今になって・・・って不思議に思うな。。。東日本震災があって、どうしても今年中に、区切りを付けたかったっていう、出頭理由に、解せる人は少ないのやないかな。。。

 

 しかし、今度のことで驚いたのは、警視庁の玄関でこの犯人の対応をした機動隊員の行動や。。。犯人を捕まえるのが警察の一番の仕事。。。毎日のように、指名手配犯のポスターを見ているのに、この人の自首出頭を「悪質なイタズラ」だと判断した、間抜け具合に、開いた口がふさがらない。。。年間の大晦日で、あまり、面倒なことに関わりたくないという、役人根性丸出し・・・というか、事なかれ主義というか、犯人まで、たらい回しにする体質に、ここまで来たか・・・と、呆れた人は多かったのやないのかね。。。

 

 結局、平田は750メートルも離れた丸の内署まで歩いて移動して、自首したそうやんか。。。その間に気が変わって、自首を止めていたら、この人はどう責任を取るつもりなのかね。。。自首してきた人の気持ちとか、そのあたりのことをよくよく考えると、私は警察官としての資質以前の問題かと思うけどな。。。たるんどる・・・。

 

 たるんどると言えば、新年の吉本興業のトップの挨拶にも、驚いた。僅か4ヶ月前に、あれほど大騒ぎをして、暴力団との関係が明らかになった島田紳助に、いつか帰ってきて欲しいとラブコール。これが全社員、全タレント、全芸人の思いだとまで、言い切る神経。。。私はちょと、空気が読めてない発言やと思ったで。。。やっぱり、吉本は、なあなあの会社やなぁ。ほとぼり覚めたら、もうええやろう。。。っていうのは、芸能界という極めて特異な世界でしか、通用しない常識。。。あかんもんはあかん。。。っていうのが、世間の目やで。。。

 

 その紳助が今どうしているのか。。。一ヶ月で250万円もする、サイパンのホテルに滞在しているらしいけど、そんな噂を聞かされても、余計に世間は反発するだけやわな。。。何を今更・・・感が強すぎるわ。。。紳助が抜けて売り上げがガタ減りしても、自業自得。。。そんなに世間は甘くないで。。。

 

1/9(月) 先週の新春一番の大阪市職労トップとの会談で、橋下徹大阪市長は、市役所の地下に、陣取り続けている大阪市市役所職員の労働組合に、出て行けと宣戦布告した。大阪市っていう組織は、異様なぐらい労働組合が強い。労組が認めないと、人事はもちろん、条例などまでが、通らなかったというから、驚きやね。。。

 

 つまり、大阪市役所を実質上動かしていたのは、この労働組合。橋下徹は、いきなりこの牙城に、喧嘩をふっかけて、腐敗体質の除去という、大手術の本丸に手を掛けたってことになる。。。頑張って欲しいもんやね。。。

 

 もともと、大阪市の予算までもが、労組の了承が得られないと通らない体質というのは、極めておかしな事や。そけれだけ、市会議員も以前までの市長も、市役所の利権構造には、誰も手を付けられなかったということやろう。いくらきれい事を言っていても、格安の家賃で、馬鹿高い土地代の一等地の事務所を維持管理出来たり、組合費だけで大金が集まる体質、それに税金が足されている事実・・・。許されない事やわな。。。

 

 それに、労働組合の政治活動が、半ば公然と仕事の一部であるかのように、漫然と見逃されてきた事。この問題の根は深いで。。。自分たちにとって、都合の良い人しか、市長にさせないし、組合の息がかかった人しか市の幹部になれないなんてこと。許されてええことやないわな。。。

 

 つまり、この体質をずっと守り続けた結果が、大赤字になっても、誰も責任を取らない体制と、膨らみ続ける借金体質。公金横領に近い交付金や補助金、甘い審査の助成金の山。。。誰かがダメと言わないといけなかったのに、誰も言わなかった。。。ここが、大きな抜け道になっていたのやね。。。

 

 私、調子に乗りすぎている自治労とか民主党の支持母体になっている労働組合たちのなかには、労働貴族たちがいる。その人たちの平均年収は一人2500万円と国の事務次官並までになっているし、日本郵政の職員達が積み立てたスト基金は、何と548億円にもなるそや。。。ストまでして、賃上げ運動せんと、基金の運用だけで、何十億も稼げる額やないのか。。。

 

 税金は、市民が預けた大事なお金。議員さんたちのものでも、市長の物でも、ましてや、役人たちのものでもないわな。。。ところが、このお金を自由に差配出来る地位を何と労働組合が持っていた。。。不思議なところやね。。。

 

 今の世の中、何でも、なぁなぁで、済ましてしまう事が多すぎる。。。今度こそ、今度こそ、ネバー、ネバー、ネバー、ネバー、ギブアップの精神で、利権解体を成功させてほしい。他の自治体も、これに習って、日本が変わっていくぐらいの流れが作れたら、日本も良くなる。。。期待したいもんやね。。。

 

1/10(火)今年の元旦公演から、NMB48の松田栞と島田玲奈が謹慎開けで、復帰している。所属の吉本興業からしたら、待ちに待った人気のあるメンバーの復帰。特にシマレナこと島田玲奈は、復帰早々、二期生のキャプテンにご指名されたそうや。恐らく彼女の復帰を待ってはったんやろうね。。。二期生には、しっかりした、まとめ役がおらんから。。。

 

 まぁ、紳助の引退と、NMBの謹慎とは、社会的な影響力が違い過ぎるから、アイドルメンバーの復帰ぐらいは、そんなに厳密に言ってあげるのもどうかと思うけど、もともと、元の彼氏との写メが見つかったぐらいで、謹慎なんて、厳しすぎるという意見は多かったし、口答えしたぐらいで処分もどうか・・・ってところやったのやないのかね。。

 

 今後、NMBは2月の新曲「純情U−19」に、デビューから3曲連続でオリコン1位の記録がかかっているし、チームMの発表や、三期生のお披露目など、スケジュールが盛りだくさんになってくる。。。卒業生もポロポロ出てくるし、新人の露出も上げていかないとあかん。。。アイドル戦国時代が続く。。。今年が正念場になるのかもね。。

 

 私、年末の○○大賞とか、紅白歌合戦とかの、AKB関連グループの扱いの悪さ。ちょっと、酷すぎるのやないかって思うのやね。。。どこかの局の歌番組なんて、半分はジャニーズ。。。あほらくなってくるわ。。。去年もAKBと嵐しか売れてなかったのに、エグザイルがレコード大賞やろ。さすがに今年は、AKBしか無かったやろうけど、ここまでならないと、認めてもらえない。

 

 SKEもNMBも、あれだけCD売れているのに、賞レースにも、紅白の別枠にもなれない。。。最優秀新人賞のFairiesって、CDの売り上げどうやねん。。。NMBの方が多いのやないか。。。。レコード会社やら芸能プロダクションの談合なんかで、賞を決めるのやったら、票数とか審査の経緯を公表するとか、公平である証明をしてもらわないと、その賞の評価が正当てある基準となりうるものかの判断が付かないと思うのやね。。。

 

 単純にCDやダウンロードの数値でランクを決めるのやったら、オリコン大賞とかいう名前に、しといたらええのに。業界の力関係とか、袖の下とか、今の時代に、全く似合わない悪しき風習が残りすぎなのやないかね。。。見ていて、清々しくないわ。。。

 

1/11(水) 気がついたら今年ももう10日あまり。。。新春気分も年を追う毎に早く抜けてしまう気がするのは私だけやろうか。。。世の中、もうすっかり平常モードになっとる。もう少し正月気分を味わっていたいと思っても、世間はそれを許してくれない。。。

 

 長いお正月が終わって気が重いのが、メールのチェックや。メールアドレスなんか、公開しているものやから、まぁ、よくもこれだけ来るものか・・・・という、メールの山が溜まる。。。そのほとんどが、うら若き見知らぬ女性を語った出会い系のものばかり。。。大事なメールをそのゴミの中から捜すのが、ほんと、おっくうになるほど、溜まっている。。。

 

 私、真剣に思うのやけれど、メールって、タダで送れてしまうやんか。これ、一通1円でもええから、課金しないかね。。。集めたお金は、震災にでも自動的に寄付するとかして・・・。ゴミメールがタダで送れてしまうから、いつも、下手な鉄砲、数打ちゃ当たる作戦・・・ばかりやられてしまう。これが、ほんと、迷惑で仕方がない。。。

 

 迷惑メールをいくら法律で禁止したって、そのメールが、正当であるか、不当であるかの判断なんか出来ないから、結局ザル法になる。それなら、メールが有料にしてしまった方が、実質、コスト面で影響が大きいから、迷惑ゴミメールを抑止する効果が高いと思うのやね。。。

 

 電子メールっていうのは、確かに便利で、低コストで、誰にでも使えて、ちょっと見た目には大変素晴らしいシステムに見える。ただ、その反面、相手が、どこの誰かが分からない・・・という、秘匿性とか、誰かになりすませてしまう危険性については、飛んでもなく無防備で、オープンが故の最大の弱点がある。

 

 だから、ふとした事で、国会議員のクビを飛ばしたり、証拠を捏造されたり、浮気のもめ事に発展したり、いろいろな別の影響も大きくなってきているのやね。。。何とか、メールの信憑性を高めようと、電子名刺を添付したり、仲間うちでしか知らない合い言葉的なものを利用したり、メール機能そのものに、パスワードでガードしてみたりの、いたちごっこが続いている。。。

 

 50代半ばの私のようなオッチャン世代には、まだまだ携帯メールは、使わない人が残っているが、もう多くの人たちが電話ではなく、メールで、離れた人に、意思の疎通を図る社会になってしまっている。メールの打ち方教室まで出来てくるご時世やからね。。。

 

 ただ、私なんかは、絵文字やデコメールなどは、まぁ、使わないし、もう時代の流れにはついて行けない。だいいち、ええ歳をしたオッサンが、太い指でチマチマ小さい携帯の文字を打つなんて、まどろっこしくて、大嫌いや。打つのやったら、私は断然、キーボードで打ちたい派やから、私の携帯はほぼ、受信専用機でしかないわ。。。

 

 人と人のコミュケーションは、直接人と会う事が基本。それが段々横着になって、電話だけになって、それがメールだけになる。メールだけだと、なかなか、真意とか、姿勢までを伝えるのが難しいから、メールの文章だけで何とかその気持ちの部分を伝えようとする。自然の帰結なのかも知れないけど、私、この方向性って、これでええのか・・って、思ってしまうのやね。。。

 

 まぁ、効率を求めるものは、どんどん進化するもの。反対に心情が大事な事は、より密接な対面的なコミュニケーションが求められる・・・。そんな二分化が進んでいくのやろうけど、何か、それって、折り紙のだまし船のように、船の先端をしっかり指で握っているつもりでいたら、目を閉じている間に、何故か船の帆先を握っていることになっていた・・・ような、言い訳のない不快感を感じてしまうところがあると思うのやね。。。

 

 これが今の常識ですよと言われても、我々の時代の常識はまだそこには存在する訳で、どちらが正しくてどちらが間違っているか・・・のような論議は不毛やと思うのやね。。。どちらも現実なのやから。。。世の中、効率をどんどん追求していくうちに、逆に本当に大事なのは、もっと別のところにあるということに気づくことが多い。この繰り返しで世の中は回っている。。。

 

1/12(木) まぁ、人間、歳を取っていくと、なかなかお誕生日というのが、うれしいものではなくなってくる。子どもなら、プレゼントを貰えたり、ケーキが食べられたりするのやけど、55にもなるオッサンには、何もテンションが上がるような感激が無い。私の誕生日は1月1日だから、昔から、クリスマスプレゼントも、誕生日プレゼントも、お年玉まで、一緒くたにされてしまうから、ほんと、損な気になるのやね。。。

 

 まぁ、ヨメさんが服やケーキを買ってくれたり、するのやけれど、なかなかサプライズとはほど遠いので、感動するところまでは、行くことはないわな。。。ケーキに至っては、一口も食べないまま、他の家人の胃袋の中に収まってしまったのか。気がついたら無くなっていた。

 

 なかなか、テンションを上げたいけど、そんなイベントもないし、こうなったら、自分で、自分にご褒美するぐらいしか、気分が上々・・・になる手は無いと、正月セールの電気屋へ行った。安いハードディスクレコーダーでも買って、部屋でも、リビングでもブルーレイが見れるように、してやろうかと思ったんやね。。。

 

 ところが、HDDレコーダーの売り場へ行くと、妙に飛び抜けて高いのが売ってある。この手の商品は、ディスクの容量の大きさがそのまま価格に反映している場合が多い。普通のレコーダーの平均的な容量は、今は500GBぐらい。それの上級機種で、1TB(テラバイト)といったところか。。。えらい時代になったもんや。「ギガ」の時代になって、凄いことになったと思っていたら、いつの間にか「テラ」の時代になっとる。

 

 その中でも何故かより高い商品が有って、何と5TB。東芝のレグザブランドのハードディスクレコーダーやった。この商品、昨年の12月中旬に発売になって、大人気になって、いま注文して1月の末か2月の初めぐらいにしか入って来ないのやそうや。。。

 

 何が凄いって、やっぱり、タイムシフト機能が付いている事なのやね。。。つまり、8日間あるいは16日間も、テレビの6局分の全番組を録画しておけるという、過去に戻れるタイムマシンなのである。よく、番組録画をしようと思っていて、忘れる事って、意外と多い。気がついたら半分以上、終わっていた。あぁ、見逃しちゃったなって、多いと思う。これが完全に防げるのやね。。。

 

 凄いのは、今放映している番組を、頭から見て、CM飛ばして、追いかける技まで出来るんや。。。これをやりだしたら、生放送を見ているときまで、CMの早送りがしたくなるから不思議やね。。。もちろん、気に入った番組とか映画があったら、ブルーレイに焼いておけるし、ネットにつなぐと、いろいろな精密な番組情報も獲れるから、好きな俳優さんとかアイドルの名前なんかで、出演番組を予約出来たり、まるで未来の機能だったことが、いつの間にか実現しているのやね。。。

 

 このタイムシフト機能って、一昨年ぐらいから、何十万もしたのが出ていたけど、やっとそれが十数万円ぐらいで実現した。最上ランクの商品は、買えないけれど、その次ぎのランクのものやったら、十万ちょっとで買えるというので、思い切って、これを自分のお誕生日プレゼントにして買ってみた。

 

 私の住んでいるのは京都なので、全部録画の指定チャンネル選びがちょっと悩む。NHK、毎日放送、朝日放送、関西テレビ、読売テレビ・・・まではすんなり決まるのやけれと悩ましいのがあと1つしか選べない、テレビ大阪と、NHK教育。。。Eテレは、たまにメインのカバーで大事なスポーツのサブ番組をやるときがある。テレビ大阪も、魅力的な番組が多い。何で6つやねん。。。7つ欲しいなぁ。。。まぁ、結局テレビ大阪にして、お正月から全番組録画を始めた。

 

 これが、予想外に使える。私は、早寝早起き型なので、夜は9時には寝てしまう。9時以降から深夜番組は、朝の4時か5時ぐらいに、ゆっくり見える。それも、早送りが出来て、効率良く見れる。そこで感じた事。何と、民放のドラマなんかは、コマーシャルの時間が長いこと。。。1時間の番組なんかでも、CMの早送りをして見たら、35分ぐらいで見れてしまう。。。それだけ沢山のコマーシャルを見せられていたっていうことやろうね。。。

 

 長時間録画モードにすると。やや画質が落ちるということはあるのやけど、そんなに気になるほどは酷くならないし、もともと、そんなに、どうしても、超高画質で見たいソフトなんかも少ない。デジタルハイビジョンの時代になっているから、昔の映画作品なんて、飛んでもなく悪い画質だから、そんなと比べても、全然遜色が無い。むしろ、その番組を作った年代の影響の方がずっと強い。。。

 

 そういえば、気がついたら、世の中はもう21世紀になってから、12年も経っておる。今年の成人式を迎えた人が生まれたのは、何と平成3年。。。今に昭和は遠くなりにけり・・・なんていう時代に、いつか、なるのやろうね。。。そうなる前に、21世紀の今を楽しんでおきまひょか。。。もう、今まで生きてきた時間より、死ぬまでの時間の方が、とっくの昔に短くなっているのやからね。。。

 

1/13(金) 今週の初め、在阪民放テレビ局3社に、コンクリートの塊などを投げつけて、テレビ局の看板を潰したり、ウィンドウ・ガラスを割ったりする、無茶な事件が起きた。被害に遭ったのは、朝日放送、毎日放送、関西テレビの三社。いずれも大阪キタエリアにある放送局で、何故か、京橋にある読売テレビに被害は無かった。このニュースだけ聞くと、何か、やや左の政治的な傾向のあるマスコミが被害に遭っているから、ちょっと右翼がかった人の犯行やろうか・・・それとも、地理的な問題か・・・。こればっかりは、不明やね。。。

 

 そういえば、全国的には、長らく営業収入日本一を誇っていたフジテレビが、ここ3年ほど低迷して、今は日本テレビが日本一なのやそうや。。。ミタ効果もあるやろうけど。。。フジは、例の乗っ取り事件やら、韓流デモやら、ゴタゴタが続いたからやろうね。。。日テレが確かに、今一番、在京局では、イデオロギー色が薄いような気がする。。。

 

 昔、フジテレビって言ったら、政治思想的には、一番右やったのにね。。。スポンサーや、広告代理店の電通がらみで、左に急ハンドル切ったのかね。。。日本のマスコミが、中立の建前を放棄してしまったのは、残念やな。。。

 

 資本主義社会では、金を出すところが強いのは当たり前。今まで、マスコミが独立的な孤高な倫理観を持つなんて、言われて来た事が、逆にどんどん、難しくなってくるのやろうね。。。そりゃ、広告代をボンボン使っているパチンコ屋とか、地域独占で金が使い放題の電力会社とか、そんなところの言いなりに、放送局や新聞社がなっていく・・・のが、仕方のない事なのかね。。。

 

 マスコミの公共の指命なんて、かっこええ事を言っていても、やっぱり、スポンサーさんがお金を出してくれないと、何も出来ない現実がある。民放って、そんなものや。新聞だって、いつも大きな広告を出してくれるクライアントさんの、不祥事があっても、強くはたたけないもの。。。そんなことをしたら、もう広告出さないぞ・・・で終わってしまうからね。。。

 

 出版界では、こんな企業に媚びることを快しとしないので有名な、雑誌がある。「暮らしの手帖」っていう本を出しているところや。ここは、厳しい商品テストをすることで有名になった。あくまで消費者の立場に立って、メーカーのネームバリューや、営業力とは無縁の世界で、掃除機や洗濯機などの電化製品の過酷な耐久テストをしたり、使い心地をリポートしたりして、辛口の意見も書く。。。そんなスタンスが売りの雑誌である。

 

 でもね。この暮らしの手帖も、広告料収入がゼロで、一般消費者が支払ってくれる雑誌代だけが、収入源となるのはやっぱり、苦しくて、雑誌自体が、とても高いものになっていく悲運があったのやね。。。雑誌も広告代で安く出来るシステムが世間の常識になっとるからね。。。

 

 日本には、NHKという、公共の放送局という仕組みがある。この放送局の番組には一切の広告宣伝は入らないし、ビールのラベルまで隠して撮影する徹底ぶり。。。これもまた、不自由なことになっとる。その割りには、NHKを解散して、民放にしてしまえという声は、何故か上がらない。私なんかは、もう公営放送の時代的な意味は薄れたと思うのやけれどね。。。

 

 ただ、その日本放送協会でさえ、放送局が、意志や思想を持たずに、完全な中立を保ち続ける事が、なかなか難しい時代になってきているのやろうね。。。昔のような一様性の日本ではなくて、多様性が進んでいる日本で、その軸足がどこに置くか、どのぐらいの振れ幅まで許されるものなのか。その塩梅が、一概に決められない時代になってきているのやろうね。。。

 

 これまで拡がり続けて来た日本の多様性。混沌になる前に、逆のベクトルに動いて、振り子のように、一点に収斂されていく必要が、逆に今の時代に求められていくような気がするのやね。。。

 

1/14(土) 今週、小沢一郎の公判が始まったけど、その中で、小沢一郎が答えた、自らの政治資金団体・陸山会の取得した不動産代金4億円のお金の出所についての「言い訳」がふるっている。

 

 小沢一郎の答えは、4億円もの手持ちの資金の出所が、両親から相続した現金や、出版した本の印税、それに議員報酬などの「もろもろのお金」なのやそうや。。。もろもろってあんた。。。結局、何も質問に答えてないのと同じやんか。。。

 

 それに、4億円もの不動産取引を、秘書任せにしていたと言われても、常識では、信じろと言う方が無理な話や。。。それにもしこの答えが正しいのだとしたら、小沢一郎には、それが事実であるという立証責任があるのやないかね。。。なぜなら億単位の遺産をもし本当に、現金で相続したのであれば、当然、相続税が申告されてないとあかん。それが無かったら、当然脱税の罪になる。その納税証明を出してもらわんと。。。

 

 実は、政治資金団体というのは、税金逃れの格好の隠れ蓑にされている現実がある。政治資金には課税されないことをええことに、親の議員が子の議員に合法的に資産を譲る事が出来る理不尽があるのやね。。。本の抜け穴というか、何というか。。。もう、議員本人らが、自分たちを律する法律を作ることが出来るかどうか。。。大変疑問だらけや。。。議員を縛る法律は、裁判所が作るみたいな、ルールが必要になってくるのやないかな。。。

 

 議員定数の削減の話かてそうや。自分たちの生活がかかっているのに、自分たちに厳しい法律を作ることなんて、しないのが普通。。。こんなことを、議員にさせておくほうが甘いように思えてならへんわ。。。私、議員が議員を縛る法律は、自分たちの利害を左右させることになるから、外部で作るべきだと思うのと同時に、議員数が何人が適当であるかの論議に、もうええかげんピリオドを打ったらどうかと思うのやね。。。

 

 例えば直近の国勢調査の数字で、自動的に議員数を決定するようなルールにしてしまったら、いつももたもた大騒ぎなんてしなくていいのに。。。議員に裁量権なんてあたえるから、自分に有利になるように比例とか、選挙区とかルールを、いちいち見直す度に、大騒ぎになるのやないかな。。。

 

 例えば国会議員は、有権者100万人に一人とか決めてしまったらええねん。。。有権者が1億2000万人いたら、議員定数は120人や。。。それでいいやんか。。。北海道の北からと、沖縄県の南から、道州制の区割りを使って、北海道は何人、東北は何人、関東は何人って各地方の定員を決めて、各州の代表を選挙して国会に送る。これで一票の格差問題もなくなるし、恨みっこ無し。。。未来永劫このルールは変えない。変わるのは人口によるものだけ・・・ってしたら、みんな、納得出来るのやないのやろうか。。。

 

 今の政治は、議員や役人連中に、大きな権限が集まりすぎていて、そのシステムが制度疲労を起こしてしまっているのに近い。。。役人や議員の力を小さくして、分散させて、行政のコストを下げさせて、小さな政治にしていかないと、もう日本は保たない。。。増えつづけた借金の犯人は、役人天国と、それに尻尾を振り続けた議員連中であるという現実。。。これを認めさせないと、誰も責任をとらない、なぁなぁの日本の舵取り政策を続けさせることになってしまう。。。

 

 官僚型の日本に運営に、白旗を上げさせて、早く見切りを付けるためにも、権力を分散させて、小さくしてしまうことが必須になってくるのは、見えているのやないやろうかね。。。

 

1/15(日) 今週、神戸地裁で、例のJR西日本の脱線事故に関する裁判の判決があった。日本の鉄道史上7番目に多い犠牲者を出した脱線事故で果たして、経営サイドの責任を負えるものかどうか。。。107名の被害に遭われた方には、本当にお気の毒だけど、結果は、お偉いさんは、無罪になった。

 

 つまり、この未曾有の鉄道事故が、何が原因で起こってしまったのかと、一言で言うと、制限速度が、時速70qで走らなければならない急カーブを、時間に遅れたと慌てていた運転手が116qもの猛スピードで入ったのが原因でしかなかったというこっちゃ・・・。

 

 もちろん、運転士の勤務体系の問題とか、過密ダイヤとか、厳しすぎる教育問題とか、ATSがせめて設置されとったら・・・という部分はある。でも、基本的に、一番悪いのは、運転士。。。そういう結論しかなかった。。。でも、この裁判所の結論は、ごくごく常識的なものやったのやなかったのかね。。。被害者の方には、本当に、お気の毒やけど。。。そして、業務上過失致死に処すべき、その犯人は、もうこの世にはいない。。。巻き添えになった者はたまらんけど、JR西日本のお偉いさんに牢屋入って貰っても意義が薄いわな。。。

 

 これだけの大事故を起こしているのに、誰も罪に問われないのはおかしい。。。遺族の方々の気持ちは、もっぱらそこにある。つまり、過失より、けったくそ・・・の世界である。。。ただ、航空機や高速バスの事故とか、いろいろな交通事故で、いつも、思う事やけど、起きてしまった事故原因をいくらつきつめても、結局最大の過失は個人の技量の低さや個人のミスに、ほとんどが帰結してしまう現実がある。

 

 多くの場合は、会社に原因があるように運動する傾向があるけど、これは、被害者救済という部分と、過失の存在がある場所の究明をごっちゃくたにしてしまう帰来があるのやね。。。

 

 被害がいくら大きくても、いくら策を講じても、ヒューマンエラーというのは、ゼロにはなりにくいのやね。。。低くすることは大事なことやけど。。。かといって、落ちない飛行機を作らないから悪い。衝突しない自動車を走らせないのが悪いと、いくら言っても、それらの技術は、日進月歩。全部の事業者に強制できるほどのものではない。。。ビジネスである限り、コストのハードルも高いという、現実もあるやろうしね。。。

 

 カネミ油症事件や、肝炎事件、多くの公害裁判などで、多くの訴訟がされてきたけど、どれも、原因の究明や、過失のある犯人捜しより、多くの場合、被害者救済が優先されてきた傾向がかなり強いと感じる事が多かったのやね。。。国や大企業を相手にしたら、金になる。運動の矛先が、大きいものの方が、社会的な関心を集めやすい・・・。どうも、市民運動的な活動は、国や自治体などの、我々が支払った税金から、いかに、大きな分け前を奪取するか・・・目的にしているのではないかと、しているような気がしてならへんのやね。。。

 

 電力会社もそうやけど、鉄道会社も、実は我々の生活に無くてはならないインフラを握っている。でも、その資産は民営化されたとはいえ、実はもともと、国民の資産でもある。事故に賠償する会社も、実は自分たちが利用して成り立っている鉄道事業という極めて公益性の高い事業であるってこと。。。ここが、ただの民民の紛争解決のそれとは、全く別の意味合いを持つっていう認識も必要になってくるのやね。。。

 

 鉄道会社が多くの損害賠償をして、大赤字になったら、運賃を値上げして、採算を取ろうとする。つまり、電鉄会社の賠償っていうのは、そのまま利用者負担の増大に直結してしまうという理不尽さも内包しているのやね。。。なんで、人の会社の事故賠償のケツ拭きをその鉄道の利用者がせなあかんのや・・・というご意見も当然あるやろ。。。至極、ごもっともや。。。でも、日本の社会って、どこかしら、こんな、おケツがむずがゆい解決方法を是としてきたところがあって、何かピント外れなような不快感があるのやね。。。

 

 あの日、たまたま、あの電車に乗ってしまったというだけの理由で、命を取られてしまった方達の、ご冥福を再度、祈ることしか、結局、私たちには出来ないのやけどね。。。

 

1/16(月) 名古屋のSKEオタクの台湾人留学生殺人犯を、せっかく捕まえたのに、まんまとナイフ自殺させてしまったり、広島の刑務所で中国籍の李受刑者をいくら工事中とはいえ、みすみす脱獄させてしまうとか、警察や法務省の役人さんたちが、ちょっと、たるんでいるのやないか・・・っていう、実態がどんどん明かになってくる。。。どやさ・・・これって。。。

 

 それに、オウム真理教の17年間逃亡していた男と、それを匿っていた女が、いとも簡単に健康保険証を偽名で作ることに成功していた。これも、厚労省のシステムが、何らチェック機能が働いていない証拠。。。だらしない話やね。。。なんで、健康保険証って、住民票照合が要らないのやろうか。。。そんなので、身分証明として、有効としてきたしたら、ちょっと、頼りなさ過ぎるわな。。。身分証明の一元化とかが、論議されてもええのやないかね。。。役所の縦割りやなくて。。。

 

 公務員の人たちは、「公僕である」っていう言葉を、良く聞く。公(おおやけ)の僕(しもべ)・・・。これって、パブリックサーバントの直訳日本語。。。この言葉って、ちょっと違うなっていう感じがする。少なくとも、今の公務員さんって、国民の下僕とか、召使いや、奴隷のような感覚を、持て・・・っていう方にも、無理がある。逆に、自分たちは、国民より、偉いんやぞ・・・って言いたいぐらいなんやろうね。。。

 

 まだ、全体の奉仕者であるっていう日本語。これの方が、ちょっと、しっくりと来る。。。上も下もないっていう感覚。一般国民が出来ない事を、国民全部のために奉仕的にやってもらう仕事・・・。これが公務員やという感覚が、言い得ているように見えるのやね。。。

 

 自由主義の国では、当然のことながら、何でも経済原則で、ものごとが進む。商人なら安く仕入れて高く売り、その利鞘が儲けになる。職人なら、自分の技術を以て、ものの付加価値を上げたりして、その報酬を得る。ところが、それだけでは、みんなの困りごとが解消されない。だから、奉仕者である公務員さんが、その役を買って出てもらう。だから、大変必要な仕事なんやね。。。本来は。。。お商売では、とてもペイしないこと。経済原則の外にあるけど、みんなの役に立つこと。こんなのが公務員さんの仕事になる。

 

 ところが、今の世の中、いつの間にか、頼んでもいないような仕事をする公務員さんが急増してしまっているのやね。。。本来、公務員さんたちの仕事の範囲を決めるのは、その仕事を監視する立場の議員さんたちや。ところが、今の議員さんたちは、市民、国民のための代表の視点よりも、役人さんたちの利益を代表する人たちばかりになっているのやね。。。つまり、役人さんたちによって、議会は、籠絡されてしまったってことになる。。。

 

 今の知事さんたちや、市長さんたちって、ほとんどが、元役人さんたちや。。。それどころか、議員さんたちまでもが、役人さんたちの代表という人ばっかりが多くなってしまって、議会と役所がグルになってしまっているところばっかりになってしもた。。。これが、政治や行政の堕落につながってしまって、税収も無いのに借金を繰り返し、カネに窮しても誰も責任を取らなくても良い、都合の良い搾取組織である役所という名の怪物を、膨らませ続けて来てしまったのやね。。。

 

 私、今の日本国の公務員さんたちって、橋下徹風に言えば、とっくの昔に会社が、倒産してしまっているのに、皆が泥舟にしがみついている超不良会社の社員さんたちやと思うのやね。。。何せ、国と地方の借金は、もうすぐ、1000兆円にもなるというやんか。。。そんな会社の社員さんたちが、なんで、去年より、多くのボーナスが貰えたり、リストラされずに雇い続けてもらったり、中小企業を含めた民間企業より、倍以上の給料をもらい続けておられるのか・・・不思議で仕方ないんや。。。おかしいやろ。。。

 

 それやのに、金が足らなかったら、国民から消費税増やして、金をまた巻き上げたらええ・・・なんて甘い事をいうから、野田総理の支持が地に墜ちているのやね。。。もう、ええかげんに、年貢を納めたらどうなんや。。。いらん天下り先を切れ。役人達のやっている、くだらない仕事を、どんどん仕分けして、役人のクビを切れ。高すぎる給料を半減させて、楽すぎる仕事に見合った給料にしろ。公務員宿舎なんか全廃して、国に金を返せ。何もせんのに、偉そうに税金値上げの算段だけするな。無意味やろ。。。

 

終いに、納税拒否者や、年金掛け金支払い拒否者ばかりになるで。。。その前に、政治の倫理を取り戻せ。。。今言いたいのは、まさにそこやで。。。

 

1/17(火) 今、いろいろな政治がらみのテレビ番組を見ていると、年金の官民格差の問題が多い。公務員さんの年金が優遇されすぎ、民間の年金はそれに比べて不利。国民年金に至っては、とても低額だから、とてもこれだけでは生活出来ない。。。どの番組でも、判を押したように、年金一元化が必要っていう結論になっとる。。。

 

 私ね。。。この一元化って、言葉。。。逆に、不公平を助長するような意味があると思うのやね。。。そもそも、年金の金額を全国民同じにしなければならない理由なんてあるのか。。。社会主義国やあるまいし・・・。勤めていた会社や、お仕事の形態で、公務員と大企業、中小企業、自営、やってた仕事はバラバラやのに、みんな満65歳になったら、国から、同じ金額のお金がもらえる。。。これの方が、不自然で気持ち悪いと思うのは、私だけやろうか。。。

 

 この一見、平等のように見えるけど、実は、飛んでもなく不平等な仕組み。。。まさに、ここに、年金という、まやかしの制度の悪い点が、凝縮していると思うのやね。。。というのも、年金の原資を考えたら分かる。公務員は国や地方が雇っている人たちだから、税金でその費用をある程度、負担するのは分かる。でも、民間は、基本的には、みんなが支払ってきた年金掛け金が主な原資や。それだけではたりないから、税金で穴埋めする制度になっとる。ここに何故か、企業が個人の払う掛け金の半額を負担するという摩訶不思議な制度が混じっている。

 

 国民年金は、本人の掛け金だけしか原資がない。だから、会社の社員さんより倍ほど高い掛け金を払わないといけないし、給付される年金金額も、他と比べて極端に少ない。こんなバラバラの原資のお金を、いったい、どうして、一律に同額に出来るものなのか。。。私、この年金の設計そのものに、無理が有りすぎて、制度矛盾に陥ってしまっていると思うのやね。。。

 

 私、別に公務員さんの年金って、他の人より有利でもええと思うのやね。。。それが魅力で公務員になりたい人が増えるのやったら、優秀な人材を集めるための、ただの制度設計というだけのことやと思うから。。。民間でも大手さんなどは、厚生年金の別枠で、企業年金やその業界だけでの付加年金システムをやっているところもあるのやから、それはそれで、一種の福利厚生やんか。。。そんなのまで、国家権力で一元化してしまえ。それが公平だって言われても、それこそ、悪平等でしかないやんか。。。

 

 それより、年金の一番の問題は、給付額を上げるために、必要以上に税金がぶち込まれている事やと、私は思うのやね。。。政治家は、給付の金額を増やすことを人質にして、選挙で多くの票を得ようとするゲスな生き物や。。。誰でも、お金が沢山もらえるのやったら、票を入れて上げます・・・。って、なってしまう。。。でも、これをやったら、お終いなんやね。。。ギリシャやイタリアのように、節操のないお金のばらまきで、政権を取ろうとしてしまうことは、ナチスドイツがやったことと同じ。。。大衆迎合主義は、いずれ、独裁政治家、ヒトラーを生んでしまった事から、何も学習してないことになる。。。

 

 私は、年金の給付額を大幅に減額すべきやと思うのやね。。。そうせんと、日本国をみんなで食い潰すことに荷担してしまうことになるからや。。。1000兆円の返せる当てのない借金。返せないくせにまた借金を増やすような今の政治の体質。。。これが国民が政治からソッポを向いてしまっている一番の原因や。。。

 

 これは、私の私見なんやけど、いま、ねんきん定期便とか、みんなに来ているやんか。。。これに、今まで自分が積み立てた年金掛け金が書いてあるやんか。。。これ、全部国民に返金して、年金を解散するか、その残高から、計算して、自分の年齢と平均寿命から、計算して、予想余命を計算して、積み立て残高を余命月数で割った金額を年金の給付金額にして、全部の人がバラバラの年金にしてしまったらどうかと思うのやね。。。これが、一番公平や。。。

 

 たくさん積み立てた人は、たくさん貰えるし、少ない人は、少ししか貰えない。つまり、年金の金額に、政治家が口を挟む余地を残さない制度にしてしまうんや。。。選挙の餌に年金がされてしまうことを防ぐ、絶大的な効果が有ると思わへんか。。。年金への税金の投入を止める。貧困対策や生活保護などの社会福祉と、年金をきっちりと区分けしてしまうんや。。。ごっちゃにするから、政治家の玩具にされる。。。

 

 それと、公務員さんのような、民間の経済的な常識のない組織に、みんなの税金を増やしたり減らしたりする権限を与えたらあかんのや。企業なら、コスト意識とか競争とかがあるけど、公務員さんたに、それは求められない。だから、役人さんの仕事や、予算の執行は、高いレベルで常に細かく監視出来る必要が有る。これが足りないから、どんどん無駄銭を使われ、天下りなどで、税金が食い潰され、税金でメシを喰う人の数をどんどん増やされてしまうのやないのかね。。。

 

 本来、年金というものは、老後の不安が少しでも薄れるように考えられた制度や。蟻とキリギリスのイソップ童話のように、ちゃんとこつこつと払ってきた人だけその恩恵が受けられる制度やなかったらあかん。夏の間、遊び惚けていたキリギリスは、寒い冬になったら死なないと、倫理観が守られないし、正直者が馬鹿を見ることがあってはならない。

 

 ただ、その蓄えの裁量というものは、人それぞれ、バラバラであるのが当然であって、それを全国民一律にしようなどという、驕り高ぶった思想っていうのは、いずれ国を滅ぼしてしまう危険な考え方であるという認識。私はしっかり持つべきやと思うのやけれどね。。。

 

1/18(水) 昨日から仕事の関係で神戸に来てます。年に一度の研修会と展示会。毎年大阪やのに、今年は何故か神戸。たまには、他の都市であるのもええね。。。

 

 さて、先週末には、受験生の人たちからしたら、一生がかかっているセンター試験。共通一次とか言っていた時代は遠の昔。我々の時代には、それすら無かった。。。一発勝負で怖いので5つも6つも受けたっけ。。。今みたいに推薦入試なんて、かなり限られていたからね。。。

 

 そのセンター試験でいつも、何やらトラブルが起きる。昨年は携帯電話を使ったカンニング事件になったり、試験を実施する側の不手際や、出題ミスなど、毎年、何か問題が起こる。。。今年はICプレーヤーの不具合とかあったそうや。。

 

 それにしても、一年に一回しか使わないのに、こんなプレーヤーを何十万個も使うのなんて、何かナンセンスやね。。。放送とかテープでもええやんか。。。金が無い金が無いと言っているくぜに、そんなのに大金を使う。。。私、有る意味、お役人仕事を象徴していると思うで。。。

 

 もともと、文科省って、そんなに大きな予算規模の省庁ではないわな。。。ところが、役人っていう人種は、予算のぶんどり合戦ってなったら、血眼になってやる哀れな人種なんや。。。それは、公金を使えること自身が、利権や旨みになっていて、多くのお金を使える権限があることが、偉いという、間違った考え方があるからなんやね。。。

 

 これだけ大規模な全国統一テストを一斉にやるのやったら、各会場に大型テレビでも置いて置いて、同時に放送でもすりゃ、安くあがるのに。。。なんて、素人でも思ってしまう。それに、どうしても英語のヒアリングを、試験に出さないといけないのかって、聞かれても誰も答えないやんか。。。本当は、こんなの無しにしても、良いのかもしれんやんか。。。費用がかかりすぎるから。。。どこかの誰かが、大きなお金を使いたいだけ・・・。こんなもの、止めてシモタって、試験ぐらい出来るのやないのかな。。。

 

1/19(木) 消費税を上げる上げるって、いつの間にか、選挙の時の公約を翻して、役人どもに媚びを売る野田総理。。。内閣を改造したぐらいで、支持率が回復するものかいな。。。やれるもんならやってみぃ。。。一番大事な、国民を納得させられないで、何が総理かいな。。。

 

 消費税っていうのは、所得の低い人にとって、負担が重くなる逆進性が指摘されている。これをどうするのかって聞かれて、何と、所得の低い人には、税金を返してあげるのだという。あほちゃうか。。。所得の低い人って、どうして特定するつもりなのかね。。。資産何十億も持っていて、所得ゼロの人にも、税金返してあげるのやな。。。ほんま、言っていること、やっていることが、いちいち現実味がないわな。。。

 

 そもそも、政治家ごときが、人様を区別するなんてこと。おこがましいわ。。。人を所得なんていう物差しで、選別、区別、色分け・・・することの、愚かさを知るべきやで。。。

 

 それに、税金を集めるために、莫大な数の役人を雇って、やっと集めた税金をまた、国民にお返しするのに、また役人をたくさん、使う。。。また税金でメシを食う人の数が増える。。。あほやでこれっっっ。はじめから集めないとか、値上げして集めない方がよほどコストが低いわ。。。こんな計算も出来ひんのかな。。。政治家や役人は、国民から預けられただけのお金を、さぞ、自分たちの裁量でお金を渡して上げるなんていう、「ええかっこ」をしたいだけやんか。。。そんなことするぐらいやったら、はじめから集めるな。。。

 

 文句あるのやったら、大金持ちが貧乏人のフリをして、税金を貰うのを防ぐ方法を示してみいな。。。出来ひんやろ。国民の資産やら、納税額やら、国民総番号制までして、超プライベートな個人情報まで、国家や、役人が把握出来ないと、そんな大それた事は出来ない。考えが甘すぎるわ。。。

 

 民主党の議員さん連中は、とかく、国民を色分けすることが好きな人の集まりと見える。人っていうのは、人それぞれいろいろな顔が有って、いちがいに、お上が、この人は、こういう人だと決めつけることは、出来ないものなんやね。。。それを思いしったらええわ。。。

 

 私の知っている限り、世の資産家っていう人たちは、2つの大きなタイプがある。大きな事業で成功して、一攫千金を手に入れた人と、コツコツと節約して、財をなり得た人や。。。後者の人は、ほんと、小汚い格好でも平気。この人、大金持ちやのに、ええ服ぐらい買ったらええのにと、凡人は思ってしまうが、往々にして、そんなタイプの大金持ちさんは、お金を使わない。使わないから貯まった。。。それの方が正しい。。。

 

 そして、日本の大金持ちの人は、多分、このタイプが多い。。。そんな人は、税金を出来るだけ支払わなくて良い方法の選択枝しか採用しない。こんな人たちは、多分、絶対に貧しい人のフリをする。当然や。。。だから、消費税の割り戻しなんていうのは、間違い無くザル法になる。。。保証するわ。。。

 

 税っていうのは、公平にあつめないとあかん。でも、その公平さを維持するために、とんでもないコストがかかってしまったら、それは、意味が無くなる。税金を戻すのではなく、所得税を減額してあげる控除でしか、調整なんて出来ないと思うで。。。納税額の変更だけでいいから、費用がかからん。再配分より、控除のほうが、はるかに制度として、優れた徴税方法やと、専門家やったら、知らんではスマされへんと思うけどな。。。

 

1/20(金)地中海で運行している豪華客船が、浅瀬で岩礁に乗り上げて座礁。船長は、その事故を隠そうとそのまま運行して、事故から一時間も経ったところで、とうとう、船が傾き、まるでポセイドンアドベンチャーという、映画のように、船が横倒しになった。

 

 船っていうのは、小さな船室が沢山有って、一部が浸水しても、なかなか沈没なんてしないもんや。つまり早く避難指示をしていけば、被害者は出なかったかも知れない。情けない話やね。。。

 

 もともと、浅瀬はちゃんと海図に乗っているし、何か知り合いに良い景色を見せようと航路を変更していたのだとしたら、飛んでもないヤツやね。。。船が傾きだして、船内が真っ暗になって、船長が一番に逃げ出したという話を聞いて、さもありなん。。。そんなレベルの人が船長をしていたのやて、こんな人に命を預けなければいけないお客はたまったもんやないわな。。。

 

 それにしても、今度の事故、いろいろな意味で、恥ずべき事が多すぎる。泣きわめく子どもを無視して、ええ歳をしたオッサンが真っ先に避難したというし、助けられたかも知れない人が、何もしなかったために亡くなっていたり、ほんと、民度が低いというか、恥知らずというか。。。

 

 まぁ、私だって、真っ暗になった船内で、我れ先に、逃げようとする状況で、なかなか冷静でおられる自信はないかも知れないけど、そんなときに、人の本音というか、その人の本性が出るというか。。。そんなことは多い。

 

 阪神淡路大震災の時に、自分が逃げるのに必死で、家屋の下敷きになっている弟を見殺しにしてしまったお姉さんの話を聞いた。この方はずっと、あれから17年間も、自分を責め続け、ずっと、自分の情けなさ、自分だけが可愛くて、自分がいかに、情けない、くだらない、小さな人間であることに、ずっと恥じて生きて、おられるそうや。。。

 

 この弟さんは、スグに助けても、助からなかったかも知れない。でも、その時、何もして上げられなかった自分を、自分自身が許すことが出来ない。。。だから、悩み、後悔し続けてはるのやね。。。なかなか、口で言うのは格好ええけど、自分はどうなんや・・・って話、世の中には多い。

 

 国民に人気のあった元官房長官の、枝野氏が、福島原発の爆発で、自分の子どもを真っ先に、シンガポールに避難させた話は有名や。。。国民には、今すぐは、どうってことない。こんなレベルの放射線では、大丈夫だと言っているヤツが、自分の子どもだけは、安全に避難させているって聞いたら、福島の人の気持ちはどうなんかね。。。別に、福島県産のお米をテレビカメラの前で、食べて見せろって言いたいのやない。ただ、国民に寄り添って向き合う人の態度って、やっぱり、微妙になるやんか。。。お里が知れるっていうか、その人の心の中の本音が見えてしまって、ちょっとゲンナリしたって人、多いと思うで。。。

 

 菅直人が被災地を訪問している態度と、天皇皇后両陛下が、被災者の人を慰問されているところなんかを比べると、人としての値打ちっていうか、その人がポーズでやっていることか、本当の心の中から感じてやっていることなのかっていうのは、やっぱり、人間やったら分かるわな。。。所詮、菅直人は三列目。学生運動のデモでいつも水に濡れない安全地帯で、格好だけは良いところどりをするいけ好かないヤツ。。。そんな印象しか無いわな。。。

 

 人は、幸せになりたいと思って生きている。でも、この事を突き詰めていくと、自分一人だけの幸せっていうのは、空しいものであることがわかる。自分の周りにいる人全てが幸せで、初めて自分も幸せであると感じるとが出来るもんや。。。この事に気づけたら、自分だけが良ければ良いという考えが、いかに恥ずかしくて、いかに、後悔することが多いことであるかが分かるのやね。。。是非、出来る限り多くの人が、徳のある人になって、良い社会になってほしいもんやね。。。

 

1/21(土) それにしても、民主党の不人気ぶりも相当なものやけど、自民党の支持率も上がってこない。いくら二大政党時代を理想と掲げていた人たちでも、この二党の両方が、とんでもなく不人気であるということ。こればっかりは、想定してないのやなかったかね。。。一番不幸なのは国民やで。。。

 

 よくよく考えて見れば、消費税を値上げしたいって以前から言っていたのは自民党の方。言わば、増税って言えば、選挙に負けるのが残念ながら、今の日本の政治状況。。。民主も自民も増税やむなしで、選挙したら、国民からしたら、選択肢が無くなるだけ。。。増税する前に、税金でメシを食っている役人や議員の数をもっと減らせと言っているのに、一向にそうならないから、国民はジレンマに陥るしか無いわな。。。だから何の実績もない維新の会なんかに、第三の勢力として、藁をもすがる気持ちになっている。。。それが本音やないのかね。。。

 

 今の国民のオーダーは、今ある税収をやり繰りして、何とか増税無しに、借金減らして、うまいことやってくれる政党や。ところが、既存政党の人たちは、もともと官僚出身であったり、労働組合の出身であったり、利権を持っている人たちの利益代表になってしもとる。これが、国民には、一番の不満材料なんやね。。。

 

 もちろん、利権を手放させるとか、給料やボーナスを下げたり、公務員をクビにする作業っていうのは、激しい抵抗があるから、誰もなかなか手を出せないような聖域に、うまいことされてしまっている。でも、もうお金が無いのやから、役人天国はもうダメで、これからは、こうしてくれと、大なたを振るってくれる人が一番必要なのやね。。。ところがそれをする人が出て来ない。。。

 

 最近になってやっと、万博なんちゃら協会とか、もうとっくの昔に用済みになっている公益法人などを廃止する流れが出て来たけど、遅すぎるし、規模が小さすぎる。。。もっと、その組織の存在意義を毎年精査して、どんどん無意味な団体、特に税金や、国民が支払っている料金や、公的なお金が入るところが、やっとる仕事の検査を厳しくして、どんどん廃止させないと、税金の節約なんて無理やと思うけどな。。。平成の大合併、平成の大掃除をして、その組織の社会的意義や存在理由に、優先順位を付けて、国民がその存続に投票出来るようなシステムには出来ないものかね。。。今のままやったら、役人さんたちの、ええようにされたままやんか。。。

 

 今の特殊法人や公益法人、独立行政法人などの多くは、国民がこの仕事をやってくれと言って出来たところは、ほとんどない。自分の省益の拡大、自分の省庁が、せっかくぶんどってきた予算を、出来るだけ外に出さないで、身内に利益をもたらしたいと画策して、無理矢理下手な作文をして作ったところがほとんどや。。。何をやっとるのかも正直不明。何の役に立っているのかも、わからん。やたらとアンケート調査ばっかりやってたり、マスコミが潜入取材なんかすると、新聞の切り抜きまで孫請けひ孫請けにさせて、自分は何もしない。こんなのばっかりやんか。。。

 

 公的資金を入れて貰っている組織は、少なくとも公金の使い途について、国民に説明義務がある。国民がそんな仕事は要らない。そんなことに公金を使ってくれるな・・・って言えるところが、議会だけしかないのは、私には、役人が「うまいこと」出来る巣窟になってしまっているような気がしてならないのやね。。。もっと、その組織が自分の仕事の存在意義をアピール出来ないと、自然消滅させられてしまうルール。こんなものも必要になってくるのやないのかね。。。

 

 国民も、役所のサービスに優先順位をつけて、本当に必要なものだけしか、見返りを求めないということ。これからは大事になってくると思うな。。。

 

1/22(日)大阪・難波を拠点とするNMB48で、今、二期生の卒業ラッシュが起きている。卒業と言えば、聞こえが良いけど、事実上、退団のようなもの。多くは受験の方を優先して、アイドルとして、ものになりそうもないと、この世界に見切りを付けて辞めていく。。。という考えの人がほとんどやろうね。。。デビューして半年。。。考えどころや。。。

 

 NMB48の一期生は、スター姫さがし太郎という番組で、オーディション時から、密着して取材され、デビュー前からテレビの露出が半端無かった。ところが半年後に入った二期生は、公演こそ多いけど、いろいろな番組に呼ばれたり、イベントに出てスポーツ紙に取り上げられる機会は皆無に近い。数少ない機会も一期生がほぼ独占して、自分たちにはなかなか、スポットライトが当たることはない。。。これでは、テンション上がらないわな。。。

 

 昨年末にメンバーが決まっているはずの三期生に至っては、何も露出がないばかりか、どっきんぐ48やAKBと××、おはよう朝日です火曜日などでも、紹介がゼロ。HKTの紹介のVTRは出るのにね。。。これでは、なかなか、二期生にやる気が出て来るはずはないわな。。。だから、将来に不安を感じて、やっぱりお受験となっちゃう。。。

 

 聞けば、今年には台北48が出来るらしい。AKBグループは増殖するのは良いけど、増えれば増えるだけ、光と影の差は大きくなっていくし、波に乗れないまま、ポイと棄てられるだけ・・・と見切りを付ける人も多くなる現実があるのやろうね。。。

 

 週刊誌にAKB人気は昨年がピークで、このブームは今年終わると明言する記事が出ていた。私、思うのやけれど、女の子が一番可愛い年齢って、19歳やと思うのやね。少女と大人の女性のちょうど間。。。つまり、アイドルの賞味期限。。。キツイ言い方をすれば、この年齢を過ぎれば、清純さが薄れたり、我が儘が鼻についたり、演技が見え透いて見えたり、一途さや素直さが消えたり・・・。確かにアイドルとしての要素が悪い方に変わってしまう、ターニングポイントや。。。

 

 秋元康氏のAKBのコンセプトは、卒業アルバム。クラスにはいろいろな人がいて、人それぞれ、アイドルに求めるものが違う。だから沢山の人をショーケース式に並べて、その中から自分の一番の「ごひいき」を見つけて貰う。。。これが当たったのやね。。。世の男子中高生は、寝ても覚めても自分の推しメンの一挙手一頭足が気になって仕方がない。。。

 

 ただ、これが七年目になる。多くのトップアイドルたちが成人してしまい、いつまでも、可愛いだけでは勝負できなくなる。新しいメンバーをどんどん出せれば組織は守れるのだが、ファンは意外と保守的で、いつまでも昔からの推しメンを大事にして、乗り換えようとしない。ここに危うさがある。篠田が26歳。いつまでやるねんにいずれなる。大島優子も24歳。子役上がりの彼女も、なかなかドラマでの女優業には、当たり役が無い。確かにさすがにAKBの勢いもここまでか・・・というところが、今年になるのか・・・。それも分からんけどね。。。

 

1/23(月) 先週、最高裁で君が代裁判の判決があった。卒業式などの式典で、君が代を斉唱する際に起立しなかったなどとして処分を受けた東京都の公立学校の教職員およそ170人が処分の取り消しを求めた裁判で、最高裁判所は、「減給以上の重い処分は慎重な考慮が必要だ」という初めての判断を示し、教員2人の停職処分と減給処分を取り消した。

 

ただ、この最高裁判決の結果を巡って、いろいろな反応がある。左翼系の日教組サイドからしたら、処分を取り消せた部分においては勝訴だけれど、戒告処分までは、裁量の範囲であるとして、逆に日の丸・君が代に対する敬意を払う部分については、従いなさいという最終結論が出たのやね。。。

 

つまり、平たく言えば、卒業式の国歌斉唱の際に、起立しなさいと言われて、立たなかった人を、クビにしたり、給料減らしたりするまでは、行きすぎやけど、もっと軽いペナルティやったら、憲法に違反してない・・・ってことが明らかにされたんや。。。そうせんと、職場の組織と規律が守られないからなんやね。。。つまり、最高裁の言いたかったのは、処分が重すぎるということだけ。立たなくても良いとは一言も言ってないのやけど、また左翼系の人たちは、鬼の首を取ったように、勝訴やと言うのやろうね。。。

 

戦後の日本の教育って、本当に、戦前の日本の裏返しばっんかりやっていたらいい。マルクス・レーニン主義が理想なんていう、そんな赤い先生ばかりが必死になってやってきたイメージがある。君が代と日の丸は、軍国ニッポンの象徴だと、生徒みんなの頭の中に、刷り込まして、これが国家や国旗ではないとまで主張するひつこさ。。。ちょっと、異常やないかと思うほど、自分の国の旗を、ここまで毛嫌いするのって、どうなんやろうね。。。誰かて、自分の生まれ育った国は大事やし、その国に生まれたことを誇りに思うことや、その象徴である日の丸に敬意を払うことが駄目と教えられても、生徒やらは困るし、戸惑うで。。。

 

先生の顔色をうかがって、式のとき、立たない生徒。それを見て、この学校はバラバラで、統率がとれてないなぁと父兄やお客が思う事より、自分たちの主張が一番大事。。。そんな主張して自分を曲げない事が個性だと、曲解する滑稽さ。。。まだ、こんなことやっとるのやね。。。

 

オリンピックやワールドカップなどの国際試合で、国の旗や国家に対して、他のあらゆる国の人たちは、敬意を払って、お互いの国のことを尊敬し、相手のことも同等に扱うことの大事さをみんな見ている。つまり、自分の国の旗や歌に敬意を払うことは世界標準であり、世界の常識であるということがわかる。

 

それに比べて日本の教育界の人たちが教えていることは、酷く違っている。高校を卒業した人は、このギャップに驚かされる。。。日本の軍部はかつて、この旗とこの歌を使って、国民を扇動し、戦争を進めた。だから反対。。。このロジックを65年間も使い続けて、反日教育で、自分の国は恥ずかしい事をした駄目な国と教え続ける事に何の意味があるのかね。。。反省とは別の何かがそこにはある。。。

 

旗や歌は、いろいろな考え方を持つ人たちでも、国として、一つになれる機会を与えてくれる意味がある。それに反対している人たちは、行き過ぎた自己主義にこの国の人たちを導こうと考えているのかな。。。みんなで、心を一つにすることは、昔は確かに危険な部分はあったけど、今の人たちは、そんなに馬鹿やない。もっと、国民を信じてみたらどうなんや。。。私は何様なんやって思うで。。。

 

1/24(火) 東京電力がこの4月から、企業向けの電気料金を17%も値上げすることを発表した。一般向けも1割ほど上げるのではないかという予想や。。。ええわな、独占企業は。。。まるで、電力を人質に取った押し込み強盗みたいなもんやんか。。。電気無かったら生きていけない人や会社ばっかりなのやから、ここから電気を買う以外の選択肢がない。。。まさに、弱いものイジメの構図やで。。

 

 値上げするのやったら、近隣の東北電力とか中部電力とか、お隣の国、韓国とか中国、ロシアからケーブル引いて、電気を買いまっさ・・・って、言ってやりたいやろうね。。。東電管内の利用者の人らは。。。わたし、福島であんなことがあったから、原発がもう動かせないのは当然やと思うのやね。。。ただ、あの原発事故の責任を、実は、誰も取って無くて、そのツケ回しを利用者にだけ、回そうなんていう不届きな魂胆やったら、そんな値上げは、認めるべきやないと思うのやね。。。

 

 それに、自由主義社会っていうのは、基本的には、競争があって、利用者側にも選択の自由が保証されていて初めて機能するもんや。。。つまり、オール電化の家庭がガス代を一切負担しなくてよいのと、同じで、例えば自家発電してたり、太陽光パネルをたくさん設置して、電力会社から電気を買わなくて良いところもあるやんか。。そんな人たちの言い分もあるで。。。

 

もし、税金で福島原発被害の補償をするとなったら、原発事故の賠償とかに、公的なお金を投入すると、その利用しない人にとっては、そんなのに公金を使わないでくれ・・・と言いたいと思うのやね。。。関係無いのやから。。。となると、税金は駄目、電気料金もだめ。つまり補償は、東電の自己資産とか、社員の待遇とかを差し出すしか、お金の原資がないことになるやんか。。。それを示さないから、批判されるんや。。。

 

 まぁ、多くの家庭や企業が地域独占の電力会社との契約を強いられている現実からしたら、電気料金へのツケ回しは、理不尽なことになるのやけれど、それだけ、大変なことになっとるのに、電力会社の連中のやっとることが、あまり批判されないのはおかしいと思うのやね。。。

 

 私なら、あんなにテレビや新聞で節電なんかに、高い広告費を使うな。社員のボーナスを無しにしろ。社員の数をもっと減らせ。立派な一等地にある社屋とか、豪華な職員住宅や保養施設を全部売却せよ。東電だけやなくて、全国の電力会社も全部統合させて、それを横割りにして、再分割して、競合させるなどの知恵が無いものなのかな。。。

 

 何か、これって、消費税の論議と似ている。勝手に、値上げだけ決めて、やることやらんのやからね。。。是非、東電にも、今までのぬるま湯体質ではなく、何でも、電気料金に転嫁できない苦労を、しっかりと、味わってもらわないと、国民の納得は得られないのやないのかね。。。

 

1/25(水) あの東京大学が、他の大学や、財界などに、9月入学、8月卒業にしたいと、秋波を送っているそうや。ただ、どこも、諸手を挙げて歓迎なんていうところはない。何で、そんなことになったんやろうね。。。

 

 確かに日本以外では、秋が新年度の始まりっていうところは多い。でも、日本は3月に終わり、4月に新しい年度が始まる文化や風習が根付いている。これをわざわざ変えてまで、変更するメリットは何なんやろうか。。。別に無いようにも思うのやね。。。私には。。。

 

 入学式はやっぱり、桜舞い散る中が日本人の感覚にぴったり来る。晩夏の残暑厳しき中に、新学期や新社会人。。。何か・・・イメージ出来ひんなぁ・・・。

 

 東大っていうところは、何か変なところに拘ってくる癖がある。東の東大は、官僚や裁判官などのイメージ。西の京大は、研究一筋の学者肌なイメージがどうしてもある。つまり、有る意味では、東大の人らは日本をリードしなければならない・・・と、奢った考え方というか、思想のようなものが強いのやないかな。。。人の迷惑顧みず・・・自分の実績や功績を評価して欲しいという、有る意味自己顕示欲の強さ。。。こんな背景が、突拍子もない9月入学論を言い出す素地になっているような気がする。。。日本の学校を9月入学にさせたのは俺だ・・・って言いたかったのかな。。。あほらし。。。

 

 日本には、他の国には少ない四季や、それを楽しもうとする文化や歴史がある。これを変えることは、よっぽど大きなメリットが無いと、意味が無くなる。欧米に合わしたい・・・。それだけで、この国の文化を否定してしまうのは、私には横柄なことに見えてしまうな。。。日本中をそんなに振り回したいか。。。日本中のルールを変えて、自分たちの力を誇示したいのか。。。私にはとてもちっぽけな、しょうもないことに見えるけどな。。。

 

1/26(木) 実は、今日は、NMBファンの人にとっては、大事な発表のある日。チームNに続いて、チームMが本日午後9時というから、劇場公演直後と、ホームページでも発表されるのやろうね。。。まぁね一般の人からしたら、どうでもいいこと。一期生は鉄のパンツの新曲のことぐらいは知っているけど、二期生はテレビの露出も少ないし、知らない人も多い。。。

 

 ただ、三期生も決まった中で先週まで実は、二期生が続けて、3人も脱退を表明している。チーム発表が終わった後なら、迷惑がかかる。。。そんな配慮もあるのやろう。。。そんなこんなで、辞退者が続出しているのやろう。。。

 

そこで、今日は、本日発表されるであろうチームMのメンバーを、順当なら・・・という条件付きで、独断で決めてみようと思う。。。

 

 まずは、一期研究生から。@木下百花・A沖田彩華・B肥川彩愛・C山岸奈津美が恐らく入るやろう。申し訳無いけど、太田里織菜・川上礼奈・小柳有沙・原みづきの4名は、ちょっと厳しいと思う。

 

 次ぎに二期生。チームMキャプテンのD島田玲奈、選抜入りしているE城恵理子、F與儀ケイラ、G村上文香、H矢倉楓子、ここまでは、異論のない所やろ。

 

 これに続くメンバーは、I小鷹狩佑香・J谷川愛梨・K藤田留奈・L高野裕衣・M三田麻央・N山本ひとみ・O村瀬紗英・・・ここまでで、16人か。。。順当なら、ここがボーダーラインになるやろ。

 

 リコピン、りさぽよ、とかの卒業が微妙に影響してくるな。。。個人的には京都の林萌々香とか、えれぴょん似で入って欲しかったのやけれどね。。。

 

 こうなると難しくなるのが、アンダーガールを務める人たち。これがかなり手薄になる。多分、三期生を競わせて、誰かのアンダーに入れて、どんどん出てくる子を上げていこうという腹づもりなんやろうけどね。。。

 

 NMBも三期生までになると、かなりの大所帯になる。年下だけど一期生。年上だけど二期生、三期生だから後輩というパターンが増えて来る。言葉遣いも難しいし、あまり一期生ばかりの露出では、二期生、三期生のやる気もなくなる。難しい運営が求められるのやろうね。。。

 

 そういえば、アカリンの復帰の是非を問うファン投票もやっとる。何か、ちょっとしらけた感じになっとる。。。そんな、手前味噌でまどろっこしい事せんでもええのに。。。松田栞や吉田朱里のチーム所属問題は、次回回しになるのやろうけどね。。。

 

 NMBファンで無い方、しょうもない話にお付き合いさせてすみませんでした。。。

 

1/27(金) 今週日曜日の大津市長選で、何と全国最年少の女性市長が誕生した。御年36歳の弁護士の方。。。自民公明が推していた現職の目片信さんは三選ならず。民主社民が推していた人が当選したことで、民主党不信に歯止めがかかったとも見られるけど、今度の意味はちょっと違う。。。

 

 ご高齢の保守系候補の目片さんは、安定感はあるものの、民主が推薦している滋賀県の嘉田知事さんとは、何かにつけて意見が違う。つまり、同じ滋賀県内で、滋賀県と県庁所在地である大津市とのなかで軋轢があると、なかなか一つのことも前に進まない歯がゆさがあったのやろうね。。まるで、衆参ねじれ国会のような感じや。。。その解消を図りたいという民意がひとつ。

 

 それと、やっぱり、もうロートル市長より、若い人に市政を委ねてみようという民意。これが大きかったのやないかね。。。普段の自民党支持者の中にもかなりの裏切りが出た。つまり、自民だ、民主だ・・・っていう、政党で人を選んだのではなくて、変革への選択肢として人を選んだってこと。これが大きかったと思うのやね。。。

 

 さて、京都市も市長選が告示されて、2週間の選挙戦が始まっている。私は、ちょっと、大津が羨ましい。。。京都市の候補者は現職の門川さんと、共産の中村さんだけ。はっきり言って選択肢がないのやね。。。民意の受け皿というか、期待出来る人が出ない。。。これでは、盛り上がらないわ。。。

 

 前回の市長選の時も、実は大変な僅差で門川さんがからくも勝利したけど、それは、共産党の市長さんだけは、困る。。。この一点。。。それ以上でも、それ以下でもない。。。ハッキリ言えば。。。別に門川さんが嫌いやわけやないのやけど、この人に投票したら、京都をこうかえてくれるとか、この方のやる政治の向こうに、こんな夢があるとかいう、展望が見えないのやね。。。閉塞感というか、何というか。。。

 

 私、もう、政治をやってくれる人は、市政のベテランではなくて、役人に籠絡されない人・・・っていうのが、いま、大きなキーワードになっていると思うのやね。。。それと、選挙戦にもう入っているのに、何が争点になるのか。。。それが伝わってこない。。。つまり目玉政策がない。。。これでは、投票率も上がらないわな。。。台風の目になってくれるような人でも、出て来てもらわんと、なかなか無理やわ。。。

 

 京都って、意外と有名人は多いのに、なかなか、みんな、政治に足を踏み入れようという人が無い。何か、学級委員に選ばれるのが嫌で逃げている・・・ような人が多い。目立つと叩かれる京都らしいといえばそうやけど、政治的には残念な土壌があるのやろうね。。。

 

 そんな京都にも昨年の市議選で、京都党という地域政党が出て当選者が出て来ている。まだまだ大きな流れにはなってないけど、もっと強いリーダーシップを持つ人がどんどん出て来たら、京都も変わってくれるのかもしれないね。。。

 

1/28(土)今の日本が抱えている、最大の問題って何かって聞かれたら、それはTPPでも、消費税でも、年金でもなくて、実は人口問題なんやね。。。今世紀末になったら、日本は、1億3000万人の人口が、何と5000万人代まで落ちるという統計もあるぐらいや。。。人口が減る国になんて、誰も投資しないわな。。。ほんま、えらいことなんや。。

 

 どこまで下るか分からない日本の出生率。。。まさに、とんでもない先進国病に、日本はもう、なってしもとる。。。「家」制度の崩壊や、結婚しない、結婚出来ない人たちの増加で、日本は沈没する危機にもう入っているのやね・・・。ここ数年で戦後以来初めて、日本は人口減少傾向が、始まってしまっている。。。

 

 これは、有る意味、若い人たちの価値観の変化に由来するのやろうね。結婚という、赤の他人と生活を始めることが、とても億劫になったり、離婚という、他人との価値観の相違に我慢できなくなっている人たちが増えて、×が付くことが恥でもなくなって、逆に離婚経験が格好いいことであるかのような社会風潮。。。これが、気楽な一人世帯の増加を助長してしまっているのやね。。。

 

 特に若者世代で、この傾向は顕著で、結婚を選択することが、多くの重荷を背負うことと感じたり、子どもを作って、世代をつなぐという社会正義より、自分たちのライフスタイルの方を優先する考え方。。。これが諸悪の根源になってしまっている。。。

 

 そして、結婚しないスタイルを選択した人たちは多分、自分が70歳や80歳に、いつか必ずなることを、イメージ出来ずに、今が良ければ幸せという、一時の快楽だけで、しか、自分の人生を考えられない愚かさに取り憑かれているのやろうね。。。配偶者も子どもも居ない。自分が病んでしまった時も、横に看病してくれる妻子も居ない。死が訪れても、見送ってくれる人さえ全くいない。。。この人生が、ほんとうに素晴らしい人生なのか。。。その時になって、やっと思い知ることになるのやね。。。

 

 結婚っていうのは、いつの時代にも、ある程度のギャンブル性を持っている。昔、多かったお見合い結婚で、お相手の人が、自分と性格が合う人かどうかなんて、分からないまま結婚した。夫婦の生活なんて、ある程度は、お互いのことを、思いやったり、妥協の産物なのだから、その関係を結婚してから作っていくもんや。そのことを分からずに、今の自分の考えや、我慢できなくなっている人たち通せるかどうかだけの価値観で、ひっついて、うまくいくはずがないやんか。。。お互いさまの気持ちがないと。。。

 

 日本人は、まだ、儒教的な考え方が残っていて、むしろ、中国→朝鮮→日本と渡ってきた儒教思想が日本で完成したという考えがある。本家の中国では、すっかり、共産主義で人心はボロボロに廃れてしまったけれどね。。。これが日本の強みや。。。

 

 ところが、この強みである日本人の気配りやら、相手のことを思いやる気持ちこんなのが薄れて来て、最低限の人と人のコミュニケーションである夫婦関係まで、うまく出来ない人ばかりになってきてしもて、これも危機なんやね。。。

 

 私、結婚した人がちょっと税制なんかで優遇されたりする制度は、これから必要になってくると思うのやね。。。独身者が少しは不利になる。こういう社会にせんと、このままやったら、えらいことになるで。。。

 

1/29(日) どうも、最近の民主党の人たちの発言には、とげがあるモノが多い。この法案を通さなかったら、どういうことになるか。。。と、責任を野党になすりつけるような、そんな選挙をにらんだような発言が多くて、しらけてしまう。。。

 

 自民党、民主党も消費税の値上げに賛成。今、もし選挙しても、まだ民主党の方が支持率があるから、議席は減らしても、政権与党の地位は、守れるかもしれない。。。そんな、状況判断が、こんな強気の発言に出ているのやろうね。。。

 

 私、これも、それも、ここまで、役人に丸め込まれている日本の政治って何やろう・・・と思うのやね。。。今、やいやいやっている議員定数削減の議論かて、出ている案がもし成立して、議員が100人減ったって、そんなの、大した額にはならへんのやね。。。

 

 本来、減らすべきなのは公務員の数と給料やボーナス。役人の人件費削減の話がいつの間にか議員の定数削減や、歳費の削減の話に、巧妙にすり替えられてしまっている。これも、頭の良い官僚達の手やんか。。。こんなのに、みすみす乗せられてどうするねん。。。本丸は税金でメシを食っている人たちを減らして、小さな政府にして、税金の食いつぶしを抑えることやのにね。。。

 

 よく考えて見れば、最近の政治のやってきたことって、ことごとく、役人のための、役人による、役人のための政治になってしまっている気がする。国民に隠れて、自分たちの代表を議員にして、国民からの預かりものである税金を自由に使える権限をずっと、手中に握り続けて、決して、手放さない。。。そして、作り続けた借金が1000兆円。これ、どうやね。。。

 

 マスコミに叩かれても、無駄な公共事業のせいだとか、のらりくらりと逃げているけど、実は、公共事業に使ったお金なんて、以外と低いのやね。。。イメージとは全然違う。。。。福祉や年金に使ったというカネが多い。ここに大きな隠れ蓑があるのやね。。。ここに役人の旨みがある。

 

 いくら福祉や年金に大きな予算を使うったって、ハコモノになんか使える金は知れている。大きいのはその仕事をするために雇われる人たちや、それに携わる仕事をする人たち。。。この雇用が馬鹿でかい。。。国民は、国民に使われていると大きな勘違いをしているけど、実は、これがごっちゃにされていて、大きな隠れ蓑になっとる。。。給付金と人件費を合わせてなんぼにされてしもたら、本当に国民のために使われているお金のパーセンテージを曖昧にできてしまう。ここが大問題なんやね。。。

 

 それと、役所のやる仕事を制限する組織や、そんな無駄な事をするなという、権限と監視出来る組織がない。ここも役人さんが、何でもありの仕事をして、誰の指図を受けなくても人が増やせたり、組織を大きくできたりが自由になっとる。これが、大きな役人天国の温床になっとる。。。

 

 一度否定されても、何度も手を変え、品を変え、税金分取り合戦を毎年繰り広げているのやからね。。。どうしようもない。。。ええがげんにせぇと、言える人や組織が無いのだから、無法地帯に近い。。。これをどうにかしないと、歯止めがきかない。。。

 

 このことは、かなりの国民に知られてきていて、これが政治や官僚不信の大きな原因になっとること。そして、これこそが、自民も駄目、民主も駄目・・・っていう、今日の日本の情けない政治状況の元兇となっていること。残念なことやね。。。

 

 私、今の知恵のある役人さんたちが、ひとつづつ、積み上げて来た積み木を、一度、ご破算にして、作り直す作業が、近々、必要になってくると思うのやね。。。明治維新や、敗戦の時のような、大きな政治的な変革のキッカケが日本にも必要になってくる。。。東日本大震災っていうのは、有る意味、そんな大きなチャンスやったかも知れないのやね。。。

 

 大津波の被害にあった地域や、福島原発の近隣に、特別な厳戒例とか強いて、国家が、強制的に法律を無視しても、役人達の持つ利権を強権的に停止させてしまったら良かったのに・・なんて思ってしまう。だってそやろ。。。あれだけの災害が起きたのに、役人さんたちの仕事は、今まで通りである方が不自然やんか。。当然、予算は、災害復旧や、緊急救援、復興に最優先で、振り分けられるべきやったのに、それをせんかった。。。非常時にまで、役人さんたちの仕事のやり方を優先したこと。私、過言を残したと思うで。。。

 

 こんなときに、民主党政権だったこと・・・。悔やんでも悔やみきれない。。。日本は、大事な大事なきっかけも失ったかも知れないな。。。

 

1/30(月)みんなさんは、初めて訪れる土地で、何か美味しい昼食をしようとしたら、どうするやろうか。。。まぁ、普通の人やったら、「食べログ」とか、「ぐるなび」で検索して、クチコミ情報を読んでみて、決める・・・、なんて人も多いのやろうね。。。

 

 それほど、クチコミには、威力があり、逆に、下手な悪口でも、書き込まれた日には、そのお店に閑古鳥を鳴かすことが出来てしまうほど、影響力が大きいものなんやね。。。つまり、我々は、このクチコミサイトのある意味奴隷になりつつある。ここでの評価が高くないと、行く価値が無いと判断され、ここでの良い評判が、店の前に行列を作り出してしまう。

 

 でもね。。。最近話題になったけど、書き込みを「やらせ」でやられてしまったら、そんなの全く信憑性なんて無くなる。実際に、やけにネットでの評判の良い所に言って、「あれっ?」て、思った経験も、有る人が多くいるのやないかな。。。

 

 京都で、あの店の親子丼が絶品・・・なんていう書き込みがあると、観光客の人なんが、真に受けて、そのお店の前に長い列を作る。小一時間も寒い中で待たされて、やっと食べられた親子丼は、別に取り立てて言うほどのものではなかった。。。こんな話も多い。

 

 私が観光客向けの和食の店をやっていたら、知り合いの友人にバンバン写真撮ってもらって、美味しかった。最高だった。これ以上の味は無い・・・とか、ある事無い事書き込んでもらったら、平気で、偽装コメントが出来てしまう。。。

 

 ITを使った技術とかは、実はその利用者の民度を利用するような仕組みが意外と多い。運営する会社とは、その場を提供するだけで、そこに多くの人が見に来てもらえるようにして、そこに乗せる広告の値打ちを上げて、売り上げを伸ばしている。有る意味、人のふんどしで仕事しているような部分がある。まぁ、利用する方は、そのあたりの所をよく分かって利用した方がええのやろうね。。。

 

京都の人は「いけず」やから、本当にお気に入りのところとか、本当にうまいと思うものとかを、軽々しく人には教えない。教えてしまう事で、その店が満員になって、変わってしまう事を恐れるのやろうね。。。 こうして、いくつもの名店が駄目になって、いくつもの老舗が大きな勘違いで、酷くなった。。。その歴史をみんな分かっているのやろうね。。。

 

 何気ない饅頭屋さんのお餅が普通に最高やったり、街角のうどん屋さんのカツ丼が絶品やったり、京都の普通が、実はいちばん凄かったりする事が多いものなんやね。。。

 

1/31(火) 先週、実は日本経済について、ターニングポイントとなるニュースが有った。それは、日本の貿易収支が、何と31年ぶりに2兆4927億円もの赤字に転落したというのである。電気や半導体や自動車、日本は世界中にものを輸出して、豊かになった。

 

 それが、ついに31年も続いたのに、途絶えた・・・というんや。。。もちろん、今年に出てくる統計っていうのは、東日本大震災や、タイの洪水による製造業の大混乱、原発の運転停止とその代わりに輸入した原油やガスの急増という要因はある。飛んでもないレベルの円高。。。それを押しても、大赤字になったというから、これって、実は大問題なんやね。。。

 

 日本の富は、主にもの作り産業が輸出するおかげで成り立ってきている。製造業が稼いでくる外貨が減って、何もプラスにならない、ひとつも日本経済に貢献しない、公務員の稼ぎが増えていけば、構造的に日本の財布は、ズタボロになる。。。

 

 福祉や年金ばかり、借金してまで充実させて、税収は横ばいなのやから、日本国内の資金繰りが悪くなっていくのは当然やわな。。。これも、学芸会のような国会しかしない民主党政権なんかに、母屋を任せてしまったツケが、来ているといえばそうやろう。。。

 

 今政府がやるべき事は、減税や。年金や社会保障のレベルを下げて、税金でメシを食っている人たちの数を激減させて、健全な経済に戻して、企業収益を回復させる。他国に勝てる戦略で、世界に通用する次世代の産業を育成して、それで、国民の所得を上げることによって、計画的インフレに持ち込んで、貨幣価値を上げながら、国債残高を10〜20年がかりでゼロにする。これしか目指すものはないで。。。

 

 もしこれが出来ないのなら、日本は戦後60年貯めた富を、減らさないように支出を抑制的に、自粛していく方法もある。出来るだけ体力を温存して、次なる飛躍に備えて、それが見つかったときに、どーんと投資する。そんな駆け引きも必要になってくるのやないかな。。。

 

 頭の切り替えも必要になってくる。これからは、人口増大が世界の大問題になってくる。ところが日本は食料を生産するには国土が狭すぎると諦めてしまっている。違うのやね。。。ロシアとか中央アジアの国の土地を安く借り受けて、日本の農業を外国でやる時代がきっと来ると思うで。。。今までマイナーやった日本の農業は海外に出ることによって、高い技術力と、大きな資本で、ハイテク農業が可能になる。ここに日本の活路がある。。。

 

 日本の名だたる水源地を中国資本が買っているという噂がある。資源の争奪戦が激化すると、水は戦略的な商品になる。日本は外国資本の権利についての規制が飛んでもなく甘く、ろくな法律整備をしていない。だからつけこまれている。良質で低価格の水は、大きな戦略商品になり得る。。。日本の水はきれいで美味しい。そこに、みんなあまり気づいてない。。。

 

 いずれにせよ、日本人は生き残らなくてはならない。TPPで必要以上に恐れおののくではなく、逆にその枠組みを利用して、何が出来るか。。。もっともっと、智慧は出てくると思う。21世紀は、アジアの世紀。中国だけに、美味しいところを持って行かれる戦略しかとらなければ、日本は中国の属国になるだけ。。。それを食い止められるのは、今を生きる我々だけなんやね。。。

 

 

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