日常のページ

 

11/1(木) 昔なら、あと5年ほどで、私も年金が貰える年齢になる。お上からお金を貰うことは、潔しとしない・・・という部分と、今まで沢山掛け金を支払ってきたから、貰って当然という気持ちとともに、年金支給開始年齢まで生きられなかった方には、何も無い・・・という、年金制度の根本的な矛盾や不公平なところが、とても気になる。。。

 

 まぁ、昔から、我々の年代というのは、いつも、政策見直しの過渡期に晒されていて、団塊の世代が10年前に通ってきた道、ぺんぺん草も生えてない荒れ地を歩かなければならないことには、もう慣れっこになっている。大きなボリュームのある世代が大量に年金を貰いだして、年金基金は急速に減り続ける。このままでは、枯渇する・・・。

 

 こうなったら、年金の金額を下げたり、支給開始年齢を後ろ倒しする・・・。その過渡期になる。私の年代も、見事にこれに引っかかっていて、一階部分の基礎年金部分は65歳にならないと、全く貰えないのはもちろん、二階部分も、以前は60歳から支給されていたのを、私で62歳から・・・に伸ばされた口である。。。走っても走っても先に逃げていく、逃げ水のようなもんかね。。。

 

 私より若い年代になると、この二階部分まで、65歳の支給開始になり、そのまた下の年代になったら、この65歳の支給開始年齢までもがまた段階的に引き上げられることになりそうなんやて。。。私、100年安心なんて抜かしておったヤツらに、こうなってしまった責任を取って欲しいと思うのやね。。。嘘つきだらけやん。。。

 

 まぁ、こんな批判が多いから、年金の金額を維持するために税金を使う事が横行しているのやけれど、私ね。。。もう、ええかげんに、無い袖は振れないとあきらめて、年金減額に手を付けるべき段階にまで、来てしまっていると思うのやね。。。

 

 年金はあくまで加入者だけがもらえる貯蓄的な色合いの強い性格のもの。たった月5万じゃ生活出来ないっていう人は、蟻とキリギリスのお話やないけれど、足らずまいを、しっかり貯めておくしかないのやなかったのか。。。それを、ろくすっぽ払いもしない人が公金から資金が出ている年金を貰うことは、年金といいう形ではなく、福祉としての生活保護的な性格が強いものや。まず、年金と福祉をしっかり切り分けないとあかんで。。。

 

 福祉のためのお金が足りない。年金のお金は沢山ある。だから、これを使いたい。。。これはやったらあかんことやろ。。。このケジメが出来て無い。。。人の預けた金で、福祉をするな。。。もっとみんな怒らないとふかん。。。日本人は大人しすぎるって。。。

 

 日本は社会主義国ではない。国が国民の生活を守るのは、あくまで、頑張れない人だけや。。。頑張らない人にまで、どんどんお金をあげてしまう制度を、蔓延と続けているから、生活保護を受ける人がどんどん増えて、何百万人にもなってしまうんや。。。

 

 私は年金は以前から通帳方式にすべき。年金掛け金でメシを食う人は無くせと考える方や。自分の払った分だけ、自分に貰える権利がある。それで何があかんのや。。。役人が口を挟んだり、政治家が、差配出来る権利を持ってしまったときに、年金制度自身が歪められて、これが選挙での票や支持に変化してしまうという、馬鹿げた事が起こっているのが現状やないのか。。。

 

 個人が通帳の残高に応じて、自分の年金額を決める。使い切れるのが理想だけど、使い切らないまま亡くなった方の分が福祉に回る。。。この明確な透明性が一番大事なのやないのかな。。。民主党に年金の一元化の論理が強い。人はみんな公平。。。

 

口では言うけど、年金の一階だけしか入ってない方、企業の厚生年金、つまり二階部分に入っている方、それに、いわゆる三階部分と呼ばれる大企業の年金基金や公務員さんたちの共済年金まで入ってくれている方。この三種類の人を同じにするなんて、それこそ、不公平なこと。足して割って平均なんて論理は、全く根拠がない。。。厚生年金や企業の年金基金には企業のお金が半分以上入っているし、共済年金には、税金が入っている。全く性格が違うものを、十把一絡げにしようというのは、ただの横暴でしかないわな。。。

 

もし本当に公平にしたいのやったら、共済年金への税金投入、企業年金への企業からの資金投入、厚生年金の企業負担半額補助、これまで、カットしないと、一元化なんて無理やわ。莫大な金額がこれに当てられているのやから、この分、本来納税しなければいけない企業は税金をまけて貰っているのやないのやろうか。。。それも精算せんといけなくなる。。。

 

これを全て明確にするには、個人の年金通帳形式にして、二階部分と三階部分を完全に民間の個人年金の基準に揃えるしかないわな。。。国と民間の二本立てだけのシンプルな形にしたら、何とか制度が守られて行きそうな気がする。。。

 

でも、本当に一番大事なことは、日本人一人一人が国から頂くお金なんて、あてにしない。夢みたいなことを言ってきた人達を信じない。。。こんな独立独歩な生活設計をしっかりと建てることしかないと思うのやけれどね。。。生活に困窮してしまった、脱落者を助けるのは、ドネーションや、お恵みの範囲。。。これを当然の権利と考える人達が、難敵であるという、あたりの前の認識を皆が持つこと。。。これが大事やで。。。

 

11/2(金) 角田美代子。この名前が出て来るニュースを見る度に、本当に胸くそが悪くなる事が多い・・・と言う方は多いやろう。。。なんで、こんな理不尽なことが、法治国家である日本で、まかり通ってしまうのか。警察ですら、何ら手を出せないほどの狼藉ぶり。。。信じられないことの連続。。。この人の周りには治外法権があったのやろうかね。。。

 

 有る人は、彼女のことを悪魔のような女と呼び、またある人は、取り巻き連中がデブで金髪だったから、金髪豚軍団なんて呼んでいたそうやね。。。ちょっとでも、行けそうな人を見つけては、その人の全てをしゃぶり尽くす。。。何か、終戦直後の愚連隊というか、チンピラ集団というか、ゆすりたかりで世の中を生きている人達。。。そんな印象かな。。。まわりの人は、関わったら、何をされるか分からないから、遠巻きにしていたということやわ。。。

 

 しかし、平成の時代で、こんなことが大手を振ってまかり通ってええものなんやろうか。。自分たちは手を汚さないで、身内同士を喧嘩させて、殺すところまで追い込む。。。この人って、ヤクザかチンピラの娘やったのやろうかね。。

 

 角田美代子は64歳というから、昭和22年頃の生まれやろうか。まさしく団塊の世代のど真ん中。。。この世代の人達っていうのは、人が多すぎて、何か目立ったことをしないと、皆に埋没してしまいがちになるから、闘争心が激しい人が比較的多い。まさしくライバルだらけの中で、頭を取るためには、並大抵のことではなかったのやろう。。。

 

 人に、自分の言うことを聞かせるには、脅したり賺したり、褒めちぎったり・・・。やれることは何でもしないと無理な世代。。。ライバルが多かったから、その中でも、頭角を現すためには、余程のタマやないと無理。。。つまり、ワル中のワルやったのやろうね。。。若い男の手下を連れて、好き放題なことをやるには、それだけ、力がないと出来ない。。。そんな飛び抜けのワルやったのやろうな。。。

 

 この人の周りにいたのは、逃げても逃げても連れ戻させられる人ばかり。。。その人をかぎ分ける特殊な能力があったのやろうね。。。ほとんどの人っていうものは、意外と弱いもの。その人の弱いところ、痛いところを突く術を持っていて、人心の操作に特段に長けていたから、こんなことが出来ていたのやろうね。。。暴力と脅し、今でいう、いじめっ子といじめられっ子の大人版をそのまま地でいくような感覚の話ばっかり次々と出てくるから、呆れるやら、恐ろしいやら。。。もっと早く捕まっておいたら、死なずに住んだ人、家庭をぶちこわされずに済んだ人ばっかりやなかったのやろうかね。。。

 

 有る意味、社会の方が逃げて、警察も敬遠していた人。。。早く死んでくれた方が世の中のため・・・になるような、特別な存在やったのやろうね。。。尼崎のゴッドマザーのようなもんか。。。いゃ、そんなええもんやない。モンスターが近いかも。。。

 

 尼崎の悪魔・角田美代子が、一生、もうこれ以上の迷惑をかけられないように、牢屋に入れておくことぐらいしか、法律は出来ない。何人の人を間接的に殺したのかわからないほどの、かつてない凶悪犯罪者・角田。。。彼女は、恨みのある大勢の人達から、恨み殺されるのが一番相応しい。。。多くの人たちの人生をメチャクチャにした罪の重さを、思いしって欲しい。。。そんな気にもなるわ。。。

 

11/3(祝) 原発は嫌。電気代が上がるのも困る。。。この両立はなかなか難しい。原発を動かせば動かすほど、石油や天然ガスを馬鹿ほど輸入しなくて良くなるから、電気の値上げが抑制出来る仕組みも分かる。。。これって、なかなか、悩ましい問題や。。。

 

 でもね。あれだけ安全だと言っていた原発が安全ではないことが分かって、福島原発の周辺では、もう人が近寄れないほどの被害になってしまって、どんな手もない。。。それどころか、未だに福島原発のメルトダウンしてしまった原子炉を安全に廃炉に出来る方法すら確立されてないのやろ。。。止めるしかないんか。。。日本の原発は。。。

 

 まぁ、日本中の建物の屋根をソーラーパネルにするぐらいの思い切ったエネルギー対策をするぐらいしか、日本人の電気に頼り切った生活を、値上げ無しに守ることは難しいのやろうね。。。既成の電力会社外ししたら、抗力絶大や。。。

 

それにしても、電力会社の社員さんの平均年収、高いね。。。800万円以上あるって、何か多すぎるのやないのかな。。。この非常時に。。。ここまで、全国的に国家危機で、大赤字のために、電力会社の経営危機になっているのに、何で下がらないのかね。。。社員さんたちの給料が。。。

 

 電力会社の人達の収入は、総括原価方式。つまり、総製造・仕入れコストに一定の利益を上乗せして、料金設定をして良い事になっているから、会社が大赤字になっていても、社員さんの給料は減らない仕組みがかっちり確保されている。。。変な会社やね。。。自分の勤める企業が大赤字なのやったら、普通の企業はリストラやら、減棒、ボーナスカット・・・が当たり前やのに。。。公共性の高い企業だったら、こんなのが保障されてしまう。。。何か腑に落ちないわな。。。

 

 会社の業績が悪くなったのなら、普通は、不要不急な設備投資や、広告宣伝費、いろいろな部材の調達費を節約しようとするのが常識やわな。。。それやのに、そんなのは、使い放題。。。関電のコマーシャル見る度に、こんな宣伝するぐらいやったら、一円でも料金下げろや・・・って思うで。。。ほんまのところ。。。

 

 琵琶湖の周りなどをドライブしていると、けっこう、関西電力の保養施設とかが有ったりする。これを売り払うとか、駅前の一等地にある関電のどでかいビル。。。これも処分したらどうなんや。。。どうせ、土日は休んでいるショールームとか、利用者が訪れようにも、休みが多い営業所が、こんな一等地にある必要は無いで。郊外にでもお引っ越しして、少しでも電気代のコストカットに資するという気持ちはないのかな。。。

 

 原価が上がれば上るだけ、自分の会社の収入や売り上げや、利益が上がってしまう・・・不思議な経営形態の公営企業。電力会社は地価の安い郊外ではあかんのか。。。豪華保養施設が無かったら、良い社員を採れないか。。。。そんなことないやろ。。。人が多すぎるのが現実やないのかな。。。

 

 電気の工事には確かに人手は要る。。。でも、果たしてその人手が適正かどうか。。。下請けさんをうまく使ったら、そんなにも社員の給料要らないのやないか。。。きっと、そんなことが、企業内に、ゴロゴロとしているのやろうね。。。恐ろしいほどの無駄使いが。。。

 

 電力会社の仕事の多くは、電気メーターの検針と、料金の請求や、電気設備のメンテナンス。。。これにそんなに人手が要るはずもない。。。やっぱり、隣接する電力会社同士を競わせて、電気契約の、相互乗り入れや、競争原理を発揮出来る手があったのやないのかな。。。料金の安さを競い合ってもらわないと。。。何の努力もなく、一定の企業利益を、お上が決めて、利用者に負担を強いるやり方といしうのは、ハッキリ言って、自由主義社会に合ってない。。。価格は競争とお客が決めるもの。。。第二電力会社でもこさえて、やってもらうのも手かな。。。

 

11/4(日)連日、新聞の一面を飾ることが多い尼崎の事件。この主犯の角田美代子という人の顔写真が、公表されたものとは、全く別人であったのが分かって、日本中のマスコミがお詫びをしている。どうやら、写真を公開された人が、自分の写真が新聞やテレビに出ていると抗議して初めて判ったのやそうや。。。どうやら、何処の社も、裏付けをせずに写真を公開していたのがばれて、全く恥ずかしい話やね。。。

 

 赤信号、みんなで渡れば怖くない。。。マスコミ同士のもたれ合いの構造が、見て取れる。確か、この女性の写真は、角田美代子の子どもの入学式の時の写真と説明付きで報道されていたのやなかったやろうか。。。つまり、どこかから、この写真を借りてきた人が居るはずやんか。。。それをみんなが真に受けて、NHKまでこの写真を使っていたってこと。。。何かね。。。情けない話やわ。。。

 

 そういえば、この写真を見て、角田の周辺の人達が口を揃えて、別人に見える・・・と言っていたそうやんか。その時点で誰か、気づかないのかな。。。全くの別人の写真、そりゃ、若い時の写真やから、想像出来ないのかも知れないけど、ご本人かどうかなんて、やっぱり、分かりそうなものなのにね。。。

 

 警察も警察や。聞き込み捜査をしていて、全く別人の写真を使っていたことになるから、誰か気づかないと嘘やわな。。。逮捕した犯人の写真ぐらい、手持ちして捜査するのが、当たり前のような気がするのやけど、それをしなかったって、どこまで、プロ意識がないねん。。。

 

 私、推定無罪の可能性がある人でも、警察が犯人を逮捕した時の顔写真は、基本、公開すべきやと思うのやね。日本だけやで、逮捕した人の「がん首」と呼ばれる顔写真を公開しないのは。。。ここ20年ぐらい前から、人権派弁護士と呼ばれるケッタイナ人達が増えて来たおかげで、刑の確定もしてない被疑者の写真を公開するのは、人権上問題があると、警察、検察にかみつく事が増えて来たのやろうね。。。

 

 私は、例えばこんなことを許していれば、全国指名手配犯でも、無罪の可能性があるから、顔写真が公表出来ないなんていう、馬鹿げた事になってしまうと思うのやね。。。人権って、もちろん、あらゆる人にあるものやけど、犯罪者にも人権があると言われ、無罪かも知れないから、警察が逮捕した人の顔写真を非公開にしてしまったら、犯罪をした人たちにとって、飛んでもなく逃げやすいとか、あまりにも有利なことになるのやないかと思うのやね。。。

 

 何より、共産圏の国で良くあった、ある日突然国家が特定の人を逮捕して処刑してしまう。その人が誰であるか、どんなことをして捕まったのか。どんな顔をして、どんなことをしていた人なのか。これが全く公開されないような社会が実現してしまうと、国家権力の行使が秘密化、密室化していって、とても怖い社会担ってしまうような気がするのやね。。。公権力の行使には国民への透明感がないと、検察警察の横暴を誰がチェック出来るのかって話しになる。そのために、人権派弁護士さんたちがいるやんか。。。は、アカンと思うんや。。。

 

 諸外国では、国家権力によって、誰を逮捕したか。その人がどんな悪い事をしたか。または、その可能性が極めて高いか。この時点で、容疑者の顔写真を撮影、公開する。よく囚人服を着せられて、胸あたりに番号のカードを持たされて映った写真をテレビで見る事が多いやんか。あれやであれ。

 

 裁判はまだまだ先だけど、警察が逮捕状を取って、逮捕したというのとは、嫌疑が濃厚な人を捕まえたという事実。裁判所も認めたから逮捕状を出したのやろ。その人がどんな顔をしているか。これは、人を識別する意味で大変重要な情報だし、この顔写真の公開によって、捜査がより効率的になり、多くの目撃情報やら、過去のトラブルや犯行の情報が、寄せられる期待も大きいやんか。。。これに反対するのは、「悪」やで。。。

 

 その人が無罪であることのリスクはあるけど、逮捕した人はこんな人であるという大事な情報。これを公開出来ないと、同類の犯罪を抑止する効果も、格段に下る。悪い事をしたら、新聞に顔写真が載る。これが、社会的に致命傷になるから、犯罪をする事を踏みとどまる効果。。。これを無視していいのかな。私は、類似犯罪抑止の意味に於いても、逮捕の重みを感じて貰うためにも、かなり有効なことやと、思うのやね。。。

 

 容疑者の顔写真の公開に反対している人は、その事が社会の治安を悪くしている部分が有るということ、もっと、重く責任を感じて欲しいもんや・・・。悪い事をしたら、捕まる。捕まったら新聞に載ってしまう。だから、悪い事をしない。そんな意外と、単純で当たり前なシステムで、世の中の治安って守られているものなんや。。。

 

11/5(月)最近、スパッとした後味の良いニュースが少ないなぁ・・・と思っていたけど、久しぶりに、スカッとするニュースがあった。アメリカのアップル社が、韓国に不法占拠されている竹島を日本側の呼び方である竹島で表記することにしたそうや。

 

 まぁ、当然、韓国からはネチネチといつもの抗議をするわけなんやけど、それに対するアップル社の回答が、いかにもビジネスライクで、気持ち良かった。アップル社の答えは、韓国より、日本の方がはるかにマーケットが大きいから。。。これだけや。。。つまり、政治的な事はどうでもいい。我々はビジネスを世界でやっている以上、お客様の多い国の言う事を聞く。。。いかにも明快で簡潔な答えやね。。。

 

 悔しかったら人口3倍にしなはれ。。。そうしたら、独島って書いたるわ。。。ってこと。もの作りのメーカーは政治に口を挟むことはしない。ビジネスに有利な方の身方につく。。。それだけ。。。この割り切り方が、有る意味凄いわな。。。さすがの韓国も、ぐうの音も出ないわな。。。

 

 大きな声で叫べば、相手が怯むだろう。。。文句を言い続けたら向こうが諦めてくれるだろう。。。何か相手の弱点を突けば、向こうが折れてくるだろう。。。いわゆる、交渉ごとでは、いろいろな策を講じることは当然や。でもね。。。本来有るものをねじ曲げること。過去の都合の悪い歴史や、やってしまった失敗を後になって変えることは、やっぱり、駄目なことやんか。。。正しいものは正しい。嘘はいつまでたっても嘘なのは変わらない。。。

 

 それやのに、何とか交渉ごとにして、何とか自分たちの良いように物事を運ぼうとすることは、良くない事やという、世界的な認識。こればかりは、変えることが出来ない普遍性があるのやね。。交渉して変わることではないものってあるやんか。。。

 

 自由主義社会の良い所って、経済的な部分にその基準を置いて、ぶれないことにある。やれ拝金主義や、エコノミックアニマルやと批判される部分ばかりにスポットライトが当たりがちやけど、逆にこんな部分での割り切りが、つまらないイデオロギーや政治体制、歪んだ政策に左右されない、絶対的価値観として、存在する部分。。。これを、思い出させてくれたような気がする。。。

 

 よりお金を儲けさせてくれるところの言う事を聞く。何が悪いねん。。。これって、政治を超越しているかもね。。。

 

11/6(火)最近、連日のように新聞の一面を飾るのは、パナソニックやシャープの大幅赤字計上のニュース。。。何千億円もの大赤字を計上しなければならない大手家電メーカー。なんでこんなことになってしもたのか。。。

 

 私、この日本の大手家電メーカーを苦境に立たせたのは、自民党と民主党政権の失策が大きいと踏んでいるのやね。。。A級戦犯は、エコポイント制度や地デジ転換騒動や。。。日本中のテレビを買い換える必要に迫られた地デジ化移行。。。これで、日本国内のテレビ需要を5年分ほど先食いしてしまった。

 

 おまけに、エコポイント制度で、日本中の家電メーカーは、大儲けした。ただし一時的にね。。。エアコンや冷蔵庫、テレビなどの大型家電を買うと、税金からお金が貰えるのやから、馬鹿な事をしたもんやで。。。日本人全部がそれに踊らされて、古い家電を期間限定で、どんどん買い換えた。家電を買えばお金が貰えるのやからね。。。こんなチャンス、滅多にないわ。。。

 

 そして、そのエコポイントやら、地デジ騒動が終わった。ほとんどの家庭の家電は、すでに買い換え済み。しばらくは何も買わなくても良い。。。そして家電不況。。。条件が急激に悪くなったのやから、受けるわけがないわな。。。結局、政府のやったことは、正常な消費のサイクルをメチャクチャにしてしまっただけ。。。今さえ良ければ良い・・・の赤字国債と同じやんか。。。悪戯に混乱させただけ。。。どうするねん。。。

 

 エコカー減税や、太陽光の補助金、オール電化や、エコキュートへの補助、そしてエコポイントや地デジへの強制移転。。。みんな、日本の家電設備市場を、悪戯に弄んだだけ。。。ちいとは、責任を感じてもらわなあんで。。。政府は、やってはいけない禁じ手である分野にまで踏み込んでしまったような気がするわ。。。

 

 それと、この事は、日本の家電メーカーの国際的競争力まで削いでしまう部分が有った。。。日本の家電メーカーは、海外に一生懸命売らなくても、日本でバカ売れして、大儲け出来た。だから、海外で、一生懸命売ったり、価格や性能で競争する事をしなくて良くなった。これがサムソンやLGをのさばらせてしまった、一番大きな原因やと思うで。。。

 

 昔は安かろう悪かろうだったLGやサムソンも、日本の家電メーカーが海外向けに戦略的な商品を投入してこない。大胆な価格競争にも乗ってこない・・・。つまり、本来のライバルがやる気がない状態で、連戦連勝。今や大きな資金を手に入れて、日本製よりも高くても、デザインや機能に優れているという評価を得て、オセロゲームのように日本の家電メーカーを追いやっている始末や。。。ほんま、日本もあほな事をしたもんやね。。。

 

 政治が内向きなことばっかりやっているから、輸出でメシを食っている企業まで世界戦略を疎かにした。製品を輸出してそのお金で、豊かになれていた日本人が、これから、何でメシを食うていくねん。。。未来戦略や、将来の日本の有るべき姿すら、考えない政党が政治ごっこをして、やっぱり駄目でしたでは、済まされないほどのダメージを被ってしまっている。。。もともと、こんな政治を選んだ国民の責任やけれどね。。。

 

 もう政府が、補助金や税金で、国民にゴマをするようなことは止めてくれ。まともな経済を狂わせてしまうような、ルールを曲げてしまうような大変換を、思いつきで検証も無しでやるのは、止めてくれ。一流だったはずの日本経済を二流にしてしまった責任はとても重い。。。政治は、要らんことをするな。国の言いなりになった企業が栄えた試しはないで。。。

 

11/7(水) 先日、早朝のNHKニュースを見ていて、少し驚いた。そのニュースでは、「なりすまし」をテーマにしての特集を放送していたのやけれど、あぁ、ネットで良くある金融機関とか、証券会社のログイン画面をウィルスに仕込ませてあるあれかと思っていた。でも、違うのやね。。。

 

 NHKだから、言葉を一生懸命、慎重に選んでいるのは分かる。。。みなさまのNHKだしね。。。その特集の冒頭は、飲食業に就くシングルマザーの女性のインタビューが、顔にモザイクをかけて、流れていた。そして、恐らく20代後半と思われる女性の名刺。

 

 その名刺には、IT企業の営業企画の文字。。。そう、平たく言えば、バーのホステスさんが、男と別れて一人で子育てをされていて、この子を保育所に預けるために、この母親は、ちゃんとした会社に勤めていることを偽装しているというのやね。。。悪びれることなく。。。

 

 実際、問題として、働くシングルマザーの就職というのは、本当に厳しい。まともなお仕事に就ける確率はかなり低く、水商売ぐらいしか、働き口がない。。。だけれど、水商売のお店は、ちゃんとした源泉徴収票を発行してくれないところがほとんど。アパートを借りたり、保育所に子どもを預けようとすると、ちゃんとした収入がある証拠を求められるのが現実。だから、仕方無く、この人達は、「アリバイ会社」という、名刺や、源泉徴収票などの書類を偽装してくれる所に、依頼して、その証明を買っているというのや。

 

 私、この手のニュースの大事なところは、どの点に焦点を当てるかという所やと思うのやね。。。シングルマザーの子育ての厳しさをテーマにするのか、それとも、文書偽装という、反社会的な行為を糾弾するところに、力点を置くのか。どうも、その絞り込みが中途半端で、現実を嘆くだけの内容に終わっている。

 

 番組では、アリバイ会社なる所に取材に入っていて、この会社の責任者の人にインタビューしている。その方曰く、我々の仕事は、「人助け」だと思っている。。。こうでもしないと、生きていけない人達が居るのが現実・・・と、言うのやね。。。

 

 でもね。就職なんかの時に、面接を受けて、その際に、履歴書などを見る。企業は、その人がどんな人生を送ってきて、これから、どうしたいのか。自社が、この人を採用して、良いか悪いか。。。それ判断する大事な経歴とかを、詐称されてしまったら、何を信じて良いか分からなくなる。

 

 どうも、この特集は、アリバイ会社のなっていることを、現実であると、肯定的に捉えすぎているような気がして、私には、少し、腹立たしかった。騙される者の身にも、なれよ。。。アリバイ会社なんて、所詮裏街道の仕事やないのか。経歴詐称に荷担するのが分かっていて、商売をしている人たちを、ちゃんとがん首まで晒してまで、報道してしまうことは、視聴者に、この手の商売を肯定して、社会的に認められているかのように、疑心を抱かせる。これは、どうみても、アカン事やろう。。。

 

 法律論は分からないけれど、依頼者が何に使うかをアリバイ会社に話して依頼していると罪になるなしい。でも、業者の方も、阿吽の呼吸か何か知らないけど、ニセの名刺を作ったり、ニセの源泉徴収票を作ったり、嘘の経歴書を作ったりする行為そのものが、犯罪でないとしたら、これは、大きな問題やで。。。早く、こんな商売が出来なくする法整備をしないと、世の中、嘘つきばかりになってしまって、何を信じて良いか分からない世界になってしまわないか。。。

 

 今の世の中、人を信じることが難しい世の中になってきている。だからこそ、その真偽を問う目が大事になって来ている一方、このような反社会的行為がお商売になってしまうこと。これは、嘆かわしい事やないのかな。。。誰だって、人は信じたい。疑うことを知らな過ぎるのが日本人の悪い所かも知れない。でもね。人も信じられなくなって、そんな社会に生きたいか。。。嘘つきばかりの世の中なんて、辛すぎるし、そんな世の中なんて息苦し過ぎて、生きてられないって。。。

 

 昔から、当たり前の常識が、どんどん、歪められている。ニセの書類を作ったら牢屋にぶち込まれることにしないと、どんどん日本が悪くなる。こんなことさえ、分からなくなったのかね。。。

 

11/8(木)北京の万里の長城で日本人が遭難。突然降った大雪との事やけど、あんな観光地化されたところで、遭難って、何か違和感があるね。私が行ったことのあるのは北京郊外の比較的足の便の良い所だったと思うけど。。。お気の毒にね。。。

 

 確か、長城自身までは、バスを降りてスグで、明の十三陵とかの近くやったような朧気な記憶がある。もう30年以上も前の事やけれどね。。。トイレがニーハオトイレで驚いた覚えがある。。。まぁ、万里の長城は、宇宙からも見えるというぐらいの、世界一の建造物だから、その城壁の建てられているところは、気の遠くなるほどの距離がある。その長城を100qもトレッキングするといいうから、少し物好きな人も居るものやと、本音では、ちょっと感じてしまったけどね。。。。ほとんどが急な階段の建造物やしね。。。あんな所をずっと歩きたいとは、私は思わないわ。。。

 

 それにしても雪で遭難って、特別軽装やったのやろうか。それとも、やっぱり、観光地だという甘えが有ったのやろうか。。。なにが真相かは、なかなか異国の地だから、分からない。。。ガイドが大雪の情報を把握していなかったというのやけれど。。。やばかったら、諦めるやろう普通は。。。

 

 私、この事件の報道で、少し、「あれ」って思うことがあるのやね。。。マスコミ各社が揃いも揃って、このツアーを企画した旅行会社を、袋だたきにしているのやね。。。少し異常なくらい。。。まぁ、安易な中高年の山ブームに警鐘を鳴らすという、社会的な意義は良しとしよう。でも、そのツアーの手配の体制ばかりを、かなり叩くのは、少し疑問が残る。

 

 確かに、この旅行を企画したアミューズトラベルという、旅行代理店は、以前にアウトドア系のツアーで、死亡事故を国内で起こしている。あの時は、北海道の大雪山系で8名もの犠牲者が出た。役所からも営業停止を喰らって、それが解けてまた営業をしているのやけれど、中高年の山歩きや登山ブームで、けっこう、ええお商売になっていたのやという。

 

 私、ツアー旅行なら安心。という、馬鹿げた考え方は、通用しないと思う方なんやね。。。旅行会社は、基本的には、旅行者の手助けをするのが仕事。現地で遭遇する危険まで保障なんてされないのは、当たり前やという考え方に賛成や。。。旅というもの自身が、自己責任の塊みたいなものやから。。。

 

 十分な装備をしてなかった人も悪いし、現地北京の天気予報でも、ここまでの大雪は想定されてなかった。周辺道路では、2000人近くの人が車に取り残されて、救助されたというやんか。明らかに自然災害でしかない。これを予見するのは、まぁ、不可能やわ。

 

 日本の観光庁なる役所が、この旅行会社を立ち入り検査と称して、十分な安全管理がなされていなかったと、調べに入るというけど、私、何でも役人が民間のやることにどんどん口を出して、国家権力を笠に着て、「どや顔」をするのなんて、おかしいと思うで。。。

 

だってそうやろ。このツアー会社は下見をしていなかった・・・と、責めるけど、そんなの、どこの中小の旅行会社がやっているねん。。。現地の旅行会社に依頼して、ツアーの請負契約をしているだけやんか。。。どの法律に、下見をしなさいなんて書いてあるのかな。。。違法でもないのに、責めるのはおかしいやんか。。。

 

 自然を相手にした旅行である限り、危険とか、様々なリスクがつきものであるのは当然。でも、だからといって、旅行会社に、何でもカンでも全責任を負わせるような風潮は、私はちょっと、違うと思うのやね。。。旅にはトラブルがつきもの。そのトラブルを楽しむぐらいが丁度。でも、危険や危機と、いつも背中合わせでいるという認識が、心の中から外れたら、これは、どうしようもないことになる。。。

 

 現地のガイドも悪いやろ。危険を予知出来なかったという落ち度はあるやろ。でも、相手は大自然。半分以上は自然が相手であるという認識が薄かった事でしかない。私たちに出来るのは、不幸にも、亡くなられた方のご冥福をお祈りすることしかないで。。。

 

11/9(金)田中真紀子文科相が、来年度開設予定の3大学を、唐突に不許可にしたことで、いろいろと波紋が拡がっている。今回申請のあったのは、大学を新設したり、今まで短大だったところを、四年制大学に変更したいとして、三年前から、文科省に相談していて、その指導によって、申請を進めていただけに、最後の最後になって、大臣がちゃぶ台を返されて、これってどやねん。。。と、怒ってはる。。。

 

 心配なのは、それらの大学に行こうと思っていた学生さんたちやね・・・。来年四月に開設予定で、もう建物も出来ていて、試験対策もばっちりやっていたのに、いきなり大学出来ませんと言われても、納得出来ないわな。。若い人の人生も狂わせることにもなる・・・。

 

 まぁ、田中真紀子と言えば、田中角栄の娘さん。以前、外務大臣をやって、外務省を伏魔殿と批判したり、いろいろ、人とは違う行動を取るから誤解されることの多い人やわな。でも、彼女の主張していることにも理があると、地元新潟では、未だに角さん影響のお陰か、人気が有る。自民党からはじき出されて、民主党でも煙たがられて、それでも、火中の栗を拾う覚悟で、文科相にしたら、またまた、大トラブルと、野田さんは後悔しているやろうね。。。

 

 基本的に彼女は、中華思想の人。世界は自分の周りを回っている、自分が世の中の中心にいないと気が済まない性格やということ。ここがポイントやろう。。。文科省の官僚達の、言うがままの操り人形大臣は嫌。ここで、自分の主張を出して、ひと花咲かせたかった。さすが、田中真紀子と、世間から思われたかった。。。これが、今回の判子を押すの嫌・・・てな事件になったのやろうね。。。

 

 ところが、役人に反発したはいいが、予想外に、田中大臣自身に批判が集まったものやから、振り上げてしまった手の降ろし方に困っている。散々悩んだ挙げ句、引っ込みが突かなくなって、基準を変える。。。やて。。。格好悪っ〜。

 

 私、田中真紀子さんの、役人達の都合だけで、物事が進んでしまう事に反発する反骨精神は、なかなか他の政治家たちには無い良い所だと思うのやね。何でも役人の言いなりの操り人形ではないから。こんな人がたまに大臣にならんと、役人達のやり放題になるのも、当然やわ。その暴走の抑止力という点においては、素晴らしい。昔風かも知れないけど、政治主導のお手本的な意味も有る。

 

 政治家は国民の代表だから、役人達のすることを監視してもらう、お目付役でもある。ところが、最近は、役人たちが政治家を馬鹿にして、舐めてしまっている部分が、間々見受けられる。その道のプロである官僚が、ド素人に近い大臣を思いのままにしてしまうなんてことは、赤子の手をひねるようなもの。。。これが、日本の政治三流を続けてしまってきた源流にあるのやね。。。

 

 私、大臣さんって、有る程度の経験や見識が有るに越したことはないけど、有る意味では、素人目線で、物事を常識的に見る眼を持つ事も大事だと思うのやね。。。分からない事を徹底的に聞く。分かったフリなんてしなくて、官僚達に、十二分な説明責任を果たさせる役目も担っていると思うからや。。。

 

 田中真紀子は、有る意味、庶民的な大阪のオバチャン的な存在でもええと思うのやね。市民目線で、永田町のおかしな所を暴いて、永田町の論理が、如何に国民の常識と乖離しているかを、官僚達に思いしらせるという、大きな役目があるからや。。。そういう意味では田中真紀子ガンバレって思うところはある。人としては大嫌いやけれどね。。。

 

11/10(土)日本にある企業のうち、中小企業に、カテゴライズされるのは、数にして99%、そこの勤める人の割合でいくと、約80%なんだそうである。つまり、日本は中小企業ばかりの国。もちろん、大手の企業だって、昔は中小企業だったって所ばかりや。。。どこも40年以上の歴史のあるところばかり。企業の社歴が10年ほどしかない韓国なんかとは、全く違って、この中小企業の多い社会構成が日本の強みだとも言われている。

 

 ただ、こと年金基金とかに関しては、大企業が自社単独で企業年金を作るなどしているのとは大違いで、中小企業は、比較的経営状況が良いところだけが、組んで、年金基金という、いわいる三階建て部分の年金制度を、なんとかかんとか維持してきたのやね。。。自己責任で。。。

 

 ところが、その企業組合などが雇った厚労省の天下りの元役人達が、自分たちのネットワークで、有る意味、その基金を何とか公的なものに見せかけるため・・・何とか自分たちが甘い汁を吸い続けることが出来るために、その年金基金以外の公的な厚生年金の資金を借りて運用する事を企てた。これが、資金運用に失敗して、大きく欠損した。

 

 考えて見れば、年金基金の事務局長とか、専務理事なんかをやっている人の大半が、今まで資金運用の経験が全く無いズブの素人。。。こんな人なんかに、随分な給料や報酬を払っても、ちゃんとした運用結果を出せないなんて、当たり前と言えば当たり前やわな。。。挙げ句の果てに、国から借りたお金の大半が返すことすら出来ない状態。。。損した分は、その年金基金に加入した会社が、莫大な金額を返済しなくてはならなくなった。。。

 

 そして、その素人の天下り元役人たちに、巧妙に取り入ったのがこれまた元厚労省官僚がやっていたAIJ投資顧問会社。。。つまり、結果的に、厚労省の天下り達が勝手に投資に失敗して、他の人に弁償をさせられているというひどい状況。。。やわな。。。ついに、厚労省も年金基金の廃止を言わざるを得ないところまで追い込まれたのやね。。。

 

 ところが、誰がケツを拭くか・・・の議論になったときに、他の厚生年金のお金で穴埋めするなんて言い出したものやから、年金基金とは、全く関係の無い人達が怒り出した。。。当然やわな。。。それよりもっと批判されるべきは、投資や運用に失敗した当事者たちが、自分たちの不始末やのに、その責任を取らないことやわ。。。この人達は、平然といつもの報酬を貰い続けて、退職時には、何ら変わらない過大な退職金を、全く減額無しに貰っているやんか。。。これは許されてええことやないやろう。。。心情的にも、国民感情からも、何やねんそれ・・・って突っ込みたくなるやんか。。

 

 何で根本的な失敗の当事者にペナルティが無いのや。。。全体的に見れば、焼け石に水やけど、退職金半減とか、報酬3割カットとか、何でやらないのや。。。おかしいやろ。。。リスクやミスの意識、責任の取り方のルールが全く無いのが、世の中を歪めているのやないか。。。

 

 今度のことは、AIJが投資に失敗したことが悪い。それと、それにまんまと年金基金の騙された方も悪い。それと監視すべき立場であった厚労省の役人たちも悪い。。。この人達に減棒やペナルティが無いと、また同じ事がくり返されるだけやないのかな。。。

 

 私、厚労省の役人さんたちは、昔約束した年金の金額は、拠出確定型の年金だから、これを給付し続けることが絶対であるという、掟のようなもの。これをギブアップしてもらうしかないと思うのやね。。。もちろん失敗した当事者の処分を完全にした上で。。。つまり、年金基金の支給減額や。

 

 運用に失敗したのやから、貰える年金基金のお金が減って当然・・・が、世の中の共通認識やと思うのやけれどどうやろう。。。実際もらっている人は、自分が貰える金額が減るのは許せない。。。その気持ちも判るけど、現実問題として、減らさないと破綻するしかない。まして、他の厚生年金やら税金から補助して貰うという、法的な根拠や、筋論は何も無いわな。。。

 

 私、日本の年金制度っていうのは、国民を国に隷属させる悪い制度やと思っている。国民の独立独歩の精神を踏みにじって、役人さんたちの言う事さえ聞いておけば、何も仕事しなくても、お金が貰えてしまう変な仕組みを実現してしまったという点に於いて、大変罪つくりな制度やと思うのやね。。。社会主義国やあるまいし、社会が国民全員の老後を養うなんて、夢の世界だけのことやった。だから、破綻しかけているのやないのかな。。。

 

 国は頑張る人だけ支援すればいい。生活に窮した人は助けるのは仕方がない。。。でもね。お上のお世話だけにはなりたくないって人が増える事が、本当の意味で国が豊かになる事やないのかな。働かなくてもお金が貰えるような、乞食みたいな制度は、人の心までも腐らせてしまう、飛んでもない悪法やと思うで。。。これに群がる政治家や官僚達から、年金制度を差配出来ると言う、こんな金ヅルを取り上げることが、日本を再生する近道であるような気がする。。。

 

11/11(日)人は幸せになるために生きている。そして、人は欲望の充足のために生きる生きものでもある。今の日本の社会で、そのモチベーションを維持しているのは、例えば、お金持ちになりたい。。。広い家に住みたい。格好いい自動車に乗りたい。沢山の子供たちを育てたい。。。などの、人間の欲である。この実現という目標があるから、頑張ろうと思うのが人間の性(さが)である。

 

 ところが、今の民主党政権は、その頑張れば、沢山税金を払わなければならなくなるだけ。多くの年金や社会保険料の負担が大きくなりすぎるから、多くの収入を得られるようになる事が、あまり良くないという、価値観にかわってしまいつつある。これは由々しき大問題やね。

 

 もう政権が終わろうとしているにも関わらず、民主党の税制調査会というところが、2015年度をメドに、所得税の累進率を上げたり、相続税を負担する人を今の何倍にもしようとする案を検討しているというのや。まぁ、権力の座のあるうちに、好きなことをやっておこう・・・という活動の一環やけれどね。。。

 

 もし、この案が通ってしまうと、いわいる富裕層の大増税ということになる。私ね、人様を年収何万円以上とか、以下とかで、区別する行為って、とんでもなく卑しい考え方で、人の価値を年収で判断するような思想につながっていて、とても、いかんこと・・やと思うのやね。。。そのラインギリギリ下の人は得をして、そのラインを越えた人は、どーんと増税やろ。。。そのあまりに格差が大きすぎたら、ほんとおかしな事になると思わへんのやろうか。

 

 消費税を増税したら、比較的所得の低い人の負担が重くなる。だから、その人達は税金を戻してあげようとかいう、非現実的なアイデアが出て来ていたから、この人達はかなりひどいなぁと思っていたら、今度は、比較的お金を持っている人から税金沢山取って、帳尻を合わそうとする発想。アホちゃうかと思うで。。。結局また税金上げるのか。。。税を上げずに、支出を減らす・・・という選択肢が一番公平やということに、何で思いが至らないのや。。。

 

 主婦の扶養家族控除かて年間100何万円という、枠をこさえてしまったおかげで、日本の女性は、それ以上働かなくなった。旦那の扶養家族になっている方が得であるという、歪んだ制度が、女性の社会進出を妨げて居るという悪い方の例やわな。。。もっと緩やかな枠にしておいたら、もっと頑張る女性が増えて、日本は良くなるのに。。。。

 

 相続税かて、今までの非課税枠を4割も引き下げて、ほとんどの相続に課税しようとしている。これって、国による国民資産の没収制度になってしまって、日本人の資産が、恐ろしく激減してしまうことになる。親の家に住み続けられない人ばかりになって、田舎には廃屋だらけになる。。。国が国民を虐めて、どうするねん。。。

 

お金持ちが日本に見切りを付けてどんどん海外に逃げていって、日本に残るのはお金のない人、国に頼る人、ばかりになる政策やんか。。。こんな反日政策、誰が思いつくのか。。。このことが、どんな悪影響が起きてしまうことになるのか、そんな想像力もなしに、制度イジリをするのは、危険極まりないで。。。

 

 税金はシンプルであるべき。人によって、政治ごときが、区別色分けして、多く取ったり少なく取ったり、おまけしてあげたりは、出来るだけ無い方がよい。。。財政再建のために、公務員の数を減らせ。公務員の仕事を減らせ。日本の政治コスト、行政コストを総枠で減らすのが、小さな政府にすることが、一番、国民のためになる。沢山税金集めて沢山使うという発想より、少なく集めて大事に使う方が、日本人の国民性に合致している。

 

 政治や役人が目立つ国はろくなことがない。それより民間企業や国民が元気で、頑張って、いきいきしている国に、日本を変えていかないと、生き残れないという、当たり前の事。早く気づかないとあかんて。。。

 

11/12(月) 先週、自民党の安倍総裁は、都内で行った公演の中で、今までの政治家より一歩踏み込んだ形で、日本のインフレターゲットを3%に設定すると述べた。デフレからの脱却が、朝まで生テレビなどの討論番組レベルでよく発言される。物価を意図的に上げて、景気を上向きにしようというのやね。

 

 私、次期総理になる可能性が高い人が、ここまで踏み込んで、意図的な景気向上策を示すのは、かなり勇気の要る事やと、思う。確かに、1000兆円とも言われる国と地方の借金を返すには、インフレにして、貨幣価値を下げる方法が、かなり有効や。昔の高度成長期のように、10年倍と呼ばれた高金利政策で、好景気を続けられたら、あっという間に借金が相対的に減らすことが出来る。

 

 ただ、その反面、日本の円の貨幣価値が下がり、輸入品を日本に入れるのに、より多くのお金を払わなければならなくなる。原発止めないといけない時代に、輸入に頼るエネルギー政策を続けざるを得ないこのタイミング。。。間違えたら、ボロボロになる賭けにも見える。。。

 

 それと、もう一つの懸念は、人口が減り、経済成長が止まった日本に、景気を右肩上がりにする底力が残っているかどうか・・・なんやね。。。物価の上昇は成功しても、雇用が悪化したり、所得が上がらないと、国民生活は苦しくなる。この劇薬を日本人が飲む勇気があるかどうかなんやね。。。劇的に効くかも知れないし、死んでしまうかもしれない。。。この懸念が、ゼロではないのやね。。。

 

 財政健全化に成功しても、国民生活がボロボロになって、物の値段は上がるは、給料は上がらないは、リストラは増えるじゃ、どうにもならへん。。。民主党政権下で、国民は国に頼る人が爆発的に増えた。この人達は、直撃する物価高に果たして耐えられるのかという、危惧がある。。。経済学者の机上の論理を現実の経済で治験するだけの余裕が日本にあるのかという、懸念もある。。。

 

 景気はそんな簡単に政治家がコントロール出来るものやない。そんな簡単に出来たら苦労はしない。。。だから、その前に、水ぶくれした国家予算を半減するとか、天下り団体への助成を一切禁止するなど、具体的な公金がだだ漏れになっている現実を何とかするのが先やろうね。。。

 

 それと、日銀法を変えてまで、日銀に政府の言いなりになって貰う・・・とまで踏み込んでええのやろうか。日銀に景気回復の責任を取らせるやり方は、私は政治家の逃げでしかないようにも思える。そこまで日銀に景気のハンドルを持たせることって、もっと議論が必要な気がするなぁ。。。

 

11/13(火)田中文科大臣が、新設大学を不認可にして、6日後に、一転認可したドタバタ劇。もう終わりかと思ったら、案の定、この騒ぎに便乗組が出て来た。

 

 不認可にしていた大学は、その騒ぎで有名になって得をした・・・であるとか、たった6日で生徒が受験先を変えて、募集定員が集まらないかも知れないとか、田中大臣にもし、訴訟になったら個人で賠償してもらえだとか、とにかく程度が低いお話が多い。。。

 

 特に、大学不認可で受験先を変えた人を、わざわざ捜し出して(ひょっとしたら捏造して)まで、記事にするマスコミ。。。これってどうなんやねん。。。もともと、多くの大学が定員割れしていて、その言い訳にされそうな雰囲気。。。私、ちょっと、良識を疑いたくなるわな。。。

 

 そういえば、ここ10年ほど、聞いた事の無いような大学の新聞広告が多い。自由競争で学生の奪い合いをするのも、資本主義社会だから仕方のない事なのやけれど、その結果、学生が集まらないで、倒産や解散してしまう大学も出ている。気の毒なのは学生さんやわな。。。

 

 まぁ、そんな大学は、誠に失礼ながら、答案用紙に名前さえ書いたら合格できるようなところが多い。みんな、秋のオープンキャンパスで、高価な粗品を配ったり、夢のようなキャンパスライフを演出したり、まさに、必死になって学生獲得競争をしている。認可もええけど、経営内容や何をやっているのか分からないような大学には、解散の命令とかもだして、最高学府としての威厳を守る事も、いずれは、必要になってくるのやないのかな。。。

 

 教育っていうものは、もっと崇高なもので、算盤抜きのイメージがあったものを、最近の大学は、昔の専門学校を経営しているところが、新規事業として、ビジネスとして参入している場合が多い。少子化で、生徒確保に必死な専門学校より、まだまだ受け身のままだった、大学経営の隙を狙ってのことなんやろうね。。。

 

 最近の大学は、どうも、専門性の高い学科が多くて、映像芸術系とか、福祉系とかは、どこかの専門学校と変わらないものも目に突く。アイドルやらダンスを専攻する大学生って、これが大学生って呼んでも良いのか・・・って思うのも目立つ。。。社会のニーズに併せて、企業の求める人材の育成がかわっていくのは、世の中の趨勢なのかも知れないけど、大学の意義って、もっと突き詰められるべきテーマなのやないのかな。。。

 

 今の大学生さんは、高校までの勉強が不足していて、世の中の多くの人が当然知っているであろう最低限の知識でさえ、備わってない人が多くて、大学講師は、驚くのやそうや。恐るべし、ゆとり教育。。。小学校で覚える事を中学校でやり、中学の勉強を高校でやり、高校の勉強をやっと大学の一般教養課程でする。。。本当の大学のお勉強は院にならないとできない。。。どやねんこれって。。。

 

 人しか資源のない日本で、教育の手綱を緩めすぎることは、そのまま、自分たちの首を絞めることになる。争うことや競うことを否定して、頑張ろうとする人を疎ましく思って、ぬるま湯の人間ばかり作ってきてしまった日本の教育界がつけを払わなければならない時代が、日本では、ここ何十年かは続くのやろうね。。。誰が責任とるのや。輿石さんよ。。。

 

11/14(水)一時期、大騒ぎをしていたTPP問題。国と国との貿易障壁をお互いに無くして、昔風に言えば、相手国に対して、お互いに最恵国待遇を認め合おうというルールである。輸入関税を無くされたら困る主に地方の農民票をバックにしている人達は、大反対し、比較的都市部で、輸出企業であったり、都市部の消費者などは、関税撤廃により輸入品の物価が下落する期待もあり、これが賛成派になっている。

 

 もともと、TPPを結ぶことというのは、大消費国にとっては、どうでも良い場合が多い。関心が低いのやね。アメリカなんかもそう。。。中国なんかは、ゼツタイにそんな約束はしない。。。。国のコントロールを放棄する約束事やからね。。。もともと、こんな国では、生活必需品などに、そんなに大きな関税はかかってない場合が多い。ただ、国内産業を守るためには、関税障壁を守る事は、かなり有効な政策でもあるからね。。。双方がウィンウィンの関係になるのは、なかなか難しいもんや。。。だから否定的なことが多い。。。

 

 ただ、他国だけがこれを結んでしまうと、自国からの輸出品にだけ高額の関税がかけられてしまうという、ハンデが大きくなるから、慌てているというのが本音のところやろう。。。

 

 いま、政権交代をにらんで、どこの党がどこと組んで選挙に臨むか・・・ということで、政策協議が進んでいる。このTPPが実は、「踏み絵」になっていて、都市部に地盤の有る人は賛成。地方に地盤の有る人は反対・・・と、キッパリとTPPに対する考え方が違う。。。これを大同小異の「小異」であると認めて組むか。絶対的な組み得ないものとして、横に置いておくか。。。ここがポイントやろうね。。。

 

 多数決で決めるなら、今の日本は輸出でメシを食っているのだから、当然有利になるTPP賛成派が勝つ。純粋に農業に従事する人の数と、それ以外の人との数の単純比較になると、結果は見えているからね。。。後は、食糧安保などの政治的な問題でしかないわな。

 

 食料安保と自由貿易との二択は、実は一番取りたくない政策なのかもね。。。痛みが大きすぎるから。。。米韓FTAも、韓国にとってだけメリットがある部分だけではない。今度は米国が韓国市場を席巻して、保険や金融部分で、骨抜きにしてしまう可能性もある。サムソン、現代は大きくなったけど、美味しい所は全部米国のハゲタカファンドが持っていくのかもね。。。その属国化プログラムが、トロイの木馬のように仕込まれている。。。という、毒薬論もあるわな。。。さて、日本はどうするんか。。。

 

11/15(木) 毎月のお給料で生計を立てている人は、来年の一月の給料の明細書を見て欲しい。普段はほとんど見ない人もね。。。恐らく、ちゃんとした会社なら、1月の給料から、2.1%の復興所得税なる、見慣れない言葉が書いてあることになる。

 

 この税金は、源泉所得税と併せて徴収されることになっていて、知らない間に支払わされる増税の一種ってことになるのやろうね。。。それにしても、復興復興って、復興庁まで作って、いつまでのろのろやっているのやろうね。。。阪神淡路の時に、パッパッと、思い切った事をやって、後は無し。。。という素晴らしい対応やったのに比べて、いつまでも復興を人質に取った利権づくり・・・っていう批判に耐えられるのかな。。。

 

 一般歳出を徹底的に節約して、どーんと復興に使って、後は無しにできなかったのやろうか。。。ほんま、悪い時に、民主党政権で、国民全部が損をした気分になった。。。早く自民なり他の政権与党になって、こんな増税をちゃんと、廃止にしてほしいもんやで。。。やり方がみみっちすぎて、長くかかりすぎる。。。トゥーレイト、トゥーロングやわ。。。

 

 私、良くテレビで見る、津波に流された町の家の基礎部分だけが、いつまでもそのままなのが、本当に気になる。津波の後に家を再び建てさせない・・・のやったらそれはそれで、基礎部分の撤去を早くして、跡地を農地にするとか、防風林にするとか。緑地化して公園にして、元住人に少しでもお金が手渡せるような仕組みが何で出来ないかって思うのやね。。。黙って見ているだけで復興なんて進まへんわな。。。

 

 こと復興に関しては、見た目っていうのも、大事な要素や。多くの方が亡くなった現場や、震災や津波を思い出させてしまうものは、一日も早く目に付かないようにすべきやないのかな。。。荒れ地を見ているだけで心が寂しくなって、何もやる気が起こらなくなってしまうやんか。。。かつての集落が無くなって、少し高台に移動したのやったら良しや。その集落の後は、痕跡を消した方がええ。。。空しくなるだけやて。。。

 

 いま、仙台では復興予算で来ている公共事業に従事する人達が、仙台の歓楽街でお金を使ったり、仙台で住むところを借りたりして、そこだけ景気がよいのやそうや。でもね。もともとの被災者の生活が元に近くなることが復興やとしたら、やり方が間違っているのやないかって、本当に、心配になる。。。

 

 震災って、自然災害なのやから、国は全部をやるのではなくて、起き上がろうとする人達の手助けをやらんかいな。全部をやってしもたら、他の災害被害者からしたら不公平やおかしな事ばかりが目立ってしまう。全世界から集まった寄付金を何に使ったのや。どーんとばらまいて、一日でも、一週間でも早くまともな生活に近づけておけば、結果として、こんなに大きな予算まで要らなかったのやないのか。。。

 

東北の人たちを、援助づけにしてしまって、自分一人で建てないようにしてしまったら、意味が無い。。。生きた金の使い方を知らないヤツは口を出さなきゃええねん。。。一番気の毒なのは、待ちぼうけを食らわされて、人生を棒に振らざるをえない、気の毒な被災者の人達やってこと。忘れたらあかんわ。。。

 

11/16(金)それにしても、民主党の藤井裕久税調会長さんよ。あんた、いくら元大蔵官僚からか知らんけど、消費税を上げたときの低所得者への軽減措置として、1万円以上を現金で配るって、どんだけ脳がないねん。。。えこひいきのやり方があまりにも、不格好過ぎるで。。。

 

 どうして、そんなに、国民を年収という物差しで差別したいのかね。。。そのことが、消費税という極めて公平な税金にけちを付ける結果になってしまう致命傷だということ。なんで分からないのや。。。また、このお金が配られるのと配られない人の間で、0円と10000円の大きな差が出てしまうこと。どう思うのかな。。。帳尻だけ合わせば良い。。。ちがうやろ。

 

大事なのは、税金を取られる方のマインドやろう。。。どうしたら、消費増税による景気の落ち込み、極端な消費不況を回避出来るかのアイデアかと思ったら、とんでもなかった。。。知恵があまりにもなさ過ぎて、恥ずかしい方法やわな。。。その配布のためにまた役人増やすってか。。。アホやで、あほ。。。やっぱり、失礼ながら、もう、ご高齢過ぎるのかな。。。

 

 「貧乏人たちよ、お金が欲しかったら、民主党に投票しなさい。」「民主党なら、お金を配ってあげますよ。」って言っているに等しいやんか。。。これって、政策による買収やろ。。。わざわざ大きな手間をかけて集めた税金を、また返す。。。この無意味さ。。。空しさ。。。まるで、政治ごっこやで、ここまで来たら。。。なんで、戻せるお金が有るのやった税率下げる方向に使わないんや。。。やり方、違うやろう。。。

 

 低所得者への配慮をするのなら、所得税をまけてあげる所得税減税で対応するのが妥当やろ。もし、それを越えて、税率ゼロにしても足りないというのなら、それは、それ越えてしまうと、倫理観が崩壊するサインやと私は思うのやね。。。それは福祉の分野ですべきことや。。。貧富格差の是正は、金持ちの税率上る。貧しい人の税率下げるで、調整すべき問題やろ。それ以上の差を付ける行為は、駄目やで。。。こんな想像力も無いのかな。。。

 

 国民は全て、法の下に平等や。がんばって仕事した人は、多くのお金を稼げて、頑張らなかった人は、あまり多くのお金を稼げない・・・。至極、当然の帰結や。一生懸命、頑張った人が納めた税金を、頑張らなかった人に渡してしまって、所得格差を是正してしまうと、誰も頑張らない社会になってしまう。共産主義や社会主義が崩壊したのは、まさに、この一点に尽きるやんか。この大前提で、日本の政治がこんな馬鹿げた事を、政治家達の自己満足と、国民への媚びへつらいに使われると、国民は大変困るのや。

 

 民主党のやっていることは、まさに、この単純な、国としての基本的な考え方すら、まともに決められてない。綱領さえない。どんな社会を目指すのかという目標すら無い。ただ、国民にどうしたら受けるか。どうしたら、票を貰えるか。それだけに特化した政策ばかり並べたら、こうなりました・・・が。この前の選挙の民主党マニフェストやったのやね。。。

 

 そして、そのほぼ全てが、「嘘」やった。無駄の削減で出来るはずやった行政改革は、全く無理やった。。。役人の天下り禁止は実現するどころか悪化した。。。消費税の増税は、ゼツタイにやらないと約束していたのに、増税法案をごり押しで通す。高速道路無料化も、最初だけで後はギブアップ。ガソリン税の廃止も見送り。子ども手当も結局財源が足らず尻すぼみ。扶養家族控除を減らしたから実質負担増になっとる人も。。。

 

公務員の人件費削減も、支持団体を虐めることになるから、出来る訳が無く頓挫。日教組の教員が税金で飯を食えるようになって喜ぶ、高校無償化だけは意地でも実施。。。最低でも県外で普天間移転をぶち壊し、トラストミーが嘘になって、アメリカに愛想を尽かされ、私は原発に詳しいで、福島原発の事故を深刻化させ、何やったんやろうね。。。この三年間。。。

 

特に、日米間の亀裂を周辺国に悟られた罪は重くて、アメリカの後ろ盾が弱まったと見た中国や韓国は、ここぞとばかりに攻勢に出た。そして、竹島やら尖閣やら、全てが八方塞がりで放置されとる。。。そりゃ、そうやわ。誰が嘘ばかりついて信用出来ない日本の国を守るために、アメリカ国民の若い人達が命を賭けて、その国を守りたいと思うかね。。。。

 

日米安保条約がある。。。って、言いたいやろうけど、こんな条約、米国の世論によって、ころころ変わってしまうという、危ない部分があるのは当然や。オバマが日本の防衛のために、米兵の血や命を差し出すかどうか。。。考えて見たら分かるやろう。。。まず、日本と米国が同じ仲間であるという大前提が無いと、そして、何が何でも、日本自身の国を守るという、覚悟が決まってないと、何も出来ないことやわな。。。そんなことも分からないで、米軍は第七艦隊だけでいい。。。なんて、脳内平和ボケ発言ばかり繰り出す総理。。。無茶苦茶やわな。。。

 

先日、民主党は、嘘ばかりついてごめんなさいを、初めて言った。選挙も近いしね。。。一度も「嘘ついてごめんなさい」を言ってないと批判を受けての謝罪。。。格好悪〜っ。社会を歪め続けて来た民主党政権。数年して、あの時はひどかったなぁ・・・と、笑い話で言えるほど、日本にはそんな余裕は無いと思うのやけれどね。。。

 

11/17(土)民主党政権の賞味期限がいよいよ近づきつつある感じ。。。ここに来て、民主党政権のうちに、何とか通しておきたいと、人権侵害救済法なる法律が出されているのやそうや。こそっとね。。。人権侵害の被害にあったと訴えた人を救済するという趣旨の法律なんやけど、これを、利用して、いろいろな事をしたいという、一部の人達から、切望されての法案提出の部分が有るので要注意や。。。あまり大きな話題にならずに、法律にしてしまいたいという意図が見え隠れしている。

 

 日本っていう国は、まさに人権という言葉に弱い。同和問題やら、在日外国人の人達からしたら、差別された・・・と訴えられる人権委員会なるものが出来たら、その委員会自体が、国家の権力とは別の権力を持ってしまうということ。つまり、ここを利用すれば、意図的に日本の人権関係のルール作りをする無権利みたいなものを、あっさり、握れてしまえる恐さがあるというので、自民党などは、この人権侵害救済法に反対している。法律の名前だけは、善人を装っているけど、中身は、人権派の推進にお墨付きを与えるようなもの・・・ということやろうね。。。

 

 先日の角田美代子の顔写真がなかなか公表されなかったり、その周辺で逮捕された人達も、顔写真が出ない。。。これは、世界でも珍しいほどの日本の奇妙なところや。日本独自の容疑者にも人権・・・という思想が、行き過ぎた人権保護になっていて、被害者にとったら、悪い事をした人の人権が守られすぎて、被害者が世間の批判に晒されるという、おかしな逆転現象が起きている。

 

 まだまだ残る被差別地域の問題やら、在日外国人が差別される問題はある。特に就職や結婚、大事な時点で、この問題は特に深刻になる。でもね。いくら、差別するなと言っても、自分の娘の結婚相手がどこの国の人か。とか、どこの出身の人かを聞いたら、差別だと騒ぐっておかしいやろ。日本の人権は、このようなとき等に、とても都合良く悪用されて、またそれでメシを食っているような人たちの食い物になっているのかな。。。

 

 あまりにもめ事を起こすので、クビにした社員が、同和地区出身の人だったのが分かって、後から、エセ同和のツルッパゲのオッサンが乗り込んできて、何とか、金にしようとする。。。こんなことが、まだ日本のどこかで、平気でまかり通っているのやね・・・。この時、人権派の弁護士の肩書きを刷った名刺のオッサンが、一緒に、付いてきて、これまたお金を要求する。。。怖い世界やね。。。

 

 震災の被害を受けて、その人が運び込まれた病院に行きたい親戚の人が、個人情報だと、どこに搬送されたのかを教えて貰えない個人情報保護条例。。。最近の日本は、とんでもないルールが大手を振って歩いている、けったいな国になってしもた。。。。行き過ぎた人権保護やプライバシー保護が、社会全体をとてもおかしなものに変えて行ってしまっていること。早く気づくべきやろうね。。。

 

 人権やプライバシーの保護の程度は、なかなかその明確な線引きが難しい。どこまでなら認められて、どこからは駄目っていうのが、極めて個人の主観頼みになる。数値化も難しいからね。。。この曖昧さが、彼らのメシの種になるから、困ったものなんや。

 

 ストーカー被害から防ぐ為に個人の家の住所をいくら伏せていたって、後を付けられてしまったら終わり。隣の人にも挨拶しない社会は、都会の一人暮らしの実在をそのまま、隠せてしまうから、犯罪をして逃げている人にとっても、とても好都合。不法入国している外国人も、個別訪問する警察官を排除出来てしまったら、仲間を匿うことも簡単になるなど、悪い事をした人やしようとする人たちにとって、とても都合の良い環境を作ってしまっている事になる。

 

 表札も上げられない。電話帳にも載せない。どこの誰かも、隠そうと思えば隠してしまえる。これって、「おてんとさん」を、まともに見られない人達を利するだけの法律やないのかって、ほんと思うで。。。個人が特定出来ないと、その人が納税している人かどうかも分からない。借金していても、別の名前を使えば、その督促から逃れられる。赤の他人になりすませてしまう現在。もっと、確実な個人情報を適正に管理して、脱税やら、不法なことをする人達をあぶり出せるような、ちゃんとした仕掛けを持つ事が、今求められていると思う。それに、このことの正義の方が、個人の人権やプライバシーよりも、明らかに、優先されるべきものであるという、国民的なコンセンサスを日本が持っておかないと、日本の治安は確実に悪化すると思うで。。。

 

 犯罪者の人権や、個人のプライバシーは、公共の福祉や治安維持などに比べたら、二の次にすべきや。どっちも大事はあかん。。。優先順位を明確にすることは大事やで。。。盗人にも三分の理という言葉があるけど、これって、裏返せば、9割7分は、犯人が悪いってこと。当たり前やんか。。。威嚇や恫喝のために人権を悪用するのは、止めさせないと、世の中の「仁」が守れないって。。。

 

11/18(日)先日、テレビの芸能ニュースを見ていたら、その昔一世を風靡したお笑い芸人がセットで出ていた。政府の再生可能エネルギーのキャンペーンにかけて、お笑い芸人さんたちも、再生したいという吉本がかんだ売り込みらしい。。。

 

 レイザーラモンHG。たのしんご。三平。ムーディ勝山。。。おお懐かしい・・・ムーディは、紅白まで出ていたのにね。。。HGなんかは、フォーフォーと叫ぶだけで、当時、人気が最高だったときは、月に1000万円からの収入が有ったそうや。今は数万円ほどで、生活出来ないから、アルバイトやて。。。落ちぶれたくはないもんやわ。。。

 

 芸能人やスポーツ選手たちの収入っていうのは、どうも、人気や体力、調子の浮き沈みによって、左右されることが多い。人気が有って、稼ぎが多い時は良いのだけれど、引退したり、お呼びがかからなくなったら、何の保障もない。。。有る意味、厳しいお商売やね。

 

 女優の樹木希林さんが娘さんのために、芸能人は不安定なお仕事だから、お金のあるウチに不動産を買っておいて、それを人に貸すことによって不動産収入だけでも、安定して入るようにしてあげていたというお話は有名や。その借り主がオセロの中島やったからね。。。

 

 源泉徴収税は、その時の稼ぎ高に応じて、支払う税金だから、良いのだけれど、所得税や市民税、県民税などの地方税は、前年の所得に応じて翌年に支払う事になる。収入に大きな波が有る人なんかは、ええ時はええけど、あかん時に、大きな税金が督促されるから、それが支払えなくて家を売ったりして払うのやて。。。このタイムラグ何とかならないものかな。。。

 

 一般の人だって、たまたま親が亡くなって、その不動産を処分したときなど、一時所得がどーんと上がるときがある。その時に税金を払ってしまいたいところやけど、それが翌年にどーんと来るから、大変ってお話を良く聞く。

 

 税金の法律の制度設計というものが、役人さんの都合の良いようにされていて、人の年収にあまり差がないものであるとしている前提があるのは、何とか改善出来ないものやろうか。。。世の中、給与所得者ばかりやないわな。年収1億の人が来年は年収100万円になってしまう時代・・・やないの。。。。1億円貰っていたときなら楽々、払えた税金も、年収100万円になったら払えない・・・ってこと、意外と多くないかな。。。

 

 親が死亡した時の相続を例えば前納しておける制度とか、ジャストインタイムの納税を工夫することによって、より国家や地方の税収が安定すること・・・あると思うのやね。。。納税は国民の三大義務の一つ。せっかく払えるのに、払いたいときに払えなくて、払いたくない時に、払わないといけない不幸。。。何か解消するような知恵がありそうな気がするのやね。。。

 

 国は税金が取れないときに、物納された不動産を競売にかけたり、他の親族の預金を差し押さえたり、いろいろ努力している。税の取り立ては、サラ金より厳しいし、国家権力で根こそぎ持って行く非道さがあるというのは、映画の中だけの話ではなく本当の話や。。。だから、例えば相続税が支払えない人は、相続放棄したり、納税そのものが出来なくなった人が、自己破産を宣言して、多くの人が税の納付から逃れてしまっている。

 

 これって、よくよく考えて見たら、もの凄く不公平なことで、正直者が馬鹿を見ていることになるやんか。。。負債の相続放棄や自己破産で、どれだけ多くの国民が、その人の本来支払うべき税金の肩代わりをさせられているということ。もっと、重要視すべきやと思うのやね。。。型どおり、従来通り、前例のないことは出来ないししない。。。いつまでも、これではあかんのやないか。

 

 ちょっと、ルールを変えることによって、多くの破産者や逃げ得を防げるのやったら、もっとしっかり制度の見直しをして欲しいもんやね。。。

 

11/19(月) まぁ、今の世の中、自分たちのことしか、考えられない人ばっかりになっている。特に、お役人という人達は、一般国民の迷惑なんて、これっぽっちも、気にしない類の人達だとは思っていたけど、我々の代表のはずの、政治家まで似てきたのは、困ったもんや。。

 

 そりゃ、一日も早く、民主党政権が終わるのは、ええこっちゃ。でもね。選挙運動やら、投票のお世話をしなくちゃ行けない人だって多い。その多くは一般の市民のボランティアやないの。。。誰もが忙しい年末に、総選挙の運動やら、投開票をやられることの迷惑さ。こんなことも想像出来ないのやろうか。。。呆れるわ。。。

 

 定数是正の法案通して、衆議院の違憲状態を正す。ええやろ。赤字国債の発行法案を通して、停滞する資金需要を乗り切る。これは、本当は執行減額してほしいところやけど、地方にしわ寄せをする汚い手を使うから、仕方無いか。。。でも、12月はあかんやろ。国民みんなが一年で一番忙しくなる月やないのか。。。

 

 一番の稼ぎ時に選挙なんてやられたら、ダメダメになっている景気が、余計、駄目になる。。。選挙どころではない時期に選挙をやる。。。維新の準備が整わないうちに選挙・・・って、また財務官僚たちに言われたのか。。。情けない人達やで。。。言いなりやんか。。。政治主導はどこにあるんや。。。

 

 官僚達は、一番やりにくいのは、維新の橋下や、太陽の党の石原さん。自分たちの権益をどんどん減らされそうのなのを恐れている。選挙が伸びれば伸びるだけ、そっちの勢力の、準備が、万端整ってしまうから、自民さえ、負けるかも知れない。。。民主も自民もダメで第三局というのが、一番役人さんたちは怖い。。。だから、年末のドタバタで、選挙をやって、不意打ちしてしまおうという作戦。。。どこまで、ど汚いねん。。。

 

 それにしても、官僚っていのは、ドライやね。。民主党が出した来年度の予算削減要求に、ほぼ全ての省庁がゼロ回答。。。もう、民主党の言う事なんて聞いてられない・・・ってか。。。死に体やんか。。。そりゃそうやわな。。。一生懸命予算作っても、全部、ちゃぶ台をひっくり返されるのが目に見えている。今、官僚達は、どうしたら、ひっくり返されずに済むか。。。それに必死になっているのやないかな。。。

 

 民主党は恐らく大敗するのが見えている。自民はかなり盛り返すやろ。そして、維新太陽が第三勢力について、自民と政権に関わるようになる事が、どうやら見えてきたのやないかな。。。公明と天秤かかるかも。。。まぁ、これなら、参議院でもねじれが解消して、比較的安定政権が出来るかも知れん。。。

 

 まぁ、永田町や霞ヶ関は、我々国民から見たら、雲の上の世界。本当に、日本が主権在民の国家だと、いうのやったら、この雲の上の存在たちを、世の中の常識のところまで降ろさないといけない。それなら、まず、選挙は松の内開けであかんのかいな。。。政治家さんたちは、正月返上で頑張らはったらええやん。。。特別職なんやから。。。

 

 日本人っていのは、誰もが年内に何とか仕事にけりを付けて、ゆっくりした正月を迎えたいと年末に頑張るもんや。ただ、政治家さんまで、何とか年内に投票まで住ませないといけないなんて言う事はない。年内解散、1月投票が、世の中の人の迷惑や、世の中の景気の腰を折らないという意味で、良識有るスケジュールやと思うけどな。。。

 

11/20(火) なにやかんやで、結局、29年ぶりの歳末選挙。。。。世間の人達の都合より、政治家さんたちが、必死になる自分たちの選挙が大事ってか。。。どこまで、オレオレなんやろね。こんな時期の選挙は、ほんま迷惑だし、ちょっとは、遠慮してほしいで。。。ただでさえ気忙しい歳末が、選挙活動のうるさいラウドスピカーで、余計にイライラが倍加される・・・

 

 とはいえ、今度の選挙は、またまた政権交代が濃厚になった選挙になる。民主党がめちゃめちゃにしてしまった税金の使い方のルールを大きく変える選挙になってほしいし、そうなるしか日本が生き残れる道がない・・・という、有る意味、悲壮感さえ漂う選挙になるのやないかね。。。

 

 そもそも論で言えば、年金や医療や福祉のレベルを、今まで通り、維持継続するために、大きな借金までして、やるべきなのか・・・という、所に戻ると思うのやね。。。

 

年金の支払いに借金までして、税金をつぎ込まないと足らないのやったら、給付金額を下げるしか無いやんか。。。老人の医療費が全然足りないのやったら、1割の負担を他の人と同じだけ3割負担に引き上げるしかないやんか。。。生活保護をもらう人がここまで増えてしまって、何のための税金投入かが分からなくなっているのやったら、生活保護費を下げたり、貰える人をもっと厳しく審査して、減らすしかないやんか。。。

 

 これらは、みんな、政治家がやるには、耳の痛い事、人気が悪くなる事ばかり。。。でも、今まで、ぬるま湯な政策を続けて来たツケが、今、とんでもないほど福祉の予算が爆発的に増えてしまった結果を招いてしまっていること。お金が足りないから増税ではなく、お金が足りないから節約して、行政の出来ることを減らす・・・。こんな、当たり前の事すら出来ないのやったら、役人のお目付役である政治家さんたちは、失格ちゃうのかな。。。

 

 税金を、福祉にばかり、使いすぎると、実は景気が悪くなる。年金や医療、福祉なんかに、使われるお金というのは、どちらかというと、動きの悪いお金の使われ方が多いからね。。。お金がお金を生むという、経済のサイクルになかなか乗らない。設備投資が雇用を生む。その雇用が国民の生活を向上させてまた消費を引き出す。そして景気が良くなるという、普通の経済サイクルがなかなか見込めないのやね。。。

 

 年金を貰ったり生活保護を貰ったりしている人達は、あんまり、所得税を払わない。消費税は払うけど、それでは、国や地方の税収は好転しないのやね。。。だから、お金がもっと回るものに税金を使うと、その税金がまた税収になって戻ってくる。それも増えてね。。。そんな生きた使い方をしてほしいんや。。。

 

 まぁ、何に使ってもいいなんていったら、役人のシロアリたちが、寄って集ってやってきて、復興予算のように食い尽くしてしまうから、これだけは避けたい。。。天下り根絶なんてなかなか難しい。ここは、開き直って、天下りを全面解禁にしてみたらどうやろ。その代わり、補助金や給付金、交付金など、税金で出ていくお金は厳しく目を光らせる。1円でも税が出ている団体には全体の会計報告を義務づけたり、公益性の審査を厳密にして、やっている仕事の中身を公開させる。

 

 公益法人や財団法人へは、基本的に全部、納税義務を課す。公共性に応じてその部分だけ、少し税率をおまけしてあげるだけでもええやないの。。。その組織のやっている仕事を、徹底的に、民間と比較させて競争させる。そのぐらいが良い結果を生むことにならないかな。

 

 今年、大阪府では、運転免許の更新事務や講習のお仕事が、何と、競争入札で、警察の天下り団体から、民間に移った。入札に敗れた大阪府警のOBのいる組織は解散の危機になった。私、やったね・・・って思ったで。。。何にも、役人さんたちの息のかかった所だけが仕事を独占して、安定的に受注出来ることが、著しくおかしい事であるいう、意識を変えさせたという点に於いて、画期的なことやと思うのやね。。。

 

 いま、公金や、会員の安定的な会費や、継続的な料金などが入る仕組みに安住している組織の人達は、これなら大変なことになると思うで。。。元気のある、効率的に無駄なく同じ事が出来る企業が競争相手としてどんどん参入してくる事になる。今までのぬるま湯体質やったところは、どんどん淘汰されて、組織自身が無くなっていくことになる。これしか、シロアリ組織が自己崩壊していくシナリオはないからね。。。

 

 自由主義社会では、競争が組織を浄化したり、効率化したりする。それが出来ないところは淘汰されていくのが宿命である。楽して儲けたい役人崩れの人達が、自分たちにだけ、都合が良くて、居心地の良い別天地をこさえて、安穏としていたこと。早く、昔話にしてほしいもんやね。。。競争原理の強化が、天下り組織のこれ以上の拡大を防止して、税金の使い途への監視強化が、無駄な組織の廃止など、星の数ほどある、何をしているのか、わけの分からない無駄な団体や、馴れ合いだけで存続している業界団体や、問題の多い年金基金などをどんどん減らして行くことに期待したいもんやね。。。

 

11/21(水) 先日、NHKの有名キャスターである森本と言う人が、東京都の玉川署に痴漢容疑で捕まったというニュースが流れた。NHKの週末ニュースの顔とも言える人が、痴漢?何かの間違いとちがうのかいな。。。どこからどう見ても好感度の抜群の47歳。千葉県の浦安に帰る途中の電車の中で、女性の身体を触ったということで、逮捕されたのやという。

 

 人は見かけによらぬもの。いかにも善人のように見える彼が、痴漢で捕まる。聞けばかなりお酒に酔っていて、あんまり覚えてないのやと。。。。事実なら、とんでもないけど、こと、痴漢容疑となったら、何かのキッカケで、冤罪・・・という可能性も無いわけではないけどね。。。

 

 逃亡の恐れがないということで、処分保留で釈放されたそうやけど、NHKのお偉いさんやったら、タクシーで帰っておいたら良かったのに。。。有名人の電車通勤は、いろんな意味でも危険が多い。。。それにしても、普通、地位も名前も有る人が、電車で痴漢なんてするのやろうか。。。キャスター人生を棒に振ることにもなるそんな行為。もし事実やったら、あほな事をしたもんやね。。。お酒飲めない人が飲んでしまったのかな。。。

 

 テレビで見る人が、電車に乗ると、やっぱり目立つ。芸能人でも、通勤電車という狭い空間の中に居れば、やっぱり、気づく人は多い。。。どんな人が乗っているか分からない電車という空間では、まわりの人から、サインをねだられたり、握手を求められたり、意味も無く背中を叩かれたり。。。。。芸人やったら、何か芸やギャグをやれ・・・なんて、心ない人が、理不尽なリクエストを言われたりする事があるそうや。。。

 

 田舎者の集まりである東京なんかでは、多くの人は、見て見ぬふりをするものの、一部の人は、有名人に会えた興奮を抑えることが出来ず、場所柄もわきまえず、はしゃいでしまうこともあるのやろうね。。。人気商売とはいえ、プライベートな時間に、まわりの人からいろいろ言われるのは、誰でも嫌やろう。まして、楽しくお酒を飲んでメートルが上がってご帰宅途中となったら、気も大きくなって、少しおかしな行動を取ってしまうこともあるやろうな。。。

 

 有名人になったら、ラーメン屋にも入れないし、まして、酒も飲めないでは、ちょっと気の毒やわな。。。大人なら、知らんぷりをして、そっとしておいてあげたらええのに・・・と思うのやけど、なかなか、中には田舎者が出て来てしまう人もいるのやろう。。。

 

 今の時代、携帯電話でスグに写真が撮れたり、動画まで撮れて、スグにネット上に上げられるものだから、有名人の目撃情報なんて、意外と多く出る。繁華街に居る人全てが防犯カメラみたいなものやから、たまたま、AKBの篠田が一人焼肉へ言っていたことを、僅か数分後に、全国の何千人の人が知ってしまう。これって、怖い事やね。。。

 

 世の中の人みんながパパラッチ状態。。。通信機器、映像機器、ネットの進化って、意外なことに、便利だけれど、品のない、遠慮のない世界を作ってしまう。。。そっとしておいてあげたらいいのに。。。って、思うことは多いわな。。。

 

 まぁ、森本キャスターかて、男の人。お酒飲んで気が大きくなって、つい出来心でやってしもたのやろう。。。酔っ払いだから・・・は、世間では、通用しない。。。酒飲みだからこそ。自分の酒の量を調整出来ない人は、人に迷惑をかけてしまうことになる。これから忘年会シーズン。気がついたらトラ箱で、痴漢の犯人でぶち込まれていたってことがないように、お酒はほどほどにね。。。

 

11/22(木)先日、何やねん、それ・・・、っていう裁判の判決があった。2009年の冬に北海道の積丹町の雪山に入って遭難した人の家族が、命が助からなかったのは、北海道警の山岳救助隊が救出する際に、助け方がまずかったせいだと、訴えたのやそうや。

 

 冬山にスノーボードをするために、遊びで入って、遭難して、それを命懸けで助けようとした人に、感謝するどころか、訴えるって、どやねん。。。世の中、狂っているわ・・・。救助中に滑落か、なにかがあったらしいけど、どうなのかな。。。その判決では、北海道に1200万円の賠償を支払うように判決したのやけれど、人助けして、不幸にもそれを失敗したケースでも、訴えが認められるって、何か、おかしくないか。。。誰が悪いのかって聞かれりゃ、そら、ゲレンデのように整備されていないところに、意図して入った本人やろう。。。

 

 こんなのが通れば、誰も助けになんか行きたくないなんていうケースになるやんか。。。訴えられるから人命救助は無し。どうぞ、勝手に遭難してよ。死にたくなけりゃ、ゲレンデ以外では滑るな。。。自己責任やで・・・ってなるで。。。

 

まぁ、亡くなられた方のご家族の気持ちを考えたら、訴えたいっていう気持ちも判らないでもない。でもね。救助の方々に、散々、お手間をかけさせて、そんな人を逆に訴えるという感覚。。。普通の人やったら、思いとどまるのやないのかな。。。悪いのは、無茶をした本人なのやから。。。逆に、もし、救助した人が亡くなったら、遭難した人のせいで、その人は亡くなることになるのやけど、そのあたりのことはどうなんやろうかね。。。

 

 最近、日本って、だんだん、アメリカの真似ばかりして、自分の権利だけを主張する国になってきてないか。相手のことを思いやるとか、どちらの方に義があるかとか、そんな物事をちゃんと客観的に見られる人が減ってきて、自分さえ良ければいい。自己中心的な人ばっかりになっとるような気がして仕方がないわ。。。

 

 今の子育て世代の人達、二十代三十代の人達は、赤ん坊の離乳食を与えるときに、親が咀嚼した食べ物を与えるのを、信じられない・・・と嫌うのやそうや・・・。気持ち悪い・・・っていう考えやね。。。まぁ、確かに、見た目は宜しくないし、親の虫歯菌を子どもに移してしまわないという、衛生観念の意味では正しいのかもね。

 

 でもこの虫歯菌の唾液感染って、10年ほど前から言われ出したのやけど、多くの歯科医は、疑問視している。もともと、口腔内には、どんな人でも、いろんな最近がうじゃうじゃ居る。唾液には、それを殺菌する能力のある。子育て世帯の人は、潔癖症の人が多くて、自分の責任で子どもが虫歯にならせたくないという恐怖観念があるのやろうね。。。あまりに純正培養ばかりしていたら、子どももひ弱になるのやないのかな。。。

 

ところが、そんな考えの人達も、最近、思わぬところで、足元をすくわれるような事実が出て来たのやね。。。それは、ある芸能人が最近感染して重症化したものやった。赤ん坊の時に感染しても、病状が深刻化しないので分からないのやけど、大人になってから初めて感染すると、オオゴトになる。。。これが親からの赤ん坊に与えた唾液がワクチン代わりをしていたのが分かったのやて。。。みんなビックリしたやろうね。。。

 

最近の離乳食は、もう瓶に入っていて、プリン状になっていたり、裏ごしされていて食べやすくなっている。昔みたいに食パンをミルクでふやかして作るミルク粥なんて、与えないのやろうね。。。喉が詰まらないように親が咀嚼して与える。。。ちょっと微笑ましい行為が不潔と否定されていたから、思わぬ所でその咀嚼による食物が、赤ちゃんの免疫を作っていた事が判ったのやね。。。

 

既成概念っていうものは、意外と簡単に崩れてしまうもの。でも、それを崩してしまうことによって、新たな不具合が出て来る事が多い。自己責任で死んだ人が救助隊を訴えたり、昔からあった、食べ物を親が咀嚼してあたえていた行為を無くしてしまったり、ひょっとして、変わってはいけなかったもの・・・。有るような気がして仕方がないのやね。。。

 

11/23(祝) 先日の夕方、テレビのニュース番組を見ていたら、ガソリンスタンドが大変だという特集をやっていた。ピークの時と比べたら、ガソリンスタンドの数が、全国でもう半分以下になっているのやて。。その原因は都市部と山間部で少し、事情が違う。

 

 都市部のガソリンスタンドの問題は、やっぱり、価格面での過当競争。原油価格の高騰もあって、利益を削って商売しなくてはいかないため、経営が成り立たないで撤退するケースがほとんどや。

 

 逆にライバルのスタンドが少ない山間部のスタンドはやっぱり、過疎化による需要が半減したこと。売れる絶対量が減りすぎて、最低限の利益すら確保出来ないパターン。こっちは、地域の人口の減少が原因だから、困ったものや。。。

 

 これに追い打ちをかけたのが、地下タンクの改修命令。古くなって錆びた地下タンクを交換なんてしたら、1本あたり1000万円もかかる。2つ交換したら、2000万円。この費用が出せない。タンクを交換せずに済ますには、内部に樹脂加工をするのだけれど、これも1本あたり150万円もかかる。2つなら300万円。3つなら450万円。これがまた高くて、そんな大きなお金を出すくらいなら、廃業・・・という選択肢を採ってしまうのやね。。。もともと、そんなに儲かりもしないから、メドを付けて。。。

 

 錆びないステンレスタンクとか、樹脂コーティングされたタンクとかを、もっと早く普及させておくべきやったのやね。。いつか駄目になるのが分かっていたくせに。。。

 

 京都のような都会でも、街の中心部では、どんどんガソリンスタンドが無くなっていて、祇園のある東山区は、ついにガソリンスタンドゼロの行政区になった。。。地価の高いところで、儲かりもしない商売をやるより、ガレージにでもした方が、よっぽどまし。。。そんなところなんやろう。。。。

 

 まぁ、都会では、ライバル店がどんどん閉めていけば、生き残っているお店は、いつか採算が合ってくるから、何とか生き残るサバイバル合戦が続くのやろうけど、問題は田舎のガソリンスタンドやね。。。山村のスタンドは、その地域に住む人たちにとって、ライフラインに近いからね。。。。

 

 田舎ではトラクターや耕耘機の燃料、漁業や林業にも燃料は要る。家庭の暖房も軽油か灯油が多いやろう。。。そのサプライする業者が無くなってしまう。。。これは、そのまま、その地域で住むことが出来なくなることを意味してしまうのやね。。。

 

 農協がスタンドを維持したりするケースが多くなるのやけど、それすらないところは、役場が、ガソリンの供給にまで関わらないと、集落そのものが限界になってくるのやないやろうか。。。何とかならないものなのかな。。。

 

 最近はリタイアした人達が、田舎暮らしに憧れて、人が住まなくなった古民家を借り上げたり、都会から引越てきてくれた人を税金面で優遇したり、お金をあげたりして、人集めをしようとしている。でもね、そんな人達は3年もしないうちに、また都会に戻ってしまうのやて。。。物珍しさだけで移住しても、あまりの暮らしの不便さに、尻尾を巻いてしまうのやろうね。。。

 

 いま、政府は例えば個別補償などで、何とか地方の農村などの生活を助けようとしているけど、バラマキだけやっていても、下手に命を延ばすだけで、抜本的な解決にはなってない。私、農林水産省を廃止して、経済産業省にしてしまうぐらい、第一次産業の企業化を進めるべきやと思うのやね。。。

 

 今まで個人経営だった農林水産業の規制を全廃して、企業が経営する生産業にしてしまうんや。農業をやっていた人は、その食料メーカーの社員さんになって、生活や収入を安定化する。若者もその企業の社員となって、地方に雇用を生まれさせる。これを規制緩和でやるべきやと思うのやね。。。

 

 今の農業は、もうグローバル化している。韓国の農業会社がロシアの広大な土地を借りて作物を作り、それを韓国に大量に安く輸入する。そんな時代やんか。日本だけ島国で、チマチマやっていて、食料安全保証やとか、国産は安心安全だから、高くても売れる。。。そんなこと、何十年も言い続けていて、余計に日本の農林水産業は衰退したのやないの。。。既得権益ばかり守っていたら、いずれ体力勝負に負けて、日本のマーケットは、外国製品にばかり征服されてしまうって。。。

 

 石油も駄目、原子力も駄目。これから日本のエネルギーはどうしていくんや。。。海洋開発やって、日本近海に早くシェールガスなどのエネルギー資源の開発を進めないのかな。。。日本がエネルギー輸入国から、エネルギー輸出国になれる、そんな逆転ホームランを夢見ていたらあかんか。。。

 

11/24(土)中国で10年ぶりのトップ交代が無事、終わったことで、少し政治的に安定したのか、尖閣への中国海洋監視船の侵入は相変わらず続くものの、プノンペンで、日中間の経済閣僚の会合も開かれて、政治と経済の分離の方向性が少し出た。

 

 習近平は、地方の腐敗役人を処分したというが、その数が16万人とか。。。桁が大きいね。。。まぁ、対立を煽っていても、ひとつも良い事がない・・・というのが、少しは分かったのか。それとも中国の経済成長の先行きに不安材料が少し出て来たからなのか。。。それは分からん。。。

 

 ただ、日本人は、今回の事で中国とお付き合いをするのに、気をつけなければいけない危険、チャイナリスクを、思いしらされた。ミャンマーなど、中国以外の国への、日本企業の移転進出が、これから先出てくるのやろうね。。。中国は、もう懲り懲り。。。という本音もある。

 

 今の日本の対中国での考え方は、中国が大人の国になるまで、辛抱強く待つしかない・・・てなところかな。また、いつ反日デモで、ナショナリズムを煽るという、常套手段を出して来るか分からないからね。。。一党独裁の政治体制と、自由主義社会の恩恵をいかにミックスさせて、ええとこどりに成功するかどうか。。。その軟着陸を見守るしか無いのかもね。。。

 

 鳩山元総理の引退会見を見ていても、アジアの融和を歌っている。コンセプトは間違って無いのやろうけど、それは、今ではないやろう。。。というのが、国民の心情やないのかな。まだまだ、日本は米国頼みの安全保障体制から卒業出来ないでいるし、もし、そこから卒業しようとすれば、核武装とか、再軍備とか、徴兵復活などの高いハードルがある。いつまでも、こんな、都合の良い関係が続けられるか。。。

 

 米国にとって、日本の利用価値が無くなったとき、アメリカの後ろ盾が無くなって、軍事的に独り立ち出来るかどうかの踏み絵が待っているわな。。。石原維新の会党首が、核武装のシュミレーションと外国人記者に、ポロリと漏らしただけで、日本は、このカードも持っているのだぞという、ブラフが張れた。この人は、この辺はうまいね。。。さすがは、暴走老人。。。

 

 中国も米国もそして韓国、北朝鮮も、嫌がるオプションである日本の核武装。これをちらつかせるだけで、日本の意見も聞かなければいけなくなる。民主党がボロボロにしてしまった日本の威信を、早くも少し回復させられたのかも知れないね。。。

 

11/25(日)師走の総選挙の日程も決まって、雨後の竹の子のように、いろいろな政党が乱立してきた。私、政党同士の合流や選挙協力は、別に有っても良いと思うのやね。そら100人、代議士が居たら、100通りの意見があるし、その人が進めたい政策も100通りあるのが普通や。

 

 その中で、比較的意見が近い人達が集まるのがパーティ。つまり政党やわな。その政党同士が一緒になるのには、お互いに飲まなければならない部分もある。最初は先鋭化していた意見が話し合いや政策協議が進むことによって、どうしても、焦点がぼやけたものになっていくのは、少し残念やけど、数が揃わないと、意見が通らない政治の世界では、いかに上手に最大公約数を求めるかというのも、その政治家の手腕の一つになる。

 

 日本維新の会が出していた船中八策の中で、企業団体献金の禁止。太陽の党の石原さんと一緒になるために、その大きな特徴を打ち出す事を断念した。政治と金の問題は、実は新設の政党にとっては深刻で、維新から立候補する予定の候補者は、一人100万円を維新の会に寄付するという条件が付いているそうや。

 

 もちろん、選挙がそれだけで済む訳や無い。選挙ポスターの印刷やら、ハガキやビラ。。。選管に出すお金。選挙事務所の借り賃から、ウグイス嬢のギャラ。街宣カーの借り賃やガソリン代、ボランティアのお弁当に御茶、お酒。おつまみに至るまで、全部候補者の持ち出しになる。。。沢山お金がかかったら、議員になったら、元を取り返そうと悪い事をする構造。。。これがアカンのやけれどね。。。

 

 秘書の自宅を事務所費で借り上げた事にして、表金にして選挙費用を捻出したい。。。これらが、金がかかる選挙の実態やわ。。。ネットで公開して、何もしないで当選出来たら、それに越したことは無いのやけれど、人ってものは、落選の恐怖に勝てなくて、鰻の蒲焼きを選挙民に配って、食べたのなら、投票してな・・・なんて、程度の低い選挙違反を、未だにする人もいる。。。恥ずかしいね。。。

 

 橋下徹が以前、地元の人の葬式や運動会に行かなくても良いレベルの国会議員。。。なんていう線を出して来て、少し、おっと思った。確かに議員さんって、葬式と運動会は欠かさず行くね。。。まぁ、これが良いか悪いかは別にして、行かないと不安・・・だとか、議員様になったら地元に顔も出さないなんていう批判が区民から出てしまうから、まだまだ、日本の政治家のレベルも、国民のレベルも、そこまでなんかな。。。

 

11/26(火) いよいよ総選挙まで数週間。今のところ、総理の椅子に一番近い男は、自民党の安倍晋三氏ということになる。ところが、その安倍さんだけど、最近、アレッって、思うことが少しあって、ちょっと、気になる。TBSの朝のテレビ番組で、NHKのニュースキャスターの痴漢報道のタイミングで、加害者の写真を出す、まさにそのタイミングで、安倍総裁の写真が出たというのだ。

 

 普通に考えたら、これって、スイッチャーさんの単純な操作ミス。でも、これが、恣意的で、意図的で、わざと間違ったのではないかと、安倍氏は、抗議しているのやね。。。日本の総理になろうかという人が、そんな一テレビ局のミスも、サブミラル効果を狙った刷り込みだと、いちいち、突っ込むのを聞くと、何か、日本の総理って、ちっちゃくなったな。。。と、感じてしまうのやね。。。未だに私にお詫びの一つもない・・なんてテレビカメラの前で言ってはるのやね。。。

 

 抗議を受けて、テレビ局側も、多分、安倍総裁にお詫びしたのやろう。。。先週の土曜日の朝には、その朝ズバッに、安倍総裁が出ていた。たまたま、それを見ていたら、何か、「必死」なんやね。。まぁ、政権交代を目指すのやから、一生懸命なのはいいのやけど、余裕が無いというか、みのもんたやら、他の解説員の人の言葉を遮って、発言させないぐらい、必死にフリップカードを使って、民主党政権時代の悪さを、とうとうと、アピールしてはった。。。

 

 私、これを見て、あれって、思ったんやね。。。この人、こんな人やったっけ。。。マスコミの中には、お腹痛で、総理を投げ出した人っていうレッテルを貼りたい人もいるようで、それに負けないように、必死になってはるのかな。。。っていう部分は有る。。。何度もトイレに行かないといけない病気。。。この辛さは、私にもよく分かる。。。今はええ新薬が出て、良くなっているのに、未だに、お腹痛でうんぬん・・・。ネガティブキャンペーンも、見ていて見苦しいっていうのはあるのやね。。。

 

 でも、恐らく、彼に取ってマスコミっていう、大きな発言権を持った人達が、首相を辞めたときに、メチャクチャ叩かれた経験が、彼をマスコミ嫌い・・・というか、マスコミに嫌悪感しか持たないようにさせてしまったのかな・・・って、そう感じた。。。まぁ、それだけ、バッシング報道が酷かったってことの裏返しなんやろう。。。

 

 テレビカメラや新聞などの記事を書ける人達は、その力がとても大きな影響力があることを前提にしないといけない。一歩間違えば、相手の人の人生ぐらい狂わせる事が、赤子の手をひねるように出来てしまう。だから、そのマスコミのモラルは、厳しく規制を受けるべきものなんやね。。。

 

 でも、マスコミと言っても、週間誌になると、前の橋下氏への酷い記事でもあったように、売らんがために、過激で、皆が驚くようなことを捜して書く。。。こんなゴシップマスコミも居る。。。民間のBPOという、監視委員会のような組織はあるものの、自主規制という、大原則のため、やったもの勝ちの部分はあって、ペナルティが弱い。。。あくまで、そんな記事や報道が、世の中に出すか出さないか。。。その判断は、その報道機関の自主性に依存しているのが現状なんやね。。。

 

 人の倫理観っていうのは、自分がやられて嫌なことは、人にはしない・・・っていう、何かイジメ問題に似た性格がある。今のマスコミは、相手の嫌がっていることを大袈裟にデフォルメして、その困った顔を放送して、その様子を記事にして、視聴率を上げたり、週間誌を多く売ったりすることを、平気でする。新聞や雑誌も、人のプライバシーを暴いたり、誰が誰と付き合っているかとかいう、有名人の報道されたら困ることを食い物にしているようなところがあるのやね・・・。

 

 この「人の不幸は蜜の味」って言う感覚。。。これが今の社会に蔓延していて、日本人社会全体を、イジメ社会に貶めているような気がするときがある。人の嫌がる事はしない。子どもには、こう言って、躾をするのに、大人達は、なんで、人の嫌がる事ばかりしているのかな。。。何か日本のマスコミ自身が、さもしいものになっていて、いつも新たな刺激がないと、いられないように、どんどん刺激的な事件を捏造しているのではないか・・・そんなことを思うときがあるわ。。。

 

11/27(水) 私は最近、良く聞く、「代行」という、政党のポストって何なんやと、ちょっと思っている。党首とか、総裁とかいう肩書きの人が党で一番偉い人っていうのは分かるけど、副党首とか、副総裁とかの前に、幹事長とかいうのが、どうやらナンバー2で、幹事長代行というのが、民主党では、お偉いさんなのやそうや。

 

 大臣とか政務官とか、副大臣がどんどん政治主導という名の下に乱発されたおかげで、どんどん値打ちが墜ちていったなかで、幹事長代行というのは、どうやら、けっこうなお偉いさんのようや。今の民主党の幹事長代行。本来、代行なのだから、幹事長に万が一のことがあったら、代わりにそのポストを勤める・・・という意味合いが日本語としては、正しいのだろうけど、その万が一のときでなくても、結構な発言をしておられる。

 

 安住淳という人は、テレビにも良く出て、ルックスも温和に見えるからか、この幹事長代行なるポストに就いているのやろうけど、この人が、民主党を離党した議員に、政党助成金を全額返金せよ。。。なんて言っているのやね。。。この人、何様なんやろう。そのお金は、政党のものか。。。それとも、幹事長代行、あなたのものでも、党のものでも、ないわな。。。まさか。。。。これだから、既得権益の亡者である民主党の人達の感覚は、とんでもなくずれている。。。

 

 政治には金がかかる。だから、税金から、政治家の政治活動のためのお金を渡している。本来、個人の議員に一人一人渡すべき筋のお金。。。これが政党助成金や。ところが、このお金を政党ごとにまとめて貰うものやから、党がそのお金を加重配分することが出来てしまう。つまり、言う事を聞く議員には多くあげて、言う事をあまり、きかない議員には少なくする権限を政党が握ってしまっているのやね。。。私、これって、大問題やと思うのやね。。。

 

 国会議員というものは、その選挙区や、その地方の住民によって選ばれた国民の代表やんか。その人の権利は、国民の権利と同じ重みを持つものやなかったらあかん。。。ところが、政党政治っていのは、権力の二重構造を作ってしまっていて、これが、小沢一郎のような、人のふんどしで相撲を取るような議員を作ってしまっていたのやね。。。政治資金で不動産投資して、自分は無罪。。。そんなことって、許されるかって。。。

 

元は税金だった、政党助成金を、党のお金にマネーロンダリングしてしまって、自分の息のかかった議員にだけ、優先的に現金をばらまける権限を与えてしまった。。。これがどれだけ酷いことか。。。このことの反省が全く無いわな。。。

 

一見、この安住なる人が言っていることは、正しいかのように見える。別の政党に行って活動する人が、民主党の党員やらサポーターから集めたお金で、選挙活動してはならない・・・なんて言っているのやね。。私、これを聞いて、これって、巧妙なすり替えやと思ったわ。。いかにも正しく見えるけど、実は、このお金は、議員さんたちが政治活動をするためのお金。。。

 

金に色は付いてないのやから、それを選挙に使うとどうして断言出来るのや。。。今までの政治活動で使いました・・・で終わってしまう話やないの。。。もし返せというのなら、国庫に返さないと筋が通らない。党に返してしまうと、民主党という政党が、元所属議員の名義、名簿を使って、不当に国庫から引き出されたお金ということになってしまうからね。。。結局整合性が無くなって国庫戻しになる。。。それをさも、民主党のお金と言う感覚。。。おかしいやろ。。。

 

それに、衆議院の任期はあと半年少々しかない。。。実際は、民主党の党首が自分で衆議院の解散をしたのだから、政治活動費の本来の意味合いから言えば、百歩譲っても、月割りか日割りってことになる類のもの。。。いくら13人が民主党という泥舟に乗っているのが嫌で逃げ出したとしても、その行動は、国民への報告や了承で裏付けられている。誰もそれをとがめられないし、お金を返せで、その人の離党行動を制約しようという態度。。。これが、とてもさもしい行為だというのが分からないのやろうか。。。

 

民主党の議員さんは、地元の選挙区で嘘つき呼ばわりされている。マニュフェストか何か知らんけど、公約にはええことばかり書いて、全然守れなかった。つまり、議員さんたちの離党は、選挙民に対して筋を通した正当な行為やわな。。。これを悪とする根拠は無いわな。。。

 

私、そんなん言うのやったら、民主党政権が約束して出来なかったこの3年間の費用や、無駄に使ったバラマキ予算・・・全部国庫に返せって言いたいわ。。。。嘘ばかりついて、出来ない約束ばかりして、やっぱり出来なかったのやから、国民はもっと怒らないとあかんで。。。政治活動して、失敗ばかりしていた。でもお金だけは、いっちょまえに使いましたで、謝罪もしたことやし、ついでにこの3年間の混乱の責任をどう返してくれるねん・・・てなるで。。。

 

政治活動を換金すること。これは、有る意味、やったらあかんことやろう。金返せっていのは、民主党という政党が、ボロボロになっていくのを、見届けずに逃げていく人達に、イケズをしたいだけのことしかない。。。まるで、子供の喧嘩のように、幼いし、品もない。。。何か、この3年間で日本を、情けない国にしてしまった、民主党という政党の縮図を見ているようなお話やないのかな。。。こんな奴等を信じた国民が馬鹿やった。。。早く消えてくれ。。。それしか言葉が無いわ。。。

 

11/28(水)皆さんは「ディベート(Debate)」という英語をご存じだろうか。辞書を引くと公的なテーマについて、討論すること。と、ある。ディスカッションという言葉も、討論なのだけれど、ディベートの方が、わざと立場を違えて、その立場で相手を言い負かせる・・・というゲーム的な意味合いが強い。

 

 私のつたない記憶では、この言葉、実質的に日本で流行りだしたのは、20年ほど前かなぁ。。。アメリカの大学なんかで、ビジネス学の一環、というより、ノウハウ的な意味合いで、即戦力なビジネス上での技術として、流行ってきた感じやないかな。。。。

 

 話し合いっていうのは、例えばある製品の色を赤がよいか青がよいか、違う立場で、自分は赤がベストだと思う。その理由はよく目立つから。いや、私は青がよいと思う。赤は太陽光で退色するから。。。なんて、やるわけなんやね。

 

 でもね。私、これって、異文化の人種同士が、自分の主張をどうしたら相手に判らせて、自分の思い通りにするか。。。の訓練の意味合いが強いと思うのやね。。。悪く言えば、「○○ごっこ」の類である。。。日本の大学でも、よくディベートをゼミのテーマにしたり、サークル的にやっているところが多いらしいけど、これって、一見、グローバル的で、世界に通用するには、これからは、ディベートぐらい出来なくては。。。と、早合点してしまう罠のような気がしてならないのやね。。。

 

 討論っていうのは、有る意味、その人の持っている文化と、相手の文化の衝突やと思うのやね。もちろん、自分自身に確固たる信念や、自分という者がどういう者なのか・・・とか、自分の考えが明確に自分で分かってないと駄目なのやけど、本当は、相手を言い負かせるテクニックなんかではなく、本物を追求している度合いが高い者が勝つのが、ビジネスの王道なんやね。。。

 

 ディベートの訓練を全て否定する訳ではないけど、あくまでこれって、トレーニングや手法のレベルでの話でしかない。悪く言えば、自分に自信のない人が、ノウハウに頼って、ディベート万能主義を信じ込んでしまいやすいと思うのやね。。。

 

 聞けば、オウム真理教の「ああ言えば上祐」・・・という、口の立つ人。。。この人もディベートに頼って、人と議論して、言い負かせる・・・とか、論破することの天才やったそうや。その才能が麻原に見込まれてオウム教団の広告塔になっていた。やっていたことは、カルト。。。テロ集団の手先やわな。。。

 

 日本は、グローバル化しないといけないと、外国人は口を酸っぱくして言い続けてきた。でも、結果として、外国から持ち込まれた相手を言い負かせるテクニックのようなものは、日本の良い所を随分、無くしてしまったような気がしてならへんのやね。。。言い換えたら、西欧による日本の同化政策の一環。日本の価値観を変えさせる目的や。。。

 

でもね、日本人は相手のことをまず信じて、相手の意見と自分の意見の一番良い所を捜す努力を怠らない。白と赤を混ぜて、ピンク色を作るように、和を以て貴しとなす文化があった。でも、今はどうやろ。赤か白かしか認めない文化になってしまってないか。。。

 

 何にも西洋風が良いという、欧風かぶれなとろのある日本人。もっと懐を深くして、日本流に戻したら、うまくいくことが多くなるような気がするのやけどね。。。どうやろう。。。

 

11/29(木) 今週、関西電力が、来年の春からの、料金値上げ申請をした。平均で11%を超える大幅値上げや。関電は、原発の依存度が高かったから、停止する代わりに他の化石燃料の費用が増えた。値上げの理由は単純や。でもね、やっぱり、業績が上がろうが下がろうが、絶対に損をしないという、けったいな体質の名前だけ民間会社。その体質に批判が上がっている。

 

 関電の電気料金の決め方は、他の電力会社と同じで、総括原価方式。積み上げたコストに馬鹿高い人件費や莫大な広告費、社員の福利厚生費や優遇された企業年金基金、そんなのも全部原価に含んでそれにまだ、5%ほどの利益を乗せられる仕組みになっとる。普通の企業なら、その利益の中から社員の人件費などを出すのが当然やのに、それをしなくていい。変なの。。。

 

 この企業体質って、実は、基本的な資本主義社会の体質とは、全く相容れないほど不思議なものになっとる。地域独占の上に胡座を組んで、競争が無いものだから、下請けまで談合して、不当に高い価格で資材や工事をする。とんでもないぬるま湯体質なんやね。。。

 

 よく、電力の発・送分離をせよという声が上がる。日本中の発電施設をその地域ごとに例えば二つに分けて、第一電源会社と第二電源会社とに分けて競わそうというのや。今の地域会社は電力の送電だけ。つまり、電源会社から仕入れて、消費者に売るだけの仕事に分けさせる。送電会社は、第一と第二に競わせて、どちらか安い方から仕入れて競争原理をそこに入れようというのやね。。。

 

 私は、この方策は有る程度は有効だとはおもうのやけれど、発電コストの値下げ競争のレベルまでなかなかいけるかなぁ。。。そこに何か公的なものを入れていかないと、なかなかうまく機能しないかもと感じてしまうのやね。。。

 

 今回の関電の値上げは、消費者にとったら、少し納得出来ないところがある。この夏、関電の地域の消費者は、それぞれ、頑張って節電に協力してきた。原発が動かないから・・・という切実な理由でね。ところが原発は動かした。それで、値上げは回避出来たと感じている人が多かったのやないのかな。原価の安い原子力に結局なったのやから。。。でも出て来たのは大幅値上げ。。。おかしいやないのか・・・ってなるでそら。。。

 

 消費者が言いたいのは、関電は停電回避のために努力したのは分かる。でも、値上げ回避のための努力を、一体どうしたのか・・・と思っていると思うのやね。。。安易な値上げで赤字解消。めでたしめでたしは、関電の人達だけ。。。消費者は値上げに苦しまされているのに、関電は社員の給与や待遇がまだまだ高いまま。リストラなんてする気もない。。。それでは納得出来ひんで。。。となるわな。。。

 

 それと、もう一つ、おかしい事がある。例えばトマトを1個買ったら50円やったとする。これが2個買ったら98円。1ケース買ったら一個あたりが40円になる。これって、経済の効率と、多売の原則なんやね。ところが、今度の関電の電気料金。多く電気を使った家庭ほど、電気の単価が割高になる仕組みになっとる。これはなんぼなんでも、おかしいやろう。。。

 

 電気も商品なのだから、沢山使う人ほど、その料金設定上での単価は下がらないとおかしい。ところが、関電は、使うほど割高。。。これって、私から言わせれば、「懲罰的な料金設定」。もっと言えば、電気を沢山使うことは「悪」という考え方に立っているとしか思えないのやね。。。

 

 私、公共のお仕事をする企業って、どうしても、競争原理が働かないし、コストカットとか、社員数の削減とかの努力が見えて来ないという、ブラックボックス化していると思うのやね。。つまり、敵がない。。私、関電にも天敵を作るべきやと思うのや。橋下徹やないで。消費者団体や中小企業経営者などから選ばれた人達による、関電経営監視委員会や。

 

 監視する人達に法的な権限を与えて、強制的に多すぎる人件費や、無駄の多い仕事の内容をチェックして貰う。場合によっては、無駄を告発してもらって、社会的に公表することによって、電力会社の中身を透明化させるのが目的や。

 

 公共事業を民営化する際に、何でも民営化したら良くなる・・・で、やってしまった。でも、電力会社なんかは、極めて公的な要素が強い、人のライフラインを握る会社でもある。私、経営の中身を透明化させるためにも、例えば、電力会社の監査権を関西の知事さん方が輪番制でやってもらって、選挙で選ばれた国民の代表が、経営内容にまで、チェックが入れられるような体質が必要なのやないかって思うのやね。。

 

 関電の営業所って、駅前の一等地にある必要があるのか。著名リゾート地に立派な保養施設も多い。そんなに沢山要るのか。。。社宅もあちこちにある。公的な企業が、多くの不動産を持ちすぎやないのか。。。あんなに立派なオフィスで仕事をしなければならない理由はあるのか。そもそも、どんな仕事をやっていて、それに、どれだけの給料を取っているのか。。。何も市民は分からないまま、黙って料金を払わされている。利用者を客と思わない体質。電気を使わせてやっている・・・かのような高慢な態度の職員さんもいる。まだまだ、変えなければならないおかしなところが多い不思議な会社やね。。。

 

11/30(金)多党乱立。年末選挙の告示が近づいてきて、12とも14とも言われる人数の少ない政党が、合流の動きを見せた。

 

 その中で、やっぱり出て来た小沢一郎。国民の生活が大事。あんたの大事なのは、政治家という立場やろうと、言いたいけど、このままやったら惨敗が目に見えているので、滋賀県の嘉田知事を御輿に担いで、小沢のダーティイメージを、ロンダリングしようとした。看板のすげ替えか。。。嘉田さんも、小沢になんか何で手を貸すのかな。組む相手が間違っているのやないのか。

 

 私、脱原発か、卒原発とか、反原発とか、そんなのは、福島の大事故を目の当たりにした日本人は、もう、原子力による発電は懲り懲りだと、みんな思っているし、選挙の争点にする事自体がおかしいと思う方なんやね。。。みんな、出来る事なら原発に頼りたくないという共通認識にあるのは当然なのやから。

 

 その中で、代替エネルギーへの交代時期を早くするのか、遅くするのか。それだけやと思うんや。。。今、原発止めたら、日本はえらいことになってしまうのやから、取りあえず火力や水力地熱風力太陽光波力、何でもフルに利用して、原発を最低限しか使わないで良いようにする。それしかないやん。

 

 日本は原発の利用を当て込んで、CO2の排出量を激減すると約束した。この約束を反故にして、地震があったから、ごめんなさいだけではなく、具体的にどうして、早く、他のエネルギーに転換していくか。大事なのは、そことちがうのか。。。何か、ただ、原発稼働反対だけでさわぐ人達って、ほなあんたら電気使いなさんな。。。で終わってしまう話やと思うのや。。。エネルギーを自給自足出来る人だけ、原発動かすなは言えるのやないのかな。。。

 

 ほな、実際の選挙の争点は何や・・・。TPPか、反消費税か。。。私は、やっぱり、大きな政府か小さな政府か。。。この二択やと思うのやね。。。沢山税金集めて、沢山使う政治がええか。少なく税金集めて、大事に使う政府か。。。政治が、国民生活に関わる度合いを高めるべきか、低めるべきか。。。私、この一点に尽きると思うんや。。。私は、低めるべきやと思う。。。制度疲労が酷すぎるから。。。

 

 民主党のやってきたのは、医療、年金、福祉、教育。このどれもに、「ええ顔」ばかりする政治や。この結果、全然税金が足らなくなって、集まる税金より多い借金をしないと、今まで通りの「ええ顔」が出来なくなったということやんか。これって、別の見方をすれば、政治の敗北宣言に等しいと思うのやね。。。

 

 国民は政府に頼りすぎ。政治は、国民におもね過ぎ。。。政府も国民もお互いにもたれ合い過ぎて、一人ではとても自立出来ない状態にまでしてしまった。。。これはもう、リセットするしかないで。。。無い袖は振れない。。。今ある税収でなんとかしてもらうという、当たり前の政治に戻すしかないわな。。。医療も減らす。年金も抑える。福祉も抑える。身の丈に合ったサイズに戻さないと、日本の未来はなくなるのやから。。。

 

 安倍総理実現で自民党は、昔の高度成長期が懐かしい人達受けを狙う。。。民主は、既得権益を守りたい人達の支持を固めて、より強固な組織になるのを狙う。維新は、役人天国の特別扱いを止めされることで、霞ヶ関の常識を変えさせようとする。そんな感じかな。。。

 

 嘉田知事と国民減税は、何がしたいのか分からん。。。庶民性だけを訴えたいのか。小沢なんかは、世間的に注目を集めて。選挙にだけ勝ちたいのがみえみえかな。。。

 

 今のところ、自民が第一党になって、二位が維新、三位が民主、日本未来が第四位、それに公明、共産、社民などの既成政党の生き残りが続く展開。。。結局、安倍自民と石原維新中心の内閣に公明が入る感じかなぁ。。。民主外しで他が手を組んで、日本が良い方向に戻ったらええのやけれど。。。

 

 

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