建て替え大作戦2005
アーバン・コレクションβシステム ジオ・トリステージU(積水ハウス)
Vol.7-1(外装工事2)
5/10(火) 2階の外壁が到着。足場もどんどん組まれ出しました。
大きいサッシは、まだ取付が出来ずに保留状態です。
外観のアクセントになる縦三連の窓も組立てられました。うん?開くはずの窓にハンドルがない・・・。
私の寝室。横2連窓。
2階ベランダへの掃き出し窓。まだベランダがないので危ない危ない。。。
お隣の窓と視線がぶつかる所は高窓の横2連にして、採光のみがしっかり確保出来るようになっています。
まちなかでプライバシーを守るのは、ほんと、大変です。。。
細かい外壁のパーツはキズが付かないように専用パレットで搬入されました。
柱の垂直を出す垂直器。糸と重りだけのシンプル構造です。
お隣さんも雨の吹き込み除けを付けられました。
5/11(水) 外見上はあんまり変化の少ない日でしたが、屋上のALCがはめ込まれたり、明日の3階の外壁の搬入に備えた準備作業やら、屋根の骨組みが組み立てられたり、大きいサッシが取付けられたりしました。
吊り上げの作業中。また別のクレーンが来ていました。
2階屋根部分もサイドの外壁部分が付きました。
正面の上下2連サッシも2階部分だけの取り付けが完了しました。
2階の中庭に向いた大きいサッシも取り付けられました。
屋上部分のALCもはめ込みが完了しました。恐らく、絶対に上がることはないだろうと思う屋上です。
表から見える部分だけが、フラットルーフ仕様になっています。
トップライト(天窓)が2つ来ますので、その部分だけブレースと呼ばれる直違が入っていません。
1階と2階の間と、2階と3階の外壁の間には、後から施行出来ないためロックウールが前もって仕込まれています。
右は上階の外壁が乗ったところ。この僅かな隙間にも断熱材がちゃんと入ります。
3階ホール部分の勾配天井の下地梁。屋根が早く付かないかなぁ。。。
雨が降らないかとヒヤヒヤしています。
外壁材を取り付けるのに目地部分にスペーサーがサンドイッチされてボルトナットで組み立てられます。
右の写真は外壁上部の取付け部分。壁のパーツを吊り上げるような形で構造梁に取付されています。
万一雨水がルーフバルコニーに溜まりすぎて溢れてしまった時のためのオーバーフロー管です。
細かい作業は日没後になることもあるので、工事用照明灯も付けられています。
3階の北側の部屋は西向きの大きい窓にしたため、コンセントを取り付けられる壁がありません。
床コンセント仕様にするしか無いので、そこだけ床が1段低くなっています。ほんとコストの高いコンセントです・・・。
ALCの隙間埋めの部材でしょうか。。。枕木のような材料が搬入されていました。
いよいよ明日は最終便の入荷。3階外壁や屋根材などがやって来ると思います。
5/12(木) 最終便は来たのですが、お天気は生憎の雨。雨が降ると、鉄骨の上は濡れて滑るから危ないです。荷物だけ敷地内や屋根の上などに降ろして終わり。組立は明日以降にお預けになりました。
グリシェイドグラッサというスレート屋根材も到着。これが全部施工されたら雨仕舞いが完成です。
3階の外壁も来ましたが、雨天のため組み上げは延期。仮置きされていました。
野地板の上に敷くルーフィング防水シート。
これは確かキャンティバルコニーのパンチングメタルの面材です。
けっこうな雨降りだったのでロックウールもすっかり濡れてしまいました。これ、ちゃんと交換してくれるのかなぁ。。。
組立が進まなかったので各階のフロアは、仮置きの材料で足の踏み場も無いぐらいイッパイコです。。。
5/13(金) やっと晴れ。昨日保留になっていた作業もどんどん進んだようです。
3階外壁も、やっと取付られました。外壁作業用足場と積水ハウスの幕も。。。
窓ガラスには3Fの紙がペタペタ。。。何かこの紙の意味があるのでしょうかね。。。
シャワー室のスイングサッシと、3階のルーフバルコニーに出る掃き出し窓。
新商品のガラスブロックサッシも3階に使ってみました。
このサッシはアルメテックス社というメーカーさんの商品のようです。
屋根の下地になる野地板。けっこう分厚い樹脂のような素材です。
1階外壁で唯一組立られなかったパーツはビス穴をずらせて施工されたようです。
お陰で、外壁が仮止めだったため、デコボコと不揃いだった部分も、ピシッとキレイに仕上がっています。
さすがプロです。
これから約1ヶ月間。家の顔である、西側外壁とはしばしのお別れです。
5/14(土) 外壁もほぼ組み上がり、これからは、屋根、笠木、樋、軒天、目地、床下地、見切りなどの細かい組立作業が来週末まで続きます。その後はいよいよ大工仕事の開始になります。
外は玄関アプローチ、内は佐和土になる部分にはまる地窓が取付られました。
このFIX窓は、わざわざ基礎に切れ込みを入れて、通常より低い位置に取り付けられています。
どこまでこの効果が出るかは、仕上げまで想像しにくいですが。。。
地窓といえば、キッチンにも1つ大きい目の地窓を入れています。
明かり取りの意味と、視線のカットの意味、意匠的にモダンな感じになるような意味を兼ねています。
1階の中庭と裏庭への掃き出し窓はビューサッシという縦のつなぎ目がセンターに来ない種類のサッシを採用しています。
ワイドオープンサッシのように全開放は出来ませんが、視覚的な拡がり感はこちらの方が感じられると思います。
1階のサッシに使われているガラスは、何とペアの合わせガラス+網入りガラス、合計3枚のガラスがはまっています。
防音、防犯、気密性、保温、などに効果があるハイテクガラスだそうです。どうりで値段も高いわけです・・・。
野地板を張る前に、鋼製の屋根下地が組立られました。
それまでに雨が降らなければええけれど・・・。
2階も3階もまだ屋根が取り付けられて無いので、サンルームのように明るいです。
2階の表に面したサッシは、腰より下の部分だけは、すりガラスになっています。
やっと窓ガラスも全部取り付けられて、部屋の中もすっきりしました。
ルーフバルコニーの立ち上がり壁部分も出来ました。この上にはアルミの笠木が来るのでしょう、。
なかなか細かい作業ですがけっこう目立つ場所だけに丁寧に組み上げられています。
3階の部屋にはトップライト(天窓)が2つ付きます。
きっと、きれいな青空や星空が見えるはずです。
それにしても、ボルトナットのねじ類だけでもいろいろな種類があるものですね・・・。
何とガムテープまで使用する量だけピッキングされて来てます。
電線までも、前もって全部長さを計算されて来ます。
極力現場作業を少なくするために究極のキット化がされているようです。
5/16(月) 今日は、ぱっと見たところ現場では、あまり進展が無かったように見えますが、外壁をコーキングするための下準備作業や、外装中間検査などが行われたようです。派手さは無いけれど、時間の掛かる根気の要る仕事です。
玄関ドアーの枠だけが取付られました。残念ながら扉はまだです。。。
外壁のパネルとパネルの隙間をシリコンゴムでコーキングするのですが、コーキングの厚みを均質にするために
白いスチロール系のひものようなものを前もって隙間に押し込み、
その上から黒い樹脂のような厚めのテープのようなものが埋め込まれています。
2年前は白いひものようなものだけでしたから、少し進歩しているようです。。。
水切りが施工される所には防水シートが挟まれていて、枠内に雨水が入り込まないように工夫されています。
一番上のハンドル付のスイングサッシと一番下のFIXサッシを逆にしてもらうようにお願いしました。
一番上は、踏み台が無いとなかなか開けられませんが、下なら開けられますしね。。。
私は全部開くものと思いこんでいたので、びっくりしました。
あれだけ打ち合わせやったのに、まだまだ漏れはあるものです。。。
まっすぐに取付られない外壁は一端ネジが外されていました。
雨といの部材も取付け待ちです。
それより、明後日の雨が心配なので、早く屋根をやってほしいのですが・・・。
積水ハウスの現場で出た廃棄物は、何と30種類以上に分別されます。
2年前の現場では、どでかい廃棄コンテナにどんどん放り込んでおられたから、えらい違いや・・・。
またまた新しい看板が掛かっていました。
5/17(火) 明日からは雨の予報・・・。何とか、雨が降るまでに屋根が出来上がれば良いのですが・・・。
2階の野地板貼りもあと数枚を残すのみ。次の雨降りまでには何とか間に合いそうです。
2階の屋根はルーフィングの防水シートがまだなので、野地板と野地板の隙間はまだ埋まっていません。
センチュリー耐火野地板
パーティクルボードのような木材のチップをカチカチに固めたような材質です。
3階の屋根はあと、スレート屋根材を載せるだけまで進んでいるようです。
屋根の上までは、登れませんのでハッキリは判りませんが・・・。
屋根の縁のガムバニウム鋼板の水切りもきれいに組み上げられました。
3階のトップライトが2つ取り付けられました。外からは絶対に掃除が出来ない窓ですが、あえて透明ガラスにしています。
外壁材の隙間を埋めるコーキング作業は、軒天やバルコニーなど塞がれてしまう所から先に施工されています。
2階のバルコニーの下地が取り付けられていました。
物干し金具を取り付けるためのベースも忘れずに取り付けられていました。
ALCの隙間はモルタルで塞がれていました。床のレベルがこれで真っ直ぐになります。
モルタル施工のためだけのグラスウール断熱材がちょこっとだけ来ていました。
2階の屋根の上に、何らかの理由で取付け出来ない外壁パーツが置かれています。
まぁ、あれだけの数の部品ですから、1つや2つは、不具合が有るのでしょう・・・。
調整が出来次第、ちゃんと取り付けられると思います。
積水さんの工場への発注間際の最後の最後に、悩みに悩んで、
ロジアという梁を1本、中庭に追加することにしました。
ロジアは、結構70p近くの幅がありますので、お隣りの窓からの視線をカットする意図も有ります。
ただ、この辺のところは、かなり微妙なので、これでうまくいくかどうかは、まだ判りません・・・。
残念ながら、建て方工事中に、雨が2回だけ降ってしまったので、少し鉄骨が汚れてしまっているのが残念です。。。
出来れば内装の断熱材の入ったパネルを施工する前に、雑巾掛けでもしてほしいところです。。。
この家をいつか解体するかも知れない数十年後に、ぴかぴかの鉄骨が中から出て来たら、
さすが積水ハウスさんやなぁ・・・ということになると思います。。。。
積水ハウスさんのヘルメットです。なかなかかっこいいです。
どうしても外壁のコーナー部分は、部材の搬入などで当たってしまいますね・・・。
5/18(水) お昼頃から少しだけ雨。どうやらそれまでに屋根の野地板とルーフィングの施工は完成していただいたようです。感謝感謝。。。暗くはなってしまいましたが、もう、少々の雨が降っても雨漏りは少なそうです。
5/23からの大工工事に備えて、山積みになっていました外装工事用の
材料がきれいに整理整頓され、キレイに大掃除もして頂いたようです。
2階もキレイに片づいています。
3階には早くも床板と思われる材料が搬入されていました。
ルーフバルコニーには防水シートが張り込まれ、しっかり養生がされて、
排水溝までもう出来ていました。
山のような電線と排気ダクト、換気扇類。大工工事と平行して行われる設備関係工事の部材です。
おっと、外壁が未だ取り付けられてない場所がありました。
5/19(木) 今日の作業はお休み。どうやら予備日のようです。現場に人が入ったような形跡がありません。
よくよく見たら野地板も付いて無い。サイズでも違ったかな?
直送便で、外壁のパーツだけが送られて来てました。何か不具合が有ったのでしょうか。。。
「こたたき」という軒天の材料です。かなり分厚い重い材料です。
キャンティバルコニーの床材はプラスチックタイルのような材料でした。
一部、もう試しに目地のコーキングがされていました。目地の幅が10ミリなのでちょっと目立ちます。
よく見ると、真昼の月・・・。ほんと良い天気です。
5/20(金) 外装引継検査が行われました。チェックチェック。。。問題のある所には赤いテープが貼られているようです。
ネジがきっちり締められていない・・・。
ALCの取付金具がかなり斜めに歪んでいますね。。。
ここは、外壁の隙間寸法が少し足りのでしょうね。。。
コーキング材も大量に到着しました。
エアコンのドレインの排水配管もつなげられました。
エアコンの排水まで、ちゃんと排水管までつなげる必要あるんでしょうかね・・・。
エアコンの隠蔽配管が他の工事に先だって施工されました。
外壁からエアコン用配管が出ています。真っ先に外壁に穴開けるのですね・・・。
ん?このネジはおかしい・・・。取り付ける先が無い???
外壁が取付不能だった部分も、金具がちゃんとキレイに止め直されていました。
せっかくの基礎に少し欠けたところが。。。
野地板の上には防水のルーフィングシートが施工済みです。この上に屋根が乗せられて行きます。
3階の窓の外からの写真です。ガラスブロックサッシが写っています。
朝日が当たると茶色い外壁も、かなり色が違って見えます。
笠木で隠れてしまう部分はもう、コーキングが済んでいます。
5/21(土) 月曜からの本体工事を前に、水道配管など壁や床の中に隠れるものの先行工事がされました。
夜遅くまで頑張って作業が続いてました。
青いのは冷水。赤いのは温水です。水道管も、前と少し材質が変わったようです。
パイプは直接土間コンに固定されています。
防水シートのハズレとブレースの錆びです。。。
土間コンクリートにあった水抜き用の穴も、ほとんど使わないまま埋められました。
3階のルーフバルコニーからは、微かに東山が見えます。さて、月曜からはいよいよ大工工事です。