日常のページ

 

1/1(火) みなさん、新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞ、よろしくお願いします。

 

 さて、年末のどさくさ紛れで、誕生した感のある安倍政権。第三極の選挙態勢が整う前に、選挙をやってしまおう・・・。これを画策したのは、自民党でも、民主党でもなく、実は、財務官僚たちやった。。。維新などの第三極の党に、腹の中をまさぐられるのを、一番恐れた官僚中の官僚たち。。。果たして、安倍晋三さんは、こんな海千山千の高級官僚たちを思いのままに使いこなせるのかね。。。お手並み拝見やわ。。。

 

 来年の春から消費税を8%に引き上げるためには、半年前の基準点では、何が何でも経済成長率を3%にしておかないと、景気条項に引っかかって消費増税が出来ない。。。だから、安倍政権というより、財務官僚たちは、なりふり構わず、景気対策を使いたい。。。安倍晋三総理は、この財務官僚達の思惑に一致させただけ・・・という見方も出来る。。。

 

 じゃあ、本当に安倍総理のやりたい事は何か。それは、この夏の参議院選にも大勝利して、憲法96条を改正して、全議員の2/3もの同意を得られないと出来なかった憲法改正の発議を、1/2でも出来る様にしたい。。。この一点やろうね。。。その先には、憲法9条を改正して、日本の自衛隊が軍隊ではないという、戦後ずっと抱えている矛盾を解消したい。。。この一点やろう。。。岸信介・安倍晋太郎と親子三代に続く大命題。。。アメリカから押しつけられた平和憲法からの卒業が彼の本音や。。。

 

 でもね、戦後の日本って、戦争放棄という、世界でも類を見ないことを宣言することで、発展してきたという事実がある。世界で日本だけしかないこの平和理想主義を広く世界に拡げていく・・・というのも、有る意味、日本の指命にしたらあかんのか・・・という素朴な疑問が残るのやね。。。

 

 ただ、現実の世界では、21世紀の今でさえ、隙あらばと、領土の拡大を目指してくる国や、戦争やミサイルを脅しに使う国などが、まだ存在するという、厳しさがある。結局、丸腰での平和なんてあり得なくて、永世中立国宣言をしたスイスでさえ、立派な国軍を保持しているのが現状や。。。

 

 日本は、相手が攻撃してきたら応戦するという、専守防衛のルールを自分で決めた国だから、領土や領海、領空なんていうのは、自分の国の主権を表す国益そのものなのだから、これを保持することまで放棄はしていない。だから、攻めてくる相手を蹴散らすぐらいのことは、やらないと舐められてしまうのやね。。。

 

 安倍氏は、どうやら、自衛隊の名前を、国防軍という名にしたいらしい。軍か。。。「隊」という文字と「軍」という文字に、我々は、少し、ある固定観念を持ってしまっているだけなのかな・・・と思う事がある。。。軍は人殺しを正当化出来る組織で、隊は、軍に規律や制限を加えたイメージかな。。。暴力装置・・・殺人組織・・・なんて、品のない呼び方をしていた人もいたっけ。。。

 

 国防軍っていうネーミング。。。私は、ちょっと、右過ぎて抵抗感が有る人が多いのやないかと思う。こういうのは、本当の落としどころを先に決めておいて、ちょっと強すぎる言い方から少し譲歩すると、決まりやすい。私は、軍をあえて使わないで、国境警備隊か領海監視隊、海洋監視隊・・・ぐらいであかのか・・なんて思うのやけれどね。。。

 

 今の尖閣を見ていたら、中国が海監という、海洋監視のための組織と称して、船や飛行機を飛ばしてきているのやね。。。これらに、武器を装備してないなんていう保障は何も無い。。。北朝鮮の不審船かて、実は、漁船のフリをしていても、それは偽装で、中身は二重にした鋼鉄製の軍関係の船。。。マシンガンを装備している・・・なんていう騙しがいっぱいある。日本人は武士道の精神なのか、海上自衛隊と海上保安庁の船の性格を杓子定規に決めすぎている歸来があるのやないかな。。。

 

 軍艦を白く塗るだけで海保の船になるのやったら、同じ事や。自衛隊の船を国境警備隊の船にして、海上保安庁の指揮下で使うなんて芸当も有りやないのかな。。。真面目過ぎるのや。。。喧嘩するよりは、しないに越したことはない。ただ、相手が舐めてきたり、喧嘩を売ってきたら、やめておけ・・・ぐらいは言えないとあかん。何にも後ろ盾がなくては、この言葉にも重みが全くない。。。相手に銃口を向けながらやるのが本当の外交やからね。。。

 

1/2(水)朝のテレビの番組を見ていたら、生活保護を貰っている人へのインタビューをやっていた。安倍政権が生活扶助費の1割削減を打ち出しているのを、どう思うか・・・という、いつもの正義の味方気取りのインタビューである。

 

 テレビではわざとらしく、今日の夕食は220円。コンビニのおにぎりが2個だけ。。。これ以上、どう削ればいいのか・・・なんてやっていた。この人の貰っている生活扶助のお金は月に8万6千円。別に年金が4万円。苦しい苦しいと、のたまう。。。働かずに、蓄えもしてなかった人に、何もしなくても、毎月126000円ものお金が入る幸せ。。。感謝するのでもなく、不平を言う不思議。。。お金が減らされることが、大変だ大変だと騒ぐ事。。。これが、お国にぶら下がって生きている人の実態なんやね。。。

 

 この人のカバンから出て来たのは、お薬が4種類。医療費はただだからと、血圧やら風邪やら、胃薬やら、どこでも貰い放題なんやろうね。。。いろいろな病院の薬の袋がカバンの中から、どんどん出てくる。悪い人は、この薬を他で売って換金しているという悪質な例もあるのやて。。。

 

 憲法にうたわれている生存権という言葉。。これをどう拡大解釈したら、働きもせず、税金からお金が沢山貰える事になるのか。。。弁護士グループや市民団体なるところが、どんどん生活保護の受け方をマニュアルにまでして、働けるのに働かない人たちを量産してしまっている現実。。。私、ここに正義なんてないと思うのやね。。。逆に、最低賃金で、慎ましやかな生活を続けている人たちからしたら、とてもずるい待遇であると、見えるのやないのかな。。。働けや。。。内職でも何でもせえや。。。それから文句言えや。。。

 

 住むところもある。炊飯器や冷蔵庫もある。暖かい布団もある。家賃は別に12万何某かのお金ももらえる。。。何に不自由だと文句言える筋合いがあるのかな。。。12万円って、毎日1日あたり4000円も使える、良い暮らし過ぎる生活やないのか。。。これが最低限の生活っていうのはおかしいやろう。。。

 

 日本って、とても不思議な国になりつつある。自由主義国っていうのは、自主自立の精神であることが、大前提にある。不幸にも身体をこわしてしまって働けない、身体が不自由になってしまって、収入が無くなってしまった。これを助けるのは、人道的には当然のことなんやけど、このハードルを下げすぎてしまっていて、まるで共産主義国のように、国がなんでもしゃしゃり出て来て、公金をバンバン使ってしまう国に成り下がっているのやね。。。

 

 社会から助けられるべき人は、極めて特別な事情のある方に限られるべきだし、ただの怠け者や、考えの甘い社会不適合を装った人たちまで、助けてしまうことは、その人のためにもならないし、みんなが、真似をし出したら、制度そのものが崩壊してしまう。誰もが、楽してお金が貰えてしまったら、不幸な人のフリをしてしまう。。。これって、その人の根性までねじ曲げてしまうことのなっちゃうのやね。。。人間楽を覚えると、なかなか苦労に戻れないから。。。

 

 213万人にものぼる生活保護受給者。そのおよそ5割が医療扶助、4割が生活扶助。残りの1割が家賃扶助に消えているという。扶助をもらっていることが利権化していて、これを下げることは並大抵のことやない。でもやらないと財政が持たないし、社会の不公平感や、モラルハザードが収まらない。。。下手なことをしたものやね。。。

 

 人権的には問題はあるけど、保護費をもらっている人たちが、恥と思う気持ちに訴えるのも良いのかもね。。。公費で扶助もらっている人は、毎月、生活調査が自宅に来て調査を受ける。それが、ご近所に分かってしまう。。。それぐらいの事はやらないとあかんのやないかな。。。それが嫌だから、頑張ってアルバイトに行く。。。なんてことになったら、普通の感覚に戻れるって。。。何にもハードルがないから、もらわな損なんていう、とんでもない感覚になるんや。。。

 

1/3(木)ロシアとは北方領土。韓国とは竹島。中国とは尖閣。それぞれ、日本の立場は異なるけど、日本は周辺諸国と、領土問題を3つも抱えてる。主権が及ぶ範囲が領土だという定義にすると、尖閣は日本が実効支配しているが、竹島も北方領土も、向こうさんに盗られたまま、返して貰えない情況が、ずっと続いている。

 

 ナショナリズムがからむ領土問題は、なかなか、双方が納得出来る解決方法なんて無いのが現実や。向こうもこっちも意地になる人が多いから、どうしようもないわな。。。尖閣は向こうさんの、言いがかりみたいなものだから、無視するとしても、残り竹島と北方領土は、何か新しい国境画定方法が無いか・・・少し考えて見た。。。

 

 例えば竹島の東か南に、島に接する形で、海を埋め立てるか、浮遊体を杭で固定する方法とかで、同じような面積の埋め立て地とかのようなものを建設は出来ないものやろうか。日本の建築技術の粋を凝らしたら、そんなに難しい事やないと思うのやね。。。その新しい島と、古い島の間に、両国の国境線を設定して、ここを国境の島にしてしまうのやね。。。

 

 もちろん、日本側からしたら、実質上、韓国に竹島を取られることになるから、大幅譲歩して、有る意味、屈辱的なことにはなる。でも、ここを国境にすることによって、実質的な周辺の日本領海海域は大幅に増えて、漁業交渉とか、水産資源、海底の埋蔵された資源などは、手にすることが出来るので、メリットは大きい。韓国からしても、竹島は自国の領土になったから、その周辺の海域を少しぐらいは放棄しても良いという気持ちになるのやないのかな。。。

 

 韓国は名を取り、日本は実を取る。それに、ここを国境の島として観光地化して、国境を行き来出来るスポットになったら、両方ともうまくいかないかな。。。軍隊配備して、いつまでも角を突き合わせているより、平和友好の島として、友好関係が進む方が、両国にとってメリットは大きいやんか。。。

 

 まぁ、韓国って国は、昔、家が貧しくて、日本軍相手の娼婦になった人を、気の毒な慰安婦被害者に仕立て上げてしまうような、けったいな国だから、そんな一筋縄ではいかないけどね。謝罪と賠償・・・こればっかり・・・。喧嘩するネタを捜しているようにも見えてしまうときがある。。。でも、対中国や対ロシアとなったら、日本と手を結んだ方が確実に良いと考えるやろうから、まだ日米韓同盟が、最もシンパシーを感じるはずや。。。北朝鮮が核保有国になった今、北東アジアのパワーバランスを大きく崩す事は、避けたいと考えるのが普通やないかな。

 

 李ミョンバクが終わった事で、どんどん経済が傾いてきた時に、どうすべきか。答えは一つしかないのやないのかな。。。

 

1/4(金) 日本のインフラのメンテナンスなんて、実に真面目で、万全だと、信じて居た人は多かったのやないかな。実際に、鉄道の保線区員の方とか、飛行機の整備士の人たちとか、日本人っていうのは、馬鹿が付くぐらい正直に、保守管理をしているものやと思っていた。

 

 ところが、昨年の末、中央道なんていう大きな高速道路でトンネル天井が崩落する事故が起きた。。。聞けば、もう何年も点検なんてしてなかった。。。我々の支払い続けている馬鹿高い高速道路料金は、一部の職員さんたちの高過ぎる給料や非常識に高い退職金に化けて無くなっていた。。。何か、騙された気分やね。。。

 

 安倍総理が、景気回復のために、お金を使うと言うのやったら、こんな、今までサボっていたメンテナンスやら、補強工事、架け替え工事、老朽化した学校などの公共施設など、優先度の高いものに、集中的に使って欲しいものやね。。。死者がもう出て欲しく無いわ。。。日本の恥やで。。。

 

 そして、被災地には、風力太陽光などのクリーンな大規模発電施設を整備して、一挙両得を狙う。。。これがええのやないかな。。。海に向かって永遠に並ぶ大型扇風機群やメガソーラー施設を見て、頼もしく感じる人多いと思うのやね。。。大事なのは、集中して投資する事。目に見えるってことが大事や。。。

 

 景気の「気」という文字は、気持ちの「気」。多くの人の気持ちが上へ向くような政策が、何より日本全体の気持ちを前向きにさせてくれる。。。下向いたり、落ち込んでいる人には幸せがやってこないように、みんなが前向きになれること。これが景気回復になる。

 

 公共工事なんて、民間の需要なんかと比べたら、数パーセントの経済効果もない。政治の出来る事なんて、実は、ほんのちっぽけなことしかない。でも、それでも、やる気を見せること。。。これが、気持ちを変えることになる。。。

 

 安倍総理になっただけで、株価が騰がり、円を多く流通させると言っただけで、円が安くなった。輸出企業は、一気に、濡れ手に粟の何千億円もの円安差益を得ることが出来るようなになる。これが大きなお金を動かすきっかけになる。気持ちを萎えさせないように、持続させることは、そんなに容易なことではない。でも、出来ない訳ではない。。。いゃ、するしかない。日本は実はそこまで追い込まれているという、危機感だけは忘れたらあかんのやね。。。

 

1/5(土) 皆さんは「40−80クラブ」という言葉をご存じだろうか。国民一人あたりの国民所得が40000ドル。人口が8000万人を達成した国を言うのだが、そのクラブの会員は、米国、日本とドイツの3カ国だけである。

 

 人口の少ない国で国民所得の多い石油長者や資源大国な国はあるけど、それでは、大きなマーケットではない。つまり、平均年収470万円ほどと、人口8000万人以上というハードルは、バランスの良い、良い国である基準でもあるとされている・・・のやね。。。

 

 この高いハードルより下に、もう一つ「20−50クラブ」というのもある。国民所得が20000ドルで、なおかつ、人口が5000万人以上。。。この国は7カ国ある。まぁ、こんなカテゴリー分けが好きなのは、韓国かな。いくら中国が大きい経済大国になったと言っても、人口が13億人で割れば、平均所得がとんでもなく低くなる。そんなのに、自尊心やプライドを持ちたい・・・という現れなのかな。。。

 

 まぁ、このやり方で、表記によるランキングをしてみると・・・、

 

1位 40−310クラブ アメリカ

2位 40−120クラブ 日本

3位 40−80クラブ  ドイツ

4位 40−60クラブ  フランス

5位 30−60クラブ  イギリス・イタリア

7位 20−50クラブ  韓国

8位 30−40クラブ  スペイン

 

こんな感じになる。。。大国でも、意外と人口が多いとか少なすぎるとかで変わるし、国民所得があんまり大きくない国は、なかなか上位になれない。。。まぁ、この物差しだけで、その国の豊かさとか、幸せ度合いを決めつけることも、何かおかしな感じもするけど、一つの指標ぐらいにはなる感じかな。。。中国をこの表記にすれば、5−1300クラブか・・・。確かに年収5000ドルで人口13億人というのは、とんでもなくアンバランスかな。。。 

 

 逆に、日本は意外と人口の多い国だったことが改めて分かる。でもこの人口、ここ30年で3000万人も減るだろうと言われているらしいのやね。。。だから少子化は怖いんや。。。元気のある国は人口が増えていくもの。。。人口減はイコールで国の衰退の尺度になってしまうのや。。。

 

 今の子育て世代っていうのは、子どもを生んで育てることより、自分たちのこれからの生活の方が大事・・・という考え方をしてしまう人が多いようやね。。。まぁ、何もしなくても少しずつでも給料が増えていた時代ではなくなったので、無理もないのやけど、昔のように、何とかなるやろう・・・で、子どもを生むことを否定的に考える人が多くなりすぎたことも、一因なのかもね。。。

 

 親はなくとも子は育つとは言うけど、これだけ子どもを生むことに慎重になりすぎると、なかなか劇的なベビーブームとかは起こりにくい。。。つまり、日本の人口減には、なかなか歯止めはかかりにくい情況であることだけは確かなんやね。。。

 

 ヨーロッパの先進国たちも、この問題は既に直面していて、すでに多くの国が、外国人を多く受け入れることで、経済的なダウンの影響を最小限にしようと試みていたのやね。。。ただ、アフリカやら中東、インドなどからの移民を受け入れてしまったために、新たな社会不安も増えた。所得格差もあるから、治安も悪くなった。。。日本も同じ事をしたら、結果は目に見えているかもね。。。

 

 そこで、日本の人口維持のためには、単純労働者ではなくて、知的水準が高くて、比較的所得が豊かな人たちが増える事を目標にするのも一案かと思うのやね。。。同じ中国人が増えるのでも、低所得の人たちではなく、中国で富裕層にカテゴライズされた人たちだけ、日本に来て貰うような、都合の良いような手は無いものかね。。。衣食足りて礼節を知る人たちだけ来て貰うのや。。。

 

 今の世界って、有る意味、多国間競争をしていて、どれだけ程度の良い人たちを引きつける魅力があるかどうか。。。が、国が栄えるか衰退するかの境目になってくるような気がするのや。。。どんどん、国境はボーダレスになっていく。島国ニッポンにとっては、あんまり好ましくはない事なのかも知れないけど、日本人の人口が増えない以上、国としての活気を維持するためには、よりグローバルな戦略をし続けていかないと、国際的な競争に勝ち抜いていけないと思うのやね。。。

 

 実際、東京の六本木の深夜、街を歩いてみると、ここは本当に日本か・・・と見間違えるように外国人の比率が高い。。。この人達は、玉石混合ではあるやろうけど、少なくとも夜の六本木の経済を活性化してくれてはいる。。。日本国は日本人だけ・・・なんていう、古びた島国感覚を持ち続けると、どうも、この国に未来は無さそう・・・ってことになる。。。

 

 少子化対策は何をしても効果は薄いけど、良い外国人を多く日本に住んでいただく方法も、国の人口減対策の一つに加えていかないといかない時代になるのかも・・・なんて考えてしまうね。。。

 

1/6(日)韓国で、在韓日本大使館に火炎瓶を投げつけた男を逮捕したら、その男は日本の靖国神社にも放火した犯人だった。韓国と日本の間には、犯罪者の相互引き渡し条約があって、日本で犯した犯罪には、日本の警察に犯人を引き渡すことになってる。国と国とが、ちゃんとお約束した、条約としてね。。。

 

 ところが、韓国で服役した後、犯人を引き渡す段になって、韓国はこの中国人の犯人を中国に帰す判断を出したのやね。。。理由は政治犯だから。。。違うやろ。。。政治犯なら何をしても罪に問われないのか。。。自分の所では収監しておいたのに。。。筋が通らんわ。。。

 

 つまり、韓国は日本と中国を天秤に掛けたということや。犯人を日本に引き渡したら、中国様に怒られる。。。中国に引き渡しても、日本は形だけの抗議しかしてこない。。。つまり、条約を無視しても、中国に返す方が無難・・・なんていう、判断をした。。。しかも、韓国政府の判断ではなく、裁判所のせいにしてね。。。

 

 日本も舐められたもんやね。。。大使館への火炎瓶とか、靖国への放火は、有る意味、テロ行為やろ。その犯人を逃がすのって、テロ支援国のレッテルを貼られても仕方無いことやないのか。。。まして、中国に返したら、またその犯人が、ヒーロー扱いなんやろ。。。悪い事をしたヤツを、持ち上げる感覚を世界の人は、どう見ているのか・・・分かっているのかね。。。ここらの国の人は。。。

 

 日本の百貨店への反日デモや略奪行為を、政治的行動だと言って、正当化する感覚っていうのは、世界の人たちから見たら、異常な国のレッテルを貼られることになる。そんなこと、分かっていても、気にもしない。。。これが日本人からしたら、大変もどかしい。。。

 

 悪い事をしたら、ちゃんと罰せられる。それが当たり前の事。その当たり前の事が、当たり前でない特殊な国たちが、日本の周りに2つも3つもある。。有る意味無法な輩を非難もしないことって、逆に、そんな人たちを持ち上げてしまう感覚って、きっと、馬鹿にされる対象になると思うのやね。。。文化の違いだけでは済まされない横暴や、理不尽がここにあるのに、こんな迷惑な隣人達に、また振り回される日本がこれからも続くのやろうね。。。

 

1/7(月) 外交というものは、どっちが有利か・・・ということを常に考えながらするものである。そこには、当然のことながら、準備周到な調査力と、正確な状況判断が欠かせない。。。よくよく考えて見れば、向こうさんからしたら、昨年の尖閣列島国有化は、やや段階を踏まずに、突然行われた感があったのかもね。。

 

 日本側からしたら、日本人の民有地だった離島の所有権を、国有にするだけのこと・・・だったのやけれど、中国側からしたら、飛んでもなくセンシティブなことを、いきなりやって来たと、取られてしまったのやろうね。。。ケ小平・周恩来の時代に、国交回復のために、両国が棚上げにしてきたのを、いきなり日本が国有化して、主権を強力に、主張しだしたものやから、慌てて、大きなリアクションになった・・・というのが、本音やろう。。。

 

 中国国内の反発やら、反日デモ、日本への経済制裁的なものや、日本製品の不買運動などに発展する可能性など、お世辞にも、十分に予想出来て無かったし、調査さえもしてなかったのやないかな。。。野田首相は、国内的な点数稼ぎとか、石原慎太郎勢力の拡大抑制にしか、目が届いていなかったと言えるのやろうね。。。

 

 恐らく、石原慎太郎にええようにされていたら、民主党政権は、大変なことになるという、危機感やら、中国に対する気兼ねが、屈折した情況で含まれていて、棚上げにして、何もしないために、国有化したという分かり憎い、屁理屈というか、下手な言い訳的な論理が、国内だけには分かっても、対中国には詭弁に見えた。日本は棚上げの約束を破ってきた・・・と、取られたのやろうね。。。

 

 逆に中国も予想以上の反日デモと、それを制御出来ない政権担当能力に、当惑していた部分はあったと思う。。。領土という、極めてナショナリズムが書き立てられるテーマでは、当然、今の政府は、腰抜けかという批判が出て来る。当然、強気な態度を取らないと、政権維持も大変になってくる。。。ここまで、日本は想像しなけりゃいけなかったんや。。。

 

 もし、向こうの知らない間に、レーダー設備を作ったり、漁船の非難のために島を使ったり、既成事実を、積み重ねていたら、向こうさんも、クレームがしにくかったのやないかな・・・。今頃何を言っているのか・・・。10年前からやってるで・・・にしたら良かったやんか。。。逆に、日本が実効支配としてるのに、何もしないことは、領土放棄をしているという、誤ったメッセージを送っていることになるのやね。。。

 

 中国のやり口は、どんどん観光客やら、貿易なんかを大きくしておいて、相手が中国依存体質になったタイミングで、いきなりそれを止めてくる。相手は困るから、自然と譲歩になる。。。そして、乗り込んで行って、取ってしまう。つまり、ヒサシを貸して、母屋を取られる・・・作戦に近い事をやってくるのやね。。。

 

 フィリピンもこれでやられた。バナナを大量に買っていた中国は、いきなりコレラ菌がバナナに付いているからと、イチャモンを付けてフィリピンバナナの輸入を禁止した。困ったフィリピンは、中国に許しを請うために、南沙諸島での島の支配を譲歩した。。。こんなことやっとるのやね。。。

 

 そして、中国は、対米国には、北朝鮮との交渉を中国が世話する代わりに、尖閣問題に入ってくるなとアメリカに言っているのやそうや。。。ほんま、外交上手の国のやってくることは、呆れるけど、呆れてばかりもいられない。。。日本は、中国製のレアアースはもう買わない。。。他で買う・・・なんて言ったら、今度は、慌てて売り込み来ている。。。ほんま、中国人は世界一の商売人やで。。。

 

 まぁ、観光でも貿易でも、日本は、中国と必要以上の相互依存関係を高めないことかな。。。予防策はここしかないわ。。。油断ならない国、中国と突き合うには、信頼関係だとか、甘い事だけを言っていてはダメ。硬軟取り混ぜた対策が必要で、素人には無理。。。プロばかりのところで、腹の探り合いをする力量が必要になる。。。

 

 日本が、まともな国の評価を取り戻せるかどうか。。。ここ半年が勝負かもね。。

 

1/8(火) 皆さんは、牛肉の輸出国と聞いて、どこを思い浮かべるやろうか。。。オーストラリアビーフやら、USAビーフは有名だから、スグに出てくるのは、この二カ国ぐらいかな。でも、実際の輸出トン数のデータを見ると、世界第三位がオーストラリアで138万トン。第二位が139万4千トンのブラジル。そして、隠れた第一位は、インドの168万トンなのだそうや。

 

 インドと言ったら、ヒンズー教の国・・・。牛の肉は食べないお国柄や。まぁ、輸出されている牛肉のほとんどは水牛の肉らしいけどね。。。牛の殺生が禁じられているインドで牛肉が世界一の輸出国だというのは、何か不思議な感じがする。。。その理由は、インドでは水牛は普通の牛とは別で、崇拝の対象外であるという、落ちが付くから・・・なのやそうや。

 

 インド産の水牛の肉。。。食ったことがないなぁ。。。牛と違って、水牛の肉は固くて不味いんだ、そうな。でも、中東、アフリカ、東南アジアに多く輸出されていて、その数は、世界での牛肉輸出量の何と2割にも達するそうや。。。ひょっとしたら、東南アジアで食べる中華料理の中に入っている牛肉なんかは、水牛の肉やったのかもね。。。あらためて日本の肉やら、アメリカの肉のうまさが分かるかな。。。

 

 どうも、年齢と共に、私も食べる物が変わってきて、だんだん牛肉類を食べることが減ってきた。でも、昔の肉と比べて、どうも、最近のお肉は、あまり美味しく感じない・・・なんてこと、増えて来てませんかね。。。肉の脂の甘さというか、その香りというか。。。そんなのが、減ってきていて、ただ、食料としての、どこどこ産であるか・・・とか、その肉の重さや部位などだけが関心事になってしまってきた感じかな。。。

 

 食べ物の記憶っていうと、例えばトマトとか、昔のあの青臭いでも、深みのある甘さ。。。これが、今のトマトでは味わえないのと同じように、昔、お肉屋さんの前を通ったら、堪らなく甘く良い香りがした経験が今ではなかなか感じられなくなっている現実。。。あの頃は、少々茶色がかってきた牛肉が、とても美味しかったりしたのやけれど、その茶色がかった肉も減ってきたかな。。。何か変色しないような加工がされているからなのかな。。。

 

 時代の経過とは別に、幼児期や子ども時代に食べた食べ物の記憶って、必要以上にインパクトの大きいものと感じる事もあるかな。。。昔、食べた駄菓子を今食べると、とても不味かったりするからね。。。よう、こんなものを食べていたなぁ。。。なんてこと、有るよね。。。でも、子どもの時は、特別美味しく感じた。。親に隠れて、こっそり買った記憶とか、その時に一緒にいた友達との思い出なんかのスパイスが、かかっているからかも知れないね。。。

 

1/9(水)先日、2020年の東京オリンピック招致の届け出がニュースになっていた。今年の9月に、7年後の五輪開催地が決定されるIOC総会がある。立候補したのは、東京の他に、トルコのイスタンブールと、スペインのマドリード。この三都市によるオリンピック招致合戦が始まったということなんやろうね。。。

 

 オリンピックが来ると、いろいろな意味で景気浮上へのチャンスになる。日本は冬期の札幌と長野を除くと、1964年の東京五輪以来、もう半世紀も五輪から遠ざかっている事になる。何とか、来て欲しいものやけど、どうも、そんなのにお金使うなら福祉や医療、生活保護などに回せ・・・とか、いう人たちもいて、なかなか、招致熱が上がらないのが実態なのやね。。。

 

 でも、そんな人たちも、昨年のロンドン五輪での日本選手達のがんばりを見て、大きな拍手を送っていたのやないのかな。。。五輪イコール全体主義やら、軍国主義的・・・なんていう古くさいイメージを未だに持ち続けていることはナンセンスなことや・・・。景気回復より、雇用維持が優先・・・なんて言っているような、辛気くさい人たちに日本の主導権を任せていたら、どんどん日本が悪くなる。。。元気のあるニッポンに戻ってもらわんと、気持ちも上向きにならへんわな。。。

 

 日本っていう国は、大企業が主導するその下に多くの下請けの中小企業が系列化された社会構造になっている。資源のない日本が経済大国になるためには、資源を輸入して、これに付加価値を付けて製品として輸出する・・・という、加工貿易を主体にするしか、経済力を維持する方法は無いのやね。。。

 

 狭い国土で作った農作物はコスト高で、世界史上での価格競争力は全く無い。日本経済そのものが、大企業が大儲けすることによって、そのおこぼれを中小企業が貰う事によって、その企業で働く人たちの雇用が良くなり、それからやっと消費が回復する構造になっている。

 

 その企業や社員さんたちが儲けたお金の一部を納税することによって、やっと公務員さんたちを雇う費用が出て来るのであって、やっとお金の良循環が回復することになる。つまり、景気回復無しで役人さんたちの雇用の維持は無理・・・というのが、当たり前なんやね。。。だから、みんなで景気を上げようと躍起になっている。。。

 

 でも、いざ五輪の招致と言ったって、消去法などの方法ではなかなか決まらない。莫大な経済効果が見込まれる五輪の開催はどこの国にとっても、魅力的なことである。だから、招致のためには、なりふり構わず何でもやってくるのが常識や。

 

 清濁併せ持つ・・・って言葉があるけど、世界では、真面目できれいなことばかりやっていてもダメ。うまく賄賂を使うとか、目立たないように接待するとか、このへんのテクニックが必要になってくるのが現状なのやないのかな。。。実際、過去に五輪招致をした人たちは、裏で執拗に金で票を買うような、多数派工作をしている。フェアープレーが求められるスポーツにはあるまじき行為・・・なんて言っていると、何を寝ぼけた事を言っているのか。そんなんじゃ、五輪は来ないよ・・・なんて馬鹿にされるのがオチなんやね。。。

 

 日本のマスコミは、この裏金とか、裏工作を暴こうとするけど、これって、ライバルを逆に利することにしかならへんやんか。ここも含めて協力しろ。少々のことは目を瞑れ・・・ぐらいやったらええねん。。。大事なのは結果なのやから。。。日本の力が逆に試されているのかもね。。。

 

 石原さんの時、東京は一度、招致合戦に負けている。これも馬鹿マスコミが、東京五輪へのネガティブキャンペーンを進めたからやなかったのかな。その石原さんというエンジンも今は居ない。猪瀬のオッサンだけでは、招致はままならない・・・。

 

噂によると、イスタンブールが中東初の五輪開催というので、優位だという。東京からしたら、2024年は、パリと米国のどこかが有力。その次の2028年はアフリカ初の開催ということで、南アフリカあたりが出て来そうやという。。つまり、今度ダメなら当分無理になるかもしれん。。。そのうち、韓国あたりがアジア初の2回目五輪を狙って立ってくる。。。あんまり余裕は無いのやね。。。

 

 政府やマスコミは、もっと五輪招致に熱が上がるようなキャンペーンは出来ないものかな。大事なのは地元の招致熱意。。。もう一度、一つになろうニッポン・・・。ええテーマやないのかな。。。

 

1/10(木) 大阪市立の桜宮高校の男子バスケ部のキャプテンが自殺したニュースが波紋を呼んでいる。公立高校でも、チームを全国大会の上位にまで押し上げる実績のある、この先生は、どうしても、特別扱いになってしまうのやろうね。。。体罰も見て見ぬふり。。。強くなるためには、このぐらいの我慢は・・・とは、言っても、生徒は、人それぞれ。。。責任感が強いキャプテンだった生徒は、恐らく、常態化した体罰と、チームをまとめて強くしなくてはならないというプレッシャーに負けて、自ら命を絶ってしまった。。。

 

 一時、荒ぶれた生徒達を制御するためには、有る程度の体罰は容認すべきであるという流れが出来ていた。実際、学校の現場では、生徒に指一本触れてはいけない・・・なんていう極端な情況は少し改善されていたようや。ただ、今回の場合は、昔のスパルタ式の生徒指導方法そのもの。。。ガラスのハートの今の若者には、なかなか耐えられなかったのやろうね。。。

 

 これでまた、教育現場の振り子は反対側に振れていくことになるのやろうね。。。難しい問題やで。。。聞けば、このバスケ部の監督さんは、結構なやり手で、強いチームを創り上げる自信のようなものが、有ったのやろうね。それが過信になり、奢りになり、生徒一人一人の心に寄り添えずに、自分の中で、一律のマニュアル化されてしまった指導法を、どの生徒にも画一的にしてきて、それが、ただの成功事例としか、捉えることが出来なくなってしまっていたのやろうね。。。

 

 厳しい指導で生徒は伸びる。でも、人はそれぞれ。。。どの生徒も同じ指導法が通じるほど単純な物でもないのやろう。。。一昨年、この高校では、一度、暴力を振るう教師が居ると、指摘されていたというやんか。でもその時に、先生に一通り聞き取りして、体罰は無かったと、報告している。その時に、少しやり過ぎを指摘されていたら・・・と思うと、惜しまれるわな。。。

 

 思春期の子供たちの心は、大変複雑で、揺れ動くものや。学校の、それもクラブのことが自分の人生の全てだった経験が、誰しも、大人になった後に振り返ってみて分かるのや。でも、その悩みと、自殺という、事の大きさのギャップに大人達は、驚かざるを得ない。でも、それが現実。。。子供たちからしたら、いっぱいいっぱいやったのやろうね。。。

 

 何も死ぬことはない。。。言葉で言うのは簡単やけど、本当に何が彼をそこまで追い詰めていたのか。今となっては、もう分からない。今は、残された他の部員たちの心の持ちようとか、先生の身の振り方とか、いずれにせよ、人一人が亡くなった重さは計り知れない。。。十分な心のケアが必要なケースなのやないかな。。。

 

1/11(金)ウィルスを使って他人に成りすまして、爆破予告などをする事件が続いた。そのウィルスを作ったヤツは、どうしても、自己顕示欲の強いヤツなんやろうね。。。マスコミの記者宛にしきりに、自分が本物の犯人であることをアピールするために、いろいろなメールをしているようや。

 

 山の上にその証拠を埋めたと言って警察に捜索させたり、猫の首輪にマイクロカードを貼り付けて、ウィルスメールのソースコードを公開してみたり。。。ようは、愉快犯の様相を呈してきた。そんなことして、おもろいのかな。。。

 

 マイクロカードを見て見たら、自分は、以前に冤罪で人生を狂わされた。その仕返しのために、こんなことをしているって書いてあったそうや。それにしても、警察にではなく、他の人に迷惑かけて、犯人に仕立てるなんて、悪質なことをやりよるなんて、卑劣やね。。。自分がやられて嫌だったことを他人にはしない・・・というが、まともな大人の考え方。その逆をやるのやから、質が悪い。。。

 

 その犯人やけど、どうやら、この「かまってちゃん」も、猫の写真を撮るフリをして、マイクロカードを貼り付けに来た不審な若い男が、防犯カメラに写っているらしい。まぁ、他人を使っているかもしれないけど、神奈川県の江ノ島で、足跡が残ってしまっていたのは、わざとやろうか。。。警察の捜査の裏をかいたつもりの犯人は、また別のゲームを楽しんでいるようにも見える。。。

 

 真犯人は、警察の捜査を振り回すのを楽しんでいる。30代ではないかとされるこの男まで、警察はたどり着けるのか。。。まだまだ、ニセモノの可能性すらある今回の事件。。。まだまだ続くのかね。。。

 

 ひょっとしたら、真犯人は、かくれんぼで、じっと息をひそめて、鬼がくるのを待つような楽しさを味わいたいヤツなんやろうね。。。だから、本当は早く捕まえて欲しい・・・なんていう深層心理が心の奥に、隠れているのかも知れない。でも、あまり露骨なヒントは嫌。完全に、ヤツは、楽しんではるわ。。。

 

1/12(土)政策というものは、以前の民主党のように、人気取りに使う物ではなくて、日本の舵取りのために使うものである・・・という、まともな感覚が、自民党政権になってやっと戻ってきた。何でも、お金のばらまきに変えてしまうより、いろいろな控除やら、税負担の配分の変更で目的を達せれば、その政策実現のためのコストも、限りなく低いし、新たに役人さんたちのお仕事を無駄に増やさなくても言い場合が多いからね。。。

 

 お金を貯め込んでいる高齢者のお金をなんとか若い人たちに使って貰いたい。お孫さんの教育資金名目で子世帯へ1000万円から1500万円ほどのお金を、贈与税をかけずに1回だけ無税で認めよう・・・なんていうのは、結構、現実的な効果が期待出来る。かなり効果的な案かも知れないね・・・。出来たら、ひ孫宛も含めて欲しいけどね。。。

 

 サラリーマンが抱えている住宅ローンの残高の1%を、まるまる納税額から、引くことが出来る。。。なんて、ちょっと、やり過ぎやないか・・・というぐらいのアイデアも出て来ている。3000万円の住宅ローン残高の有る人は、年間で30万円も所得税を負けて貰える事になるから、お金借りて家を建てないと損・・・ぐらいの大判振る舞いやないの。。。これも、かなりの景気刺激策になるわな。。。あまりお金をかけなくて良いのも良い。。。

 

 私は、家の購入なんかでも、地道にしっかりお金を貯めてから買うという、まともな神経の人の方が好きやけどね。。。借金嫌いやから。。そんな人は、一銭もメリットがないのは、ちょっとおかしいかな。。。何やら、住宅ローンを組んで欲しい銀行の手先のような政策はちょっとね。。。まぁ、それでも何も出来なかった民主党よりは、100倍マシやけど。。。

 

 それと、安倍首相が大型補正と来年度の予算とをミックスして、15兆円とかいう、大風呂敷。。。これも、気をつけないと、また復興予算の取り合いの二の舞になる。。。先日も、国土交通省の出して来た予算案を見て、私、吹き出してしまったわ。。。

 

 国交省は、震災などの大災害の際に、建設重機が不足して、困った経験から、全国の土建屋さんが建設重機を買うのを補助する予算案を出したいのやそうや。。。アホちゃうか。。。建設業界の人に重機を買って貰って、万が一の時に使わせて貰うために、公金支出やて。。。この感覚。。。どこを、どついたら、こんな発想が出て来るんや。。。ほんま、この人達の頭の中は腐っておるわ。。。何とか予算を付けたくて、涙ぐましい努力をしているのは、痛いほど分かるけどね。。。これはあかんやろ。。。モラルに反する。

 

 普段の土建屋は、いつもそんなにええ仕事が継続的にない。だから、建設重機はリースで使っている。つまり、あまり使わない重機を無駄遣いして買わせるために公金を使うというのか。。。どうかしてるで。。。こんなのは、一番にチェックしてもらわんと、また震災復興予算が沖縄県の道路整備に使われていたのと同じことになるで。。。

 

 なんで、老朽化したインフラの補強工事とか、古い橋の架け替えとか、危険な公共施設の建て替えに重点的に使わないか。。。それは、役人が美味しくないから。。。その一言に尽きるのやろうね。。。だから、なおさら、それをやらしたらあかんのや。。。もっともっと、目を光らせないと、うまく誤魔化して、好き放題になる・・・のが見えているわな。。。

 

 政権が民主党から自民党に変わったら、今まで楽勝に通っていた予算が通らなくなって、役人の好き放題に予算が使えなくなった。。。これが正常な歯止めになる。。。緩みきったふんどしを締め直して貰う事。そして、役人の利権をどんどん減らさせること。。。これが、隠れた安倍内閣の指命でもあるのやないかな。。。

 

1/13(日)金持ちからは、いくら税金を取っても良い。。。富裕層向けの最高税率を引き上げる議論が進んでいる。年収4000万円から5000万円の人の所得税の税額は45%。5000万円を越える年収の人は50%。これあたりが、議論になっている。

 

 まぁ、こんな高額の年収を得ている人は、ほんの一握りの人たち。金持ちから税金取れ・・・は、いつもの共産党のセリフなんやけど、この、みんなが貧しい人のフリをすることって、なんだかなぁ・・と思う事は多い。有名なスポーツ選手とか芸能人の人なんかは、年に何億も稼ぐから、その半分は、所得税だけで持って行かれることになる。

 

 他に翌年に住民税として、かなり、ふんだくられるから、いくら何億貰っていると言っても、実入りはその半分か、4掛けほどになる。。。私、5割という税率の壁って大きいと思うのやね。。。自分が稼いだお金と同じ額を国が自分の財布の中に手を突っ込んで、無理矢理持って行かれる感覚。。。納税は国民の義務だというのは、分かっていても、何かやりきれない気持ちにならへんか。。。

 

 心情的には、最高税率は45%ぐらいを天にしておいた方がええのやないのか。。これを越えると、何のために頑張るか・・・というモチベーションが、極端に下がりそうな気がするんや。。

 

 税金の率を決める尺度っていうのは、いま、その人の稼ぎ高・・・という数値だけが、物差しになっているのやけれど、例えばだけれど、将来、社会への貢献度とか、町内会長を何回やったとか、ボランティア活動にどれだけ貢献したか・・とか、いろいろな表彰をしてもらったとか、そんなので、税率が低くなるようなやり方も、考えてもいいような気がするのやね。。。

 

 毎朝、公園の清掃を10年間してくれている人は、税率−1%・・・なんてしたら、みんなが気持ち良くならへんか。逆にゴミのポイ捨てをした人は、+1%とかやって、モラルを守らせるようなやり方、有っても良いような気もするのやね。。。

 

 年収っていうのは、有る意味、自分が頑張った証しのようなところがある。ええ生活がしたい。沢山のお金が使えるような人になりたい。嫁さんや子どもに良い生活をさせてあげたい。。。だから、頑張って稼ぎを多くしようとするのが人間なんやね。。。

 

 あまり、所得税の税率を上げすぎると、いくら頑張っても同じ・・なんてことになる。だから、税率なんていう、微妙な問題は、結構、難しい事になる。やる気を削がないようにしないと、元も子もなくなるわな。。

 

1/14(祝)それにしても、中国っていう国は、証拠隠滅なんていうのを、国家がやってくる国。。。このニュースを知って、ほんと驚いた。

 

 中国政府は2005年から、2012年までの、8年間かけて、中国にとって都合の悪い地図や地球儀、文書や書籍などを、75万点も、押収し、回収したのやて。これらは、彼らは「間違った地図」なんて言っているけど、明らかに、過去の正しい中国の領土を示していた証拠とも言えるものばかり。。。これって、現代版の焚書なんちゃらかな。。。

 

 それにしても、証拠隠滅を国家が恥じることなく、どうどうと、大手を振ってやる感覚。。。そして、それを堂々と報道する感覚。。。どちらも、ビックリするわな。。。これって、明らかに、尖閣やら、南沙諸島の島なんかが、他国の領土であった・・・という証拠そのものやないの。。これがあったら、不利だから、無かった事にする。。。こんなことを、堂々とやってくる神経を、我々日本人は疑うわな。。。

 

 でもこれって、明かな歴史の捏造ってことやないの。これ自身が、嘘も押し通せば、ごり押しで真実になる・・・なんていう、どこかの国と同じ発想。。。過去はねじ曲げて、都合良く変える物では無いって。。。この国のアホさかげんにも、世界が驚いているのやないか。。。

 

 証拠さえ消してしまえば、後は、嘘のつき放題・・・は、南京事件の史実ひん曲げで分かっていたけど、自分は世界の中心であるという中華思想ではね相手がどう思っているか、そんなのはどうでもいいのやろうね。。。これでは、世界の共感は得られない。。。まぁ、共感など得られなくても、ドバーっと数の論理で押し切れば、こっちが正義になる。。。なんて、本当に信じている国なんやから、恐ろしいわ。。。

 

 中国の最終目的は世界制覇。。。他の国がどう思おうと、どう文句を付けようと、そんなことは知った事ではない。つけあがらせたら、どうしようもなくなる国が、日本の隣国だという、不幸。。。これからも日本は、中国に苦しめ続けられるのやろうね。。。

 

 いま、G2というのは、米中の二カ国を指すのやという。サミットというのは、この二カ国のバイの話し合いを指して、他の国は、その他大勢になりつつある。。。結局、日本は、米国の力を借りて、中国様の横暴を抑え込んで、貰うしか手がない。。。下手に手を出せば大やけどを負う。。。それが無理なら、中国というブラックホールのようなものに、いずれ、飲み込まれてしまうのやろうね。。。

 

 増長しつづける中国と、それに対抗する勢力。。。アジアの安定は、何かのバランスを取り続けないと、いけなくなるぐらい、不安定で、危ういものだという、時代認識。。。これが必要やろう。。北朝鮮と比べて、比較的安定していたと思われていた中国。実は、国内に飛んでもない爆弾を抱えた、中国共産党一党独裁の、超共産国家、超軍事大国であるということ。忘れたらあかんで。。。

 

1/15(火)いよいよ、来年の春には消費税が5%から8%に上るという。実施半年前の調査で、景気条項のGDPの伸び率が3%有ったら・・・という条件付き・・・やけれどね。。。今まで通りのことをやっていたのでは、この3%成長っていうのは、今の日本に取って、かなり厳しいハードルになってる。そんなの出来っこない・・・と、断言する人もいるぐらいやから。。

 

 そうなると消費税の引き上げも、絵に描いた餅の状態になる。消費税引き上げに反対する人たちは、景気を上向きにさせなけれど、これを阻止出来ると言う事にもなる。私は、良い政府というものは、税金の低い政府だと勝手に思っているので、日本が他の没落先進国のように、税負担をどんどん引き上げてしまうのは、白旗を上げて、自分の首をくくる行為に等しいと思っているので反対や。消費税5%のまま、金が足らへんのやったら、福祉を後退させたらええねん・・・という持論がある。

 

 増えつづける医療費も、患者に、松竹梅のコース選択をさせるようなやり方に変えられへんのかな。。。検査漬け、薬漬け、診療点数稼ぎに精を出す医療機関に何らかの歯止めを掛けていかないと、国民の負担はいつか耐えられなくなるのかも知れない。。。

 

 そもそも税金を年金の給付に使ったり、行きすぎた生活保護なんかに、大きなお金を使うのが気に入らん。税金が足りないのやったら、税金でメシを食っている人たちの数を減らせ・・・というのが持論や。企業やったら当然やわ。業績が悪いのに首切りをしないのやったら、待っているのは財政破綻しかないからね。。。

 

 まぁ、そんなこんなで、安倍政権と、財務官僚達の利害は一致しているのか、なりふり構わぬ景気高揚策が採られている。大判振る舞いもええところ。。。ここまで出来るのやったら、なんで今までせんかったのか・・・というぐらい、意地でも景気を上向きにさせる政策を突き進んでいる。。この列車が暴走列車にならなきゃええけどね。。。

 

 消費税というものは、税負担のなかでは、極めて公平性が高い税金であると言われている。お金持ちはお金持ちなりに、貧しい人は貧しい人なりに、消費行動は取るからね。。。お金持ちは贅沢な物を買い。お金のない人は、必要最小限のものしか買わないから、税負担全体で考えたら、お金を沢山使う人が多くの税を負担する・・・という、社会的な公平性がある。

 

 ところが、政治家さんたちは、国民に媚びを売る人種の人たちが多くて、いつの間にか、消費税は、低所得の人たちに重くのしかかっているという屁理屈を定着させようとしているのやね。。。私は、その逆進性の理論には、異論があるけど。。。

 

 確かに、富裕層の人たちのエンゲル係数は低く、貧困層の人たちのそれは高い。つまり、食べ物に使うお金の比率が高い人たちは、所得に比べて高いから、重税感が重く思えるというのやね。。。私はそうでもないと思う方なんやけど。確かにお金持ちもそうでないひとも、お米を食べる量はそんなに変わらない。でも、お金持ちは100グラム2000円もするお肉を食べるし、そうでないひとは100グラム200円の肉で我慢しているのやないの。

 

 私は、人様を、使うお金の多寡で、区別することというのは、大変難しい事やと思うし、年収は高くても資産のない人もいる。お金はあんまり入って来ないけど、大きな資産を持っている人はどうなのか。。。この人達をどう色分けして、どの人だけ税金を安くして上げる事なんて出来るのか・・・と思うのやね。。。それこそ、社会での税負担の公平性を余計に歪めてしまう結果になるのは目に見えているからね。。。

 

 人を色分けしたい人たちの心の底には、「お金持ち=悪」で、そんな人たちからは、いくら税金を取っても良い。。。という偏見がある。逆に貧しき人たちは、社会から守られるべきで、そんな人から多くの税金を取るのは極悪非道である・・・という、変な思い込みのようなものがあるのやないのかと思うのやね。。。

 

 違うやろ。みんな同じ人間や。人の色分けなんて、例えば年収200万なんてラインを勝手に作れば199万円の人と、201万円の人の税の待遇に差が出る。こんな正義はおかしいやろ。。。つまり、他人様を色分けなんて、事実上出来ないのやて。。。

 

 大事にすべきなのは、ええ生活をしたいから、努力するという、当たり前の事やと思うのやね。。。これが社会正義。怠け者は貧しくなるし、勤勉な人は、豊かになるという、当たり前の社会。。。この大前提を崩したら、おかしなことになるのやね。。。

 

 ところが、政治家さんたちや、役人の人たちは、とかく、特別待遇が好きである。この人達だけ・・・。特別扱いをしてあげる・・・これが、実は、一番、社会を歪めることになるし、法の下の平等を妨げてしまうことになること。。。これを肝に命じるべきなんやね。。。

 

 一部の人だけに安い税率を設けることというのは、大変な手間暇がかかることになる。低所得の人だけにカード出したり、その人の払った消費税を販売した人たちは、区別しなくちゃいけなくなるから、まずこれを管理、掌握するのが不可能になるわな。。。脱税の温床にも成りかねない。。。そんなこんなで、ヨーロッパなどでは、食料品だけ安い税率なんてやっているけど、これも邪魔くさい。。。安いハムは低い税率で高級なステーキは高い税率なんてやられたら、小売店なんかは、ぐちゃぐちゃになる。。。

 

 結局、他のやり方で・・・なんてなったら、消費税は一律にしておいて、所得税あたりで調整・・・なんてなったら、政治家的には、美味しくないのやろうね。。。なかなか痛税感の緩和にはならんからね。。。結局、税金上げないのが一番公平・・・ってことになるやないの。。。所得税の税率上げるぐらいしかなくなる。。。

 

 今の税収っていのは、国や地方自治体から見たら、お給料みたいなものやんか。決められたお給料でやり繰りしてくれと頼んでいるのに、20万のお給料しか貰ってない人が、毎月40万も使っているだけのこと。20万のお給料で何とかする。。。それしかないのやないの。。。基本に戻ったらどうや。せめてお給料を30万になるまで頑張って、家計をやりくりして30万なりのお金の使い方をするように持っていくのが、国民の願いやないのかな。安倍さんに、本当に一番取り戻して欲しいのは、当たり前の経済感覚やと思うで。。。

 

1/16(水)AKBを卒業する河西智美という人。年末に、ソロデビューして、写真集も出して、順風満帆の船出かと思ったら、思わぬ所で、足をすくわれた。21歳になる彼女は、彼女にしては随分思い切った大胆な写真集を出すべく準備していた。

 

 そんな写真集を買うのなんて、恐らく熱狂的な彼女の大ファンの男の子たち。話題集めのために、手ブラでの写真を撮って、これを目玉に話題集めしようとしたんやろうね。。。まぁ、今をときめくAKBの現役の女の子が脱いだ・・・となったら、えらい騒ぎになる。話題づくりは安直やけど、宣伝効果は絶大やわ。。。

 

 手ブラと言っても、鞄を持たずにぶらぶら歩く方の手ぶらやないで・・・。手をブラジャーにしていることを、手ブラというのやそうや。オッチャンはあんまり知らんけど。。。この手の写真集では良くあるポーズ。自分の手で胸を隠しておけば良かった物を、何も考えたのか、他の男の人に手でブラジャーの代わりをやってもらって、写真を撮った。まぁ、男の手にそんなことをさせるなんて・・・というリアクションが当然ある。

 

 そこで、この写真家は、可愛い白人の男の子に後ろからこの手ブラをさせたのやね。。。ファンの焼き餅を逸らそうとする作戦や。。。子どもやったら、ファンも許してくれるやろう。。。恐らく、そんな狙いやったのやろう。。そして、その写真集の広告をヤングマガジンという、若い男の向けの漫画雑誌にグラビアとして、出した。当然、大きな話題になった。

 

 ところが、企画者の意図とは別の所で、この写真にクレームが付いた。。。ネットで、この写真は児童ポルノやないのか。。。もし女の子が男性モデルの股間でも押さえていたら、とんでもない変態写真。男と女が変わっただけで、ポルノに子どもを使うとは何ごとだ・・と、大騒ぎになった。

 

 もともと、日本の出版業界の認識というのは、欧州などとくらべても、児童ポルノに甘い。幼児への虐待やら、いたずらに対して、日本人の認識が甘いというか、子どもを好きになるそんな変な人はあまりいないだろうという前提になっている。ところが、いるのやね。。。変なのが。。。

 

 このおかげで、この週間誌は直前で出版禁止。写真集自身も、お騒がせで出せなくなったというわけや。。。この責任をどう、誰が取るのやろうね。。。関係無い人たちからしたら、そっちの関心が高い。。。何億と損害出して入るやろうからね。。。

 

 ヤングマガジンという青年向け漫画週刊誌は、講談社という、老舗の出版社や。この出版社の人は、この広告を含めて、GOサインを出した責任が有るわな。。。思慮や配慮、そして、注意が足らなかったし、社会通念上の常識という点でも、甘かった。。。

 

 そして、この写真を撮ったカメラマンや写真集を売らんがために話題づくりに奔走していた出版社。。。ひょっとしたら、スキャンダル狙いで、ギリギリ狙っていた歸来はあるかな。。。結果として、もの凄い宣伝になってしもたし。。。子供の写真を隠して、再挑戦してくるかもな。。。

 

 写真のポーズ自身が、悪かった訳や無くて、子どもにさせたのが非常識だった。。。関係者の人たちは、襟を正さないといけないな。。。それと、同時に、売るためだったに、何をしても良い・・・という風潮もいかんのかもな。。。中高生のお小遣いを巻き上げるために、AKBの握手券付きのCDを売るやり方も、CDを箱買いさせて、実態とは乖離したミリオンセラーを作るやり方も、何か、ビックリマンチョコのシールの売り方と同じ手口。

 

 一人一枚しかCD買えないようにして、本来の楽曲を売るという、普通の売り方に戻せないのかな。。。そうまでして、ヤラセで売らなくても、十分AKBは、もう人気もの・・・なのやないのかな。。。何か博打は違法なのに、パチコンは合法・・・なんていうわかりにくさと、共通するところがあるで。。。

 

1/17(木)今年の成人式は関東で大雪。関西でも大雨で、二十歳の晴れ着を着た人は気の毒やったね。。。関東の大雪は、お休みの日だったから、まだマシやったかも知れないけど、そこらへんで、車が立ち往生して、大変やったそうな。。。スタッドレスもはいてないやろうしね。。。京都橘の出場する高校サッカーの決勝戦も延期になったのやて。可哀想にね。。。

 

 そして、これからの季節に、心配させるのが、中国からやってくる厄介者たち。黄砂だけやなくて、中国で防寒用に使う石炭の煙。。。この数が半端な数やないから、この有毒な「霧」が偏西風に乗って日本にやってくるというのや。。。ここでも、また日本は中国に苦しめられることになるのかね。。。迷惑な話やで。。。

 

 そんななか、ちょっと明るいニュースが、トヨタの世界一返り咲き。。。2012年の自動車販売台数で、トヨタが2位のGM、3位のVWを抑えて、年間販売台数1位に戻ったのやて。。。タイの工場浸水やら、反日デモとかがあっても、それを乗り越えての世界一。。。日本人にとっては、とてもうれしいニュースやないの。。。ちょっと日本が元気になれる。。。

 

 昨年末の安倍政権誕生から、別に何も変わった訳ではないのやけど、円相場が円安に動き、輸出企業にとって優位になったり、株式市場が、先行きの好況感を先取りして、株価が回復したりと、急に空気が変わった。。。下ばかり向いていた野田さんより、上を見て前向きな明るさが安倍晋三総理にあるからなのかな。。。

 

 まぁ、政治家さんという商売は、口先だけで何を言っても良い商売。。。明日言う事が180度変わってもおとがめ無しだった。。。国民は政治家の言う事なんて、もう信じられなくなっている。安倍さんも、そうならなきゃええけど、、、と、まだまだ半信半疑なのやないかな。。。

 

 この3年間とちょっと、政治家さんたちの言う事があまりにもバラバラで、何も決められないし、何も前へ進まない政治が続いた。国民のイライラは、限界に来ていて、安倍さんでダメなら、橋下さんぐらいしかない・・・。特に大阪では、維新の会の信頼が厚い。。。

 

 何が違うか。。。橋下徹は、大赤字だった大阪府の財政再建を果たすという大仕事をやってのけた実績がある。そして、いま大阪市も変えようとしている。選挙民の希望が叶う政治をしてくれているという、満足感が大阪の人たちにあるのやね。。。だから、信じられる。。。それだけのことなんや。。。

 

 この流れは国も変えられるかも・・・という、淡い期待もある。だから、大阪は維新一色になりつつあるのやね。。。これを全国区に。。。石原さんや、安倍さんまでとも、手を握って、今太閤さんになって、何とかこの閉塞感とか、霞ヶ関の役人体質を変えさせて欲しい。。。この期待があるのやないのかな。。。

 

 これから、夏の参議院選までの間に、この大きな流れを作ることが出来るのか。維新と安倍政権とが、是々非々の協力関係で、前に進む政治をしてくれるかどうか。。。ここに、国民の期待はあると言っても良いやろうね。。。日本に残された僅かな期待の光。。。その光は随分まだ遠いところにあるけど、早くもっと、近づいてほしいものやで。。。

 

1/18(金) 学校が土曜日お休みになったのが2002年から。。。思えば、先生ばかりの労働組合である日教組が、力を付けてきて、大企業が完全週休2日制にしたのも、この時期かな。。。どうも、この頃から、日本の成長に限りが見えてきたから、不思議にこの時期はリンクするね。。。

 

 人しか資源のない国、日本で、国家が子どもの教育に手抜きをするようになったら、日本は終わりやわな。。。まして、土曜日を休みにするために、授業時間にしわ寄せをしている。日本の高い教育水準のおかげで、日本の国力が維持出来てきたという考えかは、多くの国民の一致するところやろう。。。

 

ところが、先生も労働者だと言われ、大企業の社員さんや、役人さんたちも休むのに、なんで自分たちだけ、土曜日に仕事をしなくちゃいけないのか。。。こう、言ったのか言わなかったのか知らないけど、不思議と、知らないうちに、大した論議もなく、学校まで週休二日制にしてしまいよった。。。お陰で親は土曜日の子どもの行動の監視に困った。。。親は中小企業やパートなどで仕事なのに、子どもだけ休みにされて、ほんと困ったと思うのやね。。。

 

 自民党が昨年の選挙公約で、学校週6日制への復帰を謳って、当選した。当然と言えば当然の流れかもね。。。ゆとり教育か何か知らないけど、子供たちと同様に、先生は冬休みも夏休みも春休みもある。長いお休みが取れる特殊なお仕事である先生。ただでさえ出勤日数が少なくて済んでいるのに、まだ土曜まで休みにするのは、おかしいのやないかって、密かに思っていた人も多かったのやないかな。。。

 

 公立でない多くの私立の学校は、土曜日を休みにするところは少なかった。学力が低下したら、生徒集めに苦労するようになるからや。。。つまり、ここには競争原理が、ちゃんと働いている。公立だけ、教育に競争原理が働かないのは、おかしいことやわな。。。学校はちゃんと週に6日やった方が、ええに決まっているからね。。。

 

 週6日制への回帰は、有る意味、日教組対自民党の対決でもある。また先生も労働者なんて言い出したら、土曜勤務に、わけの分からない出勤手当を出さないといけなくなる可能性もある。本来、土曜もやっているのが当たり前の学校で、それに抵抗する勢力。。。教育現場は、労組の活動場ではないことを、ハッキリとケジメを付けさせる好機なのかも知れないね。。。もうこれ以上、日教組に子どもを人質にとられる理不尽さは、御免被りたいもんやで。。。

 

1/19(土) 前の民主党政権にせよ、今の安倍政権にせよ、いろいろと、制度改革をしてくれるのはええのやけど、なんでもっと早くしてくれなかったのか・・・とか、今頃になってそんな制度を作ってもらっても・・なんていうような目に会うことが、我々の年代には本当に多い。腹が立つほどや。。。

 

 全ての国民は、法の下に平等と言っておきながら、生まれた時代によって、新しい制度にどんどん変わっていて、来年から、年寄りの金を使わせたいから、相続税無し・・・なんて、極端な事をされたら、たった5年前ぐらいに、何千万円も贈与税を納めたことのある者からしたら、何やねん。。。。と、思う事が多いで。。。

 

 きっと、団塊の世代の人たちやら、その子世代である団塊ジュニアの人たちが対象になって、制度改革が行われる例が多いのやろうね。。。人が多い世代だけが、得をすることが多すぎないか。。。。。不公平過ぎるやないか。。。

 

孫の教育費をおじいちゃんおばあちゃんの世代がポンと1500万円も名義を孫のものに替えても、贈与税を、まるまる、まけて上げるっていうのをやるそうや。。。あと10年ほど早くやってもらっていたら値打ちあったのに。。。もう、子育てのなかで、一番お金のかかる大学時代を過ぎて、教育資金を、はあはあ言いながらも、何とかやっと支払い終えたばかりで、こんなえこひいきな制度を言い出されても、子育てが終わった人には、何のメリットもない。。。逆に、怒りすら覚えるで。。。

 

 生まれた時代が違うだけで、どうしてこんなに不公平が起こるのか。。。子ども手当なんかも、我々は、そんな、美味しい目に会った覚えもあんまりないしね。。。今は大金もらえるのやろ。。。あほらし。。。子どもが少なくなったから大変。金をばらまいたら子供が増える・・・こんな馬鹿な事誰が言ったのや。。。金ばかり要って、子どもは減り続けているやんか。。。金をばらまいたから、それに目がくらんで、子どもを生む人が増えるなんていう幻想。。。だれが言い出したのかね。。。もっと、少子化対策は別の方向に行かないと、止まらんで。。。

 

 制度の変更は結構。。。でも、激変緩和措置として、過去数年は少し戻れるとか、だんだん経過を見ながら変えていくとか、はぃ、明日からこうなります。。。では、古い制度で何も恩恵の無かった人は、なめとんのか。。。ってなるで。。。あまりにも、優遇が過ぎるやらいの。。。

 

 住宅ローンを抱えている人の生活は大変だからと、ローンを組んだ人だけ、税金におまけがあった。実際の納税額から、ドーンと税金をおまけしてもらえる。。。ところが、同じ苦労してお金を貯めて自己資金でやっと家を買った人には、何の恩恵もなかった。。。ローンを組まないとダメ。。。同じ苦労した人間やのに、なんでそんな差を付けるかね。。。

 

 いつも、これを言っていたら、何故かこの意見が聞こえたのか、今度から、自己資金で家を建てた人にも、税金をおまけしてくれる制度が出来たのやて。。。ところが、近い過去に家を建てた人には何の恩恵もない。。。これから建てる人だけなんやと。。。またまた、腹の立つ制度やで。。。5年前に家を建てた人と、これから家を建てる人に、そんな差を付けるかな。。。

 

 住宅着工戸数を上げたいのは分かるけど、あまり極端に、税金のおまけをされると、直前に建ててしまった人の気持ちは、どこにもっていくのや。。。何で、こんなことで、差を付けられないといけないのかな。。。上下何百万も変わってくる話。。。時代格差が酷すぎるやないの。。。

 

 法律を作る人は、目先の事ばかりに捕らわれないで、時代や世代間の格差というか、不公平感にも、十分な配慮をしてほしいもんや。。。政治というものは、ルールを変えられるという大きな権限を持つ。大相撲に例えたら、土俵際の力士の足が出そうな場面でひょいと、土俵の俵を拡げたり狭めたり出来る様なものや。。スポーツやったら、そんなの汚いやないか。。。ってなるけど、政治の世界では、この特定の人たちだけが恩恵を受けられるという、特別ルールがまかり通るのやね。。。

 

 ルールを変えるには、その変更によって、得をする人、損をする人、それぞれがある。みんなが公平というのは、難しいけど、少なくともモラルが乱れるようなルール改正は、ダメ出しすべき時もある。。生まれた時が悪いのか・・・。昭和ブルースの一節。。。世代間格差の不公平感は、意外と気づいてない人が多いけど、とても大きなアンフェアーであるという認識。大事だと思うのやね。。。

 

1/20(日)機械ものというものに、初期不良はつきもの。。。とはいっても、日本航空やら全日空が、我先にと採用したボーイング787旅客機で、燃料漏れやら、バッテリーの発火、ガラス窓の破損など、看過できないほどのトラブルが相次いでいる。。。初物には、飛びついたらあかん。。。この鉄則を知らなかったのかね。。。

 

 ボーイング787なる最新鋭の中型旅客機は、燃費が良く、サイズがコンパクトで、使いやすいというので、日本の二社が、世界に先行してたくさん、導入している。もう就航して、1年と半分ぐらいになる。。。まぁ、初期の製造機は、トラブルが頻発して、そのトラブルを一つ一つ解決して、だんだん、トラブルの少ない機にしていくのやけど、それにしても、問題が多い。

 

 今週、宇部から羽田に飛んだ787が瀬戸内海上でバッテリーから煙が出て、高松空港に緊急着陸した。さすがに、全日空も日航も、787の運用を全面的に止めて、他の機体で代用運行に切り替えたのやそうや。。。悪名高いオスプレーより酷いのかも知れん。。。事故が起きてからでは遅いからね。。。

 

 でも、この787って、ボーイング社製だけれど、日本の素材部材メーカーが多く納めていて、機体のカーボンとか、問題のバッテリーは京都のGSユアサ製のリチウムイオンだというし、事故報道で株価が一喜一憂している。。。寄せ集め世帯みたいな、ボーイングOEMのような体制が、責任の取れない馴れ合い所帯のように、なってしまっていたのやろうかね。。。日本の技術力からしたら、恥やんか。。。

 

 愚直過ぎて、取っつきが悪いと評される日本人の職人気質。。。でも、本当は、そのお陰で、日本のQC(クオリティコントロール)がうまいこと行っていた。。。そういう無視出来ない部分って、絶対有ると思うのやね。。。マニュアル漬けより、職人の経験値や勘に頼る部分。。。これか日本のもの作りの技術水準を高く維持し続けてこられた根幹の部分だったこと。認めるべきやと思うのやね。。。

 

 品質に対する信用っていのは、壊そうと思えばいとも簡単に崩れてしまう、はかないものや。。。そこにあるのは、不具合やら不良品を出さないという、「良心」でしかないわな。。手間暇かかってもそんなに儲からないのに、手を抜かない日本人の仕事は、とても大事にしていかないといけない部分。。。その製品という物に、命を吹き込むのが、もの作りの職人さんたちの「力」でもある。

 

 積み上げて来た信用や実績も、一つの事故や不具合で、帳消しになってしまう厳しい世界。。。蟻の一穴を見逃すと、大きなダムも決壊する。。。一日も早く、787が安全の太鼓判を押して貰える信頼の機材になったらええね。。。

 

1/21(月)先週の木曜日は1.17。阪神淡路大震災の日。あの大地震から18年。。私の身の回りで起こった災害の中で、一番大きい災害やったから、忘れる事なんて出来ない。でも、年月の経過は、段々とその記憶を薄れさせていく。

 

 いまの二十歳以下の人たちには、もう震災の記憶すらないのやろうね。。。。それだけの月日が経ったということや。。。でも、肉親を亡くしてしまった人にとっては、未だに、認めたくない悪夢そのもの。。。決して癒える事はないわな。。。

 

 18年前の震災の年は、ボランティア元年と言われる。東日本大震災と比べても、そのボランティア活動の内容も随分様変わりしているのやろうね。。。都市型の被害と、そうではない地域の被害の差はある。。。だけれど、その行動の根底に流れているのは、やっぱり、人間愛である。人は助け合うべきもんやから。。。

 

 復興という言葉も、阪神の方は、元通りの生活に戻すというのが、復興の到達点だったから、立派に再生した神戸の町を見る限り、形の上での神戸周辺の復興は終了しているようにも見える。被災者の人たちの心の傷は別にしてね。。。

 

 一方、3.11で被災した、東北の復興が遅れている遅れていると、よく言われる。それは、元通りの町の復元ではダメ。津波の被災地は、また津波が来る可能性が高いから再建出来ないという事情もあるのやろうね。。。高台に良い土地はない。もともと、それほど不動産的に、需要のある場所で無かったら、また町が出来るのは、特に難しいのやろうね。。

 

 被災者は、別の土地に移り住んで、新しい生活を始めないといけない。そのハードルが高すぎるのやろうね。。。復興団地作るだけではなくて、そこに住む人の仕事まで確保しないといけないとなったら、なかなか、復興の着地点が見つからない。。。先の見えない・・・終わりのないレースを走り続けているのやったら、そらしんどいわな。。。

 

 東日本の震災からの復興には、何か、シンボリックな物か出来事が必要や。東北の人が自慢したくなるような施設が出来たり、持続可能な成長が見込める産業が誘致できたり、そんな具体的な何かが欠けているのやないかな。。。仙台の歓楽街だけが賑わっているのは、ちょっと違うのかな。。。悪い事ではないけど、結局都市部にだけ人が寄るのは、他は何も無い証拠でもあるからね。。。

 

 私は復興庁なんて、早く閉庁してしもて、福島や宮城にどーんと復興予算付けて、地元が立ち直れる、夢ある復興プランを地元が考えるようにしたらええねん。。。霞ヶ関にいるやつが、何が出来るねん。。。現地に行けよ、現地に。。。

 

 本当の復興は、被災者の人たちが元気を取り戻す事や。前向きになって前に進もうという気になったら、それは、復興予算の使い方が適正になったということやないのかな。。。いつまでも未来永劫、住宅支援とか、食糧支援、生活支援ばかりやっているのは、脳がないことやと思うで。。。自立出来る事が一番やで。。

 

1/22(火)ここは、地の果てアルジェリア・・・。この歌の歌詞が分かる人は、もうお歳かな。。。日本から、遠く離れたアフリカのアルジェリアの石油・天然ガス・プラントで働く人たちを人質にするテロ事件があった。このプラントには、実にいろいろな国の人が働きに来ていて、その人達の国籍の多さが、この手の事件をとても複雑にしている。

 

 アフリカのこの地域の事情や、国民感情。どことどこが対立していて、どことどこが仲が悪いか。。。日本人には、まさに地の果てのことで、なかなか理解も出来ないし、情報の少なさも、イライラがつのる原因になっているのやろうね。。。

 

 何でもマリという国へフランスの空軍が攻撃するのにアルジェリアの上空を飛ぶ許可をしたと、怒って起こしたテロ行為らしいけど、ハッキリ言って、何が何やらよう分からん。。。ようは、何の関係もない日本や他の国のエンジニアたちが、テロ組織の騒動に巻き込まれて、命の危険にされされたり、殺されたりしたということしか、分からん。。。

 

 アメリカや欧州の国には、諜報機関というのがあって、世界の情勢やら、政情などを常に情報収集する仕事を専門にやっている。ところが日本の外務省やら、対外の大使館、公館などに勤める外務官僚たちは、地元に進出してきている日本企業とのお付き合いやら、外遊してきた議員さんたちへの接待。他の公館の外交官たちとのゴルフなど、これが本当に仕事か・・・と思われる事ばかりやっていて、ビザの発給なんか以外に、情報収集やら、人的なパイプ作りなんかを、何もやってないのやないかと、よく批判されてたわな。。。

 

 それに、外務省なる役所の高級官僚さんたちは、先進国の大使館や公館は人気が有るけど、後進国が赴任先だと、希望者がいない・・・など、国益とは無関係の、我が儘がまかり通っているのが現状やないのかな。。。いざという時、向こうの民放テレビの映像ぐらいしか、情報収集の窓口を持ってないなど、お粗末そのものの実態が、今度のことで明らかになっているわな。。。

 

 今度の事件に巻き込まれたのは、日揮という民間企業のエンジニアの人たち。この民間企業の連絡網の方が、官邸に集まる情報より、よっぽど、正確で早いのが現実。。。日本の外務省は何をやっておるのかって、もっと突き上げられてもええのやないのかな。。。仕事せえよ。。。

 

1/23(水)ちょっと、焦ってはるのやろうかね。。。大阪市の橋下徹市長は、市民の圧倒的な支持を受けて市長になるなど、常に、民意の側に立つのが信条の政治家さんだったはずや。でも、こと、暴力自殺のあった、桜宮高校の入試直前の、中止要請とか、従わなければ予算出さない・・・とか、嫌なら選挙で落とせばいい・・・なんていう発言を聞いていると、ちょっと、あまりにも独善的で、橋下ファンだった人も、今度ばかりは、ちょっと、どん引きしてしまったのやないかな。。。

 

 まして、中学生のお受験を軽んじた発言などは、受験生を持った事のある親からしたら、許せない類の発言で、橋下さん。。。どうしたの・・・と、首をひねる人が多かったのやないのかな。。。

 

 確かに、人一人が体罰を苦に、自殺してしまった事実は、とんでもなく、重い。原因究明と、暴力を振るった教師や、責任者の処分や、体質改善のための方策は、絶対に必要だし、それがなされないのなら、生徒達に第二第三の犠牲者が出る可能性があるから、これは何としても排除しなきゃいかん。。

 

でもね・・・、この人のいつもの手やけど、無理難題をふっかけておいて、決め所まで最後に引くやり方も、もう、みんなが分かってしまったら、少し白けてしまうところもある。あぁ、また、やってはるわ。。。ってなっちゃうのやね。。。

 

 どうも、橋下さんは教育関係になると、ちょっと熱くなり過ぎて、冷静さを失ってしまう事が、今までも多かった。教育委員会の事なかれ体質や、府と市に公立高校が分かれていることやら、いろいろ解決しなければいけない事は多いやろうけど、ちょっと、今度のことをそれに利用しているのやないか・・・ってとこ。みんな、もやもやって、思っているで。。。

 

 確かに、悪意を持っているのではないかと思うほどの、橋下氏への、朝日放送や朝日新聞の、いつもの揚げ足取り報道やバッシングも酷いけど、それ以上に、今度のことばかりは、橋下市長への支持は、かなり低いのやないかな。。。維新での活動に陰りが見えてきたということやろう。。。改革を早めるのはいいけど、事件を利用して、改革を進めようとするやり方は、どうしたものか・・・と、感じる人が多いのやないかな。。。

 

 問題のある教師は、恐らくもう、教壇に立てなくなるやろう。。。体罰ではなく、二軍に落とすぞ・・・などの口の暴力を含めて、力の暴力をしていたのだったら、警察に逮捕されるべきかもね。。。ネットでは、氏名やら、写真やらが、もう晒されているから、そんな教師が来たら父兄が反対するから、もう私学で雇ってもらうしかなくなる。。。それでええのやないかな。。。それも人生や。。。自分の子に厳しくしてもらいたい親もいるのやから、それはそれで。。。でも、自殺は困るけど。。。

 

 どの世界にも、カリスマ教師のような人がいる。その人に任せておけば、野球は甲子園に出られるし、他のスポーツでも、全国的にも有名校に出来る。そんな教師は引っ張りだこや。優勝請負人に近いかな。。。でも、そんな人でも、調子に乗ってしまったり、自分の実績の上に胡座をかいてしまって、名門高校に長く居座る牢屋主になってしまうものなんやね。。。

 

 有名な先生に習えば、甲子園やプロ野球まで見えてくるから、その先生目当てで生徒は寄ってくるものや。。。これをあかんと、なかなか言えないのやないかな。。。ようは、管理者が目をつぶったり、カリスマ先生をちゃんとマネジメントできるプロの校長がなかなかいない。。。そこが大きな問題点なんやろうね。。。

 

 桜宮高校は体育科の先生は、当たり前やけど、交代。校長もチェンジ。でも、受験はやる。。。ここらが落としどころやないのかな。。。

 

 橋下徹の言う通りしたら、なるほど良くなった。。。いや、良くなるだろうと、みんなが感じないと、なかなか、物事は前に進んでいかないのやないのかな。。。そこのところが欠けているから、橋下徹がただのヒットラーか、裸の王様に見えてしまうのやね。。。そこ、気づかんと。。。

 

 旧態然たる教育委員会の体質とか、事なかれ主義を排除するためには、大きなエネルギーが必要なのは分かる。でも、年間200人もの自殺者がある教育現場。。。これを何とかするのは、大問題やわな。。。ショック療法は、生徒にも大きな痛みを生むから、反対してしまう人も多くなる。。。ここんとこ、あんじょうせんと。。。

 

1/24(金)結局、アルジェリアでの悲劇は、多くの人質の方が亡くなってしまって幕引きとなった。福田赳夫がよど号乗っ取り事件の時に、日本の赤軍派の囚人解放をテロリストたちの要求に屈した形に、してしまった事件をちょっと思い出した。本当に勇気があったのはどっちやったのやろうね。。。

 

 「人の命は地球より重い」これは、極めて日本人的な名台詞であるかのように、当時は報道されていたけど、時代はあれから、随分と進んで日本は、変わったのかな。。。犯人の要求を呑むことは、テロ犯の言いなりになる事。お金や政治犯の釈放など、テロリスト達との取引をしていては、相手が、日本という国は、何でも要求を通してくれるという、組みやすい国であるということを、宣伝してしまっているという見方も出来るのやね。。。

 

 この後、日本人を人質にしたら、金になると、中東地域を中心に、何度、人質事件が繰り返されたのか。。。テロリストとは、交渉しない。。。多くの国がこう宣言するのも、向こう側の勝ちにしてしまうと、第二第三の事件が続いてしまうことへの反省から出て来たのやろうね。。。

 

 アルジェリアは、いろいろな国からの人質がいることを考えても、テロリストたちの言いなりにならない方を採った。。。結果は悲惨やったけど、悪いのはテロリストの方。。。。テロを成功させてしまえば、味をしめられてしまう。そして何度もそれが繰り返される。。。それが最悪のシナリオ。。。という、結論に達したのやろう。。。

 

 日本側は、人質の生命の安全を優先させてほしい。。。でもね。。。言って判る相手と、そうでない相手がいる。どんどん人質を殺して、見せしめをするのも彼らの目的の一つだから、いくら、頑張っても救出は難しかったのやろうね。。。お気の毒に。。。

 

 「テロリストとは交渉しない」ということと、「人質の人命第一」は、相反する事になる。向こうは要求を呑まないと、人質を殺すと脅しているのやから。。。結局、人質がまだ生きている内に、早く強行突破して、解決してしまうことが、一番マシな結果になる。。。そう判断されたのやろうね。。。伸びれば伸びるだけ人質の生存確率が低くなるのやから。。。この判断は難しいけど、批判は出来ないやろう。。。憎むべきはテロ犯やわな。。。

 

 それにしても、日本は変な国やね。。。一番国民が知りたい情報である、亡くなった方のお名前やら、人となりを、ご家族やら会社に配慮して公表しないのやと。。。おかしくないか。。。個人情報を盾にするなよ。。。知り合いやら同級生が亡くなってしまっているかも知れないのに、それも知る機会もないって、亡くなった方が本当に望んだのか。。。おかしいと私は思うで。。。それとも、何か秘密にしなけりゃいけない特別な理由があるのか。。。

 

 世界にはいろいろな国がある。国民一人あたりのGNIが年間750ドル以下の国がまだ50カ国以上あるというのやね。。。月収が5000円ほどなのかな。。。そして、まだ民主化されていない国やら、争いばっかりしている国。逆に平和で安全でそこそこ豊かな国の方がまだ圧倒的に少ない。。。その生活格差を何とかして少なくしようと、多くの日本人が海外で頑張っている。。。志、半ばにして、アルジェリアに散った皆さんのご冥福をお祈りします。。。

 

1/25(金)物が売れない時代。なかなか消費が上向かないのは、何故か。と、聞かれて、皆さんは何と答えるのかな。少子化。これもあるやろ。将来に対する不安。それもそうやな。でも、そんななか、人が行きたいと思えるところは、繁盛している。

 

 消費行動というのは、勝手な物で、安い物を、たくさんの品揃えして、売っているところが人気が有る時代は済んで、人をウキウキさせてくれるところが、流行っているのやね。価格競争の世界では、ネットが圧勝してしまっていて、今の世の中、サイトでワンクリックした格安の商品が翌日には自宅まで着くのが当たり前の時代になった。買い物なんかに、大事な時間を取られるのは嫌。。。そんな暇があったら、子どもや家族との時間をもっと、大事にしたい。そんなところやろう。

 

 ところが、そんななか、その時間を楽しみながら、過ごせるという、エンタテイメント型のお商売が繁盛している。それは、アウトレットモールや、IKEAcostocoである。

 

コストコへ行った人の有る人は、最近増えて来た。かく言う私も、まだ京都に八幡倉庫店が出来る前から、尼崎倉庫店へ、せっせと通っていたクチである。

 

 ここ、店舗が倉庫になっていて、会員制なので、個人なら4200円、法人なら3675円の年会費を支払わないと、中にも入れないスーパーなのである。売ってある商品は、他よりちょっとだけは、安い感じ。物はまあまあ良いものばかりや。。。ただし、業務用などの見た事もない大きさや量の商品が多い。外国製品も、ここでしか見ないものが多く。ちょっと、子どもが遠足に行くときぐらいのテンションで来るお客さんが多い。子どもにお正月にどこに行きたいと聞けばコストコへ行きたい・・・なんて答えるのやて。。。

 

 テレビに紹介されることも多くて、番組に出た次の日なんかは、新規入会窓口が混雑するぐらい人気が有る。土日には、店舗の周辺がここへ入るための車が並んで、「コストコ渋滞」が起きてしまうぐらいの人が来る。あんまり人が多いと、馬鹿でかいカートが邪魔で、なかなか前に進めなくて、大変なストレスになるから、困ったものなのやね。。。

 

 ここの会員になると、1枚の会員証であと2人まで入場出来るから、主婦の3人連れが、いっぱいくる。この人達は、なかなか周りの迷惑なんて、考えずに、テンション高いまま、主婦のテーマパークでもあるコストコに遠足気分で来られるから、実に店が混雑する。。。周りが全く見えて無い人ばかり。。。ミッキーマウスを追いかけているようなもんや。。。

 

アウトレットで買う、高いブランド物のバッグや服は、そうそうたくさんは、買えないし、IKEAの家具やインテリアも一度買ってしまったら、そんなに買い換える物でもない。でも、コストコにある商品は消耗品や季節商品に食料品。ちょっと、プチ贅沢して、買い物の満足感が得られるのが、ファンが増える原因かな。。。

 

 コストコは、日本にそんなにたくさんの店舗がない。だから、他府県から、わざわざ高速飛ばしてまでやってくるところ。つまり、みんな、コストコでの買い物を、楽しむために、来ているのやね。。。知らない間に、カートはいっぱい。たくさん、無駄な物を買ってしまったと、ちょっぴり、後悔しながら、また来てしまう。。。まさに、一番近い非日常を手軽に味わえるというのが、魅力なんやろうね。。。。

 

 ただ、私のようにもう4回目の年会費の更新をするようになると、ときたま、コストコの奴隷になっていると感じる時があるのやね。。。一度良かったら、その商品が切れたら、また買いに来る。他のお店に同じ物が同じ様な値段であれば良いのやけど、ここでしかないものが多い。結局、有る程度のストックがないと、不安になってしまって、切れたら補充のためにまた来る。そしてまた、目新しい商品を見つけて買ってしまうという、コストコ・マジックにかかってしまうのやね。。。

 

 このコストコ・マジック。かかってみれば、それが嫌でなくなってしまうのもホント。かなり、麻薬的なのかな。。。東京ディズニーランドで、ゲートをくぐった途端に、夢の国の魔法にかかるのに近い感覚がここにある。。。

 

 ここで、売っている商品というのは、飛んでもなく非常識に大きいものが多い。5合瓶ほどの大きさのタバスコ。我が家の消費量では100年経っても使い切れない。でも、シャレで買ってしまう。受け狙い。。。先日も馬鹿デカイ、玉子かけ御飯にかける専用のお醤油を買ってしまった。これも消費期限までに使い切る自信なんて絶対に無い。。。でもええのやね。。。数百円で買える楽しみ。。。

 

 皮の剥いてあるにんにくが、どーんとスナック菓子ぐらいの大きな袋に入っていて298円。こんなの、誰が買えるねん。。。餃子屋さんでも開かないと、ゼツタイに一週間以内で使い切れない。でも、300円しないのやったら・・・って、不思議と売れる。ここのMDは、よう考えているわ。。。こんなの全部食べたら鼻血出るで。。。

 

 こんなコストコも、しばらくしたら、飽きられる存在になるのやろう。。同種のライバルが恐らく出てくる。ヨーカドーや、イオンなんかが、カルディの真似をやるように、コストコの真似ぐらいやってくるやろうね。。。ハワイで入った事のあるコスコ(アメリカではこう呼ぶ)では、ここは、貧乏人の子だくさんの人たちのためのスーパーと言われた退廃的な空気があった。日本のコストコブームとは、明らかに違うそれや。。。日本のコストコが、そんな空気になるとき、日本はまた別のどこかにブームが行ってしまうのやろうね。。。

 

1/26(土)民間と比べて、とても優遇されすぎではないかという、地方公務員の退職金。この春から、これが引き下げられると聞いて、早期退職者が急増しているのやて。キッカケは改正国家公務員退職手当法が、昨年の11月に成立したこと。

 

 これに伴って、各都道府県でも、各都道府県でも3年間で400万円程度の引き下げになるのやと。。。けっこう、大きい。。。そもそも、元の金額、なんぼ、貰っているのか。。。そんな勘ぐりもしたくなる。。。そんなか、埼玉県で、警察官やら、教職員が、その引き下げ前に、しっかの退職金をもらおうと、駆け込み退職が増えているのやて。。。

 

 警察やったらまだわかるけど、教職員って、3月の卒業式前に、担任の先生がいなくなるケースもあるやんか。。。最早、これって、職場放棄のレベルやな。。。最後まで仕事を真っ当することと、自分の退職金を多く貰うことを天秤に掛けて、退職金の多さの方が大事って。。。こんな人が先生なんやね。。。

 

 先生だって労働者。背に腹は替えられない。。。生徒の諸君は、こんな大人の事情の犠牲になるというこっちゃ。。。こんな改正って、即座にしたらええのに。。。そしたら、諦めもつくやんか。。。下手に猶予期間設けるからこうなる。。。

 

 もともと、定年退職する先生って、退職金を水増しするために、退職日に職務の階級を1ランク上げて、温情退職するって話を昔、聞いた事がある。これって、有る意味。この厳しい時代やったら、法律ギリギリの、公金横領に近くないか。。。たった一日だけ昇給・・・して、有利にすることって、許されるべき事やないわな。。。罰則が無い方がおかしい。。。

 

 民間の会社だったら、考えられないほど、甘い甘い、なあなあの労使関係。。。こんなのが背景にあるのやろうね。。。最後だから・・・は、通用しないって。。。

 

 退職する正当な理由が無く、自己都合で、職場放棄して退職する行為って、有る意味違法に近いのやないのか。。。これを許さない制度も、しっかりやっておかないと、職員の退職のモラルがどんどん悪くなるような気がするのやけどな。。。

 

 警官の方では、あまりにも退職者が多くなって、業務に支障を来す事も出て来たそうや。教師だって、三学期、教える先生がいませんで、世の中が通ったら、おかしいことにならへんか。。。生徒全部で、その教師に、授業料返せ・・・っていう民事訴訟でもやってくれたらいいのに。。。あっ、高校授業料無償化か。。。だから、公費で給料出るようにしとったんや。。。ずるいなぁ。。。戻すべきやね。。。どんどん、公教育がずぶずぶになる。。。

 

1/27(日)私は以前、京都の市立中学校で2年間ほどPTAの役員をやっていた時があった。その二年間、ほんと、いろいろな事があったけど、一番驚かされたのは、ちょうど桜の頃・・・4月の人事異動で、着任してきた女性教師のひと言・・・だった。その先生は、恐らく大学出てすぐに、教師になって、前に勤めた中学校で、3年間ほど教職に就かれていたのだろう。年の頃なら25〜26歳ぐらいかな。

 

 初めてのPTA役員との顔合わせの席で、自己紹介を兼ねて、ご挨拶されたのやけど、その挨拶の内容に、とても驚かされた。と、言うより凍り付いた。。。その方は、こう、おっしゃった。「私は、以前、殺人事件のあった中学校から、こちらに来ました。」今、言うか・・それ。。。恐らく、こちらの中学では、大きな問題児もおらず、荒れていない事を強調されたかったのやろうね。。。ひょっとしたら、受け狙いもあったのか。それとも、自己アピールとして、そんな問題児も手なずけて来ました・・・てなことを誇りたかったのか。それは、私には解らん。。。

 

 人の話す言葉には、力というものがあって、その方の話す言葉や、その内容によって、相手に大きな影響力を及ぼす事が出来るものである。こんなことを言ったら、その場にいる人がどう感じるか。それが分かって、挨拶されるのが普通やと思っていた。だから、その先生の挨拶の及ぼす影響力の大きさを当然、計算して、人は、お話をすべきである。そんな想像力も無いのやったら、こんな際どいお話は、言うべきではないのやね。。。

 

 実際に、その方が受け持った生徒が人殺しをしたのかどうか。そんなのは知らない。もし、そうだとしたら、何が原因で、そんな事件になったのか。その子の方に問題があったのか。やっぱり、いじめやったのやろうか。この先生は、ひょっとしたせ、無関心で、そんな問題を起こして、こっちに、転勤になったのやないろうか。。。いろいろな、良からぬ事を想像してしまうやんか。。。

 

 先生という職業は、有る意味、お話をするプロでもある。でも、その話の内容というのは、両刃の剣で、ちょっとしたことで、傷つくガラスのハートの中学生がいたり、下手をしたら、暴走してしまう思春期の生徒達という、聞き手がいることを考えると、本当に難しい年代なんやね。。。正直、この人で、大丈夫かって、かなり不安になった記憶がある。。。

 

 その後、この先生がどのくらい、その中学校で、教鞭を執られたのか・・・。お役御免になったので存じ得ないけど、もうちょっとは、先生らしくなられたことを期待したいな。。。

 

 いま、全国の公立私立の学校で、精神疾患で休職する先生は、毎年増えていて、統計のある2010年でなんと5458人と病気教職者の6割を占めているのやという。生徒もそうやけど、先生の方も、精神的に参っている人が急増しているのやね。。。

 

 教職にある人は、子供たちに知識を伝えるときに、自分の言葉で伝える。その伝え方によって、少しは先生の意志や思想、信条のようなものが、どうしても混じってしまうものや。だから、機械のように画一的に伝えることというのは、無理で、先生の中で一端、咀嚼したものしか、子供たちに伝えられないものやんか。。。本当に教育とは難しいもので、このお仕事のプロをやっている方は、本当にリスペクトされるべきや。。。

 

 また、学校が特別な聖域でないこと。教師も生徒達と、ともに成長するものであるという、認識も大事なのかな。。。そうやないと、こんなお仕事、難し過ぎて、なり手が無くなっていくかもね。。。

 

 桜宮高校の事件をキッカケに、少し教育現場が動いて来るのやろう。体罰容認の流れが変わって、また生徒に指一本触れられない暗黒の時代に、これからの教師は立たされることになるのやろう。。。いまに、授業は、VTRでやって、先生は監視するだけの学校になってしまうのやろうか。。。一番大事なのは、学校という社会を構成する生徒と先生の信頼関係だということ。これだけは、変えられないものやと思うけどな。。。

 

1/28(月)昨年の11月、公務員さんの退職金を引き下げる法律が通って、右にならえで、地方公務員さんも支給額が下がることになった。引き下げの時期が早いとか、遅いとか・・・駆け込み退職は卑怯・・・などの、議論はあるけど、その前に、そもそも論として、こんなに高額の退職金を支払っていたのかって、驚いた人も多いのやないかな。。。

 

 関西電力も電気料金の大幅値上げを申請しようとしていて、調べたら、社員の退職金が4100万円も支払っていたのが分かった。。。これって、普通なことなのか。。。終身雇用制の時代の日本だったら、40年間勤め上げていただいて、ご苦労様でした・・・という、慰労の意味でのお金。。。電気料金取り放題で、こんな高額報酬。。。おかしいのやないのか。。。

 

 ところが、この退職金の、金額がこの不景気にも関わらず、改訂されないまま、何千万円もの金額になってきた。これって、私の認識からしたらとてもビックリやわ。。。大企業の社員さんなら、その企業の儲けた売り上げのなかから、社内留保して、高額の退職金を出すのは、その企業の自由と言えば、自由や。。。でも、そのレベル。。。公務員さんや、電力会社などの公的な企業にまで、保障しなければいけない理由は何なんや。。。

 

 退職金が欲しいから、しんどい仕事も、我慢してやってきた。。。そりゃ、誰でもそうやて。。。年収も1000万円以上。退職金が何千万って、誰がその金を出すねん。。。税金やろ。。。この高額の退職金の金額・・・、私は、好き勝手に決めすぎやと思うけどな。。。満額で、年収まで・・・とかの歯止めが無いのか。。。

 

 それとも、退職した公務員さんや、電力会社の社員さんは、そこそこのマンションが買えてしまうほどの高額の退職金を出さないと、良い人材が集まらないのか。。。ただでさえ、安定しているし、公務員の就職希望者は多い。高い退職金を出さなくても、良い人が集まる時代なのやないのか。。。その辺の感覚が、昔のままで、国民感情とは、大きく乖離しているのやないのかな。。。もう、時代は大きく変わっているのに。。。

 

 日本は、こんなに、財政危機なのに、そのお金で雇っている人の給料やボーナス、退職金や共済などは、昔のまま、国民との官民格差は拡がるばかり・・・やないのか。。。もう、ええかげん、役人天国にピリオドを打って貰わないと、シロアリ被害でこの国は倒れてしまう。。。

 

 いっそのこと、どんどん退職金を下げ続けて、税金でメシを食う人の数を減らすなんてどうや。当然、仕事も激減させて。。。そんなに多くの人を養っていくお金が無いのやから、人件費削減はゼツタイ命題になる。早く退職する人を増やしたら、増税しなくてすんだ・・なんてことになるのやないのかな。。。公務員の雇用維持のために増税するのは、何か筋違いな感じがするのやね。。。

 

1/29(火)いろいろと波紋の拡がっている大阪市立桜宮高校のバスケットボール部の事件。ついに、校長の更迭やバスケ部顧問の教師の暴行罪での告発までいった。

 

 この問題で、我々が注意しておかないといけないのは、この事件が「体罰」事件に巧妙にすり替えられている点やね。。。この校長も、大阪市の教育委員会も、度が越えた酷い暴行事件を、教育の一環である体罰にすり替えているわ。。。

 

バスケ部キャプテンだった被害者は、顧問の教師から、毎日、執拗な「いじめ」とも言うべき虐待を受けていたという点や。自殺した生徒は、手紙で「なんで俺だけ30発も40発もなぐられなければならないのか。」。と、書いていた。

 

 現に、自殺前日の練習試合の記録に、何と、顧問が彼を殴るシーンまで写っているというやんか。。。彼は、他の部員のミスの分まで、見せしめとして、殴られていた。そう、考えるのが自然や。この顧問は、日体大出で、バスケのエリート指導者。10年で人事異動すべしところを、15年もこの高校で顧問を続けていて、生徒を殴ることで、軍隊式のスパルタ指導をして、成績を上げるという、のを繰り返していたのやろうね。。。

 

 体罰の何が悪い。殴らなければスポーツの厳しさは教えられない。この先生は、こう言い訳をするのやろう。でもね。これって、体罰やなくて、ただの見せしめの暴力でしかないわな。。。生徒を殴ることで成績を上げさせて、この先生の指導力の評価を上げるために、この生徒の命は、捨て石にされたようなもんやんか。。。

 

 あほなマスコミは、この事件を真に受けて、全国の高校で体罰事件を探し出した。ほらここでも。。。ここでもあった。。。アホちゃうか。。。事の真意が分かってないわ。。。体罰は、悪い事をした人、つまり、罪のある人に対して行う事や。この生徒に、何の罪が有ったのか。。。。なかったのやろう。。。それを体罰という言葉を、都合良く当てはめてしまうのはおかしいで。。。これは、言い換えたら、部員の前で行う公開処刑に近い。。。これは、教師として許されるべき行為やない。決して、体罰ではない。。。

 

 体罰でなければ何か。。。これは、ただの虐待やで。。。その辛さに耐えかねて彼は自ら命を絶った。。。顧問の先生の虐待によって、人、一人が死んだのやから、これは、有る意味、殺人事件に限りなく近い。こんなので自殺するヤツが悪いのか。違うやろ。悪いのは顧問とこの先生をのさばらせていた管理職の人たち、そして、教育委員会の勝利至上主義。勝たないといけない。強くなければいけない・・・この気持ちは間違って無いのかも知れないけど、やり方が間違っていた。。。ここやろうな。。。。今度のことで、全国の体罰事例のあら探しなんかが始まっている。でもね。愛の鞭と、ただの卑劣な虐待とは、全く一線を画さなあかんこと・・・やと私は思うけどな。。。

 

 今度のことで、またモンスターたちが復活して、行き過ぎた体罰禁止で、偏差値の低い学校の授業が崩壊してしまわないかが心配やわ。。学校で、屈強な用務員さんか警備員さんでも雇わないといけない時代が、もうそこまで来ているのかも知れないね。。。情けない事やけど。。。

 

1/30(水)いま、政府も地方も、財政危機で、税金で給料をもらっている人たちが、その水準が高すぎると批判を浴びているのやけど、それに隠れて、好き放題なことをやっている人たちがまだまだ、たくさん、いる。それは、電力会社とか、いろいろな団体職員などの人たちや。。。電気ガスなどの利用者や、その業界の会員さんたち・・や、免許などの、受験者や、講習などを受ける必要のある人たちなど、継続的に安定した会費や料金などの収入のある団体に勤める人たちや。

 

 大企業さんたちは、会社の利益のなかから、その企業の業績が良ければ高額の収入がもらえるのは、あたりまえ。頑張ったから、あるいは、ライバル他社との熾烈な競争に勝ち抜いたから、その収入がもらえるのだから、ええのやけど、この職員さんたちという、人たちは、極めて公務員に近いお仕事をしていて、完全週休二日制。仕事も楽なのに、民間ではとても考えられないぐらいの、ええ給料や報酬を取っている場合が多い。

 

 問題なのは、その報酬の内容が、その団体の費用負担者に対して、ガラス張りになっていない点なんやね。。。先頃も関西電力のOBさんたちである顧問さんたち14名に、年間一億4千万円。つまり、一人1000万円もの報酬が支払われていて、その費用が電気料金のコストに含まれている事が明らかになっていた。

 

 莫大な広告宣伝費やら、顧問など、経営に直接関わってない人への報酬が莫大な額になっていて、それらが、電気料金の値上げの一因になっているとしたら、利用者は、もっと怒らないといけないわな。。。好き放題するなって。。。そもそも、誰が幾らもらっているのかも、公開しない態度で、料金だけ大幅に上げてくれと言われても、誰も納得出来ないわな。。。そんな人たちに無駄金を払う余裕があるのなら、もっと電気代さげられると言われたら、言い返せないやんか。。。

 

 比較的公的なお仕事をしている人たちの待遇は、内部の理事会とか、役員会など、非公開の場で決められてしまう。これを、少なくともその料金や会費を負担する立場の人たちぐらいには、公開すべきだし、その多寡につして、意見を聞いたり、第三者的なところから、ちゃんと、監査されるような、公正明大なチェックシステムが採られるべきやろうね。。。

 

 同種のお仕事をする競争原理も必要になってくるやろう。同じお仕事をするのに、どっちが安く効率的にやるか。これをもっと他の民間と比べて、競い合うような体質改善も必要になってくる。大阪府の免許センターのお仕事が、民間からの競争入札で変わった。これも、一つのエポックメイキングなことやんか。。。

 

 こういうと、個人のプライバシーの保持は、民間では出来ないなんていう、いつもの言い訳が出て来そうやけれども、公務員だけの守秘義務というのも、怪しいものや。郵便局も民営化されて、個人情報をバンバン扱っているし、役人さんたちの情報漏洩などの、不祥事が後を絶たない事も、個人情報保持は、なにも、公的な人たちだけの専売特許ではもうなくなっていることを示唆しているわな。。。

 

大きな公立の病院でも、病院事務は入札で民間の業者が入っている。公的なお仕事も、向上心やら、無駄の削減に積極的になれないところは、淘汰されていくという、仕組みが進むことが、非効率な運営をしているところの消滅やら、要らないお仕事の削減につながっていくことになると思うのやね。。。

 

1/31(木)最近流行の言葉に、格差社会っていうのがある。左翼政党やらマスコミさん方は、これをまるでスローガンのように、よくお使いになるのだけれど、先日、最近の資料を見ていて、日本の最低賃金の人たちと上場企業さんの代表者まで、いろいろな種類の年収の人たちを10段階に分類した調査では、逆に、所得格差というのは、縮まっているというのやね。。。

 

 我々は、いろいろなメディアでの報道で、この格差が広まって、大変だ大変だ。。。ということばかり見ているから、あぁ、大変なんだなぁと思っていたけど、実は、これは、嘘だった。。なんてこと、けっこう多かったりする。

 

 車が売れないから大変だ。。。でも、調べてみたら、車が必要でない都市部で車が売れないのは当然で、必要としないだけのことなんやね。。。地方に行けば車は一人に一台が当たり前。もう世帯普及率なんて98%以上もあって、飽和状態なんやね。。。その買い換え需要は、しっかり安定していて、売れないのやなくて、安定して売れているというのが正しいのや。。。

 

 住宅着工戸数が伸びないのどうのこうの。。。人っていう生きものは、何か、ネガティブな、言い訳探しを、いつもしていないと、気が済まないものなのか・・・の、方が当たっている。スーパーの売上高が何年連続下がり続けている。。。大変だ大変だ。。。でも、週末でも無いのに、平日から、人気のあるスーパーやショッピングモールなどには、たくさんの人がいる。平日なのに何故。。。業績の良いところは、良い。ダメなところは、とことんダメ。。が現実なのかな。。。平均すれば右肩下がりになる。。。

 

 ここらで、いっぺん、景気が悪いとか、少子化とか、人が集まらないとか、売れる商品が無いとか、言い訳探しを止めてみたらどうなのかな。景気なんて、昔のように、全部が良くなることなんて、絶対に無いやんか。。。ダメなところが淘汰されて、良いところだけが残っていくだけ。。新陳代謝が進むだけのことなんやね。。。

 

 私も最近孫が生まれたから、ベビーザラスとか、赤ちゃん本舗とか、西松屋とかに行くけど、どこも、少子化なんてどこ吹く風。けっこうなお客さんがいるで。。。地方の商店街にある子供服屋が潰れて無くなったら、ここにいくしかないやないの。産院が廃業したら、まだやっている産婦人科医院に行くしかないやないの。だから、新陳代謝なんやて。。。市場規模に合わせて起こる自然現象が続いているだけ・・・やわな。。。

 

 アベノミクスが、ただのはったりか、それとも、本流になり得る政策なのかどうか。それは、まだまだ分からない。けど、これだけは、言えるのやないのかな。。。言い訳探しばかりして、何かが出来ない理由ばかりを追い続けるより、前向きになって、頑張っていたら、ええ事が増えて来る・・・ってことやないのかな。。。人は明るいこと、楽しい事が好きやし、景気回復は、そんな元気な人たちの味方である。。。

 

 

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